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ネット・ウヨサヨ論

19超サヨク:2002/06/15(土) 08:57
>結局サヨってあいての実存を攻撃することでしか優位に立てない人たちなんだね。

ところでウヨの攻撃相手って実存するのかな?
シャドーボクシングでもやっているようにしか見えない。

21鎌やん:2002/06/16(日) 01:45

「永遠の愛を捧げる、というストーカー心理」説
=================
ネット・ウヨサヨから、少し離れて、「忠誠」「永遠の愛」という観点から
補助線を引いてみます。

ウヨサヨで物事を語りたがる人は、主観的には、大義に身を投じ、
他の安穏とした「一般人」より社会や日本について深刻に真剣に
考えているつもりになっていることが、よくあります。

「忠誠」という感情は、親分へ「永遠の愛」を捧げ、身を捧げることを
差します。
マッチョ系の方々は同性愛嫌いが多いですが、「忠誠」を美学だと
感じるマッチョ系の方々の行動は、同性愛に限りなく肉薄します。
てゆーか、同性愛です。私は同性愛を差別しませんが。

「天皇陛下の赤子」として天皇陛下に永遠の愛を捧げる男の美学は、
かなり露骨に同性愛です。
「忠誠」を捧げる対象は、置き換え可能です。スターリンに「忠誠」を
捧げれば、旧ソ連共産党 になります。ウヨサヨで物事を語りたがる
人は、一括して「党派主義」と見なすべきですね。
「陛下のために」「人民のために」「世界革命のために」「子供達のために」
「…のために」という言葉から、具体個別な対象への想像力・配慮を
消すと、主観的には無限の責任を負っている充実感を覚えると同時に、
自分自身の責任を完全に免罪・回避することができます。
(続く)

23鎌やん:2002/06/16(日) 01:59
日本の「右翼」(親分への同性愛)の特徴は、徹底した「片思い」であることにあります。
顕著なのは、226事件の青年将校(皇道派)です。
天皇陛下の御ために、クーデターを起こしたのに、忠誠と愛の対象である
天皇陛下によって「逆賊」として討伐される。
満州事変から太平洋戦争へ至る陸軍省官僚の独断先行も、そうですね。

ほとんど、ストーカーです。恋愛対象が何を考えているのか全然
想像もしないで、勝手な思いこみで行動する。

70年代の「左翼」(全学連)も、全く同じです。
ふられた同性愛ストーカーが 逆恨み、という行動が、70年代左翼(全学連)
の行動だったりします。
だから70年代左翼(全学連)と、三島由紀夫は仲がよかった。
三島は、「天皇にふられるのは分かっているが、それでも天皇に愛を
捧げるのが男だ」と主張し、全学連は、「天皇はボクらを裏切ったんだ。
天皇はボクらを 愛してくれないんだ!」と、主張。

ちなみに、男性同性愛者の一部は、重度のマザコンだと私は考えます。
したがって、「忠誠を捧げるべき永遠の親分」というのは、同時に「ママ」の
ことだったりすると、私は考えます。

マザコンが「男《らしく》なろう」、「超牡(オス)」になろう、そのために
「超牡」である何者かと自分が「一体に」なるしかない、と、考えるタイプの
思考法が、ウヨサヨで全てを測る思考法であり、《党派主義》です。
==============
以上、ニュース議論板@2chへ書いたものを、改造↑

24克森 淳:2002/06/16(日) 06:32
 そういえば、「みどりのマキバオー」で、「誰それのため」は
結局自分の行動を「誰それのせい」にしているみたいな台詞があ
りましたな。

 党派主義の問題点ってそういう事なのかも知れない。

25@芝村:2002/06/17(月) 02:22
>>24
結局ただの自己満足。ただのオナーニ。
思想・宗教・団体のため=すなわち遠大なる自己満足ではないでしょうか?
お母さんだってあなたのためとかよく言うけど、結局自分の虚栄心や世間体のためのことが格段に多いでしょう。

>>21
戦前も天皇は所詮象徴でしょう。結局それほど実権を握っていたわけでもないし、何かを出来たわけでもない。
天皇マンセーはただ当時の洗脳教育の残滓でしょう。カビの根っこみたいにしぶといですが。

26鎌やん:2002/06/17(月) 14:41
村上正邦+小山孝雄@青環対法提出者兼KSD収賄容疑者
の、支持母体であった「成長の家」を素朴に信じている人は
荒らしの自覚なくネットウヨ厨になっているのでしょうなあ…
http://www.d7.dion.ne.jp/~seikyo/

27克森 淳:2002/06/23(日) 23:10
 随分昔、社会党の浅沼委員長が刺殺された時、
「青少年に刃物を使わせない運動」(だったっけ)
というのが起きましたが、何故「政敵を殺させな
い運動」にしなかったのかな…。

28鎌やん:2002/06/24(月) 20:23
>>27
そんなのが起きたのですか?>刃物使わせない運動
およそ政敵といえども、物理的に殺すのは、明確に社会逸脱行為、テロ行為
なので、どんな社会でも普通、ヨシとされません。
が、5.15事件の青年将校達は、在郷軍人会などによる熱心な助命嘆願運動
の結果、死刑にならなかったのだそうですね。
その直接的な結果として、戦前の日本では、政党政治がそこで終焉しましたが。
凶悪事件で重大事件で、政治テロが減刑助命された結果、2.26事件という
より大掛かりなクーデター&大規模テロがなされ、その主犯たちが皆死刑に
なったことを憐れむ声が伝統的にあるようですが、たしかにしっかりとした
裁判がなされなかったのは大いに問題ですが、そもそも5.15事件の犯人達
が減刑されたこと自体が間違っていると思います。
…連想ですが、三菱企業連続爆破事件の「反日武装戦線『狼』」は、5.15
事件や2.26事件の、精神的な継承者なのですね。
でもって、オウムの地下鉄サリンは更にその継承者…

29克森 淳:2002/06/24(月) 21:15
 鎌やんさんへ

 「刃物を使わせない運動」については、13年くらい前に
「マンガでわかる生活講座 がんばれ!赤貧くん」(ラポート)
という本で知りました。一回立ち読みした時にその事に触れ
た頁を見ただけなのですが、妙にインパクトが強かったので
覚えています(その割には書名もウロ覚えですが)。

 件の運動についてその本が触れていたのは、正しい刃物の
使い方を解説する時のマクラとしてでした。「刃物を使わせ
ない運動」のせいで子供の日常から刃物を使う機会が消えた
という描き方でしたね…。

>5.15事件の青年将校達は、在郷軍人会などによる熱心な助命嘆願運動
>の結果、死刑にならなかったのだそうですね。

 右翼がかった主張をする人間の起こした事件(近年では防
衛医大へのたてこもり)がマスコミで騒がれないのも、そう
いう背景を引きずっているからかも。何にせよイヤな話だなぁ…。

30アルファさん:2002/06/25(火) 11:55
「刃物を持たせぬ運動」ですね。

1960年(昭和35年)に日比谷公会堂で浅沼稲次郎議員が右翼の暴漢に刺されて
死亡したあと、刃物自体原因論がまかり通って、刃物製造業者、刃物販売業者
にその原因があるかのように、「刃物を持たせぬ運動」起こりました。

事件後の国会では警察の捜索権(刃物の定義だったと思います)が与野
党の議論の対立を産み、結果、「飛び出しナイフ」の所持を禁じた
改正銃刀法が施行されました。事件から3年後の昭和37年だったと
思います。
この三年の間に世間の偏見で刃物業界は大変な苦境になって、自殺
した工場経営者、失業など様々な苦労があったそうです。

このころから以降、PTAの方も刃物の排斥運動を展開しだしたみたいですね。
鉛筆削り用の小刀など。
当時は刃傷沙汰が多かったみたいですが、道具に罪はないし、そんなこと言っ
てしまうと、銃を所持してるかなりのアメリカ人は犯罪者になってしいますね
(苦笑)。

31克森 淳:2002/06/26(水) 22:43
 アルファさん、情報ありがとうございました。
 しかし、ひどい運動だったなと改めて痛感いたしました…。

32鎌やん:2002/06/27(木) 05:30
(´ー`) 。o〇(アルファさんの正体って、誰なんだろう…)

37「宗教」と「政治」@鎌やん:2002/06/28(金) 21:54
補助線。「宗教」と「政治」

1;他国と陸続きの場合、国家や民族は、向こうの民族と「我々」は別だ、という、
自意識を必要とする。
その自意識の拠所として、「宗教」は発生する。
(例;ユダヤ教は、エジプトやバビロンなどの先進民族とユダヤ民族を区別する
自意識のために生まれた。ヨーロッパは、イスラム圏からの侵攻に抗するキリスト教
集団の概念としてかたちを得た)

2;古代帝国は、国内を統一する際、国民ができるだけ似た思考法をしてくれて
いるほうが統治しやすい。そのため、「国教」が生まれる。
(例;東ローマ帝国とギリシャ正教)

3;日本の場合、海で他国と離れていたため、1の要請は希薄だった。
  2の要請(統治上の要請)から、奈良時代、仏教が国教化した。
同時に、輸入哲学である仏教に刺激され、土着信仰であった神道が、仏教を
手本として宗教としての形式を整えた。
以後、日本では、仏教と神道が並存することになった。
統治上の要請から輸入した「宗教」は、日本では、政治より常に劣位であった。
キリスト教の例を見るまでもなく、宗教は原則的に国境を越えている。
日本では、宗教は国境を越えず、原則的に日本列島の中で、日本列島の政治権力の
枠内で盛衰する。
ここに他国との条件の大きな違いがある。
(続く)

38「宗教」と「政治」@鎌やん:2002/06/28(金) 21:54
4;ヨーロッパの宗教改革運動に比されるべき、日本の宗教改革運動は、鎌倉時代に始まった。
  中世宗教は「個人の信仰」が特徴だ。
  プロテスタント(聖書を元とした個人の信仰)がカトリック(古代帝国の残滓)の権威を
否定したように、鎌倉仏教(法然、日蓮など)は奈良仏教(古代律令制の残滓)を否定し、
あくまで日本列島という地域限定はあるものの、16世紀日本の一向宗は、俗世の王権である
織田信長と激しい戦いを繰り広げた。

5;ヨーロッパ宗教改革運動は、ドイツ30年戦争などを経て、俗世の王権(政治)は、
プロテスタントかカトリックかという個人の信仰(宗教)に、干渉しないという結論に辿り着いた。
(政教分離)

6;日本では、織田信長の一向宗への勝利、徳川政権のキリシタン弾圧、徳川政権下の
檀家制確立などにより、宗教は政治に敗北し、宗教は政治より下位に位置することが
再び確定した。

7;明治維新後、伊藤博文は欧米を視察し、近代化にはキリスト教が大きく関わっていることを
痛感した。伊藤博文は帰国後、大急ぎで欧米のキリスト教の代替物を日本で作ることにした。
それが「国体」であり、「国家神道」である。
「国家神道」は明治政府が国内統一するための国教として作成された。(統治上の要請)
国家神道は、それまで各地の神社が細々と伝えてきた伝統や儀式を全て明治政府用に
作り変え、行政府の都合のいいように序列化・再編した。
(続く)

39「宗教」と「政治」@鎌やん:2002/06/28(金) 21:58
8;日本国体は、欧米列強という「他者」を意識することから生まれた。
その成立経緯を考えると、日本「国体(国家体制)」は、向こうの民族と「我々」は別だ、という、
自意識、自意識の拠所としての、古代宗教の衣装替えだとも云える。
無自覚な古代宗教である日本国体は、1930年代、統治領域の拡大により統治上の
要請を強めることになった。
「日本国体」以外の一切の信念体系を弾圧することした。
国内にあるキリスト教団体も仏教団体も含めた全ての宗教団体を、「護国」の名の元に
「国体」政治のもとに組織しなおした。
その過程で、多くの伝統宗教、新興宗教群が行政府により、廃絶、弾圧された。

9;以後、1945年までその体制が続く。

41「法(経典)」と「王権」@鎌やん:2002/06/28(金) 22:07
補助線。「法(経典)」と「王権」の関係

1;欧米では、王権の上に「法」が存在する。
キリスト教文明圏&イスラム圏では、「経典」が全ての人間の上に存在する。
正当性は「経典」により担保され、「経典」から外れた王命は正当性を失う。
「憲法」は、近代の「経典」として、王権を制約する。

2;日本では、王権の下に「法」が存在する。
法は、権力者が、より権力(武力)の劣る者へ対し強制することが可能である
という、権力の事実性によって、成立する。
「弱い者虐め」の構造である。
正当性を王権(武力)へ求めたのが明治国家である。
だが、正当性を王権(武力)へ求めるのは露骨でありすぎるので、この体制は
長続きできない。
武力以外正当化の源泉を持たないあからさまな王権は、常に武力による
王権剥奪の危険を孕むからである。
そのため、日本では、権力者は自身が権力者ではないかのように粉飾しがちである。
王権の所在を不明瞭にすることにより、王権はより少ない労力で王権維持が
可能となる。
(続く)

42「法(経典)」と「王権」@鎌やん:2002/06/28(金) 22:07
3;「王権」の正当性
3−1;
欧州の「王権」は、原初部族社会での族長の正当性同様、「血筋」で正当性を担保していた。
「血筋による正当性」と、「キリスト教聖典による正当性」は微妙な矛盾を抱えている。
キリスト教世界では、世俗世界の王である皇帝と、内面世界の王である教皇と
いうかたちで、この矛盾・対立を避けようとした。
「血筋による正当性」である「王権」は、経典伝承者(教皇)を武力で庇護することで、
経典伝承者から「経典による正当性」を与えられる、という関係になる。
経典伝承者を「経典」が正当化しているか否かを問題としたのが、「宗教改革」である。
3−2;
中華王朝は、王朝交替を、「天命」という言葉で正当化した。
中華王国も、その原初においては「血筋」で王権を正当化していた。
殷周革命を、孟子は「徳を失った王は、徳のある王によって、とって代わられる」と
正当化した。
以後、中華王朝交替のたび、王朝交替は「天命」によって正当化される、として
「血筋を超える王権の正当性」が主張された。
王権を支える官僚集団は「血筋」により選別されるのではなく、「能力」(試験結果)に
よって選別される「科挙」制度が宋代以降整備した。
3−3;
大航海時代は中国明代後期にあたる。「科挙」による官僚制度と、「血筋を越える
王権の正当性」思想が、欧州へ伝わった。
当時、欧州の、あまり大きくない官僚制度は、貴族という「血筋」に正当性を求めていた。
「血筋を越える王権の正当性」は、ギリシャ民主制という伝説と独特の結合をし、
「近代民主制」という新たな正当性の源泉を欧州社会にもたらした。
新たな「経典」としての「憲法」が作られ、「民主制」から選ばれた王権は「憲法」に
よって制約される、という形式が成立した。

43鎌やん:2002/06/29(土) 02:36
「血統崇拝」という言葉ハケーン。
「血筋」のとこ、「血統」というたほうがカッコよかったな…

44鎌やん:2002/06/30(日) 18:44
メモ。
・イギリスは、「自由」を美徳とする伝統のある国だから、
ゴリゴリの保守層も「自由」を美徳とする。
・日本では、福沢諭吉、吉野作造以来の啓蒙思想家の伝統が、
「自由」の美徳を推奨し、官僚や御用学者がそれを貶す、という、
イギリスとは逆の位相になっている。

英米の美徳…「自由」
日本の美徳…「忠誠」

忠誠は依存に転落する。
近代社会は「自由」を基礎概念として出発した。
「自由」の限界が意識される現在、「忠誠」美徳による社会構造は
新たな目から見直されるべきだが、これは、素朴な「忠誠」の害を
充分に反省した者によってなされるべきである。
ローティの正義論や、アマルティア・センの思想などは、その材料となると思う。

45鎌やん:2002/07/04(木) 16:15
>>1-10 の、「右翼左翼」連呼厨房は、児童買春児童ポルノ法の
ときは、「フェミファシ」連呼厨房に置き換えてお考え下さい。

46鎌やん:2002/07/09(火) 08:29
以前描いた、人格類型仮説

               独立不羈(ふき)、自立
               エゴイズム、啓蒙主義
               (近代社会の価値観)
                         ↑
      観察               |   理念
      (第2象限)          |   (第1象限)
                         |
 .…である    ←―――――――+―――――――→ …べき
 (ザイン)                  |             (ゾルレン)
        ホンネ              |    タテマエ
      (第3象限)           |   (第4象限)
                          ↓
                 温情主義、従属
               ナルシシズム、ロマン主義
                (前近代社会の価値観)

第1象限は、「演繹法」に対応する。
第2象限は、「帰納法」に対応する。
(続く)

47鎌やん:2002/07/09(火) 08:29
第3象限は、「…でしかない」という社会イメージを持っている。
ホンネ、庶民的・2ch的低俗、エログロの領域である。

第3象限「ホンネ」にいる人は、自分こそ「現実」を知っていると思っているから、
第2象限に気づかない。(ごく一部の「現実」を、現実全てだと錯覚している。
他者の欠如)

第3象限「ホンネ」からは、第1象限「理念」が、第4象限「タテマエ」に見える。

第3象限「ホンネ」は、同人誌の世界では、自称実践主義に対応する。
(自称実践主義…質の悪い、芸術的価値のない作品を生産することを、
「自分は実践しているのだ」と強弁することで、自尊心を守ろうとする振舞。
自称創作至上主義を敵視する)

「オタクでしかない自分」であり、「幼稚でしかない自分」という「現実」は
第3象限に属する。「従属」価値観は、「自立」価値観社会では、無力感を導く。

2ch的な「ウヨ厨」は、第3象限に属する。ウヨ厨は第4象限にただごとならない
憎悪を抱いている。

第3象限は、温情主義であり、現実主義であるから、保守思想と相性がいい。
(続く)

48鎌やん:2002/07/09(火) 08:30
第4象限「タテマエ」は、表ヅラ、学校的道徳の領域である。
第4象限「タテマエ」は、常に第3象限「ホンネ」と共犯関係にある。
第4象限「タテマエ」は、自分こそ「理念」であるとしばしば信じているから、
第1象限に気づかない。(「理念」の偽善的自己中心的側面。他者の欠如)

第4象限「タテマエ」からは、第2象限(現実)が、第3象限(低俗)にしか
見えない。

第4象限「タテマエ」は、同人誌の世界では、自称創作至上主義に対応する。
(自称創作至上主義…商業的に成功できないこと、生産能力に乏しいことを、
「自分は創作に対して純粋なのだ」と強弁することで、自尊心を守ろうとする振舞。
自称実践主義を敵視する)

純潔主義、悪書追放運動は、第4象限に属する。第4象限は不純なもの一切を
この世からなくしてしまいたいと考えている。

第4象限は、理想主義であり、温情主義であるから、左派思想を紐帯とした
グループと相性がいい。
(続く)

49鎌やん:2002/07/09(火) 08:30
テロリズムは、ナルシシズムでありロマン主義であるから、第3象限、第4象限と
相性がいい。テロリズムは、啓蒙主義をエゴイズムであるとして、軽蔑する。

日本では、社会上層に生まれた者は、第4象限「タテマエ」の価値観に縛られる。
第4象限「タテマエ」の偽善性に耐えがたくなった者にとって、救済の可能性は
第2象限にある。
第2象限は、実にたやすく第3象限の低俗へ転落する。

日本では、社会下層に生まれた者は、第3象限「ホンネ」の価値観に縛られる。
第3象限「ホンネ」の低俗性に耐えがたくなった者にとって、救済の可能性は
第1象限にある。
第1象限は、実にたやすく第4象限の偽善へ転落する。

第3象限、第4象限は、ナルシシズムを自尊心の根幹としているので、
ともに他者からの批判に耐えられない。

第1象限、第2象限は、エゴイズムを基盤とするので、他者からの批判は
自分の益になると考える合理性がある。

50鎌やん:2002/07/13(土) 15:29
定義の明確でない罵倒語はなぜ「悪」であるのか。

定義の明確でない罵倒語で、ある集団を排除しようというのは、
敵を弱体化させることはなく、「味方」を弱体化させる。

1;人間を、敵と味方の2項に強制的に分類しようとする態度は、
対話のチャンスをいたずらに削る。
対話のチャンスを削ることは、人間的信頼を育むことを阻害し、
人間集団への致命的な不信を煽る。
不合理な、根拠の乏しい不信感は、安全の感覚を人から奪う。
凶悪犯罪は、安全の感覚を奪われた人間が行うものである。

2;定義の明確でない罵倒語は、たやすく「概念拡大の誤謬」を招く。
定義が明確でないため、全ての人間が罵倒語の対象になりうる。
罵倒語が全ての人間を対象となりうる以上、「魔女狩り」
「非国民狩り」を招く。

51鎌やん:2002/07/15(月) 09:13
街宣右翼さんについて
街宣右翼さんは、自民党内勢力で、足の引っ張り合いの武器として
しばしば使用されます。

1987年、竹下登は、首相就任のさい、「皇民党」という街宣右翼により、
「竹下先生は日本一金儲けが巧い政治家。竹下先生を総理大臣にしよう」
と「誉め殺し」を連日行なわれました。
(この時、首相は、中曽根康弘が「指名」する形式だった)
誉め殺しを止めさせるよう、竹下登と姻戚関係のある金丸信(事件当時・
自民党副総裁)は、渡辺廣康元佐川急便社長に頼み、渡辺廣康は、
広域暴力団稲川会二代目会長石井進を通じ、皇民党に誉め殺し中止の
会談をしました。
渡辺はこの謝礼として、佐川急便名義で、稲川会へ数百億円の融資を
行ない、特別背任罪として、後に起訴されました。
(佐川急便事件。1992年11月)
http://homepage1.nifty.com/41troll/jiken/jiken.htm#sagawa
http://www.yomiuri.co.jp/yomidas/konojune/92/92n121.htm

「皇民党」のスポンサーは、佐川清(事件当時会長)で、アントニオ猪木議員の
スポンサーでもあります。(湾岸戦争当時、猪木がイラクへ行った際、「皇民党」
もついていった)
http://www.sanbou.net/retsuden/sa/sagawa.htm
http://www.yomiuri.co.jp/yomidas/konojune/90/90n92.htm

1980年、京都府警と「皇民党」は喧嘩をし、皇民党は府警へのいやがらせ
として府知事選に立候補し、結果として現職知事へのいやがらせ行為になりました。
府警に頼まれ、事態収拾をしたのが、佐川清です。

佐川清佐川急便会長と渡辺廣康元佐川急便社長との間には確執があり、
田中角栄と竹下登の間の確執(竹下登は、田中角栄の派閥をのっとった
かたちになる)に佐川清は思いを投影し、「皇民党」を用いて、竹下登へ
いやがらせをしていたようです。

参照; 岩瀬達哉『われ万死に値す ドキュメント竹下登』新潮社、1999年
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101310319/250-0158517-9385079

52克森 淳:2002/09/11(水) 19:11
 今日は同時多発テロから一年ですね。
 それで思い出しましたが私の住んでいる街に海自の基地があって、
例の艦隊出航の時街宣右翼の群れが朝っぱらから押し寄せたのですな。
 なんで連中はあの時にがなり立てるだけで、自分で軍艦仕立てるな
り義勇軍組織するなりしてアフガンに攻め込まなかったのか?
 なんか抵抗してこない庶民を脅かしてオナーニしているだけに見え
たのですが…。

53克森 淳:2002/09/11(水) 19:14
 あ、彼らが「あの時にアメリカと共にアフガンと戦うのが正しい」と
考えていたのならという前提ですが…。

54鎌やん:2002/11/06(水) 21:26
しばらく「生長の家」HPウォッチ怠っていたけど、
「生長の家」が、北朝鮮との外交交渉をこじらせる運動していたのね…
http://www.d7.dion.ne.jp/~seikyo/

記者クラブなんかの言う「世論」(「日本はもっと強硬態度で臨め」論)てーのも、
「生長の家」の意見のことなのね…

1920−30年代に国柱会(当時の日蓮系新興宗教。石原莞爾などが入信)が
やっていたことと同じことをしようというのね…

55・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/06(水) 21:30
2chでこんな情報拾った。

日本青年協議会@生長の家
〒153-0042
東京都目黒区青葉台3-10-1
青葉台上毛ビル602号
TEL:03-3476-5711 FAx:03-3476-5710
E-Mail:seikyo@d7.dion.ne.jp

日本会議事務総局@統一協会
〒153-0042
東京都目黒区青葉台3-10-1 
青葉台上毛ビル601号
TEL:03-3476-5611 FAX:03-3476-5612
E-mail:ibuki@nipponkaigi.org

あれれ? お隣同士なの? 仲良しなのね

56・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/08(金) 00:43
>>54
なぜ「生長の家」から、救う会と教科書つくる会へリンクが
張ってあるのだろう…

57・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/08(金) 19:30
勝共連合HPから

>文鮮明総裁が構想する21世紀の世界を家族モデルで説明しますと、
>韓国は父の国、日本は母の国、アメリカは長男の国となります。

>私がお会いした日本の政治家の中で「天運」に敏感に反応されたのは、
>岸信介、福田赳夫、安倍晋太郎、中曽根康弘といった方々でした。

>また宗教界の協力を得て青少年問題に取り組むことです。
>神主義、頭翼思想により天運に一致した日本となるよう、
http://www.ifvoc.gr.jp/new_page_119.htm

58鎌やん:2002/11/08(金) 22:01

自民党は、「ソ連型社会主義」だと言える。理由は以下だ。

A;官僚の権限が絶大であり  (官僚による統治)
B;政治家は国民の意見を反映せず  (政治家と国民の断絶)
C;集団指導体制なので、責任者が一人に集約されず、かつ、指導者層は
原則的に責任を負わない  (責任中枢の不在)
D;経済は原則的に国営であり自由競争が存在しない
(日本の労働人口の6割は、特殊法人や公共事業に依存している)

この日本経済の異常さが、他の国の体制で最も近いのは、ソ連型社会主義だ。
だが、自民党は事実上「ソ連型社会主義」を行ないながら、自分たちを
社会主義者だとは認めない。

一方、G7参加国などが経験した「ヨーロッパ型社会民主主義」は、
北欧福祉国家をモデルとする。

A;官僚権限は政治家に比べ遥かに低く押さえられ  (政治家による統治)
B;国民は政治家を代表であると実感し  (政治家と国民のインタラクティブ)
C;責任が首相・大統領に集約され、政権交代が起きるとダイナミックに
政策転換がなされる  (責任中枢の明確性)
D;経済は公正な自由競争が基盤であり、それが暴走しがちであることから
処方箋としての、平等主義(たとえば所得の再分配)がなされる

この、D(経済)の後半部分が「自由主義」と「ヨーロッパ型社民主義」を分ける
分水嶺で 、AからCまでは、「自由主義」も「ヨーロッパ社民主義」も同じだ。

59鎌やん:2002/11/08(金) 22:02

日本は、旧ソ連ほどではないが、AからCの弊害(官僚統治体制の弊害)がひどく、
欧米経済と比較して 自由経済がマトモに動いていない。

かつては日本は、外貨獲得政策を国営で行なっていた。国営の外貨獲得は
「自由経済」とは呼べないのだが、「反ソ連・反中国・親米」政策だったから
国際政治的理由により「自由主義」だと、自称してきた。
その経済システムがバブル崩壊以降、通用しなくなったから、再構築の
必要があるが、AからCプラス「基盤としての」自由経済主義が日本には
整備されていないので、日本には「自由主義」も「社民主義」も、成立する
条件が、まだ満たされていない。

したがって、「社民主義か、自由主義か」という議論は、原則的に日本では
ナンセンスである。
日本は欧州やロシアとは基盤が違うから、どの道、海外の「××主義」という
経済政策路線は、日本政治では比喩にしかならない。

「官僚統治・責任中枢不在・国民排斥」体制か、
「政治家統治・責任中枢実在・国民とのインタラクティブ」体制か
が、日本政治の本来の争点だ。

64鎌やん:2002/11/09(土) 01:23

1950−70年代、日本では人口の流動があった。
55年時点では、郡部の人口が日本人口の 7割だったが、
75年には都市人口が日本人口の7割になり、以後安定した。

この過程で、地域から切り離された新都市民、労働共同体として生まれたのが
労働組合であり、それを背景とした政党が社会党だった。

一方、従来の地域を背景とした政党が自民党だ。

本来ならこの人口流動が発生した時期に社会党政権が一度くらいは
起きるのが自然だった。が、そうならなかった。

その原因を集約させるのは難しい。2つ上げてみる。

ア;社会党及びその支持基盤である労組が、内側を向き、党内の勢力争いに
エネルギーを注ぎ、しかもそれは政策によるものではなく、露骨に「イビリ」
による追い出しであり、結果、自民党との競争にエネルギーを注がなかったこと。

イ;政党政治以前から存在する右翼団体(玄洋社をルーツとする)は、
元来は国民と政治家(当初は元老)を繋ぐロビイスト的なものだった。
1920年代政党政治が活発化すると、ロビイストである右翼団体は存在基盤を
失うことになる。(1920年代は「政党政治が活発な」時代だった)
1930年代、政党政治を潰すために、右翼団体は行動した。
それと同じことが、1960−70年代に発生したと考えられる。

65鎌やん:2002/11/09(土) 01:24

現在の民主党と、75年頃の社会党は、似ていると思う。
民主党は支持者とのインタラクティブ性、インターフェースの作成に
不熱心過ぎるのが、一番まずいと 私は思う。
民主党をチェックするオンブズマン的存在…たとえば「選挙でGO!」みたいな…
が、多数あるべきだと、私は思う。
かつ、民主党に、オンブズマン(勝手連)が、意思を示してけしかける必要が
あると思う。
「ネット社会」の形成は、60−70年代の「新都市民」誕生の時と同じか
それ 以上の社会変革であるにも関わらず、民主党は基盤を60−70年代の
老いさらばえて機能しなくなっている労組に想定しているところが、誤って
いると思う。
「ネット社会」というでかい票田があるということを、オンライン・オフラインで
知らせる必要があると、思う。

66鎌やん:2002/11/09(土) 01:24

「官僚統治体制」「政治家と国民の断絶」「責任中枢の不在」の問題のほうが
重要だ、という意識共有がなされていない場所では
Dの「自由主義か、平等主義か」が、政治対立の最大にして唯一の点だと
すぐに議論が摩り替えられ、A〜Cの問題(官僚統治体制問題)が
温存されてしまう。

野党共闘への非難や、「民主党はバラバラだ」という批判は、みなこの
A〜Cを無視する、という摩り替えによって成立している。

自民党守旧派(プラス、その利権に依存している人々)は、
このA〜Cを隠蔽するための言葉の蓄積を 大量に持っていて、
おバカなことに団塊世代の左派はA〜Cの問題に関しては、
とんとウブだったりする。
あるいは「自分以外の人間は、このA〜Cみたいなモノスゴク難しい
政治問題は理解できないに違いない」と思いこんでいたりする。

ここの、一種の世代間の認識のズレが、すげえ重要な気がする。

67鎌やん:2002/11/09(土) 01:24

「ネット社会」の意味に、どうもいち早く気づき行動したのは、
保守派の安倍晋三と、その背景にいる団体ではないかと、私は想像する。
「小泉メールマガジン」の作成者は、安倍晋三だ。
安倍晋三の支持母体の一つは、統一協会・勝共連合だ。
統一協会やその実質的支配下にある「生長の家」が、集団的・組織的に
2ちゃんねるを利用しているのは、明確だと思う。

「ネット表現の自由」のシンボルだったブルーリボンを、
わざわざ「拉致家族を救う会」「拉致議連」のシンボルマークとし、
シンボルの意味を変えることを提案したのは、この支持母体を考えると、
必然であるように思う。

私たちは、1930年代と、1970年代の、過去に2度、敗北している。
今回は敗北してはならないと、私は考える。

68・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/09(土) 02:01
敗北って何があったんですか?
それと右派左派でわけるのはもうどうなんでしょうか?

私は資本主義者で自由主義者、
表現規制、ネット規制には基本的に反対
国軍は必要、在日アメリカ軍はいずれ追い出すべき
天皇はいらない
国旗国家法案は思想の自由を侵害するのでNG

です。

69鳥山仁:2002/11/09(土) 08:11
そういえば、鎌やんさんの話にここって出てきてましたっけ?
http://www.decaa.org/home.html
80年代以降における日本の右傾化に最も寄与した、
素晴らしい団体の一つですYO!

70・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/09(土) 16:44
>>54
北朝鮮との交渉って、今おこなってなんか意味あるんでしょうか・・・・
鎌やんさんは、北朝鮮との「現時点での」国交正常化に賛成なのですか?

てゆうか、>>54のリンク先には生長の家という単語はまったくないのですが
関係あるかどうか素人には判断できないのでできればそのあたりをもうすこし
詳しく解説希望です。

>>69
わたしは80年代以前の日本が左傾化してたと思っています。

71・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/09(土) 16:47
日本においては、右翼は戦前型天皇制支持、左翼は一党独裁型の共産主義支持だと思ってるのですが・・・
それ以外はどっちにも分類できないような。

72鳥山仁:2002/11/09(土) 17:08
70さん、71さん>
戦前の経済を含み、人と金の流れを追ってみることをお奨めします。
どちらかと言えば右より人脈の私が言うのもなんですが、
日本が左傾化できる可能性があったのは、
スターリンが生きていた頃までですよ。
学生運動はジェネレーションギャップ闘争に、
ウヨサヨという衣が着いていただけと解釈するのが正解で、
今じゃ彼らの大部分が保守に落ち着いているのがその証拠でしょう。

73・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/09(土) 18:12
>>70
もし左傾化していたのなら、北朝鮮が楽園であるという宣伝を
信じる人間がいるわけがなかったと思われ。

7471:2002/11/10(日) 10:50
>>72鳥山さん
戦前(昭和10年代)の国家体制は、天皇という一点をのぞけばまるっきり共産主義体制なんじゃないかと。
で、その流れで、敗戦後の占領期に社会主義的国家体制が改めて整備され、現在にいたるもそのときの体制がそのまま、と解釈するほうがすんなり話がまとまると思います。
さらに、学会とマスコミは明らかに左翼に属していましたから、完全に左傾化しなかったのはむしろ草の根の大衆がその体制を支持していなかったからでしょうね。
学生運動についての解釈は私も同意です。
ところで、保守と右翼は別だと思うのですが・・・(同様に革新と左翼も別だと思うけど。)

>>73
北の体制を楽園としたのは左翼ではないですか?
左=社会主義、共産主義 で、右=国粋主義と思うのですが(日本では、ね)

75鳥山仁:2002/11/10(日) 16:25
71さん>
全体主義=共産主義であるとするのであれば、71さんの仰るとおりだと思います。
私は共産主義=ソ連経済圏への加盟であると考えていたので、解釈上の齟齬が発生しているのではないでしょうか?

以上の理由から、左傾化しなかったのは草の根運動があったからではなく、
戦前に軍事増強の名目で成立した重工業、総合商社などを中心とする企業群、
及びに政府の庇護下にあった特殊法人群が、
特に戦後から軍閥のメンバーを数多く迎え入れたことに起因する、
と考えた方が妥当であり、それ故にそれらの企業から賃金を得ていなかった、
(しがらみがなかった)若年層が反対運動を起こした際に、
左翼的な衣を身につけれれたのだと思います。

従って、金の流れで追っていく限り、それらの企業に就職、またはそうしたシステムに組み込まれていくことで、
経済的な依存が発生する構図は保守=右翼なんですが、これまた全体主義=共産主義という解釈とは蘇我が生じますね。
ただし、全体主義=共産主義という解釈が間違っているわけではないので、
あくまでも解釈上の違いが齟齬を生んだと理解するのが妥当であると思います。

76鳥山仁:2002/11/10(日) 16:32
誤字です。
×蘇我
○齟齬
ははははは。
蘇我馬子。

77・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/10(日) 18:04
>>74
>北の体制を楽園としたのは左翼ではないですか?
日本が左傾化していたのなら、わざわざ苦労して海外脱出するわけがないでそ。
楽園宣伝を信じるに至ったのは、国内の右翼的雰囲気による反動から来た
と考えるのが一番自然ではないでしょうか?

7871:2002/11/10(日) 21:08
>>75鳥山さん
>>76
共産主義=生産手段の国有化と国民の生活全般の統制であると理解しています。
ソ連経済圏への加盟は国際共産主義の考え方であり、レーニン・スターリン体制の産物ではないでしょうか?

戦中から戦後にかけて、日本では生産手段の国有化自体は行われませんでしたが(兵器生産を除く)、民間企業の運営は官による法規制と業界団体の統制によって実質国有化と同等の効果をあげています。
戦後復興から高度成長期も官主導の体制は変わらず、官僚による開発独裁といってよい状態だったと思います。ちなみにこの時期宰相の地位にあった吉田、鳩山、岸、池田、佐藤はいずれも官僚か準官僚出身です。
ちなみに戦中最も共産主義的であったのは軍官僚だったというのが笑えます。
軍官僚と、戦中期を通じて彼らと結びつきを強めていった企業家が戦後民間企業の指導的地位につくことによって国と企業の癒着が促進されたのではないでしょうか。
ところが、戦前、戦中にもっとも「共産党」を排斥したのも彼らであったわけで。なぜそうなるかというと、軍官僚は天皇を頂点にいただく一君万民体制の中で、独裁的権力を握ることを目的としていたのに対し、「共産党」はスターリン体制下のソ連の主唱する国際共産主義に依拠して天皇を否定して親ソ国家を打ち立てようとしていたから。
目指す体制は同じでも、その正統性を担保する価値の根源がちがえば当然倶に天を戴かざる仇敵になりえるわけです。
占領期に盛り上がった共産主義運動は、戦前の共産党の流れをひいており当然国際共産主義運動を目指すことになります。
その過程の中で、戦前の「ソ同盟が我が祖国」が「北朝鮮は地上の楽園」や「共産中国礼賛」につながったと思います。
特に在日朝鮮人の帰国運動と同時に「北は楽園」という論調が新聞や論壇誌で流布されていったのではないでしょうか。

79鳥山仁:2002/11/10(日) 23:20
71さん>
了解です。
齟齬は解消されました。
以後は71さんの解釈で話を進めたいと思います。
論断の左翼支持は、一部マスコミ(特に本田勝一など)が振りまいた虚言であり、
真に受けたのはそれこそ(当時)純真な若者ぐらいではなかったかと思われます。
また、終戦直後にGHQを中心としたグループが労組潰しに動いたのも、
ベトナム戦争が旧植民地時代の終焉を意味していたのも、
ほぼ間違いのない歴史的事実ですから、そうした言説には有る程度の信憑性があったものと思われます。
ひょっとしたら、「反米思想と右翼、左翼」という枠組みで議論を進展させた方がよいかも知れません。
どないなもんでしょうか?

8071:2002/11/12(火) 11:13
>>79鳥山さん
レスが遅くなってしまいました。
ご趣旨了解しましたので、その方向で論じてみます。
GHQが労組つぶしに動いたのは東西冷戦の開始によって朝鮮半島での緊張が高まって以降であり、終戦直後はむしろ日本の旧支配層をつぶすために利用しようとしていたと思います。
朝鮮半島の安定化に失敗し、中国政策でも当時はソ連と親密な関係を保っていた中国共産党の台頭を招いて、極東の情勢に危機感を抱いて以降は、GHQはむしろ旧支配層の復活を許し、セレモニーとしての東京裁判も当初の予定を大幅に削って結審させます。
そして、それ以降は復活した旧支配層との連携によって親ソ親中共の労組をつぶし、復興を支援して、日本を極東における西側のとりでとして利用する方針に転換します。
したがって、この時期に労組や共産党は反米、右翼勢力は親米という路線がしかれたと思います。
ただ、右翼勢力には大東亜共栄圏思想の残滓で、アジアとの関係を重視しアメリカとは距離をおく勢力もあり、ベトナム戦争を通じて徐々に反米に転じていくといった動きもありました。

マスコミの左翼支持は、GHQの初期の占領政策によって現場が親労組勢力になったせいで、GHQの方針転換後もその傾向が続き、彼らの昇進によって中堅層まで左翼化したものと思います。

81鳥山仁:2002/11/13(水) 04:23
71さん>
お気になさらずに。
私の認識とほぼ一緒なので安心しています。

ポイントとなっているのは、
1:米国の対朝鮮、対中国政策の失敗、
2:それに伴う、初期の日本占領政策に加わっていた、
リベラル派の政治的な失脚
3:ソ連の日本における共産化活動
の3点で、
これらが戦後日本における右翼・左翼の原点を作った、
という解釈であるのなら、実は71さんと私には
論争の余地がほぼありません。
何故なら、最初の齟齬さえなければ、ほぼ一緒の歴史観だからです。

後は職業右翼を右翼と見なすかどうか、
という点がずれている可能性もありますが、
(私は金脈、人脈の点から職業右翼を右翼と見なしている)
ここが同じであれば、ディベートは終了させたいと思います。

82・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/14(木) 00:06
>3:ソ連の日本における共産化活動
これってどこが拠点だったんですかね?例えば日本共産党はソ連とは
一線を画していたはずだと記憶していますが。

8371:2002/11/14(木) 11:50
>>81鳥山さん
おそらくその部分においてもそう大きな違いはないと思います。
というか、あとは最近の政治の動きを右傾化と見るかそう見ないかの違いだけかと。

>>82
ソ連の日本における共産化活動の拠点は代々木ですよ。
日本共産党がソ連と一線を画したのは1960年代も後半に入ってからではないでしょうか。

84・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/15(金) 01:08
代アニ?

85カマヤン@ログを読まずにカキコ:2002/11/15(金) 20:13
当然のことだが、勝共連合は拉致議連を全面支援なわけですね

http://www.ifvoc.gr.jp/

86・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/16(土) 00:43
救う会って、政府の出した第3国で北朝鮮家族と会わせる案を蹴ったあたりから
それっておかしいんじゃないの?と思っている。

8771:2002/11/17(日) 16:04
救う会や拉致ギレンは「家族のきづな」とか言い過ぎるから嫌い。
わたしは家族とは前近代的な共同体だと思ってるので。
子どもが立派に成人したら解散するのが本来の姿だと思うしね。

8871:2002/11/17(日) 16:07
重視すべきは家族とか民族とかじゃなくて「国民」じゃないのかな?というのがわたしの立場。
国民の人権も守れない国家はだめだ。その点で、北朝鮮の拉致という案件はしっかりと追求してほしい。
でも、そこに「家族」というファクターが入ってくると一気に中世的な雰囲気になっちゃうんだよね・・・
その辺の区別が、保守派の方々はわかってないと思われます。

89カマヤン:2002/11/19(火) 01:36
>>88
「民族」とか「国民」といった言葉が、今までどういう使われ方をしてきた
歴史を背負っているのか、小熊英二『〈民主〉と〈愛国〉』(新曜社)で
研究されているので、図書館に注文してご一読下さい。

90・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/21(木) 03:53
http://www.geocities.com/Colosseum/Court/8490/special/toitsu.htm

91・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/22(金) 04:22
●日本会議国会議員懇談会(と懇談会出席経験者)一部

・会長・島村宣伸 →生粋の勝共推進議員
・幹事長・平沼赳夫 →生粋の勝共推進議員
・事務局長・小山孝雄 →KSD事件で逮捕(生長の家)
・麻生太郎 →生粋の勝共推進議員
・衛藤晟一 →右派系人脈→高橋史郎
・中川昭一 →勝共推進

【日本会議】
神社本庁、生長の家などの宗教団体を中心に結成された「日本を守る会」と、
民族主義、皇国史観に基づく改憲思想潮流の形成を目的とする思想団体
「日本を守る国民会議」が統合し1997年に発足。
中央役員のなかに、勝共連合(統一教会の政治部門) の賛同人だった人が多く、
理事長の戸澤眞は勝共連合の元顧問。
また、各県本部と「新しい歴史教科書をつくる会」支部役員は重複している
ケースが多い

619 名前:朝まで名無しさん 投稿日:02/11/21
国際勝共連合と神社本庁は、今年の2月11日、はじめて共同で「建国記念の日」
集会を開催したそうですが、これまでの裏の繋がりを公然化させ、中央レベルでのブ
ロック形成を進めていると見ることができるでしょう。そこにどんな政治家や経済
人、御用学者が参列したのやら。

92・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/22(金) 07:50
冷戦と米国の新世界秩序計画
http://www3.ocn.ne.jp/~yasuo/

94・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/24(日) 05:04
729 名前:朝まで名無しさん 投稿日:02/11/24 04:34 ID:J9Z9ZQ4O
日本が結果の平等だと?笑わせてはいけない。
711の周りはそうかも知れないが、しょせんドキュンや
サラリーマンの世界の「結果平等」などたいしたことはない。
711は青年会議所の二世、三世どもを知っているか?東京や大阪にあれだけの
ビルが建ち並びながら、その所有者はだれか知っているか?

この国は今、見えないところでトンでもない「結果不平等」の世界に
なっている。しかも「努力」の結果ではない。すでにある資産が
二世、三世と世襲されているのが現状で、日本の富の大部分が彼らのものだ。
彼らは消費税を挙げ、相続税を下げ、下々の競争意欲を煽ることで自分たちの
地位の安定化をはかっている。「結果平等」にだまされるな。

95・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/24(日) 05:04
752 名前:朝まで名無しさん 投稿日:02/11/24 04:50 ID:J9Z9ZQ4O
まず基本認識として、我々の世論はコントロールされている。
そして、今の日本で急速に広まってきた論調としては
(1)競争社会の推進
(2)階層社会論(上流・下流があっていい)
(3)愛国心の推進
(4)フリーターの容認
 これらは全部つながっている。不況で日本の富のパイが限られているなかで
金と権力を独占しているグループが
(1)で、競争意識を煽り、給与所得者同士でパイの奪い合いをさせ
(2)で、既得権の継承を正当化させ(相続税減の政策に影響)
(3)で、問題や不満を外国とマイノリティに転嫁させ
(4)で、実質失業率をこれ以上さげないように見せかける。

「愛国教育」は、この流れの中にあることを忘れてはいけない。
不況にならなかったら、絶対に出てこない思想だからだ。

96・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/24(日) 10:10
   ↓   .││││┌────(献金バラ撒き)─→─┐   .┃
   【 統 ○ ○ 会 】.━┳━━━━━━━━━【 大 寒 民 国 】─→(寒国国民への反日政策)
      │ ││ ∧    .┃          ┏━━━┛  │ ┗━━━━━━━━━━┓
      │ ││ │    .┣━━━【 国 〇 勝 共 ○ 合 】 └─【現代コ*ア研】  【 寒 国 民 団 】→亀井○香・許A中
      │ ││ │    .┃       ┃      ┃┃        ↓         │   │ └→石原支持
      │ ││ │    .┃    【原理研〇会】 .┃┃  [対日嫌北・親韓工作] 【 全〇 】【 商 銀 】
      │ ││ │    .┃              ┃┃           ┌────┘    ↑
   ┌─┘ ││ │    .┃ .┌─ 【 CI* 】 ━┓ ┃┗━━━┓    . │   公的資金1兆6千億円!
   │    ││ │    .┃ │(アメリカマンセー)o。┃ ┃      ┃     │
【眠主党】  ││(布施)  ┃ │┏━━━【中曽根○弘】-【 渡辺○雄 】  │
        .││ │    ┣【石〇慎〇郎】   │        ┃      │
  ┌───┘│【ハッピ*  .┃  │        .│     【賣讀グループ】 │ 【日〇組】─【眠青】─【日本共〇党】
安部晋太郎  │ワ*ルド社】 .┃(支援)       .│                ↓   ↓
  │      │ │    .┃  ↓   【新〇科書つくる会】       ( 日本の自虐史観 )
 息子      │(布施)  ┃ 【オーム】 (副会長) │      ┌──────┘
  │      │ │    .┃        │    .│      ↓
安部晋3    │【信者】  ┣【生〇の家】┘    .│  [ 教〇書問題 ]
         .│       ┃             ↓       ↑

97・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/24(日) 18:19
>>96
なんかその関係図見ていると、右翼とか左翼とか言うより、日本が朝鮮半島に支配されてるような錯覚を覚えますがw

98鳥山仁:2002/11/26(火) 02:14
97さん>
96さんの図に台湾の秘密警察と日本モーターボート協会、
同台経済懇話会(旧日本軍部)、朝鮮系右翼、ヤクザ、
右翼系団体各種が加わればほぼ完成です。
まあ、この図表で一番キャスティングボードを握っているのは、
CIAなので、日本が朝鮮半島に支配されていると言うより、
日本がアメリカに支配されていると言った方が正確でしょう。
基本的にイタリアと変わらないのかな?

99カマヤン:2002/11/26(火) 08:15
>>96は、微妙にスレ違いだと判断して削除しようかと思ったけど…
まあ、いいか…

100・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/27(水) 00:50
>>96
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/news2/1032697432/641
からのコピペだね。上下の矢印が消えているから、なんか一部を
ひっこぬいただけのよう。完成版ってあるのかな?

101・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/27(水) 01:01
自己レス。ぐぐったらこういうのがあった。
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1029287960/161
まだありそう。
これらの図が正しいとすると、日本と韓国・朝鮮の対立を煽っているのは
アメリカということか?右翼系は売国奴的行為に知ってて乗っかっている?
しかし何のために?

102・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/27(水) 01:30
>>101
右翼のスポンサーは、1945年からずっとアメリカさまです。

103・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/27(水) 01:34
>>101
この辺にヒントありそな予感…
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=1274&KEY=1037310426&START=105&END=108&NOFIRST=TRUE
キーワードを検索&色んな本を読んで、情報を確認してみよう

104カマヤン:2002/11/28(木) 03:44
愛国「教育」は止めた方がいいんじゃねえ
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/news2/1038169117/
愛国心を強制させんじゃねえよ日本政府!
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/news2/1037980520/
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/news2/1037820513/

「日本男児」さんの書きこみが、学があって面白い。
ちょっと転載する。

105コピペ@カマヤン:2002/11/28(木) 03:45
593 名前:日本男児 投稿日:02/11/27 18:20 ID:r06B2S21
国民国家が成立するために、必要な公教育がある。最低限の愛国教育といっていい。
近代に国民国家成立と同時に生まれた二つの義務、納税と徴兵だ。
現代では、それはこう変化している↓
(1)国家サービスを維持させるための納税を納得させる教育。
(2)納税額が財政に寄与する程度に労働させる教育
(3)自衛力を保持するために、海外との同盟関係を維持したり、
   自発的な兵士を一定数生み出すための教育

上記三条件のためならば、より一層の愛国心教育は必要であろう。
 しかし、これまでの教育で三条件は満たされているのである。
これ以上は、とりあえず現在の社会体制では要求されれていない。
結論として、これ以上の「愛国教育」は必要ない。

 当然、安保が破棄されたなら(3)が変化するので教育内容も変えねばならない。
また、脱税で予算が成立しないようになったなら、教育も変えねばならない。
漏れの論理構成も、主張も一貫しているつもりだが、何か?

106コピペ@カマヤン:2002/11/28(木) 03:45
615 名前:朝まで名無しさん 投稿日:02/11/28 01:14 ID:uD5NqaPm
昔どっかのスレであったけど、「公に奉じ」は「奉公」の読み下しであって
「国の人々のため」じゃなくて「国家(=天皇)」のために働けってことらしい。
それと、「○○しなさい」という箇条書きもきちんと読めばそれも天皇のため
だということになる。

当時の物事を現在の尺度で考えてはいけないと誰かが言ってましたが。

107コピペ@カマヤン:2002/11/28(木) 03:45
616 名前:日本男児 投稿日:02/11/28 02:22 ID:hW+l+Onu
>615
そうそう。公家って言葉があるだろう。文字通り天皇の一家、貴族の亊だ。
「公」の「家」だな。明治維新の時、日本政府は様々な外国語を
日本語に翻訳する説明に迫られた。でも、その時の政府役人にとって、
publicは天皇=公以外には考えられなかった。
いや、その時にも市民という翻訳はありえたが、国に属する人物の所有者
は天皇以外には考えられなかった。公民=天皇の民ってことな。
今、勘違いした愛国厨房が公共心とは人々のためで、大日本帝国は
人々のことを考えていたように言っているが、そもそも、大日本帝国は
天皇のためにあった。何度もいうが、良いも悪いもない。
当時は、天皇という権威のために生きる時代だった。
公募、公金、公庫、公共心、公立学校。その公を全部天皇に置き換えても
全く矛盾しない時代だったのである。
しかし、英語のpublicはラテン語のpublicus(市民)に由来する。
もし日本の近代が戦後から始まったのなら、これらの言葉は
市民募、市民金、市民庫、市民共心と翻訳されていただろう。
そして、欧米で愛国というとき、その対象は「市民」への愛であり
日本語の「公」への愛とは違っているという点を留意すべきだ。

以上をふまえて、大日本帝国時代に使われていた教育勅語を
現代に用いる意義を教えて欲しい。日本の愛国教育とは、「天皇教育」を
始まりから内包しているのである。そうした認識を示した上で、大政奉還を
計るために愛国教育を推進したいというのも、一つの見識だろう。ワシは
否定しないよ。立派な論理として筋が通るからな。

しかし、愛国心や公教育って基本的に国民のためにあるんでしょ、
って単純なウソを歴史をなーんも知らない珍走団が言うのには我慢ならん。

108コピペ@カマヤン:2002/11/28(木) 03:46
617 名前:日本男児 投稿日:02/11/28 02:33 ID:hW+l+Onu
なんで日本が近代国家を作る上で「天皇」の権威が必要だったか。
近代国民国家はフランスから始まった。当時、フランスは圧倒的に
強く、自らを市民による文明を築いたと思っていた。市民の文明
つまりシビリゼーションだ。これにびびったのは周辺の国だ。文明と
いうグローバルスタンダードをフランスのモノにされてしまった。

そこでイギリスや、特に後進の国民国家であるドイツが反論した。
「なるほど、フランスには唯一の文明があるかも知れない。でも我が国
には固有の文化(カルチャー)がある」と言い始めた。
 つまり歴史に根差した文化を国の基礎に置けば、フランスと文明競争
をしなくて済む。「独自」という一つの位置づけができる。
そこで、国王の国イギリスと、カイゼルの国ドイツが誕生したのである。
偶然にもイギリスは産業革命で成功したので、「国王」という権威に
国の支えを求める必要はなくなったが、遅れたドイツはその後も「皇帝」
の体制をひきづった。大日本帝国は、そのドイツを参考にして、国の
体制を築き上げた。

だが今の日本はどうだ?まだ権威が必要なのだろうか。誰と競争するために?
愛国教育の是非は、近代の歴史をふまえなくてはいけないだろう。

109・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/02(月) 15:52
コピペにコメントってつけていいのかちょっと疑問なんだけど、いいでしょうか?

競争は必要だと思います。米欧、中国、韓国などあげていけばきりがないですが。
まぁ、権威をどこに求めるかといって、天皇家に求めても意味ないですけどね。
新しい権威がないのが今の日本の弱さだと思います。

110・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/03(火) 07:50
権威つーのは、それに白紙委任するっつーことだよ。

111・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/06(金) 17:54
>>110
それなら戦前は天皇は権威ではなかったことにならないかな?

113・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/08(日) 19:05

神道政治連盟
http://www.sinseiren.org/ouen.html

114カマヤン:2002/12/14(土) 10:31
http://web.sfc.keio.ac.jp/~oguma/report/thesis/2001/ueno2.htm

…うーむ、そうだったのか…

116・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/22(日) 00:17
日本会議
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1036803218/
神社本庁
http://mentai.2ch.net/kyoto/kako/1024/10241/1024193382.html
キリストの幕屋
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1030874188/

117・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/22(日) 02:59
>>114
ネットアンチフェミっていうのは、かつてのつくる会支持者だった連中
ということかな。フェミファシストと称して考え無しに叩くあたりは
よく似ている。
それに市民運動家を「プロ市民」と揶揄するのも、自分たちにはできない者への
あこがれと嫉妬なのだろう。

なんであれつくる会運動は、表現規制反対運動などの反面教師とするべきかな。

118・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/01/15(水) 22:33
http://www.asahi-net.or.jp/~am6k-kzhr/news45.htm
>勝共連合が「青少年の健全育成」署名と募金 1998.4.3登録
>
> 統一協会の政治的謀略部隊・国際勝共連合岡山県本部は、3月ごろから
>各地で「青少年の健全育成のために純潔教育をすすめましょう」などという
>署名と募金を集めて各戸を訪問しています。
> 最近は、回ってくる協会員は中年のオバサンが多くて、若い人が減っているようです。
> また、「勝共連合」では印象が悪いのでしょうか、署名があまりはかどらないようです。

勝共連合HP
http://www.ifvoc.gr.jp/
現職国会議員128人の「勝共連合・統一教会」関係度リスト
http://www.asahi-net.or.jp/~AM6K-KZHR/wgendai.htm


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