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ネット・ウヨサヨ論

8071:2002/11/12(火) 11:13
>>79鳥山さん
レスが遅くなってしまいました。
ご趣旨了解しましたので、その方向で論じてみます。
GHQが労組つぶしに動いたのは東西冷戦の開始によって朝鮮半島での緊張が高まって以降であり、終戦直後はむしろ日本の旧支配層をつぶすために利用しようとしていたと思います。
朝鮮半島の安定化に失敗し、中国政策でも当時はソ連と親密な関係を保っていた中国共産党の台頭を招いて、極東の情勢に危機感を抱いて以降は、GHQはむしろ旧支配層の復活を許し、セレモニーとしての東京裁判も当初の予定を大幅に削って結審させます。
そして、それ以降は復活した旧支配層との連携によって親ソ親中共の労組をつぶし、復興を支援して、日本を極東における西側のとりでとして利用する方針に転換します。
したがって、この時期に労組や共産党は反米、右翼勢力は親米という路線がしかれたと思います。
ただ、右翼勢力には大東亜共栄圏思想の残滓で、アジアとの関係を重視しアメリカとは距離をおく勢力もあり、ベトナム戦争を通じて徐々に反米に転じていくといった動きもありました。

マスコミの左翼支持は、GHQの初期の占領政策によって現場が親労組勢力になったせいで、GHQの方針転換後もその傾向が続き、彼らの昇進によって中堅層まで左翼化したものと思います。


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