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ネット・ウヨサヨ論
38
:
「宗教」と「政治」@鎌やん
:2002/06/28(金) 21:54
4;ヨーロッパの宗教改革運動に比されるべき、日本の宗教改革運動は、鎌倉時代に始まった。
中世宗教は「個人の信仰」が特徴だ。
プロテスタント(聖書を元とした個人の信仰)がカトリック(古代帝国の残滓)の権威を
否定したように、鎌倉仏教(法然、日蓮など)は奈良仏教(古代律令制の残滓)を否定し、
あくまで日本列島という地域限定はあるものの、16世紀日本の一向宗は、俗世の王権である
織田信長と激しい戦いを繰り広げた。
5;ヨーロッパ宗教改革運動は、ドイツ30年戦争などを経て、俗世の王権(政治)は、
プロテスタントかカトリックかという個人の信仰(宗教)に、干渉しないという結論に辿り着いた。
(政教分離)
6;日本では、織田信長の一向宗への勝利、徳川政権のキリシタン弾圧、徳川政権下の
檀家制確立などにより、宗教は政治に敗北し、宗教は政治より下位に位置することが
再び確定した。
7;明治維新後、伊藤博文は欧米を視察し、近代化にはキリスト教が大きく関わっていることを
痛感した。伊藤博文は帰国後、大急ぎで欧米のキリスト教の代替物を日本で作ることにした。
それが「国体」であり、「国家神道」である。
「国家神道」は明治政府が国内統一するための国教として作成された。(統治上の要請)
国家神道は、それまで各地の神社が細々と伝えてきた伝統や儀式を全て明治政府用に
作り変え、行政府の都合のいいように序列化・再編した。
(続く)
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