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ネット・ウヨサヨ論
37
:
「宗教」と「政治」@鎌やん
:2002/06/28(金) 21:54
補助線。「宗教」と「政治」
1;他国と陸続きの場合、国家や民族は、向こうの民族と「我々」は別だ、という、
自意識を必要とする。
その自意識の拠所として、「宗教」は発生する。
(例;ユダヤ教は、エジプトやバビロンなどの先進民族とユダヤ民族を区別する
自意識のために生まれた。ヨーロッパは、イスラム圏からの侵攻に抗するキリスト教
集団の概念としてかたちを得た)
2;古代帝国は、国内を統一する際、国民ができるだけ似た思考法をしてくれて
いるほうが統治しやすい。そのため、「国教」が生まれる。
(例;東ローマ帝国とギリシャ正教)
3;日本の場合、海で他国と離れていたため、1の要請は希薄だった。
2の要請(統治上の要請)から、奈良時代、仏教が国教化した。
同時に、輸入哲学である仏教に刺激され、土着信仰であった神道が、仏教を
手本として宗教としての形式を整えた。
以後、日本では、仏教と神道が並存することになった。
統治上の要請から輸入した「宗教」は、日本では、政治より常に劣位であった。
キリスト教の例を見るまでもなく、宗教は原則的に国境を越えている。
日本では、宗教は国境を越えず、原則的に日本列島の中で、日本列島の政治権力の
枠内で盛衰する。
ここに他国との条件の大きな違いがある。
(続く)
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