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ネット・ウヨサヨ論

7871:2002/11/10(日) 21:08
>>75鳥山さん
>>76
共産主義=生産手段の国有化と国民の生活全般の統制であると理解しています。
ソ連経済圏への加盟は国際共産主義の考え方であり、レーニン・スターリン体制の産物ではないでしょうか?

戦中から戦後にかけて、日本では生産手段の国有化自体は行われませんでしたが(兵器生産を除く)、民間企業の運営は官による法規制と業界団体の統制によって実質国有化と同等の効果をあげています。
戦後復興から高度成長期も官主導の体制は変わらず、官僚による開発独裁といってよい状態だったと思います。ちなみにこの時期宰相の地位にあった吉田、鳩山、岸、池田、佐藤はいずれも官僚か準官僚出身です。
ちなみに戦中最も共産主義的であったのは軍官僚だったというのが笑えます。
軍官僚と、戦中期を通じて彼らと結びつきを強めていった企業家が戦後民間企業の指導的地位につくことによって国と企業の癒着が促進されたのではないでしょうか。
ところが、戦前、戦中にもっとも「共産党」を排斥したのも彼らであったわけで。なぜそうなるかというと、軍官僚は天皇を頂点にいただく一君万民体制の中で、独裁的権力を握ることを目的としていたのに対し、「共産党」はスターリン体制下のソ連の主唱する国際共産主義に依拠して天皇を否定して親ソ国家を打ち立てようとしていたから。
目指す体制は同じでも、その正統性を担保する価値の根源がちがえば当然倶に天を戴かざる仇敵になりえるわけです。
占領期に盛り上がった共産主義運動は、戦前の共産党の流れをひいており当然国際共産主義運動を目指すことになります。
その過程の中で、戦前の「ソ同盟が我が祖国」が「北朝鮮は地上の楽園」や「共産中国礼賛」につながったと思います。
特に在日朝鮮人の帰国運動と同時に「北は楽園」という論調が新聞や論壇誌で流布されていったのではないでしょうか。


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