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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
1
:
『語り部』
:2015/06/05(金) 00:13:53
『ヨハネスブルグの虹』専用スレッド。
関連スレ:
【ミ】『黄金町の夕闇』 その1
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1313768626/
【ミ】『黄金町の夕闇』 その2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1421852015/
642
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/13(金) 23:23:07
>>641
それでは、レコーダーを通して再度聞こえるよう発言する。
「……解った。他の連中の横槍までに合流した方が良いな。
やっている場所は……解ってるんだったな。
一応聞くが、付いて来るか?」
送信の目的は、『アーント』が訪れるよ、という情報の共有だ。
どう関わるかを問わず、この思考の持ち主とは皆で接触しておいた方がいいと考えた。
アーントの方はさっき先に行ってますと言っていたし、問題なくエレベーターより先に辿り着けるのだろう。
付いてこないようなら、一人でエレベーターに乗り教室に向かう。
ついて来るようなら……まぁ、それでもエレベーターで教室に向かう事に変わりはないだろう。
「……と、その前に。解っているのかもしれないが」
一応、自分の連絡先を書いた紙を渡しておく。無論、一方通行で構わない。
それにまぁ、ルンクスにうっぱらうとかそういう無粋はしないだろう。
643
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/13(金) 23:59:33
>>641
(GM)
「……わ、わかった。
それまでに……何とか、お、思い付こう。」
ス
――盤面をなでる。
(……どうあれ、きみとわたしが協力できるのは、今日までか。)
自分の身を守るためには、手段はどうあれ『全能』とはお別れだ。
「わ……」
ホームズに声を漏らしたのは小角もだ。
とはいえ今はそんな場合ではない。引き締める。
・・・・思考を続ける。
命が、『探偵』という未来がかかっている。
(考えろ……イルソン君が弱くなるか……
あるいは、フライスが欲しくないような状態になる方法は……!?)
(時間を稼ぐ……ほ、ホームズは一体何を言ってるのだろう?
時間……い、いまはもう、10分もしないうちに救急車が来ちゃうのに……)
自分の能力は強大だ。
「あ……ひ、一つ思いついた。
イルソン君がずっと使えなければ、それでいいのなら。」
しかし重大な、枷がある。それこそが『テーマ』だ。
テーマのみが質問を縛る。恒久的に弱体化する手段でもあれば別だが――
「い……一週間ごとに、『テーマ』を『全部』にする。それから、即座に解除する。」
「……誰が確認するかの、問題はあるが。
しかしこれならイルソン君はないも同然だ。」
穴だらけの稚拙な案だ。完全な自由でもない。
しかし、小角が思いついたのは今、これくらいだ。
穴を埋めることは出来るかもしれない。ここには人がいる。
あるいは、別の解決策を思いつくこともあり得る。
644
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/14(土) 00:23:38
>>641
スヴァルトが怖いが……やむを得ない。
とりあえず愛川のボディがなんとかなってる以上
こちらの身をなんとかしておきたい。動くかな……
……動かなそうであればどうするか。
クレモンティーヌで本体近くには飛び込める位の位置をキープさせてもらおう。
「真実を知る手段は……そもそも知るために
『イル・ソン・パティ』を使うわけだし、確実に協力するという確証
……これがなければ手元に置いても正確に運用できない、と」
「『確実な協力』……『ルンクス』ならソレが出来てしまうと?」
『花嫁化』。という言葉が脳裏をよぎる
ルンクスを調べた以上に、スヴァルトの言う渡せねぇってのは、そういう事も含むのだろうか。
645
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/14(土) 01:01:08
>>641
『クレモンティーヌ』と愛川を見送り小角に語る。
「小角君『また』情況が変ったので『初心』に帰ろう。
『スヴァルト氏』に関する質問から再度『ルンクス氏』について
問おう。そこのフライス氏とスヴァルト氏とも『共有』できる内容で」
生憎まだ『フライスの真意』まではわからない。
ならばヤング・ダイヤモンドの『一枚岩ではない情況』から
『こちらにも利益のある推理』をしてもらうのが合理的だろう。
『ついで』でスヴァルトを『鼻で嘲笑う』。
「『飼育』を知らずに養豚をしようというのが間違いだよ。
『獣』なら黙って狩りを続ける方が合理的な筈だが
フライス氏が『優れた飼い主』という事かね?」
すこぶる『安い挑発』だがそれなり意味はある。
まず「スヴァルトという『個人』の価値」そして「フライスの『器』」の
測定だ。
実は『スヴァルトの能力』は少し理解できる。
だがスヴァルトという『使い手』にはまだ『底』があるかもしれないし
フライスの『寛容』もこの程度で尽きるなら『知れている』、
小角達の『調査』とは別に自分もこの2人を『計らせて』もらおう。
あと両肩の破損したカートリッジを『解除』する。
勘ぐられればきりがないが『武装解除』と言えなくもないし
『再装填』が必要な推移があれば『邪魔』だ。
646
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/14(土) 01:12:42
>>641
「……なるほど、道理です」
それは奇しくも、先ほど紫がフライスに提起したものと同じ『助言』だ。
『保留する』、『棚上げする』。時にはそれが必要だ。
そしてそれを取り決める『ルール』が必要だ。『和平条約』とはそういうことだ。
(短期的なもの……というよりは、長期的なものか。
『救急車が来るまで』という刻限は、ある種絶対的で覆しようがない。
愛川ちゃんの命にもかかわってきますしね)
となると、さて。
「…………条件付けのために改めて確認したいのですが。
貴方たち『ヨハネスブルグ』の、『黄金町』における目的は?
そして、『黄金町』を見越した上での最終的な、将来の展望は?」
「差支えなければ、答えられる範囲でお聞かせ願いたい」
647
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/14(土) 01:39:06
>>645
今更この状況で刺激する真似をされてほしくないので
クレモンティーヌは側に戻し、
もしこれらを言い出したら途中でクレモンティーヌ(物理)でちょっと黙らせることにする。
足払いでも何でもいい。
648
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/14(土) 02:16:25
>>642
(青田)
「……いえ。
後から追いますので、どうぞ」
視線を逸らしながら、繰り返すアーント。
何か理由があるのだろうか?
いずれにせよ、今の青田の発言は仲間に届いたはずだ。
アーントに連絡先を渡すと、
女は嬉しそうにお礼を言い、自分の名刺を返してくれた。
連絡先が書いてあるが、住所は書かれていない。
肌の色と同じ、赤い名刺だった。
青田はエレベーターで三階に戻ると、
急ぎ、会議室に戻る。
扉の前を見ると、すでにアーントが待機している。
青田より先に入る気は、ないらしい。
>>643
(小角)
自身のスタンドとの決別を含め、身を守ることを考える小角。
『テーマ』を使用した『一週間』の利よ制限を利用した、
『イル・ソン・パティ』の封印を提案したが、黒人二人は歯牙にもかけない。
「自分を生かすため、それだけの提案だな。
我々にメリットがないのなら、息の根を止めた方が確実だ」
「おまえがルンクスの『嫁』にされて、
『一週間』後に言いなりになってる姿が目に浮かぶ。
あいつは文字通り、『何でもあり』だからな」
>>644
>>647
(高遠)
その通り──二人のアフリカ人が、同時に首肯する。
エイノーの挑発を察知した高遠は、
『クレモンティーヌ』を呼び戻し、一発くらわせておく。
>>645
(エイノー)
小角に語り、両肩の『カートリッジ』を解除するも、
スヴァルトに仕掛けた挑発は、勢いがつく前に
戻ってきた『クレモンティーヌ』の一撃を受け、『黙らされた』。
フライスは両者のやりとりを、黙認している。
こちらの寛容は、ある程度計れたようだ。
>>646
(紫)
「我々に与えられた目的は、黄金町の『制圧』。
制圧した上での目的は、各々が違っていて共通見解は『ない』。
『制圧』の解釈次第ということだ。
「詳細が語られなかったことについては、
その理解も含めて、『ヨハネス』本国が与えた試練ということ。
私は、この町の統治が、いかにアフリカの未来に繋がるかを考える」
「だが、スヴァルトは異なる・・・・
アフリカ以外の国は不要、というのが彼の持論だ」
「その通り。
強者が生き、弱者は食われる。
世界もサバンナと同じ、シンプルな存在だ」
>ALL
「……解った。他の連中の横槍までに合流した方が良いな。
やっている場所は……解ってるんだったな。
一応聞くが、付いて来るか?」
青田の声が、レコーダーから聞こえた。
今度は黒人たちにも聞こえたようだ。
あからさまにスヴァルトが不愉快な顔つきとなる。
649
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/14(土) 13:42:13
>>648
高遠には彼女の『思惑』がある筈でそれは『尊重』すべきだ。
フライスが『難敵』なのは覚悟していたのでむしろ
スヴァルトの『ツボ』の方に興味はあったがそれはまあ良い、
『次』もあれば紫の質問が的確でもあった。
とりあえずヤング・ダイヤモンドの対応は置いて座り姿勢から
再度小角に「『イル・ソン・パティ』の調査の再開」を要請する。
「青田君とアーント嬢がこちらに来ているらしい。
『状況が変化する前』にもう少し収穫を挙げないか?
現状では小角君とそちらの2人を含めて
『誰のためにもならない』よ?大丈夫アーント嬢は女性だ、
ルンクス氏『だけ』の『為にならない情報』なら喜ぶさ」
少なくともフライスは小角の能力に『価値ある可能性』を感じている。
その『可能性』を事実と証明すればさしあたり『紛れ』で済ませる気も
あるらしいスヴァルトを掣肘できる。
650
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/14(土) 23:19:32
>>648
(赤土で構築されるヴィジョン、か?恐らく赤土が能力に関わってくるんだろうが)
そう思いながらも、アーントが開けないなら扉の所に行き、
「入るぞ」
と声を掛けてからドアを開け、
攻撃・抗議の類が無ければ入る。攻撃の類があるようだったら飛び退く。
何か変化・異変などはある?
651
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/16(月) 00:21:04
>>648
ちょっと悪い、と思いつつも、
結局蹴る瞬間に思ったことを訂正する気はない。
「最終的に、手中に収め統治する制圧がアナタ……フライスの考えで
スヴァルトは……他の国は不要、つまりこの街、ひいては国を廃墟にすると?」
「……で、レコーダの向こうの人(アーント)とは話が合わないわけね」
スヴァルトに言ってみる。
何か引っ張り出せないだろうか。悪態でもなんでも。
……ここで相手を納得させるのに必要なのは、フライスやスヴァルトにも入手や
殺害をさせないことで恩恵が生じ、かつ火種とならないよう独立していられるようにする、そんな方法か。
「情報収集を請け負う『中立の者』として勢力を持つ……」
小角が、だ。これはどうなんだろう。どこから勢力を持ってくるのかという話は有るし
フライスも言った『確実な協力』かどうかの確証が無いか?
かと言って使わない、使わせない方策では抹殺される方が早くなってしまう。
有用性を認識させながら、入手を諦めさせる……ぬぅ
652
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/16(月) 23:09:18
>>648
(GM)
「……ううむ。」
黙り込む。
メリット云々はともかく。
(『ルンクスに嫁にされたら終わり』――確かにその通りだ。
わたしが仮にやつの言いなりになれば、どんなルールも意味はない……)
(……イルソン君を、わたしが持っている限りは。)
それを考えると、奴が生きている現状、小角が解放される事はない。
どんな条件をつけようが、ルンクスが小角を嫁にしたら終わるのだから。
『イル・ソン・パティ』がなければ。
ルンクスが小角を嫁にしたところで、何も起こらないだろう。
(しかし、スタンドを今すぐ自ら手放す手段なんてあるのか?
そもそもそれだって、こいつらにメリットなんかないじゃあないか……)
(……どうすればいい。
質問をするにしても、何を聞けばいい……?)
スタンドの捨て方――か?
それも、ここにいるメンツで実行できる。そんなものあるのか?
あったとして、そこに何か、ヨハネスブルグ側のメリットがあるのか?
あるいは、ヨハネスを喜ばせる何か――か?
小角に出来ることといえば、質問でもさせてやればいいのか?
しかし彼らは質問の真実性を疑うだろう。
第三者を介入させるわけには、もちろんだがいかない。適任者もいなかろう。
653
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/16(月) 23:11:41
>>648
「……ふむ」
……困った。
『交渉』とは、『落としどころ』を見つける作業だ。
『小角宝梦を確保し、全員を殺す』という相手の要求。
『小角宝梦を引き渡さず、全員で生き延びる』というこちらの要求。
この矛盾した二つの要求の中で、『お互いに納得できる落としどころ』を見つけるのが交渉だ。
その『納得』には、武力による威圧なども含まれる。――――相手の反論を封じてしまえば勝ちなのだから。
イメージするなら『陣取り合戦』。
相手の防御の弱いところ、すなわち『弱み』や『利益』を見つけ出し、そこを攻める。これが交渉の基本なのだが……
(……『飴玉』を、自覚していない。
というか、『ヨハネスブルグ』共通の答えが無いんですね。
大ざっぱな枠組み……それすらも共有できているか怪しいから、組織としての交渉が難しい……!
フライス一人に交渉先を絞るにしても、彼自身思考が曖昧だから利益が読みにくいし……)
…………困った。
困ったが……それでも、前へ。
「……とすると一つ疑問なのですが……」
「『Mr.フライス』。貴方は『統治』。その方法と方向性は思案中。
『Mr.スヴァルト』。貴方は『淘汰』。植民地化か、崩壊までさせるのかはさておき。
そして、『Ms.アーント』。彼女は、いわゆる『穏健派』なのですね?」
「ここまで各自の思惑がバラバラで――――となれば、『支配の過程』にもズレが生じてくる。
それは現に、こうして『小角宝梦』の処遇について意見が割れているように。
聞く限り、『Mr.スヴァルト』は無断で今回の行動に出ましたね? これだけ大規模な攻撃を!」
「これでは組織として成り立たない。ともすればお互いに足を引っ張り合ってしまう」
まずは、『弱み』か『利益』を見極める。
提示できるかはさておき、そこからだ。そうでなければ、文字通り『話にもならない』。
「――――どうして、この現状を許しているのでしょうか?
多様性。それは結構でしょう。
実力主義。それも結構でしょう。
しかし――――貴方がたの『見解の相違』は、いくらなんでも非効率的に見える。
どうしてこれを放置しているのでしょうか?」
「もちろん、それも『スタンスだ』というのならそれで結構なのですが……」
654
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/16(月) 23:14:25
>>649
(エイノー)
「ああ、それと、エイノーさん」
エイノーに声をかける。
「貴方……先ほど、ある種の『コピー能力』を披露していましたよね?
可能ならば、『宝梦ちゃん』と『私』で試すことはできませんか?
何かしら、打開の一手になる可能性はあります」
655
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/16(月) 23:28:42
>>654
「宜しい、では小角君と紫探偵、それぞれ順番に
この『ディスク』を手に『私への信頼』を思って欲しい」
ディスク容量は『2つ』、遺憾ながら愛川の『スクリーム・ラウド・アウト』の
記録を『消去』した上で『胸部DISC』を紫達に差し出す。
656
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/16(月) 23:47:56
>>649
(エイノー)
エイノーは、小角に調査の再開を要請する。
確かに、スヴァルトにとっての小角の能力は、
『確実に欲しい』というものではないらしい。
だが敵には与えたくはない。故に殺害の選択肢が大きい。
何らかの『実績』を見せれば、
或いはその天秤に変化が出るかもしれない。
「我々に確認できる方法であれば、
ルンクスの『調査』を続けるのは構わない」
>>650
(青田)
青田は一声かけて、扉を開ける。
続いてアーントも入室した。
『ヨハネス』の二人は、当然のように新たな参加者を受け流す。
レコーダーの声から、この展開は予想していたようだ。
「やはり話は進んでいないのね。フライス」
灰色の男に声をかけるアーントの口調は、
心なしか、姉のように強く優しいものに思われた。
「私の考えを先ず言っておくわ。
私はあなたが、小角を始末する、というなら反対する」
「『ジニ』があっても、相手は子供よ。『戦士』ではないわ。
人間として当然の感情を持たない人間に、
未来のアフリカを委ねるつもりにはなれない」
「非情な選択が必要な時は必ずある。それはわかる。
でも、それが今であるとは思えないの。
問題は小角側なく、『ヤング・ダイヤモンド』の側にある。
そこを解決せずに小角を始末しても、同じ問題はいずれ現れる。
私は、そう考えるわ」
>>651
(高遠)
フライス:
「・・・・・・・・・・・ほう」
高遠のつぶやきに、フライスが興味を示す。
「面白い発想だが、
『スイス』を例に出すまでもなく、中立には『武力』が必要だ。
それを、どうする・・・・?」
>>652
(小角)
小角は迷い悩む。
>>653
(紫)
スヴァルト:
「先進諸国は、何故手を取り合って、
世界の発展に努めることが出来ないのか?
その方が確実に効率的なのに・・・・という話だろ?」
フライス:
「そうだな。統治する手段があるなら、それが一番だ。
だが、実際には『互いに手を結ばない』という不問律で、
『ヤング・ダイヤモンド』は成立している。
『核』を抱えた大国が、互いを警戒し、『少数派』にならぬように」
スヴァルト:
「おまえとアーントは別だがな」
アーント:
「私は彼を支持するけれど、
妄信はしていないし、部下でも妻でもないわ」
スヴァルト:
「そうでなけりゃ、まずおまえらから潰されるからな。
女って連中は、裏で何をするかわからねェ。
『ブチハイエナ』の方が、よほど純粋だ」
アーント:
「・・・・・・・・少し黙っていて。
この狭い部屋で、
貴方の体臭を我慢するのも限度があるから」
ゴ ゴ
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
フライス:
「私から、その問いに答えよう、紫。
確かに我々は組織として『未熟』だ・・・・成立すらしていない」
「だからこそ、この町に来るよう命じられた。
──私の考えは、そうだ。
本国の言う『制圧』とは、町のことを意味しない。
『ヤング・ダイヤモンド』に結束力を与え、
真の『ダイヤモンド』を持ち帰ること・・・・それが答えだと考える」
スヴァルト:
「磨きをかけて来いって意味だろ?
汚れや余計な部分は『カット』してな」
>>651
(高遠)
657
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/17(火) 00:01:52
>>656
(何がどうなってるんだろう)
アーントは当然のように、あるいは当然に話に入っているが状況が良く分からない。
あと愛川が凄い事になっている気がするが、確か踊っている間は無事な筈ので一旦おいておく。
あれか、『イル・ソン・パティ』は危険だ、とそう言う事か。
情報型の中でも、俺のような感覚型とは異なる、その場では知りようの無い事も知り得る調査型だ。調べられたくない、という事か。
とりあえず、そっと先ほどの仲間内の誰かに声を掛け、状況と問題点を教えて貰おうとする。
658
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/17(火) 00:08:00
>>656
「こうして床にはいつくばっている身で言うのはあれだけども
組織だって防衛にあたる企業もいる……にはいるわ」
……と言いつつ、この案件を持ち込んだときに
『ゲートブリッジ』は聞く耳を持ってくれるかどうか、ちょっと考えてみる。
流石に長期に渡る事は厳しいだろうか。
そうなるとこちらはあまり宛のない話ということになる。考えなおしだ。
>>657
(青田)
「『降伏勧告』を出されたわ……小角は手元に確保したいが
別に殺しても良い。他は抵抗するなら殺す。
救急車が来るまでに『彼ら』の意志を覆す何かがでなければ実行すると言ってる」
659
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/17(火) 00:14:28
>>654-655
(紫、エイノー)
『DISC』から愛川のスタンドを消し、
紫、小角のそれをコピーしようと試みるが・・・・
──『適合』しない。対象外のようだ。
660
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/17(火) 00:16:37
>>656
「ここは切り替えて『ルンクス氏』の調査を続行して欲しい。
フライス氏とアーント嬢の話で確信した、スヴァルト氏でさえ
実際『均衡を崩すのはルンクス氏だと思っている』、
そうだろう?『放火』に使う人間がいなければ『火種』は『火種』だ
『灯火』以上のものではない」
改めて小角を促す。
確かに3人のヤング・ダイヤモンドにはここにいる人間を殲滅しうる
算段も手法もあるのだろう。
だがフライスは「迷い」を口にし今「自己の練磨な成せるなら強奪さえ
必要はない」と言った。
アーントはとにかくこの場において我々とも共通する『人倫』を
重視する姿勢だ。
スヴァルトも「撤退するほど不利な状況ではない」から現状の機会に
乗っているだけで『今』この場で何もかもなし崩す気はないようだ。
(まあ高遠の制止で挑発を中断されたのは『感謝すべき好判断』だったろう)
ならばここは『ルンクスの所在の判定とその知識での対策』をフライス達に
立ち合わせて『やってしまう』のが良いだろう。
つまりは『この3人を当座ルンクスと同一視せずこの件において不利益を
もたらさない』証明でありかつ『この状況を貸しとしてこの3人の要求にも
一定範囲応じる』意思表明にもなるだろう
現在『確認中』だが
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1408366443/741
エイノー個人でも『ある程度の予測』が可能であれば
「『観測者の観測』による不測の紛れ」も『取引所件』に使えるし
多少ルンクス相手の考察に今役立てる事もあるだろう。
661
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/17(火) 00:28:06
>>659
>紫
>小角
「すまないね、流石に『特質』が違いすぎたようだ」
『不適合』により記録と複写がなされなかった『DISC』を
『F・O・Q』の胸にしまい紫に頭を下げる。
こうなると何とか小角と紫に『頑張ってもらう』他穏健にすませる
当てはない。
アーントを信用するとしてフライスは「迷っている」のだ、
ここでそれなりの『有益性』を提示できないと不仲であれスヴァルトの
「面倒事の除去」の方針に転ばれないとも限らない。
662
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/17(火) 00:34:16
>>658
「……成程、そうか。有難う」
必要とあらば殺す、俺もそうするタイプではあるが、はてこの場合はどうか。
まぁまず確実に。ここにいるどちらかは利用価値を見出していると見える。『とっとと殺す』ではなく『死んでも構わない』程度で済ませている。
「……外注的立場となる場合、戦力ならある、と思う。
ヤング・ダイヤモンドの外注的立ち位置でルンクス以外の者の情報収集に協力し、代わりにヤング・ダイヤモンドからのみ守られる。
ルンクスを除外したのは『花嫁』化は無機物の女性にまで効果があると解ったからだ。洗脳されては『中立性』が保てなくなる。
情報源を抑えたい者は多いだろうが、同時にそうした者たちはその情報源が手を出せる位置から奪われようとすれば、奪われないよう守ると考える。
情報源としての『イル・ソン・パティ』を手放したくないヤング・ダイヤモンド、それが中立を維持する武力に……ならないか?」
どうも中立者、外注的立場として接する案に武力が足りないから難しい、というのが漏れ聞こえたのでぱっと思いついたのを提案してみる。
スイスには武力が足りないというのはまぁ、そういう事なんじゃなかろうか?
663
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/17(火) 00:42:17
>>657
(青田)
「そこのスヴァルト氏の介入で愛川君がいささか重症なので
高遠君の『クレモンティーヌ』が『現状維持』を引き受けてくれている。
あと紫探偵が一度外に放り出されたが無事そこのフライス氏と戻ってきた。
ただ『何かしらの有益性』を提示しないと我々は『危ない』そうだよ。
そこのアーント嬢が取り成してくれているようだしルンクス氏の情報狙いで
『調査』を再開できないか検討中、という所だね。そちらも大変だったようで
『安全』を確保できていなくて済まないが」
青田に現状を説明した。
664
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/17(火) 00:43:42
>>655
>>659
(エイノー、GM)
「……ふむ」
「スタンドの性質が違いすぎますか」
元より、こちらは情報収集に特化したスタンドだ。
戦闘型の能力である『フィストフル』とは、性質が違いすぎるのだろう。
>>656
(GM)
「……なるほど」
たった9人で国気取りとは恐れ入るが、理屈は分かる。
……スヴァルトのような極端な思想の奴がいれば、まぁいばらの道だろうが。
現にご覧のありさまだ。
「正直上手くいってるようには見えませんがね、今のあなた方を見ると。
あるいは『揉める奴はカットしてしまえばいい』とでも考えているのかもしれませんが」
少なくとも、スヴァルトはそう考えていそうだ。
いずれにせよ――――この不仲は、彼らの『課題』であるわけだ。
とはいえ、どう付け込んだものか。
付け込むにせよ、手札が足りない。
「……『ホームズ』は、どこから攻めるべきだと考えます?」
要は『イル・ソン・パティ』だ。
だが、どう『質問』したものか。どこから『手札』を持ってくるべきか……可能性が多すぎて、見当がつかない。
665
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/17(火) 00:54:17
>>655
>>661
(エイノー)
「え? あ、ああ……わかった。」
『DISK』に触れてみる。
(信頼……信頼か……)
(……エイノー先生は、つ、強い。
少し危なっかしいけれど、戦いではすごく信頼できる……)
エイノーの――武力。
その点では、問題なく思えた。
・・・・しかし
「あれ……うまくいかなかったのかい?」
まあ、それはそれで、しかたあるまい。
>>656
(GM)
「あ、青田くん……!」
もう一人は『ヤング・ダイヤモンド』だろう。
穏健派とは言うが、殺人集団の幹部だ。警戒すべき相手。
(しかし言っていることは、まともに聞こえる。
スヴァルトが突出しておかしいのかもしれないな……)
そこに、エイノーの指示。
現状明確な解決策は小角には浮かばない。
(高遠さんの案も……わたしに、戦力の宛てはない。
刺青師どのは、こういうことには協力してくれない気がする……)
「……わ、わかった。
今一度、ルンクスの調査を。それが、わたしの役目だからね……」
思考の方向を変えよう。
少しでも役に立てる方向に。
「『ルンクスの拠点である地下とは、元から黄金町にあった場所である。この考えは正しい?』」
「つまり……ルンクスの拠点。病院の西側にあるというそこは……
ルンクスが自ら作り上げたのだろうか? それとも元からあった場所を、あるいは多少作り変えて……住み着いているのか。」
せめて、役目を果たすくらいは。
今度は声に出し、調査を行おう。
地下に、拠点がある。これは正しい。では、それは――元からあった地下なのか?
多少の増改築は『自ら作り上げた』には含まない。
つまり――
A.『ルンクスが作った地下』なのか?
B.元からあった地下の空間をルンクスが使用してるのか? ということだ。
(工事などを行えばさすがに近隣住民は気づくだろう……
ルンクスの配下に、地下を作り替えるようなスタンド使いがいる可能性はあるが――)
666
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/17(火) 01:24:32
>>658
(高遠)
フライス:
「『護り屋』のことか、『高遠 嶺]』」
男は、高遠の所属する組織の名前を知っていた。
「凄腕のスタンド使いを擁すると、噂に聞いている。
それらを歯牙にもかけぬほど、我々は増長してはいない」
「だが、それはこの町と『ヤング・ダイヤモンド』と同じ構図になる。
小角を護る側に対して、『ヤング・ダイヤモンド』が、
それぞれ勝手に、波状の攻撃をかけるだろう。
そして、それを止める手立てを私は持てない。
『潰し合い』ではない競争、『奪い合い』だからな。
『護り屋』がそれにも耐えうるなら、成立する話だが・・・・どう見る?」
>>660
>>661
>>663
(エイノー)
改めて、小角をうながした。
『ヨハネス』の三人は、約束通り、調査を止めはしない。
互いを身内とは考えていない組織・・・・徹底した『個の集団』のようだ。
とはいえ、この短い時間の間にも、
彼らの人間関係は見え始めている。
フライスが主導権を握っている限り、話が通じないわけではなさそうだ。
青田に状況を説明した。
>>664
(紫)
「君も探偵なら、『聴取』を疎かにすべきじゃない。
『細かなことこそ何よりも重要だ』──」
「攻める・・・・ふむ。
『平和』を望めなければ、それに次ぐものを求めるべきじゃないか?」
>>665
(小角)
小角は調査を再開する。
>『ルンクスの拠点である地下とは、元から黄金町にあった場所である。この考えは正しい?』」
>「つまり……ルンクスの拠点。病院の西側にあるというそこは……
> ルンクスが自ら作り上げたのだろうか? それとも元からあった場所を、あるいは多少作り変えて……住み着いているのか。」
ルルル・・・・
──『NO』
「便利な能力ねえ」
つぶやいたのは、アーントだ。
「・・・・でも・・・・・・・・」
>>657
>>662
(青田)
部屋に来たばかりで、状況が呑み込めない青田。
むしろほぼ理解しているらしいアーントに舌を巻く。
彼女は部屋の情報を伝え聞けたのだろうか?
それとも、この展開を想定していたのか?
「・・・・つまり、『ヤング・ダイヤモンド』の対立をもって、
『ヤング・ダイヤモンド』から護らせる、ということか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・いい提案だ。
だが、問題もある」
「一つは、やはり最低限の『武力』が必要であること。
中心に据え、抑止の対象となるには、安定性も必須だ。
日本に『自衛隊』があるように」
「もう一つは、『イル・ソン・パティ』の使用について。
外注であれ『ヤング・ダイヤモンド』について調べた場合、
当然だが調べられた側には『利敵行為』と映る。
それは均衡を破る『火種』になり兼ねない」
「この二点を解決できるなら、傾聴に値する」
スヴァルト:
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
667
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/17(火) 01:42:23
>>666
「では、その護り屋に護衛を依頼しつつ、ヤング・ダイヤモンド内部の事は調べない、或いは……。
ヤング・ダイヤモンド内部に情報を拡散する、と言うのはどうか?誰が何を調べたかを知らせれば、
潰し合いの為に『イル・ソン・パティ』を使えばそれを知られる事になり、
先ほどと同じように、敵対故に敵対に使えなくなると思うが。」
668
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/17(火) 01:52:00
>>666
「ははは、一言喋るごとに命を削ってる気持ちでしてね。これが中々」
しかし、聴取。聴取、か。
まぁ先ほどからやっているといえばやっているが。
……ふむ。青田の案が有効そうな気はする。
>>667
(青田)
「でしたらその案に加え、『調査依頼は必ず電話で行うものとする』ってのもつけとくとなおいいんじゃないでしょうかね。
そうしておけば、暴力で無理やり『規約違反』させるという手ができなくなる」
「……ああ、『Mr.スヴァルト』については、スピーカー切って『筆談』するという方が安全ですかね?
今の時代、『テレビ電話』なんて代物もありますし」
「これだったら……こちらも『命』がかかってるんです。調査内容を誤魔化したりはできません。
『嘘』と言うのは、遅かれ早かれバレますからね。『名探偵』のいるいないに関わりなく」
669
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/17(火) 01:58:28
>>666
「青田君の提案について2点問いたい。『信頼性』についてだが、
そちらにルンクス氏よりは穏健な契約系の能力者はいない
だろうか?小角君にこの調査を除く『ヤング・ダイヤモンドへの
不干渉』の言質を渡してくれるよう頼む事はできるだろう。
『武力』についてだが――――『期限』はそちらの知識で決めて
くれて構わない、確か『あと9日』、期間内ないしは提示する
繰上げで『ルンクス氏の撃破』をもって示す、というのはどうだろう?
『別の証明』を求めるなら再考しよう」
とりあえず「確実にこちらに利益のある提案」からヤング・ダイヤモンド
3人に切り出す。
証明の方の不確実性はおいても最低限この3人とルンクスの
利害の共有程度くらいはわかるはずだ。
670
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/17(火) 02:01:00
>>666
案としてはそのセンが良いか。
「つなぎ自体は上に掛け合えば取れるはず。
そうなると、青田さんの提示したことに
フライス、アナタが返した2点がクリアされることには?」
今のところ一番有力そうに見えるのがそこだ……。
平和の次……『相互不干渉』とかだろうか?
671
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/17(火) 02:10:48
>>666
(GM)
ルルル・・・・
──『NO』
「……!」
(ルンクスは……自分で地下空間を作ったのか!?
ま、まさか手工事というわけもあるまいし……花嫁にそういう使い手がいるのか!)
まさか自作の地下空間とは。
こうなってくると『入り口』の調査は難しい。
(しかしいくらなんでも、地面に穴を掘って地下を作れるのか? 地崩れしたらどうする?
そもそもそんなことをしたら、騒音や地盤のあれこれで、ばれるのでは……?
能力か? しかし拠点を作るのは初期のはず。そのタイミングで、そう都合の良い能力の嫁がいるか?)
まあ、そこはそういう能力なのかもしれない。可能性はある。
推理に『スタンド能力』が絡めば、一気に迷宮入りだ。
(まあ方法はいい、ここは入り口の場所を調べるべきだな……
自分で作ったなら、さすがにそう大きなものではあるまい。)
・・・・と。
「……な、なんだ。
何か言いたいことでも……?」
『アーント』に反応する。
調査に何か思うところでもあるのか?
だとしても、小角に出来る範囲をするしかないが。
「……『ルンクスの拠点は、黄金町に元からあった地下空間と繋がっている?』」
「仮に新しく作った空間だとしても……
一から地面を掘るのは非効率だし、ばれやすいだろう。
それなら地下から掘り進めて、新しい空間を作る方が賢明に思う。」
一応だが、元から――というのはルンクスが拠点を作る前から、ということ。
入り口は建物にはない。
つまり地表に入り口を作るなら、隠すのが難しいということだ。
ならば、入り口を地下に作ったと考える方が自然だろう。
672
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/17(火) 02:50:16
>>667-670
(青田、紫、エイノー、高遠)
四人が提案する改善策を、一つずつ吟味するフライス。
「『護り屋』に頼めるなら、それが可能ならば『問題』はない。
費用は私が出せる。未来の為の『投資』だ」
「情報の可視化に抑止力が期待できるか?
電話のみに制限するのは『公平』という意味では確実だが、
ルールの穴を潜ろうとする人間が、必ず出る。
はっきりと『ヤング・ダイヤモンド』に関する情報の取り扱いを
禁止する方が確実だ。互いにデメリットもない」
「『命』を対価に真実を得るのは、究極的には『不可能』だ。
それが出来るなら、強引な方法は幾らでもある。
信用がおけず、嘘が混じる可能性がある・・・・
その方が、この提案においては有効だろう。
その前提で利用する程度だからこそ、危険を犯すリスクが減る」
「契約を可能とする『ジニ使い』は『2人』いるが、一人は不在だ。
もう一人の能力は、ルンクスと比肩する危険性を持つ。
むしろ君たちにとって、最大限、警戒を払うべき人物だろうな」
「面白い提案だが・・・・
現状に間に合わない以上、呑むことは出来ない。
『護り屋』に頼む方が確実だ。
だが、もし君たちがルンクスを倒したなら・・・・」
「無理に決まってるだろ」
「その時は、我々も認めざるを得ないだろう。
この町の持つ『武力』を」
「──以上。
この場で異論がなければ、この案を『ヤング・ダイヤモンド』に掛け合う。
それぞれに公平であり、私とスヴァルト、アーントが賛同するなら、
まず問題なく受け入れられると思う」
「異論なら・・・・あるぜ」
「オレは・・・・『反対』だ」
和みかけた空気を凍り付かせる、スヴァルトの一言。
>>671
(小角)
>「……『ルンクスの拠点は、黄金町に元からあった地下空間と繋がっている?』」
ルルル・・・・
──『YES』
アーントは、言いづらそうに小角を見やり、口に手を当てる。
「あなたが今調べているのは、ルンクスの拠点・・・・そうよね?
でもそれは、ルンクスの居場所じゃない。
いくら調べても、拠点に戻る気がなければ・・・・」
「おい、教える気かアーント?
こいつらの持ち金が尽きた後で、
思い切り笑ってやるつもりだったんだが」
「私はそこまで悪趣味じゃないわ」
「おい・・・・フライス。
『反対』といったのは、こいつについてだ。
『護り屋』だろうが何だろうが、
護衛対象自身に危機感がなけりゃ、どうとでも利用される。
口の上手い女どもに懐柔されて、利用されるのがオチだ。
その為の『保証』を、オレは要求する。
きっちりと自分で判断し、仕事がこなせる・・・・その『証拠』をだ」
遠方から、救急車のサイレンが聞こえてきた。
期限は確実に、刻一刻とここに向かってくる。
「ルンクスの野郎は、とっくに国内にはいねぇ。
『高跳び』してる・・・・奴のいつもの手口だ。
奴の能力には、射程が『ない』。
戦う必要すらねえ・・・・『逃げ続ける』だけで勝ちが転がってくる。
胸糞悪い『ジニ』だが、厄介極まりない」
「──あの救急車が到着する前に、ルンクスの行き先を調べて見せろ。
住所とは言わねえ。『国』がわかればいい。
もし調査出来れば、オレが『ルンクス』に合わせてやる。
出来なければ・・・・」
フライスとアーントを見やり、スヴァルトは残忍な表情を浮かべた。
「・・・・オレは敵に回る。
『ヤング・ダイヤモンド』二人が相手だろうがな」
673
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2015/11/17(火) 03:09:16
>>672
ふむ、とスヴァルトの出題に顎を抑える。成程そりゃキツイ。だが。
「一案、南アフリカ共和国。二案、ナミビアなど南アフリカ諸国の何れか。取り敢えず『故郷』に引くとすればこの辺りか。
三案、プライベートバンクの信頼性が高いため金銭的問題が薄いスイス。
ぱっと思いつくのはこの位か?」
当てられれば問題は無いし、そしてそれは数打ちである程度補える。
ああ、先ほど拾った携帯で、ルンクスの携帯番号を確認する。何か特筆すべき点はあるだろうか?
674
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/17(火) 03:21:39
>>673
はミス。
>>672
ふむ、とスヴァルトの出題に顎を抑える。成程そりゃキツイ。だが。
「一案、南アフリカ共和国。二案、ナミビアなど南アフリカ諸国の何れか。取り敢えず『故郷』に引くとすればこの辺りか。
三案、プライベートバンクの信頼性が高いため金銭的問題が薄いスイス。
ぱっと思いつくのはこの位か?」
当てられれば問題は無いし、そしてそれは数打ちである程度補える。
ああ、先ほど拾った携帯で、ルンクスの携帯番号を確認する。何か特筆すべき点はあるだろうか?
また、ttps://itunes.apple.com/jp/app/xie-dai-dian-hua-zhui-ji-wan/id460832829?mt=8
を試してみる。もとより期待薄、あまり期待はしていないが。
675
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/17(火) 17:39:30
>>672
(GM)
(よし、これなら地下道なりを探せば……)
「それは……きみの言う通りだ。
しかし、ルンクスは黄金町で今後も拠点を使う。
それにだ、ここ数日にも、何度かは拠点を使って……」
ルンクスは明日この町のどこかを訪れる。
そして、数日前には黄金町内の拠点にいた、という。
黄金町内にいて、継続して拠点を利用する意志があるなら――
・・・・
「……国外だと?」
それは――
「ば、ばかな……いや……そうか、それが一番、け、賢明はあるが……」
(もしそうなったら。どうしようもないから……
はじめから、外していた選択肢……! ま、まさか。)
この調査は初めから――
(無駄だったのか……!?
いや、明日には黄金町に来るらしいが……
それに、定期的に帰ってきてもいるようだが……)
国外にいる時点で、いや、国外逃亡がルンクスの選択肢にある時点で追跡は不能だ。
『イル・ソン・パティ』は調査をする。しかし追う人間の足には、限界があるから。
「……き、きみが。きみが確実にルンクスを連れてきてくれる、方法はあるんだね?」
(か、考えなくては。
こう思うのは今日何度目だ?)
(解決策はみんなが考えてくれた。
わたしの調査は、全てにおいて無駄だった。)
(そして今、結局のところ……
わたしの身はわたしが守るということか……)
チラ
そういえば今、何時だったろうか?
自分の身は自分で守る。
「……」
ググ
眉間の辺りを押さえる。
「……『ルンクスの行き先は南半球の国家であると、わたしは考えている。この思考は正しい?』」
質問する。行き先とはもちろんだが『逃亡先』のことだ。
別に北といっても良かったのだが――本命はどちらかといえば南。
候補を完全に絞り切れるほど、情報はない。時間もない。山カンに賭けるより多くの候補を減らそう。
救急車はまだ、少し遠方だ。
あと一度か、二度は、調査機会はあると考えて自然だろう。
(不思議と、頭が回る。それほどわたしはしにたくないんだな。)
(それに……せめて、ウィルくんの依頼だけは達成しなくちゃ。)
今後生きる中に希望があるのだろうか?
調査道具としてでなく、自由の中で生きられる日は来るのだろうか?
「あ、あ……青田くん。
モナリザは……ルンクスについて、何か言っていたかい?」
(しかしなぜまた、モナリザなんだろう?
それもそういう能力だから、といえばそれまでだが……)
「居場所はともかく……
やつの動きをにおわせるようなことを。
いついつにやつと会ったとか、そういうことを。」
……ホームズの言に従い、『聴取』する。
この中で、今現在唯一ルンクスの手先と会話したであろう彼に。
(大本命は――青田くんも言っているように、アフリカだ。
しかし……どうにも、ひっかかる。本国とやらは多分ルンクスにも任務を課している。
なら、任務の達成もせず、ウィルくんのために逃げ帰ったところで、庇護はないんじゃないか……?)
そう考えるに、本国に帰るのは……最善手を取りに来た奴にとって、完全な最善手だとは思えない。
質問回数は救急車が来るまでの時間と何ら関係ない。
ないヒントでも、聞けることは聞き続けよう。
(そもそも本当に国外にいるのか……日本は、北半球だ。)
・・・・さて、どう出るか。
676
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/17(火) 19:33:33
>>675
「モナリザは……君を確保したらルンクスが今夜、あるいはすぐ褥に来てくれる、という口約束をしていたようだった。
尤も、ルンクス側が本気だったかは解らない。本気だとしたら……飛行機を含めても今日中に来れる範囲である、
あるいはモナリザの本物があるフランスの可能性もあるな。」
(そして今は朝方、学校が始まっている時間だ。
『今夜』の定義にもよるが、暫定的に22時と考えると、かけられる時間は15時間、あるいはそれを切る。
最寄りの空港は中部国際空港。その場合ここまで車で飛ばしてもそれなりに時間はかかるし、
確保を確認したり、小角さんに能力を使用する事を考えたら、移動時間に加えて安全マージンを持つだろう。
よってフライト時間が10時間行っている国、という事は無いと思う。)
こうした考えから、
・ここまで中部国際空港から車を飛ばした場合の移動時間
・モナリザの上記発言時のおおまかな時間
以上二点を思い出したい。
677
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/17(火) 21:39:33
>>672
「フライス氏の『公正』とアーント嬢の『寛容』そして
スヴァルト氏の『提案』に感謝する」
ヤング・ダイヤモンド3人に誠意をもって一礼する。
そして部屋の全員に語りかける。
「今から私は1分ほど外す、『不安』なら好きに『保険』をかけたまえ。
目的は『世界地図』か『地球儀』の確保だ。
小角君、『質問』の初期段階を依頼したい。まず『ルンクスは
北半球にいるか?』『ルンクスは6大陸にいるか?』
――――日本、イギリス、マダガスカル、スリランカ、台湾、
キューバ、世界には『島嶼国家』もあるのでその確認になる。
紫探偵、は小角君のサポートがあるか、青田君と、
『クレモンティーヌ』の操作と負傷に障らない範囲で高遠君にも
お願いがある、『この5日』の航空便と船便の国際線をチェック
して欲しい。できれば『韓国』と『ベイルート』の空港の発着便も
お願いする。この『日本』と『直通便』を『毎日』往来させている
国は多くないのでその2空港経由になるだろう。『船便』は
行けて韓国と中国、せいぜいインドネシアだろう。小角君に
頼んだ先の質問2つと併行で良いので頼む。私も地球の国
全てを知っている訳ではない、そこからは持ってきた『世界地図』
と『地球儀』で『当該国』を絞る」
了解が得られれば部屋を出て探し物を見つけて戻ってくる。
異論があれば先に聞く。
最悪スマートフォンの画像でも良いがせめてB4サイズで俯瞰できる
『国名入り世界地図』があるのが一番やりやすい。
678
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/17(火) 22:06:32
>>672
「わかったわ……」
スヴァルトの主張に、うつ伏せになろうと頑張りながら成果を返すべく返答する。
敵の要求事項は固まった。『ここで成果をだし』『ルンクスを倒す』そういう事だ。
「『今この瞬間』、『どの国に行くつもりか』を突き止めればいいのね」
>>675
(小角)
「待って! 一人でやると多分、手が足りない」
おそらく、ここでイルソン調査に手を化す事も
『武力』の一種として認めはする……と思う。
「手がかせる者(ヨハネスブルグ3人は置いとくとして)
が加入出来るようなテーマ変更は、出来ない?」
>>677
(エイノー)
「調べるわ……電話……あったかな」
さっきのカバの衝撃でぶっ壊れてなければ出来る調査を開始したい。
場合によっては人のでも良い。航空便と国際線のチェックだ。
ティーヌさんはとりあえず愛川の状態を見ながら踊っていてもらう。
なんせ持続力A『超スゴイ』だ。愛川には悪いが死ぬよりはいい。 が、まずそうな状態があったら教えてもらう。
679
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/17(火) 22:22:27
>>678
(高遠・会話)
>>675
(小角・追記)
「て、テーマ変更……?
ひ……ひとつだけ、ある。確実ではないけれど……」
(できるのか……? フライスの言うことにも、一理はある。)
(そもそも……わたしの手でやらなければ、いけないのでは……? ルールとかではなく……)
(……だが。)
しかし。
しかし――やらねばならない。
事実、手を借りれば質問数は爆発的に増えるのだ。
小角 宝梦は探偵を夢見る。
ゆえに、ここで終わるわけにはいかない。
「……スヴァルトっ! た……探偵の調査には『協力者』が、つ、つきもの。」
「『質問の輪』を、ひ、広げることは許されるのか……!?」
いちいち聞くのも癪だが……今、生殺与奪の全ては奴の手にある。
ここで逆らったり、余計な事はしたくない。
「……どちらにせよ! テーマ変更!
い……イルソンくん、あれを再びやるぞ……『全て』だ!」
……質問(
>>675
)が終わり次第、テーマを変更する。
「もし許されるならば! く……加われるものは、わたしの調査に加わってくれ!」
質問の輪。
小角の、『イル・ソン・パティ』の、最大の利をここに再び。
680
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/17(火) 22:39:25
>>679
「えぇ…それと一つ『お願い』」
「私の手の届く所まで、『イルソン』君を持ってきてくれない?
ちょっと、這いずってくのはしんどいかも」
681
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/17(火) 22:53:39
>>680
(高遠・会話)
>>675
>>679
(小角・追記)
「あ……う、うむ、失礼。気が回らなかった……」
スヴァルトから許しが出たら、高遠に近付く。
682
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/17(火) 23:12:58
>>679
(小角)
「先の話(
>>677
)を踏まえて『そうした方が良い』かね?
それであれば君の決断に賭けよう」
小角が望むなら自案を棚上げして『調査の輪』に参加する。
683
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/17(火) 23:39:55
>>672
(GM)
「――――なるほど、それは良いことを聞きました」
国か!
『国』だけ当てれば、それで決着か!
いいさ、望むところだ。
それこそ―――――ああ、『名探偵』の出番だろう。
>>679
(小角)
「ええ、参加しましょう。私と――――『ホームズ』も」
『質問の輪』に、加わろう。
「時間は無い。可能性はいくらでもある。
だけど、『推理』はできる。
シンプルに考えれば『ヨハネスブルグ』のある『南アフリカ共和国?』
あるいは『モナリザ』がいたことを考えれば『フランス』でしょうか?
それとも、何度か黄金町に寄っているようであることを考えると至近の『韓国』や『中国』かもしれない」
「さぁ――――――『名探偵』を、続けましょう」
684
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/17(火) 23:51:38
>>682
(エイノー・会話)
「……エイノー先生の話もいいとは思う。
しかし調査に賭けられる時間は、長くはない。数も。」
「協力が許されるなら――
質問の輪が、いい。
で、でも、地図を探すのは無駄ではないと思う。
輪は効率は上がるけど、人数が増えすぎてはもたつくんだ。」
加われるものは――と、言った。
つまり、他に何かあるのなら、無理に輪に入る必要もない。
・・・・エイノーに策ありなら、少し任せよう。
「そ、それとだね、もしチェックするなら三日以内でいいはず。
ルンクスは三日以内に、黄金町の拠点を使っているようだからね。」
「そして……青田くんの話! ルンクスはこの日本からそう遠くないか――」
「……あるいはモナリザに一番近い国にいるんだろう。
あまり『虱潰し』が効果的な状況とは、お、思えない……」
遥かアフリカの大地から今夜までに黄金町に――普通なら物理的に無理、というものだ。
拠点に来たのなら交通手段も使ったんだろう。
そして、また使うんだろう。海外へ引き上げるのだろう。
・・・・卑劣で下劣だが、効果的ではある。
事実、この拠点への立ち寄りに調査をかく乱されたのだ。
685
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/18(水) 00:04:36
>>684
(小角)
「ではとりあえず『互いに健闘を』」
所定の方針(
>>677
)で行動する事にする。
時間もないが『多様性』も重要だ。
686
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/18(水) 00:28:45
>>674
>>676
(青田)
思いつく国名を挙げてみた。
携帯の追跡アプリは、対応外のようだ。
発信履歴にある電話番号からも、
送信先が『衛星電話』であることしか、把握できない。
>・ここまで中部国際空港から車を飛ばした場合の移動時間
約2時間
>・モナリザの上記発言時のおおまかな時間
10:00前後。
>>675
(小角)
スヴァルト:
「『キリマンジャロ』に賭けてもいい。
望む者全員、ルンクスの元に送ってやる」
小角の問いに、口端を歪め笑うスヴァルト。
誓いを信用できるかは謎だが、今は信用するしかない。
次の『質問』をしかける小角だが、
高遠のアドバイスから、『全て』を選んでみた。
ォォ オオン
──『成立』。
最後の『テーマ』の元、太陽の『コイン』が光を帯びる。
(小角は現在までの使用金額と所持金の提示を)
高遠に乞われ、『イル・ソン・パティ』を寄せる。
スヴァルトに異論はない。試すような目つきで黙認する。
>>677
>>685
(エイノー)
小角にアドバイスし、部屋を出る。
フライスらは咎める様子はない。
『地球儀』には心当たりがある・・・・
ロビーの窓際に、やや古いものだが飾られていた。
それを取り、部屋まで戻ってきた。国名も入っている。
>>678
>>681
(高遠)
小角に全員が参加できるよう、テーマ変更を望んだ。
電話は壊れていないが、調べるとしても絞る必要がある。
時間。空港の場所。行き先。
どれが該当するのか、即座に判断は難しい。
愛川は『クレモンティーヌ』と手を繋ぎ、踊り続けている。
持続力の心配はなさそうだが、
愛川の『筋肉痛』は問題だ・・・・いや、仮死状態であればそれもないのか。
>>683
(紫)
シンプルな条件が出たことで、目標が定まった。
『イル・ソン・パティ』の輪に入り、調査を開始する。
小さな『ホームズ』も一緒だ。
687
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/18(水) 01:38:02
>>686
(GM)
「わ、分かった。信じるしかあるまい……」
「……」
すぅぅぅ・・・・
息を吸いこむ。
少しずつ、吐き出していく。
ォォ オオン
コインが輝く。
開かれた目。閉じた口。目が――合った。
「まずはわたしの質問。改めて――『ルンクスの行き先は、地球上、北半球の国家である』?」
行き先とはスヴァルトの注文する『行き先』のこと。
つまり、ルンクスの『戦略的撤退』の先ということだ。
―――――――――――――――――――――――――――
ここまでの使用額:49万円(+このターンで1万円)
小角所持金:129万円
PL所持金:171万円
テーマ:『全て』 一周目
―――――――――――――――――――――――――――
「まず……わ、わたしの推理は、ルンクスがウソを言っていない前提だ。
ゆえに、とてももろい。なにせ、こ、この国から逃げ出すようなやつ!」
「……最善手を打つなら、本当の事は言わない。
いくら相手が手ごまだとしても、情報は漏らさない。」
ルンクスの人格は知らない。ろくでもないのはわかるが。
しかし今は他の推理材料がない。動向を示すヒントは。
1.ルンクスは今夜、モナリザの褥を訪れる(予定だった)
2.ルンクスは三日以内には黄金町の拠点にいた。
3.ルンクスは明日にも黄金町を訪れる(かもしれない)
「今の時間は……もう、10:00をだいぶ回っている。
ああいや、ヨハネスブルグには時差があるから、もっと早いか……」
「でも日本に来たらその分進むんだ、いっしょだね。
わたしの想像が正しいなら、かの国からここまでは20時間はかかるはず。」
移動系能力者の線は捨てる。
飛行機より速く、遠くまで連れて行く能力者など、それこそ『火種』だ。
この日本に来てわずかな時間で見つけ当て、嫁として、利用している可能性は低い。
「つまり、ルンクスがだよ?
ほんとにモナリザの元を訪れるなら。
……南アフリカは、ありえないということ。」
飛行機の乗り継ぎだけで『18時間』は固い。
それは飛行機の性能の話でもある。ルンクスも技術の壁は超えられまい。
・・・・嘘かもしれないのだが。
「ありえるとしたならば……隣国。あるいは近くの国。
あるいは……そう、『モナリザの場所』にルンクスが赴く――」
「……フランス、も、ありえる。
ルンクスは何でもあり、それなら、芸術作品も……」
それは青田や、紫も口に出した可能性。
ルンクスの発言を――正しくはモナリザの発言を推理すると、それもある。
やつが今夜尋ねるモナリザの褥とは、あるいは。
・・・・あまり想像したい絵面ではないが。
688
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/18(水) 01:45:08
>>686
「ではサクサク行きましょう」
「ええ、まずは――――大本命、『ルンクスの行き先はフランスである?』で」
『モナリザ』がいるのだから、『フランス』。
現在、アフリカを除けば唯一ルンクスと関係性のある国だ。
「そして『ホームズ』は、『ルンクスの行き先は韓国である?』と」
日本から最も近い国、『韓国』。
移動時間を考えれば、最も現実的で効率的な『外国』だ。
小角の『推理』にを確かめるように一つずつ。
ひとまずは、数打ち。
ただし、『推理』に基づいた数打ちだ。
689
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/18(水) 04:12:56
>>686
「青田君の会ったモナリザが『概念存在』であるならフランスとも
限らないよ。当のモナリザが『物理限界』に縛られないかもしれない。
『大枠』での括りを提案する。『大陸』ならそこから『地域』を、
『島嶼』ならば『海域』を、そこから『所要時間』と『国情』で絞れば
『該当国』はそう多くないよ」
持って戻った地球儀の国名を見ながら小角達に語りかける。
690
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/18(水) 20:36:04
>>686
「ユーラシア大陸、とかから絞り込んではどうだ?これなら一気に減ると思う。」
「ああ、あと追加で一つ、最寄りの国際空港からはこの街まで二時間かかる。加えてあの時点で十時だった、よって今夜の定義を二十二時と考えても、移動時間に十時間かかる所には居ないだろう。」
脳内で計算しながらそう言う。
ああ、『イル・ソン・パティ』に参加が間に合うなら参加し、ルンクスがユーラシア大陸に居るか確認したい。
691
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/18(水) 23:01:38
>>686
……まぁ、カバに胸ぶち抜かれて
心臓が(即死しないってことは多分)無事なだけでも行幸だ。
このまま調査中はゆっくり踊っていてもらおう。
テンポを限界まで低速化してみる。どれ位になるだろう
「ありがと」
小角に例を言い……さて、調査だ。手を伸ばす。
移動に十時間以内の可能性となると限定されそうだ、まずは
「北半球の国家という質問への回答ががYESであれば『六大陸分類で言うアジア大陸内の国家』か、
仮にNOであれば『アフリカ大陸内の国家か』で」
692
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/18(水) 23:05:16
>>686
……まぁ、カバに胸ぶち抜かれて
心臓が(即死しないってことは多分)無事なだけでも行幸だ。
このまま調査中はゆっくり踊っていてもらおう。
テンポを限界まで低速化してみる。どれ位になるだろう
「ありがと」
小角に例を言い……さて、調査だ。手を伸ばす。
移動に十時間以内の可能性となると限定されそうだ、まずは
「北半球の国家という質問への回答がYESであれば
『ルンクスの行き先は六大陸分類で言うアジア大陸内の国家』か、
仮にNOであれば『ルンクスの行き先はアフリカ大陸内の国家か』で」
693
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/19(木) 00:10:53
>>687
(小角)
『モナ・リザ』を介して得た情報と、
拠点を調べた時点で見つかった『予定』を前提に、
小角は『調査』に先鞭をつける。
>『ルンクスの行き先は、地球上、北半球の国家である』
ルルル・・・・
──『YES』
>>688
(紫)
>『ルンクスの行き先はフランスである?』
ルルル・・・・
──『No』
>『ルンクスの行き先は韓国である?』
ルルル・・・・
──『No』
>>689
(エイノー)
地球儀を持ち帰り、語り掛けるエイノー。
>>690
(青田)
空港からの所要時間から逆算すれば、
国の数はかなり絞られる。
『イル・ソン・パティ』にかろうじて参加が間に合った。
コインに指を載せ、『質問』を発する。
>ルンクスがユーラシア大陸に居るか
ルルル・・・・
──『NO』
>>691-692
(高遠)
『クレモンティーヌ』のスピードを可能な限り落とすが、
いわゆる『スローテンポ』が限界だった。
> 『ルンクスの行き先は六大陸分類で言うアジア大陸内の国家』か
ルルル・・・・
──『NO』
──『1周目』が終わった。
サイレンの音は次第に大きくなっている。
スヴァルトがちらりと、窓の外を見た。
694
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/19(木) 00:26:13
>>693
「では、次の質問は『ルンクスが居るのはアメリカ州か』で。誰かアフリカを聞いてくれ、そしたら絞り混みやすくなる筈だ。」
一周目終了次第すぐに上記の質問をしたい。北半球でユーラシア大陸に居ないなら、居場所は一気に制限される。
695
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/19(木) 00:30:23
.
>>694
(青田)
>『ルンクスが居るのはアメリカ州か』
ルルル・・・・
──『NO』
696
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/19(木) 00:46:59
>>693
「『ルンクスの行き先はアフリカ大陸内の国家か』」
聞く。
697
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/19(木) 00:48:50
>>696
(高遠)
>『ルンクスの行き先はアフリカ大陸内の国家か』
ルルル・・・・
──『NO』
698
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/19(木) 00:59:10
>>693
「ふむ。となると残りの候補は限られてきますが……」「さらに狭めましょう」
「『ルンクスの行き先は、大西洋に面した国か?』」
自らの口で、尋ねよう。
これで、『イギリス』『アイスランド』『西インド諸島諸国』あたりの是非を聞ける。
699
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/19(木) 01:02:07
>>698
(紫)
>『ルンクスの行き先は、大西洋に面した国か?』
ルルル・・・・
──『NO』
700
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/19(木) 01:12:18
>>699
「――――では『ホームズ』」
「『ルンクスの行き先は、島国であるか?』と尋ねてください」
そして、次は『ホームズ』に。
一応。一応の確認だが――――確認する価値はある。
701
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/19(木) 01:14:13
>>700
(紫)
>『ルンクスの行き先は、島国であるか?』
ルルル・・・・
──『YES』
702
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/19(木) 01:21:36
>>701
「…………あ、ユーラシア大陸としかいってないし東南アジアとかの可能性もあるのか。あの辺で島国と言うと……フィリピンか?」
「ルンクスが居るのはフィリピンか?」と質問する。
703
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/19(木) 01:24:37
>>702
(青田)
『コイン』は動かない。
青田の『質問』はすでに終わっている。
『2周目』を待つ必要がある──
704
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/19(木) 01:28:50
>>693
>>699
>>701
>>703
(GM)
「北半球で」
「ユーラシア、アメリカ、アフリカではなく」
「フランスでも……
韓国でもなく……
もちろん日本も違うだろう。」
「そして太平洋に面していない……島国だって?」
そんなものは。
そんなものは、この地球上に。
クル
地球儀を回す。
ある。この地球上に、そんな国が。小角も知る国が一つ。
「青田くん。わたしも……きみと同じ意見だ。」
小角一人では解けなかった謎。
しかし――刺青師は言った。
「――――『ルンクスの行き先は、フィリピンである』」
――信頼できる仲間。
それも、小角の探偵としての武器。
(……まだ、わからない。
小さな島国なら、他にもあるんだ……)
油断はしない。
しかし、謎の答えは、もう、近いはず。
スヴァルトはどう反応して来るか――?
705
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/19(木) 01:30:41
>>703
「ん?……あ」
完全に周を終えたつもりになっていた。迂闊をしたが、後はローラーで潰しきれるだろう。多分。
706
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/19(木) 01:36:40
>>704
(小角)
>『ルンクスの行き先は、フィリピンである』
ルルル・・・・
──『NO』
「・・・・カカッ、カカカッ」
小角の顔を覗き込むように、
邪悪な笑みを浮かべるスヴァルト。
タン タン!
ゆっくりと響き始める、『太鼓』のリズム。
アーントは表情を曇らせ、
フライスは無表情にスヴァルトを見つめる。
「本当に見つけられるのか・・・・?
おまえらに・・・・ルンクスの行き先が」
スヴァルトのもたれる西の壁。
先刻、エイノーが開けた大穴の向うに、
音もなく現れた影があった。
『百獣の王』──ライオンだ。
「どうした・・・・『真実』を見つけるまで、
残された時間は、多くはないぜ?」
707
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/19(木) 01:55:17
>>706
「ふむ。距離的にも大本命だったのですが――――」
『ライオン』など見向きもせず、思案する。
残された時間は多くも無いが、焦るようなものでもない。
笑えよ。タフに笑え。
ガオ! ライオンなんか逆に食ってやるぐらいの気持ちでいよう。
「ならば、まずは確認を」
「『スリランカ、モルディブ、ブルネイ、インドネシア、
パラオ、シンガポール、キリバス、ミクロネシア、マーシャル諸島。
ルンクスの行き先は、これらのうちのどれかである?』」
708
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/19(木) 02:02:49
>>707
(紫)
『2周目』に突入する四人+1。
>『スリランカ、モルディブ、ブルネイ、インドネシア、
パラオ、シンガポール、キリバス、ミクロネシア、マーシャル諸島。
ルンクスの行き先は、これらのうちのどれかである?』
ルルル・・・・
──『YES』
709
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/19(木) 02:10:52
>>708
「――――ということで、本当に我々に見つけられそうですよ、ルンクスの行き先は」
残りは1/9……後は、ゆっくり潰していくだけだ。
ちなみに、ここで仮に『ライオン』が襲って来たら?
はっはっは、それは『論外』だ。どうしようもない『笑い話』だ。
もしそうなったら、指さしてスヴァルトとフライスを笑ってやろう。
「では『ホームズ』」
「『スリランカ、モルディブ、パラオ、ミクロネシア。
ルンクスの行き先は、これらのうちのどこかである?』と」
710
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/19(木) 02:16:36
>>709
(紫)
>『スリランカ、モルディブ、パラオ、ミクロネシア。
ルンクスの行き先は、これらのうちのどこかである?』
ルルル・・・・・
──『NO』
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
フシュッ
ライオン、そして『太鼓』が同時に消えた。
「『ヒント』は無用だったな、スヴァルト」
腕組みをしたフライスが、そうつぶやく。
711
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/19(木) 06:02:42
>>710
「日付変更の早い『キリバス』比較的開けた『マーシャル諸島』と
『シンガポール』で聞いてみて欲しい」
これで残りは『インドネシア』と『ミクロネシア』、『YES』でも『NO』でも
残り2問で決着するはずだ。
712
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/19(木) 21:12:10
>>711
補足
・『YES』→
Q1.3国のうちランダム2国で質問
→『YES』なら2国のどちらかでQ2へ、
『NO』であれば聞かなかった国が『当該国』で『確定』
Q2の回答は『YES』でも『NO』でも『当該国』は『確定』
(『YES』であれば聞いた国、『NO』であれば聞かなかった国)
・『NO』→
Q1.『インドネシア』と『ミクロネシア』
どちらで質問してどういう結果が出ようとこの時点で『確定』
(『YES』であれば聞いた国、『NO』であれば聞かなかった国)
713
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/19(木) 23:09:02
>>710
「大分絞れてきたな……。」
さて、この五択をさらに絞るには……
>「『ヒント』は無用だったな、スヴァルト」
(ライオンがヒント?では、もしかしたら国名が獅子に由来するシンガポールか?)
とは思うが、別の意味もあるかもしれないので、
「『50以上の島・あるいは環礁を領土とする国家』がルンクスの行先であるか?」
と質問したい。
残存する『ブルネイ、インドネシア、シンガポール、キリバス、マーシャル諸島』
の内、ブルネイが一つ、インドネシアが万を越え、シンガポールが60、キリバスとマーシャル諸島が30と少しだ。
インドネシアとシンガポールの二国とそれ以外を切り分ける。
714
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/20(金) 00:26:41
>>711
(エイノー)
絞り込みをアドバイスするエイノー。
>>713
(青田)
ヒントによる答えを想像しつつ、さらに絞り込む。
>『50以上の島・あるいは環礁を領土とする国家』がルンクスの行先であるか?
ルルル・・・・
──『YES』
715
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/20(金) 00:41:32
>>710
>>714
(GM)
(なに? …………ヒント、だと……?)
「……」
「ライオン?」
なぜここでヒントを?
スヴァルトは――『ルンクスを切除(カット)したがっている』?
今は、その疑問は解く時ではない。
残るは二つ。虱潰しですら、すぐさま終わる――
(ライオンの国。そんなもの、今度こそ、一つだ。)
「……『ルンクスの行き先は、シンガポールである』」
……ライオン。
深い知識を持たない小角でも、わかる。
・・・・シンガポール。
それこそが、ライオンの国だ。
「どっ……どういうつもりだ……!?
す、スヴァルト! わたしを試したのは、きみだろう!」
スヴァルトに問う。
これが仮に外れても、もはや謎は解けている。
・・・・自ら試練を課しておいて、どういうつもりだ?
(……やはりルンクスの切除か?
そ、そして、ルンクスが勝てば、それはそれでいいと……?)
それが一番ありえる可能性だ。
あるいは小角が気づかなければ、『それでもよかった』のだろう。
716
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/20(金) 01:12:07
>>715
(小角)
仲間によって狭められた選択肢、そし『ライオン』というヒント。
>『ルンクスの行き先は、シンガポールである』
ルルル・・・・
──『YES』
ド ド ド
ついに小角は、ルンクスの居場所に辿り着いた。
ド ド ド ド ド ド ド
「カカッ、別にヒントじゃない。
これでも見つけられなければ、もう一つ嘲笑えるネタを仕込んでみた。
それだけの話だ」
「フン・・・・まあ、『ジニ』の有用性は認めてやろう。
おまえ一人ならどうだったかわからんが・・・・」
「スヴァルト」
「チッ・・・・、わかってるよ。
今夜『24時』までに、仲間を集めろ。
奴の『予定』に、おまえらを間に合わせてやる」
「その先は──『好きにしろ』。
奴もおまえらも、死のうが生きようが知ったことか」
「・・・・フライス、おまえも動くなよ?
『アフリカの為』を思うなら、あの屑の排除を邪魔するな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
717
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/20(金) 01:23:54
>>716
(GM)
ルルル・・・・
──『YES』
ド ド ド
「や……った!」
ド ド ド ド ド ド ド
答えは出た。
そしてスヴァルトの言い分。
「〜〜〜〜っ……ど、どこまでも……」
(だ、だが……これで。
これで仕事は……果たしたぞ。)
役目は終わった。
敵の手を借りて、情報も極めて不完全。不格好ながら、だが。
・・・・これで任された仕事の最低限、その半分だけは、こなせた。
「わ……わかった。
どこに集めたらいいんだ……?」
この先は――『謎ではない』のだ。
あるのはルンクスの撃滅か、それとも。
(……よそう。アウレアさんやウィルくんが負けるはずがない!)
「……そ、それから……この周の質問は、まだ残っている。
イルソン君はそういうスタンドだ……あと、4つ残っている。」
「……構わないだろうか?
ルンクスについて、この質問数を使い切っても。」
現在、テーマは『全て』だ。
三週目に入り、質問者はまだ小角だけ。
(か、仮にも切り抜けたが……気は抜けない。
無理なら無理で、アウレアさん達にすべてを託すしかない……)
救急車はまだ、もう少しくるまい。
それまで、『能力調査』とできれば、最善だが――
718
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/20(金) 04:17:01
>>716
「まっ、これも……また一つの結末ではありますか」
望む望まないに関わらず、如何なる行動にも関わらず。
ただ『意志』と『存在』によって、『闇』を振り払う。それが『名探偵』という概念だ。
ならば――――この結末も。
当初は予想もしなかったこの結末も、やはり『名探偵』に相違あるまい。
「さて、はて、『名探偵』の時間はこれでおしまい。
活劇ができないわけじゃありませんが、あとは『活劇屋』の仕事です」
紫自身は、『ウィル』という女――――もとい、男のことは知らないが。
だが、なるようになるだろう。
ならなければ、それまでだ。いずれにせよ、名探偵の出る幕は終わるのだから。
「おっと、しかし幕が降りるまでは、『名探偵』を続けましょう」
「求められる限りは、いつだってそうです」
胸の痛みも、腕の痛みも、気にせずタフに笑ってコインに向かう。
「ハッキリ言って――――私は、『名探偵』なのですから」
調査を続けるのならば、続けよう。
戦わない紫だからこそ、戦わない部分では尽力しなければならない。
719
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/20(金) 09:23:41
>>716
うつ伏せのまま、密かに安堵する。
あがき抜けばたまには道は開ける、という実感とともに。
(今日だけで何度、どうなることかと思ったやら……)
与えられた状況のなかで、最善を尽くそうとしたことを思えば
いつぞやの『殺し屋』との対峙も無駄ではなかったと言うことだろう。
ともあれこれでいま、『ヤングダイヤモンド』の3人が敵対する事はなくなった。
後は『ルンクス』を始末……だけだ。
そこらへんは、こちらの手の出せる場所ではない。
とはいえ『ヤングダイヤモンド』三人には目を向けておく。
動向を見ながら、タイムリミットであった救急車の到来を待つ。
尚、調査を出来るかの小角の質問については聞き耳をたてておく
720
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/20(金) 20:04:53
>>716
「有難う小角君に青田君、紫探偵に……愛川君。
さて長々放置の上手間をかけてすまなかった高遠君
『応急処置』だけしておこう」
調査に集まったメンバーに頭を下げ高遠に近付き
『F・O・Q』で壊れた椅子のパイプを伸ばし
高遠の脚を折れているなりに正常な内部構造位置に
戻るようパイプと破ったシャツで固定する。
そしてヤング・ダイヤモンドの3人を見て問う。
「回答は期待しないが一つ尋ねたい。『5m以内に近寄るな』
確か貴方がたのどなたかがルンクス氏に通牒した科白だった。
『男』であるはずの『知人』も青田君によれば『芸術作品』さえ
『花嫁』たりうると言う。しかしこの街は概ね正常で貴方がた3人も
ルンクス氏に会った私も『花嫁』にはなっていない。
ルンクス氏の『スタ…『ジニ』には何か『求婚条件』があるのだろうか?」
「ダメで元々」な質問だが先のスヴァルトのライオンの例もある、
『気まぐれ』で何か手がかりが得られるなら儲けものだ。
721
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/20(金) 22:31:37
>>716
ふう、と息を吐く。ここで仕掛けてこないという事、国外に引いたルンクスを攻撃する準備が叶った事。
少なくとも一旦この場では安心する余地がある状態だ。
しかし。
「……これは、能力周りは直接突っかける組頼み、か?」
そう、自分にだけ聞こえるよう呟く。
ここにはヤング・ダイヤモンドが居て、ルンクスはヤング・ダイヤモンドで、
ヤング・ダイヤモンドを調べないと誓う事で安全を得ているのだ。
質問は出来ない。
722
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/20(金) 23:47:36
>>717
(小角)
「フライス・・・・聞こえる?」
「ああ。
救急車より先に到着する」
顔を見合わせる、フライスとアーント。
「──この『一周』だけ、『質問』を認めよう。
それ以上は、他にバレる可能性が高い。
『ルール』の締結前とは言え、先んじて調べたことが知られれば、
この目論見自体が水泡に帰す。
我々が黙認出来るのは、そこまでだ」
「──いいわよね? スヴァルト」
「ああ、構わん。
奴に義理立てする理由は、オレにはない。
『情報』で勝てるなら、恩の字だ」
>>718
(紫)
小角が突き止めた『真実』を、ともに喜ぶ。
だが、小角自身の提案──
ルンクスの調査が、僅かではあるが許されるようだ。
『名探偵』の仕事は、まだ残されている。
>>719
(高遠)
『ヤング・ダイヤモンド』には三方を囲まれた状態だ。
今、彼らの気が変われば、全員の命がない状況に変わりはない。
油断なく三人を見つめながら、小角の質問の動向を伺う。
>>720
(エイノー)
椅子のパイプを使い、高遠の手当てを始める。
『フィストフル』の力強い腕で、添木を当て、シャツの包帯を巻いた。
エイノー自身も血まみれだ・・・・重症ではないが、治療が必要だろう。
「わ、私のこと・・・・ね、それ」
どもりながら、アーントが返答する。
スヴァルトやフライスとは明らかに態度が異なった。
表情を見るに、対人に苦手意識があるようだ。
小角にはそうでないことを見るに、
『初見の男性』に対して発露するのだろう・・・・
「『ジニ』については・・・・言えないわ。
それは本当の『裏切り』だから」
フライスも話に乗る様子がない。
やはり、『調査』するしかなさそうだ。
>>721
(青田)
意外にも、フライスは『一周』のみ、『質問』を許した。
残された質問数は小角を除いた
青田、紫、高遠、ホームズの四人、四回だ──
723
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/21(土) 18:11:49
>>722
「失礼『無理』を申し上げたアーント嬢。他2方も流して欲しい、
小角君達、『頼んだ』。かわりにもならないが『24時』からの
一件は何とかしよう」
視線を合わせずアーントに謝罪、改めて小角達に質問を
頼み肩のコンクリ片をようやくはじき出しシャツの残りを
自身の口と左手で巻く。
『20:00』まで処置してもらって『一時帰宅』が『脱走』、
帰って『着替え』と『準備』をして『24:00』にはギリギリ
どうにかなるだろう。
724
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/21(土) 19:16:54
>>722
ちょっと驚いたように目を見開くが、まぁルンクスを除くという点で利害が一致した、という事だろう。で、あれば。
「……ルンクスの能力の発動条件を俺は儀式的な『結婚』に見ている。『誓いのキス』『ケーキ入刀』、そういうのだ。
で、5m以内まで近寄るな、と言われている以上一定距離まで効果が発揮し得ると思われる。
正直な所5mまで離れて、という事を考えると難しい」
「が、『誓いのキス』は『体液』の『交換』あるいは『移動』という表現にする事である程度の距離まで届かせる事が可能だ。」
それが誓いのキス、と呼べるのかはこの際気にしない。
スタンドには、そういうちょっとした無茶が起きる事がある。
「よって俺の質問は、『ルンクスのスタンドの能力は体液の移動により発動するか?』だ。」
今回、こればかりは勘と当て推量が大きい、外れて元々だ。外れたら、それ以外の可能性を考えよう。
725
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/21(土) 22:53:36
>>723
(エイノー)
最後の『質問』に傍耳を立てながら、
自身の手当てに入る。
「・・・・ちなみにアーントは、
ルンクスに限らず、男性全てに同じ態度だ」
「今言うの、それ!?」
>>724
(青田)
>『ルンクスのスタンドの能力は体液の移動により発動するか?』
ルルル・・・・
──『YES』
726
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/21(土) 23:12:17
>>725
なんとなく、アーントに対する目線が変わりそうな気がした。
仲間かな?的な。
「……た……」
絶句。
では『ウィルさん』もそれで感染させられ
『モナ・リザ』もそれで出来たというわけか。
「……『ルンクスのスタンド能力は体液の種類により能力の効力に違いが生じる?』」
一口に体液と言っても色いろある。ツバつけにしろ別の何かにしろ、おぞましい話だ。
……実際戦う時に、物によって致命打となるのか、
量や数によって進むのかは謎だが、種類によって危険度が変化する可能性を考えてみる。
727
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/21(土) 23:19:59
>>726
(高遠)
>『ルンクスのスタンド能力は体液の種類により能力の効力に違いが生じる?』
ルルル・・・・
──『NO』
728
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/23(月) 23:35:44
>>722
(GM)
(な、何が……聞こえるというんだ。
まだここに来るというのか……!?)
フライスとアーントの言葉。
恐らく――4人目、なのだろう。
「……よ、よし。
礼を言わせてもらおう……」
・・・・そうして、調査が始まる。
>>724
>>726
(青田、高遠)
>>725
>>727
(GM)
そして。
「た、体液……よだれや血というわけか!
発動条件まで、な、なんて汚らしいやつだ……!」
下劣な能力だ。
しかし、それだけに――恐ろしい。
(こ、こういう時、他にどんな質問をすればいい?
敵と戦う時、聞かなければいけないことは何だ……!?)
「そもそも体液ならなんでもいいのだろうか……!?
あるいは……体液だけで、よ、嫁にしてしまえるのか……?」
「それなら……なんでウィルくんだけなんだ?
も、もっとたくさんのスタンド使いが、嫁になっていても……」
小角の周辺でそういう物は誰もいない。
気づいていないだけにしては、出来過ぎではないか?
・・・・何か基準か、条件がある?
(し、しかしそれが闘いの中で役に立つのだろうか……)
自分は戦士ではない。
戦いに役立つ情報とは、いったいなんだ?
――と。
>>723
(エイノー)
「ま、待った。エイノー先生……た、戦う気なのか!?」
「じゅ……重傷じゃないか!
今から治療なんか、と、とても……」
驚く小角。
もし戦えたとして――
(ゆ……勇気、というものなのか?)
自分にはとても、ない。
ヤング・ダイヤモンドと進んで事を構える勇気など。
729
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/23(月) 23:48:54
>>722
「ふむ……『誓いのキス』や『性交』、
あるいは無法者が行うような『血液の交換』や『酒の回し飲み』などによって感染する、と。
もはや『超能力』というより、『呪術』のような能力ですね」
しかし、さて。何を聞いたものか。
『体液交換によって発動する』、『体液の種類によって効力は変わらない』。
ただし、現在の『ウィル氏』の様子を聞くに、その症状は非常にゆっくり進んでいく……
……『量』による症状の進行速度の加速は、もはやあって当然というぐらいだろう。
如何に強力な能力と言えど、これほどに遅効性であれば戦闘中は使い物になるまい。
であれば、戦闘中にも使えるような要素があるはずなのだ。彼が『ヤング・ダイアモンド』の一角であるのならば。
「……となると、ええ。
『ホームズ』、まず貴方は『ルンクスのスタンド能力は、傷一つない皮膚に体液が接触するだけでも発動する能力である?』と。
要するに、粘膜接触などによって体内に体液が混入する以外のことでも発動するか、ということですが」
紫自身の質問は、この質問の回答を待つことにする。
730
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/23(月) 23:56:19
>>728
(小角)
手当を始めるエイノーの様子に驚く小角。
エイノーは、本気でルンクスを倒すつもりなのだ。
この怪我にも拘らず・・・・
それは『勇気』か、それとも『無謀』なのか。
その答えは、おそらくは
『シンガポール』で明らかになるのだろう。
>>729
(紫)
『ホームズ』の問いに、『コイン』が応じる。
>『ルンクスのスタンド能力は、傷一つない皮膚に体液が接触するだけでも発動する能力である?』
ルルル・・・・
──『YES』
731
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/23(月) 23:57:35
>>727
「む……」
となるとおそらく量がキーになって症状が加速すると見るべきか。
しかしまぁ、こんな本能的な能力がスタンドとして発現するなんて
(頭の中にまで○液詰まってるんか……)
能力もさることながら、そういう精神性にとてつもない脅威を覚える。
732
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/24(火) 00:32:41
>>730
「……聞いといてなんですが、厄介ですね。
『皮膚接触』だけで発動するとなると、接近戦を挑む時点で危険が付きまといます」
いや、あるいは。
加湿器に体液を混入させる、だとか。
そういった次元の攻撃すら、可能性にのぼる。
であれば何を聞く?
皮膚接触でも発動するとなると……
「……では、最後に」
「『ルンクスのスタンド能力は、与えた体液の量によって能力の効力に違いが生じる?』」
……ここを詰めておく意味は、ある。
733
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/24(火) 00:44:44
>>732
(紫)
>『ルンクスのスタンド能力は、与えた体液の量によって能力の効力に違いが生じる?』
ルルル・・・・
──『YES』
紫の最後の『質問』に『コイン』が応じる。
スヴァルト:
「・・・・本気で『戦る』つもりなら、覚悟しておけ。
ルンクスは『女』で世界を征服できるとマジで考えてる、
『アフリカ史上最悪のイカレ野郎』だが・・・・
あの齢まで生き延び、『ヤング・ダイヤモンド』まで昇りつめたのも事実だ。
マフィアから傭兵まで、あらゆる『男』に狙われながら・・・・だ。
そして今、奴の野望は、現実味を帯びつつある。
遠からぬ未来──奴の『嫁』が各国政府の要職につくことで、な」
「おまえらが殺すなら、オレの手間が省ける」
734
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/24(火) 01:00:15
>>733
『スタンド使い』であることを考えても、それだけの生存力か。
色キチではあるが、非常に危険なことに変わりはなさそうだ
「ルンクスの考える『制圧』はそれってわけね……」
本当に十人十色の『制圧』だ。高遠はそう思い、
『クレモンティーヌ』は踊り続ける。
……後はコレを『始末』するべく集まる者へ伝達する必要がある。
覚えておくとともに閲覧ロックを掛けた電話内メモに突っ込んでおこう。
735
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/24(火) 01:11:29
>>733
「ま、『洗脳能力』っていうのはそういうものですからね」
人の精神を支配する。
それはたくさんの人を殺せる能力よりも、ずっとずっと恐ろしい能力だ。
加えてその能力発動の容易さは、法外と言ってもいいだろう。
文字通り『唾をつける』……それだけで、どんな人間であっても自在に操れる手駒にできる。
……いや、あるいは、『人以外』でさえも。
それはルンクスの死によって崩壊する支配だが……逆説、ルンクスが死ぬまでは支配が可能になるという事。
確かに、世界征服ということも非現実的な話ではあるまい。
それは恐ろしい話ではある。が――――
「ですが、ええ」
「後のことは、後の者に。
成すべき事は、成すべき者に任せましょう」
――――それは、もはや『紫斜六』の手からは離れた物語だろう。
「ハッキリ言って、私は『名探偵』――――それ以上でも、それ以下でも無いのですから」
『Q.E.D.(証明終わり)』。
そう言ってハンチング帽を深くかぶり直す。
今度こそ、『名探偵』の時間はおしまいだ。あとはお開き、続刊に乞うご期待。
交わった道は再び別の方向へ進む。あるいはまた、交差することもあるかもしれないが。
いずれにせよ――――シュレディンガーの猫の生死を語る機会は、また今度に。
736
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/24(火) 01:26:22
>>733
(GM)
「――――調査終了、だ。イルソン君。」
パッ
コインから手を放す。
――――――――――――――――――――――
今回の使用額:53万円
テーマ:『全て』使用済み(一週間質問不可)
――これにて、調査完了。
――――――――――――――――――――――
『イル・ソン・パティ』を解除する。
(もっとも、解けていない謎の方が、よほど多いが……
わたしはわたしの頼まれた仕事だけは、こなせたよね……)
ギュ
鹿撃ち帽を押さえる。
これから先のことは何も分からないが――
(祈るしかないよ……ルンクスを、みんなが倒すことを。)
今はもう、これで限界だ。
身体は傷一つない。護衛達のおかげで。しかし心は違う。
ドサ
(これでよかったのだろうか?
何が正解だったのだろう?
……答えてはくれないよね、イルソン君。)
誰にも分からないことは、優秀な『相棒』にも分からない。
ならば小角 宝梦は――今はただ、その場にへたり込む。
・・・・それでせいいっぱいだ。
737
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/24(火) 21:37:07
>>733
「ああスヴァルト氏、『24:00』に『何処』に行けば良いのかくらい
教えてくれたまえよ?代わりに一つ『私を哂う所以』を提供しよう。
貴君が誓ったキリマンジャロの『山頂の豹』私は『広大な大地に
飽きて天の頂を目指した』と思っているよ。ほら『貴様ごときが倣おうと
抜かすか』と『行って死ぬが良い』という気になったろう?
アーント嬢、フライス氏なら2mくらい近くて良いと思うなら助言しよう
『世界の半分』は『それ』だ、『次』があったら苦情を聞くのでひとつ
向き合って見ると良い。フライス氏、バジ君とヘルの『息災』を
言祝いでくれた事に感謝する、私には『歯が立たなかった』事
だったからね」
>>728
(小角)
「そうだねえ、次に会ったら昼食でもご馳走するのでその時
『あの時貴方を馬鹿かと思った』くらいの笑い話にしようよ」
>ALL
「何であれ『感謝する』。私は漸く『好きにする』事ができそうだ。
何せほら、前『月が堕ちて来る』とかいう時は『何もできなかった』
からねえ。少し帳尻が合わないと収まりが良くない」
思う所は色々あって随分好き放題を言った気がするが最後には
それなりまともに『笑えた』と思って横になる。
何せ本意であれば『後がある』。
仔細は『そこから帰ってくる事が出来たなら』で良いだろう。
738
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/25(水) 23:17:20
>>733
「……アメリカの大統領や日本の総理がいつの間にか女性になってる、って事か」
そう呟く。成程、あの『モナ・リザ』の状況を見る限り妄想でも何でもなく実現可能だろう。
それに、能力を与えられる以上、四肢をもごうが治療能力を与えた『花嫁』を用意するだけで問題は無くなる、
正直に言えば、死なねば止まらない、そういう相手だ。
しかしま、ここはこれで終わり、そういう雰囲気だ。
今夜の決死隊が勝てねば終わり、まぁそういう事もあるだろう。あの、ずれた満月のように。
(それからそうだな、今回得た情報はウィルに伝えておく必要があるか)
739
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/26(木) 19:18:24
>>734
(高遠)
ルンクスの計画は、すでに黄金町に収まるものではない。
町の制圧すら軽視しているのではないか・・・そう思われるほどだ。
高遠は携帯に、今の情報を記録した。
果たして、この怪物を『始末』するのは誰なのか?
それは並の戦力では成し得ない難行だが、
このまま放置することも、決して出来はしない。
サイレンの音が、近づいてくる。
この状況を救急隊員にどう伝えたものか、
今から頭の痛い問題だ・・・・
>>735
(紫)
『Q.E.D.(証明終わり)』。
そう言ってハンチング帽を深くかぶり直す紫。
『名探偵』の仕事は謎解きであり、
その後の荒事は、別の誰かの仕事だ。
>>736
(小角)
コインから手を離すと同時に、
『イル・ソン・パティ』はゆっくりと消えていった。
これで『一週間』──発現は出来なくなる。
同時に、その場にへたり込む小角。
体は傷付いていないが、状況はヘビーに過ぎた。
『彼ら』に直接対峙する者には、それ以上の重圧がかかるはずだ。
小角は挑戦者にはなれない──が、
『答え』を求められる時は、いつか必ず訪れるだろう。
『問い』、『答える』──それが人生の本質である限り。
>>737
(エイノー)
スヴァルト:
「『キリマンジャロの雪』、か。
古い映画を知っているな」
「おまえの戦力は認める。危険な『ジニ』だ。
群れのサイを封じる敵は、そうはいない。手際もいい」
「だが『豹』がそうであるように、
群れで戦わない動物は──『脆い』。
どれほど強くとも、戦場全体を把握できなければ、
いずれ力を削がれ、潰される。
戦場を動かすことを考えろ・・・・でなければ『頂』には手が届かん」
「集合場所は・・・・校門前でいい。
使うのは私用機だ。フライトは関係ない」
いつになく冷静に、スヴァルトが応じる。
熱しやすく、冷めやすい・・・・そういう気質なのかもしれない。
フライス、アーント:
「「余計なお世話だ」」
応急手当を済ませ、床に横たわるエイノー。
明日には、さらなる危険に身を投じることになるが、
そこに悲壮感はない・・・・『やるべきことをやる』だけなのだ。
>>738
(青田)
フライス:
「直接である必要すらない。
大統領の妻や娘、家族から籠絡も出来る」
『ヨハネスブルグ』との対話を得たおかげで、
ルンクスの危険性がはっきりと浮かび上がった。
これは成果の一つだろう・・・・ウィルにも伝える必要がある。
>ALL
「──『来た』な」
「会わせると面倒だわ。足止めしましょう」「ああ」
ズギュ ウ ウウ
フライスのつぶやきにアーントが応じ、
その身にスタンドを発現する。
『蝙蝠』を思わせる両腕に沿った『翼』と、
不気味極まりない『仮面』・・・・全身を覆う『纏うタイプ』だ。
ド ロ ォォオオオ
膝から崩れたその姿が、床に飲み込まれ、消え去った。
元の床に変化はない・・・・『すり抜けた』かのようだ。
気付けばフライスとスヴァルトの姿もなく、
吹き抜ける風の中、一同は部屋に取り残されていた。
サイレンの音が、校舎傍から聞こえている。
じき、通報を受けた隊員が、部屋に向かってくるだろう。
危険な『調査』が終わった・・・・
次なる戦いは、『シンガポール』に舞台を移す──
『小角 宝梦は火種となる』 ⇒ END
740
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/26(木) 20:50:54
リザルト:
青田『トライブ・コールド・クエスト』⇒『負傷なし』
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』⇒『全身に打撲、擦過傷』『右肩杙創』
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』⇒『負傷なし』『53万消費』
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』⇒『左肩骨折』『左腕複雑骨折』『左肋骨骨折』『右掌裂傷』
高遠 嶺『クレモンティーヌ』⇒『全身に打撲、擦過傷』『左大腿骨骨折』
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』⇒『胸部・背部貫通傷』『胸部・胴部貫通傷』
『右肺破壊』『右腎臓破壊』『大腸刺傷』『再起不能』
『報酬』 ⇒ 全員に『150万』
741
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
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