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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
641
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/13(金) 23:04:01
>>635
(高遠)
全身を襲う骨折の痛みと筋肉痛に、
芋虫のように床で体をよじる。
愛川を『パートナー』とした『クレモンティーヌ』は、
高遠の指示に従い、カバの出てきた穴へと身を潜らせた。
隣室で踊っている限り、即座に攻撃はされないはずだ。
もっとも、その間、高遠は限りなく無防備になるが・・・・
フライス:
「『イル・ソン・パティ』には不確定な要素がある。
参加者が自身の意図を持てば、その結果を改竄できる──
つまり小角が偽ろうと思えば、『真実』は得られない」
「人質を取ればいいだろ。
親や恋人の命がかかれば、ふざけた真似は出来ん」
「かもしれない。
だが、そうはならないかもしれない。
それでは『不確定』だ──
他に『真実』を知る手段がなければ、
『イル・ソン・パティ』の絶対性は損なわれ、価値を失う」
>>636
(エイノー)
スヴァルト:
「・・・・淑女?
己の立ち位置もわからん奴は、家畜にも劣る。
豚小屋の豚の方が、まだしも礼儀を知っている。
今のはただの『しつけ』だ・・・・
おまえも『豚』か? 人に扱われたければ、身の程を知れ」
辛辣な台詞を叩き付けるスヴァルト。
知的だが、激しく『好戦的』──
敵意をむき出しにしている点が、フライスとは異なる。
「私は意見を拒まない。
協力してもらえるなら、対価も払おう。
それは暴力では決して得られないものだ」
フライスは、各自に状況を説明している。
エイノーにも、およそ問題の輪郭が見えてきたはずだ。
愛川は『クレモンティーヌ』が隣室へ連れて行ったが、
踊っている間は出血も止まるらしい。
止血する必要は、ひとまずないかもしれない。
>>638
(紫)
「──理解が早いな。その通りだ」
フライスが静かに微笑む。
一方的な暴虐の現場でなければ、
思わず親しみを覚えてしまいそうな、そんな表情だ。
紫は『明智小五郎』を解除し、
『安楽椅子』に新たな探偵、『シャーロック・ホームズ』を降臨させる。
「・・・・困難な状況のようだね」
流石に知っているのだろう・・・・
『ヨハネス』の二人が、揃って声を漏らした。
「『知恵』か・・・・ふむ」
フ ワ
小さな『探偵』が紫の耳元に飛び、囁きかける。
「・・・・『時』を稼ぎたまえ。
『棚上げ』は人類の知恵だ。
その為の『ルール』こそ、『平和』の正体だ」
>>640
(小角)
「それでは、救急車がここに到着するまで、
我々は待とう」
フライスの提示は、決して長い時間ではない。
せいぜい『5〜10分』・・・・『15分』は望めまい。
「使いたければ、
『イル・ソン・パティ』を使ってもいい。
ただし質問は我々にわかるようにすること。
でなければ、使用は許可できない」
自身の自由は、自分の頭脳で勝ち取らねばならない。
小角は顎に手を当て、沈思黙考する──
>>637
(青田)
(GM注:『ダイヤモンド・ナイン』は『ヤング・ダイヤモンド』の別称。
混乱させたことをお詫びする)
アーントの言葉を元に、想像を広げる青田。
短い時間だが、『ヤング・ダイヤモンド』と『ヨハネス』の
内部構造の情報を得ることが出来た。
「それでは……行きませんか?
その、出来れば、他の『ヤング・ダイヤモンド』が
来る前に、話を収拾したいですから」
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