[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
675
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/17(火) 17:39:30
>>672
(GM)
(よし、これなら地下道なりを探せば……)
「それは……きみの言う通りだ。
しかし、ルンクスは黄金町で今後も拠点を使う。
それにだ、ここ数日にも、何度かは拠点を使って……」
ルンクスは明日この町のどこかを訪れる。
そして、数日前には黄金町内の拠点にいた、という。
黄金町内にいて、継続して拠点を利用する意志があるなら――
・・・・
「……国外だと?」
それは――
「ば、ばかな……いや……そうか、それが一番、け、賢明はあるが……」
(もしそうなったら。どうしようもないから……
はじめから、外していた選択肢……! ま、まさか。)
この調査は初めから――
(無駄だったのか……!?
いや、明日には黄金町に来るらしいが……
それに、定期的に帰ってきてもいるようだが……)
国外にいる時点で、いや、国外逃亡がルンクスの選択肢にある時点で追跡は不能だ。
『イル・ソン・パティ』は調査をする。しかし追う人間の足には、限界があるから。
「……き、きみが。きみが確実にルンクスを連れてきてくれる、方法はあるんだね?」
(か、考えなくては。
こう思うのは今日何度目だ?)
(解決策はみんなが考えてくれた。
わたしの調査は、全てにおいて無駄だった。)
(そして今、結局のところ……
わたしの身はわたしが守るということか……)
チラ
そういえば今、何時だったろうか?
自分の身は自分で守る。
「……」
ググ
眉間の辺りを押さえる。
「……『ルンクスの行き先は南半球の国家であると、わたしは考えている。この思考は正しい?』」
質問する。行き先とはもちろんだが『逃亡先』のことだ。
別に北といっても良かったのだが――本命はどちらかといえば南。
候補を完全に絞り切れるほど、情報はない。時間もない。山カンに賭けるより多くの候補を減らそう。
救急車はまだ、少し遠方だ。
あと一度か、二度は、調査機会はあると考えて自然だろう。
(不思議と、頭が回る。それほどわたしはしにたくないんだな。)
(それに……せめて、ウィルくんの依頼だけは達成しなくちゃ。)
今後生きる中に希望があるのだろうか?
調査道具としてでなく、自由の中で生きられる日は来るのだろうか?
「あ、あ……青田くん。
モナリザは……ルンクスについて、何か言っていたかい?」
(しかしなぜまた、モナリザなんだろう?
それもそういう能力だから、といえばそれまでだが……)
「居場所はともかく……
やつの動きをにおわせるようなことを。
いついつにやつと会ったとか、そういうことを。」
……ホームズの言に従い、『聴取』する。
この中で、今現在唯一ルンクスの手先と会話したであろう彼に。
(大本命は――青田くんも言っているように、アフリカだ。
しかし……どうにも、ひっかかる。本国とやらは多分ルンクスにも任務を課している。
なら、任務の達成もせず、ウィルくんのために逃げ帰ったところで、庇護はないんじゃないか……?)
そう考えるに、本国に帰るのは……最善手を取りに来た奴にとって、完全な最善手だとは思えない。
質問回数は救急車が来るまでの時間と何ら関係ない。
ないヒントでも、聞けることは聞き続けよう。
(そもそも本当に国外にいるのか……日本は、北半球だ。)
・・・・さて、どう出るか。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板