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【ファンキル】SSスレ

1ゆるりと管理人:2019/07/21(日) 01:13:38

ファンキルの二次創作SSを投稿するスレです。

・18禁の内容はNGです
・原作のキャラクター性を著しく損ねる内容はご遠慮下さい、
また損ねている可能性がある場合は注意書き等でご配慮下さい
・複数レスに跨る場合は投稿者名(いわゆるコテハン)を利用しましょう
・投稿に対する暴言は規制対象になります
・ダモクレスばかり登場させるのは控えましょう

※物は試しのスレなので需要が無く過疎った場合は放置でOKです

889EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:12:11

お兄ちゃんの寝顔を眺めながら、髪の毛を梳いていく。

私が学校に通っていた頃のお兄ちゃんは、いつも気を張り詰めていた。

こうして心地良さそうに眠る兄を見てるだけで心が暖まって……

「ねぇ、お姉ちゃん。ちょっといい?」

「ひゃい?!」

知らない幼い女の子に声を掛けられたことに驚き、声が裏返った。

急いで平静を取り繕う。

「ど、どうしたの?」

「……お邪魔だった?」

「そ、そんなことない!」

……取り繕えなかった。

「ん……」

五月蝿くしていたせいで、お兄ちゃんの目が覚める。

お兄ちゃんは私の傍にいる子に気がつくと、優しく声を掛けた。

「どうした?迷子か?」

「お兄ちゃんとはぐれちゃって……。一緒にここに行こうって約束して、その途中で……」

「そうか、じゃあ君の兄貴を一緒に探すか」

「いいの……?」

「俺達も兄妹なんだ。放っては置けないさ」

お兄ちゃんがごく自然に兄妹だと言ってくれたことに、喜んでいる自分がいた。

「チヒロもそれでいいか……?」

「うん!」

こうして私達は、幼い兄妹を探すことになった。

890EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:12:57

「俺がこの子の兄貴を探してくるから、チヒロは一緒にここで待っててくれ。入れ違いになるかもしれないからな」

お兄ちゃんがそう言い残して、探しに行ってから30分が経った頃。

「ーーーーーー」

聞き取れない程小さい何かが、遠くで聞こえた気がした。

「お姉ちゃん、どうしたの……?」

何故か嫌な予感がした。

今すぐ行動を起こさないと、この先ずっと後悔する。

そんな予感が。

「私もちょっと近くを探してみるから、ここで待ってて」

音のした方へ全力で駆ける。

「ーーて!!」

次第に大きく、鮮明になっていくその音は

「ーーー誰か、助けて!!」

「!!」

紛れもなく子供の悲鳴だった。

そして、その子供の傍には

「あれは……!?」

異形の姿があった。

そう、魔獣だ。

891EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:13:44

3メートルを上回る体躯。

手には大の大人程に渡る丈の剣。

歪な銀の鎧に身を包まれ、赤い目をしたそれは。

かつて人間を蹂躙した魔獣の一角。

オーガ・スケルトンと呼ばれる化け物だった。

「グギャアアアアア!!!」

魔獣のけたたましい咆哮に、子供が尻をつく。

ーーー間に合え!!!

スイッチが切り替わる。

相模チヒロとしてではなく、キル姫ムラマサとして。

その子に振り下ろされた大剣を、顕現した剣で受け止めた。

「逃げろ!」

「お、お姉ちゃんは……?」

「拙者に構うな!お主の妹君がこの丘の上で待っている!その子を連れて……」

余裕がなかったのだと思う。

敵を目の前にして、余所見をするなんて。

「がっ……!?」

魔獣は空いている片手で、横合いから私を殴り飛ばした。

凄まじい衝撃に肋骨が何本も折れる。

「お、お姉ちゃん!」

「拙者は、大丈夫だ……」

「で、でも……」

「構うな!行け!!」

私の怒号に、意を決したその子は妹の元へと駆けていった。

「ギャギャ!!」

魔獣は、死に体の私ではなく、子供を追おうとするが……

「鬼火!!」

刀を地面に突き立て、奴と自身の周りを火柱で囲む。

「お主の相手は、拙者だ!」

腹に走る激痛で、気を抜くと一瞬で意識が飛びそうだ。

己の未熟を呪いながら、死闘に望んだ。

892EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:14:32

ーーーーーー

ーーー

「ハァっ!ハァっ……!!」

何度も斬りつけた。

何十回も。何百回も。

なのに、魔獣の鎧には傷一つついてない。

私の刃が奴に通ることは一度もなかった。

「ぐっ……」

視界が霞む。

腕が上がらない。

血を流し過ぎた。

キラーズを制御するマスターがいなければ、キル姫もキラーメイルも実力を十全に発揮することはできない。

ーーー違う。

そんなものは言い訳だ。

ーーー私がこいつに敵わないのは、私が未熟だからだ。

もう、限界だった。

「グギャギャギャギャ!!」

魔獣の大剣が私を両断する

その直前。

もうダメだと、思ったその時。

横合いから薙払われた長刀が魔獣の剣を弾いた。

「ーーーもう、大丈夫だ」

聞き慣れた声。

私が生まれてからずっと、守ってきてくれた。

「お兄、ちゃん」

助けに、きてくれた。

893EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:15:29

「後ろにいてくれ。指一本触れさせない」

「だ、ダメ!お兄ちゃん、一人じゃ敵いっこない!」

キラーメイルであるお兄ちゃんより、キラープリンセスである私の方がずっと速く、強い。

なのに。

「グギャアアアア!!」

魔獣が雄叫びをあげながらお兄ちゃんに襲いかかる。

黒衣が揺らめく。

凄まじい魔獣の猛撃は一度たりともお兄ちゃんに当たることはなかった。

「凄い……」

速さではなく、見切り。

全ての攻撃を最小限の動きで避けている。

潜ってきた修羅場の数が、剣士としての力量が、圧倒的に違う。

今度は私がお兄ちゃんを守るーーー?

馬鹿馬鹿しい。

私なんて兄の足元にも及ばない。

「くたばれ」

兄の刀が魔獣の首筋を捉える。が。

「!!」

弾かれた。刃が通らない。

「なるほどな」

兄は刀を鞘に納めた。

あの化け物を倒す方法なんてーーー

「これならどうだ」

ーーー方法はある。でもそれは

「……やめて」

ここにはキラーズを制御するマスターはいない。

「やめて!!!」

「ーーー獣血解放」

勝敗は一秒で決した。

居合一閃。

鞘より引き抜かれた長刀は、魔獣を横一文字に両断した。

「帰ろう、チヒロ」

この日払った代償を実感するまでに、時間はそうかからなかった。

894EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:16:08

家に戻った後、私は兄から手当てを受けていた。

傷はもう塞がっている。傷の治りが早いのは、私がキル姫だからだ。

とはいっても、数日は安静にしないといけない。

それ程の怪我だった。

「どうしてあんなムチャをしたんだ?」

お兄ちゃんが、私のお腹に包帯を巻きながらそう尋ねた。

「お兄ちゃんが探してた子が襲われてて、助けにいったら、その……」

「そうか……」

「私お兄ちゃんに守って貰ってばかりで……」

「俺は兄貴として当たり前のことをしてるだけだ。思い詰めなくていい」

「でも、お兄ちゃんを守りたくてキル姫になったのに!肝心な時に何もできなくて!」

「チヒロ、もういい」

お兄ちゃんに優しく抱き締められる。

「いいんだ。俺がチヒロを生涯守り続ける。だから」

「チヒロは、目の前の困ってるやつを救ってあげてくれ」

「…………うん。だけど」

それでも。

「私、お兄ちゃんを幸せにしたい……」

お兄ちゃんが笑みを零した。

「馬鹿だな、チヒロ」

「俺はもう幸せだよ」

895EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:16:52

数日後、怪我は治り、体調もすっかり元通りになった。

「お兄ちゃん、行ってきます!」

「稽古に?もう少し休んでいいんじゃないか?」

「ジッとしてられないから!」

早く強くなりたい。

もう二度とあんな思いをしないように。

自分の無力を呪わなくて済むように。

「姉上、今日も指導の程宜しくお願い致します!」

「…………竹刀もなしにか?」

「……あ!?」

稽古の時は、いつも竹刀を持参している。

くすくすと笑う姉上に見送られながら、家に戻った。

「た、ただいま……」

気合いを入れて出たのに半刻もしない内に戻る自分が恥ずかしい。

「…………」

返事がない、出掛けてるのかな。

と思い、耳を澄ませる。

「………え?」

聞こえたのは、苦しげな声。

お兄ちゃんの部屋に入ると、そこには。

「ハアッ…、ハアッ…ぐっ!!」

息を荒くしてうずくまる兄の姿があった。

それは、突然やってきた。

「お、お兄ちゃん!?だ、だいじょう…」

「き、君は……?」

「…………………え?」

思考が停止する。

頭の中に浮かんだ最悪の可能性を、受け入れられなかった。

だって、約束してくれた。

ーーー俺がチヒロを生涯守り続ける。

だから

ーーー俺はもう幸せだよ。

「君は…………誰だ?」

「…………うそ」

だから、こんなのは嘘だ。

私の頬に、涙が静かに伝っていった。

896EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:17:36

ーーーーーー

ーーー

これが、私の知りうるお前の過去の全てだ。

それからは、お前も知っている通りだ。

キラーメイルと斬ル姫は地上世界でコールドスリープされた。

この世界で目覚めた私達はオーダーキラーズになり、

お前に私のキラーズの半分を託した。

アルマスを捕らえようとして、私達2人でファントムと対峙したことがあっただろう?

あの時のファントムが、お前の兄だ。

大和から神器を受け取った私は、天上世界での記憶を取り戻した。

神器を手にした者は皆、天上世界の記憶を取り戻しているらしい。

だから、

お前の中にある私のキラーズを神器と共鳴させることで、お前も記憶を取り戻すことができるかもしれない。

済まない。だが、お前さえ望むなら………

私の神器を預け、記憶を戻そう。

897EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:18:22

ーーー少し、考えさせてください。

私は逃げ出した。

自分には兄が居ると突然知らされ、どうすればいいか分からなかった。

近くのベンチに腰を下ろし、俯く。

「拙者の、兄上……」

黒い服に身を包んだ、刀を持ったファントム。

あれが私の兄上。

「拙者は、家族を斬り捨てようとしていたのか……」

記憶を失った今なら分かる。

思い出を、繋がりを、愛する人を失う怖さを。

「兄上は、この辛さをずっと抱えていたのですね」

失ってることすら忘れてしまえば、こんなに苦しまなくて済んだのに。

「恨みます、姉上……」

兄上のことは記憶にない。

だけど、胸を刺すこの痛みが、心に訴えかけてくる。

全てを思い出しても、待っているのは辛い現実(かこ)しかないと。

「拙者は……」

「どうしたの?」

見知った声。

顔を上げるとそこには、カシウスがいた。

898EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:19:08

「カシウス、どうしてここに……?」

「アナタの泣いている姿が視えたから。マサムネに話を聞いて、アナタを探してたの」 

ウロボロスの力で断片的な未来を視た、ということだろう。

「拙者は、涙を流してなどいない」

「溢れ出す感情が涙となり、心の均衡を保つ。入りきらない感情を押し込んでも、器が壊れるだけ」

泣いてもいいの、と言われてるようだった。

「記憶にないことを憂うなど、拙者には……」

「嘘」

未来を見通す少女に、私の嘘は看破された。

「記憶になくとも、心が覚えてる」

「どうしてそう言い切れる?」

「アナタがそうだった」

「……カシウス、拙者にはお主の言いたいことが分かりかねる」

カシウスは私の隣に腰を下ろした。

不意に手を握られる。

「……カシウス?」

「初めて出会った時、こうして手を取ってくれた。逆賊の要人である、私の手を」

それは、まだカシウスがウロボロスをギアハックする前の話。

「国にどれだけ思考を正されても、理念を刷り込まれても、記憶を消されても、アナタは屈しなかった」

記憶になくとも心が覚えている、と言いたいのだろう。でも、違う。

「……拙者は、お主が思う程強くない」

私は一人では何もできない半端者だ。

今の自分が居るのは、カシウスが気付かせてくれたからだ。

嘗ての過ちを。

進むべき道を。

己の信念を。

だから……、

「そんなことない」

カシウスが力強く断言したことに驚いた。

899EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:19:55

「アナタと出会うまでの私は、ずっと停滞してた」

「進まない会議。襲われては、アジトを移して……、その繰り返し」

「そんな円環を、アナタが吹き飛ばしてくれた」

カシウスに手を強く握られる。

彼女の言葉が、心からの本心なのだと伝わってくる。

「どんなに過去が辛くても、アナタなら大丈夫。だから、思い出してあげて」

カシウスは優しく微笑んだ。

分からない。

カシウスが自分の記憶に拘る理由が分からない。

「記憶が戻っても兄上は戻らない。どうしてそこまで……」

「ーーー忘れられるのは、辛いから」

寂しそうにそう呟くカシウスを見て、心が痛んだ。

「記憶を取り戻すことを、アナタ自身が望んでいる」

「……拙者が?」

そんな筈はない。

記憶を取り戻すことに、こんなにも怯えているのに。

「記憶を失う前のアナタが、大切な人に忘れられる辛さを知っている」

「アナタの胸の痛みは、相模チヒロが訴えてるもの。アナタのお兄さんを忘れたくない、って」

「それは……」

胸の痛みが増した気がした。

カシウスの言う通りなのかもしれない。

でも。

「済まない、カシウス。それでも拙者は、現実(かこ)に堪えきれる自信がない……!」

どこまでも臆病な自分を嘲る。

そんな私をカシウスは、

「ムラマサ、一人で背負わないで」

優しく受け止めてくれた。

「誰よりも優しくて、誰よりもムリをするアナタだから……。今のアナタの苦悩も、記憶を失う前のアナタの辛さも、全部私に分けてほしいの」

「せめて私の前でだけは、弱い所を見せて」

「……っ」

出会った時から、この少女には敵わない。

「ありがとう、カシウス……」

ずっと私を支え、導いてくれた親友に感謝した。

彼女の肩に頭を預ける。

優しく頭を撫でられ、なんだか心地良いなと思った。

900EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:20:36

翌日、記憶を取り戻すために姉上の元へ訪れた。

「……本当にいいのか?」

「えぇ、もう拙者は大丈夫です」

覚悟は決めた。

もう迷いはない。

「分かった。……ムラマサ、手を」

右手を差し出す。

姉上は、私の手を両手で優しく包んだ。

「始めるぞ」

ーーー顕現しろ、正宗。

私の中にあるマサムネのキラーズが、姉上の神器と共鳴した。

901EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:21:15

ーーーチヒロ、後悔してないか?

ーーーキラープリンセスになったことだ。

過去。

ーーー例え記憶がなくなっても、俺とチヒロが兄妹であることには変わりない。

ーーー思い出は、これからまた作っていけばいいさ。

記憶。

ーーーチヒロ、どこに行きたい?

ーーー景色のいい場所がいいな

思い出。

ーーーやめて!!!

ーーー獣血解放

そして。

902EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:21:51

「君は……誰だ?」

「…………うそ」

お兄ちゃんは、私のことをもう覚えていなかった。

何が引き金だったのかなんて、言うまでもない。

私の頬を伝う涙を見て、お兄ちゃんは。

「チヒロ、なのか……?」

「っ!!」

探るような言い方に。

他人のような接し方に。

もう心が堪えきれなかった。

私は家を飛び出した。

人目も気にせず、がむしゃらに走った。

走って、走って、走って。

疲れ果ててその場にへたり込んだ頃には、もう涙は枯れていた。

「知ってたのに……」

いずれお兄ちゃんが、私のことを忘れてしまうことを。

「分かってたのに……」

お兄ちゃんの記憶に限界が迫っていることも。

本当は察していたのに、ずっと気付いてないフリをしてただけ。

「もう、やだ……」

心は既に折れかけていた。

903EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:22:30

「ただいま……」

家に戻る。

お兄ちゃんはいなかった。

もしかしたら私のことを探しているのかもしれない。

他人同然の私のことを。

「……帰ってきたら、謝らなきゃ」

もう元通りなんて望めない。

きっと、今の状況に一番苦しんでいるのはお兄ちゃんだ。

「離れて暮らそうって、言わないと……」

忘れてることすら忘れてしまえば、お兄ちゃんは苦しまなくて済む。

そんなことを何時間も考えて。

そして。

ガチャリと玄関のドアノブが回される。

お兄ちゃんが息を切らせて帰ってきた。

「ハァっ…、良かった、戻ってたんだな」

お兄ちゃんは心底ホッとした様子だった。

「…………ごめんな。俺はもう、ダメなのかもしれない」

「私こそ、ごめん。今までずっと辛い思いをさせて」

「お兄ちゃんが辛いなら、私のこと……」

ーーー忘れてもいいから

「…………」

言えなかった。

お互いに辛いだけだと分かっていても。

お兄ちゃんとの思い出を、なかったことになんて出来なかった。

「こんな状況で言うことじゃないのかもしれないが、俺は」

「チヒロと過ごしたこの数ヶ月間、幸せだったよ。記憶は朧気だけど、確かに心が覚えているんだ」

「お兄ちゃん……」

「このままじゃ破綻することなんて分かってる。それでも諦めきれない」

「でも……」

もう、元の兄妹に戻る方法なんて……。

「チヒロ、俺はコールドスリープの話に乗ろうと思う」

904EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:23:11

「……え?コールド、スリープ……?」

突飛な話に驚く。

「俺達キラーメイルはいずれ魔獣化が進めば人間じゃなくなる。そうならない為の措置だそうだ」

「もし未来で医療が発展して、俺のこの体が治せたら……」

「失った記憶を取り戻せたのなら、その時はもう一度兄妹としてやり直そう」

それは、訪れることのない未来なのかもしれない。

どれだけ時が経っても、魔獣化を治す方法は見つからないのかもしれない。

それでも、その輝かしい未来に懸けたいと思えたから。

「うん、何十年、何百年経っても、お兄ちゃんを待ってるから!」

ずっと言えなかったことがある。だから、これは願掛けだ。

「もしまた出逢えたら、その時は……」

ーーー伝えたいことがあるの。

「もし、じゃない。必ず会いに行く。だから」

「その時まで、達者でな」

それがお兄ちゃんと交わした、最後の約束だった。

905EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:23:56

過去、記憶、思い出。

全てを取り戻した。

「そうか、拙者達は……」

「……兄妹でいられたのか」

別れではなく、未来に想いを馳せることを選んだ。

もう逢えることはないけれど。

そう、思っていた。

「ーーーチヒロ」

「……え?」

優しい声が聞こえた。

ずっと昔から耳に馴染んだその声を、聞き間違える訳がない。

振り返るとそこには。

「お兄、ちゃん……」

「久しぶりだな」

「お兄ちゃん!」

気がつけば駆け出して、抱きしめていた。

「着物、似合ってるぞ」

「やっと、やっと逢えた……」

何千年振りの再会。

瞳からはポロポロと涙が溢れていく。

「神器に残っていた俺の意志が引き合わせてくれたのかもな。……正直、時間はもう余りない」

理由なんて、どうでも良かった。

また逢えた、それだけが私にとっては大切だから。

「ごめんなチヒロ、約束を守れなくて。本当に俺はダメな兄貴だ……」

「ううん、そんなことない。今こうして、お兄ちゃんは会いに来てくれた」

昔の、相模チヒロだった頃の口調で。

「私、友達が沢山できて、姉上に真剣勝負で勝って、それで……」

色々と言いたいことはあるけれど、一番伝えたいのは

「…………ありがとう、お兄ちゃん」

ーーー私のことを守ってくれて。

ーーー私のお兄ちゃんでいてくれて。

「お兄ちゃんの妹に生まれて、幸せだったよ」

やっと言えた。

「そう、か……」

お兄ちゃんは肩を震わせて、唇を噛み締めながら泣いていた。

「ずっとお兄ちゃんの背中を見て育ってきたから、私はもう大丈夫だよ」

お兄ちゃんは頬に涙を伝わせながら、それでも笑顔で伝えてくれた。

「俺も、チヒロのことを愛してる」

「うん!」

そこには、キラーメイルも斬ル姫も関係なく、ただ仲のいい兄妹が笑いあっていた。

906EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:24:44

「…………サ」

声が聞こえた。

「……マサ!!」

自分を呼ぶ声。

「ムラマサ!!」

目を覚ます。そこには

「……姉上、カシウス?」

心配そうに自分を見つめる二人がいた。

視界がぼやける。

目許を拭ってみると、袖が濡れた。

どうやら、意識がない間に涙を流していたらしい。

「記憶は取り戻せたの?」

「……あぁ」

夢なんかじゃない。この胸に残る暖かさが、あの再会が確かな現実だったのだと教えてくれる。

「拙者はもう大丈夫だ」

私には皆がいる。

この胸の内には、お兄ちゃんとの思い出が詰まっている。

過去にあった出来事が、今の私を支えてくれるから。

「姉上、カシウス、……ありがとう」

ーーーさよなら、お兄ちゃん。

907EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:25:17

数日後、兄の墓参りを済ませた私は、カシウスに会いに行った。

「どうしたの?」

「聞いて貰いたいことがある」

カシウスは、何も言わずにこくりと頷いた。

「拙者の兄は、医者を目指していた。沢山の人の命を救うために」

悪魔から人々を護るためにその道を断念し、兄はキラーメイルになった。

「拙者は、拙者のやり方で兄の道を継ごうと思う」

ーーーチヒロは、目の前の困ってるやつを助けてあげてくれ

きっと、お兄ちゃんもそれを望んでいるだろうから。

「カシウス、お主が築いたこの国の理想を、拙者に護らせてくれ」

カシウスは私の返事に答えず、問い掛けてきた。

「人は子を成すことで、命を繋ぐ。だったら想いはどう伝える?答えは……」

カシウスらしくない、簡単な問いだ。

「決まってる。絆だ」

兄の思い出も意志も私が受け継いだ。

「これからも宜しく、ムラマサ」

「ああ!」

ーーー見ててね、お兄ちゃん。いつかお兄ちゃんの様な、立派な侍になってみせるから。

私の誓いに応えたかのように、風が優しく頬を撫でていった。


Fin

908EPILOGUEムラマサ:2019/09/09(月) 21:29:12
今回のSSは自分が投稿した中で過去最長になっています。

最後まで読んで頂いた皆様、本当にありがとうございます。

斬ル姫としてのムラマサだけでなく、相模チヒロとしての彼女も好きになって貰えたらとても嬉しいです。

お目汚し失礼しました。

909リクエストあれば気が向いたら書くかも:2019/09/09(月) 22:09:38
【でぃすらぷ!】
特別番外編

その日の朝、ヘレナから1つの情報が伝えられた。

「ハルモニアでちょっとした動きがあったらしい。天使人達が近いうちに遠征に出るって話だぞ」
「……方角は分かる?」
「まだ不確かな情報だ。他国への進軍とも、擬人区を襲うとも言われている……どう出るんだい?レーヴァ」
「一度偵察にでるわ。ソロモン、私と一緒にハルモニアまで飛んで。もし、兵が人間を襲撃するようなら…そのまま叩く…!」

ソロモンは「ええ!」と短く返事をして支度を始めた。
あくまで目的は偵察。状況によっては戦闘になるけれど、いずれにせよ上空から少数で動いた方が見付かりにくく、奇襲にも適している。
カリスとヘレナには悪いけれど、ここで待っていてもらおう…。

「カリス、ヘレナ、2人は……」
「分かっているさ。無茶はしないでくれよ?」
「2人とも、気を付けてね!」

妙な違和感を覚える……。

「さぁ、行きましょう、レーヴァ!」
「…ええ」

疑問を抱えたままソロモンと2人で拠点を後にする。

「……ねぇ、あの2人、やけに聞き分けが良かったんだけど…」

いつもなら我先にと同行を申し出るのに、今日は明らかに不自然だった。

「ふふっ、そうね。もう少し飛んだら戻りましょう。きっといいものが見れるわ!」

どう言うこと…?


そして本当にハルモニアへは行かず、しばらく辺りを飛ぶだけで拠点へ引き返すことになった。

「ソロモン…いい加減、説明してくれる?」
「待って、レーヴァ。ここからは静かに行動しましょう」

拠点の近くで地上に降り、そっと中へと入る。

『カリスとヘレナの態度といい、一体何なの…?』

広間にさしかかると2人の声が聞こえてきた。ニールとキプルも加わり、何か騒いでいる。

「ヘレナ、こっちは終わったわよ」
「よし…ニール、次はこっちを手伝ってくれ」
「任せてちょうだい!」
「キプル、お皿の準備いい?どんどん料理運んじゃうよ!」
「あぁ待って下さい、待って下さい!すぐに準備します!」

これは…。

「行くわよ、レーヴァ…!」

ソロモンがポンと肩を押した。

「……ただいま、何をしているの…?」

4人は同時にビクリと肩を震わせて、一斉にこちらを向いた。
ソロモンは私の後ろでクスクスと笑っている。

「ど、どうして…!手筈と違うじゃないか、ソロモン!」
「わわわ!レーヴァ、待って!まだ見ちゃダメだよ!」

部屋を見回す。飾り付けられた広間。壁に貼られた紙には…。

『HAPPY BIRTHDAY レーヴァ』

そうか…そういうことか…。

「ふふ!どう?サプライズを仕掛ける人にサプライズを仕掛けるというサプライズよ!」
「本当はハルモニアの付近で適当に時間を潰す予定だったんだけどな…俺様もびっくりしたぜ」
「予定の変更による支障は軽微です」
「どうでもいいど、アタチ達の苦労はどうしてくれの?せっかく今日まで極秘で準備してきたのに!」
「はぁ…バレてしまっては仕方ない…」
「すみません、すみません!黙っていてすみません!」
「とにかく、急いで料理、作っちゃうね!」

9月9日…私の誕生日…

すっかり忘れていた。戦いの日々の中、そんなことを考える余裕も無かった。

「ま、そういうことだ。準備が出来たら呼ぶから、主役は部屋でゆっくり休んでてくれよ!」
「ムー…そうさせてもらうわ…」

急いでその場を離れて自室に戻る。
危ないところだった…部屋に入ったと同時に私の頬を一筋の涙が伝った。


その後、8人でテーブルを囲み私の誕生日を祝うパーティーが始まる。

「誕生日おめでとう、レーヴァ!!」

みんなの声が重なった。
ティル、兄さん…私、幸せだよ…。

「……ありがとう、みんな!」

特別番外編 END

910名無しさん:2019/09/09(月) 22:15:46
よき

911チャレンジアロンちゃん:2019/09/09(月) 23:10:46
チャレンジアロンちゃん番外編だと思う

マスター
「ラグナ誕生日おめでとう」

アロンダイト
「おめでとうございます」

ラグナロク
「ありがとうけどレーヴァテインは祝わなくて良いの?」

マスター
「別の人が祝ってるから大丈夫」

ラグナロク
「ああそう」

アロンダイト
「とりあえずケーキを持ってきましょう」

アロンダイトはケーキを持って来た

アロンダイト
「ハッピバースデー!ラグナロク!!」

ラグナロク
「なに?私は今から∞を越える王にでもなるの?」

アロンダイト
「私もああいう無欲な人になりたいです」

マスター
「紫メダルで暴走するぞ」

アロンダイト
「それでラグナロクっていくつでしたっけ?」

ラグナロク
「アロンダイトあなたデリカシーを持ちなさい」

マスター
「アロンより長く生きてるからアロンの倍くらいじゃない?」

ラグナロク
「マスターもデリカシーを持ちなさい」

アロンダイト
「じゃあ170本くらいですかね?」

ラグナロク
「私は何歳と思われているのかしら」

912チャレンジアロンちゃん:2019/09/09(月) 23:18:02
>>911
アロンダイトはとりあえず持ってるろうそくをケーキに全部刺して火をつけた

マスター
「地獄の業火みたいになったな」

アロンダイト
「ハッピバースデートュウーユーハッピバースデートュウーユーハッピバースデーディアラグナロクハッピバースデートュウーユーおめでとう!」

マスター
「誕生日に歌う歌を文字に起こしたらこんなにもカタカナいっぱいになるのか...」

ラグナロク
「すぅーふぅー!」

ラグナロク
「すぅーふぅー!!」

ラグナロクは何度も息を吹き掛けたが火は消えなかった

ラグナロク
「消えないんだけど...」

マスター
「誰かーーーー!!!」

火はアバリスの風で消しました

アロンダイト
「さあラグナロクどうぞ食べてください」

ラグナロク
「それじゃあ遠慮なく」

ラグナロクはケーキを一口食べた

ラグナロク
「美味しい!」

アロンダイト
「それは良かったです作ったかいがありました」

ラグナロク
「あなた甘い物は食べないのに作ったりはするんだ」

アロンダイト
「別に食べるわけではないのでそれに作るのは楽しいですよ」

ラグナロク
「そう」

913チャレンジアロンちゃん:2019/09/09(月) 23:24:44
>>912
アロンダイト
「さあプレゼントをあげましょう」

ラグナロク
「私がほしい物わかるの?」

アロンダイト
「私がラグナロクが好きそうな物をピックアップして他の方々に用意してもらったので大丈夫です」

アバリス
「最初は私が」

ラグナロク
「ありがとう」

ラグナロクが包装を取り箱をあけると本と腰につけるベルトと本が一冊入りそうなホルダーがあった

ラグナロク
「これは....」

アバリス
「魔術書のレプリカらしいです」

ラグナロク
「そ、そう」

梓弓
「次は私ですね」

ラグナロクはまた包装を取り箱をあけるとコンタクトレンズが入っていた

ラグナロク
「えっと....これは....」

梓弓
「邪眼コンタクトレンズらしいですカラコンですのでご心配なく」

ラグナロク
「そ、そう.....」

マスター
(これラグナ喜ぶのか?)

914チャレンジアロンちゃん:2019/09/09(月) 23:30:22
>>913
カシウス
「次は私」

ラグナロク
「あ、ありがとう」

ラグナロクが恐る恐るあけると竜や蛇、狼の指輪や竜の手のブレスレット謎の鎖が入ってあった

ラグナロク
「これはなんとなくわかるアクセサリーよね?」

カシウス
「そう己を輝かせる物」

マスター
「次は俺だな」

ラグナロクは諦めながら箱をあけると眼帯が入っていた

ラグナロク
「が、眼帯...」

マスター
「そう眼帯」

その頃新章出待ち組の部屋

グングニル
「!!」

ワズラ
「あなたまだ新章verの実装発表されてないでしょ」

グングニルはワズラに止められた

915チャレンジアロンちゃん:2019/09/09(月) 23:41:25
>>914
アロンダイト
「私からはマントです」

ラグナロク
「あ...ありがとう」

アロンダイト
「ラグナロク全部着けてみてください」

ラグナロク
「わ、わかったわ」

ラグナロクは着けれるアクセサリーを着けカラコンも着け腰にはホルダーに収納された魔術書そして眼帯を着けマントを羽織った

アロンダイト
「ラグナロクそして私が考えに考え抜いたこのセリフを読んでください!」

ラグナロク
「わかったわ」

ラグナロク
「我が封印されし邪眼よ!その力で世界を滅ぼし新なる新世界を作れ!!」

ラグナロク
「................」

マスター
「大丈夫?ラグナを余計に怒らせてない?」

マスターはアロンダイトに小声で話した

アロンダイト
「大丈夫ですよ.....たぶん」

ラグナロクは小刻みに震えていた

マスター
「ほらもうこれ怒ってるって!」

アロンダイト
「そ、そうでしょうか?」

ラグナロク
「アロンダイト....」

アロンダイト
「は、はい」

ラグナロク
「ありがとう気に入ったわ!」

マスター
「ヘ?」

ラグナロク
「このどこからともなく溢れる力」※気のせいです

ラグナロク
「やはり私は世界に変革をもたらす者よ!」

ラグナロク
「はははは、はーはははは!!」

アロンダイト
「喜んでくれたようで良かったです」

マスター
(悪化しちゃったーー!)

一人心配になるマスターであった

916チャレンジアロンちゃん:2019/09/09(月) 23:43:09
>>915
レヴァの誕生日SSは誰か書くだろうなとは予想してた
だから俺がラグナの誕生日のSSを書いた
この世界のラグナは中二病進行中です

917名無しさん:2019/09/10(火) 00:38:56
>>914
グングニルさんおすわりください。

918名無しさん:2019/09/10(火) 00:40:19
>>909
レス番も完璧ですぞ!

919名無しさん:2019/09/10(火) 00:47:47
>>908
ムラマサ良いなぁ…

920名無しさん:2019/09/10(火) 07:54:15
>>908 素晴らしい。そうだよね。この子たち数千年単位で戦ってんだよね。お疲れ様お兄ちゃん

921名無しさん:2019/09/10(火) 14:32:06
なかなか"本物"が投下されんなぁ

922名無しさん:2019/09/10(火) 14:35:43
>>921
じゃあ書いて

923名無しさん:2019/09/10(火) 15:06:01
>>921
頑張って最高の“本物“を書いてくれよな!

924リクエストあれば気が向いたら書くかも:2019/09/10(火) 15:37:28
>>921
以前よりこう言う書き込みがありましたし、次に投稿されたらもう辞めようと思っていました

続きを待っていて下さった方には申し訳ないですが投稿停止いたします

これまで感想を下さった方、読んでいただいた方、ありがとうございました

925名無しさん:2019/09/10(火) 16:15:58
>>924
ちょっと落ち着いて待ってくださいあなたが今まで書いてくださったSSはどれも素晴らしく良いものでした続きがみたいのもありますだからこれからも投稿を続けてください>>921みたいに心ないことを平気で言うようなやからの言葉は目をつむって無視すれば良いんですそれにこういう奴はネットですから少なからず一人はいるものと思います
だからこんなくだらねえことをほざくやからの言葉1つで投稿を止めようなんて思わずSSスレの住民同士もっともっとSSスレを盛り上げて行きましょう!
それにもうすぐでpart2に行くんですよpart2になってもあなたが考えあなたが書くあなたの物語を書いて行ってください!
最後の書き込みのつもりでもう見てないかもしれませんがお願いしますこれからも素晴らしいSSを書いて行ってください

926名無しさん:2019/09/10(火) 16:19:52
SSに本物もクソもあるかよ
書きたいものを好きに書くのがSSだぞ

927名無しさん:2019/09/10(火) 16:28:12
そんなに本物がほしいならSSスレを見ずに本屋行って小説買って読んどけ

928名無しさん:2019/09/10(火) 16:40:26
もっとレヴァラブターズみたいみたい

929名無しさん:2019/09/10(火) 17:11:30
>>924
待ってくださいシリーズ物を書いてるのは今のところ自分と作品名を忘れてしまいましたけどまだ終わってない長編と後はあなたが書いてるでぃすらぷ!しかないんです自分は兎年だから寂しさで死んでしまいます
だから一緒にシリーズ20くらいまで続けて行きましょう!
後まだ終わってない長編のを書いてる方作品名を忘れてしまいすみません

930チャレンジアロンちゃん:2019/09/10(火) 17:18:44
>>929すみませんこれは自分です名無しのまま書いてしまった

>>835
後遅レスですがまとめてくださりありがとうございますこうやって見ると結構なスレを消費してたくさん書いていたんだな

931名無しさん:2019/09/10(火) 19:00:02
ディスラプもっと増やさないと

932名無しさん:2019/09/10(火) 23:21:03
>>921
思ったんだけどこれって管理人さんが決めたルールの4つ目の『投稿に対する暴言』に触れてない?
自分が好きではないまたは納得いかないから本物じゃないって言ってる一種の暴言じゃない?

933名無しさん:2019/09/10(火) 23:24:10
ただの煽りカスだから気にするだけ無駄

934名無しさん:2019/09/10(火) 23:30:26
ただの構ってちゃんだから無視でいい。問題はそんな人のせいででぃすらぷの作者さんがやめる疑惑が出たこと

935名無しさん:2019/09/10(火) 23:41:41
本当にただのクソ煽りカスのせいで辞められるとかマジでムカつく
良い作品をたくさん書いてくれてた人なのにクソ煽りカスのせいでもう見れないとか酷すぎる
煽りやろうとか自分が楽しいからやってるだけ周りを不快にさせる害悪やろうだからな

936チャレンジアロンちゃん:2019/09/11(水) 03:29:00
チャレンジアロンちゃん11

これはアロンダイトをバカにするものではございません出来ないアロンを愛でるためのものです

マスター
「アロンなんか久々にチャレンジを持ってきたよ」

アロンダイト
「はいなんかマスターからチャレンジを持ってくるのは久しぶりな気がします」

アロンダイト
「それで一体なんのチャレンジですか?」

マスター
「ペットボトルチャレンジだよ」

アロンダイト
「巷で噂のあれですか?」

マスター
「うんあれだよ」

アロンダイト
「でもあれってなんのチャレンジですか?」

マスター
「ペットボトルのキャップを緩くして回し蹴りでペットボトルを倒さずにキャップだけを飛ばすチャレンジだよ」

アロンダイト
「なるほどやってみましょう」

937チャレンジアロンちゃん:2019/09/11(水) 03:38:22
>>936
アロンダイト
「それでは準備します」

マスター
「準備ってなにを?」

アロンダイト
「ちょうどここに飲みかけのがあるのでこれを空にします」

マスター
「飲みかけって一口飲んだくらいにしか減ってないじゃん」

アロンダイト
「では行きます!」

マスター
「いやちょっと...」

アロンダイトはマスターの言葉も聞かず一気に飲み干した

アロンダイト
「どうですか!マスt..うっ..」

アロンダイトは一気に飲んでしまったせいでお腹を少し痛めてしまった

マスター
「アロンなんかこんな状態の時に言うのもなんだけど...別に空にする必要なかったんだけど...」

アロンダイト
「そ...そうなんですか....」

マスター
「う、うん入っていた方が重みで安定するし空だと風とかで倒れる可能性があるから」

アロンダイト
「あの...すみません...このペットボトルに水を汲んでくれませんか?...少し体調が悪いので...」

マスター
「あ、うん汲んで来るよお大事に」

マスターはペットボトルに水を汲んで行った

938チャレンジアロンちゃん:2019/09/11(水) 03:51:08
>>937
マスター
「水を汲んで来たよ」

アロンダイト
「マスター...ありがとうございます」

マスター
「体調は大丈夫?」

アロンダイト
「はい大丈夫です」

アバリス
「二人ともどうかしましたか?」

マスター
「あ、シリーズに登場する度に成功し得意なことが増えるレジェンドアバリス」

アバリス
「なんですかその異名的なのは」

アロンダイト
「お腹を痛めていたのですが良くなりました」

アバリス
「そうですか」

アロンダイト
「姉さんもペットボトルチャレンジしてみますか?」

アバリス
「ペットボトルチャレンジ?...ああ、あの巷で有名なあれですね」

マスター
「アバリスがペットボトルチャレンジ.....」

マスターはアバリスが回し蹴りをするのを想像した

マスター
(え?これだとアバリスのアソコが全開に見え...!!)

マスター
「ダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメ」

マスター
「ダメだよ!絶対にダメ!!」

アロンダイト
「どうしたんですかマスター急に?」

マスターは二人に事情を話した

アバリス
「しっかり履いてますよ!」

アロンダイト
「確かに危険ですね」

アバリス
「だから履いてますって!!」

アバリス
「そんなに心配ならヴェノムハザードの格好でやりますよ!」

マスター
「でもあれ動きにくそうだな」

アロンダイト
「もしかして姉さん...」

マスター
「もしかしてアバリス....」

アロンダイト・マスター
「もしかして下半身ムチムチ?」

アバリス
「/////////////////」

アバリス
「ムチムチではありませんーーーー!!!!!」

939チャレンジアロンちゃん:2019/09/11(水) 04:00:31
>>938
なんやかんやでアバリスはペットボトルチャレンジをさせてもらえませんでした

アロンダイト
「ではマスター行きます」

マスター
「うん良いよ」

アロンダイト
「はぁ!せいっ!」

アロンダイトが回し蹴りをするとペットボトルが空中に飛んだ

マスター
「どういう蹴り方をした!?」

ペットボトルはアロンダイトの真上に落下してペットボトルから水がこぼれアロンダイトはびしょ濡れになった

アロンダイト
「うわアロン大丈b..」

梓弓
「アロンダイト大丈夫ですか!?」

マスター
「またどっからともなく出てきた」

マスター
「そしてカメラの連写を止めろ」

梓弓はカメラの連写を止めた

梓弓
「さあアロンダイト一緒に着替えに行きましょう」

アバリスはマスターに小声で話かけた

アバリス
「マスター止めなくて良いんでしょうか?」

マスター
「もうどうにでもなれと思ってる」

その数分後梓弓を心配するアロンダイトの声が響き鼻血を大量に吹き出している梓弓が発見されるのであった

940チャレンジアロンちゃん:2019/09/11(水) 04:02:56
ペットボトルチャレンジっていうのを思い出して書いた
本当にでぃすらぷを書いている作者さんには今後もSSを書いていただきたい

941チャレンジアロンちゃん:2019/09/11(水) 04:05:10
>>939のアロンを心配してるセリフの名前がアロンダイトになってますがマスターです

942名無しさん:2019/09/11(水) 08:43:32
>>941
久しぶりの登場かと思ったら通常運転でした。
梓さんあとで写真ください。

943名無しさん:2019/09/11(水) 11:18:44
ムチムチアバリス....なんかエロい

944名無しさん:2019/09/12(木) 13:43:28
ダモのおかげで出来たこのスレもじき1000を迎えるダモ!
感謝するダモ!

そしていつもみんなのSSを楽しく拝見してるダモ〜

945名無しさん:2019/09/12(木) 19:29:04
このスレできたきっかけってなんだっけ?

946名無しさん:2019/09/12(木) 19:31:55
雑談か萌えスレで作ってくれ!みたいなのを見た気がするが具体的には知らんなぁ!
ダモ大明神が祖なら御神体として捕獲しなければなるまい。

947名無しさん:2019/09/12(木) 19:38:54
バイトを終えてパチンコ屋に行こうとしたダモのスクーターが盗まれてたみたいなSSが萌えスレに投稿されたのがきっかけ

948名無しさん:2019/09/12(木) 19:41:33
>>947
オリジンめちゃくちゃ気になるクレス…
漁ってくるかな。

949名無しさん:2019/09/12(木) 19:48:04
ワズラのSSも募集中ズラ

950名無しさん:2019/09/12(木) 21:09:35
なんでSSにワズラが良くてダモが登場しちゃダメなんダモ!
ひいきダモ!ひどいダモ!

951名無しさん:2019/09/12(木) 21:14:30
スレ違いだからズラとダモはキャラ萌えスレに戻ろうか

952名無しさん:2019/09/12(木) 21:14:36
ダモクレスばかり登場させるのは控えましょうだからダモが出てはいけないってわけじゃないんだけど

953名無しさん:2019/09/12(木) 21:25:08
今年の7月にSSスレができたからその時期の萌スレのどっかにオリジンがあるかも

954名無しさん:2019/09/13(金) 02:18:56
萌えスレパート62の39ダモからここまで伸びたのか…たまげたなぁ

955名無しさん:2019/09/13(金) 21:38:26
あの未完で終わったダモがいたからこのスレに繋がったかと思うとドラマを感じる

やっぱり創造神ダモじゃないか!(歓喜)

956名無しさん:2019/09/14(土) 08:09:40
ティファレトのSSも募集中レト

957名無しさん:2019/09/14(土) 12:42:48
お前も萌えスレに帰れ

958名無しさん:2019/09/16(月) 12:48:42
ヘレナ「ロキは人を騙して神器を沢山作らせた逸話があるだろ?」




ヘレナ「だから今、ヘレナの胸の中には何百もの神器が…」

マスター「ドキッ」チラチラ

ヘレナ「くふっw先輩が好きそうな、この膨らみ部分は関係ないぞ?」

マスター「///」


トコトコ

ソロモン「マスターにヘレナ、こんな所に居たのね」バインバイン

ヘレナ「…………。」

ソロモン「あらどうしたのヘレナ、そんな顔をして」



ヘレナ「……あ、あの、ソロモンはいつも何を食べてるの?」




ヘレナの戦いはこれからだ!



959名無しさん:2019/09/16(月) 13:32:00
>>958
すごいシンプルな故に自然に情景が浮かびわいニッコリ

960名無しさん:2019/09/16(月) 16:56:15
レヴァ「あのさ、ヘレナ見なかった?」




レヴァ「近くに温泉があるって言うから行って見たらただの池でさ」

マスター「むーん」



ヘレナ「くふっ」

レヴァ「あ!ヘレナ!」

ヘレナ「レーヴァはヘレナの悪戯だと思ってるみたいだけど実はヘレナも被害者なんだ」

レヴァ「ん?どういう事なの」

ヘレナ「あそこに温泉があるって教えてくれたのはソロモンなんだ」

レヴァ「ソロモンが?一体なんで…」



ガチャ

ソロモン「あら2人とも、温泉はどうだった?」

ソロモン「覗かれないよう事前に周りからはただの池に見えるようにグラウに展開してもらっておいたのだけど」

ソロモン「安心して温泉に入れたかしら?」



レヴァヘレナ「……」



ドタドタドタドタ

カリス「やっほい!おまたせ!」



この後4人で仲良く温泉に入りました




961名無しさん:2019/09/16(月) 17:16:38
>>960
ソロモンそこもしっかり教えてあげないと…
マスターは串刺しかな?

962名無しさん:2019/09/16(月) 20:37:32
せっかく久しぶりに作品が投稿されたんだから上げときやす
4コママンガ感があり読みやすくていい!

このままだとPart2まで行く前に過疎りそうなのでどうにか盛り上げたいね

963名無しさん:2019/09/16(月) 21:35:05
こういうのでいいんだよ!
もっと読みたい

964名無しさん:2019/09/16(月) 22:03:10
上の2つのSSを書いたものですが、ゲーム内に実際にあるセリフから色々と妄想するのが好きでそれを描いてみました。

実際にゲーム内で喋っているセリフを入れているので皆さんにも共感してもらえたら嬉しいです

ちなみに文才などは一切ない上に教養もないので簡単なものしか書けません
何か思いついたらまた書きに来ます!

965名無しさん:2019/09/16(月) 22:13:35
こういうのでいいんだよ も人によってはネガティブに捉えちゃうと思うからあんまり言わないほうが・・・

966名無しさん:2019/09/16(月) 22:19:25
まああれだよ高いクオリティの作品とかは別に求めてないからどんどん色んなSSを投稿してほしいってことだよ

967名無しさん:2019/09/16(月) 22:36:28
>>964
いや面白いよ!
ぜひ続けて欲しい

968図書委員アバリス:2019/09/17(火) 02:57:52
これは最近新たに新設されたSSス…とある施設に従事している者の物語です。続く予定はないです。
※設定がブレていたり生えていたりしてるので笑って許してください。

とある施設に従事している者の物語


アバリス「…よし、今日のお仕事はここまでにしましょう。」

セファー「あら、今日も遅くまでお仕事とは精が出ますね。」

アバリス「セファーさんも今日は遅くまでどうしたんですか?」

セファー「今日久しぶりに新しいお話を聞かせてもらいましてね。」

アバリス「!早速まとめておきます!」

セファー「あら、そんなに急がなくても大丈夫ですよ。私も今日はここまでの予定なので、
     貴方も無理しないで、ね?」

アバリス「あ、ありがとうございます…ところでお聞きしたいことがあるのですが…」

セファー「何かしら?」

969図書委員アバリス:2019/09/17(火) 02:58:40
アバリス「このお話は一体どこから聞いているのでしょうか…?私の名前も結構出ているのですが私自身にはそんな記憶が無くて…」

セファー「私も正直よくわからないのですが、一つだけ確かなことはあります。」

アバリス「確かなこと?」

セファー「この施設は、一部が異なる世界と繋がっていて、そこからお話を聞いているのですよ。」

セファー「そこでも色々なマスターがいて、ここを通じてその世界の話をまとめているんです。」

セファー「いわゆる、IF(もしも)の世界のお話ね。」

アバリス「なるほど…納得しました。そうなると向こうの私が少し羨ましいですね。」

セファー「あら、どうして?」

アバリス「私はあまり目立たないので…あちらの世界の私は妹分ができたり浴衣やドレスを着たことがあるみたいで。」

アバリス「風になびくドレスは、憧れでした…」

アバリス「向こうの私は私よりも輝いて見えるんです。」

970図書委員アバリス:2019/09/17(火) 02:59:15
セファー「私はそんなことないと思いますよ。」

アバリス「え…?」

セファー「この施設ができた経緯は、多くのマスターが胸に秘めている想いが実を結んだと聞いています。」

セファー「その場所に、貴方が出ているということは、しっかりと貴方の良いところはマスターが見ているということですよ。」

セファー「勿論貴方に限らず私たちも、ね!」

セファー「だから、向こうの貴方もマスターに此処のお仕事を任せられてる貴方も、間違いなく本物よ。」

アバリス「セファーさん…!」

セファー「はい!ではこの話はここまで!今日はこの後マスターに密着取材しないとだから行きますね!」

アバリス「あ、はい、お疲れ様でした!(夜中に密着取材…!?)」

最初はダイバクシしたマスターの代わりでしたが、この仕事を少し誇らしく思うアバリスでした。

971図書委員アバリス:2019/09/17(火) 03:01:12
お目汚しではございますが、最後まで見ていただきありがとうございました。
以下、再度まとめを掲載しますね。

エピソードオブケイオスリオン
>>3 >>4

タイトルなし(アバリスSS)
>>5 >>6 >>7 >>8 >>9

タイトルなし(上記の物語の続き?らしきもの)
>>191 >>192 >>193 >>194 >>195 >>196 >>197 >>198 >>199

ポンコツ!リサナウトせんせー!!
>>11 >>12 >>13 >>14

エンシェント・ホラーハウス
>>50 >>51 >>52 >>53

エンシェント・ホラーハウス(過剰編)
>>131

チャレンジアロンちゃんシリーズ
>>88 >>89 >>90 >>91 >>236 >>237 >>238 >>239 >>281 >>282 >>283 >>284 >>285 >>286 >>287 >>338 >>339 >>340 >>341 >>427 >>470 >>471 >>472 >>473 >>474 >>600 >>601 >>602 >>688 >>689 >>690 >>788 >>789 >>790 >>791 >>792 >>793 >>794 >>795 >>796 >>797 >>798 >>806 >>911 >>912 >>913 >>914 >>915 >>936 >>937 >>938 >>939

解決アロンちゃんシリーズ
>>343 >>344 >>345 >>347 >>348 >>349 >>368 >>369 >>466 >>467 >>468 >>469 >>502 >>503 >>504 >>505 >>506 >>538 >>540 >>543 >>699 >>700 >>701 >>702 >>733 >>734

暇つぶしに(キル姫T)
>>113 >>115 >>116 >>117 >>118

定食屋ゴッド
>>114

旅人アバリス
>>126

タイトルなし(ディスラプ勢のマスター悩殺水着話)
>>137

神器グングニルとゲイボルグCC実装記念(前・後編)
>>148 >>182 >>183

ホラー・ゴッドチーム
>>204 >>205 >>206 >>207 >>208 >>209 >>210 >>211 >>212 >>213 >>214 >>215 >>216 >>217

タイトルなし(オリキャラキト長編SS)
>>248 >>249 >>250 >>251 >>252 >>253 >>254 >>255 >>256 >>257 >>258 >>259 >>260 >>261 >>262 >>263 >>264 >>265 >>266 >>270 >>271 >>272 >>273 >>274 >>275 >>276 >>277 >>278 >>279 >>291 >>292 >>357 >>358 >>437 >>438 >>439 >>440 >>441 >>442 >>528 >>529 >>530 >>615 >>616 >>617 >>618 >>619 >>620 >>670 >>671 >>672 >>673 >>762 >>763 >>764 >>765 >>766 >>767

972図書委員アバリス:2019/09/17(火) 03:02:35
あるじさまと日常
>>289

モラベガ実装 その時ボーに電流走る
>>294 >>295

タイトルなし(ファンキル版桃太郎)
>>355

このまま廃校になりそうな学園を立て直すために蜻蛉切やガジャルグがスクールアイドル始める話)
>>360 >>361 >>362 >>363 >>364 >>365

ペルーン警部の事件簿
>>372

人気投票
>>374 >>375 >>376 >>377 >>378

とある暗殺者の記録
>>398 >>399 >>400 >>401 >>402 >>403
Aルート>>404 >>405
Bルート>>406 >>407

タイトルなし(黒ティルのスカートの匂いを嗅ぎたい人生だった話。)
>>418

タイトルなし(採用試験、マスターは露出少フェチ、上記の続き?)
>>424

ものしりセファー
>>444 >>445 >>446 >>447

EPILOGUEアルマス
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EPILOGUEティルフィング
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EPLOGUEアロンダイト
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973図書委員アバリス:2019/09/17(火) 03:03:15
日の出より、晴れた姿の君たちへ
>>477 >>535 >>536

少し病んでる彼女の話
>>478 >>479 >>480
Aルート>>481 >>482
Bルート>>483

タイトルなし(女性マスターとワズラ)
>>497 >>498 >>499

仲良しキーゴッド!
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マサムネ 四年越しの腹痛
>>532 >>533 >>534

太陽と月
>>554

正月のあること
>>556

プリキュア系?パロディ
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方天画戟と未来日記
>>622 >>623 >>624 >>625

パンデミックラブポーション
>>630 >>631 >>632 >>655 >>662 >>663 >>692 >>693

フォルカスと秘密結社
>>675 >>676 >>678 >>679

持たざる者の狂騒曲
>>737 >>738 >>739 >>740 >>741

でぃすらぷ!
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頑張れネスちゃん
>>773

花火の輝きと照らされる君
>>828 >>829

せいんと☆はるもにあ
>>870 >>871 >>872 >>873

1日メイドアバリス
>>878 >>879

EPILOGUEムラマサ
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タイトルなし(ヘレナ、ソロモンのセリフより)
>>958 >>960

とある施設に従事している者の物語
>>968 >>969 >>970

おまけ 今夜はダモトレ
>>307

おまけ 個人的に好きなやり取り
>>103 >>104 >>106 >>109 >>110 >>111

おまけ SSスレオリジン(ダモ、未完)
萌えスレPart62の39から

974名無しさん:2019/09/17(火) 08:31:33
ああ!アバリス素敵だよ!可愛いよ!これからもアバリスのSSを書いて行こう!
それと前回よりも細かく分けてお疲れ様です

975名無しさん:2019/09/17(火) 12:12:01
このアバリス…有能すぎるぜ

976名無しさん:2019/09/17(火) 13:14:29
アバリスって働き者のイメージあるな頼まれたら最後までやるって感じだから労ってあげないと

977名無しさん:2019/09/17(火) 15:32:01
アバリスは最高だなあ

978名無しさん:2019/09/17(火) 15:55:34
>>976
アバリスの労い方法
まずは彼女をよしよししてあげます下を向いて少し恥ずかしそうにしてます
次にギューとハグしてあげます顔が真っ赤になります
顔が真っ赤になったらすかさずキスしましょう展開の早さに頭がショートして気絶します
気絶したらベッドまで運び寝かせましょう
エッチいことをしようとしてはいけません彼女はあなたが求めたら答えてくれます


実際こういうことをしなくても彼女はあなたがいれば満足します彼女は頑張りすぎるところがあるので彼女の健康や体調の管理はあなたがしてあげましょう

979名無しさん:2019/09/17(火) 17:14:01
アバリス可愛いね

980チャレンジアロンちゃん:2019/09/18(水) 01:16:04
チャレンジアロンちゃんⅩⅡ

これはアロンダイトをバカにするものではございません出来ないアロンを愛でるためのものです
今回はアバリスの性格改変が酷いです

アロンダイト
「マスターこんな本見つけました」

マスター
「催眠術の本?」

アロンダイト
「はい催眠術って人を操れるらしいんですよ」

マスター
「それを俺にすると?」

アロンダイト
「はい」

マスター
「はいって簡単に言ったな....」

アロンダイト
「それじゃあ行きますよ」

マスター
「はいはい」

マスターは目を閉じた

アロンダイト
「あなたは鶏です目を開けるとあなたは鶏ですコケコッコーです」

マスター
「...........」

マスターは目を開けた

アロンダイト
「どうですか?」

マスター
「コケコッコー、コケコッコー」

マスターは鶏になっていた

アロンダイト
「おお!成功しました!やりました!」

アロンダイト
「私が手をパンと叩くと元に戻ります」

アロンダイトは手を叩くとマスターは元に戻った

マスター
「アロン俺になにをやらせた?記憶にないが恥ずかしいことをされた感じはあるぞ」

アロンダイト
「それは秘密です」

アロンダイトはマスターから顔を反らし口笛を吹いた

981チャレンジアロンちゃん:2019/09/18(水) 01:22:08
>>980
フェイルノート
「あら?面白そうなことしてるじゃない」

マスター
「げっフェイル」

フェイルノート
「お前さん明らかに嫌そうな顔をしないで」

マスター
「するよフェイルだもん」

フェイルノート
「何その言葉」

アロンダイト
「実はですね...」

アロンダイトは催眠術の本で少し催眠術をしていたことを話した

フェイルノート
「なるほど催眠術ね...」

マスター
「悪そうな顔するな」

フェイルノート
「二人は簡単にかかりそうで面白くないわね」

マスター
「俺とアロン、バカにされてる?」

アロンダイト
「わかりません」

フェイルノート
「やって面白そうなちょうどいいこいないかしら?」

フェイルノートがそう考えているとアバリスが近くを通った

フェイルノート
「いた」

アバリス
「え?」

982チャレンジアロンちゃん:2019/09/18(水) 01:33:55
>>981
マスター
「とまあそういうことだから断っても良いよ」

フェイルノート
「ふざけんじゃないわよ」

マスター
「アバリスの意思を尊重するよ」

アバリス
「大丈夫ですよ」

フェイルノート
「それじゃあ行くわよ」

アバリスは目をつむった

フェイルノート
「あなたは目を開けると強気になって常に自分の意見をいう女になるの」

マスター
「アバリスっていつもオドオドしてるから催眠術でたまには強気にさせるのか」

アバリスはゆっくりと目を開けた

フェイルノート
「どう?」

アバリス
「どう?と聞かれても特には...」

アロンダイト
「マスターこの一文見てください」

マスター
「うん」

そこには『催眠術は信頼しきった人ではないとかかりにくい』と書いてあった

フェイルノート
「アバリスあなた私を信頼してないっていうの?」

アバリス
「そ、そんなつもりは」

マスター
「信頼されてなくて当たり前だよフェイルいつもなんか企んでそうだもん」

フェイルノート
「じゃあお前さんがやってみなさいよ」

マスター
「俺!?」

フェイルノート
「そうよ」

マスター
「わかったアバリス良い?」

アバリス
「はい大丈夫ですよ」

アバリスは目を閉じた

マスター
(アバリスはいつもオドオドしてるから強気になってもらうとしていつも従者みたいな時あるから主みたいにもなってほしいな)

マスター
「あなたは目を開けると強気で自分の意見を尊重して堂々としていて主のように振る舞います」

アバリスはゆっくりと目を開けた

983チャレンジアロンちゃん:2019/09/18(水) 01:47:35
>>982
アバリスは急に縄でマスターを亀甲縛りにして口の中に布を詰め猿ぐつわをつけて四つん這いにさせてマスターを椅子代わりにして座った

マスター
「ふっーふっー」(え?なに?どういうこと?)

フェイルノート
「ちょっとアバリスなにやって...」

ビシッ!

フェイルノートが近づこうとするとアバリス(S)は鞭で叩いた

アバリス(S)
「あなたも私のマゾ豚奴隷になりたいの?」

アロンダイト
「姉さんがドS女王様になってしまいました」

マスター
「ふっーふっーふっーふっー!」(どうしてそんなことになってんの!?)

フェイルノート
「お前さんふっーふっーしか言ってないからわからないけどおそらく『どうしてそんなことになってんの!?』って思ってるでしょうけどそりゃああんな催眠の仕方したらああなるわよ!」

アバリス(S)
「うるさい奴隷どもね」

アバリス(S)は再び鞭で地面を叩いた

アロンダイト
「少し怖いです」

フェイルノート
「幻獣って言っても動物だからかしら?」

フェイルノート
「それでどうやったら元に戻るの?」

アロンダイト
「催眠した人が手を叩けば良いんですが...」

二人は四つん這いにされているマスターを見た

フェイルノート
「あれじゃあ無理そうね」

アロンダイト
「どうしましょう?」

「私に任せて」

アロンダイト
「あ、あなたは!?」

984チャレンジアロンちゃん:2019/09/18(水) 02:00:13
>>983
アロンダイト
「あなたはラグナロク!」

ラグナロク
「任せなさいアルマスならともかくアバリスくらいなら止めれるわ」

フェイルノート
「『あ、あなたは!?』なんてやるほどの人ではないでしょ」

アロンダイト
「雰囲気って大事ですよ」

ラグナロク
「さすがアロンダイト良くわかってるわね」

ラグナロクはアバリスに近づいた

アバリス(S)
「なに?あなたは私の可愛い子豚ちゃん希望の人?」

ラグナロク
「そんなわけないでしょあなたを止め..」

アバリス(S)はラグナロクの脚を鞭で叩いた

ラグナロク
「痛っ!」

アバリス(S)はラグナロクの脚を連続で何回も鞭で叩いた

アバリス(S)
「ふふもっと踊りなさい」

ラグナロク
「くっ!」

ラグナロク
(痛い...痛いのになにこの高揚感は?)

ラグナロク
(叩かれると叩かれるほど心臓がドキドキと高ぶるの?)

マスター
「ふっーふっーふっーふっー」(ラグナさんちょっと顔が紅葉して興奮してませんか!?)

フェイルノート
「ラグナロクちょっと興奮してない?」

カシウス
「神令ユグドラシルのせいかしら?」

フェイルノート
「カシウス急に出てくるの止めてくれる?ちょっと怖かったわ」

カシウス
「ごめんなさい」

フェイルノート
「許すわ」

985チャレンジアロンちゃん:2019/09/18(水) 02:11:14
>>984
フェイルノート
「それでユグドラシルとどう関係あるの?」

カシウス
「神話上ユグドラシルの根はニーズヘッグによってかじられ再生し常にかじられ続けていた」

フェイルノート
「それを続けられているうちに快楽に繋がったと?」

カシウス
「たぶん」

マスター
(マジかよ.....)

アバリス(S)は鞭をラグナロクの首に巻き付けて自分の足元に引っ張った

ラグナロクは睨み付けた

アバリス(S)
「なめろ」

アバリス(S)は足をラグナに近づけた

ラグナロク
「しないわよ!」

アバリス(S)
「な・め・ろ」

ラグナロク
(なんで?いやなはずなのにいやなのに...)

ラグナロクはアバリス(S)の足をなめた

アバリス(S)
「ふふあなた可愛いわね気に入ったわあなたは私のお気に入り第2号よ」

ラグナロク
「は、はい///」

アバリス(S)
「これからはあなたは犬よだからはいじゃなくて」

ラグナロク
「わん」

アバリス(S)
「ふふよく出来たわね」

アバリス(S)はラグナロクを撫でた

ラグナロク
「はっはっわん!」

マスター
(誰かこの状況どうにかして.....)

マスターはなにかしらの恐怖を感じ始めた

986チャレンジアロンちゃん:2019/09/18(水) 02:26:35
>>985
カシウス
「止めてこれ以上はお姉ちゃんの印象が悪くなるから止める」

アバリス(S)
「妹のあなたに姉の私を止めれるの?」

カシウス
(ぽっ)

フェイルノート
「ちょっと妹って呼ばれて少し喜んでるんじゃないわよ」

カシウス
「円環の繰り返しにより出来た私の新たなる武装の一撃を与える」

カシウスは両手をかかげた

カシウスの大きな手の周りが変形し噴射口が出てきた

フェイルノート
「カシウスそれなに!?」

アロンダイト
「はっ!それは第1回解決アロンちゃんの時に出てきたロケットパンチ!?」

マスター
(相当懐かしいもん出てきたーー!)

カシウス
「必殺」

カシウス
「次女ロケットパンチ」

アロンダイト
「おお!カッコいい!」

マスター
(..........)

マスターは全思考回路を切除することにより考えるのを止めて無の境地へと至った

アバリス(S)
「そんなたかだか二発の弾当たらないわ」

アバリス(S)は二発とも避けた

アロンダイト
「ああ...外した」

カシウス
「円環は繰り返す一回では終わらない」

放たれたロケットパンチには鎖がついていてカシウスは鎖を引っ張った

アバリス(S)
「なに!?」

ロケットパンチはアバリス(S)に直撃しアバリス(S)は倒れた

アロンダイト
「マスター!!」

アロンダイトはすかさずマスターを縛っていたロープと猿ぐつわを切り口から布を取った

マスター
「私がパンと叩くとあなたは元に戻ります!」

マスターは強くパンと手を叩いた

987チャレンジアロンちゃん:2019/09/18(水) 02:34:03
>>986
アバリス
「う、うーん」

マスター
「あ、アバリス目覚ました?」

アバリス
「いたたなにがあったんですか?なんか妙に頭が痛いんですが」

マスター
「思い出さなくて良いよ」

アバリス
「そうですか...」

ラグナロク
「はぁはぁアバリス///」

アバリス
「ラ、ラグナロク急にどうしました?」

ラグナロク
「はぁはぁなんでもはぁはぁないわそれとねアバリス様」

アバリス
「様?ん?様?」

ラグナロク
「あなた様が気が向いた時で良いからその時わ..ね?」

アバリス
「え?え?どういうことですか?」

マスター
「アバリス気にしたら負けだ負けだから」

アバリス
「は、はい....」

ラグナロク
「はぁはぁアバリス様〜〜〜」

ラグナロクにM属性が付与された瞬間であった

988チャレンジアロンちゃん:2019/09/18(水) 02:35:41
最初のSSスレの最後の方になんてもんを書いてんだと自分でも思った反省はしているが後悔はしていない




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