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【ファンキル】SSスレ

446ものしりセファー:2019/08/09(金) 00:06:22
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セファー「死ぬかと思いました……」

セファー「けどこれでやはりわたくしは泳げないということとあの湖の中には神器がないということが確認できました」

セファー「やはり真の知識というものは実践によって得られるものなのですね」

セファー「今にして思えばわたくしは全てを知っているキラーズの力に驕っていたのかもしれません」

セファー「知識だけを伝えるなら本にでもできます。しかし私は人間……ではないですけど。自身の経験に基づいた実のある知識を伝えれば皆も安心してくれるに違いありません!」

セファー「さぁ、実践開始です!」



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マスター「で、なぜここにいるかわかるかな?」

セファー「まず畑でキャベツの葉の中を一つ一つ確認し、次にコウノトリを捕まえては口の中を覗いて、道行く男女に接吻およびそれに続く行為をしてもらうよう頼んでいました」

マスター「そこで逮捕されたと」

セファー「そうですね」(純真な瞳で)

マスター「少しは反省しようよ……保釈金もタダじゃないだから」

セファー「知識の確認につい熱が入ってしまいました」

マスター「知識の確認?」

セファー「経験に由来しないアドバイスでは聞く人を安心させることなどできません。今までのわたくしは知識を知った気になっているだけで本当は何も知らなかったのです」

マスター「知った気になっているだけって?」

セファー「0度を下回っても凍らない水。心臓が3つある生物。誰もが当たり前に思っていますが冷静に考えると信じられないことが世の中にはたくさんあります。それを実際に確認せずに本のページを読み上げるようにただ伝えるだけで本当にいいのでしょうか?」

マスター「いいと思うよ」

セファー「え?」

マスター「わざわざ知ってる知識の確認するために人に迷惑をかけたり危険なことをするくらいなら本みたいでもいいんじゃないかな」

セファー「しかし……」




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