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『両儀式』(セイバー)「魔力供給?」

1名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/01(日) 23:57:04 ID:BWySsB6I
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https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1565269091/l50の続きです。

ぐだ男(ん…今は…2時半か…)

ぐだ男(…眠れないなあ)

ぐだ男(…最近、変な夢も見るし)

ぐだ男(少し水でも飲もう…)


ぐだ男「あ…」

縁側に座って月を見上げている両儀式(セイバー)「…」

ぐだ男「…綺麗だ…」

両儀式(セイバー)「あら… 立香? …ふふ、お褒めにあずかり光栄だけれど、随分と唐突ね?」

ぐだ男「え…あっ…」

ぐだ男(しまった…口に出てた…)

ぐだ男「その…そう、月が!月が綺麗だなあ、って…」

両儀式(セイバー)「!…まあ… お上手だこと」

ぐだ男「あ、はは… そういうつもりじゃないんだけど… その、俺はちょっと水を飲みに来ただけで…」

両儀式(セイバー)「あらあら… 煽っておきながらさっさといなくなるなんて。 酷いわよ、立香」

両儀式(セイバー)「眠れないのでしょう? …ねえ、少し座ってお話ししていかない?」

ぐだ男「え…う、うん。 分かった」

2名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/01(日) 23:58:28 ID:BWySsB6I
両儀式(セイバー)「静かで…月明かりが綺麗。とてもいい夜ね。そう思わない? 雪が降っていないのが少し残念だけれど」

ぐだ男「そう、だね… こうして両儀式姉さんと2人きりでゆっくり話すのも久しぶりだね」

両儀式(セイバー)「そうね…」

両儀式(セイバー)「…ねえ立香。 いつか前に、この生活が好きかって聞いたこと、覚えてるかしら」

ぐだ男「うん… あれは両儀式姉さんが俺にその…み、耳かきしてくれたときだよね」

両儀式(セイバー)「…今でもその想いは、変わらない? 今でも、いえ、これからも私と一緒に居たいと願ってくれる?」

ぐだ男「もちろん、当然だよ。…そんなに簡単に心変わりするような薄情な人間に見えるかな、俺って」

両儀式(セイバー)「そんなことないわ。 ただ少し… 寂しいの。 ほら、兎は、寂しいと死んでしまうって言うじゃない?」

ぐだ男「…? なんで兎が…?」

両儀式(セイバー)「いえ、ただのたとえ話。 私は…あなたがいなければ、こんな世界に居る理由も、こんなことを続ける理由もないもの」

ぐだ男「…両儀式姉さん? 何を言ってるの?」

両儀式(セイバー)「…本当に… 月が綺麗ね、立香…」

3名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/01(日) 23:59:54 ID:BWySsB6I
両儀式の長く冷たい指が、立香の手に触れる。それは蛇のようにするりとその手の甲に登り、指の合間へと侵入していく。
俺がぎょっとして顔を上げると、そこには月光に照らされた『両儀式』の青白い横顔があった。

「…姉さん?」

両儀式が、そのままふらりと俺にもたれかかった。
その華奢の身体を受け止める。

「え…」

俺はぞっとした。指だけではない。彼女の身体からはおよそ温もりというものが感じられない。長い髪の向こうに見える瞳は虚ろで、月明かりに照らされた顔に血の気はない。

『両儀式』がゆっくりと手を伸ばし、俺の頬に触れる。

「お願い…」

「私を、抱いて…」

「………わかった」

長い沈黙の後、俺は黙ってうなずいた。聞きたいことは山ほどある。困惑もしている。けれどそれ以上に、その願いを聞いてあげなければならない使命感のようなものを感じた。
彼女は性欲や愛欲を満たすためにこんなことを言っているのではない。きっと何か理由があるはず。そう思い込むことにした。

4名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 00:00:32 ID:qyQlaUOU
お前の続きを待ってたんだよ!

5名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 00:02:55 ID:TVPLyKvI
剣式はもっとやれ

6名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 00:02:59 ID:uoKfB3Uo
どちらが言い出すでもなく俺と『両儀式』は同時に縁側から立ち上がる。冷たい手を繋いだまま、ゆっくりとした彼女の足取りについていく。 
まるで幽霊だ。 体温どころか脈すらないように思える。 一瞬でも目を離してしまえば虚空へ消えて行ってしまいそうなほど、彼女は朧げだ。
いろいろな疑問はある。だがそれ以上に、胸を占めるのは謂れもない不安感だ。何かがおかしい。何かが…怖い。

「…立香… 少し、痛いわ」

『両儀式』が物憂げな顔で振り返る。自分でも気づかない内に、彼女の手を強く握り込んでいたらしい。

「…ごめん。でも… こうしていないと、その…」

「…ええ。わかっているわ」

あなたが消えてしまいそうだから、という言葉を紡ぐ前に、『両儀式』の足が止まる。気付けば、いつの間にかもう彼女の寝室の前だ。

「…本当に、いいのね?」

恐らく、後戻りができるとしたらここで最後だ。俺は何も言わず、ただ頷いた。

「ありがとう…」

こちらに向いてないはずの両儀式は感謝の言葉を述べると、寝室の襖を静かに横へ滑らせた。
寝室の中は行灯で妖しく照らされていた。 確かにあつらえたかのように、和室の中心に布団が綺麗に一枚敷かれている。
今まで誰かが入っていた形跡はない。『両儀式』は今までずっと、俺が起きて来るまであの縁側に座っていたのだろうか。

7名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 00:04:06 ID:uoKfB3Uo
しゅるり、と背後で衣擦れの音がする。鼓動が速くなっていくのが聞こえる。
もう後戻りはできない。急すぎる展開だが、もう覚悟を決めるしかない。俺は背後で衣擦れの音を聞きながら、必死で高鳴る胸を抑えつける…つけようとする。
そうだ、俺も服を脱ぐべきか。何しろ経験がないのだからよく分からない。
微かに震える手でシャツのボタンに手を伸ばした時、背後からぬるりと伸びてきた両儀式の手が俺の肩に触れた。

「立香…」

『両儀式』の艶やかな声がすぐ真後ろで聞こえる。音源はかなり近い。 近いはずなのに、吐息も気配も感じられない。

「こっちを…」

声に導かれるままにぎこちなく振り返ると、そこには着物を脱ぎ捨てた『両儀式』がいた。月明かりに照らされていた青白い顔とは違い、彼女のきめ細やかな肌は今は桜色に染まっている。

「…綺麗だ…」

つい先刻と同じ言葉が零れ落ちる。確かに綺麗だ。綺麗なのに。

「ほら…触って」

『両儀式』が俺の手を取り、ゆっくりとそれを自らの胸へと手繰り寄せる。 柔らかな双丘。女性の象徴。健全な男子としては、こうして触れられるのは喜ばしいことなのだろう。
けれど…彼女の胸は暖かさも、それどころか心音すらない。

「姉さん…あなたは…あなたは一体…」

「大丈夫…怖がらないで」

彼女がそのまま俺に歩を進めてくる。こうして間近に見て、今まで感じていた違和感の正体がわかった。
彼女の後ろの襖がわずかに透過している。 透けているのだ。微かではあるが、胸の上に置かれた俺の手と比べればその違いは明瞭だ。

8名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 00:07:18 ID:uoKfB3Uo
「私を…助けて…」

怖がらないで、と言われても、つい昨日まで姉として親しく接してきた女性の身体が透けているのを見ても冷静さを保つのは難しいものだ。
それに、こんなにしおらしい『両儀式』を見るのは初めてだ。 ましてやこの女性の口から「助けて」という言葉が出るとは思いもしなかった。

「…っ!」

俺は意を決して、彼女の唇を奪うとそのまま布団へと押し倒した。
彼女を助けたい。彼女に消えて欲しくない。彼女を抱くことでそうできるなら、いくらでもそうしよう。

「さあ…来て…」

『両儀式』の薄い唇が微笑んだ。相変わらず胸の中に居座る不安感から逃げるように、俺は『両儀式』の身体に沈んだ。







白くなりはじめた東の空が、薄暗かった寝室を少しずつ照らし出していく。

「…お疲れ様」

『両儀式』の手が俺の後頭部を優しく撫でる。彼女の吐息を感じる。彼女の体温が伝わる。

「…暖かい」

再び彼女の手を握る。暖かい。血が通う、人間の手だ。彼女は生きている。彼女はここにいる。

「両儀式…」

「ええ…もう大丈夫。私たちはずっと一緒よ…」

再び『両儀式』の唇が俺の唇に重なると、急激に瞼が重くなってきた。 けれど、彼女と身体を重ねている間にもずっと苛まれていた不安感はもうない。このまま眠っても大丈夫だ。だって、『 』がそう言ってるんだから。

「今は、おやすみなさい… マスター…」

マスター。その言葉の響きに奇妙な懐かしさを覚えるが、もうそれを深く考えるだけの体力は俺に残っていない。 
寝室の窓の向こうで白雪が舞っている。 降りしきる季節外れの雪に奇妙な安心感を覚えながら、俺は『両儀式』の中で眠りに就いた。

9名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 00:07:57 ID:uoKfB3Uo
両儀式(セイバー)「おはよう、オルタ。よく眠れた?」

邪ンヌ「おかげさまで。 今までで一番の快眠だったわ」

邪ンヌ「…まるであの晩だけ私がこの世から消え去ってしまって、翌朝何事もないようにまた布団にいた。そんな眠りだったわ」

両儀式(セイバー)「ふふ… 世界五分前仮説かしら?」

邪ンヌ「世界が何分前にできたかなんて興味はないんだけど。 …あいつはどうしたの?」

両儀式(セイバー)「どうもしないわ。今は眠っているだけ。 起きたらまた身支度をして、学校へ行って、帰ってくる。 そうやって私たちの小さな世界は続いていくの」

邪ンヌ「…随分とまあ調子に乗っちゃって。 おあつらえ向きに雪まで降らして、全く… ま、その様子だとやることはやったみたいね」

両儀式(セイバー)「ええ…まあ…そうね。 とても…素敵だったわ…」

邪ンヌ「あーあー。 ノロケなんて聞きたくないわ。…ったく… なんでこんな面倒なことに…」

両儀式(セイバー)「これでも私、あなたには感謝しているのよ? もしあなたに忘却補正のスキルがなければああやって私の背中も押してくれなかったでしょうし。」

邪ンヌ「皮肉なものね。 サーヴァントじゃない身になったこの期に及んで復讐者のクラススキルで褒められるなんて」

10名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 00:09:19 ID:uoKfB3Uo
邪ンヌ「皮肉なものね。 サーヴァントじゃない身になったこの期に及んで復讐者のクラススキルで褒められるなんて」

両儀式(セイバー)「もう、相変わらず素直じゃないわね。 忘却補正のスキルは通常、復讐の原因や対象のみに適応される。 それなのにあなたが『 』の力の影響下にあってもカルデアの記憶を保持しているということは…」

両儀式(セイバー)「あの地で立香と過ごした時間が、あなたの霊基に刻まれたフランスやその人々への憎しみよりもよほど大事だった…ということじゃないかしら?」

邪ンヌ「なっ… そんなわけ…! そんなわけ… あるわね、正直。 大体、私はあいつの……」

11名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 00:10:25 ID:uoKfB3Uo
両儀式(セイバー)「待って。……ご客人ね。それも少し物騒な」

???「む、気付かれたか。 やはり私に隠密行動は向かないな」

邪ンヌ「あんたは…!」

沖田総司(オルタ)「こうなったら仕方ない。せめてかっこよく名乗らせてもらう。我は魔を裂き、神を穿つ、人の祈りを束ねしもの。魔神(人)、沖田総司。推参!!」

沖田総司(オルタ)「…どうだ?」

邪ンヌ「いや…どうって…」

両儀式(セイバー)「初めまして、沖田総司さん。私は『両儀式』。 一応は…この家の家主、ということになるのかしら。 わざわざ遠いところから、ご苦労様」

沖田総司(オルタ)「うむ。 …その… 丁寧な挨拶はありがたいんだが… 私は貴方を斬らなければいけない…んだよな?」

両儀式(セイバー)「…それを私に訊く? まあ…そうねえ、私は抑止力についてはよく知らないけれど、あなたがこうして限界して、そんな長い得物を佩いてこの家の敷居を跨いだということは、そうなんじゃないかしら?」

両儀式(セイバー)「それに、私だけじゃなくて、ここにいる子… ああ、名前はジャンヌ・オルタと言うのだけれど。 この子とよく似た姉と、まだ小さな妹。 それから…」

両儀式(セイバー)「…『彼』も斬らなければいけないんじゃないかしら」

12名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 00:12:23 ID:uoKfB3Uo
ぐだ男「姉さん…? その人は…」

沖田総司(オルタ)「…!? おまえ、は…」

両儀式(セイバー)「おはよう、立香。この人は沖田総司。 急な話で驚くかもしれないけれど、この人は私たちを皆…」

沖田総司(オルタ)「待て!!」

両儀式(セイバー)「…」

沖田総司(オルタ)「何だ…お前は、誰だ…お前のことなど、知らない…知らないのに…なぜ、こんなにも、私は…」

両儀式(セイバー)「…斬りたくないというのなら、それもいいでしょう。 私たちだって斬られるのは嫌だもの。 けれど、それはあなたが抑止の守護者としての責務を放棄することを意味する」

両儀式(セイバー)「そうなったとき、どうなるか… あなたでもそれは理解できるでしょう」

両儀式(セイバー)「私は何も抵抗しないわ、総司。 私たちを斬り捨てて守護者の責務を果たし、世界を守護るか。 それとも彼を斬るのを拒んで、抑止力のくびきを離れ… この世界…いえ、あらゆる世界から消え去るか」

両儀式(セイバー)「あなたが決めなさい」

13名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 00:22:14 ID:TVPLyKvI
続き待ってた

14名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 01:55:31 ID:HiGifet6
素晴らしい

15名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/02(月) 02:30:26 ID:l9k9Etqw
ヌッ!

16名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/04(水) 15:10:00 ID:oQmuovEg
( ・∀・)イイ!!

17名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 02:16:33 ID:gIyRY/r6
沖田総司(オルタ)「うむ…もぐもぐ。やはりうまいな。うまみ。やはりおでんは良い文明だな」

両儀式(セイバー)「はいはい、おかわりはたくさんあるからゆっくりね」

邪ンヌリリィ「あの! えっと…おきた、さん?でしたっけ… お醤油取って下さい!」

沖田総司(オルタ)「醤油…? 醤油って…これか?」

ジャンヌ「違いますよ! それは胡椒です! もう…物を知らない人ですね」


邪ンヌ「…え? なんであの流れからこいつと一緒に食卓を囲んでるの?」

両儀式(セイバー)「まあまあ。 仲良きことは素晴らしき哉、よ」

沖田総司(オルタ)「む、言っておくが私はまだお前たちと仲良くなったわけではないからな。 お前たちが斬るに値する敵かどうか見極めているだけだ」

沖田総司(オルタ)「それに、お前だ」ビッ

両儀式(セイバー)「こら。箸で人を指すのははしたないわよ」

沖田総司(オルタ)「む、すまん」

沖田総司(オルタ)「その…何と言ったか…そう、フジマルリツカだ」

ぐだ男「お、俺?」

沖田総司(オルタ)「リョーギシキや同じ顔の姉妹はともかく、お前がどうも気にかかる。なんというか…前に会ったことがあるような、ないような…」

沖田総司(オルタ)「それになんだか…お前を見ていると胸がどきどきする。なんなのだろうな、これは」

ジャンヌ「え…それはまさか…」

邪ンヌ「…ちょっと…それはなんていうか…」

邪ンヌリリィ「え? え??」

ぐだ男「ちょっ…急に何を…!///」

沖田総司(オルタ)「? なぜ皆赤くなっているんだ? …あ、おかわりを頼む」

18名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 02:18:35 ID:gIyRY/r6
邪ンヌ「どうするのよ、あれ」

両儀式(セイバー)「どうもしなくていいわ。 彼女はもう私たちを殺せない」

両儀式(セイバー)「彼女もあなたと同じよ、ジャンヌ・オルタ。 彼女の霊基にもまた、あの帝都で過ごした立香との時間が深く刻まれている。」

沖田総司(オルタ)「…そ。人気者で結構なことね、私たちのマスターは」

両儀式(セイバー)「だから彼女が取れる道は二つに一つ。 守護者としての責務を放棄し、この世界から退去するか…」

両儀式(セイバー)「抑止のために心を鉄にし私たちを…立香を討つか」

両儀式(セイバー)「もし彼女がそちらを選んでも…私は負けないけどね」

邪ンヌ「まあ、それはいいんだけど…一つ聞いていいかしら」

両儀式(セイバー)「?」

邪ンヌ「…なんであんた、そんなに楽しそうなのよ」

両儀式(セイバー)「…あら…そんなつもりはなかったのだけれど」

邪ンヌ「とぼけちゃって… 大体、そもそもがおかしいのよね。 私は根源とやらがどんなものかは詳しく知らないけど、あんたの力なら抑止だとかサーヴァントだというかそういう『枠』ごと消せるはずよ」

邪ンヌ「あんた…もしかしてこの状況、楽しんでるの?」

両儀式(セイバー)「? …あなたは楽しくないの?」

邪ンヌ「ち…悪びれもせずに認めるなんて… いい気はしないわね。あんたの楽しみのために利用されるのは」

邪ンヌ「この家であんたを除いて私だけがカルデアのことを憶えてるのも。 あのオキタとやらがここに顕現したのも… そしてあんた自身が魔力切れになって供給を余儀なくされたのも」

邪ンヌ「全部あんたが仕組んだんでしょ」

両儀式(セイバー)「………」

両儀式(セイバー)「そろそろ、ね」

邪ンヌ「は…?」



???「イグナ…イグナ… トゥフルトゥクンガ…」

19名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 02:20:13 ID:gIyRY/r6
???「イグナ…イグナ… トゥフルトゥクンガ…」

邪ンヌ「な…!こいつ… 空から…!?」

両儀式(セイバー)「あの娘、首を落としてもすぐにまた繋がって襲ってくるのよねえ。もう少しでもっと深いところにある『線』を斬ろうとしても、すぐに門を通って消えてしまうの」

アビゲイル「ごきげんよう、 シキさん…… 遊びに来たわよ…」

両儀式(セイバー)「斬り合いではあの娘には負けないけれど、私には一応魔力という制限があるし…、四六時中対応できるわけでもないから」

両儀式(セイバー)「だから、人手が欲しかったのよ」

20名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 02:20:54 ID:gIyRY/r6
両儀式(セイバー)「フォーリナーと相性が良いアルターエゴクラスで…」



沖田総司(オルタ)「お腹が空いたな… リョーギシキ…いやリツカから何かもらおうかな…」



両儀式(セイバー)「単独行動スキルを持っていて長期的に現界が可能で…」



沖田総司(オルタ)「むう…これはあれか、辛いやつだな。からみ。からいのは苦手だ。何か甘いものはないか…」



両儀式(セイバー)「かの邪神の狂気にも耐えられる対魔力スキルと天魔を滅す金色の極光、超常の者との戦いを想定されて調整された特殊な霊基…」



沖田総司(オルタ)「む?あれは…リョーギシキと…えーと…誰だっけ…」



両儀式(セイバー)「そして『どんな存在』でも無穹の狭間へと墜とし、強制的に世界から退去させることのできる煉獄剣の使い手…そんな人手が、ね」

アビゲイル「今日こそ…今度こそ… 私は座長さんを返してもらうわ…!!」

21名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 02:23:28 ID:gIyRY/r6
「く…!」

こいつ(両儀式)の言ってることはよくわからない。けれど、急に空を割って現れたこの少女が私たちに敵意を持っているのは明白だった。
少女の背後には黒光りした蛸の脚のような触手が蠢いている。ジルの使役する海魔に似ていなくもないが、恐らくこれはあんなものよりずっとーーー名状しがたい何か、だ。
反射的に左の腰へと手をやりーーー そこに短剣がないことに私は気付く。 そう、今の私はサーヴァントではなく一人の少女だ。 人間を遥かに凌駕する筋力も、竜を操る力も、憤怒の炎と刃をを噴出させる宝具もない。

「ち、ちょっと…!あんた何して…!」

そして斬り合いでは負けない、と豪語した本人は、こんな状況だと言うのに、少女を見つめたまま座った縁側から動こうとはせず、あろうことか呑気に茶を啜っている。
そんな態度が気に障ったのか、少女が手を前に翳すと同時に背後の巨大な触手たちが真っ直ぐこちらに伸びーーーー
その全てが、中空で切り捨てられた。 切断された触手は浜に打ち上げられた魚のようにびちびちと跳ね、やがて虚空に消えていく。

「あなたはーーーー」

「随分と、物騒なご近所さんだな。 いつもこんな輩の相手をしているのか、リョーギシキ」

刃にこびりついたどす黒い血を払いながら、沖田総司が両儀式に振り返る。この家にやってきた時の赤い装束ではなく白黒の甲冑を身にまとい、短かった髪も地面に付きそうなほど伸びている。

「ええ。おかげで最近疲れてしまってね。 もしよければ、お相手をお願いできるかしら?」

「退きなさい!」

どこか緊張感のない二人の会話を、少女の叫び声が阻んだ。

22名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 02:24:46 ID:gIyRY/r6
「私はあなたなんかに用はないの! あなただって私と戦う理由なんてないはずでしょう!」

沖田は頬をぽりぽりと掻いて、

「まあ…そうだな。 私はお前のことは知らないし、リョーギシキを守ってやる義理もない。 ないが…」

「お前を斬る理由はある」

「何ですって…?」

沖田が顔をしかめる少女に一歩前へ進み出た。

「私はこう見ても抑止の守護者、というやつでな。今までいろんな戦さ場で、いろんな敵を斬ってきた。 悪いやつをだ。 女も、子供も、悪いやつなら皆斬ってきた。だから、私にはわかる」

沖田が長剣を持ち上げ、その切っ先を少女へと向ける。その刀身が、黒く光った。

「お前は、悪いやつだ。 リョーギシキがどうこうの前に、ここで斬っておかないとこの世界に良くない。 お前は、ここにいてはいけない存在だ」

23名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 06:25:10 ID:aGT/QjFQ
続きが始まってる!

24名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 10:44:39 ID:./VEcs8c
シリアス展開はもっとやれ

25名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 10:47:35 ID:LhInKi/E
ぐだおの時点でギャグなんですがそれは

26名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 12:37:48 ID:Og.xElkE
だから空の境界の式じゃなくてこっちはFGOの剣式だって>>1の前スレでもそれ言われてるから

27名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 12:38:08 ID:ZquKGRPU
お前の続きを待ってたんだよ!

28名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 15:35:06 ID:Lo6wVBgs
>>25
途中から藤丸くんに変わってるから多少はね?

29名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/07(土) 16:12:42 ID:sVjgvBgs
剣式スレはもっとやれ

30名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/08(日) 14:43:52 ID:/8BCXuXQ
新作ええぞ!ええぞ!

31名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/17(火) 03:26:23 ID:.mgglITs
沖田総司(オルタ)「ぬう…逃がしてしまったか。それにしても虚空に門を開くとは…奇怪なこともあるものだ」

両儀式(セイバー)「ありがとう、沖田さん。とても助かったわ」

沖田総司(オルタ)「ふあ… なんだか疲れたな。つかれみ。 …んん?変だな。 私は疲れないはずなのだが」

両儀式(セイバー)「あれだけの量を斬り伏せたんだもの、疲れるのも当然よ。よければここで少しお休みしていかないかしら? せっかく私たちを助けてくれたんだもの、お礼の一つはさせて欲しいわ」

沖田総司(オルタ)「むう…何かお前に乗せられている感じがしてあまり気が進まないが… 眠いものは仕方ない。…それに立香のこともあるしな。お言葉に甘えるとしよう。 あ、そうだ、おやつはちくわで頼む」

32名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/17(火) 03:29:03 ID:.mgglITs
『ありがとう、マスター。マスターが嬉しいと私も嬉しい』

『私だって嫌だ! もっとマスターと過ごしたい! もっと世界を見たい! もっと生きたい! このまま消えたくなんてない…!』

『ああ、そうだ。マスターは私に全てをくれた。本来、この世界に存在しえない私に、居場所を、生を、全てを……。私は、マスターと、マスターの生きるこの世界が好きだ。たとえこの身の霊基が砕けようと、私はわたしの全てをかけて、マスターとマスターのいるこの世界を守ろう』


「…」

目が覚めると、辺りはすっかり暗くなっていて、部屋を照らすものは窓から差し込む僅かな月光だけだった。
和室の天井、というものは往々にして私に謂れもない懐かしさを抱かせる。 こうして安全の確保された和室に横になること自体随分と久しぶりな気がするが、それとは別に私には和室に思い入れがあるのだろう。
ふと違和感を感じ、頬に触れてみた。 …濡れている。 泣いていたのか。 何故? さっき見たもののせいだろうか。夢か、幻想か、それとも私の記憶か。
マスター、と私は言っていた。 抑止の守護者たる私にマスターなどいないはずなのだが。 …ここに来てからおかしなことばかりだ。見覚えのある少年。虚空から現れ虚空へと消えた少女。私の身体の不調。

「…喉が渇いたな」

自然と欲求が口から漏れ、再び私は頭を傾げる。 何故喉が渇く?サーヴァントは食事を必要とせず、補水もまた不要だ。 
戦いの後に疲れ、眠りの内に夢を見て、起きれば喉が渇く。これではまるで人間じゃないか。

『よければここで少しお休みしていかないかしら?』

両儀式の淡い微笑みが脳裏に浮かぶ。
虚空より現れた少女ももちろんなのだが、この女性も、ともするとこの女性のほうが、得体の知れない恐ろしさがあった。
彼女は…何かを知っている。私のことも、立香のことも、あの少女のことも。
彼女を問いただしてみるか。案外あっさりと答えが返ってくるかもしれない。
またあの少女は襲ってくるだろうか。 立香やあの姉妹たちはあの襲撃を知っているのか。

33名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/17(火) 03:30:49 ID:.mgglITs
とりとめもなく考えながら、昼の記憶を頼りに流し場へたどり着き、水を飲む。冷たい水が喉を通り、胃に流れ落ちる。

「…うまい」

思わず素朴な感想が口に出る。 …私の語彙力ならば素朴な乾燥しか述べられないのも事実だが。

「…人間、か」

サーヴァントが聖杯の力で受肉し、再び人として現世を生きることができるのは、知識としては知っている。
知ってはいても、私には無縁のことだと思っていた。

しかし、もしこのまま私の霊基が元に戻らずに、人のように飢え、食べ、眠り、そして老い、緩やかに死んでいくならば…

「馬鹿馬鹿しい」

両儀式の言う通り、疲れているだけだ。明日になれば少しこのあたりを調べて、斬るべき者を探して、斬る。それでいい。それだけでいい。今まで幾度となくやってきたことだ。
立香という少年も気にはなるが… 結局のところ、私にとっては斬るべき人間か、斬らない人間か、その二択でしかない。

34名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/17(火) 03:31:22 ID:.mgglITs
「…?」

寝室に戻る時に、私は閉まった襖のうちの一つから灯りと声が漏れていることに気付いた。
中にいるのは昼に見た5人のうち誰かか。
それとも私が未だ知り得ぬ何者か。
ほんの少し躊躇した後、私は襖の裏に張り付き、耳を寄せた。 聞き耳は良い趣味とは言えないが、とにかく謎が多いこの地においては、情報が必要だ。 
しかし聞こえてきたのは他愛ない会話でも、恐ろしい謀でもなかった。

「は、あ…姉さん…姉さん…!」

息の上がった男の声。 私の知る限り、この家にいる男は立香一人だ。
彼の声に混じって、ほんの少し高い吐息も聞こえる。 恐らくは立香が『姉さん』と呼んでいる人物。
…そういえば、私と食卓を囲んでいる時に立香は両儀式を姉さんと呼んでいた。
こんな夜更けに、二人で碌な会話を交わすでもなく何をしているんだろう。
私は襖の取っ手へと手を伸ばす。好奇心もあるが、立香のこととなると、私はいささか非合理的になってしまうらしい。そのまま新しい動きがあるまで聞き耳を立てていればよいものを、
逸る気持ちを抑えられずに私はほんの少しだけ襖を開けて中を覗き見てしまった。

案の定、中には立香と両儀式がいた。 そして… 何かを、している。 着物をはだけさせ、顔を近づけ、身体を、重ね、て…

35名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/17(火) 03:32:48 ID:.mgglITs

「…!」

とっさに視線を襖の隙間から見える光景から外し、呼吸を整える。 いや、呼吸を再開する。 あの二人を見ている間、ずっと呼吸を忘れていた。 
あれがどんな行為かくらい、なんとなくは、わかる。 立香と両儀式がそういう関係だとしても、私には関係のない話だ。そのはずだ。 でも、なぜこんなに胸が苦しくなるのか。 なぜ、こんなにも… 不快なのか。
自分でも理由は分からないが、今すぐ部屋に押し入って、両儀式を無理矢理に立香から引き剥がしたい衝動に駆られる。その時、目に入ったのは私の左手に固く握られた煉獄だった。

『戦場に事の善悪無し』

言葉が私の口から紡がれる。 しかし、それは『私』の言葉ではない。

『只ひたすらに斬るのみ』

この私の霊基を構成する基本骨子。 『沖田総司』の言葉だ。
私は、音も立てずに煉獄を鞘から抜いた。

36名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/17(火) 13:35:37 ID:UUe/fsiU
お前の続きを待ってたんだよ!

37名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/09/17(火) 19:02:17 ID:bAdsFWRg
シリアスなのもいいゾ〜これ

38名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/12/20(日) 17:36:33 ID:Q23eRYM6
いいゾ〜コレ

39名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/12/20(日) 20:58:41 ID:cob6oAvk
剣式すき

40名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/01/27(水) 00:31:51 ID:gs1gLEsY
何ということはない、後ろから近付いて一刺し。
それで終わりだ。今まで幾度となくやってきたことを、もう一度やるだけ。
そして、私は襖をすり抜け、大太刀で二人を貫いた。

「----!!」

シキが白い背中を仰け反らせて息を呑む。
ゆっくりとこちらを振り向き、

「……残念だわ、とても」

そう呟いて、リツカの上に突っ伏した。

「……あ」

一時の…よくわからない感情に突き動かされて、咄嗟に斬ってしまった。

(大丈夫…大丈夫だ)

息を整えて自分に言い聞かせる。無辜の人々を斬るのは、これが初めてではない。
抑止力の守護者としての戦いの中、斬るべきでない人を斬ってしまったことは幾度となくある。
消える前に役目さえ果たすことができればいいのだ。 犠牲が何人か出ようと、仕方のないこと。

とにかく死体を処理しなければ。できればあの姉妹たちまでは殺したくはない。
私は動かなかくなったシキの身体を動かし……

リツカと、立香と、目が合った。

41名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/01/27(水) 00:32:24 ID:gs1gLEsY

「おき…た…」

シキの身体を貫通した煉獄の刃は、立香の腹も貫いていた。

「あ……」

その時。命を失っていくその少年を見た時。
私は思い出した。思い出してしまった。

『ありがとう。助かったよオルタ』
『俺だって別れたくない!一緒にカルデアに…』
『これからよろしくね、沖田ちゃん』

「マス、ター……?」

私が、殺した。私、が……マスター、を…

「…………!!」

気が付いたら、そこは再び和室の天井が広がっていた。
障子から柔らかい陽光が差し込んでいるところを見ると、今は朝か。
……無性に喉が渇く。
私は布団から飛び起き、昨夜と同じく台所へと向かった。

「あ、おはよう。えっと…沖田総司、さん。顔色が悪いようだけど、大丈夫?」

「あ………」

そこには、リツカが…マスターが何食わぬ顔でエプロンを巻いて家事に勤しんでいた。
そして、その横にはシキも。

「あらあら。『悪い夢』でも見たのかしら、沖田さん」

そう言って、シキが微笑む。昨日も見た嫋やかなその笑みが、私にはとてつもなく末恐ろしいものに見えた。

42名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/01/27(水) 00:33:52 ID:wC7MxwxQ
続編ええぞ!

43名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/01/27(水) 00:35:07 ID:gs1gLEsY
「……そういうわけで、私はお前たちを斬るのをやめた。しばらく世話になるからよろしく」

「…………あっそ」

何が「そういうわけで」なのか見当もつかないが、別段驚きはしない。なんとなくそうなる気がしていたからだ。
結局、こいつも、私も、立香も。全てあの女の掌の上で遊ばされている。

「……ん。 やっぱりおでんはうまいな。うまみ。 …なあ、シキ。例の少女、また現れるだろうか」

「ええ。きっとまた来るでしょう。きっとね。その時はよろしくね?」

…やっぱり私が思った通り。 あの少女も、このオキタという女も、全て織り込み済み、思い通りというわけだ。
オキタ自身も、恐らくはそれを知っている。それを承知で、それでも抑止の守護者としての責務を捨ててまでここにいる理由は。

「はぁ…確かにおいしいけど毎日おでんはちょっと飽きてきたかなあ」

呑気な顔で箸を進めているコイツだ。
そういう私だって、いけすかない『両儀式』と一緒に茶番劇を続けているのはコイツと一緒に居れる、ただそれだけだからだ。

44名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/01/27(水) 00:35:50 ID:gs1gLEsY

「…ははっ」

思わず渇いた笑い声が漏れる。これが根源。アカシックレコード、あるいは『 』。なんというズル、ペテン。
これに比べれば聖杯すら霞む。
要するに、あの女は文字通り『なんでもできる』のだ。
唯一例外があるとすれば、あの少女、アビゲイル・ウィリアムズ。
外なる神と繋がっているフォーリナーにはその出鱈目な力が通じないのだろう。
だからこうして、沖田総司オルタを引き込んだというわけだ。

(……いや、それも怪しいか)

確かこいつは根源以外にも何でも殺せる出鱈目な魔眼を持っていて、少なくともカルデアにいた頃はそれを取り柄として通していたはずだ。
それを使えばこんな回りくどいことをしなくても一人で対処できるのではないか。
それでも、こんなことになっているのは、ただその状況を楽しみたいだけか。

それとも……この人の形をした『 』なりの… 慈悲、なのだろうか。
今日も、明日も、その先もずっと、こんな日常が続くことが。

「ふふ。今日は、よい夢を見られるといいわね」

そんな私の思考を知ってか知らずか、『両儀式』がいつものように嫋やかな笑みを浮かべた。
茶番だろうと、傲慢だろうと、慈悲だろうとどうだっていい。
私はもう少し、この夢の中に浮かんでいたいと思う。

45名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/01/27(水) 00:38:17 ID:gs1gLEsY
https://youtu.be/8sjAfUfIK0U?t=187
いつの間にかアーケードの剣式のセリフが更新されていたので初投稿です
間違いを犯した剣式と一緒に地獄に堕ちてえなあ俺もなあ

46名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/01/27(水) 07:13:53 ID:4tfVXGUc
続きやったぜ。

47名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/01/27(水) 10:24:10 ID:AJrVU9C2
剣式密かにすき

48名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/17(水) 19:56:47 ID:pMNLtRYE
誕生日おめでとうございます

49名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/10/20(水) 23:53:11 ID:998/kSNI
剣式また流行らせコラ!

50名前なんか必要ねぇんだよ!:2024/09/15(日) 15:00:57 ID:7XXfZWOU
待ってるぜ


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