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漫画・ライトノベル以外の書籍スレ

1真ナルト信者:2017/02/08(水) 19:12:46 ID:???
漫画・ライトノベル以外の書籍なら純文学でも文庫でも新書でもレピシ本でも攻略本でも難しい本でもOK
感想を書いたり、内容をまとめたりとかしてみたらどうでしょう

2修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/08(水) 19:13:40 ID:MDyIz2QM
歴史とか政治経済とかよりは、需要あるかなぁ

3修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/08(水) 19:14:52 ID:MDyIz2QM
市川真人「電子教科書が崩す、「教室」という近代」
 近代的教育→主体を育むために生徒の自覚や意思を抑圧する。教師と生徒のあいだにおいて権力を完全に排除することはできない
 →近代的教育は、理念と実際、理念と現実のあいだに隔たりと矛盾を孕む
 電子教科書→情報更新によって教科書の知識はフロー化(流動化)していく。外部情報との接続によって学校外空間と学校空間の区別がなくなる
 双方向的な教育になる→聞いていない(と見なされる)生徒が悪いとはならない。相互了解可能なコミュニケーションとして知識を伝達する根気強さと繊細さが求められる
 双方向的、個別的になれば、教師は現状の数では足りない→教師と生徒の広大なはざまを埋める新しい存在が必要→かつて教育を受けた「私たち」がその存在になるべきでは

4修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/09(木) 20:20:15 ID:MDyIz2QM
波戸岡景太「学習者たちの青春小説」
 1960年代、寺山修司『家出のすすめ』→当初『現代の青春論』として刊行されたが、あまりにも挑発的として退けられた
 大江健三郎『世界の若者たち』→大江はエッセイ「善き若者たちの危険」で、『世界の若者たち』で脚光を浴びた若者たちをも標的に現代の日本の青春に失望している
 60年代→大衆化、民主化、学生たちの匿名化(非エリート化)。大江は、現代日本の若者は優等生タイプの子どもたちであるとして失望している
 69年、庄治薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』→お行儀のいい優等生である主人公の高校生は作者の分身でありながら完全なる虚構でもある(作者は30歳を越えている)
 『ライ麦畑でつかまえて』も『赤頭巾ちゃん気をつけて』も、もしも自分(作者)がこの現代社会に生きる10代だったらという、未来志向の郷愁
 →この思考実験がときとして魅力的な青春小説となる→作家になった自分が、一介の学習者であった頃の自分に声をかける関係性が魅力的なのでは
 村上春樹→青春の終焉。村上以後、ただひたすら遠い過去のように現在を生きる若者を描く作家が次々に登場した
 60年代、若者は家を捨てることで自由になれた→80年代、おたくの登場。80年代の若者は、趣味という個の喜びに充満された家を殻のように背負い始めた
 90年代、バブル終焉後、オタクは日本文化における選ばれし者として語られるも、90年代の終わりとともに大衆化し、匿名化(非エリート化)していった
 2010年代のオタクは、岡田斗司夫にオタクではないと言われるほど、かつてと違う「平成の価値観」をもっている
 ライトノベル→新世代の青春がテーマ。上遠野浩平『ブギーポップは笑わない』、滝本竜彦『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』、谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』など
 →これらの作品の特徴的な独白スタイルは、以後のライトノベル全体の語りの基礎を築いた
 →これらの作品の語り手も、もしも自分(作者)がこの現代社会に生きる10代だったらという思考実験を経ている
 『涼宮ハルヒの憂鬱』に描かれる若者は、アニメ的特撮的マンガ的物語にノスタルジアを持ち続ける高校生→読者の視点(かつての生徒(高校生))でもある
 かつてはオタク予備軍であったが、高校生の今は「フツー」であるというスタンスの若者(その姿が仮の姿であるとも感じている)→「中二病」をノスタルジアの対象としている
 虎虎『中二病でも恋がしたい!』→「ぼっち」な状況へのシンパシーが恋愛の中核
 →語り手の前に現れる異性は、過去の自分を想起させる、俺と限りなく近い存在として描かれることが好まれる
 新しい作家たちのキャラクターは、学校を出ることなく、内部に自分たちのスペース、制度を確保しようとしている(SOS団など)
 →作家たちは、学校に個と共同体との緩やかな中間地域を見出そうとするいまだ学びの只中にいる学習者

5修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/10(金) 19:37:54 ID:MDyIz2QM
藤原辰史「食は教育の課題なのか」
 2005年6月17日、食育基本法公布、7月15日施行→食育推進会議設置、食育推進基本計画策定→国民の意識改革に力点をおく
 →栄養教諭が学校での食育推進の要に位置づけられるが、すべての業務を栄養教諭に要求するというような状況
 食育基本法の欠点→現場の人間の努力と意識改革に頼っている。食の危機の原因を考えていない→一家団欒を阻む労働形態には触れず、父親・母親の意識を変えようとしている
 →労働条件の改善や食品企業に対する規制は考えていない。本気で食育を遂行しようとするならば根底的な社会変革が必要
 食育では、地産地消、スローフードなどを掲げておきながら、カルビーや日本マクドナルドなどが食育運動を推進している矛盾
 →食育基本法は、スナック菓子やハンバーガーなどの宣伝を公認しているようなもの→食育基本法の理念とは、かなりかけ離れている
 2013年12月4日、和食がユネスコの無形文化遺産に登録された→しかし、和食の特徴とされているものは、中華料理にもフランス料理にも当てはまる
 (新鮮で多様な食材と持ち味の尊重、健康的な食生活、自然の美しさや季節の移ろいを表現した盛りつけ、年中行事との密接な関わり)
 和食を厳格に定義することは、そもそも無理があるし、食文化の豊かさを削ぎかねない。日本食と似たような食文化は外国にもあるが、食育はそういったことは考えていない
 食育基本法による食の管理→ナチス・ドイツが同じようなことをやっている→ナチスは、食ほど保守的な習慣はなく、食習慣を変えようとするのは非常に困難だったと述べている
 法律や計画で食をめぐる意識を変えることはきわめて困難。健康食品やカロリー計算などを強調することが逆に摂食障害を引き起こすこともある
 『食育白書』の巻頭言を書いている大臣は圧倒的に女性が多い→食であれば女性に、という程度の政府の態度

6修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/10(金) 19:39:38 ID:MDyIz2QM
本気で日本の食を良くしたいのなら、社会のあり方自体を変えるべきだというのはそうだよなぁと思う。
最近増えたけど、外国人に日本食はすばらしいですね、と言わせるだけのテレビ番組とかやってても何も変わらんでしょう

7レト:2017/02/10(金) 23:46:24 ID:hElrqMRI
日本の問題提起力ってどうなんでしょうね。
この20年、社会派ドラマには何一つ期待出来なくなっていますが。

8修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/11(土) 11:52:48 ID:MDyIz2QM
安倍潔「スポーツ教育における人格陶冶と暴力制御」
 2012年末から13年初頭にかけてスポーツと体罰をめぐる2つの事件
 →大阪市立桜宮高校バスケットボール部顧問による体罰と主将の自殺、日本代表女子柔道選手たちによる指導陣の暴力に対する告発
 体罰否定の論調が盛り上がる光景は、これが初めてではない。70年代後半以降から体罰に関わる事件は繰り返し起きており、現在に至るまで現場の状況は変化していない
 →しかし、一見すると同じことの繰り返しであるかのように映る事柄の背後に、変化した現実があるのではないか
 桜宮高校の事件が、スポーツ指導の域を遥かに逸脱した暴行であることは間違いない→だが、現場に近いところから聞こえてくるのは教諭非難や体罰否定の論理ではなかった
 →加害者は被害者に対する熱意や愛情があったから行為に及んだという論理→こうした体罰擁護もこれまで繰り返されてきたことである
 本音と建前のダブルスタンダード→少なからぬ人々が、場合によっては体罰は必要と考えている。特にスポーツ指導ではその感覚が強いように思われる
 これに対し、スポーツ指導が近代化され啓蒙活動が進めば、体罰容認は減少していくと想定している立場の議論がある
 近代スポーツは剝き出しの暴力をコントロールすることで成り立ったという議論→これに沿えば、体罰という暴力を持ち込むことはスポーツの意義それ自体を否定することになる
 →しかし、スポーツは抑圧された暴力への欲求を発散する場でもあるということも語られている
 体罰は前近代的であるという議論→しかし、近世日本で体罰は必ずしも容認されていない。日本の体罰強化はむしろ明治期の教育の近代化のなかで生み出された
 体罰の現代性→体罰経験者はそれをアイデンティティーとし、自らの成長につなげようとする→体罰は経験者にとって意味あるものと受けとめられている
 →体罰を受けることが当事者にとってなにかしらの意味を持ってしまう事態。体罰容認の背景にはこうした現実があるのではないか
 体罰する側・される側の感じ取る事柄は重なり合わない→される側にとっては不条理でしかない→なにかしらの意味づけを強いられる→体罰容認的な解釈に向かう
 →精神的に強くなれた、苦しい経験が役立ったなどの意味づけを行う→意味あることとして成り立ってしまう
 現代の不安定かつ未確定な状況で、言語ではなく物理的な力を受けることで人格形成する人々がいる→体罰がコミュニケーションとして意味を持ってしまっている現代的な現象

9感想下記:2017/02/11(土) 14:37:50 ID:zCvGIqq6
食事もそうなんですが割とやばいと思うのが薬
どんどん安い薬が世の中に出回りつつあるんですよね
安い=コストカットは当然の流れ

じゃあ薬にコストカットを強いた場合どうなるのかな?っていうのは不安を感じます。
あなたの今飲んでいる薬は中国で作られた薬かもしれない、そういわれた時皆さんはどう感じるのでしょう
生殺与奪の権を他人に握らせるな

10修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/12(日) 11:25:20 ID:MDyIz2QM
内藤朝雄「学校の秩序分析から社会の原理論へ」
 農耕以前の人類は平和だったのかそうでなかったのか→アフリカやヨーロッパの発掘人骨は殺害率が比較的高いが、縄文時代の人骨群では殺害の形跡はきわめて少ない
 人類はどんなときにも暴力的、どんなときにも平和的というような存在ではなく、条件によってはきわめて暴力的になる存在ではないか
 現代市民社会の秩序は、暴力による秩序の強力な阻害条件となっている→監獄や民族紛争、捕虜収容所などでは暴力などによる秩序が発生することがある
 日本の学校も、市民社会の秩序を除去し、暴力による秩序を露出させるモデル現象の場である→同年齢の人々をひとまとめにし、移動を禁じ、強制収用する場
 生徒は、自発的なものであるから服従ではなく支配でもない、という支配に自発的に服従しなければならない
 いじめ→いじめを行っているのは自分の行為、自分の感情であるにもかかわらず、それは何かのしわざ、何かにさせられているような感覚になる
 いじめは、市民社会の秩序が劣位となり、暴力による秩序が圧倒的優位へと転じているものである
 いじめでは、被害者が自殺してもその死が軽く扱われ、さらに他の生徒がいじめられることがある→外部の市民社会の秩序を無視して、自分たちの暴力による秩序が貫かれる
 いじめを行う生徒たちも普通の子どもたちである→それが、学校という閉鎖空間で集団生活をするうちに暴力による秩序を圧倒的優位とし、市民社会の秩序を劣位状態にする
 いじめを行った生徒たちは暴力による秩序が優位の学校を卒業し、市民社会の秩序が優位である社会に出ると、あれは何だったのだろう?という感覚になる
 日本の19歳未満の若者による殺害率は極めて低いが、その若者たちが学校では被害者を死の寸前まで追い詰め、時には死なせるいじめを行う
 →このことは逆に考えれば大きな希望である→条件を整えれば暴力に満ちた状態から平和な状態に変えることは出来るのではないか

11修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/12(日) 11:28:53 ID:MDyIz2QM
>>9 >>10
体罰もいじめも、やっている方は体罰もいじめも悪いと分かっている。しかし、特定の環境下では体罰もいじめもやってしまう。
そしてその環境から離れると、体罰もいじめも悪いということは分かっている状態に戻る。
こういう事例はいくらでもありそうな気がします。
そうなると、体罰やいじめはよくないことだ、暴力はいけないことだ、命は大切だということをいくら教えてもダメなのではないか。
むしろ、皆そんなことはわかりきっている。しかし、その分かりきった人たちが特定の環境下では行ってしまうというのであれば、
やはり学校の環境とか教育の環境とかそのものを大きく変えることこそが重要なのかもしれませんね

12感想下記:2017/02/12(日) 19:41:00 ID:zCvGIqq6
実際にどういう環境だとイジメが起こるかみたいな集団心理学の実験はしていないんですかね?
日本の平均的なクラスでイジメが起きる理由としてどういうメンバーが揃うとイジメが起きるのか?
そこに法則性はあるのか?逆に似たような状況であったのにイジメに発展しなかった要素はなんなのか?

そういう科学的な考察をするべきではないかと思いますね。

13レト:2017/02/12(日) 20:54:38 ID:hElrqMRI
スタンフォード監獄実験を思い出します

14ギア:2017/02/12(日) 20:58:17 ID:bg4kX3n.
看守と違い実験する訳にはいきませんしねー

15感想下記:2017/02/12(日) 21:09:27 ID:zCvGIqq6
ケースレポートを集めることで後追いですが分析することが可能なのではと思いますね。
無作為に小学校のクラスをあつめて
そのクラスの先生の性別、年齢
クラスの生徒の性別、親の年収、共働きかどうか、離婚歴、通学時間、転校生かどうか
まずは簡単な要素を抽出し平均値をとるなどしてみる

そのうえで一定ラインのイジメが起きたかどうかでエンドポイントを置いてみて
イジメが起きたクラスと起きてないクラスで上記の要素に差がなければ
上記の要素はイジメには関与しないと証明できる可能性があると思います。

そういった観点でまずはイジメうんぬんの前に家庭調査をしてデータベース化しましょう(提案)
プライバシー?なにそれおいしいの?

16修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/12(日) 22:33:24 ID:MDyIz2QM
そもそもそのクラスでいじめが起きているのか起きていないのかの判断がしづらい、
いじめといってもその程度に差が有りすぎる、という問題を解決できてないような気はしますね。その調査方法だと。
というか、学校より前に家庭に問題が…というのは別に珍しくない話なのでは?
それに家庭に問題があることが、いじめに関係するのかしないのかが分かったところでそれを実際の教育にどう活かすのかも分かりづらいです。
結局のところ、そのやり方では学校のあり方は何も変わらないのでは?

17感想下記:2017/02/12(日) 22:43:26 ID:zCvGIqq6
たとえば家庭に問題があるからイジメを起こすっていうのはイメージできると思うんですよ。
でも実際にそれが問題を起こす原因になっているのかどうかを科学的に証明されているわけではない。
まずはどういう要素がイジメと密接な関係があるかというのを統計学的に証明してみるというのが大事なのではと考えました。

統計学的に証明ができればあるクラスができた際に
そのクラス内でこの子はイジメを起こしうるリスクがあるこだというのが先読みでき
教師としてもマークがしやすくなるのではと考えました。

実際修都さんの言われていうように
いじめといってもその程度に差が有りすぎるという問題がある以上
中々実験系として組み立てるのは難しいと思いますけどね

18感想下記:2017/02/12(日) 22:48:02 ID:zCvGIqq6
あとは学校自体の体質としてイジメのリスクとなる要素が統計学的に証明できれば
そのリスク因子を学校から排除することで『イジメの少ない学校』というものを実現できるのではないかと思います。
まあ自分で言っときながら無理そうな気はしますが…

19感想下記:2017/02/12(日) 23:03:05 ID:zCvGIqq6
あと人工知能AIが発展すれば…電脳ネットワークに実験場をつくり
AIをモルモットのように扱い、様々な状況をシミュレーションし
そのデータからイジメに対する対策を立てれるようになるかも…
こういった科学的なアプローチからいじめを考えるのはまたこれはこれで愉しそうです

20修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/12(日) 23:10:54 ID:MDyIz2QM
まぁそもそも、感想下記さんがおっしゃるようなデータが本当にないのかどうかもよく分かんないので、なんとも言いづらいんですけど、
内藤朝雄さんは色々といじめに関する本を書いていて、その中で言いたいことって、この生徒が悪いとか、この学校が悪いとか、
そんな話じゃなくて、人間は一定の環境下では、いじめのようなことを行ってしまうということなんですよね。
そして学校という場所は、ある意味、監獄に近い場所なわけでそのような場所では、いじめのようなことを行ってしまう人間が出てくるというわけで、
正直な話、感想下記さんがおっしゃってることは既に考えられてることだと思うんですよ

21感想下記:2017/02/12(日) 23:17:06 ID:zCvGIqq6
学校という監獄をどう評価すべきなのかっていうのも大事だと思うんですよ
メリットとしては
教育により社会生活を送れる人間を生産することができる
その一方のデメリットとして
監獄的な環境でイジメが生まれる

修都さんのおっしゃるように集団を組織すれば一定の確率でイジメというのはおきると思います。
ただ集団には集団のメリットもあります。
極論をいえば学校でのイジメを起こさせないなら学校をなくせばいい(暴論)

そのバランスみたいなものを見極めるのもまた大事だとは思いますけどね

22修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/12(日) 23:22:35 ID:MDyIz2QM
いやもっと単純ですよ。少なくとも、今のような学校制度、学級制度をやめればいいんですよ

23感想下記:2017/02/12(日) 23:26:34 ID:zCvGIqq6
義務教育の多様化みたいなものはあってもいいかもしれないですね
通信制の小中学校みたいなものやアメリカ的な飛び級
ううむ…それをやってみるとイメージが付きませんが新しい解答にはなるか…?

24レト:2017/02/13(月) 19:33:26 ID:hElrqMRI
コピペ:フィンランドの調査団「カツアゲのような行為を、フィンランドでは犯罪と言う。日本にいじめは無い」

現実: 日本の学校「調査の結果、我が校にいじめはない。」

25レモングラス:2017/02/14(火) 12:57:27 ID:wi9/0NN6
学校は完全に体罰禁止して破った教師は厳罰に処す。
問題児は退学とかがんがん成績下げるとかで対応。
学校側を監視する第三者的な組織をつくる。教育委員会みたいなごみじゃないちゃんとした組織。
体罰をやる教師はたいてい悪いと思ってない場合の方が多い気がする。
個人的にはクズをまともにするには体罰が必要な場合もあると思う。
兄貴が親に甘やかされて育った結果、最終的に親を殴って金を奪い、毎日エロゲばっかりして働かないから。

26修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/14(火) 18:04:57 ID:MDyIz2QM
体罰が必要な場合もあるっていう考え方が実は強いから未だになくならないし、擁護意見もなくならないんですけどね。
厳罰に処すとか退学とかは別に今でもやっているわけで、それを続けたところで根本的な部分では何も変わらんので、もっと先に進んだ議論をしなければいけないと思うんですよ

27感想下記:2017/02/14(火) 19:15:56 ID:zCvGIqq6
公務員はちょっとやそっとじゃクビにならないっていうのも問題である気もしますね
クビになるかもしれない=仕事の質を下げてはいけないという発想になりプロ意識が芽生えると思います
その結果、質があがるのではと思いますね。

でも彼らは法律を決める側の人間でありますから
自分達が辛くなる方向性なんてこれっぽっちも考える気がないでしょう
既得権益万歳

28レト:2017/02/14(火) 19:51:04 ID:hElrqMRI
絵に描いたような悪徳大臣が総務大臣やってるぐらいですからね

29修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/14(火) 20:00:37 ID:MDyIz2QM
架神さんも昔書いてましたけど、公務員の方を民間並に下げるんじゃなくて、本当は民間の方を公務員並に上げるべきなんですよ。
というか、公務員はプロ意識がないっていうような言い草は流石にひどすぎます。今時、成果主義ですか。
ブラック企業を問題にしておきながら、公務員の待遇をもっと悪くしろというのは正直納得できません

30感想下記:2017/02/14(火) 20:12:42 ID:zCvGIqq6
すべての公務員がそうとは限りませんが
ある種の職業に関してはサバイバル性の高いブラック系のものと比べれば
ぬるま湯を熱いといっているような姿はあると思います。

31修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/14(火) 20:19:38 ID:MDyIz2QM
公務員の中には、ぬるま湯につかっている人がいる(と思われる)から全体の待遇を下げるべきだなんていう論理は危険すぎますよ。
というか公務員にしても民間にして辞めさせてもいくらでも人材が出てくるとでも思っているのでしょうか

32感想下記:2017/02/14(火) 20:21:37 ID:zCvGIqq6
待遇を下げるというか危機感みたないものは常に持ちながら生きるべきだとは思います。

あと人材に関しては地球の人口は増え続けています、その時点で本来的な問題は無い気がします

33修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/14(火) 20:26:36 ID:MDyIz2QM
危機感なんて誰だって持ってますよ。というか今時、公務員は本当に楽して仕事してると思ってるんでしょうか。
地球の人口が増え続けてたって、日本の市町村には数十年後もしかしたら無くなっているかもしれない地域だってあるんですよ。
なにめちゃくちゃなこと言ってるんだ。ましてや役所だって非正規の職員もいるのに

34感想下記:2017/02/14(火) 20:35:44 ID:zCvGIqq6
多分きっと今後は非正規の職員が普通になるでしょうね、今の公務員がやっている仕事でも
将来的には大半の職業が派遣のような職業形態になり
一部の雇用主だけが勝つような世界が目前に迫りつつあるのかもしれませんね

35感想下記:2017/02/14(火) 20:46:20 ID:zCvGIqq6
よくよく考えると公務員に限ったことではなかったですね
自分の今できる仕事でベストとまでいかないけどグットが出せなければ駆逐される
常にこの気持ちは働く人間として持つべきかなと思いますね

36修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/14(火) 20:55:03 ID:MDyIz2QM
そんな社会にならないようにしていくにはどうしていくべきなのかを考えるべきだと思いますがね。
そんな一億総ブラック社会みたいなのでいいと思っているんだったら、2度と労働問題については触れてほしくないですね

37感想下記:2017/02/14(火) 21:02:29 ID:zCvGIqq6
いいとは思ってはいません、でも現実にはこうなりつつあるんじゃないでしょうか?
その流れを変えるのではなく、その環境に乗り遅れないよう適応して生きる
それが僕の世界に対しての考え方ですね

38修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/14(火) 21:09:20 ID:MDyIz2QM
いやだから、だったら何も言わずに流されていけばいいじゃん。
わざわざこんな所に色々書き込む必要もなく、日常を危機感を持って流されて生きていけばいいんであって、何も発言する必要なんてないじゃん

39感想下記:2017/02/14(火) 21:17:41 ID:zCvGIqq6
でも多少は流されながらも自分の思い通りになるよう微調整したくなるんですよねー
我ながらわがままだと思います
そしてその微調整のためには力が必要であり
信頼とか実績というものを積んでいかなければいけないんだろうなと思います。

40ギア:2017/02/15(水) 14:36:26 ID:bg4kX3n.
流れに流されながらも多少は自分の思い通りにしたい内容ってのが、まだブラック化がマシな人達(公務員)をブラックな世界に放り込みたいって話なら歪んでるどころの話じゃないですよ…

そんな極端な成果主義が横行しても、虚偽報告とリタイアが増えるだけで、生き残った『使える』人材も遠からず潰れちゃいます。
だからこそ、働く気のある全員がちょっとでも今よりマシな環境で働けるような雰囲気、世論を作っていくのが大事なのであって、まだマシな世界にいる人を限界ラインまで引きずり下ろすなんて論外でしょうw

41感想下記:2017/02/15(水) 22:28:30 ID:zCvGIqq6
マシな環境で働けるような雰囲気、世論を作るためには
まずは倒さないといけない理論があると思うんですよね

「同じ給料で働きたがる人間と働きたくない人間、どちらを雇うか?」

まずこの質問をした時ほぼ100%の人間が働きたがる人間を選ぶと思います。
では次にこの質問を少し変えます

「同じ給料で働きたがる外国人と働きたくない日本人、どちらを雇うか?」

ここが今の世の中の最大の問題の一つだと思っています。
結局グローバル化社会によって日本の多くの企業はこの問題と戦っているんじゃないでしょうか?
実際に日本で雇うとかのレベルではなく外国で安価でものを作ることに関してだって突き詰めればこれになる。
外国はブラックでやれるから日本でも同等の効率のためブラック染みたものになるのはしょうがない面もある気がします

我ながら下劣な考え方だと思いますが
これからの世の中社会は世界基準で人間を評価するようになるとおもいます
技能もない人間に対しては途上国の労働者と天秤にかけるような存在になってしまうんじゃないかと思います。
そしてさらに時代がすすめば技能がある人間すらもAIと天秤にかけられるような存在になっていくのではないかと思います。

そこに歯止めをかけるためには上記理論倒さないといけないんですが…どう倒せばいいか見当がつかない
いっそのことこれと戦わない方向で進むようにするのが正解な気もするレベルです

42修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/15(水) 22:31:56 ID:MDyIz2QM
だからお前はしゃべるな。全てに耳をふさいで何も考えず、年をとって死んでいってください

43pppp:2017/02/15(水) 22:36:36 ID:0/iFzJjk
>感想下記さん
私、出版界の労働組合でいろいろやってますがもっとなんかこう、身近なところから少しずつ議論してますよ。
まあ、組織率が15%程度のご時世、組合が機能してるだけで恵まれた環境にいると思うのですが、
現実に低賃金から在職死まで幅広く苦しい労働条件や理不尽な就労環境のあるなか、
一つひとつ同じ立場の人で話し合ったりより苦しい人を助けたり、弁護士さんなど専門家の助けも借りて会社と交渉したりしてます。

突き詰めれば、とおっしゃるのは簡単なんですけど、どうも飛躍が大きいように思えて
結局のところ何を問題と(自分の問題と)感じてらっしゃるのかがよくわからないです。

44感想下記:2017/02/15(水) 22:36:43 ID:zCvGIqq6
健康で年をとって死んでいけるほど幸せなものはないですね、ありがたい

45ギア:2017/02/15(水) 22:39:02 ID:5oA7I9Bo
とりあえずキツい言葉は使わないでいきましょうよ…

46感想下記:2017/02/15(水) 22:40:14 ID:zCvGIqq6
>>43 ppppさん
実際自分としても頭の中でシミュレーションしてやっているので実践とは遠いところにあるとは思います。
ただ理論的に感情をあまりのせずに物の動き方みたいなものをやっていき、極論が過ぎるような事態になればこうなると思いました。

実際はppppさんが言うようにそういった自分の立場、価値を守るために生きていくのがやっぱり大事なんだと思います。

47修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/15(水) 23:02:35 ID:MDyIz2QM
まぁ感想ゲスの極みさんは、これからの世の中がどうなろうと生き残っていく自信たっぷりの強者なんでしょう。
強者だから弱者のことなんてどうでもいいのでしょう。
そしてこの書き込みに対しても、理屈だけで中身のない返しをしてくれるのでしょう

48感想下記:2017/02/15(水) 23:06:18 ID:zCvGIqq6
そう多分僕は社会的に強者のカテゴリーに入る
ただ強者の立場から物を語ることも許してもらいたいと思います
こういう考えを持つ人間がいるということも知ってほしい

49修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/15(水) 23:10:12 ID:MDyIz2QM
知ったから嫌いになったんですよ。
強者の割には、あんまり頭がいいとも思えないし。
こういう考えを持つ人間がいることも知ってほしい

50感想下記:2017/02/15(水) 23:12:30 ID:zCvGIqq6
頭が良くなくたって強者になれる
だから若い人には強者になるための努力をしてほしい
あと僕がいえるのはこの程度ですね

暴言が過ぎました、申し訳ない

51最果て:2017/02/16(木) 12:56:50 ID:pF0wQdFQ
修斗さんはそろそろ一度くらいはこの掲示板のローカルルールを読んできたらいいんじゃないすかね

52satoS:2017/02/16(木) 20:50:38 ID:/6E5lQI2
この話題に関しては自分は修都さんに同意ですね

53唯野:2017/02/17(金) 14:02:52 ID:DtSv65C6
この人自説を批判されると安倍信者自民信者って喚くからどうにもならん

54pppp:2017/02/17(金) 16:30:45 ID:iPZr90k6
忍殺ほんやくチームの本兌さんの大変良い記事があったので、皆さまご一読いただきたいと思い紹介ペタリ
ttps://diehardtales.com/n/n6c3361868002

55税収総額(さて、半分政経スレとして……):2017/02/18(土) 11:09:08 ID:AjLN4w8c
 日本の極右と極左って、主張の第一歩は同じなんですよね。いわく「米国追従はけしからん!」……(私や貴方が極右だとか極左だとか述べているのではありませんよ。念のため)……で、極右は(だから)憲法を変えると言い、極左は(なぜか)憲法を守ると語る。確かに、9条があることで(それを盾にして)いくつかアメリカに対して抵抗してきましたが、9条があることで防衛はもちろん、外交もアメリカに頼り切ってきた、頼らざるをえなかった部分も相当存在するわけで……。私個人としてはそんなに積極的な改憲論者というわけではないのですが、理屈だけなら前者のほうに理があるように思います。
 また、憲法学者全般もいい加減なところがあると感じていて、なにか問題があるたびに憲法の理想に照らしてこうこうこういうふうになってないから改善を、などと話していますが、それをやっていると待っているのは際限のない大きな政府というか、ある種の国家主義ではないかと。
 まあ、私はちょい右で、しかも少し変わっていることは自覚していますが。いわゆる左の人が多いサイトで、日本はもう少し難民や移民を受け入れるべき(今はいくらなんでも少な過ぎ)と発言したら、右からも左からも黙殺されました。

56税収総額:2017/02/18(土) 11:39:43 ID:AjLN4w8c
さて、格差社会をどうにかするために左右合同して、以下のようなことができれば……1、消費税を5%に戻す。2、法人税と、所得税の累進課税を上げる。3、公共工事と防衛費を(少し)減らして、その分を社会保障と教育関連に回す。

消費税が財政再建の役に立っているか? というと、数字を見る限りまったく役目を果たしているようには思えませんし、格差社会拡大の始まりは1990年ごろからの法人税減税、所得税の累進課税の低下にあると見ているので、そこにメスを入れます(過激なことを言いますと、法人税が高いから出ていくなどとのたまう企業は皆で不買運動をすればよいと思うし、タックスヘイブンのようにもともと人も産業も少ないから法人税を低くして金を集めようなんて仕組みは潰したいところです。そのお金は社会インフラに使うべきものでしょう? 人の多いところに使うべきです)。
防衛費を減らしてもどこも攻めてこないなら、右も左もwin-winですし、もしも隙を見せることによって攻めてきたらそれを機に憲法改正に進むという二段構えです(苦笑)。

57レモングラス:2017/02/18(土) 11:57:05 ID:wi9/0NN6
西村京太郎の十津川警部シリーズはとても読みやすくてオススメ。 ドラマは主演の俳優の演技がひどくて観る価値がない。
なんていうか西村京太郎の文章って基本に忠実って感じでよくあるすごく気取った文章みたいなのが全然ないのが凄い。西村京太郎は過小評価されている。個人的には村上春樹よりよっぽど素晴らしい小説家だと思う。

58レモングラス:2017/02/18(土) 12:04:11 ID:wi9/0NN6
ガソリン生活 伊坂幸太郎の作品の中で個人的にはワースト。伊坂幸太郎の作品は大好きなんだけどな。車が喋る設定の物語の必然性があまり感じられなかった。別に車を喋らせなくても同じような物語かけたよね?って思っちゃう。
いじめっこが大して罰を受けないままおわるのが正直物足りない。ちょっと脅かすぐらいじゃ全然
足りないでしょ…

59修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/18(土) 12:05:11 ID:MDyIz2QM
僕も一時期、西村京太郎にはまっていたことがあります。
ただ、ドラマの方が先だったので、どうしても渡瀬恒彦のイメージになってしまっていますね。
でも、実を言うと電車のダイヤを利用したトリックはいまいち理解できてなかったりもします。

横溝正史にはまってたこともありますが、やっぱりこれも市川崑の方が先ですね

60税収総額(そうそう、):2017/02/18(土) 12:08:36 ID:AjLN4w8c
非常に即物的なことを言うと、富裕層は中産階級からうまくお金を集めることで成り立っていると思うので、中産階級没落→1、社会全体の機能不全2、テロや犯罪など治安が悪くなる→「新自由主義」は間違っていると悟って改心していただきたいものである。

61レモングラス:2017/02/18(土) 12:12:38 ID:wi9/0NN6
演技がくどいと書くつもりだったが間違えてひどいと書いてしまった。別にあの俳優自体は好きですが十津川役はあっていないと感じる。

村上春樹も嫌いなわけではないしむしろ好きですが、自分は西村京太郎が好きすぎる。

62お茶妖精:2017/02/18(土) 12:15:56 ID:ZIZd89s2
・リヒテンベルグ先生の控え帳
科学者の日記のつぶやきを本にしたものだけど天才のにおいがあふれてる。
「本はその著者が燃やして完成する」
「彼は生涯に10冊の本を書いた。子供を10人作るか木を10本植えたほうがマシだった」
面白いのは作者が本を誰にも見せず、死後に家族が一部を廃棄したあとで出版されたこと。

63ギア:2017/02/18(土) 12:28:23 ID:uhefj1Js
秋山 香乃さんの『新選組藤堂平助』ってよまれたことある方います?

読んでみたいのですが、本屋さん曰く出版社に問い合わせても在庫がないとのことで、アマゾンで中古買っちゃおかなーと迷ってるんですが……
お読みの方がおられれば感想をお聞きしたいです。


ちなみに新選組物は司馬遼太郎と浅田次郎くらいしか読んだことはないです。

64レモングラス:2017/02/18(土) 12:50:08 ID:wi9/0NN6
海堂尊はアクアマリンの神殿と
モルフェウスの領域以外は楽しめた。
何でリアル路線からSF路線にしたの…💀

作中の子供達のおっさんが考えた子供感がしん
どい。ドロン同盟とかノリがいちいち古くさい。
主人公が好きになれない。

65感想下記:2017/02/18(土) 13:06:49 ID:zCvGIqq6
>>60税収総額さん
経済関連は苦手で税制関連は何をどうすればいいのかサッパリだったので勉強になりました。
実際中産階級まで没落し始めるとアウトっていうのは感覚的にわかりますね。
社会というものを動かし続けるのに必要なパーツがおかしくなれば社会は機能不全になると思います。

ただ一方で逆にいうとそこまで必要でないパーツにどこまで社会が支援をするかといところは凄い難しい話になると思います。
必要なパーツには支援、必要性がそこまで高くないパーツへの支援はおざなりになる
格差の原因としては社会にとっては必要性のないパーツというものが多くなってきたというのもある気はしますね

66修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/18(土) 13:42:41 ID:MDyIz2QM
せっかくスレの方向性が変わってきたのに一々反応してしまって申し訳ないのですが…。

必要でないとか必要だとか誰が決めるんですか。だいたい、国民をパーツ扱いするのもおかしな話だ。
ヤン・ウェンリー的な考え方でいえば、必要でない国民は支援しなくてもいいなんていう国家になるのであれば、そんな国家は早々に滅びたほうがいい。
歴史的に見たって、必要な人間が多かった時代なんて時代が果たしてどこにあるのか

森見登美彦は、『夜は短し歩けよ乙女』はすごい面白いなと思ったのですが、『四畳半神話大系』はいまいちだったんですよね。
アニメだと面白いなと思ったのですが、小説でああいう展開っていうのは途中で飽きちゃうなと思いました

67園田英:2017/02/18(土) 15:33:11 ID:42CQa91o
>>59修都さん
メタ視点推理小説”名探偵の掟”で軽侮と探偵がそこら辺のこと言ってましたね
時刻表モノで時刻表見てる奴なんて少数。アレは電車の旅楽しむものであって
警察のトリック解説なんて殆どがほうほうなるほどと流してるよと

んでその後「本格モノファンもそんな感じかもですね。後僕、館モノの見取り図とか読んだこと無いですし」「ああそれ俺もだ」
とヤバイ会話になるわけですがw

十津川警部だと昔読んだのが
連続強姦殺人事件発生。ある警部が一人の政治家秘書を犯人だと”確信”
証拠が無いんで「被害者やご遺族に申し訳ないと思わないのか」「自首すれば楽になれるぞ」と追い込み開始
秘書が自殺した時も「良心に耐えられなかったか」とほざいてましたが
無罪の訴えと警部の追い込みを非難した遺書が出てきて
警部は最後まで秘書が犯人だ言ってましたが当然懲戒免職と

で数年後十津川警部たちが調査するんですか真犯人は政治家のホモ息子
(女とのHに慣れる為に犯行を)秘書はそれを庇う為に怪しい行動をとっており
その免職喰らった警部がそうとうな駄目野郎と確定したと
…けど何故か悲運の警部扱いなんですよね

ついでに十津川も架空の人物使って罠に嵌めようとしたら偶然それにぴったりと当て嵌まる人物が出てきて
それが犯人に狙われるハメになるって駄目っぷりでしたが
(しかも危うく殺されかけた)

68修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/18(土) 22:57:19 ID:MDyIz2QM
実際にダイヤが気になる人って鉄オタだけなのかもなぁ

69税収総額:2017/02/19(日) 17:48:32 ID:AjLN4w8c
>>56どうしてこのような考えに至ったか、どんな本を読んでいたのかは逐次書きたいと思います(本の内容紹介と感想の比率はなかなか難しいですね)。修都さんやレトさん始めとするリベラルな人たちとも共有しているであろう日本における課題(世界的な課題も含む)……「新自由主義」「企業の内部留保の増加」「労働者の賃金低下」「消費増税。法人減税。所得税の累進課税低下」など……。1990年ごろからの法人減税は顕著で、所得税(日本の場合所得税プラス住民税)の最高税率も近年少し戻して55%になったのですが、かつては70%を超えていたわけで、これらが格差拡大の元凶ではないでしょうか。法人税や所得税があるところから取るのだとしたら、消費税はあるところからはもちろん、ないところからも無理矢理取るイメージです(逆進性が高い)。

防衛費を減らして云々のあたりは左右合同だけではなく、与党とりわけ安倍さんにもメリットらしきものがないと動かないだろうなあと考えてのものです。安倍さんは「お試し改憲(変えやすいところから変える)」を狙っているなどともいわれていますが、お試し改憲ならば、それこそ今年中にも行おうと思えば行えそうですが、それだけで終わりそうです。「本命」は違うでしょう。

70税収総額(ネタもと):2017/02/19(日) 18:46:54 ID:AjLN4w8c
 ネタ本は『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』(上念司著。去年出た本です)と『日本人はなぜ貧乏になったか』(村上尚己著。2013年の1月に出た本です)。
 前者には、以下のような記述があります。Q消費税を一%増税すると、必ず二・五兆円、税収がアップするのですか? Aいいえ、税収トータルで見れば、必ずしもそうではありません。
 もし、消費税を一%増税することによって二・五兆円の税収が増えるのであれば、次のような税収増が観察されるはずです。1989年 〇%→三% 七・五兆円増 1997年 三%→五% 五・〇兆円増 2014年 五%→八% 七・五兆円増
 では、増税の翌年に、本当にそれだけ税収が増えたかどうか確認してみましょう。1989年プラス五・二兆円 1997年マイナス四・五兆円 2014年プラス二・四兆円
 これは目の錯覚でしょうか? 過去三回の消費税増税において、一回も目標金額に達したことがありません。財務省の人は高い大学を出た立派な人だと聞いていたのですが、いったいどうしたことでしょう? 新聞記者の方々は、なぜ指摘しないのでしょう? (中略)実際に、アベノミクスによって二〇一三年は絶好調だった日本経済が、二〇一四年の消費税増税によって、急に失速したのは記憶に新しいところです。。(後略)

 以下、私の意見。1997年はトータル税収が前年度比マイナスでした。消費増税による景気低迷の結果でしょう。同時に行われた法人減税などの影響もあります(だからこそ、そこは是正したいものです)。また、このマイナスはアジア金融危機などが要因であるとの説明も一部にはありますが、日本以外の他の国々はほんの数年で経済を立て直しています。消費増税による悪影響は大きいといわざるをえません。

71税収総額(逆進性という意味からしても):2017/02/19(日) 20:54:32 ID:AjLN4w8c
>>70あ、しまった。一部訂正。正しくは「偏差値の高い大学を出た」です。
今朝の京都新聞社説には〈ポスト真実post truth「事実は二の次」という風潮の強まりに、えも言われぬ恐怖を感じる〉などと書かれていますが、「消費税増税で減収のケースも」といった事実を平気で無視するマスコミも、困ったものです。
また、同じく書評欄には『教育劣位社会』という著書内の「日本の教育費の公的負担はOECD諸国の中で最低水準である」「1%の消費増税ですべての大学の授業料を無料にできる」との文章を紹介しています。前者については、だから教育への公費支出増加を、という訴えで賛成できますが、後者は先ほど見てきた通り、消費税を1%上げたら2・5兆円分の税収増があるだろう、という現実に即していない単なる思い込みが堂々と披露されています。実に頭の痛い問題です。消費税に「過剰な期待」をかけるのはやめていただきたいものです(逆進性という面から見ても、本当に元凶だと思うけどなあ……)。

72修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/19(日) 21:08:56 ID:MDyIz2QM
税収総額さんの意見にはイマイチ納得できない部分があったんですが、なんとなく分かりました。
元ネタになってる上念司は、知恵袋レベルでも「言い訳はいつも消費増税が良くなかった」とか書かれてますけど、
ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12154589682
税収総額さんがなんでもかんでも消費税の話にもっていくのは、この人が元ネタだったからなんですね。
でも、逆に言わせてもらえばむしろ消費増税賛成の人の本も一度ちゃんと読むべきじゃないかなとは思いましたね。
まぁ僕も、消費税は上がらないほうが嬉しいですけど、社会保障費や教育費の話とかされると上げるもやむなしか?と思うこともあるし、答えは未だ出ていません。
税収総額さんは、消費増税反対派の意見をそのまんま使いすぎじゃありません?

73税収総額(補足):2017/02/20(月) 11:12:50 ID:AjLN4w8c
いやあ、少なくともリベラルな人たちも、消費税収(の負担)ばかりが増え、法人税収は激減していることを問題として認識されているので、そこは共闘できるのではないでしょうか。

以下、上念さんの本から抜粋。
p.21〈たとえば、有価証券のうち一二八兆円は外国為替資金特別会計のものです。この特別会計は為替介入の資金をプールするためにありますが、変動相場制の日本において為替介入が一体どれだけ必要かは、はなはだ疑問です。
 ですから、ここにたまった資金はすべて取り崩し、減税してもいいのではないでしょうか? 他の先進国では、そもそもこうした特別会計が存在している国が少ない。仮にあったとしても、その規模は日本の数分の一です。なぜなら、変動相場制においては中央銀行の金融政策のスタンスが中長期的な為替レートを決定するため、為替介入そのものが一時的な緊急避難以外には使われないからです(私の補足。確かに、為替介入なんかしても、ほんのわずかな一時的な効果しかありませんよねー)〉
p.64〈日々の為替レートの変動について、マスコミは適当な理由を付けて説明していますが、これもまったくアテになりません。
 たとえば、消費税増税をめぐって、「増税しなければ日本の財政に対する国際的な信頼が地に落ちる」などと報道していたマスコミは、イギリスのEU脱退決定の際には、「比較的安全資産とされる円が買われ……」などと、まるで正反対の解説をしていました。
 きっと、マスコミの人はつい数日前に自分たちが何をいっていたかも覚えていないのでしょう。こういう人たちに騙されてはいけません〉

74税収総額:2017/02/20(月) 11:37:13 ID:AjLN4w8c
「心優しい左派的な人たちこそ日銀に金融緩和を求めなければ」

『日本人はなぜ貧乏になったか?』という本の宣伝の一環として、著者である村上尚己さん本人がネットにあげられていた文章を紹介します(2013年1月発刊ですから、少し古いんですけどね。字数制限に引っかかりそうなので2分割します。まずは、ある大手新聞のダメダメな元旦社説です)。
〈「ゼロ成長への適応」と「成長への努力」という相反するような二つの課題を、同時にどう達成するのか。歴史的にみて、経験したことのない困難な道である。そのさい、「持続可能性」を大原則とすることを提案する。(省)財政支出や金融拡大に頼った「成長の粉飾」はもうしない。(略)取り組むべきは、社会保障と税の一体改革を実現させて、成熟社会の基盤をつくることだ。(略)増税や政府支出のカットはつらい。成長率の押し下げ要因になるが、将来世代のことを考え甘受しなくてはいけない。(略)それは成長から成熟へ、社会を切り替えることでもある。成長の時代を享受してきた私たちは、変化していく歴史の行方を長い目で見つめながら、いまやるべきことを着実に実行していかねばならない〉

75税収総額(以下、続きの反論):2017/02/20(月) 11:57:20 ID:AjLN4w8c
(中略)「金融拡大で『成長の粉飾』をする」とはまさに「本書で提唱している日本経済の回復のために絶対に欠かすことの出来ない政策を否定すること」であるし、「増税や政府支出の削減の話」はさきほどまさにその愚を説いたばかりだ。(中略)例えば仮に「脱成長」が実際に達成されてしまった場合、日本にはどのような未来が待っているのか? 本当に競争のない、皆が温かくわかちあう社会が待っているのか? 本当に残念ながら、そんなことは一切ないというのが現実なのだ。それはなぜか? 「脱成長」とは「経済成長をやめること」「ゼロ成長・マイナス成長を助長すること」である。それは今まさに日本が陥っているこの不況をさらに加速させることだ。
 その先に待っているものは? 「皆が温かくわけあう競争のない社会」なんかでは決してない。あるのは「不況が進展し、企業は更なる価格引き下げ競争を強いられ(=競争の激化)、そして多くの国民は、減り続ける職を求めて、他を蹴落とす凄惨な社会である。(後略)

76修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/02/20(月) 18:53:08 ID:MDyIz2QM
たしかにリベラルと保守は反新自由主義という点では共通しているかもしれませんが、逆にいうとそこしか共通点は無いんじゃないでしょうか。
はっきり言って僕は経済成長論者の主張には全く魅力を感じません。経済成長したら国全体が豊かになるなんていうのは、発展途上国にしか通用しない夢物語です。そんなものをいつまで信用すればいいのでしょうか。
マルクス主義やケインズ主義が魅力を失ったから新自由主義が台頭し、その新自由主義も魅力を失ってきたから脱経済成長論の本が売れはじめたわけで、その意味はちゃんと考える必要はあると思います。
マルクス主義もケインズ主義も新自由主義も脱経済成長論も、いずれもが理論でしかありません。理論どおりに歴史が動かないことはこれまでに色んな史実で実証されてきました。
ただ、その理論の中で脱経済成長論が魅力を感じられてきていることは、それだけ経済成長論に魅力を感じない人が増えてきたからでしょう。
僕自身、今ある考え方の中では、公共事業のために政府支出を増やす考え方より、社会補償や教育のために政府支出を増やす考え方の方に魅力を感じます。
経済成長すれば、みんなが幸せになるかといえば、それも嘘でしょう。他を蹴落とす社会は、資本主義社会であれば必然的です。
だからこそ、蹴落とされた人のためにお金を使うべきだと思いますね

77感想下記:2017/02/20(月) 20:36:52 ID:zCvGIqq6
>>74 税収総額さん
そこに書かれている成熟というのがフワフワしまくっている要素だと思うんですよね
成熟することにより社会を良い方向にもっていくとはすごい難しいことじゃないかと思います

僕としてはもう政府と一線を置く新たな政府を同人的に作るべきじゃないかなぁと最近思っています。
ちょいちょい儲けた人間が独自にネットワークを作り、お互いに助け合う
社会が助けてくれないなら友達づきあいで助け合えばいい、特殊ルールで動く環境をローカルに作る

書くと凄く原始的でバカっぽい内容なんですがこの小規模な政府を作り、その政府内ではみんな仲良くお互いのwin-win
時には無償の友愛をささげる…宗教っぽいですが
これをしあえることで精神的な成熟、経済的な困難の解消ができる可能性があるのではと考えます

78修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/03/01(水) 23:10:03 ID:MDyIz2QM
武内善信「秀吉の朝鮮侵略における降倭部将沙也可と「雑賀孫市」」をめぐって」『和歌山地方史研究72』
書籍というより、研究雑誌の論文なのだけど結構面白い内容だったのでちょっと紹介。
朝鮮で日本と朝鮮王朝が戦っていた時、朝鮮に降った日本人武将である沙也可という人物がいたのは間違いないけれども、それが誰だったのかは未だにわかっていません。
しかし、和歌山では政治家や行政までが絡む形で沙也可=雑賀孫市の息子孫市郎だったという説が事実化されようとしている。
武内氏は、そのことに危機感を抱いて、沙也可=雑賀孫市郎という説がいかに史料に基づいていないかということをこの論文で語っています。
以下、面白かったことを挙げていくと、沙也可は加藤清正の配下だったという史料があるし、そのことについての研究もある。
しかし、孫市郎説の人はそのことについて全く触れようとしていない。
また、そもそも戦国時代の史料には「雑賀孫一」などという人物は登場しない。登場するのは「鈴木孫一」である。
さらにヤタガラスが雑賀の旗印だったという史実もないようです。

79ギア:2017/03/02(木) 01:06:57 ID:bg4kX3n.
そもそもサヤカの話自体の信憑性は高めなんでしょうか。
いや、全然素人なので詳細を知らないんですが、もし1000人規模の降倭兵を率いた加藤家の家臣がいるとしたら日本側にもそのような記述が残ってそうなもんですが…

80税収総額(「アベノミ 雇用環境」で検索なさってください):2017/03/02(木) 20:46:54 ID:AjLN4w8c
>>76でもね、経済成長しないでよいというなら、失われた20年がそうだったわけですし、予算の組み替えをやっただけでもかなりよい方向に行くだろうという思い込みは民主党政権の瓦解で多くの人が目を覚ましたはずです。失われた20年の時期でいえば、世界の経済規模上位60か国で、GDPにほとんど変化のないのは日本ぐらいのものでした(日本以外の国は成長しています。ひどいものです)。
 なにしろ、ほんの数年前まではブラック企業、ブラックバイト全盛でしたからね(もちろん今でも完全にはなくなっていませんが)。雇用環境は、買い手市場だったのが、売り手市場となるまで変化しています。やはり金融緩和はプラスで、消費増税はマイナスです。

ネットより…『脱成長神話』の誤謬
〈(前略)アベノミクス等、デフレ圧下での金融緩和を支持するリフレ派経済学者は、高度経済成長時代に戻そうとしている訳ではありません。
 単に、デフレ下では経済が廻らない(マネーは投資するよりタンス預金が有利→仕事・職が減る)ため、何とかしてインフレ環境(マネーは投資しないと損→仕事・職が保たれる)を実現しようとしているだけです。
 すべての害を解決した高度経済成長の魔法を期待しているのではなく、せめてデフレは何とかしなきゃ!と思っているだけなのです。(中略)
「成長がすべての問題を解決したのは戦後50年だけのことなのに、アベノミクスはその特殊時代の法則を一般化して、無理やり現代に当てはめようとしている」という主張を、武田氏は行います。
 私は、「デフレが人々から仕事と職を奪い、インフレがそれを取り戻すのは近代経済史数百年でずっと当てはまり続けたことですよ?」と、指摘したいと思います。(後略)〉

81税収総額:2017/03/02(木) 21:19:05 ID:AjLN4w8c
京都新聞2月28日の記事より抜粋。「消費税下げ必要 所得向上策語る」
〈京都政経文化懇話会の2月例会が27日、京都市下京区のホテルで開かれた。大阪経済大客員教授の岩本沙弓氏が「2017年の経済展望」と題して講演し、日本の家計所得向上に向けて「消費税の引き下げが最も効果的だ」と主張した。
 岩本氏は、外資系金融機関で外国為替などの取引に携わった経験を踏まえ、持論を展開。日本の貯蓄率が低下傾向にあることに着目し、「家計の所得が伸び悩み、貯蓄を取り崩す状況が続いている」と指摘した。
 家計所得を向上させる方法として「預金金利上昇による利子所得増」「株式の配当増額」「賃上げ」を挙げたが、「いずれも難しい」として、消費税率引き下げが必要と強調した。また、消費税は「米国にないため、事実上の関税とみられている。そうした視点が今の日本の議論には欠けている」と述べた〉時々、消費税反対の記事も載るんですよねえ。消費税反対派…高橋洋一、田中秀臣、田村秀男、宮崎哲弥(週刊文春で連載中!)、長谷川幸洋、左派の松尾匡さんや、保守派だけど安倍政権には批判的な平松禎史さんも……。皆さん頑張ってください!

82修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/03/02(木) 22:42:09 ID:MDyIz2QM
>>79
沙也可に関する史料は早稲田大学図書館にあるものがネットでも見れるようですが、これは子孫が祖先を顕彰するために書いたものだとされています。
ですから、細かい数字などは信憑性は薄いでしょう。
また、日本側の史料にも朝鮮に降った武将が登場するので、沙也可の存在自体は否定されるほど信憑性が薄いものではないと思いますね
ttp://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he20/he20_02463/index.html

83修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/03/04(土) 09:37:24 ID:MDyIz2QM
確かに日本の戦前でも緊縮財政の浜口政権から積極財政の犬養政権に変わり、上手くいったと評価されていたりしますね。
でも、それでも貧富の差は拡大したままだったし、テロリズムを止めることはできませんでしたし、ましてや戦争を止めることもできませんでしたよ。
その前にさかのぼれば、積極財政の大隈財政が上手くいかなかったから緊縮財政の松方財政で調整しなければいけなかったということもありました。
近代以前にさかのぼれば、積極財政の田沼政権は上手くいかず、その後緊縮財政の定信政権で調整しなければいけませんでした。まぁ田沼と定信の評価は色々ありますが。

結局のところ、インフレさえ起こればなんとかなるんだという理論を言っているだけだと思うんですけど、物価が上がろうが消費税が下がろうが、賃金が上がらなければどうにもならんでしょう。
絶対、インフレについていけない層が出てくるんだから。だから、そのついていけない人のために政府はお金を使うべきではないですか?ということなんですけどね。
賃金が上がったとしても、ついていけない層は絶対に出てきますよ

84修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/03/18(土) 22:50:59 ID:MDyIz2QM
昔はスパロボの攻略本って3つぐらいの会社から出てたけど、今は1社だけなんですよねぇ。
まぁファミ通以外のところは最後の方はやたらでかいやつを出したり、あきらかに方向性を模索してた感じがあったしなぁ。

というか今となってはネットがあるから攻略本なんか無くてもいいんでしょうね

85園田英:2017/03/19(日) 01:58:18 ID:KZu.T1U2
>>84修都さん
FF9が当初アルティマニア無しだったのもそれが理由らしいです
>ネットがあるから攻略本なんか無くてもいい

86修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/03/19(日) 14:00:18 ID:MDyIz2QM
FF9の時代からそうでしたっけね。
最近の攻略本はむしろ、イラストとかを収録してるとか開発陣のインタビューが載ってるとかそういうのが売りなんでしょうね

87修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/03/25(土) 15:14:08 ID:MDyIz2QM
鈴木邦男「三島由紀夫(作家)」(『ひとびとの精神史5巻 70年前後』)
 1970年11月25日、45歳の三島由紀夫は自衛隊市谷駐屯地で割腹自決した
 2年後、連合赤軍事件がおき、若者から変革も革命も取り上げられたが、この事件の参加者は「三島が生きていたら」と言っていた
 →三島は東大全共闘とも議論していた。三島は敵として呼ばれたのではなく、左右を通して全共闘と話が出来る人が三島しかいなかったのである
 楯の会は事件に参加した5人以外は平和的なサークルだった。楯の会は初めは三島ファンクラブだったが、民間防衛を目指したりと試行錯誤があった
 三島の小説(『英霊の聲』)や映画(『憂国』)は右翼から批判、攻撃されたものが多く右翼には「不敬な作家」と警戒されていた
 60年「風流無譚」事件(小説「風流無譚」が不敬だとして掲載した中央公論社の社長宅が右翼に襲われお手伝いさんが死亡、妻が重傷を負った事件)
 →三島がこの作品を絶賛していたという噂が流れ三島宅にも右翼が攻撃に行った→三島は右翼嫌いになる。三島の自決後、一転して右翼は三島絶賛に変わる
 70年頃は、左翼運動が潰れていたが同時に敵がいなくなった右翼運動もほとんどなくなっていた時期だった。だからこそ、三島の事件は衝撃的だった
 三島は自衛隊が一緒に行動してくれるとは思っていなかっただろう。自決することは決まっていた
 一緒に自決した森田必勝は自決を命じられたのではなく、むしろ森田の方が積極的に行動していた
 よど号ハイジャック事件を三島は「先を越された」と感じた→同じ時代を生きた右翼と左翼は同じように思いつめ、一つはハイジャックになり、一つは自衛隊立て籠もりとなった
 現代には連合赤軍もオウム真理教もない→しかし連合赤軍やオウム真理教の排他性、攻撃性、非寛容性は日本全体に拡散しているのではないか
 三島は、愛国心という言葉があまり好きでない。愛ではなく恋でいいと言っている。恋は見返りを求めないが、愛は見返りを求める
 三島は寺山修司との対談で、石原慎太郎は功業しようと思って政治家になった、自分は忠義をするつもりだから政治家にならないとも語っていた

88修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/03/27(月) 19:21:24 ID:MDyIz2QM
椹木野衣「岡本太郎(芸術家)」(『ひとびとの精神史5巻 70年前後』)
 1980年11月、東京国立近代美術館に飾られていた岡本太郎の絵画「コントルポワン」が刃物で斬りつけられた
 →91年、川崎市に岡本太郎の主要な作品が寄贈された時、アクリルのガラスで保護する案が練られた→太郎は激怒。「作品が壊されても文句を言うな。俺が直す」、と言った
 旧東京都庁にあった太郎の作品も、太郎自身が取り壊しに同意したので反対運動の甲斐もなく、絵は建物と一緒に壊された
 「太陽の塔」に関しても、大阪万博が終われば、取り壊されるものとして作っていた→しかし、結果的には他の建物は取り壊されていったのに太陽の塔だけが残った
 岡本太郎は、自作を長く保存することに重きを置いていない→太郎が重視したのは「呪術」
 太郎はパリに勉強に行っていたが、戦争で帰国を余儀なくされ、中国戦線にも派遣された→あらゆる価値の転倒
 →戦場を経験したので自作が切り裂かれることには動じない、保存にも懸命にならない、人の心に留まり生き方それ自体を変えてしまうような呪術へと気持ちが向かう
 万博での「アイジャック事件(目玉男)」:太陽の塔の右目の部分に8日間、男がいすわった
 →さらに事件を知った男が全裸で出現(パフォーマンスアートの先駆者であるダダカンこと糸井貫二)
 →太郎は、目玉男について「いかすね」「自分の作品がこういう形で汚されてもかまわない」とコメントを残した
 太郎にとっては、作品が穢されることがあったとしても、人を刺激し、触発し、ありえない行動に走らせることのほうが重要→呪術
 2011年5月1日、渋谷駅と京王井の頭線の発着場を結ぶ通路の岡本太郎の作品に福島原発事故を連想させる貼り絵がなされた→太郎はむしろ喜んだのではないか
 この貼り絵がなされた作品「明日の神話」は第五福竜丸事件をモチーフにしたものである

89修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/03/27(月) 19:23:01 ID:MDyIz2QM
事件があると「この作品の影響が〜」とかいう話になって、「そんなわけない」とかいう議論にもなるけど、
もしも何らかの作品をきっかけにして人が行動を起こしていたのだとしたら、その作品はそれだけ素晴らしい作品だということなのかもしれないですね


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