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漫画・ライトノベル以外の書籍スレ

88 修都 ◆7VC/HIVqJE :2017/03/27(月) 19:21:24 ID:MDyIz2QM
椹木野衣「岡本太郎(芸術家)」(『ひとびとの精神史5巻 70年前後』)
 1980年11月、東京国立近代美術館に飾られていた岡本太郎の絵画「コントルポワン」が刃物で斬りつけられた
 →91年、川崎市に岡本太郎の主要な作品が寄贈された時、アクリルのガラスで保護する案が練られた→太郎は激怒。「作品が壊されても文句を言うな。俺が直す」、と言った
 旧東京都庁にあった太郎の作品も、太郎自身が取り壊しに同意したので反対運動の甲斐もなく、絵は建物と一緒に壊された
 「太陽の塔」に関しても、大阪万博が終われば、取り壊されるものとして作っていた→しかし、結果的には他の建物は取り壊されていったのに太陽の塔だけが残った
 岡本太郎は、自作を長く保存することに重きを置いていない→太郎が重視したのは「呪術」
 太郎はパリに勉強に行っていたが、戦争で帰国を余儀なくされ、中国戦線にも派遣された→あらゆる価値の転倒
 →戦場を経験したので自作が切り裂かれることには動じない、保存にも懸命にならない、人の心に留まり生き方それ自体を変えてしまうような呪術へと気持ちが向かう
 万博での「アイジャック事件(目玉男)」:太陽の塔の右目の部分に8日間、男がいすわった
 →さらに事件を知った男が全裸で出現(パフォーマンスアートの先駆者であるダダカンこと糸井貫二)
 →太郎は、目玉男について「いかすね」「自分の作品がこういう形で汚されてもかまわない」とコメントを残した
 太郎にとっては、作品が穢されることがあったとしても、人を刺激し、触発し、ありえない行動に走らせることのほうが重要→呪術
 2011年5月1日、渋谷駅と京王井の頭線の発着場を結ぶ通路の岡本太郎の作品に福島原発事故を連想させる貼り絵がなされた→太郎はむしろ喜んだのではないか
 この貼り絵がなされた作品「明日の神話」は第五福竜丸事件をモチーフにしたものである


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