【『熱砂の舞』(The Son of the Shiek)1926年アメリカ映画】
(監督:ジョージ・フィッツモーリス/出演:ルドルフ・ヴァレンチノ、ヴィルマ・バンキー他)
が、ピアノ&ギター伴奏で上映されます。上映時間は、69分。
あらすじ:砂漠の王子アーメッド(アハマド)は、酒場の踊り子ヤスミンと激しい
恋に落ちた。しかし悪党一味のガーバーがヤスミンをだしにアーメッドを誘拐する。
恋人に裏切られたと誤解したアーメッドは・・・。(チラシより)
夭折した名高きヴァレンチノの遺作だそうです。
オリエンタリズム濃厚な(ひょっとしたらかなり噴飯ものの)作品やも知れませんが、
お近くの方はいかがでしょうか。
【エドワード・サイード OUT OF PLACE】(Memories of Edward Said)
以前、>>7でもふれましたが、「アラブ映画祭2005」で予告されていた
佐藤真監督によるサイード(2003年没)追悼映画が完成した模様です。
中東から米国にかけて、サイードの足跡を訪ね歩いた長編ドキュメンタリー、
ロードムービーということです。
『熱砂の舞』(The Son of the Sheik, 1926年, アメリカ)
人気絶頂の大スター・ヴァレンティノの夭折で遺作となった本作は『シーク』の後日譚。
ヴァレンティノが族長(シーク)とその息子アーメッド(アハマド)の一人二役
を演じています。ヴァレンティノの最高傑作といわれるだけあって、前作より
もストーリーがレベルアップしています。 http://en.wikipedia.org/wiki/Son_of_the_Sheik_%28film%29
今朝の朝刊を見て驚かれた方もおられるでしょうが、
E.サイードを偲ぶ『エドワード・サイード OUT OF PLACE』(2005年)を監督した
ドキュメンタリー映画作家・京都造形芸術大学教授の佐藤真さん(49)が
亡くなられました。昨年から躁鬱(そううつ)病で入退院を繰り返した末の飛び降りだそうです。
昨年10月19日より日本国内各所で公開中の、2012年のフランス映画
『もうひとりの息子』(原題は“Le fils de l'Autre”)を観て来ましたが、
詳しくは「フランス語スレッド」に書きました。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/558/1114010077/47-48