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中近東がらみのフィクション(欧米・アジア)

23さーひぶ。:2007/03/25(日) 00:37:10
>>13でもふれた、ルドルフ・ヴァレンティノ主演のアラブものサイレント映画2作品を観てきました。

『シーク』(The Sheik, 1921年,アメリカ)
詳細はウィキペディアの記事に書きましたが、白人女性とアラブ部族の「酋長」
が恋に落ちるというありがちなオリエンタリズム映画です。公開されたのは奇しくも、
アラブが「ナクバ(災厄)の年」(عام النكبة)と呼んだ1920年(ビンラディンの声明
で有名になった「80年前」)の翌年です。
イタリア出身のヴァレンティノは、どこをどう見てもアラブの族長には見えない
白人なのですが、その秘密は映画を終わりまで観れば分かるようになっています。
ナクバの翌年だけあって、アラブが被支配者としてどう扱われていたかをかいま
見ることができます。「アラブ」を「インディアン」に置き換えてもおんなじ。
インディアン部族で育った白人女性が白人軍人と結ばれる近年のハリウッド作品
『ダンス・ウィズ・ウルブス』まで同じハリウッドの流れといえそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AF_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Sheik_%28film%29

『熱砂の舞』(The Son of the Sheik, 1926年, アメリカ)
人気絶頂の大スター・ヴァレンティノの夭折で遺作となった本作は『シーク』の後日譚。
ヴァレンティノが族長(シーク)とその息子アーメッド(アハマド)の一人二役
を演じています。ヴァレンティノの最高傑作といわれるだけあって、前作より
もストーリーがレベルアップしています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Son_of_the_Sheik_%28film%29

両作品とも、マツダ映画社が日本各地で上映しているので、これからも観る
機会はたくさんありそうです。ハリウッドが見た1920年代のアラブ像を知る
よいきっかけになるかも知れません。


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