板情報 | 学問/人文/科学 ]

スネ夫のすゝめ

スレッド作成:
タイトル:
名前: E-mail(省略可)
内容:

1 : 真夜中を駆けぬける(15) / 2 : ネギ焼き(15) / 3 : VIP記者(50) / 4 : 布に転がしたボール(77) / 5 : スネ夫のすゝめ(71) / 6 : 烈火の風(63) / 7 : 桜舞う嘘酒(14) / 8 : 長者の峠(67) / 9 : 正直は一生の屍(45) / 10 : 女は怖い(21)
11 : 蜂巣の霧(28) / 12 : ヒール(116) / 13 : 風の草書(45) / 14 : 一番か釈迦十か(101) / 15 : 満月(5) / 16 : 仏道に惹かれて(41) / 17 : 高嶺の花(19) / 18 : ヘビの穴の狼達(80) / 19 : ダメ人間のすすめ(41) / 20 : 勝ち得た光景(27) / 21 : 酒井(11) / 22 : 秀喜(12) / 23 : 音さん(10)  (全部で23のスレッドがあります)

掲示板の使い方 / 新着をメールで受信 / 過去ログ倉庫 / スレッド一覧 / リロード




1 真夜中を駆けぬける (Res:7)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 1
1名無しさん :2015/05/27(水) 12:45:07
不思議な出来事があった。
別に霊現象ではない。
また、未確認飛行物体を見たわけでもない。

9名無しさん :2015/05/27(水) 12:52:40
そういう理屈は、このおっさんには通用せず、
怒鳴り合いになった。
ところが、急に背中を向け、家に入ってしまった。


10名無しさん :2015/05/27(水) 12:53:24
おっさんには、家庭もあり、子供もいる。
喧嘩を中止し、家に帰ったのは、そのせいかもしれない。
ともかく一件落着
の、はずであった。


11名無しさん :2015/05/27(水) 12:54:01
ところが、そのおっさんとは、どういうわけか
よく出くわした。
すると、おっさんは筆者の顔を見て青ざめた。
いわば、筆者とは会いたくなさそうに、左右に
目を逸らす。


12名無しさん :2015/05/27(水) 12:54:35
コワモテの強気はどこにいったのか。
が、これをバカにしてはいけない。
札付きの元ヤンキーというのは、大抵、
心に大きな痛手をもっている。
このおっさんも、その類ではないか。


13名無しさん :2015/05/27(水) 12:55:11
筆者のなかでは過去になってしまっている。
マンション内の住民が、ふとしたことから、
モメただけの話じゃないか。
筆者は、普通の人間とちがい、喧嘩に美意識
を持っているため、憎しみに鈍感だった。


14名無しさん :2015/05/27(水) 12:55:52
夜中に、家の前を子供に走らせることを
考えてみると、よほど腹に据えかねたのであろう。
一件落着と考えていいものかどうか。


15名無しさん :2015/05/27(水) 12:56:29
その日を境に、子供が夜中に走ることはなくなった。
筆者は、そのおっさんの顔を思い浮かべた。
この暇人は何者か。
コワモテでややこしそうな男だが、ただ、友達が
家に出入りするところはよく目にする。


名前: E-mail(省略可)
全部読む 最新50 1-100 メール受信 掲示板トップ リロード


2 ネギ焼き (Res:7)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 2
1名無しさん :2015/05/17(日) 12:15:28
お好み焼きのなかで、「ネギ焼き」
というものがある。
が、東北にはそういうものがないらしい。

9名無しさん :2015/05/17(日) 12:21:53
余談だが、スタミナそばとは、そばに
ネギ、天かす、卵を具材とした一品である。


10名無しさん :2015/05/17(日) 12:22:38
そのとき、ふと「ネギ焼き」が頭によぎった。
ネギと薄生地が用意されていたからである。


11名無しさん :2015/05/17(日) 12:23:22
生地というのは、多くの特色をもっていた。
薄生地にもできるし、お好み焼きにもできる。
天ぷらにもできるし、その特色は偉大である。


12名無しさん :2015/05/17(日) 12:23:58
ネギ焼きを思いついたのは大きい。
もし、思いつかなければ、一生この感動を
味わえなかったかもしれない。
さらにいえば、家で安く食えないだろうし、
あるいは、お好み焼き屋に騙され続けたかもしれない。


13名無しさん :2015/05/17(日) 12:24:32
ネギ焼きは、ポン酢で喰う方法もあれば、醤油の
方法もある。
世に認められた価値は、いまだ東北にはない。
さらにいえば、北海道には、たこ焼きがないらしい。
が、台湾であるのだからおもしろい。


14名無しさん :2015/05/17(日) 12:25:15
大阪には多くの外人が来る。
おそらく、台湾人がたこ焼きを真似したのであろう。
ちなみに、大阪人が北海道に転居し、たこ焼き屋を
だした、
北海道初のたこ焼き屋で、意外にも大繁盛した。


15名無しさん :2015/05/17(日) 12:25:53
また、東北から大阪に転居した者がネギ焼きというものに
驚いた。
外側からみると、奇妙な喰べものに感じるかもしれない。


名前: E-mail(省略可)
全部読む 最新50 1-100 メール受信 掲示板トップ リロード


3 VIP記者 (Res:42)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 3
1名無しさん :2015/04/28(火) 10:53:59
まことは、50代になった今でも、
ニートを続けている。
事態はいよいよ絶望的になっているようである。

44名無しさん :2015/04/28(火) 12:10:50
これを見て
ruh-=まこと
と、確信したのである。


45名無しさん :2015/04/28(火) 12:11:38
自らを装飾し――相手にレベルが低いという発言――
三浦和義を我が物顔で書き込む縄張り意識の強さ――
人の意見に粗探しをし、難癖する発言――これらは、
すべてまことの癖であり、同一人物という根拠には十分だった。


46名無しさん :2015/04/28(火) 12:12:17
しかし、ruh-がいなくてもまことは存在し、類似キャラは作れるのである。


47名無しさん :2015/04/28(火) 12:13:17
まことと幾度か議論したが、粗探しのような質問が多い。
その粗探しにしっかり答える筆者に、あのまことでさえ認めたところがあり、
さらに言えば、言い負かされるのをおそれ、知的な話すらしなくなった。


48名無しさん :2015/04/28(火) 12:13:57
ということは、まことは筆者を高評価しているのかもしれない。
が、筆者にとって学歴はどうでもよく、実在する自慢話も証拠が出せないわけだし、
また、証拠が出せないからこそ、当然ながら、肩書き抜きで議論が楽しめるのである。


49名無しさん :2015/04/28(火) 12:15:10
まことの原点を思い出すとruh-にたどりついた。
人間が人間に影響をあたえるということは、どういう
部分によるものか、まことに問いてみたい。
ruh-は、自演で担ぎ上げた知的な新聞記者で、とらえ方によれば、
たかがネットでも、集めた知識情報は偉大だと言いたいのかもしれない。


50名無しさん :2015/04/28(火) 12:16:16
ふっ


名前: E-mail(省略可)
全部読む 最新50 1-100 メール受信 掲示板トップ リロード


4 布に転がしたボール (Res:77)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 4
1 名前:名無しさん 投稿日: 2012/06/23(土) 19:01:15
掲示板の書き込みを友達が見たところ「ひとりごと」と言った。
確かにそのとおりである。
本来、ブログとは私生活を自由気ままに書くところだが、筆者の場合、誰かに論ずるように書いている。
一般にこれを「論文」と言う。

70 名前:名無しさん 投稿日: 2014/06/14(土) 21:08:34
久々にさつきちゃん(仮名)を電車の中で見た。
さつきちゃんは看護士である。
元カノの知ちゃんの後輩で、さつきちゃんはひとつ年下になる。
一時よく会話した。
ただ、知ちゃんの後輩だというだけで、ほかに接点はない。
それでも、オレにはいい思い出だった。
一度、さつきちゃんに叱られたことがある。
知ちゃんのことで相談したとき
「男だったらネガティブなことを言うな」
という風なことを言われ、さらにさつきちゃんは黙り込んでしまった。

71 名前:名無しさん 投稿日: 2014/06/14(土) 21:10:12
筆者はそのことをなんとも思ってはなく、記憶の奥にあった。
ある日、さつきちゃんに
「さつきちゃんと話していると楽しい」
と、筆者は言った。
すると、すこし驚いたみたいで
「このまえは厳しいことを言ってごめん」
と、謝ってきた。
すこし気にしていたみたいである。
さつきちゃんの両親はともに看護士で、その理由で看護士になったらしい。
当時今風のおねえさんっぽい子だったが、久々に見ると、普通の子になっていた。
さつきちゃんのことはまた話す。

72 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/20(日) 19:03:52
映画のスネ夫は役立たずである。
ピンチになると慌て出すだけで何もできない滑稽さだけが表れている。
普段の機転が利く行動はなく、それこそのび太の方が機転を利く。
映画の中では、むしろ、のび太やジャイアンの方が
機転が利くようである。
のび太が主役だから仕方あるまい。

73 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/20(日) 19:06:56
一時、記憶術たるものが流行した。
宣伝文句によると、

1ヶ月くらいの遅れなら1週間で取り戻せる。
年表くらいなら1日で覚えれる。

とある。
実際に、記憶術を使ってそれだけの効果を得た者がいたかと思えばあやしい。
高校3年に、筆者は記憶術の通信講座をした。
大した効果はなかったが、中間、期末試験の勉強時間が半分に減った。
しかし、莫大な量となると話は別である。
この記憶術、せいぜい試験勉強の容量しかなく、これが受験レベルになると、到底追いつかないかもしれない。
かもしれない、と、言ったのは、筆者がそれだけのレベルしか習得できなかったとも考えれるからだ。

74 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/20(日) 19:07:48
この記憶術、連想が命である。
頭の中にキーを浮かべて、連想するのである。
ただこれには欠点があって、キーを探すのに苦労する。
めんどくさい空想を繰り返すくらいなら、普通の覚えたほうが早いということになり兼ねない。
ただ、しっかりキーに連想されれば覚えられるのである。
日常生活であれば効果抜群であろう。
試しに筆者は日常生活において記憶術を使ってみた。
驚くことに、智慧者の魔法である。
智慧とは、ガラクタの寄せ集めようなものである。
ガラクタ中から粗品を見つけ出し、それを組立て、便利なもの変えるのである。
「結局、最後は頭だ」
と、筆者は自分が智慧者と誇りたい男だから、頭を使うことを奨励する。

75 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/20(日) 19:11:53
オレを見掛けた。
と、人からしばしば言われる。
おもしろいことに、筆者はその時間帯にその場所にいない。
どういうことであろう。
当初、筆者と似た人間が世の中に多く存在すると考えた。
ところが最近、妙な結論に達した。
――生霊
生霊は、多重人格者と同じで、自分の知らないところで勝手な行動を取るからやっかいらしい。
もし、筆者の知らないところで痴漢など働けば、無実の罪で拘置所にぶち込まれるであろう。
ただ、生霊には妙な筋道があるらしく、本人の行った場所にしか現れないらしい。

76 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/27(日) 19:08:36
GTOがやっている。
2012年の夏、AKIR主演によって放送がはじまった。
むろん、原作通り、はじめからスタートである。
GTOにあたって、鬼塚英吉の良さが出せてない。
学園ドラマといったぐあいに、鬼塚英吉がただの熱血教師になってしまっている。
2012年のときは、原作に沿ってまだマシだった。
2014年にいたっては、テレビのオリジナルである。
原作はやや画一的ではあるが、生徒の目線で心を掴み、子供っぽさや熱血さを見せて、しかも常識に捕らわれない過激な行動を取っている。
ドラマでは、ただの過保護な教師である。
筆者はすっかりシラケている。

名前: E-mail(省略可)
全部読む 最新50 1-100 メール受信 掲示板トップ リロード


5 スネ夫のすゝめ (Res:71)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 5
1 名前:名無しさん 投稿日: 2012/06/16(土) 17:49:20
「男とは何か?」
思春期に入りかけている少年はふと考えた。
およそジャイアンが強いとは、誰もが抱く少年の概念であろう。
この言葉ほど、ジャイアンとスネ夫の処世のやり方を表わした言葉は無い。

65 名前:名無しさん 投稿日: 2013/05/12(日) 18:11:18
哲也さんにつきあって、ワルサをして酷い目にあった
ということがしばしばあった。
無理もない。
ノリで哲也さんに悪の道に誘われ、いざやってみると、とんでもないことだったことは多数にある。

66 名前:名無しさん 投稿日: 2013/05/12(日) 18:11:59
これを心理学にいうと「共犯」らしい。
気が付けば、巻き込まれていたのであり、今更やめられない。
当然、利もある。
べつに、筆者はこれを悪いこととは思わない。
それが、青春なのだ。

67 名前:名無しさん 投稿日: 2013/05/12(日) 18:12:48
ワルにはこういう傾向がある。
巻き込んだ者を連れてきて
「お前も一緒にいたよな」
という。
巻き込まれた者は、本意じゃないが、同意するしかない。

68 名前:名無しさん 投稿日: 2013/05/12(日) 18:13:34
ジャイアンにもこの傾向がある。
スネ夫と一緒に、かみなりさんの塀に落書きをしていて、それをのび太のせいにしたりする。
のび太はちょっと通りかかっただけで、むしろ、かみなりさんは怖い、と、忠告しただけなのである。

69 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/12(土) 19:17:35
安部譲二と松浪健四郎には、ワルとして大きな食い違いがある。
安部譲二はヤクザだが、さほどの男でもなかったのかもしれない。
その例として、生活習慣にあるが、安部譲二はなにも築いてこなかった節がある。
そもそも、大物とは事を築いている。
ゼニの匂いを嗅ぎ付け、悪知恵を働かして、カタギから横取りするのがヤクザである。
確かに世の中カネだが、行き当たりばったりにすぎない。
安部譲二は20代で7千万円の家、当時の金銭価値に換算して数億円の家を建てたが、浮き沈みも激しかった。
カネはミズモノで、なくなれば何も残らず、酒池肉林のような思いだけで泡と消える。

70 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/20(日) 19:09:13
松波健四郎はいろんなものを築いている。
レスリングでは全米チャンピオンになったし、アメリカ帰国後はスポーツ心理学の第一人者にもなった。
さらに、アフガンに裸一貫で乗り込み、アフガン研究者の第一人者にもなっている。
かと思えば、謀略の末、衆議院議員の椅子を獲った。
おそらくこの時、人生で一番充実した時期だったにちがいない。

71 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/20(日) 19:10:00
いっぽう安部譲二は、親分というものに縁がなかったらしい。
当時、東京で40代までヤクザを続けて親分になれなかったのは4人しかいなかった。
そのひとりが安部譲二である。
ヤクザが下手だった。
と、自身の単行本で語っている。
安部譲二は、ヤクザ時代、3000万円で豪邸を建てられた時代に、億単位の金を稼いでいる。
(余談だが、安部譲二はヤクザを辞めるまで税金を収めたことはない。後ほど述べる)
さらに、ヤクザだったという経歴を逆手に取り、小説家として成功した。
その後、テレビに進出し、全国に安部譲二の名を知らしめた。

名前: E-mail(省略可)
全部読む 最新50 1-100 メール受信 掲示板トップ リロード


6 烈火の風 (Res:63)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 6
1 名前:名無しさん 投稿日: 2012/09/22(土) 18:32:55
一浪し、大学を目指している頃である。
しかし大学に行くのに迷いがあった。
モチベーションが必要であった。
「行動力」と言う用語が、この当時の筆者の頭の中で張り巡らしていた。
この時ほど「行動力」を手痛く感じたことはない。

57 名前:名無しさん 投稿日: 2013/02/19(火) 19:42:04
――星野監督を男にする。
と、金本が思ったとき、全力でプレーし、ボールはスタンドに飛び込んでいた。
ヤジを飛ばした広島ファンに対し、金本はチームのために奔走し、阪神を優勝に導いた。

58 名前:名無しさん 投稿日: 2013/02/19(火) 19:42:41
阪神の4番のほとんどが重圧に潰れた。
4番に沈む者、辛うじて4番を守っている者、阪神ファンのヤジは凄まじかった。
金本は阪神4番の重圧に怯むことなく4番を守った。

59 名前:名無しさん 投稿日: 2013/02/19(火) 19:43:14
金本が度胸ある男にはちがいない。
金本は選手を引っ張りながらも、一面「覚悟」を決めているために、重圧を筋肉増強剤に変えた。
金本は体を鍛え、マイナス思考を排除し、プレッシャーで実力以上のモノを出し切ったことは違いないのである。

60 名前:名無しさん 投稿日: 2013/02/19(火) 19:43:52
この覚悟が思わぬ力を秘めている。
――覚悟は実力以上のモノを出す。
と、筆者が思うのは経験によるものであった。
あるいは、プレッシャーが行動力になる、というモノかもしれない。

61 名前:名無しさん 投稿日: 2013/02/19(火) 19:44:34
筆者には度胸があって、華があった。
筆者は生真面目な男だけに、一度決めたら何があっても突き進む、当節、これほど真直ぐな男はめったにいない。
が、それだけのことだ。

62 名前:名無しさん 投稿日: 2014/06/28(土) 19:21:31
行動する男に引退はあるだろうか。
歳なら、動くにしても行動は限られてくる。
いつまでもジャングルを駆け回る豹のような男でいようとするのは無理な話なのだが、現実に体力は落ちてくる。

筆者は最近、錆び付いた行動力を取り戻そうとしている。
体力が落ちてくるなら、頭を使って補えと思っている。
行動というのは、時に危険がともなうため、プレッシャーがかかることがある。
つまるところ、それが厄介であった。
しかし、このプレッシャーがおもしろい。
災いによってのプレッシャーはめんどくさいかもしれないが、自ら背負うプレッシャーは活気づく。
プレッシャーとは自分を苦しめる悪玉にもなるが、集中力を高める薬にもなる
と、筆者は言う。

63 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/20(日) 19:05:35
鉄は熱いうちに撃てというように、定期的に自分にヤキをいれろ
と、安部譲二は言っている。
このセリフを読んだのは筆者がまだ17歳の頃で、箸にもかからぬヤンキーの端くれをしていたときだった。
このくらいの年だと、ヤキと聞けば行動も極端で、筆者の破天荒な行動はこのとき生まれたのかもしれない。
大人になると習慣をすこし変えることでプレッシャーをかけることができる。
世に名が出る者はプレッシャーの掛け方が上手い。
緩みかかっている自分を叱るようにプレッシャーをかけるのである。
それは苦い良薬で、飲む時には気合いが必要で、そうすることによって内臓が活発して、集中力を高める。
その良薬も飲み過ぎると劇薬になることを筆者は知っている。

名前: E-mail(省略可)
全部読む 最新50 1-100 メール受信 掲示板トップ リロード


7 桜舞う嘘酒 (Res:14)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 7
1 名前:名無しさん 投稿日: 2013/06/30(日) 18:14:14
当時、筆者は硬派であった。
スポーツによっておのれを磨き、引退したのは25歳であった。
その後も、趣味で体を動かし続けるのである。
スポーツを引退すると、なにをやったらいいかわからず、それよりもひどく自分が純粋であることに気が付いた。
つまり、嘘が苦手だったのである。

8 名前:名無しさん 投稿日: 2013/06/30(日) 18:21:43
逆の場合もある。
ただ、これは裏目であろう。
筆者は、ときどき、自慢話をする。
それも、普段は自慢話はせず、なにかの拍子に言うくらいである。
謙虚といってもいい。
なぜならば、普段、そのソブリも見せないからだ。

9 名前:名無しさん 投稿日: 2013/06/30(日) 18:22:30
「へえ〜。本当だったんだ」
と、友達が言う。
おいおい、嘘と思っていたのかよ
筆者からすればその心境である。
あるいは、その自慢話をするたびに、頭の中では、嘘つきと思っていたのか
と、感じたりもした。

10 名前:名無しさん 投稿日: 2013/06/30(日) 18:23:18
心理学によると、人というのは、話の3割くらいしか信じない。
つまりは、半信半疑で、本当かどうかその目で見たわけではない
ということである。
逆にいえば、それだけ、人は嘘をつく動物なのである。

11 名前:名無しさん 投稿日: 2013/06/30(日) 18:24:45
少女A、ガキはズル賢いと決まっている。
たしか、不良少女漫画のセリフだったと思うが、未成年者は平気で嘘をつき、大人をあざける。
が、これに気付いたことがある。
賢いと未熟は紙一重である。

12 名前:名無しさん 投稿日: 2013/06/30(日) 18:25:37
未成年者という、まだ未熟なガキが、いよいよ切羽詰ったときに嘘をつき、そのいわば「その場凌ぎ」は、大人をあきれさせる。
それを嘘だと怒ると、ガキは顔を真っ赤にして正当化する。

13 名前:名無しさん 投稿日: 2013/06/30(日) 18:26:24
大人になると、嘘をついた経験を反省し、利口になっていく。
が、大人になっても嘘をつき続け、逆に調略家として利口になっていく者もいる。
ちょうど、詐欺師が嘘を商売にするように、嘘も方便と言っているお坊さんに似ている。

14 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/12(土) 19:16:07
松浪健四郎という男がいる。
策略と行動で政治家まで上り詰めた男である。
筆者は、彼の本を多く読んだ。
凄い男に感じた。
ワルの行動学という本が筆者を夢中にさせた。
ネットの掲示板を見て思うのだが、人と言うのはひどい嘘つきに思える。
人を見て、さらに人の思考を考えると何が本当で何が嘘かわかってくる。
――松浪健四郎も例外ではあるまい。
筆者は思っている。
もともとワルは嘘つきな人種だが、そう考えと松浪健四郎もそうだろう。
人の心を知り、何を望んでいるかを見極めて言葉を発するのがワルである。
とくに松浪健四郎は教授であり、話すプロだったのでそれを可能にさせたのであろう

名前: E-mail(省略可)
全部読む 最新50 1-100 メール受信 掲示板トップ リロード


8 長者の峠 (Res:67)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 8
1 名前:名無しさん 投稿日: 2012/10/06(土) 20:11:11
――悟りは と、筆者が努力人だけに他人事ならず思うせいでもあったが、悟りと修行を筆者はやりたいことであるだけに、それが何を知りたいと思うのである。
修行をする前、こういうことを考えていたらしい。

61 名前:名無しさん 投稿日: 2013/07/06(土) 19:04:04
「モノを考える癖をつけた」というのは、修行に疑問を感じたからである。
やはり、人はモノを考え続けなければ、廃人になるにちがいない。

62 名前:名無しさん 投稿日: 2013/07/06(土) 19:05:29
そういう時期に、モノを考える癖をつけるのは、覚悟が要った。
修行は「無」に徹するモノだ。
モノを考えることは、修行の本質を覆すことで、革命でもあった。
完璧な「無」ほどの、完璧な悟りはないからである。

63 名前:名無しさん 投稿日: 2013/07/06(土) 19:06:13
モノを考え続けなければ、廃人になる。
そう考えたとき、「公案」を思い出した。
公案とは、師匠が弟子に出す、なぞなぞのような問題で、柔軟にモノを考える修行である。

64 名前:名無しさん 投稿日: 2014/06/28(土) 19:12:19
久々にこのスレに書き込むのだが、悟りほど単純かつ複雑なものは無いのではないか。
悟りを語ろうとすればするほど遠ざかる。
遠ざかる以上、複雑と考えられる。
もし、悟りが複雑なものであれば、理論も語れるはずである。
しかし語れない。
単純すぎて語れないのである。

65 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/08(火) 18:37:51
筆者はふと思った。
修行を続け、境地の中は天国と考えていたが、ふと地獄に感じた。
どういうことであろう。
今、現在進行形で見ているものは自分の価値が生み出したもので、状況が変わると見え方も変わるようである。
筆者が今の境地を天国に思えたのは、信じた道を進んでいたことで、すこしでも亀裂が入ると次元が変わり地獄にも見えたりするものらしい。

66 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/08(火) 18:38:42
それでは天国とはなにか。
文献を見ると、なにも無いところらしい。
何もないところだが、煩悩も快感もない。
実のところ、煩悩にも快感にも縛られていない境地が天国である。
実際に、空海が話したことではないが、文献の物語で
「私は天国という国で、地獄という家に住んでいる」
と、語っている。
一見、矛盾と妄想に相違いないという発言だが、その旨を見ると奥が深い。
天国と地獄は紙一重なのである。

67 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/08(火) 18:52:37
悟りは言葉で表せるものではない。
むろん神様もそうである。
しかし、日本の高僧達は仏像を作った。
銅像を作るならともかく、神様の姿を作るのは大きなリスクがつきまとう。
さらにいまひとつの憂いは、偏った境地を生み兼ねない。
悟りは人の心の中にある。
神様も人の心の中に住んでいると言われている。
人の心の中を映すことはできない。
つまり、いくら仏像を作っても、正しき究極の境地の方角に向かうとはかぎらないのだ。
悟りを開くにはひたすら座禅をし、修行に励み、自分に成りきらなければいけない。
直感に耳を傾け、悟りとはなにかと自問自答する。
自分で自分に習うことによって、本当の自分を見つけることになる。
仏像は悟りと人を繋ぐパイプ役かもしれない。
しかし、本当の神様や悟った者の姿ではない。

名前: E-mail(省略可)
全部読む 最新50 1-100 メール受信 掲示板トップ リロード


9 正直は一生の屍 (Res:45)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 9
1 名前:名無しさん 投稿日: 2012/11/17(土) 18:32:14
――ヤクザになる。
と、直也が思い立ったのは、中学2年にさかのぼる。
そこは喫茶店の中である。
その喫茶店はヤクザが経営する店であり、直也が大男数人と喧嘩した後であった。
「修行してみるか」と、ヤクザの若い衆は勧めた。

39 名前:名無しさん 投稿日: 2013/10/30(水) 21:55:47
余談だが、直也は校長室に殴りこみ、
「除籍なら入学金返せ」
と言った。
除籍なら、入った事実が無いわけであり、入学金は無効だ。
と、直也は言うのである。

40 名前:名無しさん 投稿日: 2013/10/30(水) 21:56:38
直也は、夜間高校を探した。
さきの話になるが、7つの高校を渡り歩いて、やっと卒業した。
ここまでくると高校オタクで、ヤクザの身内に言われたという。

41 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/08(火) 18:32:16
直也は20過ぎの頃、中国人を殴り倒し、懲役8年、執行猶予5年の刑を受けている。
この刑について、裁判長は直也がヤクザだということで、重たい処罰を課した。
しかし、直也は騙されたのである。
拳銃を格安で売ってくれるというので待ち合わせ場所に行った。
が、ゼニを持ってきた直也を拉致し殺そうとした。
直也は、命からがら返り討ちにし、拳銃を奪っただけである。
――執行猶予5年
直也は5年だけカタギになりたいと親分に頼んだ。

42 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/08(火) 18:33:32
ある日、彼女がキャビンアテンダントの仕事の話を持ってきた。
彼女がその職についていたのである。
直也は有頂天になり喜んだ。
しかし、ヤクザの直也がどうやってキャビンアテンダントになれたのか。
学歴詐称である。
当時、今のようにパソコンもインターネットもなかった。
麻生中学出身であり、慶應高校に受かった教養もあり、さらにキャビンアテンダントの彼女のアドバイスもあった。

43 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/08(火) 18:34:40
余談だが、当時はキャビンアテンダントではなくスチュワート、スチュワーデスと言った。
のちにその彼女とは別れ、別のキャビンアテンダントの女と結婚する。
その彼女は、直也に結婚相手を探すために職を世話したようなものである。

44 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/08(火) 18:35:41
直也がカタギになるならこの時だった、
親分はマル暴に狙われていたらしく、直也がキャビンアテンダントをやっているうちに、組は解散した。
直也からすれば、カタギの生活は退屈で、それならヤクザをやっていた方がマシだ、という思いがあったであろう。
が、もともと商売上手な男だから、マジメに金儲けをしていればそこそこいい生活は出来たであろう。

45 名前:名無しさん 投稿日: 2014/07/08(火) 18:36:37
直也は、人柄から渡世を生き抜き、知識をエグリ獲った男である。
経験豊かで一個の渡世人というのにふさわしい。
ただ彼は、才能あるだけに後先を考えず生きた。
突然キャビンアテンダントになり、クビになるとレストランを開いた。
店が繁盛しているのにも関わらず、小金井一家に呼び止められると、再びヤクザに戻ってしまうのである。
この冒険者の意識、また思いつくままに世を渡り、その行動すべてを知識に変えていた。

名前: E-mail(省略可)
全部読む 最新50 1-100 メール受信 掲示板トップ リロード


10 女は怖い (Res:21)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 10
1 名前:名無しさん 投稿日: 2013/10/30(水) 22:37:56
「女は怖い」
と、思った。
このあたり、筆者も男という本質が出ているであろう。
女には、絶対的な倫理意識がないのかもしれない。
女には、倫理に似たモノ、あるいは日常、それそのものが女の倫理で、
女自身も思い込んでいるだけのものは持っているが、それはあくまで功利的なモノにすぎない。
それを持っていることによって、女社会から信頼され、女も女を信頼するものだが、
しかし、女の「それ」は、女社会のすべての女と同様、処世法としての倫理であるにすぎず、
倫理そのものではなかった。

15 名前:名無しさん 投稿日: 2013/10/30(水) 23:10:39
「ここは女子高と同じですよ」
と、筆者は言った。
岡田さんは、いつのまにか憐れになってしまっている。
「大谷は嫌いだ」
そう言った。

16 名前:名無しさん 投稿日: 2014/04/14(月) 23:02:20
いわば、犬の世界のように、負け犬のごとく岡田さんを孤立させようした。
つまり、女共は、岡田さんを無気力にさせようとしている。

17 名前:名無しさん 投稿日: 2014/04/14(月) 23:03:03
男達は、むしろ、女の阿呆な遊びに付き合っていられるか、で、あくびをしている。
あくびというのは、むろん、我関せずである。

18 名前:名無しさん 投稿日: 2014/04/14(月) 23:03:40
――嫌われることは、こんな辛いことなのか。
という意味のことを、岡田さんは漏らしている。
この一言は、女のおそろしさの表れであろう。

19 名前:名無しさん 投稿日: 2014/04/14(月) 23:04:27
さらに、岡田さんは被害妄想が出ている。
被害妄想が出ている人間は、相手に批判的である。
妄想に取り憑かれている。
そう受け取れる。

20 名前:名無しさん 投稿日: 2014/04/14(月) 23:05:08
女共における岡田さんイジメは、お局格の大谷さんが主犯である。
女に血も涙もない。
ふりかえってみれば、女は男より弱い動物だと決めつけたことであった。
岡田さんの計算では、強気になれば。女は折れる
と、考えていたように思われる。

21 名前:名無しさん 投稿日: 2014/04/14(月) 23:05:50
こういう女の怖さを知るには、女の集団にいなければわからない。
女というのは、優位になったとき、数倍の気の強さを発揮する。
むしろ大谷さんは、お局格であるために、気の強さに磨きがかかったのであろう。

名前: E-mail(省略可)
全部読む 最新50 1-100 メール受信 掲示板トップ リロード