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風の草書

1名無しさん:2013/07/28(日) 18:15:24
ずっと昔に、ふと思ったことがあった。
べつに深い意味で言っているのではなく、ふと思ったのである。
筆者は、ときどき武勇伝を話しているが、喧嘩の仕方をどこでおぼえたのであろう。

2名無しさん:2013/07/28(日) 18:15:57
ぼー、とあれこれ考えにふけているときに、ふと浮かんで、それを思い出した。
幼稚園児の頃、毎日のようにガキ大将と喧嘩をしていた。
のちに格闘技をする者には、こんな経験が多い。
自分より大きな者に立ち向かうことが。

3名無しさん:2013/07/28(日) 18:16:31
ガキ大将といえば、誰フリ構わず喧嘩をするヤツ、と思われているが、それはちがう。
どちらかといえば、勝てる相手しかしていないものである。
この人種は、喧嘩に負けて、地位を失うのをおそれている。

4名無しさん:2013/07/28(日) 18:17:07
筆者は、何度負けても立ち向かった。
おそろしかった
と、のちにガキ大将は、そう語っている。
筆者からすれば、一番強いヤツに負けても恥ではなく、当然のことで、勝てれば儲けモノだった。

5名無しさん:2013/07/28(日) 18:17:42
10代だった筆者は、肩を切らして街を歩いている。
歩いているといえば歩いているのだが、わざわざ肩を切らしているその光景は、大人から見ると、糸人形のようなものだったかもしれない。

6名無しさん:2013/07/28(日) 18:18:36
筆者は強かった。話が前後するが、喧嘩と言うのは流れが大切である。
勝てる相手でも、空気が悪ければ別で、それはアウエイで戦うボクサーみたいなものである。
カタギの者からすれば、結果と言う偏見しか持たない。

7名無しさん:2013/07/28(日) 18:19:35
空気が大切である。
教室のボスも、教室では王様だが、しかし、学校の外では別である。
肩書きといったメッキがはずれる。
ホンモノかニセモノかは、ここで試されるが、なんというか、突然殴り合いの喧嘩を挑まれて、心の準備が間に合う者はすくない。

8名無しさん:2013/07/28(日) 18:20:15
この構図を知っていた筆者は、流れの悪い喧嘩は、とりあえずおとなしくした。
袋叩きにするならしろ、後で倍返しにしてやる
といった心境である。
そして、学校の外で仕返しに行く。

9名無しさん:2013/07/28(日) 18:20:51
そういう意味では、筆者は喧嘩に才能があったのであろう。
なんといっても、喧嘩は強かったが、ボクシングでは大したことなかった。
喧嘩が強くて、ボクシングで負けるか
と、若い筆者は思っていた。

10名無しさん:2013/07/28(日) 18:21:28
時は、筆者が中学2年。
そのクラスは、リーダーがいなくて荒れていた。
たしかに一番強いヤツはいる。
その横に二番目に強いやつがいたが、イマイチ、クラスメイトから恐れられていない。

11名無しさん:2013/07/28(日) 18:22:04
滑稽なクラスだった。
男より、あるいは、女の方が強いクラスだった。
松村(仮名)という名の女がいて、彼女が仕切っていると思うほどに、奇妙な空間だった。

12名無しさん:2013/07/28(日) 18:22:42
クラスで一番強いヤツは、岸(仮名)と言った。
クラスで二番目に強いヤツは、横浜(仮名)と言った。

13名無しさん:2013/07/28(日) 18:23:29
そのクラスがはじまって1ヶ月がたった頃、岸が隣のクラスのヤツに喧嘩で負ける。
デカイ顔をしていた岸は威信を失い、クラスメイトは、まあ、こんなモンだろう、との噂をしていた。

14名無しさん:2013/07/28(日) 18:24:14
1学期の終わりには、岸と横浜がモメることもあって、このクラスはどうなるのか、と、たえかねた。
横浜は滑稽だった。
デカイ顔をしているわりに、弱い者いじめしかできないと思うほどで、クラスメイトにもあきれていた。

15名無しさん:2013/07/28(日) 18:24:52
クラスメイトの評価は、こうだった。
横浜は岸より強い。
岸は、不良グループにいるだけで、ヤンキーの格としては下っ端であろう。
すくなくとも、筆者の友達の評価はそうだった。

16名無しさん:2013/07/28(日) 18:26:16
筆者の評価は違った。岸について、1学期の間にも数回喧嘩をしている。
横浜はどうであろう。
喧嘩をしたところを見たことないではないか。
むろん、弱い者いじめ同然のことはしているが。なぜ、横浜が強いといえる。

17名無しさん:2013/07/28(日) 18:27:21
このクラスは、喧嘩がたえなかった。
1学期が終わり2学期になると、争いはさらにひどくなったが、クラスで3番目、4番目に強いヤツもが、喧嘩をはじめた。

18名無しさん:2013/07/28(日) 18:28:10
通常の者からすれば、この状況は狂気の沙汰に思えるが、筆者にはひどくおもしろく感じられた。
そのあかしに、筆者も参加しはじめたからである。

19名無しさん:2013/07/28(日) 18:28:59
【一番喧嘩が強いヤツは、勝てる相手しか喧嘩をしない】
筆者の仮説である。
一番強いヤツは、喧嘩に負けて地位を失うのをおそれている。
喧嘩に負けて、地位を失った岸がそうであろう。

20名無しさん:2013/07/28(日) 18:29:31
クラスで3番目に強いヤツは、波多野と言った。
クラスで4番目に強いヤツは、田中(仮名)と言った。

21名無しさん:2013/07/28(日) 18:30:12
喧嘩をするヤツは、筆者のような半端者にすぎない。
波多野、田中もそうである。
しかし、半端なだけに性(タチ)が悪い。
チンピラ染みている。
適当に強いヤツと負けても、失うモノはない。

22名無しさん:2013/07/28(日) 18:31:09
この時期、筆者は岸と仲良くなる。
岸とともに授業をサボるようになり、クラスメイトから反感を喰らうようになった。
この感情は、岸はヤンキーだからともかく、筆者まで調子にのるな、だった。

23名無しさん:2013/07/28(日) 18:31:59
反面、岸にはなにも言えず、筆者はその恩恵を受けている感じであった。
この感情のうえに、筆者はいた。
これくらいの年くらいは、ポジション争いがある。
今で言うと、スクールカーストであろうか。

24名無しさん:2013/07/28(日) 18:32:53
そして、筆者は波多野と喧嘩になった。
体育の授業を終え、教室に向かうところだった。
階段を上ろうとすると、波多野が筆者の足をひっかける。
このことが、戦いの火蓋になった。

25名無しさん:2013/07/28(日) 18:33:40
筆者は、波多野を蹴っ飛ばして倒れたところを馬乗りになり、顔面を殴打した。
波多野の顔面は真っ赤に染まり、そこを岸が止めた。
これで、筆者が岸のコバンザメでないことが知れ渡った。

26名無しさん:2013/08/20(火) 19:20:01
筆者vs波多野の喧嘩は、たちまち全国に広まった。
その後、田中に横浜がつき、筆者に岸がついた。
これは、岸と横浜の小競り合いの代理戦争と言える。

27名無しさん:2013/08/20(火) 19:20:48
結局 筆者vs田中 の結果は、筆者の大勝利に終わった。
波多野との喧嘩は、人目がすくなかったため、そう話題にならなかったが、田中との喧嘩は教室でみんなが見ているため大注目を浴びた。
シンデレラボーイとは、このことであろう。

28名無しさん:2013/08/20(火) 19:21:27
「ハッタリ」について説く。
ハッタリは喧嘩の醍醐味だ。
喧嘩のスパイスと言ってもいい。
実力があっても、ハッタリ無しで喧嘩をつづければ、体がモタナイ。

29名無しさん:2013/08/20(火) 19:22:10
じつは田中は、筆者とやる前、大した余裕だった。
余裕だったが、筆者に完敗した。
しかし、周囲の空気は 田中有利 だった。
(負けるはずが無い)
田中は、高を括っていたのであろうか。

30名無しさん:2013/08/20(火) 19:22:50
高校の頃、筆者の喧嘩相手は、やる前から相手が青ざめていたことが多かった。
「歯をへし折ってやる」とか「アゴをばらばらにしてやる」
と、筆者のハッタリも見事だった。
第三者からみれば滑稽だが、当人はそう感じないらしい。

31名無しさん:2013/08/20(火) 19:23:52
喧嘩が終わった後も、ハッタリはつづく。
「お友達を連れて仕返しに来いよ。楽しみに待っているから」
筆者は、ハッタリと同時に、自分を奮い立たせている。
もっとも、このやりとりで、本当に仕返しに来た例はない。

32名無しさん:2013/08/20(火) 19:24:57
田中の余裕は、ハッタリではなく高を括っていたように思われる。
でなければ、その後の筆者の喧嘩相手も、田中同様の余裕をしていたはずである。
ハッタリも、人によってはメッキが剥がれ、人によっては猛然と暴れ出す。

33名無しさん:2013/08/20(火) 19:25:32
中学2年の仁義無き戦いは、あまり永く話すとマンネリするので、またの機会にする。

34名無しさん:2013/08/20(火) 19:26:19
一崎という男がいた。
喧嘩が強いらしい。
初対面は弱く見えた。
筆者が言い放った「弱そう」というのが、一崎の耳に入り、喧嘩になった。

35名無しさん:2013/08/20(火) 19:27:01
筆者が
「一崎は弱そう」
と言った直後、一崎が、小学生の頃に中学生3人と喧嘩をして勝ったと聞く。
どう見ても弱そうだが、転校してきたばかりで詳しいことはわからない。

36名無しさん:2013/08/20(火) 19:27:48
教室のまえで口喧嘩になり、さらに摑み合いをしていたが、担任が来て止めたのである。
(どう見ても弱そうに見えるが、中学生3人に勝ったと聞くと・・・)
筆者は、腹の中で首を傾げている。

37名無しさん:2013/08/20(火) 19:28:36
筆者が転校生だったため悪者になったが、喧嘩両成敗などを考えると、偏見を感じる。
筆者はド田舎出身である。
とくに「肩書き」というものは、狭いド田舎には存在せず、「それが何だってんだ?」となる。

38名無しさん:2013/08/20(火) 19:30:11
ここで、一崎の格を考える。
むろん、小学生の頃に、中学生3人に喧嘩で勝ったのは事実であろう。
しかし、ハッタリ観から言えば尾ひれが付いているということで、そういう伝承から 一崎は強い と、なったのであろう。

39名無しさん:2013/08/20(火) 19:31:09
――英雄
を筆者は考えてみた。
英雄は生まれ持ったモノである。
その星に生まれた者は、なぜか目立ち、実力以上のモノを発揮する。
男なら、その「モノ」を、願わくは欲しいと思う。

40名無しさん:2013/08/20(火) 19:31:54
一崎のそれを持っていた。
一崎をやろうと思えば、やることは出来た。
が、みなが避けて、一崎は喧嘩をすることなく、強い、となった。
と、筆者は考える。

41名無しさん:2013/08/20(火) 19:32:35
他の掲示板で語ったことだが、筆者は変わり者だったため、つまらないことでも噂になった。
が、不思議なことに、喧嘩の噂だけは話題にならなかった。
vs波多野の例がそうであろう。

42名無しさん:2013/08/20(火) 19:33:35
人には嫉妬があって、なかなか人を認めなくないモノである。
筆者の武勇伝の粗捜しをする者はいた。
「じゃあ、あいつとやってみろよ」
粗捜しをするヤツは言い返せない。
粗捜しをするヤツを黙らせるには、そう言うのが一番である。

43名無しさん:2013/08/20(火) 19:34:33
喧嘩はするのに、イマイチ名前が売れない者はいる。
BE−BOP−HIGHSCHOOLのミノルがそうであった。
ヒロシやトオルとしては
――おもしろくない
喧嘩の内容もおもしろくなければ、話題にならない。

44名無しさん:2013/08/20(火) 19:35:53
そこで、トオルとヒロシが煽って喧嘩をさせる。
ミノルはその気になって、菊永をも蔑ろにしたが、結局、恥を掻くハメになる。
状況によって空気がどうなるかを考えなかった。
ミノルは、場の空気の用意をする必要があった。

45名無しさん:2013/08/20(火) 19:37:22
神輿に担ぎやすい者はいる。
むろん、実力はある。
実力があるといえ、その高みから見れば、たかが知れているヤツもいる。
(おもしろいということだ)
と、筆者は想定していた。
話題にして、おもしろいから神輿に担ぐ。
一崎がそうであろう。


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