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科学と疑似科学とを判別する
927
:
Ken
:2021/03/23(火) 23:45:50 ID:l3c2r2bk
問題は、diamonds8888xさんが言われていることと、法則aが破れることが、私の中で整合しないことなのです。
抽象論では前進しないので、徹頭徹尾、具体例で論じます。次のような属性をもつ恒星を定義しましょう。
名称はX、等級は4.83、スペクトル型はG2
ここから直ちに以下の命題が成立します。ここに問題はありませんね?
〜Xの等級は4.83 ∧ Xのスペクトル型はG2
次にこの恒星の角速度を定義しましょう。
名称はX、等級は4.83、スペクトル型はG2、角速度は0.26
そして、以下の命題も問題ありませんね?
〜Xの等級は4.83 ∧ Xの角速度は0.26
この恒星には2つの惑星があることが発見され「X-α」「X-β」と名付けられました。
名称はX、等級は4.83、スペクトル型はG2、角速度は0.26、惑星は「X-α」と「X-β」の2つ
よって、以下の命題も成立するはずです。
〜Xは「X-α」という惑星をもつ ∧ Xは「X-β」という惑星をもつ
むろん、以下の命題が成立するのと、完全に同じ事情です。
〜太陽は「地球」という惑星をもつ ∧ 太陽は「金星」という惑星をもつ
そして本題です。Xはもう1つの角速度をもつことが分かりましたので、以下のように定義します。
名称はX、等級は4.83、スペクトル型はG2、惑星は「X-α」と「X-β」の2つ、角速度は0.26と-0.10の2つ
一見して明らかなように、2つの惑星を持つのと、2つの角速度を持つのは、データ構造として何の違いもありません。おっしゃるようなベクトル表記をしてみましょう。惑星をp、角速度をωとすると、
p = (p₁, p₂) = (X-α, X-β)
ω = (ω₁, ω₂) = (0.26, -0.10)
それなら、
〜Xは角速度「0.26」をもつ ∧ Xは角速度「-0.10」をもつ
となるはずです。ところが、この命題は成立しないというのが、diamonds8888xさんの主張ですよね。
2つの惑星で成立することが、2つの角速度では成立しない。その違いはどこからくるのでしょうか?
両者の違いを生むのは、法則aが破れないという想定ではないのですか?
2つの惑星を禁じる法則はないが、2つの角速度は禁じられているからでなありませんか?
928
:
diamonds8888x
:2021/03/25(木) 06:49:00 ID:Qix9q/lA
[
>>927
]で述べられている内容は、わずかな注意点以外はすべて認めますが、私の疑念のポイントを外しています。何度も言うように、
[
>>926
]この「昇る」の定義が不完全だと言っています。
[
>>923
]「太陽が昇る」の定義がポイントです。
[
>>887
]つまり、以下の命題において「昇る」の定義が不完全だったのです。すなわち命題の意味が不明瞭だったのです。
[
>>927
]には「昇る」の定義問題がまったく触れられていません。
【注意点1】「〜X」という記号の意味がわからないのですが教えてください。
【注意点2】
> 〜Xは角速度「0.26」をもつ ∧ Xは角速度「-0.10」をもつ
記号「〜」の意味がわからないので無いものとして解釈します。そのうえで、"角速度"という言葉で2つの異なるものを示してしまうので、言葉を替えて区別してみます。
ω = (ω₁, ω₂) = (0.26, -0.10) :"角速度対"
ω₁やω₂ :"成分角速度"。角速度対ωの2つの成分という意味を込めて。
> 〜Xは成分角速度「0.26」をもつ ∧ Xは成分角速度「-0.10」をもつ
その通りで、問題ありません。
> 〜Xは角速度対「0.26」をもつ ∧ Xは角速度対「-0.10」をもつ
今度は、2つの文のどちらも意味をなしません。「0.26」も「-0.10」も角速度対ではなくて、その成分角速度ですから。
【具体例の提案】惑星は「X-α」と「X-β」の例で「昇る」の定義問題と同様な問題を出しましょう。以下の命題Qと命題¬Qが意味するのは、4つの命題q1〜q4のうちのどれですか? あるいは、どれにしたいですか?
命題Q=「恒星Xは惑星を持つ」
命題¬Q=「恒星Xは惑星を持たない」
q1)恒星Xは惑星X-αを持ち、かつ惑星X-βを持つ
q2)恒星Xは惑星X-αを持ち、かつ惑星X-βを持たない
q3)恒星Xは惑星X-αを持たず、かつ惑星X-βを持つ
q4)恒星Xは惑星X-αを持たず、かつ惑星X-βを持たない
929
:
Ken
:2021/03/26(金) 00:08:00 ID:l3c2r2bk
おっしゃる意味が分かってきました。
でも、お待ちください。0.26や-0.10を単独の速度ではなく「成分」と見なす時点で、すでに法則aが破れないという想定に戻っていませんか?
今の私たちが認識する世界は法則aに従いますが、それでも1つの物体で複数の速度値が観測されることはあります。たとえば、ある飛翔体を、直交する3方向から観測して、速度の観測値がvx、vy、vzだったとしましょう。私たちは、この3つを成分と見なして、飛翔体の1つの速度vを求めます。
v、vx、vy、vzがどれもベクトルなら(本掲示板ではできませんが、上に矢印記号をもつか、ファインマンのように太字で表すなら)、
v = vx + vy + vz (私が
>>925
で挙げたのは、同じ原理を表したものです)
v、vx、vy、vzがどれもスカラー量なら、
v = √(vx² + vy² + vz²)
このように、速度の値がvx、vy、vzのように複数観測されるのは、法則aが破れない前提でも起こります。しかし、それを「成分」とみなして1つのvを求めるのは、vが1つしかないという法則aが前提でしょう。角速度でも話は同じです。たとえ言葉では「角速度対」と呼称しても、
>Xは角速度対「0.26」をもつ
のように、1つの数値で表そうとする時点で、結局、法則aが復活し、1つの角速度しかない想定に戻っています。
私の意図は伝わるでしょうか? 複数の角速度が観測されても、1つの角速度の「成分」と見なすだけなら、法則aが破れたことにはならない、ということです。
法則aが破れ、1つの物体が複数の角速度をもつというのは、0.26や-0.10が「成分」ではなく、それぞれが独立した1つの角速度であり、ゆえに、0.26だけで「昇る」を表し、-0.10だけで「昇らない」を表すのでなければ、意味が通らないと思うのですが。
>記号「〜」の意味がわからないので無いものとして解釈します
それで結構です。その都度「命題」と書くのが面倒なので、無精をしていました。「*」という書き方もします。
930
:
diamonds8888x
:2021/03/26(金) 05:30:13 ID:Qix9q/lA
>>929
> >Xは角速度対「0.26」をもつ
>
> のように、1つの数値で表そうとする時点で、
そんなことをどこで私が書いていますか?
角速度対は2つの数値で表すべきものであり、1つの数値では表せません。
931
:
diamonds8888x
:2021/03/26(金) 05:31:36 ID:Qix9q/lA
>>929
それと惑星問題の方を、じっくり考えてみてください。
932
:
Ken
:2021/03/26(金) 23:49:38 ID:l3c2r2bk
>角速度対は2つの数値で表すべきものであり、1つの数値では表せません。
それなら、問題は、0.26と-0.10という2つの値を、どう解釈するかです。これをωという1つのベクトルの成分と見なすのなら、それは2つの値から特定できる1つの状態があるということでしょう。ベクトルとはそういうものですから。
たとえば、法則aが破れないという現在の想定のもとで、1つの物体の直線運動を3方向から観測し、得られた3つの速度値が10と20と30だったとします。
v = (10, 20, 30) (vはベクトル)
このvの大きさは、
||v|| = √(10² + 20² + 30²) ≈ 37
となります。つまりこの物体は37という速度で運動しているのであり、速度10で運動しているのでも、速度20や速度30で運動しているのでもありません。速度は37だけだから、法則aは破れてないことになります。
法則aが破れるとは、10、20、30が、1つの運動の3方向からの観測値ではなく、3つの運動のそれぞれの速度という場合です。もし1つの速度を特定するのに3方向からの観測が必要なら、3つのそれぞれが3方向から、つまり9回の観測がなされたことになります。その場合、10と20と30は、ベクトルの成分ではありません。それぞれが1つの速度ベクトル、もしくはその大きさです。
この両者の観測事象で最も異なる点は、前者は1つの物体しか見えないが、後者は複数の物体が見える点です。私が「太陽が昇る∧太陽が昇らない」を表す事象として、2つの太陽が見えることを、ずっと挙げてきたことを、思い出してください。
2つ見える太陽の一方が0.26、他方が-0.10の値を示すのなら、0.26と-0.10のそれぞれが独立した角速度で、「昇る」と「昇らない」に該当します。一方、おっしゃるような、
ω = (0.26, -0.10)
を考えるとして、ωはなにの、どういう動きを表すのですか?
>それと惑星問題の方を、じっくり考えてみてください。
>>928
で挙げられたQと¬Qなら、
Q = q1 ∨ q2 ∨ q3
¬Q = q4
だと思います。
でも、これは、現在の論点とは切り口が異なるのではないですか。今の論点は、太陽が「0.26」と「-0.10」という2つの角速度を(1つの角速度の2つの成分ではなく)持ちうるかなのですから、惑星問題に応用するなら、
恒星Xは、惑星X-αと惑星X-βを同時に持ちうるか
になるはずです。
933
:
diamonds8888x
:2021/03/27(土) 17:17:31 ID:Qix9q/lA
>>932
>それなら、問題は、0.26と-0.10という2つの値を、どう解釈するかです。これをωという1つのベクトルの成分と見なすのなら、それは2つの値から特定できる1つの状態があるということでしょう。ベクトルとはそういうものですから。
[
>>926
]冒頭をお読みください。ここではベクトルとは一列の数値が揃っているもの、くらいの意味です。
>>922
のような余計な誤解を避けるために「角速度対」などという言葉も使ってみたのです。
重要なのは、(同時2つの値を持つ)(恒星xの)角速度ωは1つの数値では完全に表すことができず、2つの数値がわからなければωの値は不明であるという点です。
> でも、これは、現在の論点とは切り口が異なるのではないですか。今の論点は、太陽が「0.26」と「-0.10」という2つの角速度を(1つの角速度の2つの成分ではなく)持ちうるかなのですから、惑星問題に応用するなら、
>
> 恒星Xは、惑星X-αと惑星X-βを同時に持ちうるか
>
> になるはずです。
惑星問題と角速度問題が「何の違いもない」と提案したのはKenさんですよ。
[
>>927
]
> よって、以下の命題も成立するはずです。
> 〜Xは「X-α」という惑星をもつ ∧ Xは「X-β」という惑星をもつ
> (中略)
> 一見して明らかなように、2つの惑星を持つのと、2つの角速度を持つのは、データ構造として何の違いもありません。
> (中略)
> 〜Xは角速度「0.26」をもつ ∧ Xは角速度「-0.10」をもつ
【重要】最後の文は、[
>>917
,
>>908
]で訂正したはずの以下と紛らわしいですね。
「(ω = 0.26) ∧ (ω = -0.10)」
もちろん訂正後の以下の意味なんでしょうね?
「(ωa = 0.26) ∧ (ωb = -0.10)」
念押ししますが、変数ωは変数ですから任意の値を取れます。が、普通の数式の使い方では、一連の証明や式の誘導の中でひとたびω = 0.26という式が出てきたら、一区切り着くまではω = -0.10なんて式が出てきたら、どこかで間違えています。
訂正前の式は、普通の数式の使い方では、使えないものです。
934
:
diamonds8888x
:2021/03/27(土) 17:21:17 ID:Qix9q/lA
>>932
>
>>928
で挙げられたQと¬Qなら、
>
> Q = q1 ∨ q2 ∨ q3
> ¬Q = q4
>
> だと思います。
ふーん、3:1で非対称でもいいんですか?
では昇ると昇らないとの場合はどうして対称でなくてはいけないのですか? 惑星問題と角速度問題が「何の違いもない」と提案したのはKenさんですよ。
[
>>919
]
>太陽が2つあるのなら、上のとおりかもしれません。でも1つしかないのなら、(ωa >0)だけで「太陽が昇る」という命題を満たすはずです。同様に、(ωb ≤0)だけで「太陽が昇らない」という命題を満たします。
【もちろん私は】惑星問題ではKenさんの[
>>932
]の見解が妥当だと思いますよ。
【謝罪】[
>>919
,
>>920
,
>>921
]でKenさんの論理の真髄がはっきり見えていたことに気づいていませんでした。すみません。後ほどコメントしますが、まあ、この発言と[
>>933
]にもお考えをお願いします。無関係ではありませんから。
935
:
diamonds8888x
:2021/03/27(土) 18:39:43 ID:Qix9q/lA
>>932
,
>>934
惑星問題を角速度問題により近づけるなら、次の問題がよさそうですね。
恒星Xは2つの惑星X-αとX-βを持つとします。
以下の命題Qと命題¬Qが意味するのは、4つの命題q1〜q4のうちのどれですか? あるいは、どれにしたいですか?
命題Q=「恒星Xの惑星は赤い」
命題¬Q=「恒星Xの惑星は赤くない」
q1)惑星X-αは赤い、かつ惑星X-βは赤い
q2)惑星X-αは赤い、かつ惑星X-βは赤くない
q3)惑星X-αは赤くない、かつ惑星X-βは赤い
q4)惑星X-αは赤くない、かつ惑星X-βは赤くない
936
:
Ken
:2021/03/27(土) 22:12:58 ID:l3c2r2bk
行き違いを重ねないように、1点ずつ確認します。まずは、今、最も重要と思われるこれです。
>ベクトルとは一列の数値が揃っているもの、くらいの意味です。
>2つの数値がわからなければωの値は不明であるという点です。
この場合、2つの値とは、例に挙げた「0.26」と「-0.10」と考えてよろしいですか?
では、その2つを用いて、ωの値を算出していただけますか?
もしも、過去にやっておられたなら、すみません。投稿番号を示してください。
937
:
diamonds8888x
:2021/03/28(日) 08:48:33 ID:Qix9q/lA
>>936
[
>>926
]
> 「ω=(ωa, ωb)=(ω₁, ω₂)=(0.26, -0.10)」です。[
>>918
,
>>909
]
説明は[
>>924
]
>「〜ωaとωbという2つの角速度は、同じ1つの太陽の属性である」ということは、
>>918
で展開された論理式に含まれています。それは「同じ1つの太陽の角速度」であるωがスカラー量ではなく「ω=(ωa,ωb)」である、という点です。
これは[
>>907
]のKenさんの推定法に素直に従っているのですけど?
>よって、その理論と、上記の観測値にもとづいて、1つの太陽が0.26と-0.10という2つの角速度を持っていると推定します。
938
:
Ken
:2021/03/28(日) 11:49:34 ID:l3c2r2bk
>「同じ1つの太陽の角速度」であるωがスカラー量ではなく「ω=(ωa,ωb)」である、という点です。
質問の意図をより丁寧に説明するべきでした。
現時点で、私とdiamonds8888xさんの間に生じている認識の違いは、以下のようなものであろうと考えます。
基本となる事実は、ω₁ = 0.26とω₂ = -0.10という2つの角速度が観測されることですが、私は、これを2つの角速度の並立とみなすだけです。ω₁とω₂から、さらに別のωという値が導かれるとは思いません。ゆえに、「昇る(>0)」と「昇らない(≤0)」の並立であると、ストレートに考えているのです。
一方、diamonds8888xさんの考えを、私が正しく理解しているなら、ω₁とω₂から、第3の存在であるωが導かれ、「昇る」「昇らない」の判定は、ωという1つの変数の値が「ω>0」「ω≤0」のどちらなのかで行なうべき、という点にあろうかと思います。ちがいますか?
でも、そうであるなら、ωを数値化せねばならないはずです。それにはω₁とω₂からωを導く方程式が必要なはずです。
たとえば、ω₁とω₂がどちらも正ならωも正といえますか? あるいは、ω₁とω₂がどちらも負ならωも負と言い切れるでしょうか? もしもωを導く方程式が、
ω = ω₁ × ω₂
だったらどうするのでしょうか? ω₁とω₂がどちらも負ならωは正になります。
もしもω₁とω₂からωを導く方程式を提示できないのなら、それはωという1つの変数を考えること自体が無意味であり、「昇る(>0)」と「昇らない(≤0)」の並立であるという、私の解釈に落ち着きませんでしょうか?
939
:
diamonds8888x
:2021/03/28(日) 12:57:27 ID:Qix9q/lA
>>938
>一方、diamonds8888xさんの考えを、私が正しく理解しているなら、ω₁とω₂から、第3の存在であるωが導かれ、「昇る」「昇らない」の判定は、ωという1つの変数の値が「ω>0」「ω≤0」のどちらなのかで行なうべき、という点にあろうかと思います。ちがいますか?
ちがいます。ω₁とω₂との両方から判定すべきだと言っています。[
>>914
]
ω=(ωa, ωb)=(ω₁, ω₂)=(0.26, -0.10)」。このωが【1つの数値】に見えるんですか? いやならωなんて記号は使わなければいいでしょう? (ωa, ωb)や(ω₁, ω₂)で十分なんだから。1つの太陽なり恒星なりが2つの異なる位置なり角速度なりを持てるのですから、素直に2つの記号を使えばいいだけです。
940
:
diamonds8888x
:2021/03/28(日) 13:22:22 ID:Qix9q/lA
[
>>934
]で謝罪下通り、[
>>919
,
>>920
,
>>921
]でKenさんの論理の真髄がはっきり見えていました。特に[
>>920
]をまとめると次のようになりますね。
p1の場合 「太陽が昇る」
p2の場合 「太陽が昇る」「太陽が昇らない」
p3の場合 「太陽が昇る」「太陽が昇らない」
p4の場合 「太陽が昇らない」
では、「太陽が昇る」が正しいのはどの場合ですか?
また、「太陽が昇る」が正しくない(間違いである)のはどの場合ですか?
なお、同じ考え方を惑星の色問題[
>>935
]に当てはめると次のようになりそうですが、よろしいですか?
q1の場合「恒星Xの惑星は赤い」
q2の場合「恒星Xの惑星は赤い」「恒星Xの惑星は赤くない」
q3の場合「恒星Xの惑星は赤い」「恒星Xの惑星は赤くない」
q4の場合「恒星Xの惑星は赤くない」
941
:
Ken
:2021/03/28(日) 20:53:35 ID:l3c2r2bk
それでは、ωは用いず、(ωa, ωb)や(ω₁, ω₂)だけにしましょう。それと、ベクトルも数学上の定義がはっきりしており、複数の成分から1つの状態を定量的に特定するものですから、この言葉も使わないのがよいと思います。
さて、また1つ行き違いが見えました。
>「太陽が昇る」が正しくない(間違いである)のはどの場合ですか?
この表現では、私たちがこれまで論じてきたことと、切り口が異なります。私たちは、
太陽が昇る ∧ 太陽が昇らない
が基準05違反になるかを論じてきました。
>>884
で、
>No。徹底的にNo。この2つの並立は「P∧¬P」です。
と言われた命題は
太陽が東に昇る ∧ 太陽が東に昇らない
でしたが、同じことでしょう。しかしながら、
太陽が昇る ∧ 太陽が昇らない
「太陽が昇る」が正しい ∧ 「太陽が昇る」は正しくない
この2つが論理構造上、同じであるとは思えません。もっとも、
太陽が昇る
「太陽が昇る」が正しい
の2つは同じもので、
>>940
の例では、
p1 ∨ p2 ∨ p3
になります。問題は、
太陽が昇らない
「太陽が昇る」は正しくない
の2つです。法則aが破れず、1つの物体が1つの速度しかもてないなら、この2つは同じですが、法則aが破れるなら、異なるものになります。なぜなら、太陽が昇らない、は、ω₁≤0かω₂≤0のどちらかを含めばよいのに、「太陽が昇る」は正しくない、となると、ω₁>0が入るのを排除せねばならないからです。
>>940
の例でいえば、
太陽が昇らない → p2 ∨ p3 ∨ p4
「太陽が昇る」は正しくない → p4
ゆえに、
(太陽が昇る ∧ 太陽が昇らない) = p2 ∨ p3
(「太陽が昇る」が正しい ∧ 「太陽が昇る」は正しくない) = ∅
になるはずです。
942
:
diamonds8888x
:2021/03/29(月) 05:35:05 ID:Qix9q/lA
>>941
いやあ、よかったよかった。[
>>941
]は内容としては正しいですよ。たったひとつの言葉(論理記号)の解釈間違いだけを除いてね。
> 太陽が昇らない → p2 ∨ p3 ∨ p4
> 「太陽が昇る」は正しくない → p4
「〇〇ではない」という言葉をそういう意味に解釈するなら、その通りです。そしてその場合は、論理記号による¬P、基準05で使っている記号は「Pではない」という意味ではなく、「命題Pは正しくない」という意味になります。
【再掲】[
>>353
]
基準05: P∧¬Pは間違いである。言い換えれば、¬(P∧¬P)
基準06: P∨¬P
もちろん通常は、「Pではない」「Pは正しくない」「Pは成立しない」「¬P」などは同じ意味で使われます。いきなり[
>>941
]で使うような意味に切り替えられたら、普通の人にはわかりませんよ。
紛らわしい表現はやめてください。そもそも論理記号"¬"の意味をちゃんと正しく使ってくたざい。
【参照】[
>>924
]
> ¬Pに当てはまる命題の定義は、Pに当てはまらない命題のすべてです。
> 否定するといのは、そういうことです。¬、∧、∨などの意味はベン図でわかりやすく教えられているのは御存知でしょう? 世界共通の定義ですよ?
943
:
Ken
:2021/03/29(月) 22:43:05 ID:l3c2r2bk
結局、言われているのは、こういうことですか?
今の私たちが認識する世界では、法則aが成立し、1つの物体は同時に1つの速度しかもてない。
その場合、「昇る」の定義は物体の速度が正(ω>0)、「昇らない」の定義は速度がゼロ以下(ω≤0)。
もし、法則aが破れ、1つの物体が同時に2つの速度をもてるのなら、「昇る」「昇らない」の定義が変わる。
その場合は、2つの速度の一方が正、他方がゼロ以下という状況(ω₁>0, ω₂≤0)は、「昇る」か「昇らない」のどちらかに含める。
ゆえに、「昇る ∧ 昇らない」という状態は、生じ得ない。
944
:
diamonds8888x
:2021/03/30(火) 05:32:54 ID:Qix9q/lA
>>943
>結局、言われているのは、こういうことですか?
まったく違います。[
>>942
]をどう読めばそうなるんですか?
あっ、もしかして[
>>942
]を読まずに投稿したのでしょうか?
>今の私たちが認識する世界では、法則aが成立し、1つの物体は同時に1つの速度しかもてない
1つの物体が同時に2つの速度を持つという理論が正しいとしての話をしています。つまり、1つの物体が同時に2つの速度を持っている世界の話をしています。今更なにを?
【重点項目】Kenさんは言葉の使い方を間違えてますよ、と言っているのです。
>論理記号による¬P、基準05で使っている記号は「Pではない」という意味ではなく、「命題Pは正しくない」という意味になります。
そもそもKenさんの使ってきた意味で「〇〇ではない」を使うならば、1つの物体が同時に2つの速度なり位置なりを持つという現実の科学とは相反する理論など持ち出さずとも、現実の科学とは相反しない惑星の色問題[
>>935
,
>>940
]で考えればわかりやすいでしょうに。
[
>>940
]ではq2とq3とが
(恒星Xの惑星は赤い)∧(恒星Xの惑星は赤くない)
となりますよね? Kenさんの使い方に従えば、ね。
もちろんこれは、【私が意図している】基準05が意味することとは違います。
945
:
Ken
:2021/03/30(火) 23:14:26 ID:l3c2r2bk
>>944
>1つの物体が同時に2つの速度を持つという理論が正しいとしての話をしています。つまり、1つの物体が同時に2つの速度を持っている世界の話をしています。今更なにを?
>>943
で言ったのは、法則aが破れず、1つの物体は同時に1つの速度しかもてない、と想定することから始めようということです。まず、この条件で整理をし、次に法則aが破れる条件に勧めます。
法則aが破れない条件では、
「昇る」の定義は物体の速度が正(ω>0)、「昇らない」の定義は速度がゼロ以下(ω≤0)。
ゆえに、「昇る ∧ 昇らない」という状態は、生じ得ない。
ここまではよろしいですか?
946
:
Ken
:2021/03/30(火) 23:21:21 ID:l3c2r2bk
すみません。また変換ミスがありました。
>>945
誤:次に法則aが破れる条件に勧めます
正:次に法則aが破れる条件に進めます
947
:
diamonds8888x
:2021/04/02(金) 06:05:30 ID:Qix9q/lA
>>945
,
>>943
失礼しました。私も読みが粗くて、特に[
>>943
]後半部を誤読していました。[
>>944
]の「【重点項目】」よりも前の部分は撤回します。
[
>>943
]は全文その通りです。それが、[
>>939
,
>>937
,
>>928
,
>>926
,
>>918
]特に[
>>918
]で書いたことです。そして[
>>942
]で書いた通り、そのことをKenさんが誤解していた原因、逆に言えば私がKenさんの発想がさっぱり理解できなかった原因は「〇〇ではない」という表現の解釈の違いのせいだったのです。
私は一貫して「Pではない」という表現を「命題Pは正しくない」という意味で使って来ました。なので、次のことは当然のことになります。
[
>>943
]
> その場合は、2つの速度の一方が正、他方がゼロ以下という状況(ω₁>0, ω₂≤0)は、「昇る」か「昇らない」のどちらかに含める。
お互いに、「相手の考えがこうではないか?」というコメントが錯綜してややこしくなったかも知れませんが、[
>>942
]と[
>>944
]の「【重点項目】」以降の文章についても、合わせてのレスをいただけますか? 複数にわたっていいですから。
948
:
ミケ
:2021/07/11(日) 20:40:48 ID:???
もうこのスレッドは使っておられないので議論の邪魔にはならないでしょうからメモ代わりに一つ。
見やすい位置に必要だと思ったので。
※このスレッドの議論の続きは「科学と疑似科学とを判別する(2)」をご覧ください。
このスレッドでは
Kenさんに対して、diamonds8888xさんが、化学的に正しいと考えるルールを挙げていくことになった。
(
>>54
、
>>55
より)
※疑似科学の基準ではなく「正しい科学の基準」
基準01. へそ理論(オムファロス)や世界五分前仮説のような形の理論は、科学的ではない。
基準02. 理論Aと対立する理論Bを否定しても理論Aの検証にはあまりならない。
(
>>56
参照)
基準03. 理論Aの論理学的意味での対偶を検証して理論Aの検証とすることは、科学的に正しい。
基準04. 理論Aの論理学的意味での逆を検証しても、理論Aの検証にはならない。
(
>>59
参照)
基準05: P∧¬Pは間違いである。言い換えれば、¬(P∧¬P)
基準06: P∨¬P
(
>>352
参照)
※基準05は無矛盾律、基準06は排中律のこと。
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