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科学と疑似科学とを判別する

927Ken:2021/03/23(火) 23:45:50 ID:l3c2r2bk
問題は、diamonds8888xさんが言われていることと、法則aが破れることが、私の中で整合しないことなのです。

抽象論では前進しないので、徹頭徹尾、具体例で論じます。次のような属性をもつ恒星を定義しましょう。

名称はX、等級は4.83、スペクトル型はG2

ここから直ちに以下の命題が成立します。ここに問題はありませんね?
  〜Xの等級は4.83 ∧ Xのスペクトル型はG2

次にこの恒星の角速度を定義しましょう。

名称はX、等級は4.83、スペクトル型はG2、角速度は0.26

そして、以下の命題も問題ありませんね?
  〜Xの等級は4.83 ∧ Xの角速度は0.26

この恒星には2つの惑星があることが発見され「X-α」「X-β」と名付けられました。

名称はX、等級は4.83、スペクトル型はG2、角速度は0.26、惑星は「X-α」と「X-β」の2つ

よって、以下の命題も成立するはずです。
  〜Xは「X-α」という惑星をもつ ∧ Xは「X-β」という惑星をもつ

むろん、以下の命題が成立するのと、完全に同じ事情です。
  〜太陽は「地球」という惑星をもつ ∧ 太陽は「金星」という惑星をもつ

そして本題です。Xはもう1つの角速度をもつことが分かりましたので、以下のように定義します。

名称はX、等級は4.83、スペクトル型はG2、惑星は「X-α」と「X-β」の2つ、角速度は0.26と-0.10の2つ

一見して明らかなように、2つの惑星を持つのと、2つの角速度を持つのは、データ構造として何の違いもありません。おっしゃるようなベクトル表記をしてみましょう。惑星をp、角速度をωとすると、

  p = (p₁, p₂) = (X-α, X-β)
  ω = (ω₁, ω₂) = (0.26, -0.10)

それなら、
  〜Xは角速度「0.26」をもつ ∧ Xは角速度「-0.10」をもつ

となるはずです。ところが、この命題は成立しないというのが、diamonds8888xさんの主張ですよね。

2つの惑星で成立することが、2つの角速度では成立しない。その違いはどこからくるのでしょうか?

両者の違いを生むのは、法則aが破れないという想定ではないのですか?
2つの惑星を禁じる法則はないが、2つの角速度は禁じられているからでなありませんか?


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