とうとう Ken さんも宗旨替えということのようですね。そうです、Newbold も云っているように
あんな侵略戦争は最初からするべきではなかったのですよ。ちょっと気付くのが遅かったね、
サル Bush も Ken さんも。もうちょっと早く気付いていれば醜態をさらさなくとも済んだのに。
でもまあ君子豹変というのは喜ばしいことです。(ただ Bush の場合は結果的に数十万の無辜の
イラク人及び数千の米国の青年の命を奪った訳ですから、本来であれば醜態じゃ済まされない筈です。)
>>ハリウッドと違って、まだ黒人大統領には抵抗あるんですかね
確かに、映画やドラマは黒人大統領ばっかりですねえ。何度か書きましたが民主党の
有力候補の一人バラク・オバマ上院議員は黒人系です。彼の感動的な演説のさわりはこちら
"I stand here today, grateful for the diversity of my heritage, aware
that my parents' dreams live on in my two precious daughters. I stand
here knowing that my story is part of the larger American story, that
I owe a debt to all of those who came before me, and that, in no other
country on Earth, is my story even possible."
> 勝手にインタビューを捻じ曲げないで下さい。まず注意して読めばすぐにわかりますが、
> かれはイラク戦争に反対していません(I am not opposed to war.) イラクから撤退するな
> とも言っています(a precipitous withdrawal would be a mistake.) また一将校に成り下
> がってアフガニスタンで喜んでタリバンとアルカイダをぶっ殺す(I would gladly have
> traded my general's stars for a captain's bars to lead our troops into Afghanistan
> to destroy the Taliban and al-Qaeda.)とも言っていますから、先制攻撃や侵略戦争を
> 否定するどころか肯定しています。
・アフガン戦
本質的なコメントがありませんね。Ken さんが重要視している ABC/BBC の調査ですが、攻撃側
である米英の実施した調査結果を見て、喜んでいるのはやはりかなりお目出度いと思います。
ご紹介の調査が、どこのどのような母集団(1,036名)に対して実施された調査か存じませんが、
アラブ系のメディアが伝えるアフガニスタンの様相は米英メディアの伝えるそれとは随分違った
ものです。ここで詳しくは述べませんが、アルジャジーラの Web site を見てみると Afghanistan
について、次から次へと悲惨な状況を伝えるニュースが出てきます。一度ご覧下さい。
ABC/BBC の調査にケチを付ける訳ではありませんが、アルジャジーラにしても米英のメディアに
してもどちらのメディアも偏向していますので、第 3 者が意見を述べるためには双方及び他の
メディアの情報も参照する必要がありましょう。専ら米英のメディア、それもご都合主義的な
選択をしているのはちょいとお寒いですね。因みに Ken さんの紹介された Washington Post 紙
の記事にて参照されている Newsweek(2006/10/02) 及び Los Angeles Times 紙(2006/10/31)
の記事をを読むと、米国のメディアでさえ、一層混迷するアフガニスタンの状況を伝えていること
が分かります。大変とは思いますがご一読をお勧めします。Washington Post 紙はこれらの報道
に対するカウンターとして書かれたものです。
"The reason why 9/11 is not mentioned on Usama Bin Laden's Most Wanted page is because
the FBI has no hard evidence connecting Bin Laden to 9/11.”
( 指名手配書に「9.11」を記載していないのは bin Laden と 「9.11」を結びつける確証がないから )
>>526, >>527
ご意見を纏めると、無名メディアの無名記者が書いた記事だから信用ならない、ということに
なるようです。相変わらず論点がボケていますね。ポイントはどのメディアの誰の記事か、と
いうことではなく、FBI の主任広報官の回答にあります。
その後、他のメディア( Washington Post 紙 )が追跡報道をしていますが、FBI の当該回答、即ち、
"The reason why 9/11 is not mentioned on Usama Bin Laden’s Most Wanted
page is because the FBI has no hard evidence connecting Bin Laden to 9/11.”
( 指名手配書に「9.11」を記載していないのは bin Laden と 「9.11」を結びつける確証がないから )
は否定されていません。( Washington Post 紙は bin Laden と 9/11 は関連があるという立場
[ 2004年に本人から声明が出ていますので当然の立場ですが ]で、反論を載せていますが、
FBI 主任広報官の上記回答そのものは否定されていません。 )
>>526, >>527 を拝見すると、初出の記事・記者に対する中傷に終始していますが、「事の本質」
即ち、アフガニスタン侵攻の時点で米国政府は bin Laden 関与の確たる証拠を持っていなかった
とする主張には全く触れられていません。Ken さんの辛い状況がヒシヒシ伝わって来るような
投稿ですが、そんなに思い詰めなくても良いのに....
>>530FBI 主任広報官の上記回答そのものは否定されていません
ってそりゃ当たり前ですよ。否定してないんじゃなくて黙殺してるだけですよ。
私と違って、テロと戦うFBIにトンデモ左翼の相手してる暇なんてないですよ。
しかし、同報道官は
They could add 9/11 on there, but they have not because they don't need to at this point. . . .
9/11を加えてもいいんだけど、今はその必要がないからまだしてないだけ、と
エドに対する発言そのものは否定していなくても「FBIは未だに彼(ビンラディン)が
関与しているという確証を持っていない」などとは考えていないことは容易に
分かります。ちなみにこのTheyという他人行儀な言い方からも彼は細かい事情を
知りえない電話番にしか過ぎないことがよく分かります。じゃあ、どうして9/11が
言及されていないのかって話ですよね。彼はThere is a logic to it.(事情が
あるから)としか言ってないのですが、まずすぐに思いつくのは起訴されていないから。
これはWPの記事の中でそれが被疑者の権利を保護するためだと、98年の廉でビンラディンを
起訴した元連邦検察官が説明しています。じゃあ、なぜ起訴されていないのか。
ビンラディンはすでに別件で起訴され指名手配されているから新たな容疑を加えなきゃ
いけない積極的な理由がないこと、さらに、起訴を通して証拠を開示することに
何らかの不都合があることも予測されます。その辺のことを含めて「事情」と
言っているのでしょう。
さて、>>526, >>527 では初出の記事・記者を中傷し、>>532、>>533 では今度は FBI側を
「 電話番 」 とすることで内容の信憑性を貶めようとしているようですね。Ken さんの
辛いお立場が透けて見えてしまいます。
初出の記事及び Wikipedia では本件に対する FBI 担当者を
(Mr.) Rex Tomb, Chief of Investigative Publicity for the FBI ( FBI 調査広報局長 )
と記しており、また Washington Post 紙では
FBI spokesman (Mr.) Rex Tomb (FBI スポークスマン)
と記しています。いずれにしても、Washington Post 紙が FBI の真意を正すのに、「 電話番 」
などにインタビューしないことは自明です。そんな事に気付きませんか? 更に、蛇足ですが
Spokesman が組織を表す場合に "they" や "it" と云う言葉は良く使います、代弁者ですから。
ということで残念ながら、>>532, >>533 もレベル的には >>526, >>527 と殆ど変わらぬ底の
浅いものです。また >>534 は再び初出の記者に対する Ken さんの感想が連綿と綴られており
ます。繰り返しになりますが、本件で重要なのは、FBI 側の回答であって、その記者に対する
Ken さんの感想ではありません。FBI 側の回答は Washington Post 紙でも Wikipedia でも
修正されることなく、キチンと書かれていますので、ここで、初出の記者を中傷しても何にも
なりません。第一私自身彼に肩入れしている訳でも何でもありません。それにも拘わらず、
Ken さんはポイントを避け、記事・記者への攻撃に一所懸命のようです。なんだか痛ましい
印象を受けますね。
なかなかこちらの意図をご理解戴けないようですね。私は FBI が bin Laden と 9.11 を
切り離しているなんて、毛頭考えていませんよ。ご紹介の web site を見るまでもなく、
FBI が bin Laden と 9.11 を関連付けていることは最初から承知しています。恐らく
私の >>509 の書き込みを見て、『 Jackal は FBI が bin Laden を 9.11 の首謀者と確信
できていない 』と主張している、とお思いなのかも知れませんね。FBI のスポークスマン
の発言は >>525 で Ken さんが書いているように
“The FBI gathers evidence. Once evidence is gathered, it is turned over to the
Department of Justice. The Department of Justice then decides whether it has
enough evidence to present to a federal grand jury. In the case of the 1998
United States Embassies being bombed, Bin Laden has been formally indicted and
charged by a grand jury. He has not been formally indicted and charged in connection
with 9/11 because the FBI has no hard evidence connected Bin Laden to 9/11.”
いや、だから私の反論は起訴されていないのは別な理由も考えられるってずっと
言ってんじゃん。>>542で引用した英文の【日本語訳】のうち「FBI としては関連を
確信している」はJackalさんの脳内変換ですよね?なぜかというと報道官は一度も
「FBI としては関連を確信している」とは言ってないですよね?むしろ逆に"FBI
has no hard evidence connecting Bin Laden to 9/11."と一貫して逆のことを
言ってますよね?この報道官は自分の思い込みで起訴しないのはFBIには証拠が
ないからだ、と発言した可能性はどうやって否定するんですか?
さらに、もう一人のFBIの発言
"The evidence linking Al-Qaeda and Bin Laden to the attacks of September 11
is clear and irrefutable."
はJackalさんも正しいとしているんですよね?つまり、Jakcalさんも9/11とビンラディンの
関連は明確で反駁しようがないと信じているんですよね?そして、このどうみても
矛盾する二つのFBIの言い分はJackalさんはどちらも正しいとしているんですよね?
前者に「起訴に足る」という前提条件をつけることによって。ほんと、左翼の
頭はどんなつくりになっているのか、理解不能ですよ。
>>Taliban 側はもうちょいで bin Ladenを引き渡す寸前まで来ていました。
脳内返還前の情報に興味がありますね。まさか、またタリバンの言い分を鵜呑みに
なんかしてないですよね?
⑦ >アナン国連総長も武力行使には新たな決議は必要ないと言ってたし。
見つかりましたか? またお得意のデタラメかなぁとも思ったのですが、私の不勉強かも
知れないのでお尋ねしました。Afghanistan 侵攻に係る米国の拠り所の一つは国連決議1368号
1373号辺りと思いますが、これも例によってご都合解釈だし、" The UN Security Council did
not authorize use of force on Afghanistan by any new resolution subsequent to the
September 11 attacks." とも矛盾するし、おかしいなぁと思っています。
なのでどこでそんな発言をしているのか、是非とも教えて下さいな。感謝します。
⑧ >そういうの全然感じないですよね。対テロ戦争がなかったら税金もう少し安かったのかなあ、
>とかWWIIってどんな感じだったのかなあって考えるぐらいです。
つまり、Ken さんの身の上で状況を感じることが出来ないので、>それは間違ってます、
なあんて事実を無視した能天気なご意見になったって訳ね。了解。ところで Ken さんのご意見
の中にはそういうのって他にも結構あるのかねぇ?
⑦④で「Wikipedia を盲信している訳ではありませんが」と断って油断させつつ
"The UN Security Council did not authorize..."とWikipediaをつまみ食いし
「またお得意のデタラメ」と事実無根の名誉毀損をするわけです。左翼は意図的に
ミスリーディングしますから、注意深く騙されないようにしなければなりません。
Jackalさんが読まなきゃいけないのは、その一段落前ですよ。Jackalさんが他人に
何かを読めと要求するのは、Jackalさんが98年の爆破事件とその後のタリバンと
国際社会の反応を勉強してからですよ。
矛盾点を指摘されてやむを得ず、「電話番」から「報道官」に格上げしたようだけど、今度は
一般市民との窓口ですか...いやあ Ken さんのご都合で業務内容をコロコロ変えられてしまう
Chief of Investigative Publicity for the FBI も立場ないね。日本語での適訳は難しいですが
敢えて訳すとFBI 調査広報局の局長ですかね。まあ FBI の顔ともいうべきポジションの局長が
内部の事情も知らずに啓蒙家さんよろしくペラペラ無責任なことを話す、というのは如何にも無理
があるね。Ken さんの妄想はひたすらそっちの方に飛んでいるみたいだけど。それとね、これも前
に書いたけど、FBI の真意を探ろうとする Washington Post 紙が何故そんな「 不適任 」の人間
に取材をするのかね?
去年の 6 月初旬に最初の報告がなされてから、同スポークスマンの発言は随分と話題になった。
Google で検索すると彼の発言がいろいろなところで参照されていることが分かる。Wasington Post 紙
が追跡記事を載せたのが 8 月末。この 2ヶ月半の期間に同スポークスマンがどのような立場に置
かれたか、想像に難くない。Washington Post 紙では彼は自分の前言を否定はしないで、
"They could add 9/11 on there, but they have not because they don't need to at this point. . . .
There is a logic to it."
「やろうと思えばできたけど、今はその必要がないので未だやっていない... 訳があるんだ。」
とだけ回答している。如何にも弁明という感の拭えない言い方である。 Washington Post 紙
はそれ以上突っ込むことはしないで、恐らくその 「訳( logic )」 の推定として、弁護士の
コメント、つまり
"the issue is a matter of legal restrictions and the need to be fair to any defendant"
「法律面の制約と被告に対する公平性要求に関する問題」を載せている。同弁護士は大使館爆破事件
を担当した弁護士だから、Ken さんのように妄想に捕らわれずに素直に解釈すると、彼の頭の中では
大使館爆破事件と「 9.11 」を対比して、そこに起訴に持って行く上での法律面の難しさを認め
ていると考えられる。これは、とりもなおさず、スポークスマンが最初に語ったこと、即ち、
「司法省を確信させるに足る」hard evidence がない、ということと符合しますね。
クラウセヴィッツが言うように戦争というのは外交の延長でしかなくて、ドンパチする
だけが能じゃない。Flowerさんには日本側最後通牒の全文を読んでみることを
お勧めします。ちっとも最後通牒じゃないですね。翌日のルーズベルトのThe day of infamyの
名演説でこき下ろされるわけです。それで、駐日米大使が奇襲の後、正式な日本の
宣戦布告をねだったとかとかいう話だったと思います。