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戦争、政治犯罪、国家犯罪などについて
503
:
Ken
:2007/02/07(水) 04:24:10
>>日本に恩を売ることで中国の権益を横からかっさらおうという意図
私のような親米はね、日露戦争後の桂−ハリマン提案が歴史の分かれ目だったと
考えるわけです。これは日露戦争の勝利により満州鉄道の権益を日本は得ましたが
米国の鉄道王がこれを日米共同で経営しようという提案です。鉄道経営の経験が
ない桂内閣は諸手を挙げて賛成しましたが、ポーツマス会議をうまくまとめて
意気揚々と引き上げてきた外相小村寿太郎が猛烈に反対して潰してしまいました。
曰く日本人の血と引き換えに得た権益を第三者においそれと渡すわけにはいかないと。
それはそれで筋が通っていますが、ポーツマス条約は彼の手柄ですからね。それが
値引きされるのは自分の面子に関わるから反対したのだという人もいます。もしも
この提案が実現していたら日米は満州という権益を共有することになるわけですから
対立する代わりに蒋介石やソ連に共同して対処することができたわけです。戦後の
冷戦体制を先取りした形ですね。
歴史は繰り返すといいますが、日米開戦前夜にも全く同じことが起きます。日米
交渉は日米諒解案というハルノートと比べて日本にとって破格の好条件でいったん
まとまりかけたのですが、これまた欧州から三国同盟と日ソ不戦条約を引っさげて
意気揚々と引き上げてきた外相松岡洋右が猛烈に反対して潰してしまいました。
またもや、自分の手柄・面子を日本の国益に優先させたわけですよ。なんとも
残念な話です。
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