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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ
2247
:
OS5
:2023/11/15(水) 19:25:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/b806fa185a8690821d9ed3ac0cad50fa09dbc994
アルメニア、露主導同盟の首脳会議欠席へ 「ロシア離れ」進む
11/15(水) 17:36配信
産経新聞
南カフカス地方の旧ソ連構成国、アルメニアのパシニャン首相は14日、ベラルーシのルカシェンコ大統領と電話会談し、ベラルーシの首都ミンスクで23日に予定されているロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」の首脳会議に出席しないことを伝えた。タス通信が報じた。アルメニアのCSTO首脳会議の欠席は初という。最近顕著化しているアルメニアの「ロシア離れ」が改めて鮮明になった。
アルメニアはパシニャン氏の首脳会議欠席について「CSTO諸国の理解を望む」とする声明を出した。欠席理由は明らかにしなかった。ルカシェンコ氏はパシニャン氏に「結論を急がず、(CSTOの)結束を乱す行為は熟慮すべきだ」と再考を促したという。
ペスコフ露大統領報道官は14日、首脳会議は重要行事だとし、アルメニアの欠席は「遺憾だ」とした。
アルメニアは2020年秋に係争地「ナゴルノカラバフ自治州」を巡って起きた隣国アゼルバイジャンとの紛争で、アルメニアに不利な形での停戦を仲介したロシアに不満を強めた。
アルメニアは今年、CSTO合同軍事演習の自国開催を拒否。5月のCSTO国防相会合にも出席しなかった。9月にはベラルーシで行われたCSTO合同演習に参加せず、米国との合同演習を実施。さらに10月にはロシアの反発を無視する形で、プーチン露大統領に逮捕状を出している国際刑事裁判所(ICC)に加盟することを決定した。
2248
:
OS5
:2023/11/16(木) 19:20:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/e46c1087e9dddaca2f8dc7c18a250202b0ba9f20
アルメニア首相「他のパートナー探す」 ロシア離れ加速、欧米へ接近
11/16(木) 11:56配信
毎日新聞
議会で演説するアルメニアのパシニャン首相=アルメニアの首都エレバンで2022年9月13日、PAN Photo・ロイター
旧ソ連アルメニアのパシニャン首相は15日、武器や装備を獲得するために「安全保障上のほかのパートナーを探す必要がある」と述べた。ロシア通信が伝えた。23日にベラルーシで開催されるロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)の首脳会議を欠席する意向をすでに明らかにしており、「ロシア離れ」を加速させている。
アルメニア首相府によると、パシニャン氏は14日、ベラルーシのルカシェンコ大統領との電話協議で、CSTOの首脳会議に参加できないと伝えていた。これを受け、ペスコフ露大統領報道官は遺憾の意を表明。ロシア紙RBKによると、パシニャン氏は15日開催の国会で、CSTOが「アルメニアの安全保障上の要請に適切に対応していない」と指摘した。
アルメニアは隣国アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフを巡る紛争で、CSTO加盟国であるにもかかわらずロシアの支援を得られなかったことに以前から不満を募らせていた。今年9月にアゼルバイジャンが大規模な軍事行動を起こした際もロシアは支援に動かず、アルメニア側は事実上、敗北した。
ロシアとの距離を置く動きが顕著になっており、10月にはウクライナでの「特別軍事作戦」に絡みプーチン露大統領に逮捕状を出している国際刑事裁判所(ICC)の加盟に必要なローマ規定を批准。また、キルギスで開かれた旧ソ連諸国で構成する独立国家共同体(CIS)の首脳会議を欠席した。一方で、9月に米国と合同軍事演習を実施し、10月にはフランスと防空ミサイル購入の契約を結ぶなど欧米への接近を強めている。【山衛守剛】
2249
:
OS5
:2023/11/22(水) 14:17:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/54d1f5b446d1dd4261ac6784a8c58a78f682041b
東欧 ウクライナ国境を車体で「封鎖」相次ぐ トラック運転手ら不満
11/22(水) 5:19配信
毎日新聞
ポーランドとウクライナの国境付近で駐車されているウクライナのトラック=ポーランドで2023年11月19日、ロイター
東欧のスロバキアで21日、トラック運転手らがウクライナとの国境検問所につながる道路を車体で封鎖した。ロイター通信が報じた。ロシアの侵攻を受けるウクライナの輸送業者は欧州連合(EU)への入域許可を特例として免除されているが、周辺国の運転手らの間で「仕事を奪われている」との不満が蓄積。ポーランドでも今月上旬以降、ウクライナとの3カ所の国境検問所につながる道路が封鎖され、約3000台が足止めされる事態になっている。欧州連合(EU)やウクライナ、周辺国が対応を協議している。
報道によると、スロバキア東部の国境付近で21日昼ごろに道路の封鎖が始まった。運送業者の組合は関与しておらず、少数の運転手らによる独自の動きだとみられる。封鎖された道路は、スロバキアとウクライナの間で大型車両が通過できる唯一の検問所につながっており、一部を除いて越境が妨害されている。
ポーランドやスロバキアの運送業者らは、ウクライナ側に対する特例措置の一部制限などを求めている。東欧諸国では、ウクライナ産穀物の流入による農業への打撃についても不満がくすぶっている。【ワシントン秋山信一】
2250
:
OS5
:2023/12/05(火) 11:57:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a05bb47594f717f192132b2d65ac758b3d78a28
ロシア軍少将が死亡か、ウクライナ侵略開始後「将官」7人目…死亡の状況は情報錯綜
12/5(火) 11:12配信
読売新聞オンライン
11月30日、ウクライナのキーウ近郊で対空砲を操作するウクライナ軍=ロイター
ロイター通信によると、ロシア南西部ボロネジ州知事は4日、ウクライナに侵略しているロシア軍の少将が死亡したことをSNSで明らかにした。英BBCロシア語版などの集計によると、昨年2月の侵略開始後、露軍将官の死亡は7人目という。
少将はウクライナ侵略に歩兵などの部隊を派遣している露海軍北方艦隊に所属する。少将が死亡した状況を巡っては情報が錯綜(さくそう)している。
ウクライナの英字ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」などは、東部ハルキウ州イジューム周辺で地雷を踏んで死亡したと伝えている。少将が副司令官を務めていた部隊が配置された南部ヘルソン州ドニプロ川東岸で死亡したとの見方もある。
露軍は侵略初期に将官を相次いで失った。兵士の士気低下などで、自ら前線での戦闘に参加し死亡した事例もあった。今年6月には南部ザポリージャ州で、ウクライナ軍の大規模な反転攻勢に対する防衛戦を指揮していた少将が戦死した。
2251
:
OS5
:2023/12/06(水) 21:44:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/084460d5de6861a2898f62322222468eb9208291
北方領土から初のロシア本土便 択捉島から極東ウラジオストクに
12/6(水) 19:45配信
共同通信
択捉島・紗那の空港でウラジオストク行き便のチェックインをする乗客ら=6日(島民提供、共同)
【モスクワ共同】ロシアが実効支配する北方領土・択捉島の紗那(ロシア名クリーリスク)から初めてとなるロシア本土への定期旅客便が6日、極東ウラジオストクに到着。北方領土便はこれまでサハリン島と結んできた。
クリーリスク当局幹部は第1便出発前、島民の本土アクセス改善に加え、本土からの「新たな観光客に扉を開く」と期待を示した。乗客の主婦マリアさん(30)は「親戚を訪問し、クリスマス用の買い物をする」と話した。復路便は7日の予定。
ロシアのオーロラ航空が運航し、機材は70席のボンバルディアDHC8―Q400。週1往復で、運賃はロシア政府の補助金を受けて片道2千ルーブル(約3千円)から。
2252
:
OS5
:2023/12/11(月) 10:34:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3f8857e3edebcdd83b36d99c54e190f665f7b7
ウクライナ侵略、完遂の意思示す プーチン氏、大統領選出馬表明で
12/11(月) 7:23配信
産経新聞
ロシアのプーチン大統領が8日、来年3月の次期大統領選への出馬を表明したことは、戦闘の泥沼化にもかかわらずウクライナ侵略を目標達成まで続けるとする意思の表れだとみられる。選挙で圧勝を演出し、侵略やウクライナ東・南部4州の一方的な併合を「民意」として正当化する思惑もあるもようだ。
プーチン氏は8日、国内式典で出席者から大統領選への出馬を求められた。プーチン氏は過去に不出馬を検討したこともあるとした上で「だが今日、別の選択は許されない。大統領選に出馬するつもりだ」と述べた。「今日」とはウクライナ侵略が続いている現状を指すのは明白だ。当選すれば通算5期目となる。
プーチン氏は対ウクライナ戦の開始を宣言した昨年2月の演説で、ウクライナの親欧米派勢力の排除を意味する「非ナチス化」や北大西洋条約機構(NATO)加盟阻止を指す「非軍事化」を目標に掲げた。その後も「作戦は目標達成まで続ける」と繰り返してきたが、現時点で目標達成のめどは立っていない。
プーチン氏は面目にかけてもウクライナにロシアの要求を認めさせる必要に迫られており、大統領を続け、引き続き軍の指揮をとる意思を示したとみられる。ウクライナ軍の反攻が停滞し、占領地域を奪還されて自身の威信に傷がつく恐れが減退したことも、出馬表明を後押しした可能性がある。
ロシアは次期大統領選の投票を昨年9月に一方的に併合を宣言したウクライナ東・南部4州でも行うとしてきた。プーチン氏の勝利を併合の「正当性」をアピールする材料にも使う見通しだ。
2253
:
OS5
:2023/12/12(火) 08:52:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ccf4937deb9ad7acc5127ef320295108d4ff7d4
ポーランド下院、トゥスク元首相を新首相に選出 親EU路線に転換へ
12/12(火) 8:12配信
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産経新聞
【ロンドン=黒瀬悦成】ポーランド下院は11日、先の総選挙で過半数を獲得した野党勢力を率いるトゥスク元首相を新首相に選出した。トゥスク氏は組閣に着手し、早ければ13日にも同氏を首班とする連立政権が発足する。8年間にわたり強権政治を展開してきた保守系の「法と正義」(PiS)は野党に転落する。
10月15日実施の総選挙では、PiSが第1党となったものの過半数に届かなかった。ドゥダ大統領はPiSのモラウィエツキ首相に組閣を要請し、11月27日に新政権が樹立された。
だが、PiSと連立を組む政党は現れず、野党勢力はこの日、トゥスク氏を首相に選ぶのに先立って内閣信任投票を否決した。
トゥスク氏率いる「市民プラットフォーム」を基盤とする中道の野党連合「市民連立」は総選挙で第2党となり、中道連合の「第3の道」、「新左派」と合わせて過半数を確保。野党勢力は先月10日、連立政権を樹立する方針で正式合意していた。
トゥスク氏は2007〜14年にポーランド首相を経て、14〜19年に欧州連合(EU)大統領を務めた。同氏は、EUと対立してきたPiS政権の政策を転換し、EUとの協調路線を進める。
野党勢力は具体的な政策協定も締結し、エネルギー政策について従来の石炭火力重視を転換し、2030年までに全体の最大70%を風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーに切り替えるとしている。
野党勢力はまた、PiS政権下での厳格な人工妊娠中絶の規制といった社会政策を見直す方針だ。
また、PiS政権下で悪化したウクライナとの関係を修復し、ロシアに侵略されたウクライナに対する軍事・経済支援の強化に向けて欧州諸国と足並みをそろえていく見通しだ。
2254
:
OS5
:2023/12/18(月) 09:47:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/67db690559847082d6b9192c56cb140ab36bbc06
中道右派与党が勝利 野党結集及ばず セルビア議会選
12/18(月) 7:48配信
時事通信
旧ユーゴスラビア構成国セルビアの国民議会(一院制、定員250)選挙が17日に投開票され、中道右派セルビア進歩党を中心とした連立与党が過半数を獲得する見通しとなった。
5月に相次いで起きた銃乱射事件を受けて政府への批判が高まり、野党は「暴力への反対」を掲げて結集し不満の受け皿を目指したが、及ばなかった。
出口調査に基づく現地からの報道によると、進歩党の得票率は単独で5割近く。野党連合は2割強だった。AFP通信によれば、進歩党のブチッチ大統領は記者団に「われわれは過半数を獲得する」と勝利に自信を示した。
2255
:
OS5
:2023/12/18(月) 18:06:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cbef9a091fd19063c6e53e334297422b7f90f43
ロシア与党、全会一致でプーチン氏推薦 「無所属」で大統領選に
12/18(月) 13:33配信
時事通信
17日、モスクワで開かれたロシアの政権与党「統一ロシア」党大会で演説するプーチン大統領(AFP時事)
ロシアの政権与党「統一ロシア」は17日、モスクワで党大会を開き、来年3月の大統領選でプーチン大統領を推薦することを全会一致で決めた。
プーチン氏は今月8日、通算5選を目指して出馬すると宣言。ウクライナ侵攻の中で圧勝が確実な「無風選挙」で、形式的な手続きが着々と進んでいる。党派を問わず国民の支持を集めるため、これまでと同様「無所属」で選挙に臨む。
プーチン氏は演説で「ロシアが今後も主権を持った自主独立の大国であり続けるか、あるいは全く存在しなくなるかのどちらかだということを、決して忘れてはならない」と指摘。侵攻で激化した西側諸国との対立が、自国の存亡を懸けたものだと主張した。
また「一部の国のように、ソーセージ(経済面の利益)と引き換えに主権を放棄して他国の衛星国になることはできない」と強調。西側諸国による制裁が続く中、自立した経済を目指す考えを表明した。
大統領選は今月上旬、上院と中央選管が期日を決定したことを受けて選挙運動がスタート。統一ロシアに続いて政権に従順な「体制内野党」も、民主的選挙を演出する目的で候補を擁立するなどの対応を月内に確定する見通しだ。
プーチン氏の推薦人団体は16日、モスクワのコンサートホールで会合を開き、同氏の無所属での立候補を支持すると全会一致で決定。推薦人には、ペスコフ大統領報道官の妻でフィギュアスケート・アイスダンス金メダリストのタチアナ・ナフカ氏らが名を連ねた。会合では、政権が重用する人気歌手シャマンさんを中心に国歌斉唱が行われた。
2256
:
OS5
:2023/12/19(火) 08:48:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/b524bcc0d80db63ae9bf67eccdb42fb4b0124167
対立候補選び大詰め プーチン氏「無風」も競争不可欠 ロシア大統領選まで3カ月
12/19(火) 7:05配信
時事通信
ロシアのプーチン大統領=17日、モスクワ(AFP時事)
ウクライナ侵攻を続けるロシアで、来年3月に行われる大統領選まで3カ月を切った。
プーチン大統領(71)は今月8日に通算5選出馬を宣言し、18日に中央選管に正式に届け出た。事実上の無風選挙で「いかに圧勝するか」が焦点。それでも政権の正統性を主張するには形式的でも「競争」が不可欠で、対立候補の選定が大詰めを迎えている。
◇今回も無所属で
「万歳」。16日に開かれた推薦人団体の会合で、プーチン氏の出馬が全会一致で支持されると、会場に歓声が響いた。政権与党「統一ロシア」は17日に推薦を決めた。
西側諸国から「権威主義的」「独裁者」と批判されるプーチン氏にとって、得票数で「民意」を示すのが至上命令。それには対立候補との競争を演出して、投票率を引き上げる必要がある。さらに、超党派の支持を集めるため、今回も無所属で出馬する。
◇50歳未満は不可
一方、圧勝へのお膳立ても抜かりない。独立系メディア「メドゥーザ」は8月、大統領府が対立候補の条件を「50歳以上」に設定したと報道。「プーチン氏が年寄りに見えないように」という配慮だ。
プーチン氏が最初に大統領になったのは47歳。当時は若さが「売り」の一つだった。政権を批判してきた反体制派指導者ナワリヌイ氏(47)は、2018年の前回大統領選で立候補を却下され、今や獄中にあるが、年齢でも出馬の道を閉ざされることになる。
◇民主的とアピール
13日付の経済紙ベドモスチは、政権に従う「体制内野党」の候補が固まりつつあると報道。最大野党・共産党は20年前に出馬したハリトノフ下院極東・北極圏発展委員長(75)、極右・自由民主党は党首のスルツキー下院外交委員長(55)を月内の党大会で擁立する見通しという。
左派「公正ロシア」は前回と同様、独自候補を立てずプーチン氏を推薦する方針だ。
「対立候補と競い、国内法に合致する形で行われなければならない。内政干渉も阻止する」。プーチン氏は15日、体制内野党の幹部らと会談。ナワリヌイ氏ら反体制派弾圧で国際社会の批判を浴びる中でも「民主的な選挙」をアピールした。
2257
:
OS5
:2023/12/22(金) 09:48:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/284946fd6edba0548e66210e90d3073feed85745
ロシアで卵の価格が急騰、ばら売りに市民が行列…プーチン大統領が「政府の失敗」認め謝罪
12/22(金) 9:29配信
読売新聞オンライン
スーパーで卵を買い求める女性(13日、ロシア・サンクトペテルブルクで)=ロイター
ロシアで鶏卵の価格が急騰し、プーチン政権が価格の沈静化に躍起になっている。鶏卵価格を巡っては、プーチン大統領が今月14日の国民との「テレビ対話」で「政府の失敗」を認めて陳謝したばかりだ。露政府は国民の不満がプーチン氏本人に向かわぬようにトルコなど周辺国から卵の輸入を増やすなど対応に追われている。
独立系メディア「メドゥーザ」によると、今年11月の卵の全国平均価格は、前年同月比で40・3%値上がりした。地方都市では、卵が1個ずつばら売りされ、市民が行列を作っている。ロシアのウクライナ侵略に伴う米欧の経済制裁で家禽(かきん)用飼料の仕入れ先が限定され、生産コストが上昇したという。
タス通信によると、露政府はトルコやアゼルバイジャンから輸入を拡大し、卵の輸入関税を半年間、ゼロにする措置を取ることを決めた。露当局は、一部の鶏卵業者が価格をつり上げるカルテルを結んだ疑惑があるとして捜査も開始しており、鶏卵業者に責任を転嫁する姿勢もにじむ。
2258
:
OS5
:2023/12/24(日) 19:22:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/686d4a205265829805c211e60b89fbf49ee4a430
シングルマザーの大統領選立候補を拒否、プーチン政権が支持の広がり危惧との見方
12/24(日) 17:15配信
読売新聞オンライン
エカテリーナ・ドゥンツォワ氏=ロイター
ロシアの中央選挙管理委員会は23日、来年3月のロシア大統領選への出馬を目指していた無所属の女性候補エカテリーナ・ドゥンツォワ氏(40)の立候補届け出の受理を拒否した。ドゥンツォワ氏がSNSで明らかにした。
AP通信によると、書類に人名の誤字など100以上の不備があったことが理由だという。ジャーナリストで子供3人を育てるシングルマザーのドゥンツォワ氏は「平和で友好的なロシア」の実現を訴えており、ウクライナ侵略に批判的な動員兵の母親や妻らの間で支持が広がることをプーチン政権が危惧したとの見方がある。
ドゥンツォワ氏は中央選管の決定を不服として、最高裁に異議を申し立てる予定だ。リベラル系野党のヤブロコに対し、公認候補としての支援を要請するという。ただ、独立系メディア「メドゥーザ」によると、ヤブロコは今回の大統領選に候補者を擁立しない方針を示している。
一方、タス通信によると、プーチン大統領の体制を容認する「体制内野党」で最大野党の共産党は23日、ニコライ・ハリトノフ下院議員(75)を候補に選出した。ハリトノフ氏は、選挙戦でプーチン氏の批判をしないと明言している。左派系野党「公正ロシア」は同日の党大会で、無所属で出馬するプーチン氏への支持を決めた。
中央選管によると、23日までに29人が大統領選への立候補を届け出た。
2259
:
OS5
:2023/12/26(火) 16:34:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/88fbced9f9c0e3981d6d51ba55c49ef3a55ad9bf
セルビア首都でデモ、市議会に突入図る 「盗まれた」選挙に抗議
12/26(火) 15:36配信
(CNN) 東欧セルビアの首都ベオグラードで24日、数千人が集結する反政府デモが起きた。先に行われた総選挙の無効を求めている。国際的な監視団体はこの選挙を「不公正」なものとみなしていた。
デモ参加者らはベオグラードの市議会に入ろうと、旗棒や岩で建物の窓を破壊した。しかし暴徒鎮圧用シールドと催涙ガスを使用した警官隊がこれを撃退した。地元のCNN提携局N1が報じた。
N1によると、24日に発生したデモでは少なくとも35人が逮捕された。議会選と地方選の後、抗議デモは6日間連続で発生していた。
与党・セルビア進歩党は47%の得票率を記録し、解散総選挙に踏み切ったブチッチ大統領は10年に及ぶ自身の権力支配を強化した。セルビアは欧州連合(EU)加盟を目指す一方、ロシアとの緊密な結びつきを維持している。
国際的な監視団体によれば、今回の選挙は「不公正な状況」で行われた。具体的にはメディアの偏向、ブチッチ氏の不適切な影響力、そして「票の買収を含む有権者への威嚇と圧力」があったという。
中道左派の野党連合のメンバーも24日のデモに複数参加し、ブチッチ氏が選挙を盗んだと非難。結果を無効とするよう訴えた。
デモに呼応する形で行った24日夜の演説で、ブチッチ氏はセルビア国民に心配しないよう呼びかけた。「革命が起きることはない」というのがその理由だった。
またデモ参加者の誰も傷つけることのないよう、穏やかに対応していることを示唆した。セルビア国内のメディアが伝えた。
クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官は25日、記者団の取材に答え、ベオグラードでの抗議デモは外国勢力により引き起こされているとの見方を示した。セルビアの不安定化が目的だとしたが、外国勢力を特定はせず、関与の証拠も示さなかった。
プーチン大統領は25日、ブチッチ氏に祝福のメッセージを送った。内容はセルビア国民の「平和と繁栄」を願うものとなっている。
2260
:
OS5
:2023/12/27(水) 23:43:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/adc0b4006c710534b315ed354f447610503a57cf
アルメニア・アゼルバイジャン首脳が会談 9月のナゴルノ紛争後初
12/27(水) 19:50配信
1
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時事通信
26日、ロシア・サンクトペテルブルクで、独立国家共同体(CIS)非公式首脳会議に参加したアルメニアのパシニャン首相(右)とアゼルバイジャンのアリエフ大統領(AFP時事)
ロシア北西部サンクトペテルブルクで、独立国家共同体(CIS)非公式首脳会議に参加したアルメニアのパシニャン首相とアゼルバイジャンのアリエフ大統領が26日、個別に会談した。
アゼルバイジャンが9月に係争地ナゴルノカラバフで軍事作戦を実施し、アルメニア系勢力が事実上降伏して以降、両首脳が会うのは初めて。
インタファクス通信によると、アルメニア高官は「(アゼルバイジャン側と)和平に関する問題を協議した」と説明した。ロシアは会談の場所と機会の提供を通じて仲介した形で、同国のペスコフ大統領報道官は「(両首脳は)和平交渉の最終段階、平和条約の調整に向けて完全に用意ができている」と述べ、緊張緩和を歓迎した。
2261
:
とはずがたり
:2024/01/06(土) 20:03:39
ナワリヌイ氏、西シベリアの刑務所で見つかる 盟友「メールもない」
https://www.asahi.com/articles/ASRDT7QNSRDTUHBI02C.html?ref=tw_asahi
ウクライナ情勢
2023年12月25日 23時20分
所在不明だったロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が、ロシア西シベリア北部のヤマロ・ネネツ自治管区にある刑務所に収容されていることが25日わかった。ナワリヌイ氏の広報担当者がSNSで明らかにした。ナワリヌイ氏は12月6日から所在不明となり、同氏の弁護団が行方を捜していた。
広報担当者はX(旧ツイッター)に「我々はナワリヌイ氏を見つけた。ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所にいる。今日、弁護士が彼と会った。アレクセイは元気だ」と投稿した。
同自治管区は一部が北極圏に含まれる極寒地。ナワリヌイ氏の盟友のイワン・ジュダーノフ氏はXで「永久凍土の地域にある厳しい環境で、たどり着くのも難しい。受刑者向けのメールシステムもない」と投稿した。やはり盟友のレオニード・ボルコフ氏も「世界からの最大レベルの孤立だ」とした。
ナワリヌイ氏はモスクワ東方の刑務所に収容されていたが、弁護士が面会を拒まれた後、所在が不明に。今年8月に「過激派組織の創設」などの罪で禁錮19年の判決を受け、より管理の厳しい刑務所に移されるとみられていた。
2262
:
OS5
:2024/01/22(月) 07:43:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/aca97dd669c7555e67ce73b161173f947d9ffca9
共産党、大統領選で存在感 戦争協力、政権に「従順」 レーニン没後100年・ロシア
1/22(月) 7:02配信
時事通信
21日、モスクワ「赤の広場」で、死去100年を迎えたレーニンの肖像(右)を掲げて献花式に臨む共産党支持者(AFP時事)
ロシア革命を率いた旧ソ連最初の指導者レーニンが死去して21日で100年を迎えた。
ソ連崩壊前に共産党一党独裁は消え、後継のロシア共産党は現在、政権に従順な最大の「体制内野党」に甘んじている。ただ、政権与党「統一ロシア」などの支持を受けたプーチン大統領の圧勝が確実視される今年3月の大統領選で独自候補を擁立するなど、一定の組織力と存在感を残している。
◇次点に警戒心
「永久保存」処置が施されて1世紀となる遺体が安置されている、モスクワ「赤の広場」のレーニン廟(びょう)。共産党は節目の21日に献花を実施。これに先立つ声明で「レーニンの思想は不滅」「大義は生き続ける」と訴えた。
党は今でこそプーチン政権を支え、ウクライナ侵攻は「勝つか負けるか」(ジュガーノフ委員長)が重要だと戦争協力している。しかし、1990年代は下院第1党としてエリツィン政権を脅かし、96年大統領選はジュガーノフ氏が次点の大接戦となった。
今回出馬したハリトノフ下院極東・北極圏発展委員長は、2004年大統領選で次点の候補。昨年12月の党大会で「少なくとも2位を目指す」と述べる一方、プーチン氏に勝つ意気込みかどうかをメディアに問われると「何とも言えない」と言葉を濁した。
共産党はおおむね従順とはいえ、18年に年金改革反対の論陣を張るなど、いつ政権に歯向かうかは分からない。無所属候補として超党派で臨むプーチン氏の圧勝が予想される次期大統領選での得票数は、党勢を示す指標となる。独立系メディアは最近、選挙のコントロールを画策する政権が、2位の座を共産党ではなく極右・自由民主党の候補に与えたい意向と報道。共産党への警戒心が残ることをうかがわせた。
◇プーチン氏からは低評価
「ロシア1000年の歴史で最も傑出した政治家・国家指導者の一人」。現地メディアは没後100年に際し、レーニンをこう描写した。政府系の世論調査でも「レーニンについて知らない」という回答は2%にすぎず、世代や党派を超えて評価されている。
プーチン氏の祖父は、レーニンが最晩年に過ごしたモスクワ郊外の別荘で料理人を務めていたとされる。プーチン氏とレーニンのつながりを示す逸話が語られるのは、ロシア国民の「レーニン人気」を反映してのことだ。
だが、欧米諸国から「ソ連復活をもくろんでいる」と指摘されることもあるプーチン氏自身のレーニンへの評価は低い。22年のウクライナ侵攻直前の演説では「レーニンがウクライナをつくった」と主張した。ウクライナは旧ロシア帝国の一部だったが、旧ソ連内で共和国の地位を得て、崩壊によって独立したという歴史観を展開。「ロシア固有の領土」だとして侵攻を正当化した経緯がある。
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OS5
:2024/01/29(月) 20:17:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee6c8242c8a3846de576195b2c4f52473c2b00fd
ロシア大統領選挙で唯一の反戦派「候補」、反プーチン支持集める…氷点下8度の中で署名の列
1/29(月) 17:48配信
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読売新聞オンライン
ナデジュジン氏=AP
3月のロシア大統領選の立候補予定者で唯一ウクライナ侵略に反対する元下院議員ボリス・ナデジュジン氏(60)が、反政権派の支持をじわりと集めている。通算5選が確実視されるプーチン大統領の批判票の受け皿に押し上げようと、出馬に必要となる署名に訪れた人々の行列が連日各地にできた。露当局が出馬を認めるかどうかが焦点になる。
ナデジュジン氏は中道右派政党「市民イニシアチブ」から擁立された。ウクライナ侵略は「致命的な誤りで破滅的な決定だ」と訴える。プーチン政権を批判し、2015年に暗殺されたボリス・ネムツォフ元第1副首相の顧問を務めていた。
氷点下に冷え込むモスクワで、反戦を訴えるナデジュジン氏の出馬を実現させようと署名する人々(22日)
22日昼過ぎ、氷点下8度のモスクワ中心部。ナデジュジン氏の事務所前では約50人が行列をつくり、署名を待っていた。大学生のクリスティーナさん(20)とマリアさん(20)は「他に投票したい候補がいない」と危機感を抱いたという。
ロシアではウクライナ侵略に関する抗議活動が原則禁じられ、露軍への批判も非合法化されている。署名は事実上「反戦リスト」になり、当局に報復される恐れがある。しかし、クリスティーナさんは「自分の声を届け、現状を変えたい」と語った。
独立系世論調査機関レバダ・センターの昨年11月調査では、ウクライナ侵略を「支持する」との回答が74%を占めた。プーチン政権は侵略開始後、言論統制を強めており、ロシア社会で反戦を公言するのは容易ではない。
それでも署名の輪が広がり、ナデジュジン氏の陣営は26日、約20万人の署名を集めたと発表した。出馬には10万人を上回るなど条件を満たした署名が必要で、1月末が提出期限となっている。中央選挙管理委員会が署名の有効性を検証し、出馬の可否を決める。
大統領選は3月15〜17日の3日間、投票が行われる。プーチン氏は高い投票率の下で圧勝し、ウクライナ侵略への「国民の信任」をアピールしたい考えとみられる。投票率アップには一定の対抗馬が必要だが、ナデジュジン氏の出馬で反戦世論が極度に高まる事態もプーチン氏は容認できない。脅威と映れば、露当局が書類の不備などを理由に出馬を認めない可能性がささやかれる。
年金生活者のウラジーミルさん(71)も、ナデジュジン氏の出馬に署名した。貧困にあえぎ、やむなく軍に志願して前線に向かった知人がいるという。「仮にナデジュジンが不出馬でも投票に行く。誰かが私の名前でプーチンに入れないよう無効票にする」と話した。
プーチン氏批判の急先鋒(せんぽう)で収監中の反政権指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏らもナデジュジン氏を支援する。英紙フィナンシャル・タイムズは「ほとんどの反戦運動家が投獄されるか、亡命するか、死亡した。残された選択肢がナデジュジン氏だ」と指摘した。
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OS5
:2024/01/29(月) 23:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a76c66aaed3a1ada89e1ed8f0d05114bc2f1dbe
ウクライナ、武器調達を巡る59億円の汚職摘発 EU加盟に向け対策強化中
1/29(月) 10:50配信
ウクライナの情報機関である保安局(SBU)は1月28日、同国軍による総額約4000万ドル(59億円)相当の武器購入において汚職を摘発したと発表した。同国が目指している欧州連合(EU)加盟交渉には、汚職対策の強化など広範な法的・経済的基準を満たす必要がある。
ウクライナ保安局(SBU)は、武器購入を巡る汚職を摘発したと発表。その規模は約59億円だという。
SBUによると、国防省の現・元高官や武器製造会社が関与していた。
汚職は2022年8月、ロシアによる侵攻が始まってわずか半年の間に、武器製造会社リビウ・アーセナルとの迫撃砲弾10万発の契約で行われていた。資金は前払いで支払われ、一部は海外に送金されたが、武器は届かなかった。
声明によれば、5人が法的手続きの第1段階「嫌疑通知」を受け、容疑者の1人は国外へ出ようとして拘束された。
発表は28日に行われた。ロシアの侵攻を受け、疲れ切っているウクライナ国内からの反響は必至だ。
同国が望むEU加盟交渉や米国からの資金援助においては、汚職のまん延が問題視されている。
軍内部の腐敗は、ウクライナでは特に微妙な問題だ。昨年は、国防省の食料調達を巡る汚職疑惑で、レズニコフ国防相が監督責任を問われて解任された。
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OS5
:2024/02/01(木) 08:06:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/09e13ab424fdf9bfb2335c9a7b6de13ebaea2105
ゼレンスキー大統領、国民からの信頼厚い軍総司令官を解任か…後任の候補の陸軍司令官らは固辞
1/31(水) 10:54配信
読売新聞オンライン
ザルジニー総司令官=ロイター
英紙フィナンシャル・タイムズと英BBCロシア語版などは30日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、軍制服組トップのワレリー・ザルジニー総司令官に別なポストを提示し、総司令官を解任する方針を直接伝達したと報じた。両氏はこれまでも不協和音が伝えられてきた。ザルジニー氏は代替ポストへの転出を拒否したとされており、曲折する可能性がある。
【写真】ウクライナのウメロフ国防相
報道によると、ゼレンスキー氏は29日、ルステム・ウメロフ国防相を交えてザルジニー氏と会談し、解任する方針を伝えた。国防関連の顧問などへの就任を打診したという。ザルジニー氏の解任について、大統領府や国防省は発表していない。解任に伴う大統領令も出していない。
後任には、国防省のキリロ・ブダノフ情報総局長やオレクサンドル・シルスキー陸軍司令官らが取りざたされているが、いずれも固辞しているという。
ザルジニー氏は2021年7月に軍総司令官に就任し、翌22年2月に始まったロシアのウクライナ侵略への抵抗を指揮してきた。昨年12月の世論調査では、ザルジニー氏を信頼するとの回答が88%で、ゼレンスキー氏(62%)を上回るなど人気が高い。
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OS5
:2024/02/07(水) 16:24:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ea44a0d443c5116bbc76198d7e441ad9b8d55de
ウクライナ、敵に「国民の誇り」塩奪われる…露が岩塩鉱占領で輸出国から輸入国に
2/7(水) 7:00配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
【ヨハネスブルク=笹子美奈子】ロシアの侵略を受けるウクライナが、塩の純輸出国から輸入国に転落した。欧州有数の岩塩鉱がある東部ドネツク州の激戦地バフムト近郊ソレダルをロシア軍に占領されたためで、アフリカから安価な塩の輸入を始めた。塩の純輸入国だったロシアは生産量が増えたが、敵に塩を送る気配はなさそうだ。
ウクライナはロシアによる侵略まで塩の純輸出国で、20か国以上に輸出していた。欧州最大級の製塩所があるソレダルの塩は、国内生産の90%以上を占めていた。ウクライナ国営通信などによると、ソレダル占領で製塩所が生産停止に陥り、西部ザカルパッチャ州の塩鉱床の開発を始めた。
しかし、地質上の問題や財政難などで、運搬用のトンネル建設が頓挫。本格的な稼働には至らず、工事完了まであと1年かかる見込みだという。同州知事が昨年12月、地元メディアに明らかにしたところでは、ソレダルの生産停止後、ポーランドから一時輸入したが割高で、低価格なアフリカ産の輸入に切り替えた。ボルシチなどのスープが食卓に並ぶウクライナでは、味の決め手となる塩へのこだわりが強いという。米紙ニューヨーク・タイムズはソレダルについて「ウクライナ国民の誇りで、食卓の象徴の喪失」と伝えている。
タス通信によると、ロシアの2023年の塩の生産量は前年比10・5%増で国内市場をまかなえる量となり、中国などの友好国への輸出を増やしたという。
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OS5
:2024/02/08(木) 09:06:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/55116ebf0ab82816f001e1a12e06c6b29c47b789
アゼルバイジャンで前倒し大統領選で現職アリエフ氏が「圧勝」で5選果たす
2/8(木) 8:48配信
産経新聞
南カフカス地方の旧ソ連構成国、アゼルバイジャンで7日、前倒し大統領選(任期7年)が行われた。タス通信によると、同国中央選管は7日夜、開票率約54%の時点で現職のアリエフ大統領(62)が約92%の票を獲得したとする暫定開票結果を発表。アリエフ氏が圧勝で5選を確実とした。発表された投票率は約77%だった。
大統領選にはアリエフ氏を含む計7人が出馬。アリエフ氏を除く6人の得票率はいずれも1〜2%程度にとどまった。
2003年から同国大統領を務めるアリエフ氏は昨年12月、本来は来年10月に予定された大統領選を前倒しで実施することを発表。隣国アルメニアとの長年の係争地「ナゴルノカラバフ自治州」を昨年秋に奪還し、国民からの支持が高まった中で再選を果たすことで、自身の政治基盤を盤石にする思惑が指摘された。
アゼルバイジャンは昨年9月、国際法上は同国領であるナゴルノカラバフ自治州で軍事作戦を行い、自治州の主要部を実効支配してきたアルメニア系住民の行政府「ナゴルノカラバフ共和国」に勝利。「共和国」を解散に追い込み、自治州の支配権を回復した。
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OS5
:2024/02/09(金) 22:49:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddbb7d51f649e90b90ebf51472cc3980c48f2411
ゼレンスキー氏、軍司令官を解任 笑顔の写真添え「円満」アピールも
2/9(金) 1:45配信
朝日新聞デジタル
ウクライナのゼレンスキー大統領が2024年2月8日、SNSに投稿したザルジニー司令官と握手する写真=ゼレンスキー氏のSNS投稿から
ウクライナのゼレンスキー大統領は8日夜、ウクライナ軍トップのザルジニー司令官と面会したとSNSで発表した。「ザルジニー司令官に、我々のチームの一員として残ってくれることを提案した」と記し、司令官としては解任を決めたことを示唆した。
ゼレンスキー氏は、ロシアによるウクライナへの全面侵攻が続いた2年間のザルジニー氏の働きについて謝意を伝えたと投稿。その上で「私たちは、ウクライナ軍が必要としている刷新や、誰が新たな指導部の一員になるかを話し合った。そうした刷新の時はいまだ」と書き込んだ。
2人は昨年11月、戦況をめぐって対立が表面化。さらに最大50万人とされる追加動員についても意見の不一致が伝えられていた。
投稿では、ザルジニー氏が提案された具体的な役職や、受諾したかについては触れられていない。ただ、ピースサインをするザルジニー氏と笑顔で握手する画像を添えており、「円満交代」をアピールした。(キーウ=藤原学思)
朝日新聞社
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OS5
:2024/02/10(土) 14:18:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/bda544c61c87d87c5c753a165fb6a54e9aa813b0
ウクライナ、結束にほころび 軍総司令官解任「ロシア利する」 権力闘争の指摘も
2/10(土) 7:15配信
時事通信
ウクライナのゼレンスキー大統領=1月22日、キーウ(キエフ)(EPA時事)
【キーウ時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、軍トップのザルジニー総司令官を解任した。
【写真】ウクライナ軍総司令官を解任されたザルジニー氏
長らく続いていた政権と軍トップの反目に終止符を打った形だが、ロシアの軍事侵攻から間もなく2年となる中、ウクライナが誇る結束にほころびが生じつつある実態を露呈した。一部の国民や将兵が解任に反発するのは必至で、「ロシアを利するだけだ」と危惧する声も出ている。
◇不信が噴出
「兵士を増員できないウクライナの国家機関と比べ、ロシアは追加動員で大きな優位性を謳歌(おうか)している」。ザルジニー氏は米CNNテレビ(電子版)に1日掲載された寄稿で、追加動員に後ろ向きな政権をこう批判した。
ゼレンスキー氏は昨年12月、軍指導部から最大50万人の追加動員を提案されたが、支持しなかったと述べた。ザルジニー氏は「具体的数字を示して要請したことはない」とこれに反論。国民の不評を買う追加動員を巡り、責任の押し付け合いを演じた。
両者の確執はかなり前から水面下で続いていたとされる。ゼレンスキー氏は特に、国民の人気が高いザルジニー氏の政治的野心を警戒していた。昨年6月に始めた反転攻勢が大きな成果を生まず、戦況が行き詰まったことで、蓄積した互いへの不信が噴き出たもようだ。
◇後任は「旧ソ連型」
ゼレンスキー氏は8日の国民向け演説で「残念ながら、地上戦では目標達成に失敗した」と説明。その上で「南部戦線での停滞感や東部ドネツク州での苦戦が国民の士気に影響を与えている」として、軍首脳部の刷新が必要だと理解を求めた。
ただ、こうした主張とは裏腹に、ロシアへの抵抗を指揮してきたザルジニー氏の退場により、国民や将兵の間に不安が広がる恐れがある。報道によれば、後任のシルスキー陸軍司令官は、ロシア軍の猛攻の末に制圧された東部バフムトの死守を主張し、多くの兵士を失った。兵士の間では「旧ソ連型の司令官」として人望がないとされる。
ゼレンスキー氏は、解任は政局の問題ではないとも強調した。だが、次世代の政治家育成などを掲げるウクライナのNGO「国益擁護ネットワーク・ANTS」の共同創設者ワシル・セヒン氏は「ロシア侵攻当初は国全体が団結していたが、2年がたち、一部の政治家が権力争いに興じ始めた」と指摘。「不和が表面化し、大統領府への権力集中も進んでいる」と懸念を口にした。
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OS5
:2024/02/14(水) 21:07:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/a68d49e513379869371aff024af7073d0677c34a
書類の国名変更間に合わず、65万人が法的に中ぶらりんに 北マケドニア
2/14(水) 18:22配信
AFP=時事
きりに覆われた北マケドニアの首都スコピエの丘(2023年1月2日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】北マケドニアで13日、政府の不手際により、国名変更に伴う運転免許証など公的書類の変更手続きが間に合わず、市民約65万人が法的にあいまいな状態に陥った。
北マケドニアは27年間、国名として使っていた「マケドニア」が自国の地域名だと主張してきた隣国ギリシャと対立していたが、2018年に国名を「北マケドニア」に変更することでギリシャと合意が成立した。
運転免許証やパスポートなど公的な書類に記載されている旧国名「マケドニア」の有効期限は12日までとされていた。
移行期間は長期にわたったものの、手続きは途中で何度も中止された。官僚主義的な制度と相まって、数万件の申請を処理する能力がなかったとみられ、政府機関には長蛇の列ができた。
当局は今週、急いで期限延長を約束したが、旧国名の書類が国外で使えるかどうかは明らかにしていない。
だが、タラト・ジャフェリ(Talat Xhaferi)暫定首相は、事態を重大視しない様子を見せ、13日の発表では「65万人全員がきょう外国に行く必要がないことを期待している」と述べた。
ソーシャルメディアでは、政府の対応に対する不満が広がっている。あるユーザーはX(旧ツイッター)に、「政府は『そんな重要でない』ことなんて気にしていない」と書き込んだ。【翻訳編集】 AFPBB News
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OS5
:2024/02/16(金) 09:37:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/23214fff67bd1d953b67c572ac71e152da658cf8
プーチン氏、5選確実 長期政権で侵攻続行 ロシア大統領選まで1カ月
2/16(金) 7:05配信
時事通信
ロシアのプーチン大統領=14日、モスクワ(EPA時事)
3月15日から3日間投票されるロシア大統領選が1カ月後に迫った。
リベラル派を弾圧し、政権批判の芽を摘んだプーチン大統領(71)の通算5選は確実。2020年の憲法改正で任期がリセットされ、さらに2期12年の続投も可能だ。プーチン氏は、長期政権に道を開いた上で、ウクライナ侵攻を継続する構えだ。
「投票用紙に掲載されるのは4人」。中央選管のパムフィロワ委員長は今月8日、唯一反戦を唱える独立系のナジェジディン元下院議員(60)の出馬は認められないと発表。ナジェジディン氏を除く4人の候補者の名前を記した投票用紙のデザインが翌日、公表された。
プーチン氏以外に出馬を容認されたのは、最大野党・共産党のハリトノフ下院極東・北極圏発展委員長(75)▽極右・自由民主党党首のスルツキー下院外交委員長(56)▽政党「新しい人々」のダワンコフ下院副議長(39)―の3人。各党とも政権に従順な「体制内野党」と呼ばれ、プーチン氏の脅威になり得ない。
プーチン氏は過去と同様、候補者討論会への不参加を決めた。ペスコフ大統領報道官は13日、「現職大統領は非常に多忙だ」と理由を説明し、「国民はプーチン氏の発言を毎日聞いている」と付け加えた。公務を伝える国営テレビの報道などで十分で、他候補と対等の立場で論戦を交わす必要はないと示唆した形だ。
4人という候補者数は、メドベージェフ前大統領が当選した08年大統領選と並んで「過去最少」となる。ナジェジディン氏をはじめとする独立系は排除され、戦争に反対する声なき声はかき消された。リベラル票は行き場を失っている。
18年の前回選挙で出馬を認められなかった反体制派指導者ナワリヌイ氏は、禁錮19年の判決を受けて収監中。有権者に対し、ボイコットせず、プーチン氏以外の候補に投票するようSNSで呼び掛けている。しかし、効果は限定的とみられ、逆に政権が目指す投票率アップに寄与しかねないというジレンマを抱える。
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OS5
:2024/02/18(日) 09:42:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/efce258a7ec1419cb8a44ed88bedbde323fc942d
政治生命、ロシアに懸ける 毒殺未遂・獄死のナワリヌイ氏 プーチン政権批判でカリスマ
2/18(日) 0:30配信
時事通信
ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏=2012年5月、モスクワ
ロシア極北で獄死した反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏は、通算3、4期目のプーチン政権批判の急先鋒(せんぽう)だった。
2020年の毒殺未遂後、療養先ドイツにとどまるとみられたが、政治生命を懸け、拘束されると分かっていてあえて21年に帰国。「勇気、忍耐力、楽観主義」(人権団体)から一目置かれ、一定のカリスマを誇った。
◇虎の尾踏む
プーチン大統領が首相から返り咲く12年、モスクワで大規模デモが吹き荒れた。クレムリン(大統領府)に近い会場に身長190センチ弱の男が姿を見せると、参加者は「ナワリヌイ氏だ」と声を弾ませた。
ブロガーとして政権与党「統一ロシア」を「詐欺師と泥棒の党」と糾弾し、閉塞(へいそく)を感じる都市部の中間層から喝采を浴びた。既存メディアではなく、SNSを通じた情報発信は新しかった。反汚職を看板とした人気は「ポピュリスト」のそれだったと言える。
13年モスクワ市長選に出馬を許され、クレムリンは国民の不満の「ガス抜き」に利用していたほど。しかし、批判の矛先を政権与党からプーチン氏周辺に向けてエスカレートさせ、虎の尾を踏む形となった。
ロシアが14年にウクライナに軍事介入し、南部クリミア半島を一方的に「併合」すると、反戦がテーマの一つに。15年、戦争反対を唱えた盟友のネムツォフ元第1副首相が凶弾に倒れた。ナワリヌイ氏は暗殺現場を訪れたり、追悼デモを先導したりした。
22年にウクライナへの本格侵攻が始まった際は既に獄中。ソ連崩壊の一因となったアフガニスタン侵攻と同じだ―。開戦直前にこう警告した上で「現実問題からロシア国民の関心をそらす」のが狙いだと主張した。
◇「諦めるな」と遺言
プーチン氏が大統領1期目に就任したのは47歳。旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のスポーツマンで、若さと強さが「売り」だったが、1カ月後の大統領選で通算5選を目指す今は71歳だ。自分が失ったものを、47歳のナワリヌイ氏が持っていると感じたとしても不思議ではない。
国際社会の非難にさらされるロシアの獄死事件は、内務省高官の巨額横領を暴露した弁護士マグニツキー氏(09年)以来。反体制派の死亡はネムツォフ氏暗殺以来で、プーチン氏は重い十字架を背負ったことになる。
「諦めないでほしい」。ナワリヌイ氏は自身を追った22年公開の米ドキュメンタリー映画で「もし殺されたと仮定して、国民への遺言はあるか」と質問されてこう答えていた。ロシア人がこの言葉にどう反応するかが問われている。
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OS5
:2024/02/20(火) 07:19:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/722f8433c5e5c82e5c2e66309b015e22bb487155
ロシア野党、5万人規模のナワリヌイ氏追悼デモ計画 当局と衝突も
2/20(火) 6:26配信
朝日新聞デジタル
ロシア・サンクトペテルブルクで2024年2月16日、反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の死去後、ソ連時代の政治弾圧の慰霊碑に置かれた花と同氏の写真=ロイター
ロシアの中道右派政党「市民イニシアチブ」が19日、獄中で死去したロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏を追悼する5万人規模のデモ計画をモスクワ市に申請した。独立系メディアが伝えた。3月に予定されるデモ計画は拒否される公算が大きいが、実施されれば、同月中旬の大統領選を前に当局との衝突に発展する可能性がある。
【写真】「殺されても、あきらめないで」 ナワリヌイ氏、受賞映画で「遺言」
デモは3月2日午後に実施される計画で、プーチン大統領の最大の政敵と呼ばれ、2015年にモスクワ中心部で射殺された野党指導者のボリス・ネムツォフ氏も追悼する。
主催者には、書類の不備で大統領選への立候補を却下された女性ジャーナリストでリベラル系のエカテリーナ・ドゥンツォワ氏も名を連ねた。市民イニシアチブからはボリス・ナジェージュジン氏が大統領選への立候補を目指しているが、ロシア中央選管が今月、候補者登録を却下していた。
■当局「遺体の検査に14日間」
ロシアでは反政権派への弾圧にもかかわらず、ナワリヌイ氏を追悼し、献花などをする動きが広がっている。警察も警戒を強め、人権団体OVDインフォによると、19日までに約400人が拘束された。
モスクワ市がデモの開催申請を拒否しても、一部の支持者が強行し、当局と衝突する事態も予想される。大勢が拘束されれば、プーチン政権への批判がさらに高まることになる。
一方、ナワリヌイ氏の報道担当者であるキラ・ヤルミシュ氏は19日、当局がナワリヌイ氏の母と弁護団に遺体の引き渡しを拒否し、「14日間、化学的な検査をする」と伝えたことをX(旧ツイッター)で明らかにした。
ヤルミシュ氏は「殺人の痕跡を隠蔽(いんぺい)するために、ナワリヌイ氏の遺体を隠した。検査は見え透いたウソだ」と非難した。
朝日新聞社
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OS5
:2024/02/25(日) 20:52:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/079f8d067acfff6f8740b6650d38a71fef51fbf8
<ウクライナ侵攻2年>ウクライナでの「戦果」盛んにアピール プーチン氏、圧勝の5選狙う
2/23(金) 21:03配信
毎日新聞
戦略爆撃機の試乗飛行を終えた直後のロシアのプーチン大統領=露中部カザンで2月22日、スプートニク通信・ロイター
ロシアのプーチン政権がウクライナへの軍事侵攻を始めてから24日で2年。前線ではロシアが攻勢に出る中、ウクライナは米国の軍事支援が滞るなど、苦しい状況にある。近い将来、この戦争は収束できるのか。
【写真特集】侵攻から2年 ウクライナは今
プーチン大統領は3月半ばの露大統領選を見据え、戦果の誇示に努めている。そのさなか、政権にとって都合の良いタイミングで伝えられたのが、ウクライナ東部ドネツク州の要衝アブデーフカの制圧という「朗報」だった。
アブデーフカは、ウクライナ軍が2014年から続いた親露派武装勢力との戦闘でも守り抜いてきた拠点だ。「抵抗の象徴」でもあったが、ウクライナ軍は今月17日に撤収を表明。プーチン氏は20日、ショイグ国防相に「疑う余地のない戦果だ」と語り、その様子を国営テレビなどが盛んに報じた。
昨年2月に「特別軍事作戦」開始1年を迎えた当時、ロシア軍は各地の前線で苦戦を強いられており、政権は目立った行事を催さなかった。現在のプーチン氏の姿とは対照的だ。今月29日には年次教書演説が予定され、戦線での優勢を一層アピールするものとみられる。
こうした姿からは、間近に迫る大統領選を圧倒的な得票で制したい思惑が透けて見える。今回の選挙には他に3人の立候補者がいるが、いずれも政権に協調的な「体制内野党」からの出馬。プーチン氏の通算5選が確実視されている。それでも、政権は国内での警戒感を緩めていない。
大統領選では当初、ウクライナでの作戦継続を批判する元下院議員のナデジディン氏が立候補を目指していた。1月に候補登録へ必要な署名を集めた際には、モスクワなどで支持者らの長蛇の列ができ、異論を持つ人々の存在が可視化された。2月16日に反体制派指導者のナワリヌイ氏が北極圏の刑務所で獄死すると、各地で追悼の動きが広がった。動員兵の早期帰還を訴える妻たちの活動も続く。
政権は「危険」とみなす動きは封じる姿勢で、来る選挙を通じて体制強化を図る狙いとみられる。【モスクワ山衛守剛】
2275
:
OS5
:2024/02/25(日) 21:17:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8e067b1d57c63d05930fa8bbad355432f326137
ベラルーシ下院選、反政権派「茶番」 ルカシェンコ氏7選出馬へ
2/25(日) 20:41配信
時事通信
25日、ミンスクで記者団に向かって話すベラルーシのルカシェンコ大統領(左)=同国大統領府提供(AFP時事)
旧ソ連構成国ベラルーシで25日、下院選(定数110)の投票が行われた。
「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領の統治が1994年から30年間に及び、議会は政権の決定を承認するのみ。投獄や国外追放の形で弾圧されている反政権派は選挙に参加すらできず、「茶番」と非難している。
ルカシェンコ氏は反政権派に反発。国営ベルタ通信によると、投票後に記者団に対し、2025年大統領選に7選出馬すると明言した。
2276
:
OS5
:2024/02/26(月) 08:19:04
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_S4M5W2ZBNJMUFDOBHWQY4ZNFX4.html
ウクライナ軍の戦死者「3万1000人」 ゼレンスキー大統領が異例の公表 負傷者数は「機密」
2024/02/26 01:43産経新聞
ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は25日、24日で3年目に入った露軍との戦いで、これまでにウクライナ軍の「3万1000人が戦死した」と明らかにした。25日に開かれた記者会見での発言をウクライナメディアが伝えた。
ウクライナ側が自軍の戦死者数に言及するのは、ポドリャク大統領府長官顧問が2022年12月に「約1万〜1万3000人だ」と明らかにして以来、初めてとみられる。
ゼレンスキー氏は、負傷者数は軍事機密だとした。露軍の損害については戦死者が18万人、負傷者が最大50万人だとする推計も公表。ウクライナ軍の損害の方がはるかに少ないと強調した。
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:
OS5
:2024/02/28(水) 09:38:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddb7f9c94fcf1ecf6ae5c28a91e9a69648183445
眠らせない、懲罰房300日、100日連続でプーチン氏の演説聞かされる…ナワリヌイ氏のあまりに過酷な受刑生活 死因は最も「簡便」な病名
2/27(火) 11:02配信
47NEWS
2022年5月、収監先から映像を通じて裁判に出席したナワリヌイ氏(ロイター=共同)
ロシアの反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏が2月16日、収監先の北極圏の刑務所で、47歳で死亡した。当局から死因について詳細な説明はなく、さまざまな臆測が流れるが、刑務所での過酷な環境が同氏の健康を損ない命を脅かしていたとの指摘が相次ぐ。ロシアの受刑者の人権問題にも厳しい目が向けられている。(共同通信=太田清)
ナワリヌイ氏が収監されていた刑務所=2023年12月、ロシア北部ヤマロ・ネネツ自治管区(ロイター=共同)
▽ウクライナ当局「死因は血栓症」
焦点となっているのはナワリヌイ氏の死因。同氏は2020年8月、シベリアのトムスクからモスクワに向かう機内で体調不良を訴え、その後、ドイツの病院に移送。検査の結果、旧ソ連が化学兵器として開発した神経剤「ノビチョク」を使用した毒殺未遂だったとの疑いが強まった。
このため、今回も暗殺だったのではとの見方もささやかれるが、国営メディア「ロシア・トゥデー」は死亡の直後、消息筋の話として死因は血栓症だと伝えた。当局はまた、刑務所を訪れた母親と弁護士に対して、死因は「突然死症候群」だと説明した。
しかし、受刑者やその家族を支援するために設立された団体「服役するルーシ」メンバーのイワン・イワノフ氏は、人権・汚職問題を中心としたニュースを伝えるサイト「タキエ・ジェラ(ロシア語で『そういうことだ』の意)」に対し、「司法解剖もしないのに、死因を血栓症と断定することはできない。血栓症は刑務所当局にとり、最も簡便な診断だ」と主張。
モスクワでの集会に参加したナワリヌイ氏=2020年2月(ロイター=共同)
さらに、ロシアの刑務所・拘束施設を運営する連邦刑執行庁元職員で人権活動家のアンナ・カレトニコワ氏はフェイスブックに、同庁の医師が「死因としての血栓症は(そうではないと)証明するのが難しく、どのような死亡例にも適用できる、万能で便利な病名だ」と話したことを紹介した。
一方、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長は2月25日、具体的な情報源は明らかにしなかったものの、ナワリヌイ氏の死因は血栓によるもので、自然死だったと語った。ある程度裏付けられた情報だとしている。ウクライナメディア、ウクラインスカ・プラウダが伝えた。
▽嫌がらせ
ナワリヌイ氏やその弁護士の主張によると、収監された同氏は刑務所当局からさまざまな「嫌がらせ」を受けていた。
最初に収監されたモスクワ東方ウラジーミル州の刑務所では、「逃亡の恐れのある」受刑者とされ、守衛が毎夜、1時間おきに見回りに来て顔を懐中電灯で照らし、大声で房内にいることを確認するため眠ることができなくなった。
同氏は21年3月末、激しい背中の痛みと足の感覚のまひに襲われ、医師の受診を求めたが拒否されたためハンガーストライキを開始。健康状態は悪化し4月には、モスクワの医師ら30人超がナワリヌイ氏の受診を認めるよう求める公開書簡を発表。ようやく受診が実現した。
23年1月にも高熱と激しいせきに苦しみ、投薬や入院を求めたが拒否され、500人近い医師らがプーチン大統領に対する公開書簡で、適切な医療提供を訴えた。同氏は結局回復したが、体重を7キロ減らすなど衰弱した。
精神的な矯正措置も行われた。ナワリヌイ氏は23年7月、X(旧ツイッター)で、同年2月の議会でのプーチン大統領の演説を100日間連続強制的に聞かされたと語った。刑務所当局の目的は「社会に対する敬意ある態度を養成するため」だったという。
2278
:
OS5
:2024/02/28(水) 09:38:34
▽整然と実行された殺人
22年6月に同じウラジーミル州にある警備態勢がより厳しい刑務所に移送された後、懲罰房に入れられることが頻発した。ナワリヌイ氏の広報担当者キーラ・ヤルムイシさんによると、その回数は計27回に及び、死亡の2日前に命じられた16日間の最後の懲罰房入りが終われば、計308日となるはずだった。
2022年1月、ナワリヌイ氏の収監に抗議して、ベルリンのロシア大使館前に設けられたロシアの懲罰房の実物大模型。中央に立つのはナワリヌイ氏の弟オレグ氏(ゲッティ=共同)
ナワリヌイ氏側の主張によると、懲罰の対象となった「罪」はいずれも軽微なもので、これほどの回数の懲罰房入りの理由には当たらない。
例を挙げると、「上着のボタンを留めない」「刑務所職員にきちんと自己紹介をしない」「廊下を歩く際に腕を後ろに回す規則を守らない」「同房者に猥雑な言葉で話しかけた」などの理由で、最大16日間の懲罰房入りを命じられたという。
懲罰房は独房で十分な冷暖房もなく、特に昨年12月に移送された北極圏の刑務所では寒さが厳しかったことが想像できる。受刑者は睡眠以外は横になることを禁じられる。差し入れや面会、衣服など所持品の持ち込みは許されず、房外に出られるのは散歩のため1日1時間だけ。食事は1回10分間に制限される。「服役するルーシ」のイワノフ氏は「これは拷問に等しい」と批判する。
ロシアの人権団体「OVDインフォ」はナワリヌイ氏の死後、「ナワリヌイ氏の死亡は計画的に、整然と実行された殺人だ。劣悪な環境の刑務所で、彼を毒殺したり暴力行為で殺害したりする必要はなかった。単に(彼が死ぬのを)待つだけで良かった」との声明を発表した。
▽はびこる暴力
刑務所当局による受刑者に対する不当な措置はかねて問題となっていた。
ロシア大統領の人権問題諮問機関メンバーで人権活動家のエバ・メルカチョワ氏によると、最高検察庁は2022年、全国の刑務所で483件の懲罰房処分が不法と認められ、1893件の懲戒措置が無効とされたことを明らかにした。
同年中に刑務所職員が受刑者に「肉体的な力」を行使した例は3892回、催涙ガスや電気ショックなど「特殊材料」を使用した例は5482回に上り、うち207件が法令違反だったとされた。
受刑者の死亡数が多いことも指摘されている。ロシアメディアRBKは21年4月、スイスのローザンヌ大学が欧州評議会に対し行った、ロシアの刑務所に関する報告を伝えた。2019年にロシアの刑務所で死亡した受刑者は2420人で、受刑者1万人当たりの指数で見ると、同評議会加盟国の中央値を2倍近く上回っていた。
「服役するルーシ」は受刑者の死亡例の多くがストレスによる自殺に加え、結核やエイズなど刑務所内でまん延する疾病に対して十分な医療を受けられないことが原因であるとして、刑務所の環境改善を訴えている。
× × ×
アレクセイ・ナワリヌイ氏 モスクワ州出身の反体制活動家。改革派野党ヤブロコの党員となり政治活動を開始。その後、反汚職闘争基金を立ち上げ、プーチン政権や与党「統一ロシア」の幹部らの不正蓄財疑惑などを独自調査で暴き、インターネット上で告発。違法デモを呼びかけたなどとして何度も逮捕された。21年1月、治療を受けたドイツから帰国時に空港で当局に拘束された。モスクワの裁判所は同年2月、過去の経済事件の有罪判決の執行猶予手続きに違反したとして実刑適用を決め、刑務所に収監された。23年8月には、過激派団体を創設した罪などで新たに懲役19年を言い渡された。
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OS5
:2024/03/04(月) 21:01:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ccea867f979da3d3b93f3fc79900146bae82d6a
ナワリヌイ氏の墓に献花絶えず…政権寄りメディアは中傷プロパガンダ展開、「欧米が関与」の主張も
3/4(月) 20:12配信
読売新聞オンライン
3日、モスクワで、ナワリヌイ氏の墓に献花をする人々=ロイター
ロシア北極圏の刑務所で2月に死亡した反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏のモスクワにある墓には1日の葬儀後、多くの人が献花に訪れている。
【動画】ナワリヌイ氏葬儀、教会近くに数千人の市民…モスクワ南東部
露独立系メディアによると、3日には数百メートルの献花の列ができ、墓の周りが花で埋め尽くされた。「あなたは人々に希望を与えた」という感謝の言葉、「我々は屈しない」とプーチン政権への抵抗を続ける意思を示すメッセージを添えたものもあった。
露国営メディアは、ナワリヌイ氏の葬儀についてほとんど報じていない。ロイター通信によると、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は4日、葬儀に関する記者の質問に「言うことは何もない」と答えた。
プーチン政権に近いメディアは、ナワリヌイ氏を中傷するプロパガンダを展開している。死亡に欧米が関与したという荒唐無稽な主張も流れている。
2280
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OS5
:2024/03/05(火) 07:49:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/eee39a2a89f3e089322ad1a5bad34c5b14ba6bff
「新顔」ダワンコフ氏が次点か リベラル票の受け皿に ロシア大統領選まで2週間
3/5(火) 7:06配信
時事通信
ロシア大統領選候補ダワンコフ氏の選対本部前を歩く人々=1月17日、モスクワ(EPA時事)
ロシア大統領選は15〜17日の投票まで2週間を切った。
ウクライナ侵攻が続く中、通算5選を目指すプーチン大統領の圧勝がほぼ確実な情勢で、誰が次点になるかに注目が集まっている。支持を広げているのは、4年前に誕生した政党「新しい人々」のダワンコフ下院副議長(40)だ。
「新しい人々の時代!」。候補者のポスターが珍しいモスクワで、ダワンコフ氏は資金を投じて異例の広告を掲示。2月末のプーチン氏による年次教書演説の直後には、国営テレビでダワンコフ氏のCMが流れた。
大統領選は2008年と並んで過去最少となる4人の争いで、プーチン氏以外はいずれも政権に従順な「体制内野党」の候補。政権がコントロールする選管当局は、選挙に正統性を持たせるために形式的な「競争」を演出しつつ、反戦を訴えるリベラル派2人の立候補を認めなかった。その結果、行き場を失った票がダワンコフ氏に流れそうだ。
こうした「新顔」はリベラル票などの「受け皿」とするために、プーチン政権が管理する選挙で毎回登場している。ダワンコフ氏は政権の影響下にあるが、2月上旬にリベラル派のナジェジディン氏の出馬が却下されると「公約を引き継ぐ」用意があることを示した。
反体制派指導者ナワリヌイ氏の死亡についても、大統領選の候補者で最初に言及。「若くて強い人が獄死するのは悲劇だ」と同情を表明した。
ウクライナ侵攻については「平和と(停戦)交渉」を求めると明言。ダワンコフ氏を「反戦候補」と見なさず、投票するか決めかねているリベラル派へのアピールを狙ったとみられる。ただ、プーチン氏もウクライナを揺さぶるため「停戦交渉」を示唆しており、両者の立場は決して矛盾していない。
ナジェジディン氏は最近公表した世論調査結果で、立候補した場合の予想得票率は「プーチン氏82%、2位のナジェジディン氏10%」だったと指摘した。出馬できない現状では「プーチン氏85%、2位のダワンコフ氏9%」。自身の支持票の一部が流れ、ダワンコフ氏の得票率は2倍になると分析している。
2281
:
OS5
:2024/03/13(水) 02:36:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/476831d7f164912438f7da0d3ad23c139da53e65
極右の退潮顕著 世論調査出そろう ロシア大統領選
3/12(火) 20:32配信
時事通信
ロシア大統領選に立候補した(左から)ダワンコフ、プーチン、スルツキー、ハリトノフの4氏(AFP時事)
ロシア大統領選(15〜17日投票)は11日、世論調査を公表できる期限を迎え、最後の結果が出そろった。
政府系の2調査機関によると、事前予想の通り、プーチン大統領が得票率80%以上で4候補中トップ。むしろ注目されているのは今後の政界を占う2位以下の順位で、かつて一定の人気があったポピュリズム政党の極右・自由民主党の退潮が顕著だ。
自由民主党の「顔」としてカリスマ性を誇ったジリノフスキー前党首は新型コロナウイルスに感染した末、2022年春に死去。今回は党首を継いだスルツキー下院外交委員長が出馬した。「ジリノフスキー氏の事業は生きている」と訴えたが、人気は伸び悩む。
プーチン氏以外の3人は政権に従順な「体制内野党」の候補。ただ、選挙をコントロールする政権は最大野党・共産党の伸長を警戒しており、自由民主党を使ってけん制すべく「2位の座をスルツキー氏に与えたい考え」(独立系メディア)と伝えられていた。
政府系の全ロシア世論調査センターによると、得票率予想は▽プーチン氏(82%)▽共産党のハリトノフ下院極東・北極圏発展委員長(6%)▽政党「新しい人々」のダワンコフ下院副議長(6%)▽スルツキー氏(5%)―の順番。
やはり政府系の世論基金によれば▽プーチン氏(80.8%)▽ハリトノフ氏(5.7%)▽スルツキー氏(5.6%)▽ダワンコフ氏(4.6%)―と続く。リベラル派2人が立候補できず、行き場を失った票の一定数が「新顔」のダワンコフ氏に流れると分析されており、スルツキー氏には不利だ。
政権が次点候補としてスルツキー氏を推しているとすれば、筋書き通りにいかない公算が大きい。プーチン氏の通算5選はほぼ確実としても、政権の「票読み」に疑問符が付くことになる。
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OS5
:2024/03/13(水) 02:37:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/e22a640070e4b820043658fb09c7d9103549a1d6
プーチン氏「圧倒的支持」演出へ 15〜17日にロシア大統領選、ウクライナ侵略を正当化
3/12(火) 18:42配信
ロシアで15〜17日、2022年2月のウクライナ全面侵攻後で初めてとなる大統領選(任期6年)が行われる。反戦派の出馬予定者は事前に排除され、現職のプーチン大統領(71)を強く批判する候補者は不在。プーチン氏の通算5選が確実視されている。選挙はプーチン氏への圧倒的支持を演出し、ウクライナ侵略を民意として正当化するための「形式的儀式」となる見通しだ。
【グラフィックで見る】国際秩序を決める選挙イヤー
候補者は、政権与党「統一ロシア」の支援を受ける無所属のプーチン氏のほか、共産党のハリトノフ下院議員(75)▽極右の自由民主党のスルツキー党首(56)▽2020年設立の政党「新しい人々」のダワンコフ下院副議長(40)-の4人。プーチン氏を除く3人は政権との対立を避ける「体制内野党」の候補で、もとより勝利を目指していない。
ロシアでは2月、過去に毒殺未遂に遭った反体制派指導者、ナワリヌイ氏が北極圏の刑務所で獄死した。大統領選を巡っては、ウクライナ侵略に反対するナデジディン元下院議員が出馬を表明したものの、提出書類の不備を理由に候補者登録を認められなかった。
ウクライナ侵攻後、報道統制は極限まで進んでおり、政権に批判的な言動をする知識人らは軒並みスパイと同義の「外国の代理人」に指定されている。自由な政治競争は全く望めない状況だ。
露政府系「全露世論調査センター」の直近の調査によると、有権者の75%がプーチン氏に投票すると回答した。露独立系機関「レバダ・センター」の調査でもプーチン氏の支持率は86%に達する。
ただ、ロシアでは世論調査に応じるのは十数人に1人程度とされ、応じる人も政権に批判的な回答を避ける傾向がある。この前提の上で、プーチン氏の統治が安定を生んでいると考えたり、政権の保守路線に共鳴したりする人が多いことが高い支持率につながっている。公務員や国営企業の従業員、その家族など国民の約半数が国家財政に依存しているという社会構造も作用しているとみられる。
露国外に拠点を置く独立系露語メディア「メドゥーザ」によると、政権は投票率の最低目標を70%に設定。公務員や国営企業の従業員、統一ロシア党員といった人々を動員し、投票率を高めようとしている。ロシアの選挙では、当局による投票率や得票率の操作も長年疑われてきた。
今回の大統領選は、ロシアが22年9月に併合を宣言したウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州、南部ヘルソン、ザポロジエ両州の露軍占領地域でも投票が行われる。選挙実施を通じて4州併合の正当化と既成事実化を図る構えだ。
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OS5
:2024/03/13(水) 02:40:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd242aea49a5796bb9061c7e23c4ee57bc213b2b
アルメニア首相、ロシア主導の軍事同盟に「最後通告」 脱退に言及
3/12(火) 20:04配信
朝日新聞デジタル
アルメニアのパシニャン首相=ロイター
アルメニアのパシニャン首相は12日の記者会見で、ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)が、アルメニア領の防衛義務を果たさない場合は「脱退する」と語った。ロシアのインタファクス通信が伝えた。隣国アゼルバイジャンからの攻撃への支援がないと不満を募らせ、ロシア側に「最後通告」を突きつけた形だ。
パシニャン氏は「アルメニアの領土がどこで、(CSTOの防衛の)責任範囲がどこかという問題が残っている」とロシア側に回答を求め、満足できなかった場合は脱退するとした。
アルメニアは昨年、アルメニア系住民が実効支配していたアゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフをアゼルバイジャンに奪還されたほか、同国軍に領土の一部を占領された。軍事支援の要請に応じないCSTOへの不満が高まり、すでに昨年後半から会議などへの参加を凍結。米欧への接近を図っている。
朝日新聞社jp/articles/cd242aea49a5796bb9061c7e23c4ee57bc213b2b
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OS5
:2024/03/21(木) 09:08:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/104eb678910fceca15b5f8a9869343c1ab46867a
プーチン時代30年へ 強権ロシアの「民主主義」 不安排除、ルールなき選挙〔深層探訪〕
3/21(木) 7:00配信
時事通信
公邸で大統領選の電子投票を行ったロシアのプーチン大統領=15日、モスクワ郊外(AFP時事)
2000年の就任以来、ロシアを強権統治するプーチン大統領が通算5選を決めた。有権者から新たに託された任期は30年まで。ウクライナ侵攻中の言論弾圧で圧勝は予想されたが、不安要素を徹底的に排除し、西側諸国から見ればルールなき選挙戦を展開。この国のシステムが「民主主義」たり得るのか、大きな疑念を残した。
◇欧米より未熟
勝つか敗れるかではなく、いかに勝つか―。15日付の独立新聞は社説で、政権がプーチン氏に従順な野党候補との「無風選挙」をお膳立てしたことを踏まえ、ロシアではいまだに圧勝か否かが関心事になっていると指摘。51%対49%の勝利でも「正統性」を保証する欧米の民主主義と比べて未熟だと、暗に批判した。
そうした風潮が、プーチン氏の「過剰防衛」につながっているもようだ。政権は18年の前回大統領選で反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の出馬を認めず、20年の毒殺未遂を経て翌21年に投獄。今年2月に死に至らしめた。
今回も中央選管は「反戦」を唱えるリベラル派のナジェジディン氏らの出馬を却下。国営テレビに公正な選挙報道の姿勢は見られず、プーチン氏の地方遊説だけを「公務」として放映し続けた。
ロシアの選挙の実態は、共産党独裁のソ連時代と実質的には変わらない。体制が決めた候補を承認するだけの「信任投票」という意識が強く、今回の選挙でも国民の多くはプーチン氏に一票を投じた。モスクワ中心部で16日、朝の散歩がてら投票所に足を運んだ中年女性は「もちろんプーチン氏に入れた」と目を輝かせた。
◇組織票固めに宝くじ
ただ、事前に勝者が分かっている選挙は有権者の関心と投票率の低下をもたらし、結果の正統性を損ないかねないジレンマも生じる。政権はこの大統領選から初めて電子投票を併用。期間も平日からの3日間に延ばし、組織票がフル稼働する仕組みとした。
初日の15日朝には、電子投票が集中しシステム障害が発生。「前例のない数の投票希望者がいる」。当局は誇らしげだったが、不正に目を光らせる民間選挙監視団体「ゴロス」は「職場で強制的に投票が行われた」証拠だと非難した。
「当選350万本」。予算が潤沢なモスクワでは、電子投票でポイント(金券)が付与される「宝くじ」を実施した。有権者700万人強の半分に行き渡る数で、初回は1000ルーブル(約1600円)の獲得を保証。買収まがいのキャンペーンを展開した。
投票所に使われた公共施設内にはプーチン氏の肖像が掲げられた。これに関しては「特定候補」に肩入れしていると選挙監視員が問題視。写真を白い布で覆うケースが見られたが、それでも「選挙運動ではなく、国家の象徴だ」として撤去されなかった場所もある。
◇政権交代は未経験
ロシアは選挙を通じた政権交代の経験がなく、プーチン氏もエリツィン元大統領に後継指名された。政権を脅かす政治家は立候補が認められず、反体制派はデモなどで意思表示するしかない。ロシアが侵攻するウクライナのゼレンスキー政権をプーチン氏は「ネオナチ」と決め付けるが、おおむね選挙ごとに大統領が代わる同国では民主主義が機能している。
「(米大統領選は)ますます非文明化が進んでいる」。プーチン氏は国営メディアのインタビューで、民主党と共和党の対立で米社会が二分された選挙戦をこう表現。自身は国民の信任を得ているとでも言いたげに「米国の政治制度は民主的と言えない」と主張した。(時事)
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OS5
:2024/03/26(火) 23:47:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3942a4e60033c3a596b6404fddbd52f673e8f6f
旧ソ連最貧国タジキスタン、ロシア出稼ぎ100万人 IS浸透の過去
3/26(火) 20:00配信
朝日新聞デジタル
モスクワの裁判所で2024年3月24日、ガラス張りの被告人席に座る襲撃事件の容疑者=AP
モスクワ郊外で130人以上が死亡したコンサート会場の襲撃事件で、容疑者の4人は中央アジア・タジキスタン出身とされる。タジキスタンは旧ソ連の最貧国で、ロシアに100万人以上の出稼ぎ労働者がいるという。以前は生活苦から過激派組織「イスラム国」(IS)に傾倒し、戦闘員に志願した若者も多かった。
タジキスタンはソ連崩壊にともない1991年に独立した。日本の約40%の国土は9割以上が山岳地帯。人口は約1千万人で、80%以上がイラン系のタジク人。多くがイスラム教徒だ。
92年、イスラム勢力などが旧共産党の体制派と対立して内戦状態になった。体制派のラフモン現大統領が権力を握り、いまも独裁体制を続けている。
ロシア大統領府などによると、ロシア国内の出稼ぎ労働者は120万人で、ウズベキスタンに次ぐ多さだという。ロシアメディアによると、タジキスタンの国内総生産(GDP)の3割が、ロシアを中心に外国からの送金が占めるという。
世界銀行によると、タジキスタンの2022年の1人当たりのGDPは1054ドル(約16万円)と、ロシアのわずか約7%、日本の3%だ。
朝日新聞社
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:
OS5
:2024/03/26(火) 23:48:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f36674d4c7b434d324c610ec9ff6664f9f4760f
プーチン氏、露銃乱射テロのウクライナ関与説に再び言及 新たに3人起訴 死者139人に
3/26(火) 9:34配信
産経新聞
ロシアのプーチン大統領(古厩正樹撮影)
ロシアの首都モスクワ近郊のコンサート施設で起きた銃乱射テロで、プーチン大統領は25日、治安当局高官らが出席するビデオ会議を開いた。プーチン氏はイスラム過激派が事件を実行したとした上で、「依頼主に関心がある」「(事件で)誰が利益を得たのか。悪行はキエフ政権(ウクライナ)による一連の企ての一環に過ぎないのかもしれない」などと述べ、事件の首謀者としてウクライナを疑う姿勢を改めて示した。
タス通信によると、露捜査当局は25日、実行犯としてテロ罪で既に起訴したタジキスタン国籍の男4人に住居や自動車を提供したとして、新たに男3人を同罪で起訴した。3人はロシアに在住するタジク出身の親子。父親はタジク国籍で、息子2人は露市民権を保持している。息子の一人は容疑を否認しているという。
また、捜査当局は同日、事件の死者数が139人に増えたと発表した。
事件ではイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出し、事件現場で実行犯が撮影したとする動画も公開した。一方、ウクライナは事件への関与を否定。米国もウクライナが関与した形跡はないとしている。
しかし、プーチン氏はこの日のビデオ会議で「中東情勢の解決に向けて努力しているロシアをイスラム過激派が攻撃対象とするのは疑わしい」などと発言。「反攻作戦に失敗したキエフ政権が国民にまだ負けていないとアピールするために」事件を組織した可能性があるとも主張した。
プーチン氏は23日にも、実行犯とウクライナの間で「国境通過のための窓口が用意されていた」と主張。ロシアは事件をウクライナに結び付け、国民のウクライナへの敵意をあおると同時に同国の信用を低下させる思惑だとみられる。
2287
:
OS5
:2024/03/31(日) 17:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/6eafd17d23ed53164c941b9e3114e6a2d23205b1
高官更迭続くウクライナ、政権内不和か 「ロシアと変わらぬ」危惧も
3/31(日) 11:38配信
毎日新聞
相次いで軍や政権の高官を交代させてきたウクライナのゼレンスキー大統領=トルコのイスタンブールで2024年3月8日、AP
ロシアから侵攻されているウクライナでは、軍や政権の高官が相次いで更迭されている。2月にザルジニー軍総司令官が交代させられたことに続き、3月26日、ダニロフ国家安全保障国防会議書記も解任された。度重なる要職の交代は、政権内部の結束にほころびが生じている可能性も示す。
ダニロフ氏は、ゼレンスキー大統領が議長を務め、主要閣僚が参加する国家安保国防会議を統括。大統領側近と位置づけられながらも、欧米諸国を相手にして歯にきぬ着せぬ物言いを続けてきた。
2月下旬に毎日新聞の取材に応じた際にも「西側諸国はロシアを恐れ過ぎている」と発言。解任理由は明かされていないが、一連の発言が問題視されたともみられている。近く駐ノルウェー大使に転出するとも報じられている。
今回の解任劇に先立ち、ゼレンスキー氏がザルジニー氏を更迭した背景には、その人気を脅威に感じていたとの指摘もある。2023年12月の世論調査で、ザルジニー氏の支持率は88%を記録し、ゼレンスキー氏の62%を上回った。
2割弱の領土がロシアに占拠されている事態を踏まえ、ゼレンスキー政権は当初3月末に予定されていた大統領選を延期させた。今後、どこかの段階で選挙を実施する場合、ザルジニー氏が競争相手になるとの観測が消えていない。この点を考慮したのか、解任された後のザルジニー氏は駐英大使に任じられて、国内から遠ざけられる形となった。
ザルジニー氏の解任を巡っては、戦況についてのメディアへの情報発信などで意見の相違があった可能性もある。
ザルジニー氏は23年11月の英誌エコノミストのインタビューで、「戦況が行き詰まった」と発言したが、ゼレンスキー氏がすぐに否定。両者の不和が明るみに出た。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は同年12月、大統領府や軍関係者の証言を基に、国内への投資や支援を呼び込むために報道統制を強めて楽観的な戦況を伝えようとする大統領府と、より現実に即した情報発信を主張する軍との間に溝が生まれていると指摘していた。
ゼレンスキー氏への権力の集中を懸念する声も出ている。ウクライナ最高会議(議会)野党のホンチャレンコ議員は23年12月の独有力誌シュピーゲルに「ウクライナではゼレンスキー氏とイエルマク大統領府長官の2人がすべてを決めている」と証言。首都キーウ(キエフ)のクリチコ市長は「私たちはいずれ、1人の男性の機嫌にすべてが左右されるようになり、もはやロシアと変わらなくなるだろう」と危惧した。
国力で劣るウクライナがロシアへの抵抗を続けてこられた理由の一つには、国内が結束してきた点が挙げられている。一方でロシアによる侵攻開始以来、ウクライナ政府はテレビ局を統制下に置き、政権批判が生まれにくい状況となっている。【ブリュッセル宮川裕章】
2288
:
OS5
:2024/04/18(木) 09:36:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/0052a94d8f323c77aa79d81d2fbd5fc67b8a3314
親欧州与党が第1党 大統領派野党に勝利 クロアチア総選挙
4/18(木) 8:24配信
時事通信
【ロンドン時事】旧ユーゴスラビアのクロアチアで17日、議会(一院制、定数151)選挙が行われた。
ロイター通信が伝えた選挙管理委員会の暫定結果によると、親欧州派のプレンコビッチ首相率いる中道右派のクロアチア民主同盟が65議席で、第1党の座を維持する見通し。
ミラノビッチ大統領が影響力を持つ野党の社会民主党が率いる中道左派連合は42議席。ミラノビッチ氏はウクライナへのさらなる支援に反対しており、政権を奪取すれば、ハンガリーやスロバキアなどロシア寄りの姿勢を見せる近隣諸国と足並みをそろえる可能性も指摘されていた。
2289
:
OS5
:2024/04/29(月) 20:13:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/19588af8901412ed9f7b64776ecd688194765373
ウクライナ軍総司令官、苦戦認める 「ロシア軍が複数方面で戦術的成功」
4/29(月) 7:16配
ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は28日、「露軍があらゆる前線で活発な攻勢を展開し、いくつかの方面で戦術的成功を収めている」とSNS(交流サイト)で発表し、自軍の苦戦を認めた。同氏は「過去1週間、各前線で激戦が続き、戦局は劇的に動いている」とも述べた。
【写真】ロシア軍の超音速戦略爆撃機「ツポレフ22M3」
米シンクタンク「戦争研究所」は25日、「米国の軍事支援が到着してウクライナ軍が戦力を回復させる前に、露軍が攻勢に出ている」と分析。シルスキー氏の発表はこれを裏付けた形だ。
シルスキー氏は、東部ドネツク州アブデーフカの北西方面が「最も困難な状況」にあるとし、この方面でウクライナ軍が後退していることを認めた。一方で、露軍のさらなる前進を防ぐために損耗した部隊の交代を進めていると説明した。
シルスキー氏は、現在の最大の焦点となっているドネツク州チャソフヤル方面も「激戦地のままだ」と述べた。チャソフヤルは、ウクライナ側が保持する同州の主要都市クラマトルスクやスラビャンスクを守る防衛線の一角。露軍がチャソフヤルを制圧した場合、主目標とするドネツク州全域の制圧に近づく。
シルスキー氏は、東部ハリコフ州や南部ザポロジエ州の戦況も緊迫しているものの、両方面では露軍に目立った前進を許していないとした。
ウクライナは現在、米軍事支援や今後の追加動員で戦力を回復させ、将来的な反撃につなげたい構えだ。ただ、専門家の間では、ウクライナはこれらの措置で劣勢を相当程度解消できるものの、優勢を得るまでには至らないとの見方が強い。
2290
:
OS5
:2024/05/01(水) 21:32:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f5c6be1bfa2c1880cacb570276f247cdf721781
ロシア、同盟国アルメニアの「離反」にいらだち 縮む影響圏、係争地から部隊撤収
5/1(水) 16:55配信
産経新聞
ロシア国旗
南カフカス地方の旧ソ連構成国、アルメニアに対する同盟国ロシアの影響力が急速に低下している。ロシアは4月、アルメニアが係争地ナゴルノカラバフを巡る紛争でアゼルバイジャンに敗北したのを受け、カラバフに駐留させていた停戦維持部隊の撤収を余儀なくされた。アルメニアはロシアとの同盟解消を示唆する一方、欧米への接近を加速。ロシアはアルメニアの「離反」にいらだちを募らせている。
停戦維持部隊の撤収はペスコフ露大統領報道官が4月17日に発表。ペスコフ氏は理由を「地政学的現実の変化」だと説明した。
カラバフはアゼルバイジャン領だが、現地で多数派のアルメニア系住民がソ連末期に帰属変更を求め、両国が30年間以上にわたって対立してきた。2020年秋に両国の大規模衝突が起きた際、停戦を仲介したロシアは停戦維持部隊の現地駐留を両国に認めさせ、「勢力圏」とみなす南カフカスで影響力を拡大することに成功した。
しかし昨年9月、トルコの支援で軍備を増強したアゼルバイジャンが電撃的な作戦でカラバフを制圧。これによって露停戦維持部隊の存在意義は失われた形となっていた。
アルメニアのパシニャン首相は、加盟国支援の義務を果たさなかったとして露主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)とロシアを繰り返し批判。昨年11月のCSTO首脳会議を欠席した。
今年2月には「アルメニアはCSTOへの参加を凍結した」と述べ、ロシアのウクライナ侵略について不支持も明言。4月22日には「なぜ同盟にとどまる必要があるのかという国民の質問に私は答えられない」と、アルメニアがCSTOから離脱する可能性を示唆した。
パシニャン氏はロシアから距離を置く一方で欧米への接近を強めている。4月5日にはブリンケン米国務長官、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長らとブリュッセルで会談した。EUはアルメニアに今後4年間で2億7千万ユーロ(約453億円)を支援すると発表した。
こうした動きにロシアは反発している。露外務省のザハロワ報道官は4月、パシニャン氏の対露非難を「無根拠だ」と批判。アルメニアと欧米が軍事協力でも合意したとの報道があるとし、「アルメニアはロシアに釈明すべきだ。理想は(合意の)取り消しだ」と述べた。「欧米の狙いはロシアとアルメニアの関係破壊だ」とも主張した。
露下院のスルツキー国際問題委員長も4月、「パシニャン氏はアルメニアにウクライナの道を歩ませている」と述べ、ロシアがアルメニアに武力行使する可能性さえちらつかせた。
2291
:
OS5
:2024/05/07(火) 09:28:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7bfd190c197aadd7fd1ff76f88864a4c475236c
「外国の代理人」を選挙から排除、ロシア下院可決 現職は権限剝奪
5/7(火) 6:00配信
朝日新聞デジタル
キルギスの首都ビシケクで2023年10月、同国大統領との会談前に歓迎セレモニーに出席するロシアのプーチン大統領=AP
ロシア下院は6日、ロシア語でスパイの意味がある「外国の代理人」に指定された個人に対し、国や地方自治体の選挙への立候補を禁じる法案を可決した。上院の採決後、プーチン大統領が署名して成立する。ロシアではウクライナ侵攻への反対を表明したジャーナリストらが指定されており、選挙から完全に排除されることになる。
ロシア語では「外国の代理人」は、「米欧のスパイ」だと解釈される。立候補する人は必要な書類の提出前に、「外国の代理人」リストから削除される必要がある。現職の首長や議員に適用された場合は、法律の施行から180日以内にリストから削除されなければ、任期満了を待たずに解職となる。
ロシアで「外国の代理人」制度が設けられたのは2012年。当初は「外国の金銭的支援」を受ける団体が対象だったが、その後、個人にも拡大。ウクライナ侵攻後の22年12月には「外国の影響下にある」だけで指定が可能になり、公務員などへの就職ができなくなった。
■政権批判を封じる手段
政府は「外国の干渉を排除する狙い」と主張するが、実際は人権団体や独立系メディア、外国系メディアなどを対象に、政権批判を封じる手段として使われてきた。
すでに3月の大統領選では、反戦を訴えた候補者は書類の不備などを理由に排除された。今後は「外国の代理人」に指定することで、反政権派を完全に選挙から排除し、強権体制を一段と固める可能性が高い。
朝日新聞社
2292
:
OS5
:2024/05/07(火) 19:59:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/94e8f2b72b7f737de850edffd80f56e0c4406727
ロシアのプーチン氏5期目就任 スターリン超え30年まで 運命「自国で決める」
5/7(火) 19:18配信
時事通信
7日、モスクワで就任宣誓を行うロシアのプーチン大統領(AFP時事)
ロシアのプーチン大統領は7日、通算5期目の就任宣誓を行った。
ウクライナ侵攻が3年目に入った中で国内を引き締め、3月の大統領選で得票率約87%で圧勝。2030年までの新たな任期を全うすれば、首相時代(08〜12年)を含む権力掌握の期間は、独裁者スターリンの29年を超え、旧ソ連以来の指導者で最長となる。
プーチン氏は就任演説で「ロシアの運命は自ら決める」と強調。侵攻や対ロシア制裁を念頭に「われわれは深刻な課題に直面している」とし、ロシアを信頼する国と関係を強化する一方、西側諸国との対話は拒否しないと述べた。
就任式はモスクワの大クレムリン宮殿で実施。プーチン氏は20年から務めるミシュスチン首相の続投を提案し、近日中に下院で承認される見通し。プーチン政権の当面の課題は、侵攻を財政面で支えるための増税や兵士の追加動員だ。
内閣の陣容については「骨格が維持される」(マトビエンコ上院議長)とみられているが、ラブロフ外相は在任が20年に及んでおり、いずれ後任人事が取り沙汰されそうだ。ショイグ国防相は側近が汚職容疑で最近拘束され、足元が揺らいでいる。
2293
:
OS5
:2024/05/09(木) 08:50:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebbab23aeec62b25eef984c9bb8dc912ae996a6d
アルメニア、ロシア主導の軍事同盟への資金拠出を停止 隠せぬ不信感
5/9(木) 5:00配信
朝日新聞デジタル
モスクワのクレムリンで2023年5月、会談に臨むロシアのプーチン大統領(左)とアルメニアのパシニャン首相=ロイター
ロシアの同盟国アルメニアの外務省は8日、ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)への資金拠出を停止すると明らかにした。インタファクス通信が伝えた。アルメニアは隣国アゼルバイジャンとの紛争をめぐり、CSTOが支援しないことに不満を示しており、「ロシア離れ」が加速している。
報道によると、アルメニア外務省は2024年のCSTOの予算への参加を「控える」という。すでに昨年末、CSTOの会議や演習への参加停止も決めていた。
背景にある隣国アゼルバイジャンとの紛争では昨年、ソ連崩壊前後からアルメニア系住民が実効支配していたアゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフを奪還された。
朝日新聞社
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:
OS5
:2024/05/09(木) 17:36:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fd9a665436dc931f1ed24eac785104a8098f841
北マケドニア総選挙、保守系野党が圧勝 EU加盟に影響の可能性も
5/9(木) 15:23配信
朝日新聞デジタル
2024年5月8日、北マケドニアの首都スコピエで、総選挙の勝利を祝うVMRO―DPMNEのフリスティヤン・ミツコスキ党首=AP
欧州連合(EU)への加盟を目指すバルカン半島の北マケドニアで8日、議会総選挙(一院制、定数120)の投開票があり、保守系野党のVMRO―DPMNEが親EU与党の社会民主同盟に圧勝し、第一党となった。VMRO―DPMNEもEU加盟を掲げるが、加盟をめぐって対立してきた隣国ギリシャやブルガリアに対して厳しい姿勢を示しており、今後の加盟プロセスに影響を与える可能性もある。
総選挙とあわせて投開票された大統領選でも、同党が支持するゴルダナ・シルヤノフスカ・ダフコワ氏(70)が現職のステボ・ペンダロフスキ氏(61)を破って初当選を果たした。同国で女性が大統領に就任するのは初めて。大統領の役割は儀礼的な職務にとどまる。
2005年にEUの加盟候補国となった北マケドニアは、旧国名の「マケドニア」が自国の地域名だとするギリシャの反発を受け、19年に現在の国名に変更した。これによって20年に北大西洋条約機構(NATO)の加盟を果たし、22年に隣国のアルバニアとともにEUとの加盟交渉を開始していた。
だが、今度はブルガリアが、交渉の条件として北マケドニアに住むブルガリア系住民を少数民族として認めるための憲法改正を行うよう要求。社会民主同盟は応じる姿勢を示していたが、VMRO―DPMNEは反対している。(イスタンブール=根本晃)
朝日新聞社
2295
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OS5
:2024/05/10(金) 10:58:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2c9118aa15c2c6b8436c0401a3b147d1957543c
ゼレンスキー氏、警護局トップを解任 自らの「暗殺計画」と関連か
5/10(金) 7:44配信
朝日新聞デジタル
ゼレンスキー大統領らに対する暗殺計画で使われそうになっていたとみられる武器。ウクライナ保安局(SBU)が7日に公表した=SBUのウェブサイトから
ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、要人の警備を担当する国家警備局のトップを解任する大統領令を出した。理由は明らかにされていないが、自らを含む複数の幹部に対する暗殺計画疑惑で、同局の大佐2人が逮捕されたことを受けての対応とみられる。
解任されたのは、2019年から国家警備局長を務めていたセルヒー・ルディ氏。ウクライナ保安局(SBU)は7日、ロシア連邦保安局(FSB)と共謀してゼレンスキー氏やSBU長官らを暗殺する計画を立てていたとして、国家警備局の大佐2人を反逆やテロ準備の疑いで逮捕したと発表していた。
ゼレンスキー氏の暗殺計画は、これまで何度も明らかになっている。3月にはイタリアの公共放送「RAI」のインタビューに対し、自らに対する暗殺計画について「10回以上あった」と述べていた。(キーウ=藤原学思)
朝日新聞社
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OS5
:2024/05/10(金) 15:07:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ca4297d50bc53129f82366574eb7818fedfbf0f
ミシュスチン首相が続投 プーチン政権5期目内閣 ロシア
5/10(金) 14:38配信
時事通信
9日、モスクワの「赤の広場」で、言葉を交わすロシアのミシュスチン首相(左)とウォロジン下院議長(AFP時事)
ロシアのウォロジン下院議長は10日、通算5期目入りしたプーチン大統領が、2020年から務めるミシュスチン首相の続投を提案したと明らかにした。
下院は同日の本会議でミシュスチン氏本人からの報告を踏まえ、人事を承認。「内閣改造」は最小限にとどまる見通しだが、現在71歳のプーチン氏の後継体制を占う上で陣容が注目されている。
マトビエンコ上院議長は先に「内閣の骨格は維持される」と説明。ラブロフ外相やショイグ国防相は当面留任するという見方が有力だ。
プーチン氏は3月中旬の大統領選前のインタビューで、ミシュスチン氏の仕事ぶりに「非常に満足している」と評価。ウクライナ侵攻の中、増税に向けて調整に当たらせるとみられる。
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OS5
:2024/05/13(月) 08:50:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b21d76036b3a269d725abad547c6f595a95f950
ロシア、ショイグ国防相を交代へ 後任にベロウソフ第1副首相
5/13(月) 6:46配信
産経新聞
ロシアのプーチン大統領は12日、通算5期目の任期入りに伴う内閣改造の一環として、国防相にベロウソフ第1副首相を充てることを柱とした人事案を露上院に送付した。上院が12日、発表した。ベロウソフ氏は経済戦略の専門家として知られており、ウクライナ侵略を続けるロシアは「軍需経済」を推し進め、欧米主導の対露制裁に対抗していく思惑を鮮明にした。
人事案によると、ショイグ国防相はこれまでパトルシェフ氏が務めてきた国家安全保障会議書記に転じる。ラブロフ外相やナルイシキン対外情報局(SVR)長官、ボルトニコフ連邦保安局(FSB)長官ら他の国防・治安系省庁のトップは再任となる。パトルシェフ氏の処遇には言及されていない。人事案は近く上院で承認される見通し。 露憲法は副首相や経済・文化分野などの閣僚の人選権を首相と下院に与える一方、国防相や外相など重要閣僚に関しては大統領が上院と協議して任命すると規定。11日にはミシュスチン首相が、ベロウソフ氏の後任の第1副首相にマントゥロフ副首相兼産業貿易相を充て、技術開発や産業振興を指揮させるとする人事案を下院に送付していた。
2298
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OS5
:2024/05/13(月) 09:44:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/53520d710629eb32c99e7a384772af95837516ba
ロシアのショイグ国防相、内閣改造で交代へ…側近の汚職スキャンダルが影響か
5/13(月) 4:29配信
タス通信によると、通算5期目の任期に入ったロシアのプーチン大統領は12日、内閣改造で、セルゲイ・ショイグ国防相を交代させる方針を示した。後任にはアンドレイ・ベロウソフ第1副首相を充てる。ショイグ氏は先月、側近が収賄容疑で逮捕されていた。国防相の交代は、3年目を迎えるウクライナ侵略にも影響を及ぼしそうだ。
ニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記が退任し、ショイグ氏は、その後任に就く見通しだという。
ショイグ氏は2012年から国防相を務めてきた。露民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏と対立し、一時、影響力低下が指摘されたが、ワグネル解体を経て、政権内で再び立場を強めていた。
だが、先月、側近の1人であるティムール・イワノフ国防次官が収賄の疑いで逮捕された。国防省の業務に関する契約で不正な利益を得た疑いが持たれている。ショイグ氏の退任には、側近の汚職スキャンダルが影響した可能性がある。
新たに国防相に就くベロウソフ氏は、2020年から副首相の筆頭である第1副首相を務めてきた。プーチン氏の側近で、経済の専門家として知られる。プーチン政権が取り組む経済の立て直しや国民生活の向上などを担ってきた。
2299
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OS5
:2024/05/15(水) 11:09:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1efe9ab31eb4c5abe7a919397dddf3c23b832cd
ベロウソフ国防相任命 ショイグ氏後任、経済学者 ロシア
5/15(水) 8:11配信
時事通信
14日、モスクワで任命に当たり演説するロシアのベロウソフ新国防相(AFP時事)
ロシアのプーチン大統領は14日、ショイグ氏後任の国防相に第1副首相だったベロウソフ氏を正式に任命した。
上院は13、14両日、通算5期目就任に伴ってプーチン氏が提案した軍・治安機関などのトップ人事の協議を終えた。
ベロウソフ氏は経済学者で、強大な軍事力を保有するロシアで異例の人事。経済発展相、大統領補佐官(経済担当)を歴任し、2020年からミシュスチン首相の内閣で第1副首相を務めた。米ブルームバーグ通信が関係者の話として伝えたところによると、ベロウソフ氏は国防相就任の要請に驚いたものの、長らく仕えるプーチン氏に心酔しているため同意したという。
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OS5
:2024/05/19(日) 17:28:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2b1e2aa2c695a8e4637050c602018304bd4e95f
ゼレンスキー氏、大統領任期が満了 選挙先送りで「正統性」論争も
5/19(日) 13:42配信
毎日新聞
ウクライナのゼレンスキー大統領=キーウで5月10日、ロイター
ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、2019年から5年間の任期の満了日を迎える。ロシアの侵攻が続く中で、今年3月に実施予定だった大統領選は先送りされ、実施のめどは立っていない。ゼレンスキー氏は暫定大統領として職務を続ける見通しだが、その「正統性」が論争となっている。
議論の背景にあるのは大統領選を巡る規定のあいまいさだ。ウクライナでは22年2月のロシアの侵攻開始以降、戒厳令が出されているが、この戒厳令下での選挙は法律で禁じられている。一方、憲法では、大統領選は「任期5年目の3月の最終日曜日に実施する」と定められ、戒厳令下での対応については記されていない。
憲法は、戒厳令下で最高会議(議会)議員の任期が満了した場合は戒厳令解除まで職務を続けると規定するが、大統領に関してはそのような記載がない。
こうしたあいまいさから、ゼレンスキー氏に批判的な勢力は、大統領選を実施しないのは憲法違反だと主張する。地元メディア「キーウ・インディペンデント」によると、ゼレンスキー氏の元盟友で数年前にたもとを分かったラズムコフ元最高会議議長は今年2月、ゼレンスキー氏は最高会議議長に職務権限を譲るべきだと主張した。
先手を打つ形で、ゼレンスキー氏は昨年11月に「今は選挙の時ではない」と先送りの意向を表明している。ロシアは現在、ウクライナ国土の約2割を占領し、東部ハリコフ州などで攻勢を強める。戦禍を逃れて国内外の各地へ避難している市民は多数に上る。こうした状況下での国政選挙の実施は、投票機会の平等、公正性や安全確保の面で課題が多く、実現のハードルが極めて高いのは確かだ。
世論の後押しもある。キーウ国際社会学研究所の2月の世論調査では、回答者の69%が「ゼレンスキー氏は戒厳令が終わるまで大統領職にとどまるべきだ」と答えた。「選挙をした方がよい」と答えた人は15%と少数派だ。
ただ、ゼレンスキー氏については、国民からの評価が高かった軍総司令官のザルジニー氏を2月に解任したことなどから、権力の集中を図っているとの批判も出ている。支持率は昨年12月の77%から今年2月には64%に下がった。
ゼレンスキー氏が暫定大統領となるのを見越して、ロシアはその正統性や合法性に疑問を投げかけるプロパガンダを始めている。プーチン露大統領は今月17日、ウクライナ側と何らかの合意に至ることがあっても「我々は合法な政権との間で文書に署名しなければならない」と記者会見で主張した。
対するウクライナ側は、ロシアが3月にウクライナ東・南部4州やクリミア半島などの占領地域でも露大統領選を強行したことについて「非合法」と批判している。【ベルリン五十嵐朋子】
2301
:
OS5
:2024/05/20(月) 22:05:51
https://www.sankei.com/article/20240519-ESFTT5ARPVKP5AEJC26Q6BQEDU/
ウクライナ東部ハリコフ州での戦闘、ロシア損失「多大」 ゼレンスキー大統領、エネルギーも打撃
2024/5/19 09:54
ロシア軍が地上侵攻したウクライナ東部ハリコフ州での戦闘について、ゼレンスキー大統領は18日の声明で「侵略者は兵や装備を失っている。多大な損失だ」と述べた。ロシアがウクライナによるエネルギー施設などへの最近の攻撃でも打撃を受けているとみられる。
ゼレンスキー氏は、東部ドネツク州の要衝チャソフヤールでもロシア軍の「攻撃を撃退している」と強調した。
米ブルームバーグ通信は18日、米国防総省関係者の話として、ウクライナによるロシアのエネルギー関連施設への無人機ドローン攻撃で、ロシアの石油精製能力が今年に入って14%低下したと伝えた。国内需要を満たすため、ロシアは3月からガソリンの輸出を停止した。
18日、ロシアとの国境に近いウクライナ・ハリコフ州に展開する砲兵(ゲッティ=共同)
18日、ロシアとの国境に近いウクライナ・ハリコフ州に展開する砲兵(ゲッティ=共同)
英国防省は18日、ロシアが実効支配するクリミア半島の飛行場に対してウクライナ軍が14日に行った攻撃で防空ミサイルやレーダーなどを破壊したとの分析を発表した。先月からの攻撃で、ロシア軍のクリミア周辺での防空能力が悪化していると指摘した。(共同)
2302
:
OS5
:2024/05/22(水) 17:31:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cf7b5f4ca853642b32738f8b62f0927d74d5ce9
解任のロシア軍司令官を逮捕 前線の窮状訴え、詐欺容疑
5/21(火) 23:00配信
共同通信
ロシア南部軍管区第58軍の元司令官イワン・ポポフ少将(ロシア国防省提供、ロイター=共同)
ウクライナ侵攻に参加するロシア兵の窮状を軍上層部に訴えて昨年解任されたロシア南部軍管区第58軍の元司令官イワン・ポポフ少将が、詐欺容疑で逮捕された。タス通信などが治安当局者の話として21日伝えた。逮捕は17日付。容疑の詳細は不明。
ポポフ氏は昨年7月公開された音声メッセージで、前線で敵の攻撃に対策が取られず、情報収集も不十分で死傷者が多数出ていると主張。兵士が疲弊しているとして部隊交代を訴えた。ゲラシモフ参謀総長に直訴したが拒否され、プーチン大統領に直接報告する意思を示した後に解任されたという。部下の信頼は厚かったとされる。(共同)
2303
:
OS5
:2024/05/24(金) 11:02:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ce82fc44de0a714185ef4242c2cf43cf09f7aac
ロシア当局、国防省高官を新たに訴追 過去1カ月で5人目 国防相交代が背景か
5/24(金) 8:21配信
産経新聞
ロシア連邦捜査委員会は23日、国防省物資調達局のベルテレツキー局長を職権乱用罪で刑事訴追したと発表した。4月下旬以降、訴追された国防省高官はベルテレツキー被告で5人目。一連の訴追は、国防相がショイグ氏からベロウソフ氏に交代したことに伴う人事刷新の一環である可能性がある。
捜査委員会によると、ベルテレツキー被告は2022年、政府発注事業に関する職務の不履行により、7000万ルーブル(約1億2000万円)以上の損害を国に与えた疑いがあるという。
露国防省では4月下旬、ショイグ氏の側近、イワノフ次官(当時)が収賄罪で訴追された。5月にも、人事総局長のクズネツォフ中将と軍参謀次長兼国防省通信総局長のシャマリン中将が収賄罪で訴追されたほか、第58軍元司令官のポポフ少将が詐欺罪で訴追されている。
2304
:
OS5
:2024/05/29(水) 13:16:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/f436b899c7d1fd211ad707e915c4c6d30b562441
ジョージア、「反スパイ法」成立へ 議会が大統領の拒否権却下 欧米と関係悪化確実
5/29(水) 9:23配信欧州連合(EU)加盟を目指す南カフカス地方の旧ソ連構成国、ジョージア(グルジア)の議会は28日、スパイ活動の抑止を名目とした「外国の影響の透明性に関する法案」に対してズラビシビリ大統領が発動した拒否権を却下することを賛成多数で議決した。タス通信が伝えた。国民の大規模な抗議デモを引き起こし、EUや米国も反対してきた法案は成立が確実となった。欧米とジョージアの関係悪化は避けられない見通しだ。
議決を受け、法案は署名のためズラビシビリ氏に再び送付された。ただ、同氏が署名を再び拒否した場合でも、パプアシビリ議長の署名で法案は成立する。
首都トビリシでは28日、議決に抗議するデモが起きた。過去1カ月間以上にわたって断続的に起きたデモには計数十万人が参加し、少なくとも計数十人が当局に拘束されたとされる。
タス通信によると、EUのボレル外交安全保障上級代表や米国務省のミラー報道官は28日、議決を非難した。一方、ジョージアのコバヒゼ首相は「法案はジョージアのEU加盟の可能性を高める」と主張した。
法案は、外国から一定の資金提供を受けて活動する団体を事実上のスパイとみなして当局への財務報告を義務付け、違反した場合は罰金を科すとする内容。4月上旬にコバヒゼ政権の与党「ジョージアの夢」が議会に提出していた。
ただ、類似の法律「外国の代理人法」が施行されているロシアでは、プーチン政権が反体制派などを弾圧する道具として同法を活用。このため、法案に反発するジョージア国民は「コバヒゼ政権がロシアのように法律を恣意(しい)的に運用し、政治弾圧に使う恐れがある」「EU加盟が遠のく」と主張し、抗議デモを続けてきた。EUや米国も「法案は人権侵害や言論弾圧につながる」として可決しないよう求めてきた。
しかし、コバヒゼ政権は「法案は外国勢力の活動を監視するために必要だ」と主張し、今月14日に法案を可決。法案に反対するズラビシビリ氏が18日に拒否権を発動していた。
2305
:
OS5
:2024/06/01(土) 23:53:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/05f49055417f98fcd7ad53d8c2eff41d1e63db04
ロシア、大統領選目指したリベラル候補を「スパイ」 兵士帰還運動も
6/1(土) 19:00配信
朝日新聞デジタル
モスクワで2023年12月、ロシア中央選管への書類提出後に記者と話すエカテリーナ・ドゥンツォワ氏=ロイター。2024年5月、ロシア司法省に「外国の代理人」に指定された
ロシア法務省は5月31日、3月のロシア大統領選挙への立候補を拒否されたリベラル系のエカテリーナ・ドゥンツォワ氏や、ウクライナ侵攻に動員された兵士らの早期帰還を求める運動「プーチ・ダモイ」(家路)幹部などを、外国の影響を受ける「外国の代理人」に指定したと発表した。
ロシアでは「外国の代理人」には「スパイ」の意味がある。今後、選挙に立候補できなくなるなど、大幅に活動が制限される。
ドゥンツォワ氏はジャーナリストで、モスクワ郊外の元市議会議員。届け出書類に不備があったとして、大統領選への立候補が認められなかったが、新党を結成して活動を継続する考えだった。
ドゥンツォワ氏はテレグラムで、「私の選挙への参加と党の候補者支援を阻止する狙いだ」と反発し、異議を申し立てる考えを示した。
プーチ・ダモイは、妻や母らによる集会をロシア各地で開催。ロシア当局は「集会は非合法だ」と警告し、取材した独立系メディアの記者らを拘束していた。
朝日新聞社
2306
:
OS5
:2024/06/03(月) 20:59:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ce87cee312610d0c9bcd89659b8466cdb0d6641
ジョージアで「反スパイ法」が成立 議長が署名 EU入りに暗雲
6/3(月) 18:34配信
産経新聞
欧州連合(EU)加盟を目指す旧ソ連構成国、ジョージア(グルジア)のパプアシビリ議長は3日、スパイ活動の抑止を名目とした「外国の影響の透明性に関する法案」に署名し、成立させた。タス通信が伝えた。政治弾圧につながるとしてEUや米国が反対してきた法案の成立により、ジョージアのEU加盟の先行きに悪影響が出るのは避けられない見通しだ。
法案は、外国から一定の資金提供を受ける団体を事実上のスパイとみなして当局への財務報告を義務付け、違反すれば罰金を科すとする内容。4月上旬にコバヒゼ政権の与党「ジョージアの夢」が議会に提出していた。法案に反発する国民が大規模な抗議デモを行い、欧米も成立させないよう求めてきたが、与党は5月、法案を可決。与党は同月、ズラビシビリ大統領が法案に対して発動した拒否権も却下していた。
2307
:
OS5
:2024/06/03(月) 21:01:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bb2bc52e5c8dfb323c0d5116cd4741440abd728
兵器・兵士損耗、主導権ロシアに ウクライナ、反攻1年も頓挫 ゼレンスキー政権に打撃
6/3(月) 20:33配信
時事通信
戦死者のひつぎを担ぐウクライナ兵=5月2日、西部リビウ(AFP時事)
【リビウ(ウクライナ西部)時事】ロシアの侵攻を受けるウクライナ軍が反転攻勢を始めて、4日で1年を迎える。
【地図で見る】ウクライナ戦況マップ
東・南部に広がる占領地にくさびを打ち込む狙いだったが、強固な防衛線に阻まれ約半年で頓挫。ウクライナの兵器・兵士は損耗し、ロシアが戦況の主導権を握っている。劣勢打開が見通せないままの戦争長期化は、ゼレンスキー大統領に政治的打撃を与えている。
北東部ハリコフ州では5月10日、ロシア軍が新たな地上侵攻に着手。ウクライナ軍は東部ドネツク州の前線から転戦を余儀なくされ、各地で次々と集落を奪われている。南部ザポロジエ州の激戦地ロボティネも、5月中旬に奪い返された。
「今年は新たに880平方キロを掌握した」「ハリコフ州でウクライナ軍は8〜9キロ後退した」。5月に就任したロシアのベロウソフ国防相は同31日、戦果を誇らしげに報告した。
新たな地上侵攻前の5月3日にショイグ国防相(当時)は、今年に入り547平方キロを制圧したと発表していた。これらの説明が事実なら、ロシアの占領地は1カ月足らずで333平方キロも増えた計算。面積でみれば、ウクライナが反転攻勢開始から半年間で解放した分は、既にロシア側が再び占領したもようだ。
ゼレンスキー政権にとって、ロシア本土を攻撃しない約束で西側諸国から提供された兵器について、ハリコフ州から国境を越えた反撃に使う許可を取り付けるのが課題だ。これまでに米国が部分的に認める方針を示したほか、英仏独も容認する姿勢を明らかにした。
ウクライナ軍は深刻な兵員不足にも見舞われている。4月に動員対象年齢の下限を27歳から25歳に引き下げる法律が成立したものの、際限なき動員は政権支持率に響きかねない。
5月17日には受刑者の釈放・動員を可能にする法律を成立させ、ウクライナ側によると、既に800人近くが訓練に向かった。戒厳令延長を理由に大統領選を先延ばしする中、元受刑者の活用には追加動員のショックを少しでも和らげる意図があるとみられる。ロシアも元受刑者による突撃部隊を編成している。
2308
:
OS5
:2024/06/14(金) 10:54:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb0c72bc7d61c4acd202fa0030633c1202155b8e
アルメニア、ロシアと亀裂決定的 軍事同盟「脱退」、ウクライナ連帯
6/14(金) 7:00配信
旧ソ連構成国であるアルメニアのパシニャン首相が12日、ロシア主導の軍事同盟からの脱退を明言した。アルメニアは最近、ロシアの全面侵攻が続くウクライナに寄り添う姿勢まで示していて、経済面でも密接な関係を保ってきたロシアとの亀裂は決定的になっている。
パシニャン氏は12日の議会で、軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)から「脱退する。我々が時期を決める」と強調した。具体的な時期は示していないが、アルメニアは昨年末以降、CSTOへの参加や資金拠出を凍結しており、いずれ脱退するとの見方は強まっていた。
パシニャン氏の態度が大きく転換するきっかけになったのは、隣国アゼルバイジャンとの争いだ。アルメニア系住民が実効支配していたアゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフで2020年に戦闘が勃発。アルメニアの後ろ盾になってきたロシアは平和維持部隊を駐留させた。
だが、昨年9月の戦闘ではロシアはそれを動かさず、アゼルバイジャンが同地を武力で奪還。約10万人のアルメニア系住民が脱出を強いられた。さらに、アルメニアは自国領もアゼルバイジャンの攻撃を受けているとして支援を求めたが、CSTOは応じず、パシニャン氏には不満が募るばかりだった。
朝日新聞社
2309
:
OS5
:2024/06/26(水) 07:57:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/0419ec50f5d0edff372bced985717c86e9570c30
ウクライナ、統合軍司令官を解任 SNSの告発で 要職の交代相次ぐ
6/25(火) 23:40配信
毎日新聞
ウクライナのゼレンスキー大統領=6月15日、ロイター
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日のビデオ演説で、ソドル統合軍司令官を解任すると発表した。後任にはフナトフ准将が就く。ロイター通信によると、ウクライナ南東部マリウポリの抗戦で知られる戦闘部隊「アゾフ大隊」幹部によるネット交流サービス(SNS)での告発を受けての措置とみられる。
アゾフ大隊幹部のクロテビッチ氏は23日、通信アプリ「テレグラム」への投稿で、ソドル氏を名指しせず、ある軍司令官を捜査当局に告発したと明かした。「(作戦上のミスで)ロシア兵よりもウクライナ兵を多く殺した」と批判し、「軍の要員の99%が彼を憎んでいる。私が誰のことを言っているかはわかるはずだ」とも述べた。ゼレンスキー氏は解任の理由を明らかにしていない。
ウクライナメディア「キーウ・インディペンデント」によると、ソドル氏はウクライナ東部戦線の作戦を主導した後、今年2月に統合軍司令官に起用されていた。後任となるフナトフ氏は南部作戦司令部で副司令官を務めた経験がある。
ウクライナでは2月にザルジニー軍総司令官が更迭されたほか、3月にはダニロフ国家安全保障国防会議書記が解任されるなど、要職の交代が相次いでいる。【ベルリン五十嵐朋子】
2310
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OS5
:2024/08/11(日) 06:50:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/3199b2583355b4bee64dc25651ab83fa37a563e0
ワグネル派2人、バスで高齢者暴行 社会の閉塞感象徴、波紋広がる ロシア
8/11(日) 5:57配信
時事通信
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者プリゴジン氏らの献花台=6月24日、モスクワ(EPA時事)
ロシア・モスクワ中心部を走るバス車内で、高齢男性が民間軍事会社「ワグネル」支持者とみられる男2人に暴行される事件があった。
男性は、創設者プリゴジン氏(昨年8月にジェット機墜落で死亡)らの献花台がある教会付近で「人殺しと侮辱した」と言い掛かりをつけられた。
人権団体「OVDインフォ」が9日に明らかにした。ウクライナ侵攻を続けるロシア社会の閉塞(へいそく)感を象徴する事件として波紋が広がり、SNSで非難の声が上がっている。
男性は年金生活者ドミトリー・グリンチーさん(87)。目撃者が撮影した動画によると、男2人に「ファシスト」となじられ、旧ソ連国家保安委員会(KGB)本部近くで無理やり下車の上、警察に突き出された。事情を聴かれた後に解放され、暴行した2人が逆に容疑者になったとの情報もある。
独立系メディアによると、グリンチーさんは、スターリンの「大粛清」さなかの1930年代後半、父親が極東で「日本のスパイ」と嫌疑をかけられ、銃殺刑に処されたという。グリンチーさんは今回の暴行を受けて「人間が人間と見なされない国に生まれなければならなかったことは残念だ」と吐露した。
2311
:
OS5
:2024/08/13(火) 09:20:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/0271ff31aed99b188f4f6e7f1cb8d52c23a3970a
ウクライナ、ロシア28集落制圧 侵攻後、最大級の打撃
8/12(月) 23:00配信
共同通信
焼け焦げた車の脇に立つ男性=11日、ロシア西部クルスク州(ロイター=共同)
【キーウ共同】ウクライナ軍の越境攻撃を受けるロシア西部クルスク州のスミルノフ知事代行は12日、ウクライナ軍が州内の28集落を制圧し、これまでの住民の死者は12人、負傷者は121人に上ると述べた。プーチン大統領や治安機関幹部が参加した政府会合で述べた。12日で越境攻撃開始から1週間。スミルノフ氏はウクライナ側が国境から12キロ進軍し、幅は40キロに至ると報告した。
2022年2月にロシアが侵攻を開始して以降、自国領で受けた最大級の軍事的打撃となった。
プーチン氏は、ウクライナの越境攻撃の目的は「将来の交渉におけるウクライナの立場を向上させることだ」と指摘、敵を国境外に追い出すよう国防省に求めた。ロシア側はウクライナ兵をロシア領内から一掃できずに掃討作戦が続いている。
プーチン氏はウクライナ側の目的についてさらに、ウクライナ東部などで進軍するロシア軍を食い止めることや、ロシア国民をおびえさせ結束を破壊することにあると指摘。「ウクライナ側がなぜ、対立の平和的解決に向けたわれわれの提案を拒否するのかが今や明らかになった」と主張した。
2312
:
OS5
:2024/08/13(火) 09:21:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/8de04fd8e2472e9a2fab5e8c4026b2aa6982b489
ロシア西部・クルスク州で住民12万人避難…ウクライナ軍、数千人規模の「越境攻撃」
8/13(火) 1:13配信
読売新聞オンライン
露クルスク州で、ウクライナのミサイルの破片で壊れたとされるアパート=地元首長が11日に投稿したテレグラムから、ロイター
インターファクス通信など複数のロシアメディアによると、ロシアのプーチン大統領は12日、ウクライナ軍が露西部クルスク州で行っている越境攻撃への対応を協議する会議を開いた。クルスク州知事代行は、州内でこれまでに約12万人が避難し、約6万人が避難の準備を進めていると説明した。
2022年2月のウクライナ侵略後、ロシア側でこれほど大規模な住民の避難が伝えられるのは初めてだ。州知事代行は、これまでに28の集落がウクライナ軍に制圧され、民間人12人が死亡、121人が負傷したと説明した。プーチン氏は「敵は相応の報いを受ける」と報復を予告し、露国防省に「領内から敵を追い出せ」と指示した。
(写真:読売新聞)
一方、AFP通信は11日、ウクライナ政府高官が越境攻撃について「ロシアが国境を守れないと示し、露国内を不安定化させることが狙いだ」と述べたと報じた。数千人規模の兵士が投入されているという。
露国防省は11日、ウクライナ国境から北に約30キロ・メートルの村トルピノ周辺で、ウクライナ軍の装甲車部隊と戦闘になり、進軍を防いだと発表。ウクライナ軍が国境地帯から州内に進軍していることを公式に認めていた。露軍事ブロガーなどによると、ウクライナ軍は国境から約10キロ・メートルの町スジャに到達後、北や北西に部隊を進めている。
露政府はクルスク州などで治安部隊などによる「対テロ作戦」を行うと発表したが、後手に回っている感は否めない。露メディアは、「政府はどこにいるのか」と憤る避難住民の声を報じている。
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OS5
:2024/08/14(水) 10:29:37
https://www.afpbb.com/articles/-/3533591?utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=r1&cx_rss=afp&cx_id=3533668
ロシア、ウクライナの越境攻撃認める 原発火災は「鎮火」
2024年8月12日 11:28 発信地:キーウ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
【8月12日 AFP】ロシアは11日、ウクライナ軍がロシア西部クルスク(Kursk)州に侵入したと公式にに認めた。この越境攻撃についてウクライナ政府高官は、ロシアの「不安定化」が狙いだと述べた。
ウクライナ安全保障当局の高官は匿名を条件にAFPの取材に応じ、奇襲作戦に数千人を動員したと明らかにした上で、「狙いは敵の戦域を広げ、国境防衛にまで手が回らない状態で最大限の損害を与え、ロシア内の情勢を不安定化させることにある」と語った。
ロシア軍は11日、ウクライナ軍が国境線から最大30キロの地点まで侵入してきたのを認めたもよう。国防省当局者も定例記者会見で、国境から約25〜30キロの地点にあるクルスク州の集落2か所の近郊までウクライナ軍部隊の一部が進軍してきたと明らかにした。
一方、ウクライナ南部のザポリージャ(Zaporizhzhia)原発では11日夜、火災が発生した。
ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はこれについて、ロシアが冷却塔に火を付けたと述べた。一方のロシアは、ウクライナ側の攻撃が原因だと主張している。同原発は、侵攻開始直後からロシア軍に占拠されている。
ロシア側はその後、「鎮火」したと発表した。
両国および国際原子力機関(IAEA)は、放射性物質が漏れた兆候はないとしている。(c)AFP
2314
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OS5
:2024/08/17(土) 20:33:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2cddc4cf1df97a29a85315950d024711b28a2f0
越境攻撃でロシア国民のプーチン政権への不満 “プリゴジンの乱”に次ぐ高さに
8/17(土) 0:58配信
ロシア国民の政権に対する不満がプリゴジン氏の反乱以来、最高レベルに達したことが分かりました。
ウクライナ軍によるロシア領内への越境攻撃により、ロシア国民のプーチン政権に対する信頼が低下しています。
ロシアの世論調査機関の調査によりますと、当局の行為に「憤りを感じた」と回答した人は7月28日に18%だったのがウクライナによる攻撃後、8月11日に25%に増えました。
23年6月に民間軍事会社「ワグネル」を率いてプリゴジン氏が反乱を起こした直後の26%に次ぐ高さとなっています。
また不安が広がっていると答えた人の割合も1週間で39%から45%に増加しました。
調査を行ったのはロシアの「世論調査財団」で、調査は対面形式で行われています。
政権に対する否定的な意見が主張しにくい調査にもかかわらず、不満が高まっている形です。
テレビ朝日
2315
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OS5
:2024/08/19(月) 11:46:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ddf80aae99c49ddcc8314347580945ac1330a1f
ジョージアで「反リベラル」化進む 「ロシア法」成立、LGBT抑圧でEU加盟が暗礁に
8/19(月) 11:02配信
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産経新聞
欧州連合(EU)加盟を目指してきた南カフカス地方の旧ソ連構成国、ジョージア(グルジア)が言論統制の強化やLGBTなど性的少数者の抑圧といった「反リベラル」政策を推し進め、欧米との関係を悪化させている。EUは6月末、ジョージアの動きを批判し、加盟手続きと財政支援の一時停止を発表。米国もジョージア高官らに制裁を科し、合同軍事演習を無期延期した。ジョージアのEU入りは暗礁に乗り上げつつある。
■「反スパイ法」で国内外から反発
ジョージアは昨年12月、EUから「加盟候補国」の地位を与えられた。そのジョージアの反リベラル化を示した第1の事例は、コバヒゼ政権が今年6月、国外から資金提供を受ける団体やメディアをスパイ扱いして規制する法律を成立させたことだ。
正式名称は「外国の影響の透明性に関する法」といい、「反スパイ法」と通称されている。コバヒゼ政権は「外国勢力の監視強化」が制定の趣旨だと主張した。
だが、類似する法律「外国の代理人法」が施行されているロシアでは、プーチン政権がこの法律を使って反体制派や人権団体、独立系メディアなどを弾圧してきた。
このため、野党勢力は反スパイ法を「ロシア法」と呼んで猛反発。EUや米国は、反スパイ法の審議段階から「人権侵害や言論弾圧につながる」として法律を制定しないようジョージアに要求した。
ジョージア国内では「政権がロシアと同様、反スパイ法を政治弾圧に使う恐れがある」「EU加盟が遠のく」などと法制定に反対する運動が広がり、大規模デモが繰り返された。コバヒゼ政権は国内外の反対を押し切って反スパイ法を成立させた。
■EU加盟手続きは一時停止に
これに欧米は反発した。欧州メディアによると、EUのヘルチンスキ駐ジョージア大使は6月下旬、反スパイ法の制定を理由に「EUはジョージアの加盟手続きを一時停止した」と発表。EUはジョージアへの3000万ユーロ(約50億円)の財政支援も凍結した。
米国もジョージア政府高官や与党議員ら数十人を対象に、ビザ(査証)発給を制限する制裁を発動。さらに7月上旬には、下旬から予定されていたジョージアとの合同軍事演習の無期延期を発表した。
米国はこうした措置の理由について、「米国がジョージアでの政権転覆計画に関与した」とする虚偽の非難をジョージア政府が行ったためだと説明した。
■LGBT規制にも突き進む政権
欧米との関係悪化にもかかわらず、コバヒゼ政権は反リベラル政策をさらに推し進める構えだ。
議会では6月下旬、政権与党「ジョージアの夢」の主導により、性的少数者の権利を制限するLGBT規制法案が第1読会(3段階審議の1段階目)で可決された。伝統的価値観と未成年者の保護が法案の名目とされている。
地元メディアによると、法案は、同性婚の禁止▽性的少数者による養子受け入れの禁止▽性別適合手術の禁止▽教育機関やメディアでのLGBTの宣伝の禁止-などを定め、違反すれば罰則を科すとする内容だ。
ロシアが類似のLGBT規制を進めていることを踏まえ、ジョージア国内でLGBT規制法案は反スパイ法に続く「第2のロシア法」と呼ばれているという。
EUはLGBT規制法案に関しても「人権尊重の理念に反する」とし、廃案にするようジョージアに求めている。しかし、コバヒゼ政権は9月にも法案を成立させる構えだと伝えられている。同法が成立すれば、ジョージアとEUのさらなる関係悪化は確実だ。
2316
:
OS5
:2024/08/19(月) 11:46:31
■10月の議会選へ布石を打っているのか
EU加盟を掲げながらコバヒゼ政権が反リベラル政策を強硬に推し進める背景には、10月の議会選があるとの見方が強い。
ジョージア情勢に詳しい消息筋によると、与党「ジョージアの夢」は2012年の政権獲得後、支持率の低下が進んできた。反スパイ法の制定には、議会選を見据えて政権に批判的なNGO(非政府組織)などの活動を抑圧する狙いがある。LGBT規制には保守層からの支持を集める思惑があるとみられるという。
ただ、消息筋は「反スパイ法は不評で、政権支持層にも反発がある」と指摘。EU加盟も国民の大多数が支持しており、EU入りを遠ざけるコバヒゼ政権の一連の施策はかえって与党への支持を低下させることになると予測した。
ジョージアと欧米の関係悪化を背景に、ジョージアとロシアの接近が進む可能性もある。ジョージアは08年にロシアの軍事侵攻を受けて以降、反ロシアを一種の「国是」としてきた。ただ、その後も両国の経済関係や民間交流は維持されてきたのが実情だ。
実際に、コバヒゼ政権は親欧米路線を掲げながら、ロシアとの対立回避も重視。ウクライナ侵略に伴う欧米主導の対露経済制裁にも参加していない。
コバヒゼ政権が進める反リベラル政策は、欧米の価値観に否定的なロシアと親和性が高い。ウクライナ侵略で欧米と決定的に対立したロシアにとって、欧米とジョージアの疎遠化はジョージアをロシア側に引き寄せる好機となる。
ジョージア国内の反露感情を考慮すれば、コバヒゼ政権が欧米と完全に手を切ってロシア側に立つシナリオは考えにくい。ただ、今後、ロシアとジョージアが水面下で協力拡大を模索する可能性もまた否定できない。(小野田雄一)
2317
:
OS5
:2024/08/21(水) 05:42:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1f05d7c446bbbe7fcfb34e7048ad28cea67784e
ロシア、ウクライナ東部の重要集落制圧と主張 10月までにクルスク州奪還計画か
8/20(火) 23:20配信
産経新聞
ロシア国旗
ロシア国防省は20日、最激戦地であるウクライナ東部ドネツク州の集落ニューヨークを制圧したと主張した。ニューヨークは同州の小都市トレツクを守るウクライナ軍の重要拠点の一角。露国防省の主張が事実であれば、ウクライナ軍による露西部クルスク州への越境攻撃にもかかわらず、露軍が全域の制圧を狙うドネツク州で優勢を維持していることが改めて示された形だ。
露国防省は発表で、ニューヨークが「戦略的に重要な物流拠点」だと指摘した。
ドネツク州で露軍は現在、州都ドネツク北西のポクロフスク方面▽同市北方のトレツク方面▽バフムト西方のチャソフヤル方面-などで攻勢を継続。ウクライナ軍も防衛戦を続けているが、兵力や物量で勝る露軍が優勢だと伝えられている。
米シンクタンク「戦争研究所」によると、露軍はドネツク州に展開していた戦力の一部をクルスク州の防衛に回したものの、なお主力部隊をドネツク州に残し、攻勢を維持しようとしている。
一方、ウクライナメディア「RBKウクライナ」は20日、軍当局筋の話として、プーチン露大統領が10月1日までにクルスク州からウクライナ軍を駆逐するよう露軍に命じたと報じた。プーチン氏はドネツク州から戦力を引き抜かずにクルスク州奪還を達成することも指示したという。
2318
:
OS5
:2024/09/01(日) 23:16:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ab14a569628507b88a431976e7b8c6fdd394fac
アゼルバイジャンで前倒し議会選 ナゴルノカラバフ奪還で30年ぶり全土で投票
9/1(日) 17:10配信
産経新聞
アゼルバイジャン議会選で投票する有権者=1日、バクー(AP)
南カフカス地方の旧ソ連構成国アゼルバイジャンで1日、前倒し議会選(定数125、任期5年)の投票が始まった。同国は今回の議会選で、約30年間にわたり隣国アルメニアに実効支配され、昨年秋の軍事作戦で奪還したナゴルノカラバフ地域にも投票所を設置し、施政権の回復を内外に誇示した。
アゼルバイジャンのメディアによると、全土で選挙が実施されるのは30年ぶり。全体の有権者数は約640万人で、ナゴルノカラバフなどアルメニアから奪還した地域の有権者数は4万2千人。奪還地域への再定住を進めるアゼルバイジャン政府の方針を示した。
議会選は当初、今年11月に予定されていたが、アゼルバイジャンは同月に国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)を主催することから、前倒しされた。
議会選では、2月の大統領選で5選を果たしたアリエフ大統領の与党「新アゼルバイジャン」が過半数の議席を維持すると予測されている。2日にも大勢が判明する見通しだ。(小野田雄一)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d51354dc66cc08fd290d56ef4dd2ba3235f8371c
アルメニア、和平合意要請 アゼルバイジャンは拒否
9/1(日) 11:25配信
共同通信
【モスクワ共同】アルメニアのパシニャン首相は8月31日、首都エレバンで記者会見し、係争地ナゴルノカラバフを巡り長年対立してきた隣国アゼルバイジャンに対して平和条約への署名と批准をするよう30日に要請したことを明らかにした。アゼルバイジャンはこれを拒否した。インタファクス通信などが報じた。
パシニャン氏は「和平合意の17条項のうち序文と13条項で完全に合意し、3条項で部分合意した。残り1条項の文言もほぼ合意している」と説明した。
これに対し、アゼルバイジャン外務省報道官は31日、アルメニア憲法にあるナゴルノカラバフの主権を主張する項目を取り下げることが署名の条件だと述べた。
2319
:
OS5
:2024/09/02(月) 11:27:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3da12e5cb748e03e8af237f5abced7fd27ef510
アゼルバイジャン議会選、与党が過半数維持 カラバフでも投票、奪還を誇示
9/2(月) 8:36配信
産経新聞
1日に投票された南カフカス地方の旧ソ連構成国、アゼルバイジャンの前倒し議会選(定数125)で、中央選管は2日、開票率91%の時点で、アリエフ大統領の与党「新アゼルバイジャン」が過半数の68議席を獲得したと発表した。暫定投票率は約37%。タス通信が伝えた。
アゼルバイジャンは今回の議会選で、約30年にわたり隣国アルメニアに実効支配され、昨年秋の軍事作戦で奪還したナゴルノカラバフ地域にも投票所を設置し、カラバフでの施政権の回復を誇示した。
地元メディアによると、アゼルバイジャン領全土での選挙実施は30年ぶり。有権者数は640万人で、カラバフなどアルメニアから奪還した地域では4万2千人。
アゼルバイジャンは2026年までに国民14万人をカラバフに再定住させる方針だとされ、社会インフラ整備や移住を進めている。
議会選は当初、今年11月に予定されていたが、国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)が同月、アゼルバイジャンで開かれることから前倒しされた。
カラバフでは1980年代後半、多数派のアルメニア系住民がアルメニアへの帰属変更を求め、アゼルバイジャンとの紛争に発展した。ロシアから支援を受けたアルメニア側がカラバフの実効支配を確立する形で94年に停戦が成立。その後も衝突が起きてきた。
アゼルバイジャンは昨年9月の軍事作戦でカラバフを奪還。約12万人とされるアルメニア系住民の大半が本国に避難した。(小野田雄一)
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:
OS5
:2024/09/02(月) 11:56:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca0da78a99a473069fa401c9a606db14fc619e8b
東部ドネツク州でウクライナ軍劣勢 ポクロフスク陥落の恐れも「極めて困難」
9/2(月) 9:04配信
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産経新聞
ウクライナ国旗
ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は1日、「敵の主力攻撃の方面(でのウクライナ軍の戦況)は困難だ」と交流サイト(SNS)で表明した。ウクライナメディアは、シルスキー氏が言及したのは露軍との激戦が続く東部ドネツク州ポクロフスク方面に関してなのは明白だと指摘した。
【地図でみる】ロシア軍が占領した地域
ポクロフスク方面は露軍が全域の制圧を狙うドネツク州のウクライナ軍の防衛線の一角で、ウクライナ軍は劣勢だと伝えられている。同国のゼレンスキー大統領も最近、ポクロフスク方面の戦況が「極めて困難だ」と危機感を示していた。
米誌フォーブス(電子版)は8月31日、ポクロフスク陥落の恐れが高まっているとの見方を示した。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)も9月1日、露軍がポクロフスクから約9キロの地点まで迫っていると伝えた。同紙はまた、ウクライナ軍が8月6日に着手した露西部クルスク州への越境攻撃で露軍がドネツク州の戦力をクルスク州防衛に回すと計算していたが、現時点でドネツク州での露軍の攻勢は弱まっていないとも指摘した。
一方、米シンクタンク「戦争研究所」は31日、露軍がポクロフスク方面に配置していた予備戦力の一部をクルスク州に転戦させた可能性があると指摘。「ウクライナ軍の越境攻撃は露軍の作戦全体に影響を与えている」と評価した。
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OS5
:2024/09/04(水) 14:14:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/6157b1d27c6c8d255682c2ffeb36f3c398a7f248
ウクライナ、内閣改造へ ポルタワの死傷者は300人超す
9/4(水) 0:59配信
朝日新聞デジタル
カムイシン戦略産業相=2024年5月11日、キーウ、藤原学思撮影
ウクライナ最高会議(国会)で与党会派「国民のしもべ」のトップを務めるアラハミヤ氏は3日夜、「閣僚の半数以上が代わる」とSNSに投稿した。4日に解任、5日に任命という日程で進められるという。
【写真】モンゴルはなぜプーチン氏を逮捕しないのか 元ICC裁判官が解説
ゼレンスキー大統領も3日夜のビデオ演説で「秋はウクライナにとって非常に重要だ」と人事について触れ、「我々には新しい段階の情報、文化、外交的努力が必要だ」と強調した。内閣だけでなく、大統領府でも人事を行うという。
現地メディア「ウクライナ・プラウダ」は複数の関係者の話として、クレバ外相が解任され、シビハ第1外務次官が後任に就く可能性が高いと報じている。
ウクライナ政府のウェブサイトによると、閣僚は22人。ステファンチュク議長は4日午前0時(日本時間4日午前6時)までに、ベレシュチュク副首相▽ステファニシナ副首相▽カムイシン戦略産業相▽マリュスカ司法相▽ストリレツ環境保全・天然資源相の5人から辞表を受け取ったことを明らかにしている。いずれも理由は明らかにされていない。
アラハミヤ氏によると、人事は4日の会派の会合で最終決定されるといい、5閣僚の辞表提出は、内閣改造を見越したものとみられる。
一方、ゼレンスキー氏は中部ポルタワの軍事教育施設に対するロシア軍の弾道ミサイル攻撃について、死者は51人、負傷者が271人に上ると明らかにした。警察や検察のほか、国防省も捜査に加わり、大きな被害が出るに至った詳細な経緯を調べるという。(藤原学思)
朝日新聞社
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OS5
:2024/09/10(火) 22:28:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/517442b9cd306604a23e65c50f41e7ad66753d0f
モスクワ近郊など9州にウクライナ軍が「最大規模の無人機攻撃」…三つの国際空港が一時閉鎖
9/10(火) 20:23配信
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コメント25件
読売新聞オンライン
10日、無人機による攻撃で損傷したとされるモスクワ州ラメンスコエの集合住宅=AP
ロシア国防省によると、ウクライナ軍は9日夜から10日未明にかけて、ロシアの首都モスクワ近郊のモスクワ州など9州に大規模な無人機攻撃を行った。同省はモスクワ州で無人機20機、露全土で計144機を撃墜したと主張した。ロイター通信は、ウクライナ軍による「過去最大規模の無人機攻撃の一つ」と伝えている。
10日、無人機による攻撃で損傷したとされるモスクワ州ラメンスコエの集合住宅=ロイター
タス通信によると、モスクワ中心部から南東約50キロ・メートルのモスクワ州ラメンスコエで集合住宅2か所が損傷して、女性(46)が死亡し、3人が負傷した。ウクライナ軍は露国内への無人機攻撃を繰り返しているが、モスクワ近郊で死者が出るのは異例だ。
(写真:読売新聞)
これを受け、モスクワ近郊のドモジェドボ、ブヌコボ、ジュコフスキーの三つの国際空港が一時閉鎖された。航空当局によると、3空港の閉鎖に伴い、約50便が目的地を変更するなどの措置を取った。モスクワ近郊では無人機の残骸が落下した影響で、高速道路の一部区間が通行止めとなった。
ロシア通信などによると、ドミトリー・ペスコフ露大統領報道官は10日、記者団に対して「敵の攻撃を防ぐため特別軍事作戦(ウクライナ侵略)を続けねばならない」と強調した。
露軍もウクライナ国内へのミサイルや無人機攻撃を連日行っている。ウクライナ軍によると、9日から10日にかけては首都キーウ近郊キーウ州など13の地域に46機の無人機が飛来し、ウクライナ軍は38機を撃墜した。ロイター通信によると、南部ヘルソン州などで3人が負傷した。
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:
OS5
:2024/09/29(日) 22:52:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/480ac9aefa892e77d0c578d33b5948e45a64b1ef
露外相、中国とブラジルのウクライナ和平案の検討表明 占領地「割譲」迫る狙いか
9/29(日) 17:19配信
産経新聞
佐々木正明
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ウクライナと中国・ブラジルの和平案に賛同した国や地域機構
【ニューヨーク=平田雄介】ロシアのラブロフ外相は28日、国連総会一般討論で演説し、ウクライナのゼレンスキー大統領が提唱する和平案への「代替案を無視するのは無意味だ」と訴えた。中国とブラジルによる和平案を評価しない欧米諸国を批判し、ロシアは検討対象とする姿勢をみせた。
【地図でみる】ロシア軍が占領した地域
ラブロフ氏は演説で、「核保有国(のロシア)と戦って勝利を得ようとするのは危険かつ無意味だ」と主張。ゼレンスキー氏が示す和平案「平和の公式」について、「悪評高く、これに基づく交渉への代替案はないと誓う西側諸国には道理がない」と非難した。
演説後の記者会見では、中国とブラジルの和平案が「どのように機能するのか具体的に知りたい」とし、その内容が「紛争の現実に裏打ちされていることが重要だ」と語った。国連外交筋は、露軍によるウクライナ占領地の「割譲を迫った」に等しいとみる。
中国とブラジルの和平案は、戦闘を激化させない政治解決をうたうもので、ウクライナ軍による領土奪還を事実上、否定する内容。露軍の撤退を求める記述もなく、ゼレンスキー氏は25日の一般討論でも「決して受け入れない」と拒絶している。
だが、中国の王毅共産党政治局員兼外相は28日、ラブロフ氏に先立つ一般討論で、中国は「建設的な役割を果たし、調停に関与し、平和のための協議を推進する」と演説。中国が27日に南半球を中心とした新興・途上国グローバルサウス(GS)の一部と発表した和平案支持の共同声明にはメキシコも加わったことで、支持は計11カ国となった。
ゼレンスキー氏の平和の公式に基づきスイスが主催した「世界平和サミット」の共同声明に署名した国と地域機構は日米やウクライナを含む95。ただ、GSの署名国は少ない。
中国とブラジルは独自の和平案を支持する11カ国と「平和フレンズ(友好国)」と名乗るグループを結成し、GSの支持拡大を図る方向だ。
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OS5
:2024/09/29(日) 22:52:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecfa99cd765430c39746cf7f636ed4df9f2f5903
露、兵士確保に四苦八苦 首都は「年収800万円」提示 兵力損耗を補充、財政負担も拡大
9/29(日) 7:54配信
産経新聞
「初年度の収入は520万ルーブル以上」とうたう契約兵の募集ポスター。ロシアは報酬を増額して兵員確保に躍起となっている=9月9日、モスクワ(小野田雄一撮影)
ロシアのプーチン大統領が9月、露軍兵士の定員を現行の132万人から150万人へと18万人増員する大統領令に署名した。実質的にはウクライナ侵略で損耗した兵力の補充が狙いとみられ、増員分は契約兵でまかなうという。ただ、最近は契約兵の確保が難しくなっており、当局は高額の報酬や一時金支払いなどで勧誘に躍起となっているのが実情だ。侵略による死傷者増と兵力補充はロシアの財政にも重くのしかかる見通しだ。
【写真】ロシア軍の超音速戦略爆撃機「ツポレフ22M3」
「年収520万ルーブル(約800万円)以上」-。最近、首都モスクワ市内で見られるようになった契約兵の勧誘ポスターの文言だ。
露政府統計によると、2023年の露国民の平均月収は約7万3千ルーブル(約11万円)。単純計算で年収に換算すると87万6千ルーブル(約135万円)となる。契約兵になれば、1年で6年分近くの収入が手に入る計算だ。
■契約兵確保のペースが鈍化
露政権は予備役30万人を招集した22年9月の「部分的動員」で社会の反発と混乱を招いた経緯を踏まえ、以降は契約兵で兵力を確保する方針に転じた。
ウクライナに派遣される契約兵には最低でも月収約21万ルーブル(約32万円)を保証したほか、契約時の一時金支払い、各種手当、ローン支払いの一時免除など、さまざま優遇措置を提示して契約兵確保を進めてきた。
今年2月、ショイグ国防相(当時)は「23年中に約54万人が軍と契約した」と誇示した。しかし、露国民も契約兵の死傷率が高いことを理解しており、政権による契約兵の確保は徐々に困難になっているとみられる。
メドベージェフ国家安全保障会議副議長は最近、「今年1月〜7月に19万人が契約兵になった」と述べており、契約兵確保のペースが23年よりもだいぶ鈍化してきたことが浮かび上がる。
兵員確保が難しくなっていることを示す一つの傍証が、契約兵に対する報酬の増額だ。
プーチン氏は7月末、契約兵になった国民らに政府から支払う一時金を、それまでの19万5千ルーブル(約30万円)から40万ルーブル(約62万円)に倍増させる大統領令に署名した。倍増は8月1日から12月末までとしており、「期間限定キャンペーン」のような趣が漂う。
■自治体も競ってインセンティブ打ち出す
政府とは別に独自のインセンティブを導入する連邦構成体(自治体)も増えている。
モスクワ市は7月下旬、軍と新たに契約する人に市から190万ルーブル(約293万円)の一時金を支払うと発表した。それ以前に市独自で契約兵に支払ってきた月額5万ルーブル(約8万円)の手当てなどを含めると、モスクワで契約兵になった人の初年度年収は520万ルーブル(約800万円)以上になるとしている。
露メディアによると、24年までに計80を超す連邦構成体のほぼ全てが、契約時の一時金を導入したり、一時金を大幅に増額したりした。契約した人に土地の権利書を与えたり(北西部レニングラード州)、自宅の改修費用を支払うことを約束したり(中西部モルドビア共和国)する構成体も現れた。
各構成体の首長は政府から契約兵を確保するよう命じられており、その人数に応じて実績の評価が変わると伝えられている。このため、首長らは多額の予算を投じてでも契約兵集めに躍起になっているもようだ。
契約兵集めが難しくなっていることを示すもう一つの傍証は、受刑者や刑事被告人を勧誘するための法改正だ。
露下院は9月、裁判中や上訴中の刑事被告人について、契約兵になって契約期間を満了するか、勲章を授与された場合、刑事責任を免除すると定める法改正案を可決した。
ロシアはすでに昨年6月、収監中の受刑者らに関して同様の措置を定める法改正を実施している。ただ、受刑者出身の契約兵は最前線に投入され、多数が死傷したとされる。
今回の法改正は、受刑者だけでは十分な人数の契約兵を確保できなくなっている実情を反映している公算が大きい。
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:
OS5
:2024/09/29(日) 22:53:07
■露軍の死者20万人、負傷者40万人の推計
多額の金銭を見返りとした契約兵の確保は今後、露財政の負担となる可能性がある。
スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、ロシアの国防費は以前、国内総生産(GDP)の3〜4%台で推移していたが、22年のウクライナ全面侵攻後に急増。23年はGDPの約5・9%に達した。
米ブルームバーグ通信は今年9月、露政府が25年の予算案で、国防費にGDPの6・2%に当たる13兆2千億ルーブル(約20兆3千億円)を計上する計画だと報じた。24年予算の10兆4千億ルーブル(約16兆円)から大幅に増える。
国防費には兵士らの人件費も含まれており、契約兵の増加が国防費増加の一因だとみられる。
戦闘での死傷者の増加もロシアにとって財政的負担となる。露メディアによると、ロシアは兵士らが戦死した場合、遺族に約1千万ルーブル(約1541万円)を支払うと規定。退役が必要な負傷をした場合は約600万ルーブル(約924万円)を支払うとしている。負傷の程度に応じた各種の支払いもある。
ウクライナ侵略に伴う露軍の死傷者数は不明だが、英BBC放送によると、遺族による交流サイト(SNS)への投稿など公開情報のみに基づく集計で、少なくとも約7万人の戦死者が確認された。米紙ウォールストリート・ジャーナルは9月、欧米情報機関には露軍の戦死者を約20万人、負傷者を約40万人だとする推計もあると報じた。
ウクライナでの戦闘が続く限り露軍の死傷者は増え続け、それとともにロシア財政が逼迫(ひっぱく)の度を増すのは確実だ。(小野田雄一)
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OS5
:2024/10/03(木) 23:22:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/00b3f1551784609e9ahttps://news.yahoo.co.jp/articles/00b3f1551784609e9a9e93a64e62f31c9d9579259e93a64e62f31c9d957925
ジョージアでLGBT規制法成立 EU加盟遠のく 与党側、議会選へ支持拡大狙う
10/3(木) 22:45配信
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産経新聞
南カフカス地方の旧ソ連構成国、ジョージア(グルジア)の議会のパプアシビリ議長は3日、性的少数者(LGBTなど)の権利を制限する法案に署名し、成立させた。欧州連合(EU)は昨年12月に「加盟候補国」の地位を与えたジョージアの反リベラル化を懸念し、廃案にするよう求めていた。同法の成立でEUとの関係が悪化し、ジョージアのEU加盟が遠のくのは確実だ。
LGBT規制法に関し、パプアシビリ氏は3日、常識やキリスト教の伝統に基づくものだと主張。「一部のパートナー国から非難されることは分かっているが、わが国は他者の評価を恐れない」と表明した。
同法は、同性婚の禁止▽性的少数者による養子受け入れの禁止▽性別適合手術の禁止▽公の場でのLGBTの宣伝の禁止-などを定め、違反すれば罰則を科す内容。同国のコバヒゼ政権の与党「ジョージアの夢」が法案を議会提出し、9月中旬に可決されていた。
ただ、法案に反対するズラビシビリ大統領が署名を拒否し、法案を議会に差し戻していた。同国の法律によると、法案は大統領が署名を拒否した場合でも議長が署名すれば成立する。
LGBTの規制で与党側は、今月26日に行われる議会選に向けて保守層からの支持拡大を狙ったとの観測が強い。与党側が6月、大規模な抗議デモやEUの批判を無視する形で、外国から資金提供を受けて活動する団体を規制する「反スパイ法」を成立させた背景にも、議会選に先立って選挙監視NGO(非政府組織)などの活動を抑圧する狙いがあったとみられている。
ただ、ジョージア国民の大半はEU加盟を望んでいる上、与党側の強権的な動きにも批判的だとされ、両法の制定が議会選での与党側勝利につながる保証はない。(小野田雄一)
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OS5
:2024/10/04(金) 21:21:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/472719848f9f1620ecbe8920c3530a5f26447006
大統領選とEU加盟の国民投票を控えるモルドバ、「親ロシア派が13万人以上を買収」と発表
10/4(金) 19:39配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
旧ソ連構成国モルドバの警察は3日、今月20日に行われる大統領選と欧州連合(EU)加盟の賛否を問う国民投票に向け、モルドバの親露派勢力が人口約260万人の約5%にあたる13万人以上を買収していたと発表した。ロイター通信などが報じた。ロシアから送られた資金で、親露派候補への投票とEU加盟反対を働きかけていたとみられる。
【表】一目でわかる…ロシアの戦力はウクライナを圧倒している
米政治専門紙ポリティコ欧州版によると、この1か月だけでロシアの銀行から1500万ドル(約22億円)以上がモルドバの有権者らの口座に送金されたことが確認された。ロシアに亡命した親露派政党創設者のイラン・ショル氏が関与しているほか、ロシアからモルドバ国内の複数の協力者に指示が出されているという。
ショル氏は9月末、通信アプリ「テレグラム」で、名前などを登録すれば500レイ(約4200円)、自身の選挙区でEU加盟反対が多数で、親露派候補が当選した場合に5000レイ(約4万2000円)が支払われるとするキャンペーンを投稿しており、この運動が拡散しているとみられる。
大統領選にはEU加盟を推進する親欧米派の現職マイア・サンドゥ氏の他、親露派候補が出馬する。モルドバにはロシア語を話すロシア系住民も多く、親欧米派と親露派が激しく対立している。
2328
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OS5
:2024/10/04(金) 21:40:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/87d386b520dc0dfb58df2e6bab97ad1c5e3a6ece
「ロシア選挙介入で13万人買収」モルドバ批判 EU加盟阻止狙う
10/4(金) 8:30配信
朝日新聞デジタル
大半の住民がロシア語を話すモルドバのガガウズ自治州では、「モルドバだけのために」とロシア語で書かれた大統領選候補者の巨大看板があった=2024年9月27日、中川仁樹撮影
欧州連合(EU)加盟をめざす旧ソ連構成国モルドバの警察は3日、同国の親ロシア勢力が今月20日の大統領選とEU加盟をめぐる国民投票に向け、少なくとも13万人を買収したと発表した。資金はロシアから送られたとしており、モルドバのEU加盟阻止が狙いとみている。
ロイター通信や地元メディアによると、9月だけでロシアから1500万ドル(約22億円)の工作資金が送られ、親ロシア勢力が支配する同国領内の未承認国家「沿ドニエストル」でロシアの銀行カードなどを使い現金を引き出したという。
国民投票ではEU加盟への反対票、大統領選でもサンドゥ現大統領の対立候補への投票を増やす目的とみられ、モルドバ警察は「前例のない直接攻撃」と批判。買収された13万人の身元も特定したという。
サンドゥ政権はウクライナ侵攻を厳しく批判し、ロシアと対立している。モルドバでは国民の過半数がEU加盟に賛成とされる。だが、ロシア語話者を中心に穏健派も含めた親ロシア住民も3割にのぼると言われており、大統領選と国民投票に向けてロシア側が偽情報を拡散しているとの警戒感を強めている。
朝日新聞社
2329
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OS5
:2024/10/20(日) 22:55:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bc4681a232b55104bb1e634c5c9c7a096a5b1e6
元ウラジオストク市長侵攻作戦へ 収賄罪で服役中、契約書に署名
10/20(日) 19:46配信
共同通信
モスクワの裁判所に出廷したプシカリョフ元ウラジオストク市長=2019年4月(タス=共同)
【モスクワ共同】ロシア紙コメルサントは20日、かつて極東ウラジオストクの市長を務め、収賄罪などで有罪判決が確定し服役中のイーゴリ・プシカリョフ受刑者(49)が、ウクライナへの特別軍事作戦に参加する国防省との契約書に署名したと報じた。受刑者の弁護士が認めた。
2008年に市長に就任したプシカリョフ受刑者は16年に拘束され、在職中に多額の賄賂を受領したなどとして19年に懲役15年の判決を受けた。
ウラジオストク市は新潟市と姉妹都市提携を結ぶなど日本海沿岸の日本の自治体と長く交流の歴史があり、プシカリョフ受刑者は多くの市長らと会談を重ねた。
2330
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OS5
:2024/10/21(月) 13:13:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbb67349b6bb12b9dfce12330cdc52cd3b2382e1
モルドバ大統領選、決選投票の見通し EU加盟は賛否拮抗
10/21(月) 11:18配信
毎日新聞
投票所で票を投じるモルドバのサンドゥ大統領=キシナウで2024年10月20日、ロイター
東欧の旧ソ連構成国モルドバで20日、大統領選(任期4年)と欧州連合(EU)への加盟方針を憲法に明記するかを問う国民投票が行われ、即日開票された。大統領選は親欧米派の現職、サンドゥ氏が首位を固めたものの過半数の確保は難しい情勢で、11月3日に決選投票となる可能性が高い。EU加盟については賛否が拮抗(きっこう)している。
選挙を巡っては、モルドバへの影響力を維持したいロシアが買収や偽情報の拡散などを行って介入した疑惑が強まっている。選挙の結果次第では、現政権を後押ししてきた欧米との間で対立が先鋭化する可能性もある。
モルドバ選管によると、暫定投票率は51・6%で、国民投票の成立に必要な3割を超えた。大統領選には過去最多の11人が乱立し、開票率が95%を超えた時点で、サンドゥ氏の得票率が4割を超えた。親露派政党の支援を受ける元検事総長のストイアノグロ氏が2位で、3割弱の支持を集めている。
モルドバ当局は今回の選挙で、ロシアが9月だけでも1500万ドル(約22億円)を投じて13万人の有権者を買収した疑いがあると指摘。欧米各国も関係者を制裁対象に指定するなどして批判を強めていた。サンドゥ氏は選挙介入について、外国の影響を受けた犯罪組織が最大30万票を買収しようとする「前例のない攻撃」をしたと非難し、「結果が出るのを待ち、断固たる決断で対応する」と述べた。【キシナウ岡大介】
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OS5
:2024/10/21(月) 17:21:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100596&g=int
モルドバ大統領選、11月決選へ 苦戦の現職「ロシアが工作」主張
時事通信 外信部2024年10月21日14時34分配信
21日、モルドバの首都キシナウにある選挙事務所で、記者会見に臨むサンドゥ大統領(AFP時事)
21日、モルドバの首都キシナウにある選挙事務所で、記者会見に臨むサンドゥ大統領(AFP時事)
ウクライナの隣国モルドバで20日、大統領選(任期4年)の投開票が行われた。開票率9割以上の暫定結果によると、親欧米派の現職サンドゥ大統領(52)が得票率38%でリードしているが、当選に必要な過半数に届かず、決着は11月3日の決選投票に持ち越される見通しとなった。ロイター通信が伝えた。
旧ソ連構成国モルドバは、ロシアの侵攻を受けたウクライナと共に欧州連合(EU)加盟を申請した。6月に加盟交渉が始まったが、国民は親欧米派と親ロ派に二分。苦戦を強いられたサンドゥ氏は、モルドバを勢力圏にとどめたいロシアを念頭に、外国勢力による大規模な買収工作が行われた「明白な証拠がある」と主張した。
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OS5
:2024/10/26(土) 12:12:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bac5ff3907734b06cd26713216ac2cd0a63788a
親ロシアか親欧米か…ジョージアで決戦の議会選挙 与党勝利ならEU加盟遠のく可能性
10/26(土) 8:54配信
産経新聞
南カフカス地方の旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)で26日、議会選(定数150)の投票が行われる。ジョージアが親ロシア路線と親欧米路線のどちらに進むかを方向付ける重要な選挙になると見込まれており、国際的関心が高い。親露傾向を強める与党「ジョージアの夢」と、親欧米路線への回帰を訴える野党勢力との激戦が予想されている。開票結果次第では、抗議デモなど混乱が起きる可能性もある。
議会選に先立ち、「夢」と対立する親欧米派のズラビシビリ大統領は「この選挙は今後の国家の命運を分けるものだ」と訴えた。ジョージアでは大統領は象徴的存在にとどまり、実質的な権限は議会が握っている。
議会選は得票率に応じて各党の議席数が決まる比例代表制で行われる。得票率5%未満の党は議席割り当ての対象外となる。
2008年にロシアの軍事侵攻を受けたジョージアは「反露」を一種の国是としてきた。12年から政権を担う「夢」も親欧米路線をとり、ジョージアは昨年12月に「欧州連合(EU)加盟候補国」の地位を得た。ただ、近年はウクライナ侵略に伴う対露制裁に参加しないなど、ロシアとの関係回復を模索する動きも目立っている。
ジョージアは今年6月、外国から資金提供を受ける団体を規制する「反スパイ法」を施行。今月には同性婚や性別適合手術の禁止などを定めた「LGBT規制法」も成立した。「夢」は議会選に先立ち、選挙監視団体の弱体化や保守層からの支持拡大を狙い、両法を制定したとの観測が強い。
ロシアでは反スパイ法とLGBT規制法に類似した法律が弾圧に使われていることを背景に、EUは「夢」による両法の制定は強権主義だと非難。EU加盟手続きの一時停止を発表した。
野党勢力も両法を「ロシア法」と称して批判。「『夢』が勝利すれば、ジョージアの民主主義は失われ、EU加盟も不可能になる」と訴えている。
野党側が実施した事前の投票先調査では、「夢」が34%で首位に立った一方、18%で2位となった野党連合「統一」など親欧米派勢力への支持は計53%に上った。この調査によれば、野党連立による政権交代が起きる可能性がある。ただ、与党側による投票先調査では、「夢」が60%になったとも報じられている。
米シンクタンク「戦争研究所」は21日、「ロシアか欧米か」と題したリポートを公表。今回の議会選を「ジョージア独立以来、最も重要な選挙となる可能性が高い」と評価した。リポートによると、ロシアは「夢」が勝利した場合、南カフカス地域での影響力回復や反欧米主義の広がりをアピールするのに選挙結果を利用する可能性がある。(小野田雄一)
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OS5
:2024/10/27(日) 14:41:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/c875fb1dd1b634d5f2f32da75e7f3dbc70bc4b8d
ジョージアで議会選、親露・強権色強める与党「勝利」の公算 EU加盟遠のく
10/27(日) 11:05配信
産経新聞
投票所で投票用紙を数える選挙管理委員会のメンバーたち=26日、ジョージアのトビリシ(AP)
南カフカス地方の旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)で26日、議会選(定数150)が行われた。同国が親ロシア路線と親欧米路線のどちらに進むかを方向付ける重要選挙と位置付けられ、国際的関心を集めた。中央選管の発表によると、親露色を強める与党「ジョージアの夢」が過半数を得票して勝利する見通し。親欧米路線への回帰を訴えた野党側は開票不正が起きたとし、抗議活動を行うと表明した。
議会選は得票率に応じて各党に議席数が割り当てられる比例代表制で行われた。得票率5%未満だった党は議席割り当ての対象外となる。
中央選管の発表によると、開票率約80%の時点で、「夢」が約54%を得票。親欧米派の主要野党4党は計約38%となっている。投票率は約59%。
2008年にロシアの軍事侵攻を受けたジョージアは反露を一種の「国是」としてきた。「夢」も12年の政権獲得後、親欧米政策を進め、昨年12月にはジョージアの「欧州連合(EU)加盟候補国」の地位獲得を達成した。ただ、近年はウクライナ侵略に伴う対露制裁に参加しないなど、親露傾向も強めていた。
「夢」のオーナーであるイワニシュビリ元首相はロシアで財を成した大富豪。同氏はジョージア国内の親露分離派地域、南オセチアとアブハジアを巡る領土問題の解決を視野に、対露関係の改善を図ろうとしているとの観測も出ている。
さらに、「夢」は議会選に先立ち、外国から資金提供を受けて活動する団体を規制する「反スパイ法」と、性的少数者(LGBTなど)の権利を制限する「LGBT規制法」を制定した。両法は類似した法律がロシアで施行され、政治・言論弾圧の手段として使われている。EUは「夢」の強権化を批判し、加盟手続きの一時停止を発表。野党側も「『夢』が勝利すればEU加盟が不可能になる」と訴えていた。
議会選で「夢」の勝利が発表される見通しとなったことで、EUとジョージアは関係悪化が避けられず、同国のEU加盟はさらに不透明になる。
米シンクタンク「戦争研究所」は議会選に先立ち、「ロシアか欧米か」と題するリポートを公表。今回の議会選は「ジョージア独立以来、最も重要な選挙となる可能性が高い」と評価していた。「夢」が勝利した場合、ロシアと「夢」が接近し、ウクライナ侵略以降に欧米が進めてきたロシア孤立政策の打撃になるとも指摘していた。(小野田雄一)
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OS5
:2024/10/27(日) 14:41:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a19f5dd3845971c75f1d312f6cbafcf863607d6
与野党とも「勝利」主張 ジョージア議会選、結果巡り混乱も
10/27(日) 14:33配信
時事通信
26日、トビリシで、ジョージア(グルジア)議会選の出口調査結果に反応する事実上の与党トップ、イワニシビリ元首相(中央)(AFP時事)
旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)で26日投票が行われた議会選(定数150、任期4年)は即日開票され、リードするロシアに融和的な与党「ジョージアの夢」と、後を追う親欧米派の野党の双方が「勝利」を主張する異例の事態となった。
現地メディアなどが伝えた。
中央選管の暫定結果によると、与党の得票率は53%。野党はこの暫定結果を認めないと反発しており、混乱が広がる恐れがある。
これに先立つ各種出口調査結果では、与党の得票率は、政権系テレビが報道したもので56%、与党に批判的なテレビの情報で41〜42%とされていた。
ロシアに近いといわれる大富豪イワニシビリ元首相が率いる与党側は、出口調査結果を受けてすぐさま、花火を打ち上げて勝利を祝った。親欧米派のズラビシビリ大統領はX(旧ツイッター)で「(親ロシア派による)不正があったにもかかわらず、在外投票分が反映されていない段階で、親欧米派が得票率52%で勝利した」と投稿した。
ジョージアでは投票当日、親欧米派の野党の事務所や政治家が襲撃される事件が相次いだ。野党側は、与党支持者の仕業だと訴えている。
2335
:
OS5
:2024/11/03(日) 19:52:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/320e765ac831326dc7b4f5bd5c32f5fcc8b25e25
東欧モルドバで大統領選の決選投票始まる 親欧米派と親ロシア派が争う、接戦の公算
11/3(日) 18:42配信
産経新聞
東欧の旧ソ連構成国モルドバで3日、大統領選(任期4年)の決選投票が始まった。2期目を目指す親欧米派のサンドゥ現大統領と、親ロシア派政党に支援された元検事総長、ストヤノグロ氏が争う。接戦になるとの観測が強い。4日までに大勢が判明する見通し。
モルドバでは親欧米派と親露派の政治勢力による政権交代が相次いできた。ストヤノグロ氏が勝利すれば、サンドゥ氏が進めてきた欧州統合路線を見直す可能性がある。
10月20日に実施された1回目の投票では、11人の候補者中、サンドゥ氏が得票率42・4%で首位となり、ストヤノグロ氏が26%で2位につけた。当選には過半数の得票が必要で、決着は決選投票に持ち越されていた。(小野田雄一)
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:
OS5
:2024/11/03(日) 21:24:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2e98794eada4168f20c0ef9a0d26c04cf9b3d48
モルドバ大統領選挙の決選投票 親欧米派現職と親ロシア派支援候補の争い 日本時間4日夕方にも勝者判明の見通し
11/3(日) 20:50配信
2
コメント2件
TBS NEWS DIG Powered by JNN
TBS NEWS DIG Powered by JNN
ウクライナの隣国、旧ソ連のモルドバで大統領選挙の決選投票が行われています。新欧米派の現職と親ロシア派が支援する候補の争いとなっています。
モルドバで3日、大統領選挙の決選投票が始まりました。
先月の大統領選挙では、EU=ヨーロッパ連合加盟を目指す現職のサンドゥ大統領がおよそ42%、親ロシア派政党の支援を受けた元検事総長ストヤノグロ氏がおよそ26%の得票と、いずれも当選に必要な過半数を得られず決着がつきませんでした。
また、大統領選挙と同時に行われたEU加盟の是非を問う国民投票では「加盟に賛成」が過半数となりましたが、非常に僅差でした。
一連の投票をめぐってはロシアによる介入が指摘されていて、モルドバ当局は日本円にしておよそ60億円が有権者に配られたと発表しています。
決選投票は即日開票され、日本時間の4日夕方にも勝者が判明する見通しです。
TBSテレビ
2337
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OS5
:2024/11/04(月) 09:44:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d10c5ba6a4f3efe884d3ec1239e0d7d8250ae12
モルドバ大統領選の決選投票、親欧州派の現職が勝利宣言
11/4(月) 9:13配信
AFP=時事
モルドバ大統領選決選投票の暫定開票結果が公表されたのを受け喜ぶマイア・サンドゥ現大統領。首都キシナウで(2024年11月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】モルドバで3日、大統領選の決選投票が行われた。開票がほぼ終わった段階で、親欧州派のマイア・サンドゥ(Maia Sandu)現大統領が得票率約54%で、親ロシア派の政党の支持を受ける元検事総長のアレクサンドル・ストイアノグロ(Alexandr Stoianoglo)氏を上回った。サンドゥ氏は「正義が勝利した」と宣言した。
【写真8枚】モルドバのサンドゥ大統領
モルドバは、戦争で荒廃したウクライナと欧州連合(EU)に挟まれた小国。今回の大統領選は、旧ソ連構成国として、親欧州路線を維持するか、再びモスクワの影響下に戻るかを決するものとなった。
約2週間前にはEU加盟の是非を問う国民投票が実施され、僅差で賛成が反対を上回った。
開票結果がほぼ出そろったのを受け、サンドゥ大統領は「モルドバ、あなたは勝利した。きょう、親愛なる国民の皆さん、あなた方は歴史書に叙述されるに値する民主主義の教訓をもたらした。自由と真実、正義が勝利した」と述べた。
先週末に実施され、与党が勝利したジョージアの議会選挙同様、モルドバの大統領選でもロシアの干渉が疑われたが、ロシアはこれを否定している。
モルドバ当局は3日、「攻撃や挑発、不安定化の試み」があったと報告。
警察は、ロシアが同国在住のモルドバ市民をベラルーシやアゼルバイジャン、トルコへ「組織的に移送」し、これらの国のモルドバ公館で投票できるようにしたとの疑惑を調査していると明らかにした。
当局によると、在外投票もサイバー攻撃や偽の爆弾予告の標的となった。【翻訳編集】 AFPBB News
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OS5
:2024/11/04(月) 18:17:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/682f47dd3295023fa09719b93d5df7f3dfefc4c4
親欧米派のサンドゥ現大統領が親露派破る モルドバ大統領選、欧州統合路線継続へ
11/4(月) 17:33配信
産経新聞
東欧の旧ソ連構成国モルドバで3日、大統領選(任期4年)の決選投票が行われた。中央選管によると、2期目を目指した親欧米派のサンドゥ現大統領が55・4%の得票率で、親ロシア派政党に支援された元検事総長、ストヤノグロ氏(得票率44・6%)に勝利した。投票率は54・3%。サンドゥ氏の再選で、モルドバが欧州統合路線を継続することが決まった。
サンドゥ氏は4日、「われわれは団結と民主主義、尊厳ある未来への責任を示した。自由で希望を持つ国民に奉仕できることを誇りに思う」とX(旧ツイッター)に投稿し、勝利を宣言した。
隣国ウクライナのゼレンスキー大統領はサンドゥ氏の勝利を祝福した。サンドゥ氏はロシアによるウクライナ侵略を非難し、ウクライナとの団結を訴えてきた。
サンドゥ政権高官のセクリエル氏は開票に先立ち、「(サンドゥ氏の敗北を狙う)ロシアによる大規模な選挙干渉を確認している」とXに投稿。「選挙結果がゆがむ可能性が非常に高い」とも指摘した。一方、露国営タス通信によると、ストヤノグロ氏も投票終了後、「サンドゥ氏陣営による選挙違反があった」と主張した。モルドバでは国外在住の国民が多い中、中央選管が欧米諸国に多数の投票所を開設した一方、ロシアには2カ所しか開設しなかったことを問題視したという。
モルドバでは親欧米派と親露派の政治勢力による政権交代が繰り返されてきた。2020年の前回選で親露派候補に勝ち、22年にモルドバの「欧州連合(EU)加盟候補国」の地位獲得を実現したサンドゥ氏は選挙戦で「国の未来は欧州にある」と訴えてきた。これに対し、ストヤノグロ氏は「モルドバにとってロシアも重要だ」と対露関係の改善を掲げていた。
先月20日に実施された1回目の投票では、11人の候補者中、サンドゥ氏が得票率42・4%で首位となり、ストヤノグロ氏が26%で2位につけた。当選には過半数の得票が必要で、決着は決選投票に持ち越されていた。
1回目の投票後、サンドゥ氏陣営は、ロシアと親露派が有権者を買収してサンドゥ氏への反対票を投じさせた証拠があると主張。ロシアは介入を否定した。(小野田雄一)
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OS5
:2024/11/28(木) 07:55:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/df00ed9dc884dd9dfd0d1c8e315e7c90a954aeac
来月14日に新大統領選出 与党候補は元サッカー選手 ジョージア
11/27(水) 20:16配信
時事通信
ジョージア与党が大統領候補に指名したカベラシビリ議員=2018年2月、トビリシ(AFP時事)
旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)議会は26日、親欧米派のズラビシビリ大統領の任期(6年)満了に伴う大統領選を12月14日に実施すると決めた。
ロシアに融和的な与党「ジョージアの夢」が主導した憲法改正で、今回から国民の直接選挙から議員による間接選挙に変更。与党が新大統領選出を強行する公算が大きい。
現地からの報道によると、ジョージアの夢は27日、与党系のカベラシビリ議員を大統領候補に指名した。カベラシビリ氏は、イングランドのマンチェスター・シティーに所属したこともある元サッカー選手。
2340
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OS5
:2024/12/02(月) 16:34:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/00ed22f8ec29e869b437a5fd6a03030820441b5e
ジョージア首都の抗議デモ、数万人規模に 首相は議会選やり直し拒否
12/2(月) 11:04配信
AFP=時事
ジョージアの首都トビリシの議会前で、政府の欧州連合加盟交渉中断決定に抗議するデモで国旗を掲げる参加者たち(2024年12月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ジョージアで1日、欧州連合(EU)加盟交渉の中断決定に対する抗議デモが4日目に突入した。首都トビリシの議会前でのデモ参加者は数万人規模に膨れ上がった。
10月に行われた議会選で、ロシア寄りとされる与党「ジョージアの夢」が勝利したが、親欧米派の野党は選挙の不正を主張。以来、混乱が深まっていたところに先月末、イラクリ・コバヒゼ首相がEU加盟交渉を2028年まで停止すると発表したのを契機に、トビリシなど都市部で抗議の波が広がった。
野党は開会した新議会をボイコットしており、親欧米派のサロメ・ズラビシビリ大統領は今回の選挙を「違憲」と主張。憲法裁判所を通じて選挙無効を訴えている。
内務省は抗議デモでこれまでに約150人が逮捕されたと発表しているが、弁護士団体は200人としている。
AFPの取材班によると1日夕には、親欧米派の数万人が議会前に集結。機動隊が催涙ガスや放水砲を使用し解散させようとしたが、抗議集会は深夜まで続いた。付近では一部の参加者に避難場所を提供する教会もあった。
民衆は、コバヒゼ首相が議会選のやり直しを拒否し、「10月26日の議会選に基づく組閣は完了した」と宣言したことで、怒りを一段と募らせている。
与党は今週、主に儀礼的な役割とされる大統領職に、同国の元サッカー代表選手で極右のミハイル・カベラシビリ氏を指名した。
しかし、ズラビシビリ大統領は11月30日のAFPとの独占インタビューで、議会選のやり直しが実施されるまで辞任しないと明言した。
欧州議会は議会選の結果を認めておらず、「重大な不正行為」の調査と選挙のやり直し、さらにコバヒゼ首相を含むジョージア高官への制裁を求めている。【翻訳編集】 AFPBB News
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OS5
:2024/12/05(木) 08:37:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/9156e0d44e3aba2e1b260e4b1765936fdf46921f
ジョージア当局、野党幹部ら相次ぎ逮捕 暴徒襲撃も、衝突激化の恐れ
12/5(木) 7:43配信
朝日新聞デジタル
ジョージアの首都トビリシで2024年12月4日未明、EU加盟交渉の停止への抗議デモに参加するガスマスクを着用した人々=ロイター
大規模な反政権デモが続く旧ソ連構成国のジョージアで4日、警察が野党事務所などを一斉に捜索し、指導者らの逮捕に踏み切った。ただ、議会選の不正疑惑や欧州連合(EU)加盟交渉の停止をめぐり親欧米派の市民は、「親ロシア」と批判する政権への反発を強めており、衝突が一段と激しくなる恐れがある。
地元メディアによると、警察は野党や活動家らの事務所を捜索。「組織的な暴力や破壊行為」などの疑いで複数の幹部を逮捕した。首都トビリシでは、政権支持派とみられる暴徒が野党指導者らを襲撃し、警察も加わったという。
地下鉄の駅では、警察がデモ参加者を検査し、ガスマスクなどの装備を押収。警察はデモ隊に対して催涙ガスを使用しており、反発した一部の参加者が拘束された。
朝日新聞社
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OS5
:2024/12/10(火) 22:46:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/516e46350044afd139c9eb1b9a73c9c369e302bf
ロシア亡命のアサド氏、モスクワなどに約20の高級マンション所有…経済制裁下で親族が資産移転か
12/10(火) 17:52配信
読売新聞オンライン
8日、ダマスカスで、倒されたハフェズ・アサド氏の像を踏む反体制派の戦闘員=AP
タス通信は9日、シリア大統領の座を追われ、ロシアへの亡命が伝えられたバッシャール・アサド氏について、在露シリア大使館が「確かにモスクワにいる」と認めたと報じた。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、アサド氏はモスクワ市内や郊外に少なくとも約20件の高級マンションを親族らの名義で所有している。現在は所有物件のいずれかに身を置いている可能性がある。英紙デイリー・メール(電子版)は、アサド氏は英国生まれの妻との間に3人の子供がおり、行動を共にしているとみられると伝えた。
FTによると、所有マンションは2013〜19年に購入され、当時の価格で計4000万ドル(約60億円)相当に上る。モスクワ中心部の物件は1243平方メートルの広さがあるという。親族らは、米欧の経済制裁を受けているアサド氏の代わりに資産を管理し、一族の資産を国外に移す役割を果たしてきた模様だ。
ロシアは、14年のウクライナの政変で国を追われたビクトル・ヤヌコビッチ氏ら親露派政治家の逃亡先となってきた。露メディアによると、露下院議員から「アサド氏に市民権を与えるべきだ」との主張が出ているという。
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OS5
:2024/12/13(金) 20:46:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fd1490e8eb64f5a5f213f19a943332a9e558502
ジョージアで新大統領選出へ 親露与党候補が勝利確実の情勢、強権化進む恐れ
12/13(金) 19:00配信
産経新聞
南カフカス地方の旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)で14日、大統領選(任期5年)が行われる。同国では強権・親ロシア色を強める与党「ジョージアの夢」が欧州連合(EU)加盟交渉の凍結を発表した11月末以降、親欧米派の野党や国民の抗議デモが続いてきた。野党側は抗議の一環として今回の大統領選に候補者を擁立していないため、「夢」が擁立したサッカー選手出身の前国会議員で、唯一の候補者となったカベラシビリ氏の選出が確実な情勢だ。
ジョージアの大統領は従来、国民の直接選挙で選出されてきたが、今回から国会議員や地方議員らで構成する選挙人300人の投票で選出する。大統領は権限が議会より小さい儀礼的存在だが、「夢」はカベラシビリ氏を新大統領に据えて政権基盤を盤石にする構えだ。
親欧米派のズラビシビリ現大統領が退任することで、「夢」の強権化がさらに進む恐れもある。ズラビシビリ氏は「夢」に対抗するため任期満了後も大統領を続けると表明しており、ジョージアの政治混乱はなお続きそうだ。
「夢」は昨年末、ジョージアの「EU加盟候補国」の地位獲得を実現した。しかし、今年に入って10月の議会選対策を主眼とし、外国から資金提供を受けて活動する団体を規制する反スパイ法と、性的少数者(LGBTなど)の権利を制限する法律を成立させた。
両法は類似した法律がロシアで政治・人権弾圧の手段として使われていることから、EUは「夢」の強権化を非難し、加盟手続きの一時停止を発表。親欧米派の野党や国民も「EU加盟を遠ざける」と反発した。
「夢」の勝利が発表された10月の議会選でもEUや野党側は選挙不正が起きたと主張。「夢」出身のコバヒゼ首相は11月末、これに反発する形で「2028年までEU加盟交渉を凍結する」と表明した。(小野田雄一)
2344
:
OS5
:2024/12/14(土) 19:29:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bec52ddac992e02bdcd6d5001887688d27c78ba
モルドバが60日間の非常事態宣言へ、ロシアから天然ガス停止の恐れ…「住民を人質」と非難
12/14(土) 17:03配信
読売新聞オンライン
モルドバ地図
ロイター通信によると、旧ソ連構成国モルドバの議会は13日、ロシアからの天然ガスの供給が止まる恐れがあるとして、16日から60日間にわたる非常事態宣言を発令すると決めた。モルドバ政府は、ロシアのプーチン政権を「ガスや電気がない状態に置き去りにし、住民を人質にしている」と非難している。
モルドバはウクライナ経由で年間約20億立方メートルの露産ガスの供給を受け、ロシア系住民が実効支配するモルドバ東部「沿ドニエストル共和国」の発電に利用してきた。ただ、ウクライナが年末に終了する露大手ガスプロムとの輸送契約を延長しないと表明していた。
モルドバ側の説明によると、露側はルーマニア経由などでガスを代替輸送できるにもかかわらず、モルドバ側に対し供給条件として負債の支払いを求めるなど供給が不透明な状態に陥っているという。
モルドバでは親欧米のマイア・サンドゥ大統領が11月の大統領選の決選投票で再選を果たした。ロシア側が選挙に介入したとして、モルドバ政府や欧米諸国が批判を続けていた。
2345
:
OS5
:2024/12/15(日) 08:03:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6aeb1026e1c79e68945c15d620eb7541687ec9a6
ジョージア新大統領に親露派のカベラシビリ氏が選出 新欧米派との対立で政治混乱長期化も
12/14(土) 20:35配信
産経新聞
南カフカス地方の旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)で14日、大統領選(任期5年)が行われ、強権・親ロシア色を強めるコバヒゼ政権の与党「ジョージアの夢」が擁立したサッカー選手出身の前国会議員、カベラシビリ氏が当選した。
同国では与党が欧州連合(EU)加盟交渉の凍結を発表した11月末以降、親欧米派の野党や国民の抗議デモが続いてきた。今回の大統領選で野党側は抗議の一環として候補者を擁立せず、カベラシビリ氏が唯一の候補者となっていた。与党はカベラシビリ氏を新大統領に据えて政権基盤を盤石にする構えだ。
親欧米派のズラビシビリ現大統領が退任することで、与党の強権化がさらに進む恐れもある。ズラビシビリ氏は任期満了後も大統領を続けると表明しており、政治混乱は続く可能性がある。
与党は今年、外国から資金提供を受けて活動する団体を規制する反スパイ法と、性的少数者(LGBTなど)の権利を制限する法律を施行。野党やEUが批判していた。
ジョージアの大統領は従来、国民の直接選挙で選出されてきたが、今回から国会議員らで構成する選挙人300人の投票で選出されることとなった。(小野田雄一)
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OS5
:2024/12/15(日) 21:42:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/932788e4325714165d888d40ed068f2a9f6b9e71
ジョージア市民「ロシアと闘うとき」 連夜の反政権デモ、広がる混乱
12/15(日) 19:30配信
朝日新聞デジタル
大統領選で当選を決めたカベラシビリ氏を「ウソつきの敗者だ」と批判するビラを掲げる抗議デモの参加者=2024年12月14日、トビリシ、中川仁樹撮影
南コーカサスの旧ソ連構成国ジョージアで14日、与党候補が選ばれた大統領選への抗議デモが行われ、親欧米派の市民が深夜まで大通りを埋めた。ジョージアは欧州連合(EU)加盟候補国だが、親欧米派は与党を「親ロシア派」と批判して抗議活動を連日続けている。混乱収束の見通しは立っていない。
大統領選は同日、議会議員らが投票し、与党「ジョージアの夢」が擁立した元サッカー選手のカベラシビリ氏が当選した。ロイター通信によると、「欧米の情報機関がジョージアをロシアと戦争させようとしている」と繰り返し発言している人物だという。
親欧米派は、同日朝から議会周辺で抗議活動に集まった。友人と参加した学生のナタさん(20)は「選挙結果は認められない。いまは闘うときだ。与党、そしてロシアと」と訴えた。
朝日新聞社
2347
:
OS5
:2024/12/24(火) 21:06:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/61d6ffa0606be26172267a1da7b9e58eec913c2e
親欧米派サンドゥ大統領が2期目就任 東欧モルドバ、エネルギー危機への対処課題
12/24(火) 19:30配信
産経新聞
ウクライナに接する東欧の旧ソ連構成国モルドバで24日、11月の大統領選決選投票で勝利した親欧米派のサンドゥ大統領(52)の2期目の就任式が開かれた。就任式でサンドゥ氏は「民主主義や基本的人権、自由を全力で守ることを誓う」と表明した。サンドゥ氏は今回の任期で欧州連合(EU)加盟に向けたプロセスを加速させる見通し。
サンドゥ氏の直近の課題はエネルギー危機への対処になる。モルドバは従来、ウクライナ経由でロシア産天然ガスを輸入してきた。ただ、今月末にウクライナとロシア間の天然ガス通過契約が失効することでガス供給が止まり、電力不足が起きる恐れがある。モルドバは今月、非常事態宣言を出し、政府によるエネルギー管理を強化した。
ロイター通信によると、サンドゥ氏は19日の記者会見で「ロシアはウクライナ経由とは別ルートでのガス供給が可能であるにもかかわらず、代替ルートによる供給を拒否している」としてロシアを非難した。(小野田雄一)
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OS5
:2024/12/27(金) 22:58:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f349ea912380439cb790a5e2dad5bb54ec09ebc
カザフ旅客機墜落、ロシア軍の防空システム「パーンツィリ」の攻撃か…航空管制との通信も妨害
12/27(金) 20:16配信
読売新聞オンライン
25日、カザフスタン西部アクタウ付近に墜落した旅客機の残骸=ロイター
カザフスタン西部アクタウでアゼルバイジャン航空の旅客機が墜落した事故で、調査に関わるアゼルバイジャン当局の複数の関係者は、旅客機がロシア軍の防空ミサイルで撃墜されたとの見方を示した。ロイター通信が26日に報じた。
【動画】墜落した機体に残る多数の「穴」
25日、カザフスタン西部に墜落した旅客機の残骸に開いた穴=ロイター
アゼルバイジャン当局の予備調査では、旅客機は25日、当初の目的地だった露南部グローズヌイ付近で露軍の防空システム「パーンツィリ」の攻撃を受けた。無人機を無力化するロシアの電子戦兵器の影響で、旅客機は航空管制との通信も妨害されていたという。攻撃を受けた後、アクタウまで飛行して緊急着陸を試みたが、地面に激突した。この日朝、グローズヌイなどでウクライナ軍の無人機攻撃があったとされる。
墜落した旅客機の後部には、多数の小さな穴が開いていた。米CNNによると、米政府関係者も露軍が撃墜した可能性があるとみている。
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OS5
:2024/12/28(土) 15:31:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/a91571e294fdd2bc446fed2ddea060caa2dcb75f
「撃墜」報道受けロシア便の休止相次ぐ 「空の安全」懸念が現実に
12/28(土) 11:00配信
朝日新聞デジタル
カザフスタン西部アクタウ近郊で墜落したアゼルバイジャン航空の機体。カザフスタン・マンギスタウ州が2024年12月25日公開した映像から=AP
ウクライナ侵攻を進めるロシアで「空の安全」への懸念が現実のものになってきた。ロイター通信などが、カザフスタンで墜落したロシア行きのアゼルバイジャン航空機が、ロシアの地対空ミサイル誤射で撃墜されたとの見方を報道。複数の航空会社が相次いでロシア便を運休する事態になっている。
ロシアのインタファクス通信によると、アゼルバイジャン航空は28日から、ロシア南部を中心に10路線が運休となる。アゼルバイジャン運輸当局が、事故の暫定的な調査が終わるまでの措置だという。モスクワなどへの運航は続ける。
カザフスタンのカザク・エアも28日から1カ月間、ロシア中部のエカテリンブルクへの便を休止。「ロシア便のリスク評価の結果を受け、乗客乗員の安全確保のための措置」としている。イスラエルのエルアル航空も1週間、モスクワ便を休止すると発表。フライドバイ航空も一部で同様の対応をしている。
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/3741e34d911aef1b3c2d15810233d021f84cc40d
アゼルバイジャン航空の旅客機墜落、ロシアの責任追及する声高まる…旧ソ連圏での求心力低下か
12/28(土) 7:01配
読売新聞オンライン
26日、カザフスタン西部に墜落した旅客機の残骸を調べる専門家=カザフスタン非常事態省提供、ロイター
カザフスタンで墜落したアゼルバイジャン航空の旅客機はロシア軍の防空ミサイルに被弾した可能性が濃厚となり、ロシアの責任を追及する声が高まっている。誤射と確定した場合、旧ソ連構成国に対するロシアの求心力が低下しそうだ。
【動画】カザフスタンで墜落した旅客機に多数の穴…アゼルバイジャン消息筋、「ロシアが撃墜した」(ロイター)
アゼルバイジャンの通信社トゥランによると、旅客機が露軍の防空ミサイル攻撃を受けたとする当局の予備調査の結果を受け、同国のラシム・ムサベコフ議員は「ロシアは謝罪すべきだ」と強調した。防空システムが稼働していたのであれば、民間機の立ち入り制限措置が必要だったと指摘し、「刑事責任を問わねばならない」と述べた。
露メディアによると、旅客機が墜落した25日朝、グローズヌイ付近などにウクライナ軍の無人機が飛来していた。露軍の防空システムが旅客機と無人機を誤認した可能性がある。
墜落で死亡した38人にはロシアのほか、アゼルバイジャンやカザフスタンの国民が含まれていた。いずれも旧ソ連構成国だ。露メディアは乗客の証言として、旅客機はグローズヌイで2回着陸を試みたが失敗し、3回目に後方で爆発音と振動があったと伝えた。
両政府は現時点でロシアの責任を追及していない。英BBCアゼルバイジャン語版は「両国は恐らく証拠を確保しているが、ロシアが責任を認めるのを待っている」とロシアの顔を立てているとの見方を示した。ロシアが対応を取らなければ、プーチン露政権と一定の距離を保つアゼルバイジャンでは非難が高まることも想定される。
ロシアは現時点で露軍の関与を認めていない。露航空当局は事故原因について、機体に鳥が衝突する「バードストライク」が発生したと発表した。プーチン露大統領は25日、旧ソ連構成国でつくる独立国家共同体(CIS)の非公式首脳会議で「死傷者とその家族に哀悼の意を表する」と述べたが、その後は発言が報じられていない。
露軍の攻撃を裏付ける決定的な証拠が出ない限り、ロシアは旧ソ連構成国を刺激しないように事態の沈静化を待つとみられる。
イスラエル紙エルサレム・ポストによると、旅客機墜落を受け、エルアル・イスラエル航空は26日、来週まで同国中部テルアビブ―モスクワ間の運航を休止すると発表した。
2350
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OS5
:2024/12/28(土) 21:14:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/7700b96e563d5f8dd23499576e79635f4d8b755b
アゼルバイジャン検察がロシア入り 墜落の原因究明めぐり強まる圧力
12/28(土) 20:48配信
朝日新聞デジタル
カザフスタン西部アクタウ近郊で2024年12月25日、墜落したアゼルバイジャン航空の機体=ロシアのSNSから
カザフスタンでロシア行きのアゼルバイジャン航空機が墜落した事故の原因究明をめぐり、ロシアへの圧力が強まっている。ロシアメディアによると、アゼルバイジャンの検察官が捜査のためロシアに入っている。
アゼルバイジャンのアリエフ大統領とカザフスタンのトカエフ大統領が27日に電話で協議。ロシアのタス通信によると、トカエフ氏は「事故の全容を多面的、客観的に解明するために全力を尽くす」と約束した。
この旅客機は25日、ロシア・チェチェン共和国のグロズヌイに向かっていたが、機体にトラブルが発生し、カザフスタン西部で墜落した。機体の残骸や目撃者の証言から、ロシアの地対空ミサイルに撃墜されたとの見方が強まっている。
アゼルバイジャンのナビエフ・デジタル開発運輸相は27日、「乗客や乗務員はグロズヌイ上空を飛行中に爆発音を聞いたと報告した。現時点では外部の影響を受けたと考える根拠がある」と述べ、ミサイルが原因の可能性をにじませた。同国の検察官は27日、グロズヌイに入ったという。
カザフスタン当局によると、ロシア側は「機内で酸素ボンベが爆発した」と伝えていた。ナビエフ氏は「利害関係者からの情報だ」とし、確認を急ぐ考えを示した。
朝日新聞社
2351
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OS5
:2024/12/30(月) 17:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e1fe2728f68acca53ad49d718532612d0a86d70
旅客機は「ロシア上空での攻撃で墜落」とアゼルバイジャン大統領 「露は罪認めよ」と非難も
12/29(日) 21:55配信
産経新聞
カザフスタン西部アクタウ近郊で起きたアゼルバイジャン航空機の墜落で、同国のアリエフ大統領は29日、同機が「ロシア上空で地上から攻撃を受けて損傷し、操縦不能になったとの事実が確立されつつある」と表明した。「ロシアは自身の罪を認めるべきだ」とも述べ、露軍の防空ミサイルの誤射が墜落要因になったとの見方を示した。現地メディアが伝えた。
アリエフ氏は、露当局が墜落要因として鳥との衝突説や機内でのボンベ爆発説を唱えたとし、「ロシアは問題をもみ消そうとしている」と非難。また、同機が電波妨害により操縦が困難になっていたことも墜落の一因になったと指摘した。
露軍は当時、ウクライナのドローン(無人機)攻撃を受け、防空システムや電波妨害装置を稼働させていたとされる。
一方、原因調査を主導するカザフのボズンバエフ副首相は28日、現地メディアのインタビューに「調査チームにロシアの専門家2人も参加している」と明らかにした。同氏は一方で「誰も調査に干渉しようとしていない」と述べ、ロシアの参加にかかわらず調査は客観的に行われるとした。
これに先立ち、タス通信は26日、カザフ当局者が「墜落原因の調査はカザフ当局が行っており、ロシアやアゼルバイジャンは参加できない」と話したと伝えていた。(小野田雄一)
https://news.yahoo.co.jp/articles/592dd133116f1869f1670d86dadd43645f779702
アゼルバイジャン機墜落「露軍が撃墜」説が支配的に 事実ならロシアに大打撃
12/27(金) 8:20配
産経新聞
カザフスタン西部アクタウ近郊で起きたアゼルバイジャン航空機の墜落は、同機がロシア軍の防空ミサイルで撃墜されたとの観測が支配的になりつつある。仮に同機が露軍によって撃墜されたことが確認された場合、ロシアが受ける政治的打撃は大きい。原因究明に乗り出したカザフ政府などが今後、どのような調査結果を示すかが焦点となる。
欧州の国際テレビ局「ユーロニュース」は26日、アゼルバイジャン政府筋が同機について「露軍の地対空ミサイルで撃墜された」と話したと報道。アゼルバイジャンメディアも26日、同国政府筋が同様の暫定調査結果を明かしたと伝えた。
墜落は25日に発生。同機はアゼルバイジャンの首都バクーから露南部チェチェン共和国グロズヌイに向かっていたが、グロズヌイの空港から「濃霧」を理由に着陸を拒否され、アクタウに向かった。これと前後して機体トラブルが起き、アクタウ近郊で墜落した。墜落で乗員乗客67人のうち機長を含む38人が死亡した。
機長は機体トラブルについて「鳥の群れと衝突した」と地上に報告。これを受け、アゼルバイジャン航空は当初、同機が鳥と衝突して墜落したとする暫定的な見方を示した。
ただ、墜落後の機体は尾翼などに弾痕のような無数の穴が開いていることが確認された。機体トラブルの発生後に乗客が機内から撮影した動画にも、主翼部分が損傷した様子が映っていた。穴は防空ミサイルが付近で爆発した航空機に残る痕跡と酷似していると指摘され、撃墜説が浮上した。
さらに、チェチェン当局が墜落に先立ち「ウクライナ軍のドローン(無人機)を防空システムで撃退している」としてグロズヌイの空港の発着を一時停止していたことや、アゼルバイジャン航空が墜落原因の判明までグロズヌイへの飛行を禁止したことも、同機が露軍の防空ミサイルで撃墜されたとの観測を補強した。
露軍事メディアは、機体トラブルが発生したのはグロズヌイの空港から18キロ離れた上空2400メートルの場所で、付近に露軍の防空システムが配備されていたと報告。「機長は機体付近で防空ミサイルが爆発した衝撃を鳥の衝突と勘違いした可能性がある」とした。
露独立系メディアは「グロズヌイの空港は『濃霧』を理由に墜落機に着陸を拒否したが、本当の理由はドローン攻撃だった可能性がある」と指摘。アゼルバイジャンメディアも、ロシア側が誤射を隠蔽するため同機をカスピ海に墜落させる意図で対岸のアクタウへの飛行を命じたと伝えた。
今回の墜落の犠牲者はロシア人のほか、アゼルバイジャン人やカザフ人らロシアが友好国とする旧ソ連諸国の国民だ。仮に露軍の防空ミサイルが墜落原因だったとする調査結果が出ればロシアには大打撃となる。
ロシアを巡っては2014年、ウクライナ東部紛争で、ロシアと一体の親露派武装勢力が露製地対空ミサイルの誤射でマレーシア航空機を撃墜する事件が起きていた。(小野田雄一)
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OS5
:2024/12/30(月) 18:00:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/db3e819828cc0f9486949ba132548533d09650d9
ジョージアでロシア寄り新大統領就任 「正当性ない」と新欧米派現職
12/30(月) 11:25配信
AFP=時事
ジョージア議会で就任宣誓を行うミハイル・カベラシビリ新大統領(中央、2024年12月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ジョージアで29日、ロシア寄りとされる与党「ジョージアの夢」の支持を受ける元サッカー代表選手で、極右のミハイル・カベラシビリ氏が大統領に就任した。
ジョージアでは10月の議会選をめぐり、親欧米派の野党が不正を主張。欧州連合(EU)加盟交渉の中断決定に対する抗議デモが続いており、政治的対立の激化が予想される。
極右的な姿勢とLGBTQ(性的少数者)に対する侮辱的な言説で知られるカベラシビリ氏は、議会での宣誓後、「わが国の伝統、価値観、国民的アイデンティティー、家族の神聖さ、そして信仰」をたたえると述べた。
一方、「ジョージアの夢」が不正を行ったとされる議会選のやり直しを要求している親欧米派のサロメ・ズラビシビリ大統領は、カベラシビリ氏の就任には「正当性がない」と宣言。
大統領宮殿で支持者を前に演説したズラビシビリ氏は「私はこの場所を去るが、『ジョージアの夢』との闘いは継続する」「私はこれからも唯一の正当な大統領だ」と語った。
その後、数千人規模の抗議デモは議会に向かった。一部はカベラシビリ氏がサッカー選手だったことに絡め、レッドカードを掲げた。【翻訳編集】 AFPBB News
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OS5
:2024/12/30(月) 18:05:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/00d75d073baf0a2cab157e44c2587059ee3480ec
現職と元教育相が決選投票へ クロアチア大統領選
12/30(月) 9:37配信
共同通信
29日、クロアチア大統領選の最初の結果発表後、支持者に手を振るミラノビッチ大統領=ザグレブ(ロイター=共同)
【ロンドン共同】クロアチアで29日大統領選が実施され、選挙管理委員会によると、中道左派、社会民主党の現職ミラノビッチ大統領が最多の約49%の支持を獲得した。2位は約19%のプリモラツ元教育・科学相で、過半数を得票した候補がいなかったため、両氏が来年1月12日の決選投票に進むことが決まった。ロイター通信などが報じた。
ミラノビッチ氏は欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)によるウクライナ支援に否定的で、中道右派のクロアチア民主同盟を率いるプレンコビッチ首相と対立してきた。プリモラツ氏はクロアチア民主同盟が支持する。
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OS5
:2024/12/30(月) 22:27:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/84057707cdaf3c984ccaf2c5a58e8601f4b9e7b3
アゼル大統領、ロシアが撃墜と断言 旅客機墜落で「問題隠蔽」と非難
12/30(月) 8:30配信
毎日新聞
旅客機墜落を受けて会議を開くアゼルバイジャンのアリエフ大統領=バクーで2024年12月25日、アゼルバイジャン大統領府・AP
アゼルバイジャンのアリエフ大統領は29日、カザフスタン西部で墜落したアゼルバイジャン航空の旅客機について、ロシアによって撃墜されたと断言し、「ロシア側は明らかにこの問題を隠蔽(いんぺい)しようとしていた」と非難した。アゼルの国営放送のインタビューに答えた。
アリエフ氏はその後、ロシアのプーチン大統領と2日続けてとなる電話協議を行い、旅客機の墜落に関する議論を続けた。
旅客機の墜落を巡っては、複数のメディアなどがロシアの防空システムによる被弾の可能性を指摘していたが、アリエフ氏は28日にプーチン氏と電話協議した際には「外部からの影響で墜落した」と指摘するにとどめ、ロシアを名指しすることはなかった。一夜明けて、ロシアを非難する姿勢に転じた。アゼル国内でロシアへの不満が高まっている点を考慮したとみられる。
アゼル大統領府によると、アリエフ氏はインタビューで、旅客機が目的地の露南部グロズヌイ付近で電磁波の影響で制御不能になったことが判明しているとし、地上からの攻撃で尾翼が深刻な損傷を受けたとも述べた。これまでロシア側が墜落の原因について、鳥との衝突や機体の設備上の問題を主張してきたと指摘。「明白な事実を否定し、人々を欺こうとする試みは無意味でばかげている」と訴えた。
また、ロシアに対しては首脳間の電話協議前日の27日に、アゼル側に謝罪し、罪を認め、責任者を処罰し、賠償金を支払うように伝えたことも明らかにした。両政府の発表を見る限りでは、プーチン氏は電話協議で墜落の責任を認めない形で謝罪したが、アリエフ氏は29日のインタビューで、謝罪されたとの認識を表明。その上で、「(自身が求めている)条件はすべて正当なものだ。我々の条件が受け入れられることを願っている」と訴えた。【モスクワ山衛守剛】
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OS5
:2025/01/02(木) 08:17:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/45a09e1d7bb1198edc4dbbb50f48d80df5262a9a
ロシアがガス供給止めて親ロ派地域で暖房停止 モルドバへの圧力裏目
1/2(木) 6:00配信
朝日新聞デジタル
2024年12月、ロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館を訪問したロシアのプーチン大統領。スプートニク提供=AP
ロシアが1日、旧ソ連構成国のモルドバへの天然ガス供給を停止したところ、同国内で親ロシア系住民の分離独立派が支配する「沿ドニエストル」地域の住宅で暖房が止まる事態になった。モルドバ政府の支配地域は、主にルーマニアからガス供給を受けて現時点では問題ないとみられ、ガスを使ったロシアの圧力が裏目に出た形だ。
沿ドニエストルのエネルギー会社が住民に出した通知によると、1日午前に暖房や調理向けのガス供給が停止し、ガスの栓を閉めるように求めている。供給再開の時期は書かれていない。
沿ドニエストルの住民は「朝からお茶も沸かせなくなった」と嘆いている。英紙ガーディアンによると、同社は住民に、「暖かい服を着て、家族が一つの部屋に集まり、窓やベランダのドアに毛布や厚手のカーテンを掛け、電気ヒーターを利用する」よう呼びかけているという。
ロシアはウクライナ経由で沿ドニエストルに年間約20億立方メートルの天然ガスを供給してきたが、ウクライナが通過契約を延長せず、1日に供給が止まった。
朝日新聞社
2356
:
OS5
:2025/01/02(木) 19:10:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b3037393515a1f959b0b79dd4471693dea7b3ae
ロシア、ウクライナに「もし勝利」でも大損失が確実 地政学・軍事・経済の全てで〝赤字〟
1/2(木) 15:28配信
産経新聞
ロシア国旗
ロシアによるウクライナ侵略の早期終結を掲げるトランプ次期米大統領は1月20日の新政権発足後、本格的にロシアとウクライナに停戦を働きかける見通しだ。仮に一部のウクライナ領の実効支配をロシアに認める条件で停戦が成立すれば、ロシアは一定の「勝利」を収める形となる。ただ、その場合でも、過去約3年間にわたる侵略戦争でロシアが払った代償は地政学、軍事、経済の全ての面で膨大で、差し引きで言えば大赤字が確実だ。
【画像】ウクライナ新兵器「ドラゴンドローン」…2200度の溶解鉄降らせる
■一部領土で実効支配を受忍も
トランプ氏の停戦案の一部には、現在の前線を停戦ラインとして紛争を凍結させることが含まれているとされる。そうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は最近、北大西洋条約機構(NATO)からウクライナの安全が保証されるのであれば、占領下にある一部領土についてロシアの実効支配を受忍することは可能だとの考えを表明。「停戦には全領土からの露軍の撤退が必要だ」としてきた従来の立場を緩和した。
これに対してプーチン露大統領は、ウクライナがNATO加盟方針を放棄して「中立化」することや、ウクライナ南部クリミア半島と東・南部4州をロシアに割譲することを停戦条件に掲げている。ただ、プーチン氏は24年秋以降、詳細への言及は避けつつも、ロシアには「合理的な妥協」を行う用意があるとも発言。ウクライナのNATO加盟や既存占領地の放棄は容認しないとしても、現在の前線で停戦することには同意する可能性がある。
この場合、ロシアは事実上、ウクライナ領の一部を獲得し、軍事作戦の開始当初に掲げた「ウクライナ東部のロシア系住民の保護」という目標の一つを達成する形となる。
しかし、仮にロシアが一部ウクライナ領の支配という「利益」を得たとしても、そのために被った損失は多岐にわたる。
その一つは地政学的損失だ。ロシアは早期にウクライナを降伏させることに失敗し、軍事大国としての威信に傷が付いた。また、従来は中立を維持していた隣国フィンランドとスウェーデンのNATO加盟を招き、露欧間の戦略海域であるバルト海は「NATOの海」と化してしまった。
■「勢力圏」を相次いで喪失
ロシアはウクライナ侵略戦争に専心した結果、旧来の「勢力圏」も相次いで喪失した。
23年9月、南カフカス地方の旧ソ連構成国アゼルバイジャンが、隣国アルメニアに実効支配される係争地ナゴルノカラバフの奪還作戦を行った。ロシアはアルメニアと軍事同盟を結んでいるが、ウクライナ侵略戦争で余力がないためにアゼルバイジャンを止められず、アルメニアの敗北を容認せざるを得なかった。この結果、アルメニアはロシアに不信感を募らせ、ロシアとの同盟関係を事実上停止した。
24年12月には、ロシアを後ろ盾としてきたシリアのアサド政権が反体制派の攻勢を受けて崩壊した。ロシアがシリア国内に租借してきた海軍基地と空軍基地の先行きは不透明になった。シリアの新政権が両基地の租借契約解除に動いた場合、ロシアは地中海地域に持つ唯一の軍事拠点を失うことになり、軍事的影響力の低下は避けられない。
アルメニアとシリアの情勢に共通するのは、ロシアが現地に駐留させていた部隊を引き抜いてウクライナに投入した結果、アゼルバイジャンやシリア反体制派への抑止力が低下していたことだと分析されている。「ロシアは頼むに値しない国だ」とのイメージが付けば、「非欧米諸国の結集による欧米陣営への対抗」というロシアの世界戦略には大打撃となる。
12月にはアゼルバイジャン航空機の墜落も発生した。ロシア人のほか、アゼルバイジャン人やカザフスタン人ら計38人が犠牲になった。仮に露軍の防空ミサイル誤射で墜落したことが確認されれば、旧ソ連圏でのロシアのイメージはいっそう悪化する。
2357
:
OS5
:2025/01/02(木) 19:10:36
■軍再建には膨大な費用と期間
ウクライナ侵略に伴ってロシアが被った軍事的損失も膨大だ。ロシアは自軍の損害の全体像を公表していないが、米欧諸国やウクライナ、専門家らの分析を総合すると、戦死者だけで少なくとも10万人を超えているとみられる。負傷者はその数倍に上る見通しだ。
さらに、ロシアは黒海艦隊の旗艦「モスクワ」など主力艦の多くをウクライナ軍の攻撃で喪失。旧ソ連時代から備蓄してきた数千両とされる戦車もかなりの部分を失ったとの観測が強い。仮に停戦に至った場合でも、ロシアが軍再建のために相当な期間と費用をつぎ込まざるを得ないのは確実だ。
■軍需偏重でインフレ、政策金利21%
ロシアが受けた経済的損失も大きい。ロシアは侵略で欧米諸国などから大規模な経済制裁を科され、先進技術のサプライチェーン(供給網)から切り離された。重要な外貨獲得源だった石油や天然ガスなどエネルギー資源の輸出では、主要顧客だった欧州が購入を大幅に減少させた。ロシアは中国やインドへの輸出を拡大しているが、足元を見られて割引価格での販売を強いられており、対欧州輸出の減収分を補えていないとみられている。
ロシアの国内景気は軍需生産の拡大で活況を呈し、賃金も上昇しているが、その反動としてインフレが加速している。露中銀によると、24年のインフレ率は9%を超える可能性がある。中銀はインフレを抑えるために24年秋、政策金利を21%に引き上げた。借入金を抱える企業は高金利のために利益を出すのが難しくなっており、銀行借り入れによる新規投資にも慎重になっている。
ウクライナ侵略がどのような形で決着しようと対露制裁は続く公算が大きい。現在の露経済を支える軍需産業も消耗品の武器・弾薬を製造しているのであり、富の蓄積にはなりがたい。
ある露経済の専門家は「停戦後、ロシアが平時の経済に戻る際にはハードランディングが起きる可能性が高い」と予測した。(小野田雄一)
2358
:
OS5
:2025/01/09(木) 21:41:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/c38555752a7115b18e512c174239cf75cda15e85
ロシア同盟国がEU加盟検討へ アルメニアの「脱ロシア」現実味
1/9(木) 18:40配信
朝日新聞デジタル
モスクワで2024年10月、会談に臨むロシアのプーチン大統領(左)とアルメニアのパシニャン首相=ロイター
ロシアの同盟国アルメニアの政府は9日の会議で、欧州連合(EU)への加盟交渉の開始に向けた法案を決定した。ロシアのタス通信などが伝えた。今後、議会が可決すれば、EUとの加盟交渉を始めるという。アルメニアは隣国アゼルバイジャンとの紛争で、ロシアが軍事支援しなかったと不満を募らせていた。
報道によると、法案は親欧米政党などが提案。今月末に議会で議論される予定だという。
パシニャン首相は「EU加盟方針の決定には国民投票が必要だ」とし、その前にEU側と加盟に向けた計画を協議する必要があるとしており、法案が可決されれば、「脱ロシア」の現実味が増すことになる。
朝日新聞社
2359
:
OS5
:2025/01/15(水) 11:36:33
>>2358
https://news.yahoo.co.jp/articles/0510adcce271b566a84cec8168ea7d9332b434dc
アルメニアが米国と「戦略パートナー憲章」締結 旧ソ連構成国、ロシア離れ続く
1/15(水) 10:57配信
産経新聞
南カフカス地方の旧ソ連構成国アルメニアのミルゾヤン外相は14日、訪問先の米ワシントンでブリンケン米国務長官と会談した。両外相は経済面や安全保障面などでの両国関係の強化を定めた「戦略パートナーシップ憲章」に署名した。アルメニアはロシアと同盟関係にあるが、近年はロシアとの不和を背景に欧米への接近を加速させている。今回の憲章の締結も、アルメニアのロシア離れの動きの一環だとみられる。
会談で、ブリンケン氏は「米国とアルメニアが強力なパートナーになることは両国だけでなく南カフカス地方の安定の向上のために良いことだ」と強調。ミルゾヤン氏も「複雑な地政学的状況を乗り切るために両国関係の格上げは適切かつ不可欠だ」と応じた。
アルメニアは露主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)と「ユーラシア経済連合」(EAEU)の加盟国。ただ、近年は係争地ナゴルノカラバフを巡る隣国アゼルバイジャンとの紛争を巡り、「軍事支援の義務を果たさず、アルメニアの敗北を容認した」とロシアとCSTOを批判し、昨年、CSTO参加の凍結を表明した。
さらに、アルメニア政府は今月、同国が欧州連合(EU)加盟プロセスを開始することを定める法案を承認。今後、議会での審議にかけるとしている。
一方、ロシアはアルメニアによる対露批判は不当だと反発。アルメニアが2023年、ウクライナ侵略を巡る戦争犯罪容疑でプーチン露大統領に逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)への加盟を決めたことにも反発した。
ラブロフ露外相は14日の年頭記者会見で、EAEU加盟国であるアルメニアがEU加盟を目指すのは不適切だとする考えを表明。アルメニアは欧米に接近するのではなく、ロシアなど近隣国との関係を強化すべきだとの認識も示した。
タス通信によると、CSTO高官も14日、アルメニアと米国の戦略パートナーシップに言及し、「他国に安全保障上の脅威を与えるべきではない」と主張した。(小野田雄一)
2360
:
OS5
:2025/01/15(水) 21:51:22
https://www.globalnote.jp/post-1339.html
027 41,205マルタ
033 35,016キプロス
(34 33,899日本)
038 32,673【旧ユーゴ】スロベニア
041 31,063チェコ
042 30,138エストニア
045 26,998リトアニア
046 24,468スロバキア
047 23,176ラトビア
050 22,132ハンガリー
052 22,086ポーランド
054 21,521【旧ユーゴ】クロアチア
061 18,425ルーマニア
066 15,765ブルガリア
=====EU加盟の壁=================
(68 13,739ロシア)
072 13,236【EU加盟候補国】トルコ
077 11,696【EU加盟候補国】【旧ユーゴ】モンテネグロ
081 11,352【EU加盟候補国】【旧ユーゴ】セルビア
086 08,299【EU加盟候補国】アルバニア
087 08,173【EU加盟候補国】(旧ソ連)ジョージア(グルジア)
088 08,126【EU加盟申請 】(旧ソ連)アルメニア
>>2359
089 08,063【EU加盟候補国】【旧ユーゴ】北マケドニア
092 07,810【EU加盟候補国】【旧ユーゴ】ボスニア・ヘルツェゴビナ
102 06,642【EU加盟候補国】(旧ソ連)モルドバ
108 05,922【EU加盟申請 】【旧ユーゴ】コソボ
114 05,241【EU加盟候補国】【旧ソ連】ウクライナ
2361
:
OS5
:2025/01/19(日) 22:10:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4429f61d92c61cb8e7c136e0aea11987b72e118
「ゆっくり見て回っても、1時間程度」 欧州にバチカン市国より「小さな国」設立の可能性 アルバニア首相が「新国」設立を国連総会で発表
1/19(日) 12:02配信
東洋経済オンライン
センターの入り口には、アルバニアの赤い国旗とベクタシ教団のシンボルが並べて掲げられている(写真:筆者撮影)
2024年9月21日 。東南ヨーロッパにある四国の1.5倍ほどしかない小さな国、アルバニアに激震が走った。首相が「バチカン市国を参考に、イスラム神秘主義の一派であるベクタシ教団の主権国家を設立する」と国連総会で発表したからだ。
この宣言は、市民や多くの宗教団体にとって寝耳に水。もしこの提案が承認されれば、世界一小さい国はバチカン市国から更新されることになる。
だが、本当にこの計画は実現するのか。新国家の中心地「ベクタシワールドセンター」の様子を、世界100カ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員、草薙由莉が取材した。
【写真でみる】“新国家”の本拠地となるベクタシワールドセンター
■「ベクタシ教団」の本拠地、アルバニア
そもそも、この新国家の主権者といわれる「ベクタシ教団(Bektashism)」とは、イスラム教シーア派の分派であると一般に説明されている、神秘主義教団である。しかし、その教義を見てみると、キリスト教や土着信仰からも影響を受けている。
例えば、彼らはキリスト教と同様に告解(罪の告白)の習慣を持つのと同時に、死後の魂は再び現世に転生すると信じている。それゆえに、アルバニア国内の多数派であるスンニ派ムスリムからは、イスラム教徒ではないと見なされることも多い。
教団の歴史はとても複雑で、その起源は1248年のオスマン帝国にまで遡る。指導者たちはたびたび宗教弾圧の憂き目にあい、エジプトやアルバニアなどへの亡命を余儀なくされた。
しかし、逆境の中でその教えはだんだんと広まり、今では全世界におよそ700万人の信者がいるといわれている。そして、その信者のほとんどがここアルバニアに集結している。
ベクタシ教団の中心地であるアルバニアは、バルカン半島に位置している小国だ。国の東側は山岳地帯であり、西側はアドリア海に面している。アドリア海の対岸にあるのがイタリアだ。
アルバニアは文化的にもイタリアの影響を深く受けており、今回の新国家建設もバチカン市国を参考にして提案されたものだ。
■ヨーロッパで唯一のイスラム国家
またアルバニアは、約400年間にわたってオスマン帝国に支配されてきた。その影響により、アルバニアの人口の56.9%がムスリム(主にスンニ派)である。キリスト教が多数派であるヨーロッパの中で唯一、アルバニアだけがイスラム協力機構の加盟国である。
この激動の歴史の中で、アルバニアはさまざまな文化を包摂してきた。この国を歩いていると、なにか「文化のパッチワーク」と呼びたくなるような、独特な雰囲気を感じることがある。
例えば、アルバニアの地方都市ベラトでは人々が集う大広場に、イスラム教のモスクとキリスト教系の東方正教会の大聖堂が並んで建っている。
モスクを案内してくれたムスリムの男性は、「僕はこの広場のハーモニーが好きなんだよ」と語ってくれた。異なる宗教の施設が、場所を隔てられることなく共存している。この宗教における寛容さが、アルバニアという国の大きな魅力なのだ。
でもなぜ、この国でわざわざ一宗教だけを優遇するような、新国家設立計画が進んでいるのだろうか。
2362
:
OS5
:2025/01/19(日) 22:10:46
■いざ「ベクタシワールドセンター」へ
ベクタシ教団の本拠地である「ベクタシワールドセンター」は、アルバニアの首都ティラナの中心部からおよそ3km、ダジティ山のふもとにある。ほかのイスラム教の宗派と異なり、ベクタシ教団はモスクを持たない。そのためここは「センター」と名づけられている。
壁で囲まれた敷地の中には、礼拝のためのビルディングや、テッケと呼ばれる社会奉仕活動のための集会所、指導者の墓廟などが建てられている。
その奥には、敷地の3分の2を占める広大な庭園が広がる。この敷地がそのまま新たな宗教国家になると発表されている。
その面積はわずか0.11平方kmで、バチカン市国の4分の1程度。国家ができたとしても、700万人もの信者がここに移り住めるとは想像しにくい。
雄大なダジティ山に近づくにつれ、だんだん瀟洒なイタリアンレストランの数が減っていく。どうやらワールドセンターは家族連れが住む、団地のようなエリアに建てられているらしい。
ようやく見えてきた大きな門をくぐると、モザイクタイルで綺麗に舗装された広大な敷地が目の前に現れた。今まで歩いてきた混沌とした道とのギャップに驚いてしまう。
■コーランを読み上げる声が響く
意外なことに、センター内はしんとしていて、男性が朗々とコーランを読み上げている声だけがどこかから響いている。警備員の案内通り進んでいくと、突如目の前に巨大な大理石造りの緑色の宮殿が現れた。
ガラス張りの扉を覗くと、広間に信者のためのいすがずらっと並んでいるのが見えた。実はこれがベクタシ教団の特徴の1つである。
アルバニア市民の大多数を占めるイスラム教スンニ派では、男性と女性は別々の入り口からモスクに入り、別々に祈りを捧げることになっている。しかしベクタシ教団は、男女は同じ場所で祈ることができる。
スンニ派との違いはそれだけではない。ベクタシ教団では、飲酒や水タバコ以外の喫煙が許されており、女性もヒジャブと呼ばれるスカーフで肌を隠さなくてもよいとされている。また、ベクタシ信者の子どもは必ずしもベクタシ教団に入信する必要はなく、自由に宗教を選ぶことができる。
先ほどの祈りの声は、ワールドセンターの横に立っている施設から聞こえてくる。入ろうとすると、どこからか男性が走ってきて止められてしまった。
「もし新国家について知りたいことがあるなら、公式ホームページをチェックしてくれ」。彼はうんざりしているという態度で、にべもなくそう言った。市民への対応でもう疲れ切っているのかもしれなかった。
■センターの裏側に広がる庭園
ところで、先ほどから祈りの声に交じって、どこからか牛のような鳴き声が聞こえてくるのが気になっていた。聞けば家畜を庭で飼っているのだという。施設の裏側には、丁寧に手入れされた庭園が広がっており、イスラム教の平和の象徴であるオリーブの木や、バラが植えられている。
結局、ゆっくり写真を撮りながら見て回っても、1時間程度で網羅できてしまった。不思議なことに、活気のある市内のモスクとは異なり、ワールドセンターではほとんど誰とも出会わなかった。
別日に訪問したときも、がらんとしていた。信者ですらここへ熱心に通っていないのであれば、なおさら、なぜここに新国家を建国しようというのか、疑問が湧く。
2363
:
OS5
:2025/01/19(日) 22:11:04
■この国で新国家を設立する意図とは?
アルバニアのエディ・ラマ首相によれば、このミニ国家は「穏健主義、寛容、平和的共存の新たな中心地となる」のだという。
しかしなぜ、為政者自らが進んで別国家を国内に建設しようとしているのだろうか。しかも、この国の多数派であるイスラム教スンニ派のためではなく、人口の2%しかいないベクタシ教団のために。
前述のように、アルバニアではすでに異なる宗教が調和しながら世俗的に信仰されている。ベクタシ教団だけを優遇することは、むしろこの宗教的寛容さにひびを入れることになりかねないのではないか。
ベクタシ教団の宗教的指導者ババ・モンディは、「すべての決定は愛と優しさをもって下される」「ベクタシ教団は国家を持つに値する」と述べている。しかし、教団にとってなぜ新国家が必要なのか、その理由についてはまったく説明されていない。
降ってわいた新国発表に、一般市民だけではなく、当のベクタシ信徒の間ですら困惑の声が広がっている。
北マケドニア出身のアルバニア人女性はこう語る。「あまりにも突然発表されて、ベクタシ信者すらまだ状況をのみ込めていないかもしれない。『よくわからないけど、国がもらえるというなら、まあもらっておくか』くらいの気持ちかもね。設立の意図もよくわからないし、すべてが宙ぶらりんになっていて、変なシチュエーションだね」。
■「この国家を望んでいません」という声も
また、アメリカの大手掲示板サイトRedditでは、このニュースが発表された直後から賛否両論、さまざまな意見が飛び交った。
「新たな観光地が生まれるかもしれない」「アルバニアの宗教的寛容性が国際的に認知されるいい機会になる」「宗教的マイノリティのための自治区を作ることに賛成」という意見もあるが、コメントの多くはこのアイデアに難色を示している。
同サイトのユーザーは、「私たちベクタシの人間も、特にこの国家を望んでいません。タックスヘイブンとして利用される可能性もあるし、今まで存在しなかった宗教間の亀裂が生じているように感じます」とコメントしている。
あるアルバニアの批評家は、このニュースが政治的腐敗から国民の目をそらさせるための目くらましかもしれないと述べる。
しかし、これら多くの意見のどれもが臆測の域を出ないのは、誰からも理にかなった説明がなされていないからだ。
新国家設立には多くのハードルがある。そもそも他国から承認されるのか、どのように法律を制定するのか。しかし一番の難関は、国民の声にどう向き合っていくか、なのかもしれない。
草薙 由莉 :ライター
2364
:
OS5
:2025/01/24(金) 11:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/e60b75b75ab7dd23eb55a08289a4cdcb853e27b2
ベラルーシ、26日に大統領選 ルカシェンコ氏7選確実 混乱の「前轍」踏まえ徹底管理
1/24(金) 10:14配信
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産経新聞
ロシアの同盟国ベラルーシで26日、大統領選(任期5年)が投開票される。5人が候補者登録されているが、「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ現大統領(70)の7選が確実。ルカシェンコ氏は反体制派の大規模デモを招いた前回大統領選の「反省」を踏まえ、選挙を徹底的に管理した上で圧勝を演出し、自身の統治の正当性を誇示する構えだ。
ルカシェンコ氏は今回選で、現在のベラルーシが欧米諸国からの軍事的脅威という「炎に囲まれている」と危機意識を強調。ロシアと協力した国防力の強化や経済発展などを掲げている。
2020年の前回選では、経済低迷などでルカシェンコ政権打倒の機運が高揚。政権側は反体制派の有力な出馬予定者を「要件不適格」との理由で次々と選挙から排除した。しかし、排除された各陣営は、政権側が「脅威にならない」とみて出馬を容認した女性候補、チハノフスカヤ氏の下に集結。選挙は接戦になるとの観測が広がった。
だが、政権側はルカシェンコ氏の「圧勝」を発表。この結果、開票不正を疑う国民の大規模デモが起きた。政権側はデモを武力鎮圧し、欧米諸国から言論・人権弾圧だとして制裁を科された。
政権側は今回、前回選の轍(てつ)を踏まないよう専心している。政権側が今回、ルカシェンコ氏のほかに出馬を容認した4人のうち3人は親政権派の人物で、当選を目指していない。唯一、リベラル派として出馬を認めた女性候補、コノパツカヤ氏も知名度が低く、ルカシェンコ氏の対抗馬とはみなされていない。
政権側は前回選の後、反体制派を弾圧して壊滅させ、影響力を奪った。さらにルカシェンコ氏は今回選に先立ち、「暴動が起きた場合は警察や軍を投入する」と警告。ベラルーシでは現在、5年前のような政権打倒ムードは高まっていない。
欧州連合(EU)の立法機関、欧州議会は今月下旬、今回のベラルーシ大統領選が「形式的な偽りの選挙」だとし、EUは結果を承認すべきではないとする決議を採択。ベラルーシが反体制派の国民ら1200人以上を政治犯として不当に投獄しているとも非難した。(小野田雄一)
2365
:
OS5
:2025/01/26(日) 12:16:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff8e47efcc9f2d8a036a01cc8bcf43177a3c1874
ベラルーシ大統領選 反体制派封殺で強権ルカシェンコ氏が7選へ
1/26(日) 5:30配信
毎日新聞
ベラルーシのルカシェンコ大統領=ロシア北西部レニングラード州で2024年12月25日、スプートニク通信・ロイター
ロシアの同盟国ベラルーシで26日、大統領選が実施される。民主主義の形骸化が進み、強権統治を30年以上続ける現職ルカシェンコ氏の7選が確実だ。政権は2020年8月の前回選挙では、不正を訴える市民らの大規模デモを弾圧した。今回は有力な対抗馬を完全に排除して選挙戦に臨み、圧勝で「国民の信任」を演出したい狙いとみられる。野党指導者からは「偽りの選挙だ」と批判の声が上がっている。
【写真まとめ】立候補者の情報を記した掲示で、中央に記載されたルカシェンコ氏
今回の大統領選では、ルカシェンコ氏のほかに、国会議員ら男性3人と実業家の女性1人が立候補した。政権に批判的な立場をとる候補はおらず、対抗馬は事実上不在だ。
ルカシェンコ氏は1994年から政権の座に君臨し、「欧州最後の独裁者」とも称される。前回選挙では、政権批判で人気を集めた映像ブロガーのセルゲイ・チハノフスキー氏が出馬を模索したが事前に逮捕され、代わって立候補した妻のスベトラーナ・チハノフスカヤ氏が支持を広げた。
中央選管はルカシェンコ氏の6選を発表したが、不正を訴える10万人規模の抗議デモが連日続き、治安部隊が鎮圧に動いた。チハノフスカヤ氏は選挙後、隣国リトアニアへの出国を余儀なくされた。
前回選挙前のルカシェンコ氏は、経済面などで自国に強い影響力を持つロシアとのバランスを取るため、欧米との関係構築に動いていた。だが、選挙後の市民への弾圧を巡り、批判する欧米と対立した。
政権発足以降で最大とみられる国内での抗議活動の高まりを受け、ロシアに再接近し、軍事援助などを求めた。プーチン露政権はルカシェンコ氏への支持を表明し、政治危機を利用してベラルーシへの影響力を拡大。現在に至る両国の関係強化のきっかけとなった。
ロシアが22年2月にウクライナへの「特別軍事作戦」を開始して以降は、ベラルーシはこれを支持し、露軍の拠点にもなっている。一方で援軍は送っていない。
ロシアの在外・独立系メディア「メドゥーザ」は、ベラルーシでは厳しい言論統制などによって、前回選挙以降の約4年半で数万人が拘束され、数十万人が国を離れたと批判。また、今回の選挙では、再び大規模な抗議活動が起きないよう政権が「あらゆる努力」をしていると指摘する。
国外で野党指導者としての活動を続けるチハノフスカヤ氏は21日、ロイター通信のインタビューで、ルカシェンコ氏について「いかなる民主的正当性もない」と述べ、選挙は「偽りだ」と非難した。【モスクワ山衛守剛】
2366
:
OS5
:2025/01/27(月) 11:47:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8917bfec4b5dfa21a7fc640b46bea57a6a8cea2
ベラルーシ大統領選、強権ルカシェンコ氏が7選 欧米は正当性疑問視
1/27(月) 11:45配信
毎日新聞
報道陣の取材に応じるベラルーシのルカシェンコ大統領=ミンスクで2025年1月26日、AP
ロシアの同盟国ベラルーシで26日、大統領選が投開票され、現職のルカシェンコ大統領が連続7選を決めた。任期は5年で、ルカシェンコ氏が初当選した1994年以来の強権政治がさらに続く見通しとなった。反体制派は厳しい取り締まりを受けており、欧米などは正当性がないとして認めない態度を示している。
【写真特集】立候補者の情報を記した掲示で、中央に記載されたルカシェンコ氏
中央選挙管理委員会が27日に発表した開票の中間結果によると、ルカシェンコ氏の得票率は86・82%だった。大統領選では有力な対抗馬が完全に排除され、ルカシェンコ氏以外に国会議員ら男女4人が立候補したが、政権に批判的な候補はおらず、いずれも得票率は4%以下だった。
2020年に実施された前回の大統領選では、ルカシェンコ氏の6選が発表された後、選挙の不正を訴える10万人規模の抗議デモが連日行われ、政権がこれを徹底的に弾圧。これまでに数万人の市民が拘束されたとされ、反体制派の指導者らは投獄されるか、国外への逃亡を余儀なくされた。今回の選挙も治安当局の厳しい監視下で実施された。
欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は26日、「選挙は見せかけであり、自由でも公正でもなかった」とする声明を発表。「前例のない人権弾圧や政治参加の制限が正当性を奪っており、全く信頼性がない」と批判した。
一方、ルカシェンコ氏は26日、開票に先だって実施した記者会見で「EUで我々の選挙が認められるかどうかは好みの問題だ。まったくどうでもいい」と反論した。その上で「私にとって重要なのはベラルーシの人々が選挙を認め、無事に完了することだ」と述べた。【モスクワ山衛守剛】
2367
:
OS5
:2025/01/29(水) 16:39:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc9a306dbd457e526539c72697d98949f4cf2e7c
セルビア首相が辞任 駅の屋根崩落事故きっかけに反政権デモ拡大
1/29(水) 14:55配信
毎日新聞
辞任を表明するセルビアのブチェビッチ首相=ベオグラードで2025年1月28日、ロイター
東欧セルビアのブチェビッチ首相が28日、反政権デモの拡大を受け辞任した。北部ノビサドで昨年11月に発生した駅の屋根の崩落事故をきっかけに始まった抗議活動が、数万人規模の全土的なデモに発展していた。
事故では15人が死亡した。セルビアでは中国の投資で、首都ベオグラードとハンガリーの首都ブダペストを結ぶ高速鉄道の建設計画が進む。駅はその計画の一環で近年改修されたが、「政府の汚職でずさんな工事が行われた」と野党などから批判が上がっていた。
この工事に関する情報開示などを求める抗議運動が、学生らを中心とした大規模な反政府デモに発展。11月に建設・運輸・インフラ相と貿易相が辞任し、12月には事故の責任を問われた政府職員ら13人が起訴されたが、大規模なデモが国内各地で続き、大学の閉鎖も起きていた。
ロイター通信によると、ブチェビッチ氏は28日「(事態の)緊張を緩和するためにこの手段を取った」と述べた。
セルビアでは、2017年に就任したブチッチ大統領が中国やロシアと親密な関係を築き、国内ではメディアの抑圧など強権的な政治手法を取る。24年5月に首相に就任したブチェビッチ氏はブチッチ氏の側近として知られる。【ベルリン五十嵐朋子】
2368
:
OS5
:2025/02/16(日) 22:25:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/589287828e6c0202001ba4bd19264d380a6d3586
親ロ派地域アブハジアで首長選 デモで辞任受け ジョージア
2/16(日) 19:09配信
時事通信
15日、アブハジアの中心都市スフミで投票する「大統領」候補グンバ氏(EPA時事)
旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)北西部の親ロシア派支配地域アブハジアで15日、首長選が行われた。
【写真】13日、ジョージア・トビリシで同国と欧州連合(EU)の旗を掲げるデモ隊
昨年11月に「大統領」のブジャニヤ氏が反政権デモで辞任した事態を受けたもので、5人が立候補。16日発表の暫定結果で「副大統領」だったグンバ氏が約46%を得票したものの過半数に達せず、2位候補との間で3月1日に決選投票が実施される見通しとなった。
2369
:
OS5
:2025/02/21(金) 15:42:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9a063d7e28451b2d2973838916a0926577fb6f2
トランプ氏、ゼレンスキー氏に「いら立ち」 停戦交渉巡り批判の応酬
2/21(金) 7:20配信
毎日新聞
米ホワイトハウスで開かれたレセプションで発言するトランプ大統領=2025年2月20日、ロイター
ウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は20日、ロシアとウクライナの戦争終結に向けた交渉を巡り、トランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領に対して「いら立っている」と語った。ホワイトハウスで開かれた大統領報道官の記者会見に同席して答えた。
トランプ氏は米露の協議に反発するゼレンスキー氏を「選挙で選ばれていない独裁者」などと批判している。一方、ゼレンスキー氏もトランプ氏は「偽情報の中に生きている」と反論し、応酬となっている。
ウォルツ氏は「いら立ち」の理由として、「(ウクライナの首都)キーウから出てきた暴言のいくつかは、トランプ氏を侮辱するもので受け入れがたいものだった」と指摘した。さらに、ベッセント米財務長官が軍事支援の継続と引き換えにレアアース(希土類)に関する「ディール(取引)」を提案したことにも言及。「米国がウクライナの鉱物資源や資源に共同で投資する歴史的な機会を提供した」とし、米国の投資はウクライナの長期的な安全保障になると強調して交渉に戻るよう求めた。
ウォルツ氏は、トランプ氏が24日にフランスのマクロン大統領、27日に英国のスターマー首相とそれぞれ会談すると正式に発表した。欧州諸国とは意思疎通を続けているとし、米露の交渉過程で欧州との連携が不十分だという見方を否定した。
同時に、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国に対する不満も示した。加盟国の3分の1が、防衛費支出を国内総生産(GDP)比で最低2%にするという2014年の約束を果たしていないと批判。今年6月のNATO首脳会議までに達成する必要があるとした。さらに、トランプ氏が主張するGDP比5%への引き上げに触れ、「欧州はパートナーとして、自国の防衛のために取り組みを加速させる必要がある」と語った。【ワシントン西田進一郎】
2370
:
OS5
:2025/02/24(月) 08:59:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c42f042d27ba64824eb46bc6938632e82fe40df
侵攻3年、ウクライナ窮地 戦場で劣勢、頭越しの停戦交渉 ゼレンスキー氏「平和実現なら辞任」
2/24(月) 0:46配信
時事通信
ウクライナのゼレンスキー大統領=19日、キーウ(キエフ)(AFP時事)
【キーウ時事】ロシアのウクライナ侵攻開始から24日で3年。
国際社会は外交と制裁を駆使し、ロシアのプーチン大統領による「力による現状変更」を阻止しようとしてきたが、戦況はロシア優位に傾いている。1月に発足したトランプ米政権はロシア寄りの姿勢を鮮明にし、ウクライナの頭越しにロシアと停戦交渉を開始。ウクライナは軍事・外交両面で窮地に立たされている。
【地図で見る】ウクライナ戦況マップ
ウクライナのゼレンスキー大統領は22日のビデオ演説で「正義が空虚な言葉であってはならない」と述べ、国家主権や領土の一体性を守る重要性を改めて訴えた。さらに、23日の記者会見では「ウクライナが平和になり、私が辞任する必要があるなら、その用意がある。北大西洋条約機構(NATO)加盟と引き換えでもいい」と語った。
ウクライナでは今も東・南部の前線で地上戦が続き、全土がドローンやミサイル攻撃にさらされる。両国の戦死傷者は100万人を超えたとされ、民間人1万人以上も犠牲になった。
ウクライナは昨年8月、戦局の転換を狙いロシア西部クルスク州に攻め込んだが、ロシアは北朝鮮から1万人以上とされる「援軍」を受けて対抗。逆にウクライナ東部で占領地を拡大している。
プーチン氏に追い風となっているのが、停戦を自らの手柄にしようと前のめりなトランプ大統領の存在だ。米ロは今月12日に首脳電話会談、18日にはサウジアラビアで高官協議を実施した。トランプ政権はウクライナのNATO加盟に否定的見方を示すなど、ゼレンスキー氏が停戦の前提条件とする「安全の保証」を確約していない。
蚊帳の外に置かれたゼレンスキー氏は「ウクライナ抜きで戦争を終える決定はできない」と反発。「トランプ氏は偽情報の空間に住んでいる」と批判したが、これがさらなる怒りを招いた。トランプ氏は21日、米FOXニュースのラジオ番組で、停戦交渉へのゼレンスキー氏出席が「重要だと思わない」と発言した。米国が支援の見返りに要求するレアアース(希土類)供与について、ゼレンスキー氏が首を縦に振らなかったことにも不満を示した。
一方、昨年の大統領選で勝利し通算5期目に入ったプーチン氏は、言論統制を強化し、国民の反戦デモを封じている。ロシアの祝日「祖国防衛者の日」に合わせた23日のビデオ演説では「特別軍事作戦(侵攻)の全ての参加者の不屈の精神と勝利への決意に感謝する」と述べ、余裕をのぞかせた。
2371
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OS5
:2025/03/02(日) 19:34:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc0b872e64040ab60141a57860b3505c940898f3
アブハジア首長選、グンバ氏が勝利宣言 ジョージア親ロ派地域
3/2(日) 14:23配信
時事通信
1日、アブハジアの中心都市スフミで、首長選の決選投票に一票を投じる男性(EPA時事)
旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)北西部の親ロシア派支配地域アブハジアで1日、首長選の決選投票が行われた。
タス通信などによると「副大統領」だったバドラ・グンバ氏が約62%を得票し、支持者を前に「勝利宣言」した。
昨年11月に「大統領」のブジャニヤ氏が反政権デモで辞任した事態を受けた。先月15日の第1回投票では、首位のグンバ氏が約46%を得票したものの過半数に達していなかった。
2372
:
OS5
:2025/03/08(土) 23:22:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd9867292ae168cbe2de5d27d925afdcc85fbcd4
ゼレンスキー大統領の国内求心力高まる…トランプ氏との会談決裂後、「信頼する」68%に上昇
3/8(土) 19:51配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
ロシアの侵略を受けるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が国内で求心力を高めている。2月末の米国のトランプ大統領との会談決裂を、国内世論は「主張すべきことを主張した」と評価した模様だ。米露首脳は大統領選の実施を求め、「ゼレンスキー氏は選挙に勝てない」と根拠なく訴えてきたが、思惑は外れつつあるようだ。
【動画】ゼレンスキー氏とトランプ氏の口論
ゼレンスキー氏=ロイター
キーウ国際社会学研究所が7日公表した世論調査結果によると、2月14日〜3月4日に行った調査でゼレンスキー氏を「信頼する」と回答したのは、2月上旬の前回調査から10ポイント上昇して67%。「信頼しない」の29%を大きく上回った。
2月28日の米ウクライナ首脳会談では、トランプ氏がゼレンスキー氏に「あなたにカード(切り札)は一切ない。我々に感謝するべきだ」と声を荒らげた。調査結果では、会談決裂後のデータ(3月1〜4日)は「信頼する」が68%まで上昇したという。
2022年2月の侵略開始後に圧倒的支持を集めたゼレンスキー氏は、徐々に支持率を下げていたが、今回持ち直した。同研究所のアントン・フルシェツキー所長は、トランプ政権の言動を「ウクライナ人はウクライナ全体への攻撃と受け止めている」と分析。ウクライナ社会が団結する様子が見てとれるという。
プーチン露政権は、昨年5月の任期満了に伴う大統領選が戦時下で延期されたため、ゼレンスキー氏に正統性はないと主張してきた。トランプ氏は同調し、ゼレンスキー氏を「選挙なき独裁者」と非難し、支持率は「4%」と根拠なく主張。親露派政権樹立を目指すロシアに寄り添うように、大統領選実施を求めてきた。
米政権内には、ゼレンスキー氏が米国提案の和平案に同意しなければ「身を引くべきだ」との主張もあり、米側は、トランプ政権に協力姿勢を示すウクライナ野党幹部らとの接触を図っている模様だ。
米メディア「ポリティコ」は6日、トランプ政権高官が、ウクライナのポロシェンコ前大統領率いる野党幹部やティモシェンコ元首相らとそれぞれ秘密裏に会談したと報じた。両氏は前ウクライナ軍総司令官のザルジニー駐英大使らとともに次期大統領選候補に挙がる。
2373
:
OS5
:2025/03/10(月) 23:39:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0872d7f0f49414adb9c1419aec923ea3ef350a9
ロシアで「経済危機」報道相次ぐ 高金利で新車・住宅販売激減 プーチン氏が停戦狙う背景
3/10(月) 11:22配信
1398
コメント1398件
産経新聞
佐々木正明
さんが推薦中
ロシアのプーチン大統領
ロシアのメディアが最近、国内経済の先行きに暗雲が立ち込めつつあると相次いで報じ始めた。ウクライナ侵略に伴う年10%近くのインフレを抑制しようと露中銀は政策金利を21%という異例の高さに設定しており、これが個人消費や企業活動を圧迫しているという。プーチン政権がトランプ米政権との連携を通じてウクライナ侵略戦争の早期終結を狙う背景にも、足元に忍び寄る経済危機への焦りがあるとみられる。
【実際の写真】モスクワ市内にある朝鮮料理店のメニュー表。インフレを受けて値段のシールが何度も張り替えられている
■ローン組めず、広がる買い控え
露有力紙「独立新聞」は2月上旬、「ロシアの自動車市場を待ち受ける連鎖倒産」と題した記事を掲載した。記事は、景気指標の一つである自動車販売台数に関し、業界団体の分析などに基づいて、今年の国内の新車販売台数が昨年比20%減の130万台程度になる可能性があると伝えた。また、新車のうち60万〜70万台が売れ残っており、在庫は昨年の2倍に上っているとした。
中古車の販売台数も毎年減少が続いており、今年も昨年比で5〜15%減となる650万〜600万台にとどまる見込みだという。
業界団体トップは独立新聞に「市場縮小の主な要因は、高金利による買い控えの広がりだ」と説明し、多くの消費者が高い金利でローンを抱えることを恐れて財布のひもを締めていると指摘した。
同様の問題は住宅市場でも起きている。独立新聞の昨年12月の報道によると、露大手コンサル会社は「2025年の新築物件販売数は24年比で19〜35%減少する」と予測した。
さらに、親政権紙イズベスチヤは2月末、高金利を要因として、昨年の住宅ローン滞納額が前年比63%増となる計950億ルーブル(約1600億円)に上り、過去最高になったと報じた。銀行はローンが不良債権化することに警戒感を強めており、1月に承認したローンは申請全体のわずか5%だったという。
経済紙ベドモスチも1月、多くの産業分野で金利支払いの負担が増大しており、「露経済は企業倒産の大規模増加リスクに直面している」と露シンクタンクが分析していることを伝えた。
■企業活動に支障も利下げできず
プーチン政権も高金利が経済の足かせとなりつつあることは認識している。
実際、昨年末には露中銀が政策金利を24%まで引き上げるとの観測が強まったが、プーチン大統領が利上げに否定的な発言をしたことを受けて見送られたと報じられた。
また、ノバク副首相は昨年秋、露鉄鋼大手セベルスタリのモルダショフ会長から「現在の高金利では事業を拡大するよりも銀行預金する方がもうかる」と苦言を呈された。モルダショフ氏は「インフレ抑制のための高金利がむしろ企業の生産活動を低下させ、インフレを加速させるリスクになっている」とも指摘した。
レシェトニコフ経済発展相も今年1月、高金利などにより「露経済に冷却の兆候が見え始めている」と危機感を隠さなかった。
しかし、金利を引き下げてインフレのさらなる加速を招けば、ただでさえ物価上昇に苦しんでいる年金生活者や低所得者層に政権への不満が高まることが確実視されている。政権側としても安易な利下げには乗り出せないのが実情だ。
■制裁に強気発言を繰り返したプーチン氏
ロシアでインフレが進んだ要因は、対露経済制裁による物流の複雑化▽国外への投資や資金移動が制限されたことによる国内のカネあまり▽軍需産業の過熱▽軍に人員を取られていることによる労働力不足と賃金増-といった複合的なものだと分析されている。いずれもウクライナ戦争に関連しており、仮に今後、戦争が終結すれば、インフレは徐々に緩和されるとみられている。
プーチン氏はこれまで「制裁で欧米はロシア以上に痛みを受けている」と繰り返し述べ、「露経済は制裁に適応した」とも主張してきた。しかし現実には、露メディアが伝えているように、バイデン前米政権や欧州諸国が発動した制裁が着実に露経済をむしばみつつある。ロシアの余力は低下している。
そうした状況のロシアにとって、ウクライナのゼレンスキー大統領とトランプ米大統領による2月28日の首脳会談が決裂し、両国関係が極度に悪化したことは僥倖(ぎょうこう)となった。ロシアは今後、自身が勝者となる形での戦争終結と制裁の解除を狙い、トランプ政権との接触を活発化させていく見通しだ。(小野田雄一)
2374
:
OS5
:2025/03/16(日) 10:03:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/2eddaa37889a605c85c047663485833537fa57c5
10万人超の反政府デモ 学生主導、腐敗批判 セルビア
3/16(日) 9:07配信
時事通信
15日、東欧セルビアの首都ベオグラードで、反政府デモに参加する人々(AFP時事)
【ベルリン時事】東欧セルビアの首都ベオグラードで15日、大規模な反政府デモが行われ、当局は約10万7000人が参加したと推定した。
昨年11月に北部ノビサド駅の屋根が改修直後に崩落し15人が死亡した事故の責任を追及する動きが、権威主義的だと指摘されるブチッチ大統領統治下の政治腐敗を批判する抗議活動に拡大している。
現地からの報道によると、抗議を主導する学生らは駅改修に関する全資料の公開などを要求。活動は3カ月以上続いており、これまでにブチェビッチ首相が辞任表明に追い込まれた。デモ参加者は「うそや汚職、不正がはびこっている。われわれは自由な社会を待ち望んでいる」と訴えた。
ブチッチ氏は大規模デモに先立ち、「圧力には屈しない。街頭デモに国のルールを決めさせはしない」と強気の姿勢を示した。駅改修は中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の一環で行われていた。
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OS5
:2025/04/17(木) 22:01:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d5b2328465ce5851cf97b8b64f3f3b779775559
ロシア、クルスク州前知事を逮捕 国境防衛予算横領の疑い
4/17(木) 8:52配信
AFP=時事
ロシア・モスクワのメシチャンスキー地区裁判所での公判前勾留審問中、被告人席に立つクルスク州のアレクセイ・スミルノフ前知事。同裁判所提供の動画より(2025年4月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ロシア西部クルスク州の前知事と前副知事が、対ウクライナ国境防衛に割り当てられた予算10億ルーブル(約17億円)以上を横領した疑いで逮捕された。当局が16日に発表した。
アレクセイ・スミルノフ前知事(51)とアレクセイ・デドフ前副知事(48)は、2024年8月にウクライナ軍がクルスク州に越境攻撃を仕掛けた際の同州の責任者だった。
ロシア内務省のイリーナ・ボルク報道官はテレグラムで、「総額10億ルーブルを超える予算の横領に関する犯罪捜査の一環として」2人が拘束されたと述べた。
ボルク報道官によると、予算はウクライナと国境を接するクルスク州に防衛施設を建設するため、地元の政府支援を受けた開発業者に割り当てられたものだった。
モスクワのメシチャンスキー地区裁判所は、スミルノフ前知事が公判前に少なくとも2か月間勾留されると述べた。
スミルノフ容疑者は2024年5月から12月までクルスク州の知事を務めた。ウクライナ軍が同州の複数の集落に侵入した際には、住民に対して状況は制御下にあると説明。ウクライナ軍の越境攻撃への対応をめぐり批判を浴びていた。
これを受けてウラジーミル・プーチン大統領はクルスク州に新しい危機管理者が必要だとして、12月にスミルノフ前知事を親クレムリン派のアレクサンドル・ヒンシュテイン議員に交代させた。【翻訳編集】 AFPBB News
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OS5
:2025/07/08(火) 07:42:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/68e546c46af8fcf8f5842bdd46f0c1346a5465ca
ロシア前運輸相が自殺、プーチン氏による解任直後 連邦捜査委が確認
7/7(月) 20:35配信
ロイター
ロシアのプーチン大統領は7日、スタロボイト運輸相を解任した。5月撮影の提供写真(2025年 ロイター)
[モスクワ 7日 ロイター] - ロシア連邦捜査委員会は7日、スタロボイト前運輸相が自殺したとみられると明らかにした。プーチン大統領はこの日、同氏を解任していた。
連邦捜査委によると、スタロボイト氏の遺体が自家用車内で銃創を負った状態で発見された。
スタロボイト氏の解任は予想外で、プーチン大統領は解任理由を明らかにしていない。
スタロボイト氏はクルスク州知事を務めた後、2024年5月に運輸相に起用された。クルスク州では、スタロボイト氏の後任だったスミルノフ前知事らが防衛予算横領の疑いで逮捕されており、運輸業界関係者は、運輸産業の問題ではなく、クルスク州の汚職に関連して、スタロボイト氏の立場が数カ月前から疑問視されていたと語った。
スタロボイト氏の後任の運輸相代理には、ノブゴロド州知事を務めたアンドレイ・ニキチン氏が指名された。ニキチン氏はプーチン大統領との会談で、物流の停滞を解消するため、運輸産業のデジタル化に取り組むと述べた。
ロシアの運輸業界では、航空会社がスペア部品の不足に直面。ロシア鉄道は高金利で利払い費が急増している。
2377
:
OS5
:2025/07/14(月) 09:07:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/f540ff684ae9056338c61f8f7b8fbfbff7a42ade
独立派台頭、虐殺否定論はびこる 民族融和の理想遠く ボスニア和平30年
7/14(月) 7:10配信
時事通信
分離独立運動を率いるドディク氏のポスターを掲げる支持者ら=2月26日、ボスニア・ヘルツェゴビナ北部バニャルカ(AFP時事)
【ベルリン時事】「第2次大戦後の欧州で最悪の虐殺」と呼ばれるスレブレニツァ事件(1995年)が起きたボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の和平合意から今年で30年。
主要3民族のうち、セルビア人勢力の間で分離独立派が台頭し、事件を巡り「集団虐殺ではなかった」との否定論がはびこっている。民族対立は先鋭化し、融和を目指した和平の理想とはほど遠い現実に直面している。
「われわれには力強い国家が必要だ。(イスラム教徒の)ボスニャク人やクロアチア人ではなく、セルビアとともにその基盤を作りたい」。ボスニアを構成する「セルビア人共和国」を率いるドディク大統領は今月6日の演説で、隣国セルビアとの統合が最終目標だと言い切った。
紛争に区切りを付けた95年のデートン合意は、セルビア人共和国と、ボスニャク系とクロアチア系が統治する「ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦」にそれぞれ高度な自治を認め、分断が固定化された。融和の機運は乏しく、「国造りの失敗」(米シンクタンク)との見方がもっぱらだ。
紛争末期にセルビア人勢力が東部スレブレニツァで8300人以上のボスニャク人を殺害した事件について、国際司法裁判所は民族排除を目的とした「ジェノサイド(集団殺害)」と認定した。しかし事件から30年の節目を迎えた今月11日、セルビアのブチッチ大統領は「恐ろしい犯罪」との位置付けにとどめた。
こうした虐殺を矮小(わいしょう)化する動きに対し、ボスニャク人代表者は同日行われた事件の追悼式で「30年間ウソや否定論を聞き続けてきた」と語り、いら立ちをあらわにした。
ただ、ボスニアは統一した国家として欧州連合(EU)加盟を目指しており、汚職対策などで一定の成果が出るなど融和の芽は残っている。セルビア系の分離運動を率いるドディク氏を巡っては今年2月、和平合意を監視する国際機関の決定に背いたとして、禁錮1年と6年間の職務禁止の一審判決が下され、分離運動にも転機が訪れている。
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:
OS5
:2025/07/17(木) 17:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/da691d215253a88fde362a17ad3c0f0aaec075e1
ウクライナ新内閣発足へ 首相、第1副首相ともに30代 人事判明
7/17(木) 8:10配信
朝日新聞
ウクライナの新しい首相になるスビリデンコ氏(左)。第1副首相になるフェドロウ氏(右)とともに面会したゼレンスキー大統領が2025年7月15日、SNSに投稿した
ロシアの全面侵攻を受けるウクライナの新しい内閣が17日、発足する。最高会議(国会)で与党「国民のしもべ」の会派トップを務めるアラハミヤ氏が16日、ゼレンスキー大統領らとの会合の結果として、人事の全容をSNSで発表した。
首相は第1副首相兼経済相だったユリヤ・スビリデンコ氏(39)が務め、第1副首相兼デジタル変革相にミハイロ・フェドロウ氏(34)が就く。2020年から首相を担ってきたデニス・シュミハリ氏(49)は国防相になる。外相はアンドリー・シビハ氏(50)が留任する。
ゼレンスキー氏は16日夜の演説で「新政権の最初の6カ月で、ウクライナ製の武器の割合を(全体の)50%にする必要がある」と強調。現在は「40%近く」という。
朝日新聞社
2379
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OS5
:2025/08/07(木) 11:30:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea217fc6ab4f105500628f94e71bc662f7ef3e9c
大統領が名指しで非難 モルドバで親欧米の現政権、露との対立強まる
8/7(木) 10:27配信
毎日新聞
モルドバのサンドゥ大統領=7月、ロイター
東欧の旧ソ連構成国モルドバで9月28日に予定されている議会選(1院制、定数101)を巡り、親欧米派の現政権と、親露派を支えて影響力を取り戻したいロシアとの間で緊張が高まっている。サンドゥ大統領はロシアによる選挙干渉をけん制する一方、露側は親露派地域の指導者が弾圧されていると批判。つばぜり合いが激しくなっている。
【写真まとめ】ロシアに「洗脳」された自治区 モルドバ・ガガウズの街並み
「ロシアは前例のない選挙干渉の準備をしている」。ロイター通信などによると、サンドゥ大統領は7月30日、首都キシナウで記者会見し、ロシアを名指しで非難した。今回の議会選を巡り、偽情報やサイバー攻撃、買収などの懸念があるという。
サンドゥ氏は昨年10〜11月にあった大統領選で再選を果たした。ただ、モルドバ当局は、直前の9月にロシアが1500万ドル(約22億円)を投じて有権者13万人を買収したと指摘している。ロシア側は一貫して選挙介入を否定しているものの、モルドバ側の懸念は高まっている。
一方、歴史的に親露派が多い南部ガガウズ自治区を巡っても対立が深まっている。
キシナウの裁判所は8月5日、ガガウズ自治区トップで、サンドゥ政権と対立してきたグツル首長に対し、後ろ盾となっている親露派の政治家イラン・ショル氏(現在はロシアに亡命中)が率いる政党のためにロシアから組織的に資金を持ち込んだとして、禁錮7年の判決を言い渡した。
ロシアのペスコフ大統領報道官は5日、判決について「政治的な動機による決定だ」と批判し、無罪を主張するグツル氏を支持する姿勢を鮮明にした。グツル氏側は控訴する方針だ。
モルドバは隣国ウクライナとの国境沿いに親露派勢力が実効支配してロシア軍も駐留する地域「沿ドニエストル」を抱え、地政学上の要衝とされる。サンドゥ現政権は欧州連合(EU)加盟を目指している。【ブリュッセル岡大介】
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