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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1とはずがたり:2014/05/04(日) 19:49:37
東欧・ギリシャ正教・中央アジア・旧ソ連諸国・シベリアなど

新疆とかは大中華スレとは棲み分け微妙な感じで場合によってはこちらにも。

前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/?q=%A5%A6%A5%AF%A5%E9%A5%A4%A5%CA

1486とはずがたり:2021/08/15(日) 20:55:55
米国がベラルーシに経済制裁 「欧州最後の独裁者」ルカシェンコ大統領に圧力 英国・カナダとも連携
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123272
2021年8月10日 18時00分

【ワシントン=吉田通夫】米財務省は9日、ベラルーシのオリンピック委員会や閣僚など、計44の団体と個人を制裁対象に指定したと発表した。ベラルーシ大統領選での不正疑惑と反政府デモの弾圧から1年を迎えたのに合わせ、英国やカナダとも連携して「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領への圧力を強める。
【関連記事】亡命のベラルーシ五輪選手、欧州大会のメダルを競売 母国の選手支えたい
 対象者は米国内の資産が凍結され、米国人との経済的な取引も原則として禁じられる。バイデン大統領は声明で「ルカシェンコ政権は国民の明確な意志を尊重するどころか、不正選挙を犯し、さらに反対意見を封じるため残忍な弾圧をした」と批判。「米国は同盟国とともに、ルカシェンコ政権の責任を追及し、人権と表現の自由を支持し続ける」と表明した。
 米財務省によると、ベラルーシのオリンピック委員会は、政権幹部らの資金洗浄や制裁逃れに利用されてきたという。会長はルカシェンコ氏が務めてきたが、政権に批判的な選手を差別しているとして、国際オリンピック委員会(IOC)が昨年12月に資格を停止。今年2月からは長男が会長に就いたがIOCは認めていない。8日に閉幕した東京五輪では、陸上代表の女性選手がコーチへの不満を公言し帰国を命じられたが、拒否してポーランドに亡命する騒動があった。
 カナダもベラルーシの政権幹部ら72人との経済的な取引を原則禁止。英国はベラルーシからの航空便の着陸を禁じた。欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表も8日の声明で追加制裁の可能性を示唆した。
 米英カナダとEUは、昨年の不正選挙疑惑とデモ弾圧や、今年5月にベラルーシ当局がアイルランドの旅客機を強制着陸させ独立系ジャーナリストを拘束した問題を受け、累次の制裁を科してきた。これに対し、ロシアはベラルーシへの支援を表明している。

1487とはずがたり:2021/08/22(日) 15:46:00

!?

ロシア人男性「国後島から泳いできた」 亡命を希望 北海道に上陸
https://mainichi.jp/articles/20210820/k00/00m/040/462000c
毎日新聞 2021/8/21 02:00(最終更新 8/21 21:19) 有料記事 211文字

 ロシア人の男性1人が北海道東部に上陸し、道警が事情を聴いていることが20日、政府関係者らへの取材で分かった。「亡命のために国後島から泳いできた」と話しているという。

 国後島から北海道東部の沿岸部までは約20キロ。政府関係者らによると、札幌出入国在留管理局に男性の身柄を移し、実際に泳いできたのかも含…

1488チバQ:2021/08/26(木) 20:03:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ae652f2f766d50007a0d8346a0ca82b3df7a402
アルメニア議会で大乱闘、与野党議員がもみ合い
8/26(木) 16:27配信


【8月26日 AFP】アルメニア議会で25日、答弁中の与党議員に向けて野党議員らが水の入ったボトルを投げつけたことから与野党の議員がもみ合いとなり、乱闘騒ぎへと発展した。

 議会は一時中断し、水のボトルや手指消毒液が議場から撤去された後に再開されたが、野党副党首へのやじをきっかけに再び乱闘が発生。複数の議員が警備員らによって議場の外に出されたほか、議員一人が目を負傷して病院に搬送された。

 アルメニアでは、隣国アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)をめぐる昨年秋の軍事衝突での敗北を受け、ニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相への批判が高まっている。パシニャン氏は6月の解散総選挙で圧勝したものの、議会では与野党が非難合戦を繰り広げ、政治的混乱が続いている。

 映像は25日提供。(c)AFPBB News

1489チバQ:2021/09/03(金) 22:45:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e071a3550005e322abb6af7bf52e6a80a8b081c
北方領土に免税特区創設へ ロシア大統領が一方的発表
9/3(金) 16:48配信

時事通信
3日、ロシア極東ウラジオストクで開かれた「東方経済フォーラム」に出席するプーチン大統領(EPA時事)

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は3日、ロシアが実効支配する北方領土に投資を誘致するため、関税などを免除する特別区を創設すると発表した。

 極東ウラジオストクで開かれている政府主催の「東方経済フォーラム」の全体会合で明らかにした。

 プーチン氏は優遇措置は国内企業だけでなく、「日本を含む外国企業」に適用されると述べた。日ロが実施を目指す北方四島での共同経済活動の協議に進展がない中、日本を揺さぶり、協力を迫る狙いがあるとみられる。創設に向けては、ロシア当局間で最終調整が行われている。

 特区はロシア国内法の適用を前提としており、日本側の参加は難しそうだ。プーチン氏によれば、クリール諸島(北方領土と千島列島)で関税を免除。域内では付加価値税も課されない。法人税や資産税なども10年間免除する。特区構想は7月に北方領土の択捉島を訪問したミシュスチン首相が明らかにしていた。

 プーチン氏は対日関係について「平和条約締結に関心があるという点でわれわれのやり方に変化はない」と強調。他方で「日本は常に立場を変えてきた」と指摘し、日米の軍事協力に関するロシアの懸念に日本は応えていないと主張した。

 日ロ首脳は2018年、平和条約締結後の2島引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を加速することで合意。一方で、ロシアでは昨年に領土割譲禁止を明記した改正憲法が発効した。

 プーチン氏は、改憲によって「56年宣言は無効になったか」との問いに、「宣言と憲法を注意深く見て、適切な結論を出さなければならない」と述べるにとどめた。また、日本が東京五輪・パラリンピックを成功させたと語り、祝意を表明した。

1490チバQ:2021/09/06(月) 20:34:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/94f71df08931265d363d7058d84c14c5d382e3e2
北方領土特区で揺さぶるプーチン氏 構想には不透明感も
9/6(月) 20:30配信
朝日新聞デジタル
東方経済フォーラムで発言するロシアのプーチン大統領。北方領土への経済特区創設などを表明した=2021年9月3日、サハリン・インフォ提供

 ロシアのプーチン大統領が北方領土への経済特区創設を表明した。進出する外国企業などへの課税免除で経済発展を図る内容だ。領土問題で日本側を揺さぶる狙いもあるとみられるが、日本政府は北方領土の実効支配強化につながる構想に反発。ロシア国内でもプーチン氏の表明直前まで特区の中身が二転三転し、先行きには不透明感が漂う。

 プーチン氏の発言が飛び出したのは3日、ウラジオストクでの東方経済フォーラムだった。

 構想によると、クリル諸島(北方領土と千島列島のロシア側呼称)に進出する企業の法人税、財産税、土地税、運輸税を免除。特区に持ち込む機材などの関税や付加価値税も、特区内にある間は免除する。進出企業が従業員に社会保険や健康保険料を負担する率も、7・6%まで軽減される、とした。

 こうした特典の適用期間は10年間で、プーチン氏は「前例のない優遇だ」と強調。観光や水産加工などでの発展を期待し、共同経済活動を協議する日本を含む外国企業も利用できるとの考えを示した。

 ただプーチン氏の発言は、事前に現地で想定された内容とは異なっていた。

 現地メディアのサハリン・インフォによると、ロシア極東発展省の高官は発言前日まで「特区の特典期間は20年となる見通し」と語っていた。だがプーチン氏はその半分の「10年」とするのにとどめた。同高官は「進出企業の活動の妨げになる政府検査は5年間猶予する措置も導入する」としていたが、プーチン氏はこれも見送った。

 またプーチン氏は特区の適用除外として、仲買業や酒類などの専売のほか、石油・天然ガスなどの採掘や加工、サケ・マスやカニ類など高価値な海産物の漁獲を挙げた。「高収益が見込まれる業種」というのが理由で、進出企業にはマイナスだ。税収確保を優先し、特典を制限する方向に傾いたとみられる。

朝日新聞社

1491チバQ:2021/09/09(木) 08:01:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2026f03ca2b5f657427586804b055e29a6bd8a6
ロシア非常事態相が死亡、人命救助試み犠牲に
9/8(水) 20:52配信

AFP=時事
ロシア・クラスノヤルスク地方で行われた訓練に参加するエフゲニー・ジニチェフ非常事態相(中央、2021年9月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)ロシア非常事態省は8日、極北ノリリスク(Norilsk)で行われていた訓練に参加していたエフゲニー・ジニチェフ(Yevgeny Zinichev)非常事態相(55)が死亡したと発表した。現地メディアによると、そばにいた男性が崖から落下し、助けようとして犠牲になったという。


 通信各社は、訓練中に「ジニチェフ非常事態相が人命救助を試み、悲劇の死を遂げた」とする同省の声明を報じた。

 ジニチェフ氏が助けようとしたのは、極北で複数の作品を制作している映画監督(63)で、この男性も今回の事故で死亡した。

 国営メディアRTのマルガリータ・シモニャン(Margarita Simonyan)編集長は、「何が起きたか誰にも分からないうちに、ジニチェフ氏が転落した人を追って水に飛び込み、突き出た岩にぶつかった」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 現時点では、同氏がいつ死亡したのかは不明。

 大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官によると、ジニチェフ氏の訃報はウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領にも伝えられたという。

 ジニチェフ氏は、旧ソ連末期には国家保安委員会(KGB)の一員で、2006〜15年にプーチン氏の警護を担当した後に重用されるようになった。非常事態相には2018年5月に任命され、安全保障会議のメンバーでもあった。

 同氏が参加していた訓練は、7日から2日間の日程で、ノリリスクを含む極北各地の都市で行われ、6000人以上が参加する予定だった。【翻訳編集】 AFPBB News

1492チバQ:2021/09/09(木) 11:14:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/33df02a86630508137162bac05be317bf4ffe414
市議会選に同姓同名の3人が出馬、見た目もそっくり 現職議員は「詐欺」と非難 ロシア
9/9(木) 10:20配信

CNN.co.jp
自身と同姓同名の立候補者が並ぶ写真を見せるロシアのボリス・ビシネフスキー議員

(CNN) ロシア西部のサンクトペテルブルク市で、今月17〜19日に行われる市議会選に同姓同名の3人が立候補を届け出た。再選を目指す現職議員は、有権者をだまそうとする行為だとして不服を申し立てている。

野党ヤブロコ党のボリス・ビシネフスキー議員(65)は、再選を目指して今月17〜19日に行われるサンクトペテルブルク市議会選に立候補した。

ところが同議員によると、ほかにも「ボリス・ビシネフスキー」という同姓同名の候補が2人立候補していることが判明。この2人はビシネフスキー議員に似せて見た目も変えているといい、同議員は5日、「詐欺」に当たるとしてツイッターで非難した。

ビシネフスキー議員は、自身を含む3人のボリス・ビシネフスキー候補が写った写真も投稿している。

CNNは2人のビシネフスキー候補にコメントを求めたが、返答はなかった。

ビシネフスキー議員は7日、CNNの取材に対し「これは間違いなく政治詐欺だ。市民を混乱させ、偽物の1人を本物と勘違いさせようとしている」と訴え、その目的は、有権者が間違えて別の人物に投票するよう仕向けることにあると主張。そう判断した理由については「それ以外に私(の勝利)を阻む手段がないからだ」と強調した。

無所属で出馬した2人のボリス・ビシネフスキー候補は、ビシネフスキー議員と同じ選挙区から立候補している。

選挙管理委員会の公式サイトに記載されたこの2人の氏名については、カッコ書きで「シメレフ・アレクセイ・ゲナディエビッチ」「ビコフ・ビクトル・イワノヴィッチ」という旧名が記されていた。

ビシネフスキー議員は6日、中央選挙管理委員会に不服を申し立て、候補者の本名に関する調査を行って情報を提供するよう求めた。

国営タス通信によれば、サンクトペテルブルク選挙管理委員会は7日、ビシネフスキー議員の不服申し立てを却下した。

1493チバQ:2021/09/18(土) 00:24:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6187ccf9ea569e7bf931bec5824a3243965eaf1露下院選始まる、プーチン政権与党「統一ロシア」が3分の2以上の議席維持できるか焦点
9/17(金) 22:38配信

読売新聞オンライン
 【モスクワ=田村雄】任期満了に伴うロシア下院選(定数450、任期5年)は17日、新型コロナウイルスの感染対策を理由にした期日前投票が全土で始まった。18日まで約9万6000か所の投票所で実施し、開票作業は正式な投票日である19日の投票締め切り後に行う。

 下院選は、比例代表で225議席、小選挙区で225議席を決める。プーチン政権与党「統一ロシア」が、3分の2以上の議席を維持できるかどうかが最大の焦点だ。有権者数は約1億800万人。

 8回目となる下院選で、期日前投票の導入は初めてだ。モスクワなど一部地域ではインターネットでも投票できる。独立系選挙監視団体などは、政権側による「票の操作が容易になる」と懸念を表明している。

 プーチン大統領は16日、国民向けのビデオメッセージで、「ロシアの国益や国民のためには、強力で権威ある議会が必要だ」と政権与党への投票を暗に促した。

1494チバQ:2021/09/18(土) 00:24:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/adac249056cf80e1e7c4c6b9cb591fec2ba8ac55
露下院選投票始まる 言論弾圧、バラマキ…政権は「大勝」へ躍起
9/17(金) 19:55配信

産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】ロシアで大統領選に次いで重要とされる5年に1度の下院選の投票が17日に始まった。19日に開票される。支持率が低下しているプーチン政権は、反体制派への弾圧やメディア統制の強化など「政治浄化」を進めるとともに、広範な国民層にカネをばらまくなど、なりふり構わない選挙対策を実施。与党「統一ロシア」の大勝を確実にしようと躍起になっている。

下院選は小選挙区と比例代表の並立制で、450議席が争われる。露下院は現在、統一ロシア(改選前334議席)と、政権に迎合的な「体制内野党」と呼ばれる共産党(同43議席)や自由民主党(同40議席)、公正ロシア(同23議席)の4党で占められ、政権の決定を追認するだけの機関と化している。ただ、国民の幅広い支持を誇示したい政権にとって統一ロシアの大勝は不可欠だ。プーチン大統領は16日、「ロシアと国民の利益を実現するためには強く権威ある議会が必要だ」と投票を呼び掛けた。

今回の下院選は当初、統一ロシアの苦戦を予測する見方もあった。2016年の前回選では、国民を熱狂させた14年のウクライナ南部クリミア半島併合の余熱が社会にあり、プーチン氏の支持率も80%を超えていた。しかし近年は経済低迷や強権統治への不満などを背景にプーチン氏の支持率は60%前後で推移。前回選時は40%超だった統一ロシアの支持率も30%前後まで下落している。地方の首長選などで与党系候補が敗北する波乱も起きていた。

こうした状況に危機感を抱いたプーチン政権は統制を強化。政権側の腐敗を告発し有力な非与党系候補に投票を集中させる「賢い投票」を主導してきた反体制派指導者、ナワリヌイ氏を今年春に投獄。同氏の支援団体も「過激派」に指定し、全活動を禁止して壊滅させた。さらに、「賢い投票」を呼び掛けるサイトも接続を遮断した。

選挙前には、「賢い投票」への参加を表明するなどした人々の個人情報がインターネットに流出。警察官が個別に自宅を訪問して事情を聴くなど、実質的な投票妨害も行われている。

政権はまた、政権に批判的な独立系メディアを、スパイと同義で、当局の厳しい監視下に置かれる「外国の代理人」に相次いで指定。不利益を恐れたスポンサー企業が広告を引き揚げ、活動停止に追い込まれるメディアも出ている。

一方で政権は、年金受給者や貧困層などを対象に、手当の拡充や一時金の支給といったバラマキ政策も忘れずに実施。露シンクタンクの事前予測によると、統一ロシアは今回選で議席を減らすものの、約300議席を獲得する見通しとなっている。

1495チバQ:2021/09/20(月) 08:59:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbbfede414a6f6fbbd46a38e22b69757002abcd7
プーチン政権与党が第1党へ 議席は減少か ロシア下院選
9/20(月) 5:30配信

時事通信
19日、モスクワで、投票が締め切られたロシア下院選の開票作業を行う選挙管理委員会関係者(AFP時事)

 【モスクワ時事】ロシア下院選(定数450、任期5年)は19日、投票が締め切られた。

 中央選挙管理委員会によると、開票率19%時点でプーチン政権与党「統一ロシア」が約42%を得票し、比例代表第1党となる見通しになった。

 ただ、統一ロシアの得票率は圧勝した前回の約54%を下回っており、改選前の334議席から減らしそうだ。下院選は小選挙区と比例代表の並立制。統一ロシアが小選挙区で議席を上積みし、定数の3分の2に当たる300議席を確保できるかが焦点だ。

1496チバQ:2021/09/20(月) 09:05:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7536772ebb89bfba7babb3e9b7e9068b943e720c
ロシア下院選、与党「統一ロシア」の勝利確実 「不正横行」の指摘も
9/20(月) 7:12配信

毎日新聞
モスクワのロシア中央選挙委員会で取材する報道関係者ら=2021年9月19日、AP

 ロシア下院選(定数450、任期5年)は19日、3日間の投票期間を終えて即日開票され、与党「統一ロシア」が半数を超える議席を獲得することが確実となった。インタファクス通信が報じた。同党幹部は19日深夜(日本時間20日午前)に党の集会で勝利を宣言した。大勢判明は20日になる見込みで、単独で憲法改正が可能な3分の2の議席(300議席)を獲得できるかどうかが焦点となる。

 下院選は小選挙区と比例代表の並立制で、それぞれ225議席が割り振られている。インタファクス通信などによると、開票率25%の時点で比例代表の統一ロシアの得票率は44%で、2位の共産党の22%を大きく引き離している。小選挙区でも183の選挙区でリードしている。支持率低迷により、現有の334からは議席を減らす可能性があるが、過半数は大きく上回る勢いだ。

 プーチン政権に協力的な「体制内野党」と呼ばれる共産党、自由民主党、「公正ロシア・正義のために」の3党のうち、最も政権と距離を取る共産党は政権への批判票を集め、18の小選挙区でリードしており、比例と合わせて現在の43から議席を上積みする見込み。

 このほか、中道右派の新政党「新しい人々」が比例代表で議席獲得に必要な5%を超える6%以上の得票を集めており、議席を得る公算が大きい。露下院は03年の選挙以降、統一ロシアと体制内野党3党が議席をほぼ独占してきたが、第5の勢力となる可能性がある。ただ、同党は政権と友好関係にあると指摘されており、15年以上続いてきた4党体制に変化を演出するための新たな体制内野党となる可能性もある。

 今回の下院選を巡っては、幹部が出馬を目指していた反体制派指導者ナワリヌイ氏の陣営が6月に過激派に指定され、国内の活動が禁止された。政権に批判的な野党や無所属の有力候補もナワリヌイ陣営が呼びかけた抗議活動への参加などを理由に立候補を認められず、選挙戦は盛り上がりを欠いた。

 下院選では初めて投票日が3日間に延ばされたが、初日の17日には公務員や国営企業の従業員とみられる有権者が投票所の前で長い列を作り、職場で投票を強制されている可能性が指摘された。一部の投票所では選管職員とみられる人物が投票用紙の束を投票箱に投げ込む様子などが撮影され、野党勢力からは不正が横行している可能性も指摘されている。首都モスクワなど一部の地域では電子投票も導入されたが、票の不正操作の可能性が指摘されており、選挙の正当性を巡って批判が高まる可能性もある。【モスクワ前谷宏】

1497チバQ:2021/09/20(月) 22:25:35
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210920X345.html
与党、3分の2議席確保=政権基盤維持―ロシア下院選
2021/09/20 20:34時事通信

与党、3分の2議席確保 ロシア

19日まで行われたロシア下院選で、中央選管が20日発表した集計結果によると、プーチン政権与党「統一ロシア」が定数の3分の2以上の議席を確保する見通しとなった。写真は開票作業を行う選挙管理委員会関係者。【AFP時事】

(時事通信)

 【モスクワ時事】19日まで行われたロシア下院選(定数450、任期5年)で、中央選管が20日発表した集計結果によると、プーチン政権与党「統一ロシア」が定数の3分の2(300議席)以上の議席を確保する見通しとなった。与党が圧倒的多数の議席を獲得して勝利したことで、政権の権力基盤は維持された形となった。

 下院選は小選挙区と比例代表の並立制で、225議席ずつが割り当てられている。中央選管によると、開票率98%時点で統一ロシアが49.79%を得票して第1党の座を維持し、小選挙区でも199議席を確保する勢い。改選前の334議席から減らすものの、与党幹部は最終的に315議席を獲得する見込みだと述べた。

1498チバQ:2021/09/20(月) 22:30:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210920k0000m030134000c.html

ロシア下院選、与党勝利 力業にくすぶる不満 不正の訴えも相次ぐ
2021/09/20 19:52毎日新聞

ロシア下院選、与党勝利 力業にくすぶる不満 不正の訴えも相次ぐ

ロシア下院選で、モスクワ郊外の公邸から電子投票するプーチン大統領=2021年9月17日、スプートニク通信AP

(毎日新聞)

 19日に開票されたロシア下院選(定数450)では与党「統一ロシア」が支持率低迷にもかかわらず、3分の2以上の議席を獲得する見通しとなった。2024年の大統領選に向け基盤の強化を図るプーチン政権が与党を全面支援した結果といえる。ただ、一部の野党が政権への批判票を集めて議席を増やす見込み。不正を訴える声も相次いでおり、国民の間で不満がくすぶる現状も浮かび上がっている。

 「清く誠実な勝利を祝いたい」。統一ロシアの幹部は最初の開票結果が出た後の19日深夜、首都モスクワで開かれた党の集会で早々と勝利を宣言した。モスクワのソビャーニン市長が有権者に感謝の言葉を述べると、会場に集まった支持者からは「プーチン! プーチン!」のかけ声が上がった。

 ロシア国内で18年の年金受給年齢引き上げや長引く経済の停滞、新型コロナウイルス流行に伴う制限措置などへの不満が広がり、統一ロシアは支持率が過去最低水準まで低下する中で下院選を迎えていた。プーチン大統領の5選出馬が取り沙汰される次期大統領選が3年後に迫り、政権側は下院選を前哨戦と位置づけた。反体制派の活動に対し「外国からの選挙介入」と批判を強め、年金生活者らへの一時金支給などを相次いで打ち出し、てこ入れを図った。

 投票初日の17日には、各地の投票所で公務員や軍人、国営企業の従業員らが行列を作る様子が報告されており、「行政資源」と呼ばれる政権の特権を駆使しながら、勝利をつかんだとみられる。統一ロシアが憲法改正も可能な3分の2以上の議席を獲得することで、下院では政権維持に必要な立法作業が今後も続く見通しだ。

 しかし、国民の間では下院選への意見は割れる。モスクワ郊外で統一ロシアに投票した国語教員のアナスタシアさん(43)は「年金政策には不満だが、国内は安定しており、今の政権はうまくやっていると思う」と述べた。一方、共産党に投票した元医師のリュドミラさん(82)は「年金額が低く、生活は苦しい。なぜ世界で最も天然資源を持つ国の国民が貧困に苦しむのか。何かを変える必要がある」と訴えた。

 今回の下院選では、野党や独立系の有力候補が立候補を認められない事例も相次ぎ、政権に批判的な有権者からは「これでは選挙といえない」との声も上がる。選管職員とみられる人物が投票用紙の束を投票箱に投げ込む動画が拡散し、各地で不正とみられる行為も相次いで報告された。

 モスクワ郊外の投票所に野党陣営から監視員として派遣されていたブラートさん(29)は「投票期間が3日間になり、夜中に票の改ざんを行うことが可能になった。不正が広まっていないか心配だ」と語った。

 ロシアでは1月に反体制派指導者ナワリヌイ氏の拘束をきっかけに全国的な抗議活動が起こったが、当局が抗議参加者を強硬的に取り締まり、ナワリヌイ陣営が過激派団体に指定されると、抗議の動きは収まっており、大規模な抗議の動きは見えない。ただ、選挙の正当性を疑う声も広まっており、19日にはモスクワ中心部で「公正な選挙」を訴えるプラカードを掲げた数人の有権者が拘束された。【モスクワ前谷宏】

1499チバQ:2021/09/27(月) 11:15:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/da8f444b6c2f3869311302e3f9aec5cc5e3045d0
緊張緩和に程遠く ナゴルノ紛争勃発1年
9/27(月) 7:05配信

時事通信
アゼルバイジャンのアリエフ大統領=2020年11月、アグダム、当局提供写真(AFP時事)

 【モスクワ時事】昨年9〜11月に旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアが係争地ナゴルノカラバフをめぐり繰り広げた紛争が勃発した日から27日で1年。


 停戦を仲介したロシアが平和維持部隊を派遣して監視に当たっているが、国境での小競り合いが散発的に起きており、緊張緩和には程遠い状況だ。

 国連総会の一般討論演説にアゼルバイジャンのアリエフ大統領は23日にビデオ形式で参加し、「昨年9月の国連総会で、私はアルメニアによる占領継続と攻撃的な声明や行動を指摘した。1年後の今日、アルメニアが敗北し、わが国がその占領に終止符を打ったことを誇りに思う」と強調した。

 一方、24日に同じくビデオ形式で参加したアルメニアのパシニャン首相は「昨年秋にナゴルノカラバフは侵略された。民間人や重要インフラを意図的に標的にするなど、アゼルバイジャン軍による多くの目に余る国際法違反が起きていた」と主張した。

 両首脳は今年1月、ロシアのプーチン大統領を交えてモスクワで対面会談を行い、地域情勢の安定化に向け、3カ国が交通インフラ開発などで協調していくことで一致したが、火種はくすぶり続けている。7月には国境付近で両国軍が交戦し、アルメニア兵3人が死亡。今月もアルメニア側の犠牲が伝えられている。

 ソ連時代からの係争地をめぐり再燃した紛争は資源国として国力を充実させてきたアゼルバイジャンが圧勝。アルメニアは占領地の返還を余儀なくされた。双方の死者は計6500人超とされる。アゼルバイジャンは民族的に近いトルコの後ろ盾を得て、ロシアと軍事同盟を結ぶアルメニアを破っており、旧ソ連圏でのトルコの影響力拡大を印象付けた。

1500チバQ:2021/09/30(木) 01:14:58
https://www.tokyo-np.co.jp/article/133874?rct=world
ロシア外相が留任、下院議席辞退 与党の「顔」として出馬
2021年9月29日 22時09分 (共同通信)
 ロシアのラブロフ外相=24日、米ニューヨーク(タス=共同)
 ロシアのラブロフ外相=24日、米ニューヨーク(タス=共同)

 【モスクワ共同】タス通信は29日、ロシア下院選に与党「統一ロシア」の比例代表で党の「顔」として出馬したラブロフ外相が、当選資格を辞退したと報じた。2004年から外相を務め、プーチン政権の外交の主軸を担ってきたラブロフ氏は外相に留任する見通しとなった。ロシアでは閣僚と議員は兼任できず、ラブロフ氏の去就が注目されていた。
 比例代表候補者名簿の上位には、国民に人気の高いラブロフ氏やショイグ国防相が入っていた。ショイグ氏も辞退した。
 ラブロフ氏らは選挙期間中、統一ロシアの集会などに参加。下院選は17〜19日に行われ、同党は定数の3分の2以上の議席を獲得した。

1501チバQ:2021/10/02(土) 06:47:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e15d7df4e0b4a290b74babf087690dc15368b69
指名手配の元大統領拘束 ジョージア
10/2(土) 6:33配信

時事通信
 【モスクワ時事】旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)で指名手配されていたサーカシビリ元大統領が1日、同国内で治安当局に拘束された。

 ジョージア政府が発表した。

 失脚したサーカシビリ氏はウクライナに亡命していたが、1日にインターネット交流サイト(SNS)に動画を投稿し、2日のジョージア地方選のために帰国したと明らかにしていた。

 サーカシビリ氏は2003年のジョージアの政変「バラ革命」で中心的役割を果たし、04年に大統領に就任。08年にロシアとの軍事衝突を起こした。13年に退任後、職権乱用などの罪に問われ亡命。ウクライナでも、付与された同国国籍を一度剥奪され、国外追放されたことがある。

1502チバQ:2021/10/02(土) 06:48:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a44fdd64f46f9ebfa853006d5300634f02e7a2b0
亡命した元大統領を帰国後に拘束 ジョージア政府が発表
10/2(土) 5:55配信

毎日新聞
拘束されたジョージアのサーカシビリ元大統領=AP

 旧ソ連のジョージア(グルジア)政府は1日、ウクライナに亡命していたサーカシビリ元大統領を帰国後に拘束したと発表した。タス通信が報じた。指名手配中のサーカシビリ氏は2日の地方選を前に帰国を予告し、自身が影響力を持つ野党への投票や選挙後の抗議活動を呼びかけていた。


 タス通信によると、サーカシビリ氏は1日朝、ひそかにジョージアに入国したことをソーシャルメディアで公表したが、ジョージア治安機関は行動を把握していたという。サーカシビリ氏は2013年に退任した後、国民の批判の高まりを受け、亡命。その後、ジョージアの裁判所はサーカシビリ氏に対して職権乱用罪で実刑判決を出しており、収監される可能性が高い。

 サーカシビリ氏は03年、当時のシェワルナゼ大統領を辞任に追い込む抗議活動(バラ革命)を主導し、04年に大統領に就任。親欧米路線を掲げ、08年にはジョージアからの独立を主張する南オセチアに軍事進攻し、介入したロシアと武力衝突を起こした。

 ジョージアでは20年10月の議会選で与党「ジョージアの夢」が勝利したが、サーカシビリ氏の支援する野党勢力は選挙の不正を訴え、与野党の対立が続いている。【モスクワ前谷宏】

1503チバQ:2021/10/07(木) 23:49:06


3460 :チバQ :2021/10/07(木) 23:48:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/a35ef7cc2e25057b31d54febe56db81ec8fe7b99
対タリバンで温度差 アフガン隣接の中央アジア3カ国 異なる思惑
10/7(木) 20:02配信

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産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】アフガニスタンを掌握したイスラム原理主義勢力タリバンへの対応で、隣接する中央アジア3カ国の温度差が目立っている。タジキスタンはタリバンを非難し、双方が国境付近の兵力を増強する事態に発展。一方、ウズベキスタンとトルクメニスタンはタリバンに融和的だ。背景には、経済や治安、民族問題をめぐる各国の思惑の違いがある。

タジクが非難

タジクのラフモン大統領は9月23日、国連総会で「タリバンは各民族が参加する包括的政府をつくるとの約束を守るべきだ」と演説。タリバンは過激派を釈放していると非難し、「アフガンは再び国際テロの温床になる」と警告した。

27日には、タジクはアフガン国境付近で2千人の将兵や50台の地上兵器が参加する軍事パレードを行い、ラフモン氏も閲兵した。国境地帯に兵力を集め、タリバンを牽制(けんせい)した形だ。

一方、タス通信によると、タリバンは25日、「潜在的脅威に対処するため」としてタジク国境付近に特殊部隊を配備したと発表。27日に放映された中東テレビ局のインタビューで、タリバン幹部が「タジクはアフガンに内政干渉すべきではない」と述べるなど、両者の緊張が高まっている。

タジクが危惧しているのは、アフガン国民の3割前後を占めるとされるタジク系住民がパシュトゥン人主体のタリバン政権下で迫害されることだ。さらにアフガンには、ラフモン政権の打倒を宣言し、テロ活動を行ってきたタジク人系過激派組織「ジャマート・アンサルッラー」が存在し、タリバンと協力関係にある。タジクは民族保護や治安維持の観点から、タリバンとの敵対も辞さない構えだ。

2国が支援前向き

タジクと対照的に、ウズベキスタンはタリバン支援に前向きだ。同国は9月、アフガンに食料など1300トンの人道支援を実施。ミルジヨエフ大統領も先の国連総会で、「アフガンを孤立させるべきではない」と演説した。タス通信によると、ウズベク政府は今月、アフガンへの電力供給を停止しない方針も示した。

ウズベクは南アジアへの経済進出を図っている。そのためには輸送路となるアフガンの安定が不可欠とみて、タリバンと良好な関係を築く思惑だ。アフガンに拠点を置き、ウズベク政府と敵対してきた過激派組織「ウズベキスタン・イスラム運動」が各勢力との戦闘で壊滅状態となり、治安上の懸念が少ないことも、同国のタリバンへの接近を後押ししているとみられる。

トルクメニスタンもウズベクと同様だ。ベルドイムハメドフ大統領はタス通信が今月1日に配信したインタビューで「タリバンと関係を強化する準備がある」と表明。トルクメニスタンは、自国産天然ガスをアフガン経由でパキスタンやインドに運ぶパイプライン「TAPI」の敷設計画の実現に向け、タリバンと協力する構えだ。実際、今年2月にトルクメを訪れたタリバン幹部から「TAPI計画を支援する」との確約も得ていた。

1504チバQ:2021/10/13(水) 19:59:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d591ad7e83a307de373d8d8412b17545b9d501cロシア副首相2人が北方領土訪問…岸田政権揺さぶりか
10/13(水) 18:51配信
読売新聞オンライン
 【モスクワ=工藤武人】ロシア政府は12日、ミハイル・ミシュスチン首相の指示で副首相2人が、北方領土の択捉島を訪問すると発表した。日程は明らかにしていない。タス通信によると、露大統領報道官は12日、日本と対話の用意を示しつつ、北方領土は「ロシアの領土だ」と改めて主張した。岸田政権をけん制する意味合いもありそうだ。

 ドミトリー・グリゴレンコ副首相兼官房長官とマラト・フスヌリン副首相が極東視察の一環で訪れる。グリゴレンコ氏は北方領土への投資に関する企業家との協議も予定している。

 日本政府は13日、ロシア政府要人の択捉島訪問は、「我が国の立場と相いれない」と外交ルートを通じてロシア側に申し入れた。

1505チバQ:2021/10/18(月) 22:09:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101600325&g=int
ロシアの感染者・死者、過去最多 ファイザー製求め出国も―新型コロナ
2021年10月16日18時42分

ロシアの首都モスクワで、国産の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の接種を受ける女性=7月7日(AFP時事)
ロシアの首都モスクワで、国産の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の接種を受ける女性=7月7日(AFP時事)


 【モスクワ、ベオグラード・ロイター時事】ロシアで16日、過去24時間に確認された新型コロナウイルスの新規感染者が3万3208人、死者が1002人に上り、いずれも感染が始まってから過去最多を記録した。大統領府は、ワクチン接種が遅々として進まないことに原因があるとして危機感を強めている。
【グラフ】世界各国のワクチン接種状況

 ロシアは国産ワクチン「スプートニクV」を開発し、70カ国以上で使用されているが、世界保健機関(WHO)の「お墨付き」は得られていない。逆にロシアで外国製ワクチンが承認されない中、米ファイザー製の接種を求め、首都モスクワから約1700キロ離れた西バルカンのセルビアに出国する人もいる。
 実業家パベル・グリゴリエフさん(50)もその一人だ。妻と一緒にセルビアの首都ベオグラードの大規模接種会場を訪れた。「(WHOなどに認められているファイザー製を受ければ)より頻繁に欧州を旅行できるようになるだろうから」と理由を語っている。

1506チバQ:2021/10/26(火) 11:48:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f5a701113b045f3e3d9f751e2d828b6f1a2b381
ウズベク大統領選、現職ミルジヨエフ氏が再選 自由化路線が評価
10/26(火) 4:31配信

毎日新聞
再選を決めたウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領=トルクメニスタンで2019年10月11日、AP

 中央アジアのウズベキスタン大統領選が24日に投開票され、現職のシャフカト・ミルジヨエフ氏(64)が80・1%の得票率で再選を果たした。中央選挙管理委員会が25日、暫定結果を発表した。カリモフ前大統領の独裁体制から改革路線に転じ、政治や経済の自由化を進めたことが評価された。任期は5年間。

【写真特集】五輪ではセーラームーンに

 大統領選には事前に中央選管に登録された政党だけが候補者を擁立することができ、五つの政党から5人の候補者が立候補した。ミルジヨエフ氏は与党・自由民主党から出馬。所得の向上や貧困率の低下などを訴え、他の候補を寄せ付けなかった。投票率は80・8%だった。

 ミルジヨエフ氏は旧ソ連時代末期から続いたカリモフ政権下で首相を務めた。2016年のカリモフ氏死去に伴い、後継者として大統領選に出馬し、初当選。前政権の孤立主義的な政策を改め、外貨両替の自由化やビザ免除対象国の拡大などにより国外からの投資や観光客の誘致に努め、報道の自由化なども進めた。外交では近隣諸国との善隣外交を進め、イスラム主義組織タリバンが統治する隣国アフガニスタンとも友好関係を深めている。

 首都タシケントでミルジヨエフ氏に投票した大学教員のアリンベコワさん(45)は「今の大統領になってから高等教育機関が増え、外国の大学との連携も自由になった。政治や宗教などの分野でも寛容になっている。今後も生活は良くなると思う」と語った。

 ◇反政権派、政党登録できず

 一方で、今回の選挙に候補を立てられたのはいずれも政権寄りの政党のみ。反政権派は政党の登録を認められず、改革路線の限界を指摘する声も絶えない。選挙監視団を派遣した全欧安保協力機構は25日、「最近の改革にもかかわらず、大統領選で真の競争があったとは言えない」と批判する声明を発表した。

 ウズベキスタンのジャーナリズム・マスコミュニケーション大のクドラトホジャ学長は「ウズベキスタンは独立して30年で、政党システムはまだ若く、完成していない。選挙での競争は徐々に増していくと思う」と話した。【タシケントで前谷宏】

1507チバQ:2021/10/26(火) 16:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b371323c307d1f48ecc036ee029eeebd9f628db
ウズベク大統領選、現職圧勝へ 「真の競争ない」欧州監視団が指摘
10/25(月) 23:36配信

朝日新聞デジタル
ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領=ロイター

 中央アジアのウズベキスタンで24日、大統領選が行われた。インタファクス通信によると、中央選挙管理委員会の25日の第1回中間発表では、現職のシャフカト・ミルジヨエフ氏(64)が得票率80・1%で他候補をリードし、圧勝する勢いだ。暫定投票率は前回を約7ポイント下回る80・8%だった。

 ウズベキスタンでは1991年のソ連崩壊以来、同国を率いたカリモフ大統領が2016年に死去。当時の首相だったミルジヨエフ氏が同年12月の大統領選で後継候補として約89%の得票率で圧勝した。強権支配のカリモフ政権下で厳しい監視下に置かれたイスラム教勢力や言論への規制を一部緩和。観光など投資誘致にも力を入れた。

 ただ大統領に権限が集中する政治システムは変わっておらず、大統領選に候補者を立てられるのは登録された政党に限られる。今回はミルジヨエフ氏以外に4人が名乗りを上げたが、いずれも事実上ミルジヨエフ氏を支持する政党が公認した名目だけの候補で活発な論戦は行われなかった。

 欧州安全保障協力機構(OSCE)の選挙監視団代表は25日、記者団に「選挙に真の競争はなかった」と語った。(喜田尚)

朝日新聞社

1508チバQ:2021/11/01(月) 17:41:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b4617a37de29e5194a065edccef5cce320ec923
北マケドニア首相が辞意 地方選敗北で引責
11/1(月) 17:31配信

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時事通信
10月31日、スコピエで記者会見する北マケドニアのザエフ首相(中央)(AFP時事)

 【スコピエAFP時事】北マケドニアのザエフ首相は10月31日、記者会見して辞意を表明した。

 地方選でザエフ氏率いる社会民主党が敗北し「私は自由と民主主義を重んじてきた。民主主義とは責任を取ることだ」と述べた。

1509チバQ:2021/11/05(金) 10:51:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/465b19fa8453ae32ac65ff19f3a48772eced3d13
ロシアとベラルーシが経済統合計画に署名 軍事協力も深化へ
11/5(金) 6:27配信

毎日新聞
オンラインで開かれた連合国家の最高評議会に臨むロシアのプーチン大統領=2021年11月4日、ロイター

 ロシアのプーチン大統領とベラルーシのルカシェンコ大統領は4日、28項目にわたる両国の経済統合計画に署名した。両国で作る連合国家の新たな軍事ドクトリン(原則)にも署名。両国と欧米との対立が深まる中、安全保障面でも協力を深めるとみられる。

【ビジネスマンに元スパイも】世界各国の指導者たち

 タス通信によると、2人はオンラインで開かれた連合国家の最高評議会で署名した。統合計画は石油・ガス市場の統一や税制、決済システム、金融政策など幅広い経済分野で両国の統合を図る内容。軍事ドクトリンの内容は明かされていないが、ショイグ露国防相は10月、「西側諸国からの脅威や圧力への返答」と話していた。ルカシェンコ氏も4日、「連合国家の地域部隊を強化する準備ができている」と述べた。

 ロシアとベラルーシは1999年に連合国家創設条約を締結したが、ルカシェンコ氏がロシアに吸収される事態を恐れ、統合計画は進まなかった。しかし、20年8月のベラルーシ大統領選後に大規模な抗議活動が起こった際に、プーチン政権はルカシェンコ氏を支援。ロシアの影響力が強まっているとみられている。【モスクワ前谷宏】

1510チバQ:2021/11/16(火) 10:06:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/382ede4dfc99a96d457984b4fa96f5a8bd7b3f3c
ロシア、進むワクチン強制化 ロックダウン効果なし
11/15(月) 19:50配信

産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】過去最悪の新型コロナウイルスの流行が続くロシアで、任意とされるワクチン接種を実質的に強制化する動きが加速している。露政府は12日、ワクチン接種を証明するQRコードを発行し、取得しない国民には飲食店や一部の商店・公共交通機関の利用を制限する法案を下院に提出した。背景には、低いワクチン接種率やプーチン大統領の肝煎りで実施した短期のロックダウン(都市封鎖)の効果が乏しかったことがある。

露政府が提出した法案は、一部の自治体が既に導入しているQRコードの運用を全国規模に拡大するもの。自治体レベルではこのほかにも、医療やサービス業など特定業種の従事者や、60歳以上の住民にワクチン接種を義務付ける措置の導入も進められている。

ワクチン接種を拒めば解雇などの恐れが生じる上、QRコードなしでは生活に支障が出るため、国民からは「事実上の強制化だ」と反発も出ているが、露政府は聞き入れない構えだ。

ロシアは今年1月、世界に先駆けて承認した自国産ワクチン「スプートニクV」の一般接種を開始。だが、大規模治験を省略して承認されたスプートニクVの安全性への懸念が国民内に根強く、今月12日時点で1回でも接種を受けた国民の割合は41%にとどまる。

さらにプーチン氏の決定により10月30日〜11月7日にかけて全国で実施した9日間の「非労働日」も状況を改善しなかった。9連休中および終了後も、それ以前と同水準となる1日当たり4万人規模の新規感染者、同1200人規模の死者数を連日記録している。

露政府は「成人人口の80%の免疫獲得」との目標を掲げるが、達成にはなお2200万人の接種が必要。「接種の強制化」は露政府の焦りの反映だといえる。

1511チバQ:2021/11/27(土) 09:15:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/dde297ee5b35bfbbc955516226da2c06a457a507
移民殺到で批判されるベラルーシ大統領 今度は避難所訪れ、EU批判
11/27(土) 8:00配信

朝日新聞デジタル
26日、移民・難民らがいる国境を訪れ、撮影に応じるベラルーシのルカシェンコ大統領=ロイター

 欧州連合(EU)の混乱を狙って加盟国へ意図的に移民・難民を送り込んでいると批判されているベラルーシのルカシェンコ大統領が26日、ポーランドとの国境で立ち往生した人々を収容する避難所を訪れた。ルカシェンコ氏は移民・難民らを前に演説し、受け入れを拒むポーランドやEUを批判。対ベラルーシ追加制裁に動くEUはさらに態度を硬化させそうだ。

【写真】26日、ポーランド国境を訪れ、移民・難民らの前で演説するベラルーシのルカシェンコ大統領=ロイター

 避難所はベラルーシ政府が国境近くの物流倉庫に今月18日に設置。ポーランド側に越境を阻止され、それまで周辺の森林で寝泊まりしていた約2千人を収容している。

 26日午前、国境警備隊幹部や地元知事らを伴って倉庫内を視察したルカシェンコ氏は、通訳を介して人々に割り当てられた区画の広さが十分かたずねたり、地元赤十字関係者らと懇談したりした。大統領府は同氏が移民・難民らに拍手で迎えられる映像をSNSで配信。ベラルーシ政府の支援ぶりをアピールする狙いがありそうだ。

朝日新聞社

1512チバQ:2021/11/27(土) 23:10:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/97cf830393da0040c6aa899e876156511b29679c
「12月1日にクーデターが計画されている」…ウクライナ大統領、ロシアや財閥トップの関与指摘
11/27(土) 19:14配信

読売新聞オンライン
ゼレンスキー大統領=ロイター

 【モスクワ=工藤武人】タス通信などによると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は26日の記者会見で、「12月1日にクーデターが計画されているとの情報を得た」と明らかにした。ウクライナと敵対するロシアや財閥トップが関与している可能性にも触れたが、双方とも関与を否定した。

 ゼレンスキー氏は「ロシアとウクライナの関係者が政権転覆について協議している音声テープがある」と述べ、ウクライナの有力財閥を率いる富豪リナト・アフメトフ氏の名前を挙げた。

 アフメトフ氏は26日、「ウソの拡散に憤慨している」とコメントし、関与を全面否定した。アフメトフ氏は、財閥トップの政治活動を規制する通称「反オリガルヒ法」を巡ってゼレンスキー氏と対立している。

 一方、ロシアの大統領報道官も26日、政権転覆の計画に関し「ロシアが参加する計画はない。そのようなことをしたこともない」と述べた。

1513チバQ:2021/11/29(月) 08:49:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/db8e5c0e075deed05559a8810261fbafc702b3dc
政権寄り3党が上位 キルギス議会選
11/29(月) 6:27配信

時事通信
 【モスクワ時事】28日投票のキルギス議会選(定数90)は即日開票された。

 中央選管の暫定集計結果によると、「アタジュルト・キルギスタン」(得票率約16%)、「イシェニム」(約13%)、「インティマク」(約10%)と、政権寄りとされる3政党が上位を占めた。政権に批判的とされる政党も議席を得る見通しだ。

 キルギスでは、ジャパロフ大統領の主導で4月に国民投票が行われ、大統領権限の強化を柱とした憲法改正が承認された。議会は定数が120から90に削減されるなど役割が低下した。

1514チバQ:2021/12/15(水) 20:22:42
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20211215-567-OYT1T50123.html
ベラルーシ大統領への抗議デモ主導、反政権派リーダーに禁錮18年
2021/12/15 10:59読売新聞

ベラルーシ大統領への抗議デモ主導、反政権派リーダーに禁錮18年

ベラルーシの首都ミンスクで演説するセルゲイ・チハノフスキー氏(昨年5月、AP) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【モスクワ=工藤武人】ベラルーシ国営通信によると、ベラルーシの裁判所は14日、反政権派のリーダーで、大規模暴動を組織した罪などに問われていたセルゲイ・チハノフスキー氏(43)に禁錮18年の判決を言い渡した。

 チハノフスキー氏の妻で反政権派の象徴的存在になっているスベトラーナ・チハノフスカヤ氏は自身のSNSで、判決は、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領に刃向かったことへの「報復だ」と非難し、活動継続の決意を改めて表明した。

 チハノフスキー氏は昨年春、ユーチューブなどを通じてルカシェンコ氏への抗議デモを主導し、大統領選に出馬意欲を示していたが、昨年5月に拘束された。

 夫に代わって昨年8月の大統領選に出馬したチハノフスカヤ氏は次点とされ、選挙直後に国外退避を余儀なくされた。現在は隣国リトアニアを拠点として活動している。

1515チバQ:2021/12/26(日) 13:02:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/01f7908325a103e013fb743d86f940de1d58f869
ウクライナ西部の露総領事館に火炎瓶…露外務省、「テロ」と非難し謝罪求める
12/25(土) 18:07配信
 【モスクワ=田村雄】ロシア外務省は24日、ウクライナ西部リビウにある露総領事館に向けて何者かが火炎瓶を投げ込む事件が発生し、ウクライナ側に強く抗議したと発表した。

 露外務省によると、事件は24日未明に発生し、けが人はいなかった。露外務省は事件を「テロ」と非難し、総領事館の安全を確保できなかったウクライナ政府に謝罪を求めた。

 地元警察は捜査に着手した。リビウはポーランドと歴史的なつながりも深く、反露感情が根強いことで知られる。

1516チバQ:2021/12/27(月) 10:21:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7b07158354cdbbc935c934e2b3204c5bba1dea5
ロシア軍、1万人以上撤収へ 「訓練終了」でウクライナ国境周辺から
12/26(日) 19:27配信
朝日新聞デジタル
ロシア南部ロストフ州で12月22日、射撃場での訓練に参加したロシア軍兵士ら=AP

 ロシア軍南部軍管区は25日、ウクライナ国境付近を含む地域で、「訓練終了」に伴い1万人以上の部隊を通常の配置に戻すと発表した。ロシア軍は、ウクライナ国境付近に10万人に及ぶ部隊を結集させているとされ、欧米ではロシアが近くウクライナに侵攻するのではと懸念が広がっている。発表された1万人の撤収と、欧米が問題視する部隊結集との関係は不明だ。

 南部軍管区の管轄地域にはウクライナとの国境に接するロストフ州や、2014年にロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島が含まれる。発表は、この管区内で過去1カ月間、特務部隊を含む様々な編成の部隊の訓練が行われたとしている。

 ウクライナ国境付近へのロシア軍の結集が表面化したのは10月末。欧米各国は軍を撤収させるよう求めるが、ロシアのプーチン大統領は緊張緩和の条件として北大西洋条約機構(NATO)の拡大をやめることや、ロシアの安全を保証する条約の締結を求めている。

 25日の発表が1万人以上を撤収させるとした地域には、ロストフ州などウクライナに近い地域のほか、同国から離れたカフカス地域なども含まれている。発表は、部隊が使用した兵器は次の訓練のため現地に残すとしている。(モスクワ=喜田尚)

朝日新聞社

1517チバQ:2022/01/02(日) 17:47:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/abc405c2a1bfbd27198e0032f1808d122eda019e
米露首脳、ウクライナ情勢巡り応酬…制裁発動なら「関係は完全に壊れる」とプーチン氏反発
2021/12/31(金) 20:22配信

読売新聞オンライン
デラウェア州ウィルミントンの自宅でロシアのプーチン大統領と電話会談するバイデン米大統領(30日、ホワイトハウス提供)=AP

 【ワシントン=横堀裕也、モスクワ=田村雄】米国のバイデン大統領とロシアのプーチン大統領は12月30日(日本時間12月31日)に電話会談し、ロシアの軍事的な圧力で緊迫するウクライナ情勢について協議した。バイデン氏は、ロシアがウクライナに侵攻すれば「断固とした措置を取る」と制裁発動を改めて警告した。プーチン氏は対抗措置を示唆し、双方の溝は埋まらなかった。

 会談は約50分間行われた。米露両国の発表などによると、プーチン氏は「制裁を科せば、米国との関係は完全に壊れ、ロシアと米欧の関係に深刻な打撃を与える」と反発した。

 北大西洋条約機構(NATO)をウクライナを含む旧ソ連圏に拡大しない確約を求める露側の提案も議題になった。バイデン氏は「緊張緩和の局面でのみ、重要な進展が得られる」と強調し、ロシアがウクライナとの国境周辺に集結させている部隊の撤収が前提になるとの考えを示した。

 米露首脳の会談は12月7日にオンライン形式で行って以来で、1か月に2度の会談は異例だ。今回会談はロシア側が提案した。

 米露両国は1月9〜10日に、米露間の軍備管理が主要議題の高官級協議「戦略的安定対話」をスイス・ジュネーブで開催する。ウクライナ情勢も議題にする見通しだが、協議は難航が確実な情勢になっている。

1518チバQ:2022/01/05(水) 19:40:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/05ef1a8d74abecd280f8ce9a34272df491c63ff0カザフ、デモで190人負傷 燃料高騰に反発、内閣は総辞職
1/5(水) 18:52配信

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共同通信
4日、カザフスタン西部マンギスタウ州で燃料の値上げに抗議する人々(タス=共同)

 【ウラジオストク共同】中央アジア・カザフスタンで5日までに燃料価格引き上げに抗議するデモが広がり、最大都市アルマトイでデモ参加者や警察官ら約190人が負傷した。当局は200人以上を拘束。トカエフ大統領は一部地域に非常事態宣言を出し、内閣総辞職を承認した。ロシアメディアが伝えた。

 抗議デモは液化石油ガス価格が1日に引き上げられたことに反発し、2日に西部の町で発生。アルマトイなどにも波及した。治安当局が催涙弾を使うなどして混乱は拡大し、インターネット使用が一時遮断されたとみられる。

 トカエフ氏は5日、マミン首相の辞任を認め、スマイロフ第1副首相が代行に就く。

1519チバQ:2022/01/06(木) 06:56:32
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3383703.html
カザフスタン、非常事態宣言 燃料費高騰で抗議デモ
2022/01/05 13:57AFPBB News

カザフスタン、非常事態宣言 燃料費高騰で抗議デモ

カザフスタン・アルマトイで抗議する人々(2022年1月4日撮影)。(c)Abduaziz MADYAROV / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】中央アジア・カザフスタンで、液化石油ガス価格の高騰に抗議する異例のデモが各地に広がっている。抗議活動の広がりを受け、大統領は5日、最大都市アルマトイと西部マンギスタウに非常事態宣言を出すとともに、内閣総辞職を受け入れたと発表した。

 デモは2日、炭化水素資源が豊富なマンギスタウのジャナオゼンで始まった。金融の中心地アルマトイでは4日夜、警察がデモの鎮圧に催涙ガス弾や閃光(せんこう)弾(スタングレネード)を使用し、大混乱となった。

 大統領府のウェブサイトによると、カシムジョマルト・トカエフ大統領が署名し、非常事態宣言を発令した。期限は5日から19日まで。午後11時から翌日午前7時まで外出が禁止される。

 AFP記者はアルマトイで、5000人以上のデモ参加者に対し、警察が催涙ガス弾やスタングレネードを発射するのを確認した。デモ参加者は反政府スローガンを叫びながら行進し、車両を襲うなどした。「老人は出ていけ」と、トカエフ大統領就任後も影響力を維持するヌルスルタン・ナザルバエフ前大統領を非難する人もいた。

 5日には全国で、メッセージアプリのテレグラムとシグナル、ワッツアップが使用できなくなった。抗議デモを報じた二つの独立系メディアのサイトも閉鎖されたとみられる。 【翻訳編集】AFPBB News

1520チバQ:2022/01/06(木) 20:57:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022010600200&g=int
実力者ナザルバエフ氏失脚 カザフで反政府デモ、混乱拡大
2022年01月06日08時17分

カザフスタンのトカエフ大統領=2019年6月、ヌルスルタン(AFP時事)
カザフスタンのトカエフ大統領=2019年6月、ヌルスルタン(AFP時事)

カザフスタンのナザルバエフ前大統領=2018年1月、ワシントン(AFP時事)
5日、カザフスタン南部アルマトイで政府に抗議するデモ隊(AFP時事)
 中央アジア・カザフスタンのトカエフ大統領は5日、反政府デモが全土に拡大する中、地元テレビを通じて国民向けに演説し、ナザルバエフ前大統領に代わって、自身が安全保障会議議長に就任すると発表した。ナザルバエフ氏が失脚したことを意味する。報道によると、デモ隊との衝突で治安部隊の8人が死亡した。

 ナザルバエフ氏は旧ソ連末期から30年近くカザフを統治。大統領の座を2019年にトカエフ氏に譲ってからも影響力を保持してきたが、実力者の失脚により、中国とロシアに挟まれた地政学的な要衝でもある資源国は大きな転機を迎えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/840924f395b4afcecba5bc3d2abcdaa51d4eaca5
カザフスタン全土が非常事態態勢 ロシアなど平和維持軍を派遣へ
1/6(木) 19:51配信

朝日新聞デジタル
カザフスタン・アルマトイで6日、中心部の広場に展開した治安部隊=ロイター

 中央アジア・カザフスタンで燃料価格の値上がりを機に始まった大規模な抗議活動が全土で拡大し続けている。当局は6日、最大都市アルマトイで警察施設を攻撃した数十人を「排除した」と発表。大量の死者が出た可能性がある。ロシアのタス通信は中心部で銃撃戦が始まったとも伝えた。トカエフ大統領は全土で非常事態態勢を敷いたが、沈静化の気配は見えない。

 ロシア、カザフスタンなど旧ソ連6カ国で作る集団安保条約機構(CSTO)の議長国アルメニアのパシニャン首相は6日、トカエフ氏の要請にもとづき、カザフスタンに集団的平和維持軍を派遣すると発表した。CSTO事務局によると、ロシアの空挺(くうてい)部隊などからなる部隊が同日カザフスタンに向かった。

 市場経済拡大をめざすカザフスタンでは液化石油ガス(LPG)の上限価格が撤廃されて販売価格が2倍に急騰。2日から西部地域で市民の抗議が始まった。4日にはアルマトイ中心部で警官隊との大規模衝突に発展。トカエフ氏は内閣を事実上更迭し、期限付きで燃料、食料品などへの上限価格復活も表明したが、一部は行政庁舎を襲うなど暴徒化した。

 タス通信によると6日、アルマトイ中心部の広場に約300人の兵士が兵員輸送装甲車で到着。武装した抗議参加者らとの間で激しい銃撃戦が始まったという。当局は5日に治安部隊員8人、6日も13人が死亡したと発表したが、市民側の死者やけが人は明らかにされていない。

 一部の抗議参加者は現政権に影響力を持つナザルバエフ前大統領の引退を求めているという。トカエフ氏は5日、ナザルバエフ氏が就いていた安全保障会議の議長に自ら就任。ナザルバエフ氏の今後の地位は明らかにされていない。同氏を表舞台から排除することで沈静化を図ろうとしている可能性がある。

 中央アジア最大の国土と豊富な石油・天然ガス資源を持つカザフスタンは、1991年のソ連崩壊から2019年までナザルバエフ氏が権威主義的な体制を敷き、隣国のロシア、中国との間でバランス外交を続けてきた。米国国務省や欧州連合(EU)も5日、相次いで当局と市民の双方に自制を訴える声明を出した。(モスクワ=喜田尚)

朝日新聞社

1521チバQ:2022/01/06(木) 21:01:15
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2022010601000949.html
カザフスタンでデモ武力鎮圧 死者多数と報道、1000人負傷
2022/01/06 19:55共同通信

カザフスタンでデモ武力鎮圧 死者多数と報道、1000人負傷

燃料価格引き上げへの抗議デモ対応で出動した治安部隊=5日、カザフスタン・アルマトイ(ロイター=共同)

(共同通信)

 【モスクワ共同】燃料価格引き上げに抗議するデモが暴徒化したカザフスタンの治安当局は6日、最大都市アルマトイの広場でデモ隊を武力鎮圧した。ロシア通信は警察当局者が「数十人を排除した」と述べたとし、多数の死者が出たと報じた。負傷者はこれまでに全土で千人以上に上った。ロシアなど旧ソ連諸国でつくる集団安全保障条約機構(CSTO)は治安部隊派遣に着手した。

 トカエフ大統領はロシアを後ろ盾にデモを抑え込み、政権維持を図る構えだ。

 インタファクス通信によると、CSTO当局者は6日、ロシア空軍を含む計5カ国の先遣部隊が治安維持のためカザフに向かっていると明らかにした。

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220106X833.html
カザフ反政府デモで数十人死亡=ナザルバエフ氏失脚―ロシア軍事介入、流血拡大も
2022/01/06 18:38時事通信

 中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンのトカエフ大統領は5日、反政府デモが全土に広がって混乱する中、地元テレビを通じて国民向けに演説し、ナザルバエフ前大統領に代わって、自身が安全保障会議議長に就任すると発表した。ナザルバエフ氏が失脚したことを意味する。

 報道によると、警察当局者は6日、最大都市の南部アルマトイでデモ参加者数十人を殺害したと語った。衝突で治安部隊も13人が死亡、300人以上が負傷。けが人は全土で計1000人以上に上ったという。デモ隊が治安部隊に殴打される映像も伝えられている。

 トカエフ氏の要請に基づき、ロシア主導の軍事同盟、集団安全保障条約機構(CSTO)は平和維持部隊の派遣を決めた。ロシアは精鋭部隊の空挺(くうてい)軍を展開。鎮圧を強化すれば、流血の事態が拡大する恐れがある。

 エリートのソ連共産党政治局員だったナザルバエフ氏は30年近くカザフを統治。大統領の座を2019年にトカエフ氏に譲ってからも「国父」として影響力を保持してきたが、実力者の失脚により、中国とロシアに挟まれた地政学的な要衝でもある資源国は大きな転機を迎えた。

1522チバQ:2022/01/06(木) 21:08:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220106k0000m030242000c.html
カザフスタンの抗議拡大 CSTOが治安部隊派遣、周辺国巻き込む
2022/01/06 20:20毎日新聞

カザフスタンの抗議拡大 CSTOが治安部隊派遣、周辺国巻き込む

カザフスタンに向かう軍輸送機に乗り込むロシアの部隊=2022年1月6日、ロシア国防省提供の動画から、AP

(毎日新聞)

 燃料価格の引き上げを端緒にして、中央アジアのカザフスタンで起きた抗議運動が国内各地に拡大した。デモ参加者と治安部隊の衝突も起こり、双方から1000人を超す死傷者を出した。カザフスタン政府の要請を受け、ロシアが主導する「集団安全保障条約機構」(CSTO)は6日、現地に治安部隊の派遣を決めるなど、周辺国を巻き込む事態に発展している。

 抗議の動きは5日になり、最大都市アルマトイで過激化し、政府庁舎が襲撃されたほか、国際空港が一時占拠された。商店なども襲われ略奪が起きた映像なども拡散している。抗議の動きは首都ヌルスルタン(旧アスタナ)などにも広がった。

 カザフスタンのトカエフ大統領は、5日にアルマトイなどで出した非常事態宣言を全土に拡大した。暴徒を「外国で訓練されたテロリスト集団」と非難し、断固とした措置を取ると表明。治安当局は6日にアルマトイ中心部で武力鎮圧に乗り出し、「排除」したと説明している。

 ロイター通信は地元メディアの情報として警官ら13人が死亡したと報道。タス通信によると、カザフスタン保健省幹部は、負傷者が1000人を超し、そのうち400人が病院に搬送されたと明かしている。アルマトイで治安部隊が発砲する映像も流されており、多くの死傷者が出ているとみられる。

 カザフスタンも加盟する軍事機構CSTOを率いるロシアは当初、今回の混乱に関与しない立場を表明していた。しかしトカエフ氏が支援要請に踏み切ったことを受け、CSTO議長国アルメニアのパシニャン首相は、情勢を安定化させるために部隊を派遣すると発表。インタファクス通信によると、ロシア空軍を含む5カ国の部隊が現地に向かっているという。

 カザフスタンはソ連末期から権力を握ってきたナザルバエフ前大統領が強権支配を続け、治安は安定しているとみられてきた。しかし1日、液化石油ガス(LPG)の価格が引き上げられると、国内西部で反発する動きが始まった。一般国民による富裕層への反発も加わり、アルマトイなどへ飛び火した模様だ。

 外務省海外邦人安全課によると、カザフ国内には2020年10月時点で日本企業36社が活動し、約140人の邦人が在留しているとみられるが、けが人など被害の情報はないという。【金寿英】

1524チバQ:2022/01/10(月) 19:58:40
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3384353.html
「地獄の門」の消火指示 トルクメン大統領
2022/01/10 13:06AFPBB News

「地獄の門」の消火指示 トルクメン大統領

トルクメニスタン・カラクム砂漠の「地獄の門」(2014年6月11日撮影)。(c)Igor SASIN / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】中央アジア・トルクメニスタンのグルバングルイ・ベルドイムハメドフ大統領は8日、50年にわたり天然ガスが燃える巨大クレーター「地獄の門」の消火方法を見つけるよう専門家に指示した。

 地獄の門は、カラクム砂漠の中央部ダルバザ村に位置し、直径70メートル、深さ20メートル。旧ソ連時代の1971年、天然ガスがたまった巨大な空洞の真上に設置された掘削リグが地面とともに崩落してできた。燃焼は旧ソ連がガスの拡散を抑えるため、点火したのが始まりだった。

 ベルドイムハメドフ氏は国営テレビで、地獄の門は人間が造りだしたもので、「環境と近隣住民の健康に悪影響を及ぼしている」と指摘。「莫大(ばくだい)な収入源となり、国民の福祉のために役立てることができる貴重な天然資源をわれわれは失い続けている」と語った。

 同氏は2010年にも消火を命じたが鎮火できなかった。

 地獄の門は人気観光地となっている。2018年には、ベルドイムハメドフ氏により「カラクムの輝き」と正式に命名された。 【翻訳編集】AFPBB News

1525チバQ:2022/01/10(月) 20:01:32
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220107X957.html
勢力圏で政権転覆許さず=カザフスタン反政府デモ介入―ロシア
2022/01/07 15:10時事通信

 【モスクワ時事】中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンで燃料価格高騰に端を発して反政府デモが広がったことを受け、ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」は、カザフのトカエフ大統領の要請に応じ、平和維持部隊を派遣した。迅速な派遣の裏には、ロシアの勢力圏で抗議行動による政権転覆をこれ以上許さないというプーチン政権の強い思いがのぞく。

 タス通信によると、CSTOの平和維持部隊が訓練ではなく、実際に任務を遂行するのは初めてだ。ロシアは精鋭の空挺(くうてい)部隊などを投入。国営テレビは軍用車両が走行したり、兵士らが軍用機に乗り込んだりする様子を繰り返し放映した。

 ロシア外務省は6日の声明で、カザフの反政府デモに関し、「外部から扇動され、訓練を受けて組織化された武装集団を用い、強硬な手段で国家の安全と一体性を損なう試み」と主張。カザフ治安当局の「対テロ活動」支援などのためにCSTO加盟国と「緊密に協議を続ける」と表明した。

 平和維持部隊の任務は秩序の回復や重要施設の保護などだが、「テロ組織」への反撃は認められている。トカエフ氏はデモ隊を「テロリスト」と非難している。

 豊富な天然資源を武器に中央アジア有数の経済力を誇ってきたカザフだが、国内では貧富の差が拡大。ソ連時代からの実力者ナザルバエフ前大統領が30年近く強権的な統治を続け、2019年の辞任後も影響力を維持していることに国民の不満が鬱積(うっせき)していた。ナザルバエフ氏と同様、反対派を20年以上も力で押さえ付けてきたプーチン大統領は最近、北大西洋条約機構(NATO)拡大への非難を強め、旧ソ連圏での影響力を死守する姿勢を鮮明にしている。

 20年8月のベラルーシ大統領選後に反政権デモが拡大し、強権体制を続けるルカシェンコ大統領が辞任圧力にさらされた際も、CSTOの部隊は派遣されなかった。今回の派遣はトカエフ氏の5日の要請から数時間後に決定が発表されており、ロシアのカザフ重視を示すとともに、反政権機運の波及を強く警戒していることをうかがわせる。

1526チバQ:2022/01/11(火) 21:23:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022011100734&g=intNATO不拡大で対立 緊張緩和、道筋見えず―ウクライナ情勢・米ロ対話
2022年01月11日20時33分

10日、ジュネーブで「戦略的安定対話」に臨むシャーマン米国務副長官(左)とロシアのリャプコフ外務次官(AFP時事)
10日、ジュネーブで「戦略的安定対話」に臨むシャーマン米国務副長官(左)とロシアのリャプコフ外務次官(AFP時事)


 【ワシントン、モスクワ時事】米ロ高官は10日、2国間協議の枠組み「戦略的安定対話」をジュネーブで開催し、緊張が続くウクライナ情勢を話し合った。国境付近への軍部隊展開でウクライナに軍事圧力を強め、北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大の保証を求めるロシアの提案を米側は一蹴。米ロは対話を継続する見通しだが、緊張緩和への道筋は依然見えないままだ。
 対話には、シャーマン米国務副長官とロシアのリャプコフ外務次官らが出席。協議は8時間近く続いた。シャーマン氏は「ビジネスライク(実務的)で率直な議論だった」と振り返り、リャプコフ氏も「プロフェッショナルで具体的だった」と評価した。双方が互いの要求や懸念を突き付けたもようだ。
 冷戦終結後、旧ソ連の勢力圏だった東欧で次々と加盟国を拡大してきたNATOの動きに、ロシアは長年不信感を募らせてきた。ロシアのプーチン大統領が2014年のクリミア半島併合に続き、欧米に傾斜するウクライナへの軍事圧力を強める背景には、NATOのさらなる拡大を阻止する狙いがある。
 ロシアは昨年12月、NATO不拡大などを確約させる条約案を米国に提示。今回の協議でも取り上げられたが、シャーマン氏は「議論にもならない」と退け、NATOの集団安全保障体制へのロシアの干渉を容認せず、欧州の同盟・友好国との協調を重視する姿勢を鮮明にした。
 国際協調主義を掲げるバイデン米政権にとって、ウクライナ情勢は欧州の同盟・友好国への信頼が試される局面。米国がロシアの圧力に屈したと見られれば、中国の軍事侵攻の懸念が高まる台湾問題にも波及し、他地域でも同盟国の不信を招く恐れがある。
 ただ、ウクライナ情勢に関して軍事的選択肢を排除するバイデン大統領が、ロシアの侵攻を食い止めることができるかは不透明だ。米側は欧州諸国と連携して大規模な経済制裁の準備を進め、侵攻すれば「重大な代償と結果を招く」(シャーマン氏)と再三にわたり警告。ロシア側に部隊撤収を求めている。
 これに対してリャプコフ氏は、ロシア軍が活動するのは自国領内であって「緊張激化を恐れる理由がない」と語り、侵攻の意図を否定した。だが、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は10日、NBCテレビに「侵攻の脅威は現実だ」と指摘し、危機が依然として収まる気配がないことを強調する。
 12日は「NATO・ロシア理事会」、13日には米ロや欧州諸国が加盟する欧州安保協力機構(OSCE)の会合が予定され、対ロ協議は続く。リャプコフ氏は、NATOに関する米国の立場について「われわれにとって絶対に必要なものが米国人にとって断固受け入れられないことがある」と述べ、米国は問題の深刻さを過小評価していると批判した。

1527とはずがたり:2022/01/12(水) 09:50:03
ロシアが勝手に危機感盛り上げていく感じで軍事的手段を最初に否定してるアメリカは苦しいのか腰が引けてる(関心がない)のか微妙だけど,ロシアの勝算は何なんだ??一気に地域覇権握るチャンスでも到来中?

ベラルーシ,カザフにロシア本国と独裁政権が居坐るのは気持ちが悪いがウクライナの東西を境にまた鉄のカーテンでも敷く感じかねえ。。

ロシアの天然ガスに依存している欧州は経済制裁も仕切れないだろうし,地球環境に対ロシアに対中国に対AI化と多方面作戦は"西側"には荷が重すぎるな。。

1528チバQ:2022/01/12(水) 21:14:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022011200793&g=int
混乱の中、大統領が権力強化 ナザルバエフ氏影響排除―カザフ
2022年01月12日20時31分

カザフスタンのトカエフ大統領=2019年6月、ヌルスルタン(AFP時事)
カザフスタンのトカエフ大統領=2019年6月、ヌルスルタン(AFP時事)

カザフスタンのナザルバエフ前大統領=2018年1月、ワシントン(AFP時事)

 【モスクワ時事】中央アジア・カザフスタンのトカエフ大統領が抗議デモに伴う混乱を収束させる中で、長年権力を握り続けたナザルバエフ前大統領の影響力を排除する動きを見せている。前大統領の側近が国家反逆容疑で拘束されたほか、トカエフ氏は11日に経済格差の拡大をめぐり前政権を批判するような発言もした。「脱ナザルバエフ」路線で権力強化を狙っているとみられる。

 カザフで30年近くにわたり権力の座にあったナザルバエフ氏は2019年に退任。上院議長を務めていたトカエフ氏が後継指名を受ける形で大統領に就任したが、前大統領は強い権限を持つ安全保障会議議長として影響力を維持し続けた。
 外交官出身のトカエフ氏は前大統領に従順で、真の後継者と目されていたナザルバエフ氏の長女がトップの座に就くまでの「つなぎ」とみられていた。一方、20年に長女が上院議長から解任されるなど権力闘争の兆しはあった。トカエフ氏はナザルバエフ氏に批判の矛先が向いた今回の抗議デモの混乱を権力強化の好機と見なしたもようだ。
 トカエフ氏は今月5日、ナザルバエフ氏に代わって安保会議議長に就任。ロシアの後ろ盾も得てデモを武力で抑え込んだ。また、治安機関トップを務め、混乱を受け解任されたマシモフ元首相が国家反逆容疑で拘束された。大統領府長官などを歴任し、ナザルバエフ氏の側近だった。
 さらにトカエフ氏は11日の演説で「前大統領のおかげで、国際基準でも非常に収益性の高い企業と富裕層が現れた」と述べつつ、そのせいで格差が広がったとの考えをにじませた。「カザフ国民を支援する時だ」と訴え、企業などに政府基金への資金拠出を要請した。
 ナザルバエフ氏の報道官によれば、同氏は首都ヌルスルタンにいるが、公の場には姿を現していない。

1529チバQ:2022/01/16(日) 22:08:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/6de823944a808c66c607f50fd1ed805155e714a8
カザフ混乱の死者225人に 前大統領の影響力排除も進む
1/16(日) 14:39配信

時事通信
カザフスタンの治安部隊と衝突するデモ隊=5日、アルマトイ(AFPTVのビデオ映像から)(AFP時事)

 【モスクワ時事】中央アジア・カザフスタンの検察当局は15日、年明け以降に激化した抗議デモに伴う混乱の死者数が225人に上ったと発表した。

 国営通信社カズインフォルムが報じた。

 カザフやロシアのメディアは9日にカザフ当局の情報として死者数を164人と報じていたが、カザフ情報社会発展省は10日に「技術的ミスがあった」として情報を撤回していた。

 カザフでは燃料価格高騰をきっかけに抗議デモが拡大。トカエフ政権はロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」に平和維持部隊の派遣を要請し、デモを武力で鎮圧した。検察当局は死者の中には、治安部隊19人が含まれると明らかにした。

 トカエフ大統領は混乱収拾に乗りだす中、長年権力を握り続けたナザルバエフ前大統領の影響力を排除し、権力を強化する動きを見せている。タス通信は15日、ナザルバエフ氏の娘婿2人がエネルギー関連企業の幹部を辞任したと報道。抗議デモが始まった西部マンギスタウ州で石油ガス価格を不当に釣り上げた疑いで、エネルギー省の副大臣が拘束された。

1530チバQ:2022/01/17(月) 20:31:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a1da667af925bec9c7c91a87c8f9727a1778c27
反逆容疑のウクライナ前大統領が帰国 国内の政争、激化の懸念
1/17(月) 19:55配信

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朝日新聞デジタル
17日、キエフの空港に到着し、支持者らを前に話すウクライナのポロシェンコ前大統領=AP

 国境付近にロシア軍が集結して緊張が高まるウクライナで、国内の政争が激化する懸念が高まっている。ゼレンスキー大統領(43)と同じ親欧米派ながら対決姿勢を強め、国家に対する反逆の容疑をかけられたペトロ・ポロシェンコ前大統領(56)が17日、国外の滞在先から帰国した。同氏の拘束を認めるかどうかの裁判が始まった。

 ポロシェンコ氏はロシアが南部クリミア半島を併合し、東部でロシアが支援する武装勢力との衝突が始まった直後の2014年春に大統領に当選した。19年の大統領選でゼレンスキー氏に敗れたあとは野党「欧州連帯」を率い、同氏を「ロシアに対して弱腰」と批判してきた。

 ウクライナの検察当局は昨年12月、ポロシェンコ氏に対して、大統領在職中の14〜15年、親ロシア派が占拠した東部地域の石炭の販売を許可し、国に15億フリブナ(約61億円)の損害を与えた容疑で捜査開始を発表。同氏はそれと前後して出国していた。

朝日新聞社

1531チバQ:2022/01/17(月) 20:32:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a1da667af925bec9c7c91a87c8f9727a1778c27
反逆容疑のウクライナ前大統領が帰国 国内の政争、激化の懸念
1/17(月) 19:55配信

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朝日新聞デジタル
17日、キエフの空港に到着し、支持者らを前に話すウクライナのポロシェンコ前大統領=AP

 国境付近にロシア軍が集結して緊張が高まるウクライナで、国内の政争が激化する懸念が高まっている。ゼレンスキー大統領(43)と同じ親欧米派ながら対決姿勢を強め、国家に対する反逆の容疑をかけられたペトロ・ポロシェンコ前大統領(56)が17日、国外の滞在先から帰国した。同氏の拘束を認めるかどうかの裁判が始まった。

 ポロシェンコ氏はロシアが南部クリミア半島を併合し、東部でロシアが支援する武装勢力との衝突が始まった直後の2014年春に大統領に当選した。19年の大統領選でゼレンスキー氏に敗れたあとは野党「欧州連帯」を率い、同氏を「ロシアに対して弱腰」と批判してきた。

 ウクライナの検察当局は昨年12月、ポロシェンコ氏に対して、大統領在職中の14〜15年、親ロシア派が占拠した東部地域の石炭の販売を許可し、国に15億フリブナ(約61億円)の損害を与えた容疑で捜査開始を発表。同氏はそれと前後して出国していた。

朝日新聞社

1533チバQ:2022/01/24(月) 20:26:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/778e329d3f46ddf2146b2545a2acea0e305e0b73
米国務省、在ウクライナ大使館の職員家族に退避命令 職員も退避可に
1/24(月) 10:43配信
 米国務省は23日、ロシアがウクライナに侵攻する恐れが高まっているとして、首都キエフにある在ウクライナ米大使館の職員の家族に対し、国外退避を命じたと発表した。またウクライナ国内にいる米国人にもただちに退避を検討するよう勧告した。

 国務省は発表で「ロシアがウクライナに対して重大な軍事行動を計画しているという報告がある」と指摘した。米大使館は今後も業務を続けるが、緊急を要する業務に就いていない職員には退避を認めるという。

 同日に記者会見した国務省高官は「ロシアがいつ軍事行動に出てもおかしくない」と説明。プーチン大統領が軍事侵攻を決断したかどうかはわからないとしつつ、国境付近に10万人規模のロシア軍が展開していることから「彼はいつでも侵攻できる選択肢を持っている」と警告した。

 また国務省は、軍事侵攻の恐れを理由にウクライナへの渡航制限を上限の「レベル4(渡航中止)」とした。同国内に滞在する米国人に対しては、民間機が運航している今のうちに国外退避をするよう促した。

 国務省高官は、今回の措置は米国人の安全を守るためであり、「ウクライナへの支持を弱めるものではない」と強調。米国がウクライナに供与する武器が22日に到着したことも明かし、今後も支援を継続すると述べた。(ワシントン=高野遼)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/317852f1c76e0a236cf46963d44dcdf3be74d40e
ウクライナの英国大使館、一部職員と家族を退避へ アメリカに続き
1/24(月) 19:17配信
 英外務省は24日、ウクライナの首都キエフにある英大使館の一部職員や家族の一時退避を発表した。ロシアからの脅威の高まりを受けた対応としている。大使館の業務は継続している。

 BBCによると、当局は、英外交官への特定の脅威はないが、キエフで働くおよそ半分の職員を英国に戻す予定と話したという。

 米国務省も23日、在ウクライナ米大使館の職員の家族に対し、国外退避を命じたと発表。ウクライナ国内にいる米国人にもただちに退避を検討するよう勧告している。

朝日新聞社

1534チバQ:2022/01/24(月) 20:30:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022012400358&g=int
アルメニア大統領が辞任 権限強化を訴え
2022年01月24日11時11分

アルメニアのアルメン・サルキシャン大統領=2021年11月、英グラスゴー(AFP時事)
アルメニアのアルメン・サルキシャン大統領=2021年11月、英グラスゴー(AFP時事)


 【エレバンAFP時事】アルメニアのアルメン・サルキシャン大統領が23日、辞任を表明した。同国の大統領は儀礼的な役割。サルキシャン氏は大統領府の公式サイトで公表された声明文で「大統領は国民、国にとって困難な時期に、外交・国内政策における重要なプロセスで影響力を行使するための必要な手段を持ち合わせていない」と権限強化を訴えた。

1535チバQ:2022/01/24(月) 23:25:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/eee7c928aaf8a1fa1a2256ba996861b2589174be
ウクライナ全土、渡航中止勧告 ロシア侵攻懸念で日本政府
1/24(月) 21:28配信

時事通信
外務省=東京都千代田区

 外務省は24日、ロシア軍侵攻の懸念が高まるウクライナ全土の危険情報をレベル3(渡航中止勧告)に引き上げた。


 「商用機を利用した出国を強く勧める」とも呼び掛けた。これまではロシアと国境を接する東部2州とクリミア半島がレベル3で、それ以外はレベル1(注意喚起)だった。

 外務省によると、ウクライナの在留邦人は約二百数十人。軍事的な緊張が高まれば、自衛隊機による救出は困難になることも予想されるとして、「商用機が飛んでいるうちに出国してほしい」(幹部)としている。 

https://www.yomiuri.co.jp/world/20220123-OYT1T50110/
NATO各国、ウクライナに武器供与し露をけん制…軍事侵攻の口実となるとの懸念も
2022/01/23 21:40
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 【ロンドン=池田慶太】北大西洋条約機構(NATO)加盟の欧米各国が、ロシアの軍事圧力を受けるウクライナに相次いで武器を供与している。ウクライナ軍の能力強化を支援し、結束をアピールする狙いがあるとみられる。

21日、米デラウェア州の空軍基地で、ウクライナに向けた兵器や弾薬を準備する兵士ら=ロイター
 英国のベン・ウォレス国防相は17日の議会で、対戦車ミサイルをウクライナに供与することを発表した。英地元メディアによると合計2000基で、標的を認識するセンサーを備え、防御の弱い戦車上部で爆発するように設計された次世代型という。すでにウクライナに運ばれており、武器の使い方を教えるため陸軍部隊約30人も派遣された。


 エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト3国は、携帯式の対戦車ミサイルや地対空ミサイルなどを近くウクライナに供与する。米国製兵器の第三国への提供について、米政府の承認を得た。バルト3国の国防相は21日、「3か国はウクライナの主権と領土の一体性に関与することで団結する」とする共同声明を発表した。

 また、英BBCによると、昨年12月に米政府が承認した総額2億ドル(約227億円)に上る兵器や弾薬などの一部が最近、ウクライナの首都キエフに到着した。米国のブリンケン国務長官は、「我々は支援を続ける」と表明した。

 2014年にロシアがウクライナ南部のクリミア半島を併合して以来、米国などはウクライナに軍事的な支援を行ってきたが、事態の緊迫化を受けて武器供与を加速させている状況だ。

 一方、ロシアは「NATOが新たな勢力圏を作ろうとしている」(セルゲイ・ラブロフ外相)と強く反発。NATO側の軍事支援がロシアを刺激し、ウクライナ侵攻の口実に使われるとの懸念も出ている。

1536チバQ:2022/01/29(土) 11:12:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f187471c83feae9033ad38a1f4feab118565c4c6カザフ大統領、与党党首に選出 実権を完全掌握
1/28(金) 23:12配信

産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】反政府騒乱が今月起きた中央アジアの旧ソ連構成国、カザフスタンの政権与党「ヌル・オタン」は28日、臨時党大会を開き、トカエフ大統領を党首に選出した。タス通信が伝えた。同党党首は、2019年まで約30年間、大統領の座にいたナザルバエフ前大統領が務めていた。

トカエフ氏は騒乱を機にそれまでナザルバエフ氏が務めてきた国家安全保障会議議長にも就任。カザフでは新旧大統領間の権力の分散が指摘されてきたが、トカエフ氏が実権を完全に掌握する形となった。

トカエフ氏は臨時党大会の演説で「既存体制の腐敗が騒乱の引き金になった」と述べ、政治改革を進めると表明。「独立後の困難な時期に建国を引き受けたナザルバエフ氏に敬意を表すべきだ」とし、騒乱を機に政界引退を表明したナザルバエフ氏に配慮を示した。

トカエフ、ナザルバエフ両氏とも「騒乱の背景に両氏の対立があった」とする観測は間違いだと主張している。

タス通信によると、昨年11月の同党会合で、ナザルバエフ氏が党首職をトカエフ氏に移譲する意向であることが発表されていた。

1537チバQ:2022/02/11(金) 16:00:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/df25101a38e4efd148bdb632a3f35e497ae04735
ロシア、ベラルーシで大規模演習 ウクライナも対抗、緊張高まる
2/10(木) 14:38配信
時事通信
ロシア国防省が9日公開したベラルーシ西部ブレスト州に展開する地対空ミサイルシステムS400の映像(AFP時事)

 【ベルリン時事】ロシア軍は10日、ウクライナの北方の隣国ベラルーシで、同国と合同の大規模演習を始めた。

 約3万人の部隊や戦闘機などを投入するとみられる。対峙(たいじ)するウクライナも、北大西洋条約機構(NATO)諸国から供与されたドローン(無人機)や対戦車ミサイルを使った演習を開始。軍事的緊張が一段と高まっている。両演習とも20日まで続く見通しだ。

 ロシアはこれまでに、地対空ミサイルシステムS400やスホイ35戦闘機12機をベラルーシに配備。ペスコフ大統領報道官は9日、西側による「前例のない脅威」に対抗するための演習だと主張した。

1538チバQ:2022/02/11(金) 16:01:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/91bf1d24ba5fc764d49e79008ff9cc400d6befd7
ロシアがベラルーシと大軍事演習 高まる緊張、極東からも最新兵器
2/10(木) 18:00配信

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朝日新聞デジタル
ベラルーシで10日、本格的に始まったロシア軍とベラルーシ軍の合同演習に参加した軍用車両=スプートニク

 ロシア国防省は10日、隣国ベラルーシ領内で同国軍との合同演習「同盟の決意2022」を本格的に開始したと発表した。ウクライナをめぐる緊張が続く中、同国との国境付近を含むベラルーシ全土で過去に例を見ない規模で20日まで行われる。米国や北大西洋条約機構(NATO)加盟各国との緊張がさらに高まるのは避けられない。

【写真】ベラルーシ国内で実施されたロシアとベラルーシの合同軍事演習中、銃を撃つ兵士。ロシア国防省が2日に公開した=AP

 ロシア国防省は、演習の詳細を発表した1月18日から2月9日までを部隊の移動と現地での再編成を試す演習の第1段階と位置づけ、ロシア国内から部隊を次々と移動させた。主力戦闘機Su35や地対空ミサイルシステム「S400」など最新兵器が、8千キロ以上離れた極東や東シベリアからも運び込まれた。

 ロシアとベラルーシは両国で国家連合を組み、旧ソ連6カ国による集団安全保障条約機構(CSTO)に加盟する。演習は外部から国境を越えて攻撃が行われたという想定で、南のウクライナ、西のポーランド、バルト3国などからの攻撃が念頭に置かれているとみられる。

朝日新聞社

1539チバQ:2022/02/16(水) 19:50:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c411d36350983b7738116dd97ce4b61e24eabf0
露下院、親露派の「国家承認」案を可決 法的拘束力なし
2/15(火) 22:09配信

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産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】ウクライナ情勢をめぐり、ロシア下院は15日、ウクライナ東部を実効支配する親露派武装勢力「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」(いずれも自称)を国家承認するようプーチン大統領に求める議会決議案の採決を行い、賛成多数で可決した。タス通信が伝えた。露メディアによると、決議に法的拘束力はなく、可決がロシアによる親露派の即座の国家承認にはつながらない。

決議案は1月に露共産党が下院に提出。決議案の審議が予定された14日、政権与党「統一ロシア」も同様の決議案を下院に提出した。共産党案は議会単独での採決を提案したのに対し、統一ロシア案は採決に先立ち露外務省の見解を聞くことを提案。下院は15日、どちらの案を採用するかを決める投票を行い、共産党案を可決した。今後、決議はプーチン大統領に送付されるという。

タス通信によると、ペスコフ露大統領報道官は15日、親露派支配地域の国家承認について「いかなる公式の決定もなく、議論も行われていない」と慎重な姿勢を示した。親露派支配地域の国家承認は、ウクライナ東部紛争の和平合意「ミンスク合意」と矛盾する。プーチン政権は親露派支配地域を国家承認することにより、ロシア側に有利な同合意を破棄する口実をウクライナ側に与える事態を警戒しているとみられる。

ただ、プーチン政権が、北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大の確約などに関する米欧との協議や、ミンスク合意の履行をめぐるロシアとウクライナ、ドイツ、フランスの4カ国協議が行き詰まった場合、議会決議の存在を口実に、親露派支配地域を国家承認して事実上のロシアの支配下に置く可能性も排除されていない。

1540チバQ:2022/02/19(土) 14:37:32
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2022021901000086.html
ロシア南部に70万人超避難も ウクライナ軍迫ると親ロシア派
2022/02/19 06:12共同通信

ロシア南部に70万人超避難も ウクライナ軍迫ると親ロシア派

ロシア南部へ避難する人たち=18日、ドネツク人民共和国・レニンスキー地区(タス=共同)

(共同通信)

 【モスクワ共同】ウクライナ東部ドンバス地域の一部を実効支配する親ロシア派「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」は18日、ウクライナ政府軍の攻撃が迫っているとして、境界を接するロシア南部ロストフ州への住民避難を開始した。ドネツク人民共和国だけで70万人の避難を計画しているという。タス通信などが伝えた。

 一方、ウクライナのレズニコフ国防相は「われわれはドンバスの平和を望んでいる。攻撃する計画はない」と述べた。

 親ロ派支配地域の最大都市ドネツクでは同日、「共和国」の庁舎付近に止めた幹部の車で爆発が起きた。死傷者は出ていない。

1541チバQ:2022/02/19(土) 14:40:39
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220219X479.html
ウクライナ避難住民の保護指示=東部から「70万人」計画も―ロシア大統領
2022/02/19 08:06時事通信

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は18日、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域からロシアに避難してきた住民を保護し、1人当たり1万ルーブル(約1万5000円)を支給するよう指示した。親ロ派は、ウクライナ政府軍が親ロ派地域への侵攻を計画していると主張して住民にロシアへの避難を要請し、緊張が高まっている。

 2014年から東部で衝突を続けるウクライナ政府と親ロ派は17日以降、相手側が停戦合意を破って攻撃を仕掛けてきたと互いを非難。親ロ派武装勢力「ドネツク人民共和国」の幹部は18日、「ウクライナのゼレンスキー大統領は近く侵攻計画の実行を指示する」と決め付け、住民にロシアへの避難を呼び掛けた。「70万人」を避難させる計画という。

 別の武装勢力「ルガンスク人民共和国」も住民に避難を求めた。ウクライナ軍は「侵攻計画」を否定した。

1542チバQ:2022/02/19(土) 20:45:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c92cdd65e48f93b9bec931fd399ff1ef00161d2
ウクライナ東部停戦違反急増 OSCE
2/19(土) 17:23配信

時事通信
破壊された家から外をのぞくウクライナ東部の親ロシア派支配地域で暮らす女性=2020年5月、ドネツク近郊(EPA時事)

 【キエフAFP時事】欧州安保協力機構(OSCE)のウクライナ特別監視団(SMM)は19日、声明を出し「ウクライナ東部で停戦違反が急増している」と警告した。


 停戦合意は2020年7月に強化されたが、それ以前の水準に迫っている。

 東部ドネツク州では17日、222件の停戦違反があり、うち135件は爆発を伴った。違反は、16日が189件、15日が24件だった。一方、その北に隣接するルガンスク州では648件の違反があり、うち爆発を伴ったのは519件。16日は402件、15日は129件だった。

1543チバQ:2022/02/22(火) 15:41:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/3feff5086e6ff7ff865fbe3ea5cb1e4946c8e549
「親ロシア派」は何者?  ウクライナ東部のかいらい政権
2/22(火) 7:30配信

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時事通信
ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」幹部のプシリン氏=2014年5月、ドネツク(AFP時事)

 ロシア軍が国境付近に押し寄せて緊張が高まる中、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域でも不穏な空気が漂い、8年前から続く紛争の再燃が懸念されている。

【図解】ロシア・ウクライナ

 ―どんな場所。

 ドネツク州とルガンスク州を合わせた炭鉱地帯が「ドンバス地方」。ロシアに接し、かつてソ連中の労働者が集まったため、ウクライナ語よりロシア語の方が通じる。ドイツのメルケル前首相は若き日、ドネツクでロシア語を学んだ。

 ―なぜ紛争が起きた。

 2014年のデモでロシア寄りのヤヌコビッチ大統領(当時)が失脚すると、ロシアはお手盛りの住民投票を経て、南部クリミア半島を併合。さらに東部に軍事介入して紛争地とし、かいらい政権を樹立した。武装勢力は「人民共和国」を自称。ロシア軍が支援しているのは公然の秘密だ。

 ―犠牲者も多いのでは。

 国連によると、政府軍と親ロ派の双方に住民を含む計1万4000人以上が亡くなった。また、親ロ派の仕業とされる14年のマレーシア機撃墜事件では、乗客乗員298人全員が死亡する悲劇も起きた。

 ―親ロ派は住民代表なの? 
 そうとも言えない。幹部の多くはロシアの情報機関などから送り込まれている。プーチン政権の指示を受けているのは確実で、ここに来て急増する砲撃や偽情報も、ウクライナを挑発して戦火に引き込むための策略とみられる。

 ―プーチン政権はどうしたい。

 長引く紛争を「内戦」と主張し、親ロ派支配地域も「国家」とは承認していない。ウクライナの一部として、中央政府の北大西洋条約機構(NATO)加盟方針に異を唱えさせたいようだ。独立を認めれば方針転換であり、紛争解決に向けたミンスク合意違反となる。(時事)

1544チバQ:2022/02/22(火) 21:17:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/963f0e3eae58ad06abf1405302db34250f72a398
プーチン氏、ウクライナ東部への派兵指示 侵攻の危機に直面
2/22(火) 11:17配信

毎日新聞
 ロシアのプーチン大統領は21日、露国防省に対し、ウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州の親露派支配地域に軍の部隊を派遣して「平和を維持」するよう命じた。インタファクス通信が伝えた。主権国家であるウクライナ領への事実上の侵攻をする可能性が高まり、米欧はロシアへの制裁などを発表した。緊迫するウクライナ情勢はついに侵攻の危機に直面した。

 プーチン氏が派兵を命じたのは、親露派が一方的に独立を主張し、「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」と自称する両地域。ロイター通信は22日、戦車を含む武装車両がドネツク州の州都ドネツク近郊で目撃されたと報じた。どの国の戦車か所属を表す記章はなかったという。

 派兵命令に先立ち、プーチン氏は両「共和国」の独立を承認する大統領令に加え、ロシアと両地域の友好協力相互援助条約に署名した。条約には、ロシアが両地域に軍事基地を建設する権利を持つことも盛り込まれている。タス通信などによると、ロシア下院は22日、条約の批准法案を可決した。

 プーチン氏はテレビ演説で、ウクライナ東部で住民が攻撃されて「深刻で切迫した状況にある」と指摘。米国と北大西洋条約機構(NATO)がウクライナ領を潜在的な攻撃拠点にしようとしていると主張した。そのうえで、2015年に結ばれた東部紛争の停戦合意について、ウクライナ側が履行を拒んできたとも批判した。

 プーチン氏は21日、マクロン仏大統領とショルツ独首相と電話協議した。その際に両地域の独立承認を伝達し、独仏首脳からは失望の念が表明されたという。

 AP通信などによると、ウクライナのゼレンスキー大統領は22日未明に国民向けにテレビ演説し、「この問題の解決に向け、我々は外交的な手段を尽くす。いかなる挑発行為にも反応しない」「我々は誰も、何も恐れない。そして、誰にも何も渡さない」などと語った。

 一方、バイデン米大統領は21日、限定的な経済制裁を発動する大統領令に署名した。米政府高官によると、制裁は独立が承認された親露派支配地域での米国民による新たな投資、貿易、金融取引を禁止する。この地域で活動するいかなる人物に対しても制裁を科すことができるという。また、独立承認を「明白な国際公約違反」として、ロシアにも22日に「追加の措置」を発表する。

 一方で、ロシアがウクライナに侵攻した場合に同盟国などと準備している「迅速で厳しい経済制裁」については発動しておらず、事態をさらに見極める構えだ。米政府高官はさらに外交努力を続ける意向も示しており、軍部隊が進入した場合について「ロシアがどのような行動をとるか今後の数時間、数日間を注意深く見極め、応じた措置をとる」と説明した。

 ただ、この地域には14年以降、ロシア軍が事実上駐留していたとも指摘。ロシア軍の進入自体がすぐに「(侵攻の)新たな一歩」にはあたらないとの認識も示した。

 欧州連合(EU)は22日、パリで外相会合を開き、具体的な対露制裁の内容を決めるために協議する見込みだ。

 ドネツク、ルガンスク両州では14年4月、親露派武装勢力と治安部隊の間で戦闘が発生。武装勢力は14年5月、「住民投票」の結果を根拠にして独立を宣言し、実効支配を進めた。後ろ盾となったロシアは独立承認を控えてきたが、ウクライナとの対立が激化し、方針転換に踏み切った格好だ。【ロストフナドヌー(ロシア南部)前谷宏、リボフ(ウクライナ西部)真野森作、ワシントン鈴木一生】

1545チバQ:2022/02/22(火) 21:18:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/161495a0980c1b8d0d3b5848f5243d226831aa2e
ウクライナ大統領、対ロ断交検討 「国境不変」と対決姿勢
2/22(火) 18:33配信

時事通信
22日、キエフで、テレビを通じて演説するウクライナのゼレンスキー大統領(AFP時事)

 【イスタンブール時事】ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア派地域の独立を承認したことを受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は22日昼(日本時間同日夜)、記者会見し、ロシアとの国交断絶を検討していると述べた。


 欧米が対ロ制裁に動く中、ロシアとの対決姿勢を鮮明にした。

 ウクライナ政府は2014年の南部クリミア半島に続き、東部でも支配権を完全に失う危機に直面している。会見に先立ち、ゼレンスキー大統領は22日未明、国民向けの声明を出し「国際的に認知された国境は変わらない」と訴えた。ただ、失地回復は極めて困難な情勢だ。

 ロシアが承認した親ロシア派武装勢力の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」は、既に東部のドネツク、ルガンスク両州の一部を実効支配している。両州の残りの地域はウクライナ政府の管轄下にあるが、ロシア軍が「平和維持」を名目に進駐を進め、支配地域を拡大させていく恐れがある。

 ゼレンスキー氏は声明で「ロシアが平和的な外交努力を破壊した」と非難。「われわれは誰も恐れない。誰にも何も与えない」と強調した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1f56853394317c44be99ae2f429c2db9bd04f508
安保理の大半がロシア非難「国連憲章への攻撃」 事務総長も異例批判
2/22(火) 17:19配信


毎日新聞
ウクライナ情勢について話し合うために各国の国連大使らが集まった安全保障理事会=米ニューヨークの国連本部で2022年2月21日、隅俊之撮影

 国連安全保障理事会は21日夜(日本時間22日午前)、ウクライナ情勢を協議する緊急の公開会合を開いた。ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親露派支配地域の「独立」を承認したことについて、大半の理事国が「国連加盟国の主権と国連憲章への攻撃」(米国)などと非難したのに対し、ロシアは反論した。

 会合は米英仏などが要請した。米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、プーチン氏がウクライナ東部に派遣を命じた軍について「平和維持軍だと呼んでいるが、ばかげている」と非難。「ウクライナへのさらなる侵略の口実を作ろうとしているのは明らかだ」と指摘した。

 また「プーチン氏は、国連ができる前の、帝国が世界を支配していた時代にタイムスリップすることを望んでいる。今は2022年だ」と述べ、「傍観しているわけにはいかない」と団結した対応を理事国に求めた。英国からは「厳しい経済的行動を取る」などと制裁を警告する発言があった。

 これに対し、ロシアのネベンジャ国連大使は「(独立を承認した)共和国やロシア社会からの強い独立の支持が当初からあった」と述べ、対応を正当化した。

 一方、中国の張軍・国連大使は「平和的な手段で解決すべきだ」と原則論を述べたものの、1分あまりで演説を終えた。

 この問題では、当事者であるロシアが拒否権を持つため、制裁決議など安保理として一致した対応を取ることは困難だ。

 これに先立ち、国連のグテレス事務総長は声明を出し、プーチン氏の決定は「ウクライナの領土保全と主権への侵害で、国連憲章の原則に反する」と述べた。安保理で拒否権を持つ大国をここまで厳しい口調で批判するのは異例だ。【ニューヨーク隅俊之】

1546チバQ:2022/02/22(火) 21:19:39
https://www.sankei.com/article/20220222-QI5DRESA7RITTF42QNZQVV3EXE/
露、ウクライナ侵攻へ 親露2地域を独立承認
2022/2/22 20:59
小野田 雄一
【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ東部の一部を実効支配する親露派武装勢力「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」(ともに自称)を一方的に国家承認する大統領令に署名した。ロシアと両「共和国」間の協力協定も締結。プーチン氏は両「共和国」からの要請という形で、ロシア軍を「平和維持部隊」として親露派支配地域に派遣することを国防省に命じた。ロシア軍のウクライナ入境は明確な軍事侵攻で、米欧は対抗措置を講じると表明した。


プーチン氏は大統領令署名に先立つテレビ演説で、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟すれば、「ロシアの脅威になる」と主張。親露派支配地域に住む自国民保護やロシアの安全保障を確保する重要性を強調し、「両共和国の独立と主権を認める」と述べた。国家承認は、2014年のウクライナ南部クリミア半島併合に続く一方的な「現状変更」の試みとなる。08年のジョージア(グルジア)侵攻も同様の手法がとられた。

ロシアは従来、親露派と政府軍との間のウクライナ東部紛争について「ウクライナの国内問題」とする立場をとってきた。国家承認は東部紛争の和平合意「ミンスク合意」や、ウクライナの領土保全を定めた1994年の「ブダペスト覚書」違反だとみられる。


一方、バイデン米大統領は21日、対抗措置として、東部2地域における米国人の新たな投資や貿易、金融取引を禁じる大統領令に署名した。米政府高官は追加的な制裁措置を22日に発表すると述べた。欧州連合(EU)も21日、限定的な制裁を実施する構えを示した。ウクライナのゼレンスキー大統領はバイデン氏と電話会談し、ロシアの侵略に対する同盟・友邦諸国間の結束を再確認した。


ウクライナ東部では同国の親露派政権が崩壊した2014年の政変を機に、ロシアを後ろ盾とする親露派武装勢力が蜂起。ウクライナ軍との紛争に発展した。これまでに、双方で約1万4千人が死亡したとされる。

1547チバQ:2022/02/22(火) 21:20:58
https://www.sankei.com/article/20220222-ZYYG56BIMRNNXF467JKZI5A4JE/
ウクライナ、国家分裂さらに 遠のくNATO加盟
2022/2/22 21:16

【リビウ(ウクライナ西部)=佐藤貴生】プーチン露大統領がウクライナ東部の親露派武装勢力を独立国家として承認したことを受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、和平の努力を破壊する動きだと批判し、外交的解決を目指すとする一方で「誰にも何も渡さない」と述べ、ロシアに対抗する姿勢を示した。

ウクライナの国家分裂が深刻化し、北大西洋条約機構(NATO)加盟はいっそう困難になった。

ゼレンスキー氏は21日夜から米英首脳と相次いで会談。また、ウクライナとロシアに仲介役の仏独を含めた4カ国で緊急首脳会談を開くよう呼びかけ、米欧の支援確保を進めた。


ロシア軍は10万人以上の兵力でウクライナ国境を取り囲んでおり、同国では近く戒厳令が発令されるとの観測が飛び交っている。

ゼレンスキー氏はこれまで、「ロシア軍の侵攻近し」と繰り返して自国民の国外退避を呼びかけた米欧諸国とメディアに対し、「パニックに陥ってはならない」と呼びかけるなど、いらだちを隠さなかった。

19日には「ミュンヘン安全保障会議」に出席し、「ロシアが侵攻することが確かなのであれば、制裁を科すべきだ」と述べ、侵攻した後では遅いと米欧にくぎを刺していた。


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ロシアが親露派武装勢力の独立を承認したことで、ウクライナの経済が一段と悪化するのは確実だ。北大西洋条約機構(NATO)非加盟のウクライナは米欧の軍事力を頼りにできず、厳しい局面に立たされた。

1548チバQ:2022/02/24(木) 13:33:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/8130db0a71ffcd52cc9fa1b4804008054ff1d2f2
ウクライナで空爆始まったか 軍事施設にミサイル、首都で爆発音続く
2/24(木) 12:40配信

朝日新聞デジタル
ロシアのプーチン大統領=ロイター

 ウクライナメディアによると同国内の複数の都市で24日未明、激しい爆発音が聞かれた。ロシア軍の空爆が始まった可能性がある。また、内務省当局者は国境警備隊の情報として、ロシア軍が北東部ハリコフ州の国境を越え、黒海の港湾都市である南部オデッサにも上陸を開始したと明かした。

 爆発音が響いたのは東部クラマトルスクや南部オデッサなど。

 首都キエフでも午前5時過ぎから朝日新聞記者が断続的に爆発音が響くのを聞いた。爆発音は30分以上にわたって続いている。

 内務省当局者は、北東部の中心都市ハリコフの軍事施設とキエフの軍指令施設が巡航ミサイルの攻撃を受けたことを確認した。

 ウクライナのウニアン通信によると、ロシアの航空当局は同国南部のウクライナ国境周辺の空域の飛行禁止を命じた。ウクライナ当局もロシアのプーチン大統領が軍事作戦開始を表明する前の24日未明に北東部ハリコフからロシア国境沿いの空域で飛行禁止を命じた。(キエフ=喜田尚)

朝日新聞社

1549チバQ:2022/02/24(木) 13:39:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cc5779be096d5c72ca915f761dd9aba24998bd9
ウクライナ、国家非常事態宣言を発令…親露派地域除く全土で
2/24(木) 13:17配信
読売新聞オンライン
23日、ロシアのウクライナ国境近くの駅に移送されたロシア軍の装甲車(AP)

 【モスクワ=田村雄、リビウ(ウクライナ西部)=笹子美奈子】タス通信などによると、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は23日、ウクライナ東部の一部を実効支配する親露派武装集団の幹部が、「ウクライナ政府による軍事攻撃の撃退」を名目に、プーチン大統領に軍事的な支援を要請したと明らかにした。

 プーチン氏は21日、親露派支配地域に「平和維持」の名目で部隊を派遣するよう国防省に命じ、22日には露上院が、同地域での露軍の活動を承認した。親露派による支援要請で、本格的な派兵が近く開始される可能性がさらに高まった。

 支援要請は、プーチン氏が21日に独立を承認したウクライナ東部ルガンスク、ドネツク両州の二つの「人民共和国」の幹部がそれぞれ、書簡で伝えた。タス通信が伝えた画像によると、書簡は22日付で作成された。

(写真:読売新聞)

 幹部らは書簡で、「子どもを含めた市民が犠牲になり、家を追われている」などと訴え、「ウクライナ政府は米国や欧州地域から軍事的支援などを受け、東部の紛争を力で解決しようとしている」などと主張した。

 一方、警戒を強めるウクライナでは23日、国家非常事態宣言が発令された。東部2州の親露派武装集団が実効支配する地域を除く全土が対象で、24日午前0時(日本時間・同日午前7時)に発効した。期限は30日間で、延長もできる。大規模集会やストライキが禁止され、必要に応じて移動が制限される。非常事態宣言よりさらに厳しい戒厳令の発令は避けた。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアに侵攻の口実を与えないように考慮したとみられる。

 ウクライナでは23日、複数の政府機関や銀行が大規模なサイバー攻撃を受けた。外務省や議会などのウェブサイトが一時機能停止となり、数時間後に回復した。露軍がウクライナに侵攻する際は、先にサイバー攻撃を行うとの見方がある。

 今回の攻撃へのロシアの関与は不明だ。ただ、ウクライナでは15日にも政府機関と銀行がサイバー攻撃を受けており、米英両政府はロシア当局が関与したとの分析結果を発表している。

1550とはずがたり:2022/02/24(木) 18:15:19
【速報】ロシア国防省「ウクライナ軍の防空システムを制圧」
2/24(木) 15:25配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2563516d8028ca9464773b2da5679d21e6a61da
TBS系(JNN)

ロシアの軍事行動をめぐる最新情報です。

ロシアメディアによりますとロシア国防省はさきほど「ウクライナ軍の防空システムを制圧した。空軍基地の軍事設備も破壊した」と発表しました。

1551とはずがたり:2022/02/24(木) 18:18:33

プーチン氏「被害者」演出 親露派国家承認を正当化
https://www.sankei.com/article/20220222-KWR7A56ZVVMGVJHVFEFO2GUIUQ/
2022/2/22 15:54
小野田 雄一

【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領は21日のテレビ演説で、米欧とウクライナがロシアを追い込んだ-と強調。ロシアは〝被害者〟だとし、ウクライナ東部の一部を実効支配する親露派武装勢力の国家承認を正当化した。

プーチン氏は「ロシアは旧ソ連崩壊後もウクライナに貿易などで多大な支援を与えてきた」と主張。しかしウクライナは恩を忘れ、親露派政権を2014年の「クーデター」で崩壊させたとした。米国がクーデターを支援したとも述べた。

プーチン氏は、南部クリミア半島(ロシアが同年に併合)や東部の親露派支配地域の武力奪還をウクライナは目指していると主張。北大西洋条約機構(NATO)は同国を支援し、ロシアを戦争に引き込もうとしているとの認識も示した。

「これは初めて話すが、00年に訪露したクリントン米大統領にロシアのNATO加盟の可能性について尋ねた」と明かした一方、NATOはその後も反露姿勢を強めた-とし、加盟を否定されたことを示唆した。

プーチン氏はまた、NATOは東西ドイツ統合時に表明した「東方不拡大」の約束を破った-と改めて主張。ウクライナのNATO加盟は「時間の問題」で、脅威だと述べた。米欧はNATO不拡大などロシアの要求を「無視した」とも非難し、ロシアの安全が保証されない現状では「ロシアは対抗措置を取る完全な権利を持つ」とも主張した。


プーチン氏は、ウクライナ東部ではウクライナや同国を支援する米欧側により約400万人の住民の「ジェノサイド」(集団虐殺)が進んできたと主張。「ロシアはウクライナ領土の統一性を維持するためにあらゆることをしてきたが、無駄だった」とし、「延期してきた決定を下す」とし、国家承認を表明した。

1552とはずがたり:2022/02/24(木) 18:19:37
ロシア、ウクライナ侵攻 軍事施設攻撃、南部に上陸
共同通信 / 2022年2月24日 14時56分
https://news.infoseek.co.jp/article/kyodo_kd-newspack-2022022401000517/

 【モスクワ共同】ロシア軍は24日、ウクライナに侵攻した。プーチン大統領は国民向け演説で、ウクライナ東部ドンバス地域での軍事作戦実施を決定したと表明。ウクライナの非軍事化による自衛目的で、同国の占領は計画していないと述べた。北大西洋条約機構(NATO)の拡大はロシアにとって脅威となり、容認できないと訴えた。ロシア国防省は24日、ウクライナの首都キエフなど各地の軍事施設を標的にミサイル攻撃を行っていると表明した。ロシア軍がウクライナ南部に上陸したとの報道もある。

 ウクライナのクレバ外相はプーチン氏がウクライナに対する全面的な侵攻に乗り出したとツイートした。

兄弟民族に銃口の愚挙 政権転覆、中立化が狙いか
産経ニュース / 2022年2月24日 17時29分
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein__world_europe_DH6IOMHMXBOB5EZDLI3DS365PI/?tpgnr=world

外交努力で戦火を避けられるとの淡い期待はついえた。ロシアのプーチン大統領は、同じ東スラブの兄弟民族であるウクライナ人の血を流す愚挙に出た。東西冷戦の終結後に形成されてきた欧州の国際秩序に武力で挑戦し、親欧米傾向を強めたウクライナを自らの「勢力圏」に引き戻す思惑だ。21日に独立を承認したウクライナ東部地域の「住民保護」を名目に、ウクライナの軍事力を破壊して政権転覆や国の中立化に持ち込む方針とみられる。

1991年のソ連崩壊以降、旧共産陣営に属した国々が相次いで北大西洋条約機構(NATO)入りした。NATOは防衛組織であり、加盟は各主権国家の安全保障上の判断に基づく。プーチン氏はこの現実を認められなかった。24日の演説でプーチン氏は、NATOの「拡大」がロシアの利益を考慮しないものだったと不満をぶちまけた。

プーチン氏の意識の中で、「主権国家」とは核兵器を保有し、同盟国の意向にも左右されずに行動できる大国を指す。プーチン政権は昨年12月、ウクライナをめぐる軍事的緊張を高めつつ、米国に安全保障協議を持ちかけた。ウクライナなど旧ソ連諸国をNATOに加盟させないとの「確約」を米国から取り付けようとした。

米国はミサイル配備などについて協議する姿勢を示したが、偏執的な思考に取りつかれたプーチン氏に侵攻を思いとどまらせることはできなかった。

プーチン氏のウクライナに関する言説は最近、ゆがんだ歴史観を反映して激しさを増していた。21日の演説では「ウクライナは完全にロシアによって創られた」などと独立国家の正統性すら否定していた。

24日のテレビ演説でプーチン氏は「特別軍事作戦」の目的として、独立を承認した親露派地域の「住民保護」と並び、ウクライナの「非軍事化」や「非ナチス化」を挙げた。

最近のプーチン政権は、14年に自ら惹起(じゃっき)したウクライナ東部紛争を親露派に対する「ジェノサイド(集団殺害)」と称し、ウクライナ政権を「ナチス」になぞらえていた。プーチン氏はウクライナの東部紛争関係者を「法廷にかける」とも述べており、政権転覆まで視野に入れている可能性が高い。同時に、戦闘が大規模化してロシア軍の犠牲が増えた場合には露国内でも反発が予想される。(前モスクワ支局長 遠藤良介)

1553とはずがたり:2022/02/24(木) 18:20:15
ロシアが全面侵攻、南部に上陸 ウクライナに戒厳令
2022/2/24 14:10
小野田 雄一
https://www.sankei.com/article/20220224-U2MEVEDQBBMYPMHGZDPFHBERXE/

ロシア軍は24日、ウクライナに侵攻した。プーチン大統領は24日未明(日本時間同日午前)、国営テレビを通じて緊急演説を行い、親露派武装勢力とウクライナ軍の紛争が続くウクライナ東部で「特別軍事作戦」を行うと表明。ロシアメディアによると、露軍は同日、ウクライナ南部の黒海に面した港湾都市オデッサや東部ドネツク州マリウポリに上陸した。攻撃を受け、ウクライナでは戒厳令が出された。

ロシアのインタファクス通信によると、ウクライナでは首都キエフや東部ハリコフで爆発があったほか、東部クラマトルスク、オデッサとニコラエフなどで爆発音が聞かれた。ウクライナ当局者は、全土の軍事施設がミサイル攻撃を受けているとしている。ウクライナのクレバ外相はロシアが「全面的な侵攻」に踏み切ったと述べた。

プーチン氏は演説で、先に「独立」を承認した親露派支配地域などにロシア軍を派兵すると事実上命じた形。作戦の目的は親露派支配地域に住む「自国民保護」と、北大西洋条約機構(NATO)の拡大に対応してウクライナを非武装化させるための「自己防衛」だと主張。ウクライナの占領は目標としていないと述べた。ウクライナ軍に抵抗しないよう呼びかけるとともに、「流血が起きた場合の全責任はウクライナ政権側にある」とした。

プーチン氏は外部からの干渉があった場合、ロシアは即座に対応して「歴史上、直面したことのない結果」を与えると警告。「ロシアは世界で最も強力な核保有国の一つだ」とし、「ロシアを攻撃した者は敗北と恐るべき結果を引き起こす」とも警告した。


これに対し、バイデン米大統領は「ロシアは破滅的な人命の損失をもたらす戦争を選んだ。全責任はロシアにある」とする声明を発表。同盟国などと協力して決定的な対抗措置を取ると表明した。

ロシアは21日、ウクライナからの攻撃の激化と自国民保護を名目に、ウクライナ東部の親露派支配地域「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」(ともに自称)の「独立」を一方的に承認。「両国」からの要請に基づいてロシアが軍事支援を提供することなどを定めた「友好条約」も締結した。

プーチン氏は22日には露上院にロシア軍の国外派兵の許可を求め承認を受けたほか、23日には「両国」の指導者が「ウクライナ軍からの攻撃」が続いていると主張し、軍事支援をロシアに要請していた。ウクライナは一貫して親露派への攻撃を否定している。


ロシアは昨年秋ごろからウクライナ国境で軍備を増強。米欧がウクライナ侵攻を警戒する一方、ロシアは侵攻を否定してきた。(モスクワ 小野田雄一)

1554とはずがたり:2022/02/24(木) 18:24:26
ロシア軍が新たな部隊展開、ウクライナ国境付近=米衛星会社
https://news.infoseek.co.jp/article/24reutersJAPAN_KBN2KS28M/
ロイター / 2022年2月24日 9時21分

写真写真を拡大する
2月23日、米民間衛星画像会社マクサー・テクノロジーズによると、同日に撮影された画像では、ロシア西部で新たな動きが確認された。写真はロシア・ゴロフチノで撮影されたけん引砲(2022年 ロイター/Courtesy of Satellite image 2022 Maxar Technologies)

[23日 ロイター] - 米民間衛星画像会社マクサー・テクノロジーズによると、23日に撮影された画像で、ウクライナ国境に近いロシア西部で新たな軍部隊の動きが確認された。

ウクライナとの国境から16キロ圏内、ウクライナの都市ハリコフから80キロ圏内で、軍用車列や大砲、装甲兵員輸送車などが展開されているという。

同社はロシア軍の増強を数週間にわたって追跡している。ロイターは同社が公表した画像について独自に検証できなかった。

マクサーによると、大半の部隊や装備は農地などに小規模配置されているという。

ウクライナは23日、非常事態宣言発令を決め、ロシア在住の自国民に退避を勧告した。一方、ロシアは、独立を承認したウクライナ東部親ロシア派地域から支援の要請があったと明らかにした。

1555チバQ:2022/02/24(木) 20:00:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a91ccb28a2fab0e8de5b7d574176091d5ec41a9
ウクライナ軍、40人以上が死亡 大統領はロシアとの断交を表明
2/24(木) 19:15配信
毎日新聞
破壊されたウクライナ軍のレーダー設備=ウクライナ東部マリウポリ近郊で2022年2月24日、AP

 ロイター通信によると、ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシアと外交関係を断絶すると表明した。


 また、ウクライナ政府関係者は、これまでにウクライナ軍の兵士40人以上が死亡したと明らかにした。

1556チバQ:2022/02/24(木) 20:48:09
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022022401017&g=int
ウクライナ全土に戒厳令 ベラルーシ、クリミアからも侵攻―各地で爆発音、9人死亡
2022年02月24日18時25分

 【イスタンブール時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシアの本格侵攻を受けて全土に戒厳令を敷いた。既に親ロシア派武装勢力が実効支配していたウクライナ東部のみならず、隣国ベラルーシや、ロシアが2014年に一方的にウクライナからの併合を宣言したクリミア半島からもロシア地上部隊が侵入。現地からの報道によれば、少なくとも9人の死亡が確認された。
<ウクライナ情勢 最新ニュース>

 戒厳令の下では市民の私権が制限され、企業には国防上の協力が要請される。ゼレンスキー氏は動画メッセージで「多くの都市で爆発音が聞かれる。プーチン(ロシア大統領)はウクライナを破壊しようとしている」と危機感を表明。一方で国民に平静を保ち、自宅で待機するよう呼び掛けた。
 首都キエフでは爆発音がとどろいた。比較的安全と見なされていた西部リビウの一帯にも、爆撃が加えられたという情報もある。国防省は声明で「敵が東部のわれわれの部隊や、他の地域の軍事拠点、飛行場への集中的な爆撃を開始した」と明らかにした。ウクライナ軍が東部でロシアの航空機やヘリコプターを撃墜したと発表したが、ロシアはこの情報を否定している。
 クレバ外相はツイッターで「世界はプーチンを止めることができ、止めなければならない。今こそ行動の時だ」と訴え、「ウクライナは自らを守り、勝利する」と述べた。ウクライナの駐トルコ大使は24日、ロシア軍艦にボスポラス、ダーダネルス両海峡を航行させないようトルコに要請した。
 また、ロイター通信によると、ウクライナの隣国モルドバで、大統領が非常事態宣言を発令する意向を示した。
 一方、23日にはウクライナ政府の省庁や国家関係機関などのウェブサイトにアクセスできない事態が相次いで発生した。15日にも同様の事例が起きており、再びサイバー攻撃を受けたとみられる。

1557とはずがたり:2022/02/24(木) 21:43:27

ウクライナ各地にロシアがミサイル攻撃 地上部隊も主要都市に迫る
有料会員記事ウクライナ情勢
https://www.asahi.com/articles/ASQ2S6HKKQ2SUHBI031.html?iref=pc_rellink_02
モスクワ=中川仁樹、キエフ=喜田尚2022年2月24日 20時01分

 ロシア軍は24日、ウクライナへの全面的な侵攻を開始した。同国政府などによると、首都キエフなど各地の軍事施設がミサイル攻撃や空爆を受けたほか、地上部隊も国境を越え、主要都市に迫っている。キエフでは銃撃戦も起きており、戦線はさらに拡大する可能性がある。欧米などは強く非難し、ロシアへの制裁を強化する方針だ。

 ロシアのプーチン大統領は24日午前6時(モスクワ時間)、テレビ演説で、親ロシア派組織とウクライナ軍の対立が続く同国東部での「特殊軍事作戦」の実施を宣言。米国や北大西洋条約機構(NATO)の脅威が迫っているとして「ロシア、そして国民を守るにはほかに方法がなかった」と主張した。「ウクライナ領土の占領はない」とも話した。

 ウクライナ国防省は同時刻にロシア軍の空爆が始まったと発表した。いずれも飛行場があるキエフ郊外のボリスピリや東部クラマトルスクなど6地点で、ロシアが2014年に併合したウクライナ南部クリミア半島に隣接する地域も攻撃を受けているという。朝日新聞記者も演説の開始直後、キエフで数時間にわたり、断続的な爆発音を聞いた。

 ロイター通信は24日、ウクライナ大統領府の情報として、同国軍の兵士40人以上が死亡し、数十人が負傷したと報道。AFP通信は市民10人が死亡したと報じた。

 一方、東部ルガンスク州では、ロシア側に50人前後の死者が出たほか、ロシアの航空機を撃墜したり、戦車を破壊したりしたとウクライナ軍が説明している、とロイター通信が報道。だが、ロシア側はこうした情報を否定しているとも伝えた。

1558チバQ:2022/02/25(金) 16:07:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/387f5df9633f09422962634f9f1ebc1c718b0cf6
「逃げれば大丈夫でもない」邦人保護、難しい対応
2/24(木) 20:24配信
産経新聞
ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部で特別軍事作戦を実施すると発表したことを受け、中断する参院予算委。対応に追われる岸田文雄首相や閣僚たち=24日午後、国会・参院第一委員会室(矢島康弘撮影)

政府はロシアのウクライナ侵攻を受け、在留邦人の安全確保に全力を挙げる。岸田文雄首相は24日、記者団に対し、邦人の安全確保に向け「的確に対応したい」と強調した。ただ、砲弾が飛び交う中で「単に逃げれば大丈夫という状況ではない」(外務省幹部)のも事実で、難しい対応を迫られる。


政府によると、ウクライナ国内の在留邦人は21日時点で約120人。政府はこれまで商用機による国外退避を呼びかけてきたが、ウクライナ人と結婚した人たちらは現地に残る意志が強く、説得は難しかった。

政府は周辺国にチャーター機を手配済みで、航空機が飛ばせない場合は陸路でポーランドなどへの国外退避を想定する。林芳正外相は19日にウクライナ隣国のルーマニア外相と会談し、在留邦人が退避した場合の協力を要請した。

ただ、在留邦人の7〜8割は首都キエフに集中しており、国境からは離れている。キエフも攻撃対象となり、外務省幹部は「逃げた方が安全なのか逃げない方が安全なのか…。今は身の安全を図ってくださいとしか言いようがない」と困惑の表情を浮かべた。

1559チバQ:2022/02/25(金) 20:01:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/c98700bd1cb66cfd3afd1ce5044cde928fb8c5ca
チェルノブイリは戦略的要衝 ロシア占拠、放射性物質拡散の懸念は
2/25(金) 16:18配信
毎日新聞
1986年に爆発事故を起こしたチェルノブイリ原発=ウクライナで2016年、真野森作撮影

 ウクライナ政府は24日、北部にあるチェルノブイリ原子力発電所がロシア軍に占拠されたと発表した。チェルノブイリ原発は旧ソ連時代の1986年に史上最悪の原発事故を起こし、30キロ圏内などは今も立ち入り禁止区域になっている。なぜロシアは侵攻の早い段階でチェルノブイリ原発を狙ったのか。今後、放射性物質が広がる危険性はないのか。

【写真特集】攻撃を受けたウクライナ

 ロシア軍は24日に禁止区域内に侵攻。応戦したウクライナの部隊を制圧し、全施設を掌握した。

 ホワイトハウスのサキ報道官は24日、「信頼できる情報」として、同原発でロシア軍が職員を人質に取っていると明らかにした。ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、「わが国の軍隊は86年の悲劇が繰り返されないよう命をかけている。これは欧州全体に対する宣戦布告だ」と強く非難した。

 ロシアの狙いは何か。欧米メディアの取材に応じた軍事専門家がそろって指摘するのは、チェルノブイリ原発周辺が戦略的な要衝であるという点だ。チェルノブイリは、ロシア軍が駐留しているベラルーシから10キロ程度しか離れておらず、ウクライナの首都キエフへ侵攻する最短のルート上にある。ウクライナのプリスタイコ駐英大使(前外相)は24日の記者会見で、チェルノブイリ原発に向けたロシア軍の侵攻ルートは、立ち入り禁止区域であるため国境警備の態勢が整っていなかったとの見方を示した。

 チェルノブイリ原発では、事故で爆発した4号機をコンクリートで覆った「石棺」の老朽化が進む。放射性物質の外部への飛散を防ぐ目的で、2016年に石棺を丸ごと覆う鋼鉄製のシェルターが完成した。

 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は24日に発表した声明で「深刻な懸念」を表明。「平和目的の原子力施設に対する攻撃や脅威は、国連憲章、国際法、IAEA憲章の原則に違反する」とし、「最大限の自制」を呼びかけた。IAEAによると、現時点で同原発に関係する死傷者や破壊などの報告は受けていないという。

 核問題に詳しい長崎大の鈴木達治郎教授は、チェルノブイリ原発が標的となるリスクについて「石棺の状態は悪く、建設時にミサイル攻撃や戦争を想定したとは考えにくい。シェルターも放射性物質の拡散を防ぐことが目的で、それほど頑丈に造られたものではないだろう。攻撃などがあれば最悪の場合、放射性物質が拡散する可能性はゼロではない」と指摘する。

 ウクライナでは、チェルノブイリ以外にも国内4カ所で15基の原発が稼働する。鈴木氏は「誤射による損壊も考えられるし、電気が供給されなくなれば深刻な事故につながる恐れもある。原発を直接攻撃するとは考えにくいが、戦争地における原発の安全性確保は非常に難しいことが改めて露呈した」と話した。【八田浩輔】

1560チバQ:2022/02/25(金) 20:01:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/72d0b14b78d4bccab6156ff643436c8558ee9c4e
ウクライナの首都キエフで銃声 行政地区の近く AP報道
2/25(金) 18:49配信
AP通信は25日、ウクライナの首都キエフの行政地区近くで銃声が聞こえたと報じた。


 ウクライナ国防省高官はロシア軍が同日夜にもキエフ郊外に侵入する可能性があると明らかにしている。キエフは同日早朝に、ロシア軍によるミサイル攻撃を受けた。市内では空襲警報が発令され、住民に避難指示が出ている。

1561とはずがたり:2022/02/25(金) 22:56:15

親ロ地域へ派兵、プーチンの狙いは「ウクライナ解体」か【解説委員室から】
https://www.jiji.com/jc/v8?id=202202kaisetsuiin016
2022年02月23日

 ロシアのプーチン大統領が2月21日、ウクライナ東部の親ロ派勢力が支配する「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認し、ロシア軍駐留を命じたことは、長期的なウクライナの「国家解体」につながる可能性がある。

 プーチン大統領は「親友」と呼ぶ中国の習近平国家主席の顔を立て、2月20日の北京冬季五輪閉幕のタイミングで一気に仕掛けたが、東部に特別な自治権付与を規定した「ミンスク合意」はこれで吹き飛んだ。

 当面、「平和維持軍」として親ロ派支配地区に展開したロシア正規軍が、ドネツク州、ルガンスク州全体に進出するかどうかが焦点だ。(拓殖大学海外事情研究所教授・元時事通信モスクワ支局長 名越健郎)

親ロ派は州の40%掌握

 2014年2月の親ロ派ヤヌコビッチ政権崩壊を受けて、ロシアの支援で設置された「ドネツク人民共和国」は、州都ドネツクを含め、州の面積の39%を支配し、住民は17年の統計で230万人。

 「ルガンスク人民共和国」は最大都市の州都を含む約40%を支配し、人口は147万人。ともに「共和国憲法」を制定し、ロシアの通貨ルーブルを使用する。

 ウクライナ政府は両地域の武装勢力を「テロリスト」とみなし、武装勢力の規模を3万5000人、うち偽装ロシア兵が3000人と推定していた。

 ロシアの国営テレビは2月18日ごろから、ウクライナ政府がジェノサイド(大量殺りく)に乗り出したと大規模なプロパガンダキャンペーンを開始。児童ら住民3万人以上をロシア領内に避難させるなど、独立承認の布石を打っていた。

 ロシアが親ロ派支配地区独立を承認し、軍事関係を含む友好協力条約を結んだことで、ウクライナ危機は新段階に入った。

ミニ・ソ連構築?

 ロシアが将来、二つの地域を併合するのは確実だろう。

 14年3月のクリミア併合では、ロシア軍偽装部隊がクリミアを実効支配した後、親ロ派が実権を掌握し、ウクライナからの独立を宣言。ロシアへの併合を問う住民投票が97%の賛成で承認され、ロシアが併合を決めるというプロセスだった。

 ドネツク、ルガンスクについても、いずれロシア編入の是非を問う住民投票が行われそうだ。

 プーチン大統領は昨年末、ロシア国籍取得の手続きを簡素化する法案を下院に提出した。両地域では現在、65万人がロシア国籍を取得したとされるが、残りの住民の国籍取得プロセスも加速化させるとみられる。

 ロシアはジョージアからの独立を目指すアブハジア、南オセチア両地区についても、2008年に独立を承認し、友好協力条約を結んでいる。

 この際、両地区も同時にロシアに併合し、「ミニ・ソ連」を構築するかもしれない。

2州全域支配も

 当面の焦点は、ドネツク、ルガンスクの親ロ派支配地区に進出したロシア軍が、州全体の掌握に乗り出すかどうかだ。仮にロシア軍が州全域の支配に乗り出すなら、ウクライナ軍との戦闘は必至だ。

 この点では、ロシアでも意見が分かれている。カーネギー財団モスクワセンターのドミトリー・トレーニン所長はツイッターで、「ロシア・ウクライナ関係はこれで大規模戦争はなくなった。むしろ、前線は安定化しよう」と予測した。ゲリラ的な親ロ派武装勢力に代わって正規軍が駐留することで、武力衝突は緩和されるとの見立てだ。

 しかし、承認問題を討議した2月21日の安全保障会議で、コロコリツェフ内相は「二つの人民共和国の法的領域を、以前まで存在していた行政上の境界線に設定し、マリウポリも含めることが必要だ」と述べた。マリウポリはドネツク州南部の商港で、ウクライナの物流拠点だ。

 ニコノフ下院外交委員会副委員長も、「人民共和国の領域を画定する必要があり、ロシアはドネツク、ルガンスクの残りの地域を放棄するようウクライナ政府に求めるかもしれない」と述べた。

1562とはずがたり:2022/02/25(金) 22:56:33
>>1561
キエフ侵攻はあるか

 現在、二つの人民共和国は塹壕(ざんごう)を構築し、事実上の境界線が引かれている。しかし、仮にロシア軍が両州全域の支配に乗り出す場合、ウクライナ軍が抵抗し、戦闘に発展しかねない。

 ウクライナ軍も8年前より大幅に増強され、欧米の兵器を装備している。ウクライナの抵抗が強まれば、ロシア軍は懲罰と称して首都キエフに進撃しかねない。その場合、ベラルーシとの合同演習後も同国にとどまるロシア軍部隊が首都攻撃に投入されよう。

 東部からキエフまでは500キロだが、ベラルーシ領からは100キロと近い。

 バイデン米政権はロシア軍のキエフ侵攻を憂慮し、米大使館を閉鎖した。機密資料がロシア側に渡るのを恐れ、文書を廃棄し、コンピューター類も持ち出したとされる。

 バイデン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領に対し、西部の最大都市リビウに大統領府を移動するよう打診したとの情報もある。

「ウクライナはロシアの一部」

 ロシアが二つの人民共和国を承認したのは、ウクライナの分割・弱体化を図る一環とみられる。

 プーチン大統領は2月21日の国民向け演説で、「ウクライナは単なる隣国ではない。それは、ロシアの歴史、文化、精神的空間に欠くことのできない一部だ」と述べた。

 大統領はさらに、「1917年のロシア革命後、レーニンはロシア人の住んでいた地域にウクライナという共和国を勝手に作った。スターリンは戦後、ポーランドなどに属していた土地をソ連に併合し、ウクライナに譲渡した」などとソ連指導者を非難し、ロシアはウクライナ東部に対して領土的権利があるとの認識を示した。

 これにより、ロシアが昨年来、ウクライナ国境に大兵力を展開したのは、欧州安全保障の再編といった交渉駆け引きというより、ウクライナ分割という「帝国復活」の要素が大きかったことが分かる。

大規模攻撃にはリスク

 クレムリンにアクセスのあるロシア人専門家は筆者に対し、「ウクライナへの大規模攻撃はあり得ない」とし、その理由として、(1)占領後の維持・管理が困難(2)ロシア国内で支持されない(3)欧米が大規模な経済制裁を発動する―の3点を挙げた。

 ウクライナ人の反ロ感情も高まっており、ロシアが支配地区を強引に広げると、ゲリラ活動やサボタージュが予想される。

 ロシアには、ウクライナに親族を持つ人が多く、犠牲者が出れば、国内で反発が高まる。

 バイデン大統領は、大規模攻撃には同盟諸国と最大級の経済制裁で臨むと警告している。

 最大の友好国・中国の対応も要注意だ。王毅外相は2月19日、ミュンヘン安全保障会議で、「ウクライナの主権・独立・領土保全」を訴えた。ウクライナには中国人1万6000人が居住しており、本格攻撃で犠牲が出れば中国も激怒しよう。

 こうしたリスクを冒してウクライナ分断に着手するのか、プーチン大統領の次の一手が要注意だ。

 【筆者略歴】東京外国語大学ロシア語科卒。時事通信社でモスクワ、ワシントン各特派員や外信部長などを歴任。2012年から現職。『秘密資金の戦後政党史』(新潮選書)、『ジョークで読む世界ウラ事情』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。

◆ ウクライナ情勢 関連ニュース ◆

旧ソ連圏の主導権めぐり中ロに不協和音 ウクライナ攻撃抑止「影の主役」は習主席?

【解説委員室から】

(2022年2月23日掲載)

1563とはずがたり:2022/02/25(金) 23:05:16

ロシア攻勢、首都キエフに地上軍 ウクライナ犠牲拡大
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022022501199&g=ukr
2022年02月25日21時55分

 【イスタンブール時事】ロシア軍は25日、ウクライナ各地で一層攻勢を強め、ウクライナのゼレンスキー政権は劣勢に立たされている。ウクライナのメディアによると、ロシア地上軍が25日、首都キエフに入った。24日の本格侵攻開始以降、ウクライナ側の死者は民間人を含め少なくとも137人。ゼレンスキー政権は市民に抵抗を呼び掛けており、さらなる犠牲拡大が懸念される状況だ。

 ロシア軍の地上部隊は24日、ベラルーシからキエフ北方に侵入。チェルノブイリ原発などを制圧し、南進した。ウクライナ国防省も部隊の侵入を確認し、フェイスブックで「火炎瓶を作れ」などと市民に抵抗を呼び掛けた。


ロシア非難決議案採決へ 米、国際的孤立化狙う―国連安保理
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022022500362&g=int
2022年02月25日11時51分

 【ニューヨーク時事】米政府高官は24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を非難する国連安保理決議案を、25日の安保理会合で採決すると明らかにした。常任理事国のロシアが拒否権を発動し否決は避けられない見通しだが、ロシアの国際的孤立を鮮明にする狙いがある。会合は25日午後3時(日本時間26日午前5時)から開かれる。

 高官によると、決議案は「ロシアによる侵略、侵攻、ウクライナの主権侵害」を最も強い言葉で非難。また、即時かつ無条件で軍の完全撤退をロシアに求めるほか、国連事務総長や加盟国、欧州安保協力機構(OSCE)に人道・難民危機に取り組むよう促す。
 高官は「ウクライナやロシア、世界に向けてメッセージを出すことが重要だ」と強調した。安保理での採決は「第1段階にすぎない」とも指摘し、国連総会での決議案採決も予定していると語った。

1564チバQ:2022/02/26(土) 08:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/687babee307f8d72ab60a685547befde0dd623e5
ロシアの兵員数、4倍以上 戦闘機・戦車でもウクライナ圧倒
2/26(土) 7:28配信

時事通信
ロシアの地対空ミサイルシステムS400=2021年5月、モスクワ(AFP時事)

 【モスクワ時事】ウクライナに全面侵攻したロシアは核兵器を保有する世界有数の軍事大国だ。


 軍事情報サイト「グローバル・ファイヤーパワー」によると、ロシアの総兵力は85万人とウクライナの20万人を圧倒。戦闘機や戦車などの保有数でもロシアがウクライナを大きく上回っている。

 ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻を表明した24日の演説で、「ロシアは今日、世界で最も強力な核大国の一つであり、幾つもの最新兵器が優位性を保っている」と強調した。その言葉通り、ロシアの保有する核弾頭は廃棄待ちを含め6200発以上と米国を上回り、極超音速ミサイルなどの最新鋭兵器の配備も加速させている。

 ロシアは770機以上の戦闘機を持つが、ウクライナは69機。戦車はロシアの約1万2000両に対し、ウクライナは約2600両にすぎない。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によれば、2020年の軍事費はロシアが約617億ドル(約7兆1100億円)、ウクライナは約59億ドル(約6800億円)で、大きな開きがある。

 ロシア国防省はウクライナ侵攻での使用兵器に関し、「高精度兵器」として詳細を明らかにしていないが、ロシアはウクライナの北方に位置するベラルーシで今月行った合同軍事演習に地対空ミサイルシステムS400や、地上部隊を支援するスホイ35戦闘機を投入しており、こうした新鋭兵器がそのまま使われた可能性が高い。

 2014年にクリミア半島をロシアに奪われたウクライナは対戦車ミサイル「ジャベリン」など米欧からの武器供給に加え、トルコのドローン「バイラクタルTB2」などを導入し、防衛力強化を図ってきたが、ロシアの圧倒的戦力の前に苦戦を強いられているようだ。ロシア国防省は24日、ウクライナ側の複数の「バイラクタルTB2」を撃墜したと発表した。

1565チバQ:2022/02/26(土) 08:59:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4fbfda9a463a66137b80f7eee90c2ab20eccd0b
わずかな手荷物の避難民、ポーランドには約3万人入国…近隣国が受け入れ本格化
2/25(金) 21:51配信
読売新聞オンライン
25日、スロバキア東部の街で、ウクライナから避難してきた人々(ロイター)

 【ワルシャワ=上地洋実、ジュネーブ=森井雄一】ロシア軍による侵攻が始まったウクライナで、市民らが戦禍を逃れようと、隣国への避難を始めている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、これまでに10万人が家を追われ、避難を余儀なくされた。欧州の近隣各国は避難民の受け入れを本格化させており、人道的な対応でウクライナを支援する姿勢を鮮明にしている。

(写真:読売新聞)

 米CNNは、ウクライナに接するポーランド南部メディカの国境で、夜を徹して避難してきた人々がわずかな手荷物を携え、待機していたマイクロバスに次々と乗り込む様子を報じた。英BBCによると、24日は約2万9000人がポーランドに入ったという。


 ポーランドは、ウクライナ国境の検問所8か所に受付を設け、食事や医療の提供のほか、ホテルやバスの手配準備を整えている。メディカの検問所は徒歩での越境が可能で、米政府も避難経路の一つに指定する。


 ポーランドは、昨秋にベラルーシからの難民が相次いで越境を試みた際には国境に鉄条網を設営して押し戻し、国際的な非難を浴びた。しかし今回はウクライナへの連帯を示す。ポーランドは、1989年に始まる東欧革命で民主化し、共産圏から親欧州に転じた歴史があり、今は米欧同盟の北大西洋条約機構(NATO)に加盟し、対ロシアの最前線に立つ。ポーランドのマリウシュ・カミンスキ内務・行政相は24日の記者会見で「ロシアの砲撃や銃撃から逃れてくる人は誰でも支援を頼ることができる」と強調した。

 UNHCRによると、ウクライナではこれまでに家から避難した人は10万人に達し、モルドバなどには数千人が逃れた。事態がエスカレートすれば国外避難者は400万人に達する恐れもあるという。

 ロイター通信などによると、ルーマニアが50万人までの受け入れを表明し、すでに24日には1万人以上が入国したという。

 ドイツもウクライナ隣接国に避難した人を受け入れる見通しだ。ナンシー・フェーザー内相は24日、難民申請などの行政手続きなしで一時保護することを検討していると述べた。ウクライナ人が査証(ビザ)なしでドイツに滞在できる90日を過ぎても3年まで暮らせる措置などを考えているという。オーストリアやデンマークも準備を進めている。

 UNHCRの報道官は、本紙に「各国での避難民受け入れに備えた努力を支援する用意がある」と答えた。

1566チバQ:2022/02/26(土) 16:30:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/74fc1848e6d5af5906727f2e102332d06c8e7c5b
黄金の古都、眠れぬ夜 爆発音「すごく怖い」 ロシア軍迫る首都キエフ・ウクライナ
2/26(土) 13:37配信

時事通信
25日、ウクライナの首都キエフの損壊した集合住宅前に立つ警官(AFP時事)

 「爆発音が聞こえる。眠れないんです」。

 ロシア軍の侵攻が刻々と迫るウクライナの首都キエフ。ロシアのプーチン大統領が「特殊軍事作戦」を命じた24日から連日、爆発音とサイレンが鳴り響く。緑が豊かで教会の黄金のドームが輝くスラブ民族の古都は、26日未明も闇夜におびえた。


 市民の頭によぎるのは、目が覚めたら兵士と装甲車に包囲されて世界が一変しているのではないかという恐怖感だ。目まぐるしく変化する情勢。大型犬と一緒に暮らす市民は、通信アプリでの取材に「すごく怖い。もう普通なんてことはない」と訴えた。

 キエフの危機は「(第2次大戦時の)1941年にナチス・ドイツに攻撃されて以来」(ウクライナのクレバ外相)。ナチスによる占領は赤軍に解放されるが、約80年を経て旧ソ連の盟主ロシアの部隊に包囲されるのは皮肉だ。

 ロシアを除けば欧州最大の面積を誇るウクライナ。その国土は南北から侵され、第2の都市ハリコフでは住宅への攻撃が続く。「クラスター(集束)爆弾が使われた」という調査団体の報告も。ロシア国防省はキエフ郊外の飛行場を制圧したと発表し、首都での戦火が現実のものとなりつつある。

 「1時間後や翌日、家族の身に何が起こるか…考えたくもない」。キエフ出身で日本在住の女性は、もどかしさと恐怖を吐露する。

 「ロシアに狙われている」と自認するウクライナのゼレンスキー大統領は25日夜、自身の「無事」を誇示するかのように、中心部「独立広場」に近い大統領府前で動画声明を発表。「私も、軍も、市民もここにいる」と話した。一方で、キエフの鉄道駅が、西部リビウに向かう避難民でごった返す様子も伝えられている。

1567チバQ:2022/02/27(日) 10:51:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/e91b366343ef1a542478234f42f2f7115612f703
政権転覆目指す姿勢あらわに ウクライナ侵攻でロシア大統領
2/27(日) 7:28配信

【モスクワ時事】ウクライナへの本格侵攻を続けるロシアのプーチン大統領の狙いが、ウクライナのゼレンスキー政権転覆にあることが鮮明になってきた。


 プーチン氏は25日、ウクライナ軍に「権力を手に入れろ」とクーデターを公然と呼び掛け。自らの意のままになる親ロシア派のかいらい政権の樹立を一方的な目標に据えているようだ。

 プーチン氏は25日の安全保障会議で、ウクライナ軍への呼び掛けとして、ゼレンスキー政権が「あなたの子供や妻、年長者を人間の盾にすることを許してはならない」と訴えてみせた。ゼレンスキー大統領から権力を奪い取るよう促し「あなたたち(ウクライナ軍人)の方が合意に達するのが簡単だ」とけしかけた。

 プーチン氏は24日の演説で、侵攻の目的に関し、ウクライナの「非軍事化」に加え、「非ナチ化」を挙げた。第2次大戦後の東西ドイツで取られたナチズム一掃の措置を念頭に置いているとみられる。プーチン氏はゼレンスキー政権を「ネオナチ」と位置付けていることから、排除の対象になる。ゼレンスキー大統領も「敵は私を一番の標的と位置付けている」と認めた。

 英外務省は1月22日、ロシアがウクライナに親ロシア派政権樹立を目指していると警告していた。ロシアは当時、こうした見方を「偽情報」(外務省)と一蹴したが、結局は警告通りの展開となっている。 


https://news.yahoo.co.jp/articles/319ac258f6b887708f2fe835c631c1e3ff6e663d
首都キエフで外出禁止令 「市内にロシア側の工作員が侵入」
2/27(日) 7:14配信
 ウクライナに侵攻したロシア軍とウクライナ軍は26日、首都キエフ近郊などで戦闘を続けた。首都中心部はウクライナ軍が死守している。キエフでは26日午後5時から28日午前8時までを期間とする外出禁止令が出された。キエフのクリチコ市長は市内にロシア側の潜入工作員が侵入していると指摘し、禁止令の施行期間中に路上に出ている者はロシア側の工作員とみなすと警告した。

 キエフ以外でも、北東部ハリコフなど各地で戦闘が続いている。ロシア国防省は人口15万人の南東部メリトポリを占拠したと発表したが、西側当局はこれまでにロシア軍によるウクライナ主要都市の制圧を確認していない。

 ポーランド政府は26日、ロシア軍の侵攻が始まった24日以降、ウクライナから少なくとも11万5000人の難民が国境を越えてポーランド側に入ったと発表した。ウクライナと接するハンガリーやルーマニア、スロバキアの国境にも多数の難民が到着している。【パリ久野華代】

1568チバQ:2022/02/27(日) 10:53:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffa2e9b67d53215131d7346a7150e2b5afefb9ce
「格差のない市に」 森山氏、沖縄市長選に出馬表明
2/27(日) 6:04配信


琉球新報
沖縄市長選への出馬を表明する森山政和氏=26日、沖縄市内

 4月24日投開票の沖縄市長選で、前市議の森山政和氏(73)が26日、市内で会見し、出馬を正式に表明した。森山氏は「人づくり、地域づくり、仕事づくりに重きを置く。格差のない沖縄市を目指す」と述べた。 

 森山氏は「箱物行政から人への投資に変えてほしいとの声が届いている」と市政の刷新を掲げ、学校給食の無償化、学習支援員や給付型奨学金の拡充など、教育や人材育成の強化を掲げた。

 会見には玉城デニー知事も同席した。

 沖縄市長選は、現職の桑江朝千夫氏(66)も3期目を目指して出馬を予定している。 (島袋良太)

琉球新報社

1569チバQ:2022/02/27(日) 11:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9a2bc1c7ffea342ac7f127c5856349897b4007c
ウクライナ首都攻防激化 高層住宅損壊も 停戦協議見通し立たず
2/26(土) 21:16配信
毎日新聞
ロケット攻撃により破壊されたアパート=ウクライナの首都キエフで2022年2月26日、AP

 ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍は26日、首都キエフへの攻撃を強めた。市内各地で銃撃や砲撃の音が響き、ロイター通信によると、政府庁舎付近でも銃声が響いた。ウクライナ軍は徹底抗戦の構えで、首都を巡る攻防が激化している。停戦協議に向けた動きも出ているものの、実現の見通しはたっていない。


 ロイター通信によると、ウクライナ当局はキエフ市内の路上で戦闘が起きているとして、市民に地下シェルターへの避難を呼びかけた。露軍によるミサイル攻撃も報じられている。キエフ中心部近くの高層アパートに着弾し、一部を損壊した。タス通信によると、露国防省は「ウクライナ軍の対空ミサイル」が着弾したと主張した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は26日未明のビデオメッセージで露軍が「攻撃をしてくる」と述べ、首都への大規模侵攻に備えるよう呼びかけた。ウクライナのウニアン通信によると、キエフ北方の郊外には露軍の装甲車約100両が迫っており、攻勢はさらに強まりそうだ。米メディアによると、キエフから南へ約35キロのバシリコフでも激しい戦闘が起きている。

 キエフ以外でも戦闘が続いている。米政府によると北東部ハリコフや南部ヘルソンなどで激戦が起き、露軍はヘルソン近くのダムや発電所にサイバー攻撃を交えて占拠を試みた。ロイターによると、ポーランドとの国境に近い西部リビウにも26日、ロシア兵60人が侵攻。ウクライナ軍が撃退したという。

 ウクライナ当局は、一連の戦闘に伴い少なくとも子供3人を含む198人が死亡、1115人が負傷したと発表した。避難の動きは加速しており、ポーランド政府高官は、これまでに約10万人がウクライナから逃れてきたと述べた。

 露国防省は、南部メリトポリを占拠したと発表。巡航ミサイルなどによる攻撃も続け、これまでに14の空港を含む821の軍事施設を破壊したとしている。

 ウクライナメディアによると、ウクライナ大統領府は26日朝時点で露軍の死者が約3500人に上るとの見方を示した。約200人を捕虜にしたという。キエフ郊外では露軍の空挺(くうてい)部隊を乗せた大型輸送機を撃墜したとしている。

 露国防省はウクライナ軍のミサイル防衛(MD)システムを無力化したと発表しているが、米政府高官は25日、「MDシステムは機能しており、すべての制空権がロシア側に奪われたわけではない」と反論。キエフ侵攻が「当初の計画通りには進んでいない」と指摘した。

 プーチン露大統領は25日の安全保障会議で、ウクライナの現政権を「薬物中毒者やネオナチ」と非難し、ウクライナ軍に「権力を奪取してほしい」とクーデターを呼びかけた。前線の膠着(こうちゃく)状況にいら立ちを示した可能性がある。

 米メディアによると、米国はゼレンスキー氏に対し、避難支援を準備していると伝えたが、ゼレンスキー氏はキエフにとどまる意思を示しているという。ゼレンスキー氏はネット交流サービス(SNS)などで頻繁に発信して自身がキエフにとどまっていることを強調し、国民の結束を図っている。26日朝(日本時間同日午後)にもキエフ中心部にいる映像を公開し「我々は決して武器を置かない。自分たちの国を守り続ける」と抗戦を呼びかけた。

 英BBCによると、ウクライナ当局は25日までに市民に銃1万8000丁と爆弾の製造説明書を配布しており、徹底抗戦の構えだ。バイデン米大統領は25日、ゼレンスキー氏と電話協議し、経済、人道、安全保障面での支援の継続を約束した。

 水面下では停戦協議の動きも出始めている。ゼレンスキー氏は25日、ロシアに交渉を呼びかけ、露側が求めるウクライナの「中立化」について「話すことを恐れていない」と表明した。だがラブロフ露外相は「ウクライナ軍が抵抗をやめ武器を置くなら、いつでも交渉の用意はある」と事実上の降伏を求めている。

 米政府はウクライナ侵攻の狙いについて、首都キエフを制圧してゼレンスキー政権を転覆させ、親露派政権を樹立することだとみている。米紙によると、暗殺チームがキエフに潜伏しているとの情報もあるという。

 米政府は、露軍がウクライナ国境周辺に最大で19万人の軍部隊を集結させていたとみている。米政府高官によると、そのうち3分の1程度の戦力が侵攻に投入されているという。

 国連安全保障理事会は25日、ロシアへの非難決議案を採決したが、ロシアの拒否権行使で否決された。【鈴木一生(ワシントン)、前谷宏(モスクワ)、金子淳】

1570チバQ:2022/02/27(日) 11:04:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8c7b4c4d3ef783968b9cf46494b6133f04f7c29
ロシア、軍を追加投入か ウクライナ軍の抵抗「予想以上」米分析
2/27(日) 10:48配信


毎日新聞
地下駐車場を利用したシェルターに避難した人々=ウクライナの首都キエフで2022年2月27日、AP

 ウクライナへ侵攻しているロシア軍は26日、首都キエフへの攻勢を強めた。米国防総省高官は同日、記者団に対し「ウクライナ軍の抵抗が予想以上で、ロシア軍は勢いを失い、不満を募らせている」と分析。キエフや北東部ハリコフ周辺で激しい攻防が続いているという。

 米政府は、ロシアの侵攻前、最大で19万人の軍部隊がウクライナ国境周辺に配備されていたとみている。高官によると、このうち半分ほどが26日現在で攻撃に加わっているという。25日は3分の1の規模だっただけに、軍部隊が追加投入されたとみられる。残りの部隊は国境周辺で待機しているという。

 最も激しい攻防が繰り広げられているのがキエフ周辺だ。米東部時間26日朝(日本時間同日夜)の時点で、ロシア軍はキエフの北30キロの地点にとどまっているが、偵察部隊などがすでにキエフ市内に侵入しているという。

 ミサイル攻撃も続いており、米東部時間26日朝までに250発以上が撃ち込まれた。ほとんどが短距離弾道ミサイルで、住宅地にも着弾し民間人の被害も出ている。ただし、ウクライナのミサイル防衛システムは機能しており、ロシアに制空権も奪われていないという。

 ロシアの軍部隊がアゾフ海からウクライナ南部に上陸し、北に向かって進撃しているのも確認されている。ただし、高官は「いずれの都市も制圧された兆候はない」と話した。国外退避を望む人々も多くみられ、西隣のポーランド国境には長蛇の列が確認されている。【ワシントン鈴木一生】

1571チバQ:2022/02/27(日) 11:05:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e60d4822c4547e5f6640b83eb869b211228f6b2
攻防激化のキエフ、人影消え響く銃声…現地在住の邦人記者「今の状況を伝えていく」
2/27(日) 10:42配信

読売新聞オンライン
シェルターとして使われている地下鉄駅で眠る人々(25日、キエフで)=AP

 ウクライナの首都キエフを巡るロシア軍とウクライナ軍の攻防は激しさを増している。爆発の音や空襲警報が鳴り響く中で記者として活動を続ける日本人女性が本紙の電話取材に応じた。「ウクライナで起きていることを世界に知ってほしい」。第二の母国となった同国の平穏を取り戻すために一役買いたいと思っている。


「状況世界に伝えたい」
寺島朝海さん

 「多くの市民が既にキエフを離れた。残っている人も出歩いていない。街がこんなに静かで暗かったことはこれまでなかった」。キエフの英字メディア記者の寺島朝海(あさみ)さん(21)は25日夜(日本時間26日未明)、ここ数日の街の様子を語った。

 カフェやバーで談笑する市民の姿があふれていたキエフ中心部の光景は、24日未明の侵攻後、一変した。自身も一時、同僚記者から「すぐにシェルターに行った方がいい」との連絡を受け、地下鉄の駅に避難した。知人から「スーパーからパンがなくなった」といった情報も寄せられ、市民生活への影響がじわじわ広がっていることを感じる。

 寺島さんは大阪府枚方市出身。日系企業に勤める父親の海外転勤で、2010年にウクライナに来た。米国に1年近く留学した以外はキエフで暮らす。米国の大学でオンラインで学びながら、地元英字紙のインターンを経験して記者に。21年11月にネットメディアの「キエフ・インディペンデント」に移った。

 両親は2月上旬、隣国のポーランドに退避したが、自身はキエフに残ることを選んだ。「自分の目で見て、耳で聞かないと、何が起きているかを伝えられない」。緊迫する情勢下でも、自分と同じように残る決断をした在住外国人らにインタビューし、その思いを伝えてきた。

 現在は、市中心部の大統領府にほど近い同僚記者のアパートに身を寄せている。時折、銃声や空襲警報が鳴り響く中、ほとんど眠らずに取材活動を続ける。25日未明には、「ボン、ボン」と2回の爆発音が聞こえ、車で20分ほど離れた場所に爆弾が落とされた。子どもの頃に遊びに行った友人宅の近くを、ロシア軍の戦車が走行したといった情報も耳に入る。「ウクライナの人はみんな優しくて、ここはもう私の家みたいなところ。ロシア軍には1ミリたりとも来てほしくない」との思いが強くなる。

 市民らにいち早く、そして多くの情報をと、侵攻後はウクライナ政府の発表や、世界各国の首脳の発言などを中心に短い速報記事を数多く配信するようにしている。「私にできることは多くはないかもしれない。ロシア軍をストップできないのは悔しいけど、今の状況を伝えていくことは私にもできる」。ウクライナに穏やかな日々が戻ることを願っている。(児玉浩太郎)

1572チバQ:2022/02/27(日) 11:07:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b2a4c46f16607ea6f93797c7ef3619eb8eded0b
ウクライナ、国外退避加速 女性や子供多数、家族離散
2/27(日) 7:28配信

時事通信
25日、ウクライナとの国境のポーランド東部メディカで、子供を抱き締める男性(AFP時事)

 【ベルリン時事】ロシア軍の侵攻を受けるウクライナから大量の市民が脱出し、ポーランドなど近隣諸国に避難する動きが加速している。

 現地の報道によると、ウクライナでは18〜60歳の男性の出国が禁止されており、難民の多くは女性や子供、高齢者。このため、国に残ってロシア軍と戦う決断をした夫や父親と離れた人も多いという。

 AFP通信によると、ポーランド政府当局は26日、ロシア軍の侵攻開始以降、ウクライナから10万人が入国したと発表した。ポーランドは昨年、ベラルーシから中東の難民らが押し寄せた際は鉄条網付きフェンスを設置するなど厳しい対応を見せたが、今回は医療や食事の提供など全力で難民の受け入れに当たる方針だ。

 モルドバ、ルーマニアにも多くの難民が到着しており、27日には欧州連合(EU)が緊急の内相会合を開く。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、夫をウクライナに残し、がんを患う3歳の息子を連れてポーランドの国境の町メディカに到着した女性(25)は「国が戦うために男性が必要なのは分かる。でも私の方がもっと彼(夫)を必要としている」と語った。

1573チバQ:2022/02/27(日) 11:08:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bd7d72369d7a2a51742e20ee55aa119da8fe287
停戦交渉遠のく、双方非難 露、民間住宅攻撃も示唆
2/27(日) 7:27配信

産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナ大統領府は26日、双方が意欲を表明していた停戦交渉について「ウクライナは容認できない条件をのまない」とし、現時点での交渉を拒否したことを示唆した。一方、露大統領府は同日、ウクライナ側が交渉を拒否したため、いったん停止していた攻撃の再開をプーチン氏が命じたと発表。ロシア軍はこれまで自制していたと主張する民間住宅への攻撃実施も示唆した。

インタファクス通信が伝えた。停戦交渉の行方が不透明になり、さらなる被害の拡大が懸念される。

ウクライナ大統領府高官のポドリャク氏は26日、「交渉は常識的であるべきだ。ウクライナは容認できない条件や最後通告を受け取らない」と指摘。内容は明言しなかったが、ロシア側から交渉に先立つ事前接触で相当に厳しい条件を突き付けられ、交渉に応じなかったことを示唆した。ロシアは全面降伏やゼレンスキー氏の身柄引き渡しなどを求めた可能性がある。

ポドリャク氏は「ゼレンスキー大統領は本格的な交渉に賛同している」とし、今後も交渉に意欲があることを強調。「ウクライナに交渉する気がないというのはロシアの噓で、戦略だ」とも述べ、ロシアはあえて容認不可能な要求を突きつけ、交渉決裂の責任をウクライナに負わそうとしている-との認識を示した。

これに先立ち、ペスコフ露大統領補佐官は26日、「ウクライナ側が交渉を拒否したため、プーチン大統領は交渉に備えて一時停止させていた進軍の再開を命じた」と発表した。露国防省もその後、「軍は一時停止していた全方面での攻撃を行うよう命じられた」と表明。さらに「ウクライナ国民は自宅から重火器を取り除くよう政権側に求めるべきだ」とも指摘した。

ロシアは従来、軍事施設だけを攻撃していると主張してきたが、民間住宅も攻撃対象とする可能性を示唆した形だ。

1574チバQ:2022/02/27(日) 11:08:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/26295a8c88ffe6337094115a83052865b041ff40
首都脱出、西部リビウへ 民族派中心地、献血に行列 ウクライナ避難民10万人
2/27(日) 7:26配信

時事通信
鉄道駅で出発時間を待つ人=24日、ウクライナの首都キエフ(EPA時事)

 ウクライナの首都キエフから列車で最速約8時間。

 西部リビウには「10万人」(国連)とも言われる国内避難民の多くが向かう。ポーランド、オーストリアの支配が長かったリビウは反ロシア的傾向が強く、民族派の中心地と言われる。市内では軍のための献血に行列ができるなど、対ロシア戦の後方支援の拠点にもなっている。

【写真特集】ロシア軍ウクライナ侵攻

 「2人用個室に4〜6人詰め掛けたり、床に座って寝たり」。キエフから鉄道で「脱出」してきた匿名の市民は、ロシア語の独立系インターネットメディア「メドゥーザ」の取材にこう語った。運賃は無料といい、現地のプラットホームに人がごった返す様子も伝えられている。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)報道官が24日に発表したところでは、10万人以上が家を失ったか国内避難を強いられ、近隣国に逃れた人も数千人いる。リビウは陸路でポーランドに出国できることから、日本などが大使館機能の一部を移している。

 俳優出身で雄弁なウォロディミル・ゼレンスキー大統領(44)が「私がナンバーワンの標的だ」と話す通り、ロシア軍の第一の標的はキエフだ。ただ、キエフから500キロ以上離れているリビウも全く安全ではない。ロシアのプーチン大統領が「特殊軍事作戦」の開始を発表した24日には、リビウも攻撃対象となった。リビウからは過去8年間、ウクライナ民族派が「志願兵」として東部の紛争地に向かっており、攻撃には反ロシア派をけん制する意味合いがあったとみられる。

 「夜10時から朝6時までは外出禁止」。リビウのアンドリー・サドビー市長(53)は連日、フェイスブックなどで市民に警戒を促す。夜間に活動している恐れのある「ロシア工作員」と市民を区別するのが理由だという。市当局は、爆撃の「目印」が屋根に描かれているのを発見次第、直ちに消すよう呼び掛けている。

1575チバQ:2022/02/27(日) 11:10:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b492280a3623ca759d8365d862a2eb282926646
ロシア決済網排除を決定 米英欧が追加制裁、露中銀も
2/27(日) 7:52配信
産経新聞
【ワシントン=塩原永久、パリ=三井美奈】米英欧やカナダなどは米東部時間26日午後(日本時間27日午前)、ウクライナ侵攻をめぐるロシアへの懲罰措置として、国際的な決済網である国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの金融機関を排除すると発表した。西側諸国による包括的な追加制裁の一環で、ロシアの中央銀行に対する制裁措置も決めた。

ホワイトハウスは共同声明で、「われわれは英雄的な奮闘をみせるウクライナの政府と国民を支持する」と指摘した。ロシアのプーチン大統領が決めた軍事侵攻を「第2次大戦以降に浸透した原則的な国際ルールと秩序への襲撃だ」と非難している。声明には米国、欧州連合(EU)、フランス、ドイツ、イタリア、英国、カナダが名を連ねた。

追加制裁はロシアの一部銀行をSWIFTから排除する。対象について「すでに国際社会の制裁対象となっていた銀行。必要な場合は、他のロシアの銀行も加える」とした。米欧が資金を凍結しているロシアの開発対外経済銀行(VEB)などが想定されている。対象行は貿易などで必要となる通貨の国際決済が制限され、金融取引に大きな打撃を受ける公算が大きい。

声明によると、SWIFTからのロシア排除を効果的に実施するため、ロシア中銀が乗り出す可能性がある外貨準備の活用などを阻止するとしている。プーチン氏を支援する新興財閥関係者(オリガルヒ)らを念頭に、特殊なビザの適用を禁じる。

SWIFT排除は、ロシアが石油やガス輸出で得た外貨送金を遮断する手段で、輸入国にも打撃が及ぶことから「金融の核兵器」(ルメール仏財務相)と呼ばれる。ウクライナが米欧に実施を求めてきたが、欧州側に慎重論が強かった。

欧州ではロシアへの強硬措置を求めるバルト三国やポーランドがSWIFT排除を求める一方、ロシア産ガスに依存するドイツやイタリア、親露派のハンガリーが否定的な態度をとり、合意ができなかった。26日には、ポーランド、リトアニア両首脳がベルリンでドイツのショルツ首相と会談し、実施を強く求めた。

SWIFTはベルギーに本部を置く非営利組織。国際金融の送金を手がけており、世界の1万以上の金融機関が利用。2012年、核開発疑惑が浮上したイランに対し、米欧はSWIFT排除の制裁を科している。

1576チバQ:2022/02/27(日) 11:11:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac1da3b6b0c1d82a7b84f1650fbd2776c77674ed
ロシアをSWIFTから排除 米欧が発表 国際金融から締め出し
2/27(日) 7:58配信

毎日新聞
ホワイトハウスで演説するバイデン米大統領=2022年2月24日、AP

 米欧は26日、ウクライナに侵攻するロシアへの追加の制裁措置として、ロシアの銀行を各国の主要金融機関が参加する国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除すると同時に発表した。国際金融システムからのロシアの孤立化を狙ったもので、石油と天然ガスの輸出に大きく依存するロシア経済にとっては大きな打撃となる。


 当初はロシアへのエネルギー依存度が高いドイツなどがSWIFTからの排除に消極姿勢を示していた。しかし、ロシア軍のウクライナ侵攻で被害が拡大していることから、足並みをそろえてロシアに強い圧力をかける必要があるとの判断に転じた。【ワシントン鈴木一生】

1577チバQ:2022/02/27(日) 11:44:34
https://www.asahi.com/articles/ASQ2T64Z1Q2TUHBI02Y.htmlロシア軍が3方向から侵攻、首都キエフに迫る 空港めぐり激しい交戦
有料会員記事ウクライナ情勢

キエフ=喜田尚、ワシントン=園田耕司、モスクワ=中川仁樹2022年2月25日 18時53分
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キエフで25日、攻撃を受けた建物の前を歩く男性=AP
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 ロシア軍によるウクライナへの侵攻は25日も続き、ウクライナ側と激しい戦闘になった。同国政府などによると、東部と北部、南部の国境の3方向から一斉に侵攻し、首都キエフに迫っているとみられる。米国は、ロシアがウクライナの現政権を転覆し、「親ロシア政権」の樹立を狙っているとの見方を強めている。


 ウクライナ大統領府の発表によると、国境からロシア軍の戦車や装甲車が侵入し、親ロシア派支配地域と接する東部ドネツク州や北東部ハリコフ州、東部ルガンスク州で激しい地上戦が続いた。

 キエフ近郊では、首都の北西約二十数キロの空港をめぐって戦闘が起きた。ロシア国防省は25日、ウクライナ軍の特殊部隊員ら200人以上を殺害し、滑走路を制圧したと発表した。ウクライナ側の防空システムを無力化した上で、200機以上のヘリコプターで部隊を投入したという。侵攻後、ウクライナ軍の戦闘機5機と、ヘリコプター1機、無人攻撃機5機を撃墜し、118カ所の軍事施設を使用不能にしたとしている。

 またロシア軍は24日、1986年に爆発事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所を掌握した。職員が人質にとられたとの米政府情報もある。AP通信は当局者の話として、同原発で通常より高い放射線量を検知したと伝えた。ロシア軍の広報官は「(ウクライナの)民族主義者や他のテロ組織が現在の状況を利用し、核物質による挑発行動をとるのを防ぐことができる」と話した。

 キエフ市内では25日早朝、大きな爆発音が2回あり、昼には中心部で銃撃音が響いた。ウクライナのゲラシチェンコ内務相顧問は「敵の航空機か無人攻撃機が、ウクライナ軍のミサイル防衛システムで撃墜された」とした。

 内務省によると、ロシア軍はウクライナの33の民間施設を爆撃し、子ども2人が死亡した。また地元メディアは、ウクライナ軍が撃墜したロシア軍機がキエフ市内の9階建てアパートに墜落し、住民が負傷したと伝えた。ウクライナ軍はフェイスブックで、25日のロシア軍側の死者数は千人を超えると主張した。

 ウクライナのゼレンスキー大…

1578名無しさん:2022/02/27(日) 18:52:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aa63e02efa0b8d32e1576dff852c3f3d60e225d
コメディアンから戦時大統領に ゼレンスキー氏高まる評価
2/27(日) 16:25配信

産経新聞
ロシア軍の侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領の評価が欧米メディアで高まっている。「私はここにいる」と首都キエフを離れていないことを強調し、場所を転々と変えて動画を公表。軍や国民を勇気づけるメッセージを発信している。欧米メディアでは「戦時大統領」(英BBC放送)になりつつあるとの見方も出ている。

米CNNなどによると、ゼレンスキー氏は26日、1人で日中の街中に立っている30秒足らずの自撮り動画を公表し、「私はここにいる。武器を捨ててはいない。国を守り続ける。われわれの土地、国を守る。ウクライナに栄光あれ」と訴えた。

25日に公開された動画では、夜間の街頭に首相ら側近とともに立ち、「みんなここにいる。独立を守る」と明言した。スーツを脱いだ軍服姿で国民を鼓舞するメッセージを発信した。

プーチン露大統領は25日、ゼレンスキー政権を「麻薬中毒者とネオナチの集団」と呼び、露メディアでは侵攻を正当化する報道が続いている。ゼレンスキー氏はロシアの情報戦にインターネットを駆使して応戦している形だ。

人気コメディアン出身のゼレンスキー氏の支持率は露の侵攻直前、19%台に落ち込んでいた。しかし、ロシア軍が首都に迫り、自身が「ロシアの1番目の敵」であることを認識しながらも、一歩も引かない姿勢に信頼を寄せるウクライナ市民もいる。

東部ドニプロに住む女性(27)はSNS(会員制交流サイト)での産経新聞の取材に、「(ゼレンスキー氏は)できることをすべてやっていると思う。開戦後は顔つきまで変わってきた」と評した。(ジェシュフ=ポーランド南部 佐藤貴生)

1579チバQ:2022/02/27(日) 20:21:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/6be26697e908da56c77ce6e7e89c1b1dadc4bb40
ロシアの国際決済網排除、日本に影響は…原油輸入など深い関係
2/27(日) 18:55配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 日本は原油の輸入などでロシアとの関係が深い。国際決済網「SWIFT」からのロシアの一部銀行の排除により、日本企業が取引するロシア企業に対し、現地の銀行を通じた振り込みや支払いができなくなったり、滞ったりするおそれがある。

 代金決済や輸出入の遅滞などを見越し、原油や穀物の価格がさらに高騰すれば、食品をはじめとする値上げの動きが一層広がる可能性がある。日本経済への影響は避けられない。

 日本の大手銀行は、代替の決済ルートの検討を急いでいる。排除の対象とならないロシアの銀行を経由するなど、「手間やコストはかかるが、送金の手段は残されている」(大手銀関係者)とみる。ロシア向けの決済処理を扱う三菱UFJ銀行やみずほ銀行などは、ロシアの現地法人の活用といった制裁の影響を受けないルートを使った決済も検討している。

1580チバQ:2022/02/27(日) 20:34:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/103964c8a3a8fb7bbdfb478313ec65ef9a99d17c「ロシア兵への詰問」動画、SNSで拡散 士気の低さも示唆
2/27(日) 19:30配信

産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ツイッターなどSNS(会員制交流サイト)上には、暴挙に憤るウクライナ市民に詰問されるロシア兵を撮影したとみられる複数の動画が投稿された。市民に罵(ののし)られて頭を抱える姿や燃料不足で立ち往生したロシア兵がウクライナ人にやり込められる場面など、ロシア側の士気の低さを示唆するような動画もある。

動画の一つは、ロシア兵が路上で〝尋問〟されるものだ。ロシア兵はおびえた表情で氏名と所属部隊を明かし、「演習としてここに送られた」と述べた。別の動画には、ウクライナ人男性らに罵倒され、頭を抱えて座り込むロシア兵の姿が映されていた。

また、路上で停止した歩兵戦闘車の周囲に立つロシア兵らと車で通りかかった男性が会話する動画も。撮影者の男性が「故障したのか?」と尋ねると、ロシア兵は「ガス欠だ」と返答。男性は「ロシアまで牽引(けんいん)してやろうか?」と皮肉を飛ばした。

「キエフに行くのか?」との男性の問いに「いや…。ニュースは何と言っている?」と兵士が応じると、男性は「キエフが有利だ。多くのロシア兵が降伏している。当然だ。誰もどこに行くか分かっていないんだから」と突き放した。

南部ヘルソン州で撮影されたとされる動画では、ロシア兵に女性が「占領者! 何をしに来たの?」と詰問。「このヒマワリの種を持っていきなさい。あなたが死ねば、そこから花が咲くから」と詰め寄った。

ロシア兵は困惑した様子で「話しても何も解決しない。これ以上状況を悪くしたくない」と繰り返した。 米CNNによると、北大西洋条約機構(NATO)高官は26日、「ロシア軍は燃料など兵站の問題で進軍が遅れている。士気も低い」と指摘した。

1581チバQ:2022/02/28(月) 09:17:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/e777bb5261d950723b9179c90708dbdb56ef3621
ロシアで広がる反戦、署名に90万人賛同 えん戦気分増大の可能性も
2/28(月) 7:37配信

毎日新聞
ネムツォフ第1副首相の暗殺現場にウクライナ国旗と同じ水色と黄色の花を供える女性=モスクワで27日、前谷宏撮影

 軍がウクライナに侵攻するロシアでは各地で「戦争反対」を訴える抗議活動が続いている。当局による強硬な取り締まりによりデモは大規模化していないが、インターネット上で反戦を求める呼びかけには90万人以上が賛同。米欧などによる経済制裁の動きは市民生活にも影響を及ぼしており、戦争が長期化すれば、えん戦気分も広がりかねない。

【一覧】ロシアとウクライナの兵力差

 2015年に暗殺されたプーチン大統領の政敵ネムツォフ元第1副首相の命日を迎えた27日、殺害現場となったモスクワ中心部の橋の上は冥福を祈る人々で埋め尽くされた。ウクライナへの連帯を示すため、同国の国旗と同じ水色と黄色の花束やリボンを持った人が目立つ。中には「戦争反対」のプラカードを掲げ、周辺で警戒する警官隊に拘束される参加者もいた。

 花をささげた会社員のワレリアさん(26)は「ここに来るまで、モスクワでは地下鉄が動いているのにウクライナでは動いておらず、代わりに戦車が走っていると思うと、涙が出てきた」と話し、「家族の中にはプーチン氏の支持者が多い。でも、ウクライナの国民には同情せざるを得ない」と反戦の思いを語った。

 妻と子供と橋を訪れた音響エンジニアのイワンさん(27)は「隣国のウクライナには仲の良い知人が多い。胸が痛い」とため息をつき、「戦争に賛成の人と反対の人で社会は分断している。ただ、ロシア人にとって身近だった(ウクライナ南部)クリミアの編入の時と比べ、(プーチン)政権を支持する人たちの盛り上がりは低いと感じる」と述べた。

 戦争に反対する抗議活動はプーチン氏が「特別な軍事作戦」の開始を宣言した24日から続いている。ロシアの人権団体によると、最初の日曜となった27日には少なくとも約50都市で抗議の動きがあった。ただ、治安当局は反戦の動きを徹底して取り締まる姿勢を鮮明にしており、この日だけで約2500人が拘束された。24日からの累計の拘束者数は5000人を超える。しかし、そういった状況下でもあえて抗議に出る人が絶えず、ネット上で人権活動家が行う反戦の署名運動に賛同する人も増えている。

 ロシアではプーチン政権の影響下にあるテレビ各局がロシア軍の進撃を伝えるだけで、ウクライナでロシア軍の将兵に犠牲者が出ていることは伝えられてこなかった。露国防省は27日になって初めて「残念ながら犠牲者や負傷者がいる」と認めたが、「ウクライナ側に比べれば何倍も少ない」とするだけで実数を明かさない。

 ロシアの通信当局は26日からツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアの通信を制限した。ウクライナ国防省は27日時点でロシア軍の死亡者が「約4300人」と主張しており、SNS上ではウクライナで撮影されたロシア兵の遺体の写真や映像なども出回っている。このため、自軍の被害状況が社会に広く知られるのを阻止しようとしている可能性がある。

 ただ、ロシアではウクライナへの侵攻後、通貨ルーブルの価値が急落した。今後、物価の高騰が懸念されるほか、ロシア主要銀行への経済制裁を受け、ネット上の決済サービスを使えなくなる事例も出ている。現金を引き出す市民の動きも続き、一部の現金自動受払機(ATM)から紙幣がなくなるという事態も起こっている。市民生活への影響が増大すれば、国民の不満が高まる恐れもある。

 リベラル系野党指導者のルイシコフ・モスクワ市会議員は毎日新聞の取材に「ウクライナ侵攻はロシアにとって壊滅的な決定だった。自軍の損害も隠し通せない。このまま戦闘を続ければ経済的な損害は計り知れず、反戦運動も大規模になっていくだろう」と話した。【モスクワ前谷宏】

1582とはずがたり:2022/02/28(月) 09:20:58
ロシア軍事侵攻 ウクライナ軍各地で抵抗続ける 戦闘一層激化か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220228/k10013504701000.html
2022年2月28日 6時53分

ウクライナでは、軍事侵攻したロシア軍に対し、ウクライナ軍が第2の都市ハリコフなど各地で抵抗を続け、戦闘は一層激しさを増しているものとみられます。

ウクライナ第2の都市ハリコフの状況
ロシア軍とウクライナ軍との激しい戦闘が伝えられているハリコフについて、地元の州知事は27日、自身のフェイスブックに「完全に私たちがコントロールしている」などと投稿し、ロシア軍を退けたと主張しています。

現地で撮影されたとみられる映像にはロシア軍の軍用車両などが放置されている様子が映っています。

ハリコフの日本語学校経営者「街の中でも朝から戦いあった」
激しい戦闘が伝えられているウクライナ第2の都市、ハリコフに住むウクライナ人の男性が現地時間27日午後5時ごろ、NHKのインタビューに日本語で応じました。

ボリス・モロズさん(36)はハリコフで日本語学校を経営し、中学生から社会人までの生徒およそ30人に日本語を教えています。

ロシア軍とウクライナ軍との戦闘は激しさを増しているということで、モロズさんは「もう4日間続いていて、戦争が始まっていまがいちばんひどい爆撃が続いています。眠るのも難しく夜もミサイルが次々と発射されとても恐ろしい音です。街の中でも朝から戦いがあった」と現地の状況を説明しました。

そして、「ロシアはウクライナ軍の関係の所だけ爆撃すると述べていますが、現実はそんなことはないです。街にはあちらこちらにミサイルの一部があります」と話していました。

また、ハリコフでの生活については、街中でパンが無料で配られていて、長い行列ができるとしたうえで、「ガスと電気は時々止まりますが、修理してくれる人も街に残っています。食べ物はまだ残っていますが少なくなっています」と話していました。

モロズさんはロシアがウクライナに軍事侵攻したあとも、日本語のオンライン授業を続けているということです。

モロズさんは、「子どもたちはとても怖がっているので、日本語を教えるだけでなく生徒たちを安心させてみんなが大丈夫かどうか知るために続けています。私はここに生まれた。私の街なので、逃げるつもりはない」と話していました。

首都キエフの状況
一方、首都キエフの状況について、クリチコ市長はAP通信のインタビューで、市民を街の外に避難させる計画があるかという問いに対し、「すべての道がふさがれているためできない。今はロシア軍に包囲されている状態だ」と明らかにしました。

ただ、このあとクリチコ市長はSNSへの投稿でこうした内容を否定しています。

キエフ市内では27日、ワインの空き瓶などを使って火炎瓶を作る市民の姿が見られたほか、ウクライナ議会議員もNHKに対し、ロシアから侵攻を受けた直後にすべての議員に銃が配られたことを明らかにし、抵抗を続ける姿勢を強調しました。

ロシア国防省は27日、ウクライナ軍のミサイルなど、これまでに1067の標的を破壊したと発表したほか、ロイター通信はウクライナの保健省の情報としてこれまでに14人の子どもを含む、352人が死亡したと伝え、各地で戦闘は一層激しさを増しているものとみられます。

キエフでは火炎瓶を作る市民の姿も
ウクライナに軍事侵攻したロシア軍が地方の主要都市で攻勢を強める中、首都キエフの街なかでは27日、ワインの空き瓶などを使って火炎瓶を作る市民の姿が見られました。

ウクライナ国防省は、2014年に「領土防衛部隊」を結成し、市民に対して銃など武器の扱い方などの講習を行っていて、非常時には最大12万人が編成される見通しで、軍の指揮下に置かれることになります。

また、1月には「国家レジスタンス基本法」が施行され、ロシア軍が侵攻してきた場合、市街戦になることも想定し、国民が一丸となって抵抗するとしています。

1583とはずがたり:2022/02/28(月) 09:21:18
>>1582
ウクライナ西部 リビウの状況
ロシアによる軍事侵攻が続く中、ウクライナ西部の都市リビウでは連日、ふだんは別の仕事をしている予備役などの人が軍に参加する手続きのために、軍の施設に集まっています。

27日も、さまざまな職業の男性たち、およそ30人が手続きを待っていました。

このうち30歳のプログラマーの男性は「戦争は恐ろしいものだが、誰かに攻め込まれたら撃退しなければならない」と話していました。

また、34歳の自動車エンジニアの男性は、「戦闘となればもちろん人間として怖い。ただ、国を守るためには命じられたことをやるのみだ」と話していました。

一方、リビウの教会では前線にいる兵士の助けとなるよう支援物資を募っています。

ミサの最中にも市民がひっきりなしに食料品や医薬品などを届けに来ていて、教会の一角にはチェーンソーや車のバッテリー、それにマットレスなどさまざまなものが積まれていました。

物資を届けた52歳の女性は「私は今は働いておらず、こうした形でしか貢献できないが、戦う同胞たちを支えたい」と話していました。

また、ウクライナ内外で募金を集め、医薬品などを購入して提供しているという33歳の男性は「海外から支援が集まるのは世界がこれ以上の事態の悪化を望んでいないからだと思う」と話し、海外からの支援に感謝していました。

そして教会の神父は「お年寄りも若者もできるかぎりのことをしようと物資を持ってきてくれる。みんなが国を守るヒーローだ」と、市民一丸となっての協力に目を潤ませていました。

アメリカ国防総省 “ロシア軍は主要な都市は制圧できていない”
アメリカ国防総省の高官は27日、記者団に対し、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の状況について、これまでのところロシア軍は主要な都市は制圧できていないとの認識を示しました。

この高官はその理由についてウクライナ側から激しい抵抗を受けていることに加え、燃料などの不足に直面していると指摘しました。

また、ウクライナ側は現在も防空システムや航空機を使用できており、ウクライナの制空権をめぐる攻防は続いているとしました。

また、首都キエフについてはロシア軍が市街地からおよそ30キロの位置に引き続きいるとしたうえで、偵察部隊の一部がキエフ市内に入り、小規模な戦闘が起きているということです。

さらにロシア軍は、これまでに320発以上の短距離弾道ミサイルなどを発射したということです。

この高官は、ロシア軍がウクライナ国内に投入する戦力を増やしているものの、今も国境周辺に展開する戦闘部隊の3分の1の戦力を投入せずに維持しているとして警戒感を示しました。

1584チバQ:2022/02/28(月) 11:27:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1517cdc92c17dffd758ba51aefcbb1d0c008102
ベラルーシで改憲成立へ 核配備容認 ルカシェンコ大統領の実権保持長期化か
2/28(月) 9:54配信
産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】ウクライナに侵攻したロシアの同盟国、ベラルーシで27日、憲法改正の是非を問う国民投票が行われ、中央選管は28日、暫定開票結果として約65%が改憲を支持したと発表、改憲の成立が確実となった。改憲は現行憲法では否定してきた核配備を容認するほか、「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領の長期的な実権保持を可能にする内容。同国へのロシアによる核配備や、人権侵害の深刻化が懸念される。

【写真】握手するベラルーシのルカシェンコ大統領とプーチン大統領

改憲案は、自国を「中立の非核地帯を目指す」とする従来の条文を削除。これまで無制限だった大統領の任期(1期5年)を最大2期に制限する一方、国民の代表でつくる「全ベラルーシ人民会議」を「民主政治の最高代表機関」として規定。国家の基本方針を定める役割を与え、大統領を罷免する権限も付与する。

ベラルーシの中央選管は政権と実質的に一体で、改憲の成立は確実視されてきた。一連の承認手続きを経て、近く改正憲法が施行される見通し。タス通信によると、中央選管は27日、同日夕時点での投票率は約78%だったと発表した。

改憲後は、ルカシェンコ氏が大統領を退任し、全ベラルーシ人民会議の議長に就任する可能性が指摘される。ただ、退任せず、大統領を続ける可能性もある。

同国では2020年8月、ルカシェンコ氏の6選が発表された大統領選に抗議する大規模デモが発生。政権はデモを力で鎮圧する一方、反体制派や非政府系メディアを弾圧し、壊滅させた。ルカシェンコ氏はデモを受け、「大統領の権限を縮小する改憲を行い、改憲後は大統領を退任する」と表明。政権側が改憲案の作成を進めてきた。

反体制派は改憲を「ルカシェンコ氏の政治的延命策だ」などと批判している。

1585名無しさん:2022/02/28(月) 15:16:18
5 ニューノーマルの名無しさん [sage] 2022/02/28(月) 04:56:53.52 ID:

ブッシュはウクライナを支持しています。
ケリーはウクライナを支持しています。
バイデンはウクライナを支持しています。
ソロスはウクライナを支持しています。
ペロシはウクライナを支持しています。
ヒラリーはウクライナを支持しています。
オバマはウクライナを支持しています。
ロムニーはウクライナを支持しています。
アブロモビッチはウクライナを支持しています。

あなたは理解していますか?

誰を支持しますか?


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