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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1とはずがたり:2014/05/04(日) 19:49:37
東欧・ギリシャ正教・中央アジア・旧ソ連諸国・シベリアなど

新疆とかは大中華スレとは棲み分け微妙な感じで場合によってはこちらにも。

前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/?q=%A5%A6%A5%AF%A5%E9%A5%A4%A5%CA

1448チバQ:2021/05/25(火) 00:23:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210524k0000m030270000c.html
ベラルーシ「強制」着陸 反体制派、拘束前に「自分は死刑になる」
2021/05/24 19:03毎日新聞

ベラルーシ「強制」着陸 反体制派、拘束前に「自分は死刑になる」

ロマン・プロタセビチ氏が乗っていたライアンエアの航空機=リトアニアの首都ビリニュスの国際空港で2021年5月23日、AP

(毎日新聞)

 ベラルーシ当局は23日、領空を飛行中のギリシャ発リトアニア行き旅客機に戦闘機を発進させて緊急着陸させ、搭乗していた反体制派活動家を拘束した。当局は「爆発物が機内にある」との情報が寄せられたとしているが、拘束するために強制的に着陸させた可能性が高い。現地メディアなどによると、ベラルーシのルカシェンコ大統領が指示したという。欧米諸国からは「国家によるハイジャック」などの強い非難が相次いでいる。

 緊急着陸したのはリトアニアの首都ビリニュスに向かっていたアイルランドの格安航空会社「ライアンエア」の旅客機。ベラルーシの航空管制当局から「最も近い」首都ミンスクの空港への着陸を指示された。ベラルーシ空軍の戦闘機が着陸を誘導した。

 着陸後の捜索で爆発物は見つからず、ベラルーシ当局は「虚偽の情報だった」として捜査を始めたと発表。同機は23日夜にビリニュスに到着した。

 旅客機には12カ国の120人以上が搭乗しており、このうちポーランドを拠点にルカシェンコ政権を批判するインターネットメディア「NEXTA(ネフタ)」の元編集長ロマン・プロタセビッチ氏(26)らが拘束された。

 ベラルーシ当局は、ルカシェンコ氏が6選を果たしたと発表された2020年8月の大統領選後に大規模抗議活動を組織したなどとしてプロタセビッチ氏を起訴。有罪になれば禁錮15年の刑が下される可能性がある。同氏は拘束前、乗客に「自分は死刑になる」と話したという。

 緊急着陸について、大統領選でルカシェンコ氏の対立候補だったチハノフスカヤ氏は、反体制派を拘束するための「特殊作戦だった」と指摘。国際民間航空機関(ICAO)は、国際航空のルールを定めたシカゴ条約に違反する可能性があるとして「深い懸念」を表明した。

 欧州連合(EU)域内では加盟国を結ぶ便が強制的に着陸させられたことに「前例のない国家テロ」(ポーランドのモラウィエツキ首相)などの非難が相次いだ。フォンデアライエン欧州委員長はツイッターに「ハイジャックの責任者は制裁を科されるべきだ」と投稿。EUは24日の首脳会議で追加制裁を含めた対応を協議する。

 米国のブリンケン国務長官も「米国民を含む乗客の命を危険にさらした」と強く非難。プロタセビッチ氏の釈放と国際的な調査を呼びかけた。

 一方、ベラルーシ外務省の報道官は24日、一連の対応は「国際的な規則に完全に合致している」とし、欧米諸国の批判に「何の裏付けもない」と反論した。【モスクワ前谷宏】

1449チバQ:2021/05/25(火) 11:25:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1f246642bf1e68772a06b468668b3c1af1187e7
反体制派拘束、異様な手法に衝撃 旅客機に着陸強いる ベラルーシ
5/25(火) 7:07配信

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時事通信
ベラルーシのルカシェンコ大統領=4月16日、ミンスク(EPA時事)

 【モスクワ時事】反体制派弾圧を続けるベラルーシのルカシェンコ政権が23日、自国の領空を飛行していたアイルランドの旅客機を緊急着陸させ、搭乗していたベラルーシの反体制派メディア創設者を拘束した。

「爆発物情報」を通知し、戦闘機も発進して着陸させる異様な手法に衝撃が広がった。

 欧州連合(EU)は加盟国の旅客機が緊急着陸させられた事態に「可能な限り強い言葉で非難する」(ミシェルEU大統領)と怒りをあらわにしており、ベラルーシとEUの関係悪化は決定的となった。アイルランドを本拠とする航空会社ライアンエアの旅客機はギリシャからリトアニアに向かう途中、ベラルーシ管制当局に「爆発物の情報がある」と通知され、ベラルーシ軍のミグ29戦闘機に誘導され、同国の首都ミンスクに着陸させられた。

 ベラルーシ外務省報道官は24日、着陸指示は「国際法に完全に合致している」と主張。「幾つかの国や欧州の機構が好戦的な声明を急いで出していることに驚いている」と述べ、「意図的な政治化」と「根拠のない非難」が行われていると反発した。

 拘束されたのは反体制派メディア「NEXTA」の共同創設者で元編集者のロマン・プロタセビッチ氏(26)。昨年にポーランドに亡命し、最近はリトアニアで活動していたとみられる。ベラルーシは同氏がデモを扇動したとしてポーランドに身柄引き渡しを求めていた。

 ベラルーシでは昨年8月の大統領選をめぐり内外で不正が指摘され、ルカシェンコ大統領の辞任を求める抗議デモが続いた。しかし、隣国ロシアの後ろ盾を得たルカシェンコ氏が巻き返し、反体制派を徹底弾圧。今月18日には主要な独立系メディア「トゥット・バイ」の事務所を捜索し、サイトを遮断するなど取り締まりが続いていた。

 大統領選に出馬し、反体制派の象徴として国外で活動するスベトラーナ・チハノフスカヤ氏は事態を受けてユーチューブで声明を出し、「ベラルーシ上空を飛行する人には基本的な安全すら保証されない。ルカシェンコ氏はベラルーシや欧州の民間人に対し、軍用機を使った」と強く非難。国際社会に支援を呼び掛けた。

1450チバQ:2021/05/26(水) 17:45:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/14d9392c15df4ec667e097f691914b8cd7751ccd
アイホ世界大会で物議、ラトビアがベラルーシ反体制派の旗掲示
5/26(水) 16:16配信

AFP=時事
アイスホッケー世界選手権が行われているラトビアの首都リガで掲示されているベラルーシ反体制派の旗(2021年5月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ラトビアの首都リガで行われているアイスホッケーの世界選手権(2021 IIHF World Championship)で、ラトビア側がベラルーシ反体制派の旗を掲げたことが物議を醸している。国際アイスホッケー連盟(IIHF)は25日、ラトビア側に抗議し、連盟が政治的に中立な組織であることを強調している。


 ラトビアはこの大会で、ベラルーシ国旗ではなく反体制の象徴である白・赤・白の旗を掲示し、ベラルーシが国際線の旅客機を首都ミンスクに強制着陸させ、乗っていた反政権派ジャーナリスト、ロマン・プロタセビッチ(Roman Protasevich)氏を拘束したことへ抗議した。

 これに対して、ベラルーシ側は大使を含めたラトビア外交団全員を国外へ追放。すると今度はラトビアもベラルーシの外交団追放を決めた。

 21日に開幕した世界選手権は、もともとベラルーシとラトビアの共催だったが、「保安上の懸念」からラトビアの単独開催になった経緯がある。

 IIHFは「リガ市長とラトビア外相が昨日、世界選手権の出場国にまつわる旗を使って政治的なメッセージを発したことには賛成できない」と述べ、「ベラルーシ政府の行動と、ベラルーシ国旗の下、大会に参加している選手とは無関係だ。選手はゲストとしてラトビアに歓迎されており、参加16か国の国旗から、自分たちの旗が同意なく外されるところを見なくてはならないのは、ふさわしい扱いではない」と続けた。

 IIHFはリガ市長に対して、連盟と「政治的主張とのつながりがないことを示す」ため、連盟の旗を国旗が掲示されているエリアから降ろすことを要求したという。反体制派の旗についても再考を求めているが、市長側は旗を降ろすことはないと要求を拒否している。【翻訳編集】 AFPBB News

1451チバQ:2021/05/29(土) 09:04:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d87a65fcf3e677cb508f7df238e0838bb004b2c
スロベニア首都で反政府集会 首相退陣と早期選挙を要求
5/29(土) 8:24配信


共同通信
リュブリャナ中心部で行われた反政府デモ=28日(AP=共同)

 【ウィーン共同】スロベニアの首都リュブリャナで28日、ヤンシャ首相に抗議する集会が行われた。中心部に約2万人が集結、首相らの退陣と早期選挙を要求した。労働組合や野党もデモに参加した。AP通信が報じた。

 ヤンシャ政権に対しては、スロベニアのメディアに圧力をかけ、新型コロナウイルス感染拡大の対策も誤ったなどと批判の声が出ている。ヤンシャ氏は、こうした非難を左派の陰謀だとしてはねつけている。

1452チバQ:2021/06/06(日) 22:56:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/dffa3a53cef620e72944755bbc4e6c249c77a655
露、反体制派とメディア統制加速 9月の下院選にらみ
6/6(日) 20:27配信

産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン政権が、反体制派と政権に批判的な独立系メディアへの締め付けを加速させている。プーチン大統領は4日、テロ組織と同義の「過激派」に指定された団体の関係者の選挙出馬を禁じる法案に署名。政権の施策で収入源を断たれ、活動休止に追い込まれる独立系メディアも出ている。9月に5年に1度の下院選を控え、支持率が低下している政権側は、なりふり構わず政治環境を有利にする思惑だ。

プーチン氏が署名した過激派団体関係者の選挙出馬を一定期間禁止する法案は、露反体制派指導者、ナワリヌイ氏=収監中=の周辺者らを想定しているとみられる。首都モスクワの裁判所は現在、検察当局の請求に基づいてナワリヌイ氏の支援団体を過激派に指定すべきか審理しており、近日中の指定は確実だ。

ナワリヌイ氏は従来、自身の団体を通じて非与党系候補を支援。2019年のモスクワ市議会選や一部の地方議会選で非与党系勢力を躍進させた。しかし、団体の過激派指定と、過激派団体関係者を選挙から排除する法律の成立により、こうした活動は事実上不可能になるとみられている。

露国内では「政権は過激派の指定を政治利用している」「今回の法律は『法の不遡及(ふそきゅう)』の原則に反する」との批判も出ているが、政権側は黙殺している。

露政権は独立系メディアへの圧力も強めている。4月には良質な調査報道で知られる露電子新聞「メドゥーザ」を敵国のスパイと同義語の「外国の代理人」に指定した。指定されると、財務状況や活動内容が当局の厳しい監視下に置かれるため、不利益を恐れたスポンサーの多くが広告を引き揚げた。同紙は読者に寄付を募っているが、存続が危ぶまれている。

さらに、5月に外国の代理人に指定された露電子メディア「Vタイムズ」は6月3日、指定に伴う広告収入の減少により、12日で活動を休止すると発表した。

反体制派や独立系メディアへの一連の圧力強化は、9月の下院選を前に支持率が低下している政権の焦りの反映だとみられる。露独立系機関「レバダ・センター」の世論調査によると、プーチン氏の支持率は現在、過去最低水準で推移。与党「統一ロシア」に投票を予定する有権者の割合も、17年12月の37%から今年2月には27%に低下した。背景には、経済低迷や強権的統治の強まりへの不満がある。

実際、プーチン氏は2日、統一ロシア指導部との会談で、「統一ロシアは新型コロナウイルスとの戦いでよく働いた。しかし国民には党への不満が多くある」と述べ、支持率低下への危惧を隠さなかった。

1453チバQ:2021/06/13(日) 23:16:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b00f9ebec27ef6a143987dc09d2d1a05df613dc
民間機を強制着陸させたベラルーシ 信を失った独裁政権の行く末は
6/13(日) 14:34配信

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毎日新聞
2010年の大統領選で4選された直後のルカシェンコ大統領。抗議活動を力ずくで抑え込んできたこともあり、多くの国民から反発を招いている=ベラルーシの首都ミンスクで2010年12月、大前仁撮影

 アテネ発の民間機をベラルーシ当局が5月23日に自国の空港に強制着陸させた問題は、国際社会から多くの批判を招いている。私は合計7年間のモスクワ特派員時代に3度にわたりベラルーシを訪れた。その時の体験を中心にして、私が見たベラルーシという国やルカシェンコ政権を紹介し、その行く末を考えたい。

 私が初めてベラルーシを訪れたのは約10年前の2010年12月。ルカシェンコ大統領が当然のように4選を果たした大統領選を取材するためだった。それまで「欧州最後の独裁国家」と呼ばれていたこの国に対し、いい印象を持っていなかった。1994年から統治しているルカシェンコ大統領の独裁ぶりばかりが伝わってくるからだ。さぞかし怖い国なのだろうと思っていた。

 ◇整然としていた首都

 ところがベラルーシの首都ミンスクを訪れると、別の印象を抱くようになった。街中にはほとんどゴミが落ちていないし、タクシー会社に電話をかければ、すぐに配車してくれる。私が拙いロシア語で物事を尋ねると、親切に教えてくれる人が少なくない。ミンスクの中心部にはBMWなども販売店を構えており、表層だけなぞれば、他の欧州の国と変わらない「普通の国」に見えなくもなかった。

 なぜ、この程度の出来事に好印象を抱いたのかといえば、当時のモスクワでは普通にタクシーに乗ることが一苦労だったからだ。タクシー会社に電話をしても、オペレーターから「あなたのロシア語は分からない」と電話を切られてしまうこともあった。遠回りをして料金を上乗せするタクシー運転手も珍しくない。だから街中を車で走る市民に料金の交渉をしたうえで、タクシー代わりに乗せてもらうことが多かった。また当時のモスクワの街並みはお世辞にもきれいとはいえなかった。

 対象的にミンスクでは普通にタクシーに乗れるし、街中はきれいだし、行き交う人たちは親切だった。このときはベラルーシの地方まで赴いた。大統領選について取材すると「ルカシェンコを支持しない」と答える人もいた。欧米からは「欧州最後の独裁国」のレッテルを貼られていたが、率直に意見を述べる市民も少なくない。

 「ソ連の色彩が残された最後の国」。ある日本人外交官はベラルーシをそう表現していた。市場経済の競争にさらされておらず、石油の精製業や機械生産業が主要産業として残り、多くの国民が国営工場で働いていた。独裁を敷きながらも、ルカシェンコ氏は一定の支持を得る狙いで生活必需品の価格を抑えて、国民を食べさせようとしてきたのだ。

 ◇監視が徹底した警察国家

 一方で、ベラルーシはソ連から負の遺産も引き継いでいた。それは政権の維持のためならば、平気で市民生活を抑圧する警察国家の顔である。先に「ミンスクではすぐにタクシーが配車される」と記したが、これが何を意味するのか、お分かりだろうか。タクシー会社が常に私とロシア人の助手の居場所を把握していたから、配車がスムーズだったのだ。我々が野党関係者を取材した後、助手がタクシー会社に電話をかけると、オペレーターは我々の行動を批判したうえで「あなたたちには配車しない」と言い放ったこともあった。

 こんなエピソードもある。助手が宿泊先のホテルでエレベーターに乗ったときのことだ。乗り合わせた男は助手に話しかけてきて、前日にロシアの知人に助手が送ったメールの内容をそらんじてみせた。「我々はあなた方の行動を逐一分かっているのだ。ある程度の取材は許すけれども、一線を越えた行動は認めないよ」。このような警告を発する意味があったのだろう。

 大統領選の投票日の夜には、ミンスク中心部で政権に抗議する集会が開かれていた。私と助手は深夜まで現場を取材していたのだが、締め切り時間が近づいたのでホテルに引き揚げた。その直後だった。警察は集会に参加していた人たちを捕まえただけではなく、その場に居合わせた外国の報道陣も容赦なく拘束した。我々もホテルに戻る時間が遅ければ、拘束されていたのだろう。冷や汗をかくような体験だった。

 当時のベラルーシの情勢をまとめると次のようになる。多くの国民がルカシェンコ政権を好んでいないが、最低限の生活が保障されていたことから、一部の反体制派を除いて、消極的に支持する構図が続いていた。ただし政権は、その存続を脅かすような行動には容赦しなかった。ルカシェンコ政権と市民の間は、細い糸で何とかつながっていたと言えよう。

1454チバQ:2021/06/13(日) 23:16:48
 ◇向上した市民生活

 私がベラルーシを再訪したのは19年晩秋だった。9年の月日がたってもルカシェンコ政権の独裁が続き、ミンスクで話を聞いた多くの人たちは政治の変革に希望を抱いていなかった。「10年の大統領選の直後(に弾圧されて)から、人々が政治運動に参加しなくなった」。こう嘆いていたのは野党の社会民主党代表を務めるイーゴリ・ボリソフ氏だ。

 それでもベラルーシには、ある変化が訪れていた。ルカシェンコ政権はミンスクにIT産業の集積地区を設けるなどして、産業の育成に努め、ベラルーシは「東欧のシリコンバレー」と呼ばれるようになっていた。例えば、日本の楽天グループが提供するメッセンジャーアプリの「バイバー」もベラルーシ発の技術が使われている。

 変化の波は市民生活でも見てとれた。もはやタクシー会社に電話する必要はなく、スマートフォンのアプリを使えば、タクシーを呼べる。行く先々でクレジットカードを使って会計を済ませられるなど、キャッシュレス経済も根づき始めていた。

 このときの私は主にベラルーシのIT産業の成長を取材したこともあり、治安当局から警告を受けることはなかった。複数の在留日本人からは「静かで落ち着いており、本当に住みやすい街だ」との声を聞いた。政権が過敏になる点に触れない限り、ベラルーシは居心地の悪い国ではなかった。

 警察国家でありながらもベラルーシは「緩い」一面があった。ミンスクの空港をトランジットで使うときに、入管の対応はいつも違った。ある時はトランジットの審査を受けた後で車に乗せられて、モスクワ行きの便の搭乗口まで運ばれたし、別のときはターミナル内を歩いて搭乗口に行くのを許された。一緒になった利用客から「ここの空港はいつも対応が違うから困るんだ」と声が漏れたこともあった。

 ◇国民との間をつなぐ糸が切れた

 ところが今のベラルーシは警察国家の顔をむき出しにしている。ルカシェンコ氏は20年8月の大統領選で6選を狙い、最初は無風選挙になると踏んでいたようだ。だが、予想以上に国内の支持を失っていることが分かると、なりふり構わず警察に対立候補を次々と逮捕させて、排除した。

 投票日には多くの選挙違反が伝えられたことから、国民が抗議の声を上げると、治安機関は容赦なく弾圧に踏み切った。この様子を映した動画が拡散されたことから、国民の反発は更に強まった。これまでも抗議活動を抑えつけてきたルカシェンコ氏だが、ソーシャルメディアが発達したことにより、その様子が広く伝わり、一気に国民からの信頼を失ったようだ。「ルカシェンコ政権が大統領選の当日に力ずくで弾圧したことから、それまで国民との間で何とかつながっていた細い糸がぷっつりと切れてしまったように見えた」。今年4月までベラルーシの日本大使館で専門調査員を務めていた岡本広樹さんはこう話す。

 現在のベラルーシでは抗議活動は下火になっているが、それは政権が反体制派を強権によって抑え込んでいるからだ。その延長線上で起きたのが、冒頭で触れた、民間機を強制的に着陸させた件だった。

 5月23日、アテネ発のアイルランドの格安航空会社ライアンエアの旅客機がリトアニアの首都ビリニュスに向かっているさなかだった。同機がベラルーシ上空に入ると、ベラルーシの航空当局から「機内に爆弾が仕掛けられている」との理由で緊急着陸するように勧告された。さらにベラルーシの戦闘機が同機に近づき、半ば強制的にミンスク空港まで誘導した。その後に機内にいた反政権派の男性ジャーナリストが治安当局に拘束されている。

 ルカシェンコ氏の目的が何だったのかを推し量るのは難しくない。自分に逆らうジャーナリストを拘束するためには、戦闘機まで送り出すことを辞さなかったのだろう。ベラルーシ当局は強制的に着陸させたわけではないと強弁しているが、国際社会でその主張を信じる向きはほとんどない。

 曲がりなりにも国民とルカシェンコ氏の間にあった共存関係は崩れ、大多数の国民にとって、もはやルカシェンコ氏が受け入れられる存在でなくなったのは明白だ。今回の民間機の強制着陸により、国際的な信用も地に落ちている。

 今は後ろ盾となるロシアが支える構えを見せているが、どこかの段階で国内の支持を失ったルカシェンコ氏を見限る可能性は捨てきれない。いつベラルーシに変化が訪れるのかは定かではないが、ルカシェンコ氏による統治は、「終わりの始まり」という一章に入っているのではないだろうか。【大前仁】

1455とはずがたり:2021/06/15(火) 01:07:37
ロシア連行の日本漁船解放 罰金納付で帰国
2021年06月10日17時49分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061000871&g=int

 【モスクワ時事】北海道・宗谷岬東方の沖合でロシア警備当局に拿捕(だほ)・連行されていた北海道の稚内機船漁協所属の底引き網漁船「第172栄宝丸」(乗組員14人)が10日、解放され、ロシア極東サハリン州の港を出港した。稚内港に帰港する。日本政府関係者が明らかにした。
日本漁船めぐりロシアが抗議 連行状況、主張に食い違い

 漁船は5月28日、操業中にロシア当局の臨検を受け、連行された。タス通信によると、ロシア国境警備当局は10日、漁船側が罰金600万ルーブル(約900万円)を全額納付したと発表した。

国際 政治 台湾問題 ウイグル問題 ミャンマー政変

1456チバQ:2021/06/20(日) 08:34:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061900370&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
紛争敗北の首相が続投狙う 20日にアルメニア議会選
2021年06月20日07時20分

【図解】アルメニア
【図解】アルメニア

アルメニアのパシニャン首相=2月25日、エレバン(AFP時事)
アルメニアのコチャリャン元大統領=2019年5月、エレバン(AFP時事)

 【モスクワ時事】旧ソ連構成国アルメニアで20日、議会選(改選前132議席)が行われる。アルメニアは昨年、係争地ナゴルノカラバフをめぐる紛争で隣国アゼルバイジャンに敗北。辞任圧力にさらされたものの、続投を目指すパシニャン首相は国民の信を問い直すとして選挙に踏み切った。
 アルメニアのメディアによると、パシニャン氏は17日の集会で「(選挙戦を通じ)国民はわれわれに引き続き国を率いるための力を与えてくれた」と述べ、続投に意欲を見せた。世論調査によると、パシニャン氏の市民契約党と、ロシアのプーチン大統領に近いとされるコチャリャン元大統領が率いる政党連合が支持率で拮抗(きっこう)している。選挙結果によっては混乱が起きる恐れもある。
 昨年9月から11月まで続いたナゴルノカラバフ紛争は、資源国として国力を充実させてきたアゼルバイジャンが圧勝。アルメニアは占領地の返還などを余儀なくされた。紛争の死者は双方で計約6000人に上った。
 パシニャン氏は野党から敗戦の責任を問われ、今年2月には当時の軍参謀総長らに辞任要求を突き付けられるなど、厳しい立場に置かれた。一方で、2018年に野党指導者として抗議デモを主導し、前政権を退陣に追い込んだパシニャン氏は「歴代政権の汚職体質を嫌う有権者の間でなお人気がある」(外交筋)という。
 アルメニアはロシアが主導する軍事同盟、集団安全保障条約機構(CSTO)の加盟国。ナゴルノカラバフ紛争はロシアの仲介で停戦に至った。しかし、5月に国境地帯でアゼルバイジャン軍がアルメニア軍兵士を拘束。その後も両国間の銃撃戦が伝えられるなど軍事的緊張が続いている。

1457チバQ:2021/06/20(日) 08:48:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061801255&g=int
首都の新規感染者、過去最多 ワクチン接種進まず―ロシア
2021年06月18日21時04分


 【モスクワ時事】タス通信によると、ロシアの首都モスクワの新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が18日、9056人と過去最多を記録した。ロシア全土での新規感染者数は約1万7000人。


 モスクワの新規感染者数は今月上旬は3000人前後だった。感染拡大を受け、市当局は規制を強化している。
 ロシアは昨年8月に世界に先駆けて新型コロナの国産ワクチンを承認。しかし、国民の間でワクチンへの不信感が根強く、2回接種が完了した人は人口の1割程度にとどまる。

1458チバQ:2021/06/20(日) 18:12:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e4d16fcbad74f3959b5a316d9cb7ced22fd9980
アルメニア議会選、投票実施 「昔に戻るのは反対」「国境守る」
6/20(日) 18:11配信


時事通信
 【エレバンAFP時事】旧ソ連構成国のアルメニアで20日、議会選の投票が行われた。

 パシニャン首相は、係争地ナゴルノカラバフをめぐる隣国アゼルバイジャンとの昨年の紛争に敗北した責任を問われている。みそぎを済ませたい思惑から解散総選挙に踏み切ったが、コチャリャン元大統領率いる野党との接戦を強いられている。

 首都エレバンの投票所を訪れた元教師の女性アナヒット・サルキシャンさん(63)は「昔のやり方に戻るのは反対」とパシニャン氏の与党を支持する。2018年の反政府デモで政権を獲得したパシニャン氏が退場すれば、かつての既得権層が息を吹き返すと恐れている。

 これに対し、音楽家の男性ワルダン・ホワニシャンさん(41)は「国境と社会の連帯を守り、捕虜を取り返し、負傷者を助け、軍を強くするために投票した」と強調。「それができるのはコチャリャン氏だけだ」と訴えた。

1459チバQ:2021/06/21(月) 19:39:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/736121c882e2af2d29014f21dea97d1368d50ce6
アルメニア首相の政党勝利 紛争敗北後の議会選
6/21(月) 17:50配信

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時事通信
アルメニアのパシニャン首相=17日、エレバン(AFP時事)

 【モスクワ時事】旧ソ連構成国アルメニアで20日行われた議会選(改選前132議席)で、中央選管の21日までの集計結果によると、パシニャン首相が率いる市民契約党が得票率53.9%と過半数を獲得して勝利した。

 パシニャン氏は首相を続投する見通しだ。

 アルメニアは昨年、係争地ナゴルノカラバフをめぐる紛争で隣国アゼルバイジャンに敗北。パシニャン氏は敗戦の責任を問われ、辞任圧力にさらされたが、国民の信を問い直すとして選挙に踏み切った。現地メディアによると、パシニャン氏は21日、「国民は市民契約党に国を率いるよう負託してくれた」と勝利宣言した。

 事前の世論調査で、市民契約党と拮抗(きっこう)しているとみられていたコチャリャン元大統領が率いる政党連合の得票率は21.0%にとどまった。コチャリャン氏側は選挙不正を主張している。

1460チバQ:2021/06/22(火) 07:40:01
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASP6P7DP5P6PUHBI00F.html
アルメニア総選挙、与党勝利 野党は不正主張、追及へ
2021/06/22 07:30朝日新聞

アルメニア総選挙、与党勝利 野党は不正主張、追及へ

20日、エレバンの投票所で投票するパシニャン首相代行=AP

(朝日新聞)

 昨年秋、係争地のナゴルノ・カラバフを巡るアゼルバイジャンとの紛争で敗れたアルメニアで20日、総選挙(改選前132議席)が行われた。中央選管が21日発表した暫定結果では、パシニャン首相代行の与党「市民契約党」が53・92%の得票率で勝利。政権の継続が濃厚となった。

 パシニャン氏と対立するコチャリャン元大統領が率いる政党連合「アルメニア」の得票率は21・04%。両陣営とも敗戦の責任を巡って舌戦を繰り広げたが、最大の焦点であるアゼルバイジャンとの和平や経済振興などで目立った違いを打ち出せず、投票率は49・4%と伸び悩んだ。コチャリャン氏は、ロシアのプーチン大統領との親密な関係などを強調して追い上げたが、過去の汚職疑惑のイメージも響いた模様だ。

 パシニャン氏は同日未明に陣営の事務所で勝利宣言。「社会が再び一つになるときが来た」と国民に融和を呼びかけ、「直面する問題を解決するため、経済や文化、科学界の力を集結する」と訴えた。一方、コチャリャン氏の陣営は声明で、選挙結果は、敗戦後に反政権デモが続いた状況と「矛盾する」と主張し、選挙の不正を追及する考えを示した。

 昨年のアゼルバイジャンとの紛争では、双方で計7千人以上が死亡。アルメニアは1990年代から実効支配してきたナゴルノ・カラバフ地域の大半を失った。ロシアの仲介で昨年11月に停戦に合意したが、敗戦を巡る国内の溝は深く、地域情勢が安定に向かうかは不透明な情勢だ。(エレバン=石橋亮介)

1461チバQ:2021/06/22(火) 07:45:51
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210621k0000m030232000c.html
アルメニア議会選で与党勝利 アゼルバイジャンとの紛争敗北も政権維持へ
2021/06/21 19:56毎日新聞

アルメニア議会選で与党勝利 アゼルバイジャンとの紛争敗北も政権維持へ

アルメニアのパシニャン首相代行=2021年6月21日、AP

(毎日新聞)

 旧ソ連のアルメニアで20日、前倒しの議会選が実施され、パシニャン首相代行が率いる与党「市民契約党」が53・92%の得票率で勝利した。パシニャン氏は隣国アゼルバイジャンとの紛争で敗北し、責任を問う声が上がっていたが、今後も政権を維持する見通しとなった。ただ、野党は選挙の不正を訴えており、混乱が続く恐れもある。

 インタファクス通信によると、比例代表制の議会選には25の政党や政党連合が参加し、投票率は49%。コチャリャン元大統領が率いる最有力の野党連合「アルメニア」は得票率21・04%の2位にとどまった。パシニャン氏は21日、「国民の団結を復活させよう」と勝利を宣言。一方、コチャリャン氏は「公表された選挙結果は信用できない」との声明を出し、結果を争う姿勢を示した。

 野党指導者だったパシニャン氏は2018年、改革を訴え首相に就任した。国民の支持を得たが、20年秋に係争地ナゴルノカラバフを巡る紛争でアゼルバイジャンに敗北。野党勢力からの批判が高まった。今年4月、23年に予定されていた議会選の前倒しを決め、議会解散手続きのため首相を辞任し、代行に就任した。

 アルメニアとアゼルバイジャンは20年11月に停戦で合意したが、5月にはアルメニアがアゼルバイジャン軍の「国境侵犯」を非難する事件も起こり、国境を挟んだにらみ合いが続いている。野党側は強硬姿勢を訴えており、今後も緊張状態が続くとみられる。【モスクワ前谷宏】

1462チバQ:2021/07/09(金) 23:29:27
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_4AA6YNUU3VJX7HEOL6PGE6VZP4.html
ベラルーシ、難民放出でEUに報復 陸路リトアニアへ
2021/07/09 21:51産経新聞

ベラルーシ、難民放出でEUに報復 陸路リトアニアへ

(産経新聞)

【モスクワ支局】欧州連合(EU)の小国リトアニア(人口約270万人)に向けて中東などからの移民・難民を意図的に放出しているとして、EUがベラルーシを非難している。ベラルーシのルカシェンコ政権は5月、反体制派ジャーナリストの拘束を目的にアイルランド旅客機を強制着陸させ、EUから制裁を発動された。難民らを事実上の武器にしてEUに報復している形だ。

ベラルーシから陸路でリトアニアに入る不法移民・難民は6月以降に急増。ロイター通信によれば、7月の最初の1週間だけで約780人が確認された。リトアニアで昨年1年間に拘束された不法移民・難民は81人とされ、流入が急増した衝撃は大きい。リトアニア政府は今月2日に緊急事態を宣言した。

リトアニアのナウセーダ大統領は「故意に政治的道具として移民らを送っている」とルカシェンコ政権を非難。EUのミシェル大統領も「ベラルーシがリトアニアを含むEUを試し、圧力をかける目的で不法移民を利用しているのは明白だ」と述べ、リトアニアを支援する意向を示した。

リトアニア当局によれば、イラクやシリア、トルコといった国々からの移民・難民が目立つ。ベラルーシの「旅行会社」が首都ミンスクへの航空便を斡旋(あっせん)するなど、各国から移民・難民を意図的に呼び込んでいるという。

EUは強制着陸事件などを受け、ベラルーシの主要産品であるカリウム肥料や石油製品の取引を制限する経済制裁を発動している。

1463チバQ:2021/07/11(日) 22:25:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/c33d73e4d7b85502a6aa9cf3e7976225db872b5a
親EU対親ロシア激突 モルドバで総選挙
7/11(日) 17:53配信

時事通信
 【キシニョフAFP時事】旧ソ連構成国の一つ、東欧モルドバで11日、総選挙(定数101、任期4年)の投票が行われた。

 昨年11月の大統領選で、親ロシア派のドドン前大統領を破った親欧州連合(EU)のサンドゥ現大統領が4月、親EU派の基盤強化を狙い議会を解散していた。自称独立国家の東部「沿ドニエストル共和国」からロシア軍撤収を呼び掛けるサンドゥ氏とロシアの関係は緊迫している。

 首都キシニョフの投票所で、サンドゥ氏の与党「行動と連帯(PAS)」に入れたというナタリヤさん(29)は「ロシアの金で権力に居座る泥棒たちをいつか追い出して、誠実に国に奉仕する人を選ぶ日が来ると希望を抱き続けてきた」と語った。一方、ドドン氏が率いる親ロ派に投票したリュドミラさん(70)は「共産主義時代は秩序があった」とソ連時代を懐かしんだ。

1464とはずがたり:2021/07/12(月) 14:18:30
途中迄手を握ってたのは秘密でも何でも無い事実である。一方で独ソ戦が第二次大戦そのものであると云って良いという意見が出る位に凄惨で大戦の戦死者に占める独ソ戦の割合は非常に高いと云える。

露、ソ連とナチスの「同一視」禁止
2021/7/6 21:13
小野田 雄一
https://www.sankei.com/article/20210706-JOJTCR2ZJJO77I2DDZKNKY4BJY/

【モスクワ=小野田雄一】ロシアでこのほど、第二次大戦に関する旧ソ連とナチス・ドイツの行動を同列に扱うことを禁じる新法が発効した。プーチン露政権は、大戦勃発の端緒がナチスとソ連の密約にあったとの見方を封じ、ソ連を「ファシズムからの解放者」「偉大な戦勝国」とする国定史観の徹底を図る構えだ。歴史認識をめぐる国内での締め付けがいっそう強まる流れとなった。

新法は「演説や著作物、メディア、インターネット上でソ連とナチスの目標、決定、行動を同一視すること」を禁止する内容。法制定はプーチン大統領自身が主導し、今後、罰則も定められる見通しだ。国内では「学術的な研究さえ不可能になりかねない」との危惧が出ている。

ナチス・ドイツとソ連は1939年8月に独ソ不可侵条約を結び、付属の秘密議定書に基づいてポーランドに侵攻した。欧州議会は大戦勃発から80年だった2019年9月、ナチスとソ連という「2つの全体主義体制」による密約が大戦に道を開いたとする決議を採択した。

大戦期のソ連の行動を神聖視し、「戦勝」を国威発揚に利用してきたプーチン政権は決議に強く反発した。プーチン氏は昨年6月に米政治外交誌で反論を発表したほか、今年6月にも独誌に「ソ連軍は欧州と世界を奴隷化から救った」とする論文を寄稿した。

1465チバQ:2021/07/12(月) 22:14:25
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210712X357.html
親EU政党が勝利=モルドバ総選挙
2021/07/12 19:45時事通信

 【モスクワ時事】東欧の旧ソ連構成国モルドバで11日行われた総選挙(定数101)で、中央選管の12日までの集計結果によると、親欧州連合(EU)のサンドゥ大統領の与党「行動と連帯(PAS)」が得票率52%超で過半数を獲得し、勝利した。

 親ロシア派の政党連合の得票率は約27%にとどまった。サンドゥ氏は昨年11月の大統領選で親ロシア派のドドン大統領(当時)を破り当選。今年4月に権力基盤の強化を狙い、議会を解散していた。

1466チバQ:2021/07/15(木) 21:12:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e6bd264e348341469e4aab7c2e6b6e28b0b257e
モルドバ、欧米接近加速へ 露は警戒
7/14(水) 20:44配信

産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】11日に投開票された東欧の旧ソ連構成国、モルドバの議会選でサンドゥ大統領率いる親欧米派与党「行動と連帯」が圧勝し、旧ソ連からの独立後で初めて親欧米派による単独政権の成立が確実となった。旧ソ連地域ではウクライナやジョージア(グルジア)がすでに親欧米路線を歩んでおり、ロシアは影響力低下に焦りを深めている。

開票結果によると、「行動と連帯」は53%を得票。改選前に議会多数派を占めていたドドン前大統領らの親露派野党連合は27%にとどまった。今後、得票率などに応じて議席が各党に割り振られるが、「行動と連帯」は定数101のうち約63議席を獲得する見通し。

「行動と連帯」は、公職者にはびこる腐敗の根絶や、事実上同じ言語を共有する隣国ルーマニアとの協調拡大を掲げて支持を得た。「ロシアや旧文化に親近感を持たない新世代」(露専門家)の台頭も同党の勝利を後押しした。

サンドゥ氏は昨年11月の大統領選で当選し、議会との「ねじれ」を解消するために議会選の前倒しに踏み切った。今回の選挙結果を受け、モルドバの「ロシア離れ」が進みそうだ。

サンドゥ氏は大統領就任後、国内の親露分離派地域「沿ドニエストル」に駐留する露軍の一部は非合法だとし、撤収を求めた。ドドン前政権がロシアの主導する「ユーラシア経済連合」のオブザーバー参加国の資格を得たことについても見直す考えを示してきた。

露イタル・タス通信によると、米国務省のプライス報道官は「2国間協調の拡大を楽しみにしている」と親欧米派の勝利を歓迎。対照的に、露上院のコサチョフ副議長は「モルドバはかなり強く欧米側に傾斜するだろう」と警戒感を示した。

モルドバは今年5月、ジョージア、ウクライナとともに、欧州連合(EU)加盟に向けて協力するとの覚書を締結した。3カ国は北大西洋条約機構(NATO)の演習にも自国部隊を派遣しており、欧米接近路線を鮮明にしている。

一方、経済面で対露依存度が高く、「沿ドニエストル」を抱えるモルドバでは、過度にロシアを刺激するのは危険だとの意識も根強い。「行動と連帯」のグロス党首は議会選後、ロシアとは「予測可能で正常な関係」を構築していく用意があると述べた。ジョージアは2008年、ウクライナは14年にロシア軍の侵攻を受けている。



【用語解説】沿ドニエストル モルドバ東部のドニエストル川沿岸に位置する親ロシアの分離派地域。ソ連末期の1990年9月にロシア系住民が独立を宣言。91年12月にはロシア軍の支援を受けてモルドバ政府軍と紛争になり、92年7月に停戦協定が成立した。ロシア、ウクライナ、沿ドニエストルによる平和維持軍が停戦監視を行っているほか、1500人規模とされるロシア軍が残留している。

1467チバQ:2021/07/26(月) 11:03:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d3f489154126033fff0f20075cfb756c28ff218
「欧州最後の独裁者」が任期制限? ささやかれる逃げ道
7/26(月) 10:30配信

朝日新聞デジタル
ベラルーシの首都ミンスクで2021年7月2日、演説するルカシェンコ大統領=AP

 強権体制を続けるベラルーシのルカシェンコ大統領(66)が進める憲法改正が波紋を呼んでいる。発表された改憲草案に、予想に反して大統領の任期制限が盛り込まれたからだ。文字どおりに解釈すればルカシェンコ氏は4年後の次期大統領選に出馬できなくなる。ただ、激しい反体制派弾圧で権力に執着を見せる「欧州最後の独裁者」だけに、その腹の内を疑う声がもっぱらだ。

 ルカシェンコ氏は2月に改憲の日程を明言。年内に改憲案を示し、来年初め国民投票を実施するとした。注目されたのは、ルカシェンコ氏が発足させた憲法委員会が今月22日提出した改憲案の草案だ。「同じ人物は2期10年を超えて大統領に就けない」と明記した。

 1994年就任のルカシェンコ氏は2年後に国民投票で自らの任期を延長。強権体制を固めて2001年に再選を果たすと、04年には憲法改正で任期制限を撤廃した。今は6期目。草案が実現すれば25年の大統領選への立候補は不可能だ。

 しかし、現段階で素直にルカシェンコ氏の引退を予想する声は皆無に近い。

 昨年改憲されたロシアでは当初、通算4期目のプーチン大統領自身が任期を通算2期までに限ることを唱えた。しかし議会で採決される間際に与党議員が「改憲前の大統領の過去の任期は制限対象にしない」との修正を提案。結局プーチン氏はさらに2期12年、36年まで続投可能になった。

 ベラルーシでも、憲法委員会の席で憲法裁長官でもあるミクラシェビッチ委員長が「(草案は)今後国民的議論を経て国民投票にかけられる」と話した。「国民的議論の結果」を理由に修正される可能性は、最終案決定の土壇場まで残る。

 改憲を成立させた上で次期大統領選を現行憲法下で実施する「ウルトラC」を予想する声も出た。政治評論家ワレリー・カルバレビッチ氏は草案に改憲施行日の記述がないと指摘。ロシア紙「独立新聞」に「25年の施行なら状況は今とほとんど変わらない」と語った。施行が次期大統領選でルカシェンコ氏が当選を決めた後まで先送りされれば、もう1期、30年まで続投できる計算だ。

朝日新聞社

1468チバQ:2021/07/26(月) 14:34:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef012d97e32fe005e320819a9b6e5b7ea795e6ac
ロシア首相が択捉島訪問 日本の中止要請に応じず
7/26(月) 11:42配信

北海道新聞
菅首相の反応を探る狙いも
 【ユジノサハリンスク仁科裕章】ロシアのミシュスチン首相は26日、北方領土の択捉島を訪問した。大統領に次ぐ地位にある首相の北方領土入りは、2019年8月のメドベージェフ前首相以来2年ぶり。プーチン政権は日本の中止要請に応じず、北方四島での日ロ共同経済活動に関する提案のための視察を口実に訪問を強行した。
 9月の下院選に向け、四島開発を進める姿勢を国内にアピールするとともに、対ロ関係に関心が薄いとされる菅義偉首相の反応を探る狙いもありそうだ。
 サハリン州政府の関係者によると、ミシュスチン氏は26日、政府専用機で同島のヤースヌイ空港に到着した。島の中心地、紗那(クリーリスク)の病院や内岡(キトブイ)の水産加工施設を視察する予定。27日には州都ユジノサハリンスクで会議が予定されている。
 プーチン大統領は23日の安全保障会議で、ミシュスチン氏にクリール諸島(北方領土と千島列島)視察を指示。北方四島での日本との共同経済活動に関して「ミシュスチン氏がユニークで前例のない提案をした」として、視察後に提案をまとめるよう命じた。
 日本政府も共同経済活動を進展させたい考えだが、ロシア政府要人の北方領土訪問は「わが国の立場と相いれない」として認めていない。日ロ交渉筋によると、訪問計画が浮上した段階で、ロシア側に訪問しないよう申し入れたという。

1469チバQ:2021/07/26(月) 18:16:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/7be2c6bb83d0c3942a8ca130b184432cc32b23b9
ロシア首相、択捉島を訪問 実効支配誇示か 税優遇措置導入も
7/26(月) 18:00配信


毎日新聞
水産加工場を視察するロシアのミシュスチン首相(左)=択捉島で2021年7月26日、露大統領府提供・AP

 ロシアのミシュスチン首相は26日、北方領土の択捉島を訪問し、日本を含む外国からの投資を呼び込むため、北方領土に一部の税を免除する優遇措置を導入する考えを明らかにした。タス通信が報じた。露首相の北方領土訪問は2019年にメドベージェフ前首相が択捉島を訪れて以来、2年ぶり。北方領土の実効支配を誇示した形だ。

 タス通信によると、ミシュスチン氏は択捉島で病院や水産加工場を視察。北方領土で事業を展開する企業向けに法人税や付加価値税など主要な税を免除する可能性や、北方領土を関税免除区域にする可能性に言及した。その上で「多くの事業者や住民にとって良い決定となり、日本を含む西側諸国の投資家にとっても興味深いものになるだろう」と話した。

 ミシュスチン氏は29日まで極東やシベリアを視察する予定で、その後「プーチン大統領にこれらの提案を報告し、しかるべき決定がなされる」とも述べた。

 プーチン氏は23日の安全保障会議で、ミシュスチン氏に「クリル諸島(北方領土と千島列島)に特別な注意を向けてほしい」と指示し、日露両政府が北方領土で進める共同経済活動についてミシュスチン氏と「ユニークで前例のない提案」を検討していると表明した。日露の共同経済活動がお互いの法的立場などを巡って停滞する中、ロシアの税を免除することにより、日本からの経済協力を促す狙いとみられる。【モスクワ前谷宏】

1470チバQ:2021/07/28(水) 22:56:04
https://digital.asahi.com/articles/ASP7T6W7ZP7QUHBI001.html?pn=8
「欧州最後の独裁者」が任期制限? ささやかれる逃げ道
会員記事

モスクワ=喜田尚2021年7月26日 10時30分
 強権体制を続けるベラルーシのルカシェンコ大統領(66)が進める憲法改正が波紋を呼んでいる。発表された改憲草案に、予想に反して大統領の任期制限が盛り込まれたからだ。文字どおりに解釈すればルカシェンコ氏は4年後の次期大統領選に出馬できなくなる。ただ、激しい反体制派弾圧で権力に執着を見せる「欧州最後の独裁者」だけに、その腹の内を疑う声がもっぱらだ。

 ルカシェンコ氏は2月に改憲の日程を明言。年内に改憲案を示し、来年初め国民投票を実施するとした。注目されたのは、ルカシェンコ氏が発足させた憲法委員会が今月22日提出した改憲案の草案だ。「同じ人物は2期10年を超えて大統領に就けない」と明記した。

 1994年就任のルカシェンコ氏は2年後に国民投票で自らの任期を延長。強権体制を固めて2001年に再選を果たすと、04年には憲法改正で任期制限を撤廃した。今は6期目。草案が実現すれば25年の大統領選への立候補は不可能だ。

 しかし、現段階で素直にルカシェンコ氏の引退を予想する声は皆無に近い。

 昨年改憲されたロシアでは当初、通算4期目のプーチン大統領自身が任期を通算2期までに限ることを唱えた。しかし議会で採決される間際に与党議員が「改憲前の大統領の過去の任期は制限対象にしない」との修正を提案。結局プーチン氏はさらに2期12年、36年まで続投可能になった。

 ベラルーシでも、憲法委員会の席で憲法裁長官でもあるミクラシェビッチ委員長が「(草案は)今後国民的議論を経て国民投票にかけられる」と話した。「国民的議論の結果」を理由に修正される可能性は、最終案決定の土壇場まで残る。

 改憲を成立させた上で次期大統領選を現行憲法下で実施する「ウルトラC」を予想する声も出た。政治評論家ワレリー・カルバレビッチ氏は草案に改憲施行日の記述がないと指摘。ロシア紙「独立新聞」に「25年の施行なら状況は今とほとんど変わらない」と語った。施行が次期大統領選でルカシェンコ氏が当選を決めた後まで先送りされれば、もう1期、30年まで続投できる計算だ。

そもそも、なぜ改正?
ここから続き
 ルカシェンコ氏が憲法改正を強調するようになったのは昨年8月の大統領選後だ。激しい退陣要求デモにさらされ「権限移譲」を口にした。だが、力ずくでデモを封じ込めた後は発言をあいまいにしてきた。

 一方で、ルカシェンコ氏には改革を進めざるを得ない事情もある。支援を頼るロシアが改憲による「危機打開」を求めるからだ。同氏は大統領選までロシアと欧米を両にらみにした政策を続けた。ロシアの本心はより自国の意思を反映しやすい体制への移行を促すことにあるとの見方が強い。

 草案は大統領に強い力を残す一方、両院議員や地方代表からなる「全ベラルーシ国民会議」を最高議決機関と規定。大統領罷免(ひめん)の権限を持たせた。将来の退任は避けられないとみたルカシェンコ氏が、同会議を拠点に院政を敷く「逃げ道」を残したとの見方もある。(モスクワ=喜田尚)

1471チバQ:2021/07/29(木) 10:31:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/0054e089b77ebb5bbeaa8569ebb605270a7e200e
バイデン米大統領、ベラルーシの反政権派と面会 現政権に圧力
7/29(木) 10:22配信
毎日新聞
バイデン米大統領=AP

 バイデン米大統領は28日、ベラルーシで反政権派の象徴的存在であるチハノフスカヤ氏とホワイトハウスで面会した。同氏は昨年8月の大統領選でルカシェンコ大統領の対立候補だった。強権的なルカシェンコ政権に対し、バイデン氏が圧力を強めた形だ。

 バイデン氏はツィッターで面会を明らかにし「米国は民主主義と普遍的な人権を求めるベラルーシ国民を支持する」と投稿した。チハノフスカヤ氏もツイッターに「自由のために平和的に闘う何百万人のベラルーシ国民に対する力強い連帯の表明に感謝する」と書き込んだ。

 ベラルーシの大統領選では反政権派が選挙の不正を訴え、大規模なデモを実施。治安部隊に鎮圧され、チハノフスカヤ氏は隣国リトアニアへの出国を余儀なくされた。ベラルーシ当局が5月に旅客機を強制着陸させて反政権派ジャーナリストを拘束した問題で、バイデン政権は欧州連合(EU)などと連携してルカシェンコ政権に制裁措置を発動している。【ワシントン鈴木一生】

1472とはずがたり:2021/07/31(土) 00:08:27

いい加減なんとか馘にしたい。

メダル獲得なし、大統領「不満」 ベラルーシ、選手やコーチを批判
共同通信 / 2021年7月30日 9時17分
https://news.infoseek.co.jp/article/kyodo_kd-newspack-2021073001000138/?tpgnr=world

 【モスクワ共同】ベラルーシのルカシェンコ大統領は29日、東京五輪に出場する代表選手が一つもメダルを獲得していないことに不満を示した。選手らに「ハングリー精神が欠けている」ことなどを問題視した。タス通信が伝えた。

 大学関係者が集まる会議での発言。「他のどの国よりもスポーツに出資しているのにこの結果は何だ?」などとまくし立て、アフリカ出身の選手を例に挙げて「彼らは勝てば全てが手に入り、負ければパンくずを探し回らなければならないことを知っている」と結果を出せない自国の選手やコーチを批判した。

1473チバQ:2021/08/02(月) 08:18:50
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASP8203RHP81UHBI02M.html
ベラルーシの五輪選手が亡命求める 羽田空港で搭乗拒否
2021/08/02 00:47朝日新聞

ベラルーシの五輪選手が亡命求める 羽田空港で搭乗拒否

羽田空港で2021年8月1日、警察官と話すベラルーシのツィマノウスカヤ選手=ロイター

(朝日新聞)

 ロイター通信は1日、東京五輪陸上の女子200メートル予選に出場を予定していたベラルーシのクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手が同日、コーチを批判したとしてチームを外され、帰国させられそうになったと報じた。羽田空港で帰国便への搭乗を拒否し、警察に保護されたという。

 ロイター通信によると、ツィマノウスカヤ選手はSNSで「(5日の)女子1600メートルリレー予選の参加に必要なドーピング検査を複数の選手が十分に行わなかったことで出場資格を得られず、自身がリレーメンバーに入れられた」とコーチ陣の不手際を批判した。すると1日、コーチ陣から荷物をまとめるよう指示され、空港に連れて行かれたという。ツィマノウスカヤ選手はロイター通信に「ベラルーシには帰らない」と話しているという。

   ◇

 警察幹部によると、同選手は羽田空港を管轄する警視庁東京空港署で保護された。「国に帰りたくない」と話し、亡命を希望している。警察は選手の安全確保を図る立場から保護しているという。東京五輪大会組織委員会が外務省と連絡を取りながら、対応を調整している。組織委は「報道は承知している。国際オリンピック委員会と連携しながら状況の照会にあたっている」としている。

1474チバQ:2021/08/02(月) 20:41:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/93475a96894f962e62b36acff49f00298ecf7407
アルメニア首相が返り咲き 議会選での与党勝利で
8/2(月) 19:29配信

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産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】南カフカス地方の旧ソ連構成国、アルメニアの議会は2日、パシニャン首相代行を首相に指名した。イタル・タス通信が伝えた。

パシニャン氏をめぐっては、係争地「ナゴルノカラバフ自治州」をめぐる隣国アゼルバイジャンとの昨年秋の紛争でアルメニアが実質的に敗北したことを受け、野党勢力が責任を追及していた。パシニャン氏は今年4月、首相辞任を表明。首相代行に就くとともに、6月の前倒し議会選で信を問うとしていた。議会選では同氏の与党「市民契約党」が過半数の支持を集め、勝利していた。

アルメニアと軍事同盟関係にあるロシアはパシニャン氏の再選を歓迎しているとみられる。パシニャン氏は2018年、当時の親露派政権を批判。欧州との関係強化や民主化を訴え、政権交代を実現した。このため、ロシアはパシニャン氏に警戒感を抱いてきた。

しかし、昨年秋のアゼルバイジャンとの紛争でアルメニアは敗勢となり、最終的にロシアの仲介で停戦が成立。不利な停戦条件となったものの、完全敗北を免れられた形となったパシニャン氏は以後、ロシア依存を強めている。

1475チバQ:2021/08/02(月) 20:43:44


3083 :チバQ :2021/08/02(月) 20:42:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/65b872ce81bd5f4431f383739bfae12b60c79b4e
過去に政権を非難 市民弾圧「我慢できず」 ベラルーシ選手
8/2(月) 10:53配信

時事通信
反政権デモに参加するベラルーシの人々=2020年8月、ミンスク(AFP時事)

 ベラルーシへの帰国命令を拒否した陸上女子のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手が、昨年夏の大統領選をめぐって反政権デモを支持し、政権による市民弾圧を非難していたことが2日、分かった。


 ルカシェンコ大統領の長男が率いる同国オリンピック委員会が東京五輪期間中、「要注意選手」として警戒していた可能性もある。

 同選手は、反政権派が全土でデモを呼び掛けた昨年8月中旬、インスタグラムに「代表選手」として呼応する声明を載せた。「私たちは傍観者でいられず、市民や友人、同僚、親族への暴力に我慢できない。治安機関の行動は違法で受け入れられない」と批判。言論の自由などを訴え「暴力のない平和を支持する」と強調していた。

1476チバQ:2021/08/02(月) 22:58:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080200803&g=intベラルーシ選手、ポーランド亡命へ 大使館でビザ発給、東京五輪初
2021年08月02日20時33分

2日、東京の在日ポーランド大使館に入るベラルーシのクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(左)(ロイター時事)
2日、東京の在日ポーランド大使館に入るベラルーシのクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(左)(ロイター時事)


 東京五輪陸上のベラルーシ代表で、本国からの帰国命令を拒否して都内に滞在しているクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)が2日、在日ポーランド大使館を訪れ、同国への亡命に向けた書類を提出した。この後、ポーランド外務省高官は人道的理由からビザを発給したとツイッターで発表。本人は近く出国するとみられる。
「ただ走りたいだけ」 ベラルーシ選手か、音声流出

 ベラルーシは「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領が強権支配を続け、同国オリンピック委員会も影響下に置く。実際に政治亡命に発展すれば、東京五輪開幕後初めて。
 ツィマノウスカヤ選手は2日の女子200メートル予選に出場する予定だった。仲間のドーピング検査をめぐる不手際で、5日の女子1600メートルリレー予選にも出るよう迫られ、インスタグラムでコーチを批判したことから代表を外された。1日に選手村の荷物をまとめて帰国するよう強制された後、羽田空港で警察などに保護を求めた。
 日本時間1日夜に動画の声明で「国際オリンピック委員会(IOC)に支援を求める」と要請。母国で紹介されたインタビューでは「ベラルーシで投獄されるかもしれない」と訴えた。
 IOCのアダムス広報部長は2日、選手に接触したと明かした上で、日本の当局が身の安全を確保していると説明。本人が第三国への亡命を希望していることから、チェコなども受け入れの用意を示していた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080201080&g=int
ベラルーシ選手の夫が出国 合流模索、弾圧逃れる目的か
2021年08月02日20時53分


 陸上女子のベラルーシ代表だったクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手の夫が2日、出国して隣国ウクライナに入った。同選手が本国からの帰国命令を拒否し、ポーランドへの亡命に動く中、自分も「近い将来」に合流したいとの考えをAFP通信に語った。

 夫はアルセニー氏。東京五輪でベラルーシ代表の成績が振るわない中、今回の事件で面目をつぶされたルカシェンコ政権の弾圧から逃れるのが目的とみられる。

1477とはずがたり:2021/08/03(火) 11:21:16
飛行機強制的に止めて逮捕する国のくせに夫をよくすんなり出国させたねえ。。

ベラルーシ五輪代表、4日にポーランドに出発 夫も合流へ
東京2020 2021.08.03
https://www.nippon.com/ja/news/reu20210803KBN2F32B3/

[東京 2日 ロイター] - 帰国指示を拒んだベラルーシの五輪代表、クリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)は2日、東京のポーランド大使館で亡命を申請し、ポーランド政府から人道的ビザを発給された。

支援団体によると、選手は4日に直行便でポーランドに向かう予定。

ポーランドのワルシャワで活動するベラルーシの野党政治家によると、選手の夫もベラルーシからウクライナに入国し、ポーランドで選手と合流する。

ベラルーシではルカシェンコ大統領が強権支配を続けている。

ツィマノウスカヤ選手は2日の東京五輪で陸上女子200メートル予選に出場予定だったが、コーチ陣を批判した後に帰国を命じられた。連れていかれた空港で警察に保護を求め、2日午後にはポーランド大使館に入っていた。

支援団体の代表は「彼女は若いスポーツ選手で成功を収めている。選手としてのキャリアを続けたいはずで、練習のための支援が必要だ」と語った。

欧州連合(EU)は2日、ポーランドによる人道的ビザ発給を歓迎するとともに、ベラルーシが選手を強制帰国させようとしたことは、ルカシェンコ大統領による「容赦ない抑圧」の実態を新たに示すものと非難した。

ブリンケン米国務長官は、ルカシェンコ政権の行為は「オリンピック精神に反し、基本的権利の侵害であり、容認されない」とツイッターに投稿した。

1478チバQ:2021/08/10(火) 11:11:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/b57ee7d5109fd31aa1e006ae089bec2408b351f0
ベラルーシ国境で移民「押し返し」 リトアニアが強硬策
8/10(火) 9:00配信

朝日新聞デジタル
8月4日、リトアニアの首都ビリニュスの南38キロの地点に新たに設置された難民キャンプでフェンス際にたつ人々=AP

 反政権派弾圧が続くベラルーシを経由し、欧州連合(EU)加盟国の隣国リトアニアに向かう中東、アジアからの移民・難民が止まらない。ベラルーシが欧米による制裁への報復で国境を越えさせていると批判するリトアニアは人々を押し返す強硬策に転じ、両国の対立は激化する一方だ。人道問題も絡み、EUは難しい対応を迫られている。


■今年4千人以上がリトアニアへ

 「法的に可能なすべての手段で国境を守る」

 リトアニアのビロタイテ内相は2日、前日だけでベラルーシからの越境者が294人に達したことを受けて、強硬手段も辞さずに人々の越境を阻むことを表明した。

 ベラルーシからリトアニアへの移民・難民が急増し始めたのは6月末。1日100人を超える日が続き、1月からの総数は8月に入って4100人を超えた。昨年1年間で国境審査を受けずリトアニア領に入った越境者はわずか81人だ。

 ベラルーシによる民間航空機の強制着陸事件を受け、EUが経済制裁を発動したのが6月24日。同国のルカシェンコ大統領はその直後に、ベラルーシ側からの不法越境の取り締まりを拒否すると宣言した。越境者の約半数はベラルーシへの直行便があるイラクの出身者で、リトアニアは「ベラルーシが空路で到着した人々を入国させ、リトアニアへの越境を促している」と訴える。上空から撮影した、ベラルーシの国境警備隊のものとされる車が国境に向かう人々に同行する映像も公開した。

 3日以降、越境者は1日数人にまで激減。しかし今度はベラルーシが「リトアニアの国境警備隊が暴力で人々を押し返している」と反発。ルカシェンコ氏は治安機関幹部を集め、「国境を1メートル単位で封鎖せよ」とげきを飛ばした。両国の国境警備隊間で不測の衝突を恐れる声もある。

朝日新聞社

1479とはずがたり:2021/08/10(火) 11:44:10
ベラルーシ,なんとかならんのかねえ。。

まあロシアの影響力を削ぐのは実際問題,難しいのではあるか,なんか分離させる妙策はないのか?

中国の資金援助を誘導してがちがちに縛ってみる??ロシアと中国が喧嘩してくれそう。

米国がベラルーシに追加制裁 五輪委も制裁逃れに関与と判断 英国やカナダも連携
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123272
2021年8月10日 10時41分

 【ワシントン=吉田通夫】米財務省は9日、ベラルーシのオリンピック委員会や閣僚など計44の個人と団体を制裁対象に指定したと発表した。不正疑惑が発覚して大規模反政府デモにつながったベラルーシ大統領選から1年となったのに合わせた措置。英国やカナダも連携して制裁を追加した。
【関連記事】亡命のベラルーシ五輪選手、欧州大会のメダルを競売 母国の選手支えたい
 対象者は米国内の資産が凍結され、米国人との経済的な取引も原則として禁じられる。ベラルーシのオリンピック委員会については、政権関係者らの資金洗浄や制裁逃れに関与したと判断し、対象とした。
 カナダもベラルーシ政権幹部らとの経済的な取引を原則禁止。英国はベラルーシからの航空便の着陸を禁じた。欧州連合(EU)も追加制裁の可能性を示唆している。
 米英カナダとEUは、昨年の不正選挙疑惑とデモ弾圧や、今年5月にベラルーシ当局が民間旅客機を強制着陸させジャーナリストを拘束した問題を受け、相次いで制裁を科してきた。一方、ロシアはベラルーシへの支援を表明している。

1480チバQ:2021/08/10(火) 11:50:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/aba46a9e3d217aa16fe73671e66a017ca33417b5
ルカシェンコ氏、弾圧緩めず 国際社会の非難無視 ベラルーシ大統領選から1年
8/9(月) 7:38配信

時事通信
ベラルーシのルカシェンコ大統領=5月28日、ミンスク(AFP時事)

 【モスクワ時事】昨年8月のベラルーシ大統領選から9日で1年。

 選挙を機に反政権活動が広がり、政権は反政権派を徹底的に弾圧している。東京五輪では陸上女子の代表選手が亡命する事態が起きたが、強権統治を続けるルカシェンコ大統領は国際社会の非難を無視し、弾圧を緩める気配はない。


 ◇強気姿勢、背後にロシア
 「昨年8月以降、国際社会でのわが国の信用を失墜させる試みが止まらない」。ルカシェンコ氏は7月30日の会合でこう主張した。反政権活動は「自然発生的ではなく、一貫して欧米が企てたものだった」と発言。欧米はベラルーシに制裁を科すことで社会不安をあおり、新たな反政権活動を引き起こそうとしていると決め付けた。

 ルカシェンコ氏が強気の姿勢を貫けるのは、軍や治安機関を忠臣で固めているのに加え、ロシアのプーチン政権が支援しているからだ。隣国ベラルーシに欧米寄りの政権が誕生したり、反政権機運が飛び火したりすることを警戒したロシアはルカシェンコ政権擁護の立場を鮮明にしている。

 昨年8月の混乱以降、プーチン大統領とルカシェンコ氏はたびたび会談しており、ロシアは6月、ベラルーシに5億ドル(約550億円)を融資。欧米の制裁が成果を挙げない要因ともなっている。ルカシェンコ氏は7月30日の会合で「今はその必要はない」としながらも、ベラルーシ軍だけで安全を確保できない場合は「ここにすべてのロシア軍が投入される」と発言し、欧米をけん制した。

 ◇予測困難な行動
 ルカシェンコ大統領の行動は予測困難となっている。5月にベラルーシ上空を飛行していた欧州の旅客機が強制着陸させられ、搭乗していた反政権派メディア創設者が拘束される異例の事態が発生。今月3日にはウクライナでベラルーシの反政権派活動家が遺体で見つかり、政権の関与を指摘する見方も出ている。ベラルーシが制裁への報復として不法移民を隣国リトアニアに送り込んでいるとみられる問題をめぐり、両国国境での衝突を懸念する声もある。

 弾圧を受けて反政権派は苦境に追い込まれているが、大統領選でルカシェンコ氏の対立候補だったスベトラーナ・チハノフスカヤ氏が反政権派の象徴として国外で精力的に活動し、7月にはバイデン米大統領と面会した。チハノフスカヤ氏は「ベラルーシ人は民主主義のための世界的な闘争の最前線にいる」と述べ、9日に国際社会が連帯を示すよう訴えている。

1481チバQ:2021/08/10(火) 12:00:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5e9373be0e52de3cc10372091546b0400d84bd8
露首相択捉上陸と「新提案」に臆測 観測気球か圧力か
8/8(日) 18:21配信

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産経新聞
日露両国による北方四島の共同経済活動をめぐり、プーチン大統領が新たな提案に言及したことが臆測を呼んでいる。政府内には日本の出方を探る「観測気球」との受け止めがある一方、停滞する平和条約交渉に影響する可能性もある。菅義偉首相はプーチン氏と対面の会談を行っておらず、9月2日からロシア極東ウラジオストクで開催される東方経済フォーラムで実現するかも焦点になる。

ミシュスチン露首相が択捉(えとろふ)島に上陸した7月26日、加藤勝信官房長官は記者会見で上陸を非難しつつ「プーチン氏の発言は留意している」と述べた。プーチン氏は同月23日の国家安全保障会議で、北方領土をめぐりミシュスチン氏から投資促進の「良い提案」を受け取ったと発言した。そして択捉に上陸したミシュスチン氏は無関税特区の設置などを検討すると述べた。

その意図について、菅首相に対露政策を助言する日本維新の会の鈴木宗男参院議員は、2016年に当時の安倍晋三首相とプーチン氏が合意した共同経済活動が「何も動いていない」として、「日本は本当にやる気があるのか、ロシア側は探っている」と指摘する。

共同経済活動は観光や環境など複数の分野に及び、パイロット(試行)事業として観光ツアーなどが行われてきた。ただ、「双方の法的立場を損なわない形で実現するのは簡単ではない」(外務省幹部)うえ、新型コロナウイルスの感染拡大もあって、本格的な事業化は難航している。

政府は「提案」の情報を収集しており、外務省の山田重夫外務審議官は今月2日、モルグロフ外務次官と協議した。中身次第では共同経済活動や平和条約交渉の障害となる可能性もあるが、詳細な説明はないという。政府筋は「観測気球ではないか。日本は真剣に共同経済活動に取り組んでおり、提案があるならその中で話せばいい」と強調する。

安倍氏は交渉を前進させるため、国後(くなしり)、択捉両島の返還には触れない1956年の日ソ共同宣言を重視する姿勢を打ち出した。菅首相も路線を継承したが、目立った進展はない。

東方経済フォーラムが対面形式になれば、菅首相がプーチン氏と初の直接会談を行う機会となる。ただ、衆院選や自民党総裁選を控えて政治情勢が不安定な上、国内のコロナ感染が深刻化する中での外遊は一定の成果も求められることになり、難しい判断を迫られそうだ。(田村龍彦)

1482チバQ:2021/08/10(火) 22:15:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/3788204647f76e3e54005bcb1dce7de68431f6efベラルーシのルカシェンコ大統領、持論展開8時間 選挙の正当性主張
8/10(火) 16:18配信

毎日新聞
記者会見に臨むベラルーシのルカシェンコ大統領=ミンスクで2021年8月9日、AP

 ベラルーシのルカシェンコ大統領は9日、2020年の大統領選から1年となったことを受け、首都ミンスクで記者会見を開いた。自身の6選について「選挙に不正があった」と訴える市民の大規模デモが選挙後に拡大したが、ルカシェンコ氏は「完全に透明で民主的だった」と選挙の正当性を強調。抗議活動参加者への弾圧も「ない」と主張するなど、8時間以上にわたって持論を展開した。

 東京オリンピックにベラルーシ代表として出場後、ポーランドに亡命した女子陸上選手に関しては「操られていなければ、彼女は自分で(亡命を)できなかっただろう」と述べ、ポーランドが扇動したとの見方を示した。ベラルーシの反体制派活動家がウクライナで遺体で見つかった事件についても、「我々を非難するなら事実を示せ」と関与を否定した。

 ルカシェンコ氏は次回の大統領選に出馬しない考えを示してきたが、この日の会見で自身の退任については「すぐに」と述べるだけで、具体的な時期は明言しなかった。

 一方、昨年の大統領選にルカシェンコ氏の対立候補として出馬し、現在はリトアニアを拠点に活動するチハノフスカヤ氏は9日、ビデオ声明を発表。「(1年前に)ベラルーシは選択をした。私はその責任を背負う覚悟がある」と改めて自身の勝利を主張した。【前谷宏】

1483チバQ:2021/08/11(水) 21:42:43
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210811/mcb2108110600001-n1.htmベラルーシ混乱1年 進む政治浄化、欧米の制裁は効果見えず
2021.8.11 06:00
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 【モスクワ=小野田雄一】旧ソ連構成国のベラルーシは9日、独裁体制を敷くルカシェンコ大統領の6選が発表され、大規模な抗議デモが発生した大統領選から1年を迎えた。デモを力で粉砕した政権側はこの1年、反体制派の国外追放や投獄、メディアへの言論弾圧など政治浄化を加速。欧米は制裁で圧力をかけているが、隣国ロシアによる経済支援もあり、ルカシェンコ政権を揺るがすほどの効果を上げられていない。

2020年10月、ベラルーシの首都ミンスクで、抗議デモに参加した人々(ロイター)
2020年10月、ベラルーシの首都ミンスクで、抗議デモに参加した人々(ロイター)
 「反体制派は他国を後ろ盾に国内社会を分断させようとしている」。ルカシェンコ氏は7月末、政府関連の会議でそう指摘。「言論の自由が過激派を生み出した」とも述べ、反体制派への弾圧を正当化した。


 昨年8月9日の大統領選で、政権側はロシア系銀行元頭取のババリコ氏、元政権幹部のツェプカロ氏ら有力な対立候補を「立候補要件の不適格」を理由に事前に排除。ルカシェンコ氏と女性候補のチハノフスカヤ氏との事実上の一騎打ちとなった。中央選管が同日、ルカシェンコ氏の「圧勝」を発表すると、開票不正を主張する多数の国民が同日夜から数カ月にわたって全国で抗議デモを続けた。

 政権は治安部隊を使ってデモを弾圧。約5千人を拘束し、約600人を刑事訴追した。ツェプカロ氏とチハノフスカヤ氏は弾圧を恐れ国外に脱出。ババリコ氏は今年7月、汚職罪などで禁錮14年を言い渡された。

 政権側は言論弾圧も強めている。5月、国内最大の非政府系オンラインメディア「トゥト・バイ」への接続を遮断。複数の従業員を拘束し、資産を押収した。報道を通じてデモを支援した同メディアへの報復とみられている。同月にはアイルランド旅客機をベラルーシに強制着陸させ、搭乗していた反体制派ジャーナリストを拘束した。

 7月にも、非政府系新聞大手「ナーシャ・ニーバ」の編集長をデモを扇動したなどとして拘束。8月には東京五輪の陸上代表、ツィマノウスカヤ選手をめぐる亡命問題が起きた。

 欧米はベラルーシの主要産業である肥料や石油製品の取引を制限する制裁を発動し、圧力で状況改善を促そうとしてきた。だが、ベラルーシを欧米圏との「緩衝地帯」とみなし、現体制存続を望むロシアはルカシェンコ政権に経済支援を実施。制裁は現時点で目立った効果が出ていない。

 制裁下のルカシェンコ政権はむしろ、欧米への敵対姿勢を鮮明にしている。

 中東やアフリカから欧州への不法移民問題で、ベラルーシは従来、欧州連合(EU)との協定に基づいて自国を通過する不法移民を摘発してきた。しかし制裁が本格化した6月ごろから国境を事実上開放。EU加盟国の隣国リトアニアに移民が押し寄せた。リトアニアが抑留した不法移民の数は前年の50倍となる4千人を超え、同国は抑留施設の設置や治安確保に追われている。EUは「移民を政治的武器に使っている」と非難するが、ベラルーシは聞き入れない構えだ。

 さらにルカシェンコ氏は「欧米はベラルーシの体制転覆を狙っている」と主張し、ロシアと関係を強化。9月には自国の西側国境などで、ロシア軍との大規模な合同軍事演習を行う。


 ルカシェンコ氏は昨年11月、「大統領権限を縮小する憲法改正を行い、その後に大統領を退任する」と表明。現在、改正憲法の草案作成作業が行われている。しかし、露専門家らはルカシェンコ氏が権力を放棄することを疑問視しており、改憲後も同氏の独裁は継続するとの見方が強い。

1484とはずがたり:2021/08/13(金) 23:55:36
行方不明のベラルーシ人活動家、首つり状態で発見 ウクライナ
2021年8月3日 18:47 発信地:キエフ/ウクライナ [ ウクライナ ベラルーシ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3359927

1485とはずがたり:2021/08/14(土) 00:00:22

頑張れリトアニア

https://twitter.com/AtsukoHigashino/status/1425572126413574146
東野篤子 Atsuko Higashino
@AtsukoHigashino
リトアニアの「台湾代表処」設置に伴い、中国が大使を召還した件。
環球時報の国際版であるGlobal Times(以下GT)は、怒濤の勢いでリトアニア批判記事を出しています。ほぼ連載状態です。
リトアニアの「17+1」離脱(5月)の際には、関連するGTの記事は2本でしたが、今回は約1日で5本も出ています。

5本の記事で繰り返されている主張は、

・「台北」の名称を用いて代表処を設置するならまだしも、「台湾」を用いることは「ひとつの中国」政策からの逸脱であり、認められない。

・リトアニアは、米国への従順さをアピールしているに違いない。

・人口300万人以下の小国のくせに生意気だ。

その「小国」が中国の意に添わない行動をとれば、すべて「対米追随」と解釈してしまう(そうとしか理解できない)。

まさにこの点が、中国のヨーロッパ理解の限界を露呈しています。

1486とはずがたり:2021/08/15(日) 20:55:55
米国がベラルーシに経済制裁 「欧州最後の独裁者」ルカシェンコ大統領に圧力 英国・カナダとも連携
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123272
2021年8月10日 18時00分

【ワシントン=吉田通夫】米財務省は9日、ベラルーシのオリンピック委員会や閣僚など、計44の団体と個人を制裁対象に指定したと発表した。ベラルーシ大統領選での不正疑惑と反政府デモの弾圧から1年を迎えたのに合わせ、英国やカナダとも連携して「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領への圧力を強める。
【関連記事】亡命のベラルーシ五輪選手、欧州大会のメダルを競売 母国の選手支えたい
 対象者は米国内の資産が凍結され、米国人との経済的な取引も原則として禁じられる。バイデン大統領は声明で「ルカシェンコ政権は国民の明確な意志を尊重するどころか、不正選挙を犯し、さらに反対意見を封じるため残忍な弾圧をした」と批判。「米国は同盟国とともに、ルカシェンコ政権の責任を追及し、人権と表現の自由を支持し続ける」と表明した。
 米財務省によると、ベラルーシのオリンピック委員会は、政権幹部らの資金洗浄や制裁逃れに利用されてきたという。会長はルカシェンコ氏が務めてきたが、政権に批判的な選手を差別しているとして、国際オリンピック委員会(IOC)が昨年12月に資格を停止。今年2月からは長男が会長に就いたがIOCは認めていない。8日に閉幕した東京五輪では、陸上代表の女性選手がコーチへの不満を公言し帰国を命じられたが、拒否してポーランドに亡命する騒動があった。
 カナダもベラルーシの政権幹部ら72人との経済的な取引を原則禁止。英国はベラルーシからの航空便の着陸を禁じた。欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表も8日の声明で追加制裁の可能性を示唆した。
 米英カナダとEUは、昨年の不正選挙疑惑とデモ弾圧や、今年5月にベラルーシ当局がアイルランドの旅客機を強制着陸させ独立系ジャーナリストを拘束した問題を受け、累次の制裁を科してきた。これに対し、ロシアはベラルーシへの支援を表明している。

1487とはずがたり:2021/08/22(日) 15:46:00

!?

ロシア人男性「国後島から泳いできた」 亡命を希望 北海道に上陸
https://mainichi.jp/articles/20210820/k00/00m/040/462000c
毎日新聞 2021/8/21 02:00(最終更新 8/21 21:19) 有料記事 211文字

 ロシア人の男性1人が北海道東部に上陸し、道警が事情を聴いていることが20日、政府関係者らへの取材で分かった。「亡命のために国後島から泳いできた」と話しているという。

 国後島から北海道東部の沿岸部までは約20キロ。政府関係者らによると、札幌出入国在留管理局に男性の身柄を移し、実際に泳いできたのかも含…

1488チバQ:2021/08/26(木) 20:03:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ae652f2f766d50007a0d8346a0ca82b3df7a402
アルメニア議会で大乱闘、与野党議員がもみ合い
8/26(木) 16:27配信


【8月26日 AFP】アルメニア議会で25日、答弁中の与党議員に向けて野党議員らが水の入ったボトルを投げつけたことから与野党の議員がもみ合いとなり、乱闘騒ぎへと発展した。

 議会は一時中断し、水のボトルや手指消毒液が議場から撤去された後に再開されたが、野党副党首へのやじをきっかけに再び乱闘が発生。複数の議員が警備員らによって議場の外に出されたほか、議員一人が目を負傷して病院に搬送された。

 アルメニアでは、隣国アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)をめぐる昨年秋の軍事衝突での敗北を受け、ニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相への批判が高まっている。パシニャン氏は6月の解散総選挙で圧勝したものの、議会では与野党が非難合戦を繰り広げ、政治的混乱が続いている。

 映像は25日提供。(c)AFPBB News

1489チバQ:2021/09/03(金) 22:45:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e071a3550005e322abb6af7bf52e6a80a8b081c
北方領土に免税特区創設へ ロシア大統領が一方的発表
9/3(金) 16:48配信

時事通信
3日、ロシア極東ウラジオストクで開かれた「東方経済フォーラム」に出席するプーチン大統領(EPA時事)

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は3日、ロシアが実効支配する北方領土に投資を誘致するため、関税などを免除する特別区を創設すると発表した。

 極東ウラジオストクで開かれている政府主催の「東方経済フォーラム」の全体会合で明らかにした。

 プーチン氏は優遇措置は国内企業だけでなく、「日本を含む外国企業」に適用されると述べた。日ロが実施を目指す北方四島での共同経済活動の協議に進展がない中、日本を揺さぶり、協力を迫る狙いがあるとみられる。創設に向けては、ロシア当局間で最終調整が行われている。

 特区はロシア国内法の適用を前提としており、日本側の参加は難しそうだ。プーチン氏によれば、クリール諸島(北方領土と千島列島)で関税を免除。域内では付加価値税も課されない。法人税や資産税なども10年間免除する。特区構想は7月に北方領土の択捉島を訪問したミシュスチン首相が明らかにしていた。

 プーチン氏は対日関係について「平和条約締結に関心があるという点でわれわれのやり方に変化はない」と強調。他方で「日本は常に立場を変えてきた」と指摘し、日米の軍事協力に関するロシアの懸念に日本は応えていないと主張した。

 日ロ首脳は2018年、平和条約締結後の2島引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を加速することで合意。一方で、ロシアでは昨年に領土割譲禁止を明記した改正憲法が発効した。

 プーチン氏は、改憲によって「56年宣言は無効になったか」との問いに、「宣言と憲法を注意深く見て、適切な結論を出さなければならない」と述べるにとどめた。また、日本が東京五輪・パラリンピックを成功させたと語り、祝意を表明した。

1490チバQ:2021/09/06(月) 20:34:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/94f71df08931265d363d7058d84c14c5d382e3e2
北方領土特区で揺さぶるプーチン氏 構想には不透明感も
9/6(月) 20:30配信
朝日新聞デジタル
東方経済フォーラムで発言するロシアのプーチン大統領。北方領土への経済特区創設などを表明した=2021年9月3日、サハリン・インフォ提供

 ロシアのプーチン大統領が北方領土への経済特区創設を表明した。進出する外国企業などへの課税免除で経済発展を図る内容だ。領土問題で日本側を揺さぶる狙いもあるとみられるが、日本政府は北方領土の実効支配強化につながる構想に反発。ロシア国内でもプーチン氏の表明直前まで特区の中身が二転三転し、先行きには不透明感が漂う。

 プーチン氏の発言が飛び出したのは3日、ウラジオストクでの東方経済フォーラムだった。

 構想によると、クリル諸島(北方領土と千島列島のロシア側呼称)に進出する企業の法人税、財産税、土地税、運輸税を免除。特区に持ち込む機材などの関税や付加価値税も、特区内にある間は免除する。進出企業が従業員に社会保険や健康保険料を負担する率も、7・6%まで軽減される、とした。

 こうした特典の適用期間は10年間で、プーチン氏は「前例のない優遇だ」と強調。観光や水産加工などでの発展を期待し、共同経済活動を協議する日本を含む外国企業も利用できるとの考えを示した。

 ただプーチン氏の発言は、事前に現地で想定された内容とは異なっていた。

 現地メディアのサハリン・インフォによると、ロシア極東発展省の高官は発言前日まで「特区の特典期間は20年となる見通し」と語っていた。だがプーチン氏はその半分の「10年」とするのにとどめた。同高官は「進出企業の活動の妨げになる政府検査は5年間猶予する措置も導入する」としていたが、プーチン氏はこれも見送った。

 またプーチン氏は特区の適用除外として、仲買業や酒類などの専売のほか、石油・天然ガスなどの採掘や加工、サケ・マスやカニ類など高価値な海産物の漁獲を挙げた。「高収益が見込まれる業種」というのが理由で、進出企業にはマイナスだ。税収確保を優先し、特典を制限する方向に傾いたとみられる。

朝日新聞社

1491チバQ:2021/09/09(木) 08:01:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2026f03ca2b5f657427586804b055e29a6bd8a6
ロシア非常事態相が死亡、人命救助試み犠牲に
9/8(水) 20:52配信

AFP=時事
ロシア・クラスノヤルスク地方で行われた訓練に参加するエフゲニー・ジニチェフ非常事態相(中央、2021年9月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)ロシア非常事態省は8日、極北ノリリスク(Norilsk)で行われていた訓練に参加していたエフゲニー・ジニチェフ(Yevgeny Zinichev)非常事態相(55)が死亡したと発表した。現地メディアによると、そばにいた男性が崖から落下し、助けようとして犠牲になったという。


 通信各社は、訓練中に「ジニチェフ非常事態相が人命救助を試み、悲劇の死を遂げた」とする同省の声明を報じた。

 ジニチェフ氏が助けようとしたのは、極北で複数の作品を制作している映画監督(63)で、この男性も今回の事故で死亡した。

 国営メディアRTのマルガリータ・シモニャン(Margarita Simonyan)編集長は、「何が起きたか誰にも分からないうちに、ジニチェフ氏が転落した人を追って水に飛び込み、突き出た岩にぶつかった」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 現時点では、同氏がいつ死亡したのかは不明。

 大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官によると、ジニチェフ氏の訃報はウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領にも伝えられたという。

 ジニチェフ氏は、旧ソ連末期には国家保安委員会(KGB)の一員で、2006〜15年にプーチン氏の警護を担当した後に重用されるようになった。非常事態相には2018年5月に任命され、安全保障会議のメンバーでもあった。

 同氏が参加していた訓練は、7日から2日間の日程で、ノリリスクを含む極北各地の都市で行われ、6000人以上が参加する予定だった。【翻訳編集】 AFPBB News

1492チバQ:2021/09/09(木) 11:14:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/33df02a86630508137162bac05be317bf4ffe414
市議会選に同姓同名の3人が出馬、見た目もそっくり 現職議員は「詐欺」と非難 ロシア
9/9(木) 10:20配信

CNN.co.jp
自身と同姓同名の立候補者が並ぶ写真を見せるロシアのボリス・ビシネフスキー議員

(CNN) ロシア西部のサンクトペテルブルク市で、今月17〜19日に行われる市議会選に同姓同名の3人が立候補を届け出た。再選を目指す現職議員は、有権者をだまそうとする行為だとして不服を申し立てている。

野党ヤブロコ党のボリス・ビシネフスキー議員(65)は、再選を目指して今月17〜19日に行われるサンクトペテルブルク市議会選に立候補した。

ところが同議員によると、ほかにも「ボリス・ビシネフスキー」という同姓同名の候補が2人立候補していることが判明。この2人はビシネフスキー議員に似せて見た目も変えているといい、同議員は5日、「詐欺」に当たるとしてツイッターで非難した。

ビシネフスキー議員は、自身を含む3人のボリス・ビシネフスキー候補が写った写真も投稿している。

CNNは2人のビシネフスキー候補にコメントを求めたが、返答はなかった。

ビシネフスキー議員は7日、CNNの取材に対し「これは間違いなく政治詐欺だ。市民を混乱させ、偽物の1人を本物と勘違いさせようとしている」と訴え、その目的は、有権者が間違えて別の人物に投票するよう仕向けることにあると主張。そう判断した理由については「それ以外に私(の勝利)を阻む手段がないからだ」と強調した。

無所属で出馬した2人のボリス・ビシネフスキー候補は、ビシネフスキー議員と同じ選挙区から立候補している。

選挙管理委員会の公式サイトに記載されたこの2人の氏名については、カッコ書きで「シメレフ・アレクセイ・ゲナディエビッチ」「ビコフ・ビクトル・イワノヴィッチ」という旧名が記されていた。

ビシネフスキー議員は6日、中央選挙管理委員会に不服を申し立て、候補者の本名に関する調査を行って情報を提供するよう求めた。

国営タス通信によれば、サンクトペテルブルク選挙管理委員会は7日、ビシネフスキー議員の不服申し立てを却下した。

1493チバQ:2021/09/18(土) 00:24:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6187ccf9ea569e7bf931bec5824a3243965eaf1露下院選始まる、プーチン政権与党「統一ロシア」が3分の2以上の議席維持できるか焦点
9/17(金) 22:38配信

読売新聞オンライン
 【モスクワ=田村雄】任期満了に伴うロシア下院選(定数450、任期5年)は17日、新型コロナウイルスの感染対策を理由にした期日前投票が全土で始まった。18日まで約9万6000か所の投票所で実施し、開票作業は正式な投票日である19日の投票締め切り後に行う。

 下院選は、比例代表で225議席、小選挙区で225議席を決める。プーチン政権与党「統一ロシア」が、3分の2以上の議席を維持できるかどうかが最大の焦点だ。有権者数は約1億800万人。

 8回目となる下院選で、期日前投票の導入は初めてだ。モスクワなど一部地域ではインターネットでも投票できる。独立系選挙監視団体などは、政権側による「票の操作が容易になる」と懸念を表明している。

 プーチン大統領は16日、国民向けのビデオメッセージで、「ロシアの国益や国民のためには、強力で権威ある議会が必要だ」と政権与党への投票を暗に促した。

1494チバQ:2021/09/18(土) 00:24:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/adac249056cf80e1e7c4c6b9cb591fec2ba8ac55
露下院選投票始まる 言論弾圧、バラマキ…政権は「大勝」へ躍起
9/17(金) 19:55配信

産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】ロシアで大統領選に次いで重要とされる5年に1度の下院選の投票が17日に始まった。19日に開票される。支持率が低下しているプーチン政権は、反体制派への弾圧やメディア統制の強化など「政治浄化」を進めるとともに、広範な国民層にカネをばらまくなど、なりふり構わない選挙対策を実施。与党「統一ロシア」の大勝を確実にしようと躍起になっている。

下院選は小選挙区と比例代表の並立制で、450議席が争われる。露下院は現在、統一ロシア(改選前334議席)と、政権に迎合的な「体制内野党」と呼ばれる共産党(同43議席)や自由民主党(同40議席)、公正ロシア(同23議席)の4党で占められ、政権の決定を追認するだけの機関と化している。ただ、国民の幅広い支持を誇示したい政権にとって統一ロシアの大勝は不可欠だ。プーチン大統領は16日、「ロシアと国民の利益を実現するためには強く権威ある議会が必要だ」と投票を呼び掛けた。

今回の下院選は当初、統一ロシアの苦戦を予測する見方もあった。2016年の前回選では、国民を熱狂させた14年のウクライナ南部クリミア半島併合の余熱が社会にあり、プーチン氏の支持率も80%を超えていた。しかし近年は経済低迷や強権統治への不満などを背景にプーチン氏の支持率は60%前後で推移。前回選時は40%超だった統一ロシアの支持率も30%前後まで下落している。地方の首長選などで与党系候補が敗北する波乱も起きていた。

こうした状況に危機感を抱いたプーチン政権は統制を強化。政権側の腐敗を告発し有力な非与党系候補に投票を集中させる「賢い投票」を主導してきた反体制派指導者、ナワリヌイ氏を今年春に投獄。同氏の支援団体も「過激派」に指定し、全活動を禁止して壊滅させた。さらに、「賢い投票」を呼び掛けるサイトも接続を遮断した。

選挙前には、「賢い投票」への参加を表明するなどした人々の個人情報がインターネットに流出。警察官が個別に自宅を訪問して事情を聴くなど、実質的な投票妨害も行われている。

政権はまた、政権に批判的な独立系メディアを、スパイと同義で、当局の厳しい監視下に置かれる「外国の代理人」に相次いで指定。不利益を恐れたスポンサー企業が広告を引き揚げ、活動停止に追い込まれるメディアも出ている。

一方で政権は、年金受給者や貧困層などを対象に、手当の拡充や一時金の支給といったバラマキ政策も忘れずに実施。露シンクタンクの事前予測によると、統一ロシアは今回選で議席を減らすものの、約300議席を獲得する見通しとなっている。

1495チバQ:2021/09/20(月) 08:59:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbbfede414a6f6fbbd46a38e22b69757002abcd7
プーチン政権与党が第1党へ 議席は減少か ロシア下院選
9/20(月) 5:30配信

時事通信
19日、モスクワで、投票が締め切られたロシア下院選の開票作業を行う選挙管理委員会関係者(AFP時事)

 【モスクワ時事】ロシア下院選(定数450、任期5年)は19日、投票が締め切られた。

 中央選挙管理委員会によると、開票率19%時点でプーチン政権与党「統一ロシア」が約42%を得票し、比例代表第1党となる見通しになった。

 ただ、統一ロシアの得票率は圧勝した前回の約54%を下回っており、改選前の334議席から減らしそうだ。下院選は小選挙区と比例代表の並立制。統一ロシアが小選挙区で議席を上積みし、定数の3分の2に当たる300議席を確保できるかが焦点だ。

1496チバQ:2021/09/20(月) 09:05:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7536772ebb89bfba7babb3e9b7e9068b943e720c
ロシア下院選、与党「統一ロシア」の勝利確実 「不正横行」の指摘も
9/20(月) 7:12配信

毎日新聞
モスクワのロシア中央選挙委員会で取材する報道関係者ら=2021年9月19日、AP

 ロシア下院選(定数450、任期5年)は19日、3日間の投票期間を終えて即日開票され、与党「統一ロシア」が半数を超える議席を獲得することが確実となった。インタファクス通信が報じた。同党幹部は19日深夜(日本時間20日午前)に党の集会で勝利を宣言した。大勢判明は20日になる見込みで、単独で憲法改正が可能な3分の2の議席(300議席)を獲得できるかどうかが焦点となる。

 下院選は小選挙区と比例代表の並立制で、それぞれ225議席が割り振られている。インタファクス通信などによると、開票率25%の時点で比例代表の統一ロシアの得票率は44%で、2位の共産党の22%を大きく引き離している。小選挙区でも183の選挙区でリードしている。支持率低迷により、現有の334からは議席を減らす可能性があるが、過半数は大きく上回る勢いだ。

 プーチン政権に協力的な「体制内野党」と呼ばれる共産党、自由民主党、「公正ロシア・正義のために」の3党のうち、最も政権と距離を取る共産党は政権への批判票を集め、18の小選挙区でリードしており、比例と合わせて現在の43から議席を上積みする見込み。

 このほか、中道右派の新政党「新しい人々」が比例代表で議席獲得に必要な5%を超える6%以上の得票を集めており、議席を得る公算が大きい。露下院は03年の選挙以降、統一ロシアと体制内野党3党が議席をほぼ独占してきたが、第5の勢力となる可能性がある。ただ、同党は政権と友好関係にあると指摘されており、15年以上続いてきた4党体制に変化を演出するための新たな体制内野党となる可能性もある。

 今回の下院選を巡っては、幹部が出馬を目指していた反体制派指導者ナワリヌイ氏の陣営が6月に過激派に指定され、国内の活動が禁止された。政権に批判的な野党や無所属の有力候補もナワリヌイ陣営が呼びかけた抗議活動への参加などを理由に立候補を認められず、選挙戦は盛り上がりを欠いた。

 下院選では初めて投票日が3日間に延ばされたが、初日の17日には公務員や国営企業の従業員とみられる有権者が投票所の前で長い列を作り、職場で投票を強制されている可能性が指摘された。一部の投票所では選管職員とみられる人物が投票用紙の束を投票箱に投げ込む様子などが撮影され、野党勢力からは不正が横行している可能性も指摘されている。首都モスクワなど一部の地域では電子投票も導入されたが、票の不正操作の可能性が指摘されており、選挙の正当性を巡って批判が高まる可能性もある。【モスクワ前谷宏】

1497チバQ:2021/09/20(月) 22:25:35
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210920X345.html
与党、3分の2議席確保=政権基盤維持―ロシア下院選
2021/09/20 20:34時事通信

与党、3分の2議席確保 ロシア

19日まで行われたロシア下院選で、中央選管が20日発表した集計結果によると、プーチン政権与党「統一ロシア」が定数の3分の2以上の議席を確保する見通しとなった。写真は開票作業を行う選挙管理委員会関係者。【AFP時事】

(時事通信)

 【モスクワ時事】19日まで行われたロシア下院選(定数450、任期5年)で、中央選管が20日発表した集計結果によると、プーチン政権与党「統一ロシア」が定数の3分の2(300議席)以上の議席を確保する見通しとなった。与党が圧倒的多数の議席を獲得して勝利したことで、政権の権力基盤は維持された形となった。

 下院選は小選挙区と比例代表の並立制で、225議席ずつが割り当てられている。中央選管によると、開票率98%時点で統一ロシアが49.79%を得票して第1党の座を維持し、小選挙区でも199議席を確保する勢い。改選前の334議席から減らすものの、与党幹部は最終的に315議席を獲得する見込みだと述べた。

1498チバQ:2021/09/20(月) 22:30:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210920k0000m030134000c.html

ロシア下院選、与党勝利 力業にくすぶる不満 不正の訴えも相次ぐ
2021/09/20 19:52毎日新聞

ロシア下院選、与党勝利 力業にくすぶる不満 不正の訴えも相次ぐ

ロシア下院選で、モスクワ郊外の公邸から電子投票するプーチン大統領=2021年9月17日、スプートニク通信AP

(毎日新聞)

 19日に開票されたロシア下院選(定数450)では与党「統一ロシア」が支持率低迷にもかかわらず、3分の2以上の議席を獲得する見通しとなった。2024年の大統領選に向け基盤の強化を図るプーチン政権が与党を全面支援した結果といえる。ただ、一部の野党が政権への批判票を集めて議席を増やす見込み。不正を訴える声も相次いでおり、国民の間で不満がくすぶる現状も浮かび上がっている。

 「清く誠実な勝利を祝いたい」。統一ロシアの幹部は最初の開票結果が出た後の19日深夜、首都モスクワで開かれた党の集会で早々と勝利を宣言した。モスクワのソビャーニン市長が有権者に感謝の言葉を述べると、会場に集まった支持者からは「プーチン! プーチン!」のかけ声が上がった。

 ロシア国内で18年の年金受給年齢引き上げや長引く経済の停滞、新型コロナウイルス流行に伴う制限措置などへの不満が広がり、統一ロシアは支持率が過去最低水準まで低下する中で下院選を迎えていた。プーチン大統領の5選出馬が取り沙汰される次期大統領選が3年後に迫り、政権側は下院選を前哨戦と位置づけた。反体制派の活動に対し「外国からの選挙介入」と批判を強め、年金生活者らへの一時金支給などを相次いで打ち出し、てこ入れを図った。

 投票初日の17日には、各地の投票所で公務員や軍人、国営企業の従業員らが行列を作る様子が報告されており、「行政資源」と呼ばれる政権の特権を駆使しながら、勝利をつかんだとみられる。統一ロシアが憲法改正も可能な3分の2以上の議席を獲得することで、下院では政権維持に必要な立法作業が今後も続く見通しだ。

 しかし、国民の間では下院選への意見は割れる。モスクワ郊外で統一ロシアに投票した国語教員のアナスタシアさん(43)は「年金政策には不満だが、国内は安定しており、今の政権はうまくやっていると思う」と述べた。一方、共産党に投票した元医師のリュドミラさん(82)は「年金額が低く、生活は苦しい。なぜ世界で最も天然資源を持つ国の国民が貧困に苦しむのか。何かを変える必要がある」と訴えた。

 今回の下院選では、野党や独立系の有力候補が立候補を認められない事例も相次ぎ、政権に批判的な有権者からは「これでは選挙といえない」との声も上がる。選管職員とみられる人物が投票用紙の束を投票箱に投げ込む動画が拡散し、各地で不正とみられる行為も相次いで報告された。

 モスクワ郊外の投票所に野党陣営から監視員として派遣されていたブラートさん(29)は「投票期間が3日間になり、夜中に票の改ざんを行うことが可能になった。不正が広まっていないか心配だ」と語った。

 ロシアでは1月に反体制派指導者ナワリヌイ氏の拘束をきっかけに全国的な抗議活動が起こったが、当局が抗議参加者を強硬的に取り締まり、ナワリヌイ陣営が過激派団体に指定されると、抗議の動きは収まっており、大規模な抗議の動きは見えない。ただ、選挙の正当性を疑う声も広まっており、19日にはモスクワ中心部で「公正な選挙」を訴えるプラカードを掲げた数人の有権者が拘束された。【モスクワ前谷宏】

1499チバQ:2021/09/27(月) 11:15:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/da8f444b6c2f3869311302e3f9aec5cc5e3045d0
緊張緩和に程遠く ナゴルノ紛争勃発1年
9/27(月) 7:05配信

時事通信
アゼルバイジャンのアリエフ大統領=2020年11月、アグダム、当局提供写真(AFP時事)

 【モスクワ時事】昨年9〜11月に旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアが係争地ナゴルノカラバフをめぐり繰り広げた紛争が勃発した日から27日で1年。


 停戦を仲介したロシアが平和維持部隊を派遣して監視に当たっているが、国境での小競り合いが散発的に起きており、緊張緩和には程遠い状況だ。

 国連総会の一般討論演説にアゼルバイジャンのアリエフ大統領は23日にビデオ形式で参加し、「昨年9月の国連総会で、私はアルメニアによる占領継続と攻撃的な声明や行動を指摘した。1年後の今日、アルメニアが敗北し、わが国がその占領に終止符を打ったことを誇りに思う」と強調した。

 一方、24日に同じくビデオ形式で参加したアルメニアのパシニャン首相は「昨年秋にナゴルノカラバフは侵略された。民間人や重要インフラを意図的に標的にするなど、アゼルバイジャン軍による多くの目に余る国際法違反が起きていた」と主張した。

 両首脳は今年1月、ロシアのプーチン大統領を交えてモスクワで対面会談を行い、地域情勢の安定化に向け、3カ国が交通インフラ開発などで協調していくことで一致したが、火種はくすぶり続けている。7月には国境付近で両国軍が交戦し、アルメニア兵3人が死亡。今月もアルメニア側の犠牲が伝えられている。

 ソ連時代からの係争地をめぐり再燃した紛争は資源国として国力を充実させてきたアゼルバイジャンが圧勝。アルメニアは占領地の返還を余儀なくされた。双方の死者は計6500人超とされる。アゼルバイジャンは民族的に近いトルコの後ろ盾を得て、ロシアと軍事同盟を結ぶアルメニアを破っており、旧ソ連圏でのトルコの影響力拡大を印象付けた。

1500チバQ:2021/09/30(木) 01:14:58
https://www.tokyo-np.co.jp/article/133874?rct=world
ロシア外相が留任、下院議席辞退 与党の「顔」として出馬
2021年9月29日 22時09分 (共同通信)
 ロシアのラブロフ外相=24日、米ニューヨーク(タス=共同)
 ロシアのラブロフ外相=24日、米ニューヨーク(タス=共同)

 【モスクワ共同】タス通信は29日、ロシア下院選に与党「統一ロシア」の比例代表で党の「顔」として出馬したラブロフ外相が、当選資格を辞退したと報じた。2004年から外相を務め、プーチン政権の外交の主軸を担ってきたラブロフ氏は外相に留任する見通しとなった。ロシアでは閣僚と議員は兼任できず、ラブロフ氏の去就が注目されていた。
 比例代表候補者名簿の上位には、国民に人気の高いラブロフ氏やショイグ国防相が入っていた。ショイグ氏も辞退した。
 ラブロフ氏らは選挙期間中、統一ロシアの集会などに参加。下院選は17〜19日に行われ、同党は定数の3分の2以上の議席を獲得した。

1501チバQ:2021/10/02(土) 06:47:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e15d7df4e0b4a290b74babf087690dc15368b69
指名手配の元大統領拘束 ジョージア
10/2(土) 6:33配信

時事通信
 【モスクワ時事】旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)で指名手配されていたサーカシビリ元大統領が1日、同国内で治安当局に拘束された。

 ジョージア政府が発表した。

 失脚したサーカシビリ氏はウクライナに亡命していたが、1日にインターネット交流サイト(SNS)に動画を投稿し、2日のジョージア地方選のために帰国したと明らかにしていた。

 サーカシビリ氏は2003年のジョージアの政変「バラ革命」で中心的役割を果たし、04年に大統領に就任。08年にロシアとの軍事衝突を起こした。13年に退任後、職権乱用などの罪に問われ亡命。ウクライナでも、付与された同国国籍を一度剥奪され、国外追放されたことがある。

1502チバQ:2021/10/02(土) 06:48:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a44fdd64f46f9ebfa853006d5300634f02e7a2b0
亡命した元大統領を帰国後に拘束 ジョージア政府が発表
10/2(土) 5:55配信

毎日新聞
拘束されたジョージアのサーカシビリ元大統領=AP

 旧ソ連のジョージア(グルジア)政府は1日、ウクライナに亡命していたサーカシビリ元大統領を帰国後に拘束したと発表した。タス通信が報じた。指名手配中のサーカシビリ氏は2日の地方選を前に帰国を予告し、自身が影響力を持つ野党への投票や選挙後の抗議活動を呼びかけていた。


 タス通信によると、サーカシビリ氏は1日朝、ひそかにジョージアに入国したことをソーシャルメディアで公表したが、ジョージア治安機関は行動を把握していたという。サーカシビリ氏は2013年に退任した後、国民の批判の高まりを受け、亡命。その後、ジョージアの裁判所はサーカシビリ氏に対して職権乱用罪で実刑判決を出しており、収監される可能性が高い。

 サーカシビリ氏は03年、当時のシェワルナゼ大統領を辞任に追い込む抗議活動(バラ革命)を主導し、04年に大統領に就任。親欧米路線を掲げ、08年にはジョージアからの独立を主張する南オセチアに軍事進攻し、介入したロシアと武力衝突を起こした。

 ジョージアでは20年10月の議会選で与党「ジョージアの夢」が勝利したが、サーカシビリ氏の支援する野党勢力は選挙の不正を訴え、与野党の対立が続いている。【モスクワ前谷宏】

1503チバQ:2021/10/07(木) 23:49:06


3460 :チバQ :2021/10/07(木) 23:48:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/a35ef7cc2e25057b31d54febe56db81ec8fe7b99
対タリバンで温度差 アフガン隣接の中央アジア3カ国 異なる思惑
10/7(木) 20:02配信

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産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】アフガニスタンを掌握したイスラム原理主義勢力タリバンへの対応で、隣接する中央アジア3カ国の温度差が目立っている。タジキスタンはタリバンを非難し、双方が国境付近の兵力を増強する事態に発展。一方、ウズベキスタンとトルクメニスタンはタリバンに融和的だ。背景には、経済や治安、民族問題をめぐる各国の思惑の違いがある。

タジクが非難

タジクのラフモン大統領は9月23日、国連総会で「タリバンは各民族が参加する包括的政府をつくるとの約束を守るべきだ」と演説。タリバンは過激派を釈放していると非難し、「アフガンは再び国際テロの温床になる」と警告した。

27日には、タジクはアフガン国境付近で2千人の将兵や50台の地上兵器が参加する軍事パレードを行い、ラフモン氏も閲兵した。国境地帯に兵力を集め、タリバンを牽制(けんせい)した形だ。

一方、タス通信によると、タリバンは25日、「潜在的脅威に対処するため」としてタジク国境付近に特殊部隊を配備したと発表。27日に放映された中東テレビ局のインタビューで、タリバン幹部が「タジクはアフガンに内政干渉すべきではない」と述べるなど、両者の緊張が高まっている。

タジクが危惧しているのは、アフガン国民の3割前後を占めるとされるタジク系住民がパシュトゥン人主体のタリバン政権下で迫害されることだ。さらにアフガンには、ラフモン政権の打倒を宣言し、テロ活動を行ってきたタジク人系過激派組織「ジャマート・アンサルッラー」が存在し、タリバンと協力関係にある。タジクは民族保護や治安維持の観点から、タリバンとの敵対も辞さない構えだ。

2国が支援前向き

タジクと対照的に、ウズベキスタンはタリバン支援に前向きだ。同国は9月、アフガンに食料など1300トンの人道支援を実施。ミルジヨエフ大統領も先の国連総会で、「アフガンを孤立させるべきではない」と演説した。タス通信によると、ウズベク政府は今月、アフガンへの電力供給を停止しない方針も示した。

ウズベクは南アジアへの経済進出を図っている。そのためには輸送路となるアフガンの安定が不可欠とみて、タリバンと良好な関係を築く思惑だ。アフガンに拠点を置き、ウズベク政府と敵対してきた過激派組織「ウズベキスタン・イスラム運動」が各勢力との戦闘で壊滅状態となり、治安上の懸念が少ないことも、同国のタリバンへの接近を後押ししているとみられる。

トルクメニスタンもウズベクと同様だ。ベルドイムハメドフ大統領はタス通信が今月1日に配信したインタビューで「タリバンと関係を強化する準備がある」と表明。トルクメニスタンは、自国産天然ガスをアフガン経由でパキスタンやインドに運ぶパイプライン「TAPI」の敷設計画の実現に向け、タリバンと協力する構えだ。実際、今年2月にトルクメを訪れたタリバン幹部から「TAPI計画を支援する」との確約も得ていた。

1504チバQ:2021/10/13(水) 19:59:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d591ad7e83a307de373d8d8412b17545b9d501cロシア副首相2人が北方領土訪問…岸田政権揺さぶりか
10/13(水) 18:51配信
読売新聞オンライン
 【モスクワ=工藤武人】ロシア政府は12日、ミハイル・ミシュスチン首相の指示で副首相2人が、北方領土の択捉島を訪問すると発表した。日程は明らかにしていない。タス通信によると、露大統領報道官は12日、日本と対話の用意を示しつつ、北方領土は「ロシアの領土だ」と改めて主張した。岸田政権をけん制する意味合いもありそうだ。

 ドミトリー・グリゴレンコ副首相兼官房長官とマラト・フスヌリン副首相が極東視察の一環で訪れる。グリゴレンコ氏は北方領土への投資に関する企業家との協議も予定している。

 日本政府は13日、ロシア政府要人の択捉島訪問は、「我が国の立場と相いれない」と外交ルートを通じてロシア側に申し入れた。

1505チバQ:2021/10/18(月) 22:09:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101600325&g=int
ロシアの感染者・死者、過去最多 ファイザー製求め出国も―新型コロナ
2021年10月16日18時42分

ロシアの首都モスクワで、国産の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の接種を受ける女性=7月7日(AFP時事)
ロシアの首都モスクワで、国産の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の接種を受ける女性=7月7日(AFP時事)


 【モスクワ、ベオグラード・ロイター時事】ロシアで16日、過去24時間に確認された新型コロナウイルスの新規感染者が3万3208人、死者が1002人に上り、いずれも感染が始まってから過去最多を記録した。大統領府は、ワクチン接種が遅々として進まないことに原因があるとして危機感を強めている。
【グラフ】世界各国のワクチン接種状況

 ロシアは国産ワクチン「スプートニクV」を開発し、70カ国以上で使用されているが、世界保健機関(WHO)の「お墨付き」は得られていない。逆にロシアで外国製ワクチンが承認されない中、米ファイザー製の接種を求め、首都モスクワから約1700キロ離れた西バルカンのセルビアに出国する人もいる。
 実業家パベル・グリゴリエフさん(50)もその一人だ。妻と一緒にセルビアの首都ベオグラードの大規模接種会場を訪れた。「(WHOなどに認められているファイザー製を受ければ)より頻繁に欧州を旅行できるようになるだろうから」と理由を語っている。

1506チバQ:2021/10/26(火) 11:48:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f5a701113b045f3e3d9f751e2d828b6f1a2b381
ウズベク大統領選、現職ミルジヨエフ氏が再選 自由化路線が評価
10/26(火) 4:31配信

毎日新聞
再選を決めたウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領=トルクメニスタンで2019年10月11日、AP

 中央アジアのウズベキスタン大統領選が24日に投開票され、現職のシャフカト・ミルジヨエフ氏(64)が80・1%の得票率で再選を果たした。中央選挙管理委員会が25日、暫定結果を発表した。カリモフ前大統領の独裁体制から改革路線に転じ、政治や経済の自由化を進めたことが評価された。任期は5年間。

【写真特集】五輪ではセーラームーンに

 大統領選には事前に中央選管に登録された政党だけが候補者を擁立することができ、五つの政党から5人の候補者が立候補した。ミルジヨエフ氏は与党・自由民主党から出馬。所得の向上や貧困率の低下などを訴え、他の候補を寄せ付けなかった。投票率は80・8%だった。

 ミルジヨエフ氏は旧ソ連時代末期から続いたカリモフ政権下で首相を務めた。2016年のカリモフ氏死去に伴い、後継者として大統領選に出馬し、初当選。前政権の孤立主義的な政策を改め、外貨両替の自由化やビザ免除対象国の拡大などにより国外からの投資や観光客の誘致に努め、報道の自由化なども進めた。外交では近隣諸国との善隣外交を進め、イスラム主義組織タリバンが統治する隣国アフガニスタンとも友好関係を深めている。

 首都タシケントでミルジヨエフ氏に投票した大学教員のアリンベコワさん(45)は「今の大統領になってから高等教育機関が増え、外国の大学との連携も自由になった。政治や宗教などの分野でも寛容になっている。今後も生活は良くなると思う」と語った。

 ◇反政権派、政党登録できず

 一方で、今回の選挙に候補を立てられたのはいずれも政権寄りの政党のみ。反政権派は政党の登録を認められず、改革路線の限界を指摘する声も絶えない。選挙監視団を派遣した全欧安保協力機構は25日、「最近の改革にもかかわらず、大統領選で真の競争があったとは言えない」と批判する声明を発表した。

 ウズベキスタンのジャーナリズム・マスコミュニケーション大のクドラトホジャ学長は「ウズベキスタンは独立して30年で、政党システムはまだ若く、完成していない。選挙での競争は徐々に増していくと思う」と話した。【タシケントで前谷宏】

1507チバQ:2021/10/26(火) 16:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b371323c307d1f48ecc036ee029eeebd9f628db
ウズベク大統領選、現職圧勝へ 「真の競争ない」欧州監視団が指摘
10/25(月) 23:36配信

朝日新聞デジタル
ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領=ロイター

 中央アジアのウズベキスタンで24日、大統領選が行われた。インタファクス通信によると、中央選挙管理委員会の25日の第1回中間発表では、現職のシャフカト・ミルジヨエフ氏(64)が得票率80・1%で他候補をリードし、圧勝する勢いだ。暫定投票率は前回を約7ポイント下回る80・8%だった。

 ウズベキスタンでは1991年のソ連崩壊以来、同国を率いたカリモフ大統領が2016年に死去。当時の首相だったミルジヨエフ氏が同年12月の大統領選で後継候補として約89%の得票率で圧勝した。強権支配のカリモフ政権下で厳しい監視下に置かれたイスラム教勢力や言論への規制を一部緩和。観光など投資誘致にも力を入れた。

 ただ大統領に権限が集中する政治システムは変わっておらず、大統領選に候補者を立てられるのは登録された政党に限られる。今回はミルジヨエフ氏以外に4人が名乗りを上げたが、いずれも事実上ミルジヨエフ氏を支持する政党が公認した名目だけの候補で活発な論戦は行われなかった。

 欧州安全保障協力機構(OSCE)の選挙監視団代表は25日、記者団に「選挙に真の競争はなかった」と語った。(喜田尚)

朝日新聞社

1508チバQ:2021/11/01(月) 17:41:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b4617a37de29e5194a065edccef5cce320ec923
北マケドニア首相が辞意 地方選敗北で引責
11/1(月) 17:31配信

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時事通信
10月31日、スコピエで記者会見する北マケドニアのザエフ首相(中央)(AFP時事)

 【スコピエAFP時事】北マケドニアのザエフ首相は10月31日、記者会見して辞意を表明した。

 地方選でザエフ氏率いる社会民主党が敗北し「私は自由と民主主義を重んじてきた。民主主義とは責任を取ることだ」と述べた。

1509チバQ:2021/11/05(金) 10:51:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/465b19fa8453ae32ac65ff19f3a48772eced3d13
ロシアとベラルーシが経済統合計画に署名 軍事協力も深化へ
11/5(金) 6:27配信

毎日新聞
オンラインで開かれた連合国家の最高評議会に臨むロシアのプーチン大統領=2021年11月4日、ロイター

 ロシアのプーチン大統領とベラルーシのルカシェンコ大統領は4日、28項目にわたる両国の経済統合計画に署名した。両国で作る連合国家の新たな軍事ドクトリン(原則)にも署名。両国と欧米との対立が深まる中、安全保障面でも協力を深めるとみられる。

【ビジネスマンに元スパイも】世界各国の指導者たち

 タス通信によると、2人はオンラインで開かれた連合国家の最高評議会で署名した。統合計画は石油・ガス市場の統一や税制、決済システム、金融政策など幅広い経済分野で両国の統合を図る内容。軍事ドクトリンの内容は明かされていないが、ショイグ露国防相は10月、「西側諸国からの脅威や圧力への返答」と話していた。ルカシェンコ氏も4日、「連合国家の地域部隊を強化する準備ができている」と述べた。

 ロシアとベラルーシは1999年に連合国家創設条約を締結したが、ルカシェンコ氏がロシアに吸収される事態を恐れ、統合計画は進まなかった。しかし、20年8月のベラルーシ大統領選後に大規模な抗議活動が起こった際に、プーチン政権はルカシェンコ氏を支援。ロシアの影響力が強まっているとみられている。【モスクワ前谷宏】

1510チバQ:2021/11/16(火) 10:06:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/382ede4dfc99a96d457984b4fa96f5a8bd7b3f3c
ロシア、進むワクチン強制化 ロックダウン効果なし
11/15(月) 19:50配信

産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】過去最悪の新型コロナウイルスの流行が続くロシアで、任意とされるワクチン接種を実質的に強制化する動きが加速している。露政府は12日、ワクチン接種を証明するQRコードを発行し、取得しない国民には飲食店や一部の商店・公共交通機関の利用を制限する法案を下院に提出した。背景には、低いワクチン接種率やプーチン大統領の肝煎りで実施した短期のロックダウン(都市封鎖)の効果が乏しかったことがある。

露政府が提出した法案は、一部の自治体が既に導入しているQRコードの運用を全国規模に拡大するもの。自治体レベルではこのほかにも、医療やサービス業など特定業種の従事者や、60歳以上の住民にワクチン接種を義務付ける措置の導入も進められている。

ワクチン接種を拒めば解雇などの恐れが生じる上、QRコードなしでは生活に支障が出るため、国民からは「事実上の強制化だ」と反発も出ているが、露政府は聞き入れない構えだ。

ロシアは今年1月、世界に先駆けて承認した自国産ワクチン「スプートニクV」の一般接種を開始。だが、大規模治験を省略して承認されたスプートニクVの安全性への懸念が国民内に根強く、今月12日時点で1回でも接種を受けた国民の割合は41%にとどまる。

さらにプーチン氏の決定により10月30日〜11月7日にかけて全国で実施した9日間の「非労働日」も状況を改善しなかった。9連休中および終了後も、それ以前と同水準となる1日当たり4万人規模の新規感染者、同1200人規模の死者数を連日記録している。

露政府は「成人人口の80%の免疫獲得」との目標を掲げるが、達成にはなお2200万人の接種が必要。「接種の強制化」は露政府の焦りの反映だといえる。

1511チバQ:2021/11/27(土) 09:15:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/dde297ee5b35bfbbc955516226da2c06a457a507
移民殺到で批判されるベラルーシ大統領 今度は避難所訪れ、EU批判
11/27(土) 8:00配信

朝日新聞デジタル
26日、移民・難民らがいる国境を訪れ、撮影に応じるベラルーシのルカシェンコ大統領=ロイター

 欧州連合(EU)の混乱を狙って加盟国へ意図的に移民・難民を送り込んでいると批判されているベラルーシのルカシェンコ大統領が26日、ポーランドとの国境で立ち往生した人々を収容する避難所を訪れた。ルカシェンコ氏は移民・難民らを前に演説し、受け入れを拒むポーランドやEUを批判。対ベラルーシ追加制裁に動くEUはさらに態度を硬化させそうだ。

【写真】26日、ポーランド国境を訪れ、移民・難民らの前で演説するベラルーシのルカシェンコ大統領=ロイター

 避難所はベラルーシ政府が国境近くの物流倉庫に今月18日に設置。ポーランド側に越境を阻止され、それまで周辺の森林で寝泊まりしていた約2千人を収容している。

 26日午前、国境警備隊幹部や地元知事らを伴って倉庫内を視察したルカシェンコ氏は、通訳を介して人々に割り当てられた区画の広さが十分かたずねたり、地元赤十字関係者らと懇談したりした。大統領府は同氏が移民・難民らに拍手で迎えられる映像をSNSで配信。ベラルーシ政府の支援ぶりをアピールする狙いがありそうだ。

朝日新聞社

1512チバQ:2021/11/27(土) 23:10:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/97cf830393da0040c6aa899e876156511b29679c
「12月1日にクーデターが計画されている」…ウクライナ大統領、ロシアや財閥トップの関与指摘
11/27(土) 19:14配信

読売新聞オンライン
ゼレンスキー大統領=ロイター

 【モスクワ=工藤武人】タス通信などによると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は26日の記者会見で、「12月1日にクーデターが計画されているとの情報を得た」と明らかにした。ウクライナと敵対するロシアや財閥トップが関与している可能性にも触れたが、双方とも関与を否定した。

 ゼレンスキー氏は「ロシアとウクライナの関係者が政権転覆について協議している音声テープがある」と述べ、ウクライナの有力財閥を率いる富豪リナト・アフメトフ氏の名前を挙げた。

 アフメトフ氏は26日、「ウソの拡散に憤慨している」とコメントし、関与を全面否定した。アフメトフ氏は、財閥トップの政治活動を規制する通称「反オリガルヒ法」を巡ってゼレンスキー氏と対立している。

 一方、ロシアの大統領報道官も26日、政権転覆の計画に関し「ロシアが参加する計画はない。そのようなことをしたこともない」と述べた。

1513チバQ:2021/11/29(月) 08:49:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/db8e5c0e075deed05559a8810261fbafc702b3dc
政権寄り3党が上位 キルギス議会選
11/29(月) 6:27配信

時事通信
 【モスクワ時事】28日投票のキルギス議会選(定数90)は即日開票された。

 中央選管の暫定集計結果によると、「アタジュルト・キルギスタン」(得票率約16%)、「イシェニム」(約13%)、「インティマク」(約10%)と、政権寄りとされる3政党が上位を占めた。政権に批判的とされる政党も議席を得る見通しだ。

 キルギスでは、ジャパロフ大統領の主導で4月に国民投票が行われ、大統領権限の強化を柱とした憲法改正が承認された。議会は定数が120から90に削減されるなど役割が低下した。

1514チバQ:2021/12/15(水) 20:22:42
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20211215-567-OYT1T50123.html
ベラルーシ大統領への抗議デモ主導、反政権派リーダーに禁錮18年
2021/12/15 10:59読売新聞

ベラルーシ大統領への抗議デモ主導、反政権派リーダーに禁錮18年

ベラルーシの首都ミンスクで演説するセルゲイ・チハノフスキー氏(昨年5月、AP) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【モスクワ=工藤武人】ベラルーシ国営通信によると、ベラルーシの裁判所は14日、反政権派のリーダーで、大規模暴動を組織した罪などに問われていたセルゲイ・チハノフスキー氏(43)に禁錮18年の判決を言い渡した。

 チハノフスキー氏の妻で反政権派の象徴的存在になっているスベトラーナ・チハノフスカヤ氏は自身のSNSで、判決は、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領に刃向かったことへの「報復だ」と非難し、活動継続の決意を改めて表明した。

 チハノフスキー氏は昨年春、ユーチューブなどを通じてルカシェンコ氏への抗議デモを主導し、大統領選に出馬意欲を示していたが、昨年5月に拘束された。

 夫に代わって昨年8月の大統領選に出馬したチハノフスカヤ氏は次点とされ、選挙直後に国外退避を余儀なくされた。現在は隣国リトアニアを拠点として活動している。

1515チバQ:2021/12/26(日) 13:02:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/01f7908325a103e013fb743d86f940de1d58f869
ウクライナ西部の露総領事館に火炎瓶…露外務省、「テロ」と非難し謝罪求める
12/25(土) 18:07配信
 【モスクワ=田村雄】ロシア外務省は24日、ウクライナ西部リビウにある露総領事館に向けて何者かが火炎瓶を投げ込む事件が発生し、ウクライナ側に強く抗議したと発表した。

 露外務省によると、事件は24日未明に発生し、けが人はいなかった。露外務省は事件を「テロ」と非難し、総領事館の安全を確保できなかったウクライナ政府に謝罪を求めた。

 地元警察は捜査に着手した。リビウはポーランドと歴史的なつながりも深く、反露感情が根強いことで知られる。

1516チバQ:2021/12/27(月) 10:21:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7b07158354cdbbc935c934e2b3204c5bba1dea5
ロシア軍、1万人以上撤収へ 「訓練終了」でウクライナ国境周辺から
12/26(日) 19:27配信
朝日新聞デジタル
ロシア南部ロストフ州で12月22日、射撃場での訓練に参加したロシア軍兵士ら=AP

 ロシア軍南部軍管区は25日、ウクライナ国境付近を含む地域で、「訓練終了」に伴い1万人以上の部隊を通常の配置に戻すと発表した。ロシア軍は、ウクライナ国境付近に10万人に及ぶ部隊を結集させているとされ、欧米ではロシアが近くウクライナに侵攻するのではと懸念が広がっている。発表された1万人の撤収と、欧米が問題視する部隊結集との関係は不明だ。

 南部軍管区の管轄地域にはウクライナとの国境に接するロストフ州や、2014年にロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島が含まれる。発表は、この管区内で過去1カ月間、特務部隊を含む様々な編成の部隊の訓練が行われたとしている。

 ウクライナ国境付近へのロシア軍の結集が表面化したのは10月末。欧米各国は軍を撤収させるよう求めるが、ロシアのプーチン大統領は緊張緩和の条件として北大西洋条約機構(NATO)の拡大をやめることや、ロシアの安全を保証する条約の締結を求めている。

 25日の発表が1万人以上を撤収させるとした地域には、ロストフ州などウクライナに近い地域のほか、同国から離れたカフカス地域なども含まれている。発表は、部隊が使用した兵器は次の訓練のため現地に残すとしている。(モスクワ=喜田尚)

朝日新聞社

1517チバQ:2022/01/02(日) 17:47:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/abc405c2a1bfbd27198e0032f1808d122eda019e
米露首脳、ウクライナ情勢巡り応酬…制裁発動なら「関係は完全に壊れる」とプーチン氏反発
2021/12/31(金) 20:22配信

読売新聞オンライン
デラウェア州ウィルミントンの自宅でロシアのプーチン大統領と電話会談するバイデン米大統領(30日、ホワイトハウス提供)=AP

 【ワシントン=横堀裕也、モスクワ=田村雄】米国のバイデン大統領とロシアのプーチン大統領は12月30日(日本時間12月31日)に電話会談し、ロシアの軍事的な圧力で緊迫するウクライナ情勢について協議した。バイデン氏は、ロシアがウクライナに侵攻すれば「断固とした措置を取る」と制裁発動を改めて警告した。プーチン氏は対抗措置を示唆し、双方の溝は埋まらなかった。

 会談は約50分間行われた。米露両国の発表などによると、プーチン氏は「制裁を科せば、米国との関係は完全に壊れ、ロシアと米欧の関係に深刻な打撃を与える」と反発した。

 北大西洋条約機構(NATO)をウクライナを含む旧ソ連圏に拡大しない確約を求める露側の提案も議題になった。バイデン氏は「緊張緩和の局面でのみ、重要な進展が得られる」と強調し、ロシアがウクライナとの国境周辺に集結させている部隊の撤収が前提になるとの考えを示した。

 米露首脳の会談は12月7日にオンライン形式で行って以来で、1か月に2度の会談は異例だ。今回会談はロシア側が提案した。

 米露両国は1月9〜10日に、米露間の軍備管理が主要議題の高官級協議「戦略的安定対話」をスイス・ジュネーブで開催する。ウクライナ情勢も議題にする見通しだが、協議は難航が確実な情勢になっている。

1518チバQ:2022/01/05(水) 19:40:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/05ef1a8d74abecd280f8ce9a34272df491c63ff0カザフ、デモで190人負傷 燃料高騰に反発、内閣は総辞職
1/5(水) 18:52配信

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共同通信
4日、カザフスタン西部マンギスタウ州で燃料の値上げに抗議する人々(タス=共同)

 【ウラジオストク共同】中央アジア・カザフスタンで5日までに燃料価格引き上げに抗議するデモが広がり、最大都市アルマトイでデモ参加者や警察官ら約190人が負傷した。当局は200人以上を拘束。トカエフ大統領は一部地域に非常事態宣言を出し、内閣総辞職を承認した。ロシアメディアが伝えた。

 抗議デモは液化石油ガス価格が1日に引き上げられたことに反発し、2日に西部の町で発生。アルマトイなどにも波及した。治安当局が催涙弾を使うなどして混乱は拡大し、インターネット使用が一時遮断されたとみられる。

 トカエフ氏は5日、マミン首相の辞任を認め、スマイロフ第1副首相が代行に就く。

1519チバQ:2022/01/06(木) 06:56:32
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3383703.html
カザフスタン、非常事態宣言 燃料費高騰で抗議デモ
2022/01/05 13:57AFPBB News

カザフスタン、非常事態宣言 燃料費高騰で抗議デモ

カザフスタン・アルマトイで抗議する人々(2022年1月4日撮影)。(c)Abduaziz MADYAROV / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】中央アジア・カザフスタンで、液化石油ガス価格の高騰に抗議する異例のデモが各地に広がっている。抗議活動の広がりを受け、大統領は5日、最大都市アルマトイと西部マンギスタウに非常事態宣言を出すとともに、内閣総辞職を受け入れたと発表した。

 デモは2日、炭化水素資源が豊富なマンギスタウのジャナオゼンで始まった。金融の中心地アルマトイでは4日夜、警察がデモの鎮圧に催涙ガス弾や閃光(せんこう)弾(スタングレネード)を使用し、大混乱となった。

 大統領府のウェブサイトによると、カシムジョマルト・トカエフ大統領が署名し、非常事態宣言を発令した。期限は5日から19日まで。午後11時から翌日午前7時まで外出が禁止される。

 AFP記者はアルマトイで、5000人以上のデモ参加者に対し、警察が催涙ガス弾やスタングレネードを発射するのを確認した。デモ参加者は反政府スローガンを叫びながら行進し、車両を襲うなどした。「老人は出ていけ」と、トカエフ大統領就任後も影響力を維持するヌルスルタン・ナザルバエフ前大統領を非難する人もいた。

 5日には全国で、メッセージアプリのテレグラムとシグナル、ワッツアップが使用できなくなった。抗議デモを報じた二つの独立系メディアのサイトも閉鎖されたとみられる。 【翻訳編集】AFPBB News

1520チバQ:2022/01/06(木) 20:57:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022010600200&g=int
実力者ナザルバエフ氏失脚 カザフで反政府デモ、混乱拡大
2022年01月06日08時17分

カザフスタンのトカエフ大統領=2019年6月、ヌルスルタン(AFP時事)
カザフスタンのトカエフ大統領=2019年6月、ヌルスルタン(AFP時事)

カザフスタンのナザルバエフ前大統領=2018年1月、ワシントン(AFP時事)
5日、カザフスタン南部アルマトイで政府に抗議するデモ隊(AFP時事)
 中央アジア・カザフスタンのトカエフ大統領は5日、反政府デモが全土に拡大する中、地元テレビを通じて国民向けに演説し、ナザルバエフ前大統領に代わって、自身が安全保障会議議長に就任すると発表した。ナザルバエフ氏が失脚したことを意味する。報道によると、デモ隊との衝突で治安部隊の8人が死亡した。

 ナザルバエフ氏は旧ソ連末期から30年近くカザフを統治。大統領の座を2019年にトカエフ氏に譲ってからも影響力を保持してきたが、実力者の失脚により、中国とロシアに挟まれた地政学的な要衝でもある資源国は大きな転機を迎えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/840924f395b4afcecba5bc3d2abcdaa51d4eaca5
カザフスタン全土が非常事態態勢 ロシアなど平和維持軍を派遣へ
1/6(木) 19:51配信

朝日新聞デジタル
カザフスタン・アルマトイで6日、中心部の広場に展開した治安部隊=ロイター

 中央アジア・カザフスタンで燃料価格の値上がりを機に始まった大規模な抗議活動が全土で拡大し続けている。当局は6日、最大都市アルマトイで警察施設を攻撃した数十人を「排除した」と発表。大量の死者が出た可能性がある。ロシアのタス通信は中心部で銃撃戦が始まったとも伝えた。トカエフ大統領は全土で非常事態態勢を敷いたが、沈静化の気配は見えない。

 ロシア、カザフスタンなど旧ソ連6カ国で作る集団安保条約機構(CSTO)の議長国アルメニアのパシニャン首相は6日、トカエフ氏の要請にもとづき、カザフスタンに集団的平和維持軍を派遣すると発表した。CSTO事務局によると、ロシアの空挺(くうてい)部隊などからなる部隊が同日カザフスタンに向かった。

 市場経済拡大をめざすカザフスタンでは液化石油ガス(LPG)の上限価格が撤廃されて販売価格が2倍に急騰。2日から西部地域で市民の抗議が始まった。4日にはアルマトイ中心部で警官隊との大規模衝突に発展。トカエフ氏は内閣を事実上更迭し、期限付きで燃料、食料品などへの上限価格復活も表明したが、一部は行政庁舎を襲うなど暴徒化した。

 タス通信によると6日、アルマトイ中心部の広場に約300人の兵士が兵員輸送装甲車で到着。武装した抗議参加者らとの間で激しい銃撃戦が始まったという。当局は5日に治安部隊員8人、6日も13人が死亡したと発表したが、市民側の死者やけが人は明らかにされていない。

 一部の抗議参加者は現政権に影響力を持つナザルバエフ前大統領の引退を求めているという。トカエフ氏は5日、ナザルバエフ氏が就いていた安全保障会議の議長に自ら就任。ナザルバエフ氏の今後の地位は明らかにされていない。同氏を表舞台から排除することで沈静化を図ろうとしている可能性がある。

 中央アジア最大の国土と豊富な石油・天然ガス資源を持つカザフスタンは、1991年のソ連崩壊から2019年までナザルバエフ氏が権威主義的な体制を敷き、隣国のロシア、中国との間でバランス外交を続けてきた。米国国務省や欧州連合(EU)も5日、相次いで当局と市民の双方に自制を訴える声明を出した。(モスクワ=喜田尚)

朝日新聞社

1521チバQ:2022/01/06(木) 21:01:15
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2022010601000949.html
カザフスタンでデモ武力鎮圧 死者多数と報道、1000人負傷
2022/01/06 19:55共同通信

カザフスタンでデモ武力鎮圧 死者多数と報道、1000人負傷

燃料価格引き上げへの抗議デモ対応で出動した治安部隊=5日、カザフスタン・アルマトイ(ロイター=共同)

(共同通信)

 【モスクワ共同】燃料価格引き上げに抗議するデモが暴徒化したカザフスタンの治安当局は6日、最大都市アルマトイの広場でデモ隊を武力鎮圧した。ロシア通信は警察当局者が「数十人を排除した」と述べたとし、多数の死者が出たと報じた。負傷者はこれまでに全土で千人以上に上った。ロシアなど旧ソ連諸国でつくる集団安全保障条約機構(CSTO)は治安部隊派遣に着手した。

 トカエフ大統領はロシアを後ろ盾にデモを抑え込み、政権維持を図る構えだ。

 インタファクス通信によると、CSTO当局者は6日、ロシア空軍を含む計5カ国の先遣部隊が治安維持のためカザフに向かっていると明らかにした。

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220106X833.html
カザフ反政府デモで数十人死亡=ナザルバエフ氏失脚―ロシア軍事介入、流血拡大も
2022/01/06 18:38時事通信

 中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンのトカエフ大統領は5日、反政府デモが全土に広がって混乱する中、地元テレビを通じて国民向けに演説し、ナザルバエフ前大統領に代わって、自身が安全保障会議議長に就任すると発表した。ナザルバエフ氏が失脚したことを意味する。

 報道によると、警察当局者は6日、最大都市の南部アルマトイでデモ参加者数十人を殺害したと語った。衝突で治安部隊も13人が死亡、300人以上が負傷。けが人は全土で計1000人以上に上ったという。デモ隊が治安部隊に殴打される映像も伝えられている。

 トカエフ氏の要請に基づき、ロシア主導の軍事同盟、集団安全保障条約機構(CSTO)は平和維持部隊の派遣を決めた。ロシアは精鋭部隊の空挺(くうてい)軍を展開。鎮圧を強化すれば、流血の事態が拡大する恐れがある。

 エリートのソ連共産党政治局員だったナザルバエフ氏は30年近くカザフを統治。大統領の座を2019年にトカエフ氏に譲ってからも「国父」として影響力を保持してきたが、実力者の失脚により、中国とロシアに挟まれた地政学的な要衝でもある資源国は大きな転機を迎えた。

1522チバQ:2022/01/06(木) 21:08:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220106k0000m030242000c.html
カザフスタンの抗議拡大 CSTOが治安部隊派遣、周辺国巻き込む
2022/01/06 20:20毎日新聞

カザフスタンの抗議拡大 CSTOが治安部隊派遣、周辺国巻き込む

カザフスタンに向かう軍輸送機に乗り込むロシアの部隊=2022年1月6日、ロシア国防省提供の動画から、AP

(毎日新聞)

 燃料価格の引き上げを端緒にして、中央アジアのカザフスタンで起きた抗議運動が国内各地に拡大した。デモ参加者と治安部隊の衝突も起こり、双方から1000人を超す死傷者を出した。カザフスタン政府の要請を受け、ロシアが主導する「集団安全保障条約機構」(CSTO)は6日、現地に治安部隊の派遣を決めるなど、周辺国を巻き込む事態に発展している。

 抗議の動きは5日になり、最大都市アルマトイで過激化し、政府庁舎が襲撃されたほか、国際空港が一時占拠された。商店なども襲われ略奪が起きた映像なども拡散している。抗議の動きは首都ヌルスルタン(旧アスタナ)などにも広がった。

 カザフスタンのトカエフ大統領は、5日にアルマトイなどで出した非常事態宣言を全土に拡大した。暴徒を「外国で訓練されたテロリスト集団」と非難し、断固とした措置を取ると表明。治安当局は6日にアルマトイ中心部で武力鎮圧に乗り出し、「排除」したと説明している。

 ロイター通信は地元メディアの情報として警官ら13人が死亡したと報道。タス通信によると、カザフスタン保健省幹部は、負傷者が1000人を超し、そのうち400人が病院に搬送されたと明かしている。アルマトイで治安部隊が発砲する映像も流されており、多くの死傷者が出ているとみられる。

 カザフスタンも加盟する軍事機構CSTOを率いるロシアは当初、今回の混乱に関与しない立場を表明していた。しかしトカエフ氏が支援要請に踏み切ったことを受け、CSTO議長国アルメニアのパシニャン首相は、情勢を安定化させるために部隊を派遣すると発表。インタファクス通信によると、ロシア空軍を含む5カ国の部隊が現地に向かっているという。

 カザフスタンはソ連末期から権力を握ってきたナザルバエフ前大統領が強権支配を続け、治安は安定しているとみられてきた。しかし1日、液化石油ガス(LPG)の価格が引き上げられると、国内西部で反発する動きが始まった。一般国民による富裕層への反発も加わり、アルマトイなどへ飛び火した模様だ。

 外務省海外邦人安全課によると、カザフ国内には2020年10月時点で日本企業36社が活動し、約140人の邦人が在留しているとみられるが、けが人など被害の情報はないという。【金寿英】

1524チバQ:2022/01/10(月) 19:58:40
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3384353.html
「地獄の門」の消火指示 トルクメン大統領
2022/01/10 13:06AFPBB News

「地獄の門」の消火指示 トルクメン大統領

トルクメニスタン・カラクム砂漠の「地獄の門」(2014年6月11日撮影)。(c)Igor SASIN / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】中央アジア・トルクメニスタンのグルバングルイ・ベルドイムハメドフ大統領は8日、50年にわたり天然ガスが燃える巨大クレーター「地獄の門」の消火方法を見つけるよう専門家に指示した。

 地獄の門は、カラクム砂漠の中央部ダルバザ村に位置し、直径70メートル、深さ20メートル。旧ソ連時代の1971年、天然ガスがたまった巨大な空洞の真上に設置された掘削リグが地面とともに崩落してできた。燃焼は旧ソ連がガスの拡散を抑えるため、点火したのが始まりだった。

 ベルドイムハメドフ氏は国営テレビで、地獄の門は人間が造りだしたもので、「環境と近隣住民の健康に悪影響を及ぼしている」と指摘。「莫大(ばくだい)な収入源となり、国民の福祉のために役立てることができる貴重な天然資源をわれわれは失い続けている」と語った。

 同氏は2010年にも消火を命じたが鎮火できなかった。

 地獄の門は人気観光地となっている。2018年には、ベルドイムハメドフ氏により「カラクムの輝き」と正式に命名された。 【翻訳編集】AFPBB News

1525チバQ:2022/01/10(月) 20:01:32
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220107X957.html
勢力圏で政権転覆許さず=カザフスタン反政府デモ介入―ロシア
2022/01/07 15:10時事通信

 【モスクワ時事】中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンで燃料価格高騰に端を発して反政府デモが広がったことを受け、ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」は、カザフのトカエフ大統領の要請に応じ、平和維持部隊を派遣した。迅速な派遣の裏には、ロシアの勢力圏で抗議行動による政権転覆をこれ以上許さないというプーチン政権の強い思いがのぞく。

 タス通信によると、CSTOの平和維持部隊が訓練ではなく、実際に任務を遂行するのは初めてだ。ロシアは精鋭の空挺(くうてい)部隊などを投入。国営テレビは軍用車両が走行したり、兵士らが軍用機に乗り込んだりする様子を繰り返し放映した。

 ロシア外務省は6日の声明で、カザフの反政府デモに関し、「外部から扇動され、訓練を受けて組織化された武装集団を用い、強硬な手段で国家の安全と一体性を損なう試み」と主張。カザフ治安当局の「対テロ活動」支援などのためにCSTO加盟国と「緊密に協議を続ける」と表明した。

 平和維持部隊の任務は秩序の回復や重要施設の保護などだが、「テロ組織」への反撃は認められている。トカエフ氏はデモ隊を「テロリスト」と非難している。

 豊富な天然資源を武器に中央アジア有数の経済力を誇ってきたカザフだが、国内では貧富の差が拡大。ソ連時代からの実力者ナザルバエフ前大統領が30年近く強権的な統治を続け、2019年の辞任後も影響力を維持していることに国民の不満が鬱積(うっせき)していた。ナザルバエフ氏と同様、反対派を20年以上も力で押さえ付けてきたプーチン大統領は最近、北大西洋条約機構(NATO)拡大への非難を強め、旧ソ連圏での影響力を死守する姿勢を鮮明にしている。

 20年8月のベラルーシ大統領選後に反政権デモが拡大し、強権体制を続けるルカシェンコ大統領が辞任圧力にさらされた際も、CSTOの部隊は派遣されなかった。今回の派遣はトカエフ氏の5日の要請から数時間後に決定が発表されており、ロシアのカザフ重視を示すとともに、反政権機運の波及を強く警戒していることをうかがわせる。

1526チバQ:2022/01/11(火) 21:23:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022011100734&g=intNATO不拡大で対立 緊張緩和、道筋見えず―ウクライナ情勢・米ロ対話
2022年01月11日20時33分

10日、ジュネーブで「戦略的安定対話」に臨むシャーマン米国務副長官(左)とロシアのリャプコフ外務次官(AFP時事)
10日、ジュネーブで「戦略的安定対話」に臨むシャーマン米国務副長官(左)とロシアのリャプコフ外務次官(AFP時事)


 【ワシントン、モスクワ時事】米ロ高官は10日、2国間協議の枠組み「戦略的安定対話」をジュネーブで開催し、緊張が続くウクライナ情勢を話し合った。国境付近への軍部隊展開でウクライナに軍事圧力を強め、北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大の保証を求めるロシアの提案を米側は一蹴。米ロは対話を継続する見通しだが、緊張緩和への道筋は依然見えないままだ。
 対話には、シャーマン米国務副長官とロシアのリャプコフ外務次官らが出席。協議は8時間近く続いた。シャーマン氏は「ビジネスライク(実務的)で率直な議論だった」と振り返り、リャプコフ氏も「プロフェッショナルで具体的だった」と評価した。双方が互いの要求や懸念を突き付けたもようだ。
 冷戦終結後、旧ソ連の勢力圏だった東欧で次々と加盟国を拡大してきたNATOの動きに、ロシアは長年不信感を募らせてきた。ロシアのプーチン大統領が2014年のクリミア半島併合に続き、欧米に傾斜するウクライナへの軍事圧力を強める背景には、NATOのさらなる拡大を阻止する狙いがある。
 ロシアは昨年12月、NATO不拡大などを確約させる条約案を米国に提示。今回の協議でも取り上げられたが、シャーマン氏は「議論にもならない」と退け、NATOの集団安全保障体制へのロシアの干渉を容認せず、欧州の同盟・友好国との協調を重視する姿勢を鮮明にした。
 国際協調主義を掲げるバイデン米政権にとって、ウクライナ情勢は欧州の同盟・友好国への信頼が試される局面。米国がロシアの圧力に屈したと見られれば、中国の軍事侵攻の懸念が高まる台湾問題にも波及し、他地域でも同盟国の不信を招く恐れがある。
 ただ、ウクライナ情勢に関して軍事的選択肢を排除するバイデン大統領が、ロシアの侵攻を食い止めることができるかは不透明だ。米側は欧州諸国と連携して大規模な経済制裁の準備を進め、侵攻すれば「重大な代償と結果を招く」(シャーマン氏)と再三にわたり警告。ロシア側に部隊撤収を求めている。
 これに対してリャプコフ氏は、ロシア軍が活動するのは自国領内であって「緊張激化を恐れる理由がない」と語り、侵攻の意図を否定した。だが、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は10日、NBCテレビに「侵攻の脅威は現実だ」と指摘し、危機が依然として収まる気配がないことを強調する。
 12日は「NATO・ロシア理事会」、13日には米ロや欧州諸国が加盟する欧州安保協力機構(OSCE)の会合が予定され、対ロ協議は続く。リャプコフ氏は、NATOに関する米国の立場について「われわれにとって絶対に必要なものが米国人にとって断固受け入れられないことがある」と述べ、米国は問題の深刻さを過小評価していると批判した。

1527とはずがたり:2022/01/12(水) 09:50:03
ロシアが勝手に危機感盛り上げていく感じで軍事的手段を最初に否定してるアメリカは苦しいのか腰が引けてる(関心がない)のか微妙だけど,ロシアの勝算は何なんだ??一気に地域覇権握るチャンスでも到来中?

ベラルーシ,カザフにロシア本国と独裁政権が居坐るのは気持ちが悪いがウクライナの東西を境にまた鉄のカーテンでも敷く感じかねえ。。

ロシアの天然ガスに依存している欧州は経済制裁も仕切れないだろうし,地球環境に対ロシアに対中国に対AI化と多方面作戦は"西側"には荷が重すぎるな。。

1528チバQ:2022/01/12(水) 21:14:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022011200793&g=int
混乱の中、大統領が権力強化 ナザルバエフ氏影響排除―カザフ
2022年01月12日20時31分

カザフスタンのトカエフ大統領=2019年6月、ヌルスルタン(AFP時事)
カザフスタンのトカエフ大統領=2019年6月、ヌルスルタン(AFP時事)

カザフスタンのナザルバエフ前大統領=2018年1月、ワシントン(AFP時事)

 【モスクワ時事】中央アジア・カザフスタンのトカエフ大統領が抗議デモに伴う混乱を収束させる中で、長年権力を握り続けたナザルバエフ前大統領の影響力を排除する動きを見せている。前大統領の側近が国家反逆容疑で拘束されたほか、トカエフ氏は11日に経済格差の拡大をめぐり前政権を批判するような発言もした。「脱ナザルバエフ」路線で権力強化を狙っているとみられる。

 カザフで30年近くにわたり権力の座にあったナザルバエフ氏は2019年に退任。上院議長を務めていたトカエフ氏が後継指名を受ける形で大統領に就任したが、前大統領は強い権限を持つ安全保障会議議長として影響力を維持し続けた。
 外交官出身のトカエフ氏は前大統領に従順で、真の後継者と目されていたナザルバエフ氏の長女がトップの座に就くまでの「つなぎ」とみられていた。一方、20年に長女が上院議長から解任されるなど権力闘争の兆しはあった。トカエフ氏はナザルバエフ氏に批判の矛先が向いた今回の抗議デモの混乱を権力強化の好機と見なしたもようだ。
 トカエフ氏は今月5日、ナザルバエフ氏に代わって安保会議議長に就任。ロシアの後ろ盾も得てデモを武力で抑え込んだ。また、治安機関トップを務め、混乱を受け解任されたマシモフ元首相が国家反逆容疑で拘束された。大統領府長官などを歴任し、ナザルバエフ氏の側近だった。
 さらにトカエフ氏は11日の演説で「前大統領のおかげで、国際基準でも非常に収益性の高い企業と富裕層が現れた」と述べつつ、そのせいで格差が広がったとの考えをにじませた。「カザフ国民を支援する時だ」と訴え、企業などに政府基金への資金拠出を要請した。
 ナザルバエフ氏の報道官によれば、同氏は首都ヌルスルタンにいるが、公の場には姿を現していない。

1529チバQ:2022/01/16(日) 22:08:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/6de823944a808c66c607f50fd1ed805155e714a8
カザフ混乱の死者225人に 前大統領の影響力排除も進む
1/16(日) 14:39配信

時事通信
カザフスタンの治安部隊と衝突するデモ隊=5日、アルマトイ(AFPTVのビデオ映像から)(AFP時事)

 【モスクワ時事】中央アジア・カザフスタンの検察当局は15日、年明け以降に激化した抗議デモに伴う混乱の死者数が225人に上ったと発表した。

 国営通信社カズインフォルムが報じた。

 カザフやロシアのメディアは9日にカザフ当局の情報として死者数を164人と報じていたが、カザフ情報社会発展省は10日に「技術的ミスがあった」として情報を撤回していた。

 カザフでは燃料価格高騰をきっかけに抗議デモが拡大。トカエフ政権はロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」に平和維持部隊の派遣を要請し、デモを武力で鎮圧した。検察当局は死者の中には、治安部隊19人が含まれると明らかにした。

 トカエフ大統領は混乱収拾に乗りだす中、長年権力を握り続けたナザルバエフ前大統領の影響力を排除し、権力を強化する動きを見せている。タス通信は15日、ナザルバエフ氏の娘婿2人がエネルギー関連企業の幹部を辞任したと報道。抗議デモが始まった西部マンギスタウ州で石油ガス価格を不当に釣り上げた疑いで、エネルギー省の副大臣が拘束された。

1530チバQ:2022/01/17(月) 20:31:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a1da667af925bec9c7c91a87c8f9727a1778c27
反逆容疑のウクライナ前大統領が帰国 国内の政争、激化の懸念
1/17(月) 19:55配信

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朝日新聞デジタル
17日、キエフの空港に到着し、支持者らを前に話すウクライナのポロシェンコ前大統領=AP

 国境付近にロシア軍が集結して緊張が高まるウクライナで、国内の政争が激化する懸念が高まっている。ゼレンスキー大統領(43)と同じ親欧米派ながら対決姿勢を強め、国家に対する反逆の容疑をかけられたペトロ・ポロシェンコ前大統領(56)が17日、国外の滞在先から帰国した。同氏の拘束を認めるかどうかの裁判が始まった。

 ポロシェンコ氏はロシアが南部クリミア半島を併合し、東部でロシアが支援する武装勢力との衝突が始まった直後の2014年春に大統領に当選した。19年の大統領選でゼレンスキー氏に敗れたあとは野党「欧州連帯」を率い、同氏を「ロシアに対して弱腰」と批判してきた。

 ウクライナの検察当局は昨年12月、ポロシェンコ氏に対して、大統領在職中の14〜15年、親ロシア派が占拠した東部地域の石炭の販売を許可し、国に15億フリブナ(約61億円)の損害を与えた容疑で捜査開始を発表。同氏はそれと前後して出国していた。

朝日新聞社

1531チバQ:2022/01/17(月) 20:32:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a1da667af925bec9c7c91a87c8f9727a1778c27
反逆容疑のウクライナ前大統領が帰国 国内の政争、激化の懸念
1/17(月) 19:55配信

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朝日新聞デジタル
17日、キエフの空港に到着し、支持者らを前に話すウクライナのポロシェンコ前大統領=AP

 国境付近にロシア軍が集結して緊張が高まるウクライナで、国内の政争が激化する懸念が高まっている。ゼレンスキー大統領(43)と同じ親欧米派ながら対決姿勢を強め、国家に対する反逆の容疑をかけられたペトロ・ポロシェンコ前大統領(56)が17日、国外の滞在先から帰国した。同氏の拘束を認めるかどうかの裁判が始まった。

 ポロシェンコ氏はロシアが南部クリミア半島を併合し、東部でロシアが支援する武装勢力との衝突が始まった直後の2014年春に大統領に当選した。19年の大統領選でゼレンスキー氏に敗れたあとは野党「欧州連帯」を率い、同氏を「ロシアに対して弱腰」と批判してきた。

 ウクライナの検察当局は昨年12月、ポロシェンコ氏に対して、大統領在職中の14〜15年、親ロシア派が占拠した東部地域の石炭の販売を許可し、国に15億フリブナ(約61億円)の損害を与えた容疑で捜査開始を発表。同氏はそれと前後して出国していた。

朝日新聞社

1533チバQ:2022/01/24(月) 20:26:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/778e329d3f46ddf2146b2545a2acea0e305e0b73
米国務省、在ウクライナ大使館の職員家族に退避命令 職員も退避可に
1/24(月) 10:43配信
 米国務省は23日、ロシアがウクライナに侵攻する恐れが高まっているとして、首都キエフにある在ウクライナ米大使館の職員の家族に対し、国外退避を命じたと発表した。またウクライナ国内にいる米国人にもただちに退避を検討するよう勧告した。

 国務省は発表で「ロシアがウクライナに対して重大な軍事行動を計画しているという報告がある」と指摘した。米大使館は今後も業務を続けるが、緊急を要する業務に就いていない職員には退避を認めるという。

 同日に記者会見した国務省高官は「ロシアがいつ軍事行動に出てもおかしくない」と説明。プーチン大統領が軍事侵攻を決断したかどうかはわからないとしつつ、国境付近に10万人規模のロシア軍が展開していることから「彼はいつでも侵攻できる選択肢を持っている」と警告した。

 また国務省は、軍事侵攻の恐れを理由にウクライナへの渡航制限を上限の「レベル4(渡航中止)」とした。同国内に滞在する米国人に対しては、民間機が運航している今のうちに国外退避をするよう促した。

 国務省高官は、今回の措置は米国人の安全を守るためであり、「ウクライナへの支持を弱めるものではない」と強調。米国がウクライナに供与する武器が22日に到着したことも明かし、今後も支援を継続すると述べた。(ワシントン=高野遼)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/317852f1c76e0a236cf46963d44dcdf3be74d40e
ウクライナの英国大使館、一部職員と家族を退避へ アメリカに続き
1/24(月) 19:17配信
 英外務省は24日、ウクライナの首都キエフにある英大使館の一部職員や家族の一時退避を発表した。ロシアからの脅威の高まりを受けた対応としている。大使館の業務は継続している。

 BBCによると、当局は、英外交官への特定の脅威はないが、キエフで働くおよそ半分の職員を英国に戻す予定と話したという。

 米国務省も23日、在ウクライナ米大使館の職員の家族に対し、国外退避を命じたと発表。ウクライナ国内にいる米国人にもただちに退避を検討するよう勧告している。

朝日新聞社

1534チバQ:2022/01/24(月) 20:30:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022012400358&g=int
アルメニア大統領が辞任 権限強化を訴え
2022年01月24日11時11分

アルメニアのアルメン・サルキシャン大統領=2021年11月、英グラスゴー(AFP時事)
アルメニアのアルメン・サルキシャン大統領=2021年11月、英グラスゴー(AFP時事)


 【エレバンAFP時事】アルメニアのアルメン・サルキシャン大統領が23日、辞任を表明した。同国の大統領は儀礼的な役割。サルキシャン氏は大統領府の公式サイトで公表された声明文で「大統領は国民、国にとって困難な時期に、外交・国内政策における重要なプロセスで影響力を行使するための必要な手段を持ち合わせていない」と権限強化を訴えた。

1535チバQ:2022/01/24(月) 23:25:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/eee7c928aaf8a1fa1a2256ba996861b2589174be
ウクライナ全土、渡航中止勧告 ロシア侵攻懸念で日本政府
1/24(月) 21:28配信

時事通信
外務省=東京都千代田区

 外務省は24日、ロシア軍侵攻の懸念が高まるウクライナ全土の危険情報をレベル3(渡航中止勧告)に引き上げた。


 「商用機を利用した出国を強く勧める」とも呼び掛けた。これまではロシアと国境を接する東部2州とクリミア半島がレベル3で、それ以外はレベル1(注意喚起)だった。

 外務省によると、ウクライナの在留邦人は約二百数十人。軍事的な緊張が高まれば、自衛隊機による救出は困難になることも予想されるとして、「商用機が飛んでいるうちに出国してほしい」(幹部)としている。 

https://www.yomiuri.co.jp/world/20220123-OYT1T50110/
NATO各国、ウクライナに武器供与し露をけん制…軍事侵攻の口実となるとの懸念も
2022/01/23 21:40
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 【ロンドン=池田慶太】北大西洋条約機構(NATO)加盟の欧米各国が、ロシアの軍事圧力を受けるウクライナに相次いで武器を供与している。ウクライナ軍の能力強化を支援し、結束をアピールする狙いがあるとみられる。

21日、米デラウェア州の空軍基地で、ウクライナに向けた兵器や弾薬を準備する兵士ら=ロイター
 英国のベン・ウォレス国防相は17日の議会で、対戦車ミサイルをウクライナに供与することを発表した。英地元メディアによると合計2000基で、標的を認識するセンサーを備え、防御の弱い戦車上部で爆発するように設計された次世代型という。すでにウクライナに運ばれており、武器の使い方を教えるため陸軍部隊約30人も派遣された。


 エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト3国は、携帯式の対戦車ミサイルや地対空ミサイルなどを近くウクライナに供与する。米国製兵器の第三国への提供について、米政府の承認を得た。バルト3国の国防相は21日、「3か国はウクライナの主権と領土の一体性に関与することで団結する」とする共同声明を発表した。

 また、英BBCによると、昨年12月に米政府が承認した総額2億ドル(約227億円)に上る兵器や弾薬などの一部が最近、ウクライナの首都キエフに到着した。米国のブリンケン国務長官は、「我々は支援を続ける」と表明した。

 2014年にロシアがウクライナ南部のクリミア半島を併合して以来、米国などはウクライナに軍事的な支援を行ってきたが、事態の緊迫化を受けて武器供与を加速させている状況だ。

 一方、ロシアは「NATOが新たな勢力圏を作ろうとしている」(セルゲイ・ラブロフ外相)と強く反発。NATO側の軍事支援がロシアを刺激し、ウクライナ侵攻の口実に使われるとの懸念も出ている。

1536チバQ:2022/01/29(土) 11:12:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f187471c83feae9033ad38a1f4feab118565c4c6カザフ大統領、与党党首に選出 実権を完全掌握
1/28(金) 23:12配信

産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】反政府騒乱が今月起きた中央アジアの旧ソ連構成国、カザフスタンの政権与党「ヌル・オタン」は28日、臨時党大会を開き、トカエフ大統領を党首に選出した。タス通信が伝えた。同党党首は、2019年まで約30年間、大統領の座にいたナザルバエフ前大統領が務めていた。

トカエフ氏は騒乱を機にそれまでナザルバエフ氏が務めてきた国家安全保障会議議長にも就任。カザフでは新旧大統領間の権力の分散が指摘されてきたが、トカエフ氏が実権を完全に掌握する形となった。

トカエフ氏は臨時党大会の演説で「既存体制の腐敗が騒乱の引き金になった」と述べ、政治改革を進めると表明。「独立後の困難な時期に建国を引き受けたナザルバエフ氏に敬意を表すべきだ」とし、騒乱を機に政界引退を表明したナザルバエフ氏に配慮を示した。

トカエフ、ナザルバエフ両氏とも「騒乱の背景に両氏の対立があった」とする観測は間違いだと主張している。

タス通信によると、昨年11月の同党会合で、ナザルバエフ氏が党首職をトカエフ氏に移譲する意向であることが発表されていた。

1537チバQ:2022/02/11(金) 16:00:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/df25101a38e4efd148bdb632a3f35e497ae04735
ロシア、ベラルーシで大規模演習 ウクライナも対抗、緊張高まる
2/10(木) 14:38配信
時事通信
ロシア国防省が9日公開したベラルーシ西部ブレスト州に展開する地対空ミサイルシステムS400の映像(AFP時事)

 【ベルリン時事】ロシア軍は10日、ウクライナの北方の隣国ベラルーシで、同国と合同の大規模演習を始めた。

 約3万人の部隊や戦闘機などを投入するとみられる。対峙(たいじ)するウクライナも、北大西洋条約機構(NATO)諸国から供与されたドローン(無人機)や対戦車ミサイルを使った演習を開始。軍事的緊張が一段と高まっている。両演習とも20日まで続く見通しだ。

 ロシアはこれまでに、地対空ミサイルシステムS400やスホイ35戦闘機12機をベラルーシに配備。ペスコフ大統領報道官は9日、西側による「前例のない脅威」に対抗するための演習だと主張した。

1538チバQ:2022/02/11(金) 16:01:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/91bf1d24ba5fc764d49e79008ff9cc400d6befd7
ロシアがベラルーシと大軍事演習 高まる緊張、極東からも最新兵器
2/10(木) 18:00配信

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朝日新聞デジタル
ベラルーシで10日、本格的に始まったロシア軍とベラルーシ軍の合同演習に参加した軍用車両=スプートニク

 ロシア国防省は10日、隣国ベラルーシ領内で同国軍との合同演習「同盟の決意2022」を本格的に開始したと発表した。ウクライナをめぐる緊張が続く中、同国との国境付近を含むベラルーシ全土で過去に例を見ない規模で20日まで行われる。米国や北大西洋条約機構(NATO)加盟各国との緊張がさらに高まるのは避けられない。

【写真】ベラルーシ国内で実施されたロシアとベラルーシの合同軍事演習中、銃を撃つ兵士。ロシア国防省が2日に公開した=AP

 ロシア国防省は、演習の詳細を発表した1月18日から2月9日までを部隊の移動と現地での再編成を試す演習の第1段階と位置づけ、ロシア国内から部隊を次々と移動させた。主力戦闘機Su35や地対空ミサイルシステム「S400」など最新兵器が、8千キロ以上離れた極東や東シベリアからも運び込まれた。

 ロシアとベラルーシは両国で国家連合を組み、旧ソ連6カ国による集団安全保障条約機構(CSTO)に加盟する。演習は外部から国境を越えて攻撃が行われたという想定で、南のウクライナ、西のポーランド、バルト3国などからの攻撃が念頭に置かれているとみられる。

朝日新聞社

1539チバQ:2022/02/16(水) 19:50:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c411d36350983b7738116dd97ce4b61e24eabf0
露下院、親露派の「国家承認」案を可決 法的拘束力なし
2/15(火) 22:09配信

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産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】ウクライナ情勢をめぐり、ロシア下院は15日、ウクライナ東部を実効支配する親露派武装勢力「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」(いずれも自称)を国家承認するようプーチン大統領に求める議会決議案の採決を行い、賛成多数で可決した。タス通信が伝えた。露メディアによると、決議に法的拘束力はなく、可決がロシアによる親露派の即座の国家承認にはつながらない。

決議案は1月に露共産党が下院に提出。決議案の審議が予定された14日、政権与党「統一ロシア」も同様の決議案を下院に提出した。共産党案は議会単独での採決を提案したのに対し、統一ロシア案は採決に先立ち露外務省の見解を聞くことを提案。下院は15日、どちらの案を採用するかを決める投票を行い、共産党案を可決した。今後、決議はプーチン大統領に送付されるという。

タス通信によると、ペスコフ露大統領報道官は15日、親露派支配地域の国家承認について「いかなる公式の決定もなく、議論も行われていない」と慎重な姿勢を示した。親露派支配地域の国家承認は、ウクライナ東部紛争の和平合意「ミンスク合意」と矛盾する。プーチン政権は親露派支配地域を国家承認することにより、ロシア側に有利な同合意を破棄する口実をウクライナ側に与える事態を警戒しているとみられる。

ただ、プーチン政権が、北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大の確約などに関する米欧との協議や、ミンスク合意の履行をめぐるロシアとウクライナ、ドイツ、フランスの4カ国協議が行き詰まった場合、議会決議の存在を口実に、親露派支配地域を国家承認して事実上のロシアの支配下に置く可能性も排除されていない。

1540チバQ:2022/02/19(土) 14:37:32
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2022021901000086.html
ロシア南部に70万人超避難も ウクライナ軍迫ると親ロシア派
2022/02/19 06:12共同通信

ロシア南部に70万人超避難も ウクライナ軍迫ると親ロシア派

ロシア南部へ避難する人たち=18日、ドネツク人民共和国・レニンスキー地区(タス=共同)

(共同通信)

 【モスクワ共同】ウクライナ東部ドンバス地域の一部を実効支配する親ロシア派「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」は18日、ウクライナ政府軍の攻撃が迫っているとして、境界を接するロシア南部ロストフ州への住民避難を開始した。ドネツク人民共和国だけで70万人の避難を計画しているという。タス通信などが伝えた。

 一方、ウクライナのレズニコフ国防相は「われわれはドンバスの平和を望んでいる。攻撃する計画はない」と述べた。

 親ロ派支配地域の最大都市ドネツクでは同日、「共和国」の庁舎付近に止めた幹部の車で爆発が起きた。死傷者は出ていない。

1541チバQ:2022/02/19(土) 14:40:39
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220219X479.html
ウクライナ避難住民の保護指示=東部から「70万人」計画も―ロシア大統領
2022/02/19 08:06時事通信

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は18日、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域からロシアに避難してきた住民を保護し、1人当たり1万ルーブル(約1万5000円)を支給するよう指示した。親ロ派は、ウクライナ政府軍が親ロ派地域への侵攻を計画していると主張して住民にロシアへの避難を要請し、緊張が高まっている。

 2014年から東部で衝突を続けるウクライナ政府と親ロ派は17日以降、相手側が停戦合意を破って攻撃を仕掛けてきたと互いを非難。親ロ派武装勢力「ドネツク人民共和国」の幹部は18日、「ウクライナのゼレンスキー大統領は近く侵攻計画の実行を指示する」と決め付け、住民にロシアへの避難を呼び掛けた。「70万人」を避難させる計画という。

 別の武装勢力「ルガンスク人民共和国」も住民に避難を求めた。ウクライナ軍は「侵攻計画」を否定した。

1542チバQ:2022/02/19(土) 20:45:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c92cdd65e48f93b9bec931fd399ff1ef00161d2
ウクライナ東部停戦違反急増 OSCE
2/19(土) 17:23配信

時事通信
破壊された家から外をのぞくウクライナ東部の親ロシア派支配地域で暮らす女性=2020年5月、ドネツク近郊(EPA時事)

 【キエフAFP時事】欧州安保協力機構(OSCE)のウクライナ特別監視団(SMM)は19日、声明を出し「ウクライナ東部で停戦違反が急増している」と警告した。


 停戦合意は2020年7月に強化されたが、それ以前の水準に迫っている。

 東部ドネツク州では17日、222件の停戦違反があり、うち135件は爆発を伴った。違反は、16日が189件、15日が24件だった。一方、その北に隣接するルガンスク州では648件の違反があり、うち爆発を伴ったのは519件。16日は402件、15日は129件だった。

1543チバQ:2022/02/22(火) 15:41:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/3feff5086e6ff7ff865fbe3ea5cb1e4946c8e549
「親ロシア派」は何者?  ウクライナ東部のかいらい政権
2/22(火) 7:30配信

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時事通信
ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」幹部のプシリン氏=2014年5月、ドネツク(AFP時事)

 ロシア軍が国境付近に押し寄せて緊張が高まる中、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域でも不穏な空気が漂い、8年前から続く紛争の再燃が懸念されている。

【図解】ロシア・ウクライナ

 ―どんな場所。

 ドネツク州とルガンスク州を合わせた炭鉱地帯が「ドンバス地方」。ロシアに接し、かつてソ連中の労働者が集まったため、ウクライナ語よりロシア語の方が通じる。ドイツのメルケル前首相は若き日、ドネツクでロシア語を学んだ。

 ―なぜ紛争が起きた。

 2014年のデモでロシア寄りのヤヌコビッチ大統領(当時)が失脚すると、ロシアはお手盛りの住民投票を経て、南部クリミア半島を併合。さらに東部に軍事介入して紛争地とし、かいらい政権を樹立した。武装勢力は「人民共和国」を自称。ロシア軍が支援しているのは公然の秘密だ。

 ―犠牲者も多いのでは。

 国連によると、政府軍と親ロ派の双方に住民を含む計1万4000人以上が亡くなった。また、親ロ派の仕業とされる14年のマレーシア機撃墜事件では、乗客乗員298人全員が死亡する悲劇も起きた。

 ―親ロ派は住民代表なの? 
 そうとも言えない。幹部の多くはロシアの情報機関などから送り込まれている。プーチン政権の指示を受けているのは確実で、ここに来て急増する砲撃や偽情報も、ウクライナを挑発して戦火に引き込むための策略とみられる。

 ―プーチン政権はどうしたい。

 長引く紛争を「内戦」と主張し、親ロ派支配地域も「国家」とは承認していない。ウクライナの一部として、中央政府の北大西洋条約機構(NATO)加盟方針に異を唱えさせたいようだ。独立を認めれば方針転換であり、紛争解決に向けたミンスク合意違反となる。(時事)

1544チバQ:2022/02/22(火) 21:17:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/963f0e3eae58ad06abf1405302db34250f72a398
プーチン氏、ウクライナ東部への派兵指示 侵攻の危機に直面
2/22(火) 11:17配信

毎日新聞
 ロシアのプーチン大統領は21日、露国防省に対し、ウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州の親露派支配地域に軍の部隊を派遣して「平和を維持」するよう命じた。インタファクス通信が伝えた。主権国家であるウクライナ領への事実上の侵攻をする可能性が高まり、米欧はロシアへの制裁などを発表した。緊迫するウクライナ情勢はついに侵攻の危機に直面した。

 プーチン氏が派兵を命じたのは、親露派が一方的に独立を主張し、「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」と自称する両地域。ロイター通信は22日、戦車を含む武装車両がドネツク州の州都ドネツク近郊で目撃されたと報じた。どの国の戦車か所属を表す記章はなかったという。

 派兵命令に先立ち、プーチン氏は両「共和国」の独立を承認する大統領令に加え、ロシアと両地域の友好協力相互援助条約に署名した。条約には、ロシアが両地域に軍事基地を建設する権利を持つことも盛り込まれている。タス通信などによると、ロシア下院は22日、条約の批准法案を可決した。

 プーチン氏はテレビ演説で、ウクライナ東部で住民が攻撃されて「深刻で切迫した状況にある」と指摘。米国と北大西洋条約機構(NATO)がウクライナ領を潜在的な攻撃拠点にしようとしていると主張した。そのうえで、2015年に結ばれた東部紛争の停戦合意について、ウクライナ側が履行を拒んできたとも批判した。

 プーチン氏は21日、マクロン仏大統領とショルツ独首相と電話協議した。その際に両地域の独立承認を伝達し、独仏首脳からは失望の念が表明されたという。

 AP通信などによると、ウクライナのゼレンスキー大統領は22日未明に国民向けにテレビ演説し、「この問題の解決に向け、我々は外交的な手段を尽くす。いかなる挑発行為にも反応しない」「我々は誰も、何も恐れない。そして、誰にも何も渡さない」などと語った。

 一方、バイデン米大統領は21日、限定的な経済制裁を発動する大統領令に署名した。米政府高官によると、制裁は独立が承認された親露派支配地域での米国民による新たな投資、貿易、金融取引を禁止する。この地域で活動するいかなる人物に対しても制裁を科すことができるという。また、独立承認を「明白な国際公約違反」として、ロシアにも22日に「追加の措置」を発表する。

 一方で、ロシアがウクライナに侵攻した場合に同盟国などと準備している「迅速で厳しい経済制裁」については発動しておらず、事態をさらに見極める構えだ。米政府高官はさらに外交努力を続ける意向も示しており、軍部隊が進入した場合について「ロシアがどのような行動をとるか今後の数時間、数日間を注意深く見極め、応じた措置をとる」と説明した。

 ただ、この地域には14年以降、ロシア軍が事実上駐留していたとも指摘。ロシア軍の進入自体がすぐに「(侵攻の)新たな一歩」にはあたらないとの認識も示した。

 欧州連合(EU)は22日、パリで外相会合を開き、具体的な対露制裁の内容を決めるために協議する見込みだ。

 ドネツク、ルガンスク両州では14年4月、親露派武装勢力と治安部隊の間で戦闘が発生。武装勢力は14年5月、「住民投票」の結果を根拠にして独立を宣言し、実効支配を進めた。後ろ盾となったロシアは独立承認を控えてきたが、ウクライナとの対立が激化し、方針転換に踏み切った格好だ。【ロストフナドヌー(ロシア南部)前谷宏、リボフ(ウクライナ西部)真野森作、ワシントン鈴木一生】

1545チバQ:2022/02/22(火) 21:18:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/161495a0980c1b8d0d3b5848f5243d226831aa2e
ウクライナ大統領、対ロ断交検討 「国境不変」と対決姿勢
2/22(火) 18:33配信

時事通信
22日、キエフで、テレビを通じて演説するウクライナのゼレンスキー大統領(AFP時事)

 【イスタンブール時事】ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア派地域の独立を承認したことを受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は22日昼(日本時間同日夜)、記者会見し、ロシアとの国交断絶を検討していると述べた。


 欧米が対ロ制裁に動く中、ロシアとの対決姿勢を鮮明にした。

 ウクライナ政府は2014年の南部クリミア半島に続き、東部でも支配権を完全に失う危機に直面している。会見に先立ち、ゼレンスキー大統領は22日未明、国民向けの声明を出し「国際的に認知された国境は変わらない」と訴えた。ただ、失地回復は極めて困難な情勢だ。

 ロシアが承認した親ロシア派武装勢力の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」は、既に東部のドネツク、ルガンスク両州の一部を実効支配している。両州の残りの地域はウクライナ政府の管轄下にあるが、ロシア軍が「平和維持」を名目に進駐を進め、支配地域を拡大させていく恐れがある。

 ゼレンスキー氏は声明で「ロシアが平和的な外交努力を破壊した」と非難。「われわれは誰も恐れない。誰にも何も与えない」と強調した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1f56853394317c44be99ae2f429c2db9bd04f508
安保理の大半がロシア非難「国連憲章への攻撃」 事務総長も異例批判
2/22(火) 17:19配信


毎日新聞
ウクライナ情勢について話し合うために各国の国連大使らが集まった安全保障理事会=米ニューヨークの国連本部で2022年2月21日、隅俊之撮影

 国連安全保障理事会は21日夜(日本時間22日午前)、ウクライナ情勢を協議する緊急の公開会合を開いた。ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親露派支配地域の「独立」を承認したことについて、大半の理事国が「国連加盟国の主権と国連憲章への攻撃」(米国)などと非難したのに対し、ロシアは反論した。

 会合は米英仏などが要請した。米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、プーチン氏がウクライナ東部に派遣を命じた軍について「平和維持軍だと呼んでいるが、ばかげている」と非難。「ウクライナへのさらなる侵略の口実を作ろうとしているのは明らかだ」と指摘した。

 また「プーチン氏は、国連ができる前の、帝国が世界を支配していた時代にタイムスリップすることを望んでいる。今は2022年だ」と述べ、「傍観しているわけにはいかない」と団結した対応を理事国に求めた。英国からは「厳しい経済的行動を取る」などと制裁を警告する発言があった。

 これに対し、ロシアのネベンジャ国連大使は「(独立を承認した)共和国やロシア社会からの強い独立の支持が当初からあった」と述べ、対応を正当化した。

 一方、中国の張軍・国連大使は「平和的な手段で解決すべきだ」と原則論を述べたものの、1分あまりで演説を終えた。

 この問題では、当事者であるロシアが拒否権を持つため、制裁決議など安保理として一致した対応を取ることは困難だ。

 これに先立ち、国連のグテレス事務総長は声明を出し、プーチン氏の決定は「ウクライナの領土保全と主権への侵害で、国連憲章の原則に反する」と述べた。安保理で拒否権を持つ大国をここまで厳しい口調で批判するのは異例だ。【ニューヨーク隅俊之】

1546チバQ:2022/02/22(火) 21:19:39
https://www.sankei.com/article/20220222-QI5DRESA7RITTF42QNZQVV3EXE/
露、ウクライナ侵攻へ 親露2地域を独立承認
2022/2/22 20:59
小野田 雄一
【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ東部の一部を実効支配する親露派武装勢力「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」(ともに自称)を一方的に国家承認する大統領令に署名した。ロシアと両「共和国」間の協力協定も締結。プーチン氏は両「共和国」からの要請という形で、ロシア軍を「平和維持部隊」として親露派支配地域に派遣することを国防省に命じた。ロシア軍のウクライナ入境は明確な軍事侵攻で、米欧は対抗措置を講じると表明した。


プーチン氏は大統領令署名に先立つテレビ演説で、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟すれば、「ロシアの脅威になる」と主張。親露派支配地域に住む自国民保護やロシアの安全保障を確保する重要性を強調し、「両共和国の独立と主権を認める」と述べた。国家承認は、2014年のウクライナ南部クリミア半島併合に続く一方的な「現状変更」の試みとなる。08年のジョージア(グルジア)侵攻も同様の手法がとられた。

ロシアは従来、親露派と政府軍との間のウクライナ東部紛争について「ウクライナの国内問題」とする立場をとってきた。国家承認は東部紛争の和平合意「ミンスク合意」や、ウクライナの領土保全を定めた1994年の「ブダペスト覚書」違反だとみられる。


一方、バイデン米大統領は21日、対抗措置として、東部2地域における米国人の新たな投資や貿易、金融取引を禁じる大統領令に署名した。米政府高官は追加的な制裁措置を22日に発表すると述べた。欧州連合(EU)も21日、限定的な制裁を実施する構えを示した。ウクライナのゼレンスキー大統領はバイデン氏と電話会談し、ロシアの侵略に対する同盟・友邦諸国間の結束を再確認した。


ウクライナ東部では同国の親露派政権が崩壊した2014年の政変を機に、ロシアを後ろ盾とする親露派武装勢力が蜂起。ウクライナ軍との紛争に発展した。これまでに、双方で約1万4千人が死亡したとされる。

1547チバQ:2022/02/22(火) 21:20:58
https://www.sankei.com/article/20220222-ZYYG56BIMRNNXF467JKZI5A4JE/
ウクライナ、国家分裂さらに 遠のくNATO加盟
2022/2/22 21:16

【リビウ(ウクライナ西部)=佐藤貴生】プーチン露大統領がウクライナ東部の親露派武装勢力を独立国家として承認したことを受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、和平の努力を破壊する動きだと批判し、外交的解決を目指すとする一方で「誰にも何も渡さない」と述べ、ロシアに対抗する姿勢を示した。

ウクライナの国家分裂が深刻化し、北大西洋条約機構(NATO)加盟はいっそう困難になった。

ゼレンスキー氏は21日夜から米英首脳と相次いで会談。また、ウクライナとロシアに仲介役の仏独を含めた4カ国で緊急首脳会談を開くよう呼びかけ、米欧の支援確保を進めた。


ロシア軍は10万人以上の兵力でウクライナ国境を取り囲んでおり、同国では近く戒厳令が発令されるとの観測が飛び交っている。

ゼレンスキー氏はこれまで、「ロシア軍の侵攻近し」と繰り返して自国民の国外退避を呼びかけた米欧諸国とメディアに対し、「パニックに陥ってはならない」と呼びかけるなど、いらだちを隠さなかった。

19日には「ミュンヘン安全保障会議」に出席し、「ロシアが侵攻することが確かなのであれば、制裁を科すべきだ」と述べ、侵攻した後では遅いと米欧にくぎを刺していた。


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ロシアが親露派武装勢力の独立を承認したことで、ウクライナの経済が一段と悪化するのは確実だ。北大西洋条約機構(NATO)非加盟のウクライナは米欧の軍事力を頼りにできず、厳しい局面に立たされた。


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