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自民党スレ

1493名無しさん:2016/08/20(土) 22:08:47
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160817-00049442-gendaibiz-bus_all
安倍政権を牛耳る「二人の妖怪」〜二階幹事長と菅官房長官の「力の源泉」を突き止めた しぶとい、えげつない、あつかましい
現代ビジネス 8月17日(水)12時1分配信

 ギラギラとしたその顔に刻まれた皺の一本一本が、くぐってきた修羅場の数を物語っている。永田町から遠く離れた田舎町を出て、権力の中枢にまで辿りついた二人。その力の源泉はどこにあるのか。

メンツではなく実利をとる
 「二階さんが次の幹事長に決まったと耳にした菅さんは、素っ気なく一言だけこう言いました。

 『ああ、そうですか』」(官邸スタッフ)

 安倍政権で今、地殻変動が起きている。

 かたや歴代最長の在任1300日を突破、押しも押されもせぬ名官房長官と呼ばれる菅義偉氏。かたや底の見えない「最後の老兵」にして、自民党新幹事長の二階俊博氏。政権を牛耳るこの二人のパワーバランスが、大きく変わりつつあるのだ。

 「菅さんは昨年から、官房長官を退いて、幹事長をやりたいと望んでいました。親しい人の前で『もういい』『疲れた』とこぼすなど、『党務に移りたい』という意向を露骨に示すようにもなっていた。

 しかし、菅さんの要望は通りませんでした。そればかりか、幹事長ポストはライバルの二階さんがさらっていった」(前出・官邸スタッフ)

 今回の内閣改造では、二階派から2名、さらに二階氏の地盤である和歌山からも2名が入閣。地元の支持者を驚かせた。

 安倍総理がここにきて二階氏と急接近し、右腕だった菅氏を差し置いて重用し始めた真意は、どこにあるのか。

 「3年前、安倍総理は二階さんを警戒して、衆院予算委員長に閉じ込める策をとりました。その時二階さんは、『何でオレが今さら予算委員長なんだ。ふざけるな』と激怒していたのですが、急に黙ったかと思うと、予算案を史上最速のスピードで成立させたのです。

 つまり、『安倍、分かってるだろうな。抵抗する奴はオレが全部黙らせたんだ』と無言の圧力をかけたわけです。公明党とのパイプや根回し力といった、総理にないものを二階さんは豊富に持っている。メンツではなく、実利をとるリアリストでもある」(自民党関係者)

 だが安倍総理は、単に二階氏が有能だから幹事長を任せたわけではない。

 「カギはやはり、党則改正と総裁任期の延長です。この離れ業を実現できるのは、二階さんしかいない。参院選直後に二階さんが安倍総理と会談し、いきなり『総裁任期延長、大いに検討に値する』とブチ上げたのは、そこで幹事長就任をほのめかされたからでしょう」(前出・自民党関係者)

1494名無しさん:2016/08/20(土) 22:09:14
>>1493

ナワバリを争う似た者同士
 不愉快なのは菅氏だ。冒頭の言葉の通り、菅氏にとっても幹事長は、のどから手が出るほど欲しいポストだった。

 「菅さんももう67歳です。このまま閣内に封じ込められっぱなしだと、単なる『名官房長官』として政治家人生を終えることになりかねない。それに焦りを感じていることは間違いありません」(自民党中堅議員)

 二階氏も菅氏も、ともに叩き上げの地方出身者だ。「党人派最後の生き残り」と呼ばれ、与野党を問わず多くの議員から、尊敬と畏怖を集めている。同時に二人は、ナワバリを争う似た者同士のライバルでもある。

 両者に共通するのは、一種の図太さやあつかましさ、しぶとさ、手段を問わないえげつなさ―一言で言い表すならば、世襲のお坊ちゃん政治家にはない「おっさん力」とでも言うべき能力だろう。田中角栄や金丸信、梶山静六ら、脂ぎった「昭和の大物政治家」たちの面影を、少なからぬ人がこの二人に見るのだ。

 8月1日。自民党新三役の顔ぶれが決まり、各紙が速報で「二階新幹事長」と打ったこの日、新役員が顔合わせ会合を持った。そこで、出席者の一人がこう言った。

 「二階さんもこれからは表に出る幹事長なんだから、会見のときは必ず一度は笑顔を見せたほうがいいですよ。国民にメッセージを出すときは、仏頂面では困りますよ」

 冗談とも本気ともつかぬ言葉に、同席した者はどう反応していいか分からない。だが当の二階氏はというと、不敵な笑みを浮かべていたという。

 確かにこの幹部が言う通り、二階氏は国民ウケを狙わないし、またそれを得意とする人物でもない。政界内部で繰り広げられる根回しや謀略戦において、もっとも本領を発揮するタイプなのだ。

 その言動は、ウナギのようにヌルヌルと掴みどころがなく、ときに清々しいほど一貫性がない。「何かウラがあるはずだ」と深読みしようとすると術中にハマってしまう。

 「二階さんらしいと思ったのは、安倍総理が7月に衆参W選をやるかどうか悩んでいたときです。新聞が『W選実施が濃厚』と書けば『解散しないほうがいい』と言い、『やはり見送りか』と書けば『まだ可能性はある』と言う。のらりくらりと周囲を攪乱し、総理の意向を最後までカムフラージュしてみせた」(自民党ベテラン議員)

 部下の飼い方、使い方も融通無碍だ。前出の自民党中堅議員が言う。

 「二階さんは去年の二階派のパーティで、『他のグループにも、こっちに来たいという人がいる。数を増やそうと思ったら、ウチの派閥は倍にするだけの申し出がある』と嘯いていた。

 本当に石原派との合流に動いたり、無派閥議員への勧誘を盛んにやったり、二階さんには今どき珍しい『派閥のボス』という感じがありますよ。何しろ、『土建屋系』の二階さんにはカネがある。

 二階派のある議員は、『ウチはわけが分からない奴だらけの動物園だ。二階さんが何でも拾ってきちゃうんだよ』と言っていましたね」

 ダメな人間を切るのは簡単だが、ただ切れば100倍の恨みで敵方へ回る。それではお互いに損だ。ウィン・ウィンがいい―二階氏はしばしば、そのような「哲学」を漏らす。事実、収賄疑惑が報じられた西川公也元農水相、「路チュー」を撮られた中川郁子衆院議員、「ゲス不倫」の宮崎謙介元衆院議員と金子恵美衆院議員の夫妻など、二階派にはマスコミを賑わした有名議員も数多い。

 対する菅氏は、これまで安倍総理の「黒子」として、文字通り政権の要であり続けてきた。'09年以降は派閥に属することもなく、少なくとも表面上は、誰ともつるまない一匹狼を貫いてもいる。

 公に姿を見せるときはもっぱらいつもの会見場で、無表情を装っているため、それ以外のイメージがわかないという国民も多いかもしれない。しかし菅氏の本領は、率先して難所に突っ込み、使える手段を総動員しながら、強引に決着を付ける腕力と胆力にこそある。

 「例えば、今回の東京都知事選。野党統一候補の鳥越俊太郎が、選挙期間中に女性スキャンダルを報じられて失速しましたが、これについても『菅さんが手を回したのではないか』という話がまことしやかに流れている。

 実際のところは分かりませんが、何かあるとすぐ『菅さんだ』という話が出ること自体、菅さんの影響力が、もはや余人の及ばぬ領域に達していることの証拠でしょう」(前出・自民党関係者)

1495名無しさん:2016/08/20(土) 22:10:26
>>1494

どうする、安倍
 第一次政権時代から安倍総理に仕える最側近たちは、いまや強大になり過ぎたとも言われる、菅氏の力を警戒している。

 「菅さんは、安倍さんの調子がよくなってから出てきた人だ」

 「いつ寝首をかかれるかわからない」

 こうした陰口を官邸の住人たちから叩かれ続けても、菅氏はじっと耐え、ときには不祥事を起こした閣僚の処分に、ときには苦戦必至の地方選挙の応援に、ときには政府に対して真っ向から戦闘態勢をとる沖縄県との話し合いに奔走してきた。

 だが、菅氏を日頃間近に見ている人々によれば、ここにきて彼の様子に異変が表れ始めたという。

 「最近になって、菅さんが自民党内で派閥に属していない議員が集まった『無派閥連絡会』の顧問になった、という噂が話題になっています。安倍総理も、そうした不穏な動きを察知して、徐々に距離を置き始めたように見える。二階さんを幹事長に起用したのも、菅さん以外にもうひとり実力者を手近に置きたくなった、ということでしょう」(前出・官邸スタッフ)

 「無派閥連絡会」の所属議員は、この内閣改造で入閣要請を蹴り、「ポスト安倍に備える」と公言した石破茂前地方創生担当相に近いとも言われる。

 「党内の若手から中堅には、『菅派を立ち上げるべきだ』という声も根強い。今は沈黙を守っていますが、二階さんと違って菅さんには先がある。菅さんも菅さんで、今まで何人もの主を渡り歩いてきたしぶとい人です。このまま冷遇されるだけなら、自分から出て行くことも考えているはず」(前出・自民党中堅議員)

 二階氏と菅氏。この二人の「妖怪」の動向が、安倍政権の先行きを示している。

 「週刊現代」2016年8月20日・27日合併号より

週刊現代

1496名無しさん:2016/08/20(土) 22:21:47
古い記事

http://www.sankei.com/region/news/150711/rgn1507110055-n1.html
2015.7.11 07:05
議席1増の参院福岡選挙区「麻生派VS反麻生派」が再燃 公明は慎重姿勢

 参院選挙制度改革をめぐり、定数の「10増10減」に与野党が合意したことを受け、来年夏の参院選で福岡選挙区は、2人区から新たに1議席増えることが確実となった。自民党福岡県連内では、現在の1議席からの上乗せを狙った「2議席目」をめぐって早くも「麻生派VS反麻生派」によるきな臭い動きが出始めており、参院選を見据えたゴングが全国に先駆けて鳴った形だ。(九州総局 村上智博)

                  ◇

 ◆絶対にダメだ!

 「麻生系だけは絶対にダメだ。それ以外なら(2人目を)擁立すべきだ」

 8日夜、国会近くのホテル料理屋に、鳩山邦夫元総務相(衆院福岡6区)ら現職元職の反麻生(太郎副総理兼財務相)派の国会議員らが集まり、こうした方針で一致したという。

 集まったのは、鳩山氏のほか、古賀誠元自民党幹事長、山崎拓元副総裁、太田誠一元農水相、武田良太衆院議員(福岡11区)の5人。

 鳩山氏は総務相だった平成21年、「かんぽの宿」の譲渡問題で責任を問われた日本郵政社長の進退をめぐり、続投の方針を固めていた麻生首相(当時)に辞任を要求し、総務相を更迭された経緯がある。

 福岡選出の衆院議員として、麻生氏とは古くからライバル関係にある古賀氏も昨年末の衆院選で福岡1区の候補者公認をめぐり、鋭く対立した。

 古賀氏は比例選出の新開裕司衆院議員(当時)を擁立したが、結局、麻生系の井上貴博衆院議員と双方無所属で対決、井上氏が保守分裂選挙を制した。

 反麻生系が会合を開いた翌9日、党福岡県選出衆院議員6人と、県議の蔵内勇夫県連会長ら県連幹部が国会内で開いた会合では、2人目擁立を求める声が相次いだ。反麻生系の間では新開氏の名が早くも取り沙汰されている。

 現職で2期目を目指す大家敏志参院議員(麻生派)については10日、自民党県連が公認を申請した。

 ◆高みの見物

 素早い動きを見せる反麻生派に対し、麻生氏に近い県連幹部らは、「お手並み拝見だ」と高みの見物を決め込んでいる。

 衆参両選挙で協力関係にある友党の公明党が最後は独自候補の擁立に傾くとの読みもあり、そうなれば自民党からの「2人擁立」の芽はなくなるからだ。2人目の候補を擁立すれば、公明党と支持母体の創価学会票が得られず、自民候補が共倒れする可能性がある。

 公明票は衆院の1選挙区当たり約3万票、福岡県全体では約30〜40万票、九州全体で約60〜70万票との試算もある。

 逆に、公明党が候補擁立を見送り、反麻生系が2人目の擁立を決めても「安倍晋三首相、麻生氏に楯突く反主流候補が党公認を得るのは容易ではない」(麻生氏関係者)という事情も、高みの見物を決め込む理由の一つとなっている。

 参院の福岡選挙区は平成13年から5回連続で、自民党と民主党が2議席を分け合ってきた。この間、公明党は自民党候補を推薦してきた。

 党内に2人目擁立論が出てきた背景には、前回(平成25年)参院選で松山政司参院議員(岸田派)が約95万票(得票率49・2%)もの大量票を獲得した実績があるようだ。ただ、県内で少なくとも30万票とされる公明の基礎票が底上げしたのは明らか。公明・学会票を得られなければ1人当選させるのがやっとだ。

 自民党県連は、12年間にわたって党県議団会長を務めた蔵内氏が5月に新会長に就任し、その後、会長代行に中村明彦県議を充てるなど、「挙党一致」(蔵内氏)を図っている。

 反麻生系が仕掛ける形で火ぶたを切った参院選第一幕は、9月の自民党総裁選をにらみながらの神経戦となりそうだ。

                  ◇

1497名無しさん:2016/08/20(土) 22:21:57
>>1496

 来夏の参院選、定数増によって福岡選挙区での公明党の対応が、がぜん注目されるようになった。同党県本部の幹部は10日、産経新聞の取材に「選挙区での候補者選定については今後、支持母体の創価学会の意向も踏まえ、党本部と慎重に判断する」と述べた。

 慎重姿勢を崩さないのは、全国比例との兼ね合いが問題となるからだ。選挙区に力を入れることで、比例票が伸び悩み、議席獲得に影響を及ぼす可能性を危惧する。

 同党選対幹部も「改選3の選挙区で候補者を出すかどうかは、本当に厳しい判断になる。参院選は選挙区も広く、準備に1年はかかる。これから新たに出すといっても『言うは易(やす)く、行うは難し』だ」と述べた。

 ただ、選挙区での候補擁立に意欲があるのも事実。福岡県本部の幹部は「3人区なら本当は候補者を出したい。本音では3年前の参院選でも出したかったくらいだ」と語った。

 福岡選挙区への候補擁立の前例はある。

 平成元年7月の参院選では、木庭健太郎氏が公明公認で立候補し、当選した。10年7月にも、元公明党衆院議員の弘友和夫氏が無所属で出馬し、当選している。弘友氏はその後、公明党に戻った。

 最終的な党判断が出るのは、早くとも8月の盆過ぎになりそうだという。

1498名無しさん:2016/08/20(土) 22:22:34
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http://www.data-max.co.jp/2014/04/22/11_444_dm1718.html
福岡11区をめぐる自民党内闘争の事情
社会2014年4月22日 11:07

 13日に投開票が行なわれた行橋市選挙区の福岡県議会議員補欠選挙で、無所属の新人・堀大助氏が、現防衛副大臣・武田良太衆議院議員の秘書・小堤千寿氏に競り勝ち、初当選を果たした。行橋市は武田氏の選挙区である福岡11区に含まれており、小堤氏は行橋支部の青年局長を務めていた人物。順当ならば、小堤氏が自民党の公認または推薦を受けてもおかしくはないのだが、今回、自民党福岡県連(会長:松山政司参議院議員)が推薦したのは勝った堀氏。このことに武田氏(11区支部)と同党行橋支部は抗議して小堤氏を推薦。自民党が2つに分かれての選挙となった。

 自民党福岡県連と前県連会長・武田氏が、それぞれ異なる候補を擁して対決した行橋市の県議補選は、同党県連内の権力闘争を象徴する出来事だ。約1年前、県連会長という立場で衆院選を戦い抜き、11選挙区中10選挙区(福岡6区は無所属候補が当選し、選挙後に復党)で全員当選という成果へつなげた武田氏は、党にとっての功労者。その武田氏が、わずか1年後に、身内から地盤を脅かされる憂き目にあっているのはなぜか――。

 実のところ、武田氏への反発が表面化したのは今回だけではない。武田氏の県連会長時代、いくつかの選挙で立候補者をめぐるトラブルが発生した。まず、2011年4月の福岡県知事選挙。武田県連会長は当初、実力者・蔵内勇夫県議団長に推薦を出していたが、麻生太郎氏が強くプッシュする元経産省OB・小川洋氏にチェンジ。次に、12年12月の総選挙。当初、福岡1区に古賀誠氏の秘書・新開裕司氏の公認申請をする方向で県連(武田氏)は動いていたが、これも麻生氏が党本部に働きかけ、井上貴博福岡県議(当時)に切り替わった。その後の13年5月に行なわれた豊前市・築上郡部の県議補選では、武田氏秘書の西元健氏が自民党公認で初当選したものの、県連は別の元豊前市議を推薦している。そのため西元氏は、いまだ自民党県議団に所属していない。

 事は、麻生と武田、両氏の対立というほど単純ではない。両氏は、中選挙区時代に同じ選挙区でしのぎを削った間柄ではあるが、麻生氏には武田氏の強権的な手法への反感があるようだ。そして、『反武田連合』の狼煙は、以前からまことしやかに流れている武田氏の健康不安説がきっかけとなって上がった。行橋市の県議補選では、自民党福岡が推薦する堀氏に、農政連、民主党、市職労もついた。小選挙区への移行で地元・行橋市を離れた山本幸三衆議院議員も堀氏陣営に加わっている。公明党は武田氏側に回ったが惜敗。その差は1,152票である。さまざまな勢力が動いたが、どれか1つが欠けても結果は変わっていただろう。
 行橋市を舞台とした自民党内の対立には、もう1つのファクターがある。それは東九州自動車道の開通で、同市を含む福岡県東部エリアの価値が高まったことだ。選挙直前の13年3月26日、苅田北九州空港IC・行橋IC間8.6kmが開通した。反武田の狼煙が上がった行橋市と豊前市・築上郡部への交通アクセスは非常に良くなり、今後の再開発が期待されている。
 かつてNET-IBのインタビューに、九州の東回りエリアの発展に資するインフラ整備を重点項目として語っていた武田氏だが、将来への期待の高まりの裏にある"現状への不満"が降りかかったと言える。行橋市は、12年12月の衆院選で、武田氏に惨敗した対立候補(今回、県議補選で当選した堀氏)が、武田氏1万5,501票に対し、1万1,505票と唯一善戦した地域であったことも特筆すべき点だ。「前回(衆院選)は堀氏への支持ではなく、田川出身・武田氏に対する反発が数字になっただけ」と、地元有権者は語る。

 国政一強多弱の安定期を迎えている自民党だが、外敵をなくした組織において、権力をめぐるし烈な内部抗争が始まるのは歴史の常。福岡に限らず、今後も各地で同様の闘争が起きるかもしれない。

【山下 康太】

1499名無しさん:2016/08/20(土) 22:23:06
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160816-00511438-shincho-pol
“鳩山邦夫補選”自民は次男を擁立せず…麻生太郎の狙い
デイリー新潮 8月16日(火)5時53分配信

 さしずめ、漢軍に囲まれた項羽の心境ではないか。

「選考委員会のあり方が公平だったのか、疑問です」

 7月31日に福岡・久留米市の事務所で会見を行った故・鳩山邦夫氏の次男の二郎氏(37)は、遺影を前にしてこう不満をぶちまけた。政治部デスクが言う。

「邦夫氏の死去による衆院福岡6区の補選に、自民党県連は選考の末、蔵内勇夫県連会長の息子である謙氏を擁立することに決めたのです。さっそく選対が発足し、本部長は麻生太郎氏、選対顧問は古賀誠氏。一方、大川市長である二郎氏は無所属での出馬を表明しました」

 二郎氏が後を継ぐと見られていたが、ある県議は、

「謙さんは林芳正参院議員の秘書を務めていた上に、留学経験もあり、語学も堪能です。満場一致でした」

 この決定にはある事情があった。地元政界関係者は、

「もともと福岡6区は古賀誠さんの地盤ですから、古賀さんにすれば、子飼いである蔵内さんを擁立したかった。麻生さんも邦夫氏との関係が良かったとは言えない上、二郎さんは出馬にあたり、二階派の国会議員と接触していたとされる。そこで、彼を追い落とすため、利害が一致したのです。7月27日、謙氏は麻生派の大家敏志参院議員のアテンドで財務省を訪れ、麻生さんに挨拶をしています」

 つまり、“鳩山落選”の舞台は設えられていたワケ。

「麻生さんはいずれ長男の将豊(まさひろ)氏に福岡8区の地盤を引き継ぐとされていますが、地元では未だに古賀さんの影響力が強い。古賀系である蔵内会長は県連のドン。その息子に恩を売ったことは、麻生家の代替りの際に有利に働く」(同)

 さらに、

「謙氏が当選すれば麻生派に入る可能性もある」(同)

 四方を囲んだのは、権謀術数に長けた猛者だった。

「週刊新潮」2016年8月11・18日夏季特大号 掲載

新潮社

1500名無しさん:2016/08/20(土) 22:23:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160816-00000061-san-pol
谷垣グループ、閣僚・党役員5人から一気に1人 復権へ「谷垣派」復活検討
産経新聞 8月16日(火)7時55分配信

 自民党の谷垣禎一幹事長が自転車事故で負傷してから16日で1カ月を迎える。谷垣氏は幹事長交代を余儀なくされ、3日の内閣改造・自民党役員人事では、谷垣氏が顧問を務める党内グループ「有隣会」メンバーの大半が姿を消し、一人も副大臣・政務官に起用されない異例の事態に。グループでは求心力回復の一策として、谷垣氏を正式に会長に据えたうえで、平成20年に消滅した「谷垣派」の復活を検討している。

 ◆「事故さえなければ」

 「あの事故さえなければ、グループからもう一人くらい入閣できたのに…」

 グループ幹部は改造後、こう語って肩を落とした。

 関係者によると、谷垣氏は事故を起こす3日前に安倍晋三首相と面会し、グループの長老格の山本公一氏の閣僚登用を要請。首相はこれに応えて山本氏を環境相に起用したが、代わりにグループの遠藤利明前五輪相と中谷元・前防衛相が交代させられた。さらに党人事でも佐藤勉前国対委員長と棚橋泰文前幹事長代理が交代。閣僚と主要な党役員には、谷垣氏を含め5人が起用されていたが、一気に1人に減った。これには他派からも「使い捨てのようで露骨すぎる」(岸田派幹部)などの声が漏れる。

 悲劇の原因は谷垣氏の幹事長交代だ。谷垣氏は事故後、首相の続投要請を拒み、首相の面会希望も「他の入院患者に迷惑がかかる」と断り続けた。党幹部は「谷垣氏のかたくなな態度が、有隣会への冷遇人事として跳ね返った面は否定できない」と解説する。

 ◆掛け持ち禁止に

 グループ幹部が打開策として考えるのは、谷垣氏を正式に会長に据えて派閥化を図るシナリオだ。グループはこれまで代表世話人に逢沢一郎氏ら3人を置き、中でも逢沢氏を初入閣させるために実質的な代表としてきた。谷垣氏は顧問の立場で、メンバーには他派との掛け持ちも認めていた。

 しかし、逢沢氏は今回も閣僚に起用されず、目標は微妙に変化。これを受け、谷垣氏が影響力を維持する狙いも込め、グループの会長に据える考えだ。さらにメンバーには掛け持ちを禁じ、谷垣派を復活させ、今回のような事態にも結束して乗り切れる態勢を作る。

 旧谷垣派は、20年に旧古賀派と合流して一度消滅。24年の党総裁選で、古賀派が谷垣氏の支援を拒んだことに旧メンバーが反発し「有隣会」を立ち上げた。グループ幹部は「党の良識として谷垣氏はまだやるべき仕事がある」と復活を期待している。

1501名無しさん:2016/08/20(土) 22:24:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160815-00000065-asahi-pol
「総裁任期延長、3年3期が望ましい」 自民・高村氏
朝日新聞デジタル 8月15日(月)18時5分配信

■高村正彦・自民党副総裁

 自民党総裁の任期延長は、かつて中曽根(康弘・元首相)さんの時のように特例でやるのと、誰にでも適用されるように総裁任期の規制そのものを緩めるやり方がある。どちらかと言えば、総裁任期を今の「3年を2期」から「3年を3期」と変える方が望ましいのではないか。世界の状況を考えれば、「3年を2期」は短すぎる気もする。

 仮に総裁任期そのものを変えるとすれば、できるだけ早く取りかかった方が良い。特例を作るのであれば、もう少し(安倍晋三総裁の)任期が迫ってから考えても良い。「新しい任期が始まって1年しか経っていないのでまだ早い」というのはそれなりに理由がある。(自民党本部で朝日新聞の取材に)

朝日新聞社

1502名無しさん:2016/08/20(土) 22:27:20
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160819-00511515-shincho-pol
小渕優子、疑惑の豪邸を建て替え 地元では今も“将来の総理候補”
デイリー新潮 8月19日(金)5時53分配信

 次世代の自民党を担うのは誰か?  この問いに対する答えは、ここ2年ほどで様変わりした。それまでは、若くして閣僚を歴任した小渕優子元経産相(42)が有力候補だったが、今やその期待を一手に引き受けているのは小泉進次郎代議士(35)。同じく「総理を親に持つ者」ながら、随分と差が開いてしまった。そして、彼女の「零落」を象徴するかのように、今、ある建物が建て替え真っ最中なのだ。

 ***

 東京都北区王子の昔ながらの住宅街。築100年超の歴史を誇り、往時は夜な夜な故・小渕恵三元総理の番記者が駆け付けていた、900平方メートル近い土地に建つ木造2階建ての豪邸。ここで優子氏は育った。しかし現在、この家はシートで覆われている。改装中ゆえだ。振り返れば、ここは小渕家の権力の象徴であると同時に「疑惑の館」でもあった。

「2014年10月、『週刊新潮』が小渕優子さんのデタラメ政治資金について報じると、彼女に関するカネの問題が噴出しました」

 と、当時取材にあたった記者が振り返る。

「その中のひとつとして、王子の家も問題視された。優子さんが約9年にわたって理事を務めた財団に売却されていたものの、その後も彼女の母親が家賃も払わずに住み続けていたからです。この財団は、恵三さんの後援者が設立したものだったこともあり、利益供与にあたるのではないかと騒がれました」

■「こちらにいるのは…」
 近隣住民が回顧するには、

「庭には滑り台やお池があって、竹下登さんからもらったという鯉が泳いでいる立派なお宅でしたね。利益供与疑惑が報じられる前日に、小渕さんのお母さんは引っ越していきました。あそこにいると、『元総理の妻』であることに気付かれ、嫌だったそうです」

 なお、6月29日から始まり、学生寮に生まれ変わる「旧小渕邸」の建て替えの設計は、新国立競技場のデザインを手掛ける隈研吾氏が担当している。いずれにせよ、小渕家の「遺構」は刷新されるわけだ。しかし、これで彼女が背負った「負の遺産」までが清算されることにはもちろんならない。

「当時小渕さんは、舛添問題で悪評が蒸し返された『マムシの善三』こと元特捜検事の佐々木善三弁護士に任せて、結局、自身の口で疑惑について説得力のある説明をできなかった」(前出記者)

 つまり、彼女は一連の疑惑の本質的な問題点とは何だったのかを何ら答えておらず、悪印象をひきずったままなのだ。にも拘(かかわ)らず、

「先月の参院選で、小渕さんは同じ群馬選出の中曽根弘文さんの応援をしていたのですが、7月上旬の決起集会に姿を見せ、『こちらにいるのは将来の総理候補です』と持ち上げられると、嬉しそうに笑っていました」(後援者)

 中央政界での評価とは別に、小渕家のご令嬢は地元ではなおチヤホヤされているのだった。

 政治評論家の浅川博忠氏が忠告する。

「彼女が総理候補と持て囃(はや)されていたのは、お父さんの威光に過ぎません。本人の口から一連の疑惑についてしっかりとした説明をしない限り、総理の有資格者としての再浮上はない」

 生家兼疑惑の館の思い出を訊(き)くべく小渕氏の現自宅を訪ねたものの、灯りは点(つ)いているのに応答なし……。

 ニュー小渕優子への「建て替え(リフォーム)」は、まだ設計の緒にすらついていない。

「ワイド特集 鉄の女の『金』『銀』『銅』」より

「週刊新潮」2016年8月11・18日夏季特大号 掲載

新潮社

1503名無しさん:2016/08/20(土) 22:41:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160819-00000083-mai-pol
<二階幹事長>問われる調整力 復党・補選…党内不協和音
毎日新聞 8月19日(金)20時59分配信

 自民党の二階俊博幹事長が、無所属議員ら3人の復党や10月の衆院ダブル補選に、どう対応するかに注目が集まっている。既に二階派入りしている3氏の復党には党内に反対論が渦巻き、両補選では自民分裂選挙の可能性がある。二階氏の調整力が問われている。【樋口淳也、水脇友輔】

 復党の検討対象は、長崎幸太郎衆院議員(山梨2区)、小泉龍司衆院議員(埼玉11区)、川上義博元参院議員(鳥取)の3氏。長崎氏は2005年の「郵政選挙」で自民現職への刺客として初当選したが、09年衆院選で公認を得られず離党。小泉、川上両氏は郵政民営化反対で離党に追い込まれた。

 3氏の地元県連では復党への反対論が強く、谷垣禎一前幹事長も慎重だった。しかし二階氏は17日に記者団に「党のために役立ってもらえる人材だ」と語るなど前向きだ。二階派は「幹事長就任で復党は時間の問題」との見方だが、山梨県連関係者は「二階氏がいつ本格的に動き出すのか」と警戒する。

 ダブル補選も難題だ。鳩山邦夫元法相の死去に伴う福岡6区補選では、鳩山氏の次男で福岡県大川市長の鳩山二郎氏と、自民県連会長の長男で参院議員秘書の蔵内謙氏との分裂選挙が濃厚だ。県連は党本部に蔵内氏の公認を申請したが、二階氏は申請に先立つ今月1日に鳩山氏と会食。二階派内には「勝った方を(追加)公認すればいい」との声もあり、党内には二階氏が鳩山氏支援に回るとの懸念もくすぶる。党幹部は「一本化が必要だ」と焦る。

 小池百合子元防衛相の都知事転出に伴う東京10区補選では、小池氏を支援した国会議員らの出馬を都連が警戒する。一方、二階氏は旧新進党時代からの小池氏との交流を隠さない。18日には静岡県裾野市で記者団に「たった今、小池さんから電話があった。敵対する気配は感じない」と記者団に明かした。

 二階氏は14年衆院選で無所属の長崎氏を応援。昨年は旧民主党を離れた山口壮元副外相の自民入りを実現し、今年7月の参院選後には旧民主離党組の平野達男元復興相の入党による27年ぶりの参院単独過半数を達成。自派と党勢の拡大に余念がない。しかし、こうした手法に党内の警戒も強い。二階氏は今月4日の派閥の例会で「政治で一番難しいのはジェラシーだ。これにどう対処していくかだ」と述べ、自身の幹事長就任や派閥からの2閣僚誕生に沸くメンバーを引き締めた。復党問題や補選の「落としどころ」をどこに見いだすかで、今後の求心力に影響しそうだ。

1504名無しさん:2016/08/20(土) 22:42:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160819-00050043-yom-pol
総裁任期「3期9年」軸に…二階氏、党内調整へ
読売新聞 8月19日(金)14時0分配信

 自民党の二階幹事長は読売新聞のインタビューに応じ、党総裁任期を「連続2期6年」までとしている党則を改正し、連続3期9年まで可能とする方向で党内調整に入る意向を示した。

 総裁任期を巡っては、2018年9月に満了を迎える安倍首相の任期延長論が党内で出ている。

 二階氏は「これまで総理1年交代のような短命政権がずっと続いた。安倍内閣は久々の長期政権として安定的に推移している。ここで任期を区切るより、政治には安定が大事ではないか」と述べ、任期延長論に理解を示した。

 さらに、「財政問題など腰を据えてやらないとならない課題があるので政権は安定しているのがいい。安倍総裁だけの問題でなく、安定政権を持続していくためには、こうした準備はしておいていい」と指摘した。安倍首相に限った特例措置ではなく、今後の政権でも適用できる制度変更を念頭に置いたものだ。

1505名無しさん:2016/08/20(土) 22:42:58
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160627-00000015-pseven-soci
舛添氏退任日に逝った鳩山邦夫氏 東大首席はどっち?の真相
NEWS ポストセブン 6月27日(月)16時0分配信

 今は昔、東大法学部の同級生だった2人が東京都知事選を争った。鳩山邦夫氏と舛添要一氏だ。「オレが首席だった」──選挙戦で2人はそういって譲らなかったが、ともに落選した。

 あれから17年、舛添氏がスキャンダルにまみれて都知事を辞職したその日(6月21日)、鳩山氏が世を去った。死因は十二指腸潰瘍。67歳だった。

 鳩山一郎・元首相の孫というサラブレッドながら、田中角栄氏の秘書となり“どぶ板選挙”を叩き込まれた。自民党、新進党、旧民主党、そして自民党復党また離党と政党を渡り歩いたが、サービス精神旺盛で誰からも憎まれなかった。

 エピソードには事欠かない。エミリ夫人がまだ17歳のアイドルだった時にプロポーズ。蝶の収集家として世界的にも知られた。

 政治家としては文部大臣、労働大臣、法務大臣、総務大臣を歴任、政治にカネを散じるのを惜しまなかったことでも知られる。

 旧民主党結党の際には兄・由紀夫氏と2人で15億円を負担、盟友の麻生太郎氏が2007年の自民党総裁選に出馬した時は選対本部長を務め、落選後のスタッフの打ち上げ費用がないと聞くと、「みんなで飲んでくれ」ポンと100万円を渡したエピソードは有名だ。

 かつて鳩山氏の秘書を務めたジャーナリストの上杉隆氏は、「秘書時代、国会会期中で忙しいのに私の父の通夜・告別式に参列して棺まで担いでくれた。人との繋がりを大事にする政治家でした」と振り返る。

「友人の友人がアルカイダ」などの失言も、行き過ぎたサービス精神ゆえかもしれない。

 本誌記者は2回目の自民党離党を表明した翌日、鳩山氏の自宅を訪れた。自宅にカメラマンが詰めかけたことを知り、シャッターチャンスをやろうとわざわざ家庭菜園のアスパラを採取するところを見せてくれた。このあたり、まるで苦労人の気配りでとてもエリートの資産家にできる芸当ではない。

 ちなみに鳩山氏との東大首席争いの真相について、舛添氏はかつて本誌記者にこう明かしたことがある。

「同期の首席は私でも鳩山でもなく、足利冤罪事件で主任弁護人を務めた佐藤博史弁護士だったかな」

 これもご愛敬か。まだまだ政界に彩りを与えてほしい人物だった。

※週刊ポスト2016年7月8日号

1506名無しさん:2016/08/20(土) 22:49:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160819-00511513-shincho-pol
路上キス中川郁子、“鈴木宗男の長女”の自民党入党に危機感
デイリー新潮 8月19日(金)5時52分配信

 とどのつまり、国政選挙は“国盗り合戦”。盗れば嬉しく、盗られりゃ悔しい。参議院選挙が終わったばかりというのに、北海道ではいまも2人の女性代議士が鞘当てを続けている。自民党の中川郁子(ゆうこ)氏(57)と、鈴木宗男元代議士(68)の長女で無所属の貴子氏(30)である。

 ***

「郁子は宗男の娘が疎ましいようだ。先の参院選では新党大地が自民党への選挙協力を決めたので、貴子は毎日のように自民党の柿木克弘候補に同行していた。帯広での遊説では郁子も応援に駆けつけて、2人は握手こそしたんだけど……」

 と言うのは、地元政界関係者だ。帯広市を中心とする北海道11区は、中選挙区制だった83年から93年まで、郁子氏の亡夫・昭一氏と宗男氏が“骨肉の争い”を繰り広げた因縁の場所。現在は郁子氏の選挙地盤である。

「最後まで2人が目を合わせることはなくってね。郁子は無所属の貴子が自分の選挙区に足を踏み入れたことが不快だったようで、陰では“行儀が悪い”とこぼしていた。大地の選挙協力も“あの人たちは自分の選挙活動をしているだけ”と最後まで冷ややかだったよ」

 郁子氏が貴子氏を毛嫌いする理由は何か。ことの発端は今年の2月に遡る。

■疑心暗鬼
 政治部デスクによると、

「宗男さんが安倍総理と秘密裡に合意を取り付けたのです。内容は、今後の選挙で新党大地が北海道で持つ45万票を全て自民党に回す。見返りに自民党は次回総選挙で娘の貴子さんを公認候補にする、というものです」

 これに、脛に傷を持つ郁子氏は危機感を募らせた。

「昨年3月に表面化した門博文代議士との不倫路チュー問題で、郁子さんは党本部や後援会の激しい怒りを買いました。あの騒動以降、彼女は“自分は支部長をクビになるのではないか”と不安に感じていたのですがそこに、総理と宗男さんの合意を耳にして“後任は鈴木貴子ではないか”と疑心暗鬼に陥ったのです」

 その後、彼女は至るところで鈴木父娘の批判を展開したという。4月の町村信孝前衆議院議長の死去に伴う補選の際には、

「ことあるごとに“新党大地に数十万票もあるとは思えない”と主張して、後継候補の和田義明氏が大地の推薦を受けることに最後まで強硬に反対したのです」

 そして迎えた7月の参院選――。蓋を開ければ、大地が支援した柿木氏は48万2688票で落選した。

「北海道新聞とNHKの出口調査では、新党大地を支持政党に挙げた有権者はわずか0・4%でした。北海道の全投票数は261万9545票でしたから、大地票はたった1万478票しかなかったことになる」

 郁子氏に話を聞くと、

「私の懸念は鈴木議員の入党の前提となっている、新党大地・宗男代表の“35万から45万票ある”との言葉でした。仄聞するところでは“道内各地域の調査結果を集計しても新党大地の支持者の票は1万票程度しかなく民進党へも流れている”とのことです」

 鈴木父娘への敵意を隠そうともしないが、貴子氏は郁子氏から自身や父親に向けられた発言について、

「本当なら大人気ないですが、私は中川先生のお姿から多くを学んでいるところです」

 と、皮肉タップリ。1日に開会したばかりの臨時国会で、2人は金、銀、銅のいずれかのメダルを手にすることはできるのか。

「ワイド特集 鉄の女の『金』『銀』『銅』」より

「週刊新潮」2016年8月11・18日夏季特大号 掲載

新潮社

1507名無しさん:2016/08/20(土) 22:54:08
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160819-00000010-pseven-soci
鶴保庸介沖縄・北方担当相が捨てた18歳年下妻と2歳の息子
NEWS ポストセブン 8月19日(金)7時0分配信

 鶴保庸介氏(49)は政治家生活19年目の今年8月、沖縄・北方担当相として初入閣した。かつては野田聖子元郵政相との事実婚でも知られた人物だが、その自民党のホープの奇妙な結婚→離婚劇について、8月19日発売の週刊ポスト(9月2日号)が報じている──。

 和歌山県北部の農村地帯。のどかな村の一軒家を訪れた記者に、憤った様子で語り始めたのは鶴保氏(49)の元妻・萩原美穂さん(仮名・31)の親族だ。

「子供が好きな美穂にとって待望の第一子でした。ところが、出産後に待っていたのはあまりに辛い仕打ち。鶴保さんは一方的に妻子を捨てたのです……」

 そう言って声を詰まらせた。

 鶴保氏は東大法学部卒業後に小沢一郎氏の議員秘書となって政治家の道を志し、1998年の参院選に自由党公認で和歌山選挙区から出馬し初当選。31歳での当選は当時の最年少記録だった(2003年に自民党入り)。同じ和歌山県に地盤を持ち、安倍首相も頭が上がらない陰の実力者と言われる二階俊博・幹事長の側近中の側近として知られる。

 物腰が柔らかいイケメンでかつては“永田町のプレイボーイ”と呼ばれた鶴保氏は、2001年から7歳年上の野田氏と事実婚状態に入り、翌2002年、帝国ホテルで盛大な結婚祝賀パーティを開いた。

「ぞっこんだったのは聖子さん」というのは当時を知る自民党女性議員の評だが、2人は夫婦別姓を提唱する野田氏の方針で入籍はしなかった。そのことが“国会議員同士の事実婚”として注目された。2006年には「ナイス・カップル大賞」を受賞する。だが皮肉にも同賞を獲得したその年、事実婚は終わりを迎えることになる。別れの理由は長年の不妊治療だった。

「子供ができない」という理由で野田氏と別れた鶴保氏。しかしその後、美穂さんと結婚し、待望の第一子を授かった。だが、それは野田氏との別れとは全く違った形で終わりを迎えていた。

◆入籍の前に「離婚届」

 美穂さんが鶴保氏と出会ったのは2011年頃。当時26歳だった美穂さんは、東京でメディア関係の仕事をしており、鶴保氏とは同じ和歌山県出身の共通の知人の紹介で知り合ったという。18歳の年齢差があったが、美穂さんは鶴保氏の人柄に惹かれてほどなく交際が始まった。

1508名無しさん:2016/08/20(土) 22:54:24
>>1507

 しかし2人の間には2013年の夏頃から微妙な空気が流れるようになる。ちょうど美穂さんの妊娠が判明したタイミングだった。

 当時、前出の親族は、美穂さんからたびたび相談を受けていたと明かす。

「つわりで苦しんでいても優しい言葉をかけてくれないと、泣きながら電話してきたこともありました。美穂の両親も心配していましたが、ちょうど鶴保さんが国土交通副大臣をやっている時でしたから、美穂は心配させないように“あの人も忙しくてストレスがたまっているだけだから”と庇っていました。しかし9月末に副大臣を退任しても、様子が元に戻らなかったようです」

 結婚秒読みと思われた2人の関係は、この頃からおかしくなっていった。美穂さんが入籍を求めても、鶴保氏に応じる様子はなかったという。

「たまりかねた美穂は最初の紹介者を交えて、10月に鶴保さんと3人で話し合いを持ったようです。ところがその席で、鶴保さんは美穂に“婚姻届を出すなら、離婚届も書いてほしい”と言い出したんです。驚いた美穂は人目もはばからず号泣したそうです。それでも鶴保さんは頑としてその条件を譲らなかったようです。結局、美穂はもうすぐ生まれる子供のことを考えて、泣く泣く離婚届にも署名捺印したと言っていました」(同前)

 美穂さんが離婚届を書いても、即入籍とはならなかった。2人が入籍したのは、年を越した翌2014年の2月上旬だった。

 その日は美穂さんの29回目の誕生日だった。大阪市内のホテルで大きくなったお腹を抱えて記念写真を撮ったあと、鶴保氏の実家がある大阪市に婚姻届を提出した。子供が生まれる3週間ほど前のことである。

 盛大なパーティを開いて、政財界の大物から祝福された野田氏との結婚とは対照的に、地元でもほとんど知られていない“極秘入籍”。それでも野田氏との事実婚と違い、2人は戸籍上も夫婦となった。

◆子供に会ったのは3、4回

 美穂さんは2月末に男児を出産、鶴保氏も国会会期中の忙しい時間を縫って出産に立ち会ったという。しかし、その2か月後、美穂さんや親族を仰天させる出来事が起こる。鶴保氏が美穂さんに断りなく離婚届を出していたのだ。

1509名無しさん:2016/08/20(土) 22:54:43
>>1508

 あらかじめ美穂さんが〈離婚届不受理申出書〉を提出していたため、鶴保氏の提出した離婚届は結果的に不受理となった。親族がその後のことを振り返る。

「さすがに美穂の両親も“こんな人とは別れた方がいい”と離婚を勧め、美穂自身も気持ちを固め、弁護士を立てて離婚協議を始めたんです。話し合いは難航したものの、2014年10月に慰謝料不要、月額8万円の養育費を払うという条件で協議離婚が成立しました」

 ところが、最後まで鶴保氏の行動は解せないものだった。

「養育費の支払いが昨年の秋に何の連絡もなくストップしてしまったんです。出産後、鶴保さんが子供に会ったのも3、4回程度。彼には父親としての自覚や責任感はまったく感じられません」(同前)

 以上が、鶴保氏が閣僚入りする前に彼の私生活で起きていた出来事である。結婚や離婚には当人同士にしかわからない事情があるだろうし、(野田氏との結婚がそうであったように)その形も様々である。だが、入籍・出産から離婚届の提出までわずか2か月という経緯に、美穂さん側が不信感や憤りを抱くのは当然だろう。

 鶴保氏の真意を聞くべく、本誌記者が電話をかけると結婚と離婚、子供の出生については「事実です」と認めたうえで、「あとは文書で答える」とした。

 婚姻届の際に離婚届を書かせていたことや、入籍からわずか2か月後に妻の承諾もなく離婚届を出した理由、毎月8万円の養育費の支払いが止まっていることについて問うと、以下の文書回答があった。

「離婚の事実には相違ありませんが、細部にわたっての経緯や現状については、プライベートな部分につき、当方は何もお答えする用意はありません。相手は一般の方で新たな生活もあることですので、温かくお見守り頂ければありがたいと思います」

 美穂さんの実家を訪ねると、本人に代わって両親が対応した。2歳の孫を祖父母として支える存在だ。

「結婚から離婚に至るまでの経緯は事実です。鶴保さんのことは何一つ信用できなかった。もう彼とは関わりたくありません」

※週刊ポスト2016年9月2日号

1510チバQ:2016/08/21(日) 00:09:03
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-45109062.html
神奈川県内麻生派が存在感 自民・閣僚、党役員に続々
08月19日 07:05神奈川新聞

 先の内閣改造や自民党役員人事で、神奈川県内では麻生派(為公会、会長・麻生太郎副総理兼財務相)所属議員の登用が目立った。党内では細田派、額賀派、岸田派に次ぐ規模の第4派閥ながら存在感を見せている。 当選6回で、麻生派の事務局長を務める松本純氏(衆院1区)は、国家公安委員長兼防災担当相として初入閣。ともに中堅で当選3回の赤間二郎氏(14区)が総務兼内閣府副大臣、鈴木馨祐氏(7区)が若手の「登竜門」とされる党青年局長にそれぞれ起用された。 一方で、河野太郎氏(15区、当選7回)が松本氏との交代で退任。牧島かれん氏(17区、同2回)も内閣府政務官を退いた。同派所属議員の一人は「派閥は関係ない。当選回数や専門性に応じた起用で、タイミングの問題もある」と話した。 県内の無派閥議員も「期数や実力からみて順当。驚きはない」としつつ、「神奈川に限れば麻生派所属議員は比較的多く、先の参院選でも中西健治氏を全面支援して独自の動きを見せた。存在感が高まっているのは事実」と解説した。

1511名無しさん:2016/08/21(日) 10:39:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081800629&g=pol
自民幹事長、10月の訪中検討=共産党招待で

 自民党の二階俊博幹事長は18日、中国を10月に訪問する方向で検討に入った。中国共産党の招待に応じるもので、同月9、10両日に開催予定の20カ国・地域(G20)の政党代表者らによる会合に出席するのが目的。政府・党要人との個別会談も調整するとみられる。
 二階氏は18日夜、中国の程永華駐日大使と大使公邸で会食。出席者によると、二階氏は「(10月は)国会開会中だが、若い議員も連れて行きたい」と伝えたほか、日中間の議員交流を促進する考えを示した。
 日中関係は、沖縄県・尖閣諸島周辺での中国公船による相次ぐ領海侵入などにより緊張が高まっている。二階氏としては、政府とは別に対話を維持し、緊張緩和に努めたい考えだ。(2016/08/18-22:24)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081800826&g=pol
「小池新党」を警戒=都知事選処分で対応苦慮-自民

 自民党が先の東京都知事選をめぐり、小池百合子知事らの処分問題への対応に苦慮している。小池氏を不用意に刺激すれば、同氏が「選択肢」としている新党結成を誘発し、来年に控える都議選や、再来年までに行われる衆院選で自民党の脅威となりかねないためだ。党執行部は小池氏との関係修復を図る考えだが、知事選で激しく対立した党都連の反発が根強く、慎重に対応する方針だ。

 同党の二階俊博幹事長は18日、静岡県裾野市で記者団に、小池氏からリオデジャネイロ五輪の閉会式に出席すると電話連絡があったことを明らかにした。その上で「自民党と敵対するものをつくる気配は、少なくとも感じなかった」と語り、党内の動揺を抑える意向をにじませた。
 都知事選で、小池氏は党方針に従わず立候補し、都連を「敵役」に見立てて圧勝した。都連は小池氏や、その支援者の処分について「除名相当」との立場。しかし、ある党幹部は「処分なんかしたら、小池氏は新党結成に走りだすかもしれない」と処分には否定的な見解を示した。東京選出の若手国会議員は「小池新党ができたら、都議も国会議員も大変だ」と危機感をあらわにした。
 小池氏の失職に伴う衆院東京10区補選への対応も、自民党にとって悩みの種だ。同区へは、都知事選で小池氏を支援した若狭勝衆院議員(比例東京)が立候補に意欲を持っているとされる。都連内で処分対象の若狭氏を公認すべきだとの声は乏しいものの、「若狭氏を蹴れば、小池新党から出馬となりかねない。そうなれば自民候補は勝てない」(若手)と不安は尽きない。
 執行部は、処分問題を先送りするとともに、衆院補選では小池氏との対立回避を模索する構え。党内では「小池氏とはうまく付き合うしかない」との意見が広がっており、都連には不満がくすぶりそうだ。 (2016/08/18-19:39)

1512チバQ:2016/08/21(日) 19:32:09
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-45371986.html
中西氏の県連所属認める 小此木・自民神奈川県連会長
05:00神奈川新聞

 自民党神奈川県連の小此木八郎会長(衆院3区)は20日、7月の参院選神奈川選挙区で同党推薦・無所属(後に追加公認)で当選した中西健治氏について、県連への所属を認める方針を明らかにした。9月上旬の総務会で正式決定する見通し。横浜市内で開かれた県連演説会で経緯を説明した。 小此木氏によると、中西氏とは当選後に複数回面談し、参院選で選対本部長を務めた無所属の浅尾慶一郎衆院議員(4区)や支援を受けた自民党以外の地方議員との今後の関係性などを確認。19日には党本部で二階俊博幹事長らを交えて会談し、(1)国政・地方選などは党方針に従う(2)日常活動で反党・利敵行為はしない(3)他の国会議員と同様に千人の党員獲得に努める-などとする内容の誓約書が提出されたという。 小此木氏は20日、「中西氏を県連に受け入れる方向で、9月に執行部会と総務会をあらためて開き、正式に決めたい」と述べた。 自民党は、定数1増の4となった同選挙区で2議席獲得を目指すため、公認の三原じゅん子氏に加え、党本部主導で中西氏を推薦。しかし、2009年の横浜市長選で支援を得ながら、翌年の参院選で旧みんなの党で当選した中西氏への県連内の反発は強く、県連は三原氏に一本化して選挙戦を戦った。中西氏の県連所属は選挙後も保留していた。

1513チバQ:2016/08/21(日) 22:40:48
http://www.sankei.com/politics/news/160821/plt1608210004-n1.html
2016.8.21 01:00
【政界徒然草】
丸川珠代氏の五輪相抜擢は吉と出るか、凶と出るか 知事選で敵に回した小池百合子知事はかつての恩人だっただけに…」

入閣待望組の在庫一掃とも揶揄(やゆ)される今回の内閣改造で、五輪相に起用された丸川珠代氏に注目が集まっている。といっても、参院当選2回の45歳にして、環境相から横滑りの2度目の入閣というサプライズだからではなく、4年後の2020年東京五輪・パラリンピックに向けて協力しなければならない小池百合子東京都知事を知事選で厳しく“口撃”し、因縁浅からぬ仲だからだ。五輪相として、小池氏と「犬猿の仲」とされる大会組織委員会の森喜朗会長との“緩衝材”の役割も期待されるが、果たして丸川氏の起用は吉と出るか凶と出るか。

 「東京大会の成功のために、私ができることは何でもやりたい」。丸川氏は今月3日の五輪相就任記者会見で、小池氏との今後の関係について、こう述べた。

 が、このほんの3日前まで、丸川氏にとって小池氏は「敵」に他ならなかった。7月31日に投開票が行われた都知事選は、自民党から小池氏に加え、都連も候補を擁立して分裂選挙に突入、丸川氏は自民党推薦候補を応援していたからだ。

 同月26日の自民党推薦候補の総決起大会で丸川氏は、党都連への相談もなく立候補を決めた小池氏を念頭に「スタンドプレーはできるけども、チームプレーはできない。こういう人は都知事にしなくていいんじゃないかと思っています」と酷評。29日の会合では、小池氏が都議会の冒頭解散を公約に掲げたことを踏まえ「これから都議会と一戦ことを構えよう。そんな人を都知事にしたら、あっという間に1年、2年を無駄にしてしまう」と痛烈に批判もしていた。

 ただ、その丸川氏は9年前の平成19年、初当選を決めた参院選で小池氏の応援を受けている。

 当時、防衛相だった小池氏は、選挙戦初日の東京・新宿駅東口での街頭演説に、ピンクのかりゆし姿で駆け付けて応援演説。雨の降る中、自身はアラビア語通訳から報道番組のキャスター、丸川氏はテレビ朝日のアナウンサーだった経歴を紹介し、「私と違ってアナウンサーの訓練を受けています。私の得意はトチリですけど、丸川さんにはその心配がありません」と持ち上げ、「必要な政策に立案からかかわり、皆さんにわかりやすく伝えていく。これほど素晴らしい人材はない」と支援を呼びかけていた。

 小池氏は、丸川氏とともに兵庫県出身であることも強調。東京選挙区から立候補した丸川氏に自身を重ね、地方出身者の東京での活躍、そして女性の活躍も訴えた。丸川氏はといえば、小池氏の隣でニコニコと笑顔を振りまいていた。

 丸川氏は序盤に苦戦を強いられたが、後半に党の支援を受けて当選。小池氏は恩人ともいえる存在のはずだが、国会では「女ヤジ将軍」としても知られる丸川氏。都知事選の応援演説では、恩をあだで返すほど、その“毒舌”がさえすぎたのかもしれない。就任会見での「何でもやりたい」発言は、小池氏への負い目、そして、今後の五輪相としての難しい仕事を念頭においたものだったのだろうか。

 一方の小池氏はといえば、4日に知事就任のあいさつのため自民党本部に二階俊博総務会長を訪ねた後、記者団に対し、丸川氏との関係について「敵とかなんとか、そういうのはやめません?」とかわし、「丸川さんは指示に忠実な方なので、そこで『小池さん、素晴らしい』とはいえないでしょ。それは、忠実に指示に従われたということだと思います」と述べて、丸川氏を気遣う大人の対応をも見せた。が、そこは意地と意地がぶつかりあう女の戦い、さらりと水に流したとは思えない。都連幹部は「これからは連係プレーが必要になるのに、都知事選が後を引かなければいいが」と危惧する。

 丸川氏にとって、もう一つやっかいなのが森氏の存在だ。五輪相は大会に向け、国と都、大会組織委員会の調整役を担うポスト。今後、小池氏と大会組織委員会の森喜朗会長との間で、大会経費の負担見直しの協議に入るが、森、小池両氏は「水と油」の間柄といわれる。

 元自民党衆院議員秘書によると、森氏と小池氏の関係がぎくしゃくしたのは24年前に遡(さかのぼ)るという。初当選した4年の参院選に際して、自民党ではなく日本新党から出馬したことに起因すると指摘する。「小池さんの父親は福田赳夫元首相と関係が良くて、よく出入りしていた。(小池氏の)選挙も、どこの党から出たらいいかといった相談をしていて、てっきり(福田氏が立ち上げた)清和会(現清和政策研究会=細田派、当時は三塚派)から出馬すると思っていたら日本新党だった。森さんは今でも、それを快く思っていないんだ」と振り返る。

1514チバQ:2016/08/21(日) 22:41:45
 小池氏はその後、新進党、自由党、保守党と渡り歩き、14年に自民党に入党。森氏が三塚氏から派閥を引き継いだ森派に入るも、21年には離脱している。このことが森氏の怒りを倍加させたとの見方もある。

 ただ、今月9日、東京・虎ノ門の大会組織委員会に小池、丸川両氏が、それぞれ知事、五輪相の就任あいさつのために訪れて同席した際には、森氏が両氏の間を取りなしたようだ。

 会談後、森氏は記者団に「私が政治家であったとき、お二人とも“森商事”の社員さんだった方です。分かりやすく言うとね。何も初対面じゃないんですから、話し合えばすぐ分かるということですね」と語り、小池、丸川両氏がともに自身が領袖を務めた派閥の出身であり、和解も容易であることを強調。その上で、「しっかり五輪を成功させましょうという認識で一致した」と円満さもアピールした。

 1日にリオデジャネイロ五輪視察で現地入りした直後、都との協力体制について記者団に「小池さん次第ですね」と牽制(けんせい)していた森氏だが、このときは、小池氏が「オリンピックを機会に新しい東京を作っていきたい」と述べたことにも、「それは大賛成ですよ」と応じて融和ムードも演出した。

 しかし、小池氏と丸川氏はというと、小池氏が「頑張って」と声をかけると、丸川氏が「よろしくお願いいたします」と応えるあいさつ程度。このときの小池、丸川両氏の様子を見ていた関係者は「見えない火花が散っていた」と語り、連携や協力どころか関係修復さえも難しい様子だ。

 安倍晋三首相は3日の内閣改造後の記者会見で、「五輪相には心機一転、東京選出の丸川大臣にお願いします」と述べて、東京五輪の成功を丸川氏に託した。丸川氏への首相の期待は大きいが、相手はけんか殺法で都知事選を勝ち抜いた小池氏、今後も一悶着(もんちゃく)ありそうな予感がする。(政治部 小島優)

1515とはずがたり:2016/08/22(月) 20:08:47
調整重視、際立つ「二階流」=衆院2補選が試金石に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160815-00000062-jij-pol
時事通信 8月15日(月)7時3分配信

 自民党の二階俊博幹事長が、早くも存在感を発揮している。

 安倍政権との関係が冷え込む沖縄県の翁長雄志知事や中国の程永華駐日大使らと次々と会談。持ち前の調整重視の姿勢を前面に押し出している。二階氏の台頭は、安倍晋三首相「1強」の政権構造に変化をもたらす可能性もあり、10月の衆院補選が試金石となりそうだ。

 「自民党としては、できるだけのことをして寄り添ってあげたい」。二階氏は10日、米軍普天間飛行場の移設問題をめぐり政府と対立する翁長知事と会談。県側に配慮する姿勢を強調し、沖縄訪問にも意欲を示した。

 党内きっての「親中派」の二階氏は同日、程大使とも会談。沖縄県・尖閣諸島周辺での中国公船の動向をめぐり日中関係が緊張する中、「ぎくしゃくすることがあっても乗り越えていくだけの度量と見識がなくてはならない」と呼び掛けた。

 首相は政権の安定を継続するため、ベテランで幅広い人脈を持つ二階氏を起用。二階氏としては、政府と沖縄、中国との間の「緩衝材」となり、首相を側面支援したい考えだ。

 首相は周辺に「二階氏とは『戦略的互恵関係だ』」と語っている。首相に近い下村博文元文部科学相を幹事長代行に据えたのは警戒心の表れといえ、「お目付役」(若手)との見方がもっぱらだ。

 実際、二階氏は自らの派閥拡大に積極的で、4日には先に入党した平野達男元復興相が二階派入り。党内に影響力を増す狙いは明らかで、政府関係者は「今後は首相と幹事長で物事を決める場面が多くなる。菅義偉官房長官は嫌がるだろう」との見通しを示した。

 二階氏にとって当面の難題は、10月23日投開票予定の二つの衆院補選だ。小池百合子東京都知事の地元である東京10区は知事選のしこりが残り、福岡6区は保守分裂の恐れがある。首相が期待する調整力を発揮できるか、手腕が問われる。

1516チバQ:2016/08/23(火) 20:54:40
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20160823-567-OYT1T50047.html
自民「きさらぎ会」、結束続くか…鳩山氏死去で
11:02読売新聞

 6月に死去した鳩山邦夫・元総務相が率いた自民党の派閥横断グループ「きさらぎ会」の行方が注目されている。

 約120人が参加し、安倍首相の「応援団」として活動してきたきさらぎ会が今後も結束を保つかどうかは、次の自民党総裁選に向けた党内情勢にも影響を与えかねないためだ。

 きさらぎ会は8月、塩崎厚生労働相らを共同世話人とし、菅官房長官を顧問として迎え入れた新体制で会の存続を決めた。ただ、これまでは鳩山氏の人柄を慕って集まっていた議員も多く、100人超の陣容を維持できるかどうか不安視する声も出ている。

 正念場となりそうなのが、鳩山氏の死去に伴って10月23日に行われる衆院福岡6区補欠選挙への対応だ。

1517名無しさん:2016/08/24(水) 19:50:57
http://blogos.com/article/185963/
自由民主
2016年08月03日 23:40
役員会後 党新執行部記者会見
平成28年8月3日(水)11:00〜11:30
於:党本部平河クラブ会見場

question
山陰中央新聞です。二階幹事長が率いる派閥に入っている川上義博氏について、県連は反対している。どうするか。


answer
(二階幹事長): 当然、谷垣前幹事長からこの件についての引き継ぎを受けているわけではありませんので、いかなるいきさつでそういうものを受け取り、またそういう発言が関係者の間でなされているかということは、私は承知をしておりませんが、これから県連の皆さんもお話し合いをする機会もあるだろうと思いますから、できるだけ円満に、敵(かたき)じゃないのだから。皆自民党を愛し、自民党のために一役買おうという気持ちをもっておっていただく各地方の組織の皆さん、排他的に考えるのではなくて、できるだけ皆円満に、しかしルールとか過去のいきさつなどということを重視していかなければならないことは当然ですが、今のところ、このことに、今度幹事長になったどうしようというような考えは持っておりませんから、よく慎重に意見を聞いて、円満に進めていきたい、このように思っています。

1518名無しさん:2016/08/24(水) 19:57:14
http://www.sankei.com/politics/news/160823/plt1608230013-n1.html
2016.8.23 12:56
自民・二階俊博幹事長「谷垣禎一前幹事長が復帰すれば要職起用も」

 自民党の二階俊博幹事長は23日の記者会見で、スポーツ自転車(ロードバイク)でサイクリング中に転倒して負傷した谷垣禎一前幹事長が回復した場合、要職に起用する考えがあるかを問われて「もちろんある」と答えた。また、「後で電話して状況を聞いた上で、様子が許せばお見舞いにあがりたい」とも述べた。

1519チバQ:2016/08/24(水) 20:56:26
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1608240031.html
国土強靱化対策本部に格上げ 二階俊博幹事長が本部長就任 自民党人事 小泉進次郎農林部会長は続投
18:24産経新聞

 自民党は24日の臨時総務会で、政調会の下にあった国土強靱化総合調査会を「国土強靱化対策本部」に格上げし、本部長に二階俊博幹事長が就くことを決めた。憲法改正推進本部長は森英介氏が再任された。

 臨時総務会では小泉進次郎農林部会長の続投を含む部会長人事も決めたほか、衆院の常任、特別委員長らの内定人事を了承した。他の主な人事は次の通り(敬称略)。

 【本部長など】行政改革推進本部長 河野太郎▽拉致問題対策本部長 山谷えり子▽党・政治制度改革実行本部長 高村正彦▽道州制推進本部長 石田真敏▽東日本大震災復興加速化本部長 額賀福志郎▽選挙制度改革問題統括本部長 細田博之▽日本経済再生本部長 茂木敏充▽教育再生実行本部長 桜田義孝▽外交再生戦略会議議長 高村正彦▽外交・経済連携本部長 衛藤征士郎▽2020年五輪・パラリンピック東京大会実施本部長 遠藤利明▽平和安全法制推進本部長 江渡聡徳▽女性活躍推進本部長 土屋品子▽地方創生実行統合本部長 河村建夫▽1億総活躍推進本部長 川崎二郎▽北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部長 二階俊博▽人工知能未来社会経済戦略本部長 塩谷立▽農林水産業・地域の活力創造本部長 宮腰光寛

 【部会長】

 内閣第1 江島潔▽内閣第2 松本文明▽国防 寺田稔▽総務 葉梨康弘▽法務 古川俊治▽外交 阿達雅志▽財務金融 土井亨▽文部科学 亀岡偉民▽厚生労働 渡嘉敷奈緒美▽水産 中西祐介▽経済産業 上野賢一郎▽国土交通 中根一幸▽環境 磯崎仁彦

 【常任委員長】内閣 秋元司▽法務 鈴木淳司▽外務 三ツ矢憲生▽財務金融 御法川信英▽文部科学 永岡桂子▽厚生労働 丹羽秀樹▽農林水産 北村茂男▽国土交通 西銘恒三郎▽環境 平将明▽安全保障 山口壮▽国家基本政策 棚橋泰文▽予算 浜田靖一▽議院運営 佐藤勉

 【特別委員長】災害対策 秋葉賢也▽政治倫理・公選法 竹本直一▽拉致問題 城内実▽消費者問題 原田義昭▽震災復興 吉野正芳▽原子力問題 三原朝彦▽地方創生 木村太郎▽TPP 塩谷立

 【審査会長】情報監視 額賀福志郎▽政治倫理 逢沢一郎

1520チバQ:2016/08/24(水) 21:00:49
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160825k0000m010007000c.html
<沖縄・北方担当相補佐官>島尻安伊子前担当相を起用
18:05毎日新聞

 政府は24日の閣議で、鶴保庸介沖縄・北方担当相の補佐官に島尻安伊子前担当相を充てる人事を決定した。菅義偉官房長官は記者会見で「沖縄政策を担当する政務官や特命相を経験し、大きな実績を残した。沖縄振興、子どもの貧困緊急対策の実現を期待したい」と語った。島尻氏は7月の参院選沖縄選挙区で落選し、その後の内閣改造で担当相を外れた。鶴保氏から補佐官就任を打診され、快諾したという。

1521チバQ:2016/08/24(水) 21:08:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160824k0000m010099000c.html
<自民>谷垣グループ危機感 党内処遇、回復次第
08月23日 21:31毎日新聞

<自民>谷垣グループ危機感 党内処遇、回復次第
谷垣グループの構成
(毎日新聞)
 自民党で谷垣禎一前幹事長をどう処遇するかに注目が集まっている。安倍政権へのこれまでの貢献を重視し、要職への起用を求める声があるためだ。ただ、自転車事故で入院中の谷垣氏の復帰のめどは立っておらず、谷垣グループも立て直しを迫られている。【高橋恵子】

 二階俊博幹事長は23日の記者会見で、頸髄(けいずい)を損傷した谷垣氏の容体が回復した場合、要職に充てる可能性は「もちろんある」と述べた。衆院憲法審査会長への起用が念頭にある。別の党幹部も今後の党人事について、「谷垣氏が公務復帰できるかどうかが一つの要素だ」と指摘した。

 ただ、回復の見通しは明らかではない。秋の臨時国会への出席も見通せておらず、谷垣氏のグループ「有隣会」は動きが取れないのが実情だ。グループ内に総裁候補と目されるメンバーはおらず、麻生派や山東派との合併構想も浮上しているが、谷垣氏が不在のままで具体化させるのは困難とみられる。

 谷垣グループは自らを派閥と位置付けておらず、他派閥との掛け持ちが可能で31人が所属。逢沢一郎元衆院議院運営委員長ら3人による代表世話人体制を取っている。

 「掛け持ちなし」のメンバーで比べると、内閣改造前は中谷元(げん)前防衛相、遠藤利明前五輪担当相の2人が入閣し、党役員では谷垣氏に加えて佐藤勉氏が国対委員長に就いていた。しかし、今月3日の改造・党人事で入閣は山本公一環境相1人にとどまり、佐藤氏も外れて主要な党役員はいなくなった。グループ内では「有隣会は外された」「若手が逃げかねない」と危機感が広がっている。

 グループは結束を固めるため、9月に長野県で泊まりがけで研修会を行うが、谷垣氏の出席は今のところ未定だ。グループでは体制強化を図るため、谷垣氏を現在の顧問ではなく実権を持つ会長に充てる案も浮上しているが、こちらも谷垣氏の回復具合に左右されそうだ。

1522名無しさん:2016/08/24(水) 23:28:04
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160824-00000034-jnn-pol
自民・二階幹事長、強まる存在感
TBS系(JNN) 8月24日(水)19時42分配信
 中国の王毅外相が24日朝、いち早く面会し、笑顔を見せた相手が自民党・二階幹事長です。77歳になるこの重鎮政治家は、中国との太いパイプだけでなく、安倍総理の総裁任期延長についても容認論を展開するなど、今、存在感を強めているんです。

 24日朝、東京都内のホテル。忙しいスケジュールの合間をぬって、中国の王毅外相が会談したのは自民党の二階幹事長です。

 「皆さん、こんに、おはよ」(王毅中国外相)

 「しばらくぶりですけど、本当にお元気そうで何より」(自民党 二階俊博幹事長)

 沖縄県・尖閣諸島周辺の領海侵入問題など、日中間に懸案が山積みの中、王毅氏はこれまでの厳しい表情とは一転、使うことを控えてきた日本語も交えて友好ムードを演出しました。さらに。

 「去年5月、先生は3000人もの日本からの友人を連れて、中国の人民大会堂で中日友好大会を開催しました」(王毅中国外相)

 二階氏が去年、3000人を引き連れ訪中したことに触れ、中国側が二階氏を重要視している姿勢を見せました。会談後、二階氏も・・・

 「関係がうまくいくように、もっと努力をしなきゃならないということで、意見は全く一致しておりましたし」(自民党 二階俊博幹事長)

 77歳の重鎮、二階氏。3週間前、幹事長に就任して以降、永田町でその存在感が強くなっています。就任直後に二階氏が面会したのは小池東京都知事。党内に小池氏の処分を求める声があるなか、こう述べました。

 「撃ち方やめで、小池都政に対して、くれぐれも積極的に協力していきたい」(自民党 二階俊博幹事長)

 「撃ち方やめ」。これで党内の小池氏への「処分ムード」は一気に沈静化しました。

 今、二階氏が注目されるのは、安倍総理の党総裁任期の延長問題が浮上しているからです。先月には、党内でいち早く「容認論」を展開。 23日の会見では、総理の「マリオパフォーマンス」について・・・

 「(Q.首相は自らの手で東京五輪を成功させたいとの意欲があったのか)それはそうです。意欲がなければ、あんな所に行けない」(自民党 二階俊博幹事長)

 さらに、総裁任期延長に関する党内議論について「適当な時期を見計らって 協議する」と述べたのです。

 「百戦錬磨、いわば自民党において最も政治的技術を持った方だろうと」(安倍首相)

 安倍総理から「最も政治的な技術を持った方」と持ち上げられた二階氏。ただ、幹事長は、党の金、人事、さらに選挙の公認権などを握る強力なポストだけに、党内では警戒感もあり、その一挙手一投足が注目されています。(24日15:12)
最終更新:8月24日(水)22時9分TBS News i

1523名無しさん:2016/08/24(水) 23:41:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160824-00000042-asahi-pol
「高速道路いらない人たち、政権あり得ぬ」自民・二階氏
朝日新聞デジタル 8月24日(水)13時25分配信

■自民党の二階俊博幹事長

 「高速道路いらない」とか「公共事業がどうだ」とか、全く机上の空論と言うか、日本国中どこへ行ってもそんな意見は通らない。私はもう、ああいうことをあの人たち(民進党)が述べている限り、あの人たちは政権へ近づいてくることはあり得ないことだ。高速道路予算でしっかりした結果を出すことが、自公連立政権の成果を皆さんにご理解いただくものだと思う。(高速道路建設を求める都道府県知事などの会合で)

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160823-00000513-san-pol
自民・二階幹事長、安倍マリオを絶賛 「積極的ですばらしいパフォーマンス」/リオ五輪
産経新聞 8月23日(火)12時20分配信

 自民党の二階俊博幹事長は22日の記者会見で、リオデジャネイロ五輪の閉会式で安倍晋三首相が人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のマリオの扮装で登場したことに関し、「積極的で、すばらしいパフォーマンスだったと各国、関係者から評価を受けている。よく頑張った。2020年(平成32年)東京五輪・パラリンピックの成功に向けて大変弾みがついた」と絶賛した。

 二階氏は、首相が自らの手で東京五輪を成功させたい考えかと問われると、「それはそうだ。意欲がなければ、あんな(遠い)所まで行かない」と述べた。ただ、東京五輪を「安倍首相」で迎えるかについては、二階氏は「首相自身に聞いて」とはぐらかした。

 また、安倍首相の自民党総裁任期延長論に関する党内論議について、二階氏は「今は夏休みが終わったような終わらないような時期なので、適当な時期を見計らって進めていきたい」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160823-00000084-mai-pol
<自民党>二階幹事長、安倍マリオを称賛
毎日新聞 8月23日(火)20時23分配信

 自民党の二階俊博幹事長は23日の記者会見で、リオデジャネイロ五輪閉会式にゲームキャラクターの「マリオ」に扮(ふん)して登場した安倍晋三首相について、「素晴らしいパフォーマンスだったと各国や関係者から評価を受けている。東京五輪を成功させるために弾みがついた」と称賛した。2020年東京五輪・パラリンピックまで首相を続ける意欲の表れではないかとの問いには、「それはそうだ。意欲がなければ行かない」とも述べた。

 東京五輪を首相のままで迎えるには、18年9月に切れる党総裁任期の延長が必要になる。首相周辺には任期延長への期待が大きく、二階氏はこれまで「2期6年」と定めた党則を「3期9年」に改正する案に言及するなど、首相側を後押ししてきた。ただ、二階氏は同日の会見で「党の意見を吸収して対応していきたい。それ(3期9年)にこだわっているわけではない」と強調し、党内の慎重論に配慮してみせた。【水脇友輔】

1524名無しさん:2016/08/24(水) 23:43:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160824-00000095-mai-pol
<臨時国会>安倍首相「なるべく早期に」 9月13日念頭か
毎日新聞 8月24日(水)20時25分配信

 安倍晋三首相は24日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、臨時国会について「重要案件が多いので、なるべく早期に召集したい」と述べた。政府が検討する9月13日召集を念頭に置いた発言とみられる。

 自民党内では同15日の民進党代表選に配慮し、26日召集案が浮上している。ただ、臨時国会では2016年度第2次補正予算案や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)承認案などが山積しており、審議日数の確保が課題になっている。

 山口氏は会談後、記者団に「外交日程も考慮すると、厳しい日程のやりくりが迫られる」と述べ、首相の早期召集の意向に理解を示した。【高橋克哉】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160824-00000539-san-pol
自民党・茂木敏充政調会長 秋の臨時国会は「できるだけ早い召集が望ましい」
産経新聞 8月24日(水)17時34分配信

 自民党の茂木敏充政調会長は24日の記者会見で、秋の臨時国会の召集時期について、経済情勢を踏まえて平成28年度第2次補正予算案の早期成立が重要だとし、「できるだけ早い召集が望ましい」と述べた。

 一方で、民進党代表選(9月15日投開票)などを念頭に「各党のスケジュールも考えながら、国対間の協議で良い結論を出してほしい」とも語った。安倍晋三首相は民進党代表選前に早期召集したい考えだが、自民党内には民進党に配慮して9月下旬に召集すべきだとの意見が根強い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160824-00000517-san-pol
安倍晋三首相と自民・二階俊博幹事長が会談 臨時国会召集日めぐり意見交換
産経新聞 8月24日(水)11時23分配信

 安倍晋三首相は24日午前、自民党の二階俊博幹事長と首相官邸で会談し、秋の臨時国会の召集時期などについて意見交換した。二階氏は会談後、召集時期について「政府はいくつかの案を検討している。(9月15日投開票の)民進党の代表選に配慮することは大事だが、まだ決まっていない」と記者団に述べた。

 経済対策を含む平成28年度第2次補正予算案の早期成立を図りたい政府は9月13日の召集を目指しているが、自民党側からは民進党の役員人事などが固まった後の同月26日の召集が望ましいとの意見が出ている。

1525名無しさん:2016/08/24(水) 23:44:37
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160824-00000198-fnn-pol
安倍首相、公明・山口代表と会談 臨時国会の早期召集求める
フジテレビ系(FNN) 8月24日(水)18時59分配信
国会の早期召集を求めた。
公明党の山口代表は、「補正予算やTPP(環太平洋経済連携協定)や、重要案件が多いので、なるべく早期に召集したいという意欲が(首相から)示されました」と述べた。
安倍首相は24日、公明党の山口代表と会談し、秋の臨時国会について、「なるべく早期に召集したい」と伝えた。
これに対し、山口代表は、「国会日程に差し支えのないように協力する」と応じた。
これに先だって、安倍首相は、自民党の二階幹事長と会談し、臨時国会召集日について意見交換した。
会談後、二階氏は、9月15日に行われる民進党の代表を選ぶ党大会に配慮すべきだとの考えを示していた。
最終更新:8月24日(水)18時59分Fuji News Network

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160824-00000176-fnn-pol
国会召集日 自民・二階幹事長、民進党に配慮すべきとの考え示す
フジテレビ系(FNN) 8月24日(水)16時5分配信
国会召集日は、民進党に配慮すべきとの考えを示した。
自民党の二階幹事長は、「民進党も重要な会議が控えているということは、これは、その通りになるかは別としても、検討してみることは、礼儀上、大事なことだと思っている」と述べた。
24日午前、安倍首相と会談した自民党の二階幹事長は、秋の臨時国会の召集日について、9月15日に行われる、民進党の代表を選ぶ党大会に配慮すべきだとの考えを示した。
臨時国会をめぐっては、自民党側が、9月26日の召集を求める一方で、官邸側は、法案の十分な審議日程を確保するために、9月中旬の召集を模索している。
最終更新:8月24日(水)16時5分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160823-00000071-san-pol
9月臨時国会の召集日 政府VS自民、異例の駆け引き
産経新聞 8月23日(火)7時55分配信

 ■TPP成立を考慮し13日から/民進代表選に配慮し26日から

 秋の臨時国会の召集時期をめぐり、政府と自民党がつばぜり合いを演じている。大規模な経済対策を含む平成28年度第2次補正予算案や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案・関連法案の成立を確実にしたい政府側は9月13日の召集を主張。これに対し自民党側は民進党代表選の投開票が15日に行われることに配慮して26日の召集を求めており、身内による異例の駆け引きが続いている。

 政府は安倍晋三首相が9月上旬までの外遊を終えた後の13日を召集日とし、第2次補正予算案を10月中旬までに成立させたい考え。経済対策は第3次安倍再改造内閣の柱であり、召集時期を「できるだけ早く」(菅義偉官房長官)と訴えるのはこのためだ。

 早期召集を求める政府側には、その後に控えるTPP承認案への野党側の抵抗が予想されるため、審議に十分な時間を取りたいとの思惑もある。11月8日に本選を迎える米大統領選では民主、共和両党の候補がTPPに反対の姿勢を示しており、日本が率先して承認し、オバマ政権に早期承認を促したい考えだ。

 一方、26日召集論の自民党側は、円満な国会運営を優先したい考えだ。二階俊博幹事長は今月9日の記者会見で「民進党のことは十分、頭に入れて対応したい」と述べ、9月15日に新代表を選出する民進党への配慮をにじませた。

 民進党はすでに召集を16日以降とするよう与党に要請した。党役員人事や論戦の準備も含め一定の“空白”は避けられず、国会で十分に活動できない恐れがある。TPPなどの対決法案を抱える自民党としては、民進党の言い分をのんで「入り口での衝突」を避けたいとの思惑もある。

 もっとも、召集が13日でも26日でも、実質的な審議日数に大差はあまりない。首相は下旬に米ニューヨークで開かれる国連総会一般討論演説に出席予定で、あわせてキューバ訪問も検討している。13日召集でも実質的な審議は数日程度で、その間に首相の所信表明演説や各党代表質問などを行うにはかなり窮屈だ。

 ただ、政府関係者は「民進党代表選の15日は国会を休むとしても、16日に開かないのはもったいない」として、13日召集で1日でも無駄にしたくないとの強硬論を唱える。これまで政府側の意向を反映した党運営が目立った自民党だが、二階体制での調整能力が問われそうだ。

1526名無しさん:2016/08/24(水) 23:47:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160823-00000058-mai-pol
<臨時国会>召集日、自民国対委員長「民進との交渉頓挫」
毎日新聞 8月23日(火)18時57分配信

 自民党の竹下亘国対委員長は23日の党役員連絡会で、9月に開く臨時国会の召集日について「(9月15日に代表選を行う)民進党の人事が固まっていないため、誰と交渉したらいいか分からず、交渉は頓挫している」と述べた。

 これに関連し、二階俊博幹事長は23日の記者会見で「相手のあることだから、十分に相談しないといけない」と指摘し、民進党代表選後に召集する考えを改めて示した。一方、政府側は審議日数を確保するために13日召集を検討しており、今後調整を本格化させる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160823-00000516-san-pol
自民・二階俊博幹事長「谷垣禎一前幹事長が復帰すれば要職起用も」
産経新聞 8月23日(火)13時4分配信

 自民党の二階俊博幹事長は23日の記者会見で、スポーツ自転車(ロードバイク)でサイクリング中に転倒して負傷した谷垣禎一前幹事長が回復した場合、要職に起用する考えがあるかを問われて「もちろんある」と答えた。

 また、「後で電話して状況を聞いた上で、様子が許せばお見舞いにあがりたい」とも述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160821-00011365-kana-l14
中西氏の県連所属認める 小此木・自民神奈川県連会長
カナロコ by 神奈川新聞 8月21日(日)8時30分配信

 自民党神奈川県連の小此木八郎会長(衆院3区)は20日、7月の参院選神奈川選挙区で同党推薦・無所属(後に追加公認)で当選した中西健治氏について、県連への所属を認める方針を明らかにした。9月上旬の総務会で正式決定する見通し。横浜市内で開かれた県連演説会で経緯を説明した。

 小此木氏によると、中西氏とは当選後に複数回面談し、参院選で選対本部長を務めた無所属の浅尾慶一郎衆院議員(4区)や支援を受けた自民党以外の地方議員との今後の関係性などを確認。19日には党本部で二階俊博幹事長らを交えて会談し、(1)国政・地方選などは党方針に従う(2)日常活動で反党・利敵行為はしない(3)他の国会議員と同様に千人の党員獲得に努める-などとする内容の誓約書が提出されたという。

 小此木氏は20日、「中西氏を県連に受け入れる方向で、9月に執行部会と総務会をあらためて開き、正式に決めたい」と述べた。

 自民党は、定数1増の4となった同選挙区で2議席獲得を目指すため、公認の三原じゅん子氏に加え、党本部主導で中西氏を推薦。しかし、2009年の横浜市長選で支援を得ながら、翌年の参院選で旧みんなの党で当選した中西氏への県連内の反発は強く、県連は三原氏に一本化して選挙戦を戦った。中西氏の県連所属は選挙後も保留していた。

1527名無しさん:2016/08/24(水) 23:49:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160818-00000556-san-pol
自民・二階俊博幹事長、小池新党「気配は感じない」
産経新聞 8月18日(木)13時10分配信

 自民党の二階俊博幹事長は18日午前、東京都の小池百合子知事による新党結成が取り沙汰されていることをめぐり、直前に小池氏から電話があったことを明らかにした上で、「自民党幹事長に電話をかけてくる人が、自民党と敵対するようなものを作るという気配は感じない」と述べ、牽制した。訪問先の静岡県裾野市で記者団に語った。

 二階氏は小池氏から電話で「(リオデジャネイロ)五輪で海外出張する。(日本に)帰ったら報告する」と伝えられたことを明らかにした。その上で、「そんなこと(=新党結成)をする人が、私にわざわざ電話をかけてくるわけがない。小池氏とはよく話し合っていきたい」と述べた。

 二階氏は17日に山梨県南アルプス市で金丸信元副総裁の墓参りをして幹事長就任を報告。18日には静岡県裾野市で、かつて秘書として仕えた遠藤三郎元建設相の像に献花した。二階氏は「遠藤先生がいなければ私は今ここに立っていない。金丸先生にも大変ご指導いただいた」と語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160824-00000196-fnn-pol
中国・王毅外相、二階氏に「封印」していた日本語であいさつ
フジテレビ系(FNN) 8月24日(水)18時38分配信
親中派の二階氏には、封印していた日本語であいさつした。
中国・王毅外相「皆さん、こんにちは。いや、おはようかな?」
自民党の二階幹事長「みんな、大臣を大歓迎しています」

自民党の二階幹事長は、日中韓外相会談に先立って、24日午前、中国の王毅外相と会談した。
この中で、二階幹事長は、中国の公船が、沖縄県の尖閣諸島周辺の領海に侵入を繰り返していることについて、「日中関係がうまくいくように、もっと努力しなければならない」と述べた。
また、北朝鮮のミサイル発射について、「お互いに協力して抑えていかなければならない」との意見で一致した。
最終更新:8月24日(水)18時38分Fuji News Network

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160824-00000042-jij-pol
年内訪中の意向伝達=二階自民幹事長、中国外相と会談
時事通信 8月24日(水)10時46分配信

 自民党の二階俊博幹事長は24日午前、東京都内のホテルで中国の王毅外相と会談し、日中の民間や青少年の交流を活発化させることで一致した。

 二階氏は、年内の中国訪問を検討していることを王氏に伝えた。

1528名無しさん:2016/08/24(水) 23:50:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160824-00000099-mai-pol
<自民>政治制度改革実行本部長、高村副総裁が兼務に
毎日新聞 8月24日(水)20時44分配信

 自民党は24日の臨時総務会で党役員人事を決定し、焦点となっている総裁任期の延長論を議論する政治制度改革実行本部長について、高村正彦副総裁が兼務することを決めた。高村氏起用の狙いについて、党幹部は「総裁任期を扱うなら重鎮でなければ務まらない。バランス感覚を重視した」と説明した。

 また、国土強靱(きょうじん)化総合調査会は「国土強靱化対策本部」に格上げし、二階俊博幹事長が本部長を務める。

 衆院の常任・特別委員長の人事も内定し、政府による特定秘密保護法の運用をチェックする情報監視審査会長に額賀福志郎元財務相、議院運営委員長に佐藤勉前国対委員長をそれぞれ充てることを決めた。【加藤明子】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160824-00000547-san-pol
国土強靱化対策本部に格上げ 二階俊博幹事長が本部長就任 自民党人事 小泉進次郎農林部会長は続投
産経新聞 8月24日(水)18時21分配信

 自民党は24日の臨時総務会で、政調会の下にあった国土強靱化総合調査会を「国土強靱化対策本部」に格上げし、本部長に二階俊博幹事長が就くことを決めた。憲法改正推進本部長は森英介氏が再任された。

 臨時総務会では小泉進次郎農林部会長の続投を含む部会長人事も決めたほか、衆院の常任、特別委員長らの内定人事を了承した。他の主な人事は次の通り(敬称略)。

 【本部長など】行政改革推進本部長 河野太郎▽拉致問題対策本部長 山谷えり子▽党・政治制度改革実行本部長 高村正彦▽道州制推進本部長 石田真敏▽東日本大震災復興加速化本部長 額賀福志郎▽選挙制度改革問題統括本部長 細田博之▽日本経済再生本部長 茂木敏充▽教育再生実行本部長 桜田義孝▽外交再生戦略会議議長 高村正彦▽外交・経済連携本部長 衛藤征士郎▽2020年五輪・パラリンピック東京大会実施本部長 遠藤利明▽平和安全法制推進本部長 江渡聡徳▽女性活躍推進本部長 土屋品子▽地方創生実行統合本部長 河村建夫▽1億総活躍推進本部長 川崎二郎▽北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部長 二階俊博▽人工知能未来社会経済戦略本部長 塩谷立▽農林水産業・地域の活力創造本部長 宮腰光寛

 【部会長】

 内閣第1 江島潔▽内閣第2 松本文明▽国防 寺田稔▽総務 葉梨康弘▽法務 古川俊治▽外交 阿達雅志▽財務金融 土井亨▽文部科学 亀岡偉民▽厚生労働 渡嘉敷奈緒美▽水産 中西祐介▽経済産業 上野賢一郎▽国土交通 中根一幸▽環境 磯崎仁彦

 【常任委員長】内閣 秋元司▽法務 鈴木淳司▽外務 三ツ矢憲生▽財務金融 御法川信英▽文部科学 永岡桂子▽厚生労働 丹羽秀樹▽農林水産 北村茂男▽国土交通 西銘恒三郎▽環境 平将明▽安全保障 山口壮▽国家基本政策 棚橋泰文▽予算 浜田靖一▽議院運営 佐藤勉

 【特別委員長】災害対策 秋葉賢也▽政治倫理・公選法 竹本直一▽拉致問題 城内実▽消費者問題 原田義昭▽震災復興 吉野正芳▽原子力問題 三原朝彦▽地方創生 木村太郎▽TPP 塩谷立

 【審査会長】情報監視 額賀福志郎▽政治倫理 逢沢一郎

1529名無しさん:2016/08/25(木) 00:01:26
http://mainichi.jp/articles/20160804/k00/00m/010/108000c
二階氏
財政収支黒字化見直しにも言及
毎日新聞2016年8月3日 23時13分(最終更新 8月3日 23時13分)

 自民党の二階俊博幹事長は3日夜、2020年度に国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)を黒字化する政府目標について「生き物だから、政策を考え直さなければいけない時だってあるかもしれない」と述べ、見直しの可能性に言及した。そのうえで「今はそのままいったらいいのではないか」とも述べ、当面は維持すべきだとの考えを示した。東京都内で記者団に語った。【水脇友輔】

1530チバQ:2016/08/25(木) 07:20:25
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1608240040.html
自民党「波風立てず」を優先 憲法改正推進本部長、協調路線の森英介氏続投
08月24日 21:24産経新聞

 自民党は24日の臨時総務会で、憲法改正推進本部の森英介本部長を再任する人事を決定した。衆参両院で「改憲勢力3分の2」を確保した安倍晋三首相(党総裁)は、9月召集の臨時国会から改憲論議を本格化させたい考え。ただ、他党との協調を重視する森氏の続投で民進党などとの協議を波風立てずに進め、まずは議論への参加を促す狙いがあるとみられる。

 細田博之総務会長は記者会見で森氏再任に関し「従来の線(協調路線)できっちり対応していくと思う」と述べた。茂木敏充政調会長も会見で「大切なことは衆参の憲法審査会で与野党がテーブルについて議論に入ることだ」と強調した。

 森氏は昨年10月、憲法改正推進本部長に就任。憲法に携わってきた「憲法族」ではないが、当時の谷垣禎一幹事長が「改憲の議論は野党を巻き込んで進める必要がある」とし、他党に「強硬派」と警戒されない森氏を推した経緯がある。

 事実、森氏の本部長就任後は役員会などの開催が減少。先の通常国会でも憲法審査会は「開店休業」状態で、他党との協調どころか議論そのものが停滞した。

 だが、7月の参院選で状況は一変。衆参両院で改憲に前向きな勢力が改正の発議に必要な3分の2を超えた。自民党内では、臨時国会から憲法審査会で改憲項目の絞り込み作業を始め、早ければ来年の通常国会で発議にこぎ着ける-とのシナリオもある。そのため公明党や野党の抵抗が確実な9条の議論は先送りし、大規模災害時の国会議員の任期延長など他党の理解を得られそうな項目から着手すべきだとの声が支配的だ。

 民進党の次期代表就任が有力視される蓮舫代表代行も改憲の議論には応じる構えで、「温和で他党を刺激せずに交渉できる」(自民党幹部)として森氏が今後も適任と判断された。

 ただ、憲法改正推進本部のメンバーからは「党四役級の重責のつもりで臨んでほしいが、森氏がどこまで本気なのか見えない」との不満も漏れる。今後も議論が停滞すれば、改憲を党是とする自民党の根幹が揺らぎかねず、森氏の手腕に注目が集まる。

1531チバQ:2016/08/25(木) 07:21:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160824k0000m010144000c.html
<憲法改正本部長>森氏留任固まる 自民、野党協調重視
08月24日 00:05毎日新聞

 自民党は23日、憲法改正推進本部の森英介本部長を留任させる方針を固めた。本部長は党内の改憲論議を集約し、各党協議でも中心的な役割を担う。秋の臨時国会で議論が本格化する見通しのため、与野党協調を重視する森氏の続投が適切と判断した。

 森氏は2015年10月に本部長に就任し、衆院憲法審査会の与党筆頭幹事も兼務している。自民党主導の憲法改正を重視する保守系議員から交代論が出ていた。党執行部は今後、衆院憲法審の会長人事について保岡興治会長を留任させるかどうかの調整を急ぐ。

 また、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)承認案や関連法案を審議する衆院TPP特別委員会の委員長には、塩谷立元文部科学相を充てる人事も固めた。現委員長の西川公也氏は、出版を予定していた著書に交渉過程の情報が含まれていたなどとして野党から追及を受け、先の通常国会で審議が停滞した経緯もあり交代させる。

 衆院予算委員長は、国対委員長に就任した竹下亘氏の後任に、浜田靖一元防衛相を起用することも内定した。【加藤明子】

1532名無しさん:2016/08/25(木) 22:53:53
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160815-00000011-pseven-soci
ポスト安倍に橋下徹氏も 小池都知事らと3都市連合か
NEWS ポストセブン 8月15日(月)16時0分配信

 8月3日の内閣改造で注目されたのが、ポスト安倍をめぐる人事だ。菅義偉・官房長官、岸田文雄・外相、稲田朋美・防衛相、閣外に去った石破茂氏らの名前が挙がっている。

 一方、自民党以外で注目されるのは橋下徹・前大阪市長ではないか。その政治基盤となると見られるのが、おおさか維新、減税日本、そして小池百合子・都知事の「3都市連合」政党だ。ノンフィクション作家の大下英治氏が語る。

「小池氏は来年の都議選で東京の地域政党を旗揚げすると見られている。その場合、名古屋の河村たかし市長の減税日本、おおさか維新と提携するでしょう。そうした3都市連合をバックに、次の総選挙でいよいよ橋下徹氏が国政に進出するのではないか」

 そうなれば、橋下氏は民進党右派などと野党再編に動き、小泉進次郎世代の自民党の対抗勢力となりうる。

 ポスト安倍から「次の次」の進次郎世代まで今後10年の首相選びに大きな影響を与えるのが、キングメーカー争いだろう。すでに安倍晋三・首相は退陣後に影響力を残すことを考えている。政治ジャーナリスト・野上忠興氏が指摘する。

「首相の祖父の岸信介氏は、首相退陣後も生涯、自主憲法制定国民会議(新しい憲法をつくる国民会議)の会長を務め、キングメーカーとして政界に影響力を持った。安倍氏も祖父にならって、退陣後は同会議の会長に就任して9条改正に向けた国民運動を推進するのではないか」

 安倍氏が“タカ派のドン”なら、それに対抗するのが二階俊博・幹事長や菅氏の流れだろう。

 菅氏はおおさか維新、公明党とのパイプが太く、場合によっては橋下氏を担ぎ出すキングメーカーとなり得る。二階氏はもともと安倍首相とは路線が違う「軽武装・経済重視」。また親中国派の旧竹下派出身で、親中国派のエース小渕優子氏を押し立てる可能性もある。

 誰がキングメーカーとしての主導権を握るかで、「ポスト安倍」、そして「ポストポスト安倍」レースの戦況は大きく変わってくる。

※週刊ポスト2016年8月19・26日号

1533名無しさん:2016/08/25(木) 22:55:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160822-00000018-pseven-soci
丸川珠代氏の手の平返し 怒り通り越して感心するレベル
NEWS ポストセブン 8月22日(月)16時0分配信

 東京都の女性初となる知事に就任した小池百合子氏。その真骨頂は当選後に発揮された。就任直後の議会への挨拶回りで自民党の都議会議長に握手をしながらの写真撮影を拒まれると、“じゃあもっと上の人と直接話します”とばかりにすかさず安倍晋三首相と二階俊博・幹事長に相次いで面会して握手を交わした。選挙で敵対した東京都連の頭越しに自民党のトップと手打ちをして見せたのだ。

 それだけではない。小池氏は続いて“天敵”ともいえる五輪村のドン、森喜朗・元首相(東京五輪組織委員会会長)とも会談し、ガッチリ握手した。

 その小池氏の“かませ犬”として五輪担当相に起用された丸川珠代氏は将来の女性首相候補の1人と目されているらしい。ヒラリー氏がディベートの達人なら、テレビ朝日のアナウンサー出身の彼女の売りは毒舌と強気のヤジだ。

「この愚か者めが!」

 民主党政権時代、子ども手当法案強行採決をそう批判した女ヤジ将軍は、環境大臣在任時には講演で、「(自民党の)批判ばかりしていたニュースステーションの久米宏は責任を取りましたか? メディアというのは文句はいうけど、何も責任を取らない」「私自身もメディアから来たので、内心、本当にイヤだなと思っていました」と古巣のテレ朝をコテンパンに批判した。

 あるテレ朝局員は、「自分も一時期は出ていたNステを批判し、アンカーマンは呼び捨て。こうも露骨な手のひら返しはやろうとしてもできることじゃない」と怒りを通り越して感心している様子だ。

 今回の五輪相就任後も、その“稀有な能力”はいかんなく発揮された。都知事選では、小池氏を「スタンドプレーばかりうまい人」と酷評していたので、五輪相就任で2人がどう火花を散らすかが注目されたが、大臣就任会見に現われた丸川氏は白のスーツに青のインナーという出で立ち。これは小池氏が都庁初登庁で着用して“ブルーオーシャン”と呼んだ色合いだった。自民党の女性秘書が語る。

「完全に恭順の意を示したつもりでしょう。女性にとって、あえて同じ色の服を着るのは相当な好意を示すサインですから。あのあざとさは見習いたいレベル」

※週刊ポスト2016年9月2日号

1534名無しさん:2016/08/25(木) 22:57:18
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160824-00049518-gendaibiz-pol
自民党幹事長・二階俊博は「21世紀の金丸信」か 安倍政権を揺さぶる力を持つ男
現代ビジネス 8月24日(水)7時1分配信

「リビアモーターカー」
 自民党幹事長・二階俊博と話しながら、元自民党副総裁・金丸信を思い出した。私は田中、竹下派を担当していた当時、金丸に食い込んでいた記者3人組の1人だった。

 金丸は1992年8月、旧東京佐川急便(佐川急便)から5億円の献金を受けていたことが朝日新聞のスクープで発覚し、副総裁を辞任した。金丸はその後、政治資金規正法違反で東京地検特捜部に略式起訴され、決着したかに見えた。ところが、その罪が20万円の罰金だったことから批判が高まり、同10月に衆院議員を辞職。

 さらに、金丸は翌93年3月に不正蓄財が明るみに出て脱税の容疑で逮捕・起訴され、裁判中の96年3月に死去した。

 末路があまりに哀れだったため、元首相・田中角栄のように再評価されることもなく、時が過ぎている。とはいえ、田中が最も警戒していたのは金丸であり、金丸は80年代半ばから失脚するまでの間、中曽根、竹下、宮沢政権下で政界の実力者として君臨した。

 当時の政治記事は金丸が内々に発信する情報で成り立っていたと言っても過言ではない。二階は今夏も山梨県南アルプス市の金丸の墓を参り、幹事長就任を報告した。

 金丸は元首相・竹下登から「アバウト」とからかわれていた。タイムリミットを「タイムメリット」、リニアモーターカーを「リビアモーターカー」、パラボラアンテナを「バラバラアンテナ」などと話していたからだ。

 政策に秀でていたわけでもない。東京農業大学農学部出身の金丸は、一流大学を出て政策に精通している今どきの議員とはまるで違った。

記憶力はバツグン
 しかし、頭脳は明晰だった。海外旅行の際にウィスキーを数ダース購入し、東京・永田町の事務所に置いて客に渡していたが、何本残っているかをしっかりと覚えていた。

 誰に何を話したかも忘れず、内密の話の確認を求めると「おまん(山梨弁であなた)にそれ言ったか」と指摘された。それによって、本当の話であることが確認できたのだが、金丸の記憶力にはたびたび驚かされた。

 金丸はとくに、政治の流れを読む能力に長けていた。国会運営をスムーズに運ぶために社会党国対のボスだった元委員長・田辺誠と結託し、社会党との合意を時の首相にものませた。

 田中がロッキード事件で東京地裁で実刑判決を受け、彼の議員辞職をめぐって大荒れとなった83年11月の臨時国会で、金丸は田辺に全法案の成立に協力するなら衆院を解散させると約束し、解散を嫌がった当時の首相・中曽根康弘に無理やり承諾させた。総選挙で自民党は大敗したものの、あの時、衆院を解散していなかったら全法案が廃案となり、中曽根政権は立ち往生していただろう。

 そんな鋭い政局カンを持ち、かつ、この人が言えば党内は収まると思われている現職議員は、二階以外にいない。安倍はかねて次のように語り、その能力を高く評価していた。

 「二階さんには相当助けられていますよ。すごいですよ。最初一人だったのに、あれよあれよという間に派閥を大きくしてしまった」

 だからといって、安倍は二階を積極的に幹事長に起用したわけではなかった。幹事長はカネと人事権、それに選挙における公認権を持つ。それをフルに活用すれば、自派閥を増やすだけでなく、安倍政権を揺さぶる力を持つ可能性を秘めている。

1535名無しさん:2016/08/25(木) 22:57:35
>>1534

信頼か、警戒か
 たとえば、自民党総裁任期の延長問題。中曽根は86年7月の衆参同日選で圧勝した後、同年11月で切れるはずだった自民党総裁任期の無期限延長を望んだ。副総理だった金丸はこれをいったんは了承した。

 しかし、小沢一郎、梶山静六らから「そんなことをしたら中曽根を辞めさせられなくなる。時の首相を辞めさせられなかった『三木降ろし』の教訓を忘れたんですか」と説得され、結局、総裁任期の延長幅を1年にとどめた。

 中曽根にすれば、二人三脚で政権運営に当たってきた金丸から、最後にひじ鉄を食らったようなものだった。

 今回、安倍は任期延長を望み、それを忖度した二階は任期延長に向けて下準備を始めている。だが、延長幅をどうするかは二階が握っている。前任の幹事長・谷垣禎一なら安倍の意のままに動いたが、二階はそうはいかない。

 だから、安倍は自転車事故で入院した谷垣の続投にぎりぎりまでこだわったのである。安倍は二階の実力を高く評価していても、常に警戒を怠れないだろう。

 (敬称略)

田崎 史郎

1536名無しさん:2016/08/26(金) 00:13:13
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160825-00006493-sbunshun-pol
高校野球に五輪に“作新の夏” 船田元は憲法改正で復活狙い
週刊文春 8月25日(木)12時1分配信

 今年の夏は、作新の夏だった。54年ぶり2度目の夏の甲子園優勝を果たした栃木の古豪・作新学院。メダルラッシュに沸いたリオ五輪で、日本勢初の金メダルをもたらした水泳の萩野公介もOBだ。

「萩野君に続け、ではないけれど、地球の裏側でも作新学院の風が吹いている」

 こう作新ナインを激励していたのが、学院長の船田元衆院議員(62)。作新学院は船田氏の曽祖父が創立し、約130年の歴史を持つ。祖父は衆院議長、自民党副総裁、父も参院議員、栃木県知事を歴任。その過程で、作新学院は幼稚園、小中高、短大、大学まで擁する学校法人グループに成長し、船田家の強固な政治基盤となってきた。

 そして、“作新のプリンス”として、政界に打って出たのが元氏だ。25歳で衆院議員に初当選すると、竹下派で小沢一郎氏の側近として頭角を現し、戦後最年少(当時)となる39歳で経済企画庁長官として初入閣を果たす。

 宮沢内閣不信任案が可決されると、大臣を辞任して小沢氏と共に自民党を離党した。メディアで政治改革を訴え、若手リーダーとして注目を集めるようになった船田氏。同じく“改革派”の旗手として、人気が高まっていた鳩山由紀夫氏とタッグを組み、政界の台風の目となったのが「鳩船新党」構想だ。

「小泉純一郎氏は『将来は自民党と鳩船新党の二大政党になるかもしれない』と漏らすほど警戒していた。しかし、船田氏は結党を決断できず自然消滅。当時、船田氏と近く、鳩船新党に反対していたのが、石破茂氏、高市早苗氏でした」(自民党関係者)

 船田氏の転落のきっかけは、作新学院の副院長を務め、地元を守っていた前夫人と離婚し、参院議員だった畑恵氏(現・作新学院理事長)と再婚したことだった。この再婚は後援者の猛反発を買い、2000年の衆院選では落選の憂き目を見る。

 そんな船田氏が、ライフワークとしてきたのが憲法改正だ。憲法改正に前向きな安倍政権下で、自民党憲法改正推進本部長に就任。しかし、昨年6月の衆院憲法審査会での参考人質疑で自ら人選にかかわった憲法学者が安保関連法案は「違憲」と指摘。10月には本部長を退任させられた。

「ただ、野党に融和的な二階俊博幹事長になって、野党に人脈を持つ船田氏を再評価する声もある」(自民党議員)

 作新の風に乗れるか。


<週刊文春2016年9月1日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

1537名無しさん:2016/08/26(金) 22:42:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000019-jij-pol
「73歳定年制」の撤廃検討=衆院比例候補、今秋から議論―自民
時事通信 8月26日(金)7時8分配信

 自民党が、衆院選の比例代表名簿に登載する候補者を73歳未満とする「73歳定年制」について、撤廃を含め見直しの検討に入ることが25日、明らかになった。

 定年制が「『1億総活躍』を掲げる政府方針と矛盾している」(閣僚経験者)のが理由で、今秋から党政治制度改革実行本部(本部長・高村正彦副総裁)で議論を始め、早ければ年内に結論を得る方針だ。

 73歳定年制は、党の内規として2000年の衆院選から比例代表候補を対象に導入された。当初は首相経験者を例外としていたが、03年の衆院選では厳格に適用し、中曽根康弘、宮沢喜一両元首相が政界引退に追い込まれた。

 一方、安倍政権は「1億総活躍」社会の実現を掲げ、高齢者の活用を提唱。今年取りまとめた「ニッポン1億総活躍プラン」には定年年齢の引き上げに向けた環境整備を盛り込んだ。

 これを踏まえ、同党所属の70代議員は「高齢者の活躍を妨げる規定で、撤廃すべきだ」と主張。見直し論議を求めている。ただ、実際に定年制撤廃に踏み切った場合、「選挙で若者や無党派層が離反する」との懸念が出る可能性がある。

1538名無しさん:2016/08/26(金) 23:14:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082300693&g=pol
衆院予算委員長に浜田氏=TPPは塩谷氏起用-自民

 自民党は23日、衆院予算委員長に浜田靖一元防衛相を充てる方針を固めた。衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員長には塩谷立元文部科学相を起用する。
 TPPをめぐり、政府は9月に召集する方針の臨時国会で、TPP承認案と関連法案の成立を目指している。先の通常国会では、西川公也衆院TPP特別委員長が出版予定だった書籍をめぐり野党が反発し、審議がたびたび中断していた。(2016/08/23-18:34)

1539名無しさん:2016/08/26(金) 23:19:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000560-san-pol
自民党の二階派は夢心地?派閥研修会に安倍晋三首相がビデオで「政権の屋台骨だ」
産経新聞 8月26日(金)22時35分配信

 自民党の二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会)が26日、札幌市で2泊3日の研修会を始めた。安倍晋三首相(党総裁)と小池百合子東京都知事がメッセージを寄せ、37人の党内第5派閥ながら幹事長と2閣僚を輩出した勢いは健在だ。

 首相はビデオメッセージで「志帥会の皆さんに安倍政権の屋台骨を担っていただいている」と持ち上げ、地元政財界関係者らも含め約200人が集まった会場を盛り上げた。

 二階氏が関係修復の意向を示す小池氏は「二階幹事長の強力なリーダーシップのもと、志を同じくする先生方の活躍を祈念する」との祝辞を寄せた。

 二階氏は、かつての「二階グループ」を念頭に「発足当時を思い出せば夢のようだ」と万感の様子。党総裁の任期延長を唱える中、「安倍総裁を中心に『自民党、さすがだ』との言葉を聞けるよう頑張る」と気を引き締めた。

1540名無しさん:2016/08/26(金) 23:20:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000105-mai-pol
<自民総務会>石破氏が総務に 派内は歓迎ムード
毎日新聞 8月26日(金)20時22分配信

 自民党は26日、石破茂前地方創生担当相を、党大会、両院議員総会に次ぐ意思決定機関の「総務会」の総務に充てる方針を固めた。石破氏に関しては「無役になる」との予想もあっただけに、石破派では「党内で発言の場ができたのはいいことだ」と歓迎ムードが広がっている。

 「ポスト安倍」候補の一人である石破氏は、内閣改造で安倍晋三首相からの入閣要請を固辞し、処遇が焦点となっていた。総務にはほかに、野田毅前税調会長、村上誠一郎元行革担当相らの安倍政権と距離を置くベテランが留任する予定だ。

 総務会は党運営に関する重要事項や法案の国会提出の可否も審査し、全会一致が慣例。総務は25人で、閣僚経験者などのベテランや重鎮が執行部に物申す場として注目されることも多い。【高橋恵子】

1541名無しさん:2016/08/26(金) 23:26:06
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082200648&g=pol
自民総裁任期「3期9年」へ延長案=実現なら東京五輪も安倍首相

 自民党は、連続2期6年までとなっている党総裁任期の延長について、近く党則改正に向けた議論を本格化させる。党執行部からは、「連続3期9年まで」とする案が浮上。安倍晋三総裁(首相)の任期は2018年9月までだが、この案が実現した場合、安倍氏は20年の東京五輪・パラリンピックも首相として迎えることになる。

 「どんな立場にあっても(20年の)オリンピックの成功に汗を流したい」。リオデジャネイロ五輪の閉会式に出席するため現地を訪れていた首相は21日夜(日本時間22日午前)、記者団にこう語り、東京五輪の成功に全力を挙げる考えを強調した。
 総裁任期の延長をめぐっては、二階俊博幹事長が党内に検討機関を設置する意向を表明。高村正彦副総裁は、安倍氏に限定した特例措置ではなく、恒久的な制度変更が望ましいとした上で、総裁任期を最長3期まで延ばす案に言及している。
 3期まで務められることになれば、首相の任期は21年9月までとなり、東京五輪をまたぎ続投することができるほか、意欲を示す在任中の憲法改正に追い風になるとの見方がある。党内では、年内に結論を得て、来年の党大会に党則改正を諮るスケジュールも取り沙汰されている。
 しかし、「ポスト安倍」を狙う岸田文雄外相や石破茂前地方創生担当相らは、任期延長の既成事実化を警戒。岸田氏は「時期尚早」との考えを示しているほか、石破氏も21日放送のTBS番組で、「今議論することかと違和感を持って聞いている」と語り、任期延長論をけん制した。石破派からは「経済に不安が見えてきたから、今のうちに延長を決めてしまうつもりでは」(中堅)との声も上がっている。(2016/08/22-17:46)

1542名無しさん:2016/08/26(金) 23:34:02
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160826-00000449-fnn-pol
自民・二階派研修会 安倍首相がビデオメッセージで蜜月アピール
フジテレビ系(FNN) 8月26日(金)22時17分配信
蜜月ぶりをアピールした。
安倍首相は、ビデオメッセージで、「志帥会という政策集団の結束の強さ、そして、何よりも二階会長、河村会長代行のリーダーシップがうかがえる気がします。志帥会の皆様と力を合わせて、これからも日本のかじ取りをしっかりと担っていく」と述べた。
自民党の二階派が、26日から、北海道・札幌市内で開いた研修会で、冒頭、二階幹事長を評価する、安倍首相のビデオメッセージが流された。
二階氏も「安倍総裁を中心にして、われわれは頑張っていく」と強調し、双方が蜜月ぶりをアピールした形。
さらに、二階幹事長は「党員を増やしていかないといけない」と述べ、党勢拡大にあらためて意欲を示した。
最終更新:8月26日(金)22時17分Fuji News Network

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000073-mai-pol
<自民二階派>幹事長就任後、初の研修会 首相がメッセージ
毎日新聞 8月26日(金)18時49分配信

 自民党二階派は26日、二階俊博会長の幹事長就任後、初の研修会を札幌市内で開いた。派閥研修会としては異例の安倍晋三首相のビデオメッセージが紹介されたほか、7月の東京都知事選で自民推薦候補を破った小池百合子知事からの祝辞も披露され、二階氏の影響力や人脈を示す会合となった。

 メッセージで首相は「二階氏に党の要、幹事長に就任していただき、志帥会(二階派)には安倍政権の屋台骨を担っていただいている」と謝意を示した。

 二階氏はあいさつで「幹事長と言われてもまだぴんとこない。安倍総裁(首相)を中心に自民党さすがだな、近ごろはがんばっているな、という言葉を聞くことを目標にがんばっていく」と語った。また、現在約98万人の党員数を、早期に100万人とする考えを示した。【水脇友輔】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000543-san-pol
小池百合子東京都知事、二階派研修会に祝辞「二階俊博幹事長の強力なリーダーシップのもと、ご活躍を」
産経新聞 8月26日(金)17時28分配信

 東京都の小池百合子知事は26日、札幌市で開かれた自民党の二階俊博幹事長が率いる二階派(志帥会)の研修会に、「先生方の指導のおかげで活躍の場をいただいていることに、改めて感謝申し上げる。二階幹事長の強力なリーダーシップのもと、志を同じくする先生方が今後ますますご活躍されることを祈念する」などとする祝辞を贈った。

 都議会自民党とは対立している小池氏だが、新進党などで政治活動をともにした二階氏とは良好な関係にある。祝辞には、自民党との関係改善に向け二階氏の助力を得たい思惑もにじんでいる。

1543名無しさん:2016/08/26(金) 23:35:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000115-jij-pol
自民、100万党員回復に全力=派閥研修会で二階氏
時事通信 8月26日(金)17時52分配信

 自民党の二階俊博幹事長は26日、札幌市内のホテルで開いた二階派夏季研修会であいさつし、100万人を割って久しい党員数について、「今98万人ぐらいだ。あと2万人ちょっとすれば100万になる」と述べ、2009年の野党転落前の100万人台への回復に全力を挙げる考えを示した。

 二階氏は党と党員数の関係を寺に例え、「いくらお経を上手に読んでも檀家(だんか)がある程度なければ、その寺も繁栄しているとは言えない」と指摘、党員獲得の重要性を訴えた。

 自民党の党員数は1991年に約547万人を記録したが、野党時代に100万人を切った。政権復帰後の14年に「120万党員獲得運動」を打ち出したが、15年末で約98万人にとどまっている。

1544名無しさん:2016/08/26(金) 23:36:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000005-mai-pol
<総裁任期延長>年内にも結論 自民、秋に議論開始
毎日新聞 8月26日(金)7時30分配信

 自民党は、安倍晋三首相の総裁任期延長の是非に関する党内議論を秋から始める。協議の場となる党・政治制度改革実行本部のトップに高村正彦副総裁が就いたことで議論が本格化する見込みで、年内に結論を出す構えだ。【加藤明子、水脇友輔】

 高村氏は25日、実務を担う本部長の補佐役を茂木敏充政調会長に兼務させることを決め、メンバーの人選を指示した。十数人規模で閣僚経験者などベテラン議員も入れる。

 総裁任期は党の規定では2期6年まで。任期延長論は二階俊博幹事長が参院選直後の7月に言及したのが発端だ。

 二階氏は25日収録のBS朝日の番組でも「安倍総裁に引き続きやってもらいたいという声は国民にある。制度のうえでも担保できるのがいいという声は党内にある」と改めて任期延長を容認する意向を示した。

 同本部はこれまで、総裁選での国会議員票と地方票の割り当て見直し、国政選挙の候補者選定のための公募制導入などについて協議してきた。総裁任期延長の議論は同本部で行うとみられていたため、党関係者は「本部長の人選で二階氏の本気度がわかる」と指摘していた。

 高村氏も今月14日放送のラジオ日本の番組で「仮に延ばすなら、例えば3期までできるという検討をするのがいい」と言及しており前向きな姿勢だ。年内をめどに延長の結論を出し、来年の党大会での正式決定を想定しているとの見方もある。

 ただ、党内には異論もある。安倍首相は昨年9月の総裁選で再選されたばかりで、2期目の任期は2年以上残る。石破茂前地方創生担当相や岸田文雄外相からは、延長に慎重な発言が出ている。

 25日には、小泉進次郎農林部会長も東京都内での講演で延長論について「なぜ今なのか分からない。2年後にどうなっているかなんて誰にも分からない。党内議論の場が成立したらぜひ説明してほしい」と述べて疑問を呈した。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160825-00000325-fnn-pol
総裁任期延長論 自民・小泉 進次郎氏「なぜ今なのか」
フジテレビ系(FNN) 8月25日(木)20時53分配信
自民党の小泉 進次郎農林部会長が、総裁任期の延長について、疑問を呈した。
自民党の小泉 進次郎農林部会長は「なぜ今なのか、わからないですね。急いで議論すべきことがそれかと」と述べ、2018年9月までの安倍首相の総裁任期に関し、党執行部が延長を検討する方針を示していることについて、疑問を呈した。
自民党の規則で「1期3年、2期まで」と定めている総裁任期について、二階幹事長らが延長を容認する考えを示しており、小泉氏は「議論の場が仮にできるとしたら、なぜ今なのか、ぜひ説明してほしい」と述べた。
最終更新:8月25日(木)20時53分Fuji News Network

1545名無しさん:2016/08/26(金) 23:36:37
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160824-00000223-sasahi-pol
二階新幹事長、すべてを語った120分「総裁任期延長論を批判した石破茂に反論」〈週刊朝日〉
dot. 8月26日(金)7時0分配信

 小池百合子新東京都知事との確執と補選、憲法改正と総裁任期延長、翁長雄志沖縄県知事との長きにわたる対立、天皇陛下の生前退位問題……。これら難題解決のため、“自民党のラスボス”こと、二階俊博新幹事長が動き出した。作家・大下英治氏にその“秘策”を語った。今回はその一部をお届けする。

*  *  *
大下:新幹事長としての懸案の一つが、自民党東京都連に反旗を翻して当選した小池百合子新都知事と、党との関係かと思います。8月4日に小池さんと自民党本部で会った時には、どんな話をしたんですか。

二階:小池さんからは都知事就任のあいさつがありました。私はそれを受けて、「東京は一地方ではなく世界的な大都市であり、また五輪を控えてもいますから、選挙だけをテーマに争いを続けるより、少し双方穏やかになってお考えいただきたい」という意見をお伝えしました。

大下:都知事選であれだけ激しく戦った小池知事には、党内にまだ反発も残っているでしょう。うまく関係改善できるのでしょうか。

二階:選挙ではみんな真剣勝負で戦いましたが、今は少し刀を置いて、将来の東京五輪成功のため、都民のためにどうあるべきかを静かに考える時です。答えはおのずと明らかなはずです。自民党というのはこういう時に穏やかであるべきだと、少なくとも私はそう思っています。それに小池さんとは昔からの間柄ですから。

大下:今はまだ、みんなカッカしていますからね。

二階:だから私は「撃ち方やめ」と言っているんです。選挙で結果は出ているんですから、これ以上撃っても仕方がない。それも2万票や3万票負けたという話ではなく、100万票以上の差をつけられているんですから。小池さんのパフォーマンスに負けたという声もありますが、法律で許される範囲であらゆる手を尽くすのが選挙というもので、そこはお互い様。我々は未来のことを考えていくしかないんですよ。

大下:ところで、二階さんは2018年9月で終わる安倍晋三首相の自民党総裁任期の延長について、7月19日の会見で「余人をもって代えがたしという状況が生まれてくれば、対応を柔軟に考えていくのは大いに検討に値する」と、肯定的な発言をされていましたね。

二階:安倍首相は国際的にもこれだけの評価を得ていますし、気力、若さ、政策能力ともに絶好調で現在も走り続けている。支持率が高いのも当然のことで、もう少し長くやってもらいたいという声が巷にあふれています。だから、そういう道を開いてもいいのではないかということを申し上げました。ここから先は国民・党員の皆さまのご判断ですが、だんだんそうした方向へいくのではないか。

大下:となると、今年中に決めることになりますか。

1546名無しさん:2016/08/26(金) 23:37:14
>>1545

二階:その辺りも含め、万事はこれからですよ。こういうことは政治のテーマとしてみんなで日頃から考えておく必要があるということです。今回の私の発言にしても、以前にも何かの機会で言及していたことを、改めて述べたまで。幹事長になったからといって、以前とまったく違う発言をしても通用しないでしょう。

大下:二階派は、一貫して安倍総裁を支持していますね。昨年9月の総裁選の時にも真っ先に安倍支持を打ち出し、派閥全員の署名を提出していましたね。

二階:あの時はちょうど埼玉県の秩父で派閥の研修会をしていたんです。みんなで議論をして首相の再選を支持することで意見が一致したので、意思表示をしておこうと。派閥に限らず、何かを主張する時にそのグループの意見が割れていたら意味をなさない。我々は全会一致で、みんなで火の玉のようになって安倍政権を支えようという決意を表明したわけです。それ以上でも、それ以下でもありません。

大下:ただ、総裁任期の延長については反発の声も出てきています。例えば今回の内閣改造で閣外に出た石破茂前地方創生相は二階さんの発言に対し、「まだ任期が2年もある状況で今のうちに変えるというのは、国民も違和感を感じている人は多いのではないか」と、不快感を示しました。

二階:しかし、そう言う石破さんも私が発言するより前に、同じ趣旨のことを言っているんですよ。7月12日にテレビ番組に出演して、総裁任期延長について「大義があって、自民党で決まれば当然ある」と発言しています。その時と今は反対のことを言っているんじゃないですか。この問題は単に安倍首相の任期を延ばそうというわけではない。国民・党員の支持があれば、もう一度総裁選に出られるようにしようとするだけです。党内の支持がなければ当然総裁選に当選できないのですから。いずれにしても、任期満了の年(18年)の党大会で党則変更となると無用な混乱を招きかねないので、今後一定の期間を設けて議論した上で、できれば年内には結論を出したいと思っています。(構成 本誌・小泉耕平、上田耕司)

※週刊朝日  2016年9月2日号より抜粋

1547名無しさん:2016/08/26(金) 23:40:45
http://dot.asahi.com/wa/2016060100286.html
落日の二階王国 世耕官房副長官が参院から衆院へ鞍替えも?
(更新 2016/6/ 3 07:00)

 二階王国に落日が訪れようとしている。稲田朋美・自民党政調会長、小泉進次郎衆院議員らの応援など国政選挙並みの体制で臨んだ和歌山県御坊市長選挙で、二階俊博総務会長の長男、俊樹氏(51)が大差で敗れる波乱があったのだ。

 俊樹氏の支援者が昨年12月末、地元の有力者5人が現職の柏木征夫市長(75)に「次の選挙には出ないでほしい」と直言。だが、市長は首を縦に振らなかった。

「俊樹君は二階先生の政策秘書ではあるが、すぐにブチ切れる性格で非常に評判が悪い。食事に行き、ちょっと不手際があっただけで『二階なんやわかっとるんか』と怒鳴り散らす。柏木市長はもともと二階先生が御坊市に呼んだ。恩人だが『俊樹君ではアカン、保守分裂やむなし』と戦う覚悟を決めた」(市長後援者)

 途中、地元の有力者が保守分裂を食い止めようと二階総務会長に思いとどまるよう説得したが、裏目に。

「ワシは御坊のフダ(票)がなくとも(衆院)選挙には通る」と火に油を注ぐような発言をし、ガチンコの対決となった。

 地元の市議や県議の多くが俊樹氏の支援にまわり、県知事や東京からの大物が次々と地元入り。

「業界団体に、自民党の有力者が支援をよびかけ、俊樹氏のお母さんまで御坊入り。自らがハンドルを握り、期日前投票に有権者を連れていった」(俊樹氏陣営の幹部)

 だが、そんな俊樹氏の親の七光りのような戦いぶりが地元で反発を買った。

「態度を決めかねる業者が恫喝まがいのプレッシャーをかけられたという訴えがいくつもあり、こちらに風が吹いた」(柏木市長)

 御坊市で入った亀裂は市長選だけにはとどまらない。俊樹氏を支援した地元の議員はこう言う。

「二階さんが俊樹氏を市長にし、三男を自身の後継として衆院にと狙っていた話は地元では有名。今回の大敗で計算が狂った」

 そして以前から地元でささやかれていた話が再燃している。内閣官房副長官の世耕弘成氏の参院から衆院への鞍替えだ。二階氏の衆院和歌山3区は、世耕氏の祖父、元経済企画庁長官の世耕弘一氏、伯父の元自治大臣の世耕政隆氏の支援者も多くいる土地柄だ。

「うちの陣営には世耕氏の後援会の幹部もいる。もう二階王国は終わりを告げようとしているんじゃないのか」(前出・柏木市長の後援者)

 弱り目に祟り目のようで……。

※週刊朝日  2016年6月10日号

1548名無しさん:2016/08/26(金) 23:55:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000079-asahi-pol
自民、総務会メンバーに石破氏 総裁任期延長論に影響?
朝日新聞デジタル 8月26日(金)18時32分配信

 自民党の最高意思決定機関である総務会メンバーに石破茂・前地方創生担当相が内定した。総務会は全会一致を基本原則にしており、石破氏が異議を唱える総裁任期の延長をめぐる議論など、石破氏の対応に注目が集まりそうだ。

 石破氏は地元・鳥取など中国地方を代表してメンバーに選出された。内閣改造で2年後の総裁選を見据えて閣僚ポストを離れ、講演などで発信を続けている。二階俊博幹事長が進める総裁任期延長に向けた動きには、公然と慎重論を唱えている。(岡村夏樹)

朝日新聞社

1549名無しさん:2016/08/27(土) 00:09:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082400392&g=pol
森憲法本部長は留任=自民

 自民党は24日の総務会で、森英介憲法改正推進本部長を留任させるなどの党人事を決定した。衆院の委員長人事も内定したが、憲法審査会長については保岡興治会長を留任させるかどうか引き続き調整する。
 総務会では、小泉進次郎農林部会長を留任させるなど、部会長人事も正式決定した。(2016/08/24-12:43)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082400484&g=pol
政治改革本部長に高村氏=自民

 自民党は24日の総務会で、党・政治制度改革実行本部長に高村正彦副総裁を充てるなどの本部長人事を決めた。国家戦略本部は廃止し、新設する国土強靱(きょうじん)化対策本部長には二階俊博幹事長が就く。その他の主な人事は次の通り。(敬称略)
 行政改革推進 河野太郎▽北朝鮮による拉致問題対策 山谷えり子▽道州制推進 石田真敏▽日本経済再生 茂木敏充▽教育再生実行 桜田義孝▽2020年オリンピック・パラリンピック東京大会実施 遠藤利明▽女性活躍推進 土屋品子▽地方創生実行統合 河村建夫▽1億総活躍推進 川崎二郎▽北朝鮮核実験・ミサイル問題対策 二階俊博(2016/08/24-14:50)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082400700&g=pol
国家基本政策に棚橋氏=衆院委員長など内定-自民

 自民党は24日の総務会で、衆院の常任・特別委員長、審査会長の人事を内定した。国家基本政策委員長に棚橋泰文前幹事長代理を起用。三原朝彦原子力問題調査特別委員長、額賀福志郎情報監視審査会長は留任する。9月に召集予定の臨時国会で選出または互選される。
 新たな委員長、審査会長は以下の通り。
 ◇常任委員長
 【内閣】秋元 司氏(あきもと・つかさ)大東大卒。参院議員、防衛政務官。比例東京、当選2回。44歳。
 【法務】鈴木 淳司氏(すずき・じゅんじ)早大卒。総務政務官、党経済産業部会長。比例東海、当選4回。58歳。
 【外務】三ツ矢 憲生氏(みつや・のりお)東大卒。財務政務官、外務副大臣。三重5区、当選5回。65歳。
 【財務金融】御法川 信英氏(みのりかわ・のぶひで)コロンビア大院修了。外務政務官、財務副大臣。秋田3区、当選4回。52歳。
 【文部科学】永岡 桂子氏(ながおか・けいこ)学習院大卒。農林水産政務官、厚生労働副大臣。比例北関東、当選4回。62歳。
 【厚生労働】丹羽 秀樹氏(にわ・ひでき)玉川大卒。党副幹事長、文科副大臣。愛知6区、当選4回。43歳。
 【農林水産】北村 茂男氏(きたむら・しげお)明大卒。総務政務官、環境副大臣。石川3区、当選4回。70歳。
 【国土交通】西銘 恒三郎氏(にしめ・こうさぶろう)上智大卒。国交政務官、総務副大臣。比例九州、当選4回。62歳。
 【環境】平 将明氏(たいら・まさあき)早大卒。経済産業政務官、内閣府副大臣。東京4区、当選4回。49歳。
 【安全保障】山口 壮氏(やまぐち・つよし)東大卒。外務副大臣、内閣委理事。兵庫12区、当選5回。61歳。
 【国家基本政策】棚橋 泰文氏(たなはし・やすふみ)東大卒。内閣府特命担当相、党幹事長代理。岐阜2区、当選7回。53歳。
 【予算】浜田 靖一氏(はまだ・やすかず)専修大卒。防衛相、平和安全特別委員長。千葉12区、当選8回。60歳。
 【議院運営】佐藤 勉氏(さとう・つとむ)日大卒。総務相、党国会対策委員長。栃木4区、当選7回。64歳。
 ◇特別委員長
 【災害対策】秋葉 賢也氏(あきば・けんや)東北大院修了。総務政務官、厚労副大臣。宮城2区、当選5回。54歳。
 【政治倫理・公選法改正】竹本 直一氏(たけもと・なおかず)京大卒。財務副大臣、拉致問題特別委員長。大阪15区、当選7回。75歳。
 【拉致問題】城内 実氏(きうち・みのる)東大卒。党外交部会長、外務副大臣。静岡7区、当選4回。51歳。
 【消費者問題】原田 義昭氏(はらだ・よしあき)東大卒。文科副大臣、外務委員長。福岡5区、当選7回。71歳。
 【東日本大震災復興】吉野 正芳氏(よしの・まさよし)早大卒。環境副大臣、環境委員長。福島5区、当選6回。68歳。
 【地方創生】木村 太郎氏(きむら・たろう)東洋大卒。首相補佐官、党広報本部長。青森4区、当選7回。51歳。
 【環太平洋パートナーシップ協定】塩谷 立氏(しおのや・りゅう)慶大卒。文科相、党総務会長。静岡8区、当選8回。66歳。
 ◇審査会長
 【政治倫理】逢沢 一郎氏(あいさわ・いちろう)党国対委員長、国家基本政策委員長。岡山1区、当選10回。62歳。(2016/08/24-17:47)

1550名無しさん:2016/08/27(土) 00:14:04
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082400626&g=pol
働き方改革で特命委設置へ=自民

 自民党の茂木敏充政調会長は24日の記者会見で、同一労働同一賃金の導入や長時間労働の是正など「働き方改革」を検討する党の特命委員会を設置し、9月に議論を開始する方針を明らかにした。政府は年度内に働き方改革実現に向けた実行計画を策定する方針で、茂木氏は「年明けの早い時期に一定の方向性を出したい」と述べた。(2016/08/24-16:56)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082400235&g=pol
年内訪中の意向伝達=二階自民幹事長、中国外相と会談

 自民党の二階俊博幹事長は24日午前、東京都内のホテルで中国の王毅外相と会談し、日中の民間や青少年の交流を活発化させることで一致した。二階氏は、年内の中国訪問を検討していることを王氏に伝えた。(2016/08/24-10:47)

1551名無しさん:2016/08/27(土) 10:16:01
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160827-00049551-gendaibiz-bus_all
なんたる策士!二階幹事長「女性天皇容認」発言のウラ側 安倍首相はなんと答えるのか…
現代ビジネス 8月27日(土)7時31分配信

二階幹事長の発言は私が引き出した

 8月26日の新聞各紙(朝刊)は、扱いに差があったものの、自民党の二階俊博幹事長がBS朝日の番組収録で女性天皇即位を容認すると、述べたと報じた。

 各紙の見出しを紹介する。『読売新聞』:「『女性天皇認めるべきだ』―二階幹事長、TV番組収録で」、『朝日新聞』:「女性 天皇二階氏が容認論―『国民に違和感ない』」、『産経新聞』:「二階氏、女性天皇を容認―自民幹部初『国民に違和感ない』」――というものだった。

 手前味噌だが、この二階発言は筆者が引き出した。田原総一朗氏が司会を務めるBS朝日の「激論! クロスファイア」(毎週土曜日午前10時)の収録は25日午後行われた。ゲストが二階幹事長、筆者はコメンテーターを仰せつかった。

 万般たる自信の二階幹事長に対して、例の如く鋭く田原氏が切り込んだ。中国の南シナ海における海上覇権行動、東シナ海・尖閣諸島での領海侵犯問題、さらに日中首脳会談の可能性、そして天皇陛下の生前退位のご意向と8月8日に発表された「お気持ち」表明などについて。

 そして筆者は、田原氏から各問題についてのコメントを求められただけでなく、二階幹事長にも幾つか質問する機会を得た。

 関心を呼んだ「二階発言」は、以下のような経緯の中で飛び出した。天皇の「お気持ち」全文の最終パラグラフに注目していた筆者は、二階幹事長の見立てを尋ねたのだ。

 おさらいのつもりで先ずは、当該のパラグラフを紹介しておく。

 「憲法の下、天皇は国政に関する権能を有していません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的につづいていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。」

 筆者の質問は次のようなものだった。

 「ジャーナリストである私は、その性は誰も同じだと思いますが、この最終パラグラフを繰り返し精読してみますと、その行間から、天皇、皇后両陛下が女性・女系天皇の即位容認と女性宮家の創設を求めておられると、読めるのです。

 そうだとすれば、安倍(晋三)総理は、2005年1月に発足した皇室典範改正に関する有識者会議が17回の会合を経てまとめた報告書にあった提言、安倍総理は当時、幹事長代理から官房長官に就任されたのですが、即ち女性・女系天皇の即位と女性宮家設置に強く反対されていました。

 二階幹事長はこの点についてどう思われますか?」

1552名無しさん:2016/08/27(土) 10:18:01
>>1551

刷り合わせ済みでの発言か
 その答えが「女性天皇容認」であった。番組収録後、二階幹事長は平河クラブの番記者の囲み取材に「女性がこれだけ各界で活躍しているところで、皇室、天皇だけが女性が適当でないというのは通らないと思う」と述べている(『産経新聞』26日付朝刊)。

 自民党総裁である安倍首相の主張とは真逆の「二階発言」――。秋の臨時国会召集を控えたこのタイミングでの発言を、いかに解釈すればいいのだろうか。

 衆参院憲法審査会で憲法改正をめぐる与野党論議が始まる。一方で、天皇陛下の生前退位実現には、皇室典範改正は時間がかかり過ぎるので特別立法によるしかない。と同時に、1日も早く2005年同様に有識者会議を立ち上げる必要がある。

 まさにこうしたデリケートな時期の二階幹事長の発言であっただけに、その真意を探らなければならない。以下は、もちろん推測である。

 二階氏は田原氏の番組であることを念頭に、当然にも天皇陛下の「お気持ち」表明について、さらに女性・女系天皇と女性宮家問題についても質問されることを承知の上で番組収録に臨んだはずだ。さらに言えば、事前に安倍首相と菅義偉官房長官とその回答についての刷り合わせを行っていたに違いない。

 各社の世論調査を見ても分かるように、天皇陛下の生前退位に対して国民の賛同がこれほど高い中で、今後の皇室典範改正問題をめぐる論議の中で「女性天皇」容認の是非も俎上に載せられるのは不可避との認識から飛び出した「二階発言」ではなかったのか。

 いわゆる「ガス抜き」である。たとえそうだとしても、政権与党の幹事長の発言は重い。9月16日の予定される臨時国会では、新たな経済対策を盛り込んだ約3兆3000億円の16年度第2次補正予算案やTPP承認案をめぐる与野党審議が行われるが、この「女性天皇容認」問題も言及されるはずだ。安倍首相答弁に関心が集るのは間違いない。

歳川 隆雄

1553名無しさん:2016/08/27(土) 10:21:14
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160826-00000059-jnn-pol
自民・二階幹事長、党員100万人突破に強い意欲
TBS系(JNN) 8月26日(金)23時51分配信
 自民党の二階幹事長は、自らの派閥の研修会で党員数の100万人突破に強い意欲を見せました。

 「今、98万人ぐらい。あと2万人ちょっとすれば100万人になる。私は100万までは静かにやっていこうと思っている。オール日本で2万人ぐらいの党員を集めるのに逆立ちして大騒ぎするのは、私の趣味に合わない」(自民党 二階俊博幹事長)

 二階氏は札幌で行われた派閥の研修会でこう述べた上で、今後、党員獲得状況を日々、党員に示すというアイディアも披露。党勢の拡大に向け、出席議員に発破をかけました。

 また、二階氏は、相次ぐ台風の上陸で北海道の農地などに大きな被害が出ていることについて、「金額は出ていないが、1万ヘクタールに及ぶ災害を被った」として、復旧に速やかに取り組む考えを強調しました。

 「二階派」研修会は他の派閥より長い異例の2泊3日の日程ですが、安倍総理大臣はビデオメッセージの中で「こうしたところにも結束力の強さがうかがえる」「安倍政権の屋台骨を担っていただいている」と持ち上げました。(26日17:28)
最終更新:8月26日(金)23時51分TBS News i

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160827-00000005-ann-pol
二階派研修会 安倍総理、小池知事が異例の祝辞
テレビ朝日系(ANN) 8月27日(土)5時55分配信
 安倍総理大臣が「総裁任期延長論」を打ち出した二階幹事長に異例のビデオメッセージを送り、持ち上げました。

 自民党・二階派の研修会が札幌で行われ、安倍総理がビデオメッセージを寄せました。
 安倍総理大臣:「二階会長には、党の要・幹事長に就任して頂きました。(二階派には)安倍政権の屋台骨を担って頂いております。皆さんと力を合わせてこれからも日本のかじ取りをしっかりと担っていく」
 また、東京都知事選挙を巡って「撃ち方やめだ」と述べ、自民党内の小池都知事への反発を抑えた二階幹事長に、小池都知事からも「今、こうして活躍の場を頂いておりますことに心より感謝申し上げます」と祝辞が届きました。
最終更新:8月27日(土)5時55分

1554名無しさん:2016/08/27(土) 15:19:01
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160823/k10010650701000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_090
二階幹事長 あす中国の王毅外相との会談を調整
8月23日 12時59分
自民党の二階幹事長は記者会見で、東京で開かれる日中韓3か国の外相会議に出席するため日本を訪れる中国の王毅外相と、24日、会談する方向で調整していることを明らかにしました。
このなかで二階幹事長は、24日東京で開かれる、日中韓3か国の外相会議に出席するため、中国の王毅外相が、就任後初めて日本を訪れることに関連して、「時間が許せばお目にかかりたいし、向こうからもそういう申し出があるので、日程を調整して、あすのうちにお会いしたい」と述べ、24日、王毅外相と会談する方向で調整していることを明らかにしました。
そのうえで、二階氏は、沖縄県の尖閣諸島周辺で中国当局の船が領海侵入を繰り返していることについて、「ああでもない、こうでもないと、会わずに責め合うのではなく、お目にかかって話をしたい」と述べ、会談を通じて事態の打開を働きかけたいという考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160824/k10010652161000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_064
自民幹事長が中国外相と会談 領海侵入問題 両国が努力を
8月24日 14時06分
自民党の二階幹事長は24日朝、中国の王毅外相と会談し、沖縄県の尖閣諸島周辺で、中国当局の船が領海侵入を繰り返していることについて、早期解決に向けて日中両国がさらに努力を重ねるべきだという考えを伝えました。
自民党の二階幹事長は、日本、中国、韓国の3か国による外相会議に先立って24日朝、中国の王毅外相と会談しました。
この中で王毅外相は、沖縄県の尖閣諸島周辺で中国当局の船が領海侵入を繰り返していることに触れ、「漁をする船団が集まって生じたことだ」と説明しました。これに対して、二階氏は「日本と中国の関係がすばらしいものになるよう期待している両国の国民のために、早く解決できるようにさらに努力しなくてはならない」と述べました。

また、北朝鮮が24日、弾道ミサイルを発射したことについて、二階氏が「中国は日本より北朝鮮に近い位置にあるのだから、しっかり対応してほしい」と求めましたが、王毅外相は「アメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習が北朝鮮を刺激した面もある」と指摘しました。

1555名無しさん:2016/08/27(土) 15:20:07
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160823/k10010650761000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_089
二階幹事長 閉会式出席は東京五輪への意欲の表れ
8月23日 13時49分
自民党の二階幹事長は記者会見で、安倍総理大臣が、リオデジャネイロオリンピックの閉会式に出席し、4年後の東京大会をアピールしたことは、次の東京大会をみずからの手で成功させたいという、安倍総理大臣の意欲の表れだという見方を示しました。
安倍総理大臣は22日、リオデジャネイロオリンピックの閉会式に出席し、ゲームのキャラクターにふんして登場するなど、4年後の東京大会をアピールしました。
これについて、二階幹事長は「すばらしいパフォーマンスで、東京オリンピックの成功に向けて、大変弾みがついた。安倍総理大臣自身に弾みがつかないと、オリンピックにしても、何にしても成功しない」と述べました。
そのうえで、二階幹事長は、記者団が「安倍総理大臣が、みずからの手で東京大会を成功させたいという意欲があると感じたか」と質問したのに対し、「それはそうだ。意欲がなければ、あんなところまで行けない」と述べ、次の東京大会をみずからの手で成功させたいという安倍総理大臣の意欲の表れだという見方を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160824/k10010652361000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_062
自民 常任委員長や特別委員長などの人事内定
8月24日 14時15分
自民党は来月召集される秋の臨時国会を前に、衆議院の予算委員長に浜田靖一氏を推すなどとした、新たな常任委員長や特別委員長などの人事を内定しました。
それによりますと、内閣委員長に秋元司氏、法務委員長に鈴木淳司氏、外務委員長に三ツ矢憲生氏、財務金融委員長に御法川信英氏、文部科学委員長に永岡桂子氏、厚生労働委員長に丹羽秀樹氏、農林水産委員長に北村茂男氏、国土交通委員長に西銘恒三郎氏、環境委員長に平将明氏、安全保障委員長に山口壯氏、国家基本政策委員長に棚橋泰文氏、予算委員長に浜田靖一氏、議院運営委員長に佐藤勉氏をそれぞれ推すことにしています。

また、特別委員長と審査会長では、災害対策特別委員長に秋葉賢也氏、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長に竹本直一氏、北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長に城内実氏、消費者問題に関する特別委員長に原田義昭氏、東日本大震災復興特別委員長に吉野正芳氏、地方創生に関する特別委員長に木村太郎氏、TPP=環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員長に塩谷立氏、政治倫理審査会長に逢沢一郎氏をそれぞれ推すことを決めました。

一方、憲法審査会長は、引き続き人選を進めることにしています。これらの人事案は、来月召集される秋の臨時国会で正式に決まる運びです。

1556名無しさん:2016/08/27(土) 15:21:06
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160824/k10010651711000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_075
自民 秋の臨時国会 来月下旬召集で政府と調整
8月24日 5時13分
自民党は、秋の臨時国会の召集時期について、来月15日の民進党の代表選挙や、安倍総理大臣の外交日程などを踏まえると、来月下旬に召集するのが望ましいとして、政府側との調整を本格化させることにしています。
政府・与党は、秋の臨時国会で今年度の第2次補正予算案や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案などの成立を目指していて、菅官房長官は、来月中旬にも召集したいという考えを示しています。
こうした中、民進党は来月15日に代表選挙を行い、それを受けて新執行部を決める方針で、自民党の竹下国会対策委員長は23日の役員連絡会で、「民進党の人事が固まっておらず、国会日程の交渉はとん挫した形になっている」と述べました。
また、公明党が来月17日に2年に1度の党大会を開くことや、安倍総理大臣の外交日程なども踏まえ、自民党は臨時国会の召集時期について来月26日を軸に来月下旬が望ましいとして、政府側との調整を本格化させることにしています。
一方、自民党は、衆議院の委員長に推す人事案を固め、TPPに関する特別委員会の委員長に塩谷元文部科学大臣、予算委員長に浜田元防衛大臣、国家基本政策委員長に棚橋元科学技術担当大臣をそれぞれ推す方針です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160824/k10010652401000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_058
首相 秋の臨時国会は早期に召集の考え
8月24日 15時00分
安倍総理大臣は公明党の山口代表と総理大臣官邸で会談し、秋の臨時国会について、今年度の第2次補正予算案など重要な案件が多いとして、できるだけ早期に召集したいという考えを示しました。
この中で安倍総理大臣は秋の臨時国会について、「今年度の第2次補正予算案やTPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案など、重要案件が多いので、できるだけ早期に召集したい」と述べました。
これに対して公明党の山口代表は「公明党も来月17日に党大会を予定しているが、国会日程に差し支えのないように協力したい」と応じました。
また、会談で安倍総理大臣は「リオデジャネイロオリンピックでの日本の選手団の活躍は大変よかった。今回のいろいろな経験を4年後の東京オリンピックに生かして、取り組んでいきたい」と述べました。
このあと山口氏は記者団に対し、「安倍総理大臣は来月15日の民進党の党大会前の召集が望ましいという考えが今もあるようだ。最終的には国会とよく調整して決めてもらいたい」と述べました。

1557名無しさん:2016/08/27(土) 15:23:13
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160825/k10010653151000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_045
自民党総裁の任期延長 早ければ来月から議論本格化へ
8月25日 5時52分
安倍総理大臣の、自民党総裁としての任期の延長をめぐって、自民党は早ければ来月から、「党・政治制度改革実行本部」で、総裁任期を定める党則の改正も含めて、議論を本格化させることにしています。
自民党総裁の任期は党則で、「1期・3年、連続2期まで」と定められていて、現在・2期目の安倍総理大臣は、再来年の平成30年9月まで務めることができますが、二階幹事長は「安倍総理大臣は内政・外交ともに実績を挙げている」として、任期の延長を議論し、年内をめどに結論を得たいという考えを示しています。
これを受けて、自民党は、高村副総裁が本部長を務める「党・政治制度改革実行本部」で、早ければ来月から議論を本格化させることにしています。
この中では、党内に「安倍総理大臣に限った任期の延長ではなく、自民党が長期に安定して政権を維持できるようルールを見直すという観点から議論すべきだ」という意見があることから、党則の改正も含めて議論する方針で、党則を改正するという結論が出た場合は、来年の党大会に諮りたいとしています。
総裁任期の延長をめぐっては、党内で、「連続で2期6年まで」としている党則を改正して、「連続で3期9年まで」とする案が出ています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160825/k10010653821000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_037
自民 小泉氏 総裁任期延長の議論「なぜ今」
8月25日 16時11分
自民党の小泉進次郎衆議院議員は東京都内で講演し、安倍総理大臣の自民党総裁としての任期の延長をめぐり、今後党内論議が本格化する見通しであることについて「なぜ今、議論するのか、率直に言ってわからない」と述べ、疑問を呈しました。
自民党総裁の任期は党則で1期3年、連続2期までと定められていて、現在2期目の安倍総理大臣は再来年の平成30年9月まで務めることができますが、二階幹事長が任期の延長を議論したいという考えを示したことなどを受け、早ければ来月から、党則の改正も含めて党内論議が本格化する見通しです。
これについて、自民党の小泉進次郎衆議院議員は「『今でしょ』というのが進めたい側の思いだろうが、なぜ今、議論するのか、率直に言ってわからない。2年後にどうなっているかなんて誰もわからない。仮に議論の場のようなものができるとしたら、なぜ今なのか、ぜひ説明していただきたい」と述べ、疑問を呈しました。
また、小泉氏は憲法改正について「野党第一党を巻き込むときが改正のタイミングだと思う。民進党は憲法改正に反対なのではなく、安倍政権のやる憲法改正に反対しているわけだから、虚心坦懐(きょしんたんかい)に、どこだったら反対しないか、聞いてみたらいい」と述べました。

1558名無しさん:2016/08/27(土) 15:45:30
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082500207&g=pol
臨時国会の召集時期協議=自公

 自民党の二階俊博幹事長、公明党の井上義久幹事長は25日朝、東京都内で会談し、臨時国会の召集時期について協議した。だが、結論は出ず、引き続き協議することになった。会談には、両党の国対委員長も同席した。
 会談後、自民党の竹下亘国対委員長は記者団に「次回の会談は9月の第1週か2週になる。その時には決まっているだろうという、ゆったりした話だった」と述べた。
 安倍晋三首相は同月15日の民進党代表選前に召集したいとの意向を示している。(2016/08/25-10:05)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082500602&g=pol
総裁任期延長「なぜ今なのか」=自民・小泉氏が疑義

 自民党の小泉進次郎農林部会長は25日、東京都内で開かれた内外情勢調査会で講演し、総裁任期の延長について「率直に言ってなぜ今なのか分からない。急いで議論すべきことがそれか」と述べ、疑問を呈した。

 党則で連続2期6年までと定められた総裁任期の延長をめぐっては、二階俊博幹事長が党内で検討する意向を示している。小泉氏は「議論の場が仮にできるとしたら、なぜ今なのかぜひ説明していただきたい」と求めた。 
 憲法改正の国会発議については「野党第1党を巻き込むときが憲法改正のタイミングだ。国会が国民に憲法改正を問うわけで、改憲派が問うのではない」と指摘。民進党を含めた合意形成の必要性を指摘した。
 小泉氏はまた、農政や少子化などの課題に重点的に取り組む意向を示し、「2020年東京五輪・パラリンピックが終わった後の時代をしっかりと踏まえた上で、研さんを積んでいきたい」と語った。(2016/08/25-16:31)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082500633&g=pol
「73歳定年制」の撤廃検討=衆院比例候補、今秋から議論-自民

 自民党が、衆院選の比例代表名簿に登載する候補者を73歳未満とする「73歳定年制」について、撤廃を含め見直しの検討に入ることが25日、明らかになった。定年制が「『1億総活躍』を掲げる政府方針と矛盾している」(閣僚経験者)のが理由で、今秋から党政治制度改革実行本部(本部長・高村正彦副総裁)で議論を始め、早ければ年内に結論を得る方針だ。
 73歳定年制は、党の内規として2000年の衆院選から比例代表候補を対象に導入された。当初は首相経験者を例外としていたが、03年の衆院選では厳格に適用し、中曽根康弘、宮沢喜一両元首相が政界引退に追い込まれた。
 一方、安倍政権は「1億総活躍」社会の実現を掲げ、高齢者の活用を提唱。今年取りまとめた「ニッポン1億総活躍プラン」には定年年齢の引き上げに向けた環境整備を盛り込んだ。
 これを踏まえ、同党所属の70代議員は「高齢者の活躍を妨げる規定で、撤廃すべきだ」と主張。見直し論議を求めている。ただ、実際に定年制撤廃に踏み切った場合、「選挙で若者や無党派層が離反する」との懸念が出る可能性がある。 (2016/08/25-17:04)

1559名無しさん:2016/08/27(土) 15:46:36
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082500750&g=pol
参院国対委員長に松山氏=自民

 参院自民党は25日、国対委員長に松山政司参院議院運営委員長(57)、政審会長に愛知治郎元財務副大臣(47)をそれぞれ内定した。(2016/08/25-19:00)

1560名無しさん:2016/08/27(土) 16:11:20
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082600675&g=pol
自民、100万党員回復に全力=派閥研修会で二階氏

 自民党の二階俊博幹事長は26日、札幌市内のホテルで開いた二階派夏季研修会であいさつし、100万人を割って久しい党員数について、「今98万人ぐらいだ。あと2万人ちょっとすれば100万になる」と述べ、2009年の野党転落前の100万人台への回復に全力を挙げる考えを示した。
 二階氏は党と党員数の関係を寺に例え、「いくらお経を上手に読んでも檀家(だんか)がある程度なければ、その寺も繁栄しているとは言えない」と指摘、党員獲得の重要性を訴えた。
 自民党の党員数は1991年に約547万人を記録したが、野党時代に100万人を切った。政権復帰後の14年に「120万党員獲得運動」を打ち出したが、15年末で約98万人にとどまっている。 
 研修会には、安倍晋三首相が「志帥会(二階派)にはまさに安倍政権の屋台骨を担っていただいている。力を合わせて日本のかじ取りを担っていく決意だ」とのビデオメッセージを寄せた。二階氏は同派が結束して安倍政権を支えようと呼び掛けるなど、首相との連携を強調した。(2016/08/26-17:52)

1561名無しさん:2016/08/28(日) 14:49:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160827-00000037-asahi-pol
自民・二階氏「派閥がどうこうと中傷受けるつもりない」
朝日新聞デジタル 8月27日(土)12時59分配信

■二階俊博・自民党幹事長

 派閥がどうだこうだと(の批判は)いつの時代の派閥のことを言っているのか知らないが、内容の悪い派閥は言われてもしょうがないが、我々のところ(二階派)は寸分もそんな中傷、忠告は受けるつもりはない。言ってくるのがいたら「お前たち(他派閥)がもっとしっかりしろ」、こうお返しすればいい。私たちは戦う政策集団。人の悪口を言ったり、よそにけんかをふっかけていくんじゃない。仕事をする政策集団として国民の期待に応えなくてはならない。(二階派の研修会で)

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160827-00000517-san-pol
自民・二階俊博幹事長「二階派は仕事をする政策集団だ、選挙に負けるわけがない」 派閥研修会で子分に喝
産経新聞 8月27日(土)12時18分配信

 自民党の二階俊博幹事長は27日、札幌市で開いている二階派(志帥会)の研修会であいさつし、「私たちは戦う政策集団だ。人の悪口を言ったりケンカをふっかけたりするのではない。仕事をする政策集団として国民に応える。その集団が選挙に負けるわけがない」と述べ、自らが指揮を執る次期衆院選への意気込みを示した。

 この日の研修会には李俊揆・駐日韓国大使も出席した。二階氏は、「わざわざ来てくれてうれしい。二国間にはたくさんの課題があるが、常日頃の交流があれば簡単に乗り越えていける」と述べ、韓国や中国との関係改善のために派閥所属議員を両国に派遣する構想を語った。

1562名無しさん:2016/08/28(日) 14:54:04
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082800059&g=pol
総裁任期問題、年内結論目指す=「3期9年」軸、延長に異論も-自民

 自民党は、安倍晋三首相の党総裁としての任期延長をめぐって、「党・政治制度改革実行本部」で今秋から議論を始める方針だ。延長論議の口火を切った二階俊博幹事長は、早ければ年内にも結論を得て、来年初めの党大会で正式決定する段取りを想定する。ただ、党内には異論もあり、思惑通りに進むかは不透明だ。
 実行本部の本部長には、弁護士出身で昨年の安全保障関連法の与党内論議をまとめた高村正彦副総裁が就任。本部長代行には、実務に定評のある茂木敏充政調会長が就く「重厚な布陣」となった。
 高村、茂木両氏は26日、党本部で会談し、速やかに実行本部の人選を行うことを確認。「幹部会」のメンバーは各派閥の代表に加え、ベテランから若手まで党内の幅広い立場を網羅した構成にするとしている。
 ◇頻繁な制度変更
 総裁任期は、党内の権力闘争の歴史に左右されてきた。1955年の結党当初「2年」だった任期は71年に「3年」となり、76年に「2年」に戻された。また、佐藤栄作首相(当時)の在任期間が7年8カ月の長期に及び、党内に不満が募ったこともあり、80年に連続3選を禁止する規定が新たに加わった。
 現行の総裁任期は連続2期6年まで。安倍首相の総裁任期は2018年9月まで残っており、首相に近い幹部からも「そんな先の話を今からしたら、鬼が大笑いする」と違和感を指摘する声が出ている。「ポスト安倍」を目指す岸田文雄外相や石破茂前地方創生担当相にしてみればなおさらで、既に慎重な立場を表明済みだ。
 執行部側は恒久的な制度変更とすることで批判をかわしたい考え。任期を連続3期9年までとする案を軸に作業を進めるとみられる。「年内結論」方針には、慎重意見が強まる前に一気呵成(かせい)に党則改正を実現しようとの思惑もありそうだ。ただ、ここへきて若手の代表格である小泉進次郎農林部会長も「なぜ今なのか」と疑問を呈するなど、党内情勢には見通せない部分もある。(2016/08/28-14:12)

1563チバQ:2016/08/29(月) 00:04:03
http://www.sankei.com/politics/news/160828/plt1608280013-n1.html
2016.8.28 21:14

自民派閥、結束の夏 研修会縮小開催の昨年から一転 被災地視察、ゴルフ…ポスト安倍への布石も

自民党の各派閥が相次ぎ夏季研修会を開いている。8派閥のうち、28日は額賀、麻生、二階各派が実施し、9月28日(石原派)までに全派閥が終える。昨年は過去最長となった通常国会が9月末まで開かれ、規模の縮小や開催を見送った派閥もあったが、今年は一転して通常の研修会が復活した形だ。

 研修場所で最も人気が高いのは長野県軽井沢町だ。昨年は都内で1日だけの開催だった額賀派は28日に軽井沢では2年ぶりの研修会を開いた。額賀福志郎会長はあいさつで、閣僚2人に加え党でも政調会長、国対委員長らを輩出した“実績”を挙げ「あらゆる分野でわれわれのグループの皆さん方がしっかりと国家運営、国民のために汗をかく舞台がそろった」と誇示した。

 昨年は開催を見送った麻生派は28日に横浜市内のホテルで開いた。会長の麻生太郎副総理兼財務相は、リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得した陸上男子400メートルリレーを引き合いに「9秒台で走っている人はゼロなのに米国に勝った。みんなで共同作業をやらせたら断然優れていると見せてくれた」と述べ、結束の重要性を訴えた。

 札幌市などで2泊3日の日程で開催した二階派は28日、台風や大雨で河川の氾濫、橋の崩落などの被害が出た地域の視察を急遽組み入れた。

 会長の二階俊博幹事長は「政治はもっぱら『すぐやる課』でなくてはならない。困っている地域に対し見て見ぬふりで東京に帰るわけにはいかない」と強調。視察後、記者団に、早期復旧を図るため関係省庁に激甚災害指定を働き掛ける考えを示した。

 最大派閥の細田派は研修2日目にゴルフ大会を開く。昨年は国会開会中だったこともあり「平日のゴルフ」を見送ったが、2年ぶりの復活となる。

 昨秋に発足した石破派は初の開催。会長の石破茂前地方創生担当相は「ポスト安倍」に向けて結束を図る考えだ。山梨県富士吉田市で開催する岸田派会長の岸田文雄外相も「次」への布石の場としたいところだ。

1564チバQ:2016/08/29(月) 00:04:45
http://www.sankei.com/premium/news/160824/prm1608240004-n1.html
2016.8.28 18:30
【政治デスクノート】
神輿は軽くてパ〜がいい!? 参院自民党で「経世会」復活の狼煙が上がった その極秘シナリオとは…

 参院自民党で「経世会」が復活の狼煙をあげた。かつて権勢をふるった経世会(竹下派)。その流れをくむ平成研究会(額賀派)は、いまや党内第2派閥となり、有力な党総裁候補も見当たらないまま求心力は低下する一方だ。そうした中、参院自民党の「軽量級」執行部誕生の裏で語られる復活のシナリオとは…。

 「誇り高き参院自民党が自ら衆院の(自民党内の)2軍であると内外に宣言するような場面に遭遇するとは夢にも思わなかった。残念、いや無念としか言いようがない」

 参院自民党の山本一太元沖縄北方担当相は8月1日、参院本会議で伊達忠一議長が誕生したことを受けて、自身のブログにそう記した。

 もともと今回の参院人事は、細田派と額賀派、岸田派の参院3大派閥が中心になり、細田派の伊達氏を議長に抜擢し、新執行部は橋本聖子参院議員会長(細田派)▽吉田博美参院幹事長(額賀派)▽松山政司参院国対委員長(岸田派)―とする青写真を描いてきた。

 党内には、当選3回で閣僚未経験という異例の議長への反発に加え、派閥力学の中で進む人事に対し「議長の選任に関するルールをつくるべきだ」といった批判の声があがった。それでも3派の青写真通りに進んでいる。

 山本氏も議長選挙では伊達氏に投票したものの、それまで異を唱えてきただけに、ブログには激烈な言葉を連ねた。

 「参院議長は今日をもって、当選回数が3回でも、閣僚経験がなくても、参院の役割に関する理念や哲学を一度も語ったことがなくても、大きな派閥に属してさえいれば『誰にでも手の届く超軽量級のポスト』に衣替えした」

 くしくも参院議員会長に選出された橋本氏も就任にあたり、「歴代の会長は実績と経験のある方ばかり。私は『超軽量級』かもしれないが、内に秘めた『オリンピック魂』で務めたい」と述べている。

 担ぐ神輿は軽くてパーがいい―。かつて経世会の実力者として海部俊樹政権で党幹事長を務めた小沢一郎氏がつぶやいたとされる名言(迷言?)とどこか重なる。実際、参院平成研の関係者は「どのポストに誰がなるかはどうでもいい。要は誰が物事を動かし、決めるかだ」と指摘し、経世会的な手法であることを示唆している。扱いにくいベテラン議員は“神棚”に祭りあげておいて、発信力のある女性議員を表紙にすえ、自分たちが権限を握る-。そんなシナリオが透けてみえる。

 かつて経世会は全国に張り巡らせた支持組織、地方議員のネットワークを武器に自民党最大派閥として君臨。野党との太いパイプも巧みに使いながら国会運営も牛耳ってきた。現在、野党と“ガチンコ”でぶつかってきた衆参ねじれ国会が解消したことも、そうした経世会的な動きが活発化する背景にありそうだ。

 今回の人事で参院幹事長に就いた吉田氏は経世会の重鎮・金丸信元副総理の秘書などを務め、長野県議会を経て参院議員となった党人派。党内でも「調整力、根回し力に秀でている」と評される。

 先の通常国会では、参院国対委員長として会期延長に反対し続け、「弱腰」批判を浴びながらも6月22日の参院選公示に向けて走り始めていた野党側に恩を売った。その結果、参院では野党による安倍晋三首相に対する問責決議案提出を封じ込めた。



 そんな吉田氏が目指すのは「衆院と渡り合える参院、官邸にモノが言える参院」という。そこには「参院のドン」と呼ばれた青木幹雄元参院議員会長の影がちらつく。相手側に恩を売って、こちら側の主張を飲ませる手口も青木氏とダブる。まずは強い参院自民党をつくり、それを足がかりに低迷する平成研の勢いを取り戻したいという長期戦略もありそうだ。

 ただ、永田町が直面する課題は憲法改正、選挙制度改革など国家の根幹にかかわるテーマが多い。天皇陛下の「生前退位」のご意向を実現させる法整備も動き出しそうだ。それだけに、意思決定の主導権を握っても「確たる政治理念・哲学がなければ調整役は厳しい」(平成研関係者)。

 しかも、党内には派閥政治を敬遠する議員もおり、かつての経世会の代名詞「一致結束・箱弁当」は一朝一夕にできそうにない。キーパーソンとなりそうな吉田氏をはじめ、参院自民党の新執行部からしばらく目が離せない。

(政治部次長 大谷次郎)

1565チバQ:2016/08/30(火) 23:10:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160830-00000121-mai-pol
<国会召集>自民主導 二階氏影響「政高党低」変化
毎日新聞 8月30日(火)21時23分配信

 自民党の二階俊博幹事長は30日、臨時国会の召集日を9月26日にしたと明らかにした。党本部で記者団に述べた。法案審議日程をできる限り長く確保したい首相官邸側に同13日や同16日の召集論が残っていたが、二階氏ら自民党側が主張した同26日召集で決着した。官邸主導で「政高党低」とも指摘される政権の構造が、二階氏の今月3日の幹事長就任で変化し始めたとの見方も出ている。

 会期は60〜70日程度で、11月下旬か12月上旬までで調整する。

 二階氏は30日午後に突然幹事長室を出て記者団を集め、「心配をかけていた国会召集は26日ということで党内、官邸との間で合意に達した。これが正式な発表であります」と明かした。唐突な発表に公明党関係者は「二階氏は『現場の担当に任せる』と言っていたが、最後は結局自分で仕切るのか」と驚きの声を漏らした。国会関係者も「二階氏が力を見せたということだ」との見方を示す。

 臨時国会は、消費増税再延期の関連法案や第2次補正予算案、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案など重要法案が多く、安倍晋三首相をはじめ官邸サイドは9月13日召集を目指していた。

 一方、民進党は「代表選が9月15日にあり、幹部人事などに時間を要する」として与党に配慮を要請。自民党も国会冒頭からの野党との衝突は避けたい心理が働き、シルバーウイーク明けの26日召集を主張していた。官邸側は妥協策として9月16日召集の検討も開始。祝日を挟みつつ「審議日数が2日増える」との計算もあった。首相は8月24日の公明党の山口那津男代表との会談でも「早期召集」の考えを示していた。

 第2次安倍政権で幹事長を務めた石破茂氏と谷垣禎一氏は、官邸と党の意見が異なった場合、官邸の意向を優先することが多かった。しかし、二階氏は早くから「召集は26日でいいだろう」と周囲に明言し、今回は党側の主張を通した形だ。二階氏はTPP関連案について「当然ベストを尽くす」と述べ、会期内の承認、成立を図る考えを強調した。【水脇友輔】

1566名無しさん:2016/08/31(水) 06:47:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160830-00000121-mai-pol
<国会召集>自民主導 二階氏影響「政高党低」変化
毎日新聞 8月30日(火)21時23分配信

 自民党の二階俊博幹事長は30日、臨時国会の召集日を9月26日にしたと明らかにした。党本部で記者団に述べた。法案審議日程をできる限り長く確保したい首相官邸側に同13日や同16日の召集論が残っていたが、二階氏ら自民党側が主張した同26日召集で決着した。官邸主導で「政高党低」とも指摘される政権の構造が、二階氏の今月3日の幹事長就任で変化し始めたとの見方も出ている。

 会期は60〜70日程度で、11月下旬か12月上旬までで調整する。

 二階氏は30日午後に突然幹事長室を出て記者団を集め、「心配をかけていた国会召集は26日ということで党内、官邸との間で合意に達した。これが正式な発表であります」と明かした。唐突な発表に公明党関係者は「二階氏は『現場の担当に任せる』と言っていたが、最後は結局自分で仕切るのか」と驚きの声を漏らした。国会関係者も「二階氏が力を見せたということだ」との見方を示す。

 臨時国会は、消費増税再延期の関連法案や第2次補正予算案、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案など重要法案が多く、安倍晋三首相をはじめ官邸サイドは9月13日召集を目指していた。

 一方、民進党は「代表選が9月15日にあり、幹部人事などに時間を要する」として与党に配慮を要請。自民党も国会冒頭からの野党との衝突は避けたい心理が働き、シルバーウイーク明けの26日召集を主張していた。官邸側は妥協策として9月16日召集の検討も開始。祝日を挟みつつ「審議日数が2日増える」との計算もあった。首相は8月24日の公明党の山口那津男代表との会談でも「早期召集」の考えを示していた。

 第2次安倍政権で幹事長を務めた石破茂氏と谷垣禎一氏は、官邸と党の意見が異なった場合、官邸の意向を優先することが多かった。しかし、二階氏は早くから「召集は26日でいいだろう」と周囲に明言し、今回は党側の主張を通した形だ。二階氏はTPP関連案について「当然ベストを尽くす」と述べ、会期内の承認、成立を図る考えを強調した。【水脇友輔】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160830-00000083-jij-pol
臨時国会、来月26日召集=民進代表選に配慮―政府・自民
時事通信 8月30日(火)17時30分配信

 政府・自民党は、次期臨時国会を9月26日に召集する方針を固めた。

 同党の二階俊博幹事長が30日、記者団に明らかにした。安倍晋三首相が9月15日の民進党代表選前に召集したいとの意向を示していたものの、臨時国会を円滑に運営するには同党に配慮する必要があると判断した。

 政府は当初、同月13日召集を想定していた。下旬にずれ込むことで、国会日程が窮屈になることも予想される。政府・自民党は、総合経済対策を盛り込んだ2016年度第2次補正予算案や環太平洋連携協定(TPP)承認案・関連法案などの成立を目指す。

1567チバQ:2016/08/31(水) 21:47:29
http://www.sankei.com/politics/news/160831/plt1608310016-n1.html
2016.8.31 08:03

自民・二階俊博幹事長、試される調整力 TPP法案成立なるか 臨時国会、来月26日召集へ
野党へ配慮、TPP審議に布石

 政府・自民党は30日、秋の臨時国会を9月26日に召集する方針を決めた。自民党の二階俊博幹事長が官邸側と合意したと党本部で記者団に明らかにした。焦点の平成28年度第2次補正予算案や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案・関連法案を確実に成立させるため、官邸側は13日や16日の召集案を主張していたが、自民党側の主張を受け入れた。

 「ここに至るまでにはいくつかの選択肢があったが、ようやく26日(の召集)になった」。二階氏は今月30日、召集日をめぐる官邸側との調整が決着したことを明かした。

 自民党側は、安倍晋三首相が9月下旬に米国で開かれる国連総会一般討論演説に出席する外遊日程に加え、15日の民進党代表選などを踏まえれば、早期に召集しても「審議日数を確保できるのは数日程度」(国対幹部)と判断。むしろ、野党に配慮した形となる26日召集を主張してきた。

 それでも官邸側はTPP審議で野党の抵抗が予想され、十分な時間を確保したいとして早期召集を求めた。

 これに対し、二階氏ら党執行部は西川公也衆院TPP特別委員長を交代させるなど円滑な国会運営に向けた布石を打ち、官邸側の不安払拭に努めたとみられる。

 民進党代表選が選挙戦になったことも26日召集の決め手になった。官邸側としては首相が「戦略的互恵関係」と指摘する二階氏の調整力に委ねた格好だ。今後は臨時国会の会期について調整を進めるが、山積する重要法案が会期内に成立できるか、その行方は官邸側と二階氏ら党執行部の力関係を占うことになりそうだ。

1568とはずがたり:2016/09/01(木) 10:01:44
石破氏「政府と緊張関係を」 自民総務会のメンバー入り
http://www.asahi.com/articles/ASJ8Z5FPMJ8ZUTFK00J.html?ref=goonews
2016年8月30日19時11分

 自民党は30日の総務会で、同会メンバーに石破茂・前地方創生相や甘利明・前経済再生相らを起用する人事を了承した。党の最高意思決定機関である総務会は全会一致を基本原則としており、「ポスト安倍」を視野に独自色を打ち出していく考えの石破氏の言動が注目される。

 石破、甘利両氏もこの日の総務会に出席した。石破氏は終了後、記者団に「私たちは国民を代表する立場で、政府と緊張関係をもつことが民主主義のためには大事だ」と語った。党総裁任期延長について質問されると、「経済の好循環が国民から与えられているミッションだ」などと述べ、優先して議論する課題ではないとの考えを示した。

 細田博之総務会長は記者会見で、石破氏のほか、現金授受問題で経済再生相を辞任した甘利氏がメンバーになったことについて、「衆院議員は11の地区ブロックでの協議に基づき選出するのが慣例だ」と説明した。

1569チバQ:2016/09/02(金) 19:53:22
http://www.sankei.com/politics/news/160902/plt1609020039-n1.html
2016.9.2 14:25更新


自民・二階俊博幹事長が田中派の先輩、渡部恒三元衆院副議長と会食 「田中角栄幹事長以来の幹事長だ」と持ち上げ

 自民党の二階俊博幹事長(77)は2日、都内の料理店で渡部恒三元衆院副議長(84)と会食した。二階氏にとって、渡部氏は田中角栄元首相が率いた自民党田中派の先輩にあたり、幹事長就任の激励を受けた。

 二階氏らによると、渡部氏は「最近、新聞を読まなくなったが、二階氏が幹事長になってから読むようになった。田中幹事長以来の幹事長だ。残りの人は忘れた」と語り、二階氏を持ち上げた。

 二階、渡部両氏は「オヤジが田中角栄(元首相)、オジキが金丸信(元副総理)、アニキが竹下登(元首相)」と呼ばれ、鉄の結束を誇った田中派に所属。自民党竹下派、新生党で政治行動をともにした。後に渡部氏が民主党に参画してたもとを分かったが、この日は昔話に大いに花を咲かせたようだ。

1570チバQ:2016/09/03(土) 08:08:51
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/09/03/kiji/K20160903013283990.html
小池都知事、野田聖子氏の選挙応援受けていた「確実に処分の対象」
 小池氏はこの日、都庁内で開かれた2020年東京五輪・パラリンピックの主要組織トップ6人による調整会議に出席した。築地市場の移転延期により、東京大会で重要な役割を果たす環状2号線の整備遅れが指摘されている件で、大会組織委員会の森喜朗会長から「開催に支障が出ないよう都政改革を進めてほしい」と注文を付けられた。

 また夜には、都内で開かれた自民党の野田聖子元総務会長のパーティーであいさつ。先の都知事選で野田氏の応援を得ていたと暴露した。「ここだけの話、野田氏が都知事選を手伝ってくれた。“ここに行け、あそこに行け”と言って指令が飛んだ」と明らかにした。「野田氏は確実に(自民党の)処分の対象ではないか」とも語り、笑いを誘った。
[ 2016年9月3日 05:30 ]

1571名無しさん:2016/09/03(土) 11:22:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00000571-san-pol
小池百合子東京都知事が「野田聖子氏は処分の対象だ」と暴露 「ここだけの話、あの選挙を手伝ってくれていた」
産経新聞 9月2日(金)20時3分配信

 東京都の小池百合子知事は2日、都内のホテルで開かれた自民党の野田聖子元総務会長のパーティーに出席し、「ここだけの話、野田先生はあの選挙(都知事選)、手伝ってくれていた」と暴露した。

 小池氏は、野田氏から励ましのメールや選挙活動の訪問先についてアドバイスを受けていたことを明らかにしたうえで、「岐阜から指令が飛ぶ。これは処分の対象ではないか」と笑顔で語った。自民党都連は知事選で、小池氏とは別の同党推薦候補以外を応援した議員は親族を含めて除名などの処分を検討するとの“脅し”文書を議員らに配布していた。

 これに先立ち、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相が登壇。小池氏との開催費用や築地市場(中央区)から豊洲新市場(江東区)への移転問題での対立が懸念されている森氏だが「東京五輪はリオデジャネイロ五輪以上に立派にしなきゃいけない。私の仕事でもあるし、招いたのは東京都だから小池知事に全責任がある。知事がしっかりとできるよう、われわれも協力しないといけない」と語った。

 この後、あいさつに立った野田氏は詰めかけた報道陣を念頭に「落ち目の私に対し、これだけのマスメディアが注目してくれる。私はすばらしい国会議員だ」と自画自賛。昨年、自民党総裁選への出馬を模索したことを振り返り、「来年9月には、政策集を記念品として渡せるようにがんばりたい」と述べ、次期総裁選への意欲をにじませた。

1572名無しさん:2016/09/03(土) 16:09:00
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083100762&g=pol
「政高党低」に変化も?=国会召集日、二階氏主導-政府・自民

 首相官邸が政局を主導する「政高党低」の構図に、自民党の二階俊博幹事長が一石を投じている。9月の臨時国会について、官邸側は13日や16日の早期召集を模索したが、最終的には党側が主張した26日召集で決着。二階氏の下、国会日程を党側が主導して決めたことで、安倍政権の権力構造に変化の兆しが出始めたとの見方もある。
 二階氏は31日、官邸に安倍晋三首相を訪ね、昼食を共にしながら約50分間会談。首相は「協力してこの国会を乗り越えよう」と呼び掛け、政府と党の結束を確認した。
 臨時国会では、経済対策を盛り込んだ2016年度第2次補正予算案や環太平洋連携協定(TPP)承認案・関連法案、消費増税延期のための税制改正関連法案など、重要法案が目白押し。このため官邸側は、速やかに国会を召集し、十分な審議時間を確保するよう求めてきた。
 これに対して党側は、9月15日の民進党代表選に配慮して日程を遅らせるよう主張。国会運営から波乱要素を取り除くのが狙いで、幹部の一人は「召集時期で恩を売り、補正やTPPを円滑に進めたい」と語った。
 自民党本部で30日開かれた役員連絡会では、衆院議院運営委員長に就任予定の佐藤勉前国対委員長が召集時期について「9月26日より前の召集は難しい」と断言。官邸側は「事前の説明がなかった」(政府関係者)と慌てたが、結局は菅義偉官房長官らも「二階さんがそう言っているなら、のもう」と受け入れた。
 官邸側の譲歩について、政府関係者は「二階さんとの関係を優先した」と指摘。TPPなど重要案件を進める上で、二階氏の手腕に期待するところも大きいようだ。
 安倍政権での党と官邸の綱引きでは、官邸が持論を押し通すケースが大半だったが、党内には「政府と党のバランスが変わる」(ベテラン議員)との期待感も膨らむ。二階氏自身、自らの立場について「俺は官邸の意向を聞きに行く役目じゃない」と周辺に語っているという。(2016/08/31-18:57)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083100728&g=pol
財政小委責任者に小泉氏=自民

 自民党財政再建特命委員会の下部組織「2020年以降の経済財政構想小委員会」は31日、小委員長代行に小泉進次郎党農林部会長を内定した。橘慶一郎前小委員長が復興副大臣に転じたため、小委員長ポストは当面空席とし、小泉氏を責任者とする。9月から年金制度改革などの議論を進め、提言をまとめる方針だ。 (2016/08/31-18:18)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083100614&g=pol
五輪関連予算、一部返納も=自民行革本部

 自民党行政改革推進本部は31日、2016年度予算に計上された20年の東京五輪・パラリンピック関係費について、内閣官房からヒアリングを行った。会合では、五輪への機運を醸成するため民間などが開く文化関連イベントに、1件当たり最大1000万円を助成する事業に関し、「本当に効果があるのか」といった疑問が相次いだ。会合後、河野太郎本部長は記者団に、さらに精査した上で、事業費の国庫返納を求めることもあり得るとの考えを示した。 (2016/08/31-16:42)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083100390&g=pol
臨時国会、政府・与党で協力=安倍首相、自民幹事長と会談

 安倍晋三首相は31日昼、自民党の二階俊博幹事長と首相官邸で会談し、9月26日召集予定の臨時国会について、政府・与党で協力して対応していく方針を確認した。首相はまた、10月の衆院2補選(東京10区、福岡6区)について、「国政選挙だから頑張らないといけない」と強調。二階氏は「党を挙げて選挙戦を展開したい」と応じた。(2016/08/31-13:40)

1573名無しさん:2016/09/03(土) 17:05:21
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160830/k10010659091000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_092
二階氏 配偶者控除見直しも専業主婦世帯に配慮を
8月30日 12時46分
自民党の二階幹事長は、記者会見で、所得税の「配偶者控除」について「時代の変化に合わせて税制を変えていくことは必要だ」として、見直しに一定の理解を示す一方で専業主婦の世帯に大きな負担にならないよう配慮が必要だという認識を示しました。
所得税の「配偶者控除」は、配偶者の給与収入が、年間で103万円以下の場合、給与所得などから一律38万円を差し引いて、税を軽減する制度で、自民党の税制調査会は、女性が働く時間を抑えることにつながるなど、社会進出を阻む要因になっているといった指摘を受けて見直しに向けた議論を進めることにしています。
これについて、二階幹事長は、「専業主婦の世帯よりも、夫婦共働きの世帯が多くなっているという時代の変化がある。この変化をとらえて、税制を適切に変えていくことは必要だ」と述べ、「配偶者控除」の見直しに一定の理解を示しました。
一方で、二階氏は、「見直しによって、専業主婦世帯に大きな負担にならないよう考慮されるべきだ」と述べ、見直しにあたっては、専業主婦の世帯に大きな負担にならないよう配慮が必要だという認識を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160830/k10010659171000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_091
石破氏 “総裁任期延長議論は時期尚早”
8月30日 13時52分
石破前地方創生担当大臣は、自民党本部で記者団に対し、安倍総理大臣の自民党総裁としての任期の延長をめぐり、今後、党内論議が本格化する見通しであることについて、「今、論評することではない」と述べ、時期尚早だという考えを示しました。
自民党総裁の任期は、党則で「1期3年、連続2期まで」と定められていて、安倍総理大臣は、再来年の平成30年9月まで務めることができますが、党内では、早ければ来月から、党則の改正も含めて党内論議が本格化する見通しです。
これについて、石破前地方創生担当大臣は、「まだ議論にもなっていないし、今、論評することではない。総裁の任期が来て、そのときの体制が国民にとってベストだという状況であれば、そのときに党で議論すべきだ」と述べ、時期尚早だという考えを示しました。
そのうえで石破氏は、「国民から与えられているミッションは、経済の好循環を実現させ、安全保障や財政規律に対する国民の不安を解消することであり、誰が総裁であれ、国民の考えに常に整合するように、党は運営されるべきだ」と指摘しました。

1574名無しさん:2016/09/03(土) 17:07:46
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160830/k10010659841000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_087
二階幹事長「臨時国会は来月26日に召集」
8月30日 18時09分
自民党の二階幹事長は、記者団に対し、秋の臨時国会について、政府側との調整の結果、来月17日の公明党の党大会や安倍総理大臣の外交日程などを踏まえ、来月26日に召集することで合意したことを明らかにしました。
政府・与党は、秋の臨時国会で、今年度の第2次補正予算案や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案などの成立を目指していて、これまで召集時期の調整を続けていました。

これに関連して、自民党の二階幹事長は30日夕方、記者団に対し、「臨時国会は来月26日に召集することで官邸との間で合意した。ここに至るまでにはいくつかの選択肢があったが、一つ一つ難しい事情があったり、来月17日の公明党の大会もあったりして、なかなか日にちがないなかで、ようやく26日ということになった」と述べ、来月26日に召集することで合意したことを明らかにしました。また、二階氏は記者団が「公明党とも合意しているのか」と質問したのに対し、「当然のことだ」と述べました。政府・与党は、今後、秋の臨時国会の会期について調整を進めることにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160831/k10010662571000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_065
首相と二階幹事長 臨時国会では政府・与党が緊密連携を
8月31日 15時38分
安倍総理大臣は、自民党の二階幹事長と会談し、秋の臨時国会では、今年度の第2次補正予算案などの早期成立に向けて、政府・与党が緊密に連携して対応することを確認しました。
秋の臨時国会について、政府・与党は、来月15日に行われる民進党の代表選挙なども踏まえて、来月26日に召集することで合意し、今後、会期の調整を行うことにしています。

こうしたなか、安倍総理大臣は31日午後、総理大臣官邸で自民党の二階幹事長と会談し、臨時国会では、今年度の第2次補正予算案や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案などの早期成立に向けて、政府・与党が緊密に連携して対応することを確認しました。
また、会談で、ことし10月に行われる2つの衆議院の補欠選挙について、安倍総理大臣が「国政選挙なので、しっかり頑張らなければならない」と述べたのに対し、二階氏は「党として全力を尽くしたい」と述べ、候補者調整などを急ぎたいという考えを伝えました。

1575名無しさん:2016/09/03(土) 17:10:00
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160902/k10010666731000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_010
二階幹事長 TPP関連議案「何が何でも承認に」
9月2日 23時07分
自民党の二階幹事長は、民放のテレビ番組の収録で、来月下旬に召集される臨時国会での、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案などの取り扱いについて、「何が何でも承認にもっていきたい」と述べ、成立に意欲を示しました。
この中で二階幹事長は、来月26日に召集される臨時国会で、焦点の1つとなっている、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案などの取り扱いについて、「何が何でも承認にもっていきたい。議論する時間は十分にある」と述べ、成立に意欲を示しました。

また、二階氏は記者団に対し、法務省が「共謀罪」を新設するための関連法案の構成要件を厳しくし、罪名も変更して早期に国会に提出したいとしていることに関連し、「法案の準備が早くできれば、それに合わせて対応していくべきだ」と述べ、秋の臨時国会に法案を提出することもあり得るという認識を示しました。

一方、公明党の漆原中央幹事会会長は記者団に対し、「あれだけ反対が強かった共謀罪の法案を、秋の臨時国会でやることを、国民が理解できるかどうかだ」と述べ、法案の提出を急ぐべきではないという考えを示しました。

1576名無しさん:2016/09/03(土) 18:50:01
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160825-00006493-sbunshun-pol
高校野球に五輪に“作新の夏” 船田元は憲法改正で復活狙い
週刊文春 8月25日(木)12時1分配信

 今年の夏は、作新の夏だった。54年ぶり2度目の夏の甲子園優勝を果たした栃木の古豪・作新学院。メダルラッシュに沸いたリオ五輪で、日本勢初の金メダルをもたらした水泳の萩野公介もOBだ。

「萩野君に続け、ではないけれど、地球の裏側でも作新学院の風が吹いている」

 こう作新ナインを激励していたのが、学院長の船田元衆院議員(62)。作新学院は船田氏の曽祖父が創立し、約130年の歴史を持つ。祖父は衆院議長、自民党副総裁、父も参院議員、栃木県知事を歴任。その過程で、作新学院は幼稚園、小中高、短大、大学まで擁する学校法人グループに成長し、船田家の強固な政治基盤となってきた。

 そして、“作新のプリンス”として、政界に打って出たのが元氏だ。25歳で衆院議員に初当選すると、竹下派で小沢一郎氏の側近として頭角を現し、戦後最年少(当時)となる39歳で経済企画庁長官として初入閣を果たす。

 宮沢内閣不信任案が可決されると、大臣を辞任して小沢氏と共に自民党を離党した。メディアで政治改革を訴え、若手リーダーとして注目を集めるようになった船田氏。同じく“改革派”の旗手として、人気が高まっていた鳩山由紀夫氏とタッグを組み、政界の台風の目となったのが「鳩船新党」構想だ。

「小泉純一郎氏は『将来は自民党と鳩船新党の二大政党になるかもしれない』と漏らすほど警戒していた。しかし、船田氏は結党を決断できず自然消滅。当時、船田氏と近く、鳩船新党に反対していたのが、石破茂氏、高市早苗氏でした」(自民党関係者)

 船田氏の転落のきっかけは、作新学院の副院長を務め、地元を守っていた前夫人と離婚し、参院議員だった畑恵氏(現・作新学院理事長)と再婚したことだった。この再婚は後援者の猛反発を買い、2000年の衆院選では落選の憂き目を見る。

 そんな船田氏が、ライフワークとしてきたのが憲法改正だ。憲法改正に前向きな安倍政権下で、自民党憲法改正推進本部長に就任。しかし、昨年6月の衆院憲法審査会での参考人質疑で自ら人選にかかわった憲法学者が安保関連法案は「違憲」と指摘。10月には本部長を退任させられた。

「ただ、野党に融和的な二階俊博幹事長になって、野党に人脈を持つ船田氏を再評価する声もある」(自民党議員)

 作新の風に乗れるか。


<週刊文春2016年9月1日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

1577名無しさん:2016/09/03(土) 19:46:32
http://www.news-postseven.com/archives/20160901_444116.html
小泉純一郎が息子たちに「ママは実の母ではない」と告げた日
2016.09.01 16:00

 俳優・小泉孝太郎(38才)と衆議院議員・小泉進次郎(35才)の伯母である小泉道子さん(享年84)のお別れ会が8月28日、神奈川県横須賀市でしめやかに営まれた。道子さんは、小泉純一郎・元首相(74才)の姉で、幼くして実の母と離れ離れになった孝太郎と進次郎にとっては、「育ての親」でもある。父・純一郎は2人の息子に道子さんのことを「ママ」と呼ばせていた。

 道子さんの元、すくすく育つ孝太郎と進次郎。だが、純一郎は息子たちに、道子さんが「本当の母親」ではないことを言い出せずにいた。2人の息子は“実の母”だと信じて疑っていない。しかし──。

《いつか、本当のことを孝太郎、進次郎に言わなければいけないと思っておりましたが、なかなか言えずにおりました。孝太郎が高校2年生、進次郎が中学2年生になって、2人を呼んで本当のことを伝えました。「ママは私の姉なんだ」と言ったら、進次郎は「ウソ…」と言いました。

「いや、本当だ、孝太郎、知ってたか?」と聞くと、「知ってたよ」「進次郎に言わなかったのか?」「言わなかった」。

 ああそうか、高校2年生だけど、言ったほうがいいこと、言わないほうがいいこと、わかっていたんだ。いい子に育ってくれたな、と思いました》(純一郎の弔辞より。以下《 》内同)

 ここまで話すと純一郎は涙をこらえ切れず、慟哭して言葉に詰まった。5秒、10秒経ち…。「スピーチの名手」と称された純一郎の感情が、堰を切ったように溢れ出した。

 すぐ側に座る孝太郎は手のひらをぐっと握り締め、ブルブルと上半身を揺らしている。頬をつたう涙が止まらない。進次郎はただ沈痛な面持ちで空の一点を見つめる。

《「進次郎、ママは母親じゃないんだよ」と言うと、(進次郎は)「本当の母親だよ」とはっきりと言いました。道子は母親代わりじゃない、実の母親として、孝太郎、進次郎を育ててくれたんだな、と思いました。改めて、感謝しています》

 孝太郎は俳優の道を選び、進次郎は父の後を継いで政治家になった。晩年に胃潰瘍を患い、足も悪くして外出もままならなくなった道子さんは、大人になって自立した“息子たち”を万感の思いで見つめていた。

《晩年になって、本人たちはもう手をかけなくてもいい、放っておいても大丈夫だと思っているようでしたが、故人にとっては孝太郎、進次郎が健やかに成長しているのが何よりの生きがいだったと思います。われわれ男は留守しがちですが、その中でいつも、帰ってくれば道子がいる。我々の帰りを待って、毎日毎日家におりました。晩年は、孝太郎、進次郎が社会に出て、テレビや新聞で活躍しているのを、大変楽しみにしていたようです》

 兄弟も道子さんのことをずっと気にかけていた。小泉家の近隣住民が明かす。

「道子さんには2人から『具合はどう』ってよく電話があったそうです。道子さんは、『2人とも忙しいのにいろいろと気にかけてくれる』って喜んでいました。彼女の口癖は『私はあの2人を育てるために生きてきたようなもの』。立派に育ってよかった、誇らしいとお感じになられていたのではないでしょうか」

 実家の近所に老舗のパン屋さんがある。道子さんはいつもそこで、幼い兄弟に好物の「ポテチパン」を買った。コールスローに砕いたポテトチップスを混ぜてパンにはさんだものだ。兄弟は成人した後も多忙な合間をぬって、しばしばこの3人の思い出の味を買い、足の調子の悪い道子さんに届けたという。純一郎はこう締め括った。

《休みのときに出かけるときは、いつも家族一緒に。その中心的支えをしてくれたのが、故人・道子でありました。もちろんいつも近所のかた、お茶をたしなんでいるかたがた、そして、小泉家に携わる多くの皆様の温かいご支援があったからこそ、最後まで、死ぬ直前まで、意識がはっきりと安らかに永遠の眠りについた。大変、代えがたいことだと思っております。泉下で故人も手を合わせて感謝していると思います》

 弔辞が終わると孝太郎はこらえ切れず大粒の涙をこぼした。進次郎はうつむき、目元を人差し指でそっと拭った。この後、2人は寄り添って祭壇に白いカーネーションを捧げ、頭を下げた。最愛の「ママ」との最後の別れの瞬間、兄弟は、なかなか顔を上げなかった。

※女性セブン2016年9月15日号

1578名無しさん:2016/09/03(土) 21:39:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082800132&g=pol
北海道台風、激甚災害指定を=自民幹事長が現地視察

 自民党の二階俊博幹事長は28日、北海道を相次いで襲った台風による被災現場を訪れた。深川市の石狩川の氾濫で冠水した水田や、美瑛町の崩落した橋などを視察した後、二階氏は記者団に対し「聞きしに勝る大変な災害だ。これは誰が見ても激甚ではないか」と述べ、激甚災害指定が必要との認識を示した。
 二階氏は、同党二階派の夏季研修会で26日から北海道に滞在していた。(2016/08/28-18:12)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083000648&g=pol
臨時国会、来月26日召集=民進代表選に配慮-政府・自民

 政府・自民党は、次期臨時国会を9月26日に召集する方針を固めた。同党の二階俊博幹事長が30日、記者団に明らかにした。安倍晋三首相が9月15日の民進党代表選前に召集したいとの意向を示していたものの、臨時国会を円滑に運営するには同党に配慮する必要があると判断した。
 政府は当初、同月13日召集を想定していた。下旬にずれ込むことで、国会日程が窮屈になることも予想される。政府・自民党は、総合経済対策を盛り込んだ2016年度第2次補正予算案や環太平洋連携協定(TPP)承認案・関連法案などの成立を目指す。 
 二階氏は、記者団から11月8日の米大統領選前のTPP関連法案成立を目指すか質問されたのに対し、「当然ベストを尽くす」と強調。会期幅については、「いつまで(開くか)は、まだこれからだ」と述べ、今後調整する考えを示した。
 これに対し、民進党の岡田克也代表は記者団に「26日召集は常識的な判断だし、適切だと評価できる」と述べた。(2016/08/30-20:25)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083000393&g=pol
甘利・石破氏を総務に起用=自民

 自民党は30日の総務会で、甘利明前経済再生担当相と石破茂前地方創生担当相を党総務に起用する人事を決定した。甘利氏については、金銭授受問題をめぐり元秘書2人とともに不起訴となったことを受け、党務に復帰させるのが適当と判断。先の内閣改造で閣外に去った石破氏を起用したのは、挙党態勢を重視したとみられる。
 新メンバーによる総務会後、石破氏は記者団に「多くの党員に納得していただけるような党づくりをみんなでやっていく。政府の権力とは違う立場で、きちんと緊張関係を持たせるのが民主主義のためには大事だ」と語った。
 総務会長代行には塩谷立元文部科学相、総務会長代理には武見敬三参院議員が就任した。 (2016/08/30-13:03)

1579名無しさん:2016/09/03(土) 21:39:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083000349&g=pol
配偶者控除見直しを支持=二階自民幹事長

 自民党の二階俊博幹事長は30日午前の記者会見で、政府・与党が検討する配偶者控除の見直しについて、「今日の女性の社会進出や、専業主婦世帯より夫婦共働き世帯が多くなった時代の変化を考え、税制面でも支援していこうという表れだ。党としても支持していきたい」と述べた。
 一方、二階氏は「見直しによって専業主婦世帯に大きな負担にならないよう考慮されるべきだ」とも語った。(2016/08/30-12:05)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082800059&g=pol
総裁任期問題、年内結論目指す=「3期9年」軸、延長に異論も-自民

 自民党は、安倍晋三首相の党総裁としての任期延長をめぐって、「党・政治制度改革実行本部」で今秋から議論を始める方針だ。延長論議の口火を切った二階俊博幹事長は、早ければ年内にも結論を得て、来年初めの党大会で正式決定する段取りを想定する。ただ、党内には異論もあり、思惑通りに進むかは不透明だ。
 実行本部の本部長には、弁護士出身で昨年の安全保障関連法の与党内論議をまとめた高村正彦副総裁が就任。本部長代行には、実務に定評のある茂木敏充政調会長が就く「重厚な布陣」となった。
 高村、茂木両氏は26日、党本部で会談し、速やかに実行本部の人選を行うことを確認。「幹部会」のメンバーは各派閥の代表に加え、ベテランから若手まで党内の幅広い立場を網羅した構成にするとしている。
 ◇頻繁な制度変更
 総裁任期は、党内の権力闘争の歴史に左右されてきた。1955年の結党当初「2年」だった任期は71年に「3年」となり、76年に「2年」に戻された。また、佐藤栄作首相(当時)の在任期間が7年8カ月の長期に及び、党内に不満が募ったこともあり、80年に連続3選を禁止する規定が新たに加わった。
 現行の総裁任期は連続2期6年まで。安倍首相の総裁任期は2018年9月まで残っており、首相に近い幹部からも「そんな先の話を今からしたら、鬼が大笑いする」と違和感を指摘する声が出ている。「ポスト安倍」を目指す岸田文雄外相や石破茂前地方創生担当相にしてみればなおさらで、既に慎重な立場を表明済みだ。
 石破氏は28日放送のラジオ日本の番組で「2年先のことなんて誰にも分からない。なぜ最優先事項なのか、今でも分からない」と改めて主張した。
 執行部側は恒久的な制度変更とすることで批判をかわしたい考え。任期を連続3期9年までとする案を軸に作業を進めるとみられる。「年内結論」方針には、慎重意見が強まる前に一気呵成(かせい)に党則改正を実現しようとの思惑もありそうだ。ただ、ここへきて若手の代表格である小泉進次郎農林部会長も「なぜ今なのか」と疑問を呈するなど、党内情勢には見通せない部分もある。 (2016/08/28-15:38)

1580名無しさん:2016/09/03(土) 23:07:06
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090100857&g=pol
二階氏、13日に沖縄訪問

 自民党の二階俊博幹事長は13、14両日に沖縄県を訪問する方針を固めた。複数の関係者が1日明らかにした。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり政府と県が対立を続ける中、翁長雄志知事と会談して打開策を探りたい考えだ。
 二階氏は先月10日に党本部で翁長氏と会談。この後、沖縄訪問への意欲を示し、「自民党としてできるだけ(県に)寄り添ってあげたい」との意向を記者団に示していた。 (2016/09/01-20:08)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090200821&g=pol
「共謀罪」法案提出に前向き=二階自民幹事長

 自民党の二階俊博幹事長は2日、TBSの番組収録で、犯罪の謀議を処罰する「共謀罪」を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案の臨時国会への提出について「準備が整えば、そういうことだ」と前向きな考えを示した。その上で「東京五輪も控えているわけで、何か起きてからでは遅い」と述べ、法整備を急ぐ必要性を強調した。(2016/09/02-19:45)

1581名無しさん:2016/09/04(日) 09:53:39
http://news.livedoor.com/article/detail/11972916/
『小泉純一郎独白』常井健一著
2016年9月4日 6時15分 プレジデントオンライン

取材依頼をして11日後、「変人総理」と呼ばれ退任後10年間、メディアに出ない小泉純一郎氏から直接、快諾の電話が入って著者は驚く。

これまでの3年間、次男の進次郎氏の講演や演説、視察を約300回取材してきた。一方、2014年の都知事選で、細川護煕元総理の応援をする純一郎氏を全34カ所で見た。現場百遍、著者の姿勢は一貫している。それが評価され、総理退任後初のロングインタビューが実現した。

「進次郎氏は原発問題について減らす方向性を打ち出していますが、純一郎氏は原発ゼロと一刀両断する。その違いはどこから生じるのか。父を調べることで、進次郎氏の考え方を深掘りできるのではないかと思い、純一郎氏への取材を模索したのです」

本書のなかで、純一郎氏は原発、安倍政権、野党再編、郵政民営化の秘話、離婚、2人の息子について、豪放に語る。原発ゼロの理由を問われ、〈(原発推進論者の話が全部)間違っているってわかったからよ。ひでえことを俺も信じてきたなという自分への悔しさ、不明の至りだな〉

軽減税率については、

〈公明党は必死でやっているけど(中略)富裕層に軽減税率を設けてあげてどうする〉

純一郎氏の発想は非常にシンプルで明快だ。

「大多数が望んでいることを推し進めるのが政治家だ、というのが純一郎氏のスタンスです。永田町で猛反対された郵政民営化も、あれほどの無駄は許せないという多くの国民の声をもとにした議論でした。原発ゼロもしかり。国民の6割から7割が賛成する政策はほかにはなく政治家として真摯に取り組むべき、という考え方なんです」

一方で本書は、ビジネスの世界でリーダー論としても役立つ。自ら貪欲に動いて人の上に立ち、敵味方が入り交じる中で敵をも取り込めと説く。

「例えば、安全保障のような国の根幹に関わる政策は選挙の争点にしてはいけない。多くの国民が賛成できる形にするために、見解の相違がある野党とも対話し、連携したうえでつくらなければ、安定的な安全保障はできない、という発想を熱弁していました」

撫でるような取材では対象の人物像は浮かび上がらない。大きく踏み込みながらも適正な距離を保つ。そこに信頼関係が生まれる。元総理の本音が引き出されている。

(青柳雄介=文)

1582名無しさん:2016/09/04(日) 13:02:51
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160903-00000037-jnn-pol
天皇陛下の生前退位問題、二階幹事長「結論急ぐべき」
TBS系(JNN) 9月3日(土)12時32分配信
 自民党の二階幹事長は、TBS番組「時事放談」の収録で、天皇陛下の生前退位をめぐる議論について「結論を急ぐべきだ」という考えを強調しました。

 「(生前退位について)結論を急ぐということでは、どう考えてもそのことが大事です。慎重審議だみたいなことを言って、棚上げしておくということは許されない」(自民党・二階俊博幹事長)

 生前退位の問題について、二階氏はこのように強調しました。また、テロなどの計画の謀議にかかわった段階で処罰対象とする共謀罪について、二階氏はテロ対策の重要性を訴えたうえで、法案の準備が整えば26日に召集される臨時国会に提出する考えを示しました。(03日10:28)
最終更新:9月3日(土)18時18分TBS News i

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160903-00050000-yom-pol
天皇陛下の「生前退位」、早期対応を…二階氏ら
読売新聞 9月3日(土)0時48分配信

 自民党の二階幹事長は2日、TBSの番組収録で、天皇陛下が「生前退位」の意向を示唆されていることについて、「陛下が内面まで吐露しておっしゃったわけで、『慎重審議だ』みたいなことを言って棚上げしておくことは許されない」と述べ、政府として対応を急ぐべきだとの考えを示した。

 公明党の漆原良夫中央幹事会長も「政府で案を出していただき、粛々と早く結論を出すことが大事だ」と同調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160903-00000000-ann-pol
自民・二階氏 「共謀罪」、名称変更で提出に前向き
テレビ朝日系(ANN) 9月3日(土)0時5分配信
 自民党の二階幹事長は、組織が重大な犯罪の準備をした段階で処罰できる「共謀罪」について、名称などを変更した法案を臨時国会に提出することに前向きな考えを示しました。

 自民党・二階幹事長:「早めに準備しておくにこしたことはない。何かがあって追っかけていくというより、早く準備できれば、それに対応していけばいい」
 政府は、これまでに国会で3回廃案となってきた共謀罪の法案について「テロ等組織犯罪準備罪」と名称を変更するなどした改正案の提出を検討しています。公明党の漆原中央幹事会会長は「法律論としては一歩前進だ」としながらも、「準備行為の範囲が曖昧(あいまい)だ」と述べ、慎重に議論していく考えを示しました。
最終更新:9月3日(土)1時26分

1583名無しさん:2016/09/04(日) 13:06:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00000084-asahi-pol
陛下の退位問題「棚上げ許されない」 自民・二階幹事長
朝日新聞デジタル 9月2日(金)19時56分配信

■二階俊博・自民党幹事長

 (天皇陛下の退位問題は)政府、特に総理がしっかり判断されて対応を決めるのが筋で、各党が意見を出し合ってワイワイやる案件ではない。陛下が内面まで吐露しておっしゃったわけだから、「これは慎重審議だ」みたいなことを言って、棚上げしておくことは許されない。我々は陛下のお気持ちを十分配慮して、国民の取るべき方向はおのずから明らかだから、そういう方向へ行きたいと思う。(TBSの番組収録で)

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00000544-san-pol
自民・二階幹事長が田中派の先輩、渡部元衆院副議長と会食「田中角栄幹事長以来の幹事長だ」
産経新聞 9月2日(金)14時26分配信

 自民党の二階俊博幹事長(77)は2日、都内の料理店で渡部恒三元衆院副議長(84)と会食した。二階氏にとって、渡部氏は田中角栄元首相が率いた自民党田中派の先輩にあたり、幹事長就任の激励を受けた。

 二階氏らによると、渡部氏は「最近、新聞を読まなくなったが、二階氏が幹事長になってから読むようになった。田中幹事長以来の幹事長だ。残りの人は忘れた」と語り、二階氏を持ち上げた。

 二階、渡部両氏は「オヤジが田中角栄(元首相)、オジキが金丸信(元副総理)、アニキが竹下登(元首相)」と呼ばれ、鉄の結束を誇った田中派に所属。自民党竹下派、新生党で政治行動をともにした。後に渡部氏が民主党に参画してたもとを分かったが、この日は昔話に大いに花を咲かせたようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00050039-yom-pol
臨時国会、9月26日召集…民進代表選に配慮
読売新聞 8月31日(水)9時55分配信

 政府・与党は30日、次期臨時国会を9月26日に召集する方針を決めた。

 安倍首相は当初、法案の審議時間を確保するため、9月15日の民進党代表選前に召集したい考えだったが、円滑な国会運営を図るため、民進党に配慮すべきだとする自民党側の意見を聞き入れた。

 自民党の二階幹事長が30日、記者団に明らかにした。会期は、政府の来年度予算編成作業が本格化する12月中旬前までとなるのが通例だ。臨時国会では、経済対策を盛り込んだ2016年度第2次補正予算案や、環太平洋経済連携協定(TPP)承認案・関連法案、消費増税延期のための税制改正関連法案などの審議が控えている。

1584名無しさん:2016/09/04(日) 13:07:33
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160831-00000000-ann-pol
臨時国会来月26日に召集へ TPP承認が焦点
テレビ朝日系(ANN) 8月31日(水)0時5分配信
 秋の臨時国会が来月26日に召集されることになりました。TPP(環太平洋経済連携協定)の承認などが焦点です。

 自民党・二階幹事長:「いくつかの選択肢はずっとありましたけど、ようやく26日になったということを報告しますということです」
 臨時国会を巡っては総理官邸側がTPP協定の承認などを確実にするため、来月前半の召集を求めていました。しかし、自民党側は来月15日に行われる民進党の代表選挙に配慮する必要があるとの意見が根強く、最終的に官邸側が受け入れた形です。ただ、二階幹事長はTPP協定について、11月8日に行われるアメリカ大統領選挙までの成立に意欲を示しました。
最終更新:8月31日(水)8時3分テレ朝 news

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160830-00000779-fnn-pol
自民・二階幹事長、秋の臨時国会は9月26日召集の方針明かす
フジテレビ系(FNN) 8月30日(火)21時53分配信
臨時国会は、9月26日に召集されることになった。
自民党の二階幹事長は「(国会の召集日は)26日、これでやるということで、国対あるいは党内、さらに、官邸との間での合意に達しましたから」と述べた。
自民党の二階幹事長は30日、秋の臨時国会について、「9月26日」に召集する方針を明らかにした。
そのうえで、TPP(環太平洋経済連携協定)法案について、11月8日のアメリカ大統領選までに成立させたいとした。
臨時国会をめぐっては、官邸側が、法案の十分な審議日程を確保するために、9月中旬の召集を模索していたが、二階氏は、15日の民進党の代表選に配慮すべきだとしていた。
最終更新:8月30日(火)21時53分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160830-00000052-jnn-pol
臨時国会は9月26日召集、TPP関連法案などが焦点
TBS系(JNN) 8月30日(火)19時51分配信
 自民党の二階幹事長は、秋の臨時国会を来月26日に召集することで、官邸側と合意したことを明らかにしました。

 「(9月)26日に(臨時国会を)やらせていただくと、これが正式の発表であります」(自民党 二階俊博 幹事長)

 第二次補正予算案のほか、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の関連法案の審議が焦点になりますが、二階氏はTPP関連法案について「当然ベストを尽くす」と早期成立に意欲を示しました。(30日17:49)
最終更新:8月31日(水)10時8分

1585名無しさん:2016/09/04(日) 13:08:59
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160830-00000047-jnn-pol
総裁任期延長論どうなる?石破氏が総務会メンバーに就任
TBS系(JNN) 8月30日(火)19時14分配信
 石破・前地方創生担当大臣というと、内閣改造の際に安倍総理の入閣要請を断って、いよいよポスト安倍に向けた動きと注目されているのですが、この石破氏が自民党のある組織のメンバーとなりました。

 その組織とは、党大会、そして両院議員総会に次ぐ党の意思決定機関である「総務会」です。この総務会というのは、全会一致が原則となっています。しかし今、自民党内には石破氏が異議を唱える議論があります。どんな影響があるんでしょうか。

 自民党本部に姿を現した石破・前地方創生担当大臣。党大会、両院議員総会に次ぐ意思決定機関「総務会」のメンバーに選ばれたのです。

Q.どういった議論を発信していくか?
 「それは分からん。これからどんな話があるか、自民党は多様な意見があって、その議論がなされて、決まったら、みんな従う党ですから。そういう自由民主党にしていかないと、いかんですね」(石破 茂 前地方創生相)

 午前11時から始まった総務会で石破氏は、二階幹事長ら党3役と向かい合って座りました。ベテラン議員が中心の総務会。果たして石破氏は存在感を示せるのでしょうか。

 「いつかは分からないけれど、自民党総裁選挙となったときに、自分として納得する思いで党員の皆さま方に信を問わないといけません」(石破 茂 前地方創生相、8月3日)

 今月の内閣改造で、安倍総理の入閣要請を断った石破氏。語ったのは「ポスト安倍」に向けての意欲でした。しかし、この直後、党内で浮上したのが安倍総理の党総裁任期延長論。来月にも党内での議論が始まりますが、石破氏は公然と慎重論を唱えます。

 「今、議論することですかというのは、それは私は違和感は持って聞いていますね」(石破 茂 前地方創生相)

 石破氏がメンバーとなった、総務会は審議される案件について、原則として全会一致でなければ了承しないことが慣例となっています。つまり、総裁任期延長問題でも、石破氏の対応に、より注目が集まるのです。改めて石破氏は・・・

 「だから、まだ議論にもなっていないわけでしょ。総裁の任期がくる、今の体制が国民にとって、ベストであるというような状況であれば、そのときに党で議論する」(石破 茂 前地方創生相)

 一方、総裁任期延長に前向きな二階幹事長は・・・

Q.今後、総務会での議論について、幹事長の展望と考えは?
 「それは総務会の議論があった場合に」(自民党 二階俊博 幹事長)

 来週日曜日には初の派閥研修会を開く石破氏。「ポスト安倍」に向けた動きをどう見せていくのでしょうか。(30日14:50)
最終更新:8月31日(水)0時49分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160830-00000051-ann-pol
“103万の壁”撤廃か 配偶者控除の見直しを検討へ
テレビ朝日系(ANN) 8月30日(火)18時53分配信
 配偶者控除の見直しを自民党として支持すると表明しました。

 自民党の二階幹事長は、専業主婦世帯の所得税を優遇している配偶者控除の見直しについて「党としても支持していきたい」と語りました。自民党の税制調査会では、夫婦の片方の所得が年間103万円以下の場合に所得税を控除する今の制度を見直して、夫婦の所得を合わせた額に対して控除を行う案などが検討される見通しです。
最終更新:8月30日(火)20時21分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160830-00000743-fnn-pol
配偶者控除見直し 自民・二階幹事長、党として支持する考え
フジテレビ系(FNN) 8月30日(火)17時32分配信
配偶者控除の見直しを支持すると表明した。
自民党の二階幹事長は、「今日の女性の社会進出、専業主婦の世帯よりも、夫婦共働きの世帯が多いという時代の変化や、周囲の状況等を考え、税制面でも支援していこうという表れであろうと思うが、党としても支持していきたい」と述べた。
自民党の二階幹事長は30日、政府や自民税調が検討する配偶者控除の見直しについて、党として支持すると表明した。
二階氏は、同時に、「見直しによって専業主婦世帯に大きな負担にならないように考慮すべきだ」とも指摘した。
最終更新:8月30日(火)18時20分

1586名無しさん:2016/09/04(日) 13:09:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160830-00000042-asahi-soci
配偶者控除、見直しを検討へ 自民・二階幹事長
朝日新聞デジタル 8月30日(火)13時1分配信

 自民党の二階俊博幹事長は30日の記者会見で、専業主婦世帯を優遇する所得税の「配偶者控除」の見直しについて検討する考えを示した。年末の2017年度税制改正大綱とりまとめに向けて、党税制調査会で議論する。

 配偶者控除は夫婦の片方の年収が103万円以下の場合に、もう片方の税負担を軽くする制度だが、女性の労働参加の「壁」になっているとの指摘もある。二階氏は会見で、「女性の社会進出や共働き世帯が多くなっている。時代の変化をとらえて税制を適切に変えていくことは必要。党としても支持したい」と強調し、党税調で議論するとした。そのうえで「専業主婦世帯に大きな負担にならないよう考慮するべきだ」とも述べた。

 党内には配偶者控除見直しへの反対論も根強く、本格的な議論が先送りされてきた経緯があり、首相官邸幹部も「簡単な話ではない」とする。財務省内には配偶者控除を見直し、働き方にかかわらず夫婦単位で控除が受けられるようにする案も浮上している。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160829-00000048-san-pol
派閥の研修、今年は復活 結束図る自民各派 昨夏は国会で縮小
産経新聞 8月29日(月)7時55分配信

 自民党の各派閥が相次ぎ夏季研修会を開いている。8派閥のうち、28日は額賀、麻生、二階各派が実施し、9月28日(石原派)までに全派閥が終える。昨年は過去最長となった通常国会が9月末まで開かれ、規模の縮小や開催を見送った派閥もあったが、今年は一転して通常の研修会が復活した形だ。

 ◆1番人気は軽井沢

 研修場所で最も人気が高いのは長野県軽井沢町だ。昨年は都内で1日だけの開催だった額賀派は28日に軽井沢では2年ぶりの研修会を開いた。額賀福志郎会長はあいさつで、閣僚2人に加え党でも政調会長、国対委員長らを輩出した“実績”を挙げ「あらゆる分野でわれわれのグループの皆さん方がしっかりと国家運営、国民のために汗をかく舞台がそろった」と誇示した。

 昨年は開催を見送った麻生派は28日に横浜市内のホテルで開いた。会長の麻生太郎副総理兼財務相は、リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得した陸上男子400メートルリレーを引き合いに「9秒台で走っている人はゼロなのに米国に勝った。みんなで共同作業をやらせたら断然優れていると見せてくれた」と述べ、結束の重要性を訴えた。

 ◆台風被害を急遽視察

 札幌市などで2泊3日の日程で開催した二階派は28日、台風や大雨で河川の氾濫、橋の崩落などの被害が出た地域の視察を急遽(きゅうきょ)組み入れた。

 会長の二階俊博幹事長は「政治はもっぱら『すぐやる課』でなくてはならない。困っている地域に対し見て見ぬふりで東京に帰るわけにはいかない」と強調。視察後、記者団に、早期復旧を図るため関係省庁に激甚災害指定を働き掛ける考えを示した。

 最大派閥の細田派は研修2日目にゴルフ大会を開く。昨年は国会開会中だったこともあり「平日のゴルフ」を見送ったが、2年ぶりの復活となる。

 昨秋に発足した石破派は初の開催。会長の石破茂前地方創生担当相は「ポスト安倍」に向けて結束を図る考えだ。山梨県富士吉田市で開催する岸田派会長の岸田文雄外相も「次」への布石の場としたいところだ。

1587名無しさん:2016/09/04(日) 13:11:16
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160829-00000595-fnn-pol
自民・二階幹事長、台風の直撃受けた北海道・美瑛町など訪問
フジテレビ系(FNN) 8月29日(月)7時44分配信
「トリプル台風」が襲った、北海道の被災地を訪問した。
自民党の二階幹事長は28日午後、相次ぐ台風の直撃で、大きな被害を出した美瑛町(びえいちょう)などを視察した。
自民・二階幹事長は、「まさに、聞きしに勝る大変な災害だということを実感しているところですから、あした東京で、北海道のための対策本部をつくる」と述べたうえで、被災地の復旧や支援に全力を挙げる考えを強調した。
さらに二階氏は、「これは誰が見たって激甚だ」と述べ、国からの補助金などが上積みされる、激甚災害に指定すべきだとの認識を示した。
二階氏は、派閥の研修会で北海道を訪れていたが、予定を急きょ変更して、台風の被災地を視察した。
最終更新:8月29日(月)7時44分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160828-00050066-yom-pol
石破氏、ラジオで安倍首相の任期延長をけん制
読売新聞 8月28日(日)19時36分配信

 自民党の石破茂・前地方創生相は28日放送のラジオ日本番組で、安倍首相の党総裁任期延長について、「なぜ、最優先事項なのか分からない」と述べ、連続2期6年を限度としている規定を見直そうとする党執行部をけん制した。

 石破氏は「今、やるべきことは経済政策。金融緩和、財政出動、その次(の政策)を作ること」としたうえで、「あと2年、安倍首相がやって、『立派な首相だ。3期までいいじゃないか』となり、みんなが『そうだ』と言うなら、その時の判断だ」とも指摘した。

 安倍首相は現在、総裁2期目で、2018年9月で任期が切れる。二階幹事長は連続3期9年までの任期を可能にする党則改正を軸に、年内の意見集約を検討している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160901-00000137-jij-pol
二階氏、13日に沖縄訪問
時事通信 9月1日(木)20時7分配信

 自民党の二階俊博幹事長は13、14両日に沖縄県を訪問する方針を固めた。

 複数の関係者が1日明らかにした。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり政府と県が対立を続ける中、翁長雄志知事と会談して打開策を探りたい考えだ。

 二階氏は先月10日に党本部で翁長氏と会談。この後、沖縄訪問への意欲を示し、「自民党としてできるだけ(県に)寄り添ってあげたい」との意向を記者団に示していた。

1588名無しさん:2016/09/04(日) 13:12:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00059896-okinawat-oki
安慶田副知事、二階氏と会談 予算確保に協力要請
沖縄タイムス 8月31日(水)8時0分配信

 【東京】安慶田光男副知事は30日、自民党本部で二階俊博幹事長と会談し、2017年度の沖縄関係予算の概算要求や税制改正要望の内容に対する謝意を伝えるとともに、要求・要望内容の満額確保に向けた協力を求めた。会談は非公開で約1時間に及んだ。

 会談後、報道陣の取材に応じた安慶田氏は「先日の概算要求と税制改正要望のお礼をした。(予算確定まで)これからなので満額回答に協力いただけるようお願いした」と話した。

 二階氏は「沖縄のためになるよう力を尽くしたい」と協力する考えを示したという。このほかにも沖縄振興や基地問題などについて意見交換したとみられる。

 二階氏は今月10日に翁長雄志知事、安慶田氏と会談した際に、「機会をみて訪問したい」と沖縄訪問に意欲を示していたが、今回の会談では話題にならなかったという。

 また、安慶田氏は同日夕に首相官邸を訪れ、杉田和博官房副長官と会談。31日午前に開催される政府・沖縄県協議会の作業部会と、続けて開催される普天間飛行場負担軽減推進会議の事前調整をした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00000075-san-pol
政府・自民 臨時国会、来月26日召集で合意 二階氏、試される手腕
産経新聞 8月31日(水)7時55分配信

 ■野党へ配慮、TPP審議に布石

 政府・自民党は30日、秋の臨時国会を9月26日に召集する方針を決めた。自民党の二階俊博幹事長が官邸側と合意したと党本部で記者団に明らかにした。焦点の平成28年度第2次補正予算案や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案・関連法案を確実に成立させるため、官邸側は13日や16日の召集案を主張していたが、自民党側の主張を受け入れた。

 「ここに至るまでにはいくつかの選択肢があったが、ようやく26日(の召集)になった」。二階氏は今月30日、召集日をめぐる官邸側との調整が決着したことを明かした。

 自民党側は、安倍晋三首相が9月下旬に米国で開かれる国連総会一般討論演説に出席する外遊日程に加え、15日の民進党代表選などを踏まえれば、早期に召集しても「審議日数を確保できるのは数日程度」(国対幹部)と判断。むしろ、野党に配慮した形となる26日召集を主張してきた。

 それでも官邸側はTPP審議で野党の抵抗が予想され、十分な時間を確保したいとして早期召集を求めた。

 これに対し、二階氏ら党執行部は西川公也衆院TPP特別委員長を交代させるなど円滑な国会運営に向けた布石を打ち、官邸側の不安払拭に努めたとみられる。

 民進党代表選が選挙戦になったことも26日召集の決め手になった。官邸側としては首相が「戦略的互恵関係」と指摘する二階氏の調整力に委ねた格好だ。今後は臨時国会の会期について調整を進めるが、山積する重要法案が会期内に成立できるか、その行方は官邸側と二階氏ら党執行部の力関係を占うことになりそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00000070-san-bus_all
配偶者控除の見直し 二階氏、検討表明 29年度税制改正 共働き世帯に配慮
産経新聞 8月31日(水)7時55分配信

 政府・与党は、平成29年度税制改正で専業主婦世帯などの税負担を軽減する「配偶者控除」の見直しを検討する。自民党の二階俊博幹事長が30日の記者会見で表明した。共働き世帯にも利益が及ぶ「夫婦控除」を30年1月にも導入する案が有力だ。

 配偶者控除は、専業主婦やパートで働く妻の年収が103万円以下なら、夫の課税所得から38万円差し引ける制度。

 共働き世帯の数は9年に専業主婦世帯を逆転しており、不平等感があるほか、年収103万円を超えないように就業調整するパートの主婦も多い。二階氏は配偶者控除見直しについて「時代の変化や周囲の状況を考え、税制面で支援していく表れだ。党としても支持したい」と述べた。

 有力視される夫婦控除は夫婦であれば妻の収入にかかわらず一定額を夫の収入から差し引く仕組み。控除の方式も所得から一定額を差し引く現行の所得控除を、税額から一定額を差し引く税額控除に切り替え、低所得者への恩恵を大きくする方向だ。

 一方で、見直しは税制改正前後で税収がほぼ変わらない税収中立が前提。配偶者控除は1500万人が利用し、財源は6千億円程度だが、すべての夫婦世帯に対象が広がれば、世帯ごとの控除額は今より小幅になる可能性が高い。二階氏は「専業主婦世帯に大きな負担にならないよう考慮すべきだ」と語る。

 政府・与党は限られた財源の中で低・中所得世帯の控除額を確保するため、高所得世帯の控除を小さくする検討なども行う方向だ。

1589名無しさん:2016/09/04(日) 13:17:36
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160902-00010009-agora-pol
存在感増す二階幹事長―「現状維持の政治」に脚光 --- 井本 省吾
アゴラ 9月2日(金)17時2分配信

自民党の二階俊博幹事長の存在感が増している。

安倍晋三首相の総裁任期延長論をいち早く表明して、安倍首相への支持と協調を積極的に示す一方、沖縄県の翁長雄志知事や東京都知事に就任した小池百合子氏とも会談、協調路線をとる。親中派として軍事的な緊張感が高まっている中国とも対話を重視し、友好姿勢を前面に出す。

あつれき、摩擦を抑制し、仲良し路線を貫く。その融通無碍に「現状維持」を図る政治が脚光を浴びているのだ。

政治とは大きな波風を立てずに「うまくやること」。国民の多くが求めるニーズに沿って、きめ細かく政策を実現して行くのが自民党伝来の政治だった。戦後、長く与党として政治の実権を握って来たのもそのためだった。

中で頂点にいたのが、コンピューター付きブルドーザーと言われた田中角栄氏だった。あまりの金権政治に国民の支持を失ったが、最近、角栄政治が再評価されているのも、その「うまくやる」政治の実行力によるものだ。田中金権政治を批判してきた石原慎太郎が再評価の口火を切った点にそれが表れている。

二階幹事長に田中氏ほどの実行力はない。だが、若くして田中派に属し、田中氏を政治家として最も尊敬してきた。敬愛する政治家について求められる政策を一つひとつきめ細かく実現して行くこと。二階氏はそうした能力に長けている。

二階氏と安倍氏の政権構想、政治哲学は異なる。二階氏は「媚中派」とも呼ばれる親中派。安倍首相は日本の歴史と伝統を重視する保守思想の持ち主で、日本の近現代史を口汚くののしる中国や韓国の批判にホンネでは強く反発している。

しかし、その安倍首相の支持率が増し、また国際的にも「法と秩序」を重んずる安倍首相への支持が高まり、南シナ海、東シナ海で無法な行為を繰り返す中国への批判が強まっている。

二階氏はこうした動きには敏感で、今は「安倍支持が最適だ」とにらんでいるようだ。安保法案に賛成し、安倍総裁任期延長論をいち早く表明したのはその現われだろう。

政策構想は希薄だ。力のある政治家について、その求める政策実現に動き、経済大国となった現在は、できるだけ「現状維持の政策」を続けるのが心情だと思える。

雑誌「Hanada」10月号で、二階氏はこう述べている。

“「ポスト安倍は安倍総理」--これが現時点での私の考えです。安倍政権の三年半を振り返ってみますと、近年、これほどの実績を挙げた総理大臣がいたでしょうか。……国際的な評価も極めて高い。……昨年十一月時点で、のべ八十三カ国・地域を訪れ、国内外での首脳会談数は三百七十回を超える。……先頭に立ってこの国を引っ張っておられる。……このまま行けば、歴史に残る総理大臣の一人になる。私は大いに期待しています”

安倍首相と意見の合う点も少なくない。アベノミクスの持続を目指した財政投融資はその1つだ。バラマキと批判の強い公共事業など旧来の自民党の政策は大得意で、幹事長としての目配りは相当なものである。

1590名無しさん:2016/09/04(日) 13:18:03
>>1589

一方、最近の中国の軍事攻勢は親中派としも困りものであり、そこでも親中派ならではの仕事が増えている。「Hanada」10月号で、次のように語っている。

“公海においては、(国際法など)に則ってやるのが大前提であり、……程永華駐日大使にも、そのことをしっかり申し上げました。何よりもこのような問題では、両国がエキサイトしないよう慎重に対応し、話し合っていく必要があります。……何かの拍子に思わざる事態が発生しないとも限りません。平和的に解決するためには、やはり日中首脳会談などを頻繁に行い、とにかく仲良くやろうよという話をしてゆく。……日本のことを考えた時、中国と仲良くやっていくことができない人たちに政治を語る資格はありません”

一触即発の危機が今そこに迫っている時、これは多くの国民の声でもある。二階幹事長の存在感が高まるゆえんだ。親中派の二階幹事長が言えば、中国も自制してくれる。実際、最近、侵略行為は沈静化しつつある。二階氏の成果と見られつつある。

だが、それも程度問題である。二階氏は中国の侵略に自戒を促す一方で、安倍首相や稲田朋美防衛大臣の靖国参拝の中止を強く働きかけているといわれる。

実際、両人は靖国参拝を行っていない。これは中国を増長させる一方、多くの日本国民ならびに中国の攻勢に眉をひそめる東南アジアの人々を失望させている。

しかも、中国の経済悪化や国内の政治的緊張が高まった場合、不満をそらすために、たとえ親中派の二階氏の要請があったとしても、日本への侵略攻勢を強める危険性は小さくない。

二階幹事長の「うまくやる」政治外交が持続する保障はないのである。むろん安倍首相も、徒に中国を刺激する政治外交をとる必要はない。が、国民が屈辱を味わうような政治を続けるのも好ましくない。

二階幹事長とどこまで二人三脚を続け、どこで袂を分かつか。その舵取りは容易ではない。

井本 省吾

1591名無しさん:2016/09/04(日) 13:18:43
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160902-00511912-shincho-pol
自民・二階幹事長、“子飼い”復党の派閥拡大工作
デイリー新潮 9月2日(金)5時51分配信

 さながら、道中で仲間を増やす桃太郎である。政治部記者の話。

「8月17日、自民党の二階俊博幹事長が山梨県を訪問。そこで、無所属で二階派の特別会員である長崎幸太郎さんを早期に復党させる意向を示したのです」

 長崎氏の地盤は山梨2区。そもそも、05年の郵政選挙で造反した堀内光雄元通産相への刺客が長崎氏だった。

「堀内氏はその後復党し、長崎氏は無所属に。公認問題へと発展しました。今の自民公認候補は堀内氏の長男の妻、詔子(のりこ)氏です」(同)

 二階発言に困惑するのが、自民党山梨県連である。県連関係者が言う。

「前回衆院選で、二階さんは無所属の長崎さんを応援。長崎さんが当選し、詔子さんは比例復活でした」

 長崎氏は今年になってカネと女問題を告発する手紙も撒かれた。なぜ、それほどまでに復党させたいのか。自民党関係者が解説する。

「二階さんの子飼いだからですよ。昨年、中国に3000人引き連れて行ったとき、長崎さんに人数を集めろ、とノルマを課しました。その通りにするし、二階派のパーティーにも支持者を必ず連れてきます」

 それゆえ、

「7月の参院選前、二階さんは当時の谷垣幹事長を訪ね、“長崎を復党させろ。幹事長の一声で出来るんだ”とすごい剣幕で迫ったのです。しかし、谷垣さんは“選挙区調整がつかない”と一蹴。つまり、自身が幹事長になったので、“一声”で決めようということ。背後には、党勢拡大の名のもとに、自派を拡大させたい意図が透けて見える。党内では“自分の損得勘定だけで動くのか”と警戒する声も」

 そんな声とは裏腹に、こんな人も復党対象として名前が挙がっているという。

「亀井静香さんです。選挙は強いし、もともと派閥が一緒ですからね」(同)

 鬼退治にでも行くおつもりか。

「週刊新潮」2016年9月1日号 掲載

新潮社

1592名無しさん:2016/09/04(日) 13:27:21
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160831-00000001-facta-bus_all
「安倍流人事」読売・産経が肩入れ
月刊FACTA 8月31日(水)0時55分配信

「安倍流人事」読売・産経が肩入れ
恐るべき内閣改造・自民党役員人事の舞台裏。安倍政権に都合のいい話は、あの2紙にしか出てこない!

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「日本の未来を切り開く。これが新たな内閣の最大の使命だ」。安倍晋三首相は8月3日夜、内閣改造・自民党役員人事を受けた記者会見で強調した。「長年、政府や党で政策を磨いてきた十年一剣の人材ばかり。その能力を安倍内閣の次なるチャレンジのため、思う存分、生かしてほしい」とエールを送った。

「骨格維持」と「党内融和」。今回の人事は二つの言葉に収れんするといっていい。

内閣では、要となる菅義偉官房長官、麻生太郎副総理兼財務相、岸田文雄外相を留任させた。それを支えるのは官房副長官として首相に仕えた2人の側近。一億総活躍相を続投する加藤勝信氏は政権が目玉とする「働き方改革」を担う。経済産業相に就いた世耕弘成氏は、ロシアとの経済関係強化に向けたパイプをつくってきた。北方領土問題の解決に向けて、経済協力も含めた多角的なアプローチをめざす思惑もあるのだろう。

閣僚経験がない約70人の「入閣待機組」からは8人が初入閣した。各派閥からまんべんなく起用。中には細田派の松野博一文部科学相(当選6回、衆院千葉3区)や二階派の今村雅弘復興相(当選7回、衆院比例九州)のように、当選回数こそ多いものの、ほとんど無名に近い人もいる。

世論受けしないことを覚悟で入閣を決めたのは、ポストが回ってこないことへの党内の不満解消が急務だったからだ。7月の参院選で勝利し、参院でも27年ぶりに単独過半数を回復した今、民意におもねる必要はない。まずは党内のガス抜きを優先したというわけだ。

■ポストを選ぶ傲慢な石破

党役員では、幹事長にケガで入院中の谷垣禎一氏に代わり二階俊博氏を起用した。首相は谷垣氏の党運営を評価し、続投を望んでいたが、谷垣氏が固辞したため方針転換を余儀なくされた。

二階氏には「カネと権力への執着がすさまじい」(党関係者)として、中枢に置くことに否定的な意見も多い。しかし、首相は記者会見で二階氏を「自民党で最も政治的技術をもった人だろう」と持ち上げた。与野党問わず幅広い人脈を持つ二階氏の手腕に期待しての発言だ。

首相が悲願とする憲法改正は、野党側の協力をどう取り付けるかが成否のカギを握る。また2018年9月の自民党総裁任期の延長は、党内の理解が不可欠だ。二階氏の起用はこうした事情をくんでのこと。二階氏はさっそく総裁任期延長に向けて前向きな発言を繰り返す。

「安倍は2020年の東京五輪まで首相を続ける腹だ」。永田町では、こんな見方が定着しつつある。第2次安倍政権発足後、組閣は今回で5回目。首相の人事の巧みさは回を追うごとにすごみを増しつつある。

一方で、お粗末ぶりが露呈した政治家もいる。ポスト安倍を狙う水月会(石破派)会長、石破茂前地方創生相だ。

首相から留任の要請を受けたものの固辞。「農水相のポストではどうか」と代替案を出されたがこれも断った。石破氏は15年の前回の内閣改造時も一度、留任要請を断っている(のちに撤回)。「ポストを選ぶ傲慢な石破氏」(党中堅)のイメージはいよいよ定着した。

側近の「離反」にも遭った。石破氏の閣内残留を断られた首相は、石破派の番頭格である山本有二氏を一本釣り。改造前日の2日夜に、石破氏が断ったポストだとわざわざ紹介したうえで、農水相への入閣を打診した。折しもこの前日の1日は、山本氏が企画した会合で、石破氏が自らの政権構想を披露したばかりだった。

山本氏は06年の第1次安倍内閣の誕生時に、安倍氏を支持する「再チャレンジ支援議員連盟」の会長を務め、若手議員の票集めに奔走。第1次安倍内閣で金融相に就任した。自らは崇教真光の信徒で、憲法改正運動を展開する「日本会議」の国会議員懇談会の中心メンバーの一人だ。安倍氏とは近い。

山本氏の入閣は、石破派内の不協和音も生んだ。派内では当選4回の平将明元内閣府副大臣の登用を望む声があったからだ。「なぜ一度大臣を務めた当選9回の山本さんなんだ……」。派内ではこんな不満が漏れる。首相の分断工作は成功した。


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