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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ
2372
:
チバQ
:2014/12/12(金) 07:56:50
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141212_11021.html
<衆院選>空中VS地上 宮城1区で攻防激化
大都市の有権者を振り向かせようと各陣営が競り合う=11日夕、仙台市青葉区
14日投開票の衆院選で、宮城1区(仙台市青葉区、太白区)の終盤の攻防がヒートアップしている。連勝を狙う自民党前議員土井亨候補と、前回比例復活した民主党前議員郡和子候補が4度目の対決を展開。対照的な手法で都市型選挙を戦う。
ともに東北学院大出身の土井、郡両氏は2005年、そろって宮城1区に初出馬した。初陣は土井氏が選挙区を制し、郡氏は約2000票差に迫って比例復活した。
以来、選挙区は土井氏の2勝1敗。当選回数は3回の郡氏が上回る。今回は野党間の候補者調整が進み、05年以来となる事実上の一騎打ちの構図となった。
11日朝、通勤客が行き交う太白区のJR長町駅前。郡氏は「止められない政治が続いてもいいのですか」と訴え、有権者に次々と握手を求めた。
日中は住宅地を中心に選挙カーを走らせ、夕方からの主戦場は青葉区の市中心部。元女子アナという知名度を生かし、街頭で演説を繰り返す。
劣勢が伝えられる中、浮動票が多いとされる100万都市・仙台で得意の「空中戦」に活路を見いだす。「選挙への関心が低い。とにかく露出しかない」と陣営幹部。
支援する連合は、1区を最重点区の一つに決めた。1998年の結党以来、比例を含め、仙台で守ってきた民主の議席死守へ背水の陣を敷く。
「動」の郡氏に対し、土井氏は街頭活動を極力控え、「地上戦」に徹する。郊外を起点に中心部へ攻め上がるようにミニ集会を重ね、地方議員が組織をがっちり固める。
集大成は10日夜、青葉区の市民会館で開いた総決起集会。村井嘉浩宮城県知事や奥山恵美子仙台市長ら約1000人が参加し、「皆さんの支えが力。勝たせてほしい」と力を込めた。
土井氏は前回、序盤から優勢が伝えられたものの、郡氏に最終盤で追い上げられ比例復活を許した。陣営幹部は「最後の3日間の爆発力は脅威だ」と警戒する。
11日夕には菅義偉官房長官がてこ入れに入り、JR仙台駅前に立った。陣営は「接戦を覚悟し、バントで1点ずつ積み上げる」と票固めを図る。
異なる戦術で有権者に働き掛ける2氏。最終盤に入り、「花の1区」の戦いは激しさを増す。
共産党新人の松井秀明候補は「安倍首相の暴走を止められるのは共産だけだ」と訴える。
【宮城1区立候補者】
土井亨56☆自(町)前(2)
松井秀明46 共 新
郡和子57☆民 前(3)
2373
:
チバQ
:2014/12/12(金) 07:57:14
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141212_31005.html
<衆院選>自VS生 浮動票狙い「滝沢決戦」
吹雪の中、候補者の訴えを聞く有権者=2日、滝沢市
衆院選岩手2区で、自民党前議員の鈴木俊一候補(61)と比例東北生活の党前議員の畑浩治候補(51)が、激烈な終盤戦を繰り広げている。先行する鈴木氏を畑氏が追い上げる展開。両陣営は岩手県の面積のほぼ半分を占める広大な選挙区で支持固めに奔走してきた。最終盤は無党派票を獲得しようと滝沢市に照準を定める。
「民主党は政権担当能力がない。生活は雪崩解散の状況だ。もう自民党しかない」。通算8選を狙う自民の鈴木氏は6日、滝沢市の大型スーパー前に立ち、政権与党の安定感を訴えた。
陣営の支持基盤は沿岸の保守地盤。それに加え「有権者が多い滝沢は票の伸びしろが見込める」と選挙カーを走らせる。
3選を目指す生活の畑氏は8日、激励に入った同党の小沢一郎代表(72)と滝沢市の住宅地で並び、「地方の雇用を改善し、子育て支援も充実させたい」と若い世代にアピールした。
小沢氏は11日、沿岸の宮古市にも入り、保守地盤の切り崩しを図った。陣営は畑氏の出身地の久慈市を拠点に浸透を急ぐ。
中盤までは沿岸から山間部まで広い2区を駆け回り、敵陣にも乗り込んだ。最後の主戦場は新興住宅地が多い滝沢市。無党派票の取り込みを狙う「滝沢決戦」だ。
2区の有権者は27万3000人で、うち4万人以上の市は滝沢と宮古。中でも盛岡市のベッドタウンとして発展した滝沢市は無党派層が多く、ここでの票の動きが勝敗の鍵を握ってきた。
前回(2012年)当選した鈴木氏は滝沢市(当時は村)で1万1000票余りを獲得。畑氏を1000票上回った。逆に民主党が大勝した09年の得票は、畑氏の1万9000に対し鈴木氏は1万だった。
鈴木陣営は「地道に声を掛けるしかない」と妻の敦子さんを投入し、これまで26カ所でミニ集会を重ねた。11日夜は大個人演説会を開いた。
畑陣営は「滝沢に自宅がある地元候補を訴える。市内での街頭演説は計100カ所以上になる。電話作戦にも力を入れる」と意気込む。
共産党新人の久保幸男候補(56)も滝沢市を中心に、反自民票の取り込みを狙う。
【岩手2区立候補者】
畑浩治51☆生 前(2)
久保幸男56 共 新
鈴木俊一61☆自(岸)前(7)
2014年12月12日金曜日
関連ページ:岩手政治・行政
2374
:
チバQ
:2014/12/12(金) 07:57:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141212_21011.html
<衆院選>独占へ自民総力戦/野党共闘攻め込む/青森1区
大粒の雪が舞う中、候補者の訴えを熱心に聞く有権者=6日、青森県平内町
<一瞬の風警戒>
「自民圧勝」の実感はいまだにつかめない。
「2期目の選挙は大変厳しいと言われる。投票箱が閉まるまで応援してほしい」
10日、五所川原市。防衛相の江渡聡徳(青森2区)は公務や自らの選挙の合間を縫って、自民前議員津島淳が立つ1区に入った。
青森で衆参6議席を独占する自民。衆院5期を務めた江渡や3区の大島理森(10期)、4区の木村太郎(6期)は盤石な戦いを進める。金城湯池を守る鍵は議員歴2年の津島が握る。党県連は県都死守へ総力戦の構えだ。
無党派層が多い選挙区で、津島陣営は一瞬の風で情勢が変わる「1区現象」を警戒する。陣営幹部は「1区は最も怖い。若さが弱みにもなる」と不安を口にした。
地方議員や首長も走る。知事選を来年に控え、自民県連が推薦する三村申吾も例外ではない。6日は板柳、鶴田両町の街頭に立ち、大粒の雪が降りつける中、「大切なパートナーに力を貸してほしい」と訴えた。
報道各社の世論調査は「津島優位」を伝える。遊説の合間、津島は「実感とのギャップを感じる。最後まで気を引き締める」と語り、足早に選挙カーに乗り込んだ。
<消えぬ悔しさ>
衆院選4度目の挑戦となる維新の党新人升田世喜男は、見え隠れする津島の背中を懸命に追う。
7日、青森市内の街頭で「4度目の正直という言葉を、皆さまの力でつくり出してほしい」と頭を下げた。升田の両脇には、過去の選挙戦で対立候補を支援してきた連合青森の会長内村隆志と民主党県議がぴったりと付いた。
悲願の議席へ、升田は今回、「野党共闘」のカードを切った。
前回2012年衆院選。1区は4人の野党候補が票を奪い合い、升田は次点に泣いた。共産党以外の野党票を合わせると、津島の得票を約2万3000票上回った。悔しさは今も消えない。
<手応えを実感>
「非自民」を旗印に、民主、維新、社民の各党は初の選挙協力を決めた。自民を推薦する県農協グループの一部も野党連携に呼応。自民の強固な地盤に切り込む。
「過去3度の衆院選で、これほど戦える土壌ができたことはなかった」と手応えを語る升田。自民圧勝ムードにあらがいながら、非自民の結束力は終盤に入り強さを増している。
「自共対決」を掲げる共産党新人吉俣洋は1日約20カ所のつじ立ちをこなし、他候補が積極的には触れない原子力政策について抜本的見直しを訴える。
10月の青森市議選は定数が6減ったにもかかわらず、共産は六つの議席を維持した。吉俣は「風を感じる」と言い、短文投稿サイト「ツイッター」も駆使しながら支持拡大を図る。(敬称略)
◇青森1区立候補者
津島淳48☆党県支部長 自前(1)
吉俣洋40 党地区委員長 共新
升田世喜男57☆党県代表代行 維新
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
2014年12月12日金曜日
関連ページ:青森政治・行政
2375
:
チバQ
:2014/12/12(金) 07:58:02
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141212_51004.html
<衆院選>「3者共闘」一変 山形3選挙区
民主、社民両党の公約集。山形3選挙区で協力関係が変質している
衆院選(14日投開票)の山形3選挙区で、民主、社民両党の協力構図が変質している。社民党が結党以来、初の小選挙区不戦敗を決め、比例東北に専念したことが要因。前回(2012年)までの民主、社民両県連と連合山形の「3者共闘」態勢は崩れ、民主候補の陣営に社民関係者の姿はない。ただ、社民系労組が民主候補を積極的に支援する選挙区もあり、労組関係者は「連携は変わらない」と口をそろえる。
連合山形が9日夜、山形市で開いた1区の民主新人候補の総決起大会。約400人が必勝を誓った会場で、社民の山形市議は違和感に戸惑った。
前回は民主のベテラン候補を全面支援した。個人演説会は運営を仕切り、応援弁士も務めた。今回は一転、陣営に関与することはなく、演説会も「声さえ掛からない」。
前回と前々回(09年)は民主が1、2区、社民は3区に候補を擁立し、両党の「すみ分け」が成立した。互いの候補を推薦し、選挙協力した。
今回は民主が全3選挙区に候補を擁立し、社民は断念した。社民県連の高橋啓介幹事長は「票のバーター関係がなくなった以上、選挙協力はあり得ない」と言い切る。
公示日の2日、民主候補の出陣式や第一声には、地元の社民市議らが駆け付けたが、口を突くのは「比例は社民」の言葉。候補者への支持の要請は二の次となった。
社民県連は、比例東北に県連副幹事長を立てた。1〜3区は民主候補を「県連支持」としたが、比例票の掘り起こしが最優先のため、協力関係にはちぐはぐさが目立つ。
3者共闘は、07年の参院選で初めて成立した。共産を除く非自民勢力を結集する原動力となり、09年知事選と衆院選でも勝利を収めた。民主、社民が与野党に分かれた前回衆院選も成立し「山形方式」と呼ばれた。
実績のある共闘態勢が崩れ、困惑するのは連合山形だ。ある幹部は「非自民結集の考え方は一致しているはずだが、社民の支持者が今回、どこまで動いてくれるだろうか…」と不安視する。
社民系最大労組の自治労県本部は終盤戦に入り、民主前議員が自民前議員と競り合う2区で運動を加速させている。演説会に組合員を動員したり、電話作戦に協力したり組織力を発揮している。
岡田新一委員長は「2区の運動は前回を上回る勢い」と強調。「社民は選挙区に力が入らないだけで、共闘崩壊の影響は限定的だ。3者の協力関係にひびが入ることはない」と懸念を一蹴する。
2014年12月12日金曜日
関連ページ:山形政治・行政
2376
:
とは
:2014/12/12(金) 09:12:53
期日前行ってきた。近畿でなけりゃ維新に入れたかったけど民主に入れて来ました。読売が出口調査してました。
2377
:
とはずがたり
:2014/12/12(金) 10:06:32
>>2375
山形の民社連共闘は割と強固な印象でしたが社民が候補者回避した(民主が押し出した訳でも無い)だけでこんなもんなんですねぇ。。
同じく擁立しなかった青森とはまた違った類型だ。
2378
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 10:26:27
今朝の読売朝刊より書き起こし
東京15区
秋元と柿沢 横並び
秋元が柿沢と横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。秋元は自民支持層の6割強、
公明支持層の8割を固め、サラリーマンへの浸透で先行している。
柿沢は維新支持層の9割弱、民主支持層の5割強をまとめ、
無党派層でもリードしている。
2379
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 10:33:43
同じく書き起こし
長野3区
三つどもえ続く
井出、木内、寺島による三つどもえの激戦が続く。井出は維新支持層の8割強、
無党派層の3割超に浸透。
木内は6割超にとどまる自民支持層の支持拡大を急ぐ。
前回、民主新人として唯一当選した寺島は、1割にとどまる無党派層の伸びがカギだ。
2380
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 10:38:53
東京18区
土屋と菅が接戦
土屋と菅が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。
土屋は自民支持層の8割、公明支持層の6割超を固め、各世代に幅広く浸透
している。
菅は民主支持層から9割の支持を集めている。2割に浸透し、やや先行する無党派層
での支持拡大を図っている。
2381
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 10:45:13
埼玉5区
牧原・枝野 競り合い
牧原と枝野が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。
牧原は自民支持層の7割超、公明支持層の8割超をまとめ、60歳以上で支持を広げる。
7期連続当選の枝野は、民主支持層の9割を固めた。3割強に浸透する無党派層の
さらなる取り込みに力を入れる。
2382
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 10:53:32
岩手4区
小沢・藤原 並ぶ
16選を目指す小沢と藤原が横並びのまま終盤にもつれこんでいる。
小沢は生活支持層の9割をまとめ、民主支持層や維新支持層にも浸透。
40歳以上の年代でリードする。
藤原は自民支持層の7割を固めた。20〜30歳代では6割超の支持を集めている。
2383
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 10:59:31
北海道1区
横路と船橋 譲らず
横路と船橋が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。
北海道知事と衆院議長を務めた横路は民主支持層の8割超を固め、無党派層でも大きく
リードしている。
船橋は自民支持層の7割を固めたが、公明支持層の支持が5割にとどまっている。
2384
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 11:07:07
東京1区
山田・海江田 伯仲
山田と海江田が接戦の色合いを深め、最後まで予断を許さない情勢だ。
山田は自民支持層の7割を固め、全年齢層から支持を集める。
男性の支持でも先行する。
前回比例復活で、党代表として雪辱を期す海江田は民主支持層に加え、
野党支持層の大半も取り込んだ。
2385
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 11:14:44
大阪10区
松浪・辻本・大隈 混戦
松浪、辻本、大隈の競り合いは、三者横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。
松浪は、女性からの支持で辻本、大隈を上回る。辻本は知名度を生かして
無党派層に浸透し、民主支持層の8割も固めた。
大隈は自民、公明支持層の6割程度しか取り込めていない。
2386
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 11:21:40
大阪11区
佐藤・平野・伊東 競る
佐藤、平野、伊東の接戦が続き、予断を許さない情勢だ。
佐藤は商工自営業や専業主婦の支持で平野、伊東を上回る。
元官房長官の平野は、民主支持層をほぼ固めたほか、無党派層にも浸透している。
伊東は維新支持層の7割を固め、無党派層の支持拡大を目指す。
2387
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 11:28:15
佐賀1区
原口と岩田 譲らず
原口と岩田が横一線の激戦を展開している。
原口は足のケガで入院中だが、党幹部の頻繁な応援で、
民主支持層の9割弱を固めた。
岩田は集会や街頭演説を繰り返し、サラリーマンや専業主婦に支持を
広げているが、公明支持層の支持が6割にとどまっている。
2388
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 11:34:57
沖縄1区
国場・赤嶺 もつれ込む
国場と赤嶺が横並びのまま終盤にもつれ込んでいる。
国場は20歳代やサラリーマンへの浸透でリードし、
自民、公明支持層の8割弱を固めている。
赤嶺は、共産党の不破哲三前議長が選挙区入りするなどの支援体制が敷かれ、
無党派層で大きくリードしている。
2389
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 11:36:07
ここらで、書き起こし終了します。
2390
:
元東京15区
:2014/12/12(金) 11:42:27
>>2385
つじもとさんの名前をタイプミス(汗)
2391
:
名無しさん
:2014/12/12(金) 12:15:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141212-00000004-mai-soci
<天気>投開票日の14日は広い範囲で積雪の恐れ
毎日新聞 12月12日(金)7時27分配信
気象庁によると、12日夜から14日にかけ、日本付近の上空には強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込み。日本海側を中心に、広い範囲で雪となり、大雪、なだれに注意や警戒が必要だ。
オホーツク海で低気圧が発達し、日本付近は冬型の気圧配置となっている。12日夜から、西日本の上空約5500メートルで氷点下30度以下、北日本と東日本では氷点下36度以下の寒気が南下して、冬型の気圧配置が強まる見込み。強い冬型の気圧配置は、衆院選投開票日の14日にかけて続く。
北日本は日本海側を中心に雪が降っており、12日夜からは西日本でも山沿いや山地を中心に雪が降り始め、14日にかけて日本海側の広い範囲で平地を含め雪となり、大雪となるおそれがある。
上空の寒気が強いため、東北地方から西日本にかけての太平洋側でも雪が降り、積雪の可能性がある。
13日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多いところで▽北陸地方40センチ▽北日本日本海側30センチ▽西日本日本海側25センチの見込み。その後、雪の量はさらに増えるという。【デジタル編集部】
2392
:
とはずがたり
:2014/12/12(金) 14:23:52
元東京15区さんありがとうございましたヽ(´ー`)/
2393
:
名無しさん
:2014/12/12(金) 17:14:35
今朝の読売書き起こし補足
栃木3区
簗と渡辺が僅差のまま終盤戦にもつれ込んでいる
簗は幅広い年齢層に浸透し、自民支持層も6割固めた。
みんなの党解党で無所属になった渡辺は個人後援会の引き締めをはかるが
民主、維新支持層や無党派層で思うように差を付けられずにいる
沖縄4区
仲里と西銘が激しい競り合いのまま終盤を迎え、予断を許さない。
新知事勢力の仲里は60歳以上の高齢者の支持を集め、無党派層の半数を固めた。
西銘は若年層からの支持でリードしているが、無党派層への支持拡大で苦戦している。
2394
:
とはずがたり
:2014/12/12(金) 19:30:29
URL:
http://ouen100.net/
2395
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:30:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddlk34010537000c.html
決戦の地で:ドキュメント衆院選/上 投票まであと4日 1区/2区 /広島
毎日新聞 2014年12月10日 地方版
師走の衆院選は14日の投票に向け、終盤戦に突入した。候補者たちは街頭や個人演説会で政策を訴え、懸命の追い込みを図っている。各選挙区で奮闘する陣営の戦いを追った。
◆1区
◇民主擁立断念、前職に3新人挑む
衆院選公示日の今月2日、中区で開かれた自民・岸田文雄氏の出陣式。陣営の選対本部長を務める林正夫・県議会議長はマイクを握った。「たった3日間しか(選挙区に)おられない。とても危機感を感じている」
2年前に派閥「宏池会」会長に就任した岸田氏は、公示日以降、福岡、大阪、宮崎、愛知など全国各地の派閥同志の応援に飛び回る日々だ。10日に公示日以降で初めて選挙区入りし、総決起集会を開く予定だ。
留守を預かるのは妻裕子さん(50)のほか、地元議員たちだ。「油断が一番の敵」(選対幹部)。議会の合間を縫って選挙カーで地盤を回り、時にはマイクを握り支持を呼びかける。9日夕には中本弘・広島市議、中本隆志・県議の親子らが南区で応援。また、出陣式には斉藤鉄夫・公明党幹事長代行が駆けつけ、「岸田候補の平和主義は公明党の平和主義と共通だ」と連立与党を組む公明党との親密ぶりをアピールした。
2009年の選挙で比例復活した候補が前回選前に離党し、民主党は1998年の結党以来、初めて1区で公認候補擁立を断念。このため、知名度の高い岸田氏に新人3氏が挑む構図となっている。
衆院解散当日の先月21日になって公認候補に決まった維新・白坂理香氏は、「選挙区唯一の女性候補」を強調する。比例票の掘り起こしを狙い、橋下徹・共同代表らが応援入りした。6日には片山虎之助・総務会長らと中区の繁華街に立ち、「女性が少しでも働き、子育てしやすい環境を育てていく」と訴えた。
共産・大西理氏は、集団的自衛権の行使容認反対や消費増税の中止を訴え、他党との違いをアピール。街頭で懸命に訴え、与党批判票の取り込みを狙う。
次世代・伊藤真二氏は、海上自衛隊勤務の経験から国防意識を高める必要性を説き、知名度の向上を目指している。【加藤小夜】
◆2区
◇鍵は無党派層、元前職戦い5度目
「もう一度、政治に挑戦させていただきたい」。9日夜、西区区民文化ホールで民主・松本大輔氏は声を張り上げた。
民主県連にとって、2区は「議席奪還」が命題だ。2003年、県内小選挙区で民主候補として初当選したのが松本氏。以来、4回の選挙を自民・平口洋氏と互角に戦ってきた。
党本部や支援する連合広島にとっても、2区は重要区域だ。この日、壇上には蓮舫・参議院議員が共に立ち、公示日の出発式には連合広島の石井一清会長が駆けつけた。
勝利の鍵を握るのは、無党派層。前回選で「第三極」に流れた無党派層や維新支持層をいかに攻略するか。週末には、人出の多いスーパーや駅前で顔を売り、連合傘下の組合員がフェイスブックで投票に行こうと呼びかける。事務所関係者は「投票先を決めていない人にアピールする作戦だ」と話す。
対照的な選挙戦を進めるのが平口氏。夕方から夜にかけて毎日4カ所程度、数十人のミニ集会を重ねる。「最大の功績は、暗い世の中を明るくしたことです」。後援会が声を掛けて集めた有権者に、アベノミクスによる経済効果を訴える。
推薦を受ける公明との蜜月関係も盤石だ。「自民は公明党と二人三脚で選挙戦を戦っています」。廿日市市内で8日夜、開かれた演説会。自民系県議、市議に加えて公明の参議院議員、県議らも集まった。「小選挙区は平口、比例区は公明」。登壇者は漏れなく口にした。
両候補者がほとんど触れない平和・安全保障分野を訴えるのが、共産・藤本聡志氏。集団的自衛権行使容認の解釈変更や、秘密保護法を挙げて「安倍政権は、戦争をできる国づくりを進めている。この方向を食い止めましょう」と力を込める。【高橋咲子】
==============
◇広島1区◇
白坂理香 48 維新
大西理 48 共新
伊藤真二 47 次新
岸田文雄 57(7)自前=[公]
◇広島2区◇
松本大輔 43(3)民元
平口洋 66(2)自前=[公]
藤本聡志 60 共新
2396
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:33:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141211ddlk34010404000c.html
決戦の地で:ドキュメント衆院選/中 投票まであと3日 3区/4区/5区 /広島
毎日新聞 2014年12月11日 地方版
◆3区
◇浮動票、受け皿狙い追い込み
「地方創生、私が総理にお願いすれば実現出来ます。お約束します」。自民・河井克行氏は5日夜、安佐南区の公民館に集まった70人ほどの支持者らを前に息巻いた。
河井氏は現職だった強みを最大限にアピールする。「実はこの2年間、ワシントンDCに出張を繰り返し、特命を受けて(米国と)安倍首相との橋渡しをしてきました」。各所で安倍晋三首相とのパイプ役を強調。8日の演説会では、改正土砂災害防止法の成立に尽力した点も力説した。
陣営も「決して油断は出来ない」と気を引き締め、連日数カ所で個人演説会や街頭演説を後押ししている。
7日夜、安佐南区民文化センター。民主・橋本博明氏の決起集会で、野田佳彦前首相がマイクを握った。首相だった前回選では民主党が惨敗し、橋本氏も議席を失った。「橋本さんは弟のようにかわいい存在。チャンスがあると思って参りました」。橋本氏と握手を交わすと、会場から大きな拍手が沸いた。橋本氏も「子どもたちに平和で安全な日本を残さなければならない」と訴え、2歳の長男を抱き上げた。
陣営は民主支持母体の労組の引き締めを強化するとともに、「3区に20万票あると言われる浮動票を取り込みたい」(選対幹部)と、ミニ集会などで最後の追い込みをかける。
共産・清水貞子氏は「安倍政権の暴走にストップをかける」と訴え、共産支持層以外にも反与党票の受け皿を目指している。【大西岳彦】
◆4区
◇組織力の有無 選挙戦、作戦変更
3区から国替えした次世代・中丸啓氏は10日、JR西条駅前での街頭演説後、こう話した。「正直厳しい戦い。あと4日、どこまで浸透を図れるのか」
8月に旧日本維新の会から分党した次世代の党は、知名度の低さがネックだ。さらにくら替えで組織固めが進まず、集会が開けない日も。連合広島は早々に3区での自主投票を決め、民主支持票はつかめていない。「組織も動員力もないから決起集会は諦めている」(陣営関係者)。街頭演説を増やす作戦に変更し、内容も党の理念・政策の紹介から与党批判に大半を割く作戦へと変え、反自民票の取り込みを狙う。
自民・中川俊直氏は組織力を武器に機動的な選挙戦を展開する。早朝の集会、日中の企業回り、夕方の個人演説会と分刻みのスケジュールをこなし、7日には甘利明・経済財政担当大臣、稲田朋美・政調会長、8日には小泉進次郎・青年局長といった“党の顔”を応援弁士に呼び、街頭演説を行った。前回選挙では父秀直氏の地盤を引き継いだことで世襲批判を浴び、選挙後に後援会や秘書の若返りを進めた。前面には出ていない秀直氏も、6日の府中町での個人演説会では「政治家の先輩として見ると可能性はある」と持ち上げ、バックアップ体勢を印象づけた。
共産・中石仁氏は、集会に頼らず、電話作戦や街頭演説など昔ながらの戦法で高齢者に訴える。「4回目の選挙戦で今回が一番反応がいい」と中石氏。陣営は「消費増税ストップ、戦争はいや、とわかりやすいフレーズで自民へ流れる票を引き寄せたい」と意気込む。【菅沼舞】
2397
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:33:13
◆5区
◇得票数、民主元職分の行方は
選挙戦終盤に差し掛かった10日。呉市であった自民・寺田稔氏の演説会で、同氏が所属する派閥「宏池会」の会長、岸田文雄外相が力を込めた。「常任委員長、大臣へと飛躍に繋げるため、大きな勝利で終わってもらわなければなりません。皆さんの力を結集してほしい」。10万得票が陣営の悲願だ。
返り咲いた前回選で9万9842票を獲得した寺田氏。5区の投票率は61・7%だったが、今回は民主元職の三谷光男氏が公示直前に立候補を断念したことで、投票率がさらに下がる懸念がある。同区の有権者は約26万人で、投票率が1%下がれば2600票が消える。陣営幹部は「10万票を必ず得るためにも、投票率を少しでも上げたい」と語る。
陣営の関心はもっぱら、三谷氏の前回得票約4万9000票の行方だ。地元政界関係者は「三谷氏も元は宏池会代議士の秘書で、支持層の考え方に大きな違いはないはず。いかに選挙を盛り上げ(三谷票を)取り込むかが課題」と話し、地盤を盤石なものとするため手を抜く気配はない。
一方の共産・尾崎光氏は1日平均20〜25カ所で街頭演説を展開する。「増税をきっぱり中止せよ、と主張しているのは共産党だけだ」と対抗軸を一層鮮明にする。自衛隊基地を抱える選挙区で、与党が争点化を避ける集団的自衛権の問題にも積極的に斬り込む。陣営は「もてはやされた第三極も消え、他党が右往左往する中、ぶれずに広く自分たちの主張を訴えていくだけだ。相手が誰でも戦法を変えるつもりはない」と語り、反自民票の取り込みに奮闘する。【吉村周平】
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◇広島3区◇
河井克行 51 (5)自前=[公]
清水貞子 67 共新
橋本博明 44 (1)民元
◇広島4区◇
中石仁 52 共新
中丸啓 51 (1)次前
中川俊直 44 (1)自前=[公]
◇広島5区◇
尾崎光 62 共新
寺田稔 56(3) 自前=[公]
2398
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:33:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141212ddlk34010524000c.html
決戦の地で:ドキュメント衆院選/下 投票まであと2日 6区/7区 /広島
毎日新聞 2014年12月12日 地方版
◆6区
◇支持拡大へ 集会、街頭活動展開
10日夜、尾道市のホテルで開かれた無所属・亀井静香氏の演説会。今回初めて、亀井氏を推薦した民主県連が主催した。300人を超す来場者に、応援に駆けつけた同党の金口巌県議が声を張り上げた。「自民の1党独裁にしてはいけない。それを止めるのが亀井さんです」
連続12回当選のベテランで知名度も高い亀井氏だが、新聞各社が伝える情勢は自民・小島敏文氏との競り合いだ。陣営は「選挙区をくまなく回り、やれることは全部やっている。それでも見えない風が相手に吹いている」と危機感を募らす。
無所属で臨んだ選挙戦。公示前からほぼ選挙区に張り付き、街頭演説や集会を繰り返す。尾道の選対本部長を務める生活の党県連代表の佐藤公治・前参院議員は「厳しい選挙だが、格差を拡大する安倍政権を止め、活力ある地方をつくるために全力で勝ち抜く」と意気込む。
「手を伸ばせば、相手の首筋を捕まえるところまでやってきた。どうしても勝たせてほしい」。10日に三原市の商業施設前であった小島氏の街頭演説で、自民党の溝手顕正参院議員がこぶしを振り上げた。
亀井氏との2度目の対決だった前回選では、約1万2000票差まで迫り復活当選した小島氏。「たとえ1票でも、選挙区で勝って堂々と国会で活動したい」と、悲願の小選挙区での当選に向けて街頭活動を展開する。
そのため亀井氏の地盤の北部にも後援会を結成。前回選で亀井氏を上回った票田の尾道、三原地域を主戦場と位置づけ、連立与党の公明の地方議員とも連携し票の掘り起こしに励む。陣営は「経済効果は地方に届いていないとの声も聞くが、日増しに世代交代を期待する支持が広がっている」と話す。
共産・寺田明充氏は、街頭演説などで消費増税の中止や原発再稼働反対など党の一貫した政策を訴える。陣営は「今春の消費増税で商売はさっぱり、という商店主らの声が多く、党への期待を感じる。最終盤を迎え無党派票の受け皿になるよう活動量を増やしていく」と話した。【高田房二郎】
◆7区
◇30代が3人 若さ前面に舌戦も
「党の名前を考えた、党内で一番若い政治家です」。次世代の参院議員、中山恭子・元拉致問題担当相が10日、JR福山駅前で坂元大輔氏の応援演説に立った。32歳の坂元氏は「次世代を担う子や孫のため憲法改正などタブーに切り込む」と党名の浸透に懸命だ。
前回、日本維新の会から出馬して比例復活した坂元氏は8月に“移籍”を選択。スニーカー姿で街頭演説を繰り返す中、一つ年下の2人の候補を意識し、「若さ」を前面に出す。
民主・村田享子氏は9日夜、事務所でネットに投稿する動画の撮影をしていた。31歳の若さに、「女性議員は衆参合計で10%しかいません」と唯一の女性候補をPR。個人演説会のライブも発信する一方、昔ながらの自転車街宣と戦術は多彩だ。陣営担当者は「若い人に選挙へ関心を持ってほしい」と言う。
参院議員秘書からの転身。みこしを担ぐ連合福山地協とて組合員は事務所開きで初めて顔を見た。「知名度ゼロからのスタート。伸びしろは十分」と選対幹部は気合が入る。
「まだ31歳。時間をかけて育てていけば必ず福山の街が良くなると確信している」。10日夜、自民・小林史明氏の個人演説会で小川真和・市議長が激励した。一方で、後援会幹部は「比例は公明党でご考慮を」と付け加えるのを忘れなかった。
小林氏は小学校区単位の後援会を軸に連夜、自民系市議や公明市議らの応援を得て演説会を重ねる組織戦を展開。小林氏本人も「義理と人情。連携の熱い絆」との表現で、公明への支援を依頼する。
ただ、序盤から自民党の優勢が伝えられ、陣営は上滑りへの警戒感をにじませる。8日に来援した小泉進次郎・復興大臣政務官が思いを代弁した。「どうせ『自民党が勝つから』と投票に行ってもらえない人が増えることに危機感を持っています」
「消費増税中止など反応はすごいよ」。10日、街宣中の共産・小浜一輝氏は笑顔を見せた。若者3候補に水を向けると、「その土俵には乗らない。党員歴40年の筋金入り。庶民の怒りや苦しみを受け止める力は負けない」。【立石信夫】
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◇広島6区◇
亀井静香 78 (12)無前
寺田明充 63 共新
小島敏文 64 (1)自前
◇広島7区◇
小林史明 31 (1)自前=[公]
村田享子 31 民新
坂元大輔 32 (1)次前
小浜一輝 58 共新
2399
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:34:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddlk12010253000c.html
2014衆院選:注目区ルポ 2区 問われる野党調整 手応えなく自民も「不安」 /千葉
毎日新聞 2014年12月10日 地方版
先月26日昼の東京・永田町。衆院議員会館の部屋で、千葉2区に出馬予定だった元職の黒田雄氏(55)は生活の党の小沢一郎代表と向かい合っていた。
「君でまとめようとしたが、思うようにいかず申し訳ない。出るも譲るも最終的な判断は君に任せる」
既に党の公認を受けて選挙戦の準備を進めていた黒田氏は、小沢氏の言葉に悩んだ末、「自分が譲ってまとまるなら」と出馬を断念。同日、同党は黒田氏ら2人の公認取り消しを発表した。
前回の2012年衆院選では、全国各地で「第三極」を目指す政党が乱立、非自民党の票が分散し自民大勝につながったとされる。
この反省を生かそうと今回、民主党や維新の党、生活などは本部主導で候補者調整を実施。同区も前回、小沢氏らが率いた日本未来の党の公認だった黒田氏のほか、民主、維新(当時は日本維新の会)などの候補が出馬した結果、自民の小林鷹之氏(40)が圧勝したため、「野党がばらばらのままでは勝てない」(生活関係者)と判断した。だが、調整は難航。民主は前回出馬した候補者の擁立に動いたが、本人が固辞し、元職の黒田氏も民主を離党した経緯などからまとまらない。「県内で最後まで決まらなかった」(民主関係者)選挙区となった。
ようやく“一本化”候補が維新から発表されたのは衆議院が解散した21日。大きく出遅れた新人の藤巻健太氏(31)は、事務所探しからスタートせざるを得ず、公示前はチラシ一枚配れなかった。解党したみんなの党の市議が支援に加わり、「ようやく選挙の形になってきた」(秘書)という。
黒田氏は花見川区を中心に地盤を持つ。しかし、「黒田氏の出馬見送りが最大の協力」とし、黒田陣営は支援態勢をとっていない。民主の地元幹部も「維新に協力することはない」と断言。藤巻氏の陣営からは「せっかく調整したのに」と恨み節も聞こえる。
ただ、前回、共産党以外の野党候補3人の得票数を合わせると、小林氏の得票を3万票上回る。「これらの票は与党に流れにくい」との指摘もあり、藤巻陣営は非自民票をまとめようと躍起だ。「地盤がない、足がかりがない」(藤巻陣営)中、街頭演説やつじ立ちを繰り返している。
◇ ◇
「どうしてこんなに人が少ないんだ。これでは、ここで演説しても意味がない」
応援のため駆けつけた県選出の国会議員はあきれ、会場に着く寸前でUターンして帰ってしまった。今月3日、小林陣営が八千代市で行った街頭演説。知名度の高い三原じゅん子参院議員を迎えての訴えだったが、集まった聴衆はわずか20〜30人だった。「有権者が選挙に全く興味がないようだ」。自民市議はため息をつく。
千葉市花見川区で6日に行われた総決起大会でのことだった。「圧勝だから大丈夫でしょ」。小林氏は、こう支持者から声をかけられ、苦笑いするしかなかった。対抗馬の出遅れで陣営には「楽勝ムード」すら漂う。しかし、街頭演説に人が集まらないなど選挙戦の手応えを全く感じない。「(一本化で)野党票は割れないし、自民にも風は吹いていない」。鍵を握る無党派層がどう動くか。陣営は不安を募らせる。
◇ ◇
野党調整に加わらず、県内全13選挙区に候補を擁立した共産。2区では新人の小松実氏(66)が各地を回り、「消費増税中止」などを訴える。他の2候補が「『保守対保守』の色合いを見せている」と分析。反保守層の受け皿として票の掘り起こしを急ぐ。
× ×
民主に政権が移った前々回、自民が政権を奪還した前回と比べ、今回は安倍政権に対する信任投票の色合いが強く、突然の解散で政策議論も深まっていない。有権者に「しらけムードが広がっている」と言われる中、与野党の候補者はどう戦っているのか。注目選挙区を歩いた。=つづく
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◇小選挙区立候補者
【2区】
小松実 66 [元]県議 共新
小林鷹之 40 [元]財務省職員 自前(1)
藤巻健太 31 [元]銀行員 維新
2400
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:36:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141211ddlk12010254000c.html
2014衆院選:注目区ルポ 5・6区 「第三極票」読み切れず 「吹かぬ風」に戸惑いも /千葉
毎日新聞 2014年12月11日 地方版
「村越に協力してくれませんか」
衆議院が解散された3日後。千葉5区にある市役所のフロアで、解党が決まったばかりのみんなの党所属の市議が携帯電話を切ると同時に、民主党の市議が手招きしてきた。協力要請に難色を示すと、「動かないでくださいね」と念を押されたという。この元みんなの市議は薗浦陣営の支援者からも「食事でもしませんか」と誘われ、断っている。解党したことで皮肉にも「人気」となった格好だ。
前回の2012年衆院選では、5区に民主元職の村越祐民氏(40)、自民党前職の薗浦健太郎氏(42)に加え、日本維新の会(現維新の党)、みんなが候補者を擁立するなど乱立。約8万票を獲得した薗浦氏が勝利した。次点の村越氏との差は約3万票。みんなの候補が約2万8000票を獲得しており、さらに維新などを加えた「第三極」の合計得票数は8万3000票を超えた。これらの票の行方次第で情勢が変わる可能性もある。
しかし、民主が大勝した前々回、自民が大勝した前回と比べ、今回は「風を感じない」ため、無党派層の動きが見えにくい。
村越陣営は、前回の第三極が集めた票について「大半が無党派の票」と分析。「1人でも多くの有権者に呼びかけていくしかない」とし、積極的に街頭演説などを行っている。薗浦陣営も「アベノミクス(安倍政権の経済政策)による株高が年金の運用益を生んでいる」など有権者の反応がいい話題を選んで訴え、「第三極票」の掘り起こしに懸命だ。
一方、共産新人の浅野史子氏(44)は街頭演説などに加え、「若いママたちとのつどい」などを実施。「女性が安心して働ける社会を」と訴える。無所属新人の石田和男氏(77)は政策ビラを作るなどしている。
◇ ◇
公示日前日の1日。前回6区のみんなの候補者だった鴈野聡氏(45)は支援者に電話をかけ続けていた。
「また6区から出られるように頑張ります。今回は(支援者の)思う方に投票してください」
自身は7区の候補者の応援を決め、公示後は6区で一切、活動をしていない。
前回の鴈野氏は約2万4000票を獲得した。これが仮に比例復活した民主前職の生方幸夫氏(67)の得票数(約4万6000票)に上乗せされると、勝ち上がった自民前職の渡辺博道氏(64)の得票数(約7万票)をわずかに上回る。
これまで過去5回にわたって議席を争ってきた渡辺氏と生方氏。小泉旋風が吹いた05年郵政解散は渡辺氏、政権交代した09年は生方氏、政権を奪還した12年は渡辺氏が勝利するなど「風」によって入れ替わってきた。しかし、今回は突然の解散で与野党の議論が深まっているとは言えず、両陣営とも「風は吹いていない」と断言。みんなや維新など、解党や野党調整で擁立を見送った「第三極」に前回流れた計6万7000票の行方に神経をとがらせている。
「敵は第三極だ」。公示日の渡辺氏の出陣式。支援者600人を前に応援あいさつに立った松戸市議が檄(げき)を飛ばした。渡辺陣営は組織の引き締めだけでなく積極的に街頭演説などを行い、アベノミクスの成果を強調。「浮動票」の上乗せを図る。
生方氏は街頭で演説する中で「前回のような逆風を感じなくなった」という。政策ビラを受け取ってくれる有権者も増えた。「安倍政権にレッドカードを」と、反自民票の受け皿になろうと必死で訴える。
これに対し、前回、維新公認で落選し、今回は次世代の党から出馬した元職の遠藤宣彦氏(51)は、みんなに所属していた県議と、共に活動している市議2人の応援を取り付けた。「これを軸にどこまで第三極票を取れるかが勝負」と意気込む。共産新人の三輪由美氏(59)は「消費税にも原発にも頼らない日本を」と訴え、自民との対決姿勢を鮮明にする。
2401
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:36:51
◇ ◇
5、6区は都内に通う「千葉都民」と呼ばる住民が多くを占め、無党派層も多い。みんななど前回の第三極の躍進は「自民にも民主にも投票したくない無党派」(民主関係者)が支えたといわれる。各陣営とも無党派が動く「風」を感じられない中、票の読み切れない戦いが続いている。=つづく
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◇小選挙区立候補者
【5区】
村越祐民 40 [元]外務政務官 民元(2)
薗浦健太郎 42 外務政務官 自前(2)
浅野史子 44 党県女性部長 共新
石田和男 77 不動産賃貸業 無新
【6区】
三輪由美 59 [元]県議 共新
渡辺博道 64 [元]副経産相 自前(5)
遠藤宣彦 51 [元]郵政省職員 次元(1)
生方幸夫 67 [元]副環境相 民前(5)
2402
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:37:48
静岡
http://www.sankei.com/region/news/141212/rgn1412120021-n1.html
2014.12.12 07:07
【衆院選2014】
注目選挙区ルポ 静岡1、3、4、6区
14日の衆院選投開票日まであと2日に迫った。投票率の低さが懸念されているが、県内の各陣営には党幹部クラスが応援に訪れるなど、選挙戦は大詰めを迎えている。注目が集まる4選挙区で、終盤戦の現状をルポする。(届け出順)
◇
◆1区 上川氏、緩み警戒 こつこつと
「急告! 気の緩みが生じていることは大変危険であり、実態は極めて厳しい」。マスコミの相次ぐ「自民優勢」報道を受け、上川氏の事務所には特大の張り紙がされた。
法相就任で団体推薦は2割増えたが、本人不在の期間も急増。最後の個人演説会も他候補の応援のため中止になるなど、「選挙中の半分しか地元にいない」。組織の緩みを警戒する選対は「報道に惑わされずこつこつ積み重ねること」とげきを飛ばし、組織票を固める地道な“お願い”を重視する。
牧野氏の陣営では、「逆風の前回に比べて街頭での反応はいい。報道ほど与党優勢とは感じない」と、地元の空気と全国の情勢とのギャップに戸惑う。市議時代から数えて選挙は8勝6敗、今回が15回目となる。その厳しさを知るだけに、繁華街だけでなく住宅地や中山間地まで足を延ばす。
若さと2年間の実績を前面に「国会で誰よりも質問してきた」と訴える小池氏は、有権者の関心低下に危機感を抱く。「投票に行こう」というのぼり旗の脇で、スタッフが「期日前投票もできます」と連呼する光景も見られた。
河瀬氏は、消費税10%の中止や原発再稼働反対を訴え、「一定の手応えを感じている」という。(田中万紀)
◆3区 野党調整、6万票はどこへ
「身を切る改革なくして増税なし。国会議員の定数削減に取り組む」。小山氏は9日午前、掛川市の街頭でこう訴えた。しかし、選挙区を譲ってもらった形の維新の鈴木望氏と交わした「浜岡原発はやめざるを得ない」との共通認識に触れることはなかった。小山氏陣営によれば、反原発を訴える鈴木氏の公約を引き継いだことで、支持層である電力関係労組の反発を招いたことが背景にあるという。「原発について曖昧にしてきたが、『なぜ原発に触れないのか』と多くの問い合わせがあった。終盤に向けて地域によっては立場をはっきりさせて訴えていくしかない」(小山氏陣営)と難しい舵取りを迫られている。
一方、宮沢氏の選対幹部は「鈴木氏の6万票をどれだけ分散させられるかが勝負」と分析。宮沢氏は2年前の衆院選で約9万4千票を集め、6万票余りを獲得した鈴木氏と小山氏を破った。しかし、今回、民主が野党調整に成功したことで、鈴木氏の支持票の行方を懸念。「自民に風が吹いていない中での野党共闘は脅威。票がどう動くか最後まで分からない」(選対幹部)と気を引き締める。
一方、伸び悩む共産・松浦氏の陣営は「浜岡原発の廃止を強く訴えて、反自民の受け皿になる」と2氏を追走する。(広池慶一)
2403
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:38:13
◆4区 「批判戦法」どう出るか
「今回の解散の理由の一つは政治とカネの問題。望月氏も疑惑を追及されている」。田村氏は10日夜、静岡市清水区で開いたミニ集会で支援者約40人を前に、望月氏の政治資金収支報告書に関する問題をストレートに批判した。
田村氏は選挙戦序盤から望月氏の問題を直接批判する「ネガティブキャンペーン」を展開している。ただ、陣営では、有権者に敬遠される恐れもあるこの作戦に「かなり迷いがあった」という。それでも「自民に勢いがある中、正攻法では厳しい」と、あえてリスクのある戦法を選んだ。
「今回は自由に運動ができない中での戦い。しっかり議席を守らなければ」。8日夜、国際会議に出発する前に望月氏は陣営に期待を込めてこう述べた。9〜12日まで地元を離れており、陣営関係者は「想像よりも差が開いておらず、苦戦している。本人不在は初めてなので何が起きるかわからない」と不安を漏らす。陣営では政治資金収支報告書の問題についてほぼ触れておらず、田村氏側のネガティブキャンペーンには「市民を不快にさせるだけでは」と意に介さない。
杉田氏は、中小企業の多い清水地区などでアベノミクスへの批判を展開。消費税再増税の中止などとともに支持の拡大を急いでいる。(大坪玲央)
◆6区 「横一線」渡辺氏に焦り
「この最も厳しい選挙区で勝たせてほしい」。選挙戦後半を迎えた8日、JR沼津駅前で勝俣氏の応援演説に立った安倍晋三首相は声を張り上げた。民主党が6回連続で小選挙区を制し、“民主党の牙城”とも言われる6区。今回は自民党から、石破茂地方創生担当相や小泉進次郎内閣府政務官らが続々と応援に入り、選対幹部は「前回が約1万2千票の僅差だったこともあり、党本部の強い期待を感じている」と表情を引き締める。約3万票とされる公明票を取り込もうと、前回は受けなかった公明党の推薦も取り付けた。街頭演説では「比例区は公明に」と連呼する徹底ぶりだ。
序盤に優勢を伝えられた渡辺氏の陣営では、勝俣氏の追い上げに危機感を隠さない。陣営幹部は当初、「民主党への逆風は弱まった」として前回得票数から1万5千票ほどの上乗せを予想していたが、中盤以降は報道各社の「勝俣氏と渡辺氏が横一線」という情勢分析が相次ぎ、焦りの色が浮かぶ。大票田である沼津市で低投票率が予想されていることも「組織票の影響力が大きくなる」と懸念材料の一つになっている。
佐藤氏は伊東市議を9期務めた母親の地盤に加え、消費税再増税中止などを訴え浸透を図っている。(村嶋和樹)
2404
:
政治評論家
:2014/12/12(金) 19:39:52
開票率が8割程度になっても当確を出せない本当の激戦区がどのくらいあるか考えると、今回は無いように思える。
大阪府内の維新が逆転できる可能性があると判断して遅れるのがあるかもしれないけど当選は厳しいと思う。
2405
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:46:22
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141212/plt1412121526005-n1.htm
自民激震 都市部で民主“巻き返し” 「優勢」報道に緩む陣営のスキ付く (1/2ページ)
2014.12.12
終盤にきて追い上げる海江田氏【拡大】
衆院選の最終盤になって、各都道府県の中心部などで、民主党候補が巻き返している。報道各社の「自民党300議席超も」といった情勢調査を受け、官公労に加えて企業労組が本格的に動き出したとみられ、これが無党派層にも影響しかねない。自公与党では「揺り戻しがきた。残り2日、気を引き締めないとやられる」と危機感をあらわにしている。
選挙期間中、報道各社と政党はそれぞれ、世論調査と期日前投票の出口調査を頻繁に行っている。当然、水面下で情報交換を行っているが、自民党関係者はあるデータを見て、身震いした。
「10日から期日前投票の数が急激に伸びていた。県庁所在地がある1区と周辺の2区が突出していた。民主党を支持する労組の動員のようだ。投票率が低ければ、ひっくり返されかねない」
今回の衆院選は、選挙戦序盤で「自民党300議席超え」「民主党伸び悩み」という情勢報道が流れた。民主党では海江田万里代表(東京1区)を筆頭に、枝野幸男幹事長(埼玉5区)、平野博文元官房長官(大阪11区)、樽床伸二元総務相(同12区)らも「苦戦」「大接戦」と判定されたが、終盤で追い上げてきたのだ。
「海江田氏が猛烈な追い上げをみせている。自民党大物弁士が連続投入された枝野氏についても『何とか抜け出せそうだ』とみているという。序盤の優勢報道で自民党支持者が緩んでいる。投票依頼の電話をしても『今回は投票所に行かなくても大丈夫でしょう?』とノンビリしている支持者が多い。アナウンス効果が悪い方に出ている。党幹部も『あれは選挙妨害だ』とカリカリしている」(前出の自民党関係者)
投開票日の14日、日本列島は猛烈な寒波に襲われる予想となっている。特に、北海道から中国地方の範囲では積雪もあるという。自民党支持者が弛緩(しかん)したままでは、各地で逆転もあり得る。
元外相秘書官で元NHK記者の渡部亮次郎氏は「今回の選挙報道は、意図的ではないにしろ、私には納得できない。特に一部の新聞は『自民党独り勝ちでいいのか』と、無党派層を野党に誘導するような記事を書き続けている。民主党政権の3年3カ月を忘れたような報道だ。『選挙は最後の3日間』という。有権者は冷静になって投票すべきだ」と語っている。
2406
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:47:38
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141212/plt1412121550001-n1.htm
【激突!!師走決戦】おわび一辺倒も“優子フィーバー” 本当の試練は選挙後か… 群馬5区 (1/2ページ)
2014.12.12
政治資金問題で経産相を辞任した小渕優子氏は、1日30〜40回もの演説をこなす超人的なおわび行脚を展開していた。選挙カーに乗っていても有権者を見つければ、駆け寄って握手、そして握手…。行く先々で、年配の支持者らに「頑張ってねー」と声をかけられるなど、人気は絶大だ。政治資金の問題は目下捜査中だが、地元は“優子フィーバー”でわいていた。
8日正午前、小渕氏が群馬県安中市の国道沿いの空き地に現れると、寒空の下、約80人が拍手で出迎えた。
スカイブルーのジャンパーを着た小渕氏は選挙カーを降りると、有権者の方に向かってダッシュ。SPとみられる男性2人と、同行記者も後に続いた。「おばあちゃん、足どうしたの?」「手が冷たくてごめんね」…。短い会話を交わしながら全員と握手して回った。
約2分の演説の内容は少し「アベノミクスの効果」に触れたものの、おわび一辺倒だ。
「今までになく苦しい選挙です。ご心配をおかけし、心からおわび申しあげます。もう一度信頼をいただけるようしっかり調査致しますので、皆様のご支援を心からお願い致します!」
深く頭を下げ、悲壮な表情で謝る小渕氏に、「頑張れー」「みんなで書くからねー」と次々と温かい声援が飛んだ。
演説が終わると、次の場所へと急ぐ。1カ所の滞在時間は5分〜10分という短さだが、熱気と濃度は濃い。
近くに住む80歳の女性は「(政治資金の問題があっても)何も変わりない。女の人は団結しちゃっているよ。元気そうで良かった」とうれしそう。なぜ応援するのか聞いてみると、80代の男性は「親戚(しんせき)みたいなものだから。恵三(元首相)さんの2回目の選挙から、ずっと応援している。恵三さんがうちに来たときに撮った写真もあるんだ」と誇らしげに話した。
東京生まれ東京育ちの小渕氏も地元に溶け込んでいるようで、旧知の女性支持者らと抱き合い、「選挙に勝つまで泣いちゃダメだよ」と励まされ涙ぐむ一幕もあった。
前回の2012年衆院選では、党内屈指の人気弁士として他候補の応援に呼ばれ、7時間しか地元にいなかったという小渕氏。“ナマ優子”に喜ぶ有権者も多く、介護施設から手を振る年配の入居者の姿を見て小渕氏が駆け寄っていくと、若い職員たちは「本物だー」と大興奮だった。
醜聞を引きずる選挙戦だが、「相手の候補の名前も分からない。前回よりも票を伸ばすかも」(支持者)と圧勝が予想されている。本当の“試練”は、政治団体の捜査が本格化する選挙後となりそうだ。 (上塚真由)
2407
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:49:30
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141212/plt1412121140003-n1.htm
東京は全25区で民主「当確」ゼロ 菅直人氏は比例復活も… 大阪の維新は? (1/3ページ)
2014.12.12
《表の見方》 ※届け出順。上から順に当落予測、氏名、年齢(投票日基準の満年齢)、☆は比例代表との重複立候補者、党派の略称、前元新別。 ※当落予測の◎は「当選確実」、◯は「優勢」、△は「やや優勢」、▼は「やや劣勢」、無印は「苦戦」。上段が政治評論家の小林吉弥氏、下段が夕刊フジの予測。 ※党派の略称は、自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、次=次世代の党、共=共産党、生=生活の党、社=社民党、改=新党改革、幸=幸福実現党、諸=諸派、無=無所属。【拡大】
第47回衆院選(14日投開票)の選挙戦が、いよいよ大詰めを迎えた。政治評論家の小林吉弥氏と夕刊フジが、東京、大阪全44選挙区の終盤情勢を分析したところ、与党圧勝報道に伴う「アナウンス効果」の影響か、接戦区で与党候補がさらに優位に立つケースが続出していることが判明した。特に、東京の民主党は、「選挙に強い」とされてきたベテランや党幹部も軒並み厳しい戦いを強いられ、「当確」ゼロの状態だ。菅直人元首相にいたっては、比例復活すら逃しかねない窮地に陥っている。
「不安がないわけではないのは、いつの選挙でも一緒です…」
民主党の枝野幸男幹事長は10日午後、地元・さいたま市のJR大宮駅東口での街頭演説後、自民党の攻勢について記者団に問われ、こう答えた。
平静を装ってはいたが、前日の安倍晋三首相をはじめ、自民党大物弁士が自身をターゲットにして連日選挙区に乗り込んでくる現状に、表情の陰りは隠せなかった。
最近、野党幹部の口から飛び出すのは、この類いの“泣き言”ばかりだ。
民主党の海江田万里代表が「(自民党の戦略は)嫌がらせですよ。嫌がらせです!」と、泣き出さんばかりの表情で訴えたかと思えば、維新の党の松井一郎幹事長(大阪府知事)も「もし負けても、復活当選できるような比例票を掘り起こすのがわれわれの仕事や」と、敗北覚悟とも受け取れる言葉を漏らす…。
ただ、別表の予測結果を見れば、弱音の1つも吐きたくなるのは当然かもしれない。小林氏が解説する。
「選挙戦序盤で『自民300議席超』といった与党圧勝予測が報じられたため、アナウンス効果によって接戦区で自民党候補が競り上がってきた。有権者の間で根強い『野党に期待が持てない』という空気も、この傾向に拍車をかけた」
選挙報道によるアナウンス効果には、勝ち馬に乗ろうとする有権者が増える「バンドワゴン効果」と、劣勢の候補者や政党が支持を集める「アンダードッグ効果」の2種類があるとされるが、日ごろの野党のふがいなさも手伝い、前者が顕著に現れたというわけだ。
この結果、選挙に強いとされてきた民主党の松原仁元国家公安委員長(東京3区)ですら、自民党の石原宏高氏に先行を許している。「ミスター年金」こと長妻昭元厚労相(同7区)は、かろうじて優勢は保っているが、「有権者に『社会保障のプロ』として信頼を得ていた前回衆院選のような勢いはない」(小林氏)という。
民主党の中でも、絶体絶命の危機にあるのが菅元首相(同18区)だ。
ある世論調査によると、前出の海江田氏や松原氏は、選挙戦序盤と終盤を比べると巻き返す傾向がみられるが、菅氏の場合、対立候補である自民党の土屋正忠元総務政務官に差を広げられている。小林氏が続ける。
「街頭に立っても、かつてのような熱気はなく、民主党政権時代までは見られた人だかりもできない。首相在任中に発生した原発事故への対応のひどさも尾を引いているのだろう。地元でも確実に『菅離れ』は進んでおり、比例復活に届くかどうかの瀬戸際にある」
市民活動家出身の菅氏の人気は、無党派層からの支持による「風」で支えられてきた。対する土屋氏は、選挙区内の武蔵野市で市議を2期、市長を6期務めており、組織的な選挙基盤を武器に堅調に菅氏を引き離しているようだ。
「与党優勢・野党劣勢」という流れの中にあって、東京12区では興味深い傾向が見てとれる。
堅固な地盤を持つ公明党の太田昭宏国交相の優勢は揺らがないが、次世代の党の田母神俊雄元航空幕僚長がじわじわと支持を広げているのだ。
ある調査では、田母神氏は選挙戦序盤から2倍以上ポイントを伸ばし、その半面、生活の党の青木愛幹事長代理は6割弱に下がっている。「非太田票」が、田母神氏に集まっているようだ。
2408
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:49:41
一方、橋下徹共同代表(大阪市長)率いる維新の党と自民党のつばぜり合いの行方が焦点となっている大阪でも、与党優勢の傾向は強い。
維新の公認候補14人のうち、「やや優勢」以上の判定となったのは、松井氏側近で元堺市議会議長の馬場伸幸氏(17区)ただ1人だ。小林氏の予測では、これに「浪速のエリカ様」こと上西小百合氏(7区)ら3候補が加わるが、いずれにしても壊滅に近い状況といっていい。
三つどもえの混戦となっていた10区では、維新の松浪健太国対委員長が、民主党の辻元清美元首相補佐官と自民党の大隈和英氏に先行を許している。同じく3候補が競り合っていた11区でも、自民党の佐藤ゆかり前参院議員が頭一つ抜け、その後を民主党の平野博文元官房長官が追い、維新の伊東信久氏は後塵(こうじん)を拝している状態だ。
ただ、「維新壊滅」の観測には首をかしげる向きもある。自民党大阪府連関係者が振り返る。
「2013年夏の参院選の大阪選挙区(改選数4)では、『維新候補がトップ当選を逃す』という下馬評が流れ、『橋下維新もこれで終わりか…』という見方が広がった。しかし、フタを開けると維新が1位。追い詰められたときの維新の底力はおそろしい」
今回は本丸の大阪で面目を保つことができるのか。維新関係者にとって正念場の追い込みが始まる。
2409
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:51:34
徳島
http://www.sankei.com/west/news/141212/wst1412120034-n1.html
2014.12.12 17:00
【最前線をゆく】
“影の総理”が走る「0増5減」の街
(1/3ページ)
区割り変更された地域で演説する立候補者。手探りの選挙戦が続いた=徳島県阿南市
今回の衆院選で「一票の格差」を是正するため、選挙区の「0増5減」が行われ、5県で選挙区が3から2に減った。これに伴い区割りが変更されたため、陣営は手探りの選挙戦を続けるが、危機感が有権者に思うように伝わらない歯がゆさも垣間見える。
区割り変更すら知らない有権者も
県都の徳島市を含む徳島1区。旧3区で4度も争った自民前職の後藤田正純(45)、民主元職の仁木博文(48)がともにスライドし、大票田で“新人”のような戦いが続く。
徳島市を主とした旧1区を長らく牙城としたのが民主党の元官房長官、仙谷由人(よしと)。だが2年前の前回選挙で落選し、今回不出馬を決めた。代わって1区に立ったのが旧3区の仁木だ。
仙谷は仁木の選対本部長として地元を行脚し支持を訴える。仁木は「徳島市では出遅れているが、仙谷さんの支持者が多くいる。この票を取り込みつつ、民主党のリボーン(生まれ変わる)を掲げ、保守層にも訴えたい」と意気込む。“影の総理”と呼ばれた仙谷に頼り、県都攻略を図る。
後藤田と仁木が争った旧3区は、県第二の市である阿南市や小松島市などが1区に、残りが2区に吸収された。2人が新たに開拓を迫られた徳島市は1区の有権者の57%も占め、ここでの勝敗が当落を左右する。
「カミソリ後藤田」の異名をとった元官房長官の正晴を大叔父に、女優の水野真紀を妻にもつ後藤田は徳島市で知名度は勝るが、後援会事務長の神山町長、後藤正和は楽観していない。「区割りの変更すら知らない有権者もいる。『結果は分かっているから投票に行かなくてもいい』という声もある。有権者の動向がつかめず、徳島市の浮動票が相手に流れるようなことがあれば安心できない」
1区には、共産新人の古田元則(66)も立候補。旧1区で出馬した前回に続く挑戦となり、消費税増税の中止や原発再稼働の反対などを訴える。
微妙な緊張感漂い「一枚岩」は?
「新2区は高木さんに戦ってもらうことになった。必勝をお願い申し上げる」
福井2区の大票田、鯖江市で2日に行われた自民前職、高木毅(58)の出陣式。選対本部長を務める自民前職、山本拓(62)がそう訴えた。
2人には微妙な緊張感が漂っていた。福井県は0増5減で選挙区が3から2に減少。山本は自らの旧2区が1、2区に分割・吸収されたため、旧3区の高木と2区の公認を争ったが、最後は敗れた。代わりに比例の上位で処遇された経緯がある。
旧2区から2区に編入された鯖江市は山本の地盤だ。高木は「山本先生の高い見識のもと、新しいふるさとのために頑張る」と声を上げたが、山本と目も合わさず選挙カーに乗り込んだ。一枚岩になれるか、難題を抱えたままだ。
一方、2区の民主新人、辻一憲(49)。元職の不出馬表明で急遽(きゅうきょ)白羽の矢が立ったが、党県連の擁立発表は衆院解散2日後の先月23日だった。父は衆参両議員を計6期務めた辻一彦。陣営は一彦の知名度を頼る。4日に福井入りした代表の海江田万里は「一憲さんはおやじさんよりもいい男」と持ち上げた。
一方、共産新人の宇野邦弘(63)は全県1区の参院選、知事選の出馬歴がある。選挙区の拡大も「むしろやりやすい」と話す。
「農業票」の行方
区割り変更の影響は福井1区の選挙戦にも表われている。もともとは旧1区の自民前職、稲田朋美(55)は公示後、旧2区から加わった坂井市などを集中的に回った。
「農協改革とは中央会の改革。現場の農協を強くし農家の所得向上を目指す」
一帯は県内屈指の農業地帯で強固な保守地盤だが、農協改革、米価下落などが影を落とす。新たな区域に後援会を持たない稲田陣営にとって頼りは地方議員が支部長を務める党支部だ。
対抗する維新新人、鈴木宏治(41)の陣営は「農協の上層部と組合員に意見の相違を感じる」。農家の表立った支持はないが、ポスター貼りの協力など好感触があるという。
共産新人の金元幸枝(56)は米価下落の緊急対策を強く訴え、農業票の取り込みを狙っている。
(敬称略)
2410
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:52:15
http://www.sankei.com/west/news/141212/wst1412120033-n1.html
2014.12.12 15:00
【最前線をゆく】
「何のための選挙」爪痕残る被災地に訴えは響くか 広島3区・長野2区
(1/3ページ)
土砂災害の爪跡がまだ生々しい被災地近くの広島市安佐南区の国道を走る選挙カー
今年、日本列島は大きな自然災害に見舞われた。8月の広島土砂災害、9月の御嶽山(長野・岐阜県)噴火、11月の長野県北部地震…。復興に向けて歩み出しているそれぞれの被災地でも、衆院選の立候補者の訴えが響く。住民は一日も早い復興を祈りながら、選挙戦の行方を見つめている。
がれきと土砂片付いた程度
土砂災害で74人が犠牲となった広島市安佐南、安佐北両区を選挙区に抱える広島3区。3人の候補者のうち1人は選挙事務所を安佐南区の国道沿いに構え、すぐ近くに迫る山肌には土石流の爪痕が今も生々しく残る。
その土石流が押し寄せた先にあった県営緑丘住宅では、114世帯244人の入居者から2人の犠牲者が出た。復旧作業では土砂の除去などが優先されたため、緑丘住宅は強度調査が後回しにされた。構造上の大きな損傷がないことが判明し存続が決まったのは今月に入ってからだ。
全半壊住宅は361棟を数えたが、現在、避難所暮らしを強いられているのは1世帯3人に減った。一方で、一時避難先になっている公営住宅などに身を寄せるのは11月下旬段階で約1700人にも上っている。
緑丘住宅の入居者の多くも一時避難先の公営住宅などに移ったままで、近くの八木ケ丘団地町内会副会長、山根健治(68)は「復興が進んでいるといわれるが、がれきと土砂が片付いたくらい。選挙期間中に政治の空白期間ができるが、復興に遅れがないようにしてほしい」と話す。
投票率かなり下がる可能性
候補者には八木地区の住人がいる。2度目の当選を目指す民主元職の橋本博明(44)だ。発生後1カ月半はほぼ毎日、災害ボランティアとして活動したという。
公示日の2日に行われた出陣式の第一声では「ボランティアを通じ、困っている人を支えるのが政治の役割だと改めて感じた」と、自らの体験を語り支持を訴えた。
共産新人の清水貞子(67)はたびたび被災地で要望を聞いてきた。安佐南区でも街頭演説に立つことが多く、「若い人が結婚し安心して子育てができる社会に」と強調しつつ、被災者の生活再建を訴えている。
土砂災害を受け、改正土砂災害防止法が11月に成立したが、6度目の当選を目指す自民前職、河井克行(51)は改正案を検討する党のプロジェクトチーム座長として議論を進めてきた。災害発生後には、首相の安倍晋三に何度も被災状況を説明して早期の復旧復興を要請してきたが、選挙戦ではこうした活動実績を強調している。
ただ、土砂災害を経験して強まった有権者の「安全・安心」への思いが、そのまま投票率アップにつながるかは不透明だ。一部陣営からは「有権者には『何のための選挙か』という思いが特に強く、投票率がかなり下がるのではないか」との声も出ている。
衆院選が契機になれば
長野県北部地震で住宅の倒壊が相次いだ白馬村。この冬初めてまとまった雪が積もった4日、長野2区で出馬した候補者はJR白馬駅前でマイクを握り、「避難の仕組みづくりなど防災に力を入れる」と住民に語りかけた。
被災地では倒壊した住宅の撤去が進められているが、年内の完成を目指す仮設住宅の建設も降雪の影響による遅延が予想される。
住民には、この時期の衆院選に対する不満と期待が交錯する。堀之内地区の中村佐代子(81)は地震で自宅が崩れた。避難先に指定された宿泊施設に身を寄せるが、冬の観光シーズンが始まり、滞在期限は18日までだ。「住むところはどうするのか。選挙どころではない」と憤る。
ただ、政治に先行きへの不安を解消してもらいたいという声もある。この地区で商店を営む鎌倉かおり(45)は5日、住宅を兼ねる店舗の整理に訪れた。幸い建物に大きな被害はなかったが、営業再開には二の足を踏む。「顧客は周辺住民で、被災して誰もいなくなった。衆院選を契機に活気を戻してもらいたい」
(敬称略)
◇
衆院選は最終盤に差し掛かった。候補者が生き残りをかけて争う「最前線」を追った。
2411
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:53:27
http://www.sankei.com/west/news/141211/wst1412110052-n1.html
2014.12.11 15:20
【衆院選2014】
民主・枝野氏「暮らしの声」、維新・橋下氏「告げ口する」、共産も大物…終盤戦“保守王国”で舌戦
(1/2ページ)【維新の党】
終盤戦に入った衆院選では、和歌山県内に候補者を擁立した各党幹部が相次いで和歌山入りし、公認候補への支持を訴えている。10日には民主の岡田克也代表代行と維新共同代表の橋下徹大阪市長が来県。知名度の高い“大物政治家”の応援で、支持拡大を図りたい考えだ。
自民は総裁の安倍晋三首相が4日に和歌山入りし、和歌山1区の公認候補とともにアベノミクスの実績を強調。和歌山2区には、宮沢洋一経済産業相や甘利明経済再生担当相、石破茂地方創生担当相が続々とかけつけた。石破氏は6日夜に海南市内で開かれた個人演説会で、「地方が日本を引っ張る時代を作っていきたい」と力を込めた。
民主は岡田氏が10日朝、JR和歌山駅前で和歌山1区の公認候補とともに演説し、通勤客らに支持を訴えた。5日には枝野幸男幹事長が和歌山市内の演説会で「暮らしの声を届けるため、力を貸していただきたい」と呼びかけたほか、8日には福山哲郎政調会長が1区入り。12日には蓮舫参院議員が応援に入る予定。
維新の橋下氏は10日午前11時すぎ、JR海南駅前で公認候補とともにマイクを握った。消費税増税の一方で、国会議員の給与が月25万円上がったことについて「国民は政治家にばかにされている。政治のおかしさを告げ口するのが維新の役割」と訴えた。
1〜3区の全てで候補者を擁立した共産は、9日に市田忠義副委員長が3区の田辺市で街頭演説。2区には11日、穀田恵二国対委員長が街頭に立つほか、12日には山下芳生書記局長が1区で応援演説をする予定。陣営関係者は「山下さんはテレビの討論番組にも出演しており、街頭に立つことで盛り上がる」と話した。
2412
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:54:13
http://www.nishinippon.co.jp/feature/representatives_election_2014_fukuoka/article/132861
高島市長が候補者支援、自民市議団に波紋 12日にも抗議文
2014年12月12日(最終更新 2014年12月12日 03時00分)
衆院選福岡1区をめぐる自民党の“分裂劇”の余波に、同党福岡市議団も揺れている。11月の市長選に自民、公明両党推薦で再選した高島宗一郎市長が、前回自民公認として1区で初当選した無所属前職の井上貴博氏を支援。前回、自民比例九州で議席を得た無所属前職の新開裕司氏を支援する市議らが反発を強めており、同市議団は11日、高島氏へ抗議文を提出する方針を固めた。来春の統一地方選を控えた混乱に、市議団幹部は顔をしかめる。
高島市長は衆院選公示の2日、井上氏の出陣式に出席。6日には選挙カーに乗り、井上氏支持を有権者に訴えた。井上氏は、市長選で高島氏を支援した麻生太郎副総理の派閥に所属。高島氏は9日の記者会見で、井上氏支援の理由を「共倒れは良くない。高度な政治判断だ」と述べた。博多区選出の県議や市議は主に井上氏を支援している。
収まらないのは、新開氏を支える主に東区の県議や市議たちだ。同党の東区支部は公示前、同党県連に新開氏を1区公認とするよう文書を提出。10日の決起集会には、新開氏が秘書として仕えた古賀誠元幹事長、山崎拓元副総裁もあいさつに立った。かつて自民党派閥の領袖(りょうしゅう)だった2人を援軍に据え、一歩も引かない構えだ。
新開氏側に配慮し、高島市長に「応援のバランスを考慮すべきだ」と申し入れていた市議団は11日の会合で、12日にも抗議文を提出する方針を確認。一方、公明党市議団は「1区は自主投票」(幹部)として、自民側の“お家騒動”と距離を置く。
自民市議団は市長選でも、一部が高島氏の対抗馬だった元市議を支援。市議団が厳重注意処分とするなど混乱した。来春の市議選を控え、ある市議団幹部は「議員団としてまとまらなくなってしまう」との懸念を示した。
=2014/12/12付 西日本新聞朝刊=
2413
:
チバQ
:2014/12/12(金) 19:59:42
岐阜
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/gifu/CK2014121102000298.html
宙に浮く”藤井支持票”の動向は 4区、比例単独出馬で
十四日の衆院選投開票日に向けて、自民、維新、共産各党の候補が論戦を展開する4区。選挙区南部に支持基盤をもつ次世代の党前職、藤井孝男さん(71)は、比例東海ブロック単独で出馬しており、小選挙区ではどの候補にもくみさない方針だ。維新、自民の両陣営は、藤井さん支持層の動向を気に掛ける。
「小選挙区は、何て書けばいいんだろう。白票が増えるんじゃないか」
衆院解散から三日後の十一月二十四日、美濃加茂市内のホテルで開かれた藤井さんの後援会役員会の後、出席した六十代の男性がこぼした。4区での出馬を検討していた藤井さんは、その場で支援者二百人に比例単独の選択を告げた。小選挙区は「各自の判断」とのこと。七十代の女性は「小選挙区も藤井さんって書こうかな」と苦笑した。
藤井さんは衆院選五回、参院選四回当選のベテラン。郵政民営化をめぐって自民党を離れ、無所属で戦った二〇〇五年の衆院選4区では二万八千票差で落選したものの、九万八千票を獲得している。
今衆院選、宙に浮いた形の“藤井支持票”に対し、維新の党前職の今井雅人さん(52)と自民党前職の金子一義さん(71)の両陣営は取り込みを狙う。
今井さんは二〇一二年の前回選、藤井さんと同じ日本維新の会(当時)に所属。比例単独に回った藤井さんから後援会幹部を紹介してもらうなどの支援も受け、4区で比例復活した。維新の会の分党でたもとを分かったが、「一緒に戦ったつながりはある。維新の政策を藤井さんの支援者にも理解してもらえれば」と期待する。
金子さん陣営も、中濃地域の藤井さん支援者らに支持を呼びかける。藤井さんは「立ち上がれ日本」に参加する二〇一〇年まで、一時期を除き三十年近く自民所属の国会議員だった。支援者同士の顔も利くといい、陣営幹部は「藤井さんの支援者には自民党員も多い。正直に支持を頼みに行く」と意気込む。
一方、共産党新人の伊嶌明博さん(63)は「政策が違うので、藤井さん支援者の支持は得られないだろう」と静観している。
(衆院選取材班)
2414
:
チバQ
:2014/12/12(金) 20:00:20
滋賀
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/shiga/CK2014121202000223.html
焦点は無党派層に 終盤ルポ3区
写真
通勤通学の利用者らで混雑する平日夜のJR草津駅。ロータリーで約一時間にわたって演説や有権者との握手を繰り返した武村さんは、隣の南草津駅に移動するために一人ホームで電車を待っていた。理由は「車より早いから」。
陣営が最も重視するのは無党派層の取り込み。前回選挙時に毎晩複数箇所で開いていた個人演説会を原則各市一カ所に減らし、その分を駅頭での訴えに時間を割く。訴えるのは経済再生や「琵琶湖再生法」成立に向けた思いだ。
優勢だと伝わる情勢にも「選挙期間中に(相手の)知名度が上がり、必ず詰められる」と気持ちを緩めない。それでも総括責任者の奥村芳正さんは、つじ立ちやミニ集会の積み重ねを通し、「これまで三日月大造知事を支持していた層への浸透にもつながっている」と手応えを口にする。
対する小川さんは土曜の午前、後援会長の嘉田由紀子前知事と草津市内を練り歩いた。底冷えの寒さだったが、聞き覚えのある声、見覚えのある顔に多くの人が家から飛び出し手を差し出した。
陣営は嘉田氏の“集票力”に期待する。選挙区の九百枚の候補者ポスター全てに顔写真。インターネットでは応援メッセージの動画配信も。選対本部長の大井豊さんは「時間がない中でやれることは限られている」。知名度不足による序盤の劣勢は織り込み済み。「ポスターのおかげで(有権者の反応が)温かくなってきた」(小川さん)と悲観はしていない。
小川さんも個人演説会は一日一カ所程度にとどめ、不特定多数が集まる駅などで笑顔を振りまく。「顔と名前を知ってもらえたら流れは変わる」。自身に言い聞かせるように前を向く。
二人を追う形の西川さんは公示以降、市議や共産党の後援会員と連携し、選挙活動を展開。街頭演説は一日二十カ所で行い、個人演説会を一日平均二会場で開く。「孫に借りた」という黒のダウンを着て、寒さをものともせず有権者に主張を届ける。
日曜日の夕方のJR草津駅。西川さんは「格差を拡大する」としてアベノミクスを批判。消費税増税中止、原発再稼働反対に関しても立場の違いを鮮明にした。「自民と対決できるのは共産党だけだということを訴えたい」と話す。
共産が議席を増やすとの情勢報道も励みになる。選対の馬場美代子さんは「有権者の期待を感じる。比例近畿ブロックでの議席増も目指し最後まで戦い抜く」と力を込める。
2415
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チバQ
:2014/12/12(金) 20:06:38
http://www.kanaloco.jp/article/81515/cms_id/115950
14神奈川衆院選:注目区を行く〈16区=厚木・伊勢原市、相模原市緑・南区の一部、愛甲郡〉
2014.12.12 03:00:00
◇無党派層狙い「横一線」
同じ40代で互いをライバル視する自民・義家と民主・後藤。2012年の前回衆院選を8千票差で制した義家に、比例で復活した後藤が雪辱を期す。生き残りを懸けた議席争奪戦は、前回にも増してヒートアップしている。
公示直後の4日、報道各社の序盤情勢分析は「自民300超の勢い」と自民優勢を伝えた。だが、両陣営の見方は「16区は別、横一線」で一致する。「油断した方が負ける」と締め直しに懸命だ。
「私にとって大切な若きホープ。どうか勝つために力を与えてほしい」
11月30日、義家の応援で選挙区入りした首相・安倍晋三が、本厚木駅北口を埋める有権者に訴えた。翌12月1日には厚木市内のホテルで国政報告会を開催。義家は両日の「ダブル決起集会」に計約4千人を集め、公示前から気勢を上げた。
地盤を引き継いだ旧亀井善太郎後援会の主要メンバーと、自民系地方議員が支える義家陣営。突然の解散で準備期間が短く、態勢固めに遅れも見られたが、選挙後半戦に入り、地力を発揮し始めた。
党幹事長の谷垣禎一、官房長官の菅義偉といった大物弁士が次々来援。前回は落下傘との声もあった義家は、圏央道などインフラ整備の実績を掲げ「地元創生」をアピール、当落の鍵を握る浮動票の取り込みを狙う。
一方の後藤陣営は、戦術面で違いをみせる。
「誰に入れるか迷っている方はぜひ投票に行ってください。このまま独裁的な安倍政権に託せますか」。日曜(7日)の小田急相模原駅前。肉声で訴える後藤に、買い物客らが握手を求めて駆け寄る。自転車のペダルをこぎ路地裏まで入り込む「どぶ板選挙」で、「あと一歩」と訴える。
地元出身。県央地区の政経界に多くの人材を輩する県立厚木高校の同窓会に働き掛け、「個人票」をいち早く固めた。OBらをフル稼働させて後藤支持を広げる作戦は、前回、民主への逆風をはねのけて強さは実証済み。
8日には前回維新で立候補した富山泰庸が応援演説し、「自分に投票してくれた方は、今回後藤祐一へ」と訴えた。野党一本化となった構図を前面に出し、反自民票の結集を目指す。
共産・池田は前回に続く立候補で票の上積みを狙う。演説では政治に関心が薄い若年層を意識し、「集団的自衛権の行使、ダメよ〜ダメダメ」と流行語を取り入れて支持を訴える。
前回同様、各社が世論調査を実施するたびに首位が入れ替わる県内屈指の激戦区。各陣営は、師走の気温並みに冷え込んだ有権者の反応に気をもみながら最終盤を迎えた。 =敬称略
◇16区(厚木・伊勢原市、相模原市緑・南区の一部、愛甲郡) =敬称略、届け出順
後藤祐一45☆民 前(2)
池田博英52 共 新
義家弘介43☆自町前(1)
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チバQ
:2014/12/12(金) 20:09:04
奈良4
http://www.nara-np.co.jp/20141212085747.html
前職、盤石の戦い - 元、新、追い上げ懸命/'14衆院選
2014年12月12日 奈良新聞
4区は、保守地盤を背景に自民党前職の田野瀬太道(40)がリードし、民主党元職の大西孝典(58)と共産党新人の山崎タヨ(64)が追う展開だ。
田野瀬は元職の父から引き継いだ後援会組織をフル稼働。時代の流れか、組織の緩みも垣間見えるが、父が小まめに各地を回るなどして維持に奔走。本人も精力的に支持を訴える。11日夜には橿原市内で800人規模(陣営発表)の決起集会を開き、終盤戦に向けてボルテージを上げた。
無党派層にも浸透を見せ、優勢を維持するが、陣営は「最初から最後まで気を引き締める」とし、前回得た約8万2千票以上を狙う。
大西は、前田武志参院議員の後援会や連合奈良の支援を受ける。民主党支持層をまとめるが、党離れの影響は避けられない見通しだ。
陣営は「厳しい選挙」とし、比例復活当選も視野に「どんな形でも議席をつくっていただきたい」と訴える。前回獲得した約3万6千票に加え、日本維新の会(当時)の新人が得た約3万6千票を取り込めるかが巻き返しの鍵。大票田の橿原市では、無党派層にも投票を呼び掛ける。
山崎は、固い共産党支持層を中心に浸透を図っている。駅立ちや街頭の演説では、憲法9条堅持や消費税増税反対など、党の政策を主張し、政権批判票の受け皿としてアピール。前回の約1万1千票からの上積みを狙う。
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チバQ
:2014/12/12(金) 20:09:53
奈良3
http://www.nara-np.co.jp/20141212085656.html
前職優勢の展開 - 「民主票」狙う各陣営/'14衆院選
2014年12月12日 奈良新聞
自民党前職の奥野信亮(70)が組織票を核にリード、維新の党新人の栗原絵里子(46)がこれを追う。共産党新人の正木敦(43)も党派を超えた支持を集めている。民主党空白区で、各陣営が支持層取り込みに力を入れる一方、意中の候補を決めていない有権者も多い。
奥野陣営は組織票を固めるほか、公示後に公明党の推薦が決定、地域ごとに開いている個人演説会にも公明党の地方議員が駆けつけた。
陣営は「市民の選挙への関心がいまひとつ」と話し、浮動票の掘り起こしに力を入れる。
栗原陣営は「街宣中に家の中からわざわざ出て聞いてくれる人が増え、手応えは徐々に良くなっている」と話す。栗原も夕方、区内の主要駅でマイクを握った後、王寺駅前で深夜まで通勤帰りの有権者に声をかけているという。
形勢逆転に向け、「もう1カ月あれば」と陣営。出遅れの取り戻しが鍵となりそうだ。
正木陣営は「集団的自衛権を行使して戦争する国づくりや、消費税増税をきっぱりストップを」と訴え、支持を広げてきた。陣営は「共産党に入れるか迷っている人は多い。そういった有権者に声をかけ切れていない」と組織をフル回転させて最終盤に臨む。
きょう12日には山下芳生党書記局長が奈良市に来援、正木も駆けつけ、必勝を誓う。
2418
:
チバQ
:2014/12/12(金) 20:11:29
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20141212150889.html
衆院選 候補応援、距離感に腐心
首長の動向 知事は長島・森両氏を激励
14日投票の衆院選では、県内6小選挙区の候補者の応援に、自治体の首長や参院議員も駆け付けている。泉田裕彦知事は10日に長岡市の集会に参加した。自民党と民主党の候補が激戦を続ける選挙区では、「等距離外交」「中立」に努める市長も。県選出の参院議員4人も各選挙区を回っているが、民主党には5区の野党候補擁立をめぐる混乱の余波も出ている。
「地方にお金が回るために、今までの政権のやってきた政策を前に進めていただく」。泉田裕彦知事は10日夜、長岡市で開かれた5区の自民党候補・長島忠美氏の集会に参加し、ステージ上で熱弁を振るった。
2012年の知事選で自民、民主、公明、社民の4党の推薦を受けて3選した泉田知事が今回、公示後に表立って特定候補を応援する姿はほかに見られない。長島氏の選対本部長を務める星野伊佐夫・自民県連会長は「ありがたい。組織の引き締めにもなり、勢いがついた」と歓迎した。
ただ、泉田知事は公示前の11月25日、5区出馬の意向を示していた生活の党の森裕子氏の集会にも行き、「国民のために正しい政治をやっていただきたい」と激励していた。長島陣営の関係者は「知事が長島氏の集会に出たのは、森氏を応援したおわびだった」と明かす。
泉田知事は他候補を応援するかについては明言を避けている。ある自民県議は「長島陣営にいって自民党の顔を立てたので、これで終わりだろう」とみる。
5区には共産党新人の服部耕一氏も出馬している。
◆ ◆
一方、自民、民主両党候補が争う選挙区で、双方を立てる市長の姿もある。上越市(6区)の村山秀幸市長は公示日に両党候補の出陣式に参加。新発田市(3区)の二階堂馨市長も双方の事務所開きに駆け付けた。柏崎市(2区)の会田洋市長は「応援を頼まれたところに顔を出す。等距離を保っている」としている。
新潟市の篠田昭市長は公示前に1区の両党候補の事務所開きや集会に出たが、公示後は出ずに「バランスを取っている」(政界関係者)という。三条市(4区)の国定勇人市長は前回は民主候補の応援演説をしたが、今回は「前職が2人いる。状況が違う。どちらかに動くことはない」と両党候補の集会に出ている。
全国市長会長の森民夫長岡市長は、前回選は「田中さんには最初に(市長選で)応援していただいた」と5区で民主党の田中真紀子氏と長島氏の双方を応援したが、今回は長島氏の第一声や集会で一緒にマイクを握った。森市長は「中越地震の復興をやった戦友で、縁が深い」としている。
【政治・行政】 2014/12/12 09:31
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チバQ
:2014/12/12(金) 20:19:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141212ddm005010177000c.html
混戦:2014衆院選/6止 福岡1区、山梨2区 続く、泥沼の対立 自民支持層分裂
毎日新聞 2014年12月12日 東京朝刊
「政治家の集大成として、新開君だけは失いたくない」。自民党の古賀誠元幹事長は2日、福岡1区の前職で、かつて自身の秘書を務めた新開裕司氏の出陣式で声を張り上げた。
この前日、自民党は新開氏と、同じく1区を地盤とする前職の井上貴博氏の公認を見送った。自民に追い風が吹く中で一本化は困難で、「正々堂々戦ったほうがいい」(茂木敏充選対委員長)と判断。どちらが当選しても、追加公認する方針だ。
伏線は前回2012年の衆院選にある。県連は新開氏を公認申請したが、麻生太郎元首相の意向を受けた党本部は井上氏を公認。小選挙区で井上氏、比例単独で新開氏が初当選した。2人の争いは古賀、麻生両氏の「代理戦争」と呼ばれる。
政策に大きな違いはなく、どちらが自公支持層を固めるかが鍵だ。井上氏はポスターに「自民党福岡1区支部長」と記し、政党色を前面に出す。新開氏が載せていた「比例は公明へ」の文字は、日を置かず井上氏のポスターにも加わった。
ともに博多祇園山笠が盛んな地区に生まれ、福岡青年会議所理事長を経験。11年福岡市議選への立候補を検討していた新開氏に国政挑戦を勧めたのは、当時県議の井上氏だった。代理戦争と呼ばれることに、2人は「マスコミが言っているだけ」と無関心を装う。
だが、元々親しかった2人の争いは「泥沼」(陣営幹部)の様相をみせ、統一地方選を控える市議らは「踏み絵を踏まされているようだ」と語る。維新の党との選挙協力で福岡4区から転出してきた民主元職、山本剛正氏の陣営は「2人が争えばチャンスはある」とにらむ。
同じく自民支持層が分裂したのが山梨2区で、無所属の長崎幸太郎氏と自民の堀内詔子氏がしのぎを削る。前回、小選挙区で敗れた堀内氏は「自民党を取り戻す」と党公認をアピールしている。
堀内氏は、総務会長を務めた光雄氏の義理の娘だ。光雄氏は郵政民営化法案に造反し、05年衆院選旧2区で無所属で当選。党本部が送り込んだ「刺客」の長崎氏も比例復活した。その後に復党した光雄氏への反発から、長崎氏は09年に離党。「堀内対長崎」の戦いは今回で4回目だ。
分裂選挙を嫌う党本部が公示前、長崎氏に来年1月の県知事選出馬を打診したことも波紋を広げた。長崎氏を事実上の「二階派メンバー」として扱う二階俊博総務会長が11月29日、長崎氏の集会で「復党を認めるのが先だ」と述べ、あくまで2区での長崎氏の当選を目指す考えを示したのだ。
反発した県連は、安倍晋三首相(党総裁)に抗議文を提出。今月5日に2区入りした谷垣禎一幹事長は「公認候補が命がけでやらなければならない」と火消しに追われた。長崎氏も「私は無所属で比例復活もない。皆さんの良識に頼るしかない」と懸命だ。
地元では「どちらかの引退まで対立は続く」との見方がもっぱらだ。【中山裕司、山縣章子】=おわり
==============
◇福岡1区=福岡市東・博多区
比江嶋俊和 67 共新
新開裕司 46(1)無前
明石健太郎 42 諸新
井上貴博 52(1)無前
金出公子 67 無新
山本剛正 42(1)民元
◇山梨2区=富士吉田市、都留市、山梨市など
秋山晃一 61 共新
長崎幸太郎 46(2)無前
堀内詔子 49(1)自前=[公]
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チバQ
:2014/12/12(金) 20:20:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141212ddlk02010061000c.html
2014衆院選:2区に編入の五戸町、有権者も陣営も困惑 3区「八戸戦争」に絡めず、候補なじみ薄く /青森
毎日新聞 2014年12月12日 地方版
五戸町中心街に設置されたポスター掲示板。候補者との関わりは薄く、町民の関心も薄れがちだ
五戸町中心街に設置されたポスター掲示板。候補者との関わりは薄く、町民の関心も薄れがちだ
拡大写真
衆院選の区割り改定で、今回の衆院選から五戸町が八戸市中心の3区を離脱し、下北半島や十和田市などの2区に編入された。3区では、民主の田名部匡代氏(45)と、自民の大島理森氏(68)が「八戸戦争」とも称される選挙戦を繰り広げ、共産の松橋三夫氏(65)もこの対決に5度も絡んできたが、五戸町は今回は無関係に。一方、2区の候補者へのなじみも薄く、五戸の有権者だけでなく、各陣営の戸惑いが続いている。【宮城裕也、塚本弘毅】
◇「投票日まで悩む」
2区では、自民前職の江渡聡徳氏(59)、維新元職の中野渡詔子氏(44)、共産新人の小笠原良子氏(65)の3人が立候補。初めての面々に五戸の有権者の関心は薄れがちだ。
町内の無職、土嶺清松さん(78)は「ここはずっと田名部か大島。2区の候補者は五戸と関わりがなくパッとしない。本当は3区に戻してほしい」と漏らす。夏は農業の手伝いをする女性(72)はこれまで大島氏に投票してきたが、米価下落で投票先に悩んでいる。「区割りが変わってすんなり江渡さん、とはならない。だけど、じゃあ中野渡さんか、というとどんな人か分からない」。投票日まで悩むつもりだ。
◇「票田消失」に対応
県選管によると、同町の選挙人名簿登録者数は1万5920人(2日現在)。前回2012年の衆院選での投票率は56・1%で、同町での開票結果は大島氏5107票、田名部氏3022票、旧日本未来の党の山内卓氏638票、松橋氏219票。
かなりの「票田」の消失に、3区の陣営も複雑な心境だ。
田名部氏は公示前に報道陣に「お世話になってきた方々に(自分の名前を)書いてもらえないわけで、影響はある」としていた。前回、未来から出馬した山内氏は「今回に限っては自分の支持者には(田名部氏への投票を)呼びかける」と話す。9日に八戸市であった民主党の演説会で田名部氏は「大変厳しい選挙戦になる。なんとしても力をお借りしたい」と支持者たちに訴えた。
大島氏も公示前の会見で「五戸とは運命共同体。選挙区が変わろうが絆は途切れない」と強調。ただ、陣営幹部は「基本的に痛手だ。五戸の分を八戸でカバーしたい」と語る。
◇浸透図る各陣営
2区の候補者たちは宙に浮いた「五戸票」の取り込みを狙う。
江渡陣営では、「引き継ぎ」を着実に行っていた。党五戸町支部の今年の新年会には江渡氏もあいさつに訪れた。解散不可避の情勢となった11月16日には「お別れ会」と題した同支部での会合で、大島氏が「五戸は江渡大臣(防衛相)と大島と、2人の代議士を動かせると思ってください」と約60人の参加者に訴えた。支部長の高山浩司町議は「今では『大島さんと同じくらい支援する』と言ってくれる人が多くなった」と感触を語る。
一方、出馬表明が解散前日の11月20日だった中野渡氏は、五戸町内に後援会組織がないのが課題だ。中野渡氏自身は「草の根で手当たり次第やるしかない」と浸透に躍起。民主離党組の中野渡氏に民主県連は冷ややかで、県連関係者は「特段のことはしない」。中野渡陣営幹部は「米価下落などで『田名部さんと思いは同じ』と説明するしかない」と打ち明ける。
共産は持ち前の組織力からか、「引き継ぎ」は比較的良好のようだ。小笠原氏は「私にとってはむしろ追い風」と話した。
2421
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チバQ
:2014/12/12(金) 20:21:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141212ddlk09010080000c.html
2014衆院選:2区 激戦区、必死のお願い /栃木
毎日新聞 2014年12月12日 地方版
14日の投開票へ向けて、衆院選は終盤戦を迎えている。県内5小選挙区の14候補は11日、限られた時間で精いっぱいのアピールを目指してラストスパート。激戦が伝えられる2区では民主前職の福田昭夫氏(66)、自民前職の西川公也氏(71)、共産新人の阿部秀実氏(55)が選挙区内を駆け回り、支持を呼びかけた。
◇「追う立場」危機感強調−−福田氏
前回、小選挙区では敗れた福田氏。陣営は「何としても選挙区での勝利を」と意気込み、この日は地元の日光市今市地域を重点的に遊説した。各種世論調査で「2区激戦」が報じられている点を意識して、演説では政策の主張とともに「相手は現職大臣。私は追う立場だ」と危機感を示し支持拡大を訴えた。
午前7時からは保育園近くでつじ立ちして子育て世代の有権者にアピール。その後は農村部や住宅街を遊説し、所々で立会演説を実施。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対や消費増税凍結、指定廃棄物の福島第1原発での保管などを訴えつつ、旧今市市長を務めたことから、かつて取り組んだ施策を振り返りながら「地元の候補者」を強調。降りしきる雨の中、選挙カーに駆け寄る有権者と握手を交わした。福田氏は取材に対し「世論調査では負けている。残り3日間、押せ押せでいくしかない」と決意を語った。【花野井誠】
◇「政権の中枢」アピール−−西川氏
西川氏は公示後初めて栃木市西方町へ足を伸ばし、立会演説会を行った。選挙区内の有権者約27万人のうち旧西方町は5400人に過ぎないが、「前回はライバルの倍得票できた地区」(選対関係者)。支持者ら約70人の前でマイクを握った西川氏は、現職農相らしくTPPや米価の問題について具体的な数字を挙げて農政の現状を説明した。そのうえで、対立候補を意識して「どんなに皆さんに聞こえのよい話をしても、実現できなければ政治家ではない」と、政権の中枢にいることをアピールした。
この日は小刻みに企業回りや立会演説会をこなした。本人は「手応えは日々増している。しっかり差をつけて勝ちたい」と自信を深めるが、選対幹部は「浮動票を取り込めていない。丹念にすくい上げることが大事」と警戒。別の関係者も「選挙区が広いだけに、鹿沼に入ったときはできるだけこまめに回るようにしている」と狙いを明かした。【田内隆弘】
◇「反応よく」手応え感じ−−阿部氏
阿部氏は選挙戦の大半を地元の鹿沼市での街頭演説に絞ってきた。この日も選挙カーに乗り込んで市内の国道293号沿いを南北に走行。16回の街頭演説をこなし、住宅街や通りを行き交う自動車に向かって訴えかけた。
選挙への出馬は初めてだが、演説は臆することなく力が籠もる。特に声を張り上げるのは消費増税問題。選挙戦の序盤は自身のことを知ってもらうために立候補の経緯などを語ったが、後半に入ると有権者の関心が高いと感じた消費増税やアベノミクスの話題に多くの時間を割いている。同市仲町の「まちの駅新鹿沼宿」周辺で午後6時ごろから行った街頭演説では「消費は冷え込み、回復の兆しは見えない」と消費増税中止を主張した。
陣営も「選挙戦が進むにつれて手を振ってくれる有権者が増えており、反応も良くなってきた」と手応えを感じている。残り2日も「最後まで気を引き締めて戦う」とさらなる支持拡大を狙っている。【猪飼健史】
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チバQ
:2014/12/12(金) 20:24:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141212ddlk20010021000c.html
2014衆院選:激戦3区 危機感、日増しに強く 各陣営「気を抜いたら負ける」 /長野
毎日新聞 2014年12月12日 地方版
衆院選は14日の投開票に向けて終盤戦に入った。2012年の前回選で1〜3位が7300票差の激戦となった長野3区では、同じ顔ぶれの前職3人に、共産新人が加わり、競り合っている。民主が議席を堅持するのか、他党が巻き返すかのか。各候補の戦いを追った。【武田博仁、巽賢司、、稲垣衆史】
「安倍政権は地方や生活への配慮が欠けている」。公示日の2日、前回激戦を制した民主の寺島義幸氏は大票田の上田市で第一声を上げた。3区は羽田孜元首相の選挙区で、現在の小選挙区制度になった1996年以降、羽田氏と後継の寺島氏が議席を守り抜いた「羽田王国」だ。民主への逆風が吹いた前回も寺島氏が小差で接戦を制した。中でも、上田市での次点との差はわずか280票だ。陣営幹部は「上田を制したものが3区を制する」。今回は羽田氏の長男雄一郎参院議員が頻繁に遊説に同行する。
「日本の未来は民間や地方にその答えがある。大きな改革をしなければ」。新聞各紙で自民優勢と報じられた4日、前回2位だった維新の井出庸生氏は、小雨が降る上田駅前で現政権への批判を繰り返していた。応援に駆けつけた江田憲司共同代表は「ぜひ勝ち抜かせて」と呼び掛けた。前回、「第三極」への期待から吹いた追い風は、今はない。井出氏は「前回以上の厳しい戦いになる」と受け止める。「与党を非難する有権者の受け皿になれるかどうかだ」と無党派層の取り込みを図る。
「上田の悲願の国道18号バイパス全通のため、ぜひ与党の私を選挙区で送り出してほしい」。5日、上田駅前でマイクを握った自民の木内均氏は前回3位。この2年、与党議員として活動してきた成果を強調した。元佐久市議であり、前回は同市の得票はトップだったが、上田市など他の地域ではリードされた。今回は上田に事務所を構え、票の上積みを狙う。票固めのため、選挙戦終盤には安倍晋三首相が応援に入る予定だ。陣営幹部は「ここには全国的な自民優勢の雰囲気はない」と気を引き締める。
初めて衆院選に立候補した共産・唐沢千晶氏は、県内唯一の女性候補だ。6日、佐久市であった女性集会では「暮らしや経済のほか、集団的自衛権の行使容認など問題が山積している」と「反自民」を強調し、男女間の格差にも触れた。昨年の参院選では全県で約15万5000票を得た実績もある。急な選挙で、今回は出遅れたが「皆さんの思いがこちらに向きつつある」と話し、巻き返しに手応えを感じている。
4陣営が注視するのが前回、維新系の候補者が獲得した約3万票の行方だ。どこに流れるかで結果が左右される。「気を抜いたら負ける」。各陣営の危機感は日増しに強くなっている。(順不同)
==============
◇3区(4)=上田、小諸、佐久、千曲、東御市、南佐久、北佐久、小県、埴科郡
=届け出順
木内均 50 [元]県議 (1)自前=[公]
唐沢千晶 44 党県常任委員 共新
井出庸生 37 党県共同代表 (1)維前
寺島義幸 61 党県副代表 (1)民前
2423
:
チバQ
:2014/12/12(金) 20:38:44
http://www.hochi.co.jp/topics/20141212-OHT1T50025.html
【衆院選】与党空白区で代理戦争…兵庫12区
2014年12月12日6時0分 スポーツ報知
戸井田真太郎氏と山口壮氏(右) 戸井田真太郎氏と山口壮氏(右)
兵庫12区にある赤穂市では、投開票の14日が「忠臣蔵」でおなじみの赤穂義士が討ち入りの日とあって、観光業務と選挙対策とに多忙を極めている。「赤穂義士祭」を開催する当日は祭りの警備に、投開票の投票立ち会いが加わり、400人近い人手が必要に。市役所は、市の幼稚園教諭にも応援要請するなど大わらわ。職員は「逆に討ち入られたような…」と嘆いている。(種村 亮)
兵庫12区は自公の候補者不在で、「与党空白区」はここと福岡1区だけだ。民主党を離党したベテランの前職・山口氏と自民の兵庫県連が推す新人・戸井田氏が、ともに無所属で出馬。自民の派閥幹部が両陣営に分かれる“代理戦争”となっている。
前回、民主公認で4選した山口氏は昨年12月に離党届を提出(その後除籍処分)。外務省時代から親交の深い二階俊博自民党総務会長の派閥に特別会員として参加し、勝って自民入りをもくろむ。二階氏は「公認かどうかは関係ない」と合流へ自信を見せている。
長く敵だった山口氏に反発する県連は、祖父と父が同県選出の衆院議員だった戸井田氏の公認を党本部に申請したが、二階氏への配慮から見送られた。ポスターに「自民党」の文字を明記する戸井田氏は「祖父や父の思いを引き継ぐ」と正統性を主張。出陣式に麻生派の鴻池祥肇参院議員が駆け付け、「義理や人情を忘れた渡り鳥はいらない」と山口氏を非難した。
共同通信の情勢調査では山口氏が優位に立ち、戸井田氏が後を追う展開。他に維新新人・村上氏、共産新人・堀氏が立候補している。
◆兵庫12区(姫路市の一部、赤穂市、相生市など)
堀譲 64 共産新
山口壮 60 無 前〈4〉
村上賀厚 55 維新新
戸井田真太郎 36 無 新
※丸数字は当選回数
2424
:
チバQ
:2014/12/12(金) 22:09:43
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/579719.html
道1区、民主復権か自民死守か 横路氏と船橋氏、舌戦に熱 野呂田氏は比例票狙う(12/12 06:55)
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(右)個人演説会の後、支援者と握手を交わす横路氏=11日、札幌市南区(中)身ぶり手ぶりを交えて街頭演説する船橋氏=11日、札幌市中央区(左)「原発のない北海道に」と署名を求める野呂田氏=11日、札幌市中央区
(右)個人演説会の後、支援者と握手を交わす横路氏=11日、札幌市南区(中)身ぶり手ぶりを交えて街頭演説する船橋氏=11日、札幌市中央区(左)「原発のない北海道に」と署名を求める野呂田氏=11日、札幌市中央区
14日投開票の衆院選で、道内最多の有権者を擁する道1区(札幌市中央、南、西区)の選挙戦が激化している。前回衆院選で敗れ比例復活に甘んじた民主党前職の横路孝弘氏(73)、大ベテランを相手に再選を果たし地盤を固めたい自民党前職の船橋利実氏(54)が横一線。「民主党王国」の再建か「世代交代」か。道内の二大政党対決を象徴する道都で舌戦が熱を帯び、共産党新人の野呂田博之氏(56)も2000年衆院選以来となる同党の比例議席獲得に向けて声をからす。
「1区は激烈な戦い。皆さんの1票が勝利につながる。多くの人にお声掛けをお願いします」。横路氏は11日、南区内の個人演説会で約200人の支援者を前に危機感をあらわにした。「情に訴えることは絶対にしない」(支持組織幹部)横路氏には珍しく、口調に懇願の色もにじんだ。
「負けられない」との強い思いの背景に、前回衆院選の道内小選挙区で全敗した党勢の回復には、象徴区である1区での自身の勝利が不可欠との考えがある。
陣営は最終盤の戦略として、地盤が弱いとされる南区の票の掘り起こしを重視。11日は同区の住宅街を回り「平和や暮らしを脅かす安倍政権の暴走を止める」と力を込めた。
ただ、横路氏とともに後援会組織も高齢化。冬の選挙で支援者の投票行動が鈍る懸念もあり、陣営は「勝ちきる力がまだ足りない」と気を引き締める。
「道1区で必要なのは世代交代だ」。同日、中央区の繁華街で街頭演説に立った船橋氏は、当選11回を重ねた横路氏への対抗心をむき出しにした。
傍らには自民党の谷垣禎一幹事長の姿。公示後、同党からは安倍晋三首相、麻生太郎財務相らが相次いで道1区入りし、党を挙げて船橋氏の再選を後押しする構えだ。
船橋氏は選挙戦に勝利し「道1区で保守の地盤を築くこと」を目標に置く。陣営は横路氏に影響力を残さないよう比例復活できない完全勝利を目指す。
7日は街頭演説中に横路陣営の選挙カーが通りかかると「集団的自衛権を否定するのはおかしい」と強い口調で横路氏を批判し、保守派の顔をアピールした。一方で自分の名字と人気キャラクターをかけて「ふなっしーと呼ばれています」と若者に売り込むしたたかさも見せる。
共産党の野呂田氏は11日、中央区で北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働中止を求める署名運動に加わり「原発はいらない」と参加者とともに訴えた。比例議席獲得が視野に入る中、野呂田氏は「私がどれだけ得票できるかにかかっている」と気合を入れた。
道1区には無所属新人の飯田佳宏氏(41)も立候補している。
2425
:
チバQ
:2014/12/12(金) 22:11:38
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/250907.html
師走決戦、道内12小選挙区の今 この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
高齢化、知名度 民自の不安(2014/12/02)
■道1区(札幌市中央、南、西区)
◇立候補者(届け出順)
横路孝弘 73 民前 《11》
野呂田博之 56 共新
船橋利実 54 自前 《1》
飯田佳宏 41 無新
「横路さんも30年前、20年前と違って、民主党が一度政権を取ってからは穏健になられた」。11月28日、民主党北海道代表横路孝弘を札幌市内の事務所にあいさつに訪れた新党大地代表の鈴木宗男が、「2人の政治スタンスに距離はないか」とただした記者団を前にそう評すると、隣の横路は「いや、昔から穏健ですよ」とにこやかに切り返した。
惨敗した2012年の衆院選からの反転攻勢を目指す道内民主党に、大きな援護射撃となる大地の選挙協力。横路は上機嫌だった。
前回、自身も1区で初の苦杯をなめ、比例代表での復活当選に甘んじた横路の陣営は「今回は完勝を期する」と意気込む。
だが、ある選対幹部は「支持者は高齢化が進み、若い世代が耳を傾けてくれない」と不安も口にする。横路自身、11月に開いた党道1区の常任幹事会で「出るかどうか考えたが出る。ご協力をお願いしたい」とあいさつし、一時は不出馬も検討したことを示唆した。負けたら後のない戦いとなる可能性がある横路。道議、市議と連日街頭に立つ。
自民党の船橋利実の陣営にも焦りが透けて見える。
この2年間、ほぼ毎週末札幌に戻り、支援者回りなどを続けた。それでも、2年前まで北見市選出の道議だった船橋の関係者は「たった2年で地盤を築けるわけがない」とぼやく。街頭では「横路さんに勝った人」と呼ばれ、名前が浸透していないと痛感した。
「好きですサッポロ♪」。11月29日夜、船橋は札幌・ススキノの交差点でマイクを握り、不慣れなカラオケを歌った。スタッフらが赤いのぼりを振り、ムードを盛り上げる。「ありきたりの戦法では駄目だ」と試みたパフォーマンス。足を止める若者もおり、秘書の一人は「代議士がここまでやるとは」と気を引き締めた。
共産党の野呂田博之は「消費税増税を決め、不況を生んだ責任は自民にも民主にもある」と批判し、存在感発揮を狙う。(敬称略)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/250908.html
野党系分裂で情勢混沌(2014/12/02)
■道2区(札幌市北、東区)
◇立候補者(届け出順)
吉川貴盛 64 自前 《4》
池田真紀 42 無新
松木謙公 55 維元 《3》
金倉昌俊 40 共新
民主党本部と維新の党による選挙区調整をめぐり情勢が目まぐるしく動いた道2区。そのさなかの11月25日、維新前職の高橋美穂(49)は午後7時から道庁で記者会見を開き、前回出馬した2区から東京17区への転出を発表した。テレビカメラの放列を前に目に涙を浮かべながら声を振り絞った。「今回、頑張ってね、という声が多かった。無念の気持ちです。私に何かが足りなかったと思う」
2年前、維新ブームに乗って比例議席を得た。地域の会合にこまめに出席し、精力的に活動してきたとの自負がある。2区で新しいポスターを張り、事務所の開設準備も進めていた。だが、維新は候補を松木謙公に差し替え、高橋に東京行きを命じた。世論調査で高橋の数字が悪く、維新は不出馬を決めた民主党の三井辨雄が後継指名した松木に乗った、とされる。
「心苦しい」。松木は27日の会見で、高橋への思いを語った。「私も選挙区を替えたのを思い出します」。2003年の衆院選。自由党からの出馬を予定していた松木は、民主党との合併による候補者調整で三井に2区を譲り、12区に国替えした。小選挙区制の下、政党の方針により候補者が時に将棋の駒のように選挙区を移る歴史が繰り返された。
自民党の吉川貴盛は解散翌日の22日午前、北大で以前から頼まれていた講義を行った。終了後、「来年の札幌市議選に出ます」と吉川と名刺交換したのは聴講していた社会福祉士の池田真紀。民主党から東区の市議選に出馬するあいさつだった。
しかし、維新との選挙協力を拒否した民主党北海道は同じ日に池田擁立の方針を決定。党公認が得られず無所属で出馬する池田は、無党派層への浸透を図る。吉川陣営は「野党系分裂は本来なら有利のはずだが、投票率が上がると池田に流れてしまう」と身構える。
金倉昌俊を擁する共産党も過去に北区、東区で道議会の議席を得た実績がある。混沌(こんとん)とする注目区の戦いが始まる。(敬称略)
2426
:
チバQ
:2014/12/12(金) 22:12:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/250909.html
「政策通」同士の激戦に(2014/12/03)
■道3区(札幌市白石、豊平、清田区)
◇立候補者(届け出順)
荒井聡 68 民前 《6》
吉岡弘子 63 共新
小和田康文 44 維新
高木宏寿 54 自前 《1》
「日本消防協会会長だった父繁光(しげみつ)先生(故人)には敬礼(の仕方)を教わり、政策通の高木宏寿先生には道議時代、お世話になった」。11月30日、札幌市豊平区で開かれた自民党の高木の総決起大会で知事の高橋はるみが持ち上げた。
高木は「アベノミクスによる経済の好循環を地方経済にも波及させる」「地下鉄を清田に延伸したい」などと訴えたが、陣営関係者はこんな感想も漏らす。「もっと情に訴える演説にしてほしい」
豊平区選出の元道議、繁光は「人をかき分けてでも握手を求めに行く根っからの政治家」(自民党関係者)だった。「ハンコーさん」と慕われ、懐かしむ人は多い。
一方、旧拓銀行員や警察官などを経て道議の地盤を継いだ長男の高木は「誠実で優秀だが、シャイ」と評されることが多い。
高木は「おやじとはスタイルが違う」と認める。激戦必至の3区で正念場の2期目。陣営幹部は「豊富な政策知識に父の突破力が加われば勝利は近い」と注文する。
「若い人を集めて話がしたい。フェイスブックでもこまめに発信してほしい」。民主党の荒井聡は解散後、秘書らに指示した。派遣労働の対象拡大、原発再稼働、改憲。「安倍政権が目指す政策は若い世代が最も影響を受ける」。政策を語る口調によどみはない。
28日には元参院議長江田五月が応援演説に駆け付け、「地味だが、霞が関の仕組みをよく知る仕事師」と荒井を評した。
3区で過去3勝3敗、前回の比例復活などを含め当選6回の荒井は公示前の後援会の集会で「自民党と公明党の基盤がある3区で私が当選を重ねてこられたのは、保守層にも受け入れられる政治家だから。労組や旧社会党出身ではこうはいかなかった」と力説し、高木に対抗心を見せた。
維新の党の小和田康文は行政書士。「中小企業支援を推進したい」と強調する。吉岡弘子は道内共産党唯一の女性候補。「子どもを戦地に送ってはならない」と反戦平和などを訴える。(敬称略)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251044.html
自・民 足場固めを優先(2014/12/04)
■道4区(札幌市手稲区、後志管内)
◇立候補者(届け出順)
鉢呂吉雄 66 民元 《7》
酒井隆裕 40 共新
中村裕之 53 自前 《1》
「佐藤さん、選挙を応援してもらえませんか」。衆院解散の見通しが強まった11月中旬。小樽市内の喫茶店で自民党支持の60代の企業経営者は道4区を地盤としていた元衆院議員佐藤静雄(73)と向き合った。「除名されている身だから」。佐藤は切り返した。
佐藤は2007年の小樽市長選に出馬、現職を推薦した自民党小樽支部から除名された。今は後志管内ニセコ町で農業に打ち込む。
ただ、佐藤には今も一定の支持者がいる。当選1回の中村裕之に前回のような追い風が期待できず、同支部は11月22日に佐藤の除名の解除を決定。佐藤の「名誉回復」を機に保守系の大同団結を狙う。
8日後のJR手稲駅前。中村は街頭演説で、着工が決まった札樽道手稲インターチェンジの小樽方向への新設に絡め、「佐藤代議士が一生懸命頑張ってきた」と議員時代の佐藤の働きを持ち上げた。佐藤自身は「政治の世界に戻るつもりはない」と明言するが、小樽支部幹部は「静雄さんの票が見込める」と期待する。
「看板は看板。内実は鉢呂をご支援ください」。11月24日、民主党の鉢呂吉雄は、中村の看板を掲げた4区管内の建設会社に街宣車から声をかけ、通り過ぎた。これまでなら飛び込みで会社に入って行くのが鉢呂流。ひるまず突き進む戦術が、なりを潜めている。
11年に「放射能をうつす」発言などで経済産業相を辞任、その1年後に迎えた衆院選の得票数は09年の約3分の1に減った。初の浪人生活を送ったこの2年間は党員、サポーターなど約2千人を訪ねた。「(自民票を切り崩すより)前回離れた民主支持票を取り戻すのが効率的」と陣営幹部。まずは足場固めを優先する戦いは中村陣営と似通う。鉢呂は「あからさまな批判はなく、苦笑いで『鉢呂頑張れ』と言われる」と、微妙な空気の変化を感じている。
酒井隆裕は、共産党の地盤が強い小樽などで「共産党以外に安倍政権と正面から戦える政党はない」と訴える。(敬称略)
2427
:
チバQ
:2014/12/12(金) 22:12:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251202.html
集大成か 世代交代か(2014/12/05)
■道5区(札幌市厚別区、石狩管内)
◇立候補者(届け出順)
鈴木龍次 54 共新
勝部賢志 55 民新
町村信孝 70 自前 《11》
「同じ選挙区で北教組出身者を出すとは、首をかしげますね」。11月22日、自民党の町村信孝は党江別支部のセミナー終了後、民主党の勝部賢志との戦いについて記者団に問われ、こう答えた。2009年に道5区で町村を破った民主党候補の議員辞職に発展した政治資金規正法違反事件に、北教組幹部が関与した。教育問題に熱心で北教組に厳しい姿勢を取り続けてきた町村にとって、勝部の出身母体は格好の攻撃材料になるとみられていた。
だが、町村はその後、北教組批判は封印している。「自民党の重鎮が新人候補にネガティブキャンペーンをしても印象は良くない」と陣営幹部。前回選挙は入院中で一度も地元入りできなかった町村。今回は健在をアピールし、公示翌日の3日、石狩市厚田区での遊説では「最後の仕事として人口減対策にも取り組みたい」と、政治家としての集大成を意識しているかのような発言も出た。政策を訴える正攻法での勝利を目指す。
千歳市出身の勝部は江別市選出の道議を11年務め、年齢は町村より15歳下。江別や千歳で小学校の教壇に立っていた当時の教え子も多く、地元への根の張り方はこれまでの民主党候補とは違う。町村陣営は「過去最強の相手候補」と強調し、引き締めに努める。
勝部は民主党北海道幹事長として、解散風が吹くまで来春の道知事選候補者選びに当たっていた。札幌市長上田文雄らに固辞されるなど擁立作業が行き詰まり、「最後は幹事長が責任を取って出るしかない」との声が出始めた直後の国政挑戦。11月25日の江別での事務所開きでは「やり残したこともあるが非常にすがすがしい思い」と気持ちを切り替えた。「ふるさとから新しい風を吹かせる」として、掲げるのは「世代交代」だ。
共産党の鈴木龍次は自衛隊駐屯地がある千歳、恵庭市などで安倍政権の集団的自衛権行使容認を批判。「隊員の命を危険にさらすことは認められない」と隊員の家族らに訴えかける。(敬称略)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251365.html
市長選 引きずる旭川(2014/12/06)
■道6区(幌加内町を除く上川管内)
◇立候補者(届け出順)
佐々木隆博 65 民元 《2》
荻生和敏 65 共新
今津寛 68 自前 《6》
11月に市長選が行われたばかりの旭川市。その勝者と敗者の動向が、衆院選でも注目を集めている。
「1カ月前には民主党の方に大変お世話になりました。佐々木さんに絶大なる支援をお願いします」。5日夜、旭川市中心部の買物公園。民主党代表の海江田万里も応援に駆け付けた佐々木隆博の街頭演説で、旭川市長の西川将人はマイクを握り、声を張り上げた。
市長選で西川は民主党推薦を受け、自民党道議を辞職して出馬した東国幹(46)に1万3千票差をつけて3選を果たした。士別出身の佐々木は、大票田旭川の集票が課題だ。西川の演説を見ながら陣営幹部は「西川の人気は頼りになる。今後も数多く街頭に立ってもらいたい」ともくろむ。一方、西川に近い関係者は「彼は市民党を掲げ、政党を超えた支持を集めている。民主色が濃くなるのは好ましくないのだが」と懸念する。
西川は前回、投票日前日に旭川中心部で佐々木の応援マイクを握り、自民党の今津寛陣営から「首長は一方の陣営に肩入れしないものだ」などと批判を受けた。旭川が地元の今津にとって西川の人気は脅威だ。序盤から自民圧勝の全国情勢が伝えられる衆院選。今津陣営幹部は「過度な肩入れは政権与党との関係悪化を招き、市政運営にマイナスだ」とけん制する。
一方、市長選で敗れた東は自民党の比例名簿15位に登載された。候補が3派に分かれて争った中選挙区時代の名残が色濃い旭川で、3派の流れをくむ今津、道議会議長加藤礼一、東の関係はなお「一枚岩とはいえない」(自民党関係者)状況。「浪人中の東がなぜ」と自民陣営にさざ波が広がった。
来春の道議選出馬を否定している東は「寝耳に水の話だ」と戸惑う。当選へのハードルは高いが支援者は「衆院選で今津当選や比例票掘り起こしに貢献できれば、政治家復帰の選択肢が広がる」と、仮に今回は届かなくても東にとって悪い話ではないと期待を抱く。
共産党の荻生和敏は旭川市選出の道議の真下紀子らと支持を訴える。(敬称略)
2428
:
チバQ
:2014/12/12(金) 22:13:38
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251366.html
民大共闘 自民が警戒(2014/12/07)
■道7区(釧路、根室管内)
◇立候補者(届け出順)
鈴木貴子 28 民前 《1》
石川明美 63 共新
伊東良孝 66 自前 《2》
白い作業着姿の従業員約1300人が首相の安倍晋三を出迎え、次々と握手を求めた。衆院解散から間もない11月27日、釧路市中心部から約20キロ離れた釧路管内白糠町の水産加工会社の工場。「総理、ありがとうございました」。安倍の工場視察に同行した自民党の伊東良孝は、従業員の喜ぶ姿を見て安倍に深々と頭を下げた。
地元の自民党関係者によると、現職首相が選挙応援で釧路地方に入るのは、1979年9月の大平正芳以来35年ぶり。安倍の目的は表向き、大票田・釧路市の中心部で伊東の応援演説をすることだったが、隠れた狙いもあった。水産加工業は、民主党の鈴木貴子の父・宗男が率いる新党大地の支持基盤の一つ。7区は接戦になるとみて、地元最大の加工会社で大地票の切り崩しをもくろんだ。
当選2回で党道連会長を務める伊東だが、今回は「最も厳しい戦い」となりふり構わない。30日には党7区支部に北方領土対策委員会を立ち上げ、宗男がライフワークとする北方領土問題にも積極的に取り組む姿勢をアピールした。
対する鈴木陣営は、首相応援を察知すると、大地を全面支援する歌手・松山千春の応援演説を急きょ設定。首相より1日早い26日に先手を打つ形で釧路市内で開催し、松山は公示後もコンサートの合間をぬって応援に駆け付けた。
大地代表代理の鈴木が民主公認で出馬した7区は民・大協力の象徴区。2年前の前回選挙での鈴木と民主候補の得票を単純に足すと伊東との差は400票弱。鈴木は労働組合からの支援も意識し、演説では「働く者の味方として」というフレーズを繰り返す。鈴木陣営幹部は「前回と違い、労組も『勝てる選挙』と動きがいい」と見る。が、重複立候補した比例名簿で単独1位になり、「当選がほぼ確実になった、と運動に勢いがなくなることが心配」とも漏らす。
2度目の衆院選となる共産党の石川明美は「反自民の受け皿となる」と強調。消費税増税中止などを訴える。(敬称略)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251367.html
「反大間」票めぐり攻防(2014/12/08)
■道8区(渡島、檜山管内)
◇立候補者(届け出順)
原田有康 66 共新
逢坂誠二 55 民元 《2》
前田一男 48 自前 《1》
「危ない燃料を大間がやめて、他(の原発)でやってくださいというのは、国政の場にいる政治家としていかがなものか」
函館市内で11月30日に開かれた函館青年会議所主催の公開討論会。青森県大間町で建設中の電源開発大間原発をめぐり、民主党の逢坂誠二がかみついた。自民党の前田一男が「大間が動かないなら、それ以外の原発で(核燃料サイクル事業の柱の一つである)プルサーマル計画を進めていけばいい」と発言したのに即座に反応した。
猛毒のプルトニウムを再利用するプルサーマル計画の一翼を担う大間原発には、最短距離23キロにある函館市民が党派を超えて反発。市は4月、建設差し止めを求めて提訴した。選挙戦でも両者そろって「反対」を唱える。
公示前、前田は「東日本大震災後、工事を再開させたのは、民主党の枝野幸男幹事長(当時経済産業相)だ」と盛んに攻撃。防戦を強いられた逢坂陣営は、枝野からの「応援に入りたい」という打診を「わが陣営はすねに傷を持つ。逢坂の足を引っ張る人には来てほしくない」(幹部)と突っぱねるほど神経質になっていた。
逢坂にとって、前田の「他の原発で」発言は格好の反撃材料となった。浪人中の2年間、脱原発を進めるドイツなどを視察し、エネルギー政策転換を訴えてきた。「自分の地域だけ良ければいいのか」と逢坂は今、語気を強める。
思わぬ反攻に遭った前田の言葉も日に日に熱を帯び、函館商工会議所の政治団体から推薦状を受け取った今月5日、経済人たちを前に「私が盾となって政権中枢に伝え、大間原発工事を中止させてみせる」としゃがれ声で言い切った。
同じく大間建設中止を訴える共産党の原田有康は「自民党に原発をやめる気はない。大間建設を容認したのは民主党。党の政策と違うことを言う政治家はどうなのか」と両者を批判。「反大間」票が大勢とみられる人口27万人の大票田・函館をめぐる攻防はヒートアップするばかりだ。(敬称略)
2429
:
チバQ
:2014/12/12(金) 22:14:19
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251469.html
宙に浮く鳩山票、争奪戦(2014/12/09)
■道9区(胆振、日高管内)
◇立候補者(届け出順)
山岡達丸 35 民元 《1》
工藤良一 60 共新
堀井学 42 自前 《1》
「山岡を応援してもらえないか。父親にも直接頼まれた」
衆院解散が迫った11月のある日、元首相鳩山由紀夫の総連合後援会幹事長を務めた加藤徳治郎(83)の室蘭市の自宅に、鳩山から電話がきた。民主党の山岡達丸の父で元党副代表の賢次(71)からの依頼を伝えた鳩山。結果、加藤ら鳩山の選挙を支えた面々が山岡選対本部の顧問に名を連ねた。
前回衆院選で山岡が得たのは約6万票と、自民党の堀井学の半分。民主党への大逆風に加え、最盛期は13万人に上った旧鳩山後援会の票が流動化した結果だ。今回も各候補にとって宙に浮く鳩山票の取り込みは大きな課題となる。
山岡陣営は政策ビラに鳩山との写真を掲載。13日には鳩山が苫小牧で応援演説も行う。選対は「総合的にプラスになる」と元首相の知名度に期待する。ただ、山岡自身の西胆振での活動はこの2年、不足気味。鳩山系列とされていた伊達市、登別市の各民主党道議も8日までの選挙戦で山岡の選挙カーに同乗していない。2人は来春の道議選に無所属での出馬を検討中で、民主色を薄めている形だ。
相手陣営の隙を突くように堀井は選挙公示の2日、登別入りした選挙カーから民主党道議の事務所に「いつか同じ方向を向き頑張りましょう」と呼び掛けた。堀井はこの2年間、催しや企業回りを重ね、鳩山支持の個人や企業の取り込みを図ってきた。「多くの有権者と触れ合った」と胸を張る。
しかし「地域をよく歩いているが戦略がない。支持を広げる地方議員も少ない」と陣営幹部。西胆振で自民党籍がある道議は胆振管内の1人。室蘭では2011年の道議選で保守系新人が自民を離党して現職を破った分裂選挙のしこりが残り、党室蘭支部の結束は道半ばだ。道議、市議のラインが弱く、旧鳩山王国に確たる足場を築いたといえる段階には至ってない。
共産党の工藤良一は消費税増税反対や原発再稼働反対などを掲げ、鳩山票の中でも旧社会党寄りの票の取り込みを図る。(敬称略)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251614.html
自公協力 残るすきま風(2014/12/10)
■道10区(空知、留萌管内、上川管内幌加内町、宗谷管内幌延町)
◇立候補者(届け出順)
木村賢治 63 共新
神谷裕 46 民新
稲津久 56 公前 《2》
公明党の稲津久が比例代表道ブロックの自民党前職渡辺孝一に近づいた。衆院が解散した11月21日午後。本会議場での一幕だ。「また、よろしくお願いします」。稲津が右手を差し出すと、渡辺は戸惑いながら握り返した。
前岩見沢市長の渡辺は前回、10区での出馬を目指したが、公明党との協力を重視する自民党本部の要請で比例単独1位に回り稲津を支援。共に当選を果たした。
渡辺は今回も、10区出馬を模索する動きを見せた。自民党の地元支部には「無所属でも10区で戦うべきだ」との強硬論さえ出たほどだ。前回と同じ処遇に、支部の会合で渡辺が党員の反発を受ける場面もあった。渡辺は「2回続けての苦渋の選択。申し訳ない。これは党の決定だ。稲津さんを落とせない」と頭を下げた。
自公協力にすきま風が残る10区で首相の安倍晋三や官房長官の菅義偉ら政権中枢からも稲津への応援が入る。稲津陣営は「自民党を信じるだけ」と語るのみだ。だが渡辺周辺には「3度目の比例はない」と悲願の小選挙区出馬への思いもくすぶる。次回、うずみ火が猛火になる恐れは否定できない。
民主党の神谷裕は前回8選を目指して落選した小平忠正の秘書を長年務めた。その経験から「10区の課題を熟知している」と白羽の矢が立った。本人への打診から党の正式発表までわずか一晩。急転直下の擁立劇だった。小平は「事前に何の話もない」と反発し、選挙戦には一切、姿を現さない。
小平を親子2代にわたり支えた「小平党」の主軸だった農民組織も前回の敗北を機に小平離れが進み、今回は自主投票に。「このままでは空知、留萌の農業が壊れてしまう」。農業者に呼び掛けるように神谷は演説で必ずこの言葉を口にする。陣営は「現在の農政に対する批判の受け皿になれるのはうちしかない」と期待をつなぐ。
前回に続く2度目の挑戦となる共産党の木村賢治は「消費税増税は中止させる」と訴え、無党派層への支持拡大を図る。(敬称略)
2430
:
チバQ
:2014/12/12(金) 22:15:12
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251737.html
民・自とも足元に不安(2014/12/11)
■道11区(十勝管内)
◇立候補者(届け出順)
三津丈夫 68 民新
畑中庸助 63 共新
中川郁子 55 自前 《1》
4日夜、帯広市内で開かれた民主党と新党大地の合同演説会。民主党から7区に出馬している鈴木貴子(大地代表代理)が応援に駆けつけた。鈴木は「石川後援会、新党大地後援会の皆さん。香織さんがどんな思いで三津候補の名前を言っているのか、よくよく分かるでしょう」と述べ、民主党の三津丈夫への支援を呼びかけた。
三津の選対本部長は、前回大地公認で出馬した石川知裕の妻香織が務める。石川は政治資金規正法違反事件で有罪が確定し、3年間の公民権停止中。次の衆院選での石川擁立を視野に入れる民主党は今回、道議選帯広市(定数3)で当選5回を重ねてきた三津が道議を辞職し、「つなぎ役」を買って出た形だ。鈴木は言外に「石川のために、今回は三津を応援してほしい」との意味を込めた。
だが、保守系が多い大地関係者の間には、微妙な空気が漂う。ある支持者は「比例は鈴木のために『民主』と書くが、選挙区は白票で出すつもりだ」と言ってはばからない。どんなに支援しても、三津が落選すれば来春の道議選に出馬し、大地系の現職山崎泉と競合するとの疑念が消えないのだ。
「政治家人生で、これが恐らく最後の戦い」。三津は大地サイドの空気を察し、こう強調する。昨年の参院選道選挙区の十勝管内での得票数は自民5万5千票に対し、民主、大地各候補の合計は6万8千票。民・大連携がフル回転するかどうかが終盤戦の鍵を握る。
再選を目指す自民党の中川郁子も、やはり帯広市の道議選に絡んで足元に不安を抱える。9月の内閣改造に伴い農水政務官に就任。三津の出馬表明が解散当日の11月21日と出遅れたのを尻目に優勢に戦いを進めているが、道議選では保守系から4人が名乗りを上げる分裂含みの様相となり、党内は混乱が続いている。党道11区支部幹部は「互いに疑心暗鬼になりながら戦っている」と声を潜める。
共産党は帯広市長選に出馬経験のある畑中庸助を擁立、消費税再増税の中止を訴える。(敬称略)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251890.html
自・民陣営 道議選が影(2014/12/12)
■道12区(オホーツク管内、幌延町を除く宗谷管内)
◇立候補者(届け出順)
水上美華 32 民新
武部新 44 自前 《1》
菅原誠 41 共新
「引退したおやじさんが島まで足を運んでくれるなんて。本当にありがたい」。衆院選公示後の5日、宗谷管内の礼文島。お忍びで現れた元自民党幹事長の武部勤が息子・新への支援を訴え、古参の支持者から熱烈な歓迎を受けた。
前回2012年の衆院選で父から地盤を引き継いだ新は、今回の選挙を自立して戦う「初陣」と位置付ける。勤は2日の出陣式こそ姿を見せたが、「余計な口出しをしないことが支援だ」と語り、選挙の表舞台から姿を消していた。
ただ、その動向を気にする関係者は少なくない。北見市選出道議から前回の選挙で道1区に転出した前衆院議員、船橋利実との関係が、来春の道議選に向けてクローズアップされているからだ。
勤の後継を狙っていた船橋の支持者には「船橋は札幌に追いやられた」との思いがある。船橋は北見に基盤を残すことを狙い、8月に弟で建設会社社長の賢二を来春の道議選に擁立することを決定。だが武部親子に近い自民党北見支部の一部は「船橋家は外様」と反発し、別の候補擁立を模索してきた。対立がピークに達していた時に衆院が解散された。
公示前日の1日、新の選対幹部は船橋後援会に協力を要請。「一時休戦」となったが、互いにわだかまりが解けたわけではない。
民主党の水上美華の陣営にも来春の道議選が影を差す。出馬が遅れた水上にとって新党大地との連携は最重要課題だが、12区内の道議選北見市、オホーツク西部とも民主、大地両党の候補がそれぞれ出馬を予定し、競合するからだ。
5日、北見市内での水上の個人演説会。北見市選出の大地系の道議鳥越良孝と、民主党から道議選に出る元北見市議の長南幸子が同じ壇上に並んだ。民主党関係者はささやく。「今は割り切って戦うしかない」
共産党の菅原誠は3度目の挑戦。特定秘密保護法廃止など訴え、比例票の上積みを狙う。(敬称略)
2431
:
チバQ
:2014/12/12(金) 22:16:35
http://yamagata-np.jp/news/201412/12/kj_2014121200271.php
【2014衆院選】知事名の激励文、阿部陣営に届く 総決起大会で披露
2014年12月12日 09:53
衆院選県3区に出馬している無所属前職の阿部寿一候補の陣営が11日夜に酒田市内で開いた総決起大会の席上、吉村美栄子知事名で寄せられた激励のメッセージが読み上げられた。
吉村知事の後援会幹部によると、知事後援会で役員を務める阿部氏の支援者から依頼があり、後援会として対応し、その後、吉村知事に報告したという。知事後援会の幹部は「組織的な支援を行うわけではない。後援会の重鎮から要請を受け、対応した」と話している。
メッセージは「阿部候補と共に、引き続きあったかい県政の実現に努力していく。必勝を祈念申し上げる」などの内容。
吉村知事は公示前の先月30日、県2区の民主前職、近藤洋介候補の事務所を激励に訪問。その後は県議会開会などを理由に、衆院選期間中は特定候補の支援を行わないとしていた。
2432
:
チバQ
:2014/12/12(金) 23:00:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141212-00000001-kyt-l26
嘉田学長の民主支援に自民抗議 大学反論「信条の自由」
京都新聞 12月12日(金)8時38分配信
滋賀県の前知事でびわこ成蹊スポーツ大(大津市)の嘉田由紀子学長が、衆院選で民主党の候補者を支援していることに対し、自民党滋賀県連が「教育の政治的中立を大きく損なう」と抗議する文書を同大学の運営法人に送り、法人が「勤務時間外の活動は制限されない」と文書で反論していたことが11日、分かった。
自民県連は8日付で学校法人大阪成蹊学園の石井茂理事長に宛てた文書で、多額の税金から私学振興の補助金が出ているとした上で「特定の政党、候補を応援するのは公平中立であるべき学長のとるべき姿とは考えられない」と批判。「しかるべき対応を取らざるを得ない場合も生じる」「政権与党としても大きな危惧を抱かざるを得ない」として、嘉田氏に「節度ある行動」を促すよう求めた。
一方、同法人側は10日に同県連の佐野高典幹事長宛てに反論文書を送付。学内での政治活動や地位を利用した活動は制限しているが、「勤務時間外に個人の立場で憲法に保障される思想・信条の自由に基づく行動まで制限されるものでない」と説明した。また自民党参院議員も私立大学の法人理事長を兼務していた例があると指摘した。
佐野幹事長は「街頭で選挙活動に動いたので文書を送った。理事長の回答に『節度ある行動について学長に伝えた』とあり、今後の対応を見守る」としている。嘉田氏は「日本や滋賀県のためになる政策が進むよう、個人の立場で活動している。政治活動の自由を制限する不当で過剰な介入だ」と話している。
今回の衆院選で嘉田氏は滋賀3区の民主党新人の後援会長に就任。滋賀2区と4区でも民主候補の応援演説などを行っている。
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:
チバQ
:2014/12/12(金) 23:14:54
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50004.html
北海道
2014年12月12日 11時26分
衆院選小選挙区北海道の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
北海道1区 札幌市中央・南・西区
横路孝弘73民 前《11》(元)衆院議長(比)
野呂田博之56共 新 党道委員
船橋利実54自〈麻〉前《1》(元)道議〈公〉(比)
飯田佳宏41無 新 (元)衆院議員秘書
横路と船橋 譲らず
横路と船橋が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。北海道知事と衆院議長を務めた横路は民主支持層の8割超を固め、無党派層でも大きくリードしている。船橋は自民支持層の7割を固めたが、公明支持層の支持が5割にとどまっている。
北海道3区 札幌市白石・豊平・清田区
荒井聰68民 前《6》(元)国家戦略相(比)
吉岡弘子63共 新 党地区常任委員
小和田康文44維(日維)新 行政書士(比)
高木宏寿54自〈二〉前《1》党内閣副部会長〈公〉(比)
高木と荒井 激戦続く
高木と荒井が互角の激しい戦いを続けている。高木は自民支持層の8割をまとめ、公明支持層でも7割に浸透。サラリーマンからの支持が目立っている。前回比例復活の荒井は民主支持層の8割強を固めた。無党派層への浸透で先行している。
北海道4区 札幌市手稲区、小樽市など
鉢呂吉雄66民 元《7》(元)経済産業相(比)
酒井隆裕40共 新 党地区常任委員
中村裕之53自〈麻〉前《1》党農林副部会長〈公〉(比)
中村と鉢呂 横一線
中村と鉢呂が横一線の激しい戦いを続けている。中村は自民支持層の8割弱をまとめ、農林水産業とサラリーマンからの支持でリードする。鉢呂も民主支持層の8割弱を固め、無党派層への浸透では先行する。終盤は札幌市の住宅街での活動に力を入れている。
北海道6区 旭川市、富良野市など
佐々木隆博65民 元《2》(元)農水副大臣(比)
荻生和敏65共 新 党道委員
今津寛68自〈額〉前《6》党安保調査会長〈公〉(比)
今津・佐々木 もつれる
今津と佐々木が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。今津は自民支持層の8割超、公明支持層の8割を固めた。サラリーマンや商工自営業への浸透で先行する。佐々木は民主支持層の9割弱をまとめ、無党派層の取り込みで優位に立つ。
北海道7区 釧路市、根室市など
鈴木貴子28民(大)前《1》(元)NHK職員(比)
石川明美63共 新 (元)釧路市議
伊東良孝66自〈二〉前《2》党道会長〈公〉(比)
伊東が抜け出す
伊東が抜け出し、優位に立っている。自民支持層の8割超を固め、幅広い年代で支持を集めている。農林水産業や商工自営業などで先行する。公示直前に民主に移った鈴木は、民主支持層の8割超をまとめた。無党派層で先行するが、若年層で伸び悩んでいる。
2014年12月12日 11時26分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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チバQ
:2014/12/12(金) 23:16:24
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50028.html
岩手県
2014年12月12日 11時20分
衆院選小選挙区岩手の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
岩手4区 花巻市、北上市、奥州市など
藤原崇31自〈町〉前《1》(元)参院議員秘書〈公〉(比)
高橋綱記67共 新 (元)旧花巻市議
小沢一郎72生(未)前《15》党代表(比)
小沢・藤原 並ぶ
16選を目指す小沢と藤原が横並びのまま終盤にもつれ込んでいる。小沢は生活支持層の9割をまとめ、民主支持層や維新支持層にも浸透。40歳以上の年代でリードする。藤原は自民支持層の7割を固めた。20〜30歳代では6割超の支持を集めている。
2014年12月12日 11時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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秋田県
2014年12月12日 11時16分
衆院選小選挙区秋田の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
秋田1区 秋田市
伊藤正通63社 新 (元)県教組委員長(比)
冨樫博之59自 前《1》(元)県会議長〈公〉(比)
寺田学38民 元《3》(元)首相補佐官(比)
山内梅良66共 新 (元)県議
冨樫が差広げる
序盤でわずかなリードだった冨樫が、寺田との競り合いからやや抜け出した。冨樫は自民支持層の7割超を固めた。幅広い年齢層に浸透し、商工自営業などで大きくリードする。寺田は民主支持層の9割に浸透しているが、無党派層からの支持が2割超にとどまる。
秋田3区 横手市、湯沢市、由利本荘市など
村岡敏英54維(日維)前《1》(元)衆農水委理事(比)
我妻桂子60共 新 党県委員
御法川信英50自 前《3》財務副大臣〈公〉(比)
御法川・村岡 競る
御法川が村岡と横並びのまま、終盤にもつれ込み、予断を許さない情勢だ。御法川は自公支持層を手堅くまとめたが、無党派層への浸透は2割超にとどまる。村岡は維新支持層の8割超、民主支持層の6割を固めたほか、無党派層の3割弱に浸透している。
2014年12月12日 11時16分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50043.html
山形県
2014年12月12日 11時14分
衆院選小選挙区山形の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
山形2区 米沢市、東根市、尾花沢市など
近藤洋介49民 前《4》(元)経産副大臣(比)
白根沢澄子64共 新 (元)米沢市議
鈴木憲和32自 前《1》(元)農水省職員〈公〉(比)
鈴木と近藤 激戦
鈴木と近藤が互角の激しい戦いを続けている。元農水省官僚の鈴木は自民、公明両党支持層を手堅くまとめるが、農林水産業への浸透は3割台と伸び悩んでいる。近藤は民主支持層をほぼ固め、無党派層でも健闘。農林水産業や専業主婦でリードしている。
山形3区 鶴岡市、酒田市、新庄市など
阿部寿一55無 前《1》(元)酒田市長
吉田大成45民 新 (元)神奈川県議(比)
長谷川剛36共 新 党地区副委員長
加藤鮎子35自 新 (元)衆院議員秘書〈公〉(比)
佐藤誠66無 新 タクシー運転手
加藤・阿部 自民層争奪
加藤と阿部が接戦の色合いを深め、予断を許さない状況だ。加藤は元自民党幹事長の父・紘一の地盤を受け継ぐが、自民支持層への浸透は6割台にとどまる。元酒田市長の阿部は自民支持層の2割超を取り込み、無党派層の4割の支持を得ている。
2014年12月12日 11時14分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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:
チバQ
:2014/12/12(金) 23:17:37
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50095.html
栃木県
2014年12月12日 11時06分
衆院選小選挙区栃木の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
栃木2区 鹿沼市、日光市、さくら市など
福田昭夫66民 前《3》党県代表(比)
西川公也71自〈二〉前《5》農相〈公〉(比)
阿部秀実55共 新 党地区委員
西川に福田追いつく
序盤は西川が一歩リードしていたが、西川と福田が互角の激しい戦いで終盤にもつれ込んでいる。西川は自民支持層の7割に浸透するが、無党派層への浸透は1割台と伸び悩む。福田は民主支持層の8割をまとめ、無党派層でも3割に浸透し、先行している。
栃木3区 大田原市、那須塩原市など
簗和生35自〈町〉前《1》党県副会長〈公〉(比)
秋山幸子63共 新 (元)足尾町議
渡辺喜美62無(み)前《6》(元)金融相
渡辺、無党派支持伸びず
簗と渡辺が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。簗は幅広い年齢層に浸透し、自民支持層も6割超をまとめた。みんなの解党で無所属となった渡辺は、個人後援会の引き締めを図るが、民主、維新両党支持層や無党派層で思うように差を付けられずにいる。
2014年12月12日 11時06分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50149.html
埼玉県
2014年12月12日 11時02分
衆院選小選挙区埼玉の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
埼玉5区 さいたま市西・大宮・中央区など
山本悠子62共 新 党地区役員
牧原秀樹43自 前《2》党副幹事長〈公〉(比)
枝野幸男50民 前《7》党幹事長(比)
牧原・枝野 競り合い
牧原と枝野が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。牧原は自民支持層の7割超、公明支持層の8割超をまとめ、60歳以上で支持を広げる。7期連続当選の枝野は、民主支持層の9割を固めた。3割強に浸透する無党派層のさらなる取り込みに力を入れる。
埼玉6区 鴻巣市の一部、上尾市など
大島敦57民 前《5》党県代表(比)
戸口佐一64共 新 党地区常任委員
中根一幸45自〈町〉前《2》外務政務官〈公〉(比)
大島、維新支持層に浸透
4度目の対決となる大島と中根の横並びの接戦が続く。大島は、民主支持層の9割弱を固め、共闘する維新支持層の6割超をまとめた。無党派層にも浸透している。中根は、女性の支持で大島を上回るが、自民支持層は6割弱しかまとめ切れていない。
2014年12月12日 11時02分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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チバQ
:2014/12/12(金) 23:19:27
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50180.html
東京都
2014年12月12日 10時58分
衆院選小選挙区東京の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
東京1区 千代田区、港区、新宿区
渡辺徹36次(日維)新 経営指導業(比)
冨田直樹38共 新 党地区常任委員
又吉光雄70諸 新 政治団体代表
海江田万里65民 前《6》党代表(比)
山田美樹40自〈町〉前《1》党経産副部会長〈公〉(比)
野崎孝信27無 新 商社員
山田・海江田 伯仲
山田と海江田が接戦の色合いを深め、最後まで予断を許さない情勢だ。山田は自民支持層の7割を固め、全年齢層から支持を集める。男性の支持でも先行する。前回比例復活で、党代表として雪辱を期す海江田は民主支持層に加え、野党支持層の大半も取り込んだ。
東京3区 品川区、大田区の一部、島部
松原仁58民 前《5》(元)国家公安委長(比)
石原宏高50自〈石〉前《2》(元)外務政務官〈公〉(比)
香西克介38共 新 党准中央委員
松原、自民層に食い込む
5度目の顔合わせとなる松原と石原が前回に続き、互角の激しい戦い。松原は、民主支持層の8割超を固めたほか、自民支持層の2割強にも食い込む。前回勝利した石原は、陣営の引き締めを強めるとともに、先行されている無党派層への浸透に力を入れる。
東京7区 渋谷区、中野区
太田宜興38共 新 党地区常任委員
長妻昭54民 前《5》(元)厚生労働相(比)
吉田康一郎47次(日維)新 (元)都議(比)
松本文明65自〈町〉前《2》(元)総務政務官〈公〉(比)
長妻・松本 予断許さず
長妻と松本が横一線で、最後まで予断を許さない情勢だ。厚生労働相として年金記録問題に取り組んだ長妻は、70歳代以上や専業主婦の支持が厚く、野党各党の支持層に浸透。松本は自民支持層の7割超をまとめ、公明支持層のさらなる取り込みを目指す。
東京15区 江東区
猪野隆49無(日維)新 (元)国税局職員
柿沢未途43維(結)前《2》党政調会長(比)
秋元司43自〈二〉前《1》党内閣部会長〈公〉(比)
吉田年男66共 新 党地区委員長
秋元と柿沢 横並び
秋元が柿沢と横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。秋元は自民支持層の6割強、公明支持層の8割を固め、サラリーマンへの浸透で先行している。柿沢は維新支持層の9割弱、民主支持層の5割強をまとめ、無党派層でもリードしている。
東京18区 武蔵野市、府中市、小金井市
土屋正忠72自 前《2》(元)総務政務官〈公〉(比)
菅直人68民 前《11》(元)首相(比)
結城亮44共 新 党地区委員
土屋と菅が接戦
土屋と菅が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。土屋は自民支持層の8割、公明支持層の6割超を固め、各年代に幅広く浸透している。菅は民主支持層から9割の支持を集めている。2割に浸透し、やや先行する無党派層での支持拡大を図っている。
東京21区 立川市、昭島市、日野市
長島昭久52民 前《4》(元)防衛副大臣(比)
小田原潔50自〈町〉前《1》党外交副部会長〈公〉(比)
吉岡正史40共 新 党准中央委員(比)
長島、無党派で先行
長島と小田原が、互角の激しい戦いを繰り広げており、予断を許さない情勢だ。長島は民主支持層の8割超を固めた。無党派層で先行している。小田原は自民、公明支持層の6割超を固めた。専業主婦の3割に浸透し、女性の支持で上回る。
2014年12月12日 10時58分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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チバQ
:2014/12/12(金) 23:21:21
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50130.html
千葉県
2014年12月12日 10時54分
衆院選小選挙区千葉の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
千葉1区 千葉市中央・稲毛・美浜区
門山宏哲50自 前《1》弁護士〈公〉(比)
田嶋要53民 前《4》(元)経産政務官(比)
吉田直義27共 新 民青地区委員長
田沼隆志38次(日維)前《1》党政調副会長(比)
田嶋・門山 デッドヒート
田嶋と門山がデッドヒートのまま、終盤にもつれ込んでいる。田嶋は、サラリーマンに支持を広げ、民主支持層を手堅くまとめる。無党派層にも浸透する。門山は公明との連携を強調。地元をこまめに回り、6割にとどまっている自民、公明支持層の上積みを図る。
2014年12月12日 10時54分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50139.html
神奈川県
2014年12月12日 10時52分
衆院選小選挙区神奈川の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
神奈川4区 横浜市栄区、鎌倉市など
山本朋広39自 前《2》文部科学政務官〈公〉(比)
浅尾慶一郎50無(み)前《2》(元)参院議員
荻原隆宏44無(民)新 (元)横浜市議
加藤勝広70共 新 党地区委員
浅尾 リード保つ
浅尾が一歩リードを保ち、山本が追いかける。みんなを解党し、無所属で出馬した浅尾は、サラリーマンの支持を伸ばし、無党派層の5割弱にも浸透している。山本は、自民党幹部が続々と応援に駆けつけているが、自民支持層の6割台しか固められていない。
神奈川9区 川崎市多摩・麻生区
中山展宏46自 前《1》党財金副部会長〈公〉(比)
堀口望38共 新 党県委員
笠浩史49民 前《4》(元)文科副大臣(比)
椎名毅39維(結)前《1》党財務副局長(比)
中山、男性から支持
中山と笠が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。中山は、自民支持層の7割超をまとめ、男性の支持でリードする。前回、県内の民主候補で唯一小選挙区を制した笠は、民主支持層の7割強に浸透し、自民支持層の一部も取り込む。椎名は追い上げを図る。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50171.html
山梨県
2014年12月12日 10時50分
衆院選小選挙区山梨の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
山梨1区 甲府市、甲斐市、北杜市など
中島克仁47民(み)前《1》診療所院長(比)
遠藤昭子63共 新 党県委員(比)
宮川典子35自〈麻〉前《1》党文科副部会長〈公〉(比)
宮川、やや優位に
宮川がやや優位に立ち、中島が追い上げる。宮川は自民支持層の8割を固め、女性の支持で大きくリードする。中島は民主支持層の8割超をまとめ、無党派層でも先行するが、候補者擁立を見送った維新支持層を取り込みきれていない。
山梨2区 富士吉田市、都留市、山梨市など
秋山晃一61共 新 (元)富士吉田市議
長崎幸太郎46無 前《2》(元)財務省職員
堀内詔子49自〈岸〉前《1》党厚労副部会長〈公〉(比)
長崎を堀内が猛追
長崎が優位な情勢になりつつあり、堀内が激しく追い上げる。自民への復党を目指す長崎は、二階総務会長の支援を受けて自民支持層の4割弱に浸透し、野党支持層も大半を取り込んだ。堀内は、自民支持層の5割を固めたが、公明支持層でリードを許している。
2014年12月12日 10時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
2438
:
チバQ
:2014/12/12(金) 23:22:54
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50022.html
新潟県
2014年12月12日 10時46分
衆院選小選挙区新潟の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
新潟3区 新発田市、村上市、五泉市など
伊藤誠40共 新 党県委員
黒岩宇洋48民 元《1》(元)法務政務官(比)
斎藤洋明38自〈麻〉前《1》(元)内閣府職員〈公〉(比)
黒岩に主婦層の支持
黒岩と斎藤の接戦が続いている。黒岩は農林水産業と商工自営業の5割近くに食い込み、専業主婦の4割強も固める。民主支持層からは9割強の支持を受ける。斎藤はサラリーマンに浸透し、自民支持層の8割弱、公明支持層の半数程度を固めた。
新潟4区 三条市、加茂市、見附市など
菊田真紀子45民 前《4》党幹事長代理(比)
西沢博34共 新 党県常任委員
金子恵美36自〈二〉前《1》(元)県議〈公〉(比)
金子、一歩抜け出す
金子が菊田との競り合いから一歩抜け出した。金子は自民支持層の9割近く、公明支持層の8割の支持を固めた。農林水産業からサラリーマンまで幅広い職業で支持を広げる。菊田は民主支持層の9割超を固めたが、無党派層で大差を付けることができていない。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50037.html
長野県
2014年12月12日 10時38分
衆院選小選挙区長野の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
長野1区 長野市の一部、須坂市など
宮沢隆仁59次(日維) 前《1》党副幹事長(比)
武田良介35共 新 党県常任委員
篠原孝66民 前《4》(元)農水副大臣(比)
小松裕53自〈額〉前《1》内科医師〈公〉(比)
篠原・小松 なお互角
篠原と小松の互角の激しい戦いが続く。篠原は民主支持層の9割、無党派層の3割超を固めた。環太平洋経済連携協定(TPP)反対を訴え、農林水産業の5割の支持を得る。小松は自民支持層の7割超を固めた。無党派層への浸透が課題だ。
長野3区 上田市、佐久市、千曲市など
木内均50自〈二〉前《1》(元)県議〈公〉(比)
唐沢千晶44共 新 党県常任委員
井出庸生37維(結)前《1》党県共同代表(比)
寺島義幸61民 前《1》(元)県会議長(比)
三つどもえ続く
井出、木内、寺島による三つどもえの激戦が続く。井出は維新支持層の8割超、無党派層の3割超に浸透。木内は6割超にとどまる自民支持層の支持拡大を急ぐ。前回、民主新人として小選挙区で唯一当選した寺島は、1割にとどまる無党派層の伸びがカギだ。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50064.html
愛知県
2014年12月12日 10時30分
衆院選小選挙区愛知の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
愛知5区 名古屋市中村・中川区など
藤井博樹37共 新 党地区常任委員
赤松広隆66民 前《8》(元)農相(比)
神田憲次51自〈町〉前《1》税理士(比)
安田庄一47次 新 玩具商社顧問(比)
「振り子」区 接戦続く
自民と民主が交互に議席を奪い合う激戦区で、赤松が神田と横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。赤松は民主支持層の8割、無党派層の3割をまとめた。神田は自民支持層の6割強を固めたが、公明支持層の支持が5割強にとどまっている。
愛知11区 豊田市の一部、みよし市
八木哲也67自 前《1》(元)豊田市議(比)
古本伸一郎49民 前《4》(元)財務政務官(比)
牧田充生60共 新 繊維卸業
古本・八木 互角の戦い
古本と八木が互角の戦いを展開している。古本は支持基盤の労組をフル稼働させて民主支持層の支持を9割強に伸ばし、政権批判票の6割弱も取り込んだ。八木は自民支持層の8割弱をまとめたが、30〜60歳代で弱く、無党派層の支持で差をつけられている。
愛知13区 碧南市、刈谷市、安城市など
宮地勲60共 新 党地区委員
大西健介43民 前《2》(元)衆院議員秘書(比)
大見正56自〈麻〉前《1》党文科副部会長(比)
大西・大見 競り合い
大西と大見が横一線の接戦で、最後まで予断を許さない情勢だ。大西は民主支持層の8割強、無党派層の3割弱から支持を受ける。大見は自民支持層の7割強を固めた。3割弱にとどまっている公明支持層の票固めと、無党派層の取り込みに全力を挙げている。
2439
:
チバQ
:2014/12/12(金) 23:24:37
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50089.html
滋賀県
2014年12月12日 10時26分
衆院選小選挙区滋賀の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
滋賀1区 大津市、高島市
川端達夫69民 前《9》党国対委員長(比)
佐藤耕平32共 新 党県常任委員
大岡敏孝42自〈二〉前《1》党県幹事長代行〈公〉(比)
大岡・川端 横並び
大岡と川端の互角の戦いのまま、終盤戦に突入した。大岡は自民支持層の8割を固め、公明支持層の8割弱から支持を得ている。川端は、民主支持層の8割以上を固めたが、序盤で約4割を取り込んだ無党派層の支持を3割弱に落とし、勢いに陰りが出ている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50083.html
京都府
2014年12月12日 10時22分
衆院選小選挙区京都の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
京都3区 京都市伏見区、向日市など
泉健太40民 前《4》党府会長(比)
清水鴻一郎68維(日維)前《2》党府幹事長(比)
宮崎謙介33自〈二〉前《1》党府副会長〈公〉(比)
石村和子64共 新 党府委員(比)
泉、主婦層から支持
泉と宮崎が競り合ったまま、終盤にもつれ込んでいる。泉は民主支持層の8割を固め、専業主婦からの支持も他の候補者を上回っている。宮崎は自民支持層の6割強から支持を取り付けたが、一部が泉に流れるなど伸び悩んでいる。無党派層への浸透も課題だ。
京都6区 宇治市、城陽市、八幡市など
山井和則52民 前《5》(元)党国対委員長(比)
安藤裕49自 前《1》党府副会長〈公〉(比)
上條亮一28共 新 党府委員
安藤と山井 互角
安藤と山井の互角の戦いが続いており、予断を許さない情勢だ。安藤は自民、公明支持層の7割以上を固め、国替えで候補者不在となった維新支持層にも食い込んでいる。小選挙区で4回連続当選している山井は、知名度を生かして無党派層の支持を得ている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50203.html
兵庫県
2014年12月12日 10時18分
衆院選小選挙区兵庫の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
兵庫1区 神戸市東灘・灘・中央区
井坂信彦40維(結)前《1》行政書士(比)
盛山正仁61自〈岸〉前《2》党法務部会長〈公〉(比)
筒井哲二朗43共 新 党地区常任委員
井坂、民主層から支持
井坂と盛山の接戦が続き、最後まで予断を許さない情勢だ。井坂は維新支持層の8割近くをまとめ、民主支持層や無党派層からも支持を集める。盛山は60歳以上の高齢者を中心に浸透しており、安倍首相、石破地方創生相らの応援を受け、組織を引き締めている。
兵庫11区 姫路市の一部
頭師暢秀44自 新 (元)大学准教授〈公〉(比)
苦瓜一成61共 新 党地区職員
松本剛明55民 前《5》(元)外相(比)
松本 競り合いから一歩
松本が頭師との競り合いから抜け出しつつある。松本は民主支持層の9割近くをまとめ、維新支持層の5割を取り込んだ。無党派層の支持も高い。頭師は商工自営業から5割近い支持を集めるが、自民、公明支持層の支持は6割弱にとどまっている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50219.html
和歌山県
2014年12月12日 10時14分
衆院選小選挙区和歌山の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
和歌山1区 和歌山市
門博文49自〈二〉前《1》党県会長代行〈公〉(比)
岸本周平58民 前《2》(元)内閣府政務官(比)
国重秀明54共 新 党県常任委員
門と岸本 横一線
門と岸本が横一線のまま、終盤にもつれ込んでいる。門は、自民支持層の7割、公明支持層の8割弱を固め、それぞれ序盤から積み増した。岸本は、民主支持層の9割以上を固めたほか、維新支持層や無党派層にも支持を広げている。
2440
:
チバQ
:2014/12/12(金) 23:26:11
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50106.html
大阪府
2014年12月12日 10時20分
衆院選小選挙区大阪の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
大阪1区 大阪市中央・西・天王寺区など
井上英孝43維(日維)前《1》(元)大阪市議(比)
柴山昇61共 新 党地区委員長
大西宏幸47自〈岸〉新 (元)大阪市議〈公〉(比)
井上・大西 接戦続く
井上と大西が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。井上は、働き盛りの30歳代やサラリーマンに浸透。候補を立てなかった民主支持層の支持でリードしている。大西は自民支持層の7割弱、公明支持層の6割を固め、無党派層への支持拡大を目指す。
大阪4区 大阪市北・都島・福島区など
清水忠史46共 新 (元)大阪市議(比)
吉村洋文39維(日維)新 弁護士(比)
中山泰秀44自〈町〉前《3》外務副大臣〈公〉(比)
吉田治52無 元《4》(元)国交副大臣
中山やや抜け出す
中山が吉村との混戦からやや抜け出した。中山は20歳代の若者と40歳以上に広く浸透している。自民、公明支持層の8割近くを固めたほか、無党派層の支持でも、吉村と競り合っている。大阪市議から転身した吉村は、維新支持層以外の支持が伸び悩んでいる。
大阪10区 高槻市、島本町
辻元清美54民 前《5》(元)首相補佐官(比)
松浪健太43維(日維)前《4》党国対委員長(比)
大隈和英45自〈麻〉新 外科医師〈公〉(比)
浅沼和仁53共 新 党地区副委員長
松浪・辻元・大隈 混戦
松浪、辻元、大隈の競り合いは、三者横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。松浪は、女性からの支持で辻元、大隈を上回る。辻元は知名度を生かして無党派層に浸透し、民主支持層の8割も固めた。大隈は自民、公明支持層の6割程度しか取り込めていない。
大阪11区 枚方市、交野市
平野博文65民 元《5》(元)官房長官(比)
三和智之39共 新 党地区副委員長
伊東信久50維(日維)前《1》医療法人理事長(比)
佐藤ゆかり53自〈大〉元《1》(元)経産政務官〈公〉(比)
佐藤・平野・伊東 競る
佐藤、平野、伊東の接戦が続き、予断を許さない情勢だ。佐藤は商工自営業や専業主婦の支持で平野、伊東を上回る。元官房長官の平野は、民主支持層をほぼ固めたほか、無党派層にも浸透している。伊東は維新支持層の7割を固め、無党派層の支持拡大を目指す。
2441
:
チバQ
:2014/12/12(金) 23:26:30
大阪12区 寝屋川市、大東市、四條畷市
吉井芳子52共 新 党地区常任委員
堅田壮一郎28維(日維)新 (元)衆院議員秘書(比)
北川知克63自〈大〉前《4》(元)環境副大臣〈公〉(比)
樽床伸二55民 元《5》(元)総務相(比)
北川 リード広げる
序盤ではわずかなリードだった北川が抜け出しつつある。自民支持層の7割超、公明支持層の5割を固めた。樽床は民主支持層の8割弱、堅田は維新支持層の8割をまとめて激しく追い上げているが、互いに政権批判票が割れてしまうことがひびいている。
大阪14区 八尾市、柏原市、羽曳野市など
三宅博64次(日維)前《1》党総務副会長(比)
長尾敬52自 元《1》(元)生保会社社員(比)
野沢倫昭66共 新 (元)八尾市議
谷畑孝67維(日維)前《6》(元)厚労副大臣(比)
谷畑と長尾 並ぶ
谷畑と長尾が横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。谷畑は維新支持層の7割を固めたほか、自民、民主支持層にも食い込んでいる。長尾は専業主婦や20歳代の若者の支持で谷畑を上回るが、自民支持層からの支持が6割程度にとどまっている。
大阪17区 堺市中・西・南区
吉岡孝嘉56共 新 党地区副委員長
岡下昌平39自〈二〉新 (元)府議〈公〉(比)
馬場伸幸49維(日維)前《1》党組織局長(比)
馬場に無党派の支持
馬場と岡下が横一線のまま、最後まで予断を許さない状況だ。馬場は維新支持層の8割をまとめ、無党派層や主婦、商工自営業から高い支持を受ける。岡下は自民支持層の7割弱、公明支持層の7割以上を固めた。サラリーマンからの支持が高い。
大阪18区 岸和田市、泉大津市、和泉市など
矢野忠重64共 新 党地区常任委員
遠藤敬46維(日維)前《1》財団法人役員(比)
神谷昇65自〈二〉新 (元)泉大津市長〈公〉(比)
遠藤と神谷 一進一退
遠藤と神谷が一進一退の攻防を繰り広げている。遠藤は維新支持層の9割超を固め、民主支持層や無党派層にも浸透しつつある。泉大津市長を3期務めた神谷は20歳代の若者と50歳以上の中高年層で支持を広げ、専業主婦やサラリーマンから高い支持を受けている。
2014年12月12日 10時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
2442
:
チバQ
:2014/12/12(金) 23:27:35
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50224.html
岡山県
2014年12月12日 10時06分
衆院選小選挙区岡山の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
岡山2区 岡山市中区、東区の一部など
山下貴司49自 前《1》弁護士〈公〉(比)
津村啓介43民 前《4》(元)内閣府政務官(比)
井上素子67共 新 (元)玉野市議
山下が一歩先行
山下が津村との競り合いから一歩抜け出した。山下はアベノミクスの成果を訴えるなどして、自民支持層の8割弱を固めたほか、公明支持層の7割弱もまとめた。津村は民主支持層の8割強の支持を得ているが、若い世代に浸透しきれていない。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50222.html
広島県
2014年12月12日 10時04分
衆院選小選挙区広島県の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
広島6区 尾道市の一部、三原市の一部など
亀井静香78無(みど)前《12》(元)郵政改革相
寺田明充63共 新 党県委員
小島敏文64自〈岸〉前《1》党農林副部会長(比)
亀井を追う小島
亀井が優位な情勢になりつつあり、小島が激しく追い上げている。亀井は民主支持層の8割強に支持を広げたほか、自民、公明支持層の3割にも食い込んでいる。前回比例復活の小島は自民支持層の6割弱の支持を得たが、無党派層、高齢層に浸透が遅れている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50199.html
香川県
2014年12月12日 09時56分
衆院選小選挙区香川の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
香川2区 高松市の一部、丸亀市の一部など
瀬戸隆一49自〈麻〉前《1》党総務副部会長〈公〉(比)
佐伯守54共 新 党県委員
玉木雄一郎45民 前《2》党政調副会長(比)
玉木・瀬戸 予断許さず
玉木と瀬戸が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢となっている。玉木は民主支持層の9割を固めたほか、自民支持層の2割にも食い込んでいる。瀬戸は自民支持層の6割以上をまとめているが、無党派層の支持で玉木に後れを取っている。
2443
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チバQ
:2014/12/12(金) 23:28:53
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50076.html
福岡県
2014年12月12日 09時48分
衆院選小選挙区福岡の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
福岡1区 福岡市東・博多区
比江嶋俊和67共 新 (元)福岡市議
新開裕司46無 前《1》(元)衆院議員秘書
明石健太郎42諸 新 みらい党代表
井上貴博52無 前《1》(元)県議
金出公子67無 新 (元)福岡市議
山本剛正42民 元《1》党県副代表(比)
山本・井上 接戦
山本と井上が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。山本は、民主支持層の支持を7割強に広げ、公明支持層の一部にも食い込む。新開と自民公認を争い、無所属での出馬となった井上は自民支持層の2割以上をまとめたほか、専業主婦らに支持を広げている。
福岡10区 北九州市門司・小倉北・小倉南区
山本幸三66自〈岸〉前《6》(元)経産副大臣〈公〉(比)
佐藤正夫59無(み)前《1》(元)県議
高瀬菜穂子54共 新 (元)県議
城井崇41民 元《2》(元)文科政務官(比)
山本 やや優勢に
序盤では横並びだった城井との争いは、山本が優位な情勢になりつつある。山本は自民支持層の8割近くをまとめたほか、全年代層で支持を広げている。城井は民主支持層の9割弱に支持を広げ、無党派層の2割にも食い込んでいる。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50093.html
佐賀県
2014年12月12日 09時46分
衆院選小選挙区佐賀の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
佐賀1区 佐賀市、鳥栖市など
岩田和親41自〈岸〉前《1》党青年局次長〈公〉(比)
原口一博55民 前《6》(元)総務相(比)
古賀誠29共 新 民青県委員長
原口と岩田 譲らず
原口と岩田が横一線の激戦を展開している。原口は足のケガで入院中だが、党幹部の頻繁な応援で、民主支持層の9割弱を固めた。岩田は集会や街頭演説を繰り返し、サラリーマンや専業主婦に支持を広げているが、公明支持層の支持が6割にとどまっている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50101.html
熊本県
2014年12月12日 09時42分
衆院選小選挙区熊本の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
熊本1区 熊本市東、中央・西・北区の一部
木原稔45自〈額〉前《2》党青年局長(比)
松野頼久54維(日維)前《5》党国会会長(比)
高本征尚29共 新 (元)飲食会社社員
木原 優位な戦い
木原が松野との競り合いから一歩抜け出し、優位に戦いを進めている。木原は全ての年代からまんべんなく支持を集め、民主支持層の2割弱も取り込んだ。松野は党幹部としてメディアでの露出は高いものの、無党派層の支持が2割にとどまっている。
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チバQ
:2014/12/12(金) 23:30:04
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50133.html
大分県
2014年12月12日 09時40分
衆院選小選挙区大分の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
大分1区 大分市の一部
山本茂63共 新 党地区常任委員
吉良州司56民 元《3》(元)外務副大臣(比)
穴見陽一45自〈町〉前《1》党労政局次長〈公〉(比)
穴見と吉良 激戦
穴見と吉良が互角の戦いのまま、予断を許さない情勢で終盤を迎えた。穴見は自民支持層8割弱をまとめ、サラリーマン、商工自営業への浸透ぶりでリードしている。吉良は民主支持層の9割を固め、専業主婦、無党派層からの支持でリードしている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50155.html
鹿児島県
2014年12月12日 09時36分
衆院選小選挙区鹿児島の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
鹿児島3区 薩摩川内市、日置市、枕崎市など
山口陽規61共 新 党地区委員長
野間健56無(国)前《1》(元)金融相秘書官
宮路拓馬35自 新 (元)総務省職員〈公〉(比)
野間 自民層も取り込む
野間が宮路との競り合いから一歩抜け出した。野間はサラリーマンや商工自営業で支持を広げ、自民支持層の3割弱も取り込んだ。引退した父、宮路和明元厚生労働副大臣の地盤を引き継ぐ宮路は、自民、公明支持層からの支持が6割弱にとどまっている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/jyosei/20141212-OYT8T50165.html
沖縄県
2014年12月12日 09時34分
衆院選小選挙区沖縄の終盤情勢です。調査方法・一覧の見方は、こちら。
沖縄1区 那覇市、久米島町、渡嘉敷村など
赤嶺政賢66共 前《5》党幹部会委員(比)
国場幸之助41自〈岸〉前《1》党青年局次長〈公〉(比)
下地幹郎53維(国)元《4》(元)郵政改革相(比)
国場・赤嶺 もつれ込む
国場と赤嶺が横並びのまま終盤にもつれ込んでいる。国場は20歳代やサラリーマンへの浸透でリードし、自民、公明支持層の8割弱を固めている。赤嶺は、共産党の不破哲三前議長が選挙区入りするなどの支援態勢が敷かれ、無党派層で大きくリードしている。
沖縄4区 糸満市、宮古島市、石垣市など
仲里利信77無(自)新 (元)県会議長
西銘恒三郎60自〈額〉前《3》総務副大臣〈公〉(比)
仲里、無党派で優位
仲里と西銘が激しい競り合いのまま終盤を迎え、予断を許さない。新知事勢力の仲里は、60歳以上の高齢者の支持を集め、無党派層の半数を固めた。西銘は若年層からの支持でリードしているが、無党派層への支持拡大で苦戦している。
2445
:
チバQ
:2014/12/12(金) 23:43:38
個人的にチェックしてたけど、読売の情勢で載ってないところ
カッコは基本的に野党候補の名前
■野党系が固いのか?
北海道8(逢坂)
■自民系が固いのか?
群馬2(石関) 千葉9(奥野) 神奈川12(阿部知子)神奈川16(義家vs後藤)
新潟1(西村) 新潟2(鷲尾) 愛知3(近藤昭一) 大阪18(自民が竹本:比例復活なし)
大阪19(維新丸山)長崎1(高木)
■保守分裂区
兵庫12(山口壯)
2446
:
チバQ
:2014/12/12(金) 23:45:01
あと岡山3もさすがに抜けたみたいですね
2447
:
チバQ
:2014/12/12(金) 23:57:34
あと、静岡6(渡辺周)、奈良1(馬淵)も抜けたんですかね
ということで増補
個人的にチェックしてたけど、読売の情勢で載ってないところ
カッコは基本的に野党候補の名前
■野党系が固いのか?
北海道8(逢坂) 静岡6(渡辺周) 奈良1(馬淵)
■自民系が固いのか?
群馬2(石関) 千葉9(奥野) 神奈川12(阿部知子)神奈川16(義家vs後藤)
新潟1(西村) 新潟2(鷲尾) 愛知3(近藤昭一) 大阪18(自民が竹本:比例復活なし)
大阪19(維新丸山)長崎1(高木)
■保守分裂区
兵庫12(山口壯)
2448
:
林家四平
:2014/12/13(土) 00:09:30
>>2447
竹本直一氏は大阪18区じゃなくて、大阪15区から出ています。18区には新人の前回落選した候補者がいます。
2449
:
チバQ
:2014/12/13(土) 01:53:05
>>2448
おう!間違えてた!
ご指摘サンクスです
2450
:
チバQ
:2014/12/13(土) 02:05:54
比例情勢 毎日より
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddm010010068000c.html
2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 比例・北海道
毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
◇自民、市区部も浸透
自民は全道的に優位に戦いを進めており、前回獲得した3議席は確保する勢い。従来の地盤である町村部に加え、比較的苦手としてきた市区部でも支持を伸ばしている。
民主は逆風だった前回、厚い地盤を誇ってきた道内でも自民票を下回り、2議席まで後退した。今回も自民に後れを取っているものの、無党派層への浸透で自民と競り合い、3議席に届きそうだ。
公明は自民支持層の一部も取り込み、1議席を確保する見通し。「反自民」票の受け皿を狙う共産も勢いがあり、2000年以来の議席獲得をうかがう。前回は旧日本維新の会が第三極勢力として1議席を得たが、今回、維新は支持の広がりを欠き、議席確保は難しい情勢だ。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddm010010085000c.html
2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 比例・東北
毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
◇自民、6議席も視野
自民は前回の5議席を上回る勢いで、過去最多だった2005年「郵政選挙」以来の6議席に届きそうだ。市区部・町村部を問わず支持を伸ばしており、無党派層にも食い込んでいる。
民主は前回一気に4議席も減らし、3議席にとどまった。今回も伸び悩んでいるものの、3議席を確保し、さらに1議席の上積みを狙っている。
公明は過去最多となる2議席を視野に入れる勢いで、維新は旧日本維新の会が前回獲得した2議席の死守に懸命。共産は1議席を確保する見通し。前回1議席を得た旧日本未来の党の流れをくむ生活は、小沢一郎代表の地元・岩手県で一定の支持を得ているほかは広がりに欠け、議席を失う公算が大きくなっている。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddm010010078000c.html
2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 比例・北関東
毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
◇民主、4議席固める
自民は8議席を固め、過去最多だった2005年に並ぶ9議席目をうかがう。保守地盤の厚い茨城、栃木、群馬だけでなく、都市部を抱える埼玉でも幅広く支持を集めており、前回6議席を上回るのは確実な勢い。
前回の3議席を上回る4議席を固めた民主は無党派層で自民に次ぐ支持を得ており、5議席目の獲得も狙う。公明は3議席を固め、維新は旧日本維新の会が前回獲得した4議席から2議席に半減する可能性がある。共産は00年以来となる2議席目を狙い、政権批判票の取り込みに力を入れている。
前回は渡辺喜美氏が代表を務める旧みんなの党が2議席を得ており、解党したみんなの支持票の行方が焦点の一つとなっている。
2451
:
チバQ
:2014/12/13(土) 02:07:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddm010010102000c.html
2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 比例・南関東
毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
◇自民に勢い 10議席視野
自民が前回の6議席から9議席に増やす勢い。無党派層のほか、民主や維新など野党支持層の一部も取り込み、自民が大勝した2005年郵政選挙の10議席もうかがう。
民主は前回の4議席から1議席上積みする見通しだが、維新との調整などで候補の擁立を見送った小選挙区も多く、比例票の伸び悩みを警戒する。
公明は2議席を確保し、05年以来の3議席目も視野に入る。1議席が続いてきた共産も00年以来の2議席に届き、96年以来となる3議席目を狙う。
旧日本維新の会は5議席を得たが、今回の維新は無党派層への広がりが見られず、2議席まで落ち込む可能性。次世代、生活、社民は議席獲得が困難な見通し。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddm010010087000c.html
2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 比例・東京
毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
◇共産、2議席確保
自民は小選挙区候補の堅調な流れに乗り、前回の5議席から7議席まで伸ばす勢い。民主、維新支持層の一部も取り込み、8議席目もうかがう。
5議席減の3議席に終わった前回の雪辱を期す民主は、3議席を確保して4議席目を狙うが、無党派層の取り込みが進まず、伸び悩んでいる。
政権批判票の受け皿を狙う共産は2000年以来となる2議席を確保し、3議席目も視野に入る。公明は2議席を維持しそうだ。
旧日本維新の会は前回3議席を獲得したが、維新の支持は大きく落ち込み、1議席しか確保する見通しが立っていない。次世代は石原慎太郎最高顧問を比例名簿9位に登載したが、議席獲得は困難な情勢だ。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddm010010101000c.html
2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 比例・北陸信越
毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
◇自民が安定 5議席確保
自民は保守地盤が強固な富山、石川、福井3県を中心に安定した戦いを進めており、前回を1議席上回る5議席を固めた。民主の伸び悩みを受け、過去最多となる6議席目も視野に入る勢いだ。
前回4議席減の2議席まで落ち込んだ民主は3議席を狙う。長野や新潟の小選挙区で自民候補を相手に接戦を繰り広げており、比例票の掘り起こしにつなげようと躍起だ。
第三極への追い風で前回、旧日本維新の会は3議席を得たが、今回の維新は支持が落ち込み、1議席の確保にとどまる見通し。堅い組織票を誇る公明は1議席を固めた。2003年以降、議席から遠ざかっている共産は「反自民」票の受け皿をアピールし、1議席の獲得をうかがう。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddm010010110000c.html
2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 比例・東海
毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
◇民主が健闘 5議席確保
自民は前回の7議席を上回る8議席を確保し、過去最多だった2005年郵政選挙の9議席もうかがう勢い。
民主は前回、8議席減らして4議席まで落ち込んだが、今回は5議席を確保した。連合票を背景に民主の地盤とされてきた愛知、三重で小選挙区候補が健闘しており、比例の支持でも復調の兆しが見える。
公明は前回の2議席を確保し、05年以来の3議席も視野に入る。共産は1議席を維持し2議席目を目指す。前回、旧日本維新の会は4議席を獲得したが、維新は半減の2議席にとどまりそうな情勢。前回は旧みんなの党が2議席、旧日本未来の党が1議席を得ており、第三極支持層が自民、民主に流れる構図となっている。
2452
:
チバQ
:2014/12/13(土) 02:08:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddm010010155000c.html
2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 比例・近畿
毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
◇自民、10議席射程に
前回7議席の自民は9議席を確保し、10議席目も射程に入った。11議席目もうかがう勢い。2009年は民主(11議席)、12年は旧日本維新の会(10議席)に比例ブロック第1党の座を奪われており、05年以来の第1党に返り咲きそうだ。
維新は支持基盤の大阪でも自民に後れを取り、7議席まで減らす情勢。滋賀以外では民主を上回り、第2党は確保する見通しだ。
民主は8議席減の3議席に落ち込んだ前回の雪辱を期すが、4議席の確保にとどまり、5議席目に期待をかける。与党や維新にリードを許している小選挙区も多く、維新との競合が比例の伸び悩みにつながっている。
公明は4議席を維持し、共産は1議席増の3議席を狙う。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddm010010116000c.html
2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 比例・中国
毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
◇共産1議席獲得を狙う
自民は前回の5議席を確保し、1996年以来となる過半数の6議席目をうかがう。前回4議席減の2議席とした民主は今回も2議席の確保にとどまる情勢。
公明は前回と同じ2議席を確保しそう。旧日本維新の会は前回2議席を獲得したが、今回、維新の支持は後退し、1議席にとどまる見通し。共産は無党派層の一部を取り込み、2000年以来となる1議席獲得を狙う。広島の都市部も含め保守地盤が強く、小選挙区では前回に続き自民が鳥取、島根、山口の3県を独占する勢い。民主が小選挙区の擁立を見送るケースも目立つ中、比例でも野党による政権批判票の掘り起こしが進まず、受け皿に共産がなっている構図だ。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddm010010193000c.html
2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 比例・四国
毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
◇自民、3議席確保か
自民は前回の2議席からさらに上積みし、2005年郵政選挙以来の3議席を確保する勢い。市区部、町村部とのいずれでも幅広く浸透し、野党を圧倒している。
民主は前回、3議席から1議席に減らしたが、今回も伸び悩み、この1議席の維持にとどまる見通し。旧日本維新の会は前回2議席を得て自民と肩を並べたが、今回の維新に勢いはなく、1議席を確保できるかが焦点となりそう。前回、第三極を支持した票の受け皿に民主がなっていないとみられる。
公明は00年以来維持してきた1議席の死守を図る。共産は03年に失った1議席の奪還を目指している。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddm010010191000c.html
2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 比例・九州
毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
◇自民、9議席の勢い
自民は前回の7議席からさらに伸ばし、過去最多だった1996、2005年の9議席に届く勢い。前回、6議席減の3議席に落ち込んだ民主は今回も伸び悩み4議席にとどまりそうだ。民主は熊本、沖縄の全小選挙区で候補を立てられず、比例票の掘り起こしも進んでいないようだ。
公明は00年から維持してきた3議席を確保し、過去最多の4議席目をうかがう。旧日本維新の会は前回、民主を上回る4議席を得たが、今回の維新は2議席に半減しそうな情勢。政権批判票の受け皿をアピールする共産は1議席を確保し、00年以来となる2議席目を視野に入れる。社民は全国のブロックで唯一の1議席を死守する見通しだ。
2453
:
チバQ
:2014/12/13(土) 03:10:49
http://fast-uploader.com/file/6973962941894/
疲れた・・・
2014衆院選注目78区作りました
2454
:
チバQ
:2014/12/13(土) 03:16:55
自民小選挙区立候補者で比例復活できない可能性
ある:北海道 四国
少し:南関東 北陸 近畿 九州
ない:東北 北関東 東京 東海 中国
2455
:
とはずがたり
:2014/12/13(土) 09:03:27
坂本@福島5区は近畿ブロックでは無く東北ブロックから立候補すべきだったんですねー。
2456
:
チバQ
:2014/12/13(土) 09:31:00
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/shugiin/344798/
新潟4区で“仁義なき美人バトル”
2014年12月13日 09時00分
“安倍チルドレン”の金子氏
上越の“仁義なき美人バトル”が、選挙戦終盤を迎えヒートアップしている。衆院選の新潟4区は、元ミス日本関東代表という経歴を引っさげて前回の同選挙で初当選した“安倍チルドレン”の自民党公認、金子恵美氏(36)を、“民主党の女性論客”として知られる菊田真紀子氏(45)が猛追する展開だ。
同選挙区は2009年まで、菊田氏が3期連続で自民党候補を打ち負かしている。その連勝を止めた金子氏は「必ず国会に戻ります!」と連続当選を目指して支持を訴えている。
自民党関係者は「金子氏は人柄が最高です。女性に好かれる女性という印象があるから、女性票を期待できます。顔アップの選挙ポスターは、金子氏だから評判。安倍内閣は解散前に女性活躍担当大臣を新設した。次の組閣のとき女性議員として登用できる人材の一人です」と訴えた。
一方、菊田氏は前回の衆院選で金子氏に敗れて比例復活となった悔しさを胸に秘めて、リベンジに燃えている。街頭演説では金子氏に対し「自民党の決定に従うだけのお人形さん!」と切り捨て猛攻撃を加えている。
菊田氏といえば、先の臨時国会で宮沢洋一経産相(64)のSMバーへの政治資金支出問題が起きた際、「口にするのも汚らわしい!」と発言し物議をかもした。
永田町関係者は「菊田氏は宮沢経産相への発言があった後、ネット上で『ヘイトスピーチ(憎悪表現)だ!』と批判された。民主党内では、新人議員のころは美人と騒がれたけど、“怖い女性”の一面を見せられた男性有権者の腰が引ける(票が逃げる)と心配されています」と語る。金子氏と接戦を繰り広げる中で、秘策はあるのか。
「金子氏は当選した時に地元支援者へのお礼回りをしなかったことが話題になっている。地元有権者の間では金子氏より菊田氏の方が知名度がありますから巻き返せます」(民主党関係者)
両者とも一歩も引かない死闘を繰り広げているが、勝利の女神はどちらに微笑むのか。
2457
:
とはずがたり
:2014/12/13(土) 09:31:57
>>2453
ありがとうございました♪
次はこの78選挙区ひっくり返すのが目標ですね〜。それができれば一気に与野党伯仲じゃヽ(゚∀゚)ノ
あと九州沖縄で次世代の園田が確定なんでは?
2458
:
チバQ
:2014/12/13(土) 09:34:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20141211/CK2014121102000141.html
<衆院選>注目区を歩く(上)
2014年12月11日
写真
◆1区「統一」なき一本化
与党批判票の分散を避けようと、共産を除く野党各党本部が主導した候補者の一本化。民主などが退き、維新新人が立った神奈川1区だが、与野党の組織力の差が際立っている。
「地図を持っていない選対はうちくらいだと思いますよ」
維新新人の篠原に公認の内定が出たのは、解散数日前だった。正式な公認は解散当日。急きょ横浜市議を辞職したが、住宅地図もそろっていなければ、大規模な後援会も支援者の名簿もない。朝晩の駅立ちを中心に、自転車で選挙区を回り、議員定数削減や財源の地方移譲などの行財政改革を訴える。
「午後六時まで市議会をやって駆けつけました。また戻ります」
三日夜、横浜市中区のJR山手駅前。家路を急ぐ通勤客にビラを配るのは、市議時代の同僚四人だ。「本人です」と書かれたのぼり旗も、仲間の市議が選挙戦で使ったものを流用。篠原はその横で頭を下げながら、ビラを受け取る人がいると欠かさず走り寄り、「頑張ります」と握手を求めていた。
「(野党間調整は)何が起きたか分からないというのが正直な感想」。篠原は率直にそう語る。現在の小選挙区制になって初めて民主が候補者を立てず、自身の立候補後に次世代新人が3区へ国替え。生活元職の公認が取り消された。
1区は前回、共産を除く野党の合計得票が、当選した自民前職を約二万七千上回った。計算上は合理的な「共闘」だが、「統一候補」ではない。民主県連幹部は言う。「一本化するなら、本来は選挙協力までやらないと駄目だ。だが、統一地方選も控えるし、散々民主を批判してきた他党と協力はできない。難しい」
◇
「組織票をほぼまとめ、安全圏の闘いをしている」
四日夜、中区のホールであった自民前職松本の企業団体決起大会。選対幹部は、集まった約二百五十人の支援者を前にそう説明し、報道各社が「自民有利」の情勢を報じたことを引き合いに「組織内の緩みが最も怖い」とくぎを刺した。
アベノミクス推進による社会保障の安定を掲げる松本も「良い風も悪い風も感じない。緊張感をもって取り組みたい」とあいさつ。選対が、後援会新会員の紹介を依頼し「知人五人に(投票依頼の)電話を」と呼びかけた。
動員力を誇る組織戦と、手弁当の街頭行脚。突然の解散は、地域への浸透が不十分な第三極の姿をあぶり出した。一方、与党に負けじと組織を固めてきた共産新人明石は、消費税増税中止などを訴え、維新の分まで政権批判票を取り込もうと意気込んでいる。
横浜市磯子区のJR洋光台駅前で篠原のビラを受け取った男性(67)は「もともとは保守支持だが、今回は自民が大勝するというから野党に投票しようかとも思う」。肥大化する与党の歯止めとして、投票先を決めかねている有権者に投票所に足を運んでもらえるか。篠原陣営は「しがらみのない立場が売り。特定の後援組織のある政党とは組めないし、日々政策を訴えていくしかない」と話している。 (皆川剛)
=敬称略
◇
十四日投開票の衆院選は、県内でも自民・公明の与党側の優位で選挙戦が進んでいる。巨大与党に対抗すべく模索された「野党間の候補者調整」をキーワードに、注目された選挙区を歩いた。
明石行夫55党地区委員 共新
松本純64(元)官房副長官 《比》自前<5>公
篠原豪39(元)横浜市議 《比》維新
2459
:
チバQ
:2014/12/13(土) 09:35:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20141212/CK2014121202000120.html
<衆院選>注目区を歩く(中)
2014年12月12日
写真
◆9区 3前職 真っ向勝負
「巨大与党のおごりに歯止めをかけるため、強い野党が必要」。四日夕。川崎市麻生区の小田急線新百合ケ丘駅前で、民主前職の笠が道行く人に訴えた。小雨の中、傍らには次世代の党参院議員の松沢成文前県知事。しかし候補者調整による一本化ではない。個人的な関係での応援だ。9区では野党・維新前職の椎名も、自民前職の中山への対抗に割って入る。与野党三人の前職がひしめく激戦区となっている。
民主は9区で松沢、笠を擁して二〇〇五年の「郵政選挙」を除き、議席を守り続けてきた。逆風だった前回も九千票差に迫られながら県内で唯一議席を死守した民主の牙城だが、過去四選すべて新人相手だった笠にとって、今回の選挙は未知数。「今回が一番厳しい選挙だ」
笠陣営は、前回は政権交代で失望した民主批判票が、当時みんなの党新人だった椎名に流れたとみる。野党間の候補者調整がなかった中で、椎名に流れた票を取り戻し、さらに新しい票を集められるか。陣営は地盤固めと支持なし層の取り込みに躍起だ。
◇
七日夜、川崎市多摩区の小田急向ケ丘遊園駅前。中山の応援に駆けつけた自民の谷垣禎一幹事長がげきを飛ばした。「政治家は地域に根を生やし、深く下ろさないといけない。そのために小選挙区で勝ち上がって認めてもらうことが大事だ」
中山は今回、小選挙区当選に狙いを定めて走っている。連日、党県連幹部から叱咤(しった)激励を受け、公示直前には安倍晋三首相が選挙区入り。以降も谷垣のほか閣僚級や知名度の高い国会議員らが、続々と応援に立っている。報道各社が笠との接戦を伝える中、陣営幹部は言う。「眠っている麻生区の支持者を掘り起こせるかが勝敗を分ける」
前回、多摩区ではわずか約三百票ながら、笠を上回った。一方、麻生区で約一万票もの差をつけられた。今回、同区選出の市議の事務所にも拠点を置いた。支持なし層への支持拡大にあらゆる手を考える。
◇
「哲学の異なる民主と維新は相いれない。選挙協力はやりたい人だけやればいい」。野党のもう一方の前職、椎名は笠への対抗心をあらわにし、与党と野党第一党に挑む。
前回は旧みんなの党の党勢にも乗って当選した。この二年、精力的に地域を回り知名度を上げてきたと自負する。国会質問は七十六回を数えるとして「仕事量は県内で一番」を掲げる。解党前に離党、維新となって臨む選挙。各地で、民主や維新を中心とする候補者調整が取りざたされても、戦う姿勢を貫いてきた。
笠と中山を追う展開だが、麻生区は桐蔭学園高時代からゆかりが深い。地元を強くアピールして支持を訴える。前回、中山陣営だった保守系無所属県議が、来春の県議選の事情から、椎名支援に回っていることも好材料だ。
一方、前職三人に対する唯一の新人、共産堀口は「安倍政権を止められるのは共産だけ」と強調。反自民の受け皿として票の上積みを狙う。 (平木友見子)
=敬称略
中山展宏46(元)衆院議員秘書 《比》自<前><1>公
堀口望38党県委員 共新
笠浩史49(元)文科副大臣 《比》民前<4>
椎名毅39弁護士 《比》維<前><1>
2460
:
チバQ
:2014/12/13(土) 09:35:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20141213/CK2014121302000134.html
<衆院選>注目区を歩く(下)
2014年12月13日
写真
◆12区 「きのうの敵」結集で緊張感
「加速してきた」。九日夜に開かれた民主前職阿部の総決起集会。終了後、選挙区内の労働組合が集まる湘南地域連合の幹部は、民主党を支援する労組の空気の変化をそう表現した。ただ、「遅ればせながら、やっと」という響きも伴った。
二〇〇〇年以降の五回の衆院選で、阿部は社民党から四回立候補した後、二年前には日本未来の党から出馬。いずれも比例で復活当選している。いわば「きのうの敵」を、民主党は「非自民勢力の結集」という旗の下、元金融担当相の中塚一宏に代わる公認候補として迎えた。
虚をつかれた解散から、陣営は「時間との勝負」に気をもんできた。「1+1は2にならない」と陣営幹部。同連合幹部は「当初、組合員の大半は『阿部さんって誰』という感じだった」と語る。今までは知る必要がなかったからだ。阿部と民主党は政策で立ち位置に違いもある。左派色が濃い阿部に対する保守的な民主支持者の距離感。足し算と引き算が入り交じる。
阿部は「また党を変わるの、という声は聞く」と認めながら、「安倍政権の暴走を食い止める受け皿として、民主党を大きくしなければ」と訴える。傍らで党県連の金子洋一代表は「阿部さん自身は何も変わらない」と力説する。
中塚ではなく、解散時に無所属だった阿部を擁立した民主党。「野党間調整」というより、いわば「党内調整」だったという見方もあるが、いずれにせよ、候補者の肌合いの違いによるマイナスを承知の上で、勝負をかけた。
◇
二年前に初当選し、再び小選挙区勝利を目指す自民前職の星野。ひたすら「アベノミクスを前に進めさせていただきたい」と声をからしてきた。
陣営は「阿部、中塚と三人で争うなら楽勝では、と踏んでいた」と明かす。ところが、阿部の民主入りで状況は一変。前回総選挙での阿部と中塚の得票を足せば、星野を約二万五千票も上回る。中塚への票が阿部にそっくり流れることはないにしても、緊張感は一気に高まった。
星野は「考え方が違うのに、席があいたからといってぽんと座るのか。そんなご都合主義でいいのか」と阿部と民主党を批判。公示日の二日と一週間後の九日の二度、応援に来た菅義偉官房長官も同様に相手を斬った。
菅に加え、閣僚の石破茂や甘利明、党幹事長の谷垣禎一、人気者の小泉進次郎らが次々と藤沢入り。星野は「それだけ厳しい選挙だということ」と自ら評し、支持を求めている。
阿部、星野両陣営を横目に他党の新人二人は声を張り上げる。次世代の甘粕は「与党も野党も足の引っ張り合いをしているだけ。古いし、おやじくさい政治」と酷評し、「次世代の党こそ真の第三極として国民の選択肢になりうる」と主張する。
共産の味村は「アベノミクスは貧困と格差の拡大をもたらしただけ」と強調。阿部の民主入りを「政策なき野合」と断じ、「安倍政権に対抗できるのは共産党だけ」と力を込める。
各陣営の思惑は交錯しながら、選挙戦は最終盤を迎えた。 (吉岡潤)
=敬称略
甘粕和彦31(元)衆院議員秘書 《比》次新
星野剛士51(元)県議 《比》自前<1>公
味村耕太郎25党准県委員 共新
阿部知子66(元)厚生労働委員 《比》民<前><5>
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チバQ
:2014/12/13(土) 09:36:52
http://www.hochi.co.jp/topics/20141213-OHT1T50025.html
【衆院選】伸晃氏が弟・宏高氏応援「勝たせて」石原家の負けられない戦い
2014年12月13日6時0分 スポーツ報知
そろって拳を突き上げる伸晃氏(左)と宏高氏(右)の石原家兄弟 そろって拳を突き上げる伸晃氏(左)と宏高氏(右)の石原家兄弟
東京3区から出馬している自民党・石原宏高氏(50)の応援演説に12日、兄で同8区から立候補している同党・石原伸晃氏(57)が駆けつけた。一方、2人の父で、今選挙後の引退を表明している次世代の党の石原慎太郎最高顧問(82)は、比例東京の名簿順位最下位で出馬。石原家が3人で挑む最後の選挙戦も、いよいよ最終盤となった。
「都連会長というより、石原宏高の兄でございます」。東京・大田区で行われた宏高氏の街頭演説。自民党東京都連会長でもある伸晃氏は開口一番、弟との絆の強さをアピールした。さらに「弟は外務政務官として、安倍政権に育ててもらった。ぜひとも、この区で勝たせていただきたい」と強調し、ガッチリ握手。その後は兄弟仲良く地元商店街を練り歩き、連れ立って街宣カーに乗り込んだ。
弟を気にかけるのは、わけがある。東京3区は03年の初対決以来、宏高氏と民主党・松原仁氏(58)が交互に当選、通算成績は2勝2敗の超激戦区。前回の12年衆院選は宏高氏が制したものの、票数は松原氏とわずか2016票差の12万2314票。常に厳しい戦いを強いられる。
今回の選挙では、自民も同区に重鎮投入作戦を展開。6日には大井町駅前で安倍晋三首相が応援に入り、演説で約6000人を集めた。谷垣禎一幹事長ら幹部も続々と同区入り。松原氏の陣営は「あれだけ人を集めた首相の応援演説は、ちょっと痛かったですね。向こうは1年以上前からこちらと同じドブ板活動を開始してますし、苦しいですよ」と警戒する。
兄や重鎮だけではない。他党の父までも宏高氏の戦いに参加しようとしていた。公示初日の2日。宏高氏の選挙事務所に、次世代の党最高顧問の慎太郎氏から一本の電話が入ったという。「応援に行きたいんだけど、どうかな」。さすがに他党の人間に頼めない。宏高氏側は丁重にお断りを入れた。今回の選挙後の政界引退を表明している慎太郎氏は、他党とはいえ、三男坊の動向に気をもんでいる。
一方、石原家の長男・伸晃氏は東京8区から立候補。12年衆院選は山本太郎氏(現参院議員)の善戦で、票数は09年の選挙時から1万5000票減った。それでも今回は都連会長と自らの派閥の長という立場上、応援演説に出なければならず、地元で選挙活動ができた日は1日もない。
対抗馬と目される民主の円より子氏(67)は、その山本氏とタッグ結成。円氏は「政策面はほぼ同じですから。山本氏には毎日選挙区に入ってもらってありがたい」と話す。こちらの石原家VS民主の戦いも注目だ。
◆東京3区(大田区の一部、品川区、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ケ島村、小笠原村)
石原宏高50 自民前〈2〉
香西克介38 共産新
松原仁 58 民主前〈5〉
◆東京8区(杉並区)
石原伸晃57 自民前〈8〉
沢田真吾29 共産新
鈴木達夫74 無 新
円より子67 民主新
※丸数字は当選回数
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チバQ
:2014/12/13(土) 09:37:20
http://www.hochi.co.jp/topics/20141213-OHT1T50038.html?from=related
【衆院選】25歳石合氏「怒り」ぶつける“ブラック企業”で過酷労働経験
2014年12月13日6時0分 スポーツ報知
14日、投開票日を迎える衆院選で「平成生まれ初の国会議員」を目指す2人の候補者がいる。全候補者1191人のうち最年少の共産党・味村(みむら)耕太郎氏(25)=神奈川12区=と社民党・石合(いしあい)祐太氏(25)=比例北信越ブロック=。国政選挙初の“平成っ子”候補は、「若者の声を届けたい」と、選挙戦最後の追い込みで奮闘中だ。(北野 新太)
1989年2月1日生まれで、味村氏に次ぐ“若手候補”の石合氏は故郷の長野県内を中心に北信越を走り回る。
政治への思いは時代の洗礼を浴びた自らの体験にある。立正大時代、氷河期の就職活動で約20社の試験を受け、ようやく内定をゲットした京都の清掃会社で営業マンとなったが…。「これがなかなかブラックな企業でして…」。移動中の車中で昼食を取ることを命じられ、早朝から翌日未明まで働くような時も。結局、半年で辞めた。「出馬の動機になりました。成功体験を持っていない僕らの世代でも、怒りをぶつける術はあるんだと示したかった」
学生時代から付き合った彼女に立候補を打ち明けると「理解できない」と、あっさりフラれた。選挙準備も慣れないことばかり。東京・高円寺で買った古着で選挙活動をしようとしたら、党の上司から「そんなダサいカッコはダメ」と公示日の2日前に着替えを命じられた。
女優・吉高由里子のファン。「率直に言って厳しいとは思いますけど、議員になって紅白(吉高が司会)を見られるよう最後まで頑張ります!」
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チバQ
:2014/12/13(土) 09:38:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141213_61019.html
<衆院選>24年経て「近親」対決/知事選対応も影響/福島1区
JR福島駅前で候補者の訴えに耳を傾ける有権者=2日
<威信を捨てて>
2012年の前回衆院選で東北最多の12万票を得た男が、プライドをかなぐり捨てた。
「変な風が吹いている。とにかく知り合いに声を掛けてほしい」
10日夜、福島県国見町のホール。3選を目指す自民前議員亀岡偉民はひたすら頭を下げた。
「風」を吹かせるのは、11月の解散直前に立候補を表明した民主新人で元参院議員の金子恵美。2人には因縁がある。
金子の亡父徳之介は旧保原町長時代、建設相や農水相を歴任した亀岡の養父高夫(故人)の後援会長を務めた。高夫の死後、亀岡は1990年の衆院選旧福島1区に挑戦。対抗馬に立ったのは徳之介だった。「養子VS後援会長」。亀岡は後継争いに敗れた。
亀岡の国政初挑戦を阻んだ徳之介。その次女恵美が24年の歳月を経て、亀岡の3選に大きく立ちはだかった。
亀岡と金子は地盤も伊達地方で重なる。「参院は金子。衆院は亀岡」と公言する支持者も多く、亀岡陣営は「金子にだけは出てほしくなかった」とぼやく。
<連合を再結成>
「福島を救ってほしいという声を必ず国政に届ける」
JR福島駅前で9日、街頭で訴える金子から出馬当時の迷いが消えた。隣には民主党元幹事長の細野豪志。党本部から「あと一歩。細野を入れる」と直前に連絡が入り、金子にとってうれしいサプライズとなった。
序盤は亀岡がリード。昨年の参院選で敗れ、出遅れた金子が追う展開だった。終盤に入り、報道各社の世論調査は2人の接戦を伝える。金子が勢いに乗ってきた。
「金子猛追」の舞台装置づくりは公示日の午後、ひそかに行われた。民主党元外相の玄葉光一郎が、前回1区で5万票を獲得した元議員石原洋三郎(41)と会い、金子支援の約束を取り付けた。
金子は、石原が民主公認で初当選した09年衆院選で選対本部長を務めた。「金子石原連合」の再結成で、県都決戦の構図は激変した。
ただ、前回の石原票と民主候補の票を足しても9万5000票。亀岡選対本部長の県議桜田葉子は「亀岡票12万には届かないと、陣営内に油断があった」と認める。
<「A級戦犯」に>
亀岡が「自民圧勝」の波に乗り切れない理由の一つに10月の県知事選を挙げる幹部もいる。党県連は元日銀福島支店長を擁立したが、党本部の圧力で断念。擁立の中心人物だった亀岡は「A級戦犯」と批判を浴びた。
民主党は終盤、福島1区を最重点区に格上げした。代表の海江田万里は10日、2度目のてこ入れに入った。ここに来て、金子陣営は「比例復活」から「小選挙区勝利」へと目標を上方修正した。
原発再稼働阻止を訴える共産新人の渡部保子は、東北比例2議席を視野にフル回転している。(敬称略)
◎福島1区立候補者
金子恵美49☆元参院議員 民新
亀岡偉民59☆元復興政務官 自前(2)
渡部保子72 元中学教諭 共新
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
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:
チバQ
:2014/12/13(土) 09:39:34
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141213_31020.html
<衆院選>民主、牙城死守へ総力 岩手1区
最終盤の総決起集会で気勢を上げる支持者ら=12日午後6時30分ごろ、盛岡市
◎自民は盛岡に大物続々
衆院選岩手1区で、最終盤の攻防が激化している。民主党前議員の階猛候補(48)がリードし、比例東北自民党前議員の高橋比奈子候補(56)が追う。1区は11年前から続く民主党の鉄板議席。民主は引き離しを図り、自民は閣僚らが続々とてこ入れに入る。共産、社民も割って入り、有権者の8割を占める盛岡市で激突している。
「きょう特定秘密保護法が施行された。集団的自衛権の行使と情報隠しで戦争に巻き込まれる懸念がある」。4選を狙う階氏は10日夕、盛岡市の教育会館で約500人に訴えた。弁護士資格を持ち、同法の問題点を国会で追及してきた。
9日夜には細野豪志元幹事長が「安倍晋三首相は官邸病。本気で経済が回復していると思っている」と演説。安倍政権の危うさを前面に、攻勢を仕掛ける戦略だ。
「選挙は自公の圧勝。岩手のため走り回る仕事をさせてほしい」。再選を期す高橋氏は6日、JR盛岡駅前で支持を呼び掛けた。隣に立ったのは高村正彦党副総裁。「アベノミクスの成功に必要な人」と持ち上げた。
陣営は大物の応援に盛り上がる。公示前の首相に加え、菅義偉官房長官、大島理森前副総裁、小泉進次郎復興政務官らが盛岡に入った。政権与党の層の厚さを見せつける波状攻撃で挑む。
1区は過去5回、民主が連勝してきた。03年、05年は民主時代の達増拓也知事。07年補選で階氏が初当選し09年、12年と守った。解散前、東北の1区で自民の議席がなかったのは岩手だけ。難攻不落の牙城だ。
前回は未来(現生活)を含めた5党の争い。得票は階氏が5万5000、高橋氏が4万4000、未来候補が4万1000だった。今回はすみ分けで生活候補はいない。
1区有権者28万人のうち23万人が盛岡市。前回得票率は階氏35%、高橋氏26%、未来候補25%だった。階氏は生活票取り込みを狙い、高橋氏は無党派票獲得を図る。
12日は市街地や住宅街で舌戦を繰り広げた。階陣営は「アベノミクスで中央と地方の格差は広がった」と攻撃。高橋陣営は「あと一歩。経済政策を進めるため勝たせてほしい」と訴えた。
社民党新人の細川光正候補(65)は「格差拡大を食い止め、戦争を認めない社会を守る」と強調。共産党新人の吉田恭子候補(33)は「子どもの医療費を無償にし、子育て世代の家計の負担を減らす」と主張する。
◎岩手1区立候補者
細川光正65☆社 新
階猛48☆民 前(3)
吉田恭子33 共 新
高橋比奈子56☆自(大)前(1)
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
◎岩手1区過去の開票結果
【2003年11月】
当 91,025 達増 拓也 民前
57,899 及川 敦 自新
12,014 後藤百合子 社新
8,806 長沼 洋一 共新
【05年9月】
当 95,109 達増 拓也 民前
65,187 及川 敦 自新
14,050 細川 光正 社新
9,659 神部 伸也 共新
【07年7月 補選】
当102,987 階 猛 民新
53,125 玉沢 正徳 自新
10,821 瀬川 貞清 共新
【09年8月】
当116,425 階 猛 民前
50,585 高橋比奈子 自新
13,048 伊沢 昌弘 社新
12,187 吉田 恭子 共新
1,047 森 憲作 諸新
【12年12月】
当 55,909 階 猛 民前
44,002 高橋比奈子 自新(比当)
41,706 達増 陽子 未新
9,922 伊沢 昌弘 社新
9,473 八幡 志乃 共新
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:
チバQ
:2014/12/13(土) 09:40:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141213_11027.html
<衆院選>村井知事の妻 維新候補を応援
応援のあいさつをする一美さん
14日投開票の衆院選で、村井嘉浩知事の妻一美さんが12日、宮城2区の維新の党前議員林宙紀候補(37)の個人演説会に出席した。今回の衆院選で、一美さんが特定候補を応援するのは初めて。
演説会は仙台市宮城野区の仮設住宅であり、一美さんは入居者ら約20人を前に「(林氏を)私も村井も評価している。どうか力添えをお願いしたい」と呼び掛けた。
村井知事は、衆院選へのスタンスについて「中立だが、今までのお付き合いの度合いもある」と説明。自民党前議員の集会で演説したほか、比例東北に立つ公明党新人の演説会にも出席した。
2466
:
チバQ
:2014/12/13(土) 10:03:17
http://www.sankei.com/region/news/141213/rgn1412130072-n1.html
2014.12.13 07:09
【衆院選2014 激戦区を歩く】
千葉13区 区割り変更「旧4区票」どこへ
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衆院選挙区定数の「0増5減」に合わせた区割りの変更で、県内では前回まで千葉4区だった船橋市の一部が千葉13区(柏、鎌ケ谷両市など)に編入された。該当地域の選挙人名簿登録者数は約5万7千人に上る。13区の候補者は新たな有権者から支持を得るため舌戦を展開しているが、同地域の住民からは「好きな政治家に投票できなくなった」といった不満も聞こえている。
◆白熱の争奪戦
11日昼、13区の新京成線二和向台駅(船橋市二和東)前の商店街には、雨交じりの曇天にもかかわらず多くの有権者が押し寄せた。聴衆の視線の先には、13区候補者の民主前職、若井康彦氏(68)の応援演説を行う前首相、野田佳彦氏(57)の姿があった。
4区で5期連続当選を果たしている民主前職の野田氏は、2年前の前回衆院選には4区だったこの商店街周辺にも多くの支持者を抱えている。野田氏が「格差社会是正のため、ぜひ民主党を応援してほしい」と訴えると、大きな拍手と声援が巻き起こった。
若井氏の陣営は「野田氏が築き上げてきた地盤をいかに引き継げるかが重要だ」と話す。若井氏は同駅前などに何度も足を運び、仕事帰りの会社員や駅の利用客らに「一般家庭の負担が増えるような経済政策は変えなければならない」と訴えている。
自民前職、白須賀貴樹氏(39)も旧4区での選挙活動に力を入れ、チラシなどを重点的に配布。昼の同駅前商店街を練り歩き、「社会保障の充実のためにもアベノミクスは止めてはならない」などと買い物客らに呼びかけている。陣営は「日に日に声をかけてくれる人が増えている」と手応えを感じている。
共産新人の中川勝敏氏(68)の陣営は「13区に編入された旧4区には共産党の支持者も多い。愚直に支持を呼びかけ続ける」と話した。
◆冷ややかな声
熱戦を繰り広げる各陣営とは対照的に、地域住民からは冷ややかな声も上がっている。二和東に住む自営業の女性(53)は「4区で応援していた候補者がいたのに投票ができなくなり、政治に興味がなくなった」。今回は投票に行くことも決めていないという。船橋市選挙管理委員会にも同様の苦情などが寄せられており、選管はチラシを配布するなどして有権者への周知と理解を呼びかけている。
4区から13区に編入された同市二和西と、4区のまま変わらなかった同市金杉町、13区の鎌ケ谷市にまたいで建つ集合住宅では、今回の変更で、金杉町に位置する1棟だけが4区に残されることになった。
二和西の棟に住む男性(79)は「自分の選挙区が変わったことは知っていたが、1棟だけ4区に残されたことは知らなかった」と驚きを隠せない様子で、「なんでそんな複雑なことになるのかなあ…」とつぶやいた。
◆住み分けだけ
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)による合同世論調査では、白須賀氏が他の候補者を大きくリードして終盤戦を迎えている。この情勢を、白須賀氏の陣営は「地道な活動により、新人で当選してからの2年間で熱烈な支持者を獲得したからではないか」と分析する。
自民の独走を防ぐために、13区では維新と民主が候補者調整を行ったが、住み分け以外の協力はみられていない。若井氏の陣営関係者は「維新の支持者が、そのまま応援してくれるという単純な流れにはなっていない」と漏らした。(中辻健太郎)
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チバQ
:2014/12/13(土) 10:05:55
http://www.sankei.com/politics/news/141209/plt1412090001-n1.html
2014.12.9 07:00
【注目区を歩く】
(1)「政治とカネ」群馬5区 どぶ板・おわび行脚…関心は得票数 小渕氏「厳しくつらい選挙」
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(1/3ページ)【注目区を歩く】
有権者に頭を下げて支援を呼びかける候補者=群馬県(田中俊之撮影)
14日の投票日に向けて衆院選は終盤戦に突入し、各候補者はさらに有権者への浸透を図っている。政治資金問題で経済産業相を辞任した自民前職の小渕優子氏(41)が出馬した群馬5区(群馬県高崎市など)では、対抗馬の新人2人が「政治とカネ」問題で攻勢を強める。
公示後、初の週末を迎えた6日。小渕氏は同県南西部の下仁田町に入った。演説の時間と場所は事前に支援者らに通知。演説会が予定されていたスーパーの駐車場には、50人を超える支援者が集まっていた。
選挙カーを降りた小渕氏は聴衆に駆け寄って一人ずつ握手。支援者からは「大丈夫よ」「頑張ってね」と一様に激励を受け、「少し痩せたんじゃない」と気遣う声も上がった。
〝逆風〟それでも支援
小渕氏の政治資金をめぐっては、関連政治団体が開いた「観劇会」について、平成22〜25年(24年は政治資金収支報告書に記載なし)で支出が収入を計約3430万円上回っており、東京地検特捜部が捜査中だ。
“逆風”下の小渕氏は「厳しくつらい選挙だが、最後までご支援をお願いしたい」と頭を下げ、10分ほどで演説を終えると、次の会場に向かった。
過去の選挙戦では、地域別に集会を開いていた小渕氏だが、今回は「謝罪なのに有権者に足を運ばせるのは失礼」と、選挙区内をくまなく回る「どぶ板選挙」に徹している。
スケジュールは連日午前8時から午後8時までびっしり。6日も40カ所以上で“おわび行脚”した。反応も好意的だ。選挙カーでの移動中も沿道では支援者が待ち構えており、小渕氏が車から身を乗り出して握手する場面も見られた。家の中から選挙カーに手を振る住民も多く、人気の高さをうかがわせた。
下仁田町に住む農林業の男性(69)は「上州人は義理堅い面があるんだ。父(で元首相)の恵三さん時代から応援している人も多いし、問題があったからといって、それで支援をやめる人は少ないだろう」と話す。
2新人切り崩し懸命
一方、対抗馬の新人2氏は、小渕氏の強固な地盤を切り崩そうと、「政治とカネ」問題の追及に力を入れている。
共産新人の糸井洋氏(46)は、反自民色を鮮明にした上で、「政治とカネ」問題に対する小渕氏の対応を糾弾する。
「小渕さんは大臣を辞めて責任を取ったつもりかもしれないが、何の説明もないまま立候補した。これはけじめのない態度と言うのではないか」と批判する。
社民新人の小林人志氏(63)は、候補者擁立を見送った民主党県連の協力を得て、批判票の取り込みを図る。街頭演説を中心に集会も開いて支持を呼び掛けている。
演説では安倍晋三政権が進める経済政策「アベノミクス」批判に加え、小渕氏の政治資金問題にも言及。「政治を志す者は身がきれいでなければならないし、疑惑を持たれたら当然、説明する義務がある」と小渕氏を批判した。
ただ、糸井氏と小林氏の演説に耳を傾ける有権者は多くない。街頭で車を止めて訴えても、聴衆の姿が見られないこともあった。
地元の自民党関係者の関心はすでに、小渕氏の獲得票数に向いている。
「得票数が少なければそれだけ批判があるということ。逆に、最初の選挙で小渕氏が得た16万票を超えれば、捜査中ですべて清められるということはないにしろ、一定のみそぎを意味するのではないか」
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チバQ
:2014/12/13(土) 10:06:54
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100004-n1.html
2014.12.10 07:00
【注目区を歩く】
(2)「追う立場 厳しい状況」 菅元首相、城島元財務相 地道な戦い
2年前の衆院選。当時与党だった民主党に逆風が吹き、首相経験者ですら厳しい結果となった。元首相で民主前職の菅直人氏(68)=東京18区=は選挙区で敗れ、かろうじて比例代表で復活。現役の財務相だった民主元職の城島光力(こうりき)氏(67)=神奈川10区=はバッジを失った。両氏は安倍晋三政権に「『NO』を突きつける」と、街頭で粘り強く支持を訴え、選挙区での議席奪還に向けて地道な戦いを続けている。
東京18区
自民前職の土屋正忠氏(72)と菅氏が4度目となる“土菅(どかん)戦争”を展開する中、共産新人が割って入る東京18区(武蔵野市など)。選挙区では過去、菅氏が2勝を収めたが、前回初めて土屋氏が勝利した。
「原発ゼロにYES!」
そんなフレーズが入った白いジャンパーをまとった菅氏。武蔵野市のJR武蔵境駅前で7日、50人ほどの聴衆に、「菅直人に投票して、自民党の議席を減らしてください。それが安倍さんの暴走を止める大きな力になる」と訴えた。
商店街を丹念に練り歩く中、道行く人から激励される場面もあるが、陣営関係者には悲壮感も漂う。
「こちらは追いかける立場。厳しい状況に変わりはない」。選挙区内で1日20カ所以上、街頭に立つ。
前回選挙では、菅氏に約1万票差をつけて当選した土屋氏。府中市内で、「この18区にどういう政治家がふさわしいか。これからの日本をつくるため、この道を行きましょう」と声を張り上げた。
自民党は元首相を相手にする東京18区を“重点区”と位置付け、安倍首相や菅義偉(すが・よしひで)官房長官らを次々に応援弁士として投入することで議席死守を期す。
陣営幹部は「これまでにない勢いを感じる」と話すが、「自民優勢」との報道に警戒感もある。「相手が相手だけに何が起こるか分からない。最後まで慢心せず戦う」と力を込めた。
共産新人の結城亮氏(44)は消費増税中止や原発再稼働反対を掲げ「安倍内閣と正面から対決し、日本の政治を変える」と訴える。陣営は自民優勢が報じられるにつれ、支持の広がりを感じるといい、「これまでビラを受け取ってくれる人が1時間で70人ほどだったが、200人ほどに増えた」と手応えを語った。
2469
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チバQ
:2014/12/13(土) 10:07:23
神奈川10区
前回の衆院選では、民主の看板閣僚の一人だった城島氏が大幅に票を減らして敗れた神奈川10区(川崎市川崎区など)。勝利した自民前職の田中和徳氏(65)と城島氏の差は約4万3千票だった。自民と民主、共産が票を争う中、前回は「第三極」として勢いがあった、みんな、維新が獲得した計約8万8千票の行方が勝敗の鍵を握る構図だ。
「日本の危機だ」。並々ならぬ決意で、今回の選挙戦に臨む城島氏。連日、街頭での選挙活動を終えた午後8時以降も駅頭に立つ。
陣営幹部は「前回とは勢いが違う。ボランティアが多く集まり、スタッフの数は3倍になっている」と手応えを口にするが、民主党への拒否感は依然として強いといい、ポスターに記された“民主党公認”の文字は控えめ。政党色より、「反アベノミクスや、野党統一候補であることを前面に出していく」という戦略だ。
一方、田中氏の陣営も「負けるわけがないとは思っているが、公明の票が固まっていない」と歯切れが悪く、必ずしも追い風を感じているわけではない。
党組織運動本部長などの役職も担う田中氏は、応援演説で福島県や千葉県を回るなど、地元を留守にしがちで、陣営は票固めに奔走している。
共産新人の中野智裕氏(56)は、反自民票の獲得に全力を挙げる。
有権者が多く行き交うJR川崎駅。6日夕方には3陣営が1時間ごとに交代で舌戦を繰り広げた。だが、足を止めたり、ビラやパンフレットを受け取ったりする人はまばらだ。
「有権者の関心が低い。投票率が下がることを考慮すると、実際には8万8千票のうち、5万票の取り合いになるだろう」と、田中氏の陣営幹部は分析する。
2470
:
チバQ
:2014/12/13(土) 10:08:40
http://www.sankei.com/premium/news/141210/prm1412100009-n1.html
2014.12.11 07:00
【注目区を歩く】
(3)「選挙どころではない」 爪痕残る被災地、「防災強化」響く訴え
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(1/4ページ)【注目区を歩く】
雪が舞う中、長野北部地震で大きな被害が出た地区周辺を回る選挙カー=5日、長野県白馬村(森本充撮影)
今年も日本列島は、自然災害に襲われた。8月の広島土砂災害、9月の御嶽山(長野・岐阜県)噴火、11月の長野県北部地震…。復興に向けて歩み出しているこうした被災地でも、衆院選の立候補者の訴えが響く。住民は一日も早い復興を祈りながら、選挙戦の行方を見つめている。
長野2区
長野県北部地震で住宅の倒壊が相次いだ白馬村。この冬初めてまとまった雪が積もった4日、長野2区から立候補した維新前職の百瀬智之氏(31)はJR白馬駅前でマイクを握った。「避難の仕組みづくりなど防災に力を入れる」。そう住民に語りかけた。
地震で自宅が崩れた堀之内地区の中村佐代子さん(81)は現在、避難先に指定された宿泊施設で生活。だが、冬の観光シーズンが始まり、滞在期限は18日までだ。「住むところはどうするのか。選挙どころではない」と憤る。
ただ、政治に先行きへの不安を解消してもらいたいという声もある。この地区で商店を営む鎌倉かおりさん(45)は「衆院選を契機に活気を戻してもらいたい」と話す。
自民前職の務台俊介氏(58)の陣営は5日、選挙カーで堀之内地区周辺を回り、「防災に強い街づくりを推進します」と訴えた。民主元職の下条みつ氏(58)、共産新人の清沢達也氏(40)の両陣営も被災地復興をうたう。
年間240万人余りが押し寄せ、住民の大半が何らかの観光産業に携わるという白馬村。ウインターシーズンの到来を知らせる雪は、例年なら歓迎すべきものだが、今季に限れば、雪への住民の思いは複雑だ。
「今年ばかりは降ってほしくないね」。堀之内地区に暮らす中村やよいさん(67)もため息をつく。自宅は外見上、被害がないように見えるが、基礎部分が大きく崩れ、住むことはできない。解体を待つばかりとなっている。
だが、作業は遅れており、雪でさらに先延ばしになる可能性もある。「早く気持ちを切り替えたいのに…。東日本大震災で何を学んだんだろう」。中村さんの目には、国や政治の動きが鈍く映っている。
2471
:
チバQ
:2014/12/13(土) 10:09:13
広島3区
8月の土砂災害で74人が犠牲となった広島市安佐南、安佐北の両区を選挙区に抱える広島3区。3人の候補者のうち1人は選挙事務所を安佐南区の国道沿いに構え、すぐ近くに迫る山肌には土石流の爪痕が今も生々しく残る。
その土石流が押し寄せた先にあった県営緑丘住宅では、114世帯244人の入居者から2人の犠牲者が出た。復旧作業では土砂の除去などが優先されたため、緑丘住宅は強度調査が後回しにされた。構造上の大きな損傷がないことが判明し、存続が決まったのは今月に入ってからだ。
現在、避難所暮らしを強いられているのは1世帯3人に減った。一方で、一時避難先になっている公営住宅などに身を寄せるのは11月下旬段階で約1700人にも上っている。
緑丘住宅の入居者の多くも一時避難先の公営住宅などに移ったままで、近くの八木ケ丘団地町内会副会長、山根健治さん(68)は「復興が進んでいるといわれるが、がれきと土砂が片付いたくらい。選挙期間中に政治の空白期間ができるが、復興に遅れがないようにしてほしい」と話す。
候補者には八木地区の住民がいる。民主元職の橋本博明氏(44)は災害発生から約1カ月半、ボランティアとして活動。体験を語り、支持を訴える。
自民前職の河井克行氏(51)は安倍晋三首相に何度も早期の復旧復興を要請し、選挙戦ではこうした活動を強調する。共産新人の清水貞子氏(67)はたびたび被災地で要望を聞き、生活再建をうたう。
一方で選挙への冷ややかな目線もあるという。一部陣営からは「有権者には『何のための選挙か』という思いが特に強く、投票率がかなり下がるのではないか」との声も出ている。
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