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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

1947千葉9区:2009/07/22(水) 21:44:00
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200907210107.html
「選挙の顔」2度の好機逃し 首相がけっぷち
2009年7月21日18時46分
 首相就任直前、月刊誌への寄稿の中で、「国民の審判を仰ぐのが最初の使命だ」と言い切った麻生首相が、10カ月を経て、ようやく「初志」の衆院解散にこぎつけた。

 05年9月、小泉首相(当時)が自民党を圧勝に導いた郵政選挙のあと、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎3氏が総選挙を経ずに首相の座に就いた。衆院議員の任期満了まで1年を切った時期に引き継いだ麻生首相に、党内は「選挙の顔」の役割を期待した。

 ところが、政策や発言のブレなどで内閣支持率は低下。党内には「麻生首相では総選挙は戦えない」という気分が蔓延(まんえん)している。それでも首相が「私が解散する」と言い続けたのは、ここでまた「顔」を代えれば自民党への信頼は地に落ちる、そんな思いからだろう。

 「政局より政策」と訴え、景気対策を理由に解散を先送りしつつ信を問う好機をうかがった。だが、時機を失した感は否めない。

 これまで首相が解散に踏み切るチャンスは、少なくとも2回あった。

 最初は就任直後、昨秋の臨時国会冒頭だ。政権発足当初の支持率は40%を超えた。首相自身も「国会の冒頭、堂々と私とわが自民党の政策を小沢(民主党)代表にぶつけたうえで、国民に信を問おう」と論文で訴えた。しかし、世界的な金融危機で首相は思いとどまった。

 2度目は09年度予算成立後の「春解散」だ。3月、小沢氏の公設秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕され、首相の支持は回復した。だが、首相は5月の09年度補正予算成立まで解散を封印した。

 2度とも与党の勝利は微妙と見られたものの、首相が主導できる解散時期は他にはほぼなかった。それを見送った首相に残された選択肢は、8月のお盆をはさんで前か後かの総選挙、という「誤差」の範囲に狭まっていた。

 「支持率は良くなる」。首相に近い自民党幹部は5月の連休後、こんな見通しを示した。首相自身、7月の静岡県知事選や東京都議選に勝ち、その勢いで総選挙を戦うシナリオを描いていた。その読みは楽観的すぎた。中川財務相や鳩山総務相の辞任に象徴されるように、政策以前に首相の統治能力と資質が問われ、地方選挙でも連敗が続いた。

 1954年12月、首相の祖父の吉田茂元首相は造船疑獄などの逆境を解散で打開しようとしたが、側近や党内の反対に遭い断念。後継首相に選出されたのは鳩山民主党代表の祖父、一郎氏だった。

 それから55年。首相は鳩山民主党との政治決戦に臨む。「選挙の顔」の期待は消え、がけっぷちに追い込まれての選挙戦が首相を待ち受ける。(津川章久)

1948千葉9区:2009/07/22(水) 21:44:47
おおっ!?
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200907220376.html
「幸福の科学」大川隆法氏、衆院選比例東京から立候補へ
2009年7月22日21時15分

 宗教法人・幸福の科学総裁の大川隆法氏(53)は22日、幸福の科学の政治団体「幸福実現党」の党総裁に就任し、衆院選比例東京ブロックに同党の名簿1位で立候補すると表明した。

1949千葉9区:2009/07/22(水) 21:46:07
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200907210233.html
野党の選挙協力着々 民主と社民争う選挙区30→14
2009年7月22日8時9分
 過去の総選挙でバラバラに戦っていた野党各党が、政権交代をめざし、結束を強めている。競合を避けるため、各党とも小選挙区での擁立数を減らして臨む。一方、前回の郵政選挙で約300議席を獲得した自民党は今回、連立して10年になる公明党との選挙協力が頼みの綱だ。

 「政権交代」を旗印に掲げる民主党は今回、非自民党票の受け皿を一本化するため、共産党を除く他の野党との候補者調整を積極的に進めた。とくに社民、国民新両党とは郵政民営化見直しを政権公約に盛り込むことを条件に選挙協力で合意。この3党が全国規模で候補者のすみ分けを進め、お互いに他党候補への推薦を出すなどして結びつきを強めている。

 実際、共産党以外の野党同士が競合する選挙区は、03年が41選挙区、05年には46選挙区あったが、今回は16選挙区に激減。このうち民主党と社民党との対決は、03年は41選挙区、05年は30選挙区だったが、今回は14選挙区にとどまる。民主党は12選挙区で社民党を推薦。民主、国民新両党がともに候補者を擁立するのは岡山2区だけだ。

 この結果、社民党や国民新党の候補者数は前回より減る見込み。新党日本も前回より4人少ない2人で、公明党の冬柴鉄三元幹事長が立つ兵庫8区には田中康夫代表が立つ。民主党幹部も重点的に応援に入る予定だ。一方、北海道で民主党は、比例区で2人を擁立する新党大地に協力する代わりに、選挙区で大地からの支援を受ける。

 共産党は03年に300人、05年に275人の公認候補を選挙区に立てたが、供託金の没収ラインに届かなかった選挙区が続出。今回は京都1区を唯一の必勝区に掲げる「少数精鋭主義」に転換した。これも野党共闘を組む3党にとっては追い風となりそうだ。

 自民党は前回、公明党と合わせ、与党で衆院の3分の2の勢力を確保する大勝だった。郵政民営化法案に反対した自民党の前職に対し、当時の小泉首相は別の候補を党公認で立てて圧勝に結びつけた。しかし、今回はその後遺症が影を落としている。

 郵政反対組で前回立候補した34人のうち、今回も立候補するのは27人。野田聖子氏ら11人は自民党に復党したが、残る16人は無所属のままか、民主党など他党から立候補して自民党候補と戦う。追い風を受けて当選した「小泉チルドレン」に比べ、「反対組」はベテランで強い地盤を持つ場合が多い。与党で過半数獲得を目標にする自民党にとっては、苦しい戦いを強いられる選挙区が多そうだ。

 自民党は比例区の単独候補の名簿上位登載をできるだけ絞る考え。小選挙区と比例区に交互に立候補する「コスタリカ方式」も、前回の8選挙区から5選挙区に減らした。連立を組む公明党も政権への逆風で厳しい状況だ。前職が立つ8選挙区の当選が目標で、比例区と合わせ解散時の31議席の上積みをめざす。

 そのほか、改革クラブが選挙区で前職1人を擁立。新たに国政に参戦する幸福実現党は全300小選挙区と比例区の全11ブロックに擁立する構えだ。(関根慎一)

1950千葉9区:2009/07/22(水) 21:53:48
民主・社民競合区14:北海道2、青森1、岩手1、岩手4、埼玉13、
           千葉7、神奈川12、新潟2、長野2、長野5、
           愛知1、京都2、広島1、沖縄3
民主・国民競合区1:岡山2
社民・日本競合区1:兵庫8
社民・無所属競合区:新潟5(秋田2)

1951千葉9区:2009/07/22(水) 21:56:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090722/elc0907222054014-n1.htm
【09衆院選】自民、苦戦背景に5空白区で候補者選定難航 (1/3ページ)
2009.7.22 20:53
 自民党は衆院解散の21日に309人(選挙区287人、比例代表22人)の第一次公認と、公明党の8選挙区候補の推薦を決めたが、残る5つの小選挙区が空白区となっている。大物の突然の引退や小泉チルドレンの離党など事情はさまざまだが、郵政造反組への「刺客」を次々に擁立してメディアを席巻した4年前の衆院選とは状況が一変。厳しい選挙戦が予想される自民党は、候補者選定が難航している。(酒井充)

 空白の5選挙区のうち、最も混迷しているのは宮崎1区だ。この選挙区では前職の中山成彬前国土交通相が成田空港反対闘争を「ゴネ得」と発言し、一時はその責任をとって不出馬を表明した。だが、ここへきて発言を撤回して出馬を表明し、宮崎県連が公募で選んだ元自治相の上杉光弘元参院議員と争っているのだ。

 「こうなったら恥も外聞もないので、細田博之幹事長にお願いする。党本部があって地方があるのではなく、地方があって党本部がある。県連が出した公認候補が外されるなら宮崎県連は解散する!」

 22日午後、都内で開かれた自民党全国幹事長・政調会長会議で、米良(めら)政美宮崎県連幹事長が、麻生太郎首相(党総裁)の面前で、上杉氏を公認しない執行部を二度にわたりなじった。

 この日の会議は、党が一丸となって衆院選に臨む雰囲気だったが、それだけに米良氏の訴えは際立ち、細田氏は「早急に結論を出したい」と答えるのがやっとだった。中山氏を公認した場合、不出馬発言撤回を認めた自民党が批判されるリスクもある。

 だが、中山氏は、細田氏も所属する町村派の事務総長で、党選対本部のメンバーだ。最大派閥の町村派は麻生首相を支えてきた。同派の森喜朗元首相は中山氏応援のため25日に現地入りする。中山氏は22日、産経新聞の取材に「出馬を決心した。必ず公認されると信じている」と語った。県連の公募か、町村派か。執行部の悩みは深い。

 栃木3区では、渡辺喜美元行政改革担当相が今年1月に離党したため、党執行部は「刺客」を送り込む方針だ。だが、父・美智雄氏の代から渡辺氏の勢力は栃木県内の他の選挙区にもおよび、「刺客」擁立が他の自民党候補を不利にしかねないことから、県連内には慎重論がある。

 小泉チルドレンの山内康一前衆院議員が離党届を出した神奈川9区でも、執行部は「刺客」擁立を目指すが、党に勢いのあった郵政選挙とは打って変わって共倒れの危険性がある。

 津島派会長の津島雄二元厚相が突然の引退表明をした青森1区では、県連が22日から公募を開始した。30日に結論を出す予定だ。選挙区内には津島氏の秘書を務める長男(42)を推す声があるが、県連は公募で公正を期そうと考えたようだ。ただ、長男が選ばれれば、公募でも党が世襲批判にさらされかねず、執行部に戸惑いもある。

 首相のおひざ元・福岡県でも11区が空白区だ。過去5回の衆院選で対決した武田良太、山本幸三両氏の前職同士の骨肉の争いとなっている。

1952千葉9区:2009/07/22(水) 22:14:47
第45回衆院選民主党公認・推薦予定候補者一覧
http://www.eda-jp.com/dpj/s45/b/index.html
に載っていない候補情報
公認 265名(前職110、元職44、新人111)   推薦 23名=288名


●他党無所属推薦予定 :5
【宮城6】菅野哲雄(社)
【群馬5】土屋富久(社)
【新潟5】田中真紀子(無)
【兵庫8】田中康夫(日)
【沖縄2】照屋寛徳(社)

●見送り方針 :3
【栃木3】渡辺喜美(夜)
【埼玉11】小泉龍司(平)
【岡山3】平沼赳夫(平)

●未決 :4
【岩手4】小沢一郎 国替えせず
【群馬4】中島政希?落下傘?
【神奈8】江田憲司(無)浅尾慶一郎?
【東京12】女性

1953千葉9区:2009/07/22(水) 22:23:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20090722-OYT8T00054.htm
瓦氏引退 ねぎらう声
七尾出身議員不在、懸念も


七尾港の安全祈願祭で玉串をささげる瓦氏(20日)  去就が注目されていた自民のベテラン瓦力氏(72)の引退表明に、支持者からは、ねぎらいや、地元・七尾出身の国会議員が不在となる今後を懸念する声が上がった。

 瓦氏は1972年、衆院議員に初当選。防衛庁長官や建設相を歴任し、能登の「保守王国」に君臨した。だが2005年9月の前回衆院選で、瓦氏が出馬に強い意欲を示した石川3区で、当時県議の北村茂男氏が立候補を表明。調整は難航したが、最終的に瓦氏が比例単独に回り、連続12回目の当選を決めた。この日の引退表明直後から、七尾市南藤橋町の事務所には支援者や市議らが集まったが、地元秘書は「一切コメントできない」とした。

 「能登の発展に尽くした人」と語るのは、後援会長の坂本賢一さん(84)(七尾市)。「年齢や体の面で無理できないし、辞めるにはいい時期。長年ご苦労だったと思う」とねぎらった。武元文平・七尾市長は、同市出身の国会議員がいなくなると指摘、「能登の中核都市と言われながら、不在になるのは残念」と話した。

 一方、17日に党本部に瓦氏を含む計4人の公認を申請した県連の石田忠夫幹事長は「3区では瓦さんに、北村さんの応援をしていただけるようお願いしたい」と話し、近く瓦氏と会談する意向を示した。

(2009年7月22日 読売新聞)

1954名無しさん:2009/07/22(水) 22:25:59
中山でるらしいよ。

あとニュースでワタヌキが必ずしも連立にはこだわらない、らしいけどまあ観測気球でしょう。

1955千葉9区:2009/07/22(水) 22:28:39
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090721/elc0907212256098-n1.htm
【自民溶解】(上) 衆院解散…「下野覚悟」の再出発 (1/3ページ)
2009.7.21 22:54
 「私の願いは1つ。ここにお見えの衆院立候補予定者に全員そろって帰ってきていただくことです」

 21日昼、自民党本部9階で開かれた両院議員懇談会。閉会直前に2度目のあいさつに立った麻生太郎首相は感涙に顔をゆがめた。

 反麻生勢力に押される形で開かれた懇談会だったが、予想に反して首相を指弾する声はほとんどなかった。「解散前に自民党の恥をさらすことにならないか」と懸念した首相はよほどうれしかったようだ。

 開会直前まで党本部は異様な緊張感に包まれていた。懇談会で親麻生、反麻生の両勢力が激突すれば、分裂含みで選挙戦に突入する危険性もあった。

 それだけに首相は神妙な面持ちでこう切り出した。

 「衆院解散にあたり、私の決意と覚悟を述べる前にまずおわびを申し上げなければならない。私の『ブレた』といわれる言葉が、国民に政治への不安・不信を与え、結果として自民党の支持率低下につながった。深く反省しております」

 首相は地方選6連敗についても「私の力不足だ」とわび、こう続けた。

 「自民党は真の保守政党。私たちは保守の理念をもとに集まった同志だ。今こそ歴史と伝統に培った自民党の底力を発揮し、この国難に立ち向かおう」

 この一言が懇談会の流れを決定づけた。各議員から首相の賛美が続き、選対委員長を辞任した古賀誠元幹事長もマイクを握り、「さあ、今日から選挙区という戦場に行きましょう!」と声を張り上げた。

 「麻生降ろし」の沈静化には、もう一つ理由がある。自民支持層は「党内のゴタゴタ」にうんざりしており、加担した議員の多くが地元選挙区で激しい突き上げを食らったのだ。

 衆院本会議直前の自民党代議士会でも一瞬緊張が走った。先の代議士会で首相に面前で退陣を迫った中川秀直元幹事長が挙手し、再び演壇に立ったからだ。

 だが、中川氏の声色は穏やかだった。「今日の首相のあいさつは非常によかった。潔く首相の決断を受け入れ、一致結束して戦いたい」。話し終えると首相に握手を求めた。

   × × ×

 「選挙に負けることを前提にした質問に私が安易に答えるとお思いか。今から選挙で戦うんですよ。あらん限りの力を振り絞ってやるのが選挙なんです」

 21日夕の記者会見で首相が一瞬気色ばんだ。与野党で過半数を割った場合の責任の取り方を執拗(しつよう)に問われたからだ。

 自民党への逆風はすさまじく「下野」は現実味を増している。なぜ、首相は「下野覚悟」で解散権を行使したのか。

 理由はただ一つ。自らが退陣し、総裁選の末、衆院選に突入すれば、下野した際に自民党が分裂する公算が大きいと踏んだからだ。誰が新総裁になろうと勝算は乏しいならば、自らの手で解散し、責任をすべてかぶれば「自民党は守れる」と考えたのだ。

 確かにいまの自民党は外交・安保政策さえも足並みをそろえることは難しい。気にするのは世論調査の結果ばかり。「どう動けば選挙に有利か」。それがすべてだと考える議員も多い。

 夕刻の公認証授与式には武部勤元幹事長ら麻生降ろしの首謀者も次々に駆けつけ、首相とのツーショット写真に納まった。その豹変(ひようへん)ぶりにさすがの首相も苦笑いした。

 「どうして自民党はこんなに節操のない政党になってしまったのだろうな…」

 そんな首相が衆院選で掲げたスローガンは「政治の責任」だ。記者会見で首相はこう強調した。

 「国民に問うのは政党の責任力だ。約束が果たせなければ責任を取る。政治の責任を果たすため、命をかけて戦う」

 民主党への「宣戦布告」は、自民党に政権政党の矜持(きょうじ)を問うた言葉でもある。

   × × ×

 「日本国憲法7条により衆院を解散する」

 21日午後1時の衆院本会議。河村建夫官房長官から「紫の袱紗(ふくさ)」に包まれた解散詔書が議長席に届けられると、河野洋平議長は厳かに読み上げた。そして恒例の「万歳三唱」。民主党の小沢一郎代表代行は満面の笑みを浮かべたが、首相が硬い表情を崩すことはなかった。

 記者会見を終えた首相に河村氏は「今夜はどこか店で食事をセットしましょうか」と声をかけた。だが、首相は首を横に振った。

 「いや、四百数十人の首を切った日だ。公邸で一緒にメシを食おう」(石橋文登)

1956千葉9区:2009/07/22(水) 22:29:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090722/elc0907221830009-n1.htm
【自民溶解】(中)凋落裏付けられた「6月3日」 失ったチャンス  (1/2ページ)
2009.7.22 18:29
 半世紀にわたり、ほぼ政権の座を独占してきた自民党は、いつから「泥舟」と化したのか。

 麻生太郎首相がその凋落(ちょうらく)にがく然とした日がある。6月3日。まだ、日本郵政社長人事をめぐる鳩山邦夫総務相(当時)との確執はそこまで広がっておらず、内閣支持率は3割強と回復基調にあった。日経平均株価は1万円に迫り、首相も「このまま景気が回復すれば、いつでも解散を打てる」とタカをくくっていた。

 ところが、この夕刻、菅義偉選対副委員長が首相執務室に血相を変えて飛び込んだ。自民党の極秘世論調査結果が、驚愕(きょうがく)の数値を示していたからだ。

 自民党は秘密裏に当落線上の議員50人をピックアップし、当落状況を定点観測することで党勢を占ってきた。全員当選圏ならば300議席前後の圧勝、半数が当選圏ならば自民、公明両党で過半数ギリギリ−といった具合である。

 ところが調査結果は3勝47敗。自民候補は軒並み5〜10ポイント支持率を落としており、このまま選挙戦に突入すれば、比例復活を合わせても130〜150議席しか獲得できず、民主党が単独過半数を優に制することを意味していた。

 理由は一つしかなかった。西松建設の違法献金事件を受けて5月11日に民主党の小沢一郎代表が辞任し、16日に鳩山由紀夫新代表が選出された。これをきっかけに国民の「一度民主党にやらせてみよう」という機運が一気に高まったのだ。

 党執行部はこの調査結果を極秘扱いにしたが、やはりジワジワと漏れていった。「このままでは落選確実だ」。半数以上の議員が抱いた恐怖心こそが1カ月後の「麻生降ろし」の伏線となった。

   × × ×

 昨年9月の政権発足後、首相には2度解散のチャンスがあった。

 1回目は就任直後の10〜11月。9月下旬に行った自民党の世論調査では自民党の予想議席は選挙区146、比例代表69の計215。民主党は214で拮抗(きっこう)していたが、自公で過半数維持は可能だった。当時の内閣支持率からみれば渋い数値だが、首相は平成20年度第1次補正予算成立後の11・30総選挙を決意した。

 だが、菅氏らが解散に猛反対する。世界的な金融危機が猛威を振るい、米国ではオバマ大統領が当選確実視された。「チェンジ旋風」が上陸しかねない。何より衆参ねじれの中で衆院の3分の2議席を失う。21年春の予算成立と引き替えに退陣に追い込まれる可能性もあった。

 首相は「政局より政策」と経済対策遂行に舵を切った。自民党には「昨秋に解散していれば」との批判も残るが、「誤った判断だ」と断ずるのは酷だろう。

 2回目の解散のチャンスは21年度予算成立直後の4月だった。北朝鮮の長距離弾道ミサイルの発射により、政府の安保政策に国民の関心が集まっており、民主党は西松建設事件で揺れていた。4月4日夜、安倍晋三元首相は密かに首相官邸を訪れ、首相に「電撃解散」を進言した。

 だが、首相は難色を示した。すでに第2次補正予算案の策定を進めており、「絵に描いたモチ」にできないと考えていたからだ。まだ支持率の上積みを望めるとの思いもあった。

 結果的には大きな判断ミスだった。安倍氏は今になってこう振り返る。

 「法案を成立させて『実績を評価してください』と言っても国民はなかなか振り向いてくれない。おれの政権もそうだった。小泉純一郎元首相は郵政民営化法案が否決され、是非を問うたから勝てたんだよな…」(石橋文登)

1957千葉9区:2009/07/22(水) 22:30:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090722/elc0907222200018-n1.htm
【09衆院選】若者票争奪戦が過熱 大阪1区
2009.7.22 22:00
 衆院選に向け熱を帯びる立候補予定者たちの前哨戦。アメリカ村などを擁する近畿きっての若者の街・大阪1区では、若年層をどう引きつけるかが支持拡大の焦点になっている。若さをアピールするため自転車で選挙区内を駆け回ったり、若い人たちにとって切実な雇用問題を重点的に訴えたり…。各陣営は若者へのPRに躍起になっている。

 大阪1区は大阪市中央部の中央区、西区、浪速区などからなる選挙区。自民前職の中馬弘毅氏(72)に民主新人の熊田篤嗣氏(38)が迫る構図で、共産新人の辻日出子氏(66)、幸福新人の林富美子氏(42)、無所属新人の堺井裕貴氏(41)も立候補を予定している。

 今年3月末現在の住民基本台帳年報によると、選挙区内の20〜29歳の人口の比率は、大阪府全体の11・5%、大阪市の12・8%に対し15・1%。若者が多いため浮動票の割合が高く、特に新人の陣営にとっては期待も大きい。

 保守層を中心とした組織力を強みとする中馬氏に対し、熊田氏は自転車で駆け回り支持を訴える戦術を展開。陣営関係者は「若さと体力をアピールすることが目的。若者の好感度も高まるのではないか」と話す。

 また、若者の間での小説「蟹(かに)工船」のブームに期待するのは辻陣営。「非人間的な労働のあり方に声をあげてきた日本共産党の伝統が注目されている。不安定な雇用に苦しむ若者たちにこそ訴えが受け入れられるはずだ」(党大阪府委員会)と支持拡大への好機とみる。

 堺井氏は前回、大阪15区から民主党公認で出馬したが落選。その後、大阪1区での公認を党本部に求めたが認められず離党届を出した経緯がある。

 2児の母親であり、「ママパワーが日本を動かす」といった著書もある堺井氏は子育て世代へのアピール度は抜群で、民主党関係者からは「熊田氏と若年層の票を食い合うことになるのではないか」との懸念も。若者票争奪戦の行方が今後の情勢を左右する可能性もある。

1958名無しさん:2009/07/22(水) 22:34:38
とにもかくにも、明日、結論が出るようです。

民主の神奈川8区くら替え23日に結論

 民主党の浅尾慶一郎「次の内閣」防衛相(参院神奈川選挙区)は22日、党本部で小沢一郎代表代行と会談し、衆院8区での立候補について23日中に結論を出す意向を示した。

 小沢氏から8区から党公認で立候補を打診されたという浅尾氏は会談後、「4区のくら替えが駄目で、8区がいいというのは大義名分が立たない」とした上で、「せっかくの話。むげにお断りするわけにもいかない。もう1日(支援者などと)相談しながら決めたい」と述べた。

 もし、8区を断った場合、4区から無所属で出馬することについては「何かが決まっているわけではない」と明言しなかった。

 浅尾氏は21日も地元支援者3人が同席し、小沢代表と会った。支援者からは小沢代表代行に対し、候補差し替えで浅尾氏の4区公認などを要請していた。小沢氏は難色を示し、「どうしても出たいなら、(民主党候補のいない)8区はどうか」と立候補を提案したという。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjul0907540/

1959千葉9区:2009/07/22(水) 22:41:30
>推薦せずに支援する候補も4人いる
渡辺、平沼、小泉龍、(江田)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090723k0000m010115000c.html
衆院選:候補者擁立作業 与野党ともに最終段階に
 今回の衆院選は準備期間が長かったこともあり、与野党ともに候補者の擁立作業は最終段階に入っている。

 自民党は22日現在、次期衆院選に小選挙区で287人、比例代表で22人の立候補予定者を公認。小選挙区では公明党の立候補予定者8人の推薦を決めており、青森1区、栃木3区、神奈川9区、福岡11区、宮崎1区の計5選挙区が与党の空白区となっている。

 自民党の調整が難航しているのは、山本幸三氏と武田良太氏の前職2人が競合する福岡11区と、中山成彬前国土交通相が引退を撤回し、上杉光弘元参院議員と公認を争う形になっている宮崎1区。中山氏は「引退表明は昨秋の国交相辞任のけじめだったが、衆院選が先延ばしになり、情勢が変わった」と一歩も引かない構えだ。自民党を離党した渡辺喜美元行革担当相の栃木3区では、対立候補の擁立を検討しているものの結論は出ていない。

 自民党はこれまで、小選挙区で公明党・創価学会の支援を受ける代わりに、比例代表で公明党に票を融通する形で協力関係を築いてきた。しかし、今回は、事情は一変。比例代表に重複立候補する自民党候補にとって小選挙区で落選した場合に復活当選できるかが比例票にかかってくるため、公明党に協力する余裕がなくなってきているようだ。

 民主党は連立相手に想定する社民、国民新両党との競合をできる限り避け「野党統一候補」としての擁立を進めてきた。前回は300小選挙区で289人を公認したが、今回は22日に入党した福井2区の糸川正晃氏も含め公認候補を265人(前職110、元職44、新人111人)に抑え、代わりにほかの野党や無所属の候補23人(22日現在=社民12、国民新8、新党日本1、無所属2)を推薦。さらに兵庫8区に出馬する新党日本の田中康夫代表を推薦する方針だ。

 推薦せずに支援する候補も4人いるほか、岩手4区は引き続き小沢一郎代表代行が出馬する方向。候補が固まっていない空白区は太田昭宏公明党代表の地元・東京12区など6選挙区となっている。

 社民、国民新両党と調整できなかった選挙区もある。社民党は31選挙区で公認候補を擁立。神奈川12区など約半分の選挙区で民主党と競合する。国民新党が候補者を立てる9選挙区で民主党と調整がついていないのは岡山2区のみだ。

 共産党は、小選挙区での候補者擁立を抑制。前回の275選挙区から152選挙区に減らし、比例ブロックでの議席確保を重視した戦いを展開する。【中田卓二、渡辺創】

1960RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/22(水) 22:59:50
>>1958
明日あさってには神奈川8区・群馬4区・東京12区が決まって
民主候補がそろうのか
いいことだ

1961名無しさん:2009/07/22(水) 23:05:17
やっぱり平沼グループは本人以外は、サイタマ11区のコイズミ、静岡7区のきうち、ぐらいでしょうか。

1962RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/22(水) 23:09:16
岐阜1区 自民分裂一部が民主支援 「野田×佐藤」しこり再燃

 前回衆院選の岐阜1区(岐阜市)で、佐藤ゆかり氏を支援した自民党岐阜市支部の一部が、
民主党立候補予定者の後援会支部を設立したことが、21日わかった。
同選挙区では前回、野田消費者相と刺客の佐藤氏が激しい争いを演じており、
野田氏を支援した長老市議が今回の選対委員長に就いたことに、佐藤氏を支援したメンバーが反発した。
前回選挙のしこりが、対立候補支援という形で再燃した。
 岐阜1区からは野田氏のほか、民主新人の柴橋正直氏、共産新人の鈴木正典氏、
諸派新人の小沢和恵氏が立候補を予定している。
柴橋氏の後援会支部を作ったのは、同市中心部の自民党白山支部(党員約400人)で、
20日の設立総会には役員ら63人が参加した。
 野田氏と佐藤氏をめぐるしこりは、昨年2月に佐藤氏の東京5区転出が決まり、沈静化した。
ところが、岐阜市立岐阜商業高校を廃止し、立命館高校を誘致する計画を巡り、
野田氏を支援したメンバーが反対派、佐藤氏を支援したメンバーが賛成派に回り、市議会での対立が再燃した。
結局、市岐阜商は存続が決まったが、今月11日に反対派の長老市議が選対委員長に決まったことで、
立命館の誘致に賛同していた同支部幹部らが「中立的な人物を置くべきではないか」と反発し、
対立候補の柴橋氏の支援を決めた。
役員の一人は「自民党から処分があるとしても腹はくくっている」と話している。
 一方、野田氏の陣営は選対委員長の人選について、「色々な経緯があって悩ましい問題。
組織全体に納得してもらえるようにするのは難しい」としている。
(2009年7月22日 読売新聞)


http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/090722_2.htm

平野恭弘・笠原多美子県議は柴橋支援です

1963秋田2区の名無し:2009/07/22(水) 23:28:20
川口氏 出馬見送り
衆議院議員選挙秋田2区への出馬を検討していた前の小坂町長 川口博氏が出馬を見送る意思を固め
たことがわかりました。川口氏は今月16日、民主党県連の前総務会長で離党した虻川信一氏などから
衆議院議員選挙秋田2区への出馬を正式に要請されていました。その際、「県北のために頑張りたい気持
ちはある。早急に結論を出したい」と話していましたが、22日朝虻川氏に対して電話で出馬を見送る意思
を伝えたということです。出馬を要請していた虻川氏は「9割方出馬してもらえると確信していただけに
突然の見送りに驚いているし誠に残念だ」と話しています。

取材に対し川口氏は「後援会や支持者と相談した結果、準備不足もあったため断った。今後や来年のこと
は分からない」とコメントしています。
http://www.akita-abs.co.jp/realtime_akita/nnn/news8612223.html

1964とはずがたり:2009/07/23(木) 01:07:01
>>1927>>1929
貼り付けあざーす。時事ナイスっす。
三浦は新規に加入の様ですね〜。
左藤・田中・村岡は自民内に支援勢力があって平沼Gに入るのはどうかなって感じでしたけど,左藤・田中は取り敢えずは参加見合わせですかね?
>>1923では「15人のほかに少なくとも2人の参加が見込まれる」と書いてますけど左藤と田中なんでしょうか?
取り敢えず非自民保守勢力スレに転載させていただきま〜。

1965とはずがたり:2009/07/23(木) 01:22:08
>>1948
先ずは何処の馬の骨か判らないの党首にして次は奥さんに差し替えて最後は自分か。
宗教家としても前に出すぎて終わりなんじゃないでしょうかね??よっぽど良い数字出てんのか?!

>>1954
>必ずしも連立にはこだわらない
此処へきてねぇ。。地元で比例集めるには自民を救うこともあり得るといっといた方が良さそうではありますね。

>>1956
へえ〜,定点観測をして測ってたんですな。
西松前は何勝何敗ぐらいだったんでしょうかね??
西松での小沢の辞任は(自民と違って)国民の声を聴く民主と云う好印象を与えたって事ですかね。

>>1962
結構マジな造叛っすね〜。
>>1517-1518,1528,1553,1570,1591,1593-1594等,此処でも注目を集めてきた岐阜1区ですが,政権交代が成れば岐阜の自民組織の一部も切り崩せて岐阜の様相も変わるかもしれませんね。
旧佐藤派が主張した中立的な人物と云うのはぐらもん氏の指摘した所の「中間派として通してきた」平野氏だったんでしょうかねぇ?

>>1963
意外だ。。

1966とはずがたり:2009/07/23(木) 02:01:35
>>1928
俺個人はずっと頑張ってきた中島氏には応援したい気満々です。一般に労組系を矢鱈と敵視する姿勢には与しませんが,私も連合に対して是々非々で発言できる海野や松本と云った連中(吉良は前回の参院選での暴走が残念。。)は絶大な支持を表明したい所です。
更に結党当初から頑張ってる人を使い捨てにするのはどうかなぁ,と。だいたい福田の選挙区で落下傘でポッと出てきて中島氏以上の得票できる人居るんでしょうかね?

>>1932
江崎廻すのが順当なんじゃないですかね??
引退して政党職員と云う話しだった江崎も比例優遇は絶無なんでしょうし。三つ巴で自民組織の支援を得られるとなると当選は兎も角当選確率は零コンマのオーダーから数%位には上がるw

1967とはずがたり:2009/07/23(木) 04:06:49
>>1887
そういえば今日の日経新聞の夕刊だったか読んでたら重野社民党幹事長は当分地元に張り付き東京には戻ってこないと云って大分へ帰っていったそうな。大丈夫か,社民党の幹事長業務w
まあ社民は公明と違って県連の連合体だから党中央の幹事長がすることってそんなにないのかね。

>>1910
誰になりましょうかねぇ。。小沢と親しいって要素はいつ加わったんでしょうかね?

944 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/23(木) 03:45:12 ID:qErHiz7F
今日、東京12区の民主党公認候補者が発表されるが、小沢氏と親しい女性著名人だそうだ。いったい誰だろう。

>>1804 >>1836
何か本気で(参院選とか考えて)公明に配慮している可能性もあるんじゃないでしょうかね。適当な候補だったらその可能性も。。

>>1924
>小沢氏は国替え見送りの理由として党関係者に「東京12区で立候補する公明党の太田昭宏代表との直接対決は避けたい」と述べ、衆院選後の公明党との連携に含みをもたせた。
>>1801
>公明党との連携の可能性や、岩手4区で小沢氏の元秘書が自民党から出馬予定であることを理由にあげた

1968とはずがたり:2009/07/23(木) 04:41:10

引き締めて来ましたねぇ。おとせねーかなー。

【09衆院選】小泉氏次男は比例との重複立候補を辞退
2009.7.22 23:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090722/elc0907222319023-n1.htm

 小泉純一郎元首相の次男で、自民党公認で衆院神奈川11区に立候補する予定の進次郎氏(28)が22日、地元の神奈川県横須賀市で記者会見し、比例代表との重複立候補を辞退する意向を明らかにした。党神奈川県連を通じ党本部に伝えた。

1969とはずがたり:2009/07/23(木) 04:44:29
宮崎1区と福岡11区は両方推薦でいくんちゃうか。神奈川9区は江崎でしょう。青森は世襲で批判浴びて貰って,栃木3区は擁立断念かな。蓮実はどうなっちゃったんだっけ?

【09衆院選】自民、苦戦背景に5空白区で候補者選定難航
2009.7.22 20:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090722/elc0907222054014-n1.htm

 自民党は衆院解散の21日に309人(選挙区287人、比例代表22人)の第一次公認と、公明党の8選挙区候補の推薦を決めたが、残る5つの小選挙区が空白区となっている。大物の突然の引退や小泉チルドレンの離党など事情はさまざまだが、郵政造反組への「刺客」を次々に擁立してメディアを席巻した4年前の衆院選とは状況が一変。厳しい選挙戦が予想される自民党は、候補者選定が難航している。(酒井充)

 空白の5選挙区のうち、最も混迷しているのは宮崎1区だ。この選挙区では前職の中山成彬前国土交通相が成田空港反対闘争を「ゴネ得」と発言し、一時はその責任をとって不出馬を表明した。だが、ここへきて発言を撤回して出馬を表明し、宮崎県連が公募で選んだ元自治相の上杉光弘元参院議員と争っているのだ。

 「こうなったら恥も外聞もないので、細田博之幹事長にお願いする。党本部があって地方があるのではなく、地方があって党本部がある。県連が出した公認候補が外されるなら宮崎県連は解散する!」

 22日午後、都内で開かれた自民党全国幹事長・政調会長会議で、米良(めら)政美宮崎県連幹事長が、麻生太郎首相(党総裁)の面前で、上杉氏を公認しない執行部を二度にわたりなじった。

 この日の会議は、党が一丸となって衆院選に臨む雰囲気だったが、それだけに米良氏の訴えは際立ち、細田氏は「早急に結論を出したい」と答えるのがやっとだった。中山氏を公認した場合、不出馬発言撤回を認めた自民党が批判されるリスクもある。

 だが、中山氏は、細田氏も所属する町村派の事務総長で、党選対本部のメンバーだ。最大派閥の町村派は麻生首相を支えてきた。同派の森喜朗元首相は中山氏応援のため25日に現地入りする。中山氏は22日、産経新聞の取材に「出馬を決心した。必ず公認されると信じている」と語った。県連の公募か、町村派か。執行部の悩みは深い。

 栃木3区では、渡辺喜美元行政改革担当相が今年1月に離党したため、党執行部は「刺客」を送り込む方針だ。だが、父・美智雄氏の代から渡辺氏の勢力は栃木県内の他の選挙区にもおよび、「刺客」擁立が他の自民党候補を不利にしかねないことから、県連内には慎重論がある。

 小泉チルドレンの山内康一前衆院議員が離党届を出した神奈川9区でも、執行部は「刺客」擁立を目指すが、党に勢いのあった郵政選挙とは打って変わって共倒れの危険性がある。

 津島派会長の津島雄二元厚相が突然の引退表明をした青森1区では、県連が22日から公募を開始した。30日に結論を出す予定だ。選挙区内には津島氏の秘書を務める長男(42)を推す声があるが、県連は公募で公正を期そうと考えたようだ。ただ、長男が選ばれれば、公募でも党が世襲批判にさらされかねず、執行部に戸惑いもある。

 首相のおひざ元・福岡県でも11区が空白区だ。過去5回の衆院選で対決した武田良太、山本幸三両氏の前職同士の骨肉の争いとなっている。

1970RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/23(木) 08:24:49
448 :無党派さん:2009/07/23(木) 08:17:57 ID:GoiOPyim
さっき地元紙みてたら結局群馬4区は新人連れてくるらしい。
中島は比例北関東に移動だとか。

悲しいくらい自民ばっかの群馬だけど、自民系が分裂したり労組が独自候補だしたり各区gdgd感が。

1971名無しさん:2009/07/23(木) 09:02:07
>>1970
>全国的な知名度のある新人を擁立
>分裂状態が続いている県連を正常化するための人事案
むむ、やるなー。
細野が小沢体制の功罪の「功」として挙げた高いガバナンス能力が見事に発揮されたケースとして、高く評価されていいのでは?


●群馬4区で民主、噦全国区器の新人擁立へ
 民主党の空白区となっている衆院選群馬4区の公認問題で小沢一郎代表代行は22日、全国的な知名度のある新人を擁立する考えを県連幹部に伝えた。立候補の準備を進めていた4区総支部代表の中島政希氏(55)は比例代表北関東ブロックに転出する見込み。併せて、分裂状態が続いている県連を正常化するための人事案が示された。県連はいずれも受け入れるとみられ、選挙戦の態勢づくりが進展しそうだ。

 小沢氏は同日、中島氏と県選対本部長の石関貴史前衆院議員、中島氏の公認に異論を唱えている角田義一元参院副議長と相次いで会談。4区の選考方針とともに、県連の会長に富岡由紀夫参院議員、会長代行に中島氏を起用する人事案に同意を求めた。

 中島氏は上毛新聞社の取材に対して、具体的な話はできないとしながら「小沢氏から私の処遇と県連の人事について建設的な提案があった。大局的な視点に立ち、前向きに考えたい」と答え、小沢案を受け入れる考えを明らかにした。

 角田氏は「4区は福田康夫前首相と戦う全国屈指の注目区。公認は我々全員が担げる候補でなければならない」と強調、党本部が推す新人に賛同する意向を示した。県連人事についても、支持している富岡氏が会長となることから了承するとみられる。

 民主党県連は不正経理問題に端を発して保守系と労組系の対立が先鋭化、2006年7月から分裂状態が続いていた。暫定意思決定機関として最高執行役員会議が設置されたが、実質的には機能しなかった。正常化すれば3年ぶりとなり、懸案の課題が解決に向かいそうだ。
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/23/news01.htm

1972RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/23(木) 09:17:47
民主党の空白区となっている衆院選群馬4区の公認問題で小沢一郎代表代行は22日、
全国的な知名度のある新人を擁立する考えを県連幹部に伝えた。
立候補の準備を進めていた4区総支部代表の中島政希氏(55)は比例代表北関東ブロックに転出する見込み。
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/23/news01.htm

1973とはずがたり:2009/07/23(木) 11:14:20
>>1970-1972
おお,なんと。
全国的な知名度の人が福田の所に比例優遇無しで立って呉れるんですかねぇ??
特例で1位優遇?

1974名無しさん:2009/07/23(木) 11:30:29
>>1973
1位優遇はないと思いますが
埼玉で圧勝して、茨城・栃木でそこそこ取れれば比例復活できる可能性もなくはないんじゃないかなあと思います。

1975官兵衛:2009/07/23(木) 11:47:09
>>1970-1972
全国的な知名度を誇る新人候補とは、一体?北京五輪のソフトボール金メダリストとかでしょうかねぇ・・・・?(東京十二区に続き、この群馬四区も、俄かに注目区になりましたね)

1976とはずがたり:2009/07/23(木) 14:14:14
遂に浅尾決断か?

神奈川4区、民主党が分裂選挙 参院浅尾氏が衆院選出馬へ
http://www.daily.co.jp/society/main/2009/07/23/0002155004.shtml

 民主党の「次の内閣」防衛相浅尾慶一郎参院議員(45)=神奈川選挙区=が、民主党を離党し、衆院選で神奈川4区から立候補する意向を支援者に伝えたことが23日、関係者の話で分かった。24日にも離党届を提出し記者会見する予定。

 民主党は、同区で元神奈川県逗子市長長島一由氏の擁立を決めており、事実上の分裂選挙になる。浅尾氏は、新党結成を目指す渡辺喜美元行政改革担当相らとの連携も視野に入れているという。党の安全保障政策の取りまとめ役である浅尾氏の離党は、政権交代を目指す民主党にとって痛手となりそうだ。

 浅尾氏は日本興業銀行を経て1998年に初当選。党青年局長などを務めた。

 民主党の小沢一郎代表代行は22日、浅尾氏らと会談、同氏の支援者が4区の候補者差し替えを要請。小沢氏は難色を示し、民主党候補がいない神奈川8区からの出馬を提案したが、浅尾氏側が同意しなかった。

 地元では、浅尾氏の衆院選出馬を慰留する動きもある。

1977神奈川一区民:2009/07/23(木) 14:22:34
浅尾氏がとうとう決断しましたか。民主党神奈川県連にとっていいことだと思っています。危機感出て組織が締まると思います。これで県連が一本化できればいいのですが。
でも、現時点での自分の予想では、長島氏がぎりぎりで勝つと思います。
あと、自分8区に公認候補を擁立してほしいです。みすみす、江田憲司氏に譲る必要はありません。

1978名無しさん:2009/07/23(木) 14:29:16
現職の市会議員から幸福実現党で衆院選出馬
これまで青梅市議の小鮒氏と越前市議の北野氏は把握していましたが
知らない間に福岡5区の立候補者が大野城市議のいかるが氏に変わっていました

1979名無しさん:2009/07/23(木) 14:34:44
今のままなら、渡辺新党に南関東の比例の議席を与えかねない。(それも民主の票を食われて)
少しでも、渡辺新党に回る比例票を減らすという観点から、神奈川8区に立てるべきだと思います。

1980とはずがたり:2009/07/23(木) 14:35:17
>>1977
このデイリーってソースの信憑性としてはどうなんでしょうかね??
古田の東京出馬もサーチナとZAKZAKではちと弱いですし。。
w
古田が民主党から出馬か…公明党に殴り込み!?
http://www.zakzak.co.jp/top/200907/t2009072310_all.html
「東京12区」か東京比例区

球界から政界に転身?民主党からの出馬説が流れるプロ野球元ヤクルト監督の古田敦也氏

 「8・30」総選挙に突入した永田町で、政権交代を目指す民主党が、プロ野球元ヤクルト監督の古田敦也氏(43)を擁立するとの情報が浮上している。国民的知名度を誇る古田氏だけに、公明党・太田昭宏代表のお膝元「東京12区」や東京比例区などからの出馬が有力視されている。「代打、オレ」は国政転身で話題を呼ぶのか。

 古田氏擁立説が浮上している背景には、「多くのファンに親しまれた国民的人気に加え、清心なイメージもある古田氏だけに、出馬となれば無党派層を取り込むことができる」(民主党関係者)との計算がある。

 これまで、東京12区には小沢一郎代表代行の国替え出馬が取りざたされてきたが、永田町事情通はこう話す。

 「政権交代が現実味を帯びる中、民主党内では『もはや小沢氏が国替えをする意味はなくなった』との見方が大勢を占め、小沢氏の国替えは見送られることになった。代わりに東京12区では、女性新人候補を擁立する方向で調整が進んでいるが、古田氏擁立も消えていないようだ。ただ、知名度を考えれば東京比例区からの出馬の方が現実味があるのではないか」

 現役時代、MVP2回、ベストナイン9回、ゴールデングラブ10回−。

 野球界で輝かしい実績を残した古田氏は兵庫県出身だけに、公明党の冬柴鉄三元国土交通相の「兵庫8区」での擁立が取りざたされたこともあった。ただ、ヤクルトが東京を拠点としているほか、現在、2016年の東京五輪招致の「招致大使」に就任していることなどもあり、こちらは見送られた。

 それだけに、当選して政権交代が実現すれば、「政府が創設する方針の『スポーツ庁』の初代長官に就任するのでは」との観測も飛び出している。

ZAKZAK 2009/07/23

1981RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/23(木) 14:38:18
>>1980
共同通信も同じ内容です

1982とはずがたり:2009/07/23(木) 14:39:55
>>1978
あざーす。
こういうの幸福信者がたまたま市議やってたのか市議が幸福に近づいたのかどっちなんでしょうかねぇ。。

>>1981
共同通信なら信憑性有りますね。。


>>1980
4行目の”w”はミスです。。
誰かorスポーツ紙を嗤ってる訳じゃあないっす。

1983とはずがたり:2009/07/23(木) 14:46:53
>>1979
今のままだとばらまき路線が強すぎると個人的には思ってますので財政規律系からも組める相手として存在して貰って民主と夜明けで切磋琢磨しても良いんじゃないでしょうかね。
取っても南関東で1議席位なんじゃないでしょうか。

また切磋琢磨という意味からも8区に立てても良いかも知れませんね。次の総選挙の時に調整が面倒なことになるかも知れませんが。

1984とはずがたり:2009/07/23(木) 15:19:14
>>1970-1974
福田相手だと優遇がないと比例復活も難しいんじゃないでしょうかねぇ。。
石関らは対労組あくまで徹底抗戦の印象ですがこれで矛を収めるのか?新しく持ってきた候補が富岡的な人間だと再び喧嘩が激化しそうな虞も。。

選ぶ:’09ぐんま衆院選 民主・中島氏、比例へ 4区は新人擁立で調整 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090723ddlk10010253000c.html

 次期衆院選の群馬4区で民主党公認を目指し立候補準備を進めていた中島政希氏(55)が小選挙区での出馬を取りやめ、同党の比例代表北関東ブロックに転身する見通しとなった。党関係者が22日、明らかにした。4区には別の新人を擁立する方向で調整が進んでおり、近く党幹部が来県し、正式発表する。

 党関係者によると、小沢一郎代表代行が22日、県内の民主党関係者に対し、中島氏の比例転身と、保守系と労組系の対立で混乱が続く県連の正常化を要請。4区の公認候補は党本部主導で調整を進める考えを示したという。また、県連の立て直しについても、富岡由紀夫参院議員を県連会長にし、中島氏を副会長とするなどの具体案が示されたという。

 県内の民主党は06年に発覚した不正経理問題以来、保守系と労組系の対立が続いており、県連の機能停止状態が続いている。保守系の中島氏の4区出馬を巡っても、労組系の党関係者が強く反発していた。【杉山順平】
毎日新聞 2009年7月23日 地方版

1985SWERVES:2009/07/23(木) 16:38:58
>>1976-1977
これで衆院神奈川4区はかなりの激戦になりそうですね。

思えば1996年の衆院選以来、浅尾・長島両氏は相いれない関係でした。このとき新進から出馬した浅尾ですが、民主前職の中島章夫(日本新−さきがけ−第1次民主)と無所属新人長島(当時はフジテレビ休職中だったかな?)と票を食い合い、落選。次の参院選にややハプニング的に当選したものの、衆院志向は強かったのでしょう。

9区山内、8区エダケンもそうですが、ヨシミ新党との兼ね合いも含めて、地元神奈川の選挙が俄然面白くなってきました。

1986とはずがたり:2009/07/23(木) 17:20:01
>>1985
俺は神奈川はしっちゃかめっちゃかの乱戦に持ち込んだ方が面白い(不謹慎な物言いになってたら失敬です。。)気がしますねー。そういう意味で浅尾の離党も歓迎はしない迄もまあ楽しみかも。

夜明けが神奈川全県的に候補者立てようみたいな流れになって甘利や菅の所とかも保守系新顔が夜明けから立ったりして自民組織が割れたりすると落選も期待できるかも。。

1987とはずがたり:2009/07/23(木) 17:30:54
合併で佐賀県の区割り歪っすね。
今度の改正で佐賀市を二分割して1,2区とも都市型選挙区に出来ないかな〜??

衆院選 直前情勢を追う 1区 攻守代わり県都決戦
2009年7月23日 00:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/110591

 公選法違反事件で前町長が失職した上峰町。今年3月の出直し町長選で当時29歳の武広勇平が初当選を決めた夜、全国最年少首長の誕生に沸く選挙事務所の中で、支持者の1人は「何かが変わり始めた」と感じた。

 人口9000人の町の首長選ながら選挙戦は終盤から政党色を帯びた。武広は、民主参院議員・川崎稔の元秘書。投票日の2日前から民主県連代表・原口一博が川崎とともに選挙カーに乗り込み、保守地盤の町内で武広への支持を訴えた。2005年の前回衆院選は復活当選に甘んじ、上峰町を含む1区の奪還を期す原口の気迫が伝わったかのように武広は当選。歓喜の選挙事務所で、川崎は「彼(武広)は大切な同志だ」と叫び、町村部に“民主の旗”を立てたことに自信を深めた。

 既に変化の兆しはうかがえた。自民が21連勝を逃した07年参院選佐賀選挙区では、初当選した川崎が当時の23市町のうち17市町で自民候補の得票を上回り、比例代表の県内得票率でも民主は初めて自民を逆転した。

 「かつてはマイナーと見られていたが、最近は『民主の県議』と認識されている」。三養基郡選出の県議で、衆院選で原口陣営の選対幹部を務める末安善徳も民主が郡部で地歩を固めていると手応えをつかむ。

   ■   □

 前回衆院選の1区で初当選した自民前職の福岡資麿。麻生太郎内閣の発足により、解散・総選挙が取りざたされた昨年秋以降、旧佐賀市内の後援会を19に増やした。100回以上のミニ集会をこなし、街頭での朝立ちも50回を突破。徹底した“どぶ板”で、履きつぶした靴は10足を超えた。

 前回の05年は「郵政の風」に乗り、1区内の全6市町でトップ得票。しかし、福岡が懸念するのは、年金不信の嵐が吹き荒れた07年参院選。自民候補が民主の川崎を上回ったのは6市町中1町だけ。それが上峰町だった。

 自民への逆風を感じ取る福岡の市議選並みのきめ細かな動きは、風向きに左右されない地力を付ける戦術とも言える。福岡は「積み上げてきた自信は誰にも負けない」と言い聞かせる。

   ■   □

 03年以降、1勝1敗で3度目の対決となる原口と福岡。弱点とされた郡部で勢力を伸ばす原口に対し、1996年の小選挙区制導入以来、前回初めて自民候補として旧佐賀市の得票で原口を上回った福岡は都市部の浮動票に狙いを定めている。

 地盤と攻守が入れ替わった形の2人だが、1区有権者の55%が集まる旧佐賀市を勝敗の鍵とみているのは間違いない。地域を細かく回る福岡が「地上戦」とすれば、テレビ出演で知名度抜群の原口は「空中戦」。しかし、原口は「生身の代議士に触れてもらいたい」(後援会幹部)と5月から自転車遊説を始めた。

 オセロのように白と黒に目まぐるしく変わる都市部の浮動票。政治団体「幸福実現党」新人の木場健の立候補がどう影響するかも注目される。風向きを気にしながら、各陣営の思惑が交錯する。 (敬称略)

   ◇   ◇

 衆院が解散し、衆院選は8月30日投開票と正式に決まった。1955年の保守合同以来、日本をけん引してきた自民が「実績」で政権を維持するのか、民主が「変化」への期待に応えるのか。政権選択が最大の焦点とされる中、両党に挑む陣営もある。県内3選挙区の直前情勢を追った。

=2009/07/23付 西日本新聞朝刊=

1988とはずがたり:2009/07/23(木) 18:02:20
けっ,もろ世襲かよ( ゜д゜)、 Peッ

津島淳氏が応募決める/青森1区(2009/07/23)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/07/23/new0907230903.htm

 衆院選青森1区の前職津島雄二氏の引退に伴う自民の候補者公募で、津島氏の長男淳氏(42)が22日、応募を決めた。1区全域に組織を持つ津島氏の後援会が支持を決めたため、候補者選定では最有力とみられる。
 津島後援会が同日、青森市内で臨時総会を開き、淳氏の支持を満場一致で決めた。これを受けて、淳氏は「皆さまから父への熱い気持ちに対し、恩返ししたい」と公募に応じる考えを示した。
 公募には、前参院議員の山崎力氏(62)、参院選出馬経験のある会社役員の奈良秀則氏(51)、自民県議の高橋修一氏(39)が応募を決めている。自民県連は書類、面接審査などに加え、選挙に勝てる組織力の有無などを判断材料に、30日に候補者を選定する。
 淳氏は総会後の取材に、「新たな自民を築く礎となりたい」と決意を述べた。自民公認とならなかった場合、無所属で出馬する可能性については「選定前の現段階では何も言えない」と明言を避けた。

1989とはずがたり:2009/07/23(木) 18:04:46
世襲めぐり議論活発 1区公募は形式と憶測(2009/07/23)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/07/23/new0907230902.htm

 「世襲制限」が争点の一つに浮上している今衆院選。事実上の選挙戦がスタートした青森県内でも与野党の思惑が絡み、世襲をめぐる議論が活発化している。1区では22日、自民前職の津島雄二氏の引退に伴う候補者公募に津島氏の長男淳氏(42)が名乗りを上げ、党内外に「公募は世襲批判をかわすための形式的なものか」との憶測が広がった。4区では民主側が自民前職の木村太郎氏(44)に「世襲議員だ」と批判を強めている。
 
 津島氏は21日、東京都内で「ポリティカルレガシー(政治的遺産)は、英語では良い意味だ」と世襲を肯定的に評価。翌22日、1区内で最も強固な組織を持つ津島後援会が淳氏の支持を決めた。
 自民県連の大島理森会長をトップとする1区の選考委員会は書類、面接審査に加え、組織力も判断材料とする方針。このため自民内には「公募は最初から結論ありき」「津島氏は次の選挙で世襲制限される前に淳氏に継がせる気で引退した」との見方が広がる。
 応募予定者の1人は「出来レースでは自民は有権者に見放されるし、ほかの選挙区にも悪影響を与える」と、公正な選考をするようけん制。
 民主1区選対責任者の今博県議は、公募を「津島家の世襲のカムフラージュにすぎない」と指摘する。
 批判の矛先を向けられた淳氏は22日、取材に「まだ正式に候補となっていない段階では何も言えない」と述べるにとどめた。
 「世襲が市民の政治参加を妨げている。まさに悲劇だ」。民主系の市民団体が11日に弘前市内で開いたフォーラムで、主催者幹部が声高に嘆いた。父守男氏から地盤を継いだ木村氏を念頭に置いた世襲批判だった。
 木村氏は取材に、4期の実績を踏まえ「初出馬では随分言われたが、何度も有権者の審判を受けており、今さらという気がする」と受け流した。
 対する民主の津島恭一氏(55)。世襲制限の必要性を訴えるが、親せきに津島雄二氏や、津軽を地盤とした故田沢吉郎氏がいる。木村陣営からの「自分も政治家の家系だろ」との反論には、「父は教師で、誰からも地盤を継いでない」と強調する。
 一方、3区では参院議員の父匡省氏と地盤が重なる田名部匡代氏(40)をめぐる世襲議論は盛り上がらない。自民県議は「父娘2人が相手なのはきついが、大人げない批判はしない」。田名部陣営は「父は参院で、娘は衆院。厳密には世襲ではない」としている。

1990官兵衛:2009/07/23(木) 18:28:31
>>1976
浅尾が強行出馬ですか・・・・・。こ奴は、織田信雄の様な奴ですな。(織田信雄は、旧領にこだわり過ぎた為に改易されました)そういう事をするならば、民主党も、徹底的に浅尾を潰してやりましょう。当然、参院補選にも候補を擁立してやりましょう。

1991とはずがたり:2009/07/23(木) 18:43:31
>前回衆院選は道内12選挙区のうち8区で民主党を推薦した以外は自民党支持だった。今回は9選挙区で自民推薦を決めたが、4、8、9区は未定だ。

2009総選挙
【09政権選択 変動】
(上)郵政研、民主へシフト
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000640907230001
2009年07月23日

郵政民営化も政党の支持基盤の変動をもたらした=札幌市中央区、吉本美奈子撮影

■日医も不満の声
■「自民固執せず」

 「自民党を支援することはもう一切ない。民主党を支援する」

 郵便局長や局長OBらで組織する政治団体「郵政政策研究会」(郵政研)の加藤秀樹・北海道地方本部事務局長は4月以降、内輪の会合で自民から民主へのシフトを繰り返し説明してきた。新人局長の研修会から、ベテラン局長やOBの支部の総会、そして地区役員会――。とにかく、こまめに訴えている。

 郵政研は昨年1月、特定郵便局長OBや家族による自民党の職域団体「大樹(たいじゅ)」を衣替えして発足した。大樹は参院選比例区で元郵政官僚など組織内候補を擁立するのが常で、郵政一家と呼ばれる結束力と集票力を武器に上位当選の原動力となってきた。

 しかし、05年の衆院選では当時の小泉首相が郵政民営化を掲げたことから自民党支持をやめ、道内では多くの選挙区で自主投票にした。第一段階のシフトだった。

 昨年7月には民営化見直しを掲げる国民新党の支援を決定。同党は道内では候補者を擁立しないため、道本部は10月、同党と見直しで合意した民主を小選挙区、衆院で会派を組む新党大地を比例区で推す方針を決めた。これで完全にシフトした。

 目指すのは郵政4事業を再び一体化することだ。郵便と郵貯が分かれた結果、「前はお悔やみと香典をその日のうちに届けることができたのに時間がかかるようになった」といった苦情が増えたという。民営化で郵便局は減らないはずだったが、道内では簡易郵便局300局のうち30局が閉鎖され、不便になった地域の崩壊が進んでいる、と加藤さんはみる。

 長年支持してきた自民党へのこだわりは局長OBを中心に根強い。各地にまめに足を運ぶのは、そのこだわりをぬぐい去るためだ。

 郵政研の道内のメンバーはざっと5千人。国民新党が道内で集めた07年参院選比例区の票は5万5354票に過ぎないが、加藤氏は自信をみせる。「我々が本気で動けば10万票は集められる」
    ■  ■
 開業医が中心の日本医師会(日医)は今回も自民党支持だ。要求を実現するために与党に働きかけるというのが基本的立場。地方組織である北海道医師会の政治団体・北海道医師連盟(約5900人)も同様だ。

 だが、変化の兆しもある。

 前回衆院選は道内12選挙区のうち8区で民主党を推薦した以外は自民党支持だった。今回は9選挙区で自民推薦を決めたが、4、8、9区は未定だ。

 長瀬清委員長は「地元医師会が一枚岩で支持できるかどうかが前提。必ずしも自民にこだわらず、人物や政策本位で決める」と話す。

 こうした変化の芽は、小泉改革で診療報酬が削減されたり医師不足が加速したりして、会員に自民党政治への不満がたまっていることも一因とみられる。

 長瀬氏のもとには「自民党は何もしてくれない。民主党に政権を担当させてみた方がいいのではないか」といった声が寄せられているという。

 日医に属さない医師にも変化への期待感が高まっている。昨年6月に設立された全国医師連盟は、会員約800人(道内は数十人)の8割が勤務医。総選挙で特定の政党や候補者を支持することはなく、与党にも野党にも現場の声を届けようという立場をとる。

 今月上旬の会員アンケートでは「政権交代を期待する」という回答が6割以上にのぼった。連盟執行部の1人で「おたる北脳神経外科」(小樽市)の遠山義浩院長は「今のままでは医療崩壊が進んでしまうという危機感の表れ」と解説した。
     ◇
 政権交代が現実味を帯びつつある中、これまで自民党を中心とする政権を支えてきた団体にも変動が起きている。道内の現状を探った。

1992とはずがたり:2009/07/23(木) 18:59:24
笑。完全にアホボンあつかいw>新進石川幹事長の宇野邦夫も会議で発破をかけた。「いい風が吹いていても、タマ(候補者)がしっかりしとらんとどうしようもない&新進石川は昨年2月、総選挙に向けて奥田に“試験”を課した。支持者に自分の手で呼びかけ、集会で決意表明をすること――。

友人からもダメだけど頑張ってるから的な奨め方w>「建さんの話を聞いて『頼りないけれど、なんとかしてやりたい』とファンになってくれたら幸いです」 奥田が建設会社のサラリーマンだった約20年前からの友人という自営業者たちが4日に開いた奥田の講演会。主催者の一人が呼びかけた。


09年衆議院選挙
【決戦の構図】
(上)石川1区
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000540907230002
2009年07月23日

 ≡4度目のライバル対決≡
 ■「風」次第で攻守逆転■

 自民・馳浩(48)と民主・奥田建(50)、共産・佐藤正幸(41)の対決は4回連続。前回は「小泉ブーム」の勢いに乗った馳が大勝。奥田は比例区の復活当選にも届かず、議席を失った。

   ◆  ◆  ◆             

 「風なんて一週間でひっくり返る。気を引き締めて」

 今月9日、金沢市内の奥田事務所。支援する新進石川の県議や系列市議、連合石川の幹部らが集まった「合同選対会議」で、選挙戦を指揮する新進石川会長で県議の金原博がげきを飛ばした。

 「校下」(小学校区)ごとの後援会と、市内では自民と互角の勢力を誇る新進石川系議員のバックアップ。前回は父・敬和譲りの組織がフル回転して10万近い票を積み上げても自民への圧倒的な「風」に吹き飛ばされた。今回は一転、政権交代を期待する世論の追い風を受ける立場だ。

 「今回は勝てるだろう」。漏れてくる楽観論を戒めるように、新進石川幹事長の宇野邦夫も会議で発破をかけた。「いい風が吹いていても、タマ(候補者)がしっかりしとらんとどうしようもない」

 政治経験がないまま、父の死去で国政に飛び込んだ奥田は県議や市議の組織に乗った選挙を続けてきた。新進石川は昨年2月、総選挙に向けて奥田に“試験”を課した。

 支持者に自分の手で呼びかけ、集会で決意表明をすること――。自らが動いて集めた約600人を前に奥田は涙ながらに訴え、了承を得た。

 「自覚を促した。今回だめなら、次はないだろう」。陣営の県議は話す。

 「建さんの話を聞いて『頼りないけれど、なんとかしてやりたい』とファンになってくれたら幸いです」

 奥田が建設会社のサラリーマンだった約20年前からの友人という自営業者たちが4日に開いた奥田の講演会。主催者の一人が呼びかけた。

 若者や女性も交じった約120人の聴衆は後援会に頼らず集めた。「従来の支持層と違った広がりになれば」と主催者。組織を固めつつ「風」をどう受け止めるか。政治生命をかけた戦いに臨む。

   ◆  ◆  ◆

 「奥田さんを連れてこようと思います」。18日夕、馳は同市中心部の武蔵ケ辻交差点で声を張り上げた。

 若者の投票率を上げようと市民有志が企画したキャンペーン。主催者の求めに応じ馳と佐藤、幸福実現党から立候補する松林淳一(45)が共同で街頭演説したが、奥田は日程を理由に参加を見送った。

 奥田が訪れる夏祭り会場で今から待ち伏せ、1時間後に行う次の街宣への参加を呼びかける――。馳が大胆な「作戦」をマイクで披露すると、拍手が起こった。

 プロレスラー出身の馳は、高い知名度と、巧みなパフォーマンスで無党派層も引きつけてきた。自民批判の嵐が吹き荒れる中、陣営幹部の県議は「『自民対民主』ではなく『馳対奥田』の構図をアピールしたい」と戦略を描く。

 馳は昨秋、麻生首相を選んだ党総裁選で小池百合子元防衛相の推薦人になり、森喜朗元首相の不興を買った。今回は「経済対策などで成果が上がった」と“麻生降ろし”とは一線を画しつつ、反麻生派が主導した議員総会開催を求める署名に加わるなど、微妙な距離感もにじませる。

 勝利には欠かせない無党派層への浸透。かつてない逆風の中、確かな道筋が見いだせないでいる。=敬称略
 −*−*−*−*−
    ■過去の選挙結果
05年 [当]馳   浩〈自〉129,142
    奥田  建〈民〉 99,397
    佐藤 正幸〈共〉 11,802
03年 [当]奥田  建〈民〉 99,868
    [比当]馳   浩〈自〉 97,075
    佐藤 正幸〈共〉 10,567
00年 [当]馳   浩〈自〉107,179
   [比当]奥田  建〈民〉100,392
    佐藤 正幸〈共〉 11,988

1993名無しさん:2009/07/23(木) 19:28:36
>>1990
まだ本人が表明したわけではないので、あまり先走って浅尾批判をするのは如何かと。
ここまで浅尾離党情報を流しているのは共同、BS日テレ、文化放送(小生の確認分)。それ以外には、ウェブ系、電波系とも追随の動きはありません。
共同が伝えているのも「関係者の話で分かった」ということだけ。本人のコメントはなし。
と言うか、浅尾本人による最新の「つぶやき」は…

今日は大分慌しい日だけど、何かが決まった訳ではない。
http://twitter.com/asao_keiichiro

1994名無しさん:2009/07/23(木) 19:37:53
>>1990
批判も節度を持ってやっていただきたい
あなたはいつも確度の低い情報で物事を決めつけ徹底批判して謝罪の繰り返しだ
民主党支持者がこういう程度の低い人間の集まりだと思われると非常に心外だ
偽メール問題で永田氏は辞職に追い込まれた
あなたも今の段階でそこまでの言い方をするなら間違っていた場合今後2度と投稿しないぐらいの覚悟はすべきだ
決して謝罪だけですむとは思わないでいただきたい

1995名無しさん:2009/07/23(木) 20:20:32
http://blog.goo.ne.jp/hayama_001/e/888e447e2bc438a8d2656b9e41843858

1996名無しさん:2009/07/23(木) 20:22:54
浅尾氏は何としても慰留するべきでしょう。
今の参院の議席数見れば、一議席足りとも無駄にはできないのは
誰の目にも明らかなはず。

1997名無しさん:2009/07/23(木) 20:27:52
> http://blog.goo.ne.jp/hayama_001/e/888e447e2bc438a8d2656b9e41843858


>民主・次の内閣防衛相、「敵基地攻撃能力の保有必要」
>朝日新聞 2009年4月25日11時27分


>●敵基地攻撃能力の検討を=民主・浅尾氏←時事通信

1998片言丸:2009/07/23(木) 20:29:19
小沢に転出が認められなくて歯痒かった浅尾の気持ちもわかります。
神奈川の補選なら民主党が勝ちそうに思ったし。
渡辺と組むとすれば勇み足ですけどね。

1999名無しさん:2009/07/23(木) 20:34:47
民主党マニフェスト原案・政策集2009(産経20090723)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090723-00000128-san-pol

米との対立薄め現実路線

民主党の衆院選政権公約(マニフェスト)の原案となる「政策集INDEX2009」が22日、明らかになった。北朝鮮政策では国連安全保障理事会決議に基づく貨物検査実施など「断固とした措置をとる」と強調している。政権交代の可能性が強まる中、昨年の政策集で言及していた「在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)の検証」などを削除し、米国との対立色を薄めるなど現実路線にかじを切りつつあるのが特徴だ。

対米関係では、昨年の政策集で「抜本的な改定に着手する」としていた日米地位協定について、「改定を提起する」と弱めた。米軍再編や在日米軍基地のあり方についても「不断の検証を行う」との表現から「引き続き見直しを行う」とするにとどめた。

北朝鮮については、再核実験や弾道ミサイル発射を「明白な脅威で、断じて容認できない」と指摘。大量破壊兵器やミサイルの開発、保有・配備を放棄させるため、国連決議に基づく貨物検査や追加制裁実施など、「断固とした措置をとる」と強調した。

民主党は先の国会で、政府が提出した北朝鮮特定貨物検査特別措置法案の審議に応じなかったが、政権を獲得した場合、早期に同法案を成立させる意向を示したものだ。

同党が反対したソマリア沖などの海賊対策についても、「適切な手続きで海賊対処のための活動を実施する」と明記。「海上保安庁のみでは対応が困難な場合はシビリアンコントロールを徹底する仕組みを整えた上で、自衛隊を派遣することも認める」とした。

宇宙開発についても、平成21年度中に各省庁の宇宙関係部署と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の企画部門を内閣府の下に一元化する方針を表明。税制面では、酒税に関し、アルコール度数に比例した新税制を検討するとしたほか、たばこ税は現行の「たばこ事業法」を廃止、健康増進目的の新法創設を打ち出した。

靖国神社参拝については、「A級戦犯が合祀(ごうし)されていることから首相や閣僚の公式参拝には問題がある」として、無宗教の国立追悼施設の建立を掲げた。永住外国人の地方選挙権については、「結党時の基本政策に『定住外国人の地方参政権などを早期に実現する』と掲げており、この方針は引き続き維持していく」とした。

2000名無しさん:2009/07/23(木) 20:37:06
総選挙へ民団の動き急 奮起一番打つ手は多彩 2009-07-15
http://www.mindan.org/shinbun/news_view.php?page=8&category=2&newsid=11551

■□
初めての選挙運動
身近なことから

 7月に入って間もない平日の夜8時頃、民団X支部会館に役員ら約25人が集まり、永住外国人への地方参政権付与を確約する立候補予定者を迎えて懇談した。会議室にはすでに、党代表と並んだ同候補者の顔が大写しになったポスターが貼られている。

 X支部管下の選挙区は、自民党某議員の王国と言われ、今回も当選は手堅いとされる。この多選議員はしかも、地方参政権付与に断固反対の立場を隠さない、いわば頑強派。これに参政権付与に賛同する新人が挑む。

 懇談の場で、新人が選挙支援について民団に要望したのは、ほぼ次のようなことだった。

 ポスター貼り 選挙公示日に、選挙区一帯の数百カ所におよぶ公設掲示板の指定された位置に一斉に貼り出す。候補者の顔と政策をいち早く知らせるために、午前中には作業を完了させたい。

 証紙貼り 選挙中に貼り出しや配布が可能なポスター・ビラには、指定された証紙の貼付が義務付けられている。選挙の公示後、これを速やかに終了させたい。

 公選はがき 候補者本人の顔・名前・政策を知らせる数少ないツールであり、これに応援メッセージや紹介したい有権者名を記載し、返信用封筒で送付する。

 ミニ集会 所定の用紙に知り合いの有権者を記載し、ファクス・郵便等で事務所に送ってほしい。自分の会社や勤め先、知り合いの会社・団体の朝礼の場などで、あいさつの機会をつくってもらいたい。

 総選挙とは縁が薄く、選挙運動のイメージがつかめなかった幹部たちも、「選挙運動って、けっこう身近なところから始まるんだ。これなら自分にもできる」と得心しながら、「ポスター貼りやビラ配りならしたこともある」「日本人とつくっているグループもあるからミニ集会もやりたい」「事務所での手伝いや電話作戦も可能だ」と意気込む。

 幹部らは一方で、「上から、資金関係には一切かかわるな、と厳しく念押しされている。政治資金規正法に引っかかって、ひいきの引き倒しにならないよう、団員たちにはこの点を周知徹底させたい」と戒めることも忘れなかった。

■□
重要選挙区を特定
徹底して賛否確認…支部単位で地域密着型応援

 昨年秋から総選挙対策を練ってきたという大手のY地方本部は、全選挙区のうち10地区について、支援する立候補予定者を特定し、支部単位で応援体制を整えた。支援対象は民主を筆頭に自民、公明の順(公明は選挙区候補が少ない事情によるとのこと)。これら支援候補に民団本部は「推薦状」を伝達し、候補者は事務所にそれを貼り出すことになっている。

 Y本部はほかに、団員全世帯に対して支援候補者のポスター貼り出しを呼び掛けたほか、自分が居住する選挙区内外の有権者を紹介してもらう依頼書の発送を済ませた。また、光複節記念式典のパンフレットにも推薦候補者のあいさつ文を掲載し、啓発に努める。

 Y地方本部は、地方参政権獲得運動の先駆けとも言える本部の一つで、現職議員や有力な候補者とのつながりが強い。

 支援対象者の選定に当たっては、付与に賛成か否かについて新人には確認を、現職には再確認を徹底した。支援対象となった自民党候補者は言うまでもなく賛成派だ。支援対象をまだ選定できない選挙区についても、候補者本人や所属政党の県連に意思確認を進めている。

 地方参政権の研修を早めに終えた大手のZ地方本部は、今年4月に役員改選のあった支部から優先して、本部役員による幹部研修に入った。支援対象の候補者を特定した支部も増え、それに応じて団員が後援会にも参加し始めた。

 同本部の実務幹部は「有力団員のなかには事業の関係で、自民党とのつき合いが深い人もいる。だが、参政権獲得にいつになく期待感が強く、今回だけは付与推進政党を応援するとの姿勢に転換している」と語り、「選挙区ごとに本部幹部ら活動者を配置することも考えている」と明らかにした。

20012000の続き:2009/07/23(木) 20:39:55
■□
保守王国での苦悶
「比例は別」意識広がる

 中堅以下の規模の民団本部では、選挙区ごとに支援体制を組むのは容易ではない。近畿地区のD地方本部もその一つ。同本部では、参政権付与を掲げる政党の候補予定者を研修会に招いただけでなく、それに先立って団長ら幹部が個別に激励して回った。

 D本部そのものは組織の足腰が弱いものの、管下地区には日本人従業員を多数抱える同胞企業がいくつもある。今後の方針として、公示後は候補者が超多忙になることを考え、公示前に規模の大きい同胞企業と連携して候補者の話を聞いてもらう機会を設けたい、としている。

 韓日親善活動が盛んで、民団との関係も良好だが、参政権付与に消極的もしくは反対する議員の多い保守王国とされる地区は少なくない。

 その一つA地方本部は、伝統的に自民党とのつながりが強かった。だが、支部ごとに開催した昨年の忘年会や今年の新年会には、付与推進政党の立候補予定者を全員招き、顔つなぎを済ませた。実務幹部は「これまでは率直に言って、組織だった動きはしにくかった。しかし、今回ばかりは例外になるだろう」と決意をにじませる。

 同じく保守の牙城とされる地区のB地方本部には、保守系現職の議員を囲む会がいくつかある。そうしたつながりがあるだけに、保守系議員でも民団と参政権付与に理解を示してきた。ある幹部は「選挙区では特定の政党を押すということにはなりにくい」と言う。

 同本部の有力者には高齢者が多く、彼らはやはり自民党との関係が数十年続いている。それに反して、付与推進政党の立候補予定者は若手が多い。世代的な隔絶感が親近感をつくり出しにくい事情もある。それでも先の幹部は「比例については別という意識は広がっている」と指摘した。

 選挙区が極めて少ない地区のC本部では、参政権に理解を示す自民の現職がほとんど当確の選挙区には一切タッチせず、自民現職に推進派候補が対抗する一つの選挙区だけに力を注ぐ考えだ。本部団長は「過疎がゆえに力の足りない民団を補うためにも、市民団体と連携して当たる。自民党との関係が切れない同胞の有力経済人には、比例だけは必ず推進政党に、とお願いしている」と話す。

20022001の続き:2009/07/23(木) 20:40:49
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55年体制の縛り
自民に託してきたが… 長年のつき合いと葛藤も

 民団が組織をあげて総選挙にかかわるのは、今回が初めて。力のある地方本部・支部と、そうでない本部・支部では、関与の仕方も異なる。また、与野党にかかわりなく、付与に賛成か反対かの色分けが明白な有力議員を抱えている地区と、そうではない地区などによって、支援候補の絞り込みや比例投票への対応もまちまちだ。

 不偏不党の立場で、地方参政権付与を確約する立候補者を支援する、とはいっても、比例投票では政党を選択せざるを得ない。地域事情や組織あるいは個人としてのつき合いも多様なだけに、総論と各論が一致するのは簡単ではない事情がある。

 民団のなかでも、「参政権はノドから手が出るほどほしいが、事業の関係や長年の因縁もあって、付与の賛否だけで対応するのは現実的には難しい」との声は全国で決して少なくない。

 自由民主党が第一与党で日本社会党が第一野党という構図の、いわゆる「55年体制」が長期間続くなかで、民団の組織も有力団員も自民党との関係を最重要視してきた歴史がある。

 東西冷戦や韓半島南北の対立も反映して、朝総連が社会党など韓国に否定的な態度をとる左派政党を強く支持していた以上、民団が保守系を支持するのは当然の成り行きでもあった。その過程で、個人事業の都合からも自民党議員との関係を強める有力経済人が増えたのは自然な流れだ。

 民団が参政権獲得に組織的に立ち上がって以降、保守層と執権党から賛同を得てこそ可能とする筋論と、それまでのつき合いを生かそうとする実績論から、主として自民党に働きかけてきた経緯がある。

 自民党衆議院議員の3分の1近くが付与に賛成と見られており、その面では大きな成果を上げてきたと言えるものの、自民党の党としてのかたくなな姿勢を変えるまでには至っていない。

 付与推進で一貫する公明党が連立与党となってから、公明党の自民党への影響力に期待が集まったが、自民党の牙城は崩せず、現在では公明党も打つ手がない状況という。一方で、政界再編による大きな変化があり、参政権付与を政策目標の一つに掲げる民主党が誕生し、政権獲得を狙うまでに伸張している。

 全国の団員の間では、公明党は言うまでもなく、自民党の反対姿勢を和らげるためにも、同党の付与推進派との既存の関係を大切にする傾向は固い。だが、反対派に対抗すべく、推進政党の候補を応援する機運が明らかに強まってきた。

 自民党候補を個人的に応援する有力者の場合でも、付与に賛成するよう働きかけを強めるだけでなく、「民主党にも頑迷な反対派はいる。それでも、比例では民主党を応援せざるを得ない」との言明が増えている。

■□
独自色を生かして
7ブロックで婦人会決起…信組は親睦会も動員

 頑張っているのは民団の本部・支部だけではない。婦人会(中央本部・余玉善会長)は6月3日から開始した恒例の大研修会を6ブロックで開いたのに合わせ、付与推進派の立候補予定者を多数招いて参政権早期獲得決起大会を開催した。15日の東北地区を最後にすべての日程を終える。婦人会は民団とともに選挙区での支援に当たるだけでなく、とくに比例投票で大きな力を発揮することになりそうだ。

 東京で1000人規模の「韓国で実現して3年 永住外国人に地方参政権を! 5・31集会」を成功させた青年会(中央本部・金宗洙会長)は、立候補予定者に個別面談し、参政権付与に理解を求め、政策に反映させる運動を全国的に展開している。

 民団や傘下団体だけではない。民団との連携のもとに、在日韓国人信用組合協会に加盟する各信組、個別有力企業の経営者も協力姿勢を明らかにしている。

 民族信組の場合は、日本人の取引先を含む各種親睦会などの活用を柱にする。同胞の有力企業はほとんど、業務提携先や取引先を網羅した協力会などの親睦会をもっており、これらを動員することになる。

(2009.7.15 民団新聞)

2003とはずがたり:2009/07/23(木) 20:46:16
山尾っちの浴衣姿イイ!!(;´Д`)ハアハア

その横で相好崩す鈴木氏も自民だけど意外に良いおっちゃんかもね。

気になる戦い:’09衆院選 愛知7区 保守層へ民主攻勢/自民は足元固め
http://mainichi.jp/chubu/kiro/news/20090723ddq041010005000c.html

愛知県瀬戸市で140年の歴史を誇る祇園祭で顔を合わせた鈴木氏(右)と山尾氏=19日、月足寛樹撮影

 ◇「中央とのパイプ」VS落下傘の元検事

 予期せぬ来訪に、自民党員の男性は泡を食った。「お近くで演説をさせていただいた民主党です」。騒がせたわびに、愛知県瀬戸市の自宅に来たのは、民主党から立候補を予定している新人、山尾志桜里氏(34)だった。昨年12月のこと。「私が自民党員と知って来たのか」と聞く間もなく、山尾氏は政策を語り続けたという。

 愛知7区の自民前職、鈴木淳司氏(51)の事務所に支援者から「民主党が来た」との電話が入るようになったのも同じころ。山尾氏が直接、鈴木氏の後援会幹部や自民市議宅を訪れ始めたのだ。民主党が仕掛ける保守層の切り崩しだった。

 「無党派層の支持は期待できる。あとは保守を取り込めば勝てるという小沢(一郎民主党代表代行)戦略だろう。それにしても、私の支援者宅まで訪ねるかね」。鈴木氏は不快感を隠さなかった。

    □

 名古屋市の東側に位置する愛知7区。名古屋のベッドタウンとして人口が増え、中でも日進市は05年の国勢調査で人口増加率が全国の市で2番目の12%を記録した。05年の前回郵政選挙で、無党派層が自民に雪崩を打った選挙区の一つだ。

 鈴木氏は「まずは自分の核となる票を固めたい」と語る。衆院解散が決まった先週、鈴木氏を追いかけると、改めて系列市議の家を回り、足元を固める作業を続けていた。

    □

 出馬表明直後の08年1月、山尾氏は訪ねた民主の支援者宅で怒鳴られた。「次は応援するつもりはない」

 愛知7区では前回選挙後、落選した民主候補が覚せい剤の所持容疑で逮捕された。党の信頼は揺らぎ、支援者離れが相次いだ。そんなさなか、後任の公募に応じたのが名古屋地検岡崎支部の検事だった山尾氏だった。

 東大法学部卒の落下傘。地元では全くの無名で、「ひたすら街頭に立つ」(地元県議)ことから始めなければならなかったが、小学生の時、ミュージカル「アニー」の主役を務めるなど、話題には事欠かなかった。

 一方、元瀬戸市議から国政に転じた鈴木氏は、地元と中央とのパイプ役を自任する保守政治家だ。政権交代を訴え、自民支持層への浸透も図る山尾氏との激しい攻防が続く。

    □

 19日、瀬戸市の祭りで法被姿の鈴木氏と浴衣姿の山尾氏が顔をそろえた。求めに応じ、笑顔で一緒の写真に納まる2人。しかし、日本酒の入った紙コップが一瞬触れ合ったものの、言葉を交わすことは一度もなかった。【月足寛樹】

  ×   × 

 選挙戦が事実上、始まった。政権交代はあるのか。カギを握る選挙区を歩いた。

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 ◇愛知7区の立候補予定者
 (瀬戸、大府、日進など5市2町)
鈴木淳司  51 総務政務官 (2)自前
山尾志桜里 34 [元]検事    民新
永田久美子 47 幸福県副代表   諸新

毎日新聞 2009年7月23日 中部朝刊

2004名無しさん:2009/07/23(木) 20:47:14
>>1999について
民主党の今までのマニフェストはどうせ野党なのだからと
実現できそうも無いものや党内意思統一の出来ていないものも
てんこ盛りで入っていました。

政権獲得が現実的になった現状ではそのようなマニフェストを
出せるはずも無く現実路線に切り替えたり、
党内で意見が割れているものは入れないという方針になったのですが、
政策集には党内意思統一の出来ていないものなども含まれています。

たとえマニフェストに載せなくても、
裏マニフェストと呼ばれ突っ込まれることになります。

2005名無しさん:2009/07/23(木) 20:51:39
>>2000-2002について
民主左派(新左翼を含む)の当落線上にいる陣営では
彼らを受け入れるのかどうか気になります。

民潭の支援を受けなければ当選できないような候補者も問題です。

民主党員には外国人もなれるので、党費を収めるということで政治資金規正法を回避できるので、
変なヒモ付き民主議員が増えてしまわなければいいのですが。

2006SWERVES:2009/07/23(木) 21:01:21
>>1986
そうですね(笑)
もともと野党勢力のバラバラ度の高く、突出した勢力もなかったのが、ここ10年で急速に民主党の下に結集したわけですから。矛盾も溜まっていたので、各陣営揃って「民意を問う」た方が良いでしょう。

>>1998
確かに出るならヨシミ新党ありきでの出馬は得策ではないでしょう。
特定の勢力と組むと今後、身動きが取りづらくなる(勝っても負けても)。

2007とはずがたり:2009/07/23(木) 21:11:15
>>1993-1998 >>2006
未だ正式には何も決まってないとは云え,此処で日和ると逆に浅尾が政治生命を失いそうな気がしますね。子分を除名(資格停止でしたっけ?)されたりして此処はもう引けない情勢ではないかと。
主戦論で白黒はっきり着けないと収まらないんじゃないでしょうかね。これまでも慰留と云うか話し合いは行ってきた訳で此処で慰留と云ってもどんな浅尾への妥協があり得るのでしょうか。

俺は当然ヨシミの所へ走るかと思ってましたが離党はしても無所属で斗って民主への時期を見た合流を図るって戦略も考えたらあり得るわけですね。
平沼が自民への復党も視野に入れると新党を作れなかったように,民主党も自民党並みの求心力を手に入れつつあるんですな〜。隔世の感ありだ。

2008けん:2009/07/23(木) 21:17:47
民主党執行部の遊説予定が公式HPに載ってますが新人候補が多い分だけ遊説要請がすごいでしょうね。

遊説するのは鳩山氏岡田氏菅氏が中心で小沢氏も地方を回るんでしょうね。


長妻氏や前原氏も呼ばれそうですね。


あとは誰が人気かなぁ?

2009名無しさん:2009/07/23(木) 21:29:37
>>2007
>未だ正式には何も決まってないとは云え,此処で日和ると逆に浅尾が政治生命を失いそうな気がしますね。

いや、浅尾自身はまだ何も言ってないんですよ。
共同の記事は「関係者」の話として伝えているだけ。「関係者」がいかに胡散臭い存在か、西松事件にまつわる報道で嫌と言うほど味わったはず。
確かに、事ここにいたったら浅尾としては突撃するしかないでしょう。
しかし、少なくとも現時点では当人は「何かが決まった訳ではない」と言っている以上、彼の決断を待ちたいと。
批判するにしろ、応援するにしろ、それからでも遅くはないはず。

2010SWERVES:2009/07/23(木) 21:36:39
>>2008
都市部だと蓮舫は人気でしょうね〜
あと誰だろ?

>>2009
そうですね。本人から明確な意思が示されないと始まらない話なわけで。

2011RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/23(木) 21:41:30
国谷祐子って言う説もありますが

2012とはずがたり:2009/07/23(木) 21:50:41
>>2000-2002,2005
情報提供ありがとうございます。

> 自民党衆議院議員の3分の1近くが付与に賛成と見られており、その面では大きな成果を上げてきたと言えるものの、自民党の党としてのかたくなな姿勢を変えるまでには至っていない。
55年体制と南北分裂は同じ冷戦構造の違う側面であった訳ですが,民団の影響力がある議員は自民党の1/3に達してたんですねぇ。
ネトウヨどもが売国民主と大騒ぎするからもっとずっと民団から自民への影響力は弱いのかと思ってました。

個人的には在日韓国朝鮮人問題(問題かどうかはまた別の問題か)は日本が列強だった時代の名残ですから地方参政権ぐらい嘗ての同胞に認めても良いんじゃないかと思うんですけど,地方議会が利権漁りの場から脱却して貰わないと色々問題が起きそうな気がします。

2013神奈川一区民:2009/07/23(木) 21:56:38
浅尾氏の問題についていえば、ここ2、3年神奈川県連は浅尾氏に振り回されたのは事実です。
前回の参院選後、浅尾氏は県連会長の立場を利用して鞍替えを画策していたから。それで前回の会長選で、引きずり下ろされたから。それでもなお、鞍替えを画策していたので自分自身はうんざりです。
確かに今の県連は浅尾氏を追い込み過ぎだとは思いますが。

2014千葉9区:2009/07/23(木) 21:58:33
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090723ddlk41010510000c.html
’09衆院選さが:3区・広津氏、新党を模索 /佐賀
 衆院佐賀3区で自民党の公認から漏れた広津素子氏(56)=比例九州=は21日夜、唐津市の事務所で会見し、新党への参加も視野に立候補を模索していることを明らかにした。

 会見で広津氏は「(衆院選に)出ないと言ったことはない。いかに出るかを模索している」と引退を否定。3区の自民公認に決まった保利耕輔氏(74)に当面は勇退を求めるとしながらも「どこかで見切りを付けないといけない。他党・新党から出ることも選択肢」と、離党も辞さない姿勢を示した。

2015千葉9区:2009/07/23(木) 22:07:19
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009072390070332.html
日本の選択点 衆院選09 継続VS変化
2009年7月23日 07時03分

 自民、民主両党は衆院解散を受け、近く発表する次期衆院選マニフェストで、有権者にどんなメッセージを発信しようとしているのか。正式発表を前に、マニフェストに盛り込まれるとみられる政策を分析し、傾向をまとめた。

 ■自 民

 自民党のキーワードは「実績」と「責任」。世界不況や小泉改革の痛みに対して打ってきた一連の政策は「ばらまき」との批判もあるが、それが景気の下支えをしてきたことをアピール。その上で、財源として消費税率引き上げも明記し、責任政党としての潔さを印象づける考えだ。麻生太郎首相(党総裁)は衆院解散後の記者会見で「景気回復と安心社会実現を約束する。国民に問うのは政党の責任力だ」と訴えた。

 具体的には、雇用を維持する企業に支給する雇用調整助成金の拡充など、経済・雇用対策で実績や継続を強調。幼児教育の無償化など家計支援も積極的に盛り込む見通しだ。

 これらの政策で共通するのは、現行制度を大きく変えず、微修正や追加的措置によって対処しようという考えだ。

 年金制度では、厚生年金と共済年金は一元化を目指すが、国民年金は切り離したまま、「百年安心」を約束。国民的批判を受けた後期高齢者医療制度も、廃止でなく見直しにとどめる考えだ。

 雇用政策も、製造業派遣の原則禁止のような抜本的改革はせず、職業訓練中の失業者への生活支援などを拡充していく方針だ。

 政権与党としての継続性があるので、大きくハンドルを切ることは難しいのは分かるが、インパクトに欠けるのも否めない。

 構造改革断行と小さな政府の実現を訴えた二〇〇五年衆院選マニフェストのような、強烈なメッセージ性は感じられない。消費税率引き上げも、首相は「責任を果たすためには、選挙にマイナスでも申し上げなければならない」と強調するが、時期や引き上げ幅などは明記しないとみられる。

 先週末、自民党内の亀裂が深刻になった際に浮上した反麻生勢力による「独自マニフェスト」づくりの動きは沈静化しつつある。ただ、鳩山邦夫前総務相は「われわれの仲間で、一つの考え方を示すこともあり得る」と、今も含みを残している。正式発表されたマニフェストが不十分だと、再び党非公認のマニフェストが横行する事態になりかねない。

 ■民 主

 対照的に民主党は、「変化」のメッセージを強く意識している。

 年金制度は「例外なく一元化」し「納めた保険料は必ず返ってくる制度にする」と約束。雇用は「期間の定めのない雇用」や「直接雇用」を基本原則とし、製造業派遣は専門性のある業務に限るとした。

 後期高齢者医療制度も廃止。国が使途を定めた「ひも付き」補助金は廃止し、歳出面でも「既存の政策・支出はすべて見直す」と強調している。

 これらは、いずれも現行制度の根本的転換だ。特に雇用、医療、年金など行き詰まりが指摘される分野では、現状を変えるメッセージを発信している。

 一方、月額二万六千円の子ども手当支給、高校の授業料無償化、高速道路無料化など、生活支援色も前面に。岡田克也幹事長は「基本的な考え方として、しがらみを断ち切って、国民の立場に立った政治をやっていく」と説明している。

 もっとも、これらの大半は、〇七年参院選マニフェストでも訴えた政策。今回の衆院選で初めて出す目玉政策は、あまりなさそうだ。

 財源問題も依然、説明に追われそう。民主党は、消費税率を四年間引き上げない方針も打ち出している。

 子ども手当支給を訴える一方、配偶者控除廃止を掲げ「六十五歳未満で子どものいない世帯(妻が専業主婦)は負担増になる」などとして、財源への目配りをしていることを強調しているが「本当にすべての政策を実行できるのか」との疑問を払しょくするには汗をかきそうだ。

(東京新聞)

2016千葉9区:2009/07/23(木) 22:19:58
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090723ddlk10010255000c.html
選ぶ:’09ぐんま衆院選 興農政治連盟、自民公認6人を推薦 /群馬
 ◇「政策と方向性同じ」
 JA群馬中央会の政治団体「県興農政治連盟」(委員長・奥木功男JA群馬中央会会長)は22日、前橋市亀里町の県農協ビルで、自民党公認の立候補予定者6人に推薦状を交付した。奥木委員長は「自民党とJAグループの政策提案と方向性は同じ」などと推薦理由を述べた。

 6人は群馬1〜5区の5小選挙区と比例代表北関東ブロックで出馬を予定する前職で、この日の推薦状交付式には▽1区の尾身幸次元財務相(76)▽2区の笹川尭・自民党総務会長(73)▽5区の小渕優子少子化担当相(35)▽比例北関東ブロックの佐田玄一郎・元行革担当相(56)−−の4人が出席。同連盟の推薦状とともに、全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)の推薦状も受け取った。

 同連盟によると、これまでの自民党との付き合いなどを重視し、昨年9月の常任委員会で自民公認候補への推薦を決めたという。民主党も農家への戸別所得補償政策を掲げるなど、農業関係者への支持拡大を図っているが、同連盟は「県内の民主党候補者から推薦要請が来ても、推薦することは考えていない」としている。【杉山順平】

2017千葉9区:2009/07/23(木) 22:21:08
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090723ddlk12010119000c.html
’09衆院選ちば:9区でネガティブ・キャンペーン 自民前職が民主批判 /千葉
 ◇早くも前哨戦過熱
 千葉9区(佐倉、四街道市など)で、自民党前職が、民主党を批判する「ネガティブ・キャンペーン」を張っている。自民への逆風を突いて攻めに転じた格好で、総選挙の公示前の前哨戦は早くも過熱している。

 キャンペーンを仕掛けているのは自民前職の水野賢一氏(43)。最近の広報ビラで「民主党の政策・体質を検証する」と題し、「しがらみにとらわれない改革ができるか、かなり疑問」「財源の目途のないバラマキ」などと批判している。

 ただし「自民党内にも特定業界の権益のために動く人がいる」などと解説を加え、「しがらみのない与野党若手議員で党派を超えて改革を目指している」と訴えている。

 水野氏の陣営幹部は「ネガティブ・キャンペーンのようなものをやるのは初めてかもしれない。我々は追いかける立場との認識だ」と逆風を認める。

 これに対し、民主党が立てる新人の奥野総一郎氏(45)の陣営幹部は「バラマキ、しがらみなど、これまでこちらが(自民党に)言ってきたのと同じだ。(批判に応えるつもりは)ない」と静観の構え。「向こうは4期で地元に根付いている。こっちも必死だ」と、追い風で組織が緩むことを警戒している。【駒木智一】

2018名無しさん:2009/07/23(木) 22:24:19
>>2012
ネトウヨと一括りにはできないですね。
ネットで騒いでいるだけの麻生マンセーから
民主保守派の具体的な支援をしている人までいますから。

民潭は最終的には国政の被選挙権まで要求すると明言していますから
地方参政権は外堀の一つにしか過ぎないです。

自民党にはいろいろな形で食い込んでいますよ。
パチンコチェーンストア協会のアドバイザーにも多く名を連ねていますし、
自民党遊技業振興議員連盟、全国貸金業政治連盟とか色々な形で関わっています。

スレ汚し失礼しました。

2019千葉9区:2009/07/23(木) 22:27:06
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/090723.html
政治力誇る二階氏(自民)VS
変革訴える玉置氏(民主)
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 衆議院が21日に解散し、8月18日公示、30日投開票の総選挙に向けて立候補予定者が走り出した。県3区は自民党前職で経済産業大臣の二階俊博氏(70)=御坊市、当選8回=、民主党新人で元県議の玉置公良氏(54)=白浜町=、幸福実現党新人の湊侑子氏(26)=田辺市=が立候補を予定。事実上は二階、玉置両氏の一騎打ちで、政治力や組織力に勝る二階氏が優勢とみられるが、民主党への追い風に乗った玉置氏も支持を広げており、激戦が予想される。

 二階氏は、前回(平成17年)14万5735票を獲得し、民主新人に9万2000票以上の大差をつけて圧勝。今回も組織力や実績、政治力を背景に優位に立つものの、対立候補を擁する民主党が追い風に乗るだけに陣営は「厳しい戦いになる。一から出直す気持ちでやる」と気を引き締め、主戦場となる田辺市内に第3選挙区本部事務所を設置して後援会組織の強化に力を入れている。大臣公務や応援で地元に貼り付けない分は県議や市町村長、市町村議員らがフル回転して支持拡大に全力を傾ける。
 新風会選挙対策本部長の中村裕一県議は「政権選択選挙といわれるが、25年間、和歌山発展のために全力で頑張ってこられた二階大臣の評価が問われる選挙だ。遅れている紀南地方にとって二階大臣の圧倒的な政治力は絶対に必要。民主党は国民向けする政策を言い、政権が代われば幸せになれるとのイメージを持たせているが、その裏付けとなる財源も根拠もない。都会重視の民主党、和歌山のような地方を大事にする自民党との戦いでもある。党の政策を愚直に訴え、有権者の理解が得られるよう全力で頑張るだけ」と話している。
 玉置氏を擁立する同党3区の能城智己・広報担当は「政権交代に向けて、全力で選挙を戦い抜きたい」と意気込みを見せる。 22日は新宮方面で街宣や街頭演説を行い、夜はミニ集会を開いて支持を訴えた。23日は有田方面を街宣する予定。
 県連のメ木佳明幹事長も「今回の総選挙は官僚主導・利権型の政治から、国民主体の政治、国民の生活が第一への改革のための選挙」とコメント。その中で「自民党はその場限りのバラマキを繰り返し、消費税を増税しようとしている。後期高齢者や障害者など、弱い立場の人々を苦しめ、消えた年金の解決も進んでいない」と批判した。
「民主党はマニフェストを掲げて堂々と政策論争を挑み、野党各党との選挙協力で政権交代を実現して『国民の生活が第一』の政治のスタートを切り、国民のみなさんの暮らしを守ります。この選挙で日本を、和歌山を変えなければ、明日の日本と地域は崩壊し、明日の雇用と生活はありません。民主党はすべての力を結集して戦う覚悟です」としている。

2020名無しさん:2009/07/23(木) 22:28:24
麻生が今日(7/23)回った業界団体
14箇所らしいが、ニュースソースでは全団体拾えませんでした

全国銀行協会
全国漁業協同組合連合会
日本商工連盟
日本電機工業会
日本自動車工業会
日本商工会議所
日本船主協会
全国商工会連合会
全日本トラック協会

http://www.47news.jp/news/2009/07/post_20090722214102.html
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009072301000126.html
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090723AT3S2300E23072009.html
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090724k0000m010058000c.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&rel=j7&k=2009072300862
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009072300044

2021けん:2009/07/23(木) 22:58:05
実質40日もあるとテレビ局もネタがれになるから遊説ネタ以外になくなってくるよね。
アナウンス効果あるから自民党の話題と民主党の話題を両方するように配慮はしていますね。
野党であり、空白区も少ない民主党は話題がマニフェストと遊説だけに集中してしまいますね。

風が変わるような大きな失言や不満が出ないように祈っています。

2022千葉9区:2009/07/23(木) 23:00:30
どうも竹下七奉行の子供たちは典型的な世襲批判の的ですね。
ダメダメ:奥田・橋本
世襲イメージ強い:羽田・小渕
まだ出てきてない:渡部・小沢

梶山ジュニアは比較的ましか?あまり悪い噂も聞かないし

2023名無しさん:2009/07/23(木) 23:03:30
「比例は民主」42%、優勢維持…読売世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090723-OYT1T00935.htm?from=main2

深夜の支持率情報! ハトが5ポイント程下がったのが気になりますが・・・でもY売系の値としてはとてつもなく高い

読売新聞社が21〜23日に実施した衆院選に向けた第2回継続全国世論調査(電話方式)で、比例選の投票先は民主42%が自民23%を大きく上回った。

 小選挙区選も民主は39%で自民の25%より多かった。
 第1回調査(7〜9日実施)の比例「民主41%―自民24%」、小選挙区「民主41%―自民23%」と傾向は変わらず、民主は優勢を維持している。
 衆院選の前哨戦とされた静岡県知事選(5日投開票)、東京都議選(12日同)で敗れた自民は、党勢を回復できていない。
 衆院選で重視したい政策や争点(複数回答)は「年金など社会保障」66%、「景気や雇用」55%、「消費税など税制改革」40%――などの順に多かった。
 麻生首相と鳩山民主党代表のどちらが首相にふさわしいかでは、鳩山氏は40%(前回46%)に下がり、麻生氏は22%(同21%)だった。
 鳩山氏が、資金管理団体を巡る個人献金偽装問題で、説明責任を果たしているとは思わない人は77%(同73%)に増え、鳩山氏への評価に影響したようだ。
 「選挙の顔」に関しては、自民が麻生首相で衆院選に臨むことを「よかった」と思う人は43%で、「別の人に代わる方がよかった」も37%に上った。
 麻生内閣の支持率は20・0%(同20・2%)、不支持率は67・8%(同69・3%)だった。政党支持率は民主31・0%(同28・7%)が今回も自民25・3%(同23・8%)を上回った。

2024官兵衛:2009/07/23(木) 23:05:59
>>1993>>1994
厳しいお叱り、ごもっともであります。これは、迂闊な事を行い、申し訳ありませんでした。

2025とはずがたり:2009/07/23(木) 23:07:37
>>2018
スレ汚しなどとんでもないっす。
勉強になってます。
地方参政権か国政参政権迄亦随分差がある様な気がしますが危機を感じて居る方々には外堀なんですよね。
いずれにせよ慎重な審議が必要なようで。

>>2020
小沢ばりに組織固めに来ましたね。
選挙は上流からという小沢イズムに対して中央廻るばかりでは末端には行き渡らないでしょうから小沢の手法の根幹とは全くずれているとは云えましょうが。

>>2021
ですね>風が変わるような大きな失言や不満が出ないように祈っています。

>>2022
羽田の息子は可成りの駄目息子だと聞いたことがありますよ。

2026とはずがたり:2009/07/23(木) 23:14:50
>>2009
確かに何も決まってはないでしょうし,確かにご指摘の様に現時点で論評をするのは軽率の誹りは免れないでしょうね。
併し浅尾の落ち度があるとしたら子分どもが長島憎しで騒ぎ立てるのをちゃんと抑えつけず此処迄騒ぎを大きくしてしまった点にあろうかと思います。
今回の報道が子分の勝手な先走りであったとしても彼の発言がないから未だ論評すべきではないと云う事には必ずしも成らないのではないかと思ってます。
此処で高所からの判断で踏みとどまったとしたら民主党支持者的には大喝采なのかもしれませんが,此迄の騒ぎは何だったのかと云う印象は残ります。
特に親分としての浅尾の権威は失墜する可能性が高いような気が。

>>2010-2011,2008
>国谷祐子って言う説
いいっすねー。最近は番組もってないんですかね??と書こうとしたら今日は番組出てなかったと云うちくり情報(!?)がw

2027千葉9区:2009/07/23(木) 23:16:15
浅尾の話
川口@秋田といっしょで断念するんじゃないかと予想
(麻生ではないが結局離党の決断できないのでは?)
離党するのであれば、このタイミングでの離党は最悪でしょう。そこまで馬鹿ではないと思いたい...

中島の話
当然、上位ではなく下位を受け入れたってことですよね。まさに忠臣って感じですね(半分嫌みです。)ここまでケチョンケチョンにされて比例下位に回るとは...

2028とはずがたり:2009/07/23(木) 23:20:23
>>2027
中島氏はさきがけ原理主義的な潔癖さがありますので,その辺を突いて説得すれば義に殉じる部分を持っているのではないかと思います。
どうせなら鳩山権限で東京下位とかに置いてあげた方が当選確率はあがるのかも。移動の義を作れるかどうかは分かりませんが・・。

2029千葉9区:2009/07/23(木) 23:21:34
>>1989
田名部:厳密には世襲ではない
民主党の解釈ではそうかもしれないが、当然一般人は世襲と受け取る。上手く受け流さなくてどうする!?

2030とはずがたり:2009/07/23(木) 23:36:57
土地柄から云うと国谷さんより倍賞千恵子かw

830 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 23:32:05 ID:QHLLT+yJ
深田恭子は北区出身者で現在26歳。
羽田健太郎と倍賞智恵子も北区出身。

2031とはずがたり:2009/07/23(木) 23:39:55
>>2029
羽田が息子を参院議員に押し込んでいるのは,自民党の議員が子息なんかを県議なんかに押し込んでるのとほぼ変わらないっすよね。
田名部に関しては自民が強い中で世襲が強い者が好き勝手やってる感じが少なく少数派ながら一生懸命頑張っている感があるからですけど個人的にはありなんですけど,原理原則から云えばちょいとあれっすね。
親爺さんの参院議員も次ぎの改選辺り引退の時期ですかねぇ

2032千葉9区:2009/07/23(木) 23:41:51
宇佐見のようにブチ切れて平沼支援で出てみたり、
中島みたいに義に殉じてみたり
不憫ですねえ。
要領悪いつーか、なんつーか
小泉チルドレンを当選確率ゼロからコンマ1でも良いから当選するための努力しろと


誰かみたいにこっそり息子を北海道比例下位に送り込むようなタフさが必要ですね。

2033 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/23(木) 23:46:00
>>2021
私はむしろ、アメリカ大統領選のような本格的な選挙戦が日本で見られると期待しています。
あっちは1年間以上掛けて、じっくりと選択すべき政権を見極めるわけですし。
後は規制でがんじがらめの公選法がまともになってくれればなあ。

2034名無しさん:2009/07/23(木) 23:46:01
この文書を読むと、鳩山は総理の椅子を目指すあまり大切なものを捨ててしまっているような気がする。
http://homepage2.nifty.com/seiyu/monthly187.html

2035千葉9区:2009/07/24(金) 00:01:45
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090723ddlk45010606000c.html
2009衆院選みやざき:自民党県連、反発の声 中山氏の1区出馬表明受け /宮崎
 ◇党県連「あるまじき行為」−−逆風の中、反発の声
 不出馬を表明していた自民前職の中山成彬氏が22日、次期衆院選に宮崎1区から出馬することを表明した。党員としての規律ある行動を求めていた党県連は「あるまじき行為」と批判するとともに、断固として認めない考えを示した。

 党県連は既に上杉光弘・元参院議員の公認を党本部に申請。自民系の2人が立候補することは、逆風の中、自殺行為にも等しいと反発の声が上がった。

 党県連の米良政美幹事長はこの日、党本部で開かれた幹事長会議に出席。中山氏の出馬表明を知ると「単独行動をされては選挙は持たない。党所属の国会議員として許されない行為だ」と批判。幹事長会議の席では、麻生太郎総理や細田博之幹事長らを前に改めて「上杉氏の公認が外れるような事態になれば県連は解散する」と迫ったという。

 逆風の中、無所属新人の川村秀三郎氏(60)=民主・社民・国民新党推薦=らとは厳しい選挙戦になることが確実な情勢。5月に宮崎市であった衆院選に向けた自民党県連の必勝決起大会では、中山氏は上杉氏らとともに登壇し、勝利に一丸となることを確認していただけに、中山氏への批判は必至だ。

 中山氏は昨秋、不出馬を表明したが、今春以降、勝手連や日教組に批判的なグループの署名を受け取り「出るなら1区」と出馬に意欲を見せていた。

 中山事務所は「公認が前提で、上杉氏が公認されれば従うことになるだろう。中山氏も相当な考えだ」と話している。

 一方、上杉氏の秘書は「あいさつ回りのなかで、報道機関に立ち寄ったとは聞いている。出馬するのであれば正式に記者会見すべきでは」と話した。【石田宗久】

2036千葉9区:2009/07/24(金) 00:10:36
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/5992
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/7372
ふと思い出した。2005年総選挙低惜敗率選挙区

明日告示なら、栃木3区のヨシミvs幸福実現が最も惜敗率の低い選挙区になりますね。
自民が刺客立てたら群馬5区(小渕vs社民)か宮崎3(古川vs社民)が最低惜敗率かな

2037千葉9区:2009/07/24(金) 00:16:23
>>1955-1956
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090723/elc0907232119010-n1.htm
【自民溶解】(下)首相、業界団体との修復に躍起も…病巣は深く (1/2ページ)
2009.7.23 21:13
 衆院解散を受け、与野党の衆院議員はいっせいに選挙区に散り、23日の東京・永田町は人影もまばら。麻生太郎首相も夕刻まで首相官邸に足を踏み入れることはなかった。朝から日本電気工業会や日本自動車工業会など経済・業界の12団体を回っていたのだ。

 「やはり自民党でなければ、日本は守れない」

 首相は各団体でこう言って、頭を下げ続けた。「命をかけて戦う」と明言した衆院選への決意のほどがうかがえる。

 業界団体はかねて自民党が誇る集票マシンだった。各団体は全国組織網をフル稼働させて票を固め、代わりに自民党は族議員を形成して業界の利益を守る。この「支配の構図」が半世紀にわたり続いてきた。

 だが、社会・産業構造の変化に加え、規制緩和などにより業界団体の弱体化は年々進む。小泉純一郎元首相の構造改革路線に反発し、公然と反旗を翻す団体も出ている。首相はなんとか関係修復を目指すが、その道は険しい。

   × × ×

 自民党の凋落を決定づけたのは平成19年7月の参院選大敗だった。安倍晋三首相(当時)は9月に退陣に追い込まれ、これで生じた衆参ねじれにより、国会は膠着状態に陥った。安倍氏に続き、福田康夫、麻生太郎−と3年間で3人の首相が替わる異常事態となった元凶も衆参ねじれにある。

 では、参院選大敗は防げなかったのか。安倍政権末期は年金記録紛失問題に加え、閣僚の失言や事務所費問題−と、不祥事が次々と襲ったが、安倍氏は「一連の不祥事は参院選大敗のダメ押しになったが、根本原因ではない」と断じる。

 参院選は業界団体の集票力への依存度が強い。衆院もかつてはそうだったが、小選挙区比例代表並立制の導入に伴い、多くの衆院議員は自前の後援会組織に軸足を移した。このため、参院選単独では、衆院の集票力が発揮されない構造となってしまったのだ。

 安倍氏は18年秋の就任当時、衆参ダブル選を画策したが、党内の抵抗を考慮し断念した。「もしダブル選を打っていれば…」。安倍氏はいまも悔やみ続ける。

   × × ×

 ただ、自民党の病巣は安倍政権で突如芽生えたわけではない。長い年月をかけて蝕まれてきたのだ。

 森喜朗政権末期、自民党内に「下野やむなし」との空気もあったが、小泉氏の登場で吹き飛ばした。「自民党をぶっ潰す」と改革路線を進め、17年夏の郵政選挙で80人を超える1回生議員を大量当選させた。

 自民党は変革により、新たな支持層をつかむ一方、旧来の支持層は崩れていった。伊吹文明元幹事長は、東国原英夫宮崎県知事の出馬要請をめぐり、「新しい血を入れないとダメだと言われるが、血液型が違う血を入れたら頓死する」と皮肉ったが、血液型の違う血はすでに大量輸血されているのだ。

 「政権交代」の風を受け、新たな支持層は吹き飛ばされた。かといって、旧来の支持層も戻ってこない。崖っぷちに追い込まれた自民党だが、党再生の処方箋はなお見つかっていない。   (石橋文登)

2038千葉9区:2009/07/24(金) 00:21:37
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090723-OYT1T00922.htm
「渡辺新党」当てはずれ?反麻生派も自民離党否定
 自民党を離党した渡辺喜美・元行政改革相の新党構想に陰りが生じている。

 自民党の「反麻生」勢力の多くが離党を否定し、大量離党の受け皿になるという当初のシナリオ通りには進んでいないからだ。衆院選公示前に、衆院選の政見放送やビラの数などで有利になる「国会議員(前衆院議員を含む)5人以上」の規模で出発できるかどうかは不透明になっている。

 渡辺氏は8月初めにも新党を結成すべく準備を急いでいる。「脱官僚」を旗印に、「第三極」を目指している。渡辺氏は23日、国会内で記者団に「既に人が集っている。私には新党を作る責任がある。衆院選前に新党を結成する考えに変わりはない」と強調した。

 今年1月の自民党離党後から、無所属の江田憲司前衆院議員とともに政策集団「日本の夜明け」を発足させ、新党設立の準備を進めてきた。親交のある自民党の河野太郎、亀井善太郎両前衆院議員のほか、自民党では立候補する小選挙区が確保できない「小泉チルドレン」らにも接触し、新党参加を働きかけてきた。

 しかし、衆院解散までの間に、渡辺氏の誘いに応じる議員は現れなかった。渡辺氏と接触してきた1回生議員の1人は「政策的には賛成だが、小選挙区で自民、民主党以外から当選するのは至難の業。地元を説得する時間もない」と語る。

 ただ、21日に自民党を離党した山内康一前衆院議員とは新党参加に向けた詰めの調整に入っている。山内氏は23日、自らのブログで「『小泉構造改革路線へのたったひとりの殉死』にならないようがんばる」と決意を記した。自民党の第1次公認候補に漏れた広津素子・前衆院議員も23日、党本部で記者団に、離党を検討中とした上で、「渡辺新党」への参加も「あり得る」との考えを示した。

 一方、民主党の浅尾慶一郎参院議員が、既に民主党公認候補のいる次期衆院選神奈川4区への出馬に意欲を見せ、民主党離党も辞さない構えであることから、渡辺氏は「プロポーズに行きたい」と、合流呼び掛けに意欲を示している。

 渡辺氏は周囲に「量より質。少数精鋭だ」と語るなど、あくまで早期の新党結成を目指しているが、江田氏は衆院選後への先延ばしの可能性も視野に入れており、結成時期を巡る内部調整も大詰めを迎えている。

(2009年7月23日21時46分 読売新聞)

2039千葉9区:2009/07/24(金) 00:28:54
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090722-OYT1T00150.htm
背水の自民、結束を演出…衆院選始動(1)

 衆院選の勝敗ラインについて言及を避ける自民党総裁と「第1党、野党で過半数」と明言する民主党代表――。

 21日の衆院解散で火ぶたを切った自民、民主の政権をかけた攻防戦は両党の勢いを反映するかのように対照的な“出陣式”で幕を開けた。

 「懇談会を公開してよかっただろ」

 麻生首相(自民党総裁)は21日午後、自民党両院議員懇談会後に党本部で顔を合わせた党幹部に、満足そうに語った。

 首相は同日午前の閣僚懇談会で、「この3日間、ずっと考えていた。電話がたくさんかかってきて悩んだが、公開することにした」と懇談会を一転、公開する意向を明らかにした。

 懇談会の冒頭、自らの失言や政策の「ぶれ」について「深く反省している」と殊勝に語り、地方選敗北に関しても「力不足を申し訳なく思っている」と涙声で謝罪した。

 伊吹文明・元幹事長らが「真情を吐露し、声涙ともに下るあいさつをした方がいい」と助言していたという。

 ◆首相謝罪で急旋回◆

 首相の発言の後、原田令嗣氏が「なぜ堂々と、両院議員総会を開かないのか」と声を張り上げたものの、それ以外に発言した8人は「敵はあくまで野党民主党だ」(大村秀章厚生労働副大臣)などと、党内結束の優先を呼びかけた。

 最後は首相が「ここに一致結束ができあがった」と締めくくり、一枚岩を演出した形で終了した。

 反麻生勢力の代表格の中川秀直・元幹事長は、両院議員懇談会後に開かれた代議士会で発言を求め、「私が立ったからといって心配しないでください」と断った上で「首相の決断を潔く受け入れる」と表明。

 「(両院議員総会要求で)署名した全議員を代表してしっかり総理と握手する」と、首相の手を握って「和解」をアピールした。

 両院議員総会の開催を求めた記者会見で中川氏と同席した加藤紘一、武部勤の両元幹事長も21日、記者団に中川氏と同様の考えを示した。

 中川氏らの急旋回の背景には、最近の自民党支持率下落の原因として「麻生降ろしのせいで、党内がごたついている」と反麻生勢力に矛先が向き、こうした声にひるんだとの見方がもっぱらだ。

 両院議員総会の署名集めで中心的に動いた塩崎恭久・元官房長官の地元、愛媛県連の篠原実幹事長は21日の記者会見で、塩崎氏らの行動について「自民党が一枚岩になって戦おうとする時にやることではない」と不快感をあらわにした。

 ◆党勢厳しさ変わらず◆

 自民党は今後、政権公約(マニフェスト)作成を急ぎ、財源論や安全保障政策などで「責任政党」を強調し、民主党批判を強めていく考えだ。だが、党勢の厳しさは依然、残ったままで、首相の不人気傾向に歯止めがかかるかどうかも不透明だ。

 党内では、古賀選挙対策委員長が18日に地元の福岡県みやま市で「万が一負けたら、自民党は下野していいじゃないか」と語るなど、1993年8月の細川内閣発足以来の野党転落を覚悟する発言も出始めた。

 ある党幹部は21日、親しい議員に電話で「首相のあいさつで持ち直したとしても、自民党は180議席がいいところじゃないか」と悲観的な見方を示した。

 弱気含みの自民党に対し、連立のパートナーである公明党は31議席(小選挙区8、比例代表23)を死守した上で、議席の上積みを目標とする。

 太田代表は21日の党代議士会で、「何が何でも公明党が勝つ。どんな風が吹こうとも、どんな状況になろうとも、庶民、大衆に根ざした公明党が負けるわけにはいかない」と声を張り上げた。

(2009年7月22日06時58分 読売新聞)

2040千葉9区:2009/07/24(金) 00:29:39
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090722-OYT1T00160.htm
勢いの民主、慢心を警戒…衆院選始動(2)
 21日午前、東京・永田町の民主党本部。両院議員総会が開かれた5階ホールは、むせかえるほどの熱気に包まれていた。

 「必ず出来る。思えば必ずかなう。今がその時だ」

 ◆熱気の中、万雷の拍手◆

 鳩山代表が政権交代実現に向け気合を入れると、ハンカチで額の汗をぬぐっていた議員から万雷の拍手が起こった。

 「日本の新しい夜明けを迎えるため、鳩山政権樹立を目指して、全員小選挙区で当選する心意気で頑張ろう」。菅代表代行の音頭で「ガンバロー」を三唱し、議員らは決戦に向けて走り出した。

 民主党は東京都議選など大型地方選で連勝を重ね、政党支持率も自民党を逆転した。「麻生首相の下で衆院解散に追い込む」との思惑通りの展開で意気上がっている。

 当選13回のベテラン、渡部恒三最高顧問も衆院解散後、国会内で記者団に「平成の維新だ。素晴らしい革命的な選挙になると思う」と語り、高揚感を隠せなかった。

 ◆懸念材料も残る◆

 民主党は、小選挙区で当選者が相次ぐ大勝となった場合に備え、比例選で小選挙区との重複立候補者の下位に相当数の単独候補を名簿登載する検討を始めた。

 ただ、党内に漂う「楽勝ムード」に、党執行部は引き締めに躍起だ。鳩山氏は21日午後、党本部で行った前衆院議員に対する公認証授与式で、「比例で当選すればいいなどという甘えた発想は捨てていただきたい」とくぎを刺した。

 鳩山氏の資金管理団体による政治資金収支報告書の虚偽記載問題も懸念材料のままだ。世論調査などでは国民の多くが「説明は不十分だ」と見ている。

 与党は選挙戦を通じて攻撃する構えを見せており、政権交代が実現したとしても「政権運営に支障を来す」と懸念する声もあり、民主党にとって「ノドに刺さった骨」(ベテラン)となっている。
(政治部 古川肇、村尾卓志)

(2009年7月22日06時58分 読売新聞)

2041千葉9区:2009/07/24(金) 00:30:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20090722-OYT8T01237.htm
自公協力に温度差
「逆風」から「暴風」の下で
 衆院解散から一夜明け、各党の候補予定者たちの動きが本格化する中、厳しい逆風にさらされている与党の選挙協力の動きがあまり進んでいない。両党の間では、小選挙区の票は自民党に集め、比例票は公明党にという「ギブ・アンド・テーク」の選挙協力が常態化しつつあるが、県内では、選挙区によって両党の協力関係に温度差があり、公明党関係者からはいら立ちの声も漏れてくる。

 公明党の支持団体・創価学会の県内幹部と同党県本部の幹部が22日、盛岡市内で会合を開いた。井上義久副代表ら比例選の候補予定者の遊説日程などの検討に加え、自民党との選挙協力が話題に上った。

 自民党が唯一、議席を守ってきた2区と、以前から公明党とのつながりがあった4区の候補予定者については、水面下での協議が進んでいる。しかし、話が1区に及ぶと、一気に不満が吹き出した。

 「こちらからは動かない。黙っていても小選挙区で投票してくれると思ったらそれは違う」。創価学会関係者は、そう不信感をあらわにした。比例選での相応の協力がなければ、小選挙区では自民候補を全面支援しないとの意味だ。

 結局、この日の会合では、公明党側からは積極的に動かず、自民党の出方を見守ることで一致した。

 公明党の山崎長栄・釜石市議は「我々の支持者の中にも、『今回は民主党に入れて懲らしめた方がいい』と思っている人は少なくない。自民党に協力しっぱなしではダメだ」と、「ギブ・アンド・テーク」の関係を強調した。

 自民党側にも言い分はある。

 県内では、公明党の集票力は限定的だ。例えば、2007年参院選の比例選では、市町村ごとの得票率で見ると、公明党の得票率はほとんどが1けた台。全国でも最低レベルだ。大阪府などでは、2割台の市や区がずらりと並び、自民党よりも得票率が高い地域もあるのに比べると、集票力は小さい。

 自民党県連幹部の一人はこぼす。

 「自分の後援会の名簿を渡すのはつらい。東京や大阪なら、公明党のひと押しで当選する人はたくさんいるが、岩手ではそこまでいかない。少しぐらいの選挙支援を得られても、とても及ばないくらい、与党への逆風は暴風になっている」

(2009年7月23日 読売新聞)

2042けん:2009/07/24(金) 00:36:47
>>2033
ネガティブキャンペーンのような議論にならないようしてもらえれば有意義な期間になりますよね。
将来ビジョンを出し合い見比べる機会になればいいですね。


公職選挙法で規制が厳しいとは思いますがネット社会への対応についてはネット利用者のモラルや倫理観が確立していない時期での導入は危なすぎますね。

選挙広報や各党マニフェストを閲覧できるくらいのことは必要でしょうね。

2043千葉9区:2009/07/24(金) 00:45:17
>>1945続き
いなばやまさん作成のを勝手に増補
無所属・諸派候補色分け考察
(近畿・中国・四国・九州:7月23日版) 
立候補予定者は読売新聞より
与:与党系 統:野党統一候補 野:野党系 平:平沼系 夜:日本の夜明け系 
市:市民派・護憲派系 他:その他(幸福実現党は省略)
◎:HP有り

京都4区 田中 英夫(与)◎
大阪1区 堺井 裕貴(平)◎
大阪2区 左藤 章 (与)◎
大阪14 三宅 博 (平)◎
兵庫1区 原  和美(市)◎
兵庫3区 黒江 兼司(夜?)
兵庫4区 石原 修三(平)
岡山2区 熊代 昭彦(野?)◎
岡山3区 平沼 赳夫(平)◎
広島1区 中村 文則(他)
山口4区 佐々木信夫(他)
徳島1区 岡  佑樹(平)◎
香川3区 真鍋 健 (平)◎
愛媛4区 桜内 文城(夜?)◎
高知1区 橋本大二郎(夜?)◎
福岡2区 待鳥 照夫(与)→読売・産経記載なし 出馬断念?
長崎2区 相浦喜代子(市)◎
長崎2区 山崎 寿郎(野)◎
熊本3区 三浦 一水(平)◎
宮崎1区 川村秀三郎(統)◎
宮崎2区 大原 守人(与)
沖縄3区 小渡 亨 (与)◎

2044千葉9区:2009/07/24(金) 00:49:28
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200906290231.html
《総選挙 どこ見て選ぶ:上》国のお金の使い方
2009年6月29日
 総選挙が近づき、各政党はマニフェスト(政権公約)づくりの作業を本格化させている。政権選択の選挙に向け、自民、民主両党はどんな具体策を示してくるのか。個別の政策を点検するのに先立ち、両党の政策の底流にある「考え方の違い」を、3回にわたって分析する。

●民主は直接支給に力点

 民主党の川内博史衆院議員の地元・鹿児島市の事務所に、「政治活動を妨害するもので、不当な対応」などと記した抗議文を手にした農協(JA)の幹部が訪れたのは、4月6日のことだった。

 標的は、民主党が提出した農業協同組合法等の改正案。農協や漁協など農林水産省が所管する組織を「特定の政党のために利用してはならない」と明確にしたものだ。

 川内氏は不在だったが、翌7日、同氏は衆院農林水産委員会で、この一件を取り上げながら言った。

 「農協の職員でも私を応援し、私の会に顔を出す方もいる。ところが選挙が近くなると、その人まで(自民党候補の)集会に動員され、職務上命令されるような形で参加させられる」

 農協などの農業者団体は、自民党が伝統的に頼りにしてきた有力な支持団体だ。選挙になると政治団体として集票活動を行う。こうした組織としての政治活動をしないようクギを刺した法案は同8日、野党が多数を占める参院で可決され、衆院に送られた。

 民主党が狙うのは、農協ではなく一軒一軒の農家からの支持だ。そのために、農協などの組織を経由させる従来の農家補助の仕組みを、根底から変えようとする。

 生産にかかった経費が市場価格より高くついた場合、農家ごとにその差額を補償する――。07年参院選で農村を中心に地方の選挙区での圧勝をもたらした目玉政策の一つ、農家への戸別所得補償制度は、次の総選挙でもマニフェストの軸に据える方針だ。

 景気対策の特効薬は財政出動とばかりに、自民党も民主党も今、競うようにバラマキ政策を打ち出している。

 ただ、その使い方には大きな違いがみられる。民主党を「直接支給型」とすれば、農協など集票マシンとなる組織や団体を潤わせる手法をとる自民党は、「間接支援型」と言えるだろう。

 05年衆院選でのマニフェストを見ても、すでにその違いは明らかに出ている。

 バブル崩壊後の就職氷河期に社会に出た若者の就労支援で、自民党は若者の教育訓練に取り組む企業への支援を掲げ、06年度予算に助成を盛り込んだ。一方の民主党は、一人ひとりの若者に対する就労支援として、必要に応じて1日1千円、月3万円相当の手当の支給を打ち出した。

 民主党は参院選で勝利した後、月額2万6千円を支給する「子ども手当」や、高校3年分の標準授業料を国が肩代わりする「高校無償化」の法案を提出した。いずれも、次期衆院選でマニフェストの目玉となる。「直接支給型」の色合いは、これまでよりいっそう強くなりそうだ。

2045千葉9区:2009/07/24(金) 00:49:45
●自民は業界団体経由で

 無党派層をつかみとるような「直接支給」で活路を見いだそうとする民主党に対し、一定の集票力を頼める組織を切り離すことはできない自民党にとって、組織・団体経由の支給は今もなお命綱だ。

 農民票を奪われた形の自民党は、これまで以上に農政に力を入れ始めた。その目はやはり、まず農協などの組織に向けられている。

 09年度補正予算では、農水関係事業だけで1兆円を超えた。その中で、戸別所得補償制度に対抗する目玉が、麦・大豆への転作や米粉米・飼料米の生産を補助する「水田フル活用」の積み増し。この事業の多くは、農協などが補助金の受け皿だ。

 民主党の川内氏に抗議した農協で農政部長を務め、鹿児島県農民政治連盟事務局長でもある桐良幸さんは「農政は集落社会全体を見渡して実施しなければならず、農協のような組織が必要だ」と言う。自民党の大物農林族議員は「(戸別に)恵んでもらう政策は、農家の共感を得ない」。ともに農家と行政との中間組織として、農協の存在意義を強調した。

 「間接支援型」をとる自民党の支出の手法は、最近の景気対策でも表れている。

 補正予算の、乗用車をエコカーに買い替える際に最大25万円の補助金を出す仕組みや、省エネ家電買い替えに伴うエコポイント制度などは、企業の販売促進を後押しする。野党から「業界支援だ」との批判も出たが、園田博之政調会長代理は「会社側できちんと雇用の場を広げてもらうのが目的だ」と反論する。

 高速道路の「一律1千円」は、高速道路会社に補助金を出す手法をとった。会社が割引料金を徴収する手間を省くため、対象はETC搭載車に限られ、利用者すべてには恩恵が行き渡らなかった。

 また自治体への予算配分でも「間接支援」と呼べる事例がある。09年度補正予算で新設された「地域活性化・公共投資臨時交付金」で、国直轄の公共事業の地方負担分の9割程度を軽減。国が肩代わりして公共事業を着実に進めれば、地元の建設業者などの仕事が増え、間接的にそこで働く地域住民の生活も潤うことになる、という考え方だ。

 これに対し民主党は、国から自治体へのすべての補助金をなくし、その分を自治体に一括で渡して自主財源とする、いわば「自治体への直接支給」を主張している。

 今春から実施されている定額給付金は、「直接支給」の最たる例だ。自民党は、連立を組む公明党の強い要望で実現させた。景気対策に一定の効果があったと自画自賛してはいるが、「こういう手法のバラマキは、もうこれで十分」(幹事長経験者)というのが党内の本音でもある。

■手法の違いは両党歴史の差

 「自民党も民主党も同じバラマキで、選びようがない」という声を聞く。でも、果たしてそうだろうか。

 両党のやり方には、紹介したように大きな違いがある。それぞれが抱える歴史の差、と言えるだろう。

 長らく唯一の政権政党として官僚機構と二人三脚で歩んできた自民党は、行政と国民との橋渡し的な組織をかませることで、政策を安定させる工夫をしてきた。対する民主党は新しい政党らしく、国民に政策の効果を直接もたらすことで、恩恵を実感してもらおうと意気込む。

 「次」の政権を選ぶにあたって、こうした違いを判断の物差しの一つにしてみてはどうだろうか。(林尚行)

2046千葉9区:2009/07/24(金) 00:50:21
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200906300187.html
《総選挙 どこ見て選ぶ:中》国の財布潤すには
2009年6月30日

 総額15兆円超の経済対策を盛り込む大盤振る舞いとなった今年度の補正予算。そこに盛り込まれた「アニメの殿堂」(117億円)に、自民党内から「予算の執行停止」を求める声が起きた。

 今月8日、党の無駄撲滅プロジェクトチームの会合。文部科学省など11省庁の予算点検の担当主査を務めた河野太郎衆院議員が「最もひどい事業だ。補正予算全体の信憑(しんぴょう)性も問われかねない」と真っ向から異議を唱えたのだ。

 文科省の計13事業をやり玉に挙げ、同省職員はその場で「いちど予算要求をやめてしまうと財務省が認めてくれなくなる」と悲鳴を上げた。

 しかし、河野氏の問題提起は自民党の中で広がらない。保利耕輔政調会長からは「党として予算案に賛成して成立したのに、与党の側から言うのはおかしい」とクギを刺された。昨年暮れにも別の指摘をしたが、族議員から「(野党系の)日教組とつるんでいるのか」と怒声を浴びた。

 「反対する族議員は予算の中身を見ていない。全省庁の予算を見直せば、4兆円の無駄をあぶり出せるのに」。河野氏はもどかしげに語る。


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