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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ
3943
:
チバQ
:2011/12/17(土) 13:58:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111217-00000056-mailo-l09
藤井・宇都宮市議:旅行で議会欠席 倫理委を設置へ /栃木
毎日新聞 12月17日(土)11時13分配信
宇都宮市の藤井弘一市議(66)が個人的な旅行で市議会12月定例会を欠席したなどとして、自民や市民連合など4会派が倫理委員会で問題を審査することを求め、金子和義議長は16日までに、倫理委員会を設置することを決めた。同委の設置は、99年の市議員倫理条例制定後、初めて。
提出された審査請求書などによると、藤井市議は今月6、7日の本会議を私的な旅行で欠席。「正当な理由なく本会議に欠席し、議員の品位と名誉を害し、市民の信頼を著しく損なった」などと倫理委の設置を求めた。
議会事務局によると、委員は各会派から1人ずつ計8人を選出。議長は審査結果を受け、議員に対し本会議への出席自粛勧告や、市民への説明会の開催などの措置がとれる。【吉村周平】
12月17日朝刊
3944
:
チバQ
:2011/12/17(土) 13:58:43
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001112170001
県議の海外視察 再開へ検討
2011年12月17日
◇「夜遊びした」批判受け中止
「夜遊びをしていた」と批判されて2004年から中止された県議会の「海外行政視察」の再開を、主な4会派が検討していることが分かった。「国際化の時代には必要」との理由。他会派からは「財政難の中、県民の理解は得られない」と反対の声が出ている。
海外視察は、1人100万円程度の予算が組まれていたが、03年11月に県議6人が視察先の東南アジアのナイトクラブで遊んだとして批判され、中止された。
しかし、自民、民主党・無所属の会、公明、刷新の会の4会派でつくる「議会あり方研究会」の幹事会が再開の議論を始めた。1人上限70万円とする案などがあり、一部の国内視察の中止などで財源を補う方法を検討中という。
研究会の奥ノ木信夫幹事長(自民)は「中小企業の海外進出など、実情を知ることが大切」と主張。共産と社民は「県民は8年前のことを忘れてはいない」などと批判している。
3945
:
チバQ
:2011/12/17(土) 14:07:15
>>3595
>>3623
>>3726
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1112170024/
男性市議2人を不起訴処分に、「市長の推薦」めぐり告発/横浜地検
2011年12月17日
4月に投開票された横浜市議選で、林文子横浜市長の推薦を受けているかのような文言を本人の許可なく選挙運動用ポスターなどに記載したとして、公職選挙法違反の疑いで書類送検されていた男性市議2人について、横浜地検は16日までに、不起訴処分とした。地検は処分理由を明らかにしていない。処分は13日付。
2人は港南区選出の市議(48)と、神奈川区選出の市議(36)。この問題をめぐっては、林市長が4月に事務所を通じて訂正を求める文書を提出。5月までに有権者2人がそれぞれ市議2人を告発し、県警が7月に書類送検していた。
3946
:
チバQ
:2011/12/17(土) 14:09:32
>>3931
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111217-00000127-mailo-l19
選挙:西桂町長選 町長名義ウナギ贈答問題 町議会、辞職勧告決議案を可決 町長、続投の意思 /山梨
毎日新聞 12月17日(土)12時22分配信
西桂町の石田寿一町長(68)名義でウナギのかば焼き詰め合わせが有権者に宅配された問題で、同町の12月定例町議会は16日の本会議で、石田町長に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。決議案に法的拘束力はない。石田町長は引き続き町政を担っていくことを強調した。
決議案は同議会調査特別委員会の発議で、滝口新一朗委員長が提出。提案理由は「町長の支援者等に対する寄付行為の嫌疑で町政が混乱・停滞し町の信用を著しく失墜させている。4回目の委員会で委員長の許可なく無断で退席し、議会軽視」などとする内容。
本会議では、前田親保議員が「調査特別委は個人的行為は法により審議の対象外とされているのに、設置した方が違法。町長としての責任を重く受け止め職務を全うしようと努力している」と反対討論。鈴木孝子議員は「有権者に贈答品を町長名で31人に贈ったことは紛れもない事実。司直の判断とは別に、法律以前の道義的責任は重い」と賛成討論をした。
起立採決の結果、議長を除く9人のうち5人が賛成して可決された。
石田町長は取材に対し、「無罪を信じている。今後も公務などを通して町民に説明していきたい」と語り、改めて、町政を担当する強い意思を表明した。一方、郷田和美議長は「辞職勧告決議案として議会の意思が出た。町長は重く受け止めてほしい」と語り、今後も町長の責任と辞職を求める方針だ。【小田切敏雄】
12月17日朝刊
3947
:
チバQ
:2011/12/17(土) 14:10:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111216-00000066-san-l09
来月22日の那須塩原市長選 阿久津県議、出馬の意向 栃木
産経新聞 12月16日(金)7時55分配信
那須塩原市の栗川仁市長の急死に伴い来年1月22日に投開票される同市長選に、みんなの党県議の阿久津憲二氏(68)=那須塩原市・那須町選挙区=が立候補する意向を固めた。来週にも正式表明する見通し。みんなの党関係者らによると、出馬の意向はすでに渡辺喜美代表にも伝えられているという。阿久津氏は23日夕、市内で後援会総会を開き、立候補について説明、了承を取りつけたうえで正式に表明する。
阿久津氏は県立黒磯高校卒。黒磯市議を経て平成3年に県議に初当選、現在6期目。県議会議長をはじめ自民党県連政調会長などを務めたが平成22年に自民党を離党し、みんなの党に移った。
3948
:
チバQ
:2011/12/18(日) 18:02:26
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001112090003
市長が逆質問 前橋市議会で論戦
2011年12月09日
来年2月の前橋市長選を前に、最後の市議会総括質問があった7、8日、3選を目指す高木政夫市長(61)と、市長選に挑む山本龍前県議(52)を支援する最大会派・清新クラブの議員が激しい論戦を展開した。さながら市長選の前哨戦だった。
7日、清新クラブの町田徳之助議員が総括質問で口火を切った。「市長は1期目は退職手当を受け取らなかった。2期目は?」
高木市長は「2期目は1期目より540万円減らす議決を頂いた。条例に基づいて進めたい」と答えた後、「議員個人にお聞きしたい」と逆質問。「議員報酬は10%削減されたが、現在は継続されていない。どう考えるか」
議場は騒然となり、「別問題だ」「ちゃんと答えろ」とヤジが飛び交った。
山本氏は、市長の退職金廃止を公約に掲げている。
8日には、同じ会派の立見賢三議員が市長と激しくやり合った。「この8年、市長が公約したような市になっているのか」と切り出し、「中心市街地は疲弊している。行政施策の失敗だ」と断じた。
前回の市長選後に報道された市長の親族企業の問題が「4年たっても何の説明もない」、新清掃工場の建設計画は「もう少し現在の施設でできるはずだ」と批判した。いずれも、山本氏側が支援者の前で訴えている内容とほぼ同じだ。
市長は「暮らしやすさという面では着実に成果を上げている。親族の問題は議会でも話してきた」などと反論。「市民の審判を仰ぎたい」と述べた。
この日議決されるはずだった美術館の工事契約議案について、本会議の休憩中に議事の進め方をめぐり紛糾。議決を議会最終日に延期することで折り合ったが、1時間半にわたり本会議の再開が遅れた。(渕沢貴子)
3949
:
チバQ
:2011/12/18(日) 18:54:40
>>286
>>3947
の阿久津は渡辺直系
現職は蓮実系ってとこで派閥争いですね
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/news/20111218/682947
君島氏が立候補表明 那須塩原市長選
(12月18日 朝刊)
【PR】
那須塩原市の栗川仁市長の死去に伴い、来年1月15日告示、同22日投開票で行われる同市長選について、前副市長の君島寛氏(63)=同市錦町=が17日、下野新聞社の取材に、立候補する意向を表明した。無所属での立候補を検討している。
栗川後援会が栗川市政の継承者として擁立に向け動いていた。
君島氏は「(栗川後援会関係者から)2期目の道半ばで亡くなった市長の遺志を継ぐのはおまえしかいないと言われ、腹を固めた」と説明。「市長の思いが詰まった市総合計画後期基本計画に、40年間の公務員経験を生かし全力で取り組む」と意欲を明らかにした。19日の栗川後援会役員会で支援を得て、正式表明する。
君島氏は1971年旧黒磯市役所に入庁。旧黒磯、西那須野、塩原3市町の合併協議会事務局長を務め、総務、企画部長を歴任。今年3月まで副市長として栗川市長を支えた。
同市長選には、みんなの党の阿久津憲二県議(68)=那須塩原市・那須町選挙区=も立候補する意向を固めている。
3950
:
神奈川一区民
:2011/12/18(日) 23:22:05
横浜市議会議員磯子区補欠選挙は自民党の
山本尚志氏が当選。
ソース@tvk
3951
:
神奈川一区民
:2011/12/19(月) 12:10:23
>>3950
338:無党派さん :2011/12/19(月) 00:27:42.17 ID:h+2YMyc1 [sage]
横浜市議会議員磯子区補欠選挙 :欠員1
http://www.city.yokohama.lg.jp/senkyo/isogohosen/sokuhou/isogo-kaihyou-sokuhou.html
当1 10,383 山本 尚志 自新 菅義偉衆院議員公設秘書
◎ 6,566 永島 順子 ネ新 NPO法人理事長・塾講師
◎ 4,609 深田 独 民新 中林美恵子衆院議員政策担当秘書
◎ 2,562 児玉 俊明 共新 党磯子区委員長・元キックボクサー
◎ 2,456 山本 誠一 無新 家電量販店アルバイト
◎は法定得票数を得た候補者。
無所属山本誠一氏(ポスター手書き)が共産党磯子区委員長に迫り法定得票数を獲得。
3952
:
チバQ
:2011/12/19(月) 12:46:22
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111122ddlk19010238000c.html
笛吹のアリーナ建設:住民投票条例案を否決 合意形成ますます困難に /山梨
笛吹市が進める大型多目的施設「多機能アリーナ」建設計画を巡り、笛吹市議会は21日、臨時市議会を開き、建設是非を問う住民投票条例案を賛成少数(賛成7、反対15)で否決した。条例案制定を直接請求した市民団体は、建設差し止めを求める住民訴訟も視野に入れている。アリーナ建設を巡る合意形成はますます難しくなった。【曹美河】
条例案は、住民投票を求める市民1万2424人分の署名を集めた「市民の声を届ける会」(佐藤惺恵代表)の直接請求に基づき提案された。本会議冒頭、荻野正直市長は「住民投票は必要ない」と表明。続いて佐藤代表が意見陳述で「市民の声を尊重してほしい」と可決を求めた。
採決に先立ち、条例案に賛成・反対それぞれの立場で計14議員が討論。条例案に賛成派の議員からは「議会と市民にねじれがあり、民意を聞くべきだ」「市が二分されている現状は住民投票でしか打開できない」などの意見が出た。反対派からは「難しい課題であるからこそ二者択一の住民投票ではなく、議会の中で熟議すべきだ」といった意見が出された。最終的に起立採決で否決された。
審議は4時間以上に及んだ。約50席の傍聴席は満席。別室に議会中継が流れるテレビが用意され、約30人が採決の様子を見守った。否決を受け、佐藤代表は「怒りを超えてむなしさを感じる。議員の政治姿勢を疑わざるを得ない」と批判。今後は訴訟やリコールも検討するという。
閉会後に記者会見した荻野市長は「建設是非についての議論は尽くされた」と述べ、事業を推進する考えを改めて示した。合意形成に向けては「今後も説明を尽くすことで市民の理解を得るしかない」と話した。
多機能アリーナ建設計画は09年に荻野市長が構想を発表。その後の市民アンケートや住民らによる建設検討委員会で賛否が割れていた。10年9月に市議会が基本設計費を可決したことで事業が動き出した。市は12月議会に実施設計費を計上する方針だ。
==============
■解説
◇立ち止まって熟議を
住民投票条例案を退けた笛吹市議会。討論では建設賛成派議員から「二者択一の住民投票ではなく議会で議論を尽くすことが大切」との主張が相次いだが、建設の是非が議論されたのは、基本設計費を可決した昨年9月の本会議のみだ。議会が独自に検証する姿勢は見られなかった。
市は国が返済の7割を負担する合併特例債を活用するため、起債期限である14年度の完成を目指している。しかし、起債期限について政府は、5年間延長する方針を示した。東日本大震災を受け自治体の防災計画見直しなどに対応する措置だ。アリーナ計画にも時間的余裕ができる可能性が出てきた。
鳥取市では今年8月、市庁舎新築移転を巡り市民団体が直接請求した住民投票条例案を市議会が否決。その上で、内容を修正した住民投票条例案が、12月議会に議員発議で提案される見通しだ。
笛吹市では来年秋に市長、市議選が予定されている。それまでに議論を十分深め、選挙で改めて民意を問う方法もある。市長と市議会は今回の直接請求を契機ととらえ、一度立ち止まるべきだ。
==============
■ことば
◇多機能アリーナ
笛吹市御坂町成田の県立博物館西側約4ヘクタールに総事業費45億円以内で整備する。基本設計では延べ床面積約9200平方メートル。主に体育施設として使う「大アリーナ」(バスケットボールコート3面分)と文化イベントができる「小アリーナ」(収容1200人)を備える。
毎日新聞 2011年11月22日 地方版
3953
:
チバQ
:2011/12/20(火) 20:38:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20111220/CK2011122002000070.html
小野満氏の辞職願 全会一致で許可 みどり市議会
2011年12月20日
みどり市議の小野満徳彦氏(51)が市内に居住実態がないとの批判を受けた問題で、市議会は十九日の本会議で小野満氏の辞職願を全会一致で許可した。市議会(定数二〇)は欠員一になった。
本会議では金子実議長と小野満氏を除く市議十八人で採決した。小野満氏は四月の市議選で無投票当選した。もともと桐生市に住んでおり、みどり市議選に出馬するために住民票を移した。
市市民課は市議会の依頼を受け、小野満氏が住民票を同市に移した後、実際に生活していたかどうかを確認。その結果、当選後しばらくまで「居住実態が認められない」とし、市議会に報告した。
市議会は十二月定例会で資格審査特別委員会を設置。同委は十五日に「被選挙権がなかった」と判断した。小野満氏は辞職理由を「(居住実態が認められないという)市民課の判断に従う。議会を混乱させたくない」と話した。 (中山岳)
3954
:
チバQ
:2011/12/20(火) 20:39:22
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1112200006/
磯子区市議補選:自民圧勝 低投票率、大差に衝撃/横浜
2011年12月20日
18日に投開票された横浜市磯子区の市議補選(欠員1)は、自民党公認候補が1万票の大台に乗せ、民主党候補にダブルスコアの差をつける圧勝に終わった。偽装結婚事件に関わった民主の現職市議(除籍処分)の辞職に伴う異例の選挙。もともと民主には逆風だったが、低投票率と大差の敗北に同党関係者はショックを受けている。
■しらけムード
投開票日前日の17日午後1時半すぎ。京急線杉田駅前に民主党の前原誠司政調会長の姿があった。党屈指の人気者が公認候補の応援に駆け付け、約1時間かけて商店街などを練り歩いた。200人以上の市民らに支持を訴え、陣営幹部らは好感触をつかんでいた。
最終盤にてこ入れした形だが、一方で支持母体となる労組幹部は「選挙の原因が民主市議の不祥事だった。協力を求めてもなかなか理解してもらえない。はっきり言えばしらけてしまっていた。だから投票率も下がったのだろう」と打ち明ける。ベテラン市議も「まずは皆さんにおわびから入らないといけない。他陣営は不祥事を指摘してくる。士気もなかなか上がらなかった」と語る。
■党への不信感も
投票率は20・21%。単独の市議補選では1990年6月の中区補選の20・20%に次ぐ過去2番目の低さだった。組織力のある自民、公明党陣営と、労組を中心とした民主陣営が競い合う構図とみられていたが、民主は神奈川ネットワーク運動の公認候補の得票を下回る3位に甘んじた。
陣営幹部らがもう一つの敗因として挙げるのが民主党そのものへの不信感だ。国政で税と社会保障の一体改革を掲げるが、増税論議ばかり目に付き、生活者には不安や不満が募った。関係者は「政権与党が現状の閉塞(へいそく)感を打開できないことで期待が下がっている。だから批判としてネットや無所属に票が流れたのはないか」と推測する。
一方で、磯子区は民主が保持し続けてきた貴重な議席。「体制を立て直し、本選(2015年4月)には必ず取り戻す」と早くも捲土(けんど)重来を期す声も上がっている
3955
:
神奈川一区民
:2011/12/20(火) 21:41:33
>>3954
自分は投票しましたが、ちょっと投票率が
低すぎ。有権者として恥ずかしい。
盛り上がんなかった理由の一つにみんなの
党が候補者を擁立しなかったのも大きいと
思う。
何故か磯子区にはみんなの党は候補者を擁
立しないんだよね。
3956
:
チバQ
:2011/12/21(水) 22:26:21
>>3936
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001112210002
岩舟町長に市村氏当選
2011年12月21日
茂呂幸司町長の辞任に伴う岩舟町長選と町議補選(被選挙数1)が20日に告示され、町長選は建築設計会社長の市村隆氏(53)、町議補選は農業の鈴木孝雄氏(70)の、いずれも無所属の新顔がそれぞれ無投票で初当選した。両氏のほかに届け出がなかった。
午後5時過ぎ、無投票当選の知らせに、選挙事務所に詰めかけた支援者らから歓声と拍手が起きた。記者会見した市村氏は「これから町民一丸となって栃木と岩舟の合併に向かって進んでいく」と抱負を述べた。
町内・町民の融和について、「遊説に対して手を振っていただき、熱い思いをした。融和は始まっていると思う」と話した。
市村氏は、栃木市との合併を求める住民団体「岩舟町を考える会」の副会長。町内・町民の融和を掲げ、「住民サービスを低下させない合併に全力で取り組む」と訴えてきた。
今回の町長選は、8月の住民投票の結果を受け、佐野市との合併を進めた茂呂町長が辞職したことに伴うもの。住民投票で「合併の枠組み」という最大の争点が決着。また、合併が実現すれば町長の任期は短期間となることなどから、対抗馬が出にくい状況だった。
3957
:
チバQ
:2011/12/23(金) 12:13:08
>>3939
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111223-00000053-mailo-l08
石岡の選挙事務所突入:懲役20年判決(その1) 殺意と犯人性「常識に照らし」認定 /茨城
毎日新聞 12月23日(金)12時4分配信
◇被告主張、完全に否定 弁護側は控訴へ
「懲役20年に処する」。殺人罪などに問われ、捜査段階から一貫して無罪を主張してきた元指定暴力団山口組系組員、設楽啓一被告(44)に対し、水戸地裁(根本渉裁判長)の裁判員裁判が下した判断は、有罪だった。先月17日の選任から36日。異例の長期間審理の末に結論を出した裁判員は、一様にほっとした笑顔を見せた。一方、弁護側は厳しい表情で「控訴することになる」と語った。【酒井雅浩、佐久間一輝】
公判は▽犯人か否か▽殺意の有無−−を巡り、争点ごとに論告・弁論・評議を行う2段階審理で進められた。犯人性を巡っては5日に結審したが評議結果は公表されず、根本裁判長の第一声に注目が集まった。
犯人性と殺意の有無について、判決はいずれも「常識に照らして間違いなく認められるという結論に達した」と指摘。設楽被告や弁護側が保冷車から見つかった指紋を「捏造(ねつぞう)」と主張したことに対しては「現実的根拠を欠く」と指摘。証人の信用性に疑問を示した主張についても「互いに合致しており信用性は高い」などと、ことごとく否定した。
さらに、神社で知人女性と会っていたなどとする事件当日の設楽被告の証言については、乗用車に同乗していた男性の証言を信用できるという前提で「行動はあいまいかつ不自然。内容自体からしても到底信用できるものではない」と退けた。
殺意については「意欲的な殺意の下で行われたものではない」としたが、被害に遭った戸井田利雄さん(当時62歳)が立っていた位置や、両手を上げて動かしながら大声で叫んでいたとの事前の行動も、全て証人の証言から「十分信用できる」と導いた。
判決は、事件の動機について「県議選に関し、立候補していた戸井田和之県議の被告本人または被告が当時所属していた暴力団組織に対する対応に不満を募らせ、当選に痛手を与えるため」と指摘した。しかし、被告が県議に対して不満を抱いた理由については言及しなかった。
戸井田県議との関係を巡って、検察側は「戸井田県議が選挙支援のあいさつをしなかったため」、弁護側が「親密な関係」と指摘していたが、判決は双方の関係性に触れず「暴力で物事を解決しようという反社会的な考えに基づく言語道断な犯行」と指摘するのみにとどまった。
◇被告、判決文に一言一句聴き入る
「設楽啓一ですね」。判決を前に根本裁判長が被告を呼び捨てし、有罪判決の可能性が高まると、設楽被告は「はい」とぶぜんとした様子でうなずき、判決はほとんど動かずに一言一句に聴き入った。
これまでの公判では「指紋は捏造だ」「警察と今後も徹底的に闘っていきたい」と堂々と主張していた設楽被告。この日は時折うなずく程度で、弁護側が厳しい表情でメモを取りながらしきりに耳打ちし合うのを横目に、検察側は笑みを浮かべる場面もあった。
言い渡し終了後、険しい表情だった設楽被告は3人の弁護人にそれぞれ一礼して「お疲れ様でした」とねぎらうと、退廷の間際にはなぜかすっきりしたような笑顔を見せた。
◇殺意の有無「どう認定したか分からず」−−弁護士
弁護人を務めた谷萩陽一弁護士は判決後、報道陣の取材に応じ「主張が認められなかった。控訴は当然することになるだろう」と述べた。
争点の一つとなった殺意の有無に関しては「どのような認定をしたのか今ひとつ分からなかった」と指摘し、「判決文をよく精査してみたい」と話した。
2段階審理に関しては「弁護人の立場では特別有利も不利もない。記憶が新しいうちに公判の途中で弁論できたのはやりやすかった。裁判員にとってはやりやすくなったのは間違いないと思う」と振り返った。
3958
:
チバQ
:2011/12/23(金) 12:13:45
◇主張立証の努力結果認められた−−地検・次席検事
水戸地検の小沢正義次席検事は判決後、記者会見。「検察官が主張立証に努めた結果が、裁判員、裁判官に認められた。長期にわたって真剣に評議された裁判員の方々の努力に対し敬意を表したい」と述べた。
犯人性と殺意の有無の判断について「いずれも認められた」として、量刑についても「妥当だと考えている」と評価。2段階審理については「複数の争点をいかに説明するかという点では、分かりやすくできたと思う」と振り返った。
◇「不安あったが達成感」 時折、笑顔が漏れ−−裁判員会見
裁判員6人、補充裁判員2人が判決後、記者会見した。選任から判決まで36日間の長期日程が終了し「長い裁判員裁判だったので不安はあったが、達成感がある」と30代男性会社員はほっとした表情。ほかの裁判員からも時折、笑顔が漏れた。一方、補充裁判員の女性会社員は「家に帰ってからも親とささいなことでケンカして泣いてしまうことがあった」と吐露。体調が悪くなったとして、50代主婦が途中で退席する場面もあった。
異例の2段階審理方式に対し、裁判員からは「争点を深く審理できた」(20代男性会社員)「分かりやすく集中して審議ができた」(40代男性会社員)と肯定的な意見が相次いだ。一方で「後半で前半のことを聞けなかった」と弊害を指摘する声も上がった。また、被告が無罪だった場合でも後半の審理が行わるため、30代男性会社員は「仮に前半で無罪となれば消化試合になる。やる必要はあるのか」と疑問を呈した。
直接証拠がない中での審理については「一つ一つの証言、証拠を皆で議論し審議して決めた」(20代男性会社員)「証人が本当のことを言っているのか一時期、疑心暗鬼になったが、裁判員、裁判官の人たちの意見を聞きながら考えた」(50代男性会社員)と裁判官、裁判員と協議を進める中で結論を導き出せたと話した。【杣谷健太】
◇「極刑を望んだが…」 戸井田県議、叔父の位牌に頭下げ
戸井田和之県議(47)は22日、事件で襲撃された石岡市若松1の後援会事務所で判決を受け記者会見を開き、「極刑を望んでいた。判決の懲役20年が重いか軽いかは自分の言葉には表せないが、真摯(しんし)に重く受け止めたい」と話した。
戸井田県議は判決公判を傍聴し、判決後に叔父利雄さんの位牌(いはい)の前で「懲役20年になったけど、本当に申し訳ない」と頭を下げたという。県議選投開票日に起きたことについては「民主主義の根幹を揺るがす重大な事件。暴力によって落選させようという本当に卑劣な行為」と述べた。
一方、暴力団との関わりについては戸井田県議は一切否定。「つらいですよ。(暴力団との関係が)独り歩きする。裁判中は審理に影響してはいけないと思い黙っていたが、根も葉もないことを言われて心外だった」と話した。事件直後から県警から緊急通報システムの端末を貸与され、現在も持っていると言う。県議は「違う暴力団関係者に狙われるのではないかと夜も眠れない。うちの子どもは小さいが、登下校だって心配。本当に怖い」と語った。【福沢光一】
3959
:
チバQ
:2011/12/23(金) 13:10:51
>>644
>>726-727
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/66370
議案否決も予算執行へ 市長の「原案執行権」で 銚子市立病院赤字穴埋め
2011年12月23日 11:44
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銚子市議会は最終日の22日、市立病院の赤字穴埋めのため1億7186万円を一般会計から繰り入れる病院事業会計補正予算案を否決した。さらに、野平匡邦市長が「義務的経費」に当たるとして提出した再議も否決されたが、最終的に、地方自治法に基づく市長の「原案執行権」により、予算は執行されることになった。
同法177条では、議会で予算などが否決された場合、その予算が自治体に支払い義務があると認められる時は再議に付され、再議で否決されても首長の原案執行権で予算を支出できるとしている。
今回は市立病院の指定管理が債務負担行為に当たり、赤字の穴埋めも同市の義務経費になるとして同法を適用した。補正予算がなければ病院は資金不足で1月上旬の3千万〜4千万円の支払いが滞るという。
同日の採決では、病院事業会計へ繰り出す側の一般会計補正予算案が可否同数となり議長裁決で可決。一方、病院事業会計補正予算案は9対11で否決された。
議会の意に反する結果とした野平市長は議会後の会見で、今後に向け「議会や市民が納得するような結果を紡ぎ出せるよう努力する」とし、機構側へ事業計画の見直しを要請する方針。
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3960
:
名無しさん
:2011/12/24(土) 15:05:11
動員をさぼった?サボタージュ?
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111223-OYT1T00346.htm?from=tw
何県でしょう?計画説明会、一般参加17人だけ
埼玉県の行政運営の基本指針となる新5か年計画(2012〜16年度)について、県が開催した説明会への一般参加者が、17人にとどまっていたことがわかった。
前回2006年は、上田清司知事1期4年目のタイミングで行われ、約4600人が参加。今回99・6%の減となり、落差が際立っている。
5か年計画は、毎年度1兆6000億円超の予算配分を定める根拠となる。住民説明会は11月2日から、さいたま、熊谷、春日部、川越の4市を会場に行われた。県が原案として策定した5か年計画大綱について県企画財政部が市町村職員や一般住民に説明し、720万県民の民意を反映させて修正する狙いがあった。
一般の参加者は、熊谷会場1人、春日部会場3人、川越会場4人、さいたま会場9人。市町村職員を合わせても、4会場で計101人だった。
参加者激減の原因について、企画財政部は「大綱を発表してから、説明会開催を周知するまでの期間が短かったことが影響しているかもしれない」としている。
県庁内には「上田県政への世論の関心の低さの表れではないか」とのショックが広がっている。7月の知事選で全国史上最低の投票率24・89%に落ち込んだ低投票率が尾を引き、求心力の低下を印象づけているとの見方もある。
埼玉大の松本正生教授(政治学)は「知事が任期を3期までと公言しているが、残りの任期で実現できることは限られている。県職員だけでなく、県民も、次の知事選に意識が向いている表れではないか」と分析している。
県議会の5か年計画特別委員会は22日、知事提出案を継続審査とし、1月から閉会中審査を行う予定だ。
(2011年12月24日07時48分 読売新聞)
3961
:
チバQ
:2012/01/03(火) 19:11:25
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001201030001
取手市議 年賀状配る 公選法違反の疑い
2012年01月03日
取手市議会の飯島悠介議員(33)が1日、市内の住民に、公職選挙法が原則として禁じている年賀状(あいさつ状)を出していたことがわかった。飯島議員によると、1日朝、2時間半ほどかけて約200通の年賀状を各戸の郵便受けに入れて回ったという。
お年玉くじつき年賀状を使用。あて先に個人の住所や名前は記載されていないが、代わりに飯島議員の地盤である「萱場・下萱場・上萱場の皆さま」と印字され、裏面には辰(たつ)のマークと謹賀新年、あいさつ文が印刷されていた。
公選法で認められているあいさつ状は、答(返)礼のため自筆でしたためたもので、パソコンなどで作成したものは認められていない。飯島議員は「辰のマークの中に書いた絆の文字は自筆」と説明。そのうえで「祭りなどでお世話になった人へお礼として出した。不特定多数の人に郵送したわけではないので、公選法違反になるとは思わなかった」と話している。
取手市議選は告示が22日、投開票が29日に迫っている。
3962
:
チバQ
:2012/01/05(木) 20:26:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120105-OYT8T00002.htm
今年の選挙 前橋市長、構図複雑に?
千代田町長、8年ぶり選挙戦へ
2012年は、1市6町1村で首長選、1町で議員選(補選は除く)が行われる。前橋、玉村、千代田の3市町の首長選は、現職、新人が名乗りを上げ、選挙戦が確実だ。衆院の任期は13年8月までだが、野田政権の消費税率引き上げを伴う社会保障・税一体改革の行方を巡り、早期解散の可能性も取り沙汰される。県内の選挙情勢を展望する。
■市長選
前橋市長選は、3選を目指す現職の高木政夫氏(61)に、前県議の山本龍氏(52)、障害者福祉事業所長の亀田好子(たかこ)氏(56)の両新人が挑戦する。共産党も独自候補擁立を検討している。
3人は無所属だが、自民党支持層に足場を置く高木氏は、連合群馬からも推薦を得た。民主党の宮崎岳志衆院議員も「勝手連的支援」を申し出ている。一方、山本氏は自民党から推薦を受け、みんなの党の上野宏史参院議員の支援も受ける。支持基盤が重なる高木、山本両氏による事実上の一騎打ちに、民主系が絡んだ複雑な構図となりそうだ。
高木氏は政党と一線を画す「市民党」を強調し、「健全財政を実現した」と実績をアピール。山本氏は自民党の全面支援を受け、「市政の刷新と雇用創出」を訴える。亀田氏は「第3の選択肢になる」と浮動票の取り込みを狙っている。
■町村長選
10日告示の中之条町長選は、現職の引退を受け、小渕恵三元首相の元私設秘書で新人の折田謙一郎氏(63)が昨年12月、保守系町議らの要請を受けて出馬を表明した。町議会は、対立する町長派と反町長派の双方が折田氏に相乗りする。共産党は候補擁立を断念し、無投票の公算が大きい。
17日告示の玉村町長選は、3選を目指す現職の貫井孝道氏(68)に、新人で元下仁田町副町長の羽鳥勝之氏(67)が挑む。貫井氏は、前回選で合併に消極的な立場が支持されて再選し、連合群馬からの支持も取り付けた。一方、羽鳥氏は「目に見える成果がない」と、閉塞感の打破を掲げている。
千代田町長選は、現職で再選を目指す大谷直之氏(67)と、新人で町議の高橋純一氏(51)が立候補を表明。8年ぶりに選挙戦となる見込みだ。昭和村長選は、現職で3期目の加藤秀光氏(71)は「選挙が近づいたら、後援会と相談して決めたい」と態度を保留している。ほかに目立った動きはない。
甘楽町長選は、現職の茂原荘一氏(64)が3選を目指す可能性が高い。対抗馬の動きもなく、前回同様、無投票もありえる。板倉町長選は、現職で1期目の栗原実氏(63)を含めて、具体的な動きは表面化していない。
下仁田町長選は、現職の金井康行氏(62)が、ジオパークによる町づくりを掲げて再選を目指す見通し。過去2回は、合併問題を巡って町を二分する選挙戦が行われた。前回敗れた前町長の岡田常夫氏(63)は態度を示しておらず、返り咲きを目指すとの見方もある。
(2012年1月5日 読売新聞)
3963
:
チバQ
:2012/01/06(金) 00:35:08
>>2836
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1112150017/
葉山町長選で森町長が再選出馬を表明、三つどもえの激戦へ/神奈川
2011年12月15日
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任期満了に伴う葉山町長選(来年1月10日告示、同15日投開票)で、現職の森英二町長(71)は15日、同町役場で会見し、再選へ無所属で立候補すると表明した。これまでに前副議長の伊東圭介氏(44)と、前町議の山梨崇仁(34)氏の2新人が無所属で出馬すると表明しており、三つどもえの激戦となる見込み。
森町長は、横須賀、三浦両市とのごみ処理広域化計画からの脱退をめぐる訴訟で395万円の支払いを命じた横浜地裁判決を不服とし、「控訴審に持ち越されることも併せ、道半ばのごみ問題を投げ出すわけにはいかない」と出馬の理由を説明。(1)ゼロウェイスト政策の推進(2)消防分署の建設(3)財政再建―などを主要施策として掲げた。
森町長は明大卒。経営コンサルタントを経て1983年に町議に初当選。97年に4期目途中で辞職し、町長選に出馬し落選。2008年に4度目の挑戦で町長に初当選し、現在1期目。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20111221/CK2011122102000051.html
葉山町議会 控訴提起の議案否決 ごみ処理めぐる損賠訴訟
2011年12月21日
葉山町議会は二十日、ごみ広域化処理をめぐる損害賠償訴訟で、横須賀、三浦両市に計三百九十五万円の支払いを同町に命じた横浜地裁判決に対し、森英二町長が提出した控訴提起の議案を反対多数で否決。控訴は不可能となった。
議案は、控訴審で一審判決の取り消しと請求棄却を求める内容。一審判決は、不確定要素がある段階で(広域処理の)法的拘束力を認めるなど、承服できないと批判。同町が控訴しないと、すでに控訴の方針を決めた両市が、一審判決より有利な二審判決を受けることになると指摘。一審判決で町に不利な部分の変更を求める付帯控訴や和解協議でも、町は不利な立場に置かれるとしている。
採決では「控訴審で有利になり、町民利益につながる」と控訴を支持する意見に対し、「町民は近隣自治体との争いの継続を望まない」「来年一月の町長選の結果を尊重して決めるべきだ」との反対意見が多数を占める結果となった。
森町長は「控訴審で仕切り直しができず、残念だ。付帯控訴や和解は弁護士と相談して判断する。ごみ訴訟の問題は、私自身の責任で決着させる考えに変わりはない」と、町長選出馬の方針を貫く意向を強調した。
3964
:
名無しさん
:2012/01/08(日) 08:56:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120108-00000042-san-l09
みんな・渡辺代表、阿久津氏を支援へ 那須塩原市長選 栃木
産経新聞 1月8日(日)7時55分配信
栗川仁那須塩原市長の急死に伴い22日に投開票される同市長選で、みんなの党の渡辺喜美代表の後援会総連合会は7日、同党前県議の阿久津憲二氏(68)=同市油井=の推薦を決めた。
同市長選には前副市長の君島寛氏(63)=同市錦町=も立候補する意向で、阿久津氏との一騎打ちによる激戦が予想されている。
3965
:
チバQ
:2012/01/09(月) 18:23:23
>>3812-3813
>>3893
>>3896
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13258451455204
2012年1月6日(金)
かすみがうら市長を起訴猶予 香典配布「慣行的で少額」と地検
新盆の有権者宅に香典や線香を配ったとして公選法違反(寄付行為)の疑いで書類送検された宮嶋光昭かすみがうら市長(67)について、水戸地検は6日までに、「時期的に慣行的なものであったことや、金額が少額であったことなどを考慮して判断した」として、起訴猶予処分にした。処分は昨年12月28日付。
宮嶋市長は「市民の皆さまはじめ関係者の皆さまには大変ご心配をお掛けしました。今後は、このようなことを繰り返さないよう十分反省をし、なお一層、市勢の振興に努めてまいります」とのコメントを発表した。
3966
:
チバQ
:2012/01/10(火) 23:29:56
党名が出てないけど自民です
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120108/kng12010823290006-n1.htm
神奈川県議会前議長、田島氏が死去
2012.1.8 23:28
田島信二氏(たじま・しんじ、県議)7日、胃がんのため死去、53歳。川崎市出身。葬儀・告別式は22日午前10時、川崎市中原区上平間244、法田寺で。喪主は兄、栄一(えいいち)氏。平成3年4月、県議に初当選し現在6期目の任期中。22年5月から昨年4月まで県議会議長を務めた。
3967
:
チバQ
:2012/01/12(木) 22:28:06
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120112-OYT1T00108.htm
市選管が開票ミス隠蔽…先月把握、職員に口止め
神奈川県海老名市選挙管理委員会(相沢康生委員長)が昨年11月13日に投開票された海老名市議選(定数22)で、3位当選した市川敏彦氏(64)への有効票14票が、18位当選した飯田英栄氏(69)の確定票の中に混入していた事実を故意に隠していたことがわかった。
市選管は、次点候補者の異議申し立てを受けて昨年暮れに全投票用紙の点検を実施した際に、誤りを見つけていた。読売新聞の取材に対し、複数の市職員が事実関係を認めた。
高沢俊夫・市選管事務局長は11日、相沢委員長も承知の上だったとし、開票の誤りを隠そうとしたことを認め、「ミスが表に出れば他の候補者からも確認請求が来ることが考えられ、影響を考えた」と話した。
最下位当選者と20票差で次点となった外村(ほかむら)昭氏(70)が市選管に対し、異議申し立てを起こし、市選管が昨年12月10日に全投票用紙を点検。票の混入はその際に分かった。
複数の市職員によると、市選管は点検で誤りが発覚したことを受け、内部にとどめることを決め、点検に携わった選管以外の職員に口止めもしたという。
市選管は外村氏の申し立てを「問題はなかった」として棄却したが、外村氏が同月21日に県選管へ再度審査を請求。県選管が市選管に今月5日、確定票の点検を改めて実施すると連絡したため、市選管は発覚は避けられないと判断し、6日午前に急きょ選挙管理委員会を開き、事実の公表を決めたという。
読売新聞は全投票用紙の点検が実施された昨年12月10日と、市選管が外村氏の申し立てを棄却した同16日に誤りについて取材していたが、市選管は「ミスはなかった」と回答していた。
市選管は10日に誤りを発表したが、これまで誤りを公表しなかった理由について、「原因究明と今後の防止対策をセットで示すため」と説明していた。
(2012年1月12日15時58分 読売新聞)
3968
:
チバQ
:2012/01/13(金) 22:50:24
>>3961
とか
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001201130003
龍ケ崎市議が年賀状1700通
2012年01月13日
龍ケ崎市議会の北沢満議員(52)が、市内の住民に、公職選挙法が原則として禁じている年賀状を出していたことがわかり、市選挙管理委員会は11日、公選法違反(あいさつ状の禁止)の疑いで竜ケ崎署に情報提供した。
北沢議員によると、お年玉くじつき年賀はがきを使い、差出人は「北沢みつる後援会」「北澤機械店 北澤満」などと振り分け、後援会員や友人、親戚などに計約1700通出したという。
北沢議員は「後援会名や店名で出したので公選法に違反するとは思わなかった。認識が甘かった」と話している。
3969
:
チバQ
:2012/01/13(金) 22:58:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120113-OYT8T00049.htm
口止め工作 計3回
海老名市選管 隠蔽陳謝
開票の誤りを隠蔽したことについて謝罪する市川選管委員長職務代理者(右)ら(海老名市役所で) 海老名市選挙管理委員会(相沢康生委員長)が、昨年11月13日に投開票された海老名市議選(定数22)の確定票の誤りを隠蔽していた問題で、市選管は12日、記者会見を開き、高沢俊夫・市選管事務局長が、「1999年の市議選で確定票を誤り、当落が入れ替わる事態となった。今回は誤りを隠したかった。保身のためと言われてもしかたがない」と陳謝した。
隠蔽する方針は、相沢委員長と市川勇委員長職務代理者を含む4人の選挙管理委員も了承していたという。この日、相沢委員長は仕事のスケジュール上、記者会見を欠席したが、市川代理者は会見の席で突然、選挙管理委員の辞職を表明したため、今後、相沢委員長ら3人の進退にも影響が及びそうだ。
一連の問題は、3位当選者への有効票14票が、18位当選者の確定票の中に混入していた確定票の誤りで、次点で落選した候補者の異議申し立てを受け、市選管が昨年12月10日に実施した全投票用紙の点検作業で発覚した。市選管は「問題はなかった」として次点候補者の申し立てを棄却し、点検作業に携わった職員に口止めをして隠蔽することを決めた。その後、次点候補者が県選管へ再度審査を申し立て、県選管も点検を行うことを決めたため、市選管は発覚は免れないと判断して今月10日に誤りを発表していた。
職員に対しての口止め工作は、全投票用紙での点検で誤りが発覚した昨年12月10日のほかに同12日、同19日の計3回にわたって行っていた。同12日は外部から「票の混入があったのでは」との問い合わせがあり、同19日は次点候補者の申し立て棄却決定を職員に知らせた日だったため、いずれも情報が漏れる可能性が高いと考えたという。
内野優市長は市選管の記者会見後、「選挙管理委員会の対応が残念でならない。全職員が一丸となり、損なわれた選挙への信頼を取り戻したい」と語った。
(2012年1月13日 読売新聞)
3970
:
チバQ
:2012/01/14(土) 10:05:15
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001201140004
那須塩原市長選、一騎打ちの公算大
2012年01月14日
栗川仁・前市長の急死に伴う那須塩原市長選は15日に告示される。昨年3月に副市長を退職した君島寛氏(63)と、今月6日に県議を辞職した阿久津憲二氏(68)が、ともに無所属での立候補を表明しており、一騎打ちになりそうだ。課題が山積するなか、県議、市議らが複雑に入り組んで応援し、政党の思惑も見え隠れする。
君島氏は、合併前の黒磯市役所を含めた40年の公務員経験を踏まえ、「栗川氏の遺志を継承する」と立候補を表明した。栗川氏の後援会幹部が母体になって支援。元衆院議員の蓮実進氏、自民の阿部寿一県議らも応援につく。8日の後援会総決起大会には、市議8人が出席したが、民主、自民、みんな系が混在。自民の衆院栃木3区支部長代行で前県議の青木克明氏も姿を見せた。
阿久津氏は、旧黒磯市議2期を経て県議に6回当選。みんなの党県支部長代行で県議会みんなのクラブ代表も務めていた。
同党代表の渡辺喜美衆院議員が「全面的に応援」を表明。増渕三津男、相馬政二両県議らも応援する。渡辺氏は、9日の総決起大会にも駆けつけた。出席した市議11人は、みんな、自民系が交じる。
みんなの党黒磯支部長が君島氏を応援。阿久津陣営の中にも昨年の県議選で自民の候補者を応援した市議もおり、複雑に入り組んでいる。両陣営とも「首長選に政党色は出したくない」との見解だが、渡辺氏の参戦で政党間の対立構図も垣間見える。
◇
新市が誕生して7年。課題は山積する。原発事故による放射能汚染対策は急務で、市は総額約9億1500万円をかけ、学校の表土除去などの除染対策に取り組んでいるが、健康被害にどう対応するのか。さらに、問題になっているのが産業廃棄物処理場。市によると、市内に120カ所程度あり、このほか稼働中の施設は最終、中間処理合わせて36カ所、計画中が17カ所に上り、反対運動も起きている。栗川氏は全国産廃問題市町村連絡会の会長を務め、産廃処理施設の阻止を訴えてきた。
君島氏は「変革すべきことは変革する」とし、五つの柱を公約に掲げる。放射能対策、18歳までの医療費無料化、栗川氏が訴えてきた産廃対策も受け継いでいくという。
阿久津氏は「変革か、現状維持か、個性ある市政(変革)を実現する」とアピール。市長の退職金ゼロ、給与3割カット、幹部職員の公募制導入、行政改革の徹底でムダの削減など、市役所改革を強調している。
◇
市長選と同時に実施される市議補欠選(被選挙数1)にはいまのところ、前職でマンション経営の金子哲也氏(72)と、新顔で元市職員の堀越晃彦氏(29)がいずれも無所属で立候補する予定。
立候補の届け出は、両選挙とも15日午前8時半〜午後5時。昨年12月2日現在の有権者数は9万4535人。(人見正秋)
3971
:
チバQ
:2012/01/14(土) 18:51:57
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001201140004
取手市議2人が年賀状郵送
2012年01月14日
29日に改選が迫った取手市議会の小嶋吉浩議員(50)と、前議長の赤羽直一議員(64)が、市内の住民に、公職選挙法が原則として禁じている年賀状を出していたことが13日わかった。県内では今年、こうした自治体議員による年賀状の送付という、公選法違反を疑われる行為が相次いでいる。
小嶋議員の年賀状については、市選挙管理委員会がすでに公選法違反(あいさつ状の禁止)の疑いで取手署に情報提供しており、赤羽議員の年賀状についても調査を始めた。
市選管によると、両議員とも、お年玉くじつき年賀はがきを使っている。
3972
:
杉山真大
◆mRYEzsNHlY
:2012/01/14(土) 21:57:24
確か、この御仁って政務調査費の不正支出がバレて4年前に辞任した方ですな。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6811
あれから、どうなったのかと思ってたけど・・・・・事実だとするとここまで落ちぶれるとは(;゜Д゜)
コンビニ強盗殺人未遂容疑、元市議を逮捕…否認
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120114-OYT1T00654.htm
静岡県沼津市内のコンビニ店で刃物で店長を刺し現金を奪ったとして、静岡県警は14日、住所不定、トラック運転手で元茨城県土浦市議中田正広容疑者(39)を強盗殺人未遂の疑いで逮捕した。
中田容疑者は「知らない。その店に入ったこともない」と否認しているという。
発表によると、中田容疑者は今月2日午前3時半頃、沼津市岡宮の「ファミリーマート沼津インター店」で店長の佐々木正二さん(52)に刃物を突きつけ、「金をよこせ」と脅したうえ、腹や胸などを刺してレジにあった現金4万円を奪って逃走した疑い。佐々木さんは大けがを負った。
中田容疑者は1999〜2007年、土浦市議を務め、3期目途中で辞職した。県警は、同店の防犯カメラの映像を分析するなどして中田容疑者を割り出した。
(2012年1月14日20時10分 読売新聞)
3973
:
名無しさん
:2012/01/15(日) 08:04:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120114-00000040-san-l10
県議選と知事選 収支報告書公表 群馬
産経新聞 1月14日(土)7時55分配信
県選挙管理委員会は13日、昨年4月の県議選、同7月の知事選にそれぞれ出馬した候補者の選挙運動収支報告書を公表した。定数50に対し70人が立候補した県議選の平均収入は309万1333円、平均支出は289万138円だった。収支ともに前回(平成19年)比15・9%減少した。
また、4人が立候補した知事選の平均収入は1015万421円で同26・5%減。平均支出は769万4749円で同40・8%減だった。当選した大沢正明知事は、収入2700万円、支出1718万5918円だった。
3974
:
とはずがたり
:2012/01/15(日) 08:56:28
>>3972
なんと…orz
そもそも初当選できたのは何となく若かったからだけ!?
3975
:
チバQ
:2012/01/15(日) 15:31:53
>>3931
>>3946
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120115-00000109-mailo-l19
選挙:西桂町長選 町長名義ウナギ贈答問題 辞職勧告決議を町民に議会報告 /山梨
毎日新聞 1月15日(日)12時34分配信
西桂町の石田寿一町長名義でウナギのかば焼きが有権者に宅配され、昨年12月議会で同町長に対する辞職勧告決議案が可決された問題で、同町議会の報告会が14日、同町小沼の町役場中央公民館で開かれた。
会場は先着100人に制限され、約50人の町民が参加した。議員は10人全員が出席。郷田和美議長が会場の都合で人数制限をし議員の報告のみにとどめるとの方針を説明した。同問題に対する調査特別委員会、9月、12月議会での質問に対する町長の答弁を郷田議長が代読した。
辞職勧告決議案に賛成した鈴木孝子議員はウナギの宅配問題にふれ「司直とは別に、道義的責任をとって有権者に信を問うべきだ」と主張。
同決議案に反対した前田親保議員は「町長は子育て支援などに取り組み、利権を排除するなど任期4年の責任を受け止め努力している」と説明した。【小田切敏雄】
1月15日朝刊
3976
:
チバQ
:2012/01/16(月) 22:31:41
>>3963
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001201160001
葉山町長に山梨氏
2012年01月16日
支持者らと当選を喜ぶ山梨崇仁氏(中央)=葉山町堀内
葉山町長選は15日に投開票され、新顔で前町議の山梨崇仁氏(34)が、同じく伊東圭介氏(44)、再選を目指した森英二氏(72)を破って初当選した。当日有権者は2万7396人、投票率は57・26%(前回57・96%)。4人が立候補した町議補選(被選挙数2)も同時に投開票された。
町制施行後10人目で、最年少の町長に当選した山梨氏は「葉山を前に進めたいと訴えてきた選挙だった。草の根の戦いになったことが勝因だった」と語った。
山梨氏は「葉山の『おかしい』を変えたい」と町政の甘えの構造を改革することを前面に出した。原因として特定団体や政党、派閥など一部の政治的しがらみを挙げ、町民目線への転換を訴えて支持を広げた。具体的な町役場改革として、2015年には借金残高10億円減、経常収支比率95%以下などの数値を示した。
山梨氏は昨年12月半ばに出馬を表明した。4年前に森氏を初当選させた自然保護や芸術家のグループが積極的に活動した。34歳の若さが、葉山に移り住んだ20〜30歳代の子育て世代を中心に受け入れられた。
伊東氏は町議の多くが支援したが、及ばなかった。「1期限り」を公言して当選した森氏は「2期目で改革の持続」を訴えたが浸透しなかった。
3977
:
チバQ
:2012/01/16(月) 22:56:26
>>3927-3930
>>3949
>>3964
>>3970
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120116-00000100-mailo-l09
選挙:那須塩原市長選/那須塩原市議補選 市長選、新人2氏が立候補 市議補選も2氏−−22日投開票 /栃木
毎日新聞 1月16日(月)11時35分配信
那須塩原市の栗川仁前市長死去に伴う選挙と市議補選(改選数1)が15日、告示された。市長選にはいずれも無所属新人で、前県議の阿久津憲二氏(68)と前副市長の君島寛氏(63)が立候補し一騎打ちとなった。両候補はそれぞれの選挙事務所で出陣式に臨み、第一声を上げた。
一方、市議補選にはともに無所属で、前市議の金子哲也氏(72)と前市職員の堀越晃彦氏(29)が立候補した。
投票は22日午前7時から午後8時(板室、塩沢、新湯地区は同7時)まで56投票所で行われ、午後9時半からくろいそ運動場体育館(上厚崎)で即日開票される。
有権者数(14日現在)は9万4558人(男4万6878人、女4万7680人)。【柴田光二】
………………………………………………………………………………………………………
◆那須塩原市長選 候補者の第一声=届け出順
◇可能性引き出す市政を−−阿久津憲二氏(68)=無新
阿久津氏は、午前10時から同市末広町の選挙事務所で出陣式を行った。会場にはみんなの党の渡辺喜美代表や県議8人、那須塩原市議11人らが集結し、団結力をアピールした。
第一声で阿久津氏は「ここに集まってくれた皆さん一人一人のための市役所を築き上げたい。今まで蓄えた人脈と知識をフル動員して市民のための市役所を作る。これが私の公約」とあいさつ。さらに、市民の目線での市政運営を強調した。
最後に「(これまでの選挙で)当選することができた恩返しのために、自分を無にしても市民の皆さんに喜んでもらいたい。那須塩原市の持つ可能性をきちっと引き出せる、そうした市政を実現したい」と呼び掛けた。【中村藍】
◇前市長の後継アピール−−君島寛氏(63)=無新
君島氏は、午前10時から同市東小屋の選挙事務所で第一声を上げた。渡辺克久・市商工会長や藤田政寿・旧黒磯市長、地元の県議、市議らが応援に駆け付けた。
君島氏は、公約として、放射能問題対策▽18歳までの医療費無料化▽産業廃棄物処理施設の立地阻止−−などを強調。「産廃問題は、栗川前市長が命がけで取り組んだ問題。前市長は今も私の胸の中にいる。遺志を継いで頑張る」と後継者としての立候補をアピールした。
環太平洋パートナーシップ協定の問題については、「市の基幹産業である農業への大きな打撃を危惧する」と反対の考えを表明した。「思いを込めた出馬の決意を真実とさせてほしい」と支持を訴えた。【柴田光二】
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◇那須塩原市長選立候補者
阿久津憲二(あくつ・けんじ)氏(68)=無新
農業[歴]黒磯市議▽県議▽黒磯高
君島寛(きみじま・ひろし)氏(63)=無新
[元]副市長[歴]市総務部長・企画部長▽日大
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◇那須塩原市議補選立候補者(定数1−2、届け出順)
金子哲也 72 会社役員 (4)無元
堀越晃彦 29 [元]市職員 無新
1月16日朝刊
3978
:
チバQ
:2012/01/16(月) 22:58:50
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001201160003
那須塩原市長選 告示 新顔2氏の争い
2012年01月16日
栗川仁・前市長の急死に伴う那須塩原市長選が15日告示され、前県議の阿久津憲二氏(68)と、前副市長の君島寛氏(63)の新顔2人が無所属で立候補を届け出た。「市政の変革」を訴える阿久津氏に対し、君島氏は「栗川市政の継承」を強調。自民、みんなの党など政党の思惑も巻き込んで、市を二分した争いになりそうだ。市議補欠選(被選挙数1)には前職、新顔の計2人が立候補した。
阿久津氏は同市末広町の事務所近くで午前10時から出陣式。第一声で、「市は急激に財政が悪化。市役所の中が硬直化して職員のための市役所になっている。私は市民一人ひとりのための市役所を築き上げたい」と決意を表明した。
東日本大震災について、「被災者を受け入れることもできない。除染や食料の安全に対する取り組みも遅い」と市役所の対応を厳しく批判した。
環太平洋経済連携協定(TPP)問題にも触れ、「私は農家。農業人、農耕民族を大事にして政治を行っていきたい」と訴えた。
みんなの党代表の渡辺喜美衆院議員も応援あいさつ。県議会みんなのクラブの県議9人と、市議11人も出席した。
君島氏は午前10時から同市東小屋の事務所前で出陣式を開き、支持者らを前に決意表明をした。
福島第一原発の事故による放射能問題への対策を「一番初めに取り組みたい」と位置づけ、18歳までの医療費無料化を「新年度早々実施する」とした。TPPの参加問題にも触れ、反対という言葉は使わなかったが、「国が進めるにあたって、大変な問題が起きてしまうのではと危惧している」と語った。
栗川市政の継承も強く訴えた。産業廃棄物の埋め立て場問題では「栗川・前市長が命をかけて取り組んできた。私も遺志を継ぎたい」。決意表明の締めくくりにも「(栗川・前市長は)私の胸の中にある」とした。
今回の市長選は、渡辺氏が応援を表明したことで、みんな色が強くなった阿久津氏に対し、君島氏は自民系を軸に、公明のほか、民主、みんな系も加わった組織による戦いの構図になっている。
市長、市議補欠選とも、投票は22日で即日開票される。14日現在の選挙人名簿登録者数は9万4558人。
3979
:
チバQ
:2012/01/16(月) 23:00:19
阿久津氏は午前10時から同市末広町の選挙事務所で出陣式を行った。渡辺氏や、地元の相馬政二氏と増渕三津男氏らみんなの党の県議9人、地元市議11人などが応援に駆け付けた。
君島氏も午前10時から同市東小屋の選挙事務所で出陣式に臨んだ。県議の阿部寿一氏、前県議の小滝信光氏と青木克明氏、元衆院議員の蓮実進氏、元黒磯市長の藤田政寿氏、公明党の4人を含む市議12人などが出席した。
http://www.shimotsuke.co.jp/dosoon/official/20120115/700032
那須塩原市長選告示 新人2氏が一騎打ち
(1月16日 05:00更新)
栗川仁市長の急逝に伴う那須塩原市長選と、同市議補選(欠員1)は15日告示された。市長選はいずれも無所属新人で前県議の阿久津憲二氏(68)と前副市長の君島寛氏(63)が立候補を届け出た。市長給与3割カットなどの行財政改革により市政の「変革」を掲げる阿久津氏と、栗川市政を継承しつつも「変革すべきは変革する」と訴える君島氏の一騎打ちとなった。
みんなの党代表の渡辺喜美氏の後援会が全面支援する阿久津氏と、栗川市長の後援会や地元の自民党県議らが支える君島氏。「自民対みんな」の構図もにじむ中、既に市を2分した激しいしのぎ合いを展開している。
阿久津氏は午前10時から同市末広町の選挙事務所で出陣式を行った。渡辺氏や、地元の相馬政二氏と増渕三津男氏らみんなの党の県議9人、地元市議11人などが応援に駆け付けた。
阿久津氏は「被災者を受け入れない震災直後の対応や除染、食料の安全に対する取り組みも遅い。これまでの人脈、知識をフル動員して、職員のための市役所ではなく市民のための市役所をつくる」と第一声を放った。
君島氏も午前10時から同市東小屋の選挙事務所で出陣式に臨んだ。県議の阿部寿一氏、前県議の小滝信光氏と青木克明氏、元衆院議員の蓮実進氏、元黒磯市長の藤田政寿氏、公明党の4人を含む市議12人などが出席した。
君島氏は「放射能対策、18歳までの医療費無料化、産業廃棄物処理施設立地阻止、TPP(の反対)など皆さまとの約束に4年間、頑張っていきたい。栗川市長は私の胸の中にある。死にものぐるいで頑張る」と訴えた。 投票は22日に市内56カ所で行われ、同日午後9時30分から上厚崎のくろいそ運動場体育館で即日開票される。
◇ ◇
現職の死去に伴う同市議補選には元職、新人の2人が立候補を届け出た。
3980
:
チバQ
:2012/01/17(火) 12:43:22
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120116-OYT1T01378.htm
開票読み取り機、導入したら選管確定遅くなった
神奈川県葉山町選挙管理委員会は、15日に投開票された同町長選と同町議補選で、開票作業をスピードアップするため、票を分類する「自動読み取り機」1台を初導入したが、票の点検に手間取り、投票結果の選管確定が予想より遅れた。
選管によると、自動読み取り機の導入で、午後8時45分開始の開票作業が、早ければ同10時、遅くとも同10時半には終了すると見込んでいた。ところが、機械の導入により作業が慎重になりすぎて職員と立会人による票の二重点検に時間がかかり、選管確定は町長選が同10時半、町議補選は同11時10分となった。
2008年1月に同時に行われた前回の町長選と町議補選では、手作業で行い、午後10時半にはともに選管確定を発表していた。自動読み取り機(約500万円相当)は今回、業者から無償提供されたが、同町は今後、購入する予定で、同選管は「不慣れが原因で、とにかく機械に慣れるしかない」としている。
(2012年1月17日07時54分 読売新聞)
3981
:
チバQ
:2012/01/18(水) 21:38:55
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001201180004
矢板市長選に2候補出馬表明
2012年01月18日
4月1日告示の矢板市長選に、現職の遠藤忠氏(71)=2期目=と、市内でゴルフ練習場を経営する新顔の桜井恵二氏(55)がいずれも無所属で立候補することを17日、表明した。
遠藤氏は市教育長などを経て2004年に無投票で初当選。前回も無投票で再選した。3選に向け、「人生のすべてを捧げる覚悟。掲げてきた市民力の意識も浸透してきたので、具現化に力を注ぐ」と立候補の決意を語った。「安心して暮らせるまち」「すべての市民が住んでよかったと思えるまち」を目標に掲げる。
桜井氏は、みんなの党矢板支部長で、00年の市長選に続いて2度目の挑戦。「矢板市は停滞している。管理型ではなく経営型の市政で、メリハリをつけた行政を実現したい。小さな市役所で多様なサービスを提供する」とし、市長の給料3割カット、ボーナス5割カット、退職金ゼロを公約にするという。この日開かれた同支部役員会で擁立が決まった。同党の推薦を受ける予定。
2人の立候補表明で、12年ぶりの選挙戦になりそうだ。
3982
:
チバQ
:2012/01/18(水) 22:33:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20120118-OYT8T00021.htm
原発の是非、論戦手探り 東海村議選に21人立候補
日本原子力発電東海第二発電所が立地する東海村の村議選(定数20)が17日告示され、現職15、新人6の計21人が立候補を届け出た。福島第一原発事故を受け、村上達也村長が「脱原発」方針を示す中、同発電所の再稼働の是非を巡り、各候補者は有権者の反応をうかがいながら手探りの選挙戦をスタートさせた。
党派別では民主1、公明2、共産2、無所属16。投票は22日に行われ、即日開票される。16日現在の有権者数は3万134人。
各候補者は届け出を済ませた後、選挙事務所などで出陣式を行った。原発推進派の現職男性は、約80人の支持者を前に「原子力は東海村の地場産業。福祉や教育に力を入れられるのは原子力のおかげ。原子力を推進し共存・共栄していくため、さらに原発の安全性を高め、安心を担保することが大事だ」と訴えた。
原発反対派の現職男性は、自宅前の第一声で「東海第二原発を再開することは、絶対に許してはならない」と強調。これまで一貫して原子力の危険性を訴え続け、「いまこそ脱原発の実現を!」と掲げた選挙カーに乗り込み、各地で精力的に街頭演説をこなした。
村上村長が応援に駆け付けた新人男性は「村民の避難先が確保できず、東海第二原発の再稼働は現実的に難しい」と主張。一方で「村は原子力で科学技術に貢献してきたプライドや誇りがあり、非常に悩ましい問題だ」と苦しい胸の内も明かした。村上村長は「原発をなくせば金はどうするのかと聞かれるが、古里をなくすかどうかの問題だ」と脱原発を呼びかけた。
村上村長はこの日、現職と新人の2陣営でマイクを握った。
東海第二発電所は東日本大震災で自動停止し、今年8月までの予定で定期検査が行われている。再稼動には地元自治体などの了解が必要で、今のところ見通しはたっていない。村上村長は原発周辺に人口が密集し、避難が困難なことなどを理由に昨年10月、細野原発相と面会し、同発電所の「廃炉」を提案した。
一方、村は2009年度予算の歳入約199億円のうち、原子力施設に関連する歳入が3分の1近くを占め、家族も含めると村人口の3分の1が原子力関連施設に関係しているとされる。
(2012年1月18日 読売新聞)
3983
:
チバQ
:2012/01/18(水) 22:57:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120118-00000091-mailo-l14
横須賀・競輪車券場進出計画:地元は賛否揺れ 2商店街「反対」 /神奈川
毎日新聞 1月18日(水)11時44分配信
横須賀市中心部の若松町3の商業ビルに競輪の場外車券場「サテライト横須賀」を整備する計画を巡って、周辺商店街2団体が、同市に対し、進出反対の意見書を提出した。ただ、ビルは京急横須賀中央駅前にあって一等地ながら、周辺には空き店舗も目立つ。ギャンブルによる風紀の乱れか、街の活性化か。地元町内会や周辺商店街は賛否を巡って揺れている。【田中義宏】
計画しているのは、公営競技場外発売場を企画運営する「OTBジャパン」(大阪市中央区)。計画では、パチンコ店跡のビル3階建て延べ852平方メートルに発売窓口、一般席、特別観覧席などを設け、各地の自治体が開催する競輪の車券を販売。1日来場予測約780人、滞留予測約390人という。年内の開業を目指している。
車券場開設は、自転車競技法を所管する経済産業相の許可が必要で、省令で地元町内会の同意が条件と定められている。同社はこれまで地元の若松町内会や直近の飲食店街、学区の小学校に計画を説明。杉野武志社長は「大阪では地元の活性化、安全安心につなげた実績もあり、活性化、共存共栄を図る事業も行う。今後もご理解が得られるよう、周辺商店街にも順番に説明していきたい」と話す。
反対意見を表明したのは駅北側で商業ビル「三笠プラザ」を運営する三笠ビル商店街協同組合と、小売店を中心に組織する大滝商店街振興組合。16日に提出された意見書では、ともに中心市街地のギャンブル・遊技施設の進出が周辺の荒廃、空き店舗増大を招いていると指摘したうえで、未成年者への悪影響を懸念している。
◇関与できない市「住民の意向で」
一方、横須賀市は、県、横浜市とともに県競輪組合を組織し、横浜市鶴見区の旧花月園競輪場で一昨年3月まで「花月園競輪」を開催。約53億円の累積赤字を抱え、施設は廃止したが、現在も川崎市、小田原市の競技場を借りて主催している。横須賀市は「基本は地域住民の意向による国の許可事業で、市は関与できないが、議会への報告などのため他都市の実態、手続きなどを調べている」と行方に注目している。
◇地元町内会会長「結論すぐ出ぬ」
若松町内会の大久保薫会長(73)は「車券場には飲食施設がないため周辺の飲食店街は集客に期待している向きもある。すぐにはイエスともノーとも結論が出せないが、いずれ住民の総意を求めるかもしれない」と話している。
1月18日朝刊
3984
:
チバQ
:2012/01/18(水) 22:59:36
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001201180001
前平塚市長、公約果たす
2012年01月18日
寄贈した液晶テレビの前で子どもたちと記念撮影する大蔵律子前市長=平塚市立崇善小学校
昨年4月に退任した平塚市の大蔵律子前市長(72)が、在任中の市長給与からためていた約1480万円を市に寄付した。この寄付金で市立の全小中学校43校に、大型液晶テレビとDVDプレーヤーのセットが贈られることになった。
2003年から2期8年務めた大蔵氏は、1期目の選挙公約で給与の5割カットを掲げたものの、議会の反対で実行できなかった。「それでは」と否決された条例案と同じ当初の2年間、毎月、給与の半額を、新しく作った自身の口座に預金していたという。
公職選挙法で寄付ができない現職を退いた昨年5月、「子どもたちの理科教育のために」と、晴れて同市に寄付。市教育委員会で学校長らと活用法を話し合い、最新式の52インチの液晶テレビなどを全小中学校の理科室に配備することを決めた。
17日に第1号が市立崇善小に贈られ、児童を代表して6年生の川崎雪音さん(11)が「教科書で見たグランドキャニオンの映像を、このようなテレビで見ることができたらすてきだろうなと思います」とお礼を述べた。
この日は、市議時代、大蔵氏の給与5割カットに反対していた落合克宏市長も同席し、感謝状を贈呈した。「(当時は)パフォーマンスだと……。本当にすみません」と頭を下げていた。
(足立朋子)
3985
:
チバQ
:2012/01/18(水) 23:37:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120118-00000098-mai-soci
<政調費訴訟>川崎市議会3会派に1億1740万円返還命令
毎日新聞 1月18日(水)22時8分配信
川崎市議会の政務調査費で違法な支出があったとして、市民団体「政務調査費改革かながわ見張番」が阿部孝夫市長を相手取り、議会側に約4億3650万円の返還を請求するよう求めた訴訟で、横浜地裁(佐村浩之裁判長)は18日、市長に対し、自民、民主、公明3会派に計約1億1740万円の返還を求めるよう命じた。全国市民オンブズマン連絡会議によると、政調費の返還請求を命じた判決で過去最高額。
同団体が07年、共産を含む4会派の政調費(03〜06年度分)の返還を求め、市監査委員に住民監査を請求。市の委託を受けた外部監査人(弁護士)は領収書のない視察費など約2億4200万円を目的外支出と認定したが、監査委員は「議員活動に支障を及ぼす」などとして05、06年度分の約1億2000万円のみの返還を求めるよう市長に勧告した。各会派は2年分(共産は4年分)を自主返納、同団体は03、04年度分の返還なども求めて提訴していた。
判決で佐村裁判長は「公金の不正支出が客観的に認められる場合、市長が議会活動への配慮といった政治的観点から返還請求権を行使しないとする選択の余地はない」と指摘した。【山下俊輔】
3986
:
チバQ
:2012/01/18(水) 23:38:48
>>3972
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120117-00000005-mailo-l08
静岡・沼津のコンビニ強盗:元土浦市議逮捕 市民に衝撃 市民オンブズ「残念」 /茨城
毎日新聞 1月17日(火)10時24分配信
土浦市議3期目途中の07年に偽造領収書で政務調査費を請求したとして引責辞職した中田正広容疑者(39)が静岡県警に強盗殺人未遂容疑で逮捕された事件は、土浦市民に衝撃を与えた。07年当時、市議会の政務調査費問題を調査・追及した市民団体「市民オンブズマンいばらき」の石川克子事務局長は16日、「不正請求はいけなかったが、そこまで追い込まれる前に誰かに相談できなかったのか。残念です」と毎日新聞の取材に話した。
土浦市の政務調査費は、議員1人当たり年間30万円(月2万5000円)が会派ごとにまとめて支給される。市議会事務局によると、受け取った市議は会派ごとに調査旅費や資料作成費など9項目の使途基準に従った報告書に領収書を添付して随時提出する。会派が提出する領収書について議会事務局は「領収書を信用している」としている。
07年当時、保守系会派「市民クラブ」の経理責任者だった中田容疑者は、所属市議12人が架空の視察旅行に行ったとして会派に約100万円の政務調査費を不正請求した疑いで土浦署が08年、虚偽有印公文書作成、同行使容疑で書類送検。水戸地検土浦支部は不起訴(起訴猶予)処分にしたが、中田容疑者は問題発覚後に会派の責任を負う形で議員を辞職した。【福沢光一】
1月17日朝刊
3987
:
チバQ
:2012/01/19(木) 21:39:26
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001201190002
現市政継続か刷新か 前橋市長選
2012年01月19日
2月19日投開票の前橋市長選まで1カ月。今のところ、3選を目指す現職高木政夫氏(61)に、自民党の推薦を受ける前県議山本龍氏(52)、社会福祉法人理事の亀田好子氏(56)の新顔2人が挑む構図だ。県都の未来に向け、立候補予定者はしのぎを削っている。
●新顔・山本氏
「暮らしの土台が揺らいでいる今だからこそ。前橋を変えていこう」
17日朝、車が列をなす交差点で、山本氏は「本人」と書かれたのぼりを腕にかけ、メガホンのマイクを握った。街頭演説できる約100カ所を選び、2巡、3巡とこなしてきた。
支援者が4年前に報道された高木氏の親族企業の問題などを批判するチラシを配る一方、草津町出身の山本氏本人は「よそ者」との批判を跳ね返すため、まずは人柄や熱意を知ってもらおうと動く。自民党県議や支援市議らの案内であいさつ回りし、議員の支持者の集まりに顔を出している。
「市長交代」ののぼりが並ぶ後援会事務所で17日、中沢丈一県議は支持者らを前に、「前回は終盤ひっくり返された。皆さんの力を借りたい」と訴えた。
前回、同党が支援する新顔の元党県幹事長が、同じ自民党県議だった高木氏に敗れた。苦い教訓だ。
同じ構図の今回、「そろそろ本格的な政策論争を仕掛ける」と事務所幹部。今月下旬から集会などで公約をじっくり訴える方針だ。
●現職・高木氏
高木氏は、現職の強みを最大限生かす作戦だ。JA前橋市や県建設業協会前橋支部などの政治団体や連合群馬の推薦を取り付け、昨年12月にはローラー作戦でチラシを全戸配布。地区ごとの市政報告会も精力的にこなしている。
集会などでは、子ども医療費や子宮頸(けい)がんワクチンの無料化、保育園や小中学校のエアコン設置といった8年間の実績を強調。
15日、南橘公民館で開かれた報告会でも、約37分間にわたり実績と今後の課題を語った。具体的な数字を挙げて他の自治体とも比較し、「ソフトからハードまできめ細かい施策を展開してきた」とアピール。「なかなか争点が見つからず相手も苦労していて、誹謗(ひ・ぼう)中傷をしている」と暗に山本氏側を批判した。
後援会幹部は「高木氏には特に失政がない。山本氏は実績も知名度もない」と自信を見せる一方、「前回は『とりあえずもう1期やらせてみよう』と思った有権者が、今回も支持してくれるかどうか」と油断を戒める。
●新顔・亀田氏
両氏の対決を「保守同士の戦いと利権の奪い合い」と批判し、「こういう戦いをやめさせる」と訴える亀田氏。正式に立候補を表明する前から街頭演説を繰り返してきた。
保育園長や指定障害福祉サービス事業所長を務めてきた強みを訴え、「やさしい前橋市政」を実現させたいと話す。
市長選ではほかに、共産党などで作る「民主市政の会」も候補者擁立を模索している。(渕沢貴子)
3988
:
チバQ
:2012/01/20(金) 22:14:07
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nasushiobara/news/20120120/703322
新人対決 横一線で激戦 那須塩原市長選終盤情勢
(1月20日 朝刊)
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【那須塩原】現職市長の急死に伴い新人同士の一騎打ちとなった22日投開票の市長選。「無所属市民党」を掲げる両候補とも市内全域できめ細かな運動を展開、激戦となっている。前県議の阿久津憲二氏(68)陣営は、みんなの党代表の渡辺喜美氏が連日地元入りし、全面支援。前副市長の君島寛氏(63)陣営も自民党の地元県議らと連携し知名度アップに躍起で、中盤から同党国会議員も支援に入った。政党色は日増しに濃くなり、情勢は横一線だ。
旧黒磯市議2期、県議6期の経験から知名度に勝る阿久津氏。後援会は地盤の黒磯地区以外への浸透に向け昨年末、西那須野、塩原両地区にも支部を設置。渡辺氏のお膝元である西那須野支部の支部長はみんなの党県議の相馬政二氏が務める。
渡辺氏は15日の告示前から連日市内に入り阿久津氏を強力に支援し、「これまでにない力の入れよう」(選対幹部)。渡辺氏自身も取材に対し「危機感の表れと思っていただいて結構」と話す。
一方栗川仁市長の後援会を中心に選対を組む君島氏。市役所職員OB有志などや、黒磯地区では自民県議の阿部寿一、西那須野地区では前県議の小滝信光氏らが支える。栗川後援会は市長が無投票再選された2009年の市長選の際、西那須野、塩原両地区に支部を拡大した。
告示後は両陣営ともローラー作戦、街頭演説、個人演説会、政策ビラなど精力的に運動を展開。いずれも黒磯地区を地盤とするため、特に西那須野地区では当初、選挙への関心は低調だったが、徐々に熱を帯びている。
渡辺氏の動きに反応するかのように、君島氏の陣営も中盤から自民党参院議員の上野通子氏が君島氏の街頭演説に駆け付けるなど、政党対決色が鮮明になりつつある。
市内で最も有権者が多い黒磯地区が拮抗し西那須野地区が草刈り場とみられる。両陣営とも「出遅れている」と危機感を強調。運動の引き締めを図っており、状況は混沌としている。
3989
:
チバQ
:2012/01/22(日) 20:26:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120122-00000037-mailo-l11
選挙:上尾市長選 尾花氏、出馬へ 表明4人目 /埼玉
毎日新聞 1月22日(日)11時18分配信
任期満了に伴う上尾市長選(2月5日投開票)に、新人で元県議の尾花正明氏(60)が21日、無所属から出馬すると表明した。同市長選への立候補表明はこれで4人目。
尾花氏は記者会見で「高齢化が進む中、次の世代に古里を引き継ぐため、市民が尊重し合える心の温まる街づくりを進めたい」と語った。国民保険料や介護保険料の負担軽減▽小中学校の耐震化推進▽公共施設での自然エネルギー活用−−などの政策を掲げる。
尾花氏は塗料販売会社社長。市議、県議をそれぞれ1期務めた。【大谷津統一】
1月22日朝刊
3990
:
チバQ
:2012/01/23(月) 02:01:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012012200191
那須塩原市長に阿久津憲二氏が初当選(栃木)
元県議の阿久津憲二氏(68)=無所属・新=が、前副市長の君島寛氏(63)=無所属・新=を破り初当選。前市長の死去に伴う選挙。(22日投開票)(2012/01/22-23:49)
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3991
:
名無しさん
:2012/01/23(月) 12:47:32
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120123/704951
那須塩原市長に阿久津氏 激戦114票で初当選
(1月23日 05:00)
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栗川仁市長の死去に伴う那須塩原市長選と同市議補選(欠員1)は22日投開票され、市長選は新人で前県議の阿久津憲二氏(68)=無所属=が、同じく新人で前副市長の君島寛氏(63)=無所属=を114票の僅差で破り初当選した。市政の「変革」を訴え、市長給与カットなどの行財政改革を打ち出した阿久津氏が、市政の「継承」を掲げた君島氏との「無所属市民党」対決を制した。当日有権者数は9万3646人、投票率は50・12%で、同市発足直後に行われた2005年の市長選の59・01%を8・89ポイント下回った。
阿久津氏は早急な放射能対策推進などのほか、市長給与3割カット、市長退職金ゼロといった行財政改革、脱原発に向けた自然エネルギー推進など、みんなの党のアジェンダ(政策課題)を多く取り入れた公約を掲げた。同党代表の渡辺喜美氏も連日地元入りし全面支援。阿久津氏の地元黒磯地区のほか、渡辺氏の地元西那須野地区でも支持を拡大した。
君島氏は放射能対策、18歳までの医療費無料化、産廃施設立地阻止、環太平洋連携協定(TPP)反対などを公約の柱とし、約40年間の行政経験を強調。栗川氏の支持者や自民党の地元県議が支援したほか、上野通子氏、三原じゅん子氏ら同党国会議員も応援に入ったが、及ばなかった。
午後11時30分ごろ、同市末広町の選挙事務所に当選の一報が入ると、阿久津氏は支持者に手を振って応え「114票差という結果を謙虚に受け止める。約束した公約を貫き通したい」と力説。渡辺氏は「僅差ではあるが那須塩原を変えたいという方に軍配が上がった」と喜びを表した。
君島氏は午後11時30分過ぎ、同市東小屋の選挙事務所で支持者を前に「私の不徳の致すところで申し訳ない」と敗戦の弁を述べた。
3992
:
チバQ
:2012/01/23(月) 21:11:57
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/national/20120123-OYT1T00341.htm
市長選候補事務所近く路上にくぎ200本
22日午後8時過ぎ、栃木県那須塩原市で、市長選に立候補していた新人で前同市副市長の君島寛氏の事務所近くの路上で、くぎが散乱しているのが見つかった。
那須塩原署は「事件の可能性を含め、調べている」としている。
同事務所などによると、長さ約5センチで、計約200本見つかった。午後8時10分頃、事務所に面した那須塩原市東小屋の市道で、車で走行中の支援者が道路脇に落ちているのを発見。延長約150メートルにわたって散乱しており、支援者らで拾い集めた。車がパンクするなどの被害はなかった。
(2012年1月23日13時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20120123-OYT8T00076.htm
那須塩原市長に阿久津氏
「みんなの党」が支援初当選
当選を受け、渡辺喜美みんなの党代表(手前左)と万歳をする阿久津氏(同右)(22日午後11時40分、那須塩原市末広町で) 栗川仁・前市長の死去に伴う那須塩原市長選と同市議補選(欠員1)は22日、投開票が行われ、市長選は新人で前県議阿久津憲二氏(68)(無所属)が、前同市副市長君島寛氏(63)(無所属)を破り初当選した。投票率は50・12%と、3市町合併後初の選挙だった2005年の前々回(59・01%)を下回った。当日有権者数は9万3646人。
【市長選開票結果】
22,500 阿久津憲二68無所属新
22,500 君島 寛63無所属新
(開票率95%)
午後11時半頃、同市末広町の阿久津氏の事務所に当選の知らせが伝えられると、集まった支持者たちから歓声と大きな拍手がわき起こった。トラック荷台の特設の壇上で阿久津氏は、「結果を謙虚に受け止めながら、これからの市政運営に全力で取り組みます」と語った。告示後、阿久津氏と二人三脚で街頭や個人演説会をこなし、支持を訴えた渡辺喜美みんなの党代表も「那須塩原市を変えたいという方に軍配があがった」と当選を祝った。
出馬表明は昨年12月23日で急ぎ足だったが、同党の全面支援を受け、昨年4月の県議選の後援会組織をフル動員、巻き返しに成功した。特に、君島氏が副市長時代に発生した東日本大震災の対応のまずさや放射能対策の遅れを徹底的に批判、「変革か、現状維持か」「市民の市役所に変えよう」と強く訴えた。公約に、子供と妊産婦を守る放射能対策の強化のほか、市長の退職金ゼロや給与30%カット、再生可能なエネルギー発電の整備促進などを掲げた。みんなの党の12人の県議と同党系市議に、一部自民党系市議も加わり、終盤は市政批判を強調、支持層、浮動票の掘り起こしに総力を挙げた。
一方、君島氏は副市長を1期4年務めたものの知名度が低く、長い政治活動歴の阿久津氏の追い上げをかわすことができなかった。公約として放射能対策の推進や産廃処理施設新設阻止などを訴えたが及ばなかった。
組織的には栗川氏の後援会と、自民党県議と同党系市議、公明党市議らの支援を受け、商工業者や建設業者などに食い込んだが逆に切り崩しにもあった。君島氏は「私の努力のいたらなさ。反省している。皆様の努力に報いることができなかった」と語った。
那須塩原市長選と同時に行われた市議補選(欠員1)は、金子哲也氏が当選を果たした。
◆市政変革を求めた市民
みんなの党代表のおひざ元で、初の同党系市長が誕生した。渡辺代表は、今回の選挙を「おれの選挙」と公言して陣営を鼓舞、連日遊説して回るなどし、東日本大震災の対応のまずさなど変革を求めた市民の危機感が色濃く反映する結果となった。
選挙戦では、栗川前市長の女房役だった前副市長君島氏を相手に、その行政運営を批判した。同党のアジェンダ(政策課題)の多くを公約に掲げ、「大阪維新を那須塩原で」と訴えた。
同市は、福島第一原発事故後、塩原・板室温泉への観光客は激減、有効求人倍率は低迷が続く。雇用の確保を求める市民の要望は根強い。対応が遅いと指摘されている放射性物質への対策、小学校の統廃合問題や基幹産業の農業振興策。そして既設は約120か所、稼働中36か所、計画中17か所という産廃処理施設問題など課題が山積する。スピード感ある行政運営を期待したい。(佐藤範明)
(2012年1月23日 読売新聞)
3993
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チバQ
:2012/01/23(月) 21:35:11
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001201230005
東海村議選 顔ぶれ決定 原発議論は低調
2012年01月23日
東海村議選(定数20)は22日投開票され、新議員の顔ぶれがすべて決まった。村に立地する日本原子力発電東海第二原発の廃炉を村上達也村長が主張するなか、原発推進寄りとみられる議員と脱原発寄りの議員との構成比は選挙前とほぼ変わらなかった。原発問題を正面から訴える候補が限られ議論の盛り上がりに欠けた選挙戦となったが、脱原発を明確に掲げた候補1人が大きく票を伸ばした。当日有権者数は2万9723人、投票率は59・52%で前回67%を7・48ポイント下回り、過去最低を更新した。
20人の内訳は現職15人、新顔5人で、党派別では民主1、公明2、共産2のほかは無所属。
東日本大震災後、村で初めての選挙。脱原発を掲げる村上村長は東海第二原発の運転再開の是非が争点になるべきだと訴えたが、村民の意見も分かれるなか、態度を明示しない候補が大半のまま終始した。
3994
:
チバQ
:2012/01/24(火) 21:41:31
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nasushiobara/news/20120124/705831
那須塩原でみんな系首長誕生も「想定外」の接戦 自民、攻略へ手応え
(1月24日 朝刊)
22日投開票の那須塩原市長選は前県議で新人の阿久津憲二氏(68)が初当選し、全国初のみんなの党出身首長が誕生した。みんな、自民両党の国会議員が応援に入るなど終盤に「政党対決」の色が濃くなったが、おひざ元での接戦を制したみんなの渡辺喜美代表は面目を保った格好だ。ただ薄氷の勝利に、選挙戦略で課題を指摘する声も。一方、敗れた対立候補を支援した自民は、今後の首長選や次期衆院選に向け渡辺氏攻略に一定の手応えも口にする。
23日未明。歓喜に沸く阿久津氏の選挙事務所で記者団の取材に応じた渡辺氏は「今後の選挙に弾みがつく」と喜びを隠さなかった。
渡辺氏はほぼ連日、街頭でマイクを握り阿久津氏を応援した。「自分の選挙でもここまでやらない」(関係者)ほどの熱心さ。阿久津氏は幅広い支持を集めるため、同党の推薦を受けずに政党色を薄めようとしたが、結果的に渡辺氏の動きが目立つ戦いとなった。
渡辺氏は「終盤の追い上げで最後に追い抜くことができた」と強調。同党が掲げるアジェンダ(政策課題)と協調した公約を掲げた阿久津氏の市政運営に期待を寄せた。
渡辺氏直系の首長が誕生した意味は大きい。ただ114票差の僅差に、党内からは「勝負には勝ったが内容では負けに等しい」と厳しい見方も出ている。
「勝ち方にこだわりたい」。ある同党関係者は告示前に語っていた。年内の解散・総選挙が取りざたされる中、渡辺氏の地元で大勝し、一気に党勢拡大を図る思惑があった。それだけに、接戦は「想定外」と映った。
要因として挙がったのが、渡辺氏の支持者の一部が対立候補を支援したことだ。同党関係者は「阿久津氏がみんなの党色を強く出さなかったので、支持者がまとまらなかった」とも指摘した。
一方、阿久津氏に肉薄した君島寛氏(63)には終盤、自民党の上野通子、三原じゅん子の両参院議員らが街頭で応援のマイクを握った。
君島陣営では「勝てる選挙を落とした」と落胆の声が相次いだが、自民県連関係者は「渡辺氏があれだけ動いたのに票差が開かなかった。みんなの党に陰りが出てきた証拠だ」「いい意味で、今後の選挙戦略を練り直す」と次を見据える。
自民は渡辺氏の地元3区で候補者公募を行い、全面対決する構え。4月の矢板市長選は同じ3区内。自民は現職を支援するとみられ、みんなは新人を擁立する。再び「みんな対自民」の構図となる可能性が高い。
両党が今回の選挙結果をどう生かすかが鍵になりそうだ。
3995
:
チバQ
:2012/01/24(火) 21:44:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120123-00000020-mai-soci
<茨城・東海村議選>「廃炉」を訴えた現職が4位当選
毎日新聞 1月23日(月)10時57分配信
日本原子力発電東海第2原子力発電所が立地する茨城県東海村で22日夜、任期満了に伴う村議選(定数20)が投開票された。「東海第2原発廃炉」を掲げた現職が大きく票を伸ばし、新人1人が「脱原発」を訴える村上達也村長支持の会派入りを表明。原発推進派は改選前の過半数を失う見通しで、「脱原発」に半歩進んだ形となった。
原発問題を正面から訴える候補が少ない中、「廃炉」を訴えた現職の相沢一正氏(70)は1040票で4位当選。前々回は落選、前回選は16位当選で、今回は「脱原発」層の支持を得た。相沢氏は当選後「大きな手応えを感じていた。東海第2の廃炉と脱原発を本格的に推進できる状況になった」と語った。
原発に前向きな姿勢の2会派は改選前は計11人だった。初当選した新人の元村部長、照沼昇氏(59)は毎日新聞の取材に、村長支持会派に「入る方向でいきたい」との考えを表明。現職引退も加わり、2会派は1人減の10人となる見通しとなった。投票率は59.52%で、前回(67.00%)を下回った。【大久保陽一】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00000058-san-l08
東海村議選 原子力発祥の地、廃炉派苦戦 茨城
産経新聞 1月24日(火)7時55分配信
22日に投開票された東海村議選(定数20)では、東海第2原発(同村白方、定期検査中)の問題に関し、「廃炉にすべきだ」との意見を表明した候補者6人のうち、相沢一正氏が前回(平成20年)より大きく得票数を伸ばしたものの、新人1人が落選し、そのほかの4人は中下位当選と苦戦した。一方、条件付きも含め再稼働容認派とみられる新議員は多く、「日本の原子力発祥の地」の議会は今回も過半数を占めたようだ。(西川博明)
◇
産経新聞は今月、村議選候補21人にアンケートし、19人から回答を得た。当選者20人のうち、東海第2について「廃炉にすべきだ」とした候補者は5人にとどまった。一方、「再稼働すべきだ」が1人、残り14人は「その他」との回答や未回答で態度を保留していた。
「廃炉」派は大きく明暗が分かれた。新人の堀江俊之氏は落選し、共産の現職2氏は前回より得票数を落とした。村上達也村長に意見が近い新人の照沼昇氏は中位で、村長に近いとされる会派「光風会」の豊島寛一氏は下位当選にとどまった。一方、「脱・原発」派で知られる相沢氏が前回より約5割も票数を伸ばして4位。「廃炉」に同意する有権者の票が集中したとみられる。
これに対し、唯一「再稼働すべきだ」と回答した飛田静幸氏は前回同様、11位の得票だった。
得票順上位10人のうち、相沢氏を除く9人がアンケートで「その他」と回答。前回同様、トップ当選の越智辰哉氏は「判断できる材料に乏しく、雇用や村財政、国の政策も含めて総合的に考えなければ」との考えを示していた。
2、3位当選は日本原子力研究開発機構職員の新人2氏。吉田充宏氏は「福島の事故を踏まえた安全対策を進め、議会や住民の議論に基づき国と事業者が判断されるもの」とし、武部慎一氏は「科学的な根拠に基づく十分な審議で判断」との考えを示していた。
東海村は日本で初めて原子炉に灯がともった「原子力発祥の地」。村議会は原発容認派が“潜在的”に多いという。「みらいの会」、「新和とうかい」の会派もこれまで原発推進、容認派とされてきた。
東海第2の定期検査は8月上旬に終わる予定。今回の選挙で村議会の構成は大きく変化しておらず、東海第2「廃炉」へ大きくかじを切った村上村長と議会との対立はしばらく続きそうだ。
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:
チバQ
:2012/01/24(火) 21:51:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20120124/CK2012012402000064.html
東海村議選 日立労組支持の越智氏トップ
2012年1月24日
東海村議選でトップ当選を決めた越智辰哉氏=22日深夜、東海村須和間の事務所で
日本原子力発電(原電)東海第二原発の「再稼働」是非をめぐる議論が盛り上がらず、過去最低の投票率となった東海村議選(定数二〇)。全投票数の約一割を獲得してトップ当選したのは日立製作所労組などが支持母体の現職、越智辰哉氏(民主)だった。「脱原発」を訴えた現職の相沢一正氏(無所属)は前回より、大きく票を伸ばした。 (井上靖史)
越智氏は当選が決まった後、選挙事務所で「組織に加え、四年間の仕事を村民に評価してもらえた」と勝因を話した。選挙戦で東海第二原発の再稼働の賛否を明確にしなかったが、今後の原発のあり方を「議会として事業者の原電に安全性の説明を求め、廃炉にするメリット、デメリットをしっかり整理して議論したい」と抱負を述べた。投票率が過去最低だったことには「反省しなければ」と話し、満面の笑みはない。
選挙戦で「廃炉」を主張していた五人が当選。かねて「廃炉」を提唱している村上達也村長の支持会派を合わせると計八人になる。改選前より一人増えたが、原発の推進派が過半数を占める構図は従来と変わらないとみられる。
「脱原発」派で目を引いた相沢氏は、これまでの選挙で一貫して「脱原発」を訴えてきた。今回は前回四年前の六百九十九票の約一・五倍に当たる千四十票を獲得した。
3997
:
チバQ
:2012/01/24(火) 22:39:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120124-OYT8T00082.htm
政調費 自・民・公返還へ 川崎訴訟
川崎市議の政務調査費の目的外支出を巡り、川崎市長に対し、自民、民主、公明の市議会3会派に計約1億1740万円を返還させるよう命じた横浜地裁判決を受け、23日、3会派ともに返還請求額と利息を全額支払うことが決まった。阿部市長は報道陣の取材に「自発的な返納で、問題を解決する積極的な取り組みは歓迎する」として、「判決通り解決できれば、控訴する必要はない」と述べた。
自民、民主は先週末、返還方針を示し、公明も23日、「裁判の結果を重く受け止める」と返還を発表した。自民は計約8000万円で、関係する市議、元市議は19人。1人平均約420万円の支払いとなる。市議会局によると、民主は返還請求額約2753万円、利息約1023万円の計約3776万円。関係者は18人で負担額は平均約210万円。公明は返還請求額約3247万円、利息約1204万円の計約4450万円。市議10人、元市議4人が平均約320万円を支払う。
(2012年1月24日 読売新聞)
3998
:
チバQ
:2012/01/24(火) 22:42:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00000070-mailo-l08
選挙:東海村議選 原発推進派が過半数失う 会派再編へ動き、「脱原発」寄りに変化も /茨城
毎日新聞 1月24日(火)11時42分配信
任期満了に伴う東海村議選(定数20)が22日、投開票された。「東海第2原発廃炉」を訴えた現職が大きく票を伸ばしたほか、新人の1人は、脱原発を訴える村上達也村長支持の会派入りを表明。さらには「脱原発」を軸に会派再編を模索する動きも出ており、これまで原発推進派が過半数を占めてきた村議会が、脱原発寄りに変化する可能性が出てきた。
原発問題を正面から掲げる候補者が少ない中、「東海第2原発廃炉」を訴えた現職の相沢一正氏(70)は1040票を獲得し、4位当選。前々回は落選、前回は16位当選で、今回は広く「脱原発」を支持する層の票の取り込みに成功した。当選が決まった相沢氏は「大きな手応えを感じていた。東海第2の廃炉と脱原発を本格的に推進できる状況になった」と語った。
また、改選前は原発に前向きな姿勢を取る2会派が過半数の11人を占めていたが、今回初当選を果たした元村部長、照沼昇氏(59)は毎日新聞の取材に、村上村長支持の会派入りについて「入る方向でいきたい」との考えを表明した。
脱原発を軸にした新たな会派の設立に向けた動きも水面下で始まっている。相沢氏は、毎日新聞の取材に「同じ考えを持つ人と話し合っていきたい」と述べ、新会派の設立に意欲を示した。また、照沼氏の当選に伴い、原発推進の2会派は改選前の過半数を失った。毎日新聞が実施した候補者アンケートでは、村長の脱原発、廃炉発言を支持するとした当選者は6人おり、今後、どのような広がりを見せるか注目される。
ただ、村上村長が「私が『脱原発』というアドバルーンをあげたのだから、候補者にも声をあげてほしい」と期待したのとは裏腹に、選挙の争点としてはかすみ、低投票率につながったのも事実。村長は22日夜、照沼氏の事務所で報道陣に「候補者数が少なく、信任投票的な選挙になってしまった。もっと活発な選挙戦を期待していたのだが」と総括した。【大久保陽一】=一部地域既報
………………………………………………………………………………………………………
◇東海村議選開票結果(定数20−21)
当 1745 越智辰哉 39 民現
当 1690 吉田充宏 51 無新
当 1115 武部慎一 58 無新
当 1040 相沢一正 70 無現
当 979 岡崎悟 54 公現
当 934 江田五六 62 無現
当 924 植木伸寿 49 公新
当 878 河野健一 37 無現
当 844 大内則夫 62 無現
当 823 村上孝 68 無現
当 804 飛田静幸 55 無現
当 734 村上邦男 63 無現
当 721 照沼昇 59 無新
当 711 川崎和典 64 無新
当 699 大名美恵子 57 共現
当 595 鈴木昇 60 無現
当 591 豊島寛一 67 無現
当 569 川崎篤子 59 共現
当 532 舛井文夫 65 無現
当 483 恵利いつ 55 無現
120 堀江俊之 52 無新
=選管最終発表
1月24日朝刊
3999
:
とはずがたり
:2012/01/24(火) 23:23:22
>>3998
凄いなぁ。。或る意味原発関連産業で持ってる東海村なんだが。
4000
:
名無しさん
:2012/01/25(水) 18:53:19
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2012/01/25/20120125dde012010004000c.html
特集ワイド:ザ・るぽ 茨城・東海村議選 「見えざる声」票に
広い畑のまんなかの道路で、吉田充宏さんは人が集まらなくても、こまめに演説をしていた=茨城県東海村で2012年1月19日午後1時50分ごろ、宍戸護撮影 「脱原発」に向かうのか、それとも原発に頼り続けるのか。東京や大阪で住民投票に向けた署名運動が続く中、日本の原子力発祥の地と言われる茨城県東海村で任期満了に伴う村議選があった。人口約3万8000人のうち3分の1以上が原子力関連施設の従業員や家族とされる村で、候補者は何を訴え、有権者はどう感じたか。そこには、この国の「未来」が二重写しになっているかもしれない。
【宍戸護】
◇10超える原子力関連施設 演説聴く人影はなくても、関心高かった「明確な賛否」
「選挙戦で手応えを感じた通りの得票になりました。『脱原発』に向けて弾みがつきそうです」。投開票日の22日夜。JR東海駅近くの自宅で当選の報を受けた無所属の相沢一正さん(70)は、ほっとした表情でそう話した。
県歴史館研究員などの傍ら1970年代から県内の脱原発活動に携わり、00年の村議選で村政史上初の「脱原子力」を掲げる村議として初当選。04年に落選したが、08年に返り咲いていた。
今回の村議選は、定数20に対し現職15人、新人6人が立った。原子力への姿勢でみると、選挙前は「推進寄り」とされる保守系2会派で過半数の11人を占め、残る9人は脱原発派か慎重・中立派だ。この構図がどう変わるか。
振り返れば、東海村の日本原子力研究所(原研=05年に日本原子力研究開発機構)で実験炉が臨界に達し、国内で初めて「原子の火」がともったのは1957年。今、車で10分ほどで走り抜けられる狭い村内には、旧動力炉・核燃料開発事業団(動燃=核燃料サイクル開発機構を経て05年に日本原子力研究開発機構)、日本原子力発電(原電)の東海第2原発(78年に運転開始)など10を超える原子力関連施設が、ひしめきあう。
99年には核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)東海事業所で国内初の臨界事故が起き2人が死亡、村民ら600人以上が被ばくした。さらに昨年の東京電力福島第1原発事故を受け、村上達也村長(68)は「脱原発」「(村中心部まで約4キロで、定期点検中の)原電東海第2原発の廃炉」を明確に打ち出した。
そんな状況下で争われた村議選。1人しか落選しないだけに盛り上がりに欠け、投票率は59%と前回の67%を下回った。だが、そんな中で相沢さんは、前回の699から大幅に票を伸ばし1040票を獲得。得票順位も16位から4位へとジャンプアップした。
実は、選挙活動を追っているときには、これほどの結果は予想していなかった。
「福島第1原発の惨状を考えれば、脱原発に到達せざるを得ない。古い東海第2原発は再稼働せず、廃炉にすべきです……」。選挙期間中のある日。新興住宅地の街頭で相沢さんがそう訴えたが、聴衆の姿はなく、周囲の家のカーテンも閉じたまま。ただ辺りをよく見ると、50〜100メートルも離れた路上や庭先に、耳を傾けているかに思われる人影がポツリ、ポツリ。
その一人、自営業の男性(63)は「お客さんの半数近くは原子力関係者だから、表立って『脱原子力』の話はできないけど、相沢さんの話を聴いてみようと思ってね」。1歳の孫と一緒に自宅の庭で演説を聴いていた主婦(67)は「東海第2原発がとても気になります」と話した。
こうした「見えざる声」の広がりを感じると相沢さんは強調する。「脱原発も廃炉も、3・11以前は村内で口に出せる言葉じゃなかったが、今では普通に話せるようになった。村の人たちの原子力への意識が、大きく変わってきていると思います」
4001
:
名無しさん
:2012/01/25(水) 18:53:37
■
22日夜、相沢さん宅から800メートルほど離れたビルでは、原発容認派の無所属新人、吉田充宏さん(51)が満面の笑みを浮かべていた。それもそのはず、全体で2位の1690票を獲得し堂々の初当選だ。「原子力の話を村民に伝えていかないといけない、絶対にやっていきます」。原子力関連事業所の関係者が詰めかける中、力強く宣言した。
高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営し、多数の原子力関連研究をしている日本原子力研究開発機構の職員(課長補佐クラス)。79年、旧動燃に入った後、労組東海支部の委員長などを経て、労組の先輩で今回引退する猫塚豊治さん(72)の「後継者」に。村では40年以上前から、旧動燃・核燃機構、旧原研の職員が労使合わせて2〜4人ずつ村議選に立ち、議席を占めてきた。
9期務めた猫塚さんは「初めて立った36年前は使用済み核燃料の再処理に反対する人が多く、議員として再処理を正しく伝えたかった」と振り返る。当時、定時出退社の原子力関連施設は人気の職場で、就職あっせんの依頼が相次いだ。(電源3法交付金などを元手に)公共施設の充実にも努めたと言う。確かに村内を巡ると、飲食店の多さが目立ち図書館なども立派だった。ひなびた村のイメージはない。
「東海第2をそんなに簡単に廃炉にしていいのか」「原子力は50年先のエネルギーの選択肢の一つ」。選挙で吉田さんは原子力事業の重要性を訴えたが、やはり聴衆はほとんどいない。同行した日、演説10カ所目でようやく女性(69)が家から出てきた。「原子力は怖いけど、東海第2原発のような大きな建物を廃炉にするといっても、技術的に大変だと思う」。そして「子供が原子力関連施設で働いているんです」と明かした。
再び当選祝いの会場。原子力関連の地元労組幹部が力強くあいさつした。「全力でやらせていただきました」
■
得票の上位を占めたのは、多い順に、原発メーカーの日立製作所社員、日本原子力研究開発機構の職員2人、そして相沢さん。かつてない危機感が「原子力ムラ」の団結を強めた一方で、「脱原発」を掲げる村長寄りの議員が1人増え、推進寄りとそれ以外が10人ずつの同数となった。
原発への賛否を明確にしなかった候補は伸び悩んだようだ。2期目の当選をした恵利いつさん(55)も「原子力は議論を尽くして乗り越えていく問題」と演説したが、票数は微減。「内心では脱原発だが、はっきり言っていいのか悩ましい。有権者にはどちらサイドの人もいるわけですから」と胸の内を明かした。
それぞれの選挙事務所から夜の街にもれる明かりを見ながら、東京大大学院生で社会学者の開沼博さんが福島第1原発の歴史的背景を追った著書「フクシマ論 原子力ムラはなぜ生まれたのか」の一節を思い出していた。
<全体に危機感が表面化しない一方で、個別的な危険の情報や、個人的な危機感には「仕方ない」という合理化をする。そして、それが彼らの生きることに安心しながら家族も仲間もいる好きな地元に生きるという安全欲求や所属欲求が満たされた生活を成り立たせる。(略)原子力ムラの側が自らで自らの秩序を持続的に再生産していく>
この選挙結果は、一大原子力センターがある村の構造を変えるのか、変えないのか。まだ分からない。
4002
:
チバQ
:2012/01/25(水) 21:44:30
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001201250001
民主県連、再びトップ不在
2012年01月25日
八ツ場ダム建設再開反対の緊急抗議集会であいさつする中島政希衆院議員=17日、東京都千代田区永田町2丁目
八ツ場ダムの建設再開を批判し、民主党本部に離党届を出していた中島政希衆院議員(比例北関東)の離党が24日、承認された。党県連会長代行だった中島氏の離党で、またしても「トップ不在」となった県連。総選挙の足音が次第に大きくなる中で、県連の足並みは乱れたままだ。
2009年の総選挙で、自民党が独占していた県内五つの小選挙区のうち3議席を獲得するなど、民主党の県勢は比例区も含め6人が当選した。
しかし、10年の参院選で県連会長が落選し、当選1回の中島氏が会長代行に就いた。保守系と労組系といった支持基盤の違いなどから、国会議員間の対立は深く、役員会の開催ができず要職不在が続いている。
八ツ場ダムの建設再開には県連は反対でまとまっていた。中島氏は昨年末に離党届を提出した際、「政権公約に明白に違反し、国民の信頼を裏切る。到底容認できるものではない」と記者会見で述べた。
桑原功衆院議員(比例北関東)は、中島氏の思いに理解を示す一方で、「会長代行という立場でありながら、突然の離党は無責任だ」と憤る。
三宅雪子衆院議員(比例北関東)は「どうしたものか。八ツ場ダムについては、生活再建法案もあるので、一緒にやっていきたかった」と困惑気味だ。
11年の県議選で落選したが、幹事長にとどまる前県議の久保田務氏が、中島氏の離党表明を受け、昨年末、残る5人の国会議員に役員会の開催を持ちかけたがまとまらない。次回の開催予定は決まっていない。
中島氏は次期会長について、唯一当選回数が2回である石関貴史衆院議員(群馬2区)が妥当、という考えを明らかにするが、内部からは「1回も2回も関係ない。そういうのは、自民党の古い考え方と同じだ」と批判の声があがる。
「県連がなくちゃ困るということはない。トップがいないと、集まった時に司会者がいないくらいのものだ」と県連そのものに懐疑的な議員もいる。
柿沼正明衆院議員(群馬3区)は「近く集まりをもうけたい。これからは、開かれた民主党にしたい」と話した。
当の中島氏は「県連には、あまり心配はしていない。伝統と慣習に従って運営されていくと期待します」と取材に答えた。(牛尾梓)
4003
:
名無しさん
:2012/01/27(金) 12:44:00
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20120127ddlk09010143000c.html
藤井・宇都宮市議:議会欠席問題 違反認定見送る−−市議会倫理委 /栃木
宇都宮市の藤井弘一市議(66)が個人的な旅行で昨年12月の定例市議会を欠席した問題で、市議会倫理委員会は、同市議の行為を倫理条例基準違反とする認定を見送った。
条例違反の認定に委員8人の3分の2に当たる6人以上の同意が必要だったが、採決では5人しか同意しなかった。
藤井市議は昨年12月6、7日の本会議を私的な旅行で欠席。「正当な理由なく本会議に欠席し、議員の品位と名誉を害し、市民の信頼を著しく損なった」などとして、自民や市民連合など4会派が倫理委の設置を求めた。【吉村周平】
4004
:
チバQ
:2012/01/27(金) 19:34:08
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012012790122739.html
混入票隠ぺい受け 海老名市選管、委員を公募へ
2012年1月27日 12時27分
昨年十一月の神奈川県海老名市議選で、確定票に混入票があったことを市選管が隠していた問題を受け、選管委員を選出する市議会は、次回の選出から公募する方針を決めた。市によると、選管委員の公募は県内では初めてで、全国的にも珍しいという。
任期四年の市選管委員は四人。ほかに欠員時などに対応する補充員が四人いる。選管委員と補充員は今年十二月に任期切れとなる。これまでは市内を四地区に分け、各地区代表の市議が推薦した人を、市議会各派の代表者の協議で候補者として決め、選んでいた。
公募は市内の有権者が対象。職務の適性があり意欲のある人を求めている。一次審査で応募動機を記した書類や小論文で、候補者を選ぶ。市議会の各派代表者ら十人程度で選考し、市議会に諮る。
記者会見した市議会の氏家康太議長は「今回の一番の問題は、ミスを隠していたこと。選挙は民主主義の根幹であることから公募制を決めた」と述べた。今回の問題を受け、辞意を表明した委員もいるが、まだ辞表は提出されていない。
(東京新聞)
4005
:
チバQ
:2012/01/27(金) 19:34:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120127-OYT1T00280.htm
市議選まれに見る激戦、関心呼んだ理由は…
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市選管は39人分のポスターが貼れる掲示板を用意した。通常は30人分だという(守谷市役所で) 29日告示、2月5日投開票の茨城県守谷市議選は、定数20を大幅に上回る34人が立候補の準備を進めており、まれに見る激戦となる見通しだ。
「茨城都民」と言われる新住民が多い土地柄でしがらみが少ないうえ、東日本大震災や福島第一原発事故をきっかけに、市民の政治への参加意欲が高まったのも一因になっているようで、市選挙管理委員会は「有権者の選択肢が増え、歓迎すべきこと」としている。
34人が立候補した場合、市制移行前の守谷町議会の定数が22から20に削減された1984年の町議選以来、最多となる。これまでの最多立候補者数は88、92年の24人だった。特に新人は16人と前回の8人から倍増する見込みで、このうち女性は2人。
立候補を予定している新人の経歴をみると、高校教諭、産業技術総合研究所職員、1級建築士、元プロボクサーなど様々。市は2005年8月につくばエクスプレス(TX)守谷駅が開業したこともあって新住民が増えており、市選管は「立候補予定者の中には新しく守谷市に移ってきた人も目立つ」としている。
震災を機に、市政への関心を強めた人も多い。市は県内でも放射線量が比較的高く、ある新人男性は「震災と原発事故に触発され、防災を含めた政策決定の場に参加したいと思うようになった」と立候補を決めた動機を語る。別の新人男性も「自分が持つ通信技術を市の防災対策に役立てたい」と話す。道路整備など生活環境の改善を求める市民運動をしてきたが実現せず、「自ら議会を動かすしかない」と立候補に踏み切る新人男性もいる。
こうした新人の立候補の動きに、現職男性の一人は「我々も、うかうかしていられない。有権者の厳しい審判をこれまで以上に意識して議会活動に臨まなければ」と気を引き締める。一方で、ある県議は「昨年5月にみんなの党が新人3人を公認したのを機に立候補を表明する新人が増えた。今年12月に任期満了を迎える市長選や、今後の国政の動きをにらんだ前哨戦になるかもしれない」と話した。
(2012年1月27日11時06分 読売新聞)
4006
:
チバQ
:2012/01/27(金) 19:37:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20120126-OYT8T01321.htm
守谷市議選 激戦の見通し
29日告示 震災で市政に関心強まる
市選管は39人分のポスターが貼れる掲示板を用意した。通常は30人分だという(守谷市役所で) 29日告示、2月5日投開票の守谷市議選は、定数20を大幅に上回る34人が立候補の準備を進めており、まれに見る激戦となる見通しだ。「茨城都民」と言われる新住民が多い土地柄でしがらみが少ないうえ、東日本大震災や福島第一原発事故をきっかけに、市民の政治への参加意欲が高まったのも一因になっているようで、市選挙管理委員会は「有権者の選択肢が増え、歓迎すべきこと」としている。
34人が立候補した場合、市制移行前の守谷町議会の定数が22から20に削減された1984年の町議選以来、最多となる。これまでの最多立候補者数は88、92年の24人だった。特に新人は16人と前回の8人から倍増する見込みで、このうち女性は2人。
立候補を予定している新人の経歴をみると、高校教諭、産業技術総合研究所職員、1級建築士、元プロボクサーなど様々。市は2005年8月につくばエクスプレス(TX)守谷駅が開業したこともあって新住民が増えており、市選管は「立候補予定者の中には新しく守谷市に移ってきた人も目立つ」としている。
震災を機に、市政への関心を強めた人も多い。市は県内でも放射線量が比較的高く、ある新人男性は「震災と原発事故に触発され、防災を含めた政策決定の場に参加したいと思うようになった」と立候補を決めた動機を語る。別の新人男性も「自分が持つ通信技術を市の防災対策に役立てたい」と話す。道路整備など生活環境の改善を求める市民運動をしてきたが実現せず、「自ら議会を動かすしかない」と立候補に踏み切る新人男性もいる。
こうした新人の立候補の動きに、現職男性の一人は「我々も、うかうかしていられない。有権者の厳しい審判をこれまで以上に意識して議会活動に臨まなければ」と気を引き締める。一方で、ある県議は「昨年5月にみんなの党が新人3人を公認したのを機に立候補を表明する新人が増えた。今年12月に任期満了を迎える市長選や、今後の国政の動きをにらんだ前哨戦になるかもしれない」と話した。
(2012年1月27日 読売新聞)
4007
:
チバQ
:2012/01/29(日) 20:43:08
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120129/crm12012919350007-n1.htm
「演説うるさい」と市議選候補者を暴行 公選法違反容疑で男逮捕
2012.1.29 19:34
茨城県警取手署は29日、同日告示の同県守谷市議選の候補者に暴行を加えたとして、公選法違反(選挙の自由妨害)で同市本町、会社員、森本隆容疑者(59)を逮捕した。
取手署によると、「演説がうるさかったのでやめさせたかった」と供述している。
逮捕容疑は29日午前10時半ごろ、守谷市本町の選挙事務所の駐車場で、候補者男性に「うるせえんだよ」と暴言を吐き、背中を殴った疑い。
候補者は支持者ら20〜30人を集め、出陣式をしていた。同署は政治的な動機はないとみている。
4008
:
チバQ
:2012/01/30(月) 22:33:04
>>3989
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120130-00000045-mailo-l11
選挙:上尾市長選 告示 現職と3新人出馬 /埼玉
毎日新聞 1月30日(月)11時14分配信
任期満了に伴う上尾市長選が29日告示され、新人で元県議の尾花正明氏(60)=共産上尾市委員会支持▽新人で元市議の武藤政春氏(65)=民主推薦▽再選を目指す現職の島村穣氏(67)=自民、公明推薦▽新人で会社役員の西田米蔵氏(65)のいずれも無所属の4人が届け出た。現職に対し新人3人が挑む構図になった。
尾花氏は午前10時からJR上尾駅東口で第一声。「市は借金財政。知恵と努力がなく損をしている」と指摘。小中学校の耐震化工事を最優先課題に挙げ「上尾の将来のため、市民生活本位の市政を確立する」と主張した。
武藤氏は同市川で、午前10時から出陣式を行った。武藤氏は「強い指導力で上尾を本当に住んで良かったという街へ」と訴え、財政健全化や市組織の変革、文化複合施設建設などを掲げた。新井弘治前市長らが出席した。
午前11時から同市久保で出陣式を開いた島村氏は「借金返済や、職員数の削減などに取り組んだ」と4年間の実績を強調した。「上尾は安定している。継続して市民の要望や意見を着実に実行する義務がある」と述べた。
午後3時から同市今泉1で出陣式を開いた西田氏は、既存政党を批判し、「人口23万人の首長として地方から政治を変え、日本の政治をまともにするしかない」と主張した。合併政策や老朽団地の建て替えなどを掲げる。
投票は2月5日午前7時から午後8時まで、市内40カ所で行われる。28日現在の有権者数は18万3974人。【林奈緒美、西田真季子、山本愛】
………………………………………………………………………………………………………
◇上尾市長選立候補者(届け出順)
尾花正明(おばな・まさあき) 60 無新
会社社長[歴]上尾青年会議所理事長▽市議▽県議▽上尾ロータリークラブ会長▽明大
武藤政春(むとう・まさはる) 65 無新
埼玉民社協会書記長▽民社人権会議事務局長[歴]日産ディーゼル社員▽市議▽横浜市大=[民]
島村穣(しまむら・みのる) 67 無現(1)
市長▽不動産管理業▽市体育協会長▽市観光協会長[歴]市民部長▽市議▽小松原高=[自][公]
西田米蔵(にしだ・よねぞう) 65 無新
電子機器製造会社会長▽上尾商工会議所議員[歴]電機会社員▽大阪・守口高
1月30日朝刊
4009
:
チバQ
:2012/01/30(月) 23:24:19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20120128/CK2012012802000059.html
県議会「通年議会」の定例会 回数見直し 意見割れる
2012年1月28日
県議会の議会あり方検討会が二十七日開かれ、定例会の回数を減らし、一回の会期を長くする「通年議会」の導入をめぐり、現行で四回開かれる定例会の回数見直しに向けて意見を交わした。一年間を通じて一回とする案と、二〜三回に分けるのが望ましいとする見解があった。
今月十一日の前回会合で、全ての会派が通年議会の導入を検討することで一致したのを受け、最大会派のとちぎ自民党議員会は、定例会を年一回にした際のモデルを示した。会期は四回の計約九十日から約三百四十日に延ばし、常任委員会も月一回ずつに開催日数を増やすことなどを説明した。
同議員会は「必要なときに必要な審議ができる」と、一年を通して定例会を開くメリットを強調。みんなのクラブも年一回とする案に同調した。
一方、公明党県議会議員会は「基本的に通年議会には合意」としながらも「年一回にすると(会期が長くなるため)拘束される。一年を通した会期で自由な活動ができるのか」と、年二〜三回も含めて検討すべきだと提案した。民主党・無所属クラブも年一回制には慎重な姿勢を見せた。
(神田要一)
4010
:
名無しさん
:2012/01/31(火) 17:30:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120131-00000071-san-l09
衆院栃木3区で自民県連 候補者あすから公募
産経新聞 1月31日(火)7時55分配信
自民党県連は30日、立候補予定者が空白だった衆院栃木3区について、次期衆院選に向けて候補者を2月1日から公募すると発表した。県連が国政選挙で候補者を公募するのは一昨年の参院選に次いで2回目。
県庁で記者会見した石坂真一幹事長は「広く多くの方から応募いただきたい」と呼びかけた。ただ、3区はみんなの党の渡辺喜美代表が地盤としているだけに「強力な候補が求められ、厳しい戦いに挑まなければならない」とも話した。
応募は、日本国籍を有せば、選挙区、県内外在住、政治経験などは問わない。2月29日午後5時までに、申請書や「日本の未来像と国政への提言」をテーマにした2千字程度の論文、誓約書などを提出する。選考委員会による書類選考の後、通過者に2次の面接を行う。公募で候補者に決まれば3区支部長となる。問い合わせは党県連(電)028・622・4100。
4011
:
名無しさん
:2012/01/31(火) 17:31:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120131-00000146-mailo-l09
選挙:衆院選 自民県連、3区の候補公募 みんなの党は4、5区も擁立へ /栃木
毎日新聞 1月31日(火)12時28分配信
次期衆院選に向け自民党県連は2月1〜29日の1カ月間、現職議員のいない栃木3区の候補を公募する。同選挙区では前回(09年)、自民党を離党しみんなの党を結党した渡辺喜美代表が14万票以上を得て圧勝。自民、民主とも有力な候補を擁立できず「空白」状態が続いていた。
県連によると、公募資格は被選挙権があれば政治経験の有無は問わず、選挙区外在住でも構わない。自薦、他薦共に受け付ける。指定の応募申請書や履歴書などの他、「日本の未来像と国政への提言」をテーマにした2000字程度の論文を提出してもらい、書類と面接で審査する。県連の石坂真一幹事長は「厳しい選挙戦になるのは周知の事実。日本と栃木の抱える問題にしっかり取り組める人材を見つけたい」と話した。
一方、みんなの党の渡辺代表は、29日に県内で開いた会合後、自民の候補公募について「ぜひ(候補を)立てていただきたい。投票率も上がるし、対立軸が明確になってよろしい」と歓迎。また、候補者が未定の4、5区にも擁立する考えを改めて強調した。
前回、比例北関東ブロックで当選した山内康一・同党国対委員長も、同ブロック(埼玉、茨城、栃木、群馬)内の小選挙区で立候補する方針を表明。渡辺代表は「現職なので比例ではなく小選挙区当選を目指す」と話し、県内選挙区からの出馬の可能性もあるとした。【吉村周平】
4012
:
名無しさん
:2012/02/01(水) 09:38:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120201-00000043-jij-pol
東京・国立市、住基ネットに再接続=拒否は福島・矢祭町のみ
時事通信 2月1日(水)9時4分配信
東京都国立市は1日、2002年12月以来離脱していた住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)に再接続した。同日、住民基本台帳カードの交付を希望する市民からの申請の受け付けを開始した。これで住基ネットに接続していない自治体は福島県矢祭町だけになる。
住基ネットは、住民の氏名、生年月日、性別、住所などを国と自治体で共有するシステム。市は02年8月から約4カ月間、住基ネットに接続していたが、情報漏えいに対する懸念などを理由に当時の上原公子市長の判断で離脱した。
11年4月の市長選で、住基ネットへの再接続を公約に掲げた佐藤一夫市長が当選。市長の指示で、再接続に向けた準備が進められていた。
4013
:
チバQ
:2012/02/01(水) 23:25:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120201/CK2012020102000081.html
前橋市長選 来年開館の美術館争点に
2012年2月1日
低層部分で改装工事が進む市美術館の入るビル=前橋市で
二月十二日告示、同十九日投開票の前橋市長選を前に、市が中心街で開館に向けて改装工事している市美術館の方向性が、立候補予定者の間で争点に急浮上している。無所属で新人の元県議、山本龍氏(52)は運営の見直しを主張。無所属で現職の高木政夫氏(61)は三十一日の定例会見で「運営を見直すつもりはない」と応酬し、対決色が強まっている。 (菅原洋)
市によると、美術館は市が所有する旧西武百貨店「ウォーク館」(同市千代田町)の地下一階と地上一、二階の延べ床面積約四千三百平方メートルを約十五億円で改装。大小の展示室六室や収蔵庫などを設け、学芸員は四人以上の体制で来年初めをめどに開館する。工事は昨年末に始まり、九月までに完工する予定。
市は中心街の活性化に向け、隣接する公共施設「前橋プラザ元気21」との相乗効果を期待している。
山本氏は「通常の美術館の機能を維持するには(自らの試算では)名画の購入や学芸員などで年に三億円以上掛かる」と指摘。「違約金が発生しないよう工事は変更せず、名画を購入しないなどで運営面を見直し、市民のギャラリーや芸術活動の支援センターにするべきだ」と提案する。
ただ、市の試算では、運営費は年に約二億円の予定。市は県内出身者の名画も一部所有するが、高木氏は「自分の任期中(二期)に高い美術品を買ったことはない」と、今後の名画購入については慎重な姿勢を示した。
他の二人の無所属新人は、社会福祉法人理事の亀田好子(たかこ)氏(56)が三十一日の会見で「美術館では(中心街の活性化に)集客効果はなく、税金が掛かり過ぎるのでは」と否定的な見解だ。
弁護士の樋口和彦氏(60)は三十日の会見で「美術館までの交通アクセスが課題だが、市民にとって必要で無駄がなければ、いいのでは」と柔軟な姿勢を見せた。
4014
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チバQ
:2012/02/04(土) 09:08:08
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120202/gnm12020219510006-n1.htm
【激戦・前橋市長選】
(上)富士見地区 合併の新票田 くすぶる遺恨
2012.2.2 19:46 (1/3ページ)
富士見地区市政報告会に集まった支援者に合併メリットを強調する高木政夫。合併反対派と推進派の遺恨解消を呼びかけた=1月19日、前橋市富士見町のJA前橋市富士見支所
前橋市北部の富士見地区選出の市議、近藤登は1月5日、市長選に出馬する山本龍のポスターを携え、不安な面持ちでJA前橋市富士見支所の玄関に立った。JA前橋市は昨年12月、同じく出馬予定の現職の高木政夫の推薦を決定。山本の選対幹部を務める近藤にとってはJAは“敵”そのものだ。
「山本のポスターを貼ってくださいませんか」
思い切ってポスターを職員に渡し、近藤はそそくさと支所を後にした。数時間後、再び支所に戻った近藤は、ポスター6枚が玄関や階段の人目につきやすい壁に貼られているのを確認、「敵の一角を崩せた」としたり顔を見せた。
一方で、山本陣営がやすやすとポスターを“自陣”に運び込んだため、高木陣営内で衝撃が走った。
慌てたJA幹部は山本のポスターをはがすよう職員に指示。6日には、支所の山本のポスターは跡形もなく消えていた。ポスターを巡る騒動について、樺沢福寿支所長は「何もいえない」と固く口を閉ざす。支所には破顔の高木のポスターだけが並ぶことになった。
両陣営が富士見地区で激しい票田の奪い合いをしているのにはワケがある。平成21年の旧富士見村と前橋市の合併後、初めて迎える市長選で、有権者数は1万8500人(昨年12月3日現在)を数える。市内16地区中、6番目に多い新票田のため、各陣営とも勝敗を決する最重要地区に位置付けているのだ。同地区では今でも合併を推進した高木と反対派との“遺恨”がくすぶっている。
4015
:
チバQ
:2012/02/04(土) 09:09:02
実際、合併で中核市になったことによる事業所税の導入、農地から宅地への転用が難しくなるなど、不満が募っている地主も多い。山本陣営の選対幹部は「潜在的な現職への批判票はかなりある」と自信満々。山本陣営は、この対立を利用して票を伸ばそうと考えたわけだ。
このため、自民推薦の山本は、出馬表明した直後の昨年11月、ほかの地区に先駆け、富士見地区に選挙対策事務所を立ち上げた。
選対は、ほかの地域と比べ重厚な120人規模で構成。役員には元村議や元村三役が顔をそろえた。さらに自民党からは県議の中村紀雄、狩野浩志、中沢丈一の3氏に加え、国会議員でも佐田玄一郎、中曽根弘文、山本一太の3氏の後援会富士見支部が全面協力。水面下では、農家の合併反対派から支援を次々と取り付けている。
選対事務長を務める中沢は「前回の市長選で自民推薦の故金子泰造が高木に約6千票差で負けた分を、富士見で取り返すんだ」と息巻く。
やがて、山本陣営があおった合併推進派と反対派の対立軸に高木は焦りを見せる。
「合併には賛成、反対があったが、今はひとつの前橋市だ。力を合わせなくてはいけない」
市長選まで残り1カ月に迫った1月19日。高木はJA前橋市富士見支所で開催した市政報告会で、集まった約300人の支援者の前で声を張り上げた。
報告会には当時、合併を推進した元富士見村長の福島節夫市議を招き、合併後のメリットを細かく説明。合併の成果を印象づけることに躍起になった。
さらに、高木陣営は道の駅「ふじみ」の新設や原小学校区の放課後児童クラブの設置、赤城山ヒルクライムの実施など20の合併成果をまとめたビラを作成。28日から富士見地区の各家庭にばらまき始めた。約7000世帯に配布する構えだ。
1月20日の高木のマニフェスト発表会。本紙記者を見つけた高木は本音をつぶやいた。
「(富士見支所の市政報告会を)君は録音していたよね。俺は録音されると、言いたいことが言えなくなるんだ」。
遺恨渦巻く富士見地区で神経をとがらせていた高木。両陣営の応酬は水面下で激しさを増しそうだ。(敬称略)
■富士見村合併問題
前橋広域圏の5市町村(前橋市・大胡町・宮城村・粕川村・富士見村)長が平成13年8月、17年3月までの合併に合意したが、富士見村は当時の関口隆正村長が村議会の圧力を受け合併に反対。
15年2月、合併推進派のリコールで関口村長が失職。同年12月、星野好孝村長のもと、合併の是非を問う住民投票で賛成が63%となった。その後、市と村が法定合併協議会を設置し、17年5月の合併で合意。しかし、9月に村議会が合併議案を否決。合併は暗礁に乗り上げた。
19年4月の村長選で合併推進派の福島節夫が当選したことで、20年1月に再び合併協議会が設置された。紆余(うよ)曲折を経て21年5月、合併に漕ぎ着けた。
4016
:
チバQ
:2012/02/04(土) 09:09:35
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120202/gnm12020220020007-n1.htm
【激戦・前橋市長選】
(中)「本気で当選させる気あるのか」“一枚岩”自民に不協和音
2012.2.2 19:52 (1/4ページ)
山本龍は自民党衆院議員の小渕優子(右)を招いた女性集会を開催。自民の全面支援を受け組織戦を繰り広げる=1日、前橋市問屋町の前橋問屋センター
1日、前橋市問屋町の前橋問屋センターのホールには女性ばかり200人が集まった。市長選に出馬する自民党推薦の山本龍は多くの視線を浴びて照れながら演説を行った。続いて、ゲストの同党衆院議員、小渕優子があいさつに立った。
「子育て世代に温かい前橋を、龍さんなら作ってくれる。龍さんを応援してください」
華やかな小渕の加勢で会場が大きな拍手で包まれる。事前に用意した椅子だけでは足りず、急遽(きゅうきょ)追加された。慌ただしく動くスタッフを見ながら、山本の選対役員を務める同党県議、中村紀雄は「想定以上の女性が集まった」とにんまりした。
選対役員には同党県議らが名を連ねる。さらに、最高顧問には参院議員の中曽根弘文と山本一太、衆院議員の佐田玄一郎が顔をそろえ、自民一色に彩られている。
山本陣営では表面的に自民が一致団結して選挙戦に臨んでいるようにみえる。だが、実際は必ずしも一枚岩ではない現実が見え隠れしている。
「本気で山本を当選させる気があるのか」
1月24日。山本選対の粕川地区幹事長を務める関根良穂は、市内の選対本部事務所で自民党関係者に詰め寄った。怒りの矛先は前橋が地盤の同党群馬1区支部長の佐田だった。
関根は佐田の粕川地区後援会幹事長を務める市議の小林岩男(真政会)が、高木陣営の支援市議団として活動していることに憤慨。「小林に対するけじめをつけなければ、次期衆院選で粕川地区は佐田を応援しない」とまで言い切った。
実際、市旧町村部で開かれた山本陣営の会合にほとんど顔を出さない佐田に対し、選対内でも「山本の支援を積極的にやっているとは思えない」と懐疑的な声が強まっていた。佐田は、こうした批判について、「小林には高木の支援を控えるようお願いしている。私は可能な限り会合に出ている。文句を言われる筋合いはない」と不快感を示した。
4017
:
チバQ
:2012/02/04(土) 09:10:07
また、高木が進めた市美術館の建設で昨年10月、競争入札が行われ、過去に佐田の父が社長を務めていた佐田建設を含めたJV(共同企業体)が落札。佐田は「落札の話は聞いていない。今は佐田建設と深い関係はない」と述べ、山本支持をあくまで貫く構えだ。
ただ、当の小林は「佐田後援会の立場と市長選の対応は別物だ。文句があるなら、佐田後援会を退会する」と語気を強める。佐田の思いとは裏腹に小林の心は高木にあるようだ。選対内の不協和音が、一枚岩で挑む巨大組織に“ひずみ”を生じさせている。
1月19日。小林の姿は市郊外の建設業者の自宅前にあった。隣には高木の妻、恵美子の姿もあった。2人が家の中に目をやると、自民党と山本のポスターが視界に入った。縁側に座っていた80代の建設業者の母を見つけるとやにわに話し始めた。
「山本さんとは知り合いなのですか」。恵美子が質問すると、女性は静かにうなずいた。恵美子が畳みかける。「息子さんと山本さんのどちらが大切ですか」。
女性は驚いた表情のまま、黙り込んだ。なぜなら、建設業者が市発注の工事を請け負っていただけに「現職の圧力としか考えられなかった」と女性は振り返った。
恵美子は自身の言動について「女性と山本さんとの関係を確認しただけだ。圧力をかけたわけではない」と説明した。
こうしたローラー作戦を高木陣営は着々と進めている。1月になり市内の建設会社には「住んで安心暮らして満足 元気で楽しい前橋」と書かれた高木陣営の白いのぼり旗が乱立し始める。その光景を目の当たりにした山本陣営の幹部は、「建設業界を総動員している」と戦々恐々とした表情でつぶやいた。
実際、高木は建設業やJAを中心に各種団体から推薦を取り付け、市長派の市議団19人を“武器”に選挙戦を展開。ただ、前回推薦を受けた民主、社民両党に推薦要請せずに、表面的には特定の政党に偏らない「市民党」を掲げている。党や業界のしがらみが対立や困惑を引き起こしつつある市長選。有権者はどう応えるだろうか。(敬称略)
4018
:
チバQ
:2012/02/04(土) 09:10:51
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120203/gnm12020310510005-n1.htm
【激戦・前橋市長選】
(下)新清掃工場建設反対3新人が同調 現市政の無駄遣い追及
2012.2.3 10:32 (1/3ページ)[2011統一地方選(群馬)]
前橋市に情報公開請求した「新清掃工場建設に関わる協議会議事録」を披露する山本龍。すべてが黒塗りされた内容に疑念を投げかけた=1月27日、前橋市日吉町のベイシア文化ホール
1月27日、前橋市日吉町のベイシア文化ホールで山本龍の市長選出馬に向けた政策発表会が開かれた。スクリーンに全ての文言が黒塗りされた異様な資料が映し出されると、会場内から大きなどよめきが起こった。
資料は同じく出馬する市長の高木政夫が推進してきた同市下増田町の新清掃工場建設説明会の議事録(平成19年)。市の推進理由と自治会側住民の反応が生々しく記録されているとみられていた。
「市が提示した回答がこれだ。何を隠そうとしているのか」
市は黒塗りにした理由について、「公開されないことを条件に意見交換したからだ」と山本に説明。このため、山本は集まった約2300人の支持者を前に、高木市政の「不透明性」を際立たせるように建設反対を表明した。
ほかの立候補予定者、福祉サービス事業所長の亀田好子、弁護士の樋口和彦の2人も山本に同調。新清掃工場が、ハコモノ(公共施設)政策を巡る大きな争点の一つになりつつある。
山本陣営は当初からハコモノに注目。徹底的に無駄遣いを追及する戦術を一貫して実行している。
山本選対役員の県議、中村紀雄が代表を務める「クリーン前橋作戦会議」は昨年秋、「高木市政の不都合な真実」と題したビラをひそかに作成。市内各世帯への配布を進めてきた。
ビラでは高木市政下の公共施設を巡る売買の実態を列挙。市が平成18年、旧消防本部跡地(前橋市本町)に提案した医療施設に入居希望が出てこなかったことや、市が約23億5千万円で購入した共愛学園跡地(同市岩神町)を、市医師会に5億8千万でたたき売った内実を暴露。実際、共愛学園跡地の売買について、市管財課は「先見性がなかった」と産経新聞の取材に非を認めている。
3新人の“猛攻”で、高木も説明責任を果たさなくてはならない状況に追い込まれている。
「清掃工場の寿命は20〜25年だ。(既存の)市内3カ所の清掃工場は築20年以上経過しているので、建設中止は許されない」
1月19日に市内で開催された市政報告会で、高木は住民に理解を求めた。
さらに「175億円の建設費用は国から補助を受けられるので、実質的な市負担は70億円」「焼却熱で発電した電力売電などで年間約6億円の経費削減効果」と次々とメリットを訴える。終いには「新工場が有効なのは中学生でも理解できる」と他の立候補予定者を牽制(けんせい)。独特の“高木節”が会場の笑いを誘った。
また、市幹部は「175億円の事業規模があれば、市内土木業者への発注がかなりの割合になる。加えて、周辺地の整備、工場の保守点検などで新たな雇用が創出され、経済効果は大きい」とそろばんをはじく。
新工場は必要なのか、無駄なのか。有権者の判断が迫られている。(敬称略)
新清掃工場建設問題
3カ所(六供、亀泉、大胡)の清掃工場の老朽化を受け、市が平成17年度から新設を検討。19年5月、前橋市下増田町の市有地での建設方針を決定した。24年度着工し、28年度稼働を目指している。
新工場の焼却能力は1日396トン。敷地面積は約3・8ヘクタール。建設費は約175億円、運営費は年約4億円。焼却熱による発電の売電収入は年2億9千万円。
新清掃工場建設の賛否
【立候補予定者建設是非主張】
高木政夫 賛成 事業費175億円のうち国が105億円を補助。焼却熱発電で年間6億円の削減効果。ダイオキシンなど有害物質削減効果
山本龍 反対 既存3工場でダイオキシン対策実施済み。1カ所に集約した場合、災害時のリスク分散に非対応
亀田好子 反対 ゴミを燃やす施設よりもゴミ削減の施策が必要。生ゴミ堆肥化でリサイクル推進
樋口和彦 反対 1カ所集約した場合、災害時のリスク分散に非対応。既存3工場の修繕推進
(この企画は西村利也が担当しました)
4019
:
チバQ
:2012/02/04(土) 09:11:19
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120204/gnm12020402080000-n1.htm
前橋市長選 “ルール無視”のぼり旗バトル 2陣営、許可なく市有地に
2012.2.4 02:08 [2011統一地方選(群馬)]
2月19日投開票の前橋市長選に出馬表明している元県議の山本龍氏(52)と現職の高木政夫氏(61)の各支持者が、市の許可を受けないまま政治活動用ののぼり旗を市有地である公民館の敷地内に立てていたことが3日、分かった。市は2日に撤去を求めたが、3日夕現在、旗は立ったまま。12日の告示前から過熱する市長選。勢力をアピールする“ルール無視”も目立ってきた。
山本陣営の旗が立つのは下小出町公民館(同市下小出町)の敷地内。オレンジ色の布に「市長交代」と大きく書かれており、現職の落選を期する内容となっている。
山本氏陣営に属する地元自治会幹部が、1月中旬から敷地を囲むように5本を立てた。本人も取材に「自分で立てた」と話した。山本氏の選対は「高木氏側もやっている」とした上で「自治会から許可を取っており大丈夫だと判断した。(再度)市の指摘があればすぐに撤去する」と説明した。
東片貝町公民館(同市東片貝町)にも3日夕、白い布に「住んで安心暮らして満足 元気で楽しい前橋」と書かれた高木氏の陣営ののぼり旗が立てられていた。
山本氏側の動きに「最低のルールは守るべきだ」と苦言を呈していた高木氏の選対役員は同日、「支援者の一部が勝手にやったのかもしれない。確認していないが指摘があれば対応する」と釈明。公民館の近くに住む女性によると「昨年末から立っている」という。
市は「屋外広告物条例」で公共施設の屋外広告は禁止しているが、政治資金規正法に基づく政治団体のはり紙や旗などの広告物は適用外。ただし、建物や土地の所有者から掲示許可の承諾書を得て、市に提出することが条件だ。
公民館の敷地は市が所有しており、市管財課の承諾が必要だが、両陣営側とも無断で旗を立てていた。
屋外広告を管理する市まちづくり課は「市有地は公共のもので、特定の団体を示唆する掲示物はふさわしくない」と両陣営に改めて撤去を求める方針だ。
4020
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チバQ
:2012/02/04(土) 14:26:10
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151202020001
【課題 藤沢市長選を前に】
インフラ追いつかず(上)
2012年02月02日
年間売り上げ400億円を目指す「テラスモール湘南」=藤沢市辻堂神台1丁目
週末には、人気店の中はまるで通勤ラッシュのようなにぎわいになる。昨年11月、JR辻堂駅北口に湘南地区最大級の商業施設「テラスモール湘南」がオープンした。開業2カ月で400万人を集め、佐藤勝彦総括支配人は「順調な滑り出し」と評価する。
近くにはマンション、総合病院、オフィスビルが立ち並ぶ予定だ。だだっ広い空き地だった約25ヘクタールの工場跡地が、住民2300人、就業人口1万人の新しい街へと生まれ変わる。
藤沢駅の東側には昨年2月、武田薬品工業湘南研究所が完成した。製薬会社の医薬研究所としては国内最大の施設といわれ、約1200人の研究員を擁する。
JR、小田急、横浜市営地下鉄、江ノ電が通る交通の要所だ。都心と比べると地価は割安で、移住者が増えている。今年1月1日の人口は41万4530人。4年前と比べると約1万2千人増に。このうち15歳未満が1669人増えた。
市は「子育て世代」の支援に、力を入れてきた。09年度から、子どもの医療費を小学卒業まで無料化した。海老根靖典市長は、さらに中学卒業まで広げる公約を掲げる。
学校の耐震化工事は前市長時代からいち早く取り組み、2月には小中55校すべての工事を終える。いずれも屋根には太陽光発電パネルを備える。
ただ、急速な発展に追いついていないインフラもある。元々、狭い道が多かった辻堂地区の渋滞は、テラスモールの開業後に悪化。東西を結ぶ道路は、時に約4キロ離れた藤沢駅近くまで車が連なる。
認可保育所の待機児童は07年度からの4年間で、328人から726人と2倍以上に増えた。受け入れ数は4年間で417人増やしたが、希望者の増加に追いつかない。7人に1人が認可保育園に入れない状態だ。
さらに市庁舎の建て替えも喫緊の課題だ。築60年の本館と同50年の東館は、東日本大震災で大きなひびが入り、使えなくなった。市長室を含めて、複数のビルに分散して「避難」中だ。市民会館も老朽化しており、市は、こうした耐震強度不足の施設の建て替えに、約1400億円かかると試算している。
◇
藤沢市長選が2月5日告示、12日投開票される。発展を続ける藤沢の課題を追った。
(吉岡英児)
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チバQ
:2012/02/04(土) 14:26:36
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151202030001
【課題 藤沢市長選を前に】
独自施策 赤字に拍車(下)
2012年02月03日
藤沢市の単年度収支は、2010年度の決算でマイナス9億3800万円。4年連続の赤字が続く。08年に海老根靖典市長が就任してから赤字は膨らむ傾向にあり、11年度には、51年ぶりに地方交付税の交付団体に転落した。
不況で税収が08年をピークに落ち込む中、「市長が我慢することよりも、独自色を出す方を選んだ結果」と市財政課のOBはみる。
医療費の無料化を未就学児から小学卒業まで広げたことで、10年度は約6億5千万円の支出増になった。市の試算では、中学卒業まで拡大するとさらに年間3億円ほど支出が増える。
特別養護老人ホームなど高齢者施設の建設に対する市の助成は03年度から「0」が続いていたが、09年度に7300万円、10年度は7億2700万円と大幅増。海老根市長が公約に掲げた環境保全のための「緑地取得費」も08年〜10年度の3年間で9億円以上の出費になった。
独自の施策の中には、費用対効果などが疑問視される支出もある。
その一つが10年暮れに開店したJAさがみの直販店「わいわい市 藤沢店」への補助金。「都市農業活性化」の名目で、施設整備費1億円を助成した。店はにぎわいが続き、活性化には寄与しているが、個人商店主からは「不公平」との声が上がる。同JAが寒川町に出店した際の同町の補助金1千万円と比べると、額も突出している。
また、市土地開発公社が09年に1億円で先行取得した農地は「市の計画になく、購入の必要性に疑問がある」として、市議会が調査特別委員会(百条委)を開き、経緯を調べている。
市は、スポーツ振興財団、芸術文化振興財団、青少年協会を統合し、3財団への出資金のうち約5億円を返還させるなどして、財源をひねり出してきた。倒壊の危険がある市庁舎などの建て替え費用のための積立金も取り崩した。07年度に10億円あった積立金は、10年度には約6億4500万円に減った。
景気の低迷は続き、10年度の税収は約19億2千万円円減って約726億3700万円に。11年度も4億5千万円程度の減収を見込む。「市の『経営者』には、より堅実な経営手腕が求められる」(渡辺光雄議長)との声は根強い。
(吉岡英児)
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4022
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チバQ
:2012/02/05(日) 09:21:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20120201-OYT8T01283.htm
「上尾らしさ」提示に課題
市長選争点 まちづくり施策、重要に
活性化が叫ばれるJR上尾駅西口。「上尾らしさ」をどう打ち出し、にぎわいを創出するかが課題 1月29日に告示された上尾市長選は、再選を目指す現職に新人3人が挑む構図となった。現市政継続と刷新を争点に、5日の投票に向け、舌戦が繰り広げられている。新市長の手腕が問われる、市政の課題を探った。(野口恵里花)
上尾市は、2001年に合併問題で条例に基づく全国初の住民投票を行い、さいたま市と合併しないことを決めた。「上尾らしさ」を失わない、との判断だった。
いまや、上尾駅前には高層マンションが立ち並ぶ。人口減の自治体は多いが、1月1日の人口(22万7235人)は前年に比べ129人増えた。都心の「ベッドタウン」としての機能を保っている。
しかし、今後も同じ状況が続くかどうかは不透明だ。県の人口は15年以降ピークを迎える。財政面でも、高齢化の進行で社会福祉関連の予算増が見込まれる。古くなった社会資本の維持改修費用も膨らむ。
限られた予算の中で「上尾らしさ」をどう打ち出していくのか。カギの一つとなるのが、まちづくりだ。
JR上尾駅からほぼ西に約2・5キロ。上尾道路沿いの大正製薬グラウンド跡地に、来春完成を目指し、「西上尾ショッピングセンター(SC)」の建設計画が進む。大手量販店がテナントとして入る予定だ。
「バスで駅まで買い物に行っていたが、これで便利になる」(近くの70歳代女性)という歓迎の声の一方、「駅前は客が減ってさびれる」(上尾駅西口の飲食店経営50歳代男性)と心配する声も聞かれる。
市は、商工会議所による商品券発行を支援するなどして、商店街の振興を進めてきた。だが、大型店が進出すると、その圧倒的な集客力に、小売店が対抗するのは難しい。
市はSC側に、進出にあたって地元商店の意見を聞くよう求めているが、影響は小さくないとみられる。
人の交流を促し、にぎわいを創出するためのまちづくり施策が、これまで以上に求められそうだ。
(2012年2月2日 読売新聞)
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:
チバQ
:2012/02/05(日) 09:31:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1328106907528_02/news/20120201-OYT8T01293.htm
県都のあした 「住環境充実」にニーズ
市民が望む将来像
中心街には、テナント募集を掲げるビルも多い(前橋市大手町で) 前橋市中心街の目抜き通りにある「本町2丁目 本町通り」。相続税や贈与税の算定基準となる路線価が市内で最も高い土地で、1平方メートル当たり15万円(2011年分)。都道府県庁所在地としては5年連続最下位となった。同じ北関東の県都と比べると、宇都宮市(34万円)や水戸市(32万円)の半値以下の水準だ。
前橋市の厳しい経済状況を示す路線価の低迷。背景について、前橋市内で多くの賃貸オフィスビルなどを手がける不動産会社の統括責任者は、中心市街地における「オフィス空室率」を挙げる。JR前橋駅から北側のけやき並木通りを経て、国道50号沿いには多くのオフィスビルが連なるが「空室率は3割弱で、壊滅的な状況」と説明する。
08年秋のリーマン・ショック以降、企業の前橋支店は次々と閉鎖。関東の支店は埼玉の大宮までにとどめるケースが多いという。
辛うじて県内に支店を残している企業も新幹線の駅がある高崎市に移転している状況で、この責任者は「企業が前橋に事業所を置く意義が薄らいでいる。現在の経済情勢では、この流れに歯止めがかからない」と、厳しい見方を示す。
中心街の空洞化と企業の「前橋離れ」が負の連鎖を生み、魅力が薄れていく県都。一方、この街に住む市民は何を求めているのか。
現行の第6次総合計画(17年度まで)に絡み、市が07年度に行った市民アンケート(15歳以上5000人に郵送)では、「市民が望む将来都市像」の質問に、「安心して暮らせる災害に強い都市」(47・0%)、「福祉の充実した都市」(42・3%)が1、2位と続くのに対し、「産業の栄える活力ある都市」は19・8%にとどまっている。
この結果に、群馬大学社会情報学部の小竹裕人准教授(公共政策)は、市民が求める都市像は「住環境の充実」と指摘。車社会の群馬県にあって、「職場や商業施設が少しばかり離れていても不便さを感じることはなく、静かで自然に恵まれた住環境を求めているのだろう」と推し量る。
ただ、このまま中心街の空洞化が続けば、路線価は低落する一方だ。小竹准教授は、皮肉なことに、地価下落が呼び水となり、県外企業のマンション建築が目立つようになったことを指摘。「行政には、ピンチをチャンスと捉えて施策を進める迅速さと、多様な市民ニーズに応える着実さが同時に求められる」と話す。
(2012年2月2日 読売新聞)
4024
:
チバQ
:2012/02/05(日) 09:31:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1328106907528_02/news/20120202-OYT8T01202.htm
県都のあした 中心街どう活性化
日中でも人通りの少ない中心市街地の商店街。シャッターの下りた店も目立つ(前橋市千代田町で) 九つの商店街などで構成される「前橋中心商店街」。昭和の面影を色濃く残すアーケードの一角で昨年暮れ、飲食店経営の30歳代の男性は、一人ひっそりと店を閉める作業に追われていた。「丸6年。店を軌道に乗せようと頑張ってきたが、力及ばなかった」
男性は2005年11月、前橋市が新規出店者に家賃や改装費を補助する「熱血店舗開店支援事業」を活用し、開店した。「若者が語らいを楽しむ場をつくりたい」と、熱い思いで始めたが、中心街の現実に向き合わざるを得なかった。郊外の大型商業施設に客を奪われ、空洞化していく現象は全国で見られるが、前橋市の実情は特に厳しい。
市が11年度から取り組んでいる中心市街地活性化基本計画では、前橋中心商店街も含む計49ヘクタールを活性化区域に位置づけている。商業統計調査によると、この区域では、1988年に553あった商店数が07年には284に半減。年間商品販売額も685億円から159億円に落ち込んだ。
市は対策に躍起だ。活性化区域の一画に2007年12月、約50億円をかけ、専門学校や子育て支援施設などを備える複合施設「前橋プラザ元気21」(本町)を建設した。
年間約150万人が訪れ、施設そのものの集客力はあるが、「商店街へ向かう人の流れができない」と、市の担当職員は説明する。
市が新たな核施設にと考えているのが、元気21に隣接する別館の一部を改装し、12年度中の開館を目指す前橋市美術館(仮称)だ。予算は約15億円を見込む。
さらに商店街の中心に位置する「8番街区」(千代田町、6800平方メートル)には、図書館を備えた複合施設の建設も検討されている。半径約300メートル圏内に、文化・芸術・学習機能を持つ三つの施設を集約し、人の流れを生み出すという構想だ。
ただ、効果が未知数のハコモノに多額の税金を費やすことに疑問の声もある。
中心街で祭りがあれば平均25万人が訪れる。昨年2回開催した出会いイベント「前コン」は1回に1000人以上の若者を呼び寄せた。ソフト事業に力を入れるべきとの考えだ。
前橋工科大の湯沢昭教授(都市計画)は「毎日イベントを開催する訳にはいかない。持続可能性という観点から核となる施設は必要だ。有効活用のために、いかに市民や商店主を巻き込む仕組みをつくれるかが、中心街再生のカギとなる」と指摘する。
(2012年2月3日 読売新聞)
4025
:
チバQ
:2012/02/06(月) 12:04:31
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120206k0000e040127000c.html
横芝光町長:死亡…自ら首を切り入水か 千葉
6日午前1時25分ごろ、千葉県横芝光町の斉藤隆町長(47)の妻(48)から、「夫が暴れている」と119番があった。県警山武署員らが駆けつけ自宅近くの栗山川に入っていた町長を救出し病院に搬送したが、約2時間半後に死亡が確認された。首に15センチ程度の切り傷があり、大量出血していた。同署によると、家族は、町長が自ら刃物で首を切ったと話しているといい、同署は自殺を図った可能性があるとみて調べている。
同署によると、救急隊の到着時、斉藤町長は水深約1メートル程度の場所で父親(76)に支えられた状態で、救急隊員が2人を助け出したという。家族は「ここ数日、食欲がなく、悩んでいるようだった」と話しているという。
斉藤町長は同町議2期を経て10年4月、現職町長を破り、町長に初当選していた。自宅周辺でぶどう園を経営している。
同町は副町長を職務代理者とする準備を進めている。同町職員は「普段の穏やかな姿からは思い浮かばないことで、驚いて言葉が出ない」と話していた。【山縣章子、荻野公一】
毎日新聞 2012年2月6日 8時59分(最終更新 2月6日 11時43分)
4026
:
チバQ
:2012/02/06(月) 21:16:49
>>4008
>>4022
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001202060006
上尾市長に島村氏
2012年02月06日
再選が決まり、喜ぶ島村氏(右)=上尾市
◇新顔3氏破り再選
無所属4人の争いとなった上尾市長選は5日投開票され、現職の島村穣氏(67)=自民・公明推薦=が再選を果たした。前市議の武藤政春氏(65)=民主推薦=、元県議の尾花正明氏(60)=共産支持=、電機会社会長の西田米蔵氏(65)の新顔3氏を破った。
当日有権者数は18万1397人で、投票率は36・13%(前回34・81%)だった。
島村氏は5日夜、「当選確実」の連絡を受けると、JR北上尾駅近くの事務所で、支持者から大きな拍手を浴びた。「防災を含めた安心・安全な街づくりに、まず取り組まなければ」などと抱負を語っていた。
選挙戦では、市職員としての行政経験を生かした市政運営でマニフェストを着実に実行したとして、1期目の実績を強調。他の新顔陣営が「市政刷新」を掲げる中で、現職としての知名度と安定感を前面に打ち出して「市政継続」を強く訴えた。自民、公明の推薦も得て、支持を集めた。
武藤氏は、財政健全化などによる「自立・協働社会実現」を訴えて、新井弘治・前市長の支援も得たが、推薦した民主への逆風が響いた形になった。
前回に続いて挑戦した尾花氏は「市民生活最優先」を掲げ、政策協定を結んだ共産の支持も得たが、告示8日前という立候補表明の出遅れが響いた。
西田氏は「脱政党」を掲げ、「地方から政治改革を進めよう」と訴えたが、及ばなかった。
4027
:
チバQ
:2012/02/07(火) 12:40:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120207-00000092-mailo-l08
選挙:東海村議選 原発推進派が過半数割れ 2会派で9議席 脱原発寄りに変化か /茨城
毎日新聞 2月7日(火)12時2分配信
先月の選挙で新議員が決まった東海村議会(定数20)で、改選前に計11議席を占めていた原発推進の2会派が、村議選の結果、計9議席に減少し、過半数を割り込むことが6日、複数の村議会関係者への取材でわかった。新会派の結成も進んでおり、村議会が脱原発寄りに変化する可能性が強まった。
改選前の議席構成は、原発推進寄りとみられる「みらいの会」(6人)と「新和とうかい」(5人)の両会派が計11人で過半数を占めた。一方、慎重・中立会派が、村上達也村長に近い「光風会」(4人)▽公明党(2人)▽共産党(2人)▽無所属(1人)−−となっていた。
村議選では、現職15人と新人5人が当選。関係者によると、推進会派では「みらいの会」が「新政会」と名称を変え、新人も取り込んで6人が所属。「新和とうかい」はベテラン議員の引退などで3人に減少するという。
これに対し、慎重・中立会派は「光風会」から「豊創会」(2人)が分裂するが、同会派の現職、豊島寛一氏は「兄弟会派。村長支持の方針は変わらない」と語る。「光風会」は新人の照沼昇氏が加わり3人。公明、共産は各2人で変わらず、無所属は現職の相沢一正氏と新人の武部慎一氏の2人となる。【大久保陽一】
2月7日朝刊
4028
:
チバQ
:2012/02/08(水) 20:53:24
新社会党系の村長
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120207-OYT8T01284.htm
長生村長の視察費用巡り百条委
長生村議会は6日、2010年に石井俊雄村長が宗教法人「幸福の科学」グループの中高一貫校(栃木県那須町)を視察した際の費用を同法人が負担したのは公職選挙法(寄付行為)に抵触する可能性があるとして、地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設置した。同村などによると、石井村長は視察の際、公用車や公共交通機関を使わず、同法人が用意した車を使用した。こうした行為が寄付行為にあたる疑いがあるという。
同法人は08年、同村内に約31ヘクタールの土地を取得、16年4月の開校予定で大学を建設する計画があり、視察は法人の学校経営が目的だった。
百条委員会は、地方議会が自治体の不祥事などで調査をする必要がある場合に設置される特別委員会。調査権限があり、関係者に記録提出や出頭、証言を求めることができる。正当な理由なく証言を拒否したり、虚偽の証言をしたりした場合、告発されて罰せられることがある。
(2012年2月8日 読売新聞)
4029
:
チバQ
:2012/02/08(水) 20:53:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120207-OYT8T01221.htm
「新清掃工場」「美術館」争点に
前橋市長選 高木、山本両氏軸に展開か
12日告示、19日投開票の前橋市長選は、現職で3選を目指す高木政夫氏(61)に、自民党推薦の前県議・山本龍氏(52)、障害者福祉事業所長の亀田好子(たかこ)氏(56)、共産党推薦の弁護士・樋口和彦氏(60)の3新人が挑む構図にほぼ固まった。新清掃工場と美術館が争点として浮上しており、4氏のマニフェスト(公約)や主張をみた。
選挙戦は、市民党を打ち出す高木氏と、自民党の全面支援を受ける山本氏による保守系同士の争いが軸になりそうだ。政策的な争点が見えにくいと言われているが、対立軸が明確になっているのは、新清掃工場建設計画と、先月着工した市美術館だ。
市の整備計画などによると、新清掃工場は伊勢崎市境の下増田町の市有地(約3・8ヘクタール)に建設され、2016年度からの稼働を目指す。建設費は約175億円を見込む。市では現在、六供、亀泉、大胡で三つの清掃工場が稼働中だが、それぞれ20〜35年が経過しており、新工場はこれらを一つに集約するかたちで建設される。
高木氏は「ごみ焼却施設の耐用年数は一般的に20〜25年。新工場は集約による効率化や売電費で年間6億円のプラス効果がある。今なら国から約105億円を補助してもらえる」とのメリットを強調している。
一方、山本氏は建設の凍結を明言し、「メンテナンスを重ねれば各工場は50年もつ。一つに集約すれば、ごみ処理能力は減少し、運搬コストも増す。何より故障時の際のリスク分散もできない」と訴えている。
亀田氏は「生ごみを肥料化するなどごみの減量が最優先」、樋口氏は「一つへの集約は運搬と危機回避の観点で問題がある」といずれも建設に反対する。
約1年後にオープンする「前橋市美術館」(千代田町)は、既存ビルを改装して地下1階と地上1、2階に入る。全国の県庁所在地で唯一、公立美術館を持たなかった市は、中心市街地再生の中核施設になることに期待を込める。
高木氏は、隣接する複合施設「前橋プラザ元気21」と、「8番街区」の再開発が進めば相乗効果が生まれ「芸術・文化の拠点ができることで中心街のにぎわいが前進する」と訴える。
山本氏は、中止すれば違約金が発生するため工事は変更しないとしつつ、「用途は運営費のかからない市民ギャラリーや芸術活動の支援センターにとどめたい」と規模縮小を唱える。
亀田氏は「中途半端な施設は不要。美術館は集客につながらない」、樋口氏は「無駄なく使え、市民が必要とするならあってもいい」との考えを示している。
(2012年2月8日 読売新聞)
4030
:
チバQ
:2012/02/08(水) 20:56:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000646-yom-soci
横浜市議が結核、同僚議員も感染…連絡に1か月
読売新聞 2月8日(水)13時52分配信
横浜市で昨年11月、市議1人が結核と診断され、今年1月には別の市議2人も感染が確認されていたことが同市などへの取材でわかった。
市は最初の感染を把握してから、接触したとみられる市議30人への連絡に約1か月かかっており、関係者からは「もっと迅速に知らせられなかったか」との指摘が出ている。議会関係者や市によると、昨年11月初旬に結核と診断された市議は自らが所属する会派に報告したが、他の会派には連絡しなかったという。一方、検査を行った医療機関は横浜市へ連絡。だが、市保健所などによると、市が、行動を共にした市議への連絡を終えたのは、感染確認から約1か月後の12月初旬だった。
4031
:
チバQ
:2012/02/10(金) 21:25:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000139-mailo-l10
選挙:前橋市長選 公明、自主投票 山本氏推薦見送り /群馬
毎日新聞 2月10日(金)12時25分配信
任期満了に伴う前橋市長選(12日告示、19日投開票)で、公明党県本部は9日、自主投票を決めた。東京都内で開かれた党中央幹事会に報告し、承認された。
同党は前回08年の市長選で自民が擁立した故金子泰造氏を推薦。今回は前県議の山本龍氏(52)=自民、みんな推薦=が推薦依頼をしていたが、県本部幹部によると「党内で結論が得られなかった」という。【喜屋武真之介】
2月10日朝刊
4032
:
チバQ
:2012/02/11(土) 17:31:11
>>3907
>>3935
>>3940
>>3987
>>4013-4019
>>4023-4024
>>4029
>>4031
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120207-00000106-mailo-l10
県都を問う:’12前橋市長選/1 買い物難民 /群馬
毎日新聞 2月7日(火)12時18分配信
◇高齢者にスーパー遠く 孤立化進み宅配頼り
前橋市の中心市街地から北東に約5キロ。赤城山のふもとにある高花台団地の中心部には、03年に撤退したスーパーマーケットの跡地が今も更地のまま残っている。団地周辺の徒歩圏内にはコンビニエンスストアや弁当店しかなく、しかも坂道が多い。「小さくてもいい。この空き地にまた商店ができてほしい」。高花台1丁目自治会の橋本寛文会長(69)の願いは切実だ。
同団地は1977年に造成され、働き盛りの20〜40代を世帯主とする家族を中心に、約1000世帯が移住した。子供たちはすぐ近くの小中学校に通い、団地の中心部にあったスーパーは当時、買い物客でにぎわった。
しかし、造成から30年以上経過し、住民の高齢化が顕著になった。住民基本台帳によると、同町1丁目で65歳以上の割合を示す高齢化率(11年12月31日現在)は32・90%で、市平均の23・81%を大きく上回る。成長した子供たちは親元を離れ、夫婦2人や1人暮らしの高齢者が増加した。最寄りのスーパーは団地から約2キロ離れている。自転車は上り坂がきつく、歩く人もほとんど見かけない。
同団地に住む女性(76)は約2年前に夫と死別し、1人暮らしになった。免許は夫しか持っていなかったため、買い物は生協の宅配が中心。月2〜3回、路線バスで約30分かけて中心商店街へ出かけるが「バスの本数は少なく、重い荷物を持ち帰るのが大変。気軽には行けない」と話す。
以前は新聞の折り込みチラシでお買い得品を見つけるとすぐに出かけたが、買い物が不便になってからはチラシを見るのさえ避けるようになった。外出する機会も減り、家にこもって誰とも会話しない日もあるという。
橋本会長は「今はまだ車を運転できる人も多いが、あと10年もたてば免許の返納が必要な人も一気に増えてくる。宅配に頼って周囲との接点が減り、孤独死も懸念される」と指摘する。
しかし、手をこまぬいてばかりではいられない。危機感を抱いた同自治会は06年、住民有志で「まちづくり検討委員会」を発足。夏に魚のつかみどりなど子どもたちを巻き込んだイベントを開催したり、地域住民でつくるバンドのコンサートを企画するなど、地域共同体の再生に乗り出している。地域住民の取り組みをどうバックアップするか、行政の力が問われている。【喜屋武真之介】=つづく
□
前橋市長選(12日告示、19日投開票)にはいずれも無所属で、現職の高木政夫氏(61)▽新人の亀田好子氏(56)▽樋口和彦氏(60)=共産推薦▽山本龍氏(52)=自民、みんな推薦−−の4人が立候補を表明している。選挙を前に県都の抱える課題を探った。
………………………………………………………………………………………………………
◇買い物難民対策◇
現在は合併前の旧3町村(大胡、粕川、宮城)で運賃200円の予約制デマンドバス4台を、また中心部を起点に巡回バスを運行中。デマンドバスについて高木氏は富士見地区への拡大、亀田氏は数万人単位の地区別運行、樋口氏は増発、山本氏は市内全域での乗り合いタクシー導入を掲げる。
2月7日朝刊
4033
:
チバQ
:2012/02/11(土) 17:31:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000139-mailo-l10
県都を問う:’12前橋市長選/2 中心商店街 /群馬
毎日新聞 2月8日(水)13時43分配信
◇空洞化、流れ止まらず 後継者不足が課題に
前橋市の中心商店街を多くの人が行き交っていた約30年前、当時小学生だった池下敦洋さん(41)は、ぶつかりそうになる自転車の間をすり抜けながら商店街にある祖母の家に毎日のように通っていた。その池下さんが昨年11月、市内の建設会社を退職して中心商店街の一角にカフェ「フリーダ」をオープン。「商店街に活気を取り戻すのはすごく難しい。それでも人が集まるきっかけを少しずつ作っていきたい」と生まれ育った街の再生に意気込む。
中心商店街が活気を失って久しい。80年代には約500店が軒を連ねたが、現在は約300店に減り、シャッターを下ろす店が目立つ。中央通りの八百屋「八百駒」の飯塚伸彦代表(58)は「何十年かけて徐々に衰退してきたが、ここ10年で一気に寂しくなった」と振り返る。
7月の七夕まつり、10月の前橋まつり、新年の初市まつりなど年数回の大型イベントの時は、昔をほうふつとさせる大勢の人出でにぎわうが、買い物客の定着にはつながっていない。前橋中心商店街協同組合は商店街の店舗で使える共通ポイントカードや商品券で買い物客の増加を狙うが、利用するのは高齢者に偏っているのが現状という。同組合の植木修理事長は「長い時間をかけて今の商店街の姿になった。再生にはまた長い時間をかけるしかない」と話す。
商店街の人たちが指摘する衰退の要因はさまざまだ。「駐車場が少なく車社会に対応できなかった」「共愛学園や前橋工業など近隣の高校が移転し、買い物をする若者が減った」「郊外に大型ショッピングセンターができて客を取られた」−−など、問題点は数多く挙がる一方、効果的な打開策は乏しく、商店街では高齢化と後継者不足が喫緊の課題になっている。
池下さんによると、幼稚園の頃から一緒に遊んでいた同級生は商店街に少なくとも5人いたが、店を継いでいるのは1人しかいないという。経営者の多くは池下さんの親以上の世代で「このままでは閉める店がさらに増えてしまう」と懸念する。
市は商店街への新規出店や若者の流入を促すため、05年度から中心商店街や駅前通り商店街に新規出店する場合、家賃や改装費を補助する「熱血店舗開店支援事業」を始めた。10年度までに47店が同事業を利用して出店したが、そのうち10年度末までに16店が閉店し、定着の難しさを物語っている。【喜屋武真之介】=つづく
………………………………………………………………………………………………………
◇中心商店街の活性化策◇
高木政夫氏は「市立美術館の設置と八番街開発で人を呼び込む」と主張。亀田好子氏は「起業に対する資金支援を通じて出店を促す」とし、樋口和彦氏は「中心市街地へのアクセスの向上」の必要性を訴える。山本龍氏は「街なかでイベントを毎週開く」と公約している。
2月8日朝刊
4034
:
チバQ
:2012/02/11(土) 17:32:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120209-00000105-mailo-l10
県都を問う:’12前橋市長選/3 赤城山観光客 /群馬
毎日新聞 2月9日(木)12時15分配信
◇ピーク時の4割減に 打開へ住民も動く
旧富士見村と09年に合併して以来、前橋市の代表的な観光名所になった赤城山。1950年代に県と東武鉄道グループが観光開発に乗り出し、都市近郊にありながら雄大な自然と景観に恵まれている。カルデラ湖の赤城大沼でのボート遊びやワカサギ釣り、登山客やスキー客らで四季を通じてにぎわってきたが、大沼周辺の観光客数は87年度の105万人をピークに、10年度は4割減の63万人に落ち込んだ。
11年度は東京電力福島第1原発事故の影響で、大沼のワカサギから暫定規制値を超える放射性セシウムの検出が続き、冬の観光の目玉であるワカサギの氷上釣り解禁は絶望的になっている。さらなる観光客数の減少が懸念されるが、打開策はあるのだろうか。
「行政や開発頼みで、観光客を呼び込む努力をしてこなかった」。そう話すのは、大沼周辺の住民約25人でつくる「AKAGIやる気塾」の副塾長、塩原勲さん(47)。観光客数の低迷に危機感を抱いて同塾が発足したのは10年7月。市が仲介して群馬大情報学部の小竹裕人准教授(公共政策論)をアドバイザーに招いた。小竹准教授の初会合での助言は「自分たちにできることをまず考えよう」。塩原さんら塾メンバーは、これまで行政頼みで受け身の姿勢だったことに気づかされたという。「まずは自分たちで動いて、足りなければ行政を動かそうという意識に変わった」。塩原さんはそう振り返る。
同塾は小竹准教授の研究室の大学生と月1回、赤城山の観光振興についてアイデアを出し合ってきた。今年1月20日の会合では、登山ブームに着目して登山者向けに販売する弁当「山弁」の試食会が行われた。料理研究家に依頼した試作品の一つは、黒ごまと岩のりを絡めて炒めた豚肉が具材のメーン。「黒」を基調にしており、これを見たメンバーの一人がひらめいた。「赤城山最高峰の黒檜山(くろびさん)(標高1828メートル)から一文字とった『黒弁』と、赤城山の『赤弁』を同時に売り出すのはどうか」
登山シーズンを迎える5月までに商品化を目指しており、塩原さんは「駅弁のように、山ごとに個性ある『山弁』をブームに」と、行政頼りでは実現できないアイデアに次々と取り組もうとしている。
一方、福島第1原発事故は、今年も赤城山観光に影を落とす。市が昨年10〜12月に空間放射線量を測定した大沼周辺の80地点中、10地点で除染目安の毎時0・23マイクロシーベルトを超えた。市が除染後に再測定した結果、10地点すべてで基準を下回ったが、風評被害の拡大を抑えるのも課題だ。塩原さんは「魅力ある観光地を目指して、私たちにできることをしていく」と前を向く。【喜屋武真之介】=つづく
………………………………………………………………………………………………………
◇赤城山観光対策◇
高木政夫氏は昨年始めた自転車レース「赤城山ヒルクライム」の充実などを掲げ、亀田好子氏は自然や歴史、文化を生かした「赤城山エコツーリズム」を提唱。樋口和彦氏は放射性物質の除染徹底と安全性のアピールを、山本龍氏は名所や旧跡、伝統の発掘と知名度向上を訴えている。
2月9日朝刊
4035
:
チバQ
:2012/02/11(土) 17:32:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000138-mailo-l10
県都を問う:’12前橋市長選/4止 産業活性化 /群馬
毎日新聞 2月10日(金)12時25分配信
◇交通の利点どう生かす 企業定着が発展の鍵
07年3月のオープン以来、大勢の買い物客でにぎわう前橋市文京町2のショッピングモール「けやきウォーク」。この土地には04年まで軽自動車製造会社「ダイハツ車体(現ダイハツ九州)」の工場があり、県都の経済をけん引してきた。同市商店街総連合会の藤井正一会長(73)は「ダイハツのような大手企業が来れば、商業への波及効果も大きく前橋の活性化につながるが、近年は出て行くばかりだ」と嘆く。
ダイハツ車体は1960年、県が進出企業に奨励金を払う工場誘致条例第1号として、約10ヘクタールの敷地に工場を建設し、稼働を始めた。月約1万2500台の軽自動車を生産し、正社員約880人、パートなども含めると1000人以上を雇用。しかし手狭で老朽化も進んだため、04年11月に約130ヘクタールある大分県中津市の新工場に移転。家庭事情などで異動できない正社員の約2割は転職や退職を余儀なくされ、下請け企業も大きな影響を受けた。
近年は景気悪化の影響で企業の撤退が相次ぐ。自動販売機などの製造を手がけてきた東芝機器(古市町)が11年3月に事業を終了。パナソニックに経営統合された三洋電機の子会社「関東三洋セミコンダクターズ」の粕川工場(粕川町)は11年6月に埼玉県内の工場に、日本ビクター前橋事業所(大渡町)も同年5月に営業部門を残して東京都内の事業所に統合された。
企業の撤退は雇用問題や税収減につながるため、市の危機感は強い。ダイハツが01年に移転表明すると、翌02年度には企業誘致条例を施行。前橋工業団地造成組合が造成した工業団地に新たに立地し、一定の条件を満たした企業には、用地取得費の1割補助や固定資産税の3年間助成などの優遇措置を用意した。
しかし、10年度までに立地した27社のうち、市外から進出した企業は11社にとどまる。また27社の被雇用者総数はパートなどを含めても140人程度。09年に前橋市五代町の五代南部工業団地に立地したプラスチック製品製造会社「ビーエム工業」(本社・名古屋市)は、優遇措置について「少なからず考慮した」と好意的にとらえる一方、前橋に進出した理由は「たまたま群馬に納入先があったため」と説明する。同団地は03年に分譲を開始したが、27・6ヘクタールのうち9・8ヘクタールは買い手が決まっていない。
一方、東日本大震災後は「前橋の安全性」に着目する企業もあり、市によると「リスク分散のために前橋に立地を検討している企業数社から問い合わせがあった」という。関越自動車道と北関東自動車道という交通の大動脈が走る前橋市。その利点をどう生かすかが経済発展の鍵を握る。【喜屋武真之介】=おわり
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◇企業誘致対策◇
高木政夫氏は「事業所税の減免を継続し、交通網の利点と災害への強さをアピール」、亀田好子氏は「高速道路網などインフラ環境の利点をPR」、樋口和彦氏は「大企業誘致から市内の中小企業支援に重点を移行」、山本龍氏は「事業所税廃止のため地方税法改正を国に求める」と主張する。
2月10日朝刊
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:
チバQ
:2012/02/11(土) 17:33:02
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あしたを選ぶ 前橋市長選
【上】中心商店街 店舗減少、打開策は
2012年02月06日
中心商店街の「弁天通」。藤田さんは「レトロな建物をうまく生かせば、面白い通りになるかも」と話した=前橋市千代田町3丁目
週末の昼ごろ、前橋市の中心商店街・千代田町周辺を、市内の販売コンサルタント藤田耕平さん(63)と歩いた。
アーケードの下は薄暗い。シャッターが下りた店が並ぶ。開店中でも客があまり出入りしていない。店が抜けたビルの床材は、かびが生えたような緑色に変色していた。
婦人服店では年配の女性たちが品定めしていた。藤田さんは「なじみの客があるからやっていける。店主と客が一緒に年を取るので先がないが、子供が店を継がないので構わない。こうしてどんどん店が減る」と解説した。
市の調査で、最もにぎわうスズラン新館北口前の歩行者は1975年度には4万人を超えていた。だが高木政夫市長(61)が初当選した直後の2004年度には約6千人、今年度には2千人強にまで落ち込んだ。
三越や地元経済界の出資で県内初の百貨店「前三百貨店」が開店したのは64年。以後、長崎屋、丸井、ニチイ、西武と次々に出店したが、85〜06年にすべて撤退した。残る大型店はスズランだけだ。
商業統計調査では、88年に中心市街地に1203あった商店は、07年には571に減った。「全国有数のシャッター通り」とやゆされるなか、市の打開策は「とにかく人を集める」だ。
西武の跡は市が買い取り、本館は07年に中央公民館やこども図書館などが入る前橋プラザ元気21として再開した。
09年に名画座「シネマまえばし」が入った別館は、地下1〜地上2階を美術館に作り替える工事が始まったばかりだ。工事費は約15億円。市は「国の補助と合併特例債を使い、市の直接的な負担は2億5千万円」と説明する。
全国の県庁所在地で、公立美術館がないのは前橋だけ。市が買い集めてきた前橋出身の画家の作品などを展示し、名画の巡回展なども開きたいという。13年春には開館予定だ。
旧「麻屋百貨店」を解体してできたイベント広場などがある8番街区は、近く整備方針の結論が出る。
ホテルやマンションが入る複合商業ビルや、子ども科学館といった計画が持ち上がっては消えた同街区。市は民間事業者の誘致を断念し、公共施設を設ける方針を決めた。図書館にする案が有力だ。
元気21には専門学校や食品スーパーなども入居し、当初目標とした年間80万人の倍近い来館者を集めるまでになった。その恩恵を受け、客が増えたという店もある。だがこうした効果は限定的だ。
市は空き店舗対策として05年に新規出店の資金を援助する熱血店舗開店支援事業を始めた。50店余りが出店したが、歯抜けの穴を埋めるまでには至らない。
高木氏は「第2弾、3弾と仕掛けを打てば活性化につながる」と話す。
美術館建設を他の立候補予定者はどう考えるのか。山本龍前県議(52)=自民党推薦=は「運営費が高くなる」とし、美術館にせず市民ギャラリーに使うという。亀田好子・社会福祉法人理事(56)は「工事が始まり美術館として使わざるを得ないが、集客はできないと思う」と効果には否定的。樋口和彦弁護士(60)=共産党推薦=は「無駄なく使えれば美術館はあって良い」と容認の立場だ。
8番街区の公共施設建設には山本、亀田両氏が反対し、山本氏はイベント広場として活用するという。樋口氏は「大きく全体の中に位置づけるべきだ」とし、再度検討するとし
ている。(渕沢貴子)
◇
前橋市長選が12日に告示される。3選を目指す現職に対し、新顔3氏が挑む構図だ。主な争点となる政策課題を探る。
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チバQ
:2012/02/11(土) 17:33:26
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あしたを選ぶ 前橋市長選
【中】公共交通 利便性追求増す負担
2012年02月06日
中心市街地を回る「マイバス」。東循環は1月から運行が始まった=前橋市表町2丁目
人口1・55人に1台と自動車保有率が日本一の「車王国」群馬。前橋市での保有率は県全体とほぼ同じだ。車を持たない交通弱者が不便を感じないようにするにはどうしたらよいか。
市が昨年8月にまとめた基本計画では、バス網の改善・整備を中心に据えている。特に期待されているのが「デマンドバス」だ。
前橋市茂木町、赤城タクシーの事務所。電話が鳴り、女性従業員が受話器を取った。「どこからどこまで乗りますか」「大胡駅から心臓血管センターまで」「では、午後1時にバス停に来て下さい」
市から運行を委託されたデマンドバス「ふるさとバス」だ。決まったコースはなく、乗客が希望するバス停間だけを走る。1人でも利用できる。バスとタクシーのいいとこ取りだ。
市に合併した大胡・宮城・粕川の旧3町村で2007年、県内初の運行が始まった。料金は一律200円。240カ所のバス停を9人乗りのバス4台が回る。1日平均110人程度が利用する。
同市滝窪町の六本木ことさん(79)は、週に2回以上、買い物などで利用する。「頼りにしています」
デマンドバスは00年ごろから全国に広がったが、導入は簡単ではない。市交通政策課では「既存のバスやタクシー会社が撤退すれば本末転倒。共存を検討する必要がある」。赤城タクシーの北爪純専務も「この地域で競合相手がいれば利用者の奪い合いになったかもしれない」と話す。
市は、旧市区でのデマンドバス運行は難しいとみて、路線バス網の改善を掲げる。鉄道との乗り換えをしやすくするダイヤ改定、運行時間帯の拡大などで利便性を高める計画だ。
路線バス全44路線のうち25路線は、赤字でも必要だとして市がバス会社に運行を委託している。委託路線の1便あたりの乗客は平日で平均7・1人。
バス事業全体における市の補助金は、年間約2億6千万円にのぼる。デマンドバスの運行費は年間約3千万円で、市は約2600万円を支出している。
前橋市の土地の路線価は全国の都道府県庁所在地の中で5年連続で最下位。人を集めようと中心市街地を一律100円で巡回させる「マイバス」は今年に入って3から4路線に増やした。4路線で年間計7千万円程度の補助金が必要になる見込みだ。
公共交通にかける市の負担は大きいが、市長選立候補予定者たちはみな積極的だ。ただ、手法には大きな違いがある。
現職の高木政夫氏(61)は「富士見地区にもデマンドバスを導入する」と訴える。
新顔の山本龍氏(52)は市内全域一律200円乗り合いタクシーの100台運行を公約に掲げ、「午後10時まで運行し、飲んだ後も使えるようにしたい」と話す。財源は赤字の委託路線を廃止して作るという。
新顔の亀田好子氏(56)は市全体で3万〜4万人単位の地域ごとにデマンドバスを走らせるほか、両毛線の旧下増田駅再建を目指すという。新顔の樋口和彦氏(60)は、マイバスやデマンドバスの増発で買い物弱者対策に重点を置くという。(遠藤隆史、渕沢貴子)
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:
チバQ
:2012/02/11(土) 17:33:51
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【下】清掃工場建設 ごみ処理集約に異論
2012年02月07日
新清掃工場の建設予定地。広々とした空き地が広がっている=前橋市下増田町
前橋市最南部の下増田町。雑草が伸び放題の空き地に立つと、広瀬川の対岸に伊勢崎オートレース場が見える。30年以上前、清掃工場の建設用地として市が買ったこの場所に、清掃工場を建てる計画があらためて進んでいる。
「出来てほしくはないが、ほったらかしというのも……」。80代の住民男性は複雑な表情を見せた。
総事業費約175億円という新清掃工場の建設は是か非かが、市長選で大きな争点になっている。
4年前、高木政夫市長(61)は新工場建設を公約に掲げ、再選された。新顔2人は建設に反対・慎重の立場だった。
市は4年の間に計画を着々と進めており、来年度着工、2016年度の稼働開始を目指している。
市内には六供、亀泉、大胡の3カ所に清掃工場がある。1日の処理能力は六供が405トン、大胡が108トン、亀泉が25トン。新工場が完成すれば、既存工場は廃止する。
新工場の処理能力は396トンと実際の処理量を下回るため、ごみ減量が課題となる。
新工場を造る理由は、既存工場の「老朽化」だ。
市によると、一般に清掃工場の耐用年数は25年程度。亀泉は来年度、大胡は15年度、六供は16年度に耐用年数になるという。旧六供工場は廃止して下増田町に新工場を建てる計画だったが、結局、隣の土地を買って建て替えた。
3工場の保守・修繕に、今年度は4億円余りかかる。
市は新工場の基本構想のなかで「六供の大規模改修には50億〜70億円かかるうえ、10年程度の延命にしかならない。現地で新しい炉に替える工事をすると、その間の処理委託料が高額になる」として、移転建て替えが必要としている。
新工場建設にあたり、105億円は国の交付金などでまかない、市の負担は70億円と見積もっている。
高木氏は「最新の発電設備を設けるため売電収入は年間約2億3千万円増える」とメリットを強調する。
新顔の3氏は全員異論を唱えている。
山本龍前県議(52)は「耐用年数がそんなに短いはずはない」と計画の前提に疑問を投げかける。
3工場は00〜02年度に10億〜39億円かけ、集じん機の変更などダイオキシン類対策を施した。「これほどの工事をしたのにもったいない。せめて40年は長持ちさせる」と訴える。
さらに、六供工場の廃熱利用の温水プールを残す場合には新たに燃料費が生じることや、廃炉の経費が考慮されていない、などと批判する。
両毛線下増田駅の復活を掲げる亀田好子・社会福祉法人理事(56)は「現地で建て替えるべきだ」とし、建設予定地を同駅の駐車場にする構想を持つ。また、ごみの指定袋をなくし、「真の無料化を実現する」と訴える。
樋口和彦弁護士(60)も「大きなものを一つ作る考え方には疑問。規模が大きくなる分の利益はあるが、危険も集中する」と主張している。(渕沢貴子)
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:
チバQ
:2012/02/11(土) 17:34:15
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あしたを選ぶ 前橋市長選
旧富士見村の動き焦点 前哨戦も熱帯びる
2012年02月09日
富士見村地区で行われた立候補者の集会で気勢を上げる参加者=前橋市富士見村町田島
前橋市長選が12日告示される。2009年に合併した旧富士見村の有権者約1万8500人には初めての市長選だ。前回、現職の高木政夫氏(61)と次点の票差は5904票。富士見の票の動きが勝敗を左右するとあって、前哨戦も熱を帯びている。
「合併でのみ込まれたんじゃない、富士見らしい独自の街づくりができる」
昨年11月、前橋市富士見町田島で、新顔の山本龍前県議(52)は、地区後援会の設立総会で熱っぽく語った。後援会長の大友五十吉・元村議は「富士見の票で現職の3期目当選を阻止しよう」と呼びかけた。
市内全域で最も早く地区後援会を立ち上げ、村議から県議になった金子一郎・元自民党県連総務会長(故人)を支えた後援会や元村議らが陣営の中核を担う。
前回、高木氏と、自民党などの支援を受けた新顔の得票はおよそ6万6千対6万。この差を富士見の票で覆す、と息巻く。
その約2カ月後。同じ会場で、今度は高木氏がマイクを握った。
「賛成・反対もあったが、既に合併して一つの前橋なんです。厳しい時代だけに、34万市民が力を合わせなければならない」
両氏のせめぎ合いには、合併を巡り村が二分した名残が色濃い影を落とす。
2002年以降、「合併しない」宣言をした村長のリコール成立、合併賛成の住民投票結果を受けた合併案を村議会が否決、と騒動が続いた。07年、合併が争点の村長・村議のダブル選挙で、いずれも合併派が勝利し、ようやく方針が固まった経緯がある。
ダブル選で、高木氏は積極的に合併派を支援した。合併後の市議増員選で当選した3人のうち、1人はダブル選挙を制した元村長で、今回富士見地区で高木陣営の先頭に立つ。残る2人は山本氏を支援する。
富士見地区の北部は赤城山をいただき農畜産業が盛ん。南部は旧市に通勤・通学する人たちの多いベッドタウンとなっている。
当時合併に賛成したのは、主に村南部の「新住民」と呼ばれる人たち。一方、反対派は農家など昔から地元に住み、地域とのかかわりも深い。
商店を営む女性(67)は「合併で教育が充実すると言われたが、子育てを終えた世代は恩恵を感じられない。公民館の利用手続きなど、面倒になったことが増えたという印象だ」と話す。
高木氏の後援会幹部は「合併で良くなったこともたくさんあるのに、悪いところが印象に残りやすい」とぼやく。新清掃工場建設の必要性や、行財政改革と行政サービス向上に努めてきた実績を訴え、支持を取り付けようと懸命だ。
新顔の亀田好子・社会福祉法人理事(56)は、子ども向けの「どろんこパーク」建設など、赤城の自然を生かす政策で支持を広げようとしている。原発反対などを訴える新顔の樋口和彦弁護士(60)は、赤城大沼など放射能対策を全面に打ち出している。(渕沢貴子、遠藤隆史)
◇
前橋市長選に立候補を表明している現職と新顔3氏による公開討論会(前橋青年会議所主催)が8日夜、同市千代田町2丁目の前橋テルサで開かれ、約350人が集まった。立候補予定者は中心市街地の活性化などをテーマに議論を戦わせた。
いずれも無所属で、3選を目指す現職高木政夫氏、山本龍前県議=自民、みんな推薦=、亀田好子・社会福祉法人理事、樋口和彦弁護士=共産推薦=が出席した。
討論会で取り上げられたのは、(1)最も重点を置く三つの課題とその施策(2)中心市街地の活性化と8番街の活用(3)前橋の魅力・市外からの誘客(4)地方分権の推進と前橋・高崎合併(5)ごみ問題(6)市の財政改革。
群馬大社会情報学部の小竹裕人准教授がコーディネーターを務めた。JCが同市長選の討論会を行うのは2回目。今回は前半を一問一答としたうえで相手の発言への反論や補足意見を述べる時間を取ったほか、後半を自由討論とした。
◇
各氏の発言は、10日付朝刊に掲載します。
4040
:
チバQ
:2012/02/11(土) 17:40:01
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/1638
イトーヨーカドー跡複合商業ビルに 前橋市
「やまき」が計画案来年9月開店へ
4041
:
チバQ
:2012/02/11(土) 18:14:12
>>1849-1850
市議会会派再編
>>3220
>>3731
>>3733
藤沢土地問題
>>4021-4022
三野さんは、湘南地域連合、連合神奈川の推薦を取りつけた。民主党の中塚一宏衆院議員(12区)らが支援に駆けつけている。
鈴木さんの陣営では、会派を超えて保守系市議が中心となって支援。加えて、共産党や社民党も党として自主支援を表明している。一部の市民活動団体も支援を公表するなど、保守系に限らない支持
海老根さんの陣営では、同門の松下政経塾出身者が街頭や個人演説会で支援を呼び掛ける。松沢成文前知事や中田宏前横浜市長が告示日に駆けつけたほか、民主、自民の国会議員らが政策への評価などについて応援演説を展開している。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1202100013/
藤沢市長選:3候補が懸命の訴え、街頭や演説会で支持呼び掛け
2012年2月10日
任期満了に伴い12日投開票される藤沢市長選は、終盤に入った。元市議の三野由美子さん(46)、元県議の鈴木恒夫さん(62)、現職の海老根靖典さん(56)=届け出順=の3候補者は街頭や個人演説会で自らの政策を力強く訴え、支持を広げようと懸命だ。
三野さんは、湘南地域連合、連合神奈川の推薦を取りつけた。民主党の中塚一宏衆院議員(12区)らが支援に駆けつけている。選挙戦では個人演説会を一切開かず、街頭に集中。広く市民に政策を訴え掛けている。
三野さんの陣営は「やはり現職は強いという印象。ただあと一歩というところまで追い上げている手応えはある。最後まで気が抜けない」と話している。
鈴木さんの陣営では、会派を超えて保守系市議が中心となって支援。加えて、共産党や社民党も党として自主支援を表明している。一部の市民活動団体も支援を公表するなど、保守系に限らない支持を取り付けている。
3候補の中では最多となる9回の個人演説会を最終日までにこなす予定。さまざまな団体の弁士がマイクを握り「今を変えなければいけない」と訴えている。
海老根さんの陣営では、同門の松下政経塾出身者が街頭や個人演説会で支援を呼び掛ける。松沢成文前知事や中田宏前横浜市長が告示日に駆けつけたほか、民主、自民の国会議員らが政策への評価などについて応援演説を展開している。
支援する保守系市議も街頭で4年間の実績をPR。陣営は「街の反応は悪くない。ただ厳しい選挙戦で、いま一度引き締めが必要」と話している。
市選挙管理委員会によると、8日時点の期日前投票受け付け状況は、4年前の前回市長選と比べ、29%増(4227票)。期日前投票の受付窓口を、前回の4カ所から6カ所へ増やした結果とみている。2月4日時点の有権者数は33万5695人(男16万6240人、女16万9455人)。
4042
:
チバQ
:2012/02/11(土) 18:16:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120204-00000043-mailo-l14
藤沢市土地開発公社:私有地取得 鑑定額、公社購入の1/4 市議会百条委、市長ら5人喚問へ /神奈川
毎日新聞 2月4日(土)11時31分配信
藤沢市善行の私有地を不自然な経緯で市土地開発公社が取得した問題で、市議会百条委員会は3日、鑑定依頼していた私有地の評価額が、公社購入額の4分の1にとどまる2760万円と発表した。
現状のままの無道路地だった場合の評価額で、接道され、周囲の生産緑地指定が解除された宅地見込み地として評価しても5880万円だった。
公社の購入額は1億850万円で、「開きが大きすぎる」「なぜそんな額で買ったのか」との声が委員から改めて上がった。
その結果、先行取得を決めた海老根靖典市長、購入した当時の公社理事長・石渡朝司氏、当時鑑定評価した不動産鑑定士ら5人を21日に証人喚問することを決めた。海老根市長の喚問は2回目となる。今回の評価を担当した不動産鑑定士も参考人として招致する。
私有地を巡る住民訴訟で横浜地裁が実施した鑑定でも2666万円(道路開設の場合5333万円)、市議会4会派の市議が独自に依頼した鑑定評価額も4250万円で、いずれも購入額を大幅に下回っていた。【永尾洋史】
2月4日朝刊
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