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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3896チバQ:2011/11/13(日) 12:56:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20111113-OYT8T00009.htm
後絶たぬ寄付行為

かすみがうら市長 書類送検


11日の臨時会で釈明する宮嶋市長  首長や議員が有権者に金品を配り、公職選挙法違反(寄付行為の禁止)に問われる事例が後を絶たない。9日には、かすみがうら市の宮嶋光昭市長(67)が初盆名目で線香セットや香典を配ったとして、同法違反容疑で書類送検された。政治家側は「問題ないと思っていた」「うかつだった」と“ミス”を強調するが、違反行為は選挙の公正さを損ないかねず、有識者や捜査関係者からは、公選法を正しく理解するよう求める声が上がっている。(原田この実、建石剛)

■突然の来訪

 8月14日午後、父親の初盆を迎えた、かすみがうら市内の男性(58)は自宅を訪れた宮嶋市長の姿に驚いた。「親しくもないのに何事だろう」といぶかると、宮嶋市長は「初盆のお見舞いで線香を上げに来ました」と仏壇の前で手を合わせ、すぐに帰った。仏壇には「かすみがうら市長」と書かれた線香セットがあった。男性は「普通の市長ならこんなことしないはず。人気取りの行動と思った」と話す。

 別の50歳代の男性も自宅で宮嶋市長から初盆の香典3000円を受け取った。男性は「少額で、選挙に結びつけたいという下心があったとは思えない」としながらも「誠意を示すならほかにやり方があるはず。市職員も市長に『だめですよ』と制止しないといけない」と注文をつける。

 市によると、宮嶋市長は初盆を迎えた世帯の名簿を市職員から受け取り、運転手付きの公用車で回ることもあった。ある市幹部は「市長がまさか現金を持参するとは思わなかった」と話す。県警は9日、宮嶋市長が8月13、14日に市内の44世帯を訪問し、私費で購入した線香セット計20個(1万8000円相当)や香典計10万5000円を配ったとして、公選法違反容疑で書類送検した。

■地元の習慣

 宮嶋市長は11日の市議会臨時会で「自分で直接金品を配れば違法ではないという誤った認識だった」と釈明した。

 宮嶋市長によると、初盆回りは地元の習慣で若い頃から続け、交際範囲が広がるにつれて訪問世帯も増えた。旧出島村の村長だった頃は120〜150世帯に上ったという。宮嶋市長は「市長になったから始めた訳ではない」と選挙目当てではないことを強調。香典に私費を充てたことについては「別の首長は公費から支払って批判されたので、私費なら大丈夫だろうと思った」と述べた。

 だが、公選法は親族などの例外を除き、選挙区内の有権者へ寄付行為を禁止している。総務省によると、本人が出席する場合の「結婚披露宴の祝儀」「葬式の香典」などは罰則の対象外だが、禁止行為に変わりない。ある捜査幹部は「首長は公選法の『プロ』のはず。知らなかったではすまされない」と厳しく指摘する。

(2011年11月13日 読売新聞)


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