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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4037チバQ:2012/02/11(土) 17:33:26
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000871202060002
あしたを選ぶ 前橋市長選


【中】公共交通 利便性追求増す負担
2012年02月06日


中心市街地を回る「マイバス」。東循環は1月から運行が始まった=前橋市表町2丁目

 人口1・55人に1台と自動車保有率が日本一の「車王国」群馬。前橋市での保有率は県全体とほぼ同じだ。車を持たない交通弱者が不便を感じないようにするにはどうしたらよいか。


 市が昨年8月にまとめた基本計画では、バス網の改善・整備を中心に据えている。特に期待されているのが「デマンドバス」だ。


 前橋市茂木町、赤城タクシーの事務所。電話が鳴り、女性従業員が受話器を取った。「どこからどこまで乗りますか」「大胡駅から心臓血管センターまで」「では、午後1時にバス停に来て下さい」


 市から運行を委託されたデマンドバス「ふるさとバス」だ。決まったコースはなく、乗客が希望するバス停間だけを走る。1人でも利用できる。バスとタクシーのいいとこ取りだ。


 市に合併した大胡・宮城・粕川の旧3町村で2007年、県内初の運行が始まった。料金は一律200円。240カ所のバス停を9人乗りのバス4台が回る。1日平均110人程度が利用する。


 同市滝窪町の六本木ことさん(79)は、週に2回以上、買い物などで利用する。「頼りにしています」


 デマンドバスは00年ごろから全国に広がったが、導入は簡単ではない。市交通政策課では「既存のバスやタクシー会社が撤退すれば本末転倒。共存を検討する必要がある」。赤城タクシーの北爪純専務も「この地域で競合相手がいれば利用者の奪い合いになったかもしれない」と話す。


 市は、旧市区でのデマンドバス運行は難しいとみて、路線バス網の改善を掲げる。鉄道との乗り換えをしやすくするダイヤ改定、運行時間帯の拡大などで利便性を高める計画だ。


 路線バス全44路線のうち25路線は、赤字でも必要だとして市がバス会社に運行を委託している。委託路線の1便あたりの乗客は平日で平均7・1人。


 バス事業全体における市の補助金は、年間約2億6千万円にのぼる。デマンドバスの運行費は年間約3千万円で、市は約2600万円を支出している。


 前橋市の土地の路線価は全国の都道府県庁所在地の中で5年連続で最下位。人を集めようと中心市街地を一律100円で巡回させる「マイバス」は今年に入って3から4路線に増やした。4路線で年間計7千万円程度の補助金が必要になる見込みだ。


 公共交通にかける市の負担は大きいが、市長選立候補予定者たちはみな積極的だ。ただ、手法には大きな違いがある。


 現職の高木政夫氏(61)は「富士見地区にもデマンドバスを導入する」と訴える。


 新顔の山本龍氏(52)は市内全域一律200円乗り合いタクシーの100台運行を公約に掲げ、「午後10時まで運行し、飲んだ後も使えるようにしたい」と話す。財源は赤字の委託路線を廃止して作るという。


 新顔の亀田好子氏(56)は市全体で3万〜4万人単位の地域ごとにデマンドバスを走らせるほか、両毛線の旧下増田駅再建を目指すという。新顔の樋口和彦氏(60)は、マイバスやデマンドバスの増発で買い物弱者対策に重点を置くという。(遠藤隆史、渕沢貴子)


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