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仙台・宮城・陸奥

3309荷主研究者:2018/12/09(日) 19:04:05

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181130_12004.html
2018年11月30日金曜日 河北新報
<ブランチ仙台>仙台・桜ケ丘に複合商業施設 5店先行開業、来春30店舗に

東側区画が先行オープンしたブランチ仙台

 大和ハウスグループの大和リース(大阪市)は29日、仙台市青葉区桜ケ丘7丁目に複合商業施設「ブランチ仙台」を開業した。計画地のうち、みやぎ生協(仙台市)のスーパー、ドラッグストアなど5店舗が入る東側区画の施設を先行オープン。泉区長命ケ丘2丁目の西側区画には30店舗が入る施設を整備し、来年春の開業を予定している。

 ブランチは大和リースが展開する複合商業施設のブランドで、兵庫県と神奈川県に続き仙台が3カ所目。

 計画地の敷地面積は東側約8000平方メートル、西側約1万平方メートル。オープンした東側の施設は鉄骨2階の1棟で、延べ床面積約5100平方メートル。100円ショップと歯科、整骨院も入る。

 西側は鉄骨2階の店舗用5棟と、鉄骨4階の店舗兼立体駐車場の1棟。延べ床面積約1万6000平方メートルで、書店や飲食店、クリニック、緑地広場などで構成される見込み。

 計画地は県道仙台北環状線と県道大衡仙台線の交差点付近にあり、大和リースは1985年から2015年まで別の商業施設を運営していた。

 開業式典で同社の泉和彦仙台支社長は「コミュニティー型の商業施設を目指している。ここに集い、さまざまな方とつながり可能性を広げていただきたい」と話した。桜ケ丘学区連合町内会の酒井典雄(ふみお)会長は「複合商業施設が地域おこしに貢献してくれることを願っている」と述べた。

3310荷主研究者:2018/12/09(日) 19:04:38

http://yamagata-np.jp/news/201811/29/kj_2018112900578.php
2018年11月29日11:04 山形新聞
用足した跡?バス停付近「困った」 県庁前、仙台線の深夜便利用者か

公衆トイレの場所を紹介し、利用を促すポスター=山形市・県庁前バス停

 高速バス仙台―山形線の深夜便利用者によるとみられるマナー違反が山形市の県庁前バス停近くで相次いでいる。隣接する県自治会館敷地内では、酔った勢いか、我慢できなかったのか、降車直後に“用を足した”痕跡などが散見。近くの県庁敷地内の24時間利用可能な公衆トイレをPRするなど、バス会社がマナーアップを呼び掛けている。忘年会シーズンが近づき関係者の苦悩は続く。

 同バス停は県庁前の国道286号上にあり、高速バスや複数の路線バスが発着する。現在の場所には、近くから2014年9月に移転した。汚物が発見されているのは、県庁から中央分離帯を隔てた西進車線側で、仙台からのバスが到着する場所。16年ごろから被害が目立ち、平均して月1回のペースで確認され、植え込みや建物の影など国道から見えないところで見つかっている。発覚するのは、閉庁日(土日)明けの月曜日の朝が多いという。

 防犯カメラには深夜、仙台線のバスが到着後、人が物陰へ駆け込む様子が映っていることもあった。週末の夜、仙台で飲食した帰りの利用者が我慢できなかったとみられている。同会館の職員が清掃を強いられており、担当者は「移転前にはなかった現象。個々のマナーの問題だが、これだけ多いとは…」と閉口する。

 同会館から対策の申し入れを受けた山交バスは、16年夏から、バス停と車内に啓発ポスターを掲示した。全席にエチケット袋を配布するなどの対策を実施。ポスターには県庁前の公園「県民緑地」内にある公衆トイレの場所も記して利用を促し、今夏からは毎朝バス停の巡回を行い、汚物があれば清掃してきた。

 仙台―山形間の乗車時間はおよそ1時間。人気路線で多くの利用者への座席数確保のため車内にトイレは設置されていないが、山交バスは「高速道路上に三つのパーキングエリアがあり、要望があれば停車する。緊急時は遠慮なく声を掛けて」と呼び掛けている。

3312荷主研究者:2019/01/01(火) 15:28:47

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20181130-329887.php
2018年11月30日 09時17分 福島民友新聞
伊達と相馬にバス停 高速バス、若松・福島―仙台空港線

 会津乗合自動車(会津バス、会津若松市)は12月1日、会津若松、福島両市と仙台空港を結ぶ高速バスの運行ルートを変更する。

 これに伴い、東北中央道霊山インターチェンジ(IC)近くの道の駅伊達の郷りょうぜん(伊達市)と常磐道相馬ICに近い相馬市バスターミナルに新たなバス停を設置する。

 従来は福島市の福島競馬場前から東北道経由で仙台空港に向かっていたが、新ルートでは伊達市を経由し、相馬福島道路(東北中央道)と常磐道を使って仙台空港に向かう。

 運行は1日3往復で、片道運賃は会津若松―仙台空港が大人3200円、霊山―仙台空港が大人1300円、相馬―仙台空港は大人700円。福島―相馬間用の回数券も新たに設定する。

 問い合わせは会津バス(電話0242・22・5560)へ。

3313荷主研究者:2019/01/01(火) 15:36:37

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181201_13018.html
2018年12月01日土曜日 河北新報
仙台に住む少数言語外国人増加…行政窓口で通訳、手続きサポートします 観光国際協会来春スタート

講座の中で、コミュニティー通訳としてどう対応するべきかを話し合う受講生

 仙台観光国際協会(仙台市)は2019年4月、行政窓口や学校で日本語が不自由な外国人の手続きや面談を支援する「コミュニティー通訳」を派遣するサービスを始める。仙台市内でベトナム、ネパールの出身者が増えるなどし、英語や中国語以外の少数言語に対応できる人材が求められている現状を踏まえた。今月まで5回の講座を開き、通訳を養成している。

 青葉区の仙台国際センターで11月8日、3回目の講座があった。受講したのは英語、中国語をはじめベトナム語、ネパール語、タガログ語(フィリピン)など9カ国語を話す23人。外国出身者が19人、日本人は4人だった。

 東京外国語大の内藤稔講師が守秘義務の順守や通訳の心構えを説明。「コミュニティー通訳は外国人の人生に関わる。単に通訳するだけでなく、困っている人に寄り添う姿勢が求められる」と強調した。

 通訳の派遣は市内の外国人が無料で利用でき、通訳には謝礼が出る。市が事業費を負担する。現在、具体的な利用方法を検討している。

 派遣が想定されるのは幼稚園や小学校での保護者説明会や面談に加え、区役所での保育所の申し込みや転出入、児童手当、国民健康保険の手続きなど。妊娠期から就学後までの利用が多いと見込まれる。

 受講生で8年前にフィリピンから仙台に来た主婦川村アダさん(33)は「日本語の会話は大丈夫だが、行政の手続きや通訳の勉強をもっとしたい」と意欲的。来日6年目のベトナム人翻訳業ド・バン・トゥアンさん(38)は「日本語があまり分からないベトナム人の役に立ちたい」と言う。

 仙台市に住む外国人は約1万2200人。推移はグラフの通り。東日本大震災後に一時減少し、4年連続で増えている。留学生のほか留学後に就職した社会人と家族、技能実習生が多い。国籍別では中国が最も多いが、ベトナム、ネパールの増加が目立つ。日本語専門学校が積極的に募集、受け入れをしているのが要因とみられる。

 将来的に通訳40人の態勢を目指す。仙台観光国際協会の担当者は「住民の国籍や言語が多様化し、若い世代や家族も多い。母国と異なる行政サービスの利用を支援するための人材を育てたい」と話す。

[コミュニティー通訳]日本語が不自由な在留外国人が公共サービスを利用できるように支援する通訳。行政窓口や教育現場のほか司法、医療の分野で利用される。単なる通訳にとどまらず異なる言語、文化に起因する問題を理解し、橋渡し役になることが期待される。東南アジアや南アジアの出身者増加に伴い、少数言語のニーズが高まっている。

3314荷主研究者:2019/01/01(火) 15:38:55

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181201_12043.html
2018年12月01日土曜日 河北新報
<東北大>医療用センサー開発へベンチャー設立 高度な診断を容易に、5年後上場目指す

事業内容などを説明する熊谷社長(右)

 東北大は30日、脳や心臓などの高度な医療診断が容易となる新型磁気センサーを開発、提供するベンチャー企業「スピンセンシングファクトリー」(SSF、仙台市)を設立したと発表した。主な取引先は医療機器メーカーで、5年後の売上高100億円、株式上場を目指す。

 SSFは9月10日に設立。資本金は8050万円で、社員は5人。製造、販売する磁気センサーは数ミリ単位まで小型、軽量化されており、将来的に年間10万個の生産を計画している。

 磁気センサーには、東北大の宮崎照宣名誉教授(応用物性・結晶工学)が世界で初めて製作した常温で作動するトンネル磁気抵抗(TMR)素子を用いた。

 脳外科手術で脳内を診断するのに不可欠な測定機器は現在、超電導量子干渉(SQUID)素子という磁気センサーが用いられている。素子を作動させるにはマイナス269度の低温状態が必要。コスト面が課題となっており、機器1台は5億円に上る。

 TMR素子の磁気センサーを使った脳の測定機器は常温で作動するため、SQUID素子の機器と比べ10分の1のコストで生産ができるという。

 SSFの熊谷静似社長は「将来は医療分野だけでなく、機械の動作状態を監視する機械産業分野、道路や橋などインフラの状態を測定する環境産業分野まで幅広く応用できる。東北大発のベンチャーとして規模を拡大したい」と話した。

3315荷主研究者:2019/01/01(火) 15:40:14

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181201_13011.html
2018年12月01日土曜日 河北新報
<東北大>金起林の詩、日韓つなぐ 記念詩碑建立、仙台留学直後に発表の代表作刻む

金起林の記念碑建立に奔走した南副教授(左)と青柳さん

 日本統治下にあった1930年代の朝鮮に、モダニズム文学理論を紹介した詩人金起林(キム・ギリム)(1908年生まれ)の記念詩碑が仙台市青葉区の東北大片平キャンパスに建立され、30日に除幕式とシンポジウムがあった。

 金は36〜39年に東北帝大(現東北大)で英文学を学んだ。詩碑建立は、日韓両首脳による1998年10月の「21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ」共同宣言から20年を記念し、両国の研究者らが中心となって実現させた。

 金は平和を求める詩や評論を発表したが、42歳の時に朝鮮戦争の渦中で北朝鮮に拉致され、消息不明となった。韓国では作品全てが発禁処分となったが、88年に全集が刊行され、今は教科書でも扱われている。

 記念碑は仙台留学の直後に発表した代表作「海と蝶(ちょう)」を日本語と韓国語で刻む。詩に登場する三日月を白と黒の石でデザインした。

 除幕式では、韓国の文化や歴史を学ぶ市民グループ「コリア文庫」を仙台で主宰し、海と蝶の日本語訳をした翻訳家青柳優子さん(68)=東京=が詩を朗読。「魯迅の街の仙台が金起林の街としても知られてほしい」と語った。来日中の朴尚勲韓国公共外交大使は「記念碑は韓日友好の象徴となる」と強調した。

 シンポジウムでは、詩碑建立に奔走した南基正ソウル大日本研究所副教授らが金の文学や日韓関係について意見を交わした。

3316荷主研究者:2019/01/01(火) 15:41:10

https://www.sankei.com/region/news/181201/rgn1812010003-n1.html
2018.12.1 07:02 産経新聞 地方宮城
仙台港に中国コンテナ航路 五輪混雑回避に広がる地方活用

仙台港に入港したコンテナ船。中国に直行する航路が新たに開設される=仙台市宮城野区(石崎慶一撮影)

 〈宮城〉東北最大のコンテナターミナル港、仙台塩釜港(仙台港区)=仙台港=で今月、韓国の港湾に寄港せず中国と直結する外貿コンテナ定期航路が初めて開設され、4日にも最初の船が入港する。同港の新規外貿航路の開設は平成28年の韓国航路以来で、コンテナ定期航路は10航路目となり、航路数は過去最高。好調なコンテナ貨物量の増加と将来の埠頭(ふとう)拡張を見据えたポートセールス、地方港活用の動きが背景にあるようだ。(高梨美穂子)

 ◇

 今回、航路を開設するのはSITCコンテナラインズ(中国・上海市)で、コンテナ船「SITC TOYOHASHI」(9967トン)など3隻を使用。毎週月曜に仙台港を出発し、連雲港(江蘇省)▽青島(山東省)▽東京▽川崎▽横浜▽上海▽太倉(江蘇省)▽東京▽川崎▽横浜▽仙台-の順で寄港する。同船の積載能力は1011TEU(1TEUは20フィートコンテナ相当)。連雲港には4日程度で到着する。

 航路開設に、日本の総代理店担当者は「京浜港への輸出入貨物が増え、輸送業者が逼迫(ひっぱく)。仙台への航路開設は日本側の荷主のニーズに合う」と狙いを語る。

 2020年東京五輪・パラリンピックでは京浜港周辺で交通規制による陸送の遅れも懸念される。トラックによる陸送も近年、人手不足で価格上昇の傾向にある。同社ではこれらを踏まえ、「国内の選択肢を広げるため、地方港開拓に力を入れている」と語った。

 仙台港には韓国・中国の両方を経由する既存4航路がある。一方で、「韓国の港は天候などにより入港が遅れるケースがよくあり、荷主の悩みとなっている」(県港湾課)現状がある。ダイレクト船は定時性が担保しやすいとSITC側は説明、同社の東南アジア航路のネットワークを使い、東北からベトナム、タイ、フィリピンへの貨物が増えるとの期待もある。

 県港湾課によると、東日本大震災による復興需要で、仙台港は建材や太陽光パネルなど輸入が増加。輸入に有利な航路も増えた。「航路があるため、復興需要と関係ない人たちも仙台港を使うようになり、需要は落ちていない」という。

 27年には同港で3航路、28年には1航路が新設された。現在、高砂コンテナターミナルを6ヘクタール増加(32年暫定供用開始、34年完成予定)、3号岸壁・埠頭用地を4ヘクタール増加(36年完成予定)する拡張工事中。

 県や仙台市などによるポートセールスも力が入っている。

 東北地方整備局のまとめ(10月1日現在)によると、東北6県からは仙台港を含め、八戸(青森県)▽釜石(岩手県)▽大船渡(同)▽秋田▽酒田(山形県)▽小名浜(福島県)-の計7港が外貿コンテナ定期航路を開設。全24航路の10航路が27年以降に就航、うち4航路が昨年開設された。地方港活用は東北でも広がってきているようだ。

 同局クルーズ振興・港湾物流企画室では「東北にとって仙台への新航路開設は、利便性が上がり、輸送コストが下がることが考えられる」と話している。

3317荷主研究者:2019/01/01(火) 16:00:06

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38479790T01C18A2L01000/
2018/12/3 22:00 日本経済新聞 北海道・東北
磁気分野の国際会議、仙台で開催 2023年に

3318荷主研究者:2019/01/01(火) 16:05:58

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181204_12033.html
2018年12月04日火曜日 河北新報
<東北大雨宮キャンパス跡地>イオンモールに全土地引き渡し

 東北大雨宮キャンパス跡地(仙台市青葉区)の再開発計画で、イオンモール(千葉市)への全ての土地の引き渡しが3日、完了した。多量の汚染土壌の処理に時間がかかり、当初予定より約10カ月遅れた。

 東北大によると、引き渡したのは跡地約9.3ヘクタールのうち、大型商業施設と医療・福祉施設の建設予定地の計約7.7ヘクタール。大規模分譲マンション2棟の予定地約1.6ヘクタールは土壌改良を先に終え、今年6月29日に引き渡しが済んだ。1棟は既に着工している。

 開発を主導するイオンモールは、2019年秋をめどとしていた正式な大型商業施設の開業時期を「現在プランを策定中で未定」と、明らかにしていない。

3319荷主研究者:2019/01/01(火) 16:06:21

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181204_12005.html
2018年12月04日火曜日 河北新報
消費税増税前 仙台圏でスーパーの出店や改装相次ぐ

買い物が楽しくなる空間を目指しているみやぎ生協のBRANCH仙台店

 仙台圏で、スーパーの新規出店やリニューアルが相次いでいる。小売店の競争が激化し、消費税率10%への引き上げが2019年10月に迫る中、各社は東北最大の消費地で優位に立とうと戦略を練り、顧客の取り込みを図っている。

 みやぎ生協(仙台市)は11月29日、仙台市青葉区桜ケ丘7丁目の複合商業施設に「BRANCH(ブランチ)仙台店」を開業した。

 宮城県内51店目の店舗は売り場面積約1700平方メートルで、開放的な空間が広がる。みやぎ生協の産直ブランド「めぐみ野」の農水畜産物など約1万6000品目を取り扱い、生活雑貨大手東急ハンズ(東京)のグッズを初めて導入した。

 幹線道路の県道仙台北環状線と県道大衡仙台線の交差点に面し、半径1キロに約5500世帯、1万3000人が暮らす。商圏にはヨークベニマル(郡山市)やヤマザワ(山形市)、ウジエ(登米市)など競合他社の店舗がひしめく。

 みやぎ生協の宮本弘理事長は「肥沃(ひよく)な商圏。重要な場所に出店できた。暮らしに役立つ商品を届け、シェア拡大を目指す」と強調。「今後数年の間に仙台でさらに数店舗を出したい」と意気込む。

 イオンリテール東北カンパニー(仙台市)は今月下旬、ミニスーパー「イオンエクスプレス」を初めて名取市に出店する予定。既存の12店舗は全て仙台市内にあり、店舗網を広げる。新店舗はJR名取駅、図書館や公民館などが入る複合ビルなどに近く、幅広い客層の利用が見込まれる。

 ヨークベニマルは11月中旬、地方都市向けのモデル店と位置付ける初の小型店を若林区大和町4丁目にオープンした。ヤマザワは9月下旬に太白区中田町の店舗を新装オープンし、購入した食品を食べたり、休憩したりするスペースを新設した。

 東北経済産業局がまとめた9月の東北のスーパー販売額動向(速報)によると、全店(488店)が前年同月比4.9%増の825億6300万円で、4カ月連続のプラスとなった。主力の飲食料品が好調だったほか、宮城、福島両県で10店舗増えた影響もあったという。

 東北の業界関係者は「新店効果は地域経済にとってプラスに働くことが多い。消費ニーズやライフスタイルが激しく変化しており、スーパー各社は出店場所や形態などを見極め、知恵を絞っている」と指摘する。

3320荷主研究者:2019/01/01(火) 16:13:06

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181205_12028.html
2018年12月05日水曜日 河北新報
仙台と中国を結ぶコンテナ定期航路、第1船入港

高砂埠頭に入港した新航路の第1船

 仙台塩釜港と上海など中国沿岸部の4港を直接結ぶ初の国際コンテナ定期航路が開設され、第1船が4日に仙台塩釜港に入った。同港の国際コンテナ定期航路は過去最多の計10航路となった。

 香港の海運会社SITCコンテナ・ラインズが週1便運航する。貨物船の積載能力は20フィートコンテナ換算で約1000個。中国沿岸中部の青島、連雲港、太倉、上海の各港に立ち寄る。

 中国からは当面、衣類や日用雑貨品などが輸入される見通し。宮城県港湾課によると、上海は受け入れ能力を超える国際コンテナが集中しており、今後は近隣の太倉での取扱量が増える見込みという。

 4日には仙台港区の高砂埠頭(ふとう)(仙台市宮城野区)で記念式典が行われ、関係者ら約20人が出席。SITCジャパン(東京)の張立潔社長は「仙台港の利便性を高め、コンテナ取扱量のさらなる増加に向け努力したい」と述べた。

 仙台塩釜港の国際コンテナ取扱量は東日本大震災で大きく落ち込んだが、2017年は過去最多の25万8235個を記録するなど盛り返している。

3321荷主研究者:2019/01/01(火) 16:14:36

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181205_11023.html
2018年12月05日水曜日 河北新報
仙台市の人口減、5区で進度に差 泉最速、若林は緩やか

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20181205kahoku02.JPG

 仙台市が市内5区ごとに将来の人口動向や高齢化率を独自に推計した結果、人口減少や高齢化の進み具合に地域差があることが分かった。市全体の人口は2020年をピークに緩やかに減るが、泉区は既に減少局面に突入し、今後も最大の下落率で推移する。若林区は減少に転じるのが最も遅くなり、30年までは増加基調が続くと予想される。

 人口動向と高齢化率の見通しはグラフの通り。15年の人口を100とした場合の増減率、将来人口推計を踏まえた高齢化率の予測をそれぞれ算出した。

 人口減が最速で進行しているのは泉区。住民基本台帳の人口が既に14年から減っている。今後も減少率が大きく、50年に現在の約8割、60年には約7割まで縮小。高齢化率も上昇し、45年に市内で一番速く40%台に達する。

 1960年代以降にベッドタウンとして大規模な住宅開発が行われて人口が急速に増加した反動があるほか、集合住宅が少なく住民の入れ替わりが鈍いことも影響しているという。

 太白区は人口の微増が続くが、20年をピークに減少に転じる。特に旧秋保町は50年に現在の約7割、60年には約6割に減少する見通し。区全体も泉区に続く大きな下落率で推移する。

 青葉区と宮城野区は25年を境に減少局面に入る。

 青葉区は愛子地区を中心に旧宮城町の人口減が緩やかだが、旧仙台市の減少率が大きい。市中心部で大規模な住宅開発が計画されるが、郊外で人口減が急速に進む。宮城野区は田子地区などの人口増で、減少率は青葉区より緩やかになる。

 若林区は、荒井地区の住宅開発や市地下鉄東西線の開業効果などで当面は人口増が続く見込み。30年をピークに減少局面に入るものの、現在の水準を下回るのは50年以降とみられる。

 泉区以外の高齢化率は太白区が35年、青葉、宮城野、若林の3区が40年にそれぞれ30%台に到達する。40%前後に上昇するのは4区ともに60年ごろで、泉区より15年遅いと予想される。

 市政策企画課の松田智子課長は「市全体の人口減が緩やかに進む予測のため課題に向き合うのは当分先のように思えるが、地域によっては対策を急がなければならない」と指摘する。

[仙台市の将来人口推計] 2015年の国勢調査人口をベースに、市全体と区ごとの合計特殊出生率や社会移動率などを考慮し、コーホート要因法と呼ばれる手法で推計。15年時点の住宅開発動向なども加味した。15年の人口と高齢化率は青葉区31万183(22%)、宮城野区19万4825(21%)、若林区13万3498(22%)、太白区22万6855(24%)、泉区21万6798(24%)。

3322荷主研究者:2019/01/01(火) 16:35:04

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181206_12032.html
2018年12月06日木曜日 河北新報
<仙台東西線>きょう開業3年目 利用者前年より9.7%増も予測8万人には依然届かず

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20181206kahoku02.JPG

広瀬川を渡る仙台市地下鉄東西線の列車。利用者が伸びているが、需要予測には届いていない=青葉区の国際センター-大町西公園間

 仙台市地下鉄東西線は6日、2015年12月の開業から丸3年を迎えた。3年目の利用者(速報値)は1日平均6万800人で、前年同期より5400人(9.7%)増えた。住宅開発や集客施設の進出が活発な東部地域で伸びた。ただ開業時の需要予測8万人には依然、届いていない。

 開業3年間の1日平均利用者数の月別推移はグラフの通り。3年目は年間を通じて1、2年目の実績を上回った。最多は今年10月の6万6000人だった。

 通勤・通学客の多い平日は1日平均が6万8600人となり、前年同期から11.0%伸びた。10月は過去最多の1日平均7万2000人の利用があった。

 駅別では仙台駅が最も多く、1日平均1万9200人。次いで青葉通一番町駅6100人、八木山動物公園駅4800人、薬師堂駅4700人など。

 増加率は六丁の目駅が最大で21.7%。荒井西土地区画整理事業地内で住宅開発が進み、人口が急増した。次いで卸町駅の20.0%。大型商業施設「イオンスタイル仙台卸町」が開店し、買い物客らの利用が押し上げた。周辺のまちづくりが進む荒井駅は18.2%だった。

 東北大農学部の青葉山移転(17年4月)などを機に学生の利用が増え、川内駅は10.7%、青葉山駅は9.4%伸びた。

 仙台駅を境に東西を比べると、西側6駅は1日平均3700人、東側6駅は3200人だったが、増加率は西側7.7%、東側13.5%で勢いに差が出た。

 需要予測に達したのは川内、国際センター、青葉通一番町、連坊の4駅にとどまった。今後も東部地域で人口増加が見込まれるが、南北線からの乗り換えを含む利用促進が課題となる。

 市交通局営業課の三浦孝行課長は「8万人に近づいている点は一定の評価をしているが、届いていないことは事実であり、さらに努力を続ける」と話した。

3323荷主研究者:2019/01/02(水) 20:54:02

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38679210X01C18A2L01000/
2018/12/8 0:30 日本経済新聞 電子版
仙台駅周辺でビジネスホテル開発ラッシュ
(東奔北走)

3324荷主研究者:2019/01/02(水) 20:58:15

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181208_11021.html
2018年12月08日土曜日 河北新報
<仙台市>泉区役所建て替えも 大規模改修とコスト比較

仙台市地下鉄泉中央駅に隣接する泉区役所。左から市職員研修所、本庁舎、東庁舎と並ぶ

 仙台市が老朽化した泉区役所の大規模修繕に向けた作業を中断し、建て替えも視野に検討していることが7日、分かった。2016年度の調査で改修費用が想定を上回った。市は改修と建て替えの年間コストなどを比較・検討した上で、最適な手法を決定する。

 泉区役所は地上5階、地下1階の本庁舎(1977年築)と東庁舎(85年)で構成される。敷地内には旧泉市時代に議会棟だった地上2階の市職員研修所(77年)もある。本庁舎と職員研修所は81年の建築基準法改正前の旧耐震基準で建設され、耐用年数は残り10年未満と見込まれる。

 改修設計を見込んで市が2016年度実施した調査で、給排水や空調設備の配管がこれまで更新されていなかったことが判明し、費用が想定を大幅に上回ると分かった。このため17年度に予定していた改修設計を見送り、建て替えの調査を始めた。

 泉区役所の敷地は約3万平方メートルで、うち本庁舎などの建築面積は約5300平方メートル。残りは駐車場として利用しているほか、一部を民間保育園に賃貸している。

 泉区は市内5区で最も速いスピードで高齢化が進んでおり、市地下鉄泉中央駅を中心とした周辺商業地域のにぎわい創出を後押しする役割も課題となる。

 泉区役所は1988年の合併まで泉市役所として使われ、他の区役所より職員の執務室数が多い上、庁舎が二つに分かれる。建て替える場合には、庁舎をまとめて敷地の有効利用を求める声も上がるとみられる。

 市は16年、泉など各区役所や総合支所の老朽化対策に順次着手する方針を示した。

3325荷主研究者:2019/01/02(水) 21:00:28
>>3219
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181208_12043.html
2018年12月08日土曜日 河北新報
仙台駅東口に複合ビル 20年夏完成、オフィスとホテル入居

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20181208kahoku02.JPG
複合ビルの完成イメージ

 保険代理業などの宮城商事(仙台市)は7日、仙台市宮城野区榴岡3丁目にオフィスとホテルが入る16階建て複合ビルを建設すると発表した。2020年夏の完成を見込む。グリーンホスピタリティーマネジメント(東京)が運営する「ホテルグランバッハ」が東北初進出する。

 立地はJR仙台駅東口から徒歩約5分の宮城野通沿い。鉄骨16階、免震構造と自家発電設備を設ける。1階に店舗、2〜6階にオフィス、7〜16階にホテルが入居する。

 オフィスは1フロアが約600平方メートルあり、最大で7分割できる。仙台の旺盛なオフィス需要の受け皿となることを見込む。

 ホテル名は「ホテルグランバッハ仙台セレクト」。宿泊主体型で、全150室ほどになる予定。7階にレストラン兼ラウンジ、最上階に宿泊客用の大浴場を設ける。

 運営会社は、「とんかつ新宿さぼてん」を展開するグリーンハウスフーズなどのグリーンハウス(ともに東京)グループ。14年から自社ブランドのホテルを展開し、仙台が全国4カ所目となる計画。

 運営会社の担当者は「交通利便性が良い都市で好立地を探していた。ビジネスと観光の双方の需要を取り込みたい」と話した。

3326荷主研究者:2019/01/02(水) 21:00:54

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181208_11031.html
2018年12月08日土曜日 河北新報
<宮城県民会館>移転新築で整備検討 知事、県議会で表明

 宮城県議会11月定例会は7日、一般質問の最終日を迎えた。村井嘉浩知事は仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城(県民会館)の建て替えについて、移転を視野に新施設の整備を検討する考えを表明した。年度内に有識者会議を設け、機能や規模、立地場所などの議論を本格化させる。

 施設を現地で建て替える場合の課題について、村井知事は「敷地が手狭で席数が制限されるほか、工事に伴う休館期間が約4年間になる」と述べ、移転新築を含めて整備の在り方を探る意向を示した。

 5月から半年間実施した需要調査の結果にも言及。大規模ホールの利用状況や施設利用者の意向を確認した結果、仙台市が検討している音楽ホールの整備を前提に、同じ2000席規模の施設の需要が見込まれるとした。

 村井知事は「ミュージカルや音楽のポップスなど大型興行に対応する規模の施設を県が整備しても、市の音楽ホールとのバランスは取れる」と説明した。

 佐々木喜蔵(自民党・県民会議)、太田稔郎(みやぎ県民の声)、菅間進(無所属の会)、藤倉知格(自民党・県民会議)の4氏が質問した。

 本会議では収用委員に弁護士の須藤力氏(62)=仙台市泉区=を再任する人事案に同意した。

3327荷主研究者:2019/01/02(水) 21:02:11

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181208_52005.html
2018年12月08日土曜日 河北新報
大手メーカーから事業承継 山形・商用車整備「サニックス」、会社分割で仙台工場取得

サニックスの子会社が全株式を取得したサニックス仙台

 商用車総合整備のサニックス(山形市)グループは7日、車体メーカーのパブコ(神奈川県海老名市)が仙台工場(仙台市宮城野区)を会社分割して新設した「サニックス仙台」の全株式を取得した。サニックス仙台はパブコ仙台工場の業務を引き継ぎ、サニックスの仙台の製造拠点となる。東北の企業が、大手メーカーから会社分割で事業承継するケースは珍しいという。

 株式を取得したのはサニックス子会社の佐藤商事(仙台市)。パブコ仙台工場の関連資産を一括して受け継ぎ、従業員約40人は全員を継続雇用する。

 サニックスは、東北6県と新潟県で主力の車体製造や修理などの事業を展開。昨年2月、若林区に仙台営業所を開設した。宮城県で受注が増えたが、対応が追い付かずに生産を外部業者に委託したケースもあったという。サニックスは仙台工場の新設を計画し、用地を探していた。

 パブコは三菱ふそうトラック・バス(川崎市)の完全子会社。仙台など国内3工場でトラックに積載される装備「架装」の開発や製造・販売を手掛ける。仙台工場は東北の顧客向けの架装を製造していたが、他の2工場より生産規模が小さく、設備投資などで優先順位が低くなりがちだった。

 パブコは、既存の会社が事業を他企業に承継させる会社分割のうち、一部事業を切り離して新会社として独立させる「新設分割」を仙台工場に適用。株式をサニックス側に有償譲渡することで、残る2工場への投資に注力する。

 サニックス仙台営業所はサニックス仙台に統合され、売上高は計約10億円を見込む。サニックスの佐藤啓社長は「工場を新設した場合、10年はかかる施設や従業員をすぐに手にすることができ、東北をカバーできる体制を強化できた」と話した。

3328荷主研究者:2019/01/02(水) 21:05:54

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181209_11033.html
2018年12月09日日曜日 河北新報
<宮城県>人口3年連続減 マイナス0.38%、3市村は増

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20181209kahoku01.JPG

 宮城県が発表した県内の推計人口年報(10月1日現在)によると、総人口は231万3219(男113万326、女118万2893)だった。前年比8805人減(0.38%)で、3年連続のマイナスとなった。

 市町村の増減率は高い順にそれぞれ表の通り。増加は3市村にとどまり、増加率トップは大衡村の1.41%(81人)だった。仙台市の0.21%(2292人)、名取市の0.07%(54人)が続いた。

 減少は32市町。減少率が最も高かったのは七ケ宿町の3.83%(53人)。次いで女川町の2.70%(164人)、松島町の2.18%(306人)、丸森町の2.05%(275人)の順だった。

 減少数が最も多かったのは石巻市で1693人(1.17%)だった。大崎市の1302人(0.99%)、登米市の1249人(1.56%)、気仙沼市の1073人(1.70%)なども多かった。

 人口動態は自然増減が7951人減(出生1万6372人、死亡2万4323人)で、14年連続の減少。社会増減は854人減(転入11万754人、転出11万1608人)で、2年連続で減った。

3329荷主研究者:2019/01/02(水) 21:38:34
>>1314
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181211_13019.html
2018年12月11日火曜日 河北新報
<都市計画道路>浦田工区来年6月開通 仙台バイパスと南光台直結

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20181211kahoku01.JPG
工事が進む浦田工区北側の交差点予定地。奥に見える南光台トンネル(仮称)は既に完成した=仙台市泉区松森(写真の一部を加工しています)

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20181211kahoku02.JPG

 仙台市が整備を進める都市計画道路「宮沢根白石線」のうち、泉区の浦田工区が来年6月に開通する見通しとなったことが10日、分かった。国道4号仙台バイパスと泉区南光台地区をつなぎ、宮城県道仙台北環状線にも接続する道路で、市北東部から中心部へのアクセス向上が期待される。

 浦田工区は地図の通り。全823メートルのうち、泉区松森の仙台バイパス交差点から、仙台北環状線までの123メートルは、2011年9月に先行開通している。

 工事が進むのは残る700メートルで「南光台トンネル」(仮称、223メートル)は既に完成。北側では北環状線との接続部を交差点にする作業が行われている。来年1月21日、暫定的に丁字路交差点として利用を開始し、全線開通後は十字路に変更する。南側の都市計画道路「鶴ケ谷中山線」との交差点も今月17日に新しくする。

 トンネル上部はバス停や転回場、公園にする。浦田工区と並行する側道の整備も進み、幅5.5メートルの既存道路を2.5メートル拡幅し、新たに歩道を設ける。

 浦田工区は02年に事業着手し、現在の工事区間は12年6月に作業が始まった。来年3月の全線開通を目指したが、入札不調があり、工事が遅れていた。

 同工区は片側2車線の計画。仙台バイパス交差点から南光台地区に入り、鶴ケ谷中山線を西進すれば、県道仙台泉線につながるため、市中心部へのアクセスが良くなる。

 市北道路建設課の担当者は「鶴ケ谷中山線をさらに西進すれば、大和町方面に向かう県道大衡仙台線に接続する。渋滞する国道4号バイパスを避け、市北西部へ向かう迂回路としての利用も見込まれる」と話す。

3330荷主研究者:2019/01/02(水) 21:39:09

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00499021?isReadConfirmed=true
2018/12/11 05:00 日刊工業新聞
MUSASI D&T、仙台にベビー服メーカー設立

短肌着やロンパースの試作品

 【仙台】MUSASI D&T(東京都港区、佐藤里麻社長、03・5413・3744)は、2019年6月をめどに仙台市青葉区内で未熟児向けのベビー服メーカー「くるむ」を設立する。肌着やセレモニードレスを安価で販売。設立と同時に通販サイトも開設する。くるむを子会社化するかは検討中で、売り上げ目標は未定。

 当初は通販のほか、仙台市内や静岡県内で新生児集中治療管理室(NICU)のある病院の売店などで販売する。肌着のサイズは体重1500―2000グラムの赤ちゃん向けに3種類用意する。価格は1着1000円前後に抑えたい考え。大手では同2500グラム以上の製品がほとんどで、未熟児用の肌着を生産している他のメーカーでも1着3000円以上のものが多いという。

 肌着のラインアップは短肌着、長肌着、ロンパースを予定する。素材は綿100%。中国製のより安価なものと、国産の製品も用意する。ピンク、水色などのカラーバリエーションも検討中。死産児用のセレモニードレスは1着1万―2万円程度で販売する。通販サイトでは未熟児用ベビー服を販売する他社製品も扱いたい考え。「高齢出産が増加し、未熟児も増えている。こうした肌着の存在を知ってほしい」(佐藤社長)。

 他県に製造委託を予定する企業はあるが、宮城県内などでも委託できるパートナー企業を募集している。同社はソフトウエア設計やホームページの運用などを手がける。

(2018/12/11 05:00)

3331荷主研究者:2019/01/02(水) 21:40:47

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38797890R11C18A2L01000/
2018/12/11 22:00 日本経済新聞 電子版 北海道・東北
東北セラミック、量産品2倍に増産 宮城の工場を増設

3332荷主研究者:2019/01/02(水) 21:56:49

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181213_12021.html
2018年12月13日木曜日 河北新報
<日本商業不動産保証>敷金ゼロで仙台にオフィスを 新サービス、初期費用抑え入居促す

フラットオフィスを導入するヒューモスファイヴの空き室

 信用保証業の日本商業不動産保証(東京)は今月、企業が敷金無料でオフィスに入居できる新たなサービスを、仙台市内のビルで始める。仙台では東日本大震災からの復興需要や首都圏からのアクセスの良さなどを背景に、事業所の開設や拡張が相次ぐ。同社は入居や移転のハードルを下げ、ベンチャー企業などを支援する。

 サービスの名称は「フラットオフィス」で、東北での提供は初めて。JR仙台駅西口のオフィスビル「ヒューモスファイヴ」(青葉区)で先行導入する。

 敷金のほか連帯保証人、保証委託料、退去時の原状回復費用も不要。その分、賃料が相場よりやや高くなる場合もあるが、企業は初期費用を抑えることができ、人材採用費や内装費などに充てられる。

 日本商業不動産保証は独自のシステムで企業の信用力を審査。保証契約を交わし、一定金額をビルオーナーから受け取る。企業がテナント料を払えなくなったり、倒産したりしたときは企業に代わって保証金を支払う。原状回復はビルオーナーが担う。

 オフィスビルの敷金は通常、賃料の半年〜1年分程度とされる。企業が新たなビルに移る際、現在のビルの原状回復費などと、新たなビルの敷金や内装費がほぼ同時期に必要になるため、移転を諦めるケースがあるという。

 日本商業不動産保証は不動産投資信託(REIT)の資産運用会社などと連携し、同様のサービスを首都圏や福岡、広島両県などで展開している。

 日本商業不動産保証の豊岡順也社長は「企業はオフィスを借りやすくなり、出やすくもなる。敷金として寝かせていた資金を有効活用してほしい」と利点を強調。仙台市内のオフィスビルにとどまらず、東北全体へのサービス拡大を見据えている。

 ヒューモスファイヴは地上9階、地下2階で延べ床面積約6100平方メートル。仙台駅とペデストリアンデッキで直結する好立地。11月末現在、17社が入居していて、一部に空き室がある。

 運営するヒューモス(青葉区)の担当者は「サービス導入でビルを差別化でき、テナントは賃貸借契約の選択肢が増える。原状回復費が要らず、退去する際の負担も減る」と説明する。

3333荷主研究者:2019/01/02(水) 21:58:24

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181213_12020.html
2018年12月13日木曜日 河北新報
<仙台パルコ>新規8店おいしさ拡充 大規模改装終える

おしゃれな空間でメキシコ料理を味わえる「アギーラ デ ペロ」

 仙台パルコ(仙台市青葉区)は、開業10周年を迎えた8月から手掛けた大規模な改装を終えた。本館とパルコ2(同)の計21区画が対象で、内訳は新規出店8店、改装13店。飲食や雑貨、食品部門を強化し、客層の拡大を目指す。

 本館1階は開業以来初の大幅改装となった。メキシコ料理の「アギーラ デ ペロ」、食品販売の「寝かせ玄米と日本のいいもの いろは」、生活雑貨の「ベーシックアンドアクセント」はいずれも初出店。

 「アギーラ デ ペロ」は金曜と土曜は午前2時まで営業する。肉料理や本場のトルティーヤを使ったタコスに加え、ビールやテキーラも厳選した。

 パルコ2の3階には、セルフコスメの「アミューズ ボーテ」が東北初出店した。高級品からカジュアルな品まで多彩なブランドを取り扱い、アイテムを気軽に試して選べる。

 リニューアル区画の8〜11月のテナント取扱高は前年比約30%の増加となり、好調に推移している。仙台パルコの担当者は「クリスマスや初売りに向け、より楽しんでいただける空間を創出したい」と話した。

3334荷主研究者:2019/01/02(水) 22:01:22
>>3324
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181213_11010.html
2018年12月13日木曜日 河北新報
<仙台市>泉区役所建て替え表明 民間活力導入へ

市職員研修所(左)と共に建て替えの方針が決まった泉区役所本庁舎(中央)。いずれも築40年を超える

 仙台市は12日の市議会12月定例会で、築41年となる泉区役所本庁舎と市職員研修所を建て替える方針を明らかにした。大規模改修を予定していたが費用が想定を大きく上回り、建て替えを視野に入れて検討していた。市は建て替えに合わせ、区役所の敷地を泉区の地域活性化に生かす考えで、民間活力の導入を目指す。

 館圭輔財政局長は「長期的な財政上のメリットを考え、建て替えることと判断した。泉区の中心地区として、持続的なまちづくりの観点を十分に意識して検討を進めたい」と述べた。

 建て替えるのは、泉区役所のうち、地上5階、地下1階の本庁舎と、旧泉市の議会棟だった2階の市職員研修所。ともに1977年建築で、残りの耐用年数は10年未満と見込まれる。

 本庁舎隣にある85年建築の東庁舎は、本庁舎と一体で建て替えるかどうかを引き続き検討する。区役所の敷地は約3万平方メートルと広大で、一部は民間保育園と市情報システムセンターが利用している。

 建て替えによって生まれるスペースを活用し、にぎわい創出も目指す。市職員研修所の現在地への再整備や移転などを検討、整理する。開発事業者をはじめとする民間活力を導入し、敷地の有効活用策を考えていく方針。

 市財政企画課の担当者は「建て替えには、民間資金活用による資本整備(PFI)やリース方式など、さまざまな可能性を視野に入れている。住民の意見を聞く場も設けたい」と話す。

3335荷主研究者:2019/01/02(水) 22:12:57

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181214_12033.html
2018年12月14日金曜日 河北新報
仙台のオフィスビル空き室率4.55% 調査開始以来最低 11月

 オフィスビル仲介の三鬼商事仙台支店がまとめた11月の仙台市内のオフィスビル空き室率は、1992年の調査開始以来最低だった10月(4.92%)よりさらに0.37ポイント改善し、4.55%となった。仙台駅前で成約の動きが集中した。

 調査5地点のうち4地点で改善。仙台駅前は0.42ポイント低下の3.26%で、コールセンターの大型成約やIT系企業の拡張移転、築年数の浅いビルでの成約が相次いだ。

 一番町は0.60ポイント低下の3.35%。解体に着手した1棟と解体予定の1棟について、それぞれテナント募集面積が減ったことが影響した。

 仙台駅東は0.27ポイント低下の6.82%。地区内での借り換え移転などがあり、2007年3月以来の6%台となった。県庁・市役所は0.06ポイント低下の6.94%、周辺オフィスは0.23ポイント上昇の8.20%。全地点の1桁台は17カ月連続となった。

 仙台支店の担当者は「コールセンターの新設やIT系企業の拠点開設など、解約を伴わない成約の動きが活発になっている。3%台が現実味を帯びている」と説明した。

 調査対象は延べ床面積が990平方メートル以上の348棟。10月現在の対象は350棟だったが、11月は解体着手・予定の一番町の2棟を外した。

3336荷主研究者:2019/01/02(水) 22:19:16

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181215_12010.html
2018年12月15日土曜日 河北新報
<JR東>仙台-新函館北斗間4分短縮2時間26分に 来春ダイヤ改正

 JR東日本仙台支社は14日、2019年3月16日のダイヤ改正の概要を発表した。東北・北海道新幹線の所要時間を4分短縮し、仙台-新函館北斗間を最速2時間26分で結ぶ。

 2時間26分で結ぶのは下り2本。東京-新函館北斗間は最速3時間58分となる。東北新幹線は「はやて」(東京-盛岡)の下り1本を「はやぶさ」にし、所要時間を東京-仙台間で9分、東京-盛岡間で10分短縮する。

 仙石東北ラインは、信号機器の更新で仙台-石巻間の所要時間を1〜6分短縮し、最速49分で結ぶ。2両編成だった上下計2本を4両に変更し、全ての列車を4両編成にする。

 仙台空港アクセス線(仙台空港-仙台)は、混雑状況に合わせ、2両と4両の編成を一部入れ替える。

3337荷主研究者:2019/01/02(水) 22:19:42

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181215_13036.html
2018年12月15日土曜日 河北新報
<仙台空港アクセス線>午前9時台前半1本4両編成に 3月ダイヤ改正

 仙台空港鉄道(名取市)は14日、来年3月16日のダイヤ改正で、混雑緩和のため、仙台空港アクセス線午前9時台の仙台空港発の下り普通列車1本で、運行車両数を2両から4両に増やすと発表した。

 札幌便や伊丹便などの到着が相次ぐ時間帯で、ビジネス客らの利便性向上を図る。発車は現行の午前9時13分から同9時16分に変更。1本遅い快速列車は同9時39分発に変わり、車両数は4両から2両となる。

 仙台発同9時52分の上り普通列車は2両から4両に、同10時8分発普通列車は4両から2両にそれぞれ編成を変える。

 1日の運行本数は現行の上下計86本を維持する。同社の担当者は「混雑解消が狙いなので、快適に利用してもらいたい」と話した。

3338荷主研究者:2019/01/02(水) 22:25:02

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO38979740U8A211C1H91A00/
2018/12/17付 日本経済新聞 北海道・東北
70年続く台所、夕方も活気 仙台朝市(仙台市)

3339荷主研究者:2019/01/02(水) 22:30:43

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181218_12004.html
2018年12月18日火曜日 河北新報
<ピーチ>仙台-台北線、4月から毎日運航 インバウンド取り込み強化

ピーチ・アビエーションが運航を始めた仙台-台湾線の台北発の第1便に乗り、仙台空港に到着した台湾人観光客ら=2017年9月25日

 仙台空港を拠点に位置付ける格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション(大阪)は17日、仙台-台北線を来年4月25日から週7往復に増便すると発表した。台湾から東北を訪れる観光客は拡大を続けており、毎日運航で需要の取り込みを強化する。

 台北線は昨年9月の就航以来、高い搭乗率を維持。台北の桃園空港の発着枠も確保できたため、増便を決め、週4往復から7往復にする。単独の航空会社による仙台-台北線の毎日運航は初めて。

 同社は仙台空港発着の台北線、関西線、札幌線の3路線を運航する。同空港の本格的な拠点化に向けて機材の夜間駐機を来年1月10日に始めることも決めており、より柔軟なダイヤ設定が可能となった。

 仙台空港ではLCCのタイガーエア台湾が10月、台北線を週2往復から週5往復に増便。台湾のエバー航空も週4往復運航している。ピーチの増便で計16往復になる見通し。

 ピーチの広報担当者は「台湾からの観光客はリピーターが多く、市場はまだまだ拡大する。毎日運航で、よりピーチを選んでもらえるようになる」と話した。

 東北運輸局がまとめた今年1〜9月の東北6県の外国人宿泊者数は81万9780人で、そのうち台湾は31万2540人。前年同期より49%増加し、全体の約4割を占めた。

 東北観光推進機構の紺野純一専務理事は「台湾との非常に太い動線ができる。旅行者の増加と路線拡大が好循環を生んでいる。今後は他都市への新規路線の開設が課題だ」と語った。

 ピーチは仙台-札幌線も来年4月25日から1日2往復から3往復に増やす。

3340荷主研究者:2019/01/02(水) 22:35:53

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181219_11005.html
2018年12月19日水曜日 河北新報
東北発信の拠点、常設へ 仙台・勾当台公園「ライブラリーパーク」食にフォーカスし来夏開設

東北の食材を使用したレストランなどが来夏オープンする予定のグリーンハウス勾当台

 仙台市は18日、青葉区の勾当台公園にある東北の魅力を発信する仮設拠点施設「ライブラリーパーク」について、隣接するグリーンハウス勾当台に後継施設を常設する方針を明らかにした。東北の食のアンテナショップと位置付け、来年夏の開設を目指す。

 グリーンハウスは築30年の鉄筋コンクリート平屋で、公衆トイレを除く床面積は約120平方メートル。東北の食材を使用するカフェやレストランを核に、特産物の展示販売、ワークショップの開催など各地の情報発信を担う。オープンテラスを整備し、定禅寺通と一体化したにぎわい創出や子育て世代の利用を狙う。

 来年3月に運営事業者を公募する予定。市が空調設備などを改修した上で引き渡し、8月の仙台七夕まつりの前までにオープンする。事業費は2000万〜2500万円を見込む。

 グリーンハウスに現在入居する市公園緑地協会の園芸相談施設「緑の相談所」は来年3月末までに泉区の七北田公園都市緑化ホールに移転、統合する。

 ライブラリーパークは木造平屋の約60平方メートルで、今年3月〜来年1月の暫定施設。軽食の提供、特産物の展示販売などを行う。情報発信スペースは東北の26自治体が活用した。

 天野元・文化観光局長は18日の市議会12月定例会一般質問で「ライブラリーパークは東北の各自治体から評価を頂いている。引き続き、東北の食材などの魅力を発信したい」と強調した。

3341荷主研究者:2019/01/02(水) 22:36:13

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181219_12002.html
2018年12月19日水曜日 河北新報
ミニスーパー「イオンエクスプレス」名取に初出店 イートインも設置

名取市に初出店したイオンエクスプレス

 イオンリテール東北カンパニー(仙台市)は18日、ミニスーパー「イオンエクスプレス」を名取市に初出店した。JR名取駅や市図書館などに近く、幅広い客層の利用を見込む。

 店舗は「イオンエクスプレス名取駅前店」で、売り場面積約300平方メートル。使い切りサイズの野菜や肉、冷凍食品など約5000品目を取りそろえる。購入した商品を飲食できるイートインスペースも設けた。

 周辺はファミリー向けのマンションが多く、徒歩5分圏内に約2200人が居住している。

 既存の12店舗は全て仙台市内にあり、市地下鉄の沿線中心に立地している。原千斗世(ちとせ)イオンエクスプレス事業部長は「新たな出店先は仙台圏の駅付近の人が集まる場所を検討し、名取進出を決めた」と話す。

 同店の営業時間は午前8時〜午後9時。年中無休。

3342荷主研究者:2019/02/09(土) 20:24:24

https://www.kahoku.co.jp/special/spe1165/20181219_01.html
2018年12月19日水曜日 河北新報
弘進ゴム/暮らしや産業支える

滑りにくさに定評のある食品加工・厨房用の靴と長靴。ホース製品は建設、農業、医療など幅広い現場で使われている

「自社のホースが使われている店に行くとつい見てしまう」「うちの靴やレインウエアを身に着けている人を見るとうれしくなる」と口をそろえる社員たち。身近な暮らしを支える商品に誇りを持っている

「アジアへの販売を広げたい」と意欲を見せる西井社長

 ゴム、ビニール加工品の老舗メーカー、弘進ゴムの製品は、身近な暮らしや産業の中にさりげなく存在し、力を発揮しているものが多い。

 亘理工場(宮城県亘理町)では主力の長靴のほか、空調のダクトや農業機械などで使われる多様なホースを製造している。工業用品生産チームのリーダーを務める高橋一寛さん(41)は「北海道地震の復旧作業で使われている建設機材用のホースは需要がまだまだ多く、復興に関わっているという使命感がある」と力を込める。また、完成したホースを50メートル単位で巻き取って運ぶ仕事には体力も必要で、「今後の社員の高齢化も視野に、業務の効率化を進めている」と話す。

 最近は介護用品も注目されている。化工品営業本部の狩野恭祐さん(24)はホースのほかに介護用品も扱い、売れ筋の滑り止めマットを持って介護施設などを回る。「自由にカットできるし、浴槽にも沈めて使える。青森ヒバの香りでゴム臭もしない」と自信たっぷり。顧客と信頼関係を築き「このマットが一番」と言ってもらえるのが喜びだ。

 シューズウェア営業本部で通販部門を担当する鹿又梨歩さん(27)は、実家が塩釜水産物仲卸市場で商売をしていて、自身も弘進ゴムの長靴を履いて手伝いをしていたという長年の愛用者だ。通販では今、厨房(ちゅうぼう)用の靴「シェフメイト」が大手の作業靴部門で売り上げ1位とヒットしている。「実は妊婦さんや高齢の方にも人気なんです。今後も女性目線を大切に、ファッショナブルなものを取り入れていきたい」と明るく話した。

3343荷主研究者:2019/02/09(土) 20:24:58
>>3342-3343 続き

◎西井英正取締役社長/丈夫な素材品質に自信

 -ゴム長靴は、国内トップのシェアを維持していると聞いています。
 国内と中国・大連の工場で計300万足強を製造し、国内シェアは30〜40%。創業以来、トップを保っています。カラフルな製品の多くは大連のもので、主に厨房や食品工場で利用される白い長靴は国内で作っています。東京・豊洲市場で見受けられる長靴は大半がうちの製品です。シェアが高い理由は第一に品質の良さ。強くて丈夫で軽い素材を追求し続けています。
 シューズウエア部門のうち、レインウエアは機能面の評価の割に売り上げの面で難しいのですが、このところデザインで頑張っています。もっと街中でも使ってもらえるよう、若いスタッフが企画から運営まで戦略を練っています。

 -被災地を支える活動にも熱心です。
 東日本大震災の後、被災地で履物が流され、なくなってしまったと言われ驚きました。初めは宮城県山元町の支援をしたのですが、沿岸部ではどこも履物に困っているだろうと思い、当社で約3万足、履物協会に呼び掛けて集めたものも含め、計5万足を提供しました。その後、海外の災害でも被災地に長靴を送っているほか、鳥インフルエンザの発生時には長靴の大量供給に応じています。

 -シューズウエアに次ぐ2本目の柱が工業・産業用品関連の化工品ですね。
 素材の丈夫さを生かしたホースとシートで産業を支えています。ホースは大手自動車メーカーに供給していますし、土木建設用、農漁業用など目に見えにくいところでも使われています。シートは原発事故の除染、水循環システム、介護用滑り止めマットにも使用されています。

 -今後の抱負は。
 規模拡大を図るより従業員の満足度を高めたい。生産能力を上げるため、工場のシステムを改良して自動化も進め、メーカーとしての開発力を充実させます

◎プロフィール
<にしい・ひでまさ> 1964年仙台市生まれ。早稲田大社会科学部卒、慶応大大学院修了。93年弘進ゴム入社。96年常務、99年副社長、2003年、社長に就任した。宮城県経営者協会副会長で、日本ゴム履物協会と全日本履物団体協議会の会長も務める。
 1935年、現在の仙台市若林区古城で弘進護謨(ごむ)工業として創業。58年、現社名に変更した。ゴム、ビニール加工品に特化し、各種長靴や安全靴、レインウエアなどを扱うシューズウエア部門と、ホースや防水シート、健康・介護関連商品などを手掛ける化工品部門の2本柱で事業を展開している。亘理工場、北陸工場(富山県小矢部市)のほか、91年には中国・大連にも工場を開設。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡、鹿児島に支店・出張所を置いている。
 昨年、仙台市陸上競技場の命名権契約を市と締結。「弘進ゴム アスリートパーク仙台(コーシンパーク仙台)」となった。

■本社所在地
 〒984-0816
 仙台市若林区河原町2-1-11
■電話 022(214)3011
■資本金 1億円
■従業員数 360人

3344荷主研究者:2019/02/09(土) 20:31:07
>>2333
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181220_12027.html
2018年12月20日木曜日 河北新報
KKRホテル仙台跡地に特養ホーム建設 福島・二本松の社福法人計画

 国家公務員共済組合連合会(KKR、東京)が運営していた旧KKRホテル仙台の跡地の国有地(仙台市青葉区錦町1丁目)が売却され、特別養護老人ホームを建設する計画があることが19日、分かった。社会福祉法人湖星会(福島県二本松市)が払い下げを受けて着工し、2021年4月の開所を目指す。

 売却を決めた東北財務局によると、敷地は約4300平方メートル。湖星会が仙台市に事業者として選定されれば地元住民への説明会などを経て19年12月の契約締結を見込む。建設する特養ホームは8階(一部5階)で200床規模になるという。

 敷地では1965年から50年間、KKRがホテルを運営していたが、老朽化に伴い2015年末に営業を終えた。建物は取り壊され、現在は更地になっている。KKRに貸与していた土地は17年10月末に国に返還され、跡地の利用方法が検討されていた。

 05年設立の湖星会は二本松市を皮切りに福島県北部や札幌市、横浜市などの計9カ所で特養ホームを運営している。今回の設置が決まれば、宮城県内では仙台市泉区に次いで2カ所目となる。

3345荷主研究者:2019/02/09(土) 20:31:32

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181220_12018.html
2018年12月20日木曜日 河北新報
<東日本大震災>宮城・名取駅前に複合ビル完成 歩行者デッキで駅に直結、被災図書館や公民館など入居

大勢の市民らが並んだ複合ビルへのペデストリアンデッキ

 東日本大震災で被災した宮城県名取市図書館や同市増田公民館が、スーパーなどと一体の複合ビルとしてJR名取駅前に再建され、現地で19日、完成を祝うセレモニーがあった。複合ビルはペデストリアンデッキで駅に直結しており、同市の新しいランドマークを一目見ようと大勢の市民らが詰め掛けた。

 複合ビルは図書館や公民館などがある5階建ての北棟と、54戸の住宅やスーパーなどが入る11階建ての南棟、駐車場棟から成り、延べ床面積は計約1万4630平方メートル。ペデストリアンデッキは駅2階から延び、図書館入り口に接続する。

 セレモニーでは、近くの同市増田保育所の園児らがくす玉を割るなどした。長さ約70メートルのペデストリアンデッキには開館を待つ数百人の市民が列をなした。

 山田司郎市長は「名取駅前は震災や少子高齢化の影響で、かつてのにぎわいが失われつつあった。名取の新しい顔として市民に親しまれ、活用されることを期待する」と述べた。

 旧図書館などは震災の揺れで壁が崩れるなどして解体。カナダ政府の寄付で造られた代替施設などで暫定運営が続けられていた。

3346荷主研究者:2019/02/09(土) 20:33:55

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181220_13020.html
2018年12月20日木曜日 河北新報
仙台市の人口、山形県抜く 東北の仙台一極集中傾向強まる

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20181220kahoku03.JPG

 仙台市の推計人口が11月1日時点で108万9283となり、山形県の108万9161を上回ったことが19日、分かった。10月から仙台市は614人増え、山形県が645人減少したため逆転した。仙台市の人口は既に秋田県を上回っており、東北の仙台一極集中の傾向がさらに強まった。

 2018年の仙台市と山形県の月別推計人口はグラフの通り。15年の国勢調査人口に、毎月の住民基本台帳の異動を反映させ、推計人口を算出した。

 1月時点で山形県は仙台市より1万2071人多かったが、5月には差が5386人に縮まった。6月以降は仙台市が緩やかに増え、山形県は減少に歯止めがかからず、11月に仙台市が122人上回った。

 12月以降の推移は流動的だが、仙台市は将来人口推計で20年までは増加傾向が続き、その後は緩やかに減少すると予測する。山形県は人口減少が加速し、30年は95万、40年は83万に縮小すると推計する。

 山形以外の東北各県の人口は11月1日時点で青森126万2057、岩手123万9881、秋田97万9765、宮城(仙台市を除く)122万4160、福島186万1839。秋田は12年12月、仙台市の人口を初めて下回った。

 仙台市周辺の13市町村を含む仙台都市圏で見ると、推計人口は153万4294になる。宮城県全体の66.3%を占め、福島を除く東北4県を上回る。

 山形県の担当者は「仙台市と県境を接する地の利を生かし、仙台圏の市場を県内の活力に結び付ける施策を展開したい」と語った。

 仙台市政策企画課の松田智子課長は「若者を中心に仙台から首都圏への人口流出が続く限り、仙台一極集中は歓迎できない。ダム機能を果たし、東北各県に人材を返す役割が仙台に求められている」と強調した。

3347荷主研究者:2019/02/09(土) 20:53:25

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181221_13015.html
2018年12月21日金曜日 河北新報
<東北療護センター>委託先病院と分離検討、運営に暗雲 交通事故からの回復願う患者側、募る不安

広南病院(右)の移転に揺れる東北療護センター(左)。建物は渡り廊下で結ばれている

 交通事故による遷延性意識障害者専用の医療施設「東北療護センター」(仙台市太白区)の運営に暗雲が漂っている。隣接する広南病院が近く移転するのに合わせて病院と患者側がセンターの移転も求めているものの、所管する独立行政法人「自動車事故対策機構」が難色を示しているためだ。回復を願う患者側は高水準の医療が継続されるかどうか、不安を募らせる。

 センターは自動車損害賠償責任(自賠責)保険の保険料が原資となる国の自動車安全特別会計により、機構が全国4カ所で運営する療護施設の一つ。1989年開設でベッド数は50床。脳疾患治療で全国屈指の広南病院に業務委託され、病院とは渡り廊下で接続。実質的に病院病棟の一部として機能してきた。

 85年完成の広南病院は老朽化と手狭さを理由に、現在地から約4キロ離れた場所での移転新築を決定。来年夏前に着工し、早ければ2020年度内に完成する。

 病院からセンターの同時移転の検討を求められた機構は17年秋、建物の残存価格があることなどを理由に「困難」と回答。その後は国土交通省を交えて協議し、病院と機構は今年5月、センターを現在地で適切に運営する方向で検討するとの確認書を交わした。

 機構の浜隆司理事長は、広南側が引き続き業務受託することを前提に「医療水準が落ちなければ、土地を取得して同時移転する必要はないと判断した。将来的にも病院の移転先に移るかは未定だ」と説明する。

 一方、広南病院の藤原悟院長は「機構と国交省の強い要望で不本意ながら確認書を交わしたが、(センターと病院の)分離は『検討』対象で同意したわけではない。病院が移り自分は(センターに)残ることを患者はどう思うか」と強調。機構の考えと大きく隔たる。

 患者側の考えも病院に近い。東北各地の遷延性意識障害者の患者家族でつくる「宮城県ゆずり葉の会」(樋渡晃会長)は11月下旬、「分離すれば連携が低下する。患者家族の安心には同時移転以外の選択肢はない」とする要望書を機構に提出した。

 機構と特別会計は旧民主党政権下の事業仕分けや独法改革で解体・廃止が議論されたが、患者側が必要性を訴えたこともあって継続した経緯がある。「今回は思いをくんでほしい」というのが患者側の本音だ。

 移転を巡る問題は宮城県も把握する。医療政策課は「解決には患者側の理解と安心が不可欠だ。不安解消のため、機構は分離移転後の(病院との連携などの)見通しを示すべきだ」と話す。

3348荷主研究者:2019/02/09(土) 20:53:43

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181221_12043.html
2018年12月21日金曜日 河北新報
<エバー航空>仙台-台北線 毎日運航 来年7月から

仙台と台北の間を行き来するエバー機=2004年9月、仙台空港

 台湾のエバー航空が来年7月から仙台-台北線を現在の週4往復から週7往復の毎日運航にすることが20日、分かった。東北を訪れる台湾からの観光客は急増しており、東北の各空港では増便や新規就航が相次いでいる。

 仙台-台北線は2004年9月に週2往復で就航し、16年7月から週4往復とした。エバー航空日本支社によると、来年7月16日に1日1往復の毎日運航に切り替える。

 同路線の運航会社では唯一、格安航空会社(LCC)ではなく、富裕層などの利用も比較的多いという。台湾では東北へのリピーターも増えており、旺盛な需要を確保するため増便を決めたとみられる。

 仙台空港ではLCCのタイガーエア台湾が10月、台北線を週2往復から5往復に増便。LCCのピーチ・アビエーション(大阪)も来年4月に週4往復から7往復に増やす。エバー航空の増便で計19往復になる。

 エバー航空は来年7月、青森-台北線も週2往復で開設する。

3349荷主研究者:2019/02/09(土) 21:12:29

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00500738?isReadConfirmed=true
2018/12/25 05:00 日刊工業新聞
三菱地所レジデンス、学生向け住宅に参入 仙台・東京で計画

仙台市泉区に計画する学生向け共同住宅(イメージ)

 三菱地所レジデンス(東京都千代田区、脇英美社長、03・3287・8800)は、学生向け共同住宅事業に参入する。まず2019年以降に、仙台市と東京都で計画。建物のみ開発し、学生マンションを手がけるジェイ・エス・ビー(京都市下京区)に一括賃貸する。留学生の増加や進学率の向上を背景に、拡大傾向にある学生向け住宅需要を取り込む。

 仙台市泉区の物件は地下鉄南北線「泉中央駅」からバス利用で19分に位置する。地上6階建ての116室で、食堂では栄養士が考案した食事を提供。居室にはキッチンとユニットバス、洗面台、トイレを備えるほか、ベッドやデスク、洗濯機、冷蔵庫などの家電も置く予定。すでに着工しており、19年12月の完成を目指す。

 また20年1月をめどに、東京都多摩市にも地上10階建て・131室の共同住宅を完成する予定。京王線や小田急線、多摩都市モノレールの「多摩センター駅」に近い。

 いずれも収益用不動産を開発する投資アセット開発事業の一環で、他に有料老人ホームの開発も手がける。賃貸・売却を含む同事業での売上高を、年間80億円にする計画だ。

(2018/12/25 05:00)

3350荷主研究者:2019/02/09(土) 21:28:35

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181227_13025.html
2018年12月27日木曜日 河北新報
<乗り合い交通>仙台・燕沢で試験運行第2弾実施へ オープン病院が起終点

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20181227kahoku01.JPG

 仙台市宮城野区の燕沢地区交通検討会は26日、乗り合い交通「のりあい・つばめ」の第2弾となる試験運行の概要を固めた。運行期間は来年4〜9月の半年間で、ルートや停留所の位置を大幅に見直し、住民の要望が多い仙台オープン病院などに乗り入れる。

 ルート案は地図の通り。停留所は第1弾の15カ所から28カ所に増設。燕沢コミュニティ・センターの起終点をオープン病院に変更する。

 第1弾の8の字から周回ルートに変え、外回りと内回りを交互に走らせる。JR東仙台駅に乗り入れるかどうかは、運行経費の増加などを見極めて判断する。

 運行は火、水、金曜の週3日で、利用頻度が高い病院やスーパー、市民センターの閉館日を避けた。午前8時台〜午後3、4時台に起終点を出発する計8便を計画し、第1便は地区内の停留所を始発にする。

 第1弾と同様、10人乗りジャンボタクシーを想定。1人200円の均一運賃は継続し、新たに2000円の回数券(11枚つづり)、1カ月3000円の定期券を発売する。停留所への広告掲載なども検討する。

 第2弾も市の地域交通支援制度を活用。運行経費に占める収入割合(収支率)が30%を超えることが目標で、達成すれば最長1年間の実証運行に移れる。

 検討会は来年1月、市内のタクシー会社から運行事業者を選定し、東北運輸局の許可が得られれば4月2日にも試験運行を始める。

 第1弾は10月22日〜11月16日の計12日間運行し、目標の480人を上回る587人が利用した。収支率も20%を超え、次の試験運行に条件が整った。

 検討会の大西憲三会長は「高齢者の通院、買い物に便利な運行ルートに見直した。期間も半年間あり、より多くの住民が利用するのではないか」と期待した。

3351荷主研究者:2019/02/09(土) 21:35:34
株式会社ケディカ
本社:仙台市泉区明通3-20
創業:昭和21年2月
資本金:4800万円
事業概要:電子部品や建築資材などにメッキ加工を施す表面処理のほか医療器具向け洗浄剤の開発も行う総合表面処理メーカー

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39405520W8A221C1L01000/
2018/12/27 0:30 日本経済新聞 電子版 北海道・東北
ケディカ、医療器具の高機能洗浄剤 メッキの知見活用

3352荷主研究者:2019/02/09(土) 21:56:17

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181231_12010.html
2018年12月31日月曜日 河北新報
<仙台-バンコク線定期便>復活に前向き タイ国際航空社長が言及

仙台空港で出迎えた関係者にあいさつするダムロンチャイタム社長(左手前)

 タイ国際航空のスメート・ダムロンチャイタム社長が30日、仙台空港(宮城県名取市、岩沼市)で取材に応じ、2014年から休止している仙台-バンコク線について「定期便復活の可能性は高い。(タイミングは)来年11月か、もしくはもっと早く復活させたい」と前向きな意向を示した。

 同社のチャーター便で30日午前にツアー客約280人とともに到着し、報道機関の質問に答えた。

 仙台市と山形県の連携による招請事業で初めて東北を訪れたダムロンチャイタム社長は実現に向けて「市などと協力や連携の検討を進めたい」と話した。1月3日まで宮城、山形両県の観光地を巡り、最上川雪見船や松島湾クルーズ、仙台初売りなどを視察する。

 仙台-バンコク線の定期便は、同社が13年12月〜14年3月に運航。観光庁によると、17年の東北6県のタイ人宿泊者数は4万4480人と14年の2.8倍に上り、増加傾向にある。

 仙台空港では宮城、山形両県の観光関係者がツアー客らを出迎え、記念品やガイドブックを手渡した。

3353荷主研究者:2019/02/09(土) 23:28:06

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190101_13010.html
2019年01月01日火曜日 河北新報
東北大応援団見参! 来月初の団祭、演舞と演奏披露

初の団祭に向け、練習に励む応援団員=仙台市青葉区の東北大川内キャンパス

 東北大応援団が2月、1963年の設立以来初となる「団祭・萩蜂(しゅうほう)祭」を開く。団員ゼロと存亡の危機に立たされた時もあったが、熱心な新入生勧誘が功を奏して今や47人の大所帯になった。日頃の支援に感謝の気持ちを込め、迫力ある演舞と演奏で来場者を鼓舞する。

 応援団は全体を統率する「リーダー部」と「チアリーダー部」「吹奏部」で組織されている。イベントは3部構成で、1部は吹奏部、2部はチアリーダー部のステージ。3部からリーダー部が加わり、応援歌やエールを繰り広げる。

 「はい! 学生注目!」で始まる話芸も披露。観客が「なんだ?」と聞き返すと、団員が日常の一コマを紹介したり、相手チームをあおったりする。観客が「そうだ!」と合いの手を入れて応援を楽しむ趣向だ。旧制二高時代から伝わる演目も行う。

 80年代は50人を数えた応援団だが、バンカラの気風が敬遠され、2000年代初めには団員がゼロになったこともあった。近年は懸命な勧誘活動もあって吹奏部を中心に新入生が毎年入り、40〜60人と安定している。

 普段は全国七大学総合体育大会(七大戦)など体育部の応援や学内イベントで演舞。入試時期には、JR仙台駅前で受験生を励ます応援もする。

 萩蜂祭の名は大学のロゴマークの萩と、旧制二高の記章にある蜂から取った。第57代団長の経済学部3年芹沢啓太朗さん(21)は「リーダー、チアリーダー、吹奏による三位一体のパフォーマンスをお見せしたい」と意気込む。

 実行委員長で副団長の農学部3年佐々木もえさん(21)は「応援団になじみのない市民も多い。特に若い人にステージを見てもらい、活動を知ってほしい」と話す。

 団祭・萩蜂祭は2月17日午後1時半から、仙台市太白区文化センター楽楽楽ホール。入場無料。連絡先はメールtohoku-ohendan@hotmail.co.jp

3354荷主研究者:2019/02/09(土) 23:28:38

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190101_11013.html
2019年01月01日火曜日 河北新報
宮城・気仙沼の大島大橋4月7日開通へ 半世紀来の悲願実現

4月7日開通の方針が固まった気仙沼大島大橋

 宮城県は、気仙沼市の離島・大島と本土を結ぶ気仙沼大島大橋(356メートル)を4月7日に開通させる方針を固めた。離島の架橋事業は東北で初めてで、島民の利便性向上や島内観光の振興に加え、緊急輸送路としての役割も期待される。東日本大震災からの復興の象徴に位置付けられ、約半世紀にわたる地元の悲願が実現する。

 架橋の工事費約60億円は国の社会資本整備総合交付金などで賄われた。橋脚間の長さは297メートルで、アーチ橋として東日本最長となる。白を基調に大きな弧を描くシルエットが特徴。2014年11月に着工し、18年11月に工事が完了した。

 大島の浦の浜地区と、本土側の国道45号を結ぶ県道大島浪板線(8.0キロ)の整備事業の一環。架橋を含む5.5キロ区間が今回開通する。本土側の県道を経由し、国が復興道路として整備中の三陸沿岸道路と接続する計画もある。

 大島は約2450人が暮らす東北最大の有人島。架橋構想は1967年に策定された県勢発展計画に初めて盛り込まれた。村井嘉浩知事が2010年9月に11年度の事業着手を明言。震災で島が孤立状態になったことなどから、国の復興事業での整備が決まった。

 県は大島への観光客誘致に弾みをつけようと、新天皇の即位に伴う4月下旬からの10連休より前に開通日を設定した。本土側の浪板工区でのり面に亀裂が見つかったが、既存の県道を迂回(うかい)路に使う対応策にめどが立った。当日は現地で記念式典が開かれる。

 浦の浜地区の観光拠点である「大島ウエルカム・ターミナル」敷地内で、地元商店主らが建てる商業施設は5月の連休中にもオープンする見通しだ。同じ敷地内に整備する市の施設も19年中の開業を計画。県道や防潮堤などの整備遅れに伴い、大島浪板線の全区間完成は20年度中を予定している。

3355荷主研究者:2019/02/09(土) 23:29:30

http://yamagata-np.jp/news/201901/01/kj_2019010100009.php
2019年01月01日 12:47 山形新聞
バスやスイカ導入、仙山線便利に 山形市、来年度以降取り組み

JR楯山駅に入る仙山線の列車。各駅の利便性向上などのプロジェクトがスタートする=山形市

 仙山圏の交通網充実を図るため山形市は2019年度から、中長期的にJR仙山線各駅の利便性向上や交通系ICカード導入、高速化の促進などに取り組む。仙台市やJRなどと開いた勉強会で、「仙山線の利用促進と利便性向上プロジェクト」の案を策定し、方針に盛り込んだ。

 プロジェクトは二次交通確保や環境整備、イベント開催、マップ作成、新乗車券、鉄道機能強化―などの項目で取り組みを整理し、それぞれ19年度から短期(3年)中期(5年)長期(6年以上)で分類している。

 二次交通確保では、通勤、通学、観光での利便性を高めるため天童市方面と楯山駅などをつなぐバス、定額タクシーの導入を検討する。さらに山寺駅では、平日の観光用駐車場を活用するパークアンドライドを実施する。19年度から各関係団体との協議を始める。

 一方、乗車券に関しては、山形市内で山形駅と山寺駅以外で整備されていない、交通系ICカードのSuica(スイカ)を21年度ごろから導入し、その後、仙山圏での乗り放題パス導入の検討に入る。

 機能強化策として仙山線の高速化を掲げ、奥羽本線と左沢線との接続向上、山形―愛子駅間の増発による仙台までの時間短縮などを長期的に進める。

 このほか「仙山線沿線マップ」の外国語バージョンの作成、山寺と作並でのスタンプラリー開催なども進める。

 仙山線の機能強化は、16年に仙台市と結んだ協定の連携事項の一つ。両市と有識者、JRなどによる勉強会を17年11月から計5回開いて、今回のプロジェクトの方針を固めた。今後は進捗(しんちょく)状況を管理する組織を立ち上げ、市民の移動実態を把握するパーソントリップ調査の分析データを加味し、内容を磨き上げていく。

3356荷主研究者:2019/02/09(土) 23:42:48

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_13030.html
2019年01月03日木曜日 河北新報
<人口移動>北部から仙台市への転入、20〜40代で顕著 住宅事情や東西線開業など背景か

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20190103kahoku01.JPG

 仙台市と仙台都市圏北部の人口移動が仙台市への転入超過に転じたのは、住宅購入を考える20〜40代の動向が大きく影響したとみられる。都市圏北部の住宅事情、仙台市地下鉄東西線の開業、生活スタイルの変化など背景はさまざま指摘される。一時的な現象との見方もあるが、首都圏と同様に仙台圏でも「都心回帰」が進む可能性もあり、関係者は推移を見守る。

 仙台市と北部(富谷市、宮城県大和町、大郷町、大衡村)の20〜40代の転出入超過の推移はグラフの通り。転入超は20代が最も多く、30代も2016年までの転出超から傾向が一転した。

 転入と転出の推移を見ると、仙台市への転入は14〜17年で緩やかに増え、北部への転出は15年から急激に減った。転入超過は仙台市からの人口流出の鈍化が主な要因とみられる。

 富谷市の若生裕俊市長は「現象は一時的」と楽観視する。市内の住宅開発が端境期で高価格の物件しか販売がなく「富谷に住みたくても今は選択肢がないため、仙台からの転入が鈍ってしまった」と解説する。

 19年からは明石台東など富谷市内3地区で宅地開発が始まる。計画人口は合わせて約4500。若生市長は「これからも間違いなく人口は伸び続ける。仙台からの転入者も再び増えるだろう」と見通す。

 東西線の沿線開発が人口移動に影響を与えたとの見方もある。若林区の荒井、六丁の目両駅周辺は大規模な土地区画整理が行われ、住宅建設が相次ぐ。

 宮城県内の不動産市場を調査するシーカーズプランニング(仙台市)の佐々木篤社長は「北部人気は揺るがないと思うが、東西線沿線という選択肢が増えたのは確か。影響を受けてもおかしくない」と分析する。

 仙台市まちづくり政策局の梅内淳次長は若い世代の価値観の変化を挙げる。「マイカーを持たない暮らし方を選ぶ若者が増えている。今後はJR、市地下鉄の駅周辺など交通結節点に人口が集中する」と読む。

 注目するのは東北学院大のキャンパス再編。23年4月に泉区と多賀城市の両キャンパスを仙台市中心部に集約する。「都心回帰が進んでいる一つの表れ。仙台市への転入超過は一時的な現象という感じがしない」と語る。

 富谷市のまちづくりにも関わる宮城大事業構想学群の佐々木秀之准教授(地域経済学)は「都市圏の人口が中心地に集中するのは当然の流れ。周縁部の地域は個性を磨かないと、のみ込まれてしまう」と指摘。「住宅開発だけに頼らず、教育や福祉の充実などソフト面の魅力で、人を呼び込む工夫が必要ではないか」と提案する。

 ◇

 仙台市と富谷市など仙台都市圏北部の人口移動が2017年以降、これまでの北部への転出超過から一転、仙台市への転入超過になったことが2日、分かった。

3357荷主研究者:2019/02/09(土) 23:46:10

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_13031.html
2019年01月03日木曜日 河北新報
<人口移動>「仙台回帰」始まる?富谷市、大和町など北部から転入超過に

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20190103kahoku02.JPG
http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20190103kahoku03.JPG

 仙台市と富谷市など仙台都市圏北部の人口移動が2017年以降、これまでの北部への転出超過から一転、仙台市への転入超過になったことが2日、分かった。一時的な現象との見方もあるが、仙台市からの人口流出が鈍化し、「仙台回帰」が始まった可能性もある。名取市など南部への転出超過も縮小傾向にあり、都市圏の人口動態に変化の兆しが見られる。

 仙台市と北部(富谷市、宮城県大和町、大郷町、大衡村)の転出入超過の推移はグラフの通り。

 北部への転出超過は14年が572人、15年が560人と続いたが、16年に197人と大きく減った。17年は一転、仙台市への転入が転出を189人上回り、18年(1〜9月)も103人の転入超過となっている。

 14年と17年の仙台市の人口移動を対自治体別に見ると、富谷市は403人の転出超から38人の転入超、大和町は168人の転出超から125人の転入超に変わった。大郷町は10人の転入超が15人に拡大し、大衡村は11人の転出超から11人の転入超となった。

 都市圏北部は1970年代以降、旧泉市がベッドタウンとして急成長した余勢を駆り、宅地開発が急速に進んだ。商業施設や企業の進出も相次ぎ、仙台市からの転出を呼び込んできた。

 しかし、近年は北部の宅地開発に一服感があり、人口増加が鈍化。2015年12月に仙台市地下鉄東西線が開業し、若林区荒井などで住宅開発が進むなど、都市圏の住宅環境は変わりつつある。

 仙台市と南部(名取市、岩沼市、亘理町、山元町)は東日本大震災直後の11、12年を除き、仙台市からの転出超が続く。ただ、超過幅は14年の640人から17年は237人に縮小した。

 東部(塩釜市、多賀城市、松島町、七ケ浜町、利府町)は、震災直後に顕著な転入超となった以外は転出超と転入超が交錯する。

 仙台市まちづくり政策局の梅内淳次長は「住宅供給の動向次第で短期的には市外への人口流出が再び強まる可能性はあるが、若者や高齢者を中心に都市型居住の志向があり、『仙台回帰』のトレンドは続くのではないか」とみている。

3358荷主研究者:2019/02/09(土) 23:51:00

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190106_11035.html
2019年01月06日日曜日 河北新報
<富谷市>52年ぶり人口減 昨年末5万2569人、宅地開発抑制で

 宮城県富谷市の2018年12月31日現在の人口が5万2569と、5万2640だった前年同期に比べて71人減ったことが市の集計で分かった。富谷市は住宅開発の進展で人口増が続いており、減少するのは旧富谷町時代の1966年以来52年ぶり。2016年の市制施行後で初めてとなる。

 市の住民基本台帳などを基にした人口推移(各年12月31日現在)によると、町制を施行した1963年の人口は4982。66年に前年比10人減となったのを除いて毎年増え、特に大型団地の開発が本格化した70年代半ば以降は年1000人規模の急増が続いた。

 2000年以降もグラフの通り1000人前後の増加を保ったが、14年から伸びが鈍化。前年比の増加幅は14年698人、15年459人、16年233人、17年112人と縮小していた。

 市によると、宅地開発の抑制傾向を背景に転入者が減っているのが今回の人口減になった要因という。

 市市民生活部の吉田尚樹部長は「転入者を呼び込むのが課題だが、昨年末に宅地分譲(計画人口約850)が始まり、市内3地区で大規模な宅地開発(同計約4500)も控えている。人口は再び増えるだろう」と話す。

3359荷主研究者:2019/02/11(月) 10:01:33
ボールウェーブ株式会社
・本社 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-40 東北大学連携ビジネスインキュベータ 501
・設立 2015年11月
・資本金 4億3,708万円
・事業概要 ごく僅かな水分でも検知できる計測機器を開発・販売

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39709430X00C19A1L01000/
2019/1/7 23:00 日本経済新聞 電子版 北海道・東北
ボールウェーブ、微量の水分検知 半導体製造から月も
技あり企業

3360荷主研究者:2019/02/11(月) 10:02:04

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190107_11008.html
2019年01月07日月曜日 河北新報
仙台市「杜の都」ブランド強化 新年度、街路樹の管理・利活用へ新方針

新緑に染まる定禅寺通のケヤキ並木。市は街路樹の適正管理と利活用で「杜の都」のブランド向上を目指す

 杜の都を象徴する緑豊かな街路樹を適正に管理し、まちづくりに生かすため、仙台市は新年度、街路樹マネジメント方針を策定する。理想的な樹木の大きさ、植え替える際の樹種など管理方針を路線や地域ごとに定め、質の高い街路樹空間を形成。代表的な青葉区の定禅寺通や青葉通だけでなく、市全域で街路樹の利活用を図り、都市ブランドの向上につなげる。

 市は3月までに基本方針と施策の方向性を固める。杜の都の環境をつくる審議会の意見も踏まえ、マネジメント方針案を5月ごろに公表。パブリックコメント(意見公募)を経て、9月ごろの策定を目指す。

 市内の街路樹は1891年、南町通に桜と柳が植えられたのが最初とされる。戦災で焼失したが、戦後に定禅寺通と青葉通にケヤキが植栽された。

 市全域で街路樹を増やし、公園と共に杜の都のイメージを形成してきた。昨年4月時点の街路樹は、高さ3メートル以上の高木が約4万9800本、3メートル未満の中低木が約256万5000本。道路1キロ当たりの本数は中低木が政令市トップ、高木が6位の多さを誇る。

 ただ、戦後73年が過ぎて街路樹が大きく成長。太くなった根が歩道の舗装を持ち上げる「根上がり」や倒木が目立つようになった。過密な植栽など現行基準に合わない場所もあり、ブランドの低下が懸念される。

 今後、枝切りや樹種の転換が増えるとみられるが、2010年策定の市街路樹マニュアルは枯れ木の処理方法など技術的な内容にとどまるため、マネジメント方針で路線や地域ごとのビジョンを明確にする。

 一方、街路樹の利活用は定禅寺通を中心に、9月の定禅寺ストリートジャズフェスティバル、12月のSENDAI光のページェントなど、全国に知られた取り組みが既に定着している。

 市内には愛宕上杉通(青葉区)のイチョウ並木、卸町大通(若林区)のケヤキ並木など、市民の評価の高い街路樹が多数ある。これらを生かしたイベント開催、火災の延焼防止や雨水流出を抑制する「みどりのネットワーク」形成など、街路樹空間の多様な利活用策を方針に盛り込む。

 市百年の杜推進課の担当者は「緑を守るだけでなく、緑を再生し、活用する考え方を打ち出したい。身近にある街路樹の価値を市民に再認識してもらい、杜の都ブランドを確かなものにできればいい」と話す。

3361荷主研究者:2019/02/11(月) 10:02:47

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190107_13034.html
2019年01月07日月曜日 河北新報
若い才能へ創造の場提供 仙台・卸町「スタジオ開墾」お披露目

在仙のアーティストや卸商センターの関係者を集めて開かれたお披露目会

 仙台市内で活動する若手アーティストらの創造の場「スタジオ開墾」(仙台市若林区卸町)がほぼ完成し6日、関係者を集めてお披露目会が開かれた。

 市の委託で協同組合仙台卸商センター(同)が運営する「とうほくあきんどでざいん塾」による「つくる場所をつくる! DIY PROJECT」が実施主体。制作場所に悩むクリエーターのアトリエをつくろうと、昨年7月からセンター所有の倉庫を、計13人のアーティストが意見を出し合い改装を進めてきた。

 鉄骨造2階の1階部分、約350平方メートルを活用。8平方メートルの専用ブース七つと、40平方メートルの共有制作と展示スペース各一つ、カフェ・ショップ、事務室などを備える。

 お披露目会には、芸術家や卸商センター、行政などの関係者約50人が出席。センターの児玉光一副理事長が「卸商センターは今年設立52周年。魅力あるビジネス街づくりに向け、組合員とクリエーター双方が発展していく拠点にしていきたい」とあいさつした。

 プロジェクトリーダーの関本欣哉さん(43)は「アーティストだけでなく、さまざまな人が集まれるように工夫した。地元作家の作品を常時展示し、仙台の名物施設にしたい」と話す。

 専用ブースの利用時間は午前9時〜午後11時半。無休。料金は月2万円。若干空きがある。他のスペースの利用時間は午前10時〜午後7時半。連絡先はギャラリーターンアラウンド022(398)6413。

3362荷主研究者:2019/02/11(月) 10:27:02

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190110_12002.html
2019年01月10日木曜日 河北新報
<アップル>仙台一番町店25日閉店 東北唯一の直営店、「現時点で再開の予定なし」

25日に閉店するアップル仙台一番町

 米アップルの日本法人アップル・ジャパン(東京)は、東北唯一の直営店「アップル仙台一番町」(仙台市青葉区)を25日に閉店すると発表した。同社は閉店の理由を明らかにしていない。「現時点で再開の予定はない」と説明した。

 店内と同社のホームページに「杜の都で13年以上。本当にありがとうございました」などのメッセージを出した。直営店で対応してきた製品の修理受け付けは、同社の正規サービス提供会社を利用するよう呼び掛けている。

 同店は2005年12月、国内6店舗目としてオープン。パソコン「Mac(マック)」や、08年国内発売のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などの最新製品を展示・販売してきた。

 仙台一番町の閉店で直営店は東京、愛知、京都、大阪、福岡の計8店舗となる。同社広報部は「継続的な日本への投資の一環として今後数年にわたり、いくつかの直営店をオープンする予定」と話した。

3363荷主研究者:2019/02/11(月) 10:30:14

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190111_12034.html
2019年01月11日金曜日 河北新報
仙台のオフィスビル、空き室率最低をさらに更新4.40% 12月

 オフィスビル仲介の三鬼商事仙台支店がまとめた昨年12月の仙台市内のオフィスビル空き室率は、前月比0.15ポイント改善して4.40%となった。1992年の調査開始以来最低の5.20%を昨年8月に記録して以降、4カ月連続で記録を更新した。

 調査5地点のうち4地点で改善した。仙台駅前は0.16ポイント低下の3.10%で、拡張移転や他地区からの移転があった。一番町は0.16ポイント低下の3.19%。JR東日本仙台支社(青葉区)の建て替えに伴う大型成約などが影響した。

 仙台駅東は0.70ポイント低下の6.12%。コールセンターの分室開設や郊外からの移転に伴う成約があった。周辺オフィスは0.09ポイント低下の8.11%。

 県庁・市役所は一部で募集開始の動きがあり、0.40ポイント上昇の7.34%。全地点の1桁台は18カ月連続。

 仙台市内では2019年、オフィスビルの新規供給の予定はない。仙台支店の担当者は「広い空き室が非常に少ない。20年には3棟の新規供給が見込まれていて、既にテナント企業の動きが活発になっている」と説明した。

 調査対象は延べ床面積が990平方メートル以上の348棟。

3364荷主研究者:2019/02/11(月) 11:05:44
立体化の用地は以前より確保済みなので、やっと着手かーという感もあるが、まずは目出度い。次は箱堤の南側にある後は卸町、六丁目交差点の立体化が課題。

箱堤交差点
https://www.mapion.co.jp/m2/38.26113138534476,140.9379279417308,17

卸町交差点
https://www.mapion.co.jp/m2/38.25695283916469,140.93583581869944,17

六丁目
https://www.mapion.co.jp/m2/38.25113954258203,140.92829344695062,17


http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=22761
2019/1/12 日刊建設新聞 宮城版

 東北地方整備局は、国道4号仙台バイパス(BP)の拡幅事業で、新たに箱堤交差点の立体化を進める。立体化区間の延長は約1.4kmで、事業費に120億円を試算。これに伴い、仙台拡幅は全体延長をこれまでの4.6kmから6km、事業費を243億円から363億円に変更するとともに、事業期限を1年延長し2024年度までとする。

 道路事業の変更内容は、11日に同局で開かれた本年度第2回事業評価監視委員会(委員長・遠藤孝夫東北学院大学工学部特別教授)で報告され、審議の結果、事業継続として了承された。

 箱堤交差点は、仙台市若林区卸町で国道4号仙台BPと、仙台市道の元寺小路福室線が交わる場所。産業集積地に位置しており、物流を担う大型車の混入率が高い。ピーク時間帯の交通量は仙台BPの近隣交差点の中で最も多く、ボトルネック箇所となっている。

 計画では、元寺小路福室線の上に仙台BPの跨道橋を架設する。跨道橋は延長439mの4径間連続鋼箱桁+4径間連続鋼鈑桁を想定。その前後に盛土を含む取り付け道路を整備するため、立体化区間の延長が約1.4kmになる。

 立体化の事業費は、橋梁に66億円、道路改良に24億円、構造物に13億円、舗装に17億円の計120億円を見積もっている。

 コスト縮減への取り組みでは、法面の防草板を従来のコンクリートブロックから「軽量素材のポリプロピレン製中空積層版」(新技術)に変更する。

 仙台拡幅はこれまで、4車線で整備されている仙台BPのうち、同市宮城野区苦竹の苦竹インターチェンジ(IC)から、同市宮城野区鶴ケ谷の鶴ケ谷交差点までに至る延長2.8km区間を6車線化する計画だった。箱堤交差点の立体化に伴い、事業区間を苦竹ICから南側に延長約1.4km延ばす。

 1989年に事業着手しており、これまでに苦竹ICから北側の山崎交差点までに至る延長2.8kmが6車線化を終え、供用済みとなっている。現在は山崎交差点から北側の延長1.8km区間で6車線化工事を進めている。昨年3月末時点の事業進捗率は約78%で、執行済み額が189億円。

 第2回目の事業評価監視委では、委員から箱堤交差点の立体化が承認される一方で、同交差点より南側にある卸町交差点への影響を懸念する声が挙がった。このほか、鶴ケ谷交差点より北側も混雑度が大きいため、事業区間外ではあるが、事業化の必要性の検討を求める意見も出された。

3365荷主研究者:2019/02/11(月) 11:08:44

東洋機械(株)
本社:仙台市青葉区木町通1丁目5番30号
資本金:1,152万円
http://www.toyo-kikai.co.jp/

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40026570V10C19A1L01000/
2019/1/15 22:00 日本経済新聞 電子版 北海道・東北
東洋機械、ハイブリッドの保線車両開発

3366荷主研究者:2019/02/11(月) 11:15:36

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190116_11006.html
2019年01月16日水曜日 河北新報
仙台市役所建て替え計画、「黒ビル」に注目 移転望む声じわり 活気を定禅寺通にも

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20190116kahoku01.JPG
勾当台公園市民広場や定禅寺通に面した仙台第一生命ビル。市役所本庁舎の建て替えなどを巡り市民が関心を寄せている

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20190116kahoku02.JPG

 市役所本庁舎の建て替え議論が進む仙台市で、青葉区の勾当台公園市民広場に面する黒いビルに市民の注目が集まっている。定禅寺通と一体的ににぎわいを創出する上で、本庁舎との間に位置するビルの移転を求める声が上がる。ビルは企業が所有し、現時点で移転の計画はないが、建設から約50年になるため市民らは成り行きを見守っている。

 青葉区で昨年11月にあった市役所建て替えを市民が語り合うイベントで、参加した男性が「ビルがあることがつくづく残念だなと思う」と指摘した。

 ビルとは1970年完成の仙台第一生命ビル。当時は勾当台通と東二番丁通がクランク状で、ビルは勾当台通と定禅寺通角にあった。86年に勾当台通と東二番丁通が直線化。市民広場が整備され、ビルは勾当台公園に面するようになった。

 男性は「その時に移転し、定禅寺通と市民広場がつながっていたら空間の在り方は大きく変わっていただろう」と持論を展開した。

 市議会でも話題に上る。昨年11月の常任委員会では、ベテラン議員が「議会の場で人の財産をとやかく言うのはどうかと思うが」と前置きし「視界を遮っている。色といい、大きさといい何とかならないか」と発言。市の担当者は「人様のものなので解決できるものではない」と答えるのが精いっぱいだった。

 ビルは敷地約1420平方メートル、地上10階、地下1階。所有する第一生命保険(東京)の仙台総合支社など12社がテナント入居する。

 市は都市ブランドの柱と位置付ける定禅寺通周辺の活性化を図っている。年間を通して各種イベントがある市民広場から、にぎわいを商業エリアの定禅寺通に広げる方法が課題の一つになっている。

 老朽化で建て替える市役所本庁舎は最短で2026年度に使用が始まる。昨年10月に官民組織の「定禅寺通活性化検討会」が発足し、通りの魅力向上や周辺のにぎわいづくりを話し合っている。市の担当者は「第一生命は周辺の活性化に向けた機運づくりに前向きだ。一緒に考えたい」と話す。

 第一生命は「現時点で移転の予定はない」と回答。管理する第一ビルディング(東京)も「築年数から移転や建て替えは検討事項だが、具体の計画はない」(東北事業所)と言う。

3367荷主研究者:2019/02/19(火) 22:15:38

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190117_12008.html
2019年01月17日木曜日 河北新報
<仙台国際空港>ニーズ見極め貨物拡大「民営」生かし営業強化

国際貨物を保管する仙台空港の保税蔵置場

 仙台空港を運営する仙台国際空港(名取市)が、貨物取扱量拡大に向けた取り組みを強化している。民営空港ならではの営業戦略で荷主のニーズに応じた条件を提案。農産品や工業製品など新たな荷物を誘致し、国際線の貨物輸送再開も実現した。東日本大震災で落ち込んだ取扱量の回復にはまだ遠いが、2018年度下期は前年に比べ倍増する見込みだ。

<成田より早い>
 農業生産法人GRA(宮城県山元町)は18年12月、栽培する「ミガキイチゴ」の台湾向け輸出を仙台空港からの便に切り替えた。現在は台湾・エバー航空の仙台-台北線で週1回、130〜150キロほどを運ぶ。

 栽培施設から仙台空港までは車で約30分。収穫翌日に持ち込み、2日後の午前には台北の店頭に並ぶ。成田空港経由の17年収穫期よりも店着が1日早い。

 GRAの担当者は「イチゴは日持ちが短く、収穫から店着までの時間は重要。今は成田や羽田を使っているタイや香港、シンガポール向けも仙台空港から輸出できればありがたい」と路線拡大を期待する。

 仙台空港の貨物取扱量はピーク時に2万トンを超えたが、貨物専用機の撤退や08年のリーマンショックなどで減った。震災では国際貨物棟が被災し、機能が一時停止した。

 この間、多くの貨物が成田空港などに流出し、11年度の取扱量は前年の3割の3037トンに激減。12年度以降も6000トン前後にとどまっている。

 16年の仙台空港民営化以前は、宮城県の第三セクターが貨物事業を担当。需要開拓は物流会社への要請などが中心だったが、仙台国際空港は荷主や航空会社と直接交渉する。それぞれのニーズや課題を把握した上で条件を提示し、貨物の誘致を図る。

<検品請け負う>
 航空機部品製造のエアロエッジ(栃木県足利市)は18年9月、仙台空港での製品輸出入を始めた。エンジン用部品が仙台空港と台湾を経由し、北米との間を行き来する。

 決め手は仙台国際空港の提案だった。同社は、生産工程の人員が不足していたエアロエッジから輸出する製品の検品作業を請け負った。空港運営会社が荷主業務を受託する事例は「知っている範囲ではない」(仙台国際空港)という。

 荷物を誘致することで貨物輸送の路線も広がる。エバー航空は仙台-台北線で安定的な需要が見込めないとして輸送を中断していたが、GRAとエアロエッジとの交渉が進んだことで再開を決めた。

 仙台国際空港は44年度の貨物取扱量2万5000トンを目標に掲げる。営業推進部貨物営業グループの伊良波長治チーム長は「荷主にとって付加価値がなければ大きな空港には対抗できない。今後もニーズを見極めた提案したい」と話した。

3368荷主研究者:2019/02/19(火) 22:19:10

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190117_11020.html
2019年01月17日木曜日 河北新報
<新市新時代へ 富谷市長選20日告示>公共交通の改善が急務

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20190117kahoku01.JPG
富谷市との境に近い国道4号を行き交う車。朝夕の渋滞が慢性化している=仙台市泉区

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20190117kahoku02.JPG

(上)脱マイカー依存

 任期満了に伴う富谷市長選(20日告示、27日投開票)が目前に迫った。旧富谷町の人口増に伴い、単独で市制施行して2年3カ月。成長著しい自治体と注目される一方、都市基盤の確立はこれからだ。市が目指す「住みたくなるまち日本一」には、何が求められるのか。新時代に臨む新市の課題を探った。(富谷支局・藤田和彦)

 「泉中央(仙台市泉区)とのアクセス改善を急いでほしい」

 「高齢化に備え、公共交通の充実を」

 富谷市が2018年10月、市内4地区で開いた市政懇談会。複数の地区で、住民から交通の利便性向上を求める声が上がった。

<鉄道網がない>
 富谷市は同じ仙台都市圏の塩釜、多賀城、名取、岩沼各市と異なり、鉄道網がない。バスで生活の足を担うが、主体はマイカー。朝夕のラッシュ時は国道4号など幹線道路で渋滞が慢性化し「いつまで車を運転できるのか」と高齢者の間に不安が広がる。

 「本格的な高齢化が訪れた際には、住みづらいまちへと変貌してしまう懸念がある」。市が18年12月に示した公共交通グランドデザイン案は、現状への危機感をこう率直に示した。

 案は打開策として12項目の施策メニューを提示。筆頭に明記したのが、泉中央-明石台-成田-大清水の4地区を結ぶ新基幹公共交通の導入だ。

 図の通り、人口が多く商業施設や医療機関などが集積する4地区を「都市拠点」と位置付けた。公共交通の背骨を通して補完する手段を組み合わせ、交通網を構築する青写真を描く。

 ただ、基幹公共交通の具体案には、踏み込んでいない。

 現状は白紙で、仙台市地下鉄の延長やモノレール、ライトレール(次世代型路面電車、LRT)、バス高速輸送システム(BRT)などが考えられる。

 市企画部の種市優部長は「持続的な運営のためにも需要や収支の精査が不可欠。本年度内に策定するグランドデザインで公共交通の全体構想を固め、具体論に入りたい」と言う。

<バス減便 困惑>
 富谷市は1970年代以降、市を縦断する国道4号の東西に住宅団地が整備され、隣接する仙台のベッドタウンとして発展した。近年は、マイカー通勤を前提とした交通体系の在り方に、限界が見え始めている。

 市の高齢化率19%(18年3月現在)を大きく上回り、33%に上る富ケ丘南部地区。住民の大草俊夫さん(67)は「運転免許を返納する人が増え、泉中央と市内を結ぶ路線バスの減便に困っている人も多い」と指摘する。

 18年9月に地域で初めての街バルを企画、開催した大草さん。街の活力維持に公共交通の改善が欠かせないと考え「例えば、泉中央から市内各団地に向かう乗り合いタクシーを走らせたらどうか。できることから実行していく姿勢が必要だ」と、対策のスピードアップを求める。

3369荷主研究者:2019/02/19(火) 22:19:45

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190118_11054.html
2019年01月18日金曜日 河北新報
<新市新時代へ 富谷市長選20日告示>愛着持てるまち目指す 

市民協働セミナーで富谷のまちづくりを語り合う市民たち

(下)脱ベッドタウン

 任期満了に伴う宮城県富谷市長選(20日告示、27日投開票)が目前に迫った。旧富谷町の人口増に伴い、単独で市制施行して2年3カ月。成長著しい自治体と注目される一方、都市基盤の確立はこれからだ。市が目指す「住みたくなるまち日本一」には、何が求められるのか。新時代に臨む新市の課題を探った。(富谷支局・藤田和彦)


 急成長から低成長へ。

 若生裕俊富谷市長は今年の年頭訓示で、時代の転換期に入ったことを意識するよう職員に促した。平成の30年間で市の人口が約2万1000から約5万2500に倍増したことに言及。「今後これまでのような急激な発展は難しい」との認識を示した。

<人口増に陰り>
 富谷市は2045年の人口が国立社会保障・人口問題研究所の推計で5万6822とされ、東北の市町村で唯一、15年の国勢調査時よりも増えると見込まれる。

 しかし、市長の年頭訓示と同じ4日。18年12月31日現在の人口が5万2569と前年を71人下回り、52年ぶりに減少したことが分かった。

 計画人口計約4500の新たな宅地開発を控えており、一時的な減少との見方があるものの、年1000人規模で増え続けてきた勢いの鈍化は避けられない。

 低成長時代に求められるのは、住民が富谷に愛着を持って住み続けるかどうか。「仙台市富谷区」とやゆされることもあるベッドタウンからの脱却を目指し、地元意識の醸成を図る市の取り組みが、16年の市制施行後に次々と動き始めた。

 特産のブルーベリーを生かそうと始まった国際スイーツ博覧会、全国でも例がない市役所屋上での養蜂、江戸時代以来の復活を目指す富谷茶プロジェクト。20年に迎える宿場町「富谷宿」の開宿400年を記念した事業も始動した。

<「自分たちで」>
 併せて重視するのが子育てと教育環境の充実だ。

 富谷市は人口に占める0〜6歳児の割合が7.72%(15年国勢調査)と、東北の市町村で最も多い。市は懸案だった待機児童を18年度に解消。18年8月には、市立全小中学校と幼稚園にエアコンを整備する方針をいち早く表明した。

 「住みやすいまちは自分たちで」と住民の地域活動も多彩に行われている。高齢者らを対象にした「街かどカフェ」や子どもたちが集まる「まかない付き寺子屋」、障害者向けのフットサル教室など5団体の活動が、13日にあった市民協働セミナーで紹介された。

 「街かどカフェには毎週25人ほどが集まり、入れたてのコーヒーを思い思いに楽しんでいる」と報告した鷹乃杜町内会会長の門間とも子さん。地域に活力をもたらすには「住民と住民の助け合い、地域と行政の連携が大切」と考えている。

 市の誕生と共に本格化した新たなまちづくり。「富谷カラー」の発揮に向け、着手した取り組みをどう育んでいくかが問われる。

3370荷主研究者:2019/02/19(火) 22:23:18

https://www.nttud.co.jp/news/pdf/190118_002.pdf
2019年1月18日
東北支店の開設について

 NTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中川 裕)は、街づくり推進の新たな拠点 として、東北エリアに支店を開設することを決定いたしましたのでお知らせいたします。

 記

1.組織名称 東北支店 (Tohoku Branch)

2.設置日 2019年2月1日

3.目的等 当社は2018年10月15日に発表いたしましたNTTグループにおける街づくり事業の推進に向け、宮城県仙台市に「東北支店」を設置することにいたしました。
「東北支店」は、地域の皆さまのご要望をおうかがいしながら、NTTグループが有するICT・不動産・エネルギー等のリソースやノウハウの活用により、地域に根ざした『個性豊かな活力ある街づくり』に取り組んでまいります。
当社は各エリアの支店を通じて、地域の皆さまのパートナーとして、社会的課題の解決に貢献してまいります。

4.設置場所 宮城県仙台市若林区卸町三丁目8番地103 アーバンネット卸町ビルN館6階
電話:022-782-5141

2019年1月18日

3371荷主研究者:2019/02/19(火) 22:32:10

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190119_12031.html
2019年01月19日土曜日 河北新報
<仙台港>コンテナ取扱量が最多 輸入衣料品や家具好調 18年

 仙台港の2018年のコンテナ貨物取扱量が約27万8000個となり、4年連続で過去最多を更新したことが18日、分かった。17年を約2万個(20フィートコンテナ換算)上回る見通しだ。

 宮城県によると、17年(25万8235個)比では約6%の増加。東日本大震災前で最多だった10年(21万6142個)を30%近く上回った。

 貨物量は輸出入ともに堅調に伸びた。品目別では、輸入で衣料品や家具が好調。輸出では冷凍サバなどの水産加工品のほか、自動車用タイヤなどのゴム製品が増えた。

 18年12月には上海など中国沿岸部の4港を直接結ぶ国際コンテナ定期航路が開設され、衣料品や日用雑貨品などの輸入増が見込まれる。取扱量はさらに伸びることが期待され、30万個の大台も迫る。

 県の担当者は「新しい定期航路が通年で運航されれば、取扱量の上積み効果がある。一層のポートセールスに努めたい」と話した。

 仙台港のコンテナ貨物取扱量は、震災があった11年に前年比55%減の9万6528個まで落ち込んだが、復旧復興事業に伴う建材需要などに伴い、12年は17万2665個と急回復した。

3372荷主研究者:2019/02/19(火) 22:32:35

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190119_12032.html
2019年01月19日土曜日 河北新報
<次世代型放射光施設>青葉山新キャンパスの敷地造成 3月に着手

 次世代型放射光施設を建設する東北大青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)の敷地造成工事の入札で、発注者の産学連携組織の光科学イノベーションセンター(同)は18日、建設業の橋本店(同)を落札者に決めたと発表した。造成工事は3月ごろに着手し、工期は2020年6月まで。

 総合評価落札方式による条件付き一般競争入札の結果、橋本店が落札した。面積は5万4600平方メートル。センターは落札額を明らかにしていない。

 造成費は宮城県が放射光施設への支援金総額30億円の中から全額負担し、残額で基本建屋整備の一部を支援する。国によると、造成費は当初22億円と見込まれていた。

 施設は国側と共同で整備・運営し、19年度に着工、23年度の稼働を目指す。

 放射光施設の総事業費は約360億円。このうち地域や企業が負担する最大170億円を確保するため、センターは1口5000万円の施設利用権付き出資を募集した。これまでに60社余りが応じ、約45社が出資を検討中という。

3373荷主研究者:2019/02/19(火) 22:33:05

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190119_12016.html
2019年01月19日土曜日 河北新報
<松島水族館跡地>新商業施設「松島離宮」3月の着工 飲食店や博物館、交流拠点に

松島湾をイメージした庭園などを構える新施設の完成予想図

 2015年に閉館したマリンピア松島水族館(宮城県松島町)の跡地に商業施設を計画する総合商社の丸山(蔵王町)は18日、施設名を「宮城県 松島離宮」に決めたと発表した。3月に着工し、2020年春の開業を目指す。

 同社によると、名称は日本有数の庭園で知られる桂離宮(京都市)にちなんだ。施設は木造2階建てで、延べ床面積2450平方メートル。地元産品を生かした飲食店や松島ゆかりの文化財などを展示する博物館などが入る。

 通訳が常駐する観光案内所を設置し、増加する訪日外国人旅行者(インバウンド)の受け入れ態勢を強化、松島湾周辺の観光、交流拠点を目指す。松島湾をイメージした庭園兼イベントスペースも設ける。

 宮城大の学生らが考案した新施設のロゴマークの最終候補4案も公表した。18〜31日に新施設のホームページで投票を受け付け、結果を踏まえた審査を経て2月末に決定する予定。

 同社の担当者は「体験型講座などを開催し、観光客と地元住民が触れ合えるような施設を目指したい」と話した。

3374荷主研究者:2019/02/19(火) 22:37:44

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190120_13024.html
2019年01月20日日曜日 河北新報
<仙台セントラル>小劇場で「復活」 映画館の名残を残しながら改装、4月1日開業

照明や音響設備を備え、4月にオープンする小劇場=仙台市青葉区中央2丁目

新しい劇場名を表記した入り口

 仙台市のライブホール運営会社「身の丈イノベーション」は4月1日、市中心部で154席の小劇場を開設する。2018年6月末で閉館した映画館・仙台セントラルホールを改装し、コンサートやお笑いイベント、映画上映会などの主催者に貸し出す。

 劇場名は「誰も知らない劇場」。菊池将司支配人は「40年間にわたって地域文化に貢献した場を受け継ぎ、地域の人たちに親しまれて将来は誰もが知っている劇場に育てたい」と語る。

 同社は音楽ユニット「MONKEY MAJIK(モンキーマジック)」「GReeeeN(グリーン)」を輩出したエドワード・エンターテインメント・グループ(金野誠社長)の関連企業で、青葉区一番町のライブホール「darwin(ダーウィン)」を運営する。

 青葉区中央2丁目の桜井薬局ビルにあった映画館跡を借り、音響や照明設備、映像設備を整備した。壁や天井を改装する一方、映画館時代の赤い椅子を残し、昭和期のムードを漂わせた。ロビーにはアルコール類などを提供するバーカウンターを設けた。

 4月1日には、グループ企業に所属する歌手ティーナ・カリーナさんによるこけら落とし公演を開く。同月下旬からの大型連休に合わせ、連続公演も計画している。

 仙台市内ではライブホールの新設が相次ぐ。16年に太白区あすと長町で「仙台PIT(ピット)」(1451人)、17年には若林区荒井東地区に「仙台GIGS(ギグス)」(1560人)が誕生。市内には20軒以上の施設があり、漫才、プロレスなどの興業にも使われている。

 東京都内では東京五輪をにらんで大型ホールの改装が進み、コンサート会場が不足しているとされる。仙台のライブホール関係者は「市内の音楽イベントには関東などから客が集まり、活況を呈している」と話す。

3375荷主研究者:2019/02/19(火) 22:42:32

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190121_13006.html
2019年01月21日月曜日 河北新報
子育て世代に人気の仙台・上杉地区、マンション建設ラッシュで児童急増 上杉山通小に影響は?

児童数急増が懸念される仙台市上杉山通小。手前が5階建ての増築校舎で、屋上にプールを設けた。校庭は4階建ての本校舎の奥にある

 文教地区として子育て世代に人気が高い仙台市青葉区上杉地区でマンションが相次いで建設され、市立の上杉山通小の児童数急増が懸念されている。2020年には東北大雨宮キャンパス跡地に大規模マンション2棟が完成し、計約400世帯が入居する見込み。地区の子どもの数が増えるのは必至で、保護者からは学習環境への影響や通学区域の変更を心配する声が出ている。

 宮城県庁や市役所に近い上杉地区は市地下鉄南北線やバスの便に恵まれる。上杉山通小や上杉山中、宮城教育大付属小中や県視覚支援学校など教育施設が集まり、子育てしやすい環境として知られる。

 雨宮キャンパス跡地には大型の商業施設も整備される。不動産関係者は「住環境の評判を聞き付けた30代後半から40代の子育て世代がマンション購入を検討している。新年度からの転校を見据え、年末から相談が増えている」と証言する。

 上杉山通小には現在、特別支援学級を含め29学級に969人が通う。周辺のマンション建設を受けた増築工事が16年2月に完了。教室数を22から33に増やしたため不足はないという。

 校舎が広がった一方で校庭は狭まり、子どもたちが遊ぶスペースは十分とは言えない。昼休みはあらかじめ決められた2学年が校庭を交代で使い、他の学年は体育館などを利用する。

 保護者が多く訪れる運動会は校内開催を断念。09年度以降は近くの上杉山中の校庭を借りている状況だ。

 学校関係者は「体を存分に動かせず、不満な児童がいるかもしれない」と気をもむ。保護者には「子どもがさらに増えると教室も手狭になる」「児童数の調整に伴い学区が変わり、別の学校に行かされるのではないか」との懸念があるという。

 市教委は15年度、小中学校の適正規模に関する対応方針を策定。31学級以上の状態が一定期間続く場合、学区の変更や学校の分離新設を検討することにした。

 人口増が著しい青葉区愛子地区では15年度、市教委は市内有数の大規模校である愛子小から分離して錦ケ丘小を開校させた。学区変更では12年度、住宅建設が進む太白区富沢地区で富沢中学区の一部を長町中学区に移した例がある。

 上杉山通小に関し、市教委は「マンション建設を見込んで増築しており、現段階で学区変更や増築の予定はない」と現状維持の方針を示しつつ「今後、児童数が大幅に増えるようであれば何らかの措置を行う可能性はある」と話す。

3376荷主研究者:2019/03/03(日) 21:39:41

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190123_12001.html
2019年01月23日水曜日 河北新報
<仙台国際ホテル>老舗料亭「なだ万」東北再進出 飲食フロア3月改装

 仙台国際ホテル(仙台市青葉区)は3月1日、開業30周年に合わせて5階のレストランフロアをリニューアルする。和食とフレンチの2店舗を入れ替え、老舗料亭「なだ万」(東京)が10年ぶりに東北に再進出する。

 なだ万は1830年に創業され、国内外で店舗を展開。国際ホテルの新店は個室6室を含む72席で、懐石料理などを提供する。

 なだ万は1980〜2009年、旧仙台エクセルホテル東急内で営業していた。担当者は「東北の拠点の仙台には再び出店したいと考えていた。地元の皆さまに愛される店にしたい」と話した。

 フレンチの新店は「ロジェドール」。フレンチが専門のホテル総料理長が陣頭指揮を執り、ホテルの伝統とフレンチの技法に自由な発想を加えた料理を手掛ける。個室1室を含む40席。

 既存店は、いずれも89年のホテル開業時から営業してきた和食「迎賓室 貴仙」が20日に閉店。フレンチ「セラン」も2月20日に営業を終える(2月4〜9日も休業)。中国料理「翠林」は3月以降も営業する。

 ホテルの担当者は「和洋中を選ぶ楽しさがある。当館に行けばおいしいものを食べられる、と思ってもらえる場所にしたい」と語った。

3377荷主研究者:2019/03/03(日) 21:40:01

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190122_13022.html
2019年01月22日火曜日 河北新報
<三陸道>宮城2区間、来月16日開通 仙台と気仙沼直結

 国土交通省は21日、三陸沿岸道路の歌津インターチェンジ(IC、宮城県南三陸町)-小泉海岸IC(気仙沼市)間10.0キロと、いずれも気仙沼市の本吉津谷-大谷海岸IC間4.0キロが2月16日に開通すると発表した。仙台市と気仙沼市が高速道路で直接結ばれることになる。

 両区間はそれぞれ2012年10月、14年9月に着工。20年度開通予定の小泉海岸-本吉津谷IC間2.0キロを含む開通区間の総事業費は約967億円で、歌津IC-小泉海岸IC間には歌津北IC(南三陸町)を設けた。仙台-気仙沼間の所要時間は約10分短縮されて約2時間20分となる見込み。

 気仙沼から仙台・関東方面への水産加工品輸送ルートは東北自動車道から三陸道への切り替えが進み、今回の直結によって水産関連など産業振興の加速が期待される。

 昨年10月に気仙沼市唐桑にコースが開設された韓国版トレッキング「宮城オルレ」への誘客拡大も見込まれる。村井嘉浩知事は「南三陸・気仙沼地域の産業経済の活性化や観光振興に大きく寄与すると期待している」との談話を出した。

 菅原茂気仙沼市長は「仙台と気仙沼がいよいよつながり、本格的な高速道路時代の幕開けとなる。市の発展に大きな力を与えてくれる」と期待を寄せた。

 国は三陸道の仙台港北IC(仙台市)-八戸ジャンクション(八戸市)間を東日本大震災の復興道路として位置付け、20年度までの全線開通を目指す。今回の開通で約7割の238キロが利用できるようになる。

3378荷主研究者:2019/03/03(日) 21:40:35

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190122_11048.html
2019年01月22日火曜日 河北新報
<市長施政方針>仙台市、都心機能強化へ 回遊性と魅力の向上図る

仙台市役所

 郡和子仙台市長が市議会2月定例会で表明する新年度施政方針の骨子が22日、分かった。経済、観光の活性化の中心となる都心の機能強化を目指す「(仮称)都心再構築プロジェクト」が始動する。市役所本庁舎建て替えや定禅寺通活性化を進め、都心の回遊性向上と魅力ある都市空間の創出を図る。

 施政方針のテーマは「躍動する杜の都 新たなステージへ」。郡市長が重視する「人」と「まち」の施策のうち、新年度はまちの活力向上に特に注力する。

 策定を進める経済成長戦略などに基づく事業を始める。高成長が見込まれる中小企業を集中的に支援する。奨学金返還支援制度を開始するほか、転職や起業で東京から仙台に移住した場合の支援制度を導入する。

 都市空間形成の指針となる都市計画マスタープランと都市交通プランの改定を本格的に進める。経済活性化と連動させた都心機能の更新、利便性の高い都心交通環境の整備に取り組む。

 教育・福祉分野では、発達に不安を抱える未就学児や保護者への支援を強化し、啓発や相談などをモデル事業として実施する。

 宮城野区燕沢地区で昨年始まった乗り合い交通事業は、実証運行に引き上げる。他地域への拡大も図る。

 東日本大震災からの復興や防災の関連事業は、心のケアなど被災者支援に引き続き取り組むほか、小学生の校外学習で震災遺構・旧荒浜小(若林区)を活用する。沿岸部のかさ上げ道路の完成を目指す。

3379荷主研究者:2019/03/03(日) 21:41:18

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190123_11047.html
2019年01月23日水曜日 河北新報
仙台市長「都心再構築で魅力向上を」 経済・観光の活性化目指す

 郡和子仙台市長が市議会2月定例会で表明する新年度施政方針の骨子が22日、分かった。経済、観光の活性化の中心となる都心の機能強化を目指す「(仮称)都心再構築プロジェクト」が始動する。市役所本庁舎建て替えや定禅寺通活性化、音楽ホール整備検討を進め、都心の回遊性向上と魅力ある都市空間の創出を図る。

 新年度のテーマは「躍動する杜の都 新たなステージへ」。郡市長が重視する「人」と「まち」の施策のうち、新年度はまちの活力向上に特に注力する。都心再構築プロジェクトは、担当が異なる本庁舎建て替えなどの各事業を各部局が連携して取り組む。オフィスビルの空室率の低さが企業誘致の障壁となっていることから、市中心部の老朽化した建物の更新を誘導する。

 経済成長戦略などに基づく各事業をスタートさせる。高成長が見込まれる中小企業を集中的に支援。奨学金返還支援制度を開始するほか、転職や起業で東京から仙台に移住した場合の支援制度を導入する。

 経済・観光分野では、東北全体を持続的に活性化させる視点を軸に、起業家の育成や、2020年東京五輪・パラリンピックに向けた6県庁所在市共同の観光情報の発信などを進める。

 教育・福祉では発達に不安を抱える未就学児や保護者の支援体制を強化。知識や適切な対応法を身に付ける「ペアレントプログラム」を活用した啓発、児童発達支援センターと幼稚園の並行通園をモデル事業として実施する。35人以下学級は中学3年生に拡充する。

 防災や東日本大震災からの復興の関連では、沿岸部での津波広報態勢強化を狙い、小型無人機「ドローン」の実証実験を行うほか、心のケアなど被災者支援に継続的に取り組む。

◎高層階に議会機能/新庁舎建設で特別委

 仙台市役所本庁舎の建て替えを巡り、市議会の新たな本庁舎・議会棟の整備調査特別委員会は22日、新庁舎の議会機能は高層階に配置することで一致した。2月中旬までに斎藤範夫議長が郡和子市長に答申する。

 特別委は主要6会派の委員10人で構成する。各委員は「市民に開かれた議会とするため、低層階への配置を求める意見もあったが、建設コストを考えると高層階にせざるを得ない」と会派の検討結果を報告した。

 市によると、新庁舎は地上13〜19階の高層棟を想定する。1、2階に現在と同規模の本会議場を置く場合、建物の強度を維持するには柱の太さを1.5〜1.8倍、はりの厚さを3〜5倍にする必要があり、材料費や建設費が増大する。

 市は新庁舎を2棟整備する案も検討するが、市議会は昨年4月、「議会と行政の一体棟が望ましい」と郡市長に答申した。現在のような議会棟の単独整備は想定していないという。

 市議会が「高層階」の結論に達したことで、建て替え基本計画の検討委員会は今後、低層階を念頭に置く市民利用・情報発信機能の検討、勾当台公園市民広場との一体整備などの議論を前進させるとみられる。

3380荷主研究者:2019/03/03(日) 21:41:42

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190123_11016.html
2019年01月23日水曜日 河北新報
<仙台市音楽ホール>西公園、錦町公園が有力か 候補7ヵ所公表

 仙台市が整備検討中の音楽ホールの在り方を検討する有識者懇話会(会長・本杉省三日大特任教授)は22日、青葉区で会合を開き、立地候補地9カ所のうち、民有地を除く7カ所を明らかにした。立地候補地を検討した専門部会では、青葉区の「西公園(市民図書館跡)」と「錦町公園」を評価する意見が多く、有力な候補地になるとみられる。懇話会が3月末に市に提出する報告書を踏まえ、市が新年度、立地場所を決定する見通し。

 候補地は地図の通り。ほかの5カ所はいずれも青葉区で、せんだい青葉山交流広場、青葉山公園、西公園(市民プール跡)、西公園(お花見広場)、勾当台公園(東側)。

 会合であった専門部会の報告では表のように、候補地の優劣や順位は付けず、長短を併記した。市民図書館跡は「設計自由度が高い」「西公園の景観と融合すれば、新しいランドマークとなる」と評価する一方、「にぎわいのある場所から若干距離がある」と指摘した。

 錦町公園は「にぎわい創出など都心部の厚みが増す」「公演前後の過ごし方、まち回遊の点で優れている」と好意的に捉える半面、「都市計画公園の廃止が前提で広く市民の合意を形成する必要がある」と実現への課題を挙げた。

 せんだい青葉山交流広場は「都心部西側の将来像によっては可能性がある」とした。民有地を含む残り6カ所は、建築上の制約やコストなど不確定要素のほか、他目的での利用が既に定着しているなど難点を指摘する意見が多かった。

 会合では、委員からは「(人口減少など)縮小社会を迎える中、利便性は非常に重要」「歩道橋を使うなど具体的な動線の検証が必要だ」などの意見が出た。

 懇話会は2月4日の最終会合で報告書をまとめる。市は音楽ホールについて2000席程度、建築面積9000〜1万1000平方メートルを想定する。

3381荷主研究者:2019/03/03(日) 21:42:08

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190124_12042.html
2019年01月24日木曜日 河北新報
<アイベックス>仙台-成田線7月再開 全日空含め1日3往復に

 仙台空港を拠点とするアイベックスエアラインズ(東京)は23日、運航休止していた仙台-成田線を7月1日に再開すると発表した。1日1往復で全日空と共同運航する。同路線は既存の全日空便と合わせると1日3往復に増える。人気が高い成田-ホノルル線への乗り継ぎ時間などを短縮し、東北と海外のアクセスを向上させる。

 全日空の仙台-成田線は現在、機材を小型化したこともあり、高い搭乗率を維持している。特に全日空の成田-ホノルル線に乗り換える需要が高く、仙台を午後に出発する便の乗客の7割近くが利用する。

 ホノルル線への乗り継ぎの利便性を重視した新設便は仙台発が午後5時半、成田発が午後4時で、片道約1時間。成田空港での最短の乗り継ぎ時間は往路が1時間50分、復路が1時間15分となり、既存便よりも大幅に短縮される。70人乗りで搭乗率は75%を見込む。

 アイベックスは、全日空が5月24日から成田-ホノルル線に欧州エアバス社製で世界最大級の旅客機「A380」(520人乗り)を導入することもあり、2013年以来の運航再開を決めた。

 アイベックスの浅井孝男社長は「ハワイだけでなく、成田には全日空の豊富なネットワークがある。日本人客、訪日客の利便性を高め、東北の交流人口拡大に貢献したい」と話した。

3382荷主研究者:2019/03/03(日) 21:42:28

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40385110T20C19A1L01000/
2019/1/24 6:30 日本経済新聞 電子版 北海道・東北
仙台の泉パークタウン、50年の街づくり最終局面に

3383荷主研究者:2019/03/03(日) 21:42:53

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190125_12023.html
2019年01月25日金曜日 河北新報
<仙台駅東口>ゼップ仙台跡地のオフィスビル 駅に直結、イベント会場も

仙台駅東口に建設されるオフィスビルのイメージ(JR東日本仙台支社提供)

 JR東日本仙台支社は24日、仙台駅東口のライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」の跡地で建設を計画しているオフィスビルの概要を発表した。地上13階、地下1階で、1、2階に商業施設が入る。2月に着工し、2020年12月〜21年2月ごろの開業を見込む。

 ビルは延べ床面積約2万5600平方メートル。3〜13階にはオフィスのテナントが入る。1階に吹き抜けのエントランスホールを設け、イベント会場などに活用する。商業施設はカフェや飲食店などを想定する。事業費は約100億円。

 2階部分は隣接する駅ビル「エスパル仙台東館」と接続し、仙台駅東口改札から直接アクセスできるようにする。

 坂井究支社長は「駅から雨にぬれずに行けるのが最大のポイント。1階でイベントを開くなどして地域の活性化に力を尽くしたい」と話した。

 建設地で17年11月から暫定的に運営している商業施設「EKITUZI(エキツジ)」は3月24日に営業を終える予定。

3384荷主研究者:2019/03/03(日) 21:43:53

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190126_13009.html
2019年01月26日土曜日 河北新報
<東北福祉大>仙台駅東口キャンパス整備完了、グランドオープン 芹沢美術工芸館が移転、学食も開業

芹沢〓介の文様の魅力に迫る特別展

 東北福祉大が2015年から整備を進めてきた仙台市宮城野区の仙台駅東口キャンパスが25日、グランドオープンした。目玉は国見キャンパス(青葉区)から移転した「芹沢〓介美術工芸館」。新たに学食「オリーブ」もオープンさせた。

 地上7階、地下1階の2階部分に入った美術工芸館は広さ約300平方メートル。企画展を年数回開き、所蔵する染織家芹沢〓介(1895〜1984)の作品から約30〜50点を出品する。制作風景を流す映像コーナーもある。

 国見キャンパスに1989年開館した旧美術工芸館は学内向けの教育施設として利用する。

 仙台駅東口キャンパスは福祉大が大手予備校だったビルを取得して設けた。通信教育学部や東北福祉看護学校、予防福祉健康増進推進室「仙台元気塾」、生涯学習支援室などが入る。

 学食は障害者の就労や自立を支援するNPO法人ほっぷの森(仙台市)が、大学やNPOの農園などで収穫された食材を使って運営する。一般利用もできる。

 仙台駅東口キャンパスはグランドオープンに合わせて、美術工芸館と河北新報社が1、2階で企画運営するギャラリーミニモリを会場に特別展「人間国宝・芹沢〓介『文様万華』」を3月25日まで開催。独創的な作品やスケッチ、型紙など約150点を展示する。

 同キャンパスを巡っては福祉大と仙台市、河北新報社が16年2月、文化発信と人材育成事業の展開を目的に包括連携協定を締結。ギャラリーミニモリは同年7月に開館した。美術工芸館と調整しながら、年間を通じてより魅力ある企画展を開催する方針だという。

(注)〓は金へんに圭

3385荷主研究者:2019/03/03(日) 22:00:37

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190129_13038.html
2019年01月29日火曜日 河北新報
仙台「東七番丁踏切」安全対策 カラー舗装で歩車分離 大崎では拡幅工事へ

宮城県内の踏切の安全対策を話し合った会合

 交通事故や渋滞が発生している宮城県内の踏切の改善策を話し合う会合が28日、県庁であり、JR東北線東七番丁踏切(仙台市若林区)でカラー舗装による安全対策を実施することを決めた。新年度に工事を始める。

 同踏切で車道部分の幅5.5メートルをえんじ色、両端の歩道部分の幅各0.75メートルを緑色に塗装し、視覚的な歩車分離策を施す。踏切南北の市道約40メートルの路側帯も緑色にする。

 同踏切では2010年以降、歩行者と車の接触事故が2件発生し、改善が急がれていた。工事費は約500万円。道路管理者の仙台市とJR東日本が費用負担などを協議する。

 JR陸羽東線志田踏切(大崎市)では、幅5メートルの踏切を拡幅する方針が示された。接続する市道の改良工事の実施を見据え、道路を管理する大崎市とJR東日本が今後、幅や工事実施時期などを検討する。

 16年の踏切道改良促進法改正に基づき、県内では踏切3カ所で安全対策が必要とされた。会合では、JR陸羽東線彫堂(えりどう)踏切(美里町)で拡幅や歩道新設が完了したことが報告された。会合には東北地方整備局と東北運輸局、地元自治体の関係者ら9人が出席した。

3386荷主研究者:2019/03/03(日) 22:07:11

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00504384?isReadConfirmed=true
2019/1/30 05:00 日刊工業新聞
CKD、東北に初の拠点 宮城に新工場、流体制御機器など生産

 CKDは29日、宮城県大衡村で流体制御機器や空気圧機器などを生産する「東北工場=写真」の竣工(しゅんこう)式を開いた。投資額は82億円。半導体や自動車の製造設備向けの需要増に対応し、2023年度には従業員100人で100億円の売り上げを目指す。

 東北工場は敷地面積3万6251平方メートル、3階建てで延べ床面積は1万8500平方メートル。「人にやさしい工場」を目指し、自動倉庫を同社で初めて採用。組み立てや検査の自動化・省力化の関連設備も多数導入した。同社の既存の国内4工場は愛知と三重の2県に集中しており、事業継続計画(BCP)も強化する。(名古屋)

(2019/1/30 05:00)

3387荷主研究者:2019/03/03(日) 22:08:01

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190130_11016.html
2019年01月30日水曜日 河北新報
<仙台市>新年度からの経済成長戦略案、地元企業を集中支援

 仙台市は29日、新年度から5年間の政策指針「経済成長戦略案」を正式に発表した。地域経済の持続的発展のため、成長が見込まれる地元企業への集中的な支援、農業の高付加価値化、情報通信技術(ICT)と防災分野の融合など特色ある事業を打ち出した。

 上場を目指す市内の事業者を「仙台未来創造企業」と位置付けてサポートし、上場企業や国内シェアトップ企業を生み出す。新年度は実績や成長が期待される数社を公募し、選定。証券取引所OBら専門家が具体的な助言を行う。

 市は2017年の東京圏への転出超過が約3500人で、全国の市町村でトップだった。市経済企画課は「人材流出を食い止め、仙台が魅力ある雇用の場となる上で上場企業誕生は起爆剤になる」と期待する。

 市内に本社を置く企業の99.6%を占める中小企業の支援も重視する。域内で消費されるモノやサービスを域内で生み出す「地消地産」を掲げ、商店街活性化や事業承継、農業と食に関するビジネスを支援。民間による6次産業化の拠点施設整備を進める。仙台あおば餃子(ギョーザ)、仙台枝豆に続く食のブランド化も図る。

 ICTとの融合で新事業を創出する「X-TECH(クロステック)イノベーション都市」構想の推進では、新たに防災分野に着目した。東日本大震災で津波被害に遭った市沿岸部30平方キロメートルにドローン専用の高速通信規格「LTE」網を構築。災害直後に不安定になる携帯電話通信を経ずに、情報収集や避難の呼び掛けを行う。平常時は実証実験場として活用する。

 「仙台・東北で暮らす人々が豊かさを実感できる未来」を目指し、5年間で黒字企業の割合を17年度の47%から50%超にすることを掲げた。七つの重点プロジェクトに「集中支援対象50社」「女性就業率55%」などの評価指標を設定した。

3388荷主研究者:2019/03/03(日) 22:08:39

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190130_13043.html
2019年01月30日水曜日 河北新報
<仙台市>経済戦略 地域けん引企業を創出

 郡和子市長が新年度当初予算案で最重要政策と位置付ける経済成長戦略には、総額192億1840万円を計上した。

 七つの重点プロジェクトのうち、地域のけん引企業をつくる集中支援事業に1億7546万円。このうち、中小企業の中核人材育成には550万円を充てた。首都圏のベンチャー企業に半年間、社員を週数回ペースで派遣し、経営者を支える人材を育てる。

 地域内の経済循環を拡大させるため、中小企業の課題解決事業に1100万円を確保した。大企業と地元企業が参加するプラットフォームを構築し、販路拡大や商品開発に課題を抱える地元企業をサポートする。

 最先端技術と他の産業分野を融合する「X-TECH(クロステック)イノベーション都市」には、6億8092万円を投じる。このうち、健康分野のヘルステックには1000万円を計上。東北大病院などと連携し、医療関連の知見を持つIT技術者を養成する。

 東北大青葉山新キャンパス(青葉区)に建設される次世代放射光施設の関連事業には計5億6090万円を配分し、利活用促進に向けた連携体制構築や普及啓発などを進める。

3389荷主研究者:2019/03/03(日) 22:09:36

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190130_11021.html
2019年01月30日水曜日 河北新報
<仙台市>新年度予算案、中心部活性化の視点を色濃く 問われる市長の実行力

 仙台市の郡和子市長にとって2回目となる新年度当初予算案は、市中心部活性化の視点を色濃く反映させた。前面に打ち出したのは、経済活性化の舞台となる都心の機能強化。東日本大震災からのポスト復興を見据え、地場中小企業の成長促進や首都圏への人口流出対策などに掛ける意気込みがにじむ。

 教育・福祉など人づくりに重点を置いた2018年度予算から、新年度は「復興の次のステージに力強く前進していく」(郡市長)ため、経済活性化や交流人口拡大などまちの活力向上に力点を移した。

 経済波及効果が大きく、企業の利用が多いと見込まれる次世代型放射光施設の整備を控え、オフィスビルのニーズ調査を始める。市中心部はオフィス空室率が低いのが現状で、企業誘致の障害になっているからだ。

 市役所本庁舎建て替えを契機に定禅寺通活性化などを進め、周遊性や都市ブランドの向上も図る。郡市長が「投資が入りやすい仕組みを考えたい」と言うように、仙台の都心を投資の受け皿にする発想だ。

 震災で都市再生を後回しにせざるを得なかった焦りもうかがえる。

 今秋にはかさ上げ道路が完成し、ソフト事業を除き、復興事業がほぼ完成する。全国では多くの都市が中心部の空洞化対策や再開発を進めてきた。追い付くのは容易ではない。企業や人材の誘致などで激しい都市間競争が待っている。

 都心再構築を掲げるが、エリアの将来像はまだ見えない。市の次期総合計画(21〜30年度)の議論が始まった。経済界や市民と危機感を共有し、実効性ある青写真を描けるか。郡市長の実行力が問われる。(解説=報道部・横川琴実)

3390荷主研究者:2019/03/03(日) 22:10:28

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190130_13039.html
2019年01月30日水曜日 河北新報
高機能医療 地域に提供 東北医科薬科大に新病院棟

東北医科薬科大福室キャンパスに整備された新病院棟

 東北医科薬科大(仙台市青葉区)が仙台市宮城野区福室1丁目の福室キャンパスに整備してきた新大学病院棟(148床)の完成式典が29日、現地であった。開院は4月1日の予定。

 新病院棟は鉄骨8階、延べ床面積約1万5000平方メートル。放射線治療のリニアック室や集中治療室(ICU)、最新鋭の血管撮影装置によるハイブリッド手術室など高度医療機能を備える。

 地震など大規模災害が発生しても医療機能を継続できるよう、免震構造とし、コンクリートの外壁を設けて浸水対策も施した。

 1期生が4年後期となる今年9月から、臨床実習の場として活用される。学生らの研修室も併設する。

 式典には大学の関係者ら約40人が出席し、施設内の見学会も行われた。東北医科薬科大の高柳元明理事長は「高機能の医療機器を導入し、最先端の医療を提供できる。地域医療を支える拠点として貢献していきたい」と話した。

3391荷主研究者:2019/03/03(日) 22:19:31

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190202_11027.html
2019年02月02日土曜日 河北新報
<ナノテク>宮城県、日欧産業協力センターと覚書

日欧産業協力センターと交わす覚書に署名する村井知事(左)

 宮城県はナノテクノロジー分野の産業振興を図るため、日欧産業協力センター(東京)と覚書を交わした。同センターと自治体がナノテク分野で覚書を交わすのは全国初。

 商談会や展示会などを通して、双方のナノテクを活用するIT企業や製造業などの企業間、産学間の連携を推進する。企業の個別商談にも対応し、取引拡大を目指す。県は東北大の研究技術などをアピールしながら、企業誘致につなげていく考え。

 仙台市内のホテルで1月29日、覚書に調印した村井嘉浩知事は「宮城には国内外から評価を受ける企業がたくさんある。双方のビジネスチャンスになるよう力を入れる」と述べた。

 同センターのフィリップ・ドゥ・タクシー・デュ・ポエット局長は「中小企業に情報を発信していくことが大事だ。グローバルな競争力が育つことを期待する」と強調した。

 同ホテルでは、県が主催した商談会が初めて開かれた。県内外の15社、フランスやドイツなど欧州9カ国の19社が参加し、個別に商談を重ねた。

3392荷主研究者:2019/03/03(日) 22:20:39

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190202_11004.html
2019年02月02日土曜日 河北新報
<宮城県広域防災拠点>利用開始23年度以降にずれ込み 関係機関との協議遅れ

 宮城県が仙台市宮城野区のJR仙台貨物ターミナル駅の敷地(約17.5ヘクタール)に整備予定の広域防災拠点の利用開始時期が、予定していた2020年度から早くても23年度以降にずれ込む見通しであることが1日、分かった。

 広域防災拠点整備事業は、村井嘉浩知事が掲げる東日本大震災からの「創造的復興」を象徴する事業の一つ。総事業費は約300億円。県震災復興計画の最終年度となる20年度の利用開始を目指していた。

 県の整備構想に伴い、JR貨物はターミナル駅機能を宮城野区岩切地区に移転する。関係者によると、国や仙台市、JR東日本など関係機関との移転に関する協議や手続きに時間を要しており、当初計画の20年度までの移転が不可能になった。

 県による跡地での工事は移転が完了した後にしか着手できず、現状では本格的な工事ができないという。

 県は、17年度中を見込んでいたJR貨物との線路など鉄道施設の移転補償契約を新年度に結ぶ意向。県議会2月定例会に提案する19年度一般会計当初予算案に関連費用約22億円を盛り込む方針。

 補償費用を確保するために、18〜20年度に設定していた債務負担行為は、20〜22年度に再設定する方向で調整を進めている。

 広域防災拠点は救助隊の集結場所や臨時ヘリポート、災害医療活動場所になることを想定。宮城野原公園総合運動場の一角に移転、新築する仙台医療センターなどと連携し、大規模災害への対応拠点となる。

 県は15年10月、整備に関する基本設計を策定。16年10月にJR貨物と貨物ターミナル駅敷地について、約138億円の売買契約を結んだ。

3393荷主研究者:2019/03/03(日) 22:41:36

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190205_13052.html
2019年02月05日火曜日 河北新報
<われら平成元年組>(2)宮城県庁舎/機能性上がった3代目

宮城県行政の司令塔となる庁舎=仙台市青葉区

 31年にわたった「平成」が間もなく幕を下ろす。この間、社会は大きな変革を遂げ、5月には新たな元号を迎える。1989(平成元)年という節目に誕生し、時代の荒波を乗り越えてきた仙台圏の施設、団体などにスポットを当て、それぞれの歩みを振り返る。

 地上18階、地下2階。高さは89.8メートル。宮城県政の司令塔となる県行政庁舎は1989(平成元)年5月、3代目の庁舎として完成した。現在は県教委事務局などを含めて2582人の職員が働いている。

 31(昭和6)年完成の旧庁舎は老朽化が進み、78年の宮城県沖地震で打撃を受けた。耐震性確保と情報化社会への備えとして84年に建て替えが始まった。

 総工費は約253億円。全国の自治体に先駆けてインターネット回線などを整備した。電源にも気を配り、全室でパソコン業務が可能になった。

 県北部土木事務所の佐藤広喜技術副所長(58)は、82年発足の県庁舎建設室で建設に携わった職員の一人。「時代を先取りした構造にした」と振り返る。

 機能性は向上したが、失ったものもあった。赤れんが造りで、モダンさと温かみを兼ね備えた旧庁舎に比べ、ベージュ色のビルはどこか無表情に映る。村井嘉浩知事(58)も「無機質に見えて仕方なかった」と語ったことがある。

 庁舎を身近に感じてもらおうと、完成の年から1階ロビーで月1回の県民コンサートが行われている。開催は350回を数えた。親子で足を運べるよう1階にはキッズルームもある。最上階には障害者施設運営のレストラン。県産食材を使った料理が売りだ。

 「誰でも立ち寄れる、開かれた県庁であり続けたい」と県管財課の戸引崇課長(57)。間もなく迎える新時代に、庁舎はどんな表情を見せるのだろうか。(報道部・近藤遼裕)

[メモ]宮城県庁舎は延べ床面積約6万5000平方メートルで、知事部局の7部1局や県教委事務局などが入る。完成当初の知事部局は8部1局だった。隣接する県議会棟は1986(昭和61)年5月、警察庁舎は92(平成4)年3月にそれぞれ完成した。

3394荷主研究者:2019/03/17(日) 10:54:53

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190207_13021.html
2019年02月07日木曜日 河北新報
<仙台東西線>19年度は需要予測に届きそう?1日8.2万人予測 東部の住宅開発追い風に

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20190207kahoku01.JPG

 仙台市交通局が2019年度の高速鉄道事業会計当初予算案で、市地下鉄東西線の1日平均輸送人員を8万2000人に設定したことが6日、分かった。開業時の需要予測8万人を超える利用を見込むのは、15年12月の開業以来初めて。市東部の活発な住宅開発などを背景に輸送人員は堅調に伸びており、「大台」をクリアできると予想する。

 1日平均輸送人員の見込みと実績の年度別推移は表の通り。

 開業初年度は需要予測の8万人を当初予算で見込んだが、実績は遠く及ばず、16年度は5万7000人に下方修正した。17年度は5000人増を見通し、18年度は一気に1万5000人の伸びを見込んだ。

 若林区の荒井、六丁の目両駅周辺で住宅開発が進み、人口が急増しているほか、同区の卸町駅近くに昨年、大型商業施設「イオンスタイル仙台卸町」がオープンしており、19年度はさらに強気の予想を立てた。

 東西線の輸送人員は年々伸びている。決算ベースでは初年度の1日平均5万4000人が、17年度には7万1000人に到達。速報値でも初年度の4万6300人が、18年度(4〜12月)は6万2900人に増加した。

 輸送人員の計算法は2種類あり、当初予算と決算は「輸送統計」と呼ばれる国が定めた手法で算出する。1カ月定期券の販売1件を60人分(30日、往復)とカウントする。

 速報値は、南北線との乗り換えを含め、東西線各駅の自動改札を通過した人数を集計する。実態に近いが、市交通局は決算ベースの輸送人員を重視している。

 市は03年の東西線事業許可申請で開業時の需要予測を11万9000人とし、12年に8万人へと下方修正した。だが、開業から3年が経過した現在も実績は決算、速報値ベースともに8万人には届いていない。

 市交通局の担当者は「沿線開発の状況や過去の実績を踏まえれば、19年度の8万人超は現実的な数字だと思うが、需要予測に届くよう利用促進にこれまで以上に取り組みたい」と話す。

3395荷主研究者:2019/03/17(日) 11:14:05

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190208_12045.html
2019年02月08日金曜日 河北新報
仙台のオフィスビル空き室率、1月は4.58% 駅東の大型物件影響で8ヵ月ぶり上昇

 オフィスビル仲介の三鬼商事仙台支店がまとめた1月の仙台市内のオフィスビル空き室率は、前月比0.18ポイント上がり、4.58%となった。仙台駅東で大型物件(約3300平方メートル)の募集開始があったためで、2018年5月以来、8カ月ぶりの上昇となった。

 調査5地点のうち2地点で改善した。仙台駅前は0.06ポイント低下の3.04%で、IT系企業の進出や拡張移転があった。県庁・市役所は0.19ポイント低下の7.15%。成約は小規模だったが、解約の動きが少なかった。

 仙台駅東は1.42ポイント上昇の7.54%。一番町は他地区への移転や統合に伴う中小規模の解約があり、0.05ポイント上昇の3.24%。周辺オフィスは0.22ポイント上昇の8.33%。全地点の1桁台は19カ月連続。

 仙台支店の担当者は「仙台駅東の大型物件は入居のめどが立ってきており、空き室率の上昇は一時的だろう。改善傾向が続く見通しだが、広い空き室が少なく、改善幅は狭まるかもしれない」と説明した。調査対象は延べ床面積が990平方メートル以上の349棟。

3396荷主研究者:2019/03/17(日) 11:14:57

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190208_13050.html
2019年02月08日金曜日 河北新報
<われら平成元年組>(5)仙台フィルハーモニー管弦楽団/都市名冠し地域と歩む

昨年4月に創立45周年を迎えた仙台フィル(楽団事務局提供)

 31年にわたった「平成」が間もなく幕を下ろす。この間、社会は大きな変革を遂げ、5月には新たな元号を迎える。1989(平成元)年という節目に誕生し、時代の荒波を乗り越えてきた仙台圏の施設、団体などにスポットを当て、それぞれの歩みを振り返る。
             ◇
 「楽都」の称号が仙台市民の耳になじんできたのは、平成になってから。立役者となったのは仙台フィルハーモニー管弦楽団だ。1989(平成元)年4月に宮城フィルハーモニー管弦楽団から改称した。

 宮フィルは73年4月に誕生。83年から音楽総監督に作曲家で指揮者の故芥川也寸志さんを迎え、演奏、運営ともにプロ楽団として基盤を固めた。

 楽団事務局によると、芥川さんは「真のローカリティーこそが世界に通用する」と語っていたという。ウィーンフィル、ベルリンフィル、シカゴ交響楽団…。名のある楽団は都市名を冠し音楽ファンはもとより市民に愛されている。仙台も地域に根差したオーケストラを目指して改称を決めた。

 89年1月、改称を見届けず、芥川さんが急逝した。後任の音楽監督に指揮者の外山雄三さんが就任。遺志を継いだ外山さんや関係者らが奮闘し、市民に支持される楽団に育てた。

 東日本大震災の被災者を慰めようと、2011年6月に始めた復興支援コンサートは800回を超えた。親子や小中学生を招いた音楽会も人気で「温かい雰囲気」と好評という。

 楽団の松川真也事務局長(48)は「楽団員は芥川さんらの目指した姿を共有している。市の文化振興の一翼を担い、これからも多くの世代に愛される存在でありたい」と話す。

(報道部・熊谷優海香)

[メモ]仙台フィルハーモニー管弦楽団の本拠地は仙台市青葉区の市青年文化センター(802席)。市内で1000人以上収容できる施設は宮城県民会館、東北大川内萩ホール、イズミティ21などがある。市は、充実した音楽環境と公演の収益性を確保できるとされる2000席規模の音楽ホールについて、整備の在り方を検討している。

3397荷主研究者:2019/03/17(日) 11:39:31

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190212_13001.html
2019年02月12日火曜日 河北新報
<われら平成元年組>(6)東北学院大教養学部/新時代創る若い力育成

教養学部が入る東北学院大泉キャンパス。1988年に整備された=仙台市泉区

 31年にわたった「平成」が間もなく幕を下ろす。この間、社会は大きな変革を遂げ、5月には新たな元号を迎える。1989(平成元)年という節目に誕生し、時代の荒波を乗り越えてきた仙台圏の施設、団体などにスポットを当て、それぞれの歩みを振り返る。

 自然に囲まれた坂の上の学びやに、学生らの活気があふれる。1989(平成元)年に誕生した東北学院大教養学部。1〜4年の学生約1800人が学問分野の垣根を越え、知識を深めている。

 拠点は仙台市泉区の泉キャンパス(約27.6ヘクタール)。大学創立100周年を記念して88年に整備された。学部には人間科学、言語文化、情報科学、地域構想の4学科があり、卒業生は既に約8300人を数える。

 泉キャンパスの整備は、18歳人口と進学率が急上昇した時期と重なる。国はキャンパスの郊外移転を推進、大学の設置基準も緩和した。地方に大学が増え、それぞれの方向性が問われた時代だった。

 元学部長の佐々木俊三名誉教授(71)は「総合的な教養を積む学部を持つことで、特色ある教育の実現を目指した」と明かす。

 学部は2023年度、若林区の市立病院跡地に新設する五橋キャンパスに拠点を移す。学院大総務部の二階堂哲次長(65)は「地域と共に過ごした思い出もある。寂しさはあるが、新たな展開を希望を持って迎えたい」と話す。

 東日本大震災時、学院大はボランティアの受け入れ窓口も担った。地域との結び付きを強め、社会的責任を果たすことは今や大学の使命の一つとなっている。

 学部の理念は「現場に出て地域と向き合い、再構想できる人材を育てる」。新時代を支え、創造する。若い力を送り出す取り組みは、これからも続く。(報道部・松本果奈)

[メモ]東北学院大には教養のほか文、経営など5学部がある。2018年5月現在の学生数は1万1239人。仙台圏では東北福祉大が06年に健康科学部、08年に総合マネジメント学部、東北医科薬科大は16年に医学部を設置した。宮城大は1997年の開学時から看護、事業構想学部を置いている。

3398荷主研究者:2019/03/17(日) 11:43:47

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190214_13057.html
2019年02月14日木曜日 河北新報
<われら平成元年組>(8)仙台銀行/相次ぐ試練に行員奔走

東北の金融街と呼ばれる青葉通に立つ仙台銀行本店ビル

 仙台市の振興相互銀行が1989(平成元)年2月1日、普通銀行に転換し「仙台銀行」が誕生した。宮城の第二地銀としての幕がここに開いた。

 「初日の朝、勤務していた国分町支店のシャッターを開けると東北大の学生が待っていた。『仙台の名が入った預金口座をつくりたい』との言葉は忘れられない」。佐藤彰常務(63)は振り返る。

 都市名を冠し、明るい未来を感じさせた船出だったが、間もなく金融危機が訪れる。仙台では97年、もう一つの第二地銀だった徳陽シティ銀行が経営破綻。宮城県内19店舗を譲り受けることになり、行員は取引先や顧客の引き継ぎに奔走した。

 地銀再編の波が押し寄せる中で、きらやか銀行(山形市)との県境をまたいだ経営統合を断行した。持ち株会社設立を予定していた2011年には東日本大震災が発生し、沿岸部の5支店が津波で全壊した。

 太田順一経営企画部長(59)は当時、利府支店長として沿岸部の対応に当たった。同行はカードや通帳を失った被災者に最低限の本人確認で約5億円払い出した。現在、不正と判明した取り扱いはない。非常事態が、顧客との信頼関係を再確認する機会にもなった。

 低金利に人口減少、情報技術の進化。金融業界にとって厳しい経営環境が続く。太田部長は「お客さんの相談に応える銀行であり続けたい」と力を込めた。(報道部・高橋一樹)

<メモ>仙台銀行前身の振興相互銀行は1951年、中小企業支援を目的に宮城県などが出資し設立。2012年、仙台銀はきらやか銀と持ち株会社じもとホールディングス(仙台市)の傘下に入った。昨年12月末時点で県内に56店舗、従業員約750人を抱える。

3399荷主研究者:2019/03/17(日) 11:48:19

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190215_11018.html
2019年02月15日金曜日 河北新報
<名取市>新鉄軌道導入へ調査 仙台市地下鉄の南進を念頭

 宮城県名取市は2019年度、仙台市地下鉄南北線の南進を含めた新たな都市交通システムの導入可能性を探る調査事業に乗り出す方針を固めた。地下鉄南進は16年の市長選で初当選した山田司郎市長が掲げた公約の一つで、新しい鉄軌道のモデルルートや乗降客数、整備費などを検討し、19年度内に結果を公表する。

 モデルルートなどに加え、(1)地下鉄か地上路線か、高架化かといった構造(2)実現に向けたまちづくりの在り方(3)輸送力-など多岐にわたって調べ、運行事業が成り立つのかどうかを検討する。19年度の早い段階でコンサルタントに調査を委託する。

 山田市長は当選直後、地下鉄南進を巡って「名取市の西北部団地は生活圏が仙台市に入り込んでいる。交通の利便性を確保しなければならない」などと発言。地下鉄富沢駅からゆりが丘や那智が丘地区などへのルートを念頭に置いた考えを示している。調査事業では西北部団地へのルートも含め、さまざまな可能性を洗い出す。

 名取市は仙台市と意見交換した上で、今回の調査事業に着手することを決めた。調査期間は半年程度を見込む。結果を踏まえ、地下鉄の事業主体である仙台市に働き掛けるのか、名取市単独でできることがあるのかを判断するとみられる。

 山田市長は16年7月の市長選で地下鉄南進や仙台空港アクセス鉄道のJR常磐線接続を訴え初当選した。

3400荷主研究者:2019/03/17(日) 11:49:12

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190215_13025.html
2019年02月15日金曜日 河北新報
<県民会館建て替え>「移転の可能性高い」 有識者会議

 仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城(県民会館)の老朽化に伴う建て替えを巡り、県環境生活部の後藤康宏部長は14日、需要調査に基づく2000席規模の新施設について、現在地から「移転の可能性が高い」との見方を示した。候補地は仙台市内が軸となる見通しも明らかにした。

 県庁であった新施設整備の有識者会議の初会合後、報道陣の取材に答えた。候補地に関しては「具体的なものはない」と明言。移転後の土地の活用策を探るよう会合で求められたことを踏まえ、今後検討を進める考えも示した。

 有識者会議は、大学教授や音楽イベントの運営者、劇場関係者など7人で構成。仙台市が検討する同規模の音楽ホール整備を踏まえ、新しい県民会館に求められる機能や規模、立地条件などを議論する。8月にも方向性を取りまとめる。

 初会合では、委員から「現在地での建て替えは厳しい」「県内自治体の文化施設などとの連携も考慮する必要がある」「舞台設備の技術革新のスピードを考慮しながら、施設の役割などを議論するべきだ」などの意見が出た。

3401荷主研究者:2019/03/17(日) 11:49:54

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190215_12012.html
2019年02月15日金曜日 河北新報
仙台で中古住宅リノベ活況 解体・新築より低費用、立地も良く需要伸びる

エヌズクリエイトがリノベーションを手掛けたビル=仙台市青葉区宮町2丁目

リノベーションが施されたビルの室内

 中古住宅を大規模改修して価値を高め、販売するリノベーション事業が仙台市内で盛んだ。建物を解体して新築するより費用が抑えられるため、事業を手掛ける業者が増え、需要も伸びた。東日本大震災後、価格が上昇している市内の不動産市場の流動性を高める役割も担う。

 不動産会社「N’s Create.」(エヌズクリエイト、仙台市)はリノベーションを主力事業に据える。2014年6月の設立後、市内の中古分譲マンションなど既に約100件の実績がある。

 現在、手掛けているのは青葉区宮町2丁目にある築約40年のビル。敷地面積約70平方メートル、建物面積約130平方メートルの鉄筋コンクリート3階で、以前は1階が美容院、2、3階が住居として利用されていた。

 中心部に近い宮町商店街に立地し、住居と事業向け双方の需要が高い。同社はリノベーションによって店舗付きの自宅、テナントと自宅など幅広い再活用を見込む。

 同社は17年冬に物件を取得した後、改修を施してコンクリート躯体(くたい)のみの状態とした。専門家による耐久性診断などを行って信頼性を高め、今年3月にも土地と建物1棟を計3000万円台後半で販売する予定。

 購入者は不動産業者のほか、一般の顧客を想定。市内の建築家やデザイナーが協力し、料理研究家や建築家らのアトリエ兼住居、パン屋とメゾネット住居といった活用案も提案する。活用案に伴う費用は購入者の負担となり、1500万〜2600万円を目安としている。

 市内では震災後の移転需要などでマンションの価格高騰が続く一方、安価なリノベーション物件の人気が高まり、首都圏の住宅販売会社などが中古物件を大規模改修して売り出す事業を展開。増加する訪日外国人旅行者(インバウンド)の需要を見込み、空き家を改修した民泊物件も誕生している。

 丹野伸哉社長は「中古不動産の再活用が街の活性化にもつながるといい。物件の歴史を引き継ぎ、時代に沿った新しい価値を生み出したい」と語る。連絡先は同社022(721)7550。

3402荷主研究者:2019/03/17(日) 11:50:12

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190215_13033.html
2019年02月15日金曜日 河北新報
<われら平成元年組>(9)明石台団地/震災時新住民支え合う

整然とした街並みの明石台団地=富谷市

 富谷市南部の明石台団地は1989(平成元)年に分譲が始まった。仙台市泉区に接するという立地もあり、2018年12月現在で8774人が暮らす。市内では成田(9506人)に次ぐ大規模住宅団地だ。

 中心部のショッピングセンターにはスーパーや飲食店、雑貨店などが並ぶ。目抜き通りにはケヤキ並木。15年に明石台小、17年には富谷市の子育て支援拠点施設ができた。

 「住み始めた頃は何もなく家の周りに道路が1本あっただけ。ここまで発展するとは思わなかった」。1990年に仙台市から移り住んだ元行政区長の岩田士郎さん(77)が振り返る。「教育環境が良く、子どもを育てやすい」と団地の魅力を語る。

 市行政区長会会長の平岡政子さん(62)は96年に多賀城市から移住した。各地から新住民が集まるニュータウン。人のつながりは希薄になりがちだが、東日本大震災時に地域の結束力を実感した。

 互いに声を掛け合い、地元の集会所に住民70〜80人が身を寄せた。炊き出しや食料の配布に協力して取り組んだ。「一緒に過ごして安心感を得た。今でも『あの時はありがとうね』と話題になる」と言う。

 平成と共に歩んで31年。団地は成熟期に入り、集会所では70代前後の男性らが将棋やマージャンを楽しむ姿が見られるようになった。「子どもが多い地域だが高齢者も増えていく。みんなで支え合う町にしていきたい」。平岡さんが願いを込めた。

(富谷支局・藤田和彦)

<メモ>富谷市の大規模な住宅団地開発は1971年分譲開始の東向陽台で始まり、鷹乃杜、富ケ丘、あけの平、日吉台などと続いた。明石台の後も成田、杜乃橋、大清水などがあり、今年は明石台東、成田2期東、同西の3地区(計画人口計約4500)で開発が始まる。

3403荷主研究者:2019/03/17(日) 11:52:05

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190216_13016.html
2019年02月16日土曜日 河北新報
<仙台市>杜の都景観重要建造物に「庄子屋醤油店」指定 戦災免れ門前町の面影伝える

杜の都景観重要建造物に指定された庄子屋醤油店(仙台市提供)

 仙台市は15日、杜の都景観重要建造物に青葉区八幡4丁目の「庄子屋醤油(しょうゆ)店」を指定したと発表した。昭和初期に建てられ、戦争による焼失を免れた代表的な商家の建築物で、門前町の面影を今に伝える。指定は2017年12月以来、計8件目。

 庄子屋醤油店は江戸時代末期、大崎八幡宮の門前町だった八幡地区で創業し、みそとしょうゆの醸造業を営む。旧国道48号沿いに立地する現在の店舗兼住宅は、1936(昭和11)年に建設された。

 木造2階一部平屋で、延べ床面積は165平方メートル。焦げ茶色の板壁が特徴で、1階が飛び出た「せがい造り」の軒先、馬をつなぐ「駒つなぎ」などが当時の姿のまま残っている。2000年、文化庁の登録有形文化財に登録された。

 市は所有者に指定を働き掛け、昨年10月に同意が得られた。指定されると、現状変更の際に市長への届け出が必要になるが、外観の修繕工事に補助が受けられる。市は建物の概要を記したプレートを設置したほか、パンフレットなどに載せて価値を紹介する。

 市都市景観課の担当者は「門前町の風情を感じさせる数少ない建物。戦災を免れ、今も残ること自体に価値がある」と強調する。

 景観重要建造物には02年に石橋屋(若林区舟丁)など3件、04年に旧仙南堂薬店(同区河原町)など2件、17年に佐大商店登り窯(青葉区堤町)など2件が指定されている。

3404荷主研究者:2019/03/17(日) 11:52:43

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190216_11043.html
2019年02月16日土曜日 河北新報
<仙台市>仙石線福田町駅、バリアフリー化へ移設を含め検討

 仙台市議会は15日、2月定例会代表質疑を終えた。高橋新悦副市長はJR仙石線福田町駅(宮城野区)のバリアフリー化に向け、周辺への駅移設を含めて検討していることを明らかにした。今後JR東日本は移設の可能性、市は移設に伴う駅周辺の施設整備をそれぞれ調べる。

 同駅にはエレベーターがない上、ホームと電車の間に隙間ができるため、住民から改善を望む声が上がっていた。ホームが狭く、エレベーター設置が難しいため、市とJRは1月末、現地での改築に加え、移設も検討することを確認した。

 高橋副市長は「JRと協議しながら、住民の長年の思いを実現できるよう取り組む」と述べた。

 国内で相次ぐスポーツの国際大会に向け、市は新年度以降、会員制交流サイト(SNS)などを活用し、欧米への観光プロモーションを強化する。天野元・文化観光局長は「国内他地域の大会に着目し、仙台や東北への誘客を促進する」と述べた。

 ラグビーのワールドカップ(W杯)に向け、2試合予定される釜石市で、仙台市が東北の約30市町にある観光案内所職員の合同研修会を開く方針も示した。

 石川建治(社民党市議団)田村稔(アメニティー仙台)木村勝好(市民ファースト仙台)の3氏が質問した。

3405荷主研究者:2019/03/31(日) 10:04:26

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190218_13025.html
2019年02月18日月曜日 河北新報
仙台市の人口、自然減拡大 出生数が死亡数を506人下回る 減少幅前年の5.3倍に

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20190218kahoku01.JPG

 仙台市の2018年の人口動態で出生数が死亡数を506人下回り、2年連続で自然減となったことが分かった。戦後の一時期を除き、初めて自然減に転じた17年の96人と比べ減少幅は5.3倍に拡大した。転入数が転出数を上回る社会増のため市の人口は辛うじて伸びているが、今後、数年以内に減少局面に突入する可能性がある。

 市によると、出生数と死亡数の推移はグラフの通り。18年は出生が8495人、死亡が9001人だった。17年に比べ出生が234人少なく、死亡が176人増え、自然減は410人増加した。出生は14年から減少傾向、死亡は13年から増加傾向が続いている。

 各区の自然増減は青葉469人減(17年224人減)、宮城野333人増(408人増)、若林95人増(79人増)、太白144人減(132人減)、泉321人減(227人減)だった。青葉、太白、泉はいずれも減少幅が17年より拡大し、青葉が泉を上回った。

 県内の他市町村への転出が減ったため、社会増は16年が1630人、17年が2124人、18年は2546人と推移する。自然減をカバーし、市の人口は毎年2000超ずつ増えている。ただ社会減が続いた時期もあり、増減は経済情勢などに左右される。

 仮に今後、自然減が18年と同様に毎年410人ずつ拡大し、社会増が2500人のまま推移したとすると23年には社会増が自然減をカバーできなくなり、人口減少に転じる。社会増の縮小や社会減に転じれば、人口減少局面の到来はさらに早まる可能性がある。

 市政策企画課の松田智子課長は「人口が自然減の局面に入ったことは間違いなく、今後も続くだろう。若者の雇用を確保するなど地域経済の活力を創出することにより、どれだけ社会増を維持できるかが重要になる」と語った。

3406荷主研究者:2019/03/31(日) 10:04:47

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190218_13047.html
2019年02月18日月曜日 河北新報
<われら平成元年組>(10完)仙台国際ホテル/街の「顔」時代の波越え

東北有数の規模のホテルとして開業した仙台国際ホテル

 31年にわたった「平成」が間もなく幕を下ろす。この間、社会は大きな変革を遂げ、5月には新たな元号を迎える。1989(平成元)年という節目に誕生し、時代の荒波を乗り越えてきた仙台圏の施設、団体などにスポットを当て、それぞれの歩みを振り返る。

 内装の大理石が高級感を醸し出す。東洋一の高さとうたわれた1枚ガラスが1階ロビーの吹き抜けを囲む。1989(平成元)年10月開業の仙台国際ホテル(仙台市青葉区)。当時、東北一の高層ビルだったSS30のホテル棟として開発された。

 中国料理部門を担当する羽田満調理部長(62)は開業記念パーティーを今でも鮮明に覚えている。「すごい人の数だった。建物も東京の一流ホテルのよう。ここで働けて幸せだと思った」と懐かしむ。

 開業時、レストランやバー、ラウンジなど10店の飲食施設は全て直営。「料理のホテル」のイメージを定着させた。昼夜ともビジネス客らでにぎわい、仙台の新しい顔になった。

 やがて、景気悪化や競争激化で仙台のシティーホテルは苦境に立たされる。仙台国際ホテルも例外ではなかった。2007年には債務超過で運営会社が変わる事態となったが、従業員は「集客が減っている感覚はなく、現場の士気は落ちなかった」と声をそろえる。

 平成が終わりに近づき、ホテルは再び転換期を迎えている。昨年4月に全客室をリニューアルした。今年3月には和洋中の3店舗があるレストランフロアの2店舗を入れ替える。

 営業を継続するのは中国料理店「翠林(すいりん)」だけ。料理長も兼務する羽田さんは「評価を維持するのは大変。手を抜かない大事さを伝え、先輩が築いてきたものを引き継いでいきたい」と前を見据えた。(報道部・保科暁史)

[メモ]仙台国際ホテルは地上13階、地下2階で客室数234。当時の常磐交通自動車(いわき市)と仙台市の有力企業が出資して開業した。1990年から東武鉄道が筆頭株主となっており、同社の100%子会社として2007年2月に新設された「仙台国際ホテル株式会社」が運営会社になっている。

3407荷主研究者:2019/03/31(日) 10:14:21

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190219_11016.html
2019年02月19日火曜日 河北新報
<仙台市地下鉄・バス>10月増税時に値上げ方針 初乗り10円増

 仙台市交通局は、10月に予定される消費税の増税に合わせ、市地下鉄と市バスの運賃を引き上げる方針を固めた。初乗りは地下鉄が200円から210円、バスは150円から160円になる。市議会2月定例会に関連する条例改正案を提出した。可決されれば10月1日に値上げする。

 市地下鉄の運賃改定は消費税率が8%になった2014年以来。市バスは昨年10月、経営改善の一環で、運賃を引き上げたばかり。

 地下鉄の運賃は、乗車距離に応じて5段階に分かれる。初乗り区間と300円、330円、360円の3区間は10円ずつ引き上げるが、250円の区間は据え置く。定期券は初乗り区間の通勤定期の場合、1カ月8180円を40円増額する。

 バス運賃は、初乗りから180円の区間までは10円ずつ引き上げる。200円以上の区間は据え置きを含めて最大20円を増額。定期券は180円区間の通勤定期の場合、1カ月7930円を8080円に上げる。

 地下鉄やバスが乗り放題となる通学定期券「学都仙台フリーパス」も料金を引き上げる。市バスのみの利用で、中学生以上1カ月5940円を30円増額する。

 青葉区中心部をエリアとする「120円パッ区」の均一運賃、同エリアの「都心バス共通定期券」の値上げは、共同実施する宮城交通などと協議する。

 市交通局経営企画課の担当者は「消費税率の引き上げ分を運賃に転嫁せざるを得ず、何とかご負担をお願いしたい」と説明する。


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