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大中華世界的話題

4316チバQ:2012/11/21(水) 23:56:03
http://www.afpbb.com/article/politics/2912640/9864485
中国との領海問題対処めぐり、ASEAN首脳間に確執
2012年11月19日 20:10 発信地:プノンペン/カンボジア
【11月19日 AFP】カンボジア・プノンペン(Phnom penh)で開催中の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で19日、南シナ海における中国との領有権問題への対処をめぐり、参加国の首脳間に確執が生じ、貿易や政治的関係を強化するための域内会議に影を投げ掛けた。

 議長国カンボジアは18日、中国との領有権問題を「国際化せず」、ASEANと中国との間の交渉だけにとどめる方向で参加国首脳が一致したと発表していた。表面的なこの取り決めは、相手国との直接交渉のみを主張してきた中国にとってはいわば勝利と言える。中国はこれまでも、米国の支援を求めるフィリピンの姿勢に批判的だった。

 しかしフィリピンのベニグノ・アキノ(Benigno Aquino)大統領は19日、カンボジアのフン・セン(Hun Sen)首相を公に非難し、参加国首脳はそのような合意には至っておらず、自分は今後も国際社会で声を上げていくと明言した。

 今回の確執は、7月に同じくプノンペンで開かれたASEAN外相会議での前代未聞の内紛を再現するものとなった。この時の外相会議では、ASEANの45年の歴史上初めて、共同声明の採択が見送られた。(c)AFP/Martin Abbugao

4317チバQ:2012/11/22(木) 22:38:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121122/kor12112221110005-n1.htm
「認識の隔たりは大きい」 候補者一本化難航
2012.11.22 21:09

ソウル市内で21日、テレビ討論に先立ち握手を交わす安哲秀候補(右)と文在寅候補(ロイター)
 【ソウル=加藤達也】12月の韓国大統領選で、最大野党民主統合党の文(ムン)在寅(ジェイン)・元大統領秘書室長(59)と無所属で無党派層の支持を受ける安(アン)哲秀(チョルス)・ソウル大融合科学技術大学院院長(50)が22日、野党側候補者一本化の方法を決めるため会談したが、合意には至らなかった。

 両氏は6日の会談で25〜26日の候補者登録までの一本化で合意。しかし両陣営とも「認識の隔たりは大きい」としており、陣営内部からも登録日に間に合わない可能性を懸念する声が出始めた。

 会談は同日午前から約1時間半行われた。焦点は一本化の方法。両者は世論調査で決めることで一致しているが、双方が自らに有利な設問内容や調査時期を主張、協議は平行線をたどってきた。

 両者は21日深夜、初のテレビ討論を実施。両陣営実務者がそれまでに打ち合わせを重ね、調査方式をめぐり妥協点を探ったが折り合わず、22日午前の会談での妥結を模索していた。

 文氏側は野党系として大統領にふさわしい候補を尋ねる形式を要求。これに対し安氏側は、保守系与党セヌリ党の朴(パク)槿恵(クネ)候補(60)に勝てる候補を問うべきだと主張している。

 韓国大統領選ではこれまでも最終局面での“劇的一本化”で有権者の関心を集めて勢いに乗る戦術がみられた。今回、野党系候補の一本化が登録日以降にずれ込めば「結果的に朴氏にとって有利に働く可能性が高い」(文氏陣営筋)との焦りも出ている。

4318チバQ:2012/11/23(金) 10:18:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121123/chn12112309360001-n1.htm
中国の格差象徴 ゴミ箱で消えた少年5人の命 指導部への批判高まる
2012.11.23 09:34 (1/3ページ)[中国]

「愛国」「創新」「包容」「厚徳」のスローガンが掲げられた花壇のそばで遊ぶ子供たち。少年5人がゴミ箱の中で亡くなるスローガンとかけ離れた悲劇が中国社会に衝撃を与えている=8日(AP)
 習近平総書記(59)率いる新指導部が発足したばかりの中国の貴(き)州(しゅう)省(しょう)畢(ひっ)節(せつ)市(し)で、寒さに凍えた5人の少年たちがゴミ箱の中で死亡しているのが見つかるという悲劇が起き、衝撃が広がっている。暖をとるため、木炭を燃やし、一酸化炭素中毒で命を落とした。ネット上では童話「マッチ売りの少女」になぞられる追悼の声があふれる一方、貧困層を放置する格差社会への不満と指導部への批判が高まっている。

 「中国は新指導部を発表し、すべての国民により良い暮らしを約束したが、南西部では、冷たく湿っぽい夜、避難場所と暖を求めていた身寄りのない5人の少年たちがゴミ箱の中で亡くなった…」

 AP通信は21日、5人の死亡を詳報すると同時に、中国の現状を痛烈に批判する記事を配信。米CNNや台湾の英字紙ザ・チャイナ・ポスト(電子版)なども大きく伝えた。

 悲劇は、中国共産党の第18期中央委員会第1回総会が華々しく開かれ、新指導部が選出された翌日の16日に起きた。

 報道によると、亡くなった5人は9〜13歳で、名字はいずれも「タオ」。兄弟やいとこ同士だった。出稼ぎで親がいなかったり、目が不自由な祖母しかいなかったりの貧しい家庭を飛び出し、1週間以上、路上生活を送っていたという。

 15日夜は冷たい雨が降り、気温は6度まで低下。5人は寒さを逃れるため約1・5メートル四方のゴミ箱の中に入り、炭を燃やして暖まろうとしたとみられる。5人の遺体は16日、ごみ収集の作業員が発見した。

 畢節市は5人の死亡を受け、2つの学校の校長と教育・民生当局の責任者4人の計6人を解雇。市当局者はAP通信に対し、「われわれの行政サービスは親切とはいえなかった」と非を認めた。

 中国メディアも厳しい論調で報じている。若手エリートで組織する中国共産主義青年団北京委員会の機関紙、北京青年報は社説で、「文明社会が洗い流せなかった恥だ」と、悔いた。また国営新華社通信は、5人は学業成績が悪く中退していたと伝え、中国の教育制度に責任の一端があると指摘。社説で教育関係者に対し、「義務教育の使命を忘れないでください」と呼びかけた。

 5人の死は、急速な経済成長を背景に数億円のマンションを一棟買いするような富裕層が出現し、私腹を肥やす官僚が跋(ばっ)扈(こ)する一方で、農村部では国民が貧困にあえいでいるという格差社会の象徴と位置づけられている。貴州省は中国で最も貧しい省の一つで、周辺の農家の年収は3000元(約3万9000円)しかないという。

 国民の不満の高まりに危機感を覚えた習総書記は15日の就任会見で、「ともに豊かになることを目指し、汚職や官僚主義という深刻な課題を必ず解決する」と語り、格差是正と腐敗根絶への決意を表明した。だが、その言葉も、国民にはむなしく響くばかりだ。

 中国語の簡易投稿サイト「微博」には、こんな諦めともつかぬ書き込みがあった。

 「少年たちよ安らかに。中国には生まれ変わらないで」

4319とはずがたり:2012/11/23(金) 13:49:09

東洋学園大学教授・櫻田淳 「開かれた海」かけて尖閣守ろう
2012.10.30 03:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121030/plc12103003170008-n1.htm

4320チバQ:2012/11/23(金) 19:34:51

台湾:ダライ・ラマの入境拒否
毎日新聞 2012年11月23日 19時19分

 【台北・大谷麻由美】台湾外交部(外務省)は22日、台湾の女性団体が来月、チベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世を台湾に招請したことに対し、「時期が適当でない」として入境を許可しない方針を示した。台湾メディアが23日、報じた。

 台湾の野党・民進党の立法委員(国会議員)は「馬英九政権が中国の圧力を受けたからだ。台湾の民主主義の後退だ」と批判。一方、外交部や対中政策を主管する行政院(内閣)大陸委員会は「中国を含め、いかなる圧力も受けていない」「中国を怒らせないようにしているのではない」と説明している。

 08年5月に発足した馬政権下で、ダライ・ラマは09年8月、台湾南部を襲った大水害の慰問の際は入境を認められ、訪台している。

4321チバQ:2012/11/23(金) 22:31:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012112300425
安氏が出馬取りやめ=朴・文氏与野党一騎打ちに−韓国大統領選

【ソウル時事】韓国大統領選で、無所属の安哲秀氏は23日記者会見し、「政権交代のために一兵卒になることを宣言する。私が(大統領選)候補を降りる。一本化候補は文在寅氏だ」と述べ、出馬を取りやめる考えを表明した。これにより、選挙戦は与党セヌリ党の朴槿恵氏と最大野党民主統合党の文氏の一騎打ちの構図となり、接戦が予想される。
 安氏と文氏の陣営は25、26両日の候補者登録(公示)までの一本化を目指し、候補を決める世論調査の方式について詰めの協議を続けていた。双方は、両陣営の主張の折衷案を軸に議論したが、結論に至らなかった。(2012/11/23-21:44)

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4322チバQ:2012/11/23(金) 22:34:34
誕生日いつなんだ!?
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012112300443
群馬4区に元秘書=民主県連【12衆院選】
 民主党群馬県連は23日、衆院選群馬4区に新人で元議員秘書の青木和也氏(24)を擁立することを決めた。近く党本部に公認申請する。青木氏は、民主党から国民の生活が第一に移った三宅雪子前衆院議員の秘書を務めていた。(2012/11/23-21:36)

4323チバQ:2012/11/23(金) 23:01:45
http://mainichi.jp/select/news/20121124k0000m030098000c.html
韓国大統領選:文氏に追い風 支持層一本化が課題
毎日新聞 2012年11月23日 22時35分

 【ソウル澤田克己】12月の韓国大統領選で台風の目となっていた無所属の有力候補、安哲秀(アン・チョルス)氏(50)の突然の出馬断念は、韓国政界に大きな衝撃を与えた。「新しい政治」を実現するため自ら身を引くという安氏の決断は、権力闘争を繰り返す既存政党とは違う姿勢を印象づける狙いがあると見られる。安氏の支持を受けることになる最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補にとっては追い風になりそうだ。

 与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補は、60〜70年代に軍事独裁を敷いた朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の長女。これまでの選挙戦では、父の起こした軍事クーデターや独裁時代の人権弾圧などを擁護していると批判され、何回も謝罪に追い込まれてきた。

 安氏の決断を有権者がどう判断するかは未知数だが、野党側は選挙戦を「過去」と「未来」の対決という構図に持ち込もうとすることになるだろう。

 ただ、安氏支持者には、既存政党の民主統合党にも批判的な考えを持つ人が多い。報道各社の世論調査でも、文氏が野党統一候補になった場合には、朴氏に投票するか、棄権すると答えた人が少なくなかった。文氏にとっては、安氏支持層のつなぎ留めが最大の課題となる。

 一方、今月6日に安、文両氏が一本化に合意して以降、文氏の支持率は徐々に上昇していた。文氏が、交渉が行き詰まるたびに事態打開を図るためとして譲歩を重ねたことで、むしろ「自己犠牲をいとわない」と好感を持たれるようになったとされる。安氏にとっては逆に、既存政治家とは違う「新しい政治」というイメージが薄まってしまう結果につながっていた。

 安氏が今後も政治を続けていくと宣言していることに注目する見方もある。朴候補に近いセヌリ党議員は、候補者一本化の合意以前から「もともとの安氏支持者たちの話を聞いていると一本化は難しそうだ。むしろ、安氏は途中で辞退して、大統領選後に新党を旗揚げしようとするのではないか」と話していた。

4325チバQ:2012/11/24(土) 01:06:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121124/kor12112400040000-n1.htm
野党候補、文氏に一本化 安氏が出馬撤回
2012.11.24 00:03 (1/2ページ)
 【ソウル=加藤達也】韓国大統領選挙に無所属での出馬を表明していた安哲秀ソウル大融合科学技術大学院院長(50)が23日夜、記者会見し、立候補の方針を撤回した。調整が難航していた野党側候補は登録日(25〜26日)の直前にようやく最大野党、民主統合党の文在寅・元大統領秘書室長(59)に一本化。12月19日投開票の韓国大統領選挙は、文氏と保守系与党セヌリ党の朴槿恵候補(60)との事実上の一騎打ちとなった。

 23日、安氏の出馬辞退を受け、文陣営も会見を開き、「安氏に大きな借りができた」と謝意を示した。

 「一本化された大統領候補は文在寅候補です」

 安氏は会見で国民に向け、時折声を詰まらせながらこう宣言。会見場となった安氏の選対本部では支持者らが驚きと落胆の声をあげた。

 安氏が明らかにした出馬撤回の理由は「新しい政治と、政権交代のため」。野党側候補の一本化をめぐる対立の長期化は「国民を傷つける行為だ」との認識も示した。

 しかし、セヌリ党関係者は安氏の出馬撤回の背景に「自信感の喪失がある」と指摘する。

 その契機は文氏と行った21日深夜のテレビ討論だった。政策をめぐる議論で攻守ともに歯切れが良かった文氏に、安氏は終始守勢に回り、安氏の周辺からも「議論で圧倒されたことは否定できない」との声が出たほどだ。

 安氏はこれまで、自らが一本化候補として残り、朴氏との一騎打ちならば勝算が大きいとの世論調査を背景に勢いを維持していた。ところが、テレビ討論で初めて負けを意識。民主統合党筋は「ぎりぎりの駆け引きでの勝負強さとずぶとさに欠けた」と、“お坊ちゃん”の弱さが出たと分析する。

 安氏の決断の結果、韓国大統領選は文氏と、父親、朴正煕元大統領時代からの根強いファンをもち、初の女性大統領を目指す朴槿恵氏との一騎打ちとなる。

 文陣営のスポークスマンは会見で、「安氏や支持者のみなさんとともに新しい政治と時代を開拓する」と述べ、安氏の支持層の取り込みに意欲を見せた。だが、安氏は既成政党を支持しない層に支えられていた。このため安氏の票を文氏がそのまま取り込めるかどうかは不透明で、選挙は接戦になるとの見方が強い。

4326チバQ:2012/11/24(土) 01:08:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121123/chn12112323350005-n1.htm
「薄煕来氏量刑」で綱引き 最高裁院長に胡氏の腹心就任か
2012.11.23 23:34
 薄煕来氏を失脚に追い込んだ胡錦濤国家主席は、共産党総書記から引退する前に、「薄氏を厳罰に処する」との約束を習近平、江沢民両派から取り付けたとみられる。しかし初公判の時期や量刑については、各派の政治闘争が続く中、取引材料になり得ると複数の党関係者は証言している。

 一部の香港紙は、党大会開催前の10月中旬に湖南省長沙市で薄氏の初公判が開かれると報じたものの、そうはならなかった。薄氏は取り調べに非協力的で、ハンガーストライキを展開しているとの情報もある。

 薄氏の量刑をめぐっては「死刑」から「執行猶予付きの懲役刑」まで今なおさまざまな噂が流れている。

 薄氏の処理に関する習総書記の態度は不透明だ。習氏は総書記就任翌日の16日、政治局会議で「腐敗に厳しく対処する」と述べる一方、「毛沢東思想を捨ててはならない」と強調した。ある党幹部は「真意がわからない」と首をかしげる。

 胡主席の腹心で湖南省党委書記の周強氏が、最高人民法院(最高裁)の院長に就任することが複数の共産党筋によって確認されている。薄氏を厳罰に処するために胡主席が送り込んだとの指摘もある。(矢板明夫)

4327チバQ:2012/11/24(土) 10:52:11
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012112301001814.html
中国新旅券に係争地記載 周辺諸国から抗議の声
2012年11月24日 00時27分

 南シナ海など周辺諸国との係争地が記載された中国パスポートの地図=23日、中国雲南省(ロイター=共同)


 【台北、ハノイ、ニューデリー共同】中国が最近発行した新旅券(パスポート)に、台湾の観光地の絵が使われ、中国の領土であるかのように扱われていたり、周辺諸国との係争地を中国領とする地図を記載したりしていることが分かり、台湾やベトナム、インドが23日までに、相次いで抗議した。

 このパスポートには南シナ海の大半を自国領とする地図も記載されており、領有権を争うフィリピンが22日、中国に抗議したばかり。

 台湾行政院(内閣)で対中政策を主管する大陸委員会は23日、「絶対受け入れられない」と抗議する声明を発表。

4328チバQ:2012/11/24(土) 11:01:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121123/chn12112323280004-n1.htm
「反薄煕来派」地方で台頭 重要ポストに抜擢、復権阻止狙う
2012.11.23 23:27 (1/2ページ)
 【北京=矢板明夫】習近平総書記をトップとする中国共産党の新指導部は、23日までに主要な地方指導者などの人事を発表、今春に失脚した薄煕来・元重慶市党委員会書記のかつての“政敵”らが相次いで重要ポストに抜(ばっ)擢(てき)された。一連の人事は胡錦濤前総書記(国家主席)が退任前に決めたとみられ、薄氏の政治的復権を完全に阻止する狙いがある。習総書記、胡前総書記、江沢民元総書記各派の政治闘争はなおも続いている。

 最も注目された人事は、孫春蘭氏が天津市党委書記に就任したことだった。北京、上海、天津、重慶の4直轄市で初めて女性のトップとなった孫氏は、薄氏と犬猿の仲だったためだ。

 2001年、遼寧省長に転出する薄氏の後任として大連市党委書記に就いた孫氏は、転出後も大連市の人事に口を出し続けた薄氏に反発、2人は激しく対立した。党関係者によれば、紡績工場で勤務した経験のある孫氏を「紡績女工のくせに調子に乗るな」と薄氏が面罵したこともあったという。孫氏はその後、福建省党委書記などを歴任、今回政治局員にも選出された。

 また、四川省党委書記に就任した王東明氏も遼寧省時代の薄氏の同僚だ。しかし薄氏に嫌われ、中央機構編成委員会弁公室主任という閑職に飛ばされた経験を持つ。政治的に再起不能ともいわれたが、今回、中南部の最大省、四川省のトップに返り咲いたことは党幹部の間で話題となった。

 さらに、薄氏が04年から07年まで商務相を務めたときの部下、于広洲元商務次官も、中央委員に抜擢された。商務相への就任が取り沙汰されている。于氏も薄氏との不仲が知られた人物だ。

 これらの人事は胡錦濤派が主導したとされる。薄氏を最も嫌う幹部たちを重要ポストにすえることで、党内で薄氏の復活を求める動きがあっても、彼らが率先してその芽をつぶすことを期待した人事だと共産党筋は指摘する。

 薄氏の身柄はすでに司法機関に送られた。だが、党内で薄氏の厳罰を強く主張しているのは胡氏周辺だけで、習近平総書記の態度は曖昧という。江沢民派など薄氏を支持する勢力も依然として党内で力を持つ。

 国民の一部では、毛沢東の政治手法をまねて、汚職官僚を厳罰に処し「格差是正」を強調してきた薄氏の人気が高い。9月の反日デモの際には、毛沢東の写真を掲げて「薄氏を人民に返せ」と叫ぶデモ隊も見られた。

 民間の薄氏人気と党内の薄氏を支持する勢力が一緒になれば、薄氏が厳罰を免れ、かつての●(=登におおざと)小平のように復権を果たす可能性も否定できない。胡派が最も恐れるのもこうした事態だ。

4329チバQ:2012/11/24(土) 23:54:50
http://mainichi.jp/select/news/20121124k0000e030190000c.html
韓国大統領選:元首相が朴氏支持 保守勢力の結集図る
毎日新聞 2012年11月24日 13時20分

 【ソウル西脇真一】韓国大統領選(12月19日投開票)で、保守派の有力者の李会昌(イ・フェチャン)元自由先進党代表(77)は24日、与党セヌリ党本部で記者会見し、朴槿恵(パク・クネ)候補(60)への支持を表明した。李氏は「自由民主主義を守り再び左派政権に戻るのを防ぐため、支持を決心した。(セヌリ党に)入党し一党員として駆け回る」と述べた。無所属の安哲秀(アン・チョルス)氏の出馬辞退で野党陣営が表向き一本化されたのを受け、保守勢力の結集を図る狙いがある。大統領選の対決の構図が鮮明になってきた。

 李氏は判事出身で金泳三(キム・ヨンサム)政権で首相を務めた。大統領選には計3度立候補した。ハンナラ(現セヌリ)党候補として97年に金大中(キム・デジュン)氏、02年に盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏と戦い、本命視されながら惜敗。07年は党内予備選で李明博(イ・ミョンバク)大統領に朴氏と共に敗れ離党して出馬した。4月の総選挙に立候補せず国会議員ではなくなったが、保守派への影響力は残る。

 07年の際、党にとどまった朴氏が李氏を「正道ではない」と批判。関係が悪化したとされていた。

 しかし、野党陣営の文在寅(ムン・ジェイン)候補(59)への一本化を受け保守勢力の強化へと動いた。李氏が率いた自由先進党の後身の先進統一党は今月、一足早くセヌリ党と正式合併。先進統一党は選挙の行方を左右するとされる中部・忠清道地域で強く、朴陣営は票の取り込みも狙う。

 ただ、出馬辞退した安氏は「新しい政治」の実現を文氏に託しており、李氏の朴氏支持は「古い政治」の復活を印象付ける懸念もある。

4330チバQ:2012/11/24(土) 23:58:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121124/asi12112423250002-n1.htm
反政府勢力と警官隊が衝突、タイ 60人以上負、傷130人以上逮捕
2012.11.24 23:23

24日、タイの首都バンコクで、インラック首相の辞任を求め、警官隊と衝突するデモ参加者ら(AP)
 【シンガポール=青木伸行】タイの首都バンコクで24日、反政府勢力のデモ隊が警官隊と衝突し、地元テレビの報道などによると、双方に60人以上の負傷者が出たほか、デモ参加者130人以上が逮捕された。

 現場は国連バンコク事務所前で、警官隊は催涙ガスを発射した。デモ隊は衝突現場に近いラマ5世騎馬像前広場で開かれていた反政府集会に向かっていた。

 反政府集会は反タクシン元首相派のブンルート退役陸軍大将などが主催し、約2万人が参加。インラック政権は「タクシンの操り人形で、汚職や王室批判を野放しにしている」と批判した。ブンルート氏らは、クーデターによりインラック政権を打倒するよう呼びかけた。集会場周辺での衝突を受け、反政府集会は午後5時ごろ打ち切られた。

 こうした反政府集会の動きに対し、インラック首相は「選挙で選ばれた民主的な政府を、暴力で転覆しようとする恐れがある」と警戒し、警察官約1万7000人を動員し道路を封鎖するなどした。

 先に内閣を改造しタクシン色を強めたインラック首相に対し、野党は内閣不信任案を提出しており、25日から審議される予定。

4331チバQ:2012/11/25(日) 00:00:12
>>4327
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121124/asi12112419370001-n1.htm
中国vs印、旅券地図で火花 領有表記に対抗措置を通告
2012.11.24 19:36 [中国]

領土問題となっている地域が地図に記載された中国の旅券=23日、武漢(ロイター)
 【ニューデリー=岩田智雄】中国が新規に発行した旅券の地図やイラストに周辺国・地域が反発している問題で、この地図に印中間で領土問題となっている地域も中国領とされているとして、インド政府が対抗措置を取っていたことが24日、インド主要紙などの報道で明らかになった。

 インドの対抗措置は、中国が新規に発行した旅券保持者によるインド査証(ビザ)取得の申請があった場合、インドが領土とする地図を押印した査証を発行するもの。

 中印間ではインド北東部アルナチャルプラデシュ州と、同国北部カシミール地方で中国が実効支配するアクサイチンをめぐり、領有権の対立がある。

 地元紙ヒンズーによると、中国の新旅券の地図は両地域を中国領として記している。インド側は3〜4週間前にこの事実を把握し対応を検討。中国側には、このような状況が続けば両地域をインド領とする地図を押印した査証を発給すると伝えたというが、正式な抗議は行っていない。事態のエスカレートを避けたいとの配慮とみられる。同紙は「言葉より行動で示すほうが効果的」とインド側の対応を解説している。

4332チバQ:2012/11/25(日) 00:04:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121124/kor12112416190006-n1.htm
文氏選対幹部が総退陣へ 辞退の安氏陣営と協力模索
2012.11.24 16:18 [韓国]
 韓国大統領選で、野党民主統合党の文在寅候補の選挙対策本部は24日、前日に出馬辞退を表明した無所属の安哲秀候補陣営との選挙協力の環境を整えるため、すべての幹部がいったん退陣することを決定した。

 支持率でリードする与党セヌリ党の朴槿恵候補に対抗するには、安氏支持者の取り込みが必須。文氏側は安氏陣営幹部もまじえた共同選対本部を新たに立ち上げ、協力態勢を固めたい考えだ。

 政権交代実現のため候補一本化で合意していた文、安両氏は、統一候補の選出方法を決める協議で激しく対立。中道層が多い安氏支持者の間では文氏側の対応に反感を強め、朴氏支持に回る人も少なくないとみられる。

 安氏は23日の辞退会見で「政権交代のため一兵卒として頑張る」と述べ、文氏を支持する姿勢を示したが、具体的にどのような役割を果たすかは未知数だ。(共同)

4333チバQ:2012/11/25(日) 11:12:41
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012112401001333.html
「中国に親しみ」最低の18% 韓国も急落、内閣府調査
2012年11月24日 17時11分

 暴徒化した反日デモの参加者に襲われた日系スーパー「平和堂」=9月撮影、中国湖南省長沙(共同)


 内閣府が24日発表した「外交に関する世論調査」で、中国に「親しみを感じる」とする回答が昨年の前回調査より8・3ポイント減の18・0%となり、1978年に同じ質問で聞き始めて以来、最低となった。韓国に「親しみを感じる」は前回比23・0ポイント減の39・2%で、99年以来上回っていた「親しみを感じない」(59・0%)より低くなった。

 沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島をめぐる日中、日韓の対立が国民感情に影を落としている実態が浮き彫りとなった。

 調査は9月27日〜10月7日に実施。外務省は対中感情について「尖閣国有化を受けた反日デモなどが強く影響している」と分析。

(共同)

4334チバQ:2012/11/26(月) 23:20:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121126/chn12112622150005-n1.htm
早くもタカ派の顔? 中国・習近平総書記
2012.11.26 22:14 (1/2ページ)

習近平氏
 【北京=矢板明夫】中国共産党の習近平総書記が、人民解放軍を指揮する中央軍事委員会主席に同時に就任して以降、軍が動きを活発化させている。中国初の空母「遼寧」で艦載機の発着艦試験を行ったほか、東シナ海と南シナ海でそれぞれ軍事演習を実施。また、フィリピンなどと領有権を争う南シナ海周辺を自国領と紹介する、軍監修の地図も発売され、メディアに大きく取り上げられた。一連の動きは習指導部の対外強硬姿勢を印象付けるもので、「習氏のタカ派の顔が早くも見えてきた」と評価する声も聞かれる。

 26日付の中国共産党の機関紙「人民日報」(海外版)は1面トップで遼寧の発着艦試験の成功を大きく伝えた。一緒に掲載された国防省幹部の寄稿は「今回の試験の技術は中国の“国産”のものだ」と誇らしげに強調。「中国の国防科学技術の能力を見くびってはならない」という外国への挑発とも受け止められる表現も使われた。15日に発足した習指導部が今回の試験を国内外へ向けた国威発揚のセレモニーとしたことが伺える。

 また、中国国営中央テレビ(CCTV)によると、東海艦隊と南海艦隊は最近、東シナ海と南シナ海で軍事演習を行った。

 尖閣諸島における日本との武力衝突などを念頭に入れたものとみられる。同テレビは演習の時期は明らかにしていないが、習氏が軍事委員会主席に就任した一週間後の22日ごろの可能性が高い。さらに、軍総参謀部が作製に関わった「三沙市」の地図が24日から全国の書店で一斉発売された。同市は7月、ベトナムやフィリピンなどと領有権を争う南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島などに設立された。

 2011年ごろから、中国は周辺諸国と領土問題などをめぐって対立を深め、一部地域で軍事緊張も高まった。このため、「習新指導部が柔軟路線を取ることで、悪化した外交環境を改善してほしい」との期待が国内外の一部識者からあがっていた。軍事演習などは事前に準備が進められているとはいえ、習氏の決断次第では延期も可能だった。しかし、習氏は就任早々のこの時期に演習と発着艦試験を断行、メディアを使って大きくアピールした。

 習氏は16日に行われた軍事委員会拡大会議で「祖国の主権と安全と、発展のための利益を徹底的に守れ」と訓示した。胡錦濤前総書記がほとんど使わなかった表現で、関係者は「習氏は胡氏よりはタカ派との印象を受けている」と指摘している。

4335チバQ:2012/11/26(月) 23:23:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121125/kor12112519520004-n1.htm
朴、文氏届け出  保革一騎打ち…どうなる安氏票
2012.11.25 19:49 (1/2ページ)[韓国]

 【ソウル=加藤達也】12月19日投開票の韓国大統領選は25日、公示にあたる候補者登録が始まり、保守系与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)氏(60)と左派系最大野党民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)氏(59)らが届け出た。選挙戦は事実上、保革一騎打ちの構図で接戦が予想される。登録は26日に締め切られ、27日から選挙戦に入る。

 勝敗を分けるのは、既成政党を敬遠する有権者の支持を得ながら、23日に出馬を突然撤回した安哲秀(アン・チョルス)氏(50)の支持層の取り込みだ。

 中央日報の最新調査では安氏支持層の55%が文氏に回ったのに対し、朴氏に流れたのは24・1%にとどまった。会見で野党統一候補として「政策の99%が安氏と一致する」と強調した文氏に余裕が見える。

 ただ、韓国SBSテレビが24日に実施した世論調査では朴氏の支持率は43・4%で、37・6%の文氏を5・8ポイントリード。一方、同日のMBCテレビの調査では逆に文氏が41・2%で39・2%の朴氏に2ポイント差を付けた。韓国メディアは「誤差の範囲内」としている。

 25日午前に届け出を済ませた朴氏は記者会見で議員辞職を表明。「今回国民の信頼を得られなければ政治人生を終える」と危機感を強調した。

 一方、文氏は午後の届け出後、会見で安氏と近く会談し政策を協議することを明らかにした。「合理的保守勢力まで含め、統合した選挙陣容を備える」と述べ、保守層の取り込みにも意欲を見せた。





 【朴槿恵氏】

 1952年、韓国・大邱生まれ。西江大卒。故朴正煕元大統領の長女。74年、母親が殺害され、79年には朴大統領が暗殺された。98年にハンナラ党(現セヌリ党)から国会議員となり、その後、同党代表。2007年の大統領選の党予備選で李明博大統領に敗れた。独身。

 【文在寅氏】

 1953年、韓国・巨済生まれ。慶煕大卒。75年、朴正煕政権に反対する民主化闘争で投獄。82年、故盧武鉉氏(後に大統領)と法律事務所を開設し、弁護士として活動。2003年発足の盧政権では大統領秘書室長など要職を歴任。12年4月の総選挙で初当選した。妻と1男1女。

4336チバQ:2012/11/26(月) 23:27:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012112600805
中国新旅券に押印せず=ベトナム
 【ハノイ時事】ベトナム北部クアンニン省の国境検問所は、南シナ海の大部分を中国領と記載した中国の新パスポート(旅券)の査証ページにスタンプを押さず、代わりに査証シートの発行を始めた。地元メディアが26日伝えた。押印により間接的に中国の領有権主張を認めることを避ける狙いがあるとみられる。(2012/11/26-20:45)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012112600388
インド政府も中国新旅券に反発=係争地「領有」で対抗策
 中国が新たに発行した旅券にインドとの国境係争地を中国領とする地図が記載されているとして、インド政府が反発し、対抗策として係争地をインド領とする地図を押印したビザの発給を始めた。地元メディアが26日までに報じた。
 それによると、インド政府は同国を訪れた中国人が所持していた新しい旅券に、両国が領有権を争うアルナチャルプラデシュ州とアクサイチンを中国領とする地図が記載されているのを発見。対抗策として両地をインド領とした地図を押印したビザを発行することを決め、大使館を通じて中国外務省に伝えた。
 両国は1962年に国境線をめぐって戦火を交えており、現在では中国がアクサイチンを、インドがアルナチャルプラデシュ州をそれぞれ実効支配している。
 中国の新旅券の地図は、台湾や南シナ海を自国領と記載しており、台湾やフィリピン、ベトナムなどの反発を招いている。(2012/11/26-14:02)

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4337チバQ:2012/11/27(火) 01:40:30
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20121126/frn1211261534003-n1.htm
日米に衝撃! 中国空母「遼寧」離着艦試験成功 予想を上回る開発スピード2012.11.26



 中国海軍初の空母「遼寧」での艦載機「殲(せん)15(J−15)」の離着艦試験成功は、日米の防衛関係者に衝撃を与えた。離陸可能な戦闘機の開発にはなお数年かかるとみられてきただけに、関係者のショックは大きい。沖縄県・尖閣諸島や南シナ海をめぐる周辺各国との対立はさらに激化しそうだ。

 中国国営中央テレビは25日、空母「遼寧」で艦載機「殲15」が着艦、さらに空母から飛び立つ姿を報じた。新華社電によると、海軍は「空母と艦載機の性能は良好で、設計上の要求を全て満たした」とコメントしている。

 殲15はロシア製戦闘機「スホイ33」のコピーとの指摘もあるが、新華社電は「わが国が自ら設計、開発した」と主張。殲15の戦闘能力は「スホイ33や米軍のF18戦闘機に匹敵すると専門家はみている」とアピールした。

 中国情勢に詳しい元航空自衛隊員の軍事ジャーナリスト、鍛冶俊樹氏は「日米の防衛関係者が受けたショックは大きい」とみている。

 「空母から発艦できる戦闘機を製造するまで数年かかるとみられていた。予想をはるかに上回るスピードで開発が進んでいる。空母本体のエンジン性能も証明された。発艦の際には飛行機が強い向かい風を受けられるよう風上へ全速力で進む。実際に使える空母であることが明らかになった」

 衝撃は大きいものの、疑問も残された。映像に映った戦闘機は1機のみ。「中国に艦載機用のエンジンを開発する能力はない。ロシアからエンジンを融通してもらって1機だけ間に合わせたのでは」(防衛省関係者)との見方もある。

 中国は初の空母について「訓練用」と説明。現状の1隻だけで実戦に投入される可能性は低い。とはいえ“張り子の虎”と思われていた空母が、まともに使えそうなことは分かった。長期的な脅威が増したことは間違いない。

4338チバQ:2012/11/27(火) 18:12:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121127/kor12112714030003-n1.htm
韓国大統領選スタート 支持率拮抗、浮動票がカギ
2012.11.27 13:55

韓国中部の大田で大統領選の第一声を上げ、支持者らに囲まれる保守与党セヌリ党の朴槿恵候補(中央)=27日(共同)
 【ソウル=加藤達也】12月19日投開票の韓国大統領選は27日午前零時をもって選挙戦に入った。保守系与党セヌリ党の朴槿恵候補(60)と左派系最大野党民主統合党の文在寅候補(59)の事実上の一騎打ちとなったが、両者の支持率は現在、ほぼ拮抗しており激戦となりそうだ。

 朴氏は26日深夜から、市民や専門家の質問に応じる生放送のテレビ番組に出演。「北朝鮮の軍事挑発に女性で断固とした対応ができるか」と聞かれ「主権、領土に関する問題は、徹底して守ると、独島(竹島)問題や延坪島砲撃の際にも言ってきた」と述べた。朴氏は番組終了後の27日未明、そのまま選挙運動に突入した。

 朴氏は27日午前、中部の忠清道大田での初遊説で、「私とセヌリ党は国民を地域や世代で区別しない。国民大統合でみな一緒に手を取り合って新しい大韓民国をつくることに全力を集中する」と述べた。

 一方の文氏は初日、自身の選挙区がある釜山と慶尚南道地域で遊説。ソウル市内から地下鉄で金浦空港に移動して「庶民派」を強調。遊説では「今回の選挙は過去勢力と未来勢力の対決だ。朴氏は朴正煕独裁政権の残存勢力の代表だ。経済民主化や福祉国家を実現できるのか」などと朴氏を攻撃した。

 世論調査によると、文氏に野党系統一候補の座を譲って出馬を取りやめた安哲秀氏(50)の支持層のうち約2割が浮動層とされており、両陣営は勝敗を左右するとみられている浮動票の獲得に乗り出している。

4339チバQ:2012/11/27(火) 18:12:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121127/chn12112711520004-n1.htm
胡錦濤氏の「最後の功績」 トウ小平氏以来の悪弊打破した“完全引退”
2012.11.27 11:45 (1/2ページ)
 中国共産党の新しい指導部人事に関して、私が注目したことのひとつは、胡錦濤がその理由や背景はともあれ、トウ小平以来の前例を打破して「完全引退」したことである。

 トウ小平は指導者の終身制という悪弊を、身をもって打破した。毛沢東も周恩来も亡くなるまで党主席や首相の座にあったが、トウ小平は自らの意思で、高齢を理由に党や政府の指導的ポストから退いた。

 だが、1987年秋の党大会でトウ小平がひら党員になったとき、党最高ポストの総書記に就任した趙紫陽は、党大会直後の党中央委員会総会で、今後も重大なことがらについてはトウ小平に報告し、教えを乞うことを提案し、総会の承認を得た。

 趙紫陽はこの「秘密決定」の存在を、天安門事件(1989年6月)で失脚する直前、訪中したゴルバチョフとの会談で暴露した。保守派長老の薄一波(今春失脚した元重慶市トップの薄煕来の父)がトウ小平の意を受けて、そうした提案をするよう趙紫陽に求め、趙紫陽はそれに応じたのだった。

 トウ小平はしかも、ひら党員になった後も約2年間、軍のトップの座にあった。中国の政治において、軍を掌握していることの重要性を十分に認識していたからである。

 トウ小平からその後継者である江沢民への権力委譲が完了したのは1994年秋のことで、トウ小平に最終的な判断を仰ぐという「秘密決定」もこのときようやく失効した。江沢民にとって幸いだったのは、トウ小平ら長老が次々に亡くなったことである。

 江沢民は2002年秋の党大会でひら党員になったが、トウ小平にならって、その後2年間は軍の最高ポストを胡錦濤に譲らなかった。さらに、これまた前例にそって、重大なことがらについては江沢民に報告し、教えを乞うという「秘密決定」が、党中央政治局においてなされたという。

 だが今回、胡錦濤が総書記からひら党員になったとき、トウ小平や江沢民とは異なり、「秘密決定」も行われず、軍の最高ポストに居座ることもなかった。

 胡錦濤の「完全引退」は、ひら党員が軍のトップに座るという悪しき慣例と、ひら党員に総書記にも勝る大きな権限を与えるという、公にはできない決定を撤廃するものであり、中国共産党の指導制度の近代化につながるものである。そしてこれを機に、党や政府の指導的ポスト同様、軍の指導的ポストについても、多選を禁止する明確な規定を設けるべきだろう。(敬称略)=滋賀県立大学教授・荒井利明/フジサンケイビジネスアイ

4340チバQ:2012/11/27(火) 18:14:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121127/chn12112708170001-n1.htm
【日々是世界 国際情勢分析】
蔓延する習近平体制への失望感
2012.11.27 08:14 (1/2ページ)[中国]

15日、内外報道陣の前に登場した習近平総書記(中央)ら中国共産党政治局常務委員の7人 (ロイター)
 中国共産党は第18回党大会を終え、15日に習近平総書記ら新たな指導部を選出した。だが、人民大会堂に現れた政治局常務委員7人の顔触れに、欧米メディアからは、祝福の言葉ではなく失望の声が相次いだ。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、アジア版)は16日付の社説で、新指導部の人選について「強硬派が改革派を打ち負かし、政治の自由化の見込みはないというのが共通認識だ」と述べた。国際紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンも同日付紙面で、「改革の必要性は明白で切迫しているのに、党の指導者は“安全第一”を目指している」とする寄稿を掲載した。寄稿は、改革派として知られる汪洋広東省党委書記と李源潮党中央組織部長(当時)が人選から漏れたことを強調。習氏が最高指導者に選ばれたのは「政治的に対立する課題で自身がどちらの側に立つか言わないため、さまざまな利益集団にとって心地よいからだ」との見方を紹介した。

 16日付の米外交誌フォーリン・ポリシー(電子版)の論文「機会は失われたか」は、とりわけ李氏が常務委員に昇格しなかったことを「驚きだ」とする。李氏は、法の支配や政府の透明性、党内の民主化を求める知識人から支持が厚く、海外で教育を受けた人々を入党させたり、大学卒の党員を村レベルの幹部に登用したりする上で、重要な役割を果たしていたという。

 選出された側についての評価では、英誌エコノミスト(17日版)が、7人のうち少なくとも5人は同じ派閥出身者だと指摘。「もし習氏が改革の道を選ぶなら、(指導部内の)同一性により、改革が容易になる可能性はある」としながらも、指導層の多くが「赤い貴族」と呼ばれる既得権益者であることなどから「残念ながら変化は起きそうにない」との見通しを示した。欧米メディアに共通するのは、「中国に変化が訪れるのは、1980年代のソ連と同様、経済か政治が袋小路に陥ってからで、その時になって初めて北京は(中国版)ゴルバチョフを探すのだ」(WSJ)というあきらめにも似た失望感だ。

 報道の自由が認められている香港でも、習氏が「就任演説」で、党の腐敗に警鐘を鳴らしたことを評価する報道の一方で、常務委員の顔触れを酷評する声が出た。非大陸系新聞、明報系の週刊誌、亜洲週刊(電子版)は21日付の記事で、「人選は政治経験、民意、派閥の背景のいずれもはっきりせず、最後に残った基準は年功序列だけだ」と指摘する。留任した習氏と李克強氏を除き、新たに選出された5人は全員、40年代生まれで、5年後の党大会で年齢制限により引退する。顔触れも保守色が強く「期待を抱かせない」。ただ、記事は自らを慰めるように「悲観しすぎることはない」という。中国の政治は「動かざるを得ない時期に来ている」のであり、「誰が常務委員になり、誰がならないかは、さほど気にする必要はないのだ」と。

4341チバQ:2012/11/27(火) 23:16:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121127/kor12112720590006-n1.htm
事実上の一騎打ち、大接戦の様相 遊説スタート 争点は格差是正
2012.11.27 20:53 [韓国]

釜山で行われた、韓国大統領選の文在寅候補の遊説に集まった支持者ら=27日(共同)
 【ソウル=加藤達也】韓国大統領選は27日、12月19日の投開票に向け選挙戦がスタートした。保守系与党セヌリ党の朴槿恵(パククネ)「候補(60)と左派系最大野党民主統合党の文在寅(ムンジェイ)候補(59)の事実上の一騎打ちで支持率はほぼ拮抗(きっこう)し、大接戦が予想される。今後両者は最大課題の経済格差問題や北朝鮮への対応などを焦点に政策論争を展開する。

 大票田の中部忠清道・大田での第一声で朴氏は「今の野党候補は、かつて(政策運営に)失敗した政権の最高核心勢力だった」と金大中、盧武鉉(ノムヒョン)両元大統領の継承を唱える文氏を批判した。

 一方、自身の選挙区である釜山に乗り込んだ文氏は、朴氏が軍人出身の朴正煕(パクチョンヒ)元大統領の娘である点を強調し「独裁を称賛、美化する歴史認識で民主主義が実現できるか」と訴えた。

 次期政権最大の課題は、李明博(イミョンバク)政権が推進してきた、サムスンなど財閥優先政策で生じた国民の貧富の格差解消だ。両陣営ともにこれを「経済民主化」と呼び、対策を提示している。

 真っ向から対立しているのが「出資総額制限」。一定の資産総額以上の財閥系企業が別の会社に出資するのを制限するもので、その廃止は財閥優遇の象徴とされ、市民団体などが規制の維持を求めたが、李明博政権下で廃止された。文氏は規制の復活を唱え、朴氏は規制に反対する。

 福祉政策では両者とも学校給食や児童保育の無償化など拡充を提言している。

 ただ財源捻出のための財政改革では「支出構造のリストラで急激な増税を避ける」とした朴氏に対し、文氏は富裕層の減税措置撤回や大手企業の法人税率調整にまで踏み込み、大企業経営者や富裕層から警戒されている。

 対北政策では「(金正恩政権との)対話への転換」にとどめる朴氏と、金大中・盧武鉉政権の融和的姿勢への回帰を訴える文氏との間の温度差が大きい。

 一方、対日政策については朴氏が「領土に関する主権は守る」としているのに対し、文氏は竹島問題以外にも慰安婦問題などで強硬姿勢を見せている。

4342チバQ:2012/11/28(水) 01:44:41
http://mainichi.jp/opinion/news/20121127ddm003030126000c.html
クローズアップ2012:韓国大統領選、朴氏VS文氏 カギ握る「安氏票」 辞退後雲隠れ、動向に注目
毎日新聞 2012年11月27日 東京朝刊

 韓国大統領選(12月19日投開票)は26日、候補者登録が締め切られ、与党セヌリ党の朴槿恵(パククネ)候補(60)や最大野党・民主統合党の文在寅(ムンジェイン)候補(59)ら7人が27日から公式な選挙運動に入る。無所属の安哲秀(アンチョルス)氏(50)が、文氏との候補一本化を協議しながらも直前に辞退を表明。所得格差の是正などを焦点に、保守的な朴氏と進歩的な政策を掲げる文氏による事実上の一騎打ちとなった。来年2月に就任する次期大統領は李明博(イミョンバク)政権で悪化した対日や対北朝鮮関係の改善に取り組むが、選挙戦での関心は薄い。【ソウル西脇真一、澤田克己】

 26日、朴槿恵氏は、父朴正熙(パクチョンヒ)元大統領による独裁体制下での弾圧被害者に対して名誉回復と補償をする議員立法の法案を、他の与党議員と連名で国会に提出した。前日の会見で議員辞職を表明した朴氏にとって最後の提出法案という。セヌリ党関係者がその意図を説明する。「中道志向の人々を含む国民すべての統合を図ろうという趣旨だ」

 安哲秀氏の支持者には、朴元大統領による経済開発を評価しながらも独裁には厳しい目を向ける中道志向の人が少なくない。法案提出は、安氏の辞退後に行き場を失った人々へのアピールを狙ったものといえる。

 有力紙・朝鮮日報が安氏辞退を受けて実施した世論調査によると、朴氏の支持率は43・5%、文在寅氏は39・9%と大接戦だ。安氏を支持していた人のうち、56・9%が文氏、20・5%が朴氏へと支持候補を変えた。残りの多くは、「浮動層」という。

 ただ浮動層は、過半数が「政権交代を望む」と回答するなど野党色が若干強い。他のメディアによる世論調査も同じような傾向だ。民主統合党関係者は「安氏の支持者は、突然の辞退にショックを受けた。しばらくは次の支持候補など答えられないだろうが、結局は政権交代を望むはずだ」と期待する。

 文氏陣営の幹部も「安氏の支援なしで文氏が勝ったら、安氏の政治的影響力など不要だとなる。文氏が負けたら、安氏が手伝わなかったからと批判される。だから安氏は、文氏を手伝わざるをえない」と指摘する。

 与野党に共通するのは、今後の安氏の動向が選挙戦に大きな影響を与えるという点だ。ただ、安氏は辞退会見翌日の24日、休養を取るため、行き先を明らかにしないまま地方に行き、姿をくらましてしまった。

 一方、文氏は25日の出馬会見で、選挙中だけでなく当選してからも安氏と協力していきたいという意欲を表明した。「安氏の都合がつけば、早い時期に会いたい」と話したが、辞退会見の後に電話ででも話をしたのかと問われても「礼を尽くして連絡を取っている」と答えたのにとどまった。

 文陣営幹部は「選挙戦が激しさを増し、安氏はまだ出てこないのかと心配する声が強まった頃に、安氏が出てくるのが最も効果的だ。急ぐ必要はない」と話すが、確たる見通しがあるわけではない。政治経験ゼロの元ベンチャー企業家である安氏が台風の目となって、既存政党が振り回される構図はしばらく変わりそうにない。

4343チバQ:2012/11/28(水) 01:45:03
 ◇格差是正が喫緊の課題 かすむ対日・対北朝鮮政策
 今回の大統領選の最大の争点は「格差の是正」だ。このため「経済民主化」がキーワードとなり、その象徴として「財閥改革」が叫ばれている。朴槿恵候補、文在寅候補ともその方向は同じだが、文氏がより急進的で、「保守」(朴氏)対「進歩」(文氏)の構図が浮かび上がる。

 こうした差は対日や対北朝鮮など外交・安保政策でも見られるが「庶民の経済立て直し」が喫緊の課題で、争点となっていないのが現状だ。

 国際通貨基金(IMF)の統計によると韓国は昨年、経済成長率が3・6%。主要先進国と比べ高く、李明博大統領は「世界で最も早く危機を克服した」と胸を張る。

 通貨ウォン安などを背景にサムスンなど大企業の輸出は好調だ。しかし、昨年は物価上昇率が4%で「地元に帰ると『上がらないのは給料だけ』という悲鳴ばかり」(セヌリ党国会議員)。国民には、富が公平に分配されず格差が広がっているという不満が高まっている。

 そこで「市場の支配と経済力の乱用を防止」するため、財閥改革が急浮上した。核心は、オーナー企業による系列会社の支配の是非。

 文氏は全面禁止の方向。朴氏は新規は禁止の考えで「昔のものまで制限すれば企業が大混乱する」と、財閥寄りの発言も最近はある。保守の結集を意識したものとみられる。

 一方、対北朝鮮政策では文氏が「まずは対話」の姿勢を打ち出し、就任1年目の首脳会談も狙う。朴氏も「ソウルと平壌に南北交流事務所を設置する」ことなどを公約とするが「北朝鮮の場合は挑発するし約束も破る。一方的な信頼はだめだ」とくぎを刺す。朝鮮戦争の休戦協定に代わる平和条約締結の話も「信頼関係構築が先」との考えだ。

 両氏とも日韓関係の改善には前向きだ。ただ、竹島(韓国名・独島)や過去の歴史問題では譲らず「独島は協議対象ではない」(朴氏)と言う。特に文氏は「非常に断固たる意志を持っている。歴史問題が未来志向的発展の妨げとならぬよう韓日指導者は格別な努力が必要だ」と強調。党の候補に選出される前の8月には旧日本軍の従軍慰安婦問題で「日本政府に法的責任を必ず問う」などとする政策も発表したことがある。

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 ◆両候補の略歴(写真は聯合・共同)

 ◇朴槿恵(パク・クネ)氏
 1952年2月、南部大邱(テグ)生まれの60歳。西江(ソガン)大卒。軍事独裁政権で日韓国交正常化も果たした故朴正熙大統領の長女。74年に母陸英修(ユク・ヨンス)氏が殺害された後、朴大統領が暗殺された79年までファーストレディー役を務めた。98年にハンナラ党(現セヌリ党)から国会議員に初当選。前回07年の大統領選の党予備選で李明博氏に敗退しており、本選挙への出馬は初めて。独身。

 ◇文在寅(ムン・ジェイン)氏
 1953年1月、南東部・巨済(コジェ)生まれの59歳。慶熙(キョンヒ)大卒。75年、朴正熙政権に反対する民主化運動で投獄された。80年に司法試験に合格し、故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏とともに人権派弁護士として活躍した。03年に発足した盧政権で大統領府秘書室長などを歴任。09年に自殺した盧氏の国民葬では、葬儀委員会常任執行委員長を務めた。12年4月の総選挙で初当選。妻と1男1女。

4344チバQ:2012/11/28(水) 22:32:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121128/chn12112820510013-n1.htm
指導者序列は、胡、習、江氏の順 臆測呼ぶ人民日報記事
2012.11.28 20:47

 【北京=矢板明夫】28日付の中国共産党機関紙、人民日報が長老の葬儀に関する記事の中で、指導者の名前を胡錦濤国家主席、習近平総書記、江沢民前国家主席の順で報じたことが注目されている。

 官製メディアは影響力の順に指導者を紹介するのが通例。現時点では、胡氏の政治力が習氏を上回っている可能性をうかがわせる。

 同紙は政策助言機関、全国政治協商会議副主席などを歴任した丁光訓氏(97)の葬儀を伝える記事を掲載し、「胡氏、習氏、江氏がさまざまな形で慰問、または哀悼の意を表した」などと報じた。

 党最高指導部である政治局常務委員会(定員7人)の序列では、習氏が一番だが、元指導者が登場する場合は紹介される順番で党内における影響力を判断できるとされている。最高実力者だったトウ(=登におおざと)小平氏は引退後も一番先に紹介されていた。

 胡氏が来年の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)まで国家主席の地位にあることが要因の一つともみられるが、李先念氏、楊尚昆氏らは現役の国家主席だったときでも党内の序列が低く、党内の実力者の後塵(こうじん)を拝していた。李氏は7番目に紹介されたこともあった。

 来年3月の全人代で胡氏は国家主席の座も習氏に譲り渡し完全引退する。その後は習氏との順番が入れ替わるとみられる。ただ、胡氏と江氏の紹介順がどうなるかで胡氏の引退後の影響力を測ることができそうだ。

4345チバQ:2012/11/28(水) 22:36:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012112802000114.html
有力2氏 目立つ対日強硬 韓国大統領選挙戦スタート
2012年11月28日 朝刊

 【ソウル=辻渕智之】十二月十九日に投開票される韓国大統領選は二十七日、公式の選挙戦が始まった。事実上の一騎打ちとなった保守系与党セヌリ党の朴槿恵(パククンヘ)(60)、革新・進歩系で最大野党の民主統合党、文在寅(ムンジェイン)(59)の両候補が第一声を上げ、全国遊説をスタートさせた。

 朴氏は朝、父の朴正熙(パクチョンヒ)元大統領や戦没者らが眠るソウルの国立墓地に参拝し「責任ある変化で新しい韓国をつくる」と記帳した。

 その後、文氏と支持率で競る中西部・忠清道に移動。「準備された未来に進むか、失敗した過去に戻るか」と大統領の娘としての政治経験をアピールしつつ、盧武鉉(ノムヒョン)前政権で大統領秘書室長だった文氏を攻撃した。

 一方、文氏は出身地の南部・釜山入り。釜山は保守層の地盤だが、野党勢力の候補一本化で出馬を断念した安哲秀(アンチョルス)元ソウル大教授(50)の故郷でもある。

 「政権交代のため決断してくれた安氏の心と涙を忘れない。安氏と一緒に新しい政治の夢を果たす」と、安氏支持者のつなぎ留めと保守層の切り崩しを狙った。

 【ソウル=篠ケ瀬祐司】日韓の政治関係が「過去最悪水準」(日韓外交筋)といわれる中、与党セヌリ党の朴槿恵氏と最大野党・民主統合党の文在寅氏は、日本との関係は重要だとしながらも、竹島(韓国名・独島)や歴史問題での厳しい姿勢が目立つ。

 朴氏はこれまでの記者会見で、竹島について「協議対象ではない」と、日本の国際司法裁判所(ICJ)提訴の動きをけん制。旧日本軍慰安婦問題は「どんな場合でも正当化されない。歴史との和解を永遠に待つことはできない」と日本側に早期歩み寄りを迫った。

 日本に厳しく臨んだ盧武鉉前政権で要職を務めた文氏はさらに踏み込む。「対日五大歴史懸案」構想を発表し、元慰安婦問題について「日本政府に法的責任を問う」と、事実上、賠償を求める考えを示した。

 会見では「前政権の当初は日本との関係が良かったが、(二〇〇三年六月の)大統領訪日の日に韓国が懸念する法案(有事関連法)を成立させた。さらに独島問題で一気に悪化した」とあつれきの原因を日本側に求めた。

 韓国憲法裁判所は昨年八月、元慰安婦問題で政府が解決努力をしないのは違憲と判断。韓国は日本への働きかけを強め、日韓関係がぎくしゃくするきっかけとなった。

 日本側は一九六五年の日韓請求権協定で解決済みとの立場を貫く。野田佳彦首相は今年八月に国会で「河野談話」を踏襲しつつも「強制連行を示す文書は確認できなかった」とし、韓国世論がさらに硬化した。

 五月には韓国最高裁が、第二次世界大戦中の韓国人徴用工の賠償請求権は「消滅していない」と判断。差し戻し審の判決によっては新たな摩擦要因となる。

 李明博(イミョンバク)大統領が上陸した竹島の問題も韓国内で関心が高い。朴、文両氏とも当選後ただちに日本に歩み寄るのは容易ではない。

4346チバQ:2012/11/28(水) 22:39:09
http://mainichi.jp/select/news/20121128ddm007030171000c.html
2012韓国大統領選:「過去」挙げ非難の応酬 一騎打ち舌戦始まる
毎日新聞 2012年11月28日 東京朝刊

 12月19日投開票の韓国大統領選は27日、公式の選挙戦が始まり、与党セヌリ党の朴槿恵(パククネ)候補(60)と最大野党、民主統合党の文在寅(ムンジェイン)候補(59)ら候補者7人が一斉に第一声を上げた。朴氏と文氏の事実上の一騎打ちで、朴氏は中部・忠清道(チュンチョンド)圏、文氏は出身地の南部、釜山(プサン)などで遊説をスタート。双方とも自身を「未来」、相手を「過去」と位置づけ、初日から激しい舌戦を繰り広げた。

 ◇公州で実績アピール−−朴氏
 「準備された未来に行くのか、失敗した過去に戻るのかを決める選挙だ」。党シンボルカラーの赤色のジャンパーを着た朴氏は、選挙戦の行方を左右するといわれる忠清道圏の大田(テジョン)などを初遊説の舞台に選んだ。公州(コンジュ)では、盧武鉉(ノムヒョン)前政権時代にこそ「(問題となった)不動産価格や大学の授業料が暴騰した」と指摘。盧前大統領の右腕だった文氏を「失敗した政権の中心人物」と切り捨て、「過去に戻ることはできない」と語気を強めた。

 公州市に隣接する世宗(セジョン)市は因縁の場所でもある。09年11月、セヌリ党の前身である与党ハンナラ党に所属していた李明博(イミョンバク)大統領は、前政権時代に与野党で合意した世宗市への首都機能一部移転計画を白紙撤回しようとした。しかしハンナラ党議員の朴氏は「国民との約束を守るべきだ」と批判。同じ党の李大統領と対立しながら計画遂行を支えた。選挙戦初日に公州などを選んだのも、「実績」をもとに「市民との約束を守る政治家」とアピールする狙いがある。

 演説を聞いていた会社員、康燦順(カンチャンスン)さん(53)は「厳しい時代を乗り切る力と意志がある」と期待を寄せた。【公州・西脇真一】

 ◇釜山攻略、当選のカギ−−文氏
 文氏は、釜山市内のバスターミナルから遊説を始めた。4月の総選挙で初当選した文氏の地元選挙区だが、釜山はセヌリ党の固い地盤でもある。総選挙では18小選挙区中16選挙区でセヌリ党が勝っており、文氏にとっては釜山攻略が当選へのカギとなる。

 文氏は「私を育ててくれた釜山から大韓民国の未来を変える歩みを始める」と釜山育ちをアピール。23日に出馬辞退した安哲秀(アンチョルス)氏について「政治改革という安氏の夢を、安氏とともに必ず実現させる」と述べ、「連携」を前面に打ち出した。

 また、今回の大統領選は「過去の勢力と未来の勢力の対決だ」と強調。朴氏は、父朴正熙(パクチョンヒ)元大統領による軍事独裁の流れをくむ「守旧派の代表」と批判した。さらに、民主化運動で投獄された自らの体験も踏まえ、「私は民主主義と人権のために生涯努力してきた」と訴えた。

 文氏は「釜山は世界で最も原子力発電所が密集している。半径20〜30キロ圏内に数百万人が住んでいる」と指摘。脱原発依存と再生可能エネルギー開発を進めていく考えを示した。【釜山・澤田克己】

4347チバQ:2012/11/28(水) 22:41:43
http://mainichi.jp/select/news/20121129k0000m030083000c.html
中国:金第1書記の記事掲載、ネットユーザーが失笑
毎日新聞 2012年11月28日 20時44分

 【北京・成沢健一】中国共産党機関紙「人民日報」系のニュースサイト「人民網」が27日、「2012年、最もセクシーな男」として北朝鮮の指導者、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を紹介した米国の風刺サイト「オニオン」の記事を転載。元の記事が皮肉を込めたものであったことに気付かずに、金第1書記の写真とともに掲載し、中国のインターネットユーザーから「こんなものにひっかかるなんて」と失笑を買っている。

 「圧倒的にハンサムな丸顔、少年らしい魅力、屈強な体格を持つ平壌育ちの好青年は、すべての女性の夢だ」。人民網は「完璧なかわいらしさと完璧な男らしさをあわせ持つ」などと金第1書記に関する「オニオン」の評価をそのまま引用し、55枚の写真と共に掲載。ところが、このサイトは11年には反体制派を武力弾圧していたシリアのアサド大統領、10年には巨額詐欺事件を起こした米国人、バーナード・マドフ氏を「最もセクシーな男」として取り上げており、今回の記事も完全な冗談だった。

 この人民網の転載記事を受けて「オニオン」は「我が社の支社である人民日報のサイトも訪れてほしい。模範的なすばらしい記事だ」と紹介し、今度は人民網を皮肉った。あわてて転載記事を削除する羽目に陥った人民網に対し、中国版ツイッター「微博」では「国際的な笑いものだ」「人をだましてばかりいるからだまされるんだ」といった批判が相次いでいる。

4348チバQ:2012/11/29(木) 01:01:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121128/kor12112819490002-n1.htm
北朝鮮 経済改革失速 強まる統制
2012.11.28 19:46 (1/2ページ)[北朝鮮]
 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去から1年を迎えるのを前に金正恩(キム・ジョンウン)政権の目玉だったはずの経済改革策導入の動きが失速している。逆に現れだしたのが市場統制による経済締め付けだ。さらに金一族の秘密資金調達を担う機関を再編し、一族の偶像化に巨費を投入。膨大な予算を必要とするミサイル再発射の兆候もあり、住民に“痛み”を強いる動きは加速している。(桜井紀雄)

 「新経済管理改善措置」と呼ばれる経済改革策は集団農場の単位を縮小し収穫の一部を農家が自由に処分するのを認めることや企業の裁量権拡大を柱にしたものだ。中朝関係者らによると、10月1日から施行予定だったが、各地の住民末端組織「人民班」で開かれてきた講習会が通達もなしに突然、中断されたという。

 金正恩第1書記が改善措置の最終案作りを急ぎ、何度も作り直しを命じたためにかえって遅れを招いたといわれる。改善措置について第1書記が「誰でも心置きなく意見を出し、それを問題としてはならない」と語ったとされるが、意見集約がうまくいっていない状況を物語っている。

 脱北者団体によると、農場を限定した措置が試行されているとの情報もあるが、少なくとも公表できる段階にないようだ。今年中の施行を断念し、来年4月以降の開始を検討しているとも伝えられる。

 逆に加速しているのが金一族のための国費投入だ。

 正恩政権は各地にある金日成(キム・イルスン)主席単体の銅像から金主席と金総書記が対になった像への建て替えを推進。総書記らの遺体を安置した平壌の錦繍山(クムスサン)太陽宮殿前広場を欧州の宮廷を模した庭園に作り替える工事を進めている。「先軍朝鮮の太陽・金正恩将軍万歳」と第1書記を礼賛する巨大看板も確認された。韓国の情報機関、国家情報院は韓国国会で、偶像化事業に約3億3千万ドル(約270億円)を費やしたと報告した。

 金総書記の秘密資金獲得を担ってきた「朝鮮労働党38号室」や「39号室」の統廃合の動きも確認されている。総書記死去で一時とりやめていた国外機関に対する外貨徴収を再開した上、第1書記の秘密資金を管理する「国防委員会81部」が始動したとの情報もあり、金一族のための外貨吸い上げが進んでいるようだ。

 ここにきてにわかに活発化しているのが北西部・東倉里(トンチャンリ)でのミサイル発射準備の動きだ。4月のミサイル発射では北朝鮮住民1年分の食糧がまかなえる約8億5千万ドル(約700億円)が費やされたと推算され、再発射すれば、いっそう経済を圧迫することになる。

 中朝消息筋によると、北朝鮮国内では、公衆市場で価格と販売品目を制限する経済統制策が、早ければ来月1日にも施行されるとの話が伝えられているという。インフレ抑制と市場への政府介入が狙いとみられる。

 「精神不安定で治療中だ」といった第1書記の病気説も住民の間で持ち上がっているといい、消息筋は「正恩政権の締め付けに対する住民の不満が生んだ噂の一つだ」とみている。

4349チバQ:2012/11/29(木) 19:55:40
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121129/mcb1211291859043-n1.htm
北京−広州間の高速鉄道年内開業へ 8時間で2200キロ縦断2012.11.29 18:58

 【上海=河崎真澄】中国で年内にも、北京と広東省広州間の約2200キロを縦断する高速鉄道(中国版新幹線)が全線開通し、直通列車が営業運転を始める見通しとなった。新華社電などが29日までに伝えた。建設中だった北京と河南省鄭州を結ぶ681キロの高速鉄道の専用線が完成し、すでに開通済みの鄭州−広州間と1本の路線でつながる。最高営業時速は300キロで、北京−広州間を約8時間で結ぶという。

 中国の高速鉄道専用線の総延長は北京−上海間など全土で今年7月に6894キロに達している。昨年7月、上海に近い浙江省寧波と同省温州を結ぶ路線の温州駅付近で40人が死亡した列車の追突事故を受けて、各地で建設工事が中断していたが、今春から相次いで工事が再開されていた。

 今回新たに高速鉄道の専用線が開通する北京−鄭州間では25日、日本の東北新幹線「はやて」の技術をベースとした中国製の列車「CRH380A」の試験運転が行われた。これまで北京−広州間は在来線の特急で約21時間かかっていた。中国鉄道省では、広州から広東省深●(=土へんに川)を経て香港まで乗り入れる高速鉄道路線計画も進めている。

 来月には黒竜江省ハルビンと遼寧省大連間の921キロを最高営業時速300キロで結ぶ高速鉄道の専用線も開業する予定。最低気温がマイナス30度以上となる寒冷地で初の開業となる。

 昨年7月の追突事故については、同12月に国務院(政府)事故調査チームが、信号設備の不備と作業員の職責不履行など「人災」を認める報告を行い、劉志軍前鉄道相ら54人を処分して、処理は事実上終わった。だが、今年8月にトンネル壁の亀裂や信号ケーブルの混線など、施設上の欠陥が12の高速鉄道路線で見つかり、安全運行の確保が改めて問われていた。

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4350チバQ:2012/11/29(木) 22:06:12
>>2764
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012112900434
人民武力相に金格植氏=延坪島砲撃主導の強硬派−北朝鮮
 【ソウル時事】韓国紙・文化日報は29日、政府高官の話として、北朝鮮の人民武力相(国防相)が金正角氏から金格植氏に交代したと報じた。金格植氏は2010年の哨戒艦沈没事件と延坪島砲撃を主導した強硬派といわれる。
 金格植氏は今年初めに大将から上将に降格された後、11月に大将に復帰していた。一方、金正角氏は4月に人民武力相への任命が伝えられたばかりだった。(2012/11/29-12:49)

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4351チバQ:2012/11/29(木) 23:27:03
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121129-OYT1T01153.htm
ウイグル族が地方政府襲撃、漢族嫌がらせ発端か

 【香港支局】香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターによると、中国河南省南陽市の鎮平県に住む少数民族のウイグル族約1000人が28日夜、地元政府の庁舎を襲撃し、警察車両などを破壊した。


 排除に乗り出した武装警察官らとの衝突で約50人が負傷したという。ウイグル族の少女が、漢族住民に宗教スカーフをまくり上げる嫌がらせをされたのがきっかけという。

 ウイグル族が商業活動などで集まる鎮平県では最近、信仰や生活習慣を巡る漢族とのトラブルが頻発していたという。

(2012年11月29日19時15分 読売新聞)

4352チバQ:2012/12/01(土) 13:34:27
>>4349に続き
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012120100157
ハルビン−大連高速鉄道が開通=最高時速300キロ−中国
 【北京時事】新華社電によると、中国東北部ハルビン(黒竜江省)−大連(遼寧省)921キロを結ぶ最高営業時速300キロの高速鉄道専用線(中国版新幹線)が1日開業した。両都市間の最短所要時間はこれまでの9時間強から、3時間強に短縮される。
 最低気温がマイナス40度程度まで下がる寒冷地で開業する初の高速鉄道としても注目されている。冬季(12月1日〜3月31日)の最高営業時速は200キロ。(2012/12/01-12:16)

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4353チバQ:2012/12/01(土) 13:59:50
http://mainichi.jp/select/news/20121201k0000e030207000c.html
韓国大統領選:テレビ広告好対照 「決意」vs「親近感」
毎日新聞 2012年12月01日 12時10分

 【ソウル西脇真一】韓国大統領選で、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補(60)と最大野党、民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補(59)のテレビ広告に注目が集まっている。11月27日の公式選挙運動開始から放映が始まった1本目のテレビ広告は、朴氏が「決意」を、文氏が「親近感」を訴える好対照の内容だ。

 朴氏の広告は、ハンナラ(現セヌリ)党代表だった06年、選挙遊説中に暴漢にほおを切られた際の写真や、回復を願う市民の姿を取り入れ、「残りの人生で国民の傷を癒やしていくことに決めた」と言葉が流れる。

 一方、文氏は自宅で資料や原稿を読み込む様子など、日常の風景を切り取りながら「平等」「公正」「正義」を強調。陣営は「貴族候補対庶民候補という今選挙の性格を感性に訴えた」と説明する。

 理念や地域の対立が薄まるなか、テレビ広告はイメージ戦の重要なツール。両陣営とも複数のバージョンを製作し、しのぎを削る。テレビ広告は12月18日までの選挙運動期間中に計30回(1本60秒以内)放送できる。両陣営とも効果的な時期を見計らって順次広告を流す予定で、「新バージョンは今週末にも投入される」(朴陣営)見通しだ。

4354チバQ:2012/12/01(土) 14:01:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121130/kor12113014330001-n1.htm
女性容疑者と性的関係、巨額賄賂…不祥事続出で韓国検事総長辞任
2012.11.30 14:30 [韓国]
 韓国でソウル高検の幹部検事が捜査対象者から巨額の賄賂を受け取ったり、新人検事が取調室で女性容疑者と性的関係を持ったりする不祥事が相次ぎ、検察トップの韓相大検事総長が30日、国民に謝罪して辞任を表明した。李明博大統領は「検察は反省が必要」と述べ、辞表を受理した。

 不祥事をめぐっては、日本の東京地検特捜部に当たる中央捜査部の崔在卿部長が、幹部検事が収賄で逮捕される前に携帯メールでマスコミ対応を助言するなど、もみ消しを図ったことも発覚。韓総長が部長への監察を指示すると、これに部長が反発して検察内部で内紛が激化し、総長に対する辞任圧力が強まっていた。

 内紛の背景には、韓総長が検察改革の一環として掲げた中央捜査部の廃止をめぐる崔部長らとの権力闘争があるとされる。相次ぐ不祥事や身内の内紛で、大統領選を前に検察の権威はがた落ちとなっている。(共同)

4355チバQ:2012/12/01(土) 14:41:56
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/336862
1分間の「テレビCM」対決話題に 韓国大統領選
2012年12月1日 13:20 カテゴリー:アジア・世界
 朴氏は2006年の統一地方選で遊説中、暴漢から顔をカッターナイフで切り付けられ、負傷した。CMには事件直後の苦しむ姿など当時を白黒写真で回想し、傷痕が残る現在の横顔をカラーで映し出す。「死まで考えたほどの傷は私を完全に変えた。皆さんが私を生かしてくれた。残りの人生は国民が受けた傷を癒やしながら生きる決心をした」とナレーターの静かな語りで、逆に「韓国初の女性大統領」候補の強さを際立たせた。

 一方、文氏のCMは自宅で夫人がアイロンがけをする傍ら、文氏が書斎でうたた寝する姿など日常生活の映像で親しみを演出。朴正熙(パクチョンヒ)元大統領の娘という出自から「貴族候補」とレッテルを貼る朴氏との違いを訴える。さらに「機会は平等に、過程は公正に」と演説する姿も挿入し、「人が第一だ」と締めくくる。

 ただ、朴氏のCMには「やや刺激的」、文氏には「庶民候補を訴えながら書斎の椅子は高価」などと批判も出ている。


=2012/12/01付 西日本新聞夕刊=

4356チバQ:2012/12/01(土) 20:05:45
真面な発言ですこと
「怖いのはエイズそのものではなく、エイズに対する無知と偏見、エイズ患者に対する差別だ」


http://sankei.jp.msn.com/world/news/121201/chn12120119210003-n1.htm
習近平氏、HIV感染者と握手し激励 弱者重視の姿勢アピール
2012.12.1 19:20
 新華社電によると、中国共産党総書記に就任した習近平国家副主席は11月30日、北京市内の医療施設を訪れ、エイズウイルス(HIV)感染者を激励するとともにボランティアの交流活動に参加した。

 1日の世界エイズデーに合わせた活動で、同日付の中国各紙は習氏が感染者と握手する写真を1面に掲載した。習指導部が社会的弱者を重視していることをアピールし、求心力を高める狙いがありそうだ。

 習氏は「怖いのはエイズそのものではなく、エイズに対する無知と偏見、エイズ患者に対する差別だ」とした上で「エイズ感染者と患者はわれわれの兄弟姉妹。全社会が愛の心で彼らの生活を明るくしなければならない」と呼び掛けた。(共同)

4357とはずがたり:2012/12/01(土) 21:55:19

南シナ海「領有」 中国新旅券 比も「無効」に
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20121130103.html
2012年11月30日(金)08:14

 【シンガポール=青木伸行】フィリピン政府は29日、中国の南シナ海などの領有を図示した新規旅券(パスポート)を、無効とする方針を表明した。ベトナムがとっている対抗措置と同様で、旅券を無効としながらも入国は拒否せず、査証(ビザ)は別の書類に記載し発給する。

 外務省は、南シナ海の領有権は中国にあるという「曲解が正当化されることを、避けるための措置だ」と説明した。一方、ロサリオ外相は同日、スカボロー礁になお、中国船3隻がとどまっているとし、中国側に退去を求めた。

 新規旅券をめぐっては、東南アジア諸国連合(ASEAN)にも批判と懸念が高まっている。インドネシアのマルティ外相は、新規旅券は領有権を争う「関係国の反応をみるための陰険なものだ。発行されても(領有権問題への)効果は何もない」と批判した。

4358チバQ:2012/12/02(日) 11:21:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121201/kor12120118010005-n1.htm
北朝鮮ミサイル発射兆候 韓国大統領選どうなる?
2012.12.1 18:00 (1/4ページ)[追跡〜ソウル発]

 北朝鮮が長距離弾道ミサイル発射の動きを見せている。米国研究機関の分析では早ければ12月上旬にも発射準備が整うという。国際社会は北の動静を注視しているが、中でも12月19日に大統領選を控える隣国・韓国では警戒心が高い。実際に発射となれば接戦の大統領選への影響は避けられない。(ソウル 加藤達也)

 北朝鮮北西部・東倉里で長距離弾道ミサイル発射の兆候あり、と最初に指摘したのは米情報当局だった。衛星写真などを総合的に分析した結果で、米政府は直ちに韓両政府に伝達。3カ国は共同して対処する方針を確認している。

 米の分析結果は、11月初旬、平壌・山陰洞の兵器工場からミサイルの部品とみられる物資が北西部の平安北道・東倉里の発射基地の組み立て棟に搬入された−という詳細なものだった。

 続いて11月29日(現地時間)には、米国のジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所(SAIS)の北朝鮮問題専門研究グループが、発射準備について、条件によっては12月6日にも完了するとの分析結果を公表した。

 しかし、韓国情報筋は「年間2回の長距離弾道ミサイル発射は過去に例がない。また、過去の発射に際しては国際機関に発射情報について事前通報してきたが、今回はそれがなされていない」と指摘している。

 さらに韓国政府筋は「北朝鮮は米国の偵察衛星の周回軌道を把握しており、基地周辺で動きを見せるパフォーマンスではないか、との見方もある」としており、実際に近いうちに発射に踏み切るかどうか、疑問との見方を示した。

 ただ韓国では「北朝鮮がミサイルを実際に発射しようがしまいが、騒げば騒ぐほど選挙結果への影響が大きくなり、それ自体が北の対南心理戦としての効果が大きい」(与党議員)という。

4359チバQ:2012/12/02(日) 11:21:40
 韓国大統領選は保守系与党セヌリ党の朴槿恵氏と左派系野党民主統合党の文在寅氏が接戦を演じている。

 選挙では政治課題として国民の生活水準の貧富二極化が持ち上がり、候補者の政策では、李明博大統領が実施してきた財閥や高所得層の優遇政策への批判や対応が争点といわれてきた。

 ところが公示後、財閥企業の法人税率引き上げや富裕層への優遇税制撤廃をさらに強調。文陣営は選挙の対立軸に「過去対未来」を強調。朴槿恵氏が朴正煕元大統領の娘であることを「独裁者」であるとする攻撃を強化した。

 この結果「有権者の間では、文氏について公約よりも政治思想に危険なものを嗅ぎ取りはじめている」。安全保障問題に詳しい韓国政府筋はこの状況をこのように解説した。

 この筋は北朝鮮がミサイル発射の動向を見せはじめた理由について(1)米でオバマ政権が再任(2)中国で習近平政権誕生(3)韓国で大統領選突入−の世界的政治情勢がある、との見方を示す。

 さらに文陣営は、韓国大統領選挙の争点を当初の「経済」「財閥」から、左右対決色の強い「過去・未来」に大きくシフトさせている。その結果、選挙戦の構図の中で「対北朝鮮政策」がクローズアップされてきた。

 「北朝鮮はこの状況の中でミサイルを発射するだろうか」「仮に大統領選挙前に発射に踏み切れば、対北政策に厳しい保守系の朴槿恵氏にとって有利に働くのではないか」「そうなれば北朝鮮は朴槿恵氏の当選を後押しすることになるのではないか」−。

 両陣営の安全保障担当チームでは、こんな見方が出始めている。

 実際に発射しても、しなくても衛星写真という具体的な証拠でその動きを世界に見せれば、それに関する政策的な対応が検討される。テレビ討論などではそのことが論争され、結果的に国民が北朝鮮の脅威を強く認識する。

 「対話よりも北に歩み寄りを求めて対立した李明博政権への反省から、次期政権は保革どちらになろうと、北朝鮮との対話や協調を強く意識した対外政策をとらざるを得ない。つまり、北は強硬策に出ても韓国側は反発よりも対話を求めるだろうとみている」

 ミサイル発射動静は、韓国の次期政権をにらんだ、巧妙な心理戦−。大統領選を控えた韓国では、北朝鮮思惑はそのあたりにあると受け止められている。

4360チバQ:2012/12/02(日) 11:22:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121202/chn12120200510000-n1.htm
メンツ潰された中国 習総書記の対北政策の試金石に
2012.12.2 00:51 [中国]
 【北京=川越一】中国国営新華社通信は1日、北朝鮮がミサイル発射を予告したことを速報した。北のミサイル開発に強い懸念を抱いてきた中国としては“メンツ”を潰された格好だ。今後の出方によって、中国共産党総書記となった習近平国家副主席の対北政策を占うことができそうだ。

 中国外務省の洪磊報道官は11月27日、「朝鮮半島の平和と安定の維持は関係国の共同責任だ」と述べ、北に自制を求めた。30日には新指導部の始動後、党政治局員級として初めて訪朝した全国人民代表大会(全人代=国会)の李建国常務委員会副委員長が、金正恩第1書記と会談した。その翌日の発射予告は、中国の思いのままにはならないとの意思表示のようにみえる。

 今年4月の発射実験の際、中国は国連安全保障理事会の対北朝鮮非難の議長声明に賛成し、中朝関係は悪化。北は経済協力について中国側と協議し、関係改善の道を模索していた。

 習氏は一昨年、朝鮮戦争への中国義勇軍参戦60周年に合わせ、「中国国民は両国国民と軍隊が血で固めた偉大な友好を忘れたことがない」と述べた。それまでの数年間、北との関係を「血の友(ゆう)誼(ぎ)」と表現することを避けていた中国の立場とは異なる発言だった。

 北を擁護し続ければ国際社会で共に孤立し、軍備拡張を進める中国自身にも矛先が向きかねない。中国国民もインターネット上で、北に対する嫌悪感を隠さない。国内外の世論を読みながら、習氏がどのような判断を下すか注目される。

4361チバQ:2012/12/02(日) 11:32:43
http://mainichi.jp/select/news/20121202k0000m030073000c.html
北朝鮮「衛星」:正日氏死去1年 正恩体制の求心力狙い
毎日新聞 2012年12月01日 21時31分(最終更新 12月02日 01時38分)

【北京・米村耕一】北朝鮮が1日、事実上の長距離弾道ミサイル発射実験を予告したのは、従来のような「緊張を高めて交渉相手をテーブルに引っ張り出す瀬戸際外交」の側面より、むしろ国内的な事情が背景にあるようだ。4月の「人工衛星打ち上げ」失敗を克服し、金正日(キム・ジョンイル)総書記=昨年12月死去=の遺訓を守ったとアピールすることで、12月で発足1年となる金正恩(キム・ジョンウン)第1書記体制の求心力を高めたい思惑があるとみられる。

 朝鮮中央通信によると、北朝鮮側は1日の談話で、今回の「人工衛星打ち上げ」を金総書記の「遺訓」と位置づけた。

 長距離ミサイル開発は、核兵器開発と並んで金総書記の最大の功績とされる。加えて「北朝鮮では『強盛国家の大門を開く』という目標と、ミサイル発射実験の成功は密接に結びついている」(北京の外交関係者)という。北朝鮮は今年4月、金日成(キム・イルソン)国家主席誕生100周年に合わせて「人工衛星打ち上げ」を強行し、無残な結果に終わった。だが、その直後、打ち上げ計画の継続を表明した。

 これらの事情から、金総書記の死去1年にあたる17日前後や、「強盛国家の大門が開く」と宣言した今年中に発射を成功させなければならないとの計算が北朝鮮側に働き、このタイミングでの公表につながったようだ。

 一方、国際社会は「人工衛星打ち上げ」名目であれ、北朝鮮の発射に強く反対している。4月の発射失敗後も、国連安全保障理事会は議長声明で「強く非難」しており、今回も国際社会の激しい非難を浴びることは確実だ。オバマ大統領の再選が決まったばかりの米国との対話の可能性も当面断たれ、今月5日に開催する予定だった日朝政府間協議は延期になった。

 加えて、最大の友好国・中国も強い態度で臨むのは間違いない。李建国(り・けんこく)全国人民代表大会(全人代)常務副委員長(共産党政治局員)が11月30日に金第1書記と会見し、習近平(しゅう・きんぺい)総書記の親書を手渡した直後だっただけに、中国側としてはメンツをつぶされた格好だ。今後、北朝鮮にさまざまな圧力をかけるとみられる。

 ただ、北朝鮮は中長期的には日米韓との関係改善を望み、中国との関係悪化も回避したいところだ。米中で指導者が再任・交代、日韓で次期政権を決める選挙が実施される。北朝鮮としては「金総書記の遺訓」として断行しなければならない「人工衛星打ち上げ」を年内に済ませ、冷却期間を置いた後、来夏ごろから各国との関係修復に取り組みたいとの思惑で動いている可能性もある。

4362チバQ:2012/12/02(日) 11:39:34
http://mainichi.jp/select/news/20121202k0000m030044000c.html
韓国大統領選:朴氏、文氏が地方遊説で批判合戦
毎日新聞 2012年12月01日 20時16分(最終更新 12月02日 09時53分)

 【ソウル西脇真一】韓国大統領選は1日、告示後初めての週末を迎え、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補(60)や最大野党、民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補(59)は地方遊説に声をからした。文氏は李明博(イ・ミョンバク)政権と与党の下で経済格差が広がったとして「イミョンバックネ」の造語を用いて攻撃。一方の朴氏は、文氏が側近としてかかわった盧武鉉(ノ・ムヒョン)前政権に加え李明博政権も「民生に失敗した」と切り返して現政権と距離を置く。批判合戦は中盤戦に向けエスカレートしている。

 文氏はこの日、北東部の江原道(カンウォンド)などで遊説。道庁のある春川(チュンチョン)の市場では、最近は生活苦による心中事件が相次いでいると指摘。「イミョンバックネの政策が、国民の生活が塗炭(とたん)の苦しみに陥った根本原因ではないのか」と問いかけた。

 さらに「盧武鉉政権は既に5年前に国民の審判を受けている。今度はセヌリ党の番だ」と強調した。

 一方、朴氏は南部・釜山や慶尚南道(キョンサムナムド)を遊説。昌原(チャンウォン)では「盧政権も李政権も民生に失敗したが、私は繰り返しはしない。民生経済を国政の最優先に据える」と訴えた。

 朴氏は、4月の総選挙を前に党名を「ハンナラ」から変え、政策綱領も「国民の幸福」をキーワードに一新。与党でありながら、李大統領と距離を取ろうと腐心してきた。

 文氏は、朴氏が軍事独裁と批判される故朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の長女であることを強調していたが、ここへきて李大統領と結びつける作戦に転換。50代の朴支持者の男性は「若者にとって朴元大統領は既に歴史上の人物で、集票効果が薄いと判断した」とみている。

4363チバQ:2012/12/02(日) 17:15:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121202-00000000-maiall-kr
<韓国大統領選>北朝鮮、ミサイル発射予告 候補者が影響注視
毎日新聞 12月2日(日)11時52分配信

 【ソウル西脇真一、澤田克己】12月19日投開票の大統領選に向け、与党セヌリ党の朴槿恵(パククネ)候補(60)と最大野党、民主統合党の文在寅(ムンジェイン)候補(59)が激しく争う韓国では、北朝鮮が1日発表した事実上のミサイル発射予告が選挙戦にどのような影響を与えるか注視している。ただ「結果的に保守の朴氏に有利に働くのでは」との見方も出ている。

 北朝鮮の発表を受け、朴陣営は「大統領選の結果を北朝鮮に有利な方に誘導しようという狙いがある。北朝鮮は発射計画を直ちに撤回しなければならない」とコメントした。一方、文陣営も「軍事的緊張を高める長距離ロケット発射を直ちに中止しなければならない」との声明を発表した。

 北朝鮮の狙いについて、韓国国防研究院の白承周(ペクスンジュ)責任研究委員は「対外的な目的というより、新しい指導者の登場1年を機にした国内政治向け」とみる。

 ただ、実際に発射されたり、発射の動きが続けば国民の不安心理をあおることになる。朴陣営の国会議員は「北朝鮮が度重なる国際社会の警告を無視して強行すれば、国民も対北朝鮮政策で歯止めのかかるしっかりした政権が必要だと思うのではないか」と話す。

 文氏の外交安保政策立案に携わる金基正(キムキジョン)延世大教授も「北朝鮮は大統領選に介入する意思はないと言うだろうが、結果的にはセヌリ党に有利になるのではないか」と懸念する。

 これまで韓国では、大きな選挙の直前に北朝鮮の動向が影響を与え「北風」と言われてきた。このため、文陣営はセヌリ党に対しても「北風を助長し、選挙局面に利用したい欲望を捨てねばならない」と警告した。韓国では4月の総選挙の際も北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射と時期が重なった。ただ、有権者の関心は「経済」で外交安保は争点にならなかった。

 今回の大統領選も中心は所得格差の是正などだ。朴、文両候補とも基本的に北朝鮮との対話姿勢を打ち出しており、争点とはなっていない。このため、影響は限定的なものにとどまる可能性がある。

 一方、北朝鮮の対韓国機関「祖国平和統一委員会」は1日、朴氏の対北朝鮮公約は「偽りだ」とし、公開質問状を発表した。

4364チバQ:2012/12/03(月) 01:07:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121202/chn12120220300008-n1.htm
対照際立つ中国の新指導者 「中華民族主義」掲げる習近平氏、経済改革」決意示す李克強氏
2012.12.2 20:29 (1/2ページ)[中国]

 【北京=山本勲】中国共産党の新指導部が発足して2週間余り。トップの習近平総書記と序列2位で次期首相に内定している李克強副首相の言動の違いが際立っている。習総書記が「中華民族の偉大な復興」という江沢民政権時代のスローガンを連呼して民族主義を鼓吹する一方、李副首相は「改革の深化こそが(発展をもたらす)最大のボーナス」と改革断行の決意を表明している。

 太子党(高級幹部子弟)の習総書記は「中華民族」の偉大さを掲げることで大衆の不満解消を狙うのに対し、共産主義青年団(共青団)グループの胡錦濤前総書記(国家主席)が果たせなかった課題に共青団出身の李副首相が真摯(しんし)に取り組もうとしているようにもみえる。表向きは役割を分担しているかのようだが、すでに双方の路線の違いがにじみ出た格好でもある。

 習総書記は11月29日、6人の政治局常務委員らを伴い北京市の国家博物館を訪問。中国近現代史の展覧会を参観後、テレビカメラを前に「アヘン戦争から170年余りの奮闘は、中華民族の偉大な復興への明るい未来を示している」などと国民に語りかけた。

 約10分の演説で「中華民族」や「(中華民族の)偉大な復興」という言葉を合わせて20回近く連呼。「歴史上、今ほどこの目標に近づいているときはない」と自画自賛した。習氏は11月15日の内外会見でもこうした言葉を繰り返していた。

 現代中国では毛沢東時代から、欧米列強の侵略にあえいだ過去を国民に想起させ、政権安定につなげる手法がよく用いられている。

 江沢民元総書記は激しい反日教育・宣伝を展開して不満を外にそらす一方、「中華民族の偉大な復興を果たす」との目標を掲げて、天安門事件後の共産党政権の危機を乗り越えることに“成功”した。

 このひそみにならい習氏は日本による沖縄県・尖閣諸島の国有化後、パネッタ米国防長官らに激しい対日非難を展開。中華民族主義の鼓吹を通じて、貧富の格差や幹部の腐敗に対する国民の不満をしのごうとしているようにもみえる。

 対照的に胡前総書記直系の李副首相は11月21日の会議で、「経済の発展方式の転換を加速するために、確固として揺るぎなく改革を進める」と宣言。

 「市場経済の本質は法治経済であり、法治徹底のための改革を進める」と政治改革にも踏み込む意向や、「(太子党ら)既得権益層の利益」に切り込む考えも示した。

4365チバQ:2012/12/03(月) 22:16:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121203/kor12120320270008-n1.htm
【韓国大統領選】
安氏、文氏を積極支持せず
2012.12.3 20:26
 【ソウル=加藤達也】韓国大統領選で左派系最大野党、民主統合党の文在寅(ムンジェイン)氏(59)と野党統一候補を争った後、出馬を取りやめた安哲秀(アンチョルス)元ソウル大融合科学技術大学院院長(50)が3日、選挙事務所の解散式を行った。

 安氏が公の場に姿を見せるのは、文氏への支持を表明した先月23日の出馬撤回会見以来、初めて。支持者らに「大きな気持ちで(文氏を支持する)私の思いを受け入れてくれると信じている」と呼びかけた。

 文氏を支持する意向に変化がないことを改めて示したが、安氏による積極的支持の表明には至らず、安氏支持層の取り込みをうかがっていた文陣営には思惑が外れる結果となった。

 安氏周辺は、「集会に当たる解散式で特定候補の支持を誘いかければ公選法に触れ、法的制約からあれが精いっぱい」としているが、文陣営からは「いくらでも強い支援姿勢は示せたのではないか」と物足りなさが聞かれた。

 安氏は選挙戦の現在の状況に触れて「国民の意思に逆行している」と指摘し、保守系与党、セヌリ党の朴槿恵(パククネ)氏と文氏との中傷合戦を批判。一方で、「国民の皆さんが磨いた新しい政治の道を、皆さんとともに歩む」と発言し、自身の政治活動の継続を示唆した。

 韓国各紙が3日に伝えた支持率では、朴氏が4〜10ポイント差で文氏をリード。文氏側は今後3回予定されるテレビ討論で、逆転を狙う構えだ。

4366チバQ:2012/12/03(月) 22:23:20
http://mainichi.jp/select/news/20121204k0000m030024000c.html
韓国大統領選:出馬辞退の安氏「独自の道」表明
毎日新聞 2012年12月03日 19時39分(最終更新 12月03日 19時45分)

 【ソウル澤田克己】19日投開票の韓国大統領選で、無所属の有力候補として注目されながら出馬を辞退した安哲秀(アン・チョルス)氏が3日、選対事務所の解散式を開き、「国民が作ってくれた新しい政治の波と新しい未来への希望を抱きながら、さらに強い意思をもって精進していく」と述べた。候補一本化で合意していた最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補とは距離を置き、大統領選後に新党設立など独自の道を進む考えを表明したものといえる。

 安氏は先月23日の辞退会見で「野党統一候補として文氏を応援してほしい」と述べた後、沈黙していた。文氏側には選挙協力への期待が強いものの、安氏はこの日、辞退会見での発言を繰り返す程度にとどめた。

 韓国の公職選挙法は、政党以外が主催する行事で特定候補の支持を訴えることを禁じている。安氏としては「公選法の規定があるので具体的な発言を控えた」と釈明する余地が残っており、選挙戦の推移をにらんで態度表明を先延ばししている可能性もある。

 一方で安氏は、与党セヌリ党候補の朴槿恵(パク・クネ)氏と文氏が激しい批判合戦を繰り広げている選挙戦について「国民の願いと正反対だ。過去に執着していて、新しい政治という国民の求める精神が見えない。ネガティブキャンペーンや人身攻撃が横行している」と批判。「新しい政治」を旗印に、与野党双方と一線を画す姿勢を改めてアピールした。

 選挙戦では、朴氏が、文氏が中核にいた盧武鉉(ノ・ムヒョン)前政権を「失敗した政権だった」と攻撃。文氏は、格差拡大などで国民に不人気な李明博(イ・ミョンバク)大統領の国政運営に与党の朴氏も責任があると攻撃するキャンペーンを展開している。

 安氏の発言にはあいまいさが残るため、民主統合党の報道官が「新しい政治と政権交代のために文氏を支持してほしいという言葉に感謝する」と歓迎する一方で、セヌリ党報道官も「過去に執着してきた文氏は今日からでもネガティブキャンペーンを自制してほしい」と発言。与野党とも自陣営に有利な発言だという「我田引水の解釈」(聯合ニュース)となった。

 政界関係者は「5年後にある次の大統領選をにらんで、自らの政治的進路と影響力の確保に重点を置いているようだ。文氏が当選することが(選挙後の)安氏に有利とは言いきれないから、誰が勝つかは二の次なのではないか。安氏がこういう態度を続けるなら、朴氏には悪くない展開だろう」と話している。

4367チバQ:2012/12/03(月) 22:25:38
http://mainichi.jp/select/news/20121203k0000m030100000c.html
北朝鮮:金正恩体制移行1年 平壌で見る権力基盤固め
毎日新聞 2012年12月03日 07時30分


 長距離弾道ミサイル発射と同一技術を使う「人工衛星打ち上げ」を北朝鮮が1日予告し、国内外では金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺訓を堅持する姿勢を見せる金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の意思を強く反映していると受け止められている。金正恩体制への移行から間もなく1年。1日まで滞在した首都・平壌では、金総書記の指示で始まった事業が金第1書記の時代に次々に完了し、新体制が着々と権力基盤を固める様子がうかがえた。【平壌・工藤哲】

 30日、平壌で初雪が降り、市内は雪景色になった。中心部にある「主体(チュチェ)思想塔」の近くに建てられた巨大な建物の中に、アイススケート場が姿を見せた。屋外にはローラースケート場も隣接している。一連の施設は11月に完成したばかり。金第1書記が3度現地指導したという肝煎りの場所だ。「誰でもスポーツに親しめるスポーツの大衆化を目指す」。施設建設にかかわった朴正満(パク・ジョンマン)さん(40)はこう説明した。

 最近、北朝鮮側では金第1書記が先頭に立って「スポーツ強国」になるための事業が進められている。11月にはスポーツ事業を強化する「国家体育指導委員会」を設置する方針が決定され、金第1書記の叔父で実力者の張成沢(チャン・ソンテク)国防副委員長がトップに就任した。サッカーや卓球などに限らず、ローラースケートなどを普及させ、全国民が高い技術を目指す計画だ。

 張氏は11月、訪朝した日本体育大学の松浪健四郎理事長(元衆院議員)と会見する異例の厚遇を見せた。松浪氏に対しては、朝鮮労働党で国際担当の金永日(キム・ヨンイル)書記が党本部に招いて面会し、日朝スポーツ交流への前向きな姿勢を示した。

 それ以外にも、新体制に移行後、新たな施設が数多く建設されている。

 9月11日にオープンした平壌北東部にある「平壌民族公園」もその一つ。朝鮮半島の歴史やその関連建造物を一挙に紹介する施設だ。金総書記が建設を指示し、金第1書記が現地指導を繰り返して完成に導いたとされる。

 公園には小中学生や軍人らが大勢詰めかけていた。ガイドの李秀鏡(リ・スギョン)さん(24)は「完成した公園を将軍様(金総書記)に見せられず、胸が痛い」と悔しがる一方で「将来的には朝鮮半島だけでなく、世界の名所についても紹介する計画がある」と説明していた。

 金第1書記は、女性や子供の健康を重視する姿勢を見せている。これを象徴するのが、名門病院「平壌産院」に新設された「乳腺腫瘍研究所」だ。この乳がん対策の施設も金総書記が設置を指示し、新体制になって完成した。金第1書記は「患者の生活に不便がないよう病室に液晶テレビと冷蔵庫を入れてやろう」と語るなど、強い思い入れを持っているようだ。

 韓国の聯合ニュースは「金親子が乳がん研究施設に格別の関心を寄せているのは、第1書記の母親である高英姫(コ・ヨンヒ)氏が乳がんで死亡したためだ」と分析している。

4369チバQ:2012/12/04(火) 21:40:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012120401086
新中央委メンバーを拘束か=四川省高官に規律違反容疑−中国
 【香港時事】4日付の香港紙・明報は、北京からの情報として、11月の第18回中国共産党大会で中央委員候補に選出された四川省党委員会の李春城副書記が重大な規律違反の疑いで党規律検査委員会に拘束されたと報じた。党大会後に中央委メンバーが不正疑惑で検挙されたと伝えられたのは初めて。汚職の容疑を掛けられているとみられる。
 李氏は四川省指導部のナンバー3。胡錦濤国家主席や李克強副首相(次期首相)と同じ共産主義青年団(共青団)出身だが、近年は江沢民前国家主席派で前党中央政法委書記の周永康氏(元四川省党委書記)に近かったとの説もある。(2012/12/04-17:39)

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4370チバQ:2012/12/04(火) 21:42:49
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201212040118.html
焦点:インドネシア投資に暗雲、大統領選控え天然資源の利権争い激化2012年12月4日
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12月4日、インドネシアで2014年の大統領選を控え、天然資源の利権争いが激化している。写真はポマラのニッケル鉱。9月撮影(2012年 ロイター/Yusuf Ahmad)
 [ジャカルタ 4日 ロイター] インドネシアで2014年の大統領選を控え、天然資源の利権争いが激化している。関係者の間では、法規制をめぐる不透明感が強まれば、同国への投資が阻害され、長期的には天然資源の供給にも影響が出かねないとの懸念が浮上している。

 インドネシア政府は今年、天然資源の管理強化に向け、許認可手続きの一元化、鉱物輸出への課税、国内への精錬所建設促進などの対策を相次いで打ち出した。

 一連の対策を受け、一部の鉱物輸出は減少。同国から撤退する企業も出始めており、地元の資源業界には激震が走っている。

 外資系エネルギー企業の現地幹部は「規制が過剰で、昔のソ連のようだ」と指摘。「このままでは信認低下、投資減少につながる。最終的には供給の減少も招きかねない」との見方を示した。

 中央政府の規制導入を受け、地方政府・鉱山協会・イスラム組織が与党の政策に反発して手を組むという異例の事態も起きている。すでに一部の規制には憲法裁が違憲判決を出しており、中央政府は規制の撤回や見直しを迫られている。

 汚職大国ともいわれるインドネシアでは、資源開発の許認可・ロイヤルティー・課税という複雑な手続きが大きな利権の温床となり得る。

 2014年の大統領選は、現在2期目のユドヨノ現大統領が引退するため、候補者が乱立しており、各候補は資金集めと人気取りに必死だ。

 「大統領選を前に、国内向けのアピールができれば、票につながる。今の一連の流れを考えると、投資家がインドネシアへの投資を正当化するのは難しい」(チャーチヒル・マイニングのデービッド・キンリバン会長)。

 <契約解除のリスク>

 チャーチヒル・マイニング、ロスチャイルド家のナット・ロスチャイルド氏、ニューモント・マイニング、アボセット・マイニングなど、インドネシアに進出する海外企業・投資家は、事業免許や現地パートナーとの関係をめぐり、様々なトラブルに見舞われている。

 進出企業の最大のリスクの1つが、採掘権の更新だ。

 ある鉱山会社の幹部は「来年は地方選挙が相次ぐため、多くの企業が寄付を求められているようだ」と指摘。寄付を断れば既存の契約を破棄することを「それとなく匂わせる」ケースも出ているという。

 今年は、中国の五砿資源(ミンメタルズ・リソーシズ)<1208.HK>系列の銅探査会社など、少なくとも金属探査5社が、インドネシアから撤退した。

 炭鉱事業への関心が減っているとの指摘もある。

 在ジャカルタの国際弁護士は匿名を条件に「選挙を前にいろいろ面倒なことが起きるという見方が出始めている。昨年は炭鉱買収の話がいろいろ持ち込まれたが、今年は違う」と語った。

 国内では資源ナショナリズム的な動きが広がっている。特に、外資が鉱山権益を取得できる生産分与契約への反発は強い。

 国内第2のイスラム組織ムハマディアは、石油・天然ガス監督機関BPミガスの違憲審査を請求。憲法裁は11月、BPミガスの廃止を命じた。次は、鉱山・水利・森林関連法令の合憲性が審査されるとの見方も出ている。

 ムハマディアの弁護士は「ムハマディアは、インドネシアを真の独立国家にするという目標を掲げている。インドネシアのすべてのエネルギー資源は国民のものだ」と主張している。

 アナリストは、一連の違憲判決を出した憲法裁判所のマフフッド長官についても、政治的な野心があると指摘。マフフッド氏は、一連の判決を受け、先週の世論調査で大統領選候補者18人中で支持率トップに立った。

 連立与党にはイスラム系の政党も参加している。一部のアナリストの間では、今年、ナショナリズム的な規制策を打ち出したのはハッタ・ラジャサ経済担当調整相との見方が出ているが、同氏もイスラム政党に所属する大統領選候補だ。

4371チバQ:2012/12/04(火) 21:42:59
 <先行きは暗澹>

 バークレイズは、ニッケル価格について、インドネシアの法規制の問題で先行きの予測が難しくなったとし、先に予想していたニッケル価格の上昇が遅れる可能性があると指摘した。

 バークレイズは、インドネシア政府が2014年からニッケル鉱石の輸出を禁止する方針を打ち出したことを受けて、ニッケル価格の上昇を予想していた。

 同社の金属アナリスト、ニコラス・スノードン氏は「インドネシアの政策が、ニッケル価格の大きな不確定要素となっている」との見方を示した。

 インドネシア政府はすでに発表した複数の規制の撤回や見直しを進めている。

 海外投資家の間で特に懸念されている規制は、1)鉱石輸出を禁じ、鉱石を国内で製錬することを義務付ける規制、2)鉱山権益を保有する外国企業に対し、生産開始から10年目までに国内資本が最低51%以上になるよう持分売却を義務付ける規制──。だが、両規制には期限が延期される可能性が高いとみられている。

 インドネシア投資調整庁のバスリ長官はロイターに対し、規制を最終決定する前に、投資家にさらに意見を求めると発言。一部の規制導入を急ぎすぎたとの考えを示唆した。

 長官は「石油・ガス・鉱山分野の関係者は、インドネシアの先行きが暗いと話している」とも発言。今年の海外直接投資は急増したが、法規制をめぐる不透明感から、来年は投資先が資源から消費財に移るとの見方を示した。

 (Neil Chatterjee記者;翻訳 深滝壱哉;編集 宮崎亜巳)

4372チバQ:2012/12/04(火) 23:04:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012120401330
人民革命党、連立政権を離脱=前大統領有罪維持に反発−モンゴル
 【北京時事】新華社電によると、モンゴルの人民革命党は4日、民主党を中心とする連立政権から離脱することを明らかにした。前大統領で汚職罪で懲役4年の判決を受けた人民革命党党首のエンフバヤル被告(54)に対して、連立政権が積極的な行動を取らないことを政権離脱の理由に挙げている。
 6月末の総選挙では、民主党が人民党を制して与野党が逆転したものの、過半数には届かず、人民革命党と民族民主党の「正義」連合などと連立を組み、民主党のアルタンホヤグ党首が首相に就任。人民革命党はテルビシダグワ副首相をはじめ、蔵相や保健相を出していた。同党が離脱すると、連立政権は過半数を割り込む可能性がある。(2012/12/04-22:17)

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4373チバQ:2012/12/04(火) 23:05:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121204/kor12120420120004-n1.htm
【韓国大統領選】
北朝鮮、選挙介入 保守派を牽制
2012.12.4 20:11 [韓国]
 【ソウル=加藤達也】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞(3日付)は、19日の韓国大統領選にからみ、「『安保』の看板を掲げた挑発騒動」との論評を掲載した。選挙への介入報道の一環とみられる。

 また内閣機関紙、民主朝鮮も2日付で「『北の挑発説』の宣伝に潜む卑劣で凶悪な計略」とする論評を掲載。「保守勢力が再び政権を取ることを容認するなら南北関係はさらに悪化する」と警告した。候補者名に触れてはいないが、保守の朴槿恵候補への牽制(けんせい)とみられる。

 事実上のミサイル発射予告を受け、韓国では対北姿勢が選挙の争点として重みを増している。発射予告を受けて韓国世論が硬化、左派系の文在寅候補に不利になることを避けようと画策しているとみられる。

 韓国を親北朝鮮に向かわせる意図の選挙介入報道は過去も繰り返されてきた。韓国メディアが11月に政府筋の情報として伝えたところでは、前回(2007年)の大統領選で月平均52回だった介入報道が、今回は143回と約3倍に増加している。韓国メディアは「介入報道で金正恩第1書記に対する忠誠心を示そうと、各機関による競争が激化した結果」とみている。

4374チバQ:2012/12/05(水) 00:20:35
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20121203/frn1212031214003-n1.htm
最側近が事故死 韓国大統領選朴候補2012.12.03
. . 韓国大統領選で、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)候補の最側近である李春相秘書(47)が2日昼、朴候補の遊説に同行中、乗っていた乗用車の事故で死亡した。この車に朴候補は乗っていなかった。

 李秘書の乗った乗用車が北東部江原道の高速道路を移動中、随行団の別の車と接触し、路肩に突っ込んだ。他にも広報担当の男性(42)らが重軽傷を負った。朴候補は遊説を中断。2日夜、遺体が安置されたソウルの病院を沈痛な表情で訪れた。

 李秘書は朴候補が国会議員に初当選した1998年から行動を共にし、記者会見やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)による広報を統括していた。4日には野党民主統合党の文在寅候補らとの初のテレビ討論があり、朴候補の今後の活動にとって痛手となりそうだ。 (共同)

4375チバQ:2012/12/05(水) 21:17:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/worldtown/CK2012120502000295.html
寧徳 似て非なる高速鉄道
2012年12月5日

 昨年の大事故で日本でも一躍有名になった中国の高速鉄道。安全性が疑問視されたが、実は使い勝手は意外にいい。地方路線が充実し、本数も多く、切符もだいたい当日買える。バスや車より移動時間を短縮できるので、出張には便利だ。

 福建省の省都・福州から百キロ北の寧徳までは、海沿いを走って三十分ほど。料金は二等席で二十八元(約四百円)と安く、乗り心地も悪くない。

 街の中心から離れた寧徳駅は閑散とし、外観は日本の新幹線の地方駅と似ている。福建省は習近平総書記が長年勤務し寧徳でもトップを務めた。路線選定に政治的な背景がありそうなところも新幹線をほうふつとさせる。

 だが、駅は似て非なる構造。エスカレーターもエレベーターもなく、ホームに出るには長い階段を上るしかない。重い荷物を持った年配客は息を切らしていた。売店も安全柵も車両の停止位置を示す表示もない。しかも長いホームに駅員は若い女性が一人だけ。

 次の目的地のアモイに向かうため再び乗車。車両のデザインや内装はやはり新幹線にそっくりだったが、違ったのは雰囲気。日本では子どもの泣き声に閉口することがあるが、中国では大人が大声で携帯電話を使い、酒を飲みトランプで遊んで大騒ぎ。つまり、車内で居眠りすることは難しい。 (渡部圭)

4376チバQ:2012/12/05(水) 21:19:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121205/kor12120518380007-n1.htm
左派のミニ候補がスター? 韓国大統領選のテレビ討論
2012.12.5 18:32 [韓国]

韓国大統領選で、テレビ討論に臨む最左派の野党統合進歩党の李正姫候補=4日、ソウル(共同)
 【ソウル=黒田勝弘】韓国大統領選は4日夜、候補者による初めてのテレビ討論が行われたが、支持率が1%にも満たない親北・左翼政党の若い女性候補が与党候補攻撃でワンマンショー的に大活躍。一躍、テレビ討論の“スター”になり世論を驚かせている。

 討論には与党セヌリ党の朴(パク)槿恵(クネ)候補(60)、最大野党・民主統合党の文(ムン)在寅(ジェイン)候補(59)、統合進歩党の李(イ)正姫(ジョンヒ)候補(42)が出演した。視聴者は当選を競う2大政党の朴・文候補による政策討論を期待したが、保守与党の朴非難に熱を上げる親北・左翼の李候補の毒舌ばかりが目立ち、討論はぶちこわしになってしまった。

 李正姫氏は学生運動上がりの弁護士。「朴候補を落とすために来た」と公言し冒頭から朴候補の父・朴(パク)正煕(チョンヒ)大統領について「元日本軍将校タカギ・マサオという名前だった」などと“親日派批判”をまくしたてた。延坪島砲撃やミサイル発射など自らに都合の悪い北朝鮮問題は意図的に無視。朴候補に対する人身攻撃など言いたい放題だった。

 結果的に朴候補の対抗馬である文候補の影は薄くなり、朴・文両陣営とも不満が残った。テレビ討論は19日の投票まであと2回予定されている。与党陣営は「左翼の品の無い非難や攻撃ばかり見させられるのはガマンならない」と李候補排除を含め、討論方法を見直すべきだとしている。

 テレビ討論の出演資格は選挙法で国会議席5以上の党候補や世論調査の支持率5%以上の候補となっている。李候補は統合進歩党が6議席持っているため出演ができ、2時間の討論で発言時間は3候補平等に与えられた。

 統合進歩党は4月の総選挙で過去最高の13議席を得たがその後、内紛で分裂。北朝鮮ベッタリ路線に批判的な進歩正義党(7議席)が生まれ、こちらは文候補支持に回っている。

4377チバQ:2012/12/05(水) 22:29:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012120501028
チャン・ツィイーさん出席=中国民主党派
 【北京時事】5日の中国メディアによると、中国の政党、中国致公党の全国代表大会が3日北京で開幕し、国際的に知られる女優、章子怡(チャン・ツィイー)さんや李冰冰(リー・ビンビン)さんらが出席した。
 致公党は民主党派と呼ばれる8政党のうちの一つで、帰国した華僑らで構成される。民主党派は中国共産党を支持している。(2012/12/05-18:08)

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4379チバQ:2012/12/07(金) 22:32:44
http://mainichi.jp/select/news/20121208k0000m030040000c.html
韓国大統領選:文氏と安氏そろい踏み 出身地・釜山で遊説
毎日新聞 2012年12月07日 20時07分

 【ソウル西脇真一】19日投開票の韓国大統領選で、最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補(59)を全面支援すると表明した安哲秀(アン・チョルス)氏(50)が7日、2人の出身地、南部・釜山で初めて文氏と遊説した。今後、文氏が安支持層をどこまで取り込めるかが焦点となる。一方、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補(60)はソウルなどで遊説し「理念も目標も違うのに手を結んだ」と文・安連合を批判した。

 文氏と安氏は釜山中心部の地下街に姿を見せ、互いに手を取り支持者にアピール。安氏は「新しい政治の実現のため頑張る」とだけ述べた。

 釜山はセヌリ党の地盤だったが、4月の総選挙で文氏が釜山の選挙区から出馬し初当選するなど、徐々に影響力が低下している。

 一方、朴氏はソウルの市場前での遊説で「民生政策も対北朝鮮政策も違うのに一緒になって政権を取れば、権力争いと路線闘争に歳月を費やすだけだ」と批判した。陣営関係者は「緊張はしているが、今はやるべきことをやるだけだ」と淡々と話した。

 民間世論調査機関リアルメーターが安氏による文氏の全面支援表明直後の6日夜に実施した支持率調査によると、朴氏49.5%対文氏45.3%と、5日より0.8ポイント差が縮まった。

4380チバQ:2012/12/07(金) 22:35:11
http://mainichi.jp/select/news/20121207k0000m030069000c.html
韓国大統領選:安哲秀氏 文在寅候補への全面支持を表明
毎日新聞 2012年12月06日 20時28分(最終更新 12月07日 00時46分)


 【ソウル西脇真一】19日投開票の韓国大統領選で、出馬辞退した安哲秀(アン・チョルス)氏(50)は6日、一本化を争った最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補(59)を全面支援すると表明した。安氏は辞退後、明確な支持を明らかにしなかったが、文氏との会談後、記者団に「選挙の重要な分岐点になる」と述べた。世論調査では与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補(60)が3〜5ポイントリードしているが、韓国メディアによると文氏には追い風になりそうだ。

 安、文両氏はソウル市内で会談。終了後、文氏は「(安氏から)全面的な支持と積極的な支援活動をすると言われた。政権交代と新しい政治を望む国民が一つになった」と述べ、安氏も「最善を尽くす」などと述べた。

 ただ「全面支持」を表明したと言っても合同遊説までは決めていない模様だ。一本化を巡っては両氏が激しく争い、しこりが残ったとの見方が強い。ただ、安氏が劣勢に立たされた文氏への支持表明をこれ以上先延ばしすれば、逆に批判の矛先が安氏に向かい、自身のイメージが低下しかねないとの判断もあったとみられる。

 安氏の元陣営関係者は「安氏は民主統合党に求めていた党内改革を見守っていたのだと思う。これからはぎりぎりの戦いになるので、文氏にはプラスになるだろう」と語った。一方、セヌリ党内には緊張が高まっており、党関係者は「安氏を攻撃すれば、棄権しようと思っていた人まで相手に行ってしまう」と対策を練っていた。

4381チバQ:2012/12/09(日) 14:02:43
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012120902000093.html
習氏、改革継承アピール
2012年12月9日 朝刊

 【北京=佐藤大】中国共産党の習近平総書記が七日、広東省深〓(1)を訪れた。十一月の総書記就任後、習氏の地方視察は初めて。改革・開放路線の先頭に立った深〓(1)で、改革路線を継承していく姿勢をアピールした格好だ。

 深〓(1)市は、故〓(2)小平氏が提唱した改革・開放政策の一環として一九八〇年に経済特区に指定された地域。その後、貧しい漁村から急速に発展を遂げた。二〇〇二年十二月に胡錦濤国家主席が総書記就任後、党の革命記念地である河北省西柏坡村を訪問したのとは好対照となった。

 習氏は七日に深〓(1)入りし、ミニブログ「微博」で四億人以上の利用者を持つ大手インターネット企業「騰訊」本社などを視察。八日には市内の漁村訪問後、高台に立つ〓(2)小平像に献花した。

 中国メディアなどによると、習氏は献花後、市民らに「改革・開放路線は正しかった」と強調。「今後も国と民を豊かにするこの路線を堅持し、新たな開拓を行う必要がある」と語った。

 この視察では従来の指導者の視察とはひと味違った風景があった。大量動員した出迎えはなく、歓迎を示す横断幕も見当たらない。また従来、指導者の動向をトップニュースで報じた中国中央テレビは、八日夜のニュースで、習氏の深〓(1)訪問を報じなかった。

 四日の政治局会議で新指導部は、視察の際に同行者を減らすことや接待を簡素化すること、祝電や揮毫(きごう)を自粛、新聞報道の改革などを打ち出した。形式主義や虚礼をなくすことで、民心を取り戻したいという意図とみられ、今回、習氏は自ら率先して実行した形だ。

 習氏は腐敗対策にも意欲を示しており、総書記就任後、処分や調査を受けていることが明らかになった党員は既に十人以上に上る。矢継ぎ早に改革姿勢をアピールするとともに、「親しみやすい指導者像」の構築に習氏は全力を挙げているようだ。

※〓(1)は土へんに川。〓(2)は登におおざと。

4382チバQ:2012/12/09(日) 14:03:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012120800221
初の視察地は改革最前線=トウ小平氏「南巡講話」意識−習総書記が深セン訪問・中国
 【北京時事】中国の習近平共産党総書記は7〜8日、広東省深センを訪問した。11月15日に最高指導者に就任して以降、初の地方視察に改革・開放の最前線を選び、「改革への断固たる決意を示した」(中国人研究者)形となった。
 7日に深センに着いた習氏は、ミニブログ「微博」で4億人以上の利用者を持つ大手インターネット企業「騰訊」本社などを視察。8日には市内の高台に立つトウ小平像に献花した。
 今年は、1992年に当時の最高実力者・トウ小平氏が改革・開放加速に向け大号令を出した「南巡講話」から20年。深センはトウ氏が回った主要都市であり、トウ氏の歩んだ道筋をたどった習氏の視察は、2002年12月に胡錦濤国家主席が総書記就任後、初の視察地として革命聖地の河北省西柏坡を選んだのとは対照的だ。
 香港紙によると、習氏は深セン市内で、黒塗りの高級車ではなく、マイクロバスの前方座席に座った。随行幹部や交通規制は最小限にとどめられ、大きな道路封鎖はなかった。騰訊などでは最高指導者を出迎える歓迎式典もなかった。
 習氏は4日の政治局会議で、視察や会議の簡素化を盛り込んだ「作風(仕事ぶり)改革8項目」を規定。出迎えの横断幕や歓迎式典での赤いカーペット使用も禁止するなど、「庶民に親しみやすい新たな指導者像」の構築に全力を挙げているが、今回の深セン視察はこれを実践したものだ。(2012/12/08-17:15)

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4383チバQ:2012/12/09(日) 14:04:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012120900074
野党・文氏、反与党結集で新党=朴氏も支持層拡大目指す−韓国大統領選
 【ソウル時事】19日投開票の韓国大統領選の最大野党民主統合党候補、文在寅氏は9日、記者会見し、選挙後に幅広い勢力による新たな「国民政党」を結成すると表明した。これに対し、僅差でリードする保守系与党セヌリ党の朴槿恵氏側も野党候補の公約を積極的に取り入れる方針を表明。両陣営とも、無党派の中道層が勝負のカギを握るとみて、取り込みに躍起となっている。
 文氏は当選後、民主統合党以外のさまざまな勢力から人材を登用する「大統合内閣」を目指す考えも示した。文氏との候補一本化の末、出馬辞退した安哲秀氏の掲げた「政治革新」の意思をアピールし、反与党勢力を結集させる狙いがある。与党が国会の過半数を占めているため、当選後、安定した国政運営の基盤づくりを目指す意図もありそうだ。(2012/12/09-13:10)

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4384チバQ:2012/12/09(日) 23:00:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121208/chn12120800090000-n1.htm
中国・温家宝首相「最後の大仕事」? 腐敗の温床、鉄道省解体に意欲
2012.12.8 00:03 (1/2ページ)[中国]

 【北京=矢板明夫】高速鉄道の建設などを管轄する中国の鉄道省が、来春の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)で、交通省に吸収合併される可能性が浮上している。多くの有力政治家の庇護(ひご)を受け、巨大利権を背景に独立王国を築いた鉄道省は、「腐敗の温床」と指摘されてきた。今度の全人代で引退する温家宝首相が、「最後の大仕事」として鉄道省解体の強い意向を示しているという。

 中国紙、「21世紀経済報道」によれば、鉄道省の高官が同紙に対し、「来年の省庁再編で鉄道省の歴史が終わってしまうかもしれない」と認めたという。

 鉄道省を交通省に吸収合併させる構想は1990年代後半以降、何度も浮上しては消えた。2011年7月に浙江省温州で起きた高速鉄道事故の際にも、鉄道省関係者が人命救助よりも証拠隠滅を図るなどずさんな対応をしたため、国内外から厳しく批判された。温首相は当時、「同省解体案を検討するように」と国務院に指示したが、党内の強い抵抗で実現できなかった。

 鉄道省は、戦争に備えて軍隊や武器などを運ぶ役割を果たすことから、1960〜70年代に「準軍事部門」の扱いを受けた政府内でも特殊な組織だった。今でも警察、検察、裁判所といった独自の部署を省内に保有している。

 改革開放以降の経済成長に伴い、物流の重要性が高まったため、万里氏、丁関根氏ら当時の最高実力者、トウ小平氏の側近が鉄道省のトップに就くことが多く、省の力と権益は拡大を続けた。近年は、高速鉄道の建設ラッシュによる財政支出で巨大な利権ネットワークが形成され、江沢民前国家主席に近い政治家たちが同省を牛耳るようになった。

 「省庁数を減らして行政効率を高める」ことを持論とする温首相は来春引退するが、その前に「鉄道省と交通省の合併を実現させ、省庁再編の道筋を付けたい」(中国筋)ようだ。

 香港メディアによれば、温首相が主導する省庁改革案は来年2月に開かれる党中央委員会総会に提出され、3月の全人代で審議されるという。しかし党内には鉄道省OBを中心に合併反対派が依然多い。同案が予定通り提出されるかどうか流動的な側面もある。

4385チバQ:2012/12/09(日) 23:02:34
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121208/chn12120820210007-n1.htm
習近平派が胡錦濤派追い落としか 中国、反腐敗名目で権力闘争
2012.12.8 20:19 (1/2ページ)[中国]

外国人の学者らとの座談会に臨む中国共産党の習近平総書記=5日、北京の人民大会堂(共同)
 【北京=矢板明夫】国営新華社通信などの中国メディアは今月に入ってから連日、汚職官僚摘発のニュースを大きく伝え、習近平・新指導部を「腐敗と真剣に戦っている」と持ち上げている。しかし、摘発された幹部の大半は胡錦濤国家主席が率いる共産主義青年団派につながっている人物で、反腐敗の名を借りた新たな党内の主導権争いではないかとの見方も浮上している。

 中国メディアによると、11月14日の党大会閉幕から今月8日までの約3週間で、当局は少なくとも14人の局長級以上の高官を取り調べた。地域的に調べが集中しているのは広東省で4人の高官が対象になっている。しかし、腐敗問題に詳しい中国人記者によれば、香港に隣接する広東省は中国でも最も権力に対する世論の監督が厳しいところで、内陸部と比べて腐敗現象は少ないはずという。

 一連の摘発の目的は同省トップの汪洋氏のイメージダウンを狙った可能性もある。汪氏は胡派の若手ホープで、来春に副首相への就任がささやかれている。

 また、今回摘発された最高位の幹部は李春城・四川省党委副書記だ。李氏の元上司、劉奇葆・前四川省党委書記は胡主席の腹心として知られる。劉氏は先月に政治局員に選ばれ、党中央宣伝部長に転出したばかり。調べられている李氏の汚職事件は劉氏の四川省在任中に発生しており、直接巻き込まれなくても、監督責任が問われる恐れもある。劉氏の政治生命に一定の影響が出そうだ。このほか、山西省、安徽省、河北省でも高官が調査を受けているが、いずれも共青団派の有力政治家がトップを務めている地域だ。

 さらに、米国の中国語サイト「明鏡新聞網」によれば、胡主席の側近中の側近だった令計画・党統一戦線工作部長の妻と義弟も最近、拘束され、令氏の実弟は拘束を逃れるため、出国したという。不正蓄財疑惑が持たれており、令氏本人の関与は不明だという。令氏は胡政権の官房長官にあたる中央弁公庁主任を5年間務めた実力者だが9月に更迭された。

 一連の腐敗摘発を主導しているのは、習氏と同じく太子党(元高級幹部子弟)に属している王岐山・中央規律検査委員会書記だ。摘発された高官の派閥があまりにも偏っているため、「5年後の党大会で、最高指導部入りする可能性のある胡派の次世代指導者の周辺にターゲットを絞り、調査したのではないか」(共産党関係者)と指摘する声も上がっている。

4386チバQ:2012/12/09(日) 23:12:31
http://mainichi.jp/select/news/20121209mog00m030006000c.html
中国:腐敗追放に本腰 習体制、地方幹部12人摘発
2012年12月09日

 【北京・工藤哲、上海・隅俊之】中国共産党の習近平(しゅうきんぺい)総書記による新体制が発足した中国で、地方主要都市の党幹部が重大な規律違反の疑いで取り調べを受けるケースが相次いでいる。習氏は就任以来、腐敗の追放に全力を挙げる考えを示しており、党指導部が毅然(きぜん)とした対応を示すことで求心力を高める狙いとみられる。

 国営新華社通信などは5日、四川省党委の李春城(りしゅんじょう)副書記が党中央規律検査委員会の取り調べを受けていると報じた。李氏は四川省のナンバー3で、11月の共産党大会で中央候補委員に選出された要人。一部メディアは四川省成都市の有力企業トップとの関係を指摘している。

 また、広東省規律検査委によると、元深セン市副市長の梁道行(りょうどうこう)氏も規律違反の疑いで取り調べを受けている。広東省英徳市で副市長や党政法委書記などを務めた鄭北泉(ていほくせん)氏も経済問題に関する容疑で取り調べが始まった。

 鄭氏は元部下から「違法な薬物グループを守っている」とインターネット上で異例の告発を受けていた。6日には山西省公安庁副庁長兼太原市公安局長の李亜力(りありき)氏が息子の暴行事件をもみ消そうとしたことも判明、停職となり当局の調査が進んでいる。

 8日付の北京紙「新京報」によると、党大会が閉幕した先月14日以降、取り調べを受けている党幹部は12人に上る。中国版ツイッター「微博」などで動かぬ証拠が暴露され、処分が不可避となる事例も相次いでいる。

 習氏は同15日の総書記就任直後の同17日、党政治局の学習会の場で「腐敗問題が深刻になれば、最終的に党や国が滅ぶ」と述べ、腐敗の解決に挑む姿勢を強調。今月5日の政治局会議では、接待を減らすなど無駄を戒める方針を確認している。

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4387チバQ:2012/12/09(日) 23:34:18
http://mainichi.jp/select/news/20121206mog00m030016000c.html
選択:韓国大統領選/1 「北風」触れぬ両候補 ミサイル発射予告、国民に疲労感
2012年12月06日


 韓国大統領選は19日の投開票に向け、与党セヌリ党の朴槿恵(パククネ)候補(60)と最大野党、民主統合党の文在寅(ムンジェイン)候補(59)が激しく争う。南北関係、日韓関係はどうなるのか。その激しい選挙戦のキーワードを追った。

 北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射予告から一夜明けた2日午前。ソウルの民主統合党本部で、文在寅陣営の幹部が言った。「発射には断固反対だ。韓国はこれまで北朝鮮から数々の挑発を受けてきた。気分は良くはないが、危機を直接感じるほどではなく、大統領選には影響しないだろう」

 同じころ、北東部・江原道春川(カンウォンドチュンチョン)。朴槿恵候補の遊説に集まった支持者も、この幹部と同じ見方が多かった。

 「北朝鮮の挑発には、強い対応は必要だが、彼らのやることは世界中が知っている。だから影響なんてない」(具錦竜(ククムヨン)さん、50歳)−−。江原道は北朝鮮との境界である38度線に接し、安全保障意識が強い地域とされていた。しかし、春川での遊説で朴氏は北朝鮮に一切言及しなかった。

 これまで韓国では大きな選挙が近づくと「北風が吹く」と言われてきた。突然、南北関係を揺るがす事件が起き、結果に影響を与えるという意味だ。

 一般的に「北風」は安全保障の意識を刺激し「保守」に有利とされた。10年3月に北朝鮮による海軍哨戒艦沈没事件が起き、同6月の統一地方選でハンナラ(現セヌリ)党は「安保強化」を訴えた。

 しかし、票は民主(現民主統合)党へ流れた。終盤に「戦争か平和か」を強調したのが効いたとされる。「国民には北風に対する疲労感があり、これを選挙で利用しようとすると逆の風が吹く可能性がある」(韓国紙記者)。今回、両陣営とも仕掛けにくくなっている。

 柳吉在(リュギルジェ)北韓大学院大学教授も「普通の人は『またか』と思うだけ。一種のあきらめがあるような気がする。そして、そのような話をすることも面倒くさく、うっとうしい、と思っている」とみる。

 4日夜の主要候補による初のテレビ討論。文氏は自分が一員だった盧武鉉(ノムヒョン)政権時代に「一度も(南北の)衝突はなかった」と指摘すると、朴氏は「支援で維持される平和は偽の平和だ」と切り返し、「積極」と「慎重」という姿勢の違いを見せた。ただ、両候補とも「前提条件なし」の対話の必要性は認める。

4388チバQ:2012/12/09(日) 23:34:35
 一方の北朝鮮。これまで朴氏を名指しで批判し、1日には李明博(イミョンバク)政権の「対決政策と大胆に決別」することなども求めた。

 朴陣営関係者が言う。「今は諸外国と同じく韓国も選挙では外交安保より生活関連の比重が高まった。投票前に発射すれば影響しないことはないのだろうが……」

 激戦のなかの突然の「北風」を両陣営は息を凝らして見守る。【ソウル西脇真一、澤田克己】

 ◇02年は保守派が敗北
 韓国大統領選前に北朝鮮の挑発的行動が注目を浴びる状況は、選挙の約2カ月前に新たな核計画の存在が明らかになった02年に似ている。北朝鮮はこの時、凍結していた核施設の再稼働を投票1週間前に宣言した。

 選挙戦は、与党・民主党の盧武鉉(ノムヒョン)候補と保守野党・ハンナラ党(現セヌリ党)の李会昌(イフェチャン)候補の争い。李候補は、当時の金大中(キムデジュン)政権の政策を「失敗した太陽政策」と批判し、後継者の盧氏には核問題を解決できないと攻撃。盧氏は「強硬派の李氏が当選したら戦争になる」と訴えた。

 結果は盧氏の勝利。盧氏の最側近だった千正培(チョンジョンベ)議員はこの時、毎日新聞の取材に「韓国人はもう北朝鮮を怖いと思っていない」と指摘した。

4389チバQ:2012/12/09(日) 23:35:48
http://mainichi.jp/select/news/20121207ddm007030192000c.html
選択:韓国大統領選/2 対日政策、語られず
毎日新聞 2012年12月07日 東京朝刊


韓国の最大野党・民主統合党に送られてきたくいを持って会見する同党関係者=ソウルの民主統合党で2012年12月4日、民主統合党提供
拡大写真 韓国の最大野党・民主統合党の文在寅(ムンジェイン)候補陣営が4日夕、「竹島は日本固有の領土」と書かれたくいが日本の右翼から送られたと発表した。文氏の対日姿勢を非難する手紙が同封されていたという。

 手紙には「親日派の朴正熙(パクチョンヒ)元大統領」という表現もあった。韓国で「親日派」は植民地支配に協力した「売国奴」と同義だ。日本との国交正常化に踏み切った朴元大統領は、与党セヌリ党の朴槿恵(パククネ)候補の父。経済成長の立役者と独裁者という二つの顔を持つ父は、朴氏にとって最大の政治的資産であると同時に、反対派に攻撃される最大の弱点でもある。

 韓国の選挙に詳しい慶応大の李洪千(イホンチョン)講師は「無視すべきだったが、朴候補のイメージダウンを狙って公表したのだろう」と見る。ただ、普段は感情的になりやすいネットを含め、韓国の世論はほとんど反応しなかったという。

 8月の李明博(イミョンバク)大統領の竹島(韓国名・独島)上陸に対し、日本側が敏感な反応を見せる一方、韓国側はそうでもないという構図。「日本側の激しい反応に韓国側が戸惑っている。韓国側が感情的だった今までとは正反対」と両国の専門家が口をそろえる。

 韓国大統領選と日本の総選挙。二つの選挙戦でも同じ光景が見られる。自民党の安倍晋三総裁は「北方四島や竹島に外国の指導者が上陸することは自民党政権時代にはなかった」と各地で力説するが、韓国大統領選の遊説では対日政策は出てこない。朴陣営幹部は「他に重要な問題が多いから」とすげない。

 選挙戦で対日政策が語られるのは、日本人記者に質問された時や、テレビ討論で米中と並べて周辺諸国との関係を聞かれた時だけ。しかも、朴、文両氏が口にするのは「未来志向だが、歴史や領土では譲れない」という原則論。文氏は8月に「慰安婦問題で日本政府の法的責任を問う」などという「5大歴史懸案」を発表したが、その後は、質問されれば「歴史問題では断固たる対応」と話す程度で、具体策があるわけではない。

 それでも日本政府関係者からは「文氏が当選したら日韓関係は厳しくなる」という声がもれる。だが、韓国国民大の李元徳(イウォンドク)日本学研究所長は「文氏の『5大歴史懸案』を知っている有権者などいないし、政権を取ってから実行に移せるかも疑問だ。独島や従軍慰安婦が問題になれば、誰が当選しても対応は同じはず。むしろ、朴氏に対する日本側の高すぎる期待感が心配だ」と話している。【ソウル澤田克己】=つづく

4390チバQ:2012/12/09(日) 23:36:26
http://mainichi.jp/select/news/20121208mog00m030999000c.html
選択:韓国大統領選/3 共鳴呼ぶ経済民主化
2012年12月08日

 「失敗は、長い人生の中での練習。たくさん練習した方が上達は早い」

 先月29日夜。ソウル市内の4400人収容のホールを埋めた聴衆が、大学入試に失敗したという男子学生に語りかける社会派の僧、法輪(ポムニュン)師(59)の言葉に聴き入った。法輪師は今年、「希望コンサート」と名付けた対話集会を300回開いた。集まった人々は合計で21万人を超える。

 韓国大統領選で、出馬を辞退したものの台風の目となっている安哲秀氏は昨年、法輪師が若者を対象に企画した同様の集会「青春コンサート」で全国を回った。

 安氏は、財閥中心の経済構造が作り出した格差社会を激しく批判し、就職難などに悩む若者たちから熱狂的な支持を受けるようになった。ソウル郊外での集会に参加した韓智云(ハンジウン)さん(34)は「社会が変われば私たちの状況もよくなるのでは、と希望を持てるようになった」と話す。

 対話集会が人気な理由を、金賛鎬(キムチャンホ)聖公会大教授(社会学)は「生活の中での不安だ」と話す。韓国社会は97年の通貨危機以降、激しい競争社会へと変質した。大企業の正社員でも、実績を残せなければ40代での早期退職が当然視される。金教授は「もともと集団主義的な意識が強い社会なのに、個人単位での厳しい競争を強いられるようになった」と不安感の背景を説明する。

 不安心理を裏づけるのが自殺の急増。97年に15・6人だった人口10万人当たりの自殺者が、10年には33・5人。日本の1・5倍で、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で群を抜いた1位だ。

 財閥規制を中心とする「経済民主化」を持論とする金鍾仁(キムジョンイン)元保健社会相は、対話集会の人気を「社会的な不平等がひどくなりすぎたからだ」と指摘。安氏が強い支持を得ているのも、格差社会で未来に対する希望が失われたのが原因という見方を示す。

 金氏は昨年、経済民主化で共鳴する法輪師らと安氏を担いでの政界再編を画策したものの、手法を巡って安氏と決別した人物だ。その金氏を、セヌリ党の朴槿恵(パククネ)候補は公約作りの中心人物として招き入れ、経済民主化を主要政策とした。財界からの巻き返しで朴氏の政策は後退したとも言われるが、金氏は「基本線は守っている。誰が大統領になっても経済民主化は無視できない」と断言した。【ソウル澤田克己】=つづく

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4391チバQ:2012/12/09(日) 23:37:06
http://mainichi.jp/select/news/20121209mog00m030027000c.html
選択:韓国大統領選/4止 SNSが票左右
2012年12月09日

 小雪の舞う7日午後、ソウルの市場前で行われた与党セヌリ党の朴槿恵(パククネ)候補(60)の遊説。朴氏の声に合わせるように、スマートフォン(多機能携帯電話)を持った支持者の手が、ぐっと伸びた。

 「友人、知人に写真をすぐ送り、情報共有できるのがいい」と、朴氏の高校の後輩だという李熙淑(イヒスク)さん(50)。画面には陣営から遊説日程などが続々と入ってきていた。

 インターネット大国・韓国。03年の盧武鉉(ノムヒョン)政権誕生にもネットが大きな役割を果たした。それでも選挙運動には法的規制があったが、今年4月の総選挙から虚偽事実や相手を中傷する内容でなければ「サイバー空間では投票日以外なら運動が可能になった」(中央選管)。いわば「SNS選挙元年」である。

 韓国のスマホ加入者は3000万人を突破し、普及率は6割。このため、各陣営ともスマホの無料メール・通話アプリ「カカオトーク」や「ツイッター」「フェイスブック」などソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じた情報発信に力を入れる。カカオトークに朴氏は約48万人、最大野党・民主統合党の文在寅(ムンジェイン)候補(59)も約33万人の「友人」がいる。

 文陣営の趙漢起(チョハンキ)SNS支援団長は「実際の選挙運動よりかなり自由度が高い。独自性のある話や感動的な話を発信するよう心がけている」と話し、発信力の特に強い「パワーブロガー」の存在を意識する。

 一方、SNSを逆の方向から選挙に活用することも行われている。データ解析会社ダウムソフトの権美敬(クォンミギョン)さんは「韓国でツイッターの『つぶやき』は1日500万から1000万件といわれるが、こうした内容を分析すれば、有権者がどんなことに関心があり、反応しているのかがリアルタイムで分かる」と言う。

 朴陣営の金〓均(キムチョルギュン)SNS本部長がこんな話をしてくれた。朴氏が海産物を買った際、先に渡した小額紙幣が注目され「物価も知らない」と問題にされかけたが、察知して拡散を防いだ−−。

 今回の大統領選は当初「盛り上がりに欠ける」といわれたが、「有権者はSNSで陣営や候補と直接つながり、昔のように街で話題にする必要がなくなったからだ」と言う陣営関係者もいた。一方、SNS選挙の隆盛を見て「候補が遊説して動く票なんてない」と感じる議員もいる。

 セヌリ党は総選挙での公認決定の際「SNSでどれぐらい話題となっているか」も選定基準の一つとした。金本部長が言う。「SNSの影響を確実に受けており、政党も変わっていくに違いない」【ソウル西脇真一、写真も】=おわり

4392チバQ:2012/12/09(日) 23:39:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012120900074
野党・文氏、反与党結集で新党=朴氏も支持層拡大目指す−韓国大統領選
 【ソウル時事】19日投開票の韓国大統領選の最大野党民主統合党候補、文在寅氏は9日、記者会見し、選挙後に幅広い勢力による新たな「国民政党」を結成すると表明した。これに対し、僅差でリードする保守系与党セヌリ党の朴槿恵氏側も野党候補の公約を積極的に取り入れる方針を表明。両陣営とも、無党派の中道層が勝負のカギを握るとみて、取り込みに躍起となっている。
 文氏は当選後、民主統合党以外のさまざまな勢力から人材を登用する「大統合内閣」を目指す考えも示した。文氏との候補一本化の末、出馬辞退した安哲秀氏の掲げた「政治革新」の意思をアピールし、反与党勢力を結集させる狙いがある。与党が国会の過半数を占めているため、当選後、安定した国政運営の基盤づくりを目指す意図もありそうだ。(2012/12/09-13:10)

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4393チバQ:2012/12/10(月) 20:45:36
http://mainichi.jp/select/news/20121211k0000m030020000c.html
韓国大統領選:朴氏がわずかながら優勢…韓国紙世論調査
毎日新聞 2012年12月10日 19時03分(最終更新 12月10日 19時04分)

 【ソウル西脇真一】19日投開票の韓国大統領選で、朝刊各紙は10日、最新の世論調査結果を発表した。朝鮮日報の支持率は与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補(60)が47.5%、最大野党、民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補(59)は42.7%だった。他の調査も朴氏が引き続きわずかながら優勢となっている。若者や無党派層の支持を受けた安哲秀(アン・チョルス)氏(50)が文氏の全面支援を表明したが、今のところ効果は限定的なようだ。

 朝鮮日報によると、安氏が全面支援表明する前日の5日と比べ、朴氏と文氏の差は5.5ポイントから4.8ポイントにわずかに縮まった。

 投票先について「分からない」、「無回答」のいわゆる浮動層の割合は、15.4%から8.1%に減少。朝鮮日報は浮動層の一部が文氏へ流れる一方、危機を感じた保守層が結束したため結果的に双方の支持率が上がり「安効果を相殺した」と分析している。

 ハンギョレ新聞も朴氏46.0%対文氏41.7%。ただ、20〜30代で文氏の支持率が上がるなど変化の兆しもうかがえる。

 安氏は7日から街頭に出ているが、政治改革の必要性や「投票に行こう」と訴えるにとどまり、文陣営の選挙カーでマイクを握っていない。10日には「(文氏による)次の政権でどんな任命職も引き受けるつもりはない」とも発言。出馬辞退を表明した際の「白衣従軍する」(一兵卒として頑張る)という線を固守する姿勢が目立っている。

4394チバQ:2012/12/10(月) 20:52:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121210/asi12121020280000-n1.htm
チベット亡命議会 35万人署名を国連に提出 相次ぐ焼身自殺で調査団派遣求める
2012.12.10 20:26

焼身自殺者の写真を身にまとってニューデリーで行われた集会に参加するチベット人ら=10日、岩田智雄撮影
 【ニューデリー=岩田智雄】インド北部ダラムサラのチベット亡命議会は10日、中国政府による弾圧に抗議するチベット人が相次いで焼身自殺を図っている事態を受け、国連に対してチベットへの独立国際調査団の派遣などを求める35万1千人以上の署名をまとめ、ニューデリーの国連事務所に提出した。

 亡命議会は「共産党・中国によるチベットの残忍な占領以来60年以上に渡り、中国政府はチベットへの強硬策をまったく変えていない」と中国政府を非難。「状況は日々、悪化している。チベット人は問題の平和的解決とダライ・ラマ14世の帰還を求めるとともに、こうした大望と悲しみを国連や国際社会に知ってもらうため、次々自らに火をつけている」と訴えた。

 10日の国連「人権デー」には、ニューヨークの国連本部などにも署名を提出。署名の大半は日本を含む30カ国で集められた。

 チベット亡命政府によると、9日には中国で17歳の少女が焼身自殺した。焼身自殺を図った人は2009年以来、95人に上る。ニューデリーでは10日、中国政府への抗議集会も行われ、数百人のチベット人らが自殺者の冥福を祈った。

4395チバQ:2012/12/10(月) 20:52:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121210/chn12121014130001-n1.htm
中国の格差深刻化、ジニ係数世界最悪水準 警戒線を超える
2012.12.10 14:11 [中国]
 【北京=山本勲】10日の中国各紙報道によると、所得格差の代表的指標であるジニ係数が中国で2010年に0・61と、世界最悪水準に達していたことが明らかになった。ジニ係数は国際的に0・4以上が「社会紛争の多発する警戒線」とされているが、中国ではこれをはるかに上回る格差が生まれているわけだ。今秋の反日暴動も、こうした貧富格差に憤る出稼ぎ労働者らの不満発散の“はけ口”に利用された観があった。

 ジニ係数は0(格差ゼロ)から1(一戸が全所得を独占)までの幅で測られる。中国の同係数は改革・開放政策が始まった1980年代初頭まで0・3以下だったが、04年には0・465と国際警戒線を大きく上回るところまで上昇。その後は政府が調査結果を公表しなくなっていた。

 今回の調査は、政府重点大学の一つ、西南財経大学(四川省成都市)と中国人民銀行(中央銀行)金融研究所の共同事業で、全国25の省・直轄市・自治区8400戸余りの家庭を調べた。それだけに信頼性はかなり高いとみられる。

 これによると、都市部は0・56、農村は0・6、全体で0・61。教育水準で分類すると大卒以上の0・46に対し、小学校卒業以下で0・58と、低学歴の家庭ほど格差が大きい。

 中国のジニ係数は昨年あたりから、「すでに0・5を超えている」(国営新華社通信)との見方が一般化していたが、0・61との調査結果は衝撃的だ。世銀の調査では2010年の世界平均は0・44という。

 過去の国連などの調査でも、0・6台はボツワナ、シエラレオネ、中央アフリカ、ボリビア等の一部アフリカ・中南米諸国に限られていた。

4396チバQ:2012/12/10(月) 21:03:41
http://mainichi.jp/select/news/20121210k0000e030109000c.html
エジプト:大統領、権限拡大を撤回…国民投票は決行
毎日新聞 2012年12月10日 11時44分(最終更新 12月10日 11時51分)


 【カイロ樋口直樹】新憲法の策定などを巡り混乱が続くエジプトのモルシ大統領は8日夜、大統領権限を拡大する「憲法宣言」(暫定憲法)を撤回すると発表した。反大統領デモを続ける野党勢力に大幅な譲歩を示したものだが、イスラム色の濃い新憲法案の是非を巡る15日の国民投票は予定通り決行する。一方、野党連合「国民救済戦線」は9日夜、大統領の対応が不十分だとして「国民投票拒否」の方針を発表。抗議行動の継続を確認した。

 モルシ大統領は8日、野党を含む全ての政治勢力に参加を呼びかけた「国民対話」を開催した後、憲法宣言の撤回を決めた。国民救済戦線など主な野党は国民対話をボイコットしていた。先月22日に発令された憲法宣言には、新憲法の策定を急ぐ大統領が、対立関係にある裁判所の判断を一時的に無効化する狙いがあった。このため、野党は「独裁制につながるものだ」として反発、大規模な抗議デモを繰り広げてきた。

 政権側は、メッキ副大統領が国民投票延期の可能性を示唆していたが、8日の国民対話を経て「現行法上、国民投票の延期は不可能」との結論に至った。これに対し、憲法宣言の撤回とともに、国民投票の延期や憲法起案のやり直しなどを求める国民救済戦線は「さらなる分裂と暴動を招く国民投票は拒否する」との声明を発表。11日に新たな大規模デモを実施する方針も明らかにした。

 新憲法案はモルシ大統領の支持母体、ムスリム同胞団などイスラム勢力の支配下にある憲法起草委員会が策定。イスラム法やイスラム聖職者による政治介入の恐れや、イスラムの価値観に反する「表現の自由」や「女性の権利」の侵害を懸念する声が上がっている。だが、最高憲法裁判所はムスリム同胞団などの圧力によって、合憲性に関する審議ができない状況にある。

4397チバQ:2012/12/10(月) 21:07:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012121000785
地方公安局長を停職・拘束=息子の飲酒運転もみ消し、ネットで暴露−中国
 【北京時事】中国山西省共産党委員会は、同省太原市の李亜力公安局長(省公安庁副庁長)が、飲酒運転した上、警官を殴った息子の事件の隠蔽(いんぺい)を図ったとして停職処分にした。局長は職権乱用の疑いで当局に拘束された。10日の中国メディアが伝えた。
 局長は、10月13日に飲酒運転し、取り締まりの警官を殴った息子の事件をもみ消そうと画策したが、そうした情報がネットに流出した。具体的には、息子の取り締まりに当たった警官が事件の様子を収めた携帯用の記録装置を没収し、関係する映像を削除。また警官の携帯電話も取り上げ、しばらく休暇を取るよう要求したほか、警官やその家族が情報を漏らさないよう電話を盗聴するなどしたという。(2012/12/10-19:16)

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4398チバQ:2012/12/11(火) 22:26:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012120900074
野党・文氏、反与党結集で新党=朴氏も支持層拡大目指す−韓国大統領選
 【ソウル時事】19日投開票の韓国大統領選の最大野党民主統合党候補、文在寅氏は9日、記者会見し、選挙後に幅広い勢力による新たな「国民政党」を結成すると表明した。これに対し、僅差でリードする保守系与党セヌリ党の朴槿恵氏側も野党候補の公約を積極的に取り入れる方針を表明。両陣営とも、無党派の中道層が勝負のカギを握るとみて、取り込みに躍起となっている。
 文氏は当選後、民主統合党以外のさまざまな勢力から人材を登用する「大統合内閣」を目指す考えも示した。文氏との候補一本化の末、出馬辞退した安哲秀氏の掲げた「政治革新」の意思をアピールし、反与党勢力を結集させる狙いがある。与党が国会の過半数を占めているため、当選後、安定した国政運営の基盤づくりを目指す意図もありそうだ。(2012/12/09-13:10)

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4399チバQ:2012/12/11(火) 22:32:34
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121211/chn12121108350004-n1.htm
中国共産党は「男の政党」 2人の女性が政治局員に選ばれた理由は…
2012.12.11 08:33 (1/2ページ)[中国]
 中国共産党の新しい指導部人事に関して、私がもう一つ注目したのは、政治局員に女性が2人も選出されたことである。これは1969年以来の出来事である。

 党の最高指導部を構成する政治局常務委員(通常7人前後)の下に位置する政治局員は、通常二十数人で、今回は25人が選ばれた。8300万を超える一般党員、そして13億余の国民からみれば、雲の上の人である。

 共産党が政権を握った1949年以降、政治局員はほとんどが男性で、この六十数年間に政治局員にまでのぼった女性は6人しかいない。ただ、文化大革命中の1969年4月、第9回党大会直後の中央委員会総会において、今回同様、女性2人が政治局員に選ばれている。江青と葉群で、2人は独裁的最高権力者である毛沢東とその後継者である林彪の妻だった。

 当時、事前の候補者名簿作成段階で、毛沢東と林彪はそれぞれ、自分の妻を政治局員に昇格させることに反対した。そのため、容易にはまとまらなかったが、毛沢東から名簿作りを任されていた周恩来は、毛沢東と林彪の反対にもかかわらず、江青と葉群の昇格を強く主張した。毛沢東も林彪も最終的には周恩来の主張を受け入れた。周恩来は毛沢東や林彪の「本心」を見抜いていたのである。その周恩来の妻も、夫の死後、政治局員になっている。

 江青と葉群が同時に政治局員だった期間は、1971年9月までの約2年半と短かった。葉群が林彪事件で、夫や息子らとともに亡くなったからである。

 今回、2人の女性が政治局員に選ばれた理由や背景は明らかでないが、中国共産党の歴史においては、きわめて異例なことなのである。

 もっとも、2人に増えたといっても、その割合は1割にも満たず、全党員に占める女性党員の割合である23%にも及ばない。党に限らず、政府や議会など政治の場において、男性が女性を数と比率で圧倒しており、地位が上にいくほど、その傾向が強くなっている。

 スイスの「世界経済フォーラム」は毎年、議員・閣僚の男女比などをもとに、「ジェンダー・ギャップ指数」の世界ランキングを発表している。男女差が小さいほどランクが上になる。中国は今年、69位で、日本は101位だった。両国ともなお男女差が大きいということである。中国や日本で、女性が党総書記や首相といった政治の最高ポストに就く日がやってくるのだろうか。(敬称略)=滋賀県立大学教授・荒井利明/フジサンケイビジネスアイ

4400チバQ:2012/12/12(水) 00:06:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121211/chn12121123440009-n1.htm
チベット族自殺多発で取り締まり強化 習近平氏への失望広がる
2012.12.11 23:43 (1/2ページ)
 【北京=矢板明夫】中国のチベット族居住地で最近、共産党の宗教弾圧に抗議し焼身自殺を図るチベット族の若者が急増する中、中国当局は自殺教唆容疑でチベット仏教の僧侶らを逮捕するなど、取り締まりの強化に乗り出した。習近平総書記による少数民族政策の改善を期待していたチベット族支援者の間で落胆の声が広がっている。

 国営新華社通信などによると、四川省と甘粛省で8日、20代のチベット族男性各1人と、青海省で9日夜、チベット族の10代の女子中学生が焼身自殺した。11月に28人が自殺を図ったが、12月はそれを上回るペースだという。

 民族問題研究家の阿部治平氏によると、チベット族の自殺の原因は、(1)当局の露骨な宗教介入への抗議(2)民族差別を受ける若者たちの進路の悩み−などが挙げられるという。

 しかし、共産党政権は自らの「少数民族と宗教政策に問題はない」(外務省報道官)と強調し、原因はチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世の指示を受けた僧侶らがあおった結果だと主張してきた。

 四川省の警察当局は9日、同省アバ・チベット族チャン族自治州のチベット僧(40)と、おい(31)を自殺教唆容疑で逮捕したと発表。チベット族の自殺で同容疑の逮捕者が出るのは異例だ。「今後、自殺者が出る度に僧侶が逮捕される可能性もある」と関係者の間で懸念の声が上がっている。

 チベット族の支援者によると、11月中旬に発足した習近平指導部に対し、民族の融和を期待する向きもあった。習氏はチベット騒乱を弾圧した前任者の胡錦濤前総書記(国家主席)と異なり、チベット族の間に嫌悪感がない。

 むしろ、父親の習仲勲氏には地方指導者だった1950年代、青海省でチベット族に融和的な政策をとった実績があることから、習氏とダライ・ラマ側との対話再開を楽観する支援者さえいた。

 しかし、今回の僧侶らの逮捕により、胡錦濤時代の宗教弾圧を継承したことが判明した。チベット族の間で失望が広がりつつある。

4401チバQ:2012/12/12(水) 23:23:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121212/kor12121219440023-n1.htm
1週間後に大統領選控えた韓国 対北政策が重要争点に
2012.12.12 19:40 (1/2ページ)[核・ミサイル事情]

 【ソウル=加藤達也】韓国は19日の大統領選挙まで、12日で1週間となった。このタイミングでの北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射について「大統領選各候補の安全保障観や危機管理能力に対する関心が高まってきた」「ミサイル発射への対応や対北政策が選挙の争点としての重みを増した」(聯合ニュース)との見方が出ている。

 一騎打ちの接戦を展開している保守系与党セヌリ党の朴(パク)槿恵(クネ)候補(60)と左派系の最大野党民主統合党の文(ムン)在寅(ジェイン)候補(59)は12日の遊説で早速、北朝鮮のミサイル発射について、それぞれの見解を表明した。

 両候補はともに、発射が国連安全保障理事会の決議に違反すると述べたが、対応をめぐっては温度差が出た。

 朴候補は「(北朝鮮のミサイル発射は)韓国のみならず、世界に対する挑発だ」と北朝鮮を正面から非難した。その一方で、「(韓国の)安保が脆弱な場合もある」と暗に北朝鮮に対する融和路線を主張する候補を批判。「(北朝鮮から国を守るという)確実な国家観を持った勢力を選択してほしい」と自身への支持を訴えた。

 一方、文候補はミサイル発射について「韓(朝鮮)半島の平和を脅かす行為は断固反対だ」とし、北朝鮮に対し「国際社会の責任ある一員として行動することを促す」と述べた。その半面で「国家安保問題を選挙に悪用してはならない」と主張し、間接的に朴候補や保守勢力を批判した。

 文候補は公約で北朝鮮との融和路線を強調しているが、朴候補側が「北朝鮮と対峙する国家観」を強調することにより、自らの対北朝鮮政策に“弱腰”の印象を植え付けられることを警戒している。文候補陣営は今後、李明博政権の「対北強硬政策」が北朝鮮の挑発を誘導したとする批判を強め、今回のミサイル発射を自陣営に有利に作用させることが考えられる。

4402チバQ:2012/12/12(水) 23:24:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121212/kor12121219190022-n1.htm
立ち後れにいらだつ韓国 ロケット失敗、ミサイルは制限
2012.12.12 19:19 (1/2ページ)[核・ミサイル事情]
 【ソウル=黒田勝弘】韓国は北朝鮮の「長距離弾道ミサイル発射成功」に表面的に平静を保ってはいるが、内心はかなりいらだっている。というのも、ロシアの支援を受けた韓国の大型ロケットは打ち上げ失敗を繰り返し、3度目の正直だった11月の打ち上げも直前に故障で延期になったままだからだ。

 さらに兵器の弾道ミサイルは共同防衛体制を担う米国との協定で射程が800キロまでに制限され、北朝鮮に比べると“威力”は8分の1に過ぎない。

 北朝鮮の核開発に加えた執拗な長距離弾道ミサイル開発は韓国の対抗心理を確実に刺激しつつある。世論はロシアや米国に依存する現状に不満が募っており、国力に見合った独自開発を求める声が高まるのは避けられない。宇宙開発や軍備をめぐる南北の競争が激化しそうだ。

 韓国の宇宙開発は、人工衛星はすでに数多く打ち上げられ実用化している。しかし、韓国の衛星としては最重量の1トン級の実用衛星を今年、日本のロケット(H2)で打ち上げたように、韓国独自のロケットによる打ち上げにはまだいたっていない。

 そこでロシアと共同でロケット開発を進めきたが、2009年8月、10年6月と2回の打ち上げに失敗。今年も10月から11月にかけ打ち上げを目指したが延期となった。現地からの中継で多くの国民が見守るなか、発射予定16分前に中止され世論の失望は大きかった。

 一方、ミサイルの方は「米韓ミサイル指針」によって韓国軍のミサイルは射程300キロまでと大幅に制限されていたが、米国との話し合いの結果、今年10月、指針改定に合意。やっと射程800キロまで可能となった。

 ただ、射程は短距離ミサイルの域を出ず、韓国からは中部以北で発射した場合のみ辛うじて北朝鮮全域が射程に入る。北朝鮮はすでに射程6000キロ以上の長距離ミサイルを開発中で、今回も3000キロ以上飛んだものとみられている。

 韓国の経済力(国内総生産・GDP)は北朝鮮の約40倍。にもかかわらずロケットやミサイル開発では北朝鮮に後れをとっていることになり、国民の欲求不満は強い。

4403チバQ:2012/12/13(木) 22:59:33
http://mainichi.jp/select/news/20121214k0000m030041000c.html
韓国大統領選:朴候補わずかに優勢 文候補が猛追
毎日新聞 2012年12月13日 19時18分(最終更新 12月13日 19時29分)


ソウル市内の投票所で韓国大統領選の不在者投票をする兵士ら=2012年12月13日、AP
拡大写真 【ソウル澤田克己】韓国大統領選で韓国メディアは13日付で一斉に世論調査を発表した。与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補がわずかに優勢を維持しているものの、最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補が出馬辞退した安哲秀(アン・チョルス)氏の支援を受けて猛追する展開になっている。

 19日の投開票を前に13日、不在者投票が始まった。14日まで。19日に投票できないと事前申告した108万人余が対象で、07年の前回に比べて33.9%増えた。今回から実施された船上投票は11日から一足早く始まった。

 一方、韓国の公選法は投票6日前(13日)以降の世論調査結果の公表を禁じており、今回が最後。SBSテレビでは朴氏が48.9%で42.1%の文氏に6.8ポイントのリードをしているが、文化日報では朴氏42.8%、文氏41.9%とほぼ横一線。他メディアの調査では朴氏が3ポイント前後のリードとの結果が多いが、差は縮まりつつある。

 安氏は7日から、文氏支援のため街頭に出ている。文氏への投票を訴えるというより、「新しい政治を実現するために必ず投票を」と呼びかける独特のスタイルだが、「徐々に効果が出てきている」(文陣営関係者)という。文陣営は「逆転が見えてきた」と意気込み、朴陣営は「接戦になりそうだ」と警戒心を強めている。

 一方、大統領選期間中での北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射となったが、選挙戦に大きな影響を与えないという見方が強い。この日の候補者らの遊説でも特に大きく取り上げられなかった。

4404チバQ:2012/12/13(木) 23:02:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121213/kor12121320040009-n1.htm
朴氏を文氏が猛追、大接戦 安氏の支援奏功
2012.12.13 20:04
 【ソウル=加藤達也】韓国の大統領選挙は19日の投開票まで1週間を切った。各メディアが13日に伝えた世論調査では、保守系与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補(60)が左派系最大野党民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補(59)を僅差でリードしているものの徐々に差を縮められる展開で、大接戦の様相となっている。

 韓国では公職選挙法により世論調査結果の公開に制限があり、13日以降に実施した世論調査は公表できない。過去には公表可能な最後の世論調査で優勢が伝えられた候補が当選している。

 ただ、12日までの各種世論調査では、両者の支持率はいずれも40%台で、調査機関のリアルメーターによると、48%の朴氏に対して文氏が47・5%と肉薄。ほかの調査でも差は最大で6・8ポイントとわずかで、「文氏の猛追が目立つ」(民主統合党関係者)。

 結果について文氏の陣営では出馬を取りやめた安哲秀(アン・チョルス)氏(50)が文氏支援を本格化した効果が出ているとみている。

 中央選挙管理委員会による投票への意識調査によると、79・9%が投票に「必ず行く」と回答し、前回選挙前の同時期(67・0%)よりも大幅に上昇。実際の投票率も前回の63・0%を上回る公算が大きい。

 投票率が高くなるほど若年層の投票が増えるのが一般的だ。この層は非保守系候補を支持する傾向があり、選挙結果への影響が注目される。

4405チバQ:2012/12/13(木) 23:07:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012121300838
国情院に世論操作疑惑=野党が告発、情勢に影響も−韓国大統領選
 【ソウル時事】19日に韓国大統領選の投開票が迫る中、情報機関の国家情報院(国情院)が、最大野党・民主統合党の文在寅候補をインターネット上で中傷するなど、組織的な世論操作を行っていた疑惑が浮上した。事態の推移が終盤情勢に影響を与える可能性がある。
 民主統合党は11日、内部情報として、国情院が2011年11月から院内に約70人から成るチームを組織し、政治的懸案について野党を批判する書き込みをさせていたとの疑惑を提起。20代の女性職員を警察に告発した。11日夜には党職員が選管、警察と共に女性職員の住むマンションに押し掛け、ドアを「開けろ」「開けない」の押し問答となった。
 民主統合党は証拠を示しておらず、国情院は世論操作疑惑を全面否定。与党セヌリ党の朴槿恵候補は13日の遊説で「民主統合党は、何の罪もない国情院の女性職員を人質にしている。証拠があるなら提出せよ」と非難した。与党側は、民主統合党が女性職員を尾行、監視していたことも「人権侵害」と批判している。(2012/12/13-19:22)

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4406チバQ:2012/12/14(金) 21:34:05
http://mainichi.jp/select/news/20121215k0000m030087000c.html
韓国大統領選:激戦地・釜山で朴、文両候補が対決
毎日新聞 2012年12月14日 20時55分(最終更新 12月14日 21時20分)

韓国南部の釜山で大雨の中演説する与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補=2012年12月14日、ロイター
拡大写真 【釜山(韓国南部)・米村耕一】19日投開票の韓国大統領選は14日、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補(60)と最大野党、民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補(59)の両者が、戦略的な激戦地、韓国南部釜山(プサン)市入りし、市民や支持者らを前に「直接対決」した。

 釜山は従来、保守系が強くセヌリ党の地盤とされる。しかし、文候補の出身地でもあり民主統合党がセヌリ党の基盤を少しずつ切り崩しつつあるのが現状だ。周辺地域を合わせると600万を超える有権者を抱える釜山地域で、朴氏が優位を守りきるかどうかは、選挙結果に大きな影響を与えると見られている。

 この日の釜山地域は「豪雨注意報」が出る大雨。両陣営は共に市内のほぼ中心部に位置する繁華街を演説会場に設定した。先に現場に入った朴候補が全国的な公約と共に「(地元の)市場の国際的な観光地化の推進」など地元密着型の政策をアピールすると、ずぶぬれになっていた熱狂的な支持者たちが歓声を上げた。

 一方、約2時間遅れでほぼ同場所で演説した文候補は、韓国各紙の世論調査で朴候補を猛追していることを強調。「私が前に出ている調査もあるのは、皆さんも見たでしょう。必ず勝ちます」と、追い風ムードの加速を狙った。

 朝鮮日報が14日に報じた釜山地域の世論調査では朴候補が58.9%、文候補が33.1%だった。しかし、朴陣営の地元区議、チェ・ボングク氏は「すでに6対4まできたと見ている。非常に警戒している」と語った。一方、追う立場の文陣営は意気が上がっている。文陣営のソン・マンジョンさん(51)は「目標は45%。ただ、釜山地域で40%を超えれば全国で勝てる可能性が高く、すでに良いムードだ」と自信を見せた。

 こうした背景について、地元区議の一人は「安哲秀(アンチョルス)氏の辞退直後は、文陣営内部がぎくしゃくしていたが、最近になってエンジンがかかってきたようだ」と解説。実際、釜山地域でも文候補の支持拡大の動きが目立ってきているという。

4407チバQ:2012/12/14(金) 21:40:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121213-00000106-jij-kr
韓国大統領選、大接戦に=投票率が左右か―朴氏やや優勢、文氏激しく追い上げ
時事通信 12月13日(木)17時45分配信

 【ソウル時事】19日投開票の韓国大統領選まで1週間を切り、13日以降に実施した世論調査は公表が禁じられる。公表可能な最後の世論調査では、いずれも与党セヌリ党の朴槿恵氏がやや優勢なものの、最大野党民主統合党の文在寅氏が徐々に差を縮めており、大接戦の様相。李明博氏(現大統領)の圧倒的優位で投票日を迎えた前回2007年の選挙より投票率が上がると予想されており、結果を左右しそうだ。
 12日までに行われた各世論調査では、両者の支持率は40%台で、差は0.5〜6.8ポイント。ほとんどの調査で文氏が差を縮めており、出馬辞退した安哲秀氏が先週後半から文氏への支援に乗り出した効果が表れ始めたもようだ。年代別では、20〜30代では文氏が、50〜60代では朴氏がそれぞれ圧倒的優位で、40代で両者が接戦を演じている。

4408チバQ:2012/12/16(日) 17:10:02
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121215-OYT1T00871.htm
遊園地総局・大量餓死…正恩氏、成果乏しき1年

北朝鮮
 【ソウル=門間順平】北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記が死去してから、17日で1年。


 後継者の金正恩(キムジョンウン)第1書記は、事実上の長距離弾道ミサイル発射で権威の誇示を図ったものの、国民生活の向上や政権基盤固め、対外関係の確立などでは具体的な成果はなく、課題が山積している。

 「我が国の総合的な国力の一大誇示だ」――。15日の北朝鮮国営メディアによると、正恩氏は北西部・東倉里(トンチャンリ)の発射場を訪ねて科学者や技術者をねぎらい、金日成(キムイルソン)主席と金総書記の遺体に「(発射を)報告しよう」と語った。14日には平壌で15万人規模の祝賀集会を開催。しかし、国際社会の反発を覚悟で発射を強行したこと自体、体制の基盤が依然不安定で、何らかの成果を打ち出すのを迫られていたと言える。

 正恩氏は4月の金主席生誕100年記念日に行った初演説で、「人民が二度とベルトを締め付けない(飢えない)ようにする」と述べ、改革に意欲的と期待された。6月末に発令したとされる「新経済管理改善措置」では、農業分野の改革を打ち出し、農家は収穫の7割を国家に納めれば、残り3割を自由に処分できると見込まれていた。

 ところが、北朝鮮消息筋によると、実際には全量を国に納め、3割相当分の現金を還元する形となり、国に納めた農作物の多くは軍に回って市場に出ず、穀倉地帯とされる南西部・黄海道(ファンヘド)で大量の餓死者を生むという悲惨な結果となった。

 一方で、5月には全国の遊園地を管理する「遊園地総局」を新設。韓国メディアによると、党の古参幹部の間からは「子どもが現実を知らずに好き勝手にやっている」との不満が漏れている。ミサイル発射への住民の反応も、「食べていくのが精いっぱいで、関心がない」と冷ややかだと消息筋は話す。

(2012年12月16日16時16分 読売新聞)

4409チバQ:2012/12/17(月) 20:03:12
http://mainichi.jp/select/news/20121218k0000m030040000c.html
北朝鮮:正恩体制に失望感 金総書記死去から1年
毎日新聞 2012年12月17日 19時31分(最終更新 12月17日 19時47分)


平壌市内で行われた金正日総書記の追悼大会終了後、会場を去る金正恩第1書記(右端)=2012年12月16日、AP
拡大写真 【ソウル米村耕一】北朝鮮は17日、金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去から1年の節目を迎えた。朝鮮中央テレビによると、北朝鮮各地で同日正午、追悼のサイレンが鳴り、国民は3分間黙とうした。後継で第1書記の金正恩(キム・ジョンウン)氏による体制に対し、国内外で大胆な改革を期待する声が高まっていたが、1年たっても動きはなく失望感に変わりつつある。金第1書記は総書記の遺訓とされた事実上の長距離弾道ミサイル発射実験を強行して国威発揚を図るなど求心力アップに懸命だ。

 金第1書記は17日、李雪主(リ・ソルジュ)夫人とともに金総書記と金日成(キム・イルソン)国家主席の遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽(クムスサンテヤン)宮殿の開館式に出席した。

 北朝鮮の国営メディアは今年初めから、金第1書記の「親しみやすさ」をアピールする写真や映像を数多く報道してきた。「身分を隠して一兵卒として軍務についていた」「予告なしに現地視察をするので実情をよく分かっている」など、金第1書記が市民生活の苦しさを知っているとの内部教育も盛んに推進した。今春ごろから「経済管理体制の改善」と称する経済改革の一部に着手したとされ、国民の間で「秋には中国のような改革開放に向かう可能性もある」との期待が広がった。

 だが、秋になっても大規模な経済改革策が発表されることはなく、試験的に実行に移された政策も国民が変化を実感できるものではなかった。中朝貿易関係者によると、金第1書記の下での経済改革について、平壌市民の間でも「結局は方向性が定められない状態だ」との意識が広がりつつあるという。

 金第1書記は10〜11月、秘密警察である国家安全保衛部を相次いで訪問した。また11月下旬には司法・検察部門の幹部らに「不純な敵対分子の動きを徹底的に制圧、粉砕しなければならない」と指示する書簡を送った。市民が当初、金正恩新体制に抱いていた期待感が薄れ、かわりに失望感が広がり始めている状況があり、これに北朝鮮指導部が強い危機感を抱いているとみられる。

 一方、金第1書記は朝鮮人民軍幹部人事に積極的に手をつけているようだ。後見役とされていた李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長を7月に粛清。韓国紙の報道によれば最近、金正角(キム・ジョンガク)人民武力相も解任された。これらの人事は、金第1書記が軍を十分に掌握していることの証左とする見方が強い。

4410チバQ:2012/12/17(月) 20:05:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121217/kor12121719350005-n1.htm
僅差の接戦で19日投開票 支持動向に極めて敏感に
2012.12.17 19:32 (1/2ページ)

韓国大統領選で、テレビ討論を前に握手する野党民主統合党の文在寅候補(左)と与党セヌリ党の朴槿恵候補=16日、ソウル(代表取材=共同)
 【ソウル=加藤達也】韓国大統領選挙は19日、投開票を迎える。保守系与党セヌリ党の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)候補(60)と左派系野党民主統合党の文(ムン)在(ジェ)寅(イン)候補(59)の事実上の一騎打ちで、朴氏が優勢を維持、これを文氏が猛追しているもようだ。選挙戦最終盤を迎え、両陣営は有権者の支持動向に極めて敏感になっている。

 公職選挙法上、公表が許された最後の各種世論調査では、支持率の差は0・5〜6・8ポイントだったが、その後の情勢では、文氏がさらに肉薄したとされる。各陣営は非公表の調査結果に基づき「極めて混とんとした状況に突入した」(セヌリ党筋)、「寸分の手抜かりも許されない」(民主統合党筋)とみている。

 両候補は16日夜、3回目となる最後のテレビ討論に出演。教育や治安など社会問題について激しい論戦を展開した。ところが、討論6時間前に親北・左翼のミニ政党である統合進歩党の李(イ)正(ジョン)姫(ヒ)候補(42)が突然、選挙戦からの降板を表明した。世論調査では李氏の支持率はわずか0・7%(東亜日報)で、選挙の大勢に影響はないはずだが、僅差の接戦の状況下、「李氏の票の行方に結果的に極めて重大な意味が出てくる可能性もある」(大手シンクタンク幹部)。

 李氏は1回目の討論会の際、朴氏に対して「あなたを落とすために来た」と“宣戦布告”しており、選挙戦の行方はさらに予測困難となった。

 朴、文両氏は選挙戦最後の土曜日の15日、ソウル市内でそれぞれ大規模な遊説を行ったが、演壇には、文氏と政権交代で“共闘”する安(アン)哲(チョル)秀(ス)氏が登場。聴衆の大歓声を受け、追い上げへの勢いを見せた。

 激戦が続く中、両陣営は相手候補への非難中傷合戦も展開している。文氏陣営は、情報機関、国家情報院の女性職員がネットに文氏を中傷する書き込みをしていたとする問題を「組織的謀略」として警察に訴えた。しかし、警察は「書き込みの痕跡はなかった」と発表。文氏陣営がこれに激しく反発するなどの騒動も起きている。

4411チバQ:2012/12/17(月) 20:07:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2012121701138
対日関係、争点ならず=韓国大統領選、19日に投票
 【ソウル時事】19日投開票の韓国大統領選まで残り2日。与党セヌリ党の朴槿恵候補と最大野党民主統合党の文在寅候補が終盤に入り、過去に例を見ない大接戦を演じている。今年は島根県・竹島や歴史問題をめぐり日韓関係が悪化したが、選挙戦の争点とはならなかった。
 日本との歴史・領土問題に対しては、両候補とも公約で「断固対応する」と厳しい姿勢を示している。
 ただ、遊説では取り上げられず、4日のテレビ討論でも「日本の正しい歴史認識が必要だ。過去を超え、未来を見据える幅広い思考も重要だ」(朴氏)。「未来志向的関係に発展させるが、歴史に関しては断固として対応する」(文氏)と一言述べ合っただけだった。 
 日韓関係は8月の李明博大統領の竹島上陸を機に一気に悪化した。ただ、その後、日本側が準備に入った国際司法裁判所(ICJ)への単独提訴を先送りするなど、互いに刺激を避けている。
 東北アジア歴史財団の郭真吾研究委員は「韓国の政治家にとり現在の対日関係は敏感過ぎる問題。日本に良いことを言っても、悪いことを言っても攻撃材料となる恐れがあるので、なるべく何も言わない」と指摘する。
 韓国の歴代政権は、発足直後は日本との関係強化に力を入れてきており、両候補も同様の方針とみられる。郭氏は「自分たちからは言いにくいが、韓国側も対日関係を改善させたいと思っている」と語った。(2012/12/17-17:11)

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4412チバQ:2012/12/17(月) 20:11:13
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012121790104433.html
韓国大統領選の第3野党候補、出馬取りやめ 
2012年12月17日 10時44分

 【ソウル=辻渕智之】19日の韓国大統領選を前に、革新系第3野党・統合進歩党の李正姫(イジョンヒ)候補(42)が16日、出馬を取り下げた。李氏の支持率は世論調査でわずか1%前後だが、同じ革新系の最大野党・民主統合党、文在寅(ムンジェイン)候補(59)に支持票が動いて有利に働く可能性がある。

 李氏は会見で「改革勢力が力を合わせて政権交代を実現せよという国民の熱望を果たすため」と述べた。

 李氏の辞退で、16日夜の最後のテレビ討論会は初めて文氏と与党セヌリ党の朴槿恵(パククンヘ)候補(60)だけの対決に。朴氏には「一対一の議論が苦手」との評価もあり、李氏が文氏を援護射撃した形となった。

(中日新聞)

4413チバQ:2012/12/17(月) 21:04:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121217-00000099-mai-kr
<韓国大統領選>地域対立より世代差 2候補支持に濃淡
毎日新聞 12月17日(月)20時37分配信

 【ソウル米村耕一】韓国大統領選が19日に投開票される。大接戦を展開する保守系与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補と最大野党、民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補は最終盤の17日、ともに大票田のソウル首都圏を中心に各地を遊説した。今回の選挙では従来の地域対立の色合いが薄まる一方、世代間で支持に濃淡が出ている。特に若年層の支持が多い文氏陣営は、若者の投票率アップを狙う戦略に注力している。

 韓国では伝統的に、韓国南東部の慶尚道(キョンサンド)が保守系、南西部の全羅道(チョルラド)が民主統合党など進歩系の支持基盤で、過去の選挙戦は地域対立の様相を呈してきた。

 だが今回は、釜山(プサン)を含む慶尚道地域でも若い世代に文氏支持が浸透している。地元紙記者は「若い世代は(保守系の)現政権は自分たちに何もくれなかったとの意識が強い」と解説する。文氏は、自身が仕えた故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領と共に釜山近郊出身であるためだ。

 逆の現象も起きている。進歩系の支持が高い全羅道でも「田舎にいけば、お年寄りの中には『朴氏がいい』という人が意外に多い(民主統合党職員)」という。

 一方、今回の選挙では、世代間対立も注目を集める。韓国紙・朝鮮日報が14日に報じた世論調査では、20〜30代の6割弱が文氏支持、50〜60代は6割強が朴氏支持と答えた。

 出馬辞退後、文氏支持に回った安哲秀(アン・チョルス)氏も投票率アップを呼びかけて文氏を側面支援する。16日午後、安氏はソウル市内の繁華街で支持者との集会に出席し、「投票しなければ、政治が国民を恐れない。周囲の人にも必ず伝えてほしい」と呼びかけた。

4414チバQ:2012/12/18(火) 22:39:40
http://mainichi.jp/select/news/20121219k0000m030056000c.html
韓国大統領選:19日投開票 朴氏、文氏が大接戦 
毎日新聞 2012年12月18日 20時03分(最終更新 12月18日 20時20分)


韓国大統領選に立候補した朴槿恵(左)、文在寅両候補のポスターに目を留める男性=ソウルで2012年12月17日、AP
拡大写真 【ソウル澤田克己】韓国大統領選は19日、投開票される。与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補(60)と、最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補(59)による事実上の一騎打ち。当初は朴氏が若干リードしていたが、出馬を辞退した無所属の安哲秀氏(50)の支持を得た文氏が終盤にかけて激しく追い上げ、現在はほぼ横一線に並んでいる。朴氏は高齢層、文氏は若年層を中心にそれぞれ支持を広げており、投票率が勝敗を分けるカギとなりそうだ。

 選挙戦最終日の18日は、朴氏が南部・釜山から中部・大田を経てソウルへと北上するルートで遊説。文氏はソウルから大田、南東部・大邱を経て釜山へと南下した。

 首都圏は有権者の半数が集中する大票田。釜山はセヌリ党の伝統的地盤だが、文氏の地元でもあり、両氏は最後まで激しい攻防を繰り広げた。

 朴氏は釜山駅前の集会で、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の側近として大統領秘書室長を務めた文氏を念頭に、「野党が主張する政権交代は、失敗した盧政権に戻るということ」と批判。国民生活に直結する雇用政策や福祉政策に力を入れて「時代交代」を成し遂げると約束した。

 一方、文氏はソウル駅前の集会で、「国民の苦労を一緒に分かち合える政府を作りたい」と強調。「投票率が高ければ(若者層に強い)私の勝ちだ」と訴え、「友人や家族、両親ら、皆に声をかけて」と呼び掛けた。

 韓国紙・朝鮮日報が14日に報じた世論調査(12日実施)では、30代以下の6割弱が文氏、50歳以上の6割強が朴氏を支持している。一方、40代の支持率は両者とも40%台で、同調査では文氏がやや有利となったが、別の調査では朴氏優勢となるなど拮抗(きっこう)している。

 有権者は19歳以上の約4053万人。このうち30代以下は約1549万人で、50歳以上は約1622万人。これまでの大統領選では30代以下の有権者の方が多かったが、少子高齢化の影響で、今回は50歳以上が初めて30代以下を上回る。

 聯合ニュースは18日、中央選管による事前の意識調査を基にした推測として、投票率は70%前後との見通しを伝えた。政界ではこれを大きく下回るなら朴氏が有利、大きく上回るなら文氏有利との見方が多い。今回と同じような接戦となった02年の大統領選は、70.8%だった。


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