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大中華世界的話題

4384チバQ:2012/12/09(日) 23:00:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121208/chn12120800090000-n1.htm
中国・温家宝首相「最後の大仕事」? 腐敗の温床、鉄道省解体に意欲
2012.12.8 00:03 (1/2ページ)[中国]

 【北京=矢板明夫】高速鉄道の建設などを管轄する中国の鉄道省が、来春の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)で、交通省に吸収合併される可能性が浮上している。多くの有力政治家の庇護(ひご)を受け、巨大利権を背景に独立王国を築いた鉄道省は、「腐敗の温床」と指摘されてきた。今度の全人代で引退する温家宝首相が、「最後の大仕事」として鉄道省解体の強い意向を示しているという。

 中国紙、「21世紀経済報道」によれば、鉄道省の高官が同紙に対し、「来年の省庁再編で鉄道省の歴史が終わってしまうかもしれない」と認めたという。

 鉄道省を交通省に吸収合併させる構想は1990年代後半以降、何度も浮上しては消えた。2011年7月に浙江省温州で起きた高速鉄道事故の際にも、鉄道省関係者が人命救助よりも証拠隠滅を図るなどずさんな対応をしたため、国内外から厳しく批判された。温首相は当時、「同省解体案を検討するように」と国務院に指示したが、党内の強い抵抗で実現できなかった。

 鉄道省は、戦争に備えて軍隊や武器などを運ぶ役割を果たすことから、1960〜70年代に「準軍事部門」の扱いを受けた政府内でも特殊な組織だった。今でも警察、検察、裁判所といった独自の部署を省内に保有している。

 改革開放以降の経済成長に伴い、物流の重要性が高まったため、万里氏、丁関根氏ら当時の最高実力者、トウ小平氏の側近が鉄道省のトップに就くことが多く、省の力と権益は拡大を続けた。近年は、高速鉄道の建設ラッシュによる財政支出で巨大な利権ネットワークが形成され、江沢民前国家主席に近い政治家たちが同省を牛耳るようになった。

 「省庁数を減らして行政効率を高める」ことを持論とする温首相は来春引退するが、その前に「鉄道省と交通省の合併を実現させ、省庁再編の道筋を付けたい」(中国筋)ようだ。

 香港メディアによれば、温首相が主導する省庁改革案は来年2月に開かれる党中央委員会総会に提出され、3月の全人代で審議されるという。しかし党内には鉄道省OBを中心に合併反対派が依然多い。同案が予定通り提出されるかどうか流動的な側面もある。


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