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大中華世界的話題

4328チバQ:2012/11/24(土) 11:01:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121123/chn12112323280004-n1.htm
「反薄煕来派」地方で台頭 重要ポストに抜擢、復権阻止狙う
2012.11.23 23:27 (1/2ページ)
 【北京=矢板明夫】習近平総書記をトップとする中国共産党の新指導部は、23日までに主要な地方指導者などの人事を発表、今春に失脚した薄煕来・元重慶市党委員会書記のかつての“政敵”らが相次いで重要ポストに抜(ばっ)擢(てき)された。一連の人事は胡錦濤前総書記(国家主席)が退任前に決めたとみられ、薄氏の政治的復権を完全に阻止する狙いがある。習総書記、胡前総書記、江沢民元総書記各派の政治闘争はなおも続いている。

 最も注目された人事は、孫春蘭氏が天津市党委書記に就任したことだった。北京、上海、天津、重慶の4直轄市で初めて女性のトップとなった孫氏は、薄氏と犬猿の仲だったためだ。

 2001年、遼寧省長に転出する薄氏の後任として大連市党委書記に就いた孫氏は、転出後も大連市の人事に口を出し続けた薄氏に反発、2人は激しく対立した。党関係者によれば、紡績工場で勤務した経験のある孫氏を「紡績女工のくせに調子に乗るな」と薄氏が面罵したこともあったという。孫氏はその後、福建省党委書記などを歴任、今回政治局員にも選出された。

 また、四川省党委書記に就任した王東明氏も遼寧省時代の薄氏の同僚だ。しかし薄氏に嫌われ、中央機構編成委員会弁公室主任という閑職に飛ばされた経験を持つ。政治的に再起不能ともいわれたが、今回、中南部の最大省、四川省のトップに返り咲いたことは党幹部の間で話題となった。

 さらに、薄氏が04年から07年まで商務相を務めたときの部下、于広洲元商務次官も、中央委員に抜擢された。商務相への就任が取り沙汰されている。于氏も薄氏との不仲が知られた人物だ。

 これらの人事は胡錦濤派が主導したとされる。薄氏を最も嫌う幹部たちを重要ポストにすえることで、党内で薄氏の復活を求める動きがあっても、彼らが率先してその芽をつぶすことを期待した人事だと共産党筋は指摘する。

 薄氏の身柄はすでに司法機関に送られた。だが、党内で薄氏の厳罰を強く主張しているのは胡氏周辺だけで、習近平総書記の態度は曖昧という。江沢民派など薄氏を支持する勢力も依然として党内で力を持つ。

 国民の一部では、毛沢東の政治手法をまねて、汚職官僚を厳罰に処し「格差是正」を強調してきた薄氏の人気が高い。9月の反日デモの際には、毛沢東の写真を掲げて「薄氏を人民に返せ」と叫ぶデモ隊も見られた。

 民間の薄氏人気と党内の薄氏を支持する勢力が一緒になれば、薄氏が厳罰を免れ、かつての●(=登におおざと)小平のように復権を果たす可能性も否定できない。胡派が最も恐れるのもこうした事態だ。


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