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法学論集

1とはずがたり:2005/03/29(火) 14:02:24
憲法や政治思想・安保論など以外の政治・法学関連スレです。判決・刑事事件等扱います。

=関連スレ=
憲法スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1061910652/l100
国際関係・安全保障論
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l100
政治思想総合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/l100

2319チバQ:2015/09/01(火) 20:52:11
 5代目山口組時代には最大勢力として、人事などでも優遇されてきたが、平成17年7月に弘道会出身の篠田建市(通称・司忍)組長による6代目山口組体制が発足すると、徐々に弘道会系に影響力を奪われていった。

 「『弘道会支配』への反発はかなり前からあった」と解説するのは山口組系組幹部。「今回の分裂も、創業時から神戸市にあった山口組総本部を名古屋市に移転するという話が流れたことが発端だとする説もある」という。

 20年には執行部に不満を持つ勢力が集まるなどする動きもあったが、執行部に事前に察知され、複数の組幹部が処分されるなど、分裂寸前の騒動も起こっている。

「山一抗争」は参考にならず 新組織との並列状態続く可能性も

 捜査関係者や組関係者の間では、9月1日に開かれる山口組の定例会で、どの組織が欠席するかに注目が集まっている。

 ただ、捜査関係者は「定例会に出た後に離脱する組織がいてもおかしくない。山健組側もいつどこに集合するのか、集合したのが分かったとしても、内部で何が話し合われたか、真相が最後まで明らかにならない場合すらあり得る」と分析する。

 昭和59年から平成元年まで続いた山一抗争では、山口組から脱退した組織が「一和会」を結成したが、山口組側の切り崩し工作にあい、一和会からの離脱が続出。最終的に平成元年に解散して抗争は終結している。

 ただ、警察幹部は「今回は後継争いでないため、山一抗争が参考になるとは思えない」と指摘。暴対法の改正など法規制が強化されたことで、「抗争事件を起こすハードルは極めて高いし、防がなければならない」とした上で「最終的に山口組と新組織が並列する状況が続く可能性もある」との見方も示している。

2320チバQ:2015/09/01(火) 20:54:27
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150901/dms1509011140006-n1.htm
山口組分裂 東京で代理戦争突入か 脱退する山健組組長は住吉会最高幹部と昵懇 (1/2ページ)
2015.09.01


山口組と東京の指定暴力団【拡大】

 国内最大の指定暴力団、篠田建市(通称・司忍)6代目組長率いる山口組(神戸市)の分裂騒動で、首都・東京の「暴力団勢力図」にも異変が起きる可能性が浮上してきた。山口組を脱退する山健組の組長は、山口組に次ぐ勢力を持つ指定暴力団住吉会(東京都)の最高幹部と「兄弟盃」を交わす親密な関係が指摘されているのだ。脱退組が結成する新組織には、こうした他組織の参加もささやかれており、巨大な資金源をめぐって全国の暴力団がしのぎを削る東京でも山口組分裂の影響は避けられない情勢だ。

 脱退する山健組などの直系組織(2次団体)の組長らが結成する新組織は象徴の代紋について、山口組と同様に「山」の文字を菱形にあしらった「山菱」を使用する見通しで、「神戸山口組」など「山口組」が入った名称にすることが検討されている。

 新組織は山口組から脱退した関西の直系組織が中心だが、今後どのような組織が加入するのか。九州や中国地方の非山口組系暴力団も参加するという情報もあるが、警察当局が警戒するのは、東京に拠点を置く主要暴力団の動きだ。

 ある捜査関係者は「最大の注目は、第2位の勢力を持つ住吉会と、第3位の稲川会の動向だ」と指摘し、こう続ける。

 「住吉会と山口組は敵対関係にあったが、脱退する山健組の組長が、住吉会の最高幹部とは『兄弟盃』を交わすなど、昵懇(じっこん)の間柄にあるのはよく知られている。個人的なつながりが非常に深いため、今回の分裂が住吉会にどう影響するか。ただ、いつ沈むかもしれない船に乗ることはないだろう」

 稲川会はどうなるのか。別の捜査関係者は「住吉会と違って稲川会は山口組3代目組長時代から友好関係にある。現在の稲川会ナンバー2は山口組の主流派となった弘道会幹部とも兄弟分にあり、稲川会は、山口組につくとの見方が大半だ。ただ、稲川会は4年前に傘下組織が内紛で分裂しており、分裂組織や山健組に近いとされる組織が脱退組に流れる可能性も捨てきれない」と指摘する。

 山口組の分裂騒動は大きな衝撃を与えたが、山口組関係者によると、分裂の可能性がささやかれ始めたのは8月初旬。同時期に行われた組行事に騒動の中心にいる山健組や宅見組のトップらが欠席したことから「組が割れるかもしれない」との情報が出回ったという。当初は事態の収拾を楽観視する声が多かったものの、空気が一変したのは、8月中旬ごろのことだった。

 「『割れるかもしれない』から『割れる』という話に変わった。同時に、幹部から『敵対組織の関係先には近づくな』というお触れも出たことで緊張感が一気に高まった」(山口組関係者)

 すでに一部の団体が「銃撃対策として組事務所に鉄板を設置するなど、抗争に備える動きもみられる」(同)といい、一触即発のムードも漂い始めている。

 神戸に本拠を置く山健組と名古屋で勢力を張る弘道会との対立の構図が鮮明となった山口組の内紛劇。捜査関係者は関西だけでなく、首都圏での影響は避けられないとみている。

 捜査幹部は「都内には弘道会や山健組傘下の3次団体や4次団体が多く進出している。シマが近接している組織も多い。小競り合いはあちこちで起きるはずだ。他組織も巻き込み、名古屋vs神戸の代理戦争に発展する可能性もある」と動向を注視している。

2321とはずがたり:2015/09/01(火) 21:26:17
【山口組分裂】熾烈な情報戦、分裂の行方は「ふた開けないとわからない」…注目は9月1日の山口組定例会
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%B5%84%E5%88%86%E8%A3%82%E3%80%91%E7%86%BE%E7%83%88%E3%81%AA%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%88%A6%E3%80%81%E5%88%86%E8%A3%82%E3%81%AE%E8%A1%8C%E6%96%B9%E3%81%AF%E3%80%8C%E3%81%B5%E3%81%9F%E9%96%8B%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8D%E2%80%A6%E6%B3%A8%E7%9B%AE%E3%81%AF%EF%BC%99%E6%9C%88%EF%BC%91%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%B5%84%E5%AE%9A%E4%BE%8B%E4%BC%9A/ar-AAdNDGB#page=2
産経新聞 23 時間前

 事実上の分裂状態に陥った国内最大の指定暴力団「山口組」をめぐっては、組長の出身母体の2次団体「弘道会」系の組と離脱を決めた前組長の出身母体の2次団体「山健組」系の組の間で熾烈(しれつ)な情報戦が展開されており、分裂の行き着く先は不透明な状況だ。警察幹部が「ふたを開けてみないと分からない。開けても分からないかもしれない」と評する混沌のなかで、警察当局は全国の都道府県警を通じて情報収集を進めている。

「処分受けても離脱するとはかぎらない」捜査幹部も読めない行方

 「離脱は15団体」「いや20団体を超えるらしい」「10に満たないかもしれない」「他の団体が加わる話もある」-。捜査関係者や組関係者の間では、8月下旬ごろから、分裂情報の流れていた組の動向についてさまざまな数字や説がいまも飛び交っている。

 8月27日に神戸市の山口組総本部で開かれた緊急の幹部会議には、多数の2次団体幹部が出席する一方、複数の2次団体幹部が欠席。「山健組」など13団体が絶縁・破門処分されたとみられる。

 だが、捜査幹部は「絶縁状が回っていない以上、決定とはいえない。今後の動向いかんでは撤回する可能性もあるし、処分が一回で終わるともかぎらない」と指摘する。

 別の捜査幹部も「処分を受けたからといって離脱するともかぎらない。方針をめぐって2次団体内で温度差が出る可能性もあり、最終的に何団体が離脱するかは不明だ。ふたを開けてみないとわからないし、流動的すぎて、ふたを開けてもわからないとすらいえる」と厳しい表情を崩さない。

「弘道会支配」への不満、以前も分裂寸前の騒動が…

 離脱の中核とみられているのは、前(5代目)組長の出身母体で数千人の構成員・準構成員を擁し、弘道会と並ぶ2大勢力の一つとされる山健組だ。

 5代目山口組時代には最大勢力として、人事などでも優遇されてきたが、平成17年7月に弘道会出身の篠田建市(通称・司忍)組長による6代目山口組体制が発足すると、徐々に弘道会系に影響力を奪われていった。

 「『弘道会支配』への反発はかなり前からあった」と解説するのは山口組系組幹部。「今回の分裂も、創業時から神戸市にあった山口組総本部を名古屋市に移転するという話が流れたことが発端だとする説もある」という。

 20年には執行部に不満を持つ勢力が集まるなどする動きもあったが、執行部に事前に察知され、複数の組幹部が処分されるなど、分裂寸前の騒動も起こっている。

「山一抗争」は参考にならず 新組織との並列状態続く可能性も

 捜査関係者や組関係者の間では、9月1日に開かれる山口組の定例会で、どの組織が欠席するかに注目が集まっている。

 ただ、捜査関係者は「定例会に出た後に離脱する組織がいてもおかしくない。山健組側もいつどこに集合するのか、集合したのが分かったとしても、内部で何が話し合われたか、真相が最後まで明らかにならない場合すらあり得る」と分析する。

 昭和59年から平成元年まで続いた山一抗争では、山口組から脱退した組織が「一和会」を結成したが、山口組側の切り崩し工作にあい、一和会からの離脱が続出。最終的に平成元年に解散して抗争は終結している。

 ただ、警察幹部は「今回は後継争いでないため、山一抗争が参考になるとは思えない」と指摘。暴対法の改正など法規制が強化されたことで、「抗争事件を起こすハードルは極めて高いし、防がなければならない」とした上で「最終的に山口組と新組織が並列する状況が続く可能性もある」との見方も示している。

2322とはずがたり:2015/09/01(火) 21:28:07
最近やくざスレになってるなw
片言丸さんが健在ならここ使っても良かったんだけどなぁ。。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/news/2410/1116644051/l50

2323名無しさん:2015/09/01(火) 21:41:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150901-00000007-kobenext-soci
http://amd.c.yimg.jp/amd/20150901-00000007-kobenext-000-6-view.jpg
山口組分裂騒動 処分の直系13組長判明
神戸新聞NEXT 9月1日(火)17時11分配信

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区、構成員約1万人)の分裂騒動で、山口組が制裁処分を決めたとされる離脱派の直系組長は13人に上ることが1日、複数の捜査関係者への取材で分かった。山口組が永久追放する「絶縁」が5人、将来的な復帰の可能性を残す追放処分「破門」が8人という=表参照。

 兵庫県警など警察当局は、山口組が関係する暴力団組織に処分内容を伝えた「絶縁状」や「破門状」とみられる文書を確認した。文書上の処分日は、分裂騒動が表面化し、山口組執行部が緊急会合を開いたとされる8月27日付だった。

 処分を受けたとされるのは、山口組の有力団体「山健組」(神戸市中央区、構成員約2千人)の組長など、先代の5代目山口組組長(故人)に重用された関西の組長が目立つ。

 中には執行部のメンバーもいたが、9月1日に山口組総本部で開かれた会合には出席していなかったとされる。

 処分を受けた直系組長らは新組織設立を目指すとみられる。ただ、最終的に参加する団体の規模をめぐっては複数の見方があり、警察当局は慎重に情勢を見極めている。

2324名無しさん:2015/09/02(水) 21:55:29
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150901-00000028-nnn-soci
首の前方を強い力で押さえ殺害か 中野女性
日本テレビ系(NNN) 9月1日(火)12時16分配信
 東京・中野区のマンションで25歳の女性が殺害された事件で、女性は首の前方を強い力で押さえつけられるようにして殺害されたとみられることがわかった。

 この事件は先月26日、中野区のマンションで、加賀谷理沙さんが首をひものようなもので絞められて殺害されているのが見つかったもの。その後の捜査関係者への取材で、加賀谷さんの首には、前方部分にだけアザがあったということで、加賀谷さんは首の前方をひものようなもので強く押さえつけられるようにして殺害されたとみられることがわかった。

 加賀谷さんの後頭部には打撲の痕があるということだが、激しく抵抗した跡はみられないということで、警視庁は、犯人に突然、襲われた可能性もあるとみて調べている。

2325名無しさん:2015/09/02(水) 22:44:08
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150901-00017745-jprime-soci
大阪中1男女惨殺事件の山田容疑者、関係者からの評判は最悪
週刊女性PRIME 9月1日(火)5時0分配信

 大阪府寝屋川市の中1男女が惨殺された事件で、平田奈津美さん(13)の死体遺棄容疑で8月21日に逮捕された契約作業員・山田浩二容疑者(45)。

 平田さんと行動をともにしていた星野凌斗くん(12)も遺体で見つかり、残酷な結末を迎えたショックは大きい。

「逮捕後、うちの母親は“あの子、団地でカギのかかっていないヨソの家に勝手に入り込んで、物を食べていたことがあったのよ”と教えてくれた。舌足らずというか、あんまりしゃべらなくて、年少者にツバを吐きかけるなど陰湿で、みんなにちょっかいを出す。嫌がらせばかりして、子どもからも大人からも嫌われる小学生でしたね。彼はいつもひとりで遊んでいました」(同じ団地に住んでいた小学校の先輩)

 山田容疑者は幼少期、同府枚方市香里ケ丘のマンモス団地に住んでいた。なにしろ評判が悪い。ここまで嫌われる小学生がいるのか、と思うほどだ。前出の先輩が続ける。

「彼が小学校の途中で引っ越していったときは、正直いってホッとしましたよ」

 複数の関係者に取材を重ねると、聞こえてくるのは悪口ばかり。事件でピンときたのは一重まぶたと細長い鼻。中学の卒業アルバム写真と、最近自画撮りした画像を比べるとよくわかる。

 年をとっても特徴的な顔立ちは変わらない。なぜ、こんなモンスターに育ったのか。

「容疑者のお母さんは幼いころから“何やってんの!”といつも大声で怒鳴ってばかりでした。ドツいたりしていたと思う。かわいがっている姿など1度も見たことがありません。愛情のない家庭に育ったから、グレたんでしょう」(前出の先輩)

 両親と5歳下の妹と4人家族。親の財布から金をくすねたこともあったという。息子の悪評で居づらくなったのか、一家は2キロ先の枚方市山之上の戸建て住宅に引っ越した。

「お父さんはパン屋さんに勤務してはった。無口で仕事一筋という感じやね。お母さんはパート勤務。息子さんと顔がそっくりやねん。ただ、お母さんは体形がずんぐりむっくりやったけど」(転居先の近所の主婦)

 一家はここでも目立った。周辺の話によると、山田兄妹はそもそも学校生活になじめていなかった。兄の悪影響か、妹まで学校をズル休みするようになったという。

「兄ちゃん(山田容疑者)が他人の自転車を駅から盗んできたとき、妹に“あかん。それは窃盗ゆうんやで”って言ったらポカーンとしていてな。なにせ兄ちゃんがいろいろと面倒起こしよる子やったから、両親とも近所付き合いをようせんかったんよ。世間体が悪いから、できひんわな。兄ちゃんが中学を卒業するころ、転居してきて5年ほどで出ていきはったわ」(別の女性)

 山田容疑者は中学時代、窃盗、傷害などさまざまな犯罪に手を染めている。同じ中学生を監禁したのもこのころ。自分よりも弱い者しか標的にしない。何度も少年鑑別所の入退所を繰り返したという。

 中学は1学年12クラスのマンモス校で同級生は500人近くいる。学校での評判はどうだったのか。同級生のひとりが振り返る。

「成績は下から数えて何番目かで悪かったですし、運動もからきしダメ。女の子と映画に行ったというようなエピソードもない。モテるどころか正反対。暗いし、言葉もたどたどしく話し下手ですから」

 ワンダーフォーゲル部に所属。部活動で活躍したエピソードはない。不良グループに入っていたこともないという。

 勉強もダメ、運動もダメ、女の子にもモテない。そのくせ弱い者いじめは大好き。およそ何の取り柄もない山田容疑者は、いじめの対象にならなかったのだろうか。

「いつもバカにされていましたが、いじめられたことはなかった。ケンカは最も弱いほうやと思いますよ。人とつるむタイプじゃなく単独行動を好んだ。学校に来ていない時期が2か月あって、シンナーをやったからだという話は聞きました」(前出の同級生)

(取材・文/山嵜信明と本誌取材班)

2326とはずがたり:2015/09/03(木) 11:29:05

山口組、窮して分裂 苦しい資金集め、弘道会に不満集中
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASH910QSQH80PTIL02V.html
03:08朝日新聞

 国内最大の指定暴力団山口組(直系組長72人)が分裂した。離脱した13団体を中心に近く新組織を発足させる。警察庁は2日、全国の都道府県警の担当課長を集めた緊急の対策会議を開き、抗争への警戒を強めている。暴力団排除の取り組みが広がり、組が資金集めに苦しんでいる現状も分裂劇の背景にある。

 「暴力団の弱体化、壊滅に向けた取り組みをさらに強化してほしい」。警察庁の樹下尚(きのしたたかし)・組織犯罪対策部長は2日、抗争による市民の巻き添えや警察官の負傷を防ぐよう都道府県警の担当課長ら約80人に求めた。

 新組織をつくるのは約2千人の組員を抱え、山口組内の最大組織だった山健組(神戸市)や宅見組(大阪市)、?友会(兵庫県淡路市)など。新組織の組員は約3千人、準構成員らも合わせると約7千人で、これまでの山口組全体の3割にあたる。

 山口組には篠田建市(通称・司忍)組長(73)の出身母体・弘道会(名古屋市)をはじめ極心連合会(大阪府東大阪市)など59団体が残る見通しという。

 捜査関係者によると8月27日午前0時から、神戸市北区で山健組の井上邦雄組長(67)ら離脱する組の幹部が結成の儀式を開催。山口組は同日、緊急の執行部会を開き、井上組長や宅見組の入江禎(ただし)組長(70)ら5人を最も重い「絶縁」、8人を「破門」の処分とし、分裂が決定的になった。

 「山口組内では、金をめぐる不満が募っていた」と捜査関係者は話す。

 1992年に施行された暴力団対策法では、用心棒代の要求や地上げなど組の威力を示した資金集めが禁じられた。さらに2011年10月までに全都道府県が暴力団排除条例を施行。暴力団に利益供与する企業や市民も罰することになり、多くの暴力団が資金集めに苦しむようになった。業界のルール作りが進み、組員の銀行口座の開設、不動産取引、生命保険契約などを認めないなど、暴力団排除の取り組みも広がった。

 そんな中、弘道会は名古屋経済の活況を背景に土木建設、飲食、風俗など幅広い業界に参入。資金力を築いたとされる。

 05年の篠田組長の就任後、山口組は内部の統制を強化。執行部の方針に従わなかったり、月100万円前後の会費の納入が困難になったりした多数の直系組長が処分された。

 最近は執行部のうち3人が弘道会の歴代会長になり、総本部を名古屋に移したり、井上組長を執行部から外したりしようとする動きも出ていた。山口組系暴力団幹部の一人は「すべて弘道会の都合のいいように決められ、特に関西の古参組長らの間に反発が強まっていた」と話す。

 警察当局によると新組織は「神戸山口組」の名称が検討されており、山口組と同じ代紋を使う方針。警察当局は、新組織と山口組との対立は避けられないとの見方を強めている。

 ある捜査幹部は「離脱する側は『本来の山口組に戻す』という理屈で仲間を増やそうとしているし、弘道会側は『出て行けば飯が食えなくなる』と切り崩しを図っている。揺らいでいる組もあり、しばらく目が離せない」と話す。

2327片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2015/09/03(木) 12:39:40
>>2322
一応生きてて、ときどき覗いてはいますw
まぁ使ってもらってもいいんですが、現状管理できてないですね。

2328名無しさん:2015/09/04(金) 23:00:01
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150904-00000093-fnn-soci
山口組トップが示したとみられる手紙、FNNが独自に入手
フジテレビ系(FNN) 9月4日(金)21時2分配信
分裂騒動に揺れる山口組のトップが、傘下の組長らに自らの意思を示したとみられる手紙を入手した。
4日朝、教師たちに見守られ登校した生徒たち。
通学路の近くには、山口組から分裂した山健組の事務所がある。
この分裂騒動のさなか、FNNは「ある手紙」を独自入手した。
「このような内紛をしている場合ではないのである」などの内容の手紙を書いたとされるのは、渦中にある6代目山口組、司 忍こと篠田建市組長(73)。
9月1日、兵庫・神戸市灘区の総本部で行われた定例会で、傘下の組長たちに、この手紙が配られたという。
手紙は、「かつて経験したことのない重大なる局面を迎えており、われわれにとっては、最大の試練の時と思う。山口組には、内紛・離脱・分裂などを繰り替えして成長してきた、その過程の中で、有能な多くの人材を失ってきた歴史の反省と学習があった。人は、誰もが学習能力がある。彼らは、その体験者であるにもかかわらず、学習能力と反省がないのかと思うと、残念でならない。今、さまざまな形でのうわさ、流言飛語が飛び交っていると聞くが、真実は、皆が一番知るところである。軽挙妄動を慎み、この困難な次代にこそ、男としての神髄を究めることを希望する。道なき道を歩く、道を切り開くんだという心意気で、前向きに歩むことを望む」などというもの。
山口組から分裂した山健組などの13団体は、新たな組織を設立する動きを見せており、警察は、警戒を強めている。
最終更新:9月4日(金)21時2分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150904-00000053-fnn-soci
山口組「分裂」 通学路変更など市民生活にも影響出始める
フジテレビ系(FNN) 9月4日(金)13時53分配信
指定暴力団6代目山口組の分裂騒動で、市民生活にも影響が出始めている。
またFNNは、山口組が出したとみられる、絶縁状などの写しを入手した。
6代目山口組では、司忍こと篠田建市組長の出身母体、弘道会グループと、神戸の山健組を中心とするグループの分裂が、決定的な状況となっている。
抗争を警戒して、山建組の事務所付近では、地元の中学校の教師が、生徒が事務所の前を通って登校しないように誘導した。
地元中学の教師は「何があるかわからないから、気をつけて登下校しなさいと、もうそれだけですね」と話した。
またFNNでは、山口組が出したとみられる絶縁状と破門状のコピーを入手した。
8月27日付で、絶縁状には5人、破門状には8人の山口組の最高幹部らの名前が記されている。
警察は、抗争事件の勃発の防止に全力を挙げている。
最終更新:9月4日(金)13時53分

2329名無しさん:2015/09/04(金) 23:00:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000533-san-soci
山口組から離脱の山健組が会合、幹部ら集まる 兵庫県警が警戒
産経新聞 9月4日(金)11時55分配信

 指定暴力団山口組の分裂問題で、山口組から離脱した山健組の事務所(神戸市中央区)に4日、同組の幹部とみられる関係者らが集まり、兵庫県警の捜査員らが周辺を警戒した。捜査関係者によると、事務所で会合が行われ、今後の対応などが話し合われたとみられる。

 この日朝から、山健組の事務所には、組幹部とみられる関係者が続々と事務所に入った。周辺には、防弾チョッキを身に着けるなどした県警の捜査員らがその様子を監視するなど、ものものしい雰囲気となった。集まった大勢の報道関係者も経緯を見守った。

 山健組や宅見組など直系組織(二次団体)の13団体は8月、山口組から離脱する動きをみせた。山口組は、これを受けて山健組などの組長5人を絶縁処分、毛利組(大阪府吹田市)など組長8人を破門処分としており、事実上の分裂状態となっている。

 山口組5代目組長(故人)の出身母体の山健組は、約2千人の構成員を抱え、山口組内で最大の組織だった。山健組の井上邦雄組長らは、新団体を設立する動きをみせており、井上組長が主導的な立場になるとみられている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000008-kobenext-l28
山口組分裂騒動 離脱派の山健組が会合 新組織発足へ協議か
神戸新聞NEXT 9月4日(金)11時36分配信

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区、構成員約1万人)の分裂騒動で、離脱派の有力団体「山健組」傘下の組長らが4日午前、神戸市中央区花隈町の本部事務所近くにあるビルに相次ぎ集まった。新組織の発足に向け何らかの会合が開かれたとみられる。

 午前8時すぎから「神戸」や「姫路」、「なにわ」などのナンバーを付けた車が次々に到着し、組長らが同ビルに入った。兵庫県警の捜査員はどの組長が出席しているかを確認するとともに、周辺の警戒にあたった。

 山健組は先代の5代目山口組組長(故人)の出身母体。構成員は約2千人で、離脱前は山口組最大の直系団体だった。8月28日にも傘下組長を集めた緊急会合を開いている。

 捜査関係者によると、分裂騒動前の山口組の直系組長は計72人。このうち山健組など離脱派の組長13人が「絶縁」や「破門」の処分となった。残る59人は山口組にとどまる見通しという。

2330名無しさん:2015/09/04(金) 23:01:40
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150904-00000004-pseven-soci
山口組分裂問題 半グレ同士の対立をもたらす危険性指摘される
NEWS ポストセブン 9月4日(金)7時6分配信

 日本中の注目の的となっている山口組の分裂問題。8月27日、「山健組」を中心に13団体が六代目山口組を離脱することが決定的になった。離脱グループの構成員数は組全体の3分の1近くに上り、今後、新組織を結成すると見られている。

 六代目山口組はそれらの団体に対し、「絶縁」や「破門」の処分を出した。特に重い処分が、山健組など5団体が受けた「絶縁」だ。暴力団の事情に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏が解説する。

「絶縁とは、六代目山口組から“今後一切、ヤクザを名乗って活動してはいけない”と宣告されることです。ところが、山口組の主流をなしていた山健組は“兄弟盃”を交わすなどして山口組以外の暴力団とも友好的につきあってきた。たとえば、東京・板橋に拠点を置く有力団体は、山口組に次ぐ規模を持つ『住吉会』の傘下組織だが、山健組と近い。福岡・大牟田に拠点を置く有力団体もそう。そうした全国の団体が、これまで通りに山健組とつきあいを続けることは六代目山口組にとっては許されない。彼らも六代目山口組と敵対することになります」

 日本最大の山口組の分裂は、他団体をも二分する動きに繋がりかねないという。影響はそれだけではない。

「東京の西麻布や六本木などの繁華街では、“半グレ”と呼ばれる不良グループが過去に何度もグループ同士で凄惨な暴力事件を起こしています。彼らは暴力団の影響下にあるので、ヤクザが抗争を始めれば、半グレ連中同士も対立を始める可能性があります」(伊藤氏)

 日本全国に広がる抗争の火種――それが山口組分裂がここまで注目される理由だ。

 過去、抗争事件には多くの一般人が巻き込まれている。1984年から1989年に山口組の一部が分裂して起こった「山一抗争」の時には、尼崎市のスナックでバンド演奏のアルバイトをしていた19才女性が流れ弾に当たって亡くなる事件も起きた。

 当時に比べると警察の取り締まりは厳しくなっているが、予断は許さない。特に繁華街では事件の危険性が高まっている。

 過去の事件をみると、事件が頻発しているのは暴力団事務所や幹部自宅やその周辺の路上。クラブやスナックなどのネオン街も危ない。さらに、意外に危険な場所も浮かび上がってきた。

「事件が起きやすいのは、暴力団幹部が頻繁に訪れている“行きつけ”の場所です。たとえば、繁華街に近いシティーホテルやビジネスホテル。ヤクザの組や幹部にはお気に入りのホテルがあり、宿泊や会合は同じホテルで行うことが多い。過去には、山口組の最高幹部が神戸市内のシティーホテルのティーラウンジで銃撃され、一般人が巻き添えになって亡くなった事件も起きました」(伊藤氏)

 繁華街の中の老舗喫茶店も危ない。たばこを吸えたり、ソファがあるなど組員の集合場所になりがちだ。繁華街にあるファミレスが行きつけの打ち合わせ場所になっていることもある。

「かつて山口組の竹中正久四代目組長は愛人宅のマンションに入るところを暗殺されました。その他、持病の治療のために通っている病院の駐車場や出入り口なども待ち伏せされやすく、過去に事件が起きています」(伊藤氏)

※女性セブン2015年9月17日号

2331名無しさん:2015/09/04(金) 23:03:09
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150904-00010001-wedge-soci
溝口敦が斬る 山口組内乱の実相
Wedge 9月4日(金)12時10分配信

 山口組が8月末に分裂した。山口組としては31年前、一和会(山本広会長)が離反、分裂して以来のことである。

 山口組本家(本部・神戸市)は70人余の直系組長を擁していたが、今回の分裂劇ではそのうち13人が叛旗を翻し、「神戸山口組」を別に立てた。反乱軍には組内最多の組員数を誇る山健組・井上邦雄組長(山口組の若頭補佐だった)、長らく山口組で総本部長を務めた宅見組・入江禎組長、かつて若頭補佐だった侠友会・寺岡修会長などの有名ヤクザが含まれている(山口組は8月27日、これら13人を絶縁・破門処分にした)。

「俺んとこは水屋でも雑貨屋でもない」 カネ集めの激しい六代目
 袂を分かった主な理由は今の六代目山口組が行っているカネ集めの激しさにある。直系組長たちは毎月約100万円を月会費名目で本部に納めている。その他、本部によるミネラルウオーターや日用品の半強制的な押し付け販売もあり、直系組長である以上、最低でも毎月50万円は買うことになっている。

 たとえばミネラルウォーターである。1ケース24本入りが3120円(1本が130円の計算になる)、これを最低でも10ケースは買うという縛りを掛けていた。つまり毎月240本以上のペットボトルが各直系組に送られてくる。小売り店が仕入れるほどの量でありながら、なぜか値段は自販機並みに高い。直系組は組事務所に積み上がる水や雑貨の段ボール箱に「俺んとこは水屋でも雑貨屋でもない」と嘆息することになったわけだ。

 山口組本部には直系組長たちが差し出す会費だけで毎月約7000万円が集まった。このうち約3000万円が月々、六代目司忍組長に渡っていたとされる。年間にすれば3億6000万円。その他、直系組長たちが拠出して中元や歳暮の時期、また司組長の誕生日祝いなどで各1億円ぐらいを集めて、司組長には年6億円ぐらいを渡していたらしい。また司組長は友好団体のうち双愛会、共政会、福博会、東亜会を後見し、これら団体からも中元や歳暮の時期に現金を贈られているようだ。なんやかやで年間10億円前後を集金していると見られる。

 こうした収入は正確に税務申告され、納税されているのか。実は神戸山口組側の奥の手として、警察や税務署に対する証言の提供があるとされる。どれほどデータ的に裏付けできるのか疑問だが、少なくとも司組長の収入を熟知する立場にいたのはかつての山口組総本部長・入江禎氏だった。入江氏は前記したように神戸山口組に移っているから、司組長に遠慮する必要はないことになる。

 今年6月、福岡県警は北九州市を牛耳る工藤會・野村悟総裁を所得税法違反容疑で逮捕した。工藤會では月に約2000万円の会費が集められ、その4分の1、約500万円が野村総裁側に渡されていたという(年額では6000万円)。一昨年までの4年間に約2億2000万円が渡り、おおよそ8800万円を脱税したとして、野村総裁は逮捕された。

 脱税による暴力団トップの逮捕は警察にとっては大金星である。警察庁は「福岡でやれたことがよそでやれないわけがない。脱税でトップを挙げろ」と全国の警察に号令を掛けた。司組長の収入は野村悟総裁のより一ケタ違う。兵庫県警や大阪府警、愛知県警が神戸山口組側から提供される情報に飛びつき、「司組長を所得税法違反で逮捕」を狙うと予測するのは必ずしも妄想ではない。

2332名無しさん:2015/09/04(金) 23:06:49
>>2331

3代連続で名古屋系の組長が続く
 分裂のもう1つの理由は弘道会による長期的な人事の壟断である。司忍組長--高山清司若頭(東京・府中刑務所で服役中)--竹内照明若頭補佐という世代を異にする3人の弘道会出身者が今後3代に渡って山口組組長の椅子を独占する構えにあるらしい。

 つまり高山若頭の服役で山口組の若頭は実質的に空席であるため、近々竹内若頭補佐を若頭に据える動きがある。組長への道は若頭からというコースがふつうだから、六代目山口組組長が今の司氏、次の七代目が4〜5年後刑務所を出所することになる高山氏、八代目が竹内氏というのはさほど突飛な観測ではない。

 阪神地域の直系組長たちが、「山口組は神戸で発祥し、神戸で大を成した。弘道会による今後3代にわたる組長独占は神戸の山口組を名古屋の山口組に変質させてしまう」という危機感を持ったとしても不思議ではなかろう。

 9月1日、山口組本部に直系組長たちを集めた定例会が開かれた。出席した直系組長の中にはもともと神戸山口組への移籍が確実視されている者も含まれ、明らかに従来の山口組が神戸山口組の切り崩しに成功したケースと見て間違いない。しかし、この日参加した直系組長たちが1カ月後、2カ月後、山口組を動かないかどうかは誰にも予測できない。

 総じて暴力団世界では組を割って出た側が抗争に敗れる例が多い。山口組・一和会抗争では一和会が解散し、山本広会長が引退することで抗争が終結した。道仁会を出た九州誠道会も数年に渡る道仁会との激しい抗争の果て、最後は九州誠道会が解散することで抗争は終結した(が、その後浪川睦会という後身団体ができた)。

 今回も山口組を割って出た神戸山口組の方が不利と一応はいえそうだが、そうとも言い切れない要素がいくつかある。

 1つは抗争すれば、民法や暴対法の「組長の使用者責任」や、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人など)で実行犯の組員ばかりか組長も逮捕され、あるいは損害賠償を求められる危険があるからだ。そのため法がまだ整備されていなかった山口組・一和会抗争時代とは異なり、両派の上層部は表向き抗争をやりたがらない。

 2つ目は今回の分裂劇の特殊性である。普通は組を割って出た側が暴力団業界で孤立を余儀なくされる。所属していた組の親分から親子、あるいは舎弟の盃を受けながら、組を割って出るのはいわゆる「逆盃」であり、親分絶対の暴力団世界では認めにくい。しかし、他団体が見て、どちらが山口組らしい組織かといえば、弘道会支配の山口組より神戸山口組の方だろう。

2333名無しさん:2015/09/04(金) 23:07:27
>>2332

田岡一雄三代目組長時代のように戻す
 また神戸山口組も暴力団世界で孤立しないよう、すでに他団体に対して根回しに動いている。そうでなくても侠友会・寺岡修会長は侠道会(尾道市)池澤望と五分の兄弟分、山健組・井上邦雄組長は浪川睦会(福岡県)浪川政浩会長と兄弟分、かつては住吉会・加藤英幸総本部長(幸平一家総長、東京)と兄弟分の関係だったなど、他団体と親しい関係を続けている。すでに神戸山口組には、所属団体を飛び出して神戸山口組に加わるとか、今まで通りの交際を約束するとか、他団体も比較的友好的に対応している気配がある。神戸山口組は他団体の支援も受け、長期の抗争に耐えられるかもしれない。

 神戸山口組に移ったかつての山口組直系組長がいう。

 「今の山口組がやることは殺気立っている。たとえば福井の川内組・根本辰男組長が辞任を申し出ると、組事務所の所有名義を息子の名前にしているのが気に入らないと、罪過もないのに根本組長を破門して外に放り出し、組事務所を取り上げようとした。

 とげとげしいだけの山口組が後5年もつかどうか分からない。われわれは山口組をなくすわけにいかないので立ち上がった。願いは、田岡一雄三代目組長時代のように和気藹々とした組に戻すことです」

 いずれにしろここ1〜2カ月の間に両派の色分けが確定して、角突き合いが始まる。全国の繁華街では両派がシノギをめぐってぶつかり合い、経済戦から喧嘩出入り、抗争へと拡大しかねない。山口組は内乱の時代に入ったといえる。

溝口 敦 (ノンフィクション作家、ジャーナリスト)

2334名無しさん:2015/09/04(金) 23:26:14
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150903-00010001-shincho-soci
「寝屋川中1遺棄事件」 深夜の徘徊を許す「被害者家庭」に問題はなかったか?〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月3日(木)8時1分配信

 鬼畜の如き犯行に及んだ山田の罪が、万死に値することは言うまでもない。一方、星野くんと平田さんの遺族もまた、「罪の意識」に苛(さいな)まれていることだろう。なぜ我が子を守ることができなかったのか、と。中学生の子どもが山田の毒牙の餌食になってしまった、両家庭の「葛藤」を追った。

 ***

 まず、愛くるしい表情が印象的だった星野くんについて、同級生の1人は、

「彼は人気者で、ファンの女の子たち5人が、『星野のこと』というグループを作ってLINEをやっていたほどです」

 こう証言する。また、星野家のある関係者は、

「凌斗は、既に小学5年生の時に彼女を作っていました。ある時、『この子や』と紹介されたことがあります。パチンコ屋で働いていた、凌斗のお母さんも公認の彼女でした」

 同世代の女子からモテていた星野くんを、まだ31歳と若い母親も猫可愛がりしていたという。

「凌斗くんをジャニーズ事務所に入れたいと言っていたことを覚えています。私が、名前が『凌斗』で珍しいから、芸名じゃなく本名のままいけるんじゃないかと水を向けると、お母さんは『それも考えているんです』と仰っていました」(星野家を知る人物)

 このような母子関係の背景には、

「凌斗くんには2人の妹がいましたが、母親が2回離婚し、“父親役”の男性がよくかわっていました」(前出関係者)

 といった複雑な家庭環境から、ことさら「親子仲良く」を貫こうとの「母心」があったのかもしれない。しかし、それゆえにと言うべきか、

「子育ては甘かった。小学校高学年になっても母親が凌斗を美容院に連れて行っていたし、同じ頃まで一緒にお風呂に入ることもありました」(同)

 こうした溺愛ぶりが、深夜に子どもたちだけで街をうろつく行為をも「是認」し、山田に付け入る隙を与えることに繋がっていたとしたら、何という皮肉だろうか。

■「殺すぞ!」の怒鳴り声
 他方、平田さんの家庭は、また異なる事情を抱えていた。

「奈津美ちゃんは4人姉妹の末っ子で、上の2人のお姉さんは独立。中3のお姉さんと両親との4人暮らしだったんですが……」

 と、近隣住民が声を潜める。

「お父さんは、怪我で今年の春頃から働けなくなり、その分、“アラフィフ”のお母さんがパン工場などで昼夜働き詰めでした。そういった家庭環境のせいか、家族4人がバラバラの感じで、とくに母娘の仲が悪かった。『殺すぞ!』『出てけ!』などと、怒鳴り声がよく聞こえてきていました」

 家の中に居づらかったのであろう平田さんは、中学生になると、人通りが少ない夜間などに、自宅前の路地にテントを張り、そこに同級生を呼んで寝泊りするようになる。

「それでも、お母さんは“無視”していてね……。奈津美ちゃんは寂しかったと思うんです。平田家が家族旅行したなんて話も聞いたことがなく、そうした気分を少しでも味わいたくてテントを張ったり、寂しさを紛らわすために深夜の徘徊を繰り返すようになったんでしょうね」(同)

「溺愛」と「放任」。対照的にも思える2つの家庭だが、結果的にどちらも、山田が子どもに近付くのを防ぐことは叶わなかった――。

「特集 『寝屋川中1遺棄事件』の全真相 真人間を演じていた少年愛の『ホオジロザメ』」より
※「週刊新潮」2015年9月3号

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2335名無しさん:2015/09/05(土) 12:11:52
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150905-00930436-sspa-soci
山口組の肥大化・分裂を招いた責任は警察にもある――元マル暴刑事が吐露
週刊SPA! 9月5日(土)9時21分配信

 メディアを賑わせている指定暴力団山口組の分裂騒動。分裂の理由としてはカネをめぐる不満や、勢力を強める弘道会に対する古参組員の反発などが取りざたされているが、「そもそもの発端には、警察のいきすぎた徹底摘発の姿勢がある」と語るのは、元捜査4課(マル暴)の刑事として辣腕を振るい、現在は組織犯罪に対する企業コンサルティングを行う有村仁司氏(仮名・68歳)。

「暴力団対策法に始まり暴力団新法、組織犯罪処罰法、暴力団排除条例。法律による取締り強化が、ある程度の犯罪の抑止力に繋がっているのは事実だけど、現場で捜査をする刑事からすれば『しょせんは頭でっかちのキャリアが考えた机上の空論』に過ぎないと思えることも多々ある。現場の刑事にすれば、必死で集めた情報も、法律が施行される度に白紙に戻ってしまう。反社会勢力と対峙してきた俺の実感からすれば、暴力団による犯罪が多様化し、見えづらくなっていくのは、俺がマル暴の新米刑事だった第1次頂上作戦からすでに始まっていたんだよ」

 第1次頂上作戦とは、昭和39年から44年まで行われた、映画『仁義なき戦い』でもおなじみの警察による暴力団壊滅作戦。高度経済成長のまっただなか、西日本を中心にした全国各地で抗争を繰り返す“秩序の破壊者”たる暴力団に対して、徹底した実力行使に出ていた時代だ。

「頂上作戦の結果、暴力団の地下組織化は進んでいった。確かに、東日本に比べて、西日本の暴力団は縄張り意識が薄く、暴力と頭脳さえ秀でていれば、よその組の縄張りを土足で犯してもいいという考え方なので、この対策は当たり前の措置。が、この事件以降、人間同士の対話が成り立っていた侠客が、だんだん会話のできない相手に変貌していったというのも事実なんだよね。ヤクザ並みに強面で、チンピラに対しては罵詈雑言でねじ伏せるといったマル暴が多くなり始めたのもこの頃だったかな。『俺たちヤクザは名前のとおり“ブタ”(オイチョカブで893はブタの目)なんだから、警察はもちろん堅気には礼を尽くせ』なんて話していた親分が、“警察は敵”と、途端に態度を変えたこともあった」

 その後も相次ぐ警察によると取締り強化によって、武力行使による勢力拡大が封じられ、極道の金看板を掲げることもためらわれるとなれば、「カネを稼ぐために地下に潜るのは当たり前」と有村氏は続ける。

2336名無しさん:2015/09/05(土) 12:12:02
>>2335

「そうして企業舎弟といわれるフロント企業が増殖するわけだけど、警察側にしてみれば、暴力団の組長や幹部が作って直接関与しているタイプのフロント企業には目を光らせることができる。けど、表面上は無関係を装って、暴力団の資金提供に寄与しているタイプのフロント企業の捜査は、資金の流れは功名に覆い隠されているし、難航を極めたね。山口組でいえば、そういったシノギ上手のヤクザが今の弘道会系で、山健組のように昔ながらのヤクザは、暴力団排除条例で弱体化した。銀行口座も作れなければ、生命保険契約も認められないんだから、資金力に差が出るのは自明だよ。第一勧業銀行ほか、大企業の幹部数十名が、総会屋への利益供与で続々と逮捕された事件があったけど、あんな大事件が長い間明るみに出なかったのも、“フロント企業の共生者”に対する捜査の難しさを物語っている」

 武力闘争から頭脳戦へ。非合法の経済活動で裏マネーを増幅させる――そんな暴力団のシノギが膨張していく背景にあるのは、「大組織による全国制覇の副産物」と有村氏は推測している。

「郊外に大資本のスーパーチェーンが参入すると、地場の産業が衰退して多くのシャッター商店街が生まれるけど、あれと構図は一緒。小さな組がそれぞれの小さい縄張りを守って小競り合いを繰り返すだけなら、山口組がここまで肥大化することもなかった。肥大化を防ぐために、警察トップは暴力団壊滅を目指して暴対法、暴力団新法と取締りを強化していくわけだけど、大組織こそ表のビジネス活動をうまく利用しているからね。捜査4課の目に止まるのは、枝の枝の枝にある組や、一本どっこの小さな組が犯す、小さなシノギばかり。結果、小さな組織はどんどん潰れて、大組織はどんどん肥え太るっていう構図が生まれたわけだ」

 暴対法によって、みかじめ料や恐喝など“暴力団的なシノギ”こそ減ったが、上部組織の摘発なしに弱体化は図れない。そこで、下部組織の犯した罪でも暴力団のトップをあげられる「使用者責任の追及」を可能にした暴力団新法が04年に施行され、08年にはさらにその使用者責任を拡大させる改正暴力団対策法が生まれる。

「裏社会に与えるインパクトは大きかったし、組織全体の萎縮化を図ることには大きく貢献した。ただ、取締りが強化されるほどに、暴力団は新しいビジネスモデルを確立して、それに対応できない組との間の格差は開くばかり。今回の分裂騒動の根っこにあるのもそういうことだろ。ただ、分裂したところで、根本的なシノギ自体は変わらない。現行の暴対法を元に警察が“与し易い”と判断した側――つまり神戸の側ばかりを狙うようになれば……」

 完全に逃げ場を失うような締め付けは、また新たな火種を生み出す爆弾となることは過去の歴史が証明している。今後の成り行きを注視していきたい。 〈取材・文/日刊SPA!取材班〉

日刊SPA!

2337名無しさん:2015/09/05(土) 17:28:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00000531-san-soci
山口組分裂 山健組に離脱組織の幹部ら集まる、新組織発足に向け協議か
産経新聞 9月5日(土)11時55分配信

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂問題で、山口組から離脱した山健組の事務所(同市中央区)に5日、同様に離脱した複数の組長らが集まった。新組織発足に向けた会合とみられ、初の「定例会」を開いたとの情報もある。兵庫県警の捜査員らは周辺の警戒にあたるとともに、出席者らの確認作業を進めた。

 事務所にはこの日、「神戸」「大阪」「京都」「福井」などのナンバープレートの車が入った。4日にも山健組の幹部らによる会合が開かれている。

 山口組から離脱した山健組など13団体の組長らは8月、山口組側から絶縁・破門処分を受けた。山健組などの4組長は、これまでに山口組からの離脱や新組織設立の意向などを警察当局に伝達し、「神戸山口組」と名乗ることも伝えたとされる。

 新組織は、山口組5代目組長(故人)の出身母体で、山口組内でも最大だった約2千人の構成員を抱える山健組が中核になるとみられるが、新組織の規模は明確になっていない。

2338名無しさん:2015/09/06(日) 04:52:53
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150905-00000029-nnn-soci
山口組“離脱組長の初会合”住吉会の幹部も
日本テレビ系(NNN) 9月5日(土)17時56分配信
 国内最大の指定暴力団「山口組」の分裂問題で、離脱した団体の組長らが5日、分裂後、初めて集まり、会合を開いた。

 5日午前、兵庫県神戸市中央区の「山健組」事務所には、「山口組」から離脱した団体の組長ら十数人が次々と集まり、会合を開いた。山口組をめぐっては、6代目・司忍こと篠田建市組長に反発する13の団体が先月、絶縁や破門の処分を受け事実上の分裂状態となっていた。

 捜査関係者によると、離脱した組長らが集まるのは初めてで、山健組の井上邦雄組長をトップにした新組織を立ち上げたとみられている。5日午後には、山口組に次ぐ構成員らを持ち東京に拠点を置く指定暴力団「住吉会」の幹部が訪れる姿が確認された。

 警察は全国的な抗争につながる恐れもあるとみて、警戒している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00000002-kobenext-l28
山口組分裂騒動 関東拠点の別組織も離脱派訪問
神戸新聞NEXT 9月5日(土)13時22分配信

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂騒動で、別の指定暴力団の関係者が5日、離脱派の有力団体「山健組」本部事務所(神戸市中央区)を訪れた。

 捜査関係者によると、東京に拠点を置く指定暴力団「住吉会」傘下組織の代表者らで、県警は別組織によるこうした動きの背景や狙いを慎重に見極める。

 同日午前には、離脱派13団体のうち約10団体の組長が同事務所近くのビルに集まって会合を開いていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00000000-kobenext-soci
山口組分裂騒動 初の定例会か 離脱派組長相次ぎ集まる
神戸新聞NEXT 9月5日(土)10時27分配信

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂騒動で、離脱派の組長による会合が5日、有力団体「山健組」本部事務所(同市中央区)近くのビルであった。騒動が表面化して以降、離脱派の組長が集まったのは初めてとみられ、県警は新組織発足についての協議があったとみて情報収集を急ぐ。

 組長らは午前8時半前から次々に姿を見せた。捜査関係者によると、離脱派13団体のうち、宅見組(大阪市中央区)や〓友会(淡路市)など約10団体の組長が出席した。県警はトラブルに備え、40人態勢で周辺の警戒にあたった。

 また同日、東京に拠点を置く指定暴力団「住吉会」傘下の最大組織「幸平一家」の代表者らが山健組本部事務所を訪れたことも捜査関係者への取材で判明。県警は他団体によるこうした動きの背景も慎重に見極める。

 捜査関係者によると、分裂前の山口組の直系組長は計72人。このうち、離脱派の13組長が率いていた2次団体の構成員は分裂前の段階で約3千人。山口組には59組長が残る見通しで、構成員は約7千人となる。ただ、互いの切り崩し工作も予想され、双方の勢力はまだ流動的とみられる。

(注)〓は「侠」の右が「夾」

2339名無しさん:2015/09/06(日) 04:53:03
>>2338

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00000565-san-soci
山口組分裂 離脱派会合に住吉会幹部が出席 山健組長と個人的つながりか
産経新聞 9月5日(土)22時3分配信

 指定暴力団山口組から離脱した複数の団体が山健組事務所(神戸市中央区)で離脱後初めてとなる会合を開いた5日、指定暴力団住吉会(総本部・東京都港区)の幹部が同事務所を訪れた。

 捜査関係者によると、訪問したのは同会の最高幹部で、二次団体「幸平一家」トップの加藤英幸総長。この日は山健組の井上邦雄組長がトップに就任するとされている新団体の結成の協議に際し、「立会人」などの立場で出席したとみられている。

 住吉会は山口組に次ぐ、全国2番目の勢力を持つ暴力団組織。加藤総長は井上組長とは個人的なつながりで親しい間柄とされているといい、捜査関係者は「住吉会としての動きではなく、個々の交友関係の下での出席だと思われるが、暴力団全体の動向を注視する必要がある」と警戒を強めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00000006-kobenext-soci
山口組分裂騒動 関東の組織代表ら、離脱派を訪問 神戸
神戸新聞NEXT 9月5日(土)23時32分配信

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂騒動で、東京に拠点を置く指定暴力団住吉会傘下組織の関係者が5日午後、離脱派の有力団体「山健組」本部事務所(神戸市中央区)を訪れた。

 捜査関係者によると、住吉会傘下の最大組織「幸平一家」の代表者ら3人が同日午後に到着し、山健組組長らと約2時間にわたって面会した。この代表者は住吉会の執行部メンバーも兼ね、山健組とは先代組長時代から近い関係にあるとされる。兵庫県警など警察当局は、分裂騒動が山口組以外に波及する可能性がないか慎重に見極める。

 一方、県警は同事務所近くのビルで5日午前に開かれた離脱派の会合について、宅見組(大阪市中央区)や?友会(淡路市)、正木組(福井県敦賀市)、池田組(岡山市)などの組長約10人が出席したことを確認した。設立する新組織の運営方針などが協議されたもようで、県警は新組織の初の「定例会」とみている。

 捜査関係者によると、分裂前まで離脱派の13組長が率いていた2次団体の構成員は約3千人。山口組には59組長が残る見通しで、構成員は約7千人となる。ただ、今後も情勢は流動的とみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00000087-mai-soci
<山口組離脱>「山健組」事務所に住吉会幹部も訪問
毎日新聞 9月5日(土)23時13分配信

 指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から離脱した直系組長らが5日、最大の2次団体だった「山健組」の事務所(神戸市中央区)に集結した会合に、東京を拠点に山口組に次ぐ構成員を持つ指定暴力団住吉会の幹部も訪れていたことが捜査関係者への取材で分かった。警察当局は理由や経緯について情報収集を進めている。

 複数の捜査関係者によると、5日午前、山口組から離脱した直系組長らが参集。10人前後が新組織発足に向けた話し合いをしたとみられる。

 訪問した住吉会の幹部は以前から山健組の井上邦雄組長と関係が深かったという。警察庁の調べでは、住吉会の構成員は昨年末時点で、18都道府県に約3400人。

最終更新:9月6日(日)1時6分

2340名無しさん:2015/09/06(日) 11:46:30
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150903-00017756-jprime-soci
大阪中1遺棄、犯行疑われた"ネコじい”「すでに寝屋川はカオス」
週刊女性PRIME 9月3日(木)11時0分配信

「事件前夜、ボクだけがあの子らに声をかけたとか、目撃したと言われていますが、絶対にそうじゃない。大きな事件になったから関わりたくなくて名乗り出ないだけ。真夜中でも大人は歩いているし、アーケード街のベンチのある弁当屋さんは24時間やっている。あんな夜中に子どもがいたんですから絶対に気づくはず」

 と話すのは子どもたちが"ネコじい"と呼ぶ戸塚正樹さん(43)。39匹のネコを飼い、チェーンをアクセサリーのように首に巻くなど独特のスタイルで注目された。しかし疑われていたという。

「ああ、こうやって撮影しておいて犯人だったら顔を出すんだなと」

 目撃者と名乗り出るのはリスクがある。なぜ、声をかけなかったのかと責められるかもしれない。戸塚さんはあの夜、平田さんから「ネコかわいい」と言われた。カップラーメンを1本ずつすすっている星野くんには「のびてるやろ」と声をかけ、「なんでわかんねん」と驚かれたという。

 取材を受けたのは、2人を助けられなかったと後悔しているから。

「犯人から狙われたら、返り討ちにして捕まえようと思っていたんです」。

 生活保護と空き缶回収で生計を立てる。自宅もある。

「いまのボクは、ふなっしーみたいな扱いですから(笑い)。でも、危ない状況の子どもがいたらせめて声ぐらいはかけなきゃね。すでに寝屋川はカオス。人情深いのが大阪なのに、もう終わっている」

2341名無しさん:2015/09/06(日) 11:47:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00010001-videonewsv-soci
本庄保険金殺人事件に見る自白偏重捜査の危険性
ビデオニュース・ドットコム 9月5日(土)20時30分配信

 15年ほど前に年にマスコミを大きく騒がせた殺人事件の再審請求が2015年7月31日、東京高裁で却下された。

 この事件は「本庄保険金殺人事件」として知られる殺人事件で、埼玉県本庄市で金融業やスナックを経営する八木茂氏が、自身が経営するスナックのホステスと常連客3人を偽装結婚させた上で、多額の生命保険をかけ、うち2人を殺害、もう1人を殺害未遂をしたとされる事件。主犯とされた八木氏は2008年に最高裁判決で死刑が確定。ホステス3人も懲役12年から無期懲役の有罪が確定していた。

 事件が最初に報道された1999年当時、八木氏は自身が経営するスナックに報道関係者を招き入れ、料金を徴収した上で記者会見を開くなど、その特異な行動が面白おかしくマスコミに取り上げられ、ワイドショーや週刊誌を連日にぎわせた。また、その後、八木氏が3人の常連客に総額で14億円を超える高額な生命保険をかけていたことや、実際に保険金を受け取っていたことなどが明らかになり、メディア上で八木氏を犯人と決めつけるような報道が大勢を占めた。

 しかし、実際には八木氏の犯行を裏付ける物証がなく、いずれの被疑者も一貫して犯行を否認していたため、捜査の方は当初、難航していたが、3人のホステスの1人で共犯者とされた武まゆみ氏が、途中から当初の否認を全面的に覆し、犯行を自供し始めたため、それがきっかけとなり、八木氏および3人のホステスが殺人や殺人未遂などで起訴されいずれも有罪となったのだった。

 しかし、毒殺されたはずの被害者が遺書を書き残していたり、その死因が鑑定によって「溺死」とされているなど、この事件には不審な点が多い。また、別の被害者は風邪薬の大量服用で殺害されたことになっているが、風邪薬の大量服用では人は殺せないことを、風邪薬の製造元の製薬会社の社員が証言していた。しかし、こうした数々の疑問にもかかわらず八木氏の死刑が確定する決め手となったのが、武氏による自白証言だった。

 当初犯行を全面否認していた武氏は、途中から記憶が甦ったとして、トリカブトによる殺害を認めるなど、犯行の自供を始めた。しかし、八木氏の再審弁護団の高野隆弁護士は、武氏の証言は、長期にわたる勾留と昼夜を問わない連日の取り調べを通じて、武氏が検察が描くストーリーを植えつけられ、その「偽りの記憶」を信じ込むようになった結果だった可能性が高いと指摘する。武氏の記憶が変遷していく過程は、武氏自身が取り調べの過程を書き残していた日記帳「武ノート」にも、詳細に記されていると高野氏はいう。

 武ノートには、彼女がどのような取調べを受け、誰からどのような話を聞かされ、その時自分がどう感じたかなどが克明に記されている。それはまさに彼女の記憶が書き換えられていく過程を雄弁に物語っていると高野氏は言う。

 パソコン遠隔操作事件でも、当初、誤認逮捕された4人のうち2人が、実際にはやってもいない犯行を自供しているが、長期の勾留や強圧的な取り調べに耐えかねて、思わずやってもいない犯行を自供してしまうケースは決して少なくない。その多くが、取り調べ段階では勾留の苦しさから逃れたい一心で、不本意ながらやってもいない犯行を認めてしまったが、公判になって我に返り、自供を翻すというパターンを辿る。

 しかし、「武ノート」などを見ると、武氏の場合は、無理やり自供に追い詰められたというよりも、取り調べを担当した検事によって植え付けられたストーリーを心から信じている節があり、実際に武氏の記憶が作り変えられてしまった可能性が高いと高野氏は言う。

 認知心理学や犯罪心理学の分野では、人間の記憶が書き換えられることがあり得ることが明らかになっている。自分では確かな記憶だと思っているものが、実は後から与えられた情報や経験によって変質させられていて、事実とは大きく異なることがあり得るというのだ。

2342名無しさん:2015/09/06(日) 11:47:50
>>2341

 日本の刑事司法は自白偏重主義と言われ、先進国では考えられないほど長期の勾留が認められ、その間に自白を勝ち取ることが、捜査当局の唯一最大の目標となっている。勾留によって追い詰められた結果、やってもいない犯行を自白をしてしまう危険性は以前から指摘されてきた。しかし、そもそも人間の記憶さえもが書き換えが可能なものだとすると、自白に依存した刑事捜査はより大きな危険性を孕んでいると言わねばならない。

 ましてや、日本では取り調べの可視化が一向に進まず、欧米では当たり前になっている弁護士の立ち合いも認められていない。密室の中でどのような取り調べが行われ、被疑者や被告の証言がどのような変遷を辿ったかは、捜査当局以外は知ることができないのだ。

 免田事件、帝銀事件、足利事件、布川事件等々、戦後の主要な冤罪事件のほとんどで、被疑者はやってもいない犯行を一度は自白している。いずれも虚偽の自白だったことになる。いまだに自白偏重主義を貫き、取り調べの可視化にも後ろ向きな日本の捜査当局は、過去の過ちから何を学んでいるのだろうか。

 今国会では集団的自衛権の行使を可能にする安保法案の裏で、刑事事件全体の3%未満しか可視化をしないにもかかわらず、それと引き換えに盗聴権限の強化や司法取引の導入といった大幅な捜査権限の拡大を謳った刑事訴訟法の改正案が審議されている。可視化がないまま司法取引などが導入されれば、さらに冤罪の温床となる恐れがある。

 国連の委員会で「中世」などと嘲笑を買いながらも、一向に改善が見られない後進的な日本の刑事司法制度の下で、武氏の「途中で変質した記憶」に基づく判決に対する再審は高裁段階では認められなかった。弁護団は8月5日、最高裁に特別抗告をしたので、今はその結果を待たねばならないが、見通しは決して明るいとは言えない。

 元々あやふやで、刷り込みや作り替えさえ可能な「記憶」に基づいた証言や自供に依存した刑事捜査の危険性を、本庄保険金殺人事件の弁護人の高野氏とともに、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。

最終更新:9月5日(土)20時30分

2343名無しさん:2015/09/06(日) 11:52:55
http://news.livedoor.com/article/detail/10556138/
【山口組分裂】離脱派会合に住吉会幹部が出席 山健組組長と個人的つながりか
2015年9月6日 0時37分 産経新聞

 指定暴力団山口組から離脱した複数の団体が山健組事務所(神戸市中央区)で離脱後初めてとなる会合を開いた5日、指定暴力団住吉会(総本部・東京都港区)の幹部が同事務所を訪れた。

 捜査関係者によると、訪問したのは同会の最高幹部で、二次団体「幸平一家」トップの加藤英幸総長。この日は山健組の井上邦雄組長がトップに就任するとされている新団体の結成の協議に際し、「立会人」などの立場で出席したとみられている。

 住吉会は山口組に次ぐ、全国2番目の勢力を持つ暴力団組織。加藤総長は井上組長とは個人的なつながりで親しい間柄とされているといい、捜査関係者は「住吉会としての動きではなく、個々の交友関係の下での出席だと思われるが、暴力団全体の動向を注視する必要がある」と警戒を強めている。

2344名無しさん:2015/09/06(日) 14:04:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150906-00000005-asahi-soci
山口組分裂、新組織に14団体 警察、他団体の合流警戒
朝日新聞デジタル 9月6日(日)3時1分配信

 国内最大の指定暴力団山口組(直系72団体)が分裂した問題で、離脱した団体の組長らが新組織を発足させ、神戸市中央区で5日、初の定例会を開いたことが捜査関係者への取材でわかった。新組織には離脱した全団体を含む計14団体が参加するという。

 捜査関係者によると山口組を離脱したのは、最多の約2千人の組員がいる山健組(神戸市中央区)や宅見組(大阪市中央区)、?友会(兵庫県淡路市)など関西が拠点の古参団体を中心とする13団体。これらに山健組傘下だった1団体を加えた計14団体を直系団体とし、新組織を発足させたという。

 新組織の組長には井上邦雄・山健組組長(67)、ナンバー2の副組長には入江禎(ただし)・宅見組組長(70)、ナンバー3の若頭(わかがしら)には?友会の寺岡修会長(66)が就任。今後、?友会の事務所や山健組の関係施設を拠点にするとみられている。

朝日新聞社

2345名無しさん:2015/09/06(日) 14:10:55
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150906-00000010-nnn-soci
拠点“淡路島”「神戸山口組」を立ち上げか
日本テレビ系(NNN) 9月6日(日)12時26分配信
 国内最大の指定暴力団「山口組」の分裂問題で、離脱した団体が5日、新たに「神戸山口組」を立ち上げたとみられることが分かった。

 捜査関係者によると、5日、兵庫県神戸市の「山健組」事務所で、山口組から離脱した団体の組長らが初めて会合を開き、新組織「神戸山口組」を立ち上げたとみられる。

 「神戸山口組」は、山口組から絶縁・破門の処分など受けた13団体と新たに1団体を加えた14団体が参加しているという。トップは山健組の井上邦雄組長で、ナンバー2の副組長には大阪の「宅見組」入江禎組長。若頭には「侠友会」の寺岡修会長が就任し、拠点は侠友会のある淡路島に置くとみられている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00050107-yom-soci
新組織トップに「山健組」組長…淡路島を拠点か
読売新聞 9月6日(日)9時10分配信

 全国最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市)から離脱した直系13団体のうち、約10団体が5日、新しい暴力団組織のトップを、山口組で最大勢力だった「山健組」(神戸市)組長に決めたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 名称は「神戸山口組」とし、拠点は兵庫県淡路市(淡路島)に置くとみられる。兵庫県警など警察当局は、山口組との対立は不可避とみて、警戒を一層強める。

 捜査関係者によると、新組織に入るのは「山健組」や「宅見組」(大阪市)、「侠友会」(淡路市)など。この日、神戸市中央区で会合を開き、新組織の組長を井上邦雄・山健組組長(67)、ナンバー2の若頭を寺岡修・侠友会会長(66)などとする体制を決めた。勢力は約3000人となる見通し。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150906-00000063-san-soci
山口組が切り崩し工作? 篠田組長「若者の非とがめぬ」
産経新聞 9月6日(日)7時55分配信

 山口組の総本部に組幹部を集めて開かれた1日の定例会で、篠田建市(通称・司忍)組長が「若者に対して非をとがめない」などと離脱組織の傘下組員について処分を留保する考えを示していたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、篠田組長は1日の定例会で、「かつて経験したことのない重大な局面を迎えており、最大の試練」などと分裂状態となっていることを認めた文書を配布。かつて内部分裂から対立抗争に発展し多くの死傷者を出した「山一抗争」(昭和59〜平成元年)を念頭に、「先の分裂で数多くの尊い命を亡くした」と触れた上で、離脱グループについて「学習能力と反省がない。残念でならない」と非難した。

 しかし、「罪のない(離脱組織の)若い人たちについては非をとがめることをせず、寛容な気持ちで相談に乗ってほしい」と出席した組幹部らに訴えた。

 警察当局によると、篠田組長が示した「罪のない若い人たち」は、絶縁処分となった山健組などの組長以外の構成員らを指し、離脱組織の傘下組織の構成員らへ復帰を呼びかける趣旨とも受け止められるという。警察幹部は「『親分が離脱しても子分はとがめないから戻ってこい』という、離脱組織の末端に伝わるのが前提の『切り崩し』のメッセージ」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150906-00000062-san-soci
山口組分裂 離脱組長ら新組織発足か 初「定例会」に住吉会幹部
産経新聞 9月6日(日)7時55分配信

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂問題で、離脱した山健組(同市中央区)や宅見組(大阪市中央区)など13団体の組長らが新組織を発足させたとみられることが5日、捜査関係者への取材で分かった。過去には抗争で一般人が巻き込まれた例もあり、警察当局は警戒を強化。今年で結成100年となった山口組は大きな岐路を迎えた。

 捜査関係者によると、山健組の井上邦雄組長が新組織の組長に、かつて山口組ナンバー3だった宅見組の入江禎(ただし)組長がナンバー2の役職にそれぞれ就く人事も決まったとされる。新名称として「神戸山口組」を名乗るとみられる。

 山健組の事務所近くのビルでは5日、新組織結成後初の「定例会」とみられる会合が開かれ、指定暴力団住吉会(総本部・東京都港区)の幹部も出席。新組織結成の協議に際して「立会人」などの立場で出席したとみられている。

2346名無しさん:2015/09/06(日) 14:12:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150906-00000022-sph-soci
溝口敦さんが迫る山口組分裂の行方
スポーツ報知 9月6日(日)11時32分配信

 国内最大の指定暴力団、山口組の分裂騒動について「六代目山口組ドキュメント2005-2007」などの著書があるノンフィクション作家、溝口敦さん(73)をインタビュー取材した。溝口さんは1968年に「血と抗争―山口組ドキュメント暴力団」を出版して以来、50年近く山口組を追っており「へたな組員よりも内部事情に詳しい」という評価もあるほどだ。

 1990年には仕事場の近くで背後から何者かに刺され重傷を負い、2006年には長男が太ももを刺されて重傷を負っている。それでも溝口さんは、暴力団取材を辞めようと思ったことはなく「知りたいと思う読者がいる限り書き続ける」というスタンスを今も貫いている。

 今回の分裂は、2次団体が、総本部に納める会費(上納金)の高騰が引き金になったというのが溝口さんの見方。溝口さんは、その具体的な額までよどみなく説明し、上納金のみならず、ミネラルウォーターや歯磨き粉、ちり紙、文房具などの日用雑貨まで売りつけられる仕組みを解説してくれた。暴力団対策法に続き、暴力団排除条例が全国で施行され、暴力団のビジネスが困難になる中で、分裂への動きは必然だったのかもしれない。

 溝口さんの取材では、13団体からなる新組織(仮称・神戸山口組)は淡路島を拠点とする直系組織、侠友会が中心となり、五代目山口組組長の出身母体だった山健組の組長をトップに擁立する見通し。だが、本体には依然として約60団体が残ることになり、数の上では旧組織が勝ることになりそうだ。

 溝口さんは「暴力団という組織そのものが現代社会に合わなくなってきている。組員の中にも生活困窮者がおり、組員は減る一方。これからは衰退の一途を辿るでしょう」と分析し、暴力団組織には属さずに蔓延しつつある暴力的集団を「半グレ集団」と定義づける。その典型例には2012年に発生した六本木クラブ殺人事件に関与したグループを挙げている。

 溝口さんは近著「危険ドラッグ 半グレの闇家業」などで半グレ集団の実態についてもリポート。暴力団が衰退していくとしても、溝口さんの反社会的集団への追及には終わりはないようだ。

最終更新:9月6日(日)12時7分

2347名無しさん:2015/09/06(日) 14:12:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150906-00000045-sph-soci
山口組分裂を招いた会費大幅アップ 抗争は長期化へ 
スポーツ報知 9月6日(日)11時48分配信

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂騒動で、離脱した複数の組長らが5日、同市中央区の有力団体「山健組」の事務所に結集した。捜査関係者によると、新組織結成に向けた会合を開いたとみられる。また、指定暴力団「住吉会」(東京都港区)の傘下組織幹部らも事務所を訪れたことも判明。山口組は8月下旬、離脱の動きを見せた2次団体の組長13人を「絶縁」や「破門」の処分にした。今回の分裂劇の発端、さらに今後について山口組を追ってきたノンフィクション作家、溝口敦さん(73)が分析した。

 司忍組長が、8月下旬に13団体を破門・絶縁としたのは、彼らが新組織結成へ向けた仮盃(かりさかずき)を交わしたという話が広がったからです。分裂の話は昨年6月頃から始まっていました。

 一番の理由は団体が本部に納めるお金(会費)への不満でしょう。暴力団対策法(1992年)に続き暴力団排除条例(2011年)が施行され、シノギ(お金を稼ぐこと)がやりにくくなっているのに渡辺芳則・5代目組長(12年死去)の時より会費が値上がりしています。組員も減っているのでさらに負担は大きくなるわけです。

 05年に組長を引退した5代目時代の80万円から35万円値上がりして、直系(2次団体)組長は月に115万円ずつ納めています。さらにミネラルウォーターや歯磨き粉、ちり紙などの日用雑貨も売りつけられ、月200万円以上払っている。さらに2次団体はお中元で5000万円、お歳暮と司忍組長の誕生日でそれぞれ1億円ずつ分担して納めなくてはなりません。残っている団体も「山口組の代紋があるから何とか食えている」と思っているわけで不満がないわけではないでしょう。

 山健組の井上邦雄組長を組長に担ごうとしている新組織は、今後本体と抗争になる可能性があるでしょう。ただし今の組員はピストルをあまり使いたがらない。拳銃所持、器物損壊などで懲役7年は食らうでしょうし、今は法律上、組長も使用者責任を問われます。刃物や金属バットを使って「半グレ」の連中のケンカのような抗争になるかもしれません。

 山口組と一和会の間で80年代に起きた山一抗争も5年ぐらい続きましたし、今回も1、2年では終わらないかもしれません。これで山口組全体の地盤沈下は進むのではないか。兵庫県警は表面上迷惑そうな顔をしているでしょうが「壊滅まで追い込めるかもしれない」と内心は喜んでいると思います。(取材、構成・甲斐 毅彦)

 ◆溝口 敦(みぞぐち・あつし)1942年7月5日、東京都生まれ。73歳。早大政経学部卒。出版社勤務を経てフリーに。暴力団や宗教などを主に取材し、著書は「暴力団」「続・暴力団」「六代目山口組ドキュメント2005―2007」「武富士 サラ金の帝王」など。「食肉の帝王」で講談社ノンフィクション賞受賞。

最終更新:9月6日(日)12時7分

2348チバQ:2015/09/06(日) 17:50:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00050107-yom-soci
新組織トップに「山健組」組長…淡路島を拠点か
読売新聞 9月6日(日)9時10分配信

 全国最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市)から離脱した直系13団体のうち、約10団体が5日、新しい暴力団組織のトップを、山口組で最大勢力だった「山健組」(神戸市)組長に決めたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 名称は「神戸山口組」とし、拠点は兵庫県淡路市(淡路島)に置くとみられる。兵庫県警など警察当局は、山口組との対立は不可避とみて、警戒を一層強める。

 捜査関係者によると、新組織に入るのは「山健組」や「宅見組」(大阪市)、「侠友会」(淡路市)など。この日、神戸市中央区で会合を開き、新組織の組長を井上邦雄・山健組組長(67)、ナンバー2の若頭を寺岡修・侠友会会長(66)などとする体制を決めた。勢力は約3000人となる見通し。

2349名無しさん:2015/09/07(月) 22:08:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150906-00000047-mai-soci
<山口組分裂>新組織が発足 トップは山健組長
毎日新聞 9月6日(日)19時41分配信

 ◇当面は?友会の事務所を本拠か 名称は「神戸山口組」か

 指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の最大の2次団体だった山健組(同市中央区)などの直系組長13人が、新組織を結成したことが捜査関係者への取材で分かった。山健組の井上邦雄組長(67)が組長に就任し、「神戸山口組」を名乗るとみられる。構成員は数千人に上る可能性があり、国内最大の暴力団は本格的に分裂した。警察当局は抗争事件への警戒を強化するとともに、暴力団対策法に基づく指定に向けて新組織の実態把握を進める。

 捜査関係者によると、新組織は山健組の傘下組織一つを含む計14団体で構成。他に離脱した宅見組(大阪市中央区)の入江禎組長(70)が副組長、?友会(兵庫県淡路市)の寺岡修会長(66)が若頭を務めるという。当面は?友会の事務所を本拠にするとみられる。5日に山健組の関連施設で開かれた会合は初の定例会とみられ、会合場所には指定暴力団住吉会(東京都港区)の幹部も訪れた。

 山口組全体の構成員は昨年末時点で約1万人。14団体は近畿を中心に岡山、福井、熊本など広範囲に点在し、合計すると3000人規模になる。ただ、執行部側が離脱派を翻意させる「切り崩し工作」も続いているといい、新組織の勢力は流動的だ。

 分裂の背景には、山口組の篠田建市(通称・司忍)6代目組長やナンバー2である若頭の出身母体「弘道会」(名古屋市中村区)との対立があったとみられる。弘道会系幹部の重用や、直系組長らに課される上納金の高額化に不満が高まっていたとされる。執行部側が総本部を名古屋に移そうとしたとの情報もあるが、捜査関係者は「暴力団排除条例などで、受け皿となる建物を新たに作ることは難しい」と否定的だ。

 捜査幹部は「新組織は山口組の発祥地である神戸の名を冠して正統性を主張したいのだろう。分裂の決定的な理由は今後、詳細な分析が必要だ」と話す。

2350名無しさん:2015/09/07(月) 22:39:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000068-mai-soci
<司法試験>漏えいか 明大法科大学院、教授が教え子に
毎日新聞 9月7日(月)21時56分配信

 今年の司法試験を巡り、国の「司法試験考査委員」を務める明治大法科大学院の男性教授(60代)が、教え子の女性に試験内容を漏らしていた疑いが強まり、法務省が調査を始めた。教授は法務省の調査に対し、漏えいを認めているという。

 関係者によると、教授は考査委員(約130人)の一人として、今年5月に実施された司法試験の出題や採点を担当していた。関係者によると、教授は憲法を専攻しており、憲法の問題作成に関わったが、試験前に教え子の20代女性に問題内容を漏らしていた疑いがあるという。

 司法試験を巡っては、考査委員を務めていた慶応大法科大学院の教授が2007年、試験の前に学生を対象とする「自主勉強会」を開いたことが判明したケースがあり、法務省は考査委員を解任している。【和田武士】

2351とはずがたり:2015/09/08(火) 06:09:04
淡路島とは斬新な。不便じゃないのかな?護りやすいとか??侠友会が強いのか?

新組織トップに「山健組」組長…淡路島を拠点か
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%96%B0%E7%B5%84%E7%B9%94%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AB%E3%80%8C%E5%B1%B1%E5%81%A5%E7%B5%84%E3%80%8D%E7%B5%84%E9%95%B7%E2%80%A6%E6%B7%A1%E8%B7%AF%E5%B3%B6%E3%82%92%E6%8B%A0%E7%82%B9%E3%81%8B/ar-AAdZYnW
読売新聞 1日前

全国最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市)から離脱した直系13団体のうち、約10団体が5日、新しい暴力団組織のトップを、山口組で最大勢力だった「山健組」(神戸市)組長に決めたことが、捜査関係者への取材でわかった。

名称は「神戸山口組」とし、拠点は兵庫県淡路市(淡路島)に置くとみられる。兵庫県警など警察当局は、山口組との対立は不可避とみて、警戒を一層強める。

捜査関係者によると、新組織に入るのは「山健組」や「宅見組」(大阪市)、「侠友会」(淡路市)など。この日、神戸市中央区で会合を開き、新組織の組長を井上邦雄・山健組組長(67)、ナンバー2の若頭を寺岡修・侠友会会長(66)などとする体制を決めた。勢力は約3000人となる見通し。

2352とはずがたり:2015/09/08(火) 06:34:31
指定暴力団員は銀行口座開けないから児童手当も貰えないのか。

暴力団組員の男、「息子のために、児童手当を…」と口座開設 詐欺で逮捕
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E5%9B%A3%E7%B5%84%E5%93%A1%E3%81%AE%E7%94%B7%E3%80%81%E3%80%8C%E6%81%AF%E5%AD%90%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E3%80%81%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%89%8B%E5%BD%93%E3%82%92%E2%80%A6%E3%80%8D%E3%81%A8%E5%8F%A3%E5%BA%A7%E9%96%8B%E8%A8%AD-%E8%A9%90%E6%AC%BA%E3%81%A7%E9%80%AE%E6%8D%95/ar-AAe1vNF
産経新聞 10 時間前

 暴力団組員であることを隠して、金融機関で普通預金通帳を交付させたとして、京都府警宇治署は7日、詐欺の疑いで、京都府宇治市伊勢田町の暴力団組員の男(46)を逮捕した。同署によると、「詐欺になると知っていた。息子の児童手当を受けるためだった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は、平成25年7月12日午前7時45分ごろ、同市内の金融機関で、暴力団組員であることを隠し、自分名義の普通預金通帳を交付させたとしている。

2353とはずがたり:2015/09/08(火) 08:25:59

山口組分裂:脱退14団体が「神戸山口組」発足宣言
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%B5%84%E5%88%86%E8%A3%82%E8%84%B1%E9%80%80%EF%BC%91%EF%BC%94%E5%9B%A3%E4%BD%93%E3%81%8C%E3%80%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%B5%84%E3%80%8D%E7%99%BA%E8%B6%B3%E5%AE%A3%E8%A8%80/ar-AAe1ZJL
毎日新聞 16 時間前

 指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂問題で、脱退した14団体が新たに結成した組織が「神戸山口組」と名乗って発足を宣言する文書を出していたことが、捜査関係者への取材で分かった。文書の内容を、警察当局が確認した。

 複数の捜査関係者によると、文書は8月の日付で、新組織の組長に就任した井上邦雄・山健組組長の名前で出されていた。

 文書は「御挨拶(あいさつ)」とのタイトル。篠田建市(通称・司忍)6代目山口組組長を「利己主義甚だしく」などと批判したうえで、「歴代山口組親分の意を遵守(じゅんしゅ)するため」に山口組を離脱し、新組織を結成すると宣言している。

 また、この文書の末尾には、「山菱(やまびし)」と呼ばれる山口組の代紋(シンボル)もそのまま使用しており、今後、山口組側の反発も予想される。

2354とはずがたり:2015/09/08(火) 13:42:52
不適切な関係でもあったのかな?(;´Д`)

司法試験漏洩、法務省が刑事告発 東京地検特捜部が捜査
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/28/40fac9e4a61464462761ee830deec3b0.html
(朝日新聞) 11:42

 今年の司法試験で、問題の作成などを担当する考査委員を務めていた明治大学法科大学院の青柳幸一教授(67)が問題内容の一部を漏洩(ろうえい)したとして、法務省は8日、青柳教授を国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで東京地検に告発し、発表した。地検特捜部は同容疑で捜査を進めている。司法試験の漏洩が発覚し、法務省が告発するのは初めて。

 同省によると、青柳教授は2006年から考査委員を務めていた。今年5月に実施された司法試験では、論文試験のうち憲法に関する問題の作成などを担当。同大学院を修了した教え子の20代女性に対し、担当した問題1問の内容を事前に漏らした疑いが持たれている。同省の調査に対し、青柳教授は問題を漏らしたことを認めているという。同省は8日、青柳教授を考査委員から解任した。

 女性については、今年の受験を禁止して採点の対象から除外。今後5年間、司法試験の受験を禁止する行政処分を出した。今年の司法試験の合格者発表は8日午後に予定されているが、「問題の流出先は1人に限られており、合格者の判定への影響はなかった」としている。

2355名無しさん:2015/09/08(火) 22:10:20
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150908-00000018-pseven-soci
「ネットで嘘の情報を流せ」と言われた山口組幹部も存在した
NEWS ポストセブン 9月8日(火)16時6分配信

“日本最大の暴力団”山口組の分裂が明らかになり、ネットを含め様々な情報が飛び交っている。日本でもっともヤクザに詳しいライター、鈴木智彦氏が当事者たちからの証言をもとに、ネット情報の真偽をレポートする。

 * * *
 今回の分裂騒動では、暴力団関係者の情報収集能力に明確な差が生まれた。分裂というお家の一大事では、末端の組員にはほぼなにも知らされないのだ。山口組から処分された組長たちが率いる団体の構成員も、山口組に残った大半も、ネットやマスコミ報道を頼っていたと推測される。事実、新聞報道の後でも、配下に説明が終わっていない組織があった。

 千にひとつの信憑性しかないネットでも、SNSだけは無視できない。Twitterで離脱一派の「組長」を名乗る男性が、「東京は血の海になるでしょう」などと書いていたが、本当に組長でもおかしくはない。

 というのも、処分された直参組長たちの名前をFacebookでチェックしたところアカウントが見つかり、本人である裏取りもできたからだ。当方のTwitter経由で入手したたれ込みも10件を超えた。

「嘘の情報をネットで流せと指示された。具体的に名前や組織名を出せと言われた」

 とある山口組幹部はそう告白する。真偽の判定は、当事者とのホットラインがないと不可能だ。

 山口組がなんの書状も出していない分裂発覚直後の段階で、ネットには絶縁・破門状が広まった。急いで裏取りすると、山口組の中枢にはいない周辺者が情報を整理するためにワープロで作成したものだった。それが近親者に渡り、ネットに流れ、拡散されたのだ。これを「本物」として掲載したメディアがあるなら廃業した方がいい。

※週刊ポスト2015年9月18日号

2356名無しさん:2015/09/08(火) 22:12:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000031-mbsnewsv-l28
「神戸山口組」発足の文書発送か 山口組“分裂”問題
毎日放送 9月8日(火)11時50分配信

 指定暴力団・山口組から絶縁などの処分を受けたとされる組長らが結成した新組織、「神戸山口組」が、他の暴力団組織に発足を知らせる文書を発送したとみられることが、警察への取材でわかりました。

 捜査関係者によりますと「神戸山口組」の発足を伝える文書は、全国の暴力団組織などに向けて、トップに新しく就任した山健組の井上邦雄4代目組長の名前で、5日土曜日に発送されたということです。

 末尾には、「山菱」と呼ばれる山口組のシンボル=代紋が使用されていて、兵庫県淡路市にある「侠友会」の本部事務所の住所が新組織の本部として書かれているということです。

 警察は、神戸山口組が組織固めを進めているとみて、実態の把握を急ぐとともに、警戒を強めています。

毎日放送

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150907-00000339-fnn-soci
山口組「分裂」 新組織拠点は淡路島か 住民に不安広がる
フジテレビ系(FNN) 9月7日(月)20時38分配信
分裂した指定暴力団「山口組」の新組織。新たな拠点とされるのは、兵庫県の淡路島。島には、不安が広がっている。
「六代目山口組」から分裂した新組織が、拠点を置くとみられる淡路島の住民たちは、「そういうヤヤコシイ人は、いない方がいい」、「来ない方がよろしいですよ」、「そんなの来たら、この平和な淡路島がなあ」などと不安を漏らした。
新組織の拠点になるとみられるのは、分裂した組の1つ、「侠友会」の事務所。
周辺に学校などがないため、暴力団排除条例の適用を逃れる狙いがあるとみられている。
5日、神戸市中央区にある山健組の施設で行われた会合。
山口組から、絶縁や破門の処分を受けた組長ら14人が集まり、新組織「神戸山口組」を結成したとみられている。
神戸山口組のトップには、山健組の井上邦雄組長が就任したほか、組長に次ぐ副長や、若頭の役職も決まったとの情報もある。
構成員が、数千人にのぼる可能性もある、神戸山口組。
その結成会合に、ある人物の姿があった。
東京に拠点を置く指定暴力団「住吉会」傘下の最大組織で、武闘派と知られる住吉会・幸平一家のトップ、加藤英幸総長。
その参加には、いったいどういう意味があるのか。
暴力団にくわしいジャーナリスト・鈴木智彦氏は、「行ったのは、加藤さんの判断だと推測するしかない。(絶縁や破門処分で)通常、こうやって離脱すると、(新組織は)孤立無援になって、既存の暴力団は、一切つきあわない。(加藤総長は)それでもわたしは、こちらを支持すると、はっきりしたアピールだと」と話した。
六代目山口組組長の出身母体、名古屋市の弘道会に、神戸市の山健組を中心とするグループが反発したことで起きたとされる、分裂騒動。
そこに、関東の暴力団も関係してくるのか。
警察は、新組織の実態把握を急ぐとともに、対立抗争の勃発を防ぐため、警戒を強めている。
最終更新:9月7日(月)20時38分

2357名無しさん:2015/09/08(火) 22:13:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000500-san-soci
山口組分裂 新組織、文書で「神戸山口組」周知 「山菱」も使用 拠点は淡路市の侠友会本部か
産経新聞 9月8日(火)8時13分配信

 指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂問題で、離脱した組長らが設立した新組織が、設立を周知する文書を出していたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警は同日、暴力団担当者らを集めた臨時会議を開き、分裂を機に取り締まりを徹底するよう指示した。

 ■なぜ淡路島に…事務所の周辺に学校なし、条例を免れる目的か

 捜査関係者によると、文書では新組織を「神戸山口組」と名乗り、組長には山健組(神戸市中央区)の井上邦雄組長の名を記載。山口組が使用する「山」の文字を菱(ひし)形にあしらった「山菱」もそのまま使った。

 また、神戸山口組が、拠点を兵庫県淡路市の侠友会本部に置くとみられることも判明した。同県暴力団排除条例では、学校周辺などでの組事務所の新規運営を禁じているが、侠友会の事務所周辺には学校などがなく、条例適用を免れる意図があるとみられる。

 神戸山口組は、井上組長のほか、副組長に宅見組(大阪市中央区)の入江禎(ただし)組長、若頭に侠友会の寺岡修会長ら山口組から絶縁・破門処分を受けた13団体の組長に、山健組傘下の別の幹部を加えた計14人が中核を担うとみられる。山健組の組長は、井上組長から傘下団体の幹部に交代した。

 一方、大阪府警の臨時会議では、南野伸一刑事部長が「分裂を好機と捉え、暴力団の弱体化と壊滅に向けた取り締まりを徹底してほしい」と訓示。一般人が巻き添えとなる抗争事件を未然に防ぐため、組事務所などに対する警戒活動を強化するよう求めた。

2358とはずがたり:2015/09/08(火) 22:37:27
刑法の先生が領収書を野々村張りの偽造で研究費詐取したけど私大だし依願退職ですんでしかも法科大学院へ栄転してったって話しも聞いたし法学の教員ども腐っとるなw

司法試験漏えい:明大院教授「女子学生食事に誘う」評判も
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%8F%B8%E6%B3%95%E8%A9%A6%E9%A8%93%E6%BC%8F%E3%81%88%E3%81%84%E6%98%8E%E5%A4%A7%E9%99%A2%E6%95%99%E6%8E%88%E3%80%8C%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%AD%A6%E7%94%9F%E9%A3%9F%E4%BA%8B%E3%81%AB%E8%AA%98%E3%81%86%E3%80%8D%E8%A9%95%E5%88%A4%E3%82%82/ar-AAe3efr#page=2
毎日新聞 毎日新聞
10 時間前
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私立高に全国初の「自衛隊コース」
記者会見に臨む維新の党の松野頼久代表(右)と柿沢未途幹事長=27日午後、東京・国会内
維新、柿沢氏ら解任で大阪系幹部排除
 司法試験の問題を教え子に漏らしていた疑いが発覚した明治大法科大学院の青柳幸一教授(67)は、2006年に現在の新司法試験が導入された時から、試験問題の作成に当たる「考査委員」を務めてきた大ベテランだった。発言力が強く、司法試験の世界では有名人だったという。新試験制度の導入から10年目。法曹養成制度を揺るがしかねない事態に、教授を知る専門家や関係者は衝撃を口にした。

 司法試験の問題は、考査委員それぞれがたたき台を作り、意見を出し合い作成する。青柳教授は、今年の司法試験の問題作成で、自身の専門である憲法の問題形式を取りまとめる「主査」を務めた。

 「エネルギッシュで、常に議論をリードしていた」。青柳教授と面識がある考査委員の一人は打ち明ける。「学者としての功績は知らないが、考査委員の経歴が長く、受験業界では有名人。考査委員の中でも発言力が強かった」という。一方でこの委員は「事実とすればばかばかしい。守秘義務を守るのは当たり前で、個人の問題ではないか」とあきれた様子だった。

 青柳教授の授業を受けた明治大法科大学院の男子大学院生は「法律の基本や歴史的背景などが分かりやすく、授業の評判は良い。ただ、女子学生を高級な食事に誘うと評判で、実際に行った知り合いもいる。法曹への信頼に関わるので、教える人と試験問題を作る人は分けた方が良い」と話した。

 明治大法科大学院の同僚の男性教授は「大変な衝撃を受けた。学生に司法試験に合格してほしい気持ちは教授としてはみな同じだが、試験内容を教えるのはゆがんだ親心だ。不正な手段で合格した人がいるとなると法曹界全体が揺らぐ」と肩を落とした。

 また、他大の法学部教授は「恐れていたことが現実になった印象だ。正義を実現する法律家を育てる試験で、こんなインチキがなされ、まじめに取り組んできた学生たちが可哀そうでならないし、許せない」と憤った。「法科大学院はどこも人手不足。人員配置の課題と悪質な教員の存在が掛け合わさり、起きるべくして起きた」と指摘する。

 新司法試験を巡っては07年にも、考査委員だった慶応大法科大学院の男性元教授が学生向けの答案練習会を開いていたことが判明し、法務省は出題の担当から学者枠を大幅に減らすなどの対策を取っている。だが、大学教員が考査委員を務める方式は改まっていない。上川陽子法相は8日の閣議後の記者会見で「ワーキングチームを設け、原因を調査するよう指示した」と話した。

 明治大の福宮賢一学長は「司法試験制度の根幹を揺るがしかねない事態で重く受け止め、大学として関係者の方々におわび申し上げます。今後も事実関係の確認を進め、厳正な対応を行う方針です」とのコメントを出した。【山本将克、平塚雄太】

2359とはずがたり:2015/09/09(水) 19:32:22
【山口組分裂】「どこのもんや」「大阪府警や」「帰れ」「開けんかい」…響く怒声、捜査員と組関係者もみ合いに 山健組事務所捜索
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%B5%84%E5%88%86%E8%A3%82%E3%80%91%E3%80%8C%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%AE%E3%82%82%E3%82%93%E3%82%84%E3%80%8D%E3%80%8C%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E8%AD%A6%E3%82%84%E3%80%8D%E3%80%8C%E5%B8%B0%E3%82%8C%E3%80%8D%E3%80%8C%E9%96%8B%E3%81%91%E3%82%93%E3%81%8B%E3%81%84%E3%80%8D%E2%80%A6%E9%9F%BF%E3%81%8F%E6%80%92%E5%A3%B0%E3%80%81%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E5%93%A1%E3%81%A8%E7%B5%84%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%80%85%E3%82%82%E3%81%BF%E5%90%88%E3%81%84%E3%81%AB-%E5%B1%B1%E5%81%A5%E7%B5%84%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80%E6%8D%9C%E7%B4%A2/ar-AAe61yd?getstaticpage=true
産経新聞 7 時間前

【山口組分裂】「どこのもんや」「大阪府警や」「帰れ」「開けんかい」…響く怒声、捜査員と組関係者もみ合いに 山健組事務所捜索: 大阪府警の捜査員が山健組事務所に家宅捜索に入り、怒号が飛び交うなど物々しい雰囲気となった=9日午前、神戸市中央区

 「帰れ!」「開けんかい!」。振り込め詐欺の関係先として、大阪府警が9日午前に実施した神戸山口組の山健組事務所(神戸市中央区花隈町)などの家宅捜索。山健組事務所の内外では激しい怒号が飛び、捜索を拒もうとした組関係者が捜査員と取っ組み合いになる場面も。周囲では重装備の機動隊員が並び、規制のロープを張るなど厳戒態勢が敷かれ、小雨の降る静かな住宅街は一時騒然とした。

 同日午前10時すぎ、知能犯や暴力団担当の捜査員ら約60人が山健組の事務所前に到着すると、組関係者らは「何しに来たんや」「どこのもんや」と声を上げ、捜査員が中に入るのを拒否。捜査員も「大阪府警の家宅捜索や」「さっさと開けんかい」と応酬し、事務所内になだれ込んだ。激しく抵抗して捜査員ともみ合いになり、事務所の外で取り押さえられる組関係者もいた。

 事務所の周りには、防弾チョッキや盾を持った機動隊員が50人態勢で警戒し、不安そうに通行する住民たちの誘導などにあたった。

 山口組の分裂をめぐっては8月下旬、絶縁・破門処分を受けた山健組など直系13団体の組長が、新たに神戸山口組を結成。新組織の設立を通知する文書には山口組の篠田建市(通称・司忍)組長を批判する文言もあり、警察当局は抗争につながる恐れもあるとして警戒を強めている。

2360名無しさん:2015/09/09(水) 20:19:51
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150909-00059390-hbolz-soci
今国会で「取り調べの可視化実現」が先送りに。参院民主党の罪は重い
HARBOR BUSINESS Online 9月9日(水)16時21分配信

―― 江川紹子の事件簿 ――

◆可視化制度も日本版司法取引も先送り

 取り調べの録音・録画(可視化)の制度化や日本版司法取引の導入を含む刑事訴訟法等改正法案について、今国会での成立が見送られることになった。

 民主党は、衆議院では法案の一部修正と付帯決議で折り合って賛成したものの、参院ではヘイトスピーチ規制法案の優先処理を求めて、刑訴法改正法案の審議入りに応じてこなかった。結局、ヘイトスピーチ法案は与党の同意を得られず廃案となる見込みで、そのうえ可視化も先送り。民主党の戦略の稚拙さが際立つ結果となった。

「極めて遺憾だ」――可視化の実現に長年尽力し、「ミスター可視化」と呼ばれる小坂井久弁護士は、落胆を隠さない。

「元々は、民主党政権の時に、可視化の立法をしておかなければならなかったのに、警察等の抵抗も激しくて、無理だった。法制審議会を通すという形を取る以外、改革にはたどり着けなかった。それがようやく到達しようという時に足踏みするとは、極めて残念だ」

 この法案は、法制審議会特別部会の議論を経て作成され、今年3月に国会に提出された。

①裁判員裁判対象事件と検察の独自捜査事件について、取り調べの全課程の録音録画を義務づける可視化――のほか、

②被疑者国選弁護制度の対象拡大、検察官の手持ち証拠のリスト開示などの弁護活動の充実化を図る改正――に加え、

③被疑者・被告人が他人の犯罪を申告した時に、刑の減免などを得られる合意制度(日本版司法取引)の導入

④捜査機関による通信傍受の範囲拡大や手続きの簡略化――など捜査手法の拡充を図る内容がセットになっている。

 要するに、冤罪防止を求める声に応えつつ、可視化に激しく抵抗する警察を説き伏せるために、捜査手法の拡充を盛り込んだ。このバランスを取るのに、法務省の担当者は腐心したようで、

「ガラス細工のように慎重に作り上げた法案。なので、どこかを修正すれば、そのバランスが崩れてしまう」とも言う。

◆捜査機関の焼け太り、無罪請負人も反対

 一方で、捜査側への配慮が大きすぎるとして、「冤罪や証拠捏造などの問題が相次いだための法改正のはずなのに、これでは(捜査機関の)焼け太りだ」との批判もされている。新たな捜査手法のために、新たな冤罪が生まれる懸念もある。

 特に、③の司法取引は、他人を事件に引きずり込むタイプの冤罪を作りかねない。

 刑事事件の経験豊富な弁護士の中には、今でも密室の取調室の中で、司法取引的なやりとりが行われている現実を考えると、「取り引きが形に残るようになるだけ(法案は)マシ」との評価をする人もいる。

 その一方、多くの刑事事件を担当し、“無罪請負人”の異名もとる弘中惇一郎弁護士は、

「自分の罪を申告するならともかく、他人を巻き込む『司法取引』には害悪が大きすぎる。これをどういう根性の人たちが運用するかを考えると危ない」と指摘。「あらゆる制度改革には慎重であるべき」として、法案には反対の立場だ。

 ④については、もし今後、共謀罪が導入されるようなことになれば、実際の事件がなくても、警察が幅広く国民の通信を盗聴することが可能になるという懸念もされている。

 そのため、「むしろ可決されなくてよかった」「司法取引や盗聴拡大があるなら、今のままの方がマシ」などという声は少なくない。さらには、この法案で可視化が義務化されるのは、全事件の2〜3%程度にすぎないことを挙げて、「こんな法律なら、ない方がマシ」との声もある。

 しかし、本当にそうなのだろうか。

 確かに、法案は大いに問題がある。bestどころか、better、goodの評価もつけられない。

 司法取引に関しては、弘中弁護士が指摘する通りで、法がもたらすリスクは小さくない。けれども、可視化を法制化する機会を、逸してしまっていいのか。密室での取り調べの状況が記録に残らないというworstな現状に風穴を開けるために、他に方法がないのであれば、あえてworseの選択をすることも、政治には必要なのではないか。

2361名無しさん:2015/09/09(水) 20:20:07
>>2360

◆Worseの選択で、可視化を活用せよ

 この法案は、一部の事件とはいえ、取り調べの全課程を録音録画が義務づけられている。警察が、都合のいい部分だけを選んで録画する、あるいはストーリーを被疑者に教え込んでから録画するというようなことはできない。任意同行の場面などが省かれる懸念はあるが、取り調べのすべてが記録されるというのは画期的だ。

 いったん開いたこの風穴は、大きくなることはあっても、それをふさぐことはできないだろう。可視化によって、取り調べのやり方が大きく変わっていくことは間違いない。

 刑事事件のスペシャリストとして知られ、間接証拠による有罪認定についての画期的な最高裁判例を引き出した後藤貞人弁護士(大阪弁護士会)も、一部であっても、可視化が実現することの意義は大きい、として、こんな話をする。

「大阪府警は、特にヤクザの事件などは、殴る蹴るがひどかった。弁護人としては、どうしたら殴る蹴るをさせないか……が大変だった。それが、可視化論議が進展してきて以降、ぴたっとなくなった。論議が深まっただけで、それだけの効果があった。実際に、法律で義務化されればその影響は大きい」

 適正な取り調べをしている限り、可視化は被疑者・被告人の側に有利に働くとは限らず、むしろ捜査機関の側にとって有益な材料にもなる、ということに、警察もいずれ気づくだろう。検察は、すでにそれに気づいて、可視化をうまく活用しようとしている。

 国民にとって大事なのは、その制度が警察・検察と被告・弁護側のどちらに有利か、ということではなく、人権が守られつつ真実を発見するためには何が有効か、だ。その点、可視化は客観的な記録として、双方の目的に寄与する。

 衆議院では、法務委員会が70時間もの時間を費やして、この法案の審理を行った。民主党は当初、慎重な姿勢だったが、最終盤で維新の党とともに与党との修正協議を行い、法案の一部を修正したうえで、他の事件でも「できる限り行うように努める」などとする附帯決議をつけることで合意した。

 先の小坂井弁護士は、この附帯決議を次のように評価する。

「たかが附帯決議というかもしれないが、ここは法制審議会でも最後まで折り合えなかった点。それを、国会で議論があり、一定の合意があったということは、実務上、すごく意味がある。これまで、弁護士が警察に可視化の申し入れをする時にも、何も根拠になるものがなかったが、これでとっかかりができた」

2362名無しさん:2015/09/09(水) 20:20:18
>>2361

◆リアリズムに根ざした政治を

 百点満点からはほど遠くても、現状を鑑みれば、何歩かの前進になる。それを、弁護士が現場で存分に活用し、さらに捜査機関の努力があれば、さらなる前進もありえよう。

 参議院で議論を深め、さらに一歩でも二歩でも前進して(あるいはリスクを少しでも減らして)、新たな制度のスタートを切れれば、さらによい。そんな期待もあったのに、参議院では民主党の抵抗によって、審議に入れなかった。ヘイトスピーチ対策は、とても重要な問題であることはよく理解する。だが、だからといって、村木厚子さん(現厚労次官)に対する無罪判決や検察官による証拠改ざん事件から5年かかって、ようやく可視化が形になろうとする法案を、ここまで軽んじる姿勢は容認できない。

 この機会を逃して、可視化を実現する具体的で現実的な方法を、民主党が持っているなら、それもよいだろう。しかし、そんなものがあるならば、民主党政権の時に、可視化は実現していたのではないか?!

 先の後藤弁護士はこうも言う。

「僕らにとって、あるべき姿から見ると10分の1、100分の1の法案かもしれない。これができれば万々歳なんて、誰も言っていないし、批判をすることは大事だ。でも、前進は前進。だいたい、自民党政権で僕らにとって素晴らしい法律なんてできるわけない。それはしょうがない。でも、だからといって、『こんな法律だったらない方がマシ』というのは、リアリストの言うことではない。僕らは実務家なんで、とれるものは少しでも取る、というのが大事なんです」

 継続審議となるこの法案を、野党は秋の臨時国会で、問題点を指摘し尽くし、さらなる改善をするべく尽力したうえで、成立させてもらいたい。改善できなかった点は、その後も批判し続け、それによってリスクを最小化する。この法案には、三年後の見直し規定がついているので、その時期には、問題点が修正されてよりよい法制度にするための準備を進める。

 地味かもしれないが、少なくとも刑事司法の分野で必要なのは、そういうリアリズムに根ざした政治である。【了】

【江川紹子(えがわ・しょうこ)】

1958年、東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒。1982年〜87年まで神奈川新聞社に勤務。警察・裁判取材や連載企画などを担当した後、29歳で独立。1989年から本格的にオウム真理教についての取材を開始。「オウム真理教追跡2200日」(文藝春秋)等、著書多数。8月に、「大火砕流に消ゆ」(Kindle版)発売。菊池寛賞受賞。行刑改革会議、検察の在り方検討会議の各委員を経験。オペラ愛好家としても知られる。

記事提供:ムーラン (http://www.mulan.tokyo/

新世代のビジネス・ウーマンのためのニュースサイト。「政策決定の現場である霞が関、永田町の動向ウォッチ/新しいビジョンを持つ成長途上の企業群が求める政策ニーズを発掘できるような情報/女性目線に立った、司法や経済ニュース」など、教養やビジネスセンスを磨き、キャリアアップできるような情報を提供している

※本記事の関連記事も掲載中

【江川紹子の事件簿】川崎市中一殺害事件 http://www.mulan.tokyo/article/33/

ハーバー・ビジネス・オンライン

2363名無しさん:2015/09/10(木) 00:17:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000041-jij-soci
山健組本部を捜索=山口組分裂新組織の中心―詐欺容疑・大阪府警
時事通信 9月9日(水)10時21分配信

 高齢女性からキャッシュカードを詐取するなどした事件に関与した疑いが強まったとして、大阪府警捜査2課と4課は9日午前、詐欺容疑で、国内最大の指定暴力団山口組から離脱した山健組の本部事務所(神戸市)など関係先数カ所を家宅捜索した。
 
 山口組からは山健組や宅見組(大阪市)、侠友会(兵庫県淡路市)など13団体が離脱。山健組の井上邦雄組長を頂点とする新組織「神戸山口組」が結成されたとみられている。
 山口組の分裂後、山健組に対する警察当局による捜索は初めて。今回の捜索は、詐欺事件の全容解明を目指すとともに、新組織について情報収集を進める狙いがあるとみられる。
 事件では、山健組傘下組織の組員平沢康彦容疑者(51)らが8月、他の者と共謀し、愛知県高浜市の80代女性からキャッシュカードを詐取するなどしたとして逮捕された。
 府警によると、平沢容疑者らは警察官などを装って中国から電話をかけ、「キャッシュカードが偽造されているかもしれない。調べる必要があるので暗証番号を教えて」などとうそを言ってカードを詐取。現金を引き出されたケースもあり、府警は同容疑者らのグループによる被害は総額約1億4000万円に上るとみている。

2364とはずがたり:2015/09/10(木) 05:54:07

新組織「神戸山口組」傘下組長ら逮捕 警察官かたりオレオレ詐欺 被害総額は1億4千万円 大阪府警
http://www.msn.com/ja-jp/news/other/%E6%96%B0%E7%B5%84%E7%B9%94%E3%80%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%B5%84%E3%80%8D%E5%82%98%E4%B8%8B%E7%B5%84%E9%95%B7%E3%82%89%E9%80%AE%E6%8D%95-%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%AE%98%E3%81%8B%E3%81%9F%E3%82%8A%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%AC%E8%A9%90%E6%AC%BA-%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E7%B7%8F%E9%A1%8D%E3%81%AF%EF%BC%91%E5%84%84%EF%BC%94%E5%8D%83%E4%B8%87%E5%86%86-%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E8%AD%A6/ar-AAe6krU
産経新聞 7 時間前

 警察官をかたるオレオレ詐欺でキャッシュカードをだまし取ったなどとして、大阪府警など6府県警の合同捜査本部は9日、詐欺容疑などで、指定暴力団山口組から直系組長らが離脱して発足した新組織「神戸山口組」の山健組系組長、松森治(52)=神戸市長田区西山町=と同組員、成瀬智英(46)=長野県飯田市鼎切石=ら3容疑者を逮捕し、被害者に電話をかける「かけ子」の男2人を再逮捕したと発表した。

 松森、成瀬両容疑者の逮捕容疑は平成25年11月下旬、中国内から大阪府内の70代女性宅に警察官を装って電話をかけ、「カード情報が漏れている」などと嘘を言ってキャッシュカードをだまし取った上、金融機関の現金自動預払機(ATM)で現金150万円を引き出したとしている。

 松森容疑者らはかけ子を勧誘し、中国に送り出していたという。この詐欺グループによる被害総額は約1億4千万円に上り、府警は一部が山健組に流れた可能性もあるとみて捜査する。

 府警は同日、神戸市中央区の山健組事務所など9カ所を家宅捜索し、USBメモリーなどを押収した。

2365とはずがたり:2015/09/10(木) 08:25:06
明大教授、懲戒免職へ…司法試験漏えい
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150909-OYT1T50106.html?from=y10
2015年09月10日 00時52分

 司法試験の問題を作成する考査委員を務めていた明治大法科大学院の青柳幸一教授(67)による試験問題の漏えい事件で、同大の福宮賢一学長が9日夜、同大駿河台キャンパス(東京都千代田区)で記者会見し、青柳教授を懲戒免職にする方針を明らかにした。

 理事会などを経て正式決定する。福宮学長は「司法試験制度の根幹を揺るがしかねない事態だと重く受け止めており、おわび申し上げます」と陳謝した。

 東京地検特捜部は同日、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で告発された青柳教授の同キャンパス内にある研究室を捜索した。既に自宅などの捜索を終えており、裏付けを進める。

 会見には、福宮学長や、法科大学院の河内隆史院長ら3人が出席。説明によると、河内院長が8日、青柳教授に電話で事実関係を確認したところ、教授は漏えいを認めた上で、「ご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪した。特捜部の捜査を理由に詳細な説明は拒んだという。

2366とはずがたり:2015/09/10(木) 18:36:19
溝口敦氏が緊急リポート 「神戸山口組」これが人事一覧と掟だ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163481
2015年9月8日
【溝口敦 緊急連載「山口組分裂 血の抗争の行方」第1回】

 世間を震撼させている日本最大の指定暴力団、山口組の分裂劇は今後、どんな展開を見せるのか。この分裂劇の裏側に何があって、真相は何か。暴力団に関して数々の名著があるジャーナリストの溝口敦氏が緊急連載で渾身リポート!

■月会費は大幅減額、組長への贈り物禁止

 今月5日、神戸市花隈の山健組本部に、山口組を離れた「神戸山口組」のメンバーたちが集まり、発足に向けて人事や月会費を決めた。

 出席したメンバーによれば、人事は次の通りである。煩雑になるが、よそではまだ報じられていないようなので、記すことにする。

 神戸山口組の組長は事前予想通り井上邦雄(山健組組長)。若頭は寺岡修(侠友会、淡路市)、若頭補佐・剣柾和(黒誠会会長、大阪市)、同・織田絆誠(今回、山健組から抜擢)とされる。

 副組長・入江禎(宅見組組長、大阪)、総本部長・正木年男(正木組組長、福井県敦賀市)、本部長・毛利善長(毛利組組長、吹田市)、舎弟頭・池田孝志(池田組組長、岡山市)、舎弟・岡本久男(松下組組長、神戸市)、同・宮下和美(西脇組組長、神戸市)。

 顧問・奥浦清司(奥浦組組長、東大阪市)、若中・池田幸治(真鍋組組長、尼崎市)、同・高橋久雄(雄成会会長、京都市)、同・清崎達也(大志会会長、熊本県八代市)。(順不同)

 注目すべきは神戸山口組が新しく決めた月会費の額である。役付き30万円、中堅20万円、若中10万円と安い。弘道会が支配する従来の山口組では若中が支払う最低額でも100万円以上だから、その10分の1以下といえる。さらに中元、歳暮を組長に贈ることは禁止、組長は誕生日祝いをせず、組長への贈り物も禁止となった。
 従来の山口組では中元の時期、直系組長たちが拠出して司組長に贈るカネが5000万円、歳暮として同じく直系組長たちが分担拠出するのが1億円、1月25日の誕生日祝いにも1億円を司組長に差し出している。両派組員の支払額はえらい違いで、神戸山口組は今の不況にかなっている。

 当然、弘道会支配の山口組が行っているミネラルウオーターや日用雑貨品の強制売り付け(月額50万円以上)も神戸山口組はやらない。

 メンバーたちの多くは「会費の安さと水などの強制売り付けなしはものすごく助かります。6代目山口組が異常なわけで、執行部は脅迫的に直参たちからカネをむしっている。こういうことをまだ続けるつもりか、常識を疑う」などと批判している。

 また6代目山口組が今回、神戸山口組の副組長に納まった宅見組・入江禎組長に対する切り崩し工作を中止するよう指令を出した。これについては、6代目山口組は、よほど入江副組長が握る司忍組長の脱税データと証言が怖いのだろう、との声が参加者からも湧いた。

 こうして両派は対決局面に入ったが、まだどこからも拳銃の音は聞こえてこない。両派の並立が長く続くのかもしれない。

※この連載は第1回のみネット配信します。続きは本日(9月8日)発売以降の日刊ゲンダイ紙面で読めます。

2367名無しさん:2015/09/11(金) 07:17:00
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150909-00005415-sbunshun-soci
少年Aから「週刊文春」に“抗議文”が届いた
週刊文春 9月9日(水)16時1分配信

差出人は「元少年A」
 神戸連続児童殺傷事件の犯人で、手記『絶歌』(太田出版)の著者である元少年A(33)から、「週刊文春」に手紙が届いた。手紙では、「週刊文春」6月25日号で報じた『絶歌』の出版経緯について、<残念ながら事実とは異なっていました>とし、<僕は当事者としてありのままの真実を包み隠さずきちんと伝える義務を感じ、今回独断で筆を執らせていただきました>としている。

 A4・20枚、2万3000字に及ぶ手紙では、出版の経緯を克明に綴った後に、次のような告知をしている。

<最後に、重要なお知らせです。

 いろいろ思うところがあり、急遽ホームページを開設しました。(略)

 まだ立ち上げたばかりで方向性も何も決まっていませんが、今後はこのホームページを基盤に情報発信をしていく所存です。

元少年A>

<元少年A 公式ホームページ>と題されたHPでは、身長や体重やメールアドレスに加えて、マスク姿や、全裸でナメクジにまたがる元少年Aの写真などがアップされている。『絶歌』を巡っては、元少年Aという匿名で、被害者遺族に連絡のないまま出版に踏み切ったことが批判を浴びた。本誌への手紙や「公式ホームページ」は、元少年Aの更生や遺族への贖罪意識に疑問を生じさせる内容が多く含まれており、今後、少年法の在り方や更生プログラムの是非が論議を呼びそうだ。


<週刊文春2015年9月17日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

2368名無しさん:2015/09/11(金) 07:18:08
>>2367

元少年A公式ホームページ
存在の耐えられない透明さ
http://www.sonzainotaerarenaitomeisa.biz/

2369名無しさん:2015/09/12(土) 11:42:07
>>2367

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000009-jct-soci
「元少年A」サイトの「ムキムキ肉体となめくじ」写真 専門家が分析「これが意味するコト」
J-CASTニュース 9月10日(木)19時52分配信

 1997年に神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇聖斗事件)を起こした加害男性「元少年A」を名乗る人物によるホームページ開設について、複数の週刊誌が報じ、波紋を広げている。

 確認できるサイトを見ると、トップページの詳細なプロフィルや、2015年6月に出版された手記「絶歌」の宣伝文もさることながら、それ以上に目を引くのが「セルプポートレート」と称した「全裸」写真、そして大量のナメクジを用いた「作品」だ。

■使用したナメクジは全部で約100匹

 「元少年A公式ホームページ」をうたったページには、「存在の耐えられない透明さ」とのタイトルが付けられている。

  9月10日発売(首都圏など)の「週刊文春」「週刊新潮」「女性セブン」が、元少年Aと称する人物から同ページURLの書かれた手紙が送られてきたと報じ、その存在が広く知られるようになった。開設した人物が加害男性と同一人物かは不明だが、週刊文春では、手紙が元少年Aによるものであることを「確認できた」と伝え、週刊新潮は、「当事者しか知りえない、いわば"秘密の暴露"とでも言うべき事柄が、詳細に記されていた」と報じている。

 ページ内に設けられたギャラリーコーナーには、趣味で制作したというイラストやグラフィック作品が掲載されている。驚くことに、そこには「セルフポートレート」と称した本人とみられる写真もある。

 顔は黒い布で覆っているが、上半身は裸。全裸を披露したものも3枚ある。局部にエイリアンのような生物が取りついたもの、胎児のように膝を抱えて丸くなっているもの、巨大なナメクジにまたがったものなど、いずれも独特な作品だ。6つに割れた腹筋や太い腕など、筋肉質な体型が強調されている。

 「閲覧注意」と断るべき作品もある。ページの一番下に掲載された大量のナメクジを使ったハート型のコラージュ作品だ。本人曰く「ナメクジを使って寄せ絵をやったらどうなるか見てみたい」との思いから出発し、完成までに最も時間と労力を要したという「力作」。使用したナメクジは全部で100匹はくだらないという。

 この作品には「メイキング」まで用意されており、ナメクジをランウェイを歩くモデルになぞらえながら、写真と文章で細かな制作経過を解説している。

  「メンバー全員が集合したところで、高濃度の塩水を入れたアトマイザーでシュッとひと吹きすると......普段の彼らからは想像もつかないスピードで這い出てきます」「もはや地獄絵図......」「塩に溶かされて粘液の量がハンパない」

などと紹介している部分では、大量のナメクジが重なり合いながらうごめくグロテスクな写真が何枚も連なっている。

2370名無しさん:2015/09/12(土) 11:43:20
>>2369

「透明な存在でもモンスターでもなく、自分自身を表現したい」
 心理学者の碓井真史氏(新潟青陵大学大学院教授)に見解を聞くと、「ナメクジは、彼にとっては命の象徴であり、またみんなに嫌われるナメクジは彼自身の象徴なのかもしれません」と分析した。

 手記「絶歌」ではナメクジの解剖シーンが生々しく描かれていた。ギャラリーで一番に紹介されているナメクジをモチーフにしたイラストの下には、

  「『心象風景』ならぬ『心象生物』という言葉がもしあったなら、不完全で、貧弱で、醜悪で、万人から忌み嫌われるナメクジは、間違いなく僕の『心象生物』だった」

という「絶歌」にもあった文章が引用されている。元少年Aにとって、ナメクジは特別な存在のようだ。

 また、ナルシシズムも感じられるセルフポートレートについて、碓井氏は「透明な存在でもなく、モンスターでもなく、自分自身を表現したい思いの表れとも考えられそうです。かなり鍛えた身体で写っているのは、強さの表れ、強くなりたい思いの表れかもしれません」とみる。

 ホームページでは、物議を醸した手記「絶歌」について「事件から18年。『冷酷非情なモンスター』の仮面の下に隠された"少年Aの素顔"が、この本の中で浮き彫りになっています」と自らPRしているほか、「身長165.6cm 体重54.3kg」といった細かなプロフィル、好きな映画や本の感想なども掲載されている。被害者の遺族に対して謝罪するような言葉は見当たらない。

  「『絶歌』やホームページは、単なる自己顕示欲ではなく、自己の存在確認をするための強烈な表現欲求のようにも感じられます。彼の心の健康にとって、表現することは重要なことなのでしょう」(碓井氏)

 ホームページ開設を受け、元少年Aをヒーロー視する風潮が一部で助長されてしまう可能性を危惧する専門家の意見も出ている。一方、碓井氏は元少年Aの精神状態についても心配な面があるという。

  「周囲からの悪評はあまり気にしていないように感じられますが、これだけ目立つ行動を取れば、何が起こるかわかりません。結果的に、彼の精神が不安定になることも考えられます。サポートチームなどから、必要なサポートをもらって欲しいと思います」(碓井氏)

2371名無しさん:2015/09/12(土) 12:03:35
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150910-00045198-gendaibiz-soci
山口組分裂、それでも大抗争が起きない理由 「やくざの時代」の終焉か?
現代ビジネス 9月10日(木)6時2分配信

司組長が離脱者に送った「通達文書」
 本来なら、血で血を洗う抗争が始まっていてもおかしくないが、いまだ静けさを保っているのが、山口組分裂騒動である。

 8月末に山口組を割って出た一派は、9月5日に定例会を開き、組長は井上邦雄・山健組組長、副組長は入江禎・宅見組組長、若頭は寺岡修・侠友会会長といった人事を明らかにするとともに、組名は「神戸山口組」で代紋は「山菱」を使うと宣言した。

 「親」である司忍6代目を裏切って外に出た「子」の井上組長らが、山口組という名称も代紋も継続使用するというのだから「やくざの論理」では許されない。

 だが、山口組のみならず全国の暴力団で、最も資金力のある戦闘部隊を持つと言われる名古屋の弘道会を支配下に置く司組長は、「軽挙妄動を慎め」と、文書で通達。また、山口組に戻りたい離脱者には、「寛容な気持ち」で接するように伝えている。

 神戸山口組も同じだ。構成員約3000人で、全国的には約1万人の山口組の3割に過ぎないが、神戸では圧倒、大阪でも五分の勢力を誇る。しかし、抗争を起こすことがないように厳命。それでも「夜の盛り場」でトラブルが起きかねないと、自警団を組んでパトロールしている。

 両山口組の関係者はもちろん、警察幹部も他の暴力団幹部も、「山一戦争のようなことはない」と、口を揃えた。30年前にも山口組は、4代目襲名をめぐって分裂、山口組VS一和会の抗争となり、竹中正久4代目を始め25人もの死者を出したが、その“再来”はないというのだ。

 第一に挙げられるのは、時代の変化である。

 1984年の山一戦争勃発は、バブル経済の前夜だった。その後、旧住友銀行に山口組の企業舎弟が入り込んで3000億円を闇に流したといわれるイトマン事件、竹下登政権誕生に功績のあった稲川会会長への謝礼が、4000億円の債務保証となって東急電鉄仕手戦などに繋がった東京佐川急便事件に象徴されるように、バブル期、「裏の世界」の住人であるはずのやくざが、「表の社会」を侵食し始めた。

 これを放置できなくなった国家権力は、92年施行の暴対法を皮切りに、改正を重ねて組長の使用者責任を厳格にし、11年には暴排条例を全国施行して、やくざの糧道を絶った。違法行為はもちろん、合法的な事業も禁じられ、配下の組員が犯した罪でも組長が被って賠償責任を取らされる。

 がんじがらめのなか、暴力団社会は衰退を余儀なくされ、暴力団の構成員と準構成員を含めた数は、毎年1割減が続いて、14年末には約5万3000人となった。

2372名無しさん:2015/09/12(土) 12:06:05
>>2371

「儲かっているのは弘道会だけ」という不満
 この危機を、内部にあっては厳しい管理、外部とは平和外交路線で乗り切ろうとしたのが山口組である。正確には、司6代目の出身母体でナンバー2の高山清司若頭が会長を務めていた「弘道会方式」と言われる。

 執行部への批判は許さず、ウィークデーは神戸の「山口組本部」への“顔出し”を義務付け、上納金は月に80万円以上にアップさせ、ペットボトル入りの水や石鹸、歯ブラシといった日用雑貨品の購入を強制した。

 直参と呼ばれる直系組長に、使用者責任が6代目に及ぶような手荒なしのぎをさせず、完全管理下に置き、中央集権的に資金を執行部に集めるシステムの確立である。

 一方で、他の団体との盃外交は積極的に進めて友好団体を増やした。指定暴力団の半数は山口組の友好・親戚団体である。そのために、襲名、葬式などの義理事はもちろん、墓参や誕生祝いもかかさず、その平和外交路線の費用もまた傘下への割り当てだった。

 結局、儲かっているのは弘道会だけじゃないか――。その鬱積した不満が爆発したのが、渡辺芳則5代目の出身母体である山健組を中核とした今回の分裂騒動だった。

 不満は山口組の内部だけではない。

 平和外交路線は実を結び、対山口組の「箱根から先に菱の代紋を掲げさせない組織」だった関東二十日会は、山口組の一員となった国粋会をメンバーに加え、関東親睦会として再スタートした。確かに、抗争の芽は摘まれた。だが、山口組は他にも、落合金町連合を直参にしており、都合2団体が東京に進出したことになる。

 半グレの代表格である関東連合OBのケツ持ちの主流は弘道会で、芸能界に勢力を築いたのも、暴力団が群雄割拠する歌舞伎町に拠点を持ったのも弘道会。関東の組織からすれば、「平和外交」と言いつつ、静かに侵食を果たしていい目を見ているのは山口組=弘道会じゃないか、という思いがある。

 今回、5日の定例会に、住吉会のなかの一大勢力である「幸平一家」の加藤英幸総長が顔を見せて話題となった。住吉会を割って出るかどうかは定かではないが、他にも福岡の浪川睦会など井上組長と信頼関係を結んでいる組は少なくないし、他の組織のなかにも、山口組との関係が危うくなっても神戸山口組と親戚関係を結ぶところがありそうだ。

2373名無しさん:2015/09/12(土) 12:09:18
>>2372

「やくざの時代」の終焉
 司組長と高山若頭が主導した「弘道会方式」とは、言葉を換えれば、弘道会をトップに暴力団のピラミッドを構築、攻勢を強める国家権力に対抗しようというものだった。だがそれは、10年前、司6代目のクーデターによって当代の座を奪取された山健組の怨念の前に潰えたことになる。

 かつての暴力団社会なら、山口組は分派の神戸山口組をたたきつぶさねばならないが、それは即ち、双方の共倒れを意味する。

 そういう意味で、安藤隆春・元警察庁長官が、「弘道会の弱体化なくして山口組の弱体化はなく、山口組の弱体化なくして暴力団の弱体化はない」と、弘道会壊滅作戦を指示したのは正しい。

 抗争なき山口組VS神戸山口組の姿は、「やくざの時代」の終焉を物語っている

伊藤 博敏

2374名無しさん:2015/09/12(土) 16:13:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091200205
性犯罪被害者支援、国費でサポート=民主が新法骨子

 民主党は、性犯罪被害者に対する支援体制を拡充する「性犯罪等被害者支援法案」(仮称)の骨子をまとめた。これまで関与の度合いが低かった国の役割を広げるのが目的。与党にも賛同を呼び掛け、秋に想定される臨時国会への提出を目指す。
 骨子は、被害者から相談を受けたり、関係機関を紹介したりする「ワンストップ支援センター」を運営する民間団体に国が財政支援を行うことを明記。専門家に加え、性犯罪被害者もメンバーとする審議会を内閣府に設置し、政府が策定する支援基本計画に意見具申できるとした。被害者支援に関わる専門職員の育成や警察官の研修強化も盛り込んだ。
 性犯罪の厳罰化については政府も前向きで、法務省が法改正を検討中。民主党関係者は「被害者支援の拡充も早急に進める必要がある」と指摘している。 (2015/09/12-14:14)

2375名無しさん:2015/09/15(火) 19:46:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00000024-mbsnewsv-soci
「神戸山口組」の中心組織 侠友会を捜索
毎日放送 9月15日(火)11時50分配信

 兵庫県警は、暴力団組員が関わる詐欺事件の関係先として、指定暴力団山口組から離脱した暴力団事務所を家宅捜索しました。

 家宅捜索を受けたのは、兵庫県淡路市にある侠友会の事務所です。

 兵庫県警は、侠友会に関係する35歳の男を暴力団組員であることを隠して金融機関に口座を開設した詐欺の疑いで逮捕し、その関係先として捜索しました。

 侠友会は「神戸山口組」の中心組織のひとつで、新組織の本部が置かれているという情報もあり、実態解明の狙いもあると見られます。

 一方、15日午前、関東を拠点とする指定暴力団・稲川会の幹部らが新神戸駅に到着しました。

 警察によりますと、山口組総本部を訪れるのが目的だということで、警察は山口組側の動向にも注目しています。

毎日放送

2376名無しさん:2015/09/15(火) 19:47:20
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150912-00000031-ann-soci
山口組分裂後初 弘道会が名古屋で定例会開く
テレビ朝日系(ANN) 9月12日(土)20時54分配信
 指定暴力団山口組の6代目組長の出身母体の弘道会が山口組分裂後、初めての定例会を12日に名古屋で開きました。

 名古屋市の弘道会本部には、午前9時半ごろから会長ら幹部らが集まりました。山口組では弘道会が影響力を強めていることを受け、前の組長の出身母体の山健組などが離脱しました。今後、弘道会を中心とする山口組と、分裂した組織との間で勢力争いが起こる恐れがあり、警察は警戒を強めています。
最終更新:9月13日(日)0時3分

2377名無しさん:2015/09/16(水) 20:46:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00000562-san-soci
山口組組長ら提訴の男性を襲った直系組織組幹部を逮捕 「お礼参り」か
産経新聞 9月15日(火)19時57分配信

 指定暴力団山口組の篠田建市(通称・司忍)組長や、直系組織の元組長を相手取り民事訴訟を起こした男性を殺害しようとしたとして、大阪府警捜査4課と堺署は15日、殺人未遂容疑で、山口組直系「極粋会」幹部、笠原正治(51)と山口組系元組員、小林誉士昭(46)=いずれも住所不定、詐欺罪などで起訴=の両被告を逮捕した。同課は両容疑者の認否を明らかにしていない。

 府警は男性が訴訟を起こしたことなどに対する報復とみて、犯行の指示役がいないかなどを調べる。

 逮捕容疑は共謀し3月2日午前5時20分ごろ、堺市堺区甲斐町西の路上で、出勤途中だった40代の自営業男性に金属製の工具で背後から頭を殴るなどして殺害しようとしたとしている。男性は軽傷を負った。

 同課によると、笠原容疑者が過去に所属した山口組直系の玉地組(除籍処分で解散)の元組長は平成24年、男性への違法な高金利での貸し付けなどで逮捕され、有罪が確定。男性は元組長や上部団体の山口組の篠田組長に対し、約1100万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こしている。

2378名無しさん:2015/09/16(水) 20:50:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00010001-socra-soci
山口組分裂、住吉、稲川巻き込む大再編の予兆
ニュースソクラ 9月15日(火)15時40分配信

弘道会がトップの「暴力団ピラミッド」瓦解へ?
 山口組が分裂した。割って出た側は、当初は20団体以上でのスタートと言われていたが、14団体と想定より少なくなった。山口組の引き止め工作がある程度は功を奏した。
 とはいえ、山口組の一部関係者が喧伝するような「切り崩されて消滅する」という環境にはない。会の名称は神戸山口組で代紋は同じ山菱。組長には山健組の井上邦雄組長が座り、副組長には宅見組の入江禎組長が就き、若頭を侠友会の寺岡修会長が務めるなどきっちりと体制も固まった。
 さらには、山口組以外の暴力団が合流することも予想され、それなりの勢力を保つことになりそうだ。
 勢力均衡が簡単には崩れそうもないのは、なにより、双方、ケンカができないからだ。
 すぐに想起されるのが、31年前に始まり、25名の死者を出した山口組と一和会の山一抗争だが、時代が違う。当時は、暴力団の行動を制限した暴力団対策法も、組長に全ての責任が波及する使用者責任の適用例も、組員の生活権や生存権を認めない暴力団排除条例もなかった。
 いまは、抗争になればトップの逮捕の口実になりかねない。お互い、それを承知だからすくみあうしかない。
神戸山口組が、同じ「山口」で同じ「山菱」にしたのは、山口組100年の歴史と代紋の力に頼ったからだが、子(井上組長ら)が親(山口組の司忍6代目組長)を裏切ったのだから、やくざ本来の論理で言えば、山口組は決して許さないし、許してはならない。
 ところが、それができない。
 やくざが、「やくざの論理」を貫けないところに、暴力団が置かれている今の厳しい環境がある。そして、全国の暴力団員の過半近い勢力を誇る山口組の司組長は、その困難を内部では中央集権の厳しい統率、外部では抗争を避けて警察につけ込ませない平和外交路線で乗り切ろうとしてきた。
 司組長と、2011年4月までの6年間、司組長が服役していた間に留守を預かった高山清司若頭は、内部に執行部への批判を許さない厳しい規律と、月に80万円以上の上納金と、義理事への臨時出費の際の集金、ミネラルウォーターなど日用雑貨品の強制購買などで、金銭的に傘下団体を締め上げた。
  不満は強く、特に、先代の渡辺芳則5代目の出身母体である山健組には、山口組の本拠地は神戸で、そこを守っているのは自分たちだという自負がある。名古屋を拠点に統率する司組長と高山若頭の出身母体である弘道会への批判が強い。これまでに2度のクーデター計画があり、今回、3度目の正直で、ようやく離脱を図った。
 山口組は、他の組織と「盃外交」を展開して平和外交路線を敷いているが、国粋会や落合金町連合といった2次団体を東京に置いたことが証明するように、友好の姿勢を見せながらも進出。その強引さが、「弘道会方式」と恐れられた。
 安藤隆春・警察庁元長官は、「弘道会の弱体化なくして山口組の弱体化はなく、山口組の弱体化なくして暴力団の弱体化はない」という有名なセリフを口にし、「弘道会壊滅作戦」を指示した。
 だが、弘道会は警察や行政と敵対する一方、中央集権で傘下組織を押さえ込んできた。さらには、平和外交と言いつつ他の組織の縄張りを侵食する手法は、暴力団社会からも警戒されていた。
 山口組の分裂は、弘道会が推し進めてきた統治手法への反発がベースになっている。そのため他団体のなかには、神戸山口組と親戚関係を取り結ぶ動きがすでにある。
 住吉会のなかでも最大級の勢力を誇る幸平一家は、加藤英幸総長が挨拶に訪れた。同じ関東の松葉会、稲川会などの「離脱組」にもそういう動きがある。西日本や九州の組織も幾つか同調しそうだ。
 山口組(弘道会)と神戸山口組(山健組)の対立は、全国の暴力団組織を真っ二つに再編する可能性を秘めている。それは同時に、山口組が中心となって築いてきた「弘道会をトップにする暴力団ピラミッド」を瓦解させることに繋がっている。

伊藤 博敏 (ジャーナリスト)

2379名無しさん:2015/09/16(水) 23:28:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150916-00000005-sasahi-soci
幻冬舎の見城徹社長を逆恨み? 元少年A制御不能なナルシシズム〈週刊朝日〉
dot. 9月16日(水)11時40分配信

 日本の少年犯罪史で最も強烈な印象を残した酒鬼薔薇聖斗こと元少年A(33)。6月に手記『絶歌』(太田出版)を出版し、25万部のベストセラーとなった。すでに莫大な印税を手にしたとされる。世に出た彼は再び、制御不能なモンスターとなりつつある。

 8月下旬、Aは出版に至る経緯を詳細に書いた手紙を「週刊文春」「週刊新潮」「女性セブン」の3誌、新聞社などに送りつけた。その文章量はA4用紙で20枚、文字数は2万字にも及ぶ。

 公表された手紙によると、その内容のほとんどは、幻冬舎の見城徹社長とのやりとりに費やされていた。詳しくは後述するが、Aは、手記の執筆を計画して、2012年冬に見城社長に熱烈な“売り込み”をしていた。

 そして、もう一つ重要な内容が記されていた。Aは手紙の最後に、自らの表現の場として、公式ホームページ(HP)を立ち上げたことを告知していたのだ。

 HPのタイトルは、「元少年Aの公式ホームページ存在の耐えられない透明さ」。フランスの作家ミラン・クンデラの名作『存在の耐えられない軽さ』と、酒鬼薔薇聖斗が赤字で書いた犯行声明の「透明な存在」を合体させたと思われる。

「Aは『絶歌』を出版する際、HPも作成したいと主張していたそうです。しかし、さすがに太田出版が止めた。すると、勝手に立ち上げ、手紙でメディアに公表してしまったようです。言い出したらきかず、制御不能ですね」(出版関係者)

 HPには、本人のプロフィルや身長と体重、自らが影響を受けた本や映画の感想などが掲載されている。また、「ギャラリー」というページには、覆面をした全裸の自分自身のセルフポートレートや、大量のナメクジを集めた写真などが掲載されている。

 精神科医の片田珠美氏は、Aの今の精神状態を、こう分析する。

「鍛えた体を見せるのは自己顕示欲の表れで、自己愛を満たしたいのだと思う。ナメクジの写真は、塩をかけると小さくなってしまうことに自分自身を重ね、『自分は弱い、悲鳴をあげているんだ』ということを知ってほしいのではないか。攻撃衝動を実際の行為に移すのを防ぐために、書かずにはいられない文章や絵が、気持ちの悪い作品になることがある」

 関東医療少年院で更生し、出所後は10年以上も沈黙を守っていたAが、なぜ、再び暴走し始めたのか。

 その鍵を握るのは、見城社長だ。Aは10年にBS放送の番組を見て、初めて見城社長を知る。番組内で見城社長は、異端者こそが優良なコンテンツをつくる、という自身の出版哲学を披露していて、Aは、その言葉に感化された。将来、手記を発表するときは<頼めるのはこの人以外にあり得ない>と感じたという。

 Aが見城社長に最初の手紙を出したのは、12年の冬。すべて手書きで、その内容は熱烈だった。

<闇に葬られた90年代最大の異端児を、日本少年犯罪史上最悪のモンスターを、他ならぬ「見城徹」の手で、歴史の表舞台に引きずり出してみたいとは思いませんか?(中略)あなたこそは“異端者のメシア”です>

 これに見城社長が返信したのは、翌13年1月17日。そこには、Aへの最大級の賛辞が送られていた。

<私のいただいた手紙の中でこれほど完璧な手紙はなかったような気がします>

 Aは、見城社長を心から慕い、見城社長も社内に編集チームをつくり、出版の準備にとりかかった。だが、順調に見えた両者の関係は、15年1月にきしみ始めた。週刊新潮の記事で、幻冬舎がAの手記の刊行を計画していることが明らかになったからだ。記事には遺族の批判の声も掲載されていたからか、これを機にAは、一度は出版を断念した。一方、幻冬舎側にとっても、手記を出版したあとに世間から受ける批判を警戒していた。にもかかわらず、Aによると、編集チームが太田出版から手記を出すよう、電話やメールで説得してきたという。

<弊社で出せなくなってしまった場合、見城は(チームの面々も同意見ですが)、それでもこの手記はやはり世に出すべきなのではないか>(1月26日のメール)

 Aは、一度は諦めた手記の出版を、再び決意する。そして見城社長は、版元として、親交のある太田出版社長の岡聡氏を紹介。その後、6月に手記が出た。

 当然のことながら、『絶歌』は厳しい批判にさらされた。しかも、同月中旬には、見城社長が週刊文春の独占インタビューに応じ、出版を断念した経緯を明らかにした。これをAは裏切りと感じ、怒りは頂点に達した。

<かつては『心の父』と慕い、尊敬していた人物のみっともない醜態を見せつけられることほど辛いものはありません>

2380名無しさん:2015/09/16(水) 23:28:26
>>2379

 かつてAの更生に携わった関東医療少年院元院長である杉本研士氏は、悔しさをにじませる。

「出所して10年間も地道に努力してきたのに、無にしてしまった。彼は一度、出版を諦めようとしていたのに、惜しいことをした」

 暴走を始めたAを止める手段はないのか。米国では、犯罪者が自らの犯罪を商業的に利用し、印税収入などを得ることを防ぐ「サムの息子法」がある。

 日本でも、『絶歌』が刊行された後の7月に、Aが起こした事件の遺族らが、日本でもサムの息子法の制定を求める意見書を自民党などに提出している。陳情を受けた自民党の司法制度調査会犯罪被害プロジェクトチーム座長の鳩山邦夫衆院議員は、こう話す。

「ご遺族の心情を思うと出版差し止めのルールがあってもいいと感じるが、現実的には『表現の自由』との兼ね合いもあって難しい」

 そして気になるのは、再犯の恐れはないのか、だ。

 AはHPで<『絶歌』を書くにあたって、僕は“或る人物”の存在を強く意識していた。同郷の“異”人、『佐川一政』である>と記していた。

 佐川氏は1981年にパリで女性を殺害し、その人肉を食べ、逮捕されたが、精神鑑定で「心神喪失状態」と判断され、不起訴となった。帰国後には作家になった人物だ。Aはその憧れを延々と綴っていた。

「HPに掲載された画像を見る限り、再犯に及ぶような精神状態ではないように思えるが、孤独に苦しんでいるのではないか。自らの写真には、彼が母親の胎内でうずくまっているようなものがあります。これは精神が逆戻りして赤ちゃんに戻ろうとする『退行』の現象です。『絶歌』が期待したほど世の中に受け入れられなかったと思い、不安定になっているのではないか」(杉本氏)

 Aの両親の代理人の弁護士はこう話す。

「『絶歌』を読んだ両親は、被害者遺族の方々のお気持ちを考えると、本当に申し訳ない、と困惑していた。一刻も早くAと連絡をとり、自分たちの気持ちを伝えたいと考えていた矢先に、Aがこのような形で手紙とHPを公表してしまった」

 制御不能となったAは、この先どうなるのか。その行方は誰にもわからない。

(本誌・西岡千史、牧野めぐみ)

※週刊朝日 2015年9月25日号

2381名無しさん:2015/09/17(木) 07:18:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000193-jij-soci
「活発な子」驚く住民=閑静な住宅街騒然―埼玉・熊谷
時事通信 9月16日(水)23時13分配信

 「活発な子だった」。
 埼玉県熊谷市の民家で16日、4人が相次いで殺害された事件。閑静な住宅街は突然起きた凄惨(せいさん)な出来事に騒然となり、被害者を知る近所の住民は一様に驚いた様子だった。
 加藤美和子さん(41)宅の近くに住む男性(81)によると、午後6時ごろに警察官が訪れ、外に出ないように言われた。小学2年の孫が加藤さんの娘と仲が良かったといい、「家にも遊びに来ており、活発でかわいい子だった」と振り返る。「きのうも2人で一緒に遊んでいた。孫に何て伝えていいのか」と絶句した。
 一方、白石和代さん(84)は夫と息子を亡くし、1人暮らしだったという。近所の男性(78)によると、農協で米の検査員を務めていた夫を約7年前に亡くし、近くに住んでいた1人息子も同じころに難病で他界、一軒家に1人で暮らしていた。
 男性は「白石家は旧家で、地域でも一目置かれている家柄だった。大正琴が趣味で、温和な人柄でいつもニコニコしていた。最近は足腰が痛いと言っていて、1週間前につえを突いて歩いているところにあいさつを交わしたのが最後だった」としのんだ。
 通行人から「警察官4、5人が犯人を追い掛けているのを見た」と聞いたといい、「この地域は治安が良く、青天のへきれきだ」と不安な様子で語った。
 遠縁の男性(77)は白石さんについて、「野菜作りが趣味で、よく持ってきてくれた。さっぱりした性格で、趣味の琴と手芸を楽しんでいた。本当にびっくりしている」と話した。
 現場は熊谷署の南数百メートルの住宅街で、広い範囲で規制線が張られていた。

2382とはずがたり:2015/09/17(木) 22:09:24

「山口組」関係会社へ発砲した疑い、住吉会系暴力団幹部ら逮捕
TBS News i 2015年9月17日 17時45分 (2015年9月17日 19時40分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150917/Tbs_news_42061.html

 東京・新宿区歌舞伎町にある指定暴力団「山口組」が関係する会社のドアに銃弾2発を撃ち込んだとして、住吉会系暴力団幹部らが警視庁に逮捕されました。
 逮捕されたのは住吉会系暴力団幹部・小藪敏生容疑者(47)ら3人です。小藪容疑者らは2012年12月、新宿区歌舞伎町にある当時の山口組系「山健組」が関係する会社のドアに向け銃弾2発を発射し、玄関を壊した疑いが持たれています。

 住吉会と山口組は2012年12月、歌舞伎町の喫茶店で組員らが乱闘騒ぎを起こし、双方の関係先への発砲事件が他に2件相次いでいました。

 山口組をめぐっては先月以降、山健組などが分裂し新たな組織を発足させていて、警視庁は新たな抗争につながる可能性もあるとみて警戒を強めています。(17日08:02)

2383名無しさん:2015/09/19(土) 07:22:58
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150918-00045364-gendaibiz-soci
元大阪府警暴力団担当刑事が分析する「山口組分裂の行方」と警察当局の「対山口組戦略」 ノンフィクション作家・森功が緊急寄稿
現代ビジネス 9月18日(金)6時2分配信

「この抗争は、資金源がモノをいう」
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ノンフィクション作家・森功氏の新著『大阪府警暴力団担当刑事』が9月18日に発売された。ベテランの暴力団担当刑事の目を通じ、暴力団の実態や闇社会と芸能界のつながり、そして山口組関連の事件や「島田紳助引退の舞台裏」をありのままに描いた力作だ。裏社会に鋭く切り込む気鋭の作家が、山口組分裂騒動の内幕と行方を書く――。
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 8月27日に直系の13団体の組長が絶縁・破門処分となり、山口組の分裂がはっきりしてから20日が経過した。抗争に発展する危険性の高い当初の1週間ないし10日はおろか、3週間近く経ってなお、双方に表立った動きがない。

 暴力団対策法と暴力団排除条例のダブルの取り締まりにより、ともに動けない、という見方の一方、「どこかのタイミングで抗争を仕掛けざるをえない」と指摘する声もある。

 新組織を結成したのは山建組や宅見組をはじめとした14団体。対して残留した山口組直系は58団体だ。

 斯界では絶縁処分を食らった組織が活動すると、敵対していると見なす。まして「神戸山口組」の旗を揚げ、シンボルマークである従来の山菱の代紋を使うという。本来なら、山口組本部として黙っているわけにはいかない。それがどちらも後に引けない理由といわれる。だが、実際は、やや事情が異なるようだ。

 「今回の分裂騒動は、山口組六代目の司忍(本名・篠田健市)が山口組本部を出身母体の弘道会のある名古屋に持ってくる、という話が発端になっているという説がある。司自身がそう言ったとは思えへんけど、服役中の若頭、?山清司か、弘道会会長の竹内照明がその話を持ち出した可能性はあります。

 竹内は?山のいる府中刑務所に面会に行っている。少なくとも、離脱した山建や宅見組側からは『名古屋に(本部を)持っていかれたら山口組ではあらへんので、やむなく出たんや』という声が聞こえてきます。つまり、その大義名分があるので、出たほうも強いのではないでしょうか」

 元大阪府警捜査四課のベテラン暴力団担当刑事が、そう指摘した。分裂直前の8月、山建組組長の井上邦雄が、その竹内と揉めたという情報もある。1984年から89年にかけて続いた山口組と一和会の分裂抗争では、山口組本部の圧勝に終わった。だが、今回は暴対法が施行させている手前、容易に動けない。

 「現在の暴対法で広域暴力団に指定されているのは、残った山口組本部であり、その意味では彼らのほうが不利です。本部が動けば暴対法で取り締まり、組事務所の使用禁止なども出せる。抗争になれば使用者責任を問えるので、司や竹内などを狙える。一般人を巻き込めば無期懲役になる」(同大阪府警刑事)

 かたや新組織である神戸山口組に対しては、広域暴力団指定までに1年かかるとみられ、今は暴対法が適用できない。その間、みかじめ料集めなどの経済行為をしても、警察は中止命令を出せない。そんな強みもある。

 つまるところ、暴力団の抗争は資金源がものを言う。山建組や宅見組と付き合いのある、ある団体幹部は「山建はこの1年、組員から月に1万円ずつ徴収してきたから、現金はかなり溜め込んできたはず」だと明かした。

2384名無しさん:2015/09/19(土) 07:23:34
>>2383

なぜ「神戸山口組」を名乗ったのか
 警察発表によれば、山建組は構成員・準構成員を合わせると2000人いるので、月に1万円徴収すれば、単純計算でひと月2000万円、1年だと2億4000万円になる。

 もっともそれは抗争資金ではなく、山口組本部の兵糧攻めによる長期戦に備えた蓄えのようだ。

 「普通、抗争の前にはまず四方八方に頼んで出所のわからんチャカ(拳銃)を集める。けど、その動きが今のところあらへん。そやから、山建や宅見から仕掛けることはないと思います」

 先の団体幹部は、そうも話した。山建組や宅見組は関西でかつて勃発した「山一抗争」で中心的な役割を担ってきた。それだけに山口組の代紋を捨ててしまえば、あらゆるシノギ(経済活動)に差支え、じり貧になることを承知している。

 だからこそ、神戸山口組を名乗ったに違いない。政界でいえば、「維新の党」を離党した橋下徹が「大阪維新の会」を名乗り続けるのと似ている。

 しかも、皮肉にも暴対法のおかげで、新組織はしばらくの間、これまでよりむしろシノギをしやすくなる。神戸山口組の井上たちは、資金源を絶たれなければ闘えるという目算の下、今度の離脱に踏み切ったのだろう。

 となれば、当分のあいだは双方がにらみ合い、分裂騒動は長引く――。これが、関係者たちの話を聞いた結果の大雑把な山口組情勢だ。

 山口組、神戸山口組、そのどちらも、実は現在のシノギの主戦場は大阪ではなく、東京である。折も折、山建組に関東の住吉会幸平一家総長の加藤英幸が駆けつけ、山口組本部に稲川会の幹部が馳せ参じたのは、文字通りこの先のシノギ争いに対する作戦会議のためにほかならないのだろう。

 目下のところ、正面衝突を避けようとしているとはいえ、互いに東京で資金を支えるフロント企業を抱えている。その経済活動の最前線で、いつぶつかるか。それが抗争の導火線となりかねない。関東の広域指定暴力団を巻き込み、一触即発の緊張状態が続く。

 一方、こうした山口組の分裂を暴力団の資金源を断つ絶好の機会と虎視眈々と狙っているのが、警察当局である。

 九月に入り、大阪府警と兵庫県警が、振り込め詐欺容疑で神戸山口組の山建組(神戸市)と?友会(淡路市)の組事務所に家宅捜索に入った。それは、神戸山口組の広域暴力団指定に向けた材料集めの一環とみていい。

 ちなみに分裂騒動で見落とされがちだが、まさにこの8月下旬、山口組本部から猛毒のゴミが押収されて騒ぎになったことがある。

 人体の骨まで溶かすフッ素化水素という劇薬が、無造作に捨てられていたのだが、今度の分裂騒動と無縁ではない、と警察当局は見て、捜査を進めている。

2385名無しさん:2015/09/19(土) 07:24:38
>>2384

山口組が「最も恐れた相手」
 また、離脱組の宅見組二代目組長の入江禎は長年、本部長として山口組の会計を預かってきたともされる。山口組本部の脱税問題に関する捜査対象になりうる。警察当局にとっては狙いどころに違いない。二つの山口組に加えて警察当局、いわば三つ巴の闘いが繰り広げられている。

 そしてそんな警察のなかで、間違いなく山口組が最も恐れてきた相手が、大阪府警捜査四課や暴力団対策課のマル暴刑事たちである。

 暴力団捜査において最も大事なのが、経済活動に関する情報収集であり、そこでは長年の経験と蓄積が欠かせない。山口組の捜査に取り組んできた猛者ぞろいの大阪府警の刑事たちが、まさに捜査の端緒をつかむべくフル活動している。

 拙著『大阪府警暴力団担当刑事――捜査秘録を開封する』は、タイトルにある通り大阪府警のベテラン刑事たちの暴力団捜査ファイルだ。

 六代目組長司忍を支えてきた若頭の?山の恐喝事件から島田紳助を引退に追い込んだ山口組と芸能界との因縁、さらに司の親衛隊である弘道会のヒットマン部隊「十仁会」の暗躍なども記した。まさに絶妙のタイミングで文庫化されたように自負している。

 (敬称略)

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森功(もり・いさお)1961年、福岡県生まれ。出版社勤務などを経て、ノンフィクション作家に。08年、09年と2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞。主な著書に、『許永中』『同和と銀行』『黒い看護婦』などがある
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森功

2386名無しさん:2015/09/19(土) 07:26:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00000011-kobenext-soci
東京の指定暴力団稲川会幹部ら山口組を訪問 
神戸新聞NEXT 9月16日(水)10時49分配信

 国内最大の指定暴力団山口組の分裂問題で、東京に拠点を置く別の指定暴力団「稲川会」の幹部らが15日、神戸市灘区の山口組総本部を訪れたことが、捜査関係者への取材で分かった。警察庁によると、稲川会は構成員約2900人で、指定暴力団としては国内3番目の規模。

 一方、今月5日には、国内2番目の規模となる指定暴力団「住吉会」(東京、構成員約3400人)の傘下組織の代表者が離脱派の新組織「神戸山口組」側の事務所を訪問した。

 警察当局は、山口組の分裂が他の指定暴力団の動向に影響を及ぼす可能性がないか、慎重に見極めている。

2387名無しさん:2015/09/19(土) 07:28:08
>>2386

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00000546-san-soci
山口組総本部に稲川会幹部ら訪問…警察当局、抗争を警戒
産経新聞 9月15日(火)13時19分配信

 指定暴力団山口組総本部(神戸市灘区)に15日、全国3番目の勢力がある指定暴力団稲川会(東京都港区)の幹部らが訪問したことが捜査関係者への取材で分かった。両団体は友好関係にあるとされ、山口組の直系組長らも集まり、何らかの会合が開かれたとみられる。

 8月下旬、山口組から絶縁・破門処分を受けた直系13団体の組長が新たに神戸山口組を結成。山口組でも最大勢力だった山健組(神戸市中央区)の井上邦雄組長(67)が初代組長に就いた。

 今月5日、神戸山口組の定例会とみられる会合に、全国2番目の指定暴力団住吉会(東京都港区)幹部も出席。捜査関係者によると、新組織結成の協議に際して「立会人」などの立場で出席したとみられている。

 警察当局は、山口組と神戸山口組が、東京を拠点とする暴力団を巻き込みながら抗争に発展する可能性もあるとして、警戒を強めている。

2388名無しさん:2015/09/19(土) 07:36:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000569-san-soci
JR連続不審火 定職就かず、月20万仕送り受け…反原発、政治にも興味 父親「なぜこんなことに」
産経新聞 9月16日(水)18時44分配信

 「表現だとしたら音楽でもできる。芸術家なら作品で訴えるべきだ。なぜこんなことになってしまったのか」。野田伊佐也容疑者の父親(75)は16日、産経新聞などの取材に憔悴(しょうすい)した様子で語った。

 野田容疑者は大学卒業後、一度も定職には就かなかった。「好きな音楽をするために親としてできることをしたかった」(父親)と、月20万円を仕送り。JRへの不満などは聞いたことがなかったが東日本大震災以降、「原発は危険」などと語るようになった。政治に興味があり、反原発のデモにも参加していた。

 野田容疑者とバンド活動を通じて知り合ったという飲食店店長の男性(40)は、「いつもデモに参加したあとにうちの店に来ていた。チラシを自作するなど熱心に活動していたようだが、店の客に興味を示す人はおらず、1人ぼっちだった」と話した。

2389名無しさん:2015/09/19(土) 09:01:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00010001-asiap-soci
弁護士のブログ発言を訴えた「スラップ訴訟」でDHC吉田会長敗訴
アジアプレス・ネットワーク 9月7日(月)11時28分配信

化粧品会社DHCの吉田嘉明会長が、ブログに書かれた内容で個人と会社の名誉を傷つけられたとして、執筆した弁護士に対して損害賠償の支払いを求めた裁判で、東京地方裁判所は9月2日、「社会通念上許される限度を超える侮辱にあてはまるとは言えない」などとして、吉田会長の訴えを退ける判決を言い渡した。(アイ・アジア編集部)

この裁判は、澤藤統一郎弁護士(東京弁護士会所属)が自身のブログに、吉田会長が当時「みんなの党」代表だった渡辺喜美元衆議院議員に8億円を貸し付けたことについて「金で政治を買おうというこの行動は徹底して批判されなくてはならない」などと書き、吉田会長と会社としてのDHCが、名誉毀損があったとして澤藤弁護士に対して総額6000万円の損害賠償の支払いを求めたもの。9月2日に東京地方裁判所で判決の言い渡しが行われた。

判決の中で阪本勝裁判長は、澤藤弁護士がブログに書いた意見や論評について、「その内容は主として、政治家への資金提供の透明性を確保し、民主主義の健全な発展のためには、金員の提供を受ける政治家だけでなく、金員を提供する私人についても監視、批判が必要であることを訴えるもので、専ら公益を図る目的に出たものと認められる」と指摘。

また、8億円の提供は吉田会長がサプリメント販売に関する規制緩和により、自らの利益を追求するためのものであったとした意見や論評については、国民の健康に関するものであり、公共の利害に関する事実に関わるものだとした。

その上で、阪本裁判長は、澤藤弁護士の記述について、「原告(吉田会長)の人格攻撃にわたるものとはいえず、社会通念上許される限度を超える侮辱行為に当たるとは言えない」として、吉田会長らの訴えを棄却した。

判決について澤藤弁護士は次にように話した。

「権力や経済的な力を背景に圧力がかけられても絶対に黙ってはいけない。私は訴えられた後も、沈黙せずにDHCや吉田会長を批判続けた。彼らに「黙れ」と言われたら逆に絶対に黙るわけにはいかなかった。しかしながら、『表現活動への威嚇』には危惧している」

2390名無しさん:2015/09/19(土) 09:02:06
>>2389

◇他にもある吉田会長による提訴
澤藤弁護士の弁護団によると、吉田会長が自身をブログや記事で批判した弁護士やジャーナリストに対して名誉毀損で訴えた裁判は他にも多数あり、係争中だという。

こうした吉田会長の対応について、有識者の中からは、
「訴えることによって、委縮させるのが狙いのスラップ訴訟(威圧訴訟、恫喝訴訟)だ」
「こうした訴訟は損害賠償額の高額化の中で出てきたもので、表現の自由を守るための対策を考えていなかければいけない」
と言った懸念の声が出ている。

この裁判では、吉田会長側は提訴時に2000万円の損害賠償を請求していたが、その後、請求額を6000万円に引き上げた。

※「スラップ訴訟」とは、Strategic Lawsuit Against Public Participationの頭文字を綴った造語で、発言封じなどの威圧、恫喝、報復的な目的で起こす訴訟のことをいう。

2391名無しさん:2015/09/19(土) 09:03:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150902-00003631-bengocom-soci
DHC会長「8億円問題」めぐる名誉毀損訴訟でまた敗訴、ブログ記事に「違法性なし」
弁護士ドットコム 9月2日(水)19時51分配信

みんなの党(解党)の渡辺喜美・元代表が、化粧品大手DHCの吉田嘉明会長から8億円を借り入れていたことが2014年春に発覚し、大きな騒動になった。そのころ、この問題を取り上げたブログ記事で名誉を傷つけられたとして、DHCと吉田嘉明会長が、ブログを書いた澤藤統一郎弁護士に対して、6000万円の損害賠償を求めていた。しかし、東京地裁(阪本勝裁判長)は9月2日、ブログの内容に「違法性はない」として、原告である吉田会長らの請求を棄却し、訴訟費用を原告負担とする判決を下した。

勝訴判決を受けて、被告の澤藤弁護士が東京・霞が関の司法クラブで記者会見し、「これは言論への萎縮効果を狙って起こした裁判だ」「ありあまった金で訴訟を乱発することが許されて良いのか。腹が煮えくりかえる思いだ」と話した。

DHCの広報は弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「判決に不服があるので、控訴する」とコメントした。

●「意見・論評としての域を逸脱していない」

裁判で争点となっていたのは、澤藤弁護士が2014年3月〜8月にかけてブログ「澤藤統一郎の憲法日記」にアップした複数の記事。

東京地裁は、これらの記事はいずれも、吉田会長が発表した手記などをもとに書いた「意見・論評」であると認定。吉田会長らの社会的評価を低下させる記述が含まれていると指摘したが、いずれの記述も公共性があり、前提としている事実に真実性・真実相当性があると判断した。「政治家に金を出して利益をむさぼろうという輩」といった吉田会長について揶揄するような表現も、意見・論評としての域を逸脱しておらず、違法性がないと認定した。名誉感情の侵害もないとした。

澤藤弁護士らによると、DHCと吉田会長が「8億円問題」への批判に対しておこした名誉毀損訴訟は、少なくとも10件あり、現在9件が係属中。今日の判決は、地裁判決としては3件目になる。先行している2件はいずれも、1審と控訴審でDHC・吉田会長側が敗訴し、最高裁に上告中だという。

●言論を封殺する「SLAPP訴訟」とは認められず

澤藤弁護士側は、請求額が6000万円と高額である点や、訴訟を起こす前に、警告や吉田会長からの反論がなかったことなどを理由に、「自己に不都合な言論を封殺しようとするSLAPP(スラップ)訴訟だ」として、裁判所が訴訟を却下すべきだと主張していた。だが、この点について判決は、ブログ記事に断定的・強い表現の批判が含まれており、適法かどうかの判断が「必ずしも容易ではない」として、被告側の主張を退けた。

弁護士ドットコムニュース編集部

2392名無しさん:2015/09/19(土) 09:04:05
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150619-00000009-pseven-soci
一部の市民活動家の裁判利用 「門前払いにすべき」と法学者
NEWS ポストセブン 6月19日(金)7時6分配信

 とにかく「訴え」が多くなったニッポン。麗澤大学教授で法学者の八木秀次氏は、市民活動家が起こす訴訟について言及した。

 * * *
 リベラル系の市民活動家らは、靖国参拝から海外派兵、米軍基地、慰安婦まで、何かあるたびに国を相手取って裁判に訴えようとする。特に今、乱発されているのが、原発の再稼働差し止め訴訟である。脱原発弁護団全国連絡会のサイトによれば、福島の事故以降、全国各地で39件も提訴されているという。

 そんななかで、福井地裁は昨年5月に大飯原発の再稼働差し止め判決を出し、今年4月にも同じ裁判官が高浜原発の再稼働差し止めを決定した。

 しかし、原発の安全審査は、原子炉や活断層の研究者で構成される原子力規制委員会が、科学的知見に基づいて実施している。一方、裁判官は常に数百件の裁判を抱えているので、自分で調べたりはせず、原告の資料と被告の反論資料を付き合わせて判断するだけである。高浜原発は規制委が再稼働を認めていたが、その判断を裁判官が覆すというのは合理的と言えるのだろうか。

 法学の世界には統治行為論(*)という考え方があり、裁判所の判断が馴染まない問題については、判断しないという選択肢もあるはずだ。一部の市民活動家の主義主張で、国のエネルギー政策が左右されていいはずがない。

【*高度な政治性を有する国家の行為については、司法審査の対象にならないとする理論】

 こうした希有な判決は、最高裁でひっくり返るケースがほとんどだが、市民活動家らはそんなこと百も承知である。どこかの地裁で都合のいい判決が出ることを期待して訴訟を起こす。残念ながら、地裁レベルでは、こうした政治運動に同調するような裁判官も希に存在するのである。

 そして、奇妙な判決が出ると、最大限に宣伝に使う。新聞等のマスコミも“画期的な判決”として大々的に報じるので、一般の人々の間にはその判決の記憶だけが残る。

 欧米ではスラップ訴訟というと、大企業や政府が個人を恫喝するために行う訴訟を指すが、日本では逆で、昔から市民活動家らが政府を攻撃するための手段として裁判を利用してきた。

 たとえば、家永教科書裁判は、高校の日本史教科書の執筆者である家永三郎氏が、「教科書検定は憲法違反」として国を訴えた裁判で、第一次から第三次まで32年にもわたって争われた。最高裁は原告の主張を一部認めながらも「検定は合憲」とし、国の勝訴で終わったが、長引く訴訟に文科省が疲弊し、訴訟を避けるため検定基準がどんどん緩められることとなった。

 小泉首相の靖国参拝で精神的苦痛を受けたとして、首相を相手取って損害賠償請求を起こした人々もいたし、最近も安倍首相の参拝に対して同様の訴訟が起きている。2004年に出た判決では原告の請求を棄却しながら、裁判官が「傍論」で「首相の靖国神社参拝は違憲である」と述べた。

 傍論というのは裁判官の個人的な意見に過ぎず、先例としての拘束力はない。しかし、マスコミはこぞって「原告の実質勝訴」と報じた。

 市民活動家がなぜ裁判を利用しようとするのかといえば、彼らの主義主張に共感する人が世の中には少なく、議会に代表者を送り込めないからだ。民主的な議会制度を無視して、歪んだ主張を無理やり通すための手段が裁判なのである。

 だから、こういった訴訟に裁判所が付き合う必要はなく、門前払いにすべきである。

※SAPIO2015年7月号

2393チバQ:2015/09/19(土) 11:10:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150918-00000036-mai-soci
<ダンス営業>倉庫街でクラブ可能に…警察庁が改正案
毎日新聞 9月18日(金)11時19分配信

 クラブなどダンス営業の規制を緩和した改正風営法の施行(来年6月)に向け、警察庁は17日、朝までの営業を可能とする地域や店内の明るさ規制などを定める関連政令の改正案を公表した。事業者の要望を受け、営業可能地域を従来の繁華街に加えて倉庫街などにも広げる。どういった営業形態が新たな規制対象となるのかについての見解も示した。

 改正風営法は、ダンスのような「遊興」を伴って深夜も飲食を提供するクラブなどについて、営業時間を午前0時(午前1時まで延長可能)までとする「風俗営業」の枠組みから外し、店内の明るさを映画上映前後の映画館と同等の10ルクス超とするなどの条件を満たせば「特定遊興飲食店」として朝までの営業を可能にした。

 政令案によると、特定遊興飲食店の営業地域には、繁華街のほか倉庫街のように深夜に人が少なくなる地域も含まれる。原則朝まで営業可能だが、通勤・通学への影響を考え、午前5〜10時については都道府県の条例で規制可能とする。

 警察庁は関連政令などをホームページで18日に公表。1カ月にわたって国民の意見(パブリックコメント)を募集する。【長谷川豊】

 ◇警察庁が示した「遊興をさせる」とは(いずれも不特定の客に対して)◇

 ◇対象になる主な行為(午前0時以降も営業する場合は公安委員会の許可が必要)

・ショーやダンス、演芸など興行を見せる

・音楽や照明の演出でダンスをさせる

・カラオケ装置を置いて歌を勧め、照明などの演出や合いの手で客をほめはやす

・バーでスポーツなどの映像を見せ、応援への参加を呼びかける(頻繁でなく継続性がない場合は対象にしない)

 ◇対象にならない主な行為(午前0時以降の営業でも公安委員会の許可は不要)

・カラオケ装置があっても、客が自分から歌うことを希望した際にマイクや歌詞カードを渡したり、装置を作動させたりする

・ボウリングやビリヤードを自由に使わせる

・バーでスポーツなどの映像を単に見せたり、客自身が応援を行ったりしている場合

2394チバQ:2015/09/19(土) 11:11:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000047-jij-soci
繁華街、非住宅地に限定=クラブなど終夜営業―地域指定の基準策定・警察庁
時事通信 9月17日(木)10時54分配信

 客にダンスさせて酒も提供するクラブなどの終夜営業を可能とする改正風営法が成立したことを受け、警察庁は17日、終夜営業を認める地域を繁華街と非住宅地に限定するとの基準を定めた。
 終夜営業できる「特定遊興飲食店」の定義や条件も策定。風営法施行令や同施行規則の改正案などとして同日公表した。18日から1カ月間、国民の意見を募る。
 特定遊興飲食店について、警察庁は「午前0時以降に営業」「酒を提供」「積極的に客に遊び興じさせる」の3要素を全て満たす営業と定義した。クラブの他、スナックやライブハウスなど幅広い業態が該当する。
 同じ業種を掲げていても実態によって規制が異なる店もある。例えばスポーツバーは、試合の映像を見せるだけなら対象外だが、客に応援を呼び掛ける営業は「特定遊興」の許可が必要になる。
 終夜営業を認める地域の基準は、「1平方キロメートル当たりに300軒以上の割合で風俗営業店や酒類提供飲食店などが存在する繁華街」か「居住者が1平方キロメートル当たり100人以下の地域」とした。繁華街の中でも、住宅街とその周辺、病院や児童福祉施設などの周辺は営業を禁じた。
 通勤・通学者らのため、午前5〜10時は営業を制限できる規定も基準に盛り込んだ。
 警察庁はこの基準を全国知事会と全国都道府県議会議長会に通知。各都道府県は今後、基準を元に条例を改正し、営業可能な地域や制限時間を具体的に指定する。
 特定遊興飲食店の明るさは「客席で10ルクス超」を条件とした。クラブやディスコの場合、客席の面積がフロア全体の5分の1以下だと、ダンススペースの照度も10ルクス超が必要になる。

2395名無しさん:2015/09/19(土) 14:29:43
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150919-00000023-nnn-soci
兄の17人殺害事件知られ仕事辞めると話す
日本テレビ系(NNN) 9月19日(土)8時45分配信
 埼玉県熊谷市で6人が殺害され、ペルー国籍のナカダルデナ・バイロンジョナタン容疑者(30)の身柄が確保された事件で、ナカダルデナ容疑者が9年前に兄が起こした殺人事件を勤務先に知られて仕事を辞めざるを得なくなったと話していたことがペルーに住む姉への取材でわかった。

 ペルーの地元メディアによるとナカダルデナ容疑者の兄は17人を殺害した容疑で2006年に逮捕。その後、懲役35年の判決を受けた。

 当時、ナカダルデナ容疑者はペルーに住む姉・マリアエレナさんに対し「勤務先に兄の殺人事件を知られ、仕事を辞めざるを得なくなった」と話していたという。

 マリアエレナさん「兄が殺人事件を起こした時、弟は日本にいた。兄の事件はペルーで大きなニュースとなり、日本にも広がった。弟は仕事に影響が出て仕辞めざるを得なくなった」

 また、ナカダルデナ容疑者は「日本でお金を稼いでペルーで家具を修理する新たなビジネスを始めたい」と夢を語っていたという。

2396名無しさん:2015/09/20(日) 08:12:05
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/09/18/kiji/K20150918011155010.html
ナカダ容疑者 弁当工場に勤務 いつも1人ご飯
熊谷6人殺害
 ナカダ容疑者が働いていた工場を経営するグルメデリカ(埼玉県所沢市)によると、容疑者は登録していた神奈川県藤沢市の人材派遣会社から紹介されていた。

 勤務時間は午前5時から午後2時。派遣会社の関係者は「真面目で就業態度もしっかりしていた」と人物像を語った。同じ工場で働いたパラグアイ人の男性(63)らによると、工場近くの自宅から自転車で通い「サラダ用のキャベツを包丁で切る担当だった」。母国ペルーの出身者もいたが、「日本語はほとんど話せず、人とも話をしないで、いつも1人でご飯を食べていた」と語った。今月12日朝、職場に姿を見せず、派遣会社に「背広の人に追われている。工場に行けない」と連絡があり、そのまま退職した。
[ 2015年9月18日 05:30 ]

2397名無しさん:2015/09/20(日) 09:24:06
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150915-00045292-gendaibiz-bus_all
ドキュメント山口組分裂 すべてを知る親分が私に語ったこと 暴力団取材の第一人者が緊急寄稿
現代ビジネス 9月15日(火)11時1分配信

 「世界最大の犯罪組織」が、割れた。ネットやテレビでは真偽不明の情報が飛び交うが、いったい「菱の代紋」に何が起こっているのか。暴力団取材の第一人者が現役組長の肉声を交えて現状をえぐる。

首謀者の意外な名前
 この8月に山口組は分裂したが、「神戸山口組」が突発的に蜂起・分裂を決めたわけではない。ここに来るまでには周到な準備があった。

 なぜそう言えるのか。実は去年10月、私は都内のホテルで山口組の直系組長の一人に会った。彼は弘道会支配が強まる山口組の情況を語った後、

 「すでに考えを同じくする者たちが定期的に会合を持っている。われわれが立ち上がる以上、絶対、弘道会側に潰させるわけにはいかない。潰されないだけの準備をしっかり固めて立ち上がります」

 と洩らした。

 話を聞きながら、私は半信半疑でいた。仲間うちの会合を重ねながら、司忍組長や竹内照明若頭補佐(共に弘道会の出身)に知られずに済むのか。すでに高山清司若頭(弘道会出身)は4000万円恐喝事件で判決が懲役6年の有罪となっていた。一度は最高裁に上告したが、この年の5月に上告を取り下げ、大阪拘置所に拘置されていた。

 高山若頭の「社会不在」は蜂起勢にとってプラス材料だが、ヤクザはさほど口が固いわけではない。仲間うちのおしゃべりから事前に構想が漏れ、弾圧されるのではないかと危ぶまれた。

 当然のことながら、私は聞いたことを記事化しなかったし、誰にも口外しなかった。だいたい蜂起・分裂する計画があるなど、記事化できるテーマでもない。またどちらに味方するわけではないが、私のせいで彼らの計画が潰れたら、寝覚めが悪すぎる。

 この直系組長のことはほぼ忘れた。時々は思い出したが、蜂起・分裂計画は「その後どうなりましたか」などと聞けるものではない。それでは催促になってしまう。

 今年の4月、私は情報会社をやっている友人から、彼のもとに寄せられた匿名の手紙をたまたま見せられた。すぐこれは直系組長が話していたことだと気づいた。以下、手紙の要所をご紹介しよう。

 〈そんな中で今の六代目体制に納得していない人間たちもいるわけです。その人間たちが密かに集結し、新しい山口組を作り直すために会合が行われているのです。

 今回、弘道会の竹内(照明)氏が(山口組の)幹部になり、いくらもたたないうちに(若)頭補佐に上がりました。執行部入りです。このままでは七、八代目まで名古屋(弘道会のこと)に主導権を握られてしまう。誰の目にも明らかです。ここはもう一度座布団を取り戻すしかないと謀反の計画が進められているのです。

 そのメンバーをリークします。現在も週に一~二回神戸を出た後に密かに集まり、会議が行われています。そのメンバーです(カッコ内筆者註、メンバー名は略す)〉

 この手紙に目を通して、私はインチキではないまでも、山口組の直系組長ではない下位の組員が書いたにちがいないと見た。文中、蜂起側に立つとはとうてい思えない名前が3人も含まれていたからだ。

 今だからいえることだが、私の判断は二人については正しく、一人については完全に間違っていた。間違ったその一人とは〈この会の議長が宅見組の入江氏〉の部分である。

 元の山口組総本部長の入江禎氏(宅見組組長)は司、高山両氏による山口組の絶対支配を助けた協力者、出身は別だが、むしろ弘道会側に立つ人と私は見ていた。そういう入江氏が蜂起側に加わるはずがないと思い込んでいた。

 しかし今、神戸山口組側のメンバーに話を聞くと、山健組・井上邦雄組長を口説き落とし、蜂起に加わる腹を最終的に固めさせたのは入江氏だったという。

 「だから入江さん、なかなかやるなと、こっちでは評判がいい。彼はわれわれの目論見を成功させるために絶対必要な人でした」

2398名無しさん:2015/09/20(日) 09:25:58
>>2397

六代目への不満
 では、誰が入江氏や井上氏をリクルートしたのか。

 蜂起・分裂劇で絵を描いたのは山口組舎弟だった侠友会(淡路島)・寺岡修会長だという説が流れている。当たらずといえども遠からずだろう。それと山口組本部による厳しいカネ集めに一番苦しんできた中堅的な直系組長たちが真の主役だったような気がする。

 4月に私が見せられた手紙にはこの後、〈私の知らないところでもっとメンバーがおるのでしょうが、話を聞くかぎり、山口組の過半数に達したといっていたので〉という一句もあった。

 直系組長の数を70人とすれば、その半数は35人である。今のところ神戸山口組は13人だから、明らかに予定より人数が足りない。従来の山口組側が神戸山口組の切り崩しに成功していると見ていいのではないか。

 このとき私は手紙の記述の信憑性を疑っていたので、こうした情報をあまり重視しなかった。そして4ヵ月後の8月、ほんとうに蜂起・分裂が日の目を見た。直系組長たちは当初の計画通り粛々と準備を進めていたのだ。

 では、彼らは「絶対、山口組執行部に潰されないために」どういう措置を採ったのか。

 今、神戸山口組のメンバーに連絡はついても「まだ外に向けて話せないことになってます。近々われわれの考えについて各方面に分かってもらう文書を作りますんで」と、はかばかしく答えてくれない。

 そのため推測するしかないのだが、一つの準備は山健組・井上組長と宅見組・入江組長の迎え入れに成功したことだろう。

 (五代目山口組組長・渡辺芳則氏の出身母体である)山健組は大勢力であると同時に有名ブランドでもある。参加しているかいないかは対外的イメージが大きく違う。また入江組長は数字に明るいことで、神戸山口組の秘密兵器になり得る。

 神戸山口組が蜂起した主な理由は、今の六代目山口組が行っているきびしいカネ集めにある。直系組長たちは毎月100万円前後を月会費の名目で本部に納めている。山口組本部には直系組長たちが差し出す会費(警察はこれを上納金と呼ぶ)だけで、毎月約7000万円が集まっていた。

 今回の分裂騒ぎで初めて出る数字だが、このうち約3000万円が月々司組長に渡っていたとされる。年間にすれば3億6000万円。

 その他、直系組長たちが拠出して中元や歳暮の時期、また司組長の誕生日祝い(1月25日)などで各1億円近くを集め、司組長には年6億円ぐらいが渡っていたらしい。

 また司組長は友好団体のうち双愛会(千葉)、共政会(広島)、福博会(福岡)、東亜会(東京)を後見し、これら団体からも中元や歳暮で現金を贈られているようだ。なんやかや年間10億円前後を集金していたのかもしれない。

2399名無しさん:2015/09/20(日) 09:27:08
>>2398

造反組が持つ「奥の手」
 では、こうした収入は正確に税務申告され、納税されているのだろうか。全額ではないまでも多少は申告されているはずだ。有名ヤクザは税務署を恐れ、たいてい形式を調えるぐらいの努力はしている。が、それで万全ということではないはずだ。

 実は神戸山口組側の「奥の手」として、警察や税務当局に対して証言の提供があるとされる。数字がどれほどデータ的に裏付けできるのか疑問だが、少なくとも司組長の収入を熟知する立場にいたのはかつての山口組総本部長・入江氏である。入江氏は今、司組長に遠慮する必要がない立場になった。

 今年6月、福岡県警は北九州市を牛耳る工藤會・野村悟総裁を所得税法違反容疑で逮捕した。工藤會では月に約2000万円の会費が集められ、その4分の1、約500万円が野村総裁側に渡されていたという(年額では6000万円)。一昨年までの4年間に約2億2700万円が渡り、おおよそ8800万円を脱税したとして、野村総裁は逮捕された。

 脱税による暴力団トップの逮捕は警察にとっては大金星である。警察庁は「福岡県警でやれたことがよそでやれないわけがない。脱税で暴力団のトップを挙げろ」と全国の警察に号令を掛けている。

 司組長の収入は野村総裁より一ケタ多い。兵庫県警や大阪府警、愛知県警が、神戸山口組側が提供する情報に飛びつき、「司組長を所得税法違反で逮捕」を狙うと予測するのは必ずしも妄想ではなかろう。

 「しかし、われわれがこうした数字の裏付けを出すのは最後の最後です。ヤクザが警察においそれと協力するわけにいかない。ただし向こうの出方によっては出さざるを得ない。司さんだって70過ぎて刑務所に入るのは嫌でしょう。われわれもむりやり入れようとは思ってません」(神戸山口組のメンバー)

 話を聞くかぎり、税務データはきわめて有効な牽制球のように見える。かつての山口組の経理官僚は神戸山口組のほうに厚いから、この件に限っては神戸山口組が有利なはずだ。

 さらに神戸山口組が用意した準備は友好団体への根回しだろう。

 総じて暴力団世界では組を割って出た側が抗争に敗れるケースが多い。山口組―一和会抗争では一和会が解散し、山本広会長が引退することで抗争が終結した。道仁会を出た九州誠道会も数年にわたる道仁会との激しい抗争の果て、最後は九州誠道会が解散することで抗争は終結した(その後浪川睦会という後身団体ができた)。

 今回も山口組を割って出た神戸山口組のほうが不利といえる。ふつう組を割って出た側が暴力団業界で孤立を余儀なくされる。軍資金に不足しても他団体から貸してもらえず、応援部隊も派遣されない。他団体としても「組を割って出る」ことに賛成できないからだ。うっかり賛成すれば、自分の組が内紛を起こしたとき収拾に困る。

 つまり所属していた組の親分から子、あるいは舎弟の盃を受けながら、組を割って出るのはいわゆる「逆盃」であり、親分絶対の暴力団世界では認められない。これが原則的なルールなのだ。

 この辺りのことは神戸山口組も十分心得ている。そのため暴力団世界で孤立しないよう、分裂に踏み切る直前に他団体への根回しに動いている。すでに山陽道の二つの組は従来通りの交際を約束してくれたらしい。

 そうでなくても神戸山口組の侠友会・寺岡会長は侠道会(尾道市)・池澤望会長と五分の兄弟分、山健組・井上組長は浪川睦会(福岡)・浪川政浩会長と兄弟分、かつては住吉会・加藤英幸総本部長(幸平一家総長、東京)と兄弟分だったとされる。

2400名無しさん:2015/09/20(日) 09:32:14
>>2399

これから繁華街で起きること
 しかし逆にいえば、神戸山口組の優位点はこれだけともいえる。

 今のところ所属組や組員数が多いのは圧倒的に従来の山口組のほうだ。友好関係にある団体数も多い。長らく暴力団世界の盟主を続けたガリバー型寡占の巨大組織だから、たとえ勢力が半減しても、構成員数で第1位であることは変わらない。

 だからといって勢力が劣る神戸山口組を暴力的に蹂躙することはできない。抗争すれば、民法や暴対法の「組長の使用者責任」や、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人など)で実行犯の組員ばかりか組長も逮捕され、あるいは損害賠償を求められ、組織がメタメタになる。

 両派とも表向き抗争はできない。しかし敵対する勢力の権益を奪うことで暴力団は活性化する。逆に向こう三軒両隣が自派か自派の友好団体なら、シノギをどこにも求めようがない。敵対する団体があるからこそ、そこの利権を食い荒らせる。暴力団にとっては健康な環境である。

 よって山口組と神戸山口組との対立抗争は最初、地域限定的な経済戦になるはずだ。早い話、東京には弘道会も山健組も進出、企業事務所を構えている。不動産、金融、建設、解体業、産廃処理、作業員派遣、ホストクラブ、ヤミカジノ、特殊詐欺など、あらゆる職種が軒を並べている。

 企業事務所だからといって、拳銃やナイフ、金属バットを持っていないわけではない。ビジネスをめぐってのトラブルや小競り合いはいつでもあり、それが暴力沙汰に発展する理由も無数にある。

 今回のような場合、拳銃の使用はいささか荷が重い。所持、発砲、殺傷行為と別々に計算され、それらの刑が加算されてとんでもない量刑になり得る。しかも拳銃は暴力団抗争のイメージに結びつきやすいから、なるべくなら使いたくない。

 そこで集団的に相手をバットで打ち据えるなど、あたかも半グレ風の喧嘩も装うだろう。バットを使っても六本木クラブ襲撃事件のように一般人への人違い殺人は起こるのだ。山口組における名古屋―神戸抗争は全国の繁華街をストリートファイトで彩りかねない。

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みぞぐち・あつし/'42年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社勤務などを経て、フリーに。『暴力団』『詐欺の帝王』『血と抗争山口組三代目』など著書多数。近著に『新装版ヤクザ崩壊半グレ勃興』(講談社+α文庫)がある
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 「週刊現代」2015年9月19日号より

週刊現代,溝口敦

2401名無しさん:2015/09/20(日) 15:18:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150920-00000009-mai-soci
<戸籍法違反>無戸籍33歳娘の母に過料…前夫暴力届け出ず
毎日新聞 9月20日(日)10時32分配信

 前夫の暴力を恐れて、33年間出せなかった娘の出生届を役所に提出した神奈川県内の母親に対し、藤沢簡裁(町田俊一裁判官)が、出生後14日以内に届け出をしなかった戸籍法違反で過料5万円を科す決定を出していたことが19日、分かった。法務省の調査では、今月10日現在で無戸籍の人は全国に665人いて実際はそれ以上と見られる。専門家からは「支援を必要とする無戸籍の当事者が、声を上げにくくなる判断だ」との批判が出ている。

 代理人の南裕史弁護士(東京弁護士会)によると、母親は1961年に前夫と結婚し、九州地方で暮らしていたが、激しい暴力に耐えかね、80年に神奈川県内に移住。82年に別の男性との間に娘が生まれた。民法772条は、「婚姻中に懐胎(妊娠)した子は、夫の子と推定する」と規定。出生届を出すと戸籍上は前夫の子になるため、娘の存在を前夫に知られることを恐れ、出せなかったという。

 昨秋、戸籍がないことに悩んだ娘が支援団体に相談し、実父に親子関係を認めてもらう「認知」の審判で今年6月に親子関係が確定した。前夫との離婚も昨年ようやく成立していたため、審判の翌日に出生届を自治体窓口に提出。自治体から、届け出期間超過の通知を受けた簡裁が決定を出した。

 決定は8月7日付で「子と母親の親子関係は出生時に確定している」ため、届け出期間を過ぎた「正当な理由とならない」とした。母親側は異議申し立てをしたが簡裁は退けた。

 専門家によると、民法772条による出生届の提出の遅れで過料を科されることは珍しい。南弁護士は「当事者の救済にブレーキをかける判断だ」と指摘。弁護団を結成し、24日に横浜地裁に即時抗告する方針という。【反橋希美】

2402名無しさん:2015/09/21(月) 10:21:18
イメージは恐ろしい。

>警察庁によると、昨年1年間に殺人や強盗などの凶悪犯罪で検挙された少年は703人で、2010年に比べて80人減った。
>今年の上半期は、昨年同期比で58人減の275人と減少傾向にある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150920-00000010-asahi-soci
少年の重大事件「増えている」78% 内閣府世論調査
朝日新聞デジタル 9月20日(日)9時30分配信

 内閣府が19日に公表した少年非行に関する世論調査で、少年(14〜19歳の男女)による重大事件が「増えている」と感じる人は78・6%と、5年前の前回調査より3ポイント増えた。実際に周囲で問題となっていることを尋ねたところ(複数回答)、(1)いじめ(19・1%)、(2)万引き(15・2%)、(3)バイクや自転車などの乗り物を盗む(13・1%)などとなった。

 7月23日〜8月2日、全国20歳以上の男女3千人に面接方式で行い、1773人から回答を得た。

 「どのような社会環境が問題だと思うか」(複数回答)との問いには、スマートフォンやインターネットの普及から「簡単に暴力や性、自殺その他少年に有害な情報を手に入れられる」が69・8%(前回比22・5ポイント増)、「簡単に見知らぬ者と出会える」が62・5%(同0・9ポイント減)、「少年の交友関係や行動が把握しにくくなっている」が50・8%(同11・9ポイント増)などだった。

 警察庁によると、昨年1年間に殺人や強盗などの凶悪犯罪で検挙された少年は703人で、2010年に比べて80人減った。今年の上半期は、昨年同期比で58人減の275人と減少傾向にある。警察庁は、少年による事件が増えていると感じる人が増えたことについて、「川崎市や愛知県などで社会の耳目を集める凶悪事件が相次いだからではないか」とする。(河合達郎)

朝日新聞社

2403とはずがたり:2015/09/24(木) 10:15:16
どちらが山口組? 抗争前夜の“宣伝戦”勃発〈週刊朝日〉
dot. 2015年9月24日 07時09分 (2015年9月24日 08時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150924/asahi_20150924_0000.html

 日本最大の指定暴力団6代目山口組が分裂し、離脱した山健組などが神戸山口組を結成して約半月が経過した。

 当初は「すぐにでも抗争か」と懸念されたが、今のところ、発砲などは確認されていない。だが水面下では、6代目山口組と神戸山口組のどちらが「山口組」なのか、正統性を巡る激しい攻防が展開されている。

 関係者によると、6代目山口組は9月上旬、直系の安東美樹組長に2代目竹中組を継承させることを決めたという。竹中組は、4代目山口組の竹中正久組長の出身母体だ。1984年、4代目山口組に反旗を翻した一派が一和会を結成して「山一抗争」に発展。翌年1月、竹中組長は一和会の組員に射殺された。

「名門・竹中組の名跡を復活させることで、6代目山口組こそが本家本元の山口組だとアピールしたいのだろう」(兵庫県警関係者)

 神戸山口組は今年8月末の結成の際、「御挨拶」と題した文書を全国の暴力団組織に送った。そこには山口組の「中興の祖」とされる田岡一雄3代目組長を「礎をつくられた偉大な親分」と記す一方、司忍(本名=篠田建市)6代目組長を「利己主義甚だしく歴代親分特に三代目親分の意を冒涜」と厳しく批判している。先人の組長をたたえ、われこそが正統性ある山口組だといわんばかりだ。

 司組長もその意を察しているのか、9月1日の定例会で発表した言葉の冒頭で、先人の組長の墓地に「お参り」したことを明記。「五代目先代姐、宅見組先代姐をはじめ、関係者の皆さんには私の不徳と遺憾の意を伝えたことを皆に知らせておく」と書いている。

「わかりやすくいうと、6代目山口組と神戸山口組は、お互い、正統性を争い、そのためには、先人のお墨付きがほしいということです」(同)

 司組長が渡辺芳則5代目組長(故人)の夫人を訪ねたらしいとのうわさが出ると、すぐさま神戸山口組の井上邦雄組長が夫人の信任を得たという話が流れる。激しい宣伝戦が展開されている。

 お墨付きを巡る動きは、ほかの暴力団組織にも広がる。9月5日には関東の指定暴力団住吉会の幹部が神戸山口組を訪問。すると、15日に同じく関東の指定暴力団稲川会の幹部が総勢15人で6代目山口組を訪れた。

 ある指定暴力団幹部は困惑した顔でこう話す。

「6代目山口組、神戸山口組、どちらからも『うちについてくれ』というオファーがあります。でも、山口組は割れたといっても、いちばん大きな組織。そう簡単に、どちらにつくと表明できません」

 抗争が激しかった時代と違い、法規制は厳しい。事件を起こすと、組のトップの責任が問われかねない。当面は水面下で静かな「抗争」が続くのだろうか。

※週刊朝日  2015年10月2日号

2404名無しさん:2015/09/24(木) 22:05:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000542-san-soci
アグネスさん殺害予告で中3少年宅を捜索「許せないと思った」 警視庁
産経新聞 9月24日(木)18時22分配信

 歌手のアグネス・チャンさん(60)の公式ツイッターに、アグネスさん殺害を予告するコメントを書き込んだ疑いが強まったとして、警視庁渋谷署が東京都昭島市の中学3年の男子生徒(15)の自宅を家宅捜索していたことが24日、同署への取材でわかった。容疑が固まり次第、脅迫容疑で書類送検する方針。

 同署は家宅捜索で、少年の携帯電話を押収。少年は、日本ユニセフの職員やアグネスさんの慈善活動に対するインターネット上の書き込みなどを見て、「許せないと思った」などと話しているという。

 公式ツイッターには、「ナイフでメッタ刺しにして殺しますよ」「児童ポルノ認めないと君のアグネス御殿は血まみれになりますよ」などの書き込みがあった。同署は、少年に殺意や児童ポルノに対する関心は特になかったとみて調べている。

2405名無しさん:2015/09/24(木) 22:17:53
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150924-00010000-jisin-soci
「バッジの値段は?」知りたいヤクザのQ&A
女性自身 9月24日(木)6時0分配信

世間を震撼させた山口組分裂問題。日々その動向が報じられているが、実態を知る人は少ないはず。そこで、知りたいけれど、絶対にヤクザ本人には聞けない疑問を本誌が代わりに聞いてきた。

・バッジの値段はいくら?
 ヤクザの象徴である金バッジ。山口組の場合は「組に入ると、金メッキのバッジを購入する。1個5,000円くらい」(山口組構成員)という。階級が上がるとバッジも変わる。「三次団体の執行部クラスになると、18金のバッジを作る。だいたい10万円くらい。さらに直参になると、プラチナ製で金のチェーンがついたバッジが親分から与えられる」(同前)

・指を詰めるのはどんなとき?
「親分に迷惑をかけたときなど、普通は金を上納して収めてもらうが、金のない奴が指を詰める。場所は病院の屋上だったりする。そのまま縫合してもらえるからな」(暴力団組員)。指はホルマリン漬けにして、ガラスビンに保管しておくという。「でも、もうやることは少ない。カタギに見えないと仕事がしにくいからな。だが、ヤクザにとって指詰めは重いこと。指を出された側は、基本的に許さないといけない」(同前)。

・クスリ御法度は本当?
 覚醒剤のシノギを禁止している組は多いが、多くの組員が覚醒剤の売買で捕まっている。「基本は御法度。見つかったら破門の組が多いが、陰で販売しているよ。1グラム8,000円で仕入れたクスリが3万円で売れる。ここまで稼げるシノギはそうそうないからね」(前出・暴力団員)

・上納金っていくら?
 山口組分裂で、直参組長たちに月100万円以上もの上納金が課せられていることが話題となった。「山口組の四次団体の幹部で月40万〜50万円ぐらい。古い組の上納金は高いね」(前出・山口組組員)。東京の老舗の組では、二次団体の若頭クラスで月25万円、ヒラ組員だと1万円弱を組に収める。

・組の当番ってどんなもの?
 若い組員は組事務所につめて、雑務を行なう。これが極道の入口だ。「電話を受けたり、食事を作ったり……。掃除はかなりきちっとやらないと叱られる。食事は、組幹部の好きなメニューが頭に入っていないといけない。だから料理当番は相当腕が上がる」(関東の暴力団組員)

・銀行口座はどうしているの?
「銀行口座を持っていても、ヤクザだとバレると強制解約。通帳を取り上げられるうえ、金は自分で取りに行かないといけない」(前出・暴力団組員)という昨今、新しい口座を作ることは難しい。さらに、身分を偽って口座を開設すると、罪に問われる恐れがある。「結婚して苗字が変われば、口座を作ることができる。つき合っている女名義の口座を使ったりもする」(同前)。名前を変えるために結婚と離婚を繰り返すヤクザもいるという。

(週刊FLASH9月29日・10月6日号)

2406名無しさん:2015/09/27(日) 20:58:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000002-kobenext-l28
山口組分裂から1カ月 「神戸山口組」見えぬ実態
神戸新聞NEXT 9月27日(日)11時1分配信

【暴対法指定の長期化必至】

 指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂が表面化してから27日で1カ月。兵庫県警など警察当局は、離脱派の新組織「神戸山口組」を暴力団対策法(暴対法)に基づく指定暴力団として規制するため、実態把握を急ぐ。ただ、数千人規模になるとみられる新組織の全体像はつかみにくく、指定作業の長期化は必至の情勢だ。未指定の間は「あいさつ料」の要求などを禁じた暴対法が適用できず、専門家から法改正を求める声も上がる。

 ■3要件

 暴対法によると、各都道府県公安委員会による指定は「暴力団の威力を使って資金を稼いでいる」「薬物犯罪など暴力団特有の犯罪歴がある者が一定割合以上含まれる」「代表者らの統制下に階層的に団体を構成している」-の要件を全て裏付けなければならない。

 分裂直後は互いに切り崩し工作を繰り広げるため、「傘下組織が上部団体と異なる行動をとるケースも実際にみられ、流動的だ」と兵庫県警の捜査員。集めた情報の精査が欠かせず、暴力団や学識経験者から意見を聴く機会も必要となる。

 ■過去にも長期化

 分裂後の指定に時間がかかった事例は過去にもある。2006年、福岡県拠点の指定暴力団道仁会が割れた際、離脱した九州誠道会(現・浪川睦会)の指定には1年半以上を要した。両団体の抗争は激化、一般市民を含め14人の死者が出た。

 兵庫県内でも1997年8月、山口組ナンバー2の宅見勝若頭らが射殺された事件で、関与したとされる中野会(その後解散)が絶縁となった。互いの報復とみられる発砲事件などが相次いだが、中野会の未指定状態は2年近く続いた。

 現在、指定暴力団は国内に21団体。指定がなければ「あいさつ料の要求」や「不当な地上げ」などの行為は暴対法で規制できず、抗争時の事務所の使用中止命令も出せない。

 ■見えない実態

 さらに今回は、構成員の多さも際立つ。過去のケースでは九州誠道会が約350人、中野会が約170人だったが、神戸山口組の場合、離脱派の傘下組員全てが加われば3千人規模になる。

 警察当局への情報統制を徹底する6代目山口組の体質は神戸山口組も同様とみられ、ある捜査員は「組員名の確認さえも時間がかかる」と言う。早期指定への課題は多いが、兵庫県警は「一日も早い指定で市民の安全を守り抜く」とし、情報収集の部署を9月に増員。警視庁や他府県警との情報交換も進めている。

【日弁連民事介入暴力対策委員会の元副委員長、垣添誠雄弁護士(兵庫県弁護士会)の話】 分裂後に暴力団組織が野放しになり、市民を危険にさらす状態が長引く-という立法上の不備がまた露呈した。指定暴力団だった組織は離脱後も指定要件を満たすと推定し、すぐに指定できるよう改善すべきだ。現行の暴対法は、指定暴力団同士の抗争でない限り、事務所を使用制限できないのも問題。片方が指定暴力団なら制限を可能にすべきだ。そもそも、暴対法は暴力団の存在を認める法律で限界がある。存在自体を認めない抜本的な法的規制が必要だ。

2407名無しさん:2015/09/27(日) 20:59:23
>>2406

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000000-kobenext-l28
情報収集で相次ぎ捜索 兵庫県警など 山口組分裂から1カ月
神戸新聞NEXT 9月27日(日)11時0分配信

 山口組の分裂後、全国の警察当局は新組織「神戸山口組」を含め両団体の関連先を次々に捜索し、情報収集に全力を挙げる。今のところ目立った抗争は起きていないが、突発的な衝突も懸念され、警戒を強めている。

 「兵庫県警や」「名刺出せ」。25日午前、神戸市中央区の組事務所前。激しく玄関をたたく捜査員に組員が抵抗し応酬が続いたが、間もなく約20人の捜査員がなだれ込んだ。

 この事務所は、神戸山口組傘下の「山健組」に連なる団体の拠点。神戸山口組側では他に?友会(淡路市)や宅見組(大阪市)、山口組側では現組長の出身母体・司興業(名古屋市)など、双方の有力団体に警察当局の捜索が入った=図参照。

 いずれも所属組員らによる恐喝事件などの関係先だが、組織実態の把握に狙いがあるのは明白だ。しかし、押収物が全くないケースもあり、情報収集は難航している。

 分裂後、別の指定暴力団からの訪問も相次ぐ。26日には東京拠点の住吉会幹部が山口組総本部(神戸市灘区)に姿を見せた。ただ、住吉会の別の幹部は既に神戸山口組を訪問。同じ団体内で行動が分かれ、警察当局はこうした動向にも神経をとがらせている。

2408名無しさん:2015/09/27(日) 21:01:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000074-san-soci
住吉会トップが山口組訪問
産経新聞 9月27日(日)7時55分配信

 指定暴力団山口組の分裂問題で、山口組に次ぐ構成員数を持つ指定暴力団住吉会(総本部・東京都港区)の最高幹部らが26日午前、神戸市灘区の山口組総本部を訪問した。捜査関係者への取材で分かった。住吉会は山口組が友好関係を結んでいる「親戚団体」に含まれず、一定の距離を置いているとされるが、分裂後の訪問は初めて。警察当局は訪問の意図や動向を注視している。

 捜査関係者によると、訪れたのはトップの関功会長ら十数人。山口組総本部で篠田建市(通称・司忍)組長らと会談したとみられる。一方で、山口組から離脱した直系組長らによる新組織「神戸山口組」が今月5日に山健組事務所(神戸市中央区)で開いた会合に姿を見せた住吉会の最高幹部の一人は、今回の訪問を欠席したという。

 警察当局は、分裂が他組織の内部や協力関係に影響を及ぼす可能性もあるとみている。

2409とはずがたり:2015/09/29(火) 18:43:15
「山口組分裂」住吉会に飛び火するのか 歌舞伎町に影響は?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164566
2015年9月29日

 山口組の分裂騒動が、ついに住吉会に飛び火か――。指定暴力団「住吉会」のトップが26日、山口組総本部を訪問した一件が臆測を呼んでいる。関功会長ら十数人が山口組総本部に足を運び、司忍(篠田建市)6代目会長と会談したとされるが、住吉会の最高幹部である加藤英幸総本部長が今回の訪問を欠席したからだ。

 名門「幸平一家」を率いる加藤総本部長は、山口組を離脱した「神戸山口組」の発足式に出席、「幸平一家は住吉会を割って出て、神戸山口組と合流するのではないか」という風評も流れていた。今回、住吉会トップと行動を共にしなかったことで再び、分裂話が浮上しているのだ。

「加藤総本部長が『神戸山口組』の発足式に出席した時、ヤクザ界全体に激震が走った。住吉会は山口組が分裂した時、神戸山口組とは付き合わないという方針を固めていたからです。さらに、今回、山口組総本部訪問を欠席したことで、さまざまな臆測が流れているのです」(ヤクザ事情に詳しいジャーナリスト)

 加藤総本部長の動向が注目されているのは、自ら率いる「幸平一家」が有数の武闘派として知られ、絶大な力を誇っているからだ。その勢力は、新宿・歌舞伎町をはじめ、関東一円に及んでいる。歌舞伎町でシノギを得る場合、山口組でも加藤総本部長に挨拶しなければできないという。はたして、住吉会の分裂はあるのか。警察関係者がこう言う。

「加藤総本部長は、住吉会から離脱しないと思う。山口組総本部への訪問を欠席したのも、体調が悪かったからだと聞いている。ただ、心配なのは、足元の歌舞伎町で〈山口組VS神戸山口組〉で小競り合いが起きた時です。幸平一家は黙って見ているのか、それとも、親しい関係にある神戸山口組に加勢するのか。場合によっては、住吉会の分裂につながりかねない」

 山口組に次ぐ巨大組織が分裂したら、血の抗争が現実となりかねない。

「神戸山口組」の拠点に 淡路島はシチリアになってしまうのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163601
2015年9月9日

 山口組を離れた「神戸山口組」が兵庫県の淡路島に拠点を置くという。淡路島は、神戸山口組に参加する侠友会(兵庫県淡路市)の本部がある場所だ。

 新組織では山健組の井上邦雄組長がトップになることが決まっている。山健組の本部は神戸市にある上、「神戸山口組」を名乗るにもかかわらず、なぜ、淡路島に拠点を置くのか。

「従来の山口組の本部は神戸市にある。今、拠点を神戸市に置けば、2つの拠点が神戸市に存在することになり、大義名分が立たない。神戸山口組としては、とりあえず淡路島に拠点を置くが、近い将来、神戸市を明け渡せよという意味があるのではないか。あと、いざ攻め込まれたら、空からでもない限り、淡路島のほうが安全だからです。現に淡路島にある侠友会の本部は、有刺鉄線が張り巡らされていて“要塞化”している。緊迫した状態は続いています」(現地で取材している暴力団問題担当記者)

 突然、拠点を置かれ、抗争の現場になりかねない淡路島。たまったもんじゃないのが、島民だろう。観光業にも大ダメージを与えるのは必至だ。

「一般の宿泊客から、相談の電話はありました。やはり、不安があるようです。観光に影響がないとは言えません。ただ、不確定の情報もありますから、今までどおりご案内しています。こちらから何かアクションを起こすのも怖いですから、静観するしかないんです」(淡路島観光協会)

 淡路島といえば、今年3月には男女5人刺殺事件があったばかり。シチリア島のようになってしまうのか。

2410名無しさん:2015/09/30(水) 21:41:25
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150930-00000019-pseven-soci
元少年Aに刺された女性が告白「なぜ彼は国に守られるのか」
NEWS ポストセブン 9月30日(水)16時6分配信

 1997年の神戸連続児童殺傷事件の被害女性・堀内めぐみさん(仮名)は、27才になった今も、人生が一変したあの日の出来事を克明に覚えていた。当時9才だっためぐみさんは、「元少年A」から腹部を刺されて生死をさまよいながらも奇跡的に生還したが、その後も長く事件の悪夢に苛まれてきた…。なお、Aがめぐみさんを刺した同日に、当時10才の山下彩花さんがAから金槌で頭を殴打され、意識不明のまま1週間後に死亡した。今回、めぐみさんは、女性セブンの取材に対し、初めて重い口を開いた──。

 めぐみさんは看護師として多忙な日常を送るなか、2年前に事件の犯人である元少年Aの両親と対面した。社会人となって、精神的にも受け入れられると判断しためぐみさんの両親が、Aの両親との面会場所である弁護士事務所に連れて行ったのだ。その時の様子をめぐみさんが振り返る。

「会う前までは、ああも言いたい、こうも言いたいといろいろ思うところがあったんです。でも事務所に入った途端、向こうのご両親にいきなり土下座されて、“申し訳ありません”“ごめんなさい”と繰り返されて…。私は呆然と立ちすくむばかりで、その光景を見たら何も言えなくなってしまった。この両親もかわいそうだなと思ったんです。

 ただ、私にはどうしても聞かなければいけないことがありました。A本人がどこで何をしているのか。被害者本人として、彼の現状は知っておくべきだと思ったんです。でもご両親は“わかりません。行方不明です”と繰り返すだけでした」(めぐみさん)

 Aが2011年から静岡県浜松市に定住し、手記の出版直前に東京に住居を移したこと、少年院時代に法務省の主導で極秘裏に改名していたことを本誌の報道で知っためぐみさんは、素性を隠し続けるAに対して、怒りと失望感を露わにする。

「なぜ彼はここまで国に守られるのでしょうか。2人を殺して手記を出して、ホームページも開設して、いまだに名前も写真も一切出ない。少年法って一体なんなのか。ホームページで本を宣伝して、その本の売り上げで賠償金を払う? そんなお金、絶対に受け取りたくありません。私がAに望むことはひとつしかないんです。ただ、黙って静かに生きてほしい。目立つことをせずに暮らしてほしい。でも、私の思いはすべて裏切られました」(めぐみさん)

※女性セブン2015年10月15日号

2411名無しさん:2015/10/03(土) 10:26:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151002-00010001-shincho-soci
情報戦で劣勢の「六代目山口組」の激白5時間 「カネ、カネ、カネ」だから叛乱は事実か?〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月2日(金)8時1分配信

 六代目山口組体制に不満を募らせ、ついに謀叛を起こした有力組長らの処分から間もなく1カ月。雑誌などには「抗争」、「激震」、「組長の首」といった物騒な文字が躍るが、実際は何が起こっているのか。六代目山口組の直系組長4人が初めて明かす裏切りの内情。

 ***

「メディアは今回の件を分裂と書くし、一般の方から見ても分裂に見えるんかもしれへんけど、実は分裂でも何でもない。単なる謀叛で、謀叛を起こしたモンが絶縁や破門処分になっただけです。徒党を組んで神戸山口組を名乗り、菱の代紋を勝手に使っとるようやけど、そんなことこっちは認めておらんし、いわば似非(えせ)山口組やな。一和会の騒動とは違うんですわ。あの時は、四代目の親分の盃(さかずき)を飲むの嫌や言うて出て行った。これは分裂ですやん。新しい親分に付いていけへん、言うて出て行ったわけやから。今回は司の親分の盃飲んだモンが、その盃を返すことなくほったらかしにして出て行っとるんやから、これ、謀叛ですやんか。しかも、これは逆縁と言うて、我々の世界では犯罪。犯罪の中でも、万死に値するもんです」

 そう語るのは、指定暴力団「山口組」の直系組長である。山口組が、有力直系組長だった井上邦雄・山健組組長や入江禎・宅見組組長、寺岡修・侠友会会長など13人を絶縁、破門処分にしたのは8月27日。そして9月5日、13人は神戸市内の山健組本部に集まり、「神戸山口組」の発会式を行った。井上氏が山健組と兼任する形で組長に就任、入江氏が副組長、寺岡氏が若頭となった。

 本誌(「週刊新潮」)は山口組と神戸山口組、双方に取材を申し込んだ。結果、山口組は直系組長4人が揃って取材に応じたが、神戸山口組は、「取材はお断りさせていただきたい」とのことだった。

「我々の世界の根本に何があるかというと、盃事なんです。汚い世界のたった一つキレイなところ、と言うてもええかもしれません。今回、彼らは我々の世界の根本にあるルールを破った。その時点で、向こうに百に一つの言い分があったとしても、それは通らない、ということなんです。

 山口組を含め、この業界では、一切の権利、一切の縄張りは親分のモン。先代と代替わりした時には、先代のカマドの灰まで当代のモンなんです。山口組の親分は、ええモンも悪いモンも全部引き継ぐ。その親分に白い物を黒や言われても、それは認める言うて我々、盃飲んどるんです。そんな大事な盃をほったらかしにして出るなんて、絶対にやってはならん。彼らには山口組を名乗る資格はない。

 しかも、彼らの中核、中心人物は今の体制を推し進めてきた人間ですよ。例えば、総本部長やってた入江さん。彼、まともなこと言うてましたよ。お前の若い衆は、お前のモンやないんやぞ、と。親分から預かっとる若い衆やぞ、と。そう言うとった張本人が今回みたいなことしてますねん。前出てきてきちんと説明してもらわんと。

 方向性が違うと考えたならば、なぜ彼らは中にあって改革しなかったんですか? 一回でも彼らが腹切る覚悟で親分に諫言しましたか? それが出来ない言うて、オレもう知らんわ言うて、徒党組んで出て、これが通ると思います? そら無理でしょう。中で何もせずに、逆縁を犯してまで勝手に出たというのは、許されないことです」

2412名無しさん:2015/10/03(土) 10:29:42
>>2411

■抗争になりようがない
 9月5日、神戸山口組が発会式と同時に発表した「御挨拶」と題する文章には、以下のように書かれている。

〈現山口組六代目親分に於かれては表面のみの「温故知新」であり中身にあっては利己主義甚だしく歴代親分特に三代目親分の意を冒漬する行為多々あり此の儘見て見ぬふりで見過ごしにする事は伝統ある山口組を自滅に導く行為以外考えられず我ら有志一同の者仁侠道の本分に回帰致し歴代山口組親分の意を遵守する為六代目山口組を離脱致し新たなる「神戸山口組」を発足し歴代親分の訓育と魂魄を忘失する事なく心機一転肝刻致し新しい神戸山口組に身命を賭す覚悟であります〉

「我々からしたら、あんなわけのわからん回状出して、我々の親分に対する思いを逆なでしとる。あれ、全国の山口組以外のモンが見たら“ああ、この程度か。山口組の執行部におったもんの考えってこの程度か”と思うやろうし、我々も恥ずかしいし、カーッともくる。でも、それで鉄砲でも持ちだしたら、一発で特定抗争指定暴力団に指定され、全国の事務所は閉鎖ですわ。向こうはそれを狙っとる。あるいは、そういうことを見越して、彼らは出て行ったんでしょう、今回。

 だから、向こうの挑発に山口組は一切関わるな、との通達が徹底されとる。窓ガラス撃たれたら、窓ガラス代えたらしまいですやんか、と。マスコミは鉄砲をバンバン撃つんじゃないかと煽りますが、そんなことは起こらへんのです。ピストルは撃っただけで10年、人に当たったら20年、相手が死んでもうたら無期ぶちこまれるんでっせ。後、誰が面倒見てくれるゆうんですか。

 大阪のミナミが危ない、なんてマスコミは嬉しそうに書きますけど、出て行った側ときっちり棲み分けができてますから、抗争になりようがない。また、組の電話はあけたままにしてある。“若い子が相談にきたら聞いてあげて”というのが親分の考え方です」

 実際、9月1日、神戸の山口組総本部で開かれた定例会で配られた司忍組長の手紙には次のように書かれている。

〈離脱者の多くから心情を訴える相談が多数あると聞くが、罪のない若い者、この人達に対しては非を咎めることをせず、寛容な気持ちで相談に乗ってあげて欲しい。今、様々な形での噂、流言飛語が飛びかっていると聞くが、真実は皆が一番知るところである。軽挙妄動を慎み、全組員が連絡を密にして平常通り斯道に励み、この困難な時代にこそ男としての真髄を極めることを希望する〉

「歯がゆいのは、向こうに情報のコントロールをうまくやられてしまったことやね。出て行った正木さん(年男・正木組組長)いうのが元々広報担当やっとったし、喋りもうまい。彼だけやのうて、警察通じても向こう側からの情報を出され、あることないこと書かれた。今、いろんな雑誌読んだら司の親分のこと、すごい悪いように思うわな。

 彼らは、逆縁というやってはいけないことやって出て行った。必死に情報を出さなアカン、自分らを正当化せなアカン立場やというのがよう分かっとるんでしょう。また、彼らとしては何か出ていく大義を作らなアカン。それで、司の親分が山口組の総本部を名古屋に移そうとしていた、なんていう作り話をするわけです。こんなんわざわざ否定するのもアホらしいようなありえへん話です。司の親分は一回もそんな計画を口に出したことはないし、そんな考えが頭をよぎったこともないでしょう。だいたい、今は暴力団排除条例とかのせいで、近所に病院や学校がある場所には暴力団の事務所を置けんのです。だから、弘道会の本部に山口組の本部を移転するなんて、そもそも無理なんや。出て行った彼らもそれは分かっているのに、ペラペラそういうウソを言いふらすんですわ。彼らが新しい組織の事務所を淡路島の侠友会の事務所に置こうとしているのは、その周辺に条例にひっかかりそうな施設がないからです。

 出て行った人らは、司の親分のことを“カネ、カネ、カネ”の金にがめつい人間のように仕立てあげたいようやけど、これも全然違います。我々直系組織が支払う会費は、100万円前後です。まず、これらは山口組を運営するために必要な金であって、司の親分の懐を豊かにするためのものじゃないのは言うまでもありません」

2413名無しさん:2015/10/03(土) 10:32:50
>>2412

■異変の兆候
「出て行った人らは、この会費の額が高いと言っとるようやが、山健組は山口組本体より高い金額の会費を集めています。同じように宅見組も高い会費とってますよ。

 こちら側は“カネ、カネ、カネ”の守銭奴みたいな言い方をされていますが、司の親分の体制になってから、引退する親分に元々は1億円の餞別を払っとったんです。直系組長が100万円くらいずつ分担拠出するのはその時ですわ。ただ、親分の引退が相次いで、その1億円がなかなか支払えなくなり、金額は5000万円になり、ついには2000万円になってしまいましたが……。

 ミネラルウォーターや日用雑貨を月額50万円以上、強制的に売りつけている、というのもウソですわ。水、買うてるのは事実やけど、組員の数に応じて、せいぜい月に5万円分から20万円分くらい。組員が100人超えるとこで20万円てとこやろ。

 水の事業をやっとるのは、神戸市にある『アトレジャパン』いう会社で、元々、これを作ったのは今回、出て行った中の1人です。この会社は、我々が『会館』と呼ぶ葬祭場を持っているんやけど、毎月思たように葬儀もないし、組葬もできない。それでも維持費はいるし、社員の給料も固定資産税も払わなアカン。それで始めたのが、組員に水とか雑貨を売る事業ですわ。

 そもそも、出て行った彼らは、組員に水を売りつけてなんやとか言うとるけど、山健組は自分とこで水作って自分とこの組員に売ってますからね。どの口が言うねん、いうことです。

 何度も言うようやけど、山口組本部の名古屋移転の話なんてあらへんし、司の親分が金にがめついなんてこともない。それから水の話も今回の謀叛には関係ないんです」

 ではなぜ今回の裏切りは起こったのか。この人がいれば謀叛は起こらなかったのではないか――として直系組長はある人物の名前をあげる。恐喝の罪で懲役6年の刑が確定し、昨年6月、刑務所に収監された高山清司若頭である。

「頭(かしら)(高山若頭)の事件は、頭本人も俺らも絶対無罪になる思うてたけど、実刑打たれてしもた。入江さんは若いモンをもっと直参に上げろと上から言われて、このままやと宅見組はバラバラにされてしまうんやないか、と考えてアタマがグニョグニョになったんやと思いますわ。で、1人で考えて考えて、今回、頭がおらん時にこんなことした。頭がおったら絶対に無理です。

 でも、今回の件でヨーイドンから謀議しとったんは、井上さん、正木さん、池田さん(孝志・池田組組長)の3人やろう。寺岡さんは舎弟になってからこの3人に加わり、そこへ入江さんも入って行った。

 異変の兆候はあったんです。舎弟さんにも総本部の当番があるんです、水曜日に。当番といっても、2階の応接間でテレビ見てタバコ吸うとるだけですけどね。最初はそれぞれ1人で来とったんですが、池田さんが来る時に正木さんが来る、正木さんが来る時に寺岡さんが来る……。入江さんや井上さんがそこに顔を出すこともあった。で、みんなでチンチンになって(熱くなって)たんですわ。

 そうやってずっと燻っとったわけやけど、まず8月12日、山健と別の組が20団体ほど連れて出るという怪文書が回っとるいう情報が流れた。この時は一旦、ガセネタと判断したんやけど、21日にはもっとはっきり名前が分かってきた。で、26日に“27日に緊急執行部会をやる”と言うたら、井上さんと入江さんが、行きませんと伝えてきたんや。そんなことがあって、27日に向こうは慌てて盃しよったんですわ」

2414名無しさん:2015/10/03(土) 10:35:46
>>2413

■金銭に関する資料?
「出て行ったモンは確かに悪い。でも、彼らを追い詰めたことは我々も考えて反省しなければならない。

 しかし、出て行った彼らは、今の山口組は弘道会支配で人事も何もかも決めてる言いますけど、あの人らが出る前までの執行部の顔ぶれを見ると、圧倒的に山健組、宅見組出身が多いですよ。彼らは思い込んでしまいよったんです。司の親分、高山の頭、竹内さん(照明・弘道会会長)、このラインで決まってもうてる、と。もう決まっとるなら、応援することもないやろ、と。山健組に非ずんば山口組に非ず、と言われた時代があって、山健の枝の葉っぱの先の毛虫みたいなヤツまでエラそうにしとった。で、今度は自分らの思い通りにならんから言うて出て行ったら、そらあきませんわね。

 でも、そもそも竹内さんが八代目になる、なんてことが今から言われることがおかしい。山口組の組長は生涯現役で、基本的には終生親分であり続ける。まだ親分がおるのに次の話をすること自体がありえへんわけやけど、本来は長男である頭が次を取る。高山の頭は、竹内さんにとっては親分やから、その人を七代目に推すのは当たり前」

 9月5日に行われた神戸山口組の発会式に際しては、“サプライズ”が1つあった。住吉会幸平一家の加藤英幸総長が姿を現し、“発会式の見届け人を務めた”と見られているのだ。

「加藤さんの件については、我々はこう聞いています。以前、加藤さんが体調を崩している時に井上さんがお見舞いに行ったことがあった。加藤さんが、その返礼に伺いたいが、いつがいいか、と聞いたら、井上さんに9月5日に来てください、と言われて行った、と。

 主に出て行った側がワーッと情報を流すから、情報が錯綜しているように見えるかもしれませんが、錯綜しているんじゃなくて踊らされているだけです。例えば、出て行った側に山口組の会計に携わっとった人間がおって、資料をいろいろと持ち出していて、当局がそれをもとに脱税などで捜査を始める、といった話が流れとります。あんまり追い込むと資料もってチンコロ(密告)するぞ、という我々に対するプレッシャーなのかもしれませんが、そもそも、金銭に関して詳細に記した資料自体が山口組には存在しませんよ。あの人らが持ち出した言うたら、事始めとかの儀式に使う金の盃と金の茶瓶を勝手に持って行きよりましたわ。

 彼らは自分らを正当化するためにチラシ撒いてみたり、滅茶苦茶なことが書かれた文書を出してみたりしとるようやが、それを見て日本中のヤクザがバカにすんなと思ったはずですわ。盃がまだあるのに、親分の悪口雑言を並べ立てるなんてとんでもない、と」

2415名無しさん:2015/10/03(土) 10:38:00
>>2414

■トロイの木馬
「我々は、出て行った側の人数を1000人弱と計算しています。山健組が600人、宅見組が300人、あとは数人から数十人の組やからね。で、向こうが似非山口組を立ち上げてから2週間ちょっとですが、山健組から150人、他団体から50人がすでにこちらに戻ってきています。自分とこの親分がやっとるのは大義のないことや、こんなもん逆縁や、あるまじき行為や、ということで続々と戻ってきとるわけです。戻ってきた中に向こうのスパイがおって、トロイの木馬みたいなことになったら困りますから、きっちり身元を調べた上で戻す。戻ってきた者は、山口組のいろんな組織に振り分ける。近々、戻ってきた者がどこの組織と縁組した、ということが分かる書状を回す予定になってます。当初は櫛の歯が抜けるようにこちらに戻ってきとったが、今では入れ歯がポンて取れるような感じやで。

 そんな今の状況も彼らにとっては誤算なんやろうけど、彼らは元から計算を間違うとった。七十数人おった直系組長のうち、40人ほどが行動を共にし、全体の人数も数千人になると思うとったんでしょう。でも、フタを開けてみれば直参はたった13人で、全部で1000人弱。今ではそこからさらに減って、全体で800人もいない。

 今後、向こうの組織を出る者はますます増えていって、勝手に自然消滅しよると思いますよ。今、井上さんは山健組の組長と、新しく作った組織の組長を兼任しとる。井上さんは山健組の四代目組長やから、五代目を誰かに譲って、自分は新しい組織のトップに専念すべきですやん。なんでそれをすぐにせえへんのか分かります? それをしたらワーッと人が出て行ってしまうからです。井上さんが、山健のトップから、今度新しく作った組織のトップになる時、元々あった子分たちとの盃は水に流すことになる。で、新たな組織のトップとして盃をせなアカンのですが、その盃を受けずにこっちに戻ってくる者がようけ出てくることになるんですわ。

 盃直しをきちんとやっとらんから、あの組織は妙なことになっとる。新しい組織の若頭になった寺岡さんは、山健組の若頭と同格になる。一般の人には分かりにくいかもしれませんが、これはこの世界ではすごくおかしなことなんですわ。山健組の若頭いうたら、山口組の三次団体の組長です。山口組の執行部メンバーまでやった寺岡さんと、三次団体の組長が同格とは、誰が見てもおかしいでしょ。このままずっと同じ状態で行くわけにはいかんが、盃を直すと人が出て行ってしまうからできへんわけです。

 あと、向こうの組織にとって頭が痛い問題は他にもある。抗争事件でジギリを掛けて(組織のために身命を賭けて)、まだ刑務所から帰ってきていない者がおるんです。彼らは山口組のために自分の体を賭けた。それやのに似非山口組に迎えられたら、帰ってきた人間、どない思います?

 最後に、世間一般の方々には、今回の件でお騒がせして申し訳ありません、と謝罪させていただきたい。こういうことになった原因がどこにあるのかを検証し、今後は世間に迷惑をかけることのないようにしていきたい、と考えております」

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2416名無しさん:2015/10/03(土) 13:16:28
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151002/k10010256351000.html
性犯罪の法定刑引き上げ 法制審に諮問へ
10月2日 14時52分

上川法務大臣は記者会見で、性犯罪の法定刑を引き上げることなどを検討するよう、今月9日に開かれる法制審議会に諮問する考えを示しました。
性犯罪の罰則を巡っては、法務省の有識者らによる検討会が、強姦致死や強姦傷害の罰則が強盗傷害より軽いことなどから、強姦致死や強姦傷害の罰則を引き上げるべきだという意見が多かったなどとする報告書をことし8月に取りまとめました。
これについて、上川法務大臣は2日の閣議のあとの記者会見で、「取りまとめられた報告書を受けて、今月9日に開かれる法制審議会に諮問することにした」と述べました。そのうえで、上川大臣は、性犯罪に対する罰則の強化に向けて、強姦罪などについて、被害者が告訴しなくても起訴できるようにすることや、法定刑を引き上げることなどを検討するよう、諮問する考えを示しました。
また、上川大臣は、政府として、性犯罪の被害者が被害を訴えやすくする体制づくりや、性犯罪者の再犯防止に向けた更生プログラムの充実などを検討する考えを示しました。

2417名無しさん:2015/10/04(日) 18:18:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151004-00000046-jij-soci
奥西死刑囚が死亡=無実訴え拘置46年、再審請求中―名張毒ぶどう酒事件
時事通信 10月4日(日)14時16分配信

 「名張毒ぶどう酒事件」で殺人罪などで死刑が確定し再審請求中だった奥西勝(おくにし・まさる)死刑囚が4日午後0時19分、肺炎のため収容先の八王子医療刑務所(東京都八王子市)で死亡した。
 89歳だった。1969年の控訴審で一審無罪判決が破棄されて逆転死刑となり、身柄を拘束されてから46年。その後、最高裁で確定したが、無実を訴え続けていた。
 特別面会人の稲生昌三さん(76)によると、奥西死刑囚の妹に同日午後、死亡の連絡が来た。2人は鈴木泉弁護団長らとともに同日中に八王子医療刑務所に向かい、5日には名古屋で記者会見を開く意向という。支援団体からも声明が出される見込み。
 61年3月28日夜、三重県名張市の公民館で開かれた地区住民の懇親会で、農薬が混入されたぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡。妻と交際相手を亡くした奥西死刑囚が「三角関係の清算のためにやった」と自白し逮捕されたが、起訴直前に否認に転じた。64年に一審津地裁は無罪としたが、名古屋高裁が死刑を言い渡し、72年に確定した。
 その後再審請求は棄却され続けたが、第7次請求審で名古屋高裁は2005年、「状況証拠から奥西死刑囚が犯人と推認できず、自白の信用性にも疑問がある」として再審開始を決定。しかし同高裁の別の部が検察側の異議を認めて決定を取り消した。最高裁は審理を差し戻したが、同高裁は12年5月に再び開始決定を取り消し、最高裁も改めて弁護側の特別抗告を棄却。第9次再審請求で争っている。
 奥西死刑囚は12年5月の開始決定取り消し後に熱を出し、名古屋市内の病院に入院。翌6月に八王子医療刑務所に移送されていた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151004-00000022-asahi-soci
名張毒ブドウ酒事件の奥西死刑囚が死亡 再審請求中
朝日新聞デジタル 10月4日(日)13時47分配信

 三重県名張市で1961年、女性5人が死亡した名張毒ブドウ酒事件で、無実を訴え続けた奥西勝(おくにしまさる)死刑囚(89)が4日、収監されていた八王子医療刑務所(東京)で死亡した。支援者が明らかにした。72年6月に最高裁で死刑判決が確定してから、収監期間は43年に及び、強盗殺人事件で70年に死刑確定の尾田信夫死刑囚に次ぎ、獄中生活は国内で2番目に長かった。

 死刑確定後も裁判のやり直しを求め続け、今年5月に第9次の再審請求。弁護団は、新証拠を提出していた。

 事件は54年前の61年3月28日夜、名張市の山間部で起きた。地域の懇親会でブドウ酒を飲んだ女性17人が中毒症状を起こし、5人が死亡。奥西死刑囚は農薬をブドウ酒に混ぜたと自白後、逮捕されたが、起訴前から犯行を否認し、64年に津地裁で無罪判決を受けた。しかし、名古屋高裁は69年に死刑判決を言い渡し、72年に最高裁で確定した。

 35歳で逮捕され、一審の無罪判決で釈放された約5年間をのぞいて、刑事施設に収容された期間は約50年だった。

 一度は、再審の扉が開いた。7度目の再審請求で、2005年に名古屋高裁が再審開始を決定したが、06年に検察側の異議申し立てを受けた同高裁の別の裁判長が再審決定を取り消した。さらに10年、最高裁が審理を同高裁に差し戻したが、名古屋高裁は12年5月、「奥西死刑囚以外に農薬を混入しえた者はいないという判断はいささかも動かない」と結論づけた。奥西死刑囚は13年11月、名古屋高裁に第8次再審請求をしたが、14年5月に棄却。

 肺炎を患った奥西死刑囚は、12年6月に八王子医療刑務所に移された。肺に直接酸素を送り込む状態で、今年8月に40度超の高熱を出して意識を失うなど体調不良が続いていた。

 35歳で逮捕された奥西死刑囚は、最高裁で死刑が確定した後の収監期間が40年を超え、1987年に獄中死した「帝銀事件」の平沢貞通・元死刑囚(当時95)の32年を上回った。

朝日新聞社

2418名無しさん:2015/10/04(日) 21:06:43
http://news.livedoor.com/article/detail/10578171/
ナメクジだらけのHPよりもスゴい中身...少年Aが『絶歌』出版から逃げ出した幻冬舎・見城徹社長の裏切りを告発!
2015年9月11日 12時0分 LITERA(リテラ)

『絶歌』(太田出版)の出版騒動から約3カ月、今度は元少年Aがホームページを開設したことがマスコミを賑わせている。ナメクジと自身の全裸をコラージュしたグラフィック作品などを掲載していることから、メディアはこぞって元少年Aの性的サディズムを指摘。"元少年Aは更正などしていない"という論調で、素顔と名前、プロフィルを暴こうという週刊誌の動きもあるらしい。

 だが、このHP騒動にはもうひとつ、あまり大きく取り上げられていない問題がある。

 HP開設がわかったのは、朝日新聞、「女性セブン」(小学館)と「週刊新潮」(新潮社)、「週刊文春」(文藝春秋)などに少年Aからの約2万3000字におよぶ手紙とCD-Rが送付され、そこにHP開設の告知があったからだった。

 だが、このAからの手紙は、HP開設が主題ではなかった。彼が文面のほぼすべてを使って訴えているのは、幻冬舎の見城徹社長への"怒りの反論"なのだ。

■出版をあきらめようとした少年Aに見城氏が出版をけしかけていた

〈この本(『絶歌』)の出版に至る経緯を巡り、6月25日発売(編集部注・実際は6月18日発売)の『週刊文春』に"少年A「手記」出版 禁断の全真相"と題された、幻冬舎社長・見城徹氏の独占インタヴューが掲載されました。しかしこの記事の内容は残念ながら事実とは異なっていました。僕は当事者としてありのままの真実を包み隠さずきちんと伝える義務を感じ、今回独断で筆を執らせていただきました〉(「週刊新潮」、以下「新潮」より)

 本サイトでもいち早く報じたとおり、そもそも『絶歌』は元少年Aが幻冬舎の見城氏に直々に出版をもちかけ、幻冬舎でも編集チームを組んで出版計画を進めていた。しかし、出版を途中で見城氏が断念し、知り合いだった太田出版の岡聡社長に投げた──という経緯がある。6月の「週刊文春」(以下「文春」)のインタビューでは、見城氏はそうした疑惑に答えていたが、今回、Aはそのインタビューを「事実とは異なっている」と告発しているのだ。

 では、Aは何に怒っているのだろうか。

 Aの手紙によると、彼は「異端者」を自ら名乗る見城氏の"生き方"に共感を寄せていた。そして、見城氏に手紙を書いた。その文面が「新潮」では明かされているが、それは"熱烈なラブレター"としか表現できないものだ。ラブレターの最後、Aはこう綴った。

〈「もし死ぬまでに自分の本を出したいと思うことがあったら、頼めるのはこの人以外にあり得ない」そう直感しました〉

 見城氏はこの手紙に、〈心のこもった自筆のお手紙をありがとうございました〉と、指定された場所へ2013年1月17日にメッセージを出している。このとき見城氏は、"フィクションか実話暴露物ではないノンフィクションならば出版するのはやぶさかではない"と打診。Aは対面を希望し、幻冬舎内に極秘プロジェクトチームが結成される。


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