したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

宇宙

1とはずがたり:2005/01/10(月) 11:33
全人類の叡智を以て宇宙開発を推進せよ!

TERの過去レス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/?KEYWORD=%B1%A7%C3%E8

スタートレック
http://www.google.com/search?q=%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8

カウボーイビバップ
http://www.google.com/search?q=%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%97&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8

NASA
http://www.nasa.gov/externalflash/Anniversary_VisMar/index_noaccess.html

1088とはずがたり:2018/06/20(水) 23:04:24
「有馬-高槻断層帯」とは? 大阪地震で422年ぶりに動いたか
慶長伏見地震では、伏見城が倒壊した
https://huffingtonpost.jp/weather-news/arima-takatsuki-2-180618_a_23461610/
2018年06月18日 21時16分 JST | 更新 2018年06月18日 21時16分 JST

18日朝の大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震は、有馬-高槻断層帯で発生したとみられています。この断層帯では、422年前に慶長伏見地震(1596年)が発生しています。

歴史地震を研究している都司嘉宣さん(元東京大学地震研究所)に、今回の地震との関連を聞きました。

伏見城を倒壊させた大地震

「約400年前の慶長伏見地震は、豊臣秀吉が建てた伏見城の天守を倒壊させ、京都の東寺や天龍寺なども倒壊、死者は1000人を超えたとされています。慶長伏見地震はM7.25-7.75程度と推定され、今回の地震(推定M6.1)よりはるかに大きな規模でした」

都司さんは続けてその理由を指摘します。

「慶長伏見地震は、今回の地震の震源とされる有馬-高槻断層帯だけでなく、六甲-淡路島断層帯も震源断層とされています。2つの断層帯が動いたことで地震の規模が大きくなったのです」

http://tohazugatali.web.fc2.com/nature/201806180295_box_img1_A.png
阪神・淡路大震災で動かなかった有馬-高槻断層帯

「1995年の阪神・淡路大震災は、六甲-淡路島断層帯が震源でした。慶長伏見地震のときは六甲-淡路島断層帯と連動して動いた有馬-高槻断層帯はどうだったかと思って調べましたが、こちらは動いていませんでした」

そのとき動かなかった有馬-高槻断層帯は、その後も歪(ひず)みが徐々に蓄積されて、今回の地震につながったと都司さんは推測します。

大地震が続く可能性は?
今後の見通しはどうなのでしょうか。

「近畿では、1854年に伊賀上野地震がありました。現在の三重県伊賀市北部で発生した地震です。その年の7月7日に発生した地震で建物の倒壊はなかったのですが、余震が続いたため住民は戸外にムシロを敷いて寝るなどしたそうです。そして7月9日にはもっと大きな地震(推定M7.25)が発生し、死者は1000人近くにのぼったと記録されています。つまり、最初の地震は前震で、2日後に本震が襲ったのです」

前震 本震は、2016年4月14日-16日の熊本地震と同じパターンです。

都司さんは「可能性は大きくないけれど」と前置きした上で、「まだ有馬-高槻断層帯の歪みが残っていたら2?3日後に同規模の地震が起こり得ます。1週間は警戒が必要ですが、それを過ぎれば大丈夫でしょう」

余震への対策を忘れずに、しばらくは地震の動向から目を離さないようにしましょう。

(2018/06/18 17:31)

1089とはずがたり:2018/06/26(火) 13:40:21
30年内に震度6弱以上、千葉85%横浜82%
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20180626-567-OYT1T50031.html
13:21読売新聞

 政府の地震調査委員会は26日、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布を示した2018年版「全国地震動予測地図」を公表した。北海道太平洋側の千島海溝で起きる地震の規模と確率を見直した結果、釧路市や根室市など北海道東部の確率が大幅に上昇した。今月18日に最大震度6弱の地震が起きた大阪市の確率は、前回と変わらなかった。

 予測地図は、南海トラフなどのプレート(岩板)境界や、主要な活断層、プレート内で起きる地震の履歴を反映して作られた。震度6弱は、耐震性の低い木造家屋やブロック塀などの構造物が壊れる目安とされる。

 昨年4月に公表した前回版との比較では、北海道太平洋側の千島海溝で起きる巨大地震の確率を見直した結果、北海道東部の釧路市が22ポイント増の69%、根室市が15ポイント増の78%となった。

 都道府県庁の所在地では、首都直下地震が懸念される千葉市が85%で最も高く、横浜市が82%、水戸市が81%などと高確率となった。東京は48%だったが、都庁付近の地盤が比較的固いためで、湾岸部などでは80%を超す地域が広がっている。

 南海トラフ地震の震源域周辺では、高知市(75%)、静岡市(70%)などで前回版から1ポイント上昇した。

 今月18日のマグニチュード(M)6・1の地震で最大震度6弱を記録した大阪市は、前回と同じ56%だった。M6規模の地震はどこでも起きるとの前提で予測に組み込まれているためで、地震調査委は「今後も高い確率が続く」としている。

 ◆全国地震動予測地図=1?2年ごとに改訂され、最新の2018年版は今年1月1日時点のデータに基づく。30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が3%以上の「高い」地域は、地図上でオレンジや赤で示される。最も濃い赤は26%以上で、約100年に1度以上の頻度となる。6%は約500年に1度、3%は約1000年に1度の頻度。各地の確率は、防災科学技術研究所がウェブサイト(http://www.j-shis.bosai.go.jp/map)で公開している。

1090荷主研究者:2018/07/01(日) 23:35:15

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180618_13037.html
2018年06月18日月曜日 河北新報
大地震発生スパコンで予測 津波被害情報30分以内発信 東北大などベンチャー設立

 東北大は国際航業(東京)などと共同で、大規模地震の発生から約30分以内に津波被害を推定し、情報を提供するベンチャー企業「RTi-cast」(仙台市若林区)を設立した。既にスーパーコンピューターで被害を推計する世界最先端のシステムを開発。津波想定区域の自治体や企業の津波被害対策への活用が期待される。

 RTi社には東北大と国際航業のほか、システム開発で協力したエイツー、NEC(共に東京)が出資。東北大災害科学国際研究所の越村俊一教授(津波防災工学)が取締役最高技術責任者として事業を統括する。

 現段階の推定範囲は、南海トラフ巨大地震の海域で静岡県から鹿児島県までの太平洋側の海岸線約6000キロ。東北大と阪大にある24時間稼働のNEC製スパコンが計測する。

 マグニチュード(M)6.5以上の地震で、津波注意報・警報が発令された際に作動。約30分以内に津波の高さや到達時間、浸水範囲、建物被害などを予測する。

 RTi社は今後、静岡県以北の東北、北海道の太平洋岸も津波被害が推定できるようシステムの改良を進める予定だ。

 RTi社のシステムは既に、内閣府が南海トラフ巨大地震に備えて採用している。売上高は本年度、約7000万〜8000万円を見込む。津波想定範囲も海外に広げる方針で、2024年度には売上高約10億円を目指す。

 越村教授は「世界最先端のシステムを発展させ、国内外に展開していく。このシステムを活用することで津波被害があっても『生き延び、素早く立ち直る』社会の構築に貢献したい」と話す。

1091とはずがたり:2018/07/06(金) 23:57:02
遅きに失したのでは?>西日本8府県、特別警報

木曜日の段階で出しておくべきだった様に思う。気象は無知の俺だが歴史的な大雨になりそうだと前から云ってたぞ。

<大雨>西日本8府県、特別警報 広島生き埋め通報相次ぐ
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180707k0000m040167000c.html
23:23毎日新聞

 西日本から東日本にかけて梅雨前線が活発に活動を続け、記録的な大雨は6日も続いた。死者は京都、兵庫、広島3府県の3人で、負傷者も多数に上っている。広島県内では同日夜、土砂崩れが複数箇所で発生し住人が巻き込まれたとの情報があり、消防が救助活動を続けている。気象庁は「これまでに経験したことのない大雨」として、数十年に1度の異常な大雨に最大の警戒を呼びかける「大雨特別警報」を岡山、広島、鳥取、福岡、佐賀、長崎、兵庫、京都の8府県に出した。発令は昨年7月の九州北部豪雨以来で、8府県同時の発令は2013年の運用開始後では最多。

 毎日新聞の午後9時現在の集計で、近畿や九州、中国など2府22県で約115万3000人に避難指示、約264万8000人に避難勧告が出ている。少なくとも10人の行方不明情報があり、他にも安否不明者がいるため自治体などが確認を急いでいる。

 広島県の現地消防などによると、広島市などで生き埋めになったとの通報が相次いだ。県は午後9時ごろ、土砂災害対応のため自衛隊に派遣要請した。広島市安佐北区で午後9時50分までの72時間に289.5ミリの雨が降るなど、地盤が崩れやすくなっていたとみられる。県内では少なくとも広島市を含む7市町で約45万人に避難指示が出ている。広島市は14年8月にも土砂災害が発生し、77人が犠牲となった。

 また、国土交通省近畿地方整備局は6日、京都府内を流れる桂川が同日夜に氾濫する可能性があると発表し、京都市や同府亀岡市など沿岸自治体に警戒を呼びかけた。上流の日吉ダム(京都府南丹市)が同日午前7時ごろから満杯になり、ダムに入る量とほぼ同じ量を放流している。桂川は13年9月、台風18号の影響で亀岡市や観光地の嵐山(京都市)周辺で氾濫した。

 交通機関はこの日も乱れた。山陽新幹線は夜には岡山?博多間で運転を取りやめ、新大阪?岡山間などで一時運休した。JRの在来線や私鉄も京阪神地区を中心に運休が相次いだ。7日も一部区間で始発から運転を見合わせる。高速道路でも路肩の土砂が車道に流入して通行止めとなる被害が出ている。

 気象庁によると、多くの地点で72時間雨量が観測史上1位となった。6日午後5時40分までの72時間で1203.5ミリに達した高知県馬路村では、3日間で2カ月分(7月の平年値591.5ミリ)の雨が降ったことになる。このほか、同県香美市848.5ミリ▽徳島県三好市726ミリ??など記録の更新が相次いだ。

 梅雨前線は8日ごろまで本州付近に停滞し、西日本では1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が断続的に続く恐れがある。9日になると太平洋高気圧が勢力を強め、前線の活動は収まる見通し。【鳥井真平、山田毅、山口知】

1092とはずがたり:2018/07/08(日) 16:03:12
【衝撃】南極大陸で発見された奇妙なもの6選
視聴回数 3,239,229 回
https://youtube.com/watch?v=TiSPhFCQnG0
2018/01/26 に公開

1.隕石 2.100年物のウィスキー 3.ピラミッド(79°58'40.1"S81°57'45.8"W) 4.血の滝(鉄分→硫化鉄を分解する微生物) 5.得体の知れない生物(エウラギシカ・ギガンティア) 6.凍り付いた船(エンデュアランス号など)

ピラミッド
https://www.google.co.jp/maps/dir/34.702772,135.7041031/79%C2%B058'40.1%22S81%C2%B057'45.8%22W/@-79.9759945,-81.9861483,2762m/data=!3m1!1e3!4m7!4m6!1m1!4e1!1m3!2m2!1d-81.9627222!2d-79.9778056

エウラギシカ・ギガンティア
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A8%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%AE%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2&oq=%E3%82%A8%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%AE%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2&aqs=chrome..69i57.1451j0j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8
普通は深海に住んでいるらしい

帝国南極横断探検隊
https://ja.wikipedia.org/wiki/帝国南極横断探検隊
帝国南極横断探検隊(英文表記: Imperial Trans-Antarctic Expedition。Shackleton's Expedition、The Endurance Expeditionとも。1914年8月9日?1917年)は、イギリスが20世紀中に派遣した南極探検隊のうち、4番目の探検隊である。南極大陸の初横断を目指し、失敗した[1]。この探険は、文明圏から何千マイルも離れた地で探検隊の船が難破したあと、隊長であるアーネスト・シャクルトンとその隊員達が英雄的な努力によって南極から生還したことで有名である。数々の書籍が出版され、映画・ドキュメンタリー映像作品も製作された。

摂氏マイナス37度の寒さと乏しい食料の中、南極圏で28人が実に22ヶ月もの間を耐え忍んだ。最終的に、シャクルトン以下6名の乗組員が僅か7メートルの救命艇に乗って、南極海を1,500キロメートル航海した。その数ヶ月後、シャクルトンは残された全ての乗組員を救出しに戻り、一人の命も落とすこと無く全員が生還した。

1093とはずがたり:2018/07/10(火) 14:52:36
阪大あかんねえ。昼には決断出来た筈。

ただ朝から判断しろってのは結果論だな。一部のJRは停まってたとか云うけどメインは普通に動いてたしね。

【検証・豪雨被害】大学はなぜ避難勧告の中、休講にしなかったのか
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E3%83%BB%E8%B1%AA%E9%9B%A8%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%80%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%81%BF%E9%9B%A3%E5%8B%A7%E5%91%8A%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%80%81%E4%BC%91%E8%AC%9B%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B/ar-AAzOJBM
木許はるみ 2018/07/10 05:10

「〇〇川が氾濫危険水位になった」

2018年7月6日午前、教室に防災速報が鳴り響く中、授業が続いた。大学が休講を判断したのは、近くを通る阪急電車が運休してから。「運休してから、休講と言われても」と、ツイッター上などで、休講判断に疑問の声が相次いだ。

「記録的な大雨」の中、なぜ大学は授業を続けたのか。学生は授業に行くかどうか、どう判断すれば良いか。



大阪府豊中市にある大阪豊中キャンパスで講義をしていた谷口真由美・大阪国際大学准教授はこう振り返る。

当日は未明から防災速報アラームが次々と鳴り、朝からJRの一部区間が運転を取りやめ、気象情報は大雨の注意喚起をしていた。

このため谷口さんは自主的に、授業の出席を取らないことを決断。当日の午前6時41分、出席を取らない旨と合わせ、「(出席するかどうか)自分で判断をしてほしい」と学内の電子掲示板で学生に案内した。それでも学生が来る可能性も踏まえ、自身は車で大学に向かった。

しかし、実際教室に向かうと、30人ほどの学生が出席していた。

「掲示板、見なかった?」
と聞くと、学生たちの間からは、

「2限目以降、出席を取るかもと思った」「先生は授業をするだろうから」「下宿から歩いて5分だから来た」など、理由はさまざまだった。

ある遠方から通学する学生は、午前6時40分に自宅を出ていた。電車は運休していたが、「親が大学まで車で送ってくれ、親はそのまま会社に行った」という。さらに「何があっても学校に行くものだと思った」と話した。

大学から大雨に関してメールが来たのは、午前10時過ぎ。谷口さんには「現段階では休講になっていないが、出席できない学生に不利益にならないように配慮をしてほしい」というようなメールが届いた。1限が終わる午前10時20分の直前だった。

さらに午後2時前になり、大学から休講するとの連絡が来た。4限目(午後2時40分)以降の全学共通科目を休講にする連絡だった。

Twitter上では電車が運休した後の休講の連絡に、「電車が動かないのにどうやって帰るんですか」と戸惑いのつぶやきが見てとれた。

休講続けばお盆まで授業

なぜ大阪大学の休講判断は昼過ぎまで持ち越されたのか。

谷口さんは、大学の判断にも一定の理解を示す。

「大学には休講に関するマニュアルがあるので、それにのっとらないと休講にできない。さらに前期の授業は15回と決められている。地震による休講もあり、休講する授業が増えると、お盆まで補講をしなければいけなくなる」

1094とはずがたり:2018/07/11(水) 11:07:08
歴史的豪雨が分かっていながら首相が酒盛りしていた日本と、大型ハリケーン連発でも死者を出さないキューバの違い
https://www.excite.co.jp/News/economy_g/20180709/Harbor_business_170129.html
HARBOR BUSINESS Online 2018年7月9日 15時54分

ハリケーンに襲われるキューバの首都・ハバナの旧市街。街ごと世界遺産に登録されるほど古い建物が並ぶが、しっかりとした準備と避難で死者はゼロだった

◆キューバが大型ハリケーン連発でも死者を出さないワケ

 キューバは気象学が発達している。ハリケーンの通り道でもあるこの島にとって、天気予報は命綱だ。おかげで、私が滞在した2008年夏、2つの巨大ハリケーンが直撃した時には、同じハリケーンで100人以上の死者を出したハイチとは対照的に、誰も死ぬことはなかった。キューバではハリケーンが来る前に、気象予測をもとにしっかりとした準備・避難を徹底させたからだ。

 キューバの気象学の発達を裏づけるエピソードを現地の方から聞いた。以前もキューバは天災で多くの死者を出していたという。それは、「天気予報が当たらなかった」のも一因だったらしい。それに激怒した国家評議会議長(元首)のフィデル・カストロが、なんと自ら気象学を猛勉強し始め、気象予報士にあれこれと口を挟みだしたというのだ。

 これで慌てたのが気象予報士である。革命の闘士であり英雄でもある国のトップが自分の専門領域に詳しくなり、あれやこれやと文句をつけてくる。「玄人はだしの独裁者」がいては、専門家もクビが危ない。というわけで、気象予報士たちも文字通り必死になって研究を進め、今では災害予防に絶大な貢献をするようになった。

◆歴史的豪雨が分かっていて酒盛りをする首相の、危機意識とリーダーシップの欠如

 今回の豪雨に関していえば、7月5日夜には豪雨が予想される各地に政府・行政が大々的な警戒を呼びかけ、もともと危ない地域には早めの避難準備を促し、場所によっては避難勧告や指示を出していてもよかった。

 政府がリーダーシップを発揮して、あらかじめ準備を促すよう大々的に手を打っておけば、ここまでの人的被害は出ずに済んだのだ。実際、今回の豪雨に関して気象庁が緊急記者会見を開いたのは、同日午後2時だった。

 ところが、報道などを見て福岡県在住の筆者がすでに避難準備を始めていた7月5日夜のこと。緊急災害対策本部が設置されれば、本来なら本部長として指揮を取らねばならないはずの安倍晋三首相は、自衛隊災害出動の陣頭指揮を取らねばならない小野寺五典防衛相、自然災害からの学びをフィードバックすべき吉野正芳復興相、翌日午前に7人の死刑を執行した最高責任者の上川陽子法相と、議員宿舎の会議室で酒宴に興じていたというから驚くほかはない。その後、非常災害対策本部が設置されたのは8日午前のこと。小此木八郎防災担当相が本部長に就任している。

 報道によると安倍首相は、8日午前に開かれた非常災害対策本部第1回会議で「救命救助、避難は時間との戦い」と述べたそうだが、まさにその通りだ。ただし、救助における時間との戦いは、水害における戦いの「第二幕」である。第一幕は、早めの避難や減災措置によって、失われる可能性のある人命や財産を確実に保証することだった。

 その戦いに挑まねばならないときにその首相自らが酒盛りをしていたから、それに負けたのだ。8日になってから「先手先手で(被災者支援にあたって欲しい)」などと発言したようだが、その時点ですでに後手後手に回っているリーダーが言っても、虚しく聞こえるだけである。

 総裁選を控え、党内のリーダーシップ確保に躍起になっていたのかもしれない。だが、発揮すべきリーダーシップはそこではなかった。災害を目前に控えた一般市民にこそ、それは発揮されるべきものだったのである。

◆優れた災害予測技術をドブに捨てる日本の防災行政

 日本の気象予測の精度は極めて高く、精緻だ。その情報にしたがって、正常性バイアスに惑わされず早めの対策を事前に取っていれば、台風や大雨による河川の氾濫、土砂災害など、水害関連の人的被害はかなり防げる。

1095とはずがたり:2018/07/11(水) 11:07:21
>>1094
 たとえば、私自身が今回の豪雨に当たって避難の参考にしていたのは、主に以下の3つのサイトだ。どれも国の省庁が発表しているものである。

●気象庁:洪水警報の危険度分布https://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/flood.html
●気象庁:今後の雨(降水短時間予報)https://www.jma.go.jp/jp/kaikotan/index.html
●国土交通省:川の防災情報https://www.river.go.jp/kawabou/ipTopGaikyo.do

 これらのサイトは、スマホがあれば現在地の状況が分かるので、どこにいても使える。洪水警報の危険度分布では、氾濫の危険度が河川ごとに色分けされ、自分の居場所と照らし合わせると、そこがどのくらい危険か、またどちらの方向に逃げるべきかが分かる。

 降水短時間予報を使えば、今後の降水量の見通しが立ち、自分の居場所だけでなく上流地点の降水量も分かるため、数時間後までの避難計画に役立つ。

 川の防災情報は、水位計がある場所の水位がリアルタイムで分かるので、身近な河川の氾濫危険性がよりリアルに分かる。私の場合、自宅近辺に水位計が設置されていたので、その水位を見ながら避難計画を立て、実行に移せた(ただし、これは河川氾濫のみに対する対処であり、土砂災害はこの限りではないことも付け加えておきたい)。

 問題は、せっかく高い精度で今回の雨が予測されていながら、多くの人がそれをスルーしてしまったことにある。そういった情報を利用して、私たち一般市民は自らの身を守るとともに、行政は市民の命を守る行動に出なければならない。

 そのタイミングで、行政府のトップである首相以下関係省庁を所轄する大臣たちが揃いも揃って酒盛りとは、一避難民として言葉もない。せっかく多額の税金を使って防災技術に投資しているのに、それをドブに捨てるようなものだと言わざるを得ない。

◆安倍首相は「国民の生命と財産を守る」ためにやるべきこと、やれることをしなかった
 キューバの例は、単に気象学の発達のみによって天災による人的被害が減るということを意味しない。それを全市民に伝える情報伝達チャンネルがあり、避難を促す社会的仕組みがあり、それを活かす取り組みがあってこそ、初めて気象予測は減災に役立つのだ。

 週に2つものハリケーンに襲われたキューバで、私は3日3晩、水も電気もない状況に置かれてしまった。が、事前に情報が行き渡り、みんなで助け合って準備をしていたおかげで、なんとかしのぎきることができた。同じハリケーンでは近隣国では3桁の死者を出し、水や食料はおろか窓を補強するガムテープにすら事欠くような経済制裁下の困窮状態でも、である。

 日本の場合、この「避難を促す仕組みと取り組み」が不足している。特に「予防的取り組み」に問題があることが、白日の下にさらされた。

 繰り返すが、豪雨が予想されていた地域に住む私が避難準備を始めた5日夜、予防的避難を促す取り組みを全力でするべき最高責任者だったはずの安倍首相は酒盛りをしていた。これでは、精度の高い予測や避難の仕組みがあっても、何の役にも立たない。

 本稿執筆時点で死者・行方不明者は100人を超えているという。今日・明日死ぬかもしれない命を確実に守ることもできないどころか、その責任を放棄した安倍首相は、ことあるごとに「国民の生命と財産を守る」と言っている。しかし、そのためにやるべきこと、やれることをやらなかった。その結果がこれだけの人命の喪失なのだ。

<文・写真/足立力也>
コスタリカ研究者、平和学・紛争解決学研究者。著書に『丸腰国家〜軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略〜』(扶桑社新書)など。コスタリカツアー(年1〜2回)では企画から通訳、ガイドも務める。

1096とはずがたり:2018/07/11(水) 12:28:51

兵庫・宍粟の土砂崩れ、深層崩壊か 専門家が空から分析
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180709-00000001-asahi-soci
7/9(月) 5:04配信 朝日新聞デジタル

 深い緑がざっくりえぐり取られた斜面。その土塊が民家を襲った現場で自衛隊員らの作業が続いていた。8日、兵庫県宍粟(しそう)市の土砂災害現場を京都大防災研究所の松四(まつし)雄騎准教授(地盤災害)とともに本社ヘリから取材した。

 現場は、市の中心部から離れた山中で住宅が点在している場所。土砂に押し流され、青いトタン屋根や倒れた立ち木が散乱していた。斜面の上部は、深く山肌がえぐられている。松四さんによると、表層土だけでなく深い岩盤まで崩れた「深層崩壊」の可能性がある。幅50メートル、長さ100メートル、深さは10メートル程度はありそうだった。

 近くには、さらに深くまで崩壊している斜面もあった。こちらは幅100メートル、長さ300メートル、深さも15メートル以上はありそうで、深層崩壊とみられるという。

 この付近は花崗(かこう)閃緑(せんりょく)岩と呼ばれる岩石が、深くまで風化してもろくなった地質。大雨で水が浸透して崩壊したとみられる。ほかにもいくつか崩壊が発生していた。深層崩壊は雨が大量に降って地中にしみこんで起こる。一連の雨で総降水量が400〜500ミリに達すると起こりやすくなり、雨のピークが過ぎてから崩壊することも多いという。崩れた斜面や谷底にたまった土砂が次の大雨で流れて、二次的な土石流を起こすこともある。

 また、山の中の斜面崩壊で土砂ダムができて沢がせき止められていることに気づかず、後になって決壊して土石流が起こることもあるため、今後も警戒が必要だと松四さんは話す。

 今回の広域的な災害について、松四さんは「これまで局地的な大雨への対策が考えられてきたが、洪水と土砂災害が広い範囲で複合的に同時発生することは想定していなかった。今後の検討課題だ」と話した。(編集委員・瀬川茂子)

朝日新聞社

1097とはずがたり:2018/07/12(木) 13:53:50


「幻の粒子・マヨラナ」存在か? 量子コンピューター、京大が実験
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018071101002489.html
02:16共同通信

 「幻の粒子」と呼ばれ、超高速の計算ができる量子コンピューターの実現につながるとされる「マヨラナ粒子」の存在を示すと考えられる特徴的な現象を実験で確かめたと、京都大などのチームが11日付英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 マヨラナ粒子は1937年にイタリアの物理学者が理論的に予言。マイナスの電荷を持つ電子とプラスの電荷を持つ陽電子のように、通常は、物質を作る素粒子には反対の性質を持つ反粒子が存在する。だが、マヨラナは粒子と反粒子が同一で、電荷を持たない。

 京都大の笠原裕一准教授は「粒子を制御できれば、量子コンピューター開発に役立つかもしれない」と話した。

1098とはずがたり:2018/07/15(日) 23:43:00
長さ200メートルの巨大地割れ、牧場に突如出現 NZ
https://jiji.com/jc/article?g=afp&k=20180508037109a

【ウェリントンAFP=時事】ニュージーランド北島の牧場に長さ200メートル、深さ20メートルの巨大な地割れが現れ、同国の火山学者らが注目している。(写真はニュージーランド北島ロトルア近郊の牧場に出現した地割れ。TVNZ放映の映像より)
 豪雨の後に地割れが現れたのは北島の町ロトルア近郊の牧場。穴の深さは2階建てバス4台分、長さはサッカーフィールド約2面分に相当する。陥没によって6万年前の火山の噴出物の堆積層が露出した。
 専門家らは地下の石灰岩が長い間、雨によって溶けて、最終的に地面が崩壊した結果、陥没穴ができたとみている。火山学者のブラッド・スコット氏は「まさに壮観だ。通常目にするものよりもずっと大きい」と述べた。
 スコット氏によると、この牧場周辺は長い間活動がみられない火山のクレーター部分にあたるという。「底に見えるものは、このクレーターから噴出した6万年前の火山性堆積物だ」と同氏は現地テレビ局に語った。
 牧場関係者によると地割れは先週、一晩のうちに突然現れ、早朝、牛の世話をしていた従業員の一人が発見した。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2018/05/08-12:26)

1100とはずがたり:2018/07/17(火) 10:21:36

きょうは「海の日」、深海探査の競争激化
https://news.goo.ne.jp/article/newswitch/business/newswitch-13715.html
07月16日 16:53ニュースイッチ

 16日は海の日。国民の祝日に関する法律によると、海の恩恵に感謝し海洋国日本の繁栄を願う日とされている。近年、日本の海に眠る海底資源に注目が集まる。

 最近の海洋に関するキーワードは「深海」だ。深海は海面から200メートル以深の海域を指し、海洋の大部分を占める。海洋研究開発機構の東垣(あずま・わたる)理事(研究開発担当)は「衛星による海底地形図から世界の海は3割ほどしか分かっていない」と、海について知られていない現状を明かす。

 日本は深海に囲まれており、黒潮やプレート(岩盤)のぶつかりなどの多様な環境が存在する。海洋資源や環境、地震や津波などの災害、多様な生物など研究課題は豊富だ。こうした課題を解決することで日本は海洋研究において世界で優位な地位を占めていた。だが近年、今まで養殖のために沿岸地域での海洋研究が盛んだった中国が深海の研究にシフトするなど深海探査の国際競争が激しくなっている。

 日本人は地震を常に身近な問題と捉えているが、その地震の備えにおいても深海がカギとなるかも知れない。海洋機構では海面下5000メートルを掘削しセンサーを設置する計画を立てている。

 紀伊半島沖で防災科学技術研究所が展開する地震・津波観測監視システム『DONET』とセンサーを接続し、地震発生の早期通報や予測精度の向上につなげる。地球深部探査船「ちきゅう」を利用し、18年度中に掘削を始める予定だ。

 また海洋機構は深さ6500メートルの海域まで潜れる有人潜水調査船「しんかい6500」で多くの海洋調査を実施。海底生物の調査など多くの基礎研究を支えてきた。最近では、微生物を含むと考えられる海底の堆積物を一部の企業や大学などに提供する取り組みを行っている。薬の候補物質となる代謝物を作る微生物が見つかれば、海洋研究の成果を創薬という産業応用に生かせるかもしれない。

 今後、水深6500メートルより深い海域を探査し新しい科学的知見の獲得を目指す。平朝彦海洋機構理事長は「18年度は水深6500メートル以深の深海探査を可能とする技術開発の最初の年にしたい」としている。

(文=冨井哲雄)

【ファシリテーターのコメント】
日本は領海と排他的経済水域(EEZ)を合わせ世界第6位の海域面積を持つ。政府は5月、2018―22年度の海洋政策の指針「第3期海洋基本計画」を閣議決定した。海洋の産業利用の促進や海洋環境の維持・保全などを盛り込んだ。海洋の研究開発の取り組みは今後活発化するだろう。
(日刊工業新聞・冨井哲雄)
日刊工業新聞 記者

1101とはずがたり:2018/07/17(火) 23:05:42
何時も冷静な冷静彰彦氏。今回も隙の無い論調でしっかりと一刀両断。岡山県在住だったのは福武書店勤務だったからのようだ。

利水・災害・マスコミと言及多岐に亘るが災害スレの此処へ投下。日本語教師みたいだから日本語スレでも良いぐらいかも知れぬしスタンフォードかどっかだから米国スレでもいいかもしんないけど

西日本豪雨、東京のメディアによる現実味のない災害報道に違和感
国内2018.07.11 901 by 冷泉彰彦『冷泉彰彦のプリンストン通信』
https://mag2.com/p/news/364689

西日本豪雨、反省点はどこか?
今回の中四国、九州、近畿における豪雨で被害に遭われた皆さまに、お見舞いを申し上げます。

私事に渡りますが、私は80年代から90年代にかけて岡山市と倉敷市の境界あたりに暮らしていたことがあり、今回の水害は全く他人ごとではありませんでした。清音村(きよねそん)とか真備町(まびちょう)といった、当時の同僚も住んでいた懐かしい地名が、大変な苦難に遭っていることには、心からの痛みを覚えます。

ちなみに、真備町(併合により倉敷市真備町)の災害については、地元の山陽新聞の記者さんが、ご自身の経験に基づいて書かれたレポート、「真備で豪雨災害直面した本紙記者 2階まで浸水『家族絶対守る』」が迫真の内容で、参考になります。本当に大変な災害であったことが良くわかります。

事態は現在進行形であるわけですが、今のうちに「今後の対策へ向けての議論」の材料は、皆さまと共有しておきたいと思います。是非、積極的な議論をお待ちしております。以下はそのための問題提起です。

1.全国的に避難が遅過ぎると思います。梅雨末期の集中豪雨というのは、日本列島にとっては巨大な災害リスクだということは、先祖代々身にしみているわけです。また、近年は「線状降雨帯」のメカニズムも解明され、その恐ろしさも改めて認識されています。にも関わらず、実際に雨が降り、水位が上がらないと避難命令が出せないというのはどういうことなのでしょう? 空振りになっても良いから、雨雲接近の前に余裕を持って避難するというのは、高齢化が進む中で必要と思います。

2.その避難先ですが、これが不明瞭です。全国放送のTVが「大雨特別警報」だとか「命を守る行動を」と絶叫していても、そしてその地域に「避難指示」が出たとしても、それはあくまで「抽象的な指示」であって「どこへ逃げろ」という具体的なものではないわけです。ですから「夜間なので、戸外は危険」だとして「裏山の反対側の部屋へ避難」などという絶望的なメッセージが出たりするわけです。危険で避難できないのであれば、そうならないように安全に避難できるうちに避難命令を出す、その上でどこへ行けば良いか具体的に指示を出さなくてはダメでしょう。

3.避難先ということでは、避難所が設けられているわけです。そこで「梅雨が明けて猛暑なので、熱中症に注意を」という呼びかけになり、一部の全国放送では「水が足りないかもしれないが、それでも水分を摂るように」というこれまた絶望的なメッセージを流していました。ですが、大抵の避難所というのは、学校の体育館であるわけです。そして、現在の小中高等学校というのは、北海道などを除けば冷房設備はあるはずです。だったら、どうして冷房のない体育館に閉じ込めておくのでしょうか。少なくとも、体力の低下している高齢者などは、冷房の効く部屋に移動させても良いのではと思います。余りにも杓子定規な対応には直視できないものがあります。

1102とはずがたり:2018/07/17(火) 23:05:55
>>1101
4.倉敷市が現状把握に苦しんでいるようです。不明者、犠牲者の数的な把握が不可能というのは、一体どういうことなのでしょうか? 官僚がセクショナリズムに陥っているのか、首長のリーダーシップの問題なのか、大合併をやった後の新自治体としての統制が取れていないのか、それとも旧真備町の「真備支所」が被災したことで資料も人員もアクセスできなくなっているのか、とにかく、これではダメという印象です。

5.報道が十分でありません。冒頭掲げた山陽新聞さんのようなリアリティのある報道が何としても必要です。その際に、東京から「顔の見えるキャラ」を送り込むのではなく、NHKなら現地の支局が、民放なら系列局といった具合に、土地勘があり、地元事情に詳しい戦力がきめ細かく状況を伝え、それを全国放送がピックアップするようにしないとダメだと思います。東京から「馴染みのリポーター」を送り込んで、断片的に印象論を伝えるだけという低レベルの報道からは、改善策への道筋はハッキリと出ては来ないと思います。

6.四国の愛媛県西予市で、ダムの放水による急速な水位上昇の結果、死者も出ているようです。この問題は、日本の治水の歴史においては、長い間先人が苦闘してきた分野です。ダムの放流の際には、下流にどのような情報伝達をすれば良いのかという点で、ほとんどマニュアル化された手順があるはずなのですが、それが継承されていないのか、検証が必要です。同時に、放流が遅れて越流が発生し、最終的にダムの決壊という事態になれば、破滅的な水量の塊が下流に押し寄せるわけで、それを避けるためには放流は止むを得ないということも、この種の事件の報道に当たってはキチンと説明が必要と思います。

7.いつもこうした事態に際して思うのですが、どうして各地の首長、特に都道府県知事が率先したリーダーシップを発揮できないのか不思議です。総理のリーダーシップも、周囲がキチンとブリーフィングしていないのか、どうもシャープさに欠ける感じですし、一体どうなっているのでしょうか?

8.JR西日本さんが早め早めに運休を決断したのは賢明で、ここ数年そのような判断が社会的に認知されてきているのも良いことだと思います。次は、他の交通機関との連携、そして官庁や地域の経済界との連携をスムーズにして、帰路の危ぶまれる出勤を止める、あるいは早い時間の帰宅を促すなどの動きに高めていくことが必要と思います。

1103とはずがたり:2018/07/19(木) 12:37:53
地滑り危機も避難進まず=麓住民「兆候ない」―「晴れでも危険」行政呼び掛け・広島
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20180718/Jiji_20180718X136.html
時事通信社 2018年7月18日 14時35分

 西日本豪雨の影響で、広島市安佐北区の神ノ倉山(561メートル)で大規模な地滑りの危険性が高まっており、付近住民に避難指示が出ている。酷暑の中、行政側は避難所にエアコンを完備するなどして避難を呼び掛けているが、思うように進まず頭を悩ませている。

 国土交通省の実地調査によると、尾根付近で幅約40メートル、長さ約100メートルにわたり土砂の崩壊が確認された。上方にはさらに大きな亀裂も見つかり、少ない雨でも一挙に土石流となって崩落する危険性がある。

 「晴れているし、大きな兆候もない」「体が不自由で避難所はつらい」。危機的状況にもかかわらず、住民の理解はなかなか深まらない。避難したのは指示が出ている89世帯、計約200人の半数に満たないのが現状だ。

 何とか避難所に来てもらおうと、行政側は小学校体育館にエアコン10台を設置したほか、段ボールの簡易ベッドや間仕切りなどで快適さをアピール。担当者が一軒一軒を回り、粘り強く呼び掛けている。

 行政と住民の間に立つ地元自治会長の佐々木恒さん(74)は「亀裂付近にセンサーを設置し、少しでも地滑りが進めば関係者にメールが届く態勢を準備中だが、それにも限界がある。雨が降っていなくても危ないという専門家の指摘を重く受け止めてほしい」と訴える。

 小学6年の大野結愛さん(12)は「まさかここで宿題をすることになるなんて」と困惑しつつ、普段通う学校で夏休みを迎えた。母親の咲子さんは「さまざまな支援のおかげでとても過ごしやすくなった。先が見えず不安だが避難を続けます」と話した。

神ノ倉山,地滑りの恐れ 広島
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=448203&comment_sub_id=0&category_id=112

安佐北区白木町井原

神ノ倉山 2/4
http://www.geocities.jp/zoka339/mtsub3-02.html

広島県内で、歩かなくても車で登ることができる山を探しています。今回は安芸高田市向原町にある神ノ倉山へ行きました。車で登りやすい山です。駐車場から20mくらい歩けば山頂に到着します。山頂は狭くて足場が悪いですが、眺めは良いです。少し車で移動するとハンググライダー場があり、そこからの眺めもおススメです。
残念ながら、Googleマップでは、私たちが通った山道が載っていませんでした。しかし、国土地理院の地図サイトには、ハッキリ記載されているので大丈夫です。

1104とはずがたり:2018/07/23(月) 23:09:52

猛暑
過去最も暑い7月中旬 各地で3度以上高く 気象庁
毎日新聞2018年7月23日 18時24分(最終更新 7月23日 18時24分)
https://mainichi.jp/articles/20180724/k00/00m/040/031000c

 気象庁は23日、7月中旬(11〜20日)の平均気温が平年よりも各地で高くなり、この期間では1961年に統計を取り始めて以来、最も暑くなったと発表した。平年よりも関東甲信は4.1度、東海が3.6度、近畿で3.4度、中国で3.1度高くなった。

 また、東京都心部の9〜22日の平均気温は平年より4.4度高い29.4度。最高気温の平均は4.9度高い34.0度。最低気温の平均は4.1度高い25.9度になった。最低気温の平均は名古屋、大阪、広島、高松、福岡各市で25度を超えた。(共同)

1105とはずがたり:2018/07/24(火) 16:03:48
どろどろに熔けてるけど圧力で球体維持してるのかと思ったけど違うのか!?
高温高圧で固体の結晶体になっている??

2017年02月15日 15時00分 サイエンス
太陽よりも高い温度の地球の内核はなぜ溶けてしまわないのか?
https://gigazine.net/news/20170215-earth-inner-core-not-melt/

1106とはずがたり:2018/07/25(水) 12:34:35
中米欧、宇宙開発の方向性ですれ違い。中国は早期の月面探査を目指す
https://www.excite.co.jp/News/it_g/20180725/Slashdot_18_07_24_0658259.html
スラド 2018年7月25日 07時00分



taraiok曰く、
オランダのアムステルダムで2018年7月16〜18日の間、月探査におけるヨーロッパと中国の宇宙機関の協力体制について話し合うワークショップが開催された。オンライン中継はなかったが、中国国家宇宙局の月探査宇宙計画センター副局長Pei Zhaoyu氏によるプレゼンテーションが公開されている。それによると、中国はNASAの計画している月軌道プラットフォームゲートウェイ (Lunar Orbital Platform-Gateway、LOP-G)に対して良い印象を持っていないようだ(Ars Technica、Slashdot)。

LOP-Gは月面の有人宇宙探査を行うための拠点。NASAはLOP-Gを月の軌道上に置く計画であるのに対し、中国は月面上に直接拠点を置くことを計画している。Pei氏のプレゼンによれば、LOP-Gは費用対効果が悪く、月への有人探査を遅らせることになるとしている。もともとNASAのLOP-Gは火星探査などの深宇宙探査も視野に入れたもので、月面探査に特化したものではない。欧州関係者はLOP-Gにも興味を持ってはいるものの、中国が月面への人類の直接着陸を考えているのであれば、そちらに協力したいと考えているようだ。

1107とはずがたり:2018/07/27(金) 20:54:39
宇宙に存在する凄い惑星5選
https://youtube.com/watch?v=4F57_SwWV_8

HD 131399Ab 3つの太陽

TrES-2 黒い惑星

HD 189733b 強風 高温 ガラス

ラヴジョイ彗星 帚星の箒部分にエチルアルコールや糖分が含まれるそうな。彗星は惑星じゃ無いのでは?

VFTS 102 時点最速惑星(→調べると惑星では無いらしい) 160万キロ

1108とはずがたり:2018/07/29(日) 16:05:42

40度に接近「フェーン現象」三条市39・5度
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20180729-567-OYT1T50022.html
13:56読売新聞

 29日はフェーン現象によって北陸や東北地方の日本海側などで気温が上昇し、午後1時20分までの最高気温が新潟県三条市三条で39・5度を観測した。

 新潟、福井両県の計7地点で38度以上に達し、いずれの地点も観測史上1位の記録を更新するなど、猛烈な暑さとなっている。

 北陸地方の各県や山形県、秋田県などには高温注意情報が出されており、各地の気象台では、水分や塩分の補給や冷房の利用など熱中症に対して十分な対策をとるよう呼びかけている。

1109とはずがたり:2018/08/05(日) 21:28:15

大阪北部地震は「西日本大震災」の序章にすぎない
鎌田 浩毅
http://bunshun.jp/articles/-/7879?utm_source=news.goo.ne.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink



被害総額1410兆円の激甚災害が起こる
 これまで西日本では、巨大地震の約40年前から直下型地震が増加する現象が起こっている。直近では1995年の阪神・淡路大震災が、直下型地震が増加する起点になっていると考えられており、阪神・淡路大震災以降に西日本で起こった直下型地震の多くがこうしたプロセスにあるためと解釈される。

 つまり、結論から言えば、大阪府北部で起こった今回の地震は、2030年頃に起こると予想されている南海トラフ巨大地震という「激甚災害」の序章にすぎない。つまり、大阪府北部地震は、現象としては「想定内」の直下型地震であり、起こるべくして起きた地震と言える。



「首都直下地震」が2020年に起こる?
 では、今後の日本列島で何が起きるかを予測してみよう。過去の現象を精密に解析すると確度の高い将来予測ができることから、地球科学では「過去は未来を解く鍵」というフレーズがよく使われる。フィールドワークを行い、さらに古文書を読み解くことで、日本の「古地震」についても多くのことがわかってきた。

 その結果、現在の日本列島の「地下」の状況は、9世紀の日本と非常によく似ていることが解っている(詳しくは拙著『日本の地下で何が起きているのか』岩波科学ライブラリーを参照)。東日本大震災に誘発された約1000年周期の地殻変動と、西日本で約100年周期に起こっている地殻変動の2つがちょうど重なりあって、複数の地震を連鎖的に起こす「大地変動の時代」に入ったのである。

 ここで歴史を繙き、9世紀に起こった地震を振り返ってみよう。まず、869年に東北地方を襲った「貞観地震」は、場所・規模ともに東日本大震災と酷似している。貞観地震の9年後の878年には、マグニチュード7・4の直下型地震、すなわち「相模・武蔵地震(関東諸国大地震)」が発生した。さらにこの9年後の887年には、南海トラフ沿いにマグニチュード9、しかも震度7の激震と巨大津波が起きている。つまり、東海・東南海・南海の連動型地震「仁和地震」の発生である。

 これらの事例を21世紀に当てはめてみるとどうなるだろうか。東日本大震災は2011年に発生したが、その9年後は東京オリンピックが開催される2020年に当たる。この頃、関東中央圏で直下型地震が起こり、さらに9年後の2029年に南海トラフ巨大地震が起こる計算になる。

 もちろん、これは単純に年数を足したもので、その通りに地震が起きるわけでは決してない。しかし、9世紀の記録を「過去は未来を解く鍵」として考えると、日本列島が予断を許さぬ状況にあることもわかるだろう。

日本列島が直面する3つの「想定外」
 こうした「想定内」の予測ですら甚大な被害が予想されるが、それに加えて日本列島は、3つの「想定外」に直面している。

 1つ目は、東日本大震災が起こったことである。マグニチュード7程度の地震は想定されていたが、実際にはその数100倍も大きな巨大地震が起こってしまった。これにより、東日本大震災の後、日本列島にはいまだに大きな歪みが蓄積しており、それを解消しようとして今後も内陸地震がいたる所で頻発するとみられる。…

1110荷主研究者:2018/08/11(土) 12:02:03

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00482704?isReadConfirmed=true
2018/7/26 05:00 日刊工業新聞
天の川、2段階で誕生 東北大が過程解明

 東北大学大学院理学研究科の野口正史准教授は、太陽系を含む天の川銀河が2段階の異なる形成過程を経て作られたことを明らかにした。天の川銀河の進化の理論モデルを構築しコンピューターで計算。銀河の外側にある宇宙空間のガスが銀河に流れ込む2種類の現象で、構成成分が異なる2種類の星が銀河に作られたことを示した。銀河の成り立ちの解明につながる。成果は26日、英科学誌ネイチャーに掲載される。

 宇宙空間のガスが1万度C以下のまま銀河に流れ込む現象「冷たい降着流」を理論モデルに組み込み、100億年分の天の川銀河の進化を調べた。

 まず100億―70億年前に冷たい降着流由来の星が作られる。その後、衝撃波がガスを加熱し100万度C程度の高温になると、銀河へのガスの流入が止まり星の形成がストップ。さらに50億年前になると、高温になったガスが冷え銀河に再びガスが流入する現象「冷却流」が発生。2段階目の星の形成が始まり、この時期に太陽が作られたことが分かった。

 天の川銀河には元素組成が異なる2種類の星が存在するが、起源は不明だった。今回の解析で、酸素やマグネシウムが多い星は冷たい降着流由来の1段階目の星形成、鉄が多い星は冷却流由来の2段階目の星形成で誕生したことを突き止めた。

(2018/7/26 05:00)

1111とはずがたり:2018/08/28(火) 23:17:09
20光年先に「浮遊惑星」が存在、恒星を周回せずに漂流
2018.08.08 Wed posted at 14:43 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35123750.html

(CNN) 地球から20光年離れた宇宙空間に、恒星を周回せずに宇宙空間を漂う「浮遊惑星」とみられる天体が存在する――。学術誌「アストロフィジカルジャーナル・サプリメントシリーズ」にこのほど、論文が発表された。この天体の磁場を分析した結果としている。

天体の名称は「SIMP J01365663+0933473」。質量は太陽系最大の惑星である木星の12.7倍で、磁場の強さも木星の200倍以上だという。

表面温度は815度を超える。ただこれは、約5500度に達する太陽の表面温度に比べれば「寒冷」と言える。

太陽系外に存在するこうした天体の磁場を電波望遠鏡で検知・測定したのは今回が初めて。米ニューメキシコ州にあるカール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群の観測所を使って突き止めた。

この天体は惑星以外には、褐色矮星(わいせい)である可能性も指摘されてきた。

褐色矮星は通常、惑星としては質量が大きすぎるものの、恒星のエネルギー源となる水素核融合のプロセスを維持できるほどの質量がない天体とみなされている。理論的には1960年代から存在が予想されていたが、95年に初めて発見された。

論文の著者であるアリゾナ州立大学のメロディー・カオ氏は今回の星について、惑星と褐色矮星のちょうど境界に位置づけられる天体との見方を示す。

この天体が2016年に他の4つの褐色矮星と一緒に見つかった際、その年齢はもっと古く、質量もより大きいとみられていた。

しかし科学者のチームが昨年、実際には若い恒星群の一部であり、質量も当初の想定より小さいことを発見。質量を特定した上で、自由浮遊惑星の可能性があると突き止めた。

1112とはずがたり:2018/08/28(火) 23:18:22
謎の天体が太陽系を通過中、外から飛来なら観測史上初
https://www.cnn.co.jp/fringe/35109513.html
2017.10.28 Sat posted at 14:53 JST

最新IT製品の導入で「人事・経理・総務」はここまで効率アップ!現場を助けるツール
カギは適切なデジタル導入--生産性向上という命題。試されるのは経営者だけではない
「ひとり情シス」のヒーロー登場!コスパよし、品質よしはデル
太陽系を横切る素早くて小さな物体の正体は?
太陽系を横切る素早くて小さな物体の正体は?

(CNN) 世界中の天文学者が、太陽系を横切る素早くて小さな物体の動きを追っている。米航空宇宙局(NASA)は、この物体がすい星か小惑星かも不明としながらも、太陽系の天体の動きとは異なるため、太陽系外から飛来した可能性があるとの見方を示している。

これが確認された場合、天文学者が観測した初の「恒星間の物体」になるという。

NASAの地球近傍天体研究センターのポール・チョーダス氏は「我々は数十年間この日を待っていた」と言及。「恒星の間を飛び回り、ときには太陽系を通過することもある小惑星やすい星が存在することは以前から理論的に示されてきた。だが、探知されたのは今回が初めてだ。今のところ、あらゆるデータがこの天体が恒星間の物体である可能性を示しているが、今後さらに多くのデータが確認を助けてくれるだろう」と述べた。

NASAによると、データ取得のため、世界中の地上の望遠鏡と宇宙望遠鏡がこの天体に向けられている。

この天体は「A/2017 U1」と呼ばれ、米ハワイ大学の研究者が今月19日に同大の「パンスターズ1望遠鏡」を使って発見した。直径は400メートル以下で、秒速25.5キロで移動している。

NASAによれば、この天体が地球の脅威となることはない。14日には地球から約2400万キロ離れた場所を安全に通過。今後はペガサス座の方向に進み、太陽系を脱出するとみられている。

天体の名称は今後変わる可能性もある。この種の物体は初めてのため、国際天文学連合は新しい命名ルールの制定に迫られるだろう。

1113とはずがたり:2018/08/28(火) 23:19:11
地球の「100兆倍」の水、120億光年のかなたに発見
2011.07.26 Tue posted at 13:19 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/30003490.html
効率化できてますか!?人事・経理・総務の仕事を助ける最新IT製品を簡単解説!
生産性向上は企業の至上命題--明日の働き方を考え、デジタルで未来を切り開く
多忙なひとり情シスに朗報!クライアントPC選定もデルなら安心
写真:NASA/ESA
写真:NASA/ESA

(CNN)  地球からはるか120億光年離れたクエーサー(准恒星状天体)に、地球上の海水の100兆倍の水が存在することが、科学者らの研究で明らかになった。

地球の340億倍の質量を持つこのクエーサーを分析していたコロラド大学ボルダー校のジェーソン・グレン准教授らが、数百光年の範囲に広がる大量の水蒸気を発見した。カリフォルニア工科大学がハワイ島マウナケア山に設置している天体望遠鏡で、分光器を使って観測された。

120億光年離れた天体を観測すると、見えるのは120億年前の姿だ。宇宙は136億年前のビッグバンで誕生したと考えられているが、その16億年後にはすでに水が存在していたことになる。

これほどの量の水が見つかったのは観測史上初めて。銀河系内で数光年の範囲に分布する水を全部合わせても、同クエーサーに比べれば4000分の1にすぎないという。

研究には両大学のほか、航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所、カーネギー天文台、ペンシルベニア大学や日本の宇宙科学研究所(ISAS)が参加している。

1114とはずがたり:2018/08/28(火) 23:19:49
火星で凍ってない水を確認 地下に巨大湖 生命が存在する可能性も
Jul 31 2018
https://newsphere.jp/technology/20180731-1/


Jurik Peter / Shutterstock.com


 科学者たちは25日、巨大な塩水湖が火星の地殻の奥深くに存在しているとみられ、赤い惑星として知られる火星で生命が発見される可能性が高まっていると発表した。

 この発見はヨーロッパの宇宙探査機による観測に基づいており、専門家たちは一様に色めき立った。我々が周知のとおり、水は生命にとって不可欠である。科学者たちは長い間、水が火星上に存在することを証明しようと懸命に努力を続けてきた。

1115とはずがたり:2018/09/01(土) 00:25:12
地球の「100兆倍」の水、120億光年のかなたに発見
2011.07.26 Tue posted at 13:19 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/30003490.html

(CNN)  地球からはるか120億光年離れたクエーサー(准恒星状天体)に、地球上の海水の100兆倍の水が存在することが、科学者らの研究で明らかになった。

地球の340億倍の質量を持つこのクエーサーを分析していたコロラド大学ボルダー校のジェーソン・グレン准教授らが、数百光年の範囲に広がる大量の水蒸気を発見した。カリフォルニア工科大学がハワイ島マウナケア山に設置している天体望遠鏡で、分光器を使って観測された。

120億光年離れた天体を観測すると、見えるのは120億年前の姿だ。宇宙は136億年前のビッグバンで誕生したと考えられているが、その16億年後にはすでに水が存在していたことになる。

これほどの量の水が見つかったのは観測史上初めて。銀河系内で数光年の範囲に分布する水を全部合わせても、同クエーサーに比べれば4000分の1にすぎないという。

研究には両大学のほか、航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所、カーネギー天文台、ペンシルベニア大学や日本の宇宙科学研究所(ISAS)が参加している。

1116とはずがたり:2018/09/01(土) 00:26:36
火星で新発見、有機物見つかる 生命存在の可能性高まる
https://newsphere.jp/technology/20180613-1/
Jun 13 2018

 火星探査による新たな発見によって、赤い惑星である火星にかつて生命が存在し、現在でも生命が存在する可能性が高まった。

 6月7日、科学者たちは、NASAの無人火星探査車キュリオシティが火星表面の太古の湖底跡から生命の存在につながる基礎的要素を発見した、と発表した。火星に生命が存在する気配はこれまでもいくつか発見されてきたが、今回の発見は最も有力な証拠となる。

 火星にあるゲール・クレーターは、かつてはフロリダにあるオキチョービー湖とほぼ同じ大きさの水深の浅い湖だった、と考えられているが、このクレーター内で採取した35億年前の岩石に含有されていた有機分子が、生命がその当時は存在していた可能性を示しているのだ。この発見は、地球の隣の惑星である火星において、かつて微生物が存在し、ひょっとすると現在でも生きているかもしれない、という可能性を残すことにつながる。

 カリフォルニア州パサデナにあるNASAジェット推進研究所(JPL)に所属し、キュリオシティ・プロジェクトに参加している科学者アシュウィン・バサバダ氏は、「大昔、もし火星に生命が存在していたのならば、将来実施するミッションでその証拠を発見できる可能性がぐんと高まった」と語る。

 また、キュリオシティは、火星の大気中に存在するメタンの量が季節によって著しく増加することも確認した。研究者たちは、メタンの増加が生物に由来する可能性は排除できない、と言う。地球の大気中に存在するメタンの大半は、動植物、もしくは地球環境そのものから生成される。

 2本の論文がサイエンス誌に掲載されている。一方の論文では、外部の専門家が今回の発見について「宇宙生物学における飛躍的な発見である」と称賛した。

 オランダのユトレヒト大学の宇宙生物学者、インゲ・ローズ・テン・ケイト氏は「太古の昔、地表に有機分子が存在したことが判明した今、火星で生命が発生した、または、存在したのか否か、という議論はより活発になるだろう」と記した。

 この研究には関わらなかったライス大学の地質学者、カーステン・ジーバッハも同様に興奮を隠しきれない。ジーバッハ氏は、この発見は、火星に生命が存在する、という見方に懐疑的な人々が提唱していた強硬な議論を打ち破った、と語る。

「大きな成果は、我々が証拠を入手した、ということだ。30億年以上も前の泥岩の中に含まれていた有機物質を見つけることができた」とジーバッハ氏は言い、「そして、我々は、地表面下に存在する生命に関わる可能性、もしくは、少なくとも、地球上の生物が生きていくために必要な温水や自然環境に関わる可能性のあるガスの放出を確認した」と説明を加えた。

 ジーバッハ氏は、メタンの観測は、現代の生命にとって「もっとも説得力のある」調査手法である、と語る。

1117とはずがたり:2018/09/01(土) 00:26:47
>>1116
 科学者たちは、バクテリアのような微小な生命体がかつて火星上に存在したかどうかを確認するためには、さらに強力な宇宙船、そして、理想的には、火星から地球へ持ち帰った岩石が必要である、と口をそろえて言う。

 キュリオシティによるメタン量の測定は、地球の暦で4年半の間、つまり火星の暦で3年間続けて実施された。火星の北半球では、夏の終わりにメタン量が最大になることが確認され、南半球では冬の終わりにメタン量の観測値が最大になった。

 この研究の筆頭著者であり、JPLに所属するクリストファー・ウェブスター氏は、火星のメタン量が増減を繰り返すパターンが観測されたのはこれが初めてである、と語る。この季節性のメタン量の増減量は、比率では3倍にも達し、科学者たちの予想をはるかに超えていた。ウェブスター氏は、「我々はただひたすら驚いている。メタン量が季節によって3倍もの違いがあるとは……。これは極めて大きな違いだ」と言った。

 ウェブスター氏は、現在、もしくは長年にわたり生成されたメタンは、地下深くにある地下水から地殻の割れ目や裂け目を伝って外界に漏れ出したものである、と理論づけた。メタンが地表に到達すると、まず泥や岩石に付着し、気温が高くなるとその多くが大気中に放出されることになる。

 ウェブスター氏は、「メタンが生物学的に生成された、という証拠はないが、たとえこの新しい観測結果を当てはめたとしても、その可能性を排除できるわけではない」と語った。

 科学者たちは、1976年、バイキング計画においてランダーを火星上に着陸させて以来、有機分子を探索し続けている。バイキング1号と2号が相次いで火星に到着し、ランダーも着陸させたが、得られた情報はごく限られたものにとどまった。

 2012年、火星の表面に掘削機と研究装置を送り込むことに成功し、2013年、キュリオシティは岩石の中に有機物が存在することを確認したが、発見された分子は科学者たちが期待したものではなかった。そこで、科学者たちはまた別の場所を探索することにした。最新の調査で得られた重要なサンプルは、4マイル(6.4キロメートル)離れた場所で採取されたものである。

 火星において炭素を含む分子が存在することについては、メタンと同じように、地質学的なプロセス、もしくは小惑星、彗星、または隕石の衝突や惑星間塵による影響などが、炭素の由来を非生物学的に説明しうる可能性がある。

 この有機物研究を指揮したメリーランド州グリーンベルトにあるNASAゴダード宇宙飛行センターの宇宙生物科学者、ジェニファー・アイゲンブロード氏は、自分自身も火星に生命が存在し、その環境に適応していた可能性があることに好奇心をそそられている、と語った。

 さらにアイゲンブロード氏は、「私は、そもそも生命が火星で誕生したことなど一度もなかった、という考え方にも同程度の興味を抱いている。これは、科学的に考察するには相当の難問だ。しかし、私は、火星上の生命に関する調査研究は、相応の適切な注意を十分に払いながら進める必要があると思う。我々は、火星上で生命体が最も見つかりやすいと考える場所へ行き、そこで生命を探す必要がある」と語った。

By MARCIA DUNN, AP Aerospace Writer
Translated by ka28310 via Conyac

1118とはずがたり:2018/09/02(日) 09:56:45
幸い仕事は6日だ。遊びは3日にして4,5日は引き籠もりだな。

それにしても今年は台風多いな。。

今年“最強の台風”来週に本州上陸のおそれ
9/1(土) 21:14配信 日テレNEWS24
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180901-00000052-nnn-soci
Nippon News Network(NNN)

[ 前の映像 | 次の映像 ]
日本の南の海上には、台風21号があって、猛烈な勢力となっている。来週は本州付近に接近して上陸するおそれもあり、今後の情報に注意が必要。

台風は今年最強クラスの勢力に発達していて、午後6時現在、日本の南の海上を西寄りに進んでいる。今後は北寄りに向きを変え、4日には強い勢力で西日本から東日本に近づいて、上陸するおそれがある。その後は北日本にも近づきそうだ。

4日、5日と大荒れのおそれがあり、今後の情報に注意が必要。

1119とはずがたり:2018/09/03(月) 18:17:07

博士・弁護士ときて気象予報士もか。

気象予報士は食えない? 試験50回目前に受験者半減
https://www.asahi.com/articles/ASL8W4F1YL8WUTIL00Z.html
山岸玲2018年9月3日13時23分

 西日本豪雨や災害級の猛暑、逆走台風など、異常気象に見舞われたこの夏。天気予報や防災情報を伝えるのに欠かせない「気象予報士」を目指す人が最近減っている。8月末に50回目を迎えた予報士の試験だが、受験者は年々減り、前回はピークだった12年前のほぼ半分。資格を生かせる仕事が少ないのが理由のようだが、「気象ビジネス」など、活躍の場が広がる可能性も秘める。

 気象予報士の制度が始まったのは1994年。天気予報を発表できるのは気象庁だけだったが、規制緩和もあり、同庁の許可を得た気象予報士による天気予報であれば、企業や個人も広く発表できるようになった。年2回ある気象予報士試験は合格率4〜6%ほどの難関で、いまでは約1万人が資格を持つ。

 94年以降、受験者は年々増え続け、2006年の第26回は最多の5074人に。だがこれを境に少しずつ減っていき、今年1月に行われた前回は、半数余りの2788人だった。8月26日に行われた今回、申請者数でみると、前回の微増にとどまった。

 「日本気象予報士会」専務理事の岩田修さん(58)は「資格を取っても働き口が少ない」と減少の理由を分析する。民間気象会社での予報業務やキャスターなどが専らで、気象庁の5年前の調査では、試験に合格した約7割が気象と関係のない仕事をしていたという。

■知識生かせる気象ビジ…

1120とはずがたり:2018/09/03(月) 19:45:53
2018.8.31 10:30
「月に水がある証拠」は10年前のデータにあった 新事実を“発掘”した研究チームの挑戦
https://www.sankei.com/wired/news/180831/wir1808310001-n1.html
WIRED

 月の地表近くに水が氷のかたちで存在する直接的な証拠を、米研究チームが発見した。これまでも月面に水が存在する可能性は指摘されてきたが、直接観測されたのは今回が初めてだ。その証拠は、実は10年も前に観測されたデータのなかに“潜んでいた”のだという。研究チームは、いかに過去のデータから画期的な証拠を見つけ出したのか。

月に水がある--。こう題された記事を過去に見かけたことがあるかもしれない。これまでに多くの研究が、月に水が存在する可能性を指摘してきた。しかし、それらはあくまでも「高い可能性」だった。つまり、多くは分析結果に基づく間接的な推測や、水以外の水素系成分、例えばヒドロシ基(OH)なども含まれた結果を示していた。

しかし、米ハワイ大学やブラウン大学の研究者たちが2018年8月20日付で米科学アカデミー紀要に発表した論文が示すのは、月面の極域に水が氷の状態で存在する証拠が直接観測されたこと、そして氷は地表数ミリメートルの深さにあるという新事実だ。

水は将来月に降り立つ宇宙飛行士の生活用水になるだけでなく、水素と酸素に分解することでロケットや探査機などの燃料としても活用できる。このため、宇宙の貴重な資源として注目度が高まっている。

今回の論文から導き出された結果は、2008年から2009年の間に運用されていたインドの月周回機「チャンドラヤーン1号」に搭載されたNASAのレーダー「Moon Mineralogy Mapper(M3)」が取得した観測データの分析に基づいている。氷が観測されたのは、極域のクレーター内にある「永久影」と呼ばれる常に日陰となる領域だ。

この領域の内部は常にマイナス約170℃で保たれており、真空でも水が蒸発しない「コールド・トラップ」と呼ばれる。その中に氷が存在する可能性は、以前から指摘されていた。なお、水星や小惑星ケレスの極域のコールド・トラップでも、すでに水の存在が確認されている。

「見ようとしなければ、何も見えない」

研究チームはどのようにして、すでに手広く分析されてきたM3のデータから水の存在を確認できたのだろうか。

M3は月面の太陽光の反射を分析する機器だ。つまり、これまでの研究の多くは、太陽光が当たっている月面を対象としてきた。ところが今回のチームが挑んだのは、太陽光が届かない真っ暗な永久影である。つまり、通常の研究の真逆をいくもので、ある意味では無謀ともいえるものだった。

なかでも研究チームが着目したのは、永久影の周囲の地形だった。「アポロ計画の観察記録から、月面は細かい砂やゴツゴツした地形による反射光が散乱していることがわかっています」と、論文の主執筆者であり、米ブラウン大学とハワイ大学の研究者であるシュワイ・リー博士は語る。

永久影があるクレーターの壁や淵、そして周囲の高い地形が反射する太陽光によって永久影はごく微量ながら照らされている--。リー博士は、そのように考えた。もちろん、間接的に照らされているため、レーダーが検知できるシグナルは非常に弱い。このため多くの研究者は、M3のデータセットから水の痕跡を探し出すことを諦めていた。

「今回のような信号をデータとして扱うには、その信号が月面から来ているのか、それとも単なる機器のノイズなのかを慎重に見極める必要があります」と、ブラウン大学の地球・環境・惑星科学科の助教授であり、論文の共同執筆者でもあるラルフ・ミリケン博士は言う。

初期の分析結果は確かに水の痕跡を示していたが、それは機器のエラーシグナルである可能性は十分にあった。「シュワイの最初のデータを見たとき、興味深い結果だと思いましたが、100パーセント信じ切れていませんでした」

それでもリー博士は、根気よくさまざまな統計モデルを使って何度もデータを検証した。結果、機器のノイズが水の痕跡を再現することはほぼ不可能に近いことが判明した。その後も、ほかの探査機のデータも取り入れた解析や検証モデルを通して、永久影内の水の観測に成功したのである。

1121とはずがたり:2018/09/03(月) 19:46:21
>>1120
「過去10年間、データは存在していたんです」とリー博士は話す。しかし、暗闇に包まれた永久影から太陽光の反射データが得られるとは、誰も予想しなかった。「見ようとしなければ、何も見えないのは当たり前です。でも、好奇心に任せてとりあえず見てみることで、最悪何も見えないし、何かあるかもしれない。だからサイエンスは面白いんです」

水資源の謎は続く

今回の発表によると、水氷は極域に複数ある永久影のクレーターのうち約3.5パーセントで存在が確認された。この少量でまばらな分布は、水の供給スピードが一定ではないこと、そして数十億年前に起こったとされる極移動が原因と考えられる。

極移動とは、北極と南極の位置が変動し、自転軸が移動する現象だ。大規模な火山活動や天体衝突などによって引き起こされるという。極移動に伴って氷が集まる永久影の場所も変わったことで、水の分布がまばらになったと研究チームは推測する。

また、水が存在する場所は極域のみとは限らない。リー博士とミリケン博士が昨年発表した別の論文では、水が極域以外にも広範囲で存在する可能性が指摘されている。ふたりは、アポロ計画中に地球に持ち帰られた月のサンプルとM3のデータを分析し、月面に広範囲に広がる火山性のガラス粒子内に水の存在を示す痕跡を検出した。

「個々の粒子に含まれる水の量は微小ですが、月面にはガラス粒子からなる堆積物が何トンも広がっています」とミリケン博士は説明する。もしこれらの地域で水が見つかれば、暗く地形が荒い極域に行かずとも水を採取できるかもしれない。しかし一度に見つかる水量は少ないだろう。

全体でどれくらいの量が眠っているのか、そして水がどこから来たのか、いまだに解明されていない。水分を含む隕石の衝突が原因かもしれないし、月の形成時に何らかのかたちで水分が混じり、それが火山活動によって地表に出てきた可能性もある。水を調べることは、月の歴史を解明することにもつながるのだ。

今後も極域を対象とした新たな観測ミッションを実行するか、センサーを積んだ探査車を月面に送り込む必要があるだろう。

月面のどこから調査すべきか?

そもそも月面の水氷はどうすれば採掘できるのだろうか。

「採掘方法は大きく分けて2通りあります」と、セントラルフロリダ大学の惑星科学者フィリップ・メッツガー博士は説明する。ひとつは、地中にある氷をそのまま溶かした気体を採取し、コンテナ内で液状化させる方法。この場合、大型の機械は必要ないものの、月面の環境下でどう土を熱するか、そして気化した氷が砂粒の間を通り抜けることができるかが疑問だ。

もうひとつの方法は、土壌ごと採取し、コンテナの中で蒸留させる方法だ。こちらは蒸留プロセスをある程度コントロールしやすいものの、大型な採掘機械が必要となる。現在どちらの技術も開発中だと言う。

「宇宙の経済を支える燃料として水を活用するには、一度に大量の水を採掘できる場所に向かうほうがいいでしょう」とメッツガー博士は言う。「つまり、月の南極か北極を探査するほうが効率的だと思います」

実際、すでに世界中で月を目指す動きが活発になっている。

東京に拠点をもつ民間月面探査企業ispaceは、シリーズAで累計103.5億円を調達した。ルクセンブルクと米カリフォルニア州に支社を置き、月までの輸送手段である着陸船と、月面を走行できる小型探査車の開発に取り組んでいる。同社は最初のミッションを2020年と2021年に予定している。

「今回の発見は、ispace含め宇宙産業にとって非常にプラスです。月の水資源への関心が高まりますし、将来のミッションにおける着陸地点の参考になります」と、ファウンダー兼代表取締役の袴田武史は言う。「このデータをベースに近い将来、わたしたちが月面で詳細な探査を行い、氷を見つけたいですね」

さらに、国家レヴェルでも再び月を目標とした動きが活発になりつつある。米国のペンス副大統領は今月23日、NASAは2024年までに月の周回軌道に宇宙ステーションを建設し、アメリカの宇宙飛行士を送り込むという野心的な目標を掲げた。NASAが開発を進める大型ロケット「Space Launch System」と有人宇宙船「Orion」を用いて、アメリカの有人宇宙プログラムを加速させることが目的だ。

同時に、スペースXやボーイングといった民間宇宙企業との連携も強化してくという。火星や小惑星などの深宇宙探査を行うにあたって、月の中継基地は重要な役割を果たすとペンス副大統領は主張している。

月に水の存在が確認されたいま、これらの動きはさらに加速するだろう。まずは水の性質と量を理解することが重要だ。これからも、官民提携による月探査に注目していきたい。

1122とはずがたり:2018/09/04(火) 19:08:15
神戸市では甚大な浸水被害 台風21号の記録的高潮で
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00005284-weather-soci
9/4(火) 16:04配信 ウェザーニュース

 非常に強い勢力の台風21号は徳島県南部に上陸したのち、4日(火)14時頃には神戸市付近に再上陸しました。中心気圧が950hPa台と非常に低いため、吸い上げ効果が大きく、近畿や四国を中心に潮位が非常に高くなっています。
 この影響で、神戸市の海沿いでは甚大な被害が発生。水位が腰が浸かるほどの高さまで到達しており、人々は荷物を持ち上げながら避難している状況です。

神戸の潮位は過去最高に
 神戸の潮位は平常時を2m近く、大阪も平常時を2.5mも上回り、いずれも1961年に第2室戸台風が上陸した時の過去最高潮位を上回りました。

夜に満潮を迎える場所も
 すでに満潮時刻が過ぎている場所もありますが、これから満潮を迎える場所があります。
 高潮のピークは過ぎたものの、潮位の高い状況が続いているため、しばらくは警戒が必要です。

吹き寄せ効果と吸い寄せ効果
 台風が接近する際、「吸い上げ効果」と「吹き寄せ効果」により、高潮被害が発生する恐れがあります。

【吸い上げ効果】
 台風が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がる現象。外洋では気圧が1hPa低いと海面が約1cm上昇するといわれています。

【吹き寄せ効果】
 海水が風によって海岸に吹き寄せられて海面が上昇すること。特にV字形の湾では、奥へ狭まる地形によって海面上昇が助長させるため、特に海面が高くなります。

ウェザーニュース

1123とはずがたり:2018/09/06(木) 14:42:04

見渡す限りの山崩れ。

https://twitter.com/nhk_news/status/1037501145315528705
NHKニュース
認証済みアカウント
@nhk_news

北海道 震度6強以上だった可能性も 余震相次ぐ 十分注意を
NHKのヘリコプターから撮影した厚真町のようす
#nhk_news #地震 #震度6強 #厚真町
0:14
17:42 - 2018年9月5日

https://twitter.com/nied_inok/status/1037495991123865600
T.INOKUCHI / 井口 隆
@nied_inok

その他 T.INOKUCHI / 井口 隆さんが読売新聞写真部をリツイートしました
この写真にはさらに驚いた。全面崩れが広がっている。最初は信じられなかったが、表層付近をマントルベッディング状に覆う火山砕屑層が滑り面となれば起きても不思議ではない。T.INOKUCHI / 井口 隆さんが追加

読売新聞写真部
認証済みアカウント

@tshashin
#地震情報 はこちら→https://www.yomiuri.co.jp/matome/20180906-OYT8T50000.html … #北海道 で #震度6強。震源に近い #厚真町 では大規模な #土砂崩れ が見られました。倒壊した家屋も(9月6日午前6時28分、北海道厚真町で、本社チャーターヘリから 鷹見安浩撮影) #空撮 …
17:21 - 2018年9月5日

1124とはずがたり:2018/09/07(金) 16:25:03
鳥取はしらんかったな。それ以外もごっちゃになってる。

戦中戦後の歴史に埋もれた「昭和の4連続超巨大地震」
https://matome.naver.jp/odai/2137775333953640001

敗戦をまたぎ、1943年から1946年にかけて、4年連続で日本列島を襲った巨大地震を知っていますか?。「戦中戦後の4大地震」とも呼ばれるこれら地震は、終戦間際から戦後間もなくという時代背景から、震災そのものが十分に伝えられていないのも事実です。そんな「4大地震」について、簡単にまとめています。 更新日: 2013年09月03日

1125とはずがたり:2018/09/10(月) 16:09:08
>今回の地震は「数十万年前まで動いていた断層が原因」と指摘
これが証明されたら断層が古いからOKとなった原発全部ストップやろ。

北海道で震度7 「断層帯とは無関係」の衝撃 “古い断層”は山形県内にも
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180907-00010004-sakuranbo-l06
9/7(金) 20:49配信 さくらんぼテレビ

政府の地震調査委員会は6日、北海道で震度7を観測した今回の地震は、震源の深さが37キロと深いことから、震源近くを走る活断層「石狩低地東縁断層帯」とは関係なく、この活断層よりも深い別の場所で発生したとの見解を示した。この「別の場所」とは何なのか。地形学の専門家は、今回の地震は「数十万年前まで動いていた断層が原因」と指摘し、同じような「古い断層」は山形県内にも存在しているという。

地形学が専門で山形大学地域教育文化学部の八木教授は、今回の地震を引き起こした「別の場所」についてこう指摘する。

(山形大学地域教育文化学部・八木浩司教授)
「あまり強くマークされていないが近くには断層があるとの見解もある。日高山脈の発達を見ると古い断層がかなりありそれが動いたと考える」

八木教授が指摘した断層の地図には、今回無関係とされた「石狩低地東縁断層帯」の他に、震源のすぐそばに赤い線が引かれている。これは数十万年前までは動いていた断層で、八木教授はこの断層が今回の地震を引き起こしたと見ている。

一方、県内には主に山形盆地断層帯など4つの断層帯があるが、八木教授によると、それ以外にも今回のような地震を引き起こす恐れがある、同じような隠れた古い断層が、山形盆地の村山市から山形市にかけて存在しているという。

(山形大学地域教育文化学部・八木浩司教授)
「山形盆地は細長い盆地だとほとんどの人は分かっていない。細長い盆地は断層運動でできた盆地。そういった場所に住んでいるということは常にどこでも起こりうることを認識して欲しい」

八木教授は「山形では大きな地震が起こらないという安全神話を捨て、備えて欲しい」と話している。

1126とはずがたり:2018/09/12(水) 00:17:50
<北海道地震>主要活断層動いた可能性を否定できず
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180912k0000m040098000c.html
09月11日 21:29毎日新聞

 政府の地震調査委員会(委員長・平田直東京大教授)は11日、北海道厚真町で震度7を観測した地震について、震源近くの主要活断層帯「石狩低地東縁断層帯」の一部が動いた可能性を否定できないとの見解を明らかにした。6日の臨時会合では断層帯と別の断層で発生したとの見方を示していた。

 一方、国土地理院は調査委に地震を起こした断層の推定結果を報告。それによると断層は長さが南北約15キロで、1.2メートル程度、上下方向にずれ動いていた。また地球観測衛星「だいち2号」の画像を解析したところ、震源から南東の厚真町やむかわ町の一部では最大で約7センチ隆起していた地域があったとしている。

 地震調査委によると、石狩低地東縁断層帯は地下約25キロまでしか延びておらず、震源は深さ約37キロだったことから、「この活断層帯が動いた地震ではない」としていた。しかしその後、地震が浅い領域でも続いたり、国土地理院の分析で動いた断層の上端が深さ約15キロと推定されたりしたことで、これまで知られていなかった断層帯の一部が地下深くでずれ動いた可能性も否定できなくなったという。

 地震調査委は、今回の地震との関係を否定できない石狩低地東縁断層帯(南部)によって引き起こされる地震の最大マグニチュード(M)を7・7と想定。今後30年の発生確率を「やや高い」グループに分類している。

 調査委は今後、まだ動いていない部分の同断層帯が活動する可能性もあるとして、引き続き警戒を呼びかけている。

【池田知広】

1127とはずがたり:2018/09/12(水) 22:17:24
主要活断層が動いたなら学会の断層帯の選択は間違ってなくてその拡がりの推定をミスってた事になるってことか?

<北海道地震>主要活断層動いた可能性を否定できず
09月11日 21:29毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180912k0000m040098000c.html

 政府の地震調査委員会(委員長・平田直東京大教授)は11日、北海道厚真町で震度7を観測した地震について、震源近くの主要活断層帯「石狩低地東縁断層帯」の一部が動いた可能性を否定できないとの見解を明らかにした。6日の臨時会合では断層帯と別の断層で発生したとの見方を示していた。

 一方、国土地理院は調査委に地震を起こした断層の推定結果を報告。それによると断層は長さが南北約15キロで、1.2メートル程度、上下方向にずれ動いていた。また地球観測衛星「だいち2号」の画像を解析したところ、震源から南東の厚真町やむかわ町の一部では最大で約7センチ隆起していた地域があったとしている。

 地震調査委によると、石狩低地東縁断層帯は地下約25キロまでしか延びておらず、震源は深さ約37キロだったことから、「この活断層帯が動いた地震ではない」としていた。しかしその後、地震が浅い領域でも続いたり、国土地理院の分析で動いた断層の上端が深さ約15キロと推定されたりしたことで、これまで知られていなかった断層帯の一部が地下深くでずれ動いた可能性も否定できなくなったという。

 地震調査委は、今回の地震との関係を否定できない石狩低地東縁断層帯(南部)によって引き起こされる地震の最大マグニチュード(M)を7・7と想定。今後30年の発生確率を「やや高い」グループに分類している。

 調査委は今後、まだ動いていない部分の同断層帯が活動する可能性もあるとして、引き続き警戒を呼びかけている。

【池田知広】

主要活断層帯
https://www.jishin.go.jp/resource/terms/tm_major_active_fault_zone/

我が国の陸域には約2000の活断層があるとされています。甚大な被害をもたらした1995年の兵庫県南部地震は六甲・淡路島断層帯の一部が活動して発生したものでした。この地震を契機に、政府の地震調査研究を一元的に推進するための機関として地震調査研究推進本部(以下、地震本部)が発足し、地震本部の下、様々な調査研究が推進されることとなりました。兵庫県南部地震を引き起こしたような活断層の調査も推進されることになりましたが、全国に多数分布する活断層の調査を効率的に実施するため、活動度や活動した際の社会への影響度等を考慮し、基盤的な調査対象として98断層帯を選定しました※。これが「主要活断層帯」と呼ばれるものです(後に見直され、現在は114断層帯となっています)。

これら114断層帯のほとんどは、これまでに一通り調査と評価が行われましたが、評価の信頼度が低い断層帯については、「補完調査」として引き続き調査が行われています。また、現在は、主要活断層帯の海への延長部分や、地表に現れている長さが短い活断層などの調査も行われています。これらの調査結果をもとに、地震本部の地震調査委員会によって、活断層の評価が行われHPでもその結果が公表されています(詳しくはHPの「地震に関する評価」をご覧ください)。

※主要活断層の選定条件 活断層研究会編『新編日本の活断層』(東京大学出版会、1991年)において、原則として、確実度ⅠまたはⅡ、かつ活動度AまたはB、かつ以下の基準のどれかを満たすものの中から選択するものとする。

1128とはずがたり:2018/09/13(木) 16:13:07

北海道地震 「スリバー」衝突エリアで地震発生
2018年9月13日 15時56分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180913/k10011628411000.html

今月6日の北海道の地震について、地殻変動の専門家が分析したところ、地震は、陸側のプレートの内部にある「スリバー」と呼ばれる地下の岩盤が衝突し、ひずみがたまり続けているエリアで起きていたことがわかりました。専門家は、西日本などにも同じような地下の岩盤があり、地震に備える必要があると指摘しています。

地殻変動に詳しい京都大学防災研究所の西村卓也准教授は、GPSの観測データを使って北海道の地盤の動きを分析しました。それによりますと、北海道の太平洋に面した地域のうち、東側にあたる根室地方や釧路地方、十勝地方などの地盤は、年間におよそ2センチから3センチほど西向きに動いていました。

西村准教授によりますと、これは、西向きに動く「スリバー」と呼ばれる陸側のプレート内部の岩盤が影響していて、北海道の沖合にある海側のプレートが陸側のプレートに沈み込む際に西向きの力がかかることで、観測されるということです。

一方で、今回の地震があった北海道の西側にあたる胆振地方の地盤はほとんど動いておらず、西村准教授は、このエリアでは、西向きに動く「スリバー」が衝突して押しとどめられているためひずみがたまりやすく、今回の地震を引き起こしたとしています。

西村准教授によりますと、今回と同じように西向きに動く「スリバー」の影響でひずみがたまっているエリアは、山陰や四国、九州など西日本の各地にあり、おととしの「熊本地震」のほか、平成12年の「鳥取県西部地震」などが起きていたということです。

西村准教授は、「陸側のプレートの中では岩盤が細かく分かれていて、それが動き合って内陸地震を発生させている。そういう所を中心に地震に対する備えを進めていく必要がある」と話しています。

「スリバー」は日本各地にも
西村准教授によりますと、「スリバー」は陸側のプレートの中で分かれている岩盤のことで、海側のプレートが沈み込みむ力によって西向きに動いているということです。

「スリバー」は北海道だけでなく西日本を中心に複数存在し、九州の熊本県や大分県、それに福岡県などには、北海道の胆振地方のように、西向きに動いてきた岩盤と衝突し、ひずみがたまりやすくなっているエリアがあるということです。

実際に、このエリアではおととし4月に、震度7の激しい揺れを相次いで観測した「熊本地震」が起きました。また、13年前の平成17年には、福岡県西方沖で地震があり、最大で震度6弱を観測しました。

一方、中国地方や四国などでは、「スリバー」が西向きに動くことで横にずれるようなひずみがたまっていて、18年前の平成12年には、最大で震度6強を観測する「鳥取県西部地震」が発生しています。

また、中国地方と四国の、「スリバー」の境目にあたるエリアには、日本最大級の活断層「中央構造線断層帯」があり、最大でマグニチュード8以上の巨大地震が想定されています。西村准教授は、「スリバーがぶつかるところや、横方向にスライドしてずれ動くところは日本列島の各地にあり、地震への注意が必要だ」と話しています。

1129とはずがたり:2018/09/16(日) 18:17:46
化学じゃ無くて物理だよね?これ。

2018年9月16日
https://univ-journal.jp/22725/
水の持つ特別な性質について、東京大学が従来の通説を覆す発見 大学ジャーナルオンライン編集部
物理学東京大学

 東京大学生産技術研究所の田中肇教授らの研究グループは、これまで特異なガラス転移現象として説明されてきた水の動的異常性が、実はガラス転移と無関係であり、液体の正四面体構造形成に起因していることを初めて突き止めた。

 水が、4℃で最大密度を示す、結晶化の際に体積が膨張するなど、他の液体にない極めて特異な性質を持つことは広く知られている。また、通常の液体は、フラジャイルな液体(ガラスにならない液体)とストロングな液体(ガラスになる液体)に分類されるが、水は高温ではフラジャイル、低温ではストロングのような特異なふるまいを示す。このような異常な挙動は、特殊なガラス転移現象としてこれまで理解されてきたが、今回、同研究グループは、高温の水が正四面体構造をもたない乱れた構造から、低温のほとんど正四面体構造からなる水へ移り変わることを分子レベルで明確な形で示すことに初めて成功した。

 この成果は、従来のガラス転移に基づく水の動的異常性に関する定説を覆しただけでなく、水の熱力学的異常と動的異常が、ともに正四面体構造形成という共通の起源に基づくこと明らかにした点にも大きなインパクトがある。

 水は、人類にとって最も重要な液体であり、本研究成果は、水の特異な性質そのもの理解に留まらず、生命活動、気象現象などとのかかわりの理解にも大きく貢献するものと期待される。

論文:【Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America】Origin of the emergent fragile-to-strong transition in supercooled water

1130とはずがたり:2018/09/17(月) 19:00:32
すげえ

【希少映像】カメラを溶岩の近くに置き忘れる!→なんとSDカードが無事で溶岩に飲み込まれる映像が撮れたらしい!
https://edmm.jp/46023/?utm_source=Twitter&utm_medium=display

1131とはずがたり:2018/09/18(火) 18:58:03
Simon_Sin
?@Simon_Sin
フォローする @Simon_Sinをフォローします
その他
『月旅行、ZOZO前沢氏が契約 米宇宙ベンチャーが発表』
「どうしてZOZOの社員があんなに喜んでいるんだい?」
「社長が月に行くから、らしいよ」
「…さっきまで喜んでたZOZOの社員がみんな落ち込んでるんだけど」
「帰ってくる予定だと知ったらしい」

ZOZO前沢社長、月周辺旅行へ「芸術家招く」
https://www.yomiuri.co.jp/science/20180918-OYT1T50042.html?r=3
2018年09月18日 18時16分

 【ロサンゼルス=三井誠、久保庭総一郎】米宇宙企業スペースX社は17日、月周辺への有人飛行の乗客として、衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ社の前沢友作社長(42)と契約したと発表した。月へ向かう初の民間人旅行客は日本人になる可能性が出てきた。

 契約発表の記者会見に同席した前沢氏は「2023年に、画家や音楽家など6〜8人の芸術家を招き、月に行く」と話した。費用は明らかにしなかった。月面には着陸せず、月を回って地球に戻る予定で、飛行期間は5日程度を想定している。月への有人飛行は、米航空宇宙局(NASA)が行った1972年のアポロ17号以来になる。

 スペースX社は、50億ドル(5600億円)をかけて開発中の大型ロケット「ビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)」を、月旅行に使う。今後、無人での打ち上げを重ね、有人での月飛行に備えるという。

(ここまで384文字 / 残り89文字)
2018年09月18日 18時16分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

1132とはずがたり:2018/09/20(木) 17:28:45

傾斜ではなく土質なんじゃないの??

“比較的緩やかな斜面でも崩壊” 北海道地震で専門家調査
2018年9月20日 17時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180920/k10011637901000.html

北海道で震度7の揺れを観測した地震によって発生した土砂災害は、比較的傾斜が緩やかな斜面でも多く発生していたことが専門家の調査や衛星画像の解析でわかりました。専門家は「地震の激しい揺れに襲われれば、緩やかな斜面でも土砂災害のリスクがあると認識する必要がある」と指摘しています。

北海道大学の小山内信智特任教授などの研究グループは、震度7の揺れを観測した厚真町の土砂災害の現場を調査しました。

その結果、斜面の角度が30度に満たない比較的緩やかな場所でも崩れているケースが目立ち、厚真町の東和地区では、およそ12度の斜面で土砂が崩れているのが確認されたということです。

小山内特任教授などによりますと、大雨で崩れやすいのは30度以上の斜面とされていますが、今回は、地震の激しい揺れに見舞われたことで緩やかな斜面も崩壊したとみられるということです。

また、人工衛星で撮影した厚真町付近の画像を、民間の測量会社「パスコ」が分析した結果でも、崩れた斜面の中には角度が30度に満たない場所が多く含まれ、特に震源に近い場所ほどより緩やかな斜面が崩れているということです。

小山内特任教授は、「雨による土砂災害はある程度危険な場所が想定できるが、今回、それに当てはまらない場所でも崩壊が起きている。全国のほかの地域でも、地震の激しい揺れによって緩やかな斜面で土砂災害が起きるリスクがあることを認識する必要がある」と指摘しています。

1134とはずがたり:2018/09/26(水) 22:09:07
宇宙は1400億年続くと発表
東大と国立天文台の研究チーム
https://this.kiji.is/417508204163253345
2018/9/26 11:309/26 11:32updated
c一般社団法人共同通信社


米ハワイ島にある「すばる望遠鏡」(国立天文台提供)
 宇宙がこのまま膨張し続けたとしても、物質を構成する原子がばらばらになって世界が終わりを迎えるのは、少なくとも1400億年先だとする分析結果を、東京大と国立天文台の研究チームが26日発表した。

 138億年前にビッグバンで始まった宇宙がどのように終わるかを巡っては、再び一点に収縮する「ビッグクランチ」や、無限大に膨張して物理法則が成り立たなくなる「ビッグリップ」などさまざまな説がある。

 チームはすばる望遠鏡の観測から宇宙の質量は膨張を止めるほど大きくないと判断。ただ「無限大になるまで長い時間がかかり、宇宙はしばらく安泰だ」としている。

1135とはずがたり:2018/09/28(金) 16:03:35
星の死後にできた中性子星の謎とは? ? 雷雲プロジェクトの立役者、京大・榎戸輝揚特定准教授に聞く柴藤 亮介 2017年11月24日
https://academist-cf.com/journal/?p=6527

星の死後にできた中性子星の謎とは? ? 雷雲プロジェクトの立役者、京大・榎戸輝揚特定准教授に聞く柴藤 亮介 2017年11月24日 星の死後にできた中性子星の謎とは? ? 雷雲プロジェクトの立役者、京大・榎戸輝揚特定准教授に聞く2018-07-29T17:39:10+00:00インタビュー クラウドファンディング, 天文学, 宇宙, 物理学, 雷



雷はなにをきっかけに発生するのだろうか??このような疑問に挑戦する「雷雲プロジェクト」は、2015年10月からacademistで研究資金の募集を開始し、目標金額を大きく上回る160万円を獲得した。2016年には科研費を獲得し、研究を軌道に乗せることに成功。そして先日、プロジェクトの成果がNature誌で発表された。本プロジェクトを主導している京都大学白眉センター榎戸輝揚特定准教授は、自身の実現したいサイエンスを追求するべく、国内外を飛びまわり活躍する若手研究者だ。今回、若手研究者チームで達成した雷雲プロジェクトの研究成果と、NASAで進めている中性子星の研究、これから10年間で成し遂げたい野望について、詳しくお話を伺った。

1136とはずがたり:2018/09/29(土) 17:28:12

津波で被害拡大、死者384人に…インドネシア
https://news.goo.ne.jp/topstories/world/35/1a4bd36a51abadaca8e24f2779005cad.html
(読売新聞) 16:31

 【ジャカルタ=一言剛之】インドネシア国家防災庁は29日午後、同国中部スラウェシ島で28日夕に発生した地震と津波による死者が384人となったと公表した。津波による犠牲者が報告されたことで、被害が大幅に拡大した。同国気象庁は、最大で3メートルの津波が観測されたとしている。

1137とはずがたり:2018/10/03(水) 21:38:46

この進路だから今回は東海の停電被害が大きかったのか。

台風第24号、大阪湾で懸念された「台風第21号の再来」にならなかった理由
片平敦 | 気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属
10/1(月) 14:44
https://news.yahoo.co.jp/byline/katahiraatsushi/20181001-00098930/

 今回、列島を縦断した台風第24号も、西日本接近前から「台風第21号に匹敵する勢力で、近畿にかなり接近・上陸するおそれ」(大阪管区気象台)と予想され、近畿各地では過去最大規模と言っても良いほどの事前対策が講じられた。JRをはじめとする鉄道の事前予告の上での運休、大型百貨店の臨時休業など、通勤・通学で多くの人が移動する平日ではなく日曜日だったということもあるだろうが、事前から相当な規模で計画的に都市機能を停止させたと思う。また、台風第21号で浸水被害の出た関西国際空港は、今回は滑走路の閉鎖を事前に決め、土のうを積むなどして万全の対策をとるなど、極めて異例の態勢で台風第24号の襲来に備えたと言えるだろう。

 しかし、大阪湾付近に限って言えば、吹き返しの風こそ強かったものの、台風第21号の再来のような暴風雨や高潮には至らなかった。最悪の事態は免れることとなり良かったとも言えるが、一方で、厳重に備えていたのにこの程度で、「空振りだった」「予報が外れた」と思われた人もいたかもしれない。

 なぜ、大阪湾付近では前回・台風第21号襲来時のような暴風・高潮にはならなかったのか。台風の進路や勢力の予報が外れていたのだろうか。(以下、台風の中心気圧や上陸地点などは、気象庁の速報解析に基づく。今後の精査により、修正される可能性があることに留意。)

■ 2つ続いた「非常に強い」勢力での台風上陸
 台風第24号は、非常に強い勢力を保ったまま西日本に接近し、9月30日(日)20時頃、和歌山県田辺市付近に上陸した。上陸時の中心気圧は950hPa、勢力は「非常に強い」だった。前回・台風第21号は9月4日(火)12時頃に徳島県南部に上陸したが、その際も950hPa・「非常に強い」勢力で、今回の台風第24号と同じ勢力だったと言える(なお、台風第21号は9月4日(火)14時頃に兵庫県神戸市付近に再上陸している。この際の中心気圧は955hPaになったが、勢力は引き続き「非常に強い」だった)。

 台風が「非常に強い」勢力で九州・四国・本州・北海道に上陸するのは、前回・台風第21号が25年ぶりのことであったが、その次に襲来した今回の台風第24号も「非常に強い」勢力での上陸となり、2つ続けてという異例の事態となった。

 勢力の強さについて見てみれば、台風第21号に匹敵する勢力で近畿に襲来するという見通しは適切だったと言える。それでも、大阪湾付近では影響がまったく違うという状況になったのは、台風の通過したコースの違いが大きな要因と考えられる。

1138とはずがたり:2018/10/03(水) 21:38:56
>>1136
■ 台風第21号と台風第24号のコースの差
 大阪湾と台風の中心との位置関係に注目してみていく。

2つの台風の経路。(気象庁資料をもとに筆者作成)
 前回の台風第21号の中心は、淡路島付近を通過し、神戸市付近に上陸、北上した。台風の進行方向右側に大阪湾が位置している。

 一方、今回の台風第24号の中心は四国沖・紀伊水道の南を進み、紀伊半島を北東へ進んだ。台風の進行方向左側に大阪湾が位置している。

 どちらも「近畿地方に上陸」とは言え、詳細に見れば中心の通過したコースが100km程度離れており、大阪湾の湾奥部との最短距離はザッと見て、台風第21号は30km程度西〜北、台風第24号は大阪湾の60km程度東〜南、ということになると考えられる。

 台風の進行方向を見て右側に入るか、左側に入るかというのは、非常に重要な意味を持つ。一般に、台風周辺で特に風が強いのは、進行方向に向かって左側よりも右側の地域なのだ。

台風周囲の風。2つが同じ方向で合成される、台風の進行方向右側で風が強まりやすい。(筆者作成)
 台風は低気圧の一種であり、周辺の風は反時計回りに中心へ吹き込む。台風が同じ場所に静止していれば右でも左でも同じような風の強さになるはずだが、台風が動いているとなると話は別だ。台風が移動する速度ぶん(=台風を流す周囲の風)が重なるため、反時計回りの風と同じ方向となり風が強まるのが右側、相殺されて弱まるのが左側となるのである。速度が速い台風ほどこの傾向が大きい(速度ぶんが加味されるため)。

 日本付近を北〜北東へ進む多くの台風の場合、台風の進行方向右側では、南〜南西からの風が強化されることになる。

 さらに、西〜東日本の太平洋側は南に向いた湾が多く、強い南〜南西風が吹くと、暴風により大量の海水が沿岸に押し寄せられるうえ、台風接近による気圧低下(=海面の吸い上げ)も加わって、台風の勢力やコース次第では暴風に加えて大規模な高潮が発生するおそれがある地形的な特性も大きい。かつて、大阪湾では室戸台風、ジェーン台風、第二室戸台風により暴風・高潮の甚大な災害が発生したが、いずれも大阪湾のすぐ西を勢力の強い台風が北上したことが原因だった。台風第21号は第二室戸台風と類似したコースを通り、やはり同様に暴風・高潮による大きな被害をもたらしたのである。

1139とはずがたり:2018/10/09(火) 16:17:51
取材受けたらまともに見えるけどツイッター上ではなんであんななっちゃうんだ!?それともこの取材から6年とか経って壊れちゃったんか??

科学から見た反原発の問題点 菊池 誠「“御用”のレッテルで科学を殺すな」
週プレNews 2012年7月3日 06時00分
https://www.excite.co.jp/News/column_g/20120703/Shueishapn_20120703_12292.html

福島第一原発事故以降、「御用学者」と罵声を浴びせられたこともある菊池 誠教授。それでも彼が発言を続けた理由とは?

あらゆる情報が錯綜し、安全なのか危険なのか、それどころか何が起こっているのかさえよくわからなかった福島第一原発事故の直後、「直ちに健康に影響はありません」という“大本営発表”に心から安心できた人はどれほどいただろうか。そんななか、ツイッターでより正確な情報発信を試みた何人かの科学者がいた。

そのひとりが、大阪大学サイバーメディアセンター教授の菊池誠氏だ。特にインターネット上や週刊誌上で飛び交う、科学的根拠やソースの怪しい危険情報について、彼は「それはおかしい」「真実ではない」と注文をつけ続けた。そんな姿勢に“御用学者”と罵声を浴びせる人たちもいたが、それでもなお発信をやめなかったのは科学者としての責務か、それとも人としての正義感だったのか―。

***

■とんでもないことを言う“専門家”もいた

―菊池先生の原発事故関連のツイートは、かなり大きな反響があったと思います。

菊池 “ニセ科学”の問題点を批判するようなことを何年もやっていて、今回の震災以前からブログなどで発表していました。ですから、ツイッターでの反響には面食らった部分もあります。内容も僕としては特別なつもりはありませんでした。

科学的に見てあまりにもあり得ない話があったら「それはない」と言ったり、当初から科学的な考察をしておられた東京大学の早野龍五(はやのりゅうご)先生とか、KEK(高エネルギー加速器研究機構)の野尻(のじり)美保子先生のツイッターを読むことを勧めたり。

―事故の影響に関して、専門家がもっと自発的に情報発信すべきだったと思いますか?

菊池 本当の意味での原子力の専門家がほとんど表に出てこなかったのは残念でした。もちろん、一部の専門家は事故直後からテレビにも出ていましたが、ご存じのように彼らの安全寄りの予想は外れ、事故は拡大していった。それで彼らが信用をなくしてしまったことが、その後に大きく影響したと思います。

また、容赦なく“御用学者”というレッテルが貼られるようになったことも、彼らが口をつぐんでしまった理由かもしれません。いずれにせよ、初期のつまずきで彼らの意見があまり表に出なくなったのは、われわれにとって大きな損失だったと思います。一番の専門家による専門知識を得られなくなったわけですから。

1140とはずがたり:2018/10/09(火) 16:18:02

― 一部には、原子力業界と関係のない科学者についても、少しでも安全寄りな話をするとすぐに“御用”と呼ぶような風潮もありました。

菊池 御用学者という言葉を好んで広範囲に使った人たちやメディアもありました。週プレにも怪しい記事はありましたが、ほかの週刊誌ではもっとひどい記事があった。意見の中身を見ず、その人の社会的立場や結論だけから御用学者と決めつけてしまう。一方で、ものすごくセンセーショナルなことを言う“専門家”をもてはやす。科学者の肩書でも、とんでもないことを言う人がいました。

―同じ“科学者”なのに、言うことが全然違う。一般の人たちは当然混乱してしまいます。

菊池 ひどくおかしなことを言っているなぁとすぐにわかるはずのことも信じられてしまいました。例えば、水素爆発を「核爆発だ」とおっしゃる科学者もいた。でも、原子炉の核反応と核爆弾の核爆発がまったく違うのは科学者なら常識です。そういうでたらめなことを言っている、専門家ともいえない国内外の人たちが混乱を助長した面はあると思います。さすがに今は、ああいう極端な話をする人間は信用しなくていいと気づいた方も多いでしょうが、そういった話をいまだに真に受けている方もおられます。

―一般人にも“科学的思考”が必要ということでしょうか。

菊池 知識は力になります。難しいことはいらないので、基本的なところを少し勉強してみてほしい。放射能のリスクについても、危険か安全かの話の前に、まず放射線とはどういうものかを少し知る。遠回りに感じるかもしれませんが、それが役に立つと思います。自分の感覚的な価値観だけで結論を決めて、「とにかく危険」という話しか耳に入れない人も少なくない。でも、基本的なところを理解すれば、怪しい話かどうかは見分けられるはずです。

それとメディアの報道。両論併記さえすれば、それでバランスが取れると考えるのかもしれませんが、科学的な重みの違いもあわせて書いてほしい。さっきの核爆発にしても、そういう意見を言う自称“専門家”もいるにはいますが、科学的な重みでいえば「99対1」くらいで無意味です。でも、その差を言わなければ「50対50」に見えてしまい、実態とかけ離れた印象を与えてしまう。

中途半端な両論併記は、かえって読者の適切な判断を妨げると思います。

―今の福島の状況についても、本当にいろいろな説が出回っています。

菊池 あれだけの放射能汚染があったわけですからリスクはあります。例えば福島市や郡山(こおりやま)市に住むなら、小さいとはいえ、明らかに放射能によるリスクが増している。ただ、事故から1年以上が経過し、綿密な調査によって、例えば子供たちの内部被曝が当初心配されていたほどではないことなどがわかってきました。

ところが、一方で福島の被害を大きく見せようとする人たちもいる。一部の先鋭化した人たちは今も「子供が住むべき所ではない」と声高に叫んでいます。彼らは正義感でやっているわけですが、だからといって事実ではないことを吹聴するのが許されるとは思えない。危険を強調したほうが人々のためになると言う人もいますが、小さいリスクを「大きい」と叫ぶことの弊害も決して小さくありません。住むか住まないかは各個人の判断を尊重すべきです。

1141とはずがたり:2018/10/09(火) 16:18:17
>>1139-1141
―彼らは、放射線量について行政側の発表を信じていません。

菊池 側溝など放射性物質がたまりやすいとわかっている場所を測定すれば、極端に高い数値も出ます。でも、そこをわざわざ測って「こんなに高い!」と言っても意味がないんです。そこに住んでいる人にとって本当に必要なのは、側溝ではなく現実の生活空間そのものに即した情報です。動機は正義感かもしれないけど、放射能の危険を強調するために使えそうな情報を選んでいるだけでは、あまりにも無責任です。

正義の目的があり、その達成のためなら福島に住んでいる人がより不幸になっても構わないと考えているようにさえ見える。震災がれきの受け入れ問題でも、被災地の現状に目を向けているようには思えない。彼らは否定するだろうけど、結果として被災地をさらに不幸にしてしまっている。脱原発運動はいいのだけど、そういうおかしな正義感に基づいた運動では、決して被災地のためにも誰のためにもならないと思います。

―一部、先鋭化した反原発派から“御用学者”となじられても発言を続けてきた理由は?

菊池 責任感とか正義感ではないですね……。大したことも言っていないと思います。ただ単に、変な話が流布(るふ)するのが嫌なんです。それによって傷つく人や差別される人がいるのが悲しい。昨年の3月11日に津波の映像を見て以来、1年以上ずっと気持ちは晴れません。原発や放射能のことしか考えていない人たちに、こう問いたい。震災と津波で多くの犠牲者が出たことを、本当に覚えていますか?

(取材・文/コバタカヒト 撮影/高橋定敬)

■菊池 誠(きくち・まこと)
1958年生まれ。東北大学理学研究科物理学専攻修了(理学博士)。大阪大学サイバーメディアセンター教授。「ニセ科学フォーラム」実行委員。著書に『科学と神秘のあいだ』(筑摩書房)、『信じぬ者は救われる』(香山リカ氏との共著・かもがわ出版)、『もうダマされないための「科学」講義』(計5名の共著・光文社新書)などがある

1142とはずがたり:2018/10/09(火) 16:25:00
前から原発ウヨではなかったようだ。。
何か騒ぎを起こしてないと死んでしまう人なんだな。

どんな経緯かはメモ程度なのでよく判らなかった。。

2017-03-31
■菊池誠はどうしてこうなった
https://anond.hatelabo.jp/20170331130851

菊池誠という人がいて、一時はてな論壇においてそれなりの存在感を放っていた。

現在では一山いくらのネトウヨおじさん程度にしか認識していない人もいる。もはや過去の人であると断ずる向きもあるだろう。

しかしながら、彼について再考することで、論壇で今も跋扈する科学対非科学という対立軸を新たに捉え直す機会を持てる気がする。

というわけで彼の言説とその評価の変遷を追っていきたい。

菊池誠とは何をしていた人なのか。
2000年代後半。ニセ科学批判という社会運動が産声を上げた。

これは、自然科学に関する嘘をエビデンス棍棒で殴打するというシンプルかつ大変に社会的意義のある運動で、その倫理的な正しさからはてな市井で好評を博した。

この運動には様々な人が加わり、皆それぞれの専門分野に関する多種多様な嘘デタラメを殴り倒していた。

また専門分野のない人は、非専門分野に関する言説の妥当性をいかに評価すべきかということについて学んでいった。

よくわからんという人はid:NATROM先生がたくさんいたと考えてください。

当時その運動の中心にいたのが菊池誠である。

ニセ科学とニセ科学批判
ニセ科学とはなにか。誰が、なぜ吹聴するのか。このあたりは先人の素晴らしいテキストが山程あるのでそちらを参照するのがよい。私も一応書く。

ニセ科学とは自然科学に関する嘘である。

ニセ科学批判の対象となったニセ科学は多岐にわたる。多岐にわたるがざっくり2つに分ける。

証明されていないことを証明されたと言うか、証明されたことを証明されていないと言うか、である。

科学的知見というものは往々にしてひっくり返るので、この宇宙を縛る法則から演繹していった時に実はニセ科学が正しかったということは有り得る話である。

しかしながら個人が霊感で獲得した宇宙の真理よりも、定められた手続きを踏んで得られた結論(宇宙的には間違っていたとしても)の方を評価するというのがニセ科学批判のスタンスだ。

ニセ科学の主体も様々である。

営利企業や大学教授や特定の肩書のない個人的なブログ、政党や国そのものである場合もある。

彼らは何故嘘をつくのか。その動機を大きく4つに分ける。経済的利益(金銭)・社会的利益(名誉)・思想的利益(党派性)・倫理的利益(善意の施し)である。

どのニセ科学もこのいずれか、もしくはそれらの組み合わせから生み出されていると分類できるだろう。

例えば近藤誠や武田邦彦の動機は金と売名だし、安倍晋三や下村博文や共和党の言動は党派性の発露であり、有象無象のブログが代替医療で他人の癌を根治しようと試みるのは無知に基づく善意による。

ニセ科学批判はこれらの動機や背景を問わずに殴りつける。

1143とはずがたり:2018/10/09(火) 16:25:17
>>1142
ニセ科学批判は党派性から最も遠いところにいるとは菊池誠の言葉であるが、定義上これは正しい。

また、個々人のレベルで見ればその批判対象の選択において党派性が働くこともあるだろうが、運動を総体として捉えればそれは働かない。

組織を持たない草の根運動であるため、一貫した思想により運動員を抑えつけるということが原理的に不可能だからである。

運動自体に対して外部から党派性を見出す人は多々いるが、それは往々にして自身の党派性を表明しているに過ぎない。

例えばid:finalventにはニセ科学批判が左翼的活動に見えるそうだし、反原発派の中の放射能デマを吹聴するクラスタからは当局におもねった保守的な運動であると批判されている。

ニセ科学は大きくデマという概念に内包される。デマの分野を自然科学に絞り、真実性の判定に科学的手続きの有無を利用している場合それをニセ科学と呼称すると言い換えても良い。

ここからニセ科学批判の方法論を他分野のデマの払拭に利用できるのではないかと考えられる。特に人文科学系や社会科学系等の他分野の学問においてはその応用が容易いだろう。

例えば歴史学における歴史修正主義である。

ニセ科学と人文科学や社会科学系のデマとは地続きの問題であり、ニセ科学批判がニセ科学だけを取り扱うのは、単にそれが自らの領分だからというだけである。

ニセ科学批判の参加者が自然科学系以外の言説に対して取るべき態度は、専門分野外の自然科学系の言説に対して取るべき態度と同一でなければならない。

そうでない時、その価値判断には先の4つの動機のいずれかが作用しているのである。

「えー、じゃあさじゃあさ、なんで菊池さんはネトウヨおじさんなんて扱いを受けるの?…」

そうだね、たかし君。じゃあ次の章では菊池誠の言説とその捉えられ方の変遷を時系列に沿って見ていこうか。それから菊池誠の言動が本当にいわゆるネトウヨ的な物なのかということもちゃんと検証してみよう。

kikulogとtwitterから見た菊池誠史
さて、ここから菊池誠とその周囲の言説を掘り返し、断片的な事実を拾い上げ、時系列を整理し、推論を検証し、STS辺りも総括し、ニセ科学批判史とも絡め、最初のテーマに関して結論を出さなければならない。…

よく考えたら私は菊池誠の親族でも知人でも生徒でも何でもないわけで…ここは潔く挫折する。

でもこのテーマ自体は割と意義があると思うので誰か調べてまとめて書いといて欲しい…

(4/2追記)
どうやらこの記事の続きは執筆されないことが確定したため、以下に執筆時の構想諸々を記しあとがきに代えるものとする。

・7年ぶりくらいに菊池先生の名前を目にしたら、なんか凄い扱いになっていたので驚いて、矢も盾もたまらなかった。

・菊池誠に対する周囲の評価の変化点は2つくらいありそうだと思ってる。震災とそれから1年以上後。

・2009年から現在に至るまで菊池誠はネトウヨおじさんではない。ただ看過できない発言は多々あるし、愛想を尽かす人もいるだろう。これは年を追う毎に悪化しているように見える。…

・2009年頃と現在で、周囲から投擲される評価は明らかに変質しているわけだけど、それは菊池誠と周囲のどちらかあるいはその両方が変わった/変わっていない結果なのかという大枠の問いがあって、これは菊池誠が変わったというよりは、周囲に今までいなかった(少なかった)人種が現れたからだと思う。

・逆に言うと震災以前にもある種の題材を絡めてその手の人種と邂逅する機会があったら、今よりもっと早くこうなっていたと思う。今の状況はなるべくしてなったと言える。

・どうしてこうなったかは意思疎通が上手く行かなかったから。…

1144とはずがたり:2018/10/09(火) 16:26:17
2017-07-28
■菊池誠のトンデモっぷりについて(放射能編)
https://anond.hatelabo.jp/20170728114257

菊池誠周辺のニセ科学批判がネトウヨ化するのは彼らのご都合主義と権威主義の妥当な結末だと思う

現にこの増田も陥っているが、放射能関係ですら菊池誠のデマはひどい水準だよ

列挙してみるが、

・メルトダウンじゃないだす→ウソ。メルトダウンでした

・炉心溶融とメルトダウンは違う→ウソ。同じです

・β 線はからだに当たっても皮膚で止まるから心配しなくてもいい→ウソ。数ミリは進んで熱傷他の障害を起こす

・広島・長崎で被爆した 9 万 4 千人と被爆しなかった 2 万 7 千人を追跡調査している→ウソ。被爆しなかった 2 万 7 千人は LSS 解析対象から除外されている

・妊娠中に 100 ミリシーベルト以上被ばくしなければリスクは上がらない→ウソ。オックスフォード調査で上がることが確認されている

・セシウムパーティクルはない→ウソ。ありました

・閾値なしモデルは予防的なもの→ウソ。データから最も科学的に妥当なモデル

・排気塔の倒壊リスクはデマ→ウソ。東電や規制委員会もリスクを認める

・甲状腺がんは増えない→ウソ。すでに多発している

etcetc...

1145とはずがたり:2018/10/09(火) 16:30:03
菊池誠氏の言説について
http://interdisciplinary.hateblo.jp/entry/2017/04/02/193034
anond.hatelabo.jp

菊池誠という人がいて、一時はてな論壇においてそれなりの存在感を放っていた。

はてな論壇とは?

論壇で今も跋扈する科学対非科学という対立軸

科学対非科学という対立軸なる見方は、よく解りません。ニセ科学を批判する論者に対しての、科学主義であるとか、そういう指摘などを非科学の立場に置いて見ている、のかも知れませんが。

2000年代後半。ニセ科学批判という社会運動が産声を上げた。

社会運動をいかなる意味合いで用いるか、にもよります。注目を集めたのは、ニセ科学シンポジウムや、菊池さんのNHK出演の辺り、でしょうか。

これは、自然科学に関する嘘をエビデンス棍棒で殴打するというシンプルかつ大変に社会的意義のある運動

私はこういう文脈で棍棒なる比喩を用いる意義も意味もよく解りませんが、それはともかくとして、自然科学に関する嘘という表現。これが、主に批判されていたものの特徴のような意味合いであれば、そういう言い方は出来るでしょうが、もしこれが、ニセ科学概念の説明を企図したものであれば、それは不足しています。ニセ科学は、自然科学のみならず、広く実証科学一般に関する概念なので*1。たとえば、血液型性格判断は心理学に(心理学を自然科学に含めるかは、学的立場にまつわる難しい議論です)、いわゆる 水からの伝言 は、水の結晶という物理学的観点と、言語の構造という言語学的観点の両方から見る事が出来ます。

1146とはずがたり:2018/10/09(火) 16:30:52
『栄枯盛衰は世の常だが、菊池誠の栄光と挫折(転落)の落差はすごすぎる』
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/784f6ca5684da033eae9b87ebbbf14a2

2011年3月11日のフクシマ以前では、菊池誠は国立大阪大学物理学教授の看板で多くの善良だが注意力不足の護憲左派を騙すことに成功し、大勢の支持者が存在していたのである。
なにしろ菊池誠が主催するブログ(kikulog)には1日当たり数百ものコメントがあり、このすべてに菊池誠本人が返事を書いていた。それだけでは無くて何んと、賛成者のブログにも登場してコメントを繰り返すので熱狂的な賛同者は増える一方。当時は解同の糾弾会もどきをネット空間で繰り返すkojitakenグループとも連携して向かうところ敵なし、まさにわが世の春である。(何しろ、執念深いしカルトそのものだったのですから怖ろしい)
もっと驚いたのは反対派のブログにも堂々と自ら乗り込んで議論を吹っ掛けて論破するなど、驚異のこまめ振り。人間ワザとは到底思えない八面六臂どころか、百面百臂の大活躍。睡眠時間はゼロどころか、たぶん一人では不可能なので何人もの菊池誠クローンが存在していたと思われる。
ところが、2011年3月11日のフクシマ以後には順風満帆だった菊池誠の全てが暗転。今では誰でも菊池誠は大阪大学のサイバーメディアセンター長であり、エアー御用学者の筆頭の何かのお馬鹿工作員だと知っているのである。(菊池誠ですが、ネット空間を使って邪まな何かの実験を行っていると思われる)

1147とはずがたり:2018/10/23(火) 22:54:52
火星に生命維持可能な量の酸素、地下塩水に溶解か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181023-00000008-jij_afp-sctch
10/23(火) 10:31配信 AFP=時事

【AFP=時事】火星の地表のすぐ下にある塩水には、数十億年前の地球上で出現・繁栄したものと同種の微生物の生命を維持するのに十分な量の酸素が溶け込んでいる可能性があるとの研究論文が22日、発表された。

 英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された論文によると、場所によっては海綿動物などの原始的な微生物を生存させることができる量の酸素が存在する可能性があるという。

 論文の筆頭著者で、米ジェット推進研究所(JPL)の理論物理学者ブラダ・スタメンコビッチ(Vlada Stamenkovic)氏は、高濃度の塩分を含む「火星上の塩水には、微生物が呼吸するのに十分な量の酸素が含まれている可能性があることを、今回の研究で発見した」と話す。

「この結果により、現在および過去の火星の生命存在の可能性に関するわれわれの理解が根本的に変わることになる」と同氏はAFPの取材に語った。

 これまでは、火星に存在する酸素は微量で、微生物の生命でさえも維持するのに不十分だと考えられていた。「火星の大気中の酸素濃度は約0.14%とごくわずかなため、火星上の生命に酸素が関与する可能性があるとは誰も考えたことがなかった」と、スタメンコビッチ氏は指摘する。それに比べて人間が呼吸している酸素は、地球上の大気の21%を構成する。

 地球上の好気性の(酸素呼吸する)生命体は、二酸化炭素(CO2)を酸素(O2)に変換する光合成とともに進化した。酸素は、約23.5億年前の「大酸化イベント(GOE)」の後に起きた複雑な生物の出現において、特筆すべき重要な役割を演じた。

 だが地球には、海底や熱水噴出孔内といった酸欠状態の環境に生息する微生物もいる。「そのため、火星の生命について考える時には常に嫌気性生物の存在可能性が研究されてきた」とスタメンコビッチ氏は言う。

■キュリオシティーの発見がきっかけ
 今回の最新研究のきっかけは、米航空宇宙局(NASA)の火星無人探査車「キュリオシティー(Curiosity)」による酸化マンガンの発見だった。酸化マンガンは大量の酸素によってしか生成されない化合物だ。

さらに、キュリオシティーは火星周回探査機とともに、複数の塩水貯水層の存在を確認した。各貯水層に含まれる元素には顕著なばらつきがみられた。

 塩類含有量が高いと、水が液体の状態を維持できるため、通常よりはるかに低い温度で酸素が溶解するのに必要な条件が保たれる。これにより、塩水が微生物の生存に適した場所となる。地域、季節、時刻によって、火星の気温はマイナス195度〜20度の範囲で変化する可能性がある。

 研究チームは、氷点下で酸素が塩水にどのくらい溶解するかを説明する第1のモデルを考案した。また第2のモデルでは、過去2000万年と今後1000万年の火星上の気候変動を推定した。

 これらのモデルに基づいて推算を行った結果、塩水に溶け込んだ酸素が生成される可能性が最も高いのは火星のどの地域かが明らかになった。このデータは、将来の探査機の配置を決定する助けになる可能性がある。

「(火星上の)酸素濃度は、好気性微生物が必要とする濃度よりも数桁大きい(数百倍の)値となっている」と、論文は結論付けている。

 スタメンコビッチ氏は「今回の結果は、火星上に生命が存在することを意味するものではない」と注意を促しつつ、「だが、溶存酸素が存在する可能性によって、火星の生命存在可能性が影響を受けることを、今回の結果は示している」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

1148とはずがたり:2018/10/31(水) 12:13:36
中ノ鳥島もあったんちゃうの?!

道北の猿払沖、島が消えた? 日本の領海狭まる可能性も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00010000-doshin-hok
10/31(水) 6:06配信

北海道新聞
道北の猿払沖、島が消えた? 日本の領海狭まる可能性も

エサンベ鼻北小島のある海域
第1管区海上保安本部が調査へ

 【猿払】測量などで宗谷管内猿払村沖にあることが確認されていた「エサンベ鼻北小島(はなきたこじま)」が最近、確認できなくなっているという情報が、地元住民らから第1管区海上保安本部(小樽)に寄せられていたことが明らかになった。1管本部は「波や流氷による浸食で消失した可能性がある」とみて、調査を行う予定だ。国連海洋法条約では、島は高潮時にも水没しないと定義されており、島が消滅していた場合は、日本の領海が狭まることになる。

 同島は、猿払村沖約500メートルに位置するとされていた。領海の範囲を決める基点となる離島について、日本への帰属を明確にしようと、2014年に国が名前を付けた158の無人島の一つだ。

 1管本部によると、同島は1987年に測量され、当時、高さは平均海面から1・4メートルあった。これを基に海図や国土地理院の地図にも記されているという。

エサンベ鼻北小島があるとされる場所
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20181030003567.html

1149とはずがたり:2018/11/05(月) 22:48:27
宇宙の膨張を説明「ハッブルの法則」改称へ
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181105-OYT1T50064.html
2018年11月05日 16時54分

 世界の天文学者らでつくる国際天文学連合は、宇宙の膨張を説明する「ハッブルの法則」を「ハッブル・ルメートルの法則」に改称すべきだとする決議案を採択したと発表した。今後、教科書などが書きかわる可能性がある。

 米国の天文学者エドウィン・ハッブル(1889〜1953年)に加え、ハッブルより先に宇宙の膨張を提唱していたベルギーの天文学者ジョルジュ・ルメートル(1894〜1966年)の功績をたたえるためという。

 ハッブルは、地球から遠く離れた銀河の観測結果から、天体の距離と速度は比例関係にあり、遠い銀河ほど速く遠ざかっていることを明らかにし、1929年に論文で発表した。この成果から、ハッブルの名を冠した法則として世に広まった。
(ここまで312文字 / 残り107文字)
2018年11月05日 16時54分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

1150名無しさん:2018/11/06(火) 13:32:16
https://techable.jp/archives/85935

TECHABLE

Tech ホーキング博士、遺作でゲノム編集を選択した裕福な人類が生存競争の覇者になると予測!
2018/10/24 Tech
ホーキング博士、遺作でゲノム編集を選択した裕福な人類が生存競争の覇者になると予測!

今年の3月に亡くなった理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士だが、死してなお我々に影響を与える存在となっている。 博士は、最近出版されたエッセイ集『Brief Answers to the Big Questions...

SHARE ON


・富裕層から遺伝子編集を選択する人が表れる
・「超人類」と旧人類の間のギャップが社会問題に
今年の3月に亡くなった理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士だが、死してなお我々に影響を与える存在となっている。

博士は、最近出版されたエッセイ集『Brief Answers to the Big Questions』のなかで「超人類」の登場を予言。彼らは遺伝子編集を選択して競争優位性を獲得するとしている。

この予言は、同書に含まれる、ブラックホール、AI、神…など、Big Questionに対する博士のAnswerのひとつだ。
・富裕層から遺伝子編集を選択する人が表れる
人類は2012年に、酵素による分子バサミでターゲットとなるDNAの鎖を切り貼りできる技術「CRISPR/Cas9」を発明した。

これにより有害な遺伝子を改変したり、新たな遺伝子を追加することが可能となったのだ。

今も研究が進められるCRISPR/Cas9だが、すでに白血病やHIVの治療がおこなわれるなど、実用への期待が高まっている。

ただ、ホーキング博士が指摘するように、記憶の改善や病気の抗体の獲得、寿命の延長など、人間の特性を改変する目的での遺伝子編集には規制が働くと考えられる。つまり遺伝子編集が即、一般的な自己改善ツールになるとは考えづらい。

それでも博士は、一部の人が欲望に抗えず遺伝子編集に踏み切ると指摘。遺伝子編集を選択できる裕福な人から超人類が発展するとの見通しを立てている
・「超人類」と旧人類の間のギャップが社会問題に
また博士は、ひとたび人間の不完全さを補うブレイクスルーが起これば、旧人類とのあいだにギャップが生まれ、これが大きな社会問題に発展するとも述べている。

知性や超人的な肉体を得た「超人類」は能力に差のある旧人類を淘汰する存在となるほか、彼らにとっては子孫を残すことや死すらも重要なものではなくなるという。

その替わりに、遺伝子編集による自己設計の改善に焦点が当てられ、新たなルールのもとで人類の競争が始まるのだ。

類似した指摘は、『ホモ・デウス』の著者ユヴァル・ハラリ氏からも出ており、寿命を編集することに対する人類の欲望が、生命倫理を超えるか超えないかの時期に差し掛かっていることは間違いなさそうだ。

参照元:Essays reveal Stephen Hawking predicted race of 'superhumans'/The

1151荷主研究者:2018/11/06(火) 21:42:48

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00492737?isReadConfirmed=true
2018/10/22 05:00 日刊工業新聞
スペースデブリ、無電極プラズマ推進機で除去 東北大が成功

宇宙ゴミ除去の室内実験。推進機の外側へプラズマを噴射している(東北大提供)

 東北大学大学院工学研究科の高橋和貴准教授らは、人工衛星やロケットなどのスペースデブリ(宇宙ゴミ)を取り除くための実証実験に成功した。高周波電力で推進剤をプラズマ化した後、プラズマを噴射し推力を得る「無電極プラズマ推進機」を使用。衛星の加速や減速、宇宙ゴミ除去に関わる動作を1台の推進機で実現できることを室内実験で実証した。宇宙ゴミ除去技術の開発につながる。

 実際の宇宙ゴミ除去は、衛星の推進機からプラズマを宇宙ゴミに照射し減速させて高度を下げ、大気圏に突入させることで宇宙ゴミを燃焼処分する。

 今回実証した推進機は、両面から外側に向かってプラズマを噴射し、さらに噴射するプラズマの量を磁場で制御できる。推進機が宇宙ゴミとの距離を一定に保ったまま、プラズマを照射し、減速させられることを示した。豪州国立大学との共同研究。

(2018/10/22 05:00)

1152名無しさん:2018/11/22(木) 21:13:53
https://gigazine.net/news/20180822-universe-end-possibility/


2018年08月22日 07時00分 サイエンス
「宇宙の終わり」について現代の物理学から予想される4つの可能性とは?

by Kees Scherer

宇宙はおよそ140億年前に無から生まれ、超高温の火の玉の状態から今に至るまで膨張し続けていますが、永遠の存在ではなく、いずれ終わりがくるといわれています。現代の物理学の観点から考えられる「宇宙の終わり」の4つの可能性について海外メディアのcuriosityが説明しています。

How Will the Universe End? Here Are 4 Possibilities
https://curiosity.com/topics/how-will-the-universe-end-here-are-4-possibilities-curiosity/

宇宙の膨張を主張する「ビッグバン仮説」は1920年代に唱えられました。その後、銀河の波長に見られる赤方偏移や宇宙背景放射など、宇宙が膨張している証拠が発見されたことで、ビッグバン仮説は定説として受け入れられました。


しかし、宇宙が変化し続けているという考えは「宇宙にも終わりがあるのではないか」という疑問を生み、多くの天文学者・物理学者を悩ませることになりました。2018年現在、宇宙の終わりについては4つの可能性が示唆されています。

◆1:宇宙の熱的死
宇宙の温度は均一ではなく、高い温度の場所もあれば、低い温度の場所も存在します。「熱は高い温度から低い温度へ移動し、その逆は成立しない」という熱力学第二法則に基づいて考えた場合、長い目で見ると宇宙全体のエネルギーは均一に近づいていくといえます。宇宙全体のエネルギーが均一になるということは「何も現象が起こらない」という「宇宙の熱的死」を意味します。


この説は「宇宙全体のエネルギーが有限である」「宇宙が永遠に膨張し続ける」という考えが前提になっています。ただし、宇宙の有限性は証明されていないため、必ずしも宇宙が熱的死を迎えるとはいえません。

1153名無しさん:2018/11/22(木) 21:14:29
>>1152


◆2:ビッグクランチ
膨張を続けている宇宙が、ある時点で膨張から収縮に転じ、まるでぱんぱんに膨らんだ風船から空気が抜けるようにしぼみ、最終的に無次元の特異点に収縮してしまうという考え方が「ビッグクランチ」です。この特異点は宇宙の終わりだけではなく、新しい宇宙の始まりに繋がるのではないかと考える科学者も存在します。


◆3:ビッグリップ
宇宙の全エネルギーの約68%を占めているといわれているのが、「ダークエネルギー」と呼ばれる仮説上のエネルギーです。ダークエネルギーは宇宙の膨張を加速させている原因と考えられていて、エネルギー密度が時間と共に増加していると仮定した場合、いずれ自然界を構成する4つの力すら上回り、宇宙全体が素粒子レベルでバラバラになってしまうという「ビッグリップ」という現象で宇宙が終わってしまうと予想されています。

ビッグリップ仮説は2003年に提唱された、比較的新しい仮説です。しかし、ダークエネルギーの密度が増加を示すような兆候が観測されていないことから、多くの科学者はビッグリップ仮説に対して否定的です。宇宙理論物理学者であるケイティー・マック氏は、2018年7月に行われた講演で「仮にビッグリップが訪れるとしても、少なくとも1200億年はかかると考えられるので、安心してお待ちください」と述べています。

◆4:真空崩壊
宇宙物理学や量子力学の世界では、「物質が一切存在しないが、最低限のエネルギーを固有している場の状態」を「真空」と呼びます。また、真空に近い準安定状態であり、真空よりも大きなエネルギーを固有している場の状態を「偽の真空」と呼びます。非常に難しい話ですが、例えるなら、真空とは「波一つなく穏やかな湖」、偽の真空とは「波一つなく穏やかな『山上』の湖」です。私たちが生きている宇宙を満たしている真空が真の真空なのか偽の真空なのかは、未だに判明していません。

by imagingsfun

もし宇宙を満たしている真空が偽の真空であった場合、ふとしたはずみで真の真空へ相転移してしまう可能性があります。「真の真空への相転移」とはいわば「何かのきっかけで山上の湖が決壊して一気に山の麓へ水が流れ出てしまう状態」で、これを「真空の崩壊」と呼びます。ある空間で真空崩壊が起こると、触れた構造は一瞬にして崩壊してしまうという、極めて高エネルギーの「真の真空の泡」が発生します。「真の真空の泡」は光速で広がっていき、人間が観測することは不可能であるため、私たちが気づかないうちに宇宙全体が崩壊してしまうといわれています。

熱的死・ビッグクランチ・ビッグリップが起こるのは数十億〜数百億年も先のことですが、真空崩壊はいつでも起こり得るといえます。私たちが住む地球にまで真空の泡が広がっていないだけで、広大な宇宙のどこかで真空の泡が既に発生している可能性すらあります。ただし、「真空崩壊」はあくまでも場の量子論から提唱される仮説であり、現代の物理学でもはっきりしない点が多く、真空崩壊が実際に起こりうるものなのかどうかは物理学者の間でも意見が大きく割れているとのことです。

1154とはずがたり:2019/01/18(金) 17:28:32
ロケット打ち上げで森林に引火か 発射場周辺で山火事
12:42朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASM1L3SVDM1LTLTB00H.html

 18日午前10時20分ごろ、鹿児島県肝付町南方にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「内之浦宇宙空間観測所付近で、山火事が起きている」と大隅肝属地区消防組合に通報があった。通報の約30分前、同観測所から固体燃料ロケット「イプシロン」が打ち上げられており、JAXA広報部は火災を把握した上で「打ち上げにともなうものとみて情報収集中」としている。組合によると、火は間もなく鎮火し、けが人は出ていない。

 同組合によれば、ロケット発射場周辺の森林の一部が焼けたという。

 JAXAによれば、同観測所は、海に面した発射場があり、森林に囲まれた周辺には、一部民家が点在している。発射場から半径約2キロの住民に対しては、打ち上げの3時間前までに約2キロ圏外への退避を呼び掛けているという。

 この日、ロケット打ち上げの観測を見学する人たちの車で、周辺道路が一時、渋滞した。(小瀬康太郎、加藤美帆、寿柳聡)

1155とはずがたり:2019/01/18(金) 20:48:29
【特集】大阪湾に眠る“謎の活断層” 沿岸部に深刻な津波被害の可能性も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-10000001-mbsnews-l27
1/18(金) 14:14配信 MBSニュース

大阪湾の海底を通っている大きな活断層「大阪湾断層」。淡路島の東側の沖合に南北に延びる断層で、いまこの断層が動けば、阪神・淡路大震災以上の大きな被害が出る可能性があることが最新の研究でわかってきました。

動くとM7.5程度の地震の可能性
去年9月、神戸大学の海底探査船が大阪湾に出航した。目的は学生たちに最新の海底調査の方法を身につけてもらうこと。さらに、大阪湾の海底に伸びる活断層を詳細に調べるためだ。大阪湾の海底には淡路島の洲本沖から神戸の六甲アイランド付近まで、長さ約39キロにも及ぶ「大阪湾断層」が横たわっている。

大阪湾断層については、1995年の阪神・淡路大震災の後、政府の地震調査研究推進本部によって本格的な調査が行われている。その結果、平均活動周期は約3000〜7000年で、最後に動いたのは9世紀以降と推定されたが、まだわからないことが多い“謎の活断層”だ。ただ、約40キロ近い長さから、もしこの断層が動けば阪神・淡路大震災を起こしたマグニチュード(M)7.3の地震を超えるM7.5程度の地震を起こす可能性があることがわかった。これは、阪神間を含む周囲の沿岸部に震度5強〜7の強い揺れをもたらす恐れがある巨大な地震だ。

【特集】大阪湾に眠る“謎の活断層” 沿岸部に深刻な津波被害の可能性も
MBSニュース
神戸大学の研究グループは、最新の機器を使って大阪湾の海底に眠るこの「謎の活断層」の全容解明に挑んでいる。調査の方法のひとつは「反射法地震探査」と呼ばれるもので、海中で人工の地震波を発生させ海底の地層から跳ね返ってくる波を分析してその構造を調べるというものだ。入手したデータはすぐにデジタル画像化され、船の上でも見ることができる。

「海底に堆積している層が見えるのが最初で、それがあるところに沈んでいるように見えているところが断層。数十メートルくらいの段差がある。これがいわゆる大阪湾断層」(神戸大学・海洋底探査センター 島伸和教授)

1156とはずがたり:2019/01/18(金) 20:49:29
>>1155

“活断層による地震”で津波 海底で何が…
去年、インドネシア中部にあるスラウェシ島で、大阪湾断層による被害を予測するような事態が起きた。現地時間の去年9月28日午後6時過ぎ、スラウェシ島のパル湾近郊で大阪湾断層の想定と同じM7.5の大地震が発生した。強い揺れとともにパル湾周辺に津波が襲い、2000人を超える住民らが命を落とした。現地で調査を行ってきた東北大学の今村文彦教授は、その被害の大きさに驚きを隠せない。


10メートルを超える大津波はふつう、東日本大震災のような海洋プレート型の地震で起きるもので、活断層による地震で発生することはない。では、いったいなぜ大津波が起きたのだろうか?今村教授は今回、地震と同時に海底で起きた「ある現象」に注目しているという。

「地滑りという地盤の変化が、局所的な津波を起こした可能性が高い」(今村文彦教授)

そして、これと「同じ現象」が大阪湾断層でも十分起こる可能性があるという。

「残念ながら津波が発生する可能性はある。スラウェシのように地滑りが起きると、かなり(津波の)規模が大きくなる」(今村文彦教授)

しかも、ひとたびこの津波が起これば想定以上の人的被害が増える可能性があるという。その理由は津波の到達時間だ。南海トラフ地震では、大阪には発生後約2時間で最大4メートルの津波が押し寄せると想定されているが、大阪湾断層が動けば、わずか数分後に最大10メートルの津波が阪神間の沿岸部を襲うことになる。つまり、沿岸部の住民には津波への準備や避難するための時間がほとんどないのだ。

1157とはずがたり:2019/01/18(金) 23:11:41

イプシロン、4回連続で成功 小型衛星7基搭載
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40160330Y9A110C1000000/
2019/1/18 9:34 (2019/1/18 13:22更新)

1158とはずがたり:2019/01/27(日) 19:46:25
元准教授、東日本大震災も不正か
熊本地震で捏造指摘
https://this.kiji.is/461825346292778081
2019/1/26 19:29
c一般社団法人共同通信社

2014年2月、復旧工事中の藤沼ダム=福島県須賀川市
 2016年の熊本地震で、現地で観測したとしていた震度7の記録を捏造と指摘された後に退職した元大阪大准教授が、11年の東日本大震災などでも不正をしていた疑いがあることが26日、関係者への取材で分かった。

 新たに不正の疑いが強いとされるのは東日本大震災での藤沼ダム(福島県須賀川市)や、熊本地震での阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)の揺れの記録。大地震後の余震を元准教授らが観測し、共同執筆の論文に引用された。

 観測できなかった大地震の揺れを、その後の余震の記録から推定する内容。


This story is produced by 共同通信

1159とはずがたり:2019/01/29(火) 16:30:53
土星の1日の長さが判明、太陽系で唯一謎だった
土星と環との「共鳴」から自転の周期を計算、最新研究
2019.01.28
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/012800062/

1160荷主研究者:2019/02/09(土) 21:19:54

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00500774?isReadConfirmed=true
2018/12/26 05:00 日刊工業新聞
PDエアロ、無人機を宇宙へ JAXA・東北大と連携

 【名古屋】PDエアロスペース(名古屋市緑区、緒川修治社長、052・621・6996)は25日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東北大学と連携すると発表した。2019年末の無人機(イメージ)での宇宙空間到達に向け、JAXAから助言を受けるほか、東北大と機体開発で共同研究する。

 ベンチャーキャピタル2社など計5者から2億2000万円を調達したことも同日発表。開発、資金両面で事業化へ前進する。

 JAXAが5月に始めた民間との研究開発プログラム「宇宙イノベーションパートナーシップ(J―SPARC)」で連携する。JAXAの知見やノウハウを無人機開発に生かす。

 東北大とは、無人機が宇宙空間へ到達して帰還するまでのさまざまな飛行速度ごとに、数値流体解析を実施して設計の妥当性を確認する。大林茂流体科学研究所所長ら2教授と共同研究する。

 2億2000万円は、東北大学ベンチャーパートナーズ(仙台市青葉区)、フューチャーベンチャーキャピタルズ、中部日本放送、個人投資家2人から調達した。

 PDエアロは19年末に無人機を高度100キロメートルの宇宙空間に到達する飛行実験を実施する計画。有人機は23年に飛行実験を実施し、24年の宇宙旅行事業開始を目指す。

(2018/12/26 05:00)

1161荷主研究者:2019/03/03(日) 22:41:15

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190205_12001.html
2019年02月05日火曜日 河北新報
<はやぶさ2>磁気回路はトーキン製 イオンエンジンに使用 初代でも実績、品質に評価

はやぶさの模型でサマリウムコバルト磁石の役割などを説明する片岡さん

 小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載された電気推進方式のイオンエンジンに、トーキン(宮城県白石市)製の磁気回路が使われている。宇宙空間の過酷な状況に耐え得る品質が評価され、初代のはやぶさに続き採用された。はやぶさ2は今月18日以降、小惑星りゅうぐうへの着陸に挑む。開発に関わった同社のエンジニア片岡淳さん(49)は「任務を成功して無事に戻ってきてほしい」と願う。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)などによると、イオンエンジンは電離したイオンを噴射して推進力を得る仕組み。化学エンジンと比べ推進力は小さいが、燃費は約10倍。長時間の加速が可能になる。

 トーキンの磁気回路は磁場を発生させて電子を封じ込める役割があり、イオンエンジンに欠かせない。素材のレアアース磁石には、同社が1969年に日本で初めて製品化したサマリウムコバルト磁石が使われている。

 サマリウムコバルト磁石の市場で同社のシェアは約2割を占め、主に車載向けに供給している。磁力が強く、高温でも特性を保つ。腐食や放射線の耐性にも優れ、宇宙での活用に適している。

 同社への磁気回路の開発要請は96年、はやぶさの設計などを担ったNEC(東京)から寄せられた。当時の片岡さんは20代後半の若手技術者で、磁石の加工や組み立てで試行錯誤を重ねた。

 完成した磁気回路を積んだ初代のはやぶさは2003年に地球を飛び立ち、小惑星イトカワの微粒子の回収に成功。イオンエンジンのトラブルなどに見舞われたが、10年に帰還した。

 片岡さんは「4基あるエンジンのうち、何基かが故障していると聞いて心配だった。何とか動いてくれと祈っていた」と当時を振り返る。

 14年に打ち上げられたはやぶさ2には改良を加えた磁気回路を納入した。18年6月、地球から約3億キロ離れたりゅうぐうに到着。現在は着陸に備え、約20キロ上空で待機している。

 サマリウムコバルト磁石など磁性材料の開発は、東北帝大(現東北大)発ベンチャーとして創業したトーキンの祖業と言える。「大きな期待が掛かるプロジェクトに参加し、役に立てたことがうれしい」と片岡さんは語る。

1162とはずがたり:2019/03/30(土) 19:42:55

長崎市、海面の「副振動」で冠水
https://this.kiji.is/481643936969770081
満潮重なり、注意呼び掛け
2019/3/22 11:00

c一般社団法人共同通信社

 長崎地方気象台は22日、JR長崎駅周辺など長崎市中心部で21日午後8時40分ごろ、道路が冠水するなどの被害が発生したと発表した。大潮で水位が高かったのと、海面が短い周期で上下に変動する「副振動(あびき)」と呼ばれる現象が重なったのが原因とみられる。22日午前9時も満潮となり、気象台は注意を呼び掛けた。

 気象台は22日午前、振動の規模や特徴、被害状況などを調査するため、現地に職員を派遣した。21日夜の冠水によるけが人はいなかった。

1163とはずがたり:2019/05/09(木) 20:46:42
2019年02月19日 17時00分 サイエンス
「ブドウを電子レンジでチンするとプラズマが発生する」という現象の原因がついに明らかに
https://gigazine.net/news/20190219-plasma-formation-in-grapes/

1164とはずがたり:2019/06/16(日) 19:39:30
地中深くに1000兆トン超のダイヤモンド、音波で検出 米研究
https://www.afpbb.com/articles/-/3182968
2018年7月19日 10:00 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【7月19日 AFP】地球にはキラキラ光る宝石が大量に埋まっている。正確に言えば、それは1000兆トン以上のダイヤモンドだ。米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが今週、研究報告を発表した。

 だが、新鉱脈発見による「ダイヤモンドラッシュ」は期待できない。自然界で生成されるこれらの貴重な鉱物は、地球の表面下約145〜240キロに位置しており、過去の掘削調査における最深部よりもはるかに地中深くにあるからだ。

 MIT地球大気惑星科学部のリサーチサイエンティスト、ウルリッヒ・フォール(Ulrich Faul)氏は「われわれが手にすることはできないが、これまで考えられていたよりはるかに大量のダイヤモンドがそこに存在する」と話す。

「今回の研究結果が示しているのは、ダイヤモンドがそれほど珍しい鉱物ではなく、物質の規模で見れば比較的ありふれた鉱物であるということなのかもしれない」

 研究チームは今回、地中での音波の伝わり方を分析する地震探査技術を用いて、「クラトン(剛塊)の根」と呼ばれる岩石の内部にダイヤモンドの存在を検出した。クラトンの根は、地殻からマントルの中に向かって延びる上下逆さまの山脈のような形状をしている。

 ダイヤモンドが見つかった場所について、MITは「大半の大陸構造プレートの中心部下部に位置する岩石の最も古くて動きの少ない部分」と説明している。

 地球深部のダイヤモンドの存在を明らかにする研究プロジェクトが始まったきっかけは、音波が古代クラトン根部を通過する際に、著しく加速するという観測結果に科学者らが困惑したからだった。

 そこで研究チームは、音波が岩石内を通過する速度を推計するために、鉱物のさまざまな組み合わせからなる仮想の岩石を作成した。

「ダイヤモンドはいろいろな意味で特別だ」と、フォール氏は述べ、「ダイヤモンドの特異的な性質の一つは、ダイヤモンド中の音速が、上部マントル岩石の主要鉱物であるかんらん石中の2倍以上に達することだ」と続けた。

 実験の結果、クラトン中で検出されていた音速と一致するのは、ダイヤモンドを1〜2%含む種類の岩石だけであることが分かった。研究チームは、地球の古代の地下岩石圏には、これまで予想されていたより1000倍以上も多くのダイヤモンドが含まれていると考えられるとしている。

 それでもやはり、これらのダイヤモンドが宝石店に並ぶ見込みはほとんどない。

 炭素でできているダイヤモンドは、地下深くの極度の高温と高圧の条件下で形成され、発生頻度が数千万年に1度という非常にまれな火山噴火によってのみ、地表近くに現れる。(c)AFP

1165とはずがたり:2019/06/18(火) 14:02:35

噴火すれば人類滅亡の危機!イエローストーンに起こる異変
https://matome.naver.jp/odai/2139678505293993001

衝撃波が地球7周!史上最悪の火山噴火「クラカタウの大噴火」
https://matome.naver.jp/odai/2141226238315687501

1166とはずがたり:2019/06/18(火) 17:16:12
米イエローストーン公園 地震続発 1週間で464回を観測 ユタ大学
http://gazou.2chblog.jp/archives/16662184.html

90: 名無しさん@涙目です。(東京都)@\(^o^)/ [US] 2017/06/21(水) 10:40:41.12 ID:2+qPOvpR0

富士山              1
北海道駒ヶ岳          3
浅間山              4
燧ヶ岳               7
ピナツボ              10 ※フィリピン
桜島                12
箱根山              14 ※横浜まで火砕流に飲み込まれた
摩周湖              19
十和田湖             56 ※青森県の大半を火砕流が焼き尽くす
屈斜路湖            150
支笏湖(樽前山の本体)   225 ※火砕流が札幌を飲み込んで日本海に到達
姶良カルデラ(桜島の本体) 450
阿蘇山              600 ※火砕流が九州の4分の3と山口県を焼き尽くす
イエローストーン       2500 ※アメリカ

95: 名無しさん@涙目です。(空)@\(^o^)/ [US] 2017/06/21(水) 11:01:06.69 ID:XH36U32u0

ヤバい火山はそもそも山の形をしてない

1167とはずがたり:2019/06/29(土) 18:43:35
庭に突然熱い泥が噴き出しプールに、住民避難 NZ
2019.06.29 Sat posted at 14:54 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35139226.html?ref=rss

(CNN) ニュージーランドでこのほど、民家の庭に泡立つ熱い泥のプールが出現し、一家が避難を余儀なくされる出来事があった。

ニュージーランド北島ロトルアに住むスーザン・ギディさんは25日未明、地震かと思って目を覚ました。地元ラジオの取材に「午前2時ごろに目が覚めて『巨大地震だ』と思った。何度も揺れがあった」と振り返る。



地熱関連の検査官を務めるピーター・ブラウンブリッジ氏は、ふちから蒸気が放出される様子が見え、続けて沸騰や泥の噴出も確認できた説明。「現時点では事態の推移を見守るしかない」と語った。

ロトルアは地熱活動が活発なことで有名。当局者によると一帯には断層が走っており、2016年にも同様の出来事があったという。

1168とはずがたり:2019/06/30(日) 22:59:27

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190624/k10011967091000.html
「チバニアン」 研究のための自由な立ち入り定める条例制定へ
2019年6月24日 18時33分

「千葉時代」を意味する「チバニアン」として、地球の歴史の一時代を代表する「国際標準地」への登録を目指している千葉県市原市の地層をめぐり、申請に反対する研究者が土地の賃借権を得ている問題で、市は研究のための立ち入りを正当な理由なく妨げてはならないことを定める条例を制定し、登録が進むよう取り組むことになりました。

1169とはずがたり:2019/07/12(金) 20:22:21
私たちは、もはや昔とは違う地球に住んでいる : 西暦1900年と現在とを比較すると「地震の増加率は約2000パーセント」にも達していることがアメリカ地質調査所のデータで判明
https://indeep.jp/major-earthquakes-2000-percent-increase-since-1900/
投稿日:2018年11月8日

1170とはずがたり:2019/09/10(火) 16:53:24

台風15号 市民の声「水がない。千葉の実情伝わっていない」
2019年9月10日 16時44分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190910/k10012073801000.html

台風15号で大きな被害を受けた千葉県館山市に暮らす20代の女性が今、一番つらいのは水がないことだと話しています。

女性は、自宅に水を備蓄していましたが9日の昼頃には底をついてしまったといいます。

近くのスーパーやコンビニに行きましたが、店舗のガラスが散乱し、閉店していました。車で足をのばし、コンビニなどを探しましたが、水や食料はほとんど売り切れて、購入できなかったといいます。

9日夜は、自宅で食べられるものを調理し、タオルを残った水を浸して涼をとり暑い夜をしのぎました。

10日、気温が30度を超える中、女性はSNSにメッセージを書きました。「コンビニも今日はみんなやってないので、食料もないです」「いま出先で飲み水がなくなったので熱中症になりそう」この投稿のあと、自分が勤める隣の市の会社に出向き、同僚から炭酸入りの飲料水を分けてもらったと言います。

女性は今、千葉県の被害の実情が伝わっていないのでないかと、不安を感じています。

「避難所は台風が過ぎ去った後に閉鎖してしましました。お年寄りは、ご自宅に帰ったと思いますが停電、断水してるため暑い部屋で水も浴びれず、使えない冷蔵庫に入った食料を食べるしかないと思います。千葉県南部で誰か倒れても、誰も気づいてくれないんじゃないか。被害の実情が伝わらなければ支援も届きません。ほんとに助けてほしいです」

1171とはずがたり:2019/09/10(火) 23:28:01

そのうちガニメデ辺りで微生物が発見されても可怪しく無いよな〜

2019年09月10日 08時00分サイエンス
外界と隔絶された地下2.4kmの水たまりに微生物が生息していることが判明
https://gigazine.net/news/20190910-strange-life-found-deep-mine/
by StockSnap

科学者らによる調査が進行するにつれて、火山の噴火口や深海の熱水噴出孔などの極限環境で生息する微生物が、地球上には数多く存在することが明らかになっています。トロント大学の地質学者らの研究チームはカナダのキッドクリーク鉱山を調査し、なんと地下2.4kmの地点にたまっていた水から多くの微生物を発見したと報告しました。

1172とはずがたり:2019/09/11(水) 23:26:50

ちょっ。。

台風16号が発生し、週末にかけて日本の南へ北上か
杉江勇次 | 気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugieyuji/20190911-00142168/
9/11(水) 11:09

1173とはずがたり:2019/09/13(金) 12:24:02
台風16号のたまご フィリピン東方沖に熱帯低気圧発生!モンスーン型か?
2019/09/11 10:20ハザードラボ
https://news.goo.ne.jp/article/hazardlab/nation/hazardlab-31081.html?from=popin

 気象庁によると、11日午前6時、フィリピンの東方沖に新たな熱帯低気圧が発生した。等圧線の範囲が非常に広いことから、比較的珍しい「モンスーン型低気圧」の可能性が高い。

 熱帯低気圧の中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速15メートル、最大瞬間風速は23メートルで、今後次第に発達しながら、24時間以内に台風16号「ペイパー(マカオ語で魚の名前)」になると予想される。
シェアツイートgoo blog

1174とはずがたり:2019/09/15(日) 22:29:50
災害スレの此処へ

https://twitter.com/SixaxiZ/status/1172497412016898048
???????????????4ever
@SixaxiZ

9月13日
すごいな
倒木の伐採撤去作業が、

電柱や電線に引っかかってる倒木
→電気会社しか伐採できない法がある。電気会社は伐採に不慣れなので時間がかかる

県道の倒木
→県が伐採除去ときまってる

市道の倒木
→市が伐採除去ときまってる

って区分がめんどくさすぎて、そりゃ進まないわすぎる

1175荷主研究者:2019/09/15(日) 23:11:02

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48751430Q9A820C1TCN000/
2019/8/21 7:03 日本経済新聞 電子版 中国・四国
愛媛大宇宙進化研究センター 持たざる研究、謎迫る

1176とはずがたり:2019/09/23(月) 22:42:44


9月23日は「海王星の日」 太陽系で「最遠」の惑星は今も謎が多い
2019/9/23 07:00
https://www.j-cast.com/2019/09/23368104.html

摂氏マイナス220度の極寒の惑星
海王星は、直径4万9244kmと、地球(1万2742km)の約4倍の大きさを誇る。

太陽から約45億kmも離れていることから、表面温度が約摂氏マイナス220度と、想像を絶する寒さだ。

天王星と同じく、外側から水素を主成分としたガス層、その下に水やメタン、アンモニアなどの氷でできたマントルの層、中心に岩石や氷、鉄とニッケルなどの合金でできた核があるといった構造だと考えられている。

外見は天王星よりも青みが強いコバルトブルーに見える。その原因は、未知の物質によるものだという説もあるという。

「考えられている」「説もある」という表現が気になる方もいるかもしれないが、海王星は断定できるほど、判明していないことが多く、謎のヴェールに包まれている惑星なのだ。

海王星
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E7%8E%8B%E6%98%9F

水やメタン、アンモニアなどの「氷」の割合は大きいものの、木星や土星と同様に海王星の大気は主に水素やヘリウム、そして微量の炭化水素と窒素で構成されている。しかし、天王星と同様にその内部は氷と岩石で構成されている[14]。そのため通常は、天王星と海王星は木星、土星との違いを強調して天王星型惑星(巨大氷惑星)とみなされる[15]。海王星の青い外観は、最も外側の領域に存在している微量のメタンによって作り出されているとされている[16]。

霞んだ、比較的特徴を欠いている天王星の大気とは対照的に、海王星の大気は活発で、明確な変化が見られる気候を持つ。例えば、1989年にボイジャー2号がフライバイを行った時点では、南半球に木星の大赤斑に類似した大暗斑と呼ばれる模様が存在していた。これらの気象パターンは、太陽系のどの惑星よりも強い持続的な風によって引き起こされ、観測された風速は2,100 km/h(580 m/s)にもなる[17]。太陽からの距離が遠いため、海王星の外側の大気は太陽系で最も温度の低い場所の1つで、雲頂での温度は55K(-218℃)に近いのに対して、惑星の中心部の温度は約5,400K(約5,100℃)になっていると考えられている[18][19]。海王星は微かで断片的な環を持っている。この環は1984年に発見され、後にボイジャー2号の観測でも確認された[20]。

1177とはずがたり:2019/10/01(火) 17:38:40

太陽系外から来た彗星発見 高速で移動、12月に最接近
https://www.sankei.com/life/news/190929/lif1909290007-n1.html
2019.9.29 07:11ライフ科学

 8月に発見された彗星(すいせい)が太陽系外から飛来した天体だと分かったと、国際天文学連合が発表した。太陽系外から来た天体は、2017年に続き史上2つ目の発見となった。

 この彗星は発見した天文愛好家の名前から「ボリソフ彗星」と呼ばれる。米航空宇宙局(NASA)などによると、本体の直径は2〜16キロ。

 現在は太陽から4億キロほどの場所にあり、時速約15万キロの猛烈なスピードで移動している。12月に太陽に約3億キロまで接近した後、再び離れていく双曲線の軌道から、太陽系外から来たことが分かった。

 太陽系の彗星は氷とちりの塊で、「汚れた雪玉」といわれる。無数の塊が太陽系を取り囲み、一部が軌道を変えて彗星になったらしい。ボリソフ彗星も雪玉のような天体で、太陽系の彗星と似たような過程でできた可能性があるという。

1178とはずがたり:2019/10/03(木) 17:32:58
震源の断層、海底で長さ20キロ
1964年新潟地震に隣接
https://this.kiji.is/514058651461993569?c=39546741839462401
2019/6/19 21:46 (JST)
c一般社団法人共同通信社

政府の地震調査委員会の臨時会合後、記者会見する平田直委員長(中央)=19日午後、文科省
 新潟県で18日夜に震度6強を観測した地震を受け、政府の地震調査委員会(委員長・平田直東京大教授)は19日、臨時の会合を開き、震源断層は長さ約20キロで、1964年の新潟地震の震源域に隣接した場所にあるとの見解をまとめた。

 終了後に記者会見した平田氏は「海底の下で断層が動いたことは間違いないが、知られている活断層が活動したことによって、この地震が起きたという証拠は今のところない」と述べた。

 調査委によると、地震は山形県沖の深さ約15キロで発生。新潟県村上市では北西に5センチの地殻変動が確認された。

1179とはずがたり:2019/10/27(日) 20:06:34
警戒区域外の3カ所で土砂崩れ
共同通信
https://jp.reuters.com/article/idJP2019102701001728

 福島、千葉で25日に降った記録的大雨で、計4人が死亡した千葉県内の土砂崩れ現場3カ所について、千葉県が「土砂災害警戒区域」に指定していなかったことが27日、県への取材で分かった。2カ所は指定準備中だったが、1カ所は斜面の角度や高さなどが国が定めた基準以下だったため、県は指定するかどうかを判断する現地調査もしていなかった。

 台風19号による豪雨の際も、群馬県富岡市で、未指定区域で土砂崩れが発生し3人が死亡した。自治体の防災対応の難しさが改めて浮かび上がった。国の基準の在り方も課題になりそうだ。

1180とはずがたり:2019/10/30(水) 14:15:13
理論的に崩壊するかしないかは解らないの??
>ビスマス209はアルファ崩壊
どうやって示したんやろ

>その半減期は約1.9×1019年であり、これは現在推測されている宇宙の年齢より10億倍以上も長い。
すげえなw

それにしても
>天然にはビスマスの同位体は5つの同位体が存在するが、このビスマス209を除いた他の4つの同位体は、いずれも半減期が非常に短い。このため、天然の全てのビスマスはこの同位体のみ存在するとみなしてもよい
蒼鉛は全部不安定ってことになったのか??

ビスマス209
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9209
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ビスマス209(Bismuth-209)は、最も長い半減期を持つビスマスの同位体である。83個の陽子と126個の中性子からなり、原子量は208.9803987 uである。天然にはビスマスの同位体は5つの同位体が存在するが、このビスマス209を除いた他の4つの同位体は、いずれも半減期が非常に短い。このため、天然の全てのビスマスはこの同位体のみ存在するとみなしてもよい。ビスマスの同位体はいずれも、壊変系列の崩壊過程によって発生する物で、ビスマス209も、鉛209がベータ崩壊した際の産物として生成する。

ビスマス209は長い間、全ての元素で最も重い安定原子核であると考えられてきたが、2003年にオルセーのInstitut d’Astrophysique Spatialeで研究を行うノエル・コロンらが、ビスマス209はアルファ崩壊することを示した。崩壊により、3.14MeVのアルファ粒子が生成され、原子はタリウム205に変換する[1][2]。その半減期は約1.9×1019年であり、これは現在推測されている宇宙の年齢より10億倍以上も長い。

非常に長い半減期を持つため、ビスマス209の使用に際しては、安定な非放射性同位体であるかのように扱われる。ビスマス209が崩壊した記録はあるが、実験的に観測された最も長い半減期の元素は、ビスマスではなく、2.2 x 1024年と推定される半減期で二重ベータ崩壊を起こすテルル128である[3]。

漸近巨星分枝の赤色巨星ではs過程が進行し、ビスマス209は中性子捕獲で形成される最も重い元素である。これより重い全ての元素は、超新星爆発から15分以内のr過程で形成される[4]。

1181とはずがたり:2019/10/30(水) 14:20:33

https://www.kagakudojin.co.jp/special/qanda/index04.html

Q.  たいていの化学の本だと,「原子番号82の鉛までが安定な原子核をもっていて,それより大きな原子番号の元素は放射性の核種しかない」と記載されているのに,別の所では「ビスマスの原子核Bi-209は安定核種である」と書いてあります.ビスマスの原子番号は83ですから,これだと矛盾していませんか?

A.  おっしゃるとおりの記載のあるテキスト類はきわめて多いのですが,これはBi-209のα壊変の半減期がきわめて長く,以前の方法ではほとんど測定不可能に近かったためだろうと思われます.現在でもきわめて長寿命の核種の壊変を正確に計測するの難しいのです.手元にある何冊かの便覧や辞典類を繰ってみましたが,この核種が放射性であると記してあるものは,(三十年以上前の刊行ですが)共立出版からの十冊本の「化学大辞典」くらいでした.これには半減期の値は200京年以上としか記されていません.
 これだと現在の宇宙の年齢(大きいほうのデータだと200億年)の一億倍ということになります.最近のNature誌上にフランスの科学者チームが報告している新しいデータによると,この半減期はもっと長く,1900京年という値ですから,宇宙年齢の百億倍近くという計算になります.こんな長い寿命だと,現在の宇宙が生成してからほとんど減少していないことになりますから「事実上安定な核種」ということになりますね.

1182とはずがたり:2019/10/30(水) 14:21:42

見れないけど実験的に絞り出せるのかな??

天然ビスマスの放射性崩壊から生ずるアルファ粒子の実験的検出 ...
https://www.natureasia.com ? Nature Japan ? Nature ? v422 n6934
物理:天然ビスマスの放射性崩壊から生ずるアルファ粒子の実験的検出. 2003年4月24日 Nature 422, 6934 doi: 10.1038/nature01541. ビスマスの天然に存在する唯一の同位体209Bi は、一般に、最も重い安定な同位体とみなされている。しかし、自然界に ...

1183とはずがたり:2019/10/30(水) 14:41:16

なんで鉛が安定同位体なのか調べてたら安定同位体じゃ無い可能性もあるんだと解ったw

安定同位体かどうかは未だあんまわかってないんだな?!

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%9B%E3%81%AE%E5%90%8C%E4%BD%8D%E4%BD%93
鉛に安定同位体が1つも存在しない可能性

鉛よりも1つ陽子の数が多いビスマスの同位体のうち209Biは、長い間安定核種だと考えられていたものの、実際には半減期1.9×1019年の長い寿命を持つ放射性核種であったことが確認され、これによってビスマスは1つも安定核種を持たない元素であることが明らかとなった。それと同様に、まだ一般には安定核種であると説明されることの多い、204Pb、206Pb、207Pb、208Pbの4つも、実は全て長い寿命を持った放射性核種ではないかという可能性が指摘されている。まず、204Pbは、1.4×1017年以上の半減期を持った放射性核種だと見られていて、α崩壊を起こして200Hgになって安定すると考えられてきている。さらに、206Pbは、実はウラン系列(ラジウム系列)の最終生成物ではなく、あくまでウラン系列に属する途中の生成物であって、実際はα崩壊して202Hgになって初めて安定するのではないかとの指摘がある。同様に、207Pbはアクチニウム系列の最終生成物ではなく、あくまでアクチニウム系列に属する途中の生成物であって、実際はα崩壊して半減期約46日強の203Hgとなり、これがβ崩壊して203Tlとなって初めて安定するのではないかとの指摘がある。同じく、208Pbはトリウム系列の最終生成物ではなく、あくまでトリウム系列に属する途中の生成物であって、実際は2×1019年以上の半減期を持った放射性核種だと見られていて、これはα崩壊して204Hgになって初めて安定すると考えられてきている。これらが全て正しいとすると、実は鉛も1つも安定同位体を持たない元素だということになり、既知の元素の中で最も陽子の数の多い安定な元素の座を譲ることとなる。ここまでの内容については、今後の研究が待たれる部分である。

なお、この他の鉛の同位体は一般にも全て放射性同位体であると認識されている。比較的半減期の長い(寿命の長い)核種としては、次のような核種がある。

1184とはずがたり:2019/10/30(水) 14:46:11
鉛が安定の理由をめっけた!

マジックナンバーかっ!!

「日々の理科・田中」(第137号)2014 (H26),11,-4「崖っぷちのビスマス」
http://www.kitakaruizawa.net/rika/2014_1104-137-bithmus.pdf

原子核中の「陽子の数」または「中性子の数」が2個・8個・20個・28個・50個・82個・126個の時、その核種は非常に安定することが知られています。これを「マジックナンバー」といいます。陽子数でいうと、ヘリウム2He、酸素8O、カルシウム20Ca、ニッケル28Ni、錫50Sn、鉛82Pbの順になります。たとえば錫50Snには、中性子数が62個から74個まで、10種類もの安定同位体が存在します(最多は70個)。鉛208Pbは、中性子の数も126個ですから、陽子数・中性子数どちらでも安定で、「不動の座」というわけです。ビスマス209Biは、陽子数が83個なので、鉛に比べると原子核の安定度は低くなります。しかし、中性子数は126個で「マジックナンバー」なので、安定元素の仲間入りをしているというわけです。

しかしそのビスマスも、以前から「あいつ、実は放射性元素なんじゃね?」と疑われ続けてきました。周期表上でこんな崖っぷちにいれば、当然のことでしょう。しかし、ビスマス本人は、「いいえ、わたくしは安定元素びすザマス。そんなこと疑われたら、迷惑びすザマス。」と、発見以来250年以上もシラを切り通してきました。

ところが、ついにビスマスの化けの皮がはがれました。非常に精密な測定の結果、209Biが極めて長い半減期を持つ放射性同位体であることがばれてしまいました。2003年のことです。しかしその半減期は、何と1.9×1019年(約1900京年)!!宇宙年齢の10億倍近くも長いのです。10グラムのビスマスが、α崩壊してタリウムに化け、5グラムになるのに1900京年かかるのですから、ほぼ完全な安定元素・・・むしろ「ビスマスは安全です」と宣言してもらったようなものです。

鉛はビスマスに文句を言っていましたが、最も重い安定元素(同位体)の座をビスマスから奪い取ったことになります。ところがその鉛も、最近の研究で、安定同位体はないのでは・・・?と疑われ始めています。そう考えていくと、すべての元素に安定同位体は存在しない・・・かも?

(お茶の水女子大学附属小学校田中千尋)

1185とはずがたり:2019/10/31(木) 09:46:00

「鉛の星」発見される 寿命末期の恒星は重元素を生成
【2001年9月3日 ESO Press Release 19/01 (2001.08.22)】
https://www.astroarts.co.jp/news/2001/09/03lead_star/index-j.shtml

ベルギー、フランスの共同研究チームにより、重元素である鉛 (原子番号82) を多量に含む恒星――いわば「鉛の星」――が3つ発見された。このような恒星が見つかったのは今回がはじめて。研究チームによると、この発見は、鉄 (原子番号26) よりも大きな原子番号を持つ重元素の約半分が、寿命末期の通常の恒星の内部で生成されたとする説を裏付ける重要な証拠であるという。

1186荷主研究者:2019/12/01(日) 10:39:41

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201911/20191107_13025.html
2019年11月07日木曜日 河北新報
長町-利府断層を調査 都市直下地震に備え 地質調査大手の「応用地質」、東北大災害研に寄付講座

講座開設を祝う成田社長(左)や今村所長(右)ら

 仙台市中心部を走る「長町-利府断層」を震源とする地震に備えようと、東北大災害科学国際研究所と地質調査大手の応用地質(東京)による寄付講座の開所式が6日、仙台市青葉区の研究所であった。地震動や被害を推定して事前防災や危機管理に役立てる。

 開所式で今村文彦所長が「被害を事前評価することで効果的な防災を進めたい」とあいさつ。応用地質の成田賢社長も「都市直下型地震の被害は一様ではない。データを集めて解析したい」と話した。

 寄付講座の期間は3年。過去の都市直下型地震の被害をデータベース化した上で、長町-利府断層の地盤や活動性を調べて詳細な被害予測につなげる。遠田晋次教授(地震地質学)が担当し、応用地質は地震観測などで協力する。

 研究所によると、計13市の政令指定都市と県庁所在地が活断層上にあり、都市直下型地震への対策が急務になっている。

1187荷主研究者:2019/12/11(水) 22:47:09

https://www.agara.co.jp/article/33553
2019年11月16日 14時30分 紀伊民報
ロケット発射場着工 串本、21年夏完成へ

発射場完成後のロケット打ち上げのイメージ(スペースワン社提供)

起工式で玉串をささげ手を合わせるスペースワンの太田信一郎社長(16日、和歌山県串本町田原で)

 日本初の民間小型ロケット発射場の起工式が16日、建設地の和歌山県串本町田原であった。事業主体のロケット会社「スペースワン」(東京都)や国、県、町の関係者、国会議員ら約100人が参加し、着工を祝うとともに工事の安全を祈った。2021年夏に完成させ、21年度中の第1号発射を目指す。

 起工式では、地元の木葉神社の井谷正守宮司により神事を執り行い、スペースワンの太田信一郎社長や出資企業であるキヤノン電子の親会社・キヤノンの御手洗冨士夫会長、工事を担当する清水建設の井上和幸社長、仁坂吉伸知事、二階俊博衆院議員らが玉串をささげた。

 太田社長が「完成すれば宇宙へのゲートウェイとして国内外の多くの衛星事業者に利用してもらい、地元の人に誇りを持ってもらえる射場にしたい」、井上社長が「国内外からの期待を背負っており、全力を尽くしたい」とロケット発射に向けて意欲を見せた。

 午後には町内のホテルで祝賀会があった。

 スペースワンは、小型衛星を専門に地球周回軌道へ打ち上げる「商業宇宙輸送サービス」事業を展開していく。出資企業は、キヤノン電子とIHIエアロスペース、清水建設、日本政策投資銀行の4社。

 発射場の建設地は田原の荒船海岸近くの山林。周囲に関連施設以外の建物がなく、射点から南方や東方に陸地や島がないことなどから選ばれた。敷地約15ヘクタールに射点、国内(本州)で製造したロケットを組み立てる建物、人工衛星を組み立てる建物などを造る。

 国道42号から発射場までのアクセス道路は今春に着工した。多くの見物客が見込まれることから、串本町や隣接する那智勝浦町では見物するための施設を近くに整備することを検討している。県も交通の利便性向上や宿泊施設の充実などに取り組みたいという。地元では観光客増加や雇用の創出など、経済波及効果への期待が高まっている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板