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ごめんなさい…。 そして、ありがとう…。

1由菜:2010/07/11(日) 22:44:15 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
はじめまして!!由菜です。

小説を書くのはこれで初めてなのですが、頑張ろうと思います

初めてなので下手です。

ルール

・荒らしはダメです!

・批判コメントはしないでください。

2由菜:2010/07/11(日) 22:51:50 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
登場人物(一応主人公だけ)

貝沢 癒魅 (かいざわ ゆみ)

☆プロローグ☆

人の気持ちがすべてわかる人間なんていない。

自分の気持ちは自分にしかわからないから。

相手の立場になって考える。

たとえ、考えられても、100%考えるのは無理でしょう?

―私にはできない。

いったいどうやったら、できるのだろう。

                     

                  
                            わからないよ…

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

意味の分からないプロローグでしたね…w

この小説には、「一部」私の体験がかいてあります。(その場合には、こういうスペースで書きます)

よろしくおねがいします。

3歌音 ◆YdAsTJGWso:2010/07/12(月) 17:02:31 HOST:softbank221084138082.bbtec.net
初めて小説を書くときって少し緊張しますよね。
読んでくれるかな、とかって。

下手でも大丈夫ですよ!!
私だって充分下手だし;;;

本編楽しみにしています。

4侑子 ◆jZgVcLWus2:2010/07/12(月) 17:20:42 HOST:i114-183-128-120.s04.a011.ap.plala.or.jp
入れてください^^
私も最近小説書き始めたんですけど…
読んでくれるかな…って心配で…
だから由菜さん、がんばってください!
小説の本編、楽しみにしてます☆

5由菜:2010/07/12(月) 18:04:06 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
歌音サマ

ありがとうございます!!!ホントーに緊張しますww

これからもお願いします

侑子サマ

ありがとうございます!小説書き始めたんですね!探してみます

これからよろしくお願いします!

6由菜:2010/07/12(月) 18:32:25 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
☆第二話☆

―人の心なんて、わかるわけがない―…


「…沢さん…」

相手の立場に考えて行動?「完全」にはできない。

「貝沢さん!」

「っ!?」

彼女の意識は、今の声で現実に戻ってくる。

ふと外を見ると、空からは大粒の雫。雨が降っていた。

「貝沢さん。次、視聴覚室だよ。早くいかないと」

「ごめん、教えてくれてありがとう。」

―何年ぶりだろうか。こうして、クラスメイトと廊下を歩くのは。

「すごい雨だね…。傘、持ってきておいてよかった。」

確か、岡崎 沙希といっただろうか。

「…そうだね」

「ねぇ、なんで貝沢さんは、いつも一人なの?休憩時間はいつも寝てるし、
移動教室の時も一人でささっと言っちゃうし、すぐ帰っちゃうし…。」

彼女の言っている言葉は嘘ではない。

いつも、一人。ひとり。ヒトリ―…。

「…別に、深い意味はないよ。」

―本当に、深くない。

             人を完全に信じられないってだけなのだから―…


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

第一話終わりましたね^^なんか、下書きとちがう…。

えっと、人を完全に信じられないのは、昔私が感じていたことですね―。

7歌音 ◆YdAsTJGWso:2010/07/12(月) 18:58:38 HOST:softbank221084138082.bbtec.net
人を信じられなくなるっていうのは共感できるなぁ〜
下手とか言って、全然へたなんかじゃないじゃないかっ!

自分タメでいいですから!

次も楽しみにしています。

8由菜:2010/07/12(月) 19:07:18 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
歌音サマ

ありがとう!!

こちらもタメでおk!

やっぱ人って信じられない時がある…。ネットはおk。

9 ◆thgpD43F.s:2010/07/12(月) 19:07:47 HOST:PPPbm957.kanagawa-ip.dti.ne.jp
初めまして☆
あたしも小説書いてます、よろしくお願いします!
あたしもトキドキ人を信じられなくなりますよ…。
がんばってください!
あ、タメOKですよ、次回からタメでいいですか?

10由菜:2010/07/12(月) 19:09:56 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
遥サマ

ありがとう!!タメでおk☆

小説…。なんというタイトル?

よろです

11 ◆thgpD43F.s:2010/07/12(月) 19:11:56 HOST:PPPbm957.kanagawa-ip.dti.ne.jp
MYHEARTだよ。
まぁでも、グダグダダメダメだから…。

12由菜:2010/07/12(月) 21:48:54 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
遥サマ

小説。見たよ!面白かったb

いいなぁ、あれくらいの文才ほしい…

☆第二話☆

視聴覚室に着き、自分の席に着く。

座った瞬間に、授業開始の合図のチャイムが鳴る。

もし、沙希がいなかったら、完全に遅れていただろう。感謝。

「えー、では、今日は、『人の心について』のビデオを見ます」

人の…心。

大きめの液晶画面に映るその言葉。

しばらく画面を見続ける。

―退屈だ。

人の心…なんて…。

そう考えているうちにビデオは終わり、プリントが配られて行く。

どうやら、このプリントに感想、意見を書くらしい。

室内は静まり返り、カリカリ…という、シャーペンや鉛筆の走る音しかしない。

その沈黙を破ったのは先生の声。

「では、発表してもらいます。では、まず―…」

出席番号順に指名して行く先生。

しばらく意見を聞いていた。

―退屈。

だって、みんな同じ意見しか出さないんだもの。

「では、岡崎 沙希さん。」

「はいっ」それと
彼女は、一体どんな意見を出すのだろうか。

「このビデオを見て、私は、人の心について考えてみようと思いました。
それと、人間関係って大事だなあと思いました。」

―嘘だ。

嘘に決まっている。結局、人の心を考えるなんて出来ない。

口だけ。くちだけ、クチダケ―…

「とってもいい意見ですね!頑張りましょう。−では、次、貝沢 癒魅さん」

「はい」

ほら、見ろ。周りの目。

結局、同じこと言うと思っているのでしょう?

―正直に、本当のことを言ってやる。

「私は、このビデオを見て、はっきり言って何かしようとは思いません。」

この一言で、さっきまで静かだった視聴覚室はざわめく。

「人の、心なんて完全にわかるのですか?気持ちなんて、完璧に完全に考えられますか?
出来たら、私はその人のこと…本当にすごいと思います。」

最後の文まで読み終え、椅子に座る。

「…あ、あは、すごい意見ですね!で、では…次…工藤さん…。」

すると、近くに座っていたクラスメイトの一人がひっそり声をかける。

「お、おい…なんであんなこと言ったんだよ…」

―あんなこと…?どうせお前らも思っているくせに…。

「本当の事言っちゃいけないの?少なくとも、無理してあんなこと言ってるあんたらよりは
偉いと思うよ。嘘をつくのは大嫌い。」

―――――――うん。

       


                   嘘をつくのは…嫌い…。本当だよ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

…下書きと全然ちがーう…。

嘘は嫌い。ってのは私そのままですねーw

でも、うちの学校視聴覚室ないw今更ですけどwwwwwwwww

13 ◆thgpD43F.s:2010/07/13(火) 06:55:38 HOST:PPPbm957.kanagawa-ip.dti.ne.jp
文才??それなに???
そんなものあたしにはないよ(汗

あたしも嘘嫌いだよ。
嫌いな人に思いっきり嫌いって言ってるしwww

14侑子 ◆jZgVcLWus2:2010/07/13(火) 15:45:13 HOST:i114-183-128-120.s04.a011.ap.plala.or.jp
す…すごいね! めっちゃ小説上手いです☆
というか、同感っていう点がいくつも…
この小説、とても惹かれます^^
私のとは全く違って…
頑張ってください、続き待ってます♪

15由菜:2010/07/13(火) 18:22:36 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
遥サマ

やっぱ嘘って嫌ですよね!この世で一番嫌いですよーー!コメありがとうございます

侑子サマ

上手くないですよw私も、あ、これ同感wと思うことがwコメありがとうございます

☆第三話☆

授業が終わり、視聴覚室を出て、教室へと向かう。

窓の外を見ると、まだ雨が降っている。

教室に着き、席に座る。

いつもより人は寄ってこない。

「さっき…さぁ…貝沢さん…ねぇ…」

「なんであんなこといったんだろうね…」

ヒソヒソ話をしているつもりらしいが、モロバレ。はっきり聞こえる。

癒魅は席からすぐに立ち、ヒソヒソ話をしている所へ向かう。

「…言いたいことあるなら本人に言えば?はっきり。私、ヒソヒソ話とか
大嫌いだから。ちなみにさっきの聞こえたよ?−というか、人の気持ち
を考えてみます。なんて言っておいてちっとも考えてないじゃん」

それっきりその女子軍団は黙ってしまう。

近くで聞いていた人も…。

再び席に着き、次の授業の準備をする。

―放課後

傘を忘れて、ずぶ濡れ覚悟で帰宅しようとしたが、どうやら晴れているらしい。

「よかった…。」

だが、雨のあとにこんな太陽が出ていると、妙にむしていて気持ちが悪い。

「近くの公園の自動販売機でジュース買うか」

公園に着き、自動販売機にお金を入れる。ジュースの缶を取り出した時に

感じるひんやりとした感覚。

タブを開け、ほとんど一気に飲み干してしまう。

「…ふぅ」

また、やってしまった。

でも、嫌いなものは嫌いなのだから仕方がない。

いつになったら、クラスと仲良くなれるのだろう。打ち解けるのだろう。

嫌い…だよ。嘘なんて。嫌いだよ。ヒソヒソ話なんて。




                            嫌いだよ。私なんて。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

やっと下書きと同じになった…。

ヒソヒソ話が嫌いで、自分が嫌いになったのは体験したことですねー。

いまでもけっこう自分嫌いですけどwwww

16由菜:2010/07/16(金) 20:23:49 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
☆第四話☆

公園のベンチに座り、空を眺める。

暑いのに、ずっと見続けてしまう。

すると、ベンチにもう一人座ってきた。

こんなに暑いのに、暑そうにしない。

むしろ、楽しもうとすらする少女に。

「おねーちゃんっ」

…おねーちゃん?

「どうしてそんなかおしてるの?たのしもうよ!」

「…暑いから。汗は出るし…。」

「おねーちゃんおねーちゃん。どうして、ないてるの?」

―泣いている?私が…?

そっと、頬に触れる。濡れていた。

きっとこれは汗だ。と、自分に言い聞かせる。でも、そのスジをたどっていくと

瞳にたどり着く。

「よぉーっし!わたしが“しあわせのまほー”かけてあげるね!」

そういって、持っていたメルヘンちっくな本から、四葉のクローバーを出す。

「くろーばーをもってるとね、しあわせになれるんだって!おかあさんがいってた!」

「…っ!」

不意に、頭の中によみがえる記憶・

『…魅、癒魅…。四葉のクローバーを持っていると、幸せになれるのよ―…』

「だから、げんきだして!」

あまりにも無垢な笑顔。

自分にも、こんな頃があっただろうか。

人を…信じて。幸せを信じて…。

「…ありがとう」

そういって、クローバーを受け取る。

「でも、いいの?四葉なんてめったに見つからないのに。もったいない」

「いいの!いいの!おかあさんに、ひとをしあわせにしなさいってよくいわれるんだ!」

そういって、笑う顔は、けがれがなく、真っ直ぐで純粋な笑顔。

「わたし、ささき あいか! よろしくね!おねーちゃん」

佐々木 藍歌…か。どこか、『おねーちゃん』という言葉がくすぐったい。

年上の相手だから、おねーちゃんorおにーちゃんだとかはいわれるだろうけど。

「…貝沢 癒魅。よろしく」

―初めてだった。

“あの日”以来、誰かに名前を紹介し、手を握り合ったのは―…。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

17由菜:2010/07/16(金) 20:25:00 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
あとがき忘れてましたw←おいw

いやー、主人公何があったんだろうねw←

下書きとまた違っちゃいましたw

今回、共通してることはないですねー。

18由菜:2010/07/16(金) 22:47:53 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
☆第五話☆

家に帰り、本を出し、さっきもらったクローバーを押し葉にする。

「…お母さん…。」

その瞬間、持っていた通学かばんをベッドに投げつける。

「〜〜〜〜〜っ!クローバーなんてッ!持っていたってちっとも幸せになんてならないじゃない!」

部屋中に枕やカバンを投げつける。

その時、何かが割れる音がした。

「…あ」

家族写真。

まだ、小学2年生頃の自分と、両親の。

確か、家を新しく買って、その時に撮った写真。

それをいつも、写真立てに飾っていた。その写真立てが壊れたのだ。

写真をギュッと握りしめる。

―気づいたら泣いていた。

嫌い、きらい。キライ。

自分も。世界も。みんな…

「大嫌い…。」

そのまま台所へ、向う。冷蔵庫にはロクなものは、入ってない。

棚からカップラーメンを取り出す。

お湯を沸かしている間、勉強を済ませる。

最近はいつもコレだ。ここ2週間近く。

これで正常なのはどうしてだろうか。

お湯がわいて注ぎ、3分待つだけなのに。

今日は、いつもより長く感じる。

「あの…子…。藍歌…だっけ」

今日あった、無垢な少女を思い出す。

―まだ、覚えてる。あの手の感触…。

もう、誰も信じない…。そう思っていた自分が、握ったあの手。

リストバンドをずらし、手に残る傷を見る。

これを見ると、心の傷が深くなる。自分がもっと嫌いになる。

それでも。それでも…。

傷を見ないと、自分がどんどん弱くなっていくのを感じる。

だって、自分を認めないと強くなれないから。

でも、認めるのは怖い。でも、見ないと一生できないから。

だから、頑張る。ただ、ただ、ただそれだけ。




                               明日、あの子に会えるかな?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

もう下書きいらないwwww

全然違う方向行っちゃったよ…。

主人公こんな設定じゃなかったんだけどな…(汗)

何があったんだろねw←

どうしよwこの先w

19侑子 ◆jZgVcLWus2:2010/07/17(土) 17:02:19 HOST:i114-183-128-120.s04.a011.ap.plala.or.jp
な、なに…?
主人公の過去に何があったの?
早く続きが読みたいです☆

20 ◆thgpD43F.s:2010/07/17(土) 17:24:30 HOST:PPPbm957.kanagawa-ip.dti.ne.jp
まさか、癒魅ちゃん…
リストカットォォ!?(←さっき覚えた言葉)
とりあえず楽しみっす!
がんば!

21由菜:2010/07/17(土) 22:49:14 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
侑子サマ

主人公に一体何があったんでしょーねw下書きではそんな設定
なかったんですけどwコメありがとうございます

遥サマ

リスカっすねー…。もういいや。下書きノート捨てちゃえw
コメありがとうございます

☆第六話☆

次の日。学校が終わり、また、あの公園へ向かう。

なんで、行きたいと思うのかな。

人間なんて信じないと決めたのに。

「おねーちゃんっおねーちゃんっ」

「!」

その言葉を聞いた瞬間、なぜだかうれしくなった。

「藍歌ちゃん?」

そう聞き返すと、指をVの字にして、満面の笑みで「うん!」と答えられた。

「げんきでた?」

―出ない。

「おねーちゃんおねーちゃん。…ともだち、いる?」

一瞬ドキリと来た。

―トモダチ、イル―?

言葉が出ない。まるで、世界が止まったように感じる。

自分が止まっているのに。でも、その時は自分じゃなくて世界が止まっているように感じた。

「わたしは、いるよっ♪“ココロカラシンジラレルトモダチ”」

さっきの傷がまたえぐられる。

さっきまで無垢な表情だった少女は、信じられないくらい冷たい目になっていた。

今度は動くどころか、息をするのもできなくなる。

世界が自分の息を止めているように。

―怖かった。

この少女は。分かるんだ。わかるんだ。ワカルンダ。

心が。自分の悩んでいること。なにもかも…。

怖い。この少女を怖いと感じたのは初めてだった。

「おねーちゃん。だいじょーぶ…?」

その一言で沈黙は破られる。

「…あ」

息もできる。人のザワザワ音も聞こえる。車のうるさい音も。

「きょうは、かえりなよ…ね?」

それだけいうと消えていった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

んだこりゃあああ!なんでこの小説の大好きな藍歌ちゃまがこんなキャラにぃぃい

あひゃひゃひゃひゃwなんだか(いろんな意味で)笑えて来ましたwww

22 ◆thgpD43F.s:2010/07/18(日) 06:09:31 HOST:PPPbm957.kanagawa-ip.dti.ne.jp
藍歌ちゃんって何者なんだろう?
気になるよ〜。

23由菜:2010/07/18(日) 13:27:00 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
遥サマ
何者なんでしょーねwなんか自分でも何が書きたいのか、
分からなくなってきましたwコメありがとうございます

☆第七話☆



家に帰った後も、謎は消えなかった。

心を読まれた後、ささっと森の中へ消えていったあの少女…。(追加w)

その日は眠れなかった。

次の日、学校にて―

「…はぁ…。」

授業もまともに受けられない。

ノートを取る手が遅くなっている。

気づいたら窓の方を見ていた。

雨が降っている。傘は一応持ってきてあるのだが。(置き傘)

その頃―藍歌が通う学校では…

「まーゆーちゃんっ♪あそぼ!」

そう言って飛びつく藍歌。

「…いやだ」

「ぇぇーーなんでー!」

「…うざい」

その時、麻友と呼ばれる少女が藍歌をにらむ。

「ずっとうざいと思っていたのよね。前の授業で、心から信じられる友達
を発表してくださいって言われ、あんたが私の名前を言ったとき、うわっって思った」

「そんな…まゆちゃん」

そして、藍歌を置いて廊下を出ていく。

「まゆちゃんっ!」

その時、藍歌が涙を流す。

いつもあの無邪気な藍歌が、涙を流す。

「ともだちだと…おもってたのに…」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ありゃりゃwストーリーがめちゃくちゃやw

追加設定あったしw

言葉が矛盾していて、意味が分からなかったら言ってくださいw

24由菜:2010/07/18(日) 18:22:12 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
☆第八話☆
放課後も雨は降っていた。

暗い気持ちがさらに暗くなる。

「今日はあの子に会えない…か」

どっちにしろ公園は通る。(帰り道だから)

「…あれ?」

公園を通ろうとすると、こんな雨の中、傘をささずにベンチで座っている人がいた。

「…藍歌ちゃん…っ!?」

すぐにベンチに駆け寄り、傘を差しだす。

「ど、どうしたの?風邪ひいちゃ…」

藍歌。間違いなく藍歌。でも藍歌ではない。

だって、あの無邪気で無垢な子が。こんな表情してるはずがない。

目に光がなく、涙と雨が混じっているはずなんてない!

「…お…ね…ちゃ…」

そしてそのまま癒魅の方へと倒れこんだ。

「…っ!」

―なぜだろう。本当になんでだろう。

人を信じないと決めたのに。仲良くするなんてもってのほかだと思っていた。

なんでこんなに心配してるんだろう。ただ、公園で知り合った。ってだけなのに。

傘を忘れただけかもしれないのに。なぜ、なぜ、こんなに心配しているの…?

考えると頭がおかしくなりそうで。頭をぶんぶんと振り、藍歌を担ぎ、

そのまま家へ帰った。

体や頭などをふき、ベッドに寝かせ、布団をかける。

寝ている間に、起きた時用のごはんを作る。

「いたっ」

なにも、何もしてないのに、急に腕が痛くなる。

いや、腕というより、リストバンドの下の傷が痛みだす。

「…ぁ」

だが、それは一瞬だった。

飯ができたので、すぐに部屋に持っていく。

ドアを開けると、藍歌は起きていた。

「…おねーちゃん」

「藍歌ちゃん。大丈夫?」

「…わたし、ともだちに…うら…ぎ…られ…た」

その言葉を聞いた瞬間、背筋が凍りついた。

「ずっと、ずっとともだちだと…おもってたのにぃ…っ!」

―にてる。

『ずっと、友達だと思ってたのに…。』


  


                      

                

                         昔の私に…似ている。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

下書きに戻ったぁーっ!

最近共通してるとこないなぁーw

裏切られたのは共通しとるがw

25侑子 ◆jZgVcLWus2:2010/07/18(日) 19:33:30 HOST:i114-183-128-120.s04.a011.ap.plala.or.jp
掲示板にいない間に更新されてた〜
藍歌ちゃんの友達に裏切られたってわかる
信じてたのにっていう思いしたことあるから…
癒魅の傷はなんの時の傷なんだろ…?
続き、読みたいな^^

26 ◆thgpD43F.s:2010/07/18(日) 20:04:51 HOST:PPPbm5359.kanagawa-ip.dti.ne.jp
あたしも裏切られたことあるよ、友達に。
まぁ、幼稚園のころだけどねーwww

27由菜:2010/07/18(日) 22:34:44 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
侑子サマ
癒魅ちゃんの傷は考えてないですwwwwww新しい設定なのでwコメありがとうございます

遥サマ
裏切られたコトあるんですかー…嫌ですよね…。裏切るやつはゆるさんwコメありがとうございます

☆第九話☆

「…落ち着いた?」

癒魅が藍歌にそう聞くと、こくりとうなずいた。

「…話して。今日のこと」

「…うん。私ね、いつも通り、麻友っていう、“心から信じられる友達”
を遊びに誘ったの。そしたら、うざいって言われちゃった。ずっとうざかったって」

再び涙を流す藍歌。それほど信じていた友達だったのか。

「…ごめん。」

「おねーちゃんが誤ることはないよ。…それでね。私、ちょっと特別な能力があったの」

―特別な能力。その言葉を聞いた瞬間、昨日のことがよみがえる。

「私ね、人の深層心理を読み取ることができたの。特に不安だったりすることは。
でもね、力はすごく弱くて、自分の精神に少しダメージ与えられると、消えてなくなっちゃう。
だから、消えちゃった。」

やっと昨日の謎が解けた。だが、逆に言えば、いままで自分の精神に少しでもダメージが
与えられていなかったとも言っているように聞こえる。

「だから、別に心がわかるってだけじゃなかった。楽しい心なんて読めなかったもの。
あれだけ偉そうにいっておいて、今度は自分が友達いなくなっちゃった。神様が
見ていて、私に天罰下したのかもね。」

その言葉を聞いた瞬間、癒魅は藍歌の目を見つめる。

「いないよ。神様なんていない。いたとしても、特定の人物にだけ意地悪をするただの悪魔」

だって、そうじゃない。いい神様がいるのなら、

なぜ私にこんなに意地悪をする?なぜ平和に過ごしていた藍歌にまで危害を加える?

「…そう、だね。でも、今はわからないけど、おねーちゃんも悩んでることあったんでしょ?
次は、おねーちゃんが話す番だよ」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

はぁ…。また下書きとずれた。(下書き捨てたけど覚えてる。何となく)
最初、藍歌はひらがな、カタカナで行こうと思ったのにw
いやはやw深層心理が読めるってのは、とあるホラー?な漫画みて思いついたんだっけw
神様が大嫌いだったのは私の経験ですねぇ。
次回、主人公の過去が明らかにぃぃぃい!

28由菜:2010/07/18(日) 22:44:28 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
今、過去レスみて、プロローグ→第一話→第二話ではなく、
プロローグ→第二話→第二話になってることに気付いた…。orzちなみに主人公
現在中二ね…これもいうの忘れてた…。藍歌ちゃん現在小3!
小3でも無垢で無邪気なんだね。小1ですでに心真っ黒だから覚えてないw
過去編どーのこーの言っておいて、下書きにそんなの書いた覚えのないw
考えたら更新しまっす!

29歌音 ◆YdAsTJGWso:2010/07/23(金) 22:43:43 HOST:softbank221084138082.bbtec.net
最近書いてばっかで(←そこまで書いてねーだろ!)
全然読んでなかったー。
すごいいいね!!感動物だぁ〜

30由菜:2010/07/23(金) 22:49:45 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
オボロォ―…やっと更新できるぅぅ…何日も更新してなくて
すみません!ではでは主人公の過去編をぉお!
☆第十話☆〜過去編〜Ⅰ
―六年前―

「癒魅!誕生日おめでとう。」

「ありがと、おとーさん!おかーさん!」

今日は誕生日だった。

「プレゼントよ。開けてみなさい」

ピンクの箱に、赤いリボンがついており、とてもかわいらしい箱だった。

「わぁっ!くまちゃんだぁ〜!」

癒魅がもらったのは、チョコレートのような色をした、くまのぬいぐるみ。

「お父さんからはこれだ」

今度は、ピンクと白のギンガムチェックのリボン。

「このくまちゃんにつけるのよ」

といって、母親はくまのぬいぐるみに、首輪のように巻きつけた。

―幸せな家族。

癒魅もまた、この幸せな家族が大好きだった。

厳しいときもあるけれど、やさしく、気持ちをわかってくれる母親。

怖い話をするときもあり、よく癒魅をからかうけど、やさしい父親。

そのほかに、癒魅は友達にも恵まれていた。

「明日から学校ね。頑張ってきなさいよ」

「ぶぅ〜っ、楽しんでる時に言うかな、そんなこと」

ぷくーっ、と頬を膨らませる癒魅。そして、また笑いあった。

―――次の日

「じゃっっ、いってきます!」

「いってらっしゃーい」

思いもしなかった。家族に恵まれ、友達にも恵まれる。

こんな幸せな日常が、一瞬にして崩れてしまうなんて。

神様の意地悪だったのだろうか。

幸せに暮らしていたから。その分、不幸も受け止めないといけなかったのか。

だとしたら、なぜ、ここまでひっくり返されなければいけなかったのだろう―?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
長い間考えておいてコレかよォォォ!

あ、まだ、過去編続きます〜

まだ、このころは主人公幸せですね。

31由菜:2010/07/23(金) 22:51:16 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
歌音サマ

こんです―!私も、書いてばっかり&ネタ考えてばっかりで、
全然ほかの人のとこいけないんですよw
今から巡ってこよう。コメありがとうございます!

32由菜:2010/07/23(金) 23:14:38 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
☆第十一話☆〜過去編〜Ⅱ

「おっはよーっ」

いつも通り、教室の扉を開ける。

「あ、来た来た、癒魅。こっちきて」

「どうしたの?」

見ると、女子全員集まっている。

そして、男子を追い出して、←

女子同士の会話?が始まった。

「今から、私たちでゲームするのよ」

「ゲーム?でも、なんで男子たちは追い出したの?」

「やりたくないんだって。でも、女子は強制参加だからね」

すると、來或(らいあ)が、箱のようなものを取り出す。

「じゃ、みんなくじを引いていってーはずれを引いたものは罰ゲームだから」

罰ゲーム。男子たちはそれが嫌で逃げたのだろうか。

全員引き終わり、いざ、くじの内容が見れるとき。

「…あ」

あたってしまった。

「癒魅が当たっちゃったかぁ。かわいそうに…。あはははははは」

「ぶー。なによぅ。罰ゲームごときで…」

「罰ゲーム…『ごとき』…ですって?」

すると、くじの紙が入っていた箱を癒魅に投げつける。

「罰ゲームの内容…教えてほしい?」

―聞いたらいけない気がした。

まだまだ小さくて、空気もそんなに読めない癒魅でも、なんか感じた。

「…う、うん…」

言ってしまった。この言葉を言った瞬間、周りの温度が一気に下がったように感じた…。

「う、ふふふふふっ…内容はねぇ…   





                     ハズレを引いたものは、ほかの女子からいじめられる―」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
來ちゃん最悪だぁ…。

てか、小2でなんでこんな過激な人なのさ。

てか、気まぐれすぎんだろ!くじってなんだよ。オイ。

相変わらずの駄作だぁぁあ…。

改めて…

「女って怖ぇえええ!」←お前も女だろうが

33美亜希 ◆nHegM9QKIk:2010/07/23(金) 23:26:22 HOST:i118-20-104-233.s41.a011.ap.plala.or.jp
こんばんはっ!美亜希ですっ!

とてもうまいじゃないですかっ!

これからもがんばってください!

>由菜さん

34 ◆thgpD43F.s:2010/07/24(土) 07:36:00 HOST:PPPbm8644.kanagawa-ip.dti.ne.jp
來或cひどいぃ!
癒魅cいじめられちゃうよ〜。
これからがんばってね!

35侑子 ◆jZgVcLWus2:2010/07/24(土) 15:04:05 HOST:i114-183-128-120.s04.a011.ap.plala.or.jp
更新されてる〜
主人公の過去明らかにぃ??
ってか癒魅がいじめられる!!
來或って子酷過ぎじゃあ!!
くじで決めるとか…
続き待ってるね〜^^

36由菜:2010/07/26(月) 21:01:33 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
また更新遅れたぁぁあ!すみません。
美亜希サマ
ありがとうございます^^駄作&駄文ですがよろしくお願いします!!コメありがとうございます

遥サマ
來或ちゃんひどい…よねw実は、いい子にする設定だったのに…(汗)コメありがとうございます

侑子サマ

癒魅ちゃま←いじめられちゃうよ…。設定が、もう廃になってる…。コメありがとうございます

☆第十二話☆〜過去編Ⅲ〜

癒魅は、学校の昇降口前に立っていた。

いじめの言葉を聞いたときに、昨日パソコンで調べたり、「いじめ」がテーマの

小説や、漫画を見て、絶句した。

―自分もあんな目にあうのか。

いや、あの創作物に出ているのは、中学生が多い。きっと、小学生には真似できない。

そう信じて、昇降口の扉を通る。

下駄箱の、自分のところまで、そんなに距離はない。「貝沢」だから、か行。

出席番号では、前のほうだから。

「…あ」

実によくあるいじめ方法。

1.上履きに落書き
2.上履きに画鋲
3.上履きにゴミ

この3つのことが、同時に行われていた。

「…っ」

画鋲とゴミを取り、ゴミ箱へ向かう。

「…あ…っ」

今度は、学校においていた教科書、読書用の本等が捨てられていた。

もちろん、落書きつきで。

「ひどいよ…。」

教科書などを取り出し、ゴミを捨てようとしたとき、

背後から生温く、汚れ、臭い液体が降りかかる。

―水。正確にいうと、泥水。

「あははははは☆成功っっ!きたな〜いっ!」

クラスの、女子がほとんどいた。

「…っ!ひどい!」

「何がひどいのよ。悪いのはあんたのくじ運でしょ???」

―辛く、悲しかった。ただ、安心したことが一つ。

クラスで、仲が良かった、氷室 彩香(ひむろ さいか)がこのいじめの輪にいないこと。

それだけで、癒魅は安心した。それだけで、戦えると思った―――――。

「…おはよ」

「彩香っっ!助けて!」

彩香の元へ駆け寄り、手を握る。

「…さわんないで!」

手の平を返し、じろりと睨む。

「…彩香…」

―甘かった。そうだ。いじめは、助けたものもいじめられる。それで裏切られるなんて

昨日の漫画でよく勉強したことじゃないか。

―でも、信じてた。きっと、こんな創作物なんかと一緒じゃないって。

すべてが…敵だ!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
んだコリャ…。てか、無駄に長いなぁ…過去編。

もう何がしたいんだろうね。私wwww

ただのいじめ系になってるじゃねぇかぁ!

本来は何系なんだろう…?この小説。

37 ◆thgpD43F.s:2010/07/26(月) 21:10:40 HOST:PPPbm2472.kanagawa-ip.dti.ne.jp
いじめ来たぁぁぁ!
小説なら面白いけど、実際いじめる人って何がしたいんだろうね(笑)

38由菜:2010/07/26(月) 21:27:44 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
遥サマ

いじめ来たね…。ほんと、いじめる人って何したいんでしょうか。きっと頭がいかr)ry
コメありがとうございます

39由菜:2010/11/18(木) 21:47:44 HOST:p3154-ipbf603hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
お久しぶりです。もう何か月もサボっちゃいましたね・・・・。
これからもこーゆーことあると思います…(汗)
本当にすみませんでした!でわでわー☆

☆第十三話☆ 〜過去編Ⅳ〜

――――――すべての授業が終わり、帰りの準備中。今日すべてを振り返っての感想。

第一感想・教科書落書き、および破棄されようとしていた教科書で授業受けざるを得なくなる。
おまけに教師気づかず。鈍すぎる。

第二感想・みなさん、食べ物で遊んではいけません。もちろん、人にふっかけて、責任を押し付けるなんてダメです。

第三感想・もうあほらしく見えてくる。

――――――――――――――――――――――である。

「…っんー!今日も終わったか―…ん?」

はい、ただいま下駄箱に着きました。どうなっていたでしょうか?

1、靴がボロボロ。
2、靴がボロボロ。
3、靴がボロボロ。

はい、全部ですね。というか、これでは帰れません。

「…よくやるよなぁ…。」

どうやら、一日目で慣れてしまった様子。

それほどまでに、ベタすぎるのだ。

「はぁ、これじゃあ帰れないよぅ…。




                           ―――――なーんて…

いうと思ったかァァ――――――――ッ!」

その場にいた全員が振り返る。

当然、クラスメイトも近くにいたのだ。それも、来ました、來或さん。

「こんなこともあろうかと!これがあるッ!」

カバンから信じられないものが飛び出る。

…靴だ。

さっさとはいて、昇降口を出る。

「…なによ―…あいつっ…!」

自分の計画がつぶれてイラッと来たのか、残された靴を思い切り踏み潰し、

カッターで、何度も刺す。



「(でも…やっぱりなぁ…あほらしいっちゃあほらしいけど――…)」



  


―――――――――――――――――――――――――やはり、傷つくものは傷つく。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

なんか、今日の「いじめ」はなんかそれっぽくなかったですねwwww

それにしても主人公…こんなこともあろうかと靴もってくるって…。

一体、どこまで対策を練っているやら…(汗)

40由菜:2010/11/18(木) 22:12:16 HOST:p3154-ipbf603hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
☆第十四話☆ 〜過去編Ⅴ〜

あの「いじめくじ」からしばらく経つ――――――が。

連中は全く懲りていない。

しばらくは『あほらしい』で済ませ、気にしていなかったものの、

最近では、反応がないのがつまらないのか、もっとひどくなってきている。

「癒―魅ーちゃん♪」

「…何?」

「あれぇ?そんな態度でいいのかなぁ…?」

その発言をした瞬間、後ろから蹴り飛ばされる。

「あぐっ」

そして、押さえつけられているのだ。

身動き一つできない癒魅の頭を踏みつけ、ぐりぐりと踏みにじる。

「『なんですか、來或サマ』…でしょ?」

「誰が…ッいうものかッ!あんたをサマ付けで呼ぶくらいなら、死んだほうがマシだっての」

最後は少し挑発気味。その言葉にイラついた來或「達」は、

癒魅の髪の毛を引っ張り、床に突き落とす。


「っつ!あ ぐぅっ…」

そのあとに竹刀でひたすら叩かれる。

こうも暴力がかさなると、あの「あほらしい」は何処かへ行き、「もういやだ」
にかわる。

「…前から思ってたんだけどさぁ〜癒魅のこの髪留め、ダサぁーい」

髪から無理やり引き離された髪留め―…何をするつもりなのか。

「ほんとだほんとだ〜!てか、こいついつもこれじゃない?」

「センスなーい!あはははははははははは」

「や…めてッ…それだけは―…!それだけはやめてぇえええぇええええぇえッ!」

「そんなに大事なのか―――――んじゃ、その願いは聞かない♪やっちゃって!(破壊して)」

「ぅ、あ…ああ…ああああああああ…」

無残に壊された髪留め―――――――――…

壊れた髪留めがひらりと目の前に落ちる。

そして、聞こえるのは、笑い声。

「く、くくくくっ…!逆らうからいけないんだよ…!あ、はははは!これに懲りたら――――」

言い終える前に、來或の頭に何かがとんだ。

「…ぇ…え?これ…って…え…えええぅ…ああぁぁああああああぁぁぁぁぁあああ!」









―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――椅子。

「いくら私のくじ運がわるくて、標的にされたとしても…『コレ』を侮辱し!破壊したことは許さない!
…あんたらさ…。おばあちゃんかおじいちゃん、どちらか亡くなっているかな?
これ、『亡くなった』おばあちゃんが、生前に、『小学校にあがったおいわい』に
買ってくれた髪留めだけど―――――――





                                     こーゆーのって、なんていうんだっけ?」



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

主人公ちゃん暴走っすね―…。

まぁ、そりゃあこんだけひどいことされれば…ねぇ…。

暴走の果てに見える世界とは―――――なんでしょうねぇ。

41由菜:2010/11/20(土) 15:23:21 HOST:p3154-ipbf603hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
☆第十五話☆〜過去編〜

「…形見。」

誰かがそう答えた。そう、形見。

もう目の前には何も見えていない。

見えるのは、何もない、ただの、闇…。

「あ ぐぅううぅう」

手で頭をかばい続ける。頭にはもちろん外傷はないが、手はもう血だらけだ。

そのうち手に力が入らなくなり、地面に手を置く。

癒魅はその瞬間を見逃さず、一層椅子を振り上げて、振りかざす!!

「…!!…」

――――抑えられている。

おそらく、誰かが先生を呼んできたのだろう。

「やめなさい!貝沢さん…!」

やっと聞こえた。やっと、來或以外の姿が見えた。

そのあと、1歩も動かない生徒たちを置いて、校長室に呼ばれたのだ。

――――――――しばらくして、両親が来る。

―――ー―――――絶望の目。

信じられない人間を見たような顔をして、こちらを向いている。

「癒魅、癒魅、どうして、どうして!?なんてことを…ッ」

―泣いている。

ああ、もう何も見えない。何も見たくない。何もしたくない、何も考えたくない――――


―――――――

気づいたら、家の中だった。

「ねぇ、どうしてあんなことしたの…?なんで殴っちゃったの…?喧嘩でもしたの?」

喧嘩。なんかじゃすまされない。

「暴力なんて、ダメよ。口喧嘩なら、口で言いなさい…!」

――――――口喧嘩?

何を言ってるんだ、こいつ…。

「もしも、あれで死んじゃっていたら、あなた、殺人者―犯罪者なのよ!」

犯罪者。

では、私が行ったことが暴力なら、あの人たちはなんなのでしょう?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

久々に更新ー

主人公が壊れてきましたね。

私は、この主人公をまだまだどん底に突き落とします。

42由菜:2010/12/25(土) 00:59:11 HOST:p3154-ipbf603hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
また放置しちゃった…。こんだけ放っておいて、読んでくれる人
いるのかwwww
でわでわー
☆第十六話☆

「…ぅう…あ…ああぁああーーーっ!」

叫びともいえる声を出し、テーブルの上にあったカッターで自分の腕を、鋭く切る。

「何やってるの…!癒魅ッ…!どうしちゃったのよ…一体…!」

暴れまわって、いくつか自分の腕に切り傷が増えていった。

テーブルの上の花瓶は落ちて割れていたし、テーブルクロスも落ちていた。

コップも、周りの写真立ても…

「癒…魅…」

お母さんも、傷が見えている。

「癒魅…ッ!」

それでも、なんども、なんどもなんども、なんどもなんどもなんどもなんども名前を呼び―…

「…う…ぉ…おか…さ……」

…抱きしめてくれて。

カッターもって暴れてる相手に、抱きしめるって…。

気づけば手からカッターは滑り落ち、

落ち着きを取り戻した。

もう私には何もない。

楽しむ、喜ぶ、笑う。暖かいものはすべて捨てた。捨てられた。

もう、その時は悲しむとか怒るとか、泣くとしか残らなかった。

でも、捨てた。

全部、捨てた。全部。

何もなくなるなら何も考えなくていいし何もしなくていい何もしゃべらなくていい

これで、楽…に…なれるのかな…。

滑り落ちたカッターを拾い、ゆっくりと首に近づける。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

もうわけわからん。自分が何書いてるのかわからなくなってきた…。

43由菜:2010/12/25(土) 01:19:15 HOST:p3154-ipbf603hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
☆第十七話☆〜過去編〜(16で過去編と書くのをわすれてました)

切る。

……?

あれ、死んでない、痛くもない。

気づいたらお母さんは、

カッターを握っていた。刃の部分。

血がにじみ出ている。

ぽたぽたの床に血が落ち、

また抱きしめてくる。

「…癒魅、やっと、…分かった。あなた、ひょっとして…いじめられてたの?」

「…」

「そうよね、そうじゃなきゃ、そうじゃなきゃ、こんなことしないはずよね。
なんで気づかなかったの…?私は、母親失格だわ…ッ」

なぜ、そんなこというのかわからなかった。

お母さんが泣いてるのは誰のせい?私がいじめられてたから。

私がいじめられたのは誰のせい?來或も言っていた。私のくじ運。

全部。全部。私が悪いのだ。

小さいころから。誰しもこういわれてきたはずだ。

悪いことをしたら、ごめんなさい。

お母さんは悪くない。私はお母さんを恨んでいない。

全部、私が悪い。だから―――――――

「ご…め…んなさ…い…」

泣き声交じりに、途切れ途切れに伝えた。

「貴方は何も悪くないっ…!私が、口げんかなんて言わなければ……ごめんね…
ごめんね…!癒魅…ッ」

お父さんは、何も言わずに頭をなでてくれた。

なんだ。なぁんだ。最初から言えばよかったんだ。

最初から、相談して。いじめられると、言って。

私には、仲間がいた。家族。何よりも大切な。

それだけなのに、ここまでこじれてしまった。

全部、全部話そう。今までのことを。すべて。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

もうためいきしかでないっていうねwwww

ただの自己満小説になってないか?これ

ゆみ を変換すると、まず弓

が出てくるんですよ。

だから、ゆ と み を

バラバラにしないとだめなんですねー

めんどいw

44由菜:2010/12/25(土) 01:36:15 HOST:p3154-ipbf603hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
☆第十八話☆〜過去編〜

「…そう、だったの…」

最後までお母さんたちは聞いてくれた。

「私、もうわからなくなっちゃった。どうすればいいんだろう」

その瞬間、お母さんはクスリと笑い、

「ちょっと待ってなさい。」

そういって、裁縫箱を取り出した。

なんかぬっている。

しばらくすると、かわいらしいクローバーのマスコットができた。

そのあとに、フェルトでつくったお守り型の袋に入れる。

「これは…?」

「癒魅…。四葉のクローバーを持っていると、幸せになれるのよ」

「…十字架を表すって書いてあったよ」

「なんで知っているかしら?」

その質問に、癒魅は言葉を返せなくなる。

「さっき、気づいたのよ。めずらしくパソコンをやっていたから、なんだと思っていたけど。
…幸せになる方法を、探していたのよね。」

「うん」

「不幸な日々は今日で終わり!このクローバーのお守りで、きっと神様が
幸せにしてくれるわ。…がんばれ」

「がんばれ」

それは、あの学校に行くということ。

でも、お母さんとお父さんが応援してくれる。子のお守りがある!

「わかった。…頑張る。ありがとう…!」

壊れて、冷えた心は、次第に暖かくなっていって。

気づいたら、笑顔になっていた。

「明日、お母さんもお父さんも珍しく仕事休みなの。だから、本物の四つ葉のクローバーを
探してくるわね。しおれちゃうから、押し葉にするためのかわいい本も買ってくるわ」

「ありがと…」

ありがとう。もう何度いっても言い切れないほどに言いたくなった。

頑張れる、頑張れるよ。がんばるよ。







                            …ありがとう…。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

…クローバーの十字架がどうのってのはさっき調べましたw

主人公回復!ですねー。

でも、まだ過去編続きます。

…長い。

45由菜:2010/12/25(土) 20:43:10 HOST:p3154-ipbf603hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
急でもうしわけないのですが、
本日より、「ごめんなさい…。 そして、ありがとう…。」
を、書くことをやめます。
まだ完結していないのですが。
本当にもうしわけありません。さようなら。


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