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ごめんなさい…。 そして、ありがとう…。

24由菜:2010/07/18(日) 18:22:12 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
☆第八話☆
放課後も雨は降っていた。

暗い気持ちがさらに暗くなる。

「今日はあの子に会えない…か」

どっちにしろ公園は通る。(帰り道だから)

「…あれ?」

公園を通ろうとすると、こんな雨の中、傘をささずにベンチで座っている人がいた。

「…藍歌ちゃん…っ!?」

すぐにベンチに駆け寄り、傘を差しだす。

「ど、どうしたの?風邪ひいちゃ…」

藍歌。間違いなく藍歌。でも藍歌ではない。

だって、あの無邪気で無垢な子が。こんな表情してるはずがない。

目に光がなく、涙と雨が混じっているはずなんてない!

「…お…ね…ちゃ…」

そしてそのまま癒魅の方へと倒れこんだ。

「…っ!」

―なぜだろう。本当になんでだろう。

人を信じないと決めたのに。仲良くするなんてもってのほかだと思っていた。

なんでこんなに心配してるんだろう。ただ、公園で知り合った。ってだけなのに。

傘を忘れただけかもしれないのに。なぜ、なぜ、こんなに心配しているの…?

考えると頭がおかしくなりそうで。頭をぶんぶんと振り、藍歌を担ぎ、

そのまま家へ帰った。

体や頭などをふき、ベッドに寝かせ、布団をかける。

寝ている間に、起きた時用のごはんを作る。

「いたっ」

なにも、何もしてないのに、急に腕が痛くなる。

いや、腕というより、リストバンドの下の傷が痛みだす。

「…ぁ」

だが、それは一瞬だった。

飯ができたので、すぐに部屋に持っていく。

ドアを開けると、藍歌は起きていた。

「…おねーちゃん」

「藍歌ちゃん。大丈夫?」

「…わたし、ともだちに…うら…ぎ…られ…た」

その言葉を聞いた瞬間、背筋が凍りついた。

「ずっと、ずっとともだちだと…おもってたのにぃ…っ!」

―にてる。

『ずっと、友達だと思ってたのに…。』


  


                      

                

                         昔の私に…似ている。
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下書きに戻ったぁーっ!

最近共通してるとこないなぁーw

裏切られたのは共通しとるがw


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