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ごめんなさい…。 そして、ありがとう…。

12由菜:2010/07/12(月) 21:48:54 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
遥サマ

小説。見たよ!面白かったb

いいなぁ、あれくらいの文才ほしい…

☆第二話☆

視聴覚室に着き、自分の席に着く。

座った瞬間に、授業開始の合図のチャイムが鳴る。

もし、沙希がいなかったら、完全に遅れていただろう。感謝。

「えー、では、今日は、『人の心について』のビデオを見ます」

人の…心。

大きめの液晶画面に映るその言葉。

しばらく画面を見続ける。

―退屈だ。

人の心…なんて…。

そう考えているうちにビデオは終わり、プリントが配られて行く。

どうやら、このプリントに感想、意見を書くらしい。

室内は静まり返り、カリカリ…という、シャーペンや鉛筆の走る音しかしない。

その沈黙を破ったのは先生の声。

「では、発表してもらいます。では、まず―…」

出席番号順に指名して行く先生。

しばらく意見を聞いていた。

―退屈。

だって、みんな同じ意見しか出さないんだもの。

「では、岡崎 沙希さん。」

「はいっ」それと
彼女は、一体どんな意見を出すのだろうか。

「このビデオを見て、私は、人の心について考えてみようと思いました。
それと、人間関係って大事だなあと思いました。」

―嘘だ。

嘘に決まっている。結局、人の心を考えるなんて出来ない。

口だけ。くちだけ、クチダケ―…

「とってもいい意見ですね!頑張りましょう。−では、次、貝沢 癒魅さん」

「はい」

ほら、見ろ。周りの目。

結局、同じこと言うと思っているのでしょう?

―正直に、本当のことを言ってやる。

「私は、このビデオを見て、はっきり言って何かしようとは思いません。」

この一言で、さっきまで静かだった視聴覚室はざわめく。

「人の、心なんて完全にわかるのですか?気持ちなんて、完璧に完全に考えられますか?
出来たら、私はその人のこと…本当にすごいと思います。」

最後の文まで読み終え、椅子に座る。

「…あ、あは、すごい意見ですね!で、では…次…工藤さん…。」

すると、近くに座っていたクラスメイトの一人がひっそり声をかける。

「お、おい…なんであんなこと言ったんだよ…」

―あんなこと…?どうせお前らも思っているくせに…。

「本当の事言っちゃいけないの?少なくとも、無理してあんなこと言ってるあんたらよりは
偉いと思うよ。嘘をつくのは大嫌い。」

―――――――うん。

       


                   嘘をつくのは…嫌い…。本当だよ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

…下書きと全然ちがーう…。

嘘は嫌い。ってのは私そのままですねーw

でも、うちの学校視聴覚室ないw今更ですけどwwwwwwwww


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