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ごめんなさい…。 そして、ありがとう…。

18由菜:2010/07/16(金) 22:47:53 HOST:p1090-ipbf509hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
☆第五話☆

家に帰り、本を出し、さっきもらったクローバーを押し葉にする。

「…お母さん…。」

その瞬間、持っていた通学かばんをベッドに投げつける。

「〜〜〜〜〜っ!クローバーなんてッ!持っていたってちっとも幸せになんてならないじゃない!」

部屋中に枕やカバンを投げつける。

その時、何かが割れる音がした。

「…あ」

家族写真。

まだ、小学2年生頃の自分と、両親の。

確か、家を新しく買って、その時に撮った写真。

それをいつも、写真立てに飾っていた。その写真立てが壊れたのだ。

写真をギュッと握りしめる。

―気づいたら泣いていた。

嫌い、きらい。キライ。

自分も。世界も。みんな…

「大嫌い…。」

そのまま台所へ、向う。冷蔵庫にはロクなものは、入ってない。

棚からカップラーメンを取り出す。

お湯を沸かしている間、勉強を済ませる。

最近はいつもコレだ。ここ2週間近く。

これで正常なのはどうしてだろうか。

お湯がわいて注ぎ、3分待つだけなのに。

今日は、いつもより長く感じる。

「あの…子…。藍歌…だっけ」

今日あった、無垢な少女を思い出す。

―まだ、覚えてる。あの手の感触…。

もう、誰も信じない…。そう思っていた自分が、握ったあの手。

リストバンドをずらし、手に残る傷を見る。

これを見ると、心の傷が深くなる。自分がもっと嫌いになる。

それでも。それでも…。

傷を見ないと、自分がどんどん弱くなっていくのを感じる。

だって、自分を認めないと強くなれないから。

でも、認めるのは怖い。でも、見ないと一生できないから。

だから、頑張る。ただ、ただ、ただそれだけ。




                               明日、あの子に会えるかな?

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もう下書きいらないwwww

全然違う方向行っちゃったよ…。

主人公こんな設定じゃなかったんだけどな…(汗)

何があったんだろねw←

どうしよwこの先w


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