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City Hunterの香で射精@エロパロ避難所
1
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/01/10(土) 16:11
City Hunterの槇村 香で妄想を語るスレです。
香が絡まない限り、できるだけ北条の他の女性キャラのお話はご遠慮下さい。
香萌えの同人誌情報やサイト情報もキボンヌ。
○○って何?どこ?そんな時は過去・関連スレを必ずチェック。
sage進行でマターリ基本。
過去・関連スレは
>>2-3
45さんのお話については
>>4
2
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/01/10(土) 16:11
過去スレ
City Hunterの香で射精
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/999/999433836.html
City Hunterの香で射精 その2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1015/10151/1015159801.html
City Hunterの香で射精 その3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1021/10210/1021097840.html
City Hunterの香で射精 その4
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1027/10272/1027224568.html
City Hunterの香で射精(通算5)
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1032/10322/1032275009.html
City Hunterの香で射精 その6
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1040/10404/1040407535.html
City Hunterの香で射精 その7
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053005393/l50
3
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/01/10(土) 16:11
関連スレ
今更ながらキャッツアイ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1007/10078/1007814588.html
[美女] 北条司キャラパート6 [美女]
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1055747607/l50
有志による過去の妄想の保存場所
ttp://blue.ribbon.to/~librarian/main.php
4
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/01/10(土) 16:12
45さんのお話について
ゲームブック形式のお話です。
45さんがウPした話の最後に次の展開を三択で聞いてきます。
45さんの次にレスする人が三択の選択権があるので、
三択から次の展開を選んでください。
5
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/01/10(土) 23:41
1さん お疲れです
しかし
>>4
は今はもうやってないよ?
6
:
</b><font color=#ff6699>(D4A4JAAQ)</font><b>
:2004/01/11(日) 00:37
とりあえず現行スレが書き込めなくなる前に、
次スレの検討スレ作っといたほうがいいかなと思ったもので、
>>1-4
はほとんど現行スレのまる移しです。
スレタイとか、いつ立てるかとか、いろいろ案出てましたし、
テンプレもここで見直していいんじゃないかと、、
7
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/01/14(水) 01:25
>>6
誰か書く人がくるといいね。
8
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/01/15(木) 02:15
書く人がくるかという問題もあるけど、スレ住人もまめに書き込むように
なって欲しい
9
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/01/15(木) 22:46
>>8
禿同
10
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/01/18(日) 03:29
どれどれ
11
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/01/18(日) 22:53
難民は香萌え語りする香具師いるのに、こっちではやらないよなぁ
12
:
45。女流AV監督。19
:2004/02/15(日) 02:18
お久しぶりでつ。
この半年正直なんもやってませんでした〜
信じられないよ(泣)すっかり怠け者でつよ(泣)
どうやらここが生活のリズムになってしまっていたようでつ。
…で、前スレで嘘つきました。
どうにも気持ち悪くて続き書きはじめてしまったのでつ(藁
最後に書いてから一年以上たつとは参ったね…
香の中から溢れて白いシーツを汚していった。
僚はそれをじっと見つめていると、射すような視線に目をあげる。
香が涙ぐみながら僚を見つめているのだった。
なにか言いたそうだったが、息があがっていて声にならない。
必死に呼吸を整えようとしているのが見て取れた。
僚は口の端をあげ、必死に見つめる香を抱きしめた。
香は僚の肩越しに、喘ぎながらも声を振り絞った。
「ど…どうして…」
僚は香がなにを言いたいのか分かっていた。
「中に…って?」
香の顔が大きく頷くのを感じた。
そして僚の胸に手を当て、押しやろうとしているのも分かっていた。
僚はそんな力にはビクともせずに香を抱きしめる。
香の身体はその腕に込めた力で震え、そして敵わないという意識がはっきりとすると、
ガックリと力を抜くのだった。
僚は預けられた身体をもっと強く抱きしめると、その耳元に囁いた。
「出来たっていいじゃないか…」
香はビクッと肩を震わせ思わず「そん…な!」と口走る。
僚は香の頭をぐりぐりとなでながら笑った。
「おまえとの子供なら、きっとこんな環境でも生き抜けるさ」
香は頭の中までぐりぐり回されたようになり、なにも言えない。
僚は香が無抵抗なまま黙り込んでしまったので、
すっと身体を離してその顔を見た。
香は怒っているのだが、困っている顔をしていた。
困っているというよりは奇妙な顔をしていた。
僚が覗き込んでいるのに気付くと、香はその目を大きく開いて見つめてくる。
そして整った呼吸で、やっと口を開く。
「ほか…」
「ほか?」
僚が聞き返すと、香は口を濁した。
「…なんでもない……」
下を向いたまま重い沈黙が続く。
僚は香の態度と今までの会話を頭の中で反芻した。
そして大きなため息をついた。
香がその音に顔をあげる。
そのあがってきた額に、僚はピシッとデコピンをかました。
「っつ!!」
香が額を押さえて僚を睨むと、僚は呆れた目で見つめ返してきた。
「なにすんのよ!」
いろんな意味で感情が昂り、香は半泣きどころかいつもの調子に戻りつつあった。
僚は憤然と香に迫ると、その両肩に手を置いた。
「香!」
「なによ!」
「……」
僚が一瞬冷静に戻った。
その耳に廊下からのビデオの機械音が届く。
たが、もうどうでもいいと思った。
「おまえを愛してる」
「……ぇ?」
そして、どうでもいいと思ったつもりだったのに、
香ともども顔が真っ赤になっていくのを止められないのだった。
とりあえずここまで〜
毎日は無理と思われるので〜
とりあえずまた〜また〜
13
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/02/17(火) 03:17
マジで!?
がんがってください!!来てて良かった!
14
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/02/18(水) 00:14
涙が出そうな程うれすぃですなぁ( ´∀`)
15
:
45。女流AV監督。20
:2004/02/18(水) 03:52
まだ住人がいらしたようで、一人遊びにならず嬉しい限りです。
ありがとう。
香ともども顔が真っ赤になっていくのを止められないのだった。
「ええ…と…」
香が目を逸らしてなにか誤魔化そうとしだした。
「あの…部屋…帰るね」
にこっと引きつった笑顔でベッドを降りようとしたが、
ただでさえ疲れておぼつかない足もとに、
股間からの滴りが足元をさらう。
思わず伸びた手を僚がつかむと、引き寄せた。
香は悲鳴をあげそびれ、そのまま僚に抱きつく。が、
胸に顔を埋めたまま、どうしていいか分からずに硬直してしまった。
僚の方としても、思惑と理性と欲望と予想だにしなかった己の純情との葛藤で手一杯だった。
それでもそっと香を抱く手に躊躇はなかった。
さっきまでの奮戦が、なかったかのようないつもの二人だった。
いつものように、どちらも次に進めず抱き合うだけだった。
「…う」
近く遠いところで呻き声がした。
僚が眉をしかめドアに目を走らせる。
僚のかすかな筋肉の動きに、香が身じろぐ。
ゆっくりとドアが開く。
そこには苦悶の表情を浮かべている女の姿があった。
「…りょ…」
僚の身体に隠れるようにそれを見た香が声を漏らす。
僚は香を庇いながらゆっくりと顔を女に向けた。
女はゆっくりと歩み寄りながら、繰り返し小さく呟くのだった。
「嘘よ…信じてはいけないのよ…」
16
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/02/18(水) 09:24
45さ〜ん!!
うれしいです!ガンガッテ!!
17
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/02/20(金) 20:53
45。さん、待ってました!
18
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/02/21(土) 22:43
45。さん、待ってたよぉ〜ん!
続きが読めるんだね
楽しみにしてます
19
:
45。女流AV監督。21
:2004/02/25(水) 02:12
どもども遅くなりました。
気付いたというか思い出したのでした。
なんで続きを書かなかったのか?
話の展開を何方向かに考えていて、
犯人というかなんというかの設定を決定し損なっていたからでしたよ〜!!
まだすっきり決定してない状態ですが、続けていきます。
なんとかなりますように!
「嘘よ…信じてはいけないのよ…」
香は相手が誰かを知ると、
僚から出て呼びかけようとした。
だが、僚はそれを押し止めた。
もがく香の耳元に、僚は「静かに」と囁いた。
相手の女性…大坪真弓は、
まるで香がなんのリアクションもしていないかのように続けた。
「騙されて泣くのは、いつも女なのよ!」
香の肩が震える。
僚がそれを抱きしめる。
香はそっと顔を上げ、僚の顔を見た。
僚はじっと香を見つめている。
その目で深く見つめられていると、それを疑う事が出来ないと知った。
香は、それでもそれを確認するためにそっと口を動かす。
「本当に?」
僚は頷く。
香の目が潤み、震える口唇が、またそれを確認する。
「あたし…を?」
僚は答えずに香の頬を両手で包むと、
そっとこぼれだした香の涙を指で拭った。
「おまえは?」
僚が静かに聞く。
「おれと…」
そこまで言ってしまってから口を濁した。
卑怯な男だと自分で思ったからだ。
答えはとうに知っている。
僚の沈黙は空気を重くした。
この場でそれを言うのではなかったと後悔もした。
どうしてこんなに臆病になってしまったものかと、
僚自身不思議な気持ちだった。
そして香をそっと見る。
香は自分の心のくぐもりを見て、不安を感じるかもしれないと思った。
しかし、僚の思惑に反して、香の目元は笑っていた。
その口唇がゆっくりと開く。
「こ…ここに、あの小さな花があれば良かったんだけど…」
そう言ってから真っ赤になり、それを見られまいと僚の胸に顔を埋めた。
僚は一瞬なんのことかと思ったが、それに気付くと抱く力を強めた。
「おれのものだ…永遠に…」
20
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/03/30(火) 16:11
あげ
21
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/04/18(日) 22:22
ほしゅっ
22
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/05/22(土) 01:44
やっぱ避難所は人来ないね。
23
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/05/22(土) 21:21
>22
私も期待してちょくちょく覗いているんですけど、
ここには職人はこないのかもね(並んだスレタイみても、ちょっとね)
>45。さん
もしここでは投下しづらいようでしたら、新宿秘密書庫の方もみてます〜
続き楽しみにしてますよ〜
24
:
45。
:2004/05/24(月) 02:11
すみません気を使ってもらっちゃって…
前に止まってた時に、なんで止まってたかっていうと、
展開がいくつかあって、どれも安易そうなんで、
なんかちょっとと考えてたのだけど、まだ出てこなくて…
そうしてたら、
ちょいとばかし気が抜けてて、また初めから読み直してから〜
とか思っていたらこんなに日がたってしまってたんでつ。
そんで、そんなで奇特な方は、もう少々待ってくだされ。
ごめんなさい。
25
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/05/26(水) 04:33
>45。さん
また以前のように選択肢をやって欲しいです。
あの頃は活気があったなぁ
26
:
</b><font color=#ff6699>(D4A4JAAQ)</font><b>
:2004/07/05(月) 19:05
懐かしのシティーハンターのエロが読みたい!!
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1088993015/l50
エロパロ板にCity Hunterのスレ立ちましたね。
移動しますか?
即死・圧縮等で落ちたらまたここで次を待ってもいいわけですし。
27
:
sage
:2004/07/06(火) 15:55
>>26
さん、気付いてくれてありがとうございます。
監督さまも…今までの作品読ませてもらいました!
ただし携帯からなので全文表示されず、途中で切れてしまうのが悔しい…。
でもこうしてCHのエロパロを書いてる人がいてくれてよかった!
自分も書きたいなあ〜なんて思ってますが…
28
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/07/07(水) 08:30
>26のスレ、即死判定で落ちちゃったみたい。
エロパロに新スレ立てるとしても、最初は盛り上げないと即死しちゃうよね。
29
:
</b><font color=#ff6699>(D4A4JAAQ)</font><b>
:2004/07/07(水) 08:50
落っこっちゃいましたかー
人増えそうな話題ができたときにうまいタイミングで立てないと難しいかもですねぇ。
30
:
27
:2004/07/07(水) 13:14
>>28
>>29
さん…
そうだったんでつか…
反省。
こちらは何人位いるのですか?
良かったら何か…書いてみようかと。
どうですかね?
31
:
名無しさん@妄想の虜
:2004/07/07(水) 23:57
ここは落ちにくい分、たまに覗く住人ばっかりになってるんじゃないかな?
作品が出来てからスレ立てして投下した方がいいかもしれない。
あとスレ立てた後、関係スレに宣伝するのもいいかも。
32
:
30
:2004/07/09(金) 07:13
>>31
さん
あ…でもしょーもない文章なんで逆に少ない人口で構わないのです
ここに少しずつアップしてもよいでつか?>皆様。
33
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 19:40
―バタンっ…―
勢い良く閉まるドアがけたたましい音をあげる。
帰宅したばかりの香は息を切らして肩は震えていた。
そして、そんな香を追うようにして、焦った様子の僚が先にリビングにいた香の手首を掴んだ…。
「おいっ…かぉっ…!」
「離してよっ!!」
「誤解だって。」
「いいわよ、私に構わないでナンパでもなんでもしてりゃいいじゃない…」
34
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 19:54
「いいから聞けって!」
壁際に追い詰められ、振り返り鋭い目で僚を睨んだまま黙ってしまった。
(人の気も知らないで…何なのよ。…もう…やだっ…)そう考えた途端、悔しいのか、悲しいのかわからなくなって今にも溢れそうな涙を我慢すべく、気付かれない様、横を向き唇を震わせ天井を仰ぎ見る。
その仕草を見下ろす形で見ていた僚は、香のいつにない感情を見せ付けられ一瞬―ドキっ―とさせられていた。
「かおり…っ」
35
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 20:03
(…コイツでも…こんな色っぽい顔すんだ…。)
そう思った瞬間、僚の中で抑えていきた気持ちも一気に膨らんだ。
「いいか、良く聞けっ!!
確かにナンパはしたし、きっとこれからもするかも知れない…。だけどっっ…」
横に背けられていた香の顔を引き寄せると、そのまま唇を重ねた。
突然の事に驚き、離れようともがく香だったが、そう簡単には身動きは取れずに、何度も僚の厚い胸板を叩いては抵抗した。
36
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 20:16
「っ…はぁ…」
「何すんのよ!!変態!スケベ!あんたは誰でもいいの?
ナンパに失敗したから私なの?馬鹿にしないでっ…」
香の頬を大粒の涙が伝う。それを優しく拭う様に、僚の舌が這う。
ペロ…ピチャッ…
一瞬体をビクッとさせ、どうしたらいいかわからず硬直する。
そんな香を弄ぶかの如く、僚の動きは止まらず尚もエスカレートしていく。
頬から、首筋…そして、白い胸元へ…。
「ちょっ…、り…ょ…っ」
37
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 20:31
「あん?何だよ…」
壁にもたれ、されるがままになっている香のTシャツはいつの間にかめくられ、形の良い胸を下から持ち上げるように揉まれていた。
「ぅっ…く…」
声にもならない声が静まり返った部屋に響く。
僚の大きな手に包まれ、その頂点にある突起は痛々しい程にピンと主張し、それに気付いた僚はソコにも舌を延ばす。
38
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 20:52
(や…どうして…こんな…っ)
懸命に平静を装っていたが、膝はガクつき、僚に捕まっていなければ立っていれない程になっていた。
その様子に気付いた僚が優しく囁く。
「気持ちいい…かぁ?」
「ばっ…馬鹿…。んな訳ないでしょ!だからもう やめ…」
強がる香…欲情する僚。
「あっそ…じゃ、オマエが負けを認めるまで、や〜めない」
そう言うと僚は姿勢をより低く下げ、一瞬の隙にスカートのファスナーに手をかけると、素早く脱がせてしまった。
39
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 21:04
「きゃ…っ、ちょっと…」
何がなんだか理解できない香をよそに、その逞しい手は香の股の間の僅かな隙間へと滑り込んだ。
クチュ…ニュル…
「っ…ぁふ…」
香は思わず漏れる声に、自分でもびっくりしていた。下からは、妖しい笑みを浮かべた僚が見上げている。
目を合わせない様、必死に反らす。
「ったく…オマエも強情だな…」
吐き捨てる様に呟くと、今度は下着をずらして香の黒くて艶のある茂みへ
指を、舌を…忍ばせた。
「や…そんなと…ころっ…なめち…ゃ、ダメ…ぁっ」
初めての経験、初めての感覚に戸惑いが隠せない。
40
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 21:23
そんな香を容赦無く攻める僚。
既に、香の太腿を雫が伝っていた。
「は…ぅん…はぁはぁ…り…りょぉ〜っ…」
「ど〜だぁ?香ぃ〜…」
「……」
立ってる事が限界になり、無言のまま、僚の頭にしがみつく。
「なぁ…なんか言ってくれよ…。これでもまだ何ともないっつうの?」
そう言うと同時に、まるで何かの生き物の様なうねりが香の溢れる泉を襲う。
「ぃやああぁぁ…はぁ…ん」
弄ばれる毎に、香の中の何かが壊れ始めていく。
僚の指と舌の動きに耐えられず、自分でも気付かない程に声をあらげる。
「はぅ…ん、ぁっ ぁっ…ぁああっ〜」
41
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 21:35
ニヤリと笑いながら僚が言った…。
「なぁ、香…腰動いてるよ?そろそろ認めたらぁ?…気持ちいいよぉ〜僚ぉ…って」
指は休む事なく、動き続ける。
「しかも、俺の頭掴んで何気に動かしてたりもするしよぉ…。ほら…どぉなんだよ…ここだろ?」
ピンポイントだった…。
僚の言葉になに一つ返答できず、恥ずかしさと感情の昇りに顔を紅く染め、『いやいや』と首を振る姿を、相変わらず僚は下から覗き込む。
「ちゃんと『気持ちイイ』って言うまで、このままだぞ…いいのかぁ?」
(いや…俺が良くねぇよ…)
42
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 22:27
(こうなったら、意地でも言わせてやるっ…)
「これでも言う気にならない?なぁ…香ぃ〜?」
僚は、強引に香の脚を開かせると、潤んだ花芯にしゃぶりつき、舌先で何度も転がした。
「はぅ…んっ…僚ぉ、あっ…はああぁぁ〜んっ」
「ちゃんと聞かせてくれよ…。オマエのその声で…。なぁ香ぃ…。じゃなきゃマジで止めちまうぞぉ?」
43
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 22:46
香の花芯をこね回し、肝心な部分には触れるものの指を入れず…ただまさぐっていた。
「ぃやぁ…はぅん…お…お願いっ。やめないでぇ〜…」「ぁん?何でやめたらダメなの?全然平気なんだろぉ?」
「んっ…ぁんっ…いじわるしない…でぇっ。もっと…」
(ち…くしょぉ…俺も限界だぁ…我慢できねぇ…。)
僚は香を床へ導き、横にさせると、服を脱がせ、自分も脱ぎ愛液まみれになった脚を高々と持ち上げ、はち切れんばかりに膨張したモノで香の潤みを数回なぞってみせた。
「りょぉ…怖い…」
哀願するその瞳が、とても愛しく
そして壊してしまいたかった
44
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/11(日) 23:04
「初めてが…俺なんかでいいのか?」
体の底から湧き出るような欲望をグッと堪え、香の瞳を見据えた。
コクりと頷き、僚の肩を掴む。
それを合図に、僚は、その潤みに熱い塊を埋めていく…。
「力…抜けよ…。大丈夫だから。」
香はただ頷くだけで、じっと僚を見つめていた。
ギュ…ニュル…
「あああっ…はっ…んくぅ」「ほら、今少し入った……香ぃっ…もっといくよ…」
ギチギチ…ジュプ…
「はぁ…り…ぉ〜」
「もう半分…あと少しだ…」「う…ん」
ミシミシと音を立てながら、香の潤みに突き立てて行く。
「あああぁ…ひっ…」
「凄い締め付けだ…かお…り」
45
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/12(月) 03:27
>>33-44
長いうえに、こんな駄作でスミマセン。
まだ続くんですが、どうでしょう(-.-;)
それにより、続きはアプします。
46
:
sage
:2004/07/12(月) 04:23
>45
どうでしょうって訊かれてモナー
続けたいんなら続ければ?
47
:
名無しさん@ちゃんと投票してきた?
:2004/07/12(月) 05:58
乙
48
:
名無しさんが妄想します
:2004/07/12(月) 11:30
ここって新参者って歓迎されないんですか?
続きも書かないほうがいい感じですね…
余りにもつまらなかったら失礼と思ったので、どうでしょうか…と聞いてみたんでつが…(:_;)
49
:
名無しさんが妄想します
:2004/07/12(月) 11:32
sageるの忘れてました…
50
:
名無しさんが妄想します
:2004/07/12(月) 13:40
>48
にちゃんは初めてでつか?
51
:
名無しさんが妄想します
:2004/07/18(日) 11:22
続き書いてくだされ〜
52
:
名無しさんが妄想します
:2004/07/19(月) 02:05
ここはにちゃんではない
53
:
45。女流AV監督。22
:2004/07/19(月) 03:43
お久しぶりです。
くそ暑い中、ここの方たちはお元気でしょうか?
やっと45。の部分の脳が起きたようでつ。
ない頭を使ってたいしたもん書こうとしてつまったまま停滞…
込み入ったことは無理だったようで、
ありきたりな感じになるってことを覚悟してくだされ。すんません(藁
新しい方もがんばって続けて読ませてください。
書きたい人が書けばいいのでつから〜(w
「おれのものだ…永遠に…」
香は黙って頷くと、そのまま僚に抱きついた。
真弓は声を失い、わなわなと震えている。
僚は香を抱きとめながら、そっとその様子を見ていた。
次にどう出るのか、僚としても、不確定要素がありすぎて判断出来かねないところであった。
真弓はひきつけを起こしかけながら、ヒステリックに叫んだ。
「騙されているのよ!あなた!!
この男には他にもたくさん女がいるのよ!!
みんなにそんな事を言っては、その種をばらまいているの!!」
香の耳にそれは届くが、香は聞こえていないふりをした。
自分を包む僚の腕にも胸にも、なんの動揺もない。
僚は真弓の言葉の中に、
香が言いかけた「ほか」という意味を理解した。
改めて香の頭を撫でると、「おまえにだけさ」と呟く。
香は黙って頷いた。
真弓は首を振りながら、二人に近づいてきた。
「駄目よ!信じては!!」
僚の肌が異変を感じ取った。
香をそのままベッドに押し倒し覆いかぶさると、直後真弓の悲鳴が響く。
そして真弓の蹲る姿。
ガラスの割れる音。
外からの衝撃を受けた窓ガラスが、僚の上に降り注ぐ。
「…ぐっ……」
香も驚き、自分の上で肉体を一瞬硬直させてた僚に叫んだ。
「僚!どうしたの?すぐにあたしを出して…」
僚は首を振り、香を安心させようとした。
真弓の悲鳴が響く。
「なにをやっているの!!
狙われているのはこっちなのよ!!」
時間空けてたわりにはなんも考えてなかったんで、
まだ試行錯誤〜
なんとかさくさく完結させて、他の事もやりたいでつ。
では、また。
54
:
名無しさんが妄想します
:2004/09/13(月) 17:36
激しく続きが気になるハァハァ
55
:
名無しさんが妄想します
:2004/10/05(火) 15:25
ぃや〜ん、今までこの避難所の存在を知らなかったわん。
ピンクがなくなってがっかりの毎日だったけど、また生きていけそう!
45。さんの作品も久し振りに読めて嬉しいです。
新人さんのお話も続き読みたいです!
56
:
45。
:2004/11/01(月) 01:11
書くのを怠けていたら、もうこんなに月日が…
ご無沙汰しております。おいらです。
なかなか続きが出来ないので、ちょいと他の遊びしていいですか?
すっかりなにも書かないでいたら、もうこんなに空いてしまってた…
というわけで、
(さて3択です。1余計なことしなくていいから監督を終わらせろ。2どうせ毎日は無理だろうけど遊びに付き合ってやる。3もう、いいよ。レスよろしく)
57
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/01(月) 21:02
2!
45。さん、監督も待ってますよ〜〜〜
58
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/01(月) 23:09
4 余計なことをしなくていいから毎日よろしく…
は無理だろうから
2
59
:
45。
:2004/11/03(水) 00:33
ども。住人がまだ健在だったようで(w
なんかすっかりいろいろ疲れて脳みそ放置状態でした。
はやり毎日突っ走るのもエネルギー要りましてね。
まあ、一年以上もたてば、喉もと過ぎればなんとやら。
では、イカセテいただきます。
57さんは2を選ばれました。監督も余波で書けることを祈ってくだされ(泣
58さんは4… 二番目のレス者ですので無効です(藁
秋の風が吹き始めた頃、
ちょいと上掛けを引っ掛けた槇村香は、
いつものように新宿の街中を歩く。
目的地は駅にある掲示板。
「さすがにもう半そでだけじゃねえ…」
そっと腕で身体を抱きしめつぶやいた。
するとその脳裏には、
未だ袖を肩まで捲り上げているパートナーの姿が。
「ああ、あれはあれで、ね。
丈夫が取り得なだけだから…」
掲示板に着くと、すぐに目に飛び込んだ文字。
【XYZ】
「…うそ…」
久しぶりの依頼だ。
香はためらいがちに近づくと、小さな手帳を出した。
「え…っと」
メモをとりだした香の背後から不意に大きな腕が突き出し、
香の口を塞ぎ、身体を拘束した。
「ぐ…」
香はもがくが、振り切れない。
くぐもった声が耳元に囁く。
「おまえがシティーハンターか?」
香は違うというように首を振ろうとしたが、
他の誰かが香の手帳を奪った。
手帳には、今掲示板から写し取っていた依頼内容が記されていた。
「おい、こいつで間違いない」
それを見た人物が、香の後ろに向かって言った。
(さて3択です。1僚、通りかかる。2ミック通りかかる。3誰も来ない。レスよろしく)
60
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/03(水) 23:16
>>59
1!・1!
初めて選択します!
ここを覗いて良かった・・・(感涙)
45さんお帰りなさい!新作嬉しいです。この展開が楽しみです
61
:
45。
:2004/11/04(木) 00:06
60さんは1を選ばれました。懲りずにふらふらとやっちまってます(藁
またよろしくお願いいたします。
続きは詰まらない限りは一応毎日はする予定。
無ければ「ああ、もう躓いたな」とあざ笑ってくだされ。
香を拘束していた人物は、それを受け頷く。
そして香を抱え込んだまま、移動を始めた。
すぐ近くで車の停車する音が聞こえた。
拘束していた人物の手が香の顔を覆った。
視界を奪われ口を封じられる。呼吸が苦しい。
そして車のドアが近くで開く音がした。
その中に連れ込まれたらお仕舞いだと、頭の中で警鐘が鳴る。
香は持てる力を振り絞って、逃れようと努力した。
「…ちょっと…」
香の耳に聞きなれた声が飛び込んできた。
「なんだ」
香の身体を覆う人物が答える。
香は変わらぬ状態でありながらも、身体から余計な力が抜け、
リラックスしていく自分を感じた。
「なにをしているんだ?」
香を落ち着かせた声の主の問いかけに、
その相手は臆する事もなく答えた。
「ちょっと私の連れが、気分が悪くなったようなので、
介抱しようとしてるだけだ」
暫く沈黙が続く。
香はそのままの状態で再び移動させられ始めたが、
その移動はすぐに止まった。
「おまえの連れ?
冗談だろう?」
(さて3択です。1僚、相手の正体を探る。2僚、芝居。3僚、香を連れ帰る。レスよろしく)
62
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/04(木) 21:06
悩むけど、1かな〜
63
:
45。
:2004/11/05(金) 01:09
62さんは1を選ばれました。
その言葉を耳にした瞬間、香の身体が揺れた。
正確には香を覆っていた男が衝撃に揺らいだのだった。
放り出された香はよろけながら体勢を直そうとすると、
すかさず力強い手がその腰にかかり引き寄せる。
(おっとここで肝心な事を忘れてた。もう少し後くらいかと思っていたけど(w)選択はこのままですが、ここで中間選択。1香手付かず。2香お手つき済。3香開発済。レスよろしく)
64
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/05(金) 17:16
1と2とで悩んだけど、やっぱり1で!
手付かず設定ってどうしても捨てきれない…
45。さん、また楽しみができて嬉しいです。
頑張って下さいね。
65
:
45。
:2004/11/06(土) 01:14
64さんは1を選ばれました。息切れしないように祈っていてくださいな(w
そして、香はなんなく馴染んだ男の腕の中にいた。
それが誰かは分かっていたが、それでもそっと上を見上げる。
同時にその男もそっと香を確認するように見る。
その眼差しのあたたかさに、香は思わず目を逸らせた。
「大丈夫か?」
小さく呟くその声は、どこか寂しげな気がしたが、
すぐにいつもの声に戻り香ではない相手に話しかけた。
「で?おれのパートナーをどこに連れて行くつもりだったんだ?」
「パートナー…?では、おまえもそうなのか?」
思ってもいなかった切り替えしに、香のパートナー・冴羽僚は驚いた。
「おまえもって?」
相手はイラついたように答えた。
「シティーハンターなのかということだ」
僚と香は思わず目を見合わせた。
お互い点になったまましばらく口も開けなかった。
「えっ…と……」
香がなにか言わなければと相手に向くと、その口を僚の手が覆った。
「用があるのは、おれのほうにか?」
相手も戸惑いを隠せないようだったが、その相棒と目をあわせて確認をした。
「シティーハンターにようがある」
僚は香を押しやり、前に出た。
「じゃあ、おれだ。さっさと用件を言え」
相手は香をあごで示して聞いた。
「あの女もそうなんだろう?」
(さて3択です。1僚、否定する。2僚、同意する。3香、そうだと言う。レスよろしく)
66
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/06(土) 16:16
1!ごめんねカオリン(つД`)
67
:
45。
:2004/11/07(日) 01:32
66さんは謝りながら泣きながら1を選ばれました。
僚は香を見る。
香は顔を赤らめた。
なにも出来ずに連れ去られかけた自分を恥じた。
そんな自分がそうだと名乗れるだろうか。
僚は香がなにを考えているのか、手に取るように分かった。
「いいや、違う」
冷めた声で僚は男たちに答えた。
香は一瞬驚いた顔で僚を見た。
僚は目を逸らせて男たちに向かい合った。
「じゃ、行くか?誰かに遣わされて来たんだろう?」
僚はそう言いながらも背中に、痛いほどの香の視線を感じていた。
香にとって一番酷い言葉を言ったという自覚はある。
しかし、今ここにいる男たちは得体が知れない。
僚は、今の状態の香を連れて行かないほうがいいと判断した。
僚は振り向きもせずに男たちの車の後部に乗り込んだ。
隣に座った男は、僚がバックミラーを見るのをみて笑った。
「さっきの女はベッドでのパートナーか?
それにしてはずいぶんつれなく扱ってるじゃないか。
いらないのなら、いつでも引き受けるぜ」
僚は口を歪めて笑った。
「おまえ程度に乗りこなせられる女じゃないさ、諦めるんだな」
僚は、鏡越しに見た香のうな垂れた姿に痛めた心を、
その男にぶつけてみるのだった。
(さて3択です。1香、キャッツ・アイに行く。2香、家に帰る。3香、呼び止められる。レスよろしく)
68
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/07(日) 15:19
3
69
:
45。
:2004/11/07(日) 16:07
68さんは3を選ばれました。
僚が去った後、しばらくそのままでいた香だったが、
香同様に置いていかれた愛車を見て、
帰らなければと乗り込んだ。
ゆっくりとエンジンをかけた香は、その窓を叩く音に気がつき目を上げた。
見覚えがある女性だった。
相手はなにか喋っているが、わざと小声で言っているのか聞こえない。
香は窓を開け、相手の声を聞くことにした。
「香さんでしょ?覚えてない?」
そう言いながらニコニコと自分を指差す相手の顔をじっと見つめているうちに、
香は「あっ!」と声をあげた。
「思い出してくれたかしら?」
香は懐かしそうに微笑んだ。
(さて3択です。1竜神さやか。2片岡優子。3手塚明美。レスよろしく)
70
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/07(日) 18:27
誰だかなかなか思い出せなかった3で
71
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/07(日) 20:26
誰か思い出せない・・・
72
:
45。
:2004/11/09(火) 01:24
70さんは3を選ばれました。
71さん、思い出して〜
「たしか、明美さん…」
名前を呼ばれ、手塚明美は嬉しそうに微笑んだ。
「今日の占いによると、
この方角にくれば、いいことがあるって出てたのよ」
香は苦笑いをした。
「まだ占いに凝っているのね」
「ええ、もちろんよ」
香が助手席のドアを開けると、
明美はそのまま乗り込んできた。
明美は、左手の中指に光るものを見せびらかせるように、
ひらひらと香の目の前で手を振った。
「あら」
香もそれに気付き笑顔で聞いた。
「婚約したの?」
明美は嬉しそうに頷いて答えた。
「でも、あの事件の時は、
本当に冴羽さんと結婚するつもりでいたのよ。
初めはモデルの仕事を辞めるための、
お芝居でだったんだけどね」
香は苦笑いをしつつ、エンジンをかけた。
「お茶でも飲まない?」
「そのつもり〜」
香は大人の顔になった明美の横顔を見つめ、
前もきれいな子だったけど、本当に美人だわと思った。
香に見つめられているのを知り、
明美が唐突に話し出した。
「ああ、本当に冴羽さんの誕生日を聞いて調べた時は、
相性バッチリって喜んだのに、
まさか香さんの誕生日だったとはねえ」
香は少し困った顔をしながらも、
本当の事を話そうと思った。
「あのね、あの時、僚は嘘を言うつもりはなかったのよ」
明美が目をパチクリさせて香を見つめた。
「僚…自分の誕生日を知らないの。
だから咄嗟にあたしの誕生日を口にしたのね」
それを聞きながら、明美はにんまりと笑った。
「ま。ご馳走様だこと。
咄嗟に答えた誕生日が香さんのってことは、
それだけ香さんのことを…
わたし、子供だったから、
冴羽さんと香さんのこと、ちっとも気付かなかった」
(さて3択です。1自宅に行く。2キャッツ・アイに行く。3病院に行く。レスよろしく)
73
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/09(火) 01:47
3でお願いです
74
:
45。
:2004/11/10(水) 01:30
73さんは3を選ばれました。
香はどう答えたらいいのか分からずにうつむいた。
あれからもう数年たっているのといのに、
未だにふたりの関係はそのままだった。
仕事の同居はしているが、仕事のパートナー。
そしてたった今、その絆さえもが、
香自身の対処の弱さで危うい状態に。
「喧嘩でもしてる最中?」
明美のするどい突っ込みに、香は慌てた。
「いや、その…そんなんじゃないんだけど」
そんな曖昧な態度をまっすぐに見つめられ、
香は明美に対して誤魔化す事を諦めた。
「ん〜。
あたしが甘いから、僚の足を引っ張っちゃうのよね…」
改めて口に出すと、さらに無力感を感じたが、
かえって、さっぱりした気持ちにもなれた。
「じゃあ、なにか飲みながらでもゆっくり」
明美はそう言いながら、思い出したように時計を見た。
「あ、いけない!
先にちょっと寄って欲しいところがあるんだけど、
いいかしら?」
「ええ、どこに?」
明美は今までの態度を急変させて呟いた。
「病院…じつはね、弟の篤がケガで入院しているの」
「え?」
「ケガは大したことないんだけどね、どうも様子がおかしくって…
それで占ったら、さっきの場所に行けばいいって」
(さて3択です。1病室に先客。2僚、依頼を受ける。3僚、依頼を受けない。レスよろしく)
75
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/10(水) 02:09
3がいいです
76
:
45。
:2004/11/11(木) 02:59
75さんは3を選ばれました。
香は、どう答えたものかと悩みながらも頷いた。
僚は、どうしたものかとため息をついた。
二人の男に連れられて来た場所は、
お馴染みの場所だった。
とりあえず応接室に通されてソファに座ると、
その場に現れたのは、そこの主だった。
その男は手を上げて、朗らかに挨拶をしてきた。
「やあ…」
僚は不機嫌にため息をついた。
「はぁ〜…」
「よく来てくれたね」
僚はおもむろに立ち上がり、ドアに向かった。
男は慌ててそれを阻止するように男たちに命じた。
「いったい、なんだっていうんだ?」
主は、まあまあと僚をなだめるが、僚の不機嫌は増すばかりだった。
「なんの悪ふざけだ?龍神会の親分さんが」
「よくぞ聞いてくれた!
実はこのところの不景気でリストラされた人材が、
うちに採用してくれと来たので、まあテストを兼ねてね」
僚は呆れてものも言えなかったのだが、あえて頷き聞いた。
「で?シティーハンターを連れてきたら採用と?
おれの顔も知らない素人さんにね」
「うでっぷしはいいと売り込んできたからねえ」
にこにこと言うたぬき相手に僚は、
自分は物分りがいいんだと言いたげに頷いた。
相手もシンクロして同時に何度も頷く。
僚はにこにこしながら相手の襟首を掴むと、
ドスを聞かせて睨んだ。
「おれのパートナーは、無理やり拉致されるところだったんだぞ」
たぬきは、それでも笑顔を絶やさずに対応した。
「まあまあ、とにかく来てくれたんだ。
仕事の依頼をしたいのだが…」
「断る!」
(さて3択です。1僚、そのまま帰る。2僚、キャッツ・アイに寄る。3たぬき、食い下がる。レスよろしく)
77
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/11(木) 14:33
1
また45。さんの作品が読めて嬉しいです。
これからもどんどん続けてくださいね。
78
:
45。
:2004/11/12(金) 05:43
77さんは1を選ばれました。いえ、こちらこそまた書かせてもらってますんで、よろしくです。
「え?」
いきなり僚に拒否され、たぬきは驚いた。
僚とは長い付き合いである。
仕事に関していつも文句は言うものの、
たいていは引き受けてくれたものだ。
それを内容を聞きもせずにいきなり断るとは…。
僚はたぬきが、心の中でなにか演算するのを無視しながら、
そのまま出て行った。
僚を連れて来た男たちが止めようとしたが、
それを一睨みで制するのだった。
今まで多少ワルはしていても、
所詮真面目に一般人をやっていた男たちには、
きつい洗礼であった。
僚が扉の向こうに消えてからも、
オロオロしている男たちにたぬきは言った。
「ああ、いい。
ある意味攻略法は見えた。
やはり、あの男は欲しいな。
この組の存続のためには…」
たぬきはニヤリと笑って、男たちを脅えさせた。
僚は足を置いてきた事を後悔しつつ、
家路を急いだ。
別れた時の、うな垂れてた香の姿が思い出され、
僚は眉をしかめた。
「…香……」
(さて3択です。1たぬきの目論見。2香、依頼を受ける。3香、依頼を受けない。レスよろしく)
79
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/12(金) 11:29
2!
Pink板からずっと読ませて頂いてましたが、発選択です。ドキドキ
また45。さんのお話が読めて幸せです。
80
:
45。
:2004/11/13(土) 02:12
79さんは2を選ばれました。発ですか(藁。と、突っ込みながらも、ありがたく(を!5・7・5調になってる)またよろしくです〜
香が通されたのは、個室だった。
ベッドには明美の弟という男性が眠っていた。
「あら、寝てるわね」
明美は香に椅子を勧めてから、
花瓶の水を変えに部屋を出た。
香は初めて見る明美の弟の顔を見つめた。
「やっぱり本当の姉弟って、どことなく似るものね。
あたしとアニキは…」
香が呟いたのが聞こえたのか、篤は目を開けた。
そして見知らぬ女性が目の前に居たのに驚き、
思わずベッドから落ちかけた。
香は慌てて抱きつき、支えて元に戻すのだった。
篤は、ふんわりと柔らかだが張りのある香の胸を身体に感じ、
寝起きという事もあって、身体の一部が硬直した。
香もそれに気付き、真っ赤になってしまった。
「あ!いや!すみません!!」
香の身体を突き放し、篤は前かがみになって香から顔を背ける。
香は、そのあたりまえではあるが新鮮な行動に思わず微笑んでしまった。
「あの…どちら様でしょうか?」
恐る恐る聞いてきた敦に、香は咳払いをしてから答えるのだった。
「あ、初めまして。槇村香といいます。
あなたのお姉さんの知り合い…というか、
昔僚が、あなたのお姉さんの依頼を受けて、それで…」
篤はきょとんとした顔をしていたが、納得したように頷いた。
「冴羽さんの…」
「ええ、パートナーなの」
香はなにげなく言ったその言葉に、微かに口を結んだ。
『僚は、あたしを見限ってしまったのかもしれない…』
そんな香に、篤は飛びついた。
腕を掴まれ、香は篤を見る。
「お願いがあるんだ!姉ちゃんを守って欲しい!」
「え?」
「ボクが言っても、絶対信用してくれない!
だから、証拠をつかんで、姉ちゃんに!!」
香が戸惑っていると、ドアが開いて明美が入ってきた。
明美は股間を立てている篤が香に掴みかかっているのを見て叫んだ。
「キャー!篤!あんたって子は!!」
「…あ」
篤と香は、状況を改めて認識して、大仰に訂正をするのだった。
「誤解よ!誤解!」
「そうだよ、姉ちゃん!!ボクが好きなのは!!」
篤はちらっと明美を見た後、ハッとなって口を閉じた。
明美も香も、篤の好きな相手が誰かに興味が行き、
現状はすっかり無かったものにされるのだった。
だが、篤は相手の名前を言おうとはしなかった。
明美はとりあえず、
篤が香に対して如何わしいことをしたのではないと理解してくれた。
それで、篤が果物が食べたいと言ったのを受けて、
一人で買いに出ていったのだった。
篤は明美が出て行ったのを確認してから、
香にこっそりと打ち明けるのだった。
「じつは、姉ちゃんが付き合っている男なんだけど、
どうもおかしいんだ」
香は、さっきの態度から見て、
篤はかなりのシスコンだと思っていた。
明美本人は気付いてはいないようだが、
篤は明らかに明美が好きなのだと分かった。
香は、ふと槇村のことを思い出し、
それを微笑ましく思った。
香も、まだ僚と会うまでは、
世界の中心はアニキにあったと思っていたのだと。
そして冴子の顔が浮かぶ。
もし、槇村の生前に冴子の存在を知っていたなら、
香も理由なく反対したのだろう。
自分の世界を壊されないようにと…
篤もそうなのだろうと、香は考えた。
「いいわ。任せておいて!」
香の一言で、篤も安心したようだった。
篤は何度も頭をさげて感謝した。
やっと戻ってきた明美が、林檎の皮を剥着終わった頃、
面会時間が終わった。
(さて3択です。1キャッツ・アイに。2明美の仕事場に。3バーに。レスよろしく)
81
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/13(土) 02:30
3
82
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/13(土) 03:16
ノオオオオオオオォ!!!
もう選択されていた〜〜〜〜〜〜
83
:
45。
:2004/11/13(土) 23:18
81さんは3を選ばれました。
82さん、こんな時間にご苦労様です。
再び車に乗り込んだ二人だったが、
明美はちょっと考えて、香に提案した。
「ねえ、せっかくだから飲みませんか?」
「?」
ハンドルを握ったまま、香は考えた。
敦と約束した手前、いろいろ聞き込みするには、
お茶よりもアルコールの方のが好都合ではないかと。
「そうねえ…。じゃあ、この車どうしましょうか」
明美は笑って応えた。
「うちの近くにいいお店があるのよ。
そこ、知り合いだから、そこの駐車場に置いておいてもらえるわ。
で、帰る時には冴羽さんに来てもらってもいいじゃない」
香は、僚の名前を出され、少し複雑な気持ちになりながらも、
それに同意した。
しかし、わざわざ僚を呼ぶことは出来ないと心の中で呟いた。
明美が連れて行ってくれた店は、こじんまりとしたバーで、
たしかに明美のマンションから歩いて数分しかかからないところにあった。
店内には他に客はおらず、貸切のような状態だった。
香は、明美に注文を任せ、
出てきたカクテルを一口飲んでから、
差しさわりの無いところから切り出した。
「そういえばさ、明美さん今はお仕事はなにを?」
明美は微笑んで応えた。
「念願かなってカメラマンの道を行っているわ。
…でも、まだまだ仕事とはいえない状態だけどね。
今となっては、モデル時代に稼がせてもらったのが貯蓄として役に立ってるって、
ちょっと皮肉ね」
香は生き生きと語る明美を見て、いいなあと思った。
「本当にやりたいことをやっているのね」
明美は笑って、香の肩を叩いた。
「なにを言っているんですか!香さんなんて…さえ…」
明美はなにかを言おうとしたが、ため息をついてやめた。
香がまったく純粋に明美を見つめていたからだった。
香は続きが気になったが、明美は首を振るだけだった。
明美には、香にまったく自覚がないのが分かったからであった。
(さて3択です。1店主が彼。2同僚が彼。3遊び人が彼。レスよろしく)
84
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/13(土) 23:37
1でお願いします
85
:
45。
:2004/11/14(日) 11:32
84さんは1を選ばれました。
明美は知らずため息をついていると、
後ろからポンと肩を叩かれた。
「あ…」
やおら笑顔を取り戻し、考えに耽っている香の名を呼んだ。
香は明美の言っている意味も考えていたが、
篤から頼まれたことをどう切り出したらいいのだろうと思っていたので、
しばらくは明美の呼びかけに気付かなかった。
「香さん!」
三度目にやっと香が顔を向けた時、
明美はそっと立ち上がって一人の男性の隣に並んだ。
「あ…」
明美は笑顔でその人を紹介するのだった。
「香さん、彼が私の婚約者の木内。
あなた、彼女は槇村香さん」
相手の男は振り向いた香の顔を見て、少し驚いたように目を見開いた。
香はいきなり本人が現れたので、動揺しながらも挨拶をした。
「あ!初めまして!」
明美はなにも喋らない婚約者に肘を当てて、
目配せをした。
「ほら、いくら彼女が美人だからって…」
「あ…ああ…」
木内は香に挨拶しようと手を差し出しかけて、
それを引っ込めた。
香は同時に出した手のやり場に困り、固まってしまった。
明美は不審な顔をしたが、すぐに頷き香に謝った。
「あ、ごめんなさい。彼、先週に手をケガしてしまったので、ね」
明美に言われて改めて見ると、
木内の右手には手袋がはめられていて、
その中でも人差し指だけが、異様に太かった。
「ドジよね、指をドアに挟んで骨折しちゃったんだって」
木内は香の表情を読むようにじっと見つめたが、
香は見つめられて戸惑うだけだった。
「ほら、そんなに見つめるものじゃないって言ってるでしょ!
あなたには、もう私がいるんだし、彼女には…ね!」
香は真っ赤になってうつむくだけだったが、
木内はそっと口の端を上げてほくそえんだ。
「ああ、すみません。
ちょっと昔の知り合いに似ていたものでね」
(さて3択です。1木内、退散。2木内、一緒に。3木内、一旦退散。レスよろしく)
86
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/14(日) 19:59
2
87
:
45。
:2004/11/14(日) 21:03
86さんは2を選ばれました。
ええと、ちなみにこれは15日分です〜
ほいと書けてしまったので(w
木内の言葉に明美が口をはさんだ。
「まさか、昔つきあっていた彼女…とかじゃあないでしょうね」
木内はクスリと笑うと否定した。
「いや、そんなんじゃないよ」
香はじっと見つめられ、俯くだけだった。
だが、ふっと見合った目の中に、なにかを感じ眉をひそめた。
香もなんとなく心にひっかかるものがあったのだが、
それがなんなのか思い出せない。
木内はこれ見よがしに右手を香にかざしたが、
香がなんの反応も見せないので、
また微笑み口を開いた。
「ちょっと時間があるから、お邪魔しててもいいかな?」
明美は嬉しそうに、
香もなにか篤に報告することでも出来ればと同意した。
バーテンに指をならすと、いつも注文するのであろうカクテルが出された。
「常連なんですか?」
思わず言った香の言葉に木内と明美は笑った。
「まあ、常連というか、いつもいるというか…」
「この店は、彼のなのよ」
香が「すみません」と小声でつぶやくと、
木内はおもむろに明美の隣に腰を下ろし、
明美に耳打ちをした。
明美は頷くと、香に「ちょっと待っててね」と言い席を立った。
空いた椅子を挟んで、木内は身体を乗り出してきた。
「ええと、香さん。お仕事の方はなにを?」
香は、なにか頭のどこかで警告が鳴っているような気がしたが、
それがなにか分からなかった。
そして、相手の腹をさぐるには多少の交流を持たねばと思った。
「え…え、ちょっと自由業なんですが…」
木内は香を見つめたまま、ふふっと笑った。
「いえね、じつは彼女の弟さんがどうも結婚に反対しているらしいんで、
もしかしたら興信所の方が友人を装って、
ボクのことを調べているのか…とか考えてしまってね」
香は思いっきり首を振って否定した。
「いえ、そんな…」
木内は香の肩に手をかけ、ぐいっと身体を引き寄せた。
「…あっ!」
倒れこむ香の身体を抱きしめ、その耳元に囁いた。
「じゃあ、あなたとボクがいい関係になっても、大丈夫っていうわけですね」
香は驚きながらもその身体を押しのけようと必死にあがいた。
(さて3択です。1明美。戻ってくる。2香、連れ出される。3僚、香を探す。レスよろしく)
88
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/14(日) 22:32
3で
89
:
45。
:2004/11/17(水) 03:06
88さんは3を選ばれました。
どうあっても退けられない木内の身体が、
小さな足音で跳ねるように離れた。
「お待たせ〜」
明るい明美の声が飛び込んでくると、
香もほっとした顔をしてちらっと木内を見た。
木内はなにげない素振りで明美を迎えた。
「用意出来たのかい?」
「ええ。さあ、香さん」
香はきょとんと明美を見つめた。
そして、はっと今のことで同様している息を整えようとした。
「なに?」
自分を抑えながら聞く香に、
明美は小悪魔のように微笑んだ。
「せっかくだから、
ちょっと写真のモデルをやってもらおうかと思って」
香は首をぶんぶんと振って断った。
だが、明美は一冊の雑誌を取り出し、
香の目の前に広げた。
それはちょっと前の雑誌だった。
ファッションショーの写真記事がのっていて、
それには香の水着姿が写っていた。
「あ!これは…その、頼まれて仕方なく〜」
香は顔を真っ赤にして、ページを手で覆い隠そうとした。
木内はしげしげと香を見つめ、微笑んだ。
「なかなか素敵なプロポーションをされてますね」
香は否定して、明美を指差した。
「あ、明美さんなんて15歳の頃から、
もっといいプロポーションで!!」
明美は香の腕をぐいとつかんで自分の腕に絡めた。
「さ、今は私は撮る方の人間なのよ!
いい被写体を見つけたら、撮らないとバチがあたっちゃうわ」
理屈にもなんにもなっていないようだが、
香はしぶしぶ明美に引かれていった。
ちらっと木内を見ると、どうやらついて来るようだった。
香はさっきの木内の態度を、
明美に伝えるものかどうか悩んだ。
僚は走って駅まで戻ったが、車はなかった。
当然香が乗って帰ったのだろうと、
まっすぐに家に向かった。
だが、車はない。
当然香の姿もなかった。
仕方なしにバイクに乗ると、
いる頻度の高い喫茶店『キャッツ・アイ』に向かった。
(さて3択です。1海坊主しかいない。2美樹しかいない。3かすみしかいない。レスよろしく)
90
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/17(水) 03:52
1
海ちゃんお久〜!
91
:
45。
:2004/11/18(木) 07:37
90さんは1を選ばれました。
僚が店に着き、
ドアを開け中に入ると、
「よう、どうした」
と、その店の店主・伊集院隼人に。
声をかけられた。
目の見えない店主だったが、
ドアを開ける音などから、
いつもと違うと感じたのだった。
「なにをふざけたことを言ってるんだ?」
僚はフッと笑うと、
数人しかいない客を眺めてから、
誰も着こうとはしないカウンター席に座った。
香がここにいれば、
いつも座っているはずの場所だった。
そこは、一般の客はこの店主のみしか居ない場合にいは、
なかなか勇気のいる席だった。
なぜなら、いかにもこわもてで巨体の店主を、
誰も側で見たいとは思わないからだ。
逆に、この店主が留守で、
その美人の奥さんかバイトの女性がいる場合には、
この席は満杯になってしまうのだった。
しばらく無口でいた店主は、
この常連の客に対して、
注文を聞くでもなくコーヒーを出した。
僚がそれを口に運びかけた時、
店主は呟いた。
「…香か?」
僚は、口に運びかけたコーヒーを
危うく落としかけながら、
ついいつもの誤魔化す癖で、
普通に話を変換した。
「そういえば、美樹ちゃんとかすみちゃんは、
今日はどっかにお出かけ?」
いつもながらに、勝手に自分の妻を”ちゃん付け”で呼ぶこの男に対し、
毎度の憤りを感じながらも店主は思った。
『また、香になにかあったな…』
(さて3択です。1海坊主、僚に問いただす。2海坊主、僚の誤魔化しに付きあう。3海坊主、まったく相手にしない。レスよろしく)
92
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/18(木) 08:22
1
海ちゃんの尋問が見たいっス!
93
:
45。
:2004/11/19(金) 18:51
92さんは1を選ばれました。尋問になるかどうか〜…
というか寒くなったので布団はいって打とうとしてたら寝てしまいました(T-T)
じっと僚は店主に睨みつけられた状態で、
今までの経験から、こういう場合はなんだかヤバイと感じた。
僚が残りのコーヒーを一気に飲み込んで立ち上がろうとすると、
ガシッとその両肩に圧力が加わった。
「お客様、ちゃんと味わってくださいよ」
サングラス越しになので目の表情は読めないが、
職業スマイルとはいえない二カッとした笑顔。
僚はうんざりな顔をした。
「離せよ、海坊主…」
僚が店主をあだ名で呼ぶ。
数人いた客たちは、常連であった。
常連は知っていた。
この二人がなにか対話するときには、
なにかとても危険な展開になると。
全員がサッと立ち上がると、
それぞれのテーブルに釣りのないよう料金を置き、
そそくさと店を出るのだった。
「なあ、僚…おまえ、なんで今日バイクで来た?」
海坊主と呼ばれた店主は、にこやかに聞いてきた。
「気分転換だ」
僚はしれっと答える。
「…そうなのか?
おれはてっきり香がおまえに愛想を尽かして、
いつもの奴で出て行ったのかと思ったのだがな?」
僚はコーヒーのお替りを要求しながら、海坊主の腕を払いのけた。
「んなわけないだろう?」
海坊主はお替りを注ぎながら、「ホウ?」とつぶやいた。
「ずいぶん自信満々だなあ。
そう言いきる根拠はなんだ?」
「それは〜」
そこまで言ってから、僚は話を交ぜ返した。
「そっちこそ、美樹ちゃん出て行って、
おまえ一人なんじゃないのか?」
ガランとした店内を見回しながら、僚は声を上げて言った。
「美樹には野暮用を頼んだんだ。
終わったら帰ってくるさ」
僚は頷きながら、さっさと香を探しに出ないとと思った。
「それで、おまえ、今度は香になにをしたんだ?」
僚は最後の一口を噴出して、慌てて立ち上がった。
海坊主は、確信をついたと満足げに続けた。
「おまえ、知らないだろうがな。
おまえに関しての鬱憤を爆発させていない香が店にいるときは、
けっこう男の客がモーションかけているんだぜ」
僚はそんなことは初耳だったので、目を見開いて海坊主を見た。
「へ、普通の男に、あの乱暴者が扱えるわけないだろう?」
自分でも上ずった声をしているのが分かり、
僚は焦った。
海坊主はしたり顔で、笑った。
「おまえに愛想をつかしたら、
いつでも受け入れ先はあるってことだな」
そして声に出さず、心の中で呟くのだった。
『惜しむらくは、香がそれにまったく気付いてはいないということだが…』
(さて3択です。1僚、傷心で出ていく。2僚、核心を言い退けて出て行く。3客が入ってくる。そんなわけで、なにとぞ早めのレスよろしく)
94
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/19(金) 18:54
3でお願いします!
95
:
94
:2004/11/19(金) 18:58
わーい!初めて選択権を(σ´∀`)σゲッツ!!できました!
45。さんいつも乙です
僚をもっと追い詰めてくださいw
96
:
45。
:2004/11/19(金) 23:02
94さんは3を選ばれました。早い!どうもすみません。
僚は、心配と見知らぬ男たちへの嫉妬とで、
居てもたってもいられずに探しに行こうと席を立った。
「じゃあな。
おれは香の代わりのパートナーでもナンパしてくるさ」
そう捨て台詞を残しくるりと後ろを向くと、
ドアから入ってきた人物と鉢合わせた。
「きゃあ!!」
「おっと」
相手がモッコリ対象にあたる女性と分かると、
もう変えようの無い本能で、
僚の腕は差し伸べられた。
「おっと〜大丈夫ですか?お嬢さん」
女性はにっこりと微笑んで僚に抱きついた。
「ええ、もちろんよ僚…」
僚は相手の意外な反応に驚き、
内心冷や汗を垂らした。
「ええと、どちら様でしたっけ?」
女性はふふふと笑うと僚に顔を近づけて言った。
「あ・た・し・よ」
僚はじっと相手を見つめ、
しばし目をつぶってからピンときた。
「…もしかして、龍神会の…さやかちゃん?」
「ぴんぽーん!お久しぶり!」
(さて3択です。1さやか、僚にまとわりつく。2僚、とりあえず出る。3香、悩む。レスよろしく)
97
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/19(金) 23:33
3で!
98
:
45。
:2004/11/21(日) 04:08
97さんは3を選ばれました。
僚はさやかを離し、
これはなんの策略かと、
龍神会のたぬきの顔を頭に浮かべた。
香は香で、どうしたものかと悩んでいた。
明美に連れて行かれた場所は、スタジオだった。
明美の住んでいるマンションからさらに離れることになり、
足が遠ざかった香は、
ますます帰りにくくなってしまった。
『車持ち出したままだから、僚帰ったら怒ってるかなぁ。
でも、あたしみたいな役立たずは、
もう居ないほうがいいと思ってるかも…』
知らずため息が出る。
「どうしたの?香さん」
明美が心配そうに話しかけてきた。
その間にも、木内と打ち合わせをしている。
香は「いえ」と作り笑いをしてから、
またこっそりとため息をついた。
「ねえ、服はどうしようかしら」
「え?服?」
明美の質問に、香は驚いて聞き返した。
「ええ。その普段着でもいくつかいただくけど、
せっかくだから、いろいろ欲しいわ」
香は焦った。
ちょっと撮るだけだと思っていたのに、
明美としては、なにやらいろいろ考えているようだ。
「ちょ、ちょっと待ってよ!
あたしはモデルでもなんでもないし」
明美は憤然と対抗してきた。
「なにを言っているのよ、香さん。
あなた、あの北原エリのファッションショーにも出てたじゃない!」
香はなんと説明しようかと悩んだ。
出たのは親友だったから…
いや、ここで下手に親友と言ったら、
この意欲溢れるカメラマンは、会わせろと言いかねない…
そうすると、ただでさえ忙しい絵梨子(エリの本名)に
迷惑をかけかねない。
香はこう答えるしかなかった。
「ああ、あれは依頼があって、その中でのことだったから〜」
明美は目を輝かせて聞いてきた。
「じゃあ、あのショーのラストのあれは演出じゃなくて、
本当に狙われていたのね?」
香は服に掴みかかって、
嬉しそうに聞いてくる明美から顔をそらせた。
『あ〜、なんかあたし、余計なことにしてしまったかしら…』
そんなやりとりの中、いつの間にかその場を離れていた木内が、
いくつかの衣装を抱えて戻ってきた。
「この中のいくつかに着替えてくれないか?」
香は明美から離れたいと思っていたので、
とびっきりの笑顔で「は〜い」と答えるしかなかった。
(さて3択です。1衣装、水着。2衣装、ドレス。3衣装、下着。レスよろしく)
99
:
名無しさんが妄想します
:2004/11/21(日) 04:13
3でお願いします!
100
:
45。
:2004/11/21(日) 04:33
99さんは3を選ばれました。
そして、また香は困惑するのだった。
これをどうしろと言うのだろうかと。
そして明美を振り返った。
「あの…これって…」
明美はにこにこと答える。
「ええ、そうよ。
やっぱり水着に対抗するには、
もっと刺激的なものがいいでしょう?」
明美は明らかに対抗意識を育てていたようだった。
「わたしの方が、北原エリより前に知り合っているんだから!」
『いや、絵里子とは高校時代からなのよぉ』
心の中で悶えながらも、
手に持った切れっ端のようなパンティを揉みくちゃにしていた香に、
木内が頷いた。
「ああ、それって一番あなたが綺麗に見えそうなものですね。
お好きですねえ…」
香がピラリと開いてみると、
パンティはパンティでもいわゆるアダルトショップにあるような、
肝心の場所に生地の無いものだった。
思わず放り投げてしまった香だったが、
明美がそれをキャッチ。
それとお揃いのブラジャーを掴み香に渡した。
「じゃあ、これに着替えてね」
香は首を横に振ったが、明美はズイッと香に擦り寄った。
「え?駄目なの?
じゃあ、北原エリの事件のことを、
知り合いの週刊誌に言っちゃおうかな〜」
青くなっている香に、木内が耳打ちした。
「彼女、このところ行き詰っていて…
そんなところに弟さんの事故でしょう。
なにか刺激的な突破口が欲しかったんですよ」
香は、そう言われてもと、パンティの穴を見つめるばかり。
明美はニコニコとそれを見て提案した。
「大丈夫よ!
ポーズによっては見えないように出来るから」
(さて3択です。1香、水着ならと提案。2香、しぶしぶと。3香、こっそり逃げる。レスよろしく)
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