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City Hunterの香で射精@エロパロ避難所

8045。:2004/11/13(土) 02:12
79さんは2を選ばれました。発ですか(藁。と、突っ込みながらも、ありがたく(を!5・7・5調になってる)またよろしくです〜

香が通されたのは、個室だった。
ベッドには明美の弟という男性が眠っていた。
「あら、寝てるわね」
明美は香に椅子を勧めてから、
花瓶の水を変えに部屋を出た。
香は初めて見る明美の弟の顔を見つめた。
「やっぱり本当の姉弟って、どことなく似るものね。
あたしとアニキは…」
香が呟いたのが聞こえたのか、篤は目を開けた。
そして見知らぬ女性が目の前に居たのに驚き、
思わずベッドから落ちかけた。
香は慌てて抱きつき、支えて元に戻すのだった。
篤は、ふんわりと柔らかだが張りのある香の胸を身体に感じ、
寝起きという事もあって、身体の一部が硬直した。
香もそれに気付き、真っ赤になってしまった。
「あ!いや!すみません!!」
香の身体を突き放し、篤は前かがみになって香から顔を背ける。
香は、そのあたりまえではあるが新鮮な行動に思わず微笑んでしまった。
「あの…どちら様でしょうか?」
恐る恐る聞いてきた敦に、香は咳払いをしてから答えるのだった。
「あ、初めまして。槇村香といいます。
あなたのお姉さんの知り合い…というか、
昔僚が、あなたのお姉さんの依頼を受けて、それで…」
篤はきょとんとした顔をしていたが、納得したように頷いた。
「冴羽さんの…」
「ええ、パートナーなの」
香はなにげなく言ったその言葉に、微かに口を結んだ。
『僚は、あたしを見限ってしまったのかもしれない…』
そんな香に、篤は飛びついた。
腕を掴まれ、香は篤を見る。
「お願いがあるんだ!姉ちゃんを守って欲しい!」
「え?」
「ボクが言っても、絶対信用してくれない!
だから、証拠をつかんで、姉ちゃんに!!」
香が戸惑っていると、ドアが開いて明美が入ってきた。
明美は股間を立てている篤が香に掴みかかっているのを見て叫んだ。
「キャー!篤!あんたって子は!!」
「…あ」
篤と香は、状況を改めて認識して、大仰に訂正をするのだった。
「誤解よ!誤解!」
「そうだよ、姉ちゃん!!ボクが好きなのは!!」
篤はちらっと明美を見た後、ハッとなって口を閉じた。
明美も香も、篤の好きな相手が誰かに興味が行き、
現状はすっかり無かったものにされるのだった。
だが、篤は相手の名前を言おうとはしなかった。
明美はとりあえず、
篤が香に対して如何わしいことをしたのではないと理解してくれた。
それで、篤が果物が食べたいと言ったのを受けて、
一人で買いに出ていったのだった。
篤は明美が出て行ったのを確認してから、
香にこっそりと打ち明けるのだった。
「じつは、姉ちゃんが付き合っている男なんだけど、
どうもおかしいんだ」
香は、さっきの態度から見て、
篤はかなりのシスコンだと思っていた。
明美本人は気付いてはいないようだが、
篤は明らかに明美が好きなのだと分かった。
香は、ふと槇村のことを思い出し、
それを微笑ましく思った。
香も、まだ僚と会うまでは、
世界の中心はアニキにあったと思っていたのだと。
そして冴子の顔が浮かぶ。
もし、槇村の生前に冴子の存在を知っていたなら、
香も理由なく反対したのだろう。
自分の世界を壊されないようにと…
篤もそうなのだろうと、香は考えた。
「いいわ。任せておいて!」
香の一言で、篤も安心したようだった。
篤は何度も頭をさげて感謝した。
やっと戻ってきた明美が、林檎の皮を剥着終わった頃、
面会時間が終わった。

(さて3択です。1キャッツ・アイに。2明美の仕事場に。3バーに。レスよろしく)


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