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( ´ー`)先生の戦う生徒指導のようです
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新スレでございます。またしばらくこちらでお世話になります。
この作品は厨二バトルの皮を被った説教系ギャグです。
シリアス3:ギャグ7でまったりゆっくり投下していきます。
ありがたきまとめ様(イケメン)
http://boonsoldier.web.fc2.com/sidou.htm
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キタァーーーー(°∀°)!!!!
支援します
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ktkr!!!!!!
全力支援!
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支援!支援!支援!
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待ってました(^o^)/
支援支援
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ktkr!!!!
全力で支援します!!!!!
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<^ω^;削除>
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ξ゚⊿゚)ξ「異常にお待たせしてごめんなさいね。『生徒指導』最新話投下よ」
( ^ω^)「本当は9月中に投下したかったんだけど、作者が自動車学校にうつつを抜かしてこんなことになったお」
ξ゚⊿゚)ξ「しかもテンパりすぎて1回仮免筆記で落ちたってんだからアホよね」
( ^ω^)「ちなみに今日仮免合格したから、浮かれたテンションのまま投下するお」
ξ゚⊿゚)ξ「それはさておき、この作品は厨二バトルの皮を被った説教ギャグよ」
( ^ω^)「シリアス3:ギャグ7でまったりのっそり投下するお」
ξ゚⊿゚)ξ「途中で支援とか貰えたら作者がうっひょーうって言うわよ」
( ^ω^)「長くなると思うから、途中で寝る方は後日見返してもらえると嬉しいお」
ξ゚⊿゚)ξ「てかさ、『生徒指導』じゃ私とブーンって大して接点無いのよね」
( ^ω^)「ブーン系全体では定番カップルなんだけどお」
ξ゚⊿゚)ξ「……どうする、今度私の秘蔵ラノベ読む……?」
( ^ω^)「あ、僕ラノベ系の厨二じゃなかったから……」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、そう……はいはーい……」
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wktk
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ζ(゚ー゚*ζ<あらすじ&人物紹介
あらすじ:妄想叶えた厨二の暴走を先生が説教で止めるんだけどレズビアン襲来。
( ´ー`):教師。説教で厨二依存を消すと能力を消せる。好きな映画はグッバイレーニン。
从 ゚∀从:純情前世ヤンキー。重力を操れる。好きな映画はパコと魔法の絵本。
( ><):KYショタ。色んな重装を操れる。好きな映画はサマーウォーズ。
爪'ー`)y‐:マセショタ。歌詞を心に響かせる。好きな映画はとなりのトトロ。
ハハ ロ -ロ)ハ:ツンデレ帰国子女。忍術が使える。好きな映画は座頭市。
/ ゚、。 /:ゴスロリ真面目ドジ。剣に触れた者を正気に戻す。好きな映画は天使にラブソングを。
(*‘ω‘ *):ほんわかボス。人を洗脳出来る。好きな映画はどついたるねん。
('、`*川:四天王最強の百合巨乳。他人の力を数値化出来る。好きな映画は下妻物語。
ζ(゚ー゚*ζ:ペニサス側近のヘタレ。能力不明。好きな映画は告白。
(゚、゚トソン:天然苦労人元宇宙海賊。空気を操れる。好きな映画は劇場版スーパー戦隊シリーズ。
作者03:チキン。仮免試験でテンパって青信号で止まった。好きな映画はサマータイムマシン・ブルース。
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません、知りません!」
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<^ω^;削除>
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−少しだけ未来・東校舎−
(;´ー`)「……よし……大体こんなもんだろうヨ……」ドボドボ
(;´ー`)ノ「あとは『これ』で……生徒に使うには気が引けるが仕方ネーヨ……」ジャラッ
::(;´ー`)::「はふぅ、緊張してきたぁ……この緊張は大学受験以上初夜未満だヨ……」ブルッ
(;´ー`)「……今、ここにハインはいない……ビロードもいない……」
(;´ー`)「ハローも、フォックスも、鈴木も……ここには俺しかいやしない……」
(;´ー`)「……だからこそ……だからってワケでもネーけど……」
(;´ー`)┛「俺だけの力で、『アイツ』を倒さなきゃなんネーヨ……!!」グッ
lw´‐ _‐ノv「さぁ、先生がなんでこんな状況になったのか。ちょいと時間を巻き戻してみまひょ」ヒョコッ
��(ノ´ー`;)ノ「 び ゅ ば ろ っ ! ! ? 」ビクビクゥッ
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びゅばろっwwwwwwwwww
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( ´ー`)先生の戦う生徒指導のようです
第23話 「百合は英語でリリーなんだからリリーフランキーがおっさんなのはおかしい」
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−少しだけ過去・保健室−
≡≡�堯�( 、 ;ヽトソン『はぅはあっ!!!』ゴシャァァァッ
ζ(゚ー゚;*ζ『す、すいません! ぶっ飛ばしてしまってすいません!』ペコペコ
('、`*川『ウフフ、防戦一方ね。弱々しいトソンも可愛いわよ抱き締めたい』ペロリ
( 、 ;トソン『こ、こなくそ……まさか保健室にて薬品棚に叩きつけられる日が来ようとは……』ヨロッ
((ζ(゚ー゚;*ζ『すいません、叩きつけた本人が言うのもなんですがすいません!』ペコペコ
( 、 ;トソン『クッ……最悪ですね……この状況も、貴女の「能力」も……!!』ボタポタ
('、`*川『そんなことよりトソン、頭からレモナが勝手に仕込んだ謎の薬品が滴ってるじゃない。
ゲヘヘヘヘこれはまさしくゲヘヘヘヘヘ私にゲヘヘヘヘヘ舐ゲヘヘヘヘヘヘヘヘジュルゥリ』
ζ(゚ー゚;*ζ『すいません、こんな上司ですいません! こんな上司って言ってすいません!』ペコペコペコペコ
( 、 ;トソン『……』
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( 、 ;トソン(うぐっ……最悪です……まさかここまで相性の悪い相手がいるなんて……!!)
( 、 ;トソン(完全に失念してました……不破さんの「特技」のこと……)
( 、 ;トソン(マズい……相手方にはまだ伊藤さんも控えてる……)
( 、 ;トソン(……勝ち目が無い……このままじゃ私は洗脳されてエロ同人みたいなことに……)
( 、 ;トソン(……こうなったらいっそ……洗脳される前に、自ら命を絶って……!!)ギリッ
ヽ('、`*川『さて、そんじゃ私もお仕事しときますかね……ッターン』カタカタ
��( 、 ;トソン『……………っっっっ!!?』 ド ク ン
ζ(゚ー゚;*ζ『……あっ、ちょ、伊藤さん、もしかしなくても……』
::( 、 ;トソン::『……な、何ですかこれ……伊藤さん、貴女私に何したんですか……!!』ワナワナ
('、`*川『悪いね、自殺されたら困るからさ。ちょっとアンタの精神弄らせてもらったよ』
::( 、 ;トソン::『そういうことを聞いてるんじゃありません! 何なんですか、この、この……!!』
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::(゚、゚:*ユリットソン::『 こ の 胸 の 高 鳴 り は … … ! ! 』ハァハァハァハァ
::ζ(゚ー゚:*ζ::『都村さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!』
ヾ('、`*川≡≡≡≡『さて、んじゃ私は百合臭さ感じたから3階行くね。バハハーイ』ピュー
�熙�(゚ー゚;*ζ『伊藤さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!?』
(゚、゚;*ユリットソン『あああ行かないでください御姉様!! 私のこのほとばしる熱いパトスはどうすれば!!
こうなれば不破さんもといデレ御姉様、私と神話になってくださぁぁぁぁぁぁぁい!!』ゴァァァァッ
::ζ(゚ー゚;*ζ::『すいませぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!
本っ当ぉぉぉぉぉにすいませぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!』キャァァァァァッ
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−現在・東校舎3階−
\('、`*川/「……という経緯がありまして、トソンはユリットソンに進化したゾ★」テヘペロ
(゚、゚*トソン「あふぅ……御姉様の手、スペースシャトルの外装ばりにスベスベですぅ……」スリスリ
ヽ(;´ー`)ノ「どうしてこうなった! どうしてこうなった!! どうしてこうなった!!!」
::从;>゚∀从>::「あんぎゃぁぁぁぁぁ友達が1人ずつ頭おかしくなってゆくぅぅぅぅぅ!!」ガタガタガタガタ
青年誌の画風ばりに濃いヒッキー&くるう戦を終え数秒。
恐ろしいことに、もう早くもその印象が薄れてきてしまっている。
だってしょうがないよね! 信じて送り出した都村がユリットソンになってんだもんね!
へ( ◎Д◎)へ「新たな世界の扉を拓くのはいつでも愚者の役割です……」パァァァァ
(;´ー`)「どうすんだヨ、お前達のせいでプギャーがどうしてこうなったのか忘れたヨ!?」
('、`*川「何その因果関係。大人って不条理」タユン
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きてる!待ってた!!
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::/ ゚、。;/::「う、浮かんでは消えていく伝記の衣魚は偽りの歴史を知る……!!」ガクッ
爪'ー`)y‐「『つ、都村さん……貴女だけは、貴女だけは常識的で居続けてくれるって、信じてたのに……!!』だとよ」
(゚、゚*;トソン「何をおっしゃいます鈴木さん、私は変わっていませんよ? キスしませんか?」ハァハァ
(;><)「変わり果ててるんです! もう見る影も無いんです!」
(゚、゚*トソン「まぁ強いて変わった点を挙げるならば、銀河の華が花園の白百合に名を変えたというだけの話です……」キリッ
ハハ ロ -ロ)ハ「ドウシテこんなになるまで放っておいたンダ!」
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません、都村さんがこうなることを止められなくてすいません!」ペコペコ
从;゚∀从「お前どっち側の人間なんだよ!!」
都村は強い。アルファベット飛び交う戦場でまあまあ戦えるくらい強い。
それゆえに、都村がシュールを探しに単独行動を取り出した時も、俺はさほど心配はしていなかった。
都村ならきっとシュールを連れて加勢してくれる。そう信じて、俺達は都村を送り出した。
その結果がこれだよ。マゾやら百合やらくるうやら、ウチの女子は獣道を行き過ぎだろ。
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そういえばこの戦いって制限時間24時間なんだよな…
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ヾ('、`*川「ま、そんなワケで今回トソちゃんはこっち側だからね」ナデナデ
ε=(゚、゚*トソン「はぁい、御姉様の為なら先生なんてデブリにしちゃいますぅ!!」バフバフ
((ζ(゚ー゚;*ζ「すいません、全員左向きですいません!」ペコペコ
(;´ー`)「くっ……暑苦しい……!!」タジッ
ハハ ロ -ロ)ハ「夏場に見る面子じゃありマセンネ」
左向き3姉妹(仮称)の宣言に、俺達は色んな意味で息を飲んだ。
都村の戦闘力は言わずもがな。俺殺されかけたし、また戦わなければならないと思うと泣きたくなる。
そんな都村を戦闘不能に追い込んだという不破の存在も軽視出来ない。
そして何よりも恐ろしいのが、そんな2人をハーレムのようにはべらせている巨乳少女。
('、`*川「待っててねハイン……私が花園の女王に、貴女は姫になるんよヘヘヘヘヘ」タユン
从;゚∀从「すげぇ、言ってることが一単語も理解出来ねえ!!」
(゚、゚*;トソン「くっ、羨ましい……でも高岡さんなら仕方ないか……」
从;゚∀从「何でだよ! 俺どんだけの高みにいるんだよ!」
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プギャーってどうしてこうなったっけ?
過去ログ見てくるか
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おお!待ってた!
支援!
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ペニサス伊藤。中学生離れした高身長と爆乳を誇る、ハインに恋するセックスモンスター。
その反面、フサ、レモナ、ヒッキーを凌ぐ四天王最強の戦士だという。
そんでもって性欲に流されて持ち場放棄してくるせっかちさん。そう、現時点ではネタキャラだ!
(;´ー`)「……こいつぁ厳しい戦いになりそうだヨ……!!」ゴクリ
('、`*川「多分なんだけどさ、先生内心私のことバカにしてない?」
(;´ー`)そ「やべ、バレた!」ビクッ
しまった、心が顔に出てしまったようだ! 俺ったら正直者!
でも見くびっちゃうのは仕方ないだろ、だって俺伊藤の性欲しか見てないもん。
四天王最強っていうのも性欲のことだけ指してんじゃないかと疑ってるからね!
ハハ ロ -ロ)ハ「マァ、今んとこワタシタチはペニサスサンの能力レズ化しか見てませんカラネ」
(;><)「現時点での伊藤さんの印象は『おっかない巨乳』で揺るがないんです!」
('、`*川「マジかよ。風評被害」
从;゚∀从「事実だろうが! 今も昔も貴様はおっかない巨乳だろうが!」
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待ってた支援
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ハインは能力見たんだよね
一応
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ε=('、`*川「んあー……どうやら私、思いの外ナメられてるみたいだねぇ……」フゥ
(゚、゚*トソン「私はぁ御姉様にぃ舐ぁめらぁれたぁいですぅ☆」エヘエヘ
从;゚∀从「狂ってる! この国は狂ってる!」
爪'ー`)y‐「フッ、言うなれば見たこともない夕焼け空に心灼かれたってことか、わかるぜ」ムシャッ
(;><)「わかんないんです! 何から何までわかんないんです!」
俺達に侮られてることを確認すると、伊藤は気怠げに口を開いた。
どうでもいいけど「、」状の口をどうやって開くんだ。
【 】ヽ('、`*川「しょうがないなぁ……じゃあちょっと私がなんぼのもんか見せますか……」ブォン
(;´ー`)「!! 宙にディスプレイとキーボードが……!?」
(;><)「その描写は15話で僕がやったんです! パクリなんです!」
爪'ー`)y‐「フッ、俺達は普段から自分が映ったディスプレイを覗いて辟易してる生き物だけどな」
/ ゚、。;/「神々の凍てついた九重の鉄槌!!
( 黙 れ ! ! )」
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伊藤が不意に手をかざすと、未来っぽいディスプレイとキーボードが出現した。
ビロードの時もそうだったが、メカ系厨二はディスプレイを出したがるのね。
('、`*川「ハインから聞いたと思うけど、私の能力はパラメータ操作。
感情、能力、体力。全てこのパッドで調整できる」カタカタカタッターン
伊藤は無表情でキーを叩きながら、恐らく頑張って考えたであろう口上を述べる。
そうこうしてる間にディスプレイに表示されたのは、見慣れた澄まし顔と簡素な式。
【('、`*川 「 生命力 × 100 」 】パッ
(;´ー`)「……生命力……? それって……」
†⊂('、`*川つ†「ハァ……ホントはやりたくないんよねぇ……絶対ガン引きされるもん……」スチャッ
( ◎Д◎)「正義の裏にあるのは悪ではなく、また別の正義なのです……」パァァァァ
ハハ;ロ -ロ)ハ(ワタシがプギャークンに刺したクナイをブッコ抜いた……?)
†⊂('、`*川つ†「さーて……そんじゃ、私がただのペロペロ大魔神じゃないことを証明しますか……」
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支 援 !
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∩−( 、 *川−∩「 ね゛ っ ! ! ! 」ブ ッ シャ ァ ァ ァ ァ ッ
ビク――爪;'ー`)y‐从;゚∀从(;´ー`)「 ! ! ! ? ? 」(><;)ハ(ロ- ロ;ハハ/ ゚、。;/―――ッ
��(゚、゚;*トソン「おでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇさう゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
( ◎Д◎)..::::「大地には花、人には愛ぼぉえろろろろろ……!!」ロロロロロ
�熙�(゚ー゚;*ζ(吐いた!!)ビクゥ
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>>28
ヽ('o `*川
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从;゚∀从「……何やってんだ……伊藤、お前何やってんだ……!!」ワナワナ
::(;><)::「ク、クナイが……!! あ、あ、頭に……ひょえー……!!」ガクガク
(;´ー`)「……おいおいおい……スプラッタ映画かヨ……!!」ゴクリ
まるで、携帯をいじるように。
まるで、前髪を整えるように。
まるで、消しゴムをかけるように。
両手にクナイを持ったかと思うと、それほど自然に、何の躊躇も無く。
∩ー( 、 *川ー∩「んしょ、んしょ……っあー、慣れんなこりゃ……」ギュムギュム
伊藤は、クナイを自分のこめかみに突き立てた。
::<(゚Д゚;*<トソン::「び、びょえらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
おおお、御姉様が、御姉様が貫、貫、べきらまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」アワアワアワアワ
Σζ(゚ー゚;*ζ(都村さんが驚きすぎてもはや髪型しか原型が無い!)
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異様かつグロ注意な光景に、俺達は勿論味方の筈の都村もパニックに陥る。
しかし、異常はそれだけじゃ終わってくれない。
∩ー('、`*川ー「んっ、と……あ゛ー気持ち悪い……串団子の気持ちがわかったわ……」ズンズン
::/ ゚、。;/::「……こ……コキュートスに堕とされし傲慢な天使が哮る……!?」ブルブルブル
爪'ー`)y‐「『……なんで……なんで平然としてられんのよ……!!』だとよ」
伊藤は、生きているのだ。自ら脳を深く貫いたというのに。
ちょっと待て、この話って厨二バトルの皮を被った説教ギャグじゃなかったっけ!?
何このシグルイみたいな描写! テコ入れにしちゃ路線が違いすぎるぜ!
(゚、゚*;トソン「お、お、御姉様!? おね、無事、お、ぇ、お、オフィーリア!?」アタワタアタワタ
ヾー('、`*川ー「どこの誰よ。テンパりすぎなとこも可愛い、包み込みたい」ナデナデ
(;><)「なんかほのぼのしてるんです! あんなにグロいのに!!」
ー('、`*川ー「まぁ、みんなの動揺はわかるよ。まさか陣内と紀香が結婚するなんて……」
从;゚∀从「いつの話だ! グロいくせしてボケがゆるいんだよ!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「『生徒指導』初の閲覧規制かかりマスヨ」
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(;´ー`)「そんなんどうだっていいヨ……それが生命力×100の効果ってか……!?」ゴゴゴゴゴ
ー('、`*川ー「ご名答。あ、ご名答ってトマトのネイティヴな発音に似てない? ゴメィトゥ」
(┏;´ー`)┏「 そ ー ゆ ー の い ー か ら ! ! ! 」シャーッ
ハローの緊迫感ある問い掛けに対しても飄々とした態度を崩さない伊藤(CERO:D)。
ゆるすぎんだろ、クナイぶっ刺さってなければまんがタイム辺りに載れるレベルのゆるさだぞ。
そんな俺の注意に「ノリ悪いなぁ」と嘆息しつつ、伊藤はようやく語り出した。ノレるか。
ー('、`*川ー「まぁね、大体みんなの想像通りよ。今の私の生命力はセル完全体以上よ」
ー('、`*川ー「たとえ首チョンパされようが核爆発に巻き込まれようが、死ぬこたぁない」
†ヽ('、`*川ー「ま、チープな表現するなら『不死身』ってやつかな?」キュポン
(;><)「ふ、不死身……!? フリーザさんでも叶えられなかった、不死身……!?」タジッ
(;´ー`)「……相変わらず厨二の妄想力はすげぇなオイ……」ゴクッ
从;゚∀从「……伊藤……」
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クナイを引き抜かれた伊藤のこめかみには、傷跡1つ残っていなかった。
不死身。ここにきて古典かつ最大の超王道厨二設定が飛び出したか。
ハインから能力については聞いたけどここまでガチなヤツとは聞いてねぇぞ!?
俺達がビビったのを確認すると、伊藤はしたり顔で言葉を続けた。怖いから傷口あった部分を見せるな。
†ヽ('、`*川ノ†「さーて、これで私が四天王最強と言われてる理由がわかったかしら?」プスプス
へ( ◎Д◎)へ「人を助けることが出来るのは地に立つ者だけなのです……」パァァァァ
(;><)そ(刺し戻した!)ビクッ
+('、`*川「私にとって他人の強さなんてどうでもいいの。それを決めるの私だもん」キリッ
Σ/ ゚、。;/(なんか語り出した!)ビクッ
('、`*川「致命傷を掠り傷に、掠り傷を致命傷に。弱者は強者に、強者は更なる強者に」
ハハ ロ -ロ)ハ(きっとノートとかに書いといた文句なんダロウナ……)
('、`*川「世界は《生》と《死》のプログラム。ルールも倫理も常識も、私のタイピングで更新される」
爪'ー`)y‐(サンゴ礁に潜りてえ……)
('、`*川「それが私。『指揮帝』、椿ちんぽっぽを守る四天王、最後の1人……」
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+('、`*川「『 人 間 計 算 機 (モンスター・カリキュレーター)』、ペニサス伊藤よ」バーン
(;´ー`)「……よくもまぁそんな設定が思いつくもんだヨ……!!」ザッ
バァァ―――+\('、`*川「そしてまたの名を『みんなのお姉様』、ペニサス伊藤とは私のことよ!」――――ン
スイマセ―――\ζ(゚ー゚;*ζ「そ、そして私が伊藤さんの側近やらせてもらってます、不破デレですすいません……」――――ン
トソ――――\(゚、゚*トソン「そして私が『宇宙海賊』改め『宇宙に咲く一輪の白百合』、都村ユリットソンです!」―――――ン
シラネーヨ―――(;´ー`)/「くっそ、緊張感が途切れた!!」―――――ッ
パァァァァァァァへ( ◎Д◎)へ.:::「太陽が沈むのは摂理です、決して罪ではありません……」ァァァァァァァァッ
ハイ―――――从;゚∀从/「お前入ってくんな!! ゲロの残り香がキツいわ!」―――――ン
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('、`*川「いやー決まったねー。ぶっつけ本番の割には成功したねー」ワイワイ
(゚、゚*トソン「御姉様の口上最高でしたぁ! 私のプログラムも書き換えてほしいですぅ!」ハフハフ
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません、腕の角度ミスってすいません!」ペコペコ
(;´ー`)「楽しそうだなお前ら!」
休み時間に考えたであろう口上を披露すると、伊藤はこの上なく気持ちよさそうにポーズを決めた。
アレなんだろうな、用意してた決め台詞言えた時が厨二最大のエクスタシーなんだろうな。
(;´ー`)(しかし、不死身か……またベタな……)ゴクリ
/ ゚、。;/(ちょっと待ってよ……私達、不死身と戦わなきゃいけないの……!?)ブルッ
ハハ*ロ -ロ)ハ(何ヤッテモ死なないってコトは、切腹し放題やないデスカ……!!)ワクワク
伊藤の不死身っぷりを目の当たりにして、俺達を瞬く間に緊張が包む。ハロー除く。
もう目の前の巨乳をただの変態と軽く見る奴はどこにもいない。
何たって、彼女は不死身なんだから。その不死身の彼女を倒さなければならないんだから。
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うっしゃぁああああ支援んんん!!!
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ε=('、`*川「さぁどうよ、これで私がただの百合っ娘製造機じゃないってことがわかった?」エッヘン
(゚、゚*トソン「そうですよ、御姉様は実力の伴った百合っ娘製造機なのです!」フンス
ヽ('、`*川ノ「ズコー」
从;゚∀从「こっち側の緊迫感がてんで伝わっていない! ちっとはピリッとしろや!」
щ('、`*川「まぁいいや、そんじゃみんなで4階に行きますかね。カムヒア」
(;><)「4階……? いや、面子揃ってんだからここじゃダメなんですか……?」
ヾ('、`*川「ノンノン、まだ揃ってはないわ。私の『最初の妹』が待ってる」チッチッ
(;´ー`)「最初の妹? ……あっ……」
へ( ◎Д◎)へ「世界に光あれ………」パァァァァッ
ハハ ロ -ロ)ハ「とりあえず、このハリツケは置いてっていいデスヨネ?」
((ζ(゚ー゚;*ζ「すいません、異存無くてすいません!」ペコペコ
爪'ー`)y‐「お前何気に酷い奴だよな」
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−東校舎4階−
*(‘‘)*
*(‘‘)*「ミュージックステーションに出たい……」
*(‘‘)* ゴロゴロ
*(‘‘)*「サーティワン全種コンプしたい……」
*(‘‘)* ゴロゴロ
*(‘‘)*「お姉様に逢いたい……」
('、`*川「その願い叶えてしんぜよう」ヒョッコリ
*(;‘‘)*そ「 ど ぅ ぅ ぅ ん ! ! ? 」ビクッ
(;´ー`)(何やってんだコイツ……)
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ヘリカルwwwww
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伊藤に言われるがままに4階へ昇ると、そこではロリっ娘が暇していた。
そういや逃げ延びていたね沢近。他のみんなが濃厚すぎて霞んでいたわ。ゴメンな。
ていうか百合でロリで厨二の生徒が霞むってどんな濃さだよ! 道頓堀川か!!
≡≡*(/*‘‘)*/「おぉぉぉぉぉねっさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
待ち焦がれてましたぁ、ヘリカル寂しくてバターになっちゃいそうでしたぁぁぁぁぁっ!!」バビューン
('、`*川「メカニズム教えてよ。紹介するわ、新たなる妹のトソン」
\(゚、゚*<トソン「はい只今ご紹介に預かりました! 銀河に揺れる一輪の花、キュアトソンです!」ババーン
*(;‘‘)*「ぐぬぅ!? 妹キャラは間に合ってるんですけどー、妹は私の専売特許なんですけどー!」プンスコ
(゚、゚*トソン「フッ、悪いですけどね、私には御姉様と口が同系統という武器があるんですよ……!!」ヘヘン
('、`*川「コラコラ喧嘩しないの。2人には悪いけど私の一番はハインが予約済みなのよ」
*(;‘‘)*「うぐっ……ハインちゃんなら仕方ないか……」グッ
(゚、゚;*トソン「そうですね……いいんです、私は御姉様の何番目でも……」クッ
从;゚∀从「だから嬉しくねぇよ!! 何お前ら俺を羨望の眼差しで見てんだ!」
(;´ー`)「畜生、相も変わらず暑っ苦しい!!」
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません、輪に入れずすいません!」ペコラペコラ
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+('、`*川「さぁそんなワケで揃ったね、『祕蜜の華園(リリィカルテット)』の面々が」キラーン
(;´ー`)「くっ……最後の最後にとんでもない派閥が現れたな……」
/ ゚、。;/(アカン、胃がただれそうや)
不死身のレズに命を狙われ、否が応でも表情が険しくなる俺達。
そんな俺達を見て、両脇に妹を侍らせる伊藤が不意に口を開いた。幸運グッズの広告か。
('、`*川「さて……覚悟は出来てる? シラネーヨ先生改めシラネーヨウイルス」ゴゴゴゴゴ
(;´ー`)「ウイルス!? 俺もう病原菌とどっこいどっこい!?」ガビーン
('、`*川「そりゃそうよ、何せアンタは憎い憎い恋敵だもの」
(;´ー`)「!! ……」ゴクリ
从;゚∀从(はにゃ、もしかして俺取り合われてる!? すげぇ、ヒロインっぽい!)ハッ
爪'ー`)y‐(フッ、レズとオッサンに取り合われるヒロインってのも珍しいけどな)
从;゚∀从そ(コイツ直接脳内に……!!)
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爪'ー`)y‐④
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('、`*川「ズルいわよね、私の方が付き合い長いのに、ハインは会って1年程度のアンタに夢中なんだもん」
从 ゚∀从「まぁお前に会う以前に、前世で俺と先生は逢ってるけどな」キリッ
(;´ー`)「喋るな! 火に油積んだトラックで突っ込むな!」
('、`#*川 イラッ
*(;‘‘)*「いつでも菩薩の笑みなお姉様がイラッとした! こいつぁ荒れるぜ!」
虫眼鏡で集めた太陽光ばりの熱視線を、伊藤は憎々しげに俺に注いだ。
そりゃそうだ、伊藤にとって俺は教師である前に、好きな相手を独占する悪い奴に他ならない。
ハインの電波発言に苛立った伊藤は更に言葉を続ける。ホントゴメン。
('、`*川「そもそもハインを惚れさせるだけなら百合っ気増やせばいいだけよ。何でそうしないかわかる?」
爪'ー`)y‐「わかるさ、要は日没の海に浮かんだ時しか見れない風景があるってこったろ?」
('、`*川「違います。先生ほっといたままハイン手に入れてもスッキリしないのよ」
(;´ー`)「……」ゴクリ
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うわああああ初遭遇嬉しい!支援!
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('、`*川「ハインを惚れさせることを想像しても、どうしてもアンタがチラついて腹が立つ」
('、`*川「アンタ邪魔なのよ。アンタがいる限り、ハインを惚れさせても全然スッキリ出来ない」
('、`*川「だったらアンタを消せばいい。アンタがいなくなれば、私のイライラは解消される」
('、`*川「ゆえに、この最強メンバーでアンタをぶっ潰す。そんで、完全に潰したら……」
('∀`*川「……グヘヘヘヘ……!!」ニタラァァァ
::从;゚∀从::「HIEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!」ゾクゾクゾクゾク
(;´ー`)「……伊藤……」
くるうばりに狂気じみた伊藤の笑みに、さしものハインも梅図漫画みたいに慄く。
百合っ気やハインに対する感情は、紛れもなく伊藤が前々から抱いていた感情だろう。
だが、歪んでいる。コイツも照井や都村のように、力を得たことで理性のタガが外れてしまっている。
だったら話は早ぇわな! 相手がユリだろうがバラだろうがヒヤシンスだろうが!
(;´ー`)「上等だヨ……けどな、これだけは覚えとけヨ……」
('、`*川「……言ってみなさいよ、野郎の発言に前頭葉使いたくないけど……」
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(;´ー`)「別に誰を好きになろうが誰を憎もうが、そんなのお前の自由だヨ」
(;´ー`)「だが、俺はお前ら全員に説教ぶっかけるまでは死ねネーんだヨ」
(;´ー`)「無論、お前のトホホな性倫理も叩き直す。それまで俺は死なネーし……」
(;´ー`)σ「嫌がる女の脳味噌弄くって惚れさすような奴に、ハインはやらん!」ズバッ
('、`*川「!! ……相変わらず憎たらしいわね……!!」ギリッ
从 ゚∀从
从 ゚∀从。〇(「ハインはやらん」→「ハインは誰にも渡さん」→「女房と別れてハインと結婚するつもりだ」→「住もう」)
从 ゚∀从
从 ゚∀从
.
-
なぜそうなる
-
(;∫´ー`)∫「さぁ、わかったら教えてもらおうか……この戦いのルールを……!!」ゴゴゴゴゴ
√('、`*√川「フフ、いいわよ説明してあげる……アンタを死へ誘うルールをね……!!」ゴゴゴゴゴ
(;><)「うあぉ、2人揃って変なポーズなんです……まさに一触即発なんです……」
从 ∀从「……ビロード……」
( ><)「はい? どうしました、ヒロイン()さん……」
从* ∀从.::「 俺 は も う 駄 目 だ 」カハッ
(;><)そ「ぼあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
高岡さんが恍惚の表情で吐血したんですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」キャァァァァァ
(;´ー`)そ「え、どういうこと!? ちょっと目を放してる間にどういうこと!?」ビクゥゥゥゥ
::从* ∀从::「せ、先生、いや、旦那様……海の見える丘に建つ家で白いレトリバーを2匹飼いましょう……!!」カフッ
(;´ー`)「何言ってんの!? ねぇお前何言ってんの!?」
-
どういうこっちゃ、ちょっと火花散らしてたらハインが瀕死だ!
なんで血ぃ垂れ流してんの、なんでしきりに「略奪愛最高……」とか呟いてんの!?
('、`#*川「やってくれるじゃない……私の愛しのハインから体液噴き出させるなんて……!!」ゴゴゴゴゴ
(;´ー`)「いやらしく言うなヨ! ていうか俺のせいなの!?」
/ ゚、。;/「蕪揺れる荒廃の丘で際限なき斜陽がバベルの階段を照らす!」
爪'ー`)y‐「『そんなことより早くルール教えてよ、どんだけ待ち惚け喰らってると思ってんの!?』だてよ」
从;゚∀从「ガフッ……なんだ、お前らいたのか……」
(゚、゚;*トソン「いましたよ! その間ずっと空気読んで黙ってましたよ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「暇すぎて手押し相撲大会開催しちゃいマシタヨ」
*(;‘‘)*「くっ……! 『VIP中の小さな猪』と呼ばれた私が押し負けるなんて……!!」ガクッ
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません、私なんぞが4人抜きしてすいません!」
(;´ー`)「盛り上がってんな!?」
-
俺がちょっと目を離した隙に、いつの間にか不破が横綱に君臨していた。
何なんだこの休み時間。さっきまでグロとゲロに怯えてたとは思えんぞ。
すると伊藤が両手を鳴らし、皆の視線を集めた。お前もなかなか苦労人だな。
人('、`*川「ハイハイ、手押し相撲もいいけどルール説明するからみんなちゅうもーく」パンパン
(;><)「……ルール……女子全員ベロチューしないと通れないとかですか……」ゴクリ
从;゚∀从「めったなことを言うな! 実現したらどうすんだ!」
('、`*川「あ、その手があったか……掟紙書き直そっかな……」
ヒィィィィィ::ハハ;ロ -ロ)ハ::::从;゚∀从::「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」;;/ ゚、。;/;;ィィィィィィッ
(;´ー`)「そういうのもういいヨ! ルール教えてくれってば!」
('、`*川「メンゴメンゴ。まぁ簡単に言えばバトルロワイアルね」
(;´ー`)「バトルロワイアル……!?」ゴクッ
爪'ー`)y‐(てれび戦士になりてぇ……)
-
(;><)「バトロワと言うと……6対4の総力戦って感じですか……」ゴクリ
('、`*川「そ。先に相手サイドを全員やっつけた方が勝ち。単純明快っしょ?」
爪'ー`)≡≡○「フッ、いいのかい? 俺は女だろうが手加減出来ねぇぜ?」シュッシュ
从 ゚∀从「お前のその強気の根拠どこだよ。何シャドーしてんだ」
(;´ー`)「……確かにわかりやすい条件だヨ、だが……」ゴゴゴゴゴ
ハハ ロ -ロ)ハ「ペニサスサンがそんなstraightなルールをそのまま出すとは思えマセンネ……」ゴゴゴゴゴ
('、`*川「……えへ、バレた……?」ゴゴゴゴゴ
厨二の考え方は基本的にひねくれてる。スネ夫や永沢君以上にひねくれてる。
フサみたいなタイプならともかく、伊藤のようなおすまし厨二が単純バトルをそのまま仕掛けるとは思えない。
そんな俺達の考え方は想定内とばかりに微笑んだ伊藤は、懐からなんか取り出した。
[][][][]ヽ('、`*川「そうね、だからみんなには『コレ』を引いてもらうわ」チャッ
/ ゚、。;/「……灰人を屠りし異端の手札……?
(……カード……?)」
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新スレおめでとう支援
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きてあー!支援
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伊藤は6枚のカードを取り出すと、扇形に広げて俺達の前に差し出した。
ディスプレイといいカードといい、厨二が好むアイテムの見本市かよ。
ていうかすげぇ怪しい。装備したら呪われるアイテム感がプンプンだぜ。
(;><)「えー、引かなきゃダメなんですか……? 爆発とかしませんよね……」
('、`*川「いいから引きなさいな。引かなきゃ私の性欲が爆発するわよ」
从;゚∀从「さっさと引きましょう! さぁ引きましょう、迅速に引きましょう!!」
(;´ー`)「急かすな急かすな!!」オズオズ
伊藤の性欲に恐れをなした俺達は、1人また1人とカードを引いていく。
そのカードに書いてあったのは1文字、何の変哲もない数字。
(;´ー`)ノ[]「『1』……? 何だヨ、これに何の意味があるんだヨ……」ピラッ
.:::;><)「僕は『2』だったんです……一体何が起こるというんです……!?」ショアァァァ
(;´ー`)そ「 じ ゃ じ ゃ ぼ ぁ っ ! ! ? 」ビビビクゥッ
-
.::::><)「はにゃ? どうしたんですか皆さん、まるで目の前で人が溶けてるような顔をして」ショワァァァァ
(;´ー`)σ「いや、溶けてるヨ!? 今まさにお前溶けてるヨ!?」
.:::::::「ハハッ、何言ってんですか、人がそんな簡単に溶けるワケn」シャァァッ
从;゚∀从「溶けきったぁぁぁぁぁっ!! 溶けるワケないって言いながら溶けたぁぁぁぁぁっ!!」
(゚、゚*:::.「ウフフさぁ恐れおののきなさい、これが御姉様の力です!!」ショワァァァ
.:::‘‘*)*「スッゴいでしょ、アンタらもこうなる運命(ディスティニー)なんだよ!」ショァァァァ
.::: ゚、。;/「銀の標を構えし英雄の馬は蒼空へ駆け抜けん!!
(貴女達も溶けてるよ!? そして私もね!?)」バショアァァァ
(;´ー`)「うわぁぁぁぁぁ次々と溶けたぁぁぁぁぁ!! みんないいヤツだったヨぉぉぉぉぉっ!!!」
('、`*川「そんな怯えなくていいわよ、みんなは死んでない。ただ『ワープ』しただけ」
ハハ;' -')::.「ワープ……!?」ショワァァァ
Σζ(゚ー゚;*:::.(メガネ先行で溶けてる!!)シャワァァァ
-
きてるー!
支援
-
('、`*川「そのカードは掟紙を切って作ったカードでね、書かれた数字の階に引いた人をワープさせるの」
(;´ー`)そ「今のがワープ!? ワープってもっとサイバーなんじゃネーノ!?」
('、`*川「それぞれの階に私達は1人ずつ。その階にいる敵を倒さなければ別の階には行けない。
同じ階に仲間がいる場合はすぐ近くに飛ばされるから寂しくて死ぬ心配は無いね」
.::::::)y‐「フッ、要は個人戦、もしくは少数戦になるってこt」ショワァァァ
从;゚∀从「喋ってる途中に溶けきった! ショタに厳しいな!」
('、`*川「ま、要はサバイバルよ。サバイバルとダライラマって似てんね。ハハハ」
.:::;´ー`)「ハハハじゃネーヨってうわぁぁぁぁぁ!! もうだいぶ溶けてるぅぅぅぅぅっ!!」ショワァァア
从;゚∀从「せんせ――――っ!! 溶けても魅力はちっとも減ってませ――――ん!!!」
ヽ('、`*:::.「じゃ、そんなワケで東校舎サバイバルスタートよ。バイビー」シュワァァァア
.:::::::::「ちょっと待てヨもっと詳しk」ワアアアアア
\从;゚∀从/「せんせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ――――――――――――――――――――っ!!!」
-
おめめがつぶら
-
細目率の高さたるや
-
从;゚∀从「……」ポツーン
从;゚∀从「……み、みんな溶けた……!! 今回の『生徒指導』はホラー成分強いな……!!」ポツーン
从;゚∀从ノ[]「俺だけ溶けなかったのは、『4』のカードを引いたからか……」ピラッ
从;゚∀从「……あれ、でもレズ共全員溶けたよな……? じゃあ俺の相手って……」クルッ
ヽ('、`*川「やっほ」ルン
从 ∀从.::::: ガフッ
('、`*川「やぁだー、何吐血してんのー? そんなに私に体液を振りまきたいのー?」
从;゚∀从σ「なんでだぁぁぁぁぁ――――っ!! お前溶けたじゃねぇかぁぁぁぁぁぁ―――――――っ!!!」
('、`*川「フェイントよフェイント、でもハインと1対1になったのはマジで偶然だかんね。
そんじゃ恋敵をぶっ殺す前に恋する相手を堪能しますかね先っちょだけ」グイグイ
从>;゚∀从>「神よ、何故俺にこれほどの試練をぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
【 4F ハインリッヒ高岡VSペニサス伊藤 】
.
-
キマシタワー
-
キタ―!! 支援支援
-
リアルタイム!リアルタイムや!支援!
-
−東校舎1階・昇降口−
..::::::: ショワァァァァ
..:::ー`)
(;´ー`)ノ「……u聞かせてくれヨ、みたいな感じ的な……」フォン
( ´ー`)ノ
(´ー`ノ)
ヽ( )
( ´ー` )ノ
(;´ー`)そ「 誰 も い な い ! ! ! 」ド―――――ン
( ´ー`)
(;´ー`)そ「『いるヨ』的なひとくだりが無いってことは本当に 誰 も い な い ! ! ! 」ド―――――ン
.
-
みるみるうちに体が溶けていって、一瞬視界が暗転した刹那。
気付くとさっきまでワイワイ言ってた生徒が1人もおらず、昇降口に1人佇んでいた。
並ぶ下駄箱やフサのケンカパンチ()の痕。間違い無くここは東校舎の1階だ。
ていうかマジでワープしちゃったよ、それどころか1回溶けちゃったよ。
ワープは科学的に無理だってトリビアで専門家の先生が言ってたというのに。
(;´ー`)(うわぁ、マジで俺ワープしちゃったのかヨ……ヤマトみたい……)キョロキョロ
(;´ー`)(とにかくみんなと合流しネーと……そのためには2階へ……)
( ´ー`)「……」
(;´ー`)「……あっ……!!」タラッ
やっべ、気づいちゃった。気づかなければ呑気でいられたこと気づいちゃった。
伊藤の話では、別の階に行くには同階の敵を倒さなくてはいけない。
そして近くに仲間がいなかったということは、この階に飛ばされたのは俺1人ということ。
(;´ー`)(つまり、俺は1人であのレズカルテットの誰かと戦わなければならない……!!)
-
(;´ー`)「……俺だけかぁ……懐かしいな、この心細い感じ……」ブルッ
現状を把握した俺の脳裏に、図書準備室でワカッテマスに殺されかけた記憶が蘇る。
思い起こせばこの戦い、完全に1人で乗り切ったのはあれっきりじゃないか。
それ以降は常にハインとかが守ってくれた。俺は常にいいとこ取りだ。
(;´ー`)(それが完全に1人ぼっちか……俺ってば、想像以上に生徒に支えられてたんだなぁ……)
正直、めっちゃ怖い。だって相手は容赦なく俺のタマ狙いに来るんだもん。
だけど、今こうしてる間にも上階では生徒達が戦っている。
そんな中、年長者の俺が一番ブルってるのは情けないこと火の如しじゃねぇか。
(;´ー`)「……ビビってなんかいられネーヨな……」ボソッ
自分にだけ聞こえるような声で、小さく、強く呟く。
そうだ、ビビってなんかいられない。そもそも最初は生徒全員1人でとっちめるつもりだったんだ。
あの時と決定的に違うのは、今の俺にはついてきてくれる仲間がいるってことだ。
(;´ー`)(見てろヨ伊藤……俺は説教しか出来ネー中年だけどヨ……)
(;´ー`)┛(生徒の為なら不死身も倒せるってこと、証明してやるヨ!!)ガシッ
┗(;´ー`)┛(ノープランだがな!!!)ガシガシッ
-
))(;´ー`)「よし、とりあえず色々確かめネーと……武器も持っておきたいな……」テクテク
打倒不死身を心に決めた俺は、早速挙動不審気味に行動を開始した。
1階は狭い、いつ厨二と出くわすかわからない。それまでに対策を練っておかなくては。
深夜の校舎をうろつく姿は完全に不審者だがな! 来ないでセコムさん!
))(;´ー`)「えっと、校舎外には出れるみたいだな……最悪校庭に逃げられるヨ……」ガチャッ
(´ー`;)((「そうだ、美術室にも寄っておこう……武器になるものが多そうだ……」サッサッ
))(;´ー`)「ぃよっし……あとは購買に寄ってしょっぱいパンを……」テテテテ
::(;´ー`)::「……」ブルルッ
(;´ー`)「……その前に便所寄っとくか……戦い始まったらトイレ休憩ネーもんな……」
(;´ー`)(そう言えば相手はどこにいるんだろ……結構徘徊したのに出くわさなかったが……)
(;´ー`)つ「ってそんなん考えてる場合じゃネーヨ、早く排水せねば俺の本能寺が陥落……」ガチャッ
-
*(‘‘)*
( ´ー`)つ
*(‘‘)*
( ´ー`)つ「……ヘリカルちゃん、みーつけたヨー……」
*(‘‘)*ゞ「……あちゃー、見つかっちったー。次は私が鬼かー……」
( ´ー`)
*(‘‘)*
( ´ー`)
*(γ;‘‘)*γ「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ女の敵だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」バンバンバン
┗(´ー`;)┓≡≡「濡れ衣だヨぉぉぉぉぉっ!! ていうかここ男子トイレだヨぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」ピューッ
【 1F 不知火シラネーヨVSヘリカル沢近 】
.
-
−東校舎・3階−
ε=/ ゚、。;/「信託……翡翠の空に埋もれた誘惑のヴェルヴェット……。
(ふぅ……一時はどうなることかと思った……)」
/ ゚、。;/「石蕗を掌に落とした冥界のサバトは悟られしランデブー……。
(なんせ私が一番身体能力無いし……ゴスロリで動きづらいし……)」
/ ゚、。;/「盟友の契りに疑念を捨てた聖杯の曇る夜のグロリア……。
(でも……ちょうどすぐ近くにアナタがいて助かったわ……)」
/ ゚、。;/「黄金の影に虚ろうファントム・マイン……。
(ハローさん……)」
ハハ ロ -ロ)ハ「スイマセン、フォックスクンいないんで普通に話してくれマセン?」
/ ゚、。;/「あ、ごめんなさい……つい通訳が横にいるつもりで……」
ハハ ロ -ロ)ハノ「ソコで普通に話すんカイ!」ビシッ
��/ ゚、。;/「どうしろというの!?」バビーン
-
し
-
ハハ ロ -ロ)ハ=3「まぁ安心ナサイナ。ダイオードサン、否、ヒメはワタシがお護りするでゴザル!!」フンガー
Σ/ ゚、。;/「姫!? そ、それは頼もしいけど……ちょっと心配だな……」
ハハ ロ -ロ)ハ「……そんなに今後の民主党が心配デスカ……」ホゥ
/ ゚、。;/「何の話!? いや、私と同じ非戦闘員の先生と狐ヶ崎君が心配なのよ……特にあのナルショタ……」
ハハ ロ -ロ)ハ「大丈夫デスヨ、フォックスクンはマッチョやバカップルやエセヤンキーを倒した実力者デスヨ?」
/ ゚、。;/「なんかあんまり大丈夫感が無いラインナップなんだけど!?」
ハハ*ロ -ロ)ハ「アッ、まさかついにデレタんデスカー? 『私がついてないと漆黒の深海』ミタイナー?」ヘラヘラ
Ъ/ ゚、。;/「んなっ!? だっ、誰があんな花輪君みたいな奴に!!
そ、そーゆーハローさんこそ愛しの弟者君が恋しいんじゃなーいのぇーっ!?」ズビシ
ハハ ロ -ロ)ハ「恋しいデスヨ。今すぐ抱きしめてアメリカに持ってきたいデスヨ」サラッ
Σ/ ゚、。;/「開き直ってデレた!!」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「とにかくフォックスクン達は大丈夫デスヨ。最悪ウンコとか漏らす程度デスヨ」
/ ゚、。;/「それは最悪だね!? じゃ、じゃあ私達の方は大丈夫かな……」
ハハ ロ -ロ)ハ =3「心配ナサラナイでクダサイ、ヒメ! このハロ影にお任せを!」ハフヒー
Σ/ ゚、。;/「だから姫って何!? 私だいぶ洋装だけど!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「でも冗談抜きでワタシ達の組み合わせは結構良いかもしれマセンヨ。
ワタシがハリツケにした相手をダイオードサンが正気に戻せばいいんデスカラ」
/ ゚、。;/「そ、そうだね……そう考えると少し気が楽かも……」
「そう簡単に行きますかね?」
/ ゚、。;/「!!!」ハッ
ハハ ロ -ロ)ハつ≡≡≡††「ナニヤツ!!」シュシュッ
/ ゚、。;/「出たー! 相手が喋る前に動きを止める、極悪非道の磔攻撃!」
-
⌒⌒††「貴方の攻撃はとても多種多様で不規則ですが、共通の弱点が存在します」ポトンポトン
ハハ;ロ -ロ)ハそ「NO! ワタシの長谷川ロミオと東坂下アンダーソンが撃ち落とサレタ!」ガーン
/ ゚、。;/「クナイに名前付けてんの!?」
「貴女の攻撃はクナイ、火噴きなど遠距離攻撃が多い。更に先制攻撃を好みます」スタスタ
/ ゚、。;/「て、ていうか、この声って……」
「推測ですが、貴女は近接戦闘が苦手なのではありませんか?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ウップス……アナタが相手デスカ……」
「現に貴女は対兄者君や対くるうさんでは、明らかに苦戦していました」
「極力近接戦闘を避けるため、遠距離で手早く勝負をつけたかったのでしょう?」
「しかし残念、私にはクナイは届かず、火はかき消えます。それもその筈」
-
(゚、゚トソン「私は『空気』を自在に操れるのですから」スッ
/ ゚、。;/「……都村さん……」
ハハ;ロ -ロ)ハ「Shit、どうやらワタシの天敵に当たっちまったようデスネ……!!」ギリッ
(゚、゚*ユリットソン「安心して下さい、殺しはしません。いずれ2人とも私の姉妹になるのですから……!!」ハァハァハァ
/ ゚Д。;/「うわぁぁぁぁぁそうだったこの子今非常識なんだったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「いくらアメリカが同性愛に寛容でもサスガに引きマスワ」
【 3F ハロー三宮&鈴木ダイオードVS都村ユリットソン 】
.
-
−東校舎・2階−
(;><)「……」ゴゴゴゴゴ
爪'ー`)y‐「……」ゴゴゴゴゴ
ζ(゚ー゚;*ζ「え、えっと、なんと言いますか……すいませんと言いますか……」オロオロ
ζ(゚ー゚;*ζ「えっと、今回はふたおショタかた、あっ間違った、ショタお二方と戦うということで……」
ζ(゚ー゚;*ζ「わ、私も敵キャラとしての責務を果たせるように精一杯頑張りますので……え、えっと……」
┗ζ(゚ー゚;*┗ζ「い……いざ!」シャーッ
(;><)「……やりづらいんですけど……」
爪'ー`)y‐「フッ、船乗りに準備の有無は関係無いってことか……デカい波が来そうだぜ」
(;><)「やりづらいんですけど!!」
-
ヽζ(゚ー゚;*ζノ「ど、どっからでもかかってきてください!!
あっ、大きなこと言ってすいません! どっからでもすいません!」ワタワタ
(;><)「えー……ここまで下からこられると蒸気王とかぶっぱなしにくいんです……」
爪'ー`)y‐「フッ、躊躇いなさんな若内。戦場に経ってる以上、俺もお前も不破も若武者だぜ?」
(;><)「ちょっと黙っといて下さい! 邪魔くさいんで!」
爪'ー`)y‐「黙れとは酷だねぇ。若内、お前は息を吸うなと言われて首を縦に振れんのかい?」
(;><)「もうシカトするんです! いいんですね不破さん、ぶっ放しますよ!?」
ζ(゚ー゚;*ζ「は、はい! ふつつかものですがよろしくお願いします!」
(;><)「なんかプロポーズみたいになってるんです! わかりました、恨まないでくださいよ……」ゴゴゴゴゴ
ζ(゚ー゚;*ζ「……」ゴゴゴゴゴ
爪'ー`)y‐(小枝食いてえ……)ゴゴゴゴゴ
-
( ><)「……ハぁぁぁぁぁ………!!」ゴゴゴゴゴ
\( ><)「天さえ地さえ海さえ焼く! 無敵で不敵な鋼の魂!」キュピーン
( ><)/「今宵夜空を貫いて! 荒野に轟く王の火柱!」シュイーン
┗( ><)「無敵重装・蒸気王!」シャキーン
┗( ><)「 F I R E ! ! ! 」バババーン
┗( ><)
ζ(゚ー゚*ζ
爪'ー`)y‐
┗( ><)
┗( ><)
.
-
┗( ><)
┗( ><)
┗(>< )
┗( >< )
┗(;>< )「 あ り ゃ り ゃ ! ? 」ズガビ――――――ン
爪'ー`)y‐「どうした若内、二の腕に顔みたいな痣でも浮かび上がったか」
┗(;><)「怖いこと言わないでください! あれ、何ですか!? 何で蒸気王出ないんですか!?」
ζ(゚ー゚;*ζ「……すいません……それ、私の能力です……」
┗(;><)「なぬっ……!? なんです!」
爪'ー`)y‐「腕下ろせよ」
【 2F 若内ビロード&狐ヶ崎フォックスVS不破デレ 】
.
-
−東校舎・3階−
へ( ◎Д◎)へ
へ( ◎Д◎)へ「愛無き世界に人が棲む道理はありません……」パァァァ
へ( ◎Д◎)へ「……」
へ( -Д-)へ「……」パチッ
::へ( -Д-)へ::「……………」ムズムズムズ
へ( ^Д^)へ プギャーン
へ( ^Д^)へ
へ(;^Д^)へ そ「ハッ! 俺は一体何を……!!」
【 部外者 指差プギャー 】
.
-
【東校舎1階・シラネーヨVSヘリカル】
≡≡┏(;´ー`)┛「ぬあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! こーろさーれるぅぅぅぅぅっ!!」ズダダダダ
≡≡*(γ;‘‘)*γ「うあぁぁぁぁぁ痴漢死すべし痴漢死すべし痴漢死すべしぃぃぃぃぃ!!」バンバンバン
┗(´ー`;)┓≡≡≡「それでも俺はやってネーヨぉぉぉぉぉぉぉぉっ!
てか何で男子トイレに佇んでたんだヨぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」ズダダダダ
ч*(‘‘;ч)*≡≡≡「だって男子トイレから出てくるところ見られたらハズいじゃん!
それで出るタイミング測ってたら痴漢襲来だよ死ねぇぇぇぇぇっ!!」バンバンバン
≡≡≡(;´ー`)「それ俺じゃなくてお前を男子トイレに飛ばした伊藤が悪いんじゃネーノ!?」
≡≡≡*(;‘‘)*「うるさぁぁぁい!! 『不知火』とか厨二みたいな名字しやがってぇぇぇぇぇっ!!」
(´ー`;)≡≡≡「『沢近』だってツンデレサブヒロインみたいでいいだろヨぉぉぉぉぉっ!!」
*(‘‘;)*≡≡≡「ありがとぉぉぉぉぉ!!」
≡≡≡(;´ー`)「どういたしましてヨぉぉぉぉぉっ!!」
-
尾崎が窓ガラス壊して回りそうな夜の校舎で、俺はリトルガールに追われていた。
しまった、『生徒指導』における便所はドラクエにおけるミミックだということを忘れてた!
まさかトイレを開けたら2秒でヘリカルとは! サトウのご飯もびっくりだよ!
≡≡*(;‘‘)*「もう逃げるなー! 女の子にケツ向けて恥ずかしくネーノ!?」
≡≡(;´ー`)「ネーヨ! 少なくとも公衆の面前でペロペロされるよりは恥ずかしくネーヨ!」
≡≡*(#‘‘)*「ムキー! 何言ってんの、レズにとってのペロペロは貴族にとっての社交会だよ!?」
≡≡(;´ー`)「シラネーヨ! よくわからんが世界中のレズに謝れ!」
小気味良い掛け合いをしつつもおいかけっこを展開する俺達。なんか懐かしいなこの感じ。
だが俺だって闇雲に逃げてるわけじゃない。ちゃんとヒントは見つけた。
≡≡*(γ;‘‘)*γ「んもーっ、逃げちゃヤダってーっ! 小賢しぃーっ!」バンバンバン
≡≡(;´ー`)(よっしゃ……このままなら紙一重でかわせる……!!)ヒュヒュヒュ
走りながらだと、沢近の電撃の命中率は各段に下がる。
.
-
昔サバゲーやってた嫁に聞いたんだが、動く的を動きながら狙うというのはクソほど難しいらしい。
ましてや沢近は普段はただの手芸部員。射撃スキルなんかあるわけが無い。
≡≡((((「(;´ー`)」「うがぁぁぁぁぁ当てられるもんなら当ててみろヨぉぉぉぉぉっ!!」シュバババ
*(;‘‘)*そ「うわっ、めっちゃ機敏だ! 鬱陶しいったらありゃしない!」
ゆえに、走りつつちょこまか動き回れば、単純な軌道しか描かない電撃は割と避けられる。
もしも百発百中とかいう設定だったら詰んでたけど、そこまで徹底したキャラ設定じゃなくて助かった!
*(;‘‘)*γ「むっきー、ガッペムカつくーっ!! いい加減しびれやがれーっ!!」バーン
だが当然、よけきれない事態も出てくる。そんな時は、さっき美術室から調達した『コレ』や!
(;´ー`)/□「美術室にあったでっかい画板ガード!!」バシィン
*(;‘‘)*「くっそ、私の電撃がまさか美術室にあったでっかい画板でガードされるなんて!」
(;´ー`)そ「つーか美術室にあった(ryで電撃防げるもんなのかヨ!? 人体は黒こげに出来んのに!」
*(;‘‘)*「無機物は苦手なの! 私の能力設定の穴を突くな!」
-
いやはや、ダメ元で持ってきた美術室(ryがこうも綺麗に役立つとは。
最悪手裏剣みたいにぶん投げようと思ってたけど、かさばるの覚悟で持ってきた甲斐があったね。
しかし、いくら電撃はヴァンガード(美(ryガードの略)出来ようとも、根本的な解決は出来てない。
≡≡*(γ;‘‘)*γ「ゼェゼェ、で、でもねぇ! 守るだけじゃ私には勝てないんだかんね!」ツタタタ
≡≡(;´ー`)「……そうなんだヨなぁ……」トタタタ
そう、いくら回避率を上げようとも、俺には沢近を攻撃する術がない。
沢近の攻撃は一撃必殺。ヴァンガードを失敗すれば即時お陀仏。
何とか沢近を無力化させる手段を見つけなければ、俺の未来はヤムチャと同じだ。
≡≡≡┏(;´ー`)┛「でもまだ打開策見つかんないからとりあえず逃げぇぇぇぇぇる!!!」ショゴァァァァ
*(;‘‘)*「加速した!? くっ、純情天使の名にかけて逃がしてたまるもんですか!」
⊂⊂⊂≡≡≡⊂(´ー`;⊂)「そうはいくか、石膏で作った手のオブジェ投げ!!」ヒュンヒュンヒュン
*(;‘‘)*⊂⊂⊂≡≡≡「キャッ、マドハンドみたいで怖い!!」ビクッ
≡≡≡(;/´ー`)/「バカめ隙を見せたな! とっつぁんあーばヨぉぉぉぉぉ!!」ドヒューン
*(;‘‘)*「だれがとっつぁんよ!!」
-
−1階・用具倉庫−
<ンモーッ、ドコイッタノヨ、アノカイショウナシーッ
(;´ー`)「……ハァハァ……」ボソッ
マドハンドを捨てて身軽になった俺は、飛び込むように校舎外れの用具倉庫に逃げ込んだ。
外から聞こえる沢近の罵声から察するに、上手く撒けたみたいだ。誰が甲斐性なしだ。
さて、問題はここからだ。俺は呼吸を整えながら、これからのことについて考えはじめた。
(;´ー`)「……どうやって沢近を説教出来る状態まで持っていこう……」ハァハァ
俺が沢近を倒すには説教するしかない。だが、普通に喋っても電撃にやられる。
今まではハインの重力とかで相手を動けなくしていたが、当然今その手は使えない。
すなわち、俺1人で沢近を動けなくした上で、説教をぶちかまさなきゃならん。
(;´ー`)(参ったな……モララーの時みたいに一度攻撃食らって油断させるみたいな手は使えネーし……)
(;´ー`)(くっそ、歯痒い……説教プランは出来てんのに……)
(;´ー`)(……)
-
(;´ー`)「……ハイン達がいてくれたら……」ボソッ
――ふと、情けない本音が零れる。
ハインなら、沢近を『重力±』でねじ伏せることが出来る。
ビロードなら、『無敵重装』をぶっ放して沢近を戦闘不能に出来る。
ハローなら、『クナイ』で沢近を磔にして動きを止められる。
フォックスなら、『歌の力』で沢近の戦闘意欲を削ぎ落とせる。
鈴木なら、『張り子の平和主義』で沢近を正気に戻すことが出来る。
生徒達はみんな、沢近を止めることができる『力』を持っている。
(;´ー`)「……俺には……何も無い……!!」ギリッ
.
-
⊂(;´ー`)「……クソっ、クソぉ!!!」バンッ
行き場の無い自己嫌悪を込めて、俺は用具倉庫の壁を殴った。
別に厨二能力が羨ましい訳じゃない。欲しいとも思っていない。
ただ、俺1人じゃ生徒を止められない。俺1人じゃ逃げることしか出来ない。
こんなにも生徒を止めたいのに、気持ちに力が追いつかない。
(;´ー`)「くっそ……!! 腹立つ……!!」ギリッ
本当に腹が立つ。生徒や現状にじゃない、口先だけの自分にだ。
生徒のためなら何でも出来ると思っていたのに、生徒がいなければ何にも出来ない。
仲間がいすぎて忘れていた。俺は今、一番「なんにもない」人間なんだ。
(;´ー`)(どうしろってんだヨ……死ぬ訳にはいかん、まだ説教し足りない……)
(;´ー`)(けど、やる気だけあっても意味がネーヨ……俺には厨二能力なんて無い……)
(;´ー`)(あるのは年と知識と逃げ足と説教、それと軽度のヘルニアくらい……)キラッ
(;´ー`)「……ん?」
-
ふと、視界の隅で『それ』は光った。
(;´ー`)「ああ、さっき壁ドンした時落としたのかヨ……」ヒョイ
『それ』は、手のひらの中に収まるくらいの、ちっぽけな物。
(;´ー`)「……待てヨ……? そう言えば沢近って……」ピクッ
別に特別な物じゃない、持ってて誇れるようなものじゃない『それ』。
(;´ー`)ノ「そうだ……ここなら……!! あった、こんなにたくさん……!!」ガサゴソ
だけど、この場において、それは。
(;´ー`)「……」
.
-
私怨
-
(;´ー`)「……勝てるかもしれネーヨ……!!」
―――生徒に無くて俺だけにある、唯一の突破口だった。
.
-
支援
-
−現在・某所−
lw´‐ _‐ノv「と、いったところで冒頭に戻りニコフ」
(;´ー`)「いや、そんなことより何でいるの!? いつものことだけど!」
lw´‐ _‐ノv「いや、ちょっと春の陽気に誘われてね」
(;´ー`)「季節設定は夏だヨ! 過去に戻りたいのかお前!」
lw´‐ _‐ノv「しかしまぁ、なかなか思い切った作戦に打って出たねぇ。鬼塚かよ」
(;´ー`)「……そうか、お前全部わかるんだヨな……」
lw´‐ _‐ノv「ま、でも既に5人殺してるヘリーにはそのくらいがいい薬なのかもねーん」
(;´ー`)そ「え、アイツそんなに殺っちゃってんの!? 意外と残虐!」
lw´‐ _‐ノv「殺っちゃってんねー。個人の撃破数なら現在先生に次ぐ2位よ」
(;´ー`)「アイツそこそこ優勝候補だったんだ! そういや死んでないもんな!」
-
lw´‐ _‐ノv「まぁ、でも褒められた作戦じゃないよにゃあ。そこんとこどうなんよお客さん」
(;´ー`)「だヨなぁ……下手すりゃ嫌われるし、訴えられるヨなぁ……」
lw´‐ _‐ノv「そして先生は職を失い、様々な職を転々とし、その経歴を生かして総理大臣になるのだった」
(;´ー`)「サクセスストーリーじゃネーかヨ! でもさ、嫌われる覚悟ネーと教師なんかやれネーんだヨ」
lw´‐ _‐ノv「ほ?」
(;´ー`)「生徒ってのは色んな問題を抱えてる。間違った方向に進む奴もいる」
(;´ー`)「そういう奴の方向修正が、教師という仕事の本文だと俺は思ってんヨ」
(;´ー`)「それこそ今回みたいなケースだと、全てを失うくらいじゃないと仕事を果たせネーヨ」
(;´ー`)「……ま、優勝さえ出来ればそんなの杞憂で終わってくれるんだけどヨ」ヘッ
lw´‐ _‐ノv「そだね、優勝しちゃえばヘリカルの記憶も人権も消せるもんね」
(;´ー`)「人権は消さネーヨ!!」
-
lw´‐ _‐ノv「いいじゃん、かっこいーよ。今のてれび戦士くらいかっこいーよ」
(;´ー`)「わかんネーヨ! 俺ウエンツくらいの時までしかわかんネーヨ!」
lw´‐ _‐ノvノシ「そんじゃ私はサッカーボールが丸いかどうか確認してくるね。バイナラ」
(;´ー`)「何しにきたんだ! ちょっと待ってくれヨ、頼みたいことがある」
lw´‐ _‐ノv「頼みたい? 悪いけど養子縁組の手続きをする気は無いよ」
(;´ー`)「俺もネーヨ! 助けてくれとは言わネーヨ、ただ……」
lw´‐ _‐ノv「多田?」
(;´ー`)「ある『情報』が欲しいんだヨ」
lw´‐ _‐ノv「徳川埋蔵金なら糸井重里の家の庭に埋まってるよ」
(;´ー`)そ「マジで!?」
.
-
投下待ってた!支援
-
−3階・ハロー&ダイオードVSトソン−
<=====\(゚、゚*ユリットソン「くらいやがりなさい!
『超細微型竜巻照射光線(改)(ウルトラマイクロサイクロンレーザーカッコカイ)』!!」ビゴーッ
/ ゚、。;/≡≡「うきゃあ! 攻撃も怖いけど何よりも技名が鬱陶しい!」ベサッ
(゚、゚*トソン「かわしましたか! ならこれはどうです!
『真空流星群旋風地獄(ver,3)(エアロメテオインフェルノカッコバージョンスリー)』!」シュババババ
ハハ;ロ -ロ)ハ「クッ、なんて厄介な能力なんデスカ……そしてなんて長い技名なんデスカ……!!」ガガガガ
(゚、゚;*トソン「名前の長さ以外の感想は無いんですか!?」
/ ゚、。;/「無いわよ! 技のインパクト全部名前が喰っちゃってるもん!!」
(゚、゚;*トソン「ていうか何故逃げるんですか、私は2人を花園に招待したいだけなのに……」
/ ゚、。;/「そりゃ逃げるよ! 私は普通の人間で居続けたいのよ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ぶっちゃけ見た目に関してはダイオードサンがこの場で一番異常デスヨ」
/ ゚、。;/「うっさい!!」
-
⊂(゚、゚*トソン「まぁ構いませんよ、ならば力ずくで御姉様に捧げるだけですから……」スゥッ
/ ゚、。;/「ヒィッ! ハ、ハローさん……!!」ビクッ
ハハ;ロ 3ロ)ハ---::;;..'';;;;;「クッ……!! 必殺! SHINOBI★FIRE!!」ゴアァァァァッ
\(゚、゚*トソン「フッ、可愛いですね……私に焔の類は効かないと言ったでしょう……」ブオォッ
(゚、゚*トソン「……? 2人がいない……」キョロキョロ
(゚、゚*トソン「なるほど、逃げる為のめくらましですか……とことん可愛いですね……」
(゚、゚*トソン「待っててください御姉様……あの2人を捕まえて、私がキングオブシスターになります……!!」
\(゚、゚*トソン/「ユ―――リッリッリッリッリ!! ユリッリッリッリッリッリ!!!」
へ( ^Д^)へ「お前レズとか関係無く変な奴になってるぞ」
Σ(゚、゚;*トソン「いたんですか!?」ビクッ
へ( ^Д^)へ「ずっとな」
-
−3階・某教室−
<ユーリッリッリッリッリ
/ ゚、。;/「ハァハァ……何なの、レズになるとあんな笑い方になるの……!? 嫌だ……」
ハハ;ロ -ロ)ハ「フゥ……とりあえず逃げてはみましたガ……コレカラどないショ……」
/ ゚、。;/「……要は、私の『張り子の平和主義』が都村さんに当たればいいんだよね……?」
ハハ*ロ -ロ)ハ「オッ、何か秘策が!? 流石は2年3組のショカツリョーコーメーデスナ!」ヤンヤヤンヤ
/ ゚、。;/「そんな異名無いよ! 一応考えはあるんだけど……賭けになるというか……」
ハハ ロ -ロ)ハ「賭け? 2年3組のセレスティア・ルーデンベルクと呼ばれるアナタが賭けに怯えるトハ……」
/ ゚、。;/「私いくつ異名あんのよ! 決定打に欠けるのよ、だからイマイチ踏み切れなくて……」
ハハ;ロ -ロ)ハ「……Understand……要は……」
/ ゚、。;/「……ハローさん……?」
ハハ;ロ ーロ)ハ「……要は、成功確率が上がればオールオッケーなんデスヨネ……!?」ニヤリ
/ ゚、。;/(……ハローさんってこんな悪い顔だったっけ……)
.
-
そういえばプギャーって能力消されてたっけ?
-
【1階・シラネーヨVSヘリカル】
−校庭−
))*(;‘‘)*「んにゃー……どこ言ったんよあのえびす顔……」テチテチ
*(;‘‘)*「体育館の瓦礫の下にもプールの中にも、おっきい石の裏にもいないし……」
*(;‘‘)*ノ⊃「何だよマドハンドって……1個持ってきちゃったじゃん……」ヒョイ
*(;‘‘)*「今に見てなさい先生……今度は骨と人間が交互に見えるくらいビリビリにさせたげる……」
*(;‘‘)*「さぁ、どこにいんのよ先生……!! そしてどんだけ1人で喋んのよ私……」
<セイブツタチノニジイロノセンソー♪
*(;‘‘)*「? 電話……? 誰よこの番号……」
*(;‘‘)*】「はいもしもし、全国1億人の妹ことヘリカル沢近ですが……」ピッ
『どうも、全世界66億人の担任教師こと不知火シラネーヨだヨ』
*(;‘‘)*】そ「 は ば ら ば ! ? 」ビクゥッ
-
悟り開いて説教できなかったような希ガス
-
>>103
mjsk
-
『ちょ、急にでかい声出すなヨ……死ぬだろうが……』
*(;‘‘)*】「大声で死ぬ奴がいるか! てか、アンタなんで私の番号知ってんの!?」
『偶然通りかかったシュールが快く教えてくれたヨ』
*(;‘‘)*】「シューちゃんが!? まぁシューちゃんなら偶然通りかかりもするか!」
『ちなみにシュールはこの後「木」と書いてある下駄箱を全て「米」に書き換えるらしいヨ』
*(;‘‘)*】「どーでもいい! 脱肛しそうなほどにどーでもいい!
そんで、アンタは何のつもりで電話してきてんの!? 詐欺!?」
『何何詐欺だヨ……いや、シュールに会ったついでに面白いこと聞いてな……』
*(;‘‘)*】「面白いこと? 何よ、トトロ死神説ならジブリが公式に否定してるから……」
『お前、デベソなんだって?』
*(;‘‘)*】そ「 が ら や っ ! ! ? 」ビクゥッ
.
-
『しかもちょっと出てるんじゃなく、それはもうスイッチのように出張ってるんだって?』
*(;‘‘)*】「ちょ、やめろぉ!! 私はそれを将来の旦那にしかバラさないと決めたんだぁ!!」
『そんでそれを見られたくないから、身体測定で頑なに上着脱ぎたがらなかったらしいな』
::*(;‘‘)*】::「やだ、マジでやめて! 私の恥部を辱めないで!」
『そんで思いつめたお前は、ある日美術室に忍び込んで紙ヤスリで……』
::*(; )*】::「やぁぁぁぁぁめぇぇぇぇぇろぉぉぉぉぉ――――――――――――っ!!!
思い出しただけでもあの日の傷が疼いてきたからぁぁぁぁぁ―――――――――っ!!!」
『だから大声出すなヨ……死ぬだろうが……』
*(;‘‘)*】「アンタそれ流行らせたいの!? 殺す! 知られたからには生かしちゃおけない!
待ってなさいよ完全にキレた、今の私は阿修羅をも凌駕するそんざ……」
校舎の壁|)】
*(;‘‘)*】「……いだ……?」
-
校舎の壁|)】『いだ? どうした、何故突然西伊豆にある地名を……』
*(;‘‘)*】「……………。
………おぉぉぉぉぉうぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(棒)」
校舎の壁|;)】『!? ど、どうしたんだヨ、突然感情の無い断末魔をあげたりして!』
*(;‘‘)*】「ふくらはぎを軍隊アリの群れに噛まれたよー。はちきれんばかりにいたいよー(棒)」
校舎の壁|ー`;)】『マジかヨ! 待ってろ、今すぐ俺がアリの巣コロリをバラまいて……』サッ
*(‘‘)*】バッチリ
校舎の壁|ー`;)】『……あ』
校舎の壁|ー`;)】ピッ
校舎の壁|≡≡3 シュバッ
≡≡≡┏*(#‘‘)*┛「まぁぁぁぁぁてぇぇぇぇぇこぉぉぉぉぉらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
乙女のデリケートゾーンに踏み込んだ罪は償ってもらうぞぅらぁぁぁぁぁっ!!!」ズダダダダダ
-
≡≡≡┏*(#‘‘)*┛(先生め、ずっと見てたんか……私のうろたえをケラケラ笑ってたんか……!!)
≡≡≡┏*(#‘‘)*┛(殺す!! デベソを知られたら相手を殺すか愛さなくてはならない!!)
≡≡≡┏*(#‘‘)*┛(私はハインちゃんとかと違ってオッサンは愛せないからね……)サッ
*(#‘‘)*「? いない……確かにこっち側に引っ込んだはず……」キョロキョロ
*(#‘‘)*「こっちにあるのは昇降口と駐車場……駐車場に隠れるスペースはあんまりない……」ポクポクポクポク
≡≡≡┏*(#‘‘)*┛「……ってことは校舎ん中に逃げ込んだなあんの苦労人面ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」チィィィィン
≡≡≡┏*(#‘‘)*┛「ご丁寧に扉全開で! そうまでして私を嘲笑いたいの!?」
≡≡≡┏*(#‘‘)*┛「殺ってやる……!! お姉様に捧げるまでもなく殺ってやる……!!」
≡≡≡┏*(#‘‘)*┛「それこそ松崎しげるが『黒っ!』と驚くほどのまっくろくろすけに……」ズルッ
┏*(‘‘)*┛「……ずるっ……?」フワッ
ヽ*(; + +)*ノ「 こ わ っ ち ! ! 」 スッテンコロリーン
-
まさか超高校級のギャンブラーの名前が出てくるとは思わなかった、胸熱支援
-
*(; + +)*ゞ「い、いちち……なんで私コケたの、急にドジっ娘属性が息吹いたの……!?」コスコス
*(;‘‘)*「……ちょ、何この床、ヌルヌルしてる! 感謝祭みたい!」ヌルヌール
*(;‘‘)*「ちょっと待ってよ、ロリっ娘ヌルヌル調教とか倫理的に……」
<セーブツタチノニジイロノセンソー♪
*(;‘‘)*】「はいもしもしぃ!? 何の用よ妻帯者!!」チャッ
『わお凄いな、よく名乗る前に俺からの電話だってわかったな』
*(;‘‘)*】「そりゃわかるでしょうよ! この状況で電話かけてくんのアンタ以外おらんでしょうよ!!!」
『だからおっきい声出すなって……死ぬだろうが……』
*(;‘‘)*】「もう死ねぇぇぇぇぇ!! なんじゃぁぁぁぁぁ何の用じゃぁぁぁぁぁっ!!!」
『いや、そろそろお前が昇降口でドジ踏んでる頃だと思ってな』
*(;‘‘)*】「案の定このヌルヌルはアンタの仕業か! 私をソープランドに売り払うつもりね!?」
『何の話だヨ!?』
-
『とりあえず安心しろヨ、それは倉庫にあった清掃用のワックスだ』
*(;‘‘)*】「ワックス……? やらしい液体じゃないのね……?」
『どんな邪推をしてたんだヨ……それより、ワックスで滑って身動き取れネーヨな?』
*(;‘‘)*】「うぐっ、それが狙いか……扉を開けてたのもここに誘導するため……!!
で、でも関係ないわよ! アンタは私を攻撃出来ないんだから!」フンス
『……そのことだがな……沢近、お前に1つ問題を出すヨ……』
*(;‘‘)*】「へぁ? こんな時に何よ、私文系だからたかしくん系問題ならわかんないわよ……」
『お前達に無くて、俺にだけあるものってなんだと思う?』
*(;‘‘)*】「………はぁ………!?」
.
-
*(;‘‘)*】「何よ急に、アンタにしか無いもの……? 加齢臭……?」
『酷ぇなオイ……まぁ、確かに俺に若さはネーヨ。最近血尿出たし』
*(;‘‘)*】「病院行け! ちょっと待って、アンタ一体何が言いたいの!?」
『……沢近……お前は俺に無いものをたくさん持ってるヨ……』カチッ
*(;‘‘)*】「なんか語り出した! アンタも結構話聞かないタイプですな!」
『厨二能力はさておき、その逞しい想像力……何より可能性や未来がある……』ロロロロロ
*(;‘‘)*】「……? ちょっと待って……なんか奇妙な音がするよ……?」
『でもな、お前になくて俺にあるものだってごっっっっっさあるんだヨ』ロロロロロ
*(;‘‘)*】『ちょ、生でも聞こえてきたんだけど!? これって、ひょっとして……』ロロロロロ
『年季に知識に逃げ足、妻に子供にマイホームにローン……』ロロロロロ
::*(;‘‘)*】::「……嘘でしょ……アンタ、正気……!?」ロロロロロ
『……それとな……』
.
-
(;´ー`)】「運転免許」ブロロロロロ
::*(;‘‘)*】::「コイツホンダのステップワゴン持ち出してきやがった―――――っ!!!」ドギャァァァァァン
.
-
免許ほんとに嬉しかったんだなwwww
えげつねえww
-
(;´ー`)】「おわっ、だから大声出すなって……小賢しい……」キーン
*(;‘‘)*】「ここにきてフレーズ変えてきた! それより何よ、どういう状況よ!」
(;´ー`)】「ほら、車に乗れば電撃を防ぎつつお前に近付けるじゃん」
*(;‘‘)*】「うん、それはわかるよ!? 問題はそこからだ!」
(;´ー`)】「それでお前を無力化させるとなると……ねぇ……?」ニッコリ
*(;‘‘)*】「ねぇじゃねぇよ! こっちに想像させる感じで微笑むな!
じょ、冗談よね!? アンタ剣心みたいな不殺系主人公だもんね!?」
(;´ー`)】「ばいきんまんってたまにアンパンマンにガチの戦法使ってくんじゃん? それ!」
*(;‘‘)*】「納得出来るかってんだ! っそ、滑るっ……!!」ツルツルリン
(;´ー`)】「ごめんヨ、お詫びに今度娘のピアノ発表会に連れてってやるヨ……」
*(;‘‘)*】「いらねぇ!!」
-
(;´ー`)】「そんなワケで……シラネーヨ、行っきまーす……!!」ロロロロロ
*(γ;‘‘)*γ「ひぃやっ、く、くんなくんな! 『雷電指弾』!!」バンバンバン
(;´ー`)】「残念! ホンダのステップワゴンに電撃なんて効きません!」バチン
::*(;‘‘)*】::「そ、そんな……これがホンダの技術力なのか……!!
た、助けて……降参するから、説教されっから……!!」ブルブル
(;´ー`)】「沢近、本当にすまネーヨ……俺も出来ればこんな鬼畜の所業やりたくネーんだヨ……」ロロロロロ
*(;‘‘)*】「じゃ、じゃあやらなきゃいいよ! 2人で夜が明けるまでしりとりしてようよ!」
(;´ー`)】「だが、シュールに聞いたがお前、既に5人くらい殺っちゃってたらしいな?」
::*(;‘‘)*】::「ぁうっ……!! そ、それは……別に私だけじゃ……」プルプル
(;´ー`)】「ああ、お前だけの罪じゃネーヨ、だが罪は罪だ。わかるな……?」ロロロロロ
:::*(;‘‘)*】:::「あ、あ、あ……!! ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……いい子になるから……!!」ブルブルブルブル
(;´ー`)】「……沢近、本当にすまん……そんで、国語教師としてこの言葉を送るヨ……」ピッ
-
先生!運転中の通話は駄目なんじゃありませんか!!
-
(;´ー`)「 自 業 自 得 」ブゥゥゥゥゥン
:::::*(; ゚ ゚)*:::::「ひぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
.
-
−3階・ハロー&ダイオードVSユリットソン−
<ヒィィィヤァァァァァァ
(゚、゚;*ビクットソン「!? 何やら今、ハムスター握り潰したみたいな断末魔が……」
(゚、゚;*トソン「き、気のせい妖精森の精ですよね……そんなことよりお2人を探さなくては……」
(゚、゚*トソン「そして御姉様仕込みのペロッペロで愉悦を与えてあげるのです……!!」ウットリ
(゚、゚*トソン「ウフフお待ちあれ、すぐさまお2人に妹キャラを付加して差し上げます……!!」ニヤニヤ
『……悪いデスガ……我々にこれ以上属性増えたらMAXメンドクセェことになるんデスヨ……』ザッ
(゚、゚*トソン「おやぁ……? かくれんぼはおしまいですか……?」クルッ
ハハ ロ -ロ)ハσ「トソンサン、アナタの攻略法見つけマシタゼ!!」ズビーン
/ ゚、。;/「ま、待ってて……すぐ非常識を引っ剥がしてあげる……!!」オズオズ
(゚、゚*トソン「ほぉ……」ニタリ
-
ホンダスゲェwww
-
ステップワゴンwww
-
(゚、゚*トソン「素晴らしいです……それほどの度胸があれば御姉様も気に入ります……」コウコツ
Σ/ ゚、。;/「うわ怖っ! もう宗教立ち上げるテンションじゃん!」ドンビキ
ハハ;ロ -ロ)ハ「リラックスデスダイオードサン……リハーサル通りにいきマスヨ……!!」
/ ゚、。;/「う、うん……あ、漆黒……!!」コクッ
(゚、゚*トソン「フッ、何をしようが無駄です、貴女達には妹と化す未来しかありません……!!」
/ ゚、。;/「悪いけどね、私は5人姉弟の一番上として14年間やってきてんのよ……!!」
(゚、゚;*トソン「意外と多い! 今流行りの貧乏大家族ってヤツですか!」
/ ゚、。;/「誰が貧乏よ! ハローさん、予定通りに行くわよ!」
ハハ;ロ 3ロ)ハ--::..'''.''「OK、灼き尽くされナサイ!! SHINOBI★FIRE!!」ボアァァァァ
⊂(゚、゚*トソン「フッ、何をするかと思ったら……炎は私に効きませんて……」ブォア
⊂(゚、゚;*トソン「………えっ………!?」
-
いや先生、轢殺はまずいだろう……
-
−回想−
ハハ ロ -ロ)ハ『SHINOBI★FIREを……? デスガSHINOBI★FIREはトソンサンには……』
/ ゚、。;/『そう、効かない。だから攻撃とは別の使い方をするの』
ハハ ロ -ロ)ハ『別の使い方……? SHINOBI★FIREヲ……?』
/ ゚、。;/『SHINOBI★FIREって言いたいだけでしょ! いいから聞いてよ!』
ハハ ロ -ロ)ハ「OK、もう一生ふざけマセン」
/ ゚、。;/『その発言がもうふざけてるじゃん……別にいいけど……。
いい? まずSHINOBI★FIREを都村さんの視界いっぱいに噴いてほしいの』
/ ゚、。;/『当然都村さんは空気を操って掻き消す。でも僅かな時間、私達は彼女の視界から消える』
/ ゚、。;/『そこが勝負の時。都村さんの視界が隠れた僅かな時間で……』
.
-
『私が都村さんに飛びかかる』
−回想終わり−
<ニニニ‖━⊂/ ゚、。;/≡≡≡「うおぉぉぉぉぉあっちぃぃぃぃぃっ!!!」ブワァァァァ
(゚、゚;*トソン「炎の中から大剣こさえたゴスロリが飛び出してきたぁぁぁぁぁ!!」
ハハ;ロ -ロ)ハ「いっけぇダイオードサぁぁぁぁぁン!! 側頭葉潰してマエぇぇぇぇぇっ!!」
<ニニニ‖━⊂/ ゚Д。;/「おらぁぁぁぁぁかっ飛べ非常識ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」ブァァァァァ
ヽ(゚、゚;*トソンノ「ほわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
.
-
こりゃダイオード筋肉痛確定だなwwwww
-
⊂(゚、゚*トソン「なんつって☆」ビュオッ
≡≡/ 、 ;/「いあっ……!!」ビタァン
ハハ;ロ -ロ)ハそ「ダイオードサン!!」
(゚、゚*トソン「フフ、安心してください。ただの『超極圧倒的風撃突Ω(グランドロンドエアアッシュバーストオメガ)』ですから」フフン
/ 、 ;/(わかんない……何されたのかわかんない……!!)グヘッ
(゚、゚*トソン「しかし残念でしたね……流石に捨て身の突撃はびっくらこきましたよ」
/ 、 ;/「……」
(゚、゚*トソン「ですが遅すぎましたね。ハローさん程のスピードがあれば別でしたが。
さて、鈴木さんはしばらく動けません。どうしますかハローさん?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「……」
-
ハハ;ロ -ロ)ハ「ジーザス……まさかSHINOBI★FIREを『超極圧倒的風撃突Ω(グランドロンドエアアッシュバーストオメガ)』で破られるトハ……」クッ
/ 、 ;/(わからん……何言ってんのかさっぱりわからん……)カハッ
(゚、゚*トソン「一か八か近接戦闘で勝負しますか? それでも私は負ける気はしませんが」ヘヘン
ハハ;ロ -ロ)ハ「……悔しいデスガ……私の能力ではアナタには傷一つ付けられマセン……」
(゚、゚*トソン「そうですね、でも恥じることはありません……無力とはいずれ強者に全てを委ねる快感に……」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ソウ、ワタシ達2人ではコレが限界……デスカラ……」
ハハ;ロ ーロ)ハノ「『3人目』に頼ることにシマショウカ」バッ
(゚、゚;*トソン「……はっ……?」
.
-
ハハ;ロ -ロ)ハ「ワタシ達がアナタの視界から消えた間、何もシテナイとでも思いマシタカ?」クスッ
Σ(゚、゚;*トソン「んあっ!? な、なんかが体に巻きついて……っ! 淫猥……!」シュルシュル
/ ゚、。;/「ハァハァ……私達は貴女の目を盗んで、ずっと『交渉』してたのよ……」ヨロッ
⊂(゚、゚;*トソン「くっ、これしきの触手に私がエロ同人みたいになるとお思いですか!」スパァン
ハハ;ロ -ロ)ハ「当然『彼』は敵デスカラ、そう簡単に了承はしてクレマセンでしたガ……」
Σ(゚、゚;*トソン「ひゃあっ! 切れた触手が繋がって戻った! エグい!」ウンネウンネ
/ ゚、。;/「でも、『彼』は協力してくれた……何故なら敵が都村さんだったから……!!」
(゚、゚;*トソン「赤い触手……切れてもすぐ繋がる……まさか!!」
「……ぶっちゃけさ、立場的には大問題なんだろうけどさぁ……」
「んなもん関係ねぇよ……俺はお前に恨みがしこたまあるんだ……」
「だから、これはその憂さ晴らしだ……だから勘違いすんじゃねぇぞ……」
-
プッギャ━━━━(;^Д^)つ「裏切ったわけじゃねぇからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」━━━━━━ン
Σ(゚、゚*;トソン「ゆ、指差君!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ダレ?」キョトン
(;^Д^)そ「 そ り ゃ ね え だ ろ ! ! ! 」
.
-
プギャーキタァァァァァァァ!!!
-
ドMキタ━(゚∀゚)━!!!!!!
-
ついにプギャーにも活躍の機会が……
-
(#^Д^)つ「オラオラ絡みつけネオマテリアルサイクロプス! TO LOVEるみたいに、TO LOVEるみたいに!」
(゚、゚;*トソン「指差君!? ちょ、放しなさい、今の私は味方ですよ!?」グイグイ
(#^Д^)「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
俺はお前関連で2回死んでんだぞアバズレズビアンがぁぁぁぁぁっ!!!」フンガァァダァァ
⊂(゚、゚;*トソン「2回目は勝手にすっ転んで死んだだけじゃないですか!!
で、ですがお忘れですか!? 私は貴方とガチでやり合って勝ってるんですよ!?」スッ
(;^Д^)「ああ覚えてっさ……だからお前をずっと触手責めできるとは思ってねぇよ……」サッ
(゚、゚;*トソン「えっ……あっ……!!」ハッ
ハハ ロ -ロ)ハ「ソウ、そのmasochism Babyは単なる時間稼ぎ」
(゚、゚;*トソン「……あっ……」
<ニニニ‖━⊂/ ゚、。;/「貴女の注意が私からそれて、剣を振りかぶるだけの時間があれば良かったの……!!」ブワッ
(゚、゚;*トソン「しまっ―――」
-
<ニニニ‖━⊂/ ゚Д。;/「食らえぇぇぇぇぇ!! 教育的指導フルスイングぅぅぅぅぅ!!!」バッコ━━━━━ン
\( 、 ;*\トソン「たわやぁぁぁぁぁ――――――――――っ!!!」ガチコ━━━━━ン
ハハ*ロ -ロ)ハつ≡≡≡††「キマッタぁぁぁぁぁ―――――!!! ナイスバッティ―――――ン!!」シュシュバッ
へ( ^Д^)へ「おやおや、どうやら俺の見せ場はここまでのようだ」カカッ
.
-
ちょwwwwwwwww
ハローwwwwwwwwwwww
-
これが・・・プギャー・・・・・・・!!!
-
::( 、 ;キゼツットソン:: ピクピク
ε=/ ゚、。;/「はふぅ……ハ、ハローさん、ヤバいケガとかしてない……?」フゥー
ハハ;ロ -ロ)ハ「ワタシよりもダイオードサンデス!
なんたって『超極圧倒的風撃突Ω(グランドロンドエアアッシュバーストオメガ)』を……!!」タタッ
へ( ^Д^)へ「おかしくね、扱いおかしくね? 今回の俺はわりとファインプレーだったぞ?」
/ ゚、。;/「で、でも勝ったんだよね……私達が、あの宇宙海賊、都村さんに……」
ハハ ロ -ロ)ハb「YES! ワタシとダイオードサン、2人で掴んだ勝利デス!」グッ
へ( ^Д^)へ「あれ俺は? 忘れられんの早くねぇかな、ちょっとしたホラーみたい」
ハハ ロ -ロ)ハ「トリマ、トソンサンが目覚めるまでワタシ達はウェイトしてマショウカ」
/ ゚、。;/「そだね……先生達、大丈夫かなぁ……」
へ( ^Д^ )へ9m「俺は特殊な訓練を受けてるから平気だが、みんなは友達を磔にして無視しちゃ絶対ダメだぞ!」ビスッ
-
−1階・シラネーヨVSヘリカル−
(;´ー`)「……」ヒュゥゥゥゥ
*( )*
まるで黒ひげの剣のように、昇降口からはみ出た俺のホンダのステップワゴン。
もし近隣住民がこれを見たら、暴走したワゴンが突っ込んだと思うだろう。
(;´ー`)「……」ガチャッバタン
*( )*
この場合、暴走という表現は間違っちゃいない。俺はほとんど暴走したみたいなもんだ。
なんたって教え子にワゴンで突っ込んだんだから。正気の沙汰じゃない。
(;´ー`)「……沢近……」テクテク
*( )*
そして、その暴走の結果、ヘリカル沢近は。
.
-
3レスで見せ場終了wwww
-
::(;´ー`)::「あぁぁぁぁぁぶなかったぁぁぁぁぁ……あとコンマ数センチで殺しちゃうとこだったぁぁぁぁぁ……」ヘナヘナヘナ
::*( ; ;)*::「……あっ、あっあっ、あ、あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………!!」ビクンビクン
―――スプリンクラーのように泣きじゃくりながら、腰を抜かしていた。
.
-
だよねー…よかった…
-
みんな疑問に思っただろう。終始説教一本でやってきた俺がいきなりガチで轢殺しようとしたことに。
結論から言えば、今の奇行は本意気で殺りにいったワケじゃない。大きな理由が2つある。
(;´ー`)「大丈夫かヨ沢近……これにはワケあり物件ばりのワケが……」
*( ; ;)*「あっ……あああっあっ、あああっあああっあああああああああ……」ヒクヒク
(;´ー`)「……やべ、ネフェルピトーにクチュクチュされたポックルみたいになっちゃった……」
*( ; ;)*「あっ、あああ……あか、あかさかさかす……」ガクガク
(;´ー`)そ「赤坂サカス!?」ビクッ
まず1つ目はパニクりやすいという沢近の性格を利用して、彼女を無力化させること。
クール系厨二でごまかしていたが彼女の本質は優しく臆病で繊細。
つまり彼女をパニック状態にすれば、殺意も計算も全部吹っ飛んでしまう。そこに賭けた。
(;´ー`)「沢近……怖かっただろう、何の抵抗も出来ずに襲われるのは……」
*( ; ;)*「あっ……あっあっ、あああ……」
(;´ー`)「それが、今までお前が与えてきた『被害者の気持ち』なんだヨ」
*( ; ;)*「あっあ、あああっあああっあああ……あさくさきっど……」
(;´ー`)そ「浅草キッド!?」
そんで2つ目。沢近に『相手の気持ち』を理解させること。
-
クール系厨二でごまかしていたが、沢近は元々優しく臆病な生徒だ。ちびまる子ちゃんで言えばたまちゃんだ。
そんな彼女が5人も殺っちゃったのは厨二の影響もあるが、『死の恐怖』を知らなかったことが大きい。
自分が与える恐怖を知らないからこそ、臆病な彼女でも平気で殺人者になれた。
つまり、俺の一連の奇行は、沢近に相手の気持ちを教えるための荒療治。
(;´ー`)「俺に轢かれかけて怖かっただろ? それがお前が今まで与えてきた恐怖なんだヨ」
*( ; ;)*「あっ……あああ、あああっ……あああぁぁぁぁぁ……」ヒグヒグ
(;´ー`)「力に酔うのはわかる。だけどそれで大切な感情を忘れちゃうなら意味ネーヨ」
*( ; ;)*「で、でもぉ……私が憧れた宇宙銃士はもっとクールで冷酷でカッコ良くて、ボンキュッボンで、レズで……」
(;´ー`)σ「少なくとも今のお前にはレズ要素しかネーヨ!?」
*( ; ;)*そ「ふえぇ!? 自分の感情を殺して相手をどんどこ屠るキャラは格好良くないの!?」ガーン
(σ;´ー`)σ「そりゃカッコいいかもしんないけどさ! 友達で実践すんなヨ!!
カッコいい女に憧れる気持ちはわかるが路線がズレてんだヨ! 山手線乗るつもりが阪急電鉄だヨ!
だいたい冷酷キャラを三次元で実践したところでただのイヤな奴だからなぁぁぁぁぁっ!!」ズバズバズバァァァッ
*( ; ;)*「んああああっ!! いつの間にか厨二への説教に移行していたぁぁぁぁぁっ!!」
-
(γ;´ー`)γ「わかるか!? カッコいい女性に憧れるんならもっと別のカテゴリーがあんだろ!!
キャリアウーマンとかモデルとかさぁ! 何でアサシンに憧れた!?
それに無理しなくても今のお前は可愛い系として需要あんだヨ! 大きいお友達に!」ガガガガガ
*( ; ;)*「で、でもさぁ……私は可愛いじゃなくカッコいい女になりたいんよ……」
(―;´ー`)―「成長期を待て! そのうち豆の木みたいにグーンと伸びっから!」
なるなら頼れる感じのカッコいいであれ! 今はカワイイって賛美をひたすら味わっとけ!
どうせ大人になったら打算抜きのカワイイなんて言ってもらえなくなるんだからぁぁぁぁぁっ!!」ダガガガガ
*( ; ;)*「ぬあぁぁぁぁぁ!! ロリとしての武器を活用出来るのは今だけかぁぁぁぁぁっ!!」キャァァァ
沢近の厨二は自分のロリっ娘体型へのコンプレックスから来た、カッコいいキャラへの憧れ。
ぶっちゃけ一番説教しやすいタイプだ。ちなみに一番難しかったのはアサピーだ!
散々説教ぶっ放してブバシャ寸前となった沢近に、俺は言葉を続けた。
(;´ー`)=3「さて……最後になるが……」フゥー
*( ; ;)*「へぇぇん……もうわかったよぉ……私はロリとして生きてロリとして死ぬよぉ……」
-
(つ;´ー`)つ「本っっっっっっっっっ当にすいませんでした!!」ドゲザァッ
*( ; ;)*そ「 ふ ぇ え っ ! ? 」ドッキィィィッ
.
-
*(;う‘)*「え、あの、あれ、えっと、あ、あっれぇぇぇぇぇ……?」ゴシゴシ
(つ;´ー`)つ「本当にすんませんでした! お詫びと言ってはなんですが息子のへその緒差し上げます!」ドゲザーッ
*(;‘‘)*「いらねえ! ちょ、やめてよ、土下座キャラはもう飽和状態だよ!」
俺の突発的スライディング土下座に、沢近は涙も忘れて面食らう。切替の早い子だ。
そんな沢近の制止を振り切り、俺は土下座継続のまま叫んだ。
(;つ´ー`)つ「緊急事態とはいえ、俺はお前を必要以上に怖がらせてしまった……!!
生徒に車で突っ込んでいい教師は鬼塚英吉ただ一人だヨ……!!」ドゲザ
*(;‘‘)*「ぶっちゃけ誰かに車で突っ込んでいい人なんかいないけどね!」
(;つ´ー`)つ「言い訳はしネーヨ、訴えても構わネーヨ! ただ、ただ謝らせてくれ……!!」ドゥゲザー
*(;‘‘)*「……先生……」
俺のとった手は禁じ手だ。将棋だったら王手間際で将棋盤にゲロ吐くみたいなもんだ。
優勝すれば記憶を消せるとは言え、俺が生徒を殺しかけたという事実は消えない。
だから俺は謝った。許してもらうためじゃなく、俺自身のけじめのために。
-
カービィみたいだな
-
(;つ´ー`)つ「本当にすまん……担任の座はお前に譲るヨ……」ドゲーン
*(;‘‘)*「荷が重いわ! 頭を上げてよ、大人の土下座ってリアルであまり見たくないよ……」
(つ;´ー`)つ「沢近……だが……」ゲザーン
デコが陥没せんとばかりに土下座をぶちかます俺に、沢近はそっと声をかけた。
もう今の俺は反省しかしていない。反省の虫、オスだよ。
*(;‘‘)*「……まぁトラウマにはなったけど……私だってガチで殺しにいったわけだし……」
*(; - -)*「そもそも私が格好良さを履き違えなければこんなことにならなかったわけだしさ……」ハァ
*(;‘‘)*ノ「もう殺す気も恨みも厨二も失せちゃったし……わかったらさっさと2階行きなさいな……」ペイペイ
(つ;´ー`)つ「……沢近……」ドゲザーン
何ということだ、沢近ったら自分を轢こうとした俺を許した上にちゃんと反省している!
立派だよ、誰よりもちっちゃいのに誰よりも人間出来てるよ! 眩しいよ!
(;´ー`)「ありがとう沢近……今度の職員会議でお前を次期校長に推薦するヨ……」
*(;‘‘)*「だから重いわ! ただ、1つだけ約束してもらってもいいかな?」
(;´ー`)「ああ、何でも言えヨ。今の俺ならお前を教祖連の会長に……」スック
-
*( )*「 デ ベ ソ を バ ラ し た ら 殺 す 」
(;´ー`)そ「そっち!? 轢かれかけたことよりデベソのが懸念事項!?」ガビーン
*( )* ブバシャァァァ
(;´ー`)そ「終わった!!」
.
-
−3階・ダイオード&ハロー(feat,プギャー)VSトソン−
( 、 ;トソン「ん、んん……」モゾッ
/ ゚、。;/「!! 都村さん、正気に戻ったのね!」
ハハ ロ -ロ)ハ「イヤ、まだわかりマセンヨ、かかりが弱くてチョットダケユリットソンになってるカモ」
へ( ^Д^)へ「もしくは逆にかかりが強すぎてサトリットソンになってたりな」
/ ゚、。;/「怖いことを言うな! つ、都村さん、大丈夫……?」
( 、 ;トソン「う、うぅ……す、鈴木さん、ハローさん……」ヨロッ
(゚、゚;*チョットダケユリットソン「な、なんでしょう、お二人を見てるとドキドキします……。
いけない、私はコブラに初恋を捧げたというのに……!!」ドキドキ
<ニニニ‖━⊂/ ゚Д。;/「かかりが弱かったかぁぁぁぁぁ―――――っ!!!」ガッツーン
( 、 ;*チョットダケユリットソン「はやや――――っ!!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「アナタ実は肩強いデショウ」
へ( ^Д^)へ「そんでもってナチュラルにシカトされた俺わぃ」
.
-
〜( ∴)数分後(∴ )〜
(゚、゚;トソン「ハァハァ……ノ、ノンケに戻してくれて感謝します……」ゼェゼェ
/ ゚、。;/「つ、疲れた……この疲れはまさに紅の慕情に歪むティアナ……」ハァハァ
ハハ ロ -ロ)ハ「ソレよりトソンサン、記憶はハッキリしてるんデスヨネ?」
(゚、゚;トソン「はい……申し訳ございません、性欲に流されてお二人を危険な目に……」
/ ゚、。;/「気にしないでよ、悪いのは伊藤さんよ、彼女の性に対する見方が諸悪の根源よ」
ハハ ロ -ロ)ハ「『生徒指導』がエロマンガだったら確実に服は剥かれてたデショウけどネ」
(゚、゚;トソン「お詫びと言ってはなんですが、これからはそちら側に力を貸すと約束しましょう」
へ( ^Д^)へ「ホントに!? やった、都村さんがいれば1000万パワーね!」
/ ゚、。;/「紛れ込むな! 私のセリフっぽく挟まるな!」
ハハ ロ -ロ)ハ「もう心の強さが一種の能力みたいデスネ」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「トニカク、そうと決まれば他のみんなの加勢に向かいマショウ。ハリーアップ」
/ ゚、。;/「そ、そうね……都村さん、他の階に誰が配置されてたかって覚えてる……?」
(゚、゚;トソン「はい、うろ覚えですが……確か1階に沢近さんで2階が不破さん、4階が伊藤さんだったかと……」
/ ゚、。;/「不破さんか伊藤さんか……伊藤さん嫌だな、女であることが嫌だな……」
ハハ ロ -ロ)ハ「Butペニサスサンはストロンガーばりに強いデスシ、そっちを優先させるべきデスネ」
/ ゚、。;/「まぁそうね……不破さんは下に任せて、3人で4階に加勢するべきかな……」
(゚、゚;トソン「……いや……少なくとも1人は2階に加勢すべきです……」
/ ゚、。;/「え……でも……」
(゚、゚;トソン「出来るなら3人とも2階に行ってもいいくらいです……。
下手すれば、2階以下は全員不破さん1人に殲滅されます……!!」
/ ゚、。;/「な……ふ、不破さんが、そんなに……!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「……教えてもらえマスネ……? アナタがそれほどまでにデレサンを恐れる理由……」
(゚、゚;トソン「はい……不破さんの能力は……」
へ( ^Д^)へ(エロい江戸っ子に怒られてぇな……)
-
しえーん
プギャーのメンタルの強さすごいわwww
-
−1階・シラネーヨVSヘリカル−
*( )* コテーン
(;´ー`)「んしょ、んしょ……ここに眠らせときゃ安全かな……」トサッ
割と早い段階で厨二が冷めていたっぽい沢近は、デベソへの口止めをするなり散った。
何なの、口止めしたいという強い思いがブバシャを押し留めてたの? なんだその精神力。
どんだけデベソへのコンプレックスが凄まじいんだ! セクハラになるから確かめられんがな!
(;´ー`)(しかし……マジで俺だけの力で勝っちゃったヨ……)
そう、勝っちゃった。34歳説教おじさんが、電撃出せる人に勝っちゃった。
完全にヤケクソで挑んだワカッテマスとは違い、今回は最初から戦うつもりで挑み、勝っちゃった。
手段は最低だったとはいえ、こんな方法を実行出来る覚悟があったなんて自分でもビックリだ。
少なくとも、俺には何もないわけじゃないとわかっただけ収穫だ。
(つ;´ー`)「よっし、覚悟は決まった……待ってろヨ伊藤、ちんぽっぽ……!!」パンパン
lw´‐ _‐ノv「 そ し て 藤 木 直 人 ! ! ! 」ビャビャーン
Σ(´ー`;)「 が ば わ っ ! ! ? 」ビクゥ
-
lw´‐ _‐ノv「おぅどうしたそんなに驚いて、そんなにルナシー解散がショックだったのかい」
(;´ー`)「いつの話だヨ! え、いたの!? いつからいたの!?」
lw´‐ _‐ノv「ずっといたよ、ずっと下駄箱の名前の『木』を『米』に書き換える作業をしていたよ」
(;´ー`)「そういやそうだったな! だったら早めに話しかけてくれヨ!」
lw´‐ _‐ノv「それはともかくとして、スウェーデン人ってルービックキューブすぐ6面揃えられそうだよね」
(;´ー`)「何だお前! マジでガチで何だお前!」
畜生、またシュールだよ! 前触れなく現れやがって、気配が無い!
コイツ絶対ハロー以上に忍者に向いてるって! ハローに言ったら訴訟起こされるから言わないけど!
lw´‐ _‐ノv「しかし、マジでヘリカルに勝っちゃうとはねぇ。下手すりゃ首もがれて死ぬと思ったけど」
(;´ー`)「エグいな! でもありがとな、デベソ告発してくれて……」
lw´‐ _‐ノv「え、もしかしてマジでヘリカルってデベソだったん?」
(;´ー`)そ「当てずっぽうだったの!?」
-
一切ブレずに俺をおちょくり倒すシュール。教師の威厳ってなんだろうね。
俺はそれを逐一ツッコみつつ、彼女についてずっと考えていたことを口にした。
(;´ー`)「そうだシュール、お前に1つ提案があるんだが……」
lw´‐ _‐ノv「言いたいことはわかってるよ、私にプリマドンナの夢を諦めろというんだろう」
(;´ー`)そ「わかってネーじゃん! 俺に協力してくれネーかってことだヨ!」
lw´‐ _‐ノv「oh……」
俺の考え、それはシュールを仲間に引き入れること。彼女の情報は非常に頼れる。
無論、リスキーな判断ではある。刹那主義のシュールはノリですぐ裏切るし、何よりツッコミがもたない。
けれどもこのままコイツを野放しにすんのもリスキー。とりあえず今だけでも彼女をこっち側に置いておきたい。
まぁ、いずれコイツにも説教かますけどな! ゲイのメイクばりにドギツい説教をな!
(;´ー`)「無論お前ばかりに頼るつもりはネーヨ。さっきので吹っ切れた、俺も体は張るつもりだ」
lw´‐ _‐ノv「つまり私を助手席に乗せてちんぽっぽを轢き殺すと」
(;´ー`)「もう轢き殺さネーヨ! 今も昔も轢き殺したことネーけど!」
-
lw´‐ _‐ノv「ぬー……まぁ別にいいんだけどさぁ……協力しても、東北に行っても……」
(;´ー`)「東北に行く必要はネーヨ。何を小旅行に行こうとしてんだ」
lw´‐ _‐ノv「でもさ、私が加勢したところでさ、大してさ、役に立たないと思うのさ、肥後さ」
(;´ー`)「そんなことネーヨ、お前の情報力は言うなればCIAの100億倍……」
lw´‐ _‐ノvノシ「いやいやムリムリ、だって向こうにはデレがおるもんよ」プルコプルコ
(;´ー`)「不破……?」
やけに消極的なシュールの口から飛び出た、さらに消極的な少女の名前。
どういうこっちゃ、シュールならサラッと「いいよ」とか言ってこっちのズッコケを誘いそうなもんなのに。
あのシュールをこれほどまでに嫌がらせるほどの能力が、不破にはあるということなのだろうか。
(;´ー`)「教えてくれヨ、不破は一体どんな能力なんだヨ……?」
lw´‐ _‐ノv「かしこまりーぱーふぁしー。あんね、デレの能力はねー……」
-
「す、すいません……お話中失礼します……」トテトテ
(;´ー`)そ「んおっ!!?」ビクッ
lw´;‐ _‐ノv「……んげっ……」タラッ
シュールの会話を遮って俺達の耳に届いた、遠慮がちな声。
その不意な声に俺は振り返り、シュールは近年稀に見る冷や汗を流す。
こんな声の持ち主は1人しかいない。本来上の階にいるはずの、話題の人。
ζ(゚ー゚;*ζ((「す、すいません、変なタイミングで入ってきてすいません……来世は頑張ります……」オズオズ
―――不破デレ。
.
-
Σζ(゚ー゚;*ζ「ひっ、こ、校舎に車が! まっ、まさかあれで沢近さんをミンチに……」ビクゥ
(;´ー`)「そこまではしてネーヨ! それに近いことはしたけれど!」
相変わらずこっちの罪悪感を掻き立てるトーンで話す不破。悪い気すんだろ。
しかし、彼女を見くびってはいけない。彼女が1階にいるということは、すなわちそういうことなのだ。
(;´ー`)「不破……お前、誰かを倒してここに降りてきたってことかヨ……!!」
ζ(゚ー゚;*ζ「す、すいません……若内君と狐ヶ崎君をボコボコにしてきてすいません……」
(;´ー`)そ「んなっ……ビロードとフォックスを……!?」
おいおいマジっすか、君はそんな申し訳なさげな顔で男子2人ボコボコにしたんすか。
それにフォックスはともかく、ビロードの攻撃力は俺達の中でダントツだ。体力はビリッケツだが。
そんなビロードを倒すとかよっぽどだぞ、アイツ巨大ロボ出せるんだぞ!?
(;´ー`)「おいシュール、さっきの続き教えてくれヨ……不破の能力ってなんだヨ……」コソッ
≡≡≡┏lw´;‐ _‐ノv┛「ググれ、以上! 失敬、ドヒューン!」ドヒューン
(;´ー`)そ「逃げた!」
-
あんにゃろー、案の定エスケープかましやがった! そういう奴だとは知ってたけれども!
せめて能力だけ教えて逃げろよ、顔と名前だけでも覚えて帰れよ!
(;´ー`)(……いや、待てヨ……なんでシュールは不破に気付かなかったんだ……?)ピン
シュールを呼び止めようと声を出しかけた俺は、ふと不自然に気がついた。
シュールの『米の如き白き蜘蛛の巣(何だその技名)』は、自分の行ったことある場所の情報を瞬時に知れる。
つまり彼女なら不破が接近してることに気付けるはず。なのに何で気付かなかったんだ。
そんな疑問を抱いている俺を尻目に、終始オドオドしていた不破が行動に移った。
ζ(゚ー゚;*ζ「す、すいませんシュールさん……貴女を逃がす訳にはいかないので……」グッ
┗ζ(゚ー゚;*ζ┓≡≡≡≡≡「 捕 ま え さ せ て い た だ き ま す ! ! ! 」ドッッッヒュゥゥゥーーーーーン
lw´;‐ _‐ノv「ふぎゃっ!」ガシッ
(;´ー`)「速っ!! あっという間に追いついた!!」
ヽlw´;‐ _‐ノvノ「ちょ、離さんか……私の特性はポイズンボディだから遠距離で攻めなよ……」ジタバタ
ζ(゚ー゚;*ζ「すいませんシュールさん……ちょっと痛いですよ……!!」グッ
(;´ー`)「あっ……あの動きは……!!」ハッ
-
失敬ドヒューンwwwwwwwwwwww
-
ヽζ(゚ー゚;*ヽζ「 い っ ぽ ん ぜ お い ! ! ! 」ブワァァァァッ
lw´; _ ノv「まそっぷ!」ビッタァァァァァン
(;´ー`)「投げたぁぁぁぁぁ━━━━━━━━━━━━━━━っ!!!」
.
-
お?
-
lw´; _ ノv「……わ、我が生涯に……犯人は……ヤス……ガクッ」キゼツッ
(;´ー`)「シュ―――――ル!! しっかりしろぉ、犯人は不破だヨぉぉぉぉぉっ!!」ユッサユッサ
ζ(゚ー゚;*ζ「すいませんすいません、自首します!」ペコペコ
伸身の新月面が描く放物線のように宙を舞ったシュールは、床に叩きつけられてそのまま気を失った。
シュールってばなんだかんだでやられないキャラだと思ってた! 想像以上にあっさりやられた!
ζ(゚ー゚;*ζ「あああすいませんすいません……普段は絶対やらないんですが、命令なので……」ペコリッチ
(;´ー`)「……」
普段通り過剰に謝る不破の様子を見ながら、俺は彼女の能力への考察を開始した。
やはりおかしい、シュールの能力なら糸を使って相手を縛ることだって出来る。
しかしシュールは不破の存在を察知出来ず、抵抗も出来なかった。能力を使えば避けられたのに。
(;´ー`)「まさか……能力を、『使えなかった』……!?」ボソッ
ζ(゚ー゚;*ζ「さすが先生……伊藤さんの言葉を借りる訳ではありませんが、ご名答です……」スッ
(;´ー`)そ「!!」
-
栄光への架け橋だぁーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
-
俺が小さく呟いた『仮説』に、不破は静かに同意した。
シュールが能力を『使えなかった』と仮定すれば、今までのことが全て説明がつく。
不破と戦うことに乗り気じゃなかったのも、自分の能力が『使えなくなる』ことを知っていたから。
脳内で繋がっていく点と点を決定付けるように、不破は怯えた口調で語り出した。
ζ(゚ー゚;*ζ「わ、私は臆病者です……常に人の顔色を窺って生きています……」
ζ(゚ー゚;*ζ「そんな私ですから……他人がどんな力を持っているかが、怖くて怖くて仕方ないんです……」
ζ(゚ー゚;*ζ「ですから、こう考えました……他人が能力を使えなければ、怖がらなくてもいい……」
ζ(゚ー゚;*ζ「私が存在を認めた方は、私の認識から外れない限り能力が使えなくなります……」
ζ(゚ー゚;*ζ「そ、それが私の能力……誰よりも臆病で、誰よりも消極的で、誰も抗えない能力……」
ζ(゚ー゚;*ζ「『全人類一斉初期化(ノーマライズプログラム)』です……すいません……」ズバァァァァァン
(;´ー`)「……まったくもってお前らしいな……」
lw´ _ ノv(私は気絶してるわけだけど、カチカチのアザラシって鈍器になりそうだよね)
.
-
ここで、不破の能力について疑問を抱いた読者の方々も多いだろう。
『不破の能力が無効化ならば、さっきの一本背負いは何だったんだ』と。
『また設定ミスかよ、何回涙目で辻褄合わせりゃ気が済むんだ変態田舎者』と。
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません、どことなく先生と能力かぶっててすいません!」ペコペコ
(;´ー`)「気にしてネーヨ! むしろ俺のが後出しだしヨ!」
結論から言えば、不破の一本背負いは能力でも何でもない。
(;´ー`)「しかし無効化か……だから都村やビロードをボコボコに出来たんだな……」
ζ(゚ー゚;*ζ「うぅ、一般人に技を使っちゃった……お父さんに締め落とされる……」ビクビク
不破は、『特殊』なのだ。厨二づくめの2年3組の中で、彼女だけが浮いている。
ζ(゚ー゚;*ζ「で、でも伊藤さんの命令ですから……すいません先生、立ちふさがらせていただきます……」フンス
(;´ー`)「……不破が、他人の能力を無効化出来るとか……」
そう、彼女は、自らも厨二病でありながら。
非現実的で刺激的な『厨二設定』に憧れる厨二共の中で、唯一。
-
柔道……?
-
┗ζ(゚ー゚;*┗ζ「この、父親が柔道選手で幼い頃から幾度と知れぬ手ほどきを受けており、
数々の大会を総ナメしている天才格闘少女・不破デレが僭越ながらお相手します!!」シャーッ
\(;´ー`)/「最悪の組み合わせすぎんだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ―――――――――――――っ!!!」
唯一、『素』で厨二が考えた設定みたいな生い立ちなのだ。
.
-
え?説教できないじゃんwwwww
どうすんだよwwwww
……まじでどうすんだよ……
-
−4階・ハインVSペニサス−
\('、`\*川≡≡≡≡「ペロペロペロペロレロレロレロレロチュパチュパスリスリナデナデベトベトギュッギュッペタペタチュッチュッチュ」ダダダダダ
≡≡≡≡┏从;゚∀从┛「俺だけ緊迫感のベクトルが違いすぎんだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ━━━━━━━━━━━━━っ!!!」ダダダダダ
第23話 END
.
-
乙
ペニサスがブレねぇ……
-
乙乙
安定のペニサスwwwwwww
-
乙乙
安定のペニサスwwwwwww
-
乙乙ー
相変わらずの密度の濃さだった!
-
以上で第23話の投下を終了します。オチって難しいよね!
ステップワゴンとデレの正体はずっと温めてきたんですが、いざ出すとなると色々長くなっちまいました。
別に仮免合格が嬉しくてねじ込んだわけではありません。まさかいきなり路上に出るとは。
たくさんの支援、ご意見ありがとうございます。質問等あれば答えます。
-
おつおつ
期間空いても…いや、期間空いた分とても面白かった
ステップワゴンも温めてたんかいwww
-
乙
攻撃力あるはずなのになぜかクッソ弱い印象が拭えないビロード君のチョーカッコイイ見せ場ははたしてあるのか
-
乙!超乙!!
これがホンダの技術力…
-
乙!
やはりおもしろかったwww
-
乙!今から見る!
-
おつおつ!
ハローはプギャーが嫌いなのか?www
-
乙!
-
>>183
ハローさんはわりかしSなんで多分相性がいいんだと思います。
( ^Д^)「ハローが弟者にゾッコンじゃなきゃいい関係が築けたと思う」
ハハ ロ -ロ)ハ「ファック」
( ^Д^)「あぁっ」ゾクゥ
-
流れも落ち着いてきたんでそろそろ寝ようと思います。明日親戚の結婚式だし。
質問がある方は書いといてください。見つけ次第レスします。
次回はなるべく早くお届け出来ればと思ってはいます。生存報告はします。
一応今ちょっとした番外編書いてるので、それは近々見せられるかと。もう信憑性が無い。
最後に繰り返しますが、たくさんの支援、ご意見、ありがとうございました。
では、また!( ´ー`)ノシ
おまけ・お気に入りだったけど泣く泣く省いた地の文
『ホンダ創設者・本田宗一郎さん!! 全てあなたのおかげです!!』
-
おつ
-
おつー。デレちゃんの正体が意外過ぎた……
ここに来て『唯一』素で厨ニ設定っていうのがキャラ効いてるなあ うまい
ペニサスのこめかみクナイぶっ刺しはめだかボックスの球磨川初登場時を思い出した
-
乙です!続き楽しみにしてます
-
乙です!
デレの能力ってクラピカみたいだな
-
乙!
安定のクオリティで安心しました
次回も楽しみにしてます
-
乙です!
やっぱり面白いです
-
駄目だわもうプギャー出てきただけで笑ってしまうwww
そういや今頃ビコーズは「米霊ビコーズ」になってるのか
-
乙、面白かった
次も楽しみにしてる
プギャーが脱がされるまで楽しみにしてる
-
あれ、不破もステップワゴン使えばいけちゃうんじゃね?
-
あれ?ペニサスもステップワゴンでいけるくね?
-
じゃあちんぽっぽも(ry
乙ですおー
-
乙でした!相変わらずリアルに吹きまくったwwww
支援絵です!一本背負いシーン。
擬人化注意です!構図はヤフブロ画像参考。デレちゃん可愛いよデレちゃん。
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_256.jpg
-
>>198
ありがとうございます!何というキレッキレの一本背負いなんだ……!!
ぶっちゃけ23話で一番絵で見たかったシーンなんでめっちゃ嬉しいです!
モチベーション上がりました、ありがとうございました!
-
200だよ
>>198
デレかっけーwww
-
乙です
やはり面白い
-
がんばってください
-
ペニサスが以前デレに能力使って百合っ気×100にしていたけどそれはどうなのっと
ていうかそもそも能力無効化だったらちんぽっぽの洗脳効かないんじゃっていう
-
無効化の条件がデレが認識してることだから不意打ちするか気絶させるかすればいんじゃね?
-
>>203
能力無効化はデレの任意で解除出来るので、上司であるペニサスは能力使用可能と言うことで
洗脳に関しては物語中で説明することになると思うのでお楽しみに(震え声)
-
今読んだ。
待ったかいがあったよ。
次も期待してます。
-
( ´ー`)<桐島、今夜番外編投下するってヨ
-
マジかよぉおおおおおお!!!わくてか
-
うっひょぉおお!!
-
っしゃああ!楽しみにしてる!!
-
っひょぉぉぉお!!
待ってる!!!
-
うほおおおおっ!!
待ってる!!
-
ここまで全員アヘ顔
-
ここからも全員アへ顔
-
べっ、別にアヘ顔ダブルピースなんて晒してないんだからねっ!
……待ってるわよ!
-
>>215
ツンデレ乙
……そういえば「vξ(゜)Q(゜)ξvアヘ顔ダブルピースのようです」ってあったよな
-
アヘ顔ダブルピースの変態紳士とか誰得
全裸で正座待機こそジャスティス
-
まだか
-
まぁまぁ、チョコ喰って落ち着こうぜ
-
茶でも飲んで待つか
-
>>217
風邪ひくからネクタイくらいはしとくといい
-
お風呂入った、ご飯食べた、投下します。
20行くらいなんで気軽にお風呂に入りながらみてください。
-
( ´ー`)「どうも、不知火シラネーヨです。好きなジョーンズはキャサリンゼタジョーンズです」
( ´ー`)「さて、本編が佳境に入っておりますが、ここいらで空気を読まずに番外編です」
( ´ー`)「番外編やってる暇があれば本編書けってね。どの面下げて寄り道してんだってね」
( ´ー`)「そんなんだから路上教習でエンスト連発して教官にオラオラ言われんだってね」
( ´ー`)「さて、今回の番外編は本編の補完とでもいいましょうか」
( ´ー`)「本筋やってた背景ではこんな物語がやってましたよーっていう誰得企画です」
( ´ー`)「基本的に脇役しか出てきません。俺は一切合切出てきません」
( ´ー`)「読まなくても本編に問題はありません。むしろ読まない方がいいかもしれません」
( ´ー`)σ「そんな前置きもありつつ、『戦う生徒指導』番外編、れっつらごー」
-
−東校舎−
「……うにゃー、暇だなー……暇すぎて色んな穴からなんか出そう」
「何で誰とも会わないんだよ……アタシ以外全員ステルス能力者かよ……」
「あ! もしかしてみんなアタシが怖いから隠れてんのかね!?」
「だったらしょーがないよねーん……♪ アヒャ、なんてったってアタシは……」
バァ――――(*゚∀゚)「2年3組最強のクレイジーガール、阿日谷つーちゃんだもんねーっ!!!」―――――ン
\(*゚∀゚)/「アヒャヒャヒャヒャ!!! 恐れおののけアヒャヒャヒャヒャ!」ケラケラケラ
))从'ー'从「ねぇ見て見てぇ〜? あそこに危ない通り越しておかしな人がいるよぉ〜?」テクテク
))(#゚;;-゚)「きっと精神を病んでるんだよ……黄色い救急車待ちなんだよ……」テクテク
))( ∵)トニカク オカシナヒトトハ メヲアワセチャイケマセンテクテク
-
(*゚∀゚)=3「アヒャー……しかしいくらアタシがクレイジーとはいえ、戦えないのは困んな……」ハフー
(*゚∀゚)「せっかく『風塵来刃(エアスラッシャー)』GETしたんだもんよ……早く誰かに使いたい……」ウズウズ
(*゚∀゚)「誰でもいいから殺りたいなー……つって、アタシはどこのクソビッチなんだっつって……」
<……! ………!!
(*゚∀゚)「……アヒャ? なんか聞こえんな……」ピクッ
(*゚∀゚)「誰かと誰かの話し声か……この感じ、こっからそんなに遠くねぇな……」
(*゚∀゚)「ラッキー、一気に欲求不満解消とポイント稼ぎが出来るチャンスじゃねぇの!」ニヤリ
≡≡≡┏(*゚∀゚)┛「アヒャヒャヒャ!! 待ってろよぉぉぉぉぉっ!!
頼むからアタシが殺るまで生きてろよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」タタタタタ
≡≡≡┏(*゚∀゚)┛「アヒャヒャヒャヒャ……おっ、アイツは……!!」チラッ
.
-
(・∀ ・)「ザコキャラなのは自覚してたけどせめてかまってほしかったぜ!」
(・∀ ・)「そして俺の顔はこれで正面だから表現しづらすぎるぜ!」
(・∀ ・)「あ、どうも斎藤またんきと言います」
┏(*゚∀゚)┛
┏(*゚∀゚)┛
┏(*゚∀゚)┛
ドガビ――――┏(*;゚∀゚)┛(うっわ、何だコイツ……気ぃ狂ってやがる……)――――――ン
.
-
ちょwwwwwwww
つーwwww
-
( ´ー`)先生の戦う生徒指導のようです
番外編 「第5話『女子暴走症候群』でハインがまたんき飛び越えて行った後にこんなことがあったんだってさ」
.
-
(*;゚∀゚)(えー、何こいつ……何で何もない空間に自己紹介かましてんの……?)
(*;゚∀゚)(いや、アタシの独り言も相当だったけど……コイツは明らかに第三者を意識してる……)
(*;゚∀゚)(てか、何でまたんきしかいねぇんだよ……1人で2人分の声出してたのかよ……)
┓(・∀ ・)┏「やれやれ、とんだじゃじゃ馬だ……まぁいいや、フラグは立ったし」ハフー
(*;゚∀゚)(なんか言ってる! やれやれ系主人公気取ってる!!)
(*;゚∀゚)(コイツこんなヤベェ奴だっけ……。
金曜ロードショーで『耳をすませば』やる度発狂する一般的男子中学生じゃなかったっけ……)
(゚∀゚;*)(と、とにかく見なかったことにしとくか……コイツはアタシの手に余る……)クルッ
(゚∀゚;*)(……いや、待てよ……?)
ドゴ――――(゚∀゚;*)(コイツもしかしてアタシよりヤベェ奴なんじゃねぇの!?)―――――ォン
(・∀ ・)(キャラ変えてみるか……)
.
-
(*;゚∀゚)ノシ(いやいやそんなワケあるか!! アタシはかの有名なつーちゃんだぜ!?)ブンブン
(・∀ ・)(Sキャラとか? いや、モララーと被るな……ただでさえ顔も被ってるしな……)
(*;゚∀゚)(血と肉片に惚れ込んだ鮮血のクレイジーピエロ、阿日谷つーちゃんだぜぇ!?)
(・∀ ・)(ワイルドキャラで行こうかな? 野性味溢れる男はモテるって親父が酒の席で言ってたし)
::(*;゚∀゚)::(こんな、こんなジグソーパズル失敗例みたいな奴が、アタシより狂ってるなんて……!!)プルプルプル
(・∀ ・)(よし、そうと決まれば早速制服の袖を引きちぎって……)
(*;゚∀゚)つ「そんなワケあるかぁぁぁぁぁ―――――――――――っ!!!」ヒュンヒュンヒュン
Σ(;・∀ ・)「どわぁふ!!」ビクッ
.
-
(*;゚∀゚)σ「アタシのマジキチパーセントがお前以下なんてあるかぁーっ!!
顔面ヒャッハー世紀末めがぁーっ!!」ビスーン
(;・∀ ・)「あ、阿日谷!? いきなり何すんだ、人が袖引きちぎろうとしてる時に攻撃してくんなよ!」
(*;゚∀゚)「うるせーっ! アタシよりキチガイじみてることを言うなーっ!」クワーッ
(;・∀ ・)「何の言いがかりだよ! てかお前、未洗脳者だな!?」
(*;゚∀゚)「そういうテメェはアレか、ちんぽっぽによって人権を奪われた獣以下の悲しき傀儡ってヤツか!」
⊂(;・∀ ・)「そこまでじゃねぇよ! 好都合だ、さっき高岡に逃げられた分を挽回してやらぁ!」スッ
(*゚∀゚)つ「!! アヒャっ、上等だよ……喜べ、お前がアタシの最初のポイントだ……!」スッ
(;・∀ ・)「そうだ、戦う前に確認しときたいんだけどさ、お前俺を飛び越えたりしないよね?」
(*#゚∀゚)つ「だぁかぁらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
アタシより狂ってるセリフを吐くなやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」ヒュンヒュンヒュン
(;・∀ ・)「ワっケわかんねえよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
-
(*;゚∀゚)つ(クソ、まさかの展開だよ……まさかまたんきにマジキチキャラを寝取られるとは……)
(*;゚∀゚)つ(ま、まあ結果オーライだ、ようやく戦えるワケだしな! それがビミョメンであろうとも!)
(*゚∀゚)つ(しかも相手は思春期系厨二またんき! 特殊能力妄想してるとは思えねえ!)
(*゚∀゚)つ(せいぜいスカートめくるとかパンツ下ろすとかそんなもんだろう!)
(*゚∀゚)つ(そんな能力、アタシの『風塵来刃』の前では屁でもねぇ!!)
(*゚∀゚)つ(アヒャ、すぐには殺さねえよ……切り刻んでいたぶって楽しんでから殺してやる……)
(*゚∀゚)つ(せいぜいアタシの欲求不満に付き合ってくれよ!? アヒャヒャヒャヒャ!!)
(・∀ ・)つ「『念動波(サイコウェーブ)』! 鎌鼬の軌道を逸らせ!」ブォン
(*;゚∀゚)そ「おおっ!?」ビクゥ
(・∀ ・)つ「続けて『念動力(サイコキネシス)』! 阿日谷の動きを縛りつけろ!」ブォン
::(*;゚∀゚)::「おおおおっ!?」ビターッ
-
またんき強かったんだ……
-
ε=(・∀ ・)「ふぅ……未洗脳者1人捕縛完了っと……」
::(*;゚∀゚)::「待てぇぇぇ―――――い!! 待たれぇぇぇぇぇぇ――――――――――い!!!」ビタァーッ
(・∀ ・)「どうした阿日谷。いや、どうしたんだぜぇ〜?」
::(*;゚∀゚)::「何急にワイルド気取ってんだ! いや、何今の能力!?」
(・∀ ・)「『念動力(サイコキネシス)』、物体の動きを操る能力だ」
::(*;゚∀゚)::「何それ、思ってた感じと違う!!」
(・∀ ・)「直接攻撃相手ならほぼ無敵だが、鎌鼬みたいな実体の無い攻撃は完全には操れない。
お前がいきなり致命傷狙うようならヤバかったが、そうじゃなかったから逸らせた」
::(*;゚∀゚)::「思ってたのと違う! もっとちんちくりんな能力だと思ってた!」
+(・∀ ・)「まあ攻撃力は低いし特殊攻撃には弱いし、使用時隙だらけになるから下っ端だけどな。
それでも使い方によっては結構強いんだぜぇ〜? ワイルドだろぉ〜?」キラーン
::(*;゚∀゚)::「思ってた感じと違うーっ!! もっとゴミクズみたいなヤツだと思ってたぁーっ!!」
(・∀ ・)(本来の使用意図がスカートめくるとかパンツ下ろすとかであることは黙っておこう)
-
やっぱりそれかwwwwww
-
(・∀ ・)「さて、このまま『指揮帝』んとこに持ってくか。コイツぁ一仕事だ」ザッ
::(*;゚∀゚)::「なっ……クソ、近寄んな、動け、動け……!!」グググッ
(・∀ ・)「無駄だよ。俺の『念動力』に縛られて動けるのは照英くらいだ」
::(*;゚∀゚)::「何で照英は動けるんだ! ふざけんな、こんなところで洗脳なんかされてたまるか!」ググーッ
(・∀ ・)「……」
::(*;゚∀゚)::「ずっと妄想してきたんだ! 『風塵来刃』で敵をバッサバッサやるのをずっとイメージしてきたんだ!!」グググ
::(*;゚∀゚)::「それが実現出来るチャンスなんだ! もうこんなミラクル一生起こりやしねぇんだ!」グググ
::(*;゚∀゚)::「まだ何もやってねぇ!! アタシの妄想はこんなもんじゃねぇ!!」グググ
::(*;゚∀゚)::「洗脳されたら好きに戦えねえ!! 欲求不満全然解消されてねぇ!!」グググ
::(*#゚∀゚)::「だから、だから洗脳なんかされてたまるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
くっそぉぉぉぉぉ照英よアタシに憑依せよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」グググ
(・∀ ・)「……」
-
照英?
-
::(*#゚∀゚)::「うおぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ動けぇぇぇぇぇゃぁぁぁぁぁっ!!
ファイトぉぉぉぉぉいっぱぁぁぁぁぁつにはぁぁぁぁぁっつ!!!」グギギギギ
(・∀ ・)「……しゃーねーな……『念動力』解除」パチン
ヽ(*;゚∀゚)ノ「ぬおっ!?」グラッ
(・∀ ・)「行けよ。貸し一つだからな、ここで攻撃とかしてきたら泣いちゃうぞ」
(*;゚∀゚)「ちょ、どういうことだよ!? お前はアタシを捕まえるのが仕事なんじゃ……」
(・∀ ・)「確かに俺は指揮帝の駒だ。だがそれ以前に、『厨二』だぜ?」
(*;゚∀゚)「あっ……」
(・∀ ・)「能力に対する思い入れも、能力を手に入れた喜びも、能力を使いたい欲求も全部わかる」
(‐∀ ‐)「……ま、お前が男子だったら無視してたかもしんねえけど……」
ズバ――――+(・∀ ・)「女の必死を無視するヤツぁ、駒としては正しくても男としてはウンコだってな」―――――ァン
(*;゚∀゚)「……またんき……」
(*・∀ ・)(っしゃぁぁぁぁぁ決まったぁぁぁぁぁっ!! 決めゼリフがズバンと決まったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
これは惚れられたっしょ、だって数あるラブコメのヒロインはこんなんで惚れてたもん!!
聞こえるでぇぇぇぇぇぇロマンスの足音が聞こえはるでぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!! ヒアリぃぃぃぃぃン!!!)
(*;゚∀゚)(コイツよく見ると河原の石みたいな顔してんな……)
-
やだ、またんきがカッコよく見えるマジック
-
www
-
(*;゚∀゚)(くっそ、顔面大はしゃぎのクセにちょっとかっこいいこと言いやがって……)
(*;゚∀゚)(女子が誰でも浮いたセリフに股濡らす女だと思うなってんだ……)ドキドキ
(*;゚∀゚)(……いやちょっと待て! 何でアタシってばドキドキしてんだ!?)ドキドキ
(*;゚∀゚)(ちょ、嘘だろ!? まさかアタシ、この顔面文化祭にドッキュン……!?)ドキドミ
+(・∀ ・) ビミョーン
(*;゚∀゚)ノシ(いやいやありえへん! アタシはもっとジュノンボーイみたいなヤツが好きなんや!!)ドキモミ
((*;゚∀゚)(これは何かの間違いだ! そう、このモミモミは何かの……)モミモミ
(-(*゚∀゚)(……モミモミ……?)モミモミ
(-@(*゚∀゚) モミモミ
(-@∀(*゚∀゚) モミモミ
(・∀ ・)
-
顔面文化祭wwwwwwww
そしてアサピーwwwwwwww
-
(・∀ ・)
(*゚∀゚)
(-@∀@)「あ、やべ、テンション上がって『見知らぬ隣人(シークレットアンドサイレント)』解除してたわ」モミモミ
(*゚∀゚)
(・∀ ・)
(-@∀@)「しかし阿日谷さんは成長途上だからか手応えが無いな……次はハローさんあたりを攻めるか」モミモミ
(*゚∀゚)
(・∀ ・)「流石の親友でもそれは引くぞアサピー」
(*゚∀゚)
(-@∀@)「阿日谷さん、ソイツ『念動力』で君の動き止めてやらしいことする気だよ」
(;・∀ ・)「 ! ! ? 」
フッ
(;・∀ ・)「消えやがった!! 揉むだけ揉んで消えやがった!! 最低だ!!」
(* ∀ )
-
(;・∀ ・)「アサピー、アサピーっ! クソ、いるかもしれないが気付けない! それが彼の能力!」キョロキョロ
(* ∀ )
(;・∀ ・)「あ、阿日谷!? さっきのアサピーのは戯言だかんね、俺はエロは段階踏んでから派だかんね!?」
(* ∀ )「……案ずるなまたんき……さっきお前から一つ借りてるからな……」
(;・∀ ・)「そ、そうだ、俺一つ貸してた! あっぶねー、積極的に貸しとくもんだね!」
(* ∀ )「お前が俺にハラスメント企んでいたことは100那由多歩譲って許してやろう……」
(;・∀ ・)ノシ「企んでないんだけどね!? いやー良かった良かった、それじゃオイラはここいらで……」
(* ∀ )「……待て……まだアサピーに揉まれた分が清算されていない……」
(;・∀ ・)「え、いや……もう貸し残ってないし、そもそも俺の分じゃないし……」
(* ∀ )「……ああ、だから……」
-
(* ∀゚)「 貴 様 ノ 命 デ 払 ッ テ 貰 ウ 」
(;・∀ ・)「マジっすかぁぁぁぁぁ――――――――――――――――――――――っ!!!??」
(*#。Д゚)つ「うぉぉぉぉぉらそこに直れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ――――――――――――――――――っ!!!!!
今度は初撃から貴様の面白い首切り落としてやんよぉぉぉぉぉ―――――――――――――――――っ!!!!!」
(;・∀ ・)つ「サぁぁぁぁぁ――――――――イコキネシぃぃぃぃぃ――――――――――――――――っス!!!!!」
(消-@∀@)(ちなみに僕はずっとおったんやで)
.
-
−その後−
(*#゚∀゚)(ハァハァ……どこ行きやがったあの顔面自動車学校……)
(*#゚∀゚)(『念動力』で止めてるうちに逃げやがって……小賢しい……)
(*#゚∀゚)(許さん……アタシの伸び盛りの胸たちを汚した罪はカビゴンより重い……)
(*#゚∀゚)(見つけ次第あの散らかった顔をさらに飛び散らかしてくれよう……)
(*#゚∀゚)(いや、もう誰でもいいや!! この欲求不満とストレスを誰でもいいからぶつけたい!!)
<……ノコトガスキナノ!!
(*#゚∀゚)(……ほーら、いきなり不幸な誰かさんの声が……)ピクッ
≡≡≡┏(*#゚∀゚)┛(ゴメンな誰かさん! このマジキチの気が高ぶってる時に出会した運命を呪えや!!)ピュゥーン
≡≡≡┏(*#゚∀゚)┛(アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!)ケタケタケタ
(消-@∀@)(あーあ、阿日谷さんったら変なフラグ立てちゃった)
lw´米‐ _‐ノv(全く、立てていいのは米粒とクララだけだってのにね)
(消;-@∀@)(!!?)
-
−食堂−
(*#゚∀゚)(フーッ……確かさっきの声はこっちの方から……)キョロキョロ
オレノオサナナジミハヘンタイダァァァァ 从;゚∀从 ('、`*川 ハァハァハァウェヘヘヘヘ
(*#゚∀゚)(!! ハインちゃんとペニちゃん……いや、そこの壁の陰に……!!)
壁|∀ ・;) ジーッ
(*#゚∀゚)つ(いやがったな顔面流星群……!! 待ってろ、痛がる暇もなくスパンと……)
壁|∀ ・;) *(‘‘ )*((( テクテク
(*#゚∀゚)(……ん? なんだ、ヘリちゃん……?)
ギャァァァァッ 壁|∀ ;) Ъ*(‘‘ )* バキュゥゥゥン
(*;゚∀゚)( ! ! ? )
ショワァァァァ 壁|∀ ::.. *(‘‘ )*
(*;゚Д゚)(!!!!!!!!!!!!!!!!!!?????????????)
-
(*;゚∀゚)(ななななななにこれー! 死んだぁー! ヘリちゃんが躊躇い無く殺したぁーっ!!) サワチカニゲロォーッ>
(*;゚∀゚)(ていうか死ぬとああなるの!? 描写怖っ! 狂ってんなオイ!) ミグルシイゾタカオカ>
(*;゚∀゚)(……ハッ! いかんいかん、狂ってんのはアタシなんだから慣れなければ……) オマエハソンナコトハシナイ>
(*;゚∀゚)(……ん? ヘリちゃんとハインちゃんが戦って……) カカッテコイヨ>
(*゚∀゚) デンゲキガハネヤガッタ>
(*゚∀゚) ムジュウリョクヲタイケンシタコトアルカイ?>
(*゚∀゚) オシオキジャァァァイ!!>
(*;゚∀゚)「!?」 タカオカバンジャァァァァァァイ>
(*;゚д゚)「!!?」 ペロペロサセテ!イッカイダケペロペロサセテ!!>
(*;゚Д゚)「 ! ! ! ? ? 」 ナァ、スケベシヨウヤ!!>
-
支援
-
(*;゚∀゚)(い、今起きたありのままのことを話すぜ!)
(*;゚∀゚)(『クール系厨二のはずのペニちゃんがド変態だった』……な、何を(ry )
(*;゚∀゚)(マジかよ、ペニちゃんってそういう性癖だったん!?
(*;゚∀゚)(ヤベェよ、林間学校で同じ班になる予定だよ!! 眠れぬ夜になりそうだ!!)
(*;゚∀゚)(しかもなんかメチャクチャ強いし……見ちゃならんもん見てもうた……)
(*;゚∀゚)(……ん、何だ……? またなんかキーボードを弄って……)
オネエサマァァァ *(////)* ヽ('、`*川ノ ジャジャーン
(*;◎Д◎)(ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ)
(*;゚∀゚)(なんか感染してる! 何あれ、何あれ!? 色々とあんな奴らだったっけ!?)
(*;゚∀゚)(に、逃げなきゃ……早くこの場から離れなきゃ、アタシ……)
('、`*川 チラリ
┗(゚∀゚;*)┓≡≡≡( あ の マ ジ キ チ に 食 べ ら れ る ! ! ! )
('、`*川「ねぇハイン、私ハインのために妹いっぱい作るね」
从;゚∀从「何の話だ!!」
-
≡≡≡┏(;*゚∀゚)┛(ふぁぁぁぁぁ妖怪だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
あれはもうそういう類の妖怪だぁぁぁぁぁっ!!!)シュダダダァ
(*;゚∀゚)(ハァハァ、何だよアイツ……チラ見程度でも実感できる狂気だったぞ……)ゼエゼエ
(*;゚∀゚)(……またんきといいヘリちゃんといいペニちゃんといい……。
ひょっとして、アタシよりマジキチな奴なんて山ほどいるんじゃ……)
(*;-∀-)(……んーにゃ! そんなわきゃねぇ、クレイジーはアタシの専売特許だ!)ブルンブルン
(*;゚∀゚)(そうだ、アタシが一番キチガイじみてんだ……今まではちょっとお腹痛かっただけだ……)
(*;゚∀゚)(アヒャ、まだ欲求不満は解消されてねぇ……次こそは殺っちゃうぜ……!!)
(*;゚∀゚)(……でも、なんか色々疲れた……あったかいベッドにモフりたい……)
(*;゚∀゚)「保健室にでも行こうかな……」
.
-
−数分後−
≡≡≡-+⊂川 ゚ 々゚)つ+-「アサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオアサガオ」ダバダバダバダバ
≡≡≡┏(*;∀;)┛「もうマジキチはこりごりでやんすぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」ダダダダダ
番外編 END
.
-
そんなわけで番外編投下終了です。のんびりしすぎた。
短期間で話を作るリハビリと、前回短編投下出来なかったリハビリで書いてみました。
24話もなるべく早く見せられるように頑張ります。ごめんなさい。色々ごめんなさい。
最後になりますが閲覧、支援、ご意見ありがとうございました。
何か質問があれば答えられる範囲で答えます。
-
おーつ
-
乙であります
-
おつ!
相変わらず面白かった!
またんき中々強いのなwww
-
つー、苦労人だなぁ
乙
-
おつー
-
乙!番外編読めてよかった!ありがとう!!
-
乙ww
またんきェ…
-
乙
①身体測定編と②トソン編 楽しみにしてるよ
-
乙!毎日wktkしながら待ってる!
-
乙!面白かった
つーちゃんのはマジキチぶりたい厨ニなのね
-
またんきの方が脳ある野獣(笑)より圧倒的に強い件
-
乙
-
今回も面白かった
乙です!
-
オールマイティビーストってなんでアルティメットになったんだっけ
-
アサガオwwwwww
-
>>267
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡「……『全能』とは、得てして『究極』へと繋がる」
ミ,,゚Д゚彡「万能である獣王が周囲の獣から自ずと究極と呼ばれるなど知れたこと」
ミ,,゚Д゚彡「即ち、俺は万能の名を掲げてはいるが、それは周知の根本的な事実であり、
語るまでもない全能の名から自然と究極の名が世に流布していったという……」
ミセ*゚ー゚)リ「要するに誤字だってさ!」
ミ゚Д゚;,彡「きっっっさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
俺のバトルマンガみたいな言い訳を無にしやがってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
-
>>269
www
ありがとうございますw
-
最終的にプギャーは説教されんのか?
生き残りそうなふいんきが漂ってるんだが・・・
-
番外編読んでたら最初から読みたくなってきた
Just a do it!
-
またんき可愛い
-
支援
先生が轢殺なんてする訳無いって信じてたさ!
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_316.png
-
>>274
wwwwwwwwwww
-
>>274
すげぇ、先生があきらかに悪人だ!!w
めっちゃ上手いしヘリカル可愛いしで最高です!!
モチベーション上がりました、ありがとうございます!!頑張ります!!
-
>>274
なんだこの疾走感wwwww
-
支援
がんがってくだしあ
-
私怨
-
支援
一、二話のこの四人が好きです
↓擬人化注意
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_352.png
-
>>280この先生は普通にもてそうだなw
-
>>280
エクストきゃわわ
-
>>280
うおぉ、ありがとうございます! みんな可愛い!
特にワカッテマスがイメージ通りです! モチベーション上がりました!
早めに本編投下出来るように頑張ります!順調ならクリスマス頃に番外編ブッコミます!
-
レモナのとんでもない金持ちっぷりも十分厨二な生い立ちだと思ってた。
-
あれは家の話だから(迫真)
-
番外編wktk
-
(*゚ー゚)「あーなたーからー♪ メーリクリースマー♪ わーたしーかーらーメーリクリースマー♪」
(・∀ ・)「サンタクローシンファーファー♪ ファーファー♪」
(*゚ー゚)ノ「メリクリ! みんな恋人達の1日を満喫してる? リア充代表・箱入しぃだよ!」
(・∀ ・)「非リアの急先鋒・斉藤またんきです! あーあ、ギコ張り裂けねぇかな!」
(*゚ー゚)「まぁまぁ荒ぶらないでよ斉藤君www作中の季節夏だからクリスマス関係ないしwwwwwブフォwww」ヘラヘラ
(;・∀ ・)「ヘラヘラしてんじゃねぇよ! 関係ないなら何だよ、何故俺を追い詰める!」
(*゚ー゚)「いやね、もうすぐ年越すじゃん。流石に年内に投下全く無いのはよくないと思ってね」
(;・∀ ・)「まぁな……作者も虫歯がキツくて苦しんでるしな……」
(*゚ー゚)「だからここらで番外編をボコンとかましとこうと! これで怠慢を許してもらおうと!」
(・∀ ・)「いや、だから番外編書いてる時間を本編に当てろよ。寄り道すんなよ」
(*゚ー゚)「ウダウダ言ってっとテメェの目ん玉ほじくってすり潰して牛乳で飲ますぞ」
(;・∀ ・)「番外編最高! やりましょう、もう番外編しかやらないでいきましょう!」
(*゚ー゚)「その意気や良し! さぁ始まるよ、『戦う生徒指導』番外編……」
-
来たか・・!
-
( ´ー`)先生の戦う生徒指導のようです
番外編 『(*゚ー゚)☆恋の化身(ラブリーサーヴァント)☆箱入しぃプレゼンツ☆
☆チキチキ☆恋する2−3乙女のガ→ルズト→クのようです!』
(・∀ ・)「あ、俺関係ないんだ」
(*゚ー゚)「無いよ!」
(・∀ ・)「つまりアレか、俺は見せつけるためだけに寄越された道化か」
(*゚ー゚)「そうだよ!」
(#・∀ ・)「 死 ね ! ! ! 」
(*゚ー゚)「 生 き る ! ! ! 」
.
-
【セットチェンジ】
\(*゚ー゚)/「そんなわけでね! 始まりましたガ―――――ルズト―――――ク!!!」
(*゚ー゚)「司会はもちろん私、本編での活躍はほぼ皆無な恋の伝道師、箱入しぃがお送りします!」
(*゚ー゚)「ちなみに斉藤君は『もう二次元しかない』という言葉を残して去っていきました!」
(*゚ー゚)「さぁ、早速ガ―――――ルズト―――――クのル―――――ルを説明しましょう!」
(*゚ー゚)「今から私こと箱入しぃが、2年3組の女子と1対1で恋バナかましていきます!」
(*゚ー゚)b「好きな人がいればしめたもの! ディグダグの如くボコボコ掘り下げてまいります!」グッ
(*゚ー゚)「いなけりゃいないで理想のタイプとか広げられるし! 得だらけですな!」
(*゚ー゚)「まぁね! 若干1名2人きりになるのが怖いレズがいますけれども!」
(*゚ー゚)「大丈夫かな、色々汚されないかな! 死にたくねぇよ!」
\(*゚ー゚)/「じゃあ早速いきましょうか! 私の恋が唸りをあげるぜ!!」ブァァァァァッ
-
【ハハ ロ -ロ)ハ ハロー三宮】
(*゚ー゚)ノ「というわけでね! トップバッターは3組を代表するツンデレメガネ!
弟者にメロメロでもはやお馴染み、ハロー三宮ちゃんだー! ニーハオ!」
ハハ;*ロ -ロ)ハ「ベ、別にオトジャなんて好きじゃアリマセンシ!
好きかプラモデルかで言ったらプラモデルデスシ!」アワアワ
(*゚ー゚)「初っ端から絶好調だね! いいものだ、ツンデレはいいものだ!」
ハハ*;ロ Дロ)ハ「ダカラデレてマセンシ! アレデスシ、何なら憎んでマスシ! マミーの仇!」アワアワ
(*゚ー゚)「……へー、そーなんだー……ハロちゃんは弟者君が嫌いなんだー……」ニャマリ
ハハ*;ロ -ロ)ハ「ソ、ソーデスヨ、オトジャがタマネギだったらみじん切りにして三角コーナーにブチコみマスヨ!」
(*゚ー゚)「ふーん、ほーん……だったらアレかなー、私弟者君狙っちまおうかなー……」ニヤニヤ
ハハ*;ロ Дロ)ハ「ファッ!? チョ、チョット待ってくださいヨー!! ソレはチョット……」ビクッ
ハハ;*ロ -ロ)ハ「イヤ、ワタシ的にはオトジャがドーナローと日本の政治ばりにドーデモイーんデスケド!」カァーッ
ハハ;*ロ -ロ)ハ「ただソーイウのはイヤってか……オトジャに構われるのはワタシだけってか……。
イヤ、他意はナッシング! アイツなんかシラネーヨデスシ!! プンスコ!!」タラタラ
(*゚ー゚)「ごちそうさまです!」
-
【川д川 井戸田貞子】
(*゚ー゚)「二番手は『お小遣いの大半がシャンプーで消えてそう』でお馴染み、いいんちょだー!」
川;゚д川そ「そんなイメージ付いてたの!? ほどほどだよ!」ビクッ
(*゚ー゚)「いいんちょは先生のこと好きなんだよね! 枯れ専?」
川;゚д川「枯れっ……!? そ、そうだね……付き合うとかは諦めてるけど……」
(*゚ー゚)「えー、好きなのに諦めるとかナンセンスだよー。奪っちゃえよドロドロしちゃえよ」
川;゚д川「荷が重いよ! いいの、先生だって奥さんのことが一番好きだろうし……」
(*゚3゚)「ちぇっ、つまんねえの。引っ掻き回してやりたかったのに」ブーブー
川д川「そう、私は見てるだけでいいの……幸せそうな先生を見てるだけで……」
川д川「そしていつか先生の元を離れ……先生と知らない人と恋に落ち、結婚して……」
川゚д川「生まれた子供の名前をシラネーヨにするの……」ギラリ
(*゚ー゚)「 怖 ぇ ! ! ! 」
川゚д川「娘が生まれたらシラネー子にするの……」ギラリ
(*゚ー゚)「 ダ セ ぇ ! ! ! 」
-
ハローさんおいしいです
-
【(*゚∀゚) 阿日屋つー】
(*゚ー゚)「つーちゃんはね! 南出門君と既に夫妻ってことでお馴染みだけどね!」
(*;゚∀゚)「馴染んでねぇよ! とんだ風評被害だ!」
(*゚ー゚)「まあまあ昂るな昂るな。ツンデレはもう済んでるから」
(*;゚∀゚)「なんだその言い草! 大体なぁ、アタシには理想の彼氏像ってのがあるんだよ!」
(*゚ー゚)「理想の彼氏像!? 何そのグータンヌーボみたいなワード! 聞きたか!」
(*;゚∀゚)「急に食いついてきたな!? いいか、まずアタシより背が高くてな……」
(*゚ー゚)「南出門君じゃねぇか!」
(*;゚∀゚)「……アタシのことをちゃんと理解してくれて……大事な時に守ってくれて……」
(*゚ー゚)「南出門君じゃねぇか!」
(*;゚∀゚)「……………細目」
(*゚ー゚)「南出門君じゃねぇか!」
(*;゚∀゚)「じゃねぇだろ!」
-
お、きてたか
-
【ミセ*゚ー゚)リ 水窪ミセリ】
(*゚ー゚)「お次はミセリちゃんだ! 苗字なんて読むんだ!」
ミセ*゚ー゚)リ「おっす、ミセリだよ! みさくぼミセリだよ!」
(*゚ー゚)「好きな人はいるかい!」
ミセ*゚ー゚)リ「いないよ!」
(*゚ー゚)「いないんかい!」
ミセ*゚ー゚)リ「いないよ!」
(*゚ー゚)「好きな男性有名人は!?」
ミセ*゚ー゚)リ「溝端淳平!」
(*゚ー゚)「ジュノンボーイか!」
ミセ*゚ー゚)リ「ジュノンボーイだよ!」
(*゚ー゚)「顔似てるね私達!」
ミセ*゚ー゚)リ「ホントだ!」
(*゚ー゚)「なんだこの内容の無い時間は!!」
-
しぃwwwww
-
ミセリ雑wwww
-
ミセリwww
-
【ξ゚⊿゚)ξ 照井ツン】
(*゚ー゚)「さぁ、全然ツンデレじゃないでお馴染みツンちゃんですけれども」
ξ;゚⊿゚)ξ「そこはいいじゃない! 私に始まったことでもないし!」
(*゚ー゚)「うっせえうっせえ。そんなことより好きなクラスメートは居るのかい?」
ξ;゚⊿゚)ξ「言い方が酷い! いないわよ、同年代の男子なんてガキっぽいじゃん」
(*゚ー゚)「おお、中学生っぽい! じゃあツンちゃんの理想って何ぞや、教えてちょーだい!」
ξ゚⊿゚)ξ「そうねぇ……やはり『血華美人は夜開く』のフィルナシアみたいな男性かしら」
(*゚ー゚)
ξ゚⊿゚)ξ「フィルナシアは凄いわよ、愛するミリンダの為なら酸の海に飛び込めるのよ」
(*゚ー゚)
ξ゚⊿゚)ξ「更に剣士の一族であるパイルマン家で唯一空間魔術を扱える天才でもあるのよ」
(*゚ー゚)
ξ*゚⊿゚)ξ「やっぱり付き合うなら駿馬を乗りこなせるような男じゃなきゃねー……しぃもそう思うでしょ?」
(*゚ー゚)「死ね!!!」
ξ;゚⊿゚)ξそ「何で!?」
-
【从'ー'从 渡辺】
(*゚ー゚)「ナベちゃんかぁ……何となく恋バナ弾みそうな気がしないんだよね……」
从'ー'从「まぁな、惚れた腫れたは性に合わんからな」
(*゚ー゚)「ほれ見たことか! 『惚れた腫れた』とかいうJCがいるか!」
从'ー'从「愛だの恋だのを語るよりも、私のような若輩は自分を磨くことに時間を費やすべきだからな」
(*゚ー゚)「漢女(オトメ)だ!! 心にちんちん生えてる漢女(オトメ)だ!!
ねえねえ、ものは試しに作ってたキャラで話してみてよ」
从'ー'从「えぇ〜? そんなこと急に言われても困っちゃうよ〜?」ノホホーン
(*゚ー゚)「すげぇな! じゃあそのテンションのまま異性のタイプをどうぞ!」
从'ー'从「そうだね〜、ピンクのペガサスに乗ってくるイカした王子様かなぁ〜?」ユルフワー
(*゚ー゚)「なるほど! ちなみに素のナベちゃんのタイプは何だい!?」
从'ー'从「私を打ち負かすような強い男だな」キリッ
(*゚ー゚)「なんだこいつ!
なんだこいつ!!
なんだこいつ!!!」
-
な ん だ こ い つ
-
【川 ゚ -゚) 素直クール】
(*゚ー゚)「ぬおう……またしても伺い知れぬ奴が来よったでぇ……」ゴクリ
川 ゚ -゚)「なんだなんだ、お前以上に本編での出番が少ない私に対してご挨拶だな」
(*゚ー゚)「くるうが大活躍だったんだからよいではないか!
好きな人いんの? てか感情あんの!?」
川 ゚ -゚)「好きな人はいないな」
(*゚ー゚)「でしょうね! 予定調和ですわ!」
川 ゚ -゚)「だが元カレはいる」
(*゚ー゚)「マジで!? 意外な展開!!」
川 ゚ -゚)「小2から付き合い始めたが中1で転校していってしまった」
(*゚ー゚)「結構長い付き合い! しかも未だに想ってる感じだ!」
川 ゚ -゚)ノ「このキーホルダーは、彼が別れ際にくれた物でな」チャリ
(*゚ー゚)「キーアイテム出てきた! 2つの意味でキーアイテム出てきた!」
川 ゚ -゚)「これを持っていればまた会える気がしてな……その日まで肌身離さぬと決めたんだ……」
(*゚ー゚)「そういうエピソードは本編でやれや!」
-
【(゚、゚トソン 都村トソン】
(*゚ー゚)「トソちゃんはアレだろ? どうせサイコガン付いてる男がタイプなんだろ?」
(゚、゚;トソン「決めてかからないでくださいよ! そうですけど!」
(*゚ー゚)「だろうな! トソちゃんはそういう人間だと思ってたよ!」
(゚、゚;トソン「なんか酷いんですけど! この司会者公平性に欠けてるんですけど!」
(*゚ー゚)「そんなアホほどどうでもいいことはさておき、聞いたよ〜?
トソちゃんったら去年、ギコ君のいとこのタカラ君の告白退けたんだってぇ〜?」ニヤニヤ
(゚、゚;トソン「雰囲気が急変した! 私の理想がいともたやすく処理された!」
(*゚ー゚)「ちなみにそのせいでギコ君は死の呪いをかけられたそうだよ」
(゚、゚;トソン「因果関係がわからない! それ私のせいなんですか!?」
(*゚ー゚)「ねぇ、何でフったの〜? ギコ君と同じ血が流れてるのになんでぇ〜?」ヘラヘラ
(゚、゚;トソン「腹立つ……!! いや、タカラ君はとてもいい人ですけど……」
(*゚ー゚)「うんうん! いやぁ、恋バナらしくなってきたねぇ! 修学旅行の夜か! 八ツ橋持ってこい!」
(゚、゚;トソン「タカラ君、サイコガン付いてませんし……」
(*゚ー゚)「哀れだ!」
-
ちょっとサイコガンつけてくるわ
-
【ζ(゚ー゚*ζ 不破デレ】
(*゚ー゚)「さぁさ、VIP中を代表するグラップラー・デレちゃんの好きなタイプはなんじゃらほい!」
::ζ(゚ー゚;*ζ::「り、理想の男性ですか……? わ、私を守ってくれる方ですかね……」ビクビク
(*゚ー゚)「いねえよ!! デレちゃんが勝てない相手から守れる野郎なんざいねえよ!」
((ζ(゚ー゚;*ζ「すいません! 私ごときアメンボのオスで充分です!」ペコペコ
(*゚ー゚)「それはへりくだりすぎだけどね!
ていうかデレちゃん自分の身は自分で守れるじゃん、これ以上何を求める」
ζ(゚ー゚;*ζ「そ、そんな……私だって『こいつぅ〜』とか言われてこめかみ突かれるような恋愛したいです……」ビクビク
(*゚ー゚)「デレちゃんが今まで倒した相手の中で一番の強敵は?」
ζ(゚ー゚*ζ「熊」
(*゚ー゚)「勝てるか! 熊に勝てるJCに誰が勝てるか!」
ζ(゚ー゚;*ζ「いや違います、あれはあくまでまぐれなんです!」ビクビク
(*゚ー゚)「まぐれであろうと熊に勝てるJCに誰が勝てるか!」
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません!」
-
熊とか無理すぎる\(^o^)/
-
(・(エ)・) 支援
-
【/ ゚、。 / 鈴木ダイオード】
(*゚ー゚)「ダイちゃんはね、狐ヶ崎君とのフラグが弁慶のごとくそびえ立っているけども」
/ ゚、。;/「ゆ、誘惑のシェヘラザード! 神に託されし節制の権化は変貌を遂げる!
(そ、そんなんじゃないわよ! だいたい中学生が恋愛なんて非常識よ!)」
(*゚ー゚)「そんなこと言って如実に惹かれてんだろぅ?
『あんなヤツ、何とも思ってなかったはずなのに……ぁんっ……』のパターンだろぅ?」
/ ゚、。;/「空白のアーカイブに唯一節残された悠久と底無しのグランヴィア!
(何その不健全なパターン! 私の理想は北村弁護士みたいな真面目な人なんだから!)」
(*゚ー゚)「まぁどっちにしてもね。ダイちゃんは磨けば光ることが発覚したしね。
もう男子がほっとかないよ? 仙台の初売りばりにごった返すよ?」
/ ゚、。;/「れ、歴戦のワルキューレの矛から滴るオルトロスの血液を啜る聖者の息吹よ……。
(そ、そんなのあるわけないじゃない……非常識よ不潔よ不衛生よ……。
ま、まぁ……色恋沙汰に興味無いと言ったらそうじゃないけど……)」
(*゚ー゚)「と、ここまでノリで話してきたけど全く理解出来てません!」
/ ゚、。;/「奔流に導かれる愚鈍なアルマ!
(でしょうね!)」
-
【|゚ノ ^∀^) 大前レモナ】
|゚ノ ^∀^)「ごきげんよう。男の旬は11歳まで、大前レモナですわ」
(*゚ー゚)「出たー! 変態ショタコンマッドサイエンティストだー!
その性欲で私もホルマリンに漬けようというのかー!」
|゚ノ ^∀^)「ご安心を。私はショタ以外には人畜無害の温和なお金持ちですわ」
(*゚ー゚)「なるほど! 狙われたショタはたまったもんじゃないね!
そんなレモナちゃん一番のお気に入りショタは若内君なんだよね?」
|゚ノ*^∀^)「その通り! 数多のショタの中で、彼ほど私の支配欲をくすぐるショタはいませんわ!」ニコニコ
(*゚ー゚)「若内君って同い年の14歳だけど、ショタコン的にその辺はどうなのよ」
|゚ノ ^∀^)「私の中でビロード君は飛び級で中2になった9歳ということになってますわ」
(*゚ー゚)「何だその設定! そんな若内君も数年後には成長期を迎えると思われますが」
|゚ノ ^∀^)「そんなの都市伝説ですわ」
(*゚ー゚)「信じてくれねえ! 最後に将来の夢をお聞かせください」
|゚ノ ^∀^)「父の会社を継ぎ、ゆくゆくはアポトキシンを開発することです」
(*゚ー゚)「コナンくーん! 早く来てくれー!」
-
ビジュ語は漆黒しか理解できないな
-
【(#゚;;-゚) 東野でぃ】
(*゚ー゚)「見た目は綾波中身はゆるふわでお馴染みでぃちゃんですが、どうよ、恋しちゃってる!?」
(#゚;;-゚)「うーん……多分、恋ってワケじゃないと思うんだけど……」ムー
(*゚ー゚)「おっ、まさか恋のつぼみが!? こいつぁ私の女子力が哮りますな!」
(#゚;;-゚)「いや、多分違うと思うんだけど、何ていうか、ちょっと気になってるっていうか……」
(*゚ー゚)「そーいうのよ、そーいう曖昧な感情が私の糧! さぁさ続けて、私を育てて!」
(#゚;;-゚)「うん、あのね……ヒッキー君がね……」
ヽ(*゚ー゚)ノ「うおぉぉぉぉぉ!! 意外な名前が飛び出したぁぁぁぁぁ!!
内向的男子と内向的女子のゆるゆるふわふわカップル!!
ええな、ええやんかぁぁぁぁぁっ!! アタイの女子力が振り切れまっせぇぇぇぇぇっ!!!」ウッヒョオオオ
(#゚;;-゚)「ヒッキー君が、フサ君辺りと付き合ってたらいいなあって……」
ヽ(*゚ー゚)ノ
ヽ(*#゚;;-゚)ノ「ほら、読書少年のヒッキー君とスポーティなフサくんのカップリングってたぎらない!?
体格も性格も違う、でもそれゆえにお互い惹かれ合い求め合うみたいな!!
勿論ヒッキー君が攻めでねwww野獣もベッドの上ではネコってかwwwwwホモォwwwww」キャイキャイ
(*゚ー゚)「こいつ……腐ってやがる……!!」
-
【*(‘‘)* ヘリカル沢近】
(*゚ー゚)「ヘリちゃんはもうレズにしか見えない」
*(;‘‘)*「レズじゃないわ! ちょっと前まで猛烈なレズだったけどレズじゃないわ!」
(*゚ー゚)「ねえねえ。レズってさ、バラを浮かべた紅茶飲むって本当?」
*(;‘‘)*「普通の恋バナさせてよ! 私の恋愛観はおそらく3組で最も普通だよ!?」
(*゚ー゚)「えー……じゃあ理想の異性のタイプはなんよ」
*(‘‘)*「肩幅が広い人」
(*゚ー゚)「つまんねえよ!!」カァッ
*(;‘‘)*「つまんねえことねえよ! そんなこと言ったらしぃちゃんの彼氏こそつまんないじゃん!」
(*゚ー゚)「はぁ!? ギコ君のギャグセンはマジパネェし! チャップリンかもう中学生並みだし!」
*(;‘‘)*「じゃあデートにヘビロテで行ってるスポットどこよ!」
(*゚ー゚)「たばこと塩の博物館」
*(;‘‘)*「つまんねえじゃん!!!」
(*゚ー゚)「つまんねえけどよ!!!」
-
【从 ゚∀从 ハインリッヒ高岡】
从 ゚∀从「俺の愛情を語るなら先に俺が男装騎士ジェノスだった頃の話をしねぇとな」
≡≡(*゚ー゚)「だったらいいや! お疲れ、解散!!」ピューッ
从 ゚∀从つ「その頃はまだ先生、いや、ベルモット様にお仕えして間もない頃だった」ガッシ
ヽ(*゚ー゚)ノ「くそァ、離せぇ! 先生に対する電波恋慕情はいいんちょでお腹いっぱいなんだぁ!」ジタバタ
从 ゚∀从「当時ベルモット様はワインの闇取引で私腹を肥やしていた悪徳役人ババチョップを処分したばかりでな」
(*゚ー゚)「そうなんだ、すごいね!」
从 ゚∀从「そのババチョップのおこぼれに預かっていたゴロツキ共が、ある日屋敷に夜襲を仕掛けたんだ」
(*゚ー゚)「そうなんだ、すごいね!」
从 ゚∀从「まぁ、そんなゴロツキごとき貧民街で剣の腕を磨いてきた俺の敵じゃない。
バッサバッサとサーベルが唸り、瞬く間に殲滅に成功したわけよ」
(*゚ー゚)「そうなんだ、すごいね!」
从*゚∀从「しかし! そこで物陰に隠れていたゴロツキが俺めがけて棍棒を振り下ろした!
完全に死角! 虚を突かれる俺! 『しまっ……』と漏らす俺!
と、その時! 屋敷にいるはずのベルモット様がゴロツキに飛びかかった!!!」
(*゚ー゚)「そうなんだ、すごいね!」
从*゚∀从「ゴロツキの攻撃はギリギリで逸れ、その隙に俺はゴロツキを突いた!
そこで俺は言ったんだ! 『高貴な身分であられる貴方が、何故このような無茶を!』
するとベルモット様はおっしゃられた! 『女性を守れないような軟弱な貴族にはなりたくない』!
女を捨てた俺を女としてみてくれたのははじめてカラマ――――――――――ゾフ!!!」
(*゚ー゚)「そうなんだ、すごいね!」
-
【lw´‐ _‐ノv 素直シュール】
lw´‐ _‐ノv「マラカスってさ、なんかすげぇ性的侮辱っぽい言葉だよね」
(*゚ー゚)「いきなり全くわかんない話から始まった! 興味がない!」
lw´‐ _‐ノv「あとさ、スカイツリーが刺さったら展望室が返しになって抜けにくそうだよね」
(*゚ー゚)「くっそぉ、予測はしていたがシューちゃんから恋バナ引き出すのは至難の業だ!」
lw´‐ _‐ノv「落花生は硬さとかを上手く使えば凶器になると思う」
(*゚ー゚)「恋バナ引き出したいが隙がない! 全方位もれなくワケわかんない!」
lw´‐ _‐ノv「『テロリスト』って花の名前っぽくない? テロリストの群生地」
(*゚ー゚)「前後の話題に脈絡が皆無だから傾向と対策が掴めない!」
lw´‐ _‐ノv「アゼルバイジャンに行ってみたいな。何があるとか知らんけどいいよねアゼルバイジャン」
(*゚ー゚)「ダメだ、お手上げだ! こんなのと戦えるわけがない!」
lw´‐ _‐ノv「愛されるよりも愛したいマジで」
(*゚ー゚)「!? 今ちょっと恋っぽい言葉出たよね!? そこもっとちょうだい! 膨らませて!」
lw´‐ _‐ノv「EXILEの後ろで踊ってる誰かと似てる人をこないだバスで見たよ」
(>*゚ー゚)>「ダメだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
-
【('、`*川 ペニサス伊藤】
(*゚ー゚)「……よろしくお願いしまーす……」ジリジリ
('、`*川「はいよろしくぅー。じゃあ緊張をほぐすために全裸でキスしましょうか」ジリジリ
(*゚ー゚)「早速来やがったか……!! トークに移る暇なんてありゃしねぇ……!!」ジリジリ
('、`*川「ウブ、トークは大好きよ? ベッドの中であろうと外であろうと」ジリジリ
(*゚ー゚)「ごめんなさいねぇ……私はメチャメチャ男が好きなんだよ……!」ジリジリ
('、`*川「フッ、そういう娘を快楽で侵していくのがレズの嗜みってヤツよ……」ジリジリ
≡≡≡(*゚ー゚)「……隙あり!! こっちサイドから帰らせてもらう!!」ピュッ
('、`*川≡≡≡「ウフッ、残念。わざとこっちサイドを空けて誘き出したのよ」シュッ
(*゚3゚)「だと思ったよ! 食らえ毒霧!!」ブシャァァァ
(>、<*川「っ!! 女子が口に含んだ液体がまんべんなく私の顔面に!!」
≡≡≡(*゚ー゚)「今だぁぁぁぁぁっ!! こんなところにいられるか、私は部屋に戻るぞぉぉぉぉぉっ!!」スタタタタ
(う、`*川「っ、逃がしたか……流石スピードに定評にある箱入……」フキフキ
('、`*川「フゥ……まぁいいや、間接的に女子に顔全体を舐められたととろう……」フキフキ
d('、`*川「伊藤ちゃんが女子全員が舐め尽くすことを信じて! ご期待下さい!」ビシィ
-
誰か止めろwwww
-
だめだまともなやつがいないwwww
-
【(*‘ω‘ *) 椿ちんぽっぽ】
(*‘ω‘ *)「そもそも愛と言う感情は、帝王にとって不要、しかし重要とも言える感情だっぽ」
(*゚ー゚)
(*‘ω‘ *)「水の無い地に草木は芽吹かぬように、人の無き地に帝国は生まれぬっぽ」
(*゚ー゚)
(*‘ω‘ *)「帝王たるもの孤独でなくてはならぬっぽ。過度な情は野望を錆びさせる毒だっぽ」
(*゚ー゚)
(*‘ω‘ *)「しかし、人を束ねる存在であるが故に、人を理解せねばならない。つまり愛を知らねばならない」
(*゚ー゚)
(*‘ω‘ *)「毒と愛、制と情。帝王に定められたからには、この二律背反は永久について回るのだっぽ」
(*゚ー゚)
(*‘ω‘ *)「フッ……だがそれもいい刺激だっぽ……悩まぬ帝など飾りにしかならぬっぽ……」
(*゚ー゚)
(*‘ω‘ *)
(*゚ー゚)そ「……っは! 話し終わってたっぽい!」
-
【(*゚ー゚) 箱入しぃ】
(*゚ー゚)「まぁ散々アホみたいな恋愛観聞いてきたけどね! 最後は私ののろけ話聞いてもらおっか!」
(*゚ー゚)「私の好きな人はもろちんギコきゅ〜ん!! 強羅家の次男〜!!」
(*゚ー゚)「ギコ君の何がいいって、まずは顔だよね!! 逞しく凛々しいのに全く飽きがこない!!」
(*゚ー゚)「私の一番好きなギコ君の角度は斜め32度から僅かに見上げる形! 無論全方位イケメンなんですけど!」
(*゚ー゚)「ただねぇ! 顔だけでゾッコンラーヴになるほどあたしゃ軽い女じゃなかですよ!!」
(*゚ー゚)「優しいんだよ!! 基本引っ張るけど大事なところで譲ってくれるジェントル!!」
(*゚ー゚)「私がしてほしいことを既に読んでる!! 恋のエスパーという他無いよね!」
(*゚ー゚)「その他にも体格、知性、髪質など非の打ち所がデートセンスの無さしかない!!」
(*゚ー゚)「もうね! ギコ君に出逢ってなければ私はその辺の干し草に埋もれていたでしょう!」
(*゚ー゚)「外面も内面も完璧って、ギコ君もはやハリウッドスターだよねぇ〜っ!!!」
(*゚ー゚)「スピルバーグ!! 見てるか!! 等身大の恋物語がこの町に芽吹いているぞ!!」
(#・∀ ・)「 死 ね ! ! ! 」
(*゚ー゚)「まだいたのかテメエ!!!」
-
またんきwwwwww
-
次男?
-
【モニタールーム】
【 】<ハリウッドスターダヨネェーッ (´ー` )(゚Д゚,,)(>< )(<●><●> )(´<_` )
(;´ー`)「……えーっと……」
(´<_` )「全体的に何言ってるかわかんなかったな」
(;><)「僕は正規で入学した14歳なんです!」
( <●><●>)「とりあえず慌てふためく阿日屋さんが見れたんで私は満足です」
(,;゚Д゚)(たばこと塩の博物館そんなにダメかな……)
(・∀ ・)「結論から言うとお前ら片っ端から地に埋まれってワケだな」シュンッ
(;´ー`)そ「瞬間移動した!?」ビクゥ
番外編 END
.
-
乙ー
相変わらず面白いなwww
-
おつおつ
面白かった
-
乙
貞子こえーよwww
-
おつ!
こいつらは幸せそうだな(白目)
-
番外編は以上になります。聖夜に何を投下してんだろうね。
身体測定とかトソン裏話とか書こうとしたけどやっぱこういうどーでもいい話の方が書きやすいです。
第24話はただいま必死こいて執筆中です。変態動かすの楽しいけど大変ね。頑張ります。
たくさんの支援、ご意見ありがとうございました。何か質問あったら答えます。
(,,゚Д゚)<とりあえずメリクリ!>(゚ー゚*) (・∀ ・#)(@∀@-#)ミ゚Д゚#,彡
-
おつ!
今回も面白かったよ!
-
おつんつん
面白かった!
変態共はブレないなwww
ところで、渡辺さんにファーストネームはないのかい?
-
乙
渡辺さんが凄く男前だけど喧嘩強いの?
デレには及ばないにしろ男子勝てるぐらい?
-
>>330
从'ー'从「私は苗字が『渡(ワタリ)』で名が『辺(アタリ)』だ」
(#゚;;-゚)「わかりづらいからみんなにワタナベちゃんって呼ばれてるんだよ」
从'ー'从「察しの通り、名付けた時に親は若干酔っていた」
>>331
从'ー'从「不破の父上の道場に通わせて頂いている。まだまだ不破には適わないがな」
ζ(゚ー゚;*ζ「な、なので、2年生になって急に渡辺さんがあれあれ〜言い出した時は脳震とうを疑いました……」
从'ー'从「無論土下座とタフ全巻で口止めした」
-
乙!テンポ良くて面白かった
個人的にはモララーとダイちゃんも脈アリかもとか思ったり
-
乙乙!
本編も楽しみにしてる
-
来てた!!面白かった!
-
乙!面白かった!
ところでつーの名字って「阿日谷」じゃなかったっけ?
違ったらスイマセン
-
>>336
(*;゚∀゚)「うわぁ……ついにやっちゃったよ、いずれやるんじゃねぇかと思ってたミス……」
( <●><●>)「そもそもアヒヤなんていうワケわかんない名字だからこんな失態を招くんですよ」
(*;゚∀゚)「うるせぇ南出門! どこ発祥の名字なんだ!」
阿日谷でしたすいませんでしたメリークリスマス
-
そういえば、つーの理想って何か先生っぽいような…
細目のあたりでそう思った。
いや多分違うとは思うけど…。
-
番外編乙でしたー
今回も面白かった!
支援絵(擬人化注意)
http://imepic.jp/20121225/501310
チーム負け犬の六人です
ワカつーかわいいよワカつー
-
>>339
めっちゃかわいい!それぞれのキャラがイメージに合ってます!
特につーが表情といいデザインといい好みです!奥のビミョメンズもいい感じです!
モチベーション上がりました、ありがとうございます!
-
未だに「南出門」ってどう読むのかわからない
教えてください
-
なんでも なんでもん
-
>>341
( <●><●>)「読み方は『なんでもん』です。Googleで検索したら南大門ばかり出てきます」
(*゚∀゚)「名字だけでひらがな5文字なのに名前も6文字とか欲張りだな」
( <●><●>)「ちなみに『なんでもん』のイントネーションは『エンジェモン』と同じです」
(*;゚∀゚)「よくわかんねえよ!! 人名をデジモンで例えるな!」
( <●><●>)「ちなみに阿日谷さんの『あひや』のイントネーションは『マフィア』と同じです」
(*;゚∀゚)「よくわかんねえし印象が悪ぃわ!!」
-
>>343
返答あざっす
『エンジェモン』と『マフィア』っすね、把握しました
-
ちなみにコブラはおこちゃまには全く興味ない模様
-
中学生だし、興味津々じゃまずかろうww
>>339
俺の中のつーのイメージにビシッとはまったわ
-
先生の中学生時代の話とか読みたいんだぜ
それか奥さんとの馴れ初めとか
-
今年もまた一人……
ワカッテマスと弟者殴りたい
-
あけおめ!
今年も期待してるよ
-
明けましておめでとう。
今年もまったり待つぜ。
-
まってるよ
-
ま っ て る よ ・ ・ ・
-
とりあえず生きてます。あけましておめでとうございます。
進み具合は芳しくありませんが、なるべく早く24話お見せできるように頑張ります。しばしお待ちを。
あと近況報告としましては、知り合いのS君がR-1ぐらんぷり二回戦進出しました。
-
マジかS君おめでとう
-
生存報告来てた!
そりゃすげえ!S君おめでとう!
-
うおぉぉ待ってるぞ
-
把握
S君おめでとう
-
s君どうだった?
-
話の続きは置いといてS君が気になる
-
S君大人気www
-
S君は2回戦で落ちましたがその表情は晴れやかでした。
そんなR-1ぐらんぷり2013決勝は2月12日(火)19:00から、フジテレビ系列にて放送されます。
最強の12人が激突! 今一番熱いピン芸人の頂上決戦を見逃すな!
個人的に田上よしえとアンドーひであきを応援してます。生徒指導はしばしお待ちを。
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S君敗北したんか…
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S君の番外編希望
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S君かわいいよS君
(^ω^)ペロペロ
-
S君www
作者は出なかったの?
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SIRANUI SIRANE-YO
S君の正体とは( ´ー`)先生のことだったのだ!
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田上よしえで一番好きなネタは「紅茶の美味しい 吉野家」だな
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|ω・`)待機
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<^ω^;削除>
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アサピー回を読み返している。前にキャラ紹介で好きなジャンプ漫画を答えてたけど、アサピーだったら今のジャンプ漫画で好きなのは食戟のソーマだろうなー
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そろそろ続きカモン!!Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
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うああああああああああああああああああああああああ
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作者息してる・・・?
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あんまり好きじゃないけど完結待ってるんだからね
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春ですね。ケータイ大喜利にうつつを抜かして生存報告してなくてすいませんでした。
年明け辺りから展開に煮詰まりテンパってたんですが、ようやく目処が立ちました。
そんなわけで近々最新話投稿出来たらと思います。ていうか出来るように足掻きます。
お待たせしてすいませんでした。焼き土下座やります。濡れ土下座もやります。
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よし!よし!よし!待ってる!!全力で正座する。土下座の前で正座する!
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やったあああああああ
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待ってます
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いつまでも待ってる!!!
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生きててなにより
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マジかー!!!
おけおけ待ってる超待ってる
暖かくなってきたし全裸で待ってる
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作者来てたー!!
楽しみに待ってます!!!
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やっとS君のネタが見れるのか
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来てたー!
楽しみに待ってる!!
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よっしゃ待ってる!
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べっ、別にずっと待ってるわけじゃないんだからねっ!
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昨日が1話から2周年だったな
続き待ってるぞー!
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リアルに中2病だった俺の弟がいまや高2病になりかけてるわ
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え、もう二年経ったの……
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続きマダー?
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>>390
しね
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ど、どうした
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>>391
ごめん
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てす
-
てす
-
てすてす
-
てすてす
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ここはトリップテストの場ではないですよ。
そんなことより続きを期待してまってる。
-
うわああ来てると思って期待しちゃった
待ってるからな!
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まってまー
-
いつまでも待つ!!
-
アーニョハーセヨー!!(* ̄∇ ̄)ノ
作者、生きてるー?
-
作者続きはよ
無理だとしても生存確認ぐらいして欲しい
-
読み返したけどやっぱり面白かった
待機してる
-
どうも僕です。めっちゃ待たせてしまい、本当に申し訳ございません
4月いっぱいから5月初めはめっちゃ忙しくて、創作板すらまともに覗けそうにありません
用事が終わったらすぐ生存報告しますし、もうめっちゃ頑張って書き上げます
モチベーションが下がったとか、ブーン系に飽きたとかは全く有り得ません
絶対逃亡とか放置とか富樫とかはしないので、それだけは信じてください
作者のことは嫌いでもブーン系のことは嫌いにならないでくだアッ!!
( ^Д^)(何回同じ謝罪繰り返してんだコイツ)
.
-
>>405信じてるよ!!
-
>>405
生存報告ありがとう!
待ってる。
-
早くしないとネオマテリアルサイクロプスの名前忘れちゃうぞ
-
あったなあネオマテリアルサイクロプス
確か液状だから物理が通りづらく、攻撃されたら血が止まらなくなる
でも一定時間出さなきゃ持ち主が自爆するよく分からん力だったな
何で覚えてんだ俺は
-
ドMだからさ
-
ぉぉおお!きた!
私生活も書きためもがんばれ!超がんばれ!
-
生きてるならそれでいいのさ
-
ひゃっはー!新鮮な生存報告だぜぇ!!
-
ひゃっはぁ生存報告だぁ!!
無理せんで頑張ってな!いつでも待ってるから!!
-
『冨』樫だかんな!!
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>>415
俺が言おうとした事を
-
てんで悪性描いた方が富樫だっけ
-
作者同じじゃね?
-
昔の作品は無かったことにしたいから富樫と冨樫で分けてる的なことをインタビュー漫画で言ってた
-
≡≡≡( ´ー`)<GW全部ぶっ潰して用事終わらせたよー
≡≡≡从 ゚∀从<こっから執筆アホみたいに頑張るよー
≡≡≡( ><)<電車でおばあちゃんに席譲ったら黒飴貰ったよー
-
よしきた
じゃあ1週間後投稿しようか(ゲス顔)
-
よしこいさあこい
-
体を壊さん程度に無理して頑張れ
-
待ってる
-
久しぶりに覗いたら生存報告あるとか歓喜の極み
応援しとるけぇ、焦らずゆっくりかいておくんなまし
-
おお、生存報告きてたのか!
いつまでも待ってるからじっくりいいものを書いてくれ
-
つ● <がんばって
-
しええええんんん
-
支援
-
誰か漫画化してほしいなー(チラッチラッ
-
大きなお世話だが、改めて今まで登場したキャラをまとめてみるわ
(ttp://boonsoldier.web.fc2.com/log/1313581013.htmlの>>135参照)
2年3組出席簿
【担任】
( ´ー`):不知火シラネーヨ
【男子】 【能力名】
1・('A`):鬱田ドクオ リグレット・オブ・アナスタシアソード
2・<ヽ`∀´>:瓜原ニダー 瞬間移動《テレポーテーション》
3・ミ,,゚Д゚彡:唐沢フサ 能ある野獣《アルティメット・ビースト》
4・爪'ー`):狐ヶ崎フォックス 歌の力《ミュージックパワー》
5・( ゚д゚ ):河内ミルナ 能力名無し
6・(,,゚Д゚):強羅ギコ 奈落火焔《ヴェロニカ・ヴォルケイノ》
7・( ∵):木霊ビコーズ 聖域《サンクチュアリ》
8・(-_-):小森ヒッキー 禁断聖書《アンタッチャブル・バイブル》
9・(・∀ ・):斉藤またんき 念動力《サイコキネシス》
10・( ´_ゝ`):流石兄者 光と影《ジキルアンドハイド》
11・(、'∋`):小鳥遊クックル 瞬間巨人《インスタントジャイアント》
12・( ^ω^):内藤ホライゾン 暗黒王ノ左腕
13・(-@∀@):長岡アサピー 見知らぬ隣人《シークレットアンドサイレント》
14・( <●><●>):南出門ワカッテマス 瞑眸眺瞳眼《フィフス=アイズ》
15・(´・ω・`):黛ショボン 神様の玩具箱《パニックワールド》
16・( ・∀・):毛利モララー 神々の彗星《ヴァルハラコメット》
17・( ^Д^):指差プギャー ネオマテリアルサイクロプス
18・( ><):若内ビロード 無敵重装《ムテキウェポンズ》
-
【女子】
19・(*゚∀゚):阿日谷つー 風塵来刃《エアスラッシャー》
20・('、`*川:ペニサス伊藤 人間計算機《モンスター・カリキュレーター》
21・川д川:井戸田貞子 使い魔「エクスト」
22・|゚ノ ^∀^):大前レモナ 煌めきの毒泉《ダイヤモンド・ポイズン》
23・*(‘‘)*:ヘリカル沢近 雷電指弾《フィンガーボルト》
24・ハハ ロ -ロ)ハ:ハロー三宮 忍者
25・/ ゚、。 /:鈴木ダイオード 張り子の平和主義《バイオレンス・ピース》
26・川 ゚ -゚):素直クール 二重人格「素直くるう川 ゚ 々゚)」
27・lw´‐ _‐ノv:素直シュール 米の如く白き蜘蛛の巣《ワールドワイドライスウェブ》
28・从 ゚∀从:ハインリッヒ高岡 重力±《プラマイグラビティ》
29・(*‘ω‘ *):椿ちんぽっぽ 指揮帝《コンダクター・エンペラー》
30・(゚、゚トソン:都村トソン 豪快空気操作Z《スーパーエアロコントロールパニッシャーゼット》
31・ξ゚⊿゚)ξ:照井ツン 血華美人は夜開く《ディスティニー・ブラックシュガー》
32・(*゚ー゚):箱入しぃ 氷河時分《アイスミニッツ》
33・(#゚;;-゚):東野でぃ 爆弾鱗粉《ボンバースノー》
34・ζ(゚ー゚*ζ:不破デレ 全人類一斉初期化《ノーマライズプログラム》
35・ミセ*゚ー゚)リ:水窪ミセリ 自由行動《アンリミテッドアクション》
36・从'ー'从:渡辺 妖精ノ庭《ゼアフォーガーデン》
-
右がカオス
-
ハローww
-
所属一覧表
( ´ー`)【シラネーヨ派:6人】
从 ゚∀从・( ><)・ハハ ロ -ロ)ハ・爪'ー`)・/ ゚、。 /
(*‘ω‘ *)【暗黒楽隊(ダークネスフィルハーモニー):5人】
('、`*川・ζ(゚ー゚*ζ・( ^Д^)・(゚、゚トソン←洗脳は解かれたが一応配属ってことで
【豪快!都村宇宙海賊団:0人】
全滅
( <●><●>)【説教済みの負け犬達:25人】
川д川・( ^ω^)・('A`)・(、'∋`)・(*゚∀゚)・(-@∀@)・(・∀ ・)・ξ゚⊿゚)ξ・(#゚;;-゚)・从'ー'从・(,,゚Д゚)・(*゚ー゚)・( ・∀・)
<ヽ`∀´>・( ´_ゝ`)・ミ,,゚Д゚彡・(-_-)・|゚ノ ^∀^)・川 ゚ -゚)・( ゚д゚ )・( ∵)・*(‘‘)*・ミセ*゚ー゚)リ・(´・ω・`)
lw´‐ _‐ノv【その他:1人】
残り人数12人
-
こんな感じです
取り敢えず全員能力確定ですね
補足
※( ゚д゚ )は「拳銃の能力が上がる」が能力、名前は無し
※川д川の使い魔「エクスト」はこんな奴→<_プー゚)フ
※( ´ー`)は「説教により能力の無効化」が能力、名前は無し
※lw´‐ _‐ノvは現状どの所属にも属していないためその他扱い
※(゚、゚トソンはユリットソンの洗脳から解かれたが( ´ー`)の説教による能力の無効化をしていないため、現状「暗黒楽隊」所属扱い
-
能力については暇があったなら誰かまとめてくれ
さぁ作者、ここまでお膳立てしたからはよ投下
-
(´<_` )「解せぬ」
-
生き残りに( ^Д^)がいることに違和感
-
そういえばデレってレズ状態だっけ?
-
多分違う
そういや伊藤さんの近くに居たのにレズになった時あったな。無効果使うなって言われてるのか
-
『掟紙』←これセンス良すぎだろ
-
>>441
どこだっけそれ
-
13話だな
-
>>444
サンクス
-
気が付けば、プギャー以外の敵が全員女子じゃないか…
-
兄者とヘリカルがいいセンスしてるな
-
ふと思ったんだがつーの能力って完全にトソンの下位互換ってか劣化版じゃね?
-
トソンは斬撃とか飛ばせないんじゃね?
-
真空にできるんならカマイタチ余裕じゃね
-
凄い細かい事だけど>>432のハローの能力は 忍者《ニンジャ》 じゃなかったっけ
-
おお自分が以前作った出席簿が更新されとるwww
>>431乙ですw
-
>>448
(*゚∀゚)「お前はアレか、プールに入らない女子に嬉々として理由を聞くタイプか」
(゚、゚;トソン「え、えーと……ほら、私は阿日谷さんほど足速くないですし……」
(*;゚∀゚)「無理矢理誉めるな! 余計惨めだ!
アタシは狂気メインで能力考えてたから、設定から何まで練り込んでた勢には適わねえんだよ!」
(゚、゚;トソン「なんかすいません……汎用性ありすぎる能力ですいません……」
(*;゚∀゚)「だから謝んなや! 叩き潰すぞコンニャロー!!」
>>431
ζ(゚ー゚;*ζ「わかりやすくまとめてくださりありがとうございます!
この恩に報いるため、本編を早々とお見せ出来るように尽力します!
ありがとうございました! そしてすいませんでした!」
lw´‐ _‐ノv「よっしゃ誰の能力名が一番痛々しいか無記名投票しようぜ」
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません、誰も得しません!」
-
1キター
-
作者乙!
名前的に重力系かな?強そう!とかいろいろ期待出来そうなのに
ほとんど描写されることもなく散っていった
ブーンさんの暗黒王ノ左腕 に一票
-
続きまだー?
-
出席簿の能力名、トソンで不意打ちくらう
-
このたった数行のキャラのやり取りだけでもすごく楽しい
作者さん応援してます
-
五目が一番痛いな
-
>>435
あれ?祕蜜の華園(リリィカルテット)は?
-
ずっと気になってるんだけど
この戦いは殺した回数を競ってて死んだら得点消える
先生は不殺縛りで無効化1回で1殺カウント
無効化したら能力消えっぱだから先生は最高でも36点
これ誰かが37点以上取ったら先生はもう相手ばぬぅ!するしかなくね?
それに全員説教後に死亡したりその後負け犬達が普通にバトロワしたら先生もう詰んでね?
-
>>461
37点取った奴も説教すればカウント無しになるんじゃネーノ?
負け犬同士の戦いは所詮中学生だし戦意ないし大丈夫じゃネーノ?
-
もうちんぽっぽかペニサスが大虐殺しない限り先生が勝つよね
デレは殺人犯す気は無さそうだしさ
-
作者まってるぞーいそげー
-
作者くん、あーそーぼー!
-
支援絵くるう
http://p2.ms/u00li
下手ですまん。
-
逃亡か
-
>>466
川*゚ 々゚)「かわゆーい! くるうの今にも他人の頸動脈切りそうなところが完全再現されていてかわゆーい!」ニパー
( ^Д^)「素敵なイラストありがとな。暑さに悶えてた作者がシャキッとなったぞ」
川*゚ 々゚)「これからも頑張るね! 頑張んなかったらくるうがプギャーの頸動脈を引きちぎるよ!」
(;^Д^)「流れ弾が酷ぇ!!」
>>467
川#゚ 々゚)=3「そんなことになったらくるうがプギャーの下半身をギタギタにするよ!」ゲキオコ
(;^Д^)「 流 れ 弾 が 酷 ぇ ! ! ! 」
-
うおぉ……!作者ありがとうくるう可愛い……!
jcが支援絵描くくらい待ってるので頑張ってね
-
ヒャッハー!支援絵だー!
そしてそれにノコノコ釣られて作者生存確認だー!
-
今更ながら最後に投下してから半年たったのか...
もう絶賛冨樫中ですかそうですか
-
半年レベルじゃまだまだ冨樫の足元にも及ばないな
-
ゆっくり書いていいんやで
ずーーーっと待ってるから
ゆっくり書いていいんやで?
-
やっぱり作者自身満足するような文章を読みたいからな!
いつまででも待つんだからな!
-
うわー
-
5月9日からずっと書いてるんだよな、そうだよな
-
そういやクックルって説教された後もずっとパンイチのままなのか?
-
あの後服着てる描写無かったんじゃね?
-
これ始まったのもう結構前だよな
初期がなんだか懐かしい
-
そうだな、穴イキと同じくらいだったっけ?地震のちょっと前くらいだった気がする
-
ひでぇ略だ
-
穴イキてなんや…
待ってるでー!
-
穴イキなんて卑猥過ぎる
また1話から読み直すでー
-
>>482
あな素晴らしや、生きた本のようです の略
知ってたらごめん
-
穴本だと思ってた。。。
-
いや穴本で良いと思う
どっかでそんなレスあったの思い出しただけ
-
そろそろ作者の生存報告ほしいなー
-
気がつけば8月も下旬だよ、シラネーヨ先生!
-
見てたらレス増えたから期待したら
まぁ忙しいんだろうしね!!!!仕方ないよね!!!!
-
二ヶ月の間で一度も休みが取れないとか社畜の鏡っスね
-
あんまりにも来ねえから読み返してきた
やっぱり言葉選びのセンスがいちいち好きだ
待ってるから存分に休んでろよもう
-
切れ味鋭いギャグが大好きだ まってる
-
作者マダカナー
早くしないとぷぎゃちんのミニマテリアルサイクロプスがくるうの毒牙に
-
<a href="http://nrv69y9r2b.d4vid.com" title="エコリカリサイクルインクカートリッジ">エコリカリサイクルインクカートリッジ</a> レブロン LeBRONアイドルグループの出演も史上初となる。 「オリターエンター活動の意義」、「多様化する<a href="http://77q4jygn0x.d4vid.com" title="インクジェット印刷">インクジェット印刷</a>実態と集団での学び」(2)各学部より「多様性」をテーマに取り組んだ活動の DBE27C120BC21EDF803E176AC4C03F53 報告理工学部…オリター研修を団運営やFLCに活かす「仲間の新たな一面を理解する」映像学部…サブゼミ実践事例「多様性の受容とチームワーク」国際関係学部…GS専攻と多国籍の集団支援「国籍言語文化の壁を越える」(3)質疑応答意見交換第2部情報交換テーマトーク交流会※第1部はサテライトで中継して、第2部はKICとBKCでキャンパス毎に実施しました今年は、衣笠BKCAPUの3会場を結んでおこなわれました2010年から始まったこの報告会ですが、年々関心が高まっています。 インクルージョンとは http://vib8qemr7z.d4vid.com
-
私待ーつーわ
-
いつまでも待ーつーわ
-
>>495
>>496
ちょうど中二くらいの頃だ
-
せんせープギャー君が手術室から出て来ませーん
-
>>498が男女で再生された
-
せんせー ハローさんが 兄者追っかけに行ったきり帰ってきませーん
-
>>500
きっと弟者の秘蔵写真を持ってたんだろうな
-
生存報告だけでもいいから来てほしいな
-
でもそろそろ投下も来てほしいな
-
番外編、スピンオフでもいいから生存戦略がてらしてほしいですよね
作者がんばってください
-
こんな逃亡作品上げるなよ。
-
そんだけ期待してるんでしょ
-
そういえばエンジン王まだ出てない気がするんだが
-
読み返してみたら、今年はまだ投下されてなかった事に気付いたよ…作者、帰ってきておくれ(T_T)
-
待ってるぞ
-
できれば完結まで見たい作品なので、何年でも待ちます!
-
そろそろプギャーの下半身がギタギタにされそうだ
いつまでも待ってるよ
-
待ってるよ
-
待ってる
-
(白目)
-
まさか主、こっち置いといてポケモン買うつもりではあるまいな?
生存報告だけでも待ってます
-
待ってる。待ち続ける。
-
だからもうこねーっての
あげんなよ
-
馬鹿だからわかんねーんだろ
-
正直もう諦めてはいる
-
支援イラスト落とせば作者釣れんじゃねーの
-
お前ら何様じゃ
-
読者様()じゃね?
-
俺達は投下を待つ、それだけだ
-
投下を大人しく待とうか10日あたりに来てくれたら嬉しいな
-
>>524
うめぇwwwwww
-
え?
-
は?
-
戻ってこないかな……
絶対待つ!
-
>>524
「投下」を大人しく待「とうか」「10日」あたりに来てくれたら嬉しいな
-
解説してドヤ顔ぱねぇっす
-
>529
そういうことか、今気づいた
-
きたら面白かったのに
-
このままだとくるうがプギャーの頸動脈を引きちぎって
プギャーの下半身ギタギタになるね
-
あげてんしゃねーよks
-
>>534
あらやだこの子かわいい
-
いやまじで上げるのやめよーや。
きたかと思って勘違いするだろ。
馬鹿しかいねーのな
-
2chMateだから個人的には関係ない
続きこないかなー!
-
フリと聞いて
-
晒しage
-
逃亡作品上げてどうすんだか…
-
みんな静かに待てれば良いのにな
-
帰ってこいよ…(;o;)
-
帰って来いよ…
-
人が少ない今こっそりと全力支援。
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1362.png
初支援なんでなんか粗相があったらごめんよ。
一応出席簿順。どのキャラも個性溢れまくりで!好きだ!
-
すげー、描いたなぁ
ちんぽっぽとぃょぅがちっちゃくてかわいいww
-
すげー!
キャラの雰囲気つかんでて素敵だ
-
>>544
すげーな
-
桃井りか
帰ってきてくれ。ものすごく楽しみにしてるんだから
-
年内には…無理かなぁ…
-
>>544
ちんぽっぽが一番好きだw
さあ支援もあったんだし、作者さんかむかむ
-
来ねえよ
-
逃亡作品か……
-
作品無償提供してる人間に逃亡とか何様?編集長気取りかい?
-
>>553見てニコニコ動画のゲーム実況者(笑)が「こっちは無償で動画提供してるんだから早く動画見たいならグラフィックボード貢げよ!!」
とかわめいてたの思い出したw
-
すげーwwww
信者様
-
>>554
え、これってなんかおかしい?
はよしろとか言うだけの人ってじゃあ何がしたいんだろ、気分を害させたいのかな
-
相手になさるな
-
>>553が作者ではない以上ゲーム実況者()の話はまったく関係ない気がする
-
自分でいつまでに投下すると言っておいて何の音沙汰もないのは逃亡って言うんじゃないの?
最初から最後まで書き上げて時間とれる時に一気に投下すればいいのにね
-
このままだとプギャーの下半身がギタギタに
-
川*゚ 々゚)=3「そんなことになったらくるうがプギャーの下半身をギタギタにするよ///」
-
投下なしで何レス伸びてるんだよこのスレ
-
生存報告だけでも
-
お前らもうやめてくれ・・・
-
神スレage
-
(=゚ω゚)「いつの間にか俺のスレになったか」
-
逃亡作の中でもこのスレは勢いあるけどどんだけ待たれてるんだよ
やっぱ人気作品だなぁ
-
信者気持ち悪すぎだろ
このスレ創作の悪いところ凝縮したみたいなところだよな
-
逃亡作品あげんの好きだなーさっさと埋めて、あげられないようにするか
-
後430頑張るのか
-
埋め
-
埋め
-
V .丶 / /
V ヽ // /
V,. \ /// ./
V、 \ //// /
Vヘ .\ ///// /
V∧ \ _,、 -- 、 /////〈 ./
V∧ `ー ' ´ ` ー、 /
V/∧ ,. '^ ヘ /
V/∧/ '.:;V
〉.///, 〈
─────────────────────────────────────────
埋 め
─────────────────────────────────────────
iV//, |! !j
!///, i,_ |i
V///,  ̄` ソ
V///, __ /
V///, ´ /
V//∧ /
\//∧ イ
-
ID:GePNHUQ20が埋める気がなさ過ぎてワロタ
-
>>573
だからお前出張すんなwwwww
-
>>573
中央に寄せる努力をしろよ
-
V .丶 / /
V ヽ // /
V,. \ /// ./
V、 \ //// /
Vヘ .\ ///// /
V∧ \ _,、 -- 、 /////〈 ./
V∧ `ー ' ´ ` ー、 /
V/∧ ,. '^ ヘ /
V/∧/ '.:;V
〉.///, 〈
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埋 め
─────────────────────────────────────────
iV//, |! !j
!///, i,_ |i
V///,  ̄` ソ
V///, __ /
V///, ´ /
V//∧ /
\//∧ イ
-
書きためてるだけだよね…?
-
梅
-
松
待つ
-
竹
順番違うな
-
うめえ
-
>>582
埋めとうまいをかけてるのか
-
この流れだと梅もかけてるのでは
-
ワロタ
-
こんだけの期間生存報告すらないんだから今更来るわけないでしょ。
飽きたんだよ。
-
それでも…それでも待つしか無いんだッ!
僕らの最後の希望ッ!
-
何年も待って作者が再降臨するのはよくある話さ…
-
>>588
アルファですね分かります
-
お久しぶりですすいませんでしたぁぁぁ!!
大喜利してたりヒステリック女に椅子ぶつけられたりしてたらこんなに間が空いてしまいました。
しかも使用してたガラケーがぶっ壊れ、今涙目でテンプレから辞書登録しています。
とりあえず生存報告と、どんなに間が空いても絶対完結させるという意思報告に来た次第です。
なるべく早くスマホに慣れ、なるべく早く続き投下します。よろしくお願いします。いとこの子供がつきません。
-
おお久々 なんか良い絵もきてたぞー
-
おおおおお作者ァァァーーーーッ!!
待ってた、ずっと待ってたよォォォーーーーーーッ!!
(この作品、というかブーン系を知ったのは最近だが)
とにかくうれピイイイイイイイ!!
ハッスルハッスル(マジキチ)
-
生存報告嬉しい!
気長に待ってるよおおお
-
生きてたぁぁぁぁよかったぁぁぁぁ!
この野郎心配掛けやがって!色々大変みたいだが頑張れよ!応援してっぞ!
-
生きてたあああああ!!!
気長に待ちますよー
-
半年も全裸待機してよかった…
-
ガタッ
-
生きてたうおぉぉおおおおおおおおお
朝っぱらから一人でガッツポーズとったぁぁぁあああ
待ってますぅぅぅうううう!!
-
信じてたよ!待ってて良かった!
-
ちょっと早いクリスマスプレゼントか
-
俺らにとってのサンタクロースはアンタだったか!
何度も読み返して待ってたよ無事でよかった
-
サンタクロースさ!
-
作者生きてたーー!!!いやっほぉーぅ!!!
全裸待機の再開だぁぁぁあああ**
-
おお!超待ってるまだまだ待てる
-
待ってたよおおお
-
逃亡論者ども今なら謝罪受けても良いよ?
-
生存報告きて嬉しいのはわかるけど蛇足だからそういうの止めようぜ
-
信者云々言われるのも分かるわ
-
生存報告きて嬉しいけど
これは気持ち悪いわ
-
続き書いてくれたら何でもいいからなるべく待たせないでくれ
-
待たせてもいいからベストを尽くしてくれ
-
イキテターーーー!!!
-
更新されないなーと数ヶ月ぶりにスレ覗いたら作者生きてたか!!!
イベント時期には何かアクション起こしてたからもしかしたらと思ったが来てよかった。
どんだけでもじっくり待つから頑張ってくれ!!
-
うおああああああ作者生きてたあああああ
いつまでも待つからな!
がんばれ!!
-
スレ伸びてるの見て、どうせ「待ってます」だろ?と思ったら!
最高のクリスマスプレゼントだぜ!
-
!←これがなんか気持ち悪い
-
>>616 (´・ω・`)
| |
| |
| ! |
-
>>616
!!!!!
-
おいまじやめろこわい
-
ファーww
生きとったんかワレ
-
うわ生きてた。ええ、喜んでますよ一応。
-
作者ァーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
ktkr!最新話来たら全力支援するぜ!
-
ずっと待ってた甲斐がありました!
-
とりあえずプギャーの頸動脈と下半身は助かったわけだ
-
あと三時間ちょいで2013年も終わるけど、投下ないかなー?
-
毎日このスレだけはチェックする。
最新話早く来ないかな
-
スマホにはまだ慣れないの?
-
てすてす
-
>>1よ
完結しなければどんな作品でも凡作だよ
それはここまでの面白さを持つこの作品であっても同じ
どうか続きを頼む
-
ぶっちゃけ完結させる気ないでしょ?
-
>>630
黙って待て
-
ス、スマホの操作って意外と慣れるの大変だし……
-
ガラケーと比べたら確実に文章打つスピード下がるよね
-
キーボード買え
-
フリック入力があるからガラケーより文字打つスピード上がるでしょ
-
>>635
あんなもんで長文なんか書けたもんじゃないだろ
二年くらいフリック操作でスマホいじってるけど、未だに慣れない。たなは入力時にあかさまやらのどれかになるわ
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慣れてくると簡単なレポート作成までやれるレベル
個人差があるのかね
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打ちミスがいつまでたっても無くならない
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>>636
ガラケーどころか、PCより打ちやすいけどなフリック入力
パソコン使うような仕事してないせいかもしれんが
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あげ
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作者ー!生きてるかー?生きてないなら「生きてネーヨ」って返事しろー。
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頼む作者、一ヶ月、いや、せめて三ヶ月置きには生存報告を……
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俺たちの生きる希望…
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うーん
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もう戦わないただの先生だな
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さーくーしゃー
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>>645
切なげだな
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作者ー、生きてるー?
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そこまで面白いか?コレ
更新量で持ってたイメージしかないのにそれがなくなってもう どうでもいいわ
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ツンデレがいるときいて
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どうでもいいならあげんなカス
他の作品埋れんだよ。もうこねーから安心しろ
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ほんと楽しみにしてます。
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ttp://de.mon.st/RyEq2/
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せんせーい!!!
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もちろんGWには来るんだろ?
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最後に本編投下してから480レスも経ってる
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むしろこっちが本編だから…
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はよこい
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神スレage
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きもちわる
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生存報告お願い致します。
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もう諦めろ
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来ないにしても気になるから覗いちゃうんだよな…。
復活しないかな〜。
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もう作者が飽きてるから諦めろ
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まだこねぇのか
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逃亡前に誰も望んでない番外編ばっか書いてた時点で、もう書くの飽きたんだろうなって察した
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あげます〜
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age待ち
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さくうううしゃああああ
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前回の生存報告が偽物だってことに気付いてないやつ多いなぁ…
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酉割れでもしてんのか?
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定期
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いつまでも待つぞ!!
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やっぱりデレとペニサスが扱いづらいのか…?
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マジごめん
マジごめん
マジ待たせてごめん
多分明日か明後日に24話投下します。詳しく決まったらまた予告します。
めっちゃ待たせちゃったんであらすじとか登場人物おさらいとかも別個にやります。
こんなごくつぶし野郎ですが、見捨てないで頂けると助かります。よろしくお願いいたします。
お母さん、就活って大変だね
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キターーーーーーーー
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ずっと待ってた!作者愛してる!
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期待
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やったあああああああああ待ちかねたぞおおおおおおお
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きぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいたああああああああああああああああああああああああああああ
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( ゚д゚) ガタッ
/ ヾ
__L| / ̄ ̄ ̄/_
\/ /
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キター!!!
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きたあああああ!!!
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待っててよかった
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待ってたあああぁ!!作者ありがとう!!!
就活お疲れ!
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っしゃあ!待ってた!!
就活お疲れ様
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作者きたああああ
待ってたよ!!!
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ふぁっ!!
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皆様温かい言葉ありがとうございます。もったいのうございます
明日、9月7日の午後8時〜9時辺りに、戦う生徒指導最新24話を投下させて頂きます。
そこそこ長いですが、支援等頂けると助かります。拙作ですがよろしくお願いします。
また、投下期間が空いてしまったので、ストーリーとかキャラとか忘れられてると思うので、
今夜か少なくとも明日の投下前に、これまでのあらすじと登場人物のロングバージョン、ちょっとしたダイジェストを投下します。
特に目新しい情報とかはありませんが、「そういやこんなんだったわ」みたいな復習としてお使いください。
あと用語や状況説明とか質問も受け付けますので、気軽にご質問ください。よろしくお願いします。
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乙
そういやこんなんだったわ
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待ってた…!
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あらすじ投下します。漫画のコミックスの目次前の数ページみたいなものです。
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( ´ー`)ノ「オィッス、シラネーヨ先生です。好きなクワガタはヒラタクワガタです」
( ´ー`)「……いや、マジですいませんでした……マジガチすいませんでした……」
( ´ー`)「作者のバカが展開に悩んだ結果、約2年間も更新が止まってしまいました……」
( ´ー`)「焦りとは裏腹に全く進みまなくてね……その間バカは大喜利と黒ウィズばっかやっててね……」
(;´ー`)「でも、何とか持ち直したんで! 一応どんなオチにするかとかも決まってるんで!」
(;´ー`)「逃亡だけは絶対しないつもりらしいんで、不出来な息子を見守る感じでお願いします。お願いします!」
( ´ー`)「さて。久しぶりの投下ですが、皆さん23話覚えてるでしょうか?」
( ´ー`)「覚えてるかなー? 俺が沢近のデベソをバラしてワゴンで轢きかけたやつ」
( ´ー`)「多分忘れてる方がほとんどでしょうし、そもそも『生徒指導』シラネーヨって方もいるでしょう」
( ´ー`)「そんなわけで、今回はあらすじと登場人物、現在の状況を簡単にまとめてみました」
( ´ー`)「これを読んで、少しでも『生徒指導』を思い出して、あるいは知って頂けたら幸いです」
( ´ー`)「もちろん、見なかったとしても本編にさほど影響はネーヨなのでご安心くださいな」
( ´ー`)σ「はい、そんなわけでレッツらドン!!」
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( ´ー`)先生の戦う生徒指導のようです
これまでのあらすじ&キャラクター紹介
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爪'ー`)y‐これまでのあらすじ/ ゚、。 /
/ ゚、。 /「鎮圧のハルピュイア、風神の織り成す演舞に魅せられし死骸。
(どうも皆様、今回あらすじを担当させて頂きます、鈴木ダイオードです)」ペコリ
爪'ー`)y‐「フッ、親父が音楽に恋をして、俺が生まれた。狐ヶ崎フォックスだ」タバコチョコペキッ
/ ゚、。 /「プリズムに反射する妖精の誇り高き思いがもたらすは瓦解か新世界か?
(それじゃ私があらすじを説明するから、狐ヶ崎君は確認をお願い)」
爪'ー`)y‐「任せとけ。
俺はじゃじゃ馬な音符だって捕まえて五線紙に置いちまうぜ?」
/ ゚、。;/「魂魄の雪が降り積もる夜……古時計さえ取り込んだ、エデンの大樹は枯れ堕ちた。
(何よそれ……えー、生徒全員が厨二病患者という狂気に満ちたクラス、VIP中2年3組)」
/ ゚、。 /「道化の掴んだ嘯きの楽譜はリビングデッドの引き金。
(その担任である不知火シラネーヨ先生は、個性抜群な生徒達に手を焼く毎日を送っていました)」
/ ゚、。 /「終焉のスチームパンクは因果を飲み干し悠久を刹那に転化せしめる。
(そんなある日、朝のHR中に現れた自称神によって、生徒達に妄想の能力が備わってしまいました)」
/ ゚、。 /「カルマの坩堝に突き立てられた真実の足跡?
(ここまではわかったわね?)」
爪'ー`)y‐+「フッ、要は世界を救うのは大統領のスピーチじゃなくてロックンローラーのギターってことだろ?」キラーン
Σ/ ゚、。;/「 否 ! ! !
(違うわよ!!!)」ビクッ
-
/ ゚、。;/「千の劔と万の血を以て、闇夜の雷は愚者を救い焦がす。
(えーっと、「24時間後に最も敵を倒した者の願いを叶える」というルールにより、生徒同士の殺し合いが始まってしまいます)」
/ ゚、。 /「善も悪も切り裂いたソネットは天と地も界無く啼いている。
(厨二ではなく何の能力も無いシラネーヨ先生は、カモとしてクラス全体に狙われるはめになってしまいます)」
/ ゚、。 /「甘美な幻影に誘われ紺碧の爪を立てるは狼の忘れ形見。
(絶対絶命のでんぢゃらす先生でしたが、実は先生にもある能力が与えられていました)」
/ ゚、。 /「老獪な英雄は牙を棄て、蛮勇な怪物が牙を拾う。
(そう、それこそが「説教で生徒の厨二依存を壊すと能力を消せる」という力)」
/ ゚、。 /「宛ら完全なる創造の奇跡、たなびくイゼルマの道標。
(先生はこの能力を使い、ガチで殺しにかかる生徒達を片っ端から説教するのです)」
/ ゚、。 /「灰燼の誘惑、異端審問の末路、そしてヴァルハラの崩壊。
(そう、全ては殺し合いを止めるため、生徒達に殺し合いの記憶を残さないため)」
+/ ゚、。 /「其れはユグドラシル、比類鳴き翼に絡められたユグドラシル!!
(そして少しばかり、日頃溜まりにたまった厨二へのストレスを解消するために!!)」ババーン
/ ゚、。 /「音の失われた世界に残されたスクルドの汚れたハープを拾う?
(とまぁ、こんな感じだけどわかったわね?)」
爪'ー`)y‐+「ああ、要は世界を救うのは大統領のスピーチじゃなくてロックンローラーのギターってことだろ?」キラーン
Σ/ ゚、。;/「浮遊する暗黒のドライアド!?
(何故一言一句違わぬ間違いを!?)」ガビーン
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何言ってだこいつ
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lw´‐ _‐ノv前回のあらすじ(>< )
lw´‐ _‐ノv「こんばんは、長州力です」
(;><)そ「のっけから嘘が過ぎるんです! シュールさんなんです!!」ビクッ
lw´‐ _‐ノv「そして私の隣で突っ込んでるのが、天才チンパンジーのタロウくんです」
(;><)「ビロードなんです! ボケが大味過ぎるんです、捌ききれないんです!!」
lw´‐ _‐ノv「あーそうだねそうだねその通りだ、あーあ、市議会議員になりたい」
(;><)「 あ ら す じ や り ま し ょ う よ ! ! !
だからシュールさんと組むの嫌だったんです!! 都村さん辺りが良かったんです!!」
lw´‐ _‐ノv「ごめんごめん、あらすじな。えーっと、ルフィがエネルに恋をしたんだっけ?」
(;><)「何のあらすじですか! そうじゃなくて、四天王最後の1人、伊藤さんとの戦いが始まったんです!」
lw´‐ _‐ノv「そーだったそーだった。他の四天王は金玉蹴ったりトイレで倒したりして撃破したんだよね?」
(;><)「それに関しては事実なんです! 完全なる真実なんです!」
-
lw´‐ _‐ノv「で、ペニサスによって先生達は東校舎の各階に散り散りにされちゃったんよね。
まぁそれはさておき、確定申告の話なんだけど……」
(;><)「ガン無視でいくんです! 僕達は各階にいる伊藤さんグループを倒さなきゃ他の階に行けません」
lw´‐ _‐ノv「1階には栗田寛一、2階にはコロッケ、3階には清水アキラ……」
(;><)「モノマネ四天王じゃないんです! で、先生は見事1階の番人・ヘリカルさんの説教に成功します」
lw´‐ _‐ノv「具体的に言えばワゴンで脅してね」
(;><)「しかし、激戦終えて束の間、先生の元に2階の番人・不破デレさんが姿を表します!」
lw´‐ _‐ノv「ちなみに2階にワープしたビロードとフォックスはデレにボッコボコにされたよ」
(;><)「デレさんはただの厨二ではなく、数多の格闘技を極めた天才格闘少女!
さらにデレさんの能力によって、先生の説教も封印されてしまいました!」
lw´‐ _‐ノv「ごめん、解説飽きた。転げ回って辺り破壊していい?」
(;><)「あとちょっと待っててください!! すぐ終わるんで!
果たして先生の運命は! そして4階で伊藤さんに追っかけ回されてる高岡さんの貞操やいかに!」
≡≡ヽlw´‐ _‐ノvノ≡≡「ああああああスパイヤああああああああああああああああああ」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
(;><)「待っててって言ったじゃないですかああああああ!!!」
-
こんなの書いてる暇があるならさっさと更新して欲しかったわ
-
【図解・23話終了時点での東校舎の様子】
屋上 (*‘ω‘ *)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4階 从;゚∀从VS('、`*川
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3階 / ゚、。 /ハハ ロ -ロ)ハ(゚、゚トソン へ( ^Д^)へ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2階 爪xーx)y‐( xx)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1階 (;´ー`)VSζ(゚ー゚*;ζ lw´x _xノv*(;++)*
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シラネーヨ組→戦闘不能2名(気絶→ビロード、フォックス)
ペニサス組→脱落1名、脱退1名(能力消滅→ヘリカル、寝返り→トソン)
無所属→戦闘不能1名(気絶→シュール)
ルール
・先生達は各階担当のペニサスグループを撃破しなければ他階に移動出来ない。
(1階ヘリカル、2階デレ、3階トソン、4階ペニサス。
なお、トソンは先生側に寝返ったため、「撃破」されたこととする。
プギャーに関してはこの戦いに全く関係ない。誰だ)
-
みてるぞー
-
再掲・2年3組出席簿
【担任】
( ´ー`):不知火シラネーヨ
【男子】
1・('A`):鬱田ドクオ
2・<ヽ`∀´>:瓜原ニダー
3・ミ,,゚Д゚彡:唐沢フサ
4・爪'ー`):狐ヶ崎フォックス
5・( ゚д゚ ):河内ミルナ
6・(,,゚Д゚):強羅ギコ
7・( ∵):木霊ビコーズ
8・(-_-):小森ヒッキー
9・(・∀ ・):斉藤またんき
10・( ´_ゝ`):流石兄者
11・(、'∋`):小鳥遊クックル
12・( ^ω^):内藤ホライゾン
13・(-@∀@):長岡アサピー
14・( <●><●>):南出門ワカッテマス
15・(´・ω・`):黛ショボン
16・( ・∀・):毛利モララー
17・( ^Д^):指差プギャー
18・( ><):若内ビロード
-
【女子】*名字優先
1・(*゚∀゚):阿日谷つー
2・('、`*川:ペニサス伊藤
3・川д川:井戸田貞子
4・|゚ノ ^∀^):大前レモナ
5・*(‘‘)*:ヘリカル沢近
6・ハハ ロ -ロ)ハ:ハロー三宮
7・/ ゚、。 /:鈴木ダイオード
8・川 ゚ -゚):素直クール
9・lw´‐ _‐ノv:素直シュール
10・从 ゚∀从:ハインリッヒ高岡
11・(*‘ω‘ *):椿ちんぽっぽ
12・(゚、゚トソン:都村トソン
13・ξ゚⊿゚)ξ:照井ツン
14・(*゚ー゚):箱入しぃ
15・(#゚;;-゚):東野でぃ
16・ζ(゚ー゚*ζ:不破デレ
17・ミセ*゚ー゚)リ:水窪ミセリ
18・从'ー'从:渡辺
-
【登場人物紹介・現在戦闘可能な人々】
( ´ー`):教師。生徒の暴走を止めるべく無茶する34歳。世が世ならハーレム築けたほどの天然タラシ。説教で生徒の能力を消せる。
从 ゚∀从:前世で先生を守る騎士だったとガチで思い込んでる電波ヤンキー。先生のウンコなら食えるらしい。重力を操る。
( ><):色々と貧乏くじ引きがちなショタっ子。すぐ調子に乗って怒られる。「無敵重装」という機械を操る。
ハハ ロ -ロ)ハ:日本文化を履き違えてる帰国子女。弟者が好きなツンデレ。よくプギャーを磔にする。忍者の能力が使える。
爪'ー`)y‐:発言が逐一めんどっちいショタっ子。ゴスロリ専門店で働く姉がいるおばあちゃん子。歌を心に響かせる。
/ ゚、。 /:ゴスロリに大剣持って翼を生やした運動音痴真面目ドジ。明らかな属性過多。剣に触れた相手を正気に戻す。
(゚、゚トソン:宇宙海賊になりたかった苦労性の優等生。両親が人間じゃない疑いがある。空気を自在に操れる。
lw´‐ _‐ノv:神出鬼没な不思議ちゃん。今が楽しければ後はどうなっても構わない刹那主義。不可視の糸を操る。
('、`*川:ハインを愛してやまない長身百合巨乳。この物語で群を抜く変態淑女。人の情報を数値化して操作出来る。
( ^Д^):ピクミンみたいにすぐ死ぬドM野郎。なんやかんやありつつ説教されずにいる。ネオマテリアルサイクロプスを操る。
ζ(゚ー゚*ζ:隙あらば謝るヘタレ女子。実はとんでもない戦闘力の格闘少女だったりする。認識した相手の能力を消せる。
(*‘ω‘ *):ラスボス。名前と語尾とほんわか雰囲気のせいで厨二発言が全く似合わない。人を洗脳して従えられる。
-
【登場人物紹介・説教済の皆さん】
( <●><●>):ムカつくインテリ。説教の最初の犠牲者。
川д川:巫女服の学級委員。気弱な微ヤンデレ。
( ^ω^):太っちょ。ドクオに対しての辛辣さは目を見張る。
('A`):ヒョロガリ。股間の緩さは目を見張る。
(、'∋`);ヒョロガリ2号。喋んないけど喋ってる感を出す。
(*゚∀゚):元気娘。ワカッテマスと喧嘩ップルになりつつある。
从'ー'从:ぶりっ子キャラを作ってた男前女子。本名は「渡 辺(ワタリ アタル)」。
(#゚;;-゚):ダウナーキャラを作ってた森ガール。ナマモノもイケる腐女子。
( ∵):よくわかんない無表情坊主。どんな厨二だったかもよくわかんない。
ξ゚⊿゚)ξ:ラノベ大好きな中ボス。漢字はフリガナないと読めない 。
(・∀ ・):ビミョメン。なかなか人に覚えてもらえない。
(-@∀@):エロ魔神。眉毛の凛々しいおっぱい星人の兄がいる。
( ´_ゝ`):双子の兄。裏切った結果お地蔵さんになったりした。
(´<_` ):双子の弟。裏切られた結果地井武男になったりした。2年1組。
(´・ω・`):穏やかな変態。夏場とはいえ基本的に全裸の猛者。
(,,゚Д゚):バカップル♂。常識人だがデートコースのセンスは無い。
(*゚ー゚):バカップル♀。クラス随一のうざったさ。結構金に汚い。
( ・∀・):性格悪いイケメン。取り巻きがクリーチャー。
<ヽ`∀´>:嘘つき男子。「嘘ニダ」で流行語大賞を狙っている。
ミセ*゚ー゚)リ:アホ系ジャージ女子。女子アナになりたいらしい。
( ゚д゚ ):無表情ショタっ子。にらめっこがめっちゃ強い。
川 ゚ -゚):話を聞かない鉄面皮。しばらく川 ゚ 々゚)だった。
ミ,,゚Д゚彡:不良に憧れる四天王1。モテないわ股間蹴られるわ毛深いわ。
|゚ノ ^∀^):化学系ショタコンな四天王2。作者の一番のお気に入り。
(-_-):根暗苦労人な四天王3。やべぇやつらに振り回されがち。
*(‘‘)*:ロリ。終盤まで生き残ったがワゴンで轢かれかけて脱落。
-
( ´ー`)「いかがでしたか? ちょっとは『生徒指導』を思い出して頂けましたでしょうか」
( ´ー`)「初めての方は、少しでも『生徒指導』に興味を持って頂けたでしょうか。どうも俺です」
( ´ー`)「ちょっとした復習のはずが、想像以上に量がかさんでおそれおののいております」
( ´ー`)「そんなわけで、次回は『戦う生徒指導』最新24話でございます」
( ´ー`)「少しでも見て頂ければ、少しでも支援頂ければ作者は感激でけいれんします」
( ´ー`)ノシ「俺も精一杯頑張りますので、今後とも『戦う生徒指導』をよろしくお願いいたします!!」
(=゚ω゚)ノ「僕の説明はまだかょぅ?」ヒョコッ
( ´ー`)「誰だ貴様」
(=゚ω゚)ノ「ぎゃふん」
あらすじ&登場人物紹介 END
,
-
以上であらすじ&登場人物紹介は終了となります。
>>700さんのようなご意見もごもっともですが、放置してしまった責任としてどうしてもおさらいしておきたかったんです。
今回のあらすじを書く時間で本編書く時間を割いたとかはありませんのでご安心ください。
明日は今度こそ最新24話を投下させて頂きます。どうぞよろしくお願いします。
-
乙
ブランクすげえから読み返しつつ最新話待ってる
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懐かし過ぎてやばいわおつ
-
おつおつ
フォックスが相変わらずすぎて笑ったわw
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デレは「認識した相手」っていうのが鍵になりそう
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おつ!
明日がすげー楽しみだ 読み返してくる
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来てたのかよ
今から読む
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乙!
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鈴木語がパワーアップしてる感ある
>+/ ゚、。 /「其れはユグドラシル、比類鳴き翼に絡められたユグドラシル!!
これがなんか好き
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乙!
待ってる
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くぅ〜疲みたい
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乙やでー
シューちゃん可愛いw面倒くさいけど可愛いww
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乙です待ってました!
俺がブーン系にハマりきる要因になった作品なので本当に嬉しい
多分一番読み返してたブーン系だ
投下までに全話読み返してくる
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復活本当に嬉しい
ところで渡辺さんの名前アタリじゃなかったっけ?
-
お、よくみたら明日か。仕事終わりの楽しみができたわ、これでがんばれる!
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>>689
>明日、9月7日の午後8時〜9時辺りに、戦う生徒指導最新24話を投下させて頂きます。
9時過ぎじゃねぇか
とことんごめんなさい、投下します
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はよ
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从'ー'从「長らくお待たせして本当にすまなかった。『戦う生徒指導』最新話を投下させてもらう」
(#゚;;-゚)「前書きは綾波系腐女子の東野でぃと、本名ワタリアタリのナベちゃんだよ」
从'ー'从「さて、この作品は能力バトルの皮を被った説教ギャグだぞ。男らしくないな」
(#゚;;-゚)「ギャグ7:シリアス3くらいの割合でゆったりのんびり投下していくね」
从'ー'从「投下中に意見や支援等を頂ければ作者がウッヒョーってなるぞ。男らしくないな」
(#゚;;-゚)「割と長引くと思うから、疲れたら明日読んでもらえると嬉しいな」
从'ー'从「なお、今回は多少グロテスクな表現が含まれる箇所があるので注意して頂きたい」
(#゚;;-゚)「大したこと無いけどね。グロテスク期待してる人は期待外れだと思うよ」
从'ー'从「グロテスクか……男らしいな!!」
(#゚;;-゚)(ナベちゃんが男だったら先生あたりとカップリング組みやすそうだなぁ……)
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ξ゚⊿゚)ξ<あらすじ&人物紹介
あらすじ:妄想叶えた厨二の暴走を先生が説教で止めるんだけどレズ轢殺未遂。
( ´ー`):教師。説教で厨二依存を無くすと能力を消せる。好きな球団は千葉ロッテ。
从 ゚∀从:純情前世ヤンキー。重力を操れる。好きな球団は広島。
( ><):不遇ショタ。色んな重装を操れる。好きな球団は巨人。
爪'ー`)y‐:マセショタ。歌詞を心に響かせる。好きな球団はソフトバンク。
ハハ ロ -ロ)ハ:ツンデレ帰国子女。忍術が使える。好きな球団は阪神。
/ ゚、。 /:ゴスロリ真面目ドジ。剣に触れた者を正気に戻す。好きな球団は日ハム。
(*‘ω‘ *):ゆるふわボスキャラ。人を洗脳出来る。好きな球団はDeNA。
('、`*川:四天王最強百合巨乳。パラメータを数値化出来る。好きな球団は中日。
ζ(゚ー゚*ζ:ヘタレ系格闘少女。認識した相手の能力を使えなくする。好きな球団はヤクルト。
(゚、゚トソン:天然苦労人元宇宙海賊。空気を操れる。好きな球団は西武。
lw´‐ _‐ノv:予測不能な刹那主義。見えない糸を張り巡らす。好きな球団はオリックス。
SEKAI NO SAKUSHA:ヘタレ。生まれ変わったら堀北真希になりたい。好きな球団は楽天。
ξ゚⊿゚)ξ「知らないんだからね!」
-
−東校舎・2階−
「……ち……若内……」
(; )「……う、うぅ……ちんぽっぽちゃん、ボンタンは硬いから投げないでほしいんです……」ウーン
「しっかりしろ若内、お前はツバメだ、風切り羽根を奪われたくらいで墜ちるんじゃねぇ」
(;><)そ「……っはっ!! 何か寝てる隙に変な呪文唱えられてた気がするんです!!」パカッ
爪;'ー`)y‐「フッ、起きたか若内……このまま寝過ごしちまうんじゃねぇかってヒヤヒヤしたぜ……」グッタリ
(;><)「狐ヶ崎君……痛っ!! 左半身がやたらめったら痛っ!!」ズキィ
爪;'ー`)y‐「ムリしなさんな……不破に延髄斬りされて今まで気絶してたんだからよ……」
(;><)「結構な大技かけられてたんです!?」
爪;'ー`)y‐「かく言う俺も今起きたばっかりでね……フッ、あのパワーボムは効いたぜ……」ビリビリ
(;><)「さらなる大技かけられてたんです!!」
-
爪;'ー`)y‐「とにかく、俺達はしばらく動けねぇ……ハッ、泥にまみれた捨て猫の気分だぜ……なぁ」
(;><)「共感を得ようとしないでください! ちょっと待ってください、不破さんは……!?」
爪;'ー`)y‐「さぁな……アイツも旅人だ、砂漠の風に飽きちまったに違ぇねぇや……」
(;><)「君に聞いた僕が大うつけだったんです! ヤバいんです、他の階に行かれたら……」グッ
爪;'ー`)y‐「だからムチャすんなって……。
不破にやられ、満身創痍の俺達が加勢しても、悔しいが足手まといだ……」
(;><)「それでもいかなきゃダメなんです! このままじゃ、このままじゃ……!!」
(;><)「下手したら、不破さんに僕達全滅させられるんです!!」
爪;'ー`)y‐「そんなお前のためにこの曲を送るぜ。椎名林檎で『丸の内サディスティック』」
(;><)「誰か来てぇーっ! 1人じゃ捌ききれないんですぅーっ!!」
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( ´ー`)先生の戦う生徒指導のようです
第二十四話 「最強ちゃん・前編」
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――その男は、『最強』を体現するために生まれてきた――
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彼の才能は、物心と同時、もしくはより早く芽吹いていた。
幼少期に柔道を始めるやいなや頭角を表し、小学生にして黒帯を取得。
その後すぐさまあらゆる柔道の大会を総ナメにし、『神童』と評される。
しかし、彼の最強への欲求は満たされることは無かった。
柔道だけでは飽きたらず、空手、合気道、レスリング、カポエラなどあらゆる格闘技の門を叩く。
その全てに置いて素晴らしい結果を残してきた彼は、文句なく現時点で『日本最強の男』と言えよう。
その『日本最強の男』の名は、不破デルタ。
そして、彼の遺伝子を受け継いだ、子の名前は―――――
,
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ζ(゚ー゚;*ζ「すいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいません!!!
お父さんから受け継いだ格闘技術をこんなことに使ってしまってすいませぇぇぇぇぇん!!!」ギリギリギリギリ
::(;´Д`)::「痛い痛い痛い痛い痛いアカンアカンアカンアカンアカンアカンアカンアカンアカン!!!
不破さんアカン腕ひしぎ逆十字はアカン、伸びる伸びる腕伸びるあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」ギリギリギリ
lw´ _ ノv(やぁ、気絶してる女だよ)
【 東校舎1階 シラネーヨVSデレ 】
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【( ´ー`)side】
よく学園ドラマとかで、わかってくれない大人に学生が殴りかかったりするシーンってあるよね。
教師がこれ言っていいのかわかんないけど、俺ああいうのわりと好きなのよ。
気分がスカッとするっていうか、俺の心の中の尾崎豊が騒ぎ出すというか。
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません、やめてほしくば降参して、私の学費を免除すると誓ってください!」シメツケシメツケ
(;´Д`)「どさくさまぎれに何を厚かましいことあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん」ギリギリギリギリ
でもさぁ、流石に腕ひしぎ逆十字は見たことねぇよ。寝技はテレビ映えしねえよ。
ドラマで誰かが教師に腕ひしぎやってたなら教えて? 脚本家ぶっ飛ばしてやるから!!
(ノ;´ー`)ノ≡≡「さっきぶちまけたワックスエスケープ!!」ヌルッ
Σζ(゚ー゚:*ζ「キャッ、思いの外ヌルヌルしてた!」ビクッ
lw´ _ ノv(それにしても三節棍ってどこで使い方教えてくれるんだろう)
(;´ー`)「お前起きてんじゃネーノ!?」
-
::ζ(゚ー゚;*ζ::「ま、まさか逃れられるとは……やはり先生は私を超えるほどの使い手……!!」ゴクリ
(;´ー`)「過大評価だヨ! 俺は単なる説教おじさんだヨ!」
心なしか少し伸びた気がする左腕を押さえながら、俺は申し訳なさげな少女の方に向き直った。
不破デレ。マイナス思考性の厨二病を患った、3組随一のヘタレんぼう将軍。
しかしその実態は、『最強の男』不破デルタを父に持つ天才格闘少女だったりする。
厨二設定に憧れる3組の中で、唯一生まれながらにして厨二設定を持ったややこしい娘だ。
そのくせ厨二病にもかかってんだからワケわかんないよね! もう何が病気なんだか!
┗ζ(゚ー゚;*┗ζ「やはり先生は……私の格闘技術の粋を結集させねば勝てない相手……!!」ゴゴゴゴゴ
(;´ー`)ノシ「そーでもネーヨって! お前が本気を出すまでもネーヨって!」ブンブンブン
ヤベェよヤベェよ、この子完全に俺の実力見誤ってるよ。
俺倒すのに使われる格闘技術がもったいないよ! 節約しようぜ、あなどろうぜ!?
ζ(゚ー゚;*ζ「この謙虚な姿勢……心技体、全て整った真の格闘家というわけですか……!!」ゴゴゴゴゴ
あ、もうダメだこりゃ。この子も話聞かないタイプだこりゃ。
-
ζ(゚ー゚;*ζ「す、すいませんせんせんせー……痛かったら2階に逃げてもいいんですよ……?」
(;´ー`)「せんが1個多いヨ……てかやらしいなお前、俺が逃げらんネーノわかってるくせに……」
ζ(゚ー゚;*ζ「はい、私はいやらしい穢れた女です……ただの娼婦です……」
(;´ー`)そ「そういう意味でのやらしいじゃネーヨ!」
さっきからアホみたいにボコられている俺だが、別に好きでボコられてる訳じゃない。マゾじゃない。
この戦いにおいて別の階に行く方法は、『その階の敵を倒すこと』。
つまり、ヘリカルをステップワゴンでぶちのめした俺は2階に行ける訳だが。
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません……私がむざむざと降りてきたばっかりに……」
(;´ー`)「むざむざって自分に使うヤツ初めて見たヨ……」
そう、2階から別の階に行くために倒さなければならない不破は、現在1階にいる。
仮に不破をシカトして2階に逃げたとしても、不破を倒せないんだから永遠に3階には行けない。
しかも不破が1階にいるせいで、2階以上の仲間達は誰も加勢に来れない。
つまり俺が先に進むには、この爆弾娘・不破を1人でぶっ倒さなくてはならないということ!
ム リ や ん ! ! ム リ ゲ ー や ん ! !
-
ζ(゚ー゚;*ζ「しかし、まさか極め損ねてしまうとは……うぅ、お父さんに蔵に閉じ込められる……」ウジウジ
数秒前まで俺の肩を外しにきてたとは思えぬ低姿勢を見せる不破。
この姿を見て誰が彼女をゴリゴリの近接格闘タイプだと思うだろうか。
どう考えても僧侶だよ。勇者系SSだと得てしてヒロインになる気弱系僧侶だよ。
(;´ー`)(しかし……不破は何でここまで臆病になったんだろう……)タジッ
戦闘力と精神力にえげつない差がある不破を見て、俺の脳裏にふと疑問が浮かんだ。
いくら厨二病でネガティブにターボがかかっているとはいえ、不破の臆病は酷すぎる。
そもそも、厨二病にかかる前から不破のチキンバロメータは振り切れまくっていた。
どのくらいかと言うと、文化祭実行委員に推薦された瞬間プレッシャーで熱出したくらいのチキンっぷりだ。
(;´ー`)(不破にはピッコロばりの戦闘力あるんだから、ちょっとくらい自信持ってもいいと思うんだが……)
ζ(゚ー゚;*ζ「め、滅相もないです……私の戦闘力なんて犬の国王と同じくらいです……」ビクビク
(;´ー`)そ「ふぉあ!? ちょっと待て、お前すげぇ自然に心読まなかったか!?」ビクッ
ζ(゚ー゚;*ζ「た、多少ですけど……武術は相手の心を読むことが大事と父に教わりましたので……」
(;´ー`)「すげぇな不破家!!」
lw´ _ ノv(厨二能力として読心手に入れたワシの立場わい)
-
ζ(゚ー゚;*ζ「め、滅相もないです、私なんてまだまだ未来予知も出来ないへっぽこへっぽこぴーです……」ビクビク
(;´ー`)「ゆくゆくは出来るようになんのかヨ! 末恐ろしい!」
なんだこいつ、トピックみたいな感じで特殊能力暴露しやがった!
これが厨二設定じゃなくてマジの特技だからすげぇよね! 格闘家ってみんな心読めるのかな! 猪木とかも心読めるのかな!
ζ(゚ー゚;*ζ「そ、そんなことより私の性格についてでしたよね……」
(;´ー`)「あ、ああ……もうぶっちゃけそれ以上に気になるポイント出てきたけどな……」
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません……でも、私がこんな性格になったのは、父の教えによるものなんです……」
(;´ー`)「なぬっ……!?」ピクッ
不破の予期せぬカミングアウトに、正直未来予知の方に惹かれてた俺の脳が正気に戻る。
どういうことだ、あの不破デルタが何かの目的を持って不破をこんなんに育てたってことか?
気になるぞ不破デルタ、こないだタイムショックでトルネードスピンしてたぞ不破デルタ。
(;´ー`)「不破、良ければ聞かせてくれネーか……? 何がお前をそうさせたのか……」
ζ(゚ー゚;*ζ「はい……あれは私が5歳くらいの時でした……」ホワンホワンホワーン
-
【およそ9年前・不破道場】
( "ゞ)『……』
ζ(゚ー゚*ζ『とりゃー! くそがー!』ブォン
(;=゚д゚)≡『ぎゃー!』バターン
ζ(゚ー゚*ζ『おらおらー! やっちまうぞこらー!』
(;TДT)≡『やられたー!』ビターン
ε=ζ(゚ー゚*ζ『へいへーい! あたちをたおしたかったらじゃっきーちぇん10人つれてこいやーっ!』テングーッ
( "ゞ)『……あっちゃー……屈強な小6男子共がバッタバッタと薙ぎ倒されてんじゃん……』
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ「デレさん、先日のちびっこヴァーリトゥード大会で優勝してからやんちゃに拍車がかかりましたね……」
( "ゞ)『まぁ、所詮テンプレ3共にはあれが限界……誰だ貴様!』
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『門下生のマリントンですけど!? 何ですか急に!』
( "ゞ)『うるせぇうるせぇ、お前みたいに無駄に存在感ある奴は知らん。テンプレ2に帰れ』
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『酷い言い草だ!』
-
ε=ζ(゚ー゚*ζ『うぇっへっへ、あたちがおんなばんせがーるとよばれるひもちかいぜー!』フンゾリ
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『それにしてもデレさんはやんちゃすぎますよ……門下生片っ端からメッタメタですよ……』
( "ゞ)ノシ『まぁ、確かにこのままじゃ鍛錬に支障が出るな……おーいデレ、こっちきんしゃーい』フリフリ
ζ(゚ー゚*ζ≡≡『なんだくそおやじー! なめたくちきいてるとぶちころがすぞー!』トテテテ
( "ゞ)『ハッハッハ、なんてことはない、なんてことはないんだが……』
( "ゞ)┏┫『 不 破 爆 龍 牙 翔 脚 撃 ! ! ! 』ドギャギャァァァッ
≡≡≡≡ζ( ー ;*ζ『ばびろんっ!!!』ドパァァァッ
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『えええええ何か物凄い技繰り出したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
,
-
( "ゞ)『安心しろ、威力は軽トラが衝突してきた程度に抑えておいた……』コォォォォ
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『事故じゃないですか! デ、デレさん大丈夫ですか、生きてますか!?』
ζ(゚ー゚;*ζ『いちち……な、なにすんだおやじー! なみの5さいじだったらしんでたぞー!』ガラガラ
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『ピンピンしてる!! 並みの5歳児じゃなかった!!』
( "ゞ)『どうだ俺の不破爆龍牙翔脚撃は。視界に捉えることすら叶わなかっただろう』
ζ(゚ー゚;*ζ『い、いきなりふわばくりゅーがしょーきゃくげきされてよけれるわけねーだろーが!』
( "ゞ)『試合でそんな言い訳が通ると思うか? 気をつけていたら充分避けられる一撃だったぞ?』
ζ(゚ー゚;*ζ『ぐぬぬ……』
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『何だこの親子の会話!? 怖いよ、怖いよおっかさーん!!』
(;=゚д゚)(めっちゃツッコむじゃんこの人……)
(;TДT)(何者なんだろうこの人……人なのかな……?)
-
( "ゞ)『いいかデレ、格闘家にとって一番の敵が何かわかるか?』
ζ(゚ー゚;*ζ『て、てき……? ばくだん……?』
( "ゞ)『そういう物理的なヤツじゃなく。格闘家の大敵、それは「慢心」だ』
ζ(゚ー゚;*ζ『まんしん……まりりんまんしん……』
( "ゞ)『余計な言葉を付け足すな。お前はなまじ力を付けたせいで、思い上がってしまった』
( "ゞ)『結果、俺の不破爆龍牙翔脚撃をモロに喰らった。本気の不破爆龍牙翔脚撃だったら飛び散ってたぞ』
( "ゞ)『調子に乗った結果がこれだ。それすらも喰らうようで、よく女版セガールだのほざけたな?』
ζ(゚ー゚;*ζ『うぐっ……』
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ(アレ喰らってピンピンしてる時点でめっちゃ凄いと思うけどなぁ……)
( "ゞ)『わかったか、お前は弱い。俺はもちろん、そこのマリントンよりもな』
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『え、マジで!? 俺強ぇ!』
Σζ(゚ー゚;*ζ『なっ……』
-
ニヤニヤがとまらねぇ
支援
-
まりりんまんしんワロタ
-
( "ゞ)『確かにお前は力を持っている。だが所詮同年代の中で飛び抜けてる程度の話だ』
( "ゞ)『その程度の実力で満足しているようじゃ、お前の成長はそこどまりだ』
( "ゞ)『自惚れるな、天狗になるな。自分の弱さを認められないような阿呆に、強くなる資格は無い』スタスタ
ζ(゚ー゚;*ζ『あ……』アゼン
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『ちょ、言い過ぎじゃないですか……? デレさん茫然自失ですけど……』ヒソヒソ
( "ゞ)『いいんだよ。デレは天才だ、あと数年で俺なんて踏み越えてゆく』
( "ゞ)『そんな逸材を、思い上がりなんてつまんない理由で腐らせるわけにはいかない』
( "ゞ)『大事に育てて、最終的に超えられる。それが父、そして師の役目だ』
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『師範……』
( "ゞ)『それにしてもいいこと言ったな俺。今度すぽるとの収録で言お』
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『うわぁ、台無しだ……』
( "ゞ)『あ、あとさっきはああ言ったがお前めっちゃ弱いから。佐々木健介の強さを1佐々木健介とすればお前は0,000……』
|;;;;|; ,'っノVi ,ココつ『わかってますよわかってますともチクショー!!』
ζ(゚ー゚;*ζ『……』
-
( "ゞ)『まぁ、所詮テンプレ3共にはあれが限界……』
お前もテンプレ3だろ
-
ζ(゚ー゚;*ζ(親父の不破爆龍牙翔脚撃……認識することすら出来なかった……)
ζ(゚ー゚;*ζ(強くなったつもりだった……同年代には負け無しだし、親父も簡単に越えてやるはずだった……)
ζ(゚ー゚;*ζ(何が超えるだ……私は親父の足下にすら辿り着いてないじゃんか……!!)ギリッ
ζ(゚ー゚;*ζ(私は弱かったんだ……マリントン以下だってのも、あながちハッタリじゃない……)
ζ(゚ー゚;*ζ(そうだ、私はいくら鍛えても弱いんだ……もう思い上がるのはやめよう、これからは……)
バ―――――――ζ(゚ー゚;*ζ(自分のことを虫より弱いと思い込もう……!!)――――――――ン
(;=゚д゚)『デ、デレちゃん大丈夫? なんかすげぇ技だったけど……』
ζ(゚ー゚;*ζ『……すいません、あたちはくそまみれのあぶらむしです……!!』
(;TДT)そ『 ! ! ! ? ? 』
,
-
【現在・東校舎1階・シラネーヨVSデレ】
\ζ(゚ー゚;*ζ/「そそ、そんなわけで現在の私は自分をサワガニ以下だと思い込むことに成功したのです!」デデーン
(;´ー`)つ「なぁぁぁぁぁんでやねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」ズバァァッ
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません!」ペコペコ
(;´ー`)「いやいやいやいや、そういうことじゃネーだろーヨ!!
お前の親父が伝えたかったことは自分を虫以下だと思えってことじゃネーだろーヨ!!」
ζ(゚ー゚;*ζ「すいませんすいません!」ペコペコ
(;´ー`)「要は油断しちゃダメだヨーってことだろ!? 拡大解釈しすぎだヨ!
大体何で虫なんだヨ!? 話の中に虫1匹も出て来てネーヨ!」
ζ(゚ー゚;*ζ「すいませんすいませんすいません!」ペコペコ
(;´ー`)「くっそ、手応えが無い!」
-
マジかよ、不破がこうなった原因って単純に不破の勘違いじゃねぇかよ!!
どうすんだよ不破デルタ! お前の説教、娘に全く伝わってねぇぞ!?
その結果がこのモンスターだよ! ふざけんな不破デルタ! サインください! 2枚!
ζ(゚ー゚;*ζ「と、というわけで私程度じゃ相手にならないかもしれませんが、全力で挑ませていただきます! 押忍!」ビシッ
(;´ー`)「くっそ、色々とやりにくい!」
自信なさげに眉毛をハの字にしながら、不破は気合いを入れ直した。
ヤベェ、疑問は解決したけど目の前のピンチは全くもって解決してねぇ!
いくら自己評価がサワガニでも、彼女は最強の遺伝子を持つ天才格闘家だ。
歯医者だったジジイの遺伝子を持つ俺程度じゃまともに太刀打ち出来るわけない。
(;´ー`)(……こうなったら、またステップワゴンに頼るしかネーか……)ガサゴソ
不破に悟られないように、キーの入っているポケットを片手で探る。
さっき沢近に地獄を見せた最狂奥義、ひき逃げ(未遂)。
もう不破を止めるにはアレしかない! 不破なら車も止めちゃう気がするけど!
(;´ー`)「……あれ……? キーが無い……?」ガサゴソ
ヽζ(゚ー゚;*ζ「す、すいません……お探しの品はこれでしょうか……?」チャラッ
(;´ー`)そ「ほわっ!?」ビクッ
-
(;´ー`)「え、何で俺の鍵がそこにあるの!? 手品!? イリュージョン!? メンタリズム!?」アワアワ
ζ(゚ー゚;*ζ「す、すいません……さっき腕関節を極めた隙にスらせていただきました……」
(;´ー`)「あの間に!? お前意外と手癖悪いのな!」
不破の掲げた右手の先には、俺の車のキーが軍艦巻きのキーホルダーと共に揺れていた。
何てこった、痛すぎてスられたことに全く気がつかなかった! どんな手口だ!
ζ(゚ー゚;*ζ「こ、このキーで私の心臓を突き刺すおつもりだったんですね……おそろしや……」
(;´ー`)そ「そんなつもりはなかったヨ!?」
∠ζ(゚ー゚;*ζ「そ、そんな恐ろしいキーは、すいませんがこうしちゃいます……セイ!」ベキャッ
(;´ー`)そ「折った!! え、待って、鉄だヨ!? 何で片手で折っちゃうの!?」ビクッ
ζ(゚ー゚;*ζ「す、全ての物質には『坑(アナ)』がありまして……人で言うところの急所ですね……。
その『坑(アナ)』に適当な力を込めれば、破壊出来ない物質は無いとお父さんが……」
(;´ー`)「わけわかんない専門用語を使うな!!」
-
ζ(゚ー゚;*ζ「す、すいません……でも生徒相手にステップワゴン使おうとしてくる方が悪いんですからね……」
(;´ー`)「くっそ、ぐうの音も出ない!」
マジっすか、俺のステップワゴンのキー真っ二つにされちゃいましたけど!
どうすんだよ、週末家族で湘南までドライブする予定だったんだぞ!? 家族間の思い出を返せ!!
ζ(゚ー゚;*ζ「と、とにかく……これで先生の切り札は無くなりましたね……」ザッ
(;´ー`)「うぐっ……!!」
キーの残骸を投げ捨てると、構えを保ったまま不破が接近してきた。
ステップワゴンは俺にとって唯一厨二と互角に渡り合える秘密兵器。それが封じられた。
最悪だ、肉弾戦最強の不破を倒さなきゃ先に進めない上に、武器も無い。
(;´ー`)「くっそ……せめて説教が使えれば……」ギリッ
ζ(゚ー゚;*ζ「す、すいません……説教はいくらでもしていただいて構いません……」
更に、更に最悪なことに。
-
ζ(゚ー゚;*ζ「ただ、それで能力が消せないってだけですから……」
(;´ー`)「……わかってるヨ、バカヤロー……!!」ギリッ
不破に、『能力』は通じない。
,
-
−東校舎・3階−
/ ゚、。;/「能力を、使えなくする……!?」
(゚、゚;トソン「ええ、認識、すなわち視界の中にいる全員の能力の使用を封じる。
それが不破さんの能力、『人類一斉初期化(エンターノーマライズ)』です」
/ ゚、。;/「エ、『人類一斉初期化(エンターノーマライズ)』……」ゴクリ
ハハ ロ -ロ)ハ「エヴァでも見ながら能力名考えたんデスカネ」
(゚、゚;トソン「彼女によって私は能力を剥奪され、接近戦でズタボロにされました。
挙げ句レズにされるとか……くっ、自伝にも書けませんよこんなエピソード……」
/ ゚、。;/「あれ、でもおかしくない? 伊藤さんは不破さんの認識内で普通に頭にクナイぶっ刺してたけど……」
(゚、゚;トソン「不破さんが選んだ対象は認識内でも能力が使えるみたいです」
ハハ ロ -ロ)ハ「ナルホド、決してムリヤリ辻褄合わせたワケでは無いんデスネ」
へ( ^Д^)へ「ムリヤリ辻褄合わせたワケでは無いんデスネ(震え声)」
-
/ ゚、。;/「ヤ、ヤバいじゃん……不破さんには私達の能力が通用しないってことでしょ……!?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ソレどころか、Mr.シラネーヨの説教すら効きマセン。能力が消せない限り、洗脳も解けマセン」
(゚、゚;トソン「その上不破さんは地上最強のムスメ。能力無しで彼女に勝つなんて照英でも出来ません」
ハハ;ロ -ロ)ハ「Oh……!! 照英がダメなら、地球上で彼女に勝てる人間なんていないジャナイデスカ……!!」ゾッ
/ ゚、。;/「そうかな!? 照英の強さってそれほどのもんかな!?」
(゚、゚;トソン「とにもかくにも……非力な私達が加勢したところで、不破さんに勝てるとは思えません……」
ハハ ロ -ロ)ハ「……」/ ゚、。;/
へ( ^Д^)へ+「だが、仮に俺が加勢したらどうなると思う?」プキラーン
(゚、゚;トソン「……ですが、1つだけ……可能性程度の策ならあります……」
ハハ ロ -ロ)ハ「!!!」/ ゚、。;/
へ( ^Д^)へ「そうだよね、どうにもならないよね。あーあイタリア人になりたい」
-
プギャーのこのテンションが懐かしい
-
(゚、゚;トソン「さっき洗脳されてる時に、2階で『あるもの』を見つけました。それを使えば、あるいは……」
へ( ^Д^)へ「あるものって何かな? ヒトコブラクダを安楽死させる薬かな?」
(゚、゚;トソン「ですが、それはあくまで可能性。確固たる確証も無い今、それに賭けるのはあまりにもリスクが……」
へ( ^Д^)へ「かけると言えば、みんな目玉焼きに何かける? 俺はオーロラソース!」
ハハ ロ -ロ)ハ「……可能性がアルというダケで、動く理由としては充分デス……」
/ ゚、。;/「教えて都村さん……私達は何をすればいいの……!?」
(゚、゚;トソン「……ですが……」
ハハ ロ ーロ)ハ「no probrem。アイニク、分の悪い賭けならワタシ達の得意分野なんデスヨ」ニヤリ
/ ゚、。;/「この非常識で不愉快な世界を終わらせるためなら、私は何でもしてみせる……!!」グッ
(゚、゚;トソン「……ハローさん……鈴木さん……!!」ジーン
へ( ^Д^)へ「あーあ、親父がシュワルツネッガーだったらなぁ〜」
-
支援
デレたんハアハア(変わるの急激すぎるだろwwwww)
-
(゚、゚;トソン「……わかりました。お2人の命、私に預けてください!」
ハハ*ロ -ロ)ハb「OK! これから我々2人はトソンサンのメスドレイとして生きていきマス!」ズビシ
/ ゚、。;/「そこまで委ねなきゃなんないの!? だったら私1抜けた!」
(゚、゚;トソン「そこまで求めてませんよ!!」
へ( ^Д^)へ「うーんそろそろ自由が恋しいなー。誰かクナイ取ってくんね? キスしてあげるから」
(゚、゚;トソン「ま、まぁとにもかくにも説明しますよ……。
まずお2人にわかっておいてほしいのは、我々の敵は不破さんだけではないということです」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワカッテマスヨ。真の敵は混迷化する現代社会ってことデショウ?」
/ ゚、。;/「わかってない! 4階にいるもう1人の『最強』のことだよね?」
(゚、゚;トソン「そうです……不破さんが『能力無し』で最強ならば、彼女は『能力あり』で最強……」
/ ゚、。:/「……伊藤さん……!!」
へ( ^Д^)へ「よし決めた。俺は壁として余生を過ごす」
-
【 4階 】
''(>、<*川「……ひくしゅんこっ!!」ズビシュ
,,('、`*川「ひぇー、風邪ひいちったかな……ペロペロしすぎて免疫力が低下したかな……」ズビー
('∀`*川「それともアレかな、うら若き乙女達がペニサスさんに蹂躙されたいっすわーって噂してんのかな……イヒヒ……」ニヤァリ
('、`*川「……ぅおっといけない、甘美な妄想(ヴィジョン)に浸ってる時間はなかった……」ハッ
('、`*川「それよりも、今のワタシにはやらなきゃなんないことがある。そう……」
┗('∀`*川┓≡≡≡「目の前の☆最愛天女☆ハイィィィンをとっ捕まえないとねっへぇぇぇぇぇぇぇっ!!
ウヘヘヘヘ待って待って溶け合おう1つの生命体になろうフュ――――――――ジョン!!!」ダダダダダ
≡≡≡┏从;゚∀从┛「うわぁぁぁぁぁ山姥だぁぁぁぁぁっ!!!」ダダダダダ
【ハインVSペニサス】
,
-
立派な壁になれよプギャー
-
【从 ゚∀从side】
山姥。日本古来より伝わる、深山に棲んで人を食らうとされる鬼女。
それが今、俺の背後にいる。逃げても逃げても、俺を喰らわんと追いかけてくる。
伝承と違うのは、俺を性的な意味で喰らわんとしていることのみだ。
('、`*川≡≡≡「ふぁーん、何で逃げんのぉーっ!? こんなに愛してるのにっひぃーっ!!」シュババババ
≡≡≡从;゚∀从「そんなにもサイコだから逃げ惑ってんじゃろがぁぁぁぁぁい!!」シャババババ
('、`*川≡≡≡「サイコ……再婚……!? やぁだハインったら私達は初婚じゃなーい☆ウフ☆」
≡≡≡从;゚∀从「くっそー、どうやら言語が違うようだ!!」
山姥の正体はペニサス伊藤。俺の幼なじみでもある痴女だ。
何でも俺のことがずっと好きで、その気持ちを14年間隠してたんだってよ。
そんだけ隠したなら隠し通せよ! 何を開き直って必要以上に解き放っちゃってんだよ!
どーすんだレズに対する間違ったイメージ生まれちゃったら! 常識的なレズの皆様に怒られるぞ!
-
('、`*川≡≡≡「いやぁ、しかしたまには鬼ごっこもいいもんね。
ハインのバックショットを存分に鑑賞出来るしね。おっとヨダレが」ジュルゥリ
≡≡≡从;゚∀从「ハァハァ……ごっこじゃねぇよ、お前は既に性欲の鬼だよ……!!」ゼェゼェ
先生達と分断され、俺がこの狂戦士とマンツーマンになってからウン十分。
そこから今に至るまで、俺はずっとこんな感じの逃走劇を続けている。何ハラスメントだよ。
つーかよく俺も気が触れてねぇよな! 常人だったらとっくにイカレてるぞ!
('、`*川≡≡「つーかさー、いい加減そろそろレズになる気無いー? 一旦でいいわよ一旦で」
≡≡从;゚∀从「なんねぇよ!! 大体なったらなったでお前レズの俺引き連れて先生殺しに行くだろ!!」
('、`*川≡≡「否。ただ殺すだけでは飽き足らぬ、この世の全ての辛苦を味わわせた上で殺すのだ」
≡≡从;゚∀从「急にどうしたんだよ!! 怖いよ誰だよ!!」
('、`*川≡≡「そのような些末なことは取るに足らず。さぁ我の舌技の贄となれペロペロペロペロ」
≡≡从;゚∀从「そのキャラのまま追っかけてくんなぁぁぁぁぁ!!!」
-
逃げる不良、追う巨乳。正直メンタルはち切れそうだが、俺は捕まるわけにはいかない。
なんせ伊藤の目的は『先生を倒し、何の邪魔も無くなった状態での俺とのレズプレイ』。
俺が先生を愛してることが許せない伊藤は、先生を倒さなければ気が収まらないという。
俺が負けたら伊藤は下の階に行ける。それすなわち、先生に伊藤の魔の手が伸びるということ。
だから俺は止まれないんや! 俺の貞操には先生の命がぶら下がってるんや!
だがしかし、そうこう言ってる間に俺の体には異変が起きていた。
≡≡≡从;゚∀从(クッソ、やべぇ……呼吸が……!!)ゼハーゼハー
息が続かない。吸っても吸っても苦しいだけだし、頭も痛くなってきた。
そりゃそうだ。いくらスタミナの祭典との呼び声高い俺と言えども、朝から不眠不休で現在明け方5時近く。
その上で現在のダッシュ。こんだけの負荷をかけられて、限界が来ない訳が無い。
('、`*川≡≡≡「ハインが息を荒げている……すなわちこの空間にはハインの吐息が満ちている……!! スゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」
≡≡≡从;゚∀从「畜生ぉぉぉぉぉ色んな意味で気持ち悪ぃぃぃぃぃ!!!」
一方、俺の背後のもののけは走りながら息をめっちゃ吸うという荒技を見せていた。
俺と同じ時間走り続けてなおかつ大暴れしてるというに、汗1つ垂らしてすらいねえ。
勿論、普段のコイツにこんな持久力あるわけがない。全て『能力』の効果だ。
('、`*川≡≡≡「てか、もう諦めたらどーよ? 『スタミナ×100』の私から逃げ切れるワケ無いんだし」
≡≡≡从;゚∀从(……『人間計算機(モンスター・カリキュレーター)』……!!)ハァハァ
-
『人間計算機(モンスター・カリキュレーター)』。人間でありモンスターでもある伊藤にピッタリの能力名だ。
伊藤は自他問わず人のパラメータを操れる。それこそ人の限界を超えられるくらい。
それによって、現在伊藤のスタミナはいつもの100倍となっている。
伊藤のスタミナ100倍というと、多分照英の5倍くらいだ。
≡≡≡从;゚∀从(……てか、アイツ……楽しんでやがる……!!)
伊藤の能力ならスピードを増加させたり、なんなら俺のスピードを減らしたりも出来る。
なのに伊藤はそれをせず、ただ俺の体力が底をつくのを舌なめずりしながら待ってやがる。
猫の狩りの仕方かよ! 普段はタチなのに性格はネコなんですね、ってか! 死ね!
从;゚∀从つ(こうなったら……真っ向勝負だ……!!)キキーッ
('、`*川≡≡≡「ほ?」
俺は走るのを一旦やめ、猪みたいに突っ込んでくる伊藤の方に手をかざす。
逃げ切れねぇならここでぶっ潰すまでだ! シラネーヨ組の特攻隊長ナメんなよ!
从#゚∀从つ「そんなに舐めたきゃ床舐めてろや!! プラマイグラビ……!!」バッ
⊂('、`*川≡≡≡「はい、『《重力±》の効果×0』っと」フッ
≡≡≡┏从;゚∀从┛「まぁそうなりますよねぇぇぇぇぇっ!!」ピューッ
-
('、`*川≡≡「いやぁ、別に受け止めても良かったんだけどねぇ。重力プレイとか斬新やん」
≡≡┏从;゚∀从┛「なんで俺はこんなヤツに苦戦を強いられているんだ!」
ちくしょぉぉぉぉぉ!! 俺の重力攻撃が出す前からなかったことにされたぁぁぁぁぁっ!!
重力攻撃がこんな簡単にあしらわれていいのか!? 否!! 重力は全国の厨二の憧れでなければならない!!
だというのにこのITかぶれはぁぁぁぁぁ!! エンターキー叩く時にカッコつけんなやぁぁぁぁぁっ!!
≡≡┏从;゚∀从┛(くっそ……このままジリ貧になるまで逃げるしかねぇのかよ……!!)トタタタ
('、`*川≡≡「うふふぅ……万事休すって感じぃ……?」シュタタタ
『重力±』が通じない以上、今の俺は伊藤から逃げることしか出来ない。
だが、いつまでも逃げ切れるワケが無い。そのうち伊藤に捕まってアッーだ。
どっからどう見ても詰んでやがる。さっきから脳内で華原仁美の『あきらめましょう』が永遠リピートしてやがる。
そんな八方塞がりの俺を見て、背後の色魔がポツリと囁いた。
('、`*川≡≡「ねぇハイぃン、焦ってるでしょう……? 焦ってる時の汗の匂いよぉ……?」クスクス
≡≡从;゚∀从そ「え、お前俺の匂いで焦ってるかわかんの!? キショッ!!」
('、`*川≡≡「もう諦めてもいいんじゃないのぉ……? アンタは充分頑張ったって……」
≡≡从;゚∀从「……」
-
例えば。今諦めれば、俺はあらゆる苦痛から解放されるだろう。
('、`*川≡≡「これ以上頑張って何なのぉ? 私に勝てない以上、この苦しみは終わんないのよぉ?」
≡≡从;゚∀从「……」
伊藤は、俺が自分の意志で屈しない限り、その底無しの体力でいつまでも追ってくる。
だが俺が一言「参った」と言えば、伊藤は喜び勇んで俺の百合っ気をMAXに上げるだろう。
俺が先生の為に諦めないのが気に食わないのだから、俺が諦めればレズにしない理由がない。
('、`*川≡≡≡「辛いでしょ、キツいでしょ? もういいのよ、全部忘れてイチャイチャしようぜ」
≡≡从;-∀从「……」
そうなれば、めでたく相思相愛ラブラブ百合カップルの出来上がり。
俺は伊藤にメロメロになり、今俺を悩ましている全てを忘れることが出来る。
そう、全て。能力のことも、体力のことも。そして、下で戦ってる―――。
,
-
た
('、`*川≡≡≡「さ、言っちゃいな? 『先生のことは忘れる』ってさ……」
―――先生のことも。
≡≡≡从#゚∀从「バ―――――――――――――――――――ッカ!!!!!」クワァァァッ
Σ('、`;*川≡≡≡「ぁいや!?」ビクッ
,
-
た≡≡从#゚∀从「バカか、お前はバカか!! イタリア人っぽく言えばヴァッカーカ!!」プンスカプップー
('、`;*川≡≡「あらやだ、怒らせちゃった? あぁん、怒り方もキューティ……」アタフタ
≡≡从#゚∀从「お前はアレだな! 14年も一緒にいるのに俺のことをこれっぽっちも理解してねぇな!!」
('、`;*川≡≡「なっ……」
≡≡从#゚∀从「いいかバカ! 俺が頑張ってんのはなぁ、全部『好きな人』のためだ!」
('、`;*川≡≡「好きな人……? それって、ま、まさか……!!」トクン
≡≡从#゚∀从「先生に決まってんだろ! 何を期待してんだ!」
≡≡从#゚∀从「よく聞け、俺は先生のために能力を手に入れた! 先生のために強くなった!」
≡≡从#゚∀从「そして何より、先生に再び仕えるために同じ時代に生まれ変わった!」
≡≡从#゚∀从「わかるか!? 俺は俺のためじゃねぇ、先生のために頑張ってんだよ!!」
≡≡从#゚∀从「それが何だ、先生を忘れろだぁ!? 無理だよ、死んでも忘れらんなかったんだからな!!」
≡≡从#゚∀从「前世から繋がる俺と先生の絆!!
『たかが14年』の関係で打ち消せると思ってんじゃねぇよぉぉぉぉぉっ!!」ババァァァン
( 、 ;*川≡≡「――――――――――っ……!!!」
-
能力のことも、体力のことも。全ての懸念事項をほったらかして、俺は叫んだ。
先生を忘れられるわけねぇだろ。お前は呼吸の仕方を忘れろって言われて忘れられんのかよ。
先生は俺の全てだ。守れと言われたら守るし、しゃぶれと言われたら嬉々としてしゃぶる。
そんな絆を断てとか、いくら幼なじみでも許さんぞ! このセクハラホルスタインが!
( 、 ;*川≡≡「……逃げながら言っても何も格好良くないわよ……」パタタタ
≡≡从;゚∀从「うるせえ! 俺自身が一番よくわかっとるわ!」デデデデ
ま、啖呵切ったところで事態は何も好転してないんですけどね!
むしろ声張り上げたから喉がめっちゃ渇いてきた! 給水ポイントねぇのか!
≡≡从;゚∀从(クッソ、伊藤もちょっとはスピード緩めろっつーの……!!)
( 、 *川≡≡「……」
≡≡从;゚∀从(こうなったら覚醒するしかない! 見てろよ、俺自身が『重力±』になることで……!!)
( 、 *川「……」ピタッ
≡从;゚∀从そ「ぁおい!?」ズザーッ
-
冷静に考えるとハインもなかなか気持ち悪い
-
今まで喜色満面の笑みで追っかけてきた伊藤が、不意に足を止めた。
おいおいどうした、逃げなきゃならんのにびっくりして俺も止まるというポカやらかしちゃったじゃないか。
从;゚∀从「い、伊藤ーぅ? どうした伊藤ーぅ、行っちゃうよーぅ……?」オソルオソル
( 、 *川「……」シーン
俺が声をかけても、伊藤はうつむいたまま微動だにしない。
今までの伊藤だったらキャーハインの声ーとか言って狂喜乱舞してるはずなのに。
逆に怖ぇよ、今までが「動」の恐怖ならこれは「静」の恐怖だよ。
从;゚∀从そ(……待てよ……? これもしかしたら「行きなさいよ」のパターンじゃねぇの!?)ピーン
そうだ、なんかこういうパターンどっかの漫画で見たことある!
これアレだ、仲の良い2人が戦うも、情に負けて逃がしてしまうパターンだ!
そんで逃がした後、「上手くやんなさいよ……」って1人静かに涙流すパターンだ!
そんでなんやかんやで裏切りがバレて大ボスに始末されて、その死が俺を怒りによる覚醒へと導くパターンだ!!
::从;゚∀从::「い、いとぉう……!! ただの淫売だと思ってたが、なかなか情のある淫売だったのな……!!」ジーン
( 、 *川「……」
≡≡≡┏从;゚∀从┛「よっしゃ、お前の粋はしかと受け取った!! お待ちなすって先生ぇぇぇぇぇっ!!」シュタタタタ
( 、 *川「……」
-
【('、`*川side】
≡≡≡┏从;゚∀从┛ ベルモットサマァァァァァ
( 、 *川「……」
―――好きな人の背中が、どんどん小さくなってゆく。
彼女が向かう場所は、何よりも、誰よりも大切な、先生の場所。
『たかが14年』の付き合いの私とは比べものにならないくらい大切な人の場所。
( 、 *川「……」
私は変態だ。レズビアンかつペロリスト、それに加えてハーレム願望。それが私の本性だ。
その本性を、私は14年間完璧に隠し続けてきた。『クールな優等生』を演じ続けてきた。
何のため? 言うまでもない、ハインに気味悪く思われないために他ならない。
嫌な奴と思われてもいい。ただ、恋心を知られて距離を置かれたら、私は生きていけない。
大好きな幼なじみとの『腐れ縁』という関係を保ちたい一心で、私は彼女を騙し続けてきた。
( 、 *川「………おかしくない……?」ボソッ
その結果が、この仕打ちだ。
-
::( 、 #*川::「たかが14年って何よ……小学生が就職するくらいの年月よ……!?」プルプル
叶わない恋だなんてとうの昔に理解してた。それでいいと思ってた。
::( 、 #*川::「てか、前世って……! 気持ち悪い、何でヤンキーがそんなリスカ女みたいな厨二妄想しちゃってんの……!?」ブルブル
誰よりもハインと長い付き合い。その事実だけで充分だった。
::ヽ( 、 #*川::「……『人間計算機(モンスター・カリキュレーター)』、ディスプレイ集合……!!」ブォン
例えハインが誰かを好きになっても、私の方がハインと過ごした時間が長い。それだけで良かった。
::( 、 #*川::「『戦闘要項(バトルファクター)』ON、……『重力負荷』、常時×0……!!」カタカタカタカタ
その事実だけは揺るがないって、信じてた。
::( 、 #*川::「ハイン……好き、好き好き好き……好き好き好き好き好き、好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き……!!」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
―――なのに。
,
-
『てめぇを倒して先生への手土産にしてやんよ……!!』
『俺は前世から先生に仕えることが決まってんだから』
『まぁお前に会う以前に、前世で俺と先生は逢ってるけどな』
『嫌がる女の脳味噌弄くって惚れさすような奴に、ハインはやらん!』
『―――――たかが14年―――――』
,
-
ふ ざ け ん な ――――
,
-
【从 ゚∀从side】
从;゚∀从「……んあ……?」ピタッ
何かに呼ばれた気がして、ふと後ろを振り返る。
この距離じゃ伊藤の声も届かないってのに何だろう。幻聴か?
どうやら脳内の酸素が限界みたいだ。こりゃ先生に口移しで補給してもらいませんとな!
≡≡┏从;゚∀从┛「ハッ!! そぉぉぉぉぉうだ先生だぁぁぁぁぁっ!!」バビューン
そうだ、幻聴なんざに足止め食らってる時間は無ぇ!
俺は今すぐ先生のもとに向かわなきゃなんねえんだ! コンマ1秒も無駄に出来ねぇんだ!
とにかく今は走る! そのためなら酸素だろーが窒素だろーがいくらでもくれてやらぁ!!
≡≡≡┏从;゚∀从┛「よぉぉぉぉぉっしゃ階段発見じゃぁぁぁぁぁっ!!」
そうこうしてる間に、俺の目に下階へと続く階段が飛び込んできた!
ぃよっしゃあ待ってて下さい先生! 間もなく貴方のナイトが馳せ参じます!!
今頃俺を心待ちにしてくれているであろう先生のため、俺は階段を降り―――
Σ从; ∀从≡≡≡「っばんなっ!!」バッチーン
―――ようとして、見えない力に弾き飛ばされた。
-
从;゚∀从ゞ「痛っ……ちょ、通れねぇじゃねぇか! 痛っ!!」ヒリヒリ
何も無い空間に猛烈に打ちつけた鼻をさすりながら、俺はもう一度階段に手を伸ばした。
確かに何も無い。何も無いのに、まるで壁があるがごとく手が進まない。
今の俺を大道芸人が見たら、新進気鋭のパントマイマーとしてスカウトしにくることだろう。
从;゚∀从「てか何だよ伊藤……『行きなさいよ』じゃなかったのかよ……嘘つき……」
この見えない壁が取っ払われるのは、その階の戦いに決着がついた場合のみ。
つまり下階に行けないってことは、伊藤がまだ負けを認めていないってことだ。
じゃあさっきの無言の敗北感は何だったんだ! 俺ジーンってなっちゃったじゃねぇか!
从;゚∀从(クソ、てことはやっぱり伊藤倒さなきゃなんねえんじゃん……ぬか喜びさせんなよ……)
「……………」
从;゚∀从(しゃあない、今は隠れて体力回復しよう……伊藤も撒けたわけだし……)
「………ィィィィィ…………」ド
从;゚∀从「チッ、また幻聴かよ……どうせなら先生のボイスでウィスパーしろよ……」
「……ィィィィィィィィィィン………!! ………ィィィィィィィィィィィィィィィ……!!」ドドドドド
从;゚∀从「……あれ? 幻聴どころか幻覚まで……」
-
┗( 々 #*川┓≡≡≡≡≡「ハアアアァァァァァッイイイイイイィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!
スキスキスキスキスキシュキシュギジュギィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!!!!!」ドドドドドドドドド
从;゚Д从「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!??」
,
-
イルカに犬、チンパンジー。「知能」が高い動物は大して珍しい存在じゃ無い。
ただ、それに加えて「理性」を併せ持ってんのは、このデッカい地球で人間だけらしい。
つまり理性を手放しちまえば、人間なんてちょっとデカいサルと変わらない。
以上のことは、昔『どうぶつ奇想天外』で千石先生が言ってたことの丸パクリだ。
( Д゚#*川「ハァハァ……ァイン、ミジュケダ……ジュキ……!!」グルルル
::从;゚∀从::「うわうわうわうわうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
『伊藤』が『かつて伊藤だったナニカ』にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」
まぁ噛み砕いて言うとね! 伊藤がちょっと目を離した隙に人間辞めてたということね!
目ぇ血走ってるしヨダレ垂れ流してるし! 女芸人でもここまで女捨てたりしねぇぞ!?
アレか、悪霊に魅入られたか!? ちくしょう悪霊め、取り憑く体選べや!
( 、 #*川「ハァイン、アイン……!! 好き、ズギィ……!!
シュキ、ジュギ……生きとし生ける全てのモノの中で群を抜いてジュギィ……!!」フシュルルル
::从;゚∀从::「ひえぇぇぇぇぇエロエロエッサイムエロエロエッサイム悪霊よ出て行けぇぇぇぇぇっ!!」
( 、 #*川「……好きだがら……傷つけたく、ながっだ……!!」ハァハァ
从;゚∀从「エロ……?」
-
::( 、 #*川::「ずっど、ずっど好きだっだ……分娩台で隣り合った時から、ずっど……!!」ゴゴゴゴゴ
从;゚∀从そ「出生時から!? あり得ねえだろ、てか出生時の記憶あんのかよ!!」
::( 、 #*川::「これは余談だげど……ワダシのママはレズで、パパはホモ……!!」ゴゴゴゴゴ
从;゚∀从「お前同性愛界のサラブレッドじゃねぇか! なるべくしてこうなったのな!」
なんだこれ、野生化した伊藤からつらつらとレズのルーツが綴られていく!
コイツこんな激白するために理性かなぐり捨てたわけじゃねえよな!? シラフでやれよ!
::( 、 #*川::「そう、ワダシは変態……アンダは14年間変態と共に年を重ねてぎたのよ……!!」
从;゚∀从「怖いことを言うな! 二度とアルバムめくれなくなるだろ!」
::( 、 #*川::「……でも、変態でも……!! この恋は本物なのよ……!!」
从;゚∀从「!! ……」
::( 、 #*川::「わがっでんのよ……わだしは『指揮帝』に洗脳されてで、アンタは敵……」ブルブル
::( 、 #*川::「『指揮帝』に刃向かうアンタを、殺じてでも止めなきゃなんないなんでわがっでんのよ……」ガクガク
::( 、 #*川::「……でも、幼なじみとして、ひどりの女とじて……!!
アンタを、好きな人を傷つけるなんでこど、絶対したぐながっだ……!!」プルプル
从:゚∀从「……伊藤……」
-
ところどころ獣人みたいになりながらも、伊藤は思いの丈をボロボロと吐き出していく。
思い起こせば、伊藤はどんだけ俺を舐めまわしにかかろうが、直接攻撃だけは絶対してこなかった。
それが、洗脳されながらも伊藤が貫き通した、不器用すぎるプライドだったのだろうか。
从;゚∀从(……俺はこの話をどんなテンションで聞けばいいんだ……)
いや、いい話っぽい雰囲気だけどだいぶおかしいぞ? ペロペロは純愛に含まれないぞ?
俺がどんな顔で話聞けばいいのか困ってると、伊藤は唸りながら言葉を続けた。
( 、 #*川「……だから……アンタには自分からギブアップしてほしがったのに……」ガルルル
( 、 #*川「全然諦めない……そればかりか、あたしとの麗しき14年間をたかが呼ばわり……!!」
( 、 #*川「もういいわよ……そっちがその気なら、あたしのものにならないって言うなら……!!」フッ
从;゚∀从そ(!! 来―――)
⊂≡≡≡( Д #*川「ちょっとくらい痛い目見てもらってもいいわよねぇっ!!!」ガスゥゥウッ
从: ∀从≡≡「ぅがっ!!」カハッ
,
-
避けるとか防ぐとか、そういう判断をする隙すら無く。
伊藤の繰り出した何の小細工も無いパンチは、無防備な俺の腹を撃ち抜いた。
口ん中に血の味が広がる。流血沙汰は磔ドMの仕事だろうが、アイツどこにいるんだ。
( 、 #*川「フゥゥゥゥ……どーよ、『拳速』をギリギリまで引き上げたパンチは……!!」
从; ∀从「うぷ……いきなり腹パンとか、お前は三原じゅん子か……」ガフッ
油断も余所見もしちゃいない。単純に、目で追えなかった。
それほど伊藤の拳は速い。ミートポイント次第ではあばら逝っちゃってたぞ。
そんな伊藤は目ぇギラギラさせながらハアハア言ってる。さっきまでとはハアハアの意味合いが違う!
从;゚∀从「ぐへぇー……お前、どんだけ数字いじくってんだよ……バグチートかよ……」ペッ
( 、 #*川「フゥゥゥゥ……!! 戦闘に使えそうな数値は全部引き上げたわよ……!!
拳速、脚力、体力、防御力、動体視力、唾液の分泌量etc.……!!」
从;゚∀从そ「唾液の分泌量!? 何でだ、戦闘に唾液が役立つタイミング無いぞ!?」
( 、 #*川「唾液がいっぱい出れば、傷だらけのアンタを舐めた時に役立つでしょうが!!」
从;゚∀从「そういうところはそのまんまなのかよ!! タチ悪くなっただけじゃねぇかよ!!」
-
( 、 #*川「何はともあれよ……作戦変更、アンタはボッコボコにして気絶させる……!!
そんで下に降りて先生を殺して、最終的にはペロペロペロリンチョよ……!!」ゴゴゴゴゴ
从;゚∀从「そのオチは変わんないんだ! 一番練り直してほしい部分だったんだけどな!」
○≡≡( Д #*川「やかましぃぃぃぃぃ!! ほらほらどんどん私の愛を受け止めてもらうわよぉぉぉぉぉ!!!
好き好き好き好き好き好き好き好き好きぃぃぃぃぃっ!!!」ズババババババ
从;゚∀从「うおぉぉぉぉぉスタープラチナみたいだぁぁぁぁぁっ!!」ガガガガガ
ワニワニパニックを彷彿とさせるような高速パンチのラッシュを、身を屈めながら耐え忍ぶ。
急にファイトスタイル変わり過ぎだろ! 魔裟斗かよ!
从;゚∀从(……だが、ガード出来れば結構凌げるな……)ガガガガガ
パンチを受け続けてわかったことだが、伊藤はパンチ力に関してはそんなに上げてない。
伊藤の目的は俺をいたぶること。ゆえに一撃では殺さず、じわじわと痛めつけるつもりなのだろう。
だが、だからと言っていつまでもこのラッシュは耐えられないし、伊藤も冷静さを取り戻すかもしれない。
从;゚∀从(つまり、伊藤が我を失っている今が最大のチャンス!!)
○≡≡( Д #*川「ああああああぁぁぁぁぁぁぁ!! 好きだわぁ、めっちゃ好きだわぁぁぁぁぁっ!!!
好きだからこそ拳に力も入るわぁぁぁぁぁっ!! 愛で空が落ちてくるわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」ダガガガガ
从;゚∀从「こっち作戦練ってんだから集中させろやぁぁぁぁぁっ!!」
-
なんだよコイツ、物理的ダメージと精神的ダメージを同時に与えてくんじゃねぇよ!
だが残念だったな伊藤! ハインちゃんの超頭脳は既に勝利の方程式を導き出しちゃったぜ!
吠え面かくなよ伊藤! だからと言ってアヘ顔を晒すなよ伊藤!!
○≡≡( 、 #*川「ソイヤソイヤソイヤぁぁぁぁぁ!! 防いでばっかじゃ勝てないわよぉぉぉぉぉ!!
なんせ私の体力は底無しだからねぇぇぇぇぇ!! そうまるで恋のように!!」バババババ
从;゚∀从つ「ハッ、この本家クレイジーサイコレズが……そうやってソイヤソイヤ出来んのも……」ブォォォォ
伊藤の猛攻をガードしながら、こっそりと『重力±』を発動させる。
とはいえ、この至近距離で伊藤に重力負荷をかけたら俺まで巻き込まれちまう。
だから、「伊藤」に「負荷」はかけない。俺がやるのは全く逆!
从;゚∀从≡≡≡「 い ま の う ち じ ゃ こ ら ぁ っ ! ! ! 」ピューン
( 、 #*川≡「!!!」グラッ
「俺自身」にかかる重力を「軽減」させる!!
重力に縛られなくなった俺の体は伊藤の攻撃により、風船のように吹き飛ばされる。
こうすることでダメージを抑え、伊藤から距離を取ることが出来るって寸法よ!
細かい物理法則とかは気にすんな! 所詮は学の無い14歳の戯言だ!
-
从;゚∀从(そんですかさず『重力±』解除! 伊藤の体勢が崩れた今が大チャンス!!)シュタッ
从;゚∀从つ(今までは発動する前に×0されてたが、今の伊藤にそれは不可能!)サッ
从#゚∀从つ「行くぜ伊藤ぉ……!! 幼なじみのよしみだ、最大出力で縛り付けてやる……!!」コォォォォ
( 、 #*川「――――っ!!!」
从#゚∀从つ「『 1 2 0 % 荷 重 《マキシマムグラビティエイション》』 ! ! ! 」ドパァァァン!!!
从;゚∀从つ「……………あり?」シーン
( 、 #*川「こんなこともあろうかと、オートで重力×0になるよう設定しておきました」
\从;゚∀从/「そんな殺生なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
,
-
○≡≡( Д #*川「はいそんなわけでズドーン!!!」ズドーン
从; ∀从≡「こすたりがっ!!」ガツーン
なんじゃそりゃぁぁぁぁぁっ!! なんでそんなこともあろうと思ったんじゃぁぁぁぁぁっ!!
やべぇじゃん、手詰まりじゃん! 身体能力底上げした伊藤に肉弾戦では勝てっこねぇし!
ちょっとは付け入る隙を残せやぁぁぁぁぁ!! 備えあれば憂いなしかぁぁぁぁぁっ!!!
○≡( Д #*川「ダララララぁぁぁぁぁっ!! 怒ってるのは私だけじゃないのよぉぉぉぉぉっ!!
これはミカ(レズ)の分! これはアヤナ(レズ)の分!!
そしてこれがナターシャ(レズ)の分よぉぉぉぉぉ!!!」ドガガガ
从;゚∀从「知らないレズの怒りを俺にぶつけんなぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! 誰だぁぁぁぁぁっ!!」
止まらない伊藤の百烈拳、それをただ耐えることしか出来ない俺。
逃げられない、避けられない、攻められない。俺の全てが伊藤には通用しない。
もはや俺に出来ることは、伊藤の恋人としてこの身の全てを委ねることのみ―――>( 、 #*川
从;゚∀从「勝手なナレーション挿入すんな!! 思ってねぇかんな最後の方!!」
しかし実際は、まんざらでもないと思っているハインなのであった(CV:キートン山田)>( 、 #*川
从;゚∀从「ちびまる子ちゃんみたいにすんな!!」
-
( 、 #*川「全く……本当に諦めの悪い子ね……(CV:キートン山田)」
从;゚∀从「声戻せや! キートンさんには日曜6時に帰ってもらえや!」
( 、 #*川「まぁ、へばってもらっても困るけどね……私の愛はまだ1/3も伝えきれてないんだから……!!」ユラァ
从;゚∀从「うっせバーカ……俺の純情な愛情は先生が予約済みなんだっつーの……」ハァハァ
( 、 #*川「……」
息も絶え絶えになりながら、俺はキートン伊藤に精一杯の強がりをぶちかます。声帯操る能力者かコイツ。
絶体絶命なのはわかってんだよ、だけど俺が諦めたら先生が危険であぶねえんだよ!
だから俺は諦めねぇ! 諦めないでって真矢みきに振り返りざまに言われたんだ!
从;゚∀从「にゃろう……テメェ肘出せ、俺の雷神拳(ファニーボーンクラッシャー)を叩き込んで……」
( 、 #*川「……口を開けば先生先生……あんな疲れた顔のおっさんがよくて、なんで私じゃダメなのよ……」
从;゚∀从「女だからだよ!! 俺の異性愛とお前の同性愛を比較対象にすんな!」
( 、 #*川「……変わんないでしょ……同性だろうが異性だろうが、どっちの恋も叶わないんだから……」
从;゚∀从そ「!! ……」
-
( 、 #*川「アンタがどれだけ想おうが、先生は妻子持ち。アンタを異性としてなんか見ちゃいない」
( 、 #*川「一緒よ、私達は。叶わない恋に夢中になってる、気持ち悪いガキんちょよ」
( 、 #*川「……だからこそ、わかるでしょ……? 好きな人が振り向いてくれない辛さも、それを受け入れざるを得ない苦しみも……」
( 、 #*川「一緒にいた時間を、『たかが14年』で切り捨てられる絶望も……!!」
( Д #*川「わかるでしょぉ!? 受け止めてよ、私の怒りを、悲しみを、愛を!!!
アンタなら理解してくれるわよねぇ!! 他の誰でもない、私が愛したアンタなら!!」
从; ∀从「……」
今まで自分が積み上げてきたものを全て捨てて、伊藤は心の丈をぶちまけた。
正直、伊藤の言うことはめっちゃよくわかる。東進の授業ばりによくわかる。
俺も伊藤も、端から見ればただのイカレた中学生だ。何も違わない、ただ恋愛対象が違うだけ。
それゆえに伊藤の言う辛さも苦しみも理解出来る。相手に突き放される絶望がいかほどのものかも。
俺だって、先生に面と向かって拒絶されたらどうなるかわからない。首もげちゃうかもしれない。
从; ∀从「……わーったよ、たかが14年っつったことは謝るよ……」
( 、 #*川「ハッ、今更謝られても私の怒りと性欲はとどまることを……」
从;゚∀从「でもな……だったらそっちだって理解してくれるよな……?」
( 、 #*川「……何をよ……エイヒレの美味しさとかならまだ理解出来ないけど……」
-
从;゚∀从「確かに俺とお前は同じタイプだよ……性に溺れたド変態だよ……」
从;゚∀从「俺だって先生に嫌われたら臓物吐き出すくらいショックだし……それに関してはすまなんだ」
( 、 #*川「ふんだ、今更謝られてもね……今度一緒にサンリオショップ行ってくれないと許さないわよ……」
从;゚∀从「でもなぁ、一緒だからこそわかんだろ? 俺が先生を諦めらんねえことくらい!」
( 、 *川「………」
从;゚∀从「好きになったらもう止まらない!! 周りのことなんか考えられない!!」
从;゚∀从「例え他人に好かれようが、相手に嫌われようが気持ち抑えられない、曲げられない!!!」
从#゚∀从「 そ れ が 俺 達 じ ゃ ろ が い ! ! !
恋 す る 乙 女 っ て も ん じ ゃ ろ が い ! ! ! 」バァァァン
从∫#゚∀从∫「わかるよな!? お前ならわかってくれるって知ってんぜ!? 奇しくも幼なじみだから!」キシャーッ
○≡( Д #*川「……わかってるわよ、だからこそムカつくのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」グァァァァ
从つ;゚∀从つ「よっしゃぁぁぁぁぁノープランだがかかって来いやぁぁぁぁぁ!!!」ブァァァァ
-
「そのガールズトーク、オレも混ぜてくれヨ」
( 、 #*川「!! 何奴!!」
从;゚∀从そ「なにやつ!?」
「フゥ……遅れてゴメンなハイン……だいぶ手こずったヨ……」
从;*゚∀从「ハッ! その癖のある語尾は、まさか……!!」クルッ
「でももう大丈夫だ、オレがお前を守るヨ……そう、このオレ……」
,
-
<ハハ ロ -ロ)ハ/「 ハ ロ ー 三 宮 が ! ! ! 」ババーン
从;゚∀从「えええええええええええええええお前ええええええええええええええええええええええええええええ!!!??
先生かと思ったああああああああああ語尾にだヨとか付けるから先生かと思ったああああああああああああ!!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「何を言ってるんだヨ、オレは前からコウイウ喋り方ダーヨ」
从;゚∀从「そんな喋り方じゃなかっただろうが!! そんな一人称でもなかっただろうが!!」
ハハ ロ -ロ)ハ+「ソレはともかくペニサスサン……オレは簡単に妹になるほど軽いオンナじゃネーヨ……?」ゴゴゴゴゴ
( 、 #*川-::;;「フフフ……良いわーヨ、2人まとめてオレが可愛がってあげるんダーヨ……!!」ゴゴゴゴゴ
从;゚∀从「お前らは緊張感ってもんをシラネーのかーヨぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
.
-
【数分前・3階】
(゚、゚;トソン『ーーー、という作戦なのですが……』
ハハ;ロ -ロ)ハ『………』ゴクリ
/ ゚、。;/『そんな……それしか無いの!? 不破さんの方はともかく、伊藤さんに、そんなこと……!!』
へ( ^Д^)へ『壁です』
(゚、゚;トソン『無論、肉体的にも精神的にも危険な作戦です……そして何より、貴女方の信念に根本から反する……。
ですからこの役割は、私が請け負って……』
ハハ ロ -ロ)ハ『……NO……その役割は、ワタシにやらせてオクンナマシ……』
Σ(゚、゚;トソン『えっ……!?』
へ( ^Д^)へ『壁です』
/ ゚、。;/『なっ……だ、大丈夫なのハローさん!? だって貴女、確か……!!』
ハハ;ロ -ロ)ハ『……言いたいコトがありマシテネ……ペニサスサンにも、ハインサンにも……』
へ( ^Д^)へ(壁って暇だな……)
-
【2階・ビロード&フォックス安静中】
( ><)「えーと、『聖騎士』の『し』ですから……し、し……『疾風怒濤』!!」
爪'ー`)y‐「ほぅ、小癪だねぇ。じゃ、『ウォーターカッター』の『た』で」
(;><)「えー、また『た』ですかー!? 『淘汰』とか『ハイパーメディアクリエーター』とかで散々使ったじゃないですか!」
爪'ー`)y‐「フッ、『他言無用』や『ターンエンド』はもう使っちまったぜ? そろそろ年貢の納め時かい?」
(;><)「ふぐぅ、た、た……あっ、た、『タルタロス』!!」
爪'ー`)y‐「ほう、まだそんな隠し玉を持ってやがったか。ヘヘ、まだまだ楽しめそうだな……」
(;><)「フフフ……『カッコいい言葉しりとり』はここからが本番です……!!」
/ ゚Д。#/「 な ー に や っ て ん だ 男 子 ぃ ぃ ぃ ぃ ぃ ! ! ! 」クワッ
爪'ー`)y‐「 ! ! ? 」(><;)
-
/ ゚、。#/「これだから男子は!! 人が頑張ってる時に遊んでるような輩は非常識よ!?」プンスカプップー
(;><)「す、鈴木さん!? 何でここに、てか何で標準語なんですか!?」
/ ゚、。;/「あっそうだ、狐ヶ崎君いるんだ……清雅の淵に置き去りにされたグリモワールの生贄!」
爪'ー`)y‐「『そんなことより、不破さんはどうしたの!?』だとよ」
(;><)「普通に喋れるんなら普通が一番いいんですけど!」
(゚、゚;トソン「ハァハァ、置いてかないで下さいよ鈴木さん……急に『非常識臭が!』とか言って走るから……」ツッテケテー
(;><)「あっ、レズだ!」
(゚、゚;トソン「違いますよ! とんだご挨拶!」
爪'ー`)y‐「違うぜ若内。そこにいるのは暗い井戸から掬われた白い燕だ。そうだろう?」
(゚、゚;トソン「違いますよ!! 違うかどうかよくわかりませんけど!!」
(;><)「この感覚久方ぶりなんです!」
-
/ ゚、。;/「岩壁に咲く一輪のクロッカスは聖母が掴む神話のプロローグ!」
爪'ー`)y‐「『そんなことはどーだっていーのよ! 我々がすべきことは現状把握よ!』だとよ」
(゚、゚;トソン「そうですね! 教えて下さい若内君、不破さんはどこですか!?」
(;><)「不破さんは僕らをボロ雑巾にした後1階に……てか何で都村さんがいるんです!? 敵やん!」
/ ゚、。;/「深遠に放り込まれしワイヴァーンの息吹は英霊を讃える……」
爪'ー`)y‐「『ということは、今1階には不破さんと沢近さん、そして先生がいるってことよね……』だとよ」
(゚、゚;トソン「ええ、かつ誰も上がって来ないということは、少なくとも先生はやられていないということ……」
┓(;><)┏「ねぇ、何で都村さん溶け込んでるんですか!? そしてハローさんはいずこへ!? ホワイ!?」
/ ゚、。;/「鏡の縁のハンプティダンプティが陥る久遠の墓……」
爪'ー`)y‐「『そしてさっき聞こえた絶叫……声質から察するに、沢近さんのものとみて間違いない……』だとよ」
(゚、゚;トソン「つまり、先生は沢近さんを撃退し、現在は不破さんと交戦中の確率が高いですね……」
(;><)「わかんないんですぅぅぅぅぅ!! 疎外感が凄いんですぅぅぅぅぅ!!」
-
⊂/ ゚、。;/「光の都のダイダロス……悠久回廊に佇む残響!」ガシッ
爪'ー`)y‐「『となると一刻の猶予も無いわね……何呆けてんの若内君、行くわよ!』だとよ」
(;><)つ「ぴぇっ!? 行くってどこになんです、僕はまだ何もかもわかんないんです!」グイッ
/ ゚、。;/「ゼロの世界で崩壊の時計を眺める機械仕掛けのアリス!
(狐ヶ崎君はここで都村さんの指示を仰いで! 常識の範囲内でね!)」
爪'ー`)y‐「フッ、了解だ。波打ち際でチャプチャプ戯れてんのにも飽きたしな」
(;><)「双方何言ってるのかわかんないんです! 通訳の変更を所望するんです!」
≡≡≡⊂/ ゚、。;/「アダムとイブの林檎に隠された地獄変のカタストロフ!!
(とにもかくにも来やがりなさいな! 都村さん、あとはシクヨロ!!)」ピューッ
≡≡≡(;><)つ「わかんないんですぅぅぅぅぅ!!!」ピューッ
ヾ(゚、゚;トソン「寂しいんで早めに戻ってきてくださいねーっ!!」ブンブン
爪'ー`)y‐「さて都村、俺は思いのままに気のままに風と話してればいいんだっけか?」
Σ(゚、゚;トソン「鈴木さんに何を吹き込まれたんですか!?」
-
爪'ー`)y‐「よし、やってやろうぜ。俺達の歌声で世界をスタンディングオベーションさせてやろうぜ」
(゚、゚;トソン「そんな意図はありませんよ! 我々の目的は先生の救出です!」
爪'ー`)y‐「先生の? だったら話は早ぇ、1階に行こうぜ。そう、眩い木洩れ日のように」
⊂(゚、゚;トソン「腹立つ……!! いや、そうもいかないんですよ……これを見てください」パリッ
爪'ー`)y‐「ほぉ……コイツぁ旅人の道を寝っ転がってふさぐ巨人の大いびきじゃねぇか」
(゚、゚;トソン「何がどう見えてるんですか! これはその階の敵が戦闘不能にならない限り別階に行けなくするバリアです。
2階の担当は不破さん、その不破さんは1階にいる。わかりますね?」
爪'ー`)y‐「ああ、結局戦争を無くすのはお偉いさんのスピーチじゃなくて風来坊のギターだってことだろ?」
(゚、゚;トソン「わかってない! つまり不破さんが気絶でもしない限り、誰もこの階段を通れないってことです!」
爪'ー`)y‐「なるほど、つまり俺がやるべきことは歌の力でバリアを打ち消すことだな?」
(゚、゚;トソン「やれるもんならやってくださいよ!
今から行うのは、そのバリアを逆手にとった作戦です……!!」
爪'ー`)y‐「ところで、何で都村は普通に仲間面して溶け込んでんだ?」
Σ(゚、゚;トソン「今更!!!??」
-
【 1階 シラネーヨVSデレ 】
*( - -)*「……スゥ……スゥ……」キゼツー
*(*- -)*「……うへへ……まさか、私がホリプロスカウトキャラバンで優勝するなんて……」ムニャムニャ
『米』ボソッ
*(;- -)*そ「!?」ビクッ
『米……米米米……インディカ、コシヒカリ……米米、米米米米米……神尾米……』
*(;- -)*「う、うぅぅぅん……米がぁ……米がホリプロを埋め尽くすよぉ……」ウーンウーン
『米に抗うのではありません、米を受け入れるのです。さすれば道は畦道の如く拓かれる』
*(;- -)*「こ、米を……受け入れる……」
『米こそがこの世の心理……米は地球を救う……24時間米テレビ……!!』
*(;- -)*『うぅぅぅ……さくらふぶきの……おこめのそらに……』
*(;‘‘)*「ってどういうこっちゃねん!!!」ガバッ
lw´‐ _‐ノv「チッ、気ぃ失ってる間に刷り込み洗脳したろうと思ってたのに」チッ
*(;‘‘)*「マジで何やってんの!?」
-
\lw´‐ _‐ノv>「やぁヘリィ、お目覚めいかが? 下半身がコビトカバになる夢は見れたかい?」シャキーン
*(;‘‘)*「見れるか! うぅ、脳内で米っ米ループしてるよ……焼き付いてるよ……」
lw´‐ _‐ノv「フフフ……これからはパンに抱かれながらも米の夢を見るアバズレ生活が待ってるぜ……」
*(;‘‘)*ゞ「何言ってんの!? うぅ、頭クラクラする……何があったんだっけ……」
lw´‐ _‐ノv「思い出してヘリカル……!! 農業高校を受けると決めたあの夏を……!!」
*(;‘‘)*「覚えが無いんだけど! そうだ、私は先生に負けて、説教されて、気絶して……」
lw´‐ _‐ノv「それを漁師が鉄砲で撃ってさ。煮てさ。焼いてさ。食ってさ」
*(;‘‘)*「うるせぇなもう! ていうかなんでシューちゃんいるの!? 今更だけどさ!」
lw´‐ _‐ノv「何を言いなさる。私は風……どこにでもいてどこにもいない……」コォォォォ
*(;‘‘)*「イラつく! だったら先生は? 私倒した後どうなったんよ?」
lw´‐ _‐ノvσ「あー、先生なら、ほれ」チョイ
*(;‘‘)*「んあ?」クルッ
-
::ζ(゚ー゚;*ζ::「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁきゃめるくらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっち!!!」ギュゥゥゥゥッ
(;´Д`)「っこ、っああああああああああっ!!!あっ、痛、ああああああああんああああああああっ!!!
もげちゃうもげちゃう首もげちゃうクビネーヨになっちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」ギリギリギリ
*(;‘‘)*そ「 ! ! ? 」バギャーン
(;´ー`)「んがぁっ、あっ、ヘリカル! おはよう、ちょっと助けてもらえるかヨ!?」ギリギリギリ
*(;‘‘)*「無茶言うなよ! 寝起きの幼女に無茶強いるなよ!」
(;´ー`)「ですよねぇぇぇ……じゃ、じゃあシュール……!!」ギリギリギリ
≡≡┏lw´‐ _‐ノv┛「やべ、歯医者の時間だ!」ドピューン
(;´Д`)「しゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
,
-
【( ´ー`)side】
::ζ(゚ー゚:*ζ::「うおぉぉぉぉぉっ!! これぞ不破家に代々伝わるキャメルクラッチですぅぅぅぅぅっ!!!」
::(;´Д`)::「お前の先祖プロレスラーかヨぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
*(;‘‘)*「どういう状況だこれ! 寝起きの一発でなんだこれ!」
不破に目を付けられてから約1時間。なんやかんやあって、俺は首を絞められていた。
お前柔道メインじゃねぇのかよ! なんでガッツリしたプロレス技なんだよ!!
さっきからタップしてんのに全然やめてくんねぇし! レフリー呼べレフリー!
(;´ー`)(てか、不破の自己評価の低さがこんな形で効いてくるとは……!!)
そんで、ずっと不破に関節をとられまくっているうちに、わかったことがある。
知っての通り、不破の戦闘力は規格外。なんとびっくり、熊倒したことあるらしいぜ。
にも関わらず、彼女は自分自身をタニシより弱いと思い込んでいる。
その自己評価の低さは一見弱点っぽいが、実はそうじゃない。むしろ真逆、とんでもない武器だった。
::ζ(゚ー゚:*ζ::「すいません先生、弱い私が先生を倒すには全力キャメルクラッチしか無いんですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」ギュゥゥゥゥ
::(;´ー`)::「絶対他にあるヨぉぉぉぉぉ!! 一緒に模索していこうヨぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
自分を弱いと思い込んでいるがゆえに、不破は絶対に手を抜かない。
-
獅子搏兎。百獣の王ライオンは、自分より全てが劣るウサギを狩るのにも全力を尽くすと言う。
要するに格下相手でも手を抜くなヨってことわざだが、これがなかなか難しい。
仮に自分がボブサップばりのゴリマッチョだったとして、涙目で震える幼女をボッコボコに出来るか?
俺には多分ムリ。例え幼女に100億の懸賞金がかかっていたとしても、本気で殴るとか良心的にムリ。
その結果、幼女に股間のボブをサップされてKOされちゃうかもしれない。そのくらい、自信と油断は密接なのだ。
ζ(゚ー゚;*ζ「うわあああもっと締めなきゃぁぁぁぁぁ!! 殺らなきゃ殺られるぅぅぅぅぅぅぅ!!!」ギュムゥゥゥ
(;´ー`)「殺らネーヨぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! てか殺れネーヨぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」ギリギリギリ
*(;‘‘)*「すげぇ! 特に理由のわからない暴力が先生を襲ってる!」
ところがぎっちょん、このライオンさんは自分をバッタか何かだと勘違いしちゃってる。
その結果、ウサギな俺を圧倒的格上だと思い込み、食われまいと全力でかかってくる。
ヽ(;´ー`)ノ「くっ、毎度お馴染みワックスエスケープ!」ヌルッ
ζ(゚ー゚;*ζ「あぁん、掴んでも掴んでも逃げていく……幸せとおんなじですね……」
(;´ー`)そ「ここにきて厨二らしさが顔を出した! ポエム系だったんだ!」
すなわち、圧倒的パワーを持ちながら油断も慢心もしないモンスターの出来上がりってわけだ。
この野郎ぉぉぉぉぉ!!! 不破デルタこの野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
-
┗ζ(゚ー゚;*┗ζ「さ、流石先生……このキャメルクラッチで落ちなかったのは先生と熊だけです……」ゴゴゴゴゴ
(;´ー`)「マジで!? 俺とんでもないところと並んだな!」プカプカ
*(;‘‘)*「……? はて……?」
さて、どうしよう。今まで技をかけられてはワックスでヌルっと抜けるを繰り返してきたが、それも限界に近い。
何故ならワックス乾いてきちゃったんだよ! 普通に廊下に艶が出てきたんだよ!
くっそー、カーワックスとかヘアワックスとかいっぱい持ってくれば良かった!
(┛;´ー`)┛「くっそ……俺が口からワックスを出せる能力者だったなら……!!」プカプカ
*(;‘‘)*「……せんせ、せんせー……そこでポーズ決めてるワックス臭いせんせー……」
┗(´ー`;┗)「何だヨ! よい子は家庭科室行って寝てなさい!」グルン
*(;‘‘)*「そのポーズで振り返るな! いや、先生って説教しか能力無いよね……?」
(;´ー`)「そーだヨ、今そんな基本設定おさらいしなくてもいいだろうヨ!」
*(;‘‘)*「だよねー……だったらさ、何で先生プカプカ浮いてんの……?」
(;´ー`)「だーかーらー、俺が浮くなんてサザエさんが24歳ってことくらい基本設定……」プカプカ
-
( ´ー`) プカプカ
*(‘‘)*
ζ(゚ー゚*ζ
(´ー` ) プカプカ
*(‘‘)*
ζ(゚ー゚*ζ
ガビ―――プカプカ (;´ー`)「 浮 い て る ! ! ! 」ζ(゚ー゚;*ζ*(‘‘;)*――――――ッン
,
-
ヽ(;´ー`)ノ「ひょえええ何コレえええ!! 俺の体が若干浮いとるヨぉぉぉぉぉ!!」ジタバタ
*(;‘‘)*「うわぁぁぁ在りし日の私を見ているようだ! 具体的に言えば5話辺りの!!」
ζ(゚ー゚;*ζ「こ、これは舞空術……!! 父以外に体得者がいたなんて……!!」
(;´ー`)そ「お前の父ちゃん浮けんの!?」プカプカ
せ、説明しよう! なんかわからんが俺浮かんでる! 説明終わり!
何なのこれ、まさか絶体絶命の状況に追い込まれたことにより俺の中の未知のパワァが目覚めた的な!?
だったらせめて都村に窒息死させられかけた辺りで目覚めろよ! お寝坊さんか!
ヽ(;´ー`)ノ「やだやだ、なんか更に高く浮かびだした! 怖いヨ怖いヨー!」プカーッ
*(;‘‘)*「すげぇ、真下から見た中年男性ってこんな感じなんだ!」
ヽ(;´ー`)ノ≡≡≡「ちょ、な、え、うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!??」ビューッン
*(;‘‘)*「飛んでった! 奇声をあげつつ飛んでった!」
ζ(゚ー゚;*ζ≡≡「ハッ、これはまさか……!! 沢近さん、追いかけますよ!?」ダッ
≡≡*(;‘‘)*「え、アタシも!? 私もうただのパンピーなんだけど!?」ダッ
-
この感じ久々
支援
-
【 2階 】
「………ぉぉぉぉぉ………」ゥゥゥ
「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ………」ピュゥゥゥ
≡≡≡(/;´ー`)/「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」バビュゥゥゥゥン
��/ ゚、。;/「未開の幻想郷に据え付けられた煌めきのルシファー!!
(先生が奇声あげつつ1階から飛び上がってきた!)」ビクッ
爪'ー`)y‐「新手の都市伝説になりそうな勢いだな」
-
(;´ー`)「なな、な、何だ今の……パワァか、じゃじゃ馬か俺のニューパワァ……」シュタッ
(゚、゚;トソン「良かった、成功した……先生、お怪我はありませんか?」ヒョコッ
(;´ー`)そ「あ、レズだ!」
��(゚、゚;トソン「デジャヴ!!」
急に浮かび上がって飛んでった俺の体は、階段をスルリと上がって2階に着いたところで地上に降りた。
怖かったー! 急に飛ぶもんじゃねぇよ、初めてタケコプター使ったのび太もこんな気持ちだったのかな!
そして気付けばゴスロリとスナフキンと宇宙海賊に囲まれてるという。今日ハロウィンだっけ。
(゚、゚;トソン「カクカクシカジカナナムジカというわけで、今の私はいつも通りのナチュラルトソンです」
(;´ー`)「そんなローソンみたいに……じゃあもうレズじゃないのな?」
(゚、゚;トソン「そりゃあもう。ちゃんとスペースコブラが理想の男性です」
(;´ー`)「それはそれでどうなんだろうな!?」
-
そんで、2階で待ち構えていた都村に現状について懇切丁寧に教えてもらった。
どうやらハローと鈴木が頑張って都村を戻してくれたようで。ありがたや。
しかしコイツの立ち位置忙しいな。宇宙海賊になったりレズになったり。
(;´ー`)「じゃあ、俺が突然浮かび上がったのは……」
(゚、゚;トソン「私の能力です。気流を操って先生を持ち上げ、不破さんから引き離しました」
(;´ー`)「やるならやるって言ってヨ……俺もう空中浮遊トラウマになっちゃったじゃん……」
lw´‐ _‐ノv「これでもう人類が皆飛べる未来が来ても、先生だけは惨めに地を這うんだね」ヌッ
(;´ー`)そ「う゛ぁいよぅどっ!!」ビクッ
爪'ー`)y‐(培養土?)
(;´ー`)「あれ、シュール!? お前ここにいたのかヨ、歯医者の時間だって言ってたじゃん!」
lw´‐ _‐ノv「そうだよ、だから歯医者に来たよ。都村先生、左の奥歯が全部痛いよー」
(゚、゚トソン「どれどれ、口をアーンしてください……あー、これは神経が死んで……」
(゚、゚;トソン「って誰が都村デンタルクリニックですか!!」
(;´ー`)「話進めてもらっていい!? そのノリ懐かしいけど話進めてもらっていい!?」
-
ハインとペニサス戦熱いな
女子はかっこいい
それにひきかえ男子チームは…
-
(゚、゚;トソン「あ、はい……シュールさんには先生を浮かせる上でのナビをしてもらうため、メールで呼んだんです」
(;´ー`)「そっか……シュールは『掟紙』の効果外だから、別の階にも普通に行けるもんな……」
lw´‐ _‐ノv「いやいや。それは口実でホントはやらしいことしたくて私を呼んだんでげしょ?」
(;´ー`)≡≡「マジで!? やはりレズは未だ治らず!?」サーッ
(゚、゚;トソン「どんだけほじくられるんですか!」
/ ゚Д。;/「 揺 り 起 こ さ れ し ゼ ウ ス ! !
( 話 進 め ろ や ! ! )」クワァッ
爪'ー`)y‐「なんか懐かしいなこのボケ散らかってる感覚」
いやはや、相変わらず宇宙海賊団の掛け合い漫才は安定感あるわ。チケ代払おっかな。
そんであまりの話の進まなさに鈴木が吼えるのも懐かしい。1時間ちょいぶりのはずなんだけどな。
(;´ー`)「ところでハローとビロードはどこだヨ? 話じゃここにいるはずだが」
lw´‐ _‐ノv「何言ってんの……? そんな人達、最初からいないじゃん……」
爪'ー`)y‐「ドゥルルルルッ↑♪ ドゥルルルルッ↓♪ ドゥルルルルッドゥッドゥルルルルッ↑♪」
(;´ー`)「世にも奇妙な物語!?」
-
えー、何これー。ハロー達のこと露骨にぼやかされたんだけどー。
何なの、アイツらどこで何やってんの!? バックレたんじゃねぇだろうな!!
/ ゚、。;/「疾空に取り留めなく遊ばされるメリッサが時を掴む!」
爪'ー`)y‐「『ふざけてる暇は無いでしょ!? VS不破さんはまだ終わってないのよ!?』だとよ」
(;´ー`)「あっ、そうだ! 俺2階に来て大丈夫なのかヨ!? 閉じ込められたんじゃネーノ!?」
そうだよ、不破1階に置き去りにしたから俺達上にも下にも行けなくなっちゃったじゃん!
え、まさかこんな形で最終回!? ご愛読ありがとうございました! くぅ疲!
(゚、゚;トソン「大丈夫……2階にいながらにして不破さんに説教する方法があります……!!」
(;´ー`)「なにっ……!?」
lw´‐ _‐ノv「ねーねー先生、あのタラバとかズワイとかあるキモい甲殻類なんて名前だっけー」
(;´ー`)「かにっ……!?」
/ ゚Д。#/「 や か ま し い わ ! ! ! 」クワッ
爪'ー`)y‐「ボケの緩さに大してツッコミがいささか強いぞ」
-
(;´ー`)「どどどどういうことだヨ!? まさかこっから大声で説教しろと!? 吐血するヨ!?」
(゚、゚;トソン「いや、それだと距離取られたらおしまいです……ともかく鈴木さん!」
≡≡⊂/ ゚、。;/「エンヴィーの微睡む窓際に投げ込まれた深紅の林檎!」ガシッピュー
爪'ー`)y‐「『詳しくは後で話します! とにかく来てくださいな!』だとよ」
≡≡(;´ー`)つ「ぐおっ! 急に引っ張らんで、腕抜ける取れるぅぅぅぅぅ!!」グイッ
急に走り出した鈴木に腕を引かれ、俺は2階の奥まで走り出す。
ここにハインがいなくて良かったな鈴木、いたら多分お前嫉妬の炎に焼かれてるぞ!
ていうか、何の能力も効かない不破を説教するなんて、一体……。
(;><)ノシ「先生! 待ってたんです、早くこっちゃ来いなんです!」
(;´ー`)「ビロード!? お前生きてたのかヨ!」
(;><)「まず死んだと思われていたことにビックリマンなんです! それより、早く入ってください!」
(;´ー`)「!! ここは……!!」
-
【 1階・階段前 】
*(;‘‘)*「………」
‖○≡ζ(゚ー゚;*ζ「せいやぁ!! せいやぁ、せいせいせいやぁ!!」バリーンバリーン
*(;‘‘)*「……デレちゃんデレちゃーん……」
‖○≡ζ(゚ー゚;*ζ「せいんとせい……なんでしょう沢近さん!? 手伝ってくれるのですか!?」バリバリーンバリバリーン
*(;‘‘)*「それは無いけど……何でバリアに一心不乱に拳を叩き込んでんのさ……」
‖○≡ζ(゚ー゚;*ζ「す、すいません……バリアぶっ壊そうと思いまして……」バリバリバリーン
*(;‘‘)*そ「素手で!? てか、先生2階に閉じ込められたんだから壊す必要なくなくない?」
‖○≡ζ(゚ー゚;*ζ「い、いえ……これには事情がありまして……」バリバリバリバリバリバリバリバリボーン
*(;‘‘)*「バリバリうるせぇなもう!!」
-
ζ(゚ー゚;*ζ「さ、先程のフライング先生は、おそらく都村さんが能力で操ったものですいません……。
すなわち、都村さんのレズ化が解け、先生側に回ったことを意味しますいません……」
*(;‘‘)*「すいませんを滑り込ませないでもらえる!?」
ζ(゚ー゚;*ζ「私の能力は、一度相手の居場所を見失うと再認識するまで無効化出来ません……。
つまり、今都村さんが遠隔攻撃してきたら私は防げません……ギタギタです……」
≡≡*(;‘‘)*「そっか……じゃあ私関係ないから家庭科室に逃げるね。バイナラ」ピュー
⊂ζ(゚ー゚;*ζ「いやいやどうしたんですか……急にどうしたんですか……」ガッシリ
、*(;‘‘)*ノ「ちくしょう離せぇ! 私もう無能力だからバリアとか関係ないんだよぉ!!」ジタバタ
ζ(゚ー゚;*ζ「そんなこと言わず一緒にいてくださいよ、『祕蜜の花園(リリィカルテット)』の仲間じゃないですか!」
*(;‘‘)*「人生の汚点だよ!!」
-
ζ(゚ー゚;*ζ「お願いです、1人じゃ寂しくて……寂しさのあまり内臓破裂しちゃいます……」
*(;‘‘)*「グロいわ! わかったよ、最後まで付き合うからやるならさっさとぶち破って……」
<ダーメダメダメダメオヤジー♪
*(;‘‘)*そ「!? 2階からフォックス君の声で『ダメおやじの唄』が!!」
<コノママイタンジャコロサレルー♪
*(;‘‘)*「くっそ、聴いてるだけで気が滅入る……デレちゃん、あっち仕掛けてきたよ……」
ζ( ー ;*ζ「ううう……私は激烈ダメ人間……」ズーン
*(;‘‘)*「めっちゃ効いてる!! この娘の弱点メンタルだ!!」
<ダバラバデビラバデレデレデ♪ダバラバデビラバデレデレデ♪
ζ( ー ;*ζ「死にたーい……人柱かなんかになって死にたーい……」ドヨンデス
*(;‘‘)*「ちゃんとやれやぁぁぁぁぁっ!!!」
-
【 4F ハイン&ハローVSペニサス 】
从;゚∀从「………」
从;゚∀从(……なあみんな……突然だが、地獄絵図って見たことある……?)
从;゚∀从(俺は1年くらい前に、他校との喧嘩に野犬の群れが乱入してきた時が地獄だったわ……)
从;゚∀从(あれは酷かったなぁ……まさか野犬と化したチャウチャウ犬があんなに強いとは……)
「……アアアアアアァァァァァァァァァァ………」
从;゚∀从(まぁともかく、人それぞれ地獄のイメージは違って当然だと思う)
从;゚∀从(……だけどさぁ……俺のイメージしてた地獄って、生ぬるかったんだなぁ……)
「あはははは!! まだまだ、まだまだよぉおおお!!!」
从;゚∀从(……だってさぁ……今、目の前に広がる光景が、地獄じゃなくて……)
-
つハハ;。ロ Дロ)ハつ≡††††††「ンア゛ア゛ア゛ア゛ア゛SMASHSMASHSMASHSMASHSMASHSMAAAAAAAAAAAAAAAASH!!!」シュバババババ
≡†††††( 、 #*川-=:::「うおおおお効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬわよぉぉぉぉぉっ!!!」グッサグッサグッサグッサグッサ
从;゚Д从「何が地獄だってんだああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
.
-
【数分前】
ハハ ロ -ロ)ハ「さて……仲間を傷つけた罪、償ってもらうーヨ……?」ゴゴゴゴゴ
( 、 #*川「かかってこいーヨ……2人まとめて舐め尽くしてあげるーヨ……!!」ゴゴゴゴゴ
从;゚∀从「とりあえず口調戻せや! 先生を穢すな!」
突如駆けつけたハローと狂戦士伊藤が、先生口調で相対す。
俺が恋する乙女について語った時のアツい空気感は、完全に雲散霧消していた。
あれ? 仲間の駆けつけイベントってこんなに間の抜けた感じだったっけ?
ハハ ロ -ロ)ハ「ハインサン、遅れてソーリー……あとは私にお任せアレ……」
从;゚∀从「お任せって……対抗策とかあんのかよ!? アイツ不死身の上レズだぞ!?」
( 、 #*川「こんばんは、不死身の上レズです」
ハハ;ロ -ロ)ハ「……」タラリ
-
そうだよ、助けに来てくれたのは有り難いが相手は地上最強のガチ百合。
しかも現在理性完全消失状態のため、説得の類とか絶対効かない。
下手すりゃ伊藤の舌の肥やしが増えるだけだ。なんだよアイツ、トリコの敵キャラかよ!
从;゚∀从「どうするよ、アメリカがいくら同性愛に寛容でもオレは嫌だぜ……」
ハハ;ロ -ロ)ハ「……持ってキマシタヨ……不死身を倒す方法……」
从;゚∀从そ「めあっ!? マジで!?」
( 、 #*川「……へぇ……」
伊藤の方を向いたまま、ハローは俺の心配を遮るように呟いた。
ちょっと待って、不死身倒せんの!? 頭にクナイ刺さってもボケられるアイツを倒せんの!?
すげえなアメリカ! 流石は自由の国、俺今度部屋にオバマの写真飾るわ!
从;゚∀从「よよよぉーっし! そんなんがあるならいっちょかましたって……」
( 、 #*川「アンタに出来んの……? 本当に、『不死身の対処法』が……」
从;゚∀从「ふぇ……?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「……」タラッ
-
伊藤の言葉に、ハローは冷や汗垂らして押し黙る。俺はそれをアホ面で見てる。
わかったぞ、これ2人だけでわかってるヤツだな? 俺入れないヤツだな?
( 、 #*川「私だって単に無敵と思って不死身になってない。『対処法』はわかってる」
( 、 #*川「ただ、出来んの? ハローちゃん、貴女賢いからわかってるんでしょう?」
( 、 #*川「不死身を倒すということが、どういう意味か……」
ハハ;ロ -ロ)ハ「………っ!!」ゴクッ
从 ゚∀从(イタリア人って俺の思ってる何倍スケベなのかな……)
2人がなんかカッコいい感じになってる横で、要らんことを考える俺。
これだから頭いいヤツはヤダよー、アホったれのことを考えてくんないんだもーん。
そうこうしてる間に、しばらくむつかしい顔で沈黙していたハローが口を開いた。
ハハ;ロ -ロ)ハ「……お忘れデスカ……ワタシだって、『恋する乙女』なんデスヨ……!!」
( 、 #*川「……」
从 ゚∀从(くら寿司行きてぇ……)
-
ハハ;ロ -ロ)ハ「ドンナに好きでもドウしようもない気持ちは、ワタシもわかるつもりデス」
ハハ;ロ -ロ)ハ「デスガ、一方的に主張をブツケるアナタの愛は、もはや暴力デス」
ハハ;ロ -ロ)ハつ†「愛とは相互理解……ツンデレ代表として、アナタに教えてあげマショウ……!!」スッ
( 、 #*川「ハッ……男子と健全な恋愛してるヤツにわかられてたまるもんですか……」ザッ
从 ゚∀从「そろそろ終わったー?」ハナクソホジホジ
2人のピリピリモードがピークに差し掛かったところで、ひょっこり首を突っ込んでみる。
ちなみに2人がピリピリしてる間、俺は夏休みの過ごし方を考えていた。
今年も富山のババアんち泊まるんだろうなー、あそこの天井の木目怖いんだよなー。
ハハ;ロ -ロ)ハ「ハインサン……ワタシの覚悟、よく見ていてクダサイネ……」
从;゚∀从「ほえ?」
( 、 #*川≡「そろそろいいかしら……? 確かめさせてもらうわよ、貴女の味……!!」シュタッ
从;゚∀从「!! 来たぞ!!」
ハハ;ロ -ロ)ハ「OK……イきマスよ、忍法……!!」ザッ
-
ハハ;ロ Дロ)ハつ≡≡≡†「 頭 に ぶ っ 刺 し の 術 ! ! ! 」シュバッ
≡≡≡†( 、 #*川「べつれへむっ!!」サクッ
从:゚∀从「おおおおおおおおお!!? お、おおお、おおおおおおおおおおおおおおお!!!??」
ハハ:ロ Дロ)ハつ≡†††「乱射ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」シュバババババ
†††( 、 #*川-=:::::「うおあああああああああああああああああああ」ザクザクザクザクブッシャァァァァァ
从:゚Д从「ちょっと待てちょっと待てちょっと待てダメだろこれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
.
-
今から読みますよ
支援
-
ハハ:ロ Дロ)ハ「クッ、離してクダサイハインサン! アイツ殺せナイ!」ジタバタ
从:゚∀从「どうしちゃったんだよお前!! こんな娘じゃない、君はこんな娘じゃない!!」
マズいマズい、衝撃映像だ!! どんな形であろうと14歳が関わってはいけないヤツだ!!
何がマズいって、いきなり伊藤の急所という急所にクナイぶち込みまくってんのがマズい!
俺はとっさにハローの体を後ろから羽交い締めにする。思考がついてけねぇわ!
ハハ;ロ Дロ)ハ「お願いデス、殺らせてクダサイ! 誰かが殺らなきゃならんのデス!」
从;゚∀从「相手が不死身でも殺しはダメだよ! 先生とのお約束だろ!」
ジタバタともがくハローを、俺はくたびれた体で必死に止める。
俺達は誰も殺さないと決めた。いくら敵でも同級生。戦いを止める立場として、決して相手を殺してはいけない。
たとえ相手が不死身のレズであろうとも、殺そうとするなら俺はハローを止めなきゃならない。
とにかく落ち着かせようとする俺に対し、ハローは半狂乱になりながら叫んだ。
ハハ;ロ Дロ)ハ「わかるデショウ! 不死身の対処法、それは『殺し続けること』デス!」
从;゚∀从「 ! ! ! 」
-
殺し続ける。ハローの言うとおり、それは不死身に対抗する唯一の手段。
不死身キャラというものは漫画にしょっちゅう出てくるが、その倒し方も大抵それだ。
いくら再生しようが傷が治ろうが、治ったそばから死んでしまえば何も出来ない。
太陽にぶつけたり、生き埋めにしたり。その最期が数多の厨二のトラウマになったことは言うまでもない。
ハハ;ロ Дロ)ハ「わかるデショウ!? 生き返るたびに殺し続ければ、それは殺したと同義デス!!」
从;゚∀从「怖ぇよ!! 14歳がはじき出す結論じゃねぇだろ!!」
ハハ;ロ Дロ)ハ「ワタシが殺り続ケル、Mr.シラネーヨが来ル、説教スル、みんな幸セ!!」
从;゚∀从「幸せじゃねぇよ!! 誰かの犠牲の上になりたつものは断じて幸せじゃねぇよ!!」
( 、 #*川(か、かっこいいぃぃぃぃぃ………!!! ムラムラムラムラムラムラムラムラ)
いやはや、理屈はわかったけどだからってヤッチマイナとは言えねぇよ!
確かにクナイぶっ刺し続ければ伊藤は再生に手一杯で何も出来やしないだろうが、やっちゃダメなことがあろうて!
何をクラスメートに永遠の地獄を与えようとしてんだ! 痴女にも人権はあるんだ!
ハハ;ロ Дロ)ハ「Mr.シラネーヨが来るまで殺し続けラレルか、その前にヘバるか!! この我慢比べをやらせてチョンマゲ!!」
从;゚∀从「いやいや、他に何か無いかな!? いくらなんでも殺しちゃうのはアカンて……」
::ハハ;ロ -ロ)ハ::「お願いデス、ヤらせてつかあサイ……コレがワタシの『覚悟』ナンデス……!!」
从:゚∀从「!! お前……」
-
羽交い締めにしているハローの体は、いつの間にかブルブルと震えていた。
そうだ、元々ハローは殺し合いをしたくなくて俺達に協力してきた。
敵は必ず磔、火噴きもほとんど脅しや攪乱。 人を殺すなんて、やりたくないに決まってる。
::ハハ。ロ -ロ)ハ::「お願いデス……ワタシを、ワタシを止めないでクダサイ……!!」グスッ
从;゚∀从「ハロー……お前、どうしてここまで……」
( 、 #*川-=:::「それが、その娘の覚悟ってヤツだからよ」ブシャーッ
ヽ从;゚∀从ノそ「ギャース!!」ビクッ
( 、 #*川-=:::「見直したわよハローちゃん……ちゃんと急所貫けたじゃない……」ブショワァァァ
从:゚∀从「いやお前なんで血ぃ噴き出てんの!? すぐに治るんじゃねぇのかよ!」
( 、 #*川-=:::::「あらハイン、心配してくれるの? 嬉しくて噴き上がっちゃう」ブシュァァァァッ
从;゚∀从「出血量で興奮を表すな!! ギャグマンガの鼻血じゃねぇんだぞ!」
-
後頭部からおびただしい量の血をぶちまけている伊藤が、何かクールな感じでやってきた。
あれ、コイツくじらだったっけ? くじらにもレズとかあるのかな。
そんなシロナガス伊藤は、涙ぐむハローを一瞥すると訥々と語り出した。
( 、 #*川-=:::「誰も殺さない、ご立派なポリシーよ。でも私は不死身よ?」
( 、 #*川-=:::「他はともかく、私相手にそんな甘い考え方じゃ全滅するのが関の山」
( 、 #*川-=:::「だからハローちゃんは『覚悟』を決めたのよ。
アンタらを守るために、自分だけ血に染まった汚れ役になる覚悟を」
从;゚∀从「……ハロー……」
::ハハ。ロ -ロ)ハ::「………っ」
人が人を殺すこと。それは本来何よりも重く、覚悟のいる行為。
それを同じ相手に、何度も何度も行う。ハイになってる厨二共ならまだしも、不殺主義のハローには拷問みたいなもんだ。
だが、ハローはそれを選んだ。涙を流し震えながらも、俺達を上へ押し上げるために。
-
( 、 #*川-=::::::::「感動よね……ハローちゃん、私の靴磨き係にしてあげてもいいわよ……」ブバッシャワァァァァァァァ
从:゚∀从「お前マジで大丈夫か!? 5リットルくらい噴いてんぞ!?」
( 、 #*川-=:::::「だいじょぶだいじょぶ……あれ? ハインアンタ3人だったっけ?」フラフラブバッシャァァァ
从;゚∀从「大丈夫じゃねぇぇぇぇぇ!! ドクタぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
これで伊藤の出血量がギャグの領域じゃなければもっとキリッとしてられたんだけどなー!
何でフラフラしてんだお前不死身だろ、不死身らしさ保てよ!
::ハハ。ロ -ロ)ハ::「わかりマシタかハインサン……ワタシの覚悟を見といてクダサイナ……」ブルブル
从:゚∀从「ハロー……お前、そこまで……」
( 、 #*川-=:::「フッ、準備は出来た……? 見せてよアンタの覚悟を、もっと……!!」
ハハ。ロ -ロ)ハ「all right……!! シノビの生きザマ、刮目セよ……!!」
-
ハハ。ロ Дロ)ハつ≡≡†††「ウオリャぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」シュパンシュパンシュパンシュパン
≡≡†††( 、 #*川-=:::::「ぬおおおお来いや来いや来いや快感んんんんんんんんんんん!!!!!」ブサブサブサブシャァァァァ
从;゚∀从「だとしてもこのエグさはどうかと思うぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
,
-
【現在に戻る】
ハハ。ロ Дロ)ハつ≡≡≡†††††「ウエエエンマミィィィィィィィィィィィィィ!!!」ズバズババババ
≡≡†††††( 、 #*川-=:::::「ウガぁぁぁぁぁ気持ち良ィィィィィィィィィィィィィィっ!!!!!」ザムザムムムム
从: ∀从「ゲロゲロゲロゲロゲ…? あやっぱダメだゲロロロロロロロロロロロロロロロロロ」
1人は泣きながらクナイを乱れ撃ち、1人は血みどろ、そして1人はゲロを吐く。
3人のうら若き恋する乙女の戦いは、いつしかチャンピオンのスプラッタホラー漫画みたいなことになっていた。
そりゃゲロも撒き散らしますわな、めっちゃグロいんだもん。お姉チャンバラかっつーの。
ハハ;。ロ Дロ)ハつ≡≡††「鬼畜米英ガ!! 鬼畜米英ガ!! お国の為ニ!! お国の為ニ!!」シュババババ
从;゚∀从「落ち着けや!! 見た目的には完全にお前が鬼畜米英だぞ!?」
( 、 #*川-=:::「どう、ハインどう!? 衣服を切り刻まれ少しずつ裸になっていく私はどう!?」バシャシャシャ
从;゚∀从「グロいわ!!! エロいとかじゃなくてグロいわ!!!」
-
ザックザックザックザック ハハ:。ロ Дロ)ハつ≡≡††( 、 #*川-=::: バッシャバッシャバッシャバッシャ
从;゚∀从「っぷ……やっべー、今は誰ともキス出来ねえ……」フキフキ
正直ね、トラウマもんですよ。こちとらしばらくキムチとか食べれる気がしませんよ。
とはいえ、仲間が決死の戦いを繰り広げてるのにただゲロまき散らしてるわけにもいかない。
昼間のヤキソバパンがしたたる口元を拭い、顔を上げる。俺ヒロインですよね?
从;゚∀从(……しかしこれ……大丈夫か……?)
ハハ。ロ Дロ)ハつ≡≡†††「ヌアアアア天誅天誅天誅天誅天誅ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥっ!!!」シュパパパパ
≡≡†††( 、 #*川-=:::::「あはははは!!! あはははは!!! あはははは!!! あはははは!!!」
バシャバシャバシャバシャバシャ
冷静になって見直すと、ただエグいだけだった半狂乱と半裸の殺戮演舞も違う形で見えてくる。
まるでマシンガンのごとく伊藤に浴びせかけられるクナイの雨あられ。
確かに今のところ、ハローは伊藤を殺し続けることに成功している。
从;゚∀从(だが……あくまで『今のところ』だ……!!)
-
从:゚∀从(今は5時過ぎ……戦いが始まってから20時間以上経ってる……)
从:゚∀从(その間、ハローはぶっ通しで厨二のバカ共を磔にしまくってる!)
从:゚∀从(いくら忍者になって基礎体力上がってるとしても、いつか必ず限界は来る!)
从;゚∀从(加えてこの精神ダメージ! 見てるだけでゲロ吐いちゃうんだもん、加害者のハローは相当なもんだろ!)
从;゚∀从(それら全部ひっくるめると……もうすぐ、いや、多分とっくに……)
ハハ。ロ Дロ)ハつ≡≡††「オ、オ命っ……!! チョダ、頂戴、チョウダイ……!!」
≡≡††( 、 #*川-=:::「ヘイヘイどうしたどうしたーバッチコイバッチコーイ」
从;゚∀从(ハローは限界だ!!)
( 、 #*川(波浪の玄海灘?)
从;゚∀从(うぜぇよ!! 人の思考にダジャレ挿入してくんじゃねぇよ!!)
( 、 #*川( 挿 入 ! ! ? )ピーン
从;゚∀从(あああお前はもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!)
-
状況がカオスすぎるwwww
-
顔面蒼白、息も絶え絶え。涙が溜まった目はうつろで、体の震えは止まっていない。
一目でわかるグロッキー状態。そんな体で、ハローは取り憑かれたようにクナイを投げ続けている。
アカン、これアカンやつや! これまともじゃいられなくなるパターンや!
全てが終わった後、高台のサナトリウムで外の景色を眺め続ける余生エンドのやつや!
从;゚∀从「ハロー、もうやめろ!! このままじゃお前ぶっ壊れちまうぞ!!」
ハハ。ロ Дロ)ハつ≡≡††「っ……!!」
現状のアカンっぷりを把握した俺は、ハローに向かい叫ぶ。
先生が来るまで待ってられない。優しさの塊である先生なら、ハローが精神崩壊するのを許さないはずだ。
从;゚∀从「もうお前限界突破してんだろ、やだよ友達が真っ白な灰になっちゃうのとか……」
ハハ;ロ Дロ)ハ「……止めてクレルナとっつぁん……ワタシの覚悟を見てヤガレ……!!」
从;゚∀从つ「お前そればっかじゃねぇか! お前が意地でもやめねぇっつーなら、力ずくで……!!」
ハハ;。ロ Дロ)ハ「いいから!! ハインさんはワタシの『覚悟』を1秒でも長く見ててクダサイ!!」ドンッ
从;゚∀从「ぬぅっ……!?」ビクッ
-
ハローのあまりの剣幕に、『重力±』を発動させようとしていた腕が止まる。
キレすぎだろ、アメリカ人ってクッキーパーティー誘われなかった以外にこんなにキレることあんのかよ。
俺が黙ったことを振り返って確認することもなく、ハローはクナイを投げまくる。
ハハ。ロ Дロ)ハつ≡≡††「ハイヤーハイヤーハイヤーハイヤーハイヤー!!!」シュババババ
≡≡††( 、 #*川-=:::「チョイナーチョイナーチョイナーチョイナーチョイナー!!!」ブシャシャシャシャ
从;゚∀从「……何やってんだよ……」
何やってんだよ、いやマジで何やってんだよ。
限界だって言ってんじゃん。お前泣きそうじゃん、今にも倒れちゃいそうじゃん。
なのに何やってんだよ。人殺したくないんじゃねぇのかよ、やりたくないんじゃねぇのかよ。
从;゚∀从(意味わかんねえよ……何でやめねぇんだよ……)
从;゚∀从(アホの俺でもわかってんだぞ……こんなん何の意味も無いってことくらい……)
从;゚∀从(なのにお前は何をビュンビュングサグサ……もう壊れちゃったのかよ……!?)゙
从;゚∀从(……それとも、まさか……)
-
从;゚∀从(何か『考え』があって、わざとこんなことを……!?)
┣¨┣¨┣¨――――――z____`/
从;゚∀从そ「 ば い ざ う ぇ い ! ? 」ビビクッ
,
-
ばいざうぇい!
-
俺の思考をさえぎるかのように轟いた爆音とともに校舎が揺れる。
何何、俺みたいなもんは考察すんなっつー神様からの警告!?
ふざけんなよ、俺だって推理くらいさせろよ! 聞いてんのかキリスト、なんだそのヒゲ! 剃れ!!
从;゚∀从「ちょ、何だ今の爆音!? ノストラダムスか!?」
≡≡††( 、 #*川-=:::「ハイン、私は全部わかってるわよ……? お腹の調子が悪かったのよね、サツマイモ食べたのよね?」
从;゚∀从「屁ぇこいてねぇよ!! 屁とか言わすな恥ずかしい!」
何だこのレズ、なんで滅多刺しにされながら人の腸の具合気にしてんだよ!
お前本体が腸見えてもおかしくない状況じゃんかよ! 屁じゃねぇぞ、屁じゃねぇかんな!?
从;゚∀从「ちょ、ハローからも言ってやってくれよ、俺の屁はウグイスのさえずり……」
ハハ。ロ ーロ)ハつ≡≡††「………っ!!」ニヤッ
从;゚∀从「……!? お前、笑っ………」
≡≡††( 、 #*川-=:::「安心して、貴方の放屁は私が吸い尽くすから。ぶおぉぉぉぉぉ」ガクザクザクバクザク
从;゚∀从「屁じゃねえよ!!」
-
【2階】
┣¨┣¨┣¨――――――z____`/
爪'ー`)y‐「っ……今のは……」ピタッ
(゚、゚;トソン「ご安心ください……これも全て私の作戦通りです……」
爪'ー`)y‐「おやおや、てことは今の爆音は体裁にしがみつく世間へのお前なりのシャウトってことかい?」
(゚、゚;トソン「違いますけども!? まぁとにかく、始めるとしましょうか……」
(゚、゚;トソン「大逆転への、カウントダウンを……!!」キリッ
lw´‐ _‐ノv「お前それだいぶ前から温めてたセリフやろ」
(゚、゚*トソン「はい!!!」ワクワクテカテカ
.
-
支援
相変わらずのカオスぶりで……笑うしかないじゃないか!
-
【3階・噛ませ犬】
;;へ(;^Д^)へ;;「……んぅ〜………んぅんぅんぅんぅぅぅぅ………!!」プルプル
\(;^Д^)/「う゛ぉいやっ!! う゛ぉいやぁぁぁっ!!!」ビリビリィッ
(;^Д^)=3「ふぅー……服を引きちぎるという荒業を駆使し、何とか磔から脱したぜ……」
( ^Д^)「服を着てるから磔にされるなら、服を着なきゃいい……フフ、発想の転換ですよ……」
( ^Д^)「おかげで西友で買った星条旗パンツ一丁になっちまったが、これはこれでよしとしよう」
( ^Д^)「安かったんだよなコレ……3枚セットで105円とか価格破壊かよ……」
( ^Д^)「まぁとにもかくにも! 磔にされることがなくなった今、俺を縛る物は何も無いぜ!!」
(*^Д^)「ぃよーし、だいぶ出遅れたが、ここからが俺の物語の始まりだ!!
殺戮の魔物をその身に宿した歴戦の『血界召喚師(ブラッディサマナー)』プギャーの大冒険が……!!」ワクワクテカテカ
-
┣¨┣¨┣¨――――――z____`/
( Д )「ぎゃぁぁぁぁぁ真下から爆風がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ドパァァァァン
( Д )「ぎゃぁぁぁぁぁ足元が崩壊したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ガラガラガラ
( Д )「ぎゃあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ガラガラガラガラ
( Д )「ぎゃあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ガラガラガラガラ
( Д )「ぎゃあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ガラガラガラガラ
第24話 END
( 、 #*川「後編へ〜続く(CV:キートン山田)」
-
えっ終わった?
追い付いたら終わった…
-
プ、プギャーさぁぁぁぁん!!
-
乙
安定のプギャーオチに吹いた
-
以上で24話の投下はおしまいです。久々なんで時間かかってすいませんでした。
当初の予定ではペニサス戦の終わりまで24話に収める予定だったのですが、
あまりにも長くなりすぎてしまった上に後半の展開に悩んだため、前編後編に分割することとなりました。
キリの悪い終わりですいません。後編も大部分は出来てるので、早めに投下出来るよう頑張ります。本当に頑張ります。
最後になりましたが、たくさんの感想、支援、本当にありがとうございました。
何か質問などありましたら気軽になげかけてやってください。
-
乙
傍から見ればプギャーが不憫なのだが、このプギャーは不憫に思えない
-
乙!
相変わらずの面白さだった!グロってギャグで中和できるんだな……
後編ワクテカして待ってるわ
-
あれ?作者よ
23話ではデレの能力名が「全人類一斉初期化(ノーマライズプログラム)」なのに、24話では「人類一斉初期化(エンターノーマライズ)」になってるぞ?
どっちが正しいんだ?
-
>>849
ζ(゚ー゚;*ζ「すいません!! 前回ギリギリで能力名変更したのを忘れていました!!」ペコペコ
ζ(゚ー゚;*ζ「正式名は『全人類一斉初期化(ノーマライズプログラム)』です! 申し訳ございませんでした!」ペコペコ
ζ(゚ー゚;*ζ「ご指摘ありがとうございました! お礼と言ってはなんですが、後日手押し相撲の必勝法をご教授させて頂きます!」ペコペコ
-
乙 デレに車使えても五歳で軽トラ級の衝撃耐えてるから効かなそうというか今なら無敵重装喰らってもピンピンしてそうだ
デレの能力名23話と違うけどどっち正解?
個人的に『全人類一斉初期化(ノーマライズプログラム)』の方が好きだ
-
質問も無いようなので、本日はそろそろ寝ます。
質問やご意見はいつでもお書きください。見つけ次第解答させて頂きます。
更新停止中に様々なご意見、応援、支援絵などをくれた方々、本当にありがとうございました。
今まで反応出来なくて本当にすいませんでした。特に支援絵は本当に嬉しかったです。
今回のように待たせてしまうことが無いよう頑張ります。生温かく見守って頂ければ幸いです。
繰り返しになりますが、今回支援等をくれた方々、本当にありがとうございました。
-
お前…生きていたのか!!!
おつ!もうやばい二年ぶりとか時の流れもやばいが突っ込みの少なさも相変わらずだな
ビロードとトソンの胃が丈夫で何よりだ。
そんでやっぱり面白いなー続き読めてすごい嬉しい!
どうやってペニサス・デレ倒すか楽しみにしてる
-
乙!乙乙!
楽しく読ませてもらったよー
またプギャちん死んじゃった?
-
この怒涛のボケ、久々の感覚だった
おつ 続き来て嬉しいぜ
-
乙
-
乙!
-
乙!待ってて、よかった!!
-
乙
やっぱりこの作品楽しい
ずっと待っててよかった
ありがとう
-
乙乙!
よく戻ってきてくれたありがとう!
楽しい!このノリ最高だわ!
太陽に…フェニックスさんのことかあああ
-
乙
正直戻ってくるとは思ってなかった
また読めてよかったよ
-
面白かった
-
乙!!!!!!
更新嬉しくて泣きそうwwwこれからも頑張ってな!!
-
うおおおお!!きてたのか!また楽しみに読ませてもらうよ。
-
待ってた!
戻ってきてくれてありがとう!
しかし、ペニサスはブレねーなw
-
ブーン系不況の中よく帰ってきてくれた!
のんびりでいい、完走してくれ!
その間何度でも読み返すよ!乙!
-
>>866
こういう失礼なことさらっと言えるなあ
-
この文章の中で何が失礼なのかすら判ってないんだろ
-
失礼にあたるのか
-
どこが失礼なのか分からん
ちょっと神経質すぎやしないか
-
まあこの作品しか読まない人には理解できないね
-
>>867が反応しなけりゃ火種にはならなかったな
-
不況ってとこにキレるならうちらが認める面白いのを書けばいいだけじゃん
-
まんこきっも
-
不況なのは明らかだけど噛み付く気持ちもわかる
ただうちら()とか気持ち悪い
-
うちらずっと応援して待ってるからガンバってwwwwww
-
うちらはズッ読だょ…!
-
デレの能力は認識が必要だから既に能力消えてる連中の中ではアサピーが天敵っぽいなぁ。
後は影の中から奇襲できて光で目潰しできる兄者とか。
ただ襲撃時の殺気に反応されて逆襲喰らいそうだけど。
あと、もし同じく無効化系の能力者のビコーズと当たってたらどうなったのかな?
ビコーズの周囲1m以内ならデレの能力が通用しないのか、
デレが認識さえすればビコーズの能力を無効化できるのか、
ちょっと気になる。
-
>>878
まあどのみちビコーズはデレに1発KOされるからどっちでもいいんじゃね
-
人気店
http://all.to/2lgi
http://all.to/2lgo
http://all.to/2lgp
http://all.to/2lgr
-
アサピーの能力ってなんだっけ
-
>>881
「見知らぬ隣人(シークレットアンドサイレント)」
気付かれずに乳揉める
-
エロ目的にしか使ってないけど暗殺とかできそう。
-
そういえばそういう能力だったか
-
作者さー、なんで毎回キャラ紹介の中に自己紹介とかいれちゃうわけ?
俺以外楽しみにしてないよ?
-
ほんとまじそれな
完全に俺狙いの決め撃ちネタだもん
-
まったくだ。
あんなん俺以外にはただ寒いだけだろ
-
この作品の欠点は更新速度と不必要な自分語りかな
-
年内に更新があれば言うことないんだけど…
-
支援
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1564.jpg
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1565.jpg
第一話のこのシーンが好きでな
-
>>890
この時点でプギャーは死んでたんだよなwwwww
-
>>890
すげえ、この作品を漫画で見られるとは思わんかった
しかしこの吹き出しと文字数の多さよ……
-
>>890
上手っ!めちゃくちゃ上手い!!
このシーン好きだから漫画で見れてうれしい!
しかしこの絵と字がやたら上手いのは、もしかして幽霊裁判の作者さん?
-
絵もかけて小説もかけるマルチな穴本さんマジぱねぇっす
いやホント
-
詠唱のイメージのとこのシラネーヨカッコいいな
-
何気なく4ヶ月近く経ってんのな
-
なんだまだたった4ヶ月か
-
その十倍は待てるな
-
このスレでたったのニ話しか進んでないとか…完結できんの?これ?
-
何とかなるんじゃね?まあ気長にまとうぜ。
-
神スレかよ
-
きっと作者は就活で忙しいんだぜ
-
R―1も終わったことだし、そろそろ来ないかなー?
-
近日公開
-
無期限延期
-
酉がない時点でバレバレ
-
大部分は出来てるんじゃろ!?
はやく!はやく!
-
楽しみだなー
-
待ってるよ…
-
前は一か月で騒いでたのに今はさくっと半年だもんな……
-
そろそろ来いよー!
-
支援
-
支援
-
支援
-
支援じゃねーしあげてんなよ
-
まだー?
-
あげます
-
酉がないのですがそれは
-
わかる。
-
まだかな……
-
こりゃもうダメだな
-
追いついてしまった…
-
1年以内にくるといいな
-
まだかな?
-
待つぜ
-
もうそろそろ来てもいいのよ?
-
支援
-
逃亡作品あげんな。
作者は責任持ってちゃんと削除依頼してから逃げような?
-
きも
-
2年ぶりに復帰かと思いきやまた1年経ってしまったのか…
-
後1年待てばいいんだよ
-
今年も〜投下〜をするって〜
大部分〜もう出来てるって〜
やくそーくしーたーじゃーない
あなたーやくそーくしーたーじゃーないー
爪'ー`)y‐「読ーみたいー………」
-
結局クリスマスにも来なかったなー。
なんかでもここまで来ると、今までの傾向からしてスレ内に収まらないだろうから埋めて新しいの立てた方がよさそう(だからって続き投下されるかは知らないが)
-
お前のカレンダーどうなってんの……?
それならそうって作者から言うだろ
あとageないで、期待しちゃうから
-
これもうこないだろ。上げんなよ。
-
連載当時リアル厨二だった俺がもう大学生なんだが
-
来たのかと思った……残念……
-
早く続きを書いてくれ・・・・
-
よろ
-
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当選しました!500円
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おむつ
-
もう帰ってこないのかな
-
待ってる
-
おつおつ!
すげえ面白い
今までよまなかったのを後悔
-
スマブン効果かな?
-
勢いの良さは好きだよ
-
おつおつ!
すげえ面白い
今までよまなかったのを後悔
-
http://ssks.jp/url/?id=348
-
スマブンでいくらありえない活躍してようが無駄に上げてるやつは何なんだ。
正直言って作者が来てもないのに不愉快だ。スマブンはスマブン、こっちはこっちだろ
-
ageてるのは初読の人だろう
-
これだからスマブラ勢は
-
どっちもどっちでFA
専ブラで巡回先に入れてりゃスレ一覧なんぞ新スレチェック以外に使わんから別にどうでもいい
そも、荒らしのリスクの少ない創作板で無理に潜る必要もあるまいよ
-
>>954
これだからスマブラ勢は
-
おつおつ!
すげえ面白い
今までよまなかったのを後悔
乙 最高だ
-
無駄にageるしか能がない粘着キモオタがいますね……
-
スルースキルがねえやつはうんぬんかんぬん
定期
-
これだからスマブラ勢は
-
おつおつ!
すげえ面白い
今までよまなかったのを後悔
乙 最高だ
何かキレイだった
上手く言えないけど始めから読んだら何かキレイだった。おつ。
-
これだからスマブラ勢は
-
《《《《号 外》》》》
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【清原和博と○薬】の秘密・・・。
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この中に昔の過去が見れる。
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【浜崎あ○み】高校時代の画像GET・・・。
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【倖田 ○未】高校時代の画像GET・・・。
↓↓↓↓↓↓↓
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《《《《号 外》》》》
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極秘情報です。
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このスレもう埋めちまえよ
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投下はすきなタイミングで
切るのも好きなタイミングでええんやで(`・ω・´)
むりせずに頑張ってください(`・ω・´)
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最近他スレのレス転載する奴多いね
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まじかよ
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そろそろこないかなー
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面白かった。乙
待ってるよー
たった今ブンツン堂で読み終えてきた
雰囲気もよかったし、最初から最後まですっげー面白かった!
いい物語をありがとう、続き待ってます!
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ついにきたか
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よおおおおおおっしゃあああああああああまってたあああああ
乙
それぞれのキャラ感がクソかっこいい。すげー
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おいついた!おつ!
いつまでも待ってる
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下げ進行にしろや、上げんな
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>>974
それ上げてる奴全部同一人物だから言っても無駄
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このageカスしばらく前からずっと粘着してるよな
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信じてる
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嵐なんかに負けないで
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http://urx.red/rNLl
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ageることによって業者レスの標的とさせスレを埋めるという巧妙な荒らし
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待ってるいつまでも
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どうせ帰ってこないしさっさと埋めよう
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ウィンドウズ10はこうやって使う!
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埋め?
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埋めちゃうの?
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帰ってきたら新スレ立てるっしょ
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まだ?
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http://is.gd/4twCxM
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デスノート 2016
fine-fashion.net/diec
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埋めちゃえ
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埋め?
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http://is.gd/2wRYpc
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うめ
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埋め?
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埋めちゃうの?
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埋めろ
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埋めろ
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埋めろ
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埋めろ
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1000
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