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【他】『心音サイフォン・質疑・成長スレッド』

175小林『リヴィング・イン・モーメント』:2019/09/05(木) 21:59:10
残暑も過ぎ去り・・・秋の気配こそ未だ芽吹かずも、涼風と梅雨空が
相まみえ、浅葱と藍色の子等が我々の頭上にて踊る時節と表現するべきでしょうか……。
大通りで新改装の。確か名前はカリフォルニアと呼称される洋菓子店の
シフォンケーキが、マスカットに良く合いましてね。紅茶味ですが、どうぞ

ご質問させて頂きます……。

1:『水槽』に異物を入れた際、その異物の重量関係なしに水槽は
元々のスペックのス精CCで動かせますか?

2:例えば私の両方の眼球が著しく損傷及び強い光源等で失明に
近い状態と仮定しての話ですが……。近距離型スタンド等でしたら
本体の視覚がダメージあればスタンドにも影響あるのでしょうが。
私のように群体型の場合は、スタンド自体が第三の目として
その情報を脳で処理する形ですので。本体の眼球がダメージあっても
スタンドからの情報処理に影響は無いと考えて良いでしょうか?

3:GMの判定によって難しい解釈でしょうが。例えば原作の
第三部に出たゲブ神のようなスタンド液体を、私のスタンドで
『水槽』にした場合。ゲブ神は水槽を破壊可能でしょうか?
 若しくは内包してる場合は操作は不可能になりますか?

176『音仙』:2019/09/06(金) 14:46:14
>>175(小林『リヴィング・イン・モーメント』)

「キミは……とても『詩的』な人ですね。
 私にはまだまだ暑さの煩わしい、この季節も……
 キミの世界には、とても美しく映っているのでしょう。
 ああ……あのお店ですね、知人から噂だけは。
 エエ、ありがたくいただいておきましょう……では」

1:『水槽』に異物を入れた際、その異物の重量関係なしに水槽は
元々のスペックのス精CCで動かせますか?

「水槽の元のスペックで……その異物を運ぶことになります。
 水槽に入れた物の重さを踏み倒せる、という効果は、ありませんね」

2:例えば私の両方の眼球が著しく損傷及び強い光源等で失明に
近い状態と仮定しての話ですが……。近距離型スタンド等でしたら
本体の視覚がダメージあればスタンドにも影響あるのでしょうが。
私のように群体型の場合は、スタンド自体が第三の目として
その情報を脳で処理する形ですので。本体の眼球がダメージあっても
スタンドからの情報処理に影響は無いと考えて良いでしょうか?

「『視聴覚リンク』ですので……『視覚を失った』なら、
 スタンドの視覚もまた喪失することになるでしょう。
 もっとも、『目隠し』や本体のみ暗所にいる……
 本体の状況のせいで見えない場合なら問題ありません」

3:GMの判定によって難しい解釈でしょうが。例えば原作の
第三部に出たゲブ神のようなスタンド液体を、私のスタンドで
『水槽』にした場合。ゲブ神は水槽を破壊可能でしょうか?
 若しくは内包してる場合は操作は不可能になりますか?

「……スタンドの能力次第、かと。『ケースバイケース』と、言わざるを得ませんね」

177リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2019/09/19(木) 12:52:21
あぁ……そうか、君が私の『群れ』の先導の片割れか。
ようやく、しっかりと目にする事が出来たよ。有難う

感謝のついでに、2,3質問させて欲しい。もっとも2,3で終わりはしないが。

・日本の法に認められたあらゆる『狩猟道具』。wikiだと.銃器、網、罠は勿論として
スリングショットは法で明確に禁止にもなってないけど、これはどうだろう?
それと、狩猟の為の解体ナイフなどは発現出来そうかな? 私の片割れの能力なら
余り使う機会は少ないものだけど。

・ライフルなどの照準器では、大体2000m位スコープで見る事も出来るけど。
能力射程以上の視界を得る事は可能だろうか? また、こう言ったスタンドの
射撃音などは、普通の銃の音量と同じ程度に広範囲のスタンド使いには音源が
捉えられる認識で構わない?

・『狩猟道具』が破壊、強制解除された場合。再発現は短時間で可能?

・『加工品』だけど、人も動物の一種だからね。やはり含まれる認識かな?
また、獣の形をしたスタンド等は? 

・『加工品』だが、例えば鹿を剥製とする場合。その向きや体勢は
こちらの任意で作成する事は出来る?

・『加工品』は、食料として作成する場合。包装などされず
調理された品がそのまま仕留めた地点に野晒しな状態で発現する?
 出来れば、紙皿か何かに置かれて欲しいけど。

・『加工品』は実体化スタンド?

・>持続時間は『30時間』に及ぶ。射程が持続時間を超えると強制解除
もしかして、これは本体である私が睡眠など休息しても持続される?

178『音仙』:2019/09/20(金) 00:46:21
>>177(リカオン『アタランテ・オーバーチュア』)

「キミの才能は……『自由じゃない』がゆえに強い。
 興味深い音を聴かせてくれたお礼代わりに、
 キミも知らないキミの『深奥』……聴いて差し上げますよ」

>・日本の法に認められたあらゆる『狩猟道具』。wikiだと.銃器、網、罠は勿論として
>スリングショットは法で明確に禁止にもなってないけど、これはどうだろう?
>それと、狩猟の為の解体ナイフなどは発現出来そうかな? 私の片割れの能力なら
>余り使う機会は少ないものだけど。

「禁じられていないので、発現できますね。
 銃を差し置いて扱う必要は……エエ、無いとは言い切れない。
 解体ナイフは……これも、法とスタンドが許す範囲で発現可能です。
 万一……距離を詰められた時には、役に立つかもしれませんね」

>・ライフルなどの照準器では、大体2000m位スコープで見る事も出来るけど。
>能力射程以上の視界を得る事は可能だろうか? また、こう言ったスタンドの
>射撃音などは、普通の銃の音量と同じ程度に広範囲のスタンド使いには音源が
>捉えられる認識で構わない?

「ええ。狩猟用ライフルに、狩猟のための装着する照準器の範囲でなら、
 射程を超えたからっていきなり風景が見えなくなったりはしませんよ。
 それと射撃音も、射程を超えたからっていきなり消えたりはしません。
 射程距離はスタンドの発現したものが、スタンド体として存在を残せる距離のこと……
 その存在が及ぼす物理的な影響、音ですとか匂いですとかは、原則は射程に縛られません」

>・『狩猟道具』が破壊、強制解除された場合。再発現は短時間で可能?

「同じ道具を出してるわけじゃあないので……可能ですよ。
 ただ、道具の発現については『10秒に1つ』位が限界なので、
 銃を発現しては解除して弾幕を張る、といった芸当は不可能です。
 持久戦が得意な分、一般的な『器物発現』タイプに比べれば多少遅いですね」

>・『加工品』だけど、人も動物の一種だからね。やはり含まれる認識かな?
>また、獣の形をしたスタンド等は? 

「……『生かし生かされる世界』では、『人間』もまた『動物』。
 ええ、キミの考え通り……仕留めたのが人間でも、『加工』出来ます。
 獣の形をしたスタンドは、『実体化している』のが前提として……
 そのうえで……そこはもう、スタンドにもよるのではないでしょうか?
 通常通りダメージのフィードバックがあり、獣が死ねば本体も死ぬなら、
 加工するもなにも『仕留めた瞬間に解除される』ことになるでしょうし……ね」

>・『加工品』だが、例えば鹿を剥製とする場合。その向きや体勢は
>こちらの任意で作成する事は出来る?

「あまりに不自然でなければ……『可能』です。
 剥製への加工は、『体勢選び』も含めて加工ですし、ね。
 討たれた姿勢のままの剥製なんて、あんまり見ないでしょう?
 イエ、剥製に詳しいわけではないんですけども…………」

>・『加工品』は、食料として作成する場合。包装などされず
>調理された品がそのまま仕留めた地点に野晒しな状態で発現する?
> 出来れば、紙皿か何かに置かれて欲しいけど。

「紙皿は……『加工品』に必要なものでは、ありませんからね。
 少し『野性的』が過ぎるかもしれませんが、『野ざらし』ですよ。
 『毛皮』を『下に敷く』形で加工すれば、代用にはなる、か……と」

>・『加工品』は実体化スタンド?

「エエ、元の物体が実体のあるものなら……間違いなく、そうなりますね」

>・>持続時間は『30時間』に及ぶ。射程が持続時間を超えると強制解除
>もしかして、これは本体である私が睡眠など休息しても持続される?

「キミが寝てしまえば、スタンド自体が解除されます。
 気絶なども同じですね……つまり、答えは『いいえ』です」

179リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2019/09/21(土) 20:27:40
>>178

自由じゃない、か。けど、鳥は空を舞えるけど海の美しさは知れない
魚は逆も然り、地上に住む者達もそうだよね。
 突き詰めれば生きとし生ける者は全て何かしら縛られている。
でも、私は君と出会えたし 片割れとも、ようやくこうして支え合えるんだ。
これに勝る喜びや無しだよ。
回答有難う、引き続きお願いするよ

・『加工品』について、もう少し掘り下げたい。
仕留めた獣が原材料であるなら、例えば牛であるなら
牛の皮で作った袋にチーズや牛乳を入れると言う風に発現出来る?
また、遺骨ダイヤモンドのような物も作成可能だろうか?

・少し意地の悪い質問になるけど構わないかい? 私が海でニシンを捕獲する。
それを『シュールストレミング』として加工するとする。
こう言う腐敗と言うか醗酵が最高のポテンシャルの品って物凄い臭い状態で
発現されるのかな? それとも缶詰内だから激臭なのであって、私の
スタンドで仕留めた限りでは普通に美味しくて匂いはそんなにきつくない?

・パソコンとかには記載されてないが、私がこれから巡り会うであろう
生物の中には、今まで見た事ないものや絶滅危惧種や既に絶滅した生物も
居るかもしれない。その場合、本来は存在しないが、加工としては可能であろう
その生物での衣類や加工食品を作成するのは可能でしょうか?

180『音仙』:2019/09/21(土) 23:35:27
>>179(リカオン『アタランテ・オーバーチュア』)

>・『加工品』について、もう少し掘り下げたい。
>仕留めた獣が原材料であるなら、例えば牛であるなら
>牛の皮で作った袋にチーズや牛乳を入れると言う風に発現出来る?
>また、遺骨ダイヤモンドのような物も作成可能だろうか?

「前者については、可能です。……もちろん、乳が出る牛に限りますが。
 それと、牛乳は可能ですがマヨネーズは無理です。『二次加工品』ですので」

「後者……『遺骨ダイヤモンド』に関しては、明確に『ノー』ですね。
 確かに動物を加工して作るものではありますが……なぜか。
 シンプルな話で……キミは『加工業者』でなく『猟師』なので。
 もう少し細かく? そうですね、エエ、まあ……言ってしまえば単純ですが、
 遺骨ダイヤは……今ネットで調べましたけど、『炭素を抽出』して作るそうで。
 要は、そうした『特殊な技術』『一般的でない装置・機械』が必要な加工は不可能です」

>・少し意地の悪い質問になるけど構わないかい? 私が海でニシンを捕獲する。
>それを『シュールストレミング』として加工するとする。
>こう言う腐敗と言うか醗酵が最高のポテンシャルの品って物凄い臭い状態で
>発現されるのかな? それとも缶詰内だから激臭なのであって、私の
>スタンドで仕留めた限りでは普通に美味しくて匂いはそんなにきつくない?

「いえいえ、そう意地悪でもないですよ。
 シンプルに、『発酵が進みすぎていない』、本来の食べごろの状態が『最高』です。
 缶に入れて面白半分に過剰に発酵させた状態は、『最高』ではないですね。
 ……ちなみに、シュールストレミングはその最高の状態でもそこそこ臭いそうですケド」

>・パソコンとかには記載されてないが、私がこれから巡り会うであろう
>生物の中には、今まで見た事ないものや絶滅危惧種や既に絶滅した生物も
>居るかもしれない。その場合、本来は存在しないが、加工としては可能であろう
>その生物での衣類や加工食品を作成するのは可能でしょうか?

「あり得る範囲でなら、可能ですよ。
 ……ふふ、『リョコウバト』の肉でも獲れたら、差し入れてくださいね」

181リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2019/09/25(水) 23:53:54
>>180

ふむ、ダイヤは駄目か。乙女の端くれとしては少々残念と感想述べるよ。
絶滅してない時代に赴くのであれば、間違いなく君に贈るとも。
例え巡り合っても、狩り時でないし その生命(いのち)が生きる定めで
あれば生かすのが私の役目だからね。

・発現出来る罠は、日本の法律で許される範囲であるなら。例えば箱状の
囲い罠であれば、地面に接触してない場所でも発現は可能? そして
これは網でも同様だろうか?

・銃器は手放せば強制解除されるので、それ以外の狩猟道具の話になるのだが
これが私を襲おうとする存在が無理に鹵獲して使用した場合も同様に
強制解除されると考えて良い?

・道具の任意解除の視界に収めるのは。ガラス等の遮蔽物
ライフルのスコープ等の道具を介しても問題ない?

182『音仙』:2019/09/26(木) 00:22:01
>>181(リカオン『アタランテ・オーバーチュア』)

>・発現出来る罠は、日本の法律で許される範囲であるなら。例えば箱状の
>囲い罠であれば、地面に接触してない場所でも発現は可能? そして
>これは網でも同様だろうか?

「空間に罠を固定する……ということでしょうか?
 イエ、それは……不可能ですね。
 そういう現象は、彼女の力の範疇外ですので」

>・銃器は手放せば強制解除されるので、それ以外の狩猟道具の話になるのだが
>これが私を襲おうとする存在が無理に鹵獲して使用した場合も同様に
>強制解除されると考えて良い?

「キミ以外の人間には扱えません、が……
 解除されるのは、銃について手放した場合だけですね。
 ほかの道具と違い、銃は『射程が手の中に限られる』形です。
 鹵獲した他人が使おうとすると、『作動しない』……という事になりますね」

>・道具の任意解除の視界に収めるのは。ガラス等の遮蔽物
>ライフルのスコープ等の道具を介しても問題ない?

「可能ですよ。ただし『防犯カメラ』や『写真』では、収めたことになりません」

183リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2019/09/26(木) 09:10:43
>>182

>空間に罠を固定する……ということでしょうか?
・御免っ 聞き方が悪かった!
例えば、猪に鹿を捕獲する箱罠を発現するとして。それを私の頭上の位置に
箱罠の出入り口が入るように宙で出現させるのは可能か聞きたかったんだ。
ヒッチコックのように、全方位から思わぬ奇襲があるかも知れないからね。
こう言う事が出来たら、咄嗟に罠の防壁で命拾いが出来る。

>鹵獲した他人が使おうとすると、『作動しない』……という事になりますね
・↑は因みに、解体ナイフ等でも同様?

・発現出来る猟銃は、狩猟する為に扱う物であるなら暗視スコープ
フラッシュライトなどの付属器具も一緒に発現可能?

184『音仙』:2019/09/26(木) 11:28:09
>>183(リカオン『アタランテ・オーバーチュア』)

>例えば、猪に鹿を捕獲する箱罠を発現するとして。それを私の頭上の位置に
>箱罠の出入り口が入るように宙で出現させるのは可能か聞きたかったんだ。
>ヒッチコックのように、全方位から思わぬ奇襲があるかも知れないからね。
>こう言う事が出来たら、咄嗟に罠の防壁で命拾いが出来る。

「道具は設置状態で発現されるわけではないのですが、
 何もない空中に突如出現させられるわけでもなく、
 スタンドの手から、発現される形になります。
 よって、そのような防御がしたいのであれば……
 あらかじめ、頭上に手を構えさせておくしか無いでしょうね。
 その状態から罠の出入り口を頭上側に向けて発現する事は、可能ですので」

>・↑は因みに、解体ナイフ等でも同様?

「ピンと来ない、かと思われますが……同様ですね。
 ナイフの機能、すなやい斬れ味が全く発揮されません。
 もちろん、鈍器にはなるでしょうけど……ね」

>・発現出来る猟銃は、狩猟する為に扱う物であるなら暗視スコープ
>フラッシュライトなどの付属器具も一緒に発現可能?

「銃で言えば弾丸、スリングショットであれば玉。
 あるいは……元々スコープが付いているライフルなど、
 機能を果たすための最低限は『付属』として一緒に発現可能ですが、
 本来付いていない場合は、2つ目の狩猟道具としての発現が必要ですね」

185斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2019/10/01(火) 00:33:48

「やあ、『音仙』さん」

「お土産が無くて申し訳ないけれど、次には持ってこれると思う」

「次が有れば、だけど」

「質問が有るんだ、どうも僕の力では及ばない事のようだから。」

※脚部の鎖を解除し、四本の脚で『走ったり』『跳んだり』する場合
 その際のスぺックはスタンドの如何なるスぺック相当か。

 明確な高さ、速度などが有れば知りたい。

「『ビルの屋上をパルクール』とか『スパイダーマンごっこ』だとか、あまり、想像したくないのだけど」

「どうも困りそうだから、お願いします。」

186『音仙』:2019/10/01(火) 01:46:32
>>185(斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』)

「お久しぶりです――――エエ、お気遣いは、無くても。
 あれば嬉しいだけで……義務のようには、思わなくていいんですよ」
 『次』があることのほうが、よほど嬉しいんですから……ネ」

「さて、それではお答えしましょうか……よく、耳を澄ませて」

                   キィィィーーーーーーーーーーーーーーン ・・・

>※脚部の鎖を解除し、四本の脚で『走ったり』『跳んだり』する場合
> その際のスぺックはスタンドの如何なるスぺック相当か。
> 明確な高さ、速度などが有れば知りたい。

『スピードB以下、Cよりは上』相当。
あいまいだが、『スCには勝てるがスBには届かない』程度である。

明確な高さ、速度については『状況次第』。
スタンドの『スピードB』が『時速何キロか』が確定でないように、
数値化してこの場で示せるものではないが、基準としては・・・

スピードB→『垂直飛びで2mの跳躍』
        『小型二輪並みの速度』(※)

というものがルール上存在し、
人類の世界記録が『1.2cm』〜『1.3m』とされるので、
環境が常識的なら、大まかに言えば『1.5m』ほどは跳べるものと思われる。
走行速度についても、おおむねそのような基準(※)となる。

※・・・ルール文であえて小型が指定されているため、その法定速度『時速60km』を想定。
    人間の現代での世界チャンピオンには勝りえるが、小型二輪の法定速度には追い付けない。
    すなわち『ウサイン・ボルト』の最高速度とされる『時速40km前後』は超えてもおかしくないが、『時速60km』を超える事はない。

187比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2019/10/16(水) 22:11:49

「こんばんは、『音仙』さん。
 少し質問が出来たもので立ち寄らせて頂きましたよ」

「そういえば、最近『占い師』の方にお会いしましてね。
 私も占ってもらったんですが、見事に看破されてしまいましたよ
 どうやら、なかなか『当たる』ようで――――
 おっと、世間話はこれくらいにしておきましょうか」

「まず『伏兵』についてですが、
 人間以外の生物が触れても『黒い兵士』に変わりますか?
 それから、本体である私が触れた場合はどうなるのでしょう?」

「また、『伏せたカード』を力で剥がす事は難しいとお聞きしました。
 それでは、『カード自体』を破壊される事は有り得るでしょうか?」

「質問に関しては以上です。
 ただ、それとは別に『お願い』がありまして…………」

片手を懐に入れる。
抜き出した手の中には『五枚のカード』があった。
『オルタネイティヴ4』を発現したのだ。

「ちょっとした『ゲーム』に付き合って頂けませんか?
 『能力』のテストをしてみたいのです。
 十分に理解するには、やはり実際に試すのが一番かと。
 私には、まだ他に『スタンド使いの知人』がいないもので」

その言葉には、多少の『嘘』が混じっていた。
正確には、『スタンド使いの知人』はいるのだ。
ただし、自分がスタンド使いだと他者に明かした事はない。

「承知して頂けるなら、『オルタネイティヴ4』の一枚を伏せます。
 その『図柄』を言い当てて下さいませんか?」

188『音仙』:2019/10/17(木) 22:55:14
>>187(比留間彦夫『オルタネイティヴ4』)

>「まず『伏兵』についてですが、
> 人間以外の生物が触れても『黒い兵士』に変わりますか?
> それから、本体である私が触れた場合はどうなるのでしょう?」

「『生物』ですので……人間以外も含まれます。
 また、『ダメージフィードバックがあるスタンド』も含まれますね。
 キミ自身が触れた場合は……残念ながら、何も起きません」

>「また、『伏せたカード』を力で剥がす事は難しいとお聞きしました。
> それでは、『カード自体』を破壊される事は有り得るでしょうか?」

「これは、あり得ますね。無造作に置いていたなら……
 キミのスタンドの脅威を知る相手なら壊すのを狙うでしょう。
 エエ、それを逆手に取って……狙わせるのも、また一興でしょうね」

「……さて」

              『シュルルルル』   
                          『ルルル』

女の背後に立つ『音響機器の大樹』――――
そこから伸びる『コード』のような蔦が、『音仙』の周囲に先端を漂わせる。

「私も『能力』を使うべきでしょうか……
 未知の相手が大半を占める、対スタンド使いの『実践』として?
 それとも、あくまで『使い手』を相手に……試したいだけか」

「どちらにしても……構いませんよ。とても、面白い話ですから……エエ」

189比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2019/10/17(木) 23:54:08
>>188

「大変参考になりました。
 それから、乗って頂いた事に感謝を」

「では、失礼して――――」

    ガタ
             シャッ
                      スッ
       
椅子を軽く引いて、そこに腰を落ち着ける。
五枚のカードを扇形に広げ、流れるような動作で一枚を引き抜く。
その一枚のカードが、テーブルの上に伏せて置かれた。

「お分かりとは思いますが、争いがしたい訳ではありません。
 先程も申しましたが、ちょっとしたテストのようなものです。
 どこまで予想を当てられるか、または外させる事が出来るか。
 それを試したいのです」

「ただ、一般人相手に試すのは混乱を招きますし、
 見ず知らずのスタンド使いでは『攻撃』と見なされる恐れがある。
 余計なトラブルを避けるために、
 『顔見知りのスタンド使い』である貴女にお願いしたのですよ」

「『能力』の使用に関しては、お任せします。
 ただ、『それ』を使われると『どうしようもない』面は否定しませんが」

『音仙』――どこか謎めいた彼女の『能力』について、
詳しくは知らない。
しかし、心の声を聴く事が出来るのは分かる。
『オルタネイティヴ4』も、そうして目覚めたのだから。

「一応『ゲーム』ですから、
 最低限のルールを決めておきたいのですが構いませんか?」

「私がカードを伏せ、貴女に触れて頂く。
 出てくる『黒い兵士』の図柄を予想して下さい」

「証明のために、何を伏せたかは『ここ』に書いておきます。
 一枚伏せる度にテーブルの隅に置いておきますよ」

    ビリッ

懐から革製の手帳を取り出し、ページを破り取る。
その紙面に、『伏せたカードの表面』を万年筆で書き付けた。
紙片を二重に折り畳み、
中身を見えなくしてからテーブルの片隅に置く。

「書いた内容は、『このゲームが終了した後』で御確認下さい。
 途中で、『ブラフ』を使う可能性がありますので。
 一枚ずつ確認するというのは、どうか御勘弁願います」
 
「『オルタネイティヴ4』は『五枚』ですね。
 最終的に『三枚当てられたら私の負け』――――
 という事ではいかがでしょう?」



【何を伏せたかは『暗号スレ』に順次書いておきます。
 ただ、途中でブラフを使う可能性がありますので、
 全てが終了した後で確認して頂ければ幸いに思います】

190藤原 しおん『ウィスパーズ』:2019/10/18(金) 00:55:15
>>189

「エエ、いい考えです……私も争うのは嫌ですし、
 一般人にも見えるとはいえ……事情を知らなければ、
 本気で興じてくれる人は少ないでしょうから……ネ」

女は眠たげに伏せていた目を半開きにし、カードを眺める。

「ルールを……一つ付け足しましょうか。
 『ウィスパーズ』の能力……『心の音』は聴きません。
 それは、出来るからといって……あまりにつまらない」

               フフ…

「その他の用法は……使う余地を残しますが、
 ま、『ウィスパーズ』は『中距離以遠』の力です。
 この、『心』が触れあうような距離では……
 出来ることは、そう多くはありません」

         『シュルル』

「せいぜい自衛程度……ささやかな。
 もちろん、その必要はないでしょうし」

   『シュルルル』    

         しまう
「あくまで……『解除』のが、億劫なだけ、ですので……ふふ」

幾本もの蔓が樹木から伸び、背後から『藤原しおん』を包む。 
何か意味があるのだろうか。それとも――――『ブラフ』か。

「…………あとは、エエ、キミの提案したルールで。
 あの……それと、これは先に言っておきますけど……
 私、『頭脳戦』はさほど、得意ではないので……ふ、お手柔らかに」

               「……それでは、始めましょうか。比留間さん」

191比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2019/10/18(金) 01:25:25
>>190

「正直に言うと、助かりましたよ。
 『心』を読まれるのは非常に困りますからね。
 誰でもそうでしょうが、私の場合は特に」

「言い忘れてしまいましたが、
 一つの予想が終わったら、
 その時に出ている『兵士』は解除させて頂きます。
 そして、『同じカード』は二度と出しません。
 ご存知のように、当てられた場合は、もちろん消える訳ですが……」

「私も得意という訳ではありませんからね。
 いわゆる『下手の横好き』という奴でして」

    ニコ

「では――――どうぞ」

テーブルの上にあるのは、表面の分からない『一枚のカード』。
片隅には、その『図柄』を書いた紙片が置かれている。
彼女が『カード』に触れたなら、そこに『黒い兵士』が現れるだろう。

「私なりに色々と考えてみたのですが――」

『ジョーカー』の使い方――
 それは『オルタネイティヴ4』の中でも、
 重要な位置を占めていると考えています」

「温存しておくべきか、それとも裏を掻いて最初に出すべきか……」

「これが『悩み所』でして。
 その辺りを掴みたいというのが、このゲームの『一番の目的』です」

192藤原 しおん『ウィスパーズ』:2019/10/18(金) 01:38:50
>>191

「こだわりがあるので訂正しますが……『聴く』ですね。
 『読心能力』ではなく……『心の音を聴く』能力。
 『だからどう』というわけでは、ないですけどね……エエ」

「……さて」

女は熱帯魚の泳ぐ水槽を横目に、薄い笑みを浮かべた。
カードを凝視するでもなく・・・『蔓』を何かに使うでもない。

「『ジョーカー』……」

「俗に、ですが……『切り札』とも……訳しますね。
 これがあるからこそ、キミの『オルタネイティヴ4』は、
 『全枚数』を活用できる……まさに理解通り、『重要』なカード」

「それに翻弄され、『道化』になるリスクも、ありますけど……」

            スゥゥーーー ・ ・ ・

「これから考える事は、多い……『1枚目』くらいは、
 難しく考えずに決めます。そうですね、『スペード』で」
 
               ピト

細い指先が、無遠慮に裏面の中心に触れる。

「これで……出てきた兵士が『解除されれば』、正解。
 されなければ……『正しい図柄』が浮かび上がりますが、
 もしかするとそれは、『ジョーカー』の偽りの図柄なのかもしれない」

「……もっとも、私の予想は『スペード』で変わりない、ですけどね」

現れるであろう『黒い兵士』の、予想を告げる。藤原には、タネも仕掛けも存在しない。

193比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2019/10/18(金) 18:25:39
>>192

「失礼しました。
 今後は間違いのないように気を付けますので、お許しを」

「さて…………」

          シュンッ

「『スペード』――――ですか?」

         ――――フッ

指先が触れた瞬間、『黒い兵士』が現れる。
だが、その姿が見えたのは一瞬だけだった。
次の瞬間、『兵士』は煙のように掻き消える。

「『正解』です。見事にやられてしまいましたよ。
 やはり貴女は手強い方だ」

「それでは――――次は『これ』にしておきましょう」

            スッ

再び『一枚のカード』がテーブルに伏せられた。
『表面の図柄』を書いた紙も、一枚目の紙片の上に置かれる。
自分が出した『カード』を見下ろしながら、おもむろに口を開く。

「おっしゃる通り、まさしく『切り札』ですね。
 私も、そう思います」

「だからこそ、『ジョーカー』を当てられるのは相当な痛手ですからね。
 私としては、何としても避けたいと考えている訳でして」

「かといって、温存しすぎるのも良くない。
 『枚数』が減った後では、
 『偽り』の効果は大きく落ちてしまいますから」

「ですから――――
 どちらかというと『早い段階』で出すのが良いんじゃあないかと。
 今ちょうど、そんな事を考えていましてね」

             ニコリ

「――――どうぞ」

194『音仙』:2019/10/19(土) 10:51:37
>>193

「いえいえ……誰でも、間違える事はありますよ。
 特に、『知らない事』については……当たり前に。
 だから『知ってる事』を増やすのが重要なんですね。
 ふふ……私の『ウィスパーズ』の原点も、あるいは、
 そこなのかも……百聞では足りないなら、『千聞』を」

消えた黒い兵士に、穏やかな笑みを向けた。

「あら……これは、『偶然』ですよ?」

      ニコ…

「『1/5』ですから、こういう事は起こり得ます。
 純粋に『数』で押したいのであれば…………エエ。
 相手に『図柄当て』の性質を『教えない』ような、
 ある種スタンドの本質から遠い立ち回りも…………
 ふふ、1つの『知略』と言えるのかもしれませんね」

果たして、どうなのだろうか?
何らかの手段で『知っていた事』なのか…………
それとも、本当にただの『1/5』に過ぎないのか。
心を聴く女のスタンドは何ら動きを見せていない。

「良い、話術です…………ああ、とても迷ってしまう。
 『ジョーカー』の言い当ては『解除』に繋がる以上、
 キミにとっても、敵にとっても意識せざるを得ない」

       スゥー………       ピト

「ですが…………そうですね、ここは『ダイヤ』を。
 私は、慎重で。『ジョーカーを2枚目で使う』と、
 もし当てられれば残りの『3度』は単なる『運試し』になりかねない」

「そういうのは…………『面白くない』のではないかと、愚考しました。
 ふふ、嘘を愛するキミであれば……とはいえここで『ジョーカー』を使い、
 もし私が外した場合の『快感』は、それこそたまらないでしょうから……
 そちらを取ったとしても、何も不思議はない。つまり今回も、『運試し』
 ま、そもそも『ジョーカーじゃなければ何なのか』は、完全に運ですよ……ネ」

「さて…………どうでしょうか」

比留間の顔を見ながら…………スタンドはやはり動かず、
彼女の指先が『カード』に触れ、そして予想を口にした。

195比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2019/10/19(土) 18:30:18
>>194

「『図柄当てを教えない立ち回り』――――ですか。
 確かに、おっしゃる通りですね」

「相手や状況によっては、
 そちらの方が有効になる場面もあるように思います。
 『強化』は魅力的ですが、
 必要のない場面でリスクを背負う事はありませんね」

「『駆け引き』の手段として、大いに参考になる御意見です。
 お蔭様で、また一つ勉強させて頂きましたよ」

    ニコ

「『ダイヤ』…………ですね?」

        ――――シュンッ

伏せられた『カード』に代わって、『黒い兵士』が姿を現す。
しかし、先程のように解除されない。
『兵士』の胸には、『ハート』のスートが刻まれていた。

「正直な所、内心は冷や冷やし通しでしたよ。
 二回連続で当てられてしまったら、
 もう後がなくなってしまいますからね」

「これで『一対一』ですか。
 どうにか追いつけたようで一安心しましたよ」

               フッ

テーブルの上から、『兵士』が消えた。
もちろん任意解除したのだ。
残った三枚の『カード』から一枚を選び出し、抜き取る。

「では――――『三枚目』をどうぞ」

               スッ

これまでと同じく、『カード』が静かに伏せられる。
また、折り畳まれた紙片がテーブルの隅に置かれた。
それから、先程のように『カード』の上に視線を落とす。

「最初が『スペード』で、さっきが『ハート』でしたね。
 つまり『スピード』と『射程距離』の『強化』は消えた訳ですか」

「残る『強化』は『破壊力』の『クラブ』か『精密性』の『ダイヤ』か……。
 ケースバイケースですが、
 荒事において決定打に成り得るのは、
 やはり『破壊力』の割合が大きいでしょうかね?」

「もし、これが『ゲーム』ではなく『実戦』だとしたら…………
 『破壊力』の強化は是非とも獲得したい『報酬』ですね」

196藤原 しおん『ウィスパーズ』:2019/10/19(土) 23:45:12
>>195

「スタンド戦闘は、それ自体が『情報戦』――――
 そこにさらなる『情報量』を注ぎ込むキミの能力は、
 使い方次第では非常に恐ろしい効果を発揮する、かと」

「どんどん勉強してください……ふふ。
 『強いスタンド使い』が多いに、越したことはない」

現れた兵士を見上げ、消えたそれに合わせて顔を下げた。

「ああ……」

落胆した声色に、嘘はないだろう。
心が聴けなくても、卓を挟んだ『比留間』にならそれが分かる。

「二度連続……偶然で当たるのは、出来すぎていますもんね。
 これで『互角』――――いえ、キミに『有利』になったと言えるでしょう」

「残りカードは三枚ですが……『可能性は四択』。
 『ジョーカーを使った場合』と『使っていない場合』を、
 私は並行して考える必要がある……こうなると、難しい」

                      フイ フイ

彼女の迷いを代弁するかのように、
蔓先が揺れ……揺れ…………

「三枚目は」

             『ポンッ』

                        スゥ  ・・・   

その先に『スピーカー』を備えた花が開くとともに、指先がカードに触れた。

「『ジョーカー』で。どうでしょうか……君は今、『ジョーカー』に触れなかった。
 ダイヤとクラブにだけ……あえて説明をしたのは、『思考誘導』のため?
 ふふ、この『杞憂』も狙い通りであれば実に……見事ですね。それはそれで、楽しい」

「あるいはもしキミが今さっき、『二枚目』に使ったのが、
 『ジョーカー』だったら……最高に、爽快な気分でしょう。ネ……」

その声は彼女の口から――――少し遅れて、重なるように『花』からも聞こえる。
それに意味があるのだろうか。それとも何の意味もない……『混乱』を狙った行動、だろうか?

197比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2019/10/20(日) 01:33:48
>>196

「ええ、確かに私は『ジョーカー』に触れませんでした。
 その点については、おっしゃる通りです」

「この『カード』は――――」

          シュンッ

卓上に『黒い兵士』が実体化する。
胸に刻まれているのは『菱形』のマークだ。
解除はされなかった。

「――――『ダイヤのカード』です」

「『クラブ』を出そうか迷ったのですが、
 念の為に『ダイヤ』を選ばせて頂きました。
 まだ選ばれていない『クラブ』よりも、
 既に指名されている『ダイヤ』の方が、
 宣言される確率は低いのではないかと考えたもので」

「何の根拠もありませんが、もし自分が同じ立場なら、
 『直前と同じカード』は心理的に選びにくいと感じました」

    フゥ――――ッ…………

「残りは『二枚』――――ですね」

                     …………スッ

深呼吸すると同時に、『ダイヤの兵士』が消えた。
残り二枚となったカードの内、『一枚』を抜いてテーブルに伏せる。
紙片も同じく片隅に置かれた。

「何か賭けている訳でもないのに、
 実際にやってみると想像した以上に緊張するものですね。
 これが『実戦』でなくて幸いだったと、心から思いますよ」

「まず強制解除された『スペード』は確実に正解です。
 三回目の『ダイヤ』が『ジョーカー』でなかった事も間違いない」

「考えられる可能性としては、残る二枚の中に『ジョーカー』がある。
 もしくは、『ジョーカー』は既に使っている」

「しかし、枚数が多い時ほど有効な『ジョーカー』を、
 ここまで使わずにいる事は考えにくい」

「そうなると――――」

「いえ…………この辺りで止めておきましょう」

「では――――どうぞ」

198藤原 しおん『ウィスパーズ』:2019/10/20(日) 02:36:23
>>197

「あぁ……考えすぎでしたか、どうも、そういう節があって。
 しゃべりすぎてしまうのも……考えすぎてしまうからなのかも?
 単に『もう使ってるから無意識に言い忘れた』だけかも、知れないのに」
 
「ま、私に限らず……勝手に『騙される』事は、よくあります。
 考えすぎたり、前提を間違えていたり……『勘違い』ですね」

「これは、騙す側にも困るもの……相手が『今、どう考えてるか』を探るのも、
 実戦では重要かもしれませんね。今回は……そこまでの時間は無いですが」

                「さて……」

           スゥ…

『四枚目』に手を伸ばす。
触れずに、『比留間』の目を見据える。

「キミの思考は……『論理的』ですね。
 確かに、二度連続で『ダイヤ』とは言いづらい。
 間違いありません……私も、そう思います。
 ……『直前と同じカードは選びにくい』」

         フゥ ・・・

「その言葉も『誘導』だとすれば――――?
 私が『言葉の裏を読む』タイプであると分析し、
 そのような罠を仕掛ける事も可能でしょうから、
 あるいは……その可能性もあるのかもしれない」
 
「もしかするとさらに深く……『捻くれた』私を読み、
 選びにくいと言えば『選んでくる』と読んできたか。
 ……フフ、『騙される』というのも、たまには悪くない」

                   ぴと

「今度こそ、『ジョーカー』では……?
 これを外せば、私の負けですがね。ふふ」

199比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2019/10/20(日) 03:39:05
>>198

「先程の『三枚目』ですが――『考えすぎ』ではありません。
 よく気が付く相手であれば、
 『ジョーカーに触れなかった部分』を突っ込んでくる」

「――そして、貴女は『よく気が付く方』だと理解していますので。
 『ダイヤ』を出したのは、
 万一『ジョーカー』が選ばれなかった時の『保険』です」

    ニコリ

「では…………」

          ――――シュンッ

『四枚目のカード』が『四体目の兵士』に変化する。
現れた兵士は卓上に佇んでいる。
胸にあるのは『クラブ』のスートだ。

「『誘導』は――――否定しません」

「貴女なら、『まだジョーカーを握っている』と考えるのではないかと」

「しかし、最終的には『賭け』である事に変わりはありませんでした」

            フッ――――

静かに佇む兵士が、煙のように消え去った。
手の中に残ったのは『最後の一枚』だけだ。
おもむろに、それをテーブルの上に伏せる。

「一枚目の『スペード』、三枚目の『ダイヤ』、四枚目の『クラブ』」
 この『三枚』が消えました」

「残る可能性は『二つ』だけ。『ハート』か『ジョーカー』か」

「もし宜しければ、最後までお付き合い願えませんか?」

「ここに残った『最後のカード』。
 その『図柄』を予想して頂きたいのです」

「この経験を今後の『糧』にするために――――是非とも」

蔓の先に芽生えている『スピーカー』を備えた花を見つめる。
彼女が『能力』を使ったとは考えていない。
使われたとして分かるかどうかは定かではない。
ただ、彼女は自ら宣言した『ルール』を守る人間であると考えている。
決して長い付き合いがある訳ではないが、
その点に間違いはないと感じる。

200藤原 しおん『ウィスパーズ』:2019/10/20(日) 19:46:00
>>199

「ああ、流石…………『本業』の方は違いますね。
 スタンドという分野では先達でいるつもりでも、
 それ以外ではそうはいかない……だから面白い。
 そこまで、読まれていたのであれば……エエ。
 この負けも…………『悔い』は無い、と言えますよ」

「……さて」

         『シルルル…』

「もちろん、喜んで。これは勝ち負けを決めるためじゃなく、
 キミの『テスト』としてのゲーム……負けたくらいで臍を曲げて、
 途中で投げ出すのは……ふふ。私としても、もったいないです」

まさしくコードのように『蔓』が木に巻き戻り、
先端の花は、散るように崩れて、解除される。

散る前と、散った後で、何一つ変わったものはない。
能力は……発動していなかった、ということなのだろう。

「最後は…………エエ、やはり『ジョーカー』に、しましょうか。
 これは、そうですね、逆算のような考え方になりますが…………
 この最後に……5枚目にジョーカーを出す意味は、複数あります。
 温存していたか……ジョーカー『無しで』戦う訓練のために。
 あるいはより直感的に、スートを揃えてからジョーカーを出したい、
 そうした『本能』的な話も……全く無意味な考察ではないでしょう」

       クル

毛先を指で巻くように弄りながら、思考を語る『藤原』。

「逆に、ジョーカーを2枚目に出す動機は、私には読めませんでした……エエ。
 強いて言えばスペードを当てられた焦り、くらいでしょうか?
 もっとも、キミくらいの方が……焦りで策を決めるとは思えないですから。
 …………あるいは、キミが運否天賦を『活かす』タイミングを読み切っていた、か」

        ピト

やがてその手が、カードに触れる。

「……実戦では、より多くの要素が……
 キミにも、キミの敵にも付加されます。
 射程が遠ければハートを選ぶかもしれない。
 敵がキミより速ければ、強ければ、細やかなら。
 ……こうした形で『試しておいた』ことは、
 必ずキミの『糧』になるでしょう…………ネ」

あとは……答えが出るだけだ。
最後に、ジョーカーを残していた。それが藤原の選んだ答え…………果たして、その結果は。

201比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2019/10/20(日) 21:20:59
>>200

「『本業』ですか?『司法書士』ですよ。
 そういえば、貴女にはお話していませんでしたね」

「いえ、お褒め頂いた『意味』は分かっています。
 『そちらの方』は――
 『趣味』と言いますか『生き甲斐』と言いますか……」

「ありがとうございます。
 私としても、最後までやり切りたいもので」

    ニコ

「机上の『ゲーム』と『実戦』は違う。
 まだ私には経験がありませんが、
 想像の及ぶ限りの理解はしているつもりです」

「貴女のおっしゃる通り、
 相手の力や周囲の状況によって『手』を変える必要が出てくる。
 そちらの経験も、いつか機会が訪れるかもしれません」

「その時のために、今回の経験は大いに参考になりました」

『実戦』で試したい気持ちが全くないというと『嘘』になるだろう。
しかし、自分は他者と争う事を好まない。
積極的に『機会』を求める気は、今の所はなかった。

「『ジョーカー』――――ですね?」

            シュンッ

『黒い兵士』――最後の一体が姿を現す。
胸には『ハート』のスートが刻まれていた。
その事実は、先に発現していた『ハートの兵士』が『偽り』であり、
『二枚目』に出したカードが『ジョーカー』だった事を意味する。

「『二枚目』に『ジョーカー』を使った動機は、幾つかあります」

「たとえば『A・B・C・D・E』の『どれかに印を付けて下さい』と言うと、
 多くの人が『C』を選ぶ。
 全ての確率が平等なように見えて、
 実際は『C』が選ばれる確率が他よりも図抜けて高い。
 人間の心理というのは『真ん中』を選びやすいそうでして」

「だから、『三枚目』が『最も危険』だと考えました。
 次に危ないのは『最初』と『最後』です。
 『真ん中』が選ばれやすいのと同じ理由で、
 『始め』と『終わり』というのは心理的に選ばれにくい」

「ですが、『裏を読む相手』なら――――
 逆に『一枚目』か『五枚目』に『ジョーカー』が来ると考え、
 不意打ちで指名するかもしれない。
 だから、『一枚目』には『ジョーカー』を出しませんでした」

「相対的に『安全』だと思えたのは、『二枚目』と『四枚目』です。
 しかし、『四枚目』に出したのでは、
 『ジョーカー』の持つ旨味を活かし切れない」

「以上が、私が『二枚目』に『ジョーカー』を出した理由です。
 『ジョーカーを出した』ような事を口にしながら、
 『本当にジョーカーを出す』のは勇気が必要でした」

「ただ、もし『ジョーカーだ』と言われてしまうと非常に困りますから。
 だから『ジョーカーを出した』と口にしたのです。
 相手が『シンプルな思考』の持ち主なら『逆効果』ですが…………」

「――――貴女は、そうではなさそうに見えましたから」

202藤原 しおん『ウィスパーズ』:2019/10/20(日) 21:53:11
>>200

「『司法書士』……ということは『法』に明るいんですね。
 不勉強なもので……エエ、あまり私にはなじみのない分野です。
 以前『お聴きした』時は……『深奥』を聴くことに夢中でしたので、
 こうした形でキミの人生を聞くのは……なかなか、興味深いです」

「私達はスタンド使いですが……
 ふふ……スタンドだけが、人生じゃないですものね。
 あるいは、スタンドにつながった精神だけが……
 その人間をあらわすものではないように……」

藤原はぽつぽつと言葉を紡ぐ。
それから――――現れた『兵士』を見た。
本物の『ハートの兵士』――――『騙されていた』。

「ああ…………きれいに、やられてしまいましたね」

全ての蔓が、木の中へと収納されていく。
枝葉が作り出す木陰だけが今、『大樹』の創り出すもの。
 
「『二枚目』、なるほど……そう説明されれば、実に『妥当』です。
 私としても……勉強になりました。スタンドを使う事に慣れても、
 こうした『智謀』の能力は……なかなか、身につかないものですから」

          ニコ・・・

「そうした意味でも……とてもとても、楽しい時間でした。
 私と遊んでくれる人は、けっこう……少ないですから……ネ」

203比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2019/10/20(日) 22:32:00
>>202

「もし今後、『登記』や『訴訟』などで法的な書類作成が必要の際は、
 我々の事務所にご相談を頂ければ。
 もっとも、私が見た所、そんな必要はなさそうですね」

    ニコリ

「こちらこそ非常に楽しく、
 そして『意義』のある時間を過ごす事が出来ました。
 改めて感謝を申し上げます」

             ガタ

「いつの間にか、随分と長居をしてしまったようですね。
 いつまでもお邪魔している訳にもいきませんし、
 お暇させて頂きましょう」

                    ヒョイッ

そう言って、椅子から立ち上がる。
同時に、『ハートの兵士』がテーブルから飛び降りた。
テーブルの片隅には、五枚の紙片が重なった状態で残されている。

「では、失礼致します。
 そうそう、今は『射程距離』が『20m』になっている筈でしたね。
 帰る道中で、その点も少し試してみる事にしますよ」

    スッ――――

「それでは」

別れの挨拶を告げ、一礼する。
そして、出口の方に向かって歩いていく。
その姿が扉の向こうに消える直前、
本体の足元を歩く『ハートの兵士』が立ち止まり、
『藤原しおん』に『敬礼』した。

204『音仙』:2019/10/20(日) 23:10:39
>>203

「さあ……どうでしょう、私も普通に人間ですからね。
 スタンドの世界は『法』の通じない世界ですが、
 本体が人間である以上……縛られる部分もある。
 今後そうした悩みが出てきたら、キミを贔屓にしましょう。
 法に強い友人は……ちょっとあまり、思いつきませんしね」

             ニコ…

「エエ、では……またいつでも。
 いろいろ試してみると良いですよ……
 その、もちろん、他人とトラブルにならない範囲で」

             「……ふふ」

                      スゥ

敬礼に小さく手を振り返し――――それから『紙片』を見て、笑みを浮かべた。

205ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2019/10/27(日) 18:43:19

             パタタタタタッ

「コンニチハ。イラッシャイマセ。オカエリナサイ」

    ズギュンッ――

「『音仙』さん、いかがお過ごしですか?
 私自身も、私の『ハロー・ストレンジャー』についての理解が深まったように感じましたわ」

「今日は幾つか補足したい部分がありますの。
 お答えを頂きたいですわ」

・要するに両腕は『翼』になっていると考えてもよろしいかしら?
・『蹴爪』の大きさや鋭さなどは如何ほど?
・ヴィジョンが傷付いた場合、修復の時間や条件はどんなものでしょう?
・ヴィジョンを出しっ放しにしたとして、大体どれくらい維持していられますの?
・『鳥語』は『他の鳥』――たとえば『カラスやハト』には通じますかしら?
・『リアルタイムの再現』の『その場にいる人間』というのは、実際に目に見える範囲内にいる必要があるのでしょうか?
・『過去の再現』の場合、『鳥の特徴』は残ると考えてよろしくて?
・『過去の再現』の場合も、『一つの言葉につき短い再現』という認識で正しいかしら?

「七つ目と八つ目の質問は、実際にやってみる方が早いですわね。
 しばらく前に、駅前で拾いましたのよ。
 『小鳥のスタンド』を持つ人間でしたわ」

「『マァ ワタシニ ニアウモノガ アレバ デスケドネ』」

(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647631/844)

「どうです?能力を使ってから使い終わるまで、
 客観的に見て、どのようになるかを解説して頂けますかしら」

206ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2019/10/27(日) 22:30:12

「そうそう、もう一つありましたわ」

・『蹴爪』が生えている位置を教えて下さいますか?

207『音仙』:2019/10/27(日) 23:33:29
>>208-209(ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』)

「冬が近づいてきたので、防寒に力を入れております。
 キミは……羽毛があるので、私よりは寒さをしのぎやすい?
 それとも、その、インコは『寒さ』に弱い……のでしたっけ?
 いずれにせよスタンドを発現している間は、問題ないでしょうけれど」

                     キィィィーーーーーーーン

「それでは……お答えしていきましょう」

>・要するに両腕は『翼』になっていると考えてもよろしいかしら?

「手指などは、存在しますね。
 翼のような骨格ではなく、『腕に羽毛が生えそろっている』形になります」

>・『蹴爪』の大きさや鋭さなどは如何ほど?
>・『蹴爪』が生えている位置を教えて下さいますか?

「『かかとの上のあたり』と言えば、分かりやすいですかね。
 大きさは、ちょうどキミの足の『中指』ほど……
 鋭さは『肉』を切るには十分で、骨を断つのは難しいでしょうね」

>・ヴィジョンが傷付いた場合、修復の時間や条件はどんなものでしょう?

「『一晩』眠れば元に戻っていますね。
 ダメージフィードバックがないスタンドは、
 この点も有利です……エエ、キミの怪我に影響されないので」

>・ヴィジョンを出しっ放しにしたとして、大体どれくらい維持していられますの?

「『2時間』は問題なく持続しますね。それ以上は、コンディションにもよるでしょう」

>・『鳥語』は『他の鳥』――たとえば『カラスやハト』には通じますかしら?

「通じる鳥もいれば、通じない鳥もいるでしょうね。
 基本的な鳥とは、話せるのではないでしょうか……」

>・『リアルタイムの再現』の『その場にいる人間』というのは、実際に目に見える範囲内にいる必要があるのでしょうか?

「同じ場を共有する人間……『声を張り上げずとも肉声が届く範囲』とお考え下さい」

>・『過去の再現』の場合、『鳥の特徴』は残ると考えてよろしくて?
>・『過去の再現』の場合も、『一つの言葉につき短い再現』という認識で正しいかしら?

>「どうです?能力を使ってから使い終わるまで、
> 客観的に見て、どのようになるかを解説して頂けますかしら」

「――――能力を使った時、キミは『瞬時』に『その女性』の姿に変化しましたね。
 そして『言葉を言い終え』……時間経過。ハイ、元に戻りました。これも『瞬時』。
 私はその女性を知っていますが……似てはいましたが、『見分け』は付きました。
 なぜなら『鳥の器官』が残っているため……『ではなく』、再現精度の問題です。
 鳥の器官については、『過去の再現』の場合でも問題なく『隠す』事が可能ですね。
 その相手を知らない相手に化けるのであれば、これでも問題はないでしょう……エエ」

208『音仙』:2019/10/27(日) 23:42:27
頭部に本体を格納する『実体化した人型スタンド』。
鳥語を人語に翻訳出来るが、あえて『鳥語で人語を再現する』ことで、
その再現もとになった人間の姿を、このスタンドのヴィジョンに再現できる。

『ハロー・ストレンジャー』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(格納)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

【本体】
1.本体は『羽衣セキセイインコ』である。
2.飛行能力を有するが、パワーは人間より著しく低い(概ね『E』相当)
3.インコの中でも知性が高く、人間社会の文化をある程度以上把握できている。
4.鳥の言語を理解できるが、相手の鳥次第では理解できない(GM次第)

【基本情報】
1.人型のスタンド。発現した瞬間、本体はこのスタンドの頭部の中に格納される。
  格納される頭部の中は、外的要因がない限り『羽衣セキセイインコの生息に最適』な環境を保つ。
  外部が高温、低温、および何らかの危険な状態にあっても、これは変わらない。
2.格納された瞬間から、本体はこのスタンドの体を操り、目や耳、五感で周囲を知覚するようになる。
  視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚は把握できるが、ダメージフィードバックが無いため痛覚は無い。
3.スタンドは実体化している。ダメージフィードバックは存在しない。スペックは『パス精CBC』。
  損傷などは本体の負傷状況とはリンクしておらず、本体が一晩眠れば原則的には再生する。
4.外見は『20代の人間女性』に見える。ただし背の首回りに『羽衣』があること、
  両腕は通常の人間と同じ形状だが『羽毛』に覆われていること、両足のかかとの上に『蹴爪』があること等、
  数か所が『鳥風』になっていることが異質。蹴爪の大きさは足の中指に等しく、肉なら容易く引き裂ける。
5.衣服も『羽毛』で形成される。服のデザインは、スタンドを発現しなおせば変更する事も可能。
6.腕の羽毛、および首周りの羽衣により『5m』ほどまでの高さからなら『滑空』し『軟着陸』出来る。
7.実体化した人型は人間に近い質感だが、『内部構造』などは存在しない。『実体化したスタンド』に過ぎない。
8.羽衣の辺りからいわゆる『インコ臭』がする。悪臭ではないが特徴的なので、『人間じゃない』とバレる可能性はある。
9.連続で発現し続けられるのは『2時間』〜長くて『3時間』ほど。
 
【発話】
1.このスタンドには『翻訳』能力があり、『人語』と『鳥語』を自由に発話し分けることが出来る。
2.本体の思考をそのまま『人語』として出力できるし、従来通り『鳥語』として発する事も出来る。
3.そして、あえて鳥語で人語を『再現する』事も出来る。これは後述する『能力』にも関わる。
4.人語と鳥語の発し分けは、『単語単位』で切り替え可能。一文字ごとに切り替えたりは出来ない。

【再現】
1.鳥語で今迄に聞いた人語を『再現』(要:ソースとしてURL)することで、
  その言葉を発した人間の姿をヴィジョンで『再現』することが出来る。
  ただし最初の再現についてのみ『単語一語』ではなく、『2つ以上の単語で構成された発話』を再現する必要がある。
  再現を行っている時、羽衣、羽毛、蹴爪などといった鳥の特徴を残す器官も一時的にスタンドのヴィジョンから消失する。
2.その場にいる人間など『リアルタイム』での再現の場合、ヴィジョンが服装なども含め、ほぼ100%その人間の姿に変化する。
3.その場にいない人間の言葉、つまり過去に聞いた言葉の再現の場合、『限りなく似ているが、よく知ってる人間にはバレる』程度の再現率。
4.見た目のうち、『外からは見えない部分』は、『その場にいる=肉声が張り上げずとも人間』の場合のみ再現できる。
5.言葉を一つ再現するたびに、短時間だけ再現できる。同じ言葉を連続で再現しても伸びないが、別の言葉を再現すれば伸びる。
6.メタ的に言えば、『毎レス1つ以上は対象の言葉の再現を挟んでいれば』その相手の姿を維持し続ける事が出来る。
  また、『単語2つ以上で構成された発話』を再現した場合は、次の1レスは再現を挟まなくても維持する事が出来る。
  但し、極端に経過時間の長い、または短いレスであるとGMが判断する場合は、GMの裁量で変動させてもよい。
7.同じ発話を再現に複数回使用する事は出来ない。『一旦再現を途切れさせた場合』は、『30分後』には再利用が可能になる。
8.におい、スタンド能力、特殊な体質、持病、雰囲気、口調など、見た目と無関係な部分は再現できない。ただし『声』だけは真似られる。

209ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2019/10/28(月) 23:20:11
>>207
どうもありがとう。よく分かりましたわ。
もう幾つか、お尋ねさせて頂きますわね。

・ヴィジョンがダメージを受けても出血はないと考えて正しいでしょうか?
・ヴィジョンの髪色や目の色などはどうなっているかしら?

私も防寒対策は万全にしております。
先日、『バードヒーター』を買って来た所ですの。
素晴らしい品ですわ。便利なものですわね。
ただ、そこから離れられなくなるのが欠点ですけども……。

210『音仙』:2019/10/28(月) 23:35:00
>>209(ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』)

>・ヴィジョンがダメージを受けても出血はないと考えて正しいでしょうか?

「ええ、その通りです」

>・ヴィジョンの髪色や目の色などはどうなっているかしら?

「色合いは、そうですね……キミに似ています。
 能力に関わる部分では、ありませんけど」

★設定は自由とする。

「へえ……ああした鳥用のグッズは、しっかり鳥にもありがたいものなのですね。
 人間の自己満足……あるいは健康なだけで邪魔だったりはしないようで、安心しました。
 マ、私は鳥は飼ってませんが……そうですね、あの水槽の魚がヒーターを本当に喜んでいるのか、
 ほんの少し悩むことがありますから…………けれど、生きるのに便利なら、ありがたいのでしょうね」

「少なくとも私には……この『人間ヒーター』……
 もとい足元ヒーターは、とてもありがたいですし……」

211ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2019/11/05(火) 22:17:58

    ガチャ

「こんにちは――――『ハーピー』ですわ」

「…………いえ、『ブリタニカ』でしたわね。
 ここでは『秘密』にする必要も意味もない。
 先程まで『街』にいたもので、つい間違えてしまいました」

「また一つ、お聞きしたい事が見つかりましたの」

「五メートルの高さから滑空して地面に降りるのは問題ないですわね?
 それでは、十メートルの場所から滑空して、
 五メートルの場所に着地する事は出来ますか?」

「本体の私は傷付かないとはいえ、
 『試してみる』のは無謀すぎますし……。
 お答えを頂きたいですわ」

           ゴソッ

「それから、これをどうぞ。旬の林檎です」

「この間、私も『学校の近く』で食べました。悪くない味でしたわ」

212ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2019/11/08(金) 00:56:57
>メール欄

213『音仙』:2019/11/08(金) 01:50:57
>>211-212(ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』)

「ああ、どうも――――そちらの名前も、『聴いて』おりますよ。
 必要に応じて顔を、名を使い分けるのは、人間もよくやること。
 キミの『観察眼』と『知恵』には、驚かされるばかりです……ブリタニカさん」

「さて……と」

         キィィィーーーーーーーン 

>「五メートルの高さから滑空して地面に降りるのは問題ないですわね?
> それでは、十メートルの場所から滑空して、
> 五メートルの場所に着地する事は出来ますか?」

「エエ、これも可能です。
 『5mの高低差なら大丈夫』という事なので……
 同じように、15mから10m、20mから15mも可能ですね」

          ス…

「リンゴ……そういえば、旬は今頃でしたか。
 ふふ、ありがとうございます……いただきましょう」

                   トン

「またいつでも……ここはいつでも開いております。いらしてくださいね」

214小石川文子『スーサイド・ライフ』:2019/11/23(土) 20:34:00

  「大変ご無沙汰しております……。
   覚えておいででしょうか?小石川です」

  「今日は、少しお話をさせて頂きたいと思い……
   この場所へ足を運びました」

  「――聴いて頂けますか?」

小人達と
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1454252126/81-177

廃校にて
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1459695075/601-809

奇妙な集まり
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1454252126/406-550

冬の出来事
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049904/182-387

  「……私の心持ちは変わっていません」

  「『彼』と交わした『約束』を、これからも守り続けるつもりです」

  「その『きっかけ』を与えて下さったことに……
   改めて心からの感謝を申し上げます」

215『音仙』:2019/11/25(月) 04:45:26
>>214(小石川文子)

「……………………………『スーサイド・ライフ』」

「キミの心の中からそれを聴き出してから、
 とても……長い時間が経った気がしますね。
 キミはその時間の中で多くの使い手と出会い、
 いくつもの『事件』や『謎』を超えてきた。
 私の元で生まれた『スタンド使い』の中でも、
 間違いなく…………傑出した一人と言えるでしょう」

        キィィィィーーーーーーーーー ・・・

「…………」

「さて」

    ィィィ

       イィィィイイイイイイイ

            ィィィーーーーー  ・・・・・・

「………………」

「少しだけ……イエ、それはもう埋まろうとしている。
 キミは『次の段階』に進む時が来ている……
 今日、今すぐではありませんが……本当にもうすぐ」

       ニコ…

「小石川さん……きっと、必ず…………『またいらしてくださいね』」

216花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2020/03/17(火) 23:15:11

「よお、ちょいといいかい?
 急ぎじゃあないんだが、少し聞いときたい事があってよォ」

「『偽死弾』をスタンドに当てたら、
 その影響が本体に伝達されるってのは分かってる。
 もし『本体とダメージが繋がってねえヤツ』にブチ込んだら、
 どうなっちまうのかねえ?
 例えばだけどよ、ソイツが自分の意思や感覚を持ってるんなら、
 それで惑わせたり出来ねえもんかと思ってなァ」

「あとは……『スタンドで作られたモノ』とかな。
 そういうモンが『偽死弾』で壊せるかどうか知っときてえ。
 『実体化』してるんなら、
 無生物と同じように出来るんじゃねえかと考えてるけどよォ」

「そんぐらいだな。
 手ぶらってのも何だし、土産を持ってきたから置いて帰るぜ。
 『チョコレートケーキ』だ。『六切れ』入ってる」

「ああ――忘れるトコだったが、『一切れ』が『辛いヤツ』だ。
 『ロシアンルーレットケーキ』だとよォ」

217『音仙』:2020/03/18(水) 03:40:25
>>216(花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』)

「ああどうも……お久しぶりです。
 エエ、かまいませんよ。
 難しい問いでもありません……私にはね」

        キィィィーーーーン ・・・

「『スタンドが意志を持つ場合』は……
 『スタンドにだけ偽死を与えられます』
 もちろん、相手次第で特例はあるでしょうが……ね」

「そして『意志を持たず、かつダメージフィードバックのないスタンド』や、
 『スタンドが作り出した物体』などは……無生物と、同様になります。
 『偽死が効かない相手は、無生物と同じ』……そう考えても良いでしょう」

                スッ…

「手土産……これはご丁寧に。
 ただ、その……イエ、ありがたく……いただいておきましょう」

                       キィィ ――――――  ・・・

「……キミもどれが外れかは、知らないのですね。まあ、それは、そうでしょうけど」

218斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/03/30(月) 00:17:02

「――どうも、『成長の確認』に来ましたよ。」

千切れたマフラーを元にした赤いスカーフ、黒のライダーズジャケット
軍人風に短く整えた頭髪は、瞳と同じく真っ黒そのもの。

「……まあアレから色々在りましたけどね、夏祭りでデートしたり音楽室でお茶したり理科室でホタテ食ったり」
「湖で釣りしてー、後輩と窓からフライハイしてー、メイド(?)に不法侵入されて、カナリアに林檎あげて」
「ターボ少女と追いかけっこしたり、交通事故現場目撃したり、剣道少年と一緒に喧嘩したり」

「……うん!言ってて解るけど前に言われた事の『条件』まるでクリアできてないな!」

改めて羅列してみると、この町はだいぶ愉快な事件起り過ぎである、どうにも口角から苦笑が漏れる

「むしろ寮の部屋に帰った時に、知らない内に放置してた衣服やら下着まで奇麗に皺ひとつなくアイロンがけされているという恐怖が増えただけだコレ。」
「あとはカウンターで殴り返してきたイイ根性した先輩と……『同じような事情』の友人が増えたくらいですね、彼の方がよっぽどマトモそうですけど。」

「……それと。最近夢見が悪かったのと、何故か100万円が転がり込んできた事くらい…?」

こうして思い返すと『思いで』はちゃんと作れているのだ
それが僕の求める『奇跡』へ届けば万々歳、届かないというなら諦めて放り投げ、別の道を探すのみ、五年前からずっとそうしてきた筈。
何処までも合理的に、回り道等考えず。前へ前へ……例えそれで死んでも その時は自分がそこまでだったという話

他人の迷惑になると解っていても、自分に嘘をつかないのなら歓喜の中で死んでいける……筈だ、その時になって見なければ解らないが
存外、自分というのはあっさり死ぬかもしれない、多少の応用に頼って戦えたとしても、それが通じず、或いは失敗すれば、死ぬのは理不尽でなく道理だろう。

「――失礼、騒がしくして……あ、此方八女の玉露と虎屋の羊羹です、お口に合えば それでは。」

219<削除>:<削除>
<削除>

220『音仙』:2020/03/31(火) 02:09:46
>>218

「――――どうも、キミの『音』が聴きたかった頃でした。
 それに、羊羹も……食べたかった。エエ、どうもありがとう」

                  フフ…

「さて。軽く『耳に入れて』はおりましたが……エエ。
 とても、色々な経験を積んでいらっしゃる。
 日常の中で……『人間関係』を育みながら、
 『初めての体験』も、いくつも積んでいる……
 かけがえのない『思い出』『仲間』……ですがそれは、
 そう、キミの考え通り、『人生を変える』ものではない」
 
「イエ、もちろん積み重ねればいつかは……変わるでしょうけど。
 ですがスタンドの成長には、往々にして『爆発的変化』が求められます」

     キィ

         ィィィ

               ぃぃーーーーーーーーー

「それが……『積み重なった今の先にあるのか』それとも『ある日に突然で合うのか』」

「『成長』の時は読めないのですよ、良くも悪くも……ネ。
 能力が変わる……『強くなる』とかではなく『変化する』には、
 変わりたいという気持ちと同じくらい、『想像を超える』何かがいる。
 そういうものなのです……それを『意図して望む』のは、だから難しい」

    「一人で望んで成し遂げる『心変わり』では足りないほどに。
     ……それにしても。『100万円』は羨ましいですが……夢、ですか。さて」

                       ィィィィイィイイイイイイ  ・・・

「例の…………いや? なんでしょう、キミ……『何か』……イエ。
 ハッキリと分からない、音かどうかすら……『不思議』ですね、『不条理』だ」

             「……はて、さて」

「一応聞いておきます。最近…………何か、おかしな存在に出会った覚えは?」

221斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ:2020/03/31(火) 03:43:43
>>220

(この人も羨ましいとかがあるのだなあ…当然か。)

「?……『いいえ』 恐らく、会っていたとしても」

「それこそ、『夢のように』忘れているでしょう。」

「……何故そんな事を?」

222『音仙』:2020/03/31(火) 20:53:10
>>221

「………………そうですね、少なくともキミが会ったり、見聞きしたわけではない」

藤原しおんはそう言うと、指先を斑鳩の胸に向けた。
か細い指には『コードの蔦』が絡まり、『マイクの花』を咲かせ、
そこから雑音を響かせる……そして萎れ、蔦もまた巻き戻るようにして消える。
  
「いえ、キミの心に…………『由来が分からない』音が、少しだけ、ありましたので。
 勿論心の変化の系譜、その全てを読み取ることは私には出来ませんけど、
 ……『ロスト・アイデンティティ』を『変える』までには至らずとも、
 何か……名残を残す程度には『響かせた』これが、果たして『何なのか』」

意味深な笑みを浮かべていたが、それはやがて困ったような顔に変わる。

「…………………私の知らないスタンド使いも、この町に増えつつありますのでね。
 それは自然な成り行き。喜ばしいことです……しかしその分、『分からない事』も増えていく。
 その影響かもしれません。誰かのスタンドを、既に受けていた……のかも。
 ああ、ご安心を。今現在まで何か、悪い影響が残ったりはしてませんので」

「…………さて、私の用も終わりです。お茶でも……飲んで行かれますか?
 エエ、もちろんペットボトルの麦茶とかじゃなく……キミの持ってきてくれたソレを」

223斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/04/12(日) 16:02:15

 「はい!音仙さん質問!質問が有ります!」
 「せわしないのは今すぐ許してください、実験中だったので!」

11.このスタンドの鎖同士は触れさせて意識すれば『連結』させられる。
連結部は鎖の輪と輪が融合したようになり、連結器などは発現されない。

 「って書いてありますけど『鎖の輪と輪』を重ね合わせるように連結もとい融合できますか!」

 「あと鎖の塊を振り回した『遠心力』で投擲した場合、スペック(パス精)はどの程度になりますか!」
 
 「……あ、他にも聞きたい事は多々あるんですけど前者の質問の可否で大分変わるので。今はこれだけで。」

224『音仙』:2020/04/14(火) 13:58:59
>>223(斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』)

                     キィィィィィーーーーーーーーーーーーーン ・・・

「………………成る程」

>「って書いてありますけど『鎖の輪と輪』を重ね合わせるように連結もとい融合できますか!」

「これは……『連結部は融合します』が、『鎖の輪全体が融合』はしません。
 つまり、キミの考えたことをすると……上下に二つ重ねた鎖と鎖の、
 接触部同士が、連結を念じた瞬間に『接着』されたように繋がり、
 また、それに『接着面』などは存在せず……『融合したようになり』ます。
 そう……『二つの鎖の輪が融合して、一つの輪になる』わけではないですね。
 『輪と輪が連結する』……つまりつながるのに必要なごく最低限の部分だけが、融合します」

>「あと鎖の塊を振り回した『遠心力』で投擲した場合、スペック(パス精)はどの程度になりますか!」

「これは、『遠心力次第』……と言えるでしょうね。
 『鎖を振り回す事で特別な効果が生じる能力』ではないため、
 キミの知るままの『ロスト・アイデンティティ』のスペックに基づいた上で、
 あとは鎖の長さ、物の重さ、回転数、勢い、状況に左右されるでしょう。
 細かい計算式とかは、私も知りませんし……キミも『感覚』でいいとは思いますが」

「場合によって(※GM次第)は投擲物の速度が『人間を超える(スB)』になる事はあるでしょうね。
 参考までに……『ハンマー投げ』は『7kg』の鉄球を、『時速100km』で飛ばすそうですし、
 『バイク(スB)』の走行速度に並ぶか超えるなら、それは極めて『強力』と言えるのでは……」
 
「『鎖の遠心力』……それを活かそうと考えられるキミの発想は、とても『強い』。
 『実際には不可能』とはいえど、『鎖の融合』による『体積の変化』を用いた、
 いくつもの『必殺』の発想も目を見張るものがある。私自身、それは『想定外』でしたから……
 キミの、『ロスト・アイデンティティ』を活かすに十二分の『応用力』……私も、僭越ながら『質疑』にてそれを手伝いましょう」

                    「つまり……分からない事や気になる事があれば、なんでも、いつでもどうぞ」

225斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/04/14(火) 17:17:36
>>224

 「ふむ…………」

 「こうなると融合状態が前提になる『即座の防御壁生成』『圧力増加による炸裂弾』『圧縮高温化による溶鉱炉』『それに伴う溶鉄の応用』はほぼ不可能か……」
 「参ったな、汎用性がた落ちだぞ、鉄球の投擲攻撃自体、基本の武器は威力、速度でなく弾数だし…一度の射撃数も精々同時に5発くらいが限度だな。」

 「んー……よし」

 「右手から伸ばした鎖の先端を、鉄球状に形成した際にさらに鎖を伸ばそうとした時、鉄球内の鎖を伸縮できます?」
 「それと全身を覆う鎖の密度の問題ですけど、全身の鎖を融合させて穴の無い鎧として形成する事は?」
 「後は……そうだなコレが一番の問題だな、鎖を接続しようとして、互いの鎖の通貨途中で接続を止めて、その鎖を分離させた場合鎖は外に弾かれます?それとも内に引き寄せられます?」
 「弾かれ方とそのパワー次第でうまくいけばコイルガンもどきが作れるな、目指せ弾速マッハ6.5。」

226『音仙』:2020/04/14(火) 18:14:35
>>225

>「右手から伸ばした鎖の先端を、鉄球状に形成した際にさらに鎖を伸ばそうとした時、鉄球内の鎖を伸縮できます?」

「鉄球……ええと、『鎖が球状になるように連結した』状態でしょうか。
 『球状にした部分』の内側に『空洞部』があるなら、そのスペースに伸ばす事は可能です。
 スペースがない状態で伸ばし続けて『内圧』を高める……といった事は、出来ませんね」

>「それと全身を覆う鎖の密度の問題ですけど、全身の鎖を融合させて穴の無い鎧として形成する事は?」

「頭部と両手足、また胴体から、合計で『5m』……
 『5m』で全身の表面積を隙間なく埋め、なおかつ、
 体がちゃんと動くような鎧に形成するのは『困難』だとは思います。
 ……不可能、と言い切りはしませんが、使いどころの難しい応用かと。
 『チェインメイル』のような物を作る事は、出来るかとは思いますがね」

>「後は……そうだなコレが一番の問題だな、鎖を接続しようとして、互いの鎖の通貨途中で接続を止めて、その鎖を分離させた場合鎖は外に弾かれます?それとも内に引き寄せられます?」

「『鎖と鎖を連結させている最中に、連結を中断する』場合、
 それは……『連結を解除させる』のと、特別な違いは起きません。
 どちらの場合も、鎖同士は『互いに離れる』ように、つまり『外に』弾きます。
 ただ、能力の肝はあくまで『連結』の方……連結解除に、特筆するような威力はありませんが」

227斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/04/14(火) 22:21:01
>>226

 「んーんー……鎧はやっぱり難しいな、関節部を分離して動かそうとしても……『纏うタイプ』とはいえやっぱり防御能力は度外視するべきか」
 「チェインメイルって言っても打撃には弱いし、仮想敵のスタンド使い大体素手だし、刃物防げても刃物持ってるスタンドのパワーBとかだと折れちゃうし、骨とか。」

 「そして爆弾の路線は完璧に捨てるべきですね近距離相手の迎撃を別に考えるか、足と射程で近づけないか。」

 「分離も其処までパワーが無い…斥力誘導式弾体加速構造体『チェーン・バレル』とか考えてたけど無理臭いなー」
 「融合無理ですって言われた時のムカデ砲の如く弾頭の分離を繰り返して加速を繰り返し、理論上は音速を突破する自信作だったんだけど。」

 「それじゃあ…『一度分離した1mの鎖を1m伸ばした右手首から伸びる鎖に再び接続しました、伸縮はどの部分とどれほどの距離できます?』」
 「『伸縮は一度に一か所までですか?それともいくらでも?』『伸縮の速度はスCで理解してます、ならパワーは?人の首絞め落とせます?もしくは千切り落とせます?』」

 「……続けて貰って有難いですけど今のところこのくらいですね、回答次第では別の応用見つけるんでまだ増えますけどね!」

228『音仙』:2020/04/15(水) 00:33:44
>>227

>『一度分離した1mの鎖を1m伸ばした右手首から伸びる鎖に再び接続しました、伸縮はどの部分とどれほどの距離できます?』

「キミに繋がる、切り離されていない鎖は、自由に伸縮可能ですよ。切り離して再度繋げた鎖も同じです」

>『伸縮は一度に一か所までですか?それともいくらでも?』

「特に制限はありませんが、『5本の鎖』……いえ、今は『6本』なので、強いて言えば『6か所』という事になりますかね」

>『伸縮の速度はスCで理解してます、ならパワーは?人の首絞め落とせます?もしくは千切り落とせます?』

「『ロスト・アイデンティティ』の基準値(パC)に同じですね、千切れはしないですが『絞める』には十分かと」

229百目鬼小百合『ライトパス』:2020/04/18(土) 09:06:04

「――――やってるかい?
 この間はアタシの話を聞いてくれてどうも。
 その時に、
 いくつか『言ってない事』があったんじゃないかと思ってねぇ」

「例えば壁に『線』を引いたとして、
 その『線に触れているもの』も、
 『地面の線』と同じように移動させる事が出来るかどうか、
 話したっけねえ?」

「それと、壁に『縦の線』を引いて、それに触れたものを、
 『上向き』に動かせるかどうかってのもあったね」

「あとは……『線』とアタシの間に『何か』がある時、
 その『何かの上』に乗る形で、
 アタシ自身を移動させる事が出来るかどうかも、
 話してなかった気がするねえ」

「ン、こんな所か……。
 どうも物覚えが悪くなっちまってね。
 全く、年は取りたくないもんさ。
 もし、また何か思い出す事があったら寄らしてもらうよ」

230『音仙』:2020/04/19(日) 19:57:13
>>229(百目鬼小百合『ライトパス』)

「エエ……キミの話は興味深い。どうぞおかけになって。
 ……そうですね、私としてもそれらは『聴いていない』。
 さあ……どうか、ご遠慮なくお話ください。私が『聴き耳』になりましょう」

>「例えば壁に『線』を引いたとして、
> その『線に触れているもの』も、
> 『地面の線』と同じように移動させる事が出来るかどうか、
> 話したっけねえ?」

「ああ、初耳です……『壁に引いた線』も、『地面』のそれと変わりはない、と。
 ただ……壁の場合は普段以上に『途中で逃れられる』可能性は高いでしょう。
 重力がある以上、跳躍しない限り触れ続ける事になる地面に対し、
 壁はほんの少し離れる動きをすれば、それで十分なのですから……ネ。
 無生物に対して用いる分には、その不安は無用ではありますけど……」

>「それと、壁に『縦の線』を引いて、それに触れたものを、
> 『上向き』に動かせるかどうかってのもあったね」

「それもまた『可能』……ですね」

>「あとは……『線』とアタシの間に『何か』がある時、
> その『何かの上』に乗る形で、
> アタシ自身を移動させる事が出来るかどうかも、
> 話してなかった気がするねえ」

「それは……エエ、可能なのですね。一応は。
 ただし、無策に行えば99%、振り落とされるだけの結果になるでしょう。
 特急電車の上に生身で立つようなもの……足をソレに強く固定して、なお危険。
 こればかりは、慣れでどうにかなる速度でもありませんし……扱いの、難しい手札ですね」

231百目鬼小百合『ライトパス』:2020/04/23(木) 03:44:36
>>230

「ハハ、付き合ってもらってどうも。
 こうしてアンタと喋ってる間に、また一つ二つ思い出したよ」

「アタシの『正道』なんだけどねぇ。
 それが『光の線』だってのは前に話したね。
 具体的な『明るさ』でいうと、
 どんなもんかっていうのは言ってたかねえ?」

「あとは……『線』は『真っ直ぐ』じゃなきゃならないかどうか。
 アタシが『曲がった事』が嫌いだからって、
 『直進』と『後退』しかした事ないって訳じゃあないしねぇ」

  カキンッ
          シボッ

                 フゥゥゥゥゥ――――…………ッ

「ええと、まだ何かあったかねえ……。
 ああ、そうそう……。これを聞いとかなきゃいけなかった」

「火を付けた後で申し訳ないんだけど、ここ『禁煙』かい?
 最近は何処に行っても吸える場所が少なくてねぇ……。
 おっと、つい愚痴っぽくなっちまったよ」

232『音仙』:2020/04/24(金) 00:03:49
>>231

>「アタシの『正道』なんだけどねぇ。
> それが『光の線』だってのは前に話したね。
> 具体的な『明るさ』でいうと、
> どんなもんかっていうのは言ってたかねえ?」

「『導きはしても、照らせるほどではない』……
 暗闇でも目立ち『どこにあるか』を見分けるには十二分ですが、
 光の線をもって、暗闇を照らすには不十分な程度……でしたね。
 キミ個人では『社会悪』を駆逐しつくすことは出来なくとも、
 その正道たる生き方で、多くの人間を助けてきたように……」

>「あとは……『線』は『真っ直ぐ』じゃなきゃならないかどうか。
> アタシが『曲がった事』が嫌いだからって、
> 『直進』と『後退』しかした事ないって訳じゃあないしねぇ」

「ええ、それも伺いました。キミの経験通り、『曲線』も描ける、と」

「ああ、おタバコはご自由に。私も……見ての通り、
 あまり、『健康』な人間ではありませんが……
 それは『健康志向ではないから』という部分も大きい。
 今は、換気もしていますので……煙くなるのも、ご心配なく」

「……私自身は、吸いませんケドね。肩身の狭さには、同情してます」

233『天翔怒牙』vs『皇帝之意思』:2020/05/09(土) 07:11:28
斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』に関する質問

>>224
>>「あと鎖の塊を振り回した『遠心力』で投擲した場合、スペック(パス精)はどの程度になりますか!」
>「これは、『遠心力次第』……と言えるでしょうね。
> 『鎖を振り回す事で特別な効果が生じる能力』ではないため、
> キミの知るままの『ロスト・アイデンティティ』のスペックに基づいた上で、
> あとは鎖の長さ、物の重さ、回転数、勢い、状況に左右されるでしょう。
> 細かい計算式とかは、私も知りませんし……キミも『感覚』でいいとは思いますが」

◇疑問
・これに関し、このような解釈が出てきているが、可能か?

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1588614433/45
> (それが摩擦、抵抗、質量の無い『鎖』なら?……冗談みたいな話だが、現実にそれがここに在る。人間の見果てぬ夢、不可能と断言された叡智)
> (もしこのスタンドを真似ようとしても、『茨』や『糸』では難しいだろう、自分のスタンドのように『スタンドを任意で切り離せて』『実体化で重心位置を調節可能で』『自身が有る程度操れる』都合のいい前提が必要なのだから。)
> (例え今のように、構造体が手首に収まる僅か数cmであろうと……『スタンド』という『あらゆる物理法則を無視し、慣性100%の高率で動く回転運動』と『そこから質量の無い鎖を切り離す事で、保持された慣性を失う事なく』)
> (理論上は……光速に至るほど質量が増大する以上は、光速を超えるまで回転の速度は上がるだろう――これが僕達の『無限の回転』だ。)

◇要点
・摩擦、抵抗、質量の無い『鎖』である。
・あらゆる物理法則を無視して、慣性100%の効率で動ける。
・光速まで加速できる。もしくは超える。

◇疑問点
・質量のない『鎖』はそもそも回せないのではないか?
・物体を加速させるのは、力であり、加速度である。質量がない『鎖』に、力をかけることはできるのか?
・そもそも、その鎖を『回している手の状態』はどうなっているのか?
・光速まで加速できる、のはあり得ない。『拡大解釈』の限度を超えている。
・スタンドのルール:『移動のルール』にスタンドはある程度、重力に縛られる記述がある。
 ttps://wikiwiki.jp/stand0wiki0/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB#m9d76e8e

◇こちらとしての解釈(提案)
> 『鎖を振り回す事で特別な効果が生じる能力』ではないため、
> キミの知るままの『ロスト・アイデンティティ』のスペックに基づいた上で、
・ここに重点を置く。
 『鎖』もまた『ロスト・アイデンティティ』の像の一部、体の一部も同然の存在。
 よって、『鎖』を扱う際には像の一部、体の一部を扱うのと、同じだけの負荷・法則が適用される。
 ゆえに、『ロスト・アイデンティティ』のスペックを大幅に上回る現象は、発生しえない。

234『音仙』:2020/05/10(日) 01:17:11
>>233(斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』)

>『鎖』もまた『ロスト・アイデンティティ』の像の一部、体の一部も同然の存在。
>よって、『鎖』を扱う際には像の一部、体の一部を扱うのと、同じだけの負荷・法則が適用される。
>ゆえに、『ロスト・アイデンティティ』のスペックを大幅に上回る現象は、発生しえない。

この解釈がおおむね正しい。該当する行動は『不可能』。
もちろん『理論上光速には達しない』というだけであり、
『鎖を回転させ続ける事で遠心力を高め、高速で投射する』事は『可能』。
ただし効果はあくまで『パス精CCB』という『ロスト・アイデンティティ』のスペックに準拠する。

>・摩擦、抵抗、質量の無い『鎖』である。
>・あらゆる物理法則を無視して、慣性100%の効率で動ける。

まず前提として、『ロスト・アイデンティティ』の鎖に、『特別な効果』は無い。
『スタンドの鎖』ではあるが、質問にもある通り『スタンド』にも多少なり『物理法則』は関わる。
確かにスタンドに実体は無いが、質問通り『質量も抵抗も無い』ならまず『普通には振り回せない』し、
振り回す鎖が何かに当たったとしても一切の威力が発生しない、という事になってしまう。
『能動的に何かに当てる』事が出来る以上、振り回すそれは『空気』に触れており、『摩擦や抵抗』もある。

>・光速まで加速できる。もしくは超える。

また、スタンドの行動のスペックは『破壊力・スピード・精密動作性』に基づく。
もちろん、工夫によって『スペックの範囲内』で効果的な行動を取る事は『推奨』される。

例えばだがボールを投げるにあたって『遠心力』を活かすなら『スCの範囲内で』速くなるし、
行動の説得力次第では『スBで適当に手投げする』よりも『効果的』と判定されても不思議ではない。

しかし、振り回し続けると『光速に達する』というのは明確に『スペックの範囲外』。
高い精密動作性により、『人間がただ鎖を振り回し続ける』よりは速くなるかもしれない。

235小林『リヴィング・イン・モーメント』:2020/05/16(土) 00:56:55

お久しぶりです……蝶が舞い すっかりと桜を愛でる暇もないまま
夏の火照りを感じる今日この頃です。
 マスカットはちみつシロップ漬けを、土産として持ってきました。
クロワッサンなどと共に添えて召し上がってくだされれば、と。

ご質問させて頂きます。

1:『シェル構造』というものがありますよね? 
卵の上に人が乗っても、割れない……私が空中に一塊で浮遊させた
リヴィング・イン・モーメントを一時的に足場に出来たりしないものか
考えた次第でして……可能でしょうか?

2:以前、水槽の中に水槽を作り耐久力を増させられるか? と言う具合に
質問をいたしましたね。
 あの話の延長線となり、申し訳ないのですが……私のスタンド六体で
一つのソフトボール大の『水槽』に五つのスタンドで水槽の壁を発現して
厚みを作るとしますね。
 この場合、普通に五体解除したら五つの水槽の壁も解除されますか?

3:…………思ったのですがね。この『水槽』の球体は謂わば『真球』でしょうか?

236『音仙』:2020/05/16(土) 15:16:12
>>235(小林『リヴィング・イン・モーメント』)

「エエ、お久しぶりですね。キミの顔を見られて何よりです。
 お元気そうで……ああ、『お土産』のセンスも、健在ですね。
 食卓の色どりに、ありがたくいただきましょう……
 パンは切らしていますので、ヨーグルトか何かに添えて。
 イエ……別に、ダイエットをしてるわけではないですよ」

「……とまあ、話はさておき。お答えしますね」

>1:『シェル構造』というものがありますよね? 
>卵の上に人が乗っても、割れない……私が空中に一塊で浮遊させた
>リヴィング・イン・モーメントを一時的に足場に出来たりしないものか
>考えた次第でして……可能でしょうか?

「下に……『床』がない空中であれば、
 確かに『生卵に乗る実験』のように、複数の泡を一塊にしておけば……
 ほんのわずかな間なら『割れない』事もあり得ます。
 が、あの実験では『静かに、均等に』足を降ろす事が必要なように、
 高所からの落下など、勢いの付いたキミの体を受ければ割れるでしょうね。
 それに、『泡の持つ破壊力(D)』では……人の体重は支えきれないので……
 ごく、わずかな時間……しかも『ゆっくり、丁寧に』なら、乗る事は出来ます」

>2:以前、水槽の中に水槽を作り耐久力を増させられるか? と言う具合に
>質問をいたしましたね。
> あの話の延長線となり、申し訳ないのですが……私のスタンド六体で
>一つのソフトボール大の『水槽』に五つのスタンドで水槽の壁を発現して
>厚みを作るとしますね。
> この場合、普通に五体解除したら五つの水槽の壁も解除されますか?

「『水槽』は、それを作った金魚を解除すれば、解除されますね」

>3:…………思ったのですがね。この『水槽』の球体は謂わば『真球』でしょうか?

「『真球』というものはこの世に存在しない、そうです……本で読みました。
 この世ならざる力が生み出すキミの『水槽』も……『真球』とは、言えないですね。
 でも、とてもきれいな球形には見えます。いびつさで困る事は、無いと思いますよ」

237『同心与力』vs『世中金哉』:2020/05/22(金) 07:12:04
氷山あきは『エド・サンズ』についての質問です。

>【捕具】
>3.捕具の射程距離は『15m』。発現速度はだいたい『4秒に1つ』ほど。持続時間の限界は特に存在しない。
『捕具の発現速度』について、詳しく知りたいです。

①「発現速度はだいたい『4秒に1つ』ほど」というのは、どの時間を指していますか?
 A.『捕り具1を発現開始』してから『捕り具2を発現開始』するまでの時間
 B.『捕り具1を発現完了』してから『捕り具2を発現開始』するまでの時間

②捕具自体の発現時間はどの程度ですか?
捕具には最大数メートルの大型のモノがある、と分かっています。
 A.最大数メートルの捕具であっても、小さい捕り具であっても、発現時間は一瞬で統一。
 B.最大数メートルの捕具であっても、小さい捕り具であっても、発現時間は4秒で統一。
 C.最大数メートルの捕具と、小さい捕り具では、発現時間に違いが出る。

238氷山『エド・サンズ』:2020/05/22(金) 09:28:06
>>237
申し訳ありません 『エド・サンズ』について追加で質問をお願いします

【発現できる捕具について】
・発現できる『捕具』は『江戸時代』までに実在したものとのことですが
江戸時代以前に存在したものや 1860年代までに海外で使用されていた捕具は発現できますか?

・wikipediaの捕具の記事には ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8D%95%E5%85%B7
臨時に捕具として利用した道具として『投網』・『煮えた粥』・『竜吐水』などがありますが
これらを発現させることはできますか?

・『弓と矢』のような複数のパーツに分かれた捕具を発現させた際に使用枠は何個分になりますか?
例:弓と2本の鏑矢、2本の紡錘矢を作成したとき
①すべて1セットとして作成されるため 使用枠は1個
②『弓』と『矢』というカテゴリで作成されるため 使用枠は2個
③『弓』と『鏑矢』、『紡錘矢』のカテゴリのため 使用枠は3個
④5個・・・・現実は非情である

・車内などの閉鎖空間にいるときに梯子などの大きな捕具を発現させるとどうなりますか?
①発現できない ②窓を突き破って発現する


【『大捕物』について】
・『大捕物』を本体である氷山を対象に発現させることはできますか?

・また、『大捕物』は複数個を同時に発現できますが
通常の『捕具』と『大捕物』を同時に使用することはできますか?

・『大捕物』発現の対象についてですが次のうち対象にできないのはどれでしょうか?
①氷山は『犯罪行為』を目撃したが『エド・サンズ』は見ていなかった相手
②現在、戦っている相手ではあるが明確な『犯罪行為』は行っておらず好感度も高い相手
③現在、戦っている相手ではあるが明確な『犯罪行為』は行っておらず好感度が低い相手
④完全に見ず知らずの一般人
⑤協力者のスタンド使いのスタンドの手の中

・『大捕物』で『捕具』を発現させる際に次のような形で発現させることはできますか?
①鉤縄などを突起が手のひらに向くような危険な状態で持たせる
②捕縛縄を手首などに巻き付かせるような状態で発現させる

239『音仙』:2020/05/22(金) 22:06:22
>>237-238(『エド・サンズ』)
>>【捕具】
>>3.捕具の射程距離は『15m』。発現速度はだいたい『4秒に1つ』ほど。持続時間の限界は特に存在しない。
>『捕具の発現速度』について、詳しく知りたいです。

>①「発現速度はだいたい『4秒に1つ』ほど」というのは、どの時間を指していますか?
> A.『捕り具1を発現開始』してから『捕り具2を発現開始』するまでの時間
> B.『捕り具1を発現完了』してから『捕り具2を発現開始』するまでの時間

指しているのは『B』。
他の器物を発現するスタンド同様『捕具』を出す事自体は瞬間的だが、
発現の『間』が約4秒あり、矢継ぎ早に捕具を出し続けることは出来ない、という事。

>②捕具自体の発現時間はどの程度ですか?
>捕具には最大数メートルの大型のモノがある、と分かっています。
> A.最大数メートルの捕具であっても、小さい捕り具であっても、発現時間は一瞬で統一。
> B.最大数メートルの捕具であっても、小さい捕り具であっても、発現時間は4秒で統一。
> C.最大数メートルの捕具と、小さい捕り具では、発現時間に違いが出る。

A。最大3m前後あるとされる『四方梯子』など大型の捕具も、発現自体は『一瞬』で可能。
より具体的には、『人間一人の手で扱える重さ』の範囲であれば問題ない。
なお『人間が一人では持てない・扱えないもの』は『捕具ではない』と見なす。

>【発現できる捕具について】
>・発現できる『捕具』は『江戸時代』までに実在したものとのことですが
>江戸時代以前に存在したものや 1860年代までに海外で使用されていた捕具は発現できますか?
 
江戸時代『まで』なので、江戸以前の日本国内の物は使用可能。
反面海外で用いられた物は、『エド・サンズ』の能力の範疇外となる。
(彼は『時代劇』の存在である)

>・wikipediaの捕具の記事には ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8D%95%E5%85%B7
>臨時に捕具として利用した道具として『投網』・『煮えた粥』・『竜吐水』などがありますが
>これらを発現させることはできますか?

『不可能』。
発現出来るのは『捕具』を用途とするもので、
ごく稀に捕物に使う事もあった他の用途の品は、
捕物に使ったとしても『捕具』とは考えない。

>・『弓と矢』のような複数のパーツに分かれた捕具を発現させた際に使用枠は何個分になりますか?
>例:弓と2本の鏑矢、2本の紡錘矢を作成したとき
>①すべて1セットとして作成されるため 使用枠は1個
>②『弓』と『矢』というカテゴリで作成されるため 使用枠は2個
>③『弓』と『鏑矢』、『紡錘矢』のカテゴリのため 使用枠は3個
>④5個・・・・現実は非情である

弓矢など『組み合わせないと捕具と見なされない』物については、
セットが組み合わさった状態を『一つ』として発現することが可能。
弓矢の場合では、『矢が一本番られた弓』を1個とカウントする。
その上であえてバラして発現するのであれば、④ということになる。

備考だが、『エド・サンズ』自身はどんな捕具でも並の精度で使える。
ただ本体をはじめ、他の人間にそれらの取り扱いの心得を与える効果はない。

>・車内などの閉鎖空間にいるときに梯子などの大きな捕具を発現させるとどうなりますか?
>①発現できない ②窓を突き破って発現する

これは①であり、発現が出来ない。
物体を押し除けての発現自体が出来ないため、
大型の捕具の発現には十分なスペースが必要。

240『音仙』:2020/05/22(金) 22:06:32
>【『大捕物』について】
>・『大捕物』を本体である氷山を対象に発現させることはできますか?

可能。

>・また、『大捕物』は複数個を同時に発現できますが
>通常の『捕具』と『大捕物』を同時に使用することはできますか?

スタンドの手に発現しながら、周囲の人間にも同時に……というのは『不可能』。
スタンドに手に既に発現している状態から『大捕物』を行う事や、その逆可能。

>・『大捕物』発現の対象についてですが次のうち対象にできないのはどれでしょうか?
>①氷山は『犯罪行為』を目撃したが『エド・サンズ』は見ていなかった相手
>②現在、戦っている相手ではあるが明確な『犯罪行為』は行っておらず好感度も高い相手
>③現在、戦っている相手ではあるが明確な『犯罪行為』は行っておらず好感度が低い相手
>④完全に見ず知らずの一般人
>⑤協力者のスタンド使いのスタンドの手の中

①②④⑤。
①は視聴覚リンクがあるため、かなり考えにくいが『一応ありえる』。
詳細にあるが『捕具を無理やり持たせる』ような効果はないため、
④については理解を得た上でなければすぐに取り落とされかねない。
②で敵の『手を塞ぐ』のに用いる場合も、状況を選ぶ。

>・『大捕物』で『捕具』を発現させる際に次のような形で発現させることはできますか?
>①鉤縄などを突起が手のひらに向くような危険な状態で持たせる
>②捕縛縄を手首などに巻き付かせるような状態で発現させる

どちらも不可能。

241『同心与力』vs『世中金哉』:2020/05/23(土) 12:52:16
氷山あきは『エド・サンズ』についての質問です。

①捕具に『投卵子』というものがあります。
 中身を抜いた卵殻に、目潰し用の粉などを詰めたものです。
 投げつけて、『破壊されることを前提にした捕り具』なのですが……

 能力詳細では
>5.同時発現可能数は『5つ』まで。破壊されたり射程外になった物は、即座に解除される。
 とあるように、『破壊されたものは即時解除』と定義されています。

このような『破壊されることを前提にした捕具』はどのように扱われるのでしょうか?

 A.投げつけて、『投卵子』が割れた時点で、解除される。(目潰しとしてほとんど意味がない)
 B.投げつけて、『投卵子』が割れて、粉をばら撒いた後で、解除される。(多少意味のある目潰し)
 C.投げつけて、『投卵子』が割れて、粉をばら撒いた後でも、任意解除まで、粉などは解除されない。(かなり意味のある目潰し)

242『音仙』:2020/05/23(土) 23:02:24
>>241(『エド・サンズ』)

>①捕具に『投卵子』というものがあります。
> 中身を抜いた卵殻に、目潰し用の粉などを詰めたものです。
> 投げつけて、『破壊されることを前提にした捕り具』なのですが……

> 能力詳細では
>>5.同時発現可能数は『5つ』まで。破壊されたり射程外になった物は、即座に解除される。
> とあるように、『破壊されたものは即時解除』と定義されています。

>このような『破壊されることを前提にした捕具』はどのように扱われるのでしょうか?

> A.投げつけて、『投卵子』が割れた時点で、解除される。(目潰しとしてほとんど意味がない)
> B.投げつけて、『投卵子』が割れて、粉をばら撒いた後で、解除される。(多少意味のある目潰し)
> C.投げつけて、『投卵子』が割れて、粉をばら撒いた後でも、任意解除まで、粉などは解除されない。(かなり意味のある目潰し)

特例的な事例。『B』が近い。
スタンドが指す『破壊』の定義は『用途を果たせない損壊』だが、
破壊されなければ用途を果たせないものは、『果たし終えてから』解除される。
粉末であれば眼鼻や口に入るなり、命中せず風で霧散するなどして、その後消える。
(炸裂で生まれる『粉の飛散』という現象が完了するまでは、残る)

243斑鳩 翔:2020/05/25(月) 00:11:38

*nock nock*

 どうも、音仙さん 斑鳩です、確認に来ましたよー

 …………右腕が〜〜〜あるッ!オレテナーイ!
 あ、此方の紙袋はコーヒーのキリマンジャロ数杯分と抹茶のロールケーキです。お口に合えば。

 ぼかぁコーヒー嫌いなんですけどね、爺さんが豆にまで凝るタイプで。
 臭いは兎も角味はなー 毒にしか思えないんだよな……でも茶だとケーキの抹茶の風味が濃すぎるからな……。

 あ、確認の方は
 『全身に重量物の鎖を纏っている場合、それによる自身のスタミナに悪影響等があるか』
 『伸縮可能な起点は最大6との事でしたけど接続された一本の鎖につき1つずつか』
           
 それと
 『鎖同士の接続時に【鎖同士の側面が溶接のように接続する】【2つの鎖】を一つの鎖にする】【その両方(一つの鎖の中の二つの輪が、接触部分で溶接されたようになっている)】
 の3つが選択式か、自動的なチョイスか、或いは同時使用可能か?』の三本ですね。

 それと、コレ『皇帝』相手の戦闘記録です。
 一応成長の確認も 男子三日合わざれば何とやら?

 【帰ってきたセクションX-IIからの挑戦状『天翔怒牙』vs『皇帝之意思』】
 (ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1588614433/1‐100)

 ……右腕ですか?ええまあちょっと 『愚かな事』を でも不思議ですね、やってる事は極論、チンピラと殴り合いでも変わらないんですけど。
 実のところ、久しぶりに清々しい気分なんですよ こんな気分5年ぶりで。

 ――いいもんですね、胸を張って対等に戦えるっていうのは。 【人生に必要な物は二つ、親友とライバルだ なんてな。】

 ま、多分勝ったから負けた相手に恥じないように調子に乗って言えてるんですけどね!会話のオチー!

244『音仙』:2020/05/25(月) 01:31:08
>>243(斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』)

「コーヒーですか…………祖父さん、良い趣味をしてらっしゃる。
 ケーキも良いですね、抹茶味は好きです……ありがたくいただきますね」

>『全身に重量物の鎖を纏っている場合、それによる自身のスタミナに悪影響等があるか』

「体から伸ばしておける『5m』分なら、負担はほぼありませんね。
 切り離していない鎖は纏うヴィジョンの一部、とも言えますから……
 鎖の重量を重荷に感じず、キミのスペックを十分に発揮できるでしょう。
 あくまで『感じない』というだけで、質量は存在する……のは前にお答えした通り」 

「しかし切り離した鎖は『実体化スタンド物質』で、既にヴィジョンの一部ではない。
 『15m分』をフルで、例えば『チェインメイル』などにして身に纏えば、重荷になるでしょうね」

>『伸縮可能な起点は最大6との事でしたけど接続された一本の鎖につき1つずつか』

「エエ、その認識で間違いないです。
 一つの鎖の中で二か所を伸ばす起点にしたりは、出来ませんね」
           
>『鎖同士の接続時に
>【鎖同士の側面が溶接のように接続する】
>【2つの鎖】を一つの鎖にする】
>【その両方(一つの鎖の中の二つの輪が、接触部分で溶接されたようになっている)】
>の3つが選択式か、自動的なチョイスか、或いは同時使用可能か?』

「自動的に、【鎖同士の側面が溶接のように接続する】のが正解です。
 前にお答えしたように、『連結部は融合します』が、『鎖の輪全体が融合』はしません」
 
             きぃぃぃーーーーー  ・・・

「『成長』は、まだですね……良い『勝負』ではありました。
 それは間違いないでしょう。ですが……『死線』ではない。
 それに、『人生を大きく変える』には、その『一歩目』といったところ」

「『セクションX』は、キミにとって良い出会いです。……『天翔怒牙』。
 『エンターテインメント』集団の彼らから受ける影響は、大いに意味がある」

245小石川文子『スーサイド・ライフ』:2020/05/31(日) 09:03:10

  「……こんにちは」

        スゥッ……

  「『旅行』に――行って来ました……」
   
  「今……『戻った』所です」

  「『旅のお土産』はありませんが……」

  「せめて『お話』でも――と……」

  「――『聴いて』頂けますか?」

幻の町
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1552052081/1-753

  「私の心持ちは変わっていません」

  「いえ……」

  「『想い』は――」

  「『約束を果たす』という想いは……より強くなりました」

  「『必ず叶えたい』と――そう思います……」

246『音仙』:2020/06/02(火) 01:15:27
>>245

          キ

             ィイィィィ

                   ィィィーーーーーーーーーー

「初めに―――――――」


     ィィィイ

「キミがここに来た時。キミには深い迷いと、悩みがありました。
 私はそれに導かれ、『スーサイド・ライフ』を聴き出しましたね」

                ィィィ   ・  ・  ・


    『シャラッ ・・・』


「今……こうして再び、キミに『新しい音』を聴き出せる。
 そのことをうれしく思います……エエ、あの時とは違う。
 キミの言う通り……芯は変わらないまま、強くなった。
 キミは迷い、悩み、そしていつも優しく……しかし『甘く』は無い」

「現実をかみしめるがゆえに、誰よりそれに傷ついたものを『慈しむ』。
  ――――『傷つき』『傷つけられ』それでも、最後まで他をいたわる『心音』」

                         『 ・・・ シャラッ 』


「もう、見えるでしょう? ――――エエ、『第二の刃』」

「己を斬るだけではない……『他を斬る』刃、しかし『やさしい刃』です。
 傷を癒すわけではない、命を吹き込むわけでも……『断ち切り』『殺さない』」

               「さあ、お聴き下さい。
                その刃の名は……『ビー・ハート』」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

成長した小石川は――――『二振り目の刃』を有する。
元々の『スーサイド・ライフ』との同時発現しての二刀流も可能だが、
スタンドエネルギーが分散するためか、速度については常人並になる。

その刃は、一振り目、元々の刃と違い自身を容易く斬る機能は無い。
特別な能力が発揮されるのは、『他の生命体』を斬り付けたとき。
どれだけ刺しても斬りつけても血は出ず、痛みもなく、刃を離せば元通り。
そしてこの性質を以って対象の『部位』を『切断』することで、能力は発動する。
その斬撃で『切断』に成功すると、切り離した部分を小石川が『操作』出来る。

能力を解除する際、切り離されていた部位は崩れて消え、
切断面から切り離す前と等しい、元通りの部位が生えてくる。

――――即ち、『スーサイド・ライフ』の能力を『他者』に使用できる。
死を伴わぬ『自刃』の対となるのは、敵さえも傷付けず御する『不殺』の刃。

名は、『ビー・ハート』。

『スーサイド・ライフ』Suicide Life
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C→D

『ビー・ハート』Be Hurt.
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
                         小石川 文子『スーサイド・ライフ』→『成長』。

247『音仙』:2020/06/02(火) 01:34:43
己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

【共通】
1.『ナイフ』のヴィジョンを持つスタンド。後述する二振りが存在する。
2.刃の強度は『パワーB』のラッシュを無抵抗で浴び続けると破壊される程度。
3.本体のこのスタンドの扱いに関する動作は、このスタンドを持っている限り『パス精CBB』と扱う。
4.二刀を同時に発現することもでき、その場合については『パス精CCB』と扱う。
5.斬れ味はよく研がれた包丁並。
6.能力の持続時間は『2時間』ほど。射程や同時に切り離せる数は後述。
7.ナイフを解除せずとも遠隔操作の全解除は可能だが、部位ごとに個別に解除することは不可能。

【スーサイド・ライフ】
1.刃渡り『25cm』、全長『35cm』ほど。発現は利き手にだが、持ち替えなどは可能。
2.ダメージフィードバックは利き腕。破壊されれば治るまでは発現できない。
3.自分の体に限り、豆腐のように容易に斬れる。
4.このナイフで自傷すると出血や痛みはなく、切断に至らない傷は刃を離せば何事も無いように消える。
5.このナイフで自分自身の部位を切断し、『切り離す』事で後述する能力が発動する。

【ビー・ハート】
1.刃渡り『25cm』、全長『35cm』ほど。発現は利き手ではない手にだが、持ち替えなどは可能。
2.ダメージフィードバックは利き腕ではない側の腕。破壊されれば治るまでは発現できない。
3.『他の生命体』の体に限り、豆腐のように容易に斬れる。スタンドは、ダメージフィードバックを有するなら対象となる。
4.このナイフで他の生命体を傷付けても出血や痛みはなく、切断に至らない傷は刃を離せば何事も無いように消える。
5.このナイフで他の生命体の部位を切断し、『切り離す』事で後述する能力が発動する。

248『音仙』:2020/06/02(火) 01:44:55

【遠隔操作/性質】
1.これらの刃で切り離した『部位』は浮遊し、遠隔で、まるで自分の身体の一部のように操作できる。
2.同時に切り離しておける部位の数は、両の刃で『合計5個』まで。
  複数の部位を同時に操る事は、自分の身体でそれが可能な程度には可能。
3.部位の定義は『体の一部であること』以外は小石川次第。持ち主次第、ではない。
  なお、『切り離した部位からさらに部位を切り離す』ことは出来ない。
4.部位が受けた感覚は、痛み、視聴覚など、全て通常通りその部位の持ち主に伝わる。
  また、部位の位置は、小石川には常に感知していられる。持ち主には位置の感知は出来ない。
5.部位を操作するスペックは『パス精DCC』。
  それ以上や以下のスペックを持つ生命体・スタンドの部位であっても、そのスペックになる。
6.スタンドの部位については、発動に必要な部位を操作していても、『能力の発動』は行えない。
7.操作している部位はスタンドに干渉可。射程は本体から『10m』。その半分の『5m』まで浮遊出来る。
8.『本体の部位』には、このスタンドの刃を持たせることが可能。
  また、刃は本体の部位のうちいずれかの『2m以内』なら射程外にならない。
9.『スタンド使い』が部位に纏うスタンド、保持する器具型スタンドなどは、部位の切り離しで解除されない。
  また、対象自身の体に纏っている/持っている限り、切り離して遠隔操作しても原則『射程外』にならない。
  (★『スーサイド・ライフ』は射程2mだが、本体のいずれかの部位が2m以内なら解除されないのと同じ)

【遠隔操作/切断面】
1.切り離した切断面はガラス質な赤い平面状になっており、中は見えない。面と面を合わせる事でくっつけ直す事が可能。
2.部位側の切断面が破壊されると、その部位は操作できなくなり、また後述の『再生』の時間が伸びる。
3.体側の切断面が破壊されると、後述する解除時の『再生』が起きなくなる。

【遠隔操作/解除後】
1.能力を解除する、あるいは意識が途絶えるなどで強制解除された際、切り離されたままの部位は、即座に灰のように崩れて消える。
2.同時に、体側の『切断面』から、その部位が元通りに生え代わって再生する。再生しきるまで、生存に最低限必要な以外の機能は失われる。
3.再生時間は『40秒』。指のように小さな部位は『20秒』。部位側の切断面が破壊されていた場合は、その倍かかる。
4.同時に複数の部位が再生する場合、全ての部位は同時に再生する。時間は、『全ての再生部位の合計分』かかる。
5.重要な器官などが『崩れた』としても死亡はしない。ただし生存以外の機能は損なわれるため、頭部が崩れた場合は再生しきるまで思考すらできない。
6.切り離す前からついていた破壊や傷、影響は、部位が消えて『再生』しても引き継がれる。切り離してからの物は全て消える。
7.たとえスタンドをナイフごと完全に解除しても、この『再生』に関しては必ず発生する。強制解除された場合ですらも。
8.再生中についても、断面が露出している部分は、切断面と同じくガラス質な赤い平面状になる。そこを破壊されれば、再生は途中で止まってしまう。

249小林『リヴィング・イン・モーメント』:2020/06/02(火) 23:55:09
ペタ ペタ

「……ん、あぁ すみません。どうも顔面が一時削られたような
感触が残ってる気がして」 ニコ……

「少々ご質問と……今までの軌跡を少し明確にしたくて参りました」

1:対戦の中で指摘された事です。
『リヴィング・イン・モーメント』には『遠隔解除』は可能ですか?

2:水槽のガラス膜、これは破壊されれば。詳細通り、粉砕し
飛び散った部分の鋭利な部分が接触した箇所は、ガラス同等に傷つき
そして突き刺さっていれば接触してるガラス膜は数秒後に発現してた
液体として戻る認識で間違いない?


「……最近は、色々ありましてね。
私の親友が良く口にするアリーナと言う場所の武闘者に挑みましたし
(『刹那生命』vs『大海笑』【ミ】『闘饗事変』)
猫と謎掛けを、私を含めて三人で挑戦したり
(※『黄昏のS』【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その3)

……それと、薄っすらとですが。何処か現実とは違う場所で
誰かと一緒に、闘ってた気もします。白昼夢のようなものかも知れませんが」

「……どうしても、最後の事については思い出せません。
音仙さん。貴方でしたら、何かその取っ掛かりについても……
僭越ながら、お力を貸して貰って宜しいですか?」

250『音仙』:2020/06/03(水) 00:25:20
>>249(小林『リヴィング・イン・モーメント』)

「ああ……どうも。そうですか、『アリーナ』で戦ったんですね。
 キミの『リヴィング・イン・モーメント』は……真正面からの、
 かつ決まった戦場での、『公正』な戦いは不得手。
 とはいえ……その『不得手』の中で積んだ経験も意味はあるでしょう。
 謎解きについても、スタンドを用いたものではなかったようですが、
 敵の能力の謎を解く……それが『スタンドの扱い』に繋がる部分はある」

「『スタンドの成長』は、していませんけど……キミ自身は強くなっていく。
 逆に言えば、スタンドの成長には『死の覚悟を伴わない敗戦』や……
 『スタンドを用いない頭脳戦』だけでは、まだ、数が足りないのでしょうね。
 まあ、使い手のキミの成長は……『スタンドが強くなる』事と同等に、重要な事ですが」

>1:対戦の中で指摘された事です。
>『リヴィング・イン・モーメント』には『遠隔解除』は可能ですか?

「エエ……以前の『旅館』の一件でも、使った手ですね。つまり『可能』です。
 通常のスタンドには出来ない事ですが、キミのスタンドには出来ますね。
 解除による液体の飛散……それを武器とするゆえの、特性なのかもしれません。
 キミにはっきり伝えていなかったのは……私の『編集』ミスですね、すみません」

>2:水槽のガラス膜、これは破壊されれば。詳細通り、粉砕し
>飛び散った部分の鋭利な部分が接触した箇所は、ガラス同等に傷つき
>そして突き刺さっていれば接触してるガラス膜は数秒後に発現してた
>液体として戻る認識で間違いない?

「エエ、その認識通りです。
 『水槽が完全に破壊された場合、ガラス膜は数秒だけその場に残り、その後解除される』
 意味するところは、数秒間の間にガラス膜の破片が刺さったりすることは、有り得ます。
 そして能力が解除されれば……ガラス膜たらしめていた物が無くなるので、液体に戻りますね」

「……白昼夢? 夢について、最近よくお話を聞きますね。
 いえ、キミではないのですけど。……もちろん構いませんが、
 専門分野ではありませんので……ご期待には、沿えないかも」

251小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2020/06/03(水) 19:55:58
>>246

  「――……」

思いがけず『右手』に現れた『もう一つの刃』。
鋭利な刃先に視線を落とし、物思いに耽る。
この力の『意味』を――考えていた。

  「ありがとう――ございます」

『ビー・ハート』を解除し、刃を精神の鞘に収めた。
ふと、両手の『指輪』を見つめる。
それらと合わさるかのような『二振りの刃』を、
心の中に感じていた。

  「少しだけ……」

  「お話をさせて頂いてもよろしいでしょうか……」

1:『ビー・ハート』で自分自身を斬ると、どうなるでしょうか?

2:『ビー・ハート』の外見は、
  『スーサイド・ライフ』と同じと考えてよろしいでしょうか?

252『音仙』:2020/06/03(水) 22:16:24
>>251(小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』)

「『礼』は、私が言うべきなのでしょう――――あらゆる意味で」

「エエ、ぜひお話を……」

>1:『ビー・ハート』で自分自身を斬ると、どうなるでしょうか?

通常の刃物で切ったように、『斬れる』。

>2:『ビー・ハート』の外見は、
>  『スーサイド・ライフ』と同じと考えてよろしいでしょうか?

似ているが『見分け』はつく。
見た目の詳細などは、利便性を高めない範囲で自由。

「そう……『己を斬る事も出来る』。
 『ビー・ハート』は、キミに、それを『赦し』ています。
 ……あるいは『今ならばそれが出来ても、問題はない』。
 それもまた、キミの『成長』を反映した……特性なのかもしれません」

253小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2020/06/03(水) 22:57:18
>>252

『己を斬る事が出来る』――通常の刃物であれば、
ごく当然のこと。
しかし、『スーサイド・ライフ』には『不可能』なことだった。
そして、『ビー・ハート』は、それを『可能』にする。

  「『それが出来ても問題はない』……」

無意識の内に、その言葉を繰り返す。
両方の目を閉じ、また開く。
表情には、何事かを悟ったような色が浮かんでいた。

  「――少しだけ……分かったような気がしました」

  「この力の『意味』が……」

          スッ

椅子から立ち上がり、静かに出口へ向かう。
外へ出る直前に足を止め、その場で振り返った。
『スーサイド・ライフ』、
そして『ビー・ハート』を引き出した『彼女』を見つめ、
居住まいを正して深く頭を下げる。

  「……お世話になりました」

254『音仙』:2020/06/03(水) 23:11:04
>>253

「―――――スタンドの成長は、人の心に密接にかかわります。
 私自身、『ウィスパーズ』と共にここまで歩み、こうして根を下ろした。
 ……ですが、その『かかわり』をどう解釈するのかは、各々次第」

                   『シュルル』

背後に聳える『音響機器』の樹が、
蔦を伸ばし、その先に小さな『花』が咲く。
『音仙』が指先で撫でると、それは消える。

……長く伸びた髪の隙間から覗く双眸が、細まる。

「行ってらっしゃい。
 願うなら……キミの心音が、より美しく奏でられますよう」

255斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/06/12(金) 22:35:03
セイ、ハロー。

……毎年恒例の筈なのに、慣れた事が無いんだよな『梅雨の季節』。

それはそれとして聞きたい事が出来て
『5m分の鎖の総重量はいくら?』と言う事を。

いままでフィーリングとノリと気分だったけどやっぱり知っておいた方が良いかなと誰かに言われた気が。

するような…しないような…あ、今回はそれだけです。お待ちしております。

256『音仙』:2020/06/12(金) 23:15:06
>>255(斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』)

「残った食べ物が、カビやすい季節……
 食べて行かれますか? 『シフォンケーキ』」

>『5m分の鎖の総重量はいくら?』

「キミので具体的に測った訳ではないですが、
 だいたい……『1mにつき1.5kg前後』なので、7.5kg前後」

「重さは感じますが……不都合なほどではない、という塩梅でしょう。
 15mフルだと『18kg前後』にもなるので、マア……重荷にはなります」

257『音仙』:2020/06/12(金) 23:16:01
>>256
×『18kg』
○『22.5kg』

258斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/06/12(金) 23:41:14
>>257

――これはどうも
う〜ん……こんな感じの控えめな甘さなら紅茶がよく合うんですけどね。グッドテイスト。

ふむふむ……5m換算で約8㎏
という事は前の質疑と合わせて僕は右手に鎖を5m巻き付けてのヘビーパンチャーになれますね。
約8キロのジャブ&ストレート ……換算幾つだろう。C以上B以下?

目指せ1RK.O勝ち。回答感謝します。

259神藤 莉多『ミザリー・フィースト・デイ』:2020/06/20(土) 16:10:13
質問です。

1.『祝花』及び『繁茂後の花』は食べられますか?食べる方法はありますか?
2.もし食べた場合、カロリーはありますか?太りますか?
3.美味しいお出汁の出る『花』があった場合、煮出して出汁を取ることはできますか?
4.その道に明るい人が見た場合、『実物の花』と『能力で生み出した花』の見分けはつきますか?
5.スタンドヴィジョン頭部の『胡蝶蘭』の色は決まっていますか?

6.『毒性』以外の、『花』自体が有する特徴については実在のそれに準ずると考えて構わない?
7.『実在の花』であっても、『花束』『フラワースタンド』として利用されているものでないと発現できない?
  都度そのソースを示す必要はある?
8.『フラワースタンド』の強度は、実在するそれに準じると考えて構わない?
9.『祝花』発現時、実在するデザインの限りにおいて、『花』以外の『葉』『茎』等も再現されると考えて構わない?

お手数お掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

260『音仙』:2020/06/20(土) 17:31:17
>>259(神藤 莉多『ミザリー・フィースト・デイ』)

>1.『祝花』及び『繁茂後の花』は食べられますか?食べる方法はありますか?
能力詳細より――――
【3.花は質感こそ本物の植物風だが、花そのものに毒性などは付与できない】

質感こそ本物の植物『風』、つまり本物の植物でなく、『造花』が近い。
よって、『食べられない』。
無理に食べても噛みちぎれば破壊の範疇に入る可能性が高いため、解除される。

(『あらゆる種類の花で、花束やフラワースタンドを作り、生物に繁茂させるスタンド』というより、
 『生物に繁茂する花束やフラワースタンドを作り、そのデザインを自由に決められるスタンド』である)

>2.もし食べた場合、カロリーはありますか?太りますか?
食べられないので食べない方がいいが、仮に無理に消化器まで運んでも栄養は無い。

>3.美味しいお出汁の出る『花』があった場合、煮出して出汁を取ることはできますか?
取れない。味は存在しない。また、煮込んだ時点で破壊される可能性が高い。

>4.その道に明るい人が見た場合、『実物の花』と『能力で生み出した花』の見分けはつきますか?
再現性は極めて高く(精A)、見た目での判別はまず不可能。
特徴的な芳香のある花で、対象が匂いまで熟知していれば、
『匂いがしない』事によって判別できる、という可能性はある。

>5.スタンドヴィジョン頭部の『胡蝶蘭』の色は決まっていますか?
『白』を想定しているが、こだわりがあれば『ピンク』『青』などでも構わない。
ただし、『頭部の胡蝶蘭の色を変える能力』は無いので一度決めたら原則その色で固定。

>6.『毒性』以外の、『花』自体が有する特徴については実在のそれに準ずると考えて構わない?
見た目、触った時の感触などといった『質感』は『実在する花』に等しい。
『芳香』『味』『毒性』『虫を寄せる』『時間帯で花の向きが変わる』など、花ごとの特性は無い。

>7.『実在の花』であっても、『花束』『フラワースタンド』として利用されているものでないと発現できない?
  都度そのソースを示す必要はある?
『実在の花』であれば、特別にGMが求めない限りソースは不要。

>8.『フラワースタンド』の強度は、実在するそれに準じると考えて構わない?
その認識で正しい。

>9.『祝花』発現時、実在するデザインの限りにおいて、『花』以外の『葉』『茎』等も再現されると考えて構わない?
実在するデザインの限りで、それで正しい。

261神藤 莉多『ミザリー・フィースト・デイ』:2020/06/23(火) 22:09:47
>>260
遅くなりましたが、回答有り難うございます。お手数おかけ致しました。

262成田 静也『モノディ』:2020/07/14(火) 23:36:18
「どうもお久しぶりです・・・」

「よくわからないのですが最近、妙な夢みたいなモノを見てまして、
沢山のスタンド使いの人たちと一緒に何かに挑んで…」

「その中で『オレが何か致命的な失敗をした』そんな気がするんです。」

「これから本格的に危険な事に首を突っ込むことになるでしょうからその前に
オレのスタンド・・・『モノディ』に何か変化や兆し無いかを診てもらいたいのです。」

263『音仙』:2020/07/16(木) 00:22:15
>>262

「ああ……どうも、お久しぶりです。あの後、お変わりはなく?」

          「……夢?」

「『妙な夢』……『夢見が悪い』『白昼夢』。
 ねえ、キミで三人目です、夢の話を私にするのは。
 あ、いえ、同じ話ばかり……という愚痴ではなく、
 むしろ、自責……というものでもない、のですが、
 その……キミもですが、『その事が私にはよく聴こえない』」

「――――夢は幻でなく、現実。
 人の『こころ』に密接にかかわるものです。
 私は造詣が深くない分野ですが……
 『夢の出来事』であれ、それが印象深ければ、
 深層心理の奏でる残響として、内容も聴ける事が多いのに」

           「キミたちのそれは――――『聴こえない』。
            『この世界の出来事ではないかのように』」

   「しかし『何かが響いた』という、事実は確かにある」

「……『モノディ』も目立つ変化はありません。
 マア、スタンドの変化と言う物自体、そうそう起こるものではないにせよ、
 兆しというものさえ……ゼロではありませんが、これといったものは、あまり……」

「こうなると……『致命的な失敗』をしたというその夢は、『現実』では無かったのでしょう。
 夢の記憶は、あいまいなもの。あるいは…………少し、私の方でも調べる必要は感じます。
 とはいえ、『失敗をした』という『自認』は『本物』。その積み重ねは、キミを強くするかと……エエ」

(♪『パラレルミッション』での経験は、起きる結果から、原則『危難EE相当』で考えます。
  ミッション内で起きたPCの心情に大きな変化をもたらす経験についても、『パラレル』である関係上、
  その記憶は『音仙』が観測できる、ひいては板のリアル時空のPCにはほぼ『反映されない』と考えております)

264成田 静也『モノディ』:2020/07/16(木) 00:40:26
>>263

「そうなのかな…まだイマイチピンときませんが、これも糧に頑張ってみたいですね。」

「それとそんなに『夢』を見た人がいるんですか?しかも貴女に『聴くことができない』なんて…」

「もしかしたらただの夢じゃあなくて何者かの『スタンド』が関わっているのかも・・・」

「これほど強烈な夢を見せる事が出来るならば『音仙』さんももしかしたら…」

「まあないとは思いますが念のため気を付けてくださいね。」

「ではまた、次は何か茶菓子か茶葉でも持ってきますね。」

265『音仙』:2020/07/16(木) 01:19:18
>>264

「誰、とは言いませんが……キミ以外で二人。
 もしかすると関係があるのかもしれませんし、
 ないのかも……曖昧で申し訳ありませんが、
 キミたちを引き合わせるべきかも『曖昧』です」

「スタンド……その可能性は、それなりに高いですね。
 『夢のスタンド』という『概念』は……存在はします。
 ただ、その人の能力とは明らかに違う現象……
 もしスタンドなら、完全に、『未知』の能力になるでしょうね。
 そして……『未知』は、どれほど強力な戦士でもたやすく葬ります。
 ましてや私程度、目を付けられればひとたまりもない、かも……」

「……言っていて、怖くなってきてしまいました。
 エエ、ぜひまた……私の様子でも、見に来てください。
 私としても、キミの『成長』には興味がありますし……
 ああ、スタンドだけではなく、『キミ自身』の面でも、ね」           

           「手土産は……もちろん無くても構いませんが、
            もしいただけるなら……『麦茶』が、嬉しい季節です。
            では、お気を付けて……いってらっしゃい」

266鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/07/17(金) 00:48:26
こんばんは。今回も質問だけで失礼します。

・『殺傷力』を奪った刃を傷口で押さえ込んだ場合、引き抜く時にダメージが発生するであろう時も
 パワー:なしとなりますか?それともダメージは一切発生しない中で、抑え込む力と引き抜く力のぶつかり合いになりますか?

・『殺傷力』を奪った刃が切れ味だけでなく、『殺傷力』のあるスタンド能力を
 付加されていた場合、その『殺傷力』も奪うことは可能ですか?

267『音仙』:2020/07/17(金) 01:27:53
>>266(鉄 夕立『ジヴァルリー』)

>・『殺傷力』を奪った刃を傷口で押さえ込んだ場合、引き抜く時にダメージが発生するであろう時も
> パワー:なしとなりますか?それともダメージは一切発生しない中で、抑え込む力と引き抜く力のぶつかり合いになりますか?

刃自体の殺傷力はゼロになるが、
刃を持ったり引いたりする腕の力は失われない。
この場合は、後者の方が正しい。

>・『殺傷力』を奪った刃が切れ味だけでなく、『殺傷力』のあるスタンド能力を
> 付加されていた場合、その『殺傷力』も奪うことは可能ですか?

刃やスタンドの特性次第で、ケースバイケースだが、
原則的には『刃自体の殺傷力』とは『別』と見なし、
同時には奪うことが出来ないケースが多い物と思われる。
刃の殺傷力を高める、といった能力である場合ならば、
殺傷力ごと、結果的にまとめて奪える可能性は高い。
原則的には、GMの提示する判定が『正しい』物とする。

268鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/07/17(金) 02:03:18
>>267

回答感謝します。続けて質問します。

・例えば刃物の上に雪が積もっていたり、ゼリー状のもので包まれていた場合は、
 殺傷力を失った刃で退かそうとすると、どうなりますか?
 
・殺傷力を失った刃で人間を押す時に、片足が地面に縫い止められていて移動がダメージになる場合、押す事は可能ですか?

・外傷はないものの、移動することにより内臓や三半規管などが損傷する場合、こちらも押すことは可能ですか?

269『音仙』:2020/07/17(金) 02:16:29
>>268

>・例えば刃物の上に雪が積もっていたり、ゼリー状のもので包まれていた場合は、
> 殺傷力を失った刃で退かそうとすると、どうなりますか?

刃の殺傷力がなくとも、腕の動きだけで崩れる分についてはどかせる。
殺傷力の奪取は、刃の動きで発生するあらゆる破壊を否定する、というわけではない。
(当てても殺傷力が一切発揮されず、鈍器にならないが、振るう事はできる)

>・殺傷力を失った刃で人間を押す時に、片足が地面に縫い止められていて移動がダメージになる場合、押す事は可能ですか?

殺傷力を失った刃自体が対象を傷付けるわけではないので、『可能』。

『シヴァルリー』は刃から殺傷力を奪い、なまくらにするだけで、
なまくらにした刃を介した押し合いなどに伴う『位置移動』などによって、
二次的、三次的に発生するダメージを無効化する、というわけではない。

>・外傷はないものの、移動することにより内臓や三半規管などが損傷する場合、こちらも押すことは可能ですか?

損傷は殺傷力を失った刃とは無関係に起きるものなので、可能。

270鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/07/17(金) 02:30:19
>>269

成る程、理解しました。

・まとめると、パワー:なし相当というのは刃を振るった一瞬のみで、
 その後の押し引きでは『殺傷力』を奪った刃でも殺傷せしめる、という認識で間違いないですか?

・その場合、最初からダメージにならない速度でゆっくりと振るえば、いきなり刃で押す事は可能ですか?

271『音仙』:2020/07/17(金) 03:07:44
>>270

>・まとめると、パワー:なし相当というのは刃を振るった一瞬のみで、
> その後の押し引きでは『殺傷力』を奪った刃でも殺傷せしめる、という認識で間違いないですか?

『殺傷力を奪った刃』をいくら当てても、刃そのもので殺傷することはできない。
斬撃に限らず、鈍器にさえならない。これを指して『パワー:なし』相当としている。
(喉にどれほど強く押し付けても、気道を塞いで窒息させたりは出来ない)

が、殺傷は出来なくとも刃は実体と質量のある物質なので、振るったり押し付けたり自体はでき、
その『刃を押し付けた結果、相手が勢い余って崖から落ちる(後ろにある地雷を踏む)』など、
刃自体ではなく、刃を介した押し引きなどによって生じる殺傷までは、無効化出来ない。
(刃越しに相手の腕を押さえ、その腕が相手の気道を圧迫すれば窒息の可能性はある)

>・その場合、最初からダメージにならない速度でゆっくりと振るえば、いきなり刃で押す事は可能ですか?

可能。
それを相手の側から押し返すことも可能。

272鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/07/17(金) 16:53:38
>>271

・殺傷力を失った刃で窒息させることはできない、とありますが、例えば喉に『殺傷力』を奪った刃を当てて、
 そのまま壁まで押し付けて喉を窒息させようとした場合、途中で押す力がなくなる感じですか?
 それとも押す力はそのまま存在して、ただ窒息というダメージが存在しない感じですか?

273『音仙』:2020/07/17(金) 17:13:15
>>272
後者の認識が正しい。
刃で殺さなくなるが、刃を扱うものの腕力を喪失させる効果は無い。

274鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/07/17(金) 17:30:43
>>273

成る程、理解しました。

>>269
 >>・外傷はないものの、移動することにより内臓や三半規管などが損傷する場合、こちらも押すことは可能ですか?
 >
 >損傷は殺傷力を失った刃とは無関係に起きるものなので、可能。

 と合わせて考えると、押すことで『既に起きている破壊』が原因の損傷は発生するが、
 押すことで『直接の死』に繋がる損傷は発生しない、という認識で正しいですか?

275『音仙』:2020/07/17(金) 19:15:39
>>274
その認識で正しい。

276鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/07/17(金) 21:25:57
>>275

回答に感謝します。ありがとうございました。

277夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/08/14(金) 22:07:33

                    「アツい!!」

            「から!!」

    「きた!!」

ヘアアレンジしてやった
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049904/687-732

しにかけたっていうかしんだっていうか
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1520861887/92-391

「しおんちゃん、『ネッチュウショウ』とかヘーキか??
 うっかりしてるとブッたおれるから、きをつけようね〜〜〜。
 わたしも、こないだやっちまったからな〜〜〜」

「でも、しおんちゃんって、きほん『インドアは』だっけ。
 こんなカイテキだったら、ソトでたくないのもわかるな!!
 ココで3じかんくらい、ひるねしてイイ??」

「おもったんだけどさ、こんなにアツかったら、
 チキュウもネッチュウショウになるんじゃないの??
 いや、チキュウがネッチュウショウになってるから、
 こんなにアツいのか??」

「チキュウもクーラーつければイイのに。
 デンキダイきにしてんのか。
 たしかに、『チキュウせんようのクーラー』って、
 ケタはずれにデンキつかいそうだし…………」
 
「ソレはおいといて――――――『イロイロ』あった!!
 まえきたとき、『ヨカンがする』っていったじゃん??
 ソレがあたってさぁ〜〜〜」

「『ユメのセカイ』にいったんだけど、
 ソコでナンダカンダあったんだよ〜〜〜。
 さすがの『アリス』も、
 こんどばかりはマジで『しぬ』かとおもったな!!」

「しかも、わたし『2かいめ』だぞ。
 『ユメのセカイに2かいもいくヤツ』なんているか??
 フフフフフ、ココにいるぜ!!」

「あ、『1かいめ』はコレ」

ユメのセカイ・パート1
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049904/392-474

「あとは…………『アリーナ』にでかけて、
 かるくチャチャッとひねってやった!!
 さいしょはチョットだけてこずったけど、
 『タネ』がわかればなんてコトないヤツだったな!!」
 
「しかも、わたし『2かいめ』だぞ。
 『アリーナに2かいもでたヤツ』なんているか??」

「まぁ、ソレはワリといるか!!」

「――――――いじょう!!ほうこくシューリョーです!!」

278『音仙』:2020/08/16(日) 01:39:47
>>277(夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』)

「ええ、いらっしゃい……お待ちしておりました。
 麦茶でも……お飲みになりますか。
 あるいはオレンジジュースか、コーヒーか。
 この部屋は『適温』に設定して貰っていますが、
 それでも『水分補給』の重要性は、変わりませんね。
 ……ああ、昼寝なら、奥のソファを使っても良いですよ」

「季節は『夏』真っ盛り……
 キミはいつも元気に見えますが、
 だからこそ熱中症には本当に気を付けて。
 倒れたキミを助けてあげられる手段は、
 私にはありませんから…………」

「その……心配、しましたよ」

               キィィィィィイ  ――――――  ン ・・・

「さて……ともかく。聴き終えましたが、『夢』ですか。
 ……近頃、その言葉を耳にすることが増えましたね。
 それも、そう、決まってネガティブな音の中で」

「キミの経験したそれも……きわめて『危険』な出来事です。
 ですが、だからこそ、それを切り抜けたキミの心音は研ぎ澄まされている。
 あるいは……打倒にはっきりとした『攻略』を必要とする能力者との戦いも、
 キミを『スタンド使い』として、一つ上のステージに押し上げたのでしょう」

「もっとも、大きな『変化』というものは、『まだ』ありませんが。
 とはいえ以前よりは格段に『近づいている』……変調の兆しを感じます。
 ……『光を得る』前のキミの心が生んだ『才能』が、光溢れる世界の『アリス』に追い付くように」

                 「何をすれば確実に変わる、というものではありませんが……ネ」

279塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』:2020/09/14(月) 23:46:26

「よお。
色々思うところがあって、『近況』ってモンを纏めてみたぜ。
私のセンスの問題もあるんだが……
こと『スタンド戦闘』においては、どーしても力不足を痛感するぜ。
毎回毎回矢面に立ってる奴を見ると、特になァ」

「ただ、私は今『夢の中にいる』らしいから………。
あんたに、ちゃあんと『直接会う』必要があるなら、また出直すけどな」



『アポなし泥棒御用なり』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1547738761/95-350

刑事の『立石』の依頼、『連続空き巣事件』の解決を、
『仲介屋』である『曳舟』の仲介により受諾。
『スタンド使い』の『鉄』と協力して、一連の事件の犯人を特定。
犯人である『加佐見』のスタンド『スロウダイヴ』を打倒し、『加佐見』を自首させた。

2人目の被害者であり『加佐見』の本命である『切江』の『謎』は看破できたが、
『加佐見』の心中を推し量ることはできなかった。


【個】『アポロン・クリニックセンター』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453646843/113-130

『連続空き巣事件』の解決後、報道により『切江』が死亡、『立石』が重傷を負ったことを知る。
『切江』が『鉄』の妹を襲った『通り魔』と関係があること、
『切江』が全身を切り刻まれて死んだ事から、『鉄』の『通り魔探し』に協力を申し出た。
心根は実直ながらも、『スタンド』の行使に躊躇のない『鉄』に危機感を抱く。


『凍える刃』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1547738761/351-690

『通り魔』を探す『鉄』が突き止めた手がかり、
『コンサートホール』の『ピアノ』を『鉄』と二人で調べに向かうと、
そこには『鉄』の妹を襲った犯人、『蛇尾川』の姿があり、交戦。
『パラモアー』、『B4』を筆頭に複数の『スタンド』を使用する、『蛇尾川』撃破のサポートを行った。
『通り魔探し』に関しては幾つか助言をした程度にとどまった。
現在は『蛇尾川』の差し金により『夢』の世界に引きずり込まれた。

280『音仙』:2020/09/15(火) 02:59:27
>>279(塞川 唯『クリスタライズド・ディスペア』)

「――――――『星見町』は全域、私の『射程圏内』」

        「エエ、『騒動』はすべて『聴こえて』います。
         ……キミの『活躍』も、危機もすべて。
         助けに入れないのは、もどかしい思いです」

「そして――――私の『ウィスパーズ』は、
 『夢の中』には根を張っていない。
 今、キミの『心の声』を、聴き取る事も『出来ない』。
 ああ……『夢』。これほど私を悩ませる言葉もありません、ね」

「……キミは『クリスタライズド・ディスペア』を十分に『使いこなせて』います。
 『直接戦闘』のみに特化した能力では無くも、『戦い』の中で磨かれている……
 今キミがどこで、何と出会おうとしているのか……いつかキミから直接、聴きたい」

                        「『無事』の帰還を、せめて祈ってます」

281『音仙』:2020/09/15(火) 03:04:43

塞川は『クリスタライズド・ディズペア』の『熟練』により、
当初は本体動作に伴う精度を保ったスタンド操作は『1体』のみだったが、   
現在は『2体』の『鳥』を本体が動きながらにして十全に操作する事が可能である。
また、スタンド操作に集中する限りは『3体』を同時に操作し、より多角的な行動が可能。
なお、これはスタンドそのものの『成長』ではないため、成長性に変化はない。

『クリスタライズド・ディスペア』
破壊力:E スピード:B 射程距離:B(12m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:B

【基本情報】
1.ソフトボール大の『ガラス細工の鳥』のヴィジョン。質感が『ガラス』なのは『ヴィジョン特性』。
2.群体型。3体まで同時発現が可能。総数は『10体』。
3.強度は『ガラス』程度。破壊された場合、一日経てば再び最大まで回復させられる。
4.それぞれの個体にダメージフィードバックは無い。視聴覚はある。
5.頭部が破壊された場合、強制解除。翌日まで総数がその分減ってしまう。同時発現数は変化しない。
  逆に、頭部以外が全て破壊されても強制解除はされない。ただし羽も脚も無いと全く動けない。
  任意解除した場合は再発現できるが、一日経過するまでは損傷が残っている。
6.5体目から;9体目が破壊された時に、本体の心臓に痛みが走る。
  無視できないほどではないが、『少し思考が止まってしまう』程度であり、隙になり得る。
7.10体目が破壊された時点で、心臓にダメージフィードバックし、破壊される。
8.同時発現している『3体』の同時操作は、一切混乱せずに可能。
  『本体が動きながら』でも、『2体』までを問題なく操作し続ける事が出来る。
  ただし本体動作と同時に3体を操作する場合、スタンドが『精密動作性D』に低下してしまう。
9.地面を歩かせる場合は『スC』になる。
  また、空中であれ物に身体を擦りつけながらの移動はワンランク遅くなる。
10.パワーは低いが、鋭利な爪や嘴などに速度を乗せれば柔らかい物は傷つけられる。

【ガラス化】
1.スタンドヴィジョンを能動的に『擦り付ける』ことで、そこに『ガラスの羽』を植え付ける。
2.ガラスの羽が植えつけられた部分は、『ソフトボール大』程度の厚さまで『ガラス化』する。
  それ以上に分厚いものの場合、途中までがガラス化し、内部構造が外から見えるようになる。
  植え付けてからガラス化までには『1瞬』の間があるため、『即座に除去する』なら免れる。
3.ガラス化したものはガラスのように透け通り、またガラスの強度になる。熱への耐性なども同じ。
4.ガラス化しても機能は失われない。生物の場合意識、痛覚、触覚等も残るし、身体も動かせる。
5.ただし、強度や質感に依存した機能は失われる。柔軟性、手触りなどがこの範疇。
6.ガラス化出来る数は制限が無く、また、生物も無生物も対象に出来る。
7.ガラス化の任意解除は、本体や鳥の視界にそれが入っているなら可能。
8.ガラス化したものが自重で崩れたりはしないし、自分が発する熱で溶けるなどもない。
9.対応する鳥が破壊され、解除されても、ガラス化は解除されない。
  本体が気絶するか、発現している全個体の解除時には解除される。
10.能力射程は本体から『30m』で、持続時間は『5分』。これを超えると即座に解除される。
11.ガラス化が解除されても、ガラスの時についた傷などは残る。

【特攻】
1.このスタンドの頭部には核がある。頭部を破壊されないと強制解除されないのはこのため。
2.このスタンドから『能動的』に『固いもの』にぶつかることで頭が砕けた場合、
  ぶつかったものに『核』を触れさせることが出来る。これを『特攻』とする。
  なお、受動的に(相手の動きありきで)ぶつけた場合、核は砕け散り『特攻』は成立しない。
3.『特攻』の成功時、ぶつかられたものは一瞬で全体が『ガラス化』する。この場合、『分厚さ』は関係ない。
4.ぶつかられたものが持っている物や乗っている物はガラス化しないが、着ている、纏っている物はする。
5.『特攻』によっても、一般的な『自動車』よりも大きなものをガラス化させる事は出来ない。
6.また、砕けるのが前提条件であり、柔らかいものにぶつかっても特攻は成立しない事が多い。
  そのため、生物を『特攻』でガラス化したいならば敵の反撃や、部位の見極めが前提となる。
7.特攻の場合ガラス化するのは『もの単位』であり、小さなものに特攻してもガラス化するのはそのものだけ。
  周囲が巻き込まれてガラス化したりはしない。また、あまりに大きすぎるものの一部だけをガラス化したりも出来ない。
8.大きすぎるものに固定されたものやはめ込まれたもの(建物の『戸』など)は、独立した『もの』としてガラス化させられる。

282空織 清次『エラッタ・スティグマ』:2020/10/05(月) 23:34:23
『エラッタ・スティグマ』について質問。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/146


【糸の放出・縫込み】

・放出する『糸』はスタンド物質?
 であれば『実体化』はしている?

・『放出中』、『糸切れ後』、『性質復元後』のいずれかのうち、
 糸の『個別解除』は可能?
 それとも放出した『糸』の射程と持続時間は無限?

・『糸の放出』は、最大で『五指』+『手のひら』の合わせて『六本』を
 同時に放てるという認識でよい?
 たとえば『任意の指(または手のひらのみ)から一本だけ放出』などは選べる?
 『分解』についても同様に、『触れている人差し指の分だけ分解』は選べる?

283『音仙』:2020/10/06(火) 06:23:26
>>282(空織 清次『エラッタ・スティグマ』)

【糸の放出・縫込み】

>・放出する『糸』はスタンド物質?
> であれば『実体化』はしている?

放出後、『糸の性質』を保っている間は、実体化スタンド物質である。
『元となった物体の性質を取り戻す』と、元の物体の性質に従う。

>・『放出中』、『糸切れ後』、『性質復元後』のいずれかのうち、
> 糸の『個別解除』は可能?
> それとも放出した『糸』の射程と持続時間は無限?

『糸』は元々は実体を持った通常物質を分解し、再構成した物であるため、
スタンドのように『解除』して『消す』ことはどのタイミングでも不可能。
逆に言えば『射程』や『持続時間』による解除の概念もなく、半永久的に残る。

>・『糸の放出』は、最大で『五指』+『手のひら』の合わせて『六本』を
> 同時に放てるという認識でよい?
> たとえば『任意の指(または手のひらのみ)から一本だけ放出』などは選べる?

同時に放てるし、任意の部分だけを選んで放つ事も可能。

> 『分解』についても同様に、『触れている人差し指の分だけ分解』は選べる?

こちらも可能。

284空織 清次『エラッタ・スティグマ』:2020/10/06(火) 20:15:01
>>283 (『音仙』供与者)

手厚い回答に感謝。
申し訳ないが、追加で補足的な質問をさせて頂きたい。


【糸の放出・縫込み】

>放出後、『糸の性質』を保っている間は、実体化スタンド物質である。
>『元となった物体の性質を取り戻す』と、元の物体の性質に従う。

であれば、通常物質に『糸の刺繍』を施したり糸を巻きつけたりした場合、
その物質は『性質復元』までの間だけ、『スタンドに干渉可能』になる
(いわゆる『スタンドコーティング』される)ものという認識でよい?

285空織 清次『エラッタ・スティグマ』:2020/10/06(火) 20:47:22
>>284 (自レス・追加質疑)

申しわけない、たった今別の質問が思いついてしまった。
さらに追加での質問をお許しいただきたい。


>【糸の放出・縫込み】

>2.元の素材が何であれ、このスタンドから離れるまでは『糸』としての性質を保つ。
>  このスタンドから『1m』以上離れ、一呼吸ほど経つと『元になった物体』の性質を取り戻す。


・長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い『糸』を利用していると、
 糸の先端から半分は『エラッタ・スティグマ』から『1m以上離れて』いるが、
 同じ糸のもう半分はヴィジョンの『1m以内』にある、という状況がありうる。

 この場合、『性質復元』はどの範囲で発生する?
 (糸の一部でも『1m』を超えると、まるまる一本全体が元の性質を取り戻す?)

286『音仙』:2020/10/06(火) 21:26:09
>>284-285(空織 清次『エラッタ・スティグマ』)

【糸の放出・縫込み】

>>放出後、『糸の性質』を保っている間は、実体化スタンド物質である。
>>『元となった物体の性質を取り戻す』と、元の物体の性質に従う。

>であれば、通常物質に『糸の刺繍』を施したり糸を巻きつけたりした場合、
>その物質は『性質復元』までの間だけ、『スタンドに干渉可能』になる
>(いわゆる『スタンドコーティング』される)ものという認識でよい?

『刺繍した部分』や『巻き付けた部分』に限れば、それで正しい。

>>2.元の素材が何であれ、このスタンドから離れるまでは『糸』としての性質を保つ。
>>  このスタンドから『1m』以上離れ、一呼吸ほど経つと『元になった物体』の性質を取り戻す。

>・長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い『糸』を利用していると、
> 糸の先端から半分は『エラッタ・スティグマ』から『1m以上離れて』いるが、
> 同じ糸のもう半分はヴィジョンの『1m以内』にある、という状況がありうる。
> この場合、『性質復元』はどの範囲で発生する?
> (糸の一部でも『1m』を超えると、まるまる一本全体が元の性質を取り戻す?)

『性質復元』はこの場合発生しない。
糸一本の全部分がヴィジョンから1m以遠になると発生し、
一部でも1m以内にある場合については、糸の性質を保つ。

287空織 清次『エラッタ・スティグマ』:2020/10/06(火) 21:36:00
>>286 (『音仙』供与者)

迅速で明瞭な回答に感謝する。
どうもありがとう。

288ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2020/10/20(火) 21:48:20

「どうも、こんにちは。毎度お世話になっております」

「お陰様で『研究』は着実に進んでおります。
 いずれ『進化と繁栄の鍵』を手に入れ、
 それを足掛かりとして更なる『飛躍』を…………」

「つい話が逸れてしまいました。
 一つ確認しておきたい事が御座います」

「『ハロー・ストレンジャー』を発現した瞬間、
 私はスタンドの中に格納されます。
 その時、『嘴に咥えている物』とか『足で掴んでいる物』は、
 どのようになっているのでしょうか?」

「では、またいずれ――――」

        シュンッ

       「マタネ バイバイ サヨウナラ」

                      バサバサバサァッ

289『音仙』:2020/10/20(火) 23:54:48
>>288(ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』)

「アア、どうも……ご無沙汰しております。
 もっとも、私の方は一方的に、
 キミの活躍も聴き及んでましたが……
 エエ、そうですね、本題に入りましょうか」

「シンプルに答えると、
 『操縦席に異物の持ち込みは禁止』。
 ……キミが部位問わず『持っている物』は、 
 全て発現したその場に取り落とします。
 例えば『ごく小さな何か』を隠すために使う……
 そうした用法は少なくとも現在は不可能、ですね」
 
「ただ、キミは『着ない』でしょうけど……仮定として、
 キミの『衣服の一部』については持ち込めます。
 何かの理由で、衣装を着て発現したとして……
 それが発現と同時に脱げる、という事は無い、ですね」

「それでは……また。
 次に来る時のため、何かキミ用の『歓迎の品』を買っておきましょう……」

290鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/11/02(月) 19:11:10
こんばんは、質問をさせて下さい。

・『奪った刃』『戻す刃』『手に持つ刃』のそれぞれから殺傷力を奪うことはできますか?
 (能力対象中の刃に、再度能力を行使することはできますか?)

291『音仙』:2020/11/02(月) 19:50:20
>>290(鉄 夕立『シヴァルリー』)

・『奪った刃』『戻す刃』『手に持つ刃』のそれぞれから殺傷力を奪うことはできますか?
 (能力対象中の刃に、再度能力を行使することはできますか?)

原則、いずれも『不可能』。
『シヴァルリー』の能力で生じた『殺傷力の刃』からは、殺傷力を奪えない。

292鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/11/02(月) 22:05:36
>>291

回答に感謝します、ありがとうございます。

293霜降 寒夜『ヘパティカ』:2020/11/05(木) 20:44:43

「 お邪魔 しまぁす…」
       「 暖かい………」

「最近 ランニング終わると、汗ですごい寒くなっちゃって…」
「…もう11月かぁ…いい『タイミング』、かなぁ。
  …と思って 分からないコトをまとめといたのを、聞きに来ました…」


【基本情報】
・氷像状態のヴィジョンを『解氷』する方法は『目撃』のみと考えて良い?
・氷像状態のヴィジョンは、『氷』や『氷像』のように、冷たく、硬く、実体化していたりする?

【凍結】
・『氷』の性質について。滑りやすいですか?あと、具体的に何度ぐらいとかあります?
・『ヴィジョン』のみ解除し、『氷』を解除せず残す事は可能?

・転がる缶のように、地面の上で転動する物体を『氷』に閉じ込めた場合の、物体の挙動。
 動き続ける?凍り付いて停止する?
・バイクのように、『機能』で動いている物体を『氷』に閉じ込めた場合の、物体の挙動。
 機能が停止し、『急ブレーキ』をかけたようになると考えて良いですか?

・意識を持たない『スタンド』や、『スタンド物質』を『氷』に閉じ込める事はできますか?

【解氷】
・『氷』が解けたのを『目撃』した際に、スタンドに攻撃を行わせない事は可能ですか?
 またこの時、『このスタンドの氷』の『解氷』は起こりますか?

・対象へ接近する際や本体の元へ復帰する際の『軌道』について。
 ある程度、大きく逸れないぐらいのルートを指定して辿らせたり、
 障害物を避ける方向をあらかじめ決めておいたりする事って可能ですか?

・対象へ接近する際や本体の元へ復帰する際の『姿勢』について。
 例えば、『真正面を向かず、若干右側を庇いながら突撃』とか、
 『敵を見据え、背中を向けずにバックステップで復帰』…といった感じで、姿勢を指定することは可能?

・『自動操縦』中、ヴィジョンを解除する事は可能?

・爪や牙を当てないように、優しくタッチ…みたいな『手加減』や、
 大ぶりで大雑把に、周りを巻き込むような『範囲攻撃』って指示できます?
・攻撃や妨害、障害を、わざと『回避』しないように接近、攻撃をさせる事は可能ですか?


・『一撃』って…こう、『一瞬で、一回』って感じ…?…ええと、
 …その、例えば相手にバツ印の傷を刻んでやるッ…ってなった時でさ…
 『片手で十字を切る様に』 だったら…こう…

   ↓シュッ

   十 →シュバッ  …これは一撃じゃないんだよね…?

 それでさ…、 『かかったなアホが!稲妻十字空烈刃!』

ドグァ
     ×
       ァ ァアッ!
             …みたいな、同時に両腕を振るう動きって…『一撃』?

294『音仙』:2020/11/05(木) 22:06:15
>>293(霜降 寒夜『ヘパティカ』)

「ああ、ようこそ……
 キミの暮らしぶりも、聴こえて来ていますよ。
 『運動』で持久力を養うのは良い事ですが、
 風邪をひいては本末転倒……どうか、お部屋は暖かく」

「キミは……紅茶はお好きですか?
 砂糖とミルクにレモン、ジャムもありますよ。
 あるいは緑茶やコーヒーも。どれも出来合いですけど、ネ」

【基本情報】
>・氷像状態のヴィジョンを『解氷』する方法は『目撃』のみと考えて良い?

その認識で正しい。
ヴィジョンの氷はヴィジョンの一部であり、
能力で発生する触れれば解ける氷とは『別』。

>・氷像状態のヴィジョンは、『氷』や『氷像』のように、冷たく、硬く、実体化していたりする?

していない。

【凍結】
>・『氷』の性質について。滑りやすいですか?あと、具体的に何度ぐらいとかあります?

性質はごく一般的な『氷』相応。
温度は『マイナス18℃』ほどのイメージ。
一般の冷凍庫で作る氷がその程度の温度のため、
本体の氷のイメージがそうなった……の、かもしれない。

>・『ヴィジョン』のみ解除し、『氷』を解除せず残す事は可能?

不可能。
ヴィジョンの解除は『能力射程外』の発生に近い。

>・転がる缶のように、地面の上で転動する物体を『氷』に閉じ込めた場合の、物体の挙動。
 動き続ける?凍り付いて停止する?

凍結後、慣性が残る間は動く。

>・バイクのように、『機能』で動いている物体を『氷』に閉じ込めた場合の、物体の挙動。
 機能が停止し、『急ブレーキ』をかけたようになると考えて良いですか?

その認識で正しい。
慣性は残るため、『急ブレーキ』のようになる。

>・意識を持たない『スタンド』や、『スタンド物質』を『氷』に閉じ込める事はできますか?

前者は不可能。
後者は可能。

295『音仙』:2020/11/05(木) 22:06:26
【解氷】
>・『氷』が解けたのを『目撃』した際に、スタンドに攻撃を行わせない事は可能ですか?
 またこの時、『このスタンドの氷』の『解氷』は起こりますか?

可能だが、その場合『解氷』も起こらない。

>・対象へ接近する際や本体の元へ復帰する際の『軌道』について。
 ある程度、大きく逸れないぐらいのルートを指定して辿らせたり、
 障害物を避ける方向をあらかじめ決めておいたりする事って可能ですか?

軌道の指定は『攻撃の種類』に含まれず、不可能。

>・対象へ接近する際や本体の元へ復帰する際の『姿勢』について。
 例えば、『真正面を向かず、若干右側を庇いながら突撃』とか、
 『敵を見据え、背中を向けずにバックステップで復帰』…といった感じで、姿勢を指定することは可能?

姿勢の指定は『攻撃の種類』に含まれ、可能。

>・『自動操縦』中、ヴィジョンを解除する事は可能?

不可能。

>・爪や牙を当てないように、優しくタッチ…みたいな『手加減』や、
 大ぶりで大雑把に、周りを巻き込むような『範囲攻撃』って指示できます?

『攻撃の種類』に含まれ、かつスペックの範囲なら可能。

>・攻撃や妨害、障害を、わざと『回避』しないように接近、攻撃をさせる事は可能ですか?

軌道の指定と同様の理由で、『不可能』。

>・『一撃』って…こう、『一瞬で、一回』って感じ…?…ええと、
> …その、例えば相手にバツ印の傷を刻んでやるッ…ってなった時でさ…
> 『片手で十字を切る様に』 だったら…こう…

>   ↓シュッ

>   十 →シュバッ  …これは一撃じゃないんだよね…?

> それでさ…、 『かかったなアホが!稲妻十字空烈刃!』

>ドグァ
>     ×
>       ァ ァアッ!
>             …みたいな、同時に両腕を振るう動きって…『一撃』?

「たとえ神速の『ヘパティカ』であっても……
 腕を二度振る、これは彼の主観で『二撃』でしょう。
 しかし、エエ、まさにキミの考える通りです。
 『両腕を一度に振るう』……これは、『一撃』と言えます」

296霜降 寒夜『ヘパティカ』:2020/11/05(木) 23:33:03
>>294-295
「 暖かい…ありがとう…」

「あったかい紅茶は、ミルクとお砂糖をたくさん入れたのが好き…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 カチャ…

「…カレンダーで、」

「 『10月23日』から…『11月6日』…明日だね…
  …の間を、『霜降(ソウコウ)』って言うんだってね…」

「『霜降』が終わって、明後日からは『立冬』…冬が始まる…」
「…冬眠前の熊じゃないけど ご飯ちゃんと食べて あったかいの着て 備えなきゃ…」

「 …って思って。」
「お姉さんも、寒さに気を付けて …ちゃんとご飯食べてる?」

 …スタッ
    バサリ 

「また…何か『備え』が必要になったら…よろしくお願いします。」

297『音仙』:2020/11/16(月) 02:24:43
>>296(霜降 寒夜『ヘパティカ』)

「エエ、『冷え』や『寒さ』は健康の大敵です。
 キミのように、忍耐強い人でも……」

          コポポポポ ・・・

「春の雪解けまで待ち続けては、風邪をひいてしまう。
 ぜひ、たくさん暖かいものを食べたり、飲んだりしてください」

        「私も、ミルクを多く入れるのも好きですよ、エエ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「『霜降』……
 キミは博識ですね。初めて知りました。
 私は……あんまりよく食べる方ではないですケド、
 そうですね、今夜は『シチュー』でも作ってもらいます。
 キミに、心配をかけてはいけませんからね……エエ」

         「いつでもお待ちしております。……良い冬を」

298風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2020/12/01(火) 07:55:24
「いい音を、か。ゴーゴー唸る掃除機の音の何がいい音だ」

「だがまぁ、社会のゴミらしいアタシらしい才能なんだろう。風に吹かれて何処へやら……高く高く遠くへなんざ夢のまた夢で、いつかは社会の屑籠に落ちるんだろうがよ」

「だが、たしかに無抵抗じゃあ終わらねえ良い才能だ。ゴミにも、ゴミなりの意固地ってのがあるからな……ゴミでそいつを見せれるのは、悪くねぇ」

「それで、意固地をどこまで見せれるかについて質問があるんだが、いいかい」

1.「ゴミ」の定義に付いて
「本体」が所有する物品を「その場」で廃棄して風に乗せられるゴミとして扱う事は可能ですか?
そして、所有する何かを「廃棄する」行動そのものに質量無視のスタンド能力を発動させる事は可能でしょうか
(例。手に持ったゴミを風で打ち出す。)

2.「渦」の作成について。
渦の作成限界は、手の数と同じ二つと考えるべきですか?


以上です。

299『音仙』:2020/12/02(水) 03:15:51
>>298(風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』)

「『ストラディヴァリウス』で奏でる音色だけが、名演ではありません。
 人の暮らしの中にもあるいは……というのは私の意見に過ぎませんけど、ネ」

「キミは決して、流されるだけのチリではない。
 『社会のゴミ』……あまり好きな言葉ではないですが、
 キミの自認がそうならば、私に口出しの資格はない。
 後はキミが、キミの生きる営みの中で、貫くか……あるいは変えるか」

「道を決めるための『質問』は、なんでもお答えしますよ。エエ……」

>1.「ゴミ」の定義に付いて
>「本体」が所有する物品を「その場」で廃棄して風に乗せられるゴミとして扱う事は可能ですか?

『可能』。

>そして、所有する何かを「廃棄する」行動そのものに質量無視のスタンド能力を発動させる事は可能でしょうか
>(例。手に持ったゴミを風で打ち出す。)

『不可能』。
廃棄の『途中』である物体は、まだゴミとは看做さない。
手から捨てた際の『落下中の物』も、同様の理由で不可。
上の質問と合わせて言えば、『廃棄』した後、
床や地面に『落ちた瞬間』からが能力対象にできる状態。

なお、『本体自身』をゴミと見做す場合は、
その時の所有物もまとめてゴミとして風に乗せられるが、
所有物のサイズが『自転車程』を明らかに超える場合や、
微生物等を除く『生物』が含まれている場合については、
本体のみが風に乗り、それら対象外の物品は乗らない。
(本体のサイズは『風に乗せられる大きさ』の制限に含まない)

>2.「渦」の作成について。
>渦の作成限界は、手の数と同じ二つと考えるべきですか?

詳細記入漏れ申し訳ございません。
『二つ』で正しいが、片手につき一つずつではなく、
例えば二つとも右手から発生させる事も可能。

300風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2020/12/02(水) 07:31:50
>>299

「ありがとうよ。なるほどね。堕ちきって初めて『ゴミ』か」

「考えてみりゃあそうだよな。『流れ星』だって地面に落ちたら石ころだが、落ちてる途中はキレイだもんな……」

「『勉強』になった。一瞬だけ『吸引』出来るかもなんて思ったが、『エアダスター』であって『掃除機』じゃねえんだから出来るわけねえし……使ってる内に『疑問』や『思い違い』もまたするかもしれねえ」

「その時はまた来るよ……『アタシの道』の先にあるこの場所が、『渦巻き』みてーに、今よりも『巻き上がった』場所にあるか、それとも『単に一周した』場所にあるのかは、わかんねーけどな」

301『音仙』:2020/12/03(木) 00:51:49
>>300

「エエ、『着地』するまでは、どうなるかは分かりません。
 ……『スタンド能力』は自分のものでも、
 自分だけでは確かめきれない部分も多い。
 何か分からないこと……気になる事があれば、いつでもどうぞ」

「それでは、また。
 ――キミの旅路が、少しでもキミの望む形になる事を祈ってます」

302風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2020/12/05(土) 00:24:58
追加で質問です

1. 渦の『同時発生』による『神砂嵐』モドキは可能ですか?
2. 本体は突風の直撃や『渦』による擬似飛行、飛翔、跳躍が可能であると認識してますが『スタンド』はどうなるのでしょうか。本体に引きずられる形での移動を行うのか、スタンド自体も『本体』と同程度に影響を受けるのか。受ける場合、スタンドに抱かれる形での飛行も可能なのかどうか
3. 5mの射程範囲に渦を発生させる条件の『地面』は『平面』ではなく、『下』から起こる渦に限定されると考えてよろしいでしょうか? 壁の側面や天上から『渦』を起こす事は出来ないと考えてよろしいでしょうか?
4. 渦発生の『その場で風を起こし続ける』は、『渦を起こす位置に突風を打ち込む』ではなくて、『渦を起こすことを意識しながら「深呼吸」の間は動かず、どこにでも構わないので突風を放ち続ける』という解釈でよろしいでしょうか
5. 上記の質問が前者の場合、『風が届かない場所(遮蔽されているなど)の内側』には風は起こせないと考えてよろしいですか?
6. 『拾う動き』をされた途端に『ゴミ』でなくなる事による質量の復活は『本体』である風歌にも作用しますか(例としては『捕縛』による攻撃意図を向けられ、行動に移された瞬間など)

質問が多くなって申し訳有りません。
お手すきの時に返答お願いいたします。

303『音仙』:2020/12/05(土) 02:06:06
>>302(風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』)

>1. 渦の『同時発生』による『神砂嵐』モドキは可能ですか?

『渦』は単なる『風速の強い風』でしかないので、
『ワムウ』のように『破壊空間』を作り出す事は出来ない。

>2. 本体は突風の直撃や『渦』による擬似飛行、飛翔、跳躍が可能であると認識してますが『スタンド』はどうなるのでしょうか。
>  本体に引きずられる形での移動を行うのか、スタンド自体も『本体』と同程度に影響を受けるのか。受ける場合、スタンドに抱かれる形での飛行も可能なのかどうか

『このスタンド』は『移動』しない(『ゴミではない』のではなく、『能力上の制限』)
風の射程が5mでスタンドの射程も5mなので、これによって『射程外』に出る事もない。

>3. 5mの射程範囲に渦を発生させる条件の『地面』は『平面』ではなく、『下』から起こる渦に限定されると考えてよろしいでしょうか? 
>  壁の側面や天上から『渦』を起こす事は出来ないと考えてよろしいでしょうか?

現時点では、『下からの渦』のみ可能。

>4. 渦発生の『その場で風を起こし続ける』は、『渦を起こす位置に突風を打ち込む』ではなくて、
>  『渦を起こすことを意識しながら「深呼吸」の間は動かず、どこにでも構わないので突風を放ち続ける』という解釈でよろしいでしょうか

『前者』の認識が『正しい』。

>5. 上記の質問が前者の場合、『風が届かない場所(遮蔽されているなど)の内側』には風は起こせないと考えてよろしいですか?

その認識で『正しい』。

>6. 『拾う動き』をされた途端に『ゴミ』でなくなる事による質量の復活は
>   『本体』である風歌にも作用しますか(例としては『捕縛』による攻撃意図を向けられ、行動に移された瞬間など)

前提として、『質量が無いように風に乗るようになる』だけで、『質量が消える』わけではない。
また、『拾う動きをされているもの』はゴミと見なさず、『風』に乗せられないが、
『風に乗っている最中』については、乗り続けている限り、『拾う動き』をされても『ゴミ』と見なされ続ける。

304御影憂『ナハトワハト』:2020/12/05(土) 04:43:47

(※ナハトワハトによる能力詳細を見た限り。
4.体の他の部分は闇に同化させたまま、一部位だけを実体化させる事が出来る。
  この場合、その部位のみは通常通り視認でき、また干渉も出来る。
との記述から。それ以外、実体化しない場合は相互不干渉が働き
相手の姿、行動によって発生する物音等も認識出来ないと判断します)

質問です。
ミッション内で上記の判定が出されている。
今後にも関わるため、この通りであるかどうかを確認したい。

305『音仙』:2020/12/05(土) 05:18:50
>>304(御影憂『ナハトワハト』)

『ナハトワハト』の能力は……

>1.他者から姿が視認不可能になり、スタンド・通常物質問わず相互に干渉不能となる。
>4.体の他の部分は闇に同化させたまま、一部位だけを実体化させる事が出来る。
>  この場合、その部位のみは通常通り視認でき、また干渉も出来る。

・実体化させた一部位以外、『他者から視認不可能』
・実体化させた一部位以外、『相互に干渉不能』

なので、『こちらから他者を視認出来ない』事はなく、
また聴覚に関しては、能力の範疇に含まれていない。
よって『ナハトワハト』発動中の御影PCの側から、
相手のことが認識できないというのは『正しくない』。

306『朝山』:2020/12/05(土) 19:45:30
心音サイフォン様の質疑回答、ミッション内で確認させて頂きました。
こちらの方で、能力詳細を見た上でフラジール・デイズのような形だと
捉えて誤解した事を、まず謝罪させて頂きます。

あと、他に『ナハトワハト』様の能力内で気になる事を代わりに質疑させて頂きます。

1:『ナハトワハト』が闇の中で能力を発動中は。その暗所空間での視界は
明るい場所での視界と変わりないと言う認識で間違いありませんか?

2:相互干渉不可能の状態で、干渉不可能の存在と重なるような状態で
一部位の実体化及び、能力を解除するような行動を行った場合は
すり抜けの強制解除の状態のようにスBで其の生物の一番近くに弾かれるのか
または別の処理となるのか。

3:すり抜けで配管などを移動中、本体が身に着けてるバックなども携行して
発現は可能だと思うので、そのバックを外した場合の処理もスBで一番近くの
出口への放出と言う処理となるのか。

307『音仙』:2020/12/05(土) 20:20:21
>>306
判定ミスについては誰にでもあることですので、
どうかお気になさらないでいただければ幸いです。

>1:『ナハトワハト』が闇の中で能力を発動中は。その暗所空間での視界は
>明るい場所での視界と変わりないと言う認識で間違いありませんか?

その認識で『正しい』。
暗闇を狩場とする『ナハトワハト』は、
発現中『暗闇でも問題なく周囲を視認出来る』
詳細記述漏れ誠に失礼しました。

>2:相互干渉不可能の状態で、干渉不可能の存在と重なるような状態で
>一部位の実体化及び、能力を解除するような行動を行った場合は
>すり抜けの強制解除の状態のようにスBで其の生物の一番近くに弾かれるのか
>または別の処理となるのか。

『そもそも実体化出来ない』が正しい。

>3:すり抜けで配管などを移動中、本体が身に着けてるバックなども携行して
>発現は可能だと思うので、そのバックを外した場合の処理もスBで一番近くの
>出口への放出と言う処理となるのか。

霧状化している『すり抜け中』には、
バッグなども併せて霧状化しているため、
それだけを外したりは出来ないというのが正しい。

308御影憂『ナハトワハト』:2020/12/31(木) 19:20:23

「…………こんばんは」

        ボソッ

「一つ『教える』というか『聞きたい』というか…………。
 お互いの認識に『違い』が無いか確認したい…………」
 
「『明かり』…………弱くしてもらえる…………?」

             ボソッ

「今…………私は手の中に『100円玉』を握っている…………。
 見ての通り…………
 『ナハトワハト』は既に発現済み…………。
 そして…………その状態で全身を『闇と同化』する…………」

         ボソッ

「さて…………『どうなるでしょうか?』」

309『音仙』:2020/12/31(木) 20:37:29
>>308(御影憂『ナハトワハト』)

「答えは『無音』…………エエ、コインは落ちない」

「と、答えだけでは部分点ですね。
 途中式も答えると……『既に持っている』なら、
 キミの持つ『かばん』や『スマートフォン』、
 厳密に言えば少し違いますが『衣服』と同じく、
 『闇に溶ける』際に、一緒に溶けてしまうからです」

「ゆえに手放す事も不可能ですが、
 逆に言えば『手放さずに済む』……でしょう?
 どちらが望ましかったのかは、『聴きません』けどね」

310御影憂『ナハトワハト』:2020/12/31(木) 20:48:14
>>309

「…………『正解』」

     ボソッ

(やっぱり『把握』されてる…………)

(『音仙』…………敵じゃないけど…………)

(もし敵になったら…………『厄介』…………)

「じゃ…………また、その内に…………」

           ――――――パタン

311鉄 夕立『シヴァルリー』:2021/01/12(火) 19:38:46
『コンコン』『ガチャ』

「新年、おめでとうございます。今年もよろしくお願い致します」

紙袋を手に、一人の少年が扉を開けてやってきた。深々と頭を下げる。

「新年のご挨拶も兼ねて、私事が一段落つきまして、そのお礼も合わせてお邪魔させて頂きます」
「こちら、個人的な好物の『信玄餅』です」

そう言って紙袋を差し出す。

312『音仙』:2021/01/12(火) 20:19:56
>>311

「ああ――――明けましておめでとう。
 『私事』については、私からは聞きません。
 語らうべき相手とは、十分に語らったでしょうし、
 私も……ある程度の顛末は、聴き及んでいますし」

「それを話に来たのであれば、
 もちろん、聞き耳にはなりますケド」

扉の中には、勿論『藤原しおん』がいる。
新春であれ何も変わりは無い部屋だ。
熱帯魚の、ポンプの音だけが鳴っていた。

「これはご丁寧に。……『和菓子』には、『お茶』が良いですよね」

例の『機械の蔓』――『音響機器の蔓』が複数伸び、
差し出された信玄餅の『紙袋』を受け取るとともに、
向かいの『椅子』が引かれ、『茶葉の缶』が取られる。

藤原自身は椅子に座ったまま動かない。
鉄の『性質』を理解して近付くのを控えているのか、立つのが嫌なだけか。

313鉄 夕立『シヴァルリー』:2021/01/12(火) 20:52:55
>>312

「お気遣い、ありがとうございます。…便利な『スタンド』ですね」

率直に言ってしまうと、意外と少しものぐさな面があるのだろうか、などと思ったりもしたが。
当然それを口にはしない。ひょっとしたら、自分が知らないだけで彼女は足が悪いのかもしれないし、
常に『スタンド』を動かす訓練を怠らないようにしているのかもしれない。
何にせよ、勧められた椅子に座る。

「いえ、お話が早いようで何よりです。大変に辛く、険しい道のりではありましたが。
 こうして五体満足で乗り越えられ、かけがえのない仲間も得る事ができました」
「その為の『力』を授けて頂いた『音仙』さんには、感謝をしております」

それも彼女の『スタンド』によるものなのか。あるいは、『タダヒト』さん達と知り合いなのか。
凡その顛末を知っている─────のではなく聴いている、と彼女は言った。
その言葉からして、前者が近いと予想している。改めて、思う。底の知れない人だ。

「この度は、その『力』…オレの『シヴァルリー』の状態も、今一度確認をして頂ければ、と思いまして」
「もっとも、何か不足を感じているわけではありません。ただ、これからもオレはまた
 戦いに身を投じることになるかもしれません。その時に、後悔をしないように」

あえて口にはしないが、己が身体に取り憑いた『蛇尾川』のこともある。
それが『スタンド』に影響があるのか、あるとしてどんな影響なのかは分からない。
ただ、いざという時に刀が刃毀れしていては戦いにならない。その為の手入れをお願いしたい、という意図もある。
彼女は何が起きたか大体理解しているようだが、その為に必要なことがあれば、話しておきたい。


『アポなし泥棒御用なり』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1547738761/96-350
『凍える刃』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1547738761/351-690
『ブラック・エピタフ』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1601890582/2-100

314『音仙』:2021/01/12(火) 21:50:25
>>313(鉄 夕立『シヴァルリー』)

「私の『ウィスパーズ』は、無敵ではないですけど……
 『成長』を繰り返している分、『利便性』はちょっとしたもの」

「あ……少し『不躾』でしたが、その、許してください、ネ」

   カタ ン…

『お茶』を淹れながら、余剰の『蔓』は縮んでいく。

「ええ、まず……キミが、おおむね無事でよかった。
 私が『スタンド』を目覚めさせられるのは、
 『スタンドの眠っている人間』に限ります。
 そして眠っている人間は『使えない』のに『惹かれ合う』」

                  ・ ・ ・

「『この件』が起きるより早く、目覚めさせていてよかった。
 ……実際のところ、私自身、自分の『能力』には感謝しました」

『鉄』の座る席にもすでに『コップ』は置かれていた。
というより、ほとんど常に置かれているのだろうが。

「とはいえ切り抜けられたのは、キミの『手腕』あってこそ、でしょう。
 『戦い』の仔細までは知りませんが、『シヴァルリー』を以てしても、
 すべての人間が、キミのように切り抜けられたとは限りません……」

       「だから――――今一度聴きましょう。キミの心の囁きを」

                     シュルルル
                           ルルル

言葉と共に、『音仙』は『背後』に視線を遣る。
『音響機器』で構成された樹の『木陰』に、この『テーブル』であると、分かる。

315鉄 夕立『シヴァルリー』:2021/01/12(火) 22:39:44
>>314

「あ、いえ、お気になさらず…」
(ただ単に面倒だったようだ…)

目をテーブルに落としたまま、静かに頷く。
何か勝手に色々と理由を考察してしまったが、想像よりこの人は人間離れしていないのかもしれない。
纏う雰囲気や、心の音を聴くという表現、何より『スタンド』を目覚めさせるという
得意な『スタンド』の持ち主であるだけに、俗人とはかけ離れた存在だと思っていた。
少しだけ、安心できた。─────しかし。

「『眠っていても』、スタンド使いに遭遇する可能性が高い、のですか」
「それは確かに危険ですね。『スタンド使い』は良識のある人間ばかりとは限りませんから」
「ちなみに『眠っている』人間に、あなた以外にも分かるような特徴はあるのですか?」

もしあるならば、声をかけて積極的にこちらへ連れてくるべきだろうか。
自衛の為の力は、持っておくに越したことはないだろう。数々の戦いを経て、自分も痛感している。

「恐縮です。最初に目覚めた時は、刃物を扱うこの力。些か自分の手に余るかもしれない、と思いましたが」
「幸運にも、自分にはそういう気性があったようです。いざ戦いとなれば、躊躇なく『スタンド』で戦うことが出来ました」

戦わずに済むならそれが良い。だが、それだけで終わらない時もあるのだと痛感した。
ならば、必要な時に必要な力を振るう。それが『シヴァルリー』、『武』を担うものだ。
コップを持ち、ゆっくりとお茶を静かに啜る。

「・・・・・それは?」

『音仙』、藤原さんのスタンドの陰にあるものに目を向ける。一体、どういう仕組みなのだろうか?

316『音仙』:2021/01/12(火) 22:49:38
>>315

「私は、『そう考えてます』……
 学説と言うほどの話でもないですが、
 マア、その、私自身の経験に由来する事です。
 端的に言えば、私も『生まれつき』の能力者ではないので」

「そして『見分け方』はありません。
 私も、『聴く』までは……ここに来ても、
 スタンドに目覚めず帰った方はいます。
 『数奇』な運命の中で生きている方も、
 ごくごく普通の、平均的な人生を歩む方も」

鉄の質問に穏やかな調子で答えながら、
『茶』と『菓子』の準備は進められていく。
中には、『日本茶』と合うとはあまり思えない、
洋菓子の一種――――『プレッツェル』も見受けられた。

「……『戦う力』は時に『暴力』と混同され、厭われます。
 ですがキミがそうであるように、力は力。暴力とは『振るい方』」

「私も……講釈をするほど、人間性に優れたものではありませんケド」

テーブル、いす、そして向かい合う『音仙』と『鉄』も、
すべてが『ウィスパーズ』と呼ばれるスタンドの『木陰』にある。

「ここが『木陰』であることに意味がある、それだけです。
 テーブルにも椅子にも、もちろん食べ物にも仕掛けはありません」

そして『飲食』の準備が整った頃、半ば髪に隠れた目が『鉄』を見据えた。

「――――では、今再び『聴き』ましょう。
 場合によっては、時間もかかりますが……準備はよろしいですか?」

317鉄 夕立『シヴァルリー』:2021/01/12(火) 23:14:18
>>316

「…あなたも、後天的に目覚めたのですか」
「それは、突然に?あるいはオレのように、誰かの協力を得て、でしょうか?」

テーブルの上に並べられた菓子の中にある、『プレッツェル』。覚えていてくれたのだ。
いや、実際あの時は好きな洋菓子を訊かれて、あまり食べたことのない菓子の中で
そういえばこの前妹からもらった『プリッツ』は美味しかったな…という記憶から引っ張り出した名前だったが。
何にせよ、ありがたいものだ。小さく頭を下げ、先に『プレッツェル』に手を伸ばし、頂く。
しげしげとその特徴的な形を見つめた後、小さく食べてみる。…美味い。

「こういった場所を訪れ、何かを変えようとした人間にのみ、『目覚める』機会があるのでしょうね」
「かく言うオレも、これは自分にはどうしようもない事だと諦めていたら、『シヴァルリー』に目覚める事もなかったでしょう」

やはり、『眠っている』人間の見分け方はないようだ。覚悟していた事であるが故に、衝撃はない。
それならば、これから自分が生きていく中で、何かに抗いたくとも力を持たない人間に会った時。
この場所を、勧めよう。何も変わらないかもしれない。それでも、希望は少しでもあった方がいい。

「…一連の事件を通じて、色々なことを知りました。この街では、想像よりも数多く事件が起きていること」
「そしてそういった犯罪に手を染める人間は、必ずしも想像するような『悪党』ではなく、
 日常の中で偶々足を踏み外し、そちら側へと落ちてしまった者もいること」


>    「私の所属する『三課』は、
>     『窃盗犯』を主担当としている」
>    「スーパーの『万引き』、『空き巣』や『ひったくり』は、
>     この町の何処かで、毎日起こっている」


>      「ああ、自首するよ」

>      「このスタンド能力を、使わずに生きてきた」

>      「――――だが、いざ使ってみれば、このザマだ」

>      「慣れないことを、するべきじゃあ、なかったよ……」

「オレも例外ではありません。常に自らの行いに気をつけて、これからも邁進していく所存です」
「よろしくお願いします。今日は家族へと遅くなる旨を伝えてあるため、問題ありません」

そう言って深く頭を下げ、今度はしっかりと『音仙』さんの瞳を見返す。
彼女は真剣に望んでいる、自分も同じく真剣に望まねば失礼だ。ましてやこれは自分がお願いした事なのだから。

318『音仙』:2021/01/19(火) 22:06:56
>>317(鉄 夕立『シヴァルリー』)

プレッツェルはごく平均的に、美味だった。
包装からして既製品ではあるのだろうが、
だからこそ過度な気遣いの重みも無い。

「――――それは『後者』ですね。
 私もかつて、この能力を『供与』されました。
 そう、『何かを変えようと』……
 エエ、ごく些細な望みではありましたけど」

『藤原しおん』は『ウィスパーズ』を見上げる。
 
「勿論『今の形』になるまでには……
 幾度か、『成長』を重ねた結果ではあります。
 あくまで、『能力の成長』ですけど……ネ。
 人間的に私が成熟しているかとは、別の話です」

「それは私以外のスタンド使いにも……きっと全ての人に言える事」

そして『音仙』は、『鉄』の言葉と視線に頷く。

「私は、その、カウンセラーではありませんが……経験から言って、
 人生の中で『力』を磨いても、『心』は削られるかもしれない。
 『心』は磨かれても、ええ、『力』が追い付かないことだって多い。 
 『苦境』を超えた者すべてが、失う物より多くを得られるとは限らない」

「キミは強く、そして優しい。きっとこれからも……エエ。
 ですが、『強さ』『優しさ』が常に正解を導くとは限りません。
 むしろ、『できてしまう』からこそ『踏み外す』線もある。
 だからこそ……己を顧みることの出来る、その『意志』を」

           キィィィィィィィ  ―――――――
                              ン

                    「これからも、どうか、保ち続けて」

319『音仙』:2021/01/19(火) 22:56:43
>>317(鉄 夕立『シヴァルリー』)

          ィィィィィ――――――――――  ・・・


「さあ、『聴こえ』ましたよ。
 キミの中に響く、新たな音……
 紛れもなく『新たな領域』ですが、
 どちらかと言えば『出力の強化』ではなく、
 手札を増やし……戦い易さを高める形と、言えます。
 過度な『殺傷力』ではなく、その新たな手綱」

「即ち『殺傷力』を『統合』――――『研ぎ澄まし』て『太刀』と為す」

              『シャ 
                    キン』

「『シヴァルリー』……『セッション』」
 
「『個』を『殺す』ようにも思える能力ですが、
 『セッション』という名前が示す通り、
 むしろ、『まとめ上げる』と言うべきでしょう。
 勿論、キミ自身の気質がどうこうというわけではありませんよ」

           「あとはキミが『後悔』をしないように……
             私から出来るのは、これを聴かせる事だけ」

                         キィィィィィィィ  ―――――  ン

「それと、ここで祈っているくらいでしょうか。
 ……如何なる壁が現れても、キミの道はキミのもの。この先も、お気を付けて」 

                               「また……行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

『成長』した『シヴァルリー』は、新たな『戦い方』を有する。

奪っている『殺傷力』が『2つ以上』ある時に発動できる『第二の能力』。
それらを1つに『統合』し、『研ぎ澄ます』事で、一本の『刀』を形成する。

刀に特別な能力は存在せず、統合した分の『蓄積枠』も使ったままだが、
統合した数に応じた『切れ味』と『刃渡り』を有しており、
2つで『脇差』、3つで『太刀』、4つで『野太刀』に相当する。
『4つの殺傷力』を『二振りの脇差』にすることも、可能。
雑多な殺傷力を、『使い勝手』に優れた『武器』に変えられる強みがある。

その『刀』そのものに先天的な名は無いが、
『統合』の性質は、『セッション』とも称される。

『シヴァルリー』Chivalry
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(2m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:B→C

『シヴァルリー・セッション』Chivalry Session
破壊力:C〜A スピード:―  射程距離:D(4m)
持続力:B  精密動作性:―   成長性:―

――――――――――――――――――――――――――――――――――
                            鉄 夕立『シヴァルリー』→『成長』。

320『音仙』:2021/01/19(火) 23:08:19

視認した『刃』から殺傷力を奪い、なまくらにする。
奪った殺傷力は、その『刃』の形を成して手に発現出来る。
奪う際にも殺傷力が刃の形を成してこのスタンドに飛来し、それを吸収する。
その飛来経路に無生物があっても透過し、生物がいれば容赦なく切り裂く。

『シヴァルリー』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(2m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:C

奪った殺傷力は複数『統合』して『研ぎ澄ます』事で、
それらを一本の『刀』の形に変えた上で手に発現する事も出来る。

『シヴァルリー・セッション』Chivalry Session
破壊力:C〜A スピード:―  射程距離:D(4m)
持続力:B  精密動作性:―   成長性:―

【基本情報】
1.人型。本体とのダメージフィードバックを有する。また、視覚のみ有する。
2.このスタンドの視界内に存在する『刃』から、『殺傷力』を奪う事ができる。
  鞘などで刀身全体が隠れている刃からは奪えない。一部が隠れているだけなら、奪える。
  常に刃全体から奪う事になる。一部分だけ奪ったりは出来ない。
  また『爪』や『牙』などの刃物は、『一本で刃物足り得る』場合は一本ずつ奪い、
  並んだ牙のように、一本ずつ斬ることが困難である場合はまとめて奪うことができる。
  刃にスタンドなどで後天的に付与された『殺傷力』を奪えるかはケースバイケース。
  『刃の切れ味を高める』物なら刃の殺傷力ごと奪え、『刃そのものと無関係と断定できる』場合は奪えない事が多い。
  後述の、『シヴァルリー』が生み出す『殺傷力の刃』から『殺傷力』を奪う事は出来ない。
3.刃の定義は『パワーD相当以上の鋭さ』を持つ刃物であることか、
  実際に何かに『切り傷』を付けた、または『切断』『両断』したのを見ること。
  槍の柄などの一体化した付属品も刃の一部とみなされるが、
  一時的な付属品、例えばただの包丁に後から結びつけた棒などは含まれない。
4.『紙』や『手刀』などは刃物でないため通常は刃ではないが、
  後者の条件を満たしたことを視認すれば、その瞬間から刃物扱いできる。
5.殺傷力を奪われた刃物は、何に命中しても『刃物自体によるダメージ』を与えられない(パワー:なし 相当になる)
  これは打撃などに用いても同じ。ただし刃物を扱う腕などのパワーや、
  刃を振るう行為自体のスペックが失われるわけではないため、
  ダメージを伴わない押し込み、拘束などには使用出来るし、
  刃で押された人間が釘を踏んだり、または元々負っていた傷が広がって傷つく事はある。
6.同時に刃の殺傷力を奪っておけるのは『4つ』まで。持続時間は『10分』で、能力射程は『20m』。
7.一度殺傷力を奪い、解除して殺傷力が戻った刃から再度奪うには『1分』のクールタイムが必要。
8.スタンドそのものが解除された場合、蓄えていた殺傷力は霧散し、『一呼吸後』に刃の殺傷力が回復する。

【殺傷力を奪う過程】
1.奪った殺傷力は、幽体のように刃から抜け出し、
  その刃の形でこのスタンドに切っ先を向けて飛来する(パスBC)
  スタンドのどの部位に飛来するかは、不自然な軌道でなければ選択可能。
  この殺傷力の刃は実体化したスタンド物質であり、一般人も視認・干渉可。
2.途中にある無生物は透過し、生物には命中。このスタンドに触れると吸収される。
  壊される、生物の体に阻まれるなどすれば霧散し、一呼吸後に刃の殺傷力が回復する。
  生物に命中し、貫通した場合などは霧散せずそのまま進む。
3.能力の任意解除は可能。解除した瞬間、奪っていた殺傷力は刃に戻っていく。
4.戻っていく際も、幽体のようにスタンドから抜け出して、
  刃に切っ先を向けて飛び(パスBC)、刃に触れれば吸収される。
  この時『シヴァルリー』は刃を吸収しないため、通常通りに干渉する事が可能。
  ただし、『自傷』することは出来ない。
5.無生物は透過すること、そして生物には通常通り当たるのも同じ。
  途中で阻まれれば霧散し、一呼吸後に刃の殺傷力が回復するのも同じ。
6.刃から飛び出した、または刃に戻ろうとしている時の殺傷力は、『パC』の全力打撃で霧散させられる。
7.霧散した場合の刃の殺傷力回復は、飛来の過程が無い。

321『音仙』:2021/01/19(火) 23:08:30
【手で扱う際の殺傷力の刃】
1.奪っている殺傷力は、このスタンドの中に蓄えられており、いつでも内容を把握出来る。
 『刃物』にスタンド能力が付加されている場合はその部分だけ、
 『刃物』そのものがスタンドの場合は能力の概要を把握できる。
2.奪っている殺傷力を元々の『刃』の形で、このスタンドの手に発現し、扱う事が出来る。
  ただし確実に手で持つものでない(例えば刃が着いた靴など)場合、該当する部位に現れる。
  発現に勢いはないため、障害物を押しのけながらの発現は出来ない。
  発現時の刃物の持ち方は、ちゃんと保持できているなら自由。
3.同時に発現しておける刃は『2つ』まで。視認していれば、任意解除可能。
4.この殺傷力の刃については『スタンド体』。一般人には見えず、干渉もされない。
5.投擲したり、人に渡したりもできる。この場合の射程は『4m』。超えると霧散する。
6.刃自体に『スタンド能力』など特異な効果がある場合、それは殺傷力の刃にも備わっている。
7.なお、無生物を透過する効果はない。『シヴァルリーで扱う為』に形を強く与えているのが原因と思われる。
8.手で扱っている際の殺傷力の刃の強度は、元となった刃に準拠する。
9.元となった『刃物』が消失した場合でも、奪った『殺傷力』に影響はない。
  ただし解除時の『戻っていく』過程は経ず、その場で消滅することになる。

【セッション】
1.奪って、かつ手に発現はせず『蓄えている』状態の殺傷力が『2つ以上』の時にのみ使用が可能になる。
  使用は強制ではなく、使用時には一呼吸ほど、精神を統一する必要がある。
2.『2つ』〜『4つ』の殺傷力を『統合』して『研ぎ澄ます』事で、『一振りの刀』に形成して手に発現する。
3.この刀は『統合した殺傷力分』の『蓄積容量』を使っている。
  『4つ』統合した刀の形成時には、それ以上殺傷力は奪えない。
4.『同時に発現している刃の数』としては刀一本としてカウントされるので、
  『3つ』統合した刀の形成時に、他の殺傷力を刃として手に発現する事は可能。
5.スタンド体である事や、射程など、基本的な性質は、通常の『手で扱う際の殺傷力の刃』に等しい。
5.刀の切れ味と刃渡りは、統合した殺傷力の数に応じて変わる。
  (消費した殺傷力の切れ味やサイズ、形状、付与されている能力は、刀のそれに影響しない)

      【切れ味】     【サイズ】
  『2つ』 C相当       脇差  (約50cm、一尺六寸)相当
  『3つ』 B相当       太刀  (約80cm、二尺六寸)相当
  『4つ』 A相当      野太刀 (約110cm、三尺六寸)相当

6.この能力の切れ味におけるC相当は、『破壊力Cで破壊できる物を切れる』を意味する。
7.『4つ』蓄積している時、『4つ』統合して一振りの野太刀にするだけでなく、
  『2つ』統合して作成する『脇差』サイズの刀を『二振り』作成する事も出来る。
8.解除時は刀は『霧散』する。統合していた殺傷力は元の刃に戻っていく過程を経ず、一呼吸後に再生する。

322鉄 夕立『シヴァルリー』:2021/01/20(水) 00:51:21
>>318-319

『音仙』さんも誰かから『スタンド』に目覚めさせてもらったと聞いて、内心で少し驚いた。
個人的な感覚だが、『スタンド』を引き出す『スタンド』というのは、
どこか他のスタンドと一線を画す存在だと認識していた。
だが、それはたまたまそういう能力であった、というだけで
実際は自分達のような人間と、そう変わらない人なのかもしれない。
そんな彼女が『変えたいと願ったもの』、興味がある。もっと言ってしまえば、ここに至るまでの過去の内容を。
だが、流石にそれはプライバシーに関わる問題だろう。ここで性急に問い訊ねる事ではない。

「・・・・・藤原さんのお言葉を、胸に深く刻ませて頂きます」
「そして新たなる力─────『セッション』。感謝致します」
「この力を用いて、また新たな壁を切り開き道を作り出せるように。精進致します」

ゆっくりとお茶を飲み干し、立ち上がる。
新たな力に溺れぬよう、また振り回されぬように。自分に出来ることと言えば、ただ訓練するだけだ。
斑鳩くんを始め、友人や仲間、また日々を平和に暮らす人が、困った時に助けられるように。

「ありがとうございました」

深く頭を下げて、背を向けて入り口へと歩き出す。─────。
途中で一度足を止めて、振り向いた。

「・・・ちなみに、藤原さんは何が『カワイイ』と思いますか?」

323『音仙』:2021/01/20(水) 01:37:06
>>322(鉄 夕立『シヴァルリー』)

藤原しおん、という女について多くは分からない。
なぜ『スタンド使い』になろうとしたのか。
なぜ『供与』する力を得て、それをしているのか。
彼女はどこから来て、どこに向かう存在なのか。
それが知るべき事なのかどうかも、分からない事だ。

「私は『教師』や『牧師』でもありませんので、
 言葉をどう受け止めるかはお任せします。
 ……望むなら、それがキミの助けになれば」

茶の味がゆっくりと口の中に広がり、
それが喉を通って、体を満たす。
『新たな力』も同じように浸透していく。
『シヴァルリー』の一部として、既に『成った』。

「エエ、こちらこそありがとう。
 ……『カワイイ』? ええ、まあ、そうですね。
 悩みます、けど…………そう、『熱帯魚』?」

立ち去る夕立に、目を細めていた『藤原』だが――

               ス

「『プレコ』などは……好きで、そこの水槽にも何匹かいますね。
 ああ、いえ、『アクアリウム』にすごく詳しいわけではないのですが」

視線を向けた先には、『エアポンプ』の音。そこに泳ぐ、色とりどりの魚たち。

324鉄 夕立『シヴァルリー』:2021/01/20(水) 01:51:13
>>323

「成る程。『プレコ』…というのですね、この魚の種類は」
「熱帯魚…特に『プレコ』は『カワイイ』。参考になりました、ありがとうございます」

もう一度身体を『音仙』さんへと向けて、頭を下げる。
成る程、確かに小さい生き物は可愛らしい。とはいえ魚に馴染みはなかったが、
女性の感覚からすると、こういうものも『カワイイ』の範疇のようだ。見識が深まった。

「それでは、お互いにお元気で。また何か困り事などありましたら、すぐにご連絡を頂ければ」
「…失礼致します」

そして、ドアを潜り抜けた。
あの人は、自分達兄妹を救ってくれた。だから、きっとこれからも、また誰かを助けてくれるのだろう。
それならばあの人を守ることが、また誰かを救うことに繋がるはずだ。

「何にせよ、また鍛錬だな」

『シヴァルリー』を発現し、その姿をしばし眺めた後に解除する。そうして歩き出した。
この能力を活かす機会は、実はこの後、生涯訪れないのかもしれない。鍛錬も無駄になるかもしれない。
けれどそれは最も喜ばしい事だろう。それはこの街が、ずっと平和なままだったのだろうから。

325ソラ『ステインド・スカイ』:2021/01/20(水) 18:58:36
「そら……?」「……ソラ……」「藤原ソラ……だと……?」

「いいね!気に入ったよ
 まっさらで空っぽなゼロからのスタートにピッタリだ、スケールもでかいし」
「お姉さんは私のゴッドマザーだね
 あのさ…ママとかお母さんって呼んでいい?いや、駄目なら別にいいんだけど…」

「そうだ、少し質問があるんだけど」

・身体能力に補正がかかるらしいけど、ジャンプ力が増したりスタイリッシュな動きが出来るわけではない?
・『冠』が破壊された場合、再発現にはどうすればいい?
・雲の上に乗った状態でステッキによる再調整を行ったとして、どこまでも高く引き上げる、または下げる事は可能?
 あくまで最初に『浮上』させた位置を基準としての再調整しか出来ない?
・『氷点下』の核が0度以上になった場合どうなる?

「どうしたいか…か
 今はフリーの状態だからな、気の向くままに動いて記憶の手がかりを探すのもいいか」
「と言っても、フリー過ぎて家も金も無いのは問題だな…」

「……あんたに親こうこ…、いや、恩返ししてみるのもいいかな?」

326『音仙』:2021/01/21(木) 08:08:55
>>325(ソラ『ステインド・スカイ』)

「呼び方は……キミに任せます。
 ですが、私に『その役目』が出来るかと言えば、
 正直に言ってあまり、その、自信はありません。
 …………だから、『駄目』とは言いませんが、
 その事で、いつかキミは傷ついてしまうかもしれない」

「……『名付け親』として、キミの事を見捨てはしませんが」

        「……『親』のように、
         無尽無償の愛は注げない、かも」

>・身体能力に補正がかかるらしいけど、ジャンプ力が増したりスタイリッシュな動きが出来るわけではない?

スピードが『B』になっているため、
スタンドのルールに基づき『跳躍』力は増す。
(『スピードB』の『垂直跳び』は『2m』)

ただし精密動作性は上がっていないため、
曲芸のような動きが無条件で出来る訳ではない。

>・『冠』が破壊された場合、再発現にはどうすればいい?

破壊から『一昼夜』経過すれば、再発現可能。

>・雲の上に乗った状態でステッキによる再調整を行ったとして、どこまでも高く引き上げる、または下げる事は可能?
 あくまで最初に『浮上』させた位置を基準としての再調整しか出来ない?

『最初に浮上させた位置』を基準にしての再調整しか、現時点では出来ない。

>・『氷点下』の核が0度以上になった場合どうなる?

普通の雲になり、『雪が降らなくなる』。
雲自体が解除されたりはしない。
逆に普通の雲の核が0度を切った場合は、雪が降る。

「『私』が……キミにしてほしいのは、
 住むところと、食べ物を得る方法を決める事ですね。
 ここは、打算があるとかではなく……心配なので」
 
「とはいえ『子供の一人暮らし』は世間が認めない。
 普通に家を借りる、というのは困難でしょう。
 仮に……『普通ではない不動産屋』がいるとしても、
 食い扶持も、まともな者は子供を労働力にはしない。
 私だって、キミに労働をさせたいとは思わない」

    「屋根と食事……もちろん見つかるまでは、
     私がひととき『提供』する事は可能です。
     ……何かを返してくれ、とは言いませんが、
     『ずっとそれを続ける』のは、難しい」

          「……難しい事が、多いですね」

327ソラ『ステインド・スカイ』:2021/01/21(木) 18:43:54
「うん…分かったよ
 それでも自分にとっては、名前をくれたあんたは親みたいなもんだし、勝手に呼ばせてもらうね」

「それで、もう少し質問があるんだけど…」

・水中で『浮上』させた場合はどうなる?
・液体や気体を『浮上』させる事は出来る?
・再調整する時、スピードを緩やかに調整する事は出来る?
・雲に乗る場合、雲はどれくらいの重量耐えられる?
 例えば石ころ程度の物を核にした雲の上に乗る事は出来る?

「子供はいつか親離れしなきゃいけないからね…
 少しの間衣食住を与えてくれるだけで有難いよ
 いつか自力で生きていく方法を見つけるからさ、それまでお世話になるよ」

「恩はいつかたぶん、おそらく、きっと返すよ
 …お母さん」

328『音仙』:2021/01/22(金) 00:06:39
>>327(ソラ『ステインド・スカイ』)

「『呼べ』とも『呼ぶな』とも、言い切れない。
 ……どうか許してください。
 それでもそう呼んでくれるというのなら、応えます」

「それで、質問の答えですが……」

>・水中で『浮上』させた場合はどうなる?

『水面まで』浮上させるなら可能。
『水面に到達できない』浮上は、
天井に当たる場合などと同じで不可能。

>・液体や気体を『浮上』させる事は出来る?

固体ではないものは、浮上させられない。

>・再調整する時、スピードを緩やかに調整する事は出来る?

腕を振るう速度次第なので、可能。

>・雲に乗る場合、雲はどれくらいの重量耐えられる?
  例えば石ころ程度の物を核にした雲の上に乗る事は出来る?

本体が乗る場合、どんな雲にでも乗れるし、本体の重量には常に耐えられる。

「キミを直接、『守る』事は……あまり出来ません。 
 外を出歩くなら、気を付けて。『スタンド使いは惹かれあう』
 もちろん、それが『手がかり』に繋がる事も、あるでしょうが……」

       「月並みな事を言えば、無事である事。
         そして記憶を取り戻す事が『恩返し』に、なりますよ」

329ソラ『ステインド・スカイ』:2021/01/22(金) 18:55:34
>>328
「ありがとう、心得たよ
 じゃあちょっと、出かけて来るかな
 何か面白い物があったらお土産にでも持って来るかな
 行ってきます、ママ」

330小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2021/03/11(木) 22:20:50
随分長いこと会ってなかったような気がしますね。

本当なら、土産に私の気に入っているマスカット大福でも用意して
久しく会話をしたいのですが、少し急ぐ場所がありまして。ですので、その所用が
済ませた後にでも、また来ようかと思いまして……その前に2、3質問を。

1:『水槽』状態のスタンドが、本体の射程外に出た場合の強制解除ですが。
この場合は一瞬で水槽のガラス膜も液体に解除され飛び散る形と考えて宜しいですか?

2:『水槽』内の液体は、水槽時点での性質を保有したまま変質しない。
(※混入した物体は例外)この性質ですが電気・光・音なども保有可能でしょうか?
また、水中に入れても燃え続けるマッチのようなものを保有した小さな水槽に
可燃性の強い液体の内包した大きな水槽を掛け合わせて小さな水槽を解除した場合は
大きな水槽は解除してから瞬時に発火するのでしょうか?




(※これは、こちらで質疑する事ではないのですが……以前参加させて頂いた
とある夢ミは強制終了となった事で管理スレの質疑応答も踏まえ
私の早合点による落ち度ですが、記憶は全て喪失と言う形のロールを取ってましたが
別の感想戦で確認したところ、記憶していて特に問題ないとの事でしたので
『思い出す』と言う事に関して問題ないでしょうか?)

331『音仙』:2021/03/11(木) 23:10:28
>>330(小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』)

「キミの活躍は『耳に及んで』いましたが、
 確かに……顔を合わせるのは、久しぶりかも。 
 エエ、『何があったか』は後で聴かせてください。
 そう、つまり、話に来れるよう……心から息災を」

>1:『水槽』状態のスタンドが、本体の射程外に出た場合の強制解除ですが。
>この場合は一瞬で水槽のガラス膜も液体に解除され飛び散る形と考えて宜しいですか?

水槽が解除されても、元となった液体は消えない。
よってその認識が正しい。

>2:『水槽』内の液体は、水槽時点での性質を保有したまま変質しない。
>(※混入した物体は例外)この性質ですが電気・光・音なども保有可能でしょうか?

液体以外の混入物は通常通り作用するので、
それ単体では『不可能な可能性が高い』。
ただし液体が帯電しているのは保有可能。
(『液体そのものの性質』になるため)
具体的な状況によってはケースバイケース。

>また、水中に入れても燃え続けるマッチのようなものを保有した小さな水槽に
>可燃性の強い液体の内包した大きな水槽を掛け合わせて小さな水槽を解除した場合は
>大きな水槽は解除してから瞬時に発火するのでしょうか?

小さな水槽の中身にもよるが、原則その認識で正しい。

>(※これは、こちらで質疑する事ではないのですが……以前参加させて頂いた
>とある夢ミは強制終了となった事で管理スレの質疑応答も踏まえ
>私の早合点による落ち度ですが、記憶は全て喪失と言う形のロールを取ってましたが
>別の感想戦で確認したところ、記憶していて特に問題ないとの事でしたので
>『思い出す』と言う事に関して問題ないでしょうか?)

ロールは供与者の領分ではないので、ご自由に。
『音仙』の『ウィスパーズ』は万能ではないので、
思い出せていなかった事を聴けてなくても矛盾は生じない。

332風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/03/16(火) 19:33:10
しばらくぶりだな。ちょっとは『ゴミ』じゃなくなった気もするが、アタシは『まだまだ』『ゴミ』だ。

と、世間話をしに来た訳じゃねえ。質問がある。
「今更?」な質問なのかもしれねーけどよ、改めてってやつだ。

「突風による質量無視の吹き飛びは『本体』のみに適応されると説明があったが、その吹き飛びのDFは発生するのか?」

いや、『吹き飛び』事態がダメージを生まねーのは解ってる。ようするに、『スタンドも一緒に同方向に吹き飛ぶのか、それともスタンドはその場に留まるのか』だな。
アタシは今まで『留まる』と解釈してたんだが、ひょっとして勘違いをしてるんじゃねえかと思って、確認をしに来たんだよ。手間かけて悪いが、よかったら教えてくれ

333風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/03/16(火) 20:01:02
前の質問に答えてもらってないのに申し訳ないんだが、ついでに思いついた事があるから聞いてくれ。

「『渦の移動』って、可能か?」

まずアタシが思ったら渦が移動できたり……これはまぁ無理だと思ってるんだが。
だが、例えば。『渦』を発生させた、『床』を移動させる事が出来たら、『発生位置』の移動に伴って『渦の移動』は起きたりしないか? 
具体的な例を出すなら、『エレベーターに渦を発生させたらエレベーターの移動に伴って渦も動くのか』的な感じだ。

それと『渦』を発生させられる『地面の定義』は『位置』は関係なく『(だいたい)平面なスペース』でいいんだよな? 
『アタシ(本体)』より下の位置からしか発生させられない 的なのはないよな?
あ、言っとくけど『下から昇る渦』しか発生できないのは解ってるぜ

なんかせわしなくて済まねえな、よかったらこっちにも答えてくれ。

334『音仙』:2021/03/16(火) 22:24:34
>>332-333(風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』)

「ああ、お久しぶりです。……キミは、以前より良い顔をしてますね」

「ただ……心に染み付いた『価値観』は、
 少しずつ変えていくしかありません。
 でもね……『変わること』を望むのであれば、
 それ自体が、とても、良い傾向だと、心の底から思いますよ」

「さて、それでは……答えます。
 ああ、それと、この『質疑』はキミの『権利』ですから……
 問いの数が多くても、頻度が高くても、一つも間違いではない。
 『向き合った』結果とも言えるでしょう……あ、節度は、ありますが」

>「突風による質量無視の吹き飛びは『本体』のみに適応されると説明があったが、その吹き飛びのDFは発生するのか?」

「いいえ、これは『しません』……
 『留まる』という、キミの認識で合ってます。 
 吹き飛ぶのは、『ゴミ』を自認する、今のキミだけです」

>「『渦の移動』って、可能か?」

「まず、キミの思う通り『任意で操作』は不可能です。残念ながら」

「そして『エレベーター』の例ですが……『動きます』ね。
 ただし、ええと、例えばの話をしますが……
 『床の上に敷いているカーペット』があるとして、
 そのカーペットの上に渦を発生させたとしましょう。
 エエ……カーペットが移動しても、渦は移動しません。
 『敷き物』や、『床に置いてある物』ではなく……
 『床自体が動いた場合』であれば、渦は動く、という意味です」

        「……分かりやすい例えになっていましたか?」

>それと『渦』を発生させられる『地面の定義』は『位置』は関係なく『(だいたい)平面なスペース』でいいんだよな? 
>『アタシ(本体)』より下の位置からしか発生させられない 的なのはないよな?
>あ、言っとくけど『下から昇る渦』しか発生できないのは解ってるぜ

「エエ、これは、その認識で正しいですよ。
 段差の上にでも、風が届けば『渦』を作ることは可能です」

335風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/03/16(火) 23:17:58
>>334
質問に答えてもらってありがとうよ
実のところ、『色々』試してみたい事があってな、その為に必要だったんだよ。特にスタンドが巻き添え食うか食わないかは。
床と『位置』は……もしかしたら、ビルとかで喧嘩とかするかもしれねえしな。その時になって聞きに来るより、今聞いたほうがいいと思ったんだよ。
それじゃあ、改めてだがありがとうよ。いつかは、アタシが『ゴミ』を名乗らなくなる日が来たら、あるいはまたなんか分かんなくなったら来るよ。じゃあな

336美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2021/04/03(土) 23:38:52

>本体の声を収音し、音響機器から出力する。
>出力に使用した機器は本体の『ファン』になり、『情報』を貢ぐ。

基本的な事で大変恐縮ですが、PLはこの能力を、
『本体がプラン9を通して機器に語りかける』→『プラン9を通して該当する機器の声が聞こえる』
という流れだと考えています。
この解釈は正しいでしょうか?

337『音仙』:2021/04/04(日) 00:03:57
>>336(美作くるみ『プラン9・チャンネル7』)

>>本体の声を収音し、音響機器から出力する。
>>出力に使用した機器は本体の『ファン』になり、『情報』を貢ぐ。

>基本的な事で大変恐縮ですが、PLはこの能力を、
>『本体がプラン9を通して機器に語りかける』 →『プラン9を通して該当する機器の声が聞こえる』
>という流れだと考えています。
>この解釈は正しいでしょうか?

能力詳細の記載より――

>背中のマイクは、本体の声のみを拾う。どれ程周囲がうるさくても問題ない。
>拾った声は、本体から半径『120m』に存在する『音響機器』からリアルタイムで出力できる。
↑ 『本体がプラン9を通して』

>本体の声を出力した機器は、条件を満たせば本体の『ファン』になる。
>本体が機器に『ねだる』ことで、機器が持つ価値あるもの――
>すなわち、その機器の『情報・記憶』を本体に貢がせる事が出来る。
>ねだる方法は、意中の『ファン』化した機器を出力対象にし、
>機器に対して『欲しい情報』を語りかけるように出力すること。
↑『機器に語りかける』

>機器が貢いだ情報は言語化され、スタンド音声としてスタンド側の『スピーカー』から出力される。
↑『プラン9を通して該当する機器の声が聞こえる』

よって、概ねその認識で間違いありません。

338空織PL:2021/04/04(日) 01:17:25
『プラン9・チャンネル7』について質問です。


【基本情報】
>4.拾った声は、本体から半径『120m』に存在する『音響機器』からリアルタイムで出力できる。

>6.音声を出力する機能を持つ機械であれば、音響機器と認定される。
   叩けば音が出るなど、物理的な方法で音を鳴らす(楽器のように)のは範疇外。

>7.ラジカセや音楽プレーヤーに限らず、スマホ、パソコン、音声案内(ナビ)機器なども含まれる。


 上記から、『プラン9』は
 本体の音声を射程内にある他人の『スマホ』から出力することが
 可能な能力だと認識しています。

・このとき、スマホから出力される本体の音声は
 『普通の通話音声』のように感じられる?
 (なんか普段のスマホの通話音声とは違うぞ、という違和感を受け手は覚える?)

・このとき、本体の『スタンド音声』を音響機器から出力することはできる?

339空織PL:2021/04/04(日) 01:19:47
>>338
(メール欄はまちがいです。失礼しました)

340『音仙』:2021/04/04(日) 13:59:39
>>338(『プラン9・チャンネル7』)

> 上記から、『プラン9』は
> 本体の音声を射程内にある他人の『スマホ』から出力することが
> 可能な能力だと認識しています。   

『正しい』です。

>・このとき、スマホから出力される本体の音声は
> 『普通の通話音声』のように感じられる?
> (なんか普段のスマホの通話音声とは違うぞ、という違和感を受け手は覚える?)

音声はスマホのマイクを利用して出力されるため、
『普通の通話音声』のように感じられます。

>・このとき、本体の『スタンド音声』を音響機器から出力することはできる?

できます。

341空織PL:2021/04/04(日) 19:20:14
>>340
………できるのか!
どうもありがとう。胸のつかえがとれました。

回答に感謝。

342七篠 譲葉『リルトランク』:2021/04/08(木) 07:24:27
先生、お久しぶりです。
『リルトランク』を供与してくださってありがとうございます。

あの、『リルトランク』と生活していて疑問が生じたのですが、質問させていただいてもよろしいでしょうか…?

『リルトランク』の『枝の付属物』について2点伺いたいのですが、
たとえば香りの強い『花』を咲かせた場合、『花』は『付属物』の射程である『枝から3m』を越えられないと認識しているのですが、
花から発生した香りも同様という認識で合っているでしょうか…?
(『木の枝』の『付属物』から発生した物質は『付属物』の射程を参照するのか)

また、『木の枝』が消えた場合、『付属物』も消えると認識しているのですが、『付属物』が起こした影響(匂い等)も消えるのでしょうか?
(『木の枝』の『付属物』から発生した物質は『付属物』が消えた場合消えるのか)

匂いは揮発した物質が周囲に変化をもたらしているものという認識でおります。
物理的な破壊が行われた場合はもちろん不可逆だとは思うのですが、枝の成分で変化が起きた場合は可逆性はあるのでしょうか?

343『音仙』:2021/04/08(木) 11:42:56
>>342(七篠 譲葉『リルトランク』)

「『疑問点』を残したままでいれば、
 いつかそこに躓くかもしれません。
 ……いつでも聞きに来てくれて、いいんですよ」

>たとえば香りの強い『花』を咲かせた場合、『花』は『付属物』の射程である『枝から3m』を越えられないと認識しているのですが、
>花から発生した香りも同様という認識で合っているでしょうか…?
>(『木の枝』の『付属物』から発生した物質は『付属物』の射程を参照するのか)

「これは、キミの言う通りの解釈になります。
 付属物の付属物……たとえば花を咲かせたとして、
 その匂いも『付属物の一部』として考えます。
 だから、『付属物の射程』を参照するようです」

「あと……その、少し『先生』らしいことを言いますが、
 全てのスタンドがそう、というわけではありません。
 中には『匂いは射程を超える』ものもあります。
 あくまで『リルトランク』の性質、と言えるでしょう」

>また、『木の枝』が消えた場合、『付属物』も消えると認識しているのですが、『付属物』が起こした影響(匂い等)も消えるのでしょうか?
>(『木の枝』の『付属物』から発生した物質は『付属物』が消えた場合消えるのか)

「付属物から発されたものは基本的には消えます。
 よって、その空間に匂いは残りませんが、
 一度食された果実が消えないのと同じで、
 嗅いだ匂いが記憶から消えたりは、しませんね」

>匂いは揮発した物質が周囲に変化をもたらしているものという認識でおります。
>物理的な破壊が行われた場合はもちろん不可逆だとは思うのですが、枝の成分で変化が起きた場合は可逆性はあるのでしょうか?

「それと枝の匂い成分によって、
 例えばですが何か中毒症状が出たり、
 また……ええと、発火したりした場合、
 解除によって原因となる匂い成分が消えても、
 中毒症状が治ったり、火が消えたりはしませんね」

344七篠 譲葉『リルトランク』:2021/04/08(木) 12:12:21
>>343
先生、ありがとうございます!
やはり、と腑に落ちました!

香りが消えてしまうのは残念ですが、言い換えれば消したいときに自由に消せるということで、それはそれで便利かもしれません!
また、もし疑問点が出ましたら、訪ねさせていただきます。
本当にありがとうございました!

345七篠 譲葉『リルトランク』:2021/04/12(月) 07:48:41
先生、また失礼します。
『リルトランク』の能力で合っているか不安になって…また、教えてくださいませんか…?

お聞きしたいことが2つありまして、
まず1つは『リルトランク』で生み出した『木の枝』は『30m』の射程外に行ったら消えてしまうのか。
もう1つは『リルトランク』や他のスタンドは『木の枝』による『毒』や『薬』の効果があるのか。です。

前者は…この間、お友達に『リルトランク』で作った『みかん』を枝のままあげたんです…。もしかしたら消えちゃったんじゃないかなって後から考えて不安になって…。
後者は、この間図書館で本を読んでたら、すごい毒の木を見つけてしまって、「もしこの木を『リルトランク』が出してしまったら近くにいると毒を吸っちゃうんじゃないかな」って不安で…。

もしよければ教えていただきたいです。
お願いします…!

346『音仙』:2021/04/12(月) 13:12:59
>>345(七篠 譲葉『リルトランク』)

「分からないことを開き直るなら良くないですが、
 分からないことを聞く事を、謝る必要はありません。
 それはむしろ『褒められる事』だと、思います……
 ああ、いえ、私が褒めるべきですね、この場合は」

     「ええと……いい心構えだと、思いますよ」

>まず1つは『リルトランク』で生み出した『木の枝』は『30m』の射程外に行ったら消えてしまうのか。
>前者は…この間、お友達に『リルトランク』で作った『みかん』を枝のままあげたんです…。もしかしたら消えちゃったんじゃないかなって後から考えて不安になって…。

「残念ながら、消えますね。
 お友達も驚いたかもしれませんが……
 『友情』……いわゆる絆があるなら、
 それくらいで切れるものではないでしょう」

>もう1つは『リルトランク』や他のスタンドは『木の枝』による『毒』や『薬』の効果があるのか。です。
>後者は、この間図書館で本を読んでたら、すごい毒の木を見つけてしまって、「もしこの木を『リルトランク』が出してしまったら近くにいると毒を吸っちゃうんじゃないかな」って不安で…。

「よく勉強をしているようで……ふふ、感心します。
 ただそれは、まあ……毒の種類によるでしょうね。
 『枝』とその副産物は『実体化スタンド物質』ですが、
 スタンドは『呼吸』をしているわけではない……あ、
 いえ、少なくとも『リルトランク』はしていないので、
 吸引する事が危険、という毒なら問題はないでしょう」

「しかし……触れるだけで症状のある猛毒であれば、
 それは、『リルトランク』も受けてしまうはすです」

347七篠 譲葉『リルトランク』:2021/04/12(月) 13:38:07
>>346
先生、ありがとうございます!

やはり『木の枝』、消えてしまったんですね…。
今度会ったらお詫びをしたいと思います。

『毒』についても承知しました。
樹液が危険なものや枝そのものに毒がある場合は触れさせないように気をつけたいと思います。

まだまだ自分の子のこととはいえ、わからないことだらけです…。
先生にもお手間をおかけしますが、もしまたわからないことがあれば伺いに参ります!
ありがとうございました。

348岸崎 澄『エステラ』:2021/04/22(木) 22:29:20
お忙しいところすみません。
質問です。
 
1.『星海』に視覚的特徴はありますか?
 もしある場合、それは本体以外からも認識できますか?
 
2.『星海』は、『エステラ』を発現した時点での位置に固定されますか?
 本体を中心に追従しますか?
 
以上です。
お手数おかけいたしますが、よろしくおねがいします。

349『音仙』:2021/04/22(木) 23:06:29
>>348(岸崎 澄『エステラ』)
 
>1.『星海』に視覚的特徴はありますか?
> もしある場合、それは本体以外からも認識できますか?
 
ありません。
あくまで『浮かぶ無生物』を星に見立てた呼称で、
星が輝くなどの視覚的な特徴は、一切ございません。

>2.『星海』は、『エステラ』を発現した時点での位置に固定されますか?
> 本体を中心に追従しますか?
 
特別な理由が無ければ追従します。
『エステラ』のいる、その空間こそが『星海』です。

350りん『フューネラル・リース』:2021/04/23(金) 16:43:10
(ちょっと無茶な志願かと思ってましたが咲かせてくださりありがとうございます!)

やっぱりおねえさんは聴き上手だねぇ〜
お礼にうちの血あげるね!(手首を傷つけ器に血を注ぐ)
うちの血、薬にもなるからきっと美容にもいいよ、髪ももっときれいになると思うよ(鈴蘭にそんな効果はありません)

うちの事もっと詳しく教えてほしいんだけど
・やっぱりお風呂入ったりトイレ行ったりしなきゃいけないんだよね?うち人間だもんね
・花(本体?)はどこまでやられたら死んじゃう?切られたりしても、うち(スタンド?)から抜かれたりしなければ生きてられる?
・うち(人の方)が傷ついたら、花と同じように日光浴と睡眠で再生する?
 やっぱり人間だから花みたいにはいかない?
・『日光を浴びない』生活は、どれくらい続いたら枯れちゃうかな?
・殴られたり切られたりした時に咄嗟に血に毒を混ぜるとかは出来ないんだよね?
・一度体内で毒液作ったら、解除は出来るんだっけ?
・うちの毒で殺す事は出来ないっていうけど、それは1回の服毒では死なないけど
 複数回飲めば致死量に達するかな?
・うちの毒でやられたらどれくらいで治るんだっけ?

351岸崎 澄『エステラ』:2021/04/23(金) 18:58:09
>>349
ありがとうございます。
たくさん助かりました。

352『音仙』:2021/04/23(金) 21:19:14
>>350(りん)

「ああ、ええ、まあ、そういう『能力』ですので、ネ。
 いや……えっ、ちょっと、何をしてるんですか。
 『毒』……ああ、まあ、確かに薬にはなりますが……」

        「人体は、すずらんと違って、
         簡単に治る物では、ないのですし……」

>・やっぱりお風呂入ったりトイレ行ったりしなきゃいけないんだよね?うち人間だもんね

「食事を取る以上……ええ、トイレは、まあ。
 同じく……『汗』や『老廃物』が出る以上は、
 お風呂についても、入る事はおすすめします。
 マア、水浴びくらいでもしないよりはいいでしょうが、
 花のように、良い香りだけを保てるわけではないのでね」

(※特別な必要が無ければ描写しなくてもいいのは他PCと同様)

>・花(本体?)はどこまでやられたら死んじゃう?切られたりしても、うち(スタンド?)から抜かれたりしなければ生きてられる?

「両断されたとしても、根が繋がっているなら生きられます。
 ただ……完全に両断されてしまった場合については、
 再生するまでに『一週間』かかってしまうようですが……ね」

(※詳細作成時の把握漏れ。大変申し訳ございません)

>・うち(人の方)が傷ついたら、花と同じように日光浴と睡眠で再生する?
> やっぱり人間だから花みたいにはいかない?

「その手首の傷も含めて、『再生しません』……
 包帯と消毒をしてあげますから、こっちに来てくださいね」

>・『日光を浴びない』生活は、どれくらい続いたら枯れちゃうかな?

「あまり深く考える必要はないでしょうね。
 例えば……窓のない地下室で監禁されたとして、
 数日程度であれば問題はありませんので……
 キミが普通に生活を送っている分には、何も起きませんよ」

>・殴られたり切られたりした時に咄嗟に血に毒を混ぜるとかは出来ないんだよね?

「急に殴られれば、『すずらん』を意識する間すらないでしょう。
 ですが、殴られる瞬間を予期できているのであれば、
 そのタイミングに合わせて毒を混ぜる事は、可能でしょう」

>・一度体内で毒液作ったら、解除は出来るんだっけ?

「エエ、可能ですよ」

>・うちの毒で殺す事は出来ないっていうけど、それは1回の服毒では死なないけど
> 複数回飲めば致死量に達するかな?

「致死量……という概念自体がありませんね。
 『死ぬところまでは行かない』というのは、能力の一環……なのでしょうか?」

>・うちの毒でやられたらどれくらいで治るんだっけ?

「これは、症状によりますね。
 数日の安静が必要な症状なら、数日の安静が必要でしょう」

353りん『フューネラル・リース』:2021/04/24(土) 09:11:26
>>352
あいたたた…
手当までしてくれるなんて、おねぇさんほんと優しいね!
ありがとう!うちの血が欲しくなったらいつでも言ってね
おねえさんのためならいくらでも血を流すから

(回答ありがとうございました
 早速場スレに特攻しかけて、頑張って殺されてきたいと思います!
 死に花咲かせてやりますよ)

354『音仙』:2021/04/24(土) 11:18:29
>>353(りん)

「ああ、私のためを思ってくれるなら……
 どうかキミが、世界に傷付けられませんように」

>【フューネラル・リース】
>3.活動の回数、または重大な経験によっても、詳細が判明する可能性はある。
>  心当たりがある場合、活動ログを『心音サイフォン』質疑スレまで提示する事。
>5.死亡後に『必ずうまくいくとは限らない』。結果死亡するだけの可能性もある。
>  (※実際に決まっている詳細上で、発動はするが不発するというパターンがある)

改めてご留意ください。

355りん『フューネラル・リース』:2021/04/24(土) 16:40:54
(殺してもらえなくて悔しいので、今度こそ散華するために質問します)

何度もごめんねぇ、おねえさん
今日はうちの特製鈴蘭茶を持ってきたから
これを飲みながらうちの事もっと教えてほしいな

・うち(人間)と花って病気になったりするんだっけ?
・一応聞くけど……うちの花って毒、あるんだよね?
・うちの作った毒はうちには効かないけど
 うちの作った奴じゃない、他の鈴蘭の毒はうちに効くんだっけ?

356『音仙』:2021/04/24(土) 20:36:17
>>355(りん)

「鈴蘭茶…………………………あぁ、その……ええ。
 すみません、『ハーブティー』を入れてしまいまして」

「お気持ちだけ、受け取っておきますよ。
 質問には『お代』も、不要ですし……ね?」

>・うち(人間)と花って病気になったりするんだっけ?

「身体は、他の人間同様、なる時はなるでしょうね。
 花の病気は……かかりはするようですけど、
 損傷時と同じく、日光浴と睡眠で治ります。
 かかる時間も、病巣次第……負傷の場合と同じですね」

>・一応聞くけど……うちの花って毒、あるんだよね?

「エエ、特に何も言っていないところについては、
 通常の『すずらん』と全く同じですからね。
 キミ自身は平気でしょうけど……
 他人には、触れさせない方が良いでしょうね」

>・うちの作った毒はうちには効かないけど
> うちの作った奴じゃない、他の鈴蘭の毒はうちに効くんだっけ?

「鈴蘭の毒、それ自体が効きませんね。
 その一環として、キミの生成する毒も効きません」

357りん『フューネラル・リース』:2021/04/25(日) 08:56:35
>>356
あっ、そっかぁ
鈴蘭茶飲んでもらえないのは残念だけど、ハーブティーも美味しいよね!
おねえさんはお茶淹れるのうまいねぇ〜、尊敬するよ
また来ると思うから、その時は今度こそ鈴蘭茶飲もうねぇ〜

(回答ありがとうございました、また咲(き)きにくると思うのでその時はよろしくお願いします)

358りん『フューネラル・リース』:2021/04/29(木) 18:07:36
また気になる事が出来てきたんだけど
何度もしつこくてごめんね?いやほんと…

・この花って、切られたら切り離された方はどうなっちゃうのかな?
時間経過とか離れると消えたりとか、そういう事ない?
・後、花はスタンドに干渉出来るの?

あ、そういえば、今度鈴蘭茶飲む約束してたけど、今日は切らしちゃってるんだ、ごめんね
代わりにお茶請けの鈴蘭のおひたしがあるんだけど……、これおねえさんが食べたらやばいんだっけ……?
…食べる?

359『音仙』:2021/04/29(木) 18:50:02
>>358(りん)

「疑問が浮かぶのは、キミがしっかり考えてるから。
 そして私の最初の説明が足りなかったからです。
 少なくともそこには、何も謝る事はありませんよ」

「そして……キミの薦めてくれるものを、
 喜んで食べてあげられないのは……………
 もったいなくて……ええ、寂しい事では、ありますが」

>・この花って、切られたら切り離された方はどうなっちゃうのかな?
>時間経過とか離れると消えたりとか、そういう事ない?

「消えませんね。
 体調の悪化を……受け入れるのであれば、
 切って使うことも不可能ではないでしょう。
 リスクに見合うかどうかは、怪しいですけどね」

>・後、花はスタンドに干渉出来るの?

「可能、なようですね。能力の一環でしょうか」

「……食べれば、こうして答えられなくなるでしょう。
 私はカステラでも食べさせていただきますから、
 おひたしは、申し訳ないけれど、キミの方で。
 …………お茶は、緑茶? 紅茶の方が好きですか?」

360りん『フューネラル・リース』:2021/04/29(木) 19:10:51
>>359
ありがとうねぇ〜
それとごめんねぇ〜、今度はお姉さんが食べられそうな物持ってくるから
おねえさん死んじゃったら嫌だもんね
うち紅茶のが好きだけどおひたしには合わないかな……

361八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』:2021/05/02(日) 19:35:52
質問をお願いします

・『小人』や『山犬』の具体的な大きさとしては『園芸用のドワーフ人形』くらいでしょうか?
・作成した『小人(山犬)』に乗ったり、ソリを引かせて本体を移動させる事はできますか?
・地面に触れる事で、地面に埋まった状態で『小人(山犬)』を作ることは出来ますか?
 また、その際に地面の上からではわからないようにこっそりと作る事は出来ますか?
・掌が触れてから、『小人(山犬)』が出来るまで深呼吸一回程度のライムラグがありますが、
 その間に手を離しても正常に『小人(山犬)』は完成しますか?
・何らかの手段(例えば誰かに持っていかれるなど)で
 『小人(山犬)』が射程距離外に出た場合、どうなりますか?

362『音仙』:2021/05/02(日) 19:55:45
>>361(八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』)

>・『小人』や『山犬』の具体的な大きさとしては『園芸用のドワーフ人形』くらいでしょうか?

その認識が正しいです。

>・作成した『小人(山犬)』に乗ったり、ソリを引かせて本体を移動させる事はできますか?

通常、スタンドで本体を移動させるのは不可能ですが、
このスタンドは『土』という外的要因を介すためか、
直接乗っての移動、ソリを引かせるともに『可能』です。

>・地面に触れる事で、地面に埋まった状態で『小人(山犬)』を作ることは出来ますか?
 また、その際に地面の上からではわからないようにこっそりと作る事は出来ますか?

不可能です。

>・掌が触れてから、『小人(山犬)』が出来るまで深呼吸一回程度のライムラグがありますが、
 その間に手を離しても正常に『小人(山犬)』は完成しますか?

完成します。
触れてから、なので『触れ続ける』必要量はありません。

>・何らかの手段(例えば誰かに持っていかれるなど)で
 『小人(山犬)』が射程距離外に出た場合、どうなりますか?

汚泥になります。
仮に『山犬』でこれが発生した場合については、
スタンドの射程外にも関わらず、『大岩』が発生します。

363八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』:2021/05/02(日) 20:30:10
>>362
回答ありがとうございます

364八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』:2021/05/02(日) 21:08:43
>>362
申し訳ありません、追加でもう一つ質問ですが

・『山犬』をその場に待機させて、本体が自分の意思で射程距離外に離れたり、
 『山犬』を拘束して上記の行動を起こす事は出来ますか?

365『音仙』:2021/05/02(日) 21:49:27
>>364(八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』)

>・『山犬』をその場に待機させて、本体が自分の意思で射程距離外に離れたり、
> 『山犬』を拘束して上記の行動を起こす事は出来ますか?

可能です。

366八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』:2021/05/02(日) 21:51:24
>>365
ありがとうございます

367風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/05/05(水) 11:14:05
よう、久しぶりだな。
経験は積んでるんだが、『精神』の成長はまだしてねー気がするから、そっちとはまだ『暫く』縁が無さそうだ。
で、今日の質問なんだが……アタシの能力、今の所、『二つ』の解釈があってな

まず一つ目は、最初のアリーナでの勝負。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453729532/430

ここでアタシはスタンドを『渦の上』で発現させて、直後に突風で『アタシ(本体)』を突風でぶっ飛ばす事で『スタンドもアタシの飛翔に追従させる』って事で、勝ちの目を掴んだ。

で、2つ目。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1595597487/373

ここでは、『渦』の生成中は動けねーし、状況を見たら渦を出してる間はスタンドも消せねーって事になる。


ある程度の裁量は『その場』で決まるのは解ってるんだが、これちょっと『アタシがどんな風に戦うのか』にも関わってくるから、ちょっと『正解』を聞いておこうと思ってな。

1.「渦は生成中も生成後もスタンドの移動は可能」
2.「渦は生成中(一呼吸)の間はスタンド移動不可、生成後は移動可能」
3.「渦は生成中、生成後。『渦』がある間は移動不可、スタンドヴィジョン消失不可。ただし、本体の外的要因(例:突風)による移動には追従可能」
4.「3と同一だが、外的要因による追従不可能。渦の発生地位からの強制移動は渦の消滅を意味する」

こんなパターンが浮かんだんだが、この中にあるにしろないにしろ、正解を教えてくれたら助かるぜ。

368『音仙』:2021/05/05(水) 23:31:55
>>367(風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』)

「お久しぶりです。
 ……経験はうそをつきません。
 間違った経験をしてしまう事はあっても、
 そのすべては間違いなく、キミの心音を変えていく。
 ……もっとも、キミの想像通り、大きな変化はまだでしょう」

          キィィィ ――――― ン

「正解は、『2』です。
 渦の生成の間はスタンドは移動不可、
 そして、生成後はすぐに移動可能になります。
 その場で噴射し続ける必要がありますが、
 作った後に噴射し続ける必要は、ありませんからね」

369黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/05(水) 23:53:29
稼働歴が出来ました⇒ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049803/356-389
ですので質疑応答をお願いします。

1.『紐』を取り付け『栞化』の機能を付与した物体はスタンドに干渉可能になる?
ちなみに自分の解釈は『なる』です。

2.火の点いたライターを『栞化』した場合の挙動は以下のどれ?
 A:『栞化』しても火は出ている
 B:『栞化』すると火は消えるが、解除すると火が出た状態に戻る。
 C:『栞化』すると火は消え、解除すると火が消えた状態で戻る。
 D:本体の自由に設定できる。
 E:その他。
ちなみに自分の解釈は『B』です。

3.水の入ったコップを『栞化』した場合の挙動は以下のどれ?
 A:『栞化』すると中の水は消え、解除すると現れる。
 B:『栞化』しても中に水は入ったままで、『栞』を傾けると溢れる。
 C:『挟む』方向によって異なる挙動を示す。
 D:本体の自由に設定できる
 E:その他
ちなみに自分の解釈は『A』です。

4.シャンプーボトルのヘッドを押して『今まさにノズルからシャンプーが出る直前』で、そのシャンプーボトルを『栞化』した場合の挙動は以下のどれ?
 A:その状態から『栞化』を解除すると、その瞬間、自動的にシャンプー液がノズルから出る。
 B:その状態から『栞化』を解除すると、ニュートラルな状態のシャンプーボトルに戻り、シャンプー液は自動で出ない。
 C:本体の自由に設定できる
 D:その他
ちなみに自分の解釈は『A』です。

5.金属製の物体を『栞化』した場合、基本的にある程度の『切れ味』を持つ?
ちなみに自分の解釈は『持つ』です。

6.何かアドバイスが有ればお願いします。

370『音仙』:2021/05/06(木) 00:08:36
>>369(黒野士信『スピン・オフ』)

>1.『紐』を取り付け『栞化』の機能を付与した物体はスタンドに干渉可能になる?
>ちなみに自分の解釈は『なる』です。
 
『なる』。

>2.火の点いたライターを『栞化』した場合の挙動は以下のどれ?
> A:『栞化』しても火は出ている
> B:『栞化』すると火は消えるが、解除すると火が出た状態に戻る。
> C:『栞化』すると火は消え、解除すると火が消えた状態で戻る。
> D:本体の自由に設定できる。
> E:その他。
>ちなみに自分の解釈は『B』です。

『B』。

>3.水の入ったコップを『栞化』した場合の挙動は以下のどれ?
> A:『栞化』すると中の水は消え、解除すると現れる。
> B:『栞化』しても中に水は入ったままで、『栞』を傾けると溢れる。
> C:『挟む』方向によって異なる挙動を示す。
> D:本体の自由に設定できる
> E:その他
>ちなみに自分の解釈は『A』です。

『A』。

>4.シャンプーボトルのヘッドを押して『今まさにノズルからシャンプーが出る直前』で、そのシャンプーボトルを『栞化』した場合の挙動は以下のどれ?
> A:その状態から『栞化』を解除すると、その瞬間、自動的にシャンプー液がノズルから出る。
> B:その状態から『栞化』を解除すると、ニュートラルな状態のシャンプーボトルに戻り、シャンプー液は自動で出ない。
> C:本体の自由に設定できる
> D:その他
>ちなみに自分の解釈は『A』です。

『A』。

>5.金属製の物体を『栞化』した場合、基本的にある程度の『切れ味』を持つ?
>ちなみに自分の解釈は『持つ』です。

金属次第だが、ある程度は『持つ』。
ただしそれは『刃を得るから』等ではなく、
『紙のように薄い金属だから』に過ぎない。

>6.何かアドバイスが有ればお願いします。

バトルと、wikiでの行動意図の方拝読いたしました。
判定の基準や是非などはPLによっても変わりますので、
一概に私からアドバイス出来ることはありません。
あの場面における『投了』の決断についても、
鮮やかでなくとも最後まで戦うという選択肢と、
どちらが優れている、というものも無いと思います。
その上で一つだけ言うなら、序盤の手際良い準備や、
決着に至るまでのロールなどとても好みだったので、
早速スカイモールに出られてるみたいで、嬉しくなってます。
バトルでも場スレでも、これからも動いてくれたら嬉しいです。

371風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/05/06(木) 21:59:42
>>368
「ありがとうよ、これで新しい『策』が考えられそうだ」

「もっとも……賢しく考えてるだけじゃ、自分は変えられねんだろうがな」

「変わるためにも、この奇妙な街でもっと頑張ってみるぜ」

372八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』:2021/05/06(木) 22:12:56
かなり、今更な確認ではあるのですが
今まで、八瀬PCが場スレで活動する際に『山犬』に対して
『何らかの意思のようなもの』があるのかも?というようなロールを行っていたのですが、
このまま、『何らかの意思のようなもの』がある、という風に動かしてもいいでしょうか?

『山犬』にそんなものはないという事であれば、
今までの件については、八瀬が遠隔操作でそのように振舞っていただけ、という事にしていきたいと思います・・・

373『音仙』:2021/05/06(木) 22:23:41
>>372(『山犬』)
『操作』は常に可能で、また利益や不利益を齎すこともありませんが、
『山犬』には、何らかの意思が宿っている?としてくれて構いません。
なお、これは『半自立』や『完全自立』とも異なる概念になります(詳細不明)

374八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』:2021/05/06(木) 22:26:01
>>373
回答ありがとうございます
これで安心して活動できます

375ソラ『ステインド・スカイ』:2021/05/09(日) 21:12:02
あー、えっと、こうやって質問するのは久しぶりかな?
ちょっと聞くけど

・核に出来るのは最小でピンポン玉程度らしいけど
 この、ティッシュみたいにピンポン玉より小さいけど横幅がある物はどうなんの?
・『0度以下の無生物』を核にした場合、それって外的要因で温度が0度以上になる事はあんの?


質問とは関係無いけど、今日は母の日だね
それで、まぁ、カーネーション……持ってきたんだけど……いる?

376『音仙』:2021/05/09(日) 22:56:31
>>375(ソラ『ステインド・スカイ』)

「元気に暮らしているようで、何よりです。
 便りが無いのは、良い便り。
 そういう言葉もありますしね。
 さて、答えさせて貰いますが――――」

>・核に出来るのは最小でピンポン玉程度らしいけど
> この、ティッシュみたいにピンポン玉より小さいけど横幅がある物はどうなんの?

「基本的には不可能、という事になりますね。
 ただし、それを『丸めた』らピンポン玉サイズになる……
 それくらいのサイズでの話であれば、対象にする事が出来ます」

>・『0度以下の無生物』を核にした場合、それって外的要因で温度が0度以上になる事はあんの?

「外的要因、が何を指すかによりますが、十分にあり得ますね。
 ただ、雪を降らせ続ける『0℃の雲』に核自体覆われますから、
 気温のような、生半可な理由ではならないでしょうね」

「母の日……エエ、そうでした。縁が無いもので。
 ……それも去年までは、という事になるのでしょう。
 私は『肉親』ではありませんが、『名付け親』である事は事実。
 キミがそう呼んでくれるなら。その花を断れるはずはない」

               ス ・・・

『ウィスパーズ』の『木陰』で、
藤原しおんの手がカーネーションを受け取り、
それで口元を隠すようにしながら。
 
「ありがとう『ソラ』……来年のキミの『命名日』に、何かきっと、お返しを」

377ソラ『ステインド・スカイ』:2021/05/10(月) 18:30:23
>>376
あぁ、うん、こちらこそ、ありがとう
お返しとかいいけど、記念の日だし覚えておくよ
じゃあ、また会いに来るからね……

378喜古美礼『ビトウィーン・2・エンズ』:2021/05/17(月) 23:51:51
私のこの『魔法使い』について教えてくれてありがとう。
この前すこし使ってみたんだけど………
けっこう疑問がわいたから更に教えてほしくて、来てみたよ。
十分に理解できていないところもあるから、
おかしな質問があったらごめんなさい。

『球体について』
1:ふたつの『球体』の硬さは『金属に近い』という表現から
 『鉄球』くらいかなと思っているんだけど、それで大丈夫?
2:『破壊』はどのくらいのレベルから発現できないほどの『破壊』となる?
3:『空中固定』する!と思ってからどのくらいの時間で『固定』される?
4:『固定力:C』についてすこし想像がつきづらいのだけど、
 『破壊力:Cの全力の殴打で動くレベル』くらい?
 たとえば私や、私のスタンドが空中に止めた『球体』にしがみついたり、足場にするなんて事は難しい?
5:『固定』が外されたあと、再度『固定』するのにタイムラグはある?
6:能力オン時、『球体』が『光の塊』となるらしいけど、これは結構明るいもの?
 『午前3時』の真っ暗闇を再現した時、どの程度目立っちゃう?

『再現について』
1:『再現』の時刻にそこに何が存在したかなどは、
 実際に『オン』にしない限りまったく分からない?
 たとえば漠然と『当時はこういうものがあった』とか、
 そうでなくても『今あるものが邪魔で当時のものは発現できない』とか、
 逆に『今ある「これ」はその時刻にはなかった』とかが
 事前になんとなく分かる………なんて事はないかな?
2:『半径1m』の球状の『能力範囲』だと人間やそれなりに大きなものだと
 よほどピンポイントに発現させないと、全体を収めるのは難しいと思うんだけど、
 『効果範囲内』にあるものの『一部分』のみしか入っていない場合、どんな事が起きる?
3:>2.今いる生物と、出現する無生物の位置が重なるなら、その無生物はそもそも出現しない。
 >(過去の存在は、今の存在より優先されないらしい)
 この一行目は、『今いる生物』と『当時の無生物』を比較して、
 『無生物は発現しない』と述べているけど、二行目をみるに、この組み合わせがいくら変わっても
【『今の存在』が同座標にあれば『当時の存在』は発現しない】という事で大丈夫?
4:>D『当時は無かったが、今はそこにあるもの』:一時的に消える。生物はその場に残る。
 という事だけど、『一時的に消えたもの』は『時が止まったよう』に
 その機能が止まるのかなと思っているけど、その認識であっている?

●相談●
ここからは『能力発動の運用』についての相談です。
たとえばGMが居ない普段の場スレなどで
『過去にこういう事が起こっていた』と私が設定して
能力発動してよいものなのでしょうか。
また、私が関与していない前回分の場スレを熟読した上で、
たとえば『PCの秘密』や『重要な情報』などに関与しない
あたりさわりのない内容でしたら、『3時から6時に起こっていた』と勝手に設定して
『能力発動』時に絡めていっても良いものなのでしょうか。
もちろんケースバイケースなのでしょうし、
本来、臨機応変に自分で決めていった方がいいのでしょうが、
どこまで『過去』を私が設定していいものか、
よろしければ『運用』に関する『指針』のようなものをご助言下さればありがたいです。

379『音仙』:2021/05/18(火) 00:46:03
>>378(喜古美礼『ビトウィーン・2・エンズ』)

「目覚めさせるのも、答えるのも、
 私にとって損のある事ではありません……どうぞお好きなだけ」

>『球体について』
>1:ふたつの『球体』の硬さは『金属に近い』という表現から
> 『鉄球』くらいかなと思っているんだけど、それで大丈夫?

「エエ、硬さはその通りです」

>2:『破壊』はどのくらいのレベルから発現できないほどの『破壊』となる?

「ヒビや多少の欠け程度なら問題はありませんが、
 球形を損ねるレベルで大きく欠けたら、破壊扱いとなります」

>3:『空中固定』する!と思ってからどのくらいの時間で『固定』される?

「意識した直後、になりますね。
 意識と完全に同時ではないので、ご注意ください」

>4:『固定力:C』についてすこし想像がつきづらいのだけど、
> 『破壊力:Cの全力の殴打で動くレベル』くらい?
> たとえば私や、私のスタンドが空中に止めた『球体』にしがみついたり、足場にするなんて事は難しい?

「空間に、『破壊力Cの力で固定されている』
 ……ですので、大体その認識で正しいです。
 しがみつくことは不可能ではないですが、
 乗るのは……野球ボールでする玉乗りのような物です。
 まあ、スタンドなら精度もあり、集中すれば或いは?
 キミ自身がやるのは……やめた方がいいと思いますよ」

>5:『固定』が外されたあと、再度『固定』するのにタイムラグはある?

「『気付いてから深呼吸をゆっくりする』
 ……だいたいそれくらいの、タイムラグはありますね」

>6:能力オン時、『球体』が『光の塊』となるらしいけど、これは結構明るいもの?
> 『午前3時』の真っ暗闇を再現した時、どの程度目立っちゃう?

「夜空の月のように、それなりには目立ちます。
 ただし、暗闇を照らすわけではありませんが……」

>『再現について』
>1:『再現』の時刻にそこに何が存在したかなどは、
> 実際に『オン』にしない限りまったく分からない?
> たとえば漠然と『当時はこういうものがあった』とか、
> そうでなくても『今あるものが邪魔で当時のものは発現できない』とか、
> 逆に『今ある「これ」はその時刻にはなかった』とかが
> 事前になんとなく分かる………なんて事はないかな?

「それは分かりません……漠然とでも。
 この能力をフルに活用するなら、
 その場所の一定の知識か、調査が必要でしょうね」

>2:『半径1m』の球状の『能力範囲』だと人間やそれなりに大きなものだと
> よほどピンポイントに発現させないと、全体を収めるのは難しいと思うんだけど、
> 『効果範囲内』にあるものの『一部分』のみしか入っていない場合、どんな事が起きる?

「まず、その『一部分』は間違いなく効果範囲内に出現します。
 そして生物の場合、干渉も何もできないので、そこまでです。
 ……無生物の場合、効果範囲外にある部分も存在はしており、
 固定を解除して引っ張り出すと、全体が確保できますね。
 ただし……それを再度、意図的に『効果範囲外に出す』事は出来ません」

>3:>2.今いる生物と、出現する無生物の位置が重なるなら、その無生物はそもそも出現しない。
> >(過去の存在は、今の存在より優先されないらしい)
> この一行目は、『今いる生物』と『当時の無生物』を比較して、
> 『無生物は発現しない』と述べているけど、二行目をみるに、この組み合わせがいくら変わっても
>【『今の存在』が同座標にあれば『当時の存在』は発現しない】という事で大丈夫?

「ああ、ごめんなさい。こは、『二行目』が『ノイズ』になっていますね……
 【今の無生物】と【当時の無生物】の場合は、【当時の無生物】が勝ちます。
 【今の生物】【今の無生物】どちらでも、実態のない【当時の生物】は重なって発現します。
 【今の生物】と【当時の無生物】の組み合わせでのみ、発現が起きません」

>4:>D『当時は無かったが、今はそこにあるもの』:一時的に消える。生物はその場に残る。
> という事だけど、『一時的に消えたもの』は『時が止まったよう』に
> その機能が止まるのかなと思っているけど、その認識であっている?

「エエ、正しい認識ですよ」

380『音仙』:2021/05/18(火) 00:46:18
>●相談●
>ここからは『能力発動の運用』についての相談です。
>たとえばGMが居ない普段の場スレなどで
>『過去にこういう事が起こっていた』と私が設定して
>能力発動してよいものなのでしょうか。

星見板の世界観としてあまりに突飛でなければ、問題ありません。
(それが世界観として適切か判断しかねる場合は非推奨です)
能力を起点に物語が展開されるとすれば、望外の喜びでさえあります。

>また、私が関与していない前回分の場スレを熟読した上で、
>たとえば『PCの秘密』や『重要な情報』などに関与しない
>あたりさわりのない内容でしたら、『3時から6時に起こっていた』と勝手に設定して
>『能力発動』時に絡めていっても良いものなのでしょうか。

時間帯が明らかに矛盾しないのであれば問題とは言いませんが、
描いていないだけで時間帯のイメージはある可能性もあるため、
はっきりと『3時から6時』であると分からない場合については、
『痕跡』を知ることが出来た、という程度に止めるのが無難に思います。

381喜古美礼『ビトウィーン・2・エンズ』:2021/05/18(火) 21:41:01
>>379-380
返答、本当にありがとう。
それですまないんだけど、さらに質問ができたからさせてもらうね。

1:『球体』の位置は視認できてなくても漠然と分かったりはしない?

2:>「まず、その『一部分』は間違いなく効果範囲内に出現します。
>そして生物の場合、干渉も何もできないので、そこまでです。
>……無生物の場合、効果範囲外にある部分も存在はしており、
>固定を解除して引っ張り出すと、全体が確保できますね。
>ただし……それを再度、意図的に『効果範囲外に出す』事は出来ません」

との事だけど、『半径一メートルの球体の範囲内』からはみ出た
『一部分の断面』は、外からどんな形で見えているのかな?
『断面図』が見えたり、それが『容器』だったりしたら『中身』が溢れちゃったりする?

3:『球体』を中心に能力が発現するわけだけど、
『球体自体』と『当時の無生物』が重なった場合は
『今の無生物』である『球体』が消えちゃうって事になる?
そうなると『球体』が消えて能力も解除される……なんて事になったり?

382『音仙』:2021/05/19(水) 14:17:34
>>381(喜古美礼『ビトウィーン・2・エンズ』)

>1:『球体』の位置は視認できてなくても漠然と分かったりはしない?

「これは、ある程度はっきり分かります。
 聴かせ忘れていましたね、すみません……」

>2:>「まず、その『一部分』は間違いなく効果範囲内に出現します。
>>そして生物の場合、干渉も何もできないので、そこまでです。
>>……無生物の場合、効果範囲外にある部分も存在はしており、
>>固定を解除して引っ張り出すと、全体が確保できますね。
>>ただし……それを再度、意図的に『効果範囲外に出す』事は出来ません」

>との事だけど、『半径一メートルの球体の範囲内』からはみ出た
>『一部分の断面』は、外からどんな形で見えているのかな?
>『断面図』が見えたり、それが『容器』だったりしたら『中身』が溢れちゃったりする?

「断面は、ぼんやりとした光に覆われ見えず……
 容器の中身は、見えない壁に阻まれるように、溢れませんね」

>3:『球体』を中心に能力が発現するわけだけど、
>『球体自体』と『当時の無生物』が重なった場合は
>『今の無生物』である『球体』が消えちゃうって事になる?
>そうなると『球体』が消えて能力も解除される……なんて事になったり?

「球体は無生物ですが、この場合のみは特例となります。
 のの場合に限り、さながら『幻』のように……
 実体を無くした球体が、無生物と『重なった』状態になりますね。
 一部だけが無生物と重なるなら、その部分だけがそうなります」

383氷山『エド・サンズ』:2021/05/20(木) 00:41:00
「こんにちわー 『音仙』さん、いらっしゃいますかー?」

「『さんずさん』を目覚めさせてもらってから色々な事がありまして
 近況報告をしようかなーって・・・・凄いお久しぶりですけど」

スタンド使いを目覚めさせる存在『音仙』
謎の多い彼女の所へ、以前訪れた少女が一人、やってきた
その隣には意思を持つスタンド・・・・『エド・サンズ』の姿もある

『マア、チョット聞イテヤッテクレヤ 俺達ノ思い出話ヲヨォ・・・』



「『音仙』さんは『アリーナ』っていう組織があるの知ってます?
 いやー、ちょっとしたことからスタンド使い同士の戦いをする事になりまして・・・・
 ははは・・・・結果は散々なものだったんですけどね
 エキセントリスさんっていうお金が大好きな人にぼろ負けしちゃいました」

『不甲斐ネェ・・・・ 金の亡者ミテーナ奴ニ負ケチマッテ悔しいゼ・・・・』


【ミッション】『同心与力』vs『世中金哉』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1588614433/106-171
『アリーナ』にて初めてのスタンドバトルを行う
敵のステルス能力に歯が立たず、結果は惨敗だったものの、
その戦いの中で氷山は自分が望むものの片鱗を見る


「あとは、街の色んな所で他のスタンド使いの人と会ったり、うっかり警察に捕まって任意同行されたり、
 学校で妖怪に会ったり、悪いサンマ売りのお兄さんを懲らしめたり!」
『色ンナ連中ニ会ッテキタナァ・・・・』

「あ、それと・・・・・『音仙』さんは『エクリプス』っていう悪の組織の事知ってます?
 昔、色々な悪さをした人たちで、今はもう壊滅してるみたいなんですけど・・・・
『エクリプスの悪霊』に関わる事件に巻き込まれまして・・・・」


【ミッション】『その夕立に雨傘を』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1547738761/691-994
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1604323728/1-142
『エクリプスの悪霊』達と『夢の世界』で戦う
仲間達の協力を得て、現世への復活を画策する『アダージョ』と『太門』を倒した
その戦いの中で氷山は『アダージョ』の持つ精神の強さ、
『他者の悪意に負けない自己愛』、『自分の欲に対して真摯で正直に生きる姿勢』に敵意だけでなく、敬意を持つ
そして、自身の中の欲望・・・・『非日常の戦いを通して「良き終わり」を見たい』という心を明確に自覚した


「『あの人』は、本当に・・・・本当に悪い人で、私の友達を傷つけた酷い人なんですけど、
 それでも、周りの悪意に決して負けないその精神力は本当に凄い・・・・強い人でした」

『ハッ! 悪党ハ悪党ダ! ドンダケスゲーヤツダロウガ、俺ハ好きニハナレネェナ!』

「その流れで、また『アリーナ』の人と戦って・・・・
 明智さんっていう、ちょっと嫌味な人なんですけど、『悪霊事件』で戦った『あの人』の被害者で、
 色々と大変な目にあったんですが、戦いの最後には・・・・そう、凄い爽やかな・・・・私が求める『光景』が見えたような・・・
 そんな気がしたんです」

【ミッション】『最悪の相性』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453729532/440-568
『アリーナ』での決闘の中でかつてのアダージョの被害者、明智と闘う事となる
戦闘の中、明智の受けた心の傷が明らかになり、自爆覚悟の攻撃を仕掛けられるが、
それを下し、戦いの果てに至る最高の光景を垣間見た


「それで・・・・私はどうも、そういうもの・・・・そういう『光景』を見るのが好きみたいで・・・・
 危険だとわかっていても止められない・・・・そんな心が自分の中にあるみたいです」

   『・・・・・・アア』

「多分、これからも飛び込んでいくんでしょうね
 この街の裏側・・・・・ 人々の魂がぶつかり合う『戦いの場』に・・・・それを求めて
 ・・・・・まあ、そんな『近況報告』ですね」

384『音仙』:2021/05/24(月) 23:53:00
>>383(氷山『エド・サンズ』)

「ああ……少し出かけようかとも思っておりましたが、
 キミが来たなら、ここにいて正解だったのでしょうね。
 ご活躍はかねがね、『聴いて』おりましたが――――
 キミ自身、いえ、キミ達自身から、聴いてみたいと思っていた」

              シュルル
                 ルルル

「エエ……『アリーナ』とは私自身、浅くはない関係があります。
 ……付き合い方を考えるべき集団でこそありますが、
 そこでの見えられる体験という物は、間違いなくあるでしょうね。
 例えばそれは、価値観の異なる者との『闘技』――――
 拳で語る、なんて漫画みたいな話ではありますケド、
 知らない世界を知るという意味では……他にない場ではあるでしょう」

         ピタ

「ですが、日常の経験もまた繰り返し、繰り返し、積み重なり、積み重なり。
 いい事も、悪い事も、キミの心を少しずつ動かしていく……
 スタンド使いとスタンド使いは惹かれ合う。『日常と非日常』その両方の中で」

                  ――――― ・・・

「かつてこの町を……脅かした犯罪集団、『エクリプス』。
 中でも最悪の存在……『その男』の名は、私でさえ、『聴いた』事はあります。
 その復活を阻止したのは紛れもない『偉業』でしょうが、
 あるいはキミの強さは、彼の中にさえ、『受け止める』余地を見つける点、
 そうした『心の在り方』の中にこそ、あるのかもしれません―――――」

         キィィィィイィイ

「――――そしてそれが、一人の人間の命を救い、そして魂の尊厳をも救った」

                   ィィィィィイイイイイイイイ

「私には、出来ない事です。ですが、どこか危うさも秘めている。
 だからこそ……『キミ』の中に燃える正義が、きっととても大切なんでしょうね。
 一つだけ…………確かなことを言えるとすれば、キミ達を出会わせて良かった」

                       ――――――――― ン

「さて、聴き終わり…………そして今。キミにも『聴かせ』ました。
 キミの心情も、そして、もう一人、『半自立』の意志を持つキミの心も。
 
            ――――――『変わっている』 いえ、『進んでいる』」

「一つは、『エド……いえ、『サンズさん』から、『氷山さん』に対しての。
 一つは、『氷山』さんから、『サンズさん』に対しての――――
 あくまで私の解釈でしかありませんが、『双方向の前進』とも、言えるでしょうね」

           「……近況報告に来ただけ、だったのかもしれませんケド。
            この音を聴いて、キミに聴かせずにはいられなかった。
            ああ、勿論、話がまだあるなら、喜んで聴かせていただきますよ……」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

与力には同心達が、同心には岡っ引き達が、そして岡っ引には下っ引達が協力した。
星見町を凌駕する『百万都市』において、天下泰平、江戸の治安を担った『彼ら』は、
決して、神話や冒険譚の英雄の如く、己一人で、まして身一つで戦いはしない。

・・・本体である『氷山あきは』に対してのみ、『大捕物』が特殊な性質を帯びた。
一つ、捕具を手に持って発現するだけでなく、『装着状態』で発現する事が可能である。
一つ、その捕具を身に着ける限り、『氷山あきは』は『エド・サンズ』と乱れ無き『同時行動』が出来る。

あくまで彼は彼のままであり、変化や進化を起こしたわけではないため、
彼自身の名には、変化や追加などは無い。『信頼関係』の、新たなる舞台である。

『エド・サンズ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(3m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B→C

岡っ引や下っ引はあくまで『町人』であり、武士の誇りで戦ったわけではない。
落伍者や罪人が多かったともされるが、それは決して人手不足だけが理由ではない。
当時を生きた彼らの思惑は、あくまで蛇の道は蛇の打算に過ぎなかったとしても・・・
悪を『縛り』『砕く』だけでなく、彼らをも『受け止める』事の意味は、いつの世も存在する。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                                        氷山『エド・サンズ』→前進。

385『音仙』:2021/05/24(月) 23:54:36
江戸期の『捕り物』に用いられた『捕具』を発現する。
発現はスタンドの手だけでなく、射程内の『味方』の手にも行える。
戦いを経て、『氷山あきは』に対してのみ、手ではなく装着しての発現も可能。

『エド・サンズ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(3m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.半自立型。後述の能力制限を除けば『操作』は自由に行える。
3.性格は勧善懲悪を重んじ、真面目で峻厳。一方で情深く、本体を『妹分』のように見る。
4.本体があまりに悪辣・非道な操作を行う場合でも、現時点では操作を受け付ける。
5.『エド・サンズ』自身はどんな捕具でも並の精度で扱える。

【捕具】
1.『江戸時代』までに『実在』した、『捕具』『捕物道具』と呼ばれる道具を手に発現出来る。
補足:江戸時代以前の日本の捕具も発現できるが、海外の捕具は発現できない。
2.火薬を用いる『銃』の類は、捕具に含まれていても発現出来ない。『投擲』で扱う物や『弓』は可能。
3.捕具の射程距離は『15m』。発現速度はだいたい『4秒に1つ』ほど。持続時間の限界は特に存在しない。
補足:捕具の発現は一瞬だが、クーリングタイムが『4秒』必要となる。
4.捕具は任意解除が可能。触れる必要は無いが、視界に収めておく必要はある。
5.同時発現可能数は『5つ』まで。破壊されたり射程外になった物は、即座に解除される。
補足1:弓矢などのセットで使われるものは『矢が一本番えられた弓』がセットで『一つ分』となる。
補足2:投卵子のように『破壊』されなければ用途を果たせないものは『果たし終えてから』解除される。
炸裂で生まれる『粉の飛散』という現象が完了するまでは残る。
6.捕具の位置を把握できるような効果は無い。
7.大きさの制限としては人間一人が手で扱える程度までは捕具として認められる。大型の捕具も発現は一瞬。
例としては最大3m前後あるとされる『四方梯子』など
ただし、捕具を展開するスペースのない閉鎖空間では発現自体ができない。
8.『投網』・『煮えた粥』・『竜吐水』のような臨時で捕物に使われた道具は発現できない。

【大捕物】
1.スタンドから半径15m圏内、かつ視界内の『人間』に限り、その手に直接『捕具』を発現させられる。
2.これを行うには、対象の『手が空いている』必要がある。何かを持った手には発現させられない。
3.この発現には相手の許可は不要だが、『持つ気が無い』なら発現と同時に手から地に落ちるだろう。
補足:また、危険な状態で相手に持たせたり、捕縛縄を手首に巻き付けた状態で発現させることはできない
4.この方法で手に捕具を発現させた人間は、『スタンド使い』のようにスタンドを視認したり、スタンド会話が可能。
5.捕具の射程はあくまでこのスタンド側が中心であり、対象がスタンドから15m以上離れれば解除される。
6.この方法で発現した捕具も任意解除可能。解除されると、対象は元通りスタンドを知覚できなくなる。
7.このスタンドが『犯罪行為』を目撃し、擁護する余地も無い(GMが判定)者は対象に出来ない。
8.この方法での発現に限り、『1度に複数個』の捕具を発現出来る。ただし、『1人につき1つずつ』。
9.下記の人物は対象に取れる。
①本体である氷山
②氷山は『犯罪行為』を目撃したが『エド・サンズ』は見ていなかった相手
③現在、戦っている相手ではあるが明確な『犯罪行為』は行っておらず好感度も高い相手
④完全に見ず知らずの一般人
⑤上記の対象となるスタンド使いのスタンドの手の中
10.下記の人物は対象に取れない
①現在、戦っている相手ではあるが明確な『犯罪行為』は行っておらず好感度が低い相手

【氷山あきはとの大捕物】
1.大捕物の対象の内、『氷山あきは』に対しては手にではなく、『装着箇所』に直接発現出来る。
2.たとえば『鎖帷子』をいきなり着た状態にしたり、『陣笠』を被っておいたりも出来る。
  今まで通り、そうした装着タイプの捕具を手に持って発現させる事も、勿論可能である。
3.これは氷山あきはへの『大捕物』に限り、『エド・サンズ』自身の捕具発現では不可能である。
4.大捕物で己に発現した捕具を身に着けている際、『氷山あきは』の動作は『エド・サンズ』の操作を阻害しない。
  すなわち、『完全自立型』に相応する、『完全な同時行動』が可能。スタンドが自立操作になるという訳では無い。

386氷山『エド・サンズ』:2021/05/25(火) 00:21:09
>>384

「あっ、もしかしてタイミングが悪い時に来ちゃいましたか?
 音仙さんでもどこかに外出する事ってあるんですね?」

  『ソリャア人間ダカラヨ・・・・買い物トカ、家ニ帰ッタリトカ
   ソーユーノモアルンジャネェカ?』

『音仙』を目の前にし、氷山の心の音が聞き取られる・・・
氷山本人には何をしているのかはわからない・・・・だが悪いようにはならないだろう、と考えていた

「『アリーナ』と音仙さん・・・・ちょっと意外な繋がりですね
 音仙さんみたいな穏やかな人はちょっと血の気の多い感じの『アリーナ』とは
 関わりなんてないのかと・・・・」

         キィィィィイィイ

「『受け止める力』と・・・・ 」

       『「正義ノ心」・・・・?』

「ええ・・・・私も『さんずさん』と会えて・・・・」
『アア・・・・俺モ「あきは」ト出会エテ・・・・・』

   「『本当に良かった』」

「そう思っています・・・・」
『マア、コイツハマダマダ「ひよっこ」ダカラ、俺ガ支エテヤラネエト、イケナイシナ!』

「もう! でも・・・・これからもよろしくお願いしますね、『さんずさん』!」

387一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/05/25(火) 01:29:39
「お久しぶりですね、音仙さん。
 お土産は『アルモニカ』の音色と手作り豆腐アイス。
 きな粉と餡蜜はパックの上にテープで貼り付けておきました」

「最近は……色々な人達と知り合ったり、また死んだかと思ったら生きてて、保健所職員に轢かれたりとか」

「思ったより『孤独』じゃない…」


水と生きるために進化した…らしい石動先輩と神社の巫女様に遭遇しました。『鵺』より石動先輩の方が謎の生物っぽいですよ…
【個】『烏兎ヶ池神社』【場】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1549033452/208-236


「氷山先輩はアダージョの心に寄り添って救いを与えました。あれは私には無理だった…」

「私は彼女のようにやれなかった。けど…」

┌─────────────────────
│「『悪』に堕ちてでも、闘い続ける――――」
└─────────────────────


┌───────────────────────────
│だが、死の最中で尚、死闘が出来るとは思わなかったぞ……
└───────────────────────────

「あれほど死闘に飢えた太門が最後の最後、朗らかな表情で満足気に生き絶えたのは…」

「正しい死を与えてやれたのかもしれません」


偶然にも先輩たちと対処した『悪霊』憑き。
相性の良い氷山さんと『さんずさん』を酷使しつつ、7人〜9人を『慈悲の刃』で斬り払うことに成功。
続いて斑鳩先輩と一騎当千の太門を相手し、決死の束縛を受けたところを斬首。
【ミ】『その夕立に雨傘を』
危難:BC 理不尽度:B
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1547738761/691-994

「私のスタンドならば、『悪』に堕ちる前に救えるかもしれないと…『タカ』の最後の言葉です」

「『悪』の居場所は『悪』にしか作れない。
 ならば、私が『悪性』を絶って社会に戻してあげたい。 畜生より人間である方が良いはずだ」

「そのためには色々と頑張っていきますよ。こう見えて死んでも死なないので…」


夕立先輩に約束通り『慈悲の刃』を届けるものの、蘇ったアダージョの『サンダー』と『ゴールデン・イヤリング』の前に死亡
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1604323728/2-142

「えぇ、やっぱり宗像さんは良い人です。
 人を殺そうが私は彼のことが好きです」

「いつか、宗像さんの『アヴィーチー』が人を殺さなくて良くなるように…」

宗像さんとの交流part4。『エクリプス』の屍の上に今の平和が有るように、宗像さんの『アヴィーチー』の積み上げる『地獄』が善き場所に到達すると信じたいものです。
【交流】『アポロン・クリニックセンター』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453646843/163-176

「『唐突な卒塔婆』『塞川さん』『オットセイ』『さんずさんカロリーDF問題』『ブラコンハラスメント』『保護者大激怒』『アスリート体質』」

「つまり、タダ飯です」

【ミ】『飽食狂時代』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1604323728/143-253


「色々な方々が居ましたけど『陽』の気を
 振り撒く例の方が気になります」

「遭遇したら消滅しちゃうかもしれない…」

【交流】『牛に引かれて星羅の集い』
内気なスタンド使いの御影さん。ホームレス少女の風歌さんと遭遇。
氷山先輩と再開できましたが…誤解の連鎖で…えぇ、過去に警察の厄介になっただけですからセーフです…
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1540228313/352-421


「スタンドを使う野良犬の友達ができました! 『オジロ』って名前の賢い子です!」

「今でも『蝙蝠』の死体を届けてくれますよ。
 お返しに雀の唐揚げを置いて布教してあげなきゃ…!」

「オジロを抱き泣く岩川さんの過去は分かりません。以前の私なら『無駄』な時間だと、不要な『痛み』と切り捨て『鎮静』したはず…」

「私は彼女に時間が必要だと判断しました。岩川さんが犬への憎悪を振り切るにはまだ時間が必要だと思います。『きっかけ』を得たなら後は大丈夫です、きっと」

スタンドを使う野良犬『オジロ』を巡って保健所の主任『岩川』さんと戦うことに。
スタンド使いにしては優しい成り立ての七篠先輩と『オジロ』治療の際に知り合いました。
優しい彼女にとっては良い経験となったかもしれません。先輩として導けたかと言えば…
【ミ】『真白の牙』 危難:CD
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1601890582/280-400

388『音仙』:2021/05/25(火) 23:21:15
>>387(一抹 貞世『インダルジェンス』)

「ええ、お久しぶりです。今日はいい日ですね……お土産もありがとう。
 豆腐のスイーツは、良いですよね。
 ああ……以前いただいた冷風扇も、そろそろ役に立つ季節が来ます。
 ……暑さを避けたくなったらここに来てくれても構いませんが、
 今のキミなら、ここより、行くアテというものはたくさんありそうですね」

            シュルルル

「そう。スタンド使いとの出会い、交流……そして『戦い』。
 ……『アダージョ』を真の意味で『討った』のは彼女でしょうが、
 聴いただけの私が考えても、『キミたち』の活躍もあっての、事でしょう。
 もっとも、キミも流石に無事では済まなかったようですが…………
 魂に刻まれたのは、傷だけでなく、先へと歩む足跡も、でしょうね」

「無条件の明るさや正義を持つ、太陽のような存在がいるのと同じで……
 『悪の世界』を必要とする者は、光と影のように確かに存在はする。
 あるいは……『悪を犯さざるを得なかった者』も、確かに、存在する。
 だからこそ、『悪』を『悪のまま』受け止める事と同じくらい、
 ――――『悪を払う』キミの能力と、それを望む精神性は、尊いものに思えます」

「それは何も殺人罪や、テロといった『大きな罪』だけではなく……
 己の価値観、憎悪という感情に振り回されてしまう人間に対しても、
 大いなる『贖宥』として働く。それを処方するために相応しい心も、キミにはある」

                 ――――――― ・・・

「…………………とはいえ、残念ながら。
 これは仮初とは言え、『一度死んだ』がゆえかもしれませんし、
 既に一度、軽微なものとはいえ段階を経ているからかもしれませんが、
 キミの成長が……『スタンドの成長』に、今すぐ直結はしなかったようですね」
 
「しかし……音は再び、変わりつつあるのは間違いない。
 その方向性としては、恐らく『より深い鎮静』……或いは、
 今後次第ですが、『慈悲の刃』がより『当てやすく』なる形、か。
 恐らく、そこに至るまでは、もう…………そう、遠くはないでしょう。
 新たな段階に至るまでの、『あと一歩』……それが良いものになる事を、祈ってますよ」

                      一抹 貞世『インダルジェンス』→『今回、成長は無し』

389一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/05/25(火) 23:51:34
>>388
「えぇ、本格的な猛暑で死にそうな時は夕立先輩のお家
 …やっぱり七篠先輩のお部屋に避難する予定です」

「『目標』を打ち立てたのですから時間は掛かれど、
 何時かは辿り着くはず…」

「『インダルジェンス』の行き着く先が分かって一安心
 過程で恐ろしい不運に見舞われるのも慣れたものです」

「食料確保の時間ですし、先客さんの邪魔にならない
 ように帰ることにします。では…!」

390りん『フューネラル・リース』:2021/05/30(日) 16:28:13
「痛、いたた……」

頭に鈴蘭を咲かせ、包帯を巻いた少女が『音仙』の元を訪れた

「こんにちは音のおねえさん
 えへへ、ちょっと怪我しちゃった
 少し休んでれば治ると思うけど、病院行った方がいいかな?」

「おねえさん、あのね、うち……怖い事があったんだ……」

少女は、りんは『死』を間近にした、ある体験を話した
【場】『自由の場』 その2ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/62-81

「おねえさん、わたし…うちは
 『人間』だよね?
 『生きてる』よね?」

縋りつくような、不安そうな涙の滲んだ目で『音仙』を見つめ
震えた声で尋ねる

お願い、否定しないで



               「うちって『何』?」

391『音仙』:2021/05/30(日) 21:15:38
>>390(りん『フューネラル・リース』)

「……『包帯』を……こっちで、取り換えてあげましょう。
 それで、ここで少し、休んで行ってくれても構いません。
 なにせ……少なくともここには、キミを傷つけるものはない。
 奇異の目で見るものもいないし、理解に辿り着いていないものもいない」

               シュルル

「…………あるとすれば」

音仙――――『音のおねえさん』の背後には、
音響機器で組み上げられた『樹』のヴィジョンが浮かぶ。
そこから伸びる『蔓』が、『りん』に向く。

「…………私はキミについて、キミより少しだけ深く『知っています』。
 …………それを、隠しても、いつか自分で気付く日は来るのでしょう」
 
「キミは…………ああ。キミは、どこかで『一度死んだ』。
 なぜ? いつ? ……それは『分からない』。
 聴く事は出来ない。出来なかった。キミの『特別な才能』を。
 ……いずれにせよ、その死は、キミの『たましい』の消滅を意味しなかった。
 だから……『りん』、という人間は、どんな形でも、間違いなく今ここにいる」

音仙も、『りん』の能力――――『フューネラル・リース』を『知らない』。
『どのようなメカニズムで生き返るのか』或いは『死を否定するのか』。
一度死んでよみがえった、その事だけだ。『それは人間なのか?』

         「考えて」「話し」「食べて」「歌い」「奏で」「遊ぶ」

「……そして。生きたいと思っている。……『生きた人間』としか思えません。
 でも、キミの存在の『全て』は、今の私には分からない。それでも…………」

『それは何か恐ろしい物なのかもしれない』――――そう思っていた。
だが、これまでに聴いて来た彼女の『声』は。
間違いなく……生を謳歌する『人間の魂に満ちている』。
それこそが、『フューネラル・リース』の本質なのだろう。

「……ああ」

「キミがこの答えで心の底から安心できるのか、私には分からない。
 私には突き詰めれば、キミの心を傷つける能力しか、ないのかもしれませんが……」

せめて今、このひと時だけでも、安らかでいてくれれば……そう思わずにはいられない。

392りん『フューネラル・リース』:2021/05/31(月) 08:56:01
>>391
「えへへ、ありがとう
 やっぱりおねえさんは優しいな…」

音のおねえさんの傍に座り込み、彼女のやる事に身を委ねる

「うちよりうちに詳しいなんて、やっぱりおねえさんは凄いなぁ……
 うち……『死んだんだ』……そうなのかなって思ってたけど、やっぱりなぁ……
 あはは……」

涙を流しながら、切ない笑顔を浮かべるりん

「けど、うちは今『生きてる』し、うちが『人間』だと思えば…
 うちは『人間』なんだ……
 うちはこれからも、『自分は人間』だって、信じるよ」

我思う、ゆえに我あり

「おねえさんは、うちの事よく分かっててくれるね…
 分かっててくれる人の傍にいるのって、凄く安心する……
 だから、ちょっと、休ませてもらうね………」

そう言うとりんは、静かに目を閉じ、しばしの休息についた
その顔は、信頼しきった人間に身を預け、安らかな表情をしていた

393藤原 しおん『ウィスパーズ』:2021/05/31(月) 19:14:04
>>392(りん)

「他のたくさんの人達との繋がりが、
 積み重ねる人と人との交流が、
 『答え』に至る道の一つだとしても……
 キミが人間として、生きている道の中で、
 その事に疲れた日は、休んだって良い。
 あるいは、時には答えを求めなくたって良い」
 
「……いつでも、ここに来てくれて良いですからね」

部屋の水槽の、エアポンプの音と共に、
ぽつぽつと、ゆっくりと言葉を掛けながら、
傍で目を閉じる少女を、ただ見守っていた。
それ以上の事は、何もなかった。出来なかった……

394喜古美礼『ビトウィーン・2・エンズ』:2021/06/06(日) 02:28:45
この前は質問に答えてくれてどうもありがとう。
この町にはどうにも『スタンド使い』という存在が多いようで、
場合によっては戦う事なんかもあるかもしれない。
そういうわけでさらにわいてきた疑問にもぜひ答えてほしいな。

1.『球体』の『固定』というのは、どんなに勢いがあっても『急停止』できるものなの?
2.『固定』を解除する事で、『固定』前にかかっていた勢いは再度復活する?
3.『過去再現』の『無生物』は『実体化スタンド物質』という事で『一般人』に視えたり、
 『写真』に撮ったりできると思うけど、『生物』の場合、
 『象徴ヴィジョン』に近いという事はもしかして視えたり撮ったりは不可能?
 (スタンドはさすがに視えないし写真にも映らないあつかいだと思うけど)。
4.『生物』の衣服も『生物』あつかいだと思うけど、手に持ったものもやっぱりそう?
 運転しているバイクや車なんかはどうかな。
5.スタンドは『生物』あつかいだけど、『スタンド物質』は『無生物』あつかいのようなので、
 この能力で『外に持ち出せる』対象という事でいいんだよね?
 持ち出す場合、『スタンド物質』の射程や『特殊能力』はどうなるのだろうか。
 また、『器具型スタンド』とかは『無生物』の対象範囲?
6.『炎』なども再現可能なようだけど、この止まった炎には
 熱や延焼を起こす能力があり、スタンドにも効果がある? また『帯電』なども再現可能?
7.火がついてたり、(可能なら)帯電した無生物をそのまま持ちだす事も可能?
 その場合、『固定』を外した時点でそれらの状態が『進行しはじめる』事となる?
8.『再現』した食事を食べる事も可能だよね?
 その場合、射程外に出たり能力解除したらカロリーゼロ?

395『音仙』:2021/06/06(日) 21:55:06
>>394(喜古美礼『ビトウィーン・2・エンズ』)

>1.『球体』の『固定』というのは、どんなに勢いがあっても『急停止』できるものなの?

「基本的には、そうなります……が、
 勢いが継続的に付加され続けていて、
 それが固定力より上なら、停まりません。
 例えば、『超人的』な力(パB)の者が、
 手に取って運んでいる場合など……ですね」

>2.『固定』を解除する事で、『固定』前にかかっていた勢いは再度復活する?

「これは、しません」

>3.『過去再現』の『無生物』は『実体化スタンド物質』という事で『一般人』に視えたり、
> 『写真』に撮ったりできると思うけど、『生物』の場合、
> 『象徴ヴィジョン』に近いという事はもしかして視えたり撮ったりは不可能?
> (スタンドはさすがに視えないし写真にも映らないあつかいだと思うけど)。

「ああ……すみません、語弊がありました。
 干渉できない性質は、所謂象徴ヴィジョンのそれですが、
 一般人に見えるものであれば、通常通り視認も撮影も可能です」

>4.『生物』の衣服も『生物』あつかいだと思うけど、手に持ったものもやっぱりそう?
> 運転しているバイクや車なんかはどうかな。

「衣服や手荷物は、生物扱いのようです。
 乗り物まで行くと、無生物扱い……つまり、
 身に付けているかどうかが基準なのでしょうね」

>5.スタンドは『生物』あつかいだけど、『スタンド物質』は『無生物』あつかいのようなので、
> この能力で『外に持ち出せる』対象という事でいいんだよね?
> 持ち出す場合、『スタンド物質』の射程や『特殊能力』はどうなるのだろうか。
> また、『器具型スタンド』とかは『無生物』の対象範囲?

「スタンド物質は原則、通常物質同様に持ち出せます。
 能力は『作用』はしますが、『発動』は出来ない……つまり、
 発現後は常に何かの能力を発しているスタンド物質ならそれは作用するのですが、
 オンオフが必要な場合は、大元のスタンドがいないため、使えません」

「そして、器具型のスタンドは大抵はダメージフィードバック……
 ああ、ええと、本体にダメージが伝わる作用がありますから、
 その場合には無生物とみなす事は出来ないでしょうね」

>6.『炎』なども再現可能なようだけど、この止まった炎には
> 熱や延焼を起こす能力があり、スタンドにも効果がある? また『帯電』なども再現可能?

「これは……止まった炎は熱くはありますが、
 それ以上燃え広がる事は、ないようですね。
 止まった電気もまた、触れると痛いですが、
 触れた所以外に電気が流れる事はありません」

>7.火がついてたり、(可能なら)帯電した無生物をそのまま持ちだす事も可能?
> その場合、『固定』を外した時点でそれらの状態が『進行しはじめる』事となる?

「これは可能ですし、性質もその認識通りですね」

>8.『再現』した食事を食べる事も可能だよね?
> その場合、射程外に出たり能力解除したらカロリーゼロ?

「食べる事はもちろん可能ですが……
 解除して無かったことに、とはいきません。
 これは不思議な話ではあるのですが……
 スタンドの出す食べ物は、こうなりがちですね」

396喜古美礼『ビトウィーン・2・エンズ』:2021/06/06(日) 23:31:20
>>395
なるほどねェ。だいぶ理解が進んだよ。
教えてくれてありがとう。また、なにかあれば確認にきます。

397『音仙』:2021/06/06(日) 23:34:46
>>396(喜古美礼『ビトウィーン・2・エンズ』)

「エエ、いつでもまたどうぞ…………
 お茶菓子くらいは出させていただきますから、ね」

398『Electric Canary Garden』:2021/06/07(月) 00:09:35

ある日、『りん』宛ての郵便物が届いた。
送り主は『星見FM放送』。
何かの手違いか、何故かここに送られてしまったようだ。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/30

(※りんPCが訪れた際に渡して頂けると幸いです)

399『音仙』:2021/06/07(月) 22:31:12
>>398(『Electric Canary Garden』)

「…………」

『どこにも届くはずの無かった』それを、
『ここに届けた』のは『友人』の一人だった。
『風見亜角』の『能力』には、良く助けられている。
彼自ら『りん』の下に『届け』なかったのは、
ここに届けてくれただけ親切と思おう。

          スッ

『中身』が食べ物ではない――――
つまり常温保管で問題ないものと知ると、
それを『机』の端にそっと置いておいた。
来たらすぐに渡せるように――――

或いは、こうしておけば、あのおそろしく、儚く、健気な少女が、
『次にまた訪れる』事を、保証してくれるような気がしたから。

400氷山『エド・サンズ』:2021/06/09(水) 00:01:44
「最近はとくに暑い日が続いていて、もう夏も近いんだなーって感じですよね
 私もこないだ、銭湯で長湯していたら体調を崩しちゃって
 ・・・・『音仙』さんも気を付けてくださいね」

「ところで、いくつかお聞きしたい事が」

・氷山への『大捕物』で『装着』を選択する場合、
 『捕縛縄』などを腕や足に巻き付けた状態を『装着』として発現する事は出来ますか?

・『装着』状態で同時行動を行う際に、『エド・サンズ』と背中合わせになって、
 感覚共有で全方位の視覚を確保しつつ、自身の背中側の敵に対処するというような、
 頭で処理するのがかなり難しそうな事も出来ますか?

・氷山への『大捕物』で手に出した『陣笠』を改めて普通に着装した場合、
 同時行動の能力を使う事はできますか?

・『陣笠』や『鎖帷子』を『装着状態』で出す際に、
 紐などをしっかり閉めない半脱ぎ状態で出す事は出来ますか?

・『弓』や『さすまた』などの武器型の『捕具』を『装着状態』として出す事はできますか?

・火薬を使った銃の類を出す事は出来ないという事ですが
 『捕火方』という、筒の形をしていて、点火によって先端から激しい煙と火花が散る『捕具』を出す事は出来ますか?

401『音仙』:2021/06/09(水) 02:11:31
>>400(氷山『エド・サンズ』)

「ええ……長袖でいられる季節も、既に過ぎてしまったのでしょうね」

「銭湯――――――― ……そう、ええ、気を付けます。
 とはいえ、私は出不精ですし、クーラーも躊躇いませんので、
 キミの方こそ、熱中症には気を付けてくださいね」

>・氷山への『大捕物』で『装着』を選択する場合、
> 『捕縛縄』などを腕や足に巻き付けた状態を『装着』として発現する事は出来ますか?

「これは出来ませんね。
 使う側としての状態が装着であって、使われる側の状態では発現出来ないようです。
 マァ、『サンズさん』も、キミを捕縛するのは本意ではないのでしょうしね……」

>・『装着』状態で同時行動を行う際に、『エド・サンズ』と背中合わせになって、
> 感覚共有で全方位の視覚を確保しつつ、自身の背中側の敵に対処するというような、
> 頭で処理するのがかなり難しそうな事も出来ますか?

「ええ。むしろ、それこそが同時行動の真髄とも言えますね。
 思考もまた行動。本来ならキミの処理能力や、同時行動の困難さで不可能な事が、
 独立した思考を持つスタンドとの連携さながらに可能となる……キミの新たな武器です」

>・氷山への『大捕物』で手に出した『陣笠』を改めて普通に着装した場合、
> 同時行動の能力を使う事はできますか?

「大捕物として出した捕具を装着しているなら、使えますね」

>・『陣笠』や『鎖帷子』を『装着状態』で出す際に、
> 紐などをしっかり閉めない半脱ぎ状態で出す事は出来ますか?

「これは……『捕らわれる形での発現』が出来ないのと同様、出来ないようですね。
 キミへの『装着発現』は、あくまでキミの身を守り、キミが共に戦うためのもの、なのでしょう」

>・『弓』や『さすまた』などの武器型の『捕具』を『装着状態』として出す事はできますか?

「防具だけでなく、武器型の捕具でも可能なようです……ね」

>・火薬を使った銃の類を出す事は出来ないという事ですが
> 『捕火方』という、筒の形をしていて、点火によって先端から激しい煙と火花が散る『捕具』を出す事は出来ますか?

「これは不可能なようですね。ソレは捕具というよりは、『忍具』だからでしょう。
 以前の話と併せて言えば、『臨時で捕具として使われたもの』に分類されるようです」

402氷山『エド・サンズ』:2021/06/10(木) 23:58:13
>>401

「この部屋はいつ来ても快適でいいですね!」

『ア〜〜、余計ナお節介カモシレネェガ、アンマリ外ニ出ネェノモ身体ニ悪イト思ウゼ
 若イ奴ハモット外ニ出テダナァ・・・・』

「言い方が爺くさいですよ、『さんずさん』」

403小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/21(月) 20:19:56

今日、久方振りに『ここ』を訪れた。
初めて訪れた時も、その後も、
バッグの中には常に『鎮静剤』を忍ばせていた。
『スーサイド・ライフ』に本体を傷付ける事は出来ない。
だからこそ、『鎮静剤』が必要だった。
自分にとって、なくてはならないものだった。

  「――……ご無沙汰しております」

しかし、『今』は違う。
自分自身を傷付ける事の出来る『第二の刃』がある。
それが『鎮静剤』を手放した理由の一つ。

  「また『これ』をお持ちしました……」

          スッ

  「……覚えていらっしゃいますか?」

話を始める前に、持参したものをテーブルに置く。
以前(>>7)持ってきた自宅の庭で栽培した『ラベンダー』。
あれから、長い時間が経ったように感じる。

  「今日は……『お尋ねしたい事』があって参りました」

  「切り離した『私の手』から――
   『ビー・ハート』を発現させる事は可能でしょうか?」

  「『スーサイド・ライフ』で切り離した部位は、
   『スーサイド・ライフ』を解除すれば消え、
   『ビー・ハート』で切り離した部位は、
   『ビー・ハート』を解除すれば消える……」
 
  「……そういった認識で間違いないでしょうか?」

404『音仙』:2021/06/22(火) 00:33:50
>>403(小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』)

「エエ……お久しぶりです、小石川さん。
 それは……いつ頃だったでしょうか?
 以前にもいただきましたね。
 生憎、花の命は長くはないもの……
 前のそれは、もう、枯れてしまいましたが」

        コト

テーブルに置かれた鮮やかな花に目を細める。

「枯れて、咲いて、繰り返しこそ花なのでしょう。
 ………………私個人の感想を言うなら、
 また、咲いているところを見られて良かった」

所感を述べると、質問に耳を傾け、
その答えをゆっくりと話し始めた。

>「切り離した『私の手』から――
>『ビー・ハート』を発現させる事は可能でしょうか?」

「ええ、可能です……
 キミがまた『荒事』に巻き込まれた時には、
 とても強力な武器の一つになるでしょうね」

>「『スーサイド・ライフ』で切り離した部位は、
> 『スーサイド・ライフ』を解除すれば消え、
> 『ビー・ハート』で切り離した部位は、
> 『ビー・ハート』を解除すれば消える……」
> 「……そういった認識で間違いないでしょうか?」

「こちらも、キミの考えている通りです。
 能力解除は、それぞれの刃に対応していますね」

405小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/22(火) 23:29:11
>>404

花は種を残し、種は花になる。
それは一つの循環。
人と人の関わりにも似ている部分があるように思えた。
今の自分にも、
『出雲』や『イズ』や『笹暮』から受け取ったものがある。
いつの日か、私が誰かに渡す種が、
その人の心に花を咲かせる事もあるのだろうか。

  「よく分かりました……」

返ってきた答えを頭の中で反芻し、小さく頷く。
『荒事』――いつかまた身を置く機会が訪れるかもしれない。
それでも自分のすべき事は変わらない。
『未来』のために、前を向いて生きる。
そう決めたのだから。

  「……また参ります」

  「――ありがとうございました」

挨拶と共に頭を下げて、静かに部屋を後にする。

406ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/04(日) 06:37:38
それは、ソラが戦いに赴く前日の事だった

「あ、あのさ…私の事覚えてる?
 ソラって言うんだけど…
 ちょっと『ステインド・スカイ』について聞きたい事があるんだけど」

「例えば、ガラス片や割れた酒瓶を核にしたとして
 それはスタンドにも突き刺さる物なのかな?」

「それと、核にしたガラス片なんかが人体とかに突き刺さった場合、それは『雲』に覆われて固定されるの?」

「あ、後もう1個…『雲』の個別解除は視界内でないと出来ないんだったよね?
 じゃあ、『雲』を一斉解除する場合、『ステインド・スカイ』自体を解除するって扱いで『杖』のヴィジョンを一旦消す必要はある?
 それとも、『雲』だけを消す事は出来る?」

「何でこんな事聞くかっていうと、何となく、この後死ぬ予感がするんだよね…
 出来る限りの事はするつもりだけど、もし死んだら…
 いや、忘れてくれていいよ…その時は私がお空の雲になるってだけの話だ」

407ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/04(日) 07:03:53
>>406
「ちょっと言葉足らずだったか
 1つ目の質問は核にした物体が『浮上』する時にスタンドに干渉出来るかって問題ね」

408『音仙』:2021/07/04(日) 12:45:16
>>406-407(ソラ『ステインド・スカイ』)

「キミのことを忘れる日はありませんでしたよ。
 勿論……『ステインド・スカイ』についても、ね」

>「例えば、ガラス片や割れた酒瓶を核にしたとして
> それはスタンドにも突き刺さる物なのかな?」

「エエ、実体化スタンド物質の雲を纏う核もまた、
 スタンドに干渉できる状態になっているようです」

>「それと、核にしたガラス片なんかが人体とかに突き刺さった場合、それは『雲』に覆われて固定されるの?」

「それは、浮上が妨げられた場合と同じですね。
 つまり突き刺さったところで固定され、
 雲に覆われることになります……
 もちろん固定は空間に、ですので、
 傷口に刺さったままになる効果はありませんけど」

>「あ、後もう1個…『雲』の個別解除は視界内でないと出来ないんだったよね?
 じゃあ、『雲』を一斉解除する場合、『ステインド・スカイ』自体を解除するって扱いで『杖』のヴィジョンを一旦消す必要はある?
 それとも、『雲』だけを消す事は出来る?」

「雲の『一斉解除』なら、視認は不要で、雲だけを消せますね」

>「何でこんな事聞くかっていうと、何となく、この後死ぬ予感がするんだよね…
> 出来る限りの事はするつもりだけど、もし死んだら…
> いや、忘れてくれていいよ…その時は私がお空の雲になるってだけの話だ」

「………………スタンド使いは、惹かれ合う運命。
 いつか危険と遭遇する日も来るでしょうし、
 その先にある何かを掴み取る日も来るでしょう。
 それはここを出てすぐかもしれないし、
 明日かもしれない、10年後かもしれない……
 だから、それに備えるのは、とても正しい事」

「……………ソラ。キミがそれを切り抜け、
 またここを訪れてくれることを祈っています。 
 その時まで、キミを忘れる事は無いでしょうね」

409ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/04(日) 18:05:10
>>408
「貴方にそう言ってもらえると、何か嬉しいな…ありがとう
 そうだな、私も生きてまた貴方に会いたいし、精々死なないように頑張るよ」

410ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/05(月) 18:02:58
「あのさ、今、自分の体に大量のガラスが突き刺さった場合の戦い方のシミュレーションをしてるんだけど
 自分の体に突き刺さったガラス片を『浮上』させて、敵に突き刺したとするじゃん?
 この場合、敵に突き刺さったガラス片は『雲』に覆われてその空間に固定されるわけだよね?
 その時、敵が動いたらどうなるの?」

411『音仙』:2021/07/05(月) 18:20:17
>>410(ソラ『ステインド・スカイ』)

>「あのさ、今、自分の体に大量のガラスが突き刺さった場合の戦い方のシミュレーションをしてるんだけど
> 自分の体に突き刺さったガラス片を『浮上』させて、敵に突き刺したとするじゃん?
> この場合、敵に突き刺さったガラス片は『雲』に覆われてその空間に固定されるわけだよね?
> その時、敵が動いたらどうなるの?」

「固定されているのは空間であって、
 敵の体でないとは、前に教えた通り……
 つまり、そのガラスは、空間に固定された刃です。
 敵がより深く刺さるような方向に動けば体を貫くか、
 あるいは、骨かどこかで止まるでしょうし……
 逆に離れる方向に動けば、ガラス片は抜けるでしょうね」

412ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/05(月) 19:02:19
>>411
「思ったよりエグいな…
 よし、この技は『グラス・ザ・ヘッジホッグ』と命名しよう(クソダサネーミング)」

413ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/06(火) 16:43:10
「いや、やっぱりもうちょっと捻るべきか…?」

「あ、そうそう、斜め上に射出するような感じで『浮上』ってさせられる?
 それと、『浮上』する物に摑まって移動するみたいな使い方って出来る?」

414『音仙』:2021/07/06(火) 17:23:57
>>413(ソラ『ステインド・スカイ』)

「聴くは一瞬の恥、聴かぬは一生の傷……
 能力を掘り下げるのは、大事なことですよ」

>「あ、そうそう、斜め上に射出するような感じで『浮上』ってさせられる?

「これは出来ませんね。
 浮上は、あくまで上方向にのみ動きます」
> それと、『浮上』する物に摑まって移動するみたいな使い方って出来る?」

「これも…………出来ないようです。
 足場にできるのは、あくまでも、
 既に雲となったものだけ……なのでしょうね」

415ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/06(火) 18:03:43
>>414
「なるほど
 そうなると、やはり己の足に頼るしかないか」

416一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/07/13(火) 22:55:42
「見てください! しぼまない究極スフレパンケーキが! 食べてください! 食べましょう!」

「おっと、それはそうと『鎮静』の反応とかアリーナデビューしてきました。『アリーナ』は良かったですよ!」

「『殺意』が衝突する瞬間に互いの精神が交わる感覚。いいですね!」



「食事と引き換えに七篠先輩ハウスに侵略してきました。冷房! 最高です! 冬もお邪魔しましょう。そうしましょう」

「小林先輩の友人ヤジさんと遭遇しましたが『夢世界』で死んだ影響でしょうか? 記憶は朧気で何か懺悔していると」

「今は不安定だとしても再び、私のことを思い出してくれるはず。私のスタンドでも無理なのが歯痒い」

【学生寮】七篠先輩ハウス乗っ取りに成功。小林先輩の友人ヤジさんから事情聴取。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/434-458


「武器を切り替えながら再発現するスタンドに襲撃されました。最後は意地で食らいついて手足を切断するも『自害』で逃亡」

「ただ、追われていた遊部先輩が怪しくて…」

「『鎮静』で苦しむような素振りを見せた方は初めてです。それほどの『悪感情』を持っている、となれば…」

【湖畔】『フラジール・デイズ』と交戦。手足を斬るが自害を許してしまう。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1591247432/792-812


「なんかベンチの下に居ました! あっちぃので二人して合鍵で侵入しました」

「今の町の話をしたり私のデザート軍団を『交換』して最後はナイちゃんの強化!」

「で、好き放題して七篠先輩の部屋で寝ちゃいました!」

「最後に七篠先輩が渡したの、あの、あれはまさか…」

【学生寮】ナイちゃんと邂逅。学生寮侵入!
七篠先輩も加わりナイちゃん強化クエスト!
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/569-603


「『復讐者』さんと意見の擦り合わせでバトル、となる直前で義父のインシュリン注射で台無しとなりました。惜しい」

「彼女、復讐者に向いてませんよ。真っ直ぐですが『騙し』やすい」

「一度は止まらせて余裕を持たせねば。『復讐心』だけで生き残れるほど星見町は甘くない」

「けど、夏は熱いから秋にします…」

【学生寮】一抹『インダルジェンス』vs赤月『サクソン』不発。次回へ
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/604-615

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049803/448-451


「とんでもない新規派閥に捕まって大変でした」

「なんで勝てた? 『インダルジェンス』の持てる全てを駆使した気がしますよ。格上殺しにも慣れてきましたね…」

「それとは別に爪弾き者たちの居場所の盛り上げに関われて良かったです。ああいった場所も必要ですからね」

「これからは彼女たちを『監視』します。良からぬ者たちから守るために」


絶大な強化と遠隔操作の劣化。そして、自己炎上をも武器とする四木との試合。
圧倒的なスペック差と能力差を埋めるは技量。
危難:CC『揺蕩う紫煙は変毒為薬』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1625483444/2-76


「『こうなってる』だろうと思って行ったらヘタレてましたね。才能と性格がベストマッチ!することは稀」

「頑張って七篠先輩が私を拘束するには一年足りないです。スタンド使い5人ぐらいと交戦して立派にならないと!」

「それにしても歳上に甘えられるのはどうなのでしょう。12歳中学生に…」

【学生寮】『男性』に怯える七篠先輩の部屋に侵入して宥める。『鎮静』によって正常化して夢の世界へ。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/649-660

417『音仙』:2021/07/18(日) 23:54:29
>>416(一抹 貞世『インダルジェンス』)

「……ああ、これはこれは、良い物を持ってきてくれましたね。
 お茶を入れましょう。一番いい茶葉で」

                  キィィィィィ ――――――――

「友人が増えることは、良い事です。
 戦友であれ、学校の先輩後輩であれ、通りすがりの奇縁であれ、
 そこに違いはないこと…………キミに友達が増えて、私も嬉しい」

                ィィィィイィィ ―――――――

「そして、闘いもまた、キミの力を磨くには良い機会になるでしょう。
 いえ、『闘技』というべきですね……『アリーナ』。
 100%信用のおける相手とは限りません……特にその派閥は或いは、
 毒となるかもしれません。ですが……心配をする程、キミは弱くない。
 …………その『襲撃者』についても、きっと問題には、ならないでしょう」

                 ィィィィィィィィィィィ
 
「もちろん……まだ『子供』であることは捨ててはいけませんが、
 スタンド使いとしての力は、『年齢』に比例するものではありません。
 むしろかつての『戦い』を経ていないスタンド使いの中では、有数の実力がある。
 キミなれば……闇を制する事が、あるいは、赦しとなる事さえ、出来るのでしょう」

             ―――――――――  ン

「さあ。見えますか? ……キミのヴィジョン、その両腕。
 動作の質こそ変わってはいないでしょうが、見た目が少し変わっていますね。
 エエ、刃は今まで通り。新たに芽生えた力は、『より深い鎮静』。
 悪感情に限らず、あらゆる感情をまとめ、苦痛さえ安息の中へ沈める。
 ――――ゆえに精神は力を奪われ、あらゆる『スタンド』は『無力化』される。
 これで終着点ではないのでしょう。ですが、間違いなく『新たな段階』です」

               「『名』は」

「――――――『ディヴァイン』。
 『ディヴァイン・インダルジェンス』。
 どうかその名が皮肉とならない旅路が、キミの前に続きますように」

―――――――――――――――――――――――――――――――――    

『インダルジェンス』は成長した。
その名は『贖宥状』――――全てを赦す手。

手で『頭』に触れる事でより深い鎮静を行い、
一時的に対象の精神を『完全安息』にする。
完全安息の対象は痛みや苦しみを忘れ、
また、ありとあらゆる感情が抑制され、
さながら起きながら眠っている状態となる。

即ち――――スタンドを動かす精神エネルギーも、
この能力を受けている限りは途絶える事となる。

『ディヴァイン・インダルジェンス』Divine Indulgence
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:D

―――――――――――――――――――――――――――――――――
                 一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』→『成長』。

418『音仙』:2021/07/18(日) 23:54:47

手で触れた者の悪感情を、触れている限り『鎮静』する。
手の甲から『刃』を伸ばし、『苦痛を伴わない』斬撃が可能。
そして、『頭に触れた』場合に限り、鎮静はより深くなり、
相手の心を起きていながらにして、安息の中に沈める。
その状態において、あらゆる『スタンド』は『動く力を失う』。

『ディヴァイン・インダルジェンス』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:D

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.手で触れた本体含む『生物』の『悪感情を落ち着かせる』ヴィジョン特性を有する。
3.焦り、不安、緊張、苛立ちといった『悪感情』に類するものを軽減する。
  どこからどこまでが『悪感情』かは、一般的な常識の範疇。
 (判定側が『悪感情』だと判定できるものに限られる)
4.軽減の度合いは相手の精神・性格次第でもあるが、好転は確定。
  多くの場合『指定した悪感情』は、振れている限りは和らげられる。
5.触り続ければ効果は持続し、手を離せば潮が引くように解除される。
6.明確に差し迫った危険への、正常な危機感を損なわせるほどの効果はない。
7.恐怖心や緊張、不安から危険への対処が遅れるのを防ぐことは出来る。
8.表層的な感情を和らげるだけで、根本から消すわけではない。
  →原因が残っているなら手を離せば再発し得る。
9.好感情を植え付けるわけでもない。
  不信感は緩和出来るが、無条件の信用はさせられない。
10.どういった悪感情を緩和するのかは、ある程度指定できる。
  判定者がいる場合、『悪感情』の種類を明記する事を推奨する。
 (明記が無い、判定者が指定を理解出来ない場合、『悪感情全般』を対象とする。
  あらゆる悪感情に効果があるが、本体の意図しない悪感情も緩和されかねない)
11.なお、鎮静効果に依存性などは無い。非常にクリーン。

【慈悲の刃】
1.このスタンドは、両手の甲から刃を伸ばす事ができる。
  伸び方は真っ直ぐ伸ばした腕と平行する形。片腕のみの展開も可能。
2.刃の長さは『20cm』まで伸縮可能。幅は手首程度。厚さは包丁並み。
  硬さは鋼鉄並み。切れ味は『パB』相当。両刃。伸ばしても重みなどは無い。
3.刃の伸縮は『パスBC』で行われる。伸ばしながら刺す・切る事も可能。
4.刃のダメージフィードバックは、完全に折れた場合のみ前腕の骨に来る。
  前腕の骨が治るまでは、刃も折れた状態になっている。
  やや欠けた、ひびが入った程度なら、『12時間』もすれば元に戻る。
  完全に折れた場合のみ、その折れた刃はスタンドを解除するまで消滅しない。
5.この刃による攻撃は、対象の苦痛や、斬られた(刺された)感覚を伴わない。
6.機械などでも、切り付けた傷に対する『感知』機能が働かない。
7.出血や、肉体の損傷はする。あくまでも感覚がないだけ。
  また視認や切り付ける音など触覚・痛覚以外の感覚では感知できる。
8.刃の展開中も上記のヴィジョン特性は持続するが、刃部分に『沈静効果』はない。
9.切り傷が完治するまで苦痛はない。
  ただし傷口の痛覚が消えているわけではない。
  切り付けた傷に苦痛がないだけで、その部位を殴られるなどすれば痛い。
10.すでに苦痛を感じている部位(負傷部位など)を切り離す事で、
   痛みの原因を身体から取り除く『切除手術』のような事が可能。
   苦痛を感じない性質はメスにも適するが、当然出血や部位喪失は相応に危険。

【安息】
1.上記のヴィジョン特性について、対象の『頭部』に触れた場合、任意でこちらを発動できる。
2.触れている間、対象の『あらゆる感情』を一括で鎮圧し、なおかつ、苦痛を遮断する。
  深い悲しみなどの悪感情はもちろんだが、平時の鎮静と異なり、激しい喜びなどの好感情も鎮静する。
3.結果的に、安息状態では、相手は起きていながら安らかに眠っているような状態になる。
4.気を強く持てば体を動かす事は可能だが、その動作は緩慢(スピード一段階低下)になる。
5.正方向の感情も鎮静されるため、精神的な力は極限まで弱まり、『スタンド』が『操作不能』になる。
6.苦痛以外の知覚は失われず、目を開けているなら前は見えるし、耳も聴こえる。気力を振り絞れば、会話も可能。
7.操作不能は強制解除を意味しない。既に発動している能力も、オフにはならない。
8.ただし、発動を意識しなければ解除されるような能力であれば、解除される。
9.手を離すと、安息状態は解除される。他の部位に手を動かす形なら、通常の鎮静に移行出来る。

419一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/07/19(月) 08:29:23
>>417-418
「沢山の良き先輩に恵まれましたとも。
 一人だけヘタレで目を離せない方が居ますが…
 部屋をナイちゃんと占領しているから大丈夫」

「あの派閥、まぁ、うん、勝手に登録されてました…
 タダヒト派と縁が有るので逃がしたくないのでしょう
 良い機会ですから私なりの方法で乗っ取ります」

「どうやら『インダルジェンス』は新しい段階に至った
 ようですね。両腕の見た目が変化している…」

「しかし、私の旅路は終わらない。実の両親たちが邪悪
 だろうが、善き人だろうが……どのような人物でも
 対等に渡り合えるように研鑽は怠らない…」

「と、言うことで食べながら質問タイムです」

・以前の質問で本体にDFが有るスタンドに触れても『鎮静』は発動するようでしたが、『安息』も同じく本体にDFが有るスタンドの頭部に触れたら『安息』は発動可能ですか?

・頭部を持たない異形のスタンド(球状のヴィジョン)、器具型スタンドは本体の頭部でなければ『安息』の発動は不可能?

・『安息』状態の敵にスタンド解除などの指示をした場合、素直に応じてくれますか?

420『音仙』:2021/07/19(月) 12:12:21
>>419
「…………少なくともスタンドについては、
 研鑽と研究は裏切らない。
 『闘争』の中に切り込むのであれば、なおさらね」

>・以前の質問で本体にDFが有るスタンドに触れても『鎮静』は発動するようでしたが、『安息』も同じく本体にDFが有るスタンドの頭部に触れたら『安息』は発動可能ですか?

「可能です。もっとも……
 頭に触れられるなら、頭を傷付ける事もできる。
 『戦い』には必ずしも万能ではありませんので、
 発動しない、という選択もあるでしょうね」

>・頭部を持たない異形のスタンド(球状のヴィジョン)、器具型スタンドは本体の頭部でなければ『安息』の発動は不可能?

「エエ、そうなります……
 さながら『按手』のように……頭である事が重要なようです。
 あるいは、単に脳が詰まっているからかもしれませんけど」

>・『安息』状態の敵にスタンド解除などの指示をした場合、素直に応じてくれますか?

「それは、場合によるでしょうね。
 通常の鎮静より説得を聞き入れてもらいやすいのではないか、
 とは、思いますが……スタンド使いの心は千差万別ですから」

421一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/07/19(月) 13:17:41
>>420
「回答感謝です。しばらくは中学生らしく遊んでみます
 と、言っても七篠先輩の部屋に行ってしまい…」

「ついでに最中派閥の監視。しばらくは戦闘より遊んで
 夏休みを満喫してきます!」

『音仙』の部屋から出て学生寮を目指す。
まだまだ不安定な七篠先輩に『安息』を与えるために。

422一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/24(火) 17:19:23
「ちょっと友達のスタンドに手首を掴まれているのですが『鎮静』のヴィジョン特性は手首にもありますか?」

「『慈悲の刃』はパBの殴打を何発ぐらい耐えられますか?」

423『音仙』:2021/08/24(火) 18:08:42
>>422(『ディヴァイン・インダルジェンス』)

>「ちょっと友達のスタンドに手首を掴まれているのですが『鎮静』のヴィジョン特性は手首にもありますか?」

「今、キミが実感している通り……
 つまり、手首に鎮静作用はありませんね。
 少なくともキミのスタンド能力の中では、
 手首は、手には含まれないという事です」

>「『慈悲の刃』はパBの殴打を何発ぐらい耐えられますか?」

「これは……ケースによる、としか言えません。
 キミの姿勢、殴打の入り方、何で殴打されたか、
 刃が固定されていれば折れやすいでしょうし、
 腕ごと宙ぶらりんなら、暖簾に腕押しでしょう。
 あまりにも多岐に渡りますので一概には、とても」

「強いて言えば……厚みも素材も包丁に近いですし、
 一撃で破壊する事は、素手なら不可能でしょうね」

424一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/24(火) 18:38:09
>>423
「じゃあ、やはり一戦交えるしかありませんね
 回答に感謝です!」

425扇原映華『シルバーダスト』:2021/08/28(土) 00:52:34
あまり活用出来ているとは言い難いところですが、
どうしても確認しておきたいことがあったので

・『圧力の漏出』について、『加圧』された対象が何かの容器だった場合、
 その中身が『風』の代わりに飛び出すことはありますか?
 また『減圧』によって『吸引』した場合、元の中身と混ざる形になりますか?

426『音仙』:2021/08/30(月) 00:22:48
>>425(扇原映華『シルバーダスト』)

>『圧力の漏出』について、『加圧』された対象が何かの容器だった場合、
>その中身が『風』の代わりに飛び出すことはありますか?
>また『減圧』によって『吸引』した場合、元の中身と混ざる形になりますか?

加圧・減圧共に物体の内部構造を変化させる効果は無いため、
元々内部に何かが詰まっている物体であれば、後者はその認識が正しい。
前者については原則的に圧力が漏出するのみだが、
その漏出に巻き込まれて、空いた穴から中身が噴出する可能性はある。

427扇原映華『シルバーダスト』:2021/08/30(月) 00:55:03
>>426
なるほど、まず『圧力』有りきなのですね。
ありがとうございます。

428<削除>:<削除>
<削除>

429一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/09/01(水) 17:38:46
「スヤァ……ムニャムニャ……」

ただいまセルフ『安息』で寝ていますが質問です。

・本体に『安息』を使うとどうなりますか?
・『安息』中に一部の感情だけ少し開放したりは可能?
・『安息』時に催眠術のようなことは可能でしょうか?

430『音仙』:2021/09/01(水) 19:23:14
>>429(一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』)

>・本体に『安息』を使うとどうなりますか?

手が頭に触れると共に『ディヴァイン・インダルジェンス』が操作不能になるが、
強制解除されたり、既に発動した能力がオフになったりはしないので、
本体が気を強く持ってその状況から抜け出すことを選ばない限り、そのままになる。

>・『安息』中に一部の感情だけ少し開放したりは可能?

不可能。
全感情の抑制が『安息』の効果。

>・『安息』時に催眠術のようなことは可能でしょうか?

意のままに操るという意味なら不可能。
感情が抑制されても、理性や知性は消えず、
また、肯定的な感情を植え付けられるわけでも無い。

ただし感情を取っ払って話を聞かせられるので、
話術や話題によってはそれに近い結果は生み出せる。

431一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/09/01(水) 19:26:08
>>430
「ムニャムニャ…グゥ…スヤァ……」
回答感謝です。

432夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/09/13(月) 22:28:37

「――――ジャマするぜ??」

『しあい』みにいったらナンかバタバタした!!
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619780204/414-432
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1625483444/150-180

『ユメのセカイ』パート3!!
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1625483444/194-400

「このマチひろしといえども、
 3かいも『ユメのセカイ』にいったヤツなんて、
 そうはいねーだろ!!
 しかもゼンブ『ちがうトコ』だし」

「『ユメのセカイ』には『ニガいオモイデ』があったから、
 イロイロとフクザツだったんだけど、ソレもオワリ!!
 スッキリそうかい!!ミントあじ!!」

「まぁ、なんていうか――――
 ひさしぶりにおもいっきり、
 ココロゆくまで『ボウケン』できてたのしかったなって!!」

「あ、『フェミレス』しってる??
 アリスの『オススメスポット』なんだけど。
 こんどイッショにいかない??」

433『音仙』:2021/09/13(月) 23:56:10
>>432(夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』)

「――――――キミが来て、邪魔な時なんてありませんよ」

                    ギィ ・・・

「お茶を飲みますか? ……良ければ、お菓子も」

「『夢魔』…………『最中派』。
 とても難儀な存在に、遭遇したようですね。
 私も……耳にしか挟んだ事はありませんけど、
 まあ、キミが楽しめたなら、それに越したことはないです。
 どんな夢だって、光がある所に、闇はあるものですから。
 それさえも、楽しめるなら、本当に……それに越したことは、ない」

               「さて――――」

        キィィィィイィ
             ィィ ―――――― ・・・

「……『ドクター・ブラインド』は、変化の兆しをより明確にしています。
 爪が伸びるとか、感覚がより鋭くとか……
 そういったごく身近な次元の、変化ではなく。
 きっと。さなぎが蝶になるかのような、大きな変化になるでしょうね」

                「――――個人的には、楽しみです。
                 キミに死地に飛び込んでは欲しくないですが、
                 増していくキミの光を、こうして、聴ける事は」

      シュルルル ・・・

「フェミレス……それも、聴いた事はあります。
 ふふ……何分、出不精で。足を運んだ事は、ありませんけど」

「―――――― ……キミの誘いなら、そう無碍にも出来ませんね、エエ」

434りん『フューネラル・リース』:2021/09/14(火) 14:35:28
「メリークリスマス!」

サンタクロースの衣装を着たりんが
ずかずかと押し入って来た

「おねえさん、今ね
 お化けを退治するためにクリスマスをやらなきゃいけないんだって」

季節外れのシャンメリーを『音仙』の前に置く

「だからね、うちらもクリスマスやろうよ」

そして一枚の押し花を『音仙』に渡す

「はい、プレゼント
 これね、うちの頭の鈴蘭が千切れちゃった時に作った押し花
 おねえさんに持っててほしいんだ

 うちがいなくなった後も、覚えててほしいから…」

「あのね、聞いてほしい事があるんだ」

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1549033452/477-512

「最近ね、何度も花を抜かれそうになってね…
 あの…変な声が聞こえるようになってきたんだ…逃げるなとか、現実を見ろとか…」

「それと、この前屋根から落ちた時、変な物見ちゃったんだ
 うちが死ぬ瞬間…」

先程までのお祝い気分から打って変わって、暗い面持ちになる

「あの、あの…
 物を『交換』出来るっていう子がいるんだけど、その子の力で
 …うちの『鈴蘭』と何かを『交換』しちゃったら……
 どうなるの…かな……?」

動悸が激しくなり、不安そうな目で『音仙』を見る

「それと…それと…
 この前、うちのスタンドっていうのが『成長』するかもしれないって言われた時
 凄く嫌な予感がしたんだ…何か、変わっちゃう気がして…」

その場に体育座りになり、自分の膝に顔を埋める

「うちは変わりたくない…けど、変わらなくっちゃいけないのかなぁ…?」

「怖いよおねえさん…うちは、どうすればいいの…?」

435藤原 しおん『ウィスパーズ』:2021/09/15(水) 07:02:51
>>473(りん『フューネラル・リース』)

「―――――――メリークリスマス。かわいいサンタさんですね」

「『終わらない夏』のスタンド……
 エエ、既に、『聴き』及んで、知っている話です。
 こうしてキミが来てくれたのは、嬉しいサプライズですけどね」

              「――――『鈴蘭』の押し花」

「…………これが無くたって私は、何も忘れませんよ。
 ですがいただいておきましょう。大切に、させていただきますね」

                 シュルルル

「クリスマスに『お返し』のルールはありませんが……キミは、いい子だから。
 プレゼントが、届いていましたよ。本当にごくささやかな物ですけど」

背後の『ウィスパーズ』から蔓が伸び、棚から小さな『ポチ袋』を取る。

『500円分のクオカード』。
以前、りん宛てにラジオ局から届いていた粗品だった。
そこに、音仙が購入した同額の『図書券』も、沿えていた。

「………………花が無くなれば、キミは『再び死ぬ』。 
 私はその『交換の能力』を深くは知りませんし、
 キミの能力も、全ては知りませんから、
 必ずそうだとは言い切れませんが………………
 決して分の良い賭けには、ならないでしょう。
 試さないほうが、私は良いと思います」

                キィィィィィィィイイ ―――――――――――― ・・・

「――――――――――キミの能力、『フューネラル・リース』。
 『以前よりは』聴こえています。ですが……その全貌は、未だ私にも知りえない領域です」

「ましてその『成長』が何を齎すかは、誰にも分からない。
 ……ですが、成長してどうなるか分からないのは、誰でも同じです。
 …………『変わる事』を恐れる。それもまた、人間の在り方なのだと、思っています」

                 ―――――――――――  ィィィィィィ   ィン 

「一つだけ。分かる事があるとすれば。
 キミが一度死んでいるのは事実でも、そこから蘇った『生きている今』こそが『現実』です。
 キミの能力は『キミの魂がありつづける』ための能力であり、
 変化を望めども、怖れども。スタンド能力の『本質』となる部分は、変わらない」

「あとは――――心が変わりたくないなら、変わらないために、己を強く持つしか、ないでしょう。
 …………………私のもとに通う事がそのための支えになれるなら、お茶の準備は欠かしませんよ」

436りん『フューネラル・リース』:2021/09/15(水) 16:57:01
>>435
「わぁ、ありがとうおねえさん!」

『音仙』から渡された『クオカード』と『図書券』を受け取り
大事そうにそれを手繰り寄せる

「えっへへ、おねえさんからのプレゼント
 うちの宝物にするね」

そう言うと『図書券』を鈴蘭柄のバックに大切な物のように仕舞い込み
そして…『クオカード』をじっと見つめて、もう一度『音仙』の顔を見て言った

「あ、あのね、おねえさん
 やっぱりこれ、もうちょっとおねえさんが預かってて、くれないかな?
 それがあれば、うち、またここに来る理由が出来るし
 何か、うちとおねえさんの絆って感じがするんだ」

そう言ってりんは、再び『クオカード』を『音仙』に預ける

「…おねえさん、やっぱりうち怖いよ…
 死んじゃうかもしれないって思うと…
 うちはずっと生きていたいよ、『人間』として…」

声を震わせながら、何とか言葉を紡いでいく

「うちが『生きている今』が『現実』…
 へへへ、おねえさん、ありがとう
 おねえさんと話してると、いつも安心させてくれるね…」

「もしかしたら、いつかは『覚悟』を決めなきゃいけない時が来るかもしれない」

「それでも…うちは自分がどんなに変わっても、『うちであり続けたい』」

「おねえさん、『その時』が来たら…おねえさんに見守っててほしい」

「うちは何度だって、おねえさんに会いに来るよ」

「おねえさん、大好きだよ…」

437藤原 しおん『ウィスパーズ』:2021/09/16(木) 04:02:30
>>436

「――――――――……ええ、かまいませんよ。
 でも、預けたなら、必ず取りに来てくださいね?」

           スッ ・・・

髪の隙間から覗く両目で『りん』を見据え、
クオカードをゆっくりと手元に引き戻す。

「『変化の時』は、来ることも、来ない事も、
 絶対という物はありませんから。
 ……だからこそ、今から『覚悟』しておいたなら。
 キミの『フューネラル・リース』は、キミという存在を保つでしょう」

             キィィィィイィ ――――  ・・・

「――――それが別の苦悩を生むこともあるかもしれない。
 それでも。生きている限り、今だけが現実だから。
 死にたいと思わないなら。生きたいと思うなら……
 仮にどれだけ変わっても、変えても。世界が変われど自分の魂だけは変わらない」

藤原しおんの言葉には、年輪のように刻まれた自信――――等は無い。
きっとその時々に心の奥底で奏でられた感情を、音として紡いでいるだけだった。

「私もキミのことを。
 今では真っ直ぐ、好きだと言えます。……いつでも、また。
 ここは、キミの帰る場所の一つで、そして、きっと全てではない。 

 ――――――――実りのある人生を。満足のいく生き方を、出来ますように」

438『音仙』:2021/09/16(木) 04:20:17

―――――――――『フューネラル・リース』について。
藤原しおんは己の能力で概要を『以前よりは』把握出来た。
現状では不確かな部分が多すぎる事もあり、『りん』には伝えていない。
また、『りん』自身が能力について自覚する事も、今の所は無いだろう。

『死亡発動型』のスタンド。
その能力の本質は――――『魂の        』であり、
発現せずとも毎晩0時に『魂』の『      』を取っている。

本体が『死亡』する時、亡骸の上に『花の環』として発現。
次の瞬間には、死体が『    』になり『  』する。
白と黒の『     』は、渦巻きながら『人型』にまとまり、
ヴィジョンである『花の環』は、その頭上に浮かんでいる。

この『人型』は動く際には『環』を残して崩れ、『花の嵐』の如く『   』で移動する。
死亡した本体の抱いた『      』という『渇望』が、
このスタンドの有する絶大な能力――――『   』の根源であるため、
『納得』の行く死や、『  』による死では、発現してすぐ消えてしまうが、
『  』や『事故』による『非業』の死ならば、何日でも何kmでも駆け抜ける。
ただし、死を『  』すら出来なかった場合は発現自体が出来ない。

『花の嵐』は自分が『死んだ要因』となった―――――――
またはそれに関連する『    』の『   』から内部に流れ込み、『  』し、
『  』を作り替えたそれに、『      』を取っていた『魂』を『      』。
これによって、その『   』を身も心も『         』。
反面、烈しい抵抗にあうなどして、『環』が『  』されると、『  』してしまう。

『  』に変わった『   』は一部にその『   』の要素を残しはするものの、
おおむね『  』という存在の『体』と『魂』を得て、見た目も生前に酷似したものとなる。
『 』のある『   』を対象にした場合、『記憶』や『人格』についても『    』可能だが、
余りにも『 』が小さすぎたり、『  』だったりすると、『  』や『  』は散逸する部分がある。

この『     』が死んだ場合についても、もちろん能力は同じように発動されるため、
生きたいと願いながら死ぬ限り、命は何度も咲き誇る。ただし『 』が摩耗していく可能性はある。

『フューネラル・リース』Funeral Wreathe
破壊力:― スピード:― 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:― 成長性:A

『???』
破壊力:?   スピード:?  射程距離:∞
持続力:? 精密動作性:?   成長性:A

                              【フューネラル・リース】⇒未だ『詳細不明』。

439宗像征爾『アヴィーチー』:2021/09/18(土) 15:58:43

「――元気そうだな」

扉を開け、久方振りに『藤原しおん』と対面を果たす。
七ヶ月間に及ぶ入院期間を経て退院した直後。
『防空壕』に向かう数ヶ月前だった。

「今後の為に幾つか『質問』がある」

「『拾った物』や『奪った物』が、
 『本体の所持品』に含まれるかどうかを確認したい」

「それと、『能力』を使うに当たって、
 対象が『生物』である必要はあるか?」

440『音仙』:2021/09/18(土) 21:35:53
>>439(宗像征爾『アヴィーチー』)

「エエ、キミも元気になったようで何よりです」

>「『拾った物』や『奪った物』が、
> 『本体の所持品』に含まれるかどうかを確認したい」

「入手手段は問いません…………………が、
 もちろん、あまりにも無茶な場合については不可能でしょう。
 例えば、『地球の空気に触れている』からといって、
 空気を吸い込んだ相手に能力を使用する事は出来ません。
 拾うにせよ奪うにせよ、キミが実際に保持している必要がありますね」

>「それと、『能力』を使うに当たって、
> 対象が『生物』である必要はあるか?」

「いいえ。例えば…………………ええと。
 そういう物があるのかどうかは知りませんけど、
 自動で動くロボットに対しても、発動出来ます」

441宗像征爾『アヴィーチー』:2021/09/18(土) 23:26:24
>>440

自身の『右手』を見下ろし、
返ってきた答えを頭の中で反芻する。

「――助かる」

「もう一つだけ聞きたい。
 『ある所持品』に傷を付けられた時、
 それを引き金にして『能力』を発動したとする」

「その後に『同じ所持品』に『別の傷』を付けた場合、
 『ノコギリザメ』を放つ事は出来るか?」

442『音仙』:2021/09/18(土) 23:41:26
>>441(宗像征爾『アヴィーチー』)

>「もう一つだけ聞きたい。
>『ある所持品』に傷を付けられた時、
>それを引き金にして『能力』を発動したとする」

>「その後に『同じ所持品』に『別の傷』を付けた場合、
> 『ノコギリザメ』を放つ事は出来るか?」

「…………解釈が正しいか分かりませんが。
 『同じ所持品で、能力を二回使えるか』でしょうか?
 それでしたら、問題なく可能です。
 自分の物は、何度傷付けられても、怒りを覚えるでしょう」

443宗像征爾『アヴィーチー』:2021/09/18(土) 23:50:30
>>442

「言い方が悪かったようだな」

「その解釈で構わない」

続く藤原の言葉を聞き、右手を軽く握る。

「――感謝する」

立ち上がり、扉に手を掛ける。

「また来させてもらう」

そう言い残し、部屋から出て行った。

444妖狐『キン・コン・ユウ』:2021/09/26(日) 08:21:15
童女に化けた999歳の古狐が『音仙』の元へとやって来る

「結構早い再開じゃったな
 ちと訪ねたい事があるんじゃが…えーと…」

「あー…最近物忘れ酷くなって気がするな…
 …あーそうそう」

「人に化けたままで犬共と会話出来るんじゃったかのう?
 してた気がするんじゃが…」

「狐の姿の時、嚙む力もDだったか…?
            バケモノ
 老いぼれとはいえ、まだ人間を噛み殺す程度の力はあると思うが…」

「人に化けた状態で更に別の人に化ける
 いわば『重ね着』のような事は出来るか?」

445『音仙』:2021/09/26(日) 12:08:41
>>444(妖狐『キン・コン・ユウ』)

>「人に化けたままで犬共と会話出来るんじゃったかのう?
> してた気がするんじゃが…」

「これは可能です………………が、
 発話は人の声帯で犬語を話す事になるので、
 場合によっては意図が完全に伝わらなかったり、
 伝えるのに時間が掛かることもあるでしょうね。
 聞く分には、何ら問題なく聞き取り可能です」

※可能だが、犬の側からは『カタコトの会話』に近い感覚になる。

>「狐の姿の時、嚙む力もDだったか…?
>            バケモノ
> 老いぼれとはいえ、まだ人間を噛み殺す程度の力はあると思うが…」

「いえ……キミの動作はおおよそキツネ並ですので、
 噛む力についても、他のキツネと同じくらいです。
 鋭い牙で強く噛めば…………『骨を砕く』にも十分。
 あえてアルファベットで言うなら、『C』になるんでしょうね」

>「人に化けた状態で更に別の人に化ける
> いわば『重ね着』のような事は出来るか?」

「尻尾が残ってますから、可能です。
 ……ただし化けるのを解除した場合には、
 必ず本来の姿である『狐』に戻りますから、
 『重ね着』というよりは『着替え』かも、しれません」

446妖狐『キン・コン・ユウ』:2021/09/26(日) 18:42:13
>>445
『音仙』の話をぼんやりとボケ老人のように聞きながら相槌を打っている

「おお、そうであったなぁ
 この姿だと上手く犬語が話せぬ故に、
 犬めらに気を遣わせてしもうて心苦しかったのじゃ
     バケモノ
 まったく人間の姿は不便なものよぉ」

「ふぇっふぇっふぇ、次々と襲い掛かって来る人間共を
 食い殺して血に染めて来たこの牙はまだまだ健在のようじゃのお」

「我は狐界のふぁっしょんりーだーじゃからな
 変化のストックはいっぱい持っておるが、
 『重ね着』出来ぬならこんなに持ってても仕方ないかのう…」


「回答大義であった、礼を言おう
 また其方と話せて楽しかったぞ」

「しかし我も老いぼれたものよ…
 人間を殺すにも一工夫しなくてはならんな…はぁ」

「何だか自信が揺らいできおったな…」

小さく溜息をつく童女の背中は
しょぼくれた老人のように小さく哀愁が漂っていた

447世良久 逢生『バーンド』:2021/09/29(水) 05:21:13
質問です。

・大剣が武器として機能しないまで破壊尽くされたら手放せますか?

・『解禁』は自動? 任意ですか?

・スタンドを発現していない状態で『アリーナ』『エクリプス』の者と遭遇しても勝手に『解禁』が行われますか?

・『解禁中』の『バーンド』は完全自立型と化すようですが『射程距離』を無視した行動は可能でしょうか?

・『解禁中』はスタンドに意思を半ば呑まれるそうですが『バーンド』の意思や行動をPLがロールすることは可能ですか?

・『自動攻撃時』のみスBになるようですが飛び道具を叩き落としながら相手に攻撃するような行動は『自動攻撃』の内に入りますか?

448『音仙』:2021/09/29(水) 12:25:20
>>447(『バーンド』)

>・大剣が武器として機能しないまで破壊尽くされたら手放せますか?

武器として機能しない、の定義による。
本体の主観で、という意味なら『手放せない』。
柄まで砕けたなど、持てないレベルなら手放せる。

>・『解禁』は自動? 任意ですか?

するに相応しい相手だと『確信』したならば、自動で解禁される。
メタ的には、何か理由を付けて『確信しない』事で解禁を制御可能。
PC視点でも『確信しないように自分を誤魔化す』ような形となる。

>・スタンドを発現していない状態で『アリーナ』『エクリプス』の者と遭遇しても勝手に『解禁』が行われますか?

発現権は本体にあるため行わない事が出来るが、
その状況で発現すると、発現と同時に解禁される。

>・『解禁中』の『バーンド』は完全自立型と化すようですが『射程距離』を無視した行動は可能でしょうか?

不可能。
ゆえにこそ、このスタンドは本体を『歩かせる』。

>・『解禁中』はスタンドに意思を半ば呑まれるそうですが『バーンド』の意思や行動をPLがロールすることは可能ですか?

PCが意思を呑まれた結果は『敵へと歩く』行動で、
言動や意思については、ロールすることが可能。

スタンドの行動は判定者が判定するのが望ましいが、
双方納得の上、詳細に基づいて動かすのであれば、
PLがスタンドの行動決定を行うことも可能。

>・『自動攻撃時』のみスBになるようですが飛び道具を叩き落としながら相手に攻撃するような行動は『自動攻撃』の内に入りますか?

敵の攻撃を剣で防ぐ場合は『スC』だが、
スBの自動攻撃が防御にも繋がるなら『バーンド』はそれを選ぶ。
ただし判定はGM次第なので、必ず最善(とPLが思う)の動きをするとは限らない。

449世良久 逢生『バーンド』:2021/09/29(水) 16:02:25
>>448
「今の『この子』を理解した…そうか、僕の代わりに『報復心』で焼かれ続けている。昔のように…叱ってくれたり相談事も…」

「今の僕には『バーンド』の事は分からない。
 だから彼の心を『聴いて』くれたことを感謝するよ…」

「『現実逃避』も良い。だが、やはり、僕の心が『確信』を得たら…迷わない…」

自分の断片的な記憶から分かる『アリーナ』は利益第一主義だ。
だから利益を度外視してでも持たざる者を救うなら、その者は自分にとって『アリーナ』の者ではない。関係者だ。
僕にとっての『アリーナ』構成員は利益のみを追い求める者だ。それなら『確信』を得られる。

「お礼をしたいが今は何もない。今の星見町を見て歩い
 て良いものを見つけたら持って来る…」

部屋を出ていく際に小さく一礼して出ていく。

450『音仙』:2021/09/30(木) 04:58:35
>>449(世良久 逢生)

「礼を言われるほどのこともしていません……が、
 何か買ってきてくれるなら、甘いものでもお願いします」

                 「お茶に合いそうなものを、ね」

    ギィィ

          バタン

「――――――……『迷わない』。
 『選択権』が彼にある事を、私も祈っています」

「どれほど『人の形』に取り繕うとも、
 一度焼け溶けた精神は、そう簡単には……ですが。
 彼が『例外』だというのなら、それもまた、素晴らしい事でしょうから」

451夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/10/17(日) 17:58:50

「――――――で!!
 いまソトがタイヘンなコトになってるワケよぉ〜〜〜。
 そんで、みんなでアレとかコレとかイロイロやってるトコ」

椅子に座るなり世間話がてら、
町を騒がす『夏』の事について一通り喋った。

「あ、『おみやげ』あるよ!!」

          コトッ

テーブルの上に『白ウサギの置物』を置く。
幸運のシンボルとして知られる『ベニテングダケ』の傍らに、
リアルな造形のウサギが佇んでいる。
『クリスマス商品』と一緒に買った品だが、
これは『クリスマス』とは無関係で、
気になったからカゴに入れただけである。

「ハナシかわるんだけどさぁ、
 『ケハイ』をかんじるってあるじゃん??
 なんとなく『ナニかいるようなきがする』っていうか。
 アタマあらってるときに、
 なんとなく『うしろ』がきになるっていうか…………」

「いや、ソレはちがうか!!」

「ナンのハナシだっけ??
 そうそう、『ケハイ』のハナシ。
 『ドウブツ』は、そういうのにビンカンっぽいよ」

「イヌとかさぁ、カイヌシがかえってくるまえに、
 ゲンカンのまえでまってたりするでしょ。
 そういうヤツのコト」

「このまえテレビでみたんだけど、
 『ケハイのショウタイ』は『セイデンキ』なんだって。
 イキモノのカラダのナカには『デンキ』がながれてて、
 ソレがカラダのソトにも『しみだしてる』らしいよ。
 『セイタイデンイ』っていうみたいなんだけど」

漢字で書くと『生体電位』らしい。
でも、カンジはよめないから『パス』だ。
ダレか、この『ボール』をうけとってくれ!!

「チョットかんがえたんだけどさぁ、
 『ドクター』でソレわかったりしないかなぁ。
 『チョージンテキショッカク』で」

「『セイデンキ』って『バチッ!!』とくるでしょ??
 そんなカンジで『ピリッ』とこないかとおもって」

「――――どう??」

452『音仙』:2021/10/18(月) 03:00:07
>>451(夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』)

「エエ、騒動自体は……聴き及んでおります。
 『夏の魔物』という存在は初耳でしたけど、
 残念ながら……私が大っぴらに支援をすることは、立場上、難しい。
 私の居るここも星見町である以上、部屋に飾り付け程度はしますが、 
 能力を用いた支援は……キミには奇妙に聴こえるかもしれませんが、
 『アリーナ』に、許されないでしょう。無論、露見すれば……の話ですが」

          「彼らの一部には『1つ2つの命』よりも、
           『パワーバランス』を重んじる、
           そういう意図も、存在はしていて……
           それが全て間違いとも言い切れません、ので」

      スッ ・・・

藤原しおんは土産に――――『蔓』ではなく手を伸ばし、自分の傍に引き寄せた。

「――――素敵なお土産のお返しにする話でも、無かったですね。
 エエ、有難く飾っておきましょう。……さて、質問への答えですね」

「『生体電位』――――確か『準静電界』とも、言うんでしたかね?
 私も動画サイトかテレビかで一度見たことだけある気がしますが……
 いずれにせよ、それを感じるのは……人間からは失われている感覚、
 あるいは埋没している感覚……『第六感』と、言えるのでしょう。
 耳や体毛にそれを感知する機能がある……とも聞いたことはありますが、
 いずれにせよ、それは『触覚』とは異なるメカニズムでしょうね」

「ああ、つまり……残念ながらサメやナマズのような『生体電位』の感知はできません。
 『気配』のような、目に見えず音にも匂いにも無いものを感じ取りたいなら、
 余程集中していれば、『歩行による地面の振動』……を、触覚で感じ取る事なら、
 もちろん阻害するような要因が他に無い、という前提ですが……可能、かもしれませんね」

             「――――とはいえ、『第六感という未知の世界』については、
              キミが行き着く可能性の一つではあるでしょう。
              いずれにせよ……いつも新たな冒険の中にいるキミが、
              どうか今回も前に進み続けられますよう、陰ながら応援はしてますよ」

453夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/10/18(月) 18:01:39
>>452

「あぁ〜〜〜『シンドウ』ね!!
 チョットまえ
 (ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1625483444/287)
  にもおもったんだけど、きくのわすれてたな!!」

「『ディスカバリーチャンネル』の『アニマルプラネット』でみたんだけど、
 ゾウさんは『あしのうら』で『シンドウ』をかんじるらしいよ。
 『とおくでアメがふった』コトもわかるんだって!!
 スゴいよね〜〜〜」

『シンドウ』からスイリすると、
この『アメ』は『ストロベリー』だ!!
いや、もしかしたら『ラズベリー』かもしれない…………!!
『ベリーけいとう』をショウサイにクベツするのは、
プロのゾウさんでもムズかしいとされているのだ。

「でさでさぁ〜〜〜。
 『あるくのがわかる』ってコトはさぁ、
 ソレよりおおきなうごきだったら、
 もっとハッキリわかんない??
 ダッシュしてるとかジャンプしてるとか」

「まぁ、ソレだったら『オト』きいたほうがはやそうだけど。
 でも、まわりがうるさいときだってあるかもしれないし。
 『アリーナ』とかチョーうるせーしな!!」

「あとは…………『あし』だけじゃなくて、
 イッショに『て』とかもつかったほうが、
 ジッサイわかりやすくなったりする??」

454『音仙』:2021/10/18(月) 21:13:55
>>453

「私も『ディスカバリーチャンネル』はよく見ます。
 ただ……ゾウほどに正確、とは行きませんね。
 アレは骨伝導で振動を耳に……まあ、詳しくはないですが、
 人間とは異なる体ゆえに可能な部分もあるのでしょう」

「『ダッシュ』や『ジャンプ』程の振動なら、
 恐らくですが、素足や素手……
 出来ればその両方を地面に着ければ、
 阻害する要因でもない限り、『感じ取る』事は可能でしょう。
 ポイントは手足の数以上に、集中力と、『素肌』である事。
 手袋越しに使う手の頼りなさは分かりやすいでしょうけど、
 靴を履いた足で振動を感じるのは、中々難しい……はずです」

「…………『音も無く迫る相手』というのは、
 足音をまず殺す……つまり強く踏まず、振動も小さい。
 そういう歩き方をするのが道理でしょうから、
 使いどころは限定されはするでしょう。
 ですが、出来る事を一つ増やすたびに世界は広くなる。
 それがスタンド使い……と、キミにはもう、百も承知でしょうね」

455夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/10/19(火) 19:20:15
>>454

「しっつも〜〜〜ん!!」

「だいたいはわかったんだけどさぁ。
 『わたしがハダシにならなくてもよくない??』
 っておもうんだけど、そのヘンどうなの??」

「『ドクター』がジメンに『あし』つけてれば、
 ソレでわかるとおもってたんだけど。
 『スタンド』ってクツはいてないよね」

「あ、コレってまちがってる??
 もしちがってたらいってほしいなぁ〜〜〜。
 スゲーだいじなコトだからさぁ。
 カンジンなトコでミスって『デッドエンド!!』』とかヤダし」

「いや――――イマためしたほうがはやいな!!」

         ズギュンッ

「しおんちゃん、チョットゆらしてみてくんない??」

『ドクター・ブラインド』を発現し、完全に地上に降ろす。
これで両足が床と接触している状態だ。
説明されたシチュエーションは、
『自分に移植した事』を前提としているように感じられた。
では、『移植しない場合』はどうなのか。
それを確かめたい。

456『音仙』:2021/10/19(火) 20:29:37
>>455(夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』)

「…………………ああっ、 エエ、そうですね。
 象の話に気を取られて……生き物で考えていました。
 さっきのは、『キミ自身が』行う場合の話ですね。
 答え合わせ、は……責任をとってやりましょう」

      パサ

「能力を使うのは、おおげさですが……
 『実際に意味のある』…………事を伝えるには、
 これが一番いい、というのがありまして、ネ」

膝にかけたブランケットを畳んで、
机の上に置いた――それから。

      シュルル   シュルルル    

「ヴィジョンの準備は出来ているでしょうか?
 ………………………少し驚くかもしれませんが、
 今から起きる事は、すぐに済む事です。
 ――――『ウィスパーズ』」

         シュルルル

             『―――― ・・・』

複数の『蔓』で夢見ヶ崎を『囲んだ』かと思うと、
次の瞬間――『何も聞こえなくなった』。
聴覚が…………と言うよりは『音が消えている』。

     スッ

藤原しおんはゆっくり左手を机の下に入れる。
右手は口元に当て…………人差し指を立て、静粛を促す。

         そして。

             ______/\____

地に足をつけた『ドクター・ブラインド』は、
藤原の座る『椅子』の下辺りからの『振動』を感じた。
目で見た光景からの連想、という訳でもない。
間にある大きな木の机の下は、何も見えない。

「…………さて、どうでしょう。
 ちょっと、揺らしてみましたけど」

足裏に伝わった感覚――なにか『硬いもの』で床を『叩いた』ような。

「…………キミの欲しかった答えは、得られましたか?」

そういう振動。『体重を預けた足』とは明らかに違う種類のものだ。
結論――『ドクター・ブラインド』が足に地面をつければ、それでも『可能』である。

457夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/10/20(水) 15:24:30
>>456

    「 お お お お お っ 」

           「  う  お  ぉ  ッ  !  ?  」

『未知』を目の当たりにして、思わず感情的な声を上げる。
今まで何度となく会話してきた相手だが、
こんな経験は初めてだ。
好奇心で胸が高鳴るが、今は『そういう時』ではない。

             ソ ッ

両目を閉じて、『超人的触覚』に意識を集中させる。

「――――――『NARU-HODO』」

「よぉ〜〜〜く分かった!!
 ナイス!!グッジョブ!!だいとうりょう!!」

          バ ッ

「コレでもう、『おもいのこすコト』はないな!!
 いや、いまのナシ!!やっぱりイッパイあった!!」

次の瞬間、『ドクター・ブラインド』が消える。
『答え』は得られた。
椅子から立ち上がり、太陽のように明るい笑みを浮かべる。

「いや〜〜〜すっごいベンキョーになった!!
 『しらないコト』って、まだまだたっくさんあるよね!!」

『ドクター・ブラインド』に目覚めてから、
『聴覚』や『嗅覚』に頼る場面が多かった
大抵の場合、それだけで事足りるというのもあったからだ。
あまり使ってこなかった感覚には、
『探求の余地』が残されている事が理解できた。

「じゃ、またアソビにくるから!!」

「サイキンなにかとイロイロいそがしくてさ〜〜〜。
 『アレ』とか『コレ』とかしなきゃいけなくて」

「しおんちゃん、ありがと!!」

                タッ タッ タッ タッ タッ

そして、軽やかな足取りで部屋を出て行くのだった。

458『音仙』:2021/10/20(水) 17:09:45
>>457(夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』)

感情的な声も全て『聞こえない』――
が、内なる感情の発露には、何ら問題はないだろう。

「自分に出来ることを一つ増やすたびに。
 …………『増やせる事』も増えていく。
 能力に『限界』は必ずあるものですが、
 状況ごとに取れる応用の幅は無限にもなり得ます」 

       「いつでも、また来てください。
        ……楽しみにしていますから」 

    ギィ …

「さて、あとは私も…………
 陰ながら、1日の冬を楽しみましょう」

459夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/10/27(水) 12:43:12

『Xデー』の前日――――――。

「――――――『またきちゃった』」

「これからひつようになりそうだから、これだけきいときたくて」

「『オト』とか『コエ』とか『ニオイ』とかあるじゃん??
 それを『くべつするチカラ』のコトおしえて」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/83
 上記レス内において以下のような質問があったため、

※『超人的感覚』に『感覚の鋭敏化効果(補聴器や望遠鏡的効果)』があるのは分かるのですが、
※『識別能力』的なものも向上するのでしょうか。
※(『足音』で老若男女分かったり、様々な話し声から特定の声を聴き分けたり、
※細かい色合いの区別がついたり、混ざった匂いを分解して種別把握したりとか)

この点に関して改めての確認をお願いします)

460『音仙』:2021/10/27(水) 16:22:33
>>459(夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』)

「エエ……お答えしましょう。何度でも……いつでも」

――『夢見ヶ崎明日美』はあの日聞いた回答を回想する。

>※『超人的感覚』に『感覚の鋭敏化効果(補聴器や望遠鏡的効果)』があるのは分かるのですが、
>※『識別能力』的なものも向上するのでしょうか。
>※(『足音』で老若男女分かったり、様々な話し声から特定の声を聴き分けたり、
>※細かい色合いの区別がついたり、混ざった匂いを分解して種別把握したりとか)

例によるが、ただ遠くが見えたり小さい音が聞こえたりするだけではなく、
『色覚』『嗅ぎ分け』『聞き分け』のような五感の一環の機能も併せて鋭敏化する。

悪臭や騒音など、常人でも『苦痛』になる情報を浴びた場合は常人以上に強く効くが、
単に超人的感覚よって得た知覚情報が多すぎて処理しきれず混乱する、という事はない。
(スピードBのスタンドが、移動時に速すぎて混乱するという事が無いのと同じ)

だが、その結果として『それが何の匂いか』『何歳の足音か』『何色なのか』を判断するのは、
あくまで五感ではなく『知識や経験』になるため、能力では向上しない。
夢見ヶ崎が有する知識と経験と、得た情報に基づく『推測』が限度となる。

461夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/11/27(土) 06:39:11

「しおんちゃん――――――」

            ガチャ

ゆっくりとドアを開けて、隙間から顔を覗かせた。

「――――――いる??」

      ストン

いつも通りに入ってきて、いつも通りに腰を下ろす。

「もしかしたら『きいてた』かもしれないけど」

『昨日の事』だ。
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/74-319)
五人で『魔物』を止めて、その後は『夏のクリスマス』を楽しんだ。

「とりあえず『おわった』」

「まぁ、なんていうか――――」

「『ジブンにやれるコト』はやれたかなって」

「ダイタイそんなカンジ!!」

そして、いつも通りに明るく笑った。

462『音仙』:2021/11/27(土) 22:56:36
>>461(夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』)



―――――――――――――  ガチャ 


             ・・・ガチャ


どうやら『鍵が開いていない』ようだ。
ふと顔を上げると、『CLOSE』の札が下がっていた。
とはいえ『部屋の灯り』は灯っているようで、
おそらく、一時的に何かの理由で閉めているのだろう。

待合用の……あまり使われているのを見ない、
小さなソファに、お誂え向きのサイドテーブル。
そこには、もう『季節外れ』になった……
本来はこの後に来る、『トナカイの置物』と、
それから……赤と緑の包装の、飴が置いていた。


        『真夏のクリスマス』
      『問い合わせ作戦』
        『学生寮の戦い』
      『フーヴィアン派』
      『フツーじゃないクリスマス』

         『不思議の国』
     
     『夏の魔物』  『親友』  

          『 約束 』
 
             ――――――『光』


『やれること』は全てやった。それは、もう、過ぎ去った昨日。

            ・・・その『結果』も、もう、決まっている。

だが、部屋が開いていないばかりはどうしようもない。
入室したあとの言葉は一旦呑み込み、
『夢見ヶ崎明日美』は『その時』を、もう少しだけ待つことになる。

463りん『フューネラル・リース』:2021/12/07(火) 18:31:03
「こんにちは〜、おねえさん」

頭から『鈴蘭』が咲いた少女、りんが『音仙』の元へと訪れて来た

「見て〜おね〜さん、献血したらこれもらっちゃった♪」

腕に付けているちょっと高そうな時計を見せびらかすりん

「あのね…
 今日は、おねえさんにお願いがあって来たの」

『音仙』の傍へ歩み寄り、自らの弱点ともいえる
頭の『鈴蘭』を『音仙』に差し出す

「えっと、あの
 うちの頭の花…触ってみてくれる?」

りんは今一度確認したいのだ
『頭の花の感覚』の事を

誰かに触られたらくすぐったかったりするのか
熱かったり冷たったり、痛みや温もりを感じたりするのか…

「こういう事お願い出来るのって、おねえさんだけだから、えへへ」

464『音仙』:2021/12/08(水) 04:21:31
>>463(りん『フューネラル・リース』)

「献血……ええ、よく似合っています。
 キミは自立しているから、
 十分、身の丈にもあっていて……」

            ジ ・・・

腕時計を眺めていたが、
差し出された『鈴蘭』に手を伸ばす。

「――――――……エエ、いいですよ」

「キミにとっては、重大な判断のはず。
 私に任せてくれる事を、感謝しましょう」

            ス

             『フワ』

          「……さて、どうでしょうか?」

『りん』は――――確かに感じ取った。

自分の身体の一部のように、『触れられた』のが分かる。
否、『自分の身体の一部』なのだ。
這う指が触れ、体温も分かる。痛みは無いが、
これは音仙が、努めて柔らかな触り方をしているからだろう。

「神経が通じているわけでは、ないのでしょうが……
 キミの能力の一環として、感覚が繋がっているのでしょうね」

『いつからそうだったか』は分からない。
最初からそうだったのかもしれないし、
最初は違ったのかもしれないが……
少なくとも今、『花』も人の体の一部として、皮膚感覚を有するようだ。

465りん『フューネラル・リース』:2021/12/08(水) 19:00:28
>>464
「…」

音仙の指が自分の花に触れるのを感じる
花が傷付かないように、
柔らかく優しい手付きに安心感を覚え身を委ねるりん

「えへへ
 おねえさんの触り方、優しくて好きかも…」

花を通じて、彼女の温もりを感じながら
『花の感覚』を再確認するりん

「今日はありがとう、おねえさん」

「また遊びに来るね」

また音仙に
―――――『生きて会いたい』

そう思うりんであった

466ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/12/12(日) 10:03:02

            「ミャア」

     テトテトテト

野生のラッコが入ってきた。
何か聞きたい事があるのかもしれない。
『ハッピー・スタッフ』の『ラジオ』は、
『スタンド音声』なのかどうか知りたいのかもしれない。

467『音仙』:2021/12/13(月) 09:15:38
>>466(ラッコ『ハッピー・スタッフ』)

「…………! ああ、どうも。
 ……………………なるほど。
 そういう事でしたら、『そうです』よ。
 奇妙な能力ではあるのですが、
 彼が持ち歩くのは『スタンドのラジオ』。
 キミや、彼のようなスタンド存在や、
 他のスタンド使いには聞こえますが、
 一般的な生物……他のラッコや、
 人間達には聞こえないようです」

「………………と、いう答えでよかったですかね?」

468ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/12/13(月) 15:22:03
>>467

      「ミャー」

             ゴソ

あまり知られていないが、ラッコの体には『ポケット』がある。
そこから取り出した『アワビ』が床の上に置かれた。
『国産』だ。

                トテトテトテ

そして、ラッコは立ち去っていった。

469小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/12/22(水) 00:41:21

取り急ぎ質問させていただきます。
『部位』が五つある状態で、さらに切り離しを行った場合、どうなるでしょうか。

470『音仙』:2021/12/22(水) 01:20:30
>>469(小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』)

>『部位』が五つある状態で、さらに切り離しを行った場合、どうなるでしょうか。

もっとも古くに切り離した部位1つが、灰のように崩れる。痛みなどは無い。
(※能力解除時に切り離したままの部位に起きるのと同じ現象)
これによって、同時に切り離している部位の枠が1つ空くため、新たに切り離せる。

その後、実際に能力を解除した際に、
その部位も体側の切断面から再生する。
この再生も『再生時間』の合計に含まれる。

よって、原則的には五つある状態では一旦1つをくっつけ直し、
その後で新しく切り離すことが推奨される。

471小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/12/22(水) 01:26:35
>>470

迅速な回答に感謝します。

472ソラ『ステインド・スカイ』:2022/01/12(水) 19:59:40
「どうも、今日は寒いね…」

そんな事言いつつ、どこかそわそわした様子で入室する

「あぁ、あのさ、覚えてる?
 今日、約束してた事」

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/376

「まぁ、覚えてないならいいけど
 一応、こっちは覚えてたから…」

「あぁ、そうだ
 料理教室でケーキの作り方習って作ってみたんだけど
 良かったら、一緒にどう?」

そう言い、手に持っているバスケットからケーキを取り出す
シンプルで王道なイチゴのショートケーキだ
講師が良かったため見た目も良いし味も美味いはずだ
ただ一つおかしな点があるとしたら
イ チ ゴ が イ チ ゴ 状 に 並 べ ら れ て い る 事 だ
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/638-655にて習った物)

「まぁ、食べながら話でも
 いや、いらないなら別にいいけど」

「あんたと会ってから1年くらい経つけど
 色々あったような、そうでもないような」

「『自由』を求めて人様に迷惑かける
 勘違いした田舎者の馬鹿女を八つ裂きにしてやった事もあったし」
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1606787541/349-489)

「『夏』に囚われて周りに迷惑かけながら死のうとする
 哀れな構ってちゃんの自殺志願者に
 顔面を二度と見られないようにぐちゃぐちゃに破壊された事もあったな」
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/71-321)

「まぁ、そんな事もあったけど…
 何も響かなかったし、結局、自分に物語は無いって事くらいしか分かんなかったわ」

「この世で一番無意味な存在だと思うよ」

「けど、貴方に会って名前も、居場所も、思い出も
 色んな物を貰ったのだけは、良かったと思えるよ
 貴方に会えた事だけは…幸運だったと思う」

473藤原しおん『ウィスパーズ』:2022/01/12(水) 21:41:24
>>472(ソラ『ステインド・スカイ』)

「ああ! ……どうも。暖房を利かせていますから、ごゆっくり」

「これは…………………ぜひ、いただきましょう。
 ……キミは紅茶は? コーヒーの方が好きでしょうか」

           「それと」

「…………私の方でもケーキを用意していて。
 良ければ。……チョコケーキですけど。口に合えば」

                 コト ・・・

             「さて」

「『一年』……私にとっても色々な事がありましたけど」

「キミの暮らしを、戦いを、『聴いて』きました。
 『アリーナ』……『夏の魔物』……その被害者。
 この町は……過去のような戦乱の中にこそなくとも、
 一歩踏み込めば、全てを聴く私すら全ては知らない領域がある。
 ……本当に、一筋縄ではいかないものとばかり遭遇してきましたね」

「…………人の生きる意味は、他人が定義するものではないから。
 私が安易に、キミの思うキミの意味を作る事は出来ないけど」

          「私にとってキミは無意味ではない。
           無価値でも……イエ。
           価値などそこには関係はないでしょうね」

「キミはきっと、これからも時々、無茶をしてしまうけど。
 ……私はキミに生きていてほしいから、
 そのことが足かせにならない程度に……覚えていてくださいね」

                 「……ああ、それと」

「――――『スタンド』の変化にも、兆しは見えています。
 これまで『氷点下』だけだった能力対象が、
 おそらく『異なる天候』を呼び起こす何かを含むようになるでしょうね」

                     「…………」

「……ソラ。今日、ここに来てくれて。
 ……傷ついても、元気でいてくれてありがとう。
 キミが望むのであれば、私はこれからも……キミの居場所であり続けましょう」

474ソラ『ステインド・スカイ』:2022/01/13(木) 19:16:07
>>473
「コーヒーの方が好きかな
 ブラックが良い、甘いのとよく合う
 けど、貴方が淹れてくれるなら紅茶でもコーヒーでも良いよ」

藤原しおんが淹れてくれた飲み物を飲みながら
彼女と話をする

「……貴方に生きていてほしいって
 そう言ってもらえるなら、まぁ
 ちょっとは生きてる甲斐があるかって思えるよ」

藤原しおんの用意してくれたチョコケーキを食べる

美味い

食べ物を美味いと感じるのは生きてる証拠だ
…ソラにとって生きる目的も価値も見出せないが
美味い物を食う為に生きる、取り敢えずはそれでも良いかと思えた

それに

「貴方が生きててほしいって言ってくれるなら
 …まぁ、なるべく死なないように頑張るさ」

「変化の兆しが見えるって事は、
 自分の中で少し変わって来てるって事なのかな
 別に変ってる自覚は無いけど…」

チョコケーキの甘い余韻を、飲み物で流し込む

「こっちこそありがとう
 何も無かった自分を拾ってくれて、居場所になってくれて
 貴方という居場所がいてくれるから、生きていられるよ」

475熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2022/01/24(月) 19:12:22

―――これは熊野風鈴が自身の『才能』を自覚した直後の出来事。

『お嬢様! エエ、お嬢様!
 貴女様ハソンナ物騒な事ヲ気ニスル必要ナンテゴザイマセン!
 お嬢様ノ人生ニ降リカカル「厄災」ハ全テコノ私、「フォー・エヴァ・ロイヤル」ガ取り除イテサシアゲマス
 ダカラ、お嬢様ハ何モ気ニスル事ナク、旦那様ノ言う事ヲシッカリト聞イテ、大人シク・・・・』

「ふ、ふふふ・・・・」

『お嬢様・・・・?』

意気揚々と声を上げる熊野のスタンド『フォー・エヴァ・ロイヤル』
しかし、その言葉は吹き出す様な彼女の笑い声に遮られる

「うふふふふ・・・あははは!
 そうね・・・・あなたの力があれば危険なんてなんて事もないわ!」

「だから、どこへでも行ける!
 危険な香りのする場所へも・・・・恐ろしくて仕方がない場所へも・・・・どこへでも!
『エヴァ』・・・・あなたの力があればどこへでも!」

『ゾ、ゾオォ〜〜〜〜〜ッ!! ナントイウ事デショウ!
 お嬢様ヲ護ルタメに目覚メタトイウノニ逆効果ニナルナンテ!
 コ、コウナッテハ仕方ガアリマセン・・・・私自身、私ノ能力を理解シテ、
 お嬢様ヲ御守りシナクテハッ!』

『フォー・エヴァ・ロイヤル』は自身の能力について尋ねる
それは概ね下記の様な内容であった

・『赤絨毯』は実体化していないスタンド物質という事でいいでしょうか?
 一般人の目には見えないという解釈であっていますか?
・『赤絨毯』は常に『1m×1mの正方形』を最小単位として追加されていくという事でしょうか?
・最初に『赤絨毯』を展開する時、自身が立っている場所は常に正方形の中心になりますか?
 それとも、『1m×1mの正方形』の端に自身が位置するように展開する事が出来ますか?
・本体が歩く先に『赤絨毯』を設置する事は出来ますか?
・絨毯は通常の炎で燃えますか?
・歩く際に『赤絨毯』を発生させないように歩く事は出来ますか?
・『赤絨毯』の上で『フォー・エヴァ・ロイヤル』が行動した時、『都合の良い』結果にする事はできますか?
・『都合の良い』結果として、以下の事例を引き起こす事は出来ますか?
 『切腹をしたけど、奇跡的に全ての大血管・臓器を避けて致命傷を避けている』
 『切腹をしたけど、とてつもない奇跡が起きて毛細血管一つ破らず、出血も起きない』
 『切腹をしたけど、漫画レベルの奇跡が起きて細胞一つ壊さなかったため、刃物を抜いたら繋がった』

476『音仙』:2022/01/24(月) 20:19:04
>>475(『フォー・エヴァ・ロイヤル』)

気苦労の多い従者は、『音仙』からの回答をいつでも思い出せる――――

>・『赤絨毯』は実体化していないスタンド物質という事でいいでしょうか?
> 一般人の目には見えないという解釈であっていますか?

『実体化している』。
本体が上を歩けるのもそのため。
よって、一般人にも視認できてしまう。

>・『赤絨毯』は常に『1m×1mの正方形』を最小単位として追加されていくという事でしょうか?

その認識で正しいが、例外はある。
詳細にある通り、動かせない障害物があれば、
その部分には赤絨毯が発生しないため、
例えば10cm先に壁がある位置に踏み出すと、
その方向には10cm分の赤絨毯しか追加されない。

>・最初に『赤絨毯』を展開する時、自身が立っている場所は常に正方形の中心になりますか?
> それとも、『1m×1mの正方形』の端に自身が位置するように展開する事が出来ますか?

中心になる。端から展開は不可能。

>・本体が歩く先に『赤絨毯』を設置する事は出来ますか?

不可能。
赤絨毯を敷くのは『フォー・エヴァ・ロイヤル』。
己の歩む運命の道を自ら敷く事は出来ない。

>・絨毯は通常の炎で燃えますか?

実体化スタンド物質なので燃えるが、
あくまで絨毯なので特別燃えやすいなどはない。

>・歩く際に『赤絨毯』を発生させないように歩く事は出来ますか?

可能。特に条件などはなく、意識一つでオンオフできる。

>・『赤絨毯』の上で『フォー・エヴァ・ロイヤル』が行動した時、『都合の良い』結果にする事はできますか?

不可能。
運命の道は従者のためにあるものでは無い。

>・『都合の良い』結果として、以下の事例を引き起こす事は出来ますか?
> 『切腹をしたけど、奇跡的に全ての大血管・臓器を避けて致命傷を避けている』

切る部位を無作為に決定したなら、可能。

> 『切腹をしたけど、とてつもない奇跡が起きて毛細血管一つ破らず、出血も起きない』

刃物のサイズと切った部位次第。
現実的に起こり得るのであれば、可能。

> 『切腹をしたけど、漫画レベルの奇跡が起きて細胞一つ壊さなかったため、刃物を抜いたら繋がった』

不可能。
それが出来る刃物があるのなら、可能。

477熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2022/01/24(月) 22:20:21
>>476

『ナルホド・・・・私ガ出ス「赤絨毯」ハ一般ノ方ニモ見エテシマウトイウ事デスネ
 お嬢様ヲ不用意ニ危険ニ晒サナイタメニモ、使いどころハ考エテ行カナケレバナリマセンネ』

478リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2022/02/23(水) 22:28:33

             コトッ コトッ コトッ

         コトッ

「ウフフ、こんにちは。遊びに来たの」

「ねえ、お話しましょうよ。ウフフフフ」


供与ありがとうございました。
いくつか質問させて下さい。

・『リトル・メリー』は、スタンド会話ではない通常の会話は可能ですか?
・『魂を全て移した人形』は、スタンド会話および通常の会話は可能ですか?
・『魂を一部移した人形』は、スタンド会話および通常の会話は可能ですか?
・紙を人の形に切った『紙人形』は『人形』に含まれますか?
・『擬人化された動物のキャラクター』なども『人の形』に含まれますか?
・『老舗人形屋』の設定はこちらで決める事ができますか?

479『音仙』:2022/02/24(木) 08:49:06
>>478(リトル・メリー『メリー・バッドエンド』)

「ああ……どうも、エエ。お話は望む所です。是非ゆっくりと」

>・『リトル・メリー』は、スタンド会話ではない通常の会話は可能ですか?

可能。
不思議な話だが、一般人にも聴こえる声で話せる。
スタンド能力の一環なのかもしれない。

>・『魂を全て移した人形』は、スタンド会話および通常の会話は可能ですか?

どちらも可能。

>・『魂を一部移した人形』は、スタンド会話および通常の会話は可能ですか?

これも可能。

>・紙を人の形に切った『紙人形』は『人形』に含まれますか?

含まれない。
人間の形には一定の『立体感』が必要。

>・『擬人化された動物のキャラクター』なども『人の形』に含まれますか?

『獣人』レベルだと含まれない。
『獣の耳や尻尾がある』程度だと、含まれる。

>・『老舗人形屋』の設定はこちらで決める事ができますか?

決めていただいてかまわないが、
あまり超常的な設定を付加するのは非推奨。
不安な場合、一度確認していただけるとありがたい。

480リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2022/02/24(木) 20:10:41
>>479

「この前、新しい『お友達』ができたわ。『天音ちゃん』っていう子」

       「ウフフフフフフフフフフ」

「ねぇ、『音仙』さん。『マダム』を知ってる?」

「『お人形屋さん』よ。私達を大事にしてくれるの。とっても優しい人」


回答ありがとうございます。
問題がなければ、ひとまず以下のような形にさせていただきたいと思います。

『老舗人形屋』
・店の外観は、大正時代を思わせる『和洋折衷風』の造り。
・静かな通りにひっそりと佇んでおり、知っている人は知っている。
・店内には洋の東西を問わず、多種多様な人形が展示されている。
・店主は『老婦人』だが本名は不明で、客からは『マダム』とだけ呼ばれる。
・人形に関する豊富な知識と卓越した技術を持つ。
・『フランス人』らしい。
・本人が製作した人形の販売や壊れた人形の修理、アンティークドールの鑑定などを行っている。

481リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2022/02/25(金) 00:16:39
>>480

もう一つ質問させて下さい。

・能力の持続時間は、具体的にはどれくらいでしょうか?

482『音仙』:2022/02/25(金) 01:33:18
>>480-481(リトル・メリー『メリー・バッドエンド』)

「どちらも知らない名前、ですけど……
 キミにとって心を許せる人間が、
 キミが恨む人間の数よりも多くなる事を、
 私は願ってます。エエ、本当に」

>『老舗人形屋』
何ら問題ないので、運用していただいて構わない。

>・能力の持続時間は、具体的にはどれくらいでしょうか?
『魂の一部を人形に移す』のは『6時間』。
『魂の全てを人形に移す』は『3日間』。

483リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2022/02/25(金) 16:42:29
>>482

「ウフフフフ、ありがとう」

「私、覚えてるの。初めて『私達』が来た時に歓迎会を開いてくれた」
 
「とっても嬉しかったわぁ」

「でも、みんな急に意地悪になっちゃった。
 私の『姉妹』は頭を砕かれて、手足をもぎ取られて、火の中に投げ込まれたの」

「だけど、守ってくれた人もいたわ。だから私は壊されなかった」

「人間って不思議ね」

自分が誰なのか知らない。
いつからいるのかも分からないけれど、古い記憶は残ってる。
親愛と憎悪。

「メリーは『音仙』さんも好きよ」

      コトッ

「また遊びに来るわ」

               コトッ コトッ コトッ

484りん『フューネラル・リース』:2022/05/01(日) 21:07:18
「こんばんは〜、おねえさん」

頭から鈴蘭が咲いた少女、
りんが鈴蘭の花束を持ってやって来た

「えへへ、今日はね、鈴蘭の日なんだよ!」
「だからこれ、あげる!」


「えっと、今日来たのはそれだけじゃなくって…
 あのね、聞いてほしい事があるの」

何か、言いたくないような、でも聞いてほしいような
複雑そうな表情で語る

「うちね、この前、何だが知らない場所で寝てた事があるんだけど…
 どうやってそこまで来たかとか、何があったかとか、思い出せないんだ」
「けど、何か体の方はすっごく元気になってて」

「それから…その…」

そこまで言うと俯いてしまい、
言葉を詰まらせてしまうりん

少しの沈黙の後、意を決したように話を再開する

「あのね、後で知った事なんだけど
 うちが寝てた廃ビルで、人が死んだんだって…」
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1647262289/32-38
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1647262289/40

「それとね…
 風鈴さんっていうんだけど、
 その時のうちの事知ってるっぽい人に会ったんだけど」
「その人うちの花を乱暴にしたりして、何か怖くって…」

基本的に、人間の悪性も含めて人間を愛するりんが
珍しく人間に対して嫌悪を示している
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/869-879

「本当はもっと早くおねえさんに相談したかったんだけど
 おねえさんに聞いたら…何て言われるのか怖くって来れなかったよ…」
「でもね、この前、くるみちゃんっていうんだけど、ラジオ番組やってるおねえさん」
「その人にね、悩みがあったら聞いてくれるって言われて、その人に相談してみようかなって思ったんだけど
 やっぱり怖くて出来なかったよ…」
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/770-784

「けど、それから色々考えて
 やっぱりこのまま一人で抱えてちゃ駄目だと思ったんだ」
「だから聞くね」

「あの廃ビルの事件とうちって、関係あるのかな」

485『音仙』:2022/05/06(金) 10:56:57
>>484(りん『フューネラル・リース』)

「――――――――…………ああ! こんばんは。
 どうもありがとう。そんな記念日があったんですね。
 記念には疎くて……エエ、あとで花瓶に活けておきましょう。 
 少しでも長く、元気に咲いているように」

              スッ

「……………………まず結論から言いましょう。
 私には、『わかりません』でした。
 キミがその日に『廃ビル』を訪れたのは間違いありませんし、
 『風鈴』さんも、その日その場にいたのは間違いありませんが」

          キィィィィィ ―――――――――――――――

         「…………ただ、そこまでですね」

「私の『ウィスパーズ』は…………決して万能ではない。
 キミになら、これくらいは言ってしまっても構いませんが、
 私は『町の音』を聴けます。ですが『高所』の音はよく聴こえない。
 少なくともビルの低層でキミに『何か』が起きたという様子はなく、
 そして何より……キミの心の中に、その日の『心』が無い」
 
「何か、綺麗に消し去ってしまったかのように……跡形すらも」

                「『嫌な事』があったから――――
                 記憶を消して自分を守ろうとした。
                 そういう風に考える事が、出来るでしょう。
                 それが『風鈴』さんに関係するかは分からない」

「ですが、だからこそ、『完全な無関係』ではない……私は、そう考えています」

                       「それで」

「『りん』……キミはどうしたいですか?
 その日の真実を知りたい? それとも……その、怖い人を遠ざけたい?
 ……どちらにしても、私に手伝える事は、それほど多くはないでしょうが」

「選ばなくっても構いません。
 『忘れた』事がキミのためなら、これからも、忘れたままでいる事も一つの道でしょう……」

486りん『フューネラル・リース』:2022/05/06(金) 20:24:10
>>485
「おねえさん、聞いてくれてありがとう
 おねえさんに聞いてもらっただけで、ちょっと楽になったよ」

……

「…あのね、おねえさん…」

「『嫌な事』があって、
 心を守るために忘れたんなら、
 うちは『思い出したくない』よ」

「でも、でもね」

「これは多分、逃げちゃいけない事なんだと思うんだ」

「思い出したらきっと、凄く後悔するし、嫌な思いもすると思う」

「けど、ちゃんと向き合わないと前に進めないと思う」

487『音仙』:2022/05/08(日) 05:47:07
>>486(りん『フューネラル・リース』)

「キミが、『強さ』を見せてくれるのだから、
 …………子供に接するのではなく、
 一人の、今を生きる『スタンド使い』に接するべきでしょうね」

            キィィィイィ――――

「とはいえ……やはり、私にも当日起きた事は分かりません。
 『風鈴さん』がそこに関わっている可能性は非常に高いですし、
 件の『転落死事件』も、無関係というのは都合が良すぎますが」

「それについては……机上の空論を並べても、仕様がない」

                  ィィィィーーーーーーー ・・・

「事実だけを伝えます。
 『スタンド使い』であるキミが、
 『向き合う』ためには……まず、『能力』を知らなければ」

              フューネラル・リース
「キミのスタンドの名は『葬送の花渦』」

「私は以前よりも、更に深く、その力を深く聴けています。
 キミの能力は――――― ……『死ぬことで発動する』」


            「そしてキミは。
             『再び生きる』」


「そしておそらく――――それは『自殺』では、いけない。
 あくまで『生きようとして』でも『その道が絶たれた』時、発動する能力」

「『死亡発動型』……極めて珍しいですが、類例がある、
 間違いなく私たちと同じ『スタンド使い』です。
 もちろん……生きているキミが無力であるかと言えばそうではない。
 『鈴蘭』……可憐で、そしてきわめて危険な花。その『危険』がキミの武器」

「戦いなんてしないに越したことはないですが、
 『戦う能力』も……その日起きたことが原因か、
 それともキミ自身の心の成長か……以前より、『育って』いるようですね」

488りん『フューネラル・リース』:2022/05/08(日) 20:36:38
>>487
  フューネラル・リース
「『葬送の花渦』…」

自身のスタンドの名を聞き、
その名を口にする

「『死ぬことで』……」

『死ぬことで発動する』

前にも『音仙』からは、
『自分は一度死んでいる』事を聞かされている
受け止め難い事だが…
受け止めなくちゃいけない事実だ

「あはは…
 やっぱり、一回『死んでる』事言われるのは、きついね…」

……

「へへ…
 成長してるって気はあんまりしないけど…
 おねえさんが言うなら、してるのかな?」

「おねえさん」

「うちは人間を傷付けるのは嫌」
「でも、うちを殺してその人を人殺しにするのはもっと嫌」
「何より、『生きたい』って思う、心の底から」
「だから、うちを殺そうとしてくる人とは、戦わなくちゃいけないと思う」

「そのための力がうちにあるなら…
      ――――『聴かせて』」

489『音仙』:2022/05/09(月) 23:18:31
>>488(りん『フューネラル・リース』)

「『殺す力』など無いに越したことはないですが、
 『スタンド使い』として自分を定義した時、
 それもまた、向き合うべき要素に違いありません。
 ……キミの選択を、私はとても強いと思う」

        キィィィィィィ――――――――

                  ――――― ・・・ ン

「さて。 ……見えている通り。
 今までのキミは、ただ体液に毒素を込め、
 それをもって威嚇をするだけでした。
 あくまで身を守るための『毒』
 さながら、スズランの花そのもののように。
 もちろん工夫で戦う事は出来たでしょうが」

「ですが――――今のキミは、もっともっと『人間らしい』」

             「毒を『武器』にし、敵と戦える」

      シュルルルル

――――――――――――――――――――――――――――

     『フューネラル・リース』は『死にあらがう』。
     ありあまるエネルギーと失われた経験が、
     『りん』が『生きる』ための力に結びついた。

     本体の頭に生えている『鈴蘭』について、 
      咲いている花を『白い花弁』に変えて、
     本体の付近に限って操作する事が出来る。
   これにより、今まで以上に敵に毒を与えやすくなった。
    花弁に変えて失われた花は、一晩経つと再生する。

――――――――――――――――――――――――――――


「そうは言っても、本懐はやはり『死後の黄泉返り』にあるのでしょう。
 一般的なスタンドには、純粋な戦闘ではかなり劣る……それでも」

「『簡単には殺させない』」

「――――それが、その『花』に込められた意味合いなのでしょう」

490りん『フューネラル・リース』:2022/05/10(火) 20:45:27
>>489
「これがうちの新しい力…」

『音仙』から
『フューネラル・リース』の新たな能力を聞いたりん

「えへへぇ〜、ちょっと使ってみようかな?」

早速、その力を試してみようかと思ったりんだったが

「あ、でも
 今使っちゃったら明日まで戻らないのかな?」

何時、誰が襲ってくるか分からない
武器は無駄遣いせず温存しておいた方が良いだろう
それに今、近くに『音仙』がいる
もし操縦を失敗したら彼女を傷付けてしまうかもしれない

……

「…あのね、おねえさん」

「うちね、『死にたくない』じゃなくて
 『生きたい』って思うの」
「何が違うのか上手く言えないんだけどね…」

「うちは、誰にも殺されないし、殺さないよ」

「きっと難しい事だと思うけど…
 でも、『人として生きたい』から」


「おねえさん、
 今日も聞いてくれてありがとう」
「おねえさんと話ししてるとスッキリするよ」

「じゃあ、またね!おねえさん!」

そうしてりんは去って行く
今度は、『音仙』ともっと楽しい話が出来る事を願って

491『音仙』:2022/05/12(木) 01:54:45

頭に『すずらん』が生えている少女。
その体液に、すずらんの毒を混ぜることができる。
咲いている花を白い『花弁』に変えて操れる。

『りん(3)』
破壊力:D スピード:C 射程距離:―
持続力:― 精密動作性:C 成長性:―

『死亡時』に発動し、『死の嵐』を呼ぶ。
嵐の後、条件を満たすと『りん』が再誕する。
その本質は『死』ではなく『生』である。

『フューネラル・リース』
破壊力:― スピード:― 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:― 成長性:A

無数の花弁により構成された『死の嵐』。
全容は不明。今は『未熟』な点が見られる。

『???』
破壊力:? スピード:A   射程距離:∞
持続力:E?∞ 精密動作性:B 成長性:A
 
【基本情報】
1.『りん(3)』の肉体は、スペックも体質も知性も、人間の10歳女児と同じ。
2.肉体は常時『実体化したスタンド物質』であり、スタンドを知覚可能。
3.『りん(3)』の頭には『すずらん』が咲いている。 明記の無い点は通常のすずらん同様。
4.光合成で生きられたりはせず、食生活や新陳代謝などは人間に等しいが、
  日光浴をすると、普通の人間以上に気分がよくなる(スペック変動などは無い)
5.根は『りん(3)』の頭部と融合している。引き抜きは頭部の破壊(ほぼ即死)を意味する。
6.茎も花もやわらかく、打撃には常識の範囲で『しなる』。
  そのため『破壊力C』程度なら直撃でもない限りは耐える。
7.自然な時間経過によってすずらんが散ったり枯れたりはせず、『常に咲いている』。
  ただし除草剤など、『根まで枯らす』ような成分をまともに受けてしまうと枯れる。
  『日光を一切浴びない』生活が長く続いた場合なども、枯れる可能性はある。
8.すずらんが損傷した場合、一日ゆっくり日光浴し、8時間以上眠る生活で再生する。
  花は一日、茎は三日ほどたてば、おおむね健康な状態に戻る。
9.茎の損傷中は吐き気や倦怠感に襲われて満足に動けず、『パス精DDC』相当になる。
  花の損傷だとやや気分が悪くなる(悪心止まり)が、スペックには問題は生じない。
10.枯れたり、何らかの方法での除去などで『すずらん自体』が『無くなる』と、例外なく『即死』する。
  花が無事だとしても、肉体の方の失血など通常の死因によって『死ぬ』可能性もある。

【すずらん毒】
★体液とは生物学的な定義ではなく、『唾液』や『汗』等の『分泌液』を含む便宜的な呼称。
1.『りん(3)』は己の『体内の体液』に、すずらんの有する範囲で『毒性』を混ぜられる。
2,混ぜる際には一呼吸ほどの間、しっかりと『頭のすずらんを意識する』必要がある。
3.体内において、一度に毒性を混ぜておける体液は『1種類』まで。
  毒性を混ぜてから体外に出た体液は、カウントには含まない。
4.体内の毒の効き目や種類は調整できる。薬効(強心など)だけを引き出す事も可能。
5.毒性の調整や毒性を混ぜる液の変更は、動作無しに一呼吸ほどの間で可能。
6.どのような毒性も、『りん(3)』には症状を及ぼすことはない。薬効についても同じ。
7.毒性は最大でも『気を失う』程度。『動物が即死する』ような症状は起こせない。
  (代表的な症状の『心臓麻痺』を起こすことは出来るが、『死ぬ』ことはない)
8.体外に出た体液について『射程距離』は無いが、『1時間』ほどで毒性は消える。

492『音仙』:2022/05/12(木) 01:55:33

【微風】
1.頭のすずらんに咲いた『花』を『白い花弁』に変えて、操れるようになった。
2.この『白い花弁』は『パス精ECC』。『射程距離』は『5m』。持続時間は『3分』。
3.花弁は、発生させた時点で体液に付与させていた毒性そのものを有する。
4.花弁は同時に『1枚』だけ発生させ、操作する事が出来る。
5.操作時、花弁そのものが動くというよりは『風に乗って動く』ような軌道をする。
6.すずらんに咲いている花の数を問わず、一日に花弁に変えられる数は『4つ』まで。
7.この能力で花が減る分には『気分が悪くなる』事は無い。

【花の嵐】
1.『りん(3)』の死亡時、判定者は『心音サイフォン』の質疑スレにその旨を投下する事。
2.ミッションの場合、そのGMにのみ能力詳細を受け渡す。
  GMが希望する場合『音仙』がPLとして操作を引き継ぐ。
3.場スレなどで判定者がいない場合は、原則『音仙』が引き継ぐ。
4.『死亡しやすくなる』効果は無いため、低危険度での死亡は他のPC同様に『無い』。
5.場スレで死亡した場合、その場より危険度Aの場スレ導入ミッションを開始する。
  (この詳細開示後に『りん』の殺害を行ったPCは、危険度Aに同意をしたと見なす)
6.一連の流れのあと、『りん』PCは、場合により『復活』する事がある。
  復活した場合、直前の『0時』までの記憶だけが残っている。
7.もちろん復活『しない』可能性もある。現時点では詳細不明。
  これには、『生きようと思う意志の有無』が関係する可能性が高い。
8.りんはこの『花の嵐』についての知識を『音仙』から聞いた以上は一切有していない。
  心や記憶、夢などを介して能力を知る事は不可能。
  事実そのものを調査するような能力なら可能性はあるが、確実とは言えない。
9.スタンドに目覚めてから、現在までの発動回数は『2回』。
●この項目の認識をPLは把握しておいてよい。

493『音仙』:2022/05/12(木) 02:09:13
>>490(りん『フューネラル・リース』)

「今理解している通り――――
 無駄遣いは避けた方がいいでしょうね。 
 でも……練習をしたいのであれば、それはいい事です」

         「練習でスタンドが強くなる事は無いですが、
          スタンドを使う本体は……強くなれるから」

     ギ …

「……『終わるのがいや』と『もっと続けたい』」

「似ているようで……イエ、本質的には同じでも、
 そのニュアンスは、全然、違うような気がします」

              「……殺されず、殺さない。
               キミの言う通り難しい事ですが、
               それが出来るなら、それに越したことはない。
               スタンド使いであるからと言って、
               私たちの心は人間と同じなのですから」

「ええ、また会いましょう……りん。
 いつでも、なんでも。話に来てください、ね」

                   ギィィ ――――――


                           ・・・   バタン


     「――――それでも『人』は、
      その時が来れば、他を『殺す』」

            キィィィィイイィイィイ ――――――
   
「『熊野風鈴』も……『宗像征爾』も。
 『藤原しおん』も……『エクリプス』の大半ですら、間違いなく『人』なのだから」

494リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2022/05/31(火) 04:47:40

「ウフフ、こんにちは。遊びに来たわ」

      「見て、素敵でしょう。鋭くて尖ってて」

小さな両手で『黒曜石』を持ち上げてみせる。

           「ウフフフフフフフフフフフフフ」

「一緒にお話しましょうよ。わたしの事を教えてあげる」

「あなたの事も教えてね。『好きな食べ物』を聞きたいわ」

「メリーは人間の事を、もっとたくさん知りたいから」

―――――――――――――――――――――――――

・『リトル・メリー』を『生物』として扱うというのは、
 『生物を対象とした能力が通用する』というような意味だと考えていい?

・『リトル・メリー』に『食事』、『呼吸』、『睡眠』の必要はある?

・『リトル・メリー』の触覚は人間と変わらない?

・『リトル・メリー』自体が全損した場合、『魂』はどうなる?

・他のスタンドが『黒い影』を掴む事は可能?

・『黒い影』の揺らめきは、敵との距離までは分からない?

・より詳しく言うと、『腐食』した部分はどういう状態になる?

495『音仙』:2022/05/31(火) 13:27:15
>>494(リトル・メリー『メリー・バッドエンド』)

「ええ、こんにちは。
 それは――――石ですか?
 成る程、確かによく尖っています。
 ああ、確か黒曜石と言うんでしたっけ」

                  ジ …

「私のような人間を知っても、
 それ程面白いかは分かりませんが」

「……そうですね、シチュー。クリームシチューが好きです」

――――――――――――――――――――――――――――――
>・『リトル・メリー』を『生物』として扱うというのは、
  『生物を対象とした能力が通用する』というような意味だと考えていい?

おおむね正しい。
意図としては『無生物を対象に発動する能力』は『効かない』という事。
(メタ的には、『生物には使えない』事でバランスを取っている能力が多いため)

>・『リトル・メリー』に『食事』、『呼吸』、『睡眠』の必要はある?

『食事』『呼吸』は不要。それをするための器官自体が無い。
ただ、口に食べ物を当てると味を感じる事が出来る。
『睡眠』は精神を休めるためにも人間並みに必要。

>・『リトル・メリー』の触覚は人間と変わらない?

変わらない。

>・『リトル・メリー』自体が全損した場合、『魂』はどうなる?

1%も残らず、消える可能性が高い(通常のPC同様『死亡』扱いとなる)

>・他のスタンドが『黒い影』を掴む事は可能?

可能。

>・『黒い影』の揺らめきは、敵との距離までは分からない?

具体的な数値という意味なら、分からない。
ただし近付くほどに揺らめきが激しくなるため近付いている事は分かる。

>・より詳しく言うと、『腐食』した部分はどういう状態になる?

文字通り『腐った』ような状態になる。
無生物でそもそも腐らないものの場合、経年劣化したような状態が近い。

496リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2022/06/02(木) 06:50:58
>>495

人間は好き、人間は嫌い。
リトル・メリーの精神は、その狭間で揺れ続けている。
どちらに傾くかは、メリー自身にも分からなかった。

         「『クリームシチュー』」

    「ウフフ、『音仙』さんの事が分かってとっても嬉しいの。
     メリーは食べられないけど、『味』は分かるから」

  「いつか、一緒にお食事してみたいわ」

『親善大使』――それがリトル・メリーに与えられた『使命』。
多くの人間と『友達』になる事が、この国に来た目的だった。
今さら意味があるのかは分からない。

それでも、メリーは『友達』を求めている。

――――――――――――――――――――――――――

・ダメージフィードバックのあるスタンドに、
 『黒い影』が触れた場合、その本体も『腐食』する?

497『音仙』:2022/06/02(木) 11:05:08
>>496(リトル・メリー『メリー・バッドエンド』)

「……ええ、是非。
 人形と一緒に食事を取るのは興味深いですし、
 キミと話しながらご飯を食べるのも、楽しそうです」

>・ダメージフィードバックのあるスタンドに、
 『黒い影』が触れた場合、その本体も『腐食』する?

特殊な状態を付与する能力ではなく、
そのような形のダメージを与える能力なので、
ダメージフィードバックは通常のルール通りに発生する。

498リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2022/06/03(金) 01:03:56
>>497

  「ウフフフフ――――」

             「とっても嬉しいわぁ」

     「ねえ、『今夜』はダメ?」

ねだるように小首を傾げる。

「メリー、『お泊り』してみたいわ。
 『音仙』さんと、もっと一緒にお話したいの」

    「『明日』になったら帰るから」

            「――――だから、お願い」

499小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/06/11(土) 23:25:25

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1653187672/82

上記にて、『ビー・ハート』で『シヴァルリー』の左腕を落としました。
その腕が握っている『脇差』は、鉄PCの意思で解除可能でしょうか?

500『音仙』:2022/06/11(土) 23:46:09
>>499(『シヴァルリー』)
視認していれば、『脇差』の解除は可能。

501小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/06/12(日) 00:03:25
>>500

回答ありがとうございます。
もう一つお願いします。
『脇差』が解除された場合、
その元となった『殺傷力』はどうなりますか?

502『音仙』:2022/06/12(日) 00:07:40
>>501(『シヴァルリー』)
詳細に従います。

>8.解除時は刀は『霧散』する。統合していた殺傷力は元の刃に戻っていく過程を経ず、一呼吸後に再生する。

503小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/06/12(日) 00:11:29
>>502

お手数お掛けします。
読み間違いがあるといけないので、
念のためにお聞きした次第です。
再生するというのは、
『シヴァルリー』が保持している状態に戻ると解釈してよろしいでしょうか?

504『音仙』:2022/06/12(日) 00:13:30
>>503(『シヴァルリー』)
お気になさらず。
再生とは『元の刃に殺傷力が戻る』という意味になります。

505小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/06/12(日) 06:47:44
>>504

了解しました。
回答ありがとうございます。

506夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2022/06/19(日) 08:57:25
>>462

                  「あ〜〜〜〜」

           「あ〜〜〜〜」

    「マイクテスト……マイクテスト……」

「ただいま、おきゃくサマのおよびだしをもうしあげます。
 『しおんちゃんサマ』、『しおんちゃんサマ』、
 『フシギのクニ』からかえってきた『アリス』が、
 『しおんちゃんのおへや』でオマチカネでございます。
 『ボウケンのオハナシ』が『ヤマほど』ありますので、
 ぜひともおこしくださいませ」

    「つーワケでぇ〜〜〜〜〜〜!!」

     「しおんちゃ〜〜〜〜〜〜ん!!」

    「いらっしゃいますかァ〜〜〜〜??」

前に来た時は『不在』だったため、今『再訪』した。
頭の上には、ペラペラの『奇妙な生物』が乗っかっている。
『チェシャ』と名付けられた『ハンカチ猫』だ。

  「『こんかい』は――――」

     「『マジの』!!『マジで』!!『マジに』!!」

          「『イロイロあった』な〜〜〜〜」

「あ、これ『チェシャ』。
 『アリスのハンカチ』からうまれたみたい。
 こんな『フシギなイキモノ』がみつかるなんて、
 『うれしいゴサン』ってヤツだな!!」

「『ハーリキンチェック』って、『どうけし』からきてるらしいよ。
 『チェシャ』も『シンシュツキボツ』な『トリックスター』だから」

             「フニャ……」

「まぁまぁ、かたくるしいアイサツはこのくらいにして…………」

「しおんちゃんに『きいてほしいハナシ』が――――――」

     「いッッッッッッッぱ〜〜〜〜〜〜い!!」

              「――――――あるからさ!!」

それから堰を切ったように、勢い良く喋り始める。
『昨日までの事』と『今日起きた事』。
それを『全部』聞いて欲しい。

507『音仙』:2022/06/19(日) 23:07:34
>>506(夢見ヶ崎明日美)

「―――――――エエ、私でしたら、ここに」

                ギ ィ ・・・

ドアの先の『音仙』が、半ば髪に隠れた双眸で見返す。

「『チェシャ』――――聴いて想像していたよりずっと、可愛いですね」

「ええ。聴いていたんです。『夏の終わり』まで……
 私はなるべく、少しでも、全てに近い音を聴いていました。
 今この時は、『特異点』。多くの使い手が交わり、音を変える。
 勿論、聴こえていない事も多いでしょうし」

「私が言うのもなんですが、『百聞は一見に如かず』とも言います」

              「だからこそ」

                       シュルルルル

「さあ――――間近で見ていたキミの心を、『聴き』ましょう」

              ルルルル ・・・

『ウィスパーズ』の蔓達が夢見ヶ崎を囲む。
椅子に座る以外の事を遮る。
実際、今、それ以外は必要が無いだろう。

「それ以外の時間は、きっと、全て、過ごすだけ惜しくなる」

508夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2022/06/20(月) 14:42:22
>>507

あっ、これ『アレ』だ。
こないだのヤツ(>>458)だろ??
ナニしゃべってもきこえないんなら、
アレとかコレとかバラしちゃってもわかんないってコトだな!!

――――――――――――――――――――――――――

アリスの○の○は○○○だけど、実は○○○○○○○○で、
本当の○の○は、○○○だったりする。

――――――――――――――――――――――――――

こんなヒミツをバクロしてもゼンゼンきこえないってコトだ!!
フハハハハッ!!
もしセイカイだったら、ドリンク1ぱいサービスしてやろう。

509『音仙』:2022/06/22(水) 00:33:05
>>508(夢見ヶ崎明日美『????』)

外界の音は遮断され、そこには心音のみが満ちる。
『音仙』は――――目の前の『供与者』は、
両目を閉じ、耳元に手を遣り、音のみで心を満たす。


          キィィィィィィィ―――――――

                     ィィィィィィィイイイイ


     「……」
 

    イイイイィィィィィィィィィ____________

                      イ  ィ ィ ・・・

  『シュル』
    『シュル』

やがて無音は、僅かな物音の中に収束する。
『蔓』達は引っ込み、『音仙』が顔をあげる。

「――――キミは」

「―――――――キミは『光』の世界に、行くのですね」

漸く、口を開いた。

心情をそのまま言葉にしたような、あいまいで、直接的な。

「スタンドを出さずに……キミの話が聴きたい。
 私は心を今、聴きました。
 ……夏の終わりを巡る戦い。
 やれることをやったキミは、改めて今。
 ……何を思って、ここへ来てくれたのでしょう?」

「あの時。初めてここに来たキミと、どう違うのでしょう」

         「キミの――――旅の話を、この耳で聴きたい」

……それから、ゆっくりと考えたであろう言葉がぽつぽつと続いた。

510夢見ヶ崎明日美『????』:2022/06/22(水) 15:13:56
>>509

「初めて会った時の事、覚えてる?」

『ドクター・ブラインド』を目覚めさせた者――
『音仙』の言葉を受けて、緩やかに言葉を返す。

「『ドクター・ブラインド』は、
 『見えない目を補うための能力』だって言ってくれたよね」

「生まれつき備わっていて、『目覚め』を待っていた力。
 『それを今になって起こすのも』…………って」

生まれて初めて、『ここ』を訪れた時の事を思い出す。
この椅子に座って『心の声』を聴かれ、
『ドクター・ブラインド』を引き出された時の事を。
『自分の目で世界の全部を見たい』という『夢』を語った。

「本当なら『ドクター』は、
 『見えなかった頃の私』が持つべきものだった」

「私が『闇の世界』にいた頃に目覚めるべきものだった」

     「――――って事だよね?」

自分の中で眠っていた『ドクター・ブラインド』。
その存在を自覚した時に言われた言葉だった。
随分と昔の事のように感じ、何だか『懐かしさ』を覚える。

「『光を得る前の心』が生んだ『才能』が、
 『光溢れる世界』の『アリス』に追い付くように」

「しおんちゃんの言葉を聞いた時、思ったんだ。
 『ドクター・ブラインド』が、
 少しずつ『今の私』に近付いて来るなら――――」

    「いつか『追い付く』事があるのかなって」

角膜移植で『視力』を得てから、
色んな所へ行って、色んなものを見てきた。
その時、自分の傍らには、常に『ドクター・ブラインド』がいた。
一歩一歩、共に『光の世界』を歩み続けてきた。

「しおんちゃんさ、
 『ドクター』は『伸びやすい方じゃない』って言ってたでしょ。
 だから、そんなにすぐ『何かある』とは考えてなかったんだ」

「もしあったとしても、それはずっとずっと先の事で、
 きっと『遠い未来のお話』なんだろうなって思ってた」

脳裏に去来するのは、これまでの『冒険』の軌跡。
光り輝く『夢の欠片』。
その一つ一つが大切な『宝物』だった。

「せっかくだし、ちょっと振り返ってみようかな」

          ――――スッ

おもむろに『サングラス』を外し、それから『昔話』を始める。

511夢見ヶ崎明日美『????』:2022/06/22(水) 15:15:39
>>510

「えっと――――『冒険』の始まりは『アリーナ』だっけ。
 『アルカラ』って名前で飛び入り参加して、
 『ベリル』と戦ったんだ」

「それから、街中で『カレン』を追い掛けた。
 『白い本』を持ってたんだけど、
 それが何か『スゴいもの』みたいでさ」

「『アリーナ』の『テスト』みたいなのを受けた事もあるんだ。
 変わった経験が出来て、面白かったなぁ」

「それから、いつだったか『夢の世界』に招待された。
 『エアリー・フェアリー・ナンセンス』っていう、
 『マシンガンのスタンド』を使って戦ったんだ」

「『幼稚園』みたいな場所で、
 子供達を世話するバイトをした事もあったよ。
 『エクリプスの亡霊』も出てきたけど、
 皆と一緒に過ごせて、とっても楽しかった」

「一番『ヤバい』と思ったのは、
 『二回目の夢の世界』に行った時。
 イカれた『殺人鬼』と戦って、
 最後は『真っ黒焦げ』になっちゃったし」

「久し振りに『アリーナ』に顔を出した時、
 『レーン先生』と対戦したんだ。
 何が何だか分かんなくて、すっごい苦労させられた」

「『アリーナ』って言えば、『観戦』に行った事もあってさぁ。
 ゴタゴタしてたみたいだから、
 ちょっとだけ『口添え』してあげたっけ」

「『三回目の夢の世界』では、『サキュバス』を退治したんだ。
 『今までに見た事のない世界』だったから、
 アレはアレで悪くなかったかな」

そこまで語り終えると、手の中でサングラスを弄びながら、
少しの間を置いた、

「それで――――『夏の終わり』。
 本当に色々あって、やらなきゃいけない事や、
 考えなきゃいけない事が沢山あった」

「どれくらい役に立てたか分からないけど、頑張ったよ。
 だって、『友達』のためだから」

サングラスを掛けていない『見えない目』で、
『音仙』を見つめる。

「一つ聞いていい?
 しおんちゃんにとって、『私』ってどういう存在なのかなぁ」

「『夢見ヶ崎明日美』は、『音仙』から見てどういう存在?」

512『音仙』:2022/06/26(日) 00:06:18
>>510-511(夢見ヶ崎明日美『????』)

「――――――『スタンド』というものは、
 本来、人間的な成長を経たとしても、
 それほど大きく変わるものではありません。
 」

      「私の『ウィスパーズ』で目覚めさせる限り、
       その能力は、心のどこかで根付いた物。 
       それでも、心の輪郭と、潮流と同じではないから」
 
「烈しい戦いを。人生が変わる程の出会いを。
 或いは人生と人生を交差を繰り返し、
 その中で己を知った一握りの者だけが、ゆっくり音を変える」

ゆっくりと、音仙は言葉を重ねていく。

「その中において」

「キミと『ドクター・ブラインド』は……今思えばとても特殊な例だったと言えます。 
 キミの後にも多くのスタンド使いを目覚めさせてきました。
 ですが、キミのような事例は、今となってもほとんど聞き覚えが無い」

「かつて抱いていた心の、残滓――――今の心とは『最初から違ってた』」

じ、と目を見る。
そして――――『夢見ヶ崎』の話を聞きながら、相槌すら打たない。
話を引き出す何かはいらない。それより、聴く事に集中したい、

「そんなキミが、戦いを知り、様々な異なる人生と舞台を覗き見て、飛び込み、
 夢すらも楽しみ、命の危機を伴う世界を何度も味わい、
 誰もが震える強敵を、穢れた悪意を、許せざる敵を、立ち向かい、斃し、友を守り」

             「その中で頽れず、ずっと……光へ歩いて来た」

「『音仙』にとって――――キミは、いつまで聴いていても飽きない存在です。
 『藤原しおん』にとって――――キミは、この町で出来た新しい友達です」

           キィィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ――――――――――

「――――キミの望む答えかどうか分かりません。
 ですが、いずれにせよ、ここでキミの望みは一つ叶う。
 そしてキミはきっとこの先にもたくさんの音を私に聴かせてくれる。
 『ウィスパーズ』で集める町の音として。この『耳』が聴く冒険の話として」


      「羽化のときが来ました。
       当然、背後にはキミの歩んできた道は消えない。
       ですが……この先の道を往くのは、盲目の医師ではなく、
       溢れるばかりの光だけが、目の前に広がる新たなる名医」

 
                      「さあ。発現してください。
                       美しき夢の世界を切り拓き、
                       まだ見ぬ明日の道を歩む。
 
                       ――――キミの、新たな『ドクター』を」

513夢見ヶ崎明日美『????』:2022/06/26(日) 17:38:56
>>512

「『人と人の関係』ってさ、『正解』はないと思うんだよね」

返ってきた言葉を聴き、過去を顧みるようにぽつりと語る。

「自慢じゃないけど、いっぱい知り合ってきたから、
 何となく分かるんだ」

『戦い』だけじゃない。
数え切れないくらいの『日常』を過ごしてきた。
それも大切な思い出だ。
『普通』があるから『不思議』がある。
『帰ってくる場所』がなければ、『不思議の国』も存在しない。

「聴きたかったのは『しおんちゃんの言葉』だから。
 私がどう思うかとかは関係なくさ」

「だから、それがどんな言葉でも、私は『嬉しい』よ」

            ニコッ

心中に満ちる感情を込めて、無邪気に笑った。

「私、ちゃんと覚えてるんだ」

「私の中の『ドクター・ブラインド』を教えてもらった時の事を」

客観的に見れば、『遥かな旅路』だった。
長い長い冒険の物語。
だけど、まるで昨日の事のように、鮮明に思い出せる。
それはきっと、この旅が、
心の底から『楽しい』と思えるものだったからだろう。
そして今、一つの『到達点』に達した事を感じていた。

  「『その目で、耳で、お確かめ下さい』」

        「『キミの、新たな世界を』」

             「――――そう言ってくれたよね」

そして、『冒険の旅』は、これからも『続いていく』。
『アリスの冒険』に終わりはない。
この『不思議の国』で、この『光に溢れた世界』で。

    「だから、見せてもらいたいんだ」

                 ――――――スチャッ

『サングラス』を掛け直すと、視界に『光』が戻ってくる。
『バタフライ型』と呼ばれる、
『リボン』のような形の大きなフレーム。
『アリスの瞳』を思わせる『ブルー』のレンズ。

  「『光の国のアリス』の――――」

       「『夢見ヶ崎明日美』の『新しい世界』を」

呼吸を整え、精神を集中する。
そして、『発現』する。
『新たな世界』を。

514『音仙』:2022/06/29(水) 00:34:06

            「――――『暗闇の中』」

「キミ自身がかつてそうあったように、
 『ドクター・ブラインド』はそこで生まれました。
 キミと共に歩んできたその力は、
 キミの見た光を、その心の中で浴びてきました」


『明確な違い』は。

        ――――見える事だ。

「だから、キミと共に。今のキミに見合うように、隣を行くように変化した」

今まで……『ドクター・ブラインド』と違い、『そいつ』は『視覚』を有する。

「『光の国のアリス』……
 キミが夢見るそれは、キミの心が叶えてくれる」

       『ヴィジョン』も、変わっている。
       人型ではあるが、変わっている。

           シュル―――― ・・・

その全身を飾るのは、色鮮やかな『光』を集めたような、半透明のリボン。
『かつて知らなかったもの』――――光。色。その結晶。

特に、頭部からは『金色の髪』のように幾本ものリボンが流れ――――
      
       「私が名付けるのではなく……
        その名前は、既にキミの中に」

両目にも、目隠しのように――――『ブルー』のリボンが巻き付く。
スタンドの視界はこのリボン越しなのだとわかる。
これが、過度の光を遮っている。

              『いま』を反映した新たな性質。

そして、その手をあげれば、両手の爪も『変わっている』。
華美に変化したそれは――――『ネイル』だ。
メスの切れ味と形状はそのまま、『取り外せる』ようになっている。

              ・・・そして、出来る事も少しずつ、心に溢れて来る。

>>513(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)

   DR.ALICE
「『ドクター・アリス』」

「――――闇の中で育った夢は生きたまま、光の道を歩む。キミの新しい世界です」

515夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2022/06/29(水) 21:29:47
>>514

『夢見ヶ崎明日美』は、生まれた時から『闇の中』にいた。

    『空の青』が分からない。

         『森の緑』が分からない。

              『血の赤』が分からない。

『青色』が、『緑色』が、『赤色』が、
『どんな色なのか』も分からない。
『夢見ヶ崎明日美の世界』は『暗闇の世界』。
どこまでも果てしなく続く『闇』で塗り潰されていた。

これからも、ずっとそうなんだと思っていた。
別に平気だと思っていた。
けれど、心の何処かで『憧れ』を感じていたのかもしれない。

ある日、手術を受けて『見える』ようになってから――
『世界』が変わった。
正確に言うと、変わったのは自分の方だ。
しかし、まるで世界そのものが変わったように感じられた。

最初は眩しすぎて『何も見えなかった』。
でも、徐々に目が慣れてきて、
しばらくすると『世界』が浮かび上がってきた。
その時、眼前に広がっていたのは、
とても信じられない光景だった。

神々しい程の『光』と『色』に溢れた『未知の世界』。
知っているのに知らない世界。
『光ある世界』に圧倒され、自然と涙が零れ落ちていた。

そして思った。
『自分の目で世界の全部を見てみたい』と。
ここは『不思議の国』で、
そこに飛び込んだ自分は『アリス』なのだと。

          そう――――――『光の国のアリス』だ。

516夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/06/29(水) 21:31:12
>>515

                        『見える』。

                    「そっか――――」

               『光』が見える。

          「今、分かったよ」

      『スタンドの目』を通して『世界』が見える。

  「――――『追い付いた』んだって」

『ドクター・ブラインド』にも『見える時』はあった。
だが、それは『存在しない視覚』を移植した時に生じる、
『仮の視力』。
『他人の光』を一時的に『借りた』ものでしかなかった。
しかし、今は違う。
正真正銘、『自分だけの光』を手に入れたのだ。

「もし、『ドクター』に『自分の意思』があったとしたらさ」

       「どう思ってるのかなぁ」

傍らに立つ『スタンド』を見つめる。
生まれ変わった姿を。
そのヴィジョンは、まさしく『光の国のアリス』。

          「きっと」

「『昔の私』と同じように感じたんだと思う」

『精神の羽化』を終えた『新たな姿』は、
同時に『夢見ヶ崎明日美』も想起させた。
これまで本体とスタンドの間に存在していた『タイムラグ』。
長い旅を経て、その『差』が埋められた事で、
『心』と『体』が重なり合い、
名実共に完全な『シンクロ』を果たした事を実感する。

「初めて『光』を知った時の私と同じように」

          ス ゥ ッ

『ドクター』の両手を持ち上げ、変化した『爪』を眺める。
『カラフルなネイル』――
その色彩は『本体自身の爪』と重なるものだ。
これも『今の自分が反映された結果』なのだろうと感じた。

  「そうだよね――――」

         「『ドクター・ブラインド』」

                    「――――ううん」

『長く付き合ってきた名前』を口にした後、
小さく首を横に振った。
『光』を得た『今の姿』には、その名前は似合わない。
『もっと相応しい名前』があるはずだ。

    フ ァ サ ァ ッ

  「『私』の――――――『光の国のアリス』の分身」

               シ ャ キ ッ

              「――――――『ドクター・アリス』」

                     シ ャ キ ィ ッ

『リボン』で構成された『金髪』をなびかせながら、
『ネイル』を閃かせた『ドクター・アリス』が『構え』を取る。
それと共に、『新たな力』が心の中を満たし始めた。
かつての自分を追うように『闇の世界』から脱却し、
『光の世界』に『到達』した『精神の象徴』。

          ド ク ン ッ

自身の内側から響く『心音』の導きに従い、
『魂の鼓動』と向き合おう。

517『音仙』:2022/06/30(木) 18:43:33
>>515-516(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)


「『ドクター・アリス』――――
 その能力は『今までのそれ』を引き継ぎながら、
 取り外せる爪によって『利便性』を向上させ」

     「敵対者にも……闇では無く、
      『光』を与えてその視界を焼く」


      キィィィィィィィィィィィ

          ィィィィィィィィィィィ

              ィィィィィ ――――― 


「そして……いま、キミ自身の心が理解する通り」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のヴィジョンを持つスタンド。
光で構成されたような、半透明でカラフルなリボンで各部が飾られる。
特に特徴的なのは頭部から髪のように伸びる金色のリボンと、
その両目を覆うように巻き付いた青色のリボンであり、
これらについては『特性』や『能力』にも関係している。

非情に鋭敏かつ精密な『感覚』を有し、探知に優れるが、
唯一視覚だけは平凡で、また本体と同様に光に弱い。
ただ、目を覆っているリボンが『遮光』の役割を常に果たしているため、
このスタンドについては光を気にせず通常通りの視界を確保している

また、両手の十指には『ネイル』が付いており、
これについても、『光』が固まったような半透明の外観。
単に指を彩り、またネイルらしく取り外せるだけではなく、
手術用メスを思わせる鋭い切れ味で『武器』となる。

能力も、ネイルで傷付けた対象に発動する。
――――対象に『五感』に関する『手術』を施術する能力。

一つは、『ドクター・アリス』の感覚の内1つを他者に移植する事。
超人的な聴覚や嗅覚、味覚は他者にとって強化にも、足かせにもなり得る。
また、このスタンドの有する『光に弱い視覚』を他者に与えることによって、
目を閉じたり、サングラス等で『遮光』しない限り、光に目を焼かれる状態に出来る。
移植であるため、発動中は該当の感覚は『ドクター・アリス』から消え、能力解除で戻る。

一つは、他者の感覚の内1つを『ドクター・アリス』に接続する事。
相手が聞く音を一緒に聞き、同じ匂いや味を感じ、触れた物の感触を知り、
そして見ている光景を共有する事が、リアルタイムで可能となる。 

接続射程は長いが、接続対象とスタンドの間には頭部から金の『リボン』が繋がり、
これは実体が無く千切れはしないが、何かで遮られている間は感覚共有がストップする。

『ドクター・アリス』DR Alice
破壊力:D スピード:B  射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:E

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「『与えるだけ』ではありません。
 『ドクター・アリス』は……
 他者の『感覚』を、その身に共有する術も持つ」

          「決して『万能』ではありませんが、
           ……キミは、己の脚が届かない世界をすら歩めるでしょう」

518夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/06/30(木) 22:59:46
>>517

        スゥゥゥゥ………………

『ドクター・アリス』から流れ込む魂の鼓動を、
自身の身体で感じ取る。
『自らの精神』と対話した事で、『答え』を受け取った。
文字通り、『ドクター・ブラインド』を更に進めたような能力。
自分が心に抱く『夢』――『世界の全部を知る』ための力だ。
改めて、この身に『新しい力』が宿った事を実感する。

「『光』――――――」

これまで、『ドクター・ブラインド』の『視覚移植』は、
対峙する者を『盲目』に変えていた。
与えたのは『闇』。
それが『夢見ヶ崎明日美の世界』だったからだ。

「やっぱり『そういう事』なんだ」

『ドクター・アリス』は、逆に『光』を与える。
初めて『視力』を得た時に感じた『光の眩しさ』。
この力の『根幹』となっているのは、
『そこ』なのかもしれないと感じられた。

「ちょっとずつ分かってきたよ」

何故なら、『今の夢見ヶ崎明日美の世界』には、
『光』が溢れているのだから。

「えっと、しおんちゃん」

「悪いんだけど――――試しに『共有』してみてもいい?」

『移植手術』は慣れたものだ。
しかし、『新たな能力』に関しては未経験。
そこは自分にとって『未知の世界』であり、
『不思議の国』に他ならない。

「『初めて』だから、どんな風になるのか見てみたくってさ」

許可がもらえたら、『感覚共有』のテストをしてみたい。
これまで通りの精密な動作で『ネイル』を振るう。
目立たないように、ほんの少しだけ薄っすらと傷を付け、
『視覚共有』を試みる。

519『音仙』:2022/07/01(金) 01:36:55
>>518(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)

「『そういう事』――――なのでしょう。
 キミの納得が、キミとスタンドの全て。
 私の聴かせるそれは私が編集した音です」

          ―――― スッ

藤原しおんがゆっくり、手を挙げた。
それはつまり、『ドクター・アリス』の手の高さにだ。

「エエ、どうぞ。気にしないで」

それだけ言うと、切り傷を受け入れた。
警告も注意も無いのは、信頼だろう。

          チュ ミ
             ン

そして――――薄い『傷』と共に、『それ』がつながった。

『ドクター・アリス』の頭部から伸びる金のリボンが、
一本だけ藤原しおんの手に接続されている。

「これで手術は完了、という事ですね。
 どうでしょう……キミの顔を、他人の目で見てみた感想は」

言葉通り、『見えている』のは――――『夢見ヶ崎』自身の顔。

それはつまり、藤原しおんが今見ているものだ。

              その表情は、言うまでも無いのだろう。

520夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/07/01(金) 19:49:13
>>519

   「ふふっ」

          「『鏡』みたい」

                    「面白いなぁ」

『人の目を通して見る自分』は、
『昨日までの自分』とは少し違って見えた。

「『他人は自分を映す鏡』って言うよね。
 だから、『今の自分』が良く分かったよ」

         ジィッ

「今までと同じような違うような…………」

        「何となく不思議な感じ」

『音仙』を見つめる視線が『リボン』に移り、
金色のラインを伝って、傍らの『ドクター・アリス』に至った。

「でも、多分もしかしたら『違ってる』のかも」

「うん――――きっとそうだよ」

深く頷いて、『ドクター・アリス』を解除する。

「よし!!さっそくでかけてこよう!!
 『アリス』のまえには『あたらしいセカイ』がまっている!!」

         ガタッ

満面の笑みを浮かべ、勢い良く椅子から立ち上がった。

    「あ、『チェシャ』もいく??」

             ツンツンツン

                「フミュ……」

つつかれた『ハンカチ猫』が、頭上で小さな鳴き声を上げる。

「よかったら、しおんちゃんも『きいて』てよ。
 ゼッタイたのしいとおもうからさ!!」

「――――――じゃ、また!!」

こうして、夢見ヶ崎明日美は『音仙』の部屋を出て行く。
向かう先は『光の世界』。
『新たな冒険』が待つ『不思議の国』だ。

521『音仙』:2022/07/02(土) 06:48:25
>>520(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)


「エエ……ぜひ、『聴かせて』いただきます。
 私にはキミを追う足はありませんが、
 キミの物語を追い続ける事はできる。
 この『ウィスパーズ』のおかげで……」

「さあ……行ってらっしゃい。
 今までと同じ、新しい世界に」

     「そして……また。
      キミから直接聴ける日も、待っています」


             ギィィィ ・・・

                    バタン


                         夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』 →『成長』。

522『音仙』:2022/07/03(日) 15:43:49

爪で切った相手に五感を『移植』したり、
爪で切った相手の五感を己に『接続』し、
リアルタイムで共有したりする事が出来る。
このスタンドの感覚は非常に鋭敏で精密だが、
視覚だけは平凡、かつ光に非常に弱いため、
視覚移植を受けた相手は視界を光に焼かれる。

『ドクター・アリス』
破壊力:D スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:E

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと感覚リンクを有する。
2.メスのような切れ味で、長さ『3cm』ほどの『ネイル』が指先に着いている。
  これらのネイルは任意で取り外し可能。射程距離『5m』を超えると解除される。
  外しているネイルの位置は、なんとなく方向だけ把握する事が出来る。
3.『五感』のうち、視覚を除く四感が『鋭敏』である(精密動作性B)
  ただし人間に無い能力がある、というわけでは無い。
  色覚や嗅ぎ分け・聞き分け能力など五感の一環と言える能力も高い。
4.視覚については『平凡』。また、本体同様に『光』に弱い。
  ただし目に巻き付いた蒼のリボンが遮光の役割となり、正常な視界を得られている。
5.いずれの感覚についても、それで得る情報量は自然に処理できる(混乱などはしない)
6.ネイルの破損は、本体の爪そのものにフィードバックする。
7.先述した意図的なネイルの取り外しについてはダメージではない。
8.ネイルは折れても解除されず、スタンドを解除するまで残る。
  強度は、『パワーC』の全力が直撃すればへし折れる程度。

【移植】
1.対象をネイルで傷つけた時、スタンドの感覚を対象に移植できる。
  同じ相手に複数の感覚を移植する事も、問題なく可能である。
  なお、一度の切り傷で移植できるのは一つの感覚だけ。
2.移植した感覚は、一時的にこのスタンドからは失われる。
  なお、本体からは失われない(移植による一時的喪失はフィードバックしない)
3.移植された対象が生物なら、このスタンドと同等の感覚を得る。
4.対象が無生物の場合でも、感覚の移植はできる。
  ただし脳や精神がないため知覚の受け皿がなく、
  知覚した情報はすべてこのスタンドにフィードバックする。
5.無生物の場合は、傷をつけた部分に感覚が発生する。
  生物の場合は対象の対応する感覚を上書きする形になる。
6.同じ感覚を同じ相手に連続で移植するには『1分』の間を空ける必要がある。
7.持続時間は『10分』で、射程距離は『15m』まで。それを超えると解除。
8.移植の任意解除は可能。解除されれば、感覚は即座にスタンドに戻る。

【視覚移植】
1.視覚も他の感覚と同じく移植が可能だが、影響が異なるため別記する。
2.視覚を移植した場合、視力は平凡なため対象に強化は発生しない。
3.そして、このスタンドの視覚の『光に弱い』性質も対象に移植される。
4.結果として照明のある部屋程度の明るさですら視界が焼かれ、何も見えなくなる。
5.視覚の移植に限り拒絶反応が起こり、『10秒』で解除される。
6.あくまで光に目を焼かれる結果のため、周囲が暗闇であったり、
  あるいは即座に目を閉じたり、サングラスを掛けていたりすれば、
  目を焼かれなかったり、焼かれても軽度のダメージで済んだりはする。
7.ただし移植が解除されても、『光に焼かれたダメージ』は対象の目に残り、視界を封じる。
8.他の感覚同様、視覚移植をしている間、このスタンドから一時的に視覚が失われる。
9.無生物への発動は遮光のない視覚によるダメージがスタンドにフィードバックされるだけに終わる。

【感覚接続】
1.対象をネイルで傷つけた時、『移植』の代わりに発動可能。
2.対象の五感の内一つをこのスタンドに接続し、リアルタイムで共有されるようにする。
  共有は一方向で、『ドクター・アリス』側の感覚は相手には共有されない。
3.この能力は、同一の対象に対して、1つの感覚にしか発動できない。
4.同時に接続状態に出来る対象は1つ。いつでも任意解除は可能。
5.基本的には生物に発動するが、カメラやマイクで映像・音声を捉える無生物なら、 
  それらを視覚や聴覚と捉えて接続状態に出来る。
6.接続している対象には、爪で傷付けた箇所に頭部の『光のリボン』が繋がる。
7.この光のリボンは実体化しておらず、原則として破壊などはされない。
8.リボンの全体が光を通さない物体に遮られている間、接続は一時的に中断される。
8.接続時に限り、光のリボンは最大で『100m』ほどまで伸長する。

523夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/07/04(月) 18:48:55

           (・ω・)「フミィ」

『チェシャ』と名付けられた『ハンカチ猫』が入ってきた。
『代理』で来たらしく、一枚の『メモ』を口に咥えている。
書かれているのは、概ね以下のような内容だった。

――――――――――――――――――――――――――――――

・ネイルを着けていない状態で人型を発現し、
 その後でネイルを発現する事は出来る?
・ネイルの個別解除は可能?
・射程外に出たネイルは、すぐに再発現できる?
・ネイルの取り外しは、実際に手を使って取る必要がある?
・取り外したネイルを使って相手を切った場合でも、
 能力は発動できる?
・光のリボンの普段の長さはどれくらい?
・光のリボンは、性質としては、
 象徴ヴィジョン(基本的に干渉不可)であると思っていい?

524『音仙』:2022/07/04(月) 19:37:10
>>523(『ドクター・アリス』)

>・ネイルを着けていない状態で人型を発現し、
  その後でネイルを発現する事は出来る?

『不可』

>・ネイルの個別解除は可能?

『不可』

>・射程外に出たネイルは、すぐに再発現できる?

一旦スタンド自体を解除して再発現する必要がある。

>・ネイルの取り外しは、実際に手を使って取る必要がある?

自動で取れたりはしないが、
精密動作性と触覚の鋭さから、
手を見ずに指先の動きだけで取るのは容易。

>・取り外したネイルを使って相手を切った場合でも、
  能力は発動できる?

『可能』。

>・光のリボンの普段の長さはどれくらい?

下記の通り象徴に過ぎないため、
特にこちらでは決めない。
強いて言えば『アリス』のイメージ通り、
背中にかかるロングヘアくらいの長さ。

>・光のリボンは、性質としては、
  象徴ヴィジョン(基本的に干渉不可)であると思っていい?

『正しい』。
能力発動中に遮られても千切れないのはそのため。
あくまでデザインの一環のようなものである。

525小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/07/06(水) 23:54:33

   ガチャ――

            コツ コツ コツ……

  「……ご無沙汰しています」

         スッ

いつも通りの喪服姿で、この場所を訪れた。
深く頭を下げ、見慣れた椅子に腰を下ろす。
やや間を置いてから、控えめに口を開いた。

  「お聞き及びかもしれませんが……」

  「――ご報告に参りました」

そう言うと、静かに両目を閉じ、『音仙』に身を委ねる。

―――――――――――――――――――――――――――――――

【ミッション】『サマー三連星』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1606787541/349-487

第三章:『真夏のクリスマス作戦』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1617983099/344-509

『サソリにオリオンの足を刻め』
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第四章:『Xデー当日』
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第五章:『おばあちゃん家に行こう!〜再訪〜』
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最終章:『星見町と終わらない夏』
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526『音仙』:2022/07/07(木) 00:15:10
>>525(小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』)

「もちろん…………全て聞いておりました。
 イエ、まあ、聞こえなかったところも、
 かなりありますので…………
 キミから直接聴けるのはありがたいですが」

            キィィィィィィィィィィィ・・・

灰色の髪が目に掛かったまま、
『音仙』は安楽椅子に深く腰掛けている。
『ウィスパーズ』……彼女のスタンドの蔓が、
小石川の『心音』をゆっくりと聴取する……

「…………エエ、勿体ぶらず言っておきましょう。
 キミと……キミの有する『特別な才能』は、
 今はそう簡単には……変わる状態ではありません。
 少なくとも、あの夏の多くの経験を経てなお、
 今はまだ……変わる兆候すら、聴こえてはいない」

『スーサイド・ライフ』と『ビー・ハート』。
二つの慈悲を形容する刃は、揺るがない。

「キミが得た……味わった経験は決して、軽いものでは無い。
 ですがそれでも、一度成長したスタンドは……一般的にですが、
 更なる段階に向かうのに、最初の成長以上の契機を必要とします」

…………『成長』は『まだ』無いようだ。

何か他に聞くことがなければ、『音仙』の答えはそこまでだろう。

527小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/07/07(木) 01:53:07
>>526

           スゥッ

緩やかに、閉じていた目を開く。

  「……聞いていただきたい事があります」

  「あなたに聞いて欲しいのです」

自分が『スタンド使い』になってから、
最も長く関わってきた人物。
それが『音仙』だ。
だからこそ、彼女に話しておきたい。

  「『サマー・フォーエヴァー』が、
   最後に書き残した『絵日記』……」

  「彼は『加害者』でしたが……同時に『被害者』でした」

『8月6日』。
誰にも話していない。
知っているのは自分と『音仙』だけだ。

  「私は……」

  「私は……もっと何か出来たのではないかと……」

  「……そう思い始めると、止まらなくなります」

  「ですが――どれだけ後悔しても……
   『過去』は変えられません」

ぽつりぽつりと、一言ずつ言葉を紡ぐ。

  「だからこそ、これからの事を――
   『未来』の事を考えるつもりです」

  「私は弱い人間です……。
   今度の事で、それを思い知らされました」

  「それでも……それでも、
   何か出来る事があるかもしれないと……」

  「せめて、手の届く範囲の『悲しみ』を、
   少しでも減らすために……」

  「『これから先の世界』で、『後悔』をしないために……」

          スゥゥ……

深呼吸の後に、再び口を開く。

  「私は――『私に出来る事』をします」

  「あなたに、それを聞いていただきたかったのです」

何かを求めてはいない。
ただ知っておいて欲しかった。
それが、自分の背中を押してくれる。

528『音仙』:2022/07/09(土) 00:59:20
>>527(小石川文子)

「『聴きましょう』……」

即答が出来た。

『小石川文子』は『音仙』の側から見ても――――
『この町では』……最も付き合いの長いスタンド使いの一人。

「聞くというのは……私が最も得意な事です。
 そして覚えておくことも……苦手ではありません、エエ」
 
『音仙』はただ小石川の話を聴いている。

「…………」     「キミは」

                   「……いえ」

『慰め』や『説法』を彼女はそれほど得意としないし、
それを求めていないのも、なんとなく分かっていた。

「…………ええ。聴き終わりました。ありがとう」

そう添えると、少しだけ目を閉じ、考えた。

「キミが『何かできたのか』……それは、私にも分からない。
 無数の人間の思惑、善意と敵意が混ざり合う世界で、
 最後に浮かぶ模様は、それを描く誰にも予想は出来ない。
 ……そしてキミ自身が出した答えの通り、
 それを後から再検証する方法はなく……出来るのは」

         「絵図を描いたその手を、
          そこにいて、去ったものを、
          『忘れない』事だけ…………」

         ・ ・ ・ ・ ・

「キミは……無敵ではない。
 膝をつく事もあるでしょうし、
 頭を抱え、首を垂れるときもある。
 それでも、行動力があって、
 人を思いやる気持ちもあって、
 応えてくれる仲間も、たくさんいる」

「……キミがそうあろうと思っている限り、
 キミに出来ることが、この世界に無くなることはない。
 キミが手を伸ばし続けるたび、出来ない事はまた現れるでしょうが」

              「『そこで終わり』ではない。……それだけです」

529グリム『グリム・ランタン』:2022/07/13(水) 20:18:31
メモ書きが置かれている・・・。

『女神様へ。
 直接会う勇気が持てない自分をお許し下さい。
 やや難しい仕事に取り組むかもしれませんので、
 自分の能力についてさらなる理解を深めるため、幾つか伺いたい事がございます』

1:『終わり』について・・・。
『生物』であれば『死亡』というのは分かりやすいのですが、
『無生物』の『破壊』とは『どのラインから』になるのでしょうか?
『紙』一枚を取っても、『切れる』『破ける』『濡れる』『燃える』等・・・一部分が欠けるだけでも『破壊』と呼べますか?

2:見た目は大きくあるが、部位としては薄い箇所があるもの・・・。
例えば『膨らんだ風船』や、『一冊の本』、『洋服』等に蝋燭を埋め込む事は出来ますか?

3:『終わり』に繋がる『ダメージ』は『蓄積』されるかとは思いますが、衝撃なども含めて『蓄積』されますか?
解除により『終わり』を迎える際、『蓄積』された衝撃などは一気に開放されるのでしょうか?

4:既に『破壊』されているものがそれ以上に『破壊』されないようにする事は可能ですか?

5:『点火』し、『終わり』を免れている物はスタンドに干渉できますか?

530『音仙』:2022/07/13(水) 21:31:50
>>529(グリム『グリム・ランタン』)

次に『グリム』がここを訪れた時、メモ書きの返信が置かれていた。

    『グリムさんへ。
     仮の名前を手に入れた事をお祝いさせて下さい。
     私はそれほど大きな存在ではありません。
     ですが、あなたの疑問に答える事は出来ます。
     旅路の中で能力について分からない事が出来たら、
     またいつでもどうぞ。もちろん、書置きでも構いません』

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

>1:『終わり』について・・・。
>『生物』であれば『死亡』というのは分かりやすいのですが、
>『無生物』の『破壊』とは『どのラインから』になるのでしょうか?
>『紙』一枚を取っても、『切れる』『破ける』『濡れる』『燃える』等・・・一部分が欠けるだけでも『破壊』と呼べますか?

無生物の破壊は『本来の用途の機能不全』または
『全体の半分以上が破損(汚損)する』ことが対象となります。

>2:見た目は大きくあるが、部位としては薄い箇所があるもの・・・。
>例えば『膨らんだ風船』や、『一冊の本』、『洋服』等に蝋燭を埋め込む事は出来ますか?

可能。蝋燭は内部に入り込んでいるような形になります。
中を覗けば蝋燭は見えますが、象徴的なヴィジョンのため撤去や破壊は不能です。

>3:『終わり』に繋がる『ダメージ』は『蓄積』されるかとは思いますが、衝撃なども含めて『蓄積』されますか?
>解除により『終わり』を迎える際、『蓄積』された衝撃などは一気に開放されるのでしょうか?

ダメージは『訪れなくなる』だけで蓄積はされていますが、
少なくとも現時点では、破損やダメージではない衝撃などは蓄積されません。
蓄積されるのは衝撃の結果として生じたダメージの部分となります。
よって、解除で終わりを迎えても急速に吹き飛んだりはしないでしょう。

>4:既に『破壊』されているものがそれ以上に『破壊』されないようにする事は可能ですか?

それ以上の損壊を防ぐ事は可能です。

>5:『点火』し、『終わり』を免れている物はスタンドに干渉できますか?

できません。

531扇原映華『シルバーダスト』:2022/07/13(水) 22:22:48
質問です

・壁や床などに『圧力レバー』を設置した場合、『圧力』を与えられますか?
 与えられる場合、その面全体に与えられる?あるいは範囲が決まっている?

532『音仙』:2022/07/13(水) 22:58:28
>>531(扇原映華『シルバーダスト』)

>・壁や床などに『圧力レバー』を設置した場合、『圧力』を与えられますか?
> 与えられる場合、その面全体に与えられる?あるいは範囲が決まっている?

現時点では『床』や『壁』は大きすぎて不可能。
レバーを設置すること自体は可能。
『加減圧』が出来るサイズ制限は『一般的な成人男性』ほど。

533???『リヴィング・イン・モーメント』:2022/07/17(日) 18:37:17
(※時系列としては、夏ミ以降の一年程過ぎた頃と考えて良いでしょうか?)

……ギィ

 扉を開き、現れたのは薄汚れたパーカーとジーンズ。同じく汚れた靴で
頭はフードで隠し、顔も汚れた包帯で覆った人物だ。

「…………」 ゴソゴソ

服の裏に入れてる、牛乳瓶らしい中に水道水らしいものが入った液体を取り出す。

     ――ズギュン   キィィン

 『お久しぶり』 『です……』

 瓶の中には、一匹の『ブリキの金魚』が発現される。
そこからスタンドを介し挨拶がなされた……。

534『ノスタルジアトピア』と『ヘルメース』:2022/07/19(火) 22:50:35
>>533(???)

ここは………『音仙の部屋』ではない。
それに気づいたのは、ドアを潜ってからだ。

     「『ヘルメース』……  
      『旅』ッ!『交通』ッ!
      そして『伝令』の神。
      俺様のスタンドはその暗示ッ」

        「貴様より『音仙』へ至る、
         その『旅程』を再編した。
         貴様が今此処にいる理由だ」

『立っている』のは『男』だ。
ボサボサの髪、猫背、そして鋭い目付き。

広い、ゴミ捨て場のような空間だった。
悪臭は、あるとすれば鉄錆のような臭いだけ。
視線を走らせれば、そこにあるほとんどのものは『遊具』だ。

       遠くからは軽やかで明るい、
       そう、ちょうど『遊園地』のような、
       そんな音楽が、何処か虚ろに響く。

――――――間違いなく『星見町』ではない。

 「俺様は『風見』…………
  『音仙』の『使い』だ。
  彼奴は今の貴様に会う気は無い。
  それが、善良な者の謀を乱す可能性がある故」

              「皆無」「絶無」

彼の背後――『メリーゴーランド』らしき機構の上に、、
行進の先導のような大きな帽子を被った『少女』が座り、
値踏みするような目で『金魚』を見下ろしている。
 
    「いずれにせよ、まずは『名』を名乗れ。
     用があるのなら、礼を尽くし接しろ。
     『音仙』と違い、俺様は甘くない。
     だが――――フン。邪険にするつもりも無い」

                  
             ・・・『音仙』はここにいない。

そしておそらく―――『あれから一年後』の今。
再び『藤原しおん』と相まみえる事は、出来ないのだろう。

それでも――――『風見』はあえて『金魚』をここに招いたのだ。

                   ・・・出来る話はあるのかもしれない。

535 ???『リヴィング・イン・モーメント』:2022/07/20(水) 10:13:48
>>534

何時もの部屋ではなかった。鉄錆の香り 遠くから聞こえる活気づいた旋律

>俺様は『風見』……『音仙』の『使い』だ。
 彼奴は今の貴様に会う気は無い。
 れが、善良な者の謀を乱す可能性がある故

『……』「あぁ……」

少し野太いような掠れ声が喉から生じる。そして、言われた通り
『礼』を尽くす為に、地面に膝をつき正座の姿勢へ移りながら手元も
貼り付け、首を垂れる。所謂、『土下座』の姿勢だ。

牛乳瓶に入れた水の中でブリキの金魚は何も言わず漂っている。
 包帯で覆われた唇から、声が漏れ出る。

「『小林 丈』……そう、かつては呼ばれていました。
だが、友との約定にて……その名は、今は使うことを自分は由としてないです」


「……今、此処に居るのは。多くの仲間に、愛する人たちに
要らぬ業苦を与える事になった、名無しの屑が……自分です」

「おめおめと、この町に舞い戻ってしまいました。
誰にも何も伝えぬまま、薄情で人でなしである事を理解しながら……」

「……でも、一目。小林 丈が居なくなった後の人々が
幸せでいるかどうしても確認したかったから」

「それが理由で……今の町の出来事を知りたくて。
……いま、自分は此処にいます」

536『ノスタルジアトピア』と『ヘルメース』:2022/07/20(水) 12:41:30
>>535(???『????????』)

 
    「おいッ! 礼を尽くせとは言ったが、
     そこまでしろと言っていない。 
     だが、良い心がけと言ってやる。
     頭をあげろ。ここは埃っぽい故」

       ザッ

『風見』は屈みこみ、『小林だった男』を覗き込む。


   「町に大きな変わりなどない。
    喪われた命を信じず、
    貴様を探すものがいる。
    喪われた命に引きずられ、
    魔道に堕ちた者もいる」

   「――――覚悟の上だろう。
    仮初でも世を去るならば、
    それが何を生むのかは」

彼は『後悔』にも『憐憫』にも寄らず、
鼻を鳴らして、縮めていた足を再び伸ばした。

「あなたのお友達は、『お前自身の目で見ろ』!
 きっとそう言ったんじゃないのォ〜? 
 あなたしおんちゃんに全部聴いてェ、それでまた隠遁生活に逆戻り?」

          「『そうじゃあない』気がするけれどねぇ」

パレードのような少女は、後ろからそう投げかける。
応える義理は無いかもしれない。
小林には小林の考えや、危機感によって行動しているのだから。

       「何であれ構わん。
        ほとぼりが未だ冷めていない以上、
        此奴にも正当性はあるだろう」

          「だが――――」「仮名」「偽名」

          「そういうものは『無い』のか?
           俺様は貴様を何と呼べばいい」


瓶の中の金魚は、何も言わず――――そして。『かつてとは違う』。
あるいは『名も無き男』は、その事は重々承知なのだろうが。

537ノエ『????????』:2022/07/20(水) 18:43:00
>>536

「……誰かに真っ当に名乗れる呼称など無いのですけれど
仮に呼ぶのであるなら。『ノエ』と」

こう名乗る理由は簡単だ。丈の名を崩し、簡単にカナで分けた。

奇妙ながら、この名はヘブライ語で『放浪者』と意味し今の自分の
現状と合致している。

フランス語では『休息』 韓国語では『お前』

『小林 丈』と言う人生を休み、誰に呼ばれるにしても今の自分に
相応な名前がないからして、誰からも、お前と呼ばれる事が似合いだ。
 我ながら随分とぴったりだと思う。海外の普通にノエと名付けられた
人々を蔑むつもりは毛頭ないのだけれど。



「……そう、ですか」

『風見』さんの言葉に、安堵なのか、整理出来ない自分自身への苛む気持ちが
入り混じった複雑な溜息をつく。


>あなたしおんちゃんに全部聴いてェ、それでまた隠遁生活に逆戻り?

>『そうじゃあない』気がするけれどねぇ

「……取り返しのつかない事を、してしまいました」

「『最善』であろうと、その時は信じ。けど、結果は『最悪』であったのかも、と」

「きっと顛末を一年の間に知った人なら。もっと違った形で愛する人を
助ける為の契約を違ったものに出来た筈だ。頼る存在も誤っている。
頼る方法も、助ける為のやり方も、何もかも自分を犠牲しようとする方法が全て」

村田さんが『殺意』の中で全て教えてくれた。かつて、夢の中で一抹君が
見せた刃が自分自身に、生きる意味を説いてくれた時のように。

あの時の『私』は、自分のいない世界に黄金の意思『ジョジョ』は続くと
盲信していた。誰もそんな事を肯定などしないのに。

「…………『償いたい』んだ。エゴかも知れないんですけど」

「利用してしまった最中派の方たち、全ての未来への責務を与えてしまった村田さん。
一緒に夏の魔物を討つ旅路に同行して、そして裏側で協力してくれた皆にも
謝って、怒られて。殴られるのも構わない、けど最後は笑って仲直りしたい。

そして誰よりも、親友や一抹君がきっと私のした事に憤って
悲しんでるだろうから」

 両手の拳を握りしめ、下げた頭を上げて告げる。

「――もう、道は違えない。『今この瞬間』だけでない。
自分は……オ、レは『今この瞬間の先』にある光も含めて取りこぼしてはいけないんだ。
その光の中に自分をないがしろにしてはいけない」

「これからは、只の『グラス(硝子)』の器で時流に任せて底に堕ちない。
必ず、今度こそ幸せになるよ。目に映る人々と共に」

538『ノスタルジアトピア』と『ヘルメース』:2022/07/20(水) 19:59:27
>>537(ノエ)

      「『NOE』と転ずれば、
       ノルウェー語で『何か』
       あるいは、ハワイにて『霧』
       フン。今の貴様に相応しいだろう!」

          「――――――『ノエ』!」

   ザッ


      「俺様には貴様の能力を知る由は無い。
       だが、『スタンド』は精神の力だ。
       貴様の『願い』『信念』『決意』ッ」

            「それは嘘にならん。
             嘘の心でなくば。
             だが――――貴様は、
             『音仙』に会いに来たのだ」

    「―――――その心に嘘があるなら、そうはするまい」


『風見』は一歩引き、歯を見せて笑みを浮かべる。
獰猛な笑みだが、狩人が獲物に向けるそれではない。              
寧ろ――――『狩人同士』で、見せる。そんな笑いだろう。

               そして。

「しおんちゃんに会えるようになるまでは〜。
 あなたが来ようとすれば、ここに繋がるようにしておくわァ〜」

                 「俺様がするのだッ。
                  自分の手柄のように言うなッ」


「あなたに思う所はあるけどぉ、今の言葉は『夢がある』……味方になってあげるわ。
 ただし、あたし達はしおんちゃん以上に『外』にどうこうできたり、したいわけじゃない」

『遊具』から、軽やかに少女が飛び降りて来る。

「しおんちゃんの、代・わ・りィ〜〜〜。それくらいならしたげるって話よぉ〜〜〜ン」

そして指を立て、空虚な目に笑みの色を入れて、そのように伝えて来た。

        もっとも。『ノエ』は既に――――己を、『知っている』だろう。         

―――――――――――――――――――――――――――――――――

ブリキの金魚のような、『6体』の群体型のスタンド。
本体が触れた『液体』の中に発現され、
原則的に、『跳ねる』程度しか液体外に出られない。
視覚、そして聴覚のリンクを持ち合わせており、
また特殊な事に、遠隔でのスタンド解除が可能。

能力は…………己を『ガラス玉』に『封じ込める』事。
この金魚は、任意で周囲の液体を球形に『固め』、
自らを封じ込める形で『ガラス玉』を形成出来る。
それは水槽ではなく、内側までガラスで密閉されし『標本』。
このガラス玉に入っている場合、スタンドは液体から脱し、
射程内であれば空中に浮かべて操作する事も可能となる。
ただ、この状態は周囲が硬質なガラスで満たされるため、
『視覚』こそ硝子越し程度に残るが、『聴覚』はリンクしなくなる。

ガラス玉を形成した後、密閉された『金魚』は少しずつ死んでいく。
さながら『死滅回遊魚』の如く…………自ら入り、封じたその領域は、
金魚が生き永らえることも、脱れることも叶わぬ『硝子』の『牢獄』。
金魚が死ぬか、能力を解除すればガラス球は元の液体に戻る。

それでも末期の輝きか、操作性能は上昇しており、
敵に撃ち込むことが可能である。言うなれば硝子の『弾丸』。
威力こそ並程度で、金魚の死で解除されるため持続力も劣悪だが、
高速操作できる硝子は、液体への回帰も含め十分な武器となる。
死ぬまでに解除が間に合ったなら、再利用する事も可能。

出口無き『牢獄』でありながら闇を穿つ『弾丸』でもある『硝子』。
然して穏やかに揺蕩う『水槽』は今は作れず。

ゆえに『仮初』の名は。

『ゼロ・モーメント』Zero Moment
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(30m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

『死滅回遊弾』
破壊力:C スピード:B 射程距離:B(30m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:なし

―――――――――――――――――――――――――――――――――
                    →『ノエ』だけが、己に出来る事を知っている。

『まっとうな成長』を得るに十分な苦難は超えて来た。
それは拒否され、歪な形の変化とはなったが――――
消そうとした過去が、より大きな苦難の未来を穿つだろう。

この場を立ち去るに十分な理由は出来ている。無論、来た当初以上、邪険にはされないはずだった。

539ノエ『ゼロ・モーメント』:2022/07/20(水) 23:29:05
>>538(『変化』の結果、有難う御座います。後ほど、質疑させて頂きます)

 ピキ……ピキピキピキピキピキッ

「これが……『ゼロ・モーメント』」

以前は『水槽』の中で、陸(世界)の中での諍いを見守る術しか無かった。

「…………すまないな、随分、迷惑をかける」

きっと、本当ならば。『リヴィング・イン・モーメント』の新たる力を
『ゼロ』でない『∞』の可能性の別の形に出来ただろう。
その未来を奪ってしまったのも、他でもない自分自身なのだから。

この硬質なガラスの塊は『小林 丈』の『罪と罰』の証だ。

「願わくば……また、穏やかな凪の中で漂う世界を取り戻そう」

今は、まだ自分はノエ『放浪者』でしか無い。
確かな答えと、居場所を掴み取るまでは。

だが約束しよう、自分自身へ。これからは自分も含めた黄金色の未来の為に。

「有難う、お二人とも……音仙さんにも、自分が感謝を告げてたと」

「……いや」

「いずれ、自分から直接伝えます。それが、『小林 丈』なら
そうしなければいけないですから」

 向かおう、街に。愛する人たちの住まう場所へ。

辛い運命が待ち受けていると思う。もしかすれば予測不可能な災難で
何も掴む事なく野垂れ時ぬ不運だってあるかも知れない。

けれど、進もう。この『ゼロ(出発点)』から。

 
ノエ『ゼロ・モーメント』⇒歩き始める……。

540『ノスタルジアトピア』と『ヘルメース』:2022/07/21(木) 02:03:22

玩具の金魚のような小さな群体型のスタンド。
液中に発現し、周囲の液体を『ガラス玉』に変えて己を封じ込める。

『ゼロ・モーメント』Zero Moment
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(30m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

『死滅回遊弾』
破壊力:C スピード:B 射程距離:B(30m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:なし

【基本情報】
1.玩具の金魚のような、『瓶ラムネ』の中のビー玉ほどの大きさのスタンド。
2.群体型であり、同時に発現出来るのは『6体』まで。持続時間は『2時間』ほど。
3.ダメージフィードバックは存在しない。視覚と聴覚のリンクを存在する。
  複数の金魚の視界を得る場合、複数のテレビの同時視聴に近い感覚。
4.本体が液体、または液体の入った容器に触れる事で、液中に発現される。
  生物は『容器扱い』出来ないが、『死体』であれば問題なく可能である。
5.液中から出れば(出ていれば)一拍後に強制解除される。液中なら操作は自由。
6.強制解除された場合、『30秒』は同時発現可能数が1つ減った状態になる。
7.液体が毒物や高温など生存が困難な性質でも、このスタンドは問題なく行動可能。
8.金魚が解除されると、対応する『ガラス玉』も解除される。なお、解除は遠隔で可能。
  なお、『金魚を残してガラス玉だけを解除する』という事は現状では出来ない。
9.金魚が完全に『破壊』されると、その後『3日間』は同時発現可能数が1つ減る。
10.金魚の視界は、液体そのものがどのような色や濃度であっても遮られない。

【ガラス玉】
1.金魚が触れている液体を球状に集め、『ビー玉大』〜『ソフトボール大』程のサイズに固定。
  その後、球状の液体が硬質化し、金魚を密封する硝子標本のように『ガラス玉』を形成する。
  なお、異物をはじき出すような効果は持ち合わせていないので、異物は混入し得る。
2.異物や空間自体の広さなどの影響で、ガラス玉を形成する隙間が無ければ形成は不可。
3.金魚は、形成しているガラス玉ごと自由に操作する事が可能。
  ただし、密封の為ガラス玉ごとしか動かせず、中の金魚だけを動かすという事は一切できない。
4.ガラス玉の形成中、金魚の操作のスペックは『パス精CBC』に達する。
  ただし聴覚リンクが途絶え、視覚も『分厚いガラス越し』のように、かなりぼやける。
5.空中に浮かべる事も可能だが、何らかの理由で金魚が空気中に出ると、一拍後に強制解除。
6.金魚が解除される、または後述の理由などで『破壊』『死亡』すると、ガラス玉は元の液体に戻る。
7.ガラス玉の強度は同サイズのガラス玉相応。また、元の液体の性質問わず質感はガラスである。
8.ガラス玉が液体に戻るとき、『元の液体』の保っていた状態にそのまま戻る。
9.ガラス玉自体が完全に破壊された場合、ガラス破片などは残らない(全て液体に戻るため)
10.周囲に『ガラス玉』を形成し得る液体がある場合タイムラグ無く形成が可能である。

【死滅回遊弾】
1.ガラス玉形成から『約10秒後』に金魚が死亡し、破壊されたのと同じ扱いとなる。
2.死亡までに金魚を解除してしまえば(ガラス玉を液体に戻せば)、助命は可能。
  ただしこの時、扱いは『強制解除』同様、『30秒間』の発現数減少が生じる。
3.再発現すれば、ガラス玉形成後の死亡までのカウントはリセットされている。
4.金魚が死亡した場合も、当然ながらガラス玉は元の液体に戻る。
5.死亡までの時間は目安。大きく外れはしないが、厳密なタイマー計測などとは違う。
6.この性質は歪な成長が生んだものである。

【水槽】
×:使用不能。

541ノエ『ゼロ・モーメント』:2022/07/24(日) 14:23:18

・以前のリヴィング・イン・モーメントでは難しいようでしたが。
今の『ゼロ・モーメント』ではソフトボールサイズのガラス球を宙に展開し。
一時的に、それを足場にして飛び越すのは難しい向こう側へ渡りきる。
と言うのも可能でしょうか? また、二階建て程度の高所、骨折する程の
ダメージから落下した際に、ゼロ・モーメントを掴んで落下の勢いを
減らすなどの行動は可能でしょうか?

・『ゼロ・モーメント』もリヴィング・イン・モーメントのように
ソフトボール大でガラス球を展開する際に、複数のゼロ・モーメントを
入れた状態のままにする事は可能ですか?

542『ヘルメース』と『ノスタルジアトピア』:2022/07/24(日) 14:53:55
>>541(ノエ『ゼロ・モーメント』)

>・以前のリヴィング・イン・モーメントでは難しいようでしたが。
>今の『ゼロ・モーメント』ではソフトボールサイズのガラス球を宙に展開し。
>一時的に、それを足場にして飛び越すのは難しい向こう側へ渡りきる。
>と言うのも可能でしょうか? また、二階建て程度の高所、骨折する程の
>ダメージから落下した際に、ゼロ・モーメントを掴んで落下の勢いを
>減らすなどの行動は可能でしょうか?

以前それが不可能だったのは、
『リヴィング・イン・モーメント』の『水槽』が薄く、
それゆえに非常に脆かったのが原因。

よって、どちらも『可能』ではあるが、
『スタンドのルール』でスタンドで本体は運べない。
『ゼロ・モーメント』はその例外にはならないため、
足場にする事は出来るが、『乗ったまま動かす』は不可能である。

>・『ゼロ・モーメント』もリヴィング・イン・モーメントのように
>ソフトボール大でガラス球を展開する際に、複数のゼロ・モーメントを
>入れた状態のままにする事は可能ですか?

可能だが、全員が死滅するだけ。ほぼ意味はない。
複数個体を入れても操作性能が上がるなどはない。

543扇原映華『シルバーダスト』:2022/09/06(火) 18:25:18
質問です

・『圧力の漏出』に伴う『風』や『吸引』の『強さ』は
 最大に加圧・減圧した場合でどれぐらいになるのか?

544『音仙』:2022/09/06(火) 19:42:08
>>534(扇原 映華『シルバーダスト』)
>>543

>・『圧力の漏出』に伴う『風』や『吸引』の『強さ』は
> 最大に加圧・減圧した場合でどれぐらいになるのか?

どちらの場合も、最大加圧時の風の勢いは『パスBC』相当。

545勇者『リィン・カーネイト』:2022/10/01(土) 14:21:10
勇者が訪れたのは音仙の元だろうか?
また別の誰かの元なのか
あるいは、答えてくれるのは『リィン・カーネイト』か?

どこの誰かは分からないが勇者は問う

「聖剣の事で聞きたいんだけど
 もしも誰かと聖剣を『交換』したりしたら『所有権』とかはどうなっちゃうの?」

普通なら交換する事すら出来ないだろうが
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1630107603/499-515
このようなスタンド能力が関わって来る場合、どうなってしまうのか

546『リィン・カーネイト』:2022/10/02(日) 21:32:29
>>545(モモゾノ)

《ワタシは、そんな事はしないで欲しかったけど。
 まあ、したところで、あの聖剣はあくまで勇者であるキミに授けた者。
 只の子供が手にしたところで何にもならない。
 少なくとも…………その子は聖剣を手にしたかもしれないけど、
 仮に能力で出したりしても、出した途端に消えちゃうだろうね。
 所有権はあるけど、使用権はないって感じ?》

            キラキラキラキラ

       《……ま、どんな能力なのか詳しく知らないから、
        その能力の特質次第では違うかもしれないけど。
        そこはその子に能力を目覚めさせた人のみぞ知る、だろうね》

         キラキラキラキラ

《ともかく……キミは聖剣を失ってしまった。けど、勇者には受難くらいあるものさ!
 失われたなら、また与えればいい。ワタシはそれが出来るからね》

              キラキラキラキラキラキラ
 
《いいかいモモゾノ、同じ事が二度はないように。それだけは伝えておくよ》

547勇者『リィン・カーネイト』:2022/10/03(月) 17:56:58
>>546
「あ、ご…ごめんなさい」

『リィン・カーネイト』に注意を受ける勇者

「もうしないよ…」

軽率に聖剣を渡した時点でもう見限られてもしょうがないのだが
見限らずにもう一度聖剣を授けるのはただの温情なのか?
それとも、多少面倒でもユウリ・桃園・シャルロットを勇者に仕立て上げなければならない事情があるのか?

そして聖剣はそんなに幾つも授けられる物なのか

何にしても、ユウシャはまだ勇者の資格を失っていないようだ
勇者は再び与えられた聖剣を大事そうに抱えながら眠りについた

548ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/10/08(土) 13:21:05

申し訳ありませんが、音仙とは面識が無く、妖精の存在を知ってるはずもないので、
PLとして質問させていただきます。


「『所有権』はあっても『使用権』が無いため出してもすぐ消える」とのことですが、
>桃園以外の人間が持つと即座に解除
とあるので、『所有権』があっても手にしたら消える、というのはわかりますが、出すだけで消えるというのはどういう理屈ですか?
一応、スタンド物質の『交換品』は(射程など)ナイが本体のように扱われるのですが、本体と勇者が別判定なため?
(別判定だとしても、存在する事自体ができない理由は?)
妖精が察知して逆召喚で『聖剣』を取り戻しに来る?

消える場合、すぐ消える、のすぐは『一瞬』という理解でよいですか?

『ベター・ビリーブ・イット』のスタンド物質の『交換品』は数制限などは、本来の持ち主と共有ですが、
桃園は新たな『聖剣』を与えられるため、桃園の剣とは数制限が重複しせんか?

場スレで『交換』した分の『聖剣』は、とりあえず『所有権』を返還しましたが、
桃園は『聖剣』を2本持っていることになりますか?
あるいは>>545-547の流れが、時系列的に場スレ後になるはずなので、
『再交換』で『所有権』を返してもらったため、
新しく『聖剣』を与えられた事自体が無かったことになりますか?

『聖剣』が破壊された場合、桃園はダメージを受けますが、
『交換品』の『聖剣』が破壊された場合でも、桃園にダメージがいきますか?
それとも新たに『聖剣』が与えられているため、『交換』した古い『聖剣』とはダメージフィードバックが切れていますか?

549『リィン・カーネイト』:2022/10/09(日) 01:42:38
>>548(ナイ)
まず回答の前提として、『ベター・ビリーブ・イット』の挙動は複雑であり、
供与者ではない私にはその挙動を完全に把握出来ているとは限りません。
また、『リィン・カーネイト』は特殊なスタンドでありメタ時空での質疑は本来想定していない為、
一部質問については『答えられない』という形を取らせていただきます。

>「『所有権』はあっても『使用権』が無いため出してもすぐ消える」とのことですが、
>>桃園以外の人間が持つと即座に解除
とあるので、『所有権』があっても手にしたら消える、>というのはわかりますが、出すだけで消えるというのはどういう理屈ですか?

『答えられない』。
『リィン・カーネイト』の能力詳細により、『そうなる』。

>一応、スタンド物質の『交換品』は(射程など)ナイが本体のように扱われるのですが、本体と勇者が別判定なため?
>(別判定だとしても、存在する事自体ができない理由は?)

『ナイ』は『聖剣を発現する条件』自体を『満たしていない』ため。
本来モモゾノ以外が『聖剣』を所有・発現することはないため能力詳細に含めていないが、
『モモゾノ』以外はそもそも『聖剣』の発現を維持する事が不可能である。
『交換』した聖剣は『ナイ』のスタンドのようになるため発現だけは可能だが、
大元の『リィン・カーネイト』が有する性質自体が変わるわけではないため、
これにより『聖剣を発現は出来るが、条件エラーを起こして即解除される』事が起きる。

>妖精が察知して逆召喚で『聖剣』を取り戻しに来る?

これは『いいえ』。

>消える場合、すぐ消える、のすぐは『一瞬』という理解でよいですか?

『はい』。

>『ベター・ビリーブ・イット』のスタンド物質の『交換品』は数制限などは、本来の持ち主と共有ですが、
>桃園は新たな『聖剣』を与えられるため、桃園の剣とは数制限が重複しせんか?

『答えられない』が、桃園の剣の発現は『問題ない』。

>場スレで『交換』した分の『聖剣』は、とりあえず『所有権』を返還しましたが、
>桃園は『聖剣』を2本持っていることになりますか?

下記の理由により『ならない』。

>あるいは>>545-547の流れが、時系列的に場スレ後になるはずなので、
>『再交換』で『所有権』を返してもらったため、
>新しく『聖剣』を与えられた事自体が無かったことになりますか?
 
『リィン・カーネイト』はメタ的な存在ではないため、
時系列を無視する事はできず、『無かった事になる』。
>>546-547のやり取り自体が無かったことになる)

>『聖剣』が破壊された場合、桃園はダメージを受けますが、
>『交換品』の『聖剣』が破壊された場合でも、桃園にダメージがいきますか?
>それとも新たに『聖剣』が与えられているため、『交換』した古い『聖剣』とはダメージフィードバックが切れていますか?

そうした理由ではないが、交換品の聖剣のダメージはモモゾノにフィードバックしない。
また、当然『ナイ』に対してもダメージフィードバックはしない。

550ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/10/10(月) 10:44:03
>>549

回答ありがとうございます。

551ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/11/09(水) 15:32:17

一羽の小鳥――『羽衣セキセイインコ』が飛んでくる。

     「モードチェンジ」

          バサバサバサバサバサァ

                     「ハーピー」

                       トスッ

椅子の上に降下した直後、『ハロー・ストレンジャー』を発現。

「ごきげんよう、『音仙』さん。
 『ハーピー』――――ではなく『ブリタニカ』ですわ」

「ワタクシ、『スタンド戦闘』の経験に関しては、
 豊富な方ではありません。
 ただ、『研究』にも必要かと考えたモノで、
 少々『やって』参りました。
 所感としましては、『ニンゲンのスタンド使い』相手にも、
 想定以上に『やれる』実感を得られましたの」
 
「いずれ訪れるかもしれない『次の機会』のために、
 ちょっとした『ディスカッション』を行いたいのです。
 この能力の『全て』を知るのは、
 ワタクシ以外ではアナタしかおりませんから」

―――――――――――――――――――――――――

・『ハロー・ストレンジャー』は実体化したスタンドだが、
 『体重』は非常に軽いと思っていい?

・『滑空』の際に、本体の意思で、
 『降下速度』を調整する事は出来る?
 (速度を下げて滞空時間を延ばすor速度を上げて急降下)

552『音仙』:2022/11/10(木) 12:23:11
>>551(ブリタニカ)

「ああ、ようこそ……キミ用のお菓子を用意していました。
 まあ、私が食べるためでもあるんですが……約束通りに。
 ドライフルーツとナッツの詰め合わせです。砂糖も塩も無し、の」

             「私には少し甘さが足りませんが、
              キミが食べるにはきっと、ちょうどいい」

         コト…

「『スタンド使い』であっても戦士である必要はありませんが、
 いずれ、避けられない戦いもあるかもしれない。 
 ……『アリーナ』と深く交流を持つのなら、特にね。
 戦場を常に選べるなら、キミは今のままでも十分に戦えるでしょうが、
 どのような場所ででも変わらない『強み』は、研鑽と研究の中に生まれるもの」

             キィィィィィィィ ―――――――――――――

「それでは、エエ、話し合いを始めましょうか?」
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

・『ハロー・ストレンジャー』は実体化したスタンドだが、
 『体重』は非常に軽いと思っていい?

その認識で正しい。
具体的な体重は体形などの要素も絡むため明示しないが、
おおむね、『幼稚園児』並の体重しか有していない。

・『滑空』の際に、本体の意思で、
 『降下速度』を調整する事は出来る?
 (速度を下げて滞空時間を延ばすor速度を上げて急降下)

滑空は能力と言うよりはヴィジョン特性に近い(完全な物理現象とも違う)
よって意思一つでは不可能。姿勢の制御により、ある程度は可能。
腕を広げて羽毛を広く風にさらせば減速が可能である。

553ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/11/10(木) 20:24:38
>>552

「ワタクシ、遠慮なく頂戴いたしますわ」

          ソッ

「『ニンゲン用』のモノは、我々には味が濃すぎるようです。
 舌の発達具合は近いのですが、
 『発声』と『味覚』は必ずしも重なり得ません」

摘み上げたドライフルーツとナッツを、交互に口に運ぶ。

「これは『良い味』です。『同胞達』も満足する事でしょう」

   ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・

「――――――アナタの『御意見』、大変参考になりました。
 ワタクシの『力』、闘争の中で活かす方向性を、
 『今回の機会』で見出せたように感じられます」

            ガタ

       「では、またいずれ」

                    フ ッ

椅子から立ち上がり、『ハロー・ストレンジャー』を解除。

   「ソレデハ ミンナ」

           「マタ アウ ヒ マデ」

                      「サラバ」

                   バサバサバサバサバサァ

554ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2022/12/29(木) 12:46:47

        テト テト テト テト テト

『S県I市』から『星見町』に帰ってきた野生のラッコが入室する。
どうやって戻ってきたかは分からない。
自力で帰ってきたのかもしれないし、
ひょんな事から道連れとなった人間達が、
密かに手助けしてくれたのかもしれない。

            「ミャー」

ポケットから『S県I市のマスコット』を取り出して見せる。
『わさび』をモチーフにしたキャラクターだ。
『旧Aトンネル』で色々あった思い出の品だった。

――――――――――――――――――――――――――

以下は、ラッコが聞こうとしている事かもしれない。

『ラジオ』の操作は、本体には全く出来ないのだろうか。
それともオンオフ程度なら可能だろうか。
チャンネルを切り替えたり、
ボリュームを上げ下げするのは不可能だろうか。

555『音仙』:2022/12/29(木) 16:11:37
>>554(ラッコ『ハッピー・スタッフ』)

    「……ああ、キミでしたか。 
     ドアを開けておいてよかった」

「それは?…………お土産、でしょうか?
 それとも自慢をしているというだけ?
 …………ええと、『I市』の土産ということは、
 おそらく……町の誰かから貰ったのでしょうけど」

まさか『ラッコ』が他の市にまで進出しているとは、
『音仙』とて能力を使わねば知る由もない事だった。

「そこを聴くのも野暮かもしれませんが……
 ここに来てくれたということは、
 キミも『聴かれる』事を望んでいるのでしょうから」

          シュルルルルルルルル

「…………遠慮なく、エエ。堪能させていただきます」

――――――――――――――――――――――――――

>『ラジオ』の操作は、本体には全く出来ないのだろうか。
>それともオンオフ程度なら可能だろうか。

操作は不可能。
ただしラッコがそれを希望すると考えられる場合、
『ハッピー・スタッフ』が自発的にオンオフをするが、
思考を読んでくれたりするわけではないため、
何かのアクションでその意思を伝える必要がある。
(※ミッションでは、GMが判定する)

>チャンネルを切り替えたり、
>ボリュームを上げ下げするのは不可能だろうか。

これについても同上。

556美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2023/02/22(水) 19:56:27

「――こんにちは」

扉を開けて入室し、『音仙』の対面に腰を下ろす。
ここに来るのも随分と久し振りだ。
『電気カナリア』のキーホルダーが付いたキーを玩びながら、話を切り出す。

「近くを通ったので寄らせてもらいました。
 今日は質問じゃなくて、なんていうか、ちょっとお喋りをしに」

「『プラン9・チャンネル7』――」

肩の上に『機械仕掛けの小鳥』を発現する。

「残念ながら、あまり活かせてないのが現状なんですよね。
 まぁ、無理に使わなきゃいけない差し迫った理由はないんですけど」

『そういう能力だ』という自覚はあった。
それに加えて、美作自身の『モラルの高さ』も影響している。
『メディアに携わる者』としての倫理観が、公衆道徳に反する能力使用を許さない。

「悩んでるって訳じゃないんです。
 ただ、こう……上手く説明できなくて」

美作は『自己表現欲求』が強い。
そして、『プラン9』は自身の一部。
その力を充分に発揮したいという考えは、ずっと頭の片隅にあった。

「一度だけ『アリーナ』の『興行』に参加する機会があったんですよ。
 あの時は本当に気持ち良かったなぁ。
 ギャラリーに囲まれたステージの上で、自分なりの『パフォーマンス』を披露して……」

「大袈裟かもしれませんけど、『この為に生きてる』って感じ。
 『もっともっと欲しい!』――そう思いました」

あれが『最初で最後』。
それ以降、全力で能力を奮うチャンスには出会えていない。
せっかく引き出されたスタンドも、今のままでは宝の持ち腐れだろう。
『ヴィンテージワイン』なら、寝かせていれば価値が上がる。
しかし、使われない才能は錆びついていく。

「『私自身が輝きすぎてる』っていうのもあるかもしれませんね!」

「なぁんて……あはははは……」

『魔物事件』の時もそうだった。
『プラン9』が活かされた場面は皆無に近い。
ほとんどは『本体の働き』によるものだ。

「――私ばっかり話しちゃってますねぇ。
 でも、『心の中』を吐き出せてスッキリしました。
 こういう事が言える相手は多くないですから、すごく助かります」

557藤原しおん『ウィスパーズ』:2023/02/23(木) 23:50:12
>>556(美作くるみ)

「エエ…………もちろん、歓迎しますよ。
 『ここ』は質問をするための場ではありますが、
 『私』は、質問以外のお話も……キミとするのは好きですので」

              ス…

「キミは心の音を解放して……少しでも楽になり、
 私は興味深い音を手に入れ、大いに嬉しくなる」

読んでいた文庫本を机に置き、『藤原』は笑みを浮かべた。
そうして美作が話し終えると、ゆっくりと……二度ほど頷いて。

「……キミのような能力はとても便利で、かつ、あまり類を見ないものですが、
 多くの力が『熱戦』というわかりやすい形で衆目を集められるのと違い……
 キミの気質とは逆の、『冷たい戦い』を得意とするものでもある」

「少なくとも『喝采』を集めるような『強さ』ではありませんからね」

『プラン9・チャンネル7』。
美作くるみという人間の性格や欲求……表や裏の姿に反するように、
その力の本質は社会を抉り、暴き出す静かな破壊こそを得意とする。

        『目立ちたい』『注目されたい』

そうした欲求を叶える事には決して向かない。
少なくとも、使い手が『善人』である以上は。

「……アリーナであればそうした特殊な場を設けることも出来るとして、
 それは『恒常的に』用意されているわけでは……ありませんし、
 『敵が気づいた時には勝っている』……そうした性質を持つキミの能力が、
 本当の強さを発揮できるシチュエーションを用意し続けるのも……難しい。
 キミが感じる歯痒さは、同じ『情報』タイプのスタンド使いとして理解できます。
 ……私はあまり、目立つのが好きなわけではないですけど」

アリーナが提供する『戦い』とは、
結局のところ『見て楽しめる戦い』であり、
用意された『競技』も『見せる前提』だった。
 
「……………そう。『私達のような能力者』を、様々な組織が求めている」

ポツリ、と、少しの逡巡の後に『藤原』は付け加える。

「表の名声を持つキミが立ち入ることは、決して勧めない闇の領域ですが……
 この町を、彼らの統治を脅かすのは決して『魔物』ばかりではない。
 そこでなら……キミは最大の力を振るう機会を得られるでしょう。
 もっとも、浴びられるのは決して、爽やかな声援ではないでしょうが」
         
髪に半ば隠れた目が美作に向ける感情は不明瞭だ。
見守るような…………あるいは案ずるような。
少なくとも、背中を押す力強い信頼ではないだろう。

「『闘技場』の『長』達の根底は必ずしも清らかなスポーツマンではない。
 ……望むのが『喝采』か、それとも『苦難』を超える先にある『納得』か」

      「アリーナとのつながりを深めていけば。
       いずれキミは必然として……選ぶ機会に突き当たる。
       あるいは、その両方を掴む為の道を探す機会に」

予言、というほど確信に満ちた物言いでは無い。
頷くよりゆっくりと首を振り、『藤原』は前髪の先を指で弄った。

「……私はキミのラジオのファンです。それだけは改めて伝えておきます、ね」

558美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2023/02/28(火) 00:20:46
>>557

『高いモラル』と『強い自己表現欲求』。
相反する二つの側面が、美作くるみという人間を構成している。
例えば、『利己主義的な人間』なら、世間を騒がせる為に手段を選ばなかったかもしれない。
あるいは、『注目を嫌う性格』だったとすれば、静かな生活に満足していただろう。
少なくとも本人にとっては、何の問題もなかった。

   だが――現実は『どちらも違った』。

ゆえに、相反する境界線の狭間には、処理しきれない『ストレス』が生じ得る。
即座に爆発するような類の衝動ではないにしても、時間と共に少しずつ『蓄積』していく。
『才能』を持った『弊害』と言えるのかもしれない。

「実を言うと『昔の私』は、今みたいな風じゃなかったの。
 どちらかといえば、『引っ込み思案』で大人しいタイプだった」

「でも、ある時から『ラジオ』を聴くようになって……。
 しばらくして『投稿』を始めたわ。
 『パーソナリティー』に応援されると、『元気』と『勇気』を分けてもらえたから」

「自分に『自信』が持てるようになると、だんだん思うようになったっけ。
 『大きな舞台で自分を表現してみたい』って」

「だから――まぁ、一時期は『ステージ』に立ってたんだけど……」

流れるように紡いでいた言葉が、空気の中に溶けて消える。

「だけど、今の仕事は『天職』だと思ってる。
 何だか『回り道』しちゃったみたいだけど」

         クスッ

『時間を無駄にしてしまった』などとは考えていなかった。
『アイドル時代の経験』は、『パーソナリティーの仕事』にも、大いに活かせたからだ。
真っ直ぐパーソナリティーを目指していたとして、それが実現できた保証もない。

       「――でしょうね」

投げ掛けられた言葉を反芻しつつ、頷きながら同意を返す。
『プラン9・チャンネル7』は『貴重』だ。
今まで出会ったスタンド使いの中に、似たような能力の持ち主はいなかった。
だからこそ、潜在的な『需要』は多いだろう。
そして、それは必ずしも倫理に沿う場所とは限らない。

「どうするかは『その時』になってみないと分からないけど……」

    「今日、あなたとお喋り出来て良かった」

        「『ありがとう』」 

            スッ

心なしか晴れやかな表情で、座っていた椅子から立ち上がる。

「これ、邪魔じゃなかったら。番組の『ノベルティグッズ』です」

         チャリッ

スクーターのキーから『電気カナリアのキーホルダー』を外し、手近な所に置いた。

「――また来ますね」

扉を開けて『音仙』を振り返り、『自分の居場所』に戻っていく。

559リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/03/10(金) 05:55:15

「ウフフフフフフフフフフ」

「こんにちは、メリーよ」

「最近、メリーは町外れの『教会』にいるの。
 ヨハネちゃんっていう友達がいて、メリーに優しくしてくれるのよ」

「でも、『そうじゃない人』もいたわ。
 乱暴で意地悪な男の人。
 やっつけてあげようと思ったのに、失敗しちゃった」

「ウフフフフフフフフフフ」

「それでね、今度は上手く出来るように考えてたら、
 とってもとっても『楽しい事』を思い付いたの」

「ちゃんと出来るように、しおんちゃんとお話したいわ。
 だけど、メリーとしおんちゃんの秘密にしてね」

「ウフフフフフフフフフフ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

3.人形の定義は『人の形である』事と、意識がない事。

『メリー・バッドエンド』における『人形の定義』で、
上記の条件以外の『制限』はないものと考えていい?

560『音仙』:2023/03/10(金) 16:03:51
>>559(リトル・メリー『メリー・バッドエンド』)

「ああ、どうも……お元気なようで。
 友達が出来るのは良いことです。
 教会にいるキミは、想像するだけで『似合う』感じがしますね」

         「……そして」

「私としては……『無事が一番』という考えではありますが、
 だからこそ……襲い来る危険は、払わなくてはいけません、ね。
 ええ、ここでの事は誰にも話しません。私の無事のためにも」

    シュルルルル

          「では、始めましょうか」

---

>3.人形の定義は『人の形である』事と、意識がない事。
>『メリー・バッドエンド』における『人形の定義』で、
>上記の条件以外の『制限』はないものと考えていい?

意識がない事については絶対条件だが、
『人の形』という言葉には解釈の幅があるため、
『全例を挙げる』事は困難になるものの、
基本的にはその理解で問題はない。

即座に挙げられる反例としては、
①『二宮金次郎像』など、銅像をはじめ、土台と一体化しているもの。
②サイズがあまりにも小さすぎ、肉眼で『人の形である』と判断できないもの。
③人には存在し得ない部位が多いなど、明らかに異種族がモチーフであるもの。
 ただし猫耳があるフィギュア、大きなタグがついたままのぬいぐるみなど、
 『飾り』程度に収まる追加部位であれば『その部分は動かせないが』能力対象にはなる。

561美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2023/03/18(土) 15:56:18

「こんにちは、『音仙』さん。
 今日は『質問』を持ってきました。
 それから、ちょっとした『報告』も兼ねて」

「この間『私の話』を聞いてもらったでしょう?
 きっと、あれが良かったのね。
 改めて『自分』と向き合う事が出来たから」

「あなたなら、多分もう知ってるとは思うけど、
 『セルフプロデュース』の一環として、『新しい活動』を始めたの。
 目覚めた『能力』を活かしながら、社会にも役立つ活動をね」

最後に会った時と比べると、美作は生き生きしているように見えた。
今まで発散できなかった『欲求』を、『モラル』に反さない形で、
上手く『昇華』させる方法を見つけたからだ。
『音仙』と交わしたやり取りが、そのきっかけをもたらしたのだろう。

「順番が逆になっちゃったけど、
 『プラン9・チャンネル7』について教えて欲しい事があって。
 さらに『理解』を深めて、もっと『プラン9』を輝かせたいんです」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

通常は機能しない状態の機器でも、『音声を出力する機構』が無事であり、
『音響機器』のカテゴリーに含まれるなら、能力対象にする事は可能?
(例:一部が壊れているorプラグが抜けているorバッテリーが切れているなど)

562美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2023/03/19(日) 16:58:57
>>561

・『音響機器』から出力された声の大きさや聞こえ方は、対象となる機器の種類や性能と関係する?

・肉声の代わりに『スタンド音声』で語り掛ける事は可能?

563『音仙』:2023/03/19(日) 21:23:26
>>561-562(美作くるみ『プラン9・チャンネル7』)

「奏でたい音の幅が広がれば必要な鳴らし方も増える。
 手札が増えるほど……多くの道を見出す事が出来る」

       「引き続き、応援しています……エエ。
        まずは質問に答えましょうか」

>通常は機能しない状態の機器でも、『音声を出力する機構』が無事であり、
『音響機器』のカテゴリーに含まれるなら、能力対象にする事は可能?
(例:一部が壊れているorプラグが抜けているorバッテリーが切れているなど)

『可能』。
ただしカメラに付与される視覚などの、音響以外の機能が動いたりはしない。
電源の入っていないままの機器から音が出る、といった形になる。

>『音響機器』から出力された声の大きさや聞こえ方は、対象となる機器の種類や性能と関係する?

出力元が音響機器である以上、そうなる。
その機器ではどうやっても出せないような音量は出ない。

>肉声の代わりに『スタンド音声』で語り掛ける事は可能?

可能。出力機器がスタンドの影響下に置かれるため。

564美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2023/03/20(月) 11:55:26
>>563

目の前の『音仙』と肩の上の『プラン9』を交互に見つめる。
それと同時に、自分の『過去』と『現在』に思いを馳せた。
『アイドル』と『パーソナリティー』。
『歌唱』と『弁舌』に共通するのは『声』がもたらす影響力だ。
一人の『スタンド使い』として、美作くるみに出来る事を、全て引き出したい。

「なるほどね。参考になったわ。
 確認したいから、もう少しだけ教えてくれる?」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

・カメラやマイクなど、視覚や聴覚に当たる機能を能力下に置く為には、
 それらが通常の状況で使える状態でなければならないと考えていい?

565『音仙』:2023/03/20(月) 15:00:11
>>564(美作くるみ『プラン9・チャンネル7』)

「エエ……ぜひどうぞ。
 本番に備える大切さは、仕事も趣味も同じですね」

---

>・カメラやマイクなど、視覚や聴覚に当たる機能を能力下に置く為には、
> それらが通常の状況で使える状態でなければならないと考えていい?

その認識で正しい。
このスタンド自体に『動力を担う』ような効果はない。

566美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2023/03/20(月) 17:07:51
>>565

「ありがとうございます。
 お陰様で『プラン9』に対する理解を深められたわ」

「『カナリア』としての活動なんだけど、
 近い内に『次の段階』へ進めようと思ってるの。
 もっと能動的に『才能』を活かせるように」

        プラン
  「その為の『計画』も、ある程度は出来上がってる」

         スッ

椅子から立ち上がり、『プラン9』を解除する。

「楽しみにしていて下さいね。
 あなたも大切な『リスナー』の一人ですから」

           「それじゃあ、また」

567美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2023/03/26(日) 20:57:30

         ――――――ガチャ

「こんにちは。
 『報告』がてら、また寄らせてもらいました」

「ここで話を聞いてもらってから自分なりに色々と考えてみて、
 『スタンド使い』としての『新しいチャレンジ』を始めたんです。
 自分しか出来ない事、自分だからこそ出来る事を」

「それと、もう少し確認しておきたい事があって」

「ええと――――――」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

・例えば、音楽を鳴らしているスマホから本体の声を出力した場合、
 流れている音楽は途切れず、そこに本体の声が混ざる形になる?

・移動中の機器を能力対象にする場合、対象の位置を把握しておく必要があるが、
 把握の方法は直接の視認に限らない?

568『音仙』:2023/03/27(月) 01:34:36
>>567(美作くるみ『プラン9・チャンネル7』)

「エエ、いつでも歓迎してます。
 よくやっているようで……キミが楽しそうで、とてもよかった」

「その背中であれば、押すのに躊躇は要りません、ね」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

>・例えば、音楽を鳴らしているスマホから本体の声を出力した場合、
> 流れている音楽は途切れず、そこに本体の声が混ざる形になる?

その認識で正しい。
ただし、音楽に声が掻き消される事はない。
(音楽の中で喋るのに慣れた美作の技能もあってか、不思議と聞き取れる)

>・移動中の機器を能力対象にする場合、対象の位置を把握しておく必要があるが、
> 把握の方法は直接の視認に限らない?

その認識で正しいが、『確信』は必要。

569鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/05/17(水) 01:36:09
「どうもどうも! ちょっくら聞きたいことがあるけど大丈夫か?」

・自分の拳同士を打ち合わせて両拳を『赤熱』させることは可能ですか?

・相手の衣服を殴打して『赤熱』させた場合は服のみが『赤熱』する?
それとも下の皮膚も『赤熱』するのでしょうか?

・『赤熱部』の根性焼きされる感覚に痛みは伴いますか?

・『黒煙』の勢いはどれくらいでしょうか?

570鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/05/17(水) 02:21:31
>>569
追記:『赤熱』を重ねるには『赤熱』した場所にどの程度、殴打が重なっていればいいのでしょうか?
例えば『赤熱』させた部分に半分ぐらい殴打が重なるように打ち込めば『赤熱』を重ねられますか?

571『音仙』:2023/05/17(水) 07:37:25
>>569-570(鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』)

「能力の『本質』はキミの心の中……
 ですがそれを聴き、キミに聴かせて、答えましょう」

>・自分の拳同士を打ち合わせて両拳を『赤熱』させることは可能ですか?
『今のところは不可能』。
熱を通さない装甲は、自らの能力による赤熱化を防ぐ。
戦いを繰り返す中で可能になり得る。

>・相手の衣服を殴打して『赤熱』させた場合は服のみが『赤熱』する?
>それとも下の皮膚も『赤熱』するのでしょうか?
前者の解釈が正しい。
なおかつ、服は対象の一部とみなされるため、
その下にある皮膚に熱が浸透したりはしない。
(赤熱化した服を脱ぐべく手で触れたりしたら焼ける)

>・『赤熱部』の根性焼きされる感覚に痛みは伴いますか?
『伴う』。
焼失を伴わない分、耐えられる余地はある。

>・『黒煙』の勢いはどれくらいでしょうか?
『タバコの煙』程度。
密閉空間でもなければ、早々充満はしない。

>『赤熱』を重ねるには『赤熱』した場所にどの程度、殴打が重なっていればいいのでしょうか?
>例えば『赤熱』させた部分に半分ぐらい殴打が重なるように打ち込めば『赤熱』を重ねられますか?
その認識で『正しい』。
寸分違わず同じ位置を殴る必要はないが、
最低でも『半分』以上が重なる箇所の必要がある。

572鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/05/17(水) 13:08:03
>>571
「大雑把に分かった! にしても我ながら本当にシンプルだな…」

回答ありがとうございます。

573一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/05/29(月) 02:04:55
「こんにちは。今年は変わり種の厄災に遭いました
 土産物は有りませんが土産話なら沢山」

「憑依されたら最後、『夏の風物詩』へと対象を変貌
 させる『夏の魔物』というスタンドかさえ怪しい怪異。
『夢』にて死を繰り返した私は精神干渉への抵抗値が
 極端に低く良いように使われてしまいましたよ」

「咄嗟に『人柱』になった時は死を覚悟しました。
 しかし、今までの繋がりが町のスタンド使いたちを
 動かして私を救いました。『無価値』の私を…」

「この恩は町を守ることで返すとしましょう」

すべては様子のおかしな氷山先輩を保護した事がきっかけでした。奇妙な影法師と氷山先輩の変貌と凶暴化。『鎮静』から解き放たれた氷山先輩を七篠先輩と鎮圧して『元凶』の潜む民間に向かうことに…
【場】『自由の場』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/292-350

夕立先輩とヤジ先輩に救援要請を出した私は日野おばあちゃんのお家を訪ねました。
屋内を捜索した私は強い『違和感』を放つ『日記』を入手。
それは『被害者』の身内が残した『日記』。
ここで私が氷山先輩を信用して……『夏の魔物』が過ぎ去ってしまえば、『夏の風物詩』化は確定する…
しかし、近くに『夏を満喫する者』が居れば…私は迷うことなく『決断』をしました…
【ミ】『ワックワーク・フィールドワーク』【場】
危険度:A 難易度:E〜A 『サマー・フォーエバー!』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1617983099/174-340

氷山先輩への劣等感と『夏の衝動』や闘争本能が合わさり学生寮を襲撃。
かつて『決闘』を約束した赤月先輩を相手に夏の力を使うことなく勝利。しかし、駆けつけた七篠先輩を傷つけることが出来ず捕まってしまいました。

【個】『学生寮 清月館』
危険度:A 難易度:E〜A 『サマー・フォーエバー!』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/711-786

『夏の魔物』に従う私、それを防止すべく集まった6人のスタンド使いたちの戦い。
各個撃破していきますが夢見ヶ崎先輩の言葉が私を揺るがし…
【ミ】『ワックワーク・フィールドワーク』【場】
危険度:A 難易度:E〜A 『サマー・フォーエバー!』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/71-321

『記憶』を失った私の病室に知り合いが三人。
お陰で欠けた『記憶』は修復できました。
……『スキ』って気持ちはなんでしょうね。
夢見ヶ崎先輩や七篠先輩に小林先輩。
彼等に返せるものを私は知らない…
【ミ】『ワックワーク・フィールドワーク』第二話【場】
【大きな後日談】『一抹の目覚め』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1655987686/26-75

「私は『無価値』ではなかった。マイナスからゼロになれました」

「そして、次こそは誰も失わぬように刃を研いでおかねば…」

574『音仙』:2023/05/29(月) 02:52:26
>>573(一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』)

「まずは……キミの無事の帰りを、祝福しましょう。
 お菓子でも食べますか? 水饅頭か、クッキーか」

     シュルルルル
        シュルルルル

「あの夏。キミは『氷山』さんを助けようとし、
 その過程で『魔物』の『特殊』極まる能力に呑まれ、
 そして……………『魔物の心』に、突き動かされ。
 本来の『ディヴァイン・インダルジェンス』に、
 『魔物』の特質を重ねた『二重奏』によって……
 キミの心を超えた力で、多くの剣戟を交わした」

      「得難い経験ではあったでしょう。
       でも……それは『被害者としての経験』
       キミの心を正しく磨くものではなく、
       むしろ……『削ぐ』物でさえある」

        キィィィィィィィィーーーーーーー ・・・

「いや、本当に削れたわけではありませんけど、ネ。
 比喩表現です。……少なくとも、結果的には。
 ま、『ディヴァイン・インダルジェンス』は、
 まだまだ……そこに到達してからの時間も短い。
 命懸けの死闘とはいえ、一度や二度では、
 確実に何かの変化が起きるという物でもありません」

      シュルルルル

「……でも、キミ自身の心情に大きな変化があるのは『聴こえ』ます。
 『魔物』との一種の合一がキミのスタンドに揺らぎを持たせたのも、事実。
 刃を磨く。その気が心に響き続けるなら……そうは遠くもないでしょう」

         シュルル

        「星見町は皆のおかげで夏を超え、
         今は……一定の平穏を取り戻しています。
         ですが、エクリプス残党の不穏な動きは加熱し、
         いずれ『閾値』を超えても……不思議はない」

「とはいえ、キミはまだ、若く……無限の可能性が残されていますから。
 『恩返し』や『刃』にこだわらずとも、『無価値』なはずはない。
 でも、それがキミの歩む礎になるなら……その時は力を貸してください、ね」

575一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/05/29(月) 03:24:41
>>574
「そういえば、氷山さんどうしたんだろう…」

また学生寮の冷蔵庫に封印されていたなれば…
まぁ、もう春の終わりだから大丈夫…大丈夫だろう…!

「色々な人が助けてくれたんですよね。本当に信じられない
ここできたら『無価値』なんて…言ってられない…」

「エクリプスの残党! ならば、迷惑をかけた分だけまた戦わねば!
 それでは失礼します! また強くならぬば!」

576美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2023/06/05(月) 19:58:20

「『自分の価値』を『低く見る』つもりはないわ」

「だけど『パーソナリティー』としてはともかく、
 『スタンド使い』としての美作くるみは、大した『引き出し』は持ってない」

「それを理解した上で来たの。
 今後『キャリアアップ』を目指すとしても、
 『今どの程度か』は把握しておきたかったから」

        スッ

           「こんにちは」

改まったお辞儀をして、椅子に腰掛けた。

「ええと……一度『アリーナ』に出場して――」

(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1511075107/757-873)

「それから、おかしな『ゲーム』に参加させられた。
 生憎『尻切れトンボ』で終わっちゃったけど」

(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1653187672/303-444)

「『魔物関連』で『能力』を使った事といえば、
 『不法侵入スタンド』を捕まえた時くらいかしら」

(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/58-62)

(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/597-616)

(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1586906856/772-788)

「結局『最前線』には一度も立たずじまい。
 傍から見たら『舞台裏』でバタバタしてただけかも。
 本当に大勢の人が動いていたんだものね。
 だから、あれは『皆で頑張った成果』」

   「でも、一つだけ聞かせて欲しいの」

     「『美作くるみがいなかったら解決できなかった』と思うのは、
      『自分の価値』を『高く見過ぎ』かしら?」

577『音仙』:2023/06/06(火) 13:29:22
>>576(美作くるみ『プラン9・チャンネル7』)

「――――いいえ。
 キミには、キミが思うだけの価値があります。
 キミの『才能』は物事を直接は動かさず、 
 しかしキミの存在が『動かす者たち』を『運ぶ』
 みんなで頑張るためには、みんなを頑張らせる、
 頑張る場を教えてあげる存在が必要なのですから」

      キィィィ ーーーーーー ・・・・ン

「……『もうひとつ』」

「『今のキミ』がその『才能』を活かし、
 何かを成し遂げたとすれば。
 キミがさらに次の段階に進む時が来るでしょう」

    シュルル

     「『ファン』に対して……貢がせる。
      その能力領域は、今のキミなら、
      すでに『破れる殻』になっている」


  「別の『レスポンス』を引き出す……
   そういった形が予想はできますが、
   …………いずれにせよ」

         シュルルルルル

「無理はしないで欲しいですが……『音仙』としては、楽しみです」

578鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/06/08(木) 03:35:28
「ちょっと良いか?」

・花火などの勢いよく煙を出すものに殴打して『赤熱』で着火した場合は『黒煙』の勢いも同じぐらいのものとなりますか?

・服の上が『赤熱』した場合、その下にある肌に『根性焼き』され続ける感覚は伝わるのでしょうか?

579『音仙』:2023/06/08(木) 03:54:41
>>578(『2NDハンド・ファイア』)

「エエ、かまいませんよ」

>・花火などの勢いよく煙を出すものに殴打して『赤熱』で着火した場合は『黒煙』の勢いも同じぐらいのものとなりますか?

『なりません』
物理現象としての発煙と、能力の黒煙は『別』になります。

>・服の上が『赤熱』した場合、その下にある肌に『根性焼き』され続ける感覚は伝わるのでしょうか?

前回の質疑内容がここにも適用されます。
服は対象の一部とみなされるため、
その下にある皮膚に熱が浸透したりはしません。
『赤熱した服』を後から着た場合については、伝わります。

580鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/06/08(木) 03:56:18
>>579
素早い回答ありがとうございました。

581美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2023/07/04(火) 16:53:34

「――――こんにちは。
 ちょっと近況報告しておきたいと思って」

「ここ最近の中で一番酷い目に遭ったわ。
 近くに助けてくれる人がいたから、最悪じゃあなかったのは幸いだけど。
 私の才能も多少は役に立ったんじゃないかしら」

(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1659501857/217-235)

「他愛のない日常の延長だけど…………まぁ、一応ね」

582『音仙』:2023/07/04(火) 20:22:52
>>581(美作くるみ『プラン9・チャンネル7』)

「ああ、どうも。
 それは……まだ聴いていませんでした。
 ――――ご無事でなにより、とだけ、言わせてください」

         「ただ……その、まあ」

「『成し遂げた』事であるのは否定しませんが、
 『才能』の背を押すほどでは、なかったのかもしれません……ね」

「とはいえ、スタンド使いとの繋がりは……きっと意味があるものですし。
 『能力の変化』を齎さないとしても、奏でる音に価値が無いはずはないですけど」

583御影憂『ナハトワハト』:2023/08/05(土) 18:31:51

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1670240046/353

『ナハトワハト』の『すり抜け』について質問を。
上記のレス内において、『霧状』に変化した状態で、
外部の音が正常に聞こえるかどうかという主旨の疑問が提示された。
これに対する回答を願いたい。

584『音仙』:2023/08/05(土) 21:17:14
>>583(御影憂『ナハトワハト』)

>『ナハトワハト』の『すり抜け』について質問を。
>上記のレス内において、『霧状』に変化した状態で、
>外部の音が正常に聞こえるかどうかという主旨の疑問が提示された。
>これに対する回答を願いたい。

前提として、供与者はミッションの状況を(読んでいても)正確に判断はできず、
基本的にミッション中の疑問はGMに判定を任せているのは>>2の通り。

その上で、特に外的要因などが無いと仮定するなら『聞こえる』。
能力詳細に特別に記載が無い通り、すり抜け中に知覚が失われたりはしないため。

585御影憂『ナハトワハト』:2023/08/05(土) 21:27:25
>>584

回答に感謝。
GMに委任する旨は理解していますが、
GM側からも明確な判定が出されていない為、
判断基準の一つとして供与者側の見解を知る必要がありました。
手間を取らせて申し訳ありません。

586『音仙』:2023/08/05(土) 21:44:29
>>585(御影憂『ナハトワハト』)
類例が出ないようルールについては改めて触れましたが、
今回の例についてはGMも把握できていない点でしたので、
質疑に持ちこんだのは個人的な見解として『正しい』と思います。
引き続きミッションを応援しております。

587鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/09/04(月) 22:40:24
かなりおひさ〜。『アリーナ』の見学前に能力を突き詰めておこうってさぁ!

『炸裂』の衝撃は全方位? 打ちつけた拳の方向だけ?

スタンド発現後にグローブをして拳を打ちつけたらグローブに『赤熱』は宿りますか?

拳を打ちつけて『赤熱』した場所はどれくらい破壊されると解除されますか?
例えば、砂場の『赤熱』ヶ所の砂に蹴りを入れたら熱は即座に霧散する?

『赤熱』は水で消えますか?

『赤熱』以外で生じた熱にも本体は耐性を得ますか?

588『音仙』:2023/09/05(火) 05:47:23
>>587(鷲見)

「『アリーナ』は暴力に長けた能力者と、権謀術数の協奏する場所。
 一筋縄ではいかないでしょうが、己を知って向かえば……悪くはならないでしょう、エエ」

>『炸裂』の衝撃は全方位? 打ちつけた拳の方向だけ?
打ちつけた拳の方向だけ。『方向含め、打ちつけた拳通りの威力が炸裂する』のがより正しい。
また【基本情報】3や【炸裂】3にあるように『炸裂』で伝わるのは打撃威力のみ。
衝撃は殴った時点で伝わっているため、改めて発生はしない。

>スタンド発現後にグローブをして拳を打ちつけたらグローブに『赤熱』は宿りますか?
『片手にグローブをしてもう片手(徒手)でそれを殴る』なら『宿る』。
『グローブをした手』での殴打では能力自体が生じない(棒などの道具を介したのと同じ扱い)

>拳を打ちつけて『赤熱』した場所はどれくらい破壊されると解除されますか?
>例えば、砂場の『赤熱』ヶ所の砂に蹴りを入れたら熱は即座に霧散する?
形状を止めなくなれば解除される。
ただし微細な欠けなどは問題にならない。
後者の例なら、される。

>『赤熱』は水で消えますか?
消えない。

>『赤熱』以外で生じた熱にも本体は耐性を得ますか?
【基本情報】9にあるように、発現中の本体は耐熱性を得ている。

589鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/09/05(火) 13:58:15
>>588
回答ありがとうございます。

590勇者『リィン・カーネイト』:2023/10/05(木) 18:56:56
勇者の目の前にいるのは音仙か妖精か?
どちらであっても聞く事は変わらないだろう

「聖剣を貰ってから結構経つよね」

ブン!ブン!

聖剣の素振りをしながら話を掛ける
少しは様になっているだろうか?

「あれから沢山修行して、それからヒーローとも戦って」

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1684715663/2-263
の出来事を思い出す

「ちょっとは強くなったかなって思うんだけど、どうかな?」

591『リィン・カーネイト』:2023/10/05(木) 19:17:56
>>590(桃園)

《やあやあ、勇者モモゾノ!
 いつも素晴らしい向上心だねェ。
 キミは間違いなく実戦で一段磨かれた。
 日々の修行も身を結んでいる。
 その調子なら、星に至れる日も夢じゃない》

     キラキラキラキラ

『音仙』は目の前にいないし、
あれから、その元に行こうとしても、
どうにも行けなくなってしまっている。
『勇者』を導くのは『妖精』なのだ。

《とはいえ……うーん、いや、準備はしておこうか。
 モモゾノ、勇者に必要なのは剣と魔法以外で何だと思う?》

質問への答えをややはぐらかされた上に、
なにやら意味深な質問を返されてしまった。

……とはいえ、ここは素直に答えるのが吉かもしれない。

592勇者『リィン・カーネイト』:2023/10/06(金) 21:15:25
>>591
若干答えになっていないし、話が逸れているし
質問に質問で返されてしまったが
妖精の問いに剣を振る手を止め、真剣に考える

「う〜ん、そうだなぁ…」
「それって一つじゃなくても良いかな?」

この欲張りな勇者は、
勇者に必要な物と聞かれれば一つじゃ足りない
必要な物など幾らでも浮かんでくる

「やっぱり、装備は剣だけじゃ足りないよね!
 弓とか槍とかも鉄板だけど…
 現代勇者なら重火器なんかも良いよね!
 銃や火炎放射器なんかも良いよねぇ」

「でも、武器だけじゃなくて何かを守る力も必要かな
 今も聖剣のおかげで凄い硬いけど、
 それだけじゃ守り切れない事もあるかもしれないし」

現にこの間のヒーローの攻撃をその身に受けた時、
その身にまともに受けてしまったせいでまんまと能力にかかってしまった

「それに、仲間も必要かなって思うな
 一人で戦い抜く勇者もいるけど、私の場合は支えてくれる仲間がいた方が良いと思う」

歴史的にも孤立無援、孤軍奮闘で戦い抜いた勇者といえる人物は存在する
しかし、ユウリの場合はどうだろうか…?

「後、ありきたりな答えかもしれないけど
 勇者に必要なのは心かな」

どんな偉業を成したとしても、その精神の持ちよう次第では勇者とはいえないし
逆にちっぽけな事しかしていないくてもその精神によっては勇者と呼べる…かもしれない

593『音仙』:2023/10/06(金) 22:40:36
>>592(桃園)

《いや〜〜〜、流石だねェ勇者モモゾノ!
 ほとんど全部正解と言っていいよ!
 そういうわけで、キミに目指してほしいのは……
 仲間を見つけること! それもただの仲間じゃない。
 この前の『ヒーロー』みたいな、スタンド使いさ》

『仲間』が一番の正解だったようだ。
言い当てられたからか、饒舌に話を進める妖精。

《キミに今授けているのは『聖剣』だけど、
 キミが掴み取れる可能性は実は他にもある。
 『聖杖』『聖弓』……『聖銃』もあり得るかもね。
 どれも『聖剣』と違った『能力』も持ってる筈だよ》

    《それを得るには、適した仲間がいる!
     仲間とは『難敵に共に立ち向かう』相手さ》

つまるところ、単なる経験値ではなく、
『誰かと共闘しての経験値』が必要なようだ。

《ま、拳を交わし合ったら仲間……みたいなァ、
 ちょっと野蛮めな価値観でやっても大丈夫かもしれないけどねェ》

もしくは『誰かと戦った経験値』だろうか?
『広神』がそこに含まれていなさそうなのは、
この話が出たタイミングの問題なのかもしれない。

《残念ながらワタシにも今はアテが無いからね。
 キミの方で、そういう相手や機会を探すのが近道になるはずだよ》

ともかく仲間を得れば『新しい武器』や『力』が得られる……
どこまで真に受けられるかはともかく、そういう方針のようだ。

594勇者『リィン・カーネイト』:2023/10/08(日) 20:58:58
>>593
「う〜ん、仲間かぁ…」

スタンド使いの仲間
そう都合良く見つかるものだろうか?

スタンド使い同士は引かれ合うという性質があるため
スタンド使いとの遭遇自体は難しくはないだろう
だが共闘となると…これが難しい

           ソロ
戦いというのは基本、単独の方がやりやすい
それに相手にも都合というものがある
勇者に合わせて仲間になってくれるスタンド使いなど、そうそう見つからないだろう

レベルを一つ上げるのにあまりにも困難!
勇者の道とはここまで険しいものなのか

だが、この険しい道のりを乗り越えてこそ勇者だ

「ちょっと難しそうだけど、頑張ってみるよ!
 聖銃、聖戦車、聖迫撃砲…楽しみだなぁ」

捕らぬ狸の皮算用
まだ手にも入っていない新たな装備に思いを馳せる勇者

まぁ、いざとなれば多少強引にでも仲間認定してしまえば良いか

595アヤメ『ジ・アルビオン』:2023/10/11(水) 19:31:51
質問。

【基本情報】について
1.『鎖』の正確な長さは?
  (『同時発動可能数(12)』×『任意解除時の鎖の縮小数(一回につき20cm)』で『2m40cm』なのだろうか?
   違うのならば正確な長さを教えて頂けると助かります)
2.『射程外』に出た『大剣』は『強制解除』されるという認識でよいのだろうか。
  もしそうなら、『不変化』された物質の能力も解除される?
【不変】について
1.基本的な確認で申し訳ないが、『不変化』された物質について確認したい。
①元の性質を有したまま、外観や質感のみが『大剣』と同質になり、今以上の変化を受けなくなる
②元の性質は失われ、『大剣』と同質の『骨のように固い』物質に変化する

2.『鎖』で傷をつけた物質も『不変化』される?
3.『不変化』は『自動発動』?それとも『任意発動』?
4.『不変化』される時間(スピード)はどの程度?
5.能力射程距離から離れた『不変化物質』は強制解除される?
6.『スタンドそのもの』や『スタンド能力』によって生成、変化された物質を『不変化』しようとした場合、どうなるのだろうか?

【『人型スタンド(DFあり)』の場合】
①『スタンド』を伝わり、傷を負った『本体(肉体)のみ』が『不変化』される。
②『スタンド』を伝わり、傷を負った『スタンドと本体』が『不変化』される。
③『不変化』の対象外である。
④その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

【『人型スタンド(DFなし)』の場合】
①『不変化』出来るが、当然『本体』への影響はない(『不変化』の影響範囲は『生物』と同等)。
②『不変化』の対象外である。
③その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

【『器具型スタンド』の場合】
①『スタンド』そのものが『不変化』され、当然『本体』への影響はない(『不変化』の影響は『通常物質』と同等)。
②『不変化』の対象外である。
③その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

【スタンド能力による物質の場合】
①通常物質と同様、問題なく『不変化』できる。
 この際、『不変化』の影響下にある為、本体による『強制解除』も、能力の発動も出来ない。
②通常物質と同様、問題なく『不変化』できる。
 この際、『不変化』の影響下にあるが、本体の意思によるものや
『スタンド物質』の条件次第(能力射程外や時間経過など)で解除されたり能力の発動も出来る。
③『不変化』の対象外である。
④その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

7.『不定形の物質(液体や火等の液体や気体)』についてお訊ねしたいが、
 これらを『不変化』することは出来る?
 加えて、『不変化した物質内』に『不定形の物質』が混入していた場合、どうなる?

例1.【中身が液体で満たされた容器】
①中身ごと『不変化』されているのでひっくり返そうが『零れない』し『壊れない』。
 また、別の『液体』等の別物質を注いでも『層』ができるようにして『混ざらない』。
②『容器』は『不変化』されているので中身は『零れない』し『壊れない』が、
 『液体』は『不変化』の対象外なので、内部では通常の物理法則の作用を受ける。
③その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

例2.【中身が『気体』で満たされた容器】
①中身ごと『不変化』されているので『容器』から『漏れることもない』し、
 別の『気体』等の別物質を注いでも『層』ができるようにして『混ざらない』。
②『容器』は『不変化』されているので中身は『漏れない』し『壊れない』が、
 『気体』は『不変化』の対象外なので、内部では通常の物理法則の作用を受ける。
③その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

例3.【着火済みのライター(ジッポ・マッチ類)】
①『炎』ごと『不変化』されているので、『不変化された炎』は如何な手段でも『消えない』し、他の物質に『燃え移る』こともない。
②『炎』は『不変化』対象外なので、『不変化』対象が燃焼することはなく簡単に『消える』し、他の物質にも『着火』できる。

596『音仙』:2023/10/11(水) 21:30:48
>>595(アヤメ『ジ・アルビオン』)

>【基本情報】について
>1.『鎖』の正確な長さは?
>  (『同時発動可能数(12)』×『任意解除時の鎖の縮小数(一回につき20cm)』で『2m40cm』なのだろうか?
>   違うのならば正確な長さを教えて頂けると助かります)
失礼しました、書き漏れです。
鎖の長さは『2m』ちょうど。
同時発動数全てに対して任意解除を行うには足りない。

>2.『射程外』に出た『大剣』は『強制解除』されるという認識でよいのだろうか。
>  もしそうなら、『不変化』された物質の能力も解除される?
『強制解除』される。それはつまり能力の全解除に等しいため、不変化も解ける。
詳細にある通り、鎖の一片でも射程内にあるなら解除はされない。

>【不変】について
>1.基本的な確認で申し訳ないが、『不変化』された物質について確認したい。
①元の性質を有したまま、外観や質感のみが『大剣』と同質になり、今以上の変化を受けなくなる
が、正しい。

>2.『鎖』で傷をつけた物質も『不変化』される?
される。
ただし明確に『傷』が付く必要がある。

>3.『不変化』は『自動発動』?それとも『任意発動』?
『任意発動』。

>4.『不変化』される時間(スピード)はどの程度?
傷つけ次第、『瞬時』。

>5.能力射程距離から離れた『不変化物質』は強制解除される?
『不変化』が解除されるか?という意味なら、される。

>6.『スタンドそのもの』や『スタンド能力』によって生成、変化された物質を『不変化』しようとした場合、どうなるのだろうか?
>【『人型スタンド(DFあり)』の場合】
>④その『スタンドのみ』が不変化する。
   不変化は基本的にフィードバックしない。

>【『人型スタンド(DFなし)』の場合】
①『不変化』出来るが、当然『本体』への影響はない(『不変化』の影響範囲は『生物』と同等)。
が、正しい。

>【『器具型スタンド』の場合】
①『スタンド』そのものが『不変化』され、当然『本体』への影響はない(『不変化』の影響は『通常物質』と同等)。
が、正しい。

>【スタンド能力による物質の場合】
③不変化は問題なくできる。
 元の物質の性質は保つ為、本来の持ち主が能力を発動することも可能だが、
 『能力影響下にある』のは確かな為、任意解除は出来なくなる。
 また、『不変化』に干渉するような、例えば破損や燃焼を伴うような能力は不発になる。

>7.『不定形の物質(液体や火等の液体や気体)』について
原則だが、現状では不変化できない。

>例1.【中身が液体で満たされた容器】
②『容器』は『不変化』されているので中身は『零れない』し『壊れない』が、
 『液体』は『不変化』の対象外なので、内部では通常の物理法則の作用を受ける。
が、正しい。

>例2.【中身が『気体』で満たされた容器】
②『容器』は『不変化』されているので中身は『漏れない』し『壊れない』が、
 『気体』は『不変化』の対象外なので、内部では通常の物理法則の作用を受ける。
が、正しい。

>例3.【着火済みのライター(ジッポ・マッチ類)】
②『炎』は『不変化』対象外なので、『不変化』対象が燃焼することはなく簡単に『消える』し、他の物質にも『着火』できる。
が、正しい。

597アヤメ『ジ・アルビオン』:2023/10/13(金) 12:59:18
>>596
回答に感謝。
続けて質問を。

・部分的、あるいは限定的な『不変化』は可能?
(1mの棒を半分のみ『不変化』、広げた『布』を折り曲げられない様に『不変化』等)
・基本情報にある>7.実体化しており、重さが『約30kg』ある。
というのは、『大剣』のみでの重さだろうか。それとも『鎖』込みでの重さ?

598『音仙』:2023/10/13(金) 13:42:02
>>597(アヤメ『ジ・アルビオン』)

>・部分的、あるいは限定的な『不変化』は可能?
>(1mの棒を半分のみ『不変化』、広げた『布』を折り曲げられない様に『不変化』等)
前者は『可能』。伝播が発生する際に具体的にイメージすれば、そうなる(精B相当)
後者は不可能。

>・基本情報にある>7.実体化しており、重さが『約30kg』ある。
>というのは、『大剣』のみでの重さだろうか。それとも『鎖』込みでの重さ?
鎖込みでの重さ。

599アヤメ『ジ・アルビオン』:2023/10/13(金) 13:54:30
>>598
回答感謝

600宗像征爾『アヴィーチー』:2023/10/15(日) 01:18:18

「――――――俺に出来るのは『命』を削る事くらいだ」

『藤原しおん』の正面に腰を下ろし、
普段と変わらない淡々とした口調で話し始める。

「そう考えて戦ってきたが、傷が増える度に『借り』を作ってきた。
 あまり多くなりすぎると、死ぬ前に返せなくなる。
 『生き死に』というのは、得てして人の思い通りにはならない」

「昨日まで生きていた人間が、何の前触れもなく命を落とす。
 この世にいないだろうと思っていた人間が、今でも生きている」

不意に言葉を切り、『後遺症』が残る左手を一瞥する。

「『新たな目的を見つけるには新しい道具が大事だ』と言ったな。
 『目的』と呼べるかどうかは分からないが、『それらしいもの』を見つけてきた。
 一つの『義理』として、『力を引き出した人間』には話すべきだろう」

「その前に確認したい事がある。
 『自分の身体』については概ね理解できた」

「『スタンドの動作』に影響が出ているのなら、
 『次の仕事』を受けるまでの間に、正確な状態を把握しておきたい」

601『音仙』:2023/10/15(日) 11:34:39
>>600(宗像征爾『アヴィーチー』)

          キィィィィィィィィ ―――――――――― ・・・

「…………『命』は削れば削るほど、ままならなくなるもの」

「キミが選んだ道です。……武器を与えた私に出来るのは、
 背を押す事は出来なくとも……
 それを否定せず、最後まで聴いている事でしょう……ね」

        『ピシッ ・・・』


「『スタンド』のダメージは本体に還元されますが、
 本体の身に起きた異常もまた、スタンドへ還元される。
 …………キミの腕は、たとえどんな治療がされて無かったことになっても、
 『いずれ忘れる傷』ではなく、キミの人生の契機として刻まれた」

                    『ピシ』

「『アヴィーチー』の左手……そこに入ったその『罅』が、
 崩壊の前兆か、それとも……『孵化』の前兆か」

『宗像征爾』は理解できる。
『アヴィーチーの左手』は繊細な動作を損なっているが、
それは『一時的な物』である事――――『期限』は時間ではない事。

           『契機』だ。
           次の戦いの果て、あるいはその最中、
           罅は広がり、満ち、そして『砕ける』          

「今はただ、『精度』を損なう程度の影響です。
 …………その先にある答えがわかるのは、キミが……道を、もう一歩進んだその時でしょう」

重要なのは――――砕けた中、露になるのが『虚無』か、それとも、『新しい道具』か。

                         今ここではわからない。だが、『先がある』事は分かった。

602『音仙』:2023/10/15(日) 11:39:49

『ノコギリザメ』の意匠の右腕を持った人型スタンド。
なんらかの相手による傷害(損害)をスイッチに、右腕を自動操縦スタンドの『ノコギリザメ』として分離することができる。
分離した『ノコギリザメ』は『シャークトレード』(悪徳交換)を強制し、等価以上の傷害(損害)を相手に与えるまで暴れまわる。

『アヴィーチー』(人型)
破壊力:B スピード :C   射程距離 :E(1m)
持続力:C 精密動作性:C(左手:D) 成長性:C

『ノコギリザメ』
破壊力:A スピード :B 射程 :A(100m)
持続力:A 精密動作性:E 成長性:C

☆基本☆
1.『ノコギリザメ』の意匠の右腕を持った人型スタンド。DFがあり、視聴覚リンクはない。右腕のみDFがない。
2..右手の手の甲辺りから、先端が丸型で両刃の『ノコギリ』が生えている。鋸部の強度は鉄製のノコギリ程度。手は存在する。
3.人型状態では『ノコギリ』は任意で伸び縮みできる。長さは0〜1m。伸縮のスペックは『パスBC』。発現時の長さも任意。
4.右腕は完全破壊されても10分ほどで完全再生する。ただし、『ノコギリザメ』の存在中は再生しない。
5.右腕が戻っていない状態で解除は出来ない。必ず追尾を終了させる必要がある。
●現在、このスタンドは『左腕』のみ精密動作性が『D』に低下している。

☆ノコギリザメ☆
1.人型の右腕を根元から分離することで生まれる自動操縦スタンド。分離の際手の五指などは引っ込むように消える。
2.発動と同時に口吻の『ノコギリ』は、高速で回転を始める。破壊力:Aはこの『回転ノコギリ』によるもの。
3.非常に低知能だが、自我を持っている。(例:シアーハートアタック)
4.目が悪く、匂いによって相手を認識する。痛覚はない。聴覚もない(聞く耳を持たない)
5.その特性上、『知能』や『視覚』や『匂い』の面で騙されることがある。
6.ただし『ノコギリザメ』は己の嗅覚を信頼しているため、嗅覚以外への騙しの効果は安定しない。
7.『シャークトレード』(悪徳交換)の強制が能力。詳細や条件などは以下。
8.分離から後述の『追尾』の開始までには、『一呼吸』程、匂いの探知に要する間が存在する。
 よって敵の目の前で切り離した場合でも、『即座に引き裂く』ような状態になる事はない。
9.分離できるのは発動条件を満たした場合のみ。
10.破壊力Bの攻撃に1〜2発は直撃を耐える強度がある。

☆発動条件
1.何らかの相手により、本体もしくは本体の所持品が傷害や損害を受けた事を認識した際に発動できる。
※実際に保持しているのであれば、『拾った物』や『奪った物』も本体の所持品に含まれる。
2.ダメージフィードバックの関係上、このスタンド自身の傷も本体の傷と認識される。
※同一の所持品が再び傷付けられた際にも、同じように能力を発動できる。
3.基本的には物理的な損害が条件だが、金銭的な損害も発動条件として含まれる。
4.本体が傷害(損害)を受けたことを認識することがスイッチなので、ある程度、過去の事象に対しても発動可能。
 例:家に帰ったら花瓶が割れていた。
   →花瓶が割れたのは過去だが、本体が認識したのは家に帰った時なので発動可能。
   →匂いに基づいた追尾を始める。
    (ただし、低知能であるので、必ずしも犯人に行きつくとは限らない。
     特に嗅覚への誤魔化し、誘導などを疑う事はほとんど『出来ない』レベル)
5.ただし『認識したのに意図的に無視した傷害』を後からまとめて発動条件にするなどは不可能。

☆追尾条件☆
1.傷つけた相手に対し、等価以上の傷をつけようと、追尾する。
※追尾する対象が『生物』である必要はない。
2.追尾中のスピードは時速60km(スピード:B)ほど。小回りはあまり効かない。(精密動作性:E)
3.警察犬並の嗅覚によって追尾する。その追尾は一直線であり、暴走的。
4.傷害(損害)の内容を呟きながら追尾する。このつぶやきはスタンド音声。

☆終了条件☆
1.傷つけた相手に対し、等価以上の傷をつけることで追尾は終了する。
 精密動作性:Eなので、少しやりすぎてしまうことがある。
2.傷つけた相手が等価以上の傷や価値あるものを差し出すことで追尾は終了する。
 なお、これらの価値の判断は本体ではなく、『ノコギリザメ』が判断する。
3.本体の意思による解除で、追尾は終了する。
4.追尾が終了した『ノコギリザメ』は一直線かつ暴走的に本体の元へと戻る。
5.完全に破壊される、または動けない状態が5秒続くといった理由で強制解除されると、終了する。
6.完全破壊や消滅といった要因を除く強制解除の場合、『4〜5秒』もすれば右腕は再発現する。

☆ロール上の注意点☆
1.『ノコギリザメ』は自動操縦かつ低知能の自我があるので、判断に困った場合はGMもしくは第三者に判断を委ねること。

☆■■■☆
×.『孵化』していない。

603宗像征爾『アヴィーチー』:2023/10/15(日) 12:46:02
>>601

傍らに立たせた『アヴィーチー』に左拳を握らせ、
感覚を確かめるように何度か腕を振るう。

「あんたの言う通りらしいな」

全身に負った傷は、既に完治している。
だが、『左手の痺れ』は消えていない。
最後の一瞬、俺の牙は奴の命に食らいつき、奴の爪は俺の命に達した。
その後は『どちらが先か』だ。
結果的に爪は外れたが、奴の残した『爪痕』は刻まれ続けている。 

「話の続きだが、
 今まで引き受けてきた『副業』を、
 より『正式な形』で始めるつもりだ」

椅子から立ち上がり、藤原に向けて一礼する。

「――――世話になった」

左腕に『罅』の入った『アヴィーチー』を解除し、
その場から立ち去っていく。

604『音仙』:2023/10/15(日) 16:03:21
>>603(宗像征爾『アヴィーチー』)

「……聞かずとも、聴かずとも、分かりましたけどね」


            ギィィィィ

「それでも、あまり聞きたくは無かった。
 ……けれど、否定はしません」


      バタン

「『気を付けて』とも……
 最早言う必要はないのかもしれませんが。
 『その道』を歩くキミであっても、
 決して……キミの目が閉ざされないことを祈りましょう」

605ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2023/11/02(木) 19:59:20

この町では珍しくない野生のラッコが入ってきた。

         「ミャー」

・『ハッピー・スタッフ』は出し入れのみ自由であり、
 発現後は本体の周りを旋回しているが、
 初期配置(例えば本体の正面など)は決められる?

606『音仙』:2023/11/03(金) 00:26:21
>>605

「あら。……キミでしたか、猫か何かかと。
 息災のようで何よりです。
 そろそろ、キミが過ごしやすい季節が来ますね」

>・『ハッピー・スタッフ』は出し入れのみ自由であり、
> 発現後は本体の周りを旋回しているが、
> 初期配置(例えば本体の正面など)は決められる?

『発現』は本体の意識がトリガーなので、決められる。

607ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2023/11/06(月) 16:54:21
>>606

出身地であるアラスカの厳冬期には、
気温がマイナス40度を下回る事も珍しくなく、
それに比べると星見町の冬は温暖な環境だが、
一年の内で最も故郷に近い季節であり、
ラッコが過ごしやすいのは確かだろう。

      「ミャア」

            テト テト テト

しばらく休んだ後、ラッコは来た時と同じように帰っていった。
その途中、大通りで『一人の人間』に遭遇する。
ちょっとしたやり取りがあったのだが、それは別の話。

608夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2023/11/14(火) 23:59:22

  ――――――ガチャッ

    「しおんちゃ〜〜〜〜ん!!」

           トッ トッ トッ

       「『アリス』がきたよ〜〜〜〜!!」

                  ストンッ

扉を開けて入室し、普段通りの場所に腰を下ろす。

「ねえねえ、きのうマチで『ガイコツ』にソウグウしてさぁ。
 『スミス』っていうナマエで『マジョ』にばけてたの。
 なかなかユカイなヤツだったな!!」

「で、ハナシしてるときに『フトかんがえたコト』があるんだよねぇ〜〜。
 ガイコツって『メダマ』ないじゃん??
 もしアイツに『シカクイショク』したら、どんなカンジになるかなぁ??」

「グルメたんていアリスのスイリによると、
 『10ビョーカンだけキクんじゃない??』っておもってるんだけど、
 しおんちゃんテキにはコレどう??」

609『音仙』:2023/11/15(水) 03:34:36
>>608(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)

「ああ、どうも……お元気そうで何よりです。
 ガイコツの件は『聴いて』いました。……干渉する気はありませんし、
 キミなら『危ない』という事もそうそうはないのでしょう、ネ」

「質問の答えですが、相手が感覚を受容できる生物なのであれば、
 たとえ目が無かろうが、あるいは視覚そのものを有さなかろうが、
 『ドクター・アリス』は光を与え、それは目を焼くほど目映い――――この部分は変わりません。
 ……サングラスをあらかじめ貸し与えるなどすれば、『視覚の補助』も行える、という事です」

「そしてこの部分モキミの想像通りでしょうが、
 『解除後』は、そもそも目がないので目へのダメージは残らない。……そういう結果になります。
 とはいえ無防備に光を浴び続け、脳までダメージが達した場合は、また別でしょうけど、ね」

610夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2023/11/15(水) 16:34:56
>>609

全体的に見て、『ドクター・アリス』は、
『ドクター・ブラインド』の『上位』に位置する。
使い勝手の欠点を挙げるとするなら、『効き目』がありすぎる事だろう。
解除した後もダメージが残る性質は、
本当に倒さなければならない『敵』に対して強い反面、
『そうでない相手』には撃ちづらくなった。

「 『 N A R U - H O D O 』 」

しかし、『スミス相手』なら、わりかし気軽に撃っても大丈夫そうだ。

「『ノーミソやける』っていうフシギなヒビキはチョットきになっちゃうな!!
 でも、スミスってノーミソあるかなぁ??
 メダマもないようなヤツだし、
 アタマのナカもカラッポだったりしそうだよねぇ〜〜」

「ありがと!!
 またナンかあったらくるからさ!!
 あ!!『コレ』もってきたんだ!!」

        ト ン

「『リンスズランアリスブタモドキタケ』」

それは勝手に付けた『通り名』だ。
いわゆる『ポルチーニ』と呼ばれるキノコの入った袋がテーブルに置かれる。
正確には『ヤマドリタケ』か『ヤマドリタケモドキ』のどちらかだろう。

「トモダチの『りんちゃん』とイッショにとってきたキノコ!!
 ちゃんとアリスが『チェック』しといたよ!!」

手土産を残し、足取り軽く部屋から立ち去っていった。

611りん『フューネラル・リース』:2023/11/22(水) 16:28:50
ある日の事

音仙の傍でひとひらの白い花が
風に乗るようにしてひらひらと舞っている

「あれから結構練習したんだけど、ちょっとは上手くなったかな?」

花を動かしながら音仙に話しかける


「おねえさん、この花の事もっと聞きたいんだけど」
「例えば、頭痛とか心臓麻痺とか、気絶するような毒をこの花に付けて」
「それって、花に触ったら効果があるの?やっぱり食べさせいと効かない?」

「あんまりやりたくはないんだけど、
 生きる為に、殺させないために知っとかなきゃいけないと思うから」

612『音仙』:2023/11/24(金) 05:26:07
>>611(りん『フューネラル・リース』)
 
                     シュル シュル

「……エエ、とても。すでに操作は意図するままですね。
 もう少し練習すれば……あるいは、枚数を増やすこともできる、かも。
 ただ……キミの花が有する毒性は、やはりスズランの域を出ないもの。
 花に触れて『手がかぶれる』ようなことはあったとしても、
 摂食により発生するような『毒性』には、摂食が必要になるでしょう、ね」

        「……」

風に揺れる花を見る。
嵐が来れば吹いて消えるような小さな花。

「キミの在り方は強い。とても……素晴らしいものです。
 自分を守るだけでなく、好奇心で身を亡ぼす他者をも守ろうとしている。
 残念ながら……キミの『特別な才能』は自らの手で戦う事には向きませんが、
 キミに出来る事があるとすれば、きっと、『味方』を増やすこと」

「……私はキミの味方ですが、同時にキミの敵の味方にもなりえる、そういう人間ですから」

613りん『フューネラル・リース』:2023/11/24(金) 15:54:23
>>612
シュルシュルと舞っていた白い花は、
糸の切れた人形のようにふわりと床に落ちる
鈴蘭を花弁にして操れる時間は3分間しかない

「ありがとう、おねえさん」
「おねえさんが話を聞いてくれてるだけでも、うちは救われてるから」
「おねえさんがうちの敵の味方でも、うちのとっては一番の味方だよ」

りんには『味方』と呼べるものがどれくらいいるだろう?

音仙はりんを害しようとする人間の味方にもなり得る存在だ
それでも、何時だって自分の話を聞いて、答えてくれる音仙は
りんにとっては信頼出来る『味方』だ

614朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2023/11/26(日) 20:18:48
「お久しぶりです。
 今日はちょっとお話をしたくなりまして、
 こうして足を運びました」

「いかがですか?ラベンダーティーと一緒にお話をゆっくりと。」

彷徨のD
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1612673497/221-897
「別荘に足を運んだ際に不思議な出会いを経験しましたね。
 そしてその時に小石川さん…かつての友人と再開することが出来ました。
 この出会いはかけがえのないものでした。」


『おばあちゃん家に行こう!〜再訪〜』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/322-753

『星見町と終わらない夏』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/754-981
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1653187672/3-214
「そして終わらない夏、真夏のクリスマス作戦で多くの人々と出会いました。
 私は必死で駆けずり回るばかりでしたが、悲しいようで寂しいような出来事でした…
 そして、このときから姿を見せなくなった方もいますね。」
「今でもとても心配です…」

『輝けるもの必ずしも金ならず』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1600335547/465-560
「そして過去を振り返る機会にも恵まれました。
 もう一人の友人との出会い…私の過去はつらいものばかりでなく
 良き友人と巡り会えたかけがえのない時間でも会ったと思い返すことが出来ました。」

「あなたにスタンド能力を授かったこと、感謝しています。
 こうして色んな人と出会うことが出来たのですから。
 …改めてありがとうございます。」

615『音仙』:2023/11/28(火) 00:52:37
>>614(朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』)

「ああ、どうも……お久しぶりです。
 ラベンダーティーですか、大変良いご趣味で。
 ……合うお茶うけをあいにく切らしてしまっているのですが、
 思い出話は蜜の味。焼き菓子で口を乾かす必要も、ないかもしれませんね」

                   シュルルルル

「『振り返る』『回想する』――――ノスタルジーは、時に苦い思い出をも淡く着色し、
 もとより美しい思い出であれば、それをより引き立てるもの。
 もっとも、苦みをより強調してしまう事もあるでしょうが……
 キミの向き合った過去が、キミによってかけがえのないもので、何よりだと思います」


       キィィィィ ――――――――――――  ン ・・・


「……お礼に何か、今、改めて授けられるものはないか、と思ったのですが。
 残念ながら、そういったものは『まだ』ないようですね。決して遠くはないのでしょうが、
 『戦闘』にも長けるキミの才能は、やはり、それを使い尽くしてこそ次の段階に進むのでしょうね。
 いえ、キミがそうした形での進歩を望んでいるかどうかは、分かりませんケド」

「…………『姿を見せない』知人を探すのであれば、その過程で、別の思惑に遭遇する事もあるでしょう。
 出会いは時に、危険をもたらすこともある。どうかこの先もキミが、明るい道を歩めますように」

616小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2023/11/29(水) 17:25:22

久方振りに『音仙』の下を訪れ、丁寧に頭を下げてから椅子に腰を下ろす。

  「お聞き及びかもしれませんが、
   まだ紹介していませんでしたので……」

      ソッ…………

  「私の『同居人』です」

側にあるテーブルの上に、耳を立てた『帽子猫』を乗せる。

  「――『撫子』と名付けました」

         シ ャ ラ ァ ッ

そして、左手に『スーサイド・ライフ』を発現する。

  「実は……今まで聞いていなかった事があるのです」

             ス パ ァ ン ッ !

  「……このように『首から上』を切り離した時、
   『首から下』を『部位』として動かす事は不可能なのでしょうか?」

これまで確認しなかった理由は、明らかに『本体』より大きなものが、
果たして『部位』と呼べるかどうかという疑問があったから。
『部位』の定義は『身体の一部である事』。
『一部』とは『全体の中のある部分』を指す。
それが広義なのか狭義なのかによって、解釈には差異が生じる。
今までは『狭義』で捉えてきたが、能力の理解を更に深める為に、
改めて明確にしておく必要があると感じていた。

617『音仙』:2023/12/04(月) 03:29:36
>>616(小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』)

「――――――私が言う事でもありませんが、
 『百聞は一見に如かず』という言葉もあります。
 動物の可愛さというのは、その好例かもしれません、ネ」

           ジ ・・・

「さておき……『質問』に応えましょう。
 聞かれなかったから話さなかった事ですが、
 これは――――『出来ません』
 『明確に小さい』側の部位指定はできない、という事です。
 ただ、まあ、大体ですが……『倍以上』の差がないなら問題はないでしょうね」

618りん『フューネラル・リース』:2023/12/05(火) 21:08:03
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1665841153/439-467
りんが音仙の元へ訪れたのは上記の出来事のすぐ後の事だった

「うち、戦おうとしたけど全然歯が立たなかったよ、えへへ…」

「おねえさんが前に言ってたみたいに、うちは味方がほしい」
「でも…それだけじゃ駄目だよね」

「だから…うち、もっと強くならなきゃいけないと思う」

それは宗像に言われたからだけではない
味方が増える、という事は
その人達も危険な目に合わせる可能性もある
だから、自分自身の力で危機を退け、人間を守れる力を得なければならない

己も他者も生かす活人の道を往くのは楽ではないだろう
だがりんは楽な人生を送りたいのだ
毎日楽しく生きるための苦労なら背負い込み事も吝かではない


「あの…おねえさん」
「うちの鈴蘭の事ね…」「言われたんだけど」

「うちの頭の鈴蘭を抜いたら怪物が出て来るって」
「廃ビルで起こった事件がそれなんだって」
「前に話した時、廃ビルの事件とうちは無関係じゃないかもしれないって言ってたよね?」

「うちは怪物とか……そんなの信じられない」
「……信じたくないけど」

「でも、何かがあるのは確かだと思う」
「それから逃げちゃ駄目な気がする」
「きっとずっと逃げ続けた方が楽だと思うけど…」
「ちゃんと向き合おうと思うよ」

「うちの中の何かが誰かを襲うなら、ちゃんと向き合って抑えられるようにならなきゃいけないと思う」

619『音仙』:2023/12/08(金) 23:59:31
>>618(りん『フューネラル・リース』)

「…………多くのスタンド使いにとって、
 常に存在する味方。それは自分のスタンド」

              ギ ・・・

安楽椅子に背を預け、『りん』の顔を見る。
初めて彼女がここに来た時、目には『花』のほうが先に映った。今は違う。

「前にも伝えたとおり、私はキミを守る事は出来ない。
 けれど……いえ、だからこそ……私の私情で。
 キミに『教えない』べきでは、もはやないのでしょうね」

       シュルルルルルルルル ・・・


「『フューネラル・リース』…………今なら、私はその詳細をより深く聴きとれると思います。
 そしてそれをキミに聴かせることも。……キミが望むのなら、私はそれをする、努力をします」

                 シュル

無数の『蔓』が『りん』を囲む。

「もちろん、知ったからといって、キミの能力が戦闘に向かない事実は変わらないでしょう。
 それに、すべてを知ることができるとも限らない。
 ですが……知らないまま前に進む事は出来ない。スタンドは、己の心に寄り添い立つ力だから」 


「選ぶ権利はキミにあります。……どうしますか?」

620りん『フューネラル・リース』:2023/12/10(日) 18:15:24
>>619
「…本当はね、やっぱり怖いな」
「やっぱり、聴くのは怖いよ」

見れば、
りんのその小さな体が小刻みに震えるのが分かるだろう

「だから、えっと、お願いしたいんだけど…」
「手、握ってくれる?」
「そうしたら、勇気が出ると思うから」


「聴かせて、おねえさん」
「『フューネラル・リース』の声、聴かなきゃ」
「うちが人間として…それだけじゃない」
「うちがうちとして生きるために」

その音はりんに何を語るのだろう?
りんはそれに耐える事は出来るのだろうか?

621『音仙』:2023/12/11(月) 02:43:42
>>620(りん『フューネラル・リース』)

「ええ。『聴いて』ください」

ゆっくりと手を握る。蔓が『花』を守るように包み込む。

「キミは既に、『好奇』や『正義』が作る渦の中にいる。
 聴かなかったとして、それは、また起きてしまうかもしれない。
 そしてキミは、自分が知らないなら何が起きてもいいとか、
 そうしたタイプのエゴは、きっと持つことはない……とても良い子だから」

「『聴いて』―――そして、どうかキミの『才能』を受け止めて。
 キミはこの才能を持つ人間。『フューネラル・リース』の本体、『りん』」

             キィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ ―――――――――――――――― 

                 「その事実は、絶対に。
                  誰もが好奇で踏みにじれない、
                  ……真実の花なのですから」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『死亡発動型』のスタンド。
その能力の本質は――――『魂のクラウドサーバー』とでも言うようなもの。
発現せずとも、毎晩0時に『魂』の『バックアップ』を取っている。

本体が『死亡』する時、亡骸の上に『花の環』として発現。
次の瞬間には、死体が『花弁の塊』になり『崩壊』する。
白と黒の『無数の花弁』は、渦巻きながら『人型』にまとまり、
ヴィジョンである『花の環』は、その頭上に浮かんでいる。

この『人型』は動く際には『環』を残して崩れ、『花の嵐』の如く『超高速』で移動する。
死亡した本体の抱いた『まだ、生きていたい』という『渇望』が、
このスタンドの有する絶大な能力――――『生き返り』の根源であるため、
『納得』の行く死や、『自殺』による死では、発現してすぐ消えてしまうが、
『他殺』や『事故』による『非業』の死ならば、何日でも何kmでも駆け抜ける。
ただし、死を『  』すら出来なかった場合は発現自体が出来ない。

『花の嵐』は自分が『死んだ要因』となった―――――――
またはそれに関連する『生命体』の『   』等から内部に流れ込み、『浸食』し、
『肉体』を作り替えたそれに、『バックアップ』を取っていた『魂』を『インストール』。
これによって、その『生命体』を身も心も『本体へと作り変える』。
反面、烈しい抵抗にあうなどして、『環』が『  』されると、『  』してしまう。

『本体』に変わった『生命体』は一部にその『   』の要素を残しはするものの、
おおむね『りん』という存在の『体』と『魂』を得て、見た目も生前に酷似したものとなる。
『脳』のある『生命体』を対象にした場合、『  』や『  』についても『引継ぎ』可能だが、
余りにも『脳』が小さすぎたり、『  』だったりすると、『  』や『  』は散逸する部分がある。

この『新たな肉体』が死んだ場合についても、もちろん能力は同じように発動されるため、
生きたいと願いながら死ぬ限り、命は何度も咲き誇る。ただし『 』が摩耗していく可能性はある。

『フューネラル・リース』Funeral Wreathe
破壊力:― スピード:― 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:― 成長性:A

その『人型』は、己の目的を知らしめるように『そう』叫び、
切なる願いより生まれ、目的を遂行するために行動する。
採りえる行動や、詳細な性質、戦闘傾向はいまだ不明。
確かなことは、それはいかなる怪物であれど、『りん』の味方である。

『VESSEL』
破壊力:?       スピード:A  射程距離:∞
持続力:一瞬〜∞ 精密動作性:?  成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

                                りん⇒『己の特別な才能』を、改めて把握する。

622りん『フューネラル・リース』:2023/12/12(火) 19:01:51
>>621
音仙を通して『フューネラル・リース』の声を聴く
全てではないが……『フューネラル・リース』の事が分かった

音仙に前にも教えられた『死亡発動型』
そして、宗像が言っていた怪物というのは本当だった

あの日、りんは死に『フューネラル・リース』が動いた
つまり、廃ビルの死亡事件というのは…


実際に聴かされると、一人で受け止めるのはとても難しい…
それでも、最後までちゃんと聴く事が出来たのは
音仙が手を握り、蔓が花を包んでくれたからだ
その安心感が、『フューネラル・リース』と向き合う勇気を与えてくれた

「分かったよおねえさん」
「『フューネラル・リース』の事」

「今のうちが居るのは、『フューネラル・リース』が誰かを襲っちゃったからなんだよね…」

静かに流れる涙がりんの手を握る音仙の手に零れ落ちる

「おねえさん」
「生きてちゃいけない怪物かな?」

「それでもね…うちは生きたいよ」
「人間として、人間と一緒に生きたいよ」
「でも…他の誰かも犠牲にしたくない…」
「どうすればいいかなぁ…」

『フューネラル・リース』はりんの才能でありどうしようもなくりんの味方だ
りんの『人間として生きたい』という強い想いがそうさせているのか

「おねえさん」
「うち、生きてて良いかなぁ…」

りんの生きたいという想いは揺るがない
それでも、誰かにその生を認めてもらいたい

宗像はりんを守る事を約束してくれたが、
それは『フューネラル・リース』を封じるためだ
りんにもそれくらいは分かる

そういうのとは違う…
『フューネラル・リース』の正体を知り、
それでもその生を肯定し祝福してくれる人が欲しい

しかし、音仙はどうだろうか…

623『音仙』:2023/12/13(水) 23:42:14
>>622(りん『フューネラル・リース』)

「『生きてていい』」
「それ以外の答えはありません。
 エエ……少なくとも私には、ね」

端的な答えは必要に迫られたものではなく、
藤原しおんがごく自然と、そう思ったからだった。

「今のキミが、『フューネラル・リース』の…………
 その能力の上に生きているのは確かです。
 それは残酷な現実であり、あるいは罪かもしれない」

手は離さないまま話を続ける。

「でも。少なくとも…………直近の例において、
 『フューネラル・リース』が人を襲ったのは、
 キミの故意ではなく、『非業の死』こそ原因のはず。

 キミが抱える爆弾を便利な道具として扱ったり、
 すすんで死を咲かせているならともかく……
 『ただ人として生きること』を望んでいる以上、
 それを、どうして否定できるのでしょう?」

       ジ…

『フューネラル・リース』は『死』により咲く花だ。
制御の面で限りなく危険性を秘めた能力ではあるが、
同時に『一方的な殺傷性』の意味では限りなく低い。

「それでも」

 ・・・・・・・・・
『殺されずとも殺せる能力』はいくらでもある。


「……キミの『能力』によって生まれた犠牲がある。
 それは事実だから……受け止める必要はあります。
 無関係な人間を巻き込んだ可能性が高い以上、
 キミを『危険分子』と扱う人間はいるでしょうし、
 『罪』には罰をと、応報に動く人間もいるでしょう。
 ……私は、それを決して理不尽だとは思いませんし、
 キミにとっては向き合うべき因果になります」

『だから犠牲は已むを得ない』とは言えない。
廃ビルの一件の『責任』の所在とは別の話として、
『りんの能力によって死んだ人間』は確実にいるのだ。

「そう、向き合うべきです。…….『生きて』。
 キミが生きる事を望むなら…………まず、私はそれを肯定します」

624りん『フューネラル・リース』:2023/12/14(木) 19:50:22
>>623
「……ありがとう、おねえさん」
「うち、生きるよ」

元より生きる事には迷いは無かった
だが、孤独で心細さは感じていた
事情を知った上で生きて良いと言ってくれた事
それはどれだけりんの心を救ってくれたことだろう

「今、うちが生きてるのは
 『フューネラル・リース』が誰かの命を奪ったから」
「『フューネラル・リース』が命を奪った事の償いがしたい」
「償いって、どうすればいいのかは分かんないけど……
 とにかく、そのためにも生きたい」
「死んだりするのは、違うと思う」

「『フューネラル・リース』」
「今は難しいかもしれないけど、もっとちゃんと向き合って分かり合いたい」
「うちは『フューネラル・リース』を見てもないけど
 分かり合えると思う」
「『フューネラル・リース』はうちの味方だからね」

「だからおねえさん
 『フューネラル・リース』の声を聴くために、また力を貸して」

625『音仙』:2023/12/14(木) 23:06:52
>>624(りん『フューネラル・リース』)

「エエ、それがいいでしょう。
 望みが自衛であれ、復讐であれ、償いであれ、
 楽しみであれ、死んで叶うことは、まずありませんからね」

            シュルルル

「『声』を聴くことは、私にとっても価値がある事。
 加えて言えば……キミと話すことにも。
 必要でしたら、いつでもどうぞ。
 聴いた先にあるキミの人生を、よりよく生きるために」

626りん『フューネラル・リース』:2023/12/15(金) 20:34:23
>>625
「死んで花実が咲くものかだよね!」

死に花を咲かせる、という言葉もあるが
生きて花実を咲かせる方がりんには性に合っている

「死んだらおねえさんに鈴蘭料理を作ってあげる事も出来なくなっちゃうしね」

こいつ、まだ音仙に鈴蘭を食べさせる事を諦めていないようだ
その夢が叶う日は果たしてくるのだろうか…

「あ、じゃあ…
 じゃあまたね、しおんちゃん!」

627『音仙』:2023/12/17(日) 05:02:23
>>626(りん『フューネラル・リース』)

「エエ。その通りです。
 『死に花』の美しさに価値を見出すのは、
 あくまで『遺された側』であるべき……
 花が綺麗だから死んでもいいなんて事はありえない」

「そして、少なくとも私には……
 キミの亡骸に咲く大輪より、
 『食べられるスズラン』の方が、
 よほど大きな価値があるものです」

「エエ、それではまた。どうか、キミの戦いが、生きて実を結びますよう」

628熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/11(木) 23:53:17
「ふ、ふふふふ・・・・・あははは・・・・
 ありがとう!『音仙』さん!」

宗像征爾との死闘の直後、救急車で病院に運ばれるまでの僅かな間に
熊野風鈴は『音仙』の下へと訪れていた
流れ落ちる血はそのままに、喜びと感謝の念を胸に抱いて

「貴女がくれた『力』のおかげで、人生が変わったわ!
 私・・・・今、とっても楽しいの!」

そう言うと熊野は楽しげに近況を語り始める

一つは『とある花の少女との一件』
少女を殺し、その後に現れた『花の怪物』から逃げた事・・・・
逃走の過程で5人の人間が死んだ

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/724-749
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1647262289/2-45

もう一つは『宗像征爾』との戦い
『花の少女』を追い詰める熊野に対して、正義感に燃える宗像を返り討ちにした事・・・・
互いの命に迫る、死闘の記憶
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1665841153/490-538
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049803/491-516

「ああ・・・・楽しかったなぁ
 これからもきっと、もっと楽しい事が起きるんだろうなぁ」

629『音仙』:2024/01/12(金) 06:52:47
>>628(熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』)

       シュルルルルル

血を拭うタオルを貸すことはなく、
かといって傷口を抉る事もなく、
座ったままに『蔓』を伸ばして、『聴く』。

「『死闘』は能力を急速に磨き上げる。
 ……キミにおいては、それを楽しむ事も出来る。
 やり方は…‥私個人は、あまり感心しませんが、
 マア、具体的な否定をする事もないでしょうね。
 キミにも、キミの人生を楽しむ権利がある……」

          キィィイィィン

「……『フォー・エヴァ・ロイヤル』
 今はまだ『兆し』の段階ではありますが、
 キミの心がくびきから解き放たれたのなら、
 遠からず、『能力』に変化が出る兆しはあります。
 ……全てが『良い話』と断言はしかねますけど、
 キミなら、『悪い話』さえ楽しめるのでしょう」

「…………ひとまず、その『傷』
 ここに長居をするべきではありませんね。
 死ねば楽しめない。……どんな道を歩くにせよ、ね」

630熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/12(金) 20:45:59
>>629

「ふ、ふふ・・・・」

流れ出る血液を己の両手で受け止めながら、薄く笑う
傍に立つ『従者』は一言も言葉を発する事無く、その様子を見つめていた

「ご忠告、ありがとう
 ええ・・・・楽しみの為なら、ちゃんとした生活を送らないと、ね」

「また・・・・会いましょう
『音仙』さん・・・・」

631夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/01/20(土) 07:05:39

「ねぇねぇねぇ、しおんちゃんしおんちゃん。
 『ウサギみたいなオンナのコのウワサ』しってる??
 もしみかけたら『ハッピー』になれるんだって!!」

「そんで『アリスとウサギをイッショにみる』と!!
 なんと!!そのヒトは『2ばいハッピー』になる!!」

  「――――――だってさ!!」

              「ん〜〜〜〜〜〜」

「ハナシかわるんだけどさぁ、
 『ネコ』って『よる』でも『ハッキリみえてる』ってホントかな??
 『アリス』が『ネコ』と『シカクキョーユー』したら、
 『まっくら』でも『よくみえる』ってコトにならない??」

「スマホでも『せきがいせんカメラアプリ』とかあるじゃん。
 そういうのと『シカクキョーユー』するのってどう??」

「あと『ワシ』とか『タカ』はスゲー『シリョク』がイイって、
 こないだ『ディスカバリーチャンネル』の『アニマルプラネット』でみた!!
 そういうイキモノと『シカクキョーユー』したら、
 いつもより『チョーよくみえる』とかしない??」

632『音仙』:2024/01/20(土) 20:45:21
>>631

>「ねぇねぇねぇ、しおんちゃんしおんちゃん。
> 『ウサギみたいなオンナのコのウワサ』しってる??
> もしみかけたら『ハッピー』になれるんだって!!」
>「そんで『アリスとウサギをイッショにみる』と!!
> なんと!!そのヒトは『2ばいハッピー』になる!!」

「エエ………………噂程度には。
 真実がどうあれ……日常に楽しみを作ることは、
 毎日をハッピーに生きる秘訣と言えるでしょう、ね。
 少なくとも、私はキミと話すのは楽しいですし」

>「ハナシかわるんだけどさぁ、
> 『ネコ』って『よる』でも『ハッキリみえてる』ってホントかな??
> 『アリス』が『ネコ』と『シカクキョーユー』したら、
> 『まっくら』でも『よくみえる』ってコトにならない??」
>「スマホでも『せきがいせんカメラアプリ』とかあるじゃん。
> そういうのと『シカクキョーユー』するのってどう??」
>「あと『ワシ』とか『タカ』はスゲー『シリョク』がイイって、
> こないだ『ディスカバリーチャンネル』の『アニマルプラネット』でみた!!
> そういうイキモノと『シカクキョーユー』したら、
> いつもより『チョーよくみえる』とかしない??」

全てその認識で正しい。
むしろ、それが『ドクター・アリス』の『真髄』。
広き世界を捉える目は、あらゆる繋がりの先にある。

633宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/24(水) 22:16:53

見慣れた扉の前に立ち、『部屋の主』がいるかどうかを確認する。

自分自身の事というのは、意外に分からない部分が多い。
今、俺は一つの疑問を抱えている。
それに気付いたのは少し前だった。
何故そうしたのかが分からない。
その答えを見出す為に、俺は『藤原しおん』に会う必要を感じた。

おそらく、俺が求める答えは俺自身の中にある。

634『音仙』:2024/01/24(水) 22:45:23
>>633(宗像)

          ・・・  しん。

と、静まり返った廊下に『宗像』は立ち尽くす。
『音仙』は部屋の中にいるような気はした。
曲がりなりにも経験を積んだ直感が示すのか、
それとも『供与する者』の存在感がそうさせるのか。
しかし表札は『休業』を示してもいる。
『藤原しおん』は、来訪者を望んでいるのだろうか?


       ・・・


ドアとの間を妨げるものはない。


『音仙』の力を借りれば『己』を知れるかもしれない。
だが、それは『占い』や『カウンセリング』ではなく、
己の心の奥底の声を『自覚させる』行為である。
『宗像征爾』という人間が『望む答え』だけではない。
望まない答えも突きつけられる可能性がある。
あるいは『望み』などという尺度の外にある、
『受け入れられない答え』がそこにあるかもしれない。

少なくとも・・・『音仙』は、『願いを叶える者』ではないのは確かだ。

635宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/24(水) 23:20:06
>>634

『不在』を示す物がない事を確かめてから扉を開け、椅子に腰を下ろす。

「一つ『分からない事』があって来た」

『能力』について聞きに来た事は何度かある。
だが、今日は違う。
もっと根本的で重要な問題だ。

「最初に断っておくが、この疑問は『スタンド』とは無関係だ。
 だが、『スタンド使い』である前に、一人の人間として、あんたと話がしたい」

『藤原しおん』を正面から見る。
俺自身の中から答えを引き出す為には『対話』が必要だ。
しかし、誰でもいい訳ではなかった。
現状、俺の『副業』を知る人間は藤原しかいない。
だからこそ、藤原を『対話の相手』として選んだ。

「――――構わないか?」

『本題』に入る前に言葉を区切り、一拍の間を置く。

636『音仙』:2024/01/24(水) 23:25:52
>>635

「…………………………エエ、構いませんよ」

『音仙』はそこにいた。
『宗像』に笑みを向けることはない。

「私にキミが選んだ道の助言はできませんし、
 スタンド抜きでは、キミの心は分からない。
 そんな相手に話して……分かることがあるなら」

       「話しても、構いませんよ」

『聴かせてください』と彼女は言わない。
髪に半ば隠れた目が、『宗像』に視線を向け言葉を持つ。

637宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/25(木) 00:36:28
>>636

「――――感謝する」

椅子に掛けたまま一礼し、おもむろに口を開く。

「前に話したように、俺は『殺し屋』を始めた。
 まだ『駆け出し』だが、そう名乗る以上は、
『それに相応しい行い』をしなければならないと考えている」

「前提として『殺し屋は依頼を受けて殺す』人間だ。
 裏を返せば『頼まれない殺し』はしない」

「だが、俺は『ある人間を殺そうとした』。
 しかも、誰かに頼まれた訳でもなかった」

「『殺し屋』が『頼まれてもいない殺し』をやる。
 その時は疑問に思わなかったが、改めて考え直すと『辻褄が合わない』」

   「『なぜ俺は殺そうと思ったのか』」
 
               「俺が分からないのは『それ』だ」

『熊野風鈴を殺せ』という依頼は受けていない。
それならば『殺す理由がない』筈だ。
しかし、俺は殺そうとした。
全く『矛盾』している。
人間は『合理性』だけで生きてはいないという事実を、
まざまざと再認識させられた。
あるいは、こうした『非合理』こそが人間の本質なのかもしれない。
その根拠として、俺の中に『ある仮説』があった。

「ただ、俺の中で『何か』が引っ掛かっているのは分かる。
 おそらくは、それが『答え』になるだろう」

細切れに裂かれた『写真の切れ端』を、テーブルの上に並べていく。

「『馨を殺した人間』を目の前にした時も、似たような感情を抱いた。
 つまり、『最も考えられる仮説』としては、
 俺に『人間らしさが残っていたから』という結論になる」

『馨の命を奪った少年』と、『熊野の姿』が重なり合い、俺の身体を突き動かした。
そのように考えれば、理屈の上での筋は通る。
ただ、それは俺に『人間らしさ』が残っている事が前提の話だ。

「しかし、この仮説にも自信はない。
 俺の中に『人間らしさ』が残っているのかどうか――――」

『裂かれた写真』を見た時も、
俺の心には『怒り』も『悲しみ』も湧かず、ただ『破片』を拾い集めた。
そんな人間に『人間らしさ』が残っているとは、自分自身ですら俄には信じ難い。
それでも『可能性』があるとするなら『精神の象徴』が裏付けとなるだろう。

「一方で、こうも考えられる。
 もし、俺に『人間らしさ』が残っていなければ、
 『アヴィーチー』は発現したのだろうかと」

『別のスタンド』が発現していたか。
それとも『スタンド使いになる事』自体がなかったか。
いずれにしても俺には分からない事だ。

「あんたの『主観』で構わないから答えてくれ」

「『人間らしさ』が全く残っていなかったとして、
 その時の俺に『アヴィーチー』は発現したか?」

638『音仙』:2024/01/26(金) 18:38:27
>>637(宗像征爾『アヴィーチー』)

「……キミが『人間らしさ』を本当に失ったというなら、
 そうも悩んで、休業を掲げた私のところに駆け込んだりはしないのでは?」

              「ああ、イエ、嫌味ではありませんけど……」

 簡単に、音仙は断じた。

「聴いていない以上、キミが殺意を抱き戦いを挑んだ理由は分かりません。  
 義憤か使命感か……憐憫や、なにか贖罪のような感情なのか?
 そしてその結果、キミが積んできた多くの戦闘経験を覆すかのように、
 『策謀』の力によって正面から敗北を喫した事への……
 敗者が抱いて当然の悔しさや怨恨、戦士が抱くような畏敬、
 ……なにより。踏み躙られた怒りが『本当に無い』のかも、
 当然、『ウィスパーズ』の助けなしには、私にはわからない事です」

「キミ自身にも、分かっていないのでしょうからね」

じ、と視線を向けたまま、言葉は続く。

「だから何か分かることを……私の『仮説』を言いましょうか。 
 つまり、私にはやはり、キミは人間らしく見えます。
 人間らしさとは、美しい物や温かいものだけではないから。
 なにかに駆り立てられるように命を賭けた戦いに身を投じ、
 己の尊厳にもなりえるものを奪われても、怒りや悲しみを抱かず、
 合理的な、システムとしての『殺し屋』に身を落とすことをためらわない。
 戦いの前に写真を預けるのも、『合理』だったのかもしれません。
 ここに話を聞きに来たのも、あくまで、合理だったのでしょうか?
 でも……間違いなく『他』のためには『合理』に反して燃え盛ったのでしょう」

           「『セルフネグレクト』と、
            『人間らしい感情』は同居するものです」

「あえて言うなら……キミがすり減らし、
 今も失おうとしているのは……『人間らしさ』ではなく、
 『自分や、自分の人生のために向ける心』なのではないでしょうか?
 それはキミの境遇を思えば当然かもしれません。でも……
 キミはある種、必要以上に、自分からそれを捨てようとしているのでは?」

仮説には検討が必要だ。検討は個人では難しい。
そういう意味で、『ここに来た』のは必要だったのかもしれない。
悩みを抱えて歩く路程にも、意味はあるにせよ――――

「……マ、私とキミの仮説に結論を出す必要は、ここではないでしょう。
 そのうえで質問に答えるなら、『発現しなかった』でしょうね。
 キミが言うような意味であれ、言葉通りの意味であれ、
 『人間らしさ』がかけらもない人間にもスタンドは目覚めますが……」

         「キミの能力は『怒声』を上げる『復讐者』」

「そのようなスタンドは……『発現しなかった』でしょう。
 キミの能力は過去の埋火。今は埋もれていても消えやしないとはいえ、
 灰が積もり、冷めてしまえば、火も消えるもの。…………エエ、断言します」

639宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/27(土) 00:35:53
>>638

「そう―――――だな」

「『自分とは何なのか』という疑問に、今すぐ『結論』を出す必要はないだろう。
 それが出来るほど簡単な問題だとも思っていない」

「ここに来たのは『自分』が信用できなくなったからだ。
 『自分が信用できない』というのは、思っていた以上に厄介だと分かった。
 『自分自身から距離を置く事』は出来ない」

「『休業中』に押し掛けたのは、
 いい迷惑だっただろうが、今回は大目に見ておいてくれ」

写真の切れ端に視線を落とし、藤原の言葉を頭の中で反芻する。

  「俺には、決して『許せない人間』がいた。
   今の俺は『そいつ』と同じだ。
   だから、俺が『俺自身』を許す事はない」

        「それだけは、これからも変わらないだろう」

破片の一つを手に取り、黒い瞳が見下ろす。
『熊野の意図』は読める。
しかし、それは叶えられない。

「『奴を狙う理由』は『なくなった』。
 いや、『理由は最初からなかった』。
 気付くのは遅れてしまったが――――」

「『残り火』を掘り起こせたのは、悪くない経験だった」

視線は『破片』から『左腕』に移る。

「『形見』を寄越した男にも、『義理』を欠かさずに済む」

『依頼なし』で殺せば、『殺し屋の道理』から外れてしまう。
『自己矛盾』を解消した今、『殺意』は完全に消え失せた。
やるべきなのは、『熊野を殺す事』ではなく、『りんを守る事』だ。

「『他人は自分を映す鏡』だと言うが、
 あんたの言葉には『そうかもしれない』と思わせるだけの説得力がある。
 多くの人間と関わっていけば、『新しい気付き』を得られるかもしれない」

「今後、気長に考えてみる事にする。
 少なくとも、最初の『取っ掛かり』として、ここに来たのは間違いではなかった」
 
写真の破片を左手で一ヶ所に集め、それらを右手で受け止めて回収する。

「何か礼をしたいが、あいにく土産は持ってきていない。
 その代わり、俺から見た『藤原しおん』の印象を伝えておく」

藤原に向き直り、自らの言葉で語り始める。

「あんたは『スタンドを目覚めさせる力』を持ち、
 それを行使して『スタンド使い』を生み出している。
 『何故そうするのか』は想像するしかないが、『心の声を聴く』というのは、
 あんたにとって『なくてはならないもの』なのだろうと思う。
 『スタンド使いが増える』のは結果であって、
 おそらくは『声を聴く』方が大事なのではないかというのが俺の考えだ」

「俺の知る限り、『藤原しおん』は極めて思慮深い人間だ。
 他人とは常に一定の距離を保っていて、そうする理由も理解できる。
 『目覚めさせる』には客観的な見方が必要だろうし、
 この町にとっては『微妙な立場』だ」

「あんたが目覚めさせた事で生じる問題もあるだろう。
 もちろん救われる人間もいる筈だ。
 それを踏まえた上で、自分自身と『折り合い』をつけている」

「あんたは『心の声を聴く事』を止める気はないだろう。
 しかし、『災い』を望んでいる訳でもない筈だ。
 そうでなければ、俺に『仕事』を頼んだりはしなかった」

「――――強い『人間味』を感じるのは『その部分』だ」

椅子から立ち上がり、改めて一礼する。

「この次に来る時は『手土産』を持参するつもりでいる。
 あまり気の利いた品は用意できないが、『カステラ』でも構わないか?」

640『音仙』:2024/01/27(土) 20:32:39
>>639(宗像征爾)

「自分を大事にしない事に、キミは確たる理由を持っている。
 『殺し屋になる』というのも、自暴自棄なのではなく、
 勿論……『殺手のマテリア』の贅沢な暮らしに惹かれたわけでもなく、
 しっかりと考えて、その結論にいたったのでしょう。改めてそう感じました」

「……それを変える事を望んでもいないでしょうけど、
 今のキミから『今後、気長に』という言葉を聞けて良かったです、エエ」

それは『生き急ぐもの』からは決して出ることがない言葉だからだ。
『音仙』が浮かべていた表情の険しさが、わずかに和らいだのを感じた。

「私自身がどんな存在か――――おおむね理解はあっています。
 マアその、思慮深いかどうかはさておきますが、
 でも、せっかくです。少しだけ補足をしておきましょう」

「……『心の声』を聴いているのは、いくつか理由があります。
 好きだから。半端に目覚めた状態や、素質を眠らせた状態では危ないから。
 あるいは私の知らないところでスタンド使いが増えるのが、怖いから。

            ・・・
 そして…………私にも『探し物』があるから。
 町の音を収音する、私の成長しきった『ウィスパーズ』をもってしても、
 それを見つける事は出来ない……そういうものがあるからです」

             ギィ


「ずっと昔から探しています。

 …………『紅鏡町』という町を、ご存じですか?」

そのような町は恐らく聞いたこともないだろう。
架空の地名だろうか?

『宗像』が立ち上がると、『藤原しおん』は小さく頭を横に振る。

「……イエ、忘れてください。『カステラ』は、エエ。大好物です」

          「キミは……ええと。
            コーヒー派でよかったでしょうか?」

641宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/28(日) 05:42:41
>>640

部屋から退出しようとする途中で、藤原の問い掛けを受けて立ち止まる。
『心の声を聴く理由』に関して、ある程度の予想はしていた。
それらは概ね間違いではなかったらしいが、
『特定の何かを探している』とは考えていなかった。

「――――『知らない』な」

一度も聞いた事のない地名だった。
『ウィスパーズ』の全貌は把握していないが、以前の仕事で協力を得た経験から、
『情報収集』に長けた能力である事は知っている。
それでも見つけられないというのなら、『見つからない理由』があるのだろう。

「あんたに見つけられない『探し物』を、その分野の『素人』に掴めるとも思えない」

「ただ、もし何処かで耳にする事があれば、それも『手土産』に加えておく。
 今まで世話になってきた分、それぐらいはさせてもらう」

『アリーナ』なら、何かしら知っている事があるかもしれない。
しかし、藤原には手を出しにくい領域だろう。
『桜島派』の『吾妻常喜』には、ちょうど報告しようと思っていた事もある。
連絡を取った時に『紅鏡町』の名前を出す程度なら、大した手間は掛からない。
吾妻も食えない男だが、少しでも反応があれば手掛かりの足しにはなる。

      「ああ――――」

俺は『穏やかに暮らしてはならない』。
いつか病院で『一抹貞世』の頭を撫でた時、
長く忘れていた『何か』が心の片隅に生じたように感じた。
しかし、すぐに『錯覚』だと切り捨てた。
それを許容するというのは『安らぎに身を委ねる』という事だ。
すなわち『俺自身』を許す事になり、同時に『憎むべき相手』を許す事になる。
だからこそ、俺が『安らぎ』を感じる事はあってはならない。
生きている限り苦しまなければならない。

  その為に、俺は生きている。

               「一つだけ『注文』がある」

『自分自身が信用できない』という感覚は、
他の誰かが信じられない事よりも遥かに息苦しいものだ。
何処に行こうが『自分』は追ってくる。
そして、何時また裏切られるか分からない。
俺が『怪物』について話した時、『りん』も同じような気持ちを味わったのだろうか。
『だから理解できる』とは言わない。
本当の苦しみは、それを経験した当人しか分からないだろう。
だが、考える時間は終わった。

    俺は『俺に出来る事』をするだけだ。

「コーヒーを用意する時は『ブラック』にしてくれ」

ささやかな注文を伝え、『次の目的』に向かって部屋を出ていく。
藤原ほど困難ではないだろうが、俺にも『探し物』がある。
かつて出会った『直せる男』を見つけ出し、『約束』を果たさなければならない。

642『音仙』:2024/01/28(日) 15:32:32
>>641(宗像征爾)

「私は『聴く』だけ……頼りとしている能力ではありますが、
 キミが想像する程万能というわけではありません。
 たとえ『万』を聴く事が出来ても、
 『百』の視界には敵わない……というのは卑下しすぎですが」

       「『紅鏡町という言葉』だけなら……
        知っている者がいるのは把握しています。
        例えばアリーナはその一つでしょう。
        ほしいのはその先、ですね」

注文を追加で付けるのは図々しいようだが、
『図々しさ』とはある種『体重を預ける』ようなことだ。
今の『宗像』は極めて危ういバランスの上にいる存在だが、
少なくとも『音仙』からは一定の信頼を受けている。

ひとまず、『吾妻』相手にカードを切る必然性は無くなったが、
もちろん音仙が知る以上の何かを持っている可能性もあるはずだ。

「――――ブラックでしたら、
 ただ淹れるだけでよければ。簡単な注文ですね。
 キミが豆だの挽きかただのを指定してくるなら、
 まあ……それはそれで、面白くはありますけどね」

            「それでは、行ってらっしゃい」

643夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/02/10(土) 04:03:13

「しおんちゃんしおんちゃん、チョット『こみみ』にはさんだんだけどさぁ。
 またまたまた『シアイ』にでるコトになったっぽいんだよね〜〜〜〜」

      「『ダレ』が??」

                「『わたし』だ!!」

  「つーワケで!!ちょっとカクニンしとこっかな!!」

             「――――と、おもってさぁ〜〜〜〜」

>これらのネイルは任意で取り外し可能。射程距離『5m』を超えると解除される。

「コレって『アリス』から『5m』なの??
 それとも『アリスのアリス』から『5m』??
 スゲーいまさらだけど、チョーだいじなコトだよね」

644『音仙』:2024/02/10(土) 07:51:49
>>643(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)

「ああ、そのことは――――まだ聴いておりませんでした。
 どのような相手と戦うにせよ、自分を知って損はしませんからね」

          シュルルルル 

「質問の答えは『ドクター・アリス』を起点にした『5m』です。
 ネイルはスタンドの一部である以上、そうなるようですね」

回答を終えても、『藤原』はぽつぽつと言葉を続ける。

「……キミの『ドクター』は必ずしも、
 『アリーナ』の……特に、多くの派閥がC級戦で採用する、
 通常のリングでの一対一を『適所』とはしないスタンドです。
 『ベリル』さんのようにキミに似た能力傾向を持つ相手や、 
 『レーン』さんのように『嵌める』事に勝機を持つ相手と異なり、
 『一対一の性能』と『攻防のセンス』に長ける相手となれば、
 知覚により出方を探り、視界を奪い、感覚を攪乱する。 
 ……能力で出来るそれの、その先が求められるでしょう」

        「アリーナの美点は敗北が許され、
         それが次の戦いに向けての研鑽になる事。
         そして、何より勝利が称えられることです。
         そのどちらになったとしても……キミらしく、楽しんで来て下さい」

645夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/02/11(日) 03:52:01
>>644

    「ほうほう」

           「ふむふむ」

                  「なるほどなるほど」

「『アリス』のカノウセイは『そこなしぬま』だからな!!
 どんだけしずんでいっても、まだまだ『ソコ』がみえない!!
 しおんちゃんのコトバで、『ミズをえたイソギンチャク』みたいにゲンキでた!!」

「『ランキング』??とか、あんまキョーミないんだけどさぁ〜〜〜〜。
 『しらないハバツ』??っぽいから、ソレみにいきたいってカンジでさぁ〜〜〜〜。
 ついでに『アリス』の『あたらしいカオ』もみてみたいよねぇ〜〜〜〜」

「そーいうコトで!!アリスはたびだつのであった!!ジカイにつづく!!」

646鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2024/02/23(金) 13:23:13
急ぎじゃない。ちょいと質問だ。

・『赤熱』は蹴りでも起こせますか?
・『炸裂』は蹴りで起こせますか?
・『赤熱』させた場所は分かる?
・『赤熱』は個別に解除できますか?
・人型ヴィジョンの手、腹部、腕を『赤熱』させた時は本体の肌に直接、『赤熱』が引き起こりますか?
・『赤熱』を4つ重ねたとします。これは4つ重ねた1つの『赤熱部』と扱われ、新たに2つ目の『赤熱』を別の場所に付与できますか?

647『音仙』:2024/02/23(金) 18:42:13
>>646(鷲見)

>・『赤熱』は蹴りでも起こせますか?
>・『炸裂』は蹴りで起こせますか?
起こせない。赤熱現象はこのスタンドの拳でのみ引き起こせる。

>・『赤熱』させた場所は分かる?
なんとなくの方角程度(精D)は分かる。高度や距離などは分からない。

>・『赤熱』は個別に解除できますか?
視認していれば、個別でも解除出来る。

>・人型ヴィジョンの手、腹部、腕を『赤熱』させた時は本体の肌に直接、『赤熱』が引き起こりますか?
赤熱による根性焼のダメージは皮膚に直接フィードバックするが、赤熱そのものはフィードバックしない。
なお、『赤熱箇所があるスタンド』は

>・『赤熱』を4つ重ねたとします。これは4つ重ねた1つの『赤熱部』と扱われ、新たに2つ目の『赤熱』を別の場所に付与できますか?
出来ない。【基本情報】の8にある通り、そもそも3つまでしか重ねられない。

648『音仙』:2024/02/23(金) 18:46:42
>>647(途中送信した部分の追記)

>・人型ヴィジョンの手、腹部、腕を『赤熱』させた時は本体の肌に直接、『赤熱』が引き起こりますか?
赤熱による根性焼のダメージは皮膚に直接フィードバックするが、赤熱そのものはフィードバックしない。
なお、『赤熱箇所があるスタンド』をそのまま解除した場合、解除時にすべての赤熱箇所は炸裂する。

649鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2024/02/23(金) 19:16:45
>>647-648
回答ありがとうございました。

650夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/02/24(土) 17:48:37

「ねぇねぇねぇ、カメラが『みっつ』とか『よっつ』とかついてるスマホってあるじゃん。
 もし『シカクキョーユー』したら、ゼンブがイッペンにみえちゃうのかなぁ??
 あとさぁ、ソレってカメラがキドウしてなくちゃダメ??」

     「――――ためしたほうがはやいな!!」

「アリスのスマホ、『トリプルカメラ』なんだよね〜〜。
 こないだキシュヘンしてきた。
 で、イマからスマホに『シカクキョーユー』してみようとおもうんだけど、
 どんなカンジになるとおもう??」

           「んっと――――」

「イッコ『ぼうえんカメラ』なんだけど、とおくがハッキリみえるとかない??」

651『音仙』:2024/02/25(日) 02:29:12
>>650(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)

「『視覚がないもの』は対象外になりますが……
 生き物が目を閉じていても能力対象になるように、
 カメラ機能が今OFFなだけなら、対象に出来ます。
 ただしOFFのカメラは何も写していないので、
 視覚的情報は得られない、という事にはなりますね」

  「トリプルカメラでどうなるか、については……」

「今、キミが感じている通りですね。
 『伝達』は器官一つ一つごとに作用するのではなく、
 対象の有する『感覚』全てを得るというものです。
 3つのレンズが仮に存在するとしても…………
 写す光景が一つなのであれば、得られるのは一つ。
 スマホを望遠カメラに切り替えれば、視界もそうなります」

「そういうわけですが…………ご納得はいただけました?」

652夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/02/25(日) 20:55:30
>>651

  「――――『わかった』!!」

           「じゃ、いってくる!!」

                   「まったね〜〜〜〜!!」

653夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/03/27(水) 21:40:17

「しおんちゃんしおんちゃん。
 ジツはスゲーだいじなコトがあるんだけどさぁ。
 まぁまぁ、ちょっとみててよ」

『ドクター・アリス』が『ネイル』を取り外し、指弾の構えを取る。

「コレでビシッてやったら、『アリス』とおんなじスピードでとんでくとおもうんだけど、どうおもう??
 マエやったときはできたんだけど、イマもできるかな??」

654『音仙』:2024/03/28(木) 02:36:16
>>653(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)

         ジ…

「なるほど……そうですね。
 『投擲』同様、『指弾』もスペックが乗るものです。
 特に、『精度』に優れるキミのスタンドであれば、
 狙いの難しさについては克服できますし…………
 軽く小さなものしか飛ばせない点についても、
 キミの『ネイル』であれば、何ら問題はないでしょう」

「……ああ、『投擲』同様と言いましたが、  
 投擲の威力は『スペック』だけではなく、
 『物の重さ』によっても決定されてくるものだから……
 ネイルに限らず…………とても軽く小さなもの、
 例えば『ベアリング弾』などもそうだと思いますが、
 『威力を乗せる』のは指弾の方が向くかもしれません。
 ……いずれにせよ『破壊力』に乏しい性質を考えると、   
 衣服を容易く貫通させるようなことは出来ないはず。
 しっかり『効く当て方』の工夫は、必要になりますね」

655ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/04(木) 18:29:54
こそっ

音仙に元へやってきたソラ
何か緊張した様子だが

「こんにちは…」

いつもなら音仙の方がサイフォンで飲み物を淹れてくれるだろう

「あぁ、今日は…
 こっちで淹れていいかな?」
「ハーブティーを淹れようと思うんだけど…」

手に持っている紙袋の中身がハーブティーの葉だろう

「お茶請けも、まぁ、作って来たんだけど…」

656『音仙』:2024/04/04(木) 19:19:56
>>655(ソラ『ステインド・スカイ』)

「ああ……こんにちは、『ソラ』
 キミの活躍はいつも『聴いて』います……けど、
 顔を見せてくれると、聴くだけより嬉しいですね。
 百聞は一見にしかずと……私が言うのもなんですが」

           シュルル

『蔦』を操り、飲み物の準備をしようとしたが、
『ソラ』からの申し出を受け、ゆっくりとそれを止める。

「それは……エエ、ぜひ。ご馳走になりましょう。
 お茶請けも楽しみです。
 ちょうど今、煎餅以外切らしていたので……」

        フ…

口元には小さく笑みを浮かべ、
髪に半ば隠れた両目も、喜色を浮かべていた。

「ソラは……ハーブティーが、お好きなのですか?」

紙袋に視線を向けつつ、『茶道具』が必要なら貸し出すだろう。

657ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/05(金) 16:44:51
>>656
「知り合いが淹れてくれたのを飲んでから、気に入って」

音仙が茶道具を貸してくれるというなら、喜んで厚意に甘えよう
ただ、カップは自前の物を使う

「ちょっと待っててくれ」

音仙に借りた道具を用いてハーブティーを淹れていく
透明なカップに注がれたのは、鮮やかな水色の液体
花の優しい匂いが漂ってくる

マロウブルーというハーブティーだ
正直、煎餅とは合わないだろう

「飲んでほしくて、練習したんだけどどうかな?」

658藤原しおん『ウィスパーズ』:2024/04/05(金) 17:45:38
>>657(ソラ)

「趣味の素敵な知り合いを持ちましたね。
 ……水色の飲み物というのは珍しい。
 このカップだと、増して綺麗に映えますね。
 キミの趣味が素敵だから、類が友を呼んだのかも」
 
       カチャ

少しだけ音を立てながら、カップを手元に寄せた。
マナーがどうこう言う人間はこの場にはいない。
そういう席でもないだろう。親しい同士なのだから。

「お茶というのは奥が深いですよね。
 香りも、色彩も。味は……不思議と、
 私の舌には似て感じるものが多いですけど……」

         ス…

「ああ喋っている内に冷めてはもったいない。
 いただきましょうか…………」

口元に器を運ぶ。
マロウブルーのお茶はわずかなとろみを持ち、
華やかさで視覚を存分に喜ばせてくれる反面、
味というほどはっきりした味はしないけれど――

「…………美味しい。エエ、とても……優しい味ですね」

        
         そう零して、二口目を口にした。

659ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/06(土) 14:50:13
>>658
こういう場では堅苦しい事は言いっこなしだ
楽しく、美味しく茶を楽しむのがマナーというものだろう

「薄いでしょ?」

味が薄いというのは飲みやすいとも言えるが
人によっては物足りなさを感じる

「俺は、この薄さ好きだけど」


はちみつとカットレモンをテーブルに置く

「薄かったら、これで調節してみてくれ」

入れるのははちみつ以外の選択肢もある
味が薄いという事は、それを自分色に染めやすいという事だ


そして、マロウブルーの特徴は色が変色する事だ

「それ、色が変わるんだよな」

最初は青空のような透き通った青色だったものが
時間の経過とともに紫色に変化するのだ

「色が変わると、藤色っぽくて…
 それも好きなんだよな」

「…そろそろお茶請けを出すか」

660『音仙』:2024/04/06(土) 18:42:19
>>659(ソラ)

「エエ、まあ、濃くはないですが…………
 きっと、舌だけで味を楽しむものではないのでしょう」

               ス

「とはいえ、せっかく用意してくれたことですし……ね」

はちみつとをひとすくいだけ溶かしいれる。
レモンは――――いったん、そのままにしておいた。

                 ズズ

「藤色。……ふふ、そうですか」

甘くなった紅茶を口に入れつつ、ソラの話に耳を傾ける・・・

「テレビか、動画サイトで……色変わりする紅茶を見たような。
 もしかすると、それがこれだったのかもしれません。
 ……百聞は一見に如かず、そして一見も……この目で見るのが、一番」

            「ああ、味わうのはもっと、かも?」

お茶請けに視線を再び向ける。

「お皿と……フォークは必要ですか?」

『蔓』を少しだけ動かし、必要なら取ることをアピールしておいた。

661ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/07(日) 17:57:21
>>660
「いや、これはスプーンだな」

袋からカップを2つ出すと
皿に乗せてとん、と一叩きする

ぷるん

そんな擬音が聞こえてきそうな
柔らかく震える物体が皿の上に鎮座していた

青いゼリーだ
青という色は通常、食欲を減衰させる効果があるが
ゼリーとなると話が変わる
清涼感のある透き通った色をしているのは、ゼラチンではなくアガーを使用したからだろう

青空を思わせるようなゼリーの中には寒天が散りばめられている
音仙の方には、白い雲が
ソラの方には、藤の花が
雲はミルクで、藤の花は紫キャベツで着色したのだろうか

「マロウブルーをゼリーにするのは難しかったから
 バタフライピーをゼリーにしてみたよ」

マロウブルーもやろうと思えばゼリーにする事は可能だが
今のソラの技術では難しいようだ

「…食べながら話がしたいな」

662『音仙』:2024/04/08(月) 10:09:57
>>661(ソラ)

「綺麗ですね。お店で売っているぐらい……
 キミがこのために試行錯誤してくれた事が、
 私にとっては……いっそう、嬉しくなります」

『インターネット』で検索をすれば、
あるいはデパートの地下にでも行けば、
似たようなものは目に出来るかもしれない。
だが、同じものを目にすることは決して出来ない。

「……『話』」

それを食べる前に、『しおん』は茶を一口だけ含み……

             コト

「あえてそう口にしたということは……
 『雑談』を嗜みたい、というわけではないのでしょう」

カップをソーサーに置き直し、『ソラ』を見つめる。

「『話』をしましょうか。……私はもちろん、『聴く』側です」

背後の『音響機器の大樹』……『ウィスパーズ』。
数本の蔓がゆっくりと伸び、『音仙』と『ソラ』の周囲を取り囲む。

663美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2024/04/08(月) 17:33:39

「こんにちは、音仙さん。今日は『質問』を持ってきました」

「私は『プラン9・チャンネル7』を、『時代と共に進化するスタンド』だと思ってるの。
 『新しい機器』が開発されて普及する度に、『能力対象』は増えていくでしょう。
 例えば、『20年前』にはなかったような物も今はあって、
 今はない物でも『20年後』には登場するかもしれない――――」

「ここからが本題なんですけど、現代の『カーナビ』は主に二種類が主流ですよね。
 一つは『AV一体型カーナビ』で、もう一つは『ディスプレイオーディオ』。
 厳密に言うと、後者はカーナビじゃなくて、
 スマホと連携してナビアプリを利用する事が前提の機器なんですよ。
 私の車に積んであるのも、このタイプです」

「それで、このディスプレイオーディオは、
 スマホ連携で『ハンズフリー通話』や『メッセージの送受信』も出来るんです。
 多分、私が何を聞きたいかは、もう分かって頂けてるんじゃないでしょうか?」

             スッ

「ええと…………『ディスプレイオーディオに関する質問』」

スマホを取り出し、あらかじめメモ帳アプリに記録しておいた内容を読み上げる。

「誰から電話が掛かってきたか分かる?
 誰に電話を掛けたか分かる?
 誰にメッセージを送ったか分かる?
 誰からメッセージが届いたか分かる?
 送受信したメッセージの内容が分かる?
 アドレス帳と同期させていたらアドレス帳の中身が分かる?」

「――――以上です。
 最後の質問以外は『保存されているデータ』に含まれませんが、
 『過去三日間の使用記録』で分からないかと思うんですけど、どうでしょうか?」

「限りなくリスクをゼロにして情報を得る方法を考えてみたんです。
 『誰も乗ってない車』なら、普通は気付かれる事がないですから。
 もちろん犯罪をやる気はありませんけど、
 いざという時の為に『自分の能力』は知っておきたいので」

664『音仙』:2024/04/08(月) 22:43:34
>>663(美作くるみ『プラン9・チャンネル7』)

『美作くるみ』は『音仙』からの回答を思い出す――

>誰から電話が掛かってきたか分かる?
>誰に電話を掛けたか分かる?
>誰にメッセージを送ったか分かる?
>誰からメッセージが届いたか分かる?
>送受信したメッセージの内容が分かる?
>アドレス帳と同期させていたらアドレス帳の中身が分かる?

『ディスプレイオーディオ』はもちろん『音響機器』であるため、いずれも可能。
アドレス帳について、『同期させていたら』という前提も正しい。

ただし、『ディスプレイオーディオ』の普及率は、
2024年現在、まだまだ支配的な状況とは言えないため、
『車なら確実に備えている』といった物ではないのは留意が必要。

本体に再生機能がある『ドライブレコーダー』の録音録画内容など、
別の情報源も併せて活用するのが『無難』かもしれない。

665ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/08(月) 23:01:00
>>662
「いや、そんなに堅苦しい話じゃないよ…
 お茶を飲みながら、気楽に聞いてもらえればいいんだ」

薄味のマロウブルーを一口飲んで言う

自分達を取り囲む『ウィスパーズ』の蔓を見る
少し緊張するが……
真剣に自分の声に耳を傾けてくれている
そう分かるから、嬉しい


「まずさ、聞きたいんだけど…」
「貴方と最初にあった時と比べて…
 俺って変わったかな?」

まだ本題ではないが、ソラにとっては大事な話かもしれない

カップを二人の視線の間に入るように持ち上げる
時間とともに色が変わるティー
今の色は、どんな感じだろう?

666『音仙』:2024/04/08(月) 23:18:57
>>665(ソラ『ステインド・スカイ』)

「おっと……失礼、勇み足でした。
 足ではなく耳なのですが……それはともかく」

       シュルル

蔓が少しだけ縮むが、『聴いている』事に変わりはない。

「キミは『変わり』ましたね。
 ……もちろん、良い意味で」

短く区切り、爽やかなゼリーをひとすくい食べ、
飲み込んでから…………話を続ける。

「もちろん『心の音』の話ではなく、
 私から見た印象の話です。
 キミの本心とは食い違うかもしれませんが……」

「かつてのキミは…………儚く見えました。
 ここに来るまでの出自を考えれば当然ですが、
 触れるだけでも、崩れそうなほどに。
 言葉にも……今よりずっと、不安が滲んでいた、
 そんな覚えがあります。……今とはまるで違う」

ゆっくりと紡がれる言葉は、どの瞬間も、
『藤原ソラ』のためにある物だった。
会話である以上それは当然かもしれないが、
用意した言葉を並べているだけではない。

「キミ自身は……どう考えていますか?
 ここに初めて来た時から、キミは自分の……
 空のキャンパスを、何色かに染めることが出来たでしょうか……?」

667ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/09(火) 19:25:32
>>666
とても柔らかく、一掬いするとふるふると震えるゼリー
マロウブルーとは違い、かすかな豆の香りがする
バタイフライピーもマロウブルーと同じくとても薄味だが
このゼリーには甘くなり過ぎないギリギリの甘さと
柑橘のような風味で味付けがされている

「…自分でも何か変わった気はするんだ」
「でも、具体的にどう変わったかっていうのは
 自分じゃよく分からない」

その表情は不安とも困っているとも戸惑いとも
どうとでもとれそうな表情をしている

「何かさ、キャンパスに絵具を塗っていくんだけど
 何か描いたらすぐ取り替えて、また白い紙に絵具を塗って…
 それを繰り返してるって感じがする」


「でも、最初は青と藤色の絵具しかなかったのが
 最近は色の種類が増えて来たっていうか…」

前だったら音仙くらいしか人の事を気にしなかったが
今では多少なりとも他人を気にするようになって来た
そんな自分の変化に戸惑いを感じているといったところか


「前にさ、貴方とはいつまでも一緒にいられないって言ったじゃん?」
「…それで、自分なりに自立して変わろうと思ったんだよ」
「でもさ、変わっていくと、逆に思うんだよ」
「貴方と…母さんとずっと一緒にいたいって」

668『音仙』:2024/04/10(水) 02:08:21
>>667(ソラ『ステインド・スカイ』)

「ごくわずかな色で、美しい絵を描く画家もいます。
 ですが…………そうした人たちの多くは、
 別に、他の色だって使うことはできた。
 『多くから選択できる』ことは、
 決して『その中のひとつを選ぶこと』と背反しない」

言葉をゆっくりと選びながら話すその様子は、
かつて『スタンド』を与え、名を与えた時にも近い。

「キミが……二色の世界に留まるのではなく、
 たくさんの色を手に入れて、
 それでも、その二色を大切にしてくれるなら。
 私という足枷に縛られず、どこにでも行けるけれど、
 帰る場所として私を覚えていてくれるのなら、
 私は…………それを、心の底から、嬉しく思います」

       「ありがとう、『ソラ』」

それだけ、意味のある会話だと思っているから。

         シュルルルルルルル

             ルルル

     「だから、『ウィスパーズ』……
      私のスタンドで、
      キミの心音を改めて聴きましょう」

『蔓』が『ソラ』の周囲にゆらめく。


「変わった心は時に『能力』さえも進化させる。
 ――それが、キミの世界により多くの色彩を与える事を祈って」


特に阻止をしないなら、『ウィスパーズ』は行使される。

669ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/10(水) 20:53:17
>>668
「…最初は、何のために生きてるのか分からなかった」
「無駄に生きてて、何のために存在してるのかも分からなかった」
「っていうか、今でも分からない」

「でも、今はそれだけじゃない」

「自分の中に色が増えてくと、この色が
 藤色が大事だって事が分かるようになったよ」
「自分が生きてる意味は分からないけど
 母さんと居ると楽しい」
「だから、今は貴方と居るために生きてる」

「ずっと、帰る場所でいてほしい」


周囲に『蔓』が揺らめいているが、ちっとも不安は感じない
だって、音仙が聴いてくれるんだから
むしろ安心するような、何か暖かいものをソラは心に感じていた

670『音仙』:2024/04/14(日) 22:52:40
>>669(ソラ『ステインド・スカイ』)



       キィィィィィィィ――――――――――― ン



「……さあ、聴き終わりました。
 スタンドの『変化』は、得てして心情だけでなく、
 経験した『戦い』や『岐路』にも左右されるもの。
 キミの『ステインド・スカイ』は広い可能性を持ち、
 それゆえに…………『まずは』この色を身につけた」


―――――――――――――――――――――――――――


『ステインド・スカイ』は『ソラ』が経た戦いと、
日常の中で得た色彩により『第二の天候』を発現する。 

条件となる無生物の性質は、『電力』を蓄えている物体。
これを核とした雲は『帯電』した『雷雲』として浮かび、
触れたものに電撃を浴びせかけるだけでなく、
電量に応じた『落雷』を発生させることが出来る。

威力こそスタンガン程度だが、隙を作る事に長け、
これまで以上に『有利な戦場の構築』が可能となった。

『ステインド・スカイ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A→B

――――――――――――――――――――――――――――

   
       「それが、藤原ソラ……キミの『新たな境地』」


「……雪に続き、雷。あくまで悪天候であることは、
 キミ自身がまだ『苦難の旅』の中にいる証か、
 それとも、帰る場所の……その、大切さを、
 深く知ったがゆえの『険しい外界』の象徴でしょうか」

「どちらにせよ……キミのこれからを描く、助けになるはずです」

671ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/15(月) 19:49:48
>>670
『ウィスパーズ』により聴き取られた
『ステインド・スカイ』の新しい『天候』

          『雷』

ここまで、荒々しい戦いを続けてきたソラが
その色を得るのは納得の結果かもしれない


「悪天候か…」
「確かに、心の中で雪が降ったり雷が落ちたりするけど」
「でも、今は凄く安心出来る気分だ」
「どんな吹雪が吹いても、でっかい雷が落ちても
 帰る場所……貴方の傍にいれば安心出来る」

少し時間が経ち、ちょっと冷めたマロウブルーを一口飲み
徐に席を立つ

「だから、さ、その…」
「抱き締めてくれない?」
「いや…成長したお祝いって事で」

照れながらも音仙の前で素直な欲求を示す
これもある意味、成長と言えるのだろうか

672藤原しおん『ウィスパーズ』:2024/04/16(火) 11:55:18
>>671(藤原ソラ)

              ツル…

ゼリーを食べながら、『ソラ』の様子を見る『音仙』。

あるいはあの『夏』の記憶が、
『雷雲』というイメージを能力に結び付けたのか、
それとも単なる偶然なのか………いずれにせよ。
重要なのは新しい力を『どう使うか』の方だろう。

「一つだけ……言っておくとすると、『帰る場所』は、
 一つでないといけないという決まりはありません。
 どうかキミの思うまま、歩み続けてほしい」

           ギィ…

         「けれど……今は」

腰掛けた安楽椅子の角度をゆっくりと変え、
座ったまま、空いた空間にほうへと体を向ける。

「…………………………おいで、『ソラ』」

            ポン


膝にかけたブランケットを叩く。
『しおん』の方から抱きしめに来ないのは、
あくまで『ソラ』のための時間だからだろうか。

いずれにしても、それ以上講釈を言うでもないようだ。

673ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/17(水) 18:33:17
>>672
『帰る場所』は幾つあったって良い
どこに帰るかもソラの自由だ
だから

 ・・
「ここを選ぶのも自由だよね」

音仙の元へ歩み寄り
そっと音仙…藤原しおんに抱き着いた

「どんな色に染まっても、居場所が増えても
 この色が……ここが一番の特別だと思う」
「だから、ずっと居場所でいてほしい」

これまでにない安らかな表情を見せる

「好きな食べ物ってある?
 今度作って持って来るよ」

「それで、その…
 もう一つお願い…」
「撫でて…ほしい…」

674藤原しおん『ウィスパーズ』:2024/04/17(水) 19:13:05
>>673(藤原ソラ)

「キミは時に驚くほど大人びているから……
 こういう姿を見られるのは……嬉しいです。
 キミからすると、気恥ずかしいかもしれませんし」

         ス…

「私も…………不慣れな部分は、あるのですけど。
 これから続けていけば、いつか慣れるでしょうね」


頭を撫でる手指は細く、弱い。
抱き着いた体も大人としては相当にか細く、
そこに『供与者』の姿はない。

「私は……クリームを使った、温かい料理が好きです。
 例えばクリームシチュー……グラタンも良いですね。
 持ってくるには少し不便かもしれませんが、
 いつか、食卓を囲めれば……それも嬉しく思います」

        「『名付け親と子だから』ではなく、
         他でもない……キミと私だから、ね」

675ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/19(金) 16:09:27
>>674
ソラがこんな姿を見せるのは音仙に対してだけだ
気恥ずかしさというのはあるだろうが
彼女の前でだけは、子供みたいになれる

撫でられる白い髪は意外と触り心地がよく
絹のようにふわっとしながらさらさらとしている
肌もしっとり、つるっとしてぷにっとしている
化粧だとかをしているわけではないが、髪や肌の手入れは意外としっかりしているようだ


「クリームシチュー……グラタン
 俺も好きだな」
「一緒に作りたいな」
「デザートにクレームブリュレも作ってさ…」

か細く弱い手指だが、それが優しくて心地良く
次第にまどろみに誘われ、音仙に無防備な姿を晒す


最初は名付け親だったから、或いは最初に見た人だったからかもしれない
けど、今はそれだけじゃない
藤原しおんという個人に敬愛を抱いている

676藤原しおん『ウィスパーズ』:2024/04/19(金) 17:47:10
>>675(藤原ソラ)

やがて音の消えた部屋の中、
『しおん』はそれ以上の感情は言葉で表さなかった。

      それを言葉よりずっと、
       早く深く伝える温度があるから。


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