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【他】『心音サイフォン・質疑・成長スレッド』

317 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2021/01/12(火) 23:14:18
>>316

「…あなたも、後天的に目覚めたのですか」
「それは、突然に?あるいはオレのように、誰かの協力を得て、でしょうか?」

テーブルの上に並べられた菓子の中にある、『プレッツェル』。覚えていてくれたのだ。
いや、実際あの時は好きな洋菓子を訊かれて、あまり食べたことのない菓子の中で
そういえばこの前妹からもらった『プリッツ』は美味しかったな…という記憶から引っ張り出した名前だったが。
何にせよ、ありがたいものだ。小さく頭を下げ、先に『プレッツェル』に手を伸ばし、頂く。
しげしげとその特徴的な形を見つめた後、小さく食べてみる。…美味い。

「こういった場所を訪れ、何かを変えようとした人間にのみ、『目覚める』機会があるのでしょうね」
「かく言うオレも、これは自分にはどうしようもない事だと諦めていたら、『シヴァルリー』に目覚める事もなかったでしょう」

やはり、『眠っている』人間の見分け方はないようだ。覚悟していた事であるが故に、衝撃はない。
それならば、これから自分が生きていく中で、何かに抗いたくとも力を持たない人間に会った時。
この場所を、勧めよう。何も変わらないかもしれない。それでも、希望は少しでもあった方がいい。

「…一連の事件を通じて、色々なことを知りました。この街では、想像よりも数多く事件が起きていること」
「そしてそういった犯罪に手を染める人間は、必ずしも想像するような『悪党』ではなく、
 日常の中で偶々足を踏み外し、そちら側へと落ちてしまった者もいること」


>    「私の所属する『三課』は、
>     『窃盗犯』を主担当としている」
>    「スーパーの『万引き』、『空き巣』や『ひったくり』は、
>     この町の何処かで、毎日起こっている」


>      「ああ、自首するよ」

>      「このスタンド能力を、使わずに生きてきた」

>      「――――だが、いざ使ってみれば、このザマだ」

>      「慣れないことを、するべきじゃあ、なかったよ……」

「オレも例外ではありません。常に自らの行いに気をつけて、これからも邁進していく所存です」
「よろしくお願いします。今日は家族へと遅くなる旨を伝えてあるため、問題ありません」

そう言って深く頭を下げ、今度はしっかりと『音仙』さんの瞳を見返す。
彼女は真剣に望んでいる、自分も同じく真剣に望まねば失礼だ。ましてやこれは自分がお願いした事なのだから。


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