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@@@プリキュアオールスターズ小説を綴るスレ・5@@@

1ふたりは名無しさん:2012/12/25(火) 00:17:58 ID:OLZBNnBw0
プリキュアの小説を思い思いに綴るスレ。
短編から長編、それと詩などなど…。

前スレ:
1.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1096189364/
2.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1131718823/
3.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1167805808/
4.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1222147723/

96ふたりは名無しさん:2013/10/13(日) 03:53:13 ID:9zcVHVzg0
『Zの系譜/宿命の対決』

ムーンライト「ダークプリキュア…!あなた…もしかして…」
ネオダークプリキュア「また会ったわね。キュアムーンライト…」
ムーンライト「ブルームとイーグレットに何をした!?」
ネオダークプリキュア「さあね。」
ムーンライト「ここはやるしかないわね…花よ輝け!プリキュア・シルバーフォルテウェイブ!!!」
ネオダークプリキュア「無駄よ!キュアムーンライト!」
ムーンライト「えっ!?」
ネオダークプリキュア「プリキュア・ダークフォルテウェイブ!!!“Я”−リバース−!!!」
ムーンライト「何っ!?“Я”−リバース−だと!?」
ネオダークプリキュア「はあああっ!!!」
ムーンライト「またあの時のようになってしまうのか…!?」
ブロッサム「花よ輝け!プリキュア・ピンクフォルテウェイブ!!!」
ネオダークプリキュア「あ、あれは…!!!ぐあああっ!!!」
ムーンライト「ブロッサム…どうして…」
ブロッサム「雑魚のジコチューは全滅しました!後は私に任せてください!」
ムーンライト「分かったわ。」
ネオダークプリキュア「フフフ…あなたもリバースされたいの?」
ブロッサム「リバース!?どういうことですか!?」
ネオダークプリキュア「あなたには彼らと遊んであげるわ。」
ブロッサム「彼らって、誰ですか!?」
Я響「フフフ…」
ブロッサム「ま、響さん!?どうしちゃったんですか!?」
Я響「あなたもリバースされるがいいわ。」
ブロッサム「えっ!?」
Я響「プリキュア・ミュージックロンド!!!“Я”−リバース−!!!」
ブロッサム「どうしてですかーーーっ!?」
舞「ダメーッ!!!」
咲「きゃあっ!!!」
ブロッサム「あ、あなたは…咲さん!舞さん!」
舞・咲「ここは私たちが止める!!!」
Я響「うるさいハエ共め!!!」
舞・咲「きゃあああっ!!!」
ブロッサム「咲さーん!舞さーん!」
Я響「これで、美翔舞と日向咲のリバース化は完了しました。」
ネオダークプリキュア「よくやったわ。北条響。」
ブロッサム「よ、よくもよくも…私たちの友達を…」
Я響「何だ?」
ブロッサム「私、堪忍袋の緒が物凄く切れましたーーー!!!」
ネオダークプリキュア「あ、あれは…オーバードライブ!?」
キュアブロッサムがついにZモードになり、新たなる力、オーバードライブを発動する!

97ふたりは名無しさん:2013/10/13(日) 03:53:33 ID:9zcVHVzg0
『Zの系譜/発動、オーバードライブ』

Я響「これで、美翔舞と日向咲のリバース化は完了しました。」
ネオダークプリキュア「よくやったわ。北条響。」
ブロッサム「よ、よくもよくも…私たちの友達を…」
Я響「何だ?」
ブロッサム「私、堪忍袋の緒が物凄く切れましたーーー!!!」
Я響「あ、あれは…オーバードライブ!?」
ブロッサム「集まれ、全ての花の力よ!プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ!!!」
ネオダークプリキュア「止めてやるっ!!!」
ブロッサム「はあああっ!!!」
ネオダークプリキュア「クッ…これがオーバードライブの力…ぐあああっ!」
ブロッサム「はぁ…はぁ…はぁ…か、勝ちました…」
ネオダークプリキュア「強すぎる…あなた、覚醒したのね!?」
ブロッサム「覚醒なんかしてません!」
ネオダークプリキュア「何っ!?」
ブロッサム「それに、あなたはレジーナさんではありません!」
ネオダークプリキュア「おのれェ…プリキュアァァァッ!!!」
Я響「止せ!ネオダークプリキュア様!」
ネオダークプリキュア「リバースしてやるわ!今度こそはァァァ!!!」
ムーンライト「これで、全てのジコチューは討伐したわ。」
ブロッサム「ムーンライト…ありがとうございます!」
ムーンライト「それにしても…咲と舞に何があったのかしら…?」
オーバードライブを使いこなしたことにより、ネオダークプリキュアに異変が起こり始めた。
ダークレジーナ「おのれ…プリキュア…」
Я響「落ち着け。」
ダークレジーナ「何?」
Я響「実は先程、美翔舞と日向咲はリバース化しました。」
ダークレジーナ「えっ?」
Я舞「ネオダークプリキュア様。」
Я咲「今度は私たちがあなたを守る番です。」
ダークレジーナ「そ、そうか…」
Яひかり「これで残りは28人ですね。」
Я響「ネオダークプリキュア様、今はゆっくり休んで下さい。」
ついに美翔舞と日向咲もリバース化してしまい、プリキュアオールスターズを揺るがす大事件が巻き起こる。

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『exit』Song by:The Sketchbook

君の夢を見てる あの日のように 何も怖がらずに 信じるように
いつまでも思い出してる 君の言葉 かき混ぜるほどに薄まって 消えてしまうよ 確かめるように 夢中になって
裸足のまま 迷い込んでいた 足を止めてもいい でも 追いかけても 手を伸ばしても まだ応えないで でも覚えてて

あの午後に 僕らの 小さな部屋にも 似合う花瓶を見つけて それだけで明日も
なんとか埋め尽くせそうな 気かしてるだけ 気づかないふりしたヒビが 拡がっていくよ 繰り返すほどに 夢中になって
裸足のまま 迷い込んでいた 足を止めてもいい でも 問いかけても 手を伸ばしても まだ応えないで だけど
忘れるまで 変わらないでいて 君に願うけど でも 待ち焦がれた 朝のように また始まるんだ

裸足のまま 迷い込んでいた 足を止めてもいい でも 問いかけても 手を伸ばしても まだ応えないで だけど
忘れるまで 変わらないでいて 君に願うけど でも 待ち焦がれた 朝のように また始まるんだ まだ覚えてる

98ふたりは名無しさん:2013/10/13(日) 03:54:23 ID:9zcVHVzg0
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

ブロッサム「決まりました!」
ムーンライト「えっ!?」
ブロッサム「ムーンライトの出番があまりにありませんので…」
ブルーム「そうよ。」
イーグレット「早く落ちて!」
ムーンライト「でも…私は落ちたくない!」
ピーチ「でも、しょうがないのよ。」
ビート「ジコチュー殲滅はプリキュアたちが守るから…」
ムーンライト「分かったわ。」
ブロッサム「ももち、指差します!」
ももち「分かりました❤それでは、参りましょう❤
    今回のプリキュア小説(>>94-97)を通して、最もダメだったと思うプリキュアを一斉に指差してください❤」
ブロッサム「行きます!」
イーグレット・ブロッサム・ビート・ブルーム・ピーチ「せーのっ!ドンッ!」
全員が一斉にキュアムーンライトを指差す。
ムーンライト「きゃあああっ!!!」
ももち「今回のMDPはチームブルームのキュアムーンライトでした❤では、ムーンライト、今回の反省の一言をお願いします❤」
ムーンライト「プリキュア小説も、実に面白い。」
ももち「では、プリキュア小説、次回もお楽しみにー❤」
ブロッサム「うーん…さっぱり分かりません…」

99ふたりは名無しさん:2013/10/20(日) 00:20:35 ID:Rzn9rAdc0
『文化祭で大逆走!?』

七色ヶ丘中学校の文化祭で、演劇部が、『激走戦隊カーレンジャー』を復活させるということになったのだ。
豊島ひでかず「『激走戦隊カーレンジャー』…復活してしまうのか…」
井上せいじ「だって、今回は豊島が主役なんだよ。」
野川けんじ「去年は偉い目に遭ったんだからな。」
それは、『スマイルプリキュア!』第34話での出来事。
七色ヶ丘中学校2年2組は、クラスの出し物をファッションショーに決定したのだが、豊島は文化祭でバンドをやることにしようとした。
しかし、豊島の意見は通らなかったのだ。
そして、今回、ついに演劇部のエンディングで豊島がバンドに挑むことに!
木角まゆみ「いいよなぁ…私がイエローレーサー役だって!」
尾ノ後きよみ「私はピンクレーサー役!」
井上せいじ「2人共、いい役だね。それに、ボクがブルーレーサーの役をやるんだ!」
野川けんじ「そっか。ボクはグリーンレーサー役だぞ!」
尾ノ後きよみ「カッコいい!」
木角まゆみ「豊島は確か…レッドレーサー役だったね!」
豊島ひでかず「レッドレーサー?」
尾ノ後きよみ「だって、レッドレーサーはカーレンジャーのリーダーだもん!」
豊島ひでかず「そうか…レッドレーサーはカーレンジャーのリーダーだったのか…えっ!?それがオレの役!?」
野川けんじ「それに、今回はRVロボとかVRVロボの出番はないってさ。」
尾ノ後きよみ「豊島、頼みますよー!」
豊島ひでかず「チェッ…RVロボとVRVロボがいなきゃ、何にもなんないじゃん…」
ダークレジーナ「その望み、叶えてあげましょうか?」
豊島ひでかず「だ、誰だっ!?」
ダークレジーナ「あなたを素敵なジコチューにしてあげるっ!!!」
豊島ひでかず「うあああっ!!!」
ジコチュー「ジコチューッ!!!」
尾ノ後きよみ「あっ!アレは…!」
井上せいじ「ボーゾック!?」
ジコチュー「ジコチューッ!!!」
野川けんじ「違う!アレはボーゾックじゃない!」
木角まゆみ「えええっ!?」
ジコチュー「ジコチューッ!!!」
れいか・みゆき・やよい・なお・あかね「プリキュア・スマイルチャージ!!!」
ジコチュー「ジコチューッ!!!」
井上せいじ「アレって…プリキュア!?」
ハッピー「ゴメンね!カーレンジャーの劇はもう少し待っててね!」
ダークレジーナ「バカめ…そんなに私に倒されたいのか!!!」
ビューティ・ハッピー・ピース・マーチ・サニー「プリキュア・レインボーヒーリング!!!」
ダークレジーナ「無駄よ。」
ジコチュー「ジコチューッ!!!」
ビューティ・ハッピー・ピース・マーチ・サニー「きゃあああっ!!!」
5人のプリキュアが絶体絶命!レインボーヒーリングが通じないジコチューに翻弄されてしまうのか!?

100ふたりは名無しさん:2013/10/20(日) 00:21:02 ID:Rzn9rAdc0
『復活の激走戦隊』

ダークレジーナ「バカめ…そんなに私に倒されたいのか!!!」
ビューティ・ハッピー・ピース・マーチ・サニー「プリキュア・レインボーヒーリング!!!」
ダークレジーナ「無駄よ。」
ジコチュー「ジコチューッ!!!」
ビューティ・ハッピー・ピース・マーチ・サニー「きゃあああっ!!!」
ダークレジーナ「フフフ…もう立てないのかしら?」
ハッピー「豊島の為に…倍返ししないと…」
ダークレジーナ「これで止めよ!!!」
ビューティ・ハッピー・ピース・マーチ・サニー「きゃあああっ!!!」
???「激走!アクセルチェンジャー!!!」
ジコチュー「ジコチューッ!!!」
ダークレジーナ「ぐあああっ!!!」
ビューティ・ハッピー・ピース・マーチ・サニー「えっ!?」
レッド「豊島は、オレたちカーレンジャーが守るッ!!!」
グリーン「おっ!久々やな!」
ブルー「今回限りは助太刀でございます!」
イエロー「あの巨大な怪物は私たちに任せて!」
ピンク「プリキュアのみなさん、ここは私たちカーレンジャーの出番だからね!」
ビューティ・ハッピー・ピース・マーチ・サニー「わかった!」
ダークレジーナ「あ、あなたたちはッ…!」
レッド・ブルー・グリーン・イエロー・ピンク「戦う交通安全!激走戦隊!カ〜〜〜〜レンジャー!」
ダークレジーナ「まさか、あなたたち、私の邪魔をしに来たというの!?」
レッド「邪魔するのはお前だぜ!!!」
ダークレジーナ「まあいいわ。まとめて倒しちゃうわよ。ジコチュー、カーレンジャーを潰しちゃって。」
ジコチュー「ジコチューッ!!!」
レッド・ブルー・グリーン・イエロー・ピンク「ぎゃあああっ!!!」
ダークレジーナ「アハハハ…」
すると、突然のホイッスルが…!
ダークレジーナ「うるさいわね。誰なの!?」
シグナルマン「ボーゾック!無駄な抵抗は止めろッ!!」
ダークレジーナ「でたなッ?信号野郎ッ!」
シグナルマン「本官はシグナルマン・ポリス・コバーンだッ!」
ダークレジーナ「おのれぇ…シグナルマンめ…!!」
シグナルマン「正義の交通ルールを守りましょう!!!STAND UP!!!サイレンダー!!!」
ダークレジーナ「フッ…あんな巨大ロボがジコチューを倒すのか…」
シグナルマン「無駄な抵抗は止めろ!」
ジコチュー「ジコチューッ!!!」
シグナルマン「何だ?今までとは違うボーゾックじゃないか。」
ダークレジーナ「見てるがいいわ。プリキュア、カーレンジャー、シグナルマン、あなたたちの命ももうすぐ尽きる…!」
レジーナは5人のプリキュアを抹殺するため、再び七色ヶ丘中学校に向かう。

101ふたりは名無しさん:2013/10/20(日) 00:21:26 ID:Rzn9rAdc0
『ネオダークプリキュア、スクランブルチェンジ!』

ダークレジーナ「やっと見つけたわ。プリキュア…!
ハッピー「レジーナ!マナちゃんとの約束はどこに行ったの!?」
ダークレジーナ「大丈夫。マナならここにいるわ。」
ハッピー「えっ!?マナちゃん…!?」
Яマナ「フッ…」
ダークレジーナ「マナは私によってリバースしたのよ。」
ビューティ・ハッピー・ピース・マーチ・サニー「リバース!?」
ダークレジーナ「コレがある限り、あなたに勝ち目はないわ。」
ハッピー「レジーナ…まさか…」
ダークレジーナ「カオス・オーロラ・ウェイブ!!!」
ハッピー「あなたは…」
ビューティ・ハッピー・ピース・マーチ・サニー「ダークプリキュア!?」
ネオダークプリキュア「闇の使者!ネオダークプリキュア!」
ビューティ・ハッピー・ピース・マーチ・サニー「ネオダークプリキュア!?」
ネオダークプリキュア「そして、コレを見るがいいわ。」
ハッピー「コレは…!?」
ネオダークプリキュア「スクランブルチェンジ!キュアドリーム!!」
SOUND『ドリーム!』
ハッピー「えっ!?キュアドリーム!?」
ネオダークドリーム「そう。ガイアメモリの力で歴代のプリキュアに変身できることも可能なのよ。」
ビューティ「あなたは…財団Xのレジーナなの!?」
ネオダークドリーム「正解。私はキングジコチューの娘のレジーナのクローンだからね。」
サニー「せやけど、本物のレジーナはんはどこ行ったん!?」
ネオダークドリーム「本物のレジーナ?本物は完全な肉体を得る為に私と融合したのよ。」
マーチ「そんな…」
Яマナ「さあ、ネオダークプリキュア様、5人のプリキュアを倒しなさい。」
ピース「どうして…レジーナが…」
SOUND『ドリーム!マキシマムドライブ!!』
ネオダークドリーム「夢見る乙女の底力、受けて見なさい!プリキュア・ドリームアタック!!!“Я”−リバース−!!!」
ビューティ・ハッピー・ピース・マーチ・サニー「きゃあああっ!!!」
Яマナ「フハハハ…これであなたたちも再起不能ね。」
ネオダークプリキュア「顔を洗って出直しなさい。」
ハッピー「………」
ビューティ「………」
ピース「………」
マーチ「………」
サニー「………」
Яマナ「行くよ。」
ネオダークプリキュア「はーい❤」
ネオダークプリキュアは超強敵。倒す手段はないのだろうか!?

103ふたりは名無しさん:2013/10/20(日) 00:22:33 ID:Rzn9rAdc0
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

豊島ひでかず「よかったな。今回のプリキュア小説…」
井上せいじ「昨年はバンドやらなくてゴメンだったけど、今回ようやく願いが叶ってよかったな。」
野川けんじ「それがな、そこにいるあのリボン女のせいだったと思うんだよ。」
ダークレジーナ「オイッ!何で私なのよ?」
尾ノ後きよみ「今回、あなたは5人のプリキュアを葬った。」
木角まゆみ「その後、すぐ立ち去った。これはどう言った状況なの!?」
ダークレジーナ「じ、実は、短期決戦だから…」
豊島ひでかず「決定だ。」
ももち「分かりました❤それでは、参りましょう❤
    今回のプリキュア小説(>>99-102)を通して、最もダメだったと思うプリキュアを一斉に指差してください❤」
豊島ひでかず・井上せいじ・野川けんじ・木角まゆみ・尾ノ後きよみ「せーのっ!ドンッ!」
全員がダークレジーナを指差す。
ダークレジーナ「きゃあっ!!!」
ももち「今回のMDPはレジーナちゃんでしたー❤では、レジーナちゃん、反省の一言をお願いします❤」
ダークレジーナ「私は調子に乗ってませんからーッ!残念ー!!!」
ももち「プリキュア小説、次回の新作は11月10日です❤お楽しみに―❤」

104ふたりは名無しさん:2013/10/27(日) 00:00:56 ID:O7PcRTSc0
この小説は2013年2月23日と24日に投稿した小説です。

プリキュア小説傑作選『キュアドリームVSキュアハッピー(前編)』

エコー「えー、この間の東北の街の復興、ホントにお疲れ様でした。」
ピース・マリン・サニー・サンシャイン・レモネード・ベリー・リズム・ミューズ「お疲れ様でした❤」
ブルーム・イーグレット・ブロッサム・ムーンライト・ブラック・ホワイト・ビート・ピーチ「お疲れ様でした❤」
アクア・ビューティ・ルミナス・ローズ・メロディ・パイン・ドリーム・マーチ「お疲れ様でした❤」
ソード・ダイヤモンド・ハッピー・ミント・パッション・ルージュ・ロゼッタ・ハート「お疲れ様でした❤」
エコー「そして、セーフティーボックスから見事に緊急脱出したドリームとハッピー、
    あなたはホントに素晴らしかったですね。ギリギリ脱出ということで、新チームに認定です。
    キュアドリーム、キュアハッピー、よくがんばったわ。」
ドリーム・ハッピー「やったー!!!」
エコー「4月から新しい戦いに向けて、がんばってくださいね!」
ドリーム・ハッピー「はーい❤」
エコー「それに、キュアピース、アルティメットマスター認定おめでとう!」
ピース「あ、ありがとうございます!」
エコー「それに、今年から入ったプリキュアも正規昇格おめでとうございます。」
ソード・ダイヤモンド・ロゼッタ・ハート「ありがとうございます!」
エコー「では、4人の入るチームを決めます。
    キュアソード、キュアロゼッタ、キュアダイヤモンド、キュアハート、4人共新チームに入ります。」
ソード・ダイヤモンド・ロゼッタ・ハート「えっ!?」
エコー「エコーを助けたおかげです。おめでとう!」
ソード・ダイヤモンド・ロゼッタ・ハート「やったー!!!」
これにより、プリキュアオールスターズのチームは4つに分け、4月から新しい戦いに向けて準備が進められていた。

そして、桜が咲いた3月…ドリームとハッピーが対峙。一体何があったのか?
ドリーム「今年1年、いろいろあったね…」
ハッピー「うん。ハッピーもいろいろあったよ。」
ドリーム「最初はみんな敵同士だったけど…」
ハッピー「お互い、仲間になれた…」
ドリーム「ダークプリキュア増殖計画も阻止したし…」
ハッピー「ももちと仲良くなれたし…」
ドリーム「真夏の花嫁も探してよかったし…」
ハッピー「プリキュアオールスターズ総選挙もやったし…」
ドリーム「あっちゃんと最後のコミュニケーションもとったし…」
ハッピー「アルティメットプリキュアも楽しかったし…」
ドリーム「いよいよね…この時が…」
ハッピー「キュアドリーム、最後に1戦だけ、ハッピーと戦おうよ!」
ドリーム「うん。ここまで来た証だもん。ドリーム、ホントにハッピーと戦う時が来るって言ったんだから!」
ハッピー「最後はハッピーエンドで締めくくろう!」
ドリーム「OK!」
ドリームとハッピーがまさかの対決!

106ふたりは名無しさん:2013/10/27(日) 00:02:36 ID:O7PcRTSc0
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

ドリーム「やっぱり最高にいい物語だったわ。」
ハッピー「でも、最後は笑顔でウルトラハッピーだからね!」
ドリーム・ハッピー「今度は一緒にがんばろうね!」
エコー「ドリームとハッピーって、姉妹みたいですね。でも、新チームになったら別々になってしまうけど…」
ドリーム「そうだよね…だから今日はそれを記念して…」
ハッピー「今日は女王様がMDPを決めましょうよ!」
エコー「そうですか。仕方ありませんね。では、発表します。
    今回(>>104-105)、最も足を引っ張った『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』は…このプリキュアです!」
ハッピー「きゃあっ!!!」
ももち「ということで、今回のMDPはキュアハッピーでしたー❤では、ハッピー、最後に今回の反省の一言をお願いしまーす❤」
ハッピー「やっぱり最後は笑顔でフライングゲット!」
ドリーム「フフフ…何で最後はキンタロー。なんだろうね?」
ももち「それでは、プリキュア小説、次回もお楽しみにー!」
女王・キュアエコーが不在の中、無事に物語を終えた、32人のプリキュアオールスターズ。果たして、キュアエコーの運命は?次回、明らかとなる。

次回のプリキュア小説の投稿は11月10日の予定です。

107ふたりは名無しさん:2013/11/10(日) 00:00:00 ID:4tgxG/lw0
『パーフェクトワールド・序章』

女王・キュアエコーが不在の中、女王代理として、仕切ることになったキュアエース。しかし、彼には思惑が…
エース「私、活動時間が5分間しかないので…あまり動かないんですよ。だから、事実上プラスワンとして働いてもらうからね。」
ソード・ビューティ・イーグレット・マリン・ブロッサム・ハート・ハッピー・ピース「えええっ!?」
ロゼッタ・レモネード・アクア・ホワイト・パイン・ドリーム・ベリー・リズム「えええっ!?」
マーチ・ルージュ・ブラック・サンシャイン・メロディ・ビート・サニー・ブルーム「えええっ!?」
ルミナス・ミント・ピーチ・ムーンライト・ミューズ・ローズ・パッション・ダイヤモンド「えええっ!?」
エース「私が指令台になりますので、私の指示に従って行動するように。いいわね?」
ソード・ビューティ・イーグレット・マリン・ブロッサム・ハート・ハッピー・ピース「了解!」
ロゼッタ・レモネード・アクア・ホワイト・パイン・ドリーム・ベリー・リズム「了解!」
マーチ・ルージュ・ブラック・サンシャイン・メロディ・ビート・サニー・ブルーム「了解!」
ルミナス・ミント・ピーチ・ムーンライト・ミューズ・ローズ・パッション・ダイヤモンド「了解!」
エース「とにかく、キュアエコーを全力で救出しないと…大変なことになるわ…」
そう。キュアエコーはどこで囚われているのかと言うと…
シシキ「ハハハ…無様な女王だな。こいつを悪の魔王に変えてやる!!!」
エコー「止めて!私は悪人ではありません!私はプリキュアパレスの女王です!」
シシキ「そこを動くんじゃねぇ!」
エコー「きゃあああっ!!!」
ドツクゾーンの計画でキュアエコーが大ピンチに!果たして、キュアエコーの運命は!?

108ふたりは名無しさん:2013/11/17(日) 00:00:01 ID:rqgkJDI60
『パーフェクトワールド・襲撃』

時は2013年大晦日。この日は、剣崎真琴のカウントダウンライブが行われる日だった。
しかし、シシキがついにライブ会場を襲撃することに!
シシキ「ガアアアッ!!!」
真琴「えっ!?これは…闇の鼓動!?みなさん、落ち着いてください!これは地震です!落ち着いてください!」
マナ「闇の鼓動…?」
シャルル「間違いないシャル!物凄い闇の鼓動シャル!」
六花「大丈夫なの?ラケル…」
ラケル「大丈夫。きっとプリキュアがこの街を救うケル。」
ランス「落ち着くでランス。」
ありす「分かりました。」
真琴(プリキュア…来てくれるといいけど…)
シシキ「ガアアアッ!!!」
エース「ときめきなさい!エースショット!ばっきゅーん!!!」
シシキ「ガアアアッ!!!」
エース「きゃあああっ!!!」
シシキ「どうだ?この姿になった気分は…」
エース「どうして…エースショットでも勝てないの…?」
シシキ「止めだっ!!!」
エース「くっ…」
ソード「ソードハリケーン!!!」
シシキ「ぐあああっ!!!」
エース「キュアソード王妃!」
ソード「王妃は戦いが終わった後になるから!」
シシキ「おのれェェェ…プリキュアァァァ!!!」
エース「あなたはホントに反逆者なんでしょ?だったらあなたを討伐しますわ!」
シシキ「キュアエース…お前は…一体何なんだ!?」
エース「通りすがりのプリキュアよ。覚えておきなさい!キュアソード、派手に行くわよ!」
ソード「OK!」
エースとソード、2人の力が奇跡を起こす!

109ふたりは名無しさん:2013/11/24(日) 00:00:09 ID:9uybz6S20
『パーフェクトワールド・決戦』

ソード「まこぴーの大晦日ライブを邪魔する奴は、許さない!!!」
シシキ「まさか、オレがこんな目に遭ってしまうとは…こうなったら奥の手だ…くらえっ!」
ソード「きゃっ!!!」
エース「キュアソード!」
シシキ「どうだ?苦しいだろ?さあ、降参してもらおうか?」
エース「そうはさせない!」
シシキ「くっ…うごけん…!どうなってやがる…!」
エース「貫けェェェッ!!!」
シシキ「ぐあああっ!」
エース「これから時代を作るのは私たちなんだから!」
ソード「ありがとう!キュアエース!」
シシキ「こ、このオレを翻弄させるとは…なら、これでもくらえェェェッ!!!」
エース「あっ!ヤバい!5分経った!」
ソード「危ない!」
シシキ「うおおおっ!!!」
???「無駄だっ!!!」
シシキ「何っ!?ぐわあああっ!!!」
ソード「あ、あの声は…ジョナサン・クロンダイク!?」
V「違う。オレの名は、V(ヴァイオレット)。仮面の騎士だ。」
ソード「というか、どうみてもジョナサンにしか見えないわ。」
エース「ありがとう!ジョナサン王子!」
シシキ「おのれ…何故…何故だァァァ!!!」
ソード「みんな…戻ってきたのね…!」
ビューティ・イーグレット・マリン・ブロッサム・ハート・ハッピー・ピース「うん!」
ロゼッタ・レモネード・アクア・ホワイト・パイン・ドリーム・ベリー・リズム「うん!」
マーチ・ルージュ・ブラック・サンシャイン・メロディ・ビート・サニー・ブルーム「うん!」
ルミナス・ミント・ピーチ・ムーンライト・ミューズ・ローズ・パッション・ダイヤモンド「うん!」
エース「助けてくれてありがとうございました!」
V「プリキュア5つの誓いの1つ!みんなで力を合わせれば不可能はない!!!」
シシキ「何っ!?」
V「見せてやろう。ロイヤルストレートフラッシュの真の力を…!」
SOUND「ルビー!アメシスト!エメラルド!ダイヤモンド!トパーズ!サファイア!マキシマムドライブ!!!」
V「エレメンタルストレートフラッシュ!!!」
シシキ「ぬッ…こ、このオレが…このオレが…このオレが最強戦士に負けるとは…
    い、異次元の世界が…消える…ぐ、ぐああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
ソード「すごい…」
V「プリキュアが32人ですか…ボクも驚きました…」
ソード「あ、あなたは…ジョナサン・クロンダイク!?」
ジョナサン「その通り。V(ヴァイオレット)は仮面の騎士。その正体はこのボクだ。」
ソード「あなた…まさかやられたんじゃ…」
ジョナサン「知らなかったかい?ボクはレジーナの襲撃から緊急離脱したんだよ。」
ソード「よ、よかった…!」
ビューティ・イーグレット・マリン・ブロッサム・ハート・ハッピー・ピース「やったー!!!」
ロゼッタ・レモネード・アクア・ホワイト・パイン・ドリーム・ベリー・リズム「やったー!!!」
マーチ・ルージュ・ブラック・サンシャイン・メロディ・ビート・サニー・ブルーム「やったー!!!」
ルミナス・ミント・ピーチ・ムーンライト・ミューズ・ローズ・パッション・ダイヤモンド「やったー!!!」
エコー「あっ!みなさん!ついに黒幕を倒しましたね!」
エース「女王様!生きていたんですね!」
エコー「助けていただいてありがとうございました!」
ジョナサン「それじゃあ、またどこかで会いましょう。プリキュアの諸君!」
ソード・ビューティ・イーグレット・マリン・ブロッサム・ハート・ハッピー・ピース「さようならー!!!」
ロゼッタ・レモネード・アクア・ホワイト・パイン・ドリーム・ベリー・リズム「さようならー!!!」
マーチ・ルージュ・ブラック・サンシャイン・メロディ・ビート・サニー・ブルーム「さようならー!!!」
ルミナス・ミント・ピーチ・ムーンライト・ミューズ・ローズ・パッション・ダイヤモンド「さようならー!!!」
エコー「さあ、帰りましょう!」
エース「もうすぐ年が明けますよ!」
ソード・ビューティ・イーグレット・マリン・ブロッサム・ハート・ハッピー・ピース「はーい❤」
ロゼッタ・レモネード・アクア・ホワイト・パイン・ドリーム・ベリー・リズム「はーい❤」
マーチ・ルージュ・ブラック・サンシャイン・メロディ・ビート・サニー・ブルーム「はーい❤」
ルミナス・ミント・ピーチ・ムーンライト・ミューズ・ローズ・パッション・ダイヤモンド「はーい❤」
こうして、剣崎真琴のカウントダウンライブを守る戦いは幕を下ろした。

110ふたりは名無しさん:2013/12/01(日) 00:00:03 ID:JVLAXULs0
『カウントダウンライブ・開演』

戦いを終え、ついにまこぴーのカウントダウンライブが開かれた。
真琴「みなさん、大変長らくお待たせいたしました!これより、カウントダウンライブを行います!」
れいか・舞・えりか・つぼみ・マナ・みゆき・やよい「イェーイ!!!」
ありす・うらら・かれん・ほのか・祈里・のぞみ・美希・奏「イェーイ!!!」
なお・りん・なぎさ・いつき・響・エレン・あかね・咲「イェーイ!!!」
ひかり・こまち・ラブ・ゆり・アコ・くるみ・せつな・六花「イェーイ!!!」
亜久里「あっ!もう始まったのね!」

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『SONGBIRD』Song by:剣崎真琴 Starring 宮本佳那子

La la la la…La la la la…One!Two!Three!Four!Fly!
Blue Sky!晴れわたる空 口ずさむのは希望のフレーズ One Voice!聴こえてるかな?永遠へつづくメロディ
こころに運ぶ ことばの種が みんなの笑顔咲かせますように☆ヘッドフォンから響く音色で 明日元気になれ!
〜SONGBIRD〜つばさ広げて キミすむ街まで今すぐに My song 届けたい
True heart 伝えたい愛 どんなに遠くに離れていても ひとつになれるから…
La la la la…La la la la…One!Two!Three!Four!Fly!
On stage!ドキドキするね!キミの瞳はまぶしいスポットライト Don’t mind!落ち込んだって↓一緒に歌えばハピネス
春のざわめき、夏の潮騒 秋と冬のせつない足音 想いを込めて願いをのせて いつか未来になれ!
〜SONGBIRD〜羽ばたきながら 世界でいちばんきらめく Our dreams 見つけたい
Good days それぞれの夢 その胸の中で輝かせたら しあわせ待っている…

〜SONGBIRD〜つばさ広げて キミすむ街まで今すぐに My song 届けたい
True heart 伝えたい愛 どんなに遠くに離れていても ひとつになれるから…
La la la la…La la la la…(行くよ!)One!Two!Three!Four!Fly!Fly!

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真琴(大丈夫…まだ時間はある…)
真琴「ココからはメドレーで行きまーす!」
れいか・舞・えりか・つぼみ・マナ・みゆき・やよい「イェーイ!!!」
ありす・うらら・かれん・ほのか・祈里・のぞみ・美希・奏「イェーイ!!!」
なお・りん・なぎさ・いつき・響・エレン・あかね・咲「イェーイ!!!」
ひかり・こまち・ラブ・ゆり・アコ・くるみ・せつな・六花「イェーイ!!!」
亜久里「さあ、歌いなさい!思う存分!」
真琴は、年明け前となる午後11時58分まで必死で歌い続けた。そして、2分間の長い演説が行われたのだ。

111ふたりは名無しさん:2013/12/01(日) 00:35:24 ID:IuaDGPhAO
>>110
俺お前のこと嫌い

112ふたりは名無しさん:2013/12/01(日) 09:34:52 ID:JVLAXULs0
『カウントダウンライブ・倒数』

真琴「いよいよ2013年も終わりに近づいてきました!まもなく2014年が幕を開けます!」
マナ「おおおっ!みんな、カウントダウンしよう!」
六花「うん!もうすぐだね!2014年が!」
亜久里「もうすぐね…新しい幕開けが…!」
ありす「楽しみですわ!2014年!」
みゆき「まこぴー、新年もウルトラハッピーにしようね!」
あかね「アカン!スマホ!スマホ!」
やよい「落ち着いて!そろそろ来るから!」
なお「やべっ!今、何時なんだよ?」
れいか「23時59分。あと1分で2014年になります。」
真琴「さて、間もなく2013年が終わろうとしています!2014年まであと1分を切りました!」
響「楽しみだよ!新年が!」
奏「そろそろ来るからね!2014年!」
エレン「クーッ!心のビートが止まらないよー!」
アコ「大丈夫。落ち着いた方がいいわ。」
つぼみ「あっ!1分切りました!」
えりか「カウントダウン、やるっしゅ!」
いつき「相変わらず呑気だね。」
ゆり「そろそろね。2014年が…」
ラブ「新しい年も幸せゲットするから!」
美希「うん!私もよ!」
祈里「私、信じてる!」
せつな「新年も精一杯がんばるわ!」
真琴「いよいよ、2014年まであと30秒です!」
くるみ「もう来るよ!2014年が!」
のぞみ「楽しみー!私の夢が叶うよー!」
りん「のぞみ、あんたそこまで楽しみが増えるのかよ?」
うらら「のぞみさん、新しい年も頑張りましょうね!」
こまち「あらあら…賑やかね。」
かれん「でも、年の交代は大事ですからね。」
咲「2014年も絶好調なりーっ!」
舞「咲、ここで言ったら大変だから…」
なぎさ「新年になったらプリキュアも放送して10周年になるんだね!」
ほのか「なぎさ、一緒にカウントダウンしよう!」
ひかり「爽やかな新年を祝しますように、年を越しましょうね!」
そして、運命のカウントダウンが…!

113ふたりは名無しさん:2013/12/01(日) 09:35:33 ID:JVLAXULs0
『カウントダウンライブ・新年』

真琴(もうそろそろ時間ね…さっさとカウントダウンしなきゃ…!)
真琴「10秒前から行きます。10…9…8…7…6…5…4…3…2…1…!ハッピーニューイヤー!!!」
亜久里「明けましておめでとうー!!!」
真琴(王女様、私、夢が叶いました!みんなの夢が…!)
真琴「スゥー…ハァー…皆さんのおかげで、やっと2014年の幕が上がりました!!!」
れいか・舞・えりか・つぼみ・マナ・みゆき・やよい「イェーイ!!!」
ありす・うらら・かれん・ほのか・祈里・のぞみ・美希・奏「イェーイ!!!」
なお・りん・なぎさ・いつき・響・エレン・あかね・咲「イェーイ!!!」
ひかり・こまち・ラブ・ゆり・アコ・くるみ・せつな・六花「イェーイ!!!」
真琴「そして、2014年といえば、プリキュアシリーズ放送開始から、10周年を迎えました!そこで、この曲を王女様に捧げます!」
れいか・舞・えりか・つぼみ・マナ・みゆき・やよい「イェーイ!!!」
ありす・うらら・かれん・ほのか・祈里・のぞみ・美希・奏「イェーイ!!!」
なお・りん・なぎさ・いつき・響・エレン・あかね・咲「イェーイ!!!」
ひかり・こまち・ラブ・ゆり・アコ・くるみ・せつな・六花「イェーイ!!!」
真琴「聴いて下さい!初代『ふたりはプリキュア』の主題歌『ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!』」

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『ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!』Song by:剣崎真琴 Starring 宮本佳那子

DATTEやってらんないじゃん ファイターより乙女チックに getyou!loveloveモードじゃん 身も心もスゥイーツにとけてみたいもん!

チョコパフェとか、イケメンとか マジに夢中になれる年頃なの 今日も告白したかったよ
地球のため、みんなのため それもいいけど忘れちゃいけないこと あるんじゃない?!の!
胸がドキドキするトキメキ 夢見てるティーンエイジャー ごく普通のそれが日常 決して失くしたくない
DATTEやってらんないじゃん ストレスよりロマンスでしょ?!getyou!loveloveモードじゃん それがなによりパワーの素でしょ?!
DATTEやってらんないじゃん 戦うより抱き合いたい getyou!loveloveモードじゃん それが一番平和だ
なのにどうして?今日もこうして!チョコ食べまくる、くる、くる。

お陽さま見て、クシャミをして 笑いだしたらサイゴ!止まらないの でもビミョ〜にズレちゃうけど〜
ケンカしても、傷ついても ホントのとこは 信じあってるんだよ『大好きだ』って
なんかワクワクする出来事 待ち望むティーンエイジャー 冷めたフリしてもムリムリ!瞳輝いちゃうもん!
DATTEやってらんないじゃん トラブルよりうるうるでしょ!getyou!loveloveモードじゃん それが心のうるおいなんです!
DATTEやってらんないじゃん ダメだしより 背中押して!getyou!loveloveモードじゃん それが一番の力!!だからそうして!

胸がドキドキするトキメキ 夢見てるティーンエイジャー ごく普通のそれが日常 決して失くしたくない
DATTEやってらんないじゃん ストレスよりロマンスでしょ?!getyou!loveloveモードじゃん それがなによりパワーの素でしょ?!
DATTEやってらんないじゃん 戦うより抱き合いたい getyou!loveloveモードじゃん それが一番平和だ
なのにどうして?今日もこうして!チョコ食べまくる、くる、くる。

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剣崎真琴は、初代となる『ふたりはプリキュア』の主題歌『ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!』を歌い、こうして、カウントダウンライブは幕を下ろした。
真琴「2014年もよろしくおねがいしまーす!!!」
プリキュアオールスターズシーズン2、これにて終幕。

114ふたりは名無しさん:2013/12/01(日) 09:46:52 ID:JVLAXULs0
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

真琴「終わったわ…これで今年のプリキュア小説の新作もコンプリートね。」
亜久里「でも、最後に一番いけなかったのは、誰だったと思う?」
ジョナサン「ま、まさか…ボクか!?」
亜久里「その通り!今日はあなたが落ちます!」
真琴「王子、少し我慢してくださいね!」
ジョナサン「ぐっ…」
ももち「分かりました❤それでは、参りましょう❤
    今年最後のプリキュア小説(>>107-113)、最もダメだったと思うプリキュアを一斉に指差してください❤」
真琴・亜久里「せーのっ!」
アイちゃん「アイ〜❤」
全員がジョナサン・クロンダイクを指差す。
ジョナサン「ぐあああっ!!!」
ももち「ということで、今回のMDPはジョナサン王子でした❤では、ジョナサン王子、今年1年の反省の一言をお願いします❤」
ジョナサン「次はアンを救って見せるッ!」
ももち「プリキュア小説、次回は再び傑作選をお届けしまーす❤」
真琴・亜久里「みなさん、良いお年をー❤」

115ふたりは名無しさん:2013/12/08(日) 00:29:41 ID:NDl9Gpm60
この小説は2011年12月18日に投稿した小説です。

プリキュア小説傑作選『アコ+ミューズ=女神(Part1)』

アコ「今日は12月24日…私が楽しみなクリスマスプレゼントが届く日…もしプレゼントが届けば…」
メフィスト「アコ!願いが叶ってよかったな!」
アフロディテ「アコ、大切に扱ってね。」
アコ「でも…何故か来ないわ…」
ミューズ「大丈夫。きっと願いは叶うから。」
アコ「えっ!?キュアミューズ!?どうしてここに?」
ミューズ「あなたのキュアモジューレからここにやってきたのよ。」
アコ「ホント!?」
ミューズ「アコちゃん、これ、怪盗キッドからの挑戦状よ。」
アコ「ん?」

『今日の夜9時、調辺アコの大切な物を頂きに参上する。世紀末の魔術師:怪盗キッド』

アコ「私の大切なもの…?」
ミューズ「うん…これよ。」
アコ「ヒーリングチェスト?」
ミューズ「これをキッドに奪われたら、パパやママが心配するわ。」
アコ「パパ…ママ…ヒーリングチェスト、保管するわ。」
ミューズ「わかったわ。」
アコ「あっ!ミューズ、隠れて!」
ミューズ「えっ?ちょっと…!!」
音吉「どうしたのじゃ?アコ…」
アコ「ちょっと、独り言を…」
音吉「おおおっ!これか!ヒーリングチェストは…」
アコ「おじいちゃん…あなた、おじいちゃんじゃないわね?」
音吉「何でわかっている?」
ミューズ「あなたは変装の名人、怪盗キッドね!?」
怪盗キッド「フッ…バレたか。」
ミューズ「アコちゃん、捕まえるよ!あれ?アコちゃん…?あっ!!」
怪盗キッド「この女はヒーリングチェストと共にもらってくよ!」
ミューズ「アコちゃーん!!!」

TO BE CONTINUED…

117ふたりは名無しさん:2013/12/08(日) 00:33:17 ID:NDl9Gpm60
この小説は2011年9月4日に投稿した小説です。

プリキュア小説傑作選『エレン、怒りの暴走!(Part1)』

エレン(私、黒川エレン、私立アリア学園中学校2年A組の14歳。実は私、今日から部活を始めました!)
奏「えええっ!?」
響「こんなことがあったとは…」
エレン「だってこれ、ベローネ学院で習ってたのよ。」
響・奏「ベローネ学院?」
エレン「私が12歳の時、初めてラクロスを習ったの…でも、今になって私は全然できなくなっちゃったの。だから、頼む!私の弟子にしてください!!!」
響「わかったよ。」
エレンは早速、ラクロスの特訓を開始することに。
和音「行くよ!黒川さん!うおおおっ!!」
エレン「よし!」
エレン(私は…なぎささんみたいに強くなりたい…!!!)
エレン「どりゃーっ!!!」
響「きゃっ!!」
奏「響…!!」
和音「響、大丈夫?」
エレン「あーっはっはっは…」
響「エレン!何をするのよ!?」
エレン「何をするって…勝負をしに来たのよ!響とね!!!」
響「こ、この裏切り者…!!!」
奏「そんな…2人共…落ち着いて…」
エレンと響がラクロスで対決!?果たして…?

118ふたりは名無しさん:2013/12/08(日) 00:33:55 ID:NDl9Gpm60
プリキュア小説傑作選『エレン、怒りの暴走!(Part2)』

エレン「ルールは簡単。このボールを先にゴールに入れたほうが勝ちよ。」
響「絶対に負けないからね…」
奏「でも、なんで私は客席なの?」
エレン「いい?これは1対1の真剣勝負よ。」
奏「響…大丈夫かなぁ…」
エレン「行くよ!READY,GO!」
響「絶対に…エレンなんかに負けたくない!ここで決めなきゃ女がすたる!」
エレン「響、私に勝てるとでも思ったのか?私の心のビートはもう止められないわ!」
響「あっ!」
エレン「もらったー!!!」
響「くそーっ!負けるかァァァ!!!」
奏「響!」
和音「響!!」
エレン「しまった!」
響「フライングゲット!!」
エレン「ウソでしょ…空中からボールをキャッチするなんて…」
響「シュートッ!!!」
和音「ゴール!!!」
奏「やったー!響が勝ったわ!」
エレン「負けたわ…響、あなたの勝ちね。」
響「どう?あなたが裏切ったのは私のせいじゃないわ。友のせいよ。」
エレン「えっ?友達?」
奏「だから、これから部活する所を変えよう。ここにはラクロス部なんてないわ。」
エレン「響…奏…ありがとう…」
そして、その後…
エレン「私立アリア学園中学校妄想部の2年A組、黒川エレンです。よろしくお願いします!」
聖歌「あらあら…」
エレンは妄想が得意な女の子に転進したのでした。
ハミィ「よかったニャ。セイレーンも素直な女の子になってハミィはとってもうれしいニャ!」

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『お手上げララバイ』Song by:チームサプライズ feat.高橋みなみ

夜が悪い闇を連れて 街の花を咲かせる頃 なんで私一人きりで 彷徨っているのだろう
恋の毒に慣れていない ハートずっと痺れたまま なんであなた探しながら ねえ涙 瞳から あふれるのだろう ムカついてくる
Why まるでお手上げ どうした自分 私らしくないよね oh oh Why 意味わからない ちんぷんかんぷん 誰か優しくして欲しい
Why まるでお手上げ どうする自分 これじゃ帰れないよね oh oh Why こんなつらい想いするの?なぜ答えが見つからないんだ

走る車ヘッドライト 背中指を刺されたように ちょっと落ち込んでくるのよ ジェラシーを引きずって
夢はいつも甘い媚薬 私だけを手招きする もっと軽く付き合えたら さみしさもこんなには 感じない 情けないじゃない
Blue 失恋ララバイ 切ないメロディー 胸の奥に流れる oh oh Blue 通り過ぎてく 見知らぬ人 誰か声をかけて欲しい
Blue 失恋ララバイ か弱いメロディー これじゃ諦められない oh oh Blue 私どこへ 向かえばいいの?青い痛みはまだまだ続く

Why まるでお手上げ どうした自分 私らしくないよね oh oh Why 意味わからない ちんぷんかんぷん 誰か優しくして欲しい
Why まるでお手上げ どうする自分 これじゃ帰れないよね oh oh Why こんなつらい想いするの?なぜ答えが見つからないんだ

119ふたりは名無しさん:2013/12/08(日) 00:34:47 ID:NDl9Gpm60
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

メロディ「はい!もう決まってるのでさっさとやりましょう!」
ビート「………」
リズム「どうしたの?そんなに落ち込んじゃって…」
和音「もしかして、またタメ口?」
聖歌「仕方ないですよ。今日はエレンちゃんが悪いからね。」
ビート「じゃあ、1つ言うけど、もしビートがMDPじゃなかったら、誰が落ちるの?」
メロディ「メロディは聖歌だと思うけど…」
リズム「リズムは和音だと思うわ。」
和音「ふーん…一応だけど、上ってみるか。」
聖歌「楽しそうですわ。MDP。」
メロディ「さて…役者は揃ったようね…」
リズム「2人共、今日のMDPは誰だと思う?」
聖歌「私はエレンちゃんが悪いと思うわ。」
和音「私もエレンちゃんが悪いと言うことで。」
ビート「まさか…みんな、絶対おかしいわ!ビートの言うことを聞いてよ!」
メロディ・リズム「決まりました!」
ももち「さて、みんなの意見に賛成したということで、そろそろ裁定を行いましょう❤
    今回のプリキュア小説傑作選(>>117-118)、最もダメだったと思うプリキュアを一斉に指差してください❤」
和音・聖歌「はい!行きます!」
メロディ・リズム・和音・聖歌「せーのっ!」
ビート「ひゃあああっ!」
ももち「今回のMDPはキュアビートでしたー❤では、ビート、反省の一言をどうぞ❤」
ビート「部活って、ホントに楽しいわ…」
ももち「ということで、プリキュア小説、次回もお楽しみにー❤」

120ふたりは名無しさん:2013/12/08(日) 17:24:58 ID:NDl9Gpm60
この小説は2011年4月3日に投稿した小説です。

プリキュア小説傑作選『奏、響になる(Part1)』

響・奏「レッツプレイ!プリキュアモジュレーション!」
メロディ「爪弾くはあらぶる調べ、キュアメロディ!」
リズム「奏でるはたおやかな調べ、キュアリズム!」
メロディ・リズム「届け!二人の組曲!スイートプリキュア!」
ネガトーン「ガアアアアアア!!!」
ハミィ「危ないニャ!」
メロディ「行くよ!」
リズム「うん!」
メロディ・リズム「1、2の、3ッ!!」
ネガトーン「ガアアアアアア!!!」
ハミィ「やったニャ!2人の息が合わさったニャ!」
メロディ・リズム「行っけー!!!」
ネガトーン「ガアアアアアア!!!」
ハミィ「これでまた、幸福のメロディが戻ってきたニャ!あれ?メロディ…?リズム…?どこに行ったのニャ?」
メロディ「さっきからブーストが止まらないんだよー!!!」
リズム「助けてー!!!」
メロディ・リズム「きゃあっ!!!」
ハミィ「2人の息の合わせ過ぎたからニャ。」
奏「いててて…大丈夫?奏…」
響「うん…響も大丈夫だった…?」
響・奏「って、えええっ!?私たち、入れ替わっちゃったー!?」
ハミィ「だからいつもこうなるニャ。」
奏が響に、響が奏にそれぞれ入れ替わってしまった。
響「ただいまー。」
団「おっ!響、おかえり。今ね、調度お客さんが来てるんだ。」
響「ホントに!?」
そんな響(奏)にお客さんが来ていた。
響「すみませーん…入りまーす…えっ!?あ、あなたは…」
さえ「み、宮澤佐江ですけど…君の名前は?」
響「南野奏ですわ!」
さえ「えっ!?南野奏!?」
奏(しまったぁ…私の名前を言ってしまったわ…どうしよう…)
響「じゃなくて、北条響ですわ!」
奏(よし!)
さえ「北条響ね…私立アリア学園中学校の2年生でスポーツ好き。あっ!私と一緒じゃないか!」
奏(はぁ…)
さえ「なあ、私とサッカー勝負してみないか?」
奏(えっ!?サッカー勝負!?私、やったことないわ…)
響「わかったわ…でも私、サッカーとしては初心者なのよ。」
さえ「そっか。じゃあ、PK勝負ってことで。」
響「うん。そうしよう。」
さえ「ルールは簡単。キックは5回行う。」
響「先に点の多い方の勝ちってことね。」
さえ「ただし、5回目終了時点で同点だった場合はサドンデス戦になるからね。」
響「OK!気合のレシピみせてあげるわ!」
ということで、北条響(南野奏)が宮澤佐江とサッカーのPK勝負をすることに!?
でも、奏と響が入れ替わったら、どうなっちゃうのだろう?

122ふたりは名無しさん:2013/12/08(日) 17:26:07 ID:NDl9Gpm60
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

メロディ「やっぱり私たちが入れ替わってしまったせいで町中がメチャクチャだわ…」
リズム「ところで、今回のMDPって誰?」
ローズ「誰って言うか…あなたたち2人共落ちるのかなぁ…?」
メロディ・リズム「えええっ!?」
ビート「だって、最後のページを見て…」
リズム「えっ?」
ミューズ「『2人が入れ替わっても、中身は同じ…なのか?』って…どう見てもおかしいでしょ!」
メロディ・リズム「ギクッ!?」
ビート「ということで、MDP決定ね!」
ももち「さて、みんなの意見に賛成したということで、そろそろ裁定を行いましょう❤
    今回のプリキュア小説傑作選(>>120-121)、最もダメだったと思うプリキュアを一斉に指差してください❤」
ビート「行くよ!」
ミューズ「せーのっ!」
メロディ・リズム「きゃあっ!」
ももち「今回のMDPはキュアメロディとキュアリズムでしたー❤では、メロディ、反省の一言お願いします❤」
メロディ「もう入れ替わるのは懲り懲りだー!」
ももち「そして、リズム、反省の一言❤」
リズム「すみません!入れ替わったリズムが悪かったです!」
ももち「では、プリキュア小説、次回もお楽しみにー❤」

123ふたりは名無しさん:2013/12/08(日) 17:45:30 ID:NDl9Gpm60
この小説は2012年5月20日に投稿した小説です。

プリキュア小説傑作選『キュアブロッサムVSキュアマリン(前編)』

今日の天気は生憎の大雨。そんなある日のホームルーム、明堂学園の音楽会の企画会議が行われた。
いつき「今回の音楽会は、2011年の3月に発生した大地震で被害に遭われた人たちに贈る音楽会にしようと思います!」
つぼみ「あの…どうしてそういう音楽会にするんですか?」
えりか「いいじゃないか。地震で被災した人たちにエールを送らなきゃいけないんだから!」
鶴崎「そうよ。何のために人を救うと思ってるの?」
つぼみ「………」
えりか「………」
その後…つぼみの部屋にキュアブロッサムが訪問。
ブロッサム「へぇー…つぼみちゃんたち、音楽会をやるんですね。」
つぼみ「そうですよ!だから、今回の音楽会のために一生懸命練習していますから!」
ブロッサム「それで、課題曲は何ですか?」
つぼみ「『誰かのために』です。おばあちゃんもこの曲を聴くと元気になれますから。」
ブロッサム「マリン…どうしちゃったのかな…」
そして、マリンは…えりかの部屋に訪問していた。
マリン「そうか…えりかちゃんたちが音楽会をやるんだね…」
えりか「もも姉に頼まれて『ドリームハートマイク』を使って歌うんだけど…」
マリン「それと、地震で被災した人たちにエールを送るだけじゃなく、
    もうすぐ卒業しちゃうあっちゃん(前田敦子)にもエールを送らないといけないからね。」
えりか「そ、そうか!ありがとう!キュアマリン!」
マリン「じゃあね!」

翌日、マリンはブロッサムと合流。そこで、とある事情を聞かせることに…
マリン「ブロッサム!どうしたの!?」
ブロッサム「マリン!気になることがあります!」
マリン「えっ?」
ブロッサム「さっきの音楽会の事…地震で被災した人たちにエールを送るだけではないとはどういうことですか!?」
マリン「ブロッサム、知らなかったの?今度、あっちゃん(前田敦子)がAKB48を卒業しちゃうのよ!」
ブロッサム「えっ!?」
そう。これは現実の話。3月のAKB48のコンサートの時に前田敦子はこう語った。
あっちゃん「私は14歳のときにAKB48のオーディションを受け、初期メンバーとして加入させていただきました。
      それは、私の人生にとって初めての大きな決断でした。そして、今日ここで2回目の大きな決断をさせてください。
      私…前田敦子は…AKB48を卒業します!!!」
この衝撃発表で会場は騒然となり、メンバーは泣き崩れてしまった。
そして、前田敦子は8月の東京ドームのコンサートと翌日のAKB48劇場の公演を最後に卒業をすることに。
つぼみも悲しい状態になってしまったのだ。
マリン「だから、ブロッサムが大好きなあっちゃんのためにつぼみちゃんのところに戻らないと…!」
ブロッサム「嫌です!ブロッサムだって、あっちゃんのために生きています!
      ブロッサム、堪忍袋の緒がものすごく切れました!」
マリン「えっ!?」
ももち「フフフ…この時を待ってたわ…キュアブロッサム、キュアマリン、ダークコントロール!」
マリン「ブロッサム、一体どうするつもりなの?」
ブロッサム「キュアブロッサムは今からキュアマリンと戦います!」
マリン「ブロッサム…そこまでして…こんなことでマリンと戦いたくなかったけど…わかったわ。行くよ!ブロッサム!」
ブロッサム「あっちゃんが本当に心配してますから…本当に信用してますから…ここでマリンと戦って連れて帰ります!」
ブロッサム・マリン「はあああっ!!!」
ついに激突するブロッサムとマリン!果たして勝つのは、キュアブロッサムか?キュアマリンか?

124ふたりは名無しさん:2013/12/08(日) 17:46:01 ID:NDl9Gpm60
プリキュア小説傑作選『キュアブロッサムVSキュアマリン(後編)』

天気は雷も伴った激しいゲリラ豪雨となっている。この状態のまま、ブロッサムとマリンは決闘をすることに…!
マリン「マリン・ダークインパクト!!!」
ブロッサム「ブロッサム・ダークインパクト!!!」
マリン「くっ!強いね…ブロッサム!」
ブロッサム「マリンこそ、強いですね…!!」
マリン「だが、今回のマリンは一味違うよ…」
ブロッサム「そうですか?」
マリン「プリキュア・ブルーフォルテ・ダークウェイヴ!!」
ブロッサム「きゃあっ!!」
マリン「どうしたの?キュアブロッサム…」
ブロッサム「ま、負けません…ブロッサムだって、戦う勇気はありますからー!!!」
マリン「くっ…!!!マリンだって、諦めないんだからー!!!」
ブロッサム・マリン「はあああっ!!!」
その時、ブロッサムとマリンの決闘を、サンシャインが阻止することに!
サンシャイン「サンフラワー・プロテクション!!!」
ブロッサム・マリン「きゃあっ!」
サンシャイン「2人共、もう喧嘩は止そうよ。」
ブロッサム・マリン「サンシャイン…どうしてここに!?」
サンシャイン「あなたたち2人の状況は分かったわ。よく見て。」
ブロッサム・マリン「えっ?」
サンシャイン「ダークプリキュアの執念がまだ残ってたのよ。だからサンシャインが2人を止めたのよ。」
ブロッサム・マリン「あ、ありがとう!サンシャイン!!」
サンシャイン「いつきちゃんたちももうすぐ音楽会の準備が迫っているの。だから2人共、手伝って。」
ブロッサム・マリン「はーい❤」
こうして、2人の喧嘩は収まり、空はすっかり晴れてきた。そして、音楽会当日…
鶴崎「それではみなさん、地震で被災した人たちのために、がんばって歌うのよ。」
つぼみ・えりか・いつき・なおみ・るみこ・としこ・ななみ「はーい❤」
えりか「じゃあ、あっちゃんのために、プレゼントを届けようよ!」
つぼみ「はい!」
いつき「では、行きましょう!」
つぼみ・えりか・なおみ・るみこ・としこ・ななみ「おう!」
明堂学園の生徒たちは、全力で、被災地に、そして、あっちゃんにエールを届ける!!

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『AKBフェスティバル』Song by:チームサプライズ

盛り上がりたい奴は 兎にも角にもここへ来い!男も女もゲイも 老いも若きも問わないよ集合!嫌なことがあっても 今日だけは忘れてしまおう 眩しい太陽の下 ノリノリで行こうよ
これが AKBフェスティバル みんな一緒に 大きな声で歌を歌おうぜ!フリを真似して 踊り明かそう 髪 振り乱し汗かいて 生きているってことを からだで感じようぜ!

たかがアイドルなのに こんなに熱くなれちゃうのはなぜだろう?いつも何かを抑えて 行儀よく暮らしてるから 心を解放させて 思いっきり自由に…
これがAKBフェスティバル MIXを打てよ! 恥ずかしがっちゃ勿体無いだろう 推しのメンバー そうじゃなくても 名前呼んだり拍手して さあ 楽しいこの時間 会場 一つになろう

AH−最高じゃないか?頭を空っぽにできて ストレスの発散だ!
これが AKBフェスティバル みんな一緒に 大きな声で歌を歌おうぜ!フリを真似して 踊り明かそう 髪 振り乱し汗かいて 生きているってことを からだで感じようぜ!

125ふたりは名無しさん:2013/12/08(日) 17:46:34 ID:NDl9Gpm60
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

ムーンライト「決まりました!」
ブロッサム「どうしました?」
マリン「なんでいきなり決まっちゃうの?」
サンシャイン「これって、誰が悪いんだろう?」
ブロッサム「一応、頭から振り返りましょう。」
マリン「今回は、えりかちゃんたちが音楽会をやったんだけど、雨と雷がすごくて…」
ムーンライト「それで…?」
ブロッサム「ブロッサムはマリンと戦って戦って…それで最後はサンシャインに止められて…」
サンシャイン「喧嘩は辞めようって言ったのよ。」
ムーンライト「だからこうなる定めなのね。」
マリン「だから、今日は3人で落ちよう!」
ブロッサム「そうしましょう!」
エコー「分かりました。では、発表します。
    今回(>>123-124)、最もダメだったプリキュア、『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』は…このプリキュアです!」
ブロッサム・マリン・サンシャイン「きゃあああっ!!」
ももち「ということで、今回のMDPはキュアブロッサムとキュアマリンとキュアサンシャインでしたー❤
    では、サンシャイン、反省の一言をお願いしまーす❤」
サンシャイン「3人の心はいつも一緒だからね!」
ももち「続いて、マリン、反省の一言をお願いしまーす❤」
マリン「次こそは必ずやるっしゅ!」
ももち「最後に、ブロッサム、反省の一言をお願いしまーす❤」
ブロッサム「また3人で絆を深めましょう!」

126ふたりは名無しさん:2013/12/12(木) 22:28:02 ID:4ip4eB.w0
    「おねえちゃん1」

「おねえちゃん 一緒に寝ていい?」土曜日の夜、横になってぼーっとしてたら、みのりに声かけられた。
「えー」眠い目で見上げると もじもじしてるみのりがいた。「一緒に?」そう聞いた。
「うん…」恥ずかしそうに枕を抱えて、首をかしげる。(ははあ、さっき恐い映画見てたからだな…。)
ちょっと焦らしてやる事にした。「ええー?お姉ちゃん疲れてるんだけどなー」
「そんなー、お願い!」「あした、部活ないから、ゆっくりしたいのにー」「ううー」
悲しそうな目で頬を膨らます。なんか苛めたくなる顔。でもあんまいじっても仕方ないし…。
「うーーーーん」思い切りもったいぶってからこう言った「よかろう!!!」「やったー」

「入んな」掛け布団をめくってやるとみのりは、にひーと言う顔してすべりこんで来た。枕を並べて
学校の事とか喋り始めた。 知ってる話ばかりだけど、楽しそうだ。こっちも楽しい気分になる。
みのりは可愛い。見た目も可愛いし 何より子供らしくて元気をくれる。時々暴走するけど仕方ない、
子供だから(あたしは大人だ)間近でみると、ぎゅーーっと抱きしめたくなる時もある、大抵がまんする
(大人だから)でも、やらかくて気持ち良い。
「ねえ薫お姉さん元気?」みのりが聞いてきた。
「うん、部活が忙しいみたい。」「そう…」寂しそうな顔をする。最近、薫はうちに遊びに来ないのだ。
ちょっと、からかってやろうかな。
「ねえ、みのり薫の事好き?」「うん好き!」「あたしは?」「好きだよ!」
「どっちが好き?」にやっと笑って聞いてみた。

127ふたりは名無しさん:2013/12/12(木) 22:28:45 ID:4ip4eB.w0
 「おねえちゃん2」

「えー…」みのりはちょっと困った顔をした。ますます、からかいたくなる。あたしは聞く
「ねえー」「うん…」「どっちー?」「う、うーん」なんと言ったら良いか迷ってる。
「薫の方がいいよねー、綺麗だし。一緒に遊びに行く時も薫のそばにいるもんねー」「そ、そんな事ないよ!」
「うそ」「うそじゃないよ!!」「じゃあ、証拠みせてよ」みのりは最高に困った顔した。
まあ、これ以上からかっても可愛そうだし許してやる事にした。「ごめん、ごめん」
そう言いかけるとみのりは「分かった」そう言った。真剣な顔だ。「え?」
いきなり、みのりの顔が飛び込んできた。ぶちゅーーーーーーそんな擬音が聞こえそうな気がした。
「な?な?な?」状況が良く分からなかったが、これは…。そう、みのりはいきなり、あたしの口にキスしたのだ。
(ナ、ナリーーーーーーー!!!!)あたしは声無き絶叫を上げた(口がふさがってるから)
「んー、んー」みのりはあたしに抱きついて必死にキスを続ける。「ぷはっ」しばらくすると、みのりが離れた
息が続かなくなったのだ。あたしも、はーはー言ってる、心臓の鼓動が早い。「な、な、な」
なにすんのよーーー!!はじめてなのに!あ、相手だって決めてるのにーーーっっ!!!!そう言おうとすると
「分かってくれた?」あたしに抱きついたまま真剣な顔でみのりは聞いてきた。「う…」みのりは真面目だ
あたしに嫌われたくないと思ったから、必死であんな事したのだ。からかった あたしが悪い。
「わ、分かったわよー」そう言うと、みのりは、にーっと笑った。「ほんと?ほんと?みのりの事すき?」「…好き」
「やったー、舞お姉ちゃんより?」「ば、ばかっ」もー、こいつ!何かどうでも良くなって、あたしもみのりを
ぎゅーーっと抱きしめた。
その夜は手をつないだまま寝た。「みのり」「ん?」「薫にはこんな事しちゃ駄目よ」「わかったー」
眠る前にちゃんと、そう注意した(あたしは大人だから)

おわり

128ふたりは名無しさん:2013/12/13(金) 05:42:49 ID:kEv1S1XU0
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

みのり「決まりました!」
咲「それで、結果はどうなるの?」
舞「きっと咲がいけないんだからね。」
咲「ギクッ!?」
満「私も監視カメラを使いました。」
薫「あなた、見られたでしょ?」
咲「違う違う!これは誤解よ!」
舞「指差しましょう!」
みのり「OK!」
ももち「それでは、さて、みんなの意見に賛成したということで、そろそろ裁定を行いましょう❤
    今回(>>126-127)、最もダメだったと思うプリキュアを一斉に指差してください❤」
舞「行くよ!」
満・薫・みのり「せーのっ!ドンッ!」
全員が日向咲を指差した。
咲「きゃあああっ!!」
ももち「ということで、今回のMDPは日向咲ちゃんでした❤では、咲ちゃん、最後に反省の一言をお願いします❤」
咲「これが日向家の『お・も・て・な・し』なりー…」

129ふたりは名無しさん:2013/12/13(金) 05:48:49 ID:buBamNwsO
>>127
乙です。
やっぱりsplashstarはいいな。

最後に立場逆転してるのが可愛かった。

130ふたりは名無しさん:2013/12/13(金) 05:50:10 ID:buBamNwsO
>>128
どっか行け

131ふたりは名無しさん:2013/12/15(日) 03:55:11 ID:rIiRkRHY0
この小説は2012年4月8日に投稿した小説です。

プリキュア小説傑作選『月影ゆり17歳の疑惑 狙われたももかの代償(Part1)』

彼の名前は月影ゆり。チームドリームの一員であり、私立明堂学園の高等部2年生。
だが、彼はちょっとした疑惑があった。その理由は…
ももか「ゆり、どうしたの?こんな所で…」
ゆり「………」
ももか「私ね、この間、ともちん(板野友美)との2ショットを撮ったの!」
ゆり「………」
それは、ももかが持っている2ショット写真…だが、ゆりは全く気付いていない。
ゆり「ももか…」
ももか「どうしたの?ゆり…」
ゆり「私ね、この2ショット写真…捨てようと思うの…」
ももか「えっ?」
ゆり「こうなったら…えいっ!」
ももか「あっ!私のスマホが…!!ちょっと、何するのよ!?」
ゆり「ごめんなさい…私にはまだやるべきことがありますので…」
ももか「ゆり…」
実はこの後、ももかのスマートフォンが何者かに捕獲されてしまうのだ。
ゆり「とにかく、まずはチームドリームのみんなに知らせなきゃ…」
あかね「なんやて!?」
えりか「もも姉のスマートフォンを捨てたー!?」
のぞみ「ゆりさん!携帯を捨てちゃダメだよ!」
つぼみ「とにかく一緒に探しましょう!」
アコ「そうね。」
ラブ「チームドリーム、全員出動ってことね。」
せつな「一刻でも早くももかさんの携帯電話を探しましょう!」
いつき「みんな、行くよ!」
チームドリームは全員一斉散らばり、ももかのスマートフォンを探す。果たして、見つかるのか?
のぞみ「ん?コレかな…?」
アコ「違うよ…コレは普通の携帯電話だよ。」
のぞみ「そうか…」
せつな「これかな?」
ラブ「たぶんそうだと思うけど…」
せつな「あっ!あったー!みんなー!スマートフォン見つかったよー!」
のぞみ・あかね・つぼみ・えりか・いつき・ゆり・アコ「ホント!?」
ラブ・せつな「ほら!」
のぞみ・あかね・つぼみ・えりか・いつき・ゆり・アコ「やったー!!!」
ゆり「よかった…ももか…スマートフォンが見つかって…」
ウエスター「待て。」
サウラー「そのスマートフォンを返せ!」
せつな「ウエスター…サウラー…どうしてここに…?」
サウラー「そのスマートフォンを渡しに来た。」
ウエスター「さっさと返せ。」
のぞみ・あかね・つぼみ・えりか・いつき・ゆり・ラブ・アコ「えええっ!?」

132ふたりは名無しさん:2013/12/15(日) 03:55:40 ID:rIiRkRHY0
プリキュア小説傑作選『月影ゆり17歳の疑惑 狙われたももかの代償(Part2)』

せつな「ウエスター…サウラー…どうしてここに…?」
サウラー「そのスマートフォンを渡しに来た。」
ウエスター「さっさと返せ。」
のぞみ・あかね・つぼみ・えりか・いつき・ゆり・ラブ・アコ「えええっ!?」
せつな「ごめんなさい…それはできないの。」
ウエスター「な、何だとー!?」
サウラー「お前はバカか?これはボクたちのスマートフォンなんだよ。」
ウエスター「さあ、返せ!」
えりか「違うの!これはもも姉のスマートフォンなの!」
ウエスター「もも姉?誰だそりゃ?」
サウラー「Berryz工房の嗣永桃子の事か?」
ゆり「違うわ。私の友人、来海ももかの事よ。」
サウラー「来海ももか!?そんなの居たか?」
ウエスター「………居ないようだな。」
ゆり「ももかのスマートフォンを強奪するやつは許さないわ。プリキュア・オープン・マイ・ハート!」
ムーンライト「月光に冴える一輪の花、キュアムーンライト!」
ウエスター「お、お前もプリキュアだったのか!?」
サウラー「プリキュア…一体何いるんだーっ!?」
ムーンライト「さあ…覚悟しなさ…きゃあっ!」
ウエスター「ふははは…自滅したな。」
サウラー「これでスマートフォンはボクたちのものだ…何っ!?」
Rムーンライト「お前たち、倒すけどいいよね?」
ウエスター・サウラー「えっ?」
Rムーンライト「答えは聞いてない!!!」
ウエスター・サウラー「うおっ!?」
つぼみ「ムーンライト…どうしちゃったんですか?」
Rムーンライト「そんなの、ボクには通じないよ。」
つぼみ「えええっ!?」
ウエスター「な、何なんだ!?コイツは…!?」
サウラー「一体どうなってるんだーっ!?」
Rムーンライト「最後行くよ…いい?」
ウエスター・サウラー「何ィ!?」
Rムーンライト「答えは聞かないけどね!」
ウエスター・サウラー「ぐわあっ!」
Rムーンライト「これが、チームドリームの絆だよ。」
そして、数時間後…
ゆり「ほら。返すよ。」
ももか「よかった…無事になって…壊れてなかった?」
ゆり「うん。壊れてなかったわよ。」
ももか「よかった…無事でよかったわ。じゃあ、お礼に…これあげる!はい!サバの漬け煮。」
ゆり「ありがとう。ももか。私、大切なものを守ったわ。」

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『永遠プレッシャー』Song by:AKB48

私に期待しないで 理想の彼女になんて きっとなれない プレッシャー

真冬のけやき通りで 突然 告白された どうして私のことを 選んでくれたの?
仲良しグループ 映画の帰りに 横に並んだあなたが 好きだって(ぼそっと)言うなんて(きゅんと)想像もしてなかったの
見つめられたらプレッシャー(プレッシャー)愛に慣れてないから(WOW WOW WOW WOW)
私に期待しないで(プレッシャー)今のままじゃだめなんだ キレイになりたい プレッシャー

信号 青になったら 一緒に歩きたいけど あなたが思ってるような 私なのかなあ
やがて春が来て 花が咲いた時 こんな花と言われたくない 愛しさは(イメージ)勘違い(ダメージ)見かけとどこか違うわ
見つめられたらプレッシャー(プレッシャー)愛が重すぎるから(WOW WOW WOW WOW)
私は私でしかない(プレッシャー)未来に自信持てるまで 待ってて欲しい プレッシャー

人はみんなそれぞれ 色が違うんだ 他の誰かと 比べないで 変わってる色だけど 私なんだ 生き方が 上手じゃないの
見つめられたらプレッシャー(プレッシャー)愛に慣れてないから(WOW WOW WOW WOW)
私に期待しないで(プレッシャー)今のままじゃだめなんだ キレイになりたい プレッシャー
ホントに大好きだから 愛は永遠プレッシャー

133ふたりは名無しさん:2013/12/15(日) 03:56:18 ID:rIiRkRHY0
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

えりか「もも姉、スマートフォン、返すよ。」
ももか「べ、別に…文句はいらないわ。」
ゆり「それに、今回は私、なんで勝手に行動しちゃったのかしらね…?」
いつき「ということで、制裁を下します!」
ゆり「待って!これは誤解で…」
つぼみ「決定です!指差しましょう!」
ももち「それでは、今回のプリキュア小説傑作選(>>131-132)、最もダメだったと思うプリキュアを一斉に指差してくださーい❤」
ももか「行くわよ。」
つぼみ・えりか・いつき「せーのっ!ドンッ!!!」
ゆり「ひゃあああっ!!!」
ももち「ということで、今回のMDPは月影ゆりちゃんでした❤では、ゆりちゃん、最後に反省の一言をどうぞ❤」
ゆり「やっぱり私って、自業自得なのね…」

134ふたりは名無しさん:2013/12/15(日) 14:09:31 ID:UGsR6jYU0
 「渋谷は苦手1」

夏休みも終わってくある日、咲と舞は何の気もなく大空の樹に集まっていた。蒸し暑いがここはいつも
風がざわめいて心地よい。「あーあ…もう夏休みも最後かあ」気だるそうに咲が呟く。
「そうねえ」木洩れ日を見上げながら舞も言う。「なんか、ないかなあ」ごろんと幹に寝そべって咲が
また呟く。「そうねえ…」ぼーっとして舞も上の空でまた返す。
「ダメよっっっ!!!」「きゃあ!」突然がばっと起き上がり咲が言った。
「あたし達、中学最後の夏休みなのにこんなんじゃダメ!!!」「そんな事言われても…」
「あっ!」何をひらめいたか咲はこう言った。「舞!みんなで東京行こうよ!!!」

「東京?」薫が聞き返す。「何それ?」「あっそうか」舞が咲に言う。「まだ薫さんたち…」
「とにかく大きな街なんでしょ?」満が間に入る。「そう!良く分かってるね!満は」
咲が嬉しそうに言う。咲の店前のテーブルに四人は集まっていた。咲が満薫を呼び出したのだ。
「で、東京に何しに行くの?」舞が訊ねる。
「んー別に。この街は良い所だけどさあ。まあやっぱり田舎じゃない?
都会に比べたら退屈すぎ。だからたまには刺激が欲しいじゃん!」
「この街の外…考えた事もなかったわ」薫が遠い目で呟く。「でしょ?気になるでしょ!?」
「わたしは別に・・・」「そうね…」舞と満が言い合う。

「ダメよ!二人とも。若いのにこんな田舎でくすぶったままなんて!」
咲は立ち上がって一人、気炎を上げる。「東京に行けばなんとかなるのよ!」
(咲、その考え方が田舎っぽいわ・・・)舞はそう思ったが咲に気圧されて何も言えなかった。
「私は行ってみたいわ」薫が言う。「お!」「薫がそう言うなら」と満。「おお!」
よーし!と咲は舞の方を向き、親指を立て「決まりだね!早速あした行こう!」そう言った。
「…まあ、良いけど」舞は若干の不安を覚えたが、そう言う事になったのだった。

「はい!これで乗り換え終了」混み合う電車の中、四人はもうへばっていた。
「ふう・・・」「大丈夫?薫さん」少し顔色の悪い薫を舞が気遣う。
「ええ、でも凄い人だったわね。さっきのホーム・・・」「うん、あの駅も大きな駅だから」
「もう全然違う世界みたいね」満も言う。
「これから終点まで行くんだよ。特急に乗れたから渋谷まで30分かかんないくらいだよ」「渋谷・・・」
別の国の名前の様に薫は呟いていた。「渋谷か…久しぶりね、咲は?」
「あたしも凄い久しぶり!前行ったのもいつか思い出せないよ」
「どんな所なの?」満が聞く。「大きな街よ。とにかく人がたくさん」
「さっきの駅より?」薫も聞く。「もっちろん!」そう答える咲にしばらく薫は無言だった。
(想像できない・・・)窓の外の景色を眺めながら、薫は大空の樹を思い浮かべていた。

渋谷の交差点に出た時、薫は眩暈した。(なにこれ・・・)人人人・・。
どこにも行ってないのにもう汗だくだ。淀んだ空気、無意味なざわめき。
「こんな場所があったなんて」
朝までいた美しい自分達の街から数時間でこんな場所に着くなんて・・・。
「あ、青だ。みんな行こ!」咲が歩きだす。人の群れも縦横無尽に歩き始め、その無秩序さに薫は圧倒された。
「満は大丈夫?」「え、ええ。でも凄い所ね」
満も面食らっている。(私達が最初にいた場所より酷いわ)
咲達とはぐれない様に必死になりながら薫と満は手を繋ぎ、交差点を駆け抜けた。

135ふたりは名無しさん:2013/12/15(日) 14:10:05 ID:UGsR6jYU0
   「渋谷は苦手2」

しばらく歩き続けて舞が尋ねた。
「咲!どこに向かってるの?」「い・ち・ま・る・きゅ・う!」
「え」「知ってるでしょ?舞も」「うん、名前だけは・・・」「やっぱ渋谷と言えばあそこでしょ!」
(咲、その発想も田舎っぽいわ・・・)舞はそう思ったが何も言わなかった。自分も詳しい訳ではないし。
「どこにいくの?」満が舞に聞いた。
「えーと、洋服屋さん、かな?。あと化粧品とか、とにかく女の子がお洒落する
為に必要なものが沢山あるお店よ」「ふうん」と満。
「どうでもいいわ」と薫。薫はさっきから少し機嫌が悪い。
「そんな事言わないでよ。薫は美人なんだからお洒落したらもっと綺麗になれるよ!」「別にいい」
「まあ、まあ。みのりも喜ぶと思うけどなあ」「・・・そうかしら」
結構、咲って人を乗せるの上手いのね。舞と満は顔を見合わせてそう思った。
「早く行きましょ」率先して歩き出した薫を先頭に一行は109に辿り着いたのだった。


(なんなの・・・)何度目かの酷い眩暈を薫は味わっていた。大音量の音楽は拷問の様であったし、
何百種類のネイル・アート、ハイヒールに禍々しさを感じずにはいられなかった。
何より露出の高い服を着て元の顔が分らなくなるほど化粧をした女の子達はダークフォールの人間にしか
思えなかったのだった。
「ひゃあ!」咲が声を上げる。「何この水着!どうやって着るのかわかんないよ」
「これじゃ全然隠せないんじゃ・・・」舞も驚いている。
「あたし学校の水着しかもってないから何か買おうと思ったけど・・・」
咲がそう言うのを聞いた、近くにいた女の子2人が馬鹿にした様な顔をして去っていくのを
舞は悲しい気持ちで見送った。「私、ここにいたくない」薫がそう言った。
「え!来たばかりなのに・・・」そう言う咲に舞も言う
「わたしも・・・こういう所にがて。咲もう行きましょ?」「う、うん。みんながそう言うんなら・・・でも」
「センター街にいきましょう。普通のお店がたくさんあるじゃない」舞がうながす。
「そうしよっか。ここうるさいもんね」咲も納得した。
「私達、場違いみたいね」ぽつんと満が呟いた。

人ごみは相変わらずだがあの建物にいるより外の方がまだましだった。何軒目かで見つけた古着屋に四人は
いた。「あ!舞これ」「うん可愛いかも」咲と舞はそれなりに楽しんでいる様だったが薫と満はそれを
見守るだけだった。「薫、大丈夫?」心配そうに満が声をかける。
「なんなのかしらね、あれ」「え?」
「さっきの店にいた子達よ。あんな塗りたくって」
「そうね」「満の方が可愛いわ」「薫?」
「だから」薫は満に向き直って言う。「満も咲も舞もあんな事しなくて良いって言ってるのよ」
そのままで十分なんだから。そう言う薫に満は呟く。
「私は、ちょっと興味ある、かな」「満!?」
照れ臭そうに満は続ける。「別にあんな濃い化粧はしたくないけど、可愛い服は着てみたいわ」

薫はショックだった。(そんな満・・・)なぜか裏切られた様な気分になったのだ。
私達、服あんまり持ってないじゃない?そう呟き続ける満を薫は呆然と見ていた。
「ねえ、二人とも!」咲が呼ぶ。「二人も試着してごらんよ」
「私はいい」つっけんどんな薫。
「薫・・・」「満行って来なさいよ。興味あるんでしょ?」「・・・」満はしばらく薫を遠慮がちに見ていたが
「うん、そうする」そう言って二人の方へ行くのだった。
(何よ!)理不尽な怒りに薫は囚われていた。
何だかんだ言っても満は自分に合わせてくれると思ったのだ。咲と舞が選んでくれた服を持って
恥ずかしそうに、でも嬉しそうに試着室に入っていく満を薫は複雑な顔で見送った。

「どうかしら・・・」「あ!!」「お、おおー!」着替えた満に咲達は驚きの声を上げた。「可愛いよ満!」
それは、夏らしい、胸元が開いたギャザーのたっぷりしたティアードのキャミソールワンピースで
いつものどちらかと言うと地味な彼女からはかけ離れたイメージだったが、意外なほど良く似合っていた。
「似合う?なんだか派手だし薄くて頼りない感じ・・・」
「似合ってるよ!すっごく色っぽい。なんて言うか・・・うーん、TVの女の子みたい!」
「胸元が・・・落ち着かないけど」白くはだけた胸の辺りを押さえる。
「ううん、大人っぽくて素敵よ満さん、とっても綺麗」絶賛する咲と舞。はにかみながら自分自身を
鏡で見ていた満はおずおずと薫に聞いた。「どう?薫」

136ふたりは名無しさん:2013/12/15(日) 14:10:44 ID:UGsR6jYU0
   「渋谷は苦手3」

「薫さん?」気が付くと薫は呆然と満を見ていた。
「薫?どしたの?」咲も聞く。「満・・・かわいい・・・」目を見開いて薫はそれだけぽつんと呟いた。
「そ、そう?似合ってたら嬉しいけど」じっと見つめる薫に、さらにはにかむ満。
「うん・・・私、気が付かなかった。いつも一緒だったのに、満がこんなに・・・」
そう言われて満は嬉しそうに顔を赤らめた。
「ほんとかわいー。満!アイドルみたいだよ!写真とって皆に見せびらかしたいな!」
「やめてよ咲!・・・薫も何か着てみたら?」満は薫に水を向ける。「私は・・・」
「そうだよ!もったいないよ。薫はボーイッシュな感じが似合うと思うな」
「ううん、薫さんは大人っぽいから黒い服とかもっと・・・」咲と舞がはしゃぐ。
「薫にも服を選んであげて。私は一人で少し見てるから」
突然お洒落に目覚めた満は試着したままアクセサリーを物色し始めた。咲と舞は薫に着せ替え人形の様に
色々な服をあてがうのだった。

しばらくして薫がやっと自分の服を決めた時、満の声がした。
「あの・・・」咲が目をやると3人の男の子が満に話しかけていた。
「満さんどうしたのかしら」舞が心配そうに呟く。どうやら彼らは満に遊びに行こうと
誘っているらしい。「咲、これって・・・」「うん、ナンパってやつ?」
訳がわからず呆然としている満に咲と舞は駆け寄る「あ、あのこの子は」
咲達に気付いた彼らはみんなで遊びに行こうとさらに誘ってきた。
「あの、私達。そんな・・・」咲も舞もどうしたら良いか分からない。1人の男の子がネックレスを取り
満に、これ似合うんじゃない?良かったらプレゼントするよ、そう言って満の首にかけようとした、その時。
「満に触らないで!!!」薫の声が店中に響いた。


帰りの電車の中、四人は無言だった。あの後、男の子達にくってかかる薫をなだめ、満に服を着替えさせ
もう帰ると言ってきかない薫に押し切られて、そのまま渋谷を後にしたのだった。
「あーあ、結局、渋谷に2時間くらいしかいなかったのかあ」
「咲ちょっと・・・」薫を横目うかがいながら舞は咲をたしなめる。
「薫・・・」満が薫に声をかける。しばらく薫は何も言わなかったが「ごめん・・・」小さく呟いた。
「みんな楽しくしてたのに」「ううん、わたし達もあんな事になると思わなかったから」
舞も薫を気遣う。「びっくりしたね」と咲。「でも満も満よ」満の方を向いて薫は言う。
「何で?」「あんな服着て浮かれてるからよ」「・・・浮かれてるって、そんな言い方ないじゃない」
「じゃあ、なんであんな人達の相手するのよ!」「仕方ないじゃない!あんなの初めてなんだから」
「そうかしら?可愛いとか言われて嬉しかったんじゃないの!?」「薫そんな風に思ってたの?・・・ひどい!」
「だ、だって!満が私の気持ちも知らないで」「それは薫でしょ!?いつだって私の事・・・」
まあまあ喧嘩しないで、咲が間に入る。

「あの服、薫だって可愛いって言ってくれたじゃない・・・」
悲しそうに呟く満。「それに私ってそんなに頼りない?知らない人達にふらふら付いていくと思ったの?」
ちょっと泣きそうな満に、むきになって譲らない薫。咲も舞もこんな二人を見るのは初めてだった。
薫はやがて言った。「分ってるわよ!満がそんな子じゃないって。でも分らないのよ!」「・・・何よそれ」
「だから、なんでこんなにイライラするか分らないの!」そう告げると薫はじっと押し黙った。
しばらくして「満さんが大事なんでしょ?薫さん」うかがう様に舞が言った。
薫は窓の外を見たままだったが「・・・決まってるじゃない、そんな事」小さな声でそう言った。
「なんかお姉さんみたいだったねー、さっきの薫」咲が笑う。

「とにかくね!」みんなの方を向いて薫は宣言する。
「もう満は可愛い格好しちゃ駄目!そんな必要ないんだから」「そんな横暴な・・・」

やっと街に帰ってくると何も言わずに薫はすたすた歩きだした。「あ!待ってよ薫・・・咲舞またね!」
満は薫を追いかけようとする。「うん、またね!もう喧嘩しちゃ駄目だよ!」と咲。
「満さん!」「え?」舞が声をかける。
「薫さんが怒ってくれて満さん嬉しかったでしょ?」悪戯っぽく言う。
満は照れ臭そうな顔をしたが、にこっと笑うと何も言わず、薫を追いかけて行った。
「嬉しいかな?怒って」「誰だって好きな人に気を掛けて貰ったら嬉しいよ」「・・・そうかあ」
二人は笑いあうと家路を急いだ。今年の夏ももう終わりを告げていく。

おわり

137ふたりは名無しさん:2013/12/15(日) 14:40:45 ID:rIiRkRHY0
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

満「あの…ちょっとよろしいでしょうか?」
咲「何?」
薫「今回は完全に咲がアウトよ。」
咲「えっ?どこがおかしいの?」
満「咲は私をアイドルだと思っているらしいように見えたけど…」

「ほんとかわいー。満!アイドルみたいだよ!写真とって皆に見せびらかしたいな!」

薫「それに、私はボーイッシュな感じが似合うって…」

「そうだよ!もったいないよ。薫はボーイッシュな感じが似合うと思うな」

満・薫「アイちゃん、ジャッジして。」
アイちゃん「アウトきゅぴ。」
舞「決定ね。指差すわよ。」
咲「待って!満、薫、誤解だよ!誤解!思い出して!私が…」
ももち「では、今回(>>134-136)、最もダメだったと思うプリキュアを一斉に指差してください❤」
満・薫「せーのっ!」
アイちゃん「アイ〜❤」
全員が日向咲を指差した。
咲「きゃあああっ!!」
ももち「ということで、今回のMDPは日向咲ちゃんでした❤では、咲ちゃん、最後に反省の一言をお願いします❤」
咲「やっぱり渋谷は苦手なり〜(T_T)」

138ふたりは名無しさん:2013/12/16(月) 01:24:36 ID:l/Kc1COoO
>>136
乙です。
最後は満薫エンディング……最高ですね!

このスレに本物の書き手の方がいらしてとても嬉しいです。
これからも楽しみにしているので、頭のおかしな人に負けないでください!

139ふたりは名無しさん:2013/12/22(日) 00:31:50 ID:NG8/s3fY0
この小説は2012年3月18日に投稿した小説です。

プリキュア小説傑作選『記憶喪失の私へ(Part1)』

ウルフルン「性懲りも無くまた来やがったな?」
みゆき・あかね・やよい・なお・れいか「プリキュア・スマイルチャージ!!」
ハッピー「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」
サニー「太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」
ピース「ピカピカぴかりんじゃんけんポン♪キュアピース!」
マーチ「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!」
ビューティ「しんしんと降り積もる清き心!キュアビューティ!」
ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ「5つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!」
ウルフルン「出でよ!アカンベェ!!!」
アカンベェ「アカンベェェェ!!!」
ウルフルン「今回のアカンベェは一味違うぜ?」
ハッピー「それはどうかな!?プリキュア・ハッピーシャワー!!!」
ウルフルン「ウルッフフフ…どうした?この程度か!?」
サニー「そうはいかへんで!プリキュア・サニーファイヤー!!!」
ビューティ「プリキュア・ビューティブリザード!!!」
マーチ「プリキュア・マーチシュート!!!」
ピース「プリキュア・ピースサンダー!!!」
ウルフルン「ウルッフフフ…」
ビューティ「まさか…これは…!?」
ウルフルン「コイツは相手の技を吸収して、攻撃を跳ね返す。」
ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ「えっ!?」
ウルフルン「そして、ターゲットとなるのは…コイツだ!!!」
ハッピー「えっ!?」
ウルフルン「撃て!!!」
アカンベェ「アカンベェェェ!!!」
ビューティ「危ない!!!」
ハッピー「えっ!?」
ビューティ「きゃあああっ!!!」
ハッピー・サニー・ピース・マーチ「ビューティ!!!」
ウルフルン「ハハハ…じゃあ、これがその最後だ…精々足掻け。」
???「そうはいかない。」
ウルフルン「何!?」
???「シの音符のシャイニングメロディ!プリキュア・スパークリングシャワー!」
アカンベェ「アカンベェェェーーー!!!」
ウルフルン「ぐわあああっ!!!」
ハッピー「あ…あれは…キュアミューズ!?」
ミューズ「助けたよ!ハッピー!」
ハッピー「どうして、ミューズがそこに?」
???「私が呼び出したのよ。」
ハッピー・サニー・ピース・マーチ「まゆゆ!」
まゆゆ「キュアミューズをこれで呼び出したのよ。」
マーチ「プリキュアカード…!?」
まゆゆ「ミューズ、戻って!」
ミューズ「はーい❤」
まゆゆ「ハッピー、また事件があったら来るからね。」
ハッピー・サニー・ピース・マーチ「ありがとう!まゆゆ!」
ハッピー「あれ?そういえばビューティは!?」
ピース「いました!」
サニー「れいか、いつまで寝てるん?早よ起きひんか?」
マーチ「私たち、心配したわよ。」
れいか「あの…あなたたちは…誰ですか?」
ハッピー「誰って…その…私たちは…」
れいか「分からない…何も思い出せないわ…」
ハッピー・サニー・ピース・マーチ「えええっ!?れいかが…記憶喪失ー!?」

140ふたりは名無しさん:2013/12/22(日) 00:32:22 ID:NG8/s3fY0
プリキュア小説傑作選『記憶喪失の私へ(Part2)』

みゆき「私は星空みゆき。」
あかね「ウチは日野あかねや。」
やよい「黄瀬やよいです。」
なお「緑川なおよ。」
みゆき「そして、私たちの頼れる相棒…」
みゆき・あかね・やよい・なお「キャンディ!!」
キャンディ「れいか、思い出すクル!君が5人目のプリキュアになったのを思い出すクル!」
れいか「わからない…というか、何も思い出せないわ…」
みゆき・あかね・やよい・なお「えええっ!?」
キャンディ「それは困っちゃうクル!!!」
ポップ「何かお呼び出しでござるか?」
キャンディ「兄ちゃん、れいかが記憶喪失になっちゃってるクル!!」
ポップ「記憶喪失!?そんなの拙者には関係ないでござる!!!」
みゆき・あかね・やよい・なお「………」
ポップ「青木れいか殿…拙者の事は覚えているでござるか…?」
れいか「知らないわ。」
ポップ「何ィィィ!?それは卑怯でござるよ!拙者の事を知らないとは…いい度胸でござ…」
キャンディ「兄ちゃん!やめるクル!!」
ポップ「退け!これは拙者の任務でござる!」
みゆき・あかね・やよい・なお「まあまあまあまあ…」
みゆき「というわけで、私たちかられいかへプレゼントがありまーす!」
れいか「何コレ?」
みゆき・あかね・やよい・なお「CDラジカセ!」
れいか「それで…何をするの?」
みゆき「見ててね…」
れいか「何?この曲…」
みゆき「AKB48の『GIVE ME FIVE!』って曲なの。」
なお「今度の学芸会でこれをやることになったのよ。」
やよい「2年2組の学芸会で、AKB48のスペシャルメドレーをやるって、知ってました?」
れいか「知らないわ…」
あかね「何やて…!?じゃあ、誰が好きなん?」
れいか「分からない…」
みゆき・あかね・やよい・なお「えええっ!?」
ポップ「落ち着け!と言うか、何故拙者がラジカセにならなきゃいけないでござるか!?」
みゆき「れいかのためよ。」
ポップ「れいか殿のため…?」
みゆき「だって…れいかは私たちのためにプリキュアになれたんだもん!」
ポップ「そうでござるか…わかった。承知するでござるよ。」
みゆき「ありがとう!ポップ!」
れいか「あの子…もしかして…誰なのかしら…?」

141ふたりは名無しさん:2013/12/22(日) 00:32:50 ID:NG8/s3fY0
プリキュア小説傑作選『記憶喪失の私へ(Part3)』

なぎさ・ほのか・ひかり・咲・舞「えええっ!?記憶喪失!?」
のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ「えええっ!?記憶喪失!?」
ラブ・美希・祈里・せつな「えええっ!?記憶喪失!?」
つぼみ・えりか・いつき・ゆり「えええっ!?記憶喪失!?」
響・奏・エレン・アコ「えええっ!?記憶喪失!?」
みゆき「そうなの。だから、今回はみんなでれいかちゃんの記憶を取り戻す事にしたの。」
あかね「それで、リーダーはウチってことで…」
やよい「違いますよ。リーダーは私に…」
なお「いやいや…ここは私がリーダーになって…」
ポップ「いい加減にするでござる!!!」
なぎさ・ほのか・ひかり・咲・舞「えっ!?」
のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ「えっ!?」
ラブ・美希・祈里・せつな「えっ!?」
つぼみ・えりか・いつき・ゆり「えっ!?」
響・奏・エレン・アコ「えっ!?」
みゆき・あかね・やよい・なお「えっ!?」
ポップ「お前ら、れいか殿の記憶を取り戻したいでござるか!?」
なぎさ・ほのか・ひかり・咲・舞「うん…」
のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ「うん…」
ラブ・美希・祈里・せつな「うん…」
つぼみ・えりか・いつき・ゆり「うん…」
響・奏・エレン・アコ「うん…」
みゆき・あかね・やよい・なお「うん…」
ポップ「よし。じゃあ、付いて来い。」
プリキュアオールスターズはポップの言うとおりに従った。そして…
れいか「ん…みんな…どうしたの…」
みゆき「れいかちゃん…あなたの記憶、取り戻してあげるからね…」
れいか「ダメ…私、分からない…何も思い出せないの…」
ポップ「れいか殿!落ち着くでござる!」
れいか「えっ?」
なぎさ・ほのか・ひかり・咲・舞「はい❤あ〜ん❤」
のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ「はい❤あ〜ん❤」
ラブ・美希・祈里・せつな「はい❤あ〜ん❤」
つぼみ・えりか・いつき・ゆり「はい❤あ〜ん❤」
響・奏・エレン・アコ「はい❤あ〜ん❤」
みゆき・あかね・やよい・なお「はい❤あ〜ん❤」
れいか「こ、これは…何?」
ポップ「ジュエルミートでござる。」
れいか「ジュエルミート…?」
みゆき「れいか…もしかして…記憶が…戻った…!?」

142ふたりは名無しさん:2013/12/22(日) 00:33:23 ID:NG8/s3fY0
プリキュア小説傑作選『記憶喪失の私へ(Part4)』

れいか「ん…みんな…どうしたの…」
みゆき「れいかちゃん…あなたの記憶、取り戻してあげるからね…」
れいか「ダメ…私、分からない…何も思い出せないの…」
ポップ「れいか殿!落ち着くでござる!」
れいか「えっ?」
なぎさ・ほのか・ひかり・咲・舞「はい❤あ〜ん❤」
のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ「はい❤あ〜ん❤」
ラブ・美希・祈里・せつな「はい❤あ〜ん❤」
つぼみ・えりか・いつき・ゆり「はい❤あ〜ん❤」
響・奏・エレン・アコ「はい❤あ〜ん❤」
みゆき・あかね・やよい・なお「はい❤あ〜ん❤」
れいか「こ、これは…何?」
ポップ「ジュエルミートでござる。」
れいか「ジュエルミート…?」
みゆき「れいか…もしかして…記憶が…戻った…!?」
れいか「ありがとう…みゆき…あかね…やよい…なお…そして、ここにいるみんな…私、記憶が戻ったわ。」
なぎさ・ほのか・ひかり・咲・舞「やったー!!!」
のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ「やったー!!!」
ラブ・美希・祈里・せつな「やったー!!!」
つぼみ・えりか・いつき・ゆり「やったー!!!」
響・奏・エレン・アコ「やったー!!!」
みゆき・あかね・やよい・なお「やったー!!!」
れいか「フフフ…」
キャンディ「やったクルー!れいかの記憶が戻ったクルー!!」
ポップ「これにて、一件落着でござる。」
みゆき「れいか、これからも、ずーっとずーっと友達でいようね!」
なぎさ・ほのか・ひかり・咲・舞「約束だよ!」
のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ「約束だよ!」
ラブ・美希・祈里・せつな「約束だよ!」
つぼみ・えりか・いつき・ゆり「約束だよ!」
響・奏・エレン・アコ「約束だよ!」
みゆき・あかね・やよい・なお・れいか「約束だよ!」

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『鈴懸の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』Song by:AKB48

君の微笑みを(微笑みを)夢に見る(夢に見る)いつも同じシチュエーション 木漏れ日が揺れる 鈴懸の道で 名前 呼ばれるんだ(何度も)
君の微笑みを(微笑みを)夢に見る(夢に見る)僕は理由を知りたい 目が覚めた時に胸のどこかが 切ないのはなぜだ?

ある日 角にあった コンビニがなくなって 曲がらないまま 過ぎてしまった 僕の無意識地図
小さい頃から知ってる 妹みたいな君が いつのまにか 大人になってて はっとした(大事なものを見逃すな)
僕はこの想い(この想い)語らない(語らない)今の距離がちょうどいい あの頃のように 大声で笑う 君を見守りたい(forever)
僕はこの想い(この想い)語らない(語らない)自分のルールを作る そう君のために冷静になって このままでいよう

落ち葉 踏みしめると 君が恋しくなる 風に吹かれ どこか飛んでく 自由 奪ったのか
青空 瞬きもせず ゆっくり時間は流れて 僕は思う 運命の糸は長いんだ(永遠の中でまた逢おう)
好きと叫ぶには(叫ぶには)まだ早い(まだ早い)自分に言い聞かせたよ 僕たちの恋は 慌てなくていい 未来はまだまだある(ロマンス)
好きと叫ぶには(叫ぶには)まだ早い (まだ早い)友達でも構わない いつの日か君が僕に気づくまで このままでいよう

君の微笑みを(微笑みを)夢に見る(夢に見る)いつも同じシチュエーション 木漏れ日が揺れる 鈴懸の道で 名前 呼ばれるんだ(何度も)
君の微笑みを(微笑みを)夢に見る(夢に見る)僕は理由を知りたい 目が覚めた時に胸のどこかが 切ないのはなぜだ?

143ふたりは名無しさん:2013/12/22(日) 00:33:58 ID:NG8/s3fY0
さあ、2013年度、最もダメだったプリキュア、MMDPは一体誰なのか?それでは、発表です!

『LIVE MOST DAME PRECURE(ライヴ・モースト・ダメ・プリキュア)』

ハート「終わったね…今年も…」
ハッピー「と言っても、今年はこの小説が最後じゃないですか…」
ソード「ところで女王様、何で今回は32人全員揃ってのMDPなのでしょうか?」
エース「そうです。今日は1年の総仕上げに相応しい回なので、全員立たせました。」
    そして、LMDPは投稿者のみんなに事前に投票していただきましたので、指差し無しで行います。」
ピース「こ、怖い…!」
ドリーム「ジタバタしてもしょうがないわ。やろう!」
エコー「それでは、発表します!!『プリキュアオールスターズシーズン2』のライヴ・モースト・ダメ・プリキュアは…このプリキュアです!」
ソード・ビューティ・イーグレット・マリン・ブロッサム・ハート・ハッピー・ピース「………」
ロゼッタ・レモネード・アクア・ホワイト・パイン・ドリーム・ベリー・リズム「………」
マーチ・ルージュ・ブラック・サンシャイン・メロディ・ビート・サニー・ブルーム「………」
ルミナス・ミント・ピーチ・ムーンライト・ミューズ・ローズ・パッション・ダイヤモンド「………」
ハート「ひゃあああっ!!!」
ももち「2013年、最もダメだったライヴ・モースト・ダメ・プリキュアはチームソードのキュアハートに決定ー❤」
ダイヤモンド「アレ?キュアハート!?」
ロゼッタ「あっ!あんなところに!」
サニー「こんな所におったんか!」
ルミナス「キュアハート、可哀想…」
ももち「では、キュアハート、今年の反省、そして来年の抱負を一言お願いします!」
ハート「来年こそはみんなのドキドキ取り戻して見せるからね!」
エコー「さて、来年はプリキュアシリーズ10周年です!映画も見て下さいね!」
ももち「メリークリスマス❤そして良いお年を❤プリキュア小説、また来年でーす❤」

145ふたりは名無しさん:2013/12/22(日) 05:20:44 ID:NG8/s3fY0
『ドキドキ!プリキュアVSスマイルプリキュア! −Fortune Cookie in Love− Part2』

ジョーカー「世界よ!最悪の結末、バッドエンドに染まりなさい!白紙の未来を黒く塗りつぶすのです!」
亜久里「あの声は…キングジコチュー!?」
みゆき「いや、私たちが倒したジョーカーよ!」
真琴・六花・ありす・マナ「ジョーカー!?」
ジョーカー「あなたたちが新しいプリキュアですね?初対面ですよ。」
やよい・あかね・れいか・なお・みゆき「あなたは私たちが絶対に許さない!」
亜久里「行くよ!」
真琴・六花・ありす・マナ「うん!」
ジョーカー「今度は何をしても無駄ですよ!はあああっ!!!」
やよい・あかね・れいか・なお・みゆき「プリキュア・スマイルチャージ!」
真琴・六花・ありす・マナ「プリキュア・ラブリンク!」
亜久里「プリキュア・ドレスアップ!」
ジョーカー「何っ!?」
ピース・サニー・ビューティ・マーチ・ハッピー「5つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!」
ソード・ダイヤモンド・ロゼッタ・ハート・エース「響け!愛の鼓動!ドキドキ!プリキュア!」
ハート「愛を失くした悲しいピエロさん、この10人のプリキュアが…」
ピース・サニー・ビューティ・マーチ・ソード・ダイヤモンド・ハッピー・ロゼッタ・ハート・エース「あなたのドキドキ取り戻してみせる!」
ジョーカー「そ、そんなに私に逆らいたいのですか…では、これをみるがいい!!」
ピース・サニー・ビューティ・マーチ・ソード・ダイヤモンド・ハッピー・ロゼッタ・ハート・エース「!?」
ジコチュー「ジコチュー!!!」
ハッピー「ジョーカー!豊島に何をしたの!?」
ジョーカー「あの男のプシュケーですか?もう黒く染まりましたよ。」
ハート「そんな…」
キャンディ「諦めちゃダメクルー!」
ハート「えっ!?」
シャルル「倒れたら何度でも立ち上がるシャル!それがプリキュアシャル!!」
ハッピー「そうよ…私たちは…」
ピース・サニー・ビューティ・マーチ・ソード・ダイヤモンド・ハッピー・ロゼッタ・ハート・エース「プリキュアなんだからー!!!」
ジョーカー「うるさいハエ共ですね…やりなさい!ジコチュー!」
ジコチュー「ジコチュー!!!」

147ふたりは名無しさん:2013/12/22(日) 05:22:58 ID:NG8/s3fY0
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

亜久里「決まりました!」
ジョーカー「えっ!?私ですか?」
みゆき「今回は豊島のプシュケーを黒く染まって、学校を壊した…」
ジョーカー「ウソでしょ!?」
マナ「だからその分の恨みを晴らすからね!」
ジョーカー「ま、ま、ま、待って下さい!!これは誤解ですよ。何等かの…」
真琴「はい。今回のMDP決定ね。」
ありす「行きましょう!」
六花「準備はいい?」
あかね「覚悟しいや!」
れいか「そこを動かないでくださいね。」
なお「動いたら怪我するから!」
やよい「みんな、指差そう!」
ジョーカー「待ってください!誤解ですって!これは…!」
それでは、『ドキドキ!プリキュアVSスマイルプリキュア!』(>>144-146)、最もダメだったと思うプリキュアを一斉に指差してください!
やよい・あかね・れいか・なお・真琴・六花・みゆき・ありす・マナ・亜久里「せーのっ!」
アイちゃん「アイ〜❤」
全員がジョーカーを指差した。
ジョーカー「うあああっ!!!」
ということで、『ドキドキ!プリキュアVSスマイルプリキュア!』のMDPはジョーカーでした!
では、ジョーカー、最後に反省の一言をお願いします!
ジョーカー「プリキュア…次こそは復讐しますよ!!!」
では、プリキュア小説、また来年でーす!

148ふたりは名無しさん:2013/12/22(日) 09:31:49 ID:NG8/s3fY0
『ファイナルシーズン・今明かされるダークレジーナの正体』

ダークレジーナ「これで最後よ!くらいなさい!」
住民たち「ぐあああっ!!!」
ダークレジーナ「フフフ…いよいよこの街ともお別れね…消えてもらうよ!きゃあああっ!あ、あなたは一体何なのよ?」
ブラック「なんだかんだと聞かれたら…」
ホワイト「答えてあげるが世の情け。」
ブラック「世界の破壊を防ぐ為…」
ホワイト「世界の平和を守る為…」
ブラック「愛と真実と悪を貫く…」
ホワイト「ラブリーチャーミーな敵役!」
ブラック「キュアブラック!」
ホワイト「キュアホワイト!」
エース「ちょっと、そんなセリフじゃないでしょ!プリキュアのセリフってのは!ということで仕切り直し!」
ブラック「知るかッ!」
ホワイト「今はレジーナを倒すのが先!」
エース「はいはい…分かりました。ときめきなさい!エースショット!ばっきゅ〜ん!!!」
ダークレジーナ「きゃあっ!!!」
エース「財団Xだか何だか知らないけど、このキュアエースが、ウインク1つで、あなたのハートを射抜いてさしあげますわ!」
ダークレジーナ「フッ…ならば、力ずくで止めてやるわ!」
ホワイト・ブラック「えっ!?」
ダークレジーナ「カオス・オーロラ・ウェイブ!!!」
ネオダークプリキュア「闇の使者!ネオダークプリキュア!」
エース「あれが、レジーナの偽者の正体…」
ホワイト・ブラック「偽者!?」
エース「日が暮れる前に倒して!」
ブラック「ブラックサンダー!!!」
ホワイト「ホワイトサンダー!!!」
ネオダークプリキュア「何度やっても無駄よ。」
ホワイト「プリキュアの美しき魂が!!!」
ブラック「邪悪な心を打ち砕く!!!」
ホワイト・ブラック「プリキュア・マーブル・スクリュー!!!MAX!!!」
ネオダークプリキュア「プリキュアの醜き魂が、善良な心を打ち砕く!
           プリキュア・マーブル・スクリュー!!!“Я”−リバース−!!!」
エース「これは…マーブルスクリュー同士の相殺!?」
果たして、勝つのは光か?闇か?『プリキュアオールスターズファイナルシーズン』、ついに、完全決着!

150ふたりは名無しさん:2013/12/22(日) 09:33:11 ID:NG8/s3fY0
『MOST MOST DAME PRECURE(モースト・モースト・ダメ・プリキュア)』

エース「今年最後のプリキュア小説、終わりました!」
プリンセス「あとは私たちに任せれば…」
ラブリー「笑顔は注入できますよ!」
エース「それに、今回で最終回なのね…プリキュア小説…今までありがとうございました!」
エコー「さて、みなさん、よろしいでしょうか?」
ラブリー・プリンセス「はい!」
エコー「いよいよ決まります!『プリキュアオールスターズファイナルシーズン』(>>148-149)、最もダメだったと思うプリキュアを一斉に指差して下さい!」
ラブリー・プリンセス「せーのっ!ドンッ!!」
キュアラブリーとキュアプリンセスがキュアエースを指差す。
エース「えへへへ…」
ラブリー「じゃあ、その理由と言うのを聞いてみようよ!」
プリンセス「だって…私たちがブラックとホワイトに成り済ましたってことはわかってるよね?」
エース「うん…やられたら、なぎささんとほのかさんではなかったので…」
ラブリー「それに、今回は私たちが主役だったんだから…」
プリンセス「キュアエースの出番は少なかったんですよ…」
エース「だから、私を落とす訳ね…」
ラブリー・プリンセス「じゃあ、最後に何か一言!」
エース「年内最後のプリキュア小説ということで、ここは体を張って落ちます!!!」
エコー「それでは、キュアエース、落ちていただきます!」
エース「ウソでしょ…?きゃあああっ!!!」
ももち「ファイナルシーズン、MMDPはキュアエースに決定しましたー❤
    今回はプリキュアシリーズが来年で放送10周年を記念しまして、祝福の紙吹雪にヴァージョンアップしましたー❤
    では、キュアエース、最後に反省の一言をおねがいしまーす❤」
エース「メリークリスマス!そして良いお年を!」
ラブリー・プリンセス「そして、亜久里ちゃん、お誕生日おめでとう!」

151ふたりは名無しさん:2013/12/24(火) 06:54:13 ID:VDXHwtM.0
   「薫と満・夜はやさしく1」

「メリークリスマス!」「かんぱーい」
かちゃかちゃとグラスのぶつかる音がして、明るい声と共に暖かい空気があたりを包む。
ここは咲の部屋で、ささやかなクリスマスのパーティーが始まったところだ。
正確にはクラスみんなとのちゃんとしたパーティーはこの後で、今は咲と舞、満と薫と四人で一足早く
パーティーの予行練習(?)だ。と言うか本当は咲の店のセールを手伝った後、みんなが来るまで
一服しているだけなのだが。それでも、どうしてもグラスを持つと「メリークリスマス!」になってしまう。
ちなみに一緒に手伝っていたみのりは自分のクラスメイトの会に出かけた。(早めに帰ってくると言っていたが・・・)
四人が一杯目のジュースを空けない内に咲の母、沙織が部屋にやってきた。
「お邪魔するわよ」「なに?」
沙織はにこやかに笑うと「みんなお疲れ様。プレゼントがあるの」そう言った。「舞ちゃん達にだけね」
咲はえっ!と思ったが、
「うそ。咲のもちゃんとあるから」沙織は苦笑してそう言った。咲はほっとした。
「はい。みんなお揃いなのよ」

それは沙織の手作りのエプロンで舞の物には白い鳥の刺繍、満には赤い猫、薫には青い猫の刺繍がそれぞれ
描かれていた。「わあー」舞が声を上げる。
「舞ちゃんも薫さんも部活の時に必要かなと思って」「ありがとうございます」「でも汚すの悪いみたい・・・」
舞と薫が口々に言う。
「いいから。たくさん絵を描いてね」沙織は笑う。「ね、ねえ。お母さん・・・」咲は微妙な顔を沙織に向ける。
「何?」「どうしてあたしの刺繍は・・・た、たぬきなの・・・?」あら、と沙織は意外そうな顔をして言った。
「可愛いでしょ?」「ま、まあ」「咲に良く似合うと思うわよ?」「そう。わーい、やったー。ハ・ハ・ハ・・・」
(咲・・・)感情の篭らない目で笑う咲の心中を察して舞はちょっと泣きそうになった。

「あの、私にまでありがとうございます・・・」
満もお礼を言った時、沙織は一層やさしい顔をして言った。「本当はね、満ちゃんにエプロンを作ってあげたい
ってね、ずっと思ってたのよ」「え?」
満は驚いたが「満ちゃん」と呼ばれてくすぐったい喜びを感じていた。
「いつもお手伝い良くしてくれて嬉しいのよ、わたし」「そんな、私こそいつも工房お借りして」
「良いのよ、今度そのエプロンしてまたお店手伝って欲しいなー」「はい!もちろん」
照れ臭そうな満が可愛くて沙織はまた微笑む。

「じゃあ、お邪魔したわね」「あの!」出て行く沙織を満は呼び止める。「ん?」
「あ、ありがとうございます。・・・沙織さん」「やだ。おばさんで良いのよ?満ちゃん」
そうだよと咲も言った。
「いえ、そんなの失礼だから・・・」小さい声で満は言う。何も言わず沙織は優しく満の頭をさらさらと撫でた。

「咲のお母さんて素敵ね」「そうかな?」沙織が出て行った後、舞はそう言った。
(おかあさん・・・)私もそう言いたかったな。どうしてか満はそう思った。薫はそんな満を静かに見つめる。
そして愛しそうにエプロンを胸に抱く満に「嬉しいね満。こんな風にまでして貰えて」
そう言って薫は微笑んだ。「うん!」目を輝かせて満も薫に笑い返す。
そんなやりとりを見ていた舞は何故か胸がいっぱいになった。咲もそう思った様で、
「なんか良いね!今の薫。お姉さんみたいだよ!」「え?」
「そんな風に見えたの。薫がお姉さんで満が妹で」なんとなく分る・・・。舞もそう思った。
「ねえ満と薫って二人っきりの時はどんななの?」咲はそう聞いた。

152ふたりは名無しさん:2013/12/24(火) 06:54:49 ID:VDXHwtM.0
    「薫と満・夜はやさしく2」

「私達?」「別に・・・」薫と満は顔を見合わせる。
「ふたりっきりの時はどんな会話してるかなーって」咲は興味がある様だ。舞も聞きたそうな顔をしている。
「それは・・・」満が言いよどんでると薫が「別に何もしないわ」そう言う。
「何も?」「そう」「話しないって事?」「うん」咲舞の質問に薫は簡潔に答える。
「黙ったまま?」「そうしてる事が多いわね」
えーっと言いかけて咲は満にも聞く。「そうなの?満」「・・・まあ、そうね」薫は表情を変えないが満はバツが
悪そうだ。

「私達、話なんかする必要ないもの」薫はそう言い切る。「どうして?」今度が舞が聞く。
「だって話さなくても私達はお互いが考えてる事が分かるもの」
迷いのない薫に咲と舞は言葉をなくす。咲と舞には自分達をそこまで言い切る自信はない、薫は続ける。
「私は満の事はなんでも分るし、満は私の事を全部わかってくれてる。そうでしょ?」薫は満を見た。
薫だけでなく咲と舞の視線も満に集まる。話を振られた満は困った顔をする。

「どうしたの?満」「え、うん・・・」「私の言う事、間違ってる?」「間違いじゃないけど」「じゃあ何?」
何か不穏な空気が漂い始めた気がして咲と舞は顔を見合わせる。
「確かに前はそう思ってたけど最近は違うかな」「え?」満の言葉に薫は怪訝そうな顔をする。
「私はもっと薫と話したいな、舞と部活でどうしてるかとか。私の話も聞いて欲しいし・・・」
「・・・それならそうと言ってくれたら良いのに」薫は眉をひそめる。
「だって私、話下手だし、薫だってそうでしょ?」
「まあね・・・」
意見の食い違いに薫は不服そうであるが二人の考えが違ってくるのは当たり前だし、良い事だと舞は思った。
それぞれの個性が現れて来た証拠なんだし、最近は色々な表情を見せてくれる二人が嬉しい。
「舞はどうなの?」「え?」いきなり薫は今度は舞に尋ねた。「舞と咲は二人っきりの時どうなの?」
「わたし達・・・」「えーと」今度は舞と咲がお互いを見る。
「あたしと舞はあんま変わんないよ。こうしている時と・・・ね?」舞も同意してくれると思い咲は舞を見た。
「うーーん」「舞?」舞の意見はまた違う様だ。
「わたしは咲と会うといつもまだ、ドキドキするかな・・・」「え、ほんと?」
「うん。やっぱり会えると嬉しいし咲が笑ってくれるとほっとするから・・・」「・・・そ、そう?えへへ」
二人は少し頬を染めて笑いあう。

薫は何か言いた気に、満は羨ましそうにそんな二人を見ていた。
「ふーん。そんなものかしらね」少し白けた様な顔をしながら薫は腕を組んだ。そんな彼女に舞は言う、
「薫さん、何も言わなくても分るって素敵だけど お互いの気持ちを確かめたりするのも大事だし、
共感するって嬉しいと思うよ?ああ、咲がわたしと同じ事を感じてるって思うと幸せだもの」
「うん。そうよね」そう言ったのは満だった。薫はそんな満を見る。
「・・・・・・」薫は何やら考え込んでいたが、こう聞いてきた。
「でも咲と舞は夜は離れ離れでしょ?寂しくない?」
咲と舞は返答に少し困った。お互い別の家と、それぞれの家族がいるんだし一緒に暮らせなくて当たり前なのだが
薫には(満も)今ひとつ常識に欠けるところがまだある。
「まあ、明日になればすぐ会えるし・・・」「そうね」こんな時は当たり障りのない意見を言うしかない。
「でも夜に一緒に寝れないなんて私は嫌ね」「?」
薫はちょっと驚く様な事を言った。

「え、薫と満は一緒に寝るの?」「そうよ」「一緒のベッドでって事?」「うん」
へぇーと咲はにやけて、まあ・・・と舞は少し赤くなる。薫は気にしないが満は恥しそうだ。落ち着かない顔をする。
「何かおかしい?」薫は何故か、つんと澄ました顔で言う。なんとなく自慢気だ。
「おかしいって言うか・・・」「変じゃないけど・・・」咲達がなんて言おうと困ってると、
「満ってとっても暖かいのよ」「!?」
またも薫が驚くべき事をさらっと言った。
「ちょっとそれどう言う意味よ!?」今度は満が薫に詰め寄った。咲達も興味深々な顔をする。

153ふたりは名無しさん:2013/12/24(火) 06:55:25 ID:VDXHwtM.0
    「薫と満・夜はやさしく3」

「ああ、満は気付くはずないけど、眠るとあなたは抱きつき癖があるのよ」「ほ、ほんと?」
満の動揺は激しくなるばかりだが、薫はにこやかに答える。
「うん。夏は参ったけど、冬はあったかくて良いわね。頭を撫でてあげると気持ち良さそうで猫みたいに
可愛いし」
「薫のばかっ!」満はすっかり逆上してしまった。
「ばかって何よ」「そ、そんなの私・・・」「本当の事だもの」「そ、そもそも一緒に寝て欲しいって言いだしたの
薫じゃない!」「だって寂しいもの」
相変わらず薫は悪びれもしないが、取り乱す満が可愛いくて咲は口を挟む。(火に油を注ぐつもりなのだ)
「きゃーっ!薫と満ってば だいたーん」「変な言い方しないで!」「満ってば甘えんぼだー」「ち、違うわ!」

咲・・・やめて、と舞が咲を止めたが満は薫に向かって言葉を荒げる。
「薫だって前まで私がお話したりしないと寝つき悪かったじゃない!!」「そうだったかしら?」
「子守唄まで歌わせたくせに!」「満は歌も上手ね」「トイレも付き合わせて!」「だって恐いもの」
知られざる二人のエピソードがぼろぼろ出てくるが(お話って・・・)恥を知るのは満のみで薫はむしろ嬉しそうだ。
「そうそう」薫がまたのんびりと話し出す。
「前にお風呂に一緒に入った時は満が私の髪を洗ってくれてね。気持ちよかったわ」「!!」
「私も体を洗うって言うのに満ったら背中しか洗わせてくれないんだもの、今度は全部洗ってあげるわね」
それがとどめだった。

「いい加減にして!もうたくさん!」逆上して満は立ち上がった。
「なんでもかんでも喋る事ないじゃない!薫って無神経過ぎる!」「む、無神経って・・・」
「自分の考えがいつも正しいと思うなんて思い上がりよ!」「私そんな事・・・」
「薫なんて一緒にたまたま生まれただけで、私には特別でも何でもないんだからーーっ!」
・・・何かどこかで聞いた様なやりとりが交わされ、遠くでプワアアーーンと列車の音が聞こえた気がした。
咲と舞が口を挟む合間もなかった。
言いたい事を言ってしまった満が我に帰ると薫はぶるぶると震えていた。顔は蒼白で、目は大きく見開かれていた。

「満・・・。そんな風に思っていたの?」「薫さん・・・」舞が声をかけても薫は気付かない。
「私は一緒に生まれたのが満で良かった、そう思ってた。満は特別で・・・。満も私をそう思ってくれてる、
そう信じていたのに・・・」
「か、薫」満も言い過ぎたと動揺している。
表情のなかった薫の顔がみるみる変化していく。口は何かを堪える為、ぐっとへの字に曲がり、大きな瞳が
うるうると潤い始め、頬は赤く染まりだした。(あ、泣いちゃう・・・)咲はそう思った。
「今のは違うの・・・!」恥しさのあまり心にもない事を言っただけよ、と満は言おうとしたが薫は立ち上がり、
「もう知らない!」そう言うと、だっと部屋を駆け出してしまった。

残された三人はしばらく呆然としていたが、やがて満が立ち上がった。「ど、どうしよう!!」
「あ、う、うん」我に帰った咲も動揺している。
「私、なんて事を・・・!」「落ち着いて、満さん」舞もどうしたら良いか分からない。
「ひどい事言っちゃった。薫のあんな顔初めて見た。薫は私より素直なの、傷付き易いの。なのに・・・」
いつも沈着冷静な満とも思えない程、うろたえ取り乱している。
「薫にひどい事言っちゃった。わ、私・・・!」
(そうか初めてのケンカなんだ、だからこんなに動揺しているのね)舞の胸も痛んだ。
満達にはまだ経験していない事が沢山ある。いつも一緒だった二人がぶつかる事など思いもしなかったのだろう。
「満、大丈夫だから。ね?ちゃんと話せば分ってくれるよ」咲が言った。「そうよ!」舞も頷く。
「でもでも」満は半べそをかいている。
「確かに満は言い過ぎちゃったけど、興奮してたんだから仕方ないよ!」
(そう言う咲が火に油を注ぐ様な事言ったんじゃないかしら・・・)舞は思ったが話が拗れても何なので黙っていた。
「薫を探しにいこ?」「う、うん」咲は満の涙を拭いてあげてから、優しく手を取る。
「ちょっと咲、この格好のまま行くの?」舞は驚く。
あえて書き忘れていたが最初から舞達はセールの時に着ていたサンタの服を着たままだ。無論、薫もである。
「恥しがってる場合じゃないよ舞!それにまだお正月じゃなくてクリスマスなんだから変じゃないよ!」「・・・」
そう言う問題ではない。納得はしかねたが舞は咲に従って表に出た。
薫も目立つ格好をしてるからすぐ見つかるかも知れないし・・・。

154ふたりは名無しさん:2013/12/24(火) 06:56:19 ID:VDXHwtM.0
    「薫と満・夜はやさしく4」

辺りを探し回ったが薫は見つからない。(恥しがり屋の舞はそれどころではなかったが)
咲達の住む街は大きくはないがそれでもささやかにイルミネーションが通りを彩り、
賑々しい雰囲気が街中に溢れていた。しかし、今そんなこの時期ならでは喧騒を楽しむ余裕は三人にはなかった。
しかも咲を見かける近所の人がパン屋のキャンペーンかと声をかけてくるのだ。
「すいません!!この辺りでもう一人サンタの格好をした背の高い髪の長い女の子を見ませんでしたか?
あ、来年もウチの店をよろしく!」
(咲ってしっかりしてるのね・・・)ちゃっかりと宣伝する咲を舞はある意味頼もしく思った。
「薫!薫!!」満だけがあくまで必死に薫を探すがどこにも見当たらない。
不安に潰れそうな満を慰め、三人は一旦帰る事にした、薫は戻ってるかも知れない。

店からは賑わう声が大きく響いて来た。「あ、みんな来たんだ」咲は気付いた。
そう、今日はクリスマスパーティーの日、野球部のみんなクラスのみんなを呼んでいたのだった。
「あら」玄関に沙織が出てきた。
「どこ行っていたの咲?」「えー、薫が・・・」「薫さんならみのりといるわよ」「え!」満の目が輝く。
「か、薫は・・・!」「うん、さっきみのりと帰ってきたのよ。もうみんなと楽しんでるわ、満ちゃん達も行きなさい」
「満!」「うん!」三人は駆け出す。
ちゃんと謝るのだ。こんな聖なる日にケンカなんて・・・。薫、大切な私の薫!きっとまだ泣いてるわ。
満は騒がしいみんなのいる部屋のドアを勢いよく開けた。


 「メリークリスマスナリーッッ!!薫お姉さんおめでとーっ!」「ありがとう!みのりちゃん」
 「はいっっ。薫おねえさぁぁぁん。みのりんの作ったケーキだよ!」「まあ、とっても上手ね」
 「はいっ!あーんしてして?」「え、恥しいわ・・・」
 「食べてくれないの?みのりんのケーキ・・・。ぐすん、めそめそ」「た、食べるわ!あーーーん!ぱくっ」
 「お・い・し・い??」「ええ!とっても!ありがとう。みのりんちゃん」
 「わーい。みのりにも食べさせてぇ?あーん」「は、はいっ!」
 「もぐもぐ。うん、美味しく出来たみたい。薫お姉さんの為に作ったんだよ?てへっ」「本当に!?うっ・・・」
 「いやっっ!薫お姉さん、どうして泣くの!?」「みのサンタさんのプレゼントなんて嬉しくて・・・」
 「薫お姉さん!」「みのりちゃん!」
 「キャー!」「キャー!」

その光景を満は無言で見ていたが部屋のドアノブを握る手に恐ろしい力が込められているのを咲は見逃さなかった。
「みみみ満・・・あの」「か、薫さんが立ち直って良かったわ、ね・・・」咲と舞は生きた気がしなかった。
「あ、おねーちゃーん」「あら」にこやかにみのりと薫が手を振る。サンタのペアルックで実に楽しそうだ。
満の口はさっきの薫よりも、への字に曲がり怒りの炎が瞳を焦がしていた。何かを予感して咲舞が耳を塞いだ瞬間、
「薫の大ばかっっっっ!!」
聖なる夜に満の絶叫が木魂したのであった。


帰り道、薫と満は無言で歩いていた。
街灯に風が吹き抜ける中、人々は気ぜわしく道を行く。派手なクリスマスの装いももうすぐ終わり、その後は地味な、
そして厳かな年の瀬の気配が街に漂うのだろう。・・・そう今年も終わるのだ。

あの後で咲と舞はくってかかる満をパーティーだからと何とか落ち着かせ 驚くみんなを取り直し、
やっとの事で今夜を乗り切ったのだった。
(な、なんでクリスマスなのにわたし達こんな気を使ってるんだろ・・・)それが二人の共通の思いであった。

「あの・・・ごめんなさい」歩きながらそう切り出したのは薫だった。「悪気はなかったけど満を怒らせて・・・」
「もう良いのよ。私もひどい事言ったわ。それにもう怒ってないし」満は言った。
実際、みのりと笑顔でケーキを食べていた薫を見て毒気を抜かれたのは確かだった。(怒鳴ってしまったが)
「あのね、私が外で泣いてたら、みのりちゃんが丁度帰って来るところでね、みのりちゃんに優しくされたら、
すごく嬉しくなったの。あとケーキも食べたかったし・・・。でもほんとにごめん。満に嫌な思いさせて・・・」
どこまで正直に言うのよ・・・。満は呆れた。
でも自分に素直な薫だからこそ、こうして謝ってるのは偽りのない気持ちからなのだろう、そうも思った。

155ふたりは名無しさん:2013/12/24(火) 06:57:01 ID:VDXHwtM.0
    「薫と満・夜はやさしく5」

だが呆れはてながらも満は、言っておきたいことがあった。
「でも薫、いくら咲に聞かれたからって何でも素直に言えば良いってわけでもないんじゃない?」
「うん・・・でも」薫は何か言いた気だ。「何?」
「私ね、いつも咲と舞が妬ましかったのかもね。」「妬む?」薫の意外な言葉に満は驚く。
「うん、なんだか仲が良いの見せびらかされてるみたいで・・・」「そんな、薫」
「嫌ね、私。心が狭いのね、あんな私達に良くしてる二人を。でもちょっとだけよ?そう思うのは」「うん」
「だから今日は、たまには私と満も仲良しだって、解り合ってるって咲と舞に見せびらかしたかったの」「・・・」
・・・なんとも子供っぽい理由だが満は何故か嬉しくなった。苦笑交じりの笑みが零れてしまう。
薫って大人びて見える癖に本当は子供みたいに素直で、そんな自分に何にも気付いてないで。
(付いててあげないと心配ね・・・)そう思うのだ。

「全くしょうがないわね。もう分ったわ」「ごめんなさい・・・」しょぼんとしていた薫だがおずおずと聞いてきた。
「また一緒に寝てくれる?」「うん」
「お話の続きしてくれる?」「はいはい」
「子守歌は?」「わかったわよ!」
なんだかどうでも良くなったが、満も自分の気持ちを言いたくなった。

「あのね、私も薫の事、好き・・・よ?もちろんね。二人でいるとやっぱり一番落ち着くし楽しいわ。でも私はね、
薫との二人の時間にあまり他の人に入って来て欲しくないの、咲と舞にも・・・。心が狭いのは私かもね・・・。
もちろん四人でいるのは楽しいわよ。でもそれとは別の私達だけの時間があってもいいんじゃない?
誰にも邪魔されない二人っきりの時間・・・。薫にしか見せない私がそこにいるの。それを人に知られるの恥しい・・・。
だからもう今日みたいに言わないで欲しいな。それが私の正直な気持ちなの・・・」
薫は黙って聞いていた。満は心に溜まっていた古い水が流れる様な清々しい気持ちになっていた。
自分の素直な気持ちを話せる相手がいるって素敵な事だ。

「・・・そう」薫はようやく答える。
「私の考えは少し違うわ。私は別に誰かに私達の事、見られてもあまり気にしないわ。だって何も恥しい事は
してないもの。逆に満の事を自慢したいくらい。でも満がそれが嫌なら止める。考えが違っても私は満が好きだから
満にも私を好きでいて欲しいから・・・」

もう自分達は別々の人間だと今やはっきりと薫と満は分っていた。感情も知らず、二人何も言わずに生きていた
日々は終わったのだ。それに対して言葉にならない寂しさを二人は感じてもいた。
お互いの考えが衝突する事はこれからもあるだろう、でもそんな時はまた話し合えば良い、だってぶつかり合った後、
以前より相手が好きになっているのが二人には分ったからだ。
そしてそれでも二人の存在を本当に分かり合えるのはお互いだけだとも思っていた。この世界にもっと溶け込めば、
この感覚も消えていくのだろうか・・・。
気付けばなんとなく二人は手を繋いでいた。

「ねえ薫・・・」恥しいが満には確かめたい事があった。
「何?」
「わ、私ほんとに寝てる時に薫に抱きついたりするの?」
薫は涼しげな笑みを見せて言った。
「ちがうわ。本当は満が眠った後で私の方から抱きつくの」
「え・・・!!」
「ふふふ。さて実際はどっちでしょう?いいじゃない今夜もまた寒いし。それにクリスマスじゃない」
「関係ないわ!もう絶対、薫より先に寝ない!」
「そう。じゃあ今夜は夜更かししましょうね。夜は長いわ」
「・・・いじわる」
年の終わりの街を吹き抜ける夜風は切るように冷たかったが、今夜も二人は暖かく過すだろう。
遠く、鈴の音が近づくような気がした。
今年も暮れて行く様に、いつか何もかも終わるなら、何もかも変わっていくなら せめて、夜はやさしく・・・。

おわり

156ふたりは名無しさん:2013/12/24(火) 16:45:05 ID:XKYW9Fgw0
『MOST DAME PRECURE(モースト・ダメ・プリキュア)』

みのり「決定しました。」
咲「指差しましょう。」
舞「何?私が落ちるの?」
薫「今回は何であなたが落ちるのか。」
満「私たちの様子をじろじろと見てたからよ。」
舞「そ、そうだよね。」
咲「じゃあ、その反省文ということで、決定なりー❤」
みのり「じゃあ、最後に指差して、この小説を終わらせましょう!」
ももち「では、今回(>>151-155)、最もダメだったと思うプリキュア、指差してください❤」
満・薫「せーのっ!ドンッ!」
全員が美翔舞を指差した。
舞「きゃあああっ!」
ももち「今回のMDPは美翔舞ちゃんでした❤では、舞ちゃん、満ちゃんと薫ちゃんに向かって、反省の一言をお願いします❤」
舞「次のプリキュア小説はいつ作るの?」
満・薫「正月でしょ!」
咲「来年も絶好調なりー!」

157ふたりは名無しさん:2013/12/25(水) 02:34:11 ID:zFHDY5cwO
>>155
乙です。とても素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございます。


もう満と薫で結婚しちゃえばいいと思います

158ふたりは名無しさん:2014/01/01(水) 01:28:28 ID:y2SzwxSY0
    『お年玉』

ブルースカイ王国の王女であるキュアプリンセスこと、白雪ひめ。
今回は新年のお年玉をもらいに行くため、ブルースカイ王国の国王に挨拶しにいきます。
「国王の人、聞こえますかー?」
国王が『キュアプリンセス、明けましておめでとうございます!』現れます。
兵士も大歓迎します。
「国王、今年は最高の『お・も・て・な・し』おもてなしにしてもらいたいです。」
「ほう。では、2万円をプレゼントしよう。」
「ありがとうございます!」
キュアプリンセスは2万円を手に入れた。

その頃、元気と笑顔がとりえのキュアラブリーこと、愛乃めぐみは、
元旦、大晦日に録画した『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』を見ていた。
♪デデ〜ン!全員、OUT!「アハハハ…!楽しそー!」
すると、インターホンを押したひめが現れます。
「はーい❤」「あけおめー!」
ひめは国王から貰った2万円をめぐみに見せました。
「あれ?今回は2万円?」「うん。1万円をめぐみに分けようかと思って…」
それを見て、めぐみは大喜びしました。
「ありがとう!」
問題は、1万円をどう使うかの問題。めぐみは、ファッションセンスがいまいちですので…
「やっぱり、コレか私服かのチョイスよ。」「ふーん…決定ね。」

ということで、早速プリカードショップへ行き、ひめはめぐみのファッションを勝手に決定します。
「じゃあ、コレ!」「えーっ?もうちょっとカワイイのがいいよ!」
「いいじゃないのぉ〜❤コレに決定〜❤」
「待ってよー!」
早速、プリチェンミラーを使用して、ひめが勝手に決定したプリカードで変装することに。
「えっと…何ですかコレ?」
「今回のコーデはガーリーコーデですわ。」
めぐみのガーリーコーデが似合いすぎて、ひめはめっちゃ嬉しそう。
早速めぐみの家へ戻り、グラビアの写真集にするためにカメラを持ってきました。
「何するのよ?」
「決まってるじゃないですか。『愛乃めぐみ&白雪ひめ、グラビアアイドルデビュー!』って!」
「私が…グラビアアイドルに?そんなわけないでしょー!」
「いいじゃないですか!というわけで、撮影開始ー❤」
「やめてー!」
結局、勝手に撮影してしまうひめなのでした。
そして、撮影した写真は、すぐにグラビア雑誌に掲載されて、話題をよんでいたそうな。

THE ENDといいます。

159ふたりは名無しさん:2014/01/01(水) 03:47:50 ID:2YwL3cbMO
>>158
お前>>149と同じ人間だろ。
こんなので他人になりすましたつもりとか頭悪い

160ふたりは名無しさん:2014/01/01(水) 16:52:56 ID:y2SzwxSY0
>>159
違います。これからは不定期で小説を作りますので、>>149と同じ人間ではありません。

161ふたりは名無しさん:2014/01/03(金) 00:16:06 ID:khw5tPnEO
>>160
その因果関係わかんない不自由な日本語が同一人物のなによりの証拠なんだよ。ネタも全部同じだろうが。

162ふたりは名無しさん:2014/01/05(日) 02:56:56 ID:g6KwVj3.0
かなり昔の小説になりますが、10年前の2004年10月の作品です。

志穂:雪城さんって最近なぎさになれなれしいよね。
莉奈:んっ、まあ。
志穂:おかげで最近どうもなぎさと話しづらいってゆうか、ゆうか、ゆうか。
莉奈:でも、雪城さんっていい人よ。ほら、この間喧嘩したときも親身になって
   そうだんしてくれたし。
志穂:いい人だとはおもうんだけどー、合わしづらいってゆーかー。私たちとは
   ちがうせかいにいるってゆうかー。
莉奈:そうよねー。ちょっと友達になりにくいってとこあるかなー。
志穂:なぎさ、雪城さんってどんな人なの?
なぎさ:そうねー、見た目はすごく真面目すぎる雰囲気があるけど、結構おもしろい
    突っ込みいれてくれるかな?
志穂:話しててかみ合う?
なぎさ:最初は私も志穂みたいな考えだったけど、一緒にいるうちにお互いとても
    楽しいって言うことが分かり合えたとおもえてきたなー。志穂も一度ほのか
    と二人で話してみたらいいと思うよ。
志穂:そ、そうかなあ。ってゆうか、ってゆうか、ってゆうかー。まともにはなせるのかなあ。雪城さん。
ほのか:んっ?なに?
志穂:いや、あのー。なぎさのことどう思ってる?
ほのか:彼女は活発で男性っぽいところがあると思われがちだけど、以外に繊細
    なところもあるのよね。なにしろ一緒にいて楽しいわね。久保田さんも
    そう思わない。
志穂:ま、まあそう思うかな?(他になにはなしたらいいのー?)
   あ、あのー。私のことはどう思う?
ほのか:久保田さんはー、んー、なんていったらいいかなー?とても元気で明るくて
    良いと思うわ。
志穂:(なんかなぎさと比べて簡潔だなー。)あっ、そうかあ。ありがと。んじゃ。
ほのか:それじゃあ。
志穂:なんかかみあわないなー。
なぎさ:どうしたの?
志穂:やっぱかみあわないや。どうしよう?
なぎさ:交換日記とかやってみたらいいんじゃない?お互い思ってることをかいていくの。
    そうすればきっとお互いのことを理解しあえるはずだよ。
志穂:やってみようかなあ。
交換日記をはじめた二人
志穂の日記:雪城さんって上品で頭よくて、男子にもモテモテですごくすごくすごく
      憧れる。
ほのかの日記:そんなことないわ、久保田さんだってなぎさに負けない元気を持ってて、
       友達も多くて私こそ久保田さんはすごいと思う。
志穂の日記:雪城さんってやさしい。
ほのかの日記:久保田さんって意外と気が小さくて面白い。
志穂の日記:なんか雪城さんととてもとてもとても友達になりたい。
ほのかの日記;わたしもとってもとってもとっても久保田さんと友達になりたい。
志穂とほのか:ってゆうか、ってゆうか、ってゆうか私たちいい友達になれそう。

  教室で
志穂:雪城さん、私もなぎさみたいにほのかってよんでいい?
ほのか:いいわよ、志穂。
二人は真の友達になる。

163ふたりは名無しさん:2014/01/12(日) 17:32:06 ID:RzfvPqTY0
.
校庭の樹々も秋めいてきたベローネ学院女子中等部、二年桜組の教室にて。
時あたかも二学期の中間テストを終え、成績も出そろったところで……

よしみ先生「みなさんテストの結果はいかがでしたか?
      さて、中間テストも終わってひと区切りつきましたので、
      今から皆さんお待ちかねの席替えをしたいと思います。
      …目の悪い人はあらかじめ言ってくださいね。
      教卓の前の席を空けておきますから。
      まあ、好き好んで教卓の前に来る人はいないでしょうけど。
      ──そうそう、それと…」
女性徒「それと?」
先生「今回は特別に、テストの成績の良かった人から順に
   自由に席を選ばせてあげます。
   ただし、相談や裏取引は無しよ」
女性徒達「ええーーーっ!?」
先生「はいはい、ぶーぶー言わない。
   普段はくじ引きだったじゃないの。
   自由に選ばせてあげるんだから、いいでしょう?」

なぎさ「……やった! (゚∀゚)
    アタシ、今回のテストだけは自信あるんだよね。
    たまたまだけどラッキー」
志穂「え、いいないいないいな〜、
   あたしはヤマ外れてぜっんぜんダメ… (´Д`;)
   もしかすると最下位だよー、よりにもよってこんなときに…」
なぎさ「お気の毒さまw」
先生「あ。ちなみにもう一言。
   夏休みの宿題を忘れていた人は、テストの成績に関係なしに
   席選びを最後まで我慢してもらいます。お気の毒ですけれどもね」
なぎさ「ガ━━━(゚Д゚;)━━━━ン
    そ、そりゃないっすよ先生…」
志穂「お気の毒さまwww」
なぎさ「お互いね (-∀- ;)」

先生「じゃあ、いくわよ、一番!
   ──さすがね、雪城ほのかさん!」
ほのか「はい」
先生「さあ、自由に選んで」
ほのか(なぎさはどこのあたりにくるかな…?
    なぎさが坐るのは最後の最後に余った席…
    おそらく残るのは、教卓の前の二つの席のどちらかだろうけど…)
先生「どうしたの?
   一番の特権よ、どこでも好きな席を選んでいいのよ?」
ほのか「……じゃ、じゃあ、前と同じところで……」
先生「ふうん、やっぱりね、雪城さんらしいわ。
   座りなれたところで落ち着いて勉強したいわけね。
   よし、じゃあ次!……」

164ふたりは名無しさん:2014/01/12(日) 17:33:53 ID:RzfvPqTY0
そして成績発表と席替えとは順調に進み、最後になぎさと志穂の二人が残った……

先生「──案の定、教卓の前が最後まで残ったわねえ。
   さあ、久保田さんどちらにするの?教卓の左?右?」
志穂「そんなのどっちでもいっしょだよ〜」
先生「それなら早く決めなさい」
なぎさ「そうそう、ちゃっちゃと決めちゃって。
    選ぶも地獄、選ばぬも地獄、地獄の沙汰は金次第〜ってね」
先生「…美墨さん、言葉遣いはあってるけど使い方が 全 然 違うわ」
志穂「もううっさいわねー… それじゃあー…」

ほのか「せっ、先 生!」

先生「はい、雪城さん?」
ほのか「……す い ま せ ん!
    実は私とても目が悪くて、ここからだと黒板の字がよく見えないんです!
    なので、その教卓の前の席に移ってもいいですか?」
なぎさ「あっれ〜〜?
    ほのかって、目悪かったっけ?」
ほのか(あ〜、(TдT) なぎさのバカ〜…)
先生「そうね?
   雪城さん、視力は悪くなかったはずでしょう?」
ほのか「あ、いえ (-Д- ;)
    今までどうしても見えないときはたまにメガネをかけていたのですが、
    それも目にあまり馴染まなくて……それで普段はずっと裸眼だったんです。
    すみません、最初に気づいて言っておくべきでした」
先生「そーうなの?
   …それなら仕方ないわね、もう席はあらかた決まっちゃってるけれど。
   久保田さん、一番後ろでも構わない?」
志穂「しゃーないなー (-∀-)」
なぎさ「そんなこといって。志穂、ホントは後ろの方がいいんでしょ。
    いいなぁ〜。あ、そうだ、
    ほのかー、それだったらあたしと替わろうよ、いいでしょ?」
ほのか(もう! (TдT) なぎさったらなんで私の気持ちに気付いてくれないのよ)
ほのか「で、でも、ほら、
    美墨さんは久保田さんに先に譲ってあげなきゃならないし…」
志穂「そうだぞ!なぎさは最後に残った席で我慢しなさい」
先生「美墨さん、あなたはワガママ言える立場じゃないでしょ、
   友達だからってこれ以上雪城さんを困らせないの、わかった?」
なぎさ「はーい」

   ・ ・ ・ ・ ・

先生「じゃあ、美墨さんは雪城さんのとなりね。
   美墨さん、くれぐれも雪城さんにちょっかい出さないように!」
なぎさ「わかってますってばー」
ほのか(ふふ。なぎさは出さなくても私がちょっかい出すかも……)

165ふたりは名無しさん:2014/01/14(火) 10:37:04 ID:fm.43RYEO
>>164
面白いですけど、顔文字の使用は控えた方がいいかも…

166ふたりは名無しさん:2014/01/14(火) 22:56:53 ID:FUEM9XGU0
あと「10年前の2004年10月の作品です。」とかいちいちいらないと思います
誰もあなたの事なんか知らないしそんなデータ興味ないと思います…

167ふたりは名無しさん:2014/01/19(日) 22:44:42 ID:YkBD0WT.0
志穂:雪城さんって最近なぎさになれなれしいよね。
莉奈:んっ、まあ。
志穂:おかげで最近どうもなぎさと話しづらいってゆうか、ゆうか、ゆうか。
莉奈:でも、雪城さんっていい人よ。ほら、この間喧嘩したときも親身になって
   そうだんしてくれたし。
志穂:いい人だとはおもうんだけどー、合わしづらいってゆーかー。私たちとは
   ちがうせかいにいるってゆうかー。
莉奈:そうよねー。ちょっと友達になりにくいってとこあるかなー。
志穂:なぎさ、雪城さんってどんな人なの?
なぎさ:そうねー、見た目はすごく真面目すぎる雰囲気があるけど、結構おもしろい
    突っ込みいれてくれるかな?
志穂:話しててかみ合う?
なぎさ:最初は私も志穂みたいな考えだったけど、一緒にいるうちにお互いとても
    楽しいって言うことが分かり合えたとおもえてきたなー。志穂も一度ほのか
    と二人で話してみたらいいと思うよ。
志穂:そ、そうかなあ。ってゆうか、ってゆうか、ってゆうかー。まともにはなせるのかなあ。雪城さん。
ほのか:んっ?なに?
志穂:いや、あのー。なぎさのことどう思ってる?
ほのか:彼女は活発で男性っぽいところがあると思われがちだけど、以外に繊細
    なところもあるのよね。なにしろ一緒にいて楽しいわね。久保田さんも
    そう思わない。
志穂:ま、まあそう思うかな?(他になにはなしたらいいのー?)
   あ、あのー。私のことはどう思う?
ほのか:久保田さんはー、んー、なんていったらいいかなー?とても元気で明るくて
    良いと思うわ。
志穂:(なんかなぎさと比べて簡潔だなー。)あっ、そうかあ。ありがと。んじゃ。
ほのか:それじゃあ。
志穂:なんかかみあわないなー。
なぎさ:どうしたの?
志穂:やっぱかみあわないや。どうしよう?
なぎさ:交換日記とかやってみたらいいんじゃない?お互い思ってることをかいていくの。
    そうすればきっとお互いのことを理解しあえるはずだよ。
志穂:やってみようかなあ。
交換日記をはじめた二人
志穂の日記:雪城さんって上品で頭よくて、男子にもモテモテですごくすごくすごく
      憧れる。
ほのかの日記:そんなことないわ、久保田さんだってなぎさに負けない元気を持ってて、
       友達も多くて私こそ久保田さんはすごいと思う。
志穂の日記:雪城さんってやさしい。
ほのかの日記:久保田さんって意外と気が小さくて面白い。
志穂の日記:なんか雪城さんととてもとてもとても友達になりたい。
ほのかの日記;わたしもとってもとってもとっても久保田さんと友達になりたい。
志穂とほのか:ってゆうか、ってゆうか、ってゆうか私たちいい友達になれそう。

  教室で
志穂:雪城さん、私もなぎさみたいにほのかってよんでいい?
ほのか:いいわよ、志穂。
二人は真の友達になる。

168ふたりは名無しさん:2014/01/19(日) 22:45:36 ID:YkBD0WT.0
授業の合間の休み時間、生徒達はそれぞれ思い思いにこの貴重な時を楽しんでいる
そんな喧騒の中、ほのかが何事かをなぎさに話しかけている。
「ねぇなぎさ、今日部活もお休みでしょ?一緒にお買い物に行かない?」
いつもなら即答モンの誘いだが、何故か今日はまごまごとハッキリしないなぎさ。
そんななぎさの様子に、ほのかが少し心配そうに尋ねる。
「なぎさ、どうしたの?」
「きょ、今日だよね?今日はその〜亮太が…そう!亮太が風邪引いちゃって
それでお母さんも家にいないし。ほら、私って弟思いでしょ?だから早く帰ってあげようかな〜
なんて思っちゃったりしてるから、アハハッ。そんな訳で今日はちょっと…」
「そ、そう…」
慌てふためきながら一気にまくし立てるなぎさに、思わず圧倒されるほのか。
また今度ね、と言ってそそくさと席に戻って行くなぎさに対し、ほのかはそれ以上何も言えずに
目をパチクリさせ見送るのみであった。



「ハァハァ、急がなくっちゃ…」
放課後帰り道を急ぐなぎさ、だがその後をもう一つの影がつけている事には気付いていないようである。
(あんなに分かりやすい言い訳なんかされたら逆に気になっちゃうよ。ま、なぎさらしいケド…。
でも、あんなに急いで何処に行くんだろ?)
などと思っている影の正体はもちろんほのか。
昼間の事について何故なぎさがあんな言い訳をしたのか気になって後をつけてきたのである。
後をつけつつも、そういえば去年もこんな風に尾行した事があったっけ、あれは確かなぎさの誕生日で――
と思っているとなぎさの弾むような声が聞こえてきた。
「ゴメンなさい、待たせちゃって」
(誰かと待ち合わせだったんだ、誰だろ?)
確かめようと物影から顔を覗かせるほのか。だが次の瞬間思わず我が目を疑う。
(藤村君!?)
──藤村省吾。ほのかの幼馴染でなぎさの憧れの人。
その藤村君が何でなぎさと待ち合わせを?と一瞬戸惑うほのか。
だがすぐに落ち着きを取り戻し、なぎさを冷やかしにでも行こうかと思い直す。
しかし歩を進めようとしたその時、さらなる会話が聞こえてきた。
「そんな事ないよ、今来た所だから大丈夫だよ。それよりほのかにはバレ無かった?」
「ハイ、大丈夫です!でも藤P先輩こそ部活休んじゃって大丈夫ですか?」
「ハハ、美墨さんの頼みだからね、しょうがないよ。じゃ行こうか」
二人の楽しそうな会話を聞き、進めようとしていた足を止める。
(……何だか楽しそう。邪魔しちゃ悪いよね)
踵を返そうとしたほのかだったが、ふと恋人同士の様に並んで歩く二人の後ろ姿が目に入ってきた。
(!?)
途端、何故か胸がギュッと締め付けられ鼓動が早くなる。
経験した事の無い突然の感覚にうろたえるほのか。
その感覚は二人の姿が見えなくなっても暫くは消える事は無かった。

169ふたりは名無しさん:2014/01/19(日) 22:46:26 ID:YkBD0WT.0
「…なぎさ!」
「…ほのか!」
部活帰りの校門でバッタリ出会ってしまった二人。
思えば今日は何故か一言も口をきかなかった。
気まずい空気が流れる中、お互いに無言で歩く。
だがそんな沈黙を破りほのかが口を開く。
「…なぎさ、藤村君と付き合ってるの?」
「えっ!?そんなわけ無いじゃん。何言ってるの?」
突然の問いかけに戸惑いながら否定するなぎさだが、ほのかは間髪入れずにさらに問い詰める。
「だって昨日隠れて会ってたじゃない。しかも私にバレないようにって!」
「…っ!見られてたんだ。ハー、やっぱり隠しきれ無かったか…」
「やっぱり付き合ってるんじゃない!」
何故か悲しそうに声を張り上げるほのかの様子になぎさは慌てて言葉を続ける。
「ち、違うよ!藤P先輩とはそんな関係じゃないよ!ほら藤P先輩、私よりもほのかの事昔から知ってるでしょ?
だから色々アドバイス貰ってたんだ。ほのかに喜んでもらいたかったから…」
「…どういう事、なぎさ?」
怪訝な表情のほのかに対し、なぎさは小さな包みを鞄から取り出し黙ってほのかに差し出す。
「なぎさ、これって…?」
戸惑うほのかに向かってなぎさが静かに口を開く。
「ちょっと早いけど誕生日プレゼント。ビックリさせようと思って黙ってたんだけど、
何か変に誤解させてたみたいだね、ゴメン。……ね、受け取ってくれるよね?」
最初はビックリした様子で聞いていたほのかっだたが、次第にその目に光る物が溢れて来る。
その理由はなぎさの優しさか、それとも友を疑ってしまった自分への嫌悪ゆえか。
暫しの静寂の後、そっとプレゼントを受け取り小さくほのかが呟く。
「ありがとう……ゴメンね、なぎさ」
「そんな!ほのかが謝る事なんか無いよ。ね、開けてみて」
「え…いいの?」
「もっちろん!さ、早く」
なぎさに促され、少し照れくさそうに包装を解いて行くほのか。
だが中身を見た瞬間その表情に戸惑いの色が浮かぶ。
「なぎさ、これ空……っ!?」

突然ほのかが言葉を止めた理由。
それは――

キス

言葉を紡ぎ出していたほのかの唇を、なぎさの唇が優しく包み込む。


どれ位の時間であったのだろうか?唇をそっと離し、なぎさが優しく呟く。
「色々探したんだけどね、結局何も見つからなかったんだ。でもどうしても想いを伝えたかった。
だからこれが私のプレゼント、私の本当の気持ち…って、ダメかな?」
「…ううん、そんなこと無い。最高の…最高のプレゼント!」
とびきりの笑顔で抱きついてくるほのか。そんなほのかをなぎさは優しく抱き止める。
そしてどちらからともなく再び重なり合う唇、その唇を通して伝わるお互いの気持ち。
沈み行く夕日が映し出す二人のシルエットはいつまでも重なりあったままだった。

うららかな春の朝、登校中のなぎさとほのかに駆け寄ってくる二つの足音。
「おはよーって、あれあれあれ〜?なぎさと雪城さん、手なんか繋いじゃって朝から仲イイね〜」
「そうだよ、昨日は何かギクシャクしてたみたいだけど…何かあったの?」
志穂と莉奈の質問に思わず顔を見合わせる二人。
「ううん、何にも無いよ。ね、なぎさ」
「う、うん。そうだね、ほのか」
「フーン、そう…って急がないと時間ギリギリだよ!」
「そうそうそう。先に行ってるからね。なぎさ達も急がないとヤバイよ」
慌しく去って行く二人を見送りながらなぎさがため息をつく。
「ハー、ドキッとした。あの二人にバレるかと思った」
「あら、別に隠す事なんか無いのに…」
「えっ!?」
思いがけない言葉に狼狽するなぎさ。
そんななぎさを見てほのかがクスッと小さく笑う。
「フフ、冗〜談。それより私達も急ぎましょ?」
「う、うん、そうだね。…でも本当?」
「もーそんな事言ってないで。早くしないと遅刻しちゃうよ」
まだ何か言いたそうななぎさをほのかが引っ張るようにして、ようやく駆け出して行く二人。
傍から見ればいつもと同じような二人の関係。
だけど繋いだ手のワケはいつもとはチョット違う。でも、それはまだ二人だけの秘密。

170ふたりは名無しさん:2014/01/26(日) 03:41:26 ID:/EYCfOnI0
 ジャアクキングをついに倒した2人。若葉台駅前・・・・
なぎさ「ぁ〜 ついにジャアクキングを倒したんダァ・・」
ほのか「フフ。一件落着ね。」
メップル・ミップル「・・・・」
なぎさ「どうしたのメップル、ミップル?さっきから黙っちゃって」
メップル「それが・・メポ」
ミップル「実は2人にはずっと秘密にしてたことがあったミポ・・」
な&ほ「?」

 メップルとミップルの話によると、ジャアクキングを倒した2人のプリキュアは
別れ別れにならなくてはいけない、ということだった。
 闇であるジャアクキングを倒したということは、光を表す戦士プリキュアもまた、解散した
ということ。そもそも光があるから闇が出来てしまうのであって、ジャアクキングを倒した今、
この世界は光の力で満たされているが、闇と光のバランスが保たれていないと、いずれまた
必ず新たな闇(敵)が生まれてしまうというのだ。
 もちろんプリキュアをやめただけではダメで、人間での日常生活でも、2人の関係を
断ち切らないといけない。という。
 ついさっきジャアクキングを倒してその役目を無事終え平和を取り戻した2人にとっては
あまりにも急で残酷な話であった。

ほのか「仕方ない・・・よね」
なぎさ「・・・うん」
ミップル「いままで黙っててごめんミポ・・」
ほのか「いいわよ、、ミップルは悪くないわ」
メップル「いますぐ別れなくちゃいけないってわけじゃなくて、
     プリキュアの役目が終わってから・・・1時間以内なんだメポ」
ほのか「じゃあ、タイムリミットは6時まで・・・」
 ほのかは時計を見てそう呟いた。

 メップル・ミップルの提案で、残りの1時間は2人っきりで過ごしたら、と言われたので、
そうすることにした。

 夕方。公園のブランコに座りながら2人はいままであったことを語りつくした。
 でも、いままで2人で一緒に過ごした時間と比べると、1時間なんてあまりに短い時間に
過ぎなかった。

 6時10分前、駅前にまた戻ってきて、2人は別れを告げようとしていた。
なぎさ「あっ そうだ。最・・」
 そこでなぎさは言葉を飲みこんだ。最後なんかじゃないよね。
ほのか「?」
 なぎさは鞄に手を荒々しくつっこむとプリキュア手帳の1ページを切取り、何かを
書いているようだ。
 そして急にペンの音が止むと、紙を何回も折って何が書いてあるのか見えないようにして
ほのかに紙を突き出した。
なぎさ「今は読まないで、別れてから50歩、歩いたら見て・・」
 そうするとほのかも同じように手帳の1ページを破り、ペンを取り出した。
ほのか「私も」

 そんなことをしているうちに6時になってしまった。
 手紙を書くんじゃなくてもっと話しとけばよかった、なぎさに後悔の念が少し残る。
なぎさ「じゃぁ・・・」
ほのか「・・・うん」
 2人ともゆっくりと逆の方向へ向かって、歩き出した。後ろは振りかえらない、いや、
振りかえれない。いま振りかえったら・・・
 そんな気持ちの助け?もあって2人とも早く手紙をみたいがために、10歩くらい進んだ
頃にはすでに駆け足になっていた。

171ふたりは名無しさん:2014/01/26(日) 03:48:30 ID:/EYCfOnI0
 そして50歩、歩を運んでから・・・
なぎさ「はぁ はぁ なんて書いてあるのかな?」
ほのか「ハァ ハァ ・・手 手紙」

 《ほのか、ありがとう。私いままで本当に楽しかった。
  プリキュアをやることにプレッシャーを感じてた、あの時ほのかのおかげで
  立ち直る事ができたよ。
  ケンカしたこともあったしいろいろ不安な事もあったけど、ほのかと一緒だったし、
  ほのかと一緒にいたかったから頑張れてこれたんだと思う。
  私、さっき最後って言いそうになっちゃった。最後なんかじゃないよね。
  また、いつか会えるよね?
  その日が来るまで私絶対忘れないからほのかのこと》

 《なぎさへ、なぎさとはじめてプリキュアをやるってことになったとき
  実は不安だったの・・・
  私ってどうも理屈っぽくって人付き合いって苦手で、もしかしたら私なぎさに
  嫌われてるんじゃないの?って怖かった。
  でもなぎさはそんな私の事を大切にしてくれて嬉しかった。
  いつまでもなぎさと一緒に居たかった。
  でも もうそれも無理なんだよね。 いままでありがとう。》

ほのか「なぎさのバカ・・また会えるわけないじゃない・・・でも・・」
なぎさ「ほのか・・私も 私も・・」

「 一 緒 に 居 た い ! 」

 すでに2人はさっき別れた駅前に向かって走り出していた。

なぎさ「はぁ はぁ・・・ ほのか・・」
ほのか「・・ハァ ァ・・  なぎさ」
 3人は人目も気にしないで抱きついた。
なぎさ「ほのか、私、私ほのかといつまでも一緒に居たい!」
ほのか「なぎさ、私も私もよ。なぎさ!」

ミップル「本当に止めなくてよかったミポか?苦労をするのは2人ミポ・・・」
メップル「いいんだメポ。2人は仲良しが一番!メポ!」

 2人はその日いつまでも家には帰ろうとはしなかった。


 ふたりは友達。いつまでも一緒。




めぐみ「か、感動ですぅー❤」
ひめ「泣けてくるわ…」
なかやん「これが、10年前のプリキュアたちの結末です。」
ひめ「次は私たちが頑張る番ね。」
めぐみ「はい!」
なかやん「2月2日午前8時30分から、プリキュアシリーズ放送開始10周年記念作品『ハピネスチャージプリキュア!』が始まります!」
ひめ「それでは、最後に…」
めぐみ「せーのっ!」
めぐみ・ひめ「皆に幸せフルフルチャージ!」

172ふたりは名無しさん:2014/01/26(日) 16:33:27 ID:/EYCfOnI0
マナ「もしもし、キュアハートです!」
総理大臣「実は、また君に頼みがあるんだ。超大型の人工衛星が軌道を外れ、大貝町に墜落する恐れがある。」
レジーナ「遅いぞ!」
真琴「ゴメン!」
六花「結局皆から頼りにされちゃうんだよね?マナってば…」
ありす「仕方がありませんわ。」
亜久里「幸せの王子ですものね。」
アイちゃん「アイ〜❤」
マナ「みんな、行くよ!」
マナ・六花・ありす・真琴「プリキュア・ラブリンク!」
亜久里「プリキュア・ドレスアップ!」
ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース・レジーナ「響け!愛の鼓動!ドキドキ!プリキュア!」

『ドキドキ!プリキュア EXTRA EPISODE −10 Years After− PART1』

レジーナ「あれが超大型の人工衛星ね…」
ロゼッタ「だったら私が…!カッチカチのロゼッタウォール!!!」
エース「キュアハート、手伝って!」
ハート「OK!それっ!」
ダイヤモンド「これで、墜落は免れたわ。」
ソード「でも、これは誰がやったことなのかしら?」
イーラ「見つけたぞ!プリキュア!」
ソード「あ、あなたは…!」
マーモ「ベールが1万年の眠りにつくとはね…まあいいわ。」
ハート「いい?これが正真正銘最後の決戦よ!」
ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース・レジーナ「OK!」
マーモ「まあいいわ。何れ分かるわ…ベールの敵、とらせてもらうわよ!」
イーラ「かかって来い!今度こそ決着をつけるッ!!」
ハート・エース・レジーナ「はあああっ!!!」
マーモ「ひゃあああっ!!」
ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード「やあああっ!!!」
イーラ「ぐおおおっ!!!」
ハート「これが最後よ!」
ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース・レジーナ「マジカルラブリーパッド!!!」
イーラ・マーモ「えっ!?」
ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース・レジーナ「プリキュア・ミラクルラブリーストレートフラッシュ!!!」
イーラ・マーモ「ラーブラーブラーブ!!!」
シャルル「決まったシャル!」
ラケル「お疲れケル。」
ランス「今度こそ終わりでランス。」
ダビィ「これで、大貝町の平和は守ったビィ!」
レジーナ「これで、マナと結婚できるー❤」
ハート「レジーナ、結婚っていうのはね、男と女が愛し合う事なのよ。」
レジーナ「それより、マナって、女?」
ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース「王子でしょ!」
レジーナ「そ、そうだよねー!アハハハ…じゃあ、私が姫で決定ー!」

173ふたりは名無しさん:2014/01/26(日) 16:34:04 ID:/EYCfOnI0
『ドキドキ!プリキュア EXTRA EPISODE −10 Years After− PART2』

あれから、10年が経った。相田マナとレジーナは結婚することが決まり、次の日に結婚式が行われるということ。
マナ「見て!10年前とは違うでしょ?」
レジーナ「私も10年前とは変わってないわ。」
あゆみ「いよいよ結婚式ね。」
健太郎「祖母も喜ぶぞ!」
六花「おはよう!マナ王子!」
マナ「六花!どうして王子って呼ぶの?」
六花「だって、マナは幸せの王子だからマナ王子って呼ぶようになったのよ。
   それに、レジーナもこれからは、レジーナ姫って呼ぶわ。」
レジーナ「ありがとう!六花!」
マナ「六花も10年前と変わってないね!」
六花「あっ!レジーナ姫も私の名前を呼んでくれるなんて…」
マナ「そういえば、まこぴーは?」
六花「まこぴーはアイドルから女優になったのよ。だから、結婚式には遅れるって。」
マナ「ふーん…それで、ありすは?」
六花「ありすは今、結婚式の準備をしているわよ。」
マナ「亜久里ちゃんは?」
六花「今回の結婚式の仕切りを務めることになったのよ。」
マナ「亜久里ちゃんが司会か…」
レジーナ「いよいよ結婚式ね!マナ!」
マナ「何だか、胸がキュンキュンするよー❤」
六花「それじゃあ、マナ王子、レジーナ姫、また明日!」
マナ「またね!六花!」
マナ(私が大貝第一中学校の生徒会長になって10年…ついにここまで来たよ!)
レジーナ「パパも見届けてくれるといいね!」
マナ「だって、レジーナのパパも私の結婚式に来てくれるんでしょ?」
レジーナ「そうよ!パパだって私の花嫁姿、見たいでしょ?」
マナ「でも、レジーナが結婚したら、名前が相田レジーナになるのかなぁ?」
レジーナ「そうよ。私の名前は相田レジーナ!マナの妻よ!」
マナ「アハハハ…」
レジーナ(パパ、私は10年前、パパの事をずっと見守ってきたの。今度は私がマナを守る番だからね!)
マナ(みんな、見ててね!明日は私とレジーナの結婚式なんだから!)
『本当の友達になりたい』という思いを告白し、『トランプ王国と父親の架け橋になろう』と約束した、相田マナとレジーナ。
ついに、その時を迎える。

175ふたりは名無しさん:2014/01/26(日) 16:35:58 ID:/EYCfOnI0
『MOST MOST DAME PRECURE(モースト・モースト・ダメ・プリキュア)』

マナ「今度こそ平和になったね!レジーナ!」
レジーナ「うん!」
亜久里「今回は『ドキドキ!プリキュア』真の最終回ということで、みんなでここに立ちました!」
真琴「もしかして、MMDPね?」
六花「そうだけど…下に何があるか分からないわ…!」
ありす「最後もドキドキ!ですね。」
ジョナサン「みんな、今回は事前に指名しますので、指差ししなくていいです。」
マナ「こ、怖い…」
レジーナ「せっかく幸せを掴んだのに…?」
マリー・アンジュ「それでは、ダメプリキュアを発表します。」
真琴「王女様!?どうしてここに?」
2013年2月3日から2014年1月26日まで放送した『ドキドキ!プリキュア』を全体のエピソードを通じて、
最もダメなプリキュア『MOST MOST DAME PRECURE(モースト・モースト・ダメ・プリキュア)』は…このプリキュアです!
マナ・六花・ありす・真琴・亜久里・レジーナ「………」
レジーナ「ひゃあああっ!」
ということで、『ドキドキ!プリキュア』のMMDPはレジーナに決定しましたー!
マリー・アンジュ「では、レジーナ、この1年間の締めの一言をお願いします。」
レジーナ「マナー!私はあなたが好きー!!!」
マリー・アンジュ「みなさん、『ドキドキ!プリキュア』を1年間応援してくれて、ありがとうございました。またいつか、会える日まで…さようなら。」

176ふたりは名無しさん:2014/02/16(日) 10:05:53 ID:I385CWhU0
ついに、本編内で『プリキュア恋愛禁止』宣言、決定しました。
なので、プリキュア小説も『プリキュア恋愛禁止』決定です。

177ふたりは名無しさん:2014/02/16(日) 21:54:01 ID:ChZTqu9g0
>>176
うるせーハゲ

178ふたりは名無しさん:2014/02/24(月) 07:45:56 ID:CzecYfPg0
   「満と薫の新しい友達1」

その日、満と薫は二人だけで街にいた。晴れた日の街の大通りはにぎやかで、
道の隅には自由に座れるテーブルがある。そのひとつに薫は腰掛け、頬杖ついていた。
満は飲み物を買いに行くと行って十分以上戻らない。
(遅いわね・・・)
飲み物だけならどこでも買えるのに。何してるのかしら、と薫は少し心配になった。

これまでは咲と舞と四人で出かけていたが、最近は二人で出かけるときもぽつぽつ出てきた。
予定が合わないという理由だけでなく、なんとなくそういう気分の時が多くなってきたのだ。

「お待たせ」
満が戻ってきた。手にはビニール袋を提げている。
「暑いわね、もう夏みたい」
そう言って汗を拭う。少し笑ってから椅子に腰掛ける。
「ずいぶん遅いじゃない。どこまで行ったのよ。そこに自販機もあるのに」
頬杖付いたまま薫が言う。満はふふっと笑って言う。
「あのね、この通りの一番端に店の商品全部が百円のお店があるのよ。この前咲に教えてもらったわ」
「ふーん」
「ふーんじゃないわよ。みて!」

どーんとばかりに買った商品をテーブルに置く。
一番大きなペットボトルのジュースと紙コップ数個のパックのセットだった。
「これだけで二百円なのよ?」
心なしか得意げに満は言う。
「へえ」
感心なさげな薫に呆れたように満は唖然とした顔をする。

「あのねえ。自販機で買ったら二人で二百円じゃすまないじゃない。量だってこの半分くらいよ?」
「それはそうだけど。どのくらい歩いたの?その店まで」
「1キロ半くらいかしら」
「・・・・」
最近、満が貧乏臭い事が薫は若干気がかりだ。もともとしっかりものだが、
なんだか度を少し過ぎている、と思う。理由は明白で咲の影響である。
咲と言うより店を手伝っていつもいる事が大きいと思う。生活のための接客業を続けていれば、
当然な結果ではあるのだが・・・。
もっとも満に言わせれば薫はマイペース過ぎだと言う事らしい。

「そのくらい歩いたっていいじゃない。歩くのはただなんだから」
「・・・飲みきれるかしらね、これ」
「もちろん、残ったら家で飲むのよ?」
「・・・」
飲みかけのペットボトルぶら下げて帰るのか・・・。なんだか薫は悲しくなった。
とは言え満は二人の為、わざわざ遠い百円ショップに行ってくれたのだ。けちをつけるつもりはない。

テーブルでお喋り。だが内容は咲と舞の話ばかりだ。(薫はみのりもだが)
「なんだか今日は騒がしいわね」
少しして人通りを見ながら、薫が言った。
「ああ、なんか海の方にみんな行ってるみたいね。何かあるのかしらね」
満が答えた。少しして会話も途切れてしまう。

「あー・・・・」
「・・・・うん」
理由は明白でやはり二人にとってこの世界は咲と舞を通して全てが与えられる。
知らない事、理解できない事がまだまだ山のようにあり、二人の知識も少ない。
二人だけでは会話が続かないのは仕方ない事だ。しかし・・・。

179ふたりは名無しさん:2014/02/24(月) 07:46:39 ID:CzecYfPg0
   「満と薫の新しい友達2」

「うーん」
満は伸びをして両腕を頭の後ろに組んで、うつろな目を上空に向けた。
「何よ。私といてもつまらないの?」
薫は頬杖をついたまま、意地の悪い目を満に向ける。満は視線を薫に戻す。
「どうしたのよ?そんな事ないわよ、別に・・・」
「溜め息なんてついて」
「それは・・・。そんなつもりじゃないわ」
心外だと言う顔で満は言ったが白けた空気が漂っているのは認めざるを得なかった。

「やっぱり咲と舞がいないとダメなのかな・・・・私達」
ぽつんと満は呟いた。それは薫も思っていた事でそれで会話は止まってしまった。

薫は最近、それを少し気にしていた。何でも咲と舞に与えられるのでなく、
自分達の手でも何かを・・・。そんなもどかしさが密かに日に日に積もっていたのだった。
その想いを薫は満に言ってみた。黙って満は聞いていたが、こう返した。

「気持ちはとても分かるわ。同じ事、感じるもの。でも仕方ないじゃない」
「でも満だって、こうして咲達がいなくても街に来ようと思ったのは変わりたいからでしょ?」
「うん・・・まあ」
そこで再び会話は途切れ、二人は眩しい街角を見た。親子連れ、恋人。
様々な繋がりが溢れている。鮮やかな陽射しが街路樹を透き通らせ緑の光が全てを祝福している。
(・・・私達だけ、二人ぼっち)そんな事を薫は思った。
「ああ、そうだ・・・」薫はその時、突然思った。

「ともだち」
「え?」
満は薫の言葉にびっくりする。
「私達に友達っているかしら?咲と舞以外に」
「えー・・・。クラスのみんなとは喋るじゃない。安藤さん、宮迫くん。それに・・・」
続けようとする満を遮り、薫は言った。
「それは咲と舞を通じて知り合った仲間よ。友達の友達って言うのが正しいわ」
「まあねえ」
「私達だけの新しい友達・・・。いたら素敵じゃない?」

満にとってそれは新鮮な考えだった。薫ほど関心はなかったが、新しい季節の風のように、
その言葉は満の心を通り抜けた。
「新しい、私達だけの友達・・・」
満は声にだしていってみた。その想いはますます強くなった。
「うん・・・。素敵ね、それ」
「でしょう!」
快心の笑みを薫は浮かべた。

「でもどうやって見つけるの?」
満はもっともな意見を言った。
「・・・・さあ」
薫はまた黙り込む。(なんだ。何の考えもなかったのね・・・)満はどっと疲れた。
思った事をすぐ口にする薫の癖はなんとかして欲しい。満は心底そう思った。
「声かけてこようかしら」
「え?」
薫は通りを見てそう呟いた。満は唖然とした。
「だって、あんな人が沢山いるのよ。一人くらいひっかかるかも知れないわ」
「ひっかかるってね・・・」

180ふたりは名無しさん:2014/02/24(月) 07:47:00 ID:CzecYfPg0
   「満と薫の新しい友達3」

薫なら冗談でなく行動にでるかもしれない。満は手を伸ばして、薫を押さえつけようとした。
「ねえ、あれ見て」
「え?」
薫が指を指した。そこには向かいのテーブルの下や周りをキョロキョロ見回している女の子がいた。
「何してるのかしらね」
「さあ・・・探し物かしら」
満が答えると薫は立ち上がり、スタスタ歩きだした。
「ちょっと、薫!」
満は慌てる。

「ちょっとあなた、どうしたの?」
「え?」
声を掛ける薫にびっくりした顔で女の子は振り向いた。
二人と同年齢・・・。少し下かもしれない。幼い感じがする、可愛い女の子だ。

「ああ、ごめんなさいね。私達あなたが何か困ってるみたいだから気になったの」
満がフォローする。薫に悪意はもちろんないが、急に声をかけられたら不審がるだろう。
女の子はちょっと落ち着いた様で、こう言った。
「あの、このテーブルにポシェットの忘れ物がなかったですか?わたし、さっきまで、
ここに座っていたんですけど、歩き出してしばらくしたら忘れ物したのに気付いて・・・」
一気にそう言った。薫達は面食らったが内容は理解できた。

「ポシェット・・・。満は見た?」
「さあ。なかったわね・・・」
薫はその子に聞いた。
「本当にここに忘れたの?」
「いえ・・・。実ははっきりしないんです。でもここにいた時は持っていたんです。
その後、何軒かお店を回ったので・・・」

泣きそうな顔。満はどうしようかと思ったが、薫がこう言った。
「わかったわ。ここにはなかったのは確かよ。これから、あなたの行ったお店を回りましょう」
「薫・・・」
満は面食らう。女の子も驚いている。
「一緒に探しましょう。急いだ方がいいわ。さあ満、行くわよ」
「う、うん」
満も立ち上がる。
「はい!お願いします」
その子もそう言った。

三人はいくつかのお店を回った。ケーキ屋。洋服屋。CDショップ・・・。
しかしどの店にもそんな忘れ物は届いていなかった。女の子は泣きそうな顔をしている。
「困ったわね・・・」
薫も顔をしかめる。満は黙っていたが不意に思いついた。
「あ、そうだ。百円ショップ・・・」
「え?あなた百円ショップにも行ったの?」
「いいえ・・・」

薫の問いにその子は首を横に振る。満は続ける。
「違うわよ。百円ショップの横に交番があったわ。もしかしたら誰かが届けているかも・・・」
「行くわよ!」
「はい!」
満が言い終わる前に薫達は走り出していた。

181ふたりは名無しさん:2014/02/24(月) 07:47:30 ID:CzecYfPg0
   「満と薫の新しい友達4」

「ちょっと待ってよ。これ重いんだから」
満はジュースのペットボトルを持ったままだ。(薫が持ってくれないから)
「あっ!」
十メートルくらい走った所で薫は不意に立ち止まり、満に聞いた。
「百円ショップはどっち?」
「・・・・」


「ひょっとしてこれかな?」
警官はそう言って、小さなポシェットを出した。
「あ!そ、それです!」
交番に着き、その子が説明するとすぐ警官はポシェットを差し出した。
説明によると、やはり忘れ物はあのテーブルにあったらしい。
拾ったのはパトロール中の警官、本人だった様だ。その子はポシェットを抱きしめた。
「ありがとうございます!」
「ああ、良かったねえ」
警官が微笑む。
「そうか、あなたが忘れて、このポシェットが拾われた後で私達が来たのね・・・」
薫はそう言った。簡単な手続きの後で三人は交番を後にした。

「ありがとうございました。良かった・・・」
「ううん」
「拾ったのは私達じゃないわ」
お礼を言う女の子に薫達はそう答えた。
「いえ、見ず知らずのわたしの為に一緒に探してくれて・・・それがとっても嬉しいんです!」
女の子の言葉には心がこもっていて、薫達は嬉しくなった。
「ねえ、あなた。時間あるの?」
「え」
「折角だから、私達と一緒に話さない?」

「薫・・・。ちょっと強引過ぎない?さっきもいきなり声掛けた時はどうしようかと思ったわ」
満は小声でそう言った。そんな満に薫も小さく耳打ちする。
「友達」
「え?」
「これがきっかけになるかもしれないでしょ?」
「ああ、なるほど・・・。そう言う事だったの。でも急に声をかけられても・・・」
「大丈夫ですよ!」
二人のやりとりを見ていた女の子は微笑んでそう言った。
「わたしもお二人とお話ししたいです!」
「ほらね」
薫は嬉しそうに満に微笑む。
「ジュースもまだいっぱいあるしね」
「・・・・そうね」

「へえ、あなたはこの街に住んでる訳じゃないのね」
また元のテーブルに腰掛けて三人は話し始めた。目の前には満のジュースだけでなく、
女の子が買った、お菓子やたこ焼き、焼きそばなどが並んでいる。
しばらく女の子の話を聞いて満はそうつぶやいていた。
「はい!住んでるところはとても遠くて、今日はお仕事で来たんです」
「お仕事?あなた働いてるの?学校は?」
満は聞いた。
「学校も行ってますよ。もちろん。でもそれとは別にしている事があるんです・・・」

182ふたりは名無しさん:2014/02/24(月) 07:48:13 ID:CzecYfPg0
   「満と薫の新しい友達5」

それは何かと、満が聞こうとすした時、薫が口を挟んだ。
「それにしても、あなた良く食べるわね」
スパゲティーの皿を空にした女の子を見て薫は感心した様にそう言った。

女の子は満の質問に答えようとしたが、照れ笑いをしながら言った。
「心配事がなくなったから、お腹がすいたんですよー。何も食べてなかったし」
「ふふ。咲みたい」
薫が言う。
「咲?」
「ああ、私達の友達なんだけど・・・」
話し始めた薫達を見ながら満は、(まあ、私も咲の店で働いてるし仕事ってそう言う事かな)
そう解釈した。

「咲さんて素敵な方みたいですねー」
薫の話を聞いてから女の子は言った。
「明るくて、ムードメーカーでなんだかわたしの知ってる人みたい・・・」
「え、そう?」
「はい!わたしの尊敬する人なんです。どんな大変な時でもその人が、なんとかなる!って、
言うとそんな気がして。年上なんですけど仲良くいつも一緒に大笑いして」
「ふーん。スポーツやってたりするの?」

「いえ!でもやってる人も身近にいますよ。ソフトボールじゃないけど。面倒見の良い人で、
わたし達の仲間のまとめ役かな?・・・咲さんかあ。わたしも仲良くしてくれるかな?」
「あのね」
満が不意に口を挟んだ。今まで黙って女の子をじっと見つめていたのだ。
「はい?」
「あなた、どこかで会った事ない?」
「え?」
「何だか見覚えがあるのよ・・・」
「本当ですか!?」
女の子が大きい声をだした。何故か嬉しそうな顔。満は何の気なしに言ったので驚いた。
「う、うーん。気のせいかしら」
「そうよ。会った事あるはずないじゃない」
「・・・そうね」
薫が口を挟み、満も頷いた。

「・・・ですかあ。わたしもまだまだ頑張らないとな・・・」
「?」
女の子は残念そうな顔をした。薫達は少し不思議に思った。

「この街って素敵ですね」
しばらくして女の子はそう呟いた。
「さっきまで、海岸にいたんですよ。久しぶりに海を見ました。風が気持ち良くて・・・。
街全体がキラキラしてるみたい」
「人が沢山いたでしょ?」
「あ、はい」
「今日は海岸に行く人が多かったわ。何かあったのかしらね」
薫がつぶやくと女の子はちょっと複雑な顔をした。そしてこう言った。

「あの、お二人はずっとここに?」
「そう。私達はこの街から出た事ないのよ」
薫が言った。
「あ、生まれも育ちもここなんですね。いいな」
「まあ、ね・・・」
少し言葉が濁る。
「ねえ、あなたの街の事を話して。て言うかあなたの事もっと知りたいな」
満がそう促した。しばらく女の子が自分や街の事を喋っていたがやがてこう聞いた。

183ふたりは名無しさん:2014/02/24(月) 07:48:50 ID:CzecYfPg0
   「満と薫の新しい友達6」

「お二人はもしかしたら双子なんですか?」
「え?」
「よく似てるから。喋る印象も同じ感じで不思議な感じ・・・。二人ともクールで格好いいですね」
「双子・・・。まあそうね」
薫と満は顔を見合わせる。
「わたしの知ってる先輩は姉妹なんですけど、やっぱり顔がお姉さんとそっくりなんですよー。
とっても優しい人で一緒にいるとほっとして。わたしの夢や、やりたい事の相談したり・・・」
「へえ、その人は舞みたいね」
満が言った。

「舞?」
「私達のやっぱり友達でね。押し付けがましい所が全然なくて一緒にいると、
優しい気持ちになれて、絵を描くのが上手くてね」
「へえー芸術家なんですね。もしかしたら、気が合うかな?わたしの絵も描いて欲しいな。ふふ」
「気が合うって、あなたのその知り合いと?」
「はい。知り合いって言うか大切な仲間です!」

「そうね・・・私達だって星空の仲間よ?」
悪戯っぽく満が言った。
「星空?」
「ふふふ・・・・」
不思議そうな女の子に満は照れたように笑う。
「ねえ、あなた達の仲間の事もっと知りたいわ。長い付き合いなの?」
「うーん。長くはないですね・・・。でもわたし達、力を合わせて一つの目標に立ち向かってるんです。
今も、これからも・・・。だからわたし達の絆はとても強いんです!」
「ああ、わかるわ・・・。とてもね」
話を聞きながら薫は遠い目をする。

「それまで、わたしは一人ぼっちだったんです。自分の夢があるから大丈夫だって寂しさを我慢して。
でも明るい笑顔で、ある人がわたしを受け入れてくれたんです。それから、その人の周りに集まった、
みんなとも、とても大切な仲間になって。色々な冒険をしたんですよ。
その人の凄いのは自分が凄いなんてちっとも思ってない所なんです。ちょっと抜けてるところも、
とっても可愛くて。あ、年上の人に失礼ですね」
へへへと女の子は苦笑する。

「ふうん。ますます咲に会わせたくなったわ。ちょっと子供っぽい子だけど頼もしいのよ」
「絵を描く人は舞さんでしたっけ?」
「そう、この子は大人しいけど私達にとても良くしてくれるの。人を傷つけた事なんてないと思う。
でも絵を描くと周りが見えなくなっちゃうけど」
薫と満は交互に答える。
「へえ。ほんとに小説を書くその先輩に会わせたいなー。その人も優しくて安らぐって言うか、
気があうと思います!小説の挿絵を描いたりしてもらったら良いかも・・・」

「ねえ」
夢中で話す女の子に薫は切り出した。
「はい?」
「良かったら私達と友達になってね。あたなはとても可愛らしいわ。見てるだけで楽しくなる」
「薫」
やっぱりストレート過ぎると満は少し恥しくなった。
「私達は、咲と舞しか友達って言える人がいないの。もちろん周りには他に話す人はいるわ。
でも、もっと自分達の世界を広げたいの。その最初の人になってくれたら嬉しいわ」

184ふたりは名無しさん:2014/02/24(月) 07:50:04 ID:CzecYfPg0
   「満と薫の新しい友達7」

まっすぐに薫は想いを告げた。女の子はしばらく黙っていたがやがてこう言った。
「・・・嬉しいです。わたしは淋しかった時、誰にも友達になってって言えなかった・・・。
本当は凄くそれを望んでいたのに・・・。勇気がなかったんです。恥しくて。
友達になってって言われるのって嬉しいですね。わたしで良かったら友達になって下さい!」

「良かったね満」
「・・・そうね」
嬉しそうな女の子を見て薫はにっこり笑う、満は苦笑しつつ、こう聞いた。
「ところで、そのポシェットには余程大切な物が入っていたの?凄く心配してたから」
「え、えー・・・。そうですね。わたしの今一番大切な・・・乗車券が入ってたんです」
女の子は愛しそうにポシェットを抱きしめる。
「乗車券?」
「えへへ。内緒のプレゼントなんです・・・」
女の子は赤い顔で微笑んだ。

「あ、お名前聞いて良いですか?」
女の子が言った。
「ああ、ごめんなさい。私は霧生薫。この子は満」
「実はさっきから思ってたんですが、薫さんは私達の生徒会長に少し似てますね!」
「え?」
「あはは!ごめんなさい急に。凄いお金持ちのお嬢様で、でもそれを自慢したりしないで、
みんなの事いつも考えてる人なんです。わたしの理想のお姉さん、ですね」
「あら、素敵な人みたいじゃない」
薫は嬉しそうな顔をする。
(別に薫の事を誉めた訳じゃないのに・・・)と満は思った。

「恥しがり屋な所もあって、わたし可愛いと思ってるんですよ、内緒だけど。
ちょっとからかいたくなっちゃう・・・みたいな。みんなも会長のそんな所が好きなんですけど」

「へえ。顔は似てても中身は全然違う人なのね。見習いなさいよ、薫」
「ちょっと何よ、満・・・」
「薫は我が道を行き過ぎるわ」
「あはは。満さんがお世話役なんですね?あ、あの。わたしの名前は・・・」
ちょっと口喧嘩を始めた二人に女の子が名乗ろうとすると、

「おーい!!」
眼鏡をかけた男の人が三人のテーブルに凄いスピードで走ってきた。
「どこにいたの!?三十分で戻るって言ったのに・・・」
「え?え?あっごめんなさい!わたし話に夢中で!」
「もう次の現場が間に合わないんだ!そこにタクシーを待たせてるから」
男の人が指を指す。見ると通りのはずれにタクシーが扉を開けて待っている。
「ほら!もう行くよ」
「きゃっ!!」
男の人は強引に女の子の腕をとる。よほど慌てているようだ。
「ちょっと・・・」
薫が声を荒げる。満も立ち上がる。

「だ、大丈夫です!この人はわたしの知り合いですから・・・!!あっあっ」
引っ張られながら女の子がそう言う。
それはあっと言う間の出来事で、みるみる女の子は遠ざかって行った。
タクシーに乗り込む寸前、満は大声で言った。
「またこの街に来て!ベーカリーPANPAKAパンってお店に私はいるわ!!」
バタンとタクシーの扉が閉まり、すぐ走り出した。満と薫の前を通り過ぎるとき、
タクシーの窓が開き、女の子が叫んだ。
「PANPAKAパンですね!分かりました。いつか仲間と一緒に絶対いきまーす!!!」

185ふたりは名無しさん:2014/02/24(月) 07:50:59 ID:CzecYfPg0
   「満と薫の新しい友達8」

遠ざかり、通りに消えた車を呆然と二人は見送った。
「なんだったのかしらね、薫」
「わかんない・・・。名前も聞けなかったね」
「本当にまた来てくれるかしら?」
「大丈夫よ。ちゃんと伝わったもの・・・。また会いたいな。笑顔が素敵な子だったわ」
残念だったが二人はそう納得するしかなかった。

                    ※

しばらくしたある日、満達は咲の家にいた。舞とみのりも一緒で、お喋りしていたのだが、
不意に咲が言った。
「あっそうだ!今日ね。そこの海岸でロケしてたドラマがテレビでやるんだよ。みんな見ようよ」
「へえー。お姉ちゃん本当?」
みのりが興奮気味に聞く。
「うん。あたし、その日現場に行ったもん!凄い人だったよ。スタッフの人にドラマの、
タイトル聞いたから間違いないよ」

「うふふ」
「なに?舞」
可笑しそうに舞が言う。
「咲も前にスカウトされたもんね。同じ現場で違うロケで・・・」
「あーそうだー!」
みのりも笑う。
「もーやめてよそれ!勘違いだったんだから。恥しいじゃん!いいから見よ見よ!」

咲はテレビをつける。
盛り上がる咲達を横目に薫達は何の気なしに画面を見ていたが、不意に目を見開いた。

「あ・・・」
「この子・・・」
見覚えのあるツインテールの女の子だった。あの時のあの女の子。薫達の新しい友達・・・。
「仕事って役者だったの・・・この子」
唖然として薫は呟く。
「海岸でロケってあの日の事だったのね。じゃあ、仕事の後に出会ったんだ・・・」
満も驚きを隠せない。あの時、みんなが海岸に向かっていたのはこの子も出ていた撮影を、
見るためだったのだ。そして、はっと満は思い当たった。

(あの日この子に前にも会ったと思ったのは他のテレビで多分もっと前に偶然、
この子を見ていたからね。会ったわけじゃなかったんだわ・・・)

「あら?満さん達、この女優さん好きなの?」
「す、好きって言うか・・・」
舞に聞かれて満はなんと言うべきか迷っている。
「珍しいね!二人がテレビに出る人に関心持つって。あ、ちょっと待って?」
たたっと咲は自分の机に向かい何やら探している。
「咲?」
舞とみのりが不思議な顔をする。

「ほら!この子CDも出してるんだよ?あたし達と年も変わらないのに凄いね!
あたしたまたま買ったの」
薫は咲からCDを受け取る。満も覗き込む。そこに見覚えのある顔が笑っていた。
満と薫はCDのタイトルを読んだ。

「春日野うらら。ツイン・テールの魔法・・・」

 了

186ふたりは名無しさん:2014/07/06(日) 21:51:44 ID:HznhnsOo0
プリキュア10周年記念小説予告

フォーチュン「それで、次のプリキュア小説はどうなっているの?」
ラブリー「実は、東堂いづみのデータを整理していたら…こんなファイルが見つかったんだって。」
プリンセス「10周年特大小説?」
ハニー「これを見て。まだ解読の途中なんだけど…」
フォーチュン「まさか、10年前にこんなことを考えていたとは…」
ハニー「すぐに残りの解読に取り掛かるわ。」
原作者、東堂いづみが残した、プリキュアシリーズ10周年記念小説とは、一体どんな物語なのか?

187ふたりは名無しさん:2014/07/07(月) 19:27:53 ID:zfpVF7Q.O
>>186
知るかバーカ

188ふたりは名無しさん:2014/07/08(火) 15:11:11 ID:0EAfFVQ60
ここはどこも殺伐としとるのう

189ふたりは名無しさん:2014/07/13(日) 21:06:14 ID:mVjK2FzI0
プリキュア10周年記念小説予告

フォーチュン「失礼します!」
プリンセス「どうしたの?」
フォーチュン「東堂いづみ先生が残した、プリキュアシリーズ10周年記念小説の解読が全て終わったわ!」
ラブリー「ホントに!?見せて見せて!」
ハニー「これが、10周年記念小説…!?」
フォーチュン「はい。東堂いづみ先生は、今行われている『ハピネスチャージプリキュア!』とは違う、別の物語で繰り広げられる『プリキュア』を計画していたのよ。」
ハニー「大変な作品になりそうですね。」
プリンセス「フォーチュン…どうかしたの?」
フォーチュン「何でもないわ。」
ラブリー「………」
フォーチュン(出来ない…別の物語で繰り広げられる『プリキュア』をいきなり1人でやるなんて…私には無理…)
プリンセス「フォーチュン…自信なさそうだけど…大丈夫かなぁ?」
ラブリー「確かにフォーチュンは経験がちょっと…」
ハニー「1人で物語を進行できるようになるには、時間がかかるかもしれないわ。」
ラブリー「実は、新たなるパートナーに心当たりはあるよ。」
果たして、ラブリーが任命する新たなるパートナーとは…?
2014年末のプリキュア小説で10周年記念小説が投稿される。

190ふたりは名無しさん:2014/07/16(水) 10:09:22 ID:pLxsV292O
>>189
どうせまたくだらんアイドル出す気だろ

191ふたりは名無しさん:2014/11/29(土) 14:05:32 ID:03SdG0QIO
激寒ドルヲタおじさん死んだ(歓喜)

192ふたりは名無しさん:2015/01/25(日) 11:06:11 ID:VkQ.prhs0
『年越しパーティ!アロ〜ハプリキュア、再び!(PART1)」

太平洋に位置するハワイ諸島にあるアメリカ合衆国の州、ハワイ州。
そこで活躍する、双子の姉妹によるプリキュアチームがいた。その名は『アロ〜ハプリキュア』。
以前は、幻影帝国のマダムモメールに連敗しており、そのことが原因でケンカをしていたが、ゆうこのおかげで和解した。
そんな仲直りになったその後である12月31日。日本のプリキュアたちを連れてカウントダウンパーティを行うのだ。
アロアロ「今日は12月31日ロロ!」
オハナ「日本のプリキュアたちは年またぎをしたのよね。」
オリナ「正解。」
アロアロ「日本のプリキュアたちも一緒にハワイで年越したいロロ!」
オリナ「ということで、アロ〜ハプリキュアが日本のプリキュアに手紙を渡すわ。」
オハナ「OK!」
オリナとオハナは、日本のプリキュアたちにメールを送る事になった。
日本時間午後6時。日本のプリキュアたちは…
めぐみ・ひめ・ゆうこ・いおな・まりあ「アハハハ…」
デデーン!全員、OUT!
ブルー「みんな『笑ってはいけない』に夢中だな。」
まりあ「お、面白くて…笑っちゃうのよ…」
リボン「2015年も相変わらず、変わってないですわ。」
ファンファン「ああ。」
ミラージュ「楽しそうね。」
リボン「あっ!めぐみ!ハワイのプリキュアからメールですわ!」
めぐみ「ハワイから!?えええっ!?と、年越しパーティー!?」
ひめ「すごごごーい!ハワイでプリキュアと年越しパーティー!?」
ゆうこ「超豪華なご馳走もあるのね。」
いおな「そのためには、全てのプリキュアを集合させないとね。お姉ちゃんはハワイに行く?」
まりあ「仕方ないわ。今日だけ行くわよ。」
『ハピネスチャージ』の4人は氷川まりあと共にハワイへと向かった。
実は、日本とハワイの時差は19時間。十分に時間がありそうだ。
サンセット・ウェーブ「アローハー!」
マナ「来ちゃったよ!」
ウェーブ「ということで、日本のプリキュアのみなさん!」
サンセット「こんな年の瀬に集まってくれてありがとうございます!」
つぼみ「私も年の瀬にここにくるとは思いませんでした。」
みゆき「だよねー!めぐみちゃんもウルトラハッピーだよ!」
めぐみ「アハハハ…」
響「でも、日本は2015年になったのに、ハワイはまだ2014年なの?」
アロアロ「そうロロ。日本とハワイの時差は19時間ロロ。」
なぎさ「えええっ!?19時間!?そんなのありえな〜い!!」
のぞみ「仕方ないの!世界同時年越しなんてないから!」
ラブ「でも、プリキュアオールスターズ全員で年越しって初めてなのよね!
   年明けたら、みんなで幸せゲットだよ!」
咲「うん!だからここに来ちゃったよ!今日は物凄く絶好調なりー!」
めぐみ「ところで、まだ年明け前なんでしょ?」
サンセット「うん。今は23時よ。」
まりあ「日本だと…午後6時ね。」
いおな「ほのか、時計の短い針が7になったら年越しだから。」
ほのか「でも、私たちは何もしないで年越しましたから…」
ひかり「私も寝てましたし…」
舞「仕方ないわ。プリキュアオールスターズ全員で年越しパーティなんて、史上初なのよ。」
そう。プリキュアオールスターズ全員で年越すのは史上初。
果たして、プリキュアオールスターズの年越しの瞬間とは一体?

193ふたりは名無しさん:2015/01/25(日) 11:06:23 ID:VkQ.prhs0
『年越しパーティ!アロ〜ハプリキュア、再び!(PART2)」

こまち「それより、ゆうこさんの年越しってどんな年越しですか?」
ゆうこ「大森ごはん特製の年越しそばを作ったんですよ。」
奏「そう…私は響と2人でジャンプしたわ。」
かれん「ひめさんは?」
ひめ「ブルースカイ王国に戻って、親との再会をして、それで年越しをしたんだ。」
えりか「あたしも!あたしも!もも姉と2人で年越しの瞬間にジャンプしたんだよ!そうしたら、父と母も大喜び大歓声!」
アコ「私はメイジャーランドで年越しパーティがあって、スズと一緒に年越しの花火を見ました。」
エレン「私はサボってたわ。」
なお「サボるな!」
あかね「やっぱ日本全国謹賀新年やな!」
やよい「みゆきは?」
みゆき「私は、れいかちゃん、なおちゃん、あかねちゃん、やよいちゃん、そしてキャンディと一緒に、手を繋いでジャンプしたんだ!」
れいか「楽しかったですわね。」
六花「それに、つぼみはどうなの?」
つぼみ「私はゆりさんの家で年越しました!」
ゆり「そうよ。私の家で年越して、しかもクラッカーを使った後、ほったらかしにしたのよ。」
いつき「ボクは寝てたよ。修行の為にね。」
ありす「マナは年越しの瞬間どうしてました?」
マナ「私はまこぴーと一緒にライブ感覚で年越しのジャンプをしたんだ!」
真琴「マナ、ライブ感覚と言っても、模擬ライブだからね。」
亜久里「私も同じくマナと一緒に年越しましたから。」
美希「ラブは?」
ラブ「もちろん!せつなと一緒に年越しのジャンプ!」
せつな「ラブ…恥ずかしいって…」
祈里「それに…のぞみさんは?」
のぞみ「もちろん、ナッツハウスがうららのライブ会場に変身して…」
うらら「春日野うらら、年越しライブを行いました!
    のぞみさん、りんさん、こまちさん、かれんさん、くるみさんと全員で年越しのジャンプをしました!」
りん「何で私まで巻き添えに…」
くるみ「咲と舞は?」
舞「大空の樹で年越しました!」
咲「大空の樹が、年越しの瞬間に光りだして…今までにないパターンの花火が出てきたのよ!」
ひかり「素晴らしいですわね。」
ほのか「なぎさは私たちと何もしないで年越しましたから。」
なぎさ「だよね…それで、いおなは?」
いおな「私は、お姉ちゃんと一緒に年越しそばを食べた…それだけよ。」
まりあ「フフフ…じゃあ、めぐみさんは?」
めぐみ「私は、誠司と一緒に年越しの瞬間、誠司とキスして…ハグして…」
ひめ「そこ言っちゃダメ―!!!」
サンセット「もういいわ。さっさとやるわよ。」
ウェーブ「今日はみなさんにプリチェンミラーを配っていただきます。」
めぐみ「私たちと同じプリチェンミラー…」
年越し10分前、『ハピネスチャージ』の4人以外にも、プリチェンミラーをスタンバイ。一体どうなる?

194ふたりは名無しさん:2015/01/25(日) 11:06:41 ID:VkQ.prhs0
『年越しパーティ!アロ〜ハプリキュア、再び!(PART3)」

サンセット「今から『ハピネスチャージ』以外のみなさんにも、プリチェンミラーを与えます。」
ウェーブ「ということで、プリカードを入れたら『プリキュア・くるりんミラーチェンジ!』と言ってください!」
まりあ「みんな、入れたわね?それじゃあ、私たちから行くわよ!プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」
いおな「よーし!私も!プリキュア・きらりんスターシンフォニー!」
めぐみ「みんな、行くよ!」
めぐみ・ひめ・ゆうこ「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」
テンダー「それでは、歴代プリキュアの皆さんもやってみてください!」
なぎさ・ほのか・ひかり・咲・舞・のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」
ラブ・美希・祈里・せつな・つぼみ・えりか・いつき・ゆり・響・奏・エレン・アコ「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」
みゆき・あかね・やよい・なお・れいか・マナ・六花・ありす・真琴・亜久里「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」
ラブリー「すごーい!」
プリンセス「こんなにプリキュアがいっぱーい!」
ハニー「今までにない数のプリキュアね…」
フォーチュン「合計で37人…」
テンダー「いや、私とハワイのプリキュアを入れたら40人よ。」
エコー「いいえ。私もいます!」
ブラック・ホワイト・ルミナス・ブルーム・イーグレット・ドリーム・ルージュ・レモネード・ミント・アクア・ローズ「キュアエコー!」
ピーチ・ベリー・パイン・パッション・ブロッサム・マリン・サンシャイン・ムーンライト・メロディ・リズム・ビート・ミューズ「キュアエコー!」
ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ・ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース「キュアエコー!」
ラブリー・プリンセス・ハニー・フォーチュン「キュアエコー!」
エコー「年越し前に、私からプレゼントです!」
テンダー「キレイな紙吹雪…と言うことは…もうすぐ年越しよ!」
サンセット「そろそろ来るわ。2015年が…」
ウェーブ「これから特大の花火が打ち上げられるわ!」
アロアロ「もうすぐ年越しの花火が見れるロロ!」
リボン「楽しみですわ!」
サンセット・ウェーブ「みんな、カウントダウンの準備はいい?」
ブラック・ホワイト・ルミナス・ブルーム・イーグレット・ドリーム・ルージュ・レモネード・ミント・アクア・ローズ「OK!」
ピーチ・ベリー・パイン・パッション・ブロッサム・マリン・サンシャイン・ムーンライト・メロディ・リズム・ビート・ミューズ「OK!」
ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ・ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース「OK!」
ラブリー・プリンセス・ハニー・フォーチュン・テンダー「OK!」
深夜のワイキキビーチで『アロ〜ハプリキュア』と一緒に爆竹が鳴り響く中でカウントダウンを行って、ハワイでの新年を迎える。
日本のプリキュアオールスターズも今から待ちきれない。


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