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社会問題について語るスレ

1nakano-shima★:2006/11/10(金) 20:21:27
明らかにおかしいことでも、実際に起こっているのが、世の中。

色々な話題を取り上げてみましょう。

969名無しさん:2008/09/10(水) 18:33:59
>>965
>>966
残念ながら他県の業者でも工業用米、事故米の偽装転売があったようで
結局は、特定の地域の問題ではなく、日本全体の問題として考えるべきだと改めて感じました

970よっさん:2008/09/10(水) 21:39:15
日経ネット関西版より
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002118.html
事故米、系列会社経由で転売――三笠フーズ、発覚防ぐ狙いか
2008/09/10配信
 米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)がカビ毒や残留農薬で汚染された「事故米」を食用に転売していた問題で、グループ会社の米穀卸会社2社やペーパーカンパニーを経由して事故米の一部を転売していたことが10日、分かった。主に食用米を扱うグループ会社を介することで、不正転売が発覚しにくいようにしたとみられる。

 グループ会社は米穀卸会社の「辰之巳」と「辰之巳米穀」で、2社は今年5月に合併した。合併前はいずれも三笠フーズの冬木三男社長(73)が代表取締役を務め、本社機能は三笠フーズと同じ大阪市のビルにあるなど、「実態は三笠フーズと一緒」(同社財務担当者)という。

 農林水産省などの調べによると、辰之巳からは今年1―7月にかけ、鹿児島県や熊本県の酒造会社数社に対し焼酎や清酒の原材料用のコメ計数百トンが出荷されていた。いずれも三笠フーズが仕入れた事故米が混入された疑いが強く、酒造会社側が製品の自主回収を始めている。

 また辰之巳米穀は2005年3月、三笠フーズからカビ毒「アフラトキシン」に汚染された事故米2.6トンを購入し、市場に流通させていたという。三笠フーズ関係者は「辰之巳や辰之巳米穀は食用米の卸業として実績があり、隠れみのとして利用した可能性がある」としている。

971よっさん:2008/09/10(水) 21:41:44
>969の名無しさんの裏付けです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
NHK愛知のニュースより
http://www.nhk.or.jp/nagoya/lnews/01.html
輸入米転売譲渡 新たに2社も
大阪の加工米販売会社による輸入米の不正な転売問題で、愛知県の「浅井」と「太田産業」の2社も、工業用に使う目的で国から購入した輸入米などを、転売したり譲渡したりしていたことわかりました。農林水産省の発表によりますと、「浅井」は、平成15年度からこれまでに、輸入米など合わせて1296トンを工業用の「のり」の原料に使う目的で国から購入しましたが、基準の5倍に当たる農薬の「メタミドホス」やカビが見つかった輸入米など合わせて 862トンを三重県のコメ仲介業者に転売していました。また「太田産業」は、平成15年度から昨年度までに、国から購入した1136トンの輸入米などの一部 136トンをコメ仲介業者など2社に無償で譲り渡していました。

http://www.nhk.or.jp/nagoya/lnews/02.html
浅井社長 資金繰り苦しく転売
輸入米の不正な転売問題で、浅井の浅井利憲社長は、名古屋市瑞穂区の会社の前で取材に応じ「数年前から去年の春ごろまで転売したが、食用としては使われていないと考えている。事故米を転売してはいけないことはわかっていたが、資金繰りに苦しんでいたので転売してしまい大変申し訳ないことをした」と話しました。
「太田産業」の太田博之社長は、工業用として売却された事故米を肥料として販売したことを認めたうえで、「数年前までは、工業用も肥料用も同じ入札だった。最近は国から工業用として販売するよう通達があったことは知っていたが、引き続き肥料として販売していた」と話しています。

972よっさん:2008/09/10(水) 21:43:41
NHK関西のニュースより
http://www.nhk.or.jp/osaka/lnews/02.html
施設 食事でも虐待の疑い
京都府京丹波町のフリースクールの経営者らが、入所していた女子中学生を殴ったりけったりしたとして逮捕された事件で、別の入所者が「施設で与えられた食事の中には腐っているものもあった」と話していることがわかり、警察が施設の運営実態について調べを進めています。

この事件は、京丹波町の「丹波ナチュラルスクール」経営者の朴聖烈容疑者(60)ら2人が、先月、入所していた14歳の女子中学生を殴ったりけったりしたとして傷害の疑いで逮捕されたもので、2人はきょう検察庁に送られました。調べによりますと、施設では10人余りが共同生活を送っていましたが入所者の話から、施設では朝食は与えられず、昼食や夕食は、コンビニエンスストアの弁当やインスタントラーメンなど簡単な食事しか出されていなかったことが新たにわかりました。
弁当はすべて賞味期限のシールがはがされ「腐っていて、糸をひいているものもあった」と話す入所者もいるということです。
警察の調べで、朴容疑者は親せきが経営する府内のコンビニエンスストアから弁当を買っていたこともわかっていますが、調べに対し「入所者には栄養のあるものを食べさせていた」と話しているということです。
警察は、施設では暴行だけでなく食事などの面でも虐待がおこなわれていた疑いもあると見て、施設の運営実態について調べを進めています。

973よっさん:2008/09/10(水) 21:44:30
NHK関西のニュースより
http://www.nhk.or.jp/osaka/lnews/03.html
中国産たけのこを国産と偽装
大阪の食品加工会社が栃木県の会社とともに中国産のたけのこの水煮を国産などと偽装して合わせて140万パック余りを販売していたことがわかり、農林水産省と栃木県はJAS法に違反するとして改善を指示しました。

改善指示を受けたのは、いずれも食品加工会社で▽大阪に本社がある「丸共」と▽丸共から製造を請け負っていた栃木県さくら市の「凍頂物産」です。
農林水産省や栃木県によりますと、丸共は徳島県にある工場で去年からことし6月にかけて徳島県や福岡県産のたけのこに中国産を混ぜてたけのこの水煮を作り、徳島県産や国産などとして72万パックを製造・販売していました。
また、凍頂物産は丸共から委託を受けて、ことし6月までの2か月間に中国産のたけのこの水煮を加工し、国産などとして71万パックを販売したということです。
農林水産省では、丸共の徳島工場が問題の商品に使用した原料、160トンのうち、半分程度が中国産で、凍頂物産では原料のほとんどすべてが中国産だったとみています。
農林水産省と栃木県では、明かな偽装で、食品の適正な表示を義務づけたJAS法に違反するとして表示を改善するよう指示しました。農林水産省に対して丸共は「国産の需要は高いが中国産は敬遠され在庫が増えるなどして経営が苦しくてやってしまった」と話しているということです。

974よっさん:2008/09/10(水) 21:47:56
NHK三重のニュースより
http://www.nhk.or.jp/tsu/lnews/01.html
三重県の仲介業者にも事故米
大阪の加工米販売会社による輸入米の不正な転売問題で、三重県四日市市にあるコメの仲介業者が基準を超す残留農薬が見つかった輸入米など862トンを購入していたことがわかりました。
農林水産省では、食用に使われていないか、販売先などを調査しています。

農林水産省の発表によりますと、基準を超す残留農薬が見つかった米などを購入していたのは、四日市市で米などの仲介を行っている「ノノガキ穀販」です。

「ノノガキ穀販」は平成15年度から19年度にかけて、愛知県に本社を置く「浅井(あさい」から、基準の5倍にあたる農薬の「メタミドホス」やカビが見つかった輸入米などあわせて862トンを購入していたということです。

農林水産省では、これらのコメが食用に使われていないか、販売先の調査を急ぐとともに、購入の経緯などについても確認を進めています。
今回の問題は、大阪の加工米販売会社「三笠フーズ」による輸入米の不正転売を受けて、農林水産省が緊急調査した結果、明らかになりました。

975よっさん:2008/09/10(水) 21:50:57
産経関西より
http://www.sankei-kansai.com/2008/09/10/20080910-002241.html
顧問の会社使い偽装か 福岡「サン商事」汚染米転売先に
 大阪市北区の米粉加工販売会社「三笠フーズ」による事故米の不正転売問題で、同社が農薬メタミドホスに汚染された事故米約430トンを佐賀県の仲介業者に売却する際、宮崎一雄非常勤顧問(76)の個人会社を再転売先に指定していたことが10日、分かった。伝票上はこのように転売されたことになっていたが、汚染米は三笠フーズから直接、福岡県と熊本県の米穀販売会社に輸送されていたという。

 汚染米は仲介業者への売却段階で「工業用」となっていたが、米穀販売会社2社に渡ったときには「食用」になっており、三笠フーズで事故米の扱いを取り仕切っていた宮崎顧問が、個人会社などを使って事故米を食用米に偽装した可能性が高い。

 宮崎顧問の個人会社の屋号は「サン商事」。福岡市南区の自宅マンションに事務所を置いていたが、コメを保管する倉庫はなく、法人登記もしていない。

 農水省の調査などによると、三笠フーズは平成18年11月〜19年5月に仕入れたメタミドホス汚染米800トンのうち、倉庫に保管していたものを除く430トンを複数回にわたって佐賀県内の仲介業者に販売していた。

 仲介業者は産経新聞の取材に「最初からサン商事に汚染米を卸すことを約束して購入した」と協力していたことを認めた。三笠フーズとは「工業用のり原料」の取引名目で作成した伝票をやりとりしただけで、実際にコメは扱ったことは一度もなかったという。

 また、昨年12月〜今年6月の間には、カビ毒アフラトキシンに汚染された恐れのあるベトナム米20トンも三笠フーズからサン商事を通じ、北九州市の穀物卸業者に販売されていた。この汚染米は福岡県の焼酎メーカーに渡っていたことが判明している。

976よっさん:2008/09/10(水) 21:52:23
産経関西より
http://www.sankei-kansai.com/2008/09/10/20080910-002240.html
3重施錠 外部と遮断 フリースクール虐待
 京都府京丹波町の「丹波ナチュラルスクール」で入所者の少女(14)が虐待された事件で、施設側が入所者に携帯電話を持ち込ませないようにしていたことが10日、府警捜査1課の調べでわかった。少女が今年8月中旬に逃げ出したトラブルの後、入所者が寝泊まりする部屋の鍵が3重に増設されたことも判明。府警は、入所者と外部との連絡を遮断するなど「密室化」を進めていたとみて経営者の朴聖烈容疑者(60)を追及している。
 
 調べでは、入所者の部屋は寺院敷地内にあるプレハブ2階の約8畳の3室。ドアは外側からしか開かないよう細工していた。今年8月13日未明に事件の被害者の少女が別の入所者2人と一緒にドアをこじ開けて逃げ出した騒ぎがあった直後、ドアに補助ロック2つを取り付けて3重の施錠にしていた。

 一方、府警が朴容疑者を逮捕した9日に保護した入所者らは「脱走騒ぎ以降は暴力が減った」「職員が優しくなった」と話しており、今年8月末に入所したばかりの女性も虐待を受けなかったという。脱走した少女が警察に保護され、虐待の事実が発覚する恐れがあり、施設側はこれ以上問題化しないよう、入所者を懐柔していたとみられる。

 また、子供らが入所する際には、携帯電話の持ち込みを禁止するとともに、入所者の保護者が面会に訪れた際は、必ず朴容疑者ら施設職員が同席していた。自由に会話ができないようにして虐待など実態が外部に漏れないようにしていたとみられる。

 施設では朴容疑者と森下美津枝容疑者(55)が入所者を主に指導していたが、府警はこうした隠蔽(いんぺい)の実態を調べるため、施設に勤務していた他の職員数人からも事情を聴く。

977よっさん:2008/09/10(水) 22:03:58
MBSニュースより
http://www.mbs.jp/news/kansai_GE080910171100155404.shtml
■三笠フーズ汚染米 発覚!よもぎ餅にも混入
 大阪の三笠フーズによる汚染米の転用事件で、メタミドホスを含んだ米が餅に加工され販売されていたことが、VOICEの取材で新たにわかりました。

 三笠フーズは、国から買い取った殺虫剤成分のメタミドホスやカビが含まれた汚染米を食用として転売していました。

 農林水産省の調査では、三笠フーズから市場に流れた汚染米は85の業者に渡っていたことが確認され、一部が焼酎や菓子に加工されていたことがわかっています。

 さらに今回VOICEの取材で、今年4月に大阪府南部の仲介業者から穀物問屋を経て和歌山県かつらぎ町のもち製造業者にメタミドホスを含んだもち米1.5トンが売却されていたことが新たにわかりました。

 このうち500キロから600キロが7月上旬によもぎ餅に加工され、すでに店頭で販売されたということです。

 関西で汚染米が食品に加工されて流通しているのがわかったのは、これが初めてです。

 また、10日朝、豊中市にある三笠フーズの炊飯工場を訪れた冬木社長は、従業員に対し解雇の説明をしました。

 冬木社長は社員に深々と頭を下げ、今月17日までに1か月分の給料を支払うと話したということです。

「豊中には汚染米は混ざっていない。僕らに対して本当に申し訳ない(といわれた)」(三笠フーズの契約社員)

 9日の会社の説明では社員に退職金を支払ったと話していましたが、社員によると、まだ支払われていないということです。

978よっさん:2008/09/11(木) 00:08:29
NHK千葉のニュースより
http://www.nhk.or.jp/chiba/lnews/05.html
千葉の事故米は流通せず
大阪の加工米販売会社「三笠フーズ」が基準を超す残留農薬が見つかった輸入米などを食用に転売していた問題で、千葉県と千葉農政事務所は問題の米を数十トン仕入れていた千葉県内の業者の倉庫を食品衛生法などに基づいて立ち入り調査しましたが、これらの米は結局買い手がつかず、倉庫に保管されたままだったということです。この問題は、加工米の販売などを行っている大阪の「三笠フーズ」が、平成15年度以降、基準の5倍にあたる農薬の「メタミドホス」が見つかった輸入米などを食用に転売していたものです。
農林水産省によりますと、不正に転売した先はこれまでに86社に上り、千葉県と千葉農政事務所は問題の米を数十トン仕入れていた千葉県内の業者の倉庫を食品衛生法などに基づいて立ち入り調査しましたが、これらの米は結局、買い手がつかず、倉庫に保管されたままだったということです。
千葉県などの調べに対し業者は、「問題のある米とは知らなかった」と話し、千葉県は福岡県の回収命令に基づいてこれらの米を三笠フーズに返品するよう指示しました。

979よっさん:2008/09/11(木) 00:13:21
NHK茨城のニュースより
http://www.nhk.or.jp/mito/lnews/03.html
事故米使ったせんべいが流通
大阪の加工米の販売会社「三笠フーズ」が、基準を超す残留農薬が見つかった輸入米などを食用に転売していた問題で、茨城県内で流通したせんべいの原料にこの米が使われていたことが茨城県や農林水産省の調査で分かりました。

茨城県や農林水産省によりますと、ことし1月下旬、茨城県内のせんべいの製造会社が三笠フーズが出荷した農薬のメタミドホスが見つかったコメの可能性があるおよそ5点5トンの米を九州の米穀会社から購入したということです。

この製造会社は、購入したコメをほかの米と混ぜてせんべいを製造し、ことし1月末から2月にかけて茨城県内の小売店などに出荷したということです。

現在、会社に在庫は残っておらず、茨城県と農林水産省で販売ルートなどを調べていますがせんべいの賞味期限が過ぎているため、すでに消費された可能性が高いとみられています。

茨城県は、せんべいをつくる過程で事故米を混ぜた割合は1割程度であることなどから「せんべいを食べても健康に影響を及ぼす可能性は低い」と説明しています。

NHK鹿児島のニュースより
http://www.nhk.or.jp/kagoshima/lnews/01.html
「事故米」焼酎の回収進める
大阪市に本社がある「三笠フーズ」が、残留農薬やカビから出来た毒が検出された輸入米を食用として転売していた問題で、この輸入米を使用して焼酎を造っていた奄美市の焼酎メーカーでは、一部の製品7400本の回収を進めています。自主回収を進めているのは、奄美市に本社がある焼酎メーカー、「西平本家」です。「西平本家」では、ことし2月に購入した6トンあまりのコメが「三笠フーズ」から不正に転売されたものであることが農林水産省からの連絡でわかり、このコメをこうじに使った商品を9日夜から自主回収しています。回収するのはことし5月
14日から今月2日にかけての瓶詰めされた「八千代」「島一番」「氣(白麹)」「千枝子」「奄美の恵み氣(白麹)」の5つの銘柄の焼酎のうちの一部です。回収の対象としていたのは当初はおよそ6300本でしたがその後、詳しく調べたところ、さらに増えて、現在、およそ7400本の回収を進めています。10日に記者会見した「西平本家」の中村千枝子社長は「良い焼酎をという思いで作ったが、こういう結果になり残念です。製品の回収は断腸の思いで、三笠フーズに対して憤りを感じておさまらない」と話しています。「西平本家」では焼酎の出荷状況について正確に把握するため、取引先の卸業者や酒の小売店に連絡をとって問題の輸入米を使った製品の回収を進めることにしています。

980よっさん:2008/09/11(木) 08:46:46
産経関西より
http://www.sankei-kansai.com/2008/09/11/20080911-002259.html
三笠フーズ社長「いい米、全部買いたい」 当初から食用狙う
 大阪市の米粉加工販売会社「三笠フーズ」による事故米の不正転売問題で、平成18年11月に農薬のメタミドホスに汚染された事故米を政府が初めて売却することを知った冬木三男社長が「いい米だ。全部買いたい。少なくとも3分の1はほしい」と周囲に話していたことが10日、分かった。入札には冬木社長自らが出向き、工業用のり原料の相場の2〜3倍の高値で落札したという。

 この事故米は九州工場で約1年間保管され、農薬の残留濃度が低下した後、宮崎一雄・非常勤顧問らが偽装工作をしたうえで食用として売却しており、冬木社長が当初から食用転売を目的に購入し、宮崎顧問と結託して売却していた構図が浮かび上がった。

 三笠フーズによると、落札された事故米は基準値を超えるメタミドホスが検出された中国産のもち米の一部。18年5月に食品の残留農薬などの規制が強化されたことに伴い、これまでは流通していた大量の米が事故米になった。

 冬木社長はこの米が売却されることを知った際、「普通に食べられた米が安く買える。あればあるだけ買いたい」と意欲をみせていたという。

 11月に東京で行われた入札では5〜6業者に競り勝って約500トンの落札に成功。落札価格は相場の1トン当たり5〜6円を大幅に上回る9〜14円で、輸送費などの約30円を上乗せすると、工業用のり原料の相場を上回る恐れがある採算性の低い取引だった。競合した業者からは「なんでそんなに高く買えるんだ」と疑問の声が上がったという。

 その後も19年5月ごろまでに汚染されたもち米計800トンを購入。宮崎顧問が自らが経営する個人企業などに転売して食用に偽装したうえで、一般の米穀店などに売却していた。

 宮崎顧問は産経新聞の取材に「水にぬれた事故米は臭くてとても食用にならないが、農薬米は別物。一緒にされては困る」と話しており、農薬汚染に対する危険性の認識の違いが不正の背景にあるとみられる。

981よっさん:2008/09/11(木) 08:49:09
>18年5月に食品の残留農薬などの規制が強化されたことに伴い、これまでは流通していた大量の米が事故米になった。

 と、言う事は平成18年5月までは、今は「事故米」と称されて口に出来ない物を我々は食べていたわけですね。
 だとすると清酒や焼酎を回収している動きは、ある種の「偽善」では。

982よっさん:2008/09/11(木) 08:49:58
産経関西より
http://www.sankei-kansai.com/2008/09/11/20080911-002255.html
保護者にプレハブ見せず 面会は本堂 フリースクール
 京都府京丹波町の「丹波ナチュラルスクール」虐待事件で、逮捕された朴聖烈容疑者(60)は、入所者家族が面会に訪れても集団生活の場所だったプレハブ施設を案内していなかったことが10日、府警捜査1課の調べで分かった。プレハブ周辺は異臭を放つなど劣悪な環境で、府警は朴容疑者に隠蔽の意図があったとみている。

 調べでは、朴容疑者は約20年前、寺院の敷地を借りて私塾を開設。プレハブは2階建てで約3年前に建てられ、外観も比較的新しかった。

 朴容疑者は入所開始から3カ月間を「矯正教育に重要な期間」として家族との面会を禁止。それ以降は許可したが、面会場所は必ず寺の本堂に指定しており、訪れた家族の中には「きれいな施設だった」と好印象を受けた人もいたという。

 だが、プレハブ内では賞味期限切れのコンビニ弁当や売れ残りのパンなどが出され、腐臭を放っていたこともあった。窓にはブラインドがかけられ、外から室内の様子がうかがえないようにしていたという。

 これまでの調べで、入所者への虐待は朴容疑者が主導し、女子の指導は森下美津枝容疑者(55)が担当。プレハブ内には他にも事務や雑用を担当する職員が数人いたとみられ、府警は事件への関与がなかったか追及する。

 一方、京都府と地元消防は11日、事件に関連して合同で施設を調査する。防火設備や構造などに問題があれば、消防法や建築基準法に基づき、行政指導するという。

983よっさん:2008/09/11(木) 08:57:03
NHK関西のニュースより
http://www.nhk.or.jp/osaka/lnews/01.html
農政事務所が入札都合あわせ
大阪の加工米販売会社、「三笠フーズ」によるコメの不正転売問題で各地の農政事務所が「三笠フーズ」に都合を問い合わせたうえで、工業用のコメの入札日時を設定していたことが、三笠フーズの財務担当者の証言でわかりました。

この問題は「三笠フーズ」が平成15年度から先月にかけて、基準を超える農薬が検出されるなどしたコメ1778トンを工業用として購入しながら、一部を食用として転売していたものです。
三笠フーズでは、冬木三男社長らが全国をまわって農政事務所が行う入札に参加し国が、工業用として販売したコメの24%を買い占めていました。
三笠フーズの財務担当者によりますと、おととし12月に北海道と千葉の農政事務所がカビの生えた工業用のコメの入札を行った際には、情報が公開される前に農政事務所から参加を要請する電話があり、飛行機の到着時間などに合わせて入札時刻を調整したということです。
このように、各地の農政事務所が三笠フーズ側の都合を問い合わせたうえで、入札日時を設定したケースが5回前後あったということです。
この担当者は「農政事務所側から『参加いただけますか。ぜひ来てください』と勧誘されていた。うちが出ないと入札が成立しないので、調整してから入札の情報を公示していたのだろう」と話しています。
これについて農林水産省では「事実関係を確認していないのでコメントできない」と話しています。

>各地の農政事務所が「三笠フーズ」に都合を問い合わせたうえで、工業用のコメの入札日時を設定していたことが、三笠フーズの財務担当者の証言でわかりました。

 これが事実ならとんでもない想像が出来ます。
 「農林水産省は事故米を処理したいが為に、三笠フーズと結託して、そうでなければ三笠フーズが入札した事故米を食用として流通させていた事実を知りながら目をつぶっていた」

984名無しさん:2008/09/11(木) 14:01:18
焼却処分してれば良かったのに

986よっさん:2008/09/11(木) 19:47:15
※事故米関係ニュースのまとめ 9/11 その1

asahi.comより
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200809100032.html
事故米を購入の複数業者「農水省から頼まれて買った」(1/2ページ)
大阪市北区の米販売会社「三笠フーズ」が工業用の事故米を食用に転用した問題で、農林水産省が事故米の購入・販売先として公表した18業者に朝日新聞社が取材したところ、複数の業者が、事故米の購入を農水省側から持ちかけられていたことを明らかにした。また、回答しなかった1業者をのぞく17業者が食用への転用を否定した。

 「国から頼まれて買った米。とても迷惑な話だ」。奈良県の工業用のり製造販売業者は04年11月、水害に遭った事故米の購入を農水省側から勧められたという。だが、買った米は相当傷んでおり、のりの原料としても使えず、結局、焼却処分したという。

 山形県内のコメ油製造業者は、農水省側から「何とか有効利用を考えてくれ」と頼まれ入札に参加した。約140キロを買い、発酵有機質肥料の原料として商品化を試みたが失敗。今も大半が余っているという。「恩を売っておけばという考えで入札に参加していた」と打ち明けた。

 中国産もち米で工業用のりをつくっていた富山県内の業者は「国は『知らなかった』では困る。入札前に業者の信頼性をチェックすべきだった。はっきり言って農水の怠慢だ」と不満をぶつけた。

 転用を疑われ、農水省の調査まで受けた各業者は、三笠フーズの不正に憤りを隠せない。「寝耳に水。とばっちりだ」。秋田県内の運送会社幹部は、リサイクル事業の一環として07年、県内の豪雪でつぶれた倉庫のカビ米約1200キロを買いとった。スーパーで集めた野菜くずなどに事故米を混ぜ、肥料にして無料で農家に配ったという。

 松山市の肥料製造卸会社でも3年前まで、菜種油や魚粉を事故米に混ぜて肥料をつくっていた。社長は「うちは水にぬれて使えなくなった事故米を利用しただけだ」。

http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200809100032_01.html
焼酎の原料となるサツマイモの肥料として34トンを買ったという鹿児島市の商店の社長は「間違った使い方をした業者のために、しっかりやっているところまでが迷惑する」と話した。

 新潟県の工業用のりの製造販売会社の幹部は「客から問い合わせが相次ぎ、いちいち説明している。会社イメージに傷がついてしまった。国が慎重になり、事故米の流通が減る懸念もある」と困惑している。

 事故米の購入を促したと指摘されたことについて、農水省消費流通課は「現在、各地の農政事務所を通じて事実関係を調査中」としている。

asahi.comより
http://www.asahi.com/national/update/0911/TKY200809110163.html
「浅井」の事故米転売利ざや5倍超 販売先と連絡とれず
 工業用に限定された事故米を転売していた食品・飼料販売会社・浅井(名古屋市瑞穂区)が、農林水産省の調べに対し、米穀仲介業のノノガキ穀販(三重県四日市市)への販売価格について、「1キロ当たり50円程度だった」と話していることがわかった。事故米は1キロ3〜10円が相場で、不正転売で少なくとも5倍超の利ざやがあったとみられる。

 農水省によると、浅井が販売した事故米が食用に流通したのかどうかを追跡するうえで、鍵となるノノガキ穀販の経営者と10日から連絡を取ろうとしているが、11日午前の段階で連絡は取れていない。経営者の親族は「米の買い付けで出張中」とし、10日昼の時点で経営者本人の携帯電話に応答があったが、その後は応答しなくなっているという。

 浅井は農水省に対し、「ノノガキ穀販から砕米がほしいと注文があった」とし、ノノガキ穀販側が定期的に浅井の倉庫から事故米を取りに来ていたと証言。メタミドホスが検出された中国産570トンを含む計862トンが浅井からノノガキ穀販に渡っている。

 浅井側は事故米だったことを告げずに販売していた可能性もあり、農水省は引き続き、ノノガキ穀販と接触を試みている。

987よっさん:2008/09/11(木) 19:54:50
※京都フリースクール暴行事件関係ニュースのまとめ 9/11 その1

asahi.comより
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809110039.html
脱走者連れ戻し、暴行 丹波・フリースクール傷害事件
京都府京丹波町のフリースクール「丹波ナチュラルスクール」の入所者への傷害容疑事件で、経営者の江波戸聖烈(えばと・せいれつ)容疑者(60)らが、施設を逃げ出した入所者を連れ戻した際、激しい暴行を加えていたことがわかった。入所者の多くが「報復が怖くて逃げられなかった」などと供述していることから、府警は江波戸容疑者らが見せしめに暴行を働いていたとみている。

 府警が9日に傷害容疑で家宅捜索に入った際、施設には男女12人の入所者がいた。事情を聴いたところ、複数の少年が昨年、施設から逃走し、連れ戻されていたことがわかった。少年らは江波戸容疑者に暴行を加えられ、複数の入所者がその様子を見聞きするなどした。逃げれば激しい暴行を受けることは、入所者の共通認識になっていたという。

 入所者の府警への証言によると、施設では「しつけ」と称して暴行を加える際、江波戸容疑者の「塾長室」のほか、寄宿舎前の空き地が使われた。木に縛り付けたり、水を浴びせたりすることもあったという。府警が裏付け捜査を進めている。

asahi.comより
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809110032.html
丹波ナチュラルスクール、京都府と消防が立ち入り調査
 京都府と園部消防署は11日、「丹波ナチュラルスクール」を建築基準法と消防法に基づき立ち入り調査した。

 調査したのは、入所者らが半ば監禁状態で生活していたとされるプレハブ2階建ての寄宿舎。寄宿舎の周囲や金属製の格子のはまった窓の大きさを計測し、写真を撮るなどした。施錠されていたため、内部の調査は見送った。今後、内部の構造や形状などに違反がないか調べる。

988よっさん:2008/09/11(木) 20:04:33
※事故米関係ニュースのまとめ 9/11 その2

日経ネット関西版より
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002138.html
三笠フーズ、仲介業者と架空取引──佐賀県調査、事故米流通の手口か
2008/09/11配信
 米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)がカビ毒や残留農薬で汚染された「事故米」を食用に転売していた問題で、同社が佐賀県唐津市の仲介業者との間で事故米の架空取引を繰り返していたことが11日、佐賀県の調べで分かった。事故米を流通させる手口の1つとみられ、同県はこの仲介業者についても調べる。

 佐賀県は6日、この仲介業者を食品衛生法に基づき立ち入り調査し、伝票などの提出を受けた。

 同県によると、仲介業者は記録上、昨年11月から今年8月にかけ、三笠フーズから20―30回にわたり計約880トンの事故米を「のり原料」として購入。さらに福岡市内の会社に全量を転売していた。

 この業者には倉庫や工場がなく、事故米が運搬された形跡はなかった。実際には三笠フーズ九州事業所(福岡県筑前町)から直接、別業者に運ばれ、数社の間で転売。その後、佐賀県内の別の米穀仲介会社に「食用」として流通したことが確認されている。

 業者は同県の調べに対し「三笠フーズとは帳簿上だけの取引だった」と架空取引だったことを認める一方、「詳しい流通先など不正転売の詳細は分からない」と話しているという。

 九州農政局によると、この業者は住宅地の一角にある民家に事務所を置き、企業名が書かれた看板や倉庫もないという。同農政局は「少なくとも数年前からコメを実際に取引した形跡はない」としている。

http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002145.html
アサヒ、焼酎65万本回収──事故米使用、損失15億円
2008/09/11配信
 米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市)によるコメ不正転売問題で、アサヒビールは11日、子会社が製造・販売した焼酎の一部に、残留農薬などで汚染された「事故米」を使用していたとして、約65万本を自主回収すると発表した。一連の問題による回収では最大規模になる。

 回収対象は「芋焼酎さつま司 25度」「芋焼酎かのか 20度」など9銘柄で6月以降に出荷した全量。アサヒビールの損失額は約15億円。販売も当面、休止する。

 これらの商品は子会社のニッカウヰスキー、さつま司酒造が製造したもので、原料の一部を西酒造(鹿児島県日置市)から購入していた。西酒造は醸造に必要な米こうじに三笠フーズの事故米を使っていた。

 アサヒビールは「健康には問題ない」としている。

989よっさん:2008/09/11(木) 20:49:39
※事故米関係ニュースのまとめ 9/11 その3

NHK和歌山のニュースより
問題のコメ給食に流通か
大阪の加工米販売会社、「三笠フーズ」が食用に使えないコメを不正に転売していた問題で、基準を超える残留農薬が見つかったモチ米が関西の2府4県の病院や高齢者施設など110か所に給食用として流通し、一部が消費された疑いがあることがわかりました。各地の保健所はまだ消費していない分について返品を呼びかけています。

この問題は加工米の販売などを行っている大阪の「三笠フーズ」が工業用として国から購入した輸入米などを食用として転売していたものです。
大阪府などによりますと、「三笠フーズ」から他の業者を仲介して大阪の卸会社がことし5月から7月にかけて仕入れた中国産のモチ米、約690キロが東京・千代田区に本社のある給食会社「日清医療食品」に販売され、さらに業務委託を受けている関西の2府4県の病院や高齢者施設など110か所に給食用として流通していたことがわかりました。
三笠フーズは「中国産のモチ米を特定のモチ製造会社向けに輸入したことはあるが、一般には流通していないので給食用に販売されたモチ米は工業用を転売したものに間違いないと思う」と話していてこれらのモチ米は基準の5倍にあたる農薬の「メタミドホス」が検出されたモチ米の疑いがあるということです。
また、日清医療食品によりますとモチ米の一部はすでに赤飯やおこわとして調理され、消費されたということです。
今のところ、健康被害の報告はないということですが、各地の保健所ではそれぞれの施設に対し、まだ消費していない分について返品を呼びかけています。

NHK三重のニュースより
http://www.nhk.or.jp/tsu/lnews/01.html
仲介業者のコメ 使用自粛を
愛知県の会社が、残留農薬が見つかった輸入米を転売するなどしていた問題で、三重県四日市市の保健所は、市内のコメの仲介業者がこのコメを購入し、食用に転用した可能性もあることから、この仲介業者から仕入れたコメは使わないよう呼びかけています。

この問題は、愛知県に本社を置く「浅井」から、基準を超える農薬が検出された輸入米など862トンを、四日市市にあるコメの仲介業者「ノノガキ穀販」が購入していたものです。

現在、農林水産省の三重農政事務所が流通経路などを調査していますが、今のところ、その後の転売先や、コメがどのように利用されたのかなどは明らかになっていません。

このため四日市市保健所では、食用に転用される可能性もあるとして、市内などにある、あわせて約2000の飲食店や菓子、みそなどの製造業者に対し「ノノガキ穀販」から仕入れたコメがあれば、使用しないのはもちろん、すぐに保健所に連絡をするよう11日、文書で呼びかけました。

保健所によりますと、今のところ、ノノガキ穀販からコメを購入したという連絡はないということです。

NHK関西のニュースより
http://www.nhk.or.jp/osaka/lnews/01.html
問題のコメ給食にも使用か
大阪の加工米販売会社「三笠フーズ」が、食用に使えないコメを不正に転売していた問題で、基準を超える残留農薬が見つかったモチ米が、関西の2府4県の病院や高齢者施設など110か所に給食用として流通し、一部が消費された疑いがあることがわかりました。各地の保健所はまだ消費していない分について返品を呼びかけています。

この問題は、加工米の販売などを行っている大阪の「三笠フーズ」が工業用として国から購入した輸入米などを食用として転売していたものです。
大阪府などによりますと「三笠フーズ」からほかの業者を仲介して、大阪の卸会社が、ことし5月から7月にかけて仕入れた中国産のモチ米約690キロが、東京・千代田区に本社のある給食会社「日清医療食品」に販売され、さらに、業務委託を受けている関西の2府4県の病院や高齢者施設など110か所に給食用として流通していたことがわかりました。
三笠フーズは「中国産のモチ米を特定のモチ製造会社向けに輸入したことはあるが、一般には流通していないので、給食用に販売されたモチ米は工業用を転売したものに間違いないと思う」と話していて、これらのモチ米は基準の5倍にあたる農薬の「メタミドホス」が検出されたモチ米の疑いがあるということです。
また、日清医療食品によりますと、モチ米の一部はすでに赤飯やおこわとして調理され、消費されたということです。
今のところ健康被害の報告はないということですが、各地の保健所ではそれぞれの施設に対し、まだ消費していない分について返品を呼びかけています。

990よっさん:2008/09/12(金) 08:50:34
※京都フリースクール暴行事件関係ニュースのまとめ 9/12 その1

産経関西より
http://www.sankei-kansai.com/2008/09/12/20080912-002290.html
暴力で入所者支配 朴容疑者、強引連れ去り考案 フリースクール
 京都府京丹波町の「丹波ナチュラルスクール」虐待事件で、入所予定者を自宅から手錠をかけて無理やり連れ出す方法は、経営者の朴聖烈容疑者(60)自らが考案していたことが11日、府警の調べで分かった。寝込みを襲って行き先や目的を言わずに施設まで移送し、到着した直後に暴行を加えていたことも判明。府警は朴容疑者が暴力による恐怖感を最初に植え付け、入所者をコントロールしていたとみている。

 調べでは、施設職員は3人一組となって、入所予定者が自宅で就寝中の深夜か、日中に児童相談所の施設から出てくるところを狙い、数分間で手際よく車に押し込み連れ去っていた。

 車内では職員が「お前は悪いことをした」と告げる以外は何も説明せず、「どこへ連れて行かれるか分からず、不安だった」と話す入所者もいるという。

 一連の方法は朴容疑者が発案。施設に到着したばかりの入所者にいきなり暴力を振るっていたのも朴容疑者だったという。入所者の多くは「何を言われてもすみませんとしか言えず、抵抗もできなかった」と話している。

 施設側は連れ去り方法などについて事前に保護者から了解を得たとしているが、「こんなひどいとは思わなかった」と話す親もいるという。

 この事件にからみ、平成17年に施設の車で移送される途中の交通事故で死亡した入所者の少年=当時(15)=の両親が、施設側の運転手らに計約4700万円の損害賠償を求めて京都地裁に提訴していたことも判明。両親側は「無謀な運転で事故が起きた」と主張、運転手側は「嫌がる少年がハンドルを引っ張った」と反論している。判決は24日に言い渡される。

日経ネット関西版より
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002157.html
連れ出し中に事故死、少年の両親が提訴──京丹波のフリースクール
2008/09/12配信
 京都府京丹波町の入所型フリースクール「丹波ナチュラルスクール」の虐待事件に絡み、3年前に自宅から連れ出す際の交通事故で死亡した少年(当時15)の両親が、スクール側の運転手らに計約4700万円の損害賠償を求め、京都地裁に提訴していたことが11日、分かった。

 両親は運転手の無謀な運転で事故が起きたと主張。運転手側は少年が入所を嫌がり、ハンドルを引っ張って運転を妨害したと反論している。判決は24日に言い渡される。

 訴状などによると、少年は2004年5月ごろに入所。事故は05年5月15日未明、東京都江東区の首都高速湾岸線で起きた。ワゴン車が道路左側の壁に衝突し、少年とスクールの関係者2人が死亡した。

 運転手側の主張では、少年は入所後の約1年間で2回スクールを逃げ出し、連れ戻されるなどしていた。事故当日は車に乗るのを嫌がっていたという。直後に、運転手が「ハンドルが急に引っ張られた」と話したことなどから、少年の車内の行動が事故に結び付いたとしている。(共同)

991よっさん:2008/09/12(金) 08:54:28
※事故米関係ニュースのまとめ 9/12 その1
日経ネット関西版より
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002155.html
三笠フーズの事故米、給食で消費──近畿2府4県の119病院・施設
2008/09/12配信
カビ毒や残留農薬で汚染された「事故米」が食用として不正に転売されていた問題で、米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が購入した事故米を含む中国産もち米少なくとも704キロが、東京の給食大手「日清医療食品」近畿支店(京都市)から近畿二府四県の病院や高齢者福祉施設、保育所など119カ所に提供されていたことが11日、分かった。大半が既に消費されたという。

三笠フーズは「日清医療食品が購入したもち米はすべて基準値を超える殺虫剤『メタミドホス』が残留した事故米の可能性が高い」と説明。現時点で健康被害の報告はないが、各自治体の保健所などは詳しい消費実態の把握を進める。

加工原料以外で、事故米を含むもち米が食用に使われ、消費されたことが判明したのは初めて。

日清医療食品や大阪府などの自治体の説明によると、問題のもち米は三笠フーズ九州工場(福岡県)から福岡県などの複数の仲介業者を経て、堺市の業務用食品卸会社「大和商会」が購入。同社から704キロが日清医療食品に今年5―9月にかけて卸されたという。

同社は食材を提供するとともに、従業員を派遣して施設内で給食などを作るサービスを展開。食品卸会社から購入したもち米全量を、近畿二府四県の病院や高齢者施設など119カ所で給食用などに使った。

日清医療食品によると、施設の内訳は大阪府が48カ所、京都府が26カ所、兵庫県が24カ所、滋賀県が10カ所、奈良県が8カ所、和歌山県が3カ所。提供されたもち米の内訳は高齢者施設が359キロ、病院が235キロ、保育所が8キロ――など。

堺市によると、同市の4施設では、今年5―9月にかけて、もち米約23キロを赤飯としてすべて消費していたことが判明。大阪市によると、同市は、もち米72キロを給食などで使用した可能性がある市内の病院9カ所と高齢者施設4カ所の計13施設を調べたが、確認された在庫は約6キロだけだった。

また大阪府内の政令市や中核市以外の20施設以上でももち米が納入され、大半が消費されていたという。このうち箕面市の「ためなが温泉病院」は5―9月、日清医療食品が事故米が含まれているとみられるもち米で作った赤飯を入所者に提供。担当者は「(日清医療食品とは)20年近い付き合いがあったが、まさかこんな事態になるとは」と話した。

日清医療食品は11日、「多くの関係者にご迷惑とご心配をお掛けし心よりおわびする。詳細な事実は現在調査中で、判明し次第お知らせする」などとするコメントを出した。同社は日清食品とは関係がない。

992よっさん:2008/09/12(金) 08:55:02
※事故米関係ニュースのまとめ 9/12 その2


産経関西より
http://www.sankei-kansai.com/2008/09/12/20080912-002282.html
三笠フーズを強制捜査へ 熊本県警 汚染米使用119施設
米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)による汚染米転売問題で、農林水産省は11日、美少年酒造(熊本県)にベトナム産の汚染米を国産の食用米として売ったとして、不正競争防止法違反罪で三笠フーズと、グループ会社の米穀卸会社「辰之巳」の2社を熊本県警に告発した。これを受け、熊本県警は近く強制捜査に乗り出す方針を固めた。農水省は今後、大阪、福岡両府県警に対しても同法違反罪などで告発する方針で、一連の問題は刑事責任追及に向けた動きが本格化する。

一方、三笠フーズの事故米を含む中国産もち米が食用に流通していた問題は、給食大手「日清医療食品」(東京都千代田区)を通じて近畿2府4県の病院や高齢者施設119カ所で使われていたことが、大阪府などの調査で判明、多くはすでに消費されていた。基準値を超える農薬メタミドホスに汚染されていた可能性が高いが、健康被害などの報告はないという。

大阪府などによると、三笠フーズから食用として販売された事故米の中国産もち米は、複数の仲介業者を通じ、大阪府内の業務用食品卸会社が今年5月〜8月、計約700キロを購入。このもち米を、日清医療食品が近畿で給食提供契約を結んでいる119の病院や高齢者福祉施設に提供するために購入し、今年5月から9月8日までの間、使用したとしている。同社は、9月8日夜、購入した食品卸会社から「事故米の可能性がある」と連絡を受け、使用中止にしたという。

このもち米が給食として使われた施設は、大阪市では9病院、4高齢者福祉施設で、少なくとも72キロが納入され、残りは約6・5キロだけだった。患者や入所者、職員向けの給食として赤飯やおはぎなどの材料として使われたという。堺市の4施設では23キロが納入され、すべて消費されていた。滋賀県や京都市では10施設に納入、和歌山県内では3施設に納入され、米販店にも納入された可能性があるという。

美少年酒造をめぐっては、三笠フーズ側は農薬アセタミプリドに汚染されたベトナム産のうるち米を辰之巳を通じて売ったとされ、納入品が国産米であるとする証明書も交付。同酒造側の再三の照会に対しても、辰之巳側は「事故米は一切入っていない」などと回答したとされる。

同酒造も「自主回収などによる被害額は約1億円以上」として告訴や告発を検討している。

993よっさん:2008/09/12(金) 21:35:08
※事故米関係ニュースのまとめ 9/12 その3

日経ネット関西版より
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002163.html
事故米転売、見えぬ行き先――三笠フーズ、複雑な流通経路
2008/09/12配信
米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)によるコメの不正転売が発覚してから12日で1週間。残留農薬などで汚染された「事故米」混入の疑いがある製品の自主回収が相次ぎ、病院給食への転用が明らかになるなど影響は拡大する様相だ。一方、50社以上が関与した流通経路の全容は判明せず、転売を主導した会社幹部らの証言も食い違ったまま。不正の実態解明にはなお時間がかかりそうだ。

●総量さえ分からず

 三笠フーズが農林水産省や商社などから購入した事故米は、これまで判明した分で計約2730トン。同省はこのうち残留農薬やカビ毒が検出された計約1400トンの事故米について優先的に調査しているが、正規の加工米に混入されたケースが多く、流通した総量さえ分かっていない。

 事故米は転売が繰り返され、最終的な流通先の特定も遅れている。奈良県内のある米穀加工会社へは、三笠フーズとの間に米穀卸など6社が介在。書類上の売買記録と実際のコメの動きが違う場合もあり、同省担当者は「流通ルートが把握できるまでどれだけ時間がかかるか見当がつかない」と漏らす。

●証言食い違い

 事故米の転売を始めたきっかけについて、三笠フーズの冬木三男社長(73)は6日の記者会見で「九州の責任者から持ち掛けられた」と説明。だが名指しされた同社の男性顧問(76)は「社長に提案したことはない」と言い分が食い違う。

 事故米を保管していた九州事業所(福岡県筑前町)の従業員らが「暗号」を使って帳簿に記録していたことが判明するなど、転売の隠ぺい工作は緻密(ちみつ)さが際立つ。誰が発案し、詳細な指示を出したのか。冬木社長からその後に説明はなく、不正転売を始めた経緯も“謎”に包まれている。

●社長会見中止

 農水省は11日に三笠フーズとグループ会社の計2社を不正競争防止法違反容疑で熊本県警に告発しており、今後、本格的な捜査が始まる見通しだ。同法は虚偽表示を禁じているが、同社は事故米を含むベトナム産約32トンを、熊本県内の酒造会社に「国産米」と偽って販売していた。三笠フーズは12日、刑事告発を理由に社長会見を中止した。

 一方、同社周辺では架空取引を繰り返した業者やペーパーカンパニーの関与も判明。三笠フーズ関係者は「訳ありのコメであることを認識していた取引先もあるはず」と話しており、仲介業者などが事故米であることをどの程度認識していたかも、転売問題の解明で重要なカギとなりそうだ。
 
産経関西より
http://www.sankei-kansai.com/2008/09/12/20080912-002303.html
三笠フーズ 顧問親子、裏帳簿を処理
 大阪市の米粉加工販売会社「三笠フーズ」による事故米の不正転売問題で、宮崎一雄・非常勤顧問(76)が今年夏、農薬メタミドホスに汚染された事故米を出荷する際、「伝票や納品書はこちらで作る」と同社の事務員に指示していたことが12日、分かった。

 今年5月ごろまで九州事業部長を務めていた息子の宮崎雄三・営業課長(49)が裏帳簿の作成にかかわっていたことも同社の調査で判明。宮崎親子が九州工場で不正転売先の確保や偽装工作などの実務を担っていた疑いが濃厚となった。

 三笠の幹部によると、宮崎顧問が自ら伝票などを作成したのは、同社の倉庫に約1年間保管されていたメタミドホス汚染米の一部。佐賀県の仲介業者と宮崎顧問が個人経営するサン商事を経て、米穀店などに流通していた。

 農林水産省が今年8月末、福岡県内の米穀加工業者でこの汚染米の一部55トンを未開封の状態で発見。三笠フーズが流通経路をさかのぼるなどして調査したところ、九州工場の事務員が「宮崎顧問から『伝票や納品書はこちらで作るから(しなくて)いい』と言われた」と証言した。

 さらに九州工場の作業員は同社の調査に対し、カビが生えるなどした事故米を正規米に1割程度ブレンドして出荷する際、「雄三課長から『これは帳簿処理が済んだから使ってもいいよ』と指示された」と話したという。

 また、宮崎顧問がかつて経営し、事故米の取り扱い資格を持つ「宮崎商店」と三笠の契約書が見つかり、平成14年1月に三笠に営業権が譲渡されていたことも判明。三笠が事故米の取り扱いを始めた時期は、冬木三男社長(73)が記者会見で述べた「5〜6年前」だったことが裏付けられた。

994よっさん:2008/09/12(金) 21:39:35
日経ネット関西版より
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002166.html
入所者「腐った食事与えられた」――フリースクール虐待
2008/09/12配信
 京都府京丹波町の「丹波ナチュラルスクール」の虐待事件で、京都府警の事情聴取に複数の入所者が「腐った食事を与えられていた」と話していることが12日、分かった。

 取材に応じた近畿地方に住む入所者の少女の親族によると、少女は「コンビニの食べ物が糸を引いている」と話していたという。

 府警によると、中3少女(14)への傷害容疑で逮捕された朴聖烈容疑者(60)は、親族が経営する京都府南丹市のコンビニから弁当やカップラーメンを調達し、毎日2食を提供していた。府警はコンビニを家宅捜索し、賞味期限切れの食品が継続的に与えられていたとみて調べている。

 スクール側が保護者にノートや下着を施設に送るよう要求していたことも、入所者の親族の話で分かった。共犯とされるスクール責任者、森下美津枝容疑者(55)がしばしば電話して施設あてに日用品を送るように要求していたという。
(共同)

995よっさん:2008/09/12(金) 21:45:25
産経関西より
http://www.sankei-kansai.com/2008/09/12/20080912-002300.html
けが責任の所在触れず フリースクールの契約書
 京都府京丹波町の「丹波ナチュラルスクール」虐待事件で、強制的な入所や施設での集団生活に伴い入所者がけがをした場合の責任の所在について、経営者の朴聖烈容疑者(60)が保護者との間で交わした契約書では触れていなかったことが12日、分かった。府警は、トラブルの際に責任を逃れる意図があったとみて捜査を進めている。

 調べによると、朴容疑者らは子供の入所を検討して施設を訪れた保護者らに対し、「20年の実績があって熱血教師ぞろい」「卒業後に大学に進学した者もいる」と売り込み。入所を決めた保護者には「入所を嫌がる場合には強制的に連れて行く」「スパルタ教育で、きちんとしつける」と口頭で説明していた。

 しかし、手錠など体の拘束を伴う強制入所や、施設での教育の具体的な方法について記述した書面はなく、事前に交わす契約書の内容も簡略で、入所者がけがをしたときの責任の記述がなかった。

 府警は、朴容疑者が入所者への暴力をめぐる保護者からの責任追及を想定し、施設側の責任を示すような文書を作らなかったとみている。

996よっさん:2008/09/12(金) 21:53:54
KTVニュース関西版より
http://www.ktv.co.jp/news/date/main.html
たけのこ偽装 是正指示を受けた会社の社長が語る
中国産のたけのこを国産と偽って販売していた大阪市の食品加工会社の社長が関西テレビのインタビューに答え、社長は「国産品への需要を満たすためにやってしまった」と謝罪しました。
中国産たけのこを国産と偽り販売していたとして、農林水産省から是正指示を受けた大阪市の食品加工会社「丸共」。丸共では、去年9月からことし4月にかけて国産に中国産を4割ほど交ぜて使っていて、関東や関西のスーパーを中心に143万パックが販売されました。食品に対する消費者の目が厳しくなる中、なぜ産地偽装に手を染めたのか?丸共の新家社長は「国産の需要や注文が多くて、たけのこが足りなかった。スーパーからの注文を満たさなければならないという問題があった」とその理由を語りました。国産たけのこの品不足を理由にあげた社長。一方で中国産について「消費者には『中国産も安心なんですよ、農薬は入っていませんよ』と業界として言わないといけない」とも話しました。今後、たけのこの加工・販売からは撤退する方針を固めた丸共。決して許されない産地偽装の代償は、高いものとなりました。

997よっさん:2008/09/12(金) 22:01:42
MBSニュースより
http://www.mbs.jp/news/kansai_GE080912115600156197.shtml
■中国人研修生 不当残業などを入管に訴え

 奈良県山添村の工場で働いていた中国人研修生が、不衛生な宿舎に入れられ、不当に残業をさせられたとして、大阪入国管理局に実態調査を要請しました。

 中国人研修生5人は、今年6月まで、奈良県山添村の住宅機器メーカー「日ポリ化工」の工場で働いていました。

 5人が生活していた敷地内の宿舎は雨漏りがひどく、飲み水に濁りやにおいがあるなど、劣悪な環境だったということです。

 また、研修生が禁じられている残業も、日常的にあったと主張しています。

「会社にはこれまで研修生にしてきた態度を改めてほしい。人として扱ってほしい」(中国人研修生)

 これに対して会社側は「雨漏りはすぐに修理した。残業は、研修生からお金が欲しいので仕事がしたいと頼まれたからだ」と反論しています。

 研修生の支援団体は、入国管理局に実態を調べてもらい、事実であれば、研修生の受け入れ停止処分にしてほしいと話しています。
(09/12 12:11)

>外国人研修制度、これを悪用の限りを尽くして外国人を‘奴隷’のように扱っている企業があるのも事実。
 日本国に‘先進国である’という誇りがあるのならば、このような事をしてはならないはずです。

998よっさん:2008/09/12(金) 22:19:17
共同通信社より
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008091201000521.html
汚染米で製菓会社に立ち入り調査 原料に使用、愛知県
 農薬に汚染されるなどしたため食用にできない事故米が米穀仲介業者などを通じて転売され食用に流通した問題で、愛知県は12日、食品衛生法に基づき、汚染米を米菓の原料に使用していたことが明らかになった菓子製造販売業「竹新製菓」(同県知多市)に立ち入り調査した。

 関係者によると、問題の米は、接着剤メーカー「浅井」(名古屋市)が不正に転売し、米穀仲介業「ノノガキ穀販」(三重県四日市市)を通じて竹新製菓が昨年1月に購入。農薬メタミドホスに汚染され、本来の使途は「工業用のり」に限定されていたが、竹新製菓側はこうした経緯を知らされないまま、今年5月までに製造したあられの原料として使い切り、製品はすでに出荷済みという。

 また、岐阜市の米穀卸業「岐阜米穀卸」が同じルートでノノガキから汚染米を購入、別の流通業者に転売していたことも新たに分かり、愛知県は引き続き販売の実態を調査。農林水産省もこれに先立ち、11日にノノガキなど関係各社の立ち入り調査に着手している。

 竹新製菓によると、3種類のあられ計約6万袋に混入した可能性があり自主回収を進めているが、これまで健康被害の情報はないという。

999よっさん:2008/09/12(金) 22:21:45
北海道新聞より
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/116786.html?_nva=1
卓上四季
汚染米(9月10日)
「酒は好きだが、酔うのは嫌いだ」。詩人の堀口大学がそう書く。「感傷癖が出て涙もろくなったり、誇張癖が出て法螺(ほら)吹きになったり」で自分が嫌になるからだ▼作家の野坂昭如さんは逆だ。「酔いつぶれ…あるいはからみ、暴れるのも、これ人間であれば当然であろう」。こちらは飲み助の開き直りか。「上品に酔って、優雅な会話をかわしてばかりいたって仕方がないのではないか」▼何をどう飲むか、また飲まないか。人それぞれに流儀がある。ともあれ杯は安心して傾けたい。残留農薬や有毒なカビに汚染された事故米が、焼酎や清酒の原料として使われていた。酔いたい気分もさめてしまう話だ▼事故米は工業用ののりなどにしか使えない。これを食用などとして高く売った。絵に描いたような食品偽装だ。加工業者や米穀店に出回った。酒造会社は、出荷停止や回収を強いられた。よく知られた銘柄も含まれている。あれなら飲んだかも、と心配な方がおられよう▼米焼酎だけでなく、芋焼酎や黒糖焼酎の名もある。芋などを発酵させる際、米にこうじ菌のカビを生やした「米こうじ」を使うのだ。同じカビでも、有毒カビとは大違いだ▼農水省は失態をみせた。一年以上も前から内部告発されていたのに見抜けなかった。検査も甘かった。役所が頼りにならない以上、消費者は「やかましい」と言われるくらいでちょうどいい。

1000よっさん:2008/09/12(金) 22:23:14
中国新聞より
http://www.chugoku-np.co.jp/Tenpu/Te200809120106.html
糊 '08/9/12

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糊(のり)といえば今では接着剤のことと思われているが、昔はかゆとか、かゆをすするなどの意味もあった。辛うじて食べていくことを「糊(こ)口(こう)をしのぐ」と言うのはその名残だろう▲会社の苦境を「糊」を口実に支えようとしたのが「三笠フーズ」だった。輸入したものの残留農薬などで食べられなくなった政府の「事故米」。それを糊にすると言って安く買い取り、加工米として高く転売していた▲会社は差額を丸もうけしたが多くの人が大被害を受けた。とりわけ焼酎メーカー。出荷した商品の回収に奔走し、億単位の損害を被った社もある。だが事故米の流れは複雑すぎて、まだまだ飛び火する恐れがあるという▲米サブプライムローンの光景に似る。さまざまな形で証券化され世界中にばらまかれた不良債権。全部でどれだけあるのか、誰が持っているのか、模糊として分からない。そこで生まれる疑心暗鬼…。共通するのは「全体像が見えない」との不安である▲それにしても農水省の検査はなぜこうも甘いのだろう。減反しながらコメを輸入する不合理をなぜ見直せないのか。分かりにくいことだらけだ。「糊」にははっきりしないとの意味もある。といって事態をあいまいなまま放置し、責任のありかを糊塗することだけは許されない。

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