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新・鉄道綜合スレ

1とはずがたり:2015/08/11(火) 14:41:44
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/l50

2223とはずがたり:2018/08/19(日) 19:34:52
直流電化して福岡市交と相直は誰もが考えてた筈なのに。

九州「大都市のローカル線」が廃止された理由 沿線人口は多いはずなのに
8/19(日) 14:10配信 乗りものニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180819-00010002-norimono-bus_all

福岡の中心部から郊外に伸びる
 新しい鉄道路線が開業することがあれば、すでにある鉄道路線が廃止されることもあります。

 最近では、2016年にJR北海道の留萌本線・留萌〜増毛間16.7kmが廃止。2018年はJR西日本の三江線・江津〜三次間108.1kmが廃止されました。2019年にはJR北海道の石勝線夕張支線・新夕張〜夕張間16.1kmが廃止される予定です。

 これらの路線の多くは、沿線人口が少ないため廃止されたといえます。人口が少なければ鉄道を使う人も少なく、厳しい経営を強いられるためです。ところが、一部には沿線人口が多いにも関わらず、廃止された鉄道路線があります。とくによく知られているのが九州の勝田線です。

 勝田線は、福岡市博多区の鹿児島本線・吉塚駅から分岐して、志免町を通って宇美町の筑前勝田駅までを結んでいた、全長13.8kmの国鉄線。福岡市の中心部とその郊外を結ぶ路線でした。

 福岡市は九州最大の都市。勝田線が廃止された1985(昭和60)年の国勢調査によると、人口は約116万人で、博多区に限っても約16万人でした。これに対して勝田線沿線の志免町は約3万4000人、宇美町は約2万9000人。両町とも福岡の郊外住宅地として発展するとともに人口が増え続け、2015年には志免町が約4万5000人、宇美町が約3万8000人まで膨れあがっています。

 ところが、勝田線の1日1kmあたりの利用者数(輸送密度)は、1977(昭和52)〜1979(昭和54)年度の平均値で840人。勝田線と同じ福岡周辺を通る国鉄線は鹿児島本線(1979年度)が2万7473人、篠栗線(1979年度)が1万1463人、香椎線(1977〜1979年度)が2350人でしたから、ひじょうに少ないといえます。

九州「大都市のローカル線」が廃止された理由 沿線人口は多いはずなのに
志免駅跡地の近くには炭鉱の竪坑櫓(たてこうやぐら)が残る。勝田線は沿線の炭鉱で産出される石炭の輸送をおもな目的に計画された(2018年7月、草町義和撮影)。
「業態転換」のチャンスはあったが
 九州最大都市の中心部とその郊外を結ぶルートだったにも関わらず、なぜ勝田線の利用者は少なかったのでしょうか。

 勝田線は、沿線にあった炭鉱で産出される石炭の輸送をおもな目的に計画され、1918(大正7)年から1919(大正8)年にかけて開業しました。もともとは筑前参宮鉄道という私鉄でしたが、戦時中の1942(昭和17)年に九州電気軌道(現在の西鉄)と合併。さらに1944(昭和19)年には、軍事上重要な資源である石炭の輸送を国が一元的に行うため、国鉄が買収しました。

2224とはずがたり:2018/08/19(日) 19:35:07
>>2223
 戦後も引き続き国鉄が運営しましたが、1960年代に沿線の炭鉱が閉鎖されると、勝田線の貨物輸送量は大幅に減りました。石炭輸送がおもな目的の路線だったため旅客列車の本数も少なく、1964(昭和39)年10月の時点では1日11往復(休日10往復)しか運転されていませんでした。

 一方、勝田線の沿線は炭鉱が閉鎖されたころから福岡の郊外住宅地として開発が進み、志免町や宇美町の人口も1970年代の後半ごろから急激に増え始めます。この段階で旅客列車を大幅に増やして1時間に数本程度の頻発運転を行い、貨物輸送から通勤通学輸送を中心とした旅客路線への「業態転換」を図っていれば、利用者はかなり増えていたかもしれません。

 ところが、国鉄は旅客列車を増やすどころかさらに減らし、1982(昭和57)年11月時点では1日7往復(土曜、休日6往復)になってしまいました。このように不便なダイヤだったため、沿線人口が増えても利用者が増えることはありませんでした。


列車を増やせなかった国鉄の「事情」
 また、国は1980(昭和55)年に日本国有鉄道経営再建促進特別措置法(国鉄再建法)を公布。利用者が少ないローカル線は国鉄の経営から切り離すことになり、原則として1977(昭和52)〜1979(昭和54)年度の輸送密度が4000人未満の路線は廃止にすることが定められました。

 こうして勝田線も利用者が少ないローカル線として国鉄再建法の適用対象となり、1985(昭和60)年に廃止。貨物から旅客への転換を図りきることができず、西鉄が運行する路線バスに転換されたのです。

 国鉄はなぜ、勝田線を本格的な旅客線に転換しなかったのでしょうか。その最大の理由は「台所事情」にあったといえます。国鉄は1964(昭和39)年度から赤字経営になり、経営が深刻化していきました。旅客列車の頻発運転を行うための施設改修費や車両製造費を調達することができず、実質的には「放置」するしかありませんでした。

 また、勝田線が廃止される前から西鉄の路線バスが頻発運転されていて、沿線住民もあまり不便には思っていなかったようです。こうしたことも、勝田線が廃止になった背景のひとつといえます。

 勝田線の跡地は現在、遊歩道などが整備されていて、地元住民の憩いの場となっています。一方、跡地に並行する県道では、JR博多駅に直通するバスが頻繁に運行されています。もし勝田線が「業態転換」に成功していたら、いまごろはJR九州の独特なデザインの列車が頻発運転されていたかもしれません。

※誤字を修正しました(8月19日14時48分)

草町義和(鉄道ライター)

2225とはずがたり:2018/08/19(日) 19:36:41
山川以遠は廃止すべきだ

JR最南端の駅 廃止の可能性
2014.07.21 恵 知仁(鉄道ライター)
https://trafficnews.jp/post/35697

JR九州のローカル線、指宿枕崎線の将来が危ぶまれています。同線は「JR最南端の駅」があることでも知られますが、どうなってしまうのでしょうか。

乗降客1日98人
 2014年7月19日(土)、JR九州の指宿枕崎線について存続か廃止か、検討の対象になりそうだとの報道がありました。JR九州の青柳社長が同線に関し、将来的には区間によって存廃を考えることになると発言したと伝えられています。

 指宿枕崎線は鹿児島県鹿児島市の鹿児島中央駅と、カツオで有名な同県枕崎市の枕崎駅を結ぶ87.8kmの路線です。途中、砂むし温泉で知られる指宿を通り、観光列車「指宿のたまて箱」が走っているほか、「JR最南端の駅」西大山駅があることで知られています。

Large 20140721 ibusuki
開聞岳を望む西大山駅。「日本最南端の駅」とあるのは、2003年に沖縄で「ゆいレール」が開業するまで日本最南端の駅であったため。現在はその上に「JR」の文字が入る。

 「観光列車が走っているのに廃止?」と疑問に思うかもしれませんが、この指宿枕崎線、区間によって利用者数に大きな違いがあります。鹿児島中央〜指宿・山川間は比較的利用があるのですが、路線の末端部分である山川〜枕崎間は、乗客がガクンと減るのです。

 2008年度の駅年間乗降客数を比較すると指宿駅は509,684人、山川駅は184,753人ですが、枕崎駅は35,731人しかありません。単純に365で割って1日あたりに換算すると、それぞれ1,396人、506人、98人です。

 冒頭で記したとおりJR九州の社長が「区間によって」としたのは、指宿枕崎線の全線ではなく、利用客の少ない末端部分について存廃を考えている、という可能性が高そうです。

2226荷主研究者:2018/08/19(日) 22:33:12

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/215441?rct=n_hokkaido
2018年08/04 11:32 北海道新聞
JR北海道、普通列車用気動車の更新見送り 資金確保見通せず

http://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/20180804hokkaido01.JPG

 JR北海道は、普通列車として使用する一般気動車の更新を当面見送る方針を固めた。国の支援がJRの想定を下回る2019、20年度の2年間で400億円台となり、長期的な資金確保が見通せないため。使用開始から30年以上の更新期にある車両は、8割にあたる約160両。劣化が激しく、車両故障による運休や廃車、減便も懸念される。

 JRによると、車両の寿命は使用開始から約30年。エンジンを搭載する一般気動車205両のうち、旧国鉄時代に造られ30年以上たつのは164両で、ローカル線主力の「キハ40形」が126両を占める。

 JRはキハ40形の後継車両として、新型の電気式気動車「H100形」を開発。試作車2両で今年2月に走行試験を始め、19年度以降、数年かけて70両ほどの更新を計画していた。

 更新費用は1両当たり約2億〜3億円。新型車両への更新が進めば燃費向上や整備・修繕費用の抑制など、経営改善につながる。そのためJRは国に、車両更新費用も含め30年度まで、年300億円の支援を求めたが認められなかった。

 JRによると、車両の更新は発注から納入まで通常3年かかる。今回の国の2年間の支援では、3年後の納入時に支払う購入資金の裏付けがなく、メーカーへの発注ができないという。

 JRは14年度、18年度までの5年間で約2600億円を安全性向上に投じる計画を策定。計画に従い特急気動車の更新や老朽化した橋、トンネルの修繕などを進めた。国も15年度、1200億円の支援を行った。

 一方、一般気動車の更新には手が回らず、現在でも老朽化が原因の車両トラブルに悩まされている。16年3月には老朽車両の廃車を理由に根室線など8区間で普通列車79本を減便した。JRは「安全確保のため、廃車にせざるを得ない状況もある」とする。(徳永仁)

2227荷主研究者:2018/08/19(日) 22:52:35

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201808/20180810_43020.html
2018年08月10日金曜日 河北新報
<秋田新幹線>新ルート整備、国交相が支援スキーム検討を指示

秋田新幹線新ルート整備を巡り、石井国交相(左)に支援を要望する佐竹知事=9日、国土交通省

 JR東日本が検討する秋田新幹線新ルートの整備について、石井啓一国土交通相は9日、秋田県が求めた国の支援スキーム(枠組み)を検討するよう鉄道局に指示したことを明らかにした。7月に設立した整備促進期成同盟会の初の要望活動で、佐竹敬久知事や沿線自治体の首長らが国交省を訪ね、説明を受けた。

 「ミニ新幹線」の秋田新幹線の新ルート整備は、整備新幹線などに対する既存の支援スキームは当てはまらない。

 佐竹知事によると、石井氏は「基本的にはJR東が費用を負担すべきだ」とくぎを刺しつつ、防災対策や安定運行の観点から整備の必要性に理解を示し、どのような支援が可能か考えるよう指示したという。

 佐竹知事は「整備実現に向けた議論が机上に載った。ようやく一歩踏み出した」と評価し、石井氏に国の支援を改めて求めた。

 佐竹知事らは9日、JR東本社で深沢祐二社長らとも会談。県幹部によると、深沢社長は「積極的に検討している。ただ、巨額の事業費をJR単独で担うのは難しい」と話したという。

 山形新幹線の山形、福島県境の板谷峠でも新ルート整備が検討されており、石井氏による支援スキーム検討の指示は山形新幹線も対象となる。

2228名無しさん:2018/08/22(水) 01:23:33
http://news.livedoor.com/article/detail/15184320/
2018年8月20日 17時0分 文春オンライン

ライブドアニュース
一覧

東京圏「遅れが多い路線」ワースト10 通勤ダイヤを乱す“あの理由”――2018上半期BEST5
2018年8月20日 17時0分
文春オンライン
2018年上半期、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。鉄道部門の第1位は、こちら!(初公開日:2018年6月25日)。

【ランキング】30分超えの遅延が多い路線は?

*  *  *

 朝の通勤電車のストレスといえば絶望的な混雑、そしてダイヤの乱れである。ぎゅうぎゅう詰めの車内に耐えて、ようやく目的の駅が近づいたと思ったら突如電車が急停車。「緊急停止を知らせるボタンが押されたため、安全が確認されるまでしばらく停車します」なんてアナウンスが流れたら、それこそ車内は殺伐ムードに包まれる。そして通勤電車ではこれが頻繁に起きるのだから始末が悪いのだ。


©iStock.com

どの路線が一番“遅れる”のか
 そこで気になるのが、一体どの路線が一番“遅れる”のか。体感では「どこもほとんど毎日だろ」なんて思っているかもしれないが、実際のところはどうなのだろうか。そこで、国土交通省が調査・公開している東京圏の鉄道路線における1ヶ月(平日20日間)あたりの遅延証明書発行日数のデータ(2016年度)をもとに、“遅延路線ランキング”をお届けしよう。なお、ここでは山手線や地下鉄を除き、山手線各駅と郊外を放射状に結ぶ通勤路線を抜粋して紹介する。

 このデータは鉄道各社による遅延証明書の発行に基づいており、おおむね各社通勤時間帯における5分以上の遅延で発行される。つまり、5分以内の遅れはデータに含まれないことを留意の上で、まずは遅延率ワースト10を。


©文藝春秋

 これ、「平日20日間の平均データ」である。つまりこれらの路線、体感どおりまさにほぼ毎日遅れが発生しているということだ。ワースト1に輝いてしまった中央・総武線各駅停車とほぼ同じ区間を走っている中央快速線・中央本線や横須賀線・総武快速線も上位にランクイン。つまり、東西から東京の中心を目指してやってくるJRの路線を使うなら、「時間通りに運転されない」と最初から思っておく方が精神的にはよろしいということになってしまう。

「30分超」遅延ランキング
 さらに注意深くデータを見てみよう。国交省のデータでは、遅延時間ごとの証明書発行日数とその原因も示されている。その区分は「10分以下」「10分超〜30分以下」「30分超」。このうち、「30分超」の原因は人身事故や自然災害などが大半を占める。これが多い路線は次の通り。

2229名無しさん:2018/08/22(水) 01:24:14
>>2228


©文藝春秋

 宇都宮線も東海道線も横須賀線も、いずれも長距離を走る路線。長く走れば走るほど人身事故などが発生する可能性は高まるのだから、この結果はある意味妥当というべきだろう。埼京線に少し違和感があるかもしれないが、これは湘南新宿ラインと線路を共有している区間があり、宇都宮線・高崎線や東海道線などの遅延の影響を最も受けやすい路線だからだと思われる。長距離路線に乗るなら、大幅な遅れの発生も覚悟すべし、だ。


©iStock.com

むしろ厄介なのは「10分以下」の遅れ
 ただ、事故などが理由であれば巻き込まれたとしてもいくらかは諦めがつくものだ。むしろ厄介なのは「10分以下」の遅れ。この原因は乗車時間の超過やドアの再開閉が63.2%を占めている。言い換えれば、車内やホームに人が溢れかえって乗り降りに時間がかかって駅での停車時間が伸びて、遅延が発生するというパターンである。

 では、その10分以下の軽微な遅れが多い路線はどこなのか。

何でもござれの「遅延のデパート」路線は……
 10分以下の軽微な遅れランキングを見てみると、30分超の遅延ランキングとは一転、運行距離はそれほど長くなくても混雑が激しい路線が入ってきた。


©文藝春秋

 常磐線各駅停車や東横線は、平日の2日に1日は10分程度の遅延が発生しているということになる。

 ワースト5入りはかろうじて免れたものの6位に入った中央快速線・中央本線(8.3日)は、トータルでもワースト3だから軽微な遅れからそこそこの遅れ、そして人身事故などによる長時間の遅れまで何でもござれの遅延のデパートのような路線なのだ。この中央快速線、JRの複線区間で1時間あたり最大で30本も運転しているという日本有数の過密路線でもある。さらに、通勤時間帯は通常よりも所要時間を5〜6分ほど多く見積もったダイヤ設定になっている。にもかかわらず、遅れが常態化しているのだ。利用者のストレスたるや…と思いきや、意外ともう慣れっこなのかもしれない。


©iStock.com

 ちなみに、5分〜10分程度の遅れなんて本数が多ければ影響は少ないと思う人もいるだろう。だが、その遅れは1時間単位で見れば運転本数が2〜4本ほど少なくなるということ。1列車に2500人乗車すると考えると、5000人から最大で1万人の利用者が乗れなくなってしまうのだ。そうなれば混雑はさらに激しくなり、ますます遅れが拡大、その影響をラッシュアワーが終わった日中まで引きずるなんてことにもなりかねない。軽微な遅れも侮ってはいけないのである。


©iStock.com

全体的に遅延が「低水準」の路線は?
 と、おおまかではあるけれど首都圏の“遅延路線”ランキング、いかがだろうか。ちなみに、運転本数は首都圏最大の毎時40本という東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の遅延日数はわずか5.3日、10分以下に限れば2.7日と全体で見ても低水準。混雑こそ激しい路線だが、それでも遅れは最小限にとどめている。これは、北千住〜北越谷間が複々線化されており、無理なく運転本数を増やすことができているからだ。今年の春からは小田急線でも代々木上原〜登戸間の複々線化が完了。2016年度の遅延日数は17.9日とかなり多いが、現在はかなり改善されていると思われる。


©iStock.com

ダイヤを乱す最大の理由
 いずれにしても、ダイヤの乱れは毎日通勤通学で利用している人にとっては大きなストレス、悩みの種である。鉄道会社もホームドアの設置やホームの拡幅、余裕を持ったダイヤ設定などの対策を進めてきた。ただ、その最大の原因は前述の通り「乗車時間の超過やドアの再開閉」。ひとりひとりの利用者が、マナーを守って助け合いつつ速やかに乗り降りすることが、遅延を防ぐ最も効果的な対策なのかもしれない。

2230とはずがたり:2018/08/23(木) 19:50:53
市場前,西ケ原,南新宿だそうな。

東京23区の“3大”過疎駅はどこだ? 「世界一の新宿駅の隣で超ヒッソリ」の“あの駅”も
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20180823/Bunshun_8665.html
文春オンライン 2018年8月23日 07時00分

 東京駅や新宿駅、品川駅などの大ターミナルを例に挙げるまでもなく、東京の駅はおしなべて人で溢れている。まっすぐ歩くのにも難儀するほどで、とにもかくにも人だらけなのである。通勤時間帯はもちろんのこと、日中であっても夏休みを満喫していると思しき学生さんたちも連日猛暑が続く中で、駅では人の多さによる“暑苦しさ”を感じている人も多いのではないだろうか。


 が、いくら大都市・東京と言っても、すべての駅が人で溢れかえっているわけではない。中には、1日の利用者が1万人にも満たない“閑散とした”駅もある。というわけで、今回はそんな大都市の中の利用者の少ない駅を巡ってみることにしたい。



2231とはずがたり:2018/08/23(木) 20:21:37
沖縄県知事選:玉城デニー氏、26日にも出馬を正式決定 与党側が要請
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/303213
2018年8月23日 15:54

 沖縄県の翁長雄志知事の死去に伴う9月30日投開票の知事選で、翁長氏を支持してきた県政与党や労働団体などでつくる「調整会議」(議長・照屋大河県議)は23日、自由党幹事長で衆院議員の玉城デニー氏(58)の擁立を全会一致で決め、玉城氏へ出馬要請した。

 玉城氏は「全会一致での出馬要請は光栄だ。できるだけ早いタイミングで表明できれば」と語り、近く立候補を表明する考えを示した。玉城氏の後援会関係者によると、26日に後援会を開き出馬を正式に決定する方針だ。

 照屋氏は、翁長知事の遺志を引き継ぎ、建白書の実現を図るには「玉城氏が最適任」と強調。翁長知事の信認も厚い点にも触れ、出馬を要請した。

 玉城氏は「翁長知事のあらゆる遺志を引き継いでいきたい」と言及。翁長知事が生前、期待する後継者として玉城氏らの名前を挙げた音声に関しては「今日の調整会議で統一見解が示された。音声を確認する必要はない」と述べた。

 翁長知事が生前、後継者に玉城氏と金秀グループ会長の呉屋守將氏(69)に期待を寄せていたことが明らかになっており、調整会議は翁長氏の遺志を重視する形で選考を進めてきた。

 知事選には前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)が自民党などの保守系候補として立候補を表明しており、県内最大の政治決戦は事実上、両氏の一騎打ちの構図となる見通しだ。

 玉城氏は、1959年10月生まれ。うるま市出身。81年上智社会福祉専門学校卒。ラジオパーソナリティーなどタレント活動を経て、2002年に沖縄市議に初当選(1期)。09年衆院選に初当選し、現在4期目で、自由党の幹事長を務める。

2232とはずがたり:2018/08/23(木) 20:22:38
県議会会派おきなわ、玉城デニー氏の推薦決める 翁長知事の音声が開示されなくても全面支援へ
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/302920
2018年8月23日 10:53

 県議会与党会派の「おきなわ」(瑞慶覧功会派長)は、9月30日投開票の知事選への出馬に向け玉城デニー氏(58)を推薦することを決めた。23日、県議会で会見を開き発表した。


 平良昭一県議は、21日に沖縄市内であった玉城氏の後援会会合で、玉城氏から出馬への強い決意があったことを明らかにした上で、「強い決意があり、いの一番に推薦し、全力で取り組む」と表明した。

 赤嶺昇氏は生前、翁長雄志知事が期待する後継者として玉城氏らの名前を挙げた音声の公開を引き続き求める考えを示した。一方、「音声のあるなしにかかわらず、玉城氏を支援する」と述べ、音声が開示されなくても全面支援する考えを明らかにした。

2233とはずがたり:2018/08/24(金) 11:36:18
泉北ライナー、金色の「サザン」に 南海に期限付き移籍
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180819-00000017-asahi-soci
8/19(日) 15:08配信 朝日新聞デジタル

 泉北高速鉄道の金色の特急「泉北ライナー」が、親会社の南海電鉄に「期限付き移籍」する。20日から9月22日まで、特急「サザン」として南海線を走る。

 金色車両はサザンと同じ12000系。米国の「ゴールドラッシュ」にあやかり、沿線の泉北ニュータウン(堺市)の活性化を願って昨年、導入された。

 「移籍」は泉北ライナーのPRが狙い。南海の担当者は「金色のサザンを見たら、ニュータウンにも目を向けてほしい」。運行時間は南海ホームページ(http://www.nankai.co.jp/traffic/info/campaign_201808.html)で。

朝日新聞社

2234とはずがたり:2018/08/26(日) 20:15:22
都県境越え、実に11回! 小田急小田原線と蛇行する境の謎
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00010002-norimono-bus_all
8/26(日) 14:10配信 乗りものニュース

同じ都県境を何度も何度も越える路線
 東京都の新宿駅と、神奈川県の小田原駅を結ぶ小田急電鉄小田原線。特急「ロマンスカー」も大人気のこの路線には、不思議があります。

【写真】道路の舗装に現れた都県境

 それは、東京都と神奈川県の都県境を何度も越えること。その数、実に最大11回。和泉多摩川〜相模大野間で、下り線は9回、上り線は11回も都県境を越えるのです。特に、柿生〜鶴川間では3回、鶴川〜玉川学園前間では4〜6回も東京都と神奈川県を行ったり来たりしています。

 ひとつの鉄道路線が、同じ都県境を11回も越える……。全国的にも珍しいこの現象は、どのようにして生じたのでしょうか。

 これには、多摩地区の歴史が関係しています。

都県境越え、実に11回! 小田急小田原線と蛇行する境の謎
9か所もの「都県境」がある柿生〜玉川学園前間。岡上地区と三輪地区の複雑な形と歴史的経緯が「小田急線都県境の謎」を生んだ(栗原 景作成)。
 江戸時代、この辺りは多摩郡と都筑郡に分かれ、たくさんの村がありました。明治維新後、廃藩置県によってこれらの村はいったんすべて神奈川県となります。ところが1893(明治26)年、多摩郡を分割した三多摩地区(北多摩、西多摩、南多摩)が、神奈川県から東京府に移管されました。これは、東京の水源が多摩地区にあることから、その管理を効率的にするためだったともされています。

 南多摩郡と都筑郡は、丘陵地帯という地形や、村同士の結び付きなどから境界が入り組んでいたため、その境界を引き継いだ東京府(東京都)と神奈川府の境も複雑な形になりました。

 1927(昭和2)年、この地に小田原急行鉄道、現在の小田急電鉄が開業します。それまで開業した鉄道の多くは、東海道や甲州街道など、古くからの街道に沿って建設されていましたが、小田急小田原線は基本的に既存の街道に頼らず、東京から町田、厚木、伊勢原、小田原といった都市を直結する画期的な高速鉄道でした。この小田原急行鉄道が、東京から町田への最短ルートとして南多摩郡と都筑郡の境界付近を通過することになったのです。



 線路の南側には、三方を川崎市と横浜市に囲まれた町田市三輪地区があります。地図で見るとほとんど飛び地のように見え、都県境を複雑にしている要因のひとつです。隣には、やはり川崎市の飛び地となっている岡上地区。ここは江戸時代に多摩郡(多磨郡)から都筑郡に移った村です。岡上村が都筑郡に移ったため、三輪は飛び地のようになりました。三多摩が東京府に編入された際には、三輪の住民が都筑郡への編入を政府に陳情しましたが、東京府は「地形上、三輪は南多摩郡にあった方が便利」と反対し、実現しませんでした。

 鶴見川の支流である真光寺川で神奈川県に戻った(都県境3)小田急線は、鶴川駅手前で再び東京都に入ります(都県境4)。この辺りは、1980年代以降川をまっすぐにして水害を防ぐ河川改修が進み、蛇行していた流路跡に都県境だけが取り残されています。その典型的な例が鶴川駅西側の都県境5で、“投げ縄”のような形で都県境が蛇行しています。この辺りは旧流路が親水公園に整備された所も多く、かつてこの辺りに何度も水害をもたらした鶴見川の歴史も感じ取れます。



2235とはずがたり:2018/08/28(火) 18:19:22
釈迦岳T.
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E130.52.36.000N33.27.20.875/zoom/8/

<九州北部豪雨>JR日田彦山線の復旧にBRTを検討
06:00毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180828k0000m040156000c.html

 昨年7月の九州北部豪雨で被災したJR日田彦山線の復旧手法を巡りJR九州が、不通区間の添田(福岡県添田町)?夜明(大分県日田市)間(29.2キロ)でバス高速輸送システム(BRT)への転換を検討していることが分かった。JR九州と沿線自治体は鉄道の復旧を前提に協議を進めているが費用負担などで調整が難航。協議が決裂した場合、同社はBRT化を提案する見通し。バス運行で通勤・通学客らの利便性を確保したい考えだが、自治体などの反発を招く恐れがある。

 BRT化では、彦山(添田町)?筑前岩屋(同県東峰村)間で釈迦岳を貫通する釈迦岳トンネル(4.3キロ)内の線路を舗装し、バス専用道路にすることを検討。現在、不通区間の代行バスは線路西側の迂回(うかい)路を運行しており、同トンネルを通れば運行時間を大幅に短縮できる見通しだ。

 日田彦山線は六十数カ所が被災し、JR九州は復旧費用を78億円と試算。JR九州は「単独での費用負担による復旧は困難」として、沿線自治体にも負担を求めている。工事の一部を福岡、大分両県が災害復旧事業で負担する案などで56億円まで圧縮されたが、JR九州側はさらなる負担軽減を求めている。

 また、年間約2億6000万円の赤字路線のため、JR九州は復旧費だけでなく、利用者増やコスト削減による収支改善も鉄道復旧の条件にしている。27日の記者会見で青柳俊彦社長は「路線の維持継続には輸送モード(手段)の変更も選択肢だ」と強調した。BRT化すれば鉄道設備の管理費などが削減でき、JR九州は代替策として有力視している。

 BRTは東日本大震災で被災したJR東日本の気仙沼線と大船渡線で導入されている。【石田宗久】

 ◇バス高速輸送システム(BRT)

 バス専用道路や専用レーンを設け、一般道より高速で運行できるバス運行システム。BRTは「Bus Rapid Transit」の略。渋滞がなく、運行ダイヤの定時性や目的地へ早く到着できる速達性が確保できる。必要に応じて一般道にも乗り入れるため運行ルートや本数、バス停の柔軟な設定が可能。鉄道と比べて維持、運営コストを低く抑えられる。

2236とはずがたり:2018/08/28(火) 20:09:50
>>2235

日田彦山線バス代行区間時刻表
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/notice/hitahiko_daiko_0714_2.pdf

東峰村役場前は大行司から1分なので宝珠山庁舎の様だ。

2015年3月の時刻表だと添田─日田に9往復,添田─彦山に上り3本下り1本の区間運転(合計で上り12本下り10本)があったが,バス代行になって筑前岩屋─日田に9往復,彦山─添田に上り14本下り13本となって,彦山までは増便,大行司─日田は変わらずだが,大行司─彦山は4本となってしまって半減している様だ。

また彦山〜大行司間であるが岩屋経由で40分(下り1本だけ)で岩屋通過(どうもR211経由っぽい。それなら東峰村役場小石原庁舎も停車すれば良いのに)で28分掛かっている。

此処をBRTにすると時短出来るんだな。小石原に停車してしまうとそこが既得権益化してややこしくなるからな〜。やれないんだろう。

今んところ小倉⇔日田は

小倉→添田8:47/9:00─筑前岩屋9:40→日田10:34
小倉→添田11:09/11:30→日田12:52
田川後藤寺→添田14:00/14:20→日田15:42
小倉→添田17:36/17:50→日田19:12

日田6:37→添田7:59/8:11→小倉
日田9:47→添田11:09/11:21→田川後藤寺
日田12:47→添田14:09/14:32→田川後藤寺
日田15:37→添田16:59/17:12→小倉

の連絡体制である。
快速がガンガン走ってた30年前が懐かしい。。

2237とはずがたり:2018/08/28(火) 20:39:24
205系NE402編成が奈良線で営業運転を開始
https://railf.jp/news/2018/08/19/203000.html

 JR西日本では,阪和線で運用されていた吹田総合車両所日根野支所所属の205系0番代6両編成を4両編成に短縮,吹田総合車両所奈良支所へ転属の後,奈良線に投入する動きが進んでいます.
 写真は,もと日根野支所所属の205系HI602編成を4両編成としたNE402編成で,8月15日(水)に吹田総合車両所から奈良支所へ回送され,18日(土)から奈良線で営業運転を開始しています.4連化にあたり,モハ205-106+モハ204-106の中間電動車ユニットが編成から抜き取られ,奈良方からクハ205-36+モハ205-105+モハ204-105+クハ204-36となりました.前面窓下部に奈良支所所属の他形式同様先頭車の車両番号が表記されていますが,先頭車前面と乗務員室扉のオレンジ色帯は残されています.なお,編成から抜き取られた車両は吹田総合車両所本所に留置されています.

写真:宇治?黄檗間にて 2018-8-19

2238とはずがたり:2018/08/28(火) 21:34:37
JR在来線と貨物計45本も影響
青函トンネルのレール工事で
https://this.kiji.is/407146312997192801
2018/8/28 21:16
c一般社団法人共同通信社


青函トンネルを出る貨物列車(左)と北海道新幹線=2016年3月
 北海道新幹線と貨物列車が線路を共用する北海道と青森間の青函トンネル(約54キロ)のレールに「波状摩耗」と呼ばれる変形が見つかった問題で、JR北海道などが9月1日からレール交換などの工事を始める影響で、1日当たり新幹線1本のほか、在来線23本と、貨物22本のダイヤが変更されることが28日、同社などへの取材で分かった。

 新幹線1本は最大5分変更となる。在来線では北海道内を走る特急に上下5本で最大6分、普通が18本で最大35分、通常ダイヤから変わる。貨物は最大で322分の変更となる。

 青函トンネルを含む82キロの区間では、「三線軌」という構造になっている。

2239チバQ:2018/08/29(水) 13:38:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000006-mai-soci
<九州北部豪雨>JR日田彦山線の復旧にBRTを検討
8/28(火) 6:00配信 毎日新聞
<九州北部豪雨>JR日田彦山線の復旧にBRTを検討
九州北部豪雨による土砂崩れで線路がふさがれたJR日田彦山線の大行司付近=福岡県東峰村で2017年7月6日、本社ヘリから上入来尚撮影
 昨年7月の九州北部豪雨で被災したJR日田彦山線の復旧手法を巡りJR九州が、不通区間の添田(福岡県添田町)-夜明(大分県日田市)間(29.2キロ)でバス高速輸送システム(BRT)への転換を検討していることが分かった。JR九州と沿線自治体は鉄道の復旧を前提に協議を進めているが費用負担などで調整が難航。協議が決裂した場合、同社はBRT化を提案する見通し。バス運行で通勤・通学客らの利便性を確保したい考えだが、自治体などの反発を招く恐れがある。

 BRT化では、彦山(添田町)-筑前岩屋(同県東峰村)間で釈迦岳を貫通する釈迦岳トンネル(4.3キロ)内の線路を舗装し、バス専用道路にすることを検討。現在、不通区間の代行バスは線路西側の迂回(うかい)路を運行しており、同トンネルを通れば運行時間を大幅に短縮できる見通しだ。

 日田彦山線は六十数カ所が被災し、JR九州は復旧費用を78億円と試算。JR九州は「単独での費用負担による復旧は困難」として、沿線自治体にも負担を求めている。工事の一部を福岡、大分両県が災害復旧事業で負担する案などで56億円まで圧縮されたが、JR九州側はさらなる負担軽減を求めている。

 また、年間約2億6000万円の赤字路線のため、JR九州は復旧費だけでなく、利用者増やコスト削減による収支改善も鉄道復旧の条件にしている。27日の記者会見で青柳俊彦社長は「路線の維持継続には輸送モード(手段)の変更も選択肢だ」と強調した。BRT化すれば鉄道設備の管理費などが削減でき、JR九州は代替策として有力視している。

 BRTは東日本大震災で被災したJR東日本の気仙沼線と大船渡線で導入されている。【石田宗久】

 ◇バス高速輸送システム(BRT)

 バス専用道路や専用レーンを設け、一般道より高速で運行できるバス運行システム。BRTは「Bus Rapid Transit」の略。渋滞がなく、運行ダイヤの定時性や目的地へ早く到着できる速達性が確保できる。必要に応じて一般道にも乗り入れるため運行ルートや本数、バス停の柔軟な設定が可能。鉄道と比べて維持、運営コストを低く抑えられる。

2240チバQ:2018/08/29(水) 13:38:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000006-mai-soci
<九州北部豪雨>JR日田彦山線の復旧にBRTを検討
8/28(火) 6:00配信 毎日新聞
<九州北部豪雨>JR日田彦山線の復旧にBRTを検討
九州北部豪雨による土砂崩れで線路がふさがれたJR日田彦山線の大行司付近=福岡県東峰村で2017年7月6日、本社ヘリから上入来尚撮影
 昨年7月の九州北部豪雨で被災したJR日田彦山線の復旧手法を巡りJR九州が、不通区間の添田(福岡県添田町)-夜明(大分県日田市)間(29.2キロ)でバス高速輸送システム(BRT)への転換を検討していることが分かった。JR九州と沿線自治体は鉄道の復旧を前提に協議を進めているが費用負担などで調整が難航。協議が決裂した場合、同社はBRT化を提案する見通し。バス運行で通勤・通学客らの利便性を確保したい考えだが、自治体などの反発を招く恐れがある。

 BRT化では、彦山(添田町)-筑前岩屋(同県東峰村)間で釈迦岳を貫通する釈迦岳トンネル(4.3キロ)内の線路を舗装し、バス専用道路にすることを検討。現在、不通区間の代行バスは線路西側の迂回(うかい)路を運行しており、同トンネルを通れば運行時間を大幅に短縮できる見通しだ。

 日田彦山線は六十数カ所が被災し、JR九州は復旧費用を78億円と試算。JR九州は「単独での費用負担による復旧は困難」として、沿線自治体にも負担を求めている。工事の一部を福岡、大分両県が災害復旧事業で負担する案などで56億円まで圧縮されたが、JR九州側はさらなる負担軽減を求めている。

 また、年間約2億6000万円の赤字路線のため、JR九州は復旧費だけでなく、利用者増やコスト削減による収支改善も鉄道復旧の条件にしている。27日の記者会見で青柳俊彦社長は「路線の維持継続には輸送モード(手段)の変更も選択肢だ」と強調した。BRT化すれば鉄道設備の管理費などが削減でき、JR九州は代替策として有力視している。

 BRTは東日本大震災で被災したJR東日本の気仙沼線と大船渡線で導入されている。【石田宗久】

 ◇バス高速輸送システム(BRT)

 バス専用道路や専用レーンを設け、一般道より高速で運行できるバス運行システム。BRTは「Bus Rapid Transit」の略。渋滞がなく、運行ダイヤの定時性や目的地へ早く到着できる速達性が確保できる。必要に応じて一般道にも乗り入れるため運行ルートや本数、バス停の柔軟な設定が可能。鉄道と比べて維持、運営コストを低く抑えられる。

2241とはずがたり:2018/08/30(木) 11:55:30
東急に小田急,良い感じだ♪

小田急、複々線で混雑緩和 「遅い」から「快適」へ
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2018082901001762.html
08月29日 17:35共同通信

 小田急電鉄は29日、代々木上原(東京都渋谷区)―登戸(川崎市多摩区)の11.7キロで、今年3月に上下線で2本ずつの複々線化が完了したことによる混雑やスピード化の効果をまとめ、公表した。朝のラッシュのピーク時には、混雑率が192%から151%に緩和し、新宿駅までの所要時間も最大14分短縮されたとしている。

 同社は、複々線化で列車を増発した結果、「混んでいて遅い」から「快適でスピーディー」へのイメージ転換が進んだと分析。8両編成しか走行できなかった新宿―代々木上原間の各駅停車に10両編成を導入するなど改善策をさらに進めるとしている。

2242チバQ:2018/08/30(木) 20:47:09
https://www.asahi.com/articles/ASL8W4K9VL8WULFA00Q.html
フリーゲージトレイン、北陸新幹線も断念 国交省が方針
北見英城2018年8月28日05時07分
 車輪の間の幅を変えて新幹線と在来線の両方を走れる新型車両フリーゲージトレイン(FGT)について、国土交通省は27日、北陸新幹線(東京―金沢―新大阪間)への導入を断念する方針を与党側に説明した。JR西日本から24日に導入断念の意向について報告を受けたという。

 FGTをめぐってはJR九州も九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)への導入をあきらめており、国内新幹線へのFGT導入計画はいずれも頓挫したことになる。

 27日にあった与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)で国交省が報告した。JR西の広報担当者は「耐久性とコストの問題。この二つの課題が解決していない中で導入は難しい」と説明している。一方、PTの座長を務める自民党の岸田文雄政調会長は会合終了後、「地元への説明など、しっかり丁寧な対応を国交省に求めた。その上でPTとしての結論を出す」と話した。

 FGTは旧運輸省(現国交省)…

2244とはずがたり:2018/09/01(土) 23:33:40

おいおい,駅ナカビジネスに人呼ぶ為なら駅ナカビジネスが税制優遇受けてるのも無しにしろよなあ

変わる駅の「入場券」 小田急は全駅で返金制度も導入 背景に何が
2018.03.12 乗りものニュース編集部
https://trafficnews.jp/post/79784/

2245とはずがたり:2018/09/02(日) 00:35:21
またJR京浜東北線の窓ガラスにひび 1週間で3件目
09月01日 18:36朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASL915GKPL91UTIL01Z.html

 1日午後2時半ごろ、JR京浜東北線を走行していた磯子発南浦和行き快速電車(10両編成)の窓ガラス一枚(縦97センチ、横73センチ)にクモの巣状のひびが入った。京浜東北線の窓ガラスにひびが入るのはこの1週間で3件目で、JR東日本が原因を調べている。

 JR東日本によると、走行中に突然、進行方向右側の窓ガラスにひびが広がり、大森駅(東京都大田区)に停車中、乗客から報告があった。乗客約900人にけがはなく、後続の電車に乗り換えてもらったという。このため1本が運休したほか、3本に最大14分の遅れが出て、計約3500人に影響した。

 京浜東北線では、8月26日に田町駅(港区)、29日に日暮里駅(荒川区)で、車両の窓ガラスにひびが入っているのが見つかった。JR東日本の広報担当者は「原因は分からない」としているが、頻発していることから調査を進めるという。

2246とはずがたり:2018/09/02(日) 21:03:43

JR九州、4割が「不採算区間」 自治体と協議の可能性
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASL8Y43QYL8YTIPE00N.html
09:23朝日新聞

 JR九州は2017年度の路線・区間ごとの利用状況をまとめた。1日1キロあたりの平均利用者数(輸送密度)では、新幹線を含む全22路線の61区間のうち4割にあたる25区間が4千人を下回った。国鉄時代の不採算路線の目安だ。青柳俊彦社長は4千人未満の区間について、鉄道で維持するかどうか将来的には自治体と協議する可能性を示している。

 路線ごとにみると、最も少なかったのは豊肥線の宮地―豊後竹田間の99人。肥薩線・人吉―吉松間(138人)、日南線・油津―志布志間(210人)などと続く。

 災害で一部不通のままの豊肥線や日田彦山線などを除いて前年度と比較できる18路線のうち、鹿児島線、筑肥線など10路線で輸送密度が増え、日南線、三角線など8路線で減った。傾向として、福岡の都市周辺の路線や中核市間を結ぶ路線は増え、ローカル線で減る路線が多かった。

 青柳社長は7月の定例会見で、4千人未満の路線や区間については、路線ごとにコストが違い一概には言えないものの、「基本的には鉄道で維持するのは困難なエリア」と発言。線路を自治体が維持する「上下分離方式」やバスへの転換など、将来的には自治体と協議する可能性を示した。

2247荷主研究者:2018/09/02(日) 22:29:33

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/219354?rct=n_hokkaido
2018年08/18 05:00 北海道新聞
新千歳空港駅6%増の2位 昨年度JR乗車人数 新函館北斗駅11%減

http://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/20180818hokkaido01.JPG

 JR北海道は、2017年度の道内の駅別1日平均乗車人数をまとめた。すべて札幌圏が占めた上位10駅は、16年度から順位の変動がなく、いずれも乗車人数を伸ばした。

 1位は札幌駅で9万9436人、2位は新千歳空港駅1万7096人、3位は手稲駅の1万5660人だった。JRは「札幌圏では全体的に利用客が増加傾向にある」としている。

 上位10駅中、伸び率が最も高かったのは、新千歳空港駅の6%増。外国人観光客の増加に伴い利用客が急増していて、16年度にJR発足(1987年)以来2位だった手稲駅を抜いていた。JRは利用客増で、手狭となった新千歳空港駅構内の改良工事を進めており、12月に完成予定だ。

 一方、新函館北斗駅は633人で56位と、16年度(712人、53位)から11・1%減少した。北海道新幹線の利用が伸び悩んだことが影響した。

 1日平均乗車人数は、IC乗車券の入場記録や切符販売実績などを基に、JRが毎年集計している。(土屋航)

2250チバQ:2018/09/02(日) 23:16:40
https://www.sankei.com/world/news/180901/wor1809010019-n1.html
JR九州、4割が「不採算区間」 自治体と協議の可能性
9/2(日) 9:23配信 朝日新聞デジタル
JR九州、4割が「不採算区間」 自治体と協議の可能性
今年春のダイヤ改定で減便の対象となったJR肥薩線の車両=3月、鹿児島県霧島市の隼人駅
 JR九州は2017年度の路線・区間ごとの利用状況をまとめた。1日1キロあたりの平均利用者数(輸送密度)では、新幹線を含む全22路線の61区間のうち4割にあたる25区間が4千人を下回った。国鉄時代の不採算路線の目安だ。青柳俊彦社長は4千人未満の区間について、鉄道で維持するかどうか将来的には自治体と協議する可能性を示している。

 路線ごとにみると、最も少なかったのは豊肥線の宮地―豊後竹田間の99人。肥薩線・人吉―吉松間(138人)、日南線・油津―志布志間(210人)などと続く。

 災害で一部不通のままの豊肥線や日田彦山線などを除いて前年度と比較できる18路線のうち、鹿児島線、筑肥線など10路線で輸送密度が増え、日南線、三角線など8路線で減った。傾向として、福岡の都市周辺の路線や中核市間を結ぶ路線は増え、ローカル線で減る路線が多かった。

 青柳社長は7月の定例会見で、4千人未満の路線や区間については、路線ごとにコストが違い一概には言えないものの、「基本的には鉄道で維持するのは困難なエリア」と発言。線路を自治体が維持する「上下分離方式」やバスへの転換など、将来的には自治体と協議する可能性を示した。

朝日新聞社

2251とはずがたり:2018/09/03(月) 16:10:32
103系と113系を一緒の車輌にするもんだがいいのか?
ドア数,座席形態とか変えて導入すんのか?

2018.9.3 14:40
JR東日本、新型車の運用拡大 山手線から中距離路線に
https://www.sankei.com/economy/news/180903/ecn1809030015-n1.html

 JR東日本が、山手線に導入を進めている新型車両「E235系」の運用を、首都圏の中距離電車にも広げることが3日、明らかになった。2020年以降、東京を経由して神奈川県と千葉県を結ぶ横須賀線・総武線快速などに投入する。

 JR東日本は、車内に液晶画面を多く用いて乗客の快適性を高めたE235系を次世代の標準型車両と位置付けており、大量投入することで車両の生産と整備といったコストの低減を目指す。

 東京五輪・パラリンピックを控えた20年春ごろまでに全ての山手線車両をE235系に置き換える。さらに、20年中にもグリーン車やトイレを備えた中距離電車向けの編成を、現行車両が老朽化している横須賀線・総武線快速に導入する。それぞれ東京都内と静岡県東部を結ぶ東海道線、埼玉県や群馬、栃木各県とつなぐ高崎線、東北線などにも順次投入する方針だ。

2252とはずがたり:2018/09/03(月) 18:34:17
竜飛海底と吉岡海底駅の跡地に待避線つくって新幹線とのすれ違いするとかトンネルの中央に遮風壁つくるとかなんかないんかねえ。。

青函トンネルで高速化試験 北海道新幹線、「3時間台」へ
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2018090101001950.html
12:12共同通信

 北海道新幹線の青函トンネルで2日、最高速度を最大で時速210キロに上げる走行試験が始まった。19日まで。JR北海道は本年度末、現在の時速140キロから160キロへの引き上げを目指し、実現すれば東京―新函館北斗は3分短縮され、3時間59分になる見込み。

 試験は鉄道建設・運輸施設整備支援機構が実施。19日まで週1?2回程度、営業時間外の夜中から早朝に行う。

 トンネルを含む82キロ区間は在来線の貨物列車と線路を共用。すれ違う際の荷崩れを防ぐため新幹線の最高時速を140キロに制限しており、160キロですれ違った際の影響も調査。下り線での210キロ走行も検証する。

2253とはずがたり:2018/09/03(月) 19:49:57

真岡SL「2台運行は困難」1台廃止し譲渡検討
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20180831-OYT1T50053.html?from=yartcl_outbrain1
2018年08月31日 10時45分

 真岡鉄道(本社・栃木県真岡市、社長・石坂真一真岡市長)で蒸気機関車(SL)を運行する「真岡線SL運行協議会」は、現在運行するSL2台のうち、1台を廃止する方針を決めた。SLの高額な維持管理費や乗客の減少から、2台での運行維持は困難と判断した。運行は今後、1台体制で続け、もう1台は譲渡を中心に検討する。一方、赤字が続く真岡鉄道の経営についても、真岡市をはじめ茨城県側を含む沿線自治体などは「真岡鉄道経営検討会議」を設置し、抜本的な対策の検討を始めた。

 運行協議会は、真岡鉄道のほか、真岡市と益子、茂木、市貝、芳賀町の芳賀地域1市4町、茨城県筑西市などで構成している。

 1台体制とする方針は、運行協議会の会長を務める石坂市長が27日、同市議会議員協議会で明らかにした。

 理由について、石坂市長は、石炭などの動力費や人件費などの通常経費が2017年度に約8000万円かかったことや、C11型とC12型がある2台のうち、劣化が進むC11型の全般検査料が1億4500万円に膨らんだことなど、必要経費の増加を挙げた。また、SLの乗客数は微減傾向にあり、同年度は約3万2000人で運賃収入は通常経費の半分程度となったため「今後も2台体制を続けると、経費はこれまで以上に膨らむ」との予測も示した。

 運行協議会は、状態が比較的良好なC12型を残し、C11型については全般検査を受けて間もないことなどから、運行を希望する団体に譲渡したい考えだ。1台体制での運行の開始時期などについては今後、運行協議会で検討するという。

 真岡鉄道のSL運行は、1994年3月から、芳賀地域1市4町でつくる「芳賀地区広域行政事務組合」が所有するC12型を使って始めた。6年ごとに義務づけられている全般検査の期間が約半年かかることなどから、通年での運行にはもう1台が必要となったため、C11型を真岡市が取得し、98年から2台体制で週末運行を続けてきた。

 ◆真岡鉄道=栃木県茂木町の茂木駅から茨城県筑西市の下館駅まで全17駅、2市3町の41・9キロを結ぶ真岡線(単線非電化)を運行する鉄道会社。同区間は旧国鉄の廃止対象路線となったが、地元高校生らの通学に重要であることなどから、栃木、茨城両県の沿線市町などが1987年に第3セクターを設立し、国鉄分割民営化を経て、88年にJR東日本から運行を引き継いだ。

2018年08月31日 10時45分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

2254とはずがたり:2018/09/03(月) 20:40:45
阪急の箕面線の梅田直通が廃止になった様だ。

これからは北大阪急行に客寄せて宝塚線の混雑を緩和しようという腹らしい!?

2255とはずがたり:2018/09/03(月) 21:36:54


#宝塚線ダイヤ改悪酷暑地獄
https://twitter.com/hashtag/%E5%AE%9D%E5%A1%9A%E7%B7%9A%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E6%94%B9%E6%82%AA%E9%85%B7%E6%9A%91%E5%9C%B0%E7%8D%84?src=hash

2256チバQ:2018/09/04(火) 17:24:54

1168 :チバQ :2018/09/04(火) 17:24:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00010002-doshin-hok
国交省課長「JRで来た人いない」 網走市長反発「始発で来た」 路線見直し会合で応酬
9/4(火) 11:08配信 北海道新聞
国交省課長「JRで来た人いない」 網走市長反発「始発で来た」 路線見直し会合で応酬
JR北海道への財政支援を巡り、釧網線、花咲線の沿線自治体の首長らが国から説明を受けた合同会合
 【釧路】JR北海道の路線見直し問題を巡り、釧網線、花咲線の沿線自治体が3日に釧路市内で開いた会合で、国土交通省の石原大・鉄道事業課長が「(今日の会合に)JRを使って来た人はほとんどいないと思う」と発言し、水谷洋一網走市長が「私は網走から午前6時41分発の始発で来た。一方的な発言だ」と応酬する一幕があった。

【動画】特急車両「国鉄色」復活 キハ183、苗穂工場で8日公開

 会合には釧路、根室、オホーツク各管内の沿線17市町村の首長ら約40人が出席。会合が始まる午後1時までに各地から釧路駅に着く列車は早朝発の数本しかないことなどを念頭に、石原課長は「午後2時開始ならJRを使って会合に参加できたはず」とも発言した。

 網走市は職員らの出張は原則JRを使うことになっており、水谷市長は「利用している実態を理解してほしい」と語気を強めて反論。ある自治体担当者は「会合の開始時間は国側の指示で調整した」と話す。

 会合では7月に国土交通省が発表したJRへの財政支援について、国や道の担当者が説明。参加者からは国と同水準の負担を自治体に求める支援内容に、不満の声が相次いだ。(光嶋るい)

北海道新聞

2257とはずがたり:2018/09/04(火) 17:34:00
やはり普通車はロングシートだけに無っちまうんか

JR東日本E235系、横須賀線・総武快速線へ車両新造 - 2020年度落成
15:47マイナビニュース
https://news.goo.ne.jp/article/mycom/trend/mycom_1811764.html

JR東日本は4日、横須賀・総武快速線用車両としてE235系を新造・投入すると発表した。11両編成を51編成、4両編成を46編成、合計745両を新造。デジタルサイネージを搭載し、グリーン車のコンセント整備や無料公衆無線LANサービスなど車内設備の充実も図る。

横須賀線・総武快速線へ新造・投入されるE235系は、山手線用の車両と同じく独立M車方式(1両に1台の制御装置)のユニット構成を採用。11両編成は6M5T(E217系は4M7T)、4両編成は2M2T、15両編成での運転時は8M7Tの構成となる。最高速度は従来のE217系と同じ120km/h。列車情報管理装置は「INTEROS」。車体はステンレス製で、外観イメージ画像では車体側面の上部と窓下に「横須賀色」(青色・クリーム色)の帯を配し、車体前面は窓下にクリーム色のグラデーションを用いたデザインが特徴となっている。

普通車の座席はE217系の「セミクロスおよびロングシート」に対し、E235系では「ロングシート」とされている。普通車の座席幅はE217系より10mm拡大。ドア上部や荷棚上部などにデジタルサイネージを設置し、同社では初めて、異常時に客室内すべての画面を一時的に切り替え、自列車に関する情報提供を行う機能を搭載。普通車の各車両にフリースペースが設置されるほか、普通車のトイレはすべて車いす対応大型洋式トイレとなる。

グリーン車はE217系と同じく2階建ての構造で、普通列車グリーン車では初めて各座席へコンセントを整備するとともに、無料公衆無線LAN(JR-EAST FREE Wi-Fi)も提供。液晶ディスプレイ(LCD)の案内画面も設置する。

各車両の客室に車内防犯カメラを設置してセキュリティ向上を図り、容量の大きな空調装置や、車内温度保持を目的とした半自動機能も搭載。主要機器を二重系化して故障に強い車両とし、モニタリング技術を活用して車両搭載機器や線路・電力設備の状態監視をつねに行い、故障の予兆を把握して事前に対処するなど、さらなる安全性・安定性向上もめざす。加えて、停電をはじめとする異常時を想定し、同社初という非常走行用電源装置も搭載。駅間に停車しても最寄り駅または降車避難しやすい場所まで走行可能とする。

E235系の横須賀・総武快速線用車両は2020年度から順次落成予定。横須賀線(東京?久里浜間)・総武快速線(東京?千葉間)をはじめ、総武本線(千葉?成東間)、成田線・鹿島線(佐倉?香取?鹿島神宮間、成田?成田空港間)、外房線(千葉?上総一ノ宮間)、内房線(蘇我?君津間)が運用区間とされている。

2258チバQ:2018/09/04(火) 17:36:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180903-00010000-norimono-bus_all
乗り間違えたら最後、数百キロ先の駅へ! 遠くまで止まらない列車
9/3(月) 6:20配信 乗りものニュース
乗り間違えたら最後、数百キロ先の駅へ! 遠くまで止まらない列車
東海道新幹線で「こだま」と「のぞみ」を乗り間違えると、神奈川の小田原で降りるはずが静岡の富士川を渡ってしまう羽目になる(画像:photolibrary)。
小田原に行くつもりが名古屋へ
 鉄道路線を走る列車は、普通列車など途中の全ての駅に停車する「各停列車」と、快速や急行、特急など一部の駅を通過する「速達列車」というように、停車駅の違いによってさまざまな種別があります。普通列車に乗るつもりが間違って快速に乗ってしまい、自分が降りるはずの駅を通過してしまったという経験のある人もいるでしょう。

【写真】寝台特急「サンライズ」は約390km無停車!

 これが数km程度ならいいのですが、乗り間違えるとかなり遠いところまで連れて行かれ、時間を大幅にロスしてしまうこともあります。

 JRの場合、東海道新幹線の新横浜〜名古屋間は要注意です。東京駅から小田原駅に行こうと各停列車の「こだま」に乗ったつもりが、その列車は小田原駅を通過する速達列車の「のぞみ」。品川駅と新横浜駅の停車で間違いに気づかなければ、小田原から265.3km(実キロ)先の名古屋駅まで連れて行かれてしまいます。名古屋駅から小田原駅まで「ひかり」で戻るとすれば、少なくとも2時間程度のロスは避けられません。名古屋駅での乗り換え待ちも含めれば、到着時間がもっと遅くなることもあります。

 在来線も新幹線ほどではありませんが、乗り間違えて目的地より遠いところまで運ばれてしまうケースがあります。

 京都から日本海側の都市・敦賀に行く用事があり、京都駅を10時40分に発車する和倉温泉行き特急「サンダーバード15号」に乗ることに。余裕を持って10時過ぎに京都駅に到着したところ、ちょうど「15号」より一本前の「サンダーバード13号」がやってきました。これなら早めに着けると「13号」に乗り込みましたが、京都駅の次の停車駅は福井駅で、敦賀駅には停車しません。

 敦賀駅のホームが流れていく姿を窓から指をくわえて見るほかなく、福井駅で特急「しらさぎ8号」に乗り換えて敦賀駅に着いたのは、「15号」の敦賀着より38分遅い12時9分。距離にして片道54.0km、往復108.0kmも無駄に移動したことになります。

乗り間違えて「山越え」してしまうことも
 乗り間違いで遠くに連れて行かれるケースは私鉄にも多数あります。大阪市内の鶴橋駅から近鉄奈良線の河内永和駅に行く場合、間違って快速急行に乗ってしまうと、河内永和駅から府県境の山を超えて、13.4km先の生駒駅(奈良県生駒市)まで運ばれてしまいます。こちらも戻るのに約40分はかかります。

 西武新宿線の高田馬場駅からひとつ隣の下落合駅に向かう場合も、間違って急行に乗ってしまえば、次の停車駅は下落合駅から5.3km先の鷺ノ宮駅。距離としては短いですが、下落合〜鷺ノ宮間は途中5駅あり、往復で11駅分のロスです。

 このような乗り間違いは、本来乗るはずだった列車と乗り間違えた列車が同じタイプの車両のときに起きやすいといえます。見た目がそっくりなため、どれが各停列車でどれが速達列車なのか、分かりにくいためです。逆に車両の種類が多くても、特急用車両と各停用車両というように列車の種別ごとに分けて使われていなければ、やはり間違えやすくなります。

 このような乗り間違いを防ぐためには、駅や車両に設置されている案内表示を見て、その列車が各停列車なのか、それとも通過駅のある速達列車なのか、よく確認してから乗った方がいいでしょう。とくに車両の案内表示器は基本的にその列車の行き先や種別しか表示しませんから、乗り間違えの防止に大きな効果があるのです。列車によっては途中の停車駅も表示されます。

 なお、乗り間違えて目的地より遠い駅まで乗り過ごした場合、車掌や駅員に乗り間違えたことを申し出ましょう。鉄道会社やそのときの状況などによって扱いは異なりますが、基本的には乗り間違いと認定されれば、無賃で本来の目的地の駅まで戻ることができます。申告せずに戻った場合は不正乗車とみなされる場合がありますから注意しましょう。

草町義和(鉄道ライター)

2259チバQ:2018/09/04(火) 17:37:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180902-00050028-yom-bus_all
青函トンネル、時速210キロ走行…高速化試験
9/2(日) 10:00配信 読売新聞
青函トンネル、時速210キロ走行…高速化試験
青函トンネルでの高速走行に向けた試験が行われる北海道新幹線
 鉄道・運輸機構は2日、北海道新幹線の青函トンネル内の速度向上に向けた試験を始める。現状では時速140キロに制限されているが、これを同160〜210キロに引き上げても安全に走行できるかどうかを確認する。

 青函トンネルを含む貨物列車との共用走行区間(約82キロ・メートル)は、新幹線と貨物列車がすれ違う際に風圧で貨物列車の荷崩れが起きないよう、最高速度が時速140キロに制限されている。

 2030年度末の札幌延伸を控える中、国などは北海道新幹線の高速化を進めている。まず18年度末にトンネル内の最高速度を同160キロに引き上げ、高速走行が可能なレールが整備されている下り線では20年度までに同210キロ走行の実現を目指している。

 試験では、新幹線が同160キロで貨物列車と安全にすれ違うことができるかを検証する。下り線では、時速200〜210キロでの走行も行う。試験は19日まで。

2260チバQ:2018/09/04(火) 17:40:02
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180830-00178276-diamond-soci
景色も美味しい食堂車で!九州・四国「観光列車」の旅
8/30(木) 6:01配信 ダイヤモンド・オンライン
景色も美味しい食堂車で!九州・四国「観光列車」の旅
「駅マルシェ」と呼ばれる十数分間の停車時間を取っている「快速 おれんじ食堂」。沿線のグルメや特産品を買える機会もあり、車内のみならず駅舎や風景、地元の方との交流も図れるイベントが組み込まれている Photo by Shie Watanabe
 今年の夏は厳しい暑さが続いたが、やっと秋の気配がするようになってきた。そして秋は観光に適した季節でもある。今回は、個人的にオススメの観光列車の鉄道旅を紹介したい。(鉄道ジャーナリスト 渡部史絵)

 最近は以前に比べ日本各地で観光列車が多く走っている。私のような者には嬉しいことだが、現実的には各鉄道会社の厳しい台所事情が垣間見られる。現在の日本はご存じのように少子高齢化が進行している。東京圏ではわずかながら人口は増えているものの、将来的には暗雲が立ち込めている。

 国土交通省HPで、東京都市圏の各路線沿線における2005年と2035年の生産年齢人口の増減(予測)が公表されている。これを見ると2035年の生産年齢人口から算出した利用者の係数は、東急田園都市線を除く全ての鉄道路線でマイナス基調に落ち込んでいる。

 この高齢化と人口減は、特に地方では深刻であり、各鉄道会社は減った旅客収入を少しでも補おうと観光列車などを走らせ、必死の努力を試みている。通常料金に加えて特別料金を徴収するケースでは必然的に、車両や施設のグレードも高く設定している。利用者に満足感を与えて、リピーターを創出する必要性があるため、非常に魅力的な列車である。

● 観光列車の宝庫・熊本県 オススメする列車は?

 観光列車は日本全国に存在するが、特に九州の熊本県には、「特急A列車で行こう」「特急かわせみやませみ」「SL人吉」「特急いさぶろう・しんぺい」、八代からの肥薩おれんじ鉄道には「おれんじ食堂」が、人吉からのくま川鉄道には「田園シンフォニー」が走る観光列車王国となっている(注1)。

 注1:「あそぼーい!」は平成28年に発生した熊本地震によって、阿蘇〜大分・別府間を通年運行中。また「九州横断特急」も、阿蘇〜大分・別府間を運行中のため、いずれも本文から除外した。

 この中で特にオススメなのが、車内で食事が楽しめる快速「おれんじ食堂」だ。この肥薩おれんじ鉄道は、元々鹿児島本線だった区間が、九州新幹線開業で第3セクターに引き継がれた路線で、地元の人たちの生活を支える路線となっている。しかしこれでは、沿線人口を考えると苦しい経営となるのは明らか。そこで観光客を誘致しようと、2013年に快速「おれんじ食堂」の運行を開始した。

 列車は、週末などを中心に比較的頻繁に運転されるスケジュールが組まれているので、ぜひ公式HPなどで確認してほしい。この列車は、途中の駅で「駅マルシェ」と呼ばれる十数分間の停車時間を取っている。ここでは、沿線のグルメや特産品を買える機会もあり、車内のみならず駅舎や風景、地元の方との交流も図れるイベントが組み込まれている。

 運行される日は、朝の1便(プレミアムモーニング)に始まり、2便(スペシャルランチ)、3便(スウィーツ)と続き、やや不定期な4便(ディナー)、と上下各2本計4便。

 この中で私の一番のオススメは、季節により東シナ海の夕日が楽しめる4便だ。車内は、上品な料理とジャズなどのBGMが相まって、お洒落でムーディーな大人の世界が楽しめる空間になる。

 せっかく熊本まで行ったのであれば、他の観光列車も楽しみたいのが人情だろう。そこで、観光列車を組み合わせて1周の旅をするのもよい。

 熊本7時39分発の特急「かわせみやませみ1号」で人吉へ、車内では薩摩焼酎とお弁当を楽しむことができる。人吉からは10時08分発の特急「いさぶろう1号」に乗り換え、日本三大車窓とループ線・スイッチバックの旅を堪能、吉松から特急「はやとの風1号」に乗り換えれば鹿児島中央には12時53分に到着する。この3列車とも観光列車としての装いで、座席や車内設備を堪能するだけで気分も盛り上がる。

 鹿児島中央で時間があるので、昼食や桜島の雄大な景色を堪能できる。鹿児島中央15時38分発の九州新幹線「さくら406号」で出水に向かえば、いよいよ最終目的の快速「おれんじ食堂4便」が待ち受ける。終点の新八代には18時38分に到着するので、その日のうちに名古屋までは帰ることも可能だ。

2261チバQ:2018/09/04(火) 17:40:29
● 熊本には都内で活躍した あの懐かしい電車も走っている!

 「せっかく来たなら他の列車や電車にも」という方には、市内を走る「熊本市電」が私のイチ押しだ。市内の観光地も電車だけで行くこともでき、非常に便利で使いやすい。車両も1951(昭和26)年生まれの1063号から最新の0803編成まで非常に多彩な電車が走っている。熊本のイメキャラ「くまモン」をラッピングしたものはもちろんのこと、路面電車としては日本初の冷房装置が付いた車両を登場させ、ややマニアックになってしまうが、今では新幹線から路面電車まで当たり前になったVVVFインバータ車を、営業車として日本で最初に採用したのも熊本市電だ。さらに乗降口や通路部分などがフラットな超低床車を投入したのも、ここ熊本が初めてである。

 そしてもう一つ。JR上熊本駅で連絡する熊本電気鉄道もぜひ乗っていただきたい路線だ。ここには、都営三田線を走っていた6000形電車と東京メトロ銀座線で活躍した01系電車が再就職しており、首都圏の人であれば懐かしさでいっぱいになるだろう。近々、元東京メトロ日比谷線の03系も導入されるそうで、熊本の単線鉄道で見る東京の地下鉄車両というのも非常に興味深いものがある。また、大阪は南海電鉄・ズームカーの愛称で親しまれた22000系電車が在籍し、東急電鉄の名車5000系電車(初代) 5101A号車は北熊本の車庫に動態保存されている。

 まだ上記のコースで乗っていない「特急A列車で行こう」や「SL人吉」との組み合わせも可能で、熊本では鉄道三昧の旅が楽しめる。

● 絶景と食事が楽しめる 愛媛の観光列車は?

 四国は、愛媛県の観光列車「伊予灘ものがたり」(注2)がオススメ列車だ。私は四国が好きで、仕事や個人的な旅で昔から通っているが、「伊予灘ものがたり」は非常に人気が高く、指定券ゲットは激戦だ。私の場合は、ひと月前の10時キッカリに予約をしてなんとか乗車が叶ったが、発売開始わずか数分で売り切れることがほとんどだ。

 「伊予灘ものがたり」は2両編成で、1号車は「茜の章」、2号車は「黄金の章」と車内のコンセプトが異なる。いずれも車内の内装が異なり、座席も海側を向いたカウンター席や山側の2名対面シート、4人ボックスシートを備える。旅の人数によって席を決められるわけだ。

 列車は、松山〜伊予大洲・八幡浜間を1日2往復しており、列車により朝の「大洲編」、昼の「双海編」「八幡浜編」、夕の「道後編」と車内での食事が異なる。どのコースや食事を選ぶかは旅の日程で決めるとよいだろう。

 列車は途中、ポスターなどでお馴染みの「下灘駅」で停車して風景や撮影を楽しむことができる。個人的にはお隣の「串駅」も景色が素晴らしいので止まってほしいと思う。「コースによって停車駅を変えるのも面白いのではないか」とJR四国に提言したい。

 また、多くの観光列車は沿線から手を振る人が多い。地域振興のため、沿線を巻き込んで行われているのだろうが、こと「伊予灘ものがたり」は、桁違いに手を振ってくださる方が多い。車内で温かいコーヒーを飲みながらこの風景を見ると、心まで温かくなっていく……幸せな気持ちなれる光景だ。

 注2:「伊予灘ものがたり」は豪雨災害の影響で運行休止であったが、8月25日より運転を再開した(8月25日時点)。

2262名無しさん:2018/09/04(火) 17:40:49
● 「松山市内にSL?」 観光客の驚きの声が…

 松山まで来たら、やはり道後温泉に漬かりたい。道後温泉へは、JR松山駅前や松山市駅から伊予鉄道の市内電車が出ており、街並みを眺めながら温泉へと向かうことができる。この市内電車を待っていると、突然「ポー」という汽笛が聞こえ、マッチ箱のような小さな客車を引いたSLが現れる。「松山の市内にSL?」と観光客からは驚きの声が聞こえてくる。

 この列車は「坊っちゃん列車」と呼ばれ、夏目漱石の小説『坊っちゃん』で登場人物が乗車した列車を再現したもので、2001年から運行を開始した。形は当時の機関車を模しているが、動力はディーゼルで、2編成が松山市駅〜道後温泉、古町〜JR松山駅前〜道後温泉を1日最大10往復程度走っている。料金は1乗車大人800円だが、当時の衣装をまとった車掌など、夏目漱石が描いた明治時代にタイプスリップした気分になれる。

 また、折り返し駅では向きを変える珍しい光景も見られるほか、大手町駅前では日本で唯一、鉄道と軌道(路面電車)の平面クロスを通過する。いずれも伊予鉄道なのだが、両者とも地方路線としては比較的本数が多いので、それぞれ乗車体験してみてはいかがだろうか。

 ※今後も悪天候や災害の影響などによって運用を変更する可能性があるほか、他線区でも線路補修のため、一部運休を予定している区間や鉄道会社の都合により観光列車が運用を変更する可能性もある。詳しくは各社局のHPなどで、最新の運行情報を確認してほしい。

渡部史絵

2263チバQ:2018/09/04(火) 17:41:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00010003-fukui-l18
FGTの代替策に「特急乗り入れを」 北陸新幹線導入断念で福井県知事
8/28(火) 17:51配信 福井新聞ONLINE
FGTの代替策に「特急乗り入れを」 北陸新幹線導入断念で福井県知事
大阪、京都と北陸を結ぶ特急サンダーバード
 国土交通省が北陸新幹線へのフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)導入を断念したことを受け、西川一誠福井県知事は8月27日FGTの代替策として「国交省とJR西日本は、新幹線敦賀駅での乗り継ぎ特急の全便確保や、大阪や名古屋方面からの特急乗り入れなどを実施すべきだ」との談話を発表した。特急乗り入れにはデメリットも指摘される中、西川知事が積極的な姿勢を示したことは今後の議論に影響を及ぼしそうだ。

【写真】仙台―金沢間を直通運転した車両

 FGT断念時の代替策を巡っては、敦賀駅での乗り換え回避などに向け、福井県鯖江市の牧野百男市長が特急乗り入れを要望。県会も乗り入れを求める意見書を可決している。一方、新幹線の乗客が特急に一部奪われて新幹線の収支が悪化し、新幹線の建設財源が目減りするなどの悪影響を懸念する行政関係者も多い。

 福井県議会の山本文雄議長はFGT断念に「(政府、与党は)代替策を早急に検討する必要がある。その上で、大阪までのフル規格による早期の全線整備実現に向け、懸命に努力してほしい」とのコメントを発表。特急乗り入れへの言及はなかった。

 また西川知事は談話で、2019年度政府予算の概算要求に、国費の増額を事項要求で盛り込む方針が示されたことに「年末の政府予算案で国費に加え、十分な貸付料(新幹線施設使用料)の確保などの財政措置を講じるべきだ」とコメントした。

福井新聞社

2264チバQ:2018/09/04(火) 17:43:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180827-00000587-san-bus_all
近鉄に逆風? 国交省が北陸新幹線のフリーゲージトレイン導入を断念 開発コスト上昇も
8/27(月) 22:04配信 産経新聞
近鉄に逆風? 国交省が北陸新幹線のフリーゲージトレイン導入を断念 開発コスト上昇も
近鉄はフリーゲージトレイン導入を目指している
 国土交通省は27日、左右の車輪の幅を変化させて新幹線と在来線を直通運転できるフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)について、北陸新幹線への導入を断念する方針を明らかにした。

 ■近鉄も在来線で活用検討

 与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の会合で報告した。開発の難航や、車両の製造・維持費の高さから、すでに九州新幹線長崎ルートでも導入を断念しており、新幹線へのFGT導入は白紙となった。

 一方、近畿日本鉄道などが在来線での活用を検討しており、政府は予算を縮小して開発を続ける。

 ■九州、北陸の頓挫で開発コスト膨らむ?

 北陸新幹線へのFGT導入断念は、導入を前向きに検討している近鉄にとっても逆風となる可能性がある。近鉄は他の鉄道事業者や鉄道車両メーカーなどと共に研究を進める計画だったが、“先例”となるべき九州新幹線と北陸新幹線が相次いで頓挫。このままでは開発コストが想定以上に膨らみかねない。

 近鉄の広報担当者は同日、「粛々と研究開発を進めていきたい」とコメントした。北陸新幹線で指摘された技術的な課題については「解決策の調査を始めた。勉強をしている段階」と説明する。

 ■FGT導入なら乗り換えなし移動が実現も…

 近鉄は複数の鉄道会社が合併を繰り返して拡大してきた経緯から、異なる線路幅の路線が混在する。例えば、観光地の京都と吉野山を結ぶ移動では、京都から橿原神宮前までは線路幅が標準軌、そこから吉野までが狭軌となり、列車の乗り換えが欠かせない。FGTを導入できれば乗り換えなしで移動できるようになる。

 インバウンド(訪日外国人)の観光客増という追い風もあり、近鉄は今年6月、「総合研究所」内に「フリーゲージトレイン開発推進担当役員」を新設。取締役常務執行役員フェローの吉川富雄氏が就任した。今後は実現可能性を精査し、平成31年度から4カ年の中期経営計画に盛り込むかどうかを決める。

2265チバQ:2018/09/04(火) 18:33:14
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180903-00008815-bunshun-soci
東海道線の“ナゾの終着駅”「国府津」には何がある?
9/3(月) 7:00配信 文春オンライン
東海道線の“ナゾの終着駅”「国府津」には何がある?
神奈川県小田原市の国府津駅
 これまで、 籠原 (JR高崎線)や 小金井 (JR宇都宮線)などを訪れてきた、通勤電車「終点」の旅。今回は満を持して東海道線の終点を目指すことにした。東海道線下り列車の終点は、たいがいが熱海駅や小田原駅、たまに平塚駅といったところ。これらの駅は観光地でもあったりするからイメージも湧きやすい。ところが、やっかいなのがたま〜に見かける「国府津行」だ。鉄道や地理のファンでもなければ、読み方からして戸惑ってしまう東海道線随一の“謎の終着駅”である(「こうづ」と読みます、念のため)。小田原駅の2つ手前に位置する国府津駅、いったい何があるのだろうか。

【写真】国府津駅から北側に走る御殿場線がかつては東海道線だった

3面5線のでっかい“境界駅”だった
 東海道線の横浜以南は、新宿方面からの湘南新宿ラインも乗り入れる。というわけで、新宿発の国府津行に乗って(贅沢にもグリーン車に)揺られること約1時間30分。車窓からは瞬間的に海が覗いたりするエリアを走って国府津駅に到着した。籠原も小金井もそうだったように、どうせ車庫があるだけでほかは何にもないんでしょ、などと思って電車を降りると……これが意外とでっかい駅なのだ。

 ホームは3面5線、通路は跨線橋と地下道の二本立てだし、そもそも乗り換え路線として御殿場線の始発駅でもある。御殿場線はJR東海の路線だから、国府津駅そのものはJR東日本の駅であっても、ここは2つのJRが接続する“境界駅”のひとつ。当然、JR東日本と東海それぞれの車両が停まっているシーンを見ることができる。国鉄時代ならともかく今となってはどちらもごく普通の通勤型電車だが、それでも2社の車両が並ぶところを見られただけでも鉄道好きには少し眼福である。

籠原や小金井を圧倒する駅の規模
 さらに改札口を出てみると、これまたびっくり。改札こそ小さいけれど、駅舎は立派な駅ビルなのだ。もちろん駅ビルと言っても別にルミネとかアトレが入っているわけではなくて、JRの事務所として使われていると思しき無機質なコンクリートビル。よく見ると、「国府津運輸区」の看板が掲げられた入り口があり、この駅ビルの中では東海道線を股にかけて働く運転手さんや車掌さんの詰め所があるようだ。その証拠に、列車到着時に乗務員が交代するシーンもしばしば見かけることができる。いやはや、籠原や小金井の方々には申し訳ないけれど、駅の規模という点では圧倒的に国府津駅が優っていると言わざるを得ない。

開店130年! 東海道線初の駅弁屋
 そしてさらにさらに、駅の外を少し歩くと圧倒的な存在感を持って駅前に佇むひとつのお店。「駅弁」の幟を掲げた弁当屋の東華軒である。なんとこの駅弁屋さん、東海道線で初めて駅弁を販売した店なのだという。ちょっとお店の人に話を聞いてみると……。

「この間、開店から130年を迎えたばかりなんです。最初は握り飯とたくあんだけという素朴なお弁当だったみたいですけれど。昔は国府津駅のこのあたりももっと賑やかだったみたいでね、今は小田原駅とかでもお弁当を売っていますが、ルーツはここ国府津駅。『学生のころよく食べたからね』と言ってわざわざ買いにくるような方もいるんですよ」

 東海道線の駅弁といえば、特に首都圏ではシウマイでおなじみ「崎陽軒」が有名だろうか。が、この国府津駅の東華軒さんは崎陽軒よりも古い歴史を持っているというわけだ。しかし申し訳ないけれど、駅の周りは他に特に目立った町があるわけでもなくて、駅の裏手には山も迫っている。こんな“辺鄙”な場所で一体どうして“東海道線初”の駅弁が生まれたのだろうか。

2266チバQ:2018/09/04(火) 18:33:34

なぜ東海道線に「国府津」行があるのか
 実はこの国府津駅、東海道線にとってはとても重要なターミナルだった歴史を持つ。今の東海道線は小田原や熱海を経て箱根山の南をトンネルで貫いて走ってゆく。だが、かつては長いトンネルを掘る技術がなかったので、国府津駅から大きく北側を迂回する形で箱根山を越えていた。つまり、乗り換え路線である御殿場線がもとは東海道線のルートだったのだ。国府津駅が開業したのは1887年で、1889年に現・御殿場線ルートで静岡方面まで開通。古くからの城下町だった小田原方面には、しばらくのあいだ小田原電気鉄道というローカル線が結んでいた。今の東海道線ルートが開通するのは1934年のことだ。つまりそれまでは静岡方面へ抜けていく御殿場ルートと小田原・熱海の観光地へ向かうルートの分岐点。乗り換えるお客さんがたくさんいたことは想像に難くない。そしてそんな乗り換え客をあてこんで、駅弁屋が登場したということだろう。

 ともあれ、かつては箱根越えを控えたターミナル、すなわち“鉄道の街”として賑わった国府津の町。駅の近くには機関車をたくさん留置する機関区も設けられた。先程の東華軒さんの「昔は賑やかだった」というのも、そんな時代を指してのことだろう。現在の東海道線ルートが開通して電化も完成したことで“鉄道の街”の雰囲気は薄れてきてしまったが、今も現役の車両基地はかつての機関区の後継施設。運輸区があるのも駅舎が立派な建物なのも、そして駅前に“東海道線初”の駅弁屋さんがあるのも、鉄道の街・国府津だった頃の名残だ。そう考えれば、東海道線に「国府津行」が設定されているのも、そんな歴史ゆえ。「車両基地があるから終点」というあたりは籠原・小金井と同じでも、背景にはこんな物語があったのである。

 と、こうして書いたら見どころがありそうな国府津駅。しかし、駅弁屋さんはともかく特に目立った何かがあるわけでもなく、他に見どころといえば海が近くにあることくらい。会社帰りに思わず寝過ごして行ってしまったら、途方に暮れるという点では他の終着駅と何も変わらない(もちろん駅弁屋さんも閉店後)。“かつての鉄道の街”国府津めぐりは、できれば休日に楽しみたいものである。

写真=鼠入昌史

2267チバQ:2018/09/04(火) 18:33:53
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180820-00008576-bunshun-soci
寝過ごしたら絶望的な終点 宇都宮線小金井駅には何がある?――2018上半期BEST5
8/20(月) 11:00配信 文春オンライン
2018年上半期、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。鉄道部門の第4位は、こちら!(初公開日:2018年4月9日)。

【写真】小金井駅前の駐車場はある意味、壮観

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 朝、通勤や通学で乗る電車の終点はどこだろうか。やたらと“直通運転”の多い首都圏では、名前ばかり見るけれど行ったことのない、そしてできれば行きたくない“ナゾの終点”が少なくない。果たして、その“ナゾの終点”に何があるのか。その答えを読者諸兄の代わりに探るべく、これまでも“通勤電車乗り過ごしの旅”として、 籠原(JR高崎線) や 印旛日本医大(北総線) を訪れてきた。

寝過ごしたら絶望的な終点 宇都宮線小金井駅には何がある?――2018上半期BEST5
東京駅の行き先掲示板。どれに乗っても乗り過ごしは地獄の入り口
北関東「乗り過ごし駅」の頂点、小金井
 籠原駅は、気温が高い町としておなじみの熊谷市にあり、駅としては熊谷駅のひとつ先。予想通りと言うべきか、特に駅の周辺にもなにもなく、空き店舗が目立つ商業施設がポツリと建っているだけだった。春秋冬ならまだしも、真夏に乗り過ごして籠原に行ってしまったら、それはただの灼熱地獄である。

 一方、印旛日本医大は意外と盛りだくさん。どこかの宗教施設のような塔がそびえる駅舎のナゾ、聖武天皇の皇女・松虫姫ゆかりのお寺にドラマ『コード・ブルー』のロケ地と、見どころが目白押しだった。ヤケクソまじりに朝の通勤電車を乗り過ごして印旛日本医大に行っても、そこそこ観光が楽しめそう。ただし、北総線は“日本一運賃が高い路線”としても知られるのでその点の注意は必要だ。

 と、あちこち訪れてきた乗り過ごしシリーズ。今回は、北関東“乗り過ごし駅”の王者とも言うべき、JR宇都宮線(東北本線)小金井駅に行ってきた。一体、王者の町には何があるのだろうか。

 出発したのは東京駅。上野東京ライン経由で宇都宮線に直通する「小金井行」に乗車する。そのホーム上の行き先表示板には、小金井をはじめ籠原(高崎線)、土浦(常磐線)と北関東各方面の"乗り過ごしビッグ3"の名がズラリ。どれに乗っても寝過ごしたら大変なことになるのだが、東京駅からの所要時間は籠原約1時間20分、土浦約1時間10分に対して、小金井駅は最も遠い約1時間30分。あと少し先に行けば、餃子でおなじみ宇都宮だから、小金井が乗り過ごし駅の王者とされるゆえんもわかっていただけるはずだ。

2268チバQ:2018/09/04(火) 18:34:07
取材できないほど、人が見当たらなかった
 さて、早速東京駅を出発した宇都宮線の電車。小金井までの旅の序盤は赤羽やら大宮やらおなじみの町を駆け抜ける。が、大宮駅を過ぎたあたりから車窓が変わり始める。ビルどころか住宅も徐々に少なくなってきて、見渡す限り広がる田園地帯。久喜、古河、小山とそこそこ大きな駅とその周辺だけちょっと栄えて、その他は田園という車窓が延々と続く。そして東京から1時間30分、ついに小金井駅に到着する。一緒に降りた乗客は数えるほどで、都心部を走っていたときの混雑ぶりが夢のよう……。

 改札口を出て駅の周りをひとしきり歩いてみると……想像通りと言うべきか、やっぱり何もない。当然のようにビジネスホテルの類はなくて寝過ごし組を絶望させてくれるし、朝や日中にやけっぱちで小金井に来てしまった人が呆然としながらコーヒーを飲むためのカフェもない。さらにあげくに、どんな町なのか、道行く人に尋ねてみようと思っても、人の姿すらほとんど見当たらない……。

 いや、もちろんいくつかのお店とか住宅らしきものとかJAとか、それくらいはあるのだが賑やかさとはとにかく無縁の駅前なのだ。東口に至ってはやたらとコインパーキングが目立ち、それがかえって寂しさを際立てる。きっと、駅から結構離れた場所に住んでいる人が鉄道を利用する際に使うのだろう。都心部に住んで都心部に通勤している人が小金井駅に降り立ってしまったら、その閑散ぶりに絶望すること間違いナシである。思えば籠原駅の商業施設にはタリーズコーヒーがあって、それが安心感をもたらしてくれた。小金井には、それすらないのだ。

興味本位で乗り過ごしてはいけない
 では、一体何でそんな駅を終点とする列車が走っているのか。すでに想像がついているかもしれないが、籠原駅もそうだったように答えは車両基地である。1966年、小金井の人々は間々田駅と誘致合戦を繰り広げた末に車両基地(現小山車両センター)の開設にこぎつけた。その頃から周辺に何もなかったから、広大な用地を必要とする車両基地がつくれたのだろう。ともあれ、当時はまだギリギリSLも走っていた時代。多くの人が車両基地で働き、小金井は鉄道の町として発展したという。が、時代とともに車両基地も自動化が進んで働く人は減る一方となり、今の“ナゾの終点”小金井駅ができあがったのである。

 こうした傾向は、JRの中距離列車の終点ではおなじみのパターン。東海道線でも「国府津行」という何もない駅への列車が走っている。直通運転で利便性が増したとは言え、乗り過ごしのリスクは高まっているとでも言えようか。

 というわけで、今回の小金井駅も、籠原駅と同じく「何もない車両基地の町」という結論でございます。もちろん、本当に何もないわけではなくて、小金井駅から少し西に歩けば旧日光街道の宿場町だった江戸時代の面影を伝える一里塚があったり、さらに60分くらい歩けば古代下野国の中心地だったエリアにもたどり着く。車両基地の町、小金井で古代の息吹を感じる旅……なんてのはありかもしれない。とは言え、やっぱり寝過ごしはもとより興味本位でやって来たら、きっと後悔することになるだろう。どうせなら、もう少し足を伸ばして宇都宮で餃子でも食べたほうが満足できそうだ。

写真=鼠入昌史

2269チバQ:2018/09/04(火) 18:35:21
http://bunshun.jp/articles/-/3741?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
湘南新宿ラインで大冒険 灼熱の籠原駅には何がある?
通勤電車乗り過ごしの旅・第2弾
鼠入 昌史
 新宿で、そして東京で。上野東京ラインや湘南新宿ラインに乗るときによく見る行き先はいくつかある。南行きなら「小田原」、北行きなら「高崎」「宇都宮」。まあこの辺だったらよく知っている。小田原は小田原城が有名だし、宇都宮は餃子で高崎はダルマだ。行ったことがなくとも、それなりに大きな駅なんだろうと想像できる。

破天荒ぶっている人が口にする駅
 だが、そんな中で気になる行き先があるはずだ。そう、籠原。地元の人でもない限り、籠原駅に行く機会なんてなかなかない。名前を目にするのは電車の行き先、時々同僚が「昨日電車で寝ちゃって籠原まで行っちゃったよ〜」などと破天荒ぶっているのを耳にするくらいなものだろう。でも、そんな籠原行きの電車、結構多いのである。果たして一体何があるのか。というわけで、休みだからできる大人の冒険、今年の夏は、行くぜ! 籠原――。

 早速新宿駅から湘南新宿ライン籠原行きに乗り込んだ。15両編成、グリーン車もちゃんとついている。時刻表を見ると、籠原駅までは快速で1時間15分くらい。ならばゆったりと過ごしたいということで、グリーン車に乗ることにした。昼下がり、ガラガラのグリーン車。どこに座ろうと自由なので、適当に座ってリクライニングを存分に倒す。なんだかとても贅沢な気分だ。そして移ろう景色をぼんやり見ていたら、気がつけば眠りに落ちて、あっという間に籠原駅である。さすがグリーン車。

 かくして降り立った籠原駅。その最初の印象は……とにかく暑い。快適(どころか実はちょっと寒い)グリーン車から一気に35度くらいの籠原の駅前。そのあまりの環境の差に、めまいがするくらいだ。電車から降りて5分と経たないうちに、汗が吹き出してくる。いくらなんでも東京のど真ん中だってこんなに暑くないぞ……。

 と思って調べてみると、籠原駅は埼玉県熊谷市。熊谷市と言えば、日本で一番気温が高い町として有名だ。2007年8月16日には当時最高気温の40.9℃を記録している。そんなクソ暑い町にあるのが籠原駅なのだ。

そもそもなぜ「籠原行き」が多いのか
 では、そんなクソ暑い籠原、一体何があるのか。そもそもなぜ「籠原行き」が多いのか。その答えは、だだっ広い駅の構内にある。籠原駅は、1969年に籠原電車区が設置されて以来高崎線の運転上の重要地。今でも籠原運輸区があって運転士や車掌が所属しているし、広い構内は高崎車両センター籠原派出所、わかりやすく言えば車両基地がある。籠原より北にある駅は10両編成までしか乗り入れることができず、15両編成の高崎線は籠原駅で5両だけ切り離し。だから、籠原駅には取り残された短い5両だけの電車が寂しく佇んでいるのだ。

2270チバQ:2018/09/04(火) 18:36:06
 ともあれ、そんな交通の要衝という理由から、「籠原行き」が乱発されているというわけだ。つまり、籠原は鉄道の街。今でこそいろいろなものが自動化されているが、一昔前までは車両基地がある街は鉄道関係者がたくさん住んで賑わったという。ならば、籠原駅周辺にその名残りがあるはず。というわけで、駅前に出てみると……。

 はい、何もありません。いや、もちろんど田舎の無人駅ではないから住宅地は広がっているし、駅前にはコンビニがあったりロータリーがあったりはするのだが、他は特に何もなし。北口の駅前は広場の整備中ということでますます寂しい印象しか残らない雰囲気である。すこし北に歩けば旧中山道があるが、籠原付近には宿場町があったわけでもないのでこれまた何もなし。

「いや〜、わざわざ駅前の店に行こうと思う人はいないと思うよ」
 2011年にはE'site籠原という商業施設が駅前にオープンしたというので行ってみたが、テナントはローソンとタリーズコーヒーくらい。それまではいくつも店舗が入っていたようだが、大半が空き店舗になっていた。これじゃかえって寂しさが募るばかりである。

 その商業施設を歩いていたお爺さんに話を聞いてみると、「いや〜、この辺に住んでいる人でわざわざ駅前の店に行こうと思う人はいないと思うよ。だって仕事してる人は高崎とか大宮、東京まで行っちゃうし、飲んだり食べたりは職場の近くで済ますでしょ。ずっと家にいるのは年寄りと子供と奥さん方ぐらいだから」と言う。駅の南側は、しばらく歩くと熊谷工業団地があり、通勤駅としての機能もあるようだが駅前の賑わいにはつながっていない。

階段の裏側にひっそりと開業の経緯
 このあたりで、籠原駅の歴史を改めて振り返ってみよう。籠原駅の開業は1909年。高崎線が通ったのは1883年だから、それから26年後の駅誕生だった。お隣の駅は熊谷と深谷でどちらも中山道の宿場街としての歴史があり、その中間の籠原に駅ができないのもうなずける。地元の大正寺というお寺が中心となって請願した結果の籠原駅誕生だったとか。駅ができたおかげで少しは集落も生まれたようだが、本格的に住宅地になっていったのは戦後の1970年代以降。車両基地も生まれ、東京にも意外と近い(1時間ちょっと)のベッドタウンとして人口を増やして今に至ったという。

2271チバQ:2018/09/04(火) 18:36:17
 と、そんな歴史を感じられるポイントはあまりなく、北口のロータリーに続く階段の裏側にひっそりと開業の経緯が刻まれた案内板があるくらい。いつまでも灼熱の籠原に居てもすることもないし、そもそも熱中症になりそうなので、約2時間くらい滞在して新宿まで帰ってきた。往復含めて約5時間。成果は特にアリマセン。でも、そんな休日を過ごすのも、これまた贅沢というもの……と思うのですが、いかがでしょうか?

写真=鼠入昌史

2272チバQ:2018/09/04(火) 18:38:00
http://bunshun.jp/articles/-/8665
東京23区の“3大”過疎駅はどこだ? 「世界一の新宿駅の隣で超ヒッソリ」の“あの駅”も
大都市・東京なのに人がいない!?
鼠入 昌史
 東京駅や新宿駅、品川駅などの大ターミナルを例に挙げるまでもなく、東京の駅はおしなべて人で溢れている。まっすぐ歩くのにも難儀するほどで、とにもかくにも人だらけなのである。通勤時間帯はもちろんのこと、日中であっても夏休みを満喫していると思しき学生さんたちも連日猛暑が続く中で、駅では人の多さによる“暑苦しさ”を感じている人も多いのではないだろうか。

 が、いくら大都市・東京と言っても、すべての駅が人で溢れかえっているわけではない。中には、1日の利用者が1万人にも満たない“閑散とした”駅もある。というわけで、今回はそんな大都市の中の利用者の少ない駅を巡ってみることにしたい。

●1日あたりの乗降人員ワースト、市場前駅(ゆりかもめ)
 その駅名からもご想像できる通り、豊洲新市場の最寄り駅である。豊洲への市場移転に備えて2006年に開業した新しい駅で、長らく工事関係者程度しか利用しない“都会の中の秘境駅”としても有名だった。2016年度の1日あたりの乗降人員は、わずか約1582人。東京23区内全駅の中でもワーストの利用者が少ない駅だ。

 そんな駅も、豊洲市場が無事に開かれれば一躍注目の的、アクセス駅として大賑わいになる…はずだった。ところが、小池百合子都知事の鶴の一声で開場は延期。このまま移転が中止になれば、せっかく開業した市場前駅はどうなるのか――。ゆりかもめの関係者はたいそう気をもんだことだろう(と言っても、ゆりかもめは間接的に東京都が筆頭株主なんだけど)。

“市場がない市場前”駅もあとわずか
 ともあれ、市場がない市場前駅。その眼前にはとっくに完成済みの豊洲新市場がドーンと鎮座する。高架の駅から市場に直結する陸橋もできあがっているが、今は閉鎖中。この辺り、この駅が市場移転騒動に翻弄されたことがよくわかる。駅から北を見れば晴海の東京五輪選手村が絶賛建設中。つまりは特に何かがあるわけでもなくて、人通りはもちろんクルマだってあまり通らない寂しさばかりが漂う臨海部の過疎の駅なのだ。

 ただ、そんな過疎の駅も、今年10月の豊洲新市場の開場までのこと。市場が開場すれば文字通り“市場前”の駅となり、多くの人で賑わって利用者数も飛躍的に伸びるはず(たぶん)。寂しい市場前駅を堪能したければ、あとわずかなのである。

●“メトロ最弱”西ケ原駅(東京メトロ南北線)
 東京メトロといえば、どの路線に乗ってもやたらと混んでいるイメージが強い。それこそ“人が多すぎる”東京を象徴する地下鉄だ。駒込駅と王子駅に挟まれた西ケ原駅は、そんな地下鉄の中で最も利用者数が少ない駅である。1日あたり乗降人員は8523人(2017年度)だ。

 そんなメトロ最弱の駅のまわりには何があるのか。地方ローカル線のごとく田園地帯が広がっている…なんてことはもちろんなくて、地上に出るとたくさんのクルマが行き交う本郷通りが出迎えてくれる。そして紙幣や収入印紙などを印刷する国立印刷局の滝野川工場がどーんと鎮座し、少し西に歩けば飛鳥山公園、東には滝野川公園や旧古河庭園。飲食店や商店こそ少ないものの、ほかは住宅地が広がるエリアなのである。

なぜ西ケ原駅の利用者は少ない?
 ならば一体なぜ利用者が少ないのか。実は、この西ケ原駅から徒歩10分ほどで京浜東北線の上中里駅に行くことができる。さらに王子駅も徒歩圏内だし、都電荒川線の西ヶ原四丁目電停・滝野川一丁目電停もほど近い。都電に乗ったら便利なのかと言われると少しアヤシイが、そんな徒歩圏内の駅の多さと工場や公園が多く幾分人口密度が低いというあたりが影響しているのだろう。逆に言えば、飛鳥山公園などに遊びに行くなら“穴場”の駅ということ。たくさんの人でひしめく王子駅前を避けたければ西ケ原駅を利用すべし。

2273チバQ:2018/09/04(火) 18:38:30
●「世界一の隣の最小」南新宿駅(小田急小田原線)
 新宿駅を出発した小田急線の列車がトンネルをそろりと抜けて右カーブ、踏切を渡ったあたりにあるのが南新宿駅である。所要時間はわずか1分。高層ビルに囲まれた日本一(いや、世界一か)のターミナル新宿駅とはうって変わって閑静な住宅街の中にある小さな駅だ。

小田原市の足柄駅とワースト1、2を争う
 この大ターミナルの隣の南新宿駅は、2017年度の1日あたり乗降人員わずか4024人。小田原市の足柄駅に次ぐ小田急全駅ワースト2位である。さらに2016年度まで遡れば、足柄駅よりも利用者は少ないワースト1。小田急線といえば小田原方面の山の中にいくらでもローカル感たっぷりの駅がある。にもかかわらず、ワースト1、2を争う過疎駅は世界一の駅の隣にひっそり佇んでいるのだ。

近くの商店街は南新宿駅前というよりは代々木駅前のあつかいに
近くの商店街は南新宿駅前というよりは代々木駅前のあつかいに
 もちろん、さすがに場所は新宿。周辺は閑静とは言いつつも住宅街が広がっており、少し歩けば多くの人が行き交う商店街もある。いったいに、どうしてワーストなのか。その答えは実にシンプルである。なにしろ、新宿駅から近すぎる。さらにもっと近いのが代々木駅で、徒歩では10分足らずである(商店街も代々木駅前から続くもの)。だから、“南新宿駅が最寄り”といったところで、わざわざ1駅だけ小田急線に乗って新宿で乗り換えるくらいなら、新宿や代々木まで歩くよね、というごく当たり前の結論なのである。

 とは言っても、周辺は新宿が近いとは思えないほど静かなエリアだし、代々木公園も徒歩圏内。さらに小田急線の下りに乗れば下北沢や代々木上原も近い。大都会の“過疎駅”とは、住環境としては最高であることの裏返し、なのかもしれない。

都会の過疎駅で静かな時間を過ごしてみては?
 秘境駅巡りは鉄道の旅の楽しみのひとつ。だが、地方ローカル線の秘境駅はまさに文字通りに秘境でなんにもなくて、コンビニはおろか自販機すらないのも当たり前。まだまだ暑さが続く中で、うかつに秘境駅を巡ると熱中症のピンチだ。その点、今回取り上げたような都会の中の過疎駅ならばこうしたことに悩む必要はない。過疎の駅に共通するのはその“静けさ”。人いきれで暑苦しさが増すだけの大ターミナルから逃げて、大都会の中の過疎駅でほんのひとときの静かな時間を過ごしてみてはいかが?

写真=鼠入昌史

2274とはずがたり:2018/09/04(火) 19:19:08
どう考えてもイラね。大分県がカネ出して急行あきよしとか急行日田とか急行ひこさんとか復活させてくれるなら別だがw

日田彦山線 知事「復旧、鉄道で」 JR九州社長に苦言も
https://news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-A65DCCB0-F06C-4416-95E7-E73CE95765CD
03:01大分合同新聞

 昨年7月の福岡・大分豪雨で寸断されたJR日田彦山線を巡り、JR九州の青柳俊彦社長がバスなど鉄道以外での運行再開も選択肢と発言したことに対し、広瀬勝貞知事は3日の定例会見で、鉄道での早期復旧を目指すべきと強調した。沿線自治体との議論の場以外で発言を繰り返していることについて「全く生産的でない」と指摘した。
 JRと沿線自治体は4月から、鉄道での復旧を前提に協議を続けている。社長は7月と8月の会見で、協議が不調な場合は鉄道以外を検討することや、自治体が鉄道施設を保有する「上下分離方式」の導入を提案する可能性に言及。自治体側は反発し、「丁寧な議論を」と同社に緊急要請した。
 広瀬知事は「JR九州の社長らしくやらないと、とんでもないことになると思う」と苦言を呈した。

2275とはずがたり:2018/09/04(火) 20:01:42
もうしゃーないかなと思ってた銚子電鉄には最近は一寸頑張って欲しいとも思えてきている。

ユーモアで難局乗り切れ 銚子電鉄「まずい棒」販売 経営改善「頼みの綱」に 【ちば最前線】
09月03日 11:00千葉日報
https://news.goo.ne.jp/article/chiba/trend/chiba-20180903111326.html

 多くの人々に支えられ、廃線の危機を乗り越えてきた銚子電鉄(銚子市)。経営難を逆手に取って名付けたユニークなスナック菓子「まずい棒」(1本50円、15本セット600円)が、販売開始からわずか2日間で初回入荷分1万5千本を完売するほど人気を集めている。依然として厳しい経営状況が続く中、「ぬれ煎餅」に続く新たな救世主となるか、注目が集まる。
 
 まずい棒は、同電鉄が運行する「お化け屋敷電車」の企画・演出を担当する怪談収集家、寺井広樹さんが考案した。「経営状態が『まずい』ことに掛けた」というアイデアに、竹本勝紀社長は「それは面白い」と食い付いた。

 パッケージのキャラクターは漫画家、日野日出志さんが描画。サクサクとした食感で、味自体は“美味”だ。

 逆境を逆手に取った斬新な発想から、さまざまな媒体で取り上げられ人々の関心を呼んだ。「ハサンイヤイヤ」に掛けて、8月3日午後6(18)時18分から犬吠駅で販売を開始。大勢の人が詰め掛けて30分で約5千本が売れた上、翌日の午前中には初回入荷分を売り切った。その後も同月中に3回、2400?7千本ずつ入荷し駅と直売所に並べたが、いずれも即日完売した。

 増産分15万本を用意し、7日から販売を再開する。1日からネット販売の予約を開始したが、ネット販売以外は駅と直売所のみで取り扱う方針。これには市内への誘客につなげる狙いもあるという。

 まずい棒には、経営改善の役割が期待されている。
 
 同電鉄では昨年度、定期外運賃収入の減少などが響き、鉄道事業で1億円以上の損失が生じた。副業部門では倒産危機を救ったことで知られる「ぬれ煎餅」の販売などで5千万円近い利益を得たが、最終損失は3482万円となった。

 さらに、本年度からは車両検査に対する国県市の協調補助が受けられない見込みとなっている。現行ダイヤを維持するために不可欠な検査の実施に向け、市は5月中旬から8月末まで、ふるさと納税ポータルサイトを通じ1千万円を目標にネットで小口資金を集めるクラウドファンディングを実施したが、寄付金は200万円以下にとどまった。市は協調補助で負担予定だった250万円分も独自に補助するか検討中。こうした中、新たな収入源のまずい棒は、不足分を補う「頼みの綱」となっている。

 竹本社長は「批判も覚悟で『面白い鉄道』という方向にかじを切り、度肝を抜く企画を打ち出してきた」と力を込める。ミステリースタンプラリーやサバのまちをPRする3843(サバヨミ)号の運行など独自の企画で集客に取り組んできた。背景にあるのは「鉄道がないとまちは寂れてしまう」という危機感だ。

 銚子市では東日本大震災の風評被害で観光客が減少し、その後も低迷。今年1月末で民間水族館「犬吠埼マリンパーク」が閉館するなど、観光産業は逆風にさらされている。市中心街から犬吠埼周辺、漁師町の風情が残る外川町をつなぐ全長6・4キロのローカル線の果たす役割は大きい。

 「『このまちにあって良かった』と思ってもらえる鉄道にしていきたい」(竹本社長)。同電鉄は、県立銚子商業高校の生徒たちによる駅舎の美化活動など多くの善意に支えられてきた。事業の継続には、市民や協力者に愛される鉄道であり続けることが重要だ。一方で、楽しみながら協力できる仕掛けを作ることは、息の長い支援につながる。ユーモアあふれる取り組みで、難局を乗り切ることを期待したい。

2276とはずがたり:2018/09/04(火) 20:19:12
新聞やテレビより速いのでは無いかと思ってたネットニュースよりツイッターの方が速報性有るねえ。。
しまちゃんのは誰かのリツイートで回ってきた。

https://twitter.com/shimaach/status/1036850625089138690
しまちゃん ??
?@shimaach

尾崎駅が燃えて地獄みたいになっとる

https://twitter.com/suraimu785/status/1036859612534734848
まっつん
@suraimu785

今回の台風で
尾崎駅が火事になって
その前では、尾崎駅?樽井駅の間にある線路が曲がったりしてる……

駅舎火事 電気系統トラブルか
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180904/0006724.html
09月04日 20時06分

4日午後、大阪・阪南市にある南海電鉄の駅舎が焼ける火事がありましたが、けが人はいませんでした。
警察は電気系統のトラブルとみて、火事の原因を詳しく調べています。

4日午後1時半ごろ、「南海電鉄の尾崎駅の近くから火が出ている」と近所の住民から消防に通報がありました。
消防車など8台が出て消火にあたり、火はおよそ1時間半後にほぼ消し止められましたが、尾崎駅の改札などがある駅舎の2階部分がほぼ焼けました。
南海電鉄によりますと、火事が起きた当時、台風の影響で全線の運転を見合わせていたため駅に乗客はおらず、駅員も避難したため、けが人はいませんでした。
警察によりますと、駅にある券売機と配電盤から火花が出ているのを駅員が見つけて消火器で消そうとしましたが、燃え広がったということです。
警察は電気系統に何らかのトラブルがあったとみて、火事の原因を詳しく調べています。
この火事で尾崎駅は駅舎が使えない状態になっていて南海電鉄は4日夜以降、線路の安全確認を行うなどして、今後の電車の運行を検討することにしています。

2277とはずがたり:2018/09/04(火) 20:41:34
時速360km!JR東「超高速新幹線」の技術革命
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180904-00235443-toyo-bus_all
9/4(火) 5:00配信 東洋経済オンライン

■時速360km実現のために技術検証が進行中

 2019年春のデビューに向けて開発が進められているJR東日本の新幹線試験車両E956形ALFA-X(アルファエックス)。JR東日本の公式サイトでは「さらなる安全性・安定性の追求」「快適性の向上」「環境性能の向上」「メンテナンスの革新」をコンセプトとして、ビッグデータやAIなどを活用して開発を進めている。

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 その中でも注目すべきは営業運転での最高時速360kmの可能性を技術的に検証するということだ。ALFA-Xの開発は次世代型新幹線のプロトタイプであると同時に、北海道新幹線の札幌延伸を視野に入れた技術開発も行う。その中には快適性や速達性といった要素もあり、時速360km運転もそのテーマの1つだ。

 ところで最高時速360kmといえば、2005〜2009年にかけてJR東日本が高速試験車両E954形FASTECH(ファステック)360S(フル規格新幹線)、E955形FASTECH360Z(ミニ新幹線)による速度向上試験を実施したことがある。試験の結果、時速360km運転は実現しなかったものの、最高時速を320kmに引き上げて、営業用車両のE5系、E6系が登場した経緯がある。

 そこでFASTECH360の試験結果を振り返りながら、ALFA-Xが時速360kmを実現するために現在公表されている技術の考察と、新たに採用される技術の予想をしてみたい。

 このFASTECH360による試験では、営業最高時速360kmに対していくつかの課題が残った。その1つが非常制動時の課題だ。新幹線に限った話ではないが、非常制動は停電時を考慮して基礎ブレーキのみで行うのが原則だ。

 時速360kmからの非常制動距離の目標はE2系の時速275kmからの非常制動距離である4000m以内。これはスピードアップしても性能が悪化してはならないという現状非悪化のルールに基づくものだ。

 FASTECH360は、非常制動時の発熱による反りが少ない中央締結方式ブレーキディスクと、反ったディスクに柔軟に接触して高い摩擦係数が得られる分割式ブレーキライニングを採用。さらに熱の影響を受けやすい油圧部品を取り除いて、新幹線初の空圧式ブレーキキャリパを採用した。さらに空気抵抗増加装置を搭載。車体にはネコミミとも呼ばれる抵抗板を格納し、非常制動時には空気シリンダを用いて屋根上に展開する構造とした。

■ブレーキとパンタグラフ遮音板のフェールセーフ性

 この空気抵抗増加装置の併用で時速360kmから4000m以内で停止させることができた。しかし空気抵抗増加装置の格納スペースが客室を圧迫することと、動作に空気シリンダを用いるためフェールセーフ性に課題が残った。ちなみにFASTECH360が基礎ブレーキ装置のみで4000m以内に停止できた初速は時速340km/hだった。

 ALFA-Xでは新たに空力抵抗板ユニットを屋根上に搭載する。このユニットは互いに反対方向に展開する2枚の抵抗板をバランスギヤで連結して1組としたものだ。非常制動時は走行風を受けて立ち上がる抵抗板と連動して、もう1枚の抵抗板が反対向きに立ち上がり、これを走行風が押し下げようとすることで展開状態のバランスが保たれる仕組みだ。

 メリットはロックを外すだけの無動力・無制御であり、フェールセーフ性に優れていることと、客室内を圧迫しないことだ。

2278とはずがたり:2018/09/04(火) 20:41:53
>>2277
 さらにALFA-Xにはリニア式減速度増加装置も搭載される。これはいわゆる渦電流レールブレーキのことだ。台車枠に交流電磁石とインバータを搭載し、動作時にレールに近づけて渦電流を発生させて減速する。

 レールブレーキはドイツ鉄道の高速鉄道車両ICEでは常用されているものだ。JR東日本はドイツ鉄道との技術交流を1990年代から行っており、ICE用台車を試作した実績もある。

 FASTECH360Zでは可動式パンタグラフ遮音板についての課題も残った。パンタグラフ遮音板はパンタグラフから発生する騒音を文字通り遮断する壁で、パンタグラフ左右の屋根上に立てられている。そのサイズはフル規格新幹線の車両限界ギリギリの高さがある大型のものだ。

 しかし在来線の車両限界は新幹線よりもはるかに小さいため、大型のパンタグラフ遮音板を立てたまま在来線に入ることができない。そこでFASTECH360Zはパンタグラフ遮音板を可動式とし、在来線区間ではパンタグラフ遮音板を車体側面に格納した。

 課題となったのはこの可動式パンタグラフ遮音板のフェールセーフ性。新幹線区間で故障した場合は在来線区間に入れず、逆に在来線区間で故障した場合には時速360kmで走行できなくなってしまうことにあった。

 また、パンタグラフ遮音板を格納する部分には客室を設けることができず、車内レイアウトに制約が生じた。

 E6系ではパンタグラフ遮音板を固定式とし、在来線の車両限界内に収まるサイズに小型化した。これが最高時速を320kmとした理由の1つと言われている。

 ALFA-Xのミニ新幹線タイプについてはまだアナウンスはないが、おそらくは製造すると思われる。なおALFA-Xはシミュレーションを活用してパンタグラフの騒音発生要因を検討し、対策形状の風洞実験による評価や遮音、吸音手法の検討を併せて総合的な低騒音化の開発を行っており、新たな低騒音策が講じられるかもしれない。そして時速360km営業運転について大きな課題となったのが、新在併結編成が長大トンネルを通過する際に後位編成の先頭車が大きく振動することだ。

■2019年春に登場

 東北新幹線の運用上の特性として、フル規格新幹線と在来線直通ミニ新幹線を併結する運用が多い。この2編成の先頭車同士を連結する部分の車体断面積はいったん小さくなって再び大きくなるため、前位編成の先頭部が生み出す後流渦が後位編成の先頭車に作用し、車体の固有振動数と一致して車体を大きく揺らす現象が発生した。

 FASTECH360ではフルアクティブサスペンションの高出力化と制御ロジックを改良することで、時速320kmでは良好な乗り心地レベルを確保することができた。しかし時速360kmではそのレベルまでには達していない。

 この振動を解決するためには、ALFA-Xで先頭部形状を見直す必要があるだろう。ALFA-Xでは2種類の先頭部形状を比較試験することになっていて、トンネル突入時の影響を含めた性能評価を行うと考えられる。

 もちろんALFA-Xは時速360km運転だけでなく、安全性・安定性の向上策として地震対策左右動ダンパや地震対策クラッシャブルストッパを設けるほか、快適性向上策として上下制振装置の搭載や吸音性・静音性の向上、ブレーキディスク裏面フィンによる低騒音化、そして車両の各機器をモニタリングする装置を搭載して、故障を予知して事前にメンテナンスを行うCBM(状態基準保全)を実現するなど、さまざまな技術の検証が行われる。

 ALFA-Xの登場は2019年春。それまでにどれほどの技術が明かされるのか楽しみではある。

松沼 猛 :『鉄おも!』編集長

2279とはずがたり:2018/09/07(金) 10:11:20
北海道新幹線、正午頃に運転再開…在来線は未定
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180907-OYT1T50033.html?from=ycont_navr_os
2018年09月07日 09時05分

 JR北海道は、北海道地震の影響で運転を見合わせていた北海道新幹線について、7日正午頃をめどに運転を再開する予定と発表した。運転再開後の初列車(予定)は、上りが午後1時35分新函館北斗発東京行き・はやぶさ28号、下りが午前9時36分東京発新函館北斗行き・はやぶさ11号。道内の在来線の運転再開は決定しておらず、特急列車は7日は終日運休する、としている。

2280とはずがたり:2018/09/07(金) 13:17:12
長いので本文省略。从来型新幹線作って東京〜名古屋1時間ぐらいに抑えるってのもありだと思うし代替ルートにもなるとも思わなくもないんだけど。

>「新大阪に行く人が、途中の名古屋で乗り換えるケースは少ないだろう」。JR東海の幹部もそう認める。
>「東海道新幹線だって客のほとんどが(リニアに)奪われるから収益が下がる。リニアがペイしなければ、両方沈没するんじゃないの」。立憲民主党でリニア問題を担当する衆院議員の初鹿明博はそう指摘する。
名古屋〜東京の長時間にうんざりしている俺としては料金差が大したことない様だし絶対乗り換えるけどねえ。
誰もリニアに乗らないと云って批判して全員リニアになって新幹線に乗らなくなると云って批判してどっちやねん。

川勝は新幹線富士山空港駅造ってやれば黙るだろうな。
水も大井川水系にもっと戻してやれば良かろうに。

借入金だが新株発行ではダメだったのか?

>「そもそも、貨物列車がなくて、モノが運べないリニアは、災害時に役に立たない」。米アラバマ大学名誉教授の橋山禮治郎は、そう喝破する。
新幹線も貨物走ってないんだけど変なツッコミである。

南アルプス市宮沢地区
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92400-0415+%E5%B1%B1%E6%A2%A8%E7%9C%8C%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9%E5%B8%82%E5%AE%AE%E6%B2%A2/@35.5833198,138.4688319,16z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x601bf3e485a7de2f:0x41fe5fb45da8d358!8m2!3d35.5843892!4d138.473624

残土対策は東南海地震対策の嵩上げに使えないのかね??

9兆円をつぎ込む「陸のコンコルド」、リニア新幹線の真実
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180830-43679880-business-bus_all
8/30(木) 12:07配信 日経ビジネスオンライン

2281とはずがたり:2018/09/07(金) 17:20:36

先ずは地下鉄使ってくれとのこと。

停電解消し安全確認、札幌市営地下鉄が運転再開
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180907-OYT1T50087.html
2018年09月07日 15時16分

 北海道南西部を震源とする地震で運転を停止していた札幌市営地下鉄は7日午後2時20分過ぎ、停電が解消し、安全も確認されたとして運転を再開した。

2018年09月07日 15時16分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

札幌―新千歳空港の「快速エアポート」運行再開
https://www.asahi.com/articles/ASL9754R5L97IIPE03C.html
2018年9月7日16時10分

 JR北海道は7日午後1時40分、千歳線の札幌―新千歳空港間を結ぶ「快速エアポート」の運転を再開した。ふだんは15分間隔だが、30分間隔に本数を減らしている。「快速エアポート」以外の在来線は運転を見合わせている。

2282とはずがたり:2018/09/09(日) 18:56:16
JR呉―坂間、八本松―瀬野間2カ月ぶり再開 広島都市圏と在来線で直結
2018/9/9 15:06
c株式会社中国新聞社
https://this.kiji.is/411403739380024417?c=293298417907663969

 西日本豪雨の影響で不通となっていたJR呉線呉―坂間、山陽線八本松―瀬野間が9日に運転を再開する。JR西日本広島支社は8日、両線で点検列車を走らせて安全を最終確認するなど再開に備えた。呉市の広駅以西、東広島市の白市駅以西と広島都市圏を結ぶ在来線が約2カ月ぶりに復旧する。

 呉線では点検列車が午前0時50分に呉駅を出発。3人の乗員が通常より遅い時速25〜45キロで運転し、沿道の踏切では職員が作動確認した。呉線呉―海田市間などを3往復、山陽線西条―安芸中野間なども3往復。線路設備の担当者も乗り込んで信号や踏切の動作、大きく揺れないかどうかなどを確認した。

 近くで土砂崩れがあった東広島市志和町の番堂原第4踏切では、約2カ月ぶりに警報機が鳴る踏切を警笛を鳴らして徐行運転する6両編成の列車を作業員ら10人ほどが見守った。

 呉駅前では、呉線の代行バスをねぎらうシーンも。大阪のバス会社の最終便が坂駅前に向けて出発する際、呉駅員が運転手に花束を手渡し、感謝した。

 新幹線三原―広島間の代替輸送は8日で終了。9日以降もしばらく不通が続く山陽線三原―白市間と呉線三原―広間は各駅停車の代行バスなどで対応することになっている。

2283とはずがたり:2018/09/10(月) 16:13:57
羽越新幹線実現へ動き活発化 青森県は慎重/青函高速化が「最優先」
9/9(日) 8:52配信 Web東奥
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180909-00000004-webtoo-l02

 国が1973年に基本計画に位置付け、青森市と富山市を日本海側経由で結ぶ「羽越新幹線」。福島市と秋田市を結ぶ「奥羽新幹線」と併せ、近年、秋田県や山形県が整備実現に向けた動きを活発化させている。一方、青森県は昨年発足した「関係6県合同プロジェクトチーム」には加わっているものの、推進の立場を取っていない。背景には、青森県が北海道新幹線と貨物列車との「青函共用走行区間」(青函トンネルを含む約82キロ)での高速走行の早期実現を優先課題として抱えている事情があり、民間を含め、羽越新幹線への「熱」は感じられない。

 羽越新幹線は富山市を起点に、新潟市、秋田市付近を経由し、青森市に至る全長約560キロ(一部完成区間を除く)のフル規格の基本計画路線。

 羽越新幹線などに先立ち、72年に基本計画に位置付けられた路線は、ほぼ完成にめどが立っている。一方、羽越新幹線など73年に基本計画に位置付けられた路線は当時、整備目標を85年としていたが、オイルショックなどの影響を受け、中央新幹線(リニア)を除き、現在も進展がない。

 近年動きを活発化させる秋田、山形両県とは対照的に、青森県は合同プロジェクトチームには加わっているものの「あくまで北海道新幹線の高速化が最優先」(青森県担当者)との立場で、羽越新幹線には「ルート案や経済効果を一緒に勉強していく立場で、推進ではない」(同)と慎重だ。

 現状では毎年、羽越新幹線の関係各県・市町村などからなる羽越新幹線建設促進同盟会(会長・吉村美栄子山形県知事)に約5万円の負担金を支払っているのみ。県内で羽越新幹線の整備促進に向けた議論はほとんどされたことはなく、県を含め、自治体、経済団体にも積極的な動きは見られない。県交通政策課の舩木久義課長代理は青森県の立場、姿勢について「プロジェクトチームの調査結果、データを見てから判断していく」と語る。

 青森県の場合、既に東北新幹線開業によって並行在来線として、第三セクターの青い森鉄道(青森市)を抱えている事情もある。羽越新幹線の具体的なルートは決まっていないが、仮に弘前市経由となれば、青森県でもさらなる並行在来線問題が浮上する。

 県の舩木課長代理は「今は並行在来線に関する話は考えていない」としながらも、「並行在来線に位置付けられれば、(青森県のみならず)山形や秋田でも議論されていくと思う」と語る。

 羽越新幹線の終着駅となる青森市も整備促進に向けた事業はない。担当者は同市の姿勢について「(建設促進を目指す)同盟会の趣旨に添ったもの」と述べるにとどめる。

 かつて東北新幹線盛岡以北の西回り(大館市、弘前市経由)ルート誘致の際には活発な動きを見せていた弘前市の担当者は「日本海側ルートは物流面では魅力があるのかなと思う」としながらも「奥羽線の複線化、高速化が長年実現しない中、非現実的だ」と話す。

 青森地域社会研究所の野里和廣研究員は羽越新幹線について「東日本大震災を踏まえ、予備的な交通の動脈を確保するという意味はあるかもしれない」としながらも「整備に絡み金銭の負担も生じるし、需要面でどうなのか」と費用対効果の面を懸念。「経済を見ても、商売上での富山、金沢とのつながりはほぼない。奥羽新幹線によって東京との移動時間が縮まる秋田、山形両県に比べ、青森県にとって羽越新幹線のメリットは見えづらい」と述べた。

2284とはずがたり:2018/09/10(月) 22:59:45
JR京葉線、線路から煙
駅では行楽客ら長い列
https://this.kiji.is/411471172570055777
2018/9/9 21:55
c一般社団法人共同通信社


 9日午後3時半ごろ、JR京葉線新木場―葛西臨海公園間の下り線で、線路付近から煙が上がっているのを乗務員が見つけた。京葉線は東京―南船橋間と西船橋―市川塩浜間の上下線で運転を見合わせたが、いったん消火した後も火花が発生するなどし、再開のめどが立っていない。

 日曜日ということもあり、沿線の東京ディズニーランド(TDL)など行楽地を訪れた人たちが足止めされ、最寄り駅には長い行列ができた。

 JR東日本千葉支社によると、駅間停車はなく、けが人もいない。現場は鉄橋上で、線路に流れる電流が、何らかの原因でショートが起きたとみられる。

2285とはずがたり:2018/09/10(月) 23:25:44
ツイッターでこんなの拾った

http://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/procedure/construction2/_pdf/02_9-2-7.pdf

2286とはずがたり:2018/09/11(火) 20:16:39
2018年09月11日

営業再開した南海電鉄・尾崎駅を見にいく(2018.9.11)
http://blog.livedoor.jp/hanwa0724/archives/52211588.html

2287とはずがたり:2018/09/11(火) 22:11:36
バブル崩壊どころかオイルショックだけえが苫東開発にロマンを感じた者としては鵡川以遠廃止は当然としても鵡川以西は一寸惜しいがJR北海道のことかんがえたら已む無しかなとも思う。。

JR北海道、9月中にも運転再開へ 日高線は見通し立たず
2018年9月11日 4:00 pm 佐藤 正晃(Traicy編集部)
https://www.traicy.com/20180911-jrhrestore

JR北海道は、北海道胆振東部地震の影響によって運転を見合わせている路線の再開見込みを発表した。

宗谷線の音威子府〜稚内間は、9月12日から特急列車、同13日から全列車の運転を再開する。石勝線の南千歳〜新得間は同14日から特急列車、同17日から全列車の運転を再開する。函館本線は、同13日から小樽〜倶知安間、同15日から倶知安〜長万部間の運転を再開する。札沼線は、同22日から医療大学から石狩月形間、同29日から石狩月形〜新十津川間の運転を再開する。根室線は、同22日から滝川〜富良野間、同29日から富良野〜東鹿越間の運転を再開する。また、東鹿越から新得間の代行バス輸送も同29日に再開する。釧網線は、同15日から釧路〜摩周間、同24日から摩周〜網走間の運転を再開する。花咲線は、同14日から釧路〜厚岸間、同19日から厚岸〜根室間の運転を再開する。富良野線の美瑛〜富良野間は同12日から、留萌線の深川〜留萌間は同13日から、室蘭線の岩見沢〜沼ノ端間は同17日から、石勝支線の新夕張〜夕張間は同22日からそれぞれ運転を再開する。なお、9月13日のみ、札幌〜帯広・釧路間は、札幌〜新夕張間をバス、新夕張〜釧路間を列車で2往復運転する。

日高線の苫小牧〜鵡川間については、厚真川橋梁などの詳細調査を実施しており、運転再開の見通しは立っていない。

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2288チバQ:2018/09/13(木) 22:59:58
https://toyokeizai.net/articles/-/236713
新幹線が「逆風」になった津軽と北海道の交流
元特急停車駅・蟹田、「風の町」は復活するか
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櫛引 素夫 : 青森大学教授、地域ジャーナリスト、専門地域調査士
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2018/09/11 6:00
JR蟹田駅は青森県外ヶ浜町の蟹田地区に位置する。かつてはJR津軽海峡線を経由するすべての特急「スーパー白鳥」「白鳥」が停車し、津軽半島最大の鉄道の結節点だった。

しかし、2016年3月の北海道新幹線開業に伴って特急がすべて廃止され、結節点の役割は北隣・今別町にある奥津軽いまべつ駅に移った。地元のダメージは大きかったが、なぜかほとんど話題に上ることもないまま、新幹線開業から3年目の夏が過ぎた。

人口減少と高齢化が進む外ヶ浜町や津軽半島に、新幹線はどんな変化を及ぼしているのか。全線開業から60周年を迎えた津軽線の沿線で、「遠くなった北海道」に向ける地元の視線と動きを追ってみた。

太宰治が名付けた「風の町」
8月中旬、蟹田駅ホームにささやかな“ラッシュアワー”が訪れた。午前11時38分、青森発蟹田止まりの3両編成電車が到着。向かい側で待っていた蟹田発三厩行きの気動車に、50人ほどの利用者が乗り換えた。


この連載の記事一覧はこちら
地元の人や遠来の家族連れ、若い男女の旅行者まで、さまざまな人が一斉に行き交う。鉄道ファンが多いのか、やや古びた車体にスマホを向ける人が目立つ。人だかりはあっという間に気動車に吸い込まれたが、2両編成の車内にはまだ余裕があった。

「蟹田ってのは 風の町だね」と風格ある文字がホームの木製看板に躍る。作家・太宰治が小説「津軽」に記した言葉だ。蟹田はもともと、旧蟹田町の役場所在地だった。


津軽線誕生60周年を祝うのぼりと青函トンネル30年を祝うフラッグ=2018年8月、奥津軽いまべつ駅(筆者撮影)
「平成の大合併」で2005年、町は津軽半島北端の三厩村、北隣の平舘村と合併して外ヶ浜町となった。「外ヶ浜」は津軽半島の陸奥湾沿い一帯の古名だ。それから10年余り、町は人口約5700人、高齢化率46%と、青森県内でも人口減少と高齢化の先端をいく。

蟹田駅は1951(昭和26)年、津軽線・青森―蟹田間の開通とともに開業した。7年後の1958年、津軽線は三厩まで延伸され、今年で60周年を迎える。地元で津軽線と呼ばれることは少なく、蟹田の「蟹」にちなんで、濁音で「ガニ線」と呼ばれることが多い。

蟹田駅や奥津軽いまべつ駅の構内では、「蟹”線全線開業60周年!」の文字、それに地元で愛される花見の名物「トゲクリガニ」のイラストが並んだ、横断幕やのぼりが目を引く。

名前の似通う津軽鉄道が、津軽平野の津軽五所川原(五所川原市)―津軽中里(中泊町)を結んでいるのに対し、JR津軽線は、同じ津軽半島でも陸奥湾沿いと津軽海峡沿いを走る。鉄道ファンに愛される点は共通ながら、沿線の地勢や気候、人々の言葉はそこそこ異なる。

津軽線は1988年、青函トンネルと海峡線の開業によって、本州と北海道を結ぶ大動脈の一部となった。津軽線(青森―中小国間)と海峡線(中小国―木古内間)、そして江差線(木古内―五稜郭間)、函館本線(五稜郭―函館間)が、一体化して「津軽海峡線」を名乗り、電車特急「はつかり」や快速「海峡」、そして「日本海」「北斗星」といった寝台列車がそのレールを走った。

ただ、中小国から先の津軽線は海峡線と交わらず、それまでと変わることなく気動車が三厩まで走り続けた。今年は青函トンネル開通から30周年の節目にも当たる。

2289チバQ:2018/09/13(木) 23:00:29
新幹線開業を境に地位低下

青函トンネルを抜ける「白鳥」。かつて蟹田駅にも停車していた=2008年3月(筆者撮影)

北海道新幹線の開業後、列車がめっきり減った蟹田駅=2018年8月(筆者撮影)
2002(平成14)年の東北新幹線・八戸開業、2010年の東北新幹線全線開通・新青森開業に合わせて、海峡線を行き来する列車は再編されたが、蟹田駅は津軽半島の拠点としての地位を守り続けた。特急が停車するたび、多いときは数十人が乗り降りした。東北新幹線全線開通時の2010年12月のダイヤ改正後には、特急10往復すべてが蟹田に停車するようになった。

しかし、2016年の北海道新幹線開業を境に、その光景は見られなくなった。津軽線と北海道新幹線は、津軽二股―奥津軽いまべつ間で容易に乗り継げるように見える。しかし、蟹田以北の津軽線の列車は1日わずか5往復にとどまり、待ち合わせ時間も長いため、接続機能は乏しい。多くの時間帯は、いったん青森まで戻り、さらに新青森駅まで乗り継いで、新幹線に乗る必要がある。

海峡線時代、蟹田から1時間半ほどで着けた函館まで、今では2時間半から4時間前後を要する。新幹線時代が訪れて、蟹田からは皮肉にも北海道が遠くなった。「風の町」に北海道新幹線は逆風を吹かせた。

地元はどう受け止めているのか。そもそも、北海道新幹線は何らかの恩恵をもたらしたのか。外ヶ浜町役場を訪れて、総務課の阿部清幸課長らに話を聞いた。

「新幹線の運賃が高くなったこともあり、住民からは『函館に行きづらくなった』という声を聞くことが多い」「わが家も以前なら、年に1回は函館へ出掛けていた。料金が安い割に、海を渡って小旅行気分に浸れた」「身内が県の南部に嫁いでいますが、帰省のとき、東北新幹線から奥羽線、津軽線の乗り継ぎが不便になった、と困っています」――。

通勤通学や日常生活への影響は限定的なようだが、特急列車の全廃は、暮らしの満足度に薄からぬ影を落としている様子だった。

一方の恩恵は、まだ目に見えにくい様子だ。在来線の利便性低下が、鉄道ファンの周遊性低下を招いている、という推測もある。


特急が姿を消した蟹田駅=2018年8月(筆者撮影)
沿線の人口減少や高齢化に伴い、北海道新幹線の開業前から、津軽線の利用者はじりじり減少していた。そこで、地域のイベントや祭りに合わせて、津軽線の利用促進と沿線の活性化の方策を探ろうと、JR東日本の青森運輸区職員らが5年ほど前、自治体と協力して「ガニ線プロジェクト」を立ち上げた。

その成果の一端として、2017年からは、町が毎年8月に開いているマラソン大会に合わせて臨時列車が運行するようになった。「1つの町のマラソン大会のために、臨時列車が走行するのは珍しい、と、その臨時列車が目当てで来訪した鉄道ファンもいた」と阿部課長。「1時間待っても乗りたい列車づくりを目指したい」「サイクルトレインや自転車愛好家との連携に活路を見いだせないか」。阿部課長らは思いをめぐらす。

北海道新幹線の通勤利用も
北海道新幹線開業がもたらした変化は、今別町でもいくつか耳にした。先にこの連載「若者を惹きつける『日本一小さい新幹線の町』」で紹介したように、今別町は県内で最も人口減少と高齢化が激しく、2018年6月現在の人口は約2700人、高齢化率は52%に達する。

それでも、町に伝わる伝統芸能「荒馬踊り」を伝承しようと、夏には全国から多数の若者が訪れるなど、町の姿は人口減少社会の将来像にいくつものヒントを投げかけてくる。

今回の訪問で、青森市から町の診療所に通う医療スタッフの1人が、冬季限定ながら、新幹線通勤に移行したという話を聞いた。北海道新幹線が地域の持続可能性を直接、左右し始めている形だ。

8月上旬の「荒馬まつり」には今年も全国から200人以上の若者が集まったほか、青函トンネル開通30周年を記念してJR北海道がイベントウォーク「ヘルシーウォーキング」を開催、130人ほどが参加して、例年以上のにぎわいがあったという。


奥津軽いまべつ駅を通過するH5系と貨物列車用線路(中央)、津軽線(左)=2018年8月(筆者撮影)
奥津軽いまべつ駅は1日平均乗車人員が60人という“最少の新幹線駅”ながら、「この日は午前10時台、はやぶさ1号、16号合わせて約130人もの乗降があった」と町役場の岩渕健企画財政課長は感慨深げに振り返る。

2290チバQ:2018/09/13(木) 23:00:58
奥津軽いまべつ駅の石沢透駅長は、駅に駐車している車の動向から「駅利用者の複雑な動きや、津軽半島と北海道のつながりが感じ取れる」と証言する。

開業1年目のデータによると、地元以外で駅に車を駐めている人は、奥津軽いまべつ駅から津軽山地を越えた中泊町・五所川原市が半数、外ヶ浜町の蟹田地区と三厩地区が各2割、そして残る1割は県外ナンバーだったという。「県外からやってきて、車で本州北端まで走り、さらに北海道新幹線で木古内まで、あるいは新函館北斗まで往復している人が一定程度いるようです」。

意外だったのは、津軽半島から北海道へ里帰りしている人が少なくないことだという。8月の夏祭りとお盆の時期、道南や札幌への切符が奥津軽いまべつ駅でもよく売れる。駅前の駐車スペースにも連日、30台ほどの車が並ぶ。

石沢駅長が地元の人に尋ねると、北海道から嫁いだ人たちがこの時期、帰省のため北海道新幹線を使っているのだと教えてくれた。「開業前、北海道新幹線といえば、首都圏や東北と人が行き来するイメージしかなかった。しかし、津軽半島と北海道の人の動きが見えるようになった」と石沢駅長。その縁は、津軽半島の将来像をどう変えていくのだろう。


外ヶ浜町一帯の観光地図=2018年8月(筆者撮影)
道南とのつながりをめぐっては、外ヶ浜町役場でも興味深い話を聞いた。津軽海峡線の開業と前後して、津軽半島と道南の交流が活発化し、旧三厩村と福島町、旧蟹田町と木古内町、旧砂原町(現・森町)との姉妹・友好関係が生まれた。その後、平成の大合併に伴って、これらの連携は解消されたが、2015年、外ヶ浜町と森町があらためて、しかも民間が主導する形で友好町となった。

森町サイトによると、旧砂原町は1532年、旧蟹田町出身の「権四郎」という人物が移住・開村したとされる。この縁を守る交流団の活動が、友好関係の復活につながったというのだ。

路線バスで絆の復活も
このほかにも、津軽半島を東西に結ぶ「つながりの復活」を試みる動きがある。

津軽半島の陸奥湾沿岸は、岩木川流域の五所川原市や中泊町から嫁いだ人が少なくないなど、両地域間には古くからの絆が存在する。しかし、道路網や鉄道網が南北に連なっている事情もあり、両地域間の一体感は希薄になっている。むしろ「最近、近くて遠くなった間柄」といえる。


奥津軽いまべつ駅と津軽鉄道・津軽中里駅を結ぶ路線バス=2017年10月(筆者撮影)
北海道新幹線開業にあわせて、その恩恵を津軽平野一円に及ぼそうと、奥津軽いまべつ駅と津軽鉄道の終点・津軽中里駅の間に、開業日から1日4往復の路線バスが運行されている。所要時間は約1時間、片道1200円ながら各種の割引制度も導入されている。JR津軽線や北海道新幹線から、津軽鉄道を経由して五所川原市、さらには弘前市方面にも乗り継げる。

実は筆者は、バスを運行する協議会の委託を受け、2017年10月から2018年年3月にかけて、利用実態を調査した。詳細は本稿では割愛するが、奥津軽いまべつ駅を起点に行き来する人の流れが、津軽半島のみならず、北海道から西日本まで予想をはるかに超えてバリエーションに富んでいる実態を把握できた。

2291チバQ:2018/09/13(木) 23:01:17
バスの利用者は2017年度の実績が1便あたり1.05人と苦境にあり、国や県、自治体の補助金が頼みの綱だ。それでも、JR北海道と道南の旅行代理店が企画商品を造成したり、沿線情報のネット発信が始まったりしたせいか、2018年度はやや向上している。

最近は中泊町民がバスを利用して、今別町の「荒馬まつり」や「ウニまつり」に参加するなど、反応も現れてきた。「情報を掲示すれば、見る人は見る。路線をつなげば、動く人は動く」。前出の岩渕課長は3年目の広がりの手応えを語る。

そもそも、奥津軽いまべつ駅に冠された「奥津軽」という呼称は、津軽平野北部や津軽の日本海岸をブランディングしようと、五所川原青年会議所が1980年代末につくり出した名だ。

今別町は「奥津軽」地域には含まれていなかったが、新幹線駅は仮称の段階から「奥津軽」を名乗り、最終的に「奥津軽いまべつ駅」に落ち着いた経緯がある。津軽地方への玄関口という機能を強く意識してきた同駅が真価を発揮できるか。住民の意識や人の流れはどう変わっていくのだろうか。

フェリー「かもしか」、イルカで脚光
「東西方向のつながり」の点では、蟹田港と下北半島・むつ市脇野沢港の間、陸奥湾を東西につなぐフェリー航路も最近、話題を呼んでいる。乗用車20台、バスなら4台を積める小さなフェリー「かもしか」が、観光シーズンは1日3往復、それ以外は2往復運航する。


蟹田港とむつ市脇野沢港を結ぶフェリー「かもしか」=2018年8月(筆者撮影)
集客は苦戦続きだったが、近年、筆者が所属する青森大学の研究者が、初夏に陸奥湾を訪れるイルカの大群をあらためて学術的に調査し、ネットでの情報集発信も進んできた。フェリーと併走するイルカの姿は撮影も容易で、SNSなどで脚光を浴びている。

津軽半島の地図には、「平成の大合併」の陰影が複雑に残る。さまざまな地域事情で、飛び地合併をした自治体と、それに取り残された形の自治体がモザイク状に入り組んでいる。産業が乏しく、県内ワースト級の人口減少と高齢化が進む中、地元はどんな活路を切り開くのか。また、JR職員と自治体のコラボは今後、どのような進展を見せるのか。「人口減少社会の再デザイン」の最前線の営みから、目が離せない。

2292チバQ:2018/09/13(木) 23:02:23
https://toyokeizai.net/articles/-/236677
並び順や欠番…実は奥深い「駅ホーム」の数字
東京には11〜13番、京都には1番乗り場がない
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小林 拓矢 : フリーライター
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2018/09/07 6:00
一覧コメント19「並び順や欠番…実は奥深い「駅ホーム」の数字 東京には11〜13番、京都には1番乗り場がない | 駅・再開発 - 東洋経済オンライン」をはてなブックマークに追加
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東京駅の在来線ホームは1〜10番だが、JR東日本新幹線ホームは「20〜23番」だ(撮影:尾形文繁)
1番線・2番線、あるいは1番乗り場・2番乗り場など呼び名はさまざまだが、列車の乗り場であるホームには「数字」が割り振られている。たとえば東京駅ならば、丸の内の赤レンガ駅舎側から1番線と2番線は中央線、3番線は京浜東北線北行、4番線は山手線内回り……と、10番線まで在来線が続く。

そこまではいいが、その隣にある新幹線ホームがちょっと不思議だ。在来線の10番線に隣接する東北新幹線・上越新幹線などJR東日本の新幹線ホームの数字は、いきなり20番線へと飛び、23番線まで続く。ではその向こうにあるJR東海の東海道新幹線はというと、こちらは14番線から19番線までとなっている。

つまり11〜13番線は存在せず、並び方も数字の順番通りではない。日ごろあまり気に留めることがなくても、改めて見てみるとなぜこんな配置になるのか疑問に思うのではないだろうか。JR東日本の新幹線を11〜14番線にして、東海道新幹線を15〜20番線にしてもいいのではないかと思える。だが、そうはなっていないのだ。

ホームの番号には、このほかにも「抜け」があったり「0番」が存在したり、よく見てみると不可解なことがいろいろとある。ホームの数字に関する謎について考えてみたい。

かつては「順番通り」だった東京駅
まず、上で触れた東京駅の例だ。同駅のホームがどのように増設され、変化していったのかを確認していこう。


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かつて東京駅には、丸の内側から1番、2番……と数字の順番通り、最大で15番線まで在来線乗り場が存在した。東海道新幹線は開業時、16〜19番線を使用。だがしだいに輸送量が増え、1970年代半ばに東海道本線(在来線)のホームを減らして14・15番線をつくった。その後、1991年には東北新幹線の東京駅乗り入れにともない、12・13番線が同新幹線のホームとなったが、この時点までは数字の並びは順番通りだった。

東京駅のホーム番号が大きく変わったのは、1997年の長野新幹線(現在の北陸新幹線)開業時だ。同新幹線の開業に合わせて新幹線ホームを増設することになったが、在来線は1〜10番線まであるため、新たにできる新幹線ホームを10・11番線とすると数字が重なってしまう。

そこで、JR東日本の新幹線ホームは20〜23番線を名乗ることとなった。東海道新幹線の後にできた新幹線だから、ということだろう。この際に、それまでの12・13番線は22・23番線に改称された。東京駅の在来線と東海道新幹線のホームの数字が連続していないのはこのためだ。

ちなみに、かつてはホームの数字が「連続していた」とはいうものの、例外があった。11番線だ。この番号のホームはこれまで東京駅に存在したことがない。

11番線は機関車の回送用線路であり、線路には11番という番号が振られているものの乗客が利用するホームがなかったためだ。この線路は東北新幹線の東京駅乗り入れにともなうホーム増設によって廃止されているため、今後もホームとして「11番線」ができることはないだろう。

2293チバQ:2018/09/13(木) 23:02:47
乗り場の番号と線路の番号
このように、線路に付けられた番号と乗り場の番号の関係で、ホームに「欠番」がある駅はほかにもある。たとえば東武鉄道春日部駅では、乗り場としては2番ホームと5番ホームがないが、そこにあたる箇所には線路が敷かれており、これが2番線と5番線となる。ホームがなくても、線路自体に数字が振られているわけだ。

これに関連して「1番乗り場」が消えたのがJR西日本・京都駅だ。同駅は0番乗り場の次が2番乗り場。では1番はというと、ホームはないものの線路は存在している。0番乗り場と2番乗り場の間にある線路がそれだ。

なぜ1番乗り場がなくなったのかというと、乗り場の番号と線路の番号を一致させるためだ。同駅は駅ビル工事の際、1番線の線路をつぶして1番乗り場を広げたため、1番乗り場の線路は2番線、間に3番線(現在の1番線の線路)を挟み、2番・3番乗り場の線路は4番・5番……と、乗り場と線路の番号が食い違っていた。

だが、乗り場と線路の番号は一致しているほうがさまざまな点で都合がいい。そこで、従来の1番乗り場(線路は2番線)をどちらも0番にすることにした。こうすると、2番・3番以降は乗り場の番号を変えることなく、線路の番号と一致するわけだ。

乗り場の番号は乗客への案内にかかわるため、頻繁な変更は混乱を招きかねない。京都駅の「0番」はこれを避けて乗り場と線路の番号を一致させる方法だった。前述の東京駅も、長野新幹線開業時にJR東日本の新幹線は20〜23番となったものの、東海道新幹線とまとめてホームの数字を振りなおさなかったのはそのためだろう。

ちなみに「0番線」は、京都駅以外にも各地で見られる。特に有名だったのは今年3月に高架化される前のJR九州・熊本駅だ。一般的に乗り場の番号は駅長室に近い側が1番線になるものの、それよりも手前にホームを設ける場合にこのようになるが、同駅は「0番線」がA、B、Cの3つに分かれているという特徴があった。なお、ふつうは「ぜろばんせん」とよむが、熊本駅の場合は「れいばんせん」と呼んでいた。

私鉄は各社の思想が表れる
ここまでJRについて見てきたが、私鉄各社ではホームの数字の割り振り方にもさまざまな考え方がある。

たとえば京王電鉄の新宿駅は、線路3線にホーム3面(3面3線)の配置となっている。1番線には1番ホーム、2番線には2番ホーム、3番線には3番ホームが対応するが、2番線と3番線の間に「降車ホーム」というホームがある。ここには特に数字は割り振られていない。同種の例は、東急池上線・多摩川線の蒲田駅にも見られる。

一方で、同じ新宿駅でも小田急電鉄は降車ホームにも数字を割り振っており、このため線路の本数に対して乗り場の番号が多い。小田急新宿駅は2層構造だが、地上階は線路が3本なのに対して乗り場の番号は「6番ホーム」まである(1番は欠番)。1つの線路を挟むホームに、それぞれ別の数字が与えられているわけだ。地下も線路は2本だが、乗り場の番号は7〜10番ある。降車専用ホームは3番、6番、7番、10番だ。同種の例は、西武池袋線池袋駅でも見られる。

一方、線路そのものに数字を与えているのは、阪急梅田駅である。線路に1号線、2号線……と数字を振り、9号線まである。その線路の両側を囲むホームを乗車用、降車用に振り分けている。「〇号線」というのは阪急ならではの呼び方だ。

線路に数字を割り振っている例で興味深いのは、近鉄の伊勢中川駅だろう。同駅はホーム5面・線路6線の駅だが、2番・3番・4番乗り場は2つずつ存在する。両側をホームに挟まれた線路については、両側のホームで同じ数字を使用しているためだ。

ホームの数字に「抜け」が発生したり並び順が不規則だったりするのは、JRの場合は乗り場の番線と線路の番線を合わせるためであることが多い。一方、私鉄はそれぞれの会社で、乗客の利便性の高いようにホームの番号を設定しているようだ。このあたり、鉄道会社による考え方の違いや、乗客への配慮などがうかがい知れる。よく使用する駅を観察すると、いろいろな工夫が見えてくるかもしれない。

2294とはずがたり:2018/09/14(金) 09:52:17
JR北海道、全路線で特急再開
「未定」区間の地元は廃線警戒
https://this.kiji.is/413115004247671905
2018/9/14 08:34
c一般社団法人共同通信社

 最大震度7の地震で全線の運行がストップしたJR北海道で14日、全路線での特急の運行が再開した。復旧路線が増える一方、再開が「未定」のままの路線もある。経営状態が悪い同社は不採算路線の対応にもともと苦慮している。過去の大規模な自然災害では、別の交通機関に切り替わった例もあり、地元では廃線につながらないか警戒感も出ている。

 14日は石勝線の南千歳―新得間が復旧。特急スーパーおおぞらとスーパーとかちの運行が可能になり、地震前に特急が走っていた全路線で再開した。橋桁がずれ、線路がゆがむなどした日高線の苫小牧―鵡川間は唯一、橋の調査を理由に再開のめどが立たない。

2296とはずがたり:2018/09/18(火) 12:12:37
廃止決まって最後のかき入れ時だからな,頑張って復旧したな。

長引く運休、観光に影響 JR夕張支線22日再開
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/227799
09/13 09:16 更新

 【夕張】来年4月廃止予定のJR石勝線夕張支線(新夕張―夕張、16・1キロ)は胆振東部地震の影響で運休が続いている。JR北海道によると、運行再開は22日の見通し。多くの鉄道ファンが支線を利用して訪れていただけに、地元関係者は運休や長引く余震による観光への影響を懸念する。

 JRによると、支線は台風21号の被害を受けた5日に運休し、翌日に再開予定だった。6日未明の地震により踏切の安全点検などのため2週間以上ずれ込んだ。地元利用者向けに代行タクシーが運行されている。

 支線の廃止決定後、終着駅の夕張駅などは平日でも多くの鉄道ファンの姿が見られたが、今はひっそり。鉄路廃止に向けた地元支援の一環としてJRが6、7の両日に企画した札幌発着のバスツアーも地震で中止となった。

残り:293文字/全文:626文字

2297チバQ:2018/09/18(火) 21:01:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180918-00000074-asahi-soci
京急が46駅の新名称募集、数駅変更も 小中学生対象に
9/18(火) 19:03配信 朝日新聞デジタル
京急が46駅の新名称募集、数駅変更も 小中学生対象に
産業道路駅(京急電鉄提供)
 「産業道路駅」の新しい名前をつけてください――。京急電鉄は同社創立120周年記念事業として、沿線に住む小中学生を対象に、同駅(川崎市川崎区)の駅名変更案を募集する。駅の地下化に伴い、近くを通る通称「産業道路」と呼ばれる県道とのゆかりが薄くなるための措置。都内や横浜市にある45駅についても新名称を募集し、数駅について新駅名を検討するという。

【写真】京急のマスコットキャラクター「けいきゅん」

 京急によると、名称変更案の募集対象駅は、都営浅草線と共同使用になっている泉岳寺を除く同社の72駅のうち46駅。品川や横浜、上大岡など他社線との乗り換えの最寄り駅になっていたり、川崎大師や金沢文庫、三浦海岸など、公共施設などへの最寄り駅として広く認知されたりしている駅は対象外となっている。

 同社や川崎市によると、産業道路駅は今年度中にまず電車が地下の走行に切り替わり、暫定的な駅の運用を開始。さらに2019年度に、新地下駅の使用が始まる予定となっている。

 駅が地下に入ることにより、「道路名にこだわる必要がなくなった。子供たちが大人になっても戻ってくるような駅名にしたい」と同社広報部。また、市によると、駅周辺が整備で様変わりしていくことから、市の飛躍につながるようなイメージだったり、公害のイメージが払拭(ふっしょく)できたりするような駅名に変更して欲しい、との要望が市に寄せられていた。

 駅名変更が確定しているのは産業道路駅だけだが、現在の地名とはつながりがなく、読み方が難しい「雑色(ぞうしき)」(東京都大田区)や、かつてあった地名が由来となっている「仲木戸(なかきど)」(横浜市神奈川区)など、対象となっている他の45駅についても変更案次第で新駅名を検討するという。募集は21日から10月10日まで。詳細はホームページ(http://www.keikyu.co.jp/information/cp/ekimei/index.html)。(石原剛文)


●駅名変更を予定していない駅(26駅)★この他、泉岳寺は都営浅草線との共同使用のため対象外

【他社線との乗り換えの最寄り駅】

品川、京急蒲田、天空橋、羽田空港国際線ターミナル、羽田空港国内線ターミナル、京急川崎、八丁畷、京急鶴見、京急新子安、横浜、上大岡、金沢八景、京急久里浜

【公共施設、神社仏閣、歴史的史跡などの最寄り駅として広く認知されている駅】

鮫洲、平和島、穴守稲荷、川崎大師、生麦、弘明寺、金沢文庫、神武寺、安針塚、県立大学、浦賀、YRP野比、三浦海岸

朝日新聞社

2298チバQ:2018/09/18(火) 21:26:47
https://www.asahi.com/articles/ASL9G55PNL9GPITB00R.html
JR山陽線、9月30日に全線再開 修復作業、急ピッチ
高橋俊成2018年9月15日02時11分
 JR西日本は14日、西日本豪雨の影響で不通が続く山陽線の三原―白市間(30・6キロ)を、9月30日に再開すると発表した。山陽線は全線再開となり、山陰線へ迂回(うかい)しているJR貨物の列車も同日から山陽線で運行される。

テツの広場
 JR西は当初11月中の再開を見込んだが、土砂の撤去や盛り土の修復などの作業を急ピッチで進めた。北野真・広島支社長は「ダイヤは未定だが、発災前とほぼ同じ本数を確保できると思う」と話した。

 岩徳線の周防高森―櫛ケ浜間は9月22日に再開。呉線は安芸川尻―広間が10月14日に再開し、来年1月中としていた三原―安芸川尻間のうち安浦―安芸川尻間は11月中に前倒しする。

 約80カ所が被災した芸備線は、備後庄原―三次(みよし)間で10月4日から部分運転するが、備後落合―備後庄原間の再開は来年1〜3月、三次―狩留家(かるが)間は1年以上先のままだ。福塩線は、10月4日から塩町―吉舎(きさ)間、同18日からは吉舎―上下間でも部分運転するが、府中―上下間は来年1〜3月の再開を見込む。(高橋俊成)

2299チバQ:2018/09/19(水) 22:58:08
http://www.sankei.com/affairs/news/180914/afr1809140004-n1.html
2018.9.14 08:50

全路線で特急、再開 「未定」区間の廃線警戒 経営難のJR北海道

 最大震度7の地震で全線の運行がストップしたJR北海道で14日、全路線での特急の運行が再開した。復旧路線が増える一方、再開が「未定」のままの路線もある。経営状態が悪い同社は不採算路線の対応にもともと苦慮している。過去の大規模な自然災害では、別の交通機関に切り替わった例もあり、地元では廃線につながらないか警戒感も出ている。

 14日は石勝線の南千歳-新得間が復旧。特急スーパーおおぞらとスーパーとかちの運行が可能になり、地震前に特急が走っていた全路線で再開した。一方、JR北海道が明らかにしている道内各路線の再開時期には、9月中の日付が並ぶ。橋桁がずれ、線路がゆがむなどした日高線の苫小牧-鵡川間は唯一、橋の調査を理由に再開のめどが立たない。

2300とはずがたり:2018/09/20(木) 14:17:15
>>1526(17.7.11 30kmに渡り被害)>>1662-1663(17.10.3社長鉄道以外の復旧の可能性に言及)>>1667>>1687>>1724(17.10.25黒字会社でも補助受けれるように法改正を)
>>1804 >>1984(18.4.5協議会発足・JR九州社長に議長を押し付け)>>2137(18.7.8自治体側は改正鉄道軌道整備法適用申請に慎重・上下分離も拒否)

徹底的に地元がカネは出さないけど復旧を求める日田彦山線。廃止やむなし。

復旧後の支援求めるJR、否定的な沿線自治体
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180918-00050062-yom-bus_all
9/18(火) 15:01配信 読売新聞

 自然災害で被災した鉄道路線の復旧のあり方が全国的に課題となる中、昨夏の九州北部豪雨で一部区間が不通となったJR日田彦山線では、復旧後の運営に公的支援を求めるJR九州と、否定的な沿線自治体の意見が平行線をたどっている。青柳俊彦社長が8月末、バスへの転換の可能性に触れたことで自治体側が反発、協議は長期化の様相を見せている。

 ◆不通で送迎

 まだ薄暗い8月31日の早朝、福岡県東峰村の自動車整備会社員の男性(44)は長男(15)や同級生たちを乗せ、ワゴン車のハンドルを握った。高校への送迎のためだ。

 最寄り駅は不通区間の中ほどにある筑前岩屋駅。同村では沿線の大分県日田市の高校に通う生徒も多いが、長男は鉄道の不通の長期化が見込まれることから、福岡県朝倉市の高校を選んだという。男性は「仕事の前後に送迎するのは負担が大きい」と話した。

 沿線の東峰村と福岡県添田町の住民は今年3月、人口のほぼ半数にあたる計6246人分の署名を同社に提出、早期復旧を求めた。同村の自治会長、佐々木茂季さん(62)は「協議の長期化は若者たちの流出につながる」と懸念を示した。

2301とはずがたり:2018/09/20(木) 14:32:23
中央線のグリーン車導入に向けた駅工事、まもなく開始 影響を受け鉄道ファンのオアシス閉店へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180919-00010006-norimono-bus_all
9/19(水) 16:11配信 乗りものニュース
NRE直営の飲食店、1年3か月で閉店のワケ
 神田駅構内にある飲食店「神田鐵道倶楽部」が2018年9月29日(土)の営業をもって閉店します。車内販売や駅弁の製造などを手掛けるNRE(日本レストランエンタプライズ)が直営するこの店、かつて寝台特急などの食堂車で提供されていたメニューを再現した復刻メニューが提供されたり、店内にはSLのナンバープレートや古い行先表示板などがずらりと並べられたりと、「鉄道ファンにとっての『癒しの空間』」(NRE)を目指した店でした。

【路線図】直通区間は一部対象外 中央線グリーン車の運行区間

 開店は2017年6月。NREによると、わずか1年3か月での閉店には、やむにやまれぬ事情があるといいます。

「中央線快速の12両化に向けたホーム延伸などの工事に店が支障するためです。同様の業態での出店は現在のところ検討しておらず、店内の調度品も当社で保管することになります」(NRE)

 中央線快速列車は今後、グリーン車2両が新たに連結され、現状の10両編成から12両編成になることが予定されています。これにともない、神田駅では中央線ホームの長さが足りなくなるため、これを延伸させなくてはならないのです。

 神田駅などを管轄するJR東日本東京支社によると、「グリーン車運行区間の44駅について、ホーム延伸など、運行に必要な駅改良工事を準備ができたところから順次進めていきます」とのこと。グリーン車の運行区間は、東京〜大月間および青梅線の立川〜青梅間とされています。

 現在のところ、神田以外で工事に支障するため駅構内の店舗が閉店するなどの予定はないそうですが、今後、中央線の駅で通路が一部狭まるといった可能性はあるといいます。神田を含む一部の駅では、ホーム延伸だけでなく、並行して行われる耐震補強工事も影響してくるそうです。

中央線のグリーン車導入に向けた駅工事、まもなく開始 影響を受け鉄道ファンのオアシス閉店へ
神田駅改良工事の影響で閉店する「神田鐵道倶楽部」(2017年5月、中島洋平撮影)。
車両はどうなる? 中央線グリーン車計画
 中央線快速のグリーン車は、2023年度末のサービス開始が予定されています。

 車両は現在、中央線快速に使われているオレンジ帯のE233系電車です。10両編成のうち東京寄りから4両目・5両目となる位置にグリーン車が2両連結され、そのうち東京寄りの車両はトイレ付です。さらに、現行の4両目、グリーン車連結後は6両目となる普通車にも今後、車いす対応のトイレが新設される計画です。

 グリーン車は今後116両(2両×58本ぶん)が新たに造られます。東海道本線や横須賀線といった他路線のグリーン車と同様、車両の中ほどが2階建てのものですが、中央線グリーン車ならではの特徴も。

 それは、乗降ドアの開口幅が従来の810mmから1300mmに拡大され、片開きから両開きに変更されること。JR東日本によると、スムーズな乗降や、東京駅での短時間折り返しを可能にするためだといいます。

 車両の工事は2018年度以降、2023年度まで順次実施されますが、普通車に設置されるトイレは2019年度末以降、設置が完了した車両から使用できるようになるそうです。

 ちなみに、中央線快速に使われるE233系電車には現在、10両固定編成と、4両+6両に分割できる編成があり、後者の編成には、6両側にグリーン車が連結されて4両+8両になります。分割可能な編成は青梅線・五日市線直通電車や、大月駅から富士急行線に乗り入れる電車に使用され、五日市線と富士急行線にはそれぞれ4両編成が乗り入れていますが、両線はグリーン車の運行区間に含まれていません。

乗りものニュース編集部

2302とはずがたり:2018/09/21(金) 20:55:08

京急、72駅のうち46駅の新名称募集 小中学生対象に
https://www.asahi.com/articles/ASL9L5WY4L9LULOB02J.html?ref=tw_asahi
石原剛文2018年9月18日19時03分

 「産業道路駅」の新しい名前をつけてください――。京急電鉄は同社創立120周年記念事業として、沿線に住む小中学生を対象に、同駅(川崎市川崎区)の駅名変更案を募集する。駅の地下化に伴い、近くを通る通称「産業道路」と呼ばれる県道とのゆかりが薄くなるための措置。都内や横浜市にある45駅についても新名称を募集し、新駅名を検討するという。

2303チバQ:2018/09/21(金) 22:21:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180920-00000507-san-soci
神戸市地下鉄、震災以来の「快速」検討…阪急との乗り入れ視野
9/20(木) 8:10配信 産経新聞
神戸市地下鉄、震災以来の「快速」検討…阪急との乗り入れ視野
快速復活が検討されている神戸市営地下鉄
 神戸市が、市西部と中心部の三宮や新神戸を結ぶ市営地下鉄西神・山手線で、平成7年の阪神大震災以降運行を取りやめていた快速電車の復活を検討していることが19日、分かった。待避駅の改修工事などに数百億円規模の投資が必要だが、将来的な阪急電鉄との相互直通運転を視野に入れている。

 同線は震災前の5年7月から午前10時〜午後5時に限って快速電車を運行。西神中央駅から新幹線と接続する新神戸駅まで通常32分の所要時間を26分に短縮して結んでいた。しかし、普通を追い抜く待避駅が名谷しかなく、本数の多い朝夕のラッシュ時に運行できないことから、震災後に運行を停止した。

 市の案では、新たな待避駅を設けるために上沢など複数の駅施設を拡張。早ければ31年度にも沿線需要や工事費の本格調査を行い、5年後の実現を目指す。

 快速復活の先には、市営地下鉄と阪急神戸線の相互直通運転を見据えている。直通運転の計画は16年に国土交通省の審議会で答申されており、三宮付近で接続して西神中央駅から阪急梅田駅まで直通させる。

 市は巨額の費用負担を理由に当初は消極的だったが、26年から阪急側と実務者レベルでの意見交換を繰り返しており、29年10月の市長選で久元喜造市長が公約に盛り込んだことで協議が加速している。

 総事業費は1千億円超が見込まれ着工時期は未定だが、兵庫県の井戸敏三知事も県議会で「住民の利便性が向上し、定住人口の増加が期待できる」と述べて、支援する意向を示している。

2304とはずがたり:2018/09/21(金) 22:33:54
>>2303
まじか〜♪めっちゃ楽しみ☆

2305とはずがたり:2018/09/22(土) 20:21:42
「こまち」東京〜秋田7760円、「とき」も半額に ネット限定商品発売 JR東日本
https://trafficnews.jp/post/81527
2018.09.19 乗りものニュース編集部

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tags: 鉄道, 新幹線, 秋田新幹線, 上越新幹線, こまち, とき, きっぷ, JR東日本
JR東日本が、秋田新幹線「こまち」と上越新幹線「とき」の一部列車を対象に、50%引きになる商品を発売します。

「とき」東京〜新潟間4830円も
 JR東日本は2018年9月19日(水)、秋田新幹線「こまち」と上越新幹線「とき」を対象に、期間限定で運賃・料金が50%引きとなるインターネット商品を設定すると発表しました。

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秋田新幹線「こまち」のE6系(恵 知仁撮影)。

 同社が提供するインターネットのきっぷ予約購入サービス「えきねっと」の会員が、2018年4月に1000万人を達成したことと、「モバイルSuica」会員が2017年11月に500万人を達成したことを記念した商品。今回はその第4弾です。

2306とはずがたり:2018/09/24(月) 19:58:10
赤字のJR北海道もいさりび鉄道の地元も駅が遠くなる函館市民も,トンネルの大きさとか一切無視だけど札幌方面への延伸迄は木古内からは函館駅までミニ新幹線方式で乗り入れの方が良かった気がするw

新函館北斗駅、にぎわい遠い駅前 「営業するほど赤字」
https://www.asahi.com/articles/ASL9F5SQKL9FIIPE024.html
阿部浩明2018年9月24日09時52分

 北海道北斗市の新たな象徴になるはずの「顔」がさえない。北海道新幹線開業に合わせて市が進めてきた新函館北斗駅周辺開発。企業向けに整備した商業用地は活用が半分ほどにとどまり、駅前ビルの物販・飲食スペースからは、営業不振などを理由に店舗の撤退が相次ぐ。

 駅に隣接する市観光交流センター別館「ほっくる」には、様々なみやげ物店や飲食店が並ぶ。でも人影はまばら。「観光客はほとんど来ませんから……」。閑散とした店内を見回し、女性店員が嘆いた。

 道南の魅力をアピールするスペースとして市がプロデュースしたが、今は空きスペースが目立つ。18店舗のうち、これまでに5店舗が撤退。後継テナントも見つからない状態だ。

 「営業すればするほど赤字が膨らんだ。とても商売にならない。期待はずれだった」。今年2月に店を畳んだ会社の幹部は不満をあらわにした。

 約500万円を投資して昨年3月に出店。がごめ昆布製品や酢入りソフトクリームなど健康志向の食品販売を手がけた。だが採算が見込めず、1年を機に撤退を決めた。「駅舎とつながっていない上に、店に誘導する案内もなかった。市に改善を頼んだが反応が鈍いし、何の戦略もない」

 駅前に造成した商業用地の活用も進まない。更地が広がり、あちこちで雑草がはえる。これまでにホテル事業者やレンタカー会社、郵便局、飲食店、道営住宅など15事業者の立地が決まったり、すでに営業が始まったりしている。だが、造成地の約45%が活用のめどが立っていない。

 市が作った企業向けパンフレットでは、北陸、東北、九州各新幹線の利用者数が伸びている実績を紹介。北海道新幹線の「明るい未来」を強調するが、JR北海道によると2017年度の乗車率は26%で、開業年度の約8割に落ちた。さらにパンフレットでは新函館北斗駅の乗降客数を1日約6千人と予想するが、実際には1日平均で千数百人しかないのが現状だ。多くの人が、新幹線を降りると在来線に乗り換えて函館方面に移動してしまう。

 9月市議会で駅前開発について…

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2307とはずがたり:2018/09/25(火) 10:25:11
JR東が総力戦で挑む「超高速」新幹線の勝算
世界は再びスピード追求の時代に突入する?
https://toyokeizai.net/articles/-/233036?utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related
大坂 直樹 : 東洋経済 記者

次世代の新幹線に求められるのはスピードか、それとも快適性か。この春に確認試験車がデビューしたJR東海(東海旅客鉄道)の新型新幹線車両「N700S」は、東海道区間における最高速度は現行と同じ時速285kmのまま、乗り心地などの快適性を向上させる。なお、確認試験車では、新技術の確認など量産化に向けたさまざまな試験を行う。


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一方で、JR東日本(東日本旅客鉄道)は、来春の完成を目指し開発中の試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」で試験最高時速400km程度の実現と快適性の向上という二兎を追う。その成果を踏まえて現在の東北新幹線の主力車両「E5系」の後継車両を開発し、営業最高時速360km運転を目指す。速度と快適性を同時にレベルアップするのは、決して容易ではない目標だ。

2030年度の札幌開業に新型車両投入
JR東日本が新型車両の開発に踏み切ったのは、2030年度末の北海道新幹線札幌延伸を見据えてのことだ。現在の北海道新幹線区間(新青森―新函館北斗間)の旅客収入はJR北海道(北海道旅客鉄道)に帰属するが、東京―札幌間を新幹線で移動する人が増えれば、その分だけ、JR東日本のテリトリーである東京―新青森間の旅客収入が増える。羽田空港―新千歳空港間の航空機利用者は年間975万人。その一部でも新幹線に取り込むことができれば、JR東日本のメリットは計り知れない。ただ、そこに立ちはだかるのが所要時間の壁だ。


北海道新幹線の車両「H5系」。基本的な性能はE5系と同じ(撮影:尾形文繁)
現在の東京―新函館北斗間の最短所要時間は4時間2分。新幹線が航空機よりも優位に立つとされる「4時間の壁」をタッチの差で切ることができず、東京―函館間における航空機と新幹線を合わせた利用者のうち新幹線の比率は35%にとどまる。4時間を切れない原因の一つとして、貨物列車と共用走行する青函トンネルとその前後区間内で新幹線の最高時速が140kmに抑えられているという点が挙げられる。

事態の打開に向け、国土交通省は2018年度末に同区間内の新幹線の最高速度を時速160kmに引き上げることを検討している。実現すれば、東京―新函館北斗間の最短所要時間は3分短縮され、3時間59分。わずかだが4時間の壁を切る。

2308とはずがたり:2018/09/25(火) 10:25:21
さらにゴールデンウィーク、お盆、年末年始など貨物列車の運行が少なく、新幹線の利用者が多い時期には一部の列車において同区間の最高時速を200kmに引き上げることも検討している。2020年度の実施を目指しているが、実現すれば東京―新函館北斗間の所要時間は6分短縮され、3時間56分となる。東京―新函館北斗間で新幹線シフトが進む可能性は高い。

だが、東京―札幌間の所要時間は5時間近くかかると見られており、たかだか6分の時短効果では焼け石に水だ。同じく新幹線で5時間近くかかる東京―博多間における対航空機でみた新幹線のシェアは7%程度にすぎない。航空機から大量の利用者を新幹線にシフトさせるためには、スピード性能を高めた新型車両の開発が不可欠なのだ。

アルファエックスには原型がある
1964年に新幹線「0系」が運行開始したときの営業最高時速は210kmだった。その後1985年の東北新幹線の開業や1987年のJR発足により、新幹線はスピード追求の時代に突入し、現在の営業最高速度は東北新幹線が時速320km、東海道新幹線が時速285km、山陽新幹線が時速300kmという状況に至る。


JR東日本には、試験車両「STAR21」で最高時速425kmを出した実績がある(記者撮影)
単なる速度向上だけならJR東日本の試験車両「STAR(スター)21」が1993年に時速425kmを達成し、その後JR東海の試験車両「300X」が1996年に時速443kmを達成している。これに対してアルファエックスが目指す試験最高時速は400km程度。スピードだけを見れば、四半世紀前に達成した記録から後退している。


JR東日本が開発した試験車両「FASTECH360」(写真:alpha7000/PIXTA)
アルファエックスには原型がある。スター21による試験終了後にJR東日本が開発した試験車両「FASTECH(ファステック)360」である。時速360kmでの営業運転をにらんで開発され、2005年から2009年にかけて運行試験を行った。その試験最高速度は時速398kmにとどまったが、それには理由がある。

スター21が高速化、軽量化といった極限技術の追求をコンセプトとしていたのに対し、ファステック360は「高速性、信頼性、環境適合性、快適性などあらゆる面において世界最高水準を目指した」(JR東日本)。つまり、ファステック360は信頼性や快適性の向上、環境との調和が重視されていたわけだ。

たとえば、架線から電気を取り入れるパンタグラフを例にとると、高速走行時のパンタグラフの風切り音は、周辺に大きな騒音をまき散らす。そのためパンタグラフの形状を騒音が軽減されるよう改良を施したほか、かつての新幹線では1編成につき5カ所で行なっていたパンタグラフの集電を、ファステックではわずか1カ所に減らした。パンタグラフ集電が1カ所しかないと、何かの拍子に架線から離れて集電できないリスクが高まる。そのため架線との接地板を改良したり、架線の張力を高めたりするなどの対策を施している。

2309とはずがたり:2018/09/25(火) 10:26:03
ほかにもファステック360の技術的な特徴として高速走行時の台車の信頼性確保や騒音抑制といったものがあり、ファステック360の開発と走行試験で得られた知見の多くは、E5系に採用されている。


試験車両「FASTECH360」は猫の耳の形をした空力ブレーキを搭載していた(写真:共同通信)
なお、ファステック360では地震発生時に通常のブレーキに加え、空力ブレーキも搭載していた。緊急停止時に猫の耳のような大型の抵抗板が屋根の上にせり出し、空気抵抗を高めることで停止するまでの距離を短縮できるというメリットがある。ただし、抵抗板を収納するために客室スペースが狭くなるといったデメリットがあり、E5系には採用されていない。

E6系タイプの試験車両も開発?
さて、東京―札幌間1035kmという長距離を走る次世代新幹線を見据えて開発されるアルファエックスには、ファステック360以上にさまざまな新技術が採用されている。地震時の横揺れを吸収し脱線しにくくさせる「地震対策ダンパ」、営業時速360km運転時の騒音を低減させるための車体下部やパンタグラフ形状のさらなる改良といったものだ。

また、長時間乗車を踏まえ、静かで揺れが少ない快適な車内空間の実現も目指す。JR東日本の新幹線にとってはこれまで経験したことのない長距離を走る。「10年後のお客様がどのような時間の過ごし方をするのか、今から勉強しておきたい」と、川野邊修副社長は言う。航空機のように映画などを見ることができるモニターを各座席に設置する、車内にミーティングルームを設置するといったさまざまなアイデアが検討されているようだ。

E5系には搭載されなかった空力ブレーキだったが、アルファエックスには搭載される予定だ。大型の抵抗板を収納するため客室スペースが狭くなるという問題については、抵抗板を小型化して屋根上の鋼体部分に収納し、その上で抵抗板の数を増やしてブレーキ力を高めるという。

また、アルファエックスは東北・北海道新幹線を想定して開発されるが、「将来は秋田新幹線E6系タイプのアルファエックスも造って連結走行について勉強したいと思っている」と、川野邊副社長は言う。E5系とE6系が連結走行するように、2種類のアルファエックスが連結走行する姿が見られるかもしれない。

このように、車両側では時速360kmでの営業運転に向け技術開発が着々と進んでいるが、車両のスピード性能を高めればすぐに走れるというものでもない。東北新幹線で時速360km運転できる区間は宇都宮―盛岡間の425kmに限られる。盛岡以北は「整備新幹線」区間として最高時速は260kmと定められ、騒音対策なども時速260kmを前提に施されている。これでは、仮に時速360km運転が実現しても宝の持ち腐れだ。

2310とはずがたり:2018/09/25(火) 10:27:07
>>2307-2310

この問題点はJR東日本も国土交通省も承知している。そこで、JR東日本は2013〜2014年に盛岡―新青森間で時速320km走行を念頭に置いた走行試験を深夜の時間帯に実施し、同区間を高速走行した際の課題の洗い出しを行っている。

国交省も盛岡―新青森間の速度向上について議論をスタートさせた。設備改良により、盛岡―新青森間の時速320〜360kmでの運転が実現すれば、同様に最高速度を時速260kmに抑えられている新函館北斗―札幌間の最高速度引き上げが検討される可能性は十分ありうる。

上野―大宮間についても動きがあった。今年5月、JR東日本は埼玉県内における同区間の最高速度を現行の時速110kmから130kmへ引き上げるため、騒音対策として吸音板設置や防音壁かさ上げなど地上設備の工事を行うと発表した。工事は2年程度で完了し、その後は所要時間が1分程度短縮されるという。スピードアップ効果は限定的だが、上野―大宮間は北陸、上越新幹線も走る最混雑区間である。「スピードアップにより運行本数の増加の余地が生まれる」と深澤祐二社長は期待する。

世界は再びスピード競争に?
世界の高速鉄道車両業界はスピード追求から省エネなど効率重視の方向へ傾いている。しかし、世界の高速鉄道の歴史はスピード重視と効率重視の間で揺れ動き、将来またスピード追求の時代がやってくるという見方もある。

実際、独シーメンスは時速300km走行時の省エネ性能を30%改善した最高時速360kmの高速鉄道車両を開発、2023年に市場投入すると今年6月に発表した。新しい時代における環境適合性や顧客満足度を満たしたうえで、再びスピードを追求する時代がすぐそこまで来ている。JR東日本の動きもその一つに数えられるだろう。

車両開発から地上設備改良までJR東日本が総力戦で挑む新幹線のスピードアップ。越えるべきハードルは数多いが、達成したときに得られる果実は大きい。1000万人に迫る東京―札幌間の年間航空機利用者の一部が新幹線にシフトすれば、JR東日本にとっては新函館北斗開業時とは比べものにならないほどの収益が得られる。今度は大量の乗客をどうさばくかについて頭を悩ませる時代がやってくるかもしれない。

東日本旅客鉄道の会社概要 は「四季報オンライン」で

2311とはずがたり:2018/09/26(水) 18:24:52
JR除草剤で沿線農作物被害 早場米の出荷自粛も 福岡・みやま市
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/452443/
2018年09月26日 06時00分

 JR九州が福岡県みやま市のJR鹿児島線の線路にまいた除草剤が飛散し、沿線の約7キロの範囲で大豆の葉が生育不良で萎縮する被害が相次いでいることが分かった。沿線の早場米の稲からは非農地用の農薬成分が検出され、地元JAは早場米の出荷を見合わせている。JR九州は非を認め、農家への被害補償や見舞金の支払いを検討している。

 同社によると、各線で年2回程度、専用の作業車両を使って除草剤を散布しているが、農産物の被害が広範囲で発生したのは初めてという。

 みやま市のJR鹿児島線では8月1日と7日の深夜から未明にかけて散布しており、「日中の猛暑で除草剤が揮発し、周辺の田畑に影響した可能性もある」(広報部)とみて原因を調査している。他の沿線自治体や農家からの被害の訴えはないとしている。

 JAみなみ筑後(みやま市)によると、8月中旬、大豆農家から被害が相次いで寄せられたため調査を開始。瀬高駅から渡瀬駅まで全長7キロ、線路を挟んで最大30メートルの範囲で葉の萎縮を確認した。市と連携して民間検査機関に大豆と稲の葉の残留農薬検査を依頼したところ、稲から微量の農薬成分「ジカンバ」を検出。ジカンバは、JR九州が散布した非農地用の除草剤に含まれており、農地用には使用されない成分という。

 JA側はJR九州に検査結果を報告したほか、「安全性が確認できない」として、収穫済みの早場米計8トン(約160万円相当)を出荷せずに保管している。大豆は11月から収穫が始まるが、出荷を見送る農家もあるという。

 沿線の農家男性(36)は「私たちは農薬散布の際には、隣の水田や畑に飛散しないように細心の注意を払っている。JR九州のいいかげんな作業が原因ではないのか」と憤る。JR九州は取材に「迷惑を掛けたことをおわびする。原因究明を進め、(被害にも)真摯(しんし)に対応する」と話した。

=2018/09/26付 西日本新聞朝刊=

2312荷主研究者:2018/09/29(土) 22:07:21

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20180916/CK2018091602000025.html
2018年9月16日 中日新聞
JR北陸線19駅、イコカの利用始まる 福井駅で式典

ICOCAで渡り初めをする西川知事(中)ら=JR福井駅で

 県内のJR北陸線十九駅で十五日、JR西日本のICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」の利用が始まった。福井駅では式典が開かれ、西川一誠知事らがイコカで自動改札機を通る「渡り初め」をした。

 導入されたのは新疋田駅(敦賀市)から牛ノ谷駅(あわら市)までの北陸線県内全駅。八日に自動改札機が導入された福井駅と敦賀駅では、乗り降りの際にカードを改札機にタッチすれば自動的に運賃が計算されて、あらかじめカードにためた金額から引き落とされる。このほかの十七駅にはICカード読み取り専用の改札機が設置され、タッチで運賃を支払える。

 JR東日本のSuica(スイカ)など、イコカ以外の全国九種のカードも利用可能で、福井で購入したイコカを首都圏などで利用することもできる。県内でイコカを購入できるのは敦賀、福井、鯖江、武生、敦賀の五駅。JR西日本の管内で二百キロ以内を利用でき、県内からは金沢、米原、大阪までカードで移動可能。ただし芦原温泉駅など特急が停車する五駅で乗降する場合は、距離にかかわらず大阪近郊区間の和歌山駅や播州赤穂駅(兵庫県赤穂市)まで利用できる。

 福井駅の式典では、JR西日本の前田洋明金沢支社長が「運賃表を見ることもなく、切符を買わずに乗れるので便利。ぜひ利用してほしい」とあいさつ。西川知事は「国体や全国障害者スポーツ大会で県外から訪れる皆さんに利用してもらえるのがうれしい」と話した。

 (今井智文)

2313とはずがたり:2018/10/01(月) 10:31:03
実は0系とはファミコンであるってのが俺の持論w
将に横井氏の「枯れた技術の水平思考」の鉄道版ではないか!

この記事読むと垂直的思考だったように思えてくるけどwまあそこはゲーム機と鉄道の違いって事でw

実はすごくない初代新幹線「0系」 なぜ世界初の「すごい高速運転」実現できたのか?
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20181001/Trafficnews_81324.html
乗りものニュース 2018年10月1日 06時20分

丸っこい先頭部が特徴の0系電車。営業運転の最高速度が世界で初めて210km/hに到達した新幹線の初代車両ですが、技術的にはとくに目新しい部分がなく、「すごい車両」ではなかったといいます。なぜ「すごくない車両」が高速運転を実現できたのでしょうか。

すでにあった技術を活用
 1964(昭和39)年10月1日、世界初といえる本格的な高速鉄道が開業しました。東京〜新大阪間515.4km(実キロ)を結ぶ、日本の東海道新幹線です。このとき導入された初代の新幹線電車は、のちに「0系」と呼ばれるようになりました。


名古屋のリニア・鉄道館で展示保存されている0系(2011年、前里 孝撮影)。
 新幹線が開業する前、国鉄の在来線で最も速い鉄道車両だったのは、東海道本線の特急列車で使われていた151系電車など。営業運転での最高速度は110km/hでした。しかし、0系は一気に100km/hアップして210km/hに。世界的に見ても、210km/hで営業運転を行う車両は0系が初めてでした。

 この話だけを聞けば、「国鉄の研究者たちは何か革新的な技術を開発し、それを0系に導入したに違いない。0系はすごい」と思いたくなります。しかし、実際は少し違います。0系はとくに目新しい技術を導入したわけでなく、すでにある技術を使って開発されたのです。

 たとえば、速度を大幅に引き上げるためにモーターの出力が従来の電車より強化されてはいますが、基本的な構造は151系などで使われてきたモーターと同じです。…


た、トンネルに入ったときの気圧の変化で耳が痛くなる現象(耳ツン)を防ぐため、0系では「気密構造」と呼ばれる技術を採用しています。これも0系が開発される前からあった技術です。
 信号システムはどうでしょうか。速度が200km/h以上ともなると、地上に設置した信号機のそばを一瞬で通り過ぎ、肉眼での確認は困難です。これでは安全に運転できません。そこで0系は運転室に信号装置(車内信号機)を設置。その表示方法も青、黄、赤の3色を使うものではなく、「この区間の速度は200km/hまで」というように速度の上限を表示しました。上限を超えた速度で走ろうとすると、自動的にブレーキがかかる仕組みです。

 車内信号機を使って速度を自動的に調整するシステムは、自動列車制御装置(=Automatic Train Control=ATC)と呼ばれています。なかなか革新的な技術のように思えますが、このATCも1961(昭和36)年に開業した営団地下鉄(現在の東京メトロ)日比谷線で、すでに実用化されていたシステムでした。

すごいのは0系を含む「トータルシステム」
 そもそも210km/hという速度自体、1903(明治36)年にドイツのメーカーが開発した試験電車の走行試験で記録されています。単に200km/h以上で走るというだけなら、東海道新幹線が開業する60年以上前に実現していたのです。



2314とはずがたり:2018/10/01(月) 10:31:25
>>2313
 0系のすごいところは、車両だけでなく線路、信号なども含めた「高速鉄道システム」のひとつとして開発された点にあります。車両は車両として、設備は設備として個別に開発するのではなく、全ての分野を同時に、かつ総合的に開発した「トータルシステム」だったことが、一番重要なポイントだったといえます。

 まず、新幹線の線路は2本のレール幅(軌間)を在来線より広くしました。軌間は基本的に広ければ広いほど車体が安定し、とくに高速で運転する場合に適しています。さらに、並行する在来線よりも急なカーブや勾配が少ないルートを採用して、速度を出しやすくしました。

 また、鉄のレールと車輪を使う鉄道は摩擦力が小さく、ブレーキをかけてもすぐには止まれません。200km/hで走行中にブレーキをかけても、完全に停止するまでには2kmほど走ってしまいます。これでは踏切での無断侵入などに対応できず、大きな事故につながる恐れもあります。

 そこで新幹線は踏切をいっさい設けず、道路との交差は全て立体化することになりました。それ以外の場所でも築堤や高架橋などを通るようにして、一般の人が線路に近づけないようにしています。

 つまり、200km/h以上の速度で走るための新しい技術を開発したのではなく、60年以上前からある高速運転技術を活用できる線路を計画し、実際に建設したといった方がいいでしょう。…

モーターが多いのは「速度」よりも「軽減」
 東海道新幹線が開業する前に東京〜大阪間を結んでいた在来線の特急電車は、モーターを搭載した重い車両とモーター無しの軽い車両が編成中に混在していました。車両によって重さが異なり、とくに高速運転では線路にかかる力が大きくなります。これでは、せっかく建設した高速運転用の線路もすぐに劣化してしまい、メンテナンスの費用がかさんでしまいます。

 0系は全車両にモーターを搭載したことで、車両ごとの重さの変動を小さくできました。線路にかかる力も抑えられ、メンテナンスにかかる費用を軽減したり、鉄橋など大きな構造物の建設費用を抑えたりすることが可能になったのです。また、モーターを増やしたことで、ひとつひとつのモーターを小さくすることが可能に。その分客室を広くして、サービスの向上を図ることもできました。

 このように、新幹線の線路は0系が高速運転しやすい構造で建設され、逆に0系は高速運転用の線路に負担をかけない方式で開発されました。…

 海外の鉄道関係者のあいだでは、「シンカンセン」が高速鉄道の一般名詞のように使われています。新幹線が世界初の本格的な高速鉄道だったというだけでなく、線路や信号も含めた総合的な鉄道システムとして高く評価されているためと思われます。

 英国のヨークにある国立鉄道博物館は、「世界を代表する高速列車」としてJR西日本から0系の先頭車を譲り受け、2001(平成13)年から展示しています。これも「シンカンセン」が海外で高い評価を受けている、その証しのひとつといえるかもしれません。

2315チバQ:2018/10/03(水) 17:41:19
https://this.kiji.is/413858298279429217?c=174761113988793844
佐世保線特急 博多直通“廃止”懸念
新幹線全線フル 並行在来線化で

 九州新幹線長崎ルートの新鳥栖-武雄温泉間の整備方法について、与党検討委員会は全線フル規格とミニ新幹線の二択に絞った。長崎県や長崎県内の沿線市は全線フルを要望するが、実現するとこの区間は並行在来線とみなされ、JR佐世保線(佐世保-肥前山口)の一部が含まれる。佐世保市は、JR九州が並行在来線の経営を分離すれば、博多まで直通する佐世保線の特急「みどり」の運行がなくなる可能性があると懸念。並行在来線の問題は佐賀県も不安視しており、今後、議論が活発化しそうだ。

 佐世保市は4月下旬、長崎ルートの整備方法で、全線フルとミニ新幹線がそれぞれ佐世保線に与える懸念をまとめた資料を佐世保市議会特別委員会に配布した。資料には全線フルの場合、「武雄温泉-新鳥栖が並行在来線になると想定される。経営がJR九州から分離された場合、みどりの運行が維持されない可能性がある」と記載。どちらの整備方法でも特急が武雄温泉で乗り換えとなったり、減便したりする可能性があると指摘した。佐世保市議からは先行きを心配する声が出た。

 国土交通省は並行在来線を「整備新幹線区間を並行する形で運行する在来線鉄道」と定義。JRが新幹線に加え、並行在来線を経営することは過重な負担となる場合があり、沿線全ての道府県と市町村から同意を得た上で新幹線開業時に経営分離できるとする。

 JR九州は取材に対し、新鳥栖-武雄温泉間の並行在来線問題は「課題として認識している」。しかし、国が新幹線の整備方法を決定していないため、「佐世保線への影響は全く検討しておらず、回答する材料がない」としている。

2316チバQ:2018/10/04(木) 18:42:41
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181004-00239668-toyo-bus_all
駅時刻表には表れない「便利な駅」の見分け方
10/4(木) 5:40配信 東洋経済オンライン
駅時刻表には表れない「便利な駅」の見分け方
複数の種別が走る路線では、駅の時刻表に載っている列車すべてが必ずしも「有効な列車」とは限らない(写真:tkc-taka / PIXTA)
 首都圏の各鉄道会社は、少子高齢化社会を見据え「選ばれる沿線」「選ばれる路線」として勝ち残るべくさまざまな取り組みを行っている。

【写真】東急田園都市線の日中ダイヤは大井町行き急行などの新設で有効本数が増えた

 通勤需要増加の頭打ちや減少に備え、通勤ラッシュ時に快適な通勤を提供すべく着席保証列車を新設する鉄道会社もあれば、日中のお出かけ需要の発掘を狙って快速列車を新設したり、日中や土日のダイヤの改善に取り組んだりする会社もある。

 では、本当にいい路線、利便性の高い路線を選ぶにはどのような視点が必要だろうか?  本稿では1つの指標として「有効本数」で路線の利便性を見ることを提案し、いくつかの路線の事例を紹介する。なお、現行ダイヤについての内容はすべて2018年3月改正時点のダイヤで論ずるものとする。

■全列車が「使える」とは限らない

 有効本数とは「ある目的地に行くのに実際に有効な(使える)列車の本数」のことだ。かつて某大手電鉄会社に勤務する友人が、当時の東急田園都市線の日中ダイヤが不便だったことについて、この考え方を用いて私に語ってくれた。

 その当時、田園都市線長津田駅発の日中の上り列車は1時間あたり急行4本、各駅停車8本の運転であった。本数だけ見れば12本もあるため便利そうに見える。しかし、当時の各駅停車は必ず途中の鷺沼、または桜新町で後続の急行に抜かれるため、最速で渋谷に行こうとすれば鷺沼か二子玉川で急行に乗り換える必要があった。

 つまり、次の各駅停車に乗っても、結局は後続の急行に乗り換えることになる。それなら長津田で次の急行を待っても到着時間は変わらない。ということは、実際には長津田から渋谷へ行くのに使える列車は1時間に4本の急行しかないことになる。この4本が「有効本数」だ。

 だがその後、東急は土休日ダイヤで、途中の二子玉川で渋谷方面行きの各駅停車に接続する大井町行き急行を毎時2本新設。さらにその後、従来は朝の上り限定だった準急を平日・土日の日中に毎時2本設定した。

 これによって、渋谷への有効本数は平日毎時6本、土休日は毎時8本まで増えた。土休日ダイヤで見れば長津田駅発の運行本数は毎時12本から毎時16本へと1.25倍に増えているが、実際の運行本数に対する有効本数の比率は33%から50%へと1.5倍に増えた。

 また、従来は運行本数が毎時8本なのに対して有効本数は4本しかなかった途中の急行通過駅も、すべての各駅停車から同じ途中駅で急行系列車に乗り継げるようになったことで、有効本数比率は100%になった。各駅停車と急行系列車の本数の比率が1:1になったからである。

 これらの改善は、単純に列車本数を増やした以上の効果を生んだことになるのではないだろうか。

2317チバQ:2018/10/04(木) 18:42:55
■増発せず有効本数を増やした中央線

 このように、実際に利用するうえでは運転本数以上に重要なのが有効本数だ。そして、運転本数を増やすことなく有効本数を増やすことも可能である。その例がJR中央線だ。

 かつて中央線の立川以西の区間は、運転本数の割に有効本数が少なかった。例えば土休日の豊田駅上り12時台は10本と都心の地下鉄並みだったが、このうち6本は中野へ着くまでの間に後続の特快に抜かされる列車であり、中野より先を目的地とする人にとっての有効本数は特快3本と、立川で青梅線から来る特快に接続する快速1本の計4本しかなかった。

 しかし2013年3月のダイヤ改正により、日中1時間あたりの特快の本数が平日は5本、土休日は6本まで増えた。既存の一部の快速を特快に置き換える形での増発だったので、運転本数は変わってはいない(むしろ時間・区間によっては少し減った)が、立川以西の有効本数は大幅に増えた。土休日の豊田駅上り12時台で比較すると、本数自体は9本に減ったものの、有効本数は特快4本と、立川で青梅線から来る特快に接続する快速2本の計6本まで増えたのだ。

 これで、都心部へ行く人にとっては平均10分間隔で電車が来るのと同等の利便性にまで改善されたことになる。時刻表上の停車本数が多い駅が必ずしも便利な駅ではないことを示すビフォーアフターの好例である。

 一方、中央線と逆に、本数は変わらないものの、種別が変わったことで有効本数が減ってしまったのが常磐線だ。

 2005年7月、JR東日本は同年8月開業のつくばエクスプレスに対抗するため、常磐線の上野―土浦間に特別快速を新設した。当時、茨城県内の取手―土浦間では上野行き快速列車が毎時4本運転されており、このうちの1本が特別快速に置き換えられ、茨城県内(取手―土浦間)は各駅に停まるにもかかわらず上野までの所要時間を16分も短縮した。

 だが特快があまりにも速すぎるため、途中駅で特急の通過待ちだけでなく特快にも追い抜かれる快速ができてしまい、有効本数は減少した。

 日中の土浦駅上りの時刻を見ると、毎時00分発の特快、14分・30分・45分発の快速が設定され、ほぼ15分間隔の発車となっている。だが、45分発の快速は佐貫で特急の通過待ちを行うため後続の特快との差が9分に縮まり、さらに取手から先、特快の停まらない天王台、我孫子に停車して3分差まで追い上げられ、最終的には北千住で特快に抜かれる。

 ということは、土浦駅の利用者にとって日暮里より先の都心を目的地とする場合の有効本数は毎時00分発の特快、14分・30分発の快速の3本のみとなり、30分発を逃すと事実上、次の特快まで30分待つことになるのだ。

2318チバQ:2018/10/04(木) 18:43:20
■ライバルのTXは? 

 これに対し、並行するつくばエクスプレスの場合、茨城県内の快速通過駅に停まる列車は日中1時間あたり区間快速2本、守谷で快速に接続する普通列車2本の計4本で常磐線と同じだが、快速に追い抜かれる区間快速はないので、この4本がまるまる有効本数となる。

 有効本数という観点で見ると、JRは皮肉にも特快の設定によってかえってライバルのつくばエクスプレスよりも利便性に劣る結果となってしまった。

 もし有効本数を減らさずに特快の利用を推すのであれば、現状、土浦―上野間で特急の通過待ちがある列車を特快に置き換える、または特急の待避駅を土浦駅にシフトするなどして、土浦―上野間での特急の通過待ちをやめるほかないだろう。

 常磐線の例よりもっと都心に近くても、有効本数が1時間に3本という駅もある。JR西船橋駅北口の繁華街の外れのほうにひっそりと佇む、京成西船駅だ。

 西船橋周辺から都心へ出るには、総武線と東西線、武蔵野線の京葉線直通列車、そして京成西船駅から京成線を使い途中駅で都営浅草線直通列車へ乗り継ぐ方法がある。だが、この中で不便なのが京成線だ。駅近くに住んでいたとしても、都心へ急ぐときはちょっと使う気になれないようなダイヤ構成になっているのだ。

 京成西船は各駅停車のみ、毎時6本が停車する。このうち半数は隣の東中山で都営浅草線直通の快速に連絡するが、実は京成西船利用者にとってはこの3本の各駅停車だけが都心アクセスの有効本数なのである。

 もう半数の各駅停車は東中山で特急の通過待ちをしたあと、青砥で前述の都営浅草線直通の快速に連絡する。つまり、どの各駅停車に乗っても、都心に行く場合は結局同じ列車への乗り継ぎになってしまうのだ。

 ちなみに、東中山で各駅停車を追い越す特急は青砥で都営浅草線直通のアクセス特急、またはエアポート快特に接続している。もし東中山に特急を停め、各駅停車から乗り継げるようにできれば、京成西船のほか、海神、東中山から都心への有効本数は毎時6本に増やせるのだが……もったいないところである。

■一見、全部が有効本数だが…

 ちょっと変わっているのは東急東横線大倉山駅だ。同駅は日中、上りは各駅停車のみ毎時10本が発着している。このうち8本は自由が丘で特急または急行と接続する列車だ。残り2本も、元住吉で特急の通過待ちをするものの、大倉山からこの列車に乗った場合は渋谷まで先着する。

 以上のことから、一見するとすべての列車が都心へ行く場合の有効な列車に見える。だが実は10本のうち有効本数は8本である。元住吉で特急の通過待ちをする毎時2分・32分発の1本前にあたる、28分発・58分発の各駅停車は、実は有効ではない。

 なぜかといえば、2分・32分発の列車は元住吉で特急通過待ちの停車中に、並行して走る目黒線の各駅停車西高島平行きに同一ホームで接続しており、この列車に乗ると武蔵小杉で東横線の特急に接続する。つまり、自由が丘で特急に接続する28分・58分発の列車と同じ特急に乗り継げるのだ。

 東横線と目黒線という、異なる路線が並行する区間があるからこその珍しい事例である。

 最後に、本数を増やさなくても接続を改善するだけで大きく利便性が向上しそうな例を紹介する。高崎線と宇都宮線から来た列車が上野東京ライン・湘南新宿ラインへと流れていく大宮駅だ。これらの列車は大宮駅停車時に同一ホームでの接続などはほとんど行われていない。

2319とはずがたり:2018/10/05(金) 13:44:44
国土交通次官が初めて“踏み込んで”語った「どうするJR北海道」
森昌文 国土交通次官インタビュー #1
鼠入 昌史 2018/09/10
genre : ニュース, 社会, 政治, 経済, テクノロジー

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相次ぐ大規模な自然災害に地方交通の疲弊、さらに老朽化するインフラなどまさしく“課題山積”の国土交通行政。この夏、新たに“事務方トップ”に就任した「技官」出身の森昌文次官に「一歩踏み込んだ」考えを伺いました。インタビュー第1回は「災害対策」、そして注目の「JR北海道問題」について――。(全2回の1回目)

森昌文国土交通次官 1981年に建設省入省
森昌文国土交通次官 1981年に建設省入省
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大規模災害「リスク・コミュニケーション」をどうするか
――最近では7月の西日本豪雨があったように、近年大規模な自然災害が立て続けに起こっています。国土計画や防災行政も所掌事務である国土交通省で、特に重要課題として取り組んでいることは何ですか。

森 これまでは自然災害への対応として、公共インフラや河川・山林などの防災強化に力を入れてきました。ですが、これからの課題として重要だと思っているのは「リスク・コミュニケーション」をどうするかです。



――リスク・コミュニケーションとは何ですか?

森 みなさんの身の回りに危険がどれだけ潜んでいるのか、どれだけ危険が差し迫っているのかをどうお伝えしていくのか、というものです。最近の災害報道では「数十年に一度」「過去最大級」という言葉がよく聞かれるようになりました。また規模だけではなく、これまで被害を受けたことがない場所にまで台風が到達する、集中豪雨が発生するなど、災害エリアの拡大も見られます。こうした状況で大きな課題となっているのは、みなさんに「備える」意識を持っていただくという、極めて基本的な、しかし重要なことなんです。

住んでいる地域が「海抜何メートル」か知ってますか?
――国交省はハザードマップを公開していますね。(https://disaportal.gsi.go.jp/

森 ただ、これからは公開する、情報を開示しているという態度だけではならないと考えています。リスク情報をどう知ってもらい、どう活用してもらうか、積極的にコミュニケーションしていかなければならないと思っています。実際、みなさんどうですか、ハザードマップのことは知っていても自宅から避難所までのルートはどうか、避難所は知っていても途中にどういう場所があるかなど、しっかり把握している人は意外と少ないんじゃないでしょうか。住んでいる地域が「海抜何メートル」か知っている人も少ないのでは。



――たしかに海抜を聞かれても答えられないですね。

森 東京や大阪のような大都市には海抜0m以下の地帯がかなり多いんです。そこにさらに地下鉄が走って地下街もある。こうしたところで1時間あたり50mmの雨が降ったらどうなるか。足元20cmくらいの浸水被害があると、大の大人でもまともに動けなくなるんですよ。また、大きな河川が近くに流れていれば、いつ西日本豪雨のような被害が起きてもおかしくない。そういうことをみなさんに理解していただくことが、いよいよ大切になってきています。

2320とはずがたり:2018/10/05(金) 13:45:03
国土交通次官が初めて“踏み込んで”語った「どうするJR北海道」
森昌文 国土交通次官インタビュー #1
鼠入 昌史 2018/09/10
http://bunshun.jp/articles/-/8884

2321とはずがたり:2018/10/05(金) 13:56:03
台風塩害:鉄道影響相次ぐ 停電で京成全線運休
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20181005/Mainichi_20181005k0000e040285000c.html
毎日新聞社 2018年10月5日 13時06分

京成線のトラブルで入場が規制され、入り口で駅員に質問する外国人観光客=東京都台東区の京成上野駅で2018年10月5日午後0時11分、手塚耕一郎撮影

[拡大写真]



 京成電鉄は5日、複数の送電線で出火し、午前9時半ごろから全線で運転を見合わせた。台風24号によって送電線に吹き付けた海水の影響で火花などが生じる「塩害」が原因とみて調べている。復旧の見通しは立っていない。

 京成電鉄によると、5日午前7時45分ごろ、千葉市中央区の京成線西登戸(のぶと)駅に停車中の列車が送電トラブルによる異常を感知し、一部区間で停電した。隣のみどり台駅で送電線から火花が出ていた。同9時半ごろには、東京都江戸川区にある京成線の高圧線でも出火を確認。安全確認のため全線で運転を見合わせた。駅間での立ち往生はなく、けが人もいないという。



Read more: https://www.excite.co.jp/News/society_g/20181005/Mainichi_20181005k0000e040285000c.html#ixzz5T1t5nx61

2322とはずがたり:2018/10/07(日) 11:44:30
目的や改善点など調査
JR宗谷本線沿線自治体・利用実態アンケートを実施
http://www.nayoro-np.com/news/2017-06-29.html
 JR宗谷本線の沿線自治体は29日、主要駅で利用実態調査のアンケートを実施。乗客から利用目的や改善すべき点などを聞き取りながら、利用促進策につなげた。
 アンケートは沿線自治体などで構成する宗谷本線活性化推進協議会(会長・加藤剛士名寄市長)が主体となって調査。実務者レベルで協議する幹事会でアンケート実施を決めていた。
 同協議会でアンケートを行うのは初めてのことで、沿線市町村の主要駅で実施。宗谷本線起点の旭川から永山、比布、和寒、剣淵、士別、名寄、美深、音威子府、天塩中川、幌延、豊富、南稚内、終点の稚内まで14駅で調査した。
 各市町村の担当職員が駅舎内に立ち、利用客に対して年齢や住所をはじめ、利用目的や利用頻度、最終目的駅などを聞き取り。さらに、JRの路線廃止などを含めた見直し検討について知っているかどうか、路線廃止されてバス転換されるとしたらどう思うか、利用上で改善すべき点や不満に思う点などを回答してもらった。
 名寄駅では利用客から「特急が旭川駅乗り換えになったものもあり面倒に感じる。札幌直通にすべき」「名寄〜稚内間の列車運行間隔を詰めるべき」「駅の売店再開を」など、さまざまな意見が聞かれていた。

(写真=アンケートに回答する利用客たち=名寄駅=)

[ 2017-06-29-19:00 ]


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