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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

819名無しさん:2015/09/30(水) 22:48:49
>>818

常井:今後結果として起きてくるのは、比例で復活する議員の割合が増えてくる、政権は取れているんだけども、選挙区で勝てないという状況がジワジワ出てくると思います。政権を奪還した12年の総選挙では比例単独を除き、100ぐらいの新人が大量当選しましたが、14年の総選挙ではほぼ全員が再選したものの10人以上が得票率を、40人ほどが得票数を減らしています。あれほど野党が準備不足の状態でも、2回連続で比例復活当選をした人数は20人近くにも及んでいます。つまり、これだけ「一強」と言われながら、12年当選組の基盤は脆弱なのです。

小選挙区制で「議員の質が劣化した」とよく言われますが、05年の総選挙で生まれた小泉チルドレン、09年の小沢チルドレン、12年の橋下ベイビーズを見ていると、一度は風で大量当選できても、二度目以降はほとんどが落選し、淘汰されます。それでも浪人して這い上がってきた2〜3回生を見ると、自民党でも民主党でも維新でも一期生の時は「未熟だ」と言われていた人が、党務や国対など舞台裏をたくましく支えています。落ちやすくなったことで謙虚になり、落選経験で人間が育つことも小選挙区制のメリットなのではないでしょうか。最近は武藤貴也議員のような実態も明るみに出てきていますから、ここは小選挙区制の摂理によって一度振り子が触れることで「適者生存」が起こらないと、弛みきった党の綱紀粛正は図れないし、人材が育たないと思っています。

ただ一方で、今後の試金石になるような地域もあります。例えば、山形と三重は民主党が保守票まで取り込んできた地域ですが、地元生まれではない30代が自民党から立って国政選挙や首長選挙で激戦を勝ち残る例が出ています。彼ら彼女らが当選し続けることがあれば、都市部の選挙区では定着してきた落下傘候補を、地方ではどのようにして支えていくのか、というモデルが見えてくるのではないでしょうか。

知事選などをめぐる保守分裂で自民党組織が壊滅的になった沖縄や大阪も、来年の参院選までにどこまで党勢を回復できるか見ものです。11月には大阪市長選が行われます。いち早く名乗りを上げた柳本顕大阪市議は、主要メンバーが橋下維新に出て行って誰もいなくなった大阪府連の青年局の再建を任され、数年かけて大阪都構想の反対運動を先導できるまでに回復させた人物です。住民投票を勝利に導いた彼が、橋下さんが立てる後継候補に対してどんな戦いをできるか。自民党組織の復元力が問われる選挙になるでしょう。

こうした実例から民意の動向を汲み取り、どういう新たな支持層を取り込んでいくのか、その戦略を描いてきちんと地方に提示していける人が出てくれば、「ポスト安倍」のリーダーとして頭角を現すのではないでしょうか。

プロフィール
(とこい・けんいち)1979年茨城県笠間市生まれ。ライブドア(現LINE)を経て、朝日新聞出版に記者として入社。「AERA」で政界取材担当。退社後、オーストラリア国立大学に留学し、2012年末からフリー。主に政治分野の調査報道を手掛け、国内主要誌に寄稿している。

820名無しさん:2015/09/30(水) 22:49:15
>>814-819
http://blogos.com/article/135638/

821チバQ:2015/10/01(木) 01:14:32
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/451869/
石破氏 新派閥結成も気になる「女性議員ゼロ」の船出
2015年09月30日 10時00分

 自民党の石破茂地方創生担当相(58)が28日、都内で石破派「水月会」の結成会見を開いた。本人を含め20人での船出。これで自民党に8つ目の派閥ができたことになる。

 派閥名は石破氏が座禅に通う東京・谷中の全生庵住職が考えた。水月には、無私無欲の高い境地という意味が込められている。石破氏は「私心を持たず自由な心で、日本のため、国際社会のため、次の世代のために何をなすべきか考えていきたい」と思いを述べた。

 とは言うものの、ポスト安倍への野心は隠さない。

「安倍総裁は5年間、政策を錬磨し、政権構想を練ったから安定した支持が有る。時間をかけてもかけすぎることはない」(石破氏)と、将来を見据え、派閥において“石破政権”のビジョンを構築するという。

 参加議員は山本有二元金融相(63)や鴨下一郎元環境相(66)ら閣僚経験者がいるものの、若手が多い。気になるのは女性議員が一人もいないことだ。

 石破氏といえば“キモカワ系”ということで女性人気が上々だった時期もあった。

 政府関係者は「石破氏は政局のカンが鈍いといわれ、優柔不断と指摘されることもあります。そのために側近と呼ばれた何人かの議員も派閥入りは見送っています」と話す。頼りないイメージが女性議員の不興を買ったのだろうか。

 派閥の事務総長を務める古川禎久元財務副大臣(50)は、女性議員がいないことを問われると、「そうですか…」と言葉少なだった。

 石破氏は「私どもは安倍政権を全力で支える」と繰り返し、あくまで安倍首相の総裁任期が切れる3年後が勝負だと強調する。

 一方、先の総裁選では断念したものの野田聖子前総務会長(55)が出馬を模索し、さらに稲田朋美政調会長(56)が安倍首相のお気に入りとしてポスト安倍に名前を連ねている。

 政策もいいが、女性人気も大事だろう。

822とはずがたり:2015/10/01(木) 14:54:02
2015年 10月 1日 13:19
日銀は10月に追加緩和すべき、早急な景気対策が必要=自民・山本氏
http://jp.reuters.com/article/2015/10/01/yamamoto-idJPKCN0RV3CN20151001

[東京 1日 ロイター] - 自民党の山本幸三衆議院議員は1日、足元経済について「消費が落ちているために企業の元気が出ない」と述べ、景気・物価の下振れに対応して日銀は10月に追加緩和すべきとの認識を示した。ただ、来週の決定会合での判断は難しいだろうと語った。早急に景気対策を行うべきとも語ったが、規模についての言及は避けた。

自身が会長を務める議員連盟「アベノミクスを成功させる会」終了後、記者団に語った。

今朝発表された日銀短観では大企業製造業の業況判断DIが3四半期ぶりに悪化した。山本氏は「生産も良くない。消費が落ちているので、企業の元気がでない」と指摘。景気・物価の下振れに対応して10月に追加緩和すべきとの主張は変わらないかとの質問に対して「変わらない」と述べた。

ただ、来週6-7日に予定される日銀金融政策決定会合での判断は「難しいだろう」とも語り、経済・物価情勢の見通し(展望リポート)を策定する10月30日の会合が判断時期になると見通した。

また「アベノミクス第2ステージ」の政策の柱として、安倍晋三首相が強い経済、子育て支援、社会保障を新たな「3本の矢」と位置づけたことには「第1の矢の強い経済をしっかりつくらなければ、子育て支援も出来ない」と指摘。

第1ステージの大胆な金融政策と機動的な財政政策の役割は終わったのかとの質問には「そう思われては困る。(そう思われないように)逆に強化する方向を打ち出す必要がある」と語り、景気対策についても「すぐやる必要がある」と述べた。

山本氏は「アベノミクス」の仕掛け人のひとり。「アベノミクスを成功させる会」では主にリフレ派の専門家からヒアリングをして、第2ステージを成功させるために何が必要か検討を進めてきた。きょうまでに行った3回の勉強会を踏まえ、山本氏はなんらかの手段で「感じたことは総理に伝える」とした。

*内容を追加します。

(吉川裕子 編集:吉瀬邦彦)

823名無しさん:2015/10/01(木) 22:46:11
>>792

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015100100726
石破派が本格始動=毎週木曜に会合

 自民党の石破茂地方創生担当相が率いる新派閥「水月会」は1日、結成後初めての会合を東京都内で開き、本格始動した。石破派は東京・永田町の党本部近くのビルに事務所を構え、今後は他派閥と同様に毎週木曜日の昼に会合を開く方針だ。
 この日の会合には全所属議員の半数に当たる10人が参加。石破氏は「50年先、100年先の政策を作る。そして、政権を担ったその日からスタートできる体制を作っていかねばならない」とあいさつし、結束を訴えた。(2015/10/01-16:43)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151001/k10010254881000.html
石破派が初会合 石破氏は後継総裁に重ねて意欲
10月1日 16時32分

石破地方創生担当大臣が会長を務める自民党内の派閥「石破派」が、結成後、初めてとなる会合を開き、石破氏は、安倍総理大臣の後継総裁を目指したいという考えを重ねて示しました。
石破地方創生担当大臣が会長を務める「石破派」は、先月28日、20人の議員が参加して結成され、1日、11人が出席して初めての会合を開きました。
この中で石破大臣は「あいさつ回りをしたが、われわれの新しい政策集団に期待する方は大勢いる。既存の政策グループの方からも『一緒にやっていこう』という話をいただいた」と述べました。そのうえで、石破氏は「われわれの目指すべきものは、50年先、100年先の政策を体系立てて作ることであり、政権を担ったその日から、それをスタートできる体制を作っていくことだ」と述べ、安倍総理大臣の後継総裁を目指したいという考えを重ねて示しました。

824名無しさん:2015/10/03(土) 09:48:21
こいつが選対委員長なら勝てそうな気がする。。。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151002-00000571-san-pol
茂木・自民選対委員長、来夏の参院選は「保守中道vs革新」 民主党も「革新」?
産経新聞 10月2日(金)20時25分配信

 自民党の茂木敏充選対委員長は2日、宇都宮市内のホテルで講演し、共産党が提唱した「国民連合政府」構想にふれ、「来夏の参院選は自民党と公明党の保守中道路線がいいのか、共産党も含めた革新路線を選ぶのかという構図になってくる」と述べた。民主党など安全保障関連法に反対した野党勢力を「革新」と色分けして選挙戦にのぞむ考えを示した。共産党は、内閣不信任決議案を共同提出した野党5党が選挙協力し、暫定的な連立政権を樹立する構想への参加を呼びかけている。

825名無しさん:2015/10/03(土) 13:47:46
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151002-00000004-sasahi-pol
田原総一朗「旧ソ連や中国に似てきた自民党からは国民が離れていく」〈週刊朝日〉
dot. 10月2日(金)7時7分配信

 ジャーナリストの田原総一朗氏は、「自民党の劣化」を感じるという。

*  *  *
 国会の周囲を数万人の国民が埋め尽くし「廃案」を叫び続ける中で、9月19日午前2時18分に安保法制は可決された。安保法制を一貫して支持し続けた読売新聞の世論調査で、成立を「評価しない」が58%、産経新聞でも「評価しない」が56.7%である。安保法制の国会審議を見て、自民党の劣化を痛感せざるを得なかった。たとえば、安倍首相は集団的自衛権行使の具体例として挙げていたホルムズ海峡での機雷掃海を、後に「現実問題として想定していない」と否定し、また、やはり代表的事例として挙げていた邦人輸送中の米艦防護についても、中谷元・防衛相は「邦人が乗っているかは絶対的なものではない」と答えている。

 このような事柄は、かつての自民党ならば党内で議論され、基本的な矛盾がそのまま持ち越されることはなかった。いつの時代にも、自民党には主流派に厳しく論争を挑む反主流派、非主流派などの議員がいて、政治ジャーナリストたちは、自民党内の論争の取材にこそエネルギーと神経のほとんどを注いだのであった。

 岸信介首相の60年安保騒動のときも、自民党内に公然と岸首相のやり方を批判する勢力があり、岸首相が安保改定と心中するかたちで首相を辞任せざるを得なかったのも、いわば党内事情であった。自民党にはタカ派もいればハト派もいて、自由に自分の意見を表明して討論できるという柔構造になっていて、それゆえに長期間政権を持続し得たのである。

 だが、一つには衆院の選挙制度が小選挙区制に変わり、執行部が推薦する人物しか立候補できなくなったため、反主流派、非主流派がなくなってしまった。今回の安保法制も、批判をしているのは山崎拓氏、古賀誠氏、野中広務氏などのOBばかりで、現役の自民党議員からは意見が出てこない。誰もが自分の意見を表明するのを怖がっているようでさえある。

 たとえば総裁選も、かつての自民党ならば複数の議員が出馬して、それぞれの自民党論を打ち上げて競うのが通常のパターンだった。そのことで、国民は自民党の議員の発想の広さを知ることができた。ところが今回は、全派閥がまるで忠誠心を競うように安倍首相支持を打ち出し、自民党の広さを示すために立候補を決意した野田聖子氏の推薦人が強引にはぎとられ、ついに20人を割ってしまった。自民党は旧ソ連や中国の政権を「独裁」だと、半ば揶揄(やゆ)するように批判していたのだが、それに酷似してきたわけだ。

 野党にも問題がある。野党第1党の民主党が、最後まで対案を示さなかった。共産党のように政権を狙わず、企業で言えば監査役のような政党ならば、批判の鋭さで勝負すればよい。私は共産党を批判するつもりはなく、監査役のような野党の必要は認めている。だが、民主党は一度は政権を奪取し、これからも政権を狙っているはずの政党である。

 あらためては記さないが、今回の安保法制には多くの問題がある。だからこそ各紙の世論調査でも「反対」が「賛成」を大きく上回っている。民主党はどのような安保法制を考えているのか。実は対案はつくられていたようなのだが、党内に異論があり、対立を恐れて「反対」でまとめたのだという。自民党だけでなく、野党の民主党までが、党内論議、討論を嫌がるとはどういうことなのか。これでは政治が劣化し、国民からどんどん遊離してしまうばかりだ。

※週刊朝日  2015年10月9日号

826名無しさん:2015/10/03(土) 14:20:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00000051-nksports-pol
報道機関への圧力問題 自民処分1年を3カ月に軽減
日刊スポーツ 10月3日(土)10時12分配信

 自民党は2日、今年6月下旬に行われた党所属若手議員らの勉強会で、報道機関に圧力をかける発言が相次いだ問題をめぐり、1年の役職停止としていた木原稔前青年局長の処分期間を、「3カ月」に軽減したと発表した。処分は6月27日付だったため、先月26日付ですでに終了した。党の身内に甘い体質とともに、社会問題にまでなった圧力問題に対する認識の甘さに、今後批判が強まりそうだ。党側は、安全保障関連法の国会審議への影響を懸念し、木原氏らの早期処分に踏み切ったが、法成立を受けて、対応を一変させた。

 一方、同党は党紀委で、次世代の党を離党した平沼赳夫、園田博之両衆院議員の復党も了承した。

827名無しさん:2015/10/03(土) 22:07:50
>>826

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151002-00000081-mai-pol
<自民>木原氏処分短縮 報道圧力、実質「白紙」に野党批判
毎日新聞 10月2日(金)20時54分配信

 自民党は2日、若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で6月に報道機関への圧力を求める発言があった問題で、1年間の役職停止とした木原稔前青年局長(衆院熊本1区)の処分を3カ月間に短縮したと発表した。安全保障関連法の国会審議への影響を避けるため迅速な処分に踏み切ったが、関連法の成立を受けて白紙に戻した形で、野党からは批判の声が上がった。

 谷垣禎一幹事長が2日、党本部での党紀委員会に出席し、木原氏の処分期間の短縮を報告。「本人が非常に反省している」と説明した。処分は6月27日付で、すでに9月26日付で満了したことになる。今月7日以降の内閣改造や党役員人事で、木原氏を起用することが可能となる。

 勉強会では安保関連法を批判する報道に関し、若手議員が「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番だ」「沖縄メディアは左翼勢力に乗っ取られている」などと発言。講師に招かれた作家の百田尚樹氏も「沖縄の二つの新聞社はつぶさないといかん」と発言していたことが分かり、与野党から批判が出た。

 木原氏は勉強会の代表として処分を受けたが、党内では「処分が重すぎる」との声も出ていた。不適切な発言をした大西英男衆院議員(東京16区)ら議員3人も厳重注意処分を受けている。

 民主党の高木義明国対委員長は毎日新聞の取材に「ほとぼりが冷めれば処分を解除するのは巨大与党のおごりだ。国民の理解は得られず、(安倍晋三)首相や党執行部の監督責任が問われるべきだ」と述べた。維新の党の今井雅人幹事長も記者団に「最初は厳しく処分して世論が冷めたところで甘くするという、自民党の体質が表れている」と批判した。【影山哲也、村尾哲】

828名無しさん:2015/10/05(月) 19:43:05
猪口邦子から歴史修正本の英語版が送られてきた
http://togetter.com/li/881635

右派があちこちの学者に歴史修正本の英語版を送りつける運動を行っている中、
今度は、猪口邦子参議院議員(自民党)が、モンタナ州の人類学者@yamtom先生に呉善花本・産経歴史戦本を送ってきた。

氏と全く面識のない@yamtom先生のびっくり。
そした三宅雪子元衆議院議員も加わる騒動に。

829名無しさん:2015/10/05(月) 19:56:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015100500679
岸田外相「憲法9条は維持」=派閥会合でリベラル色アピール

 自民党岸田派(宏池会)は5日、山梨県富士吉田市で研修会を開いた。会長の岸田文雄外相はあいさつで、先の国会で成立した安全保障関連法の意義を強調する一方、「その結果として当面、憲法9条自体は改正を考えない。これが私たちの立場ではないか」と述べ、戦争放棄を掲げた憲法9条の維持を訴えた。
 来年夏の参院選で改憲を公約に掲げる意向を示した安倍晋三首相と一線を画し、リベラル色をアピールした形だ。
 岸田氏はさらに、「『保守本流は絶滅危惧種』などと言われるが、力強い者でなく時代の変化にしっかり対応できた者が生き残るというのがダーウィンの進化論だ」と指摘。大平正芳元首相、宮沢喜一元首相らハト派のリーダーを輩出してきた宏池会の伝統に沿って存在感を発揮していく考えを示した。 (2015/10/05-19:03)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015100500619
谷垣氏が検査入院

 自民党の谷垣禎一幹事長の事務所は5日、谷垣氏が検査入院したと発表した。大腸の内視鏡検査で見つかったポリープを9月28日に切除、その経過を確認するためで、体調に問題はないという。(2015/10/05-17:59)

830チバQ:2015/10/05(月) 23:02:55
http://getnews.jp/archives/1177977
次の総理は「谷垣禅譲」 次の次は稲田朋美氏抜擢との見方も

DATE:2015.10.05 07:00 NEWSポストセブン
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 北朝鮮による拉致問題や北方領土問題の解決前進といった外交サプライズの目途も立たず、「アベノミクス新・三本の矢」も、前回と比べてスケールが小さいことから経済政策にもやる気が見えない安倍晋三・首相にとって、目下、最大の関心事は後継者選びのようだ。

「総理は体調問題で一度は退陣を余儀なくされ、今も健康不安の影が消えない。安保法制という最大のヤマ場を乗り越えた今、自らが矢面に立って身を削るよりも後継者を育てて院政を敷きたい。

 そうして影響力を持ったまま2020年の東京五輪を迎えたいという野望があるのだろう。総裁2期目は後継者づくりが最大の政治目標だと考えているのではないか」(自民党ベテラン議員)
 
 首相周辺では、一時、党則で「連続で2期6年まで」と定められている総裁任期を「3期9年まで」に改正し、安倍首相の下で東京五輪を迎えるべきとの声が根強くあった。しかし、安倍首相が3期目を望んでいるようには思えない。

 では、意中の後継者は誰か。安倍首相はこれまで、稲田朋美・政調会長を当選4回という浅いキャリアながら重要ポストに配し、“後継者”として育成していることが衆目の一致するところだった。それがここにきて、永田町では「次は谷垣禎一・幹事長で決まりだろう」(大手紙政治部記者)とする見方が出てきた。

「いくら安倍首相が可愛がっているとはいっても、政治キャリアの浅い稲田さんをいきなり次の総理にするのは行き過ぎでしょう。そこで谷垣さんをワンポイントで挟み、じっくり稲田さんを育てようという判断に傾いている」(同前)

 安倍首相は今回の内閣改造・党役員人事で稲田氏を重要閣僚に起用することを検討していたが、土壇場で政調会長留任に傾いたのも、“谷垣幹事長の下で修行させる”という意味を持つというのだ。本来、タカ派の安倍首相とリベラルな谷垣氏は政治路線を異にするはずだが、禅譲説が浮上したのは、総裁選前の“連係プレー”が強く印象づけられていることが背景にある。

 谷垣氏はいち早く「(安倍首相の)無投票(再選)が望ましい」と明言し、対抗馬の出現を牽制した。

 その後、野田聖子・前総務会長の推薦人集めの動きが本格化すると、告示直前の9月4日に安倍首相は自ら党本部に出向き、谷垣氏を訪ねた。2人の間で「野田出馬阻止」が話し合われたとみられている。そこから切り崩し工作が本格化。野田氏は推薦人20人を集められず出馬を断念した。

「谷垣氏が総理に尽くすのは、次の芽があると考えているからだろう。安保国会閉会後、谷垣氏が誰よりも早く『(安保の)岸(信介)から(所得倍増計画の)池田(勇人)へ』と、経済重視を進言したのも、本音は“安保の安倍”の次は“経済の谷垣”という禅譲を期待しているからでは」(同前)

※週刊ポスト2015年10月16・23日号

831チバQ:2015/10/06(火) 21:46:06
http://www.sankei.com/politics/news/151006/plt1510060012-n1.html
2015.10.6 08:06
【内閣改造】
岸田派「論功入閣」に望み 首相再選に貢献も他派閥から不満

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岸田文雄外相
 7日の内閣改造・自民党役員人事を前に、岸田派(宏池会)の処遇に注目が集まっている。党内第3派閥ながら、第3次安倍晋三内閣には会長の岸田文雄外相ら最多5人が入閣。9月の党総裁選では首相再選を支持し、首相の無投票再選に貢献した“論功”を背景に、今回の内閣改造でも大量入閣に期待を寄せる。

 岸田氏は5日、山梨県富士吉田市で開いた派閥研修会で、「(岸田派は)時代の変化に対応すべく、したたかに生き残っていきたい」と強調した。今回の内閣改造をめぐり派内には当選回数が衆院5回以上、参院3回以上で閣僚経験のない入閣適齢期が10人もいる。

 大量入閣に期待を寄せるのは総裁選をめぐる岸田氏の「論功行賞」が背景にある。総裁選では、岸田派名誉会長の古賀誠元幹事長が野田聖子前総務会長の出馬を支援。古賀氏が野田氏の推薦人になるよう、岸田派の若手議員を引き抜いているとの情報が駆け巡ると、岸田氏は幹部を招集して派内の引き締めを強め、自らもメンバーに電話攻勢をかけて流出を食い止めた。

 岸田氏は5日の派閥研修会で「リベラルの姿勢を大事にし、特定の思想にとらわれることなく、リアルに政策を打ち出していく」と述べ、今後も首相との連携を強調してみせた。

 ただ、他派閥から不満ややっかみが出ている。ある他派閥の中堅議員は「改造直前に派閥研修会を開くなんて何を考えているのか。自信があるのか、最初から諦めているのか…」とぼやいた。

832とはずがたり:2015/10/07(水) 14:39:19

自民党:野田税調会長の辞任論高まる 元秘書逮捕で
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E9%87%8E%E7%94%B0%E7%A8%8E%E8%AA%BF%E4%BC%9A%E9%95%B7%E3%81%AE%E8%BE%9E%E4%BB%BB%E8%AB%96%E9%AB%98%E3%81%BE%E3%82%8B-%E5%85%83%E7%A7%98%E6%9B%B8%E9%80%AE%E6%8D%95%E3%81%A7/ar-AAfb4RN
毎日新聞 5 時間前

 自民党内で6日、野田毅税制調査会長の辞任論が高まった。野田氏の元秘書が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたためだが、自民、公明両党間で対立している生活必需品の消費税率を低く抑える軽減税率制度の具体化を含め、年末の来年度税制改正大綱の取りまとめが混乱する可能性が出てきた。

 野田氏は自民党が野党時代の2009年10月に税調会長に就任。消費税率の引き上げを柱とした民主、自民、公明3党の税と社会保障の一体改革実現の立役者となった。

 安倍晋三首相の強い意向を受けて、今年度税制改正では法人税率の大幅引き下げを実現させた。ただ、消費税の負担軽減策を巡り、還付金制度を提案した財務省と共同歩調を取ったため、軽減税率を主張する公明党が強く反発。制度の協議は難航している。【大久保渉】

833とはずがたり:2015/10/07(水) 14:40:34
野田毅議員の元秘書を逮捕、覚醒剤使用の疑い
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151007-00000002-jnn-soci
TBS系(JNN) 10月7日(水)0時50分配信

 衆議院議員の元秘書が、覚醒剤使用の疑いで逮捕されていたことがわかりました。

 逮捕されたのは、自民党税制調査会長で国家公安委員長も務めた野田毅衆議院議員の元秘書、藤木寿人容疑者(39)です。

 捜査関係者によりますと、藤木容疑者は先月22日ごろから逮捕された今月1日までの間に覚醒剤を使用した疑いがもたれています。藤木容疑者の尿からは覚醒剤の陽性反応が出ていますが、警察の調べに対し否認しています。

 関係者によりますと、藤木容疑者は野田事務所の私設秘書を10年以上務めていましたが、逮捕前日の先月30日付で依願退職しています。野田事務所は、「退職理由と今回の事件は関係ない」とコメントしています。

 警察は、藤木容疑者が覚醒剤を常習的に使っていたとみて追及するとともに、覚醒剤の入手先についても調べを進めています。(06日23:44)
最終更新:10月7日(水)12時23分TBS News i

834チバQ:2015/10/07(水) 23:02:34
http://www.sankei.com/politics/news/151007/plt1510070069-n1.html
2015.10.7 19:46
【第3次安倍改造内閣】
自民党四役の横顔 「永田町屈指の親中派」「網タイツ」「加藤の乱」「茂木る」

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【安倍改造内閣】首相官邸での記者会見で話す安倍晋三首相=10月07日、首相官邸(早坂洋祐撮影)
 
「横審委員も務めるスーパー政府委員」 高村正彦副総理

 外交・安全保障のエキスパート。弁護士経験からか政策論争に強く、外相時代の正確無比な国会答弁ぶりは「スーパー政府委員」と畏怖されたほど。安全保障関連法をめぐる与党協議の座長を務め、ライフワークとする集団的自衛権行使の限定的容認に道を開いた。政治家としてただ1人の横綱審議会委員。主義主張がはっきりしているだけに、党内の仲間作りに苦労した面もある。

 
「涙に暮れた加藤の乱の舞台も今や」 谷垣禎一幹事長

 党総裁経験者でありながら、首相になれない「悲運の政治家」と見られてきたが、昨年、幹事長に就任して以降、その絶妙なバランス感覚で「政権の番頭役」を担い、再評価の機運が高まっている。平成12年の「加藤の乱」で、「あんた大将なんだから」と涙したホテルも今年、改装のため閉館となった。政治家人生の第二幕を迎えている谷垣氏。趣味の自転車を我慢する日々が続きそうだ。

 
「首相とは戦略的互恵関係」 二階俊博総務会長

 安倍晋三首相とは外交や安全保障をめぐる考え方、政治手法で相いれない部分があるが“戦略的互恵関係”で結ばれている。自民党国土強靱(きょうじん)化総合調査会長を務め、港湾や道路行政に強い。永田町屈指の親中派で、最近も3千人を引き連れて訪中し、習近平国家主席に首相の親書を手渡した。韓国にもパイプがある。過去には元秘書が建設会社からの献金を虚偽記載して問題になったことも。

「自民党のおしゃれ番長」 稲田朋美政調会長

 安倍首相の期待を受け、第2次内閣では行政改革担当相などを務めた。昨年9月に政調会長に就いてからも、網タイツと地元・福井産の伊達メガネで「クールジャパン戦略」を実践。ビジュアル面でも、政権の“顔”を担う。少ない当選回数での要職歴任に党内からやっかみの声も漏れるが、本人はどこ吹く風。ただ、「腹心」と呼べる仲間は少なく、「女性初の宰相」を目指すにはまだ課題も。

 
「朝に弱いので、茂木る」 茂木敏充選対委員長

 昨年11月の電撃的な「アベノミクス解散」で、選対委員長への就任早々に衆院選を陣頭指揮。きめ細かい情勢分析で自民党の大勝を後押しした。政調会長や広報本部長を務めたが、根っからの選挙好きで、党内若手議員向けの「選挙必勝塾」で自ら講師となり、選挙活動のノウハウを伝授したことも。朝に弱く、会議などの開始時間ギリギリに到着するのを「茂木(もてぎ)る」と呼ぶ造語も生まれた。

835チバQ:2015/10/07(水) 23:03:08
http://www.sankei.com/politics/news/151007/plt1510070074-n1.html
2015.10.7 21:51
【第3次安倍改造内閣】
自民党各派、ふたを開けたら「天国と地獄」

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【安倍改造内閣】首相官邸で記念撮影に臨む安倍晋三首相(前列中央)と閣僚ら=7日午後、首相官邸(福島範和撮影)
 第3次安倍改造内閣が発足した7日、自民党の各派閥で明暗が分かれた。安倍晋三首相の出身派閥で、党内最大の細田派は閣僚が2人から4人に倍増。一方、党総裁選で首相の無投票再選に貢献し“論功入閣”が期待された岸田派は5人から1人に激減。入閣を待望していた議員らの間では、歓喜と落胆が交錯した。

細田派倍増に「妥当」

 「しっかり頑張っていきます」。法相として初入閣した細田派の岩城光英氏は7日午後、モーニングに身を包み、緊張した表情で決意を語ると、皇居での認証式に向かった。

 首相の出身派閥でもある細田派は、今回の改造に並々ならぬ決意で臨んだ。会長の細田博之幹事長代行は先月、首相に対し「入閣推薦リスト」を直接、伝達。結果、4人の初入閣を勝ち取った。同派幹部は「派閥の人数からいえば4人は妥当」と満足げだ。

 第2派閥の額賀派も2人に増員。島尻安伊子氏は議員会館で呼び込みの電話を受けた後、記者団から「涙ぐんでいるように見えるが」と問われ、「そう見えるだけかも。気持ちはこみ上げるものがあります」と感無量の面持ちだった。

 額賀派は、加藤勝信氏も1億総活躍担当相に就任。しかし、会長の額賀福志郎元財務相が推薦した候補3人の入閣は見送られ、派内には不満もくすぶる。

無投票再選の“功績”

 派閥の会合中に朗報が飛び込んできたのは、閣僚ゼロだった二階派。官邸からの呼び込みの電話を受けた林幹雄・新経済産業相は「大先輩の二階(俊博)会長の指導の下、務めたい」とあいさつし、メンバーが万歳三唱で送り出した。

 二階氏は改造に先立つ党総裁選でいち早く首相支持を表明し、無投票再選の流れを決定づけた。この“功績”が報われた格好だ。

 正式な派閥ではないが、谷垣禎一幹事長率いる「有隣会」(谷垣グループ)からは、中谷元防衛相と遠藤利明五輪相がいずれも続投し、厚遇ぶりが際立った。

 苦杯をなめさせられたのが、谷垣グループと同じ流れをくむ岸田派だ。会長の岸田文雄外相は5日の派閥研修会で「(岸田派は)時代の変化に対応すべく、したたかに生き残っていきたい」と強調していたが、結果は岸田氏の留任のみ。メンバーの一人は、「総裁選であれだけ苦労したのに…。ショックだ」と言葉少な。別のメンバーは「岸田氏への不信感も出てくるかもしれない」とつぶやいた。

(政治部 清宮真一)

836チバQ:2015/10/07(水) 23:11:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015100700280
自民各派、細田派「厚遇」に不満も=安倍首相、挙党体制へ課題


 安倍晋三首相が自民党派閥の意向には配慮せず進めるとした7日の内閣改造。首相の出身派閥である細田派(95人)からは4人が初入閣し、厚遇された形となった一方、岸田派(45人)からの閣僚起用は岸田文雄外相のみにとどまる。「待望組」が処遇されなかった他派からも不満が出ている。首相にとっては党の結束をいかに保ち、挙党態勢を築くかが課題となる。
 「宏池会(岸田派)はもう駄目だ。若手だけでなくベテランからも岸田会長に対する不満が出るだろう」。岸田派中堅は新布陣の顔触れを見てこう嘆いた。党内では、岸田氏が派閥研修会で憲法9条を堅持する考えを表明したことが「首相の逆鱗(げきりん)に触れた」と見る向きもある。
 岸田派は改造人事で、派閥事務総長を務める当選7回の宮腰光寛衆院議員の初入閣を要求した。同派は「入閣適齢期で閣僚への最短距離にいるのは宮腰氏」と望んだが、かなわなかった。額賀派(53人)からは加藤勝信官房副長官と島尻安伊子参院議員の入閣が決まったが、同派が推したのは今津寛、三原朝彦の両衆院議員で、派閥の意向は無視される結果になった。
 これに対し、細田派からは元プロレスラーの馳浩衆院議員や、元民放アナウンサーの丸川珠代参院議員ら計4人の初入閣が内定。最大派閥である同派は、改造前の閣僚ポストは二つのみだったこともあり、会長の細田博之幹事長代行が首相に対し直接「売り込み」を図るなど巻き返しに必死だった。他派からは、「細田派内閣」とのやっかみも出ている。(2015/10/07-10:49)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015100700389
細田幹事長代行も留任=自民


 自民党は7日午前の臨時総務会で、細田博之幹事長代行の留任を決めた。組織運動本部長に山口泰明衆院議員、広報本部長に木村太郎衆院議員をそれぞれ起用することも了承した。 (2015/10/07-11:50)

837チバQ:2015/10/07(水) 23:18:14
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151007-OYT1T50108.html?from=ycont_top_txt
自民派閥に明暗…岸田派・額賀派には不満渦巻く
2015年10月07日 21時23分
 7日行われた内閣改造では、閣僚ポストを争った自民党の各派閥で明暗が分かれた。


 安倍首相は「世代横断的に、果敢にチャレンジする体制」と胸を張るが、改造前の5人から1人に激減した岸田派や、派閥の推薦が通らなかった額賀派には不満が渦巻いている。

 「心を込めて同志の3回目の入閣を祝いたい。活躍を期待する」

 二階総務会長は7日、国会近くの二階派事務所に集まった所属議員の前で、にこやかに林幹雄氏の入閣を祝った。林氏の入閣を推す声が多かった派内では、「派閥の希望が通った」(幹部)と受け止められた。首相秘書官から新閣僚の「呼び込み」の連絡が林氏の携帯電話に入ると、林氏は万歳三唱で見送られて首相官邸に向かった。

838チバQ:2015/10/07(水) 23:18:41
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151007-OYT1T50063.html
「脱原発」公言・沖縄にパイプ…初入閣組
2015年10月07日 14時03分
 7日夕に発足する第3次安倍改造内閣で、新入閣9人のうち異彩を放つのが国家公安委員長兼行政改革相に就任する河野太郎衆院議員と、沖縄・北方相就任が固まった島尻安伊子参院議員だ。


 河野氏は発信力の高さで知られる反面、過去に「脱原発」を公言するなどもろ刃の剣という面がある。沖縄選挙区選出の島尻氏は、政府との対立姿勢を示す翁長おなが雄志沖縄県知事との関係が焦点となる。

 河野氏は、歯に衣きぬを着せない直言で知られ、インターネットなども早くから活用し、国民に向けた積極的な発言を繰り返してきた。2009年には、メールマガジンで自民党内の実力者だった青木幹雄元参院議員会長に引退を求めたこともある。

 民主党政権が行った事業仕分けに対抗する「党無駄撲滅プロジェクトチーム(PT)」を主導したことがある。現在は自民党の行政改革推進本部長を務め、大胆な行革の手腕には定評がある。父の河野洋平元衆院議長の生体肝移植で、自らの肝臓を提供したことでも知られる。首相は来夏の参院選をにらみ、河野氏の発信力を評価したようだ。

839名無しさん:2015/10/08(木) 00:02:24
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151006-00005498-sbunshun-pol
武藤貴也議員が同棲相手のイケメン俳優を“口止め脅迫”
週刊文春 10月6日(火)16時1分配信

 武藤貴也衆院議員(36)が、舞台等で活動していたイケメン俳優(26)と、昨年9月から今年3月まで赤坂の衆院議員宿舎で同棲していたことがわかった。俳優によれば、週10〜20万円の手当をもらっていたという。小誌が武藤氏の「議員枠未公開株」問題を報じた後、LINEで小誌の取材に応じないよう要求。オウム真理教の村井秀夫幹部が刺殺された際の写真を送りつけ、<こんな感じになるよ>と脅迫していた。

 武藤氏は、小誌の取材に、同棲や脅迫LINEについて「事実とは全く異なります」と否定した。ただ、小誌が質問状を送った当日、俳優に<あなたまで週刊誌に売るんだね。本当に酷い>とショートメールを送っていた。

 議員宿舎の入居基準は「利用者は議員本人及び同居する家族等に限る」とあり、議員特権を濫用する武藤氏に、辞職を求める声が高まりそうだ。


<週刊文春2015年10月15日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

840名無しさん:2015/10/08(木) 21:00:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151007-00000106-mai-pol
<安倍改造内閣>岸田派冷遇、入閣1人 首相支持報われず
毎日新聞 10月7日(水)22時12分配信

 7日の内閣改造で、安倍晋三首相の出身派閥、自民党細田派の閣僚は2人から4人に増えた。一方、改造前に5人の閣僚がいた岸田派は、留任した岸田文雄外相以外の入閣はなし。「首相は派閥の推薦を受けない」という見方が大勢だったが、ふたを開けると、各派で明暗が分かれた。

 細田派幹部は7日、「他派から『細田派の大勝利』といわれた」と今回の改造を手放しで喜んだ。党総裁選で首相の再選支持を真っ先に表明した二階派では林幹雄氏が経済産業相として再入閣。二階俊博総務会長は東京都内の同派事務所に所属議員を集め、「派閥がこのごろ元気がよくなってきた」と意気揚々と語った。石原伸晃元環境相の退任後、人事で冷遇されてきた石原派の幹部も「森山(裕)さんが入閣できたので十分に合格点だ」と述べた。

 対照的なのが岸田派。ある閣僚経験者は「冷遇されるなら総裁選で戦えばよかったという声が若手から出てくるだろう」と派内の動揺を懸念する。

 党関係者によると、首相は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の大筋合意を受け、同派の林芳正前農相を留任させる意向だったが、岸田氏が当選7回の宮腰光寛元副農相の入閣を求めたという。首相は2人とも起用しなかった。

 総裁選では、同派名誉会長の古賀誠元幹事長が野田聖子前総務会長の擁立に動き、岸田氏が派内を引き締めた経緯がある。同派中堅議員は「首相官邸の分断工作だ。改造で一番傷ついたのはわが派だ」と嘆いた。求心力が低下しかねない状況に、岸田氏は会見で「人事は巡り合わせで、たいへん難しい」と率直に語った。

 参院自民党では、当選3回の岩城光英氏の法相就任を評価する声が相次いだ。昨年9月の改造では、脇雅史前参院幹事長が入閣を固辞したうえ、山谷えり子、有村治子両氏の入閣は官邸が「女性枠」として一本釣りしたものだった。参院側の意向を反映する「参院枠」は安倍政権で有名無実化しつつあっただけに、参院自民党幹部は「順当、妥当な人事だ」と胸をなで下ろした。

 首相は自民党から初入閣させた8人のうち、衆院の5人をいずれも当選5回以上の「適齢期」から手堅く選んだ。一方、参院の女性閣僚2人は当選2回。記者会見で首相は「老・壮・青のバランス」を強調した。【中島和哉、高橋克哉】

841名無しさん:2015/10/08(木) 21:00:35
>>840

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00000060-san-pol
第3次安倍改造内閣 派閥、天国と地獄…二階派選出「万歳」 岸田派激減「ショック」
産経新聞 10月8日(木)7時55分配信

 第3次安倍改造内閣が発足した7日、自民党の各派閥で明暗が分かれた。安倍晋三首相の出身派閥で、党内最大の細田派は閣僚が2人から4人に倍増。一方、党総裁選で首相の無投票再選に貢献し“論功入閣”が期待された岸田派は5人から1人に激減。入閣を待望していた議員らの間では、歓喜と落胆が交錯した。(清宮真一)

 「しっかり頑張っていきます」。法相として初入閣した細田派の岩城光英氏は7日午後、モーニングに身を包むと緊張した表情で決意を語り、皇居での認証式に向かった。

 細田派は、今回の改造に並々ならぬ決意で臨んだ。会長の細田博之幹事長代行は先月、首相に対し「入閣推薦リスト」を直接、伝達。結果、4人の初入閣を勝ち取った。同派幹部は「派閥の人数からいえば4人は妥当」と満足げだ。

 第2派閥の額賀派も2人に増員。島尻安伊子氏は議員会館で呼び込みの電話を受けた後、記者団から「涙ぐんでいるように見えるが」と問われ、「そう見えるだけかも。気持ちはこみ上げるものがあります」と感無量の面持ちだった。

 額賀派は、加藤勝信氏も1億総活躍担当相に就任。しかし、会長の額賀福志郎元財務相が推薦した候補3人の入閣は見送られ、派内には不満もくすぶる。

 派閥の会合中に朗報が飛び込んできたのは、閣僚ゼロだった二階派。官邸から呼び込みの電話を受けた林幹雄・新経済産業相は「大先輩の二階(俊博)会長の指導の下、務めたい」とあいさつし、メンバーが万歳三唱で送り出した。

 二階氏は改造に先立つ党総裁選でいち早く首相支持を表明、無投票再選の流れを決定づけた。この“功績”が報われた格好だ。

 谷垣禎一幹事長率いる谷垣グループは、中谷元(げん)防衛相と遠藤利明五輪相が続投し、厚遇ぶりが際立った。

 一方、閣僚数が目立って減ったのが谷垣グループと同じ流れをくむ岸田派。入閣は留任となった会長の岸田文雄外相のみで、メンバーの一人は「総裁選であれだけ苦労したのに…。ショックだ」と意気消沈する。

 岸田氏は7日の記者会見で「(岸田派の)豊富な人材が、それぞれのポジションで日本のために努力すれば、次の人事や評価につながる」と次回改造に期待を込めた。だが、「岸田氏への不信感も出てくるかもしれない」(中堅メンバー)との声も漏れる。

842とはずがたり:2015/10/08(木) 21:15:41
おまいは土建ばらまきが出来りゃそれでいいやろが( ゜д゜)、 Peッ

二階氏「政高党低」批判…議論に時間とれず不満
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%BA%8C%E9%9A%8E%E6%B0%8F%E3%80%8C%E6%94%BF%E9%AB%98%E5%85%9A%E4%BD%8E%E3%80%8D%E6%89%B9%E5%88%A4%E2%80%A6%E8%AD%B0%E8%AB%96%E3%81%AB%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%A8%E3%82%8C%E3%81%9A%E4%B8%8D%E6%BA%80/ar-AAfd3YO
読売新聞 11 時間前

自民党の二階総務会長は7日、再任後の記者会見で、「『明日、閣議にかけないといけない』とぎりぎりの日程で(議案を)押し込んでくる。落ち着いた議論が出来ない」と述べ、政府に苦言を呈した。

政府ペースの「政高党低」が続く中、党内には、議論に十分な時間がとれないことへの不満がくすぶっている。二階氏は「何でも早く了承して次へ進ませろ、というやり方は受け付けない」とも宣言した。新体制発足にあたり、政府側にくぎを刺した形だ。

843名無しさん:2015/10/08(木) 21:25:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00050093-yom-pol
石破氏「全面的に政権支える」…派閥で留任釈明
読売新聞 10月8日(木)18時34分配信

 石破地方創生相は8日、東京都内で開いた自民党石破派の会合で、内閣改造で自身が留任したことについて、「色々と批判はあるが、(派閥結成時に)安倍政権を全面的に支えると申し上げた」と説明し、理解を求めた。

 派内には「『ポスト安倍』を狙うなら閣外に出るべきだ」との声もあったためだ。石破氏は副大臣・政務官人事に関して、「可能な限り手伝いをしたい」と述べ、所属議員の処遇を求める考えを示した。

844名無しさん:2015/10/08(木) 22:43:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00000065-asahi-pol
「宏池会は風見鶏派閥じゃない」 自民・山本幸三氏
朝日新聞デジタル 10月8日(木)20時57分配信

■山本幸三・自民党衆院議員

 私はあくまでも、軽武装、経済最優先、つまり国民生活を豊かにすることをしっかり担っていくことが、この宏池会(岸田派)の存在意義だと思っています。岸田会長は何か、そうではなくて、それぞれの事態が発生したら、それにリアルに対応していくのが保守本流のあり方だという話をされましたが、私はちょっとおかしいんじゃないかと、風見鶏派閥じゃないんですよ、この宏池会は。

 まさに経済最優先で一生懸命、国民生活を豊かにすることをときの政権がやっていれば、大いに協力すべきだし、もしそうでないということになれば、敢然と対峙(たいじ)する覚悟を持たなきゃ、派閥の意味がないと思います。(所属する岸田派の派閥例会で)

朝日新聞社

845名無しさん:2015/10/08(木) 23:24:03
>>842

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00000528-san-pol
第3次安倍改造内閣 二階俊博総務会長「政高党低」を批判? 「『早く了承しろ』は受け付けない」
産経新聞 10月8日(木)12時31分配信

 自民党の二階俊博総務会長は7日の再任後の記者会見で、「『明日は閣議にかけなきゃいけない』とぎりぎりの日程を組んで、(議案を党側に)押し込んでくるが、これでは落ち着いた議論も重要な議論もできない」と述べ、政府のやり方に不満を漏らした。二階氏と安倍晋三首相は「戦略的互恵関係」にあるが、第3次改造内閣の発足にあたり、官邸主導の「政高党低」を牽制(けんせい)した格好だ。

 記者会見で二階氏は「総務会というところは、いろんな練達のメンバーがそろって、大変活発な意見が交わされるところだが、私は政調会長ともよく連携をとって、今日、政調会を終えてきた」とこの1年を振り返った。

 その上で、政府主導で十分な議論のないまま、了承を求められる現在の状況を批判し、「なんでも早く了承して次へ進ませろというやり方をわれわれは受け付けない」と明言。さらに「党内融和のもとに、立派な政策を打ち立てていくために、それなりの努力を必要とする」と述べた。

 今後、党内では来夏の参院選に向けて公約作りが本格化する。その中核になる政策が、首相が「アベノミクス」第2ステージとして掲げる、(1)国内総生産(GDP)600兆円を目指す「強い経済」(2)希望出生率1・8を目指す「子育て支援」(3)介護離職ゼロを目指す「社会保障」-の「新三本の矢」だ。これらを公約に落とし込むための議論がこれから始まるのを前にして、二階氏が政府側にクギを刺した形だ。

 今回の内閣改造・党役員人事で、二階氏が会長を務める二階派は二階氏が総務会長に再任。西川公也元農林水産相の辞任後、ゼロだった閣僚も林幹雄元国家公安委員長が経済産業相として再入閣することで解消した。

 二階氏は改造に先立つ9月の党総裁選では、首相の再選支持をいち早く決めて表明、全派閥が支持する流れをつくった。今回の人事は、この功績が報われた形だが、それはそれ、これはこれ、とばかりに政府に対して苦言を呈したのは、首相に対しても、ものを言える政治家として、党内における存在感を示す狙いがあるとみられる。

846チバQ:2015/10/09(金) 00:09:58
副総裁と衆院議長出してるから十分でしょう
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000060194.html
山東派入閣ゼロ 「残念だが、堅実で清新」と評価(2015/10/08 20:04)
 自民党の山東昭子元参議院副議長は、自身の派閥の研修会で安倍総理大臣が行った内閣改造人事について、「大変、堅実で清新な内閣だ」と評価しました。

 山東昭子元参議院副議長:「我がグループから大臣が出なかったことはちょっと残念ではあるが、大変、堅実で清新な内閣じゃないかという気がする」
 今回の内閣改造で、自民党山東派からの入閣者は出ませんでしたが、山東氏は改造人事を評価しました。そのうえで、政権が新たに目玉とする1億総活躍社会の実現については「長寿国というのは素晴らしい。夢がある」として、高齢者の知恵を活用した地域の町おこしや外国人を対象とした観光振興に力を入れるべきだと強調しました。

847チバQ:2015/10/09(金) 00:10:22
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015100800760&g=pol
岸田派会合で会長に異論=「軽武装・経済重視」めぐり対立-自民


 「宏池会は風見鶏派閥ではない」。自民党岸田派(宏池会)が8日に開いた会合で、山本幸三衆院議員が、同派の在り方に関する岸田文雄会長の見解を厳しく批判する場面があった。
 岸田氏は5日の同派研修会で「軽武装・経済重視政策は宏池会の本質ではない」などと自説を披露。時代の変化に合わせて現実的な政策を打ち出してきた伝統を重視すべきだと説いた。
 山本氏はこの発言に「違和感を覚えた」と切り出し、「軽武装・経済最優先が宏池会の存在意義だ」と力説。「国民生活を豊かにする政権なら大いに協力し、そうでなければ敢然と対峙(たいじ)する覚悟を持たなければ派閥の意味がない」とかみついた。
 岸田氏は「貴重な意見をいただき、問題提起した意味があった」と山本氏をなだめたが、内閣改造で同派出身の閣僚を大幅に減らした後だけに、派内にたまる不満が浮き彫りとなった格好だ。(2015/10/08-17:29)

848名無しさん:2015/10/09(金) 00:12:45
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151008/k10010263571000.html
自民 TPPで説明や対策求める意見
10月8日 21時36分

自民党は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意を受けて、会合を開き、出席者からは、農業分野を中心に、国民の不安を払拭(ふっしょく)するため、丁寧な説明と、影響を最小限に抑えるための対策を求める意見が相次ぎました。
会合では、政府側が、合意内容を説明し、交渉に当たった、甘利経済再生担当大臣が、「コメや牛肉・豚肉などの農産物5項目を中心に、関税撤廃の例外を数多く獲得し、しっかりと衆・参両院の農林水産委員会の決議を反映した内容になった」と理解を求めました。
これに対して、出席者からは、評価する意見が出された一方、「参議院選挙を来年に控え、国民の理解が得られなければ、大変な結果を生む」などと、丁寧な説明が必要だという指摘が多く出されました。
さらに、「農業を中心とした、国内産業への影響は避けられず、抜本的な対策が講じられなければ、国会で承認できない」など、影響を最小限に抑えるための対策を求める意見も相次ぎました。
このあと、農業団体などへの説明会が開かれ、JA全中=全国農業協同組合中央会の奥野長衛会長が、「生産現場からは、非常に強い不安と怒りの声が届いている。農業の後継者を確保するには、息の長い農業政策が必要で、予算措置など万全な対応が不可欠だ」と述べるなど、国内対策の充実を求める意見が相次ぎました。
一方、公明党も、合意内容の説明を受け、今後、農業などのへ影響を最小限に抑えるため、新たに対策委員会を設けて、具体策の検討を進めていくことを確認しました。

849名無しさん:2015/10/09(金) 00:43:17
>>840

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015100800713
細田派、改造人事を歓迎=激減岸田派は会長が釈明-各派会合

 自民党の各派会長は8日、それぞれ開いた会合などで内閣改造人事について発言した。4人が初入閣した細田派の細田博之会長は会合後に記者団に、「(安倍晋三首相が)適材適所で考えられたことだ。前のように(同派出身閣僚が)非常に少なすぎるという感じは解消された」と歓迎した。
 細田派会合には、馳浩文部科学相や岩城光英法相、萩生田光一官房副長官らが出席してあいさつ。拍手が起きるなど祝勝会の様相を呈した。
 一方、改造前の5人から1人となった岸田派会長の岸田文雄外相はメンバーへの釈明に追われた。「マスコミなどで『岸田派冷遇』とか『激減』とか書かれている」と素直に認めた上で、「人事ももちろんあるが、何よりもこの政権がどんな政策を打ち出し、どんな方向を目指しているか。これをしっかり見ていくのが本筋だ」と述べ、政策本位で活動していくことを強調した。
 石破派会長の石破茂地方創生担当相は自身の続投に関し、「役職というのは国家国民のためにあるもので、個人のためにあるものではない」と述べ、地方活性化に全力を挙げて取り組む考えを示した。
 山東派の山東昭子会長は、山梨県富士河口湖町で開いた派閥研修会で「わがグループから大臣が出なかったことはちょっと残念だが、全体的には大変堅実で清新な内閣ではないか」と評価した。(2015/10/08-16:58)

850チバQ:2015/10/10(土) 13:21:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000030-mai-pol
<自民党>税調会長に宮沢洋一氏 野田氏、事実上の更迭
毎日新聞 10月10日(土)11時25分配信

<自民党>税調会長に宮沢洋一氏 野田氏、事実上の更迭
宮沢洋一前経済産業相
 安倍晋三首相は、自民党の野田毅税制調査会長を交代させ、後任に宮沢洋一前経済産業相を充てる方針を固めた。野田氏は消費税10%への引き上げに伴う負担軽減策を巡り、公明党が導入を目指す軽減税率に慎重姿勢を示していた。来夏の参院選をにらみ、公明党に配慮したもので、事実上の更迭とみられる。

 首相は9日の公明党の山口那津男代表との会談で、交代の方針を伝えたもようだ。宮沢氏は来週にも就任する。野田氏は最高顧問への就任で調整している。

 与党は年末の2016年度税制改正大綱に負担軽減策を盛り込む方針だ。野田氏は軽減税率は中小企業などの負担が大きいと指摘。増税分の一部を後で払い戻す還付制度をベースに検討することを主張し、同制度を「税負担軽減の実感が得られない」として反対する公明党と対立していた。

 公明党との関係を重視した首相側が事態収拾には交代が不可欠と判断し、旧大蔵省出身で税制に明るい宮沢氏の起用を決めた。野田氏は09年から税調会長を務めていた。【横田愛、大久保渉】

851名無しさん:2015/10/10(土) 14:21:39
>>850

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000055-jij-pol
自民税調会長に宮沢氏=野田氏と交代、公明に配慮
時事通信 10月10日(土)11時57分配信

 自民党は10日、野田毅税制調査会長を退任させ、後任に宮沢洋一前経済産業相を起用する方針を固めた。
 複数の同党幹部が明らかにした。野田氏は消費税率10%への引き上げに伴う軽減税率導入に一貫して慎重だったため、自民党は会長交代により、導入を強く求める公明党に配慮した。事実上の更迭とみられる。来週にも正式決定する。
 野田氏は、公明党が反対している還付方式の負担軽減策を推していたとされ、同党から不満が出ていた。安倍晋三首相は9日の公明党の山口那津男代表との会談で、会長交代の方針を伝えたもようだ。今後は宮沢氏が公明党との調整を担い、野田氏は名誉職的な最高顧問に就く予定。
 宮沢氏は旧大蔵省出身で、衆院議員を経て参院当選1回。税制に精通している。経産相在任中は、首相の意向に沿って成長戦略や法人実効税率の引き下げを推進したことから、首相は連携を取りやすいと判断したとみられる。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000022-asahi-pol
自民税調会長に宮沢氏起用へ 野田氏、事実上更迭の見方
朝日新聞デジタル 10月10日(土)11時3分配信

 安倍晋三首相は、自民党の野田毅税制調査会長を交代させ、後任に宮沢洋一前経済産業相を充てる方針を固めた。来週中にも正式に決定され、野田氏は党税調最高顧問に就く見通し。2017年4月に消費税率を10%へ引き上げる際に導入が検討されている軽減税率をめぐり、慎重な立場の野田氏は公明党と対立しており、今回の交代は事実上の更迭とみられる。

 自公による軽減税率の与党協議で、野田氏は財務省が提案した増税分を後から還付する方式を支持し、公明が主張する欧州型の複数税率の導入に強く反対。このため公明から野田氏の交代を求める声が出ていた。

 首相側は来夏の参院選を控え、公明との選挙協力を重視しており、野田氏を交代させて公明に配慮した形だ。自公は、今年末の税制改正大綱のとりまとめまでに軽減税率の具体案を絞り込む方針。ただ複数税率は事業者の経理事務の負担が増すなどの問題があり、自民内でなお慎重論が根強い。宮沢氏が党内の意見を集約し、公明と妥協できるかが焦点となる。

 自民党税調はかつて税制に通じた党内の実力者がそろい、時の首相も税調の意向には逆らえないほどの「聖域」とされていた。しかし、官邸が党への影響力を強める「官高党低」が進むなか、09年から税調会長を務める野田氏に対しては、官邸周辺から「(在任が)長すぎる」と不満の声も出ていた。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00050001-yom-pol
軽減税率、議論加速へ…自民税調会長交代
読売新聞 10月10日(土)8時47分配信

 安倍首相が自民党の野田毅税制調査会長の交代に踏み切る方針を固めたことで、消費増税時に飲食料品などの税率を低く抑える軽減税率の導入に向けた議論が加速しそうだ。

 自民、公明両党は昨年の衆院選の政権公約に、2017年4月の消費税率10%への増税に伴う低所得者対策として、軽減税率導入を目指す方針を明記。公明党は、軽減税率を最重要公約と位置づけてきた。しかし、野田氏は中小企業の事務負担の増加などを理由に、軽減税率の導入に否定的で、公明党が「自公連立を軽視している」(幹部)と強く反発していた。軽減税率を巡る与党の協議は難航していたが、野田氏は周囲に「公明党との落としどころは考えている」と漏らすなど、税調会長を続ける意向だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151009-00050153-yom-pol
自民税調会長に宮沢氏…首相方針、野田氏と交代
読売新聞 10月10日(土)7時1分配信

 安倍首相は9日、自民党の野田毅税制調査会長を交代させ、後任に宮沢洋一前経済産業相を充てる方針を固めた。

 首相は同日、公明党の山口代表との会談で、交代の方針を伝えたとみられる。宮沢氏は、来週中にも税調会長に就任する。

 野田氏は、2017年4月の消費税率10%の引き上げに伴う負担緩和策を巡り、公明党が強く求めてきた軽減税率について、一貫して慎重な姿勢を示していた。消費増税時の負担緩和策を巡り、財務省がまとめた増税分を後から給付する案(財務省案)の作成にも関与したとされる。このため、公明党内からは野田氏の交代を求める声が出ていた。野田氏は旧大蔵省出身で当選15回。09年から税調会長を務めていた。

 与党は12月中に消費増税時の負担緩和策を盛り込んだ、税制改正大綱をまとめる方針だ。今後、本格化する負担緩和策を巡る与党協議では、宮沢氏と公明党側との調整が焦点となる。

852名無しさん:2015/10/10(土) 14:27:43
http://www.asahi.com/articles/DA3S12007198.html
自民人事、税・憲法は 野田氏・船田氏の去就が焦点
2015年10月9日05時00分

 自民党の主要幹部が軒並み続投するなか、「税」と「憲法」という国の骨格となるテーマにかかわる2人の幹部の去就が焦点となっている。軽減税率の導入に慎重な野田毅・税調会長と、安全保障関連法が憲法学者から「憲法違反」と指摘されるきっかけをつくった船田元・憲法改正推進本部長だ。

 ■官邸に交代論 野田氏



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853名無しさん:2015/10/10(土) 16:00:39
>>850

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151010/k10010265381000.html
自民党人事 税調会長が焦点
10月10日 4時07分

自民党は、内閣改造を受けて幹部人事の調整を進めており、消費税の軽減税率の検討などにあたる税制調査会の野田毅会長が交代するかどうかが焦点になっています。
自民党は、第3次安倍改造内閣の発足を受けて、幹事長室や政務調査会などの幹部人事の調整を進めています。
これまでに、棚橋幹事長代理、塩谷政務調査会長代行らの再任や、内閣改造で退任した下村前文部科学大臣に政府側との連絡・調整にあたる特命担当の副幹事長と総裁特別補佐を兼務させることなどが内定しました。
一方、税制の調整などにあたる税制調査会の会長ポストを巡っては、今の野田毅会長が、再来年4月に消費税率を10%に引き上げるのと同時の軽減税率の導入に慎重な姿勢を示し、連立を組む公明党から不満が出ており、野田氏が交代するかどうかが焦点になっています。
また、復興政務官を退任した小泉進次郎衆議院議員の処遇も注目されています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151010/k10010265581000.html
自民 税調会長に宮沢前経産相起用へ
10月10日 6時55分

自民党は、内閣改造を受けて幹部人事の調整を進めており、焦点となっている、消費税の軽減税率の検討などに当たる税制調査会の新しい会長に、宮沢洋一・前経済産業大臣を起用する方針を固めました。
自民党は、第3次安倍改造内閣の発足を受けて、幹事長室や政務調査会などの幹部、それに各調査会の会長などの人事の調整を進めています。
このうち、税制の調整などに当たる税制調査会の会長については、いまの野田毅会長が、再来年4月に消費税率を10%に引き上げるのと同時の軽減税率の導入に慎重な姿勢を示し、連立を組む公明党から不満が出ています。
自民党は、こうした公明党の意向も踏まえ、野田氏を税制調査会の最高顧問とし、新しい会長に旧大蔵省出身で税制に明るい宮沢洋一・前経済産業大臣を起用する方針を固めました。
このほか、今回の人事では、棚橋幹事長代理、塩谷政務調査会長代行らの再任や、内閣改造で退任した下村・前文部科学大臣に、政府側との連絡・調整に当たる特命担当の副幹事長と、総裁特別補佐を兼務させることなどが内定しました。
さらに、復興政務官を退任した小泉進次郎衆議院議員の処遇も注目されています。

854名無しさん:2015/10/10(土) 16:33:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101000197
総裁特別補佐に下村前文科相=自民

 自民党は10日、下村博文前文部科学相を総裁特別補佐と特命担当の副幹事長に充てる方針を固めた。下村氏は安倍晋三首相(党総裁)と思想信条が近く、今後は党と官邸とのパイプ役を担う。
 下村氏は新国立競技場の当初計画撤回の責任を取り、先の内閣改造で文科相を退任した。 (2015/10/10-14:33)

855名無しさん:2015/10/10(土) 22:54:03
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151009-00000056-jnn-pol
【政治クリップ】ベテラン議員 自民に復党の背景は?
TBS系(JNN) 10月9日(金)15時37分配信
 次世代の党を離党した平沼赳夫・園田博之両衆議院議員が先週、自民党に復党しました。園田氏は実は政界再編論者。彼が党に戻った背景から見えてくるものはなんだったのか取材しました。政治部・加納記者の報告です。(09日15:10)
最終更新:10月9日(金)15時37分

856名無しさん:2015/10/11(日) 10:55:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000029-spnannex-soci
進次郎氏 復興政務官を退任“無役”に…安倍首相の“報復”?
スポニチアネックス 10月10日(土)7時3分配信

 政府は9日の閣議で、内閣改造に伴う副大臣25人と政務官27人の人事を決定した。閣僚や官房副長官などへの起用が期待された小泉進次郎氏は、13年9月から務めていた復興政務官を退任、“無役”となった。

 小泉氏は安倍晋三首相が強引に推し進めた安全保障関連法を批判したほか、内閣改造前に行った講演では「まだまだかけるべき雑巾がけの期間がある」などと、入閣拒否とも思えるような発言をしていた。

 小泉氏の冷遇について、政治評論家の浅川博忠氏は「閣内に取り込まれたくないという小泉氏の気持ちが見えて、安倍首相のかんに障ったはず。そちらがその気なら、ここで一線を画そうと思ったのではないか」とプチ“報復”の可能性があるとの見方を示した。

 さらに「被災者の方にしてみたら、何度も現地に足を運んでくれる小泉氏の存在は貴重だった。今後の復興はどうなるのか、と不安になっているのではないか」と指摘した。

857名無しさん:2015/10/11(日) 11:38:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151011-00000009-mai-pol
<自民税調>官邸の圧力「聖域」に 存在感の低下鮮明
毎日新聞 10月11日(日)7時31分配信

 安倍晋三首相が自民党の野田毅税制調査会長を事実上、更迭したことは、かつて強い影響力を誇っていた党税調の地盤沈下を印象付けた。党税調は、複雑な税制を熟知した少数の議員が議論をリードし、「聖域」とされたこともあった。それだけに、公明党との関係を重視した首相主導の人事は党内に衝撃を与えた。

 財務省案を支持する野田氏と軽減税率を主張する公明党の間で議論が混乱を続けていた9月25日、公明の山口那津男代表は首相官邸に乗り込み、「このままでは来年の参院選に影響が出る」と首相に直談判した。

 この前後から公明の攻勢が熱を帯びる。首相と個人的なパイプのある太田昭宏前国土交通相が党内の厳しい意見を首相に伝達。さらに、同党内から「官邸が黙って見ているならわが党を兵糧攻めにするに等しい」との不満が噴出し始めた。

 官邸は、「公明が『公約を守った』と言える案になるかどうか」(内閣官房幹部)を重視。首相は、続投に意欲を見せる野田氏の「更迭」にかじを切った。公明党の斉藤鉄夫税調会長は10日、毎日新聞の取材に「新体制で公明党が主張する軽減税率の議論が進むよう期待したい」と話した。

 一方、官邸の「介入」を許した格好の自民党税調。「インナー」(内輪)と呼ばれる非公式幹部会が他の関与を許さず、長期政権を築いた小泉純一郎首相(当時)ですら、実力者の山中貞則税調最高顧問(同)を訪ねて要望するほどだった。大物議員の引退などでかつての影響力は影を潜めていたものの、今回の人事には「官邸の圧力が税調にまで及んできたか」(中堅議員)と衝撃が広がった。

 もっとも、官邸側も財務省案には冷ややかだった。官邸関係者によると、菅義偉官房長官は周囲にこう漏らしていたという。「国民が面倒な制度。このままではまとまらないのではないか」【横田愛、大久保渉】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151011-00050007-yom-pol
軽減税率、与党協議再開へ…野田氏交代で加速か
読売新聞 10月11日(日)9時5分配信

 安倍首相は、自民党の野田毅税制調査会長を交代させることで、消費増税時の軽減税率導入の議論を加速させたい考えだ。

 野田氏の後任の宮沢洋一前経済産業相は首相と親しいとされ、首相の意向を踏まえて、自民、公明両党の税制協議が進むとみられている。

 自公両党は近く、中断している与党協議を再開する。

 2017年4月の消費税率10%への引き上げと同時に軽減税率を導入するよう求める公明党は、次回会合で、飲食料品など生活必需品の税率を低く抑える「欧州型の軽減税率」の導入を再確認し、具体的な制度設計の議論に入りたい考えだ。

 宮沢氏は旧大蔵省出身で税制に精通している。首相は野田氏については、税調の最高顧問に据える。

 自公両党は昨年の衆院選で軽減税率導入を公約。首相と公明党の山口代表も9月25日の会談で、軽減税率の導入方針を確認した。

858名無しさん:2015/10/11(日) 11:38:28
>>857

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000543-san-pol
自民党税調会長、宮沢洋一氏を起用へ 消費税増税めぐり、財務省の還付制度案は困難に
産経新聞 10月10日(土)19時37分配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)は今週の党人事で野田毅税制調査会長を交代させ、後任に宮沢洋一前経済産業相=写真=を充てる方針を固めた。党幹部が10日、明らかにした。平成29年4月の消費税増税に伴う負担軽減策をめぐり、公明党が生活必需品の税率を低く抑える軽減税率の導入を目指してきたのに対し、野田氏は慎重姿勢を崩さず協議が難航しており、事実上の更迭とみられる。野田氏は党税調の最高顧問に就任する。

 野田氏は与党の税制協議で、負担軽減策について、マイナンバーを活用して増税分の一部を払い戻す財務省の還付制度案を主張。昨年の衆院選公約で軽減税率導入を明記した公明党と対立し、与党協議は膠着(こうちゃく)状態に陥っていた。

 与党は年末にまとめる28年度の税制改正大綱で、負担軽減策を盛り込む方針。自民党内では野田氏の続投を望む声もあったが、首相は来年の参院選で公明党との選挙協力への悪影響が及ぶことを懸念し、更迭を決断した。

 自民党税調会長の交代で、財務省の還付制度案の実現は困難となり、公明党が求める軽減税率導入を軸に協議が進む見通しだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00050043-yom-pol
野田氏、自民税調最高顧問に「棚上げ」
読売新聞 10月10日(土)14時32分配信

 安倍首相(自民党総裁)は自民党の野田毅税制調査会長を退任させ、最高顧問に充てる方針を固めた。

 後任の宮沢洋一前経済産業相になるべく権限を集中させるため、野田氏を名誉職に近い役職にしたとみられる。野田氏の「棚上げ」により、消費税率を10%に引き上げる際に生活必需品の税率を低くする、軽減税率導入の議論が進みそうだ。

 自民党税調は「インナー」と呼ばれる非公式会合の少数メンバーが、税制改正の決定権を握っている。歴代の税調会長は衆院の当選回数が15回の野田氏など重鎮議員が占め、業界の利害調整ににらみを利かせてきた。参院議員である宮沢氏は衆院の当選が3回、参院が1回と議員歴が過去の税調会長に比べて浅く、権限を集中させて求心力を高める体制にする必要があった。

859名無しさん:2015/10/11(日) 12:41:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151011-00000008-mai-bus_all
<野田氏「更迭」>還付金案、見送りへ 軽減税率の検討加速
毎日新聞 10月11日(日)7時30分配信

 安倍晋三首相は、自民党の野田毅税制調査会長を交代させる方針を固めた。後任に宮沢洋一前経済産業相を充てる。野田氏は2017年4月に予定される消費税率10%への引き上げに伴う負担軽減策を巡り、公明党が導入を目指す軽減税率に慎重姿勢だった。来夏の参院選をにらみ首相が公明党に配慮した事実上の更迭とみられる。野田氏は党税調最高顧問に就任する。野田氏の交代で、今後の与党協議では生活必需品の税率を低く抑える軽減税率の導入検討が加速し、財務省がまとめた還付金案は見送りになりそうだ。

 自民、公明両党は17年度の軽減税率導入を目指し、具体的な制度設計の議論を進めてきた。しかし、対象品目などの議論が難航したため、財務省は代替案として、買い物をする際にマイナンバーカードを提示し、いったん10%の消費税を支払った上で、後で申請して2%分の還付を受ける還付金案を提案していた。

 還付金案について公明党は「いったん10%の消費税を支払うのでは痛税感が緩和されず、軽減税率と呼べない」などと強く反発。一方、野田氏は還付金案を軸に検討を進める姿勢を示し、自公の対立が続いていた。野田氏の交代決定により、還付金案の実現は一段と困難になった。

 ただ、軽減税率の導入には課題も残る。財務省の試算によると、消費税率10%時に「酒類を除く飲食料品」に軽減税率8%を適用すると、税収が年1.3兆円減る。消費増税による増収分は社会保障に充てることが決まっているため、財務省幹部は「社会保障の財源に穴を開けることだけはやめてもらいたい」とけん制する。

 軽減税率導入に反対する経済界を説得できるかも焦点だ。税率が複数になると、企業の経理で商品ごとに税率や税額を明記した請求書(インボイス)が必要になるが、経済界は「事務負担が増す」と強く反対している。自民党内では選挙で支援を受ける経済界の反発を恐れて慎重意見が根強い。

 与党は年末にまとめる16年度税制改正大綱に負担軽減策を盛り込む方針で、残された時間は少ない。【朝日弘行】

860名無しさん:2015/10/11(日) 14:11:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101000261
会長交代も先行き不透明=消費税の軽減税率導入-与党

 自民党税制調査会長が野田毅氏から前経済産業相の宮沢洋一氏に交代する人事が固まった。消費税率10%への引き上げ時の負担軽減策で、軽減税率の導入に慎重な考えを示してきた野田会長の退任を、導入を求める公明党は歓迎している。だが、自民税調内には野田氏以外にも慎重な意見が多く、与党協議の先行きは不透明だ。
 財務省に近いとされる野田氏は、消費税率引き上げ時の負担軽減策で、全ての品目で10%の税を店頭で徴収した後、酒を除く飲食料品にかかった2%分を消費者に戻す財務省案を強く支持。公明党から激しい反発を受けても、財務省案をベースに協議を進めてきた。
 公明党幹部は今回の会長交代の動きを「一歩前進。首相官邸の意向の表れだ」と歓迎。政府関係者は宮沢氏を「最終的には官邸の意向を尊重する人」と評する。官邸は来年に参院選を控え公明党との関係に気を使っており、今後の自公協議が公明ペースで進む可能性はある。
 ただ、宮沢氏は軽減税率に関し、9月の経産相としての記者会見で「インボイス(税額票)を零細業者にも導入することには、かなり難しい問題が残っている」と発言。もともとは慎重派とみられている。自民税調幹部の間では「消費者と事業者の双方が納得しない限り、導入は厳しい」との意見が大勢で、自公協議は年末の2016年度税制改正大綱の決定まで、難航しそうだ。(2015/10/10-18:10)

861名無しさん:2015/10/12(月) 09:51:15
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151012/k10010267081000.html
自民党員120万人達成 厳しいとの声も
10月12日 4時43分

自民党は来年夏の参議院選挙を見据えて、党員数120万人を目標に党員を獲得するための取り組みを進めていますが、去年末の時点で89万人余りにとどまっていて、党内では目標達成は厳しいのではないかという声も出ています。
自民党の党員は、最も多かった平成3年には547万人に上りましたが、平成10年以降減少が続き、野党となっていた平成24年には73万人にまで落ち込みました。
おととしには、政権に復帰したことなどから78万人となり、増加に転じましたが、自民党は安定した政権運営のためには、さらなる支持基盤の強化が必要だとして、去年とことしの2年間で衆議院の小選挙区ごとに4000人以上、全体で120万人にまで増やすことを目標に掲げ党員の獲得に取り組んでいます。
しかし、党員になると年間4000円の党費を納める義務が生じることなどもあって、新規の党員の獲得は進んでおらず、去年末の時点では、およそ89万7000人にとどまっています。このため、党執行部は、来年夏の参議院選挙も見据えて、取り組みを強化したいとしていますが、党内では目標達成は厳しいのではないかという声も出ています。

862名無しさん:2015/10/12(月) 09:59:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151012-00000055-san-pol
「ポスト安倍」…煮え切らぬ石破氏 「考えてはいかん」優等生演じるも政策批判
産経新聞 10月12日(月)7時55分配信

 「ポスト安倍」を目指し、自ら派閥を立ち上げた石破茂地方創生担当相が早くも正念場を迎えている。7日の内閣改造で閣内にとどまることを選択したかと思えば、安倍晋三政権の目玉政策への疑問も公言するなど、煮え切らない対応に党内外から冷ややかな視線が向けられているからだ。石破氏は近く石破派(水月会)議員と座禅を組むというが、進むべき道は見つけられるだろうか。

 地方創生担当相への留任が決まってからというもの、石破氏はテレビに引っ張りだこだ。そこで必ず聞かれるのが、安倍首相の自民党総裁任期が切れる「3年後」を見据えた戦略。

 11日のフジテレビ系「新報道2001」でも「内閣不一致と言われようが、安倍さんとの違いを出すべきだ」とたきつけられたが、石破氏は「安倍さんが首相なんだから、安倍さんが良い仕事ができるようにするのが私の責任。どんなに挑発されても、そんなことは考えてはいかんのだ」と優等生を演じた。

 にもかかわらず、9日の記者会見では、改造内閣の目玉政策である「1億総活躍社会」について「国民には『何のことか』という戸惑いが全くないとは思っていない」と指摘。これには、ある現職閣僚も「いきなりあてこするなんて、内閣の一員という自覚に欠ける」と苦言を呈した。

 8日に開かれた石破派会合に参加したのは、20人のメンバー中16人。石破氏は「皆さま方の総意で安倍政権を全面的に支える」とあいさつしたが、会場にはしらけた空気も流れたという。

 石破氏の留任には、派内にも「派内に閣僚がいなければ、党内で存在感が低下しかねない」(閣僚経験者)と擁護する声はある。ただ、「石破氏の本気度を確かめてから入会する」と値踏みしている議員も派外には多い。

 かつて石破氏と行動をともにした中堅議員は「徹頭徹尾、閣内で安倍首相を支えるのか。きちんと首相批判できる立ち位置を確立するのか。今はあまりにも中途半端だ」と批判する。

 会合では、「水月会」を命名した東京・谷中の臨済宗「全生庵」の平井正修住職のもとで、「年に数回座禅を組もう」との話が持ち上がった。しかし、「3年後」に向けた明確なビジョンを描けなければ、石破氏の主張はすべて、国民に真意の伝わらぬ“禅問答”に終わりかねない。(千田恒弥、力武崇樹)

863チバQ:2015/10/12(月) 12:01:09
http://www.sankei.com/politics/news/151011/plt1510110001-n1.html
2015.10.11 12:00
【政界徒然草】
“古賀切り”でポスト安倍の最右翼に立った岸田外相 「政治をリアルに考える」を信条に宏池会をどう導くのか…

 第3次安倍改造内閣で留任した岸田文雄外相の存在感が高まっている。9月の自民党総裁選では、野田聖子前総務会長の出馬を画策した宏池会(岸田派)の古賀誠名誉会長の意向とは別に安倍晋三首相(党総裁)の無投票再選に向けて奔走。派閥領袖として、安倍首相との連携を強固にした。これまで、良くも悪くも無難な印象が強く、政局でも目立つことがなかった岸田氏だが、総裁選を通じて一皮むけ、「ポスト安倍」に踏み出した形だ。

 山梨県富士吉田市で10月5日に開かれた岸田派研修会。岸田氏は「研修会にあたり宏池会について申し上げたい。私たち自身が宏池会をどう思っているのか今一度、考えてみる必要があるのではないか」と切り出し、自身の考えを述べ始めた。

 岸田氏は“保守本流”と称される宏池会を自民党ハト派の「絶滅危惧種」と評した朝日新聞の9月27日付朝刊の中で、岸田氏が宏池会の基本理念を「軽武装・経済重視」と説明したとする記述を「間違いだ」と明言し、こう続けた。

 「軽武装と経済重視といった政策を宏池会は大切にしてきたが、それは本質ではない。本質は、特定のイデオロギーにとらわれることなく、その時代時代において国民が何を求めているか、日本にとって何が大事であるか、極めて政治をリアルに考え、具体的に政策を打ち出す姿勢だ」

 さらに安全保障関連法について「今の体制のまま、この厳しい環境の中で本当に国民の命や暮らしを守りきれるのかどうかを真剣に議論した」と必要性を強調した。めったに自らの考えを披露しない岸田氏としては異例のあいさつだった。

 伏線はあった。総裁選は安倍首相の無投票再選で終わったが、そこに至るまでに安倍、岸田両氏がタッグを組んだ水面下の激しい攻防があったのだ。



 有力候補の一人とみられていた石破茂地方創生相が不出馬を決める中、野田氏は自らの立候補に必要な推薦人20人の確保に向け、ぎりぎりまで奔走した。その野田氏の出馬を待望していたのが、非議員でありながら現在も永田町に一定の影響力を持つ古賀氏だった。

 古賀氏は8月10日発売の月刊誌「文藝春秋」で総裁選を行う必要性を訴えた。念頭にあったのは、派閥を禅譲した岸田氏だった。だが、安倍首相の再登板以来、政権の看板である積極的平和主義に基づく地球儀外交を支えてきた岸田氏には、もとより出馬の意向はなかった。

 そこで古賀氏が白羽の矢を立てたのが、現役時代から目をかけてきた野田氏だった。

 その古賀氏と岸田派若手議員による会合が9月2日夜、都内で開かれた。総裁選告示(9月8日)直前の時期だったこともあり、永田町では「古賀氏が野田氏の総裁選出馬のため協力を要請するのではないか」とささやかれていた。ただ、岸田氏は会合に参加した若手から「何もありませんでした」と報告を受けると、これで“岸田派の反乱”もなく安倍首相が無投票で再選されると胸をなで下ろした。

 総裁選に突入した場合、安保関連法案の今国会成立が危うくなっていたのは間違いない。複数の候補者が出た場合の総裁選の開票日は9月20日。安保関連法案の大詰めの審議が停滞するのは必至で、答弁者として連日のように国会に出席していた岸田氏にとっても避けたい事態だった。何よりも足下で反乱が起きれば、自身の求心力も失うことになる。

 安倍首相はこの頃、総裁選を楽観視していた節がある。9月4日に日帰りで大阪に出向き、民放番組に出演する予定を組むほどの余裕だった。

 ところが同日、事態は風雲急を告げた。「野田氏が推薦人20人をほぼ確保したらしい」との情報が一気に永田町を駆けめぐったのだ。

864チバQ:2015/10/12(月) 12:01:53


 岸田氏の顔色が変わった。ただちに派閥幹部を招集し、野田氏の推薦人になりそうなメンバーを個別に説得する。週末となった5、6両日を含め、幹部と手分けをして「いま自民党は結束することが大事だ。総裁選にしてはならない。安保法制を通すためにもだ」との電話攻勢をかけた。

 総裁選告示前日の7日には、昼間に臨時の派閥例会を開くと、夜は再び都内の料理店に全議員を対象にした会合を開催した。多数のマスコミが集まる中、議員1人1人が店に入るところをあえて見せた。こうした成果もあって、一時は1桁台後半とみられていた「野田氏側」の議員は次々と翻意し、夜の会合に顔を見せなかったのは、古賀氏の元秘書の議員ら数人にとどまった。

 岸田氏と安倍首相は平成5年の衆院選初当選の同期だ。清和会(現細田派)、宏池会と所属派閥こそ違うが、塩崎恭久、根本匠両氏らとともに社会保障の勉強会を開くなど、交流は長い。安倍、岸田、塩崎、根本各氏らは若手時代、「7人の侍」と自称し、共通のポスターを作成したこともある。

 だが、安倍、岸田両氏は盟友と呼ぶほどの関係にはなかった。それでもタカ派のイメージが強い首相は、ハト派の流れを組む岸田氏の堅実な能力を信頼し、あえて外相に抜擢した。ただ、政局や党内情勢に関しては突っ込んだやり取りをしたことはなく、今回の総裁選でも直接連絡を取ることはなかった。

 総裁選をめぐる攻防に決着がついた7日、岸田氏の携帯電話が鳴った。相手は安倍首相その人だった。

 「ありがとう」

 双方が信頼できる相手と再確認した瞬間だった。



 目立つ行動には痛みも伴う。安倍首相の無投票再選が決まった9月8日、岸田派若手の木原誠二衆院議員が退会届を提出したのだ。関係者によると、木原氏は総裁選で岸田氏の意向に従う考えだったが、岸田氏周辺から「野田氏の推薦人になるのではないか」と疑われ、嫌気がさしたという。

 岸田氏は9月10日の派閥例会で「大変長い1週間だった。いろいろなことがあった」と切り出し、こう続けた。

 「宏池会として一致結束して総裁選に臨む方針を示したが、結果として多くの同志の先生方が苦しみ、悩んだことについては、会長として力不足であったとおわびを申し上げなければならない」

 岸田氏は総裁選後、古賀氏のもとも訪ねた。「包容力のあるお言葉をいただいた」と語る岸田氏だが、古賀氏に近い岸田派議員は「古賀氏が許しているとは思えない」と話す。

 3年後の総裁選に向け、石破氏はさっそく自らの派閥「水月会」を立ち上げ、出馬への意欲を隠さない。野田氏の“再挑戦”も想定され、激戦となる見通しだ。「ポスト安倍」が視野に入った岸田氏は今後、やはりハト派の頭目として古賀氏との修復を図るのか、それとも総裁選を通じて連携を深めた安倍首相との関係をさらに強固にするのか。派閥研修会でのあいさつは実に示唆に富んだ内容だった。

(政治部 酒井充)

【第3次安倍改造内閣・岸田文雄外相の横顔】

 第2次安倍晋三内閣から外相を務め、安全保障関連法制の法案審議では安定した答弁で評価を高めた。自民党のハト派とされる宏池会(岸田派)を率いて将来の首相候補と目されるが、最近は一部で「イケメン閣僚」との評価も得ている。党内随一の酒豪としても知られる。スリムな体型だが「実は細マッチョ」との噂も。政治姿勢はマッチョにほど遠く、極めて穏健派。リーダーシップが課題か。

865チバQ:2015/10/13(火) 21:20:20
http://www.sankei.com/politics/news/151013/plt1510130002-n1.html
2015.10.13 11:00
【政界徒然草】
内閣改造で宏池会に渦巻く不満 岸田氏はエルメスのネクタイで古賀誠氏と関係修復か?





(1/4ページ)

留任が決まり首相官邸に入る岸田文雄外相=10月7日
 自民党岸田派(宏池会)が揺れている。安倍晋三首相が10月7日に行った内閣改造で、岸田派の閣僚は改造前の5人から同派会長の岸田文雄外相の1人に激減。派内には「『反安倍』の受け皿とならないよう封じ込められた」との不満が渦巻く。9日に閣議決定された副大臣・政務官人事でも、9月の自民党総裁選の対応をめぐって同派幹部とぎくしゃくした議員が複数起用され、さまざまな憶測を呼んでいる。

 岸田派は今回の内閣改造で、林芳正農林水産相、宮沢洋一経済産業相、上川陽子法相、望月義夫環境相の4閣僚が退き、岸田氏だけが閣内に残った。入閣候補として売り込んでいた同派事務総長の宮腰光寛氏らの起用もかなわず、「一将功成りて万骨枯る。総裁選であれだけ苦労したのに…」(同派中堅)とのぼやきも漏れる。

 岸田派には、当選回数が衆院5回以上、参院3回以上で閣僚経験のない「入閣待機組」が10人いる。小幅改造だったとはいえ、9月の総裁選で首相の無投票再選に協力した見返りに、待機組から起用されることへの期待は高かった。最低でも、昨年9月の第2次改造内閣発足時と同じ「2閣僚」は確保できるとみられていただけに、「1閣僚」の衝撃は大きい。

 岸田氏が閣内にとどまったことへの失望も広がっている。岸田派内には「ポスト安倍」レースを意識し、党三役就任を望む声もあった。ある同派議員は「宏池会惨敗、秋の陣だ。若手に加え、ベテランも不満を抱くだろう。会長への不信感も出てくるかもしれない」と危機感をあらわにする。

 岸田派が今回の人事で「総裁選での苦労」を強調していたのには理由がある。安倍首相の再選支持を打ち出した岸田氏と、野田聖子前総務会長の擁立を模索した岸田派前会長の古賀誠元幹事長による「新旧会長のつばぜり合い」となり、一部議員が股裂き状態となったからだ。

 古賀氏と良好関係を維持していた岸田氏にとって初めての表立った“反抗”だった。岸田氏は岸田派議員が野田氏の推薦人にならないよう、派幹部と連携して緊急総会の開催や電話攻勢などで派内の“造反”阻止に奔走。安倍首相の無投票再選の道筋をつけた。

 「宏池会として一致結束して総裁選に臨む方針を示し、先生方にご協力をいただいたが、結果として多くの同志が苦しみ、悩み、こういった状況になったことについては、会長として力不足であったとおわびを申し上げなければならない」

 安倍首相の総裁再選から2日後の9月10日、岸田氏は派閥総会で派所属議員に向かって頭を下げた。

866チバQ:2015/10/13(火) 21:21:30
 古賀氏にも、その後1カ月の間に3回会いに行き、関係修復に努めた。そのうち2回は外遊のお土産を持参。9月下旬のロシア訪問から帰国したときはウオツカを差し入れ。内閣改造を2日後に控えた10月5日には国連総会で訪米した際のお土産として古賀氏の好きな高級ブランド「エルメス」のネクタイを贈った。その日は内閣改造に伴う一連の人事について話し合った後、「いつももらってばかりだから」と逆に古賀氏からエルメスのマフラーを2枚もらったという。

 それでも「2人の関係は修復できていない」との見方が依然消えない。古賀氏がネクタイより高価なマフラーをくれたのは「ネクタイを突き返されたも同然。『そんなものは受け取れない』という意思表示だ」と分析する岸田派議員もいる。「古賀氏は執念深い。“孝行息子”だと思っていた岸田氏にないがしろにされたという思いが強い」ともされる。

 一方、10月9日の副大臣・政務官人事では、激減した閣僚数とのバランスがとられたのか、岸田派から前回より2人多い5人が起用された。ただ、その顔ぶれがさまざまな憶測を呼んでいる。総裁選の対応をめぐり岸田派に退会届を出した木原誠二衆院議員が外務副大臣に就任。古賀氏に近い藤丸敏、古賀篤両衆院議員はそれぞれ防衛政務官、総務政務官となった。

 「ともに国会議員秘書の経験を持つ古賀氏と菅義偉官房長官は緊密な関係にある。岸田氏への怒りが収まらない古賀氏が菅氏に言って彼らをねじ込み、自分の力を誇示したのではないか」

 「総裁選でぎくしゃくした議員と古賀氏との関係修復のため、岸田氏自身が彼らを優先的に起用するよう官邸に求めたのではないか」

 そうした分析とともに、岸田派内には「官邸が岸田氏の派内での求心力を低下させるため、首相と距離がある古賀氏の思惑にあえて応えたのではないか」との見方まで出ている。内閣改造の2日前に行われた岸田派研修会で「当面、憲法9条自体は改正することを考えない。これが私たち(岸田派)の立場ではないか」と発言したことが、憲法改正を目指す首相の逆鱗に触れたとみる向きもある。

 ただ、そもそも岸田派がこれまで厚遇され過ぎていただけで、今回の内閣改造で閣僚数が減ったのも意識的な冷遇ではなかったのではないか。しかし、岸田氏への疑心暗鬼、古賀氏への畏怖、官邸に対する不信感など、さまざまな感情が岸田派内に渦巻いている。岸田氏はそれらをどう整理し解消するのか。「ポスト安倍」候補の一人として足もとを固めるためにも、派閥領袖として手腕が試されることになりそうだ。

(政治部 豊田真由美)

867チバQ:2015/10/13(火) 22:17:45
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20151013/plt1510131205001-n1.htm
二階氏「あんな大臣ならなくてよかった」発言の真意は…
2015.10.13


自民党の二階俊博総務会長。永田町では「影の幹事長」と呼ばれている【拡大】

 自民党の二階俊博総務会長が、安倍晋三政権批判とも受け取れるような発言を炸裂させた。内閣改造で新入閣した馳浩文科相を前に、新設された1億総活躍担当相を引き合いに出し、「あんな大臣にならなくて良かった」と語ったというのだ。その真意を探っていくと…。

 二階氏は連休最終日の12日、馳氏の地元・金沢市内での講演で、「皆さんが(1億総活躍担当相を)不思議だなと思っている。馳さんはあんな大臣にならなくて良かった」と述べた。

 二階氏といえば、自民党総裁選で、派閥領袖として真っ先に「安倍首相の再選支持」を表明した人物。そんなキーマンが、内閣改造の目玉である同担当相を「あんな大臣〜」と批判的に語るとは。安倍首相と二階氏の間に、何かあったのか?

 ただ、朝日新聞デジタルによると、二階氏は「文部科学大臣は歴史が長い。日本国がはじまって以来、ずーっと文部大臣があったんです。1億総なんとかというのは、こないだでしょ」と語っている。

 文脈的には、馳氏が伝統のある閣僚になれてよかったとリップサービスした言葉といえそうだ。

 二階氏はさらに、「国民に『やろう』という意気込みを持ってもらうことが一番大事だ」と指摘しつつ、フジテレビによると、国民に1億総活躍担当相の理解を深める例として、徳島県の阿波踊りを挙げ「1億総決起みたいなパワーを持ったらいい」とも説明したという。

 二階氏としては、やや過激に発言することで、世論調査でも「分かりにくい」とされる、同担当相の役割を説明したかったようだ。

868名無しさん:2015/10/13(火) 22:34:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151013-00000005-wordleaf-pol
石破氏が「新派閥」自民党の派閥とは? 早稲田塾講師・坂東太郎の時事用語
THE PAGE 10月13日(火)16時0分配信

 石破茂地方創生大臣が、自身の派閥である「水月会」を立ち上げたことが、先月ニュースになりました。石破氏は現時点で派閥に属さない無派閥でしたが「私のような者でも政権を担うことが望ましいなら、それを目指したい」と述べて次の総裁選(3年後)に意欲を見せたと言います。

 石破氏が今年9月の総裁選への出馬を見送った一方で派閥に所属しない野田聖子氏は積極的に出馬を模索しました。背景には政界を引退したものの党内に隠然とした力を持つ古賀誠元幹事長が動いたとみられます。古賀氏は安倍首相の集団的自衛権限定行使の方針に公然と異を唱えていた人物です。かつて自分がトップであった岸田派(後述)あたりに声をかけて必要な推薦人20人が集めようとして失敗し断念に追い込まれました。

 そして10月の内閣改造で5人いた岸田派の閣僚が岸田文雄氏のみに激減。総裁選で安倍氏にさからおうとした岸田派全体への冷遇と、それを抑え込んだ岸田氏自身だけは論功行賞にありついたという図式となりました。

 自民党の派閥といえば、中選挙区(後述)時代は一つの政党に匹敵するぐらいの力を持っていて「領袖」と俗称される派閥トップへの就任が総裁へのステップだった時代もありました。そこで、自民党の派閥とはいかなる歴史があり、実体はどうなのか?について、改めて振り返ってみます。

今いくつある? 自民党の派閥
 「派閥」は非公式で私的な集団で主に自民党内のグループを指します。一般の会社でもよく「派閥」という言葉が用いられますが、事務所まで設けて独自活動するケースはみられないので「自民党の派閥」は特殊な集合体です。

 また「派閥」はたいてい表向きは政策集団を装っていて対外的にはそちらの名称を名乗るのが普通です。岸田派の「宏池会」のように。多くは定例会を木曜日に開きます。

 現在存在する自民党の派閥は主に8つ。他に谷垣禎一党幹事長の谷垣派(約30人)がありますが他派閥に「本籍」を置いている議員もいてマスコミのなかには「谷垣グループ」と区別しているところもあります。

・細田派(細田博之)95人
・額賀派(額賀福志郎)53人
・岸田派(岸田文雄)45人
・麻生派(麻生太郎)36人
・二階派(二階俊博)34人
・石破派(石破茂)20人
・石原派(石原伸晃)14人
・山東派(山東昭子)10人
(人数は朝日新聞9月29日付朝刊を参照)

869名無しさん:2015/10/13(火) 22:35:06
>>868

主な派閥の歴史とそれぞれのカラー
 戦後の2大保守政党であった吉田茂氏が率いた自由党と鳩山一郎氏の日本民主党が1955年に合同して自民党が誕生しました。派閥の源流は吉田系と鳩山系、および日本民主党の前身にあたる改進党の三木武夫氏の流れが加わります。吉田系(自由党系)の後継が後に首相となった池田勇人氏と佐藤栄作氏の池田派と佐藤派。鳩山系(日本民主党系)の後継が岸信介氏と河野一郎氏の岸派と河野派。そこに三木武夫氏の三木派が加わります。この5派から現在の派閥の経緯を確認すると

・池田派→岸田派、麻生派、谷垣派
・佐藤派→額賀派、石破派
・岸派→細田派
・河野派→二階派、石原派
・三木派→山東派

と分類できます。石破氏はかつて額賀派に所属していたので佐藤派系統に入れています。

 派閥の名称で有名なのは前述の宏池会(岸田派)のほか、佐藤派系の田中角栄氏が率いた「木曜クラブ」と跡を襲った竹下登氏の「創政会」(後の経世会)、岸派の跡目である福田赳夫氏が作った「清和会」(後継の現細田派も「清和政策研究会」を名乗る)などが有名です。

総裁へのステップと内閣改造で存在感
 自民党結成の55年保守合同そのものが吉田自由党と鳩山日本民主党の2大潮流があり、党そのものが最初から一つの政党というより派閥(実質的政党)の「保守連合」の趣がありました。一般に吉田系が「ハト」(穏健)、鳩山系が「タカ」(強硬)とみなされてきています。

 こうした政策的な違いに加えて派閥は1947年から93年まで続いた衆議院議員総選挙で採用されていた中選挙区制(1つの選挙区からおおむね3人から5人を選出)が存在感を増す理由となっていました。55年体制から93年の総選挙で敗れるまで自民党は83年〜86年の新自由クラブとの連立を除いて単独与党でした。過半数維持のためには3人区で1人ではダメで2人当選を目指します。4人区、5人区となるとさらに当選者を増やさなければなりません。同じ選挙区で自民党同士が争うわけです。

 となると、普段から仲良くしている同派閥で戦えず他派閥と表立っては「協力」しながら、実際には党内同士で血で血を洗う選挙戦を展開したのです。その結果、最大派閥になれば自民党総裁選挙で有利になるので領袖は少しでも議員数を増やそうと集金力や人材発掘に力を入れ、新人議員は領袖を「オヤジ」と称して奉仕し、当選回数を重ねるごとに重鎮となっていき、やがては派閥を譲り受けたり、反乱を起こして乗っ取ったりして次代の領袖を目指していきます。疑似血縁関係にも似た構図です。自民党初代首相の鳩山氏から竹下氏までの歴代首相は鈴木善幸氏を除いて領袖です。鈴木氏にしても急死した大平正芳首相の大平派(池田派の流れ)の家老のような存在で後に派を継承したので事実上の領袖です。

 中選挙区制度下の自民党は政権が行き詰まるとカラーの異なる別派閥の領袖を立ててイメージを変えるという疑似政権交代をしばしばやってきました。タカ派の岸内閣が60年安保条約改定と引き換えに辞任するとハト派の池田勇人氏に代わったり、田中首相(佐藤派の流れ)が金銭スキャンダルで追われた際には「クリーン三木」として清潔イメージがあった三木氏を押したりといった具合です。田中氏と福田氏のようにガチンコ対決で生きるか死ぬかの抗争を展開した例もあります。

 いずれにせよある領袖が総裁(単独政権下ではイコール首相)になると他派閥は少しでも内閣に自派の議員を押し込もうとします。総裁(=首相)もある程度は飲まないと足下が不安定になるので各派閥の推薦リストに沿って受け入れてきました。内閣改造も同じで当選回数を重ねた「適齢期」の議員を内閣に入れてバランスを取ります。この手法は述べ約150人もの大臣を「製造」した吉田氏以来の伝統でした。ただあまりに入れ替えると「クビを切られた」との怨念が渦を巻いて内閣を弱体化させる欠点もあり改造人事は現在でも大変難しいとされています。

870名無しさん:2015/10/13(火) 22:35:24
>>869

中選挙区時代に権勢を誇った派閥
 岸、池田、佐藤の3氏だけで5612日、15年以上にわたる長期政権が続いた後に、三木、田中、大平、福田、中曽根康弘(河野一郎派の流れ)の「三角大福中」の5氏の領袖による政権争奪戦はすさまじいものがありました。田中氏から三木氏へのバトンタッチ後は党内から猛烈な「三木降ろし」が吹き荒れ、結果として政権についた福田氏は政敵の大平氏を幹事長(総裁が首相職で忙しいため事実上の自民党トップ)にすえて安定を図るも再選を目指した総裁選の予備選挙で宿敵田中氏の強力な援護を受けた大平氏にまさかの敗北。

 大平政権では福田氏らが反主流に回って国会の首相指名選挙で自民党から大平、福田の2氏が争うという異例の展開となり、かろうじて制した大平氏も野党が出した不信任決議案が福田派や三木派が大量欠席したため可決成立してしまい解散を選択し総選挙中に急死。

 鈴木氏を挟んで政権を握った中曽根氏はロッキード事件のただ中にあった田中氏の支援を受け「田中曽根内閣」とからかわれていたのもつかの間、田中氏が東京地裁判決で実刑となるや田中氏との決別を宣言し得意の「風見鶏」の姿勢を露わにする……など凄まじいバトルを展開しました。田中氏のロッキード事件についても「政治は数。数は力。力はカネ」というあけすけな政治信条が「熱いお金」に手を突っ込ませたところが背景にあると推測されます。

小選挙区制への移行で弱体化
 前述のように派閥政治の源泉ともいうべき中選挙区制が93年発足の細川護煕非自民連立内閣が進めた「政治改革」で現行の小選挙区比例代表並立制に変わり、また派閥の弊害の最たるものとされたうさんくさいカネ集めを止めるべく導入した政党交付金によって派閥の意味に違いが生じてきました。

 それ以前にも派閥の限界を感じさせる出来事はありました。平成に入って最初の首相である宇野宗佑氏と次の海部俊樹氏はいずれも領袖ではありません。海部氏の後の宮澤喜一政権(領袖。池田派の流れ)で自民党が野党に転落し細川内閣が誕生。そこでの改革が大きな変化を生みます。

 小選挙区は1選挙区で1人しか当選しません。同一選挙区で他派閥と公認権や当落を競う必然性がなくなったのです。公認権を持つのは幹事長。したがって小選挙区導入時は党執行部が権力を握りました。野中広務、古賀誠といった大物幹事長が差配しました。

 ところが2001年に誕生した小泉純一郎政権あたりから雰囲気が異なってきます。「偉大なるイエスマン」といわれた武部勤氏を幹事長にすえるなど総理総裁が自ら候補者を決める権限を振るい始めたのです。真骨頂が2005年の「郵政選挙」で首相が推し進める郵政民営化に反対した自民党議員を公認せず、おまけに対立候補を公認して送り込むという徹底振りで大勝しました。

 小泉首相は政権発足から派閥の大臣推薦リストも無視してオリジナルな組閣を心がけました。派閥の大きな役割であった「適齢期に順送りで大臣になれる」システムも崩壊したのです。以後の自民党総裁・首相で領袖なのは麻生氏のみ。小泉、安倍、福田康夫の各氏は違います。

871名無しさん:2015/10/13(火) 22:35:44
>>870

人材育成などで派閥の功績も
 「三角大福中」や「安竹宮」(安倍晋太郎、竹下、宮澤の各氏で派をあげて首相を競った)時代を知る政治家や記者の多くがこう言います。「ロッキード事件、リクルート事件、東京佐川急便事件……。確かに自民党の腐敗はひどかったし、政策無視の政争も醜かった。でも」と。当時の政治家は今に比べてスケールが大きく、その育成は派閥の功績だったかも知れないというのです。

 中選挙区時代は同じ選挙区の自民党議員と似たり寄ったりでは勝ちが覚束ないので違いを出すためにもさまざまな意見や主張が交わされました。派閥の領袖や先輩議員はカネを配るだけでなく選挙のイロハから教え込み、当選後は派閥ごとの得意分野の委員会などに所属して「族」となっていきました。この「族」もまた派閥政治の弊害とみなされる半面、一定分野に精通した専門家を育てたという面もあります。派閥を継承させるのが目的とはいえ有望な若手・中堅を次代の担い手に引き上げようという気風もみなぎっていました。田中氏は佐藤派に属しながら分離独立して田中派を立ち上げ、竹下氏はその田中派から分離独立しました。いわば飼い犬に手をかまれたも同然ですが、それでも「こいつはできる」という人材を排除せず要職にすらつけたのです。

 中選挙区は総得票の3分の1程度かそれ以下でも取り込めば当選可能でした。だから明確なカラーを打ち出しやすかったという面もあります。ところが小選挙区は仮に2大政党の激突となれば理論上51%を制しなければなりません。どうしても総花的な主張になりやすくなります。

 選挙区の小ささも問題で例えば東京都世田谷区は2つの選挙区をまたいでいます。区長選挙より狭いのです。当然そこでの議論も天下国家より身近な話題となりがちです。一方で「勝てる候補を」と考えるとどうしても地元に知名度がある二世や世襲が増えてきて大衆の生活目線など味わった経験のない「殿様」「姫様」を擁立する傾向にあります。

872名無しさん:2015/10/13(火) 22:36:10
>>871

派閥の現状と今後は
 派閥の力が低下したと言われるなかかつて「脱派閥」を唱えていた石破氏が新派閥を作るのはなぜでしょうか。一つには大臣こそ派閥順送りが廃されつつあるも、政府の副大臣、政務官や国会の役職、党役員人事などではまだまだ権限を振るう余地が大きく無派閥のままではそこに仲間を送り込んだり国政選挙で新人に公認をもらったりといった効果が期待できないためでしょう。総務省に派閥を政治団体として届け出れば政治資金パーティーも開けます。パーティーは既存の派閥も有力な資金源としているのでカネの面での配慮でもあるようです。

 岸田派は今回の内閣改造での冷遇で反主流派となるかというと、どうもそうした気配がありません。岸田氏自身は総裁選無投票に協力したのに待っていたのがこの仕打ちとなると、反安倍というより「うちのボスは大丈夫か」との方角へ向かいかねません。半面で古賀氏の影響力も衰えるでしょう。「安倍1強」状態維持で打った今回の人事はどうやら安倍氏の勝利に終わりそうです。

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■坂東太郎(ばんどう・たろう) 毎日新聞記者などを経て現在、早稲田塾論文科講師、日本ニュース時事能力検定協会監事、十文字学園女子大学非常勤講師を務める。著書に『マスコミの秘密』『時事問題の裏技』『ニュースの歴史学』など。【早稲田塾公式サイト】(http://www.wasedajuku.com/

873名無しさん:2015/10/13(火) 23:30:58
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151013/k10010268161000.html
自民 二階氏 復党審査手続き見直し検討を
10月13日 13時46分

自民党の二階総務会長は記者会見で、平沼赳夫衆議院議員らの復党が決まったことに関連して、党紀委員会だけの判断に委ねており、疑問が残るとしたうえで、復党を審査する手続きの見直しを検討すべきだという考えを示しました。
13日開かれた自民党の総務会で、谷垣幹事長は、次世代の党を離党した平沼赳夫衆議院議員と園田博之衆議院議員の復党が、今月2日の党紀委員会で了承され、決定したと報告しました。
これに対し出席者から、「ほかにも復党を希望している議員はおり、今回の復党は政治的な公平さを欠くご都合主義だ。復党については公平な扱いをすべきであり、明確な基準を作るべきだ」などと異論が出されました。
このあと、二階総務会長は記者会見で、「党は常に公平であるべきで、復党に関して党紀委員会だけの判断でよいのか疑問が残る。党の役員会に諮るなど、執行部としてどのような決断を下すのかということがあってしかるべきだ」と述べ、復党を審査する手続きの見直しを検討すべきだという考えを示しました。

874名無しさん:2015/10/13(火) 23:46:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151012-00000042-asahi-pol
「馳先生、あんな大臣ならんでよかった」 自民・二階氏
朝日新聞デジタル 10月12日(月)19時25分配信

■自民党・二階俊博総務会長

 皆さんが不思議だなと思っている1億総活躍大臣。あれね、よくぞというたらあれやけど、馳(浩)先生が、あんな大臣、ならんでよかったね。文部科学大臣は歴史が長い。日本国がはじまって以来、ずーっと文部大臣があったんです。1億総なんとかというのは、こないだでしょ。(金沢市の自民党支部の講演で)

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20151013-00000549-fnn-pol
自民・二階氏、発言の真意を「激励。頑張れということ」と周辺に
フジテレビ系(FNN) 10月13日(火)18時53分配信
自民党の二階俊博総務会長が、改造内閣の目玉・一億総活躍担当相を「あんな大臣」呼ばわり。波紋が広がっている。
第3次安倍改造内閣が発足して、14日で1週間。
その目玉とされている一億総活躍担当相をめぐって、驚きの発言があった。
目玉の大臣を「あんな大臣」とバッサリ。
12日、馳 浩新文部科学相も出席し、後援会で、「皆さんが不思議だなぁと思っている、『一億総活躍担当相』なんてね。『よくぞ』と言ったら悪いけど、馳先生が、あんな大臣にならんで良かったね」と話したのは、自民党の二階総務会長。
さらに、二階総務会長は「ずっと(昔から)文部相というのはあった。『一億総何とか』っていうのは、こないだ(大臣ポストに)なったんでしょ?」と述べた。
一億総活躍担当相について、街では、「全然わからないですね、総括...」、「名前だけは聞いてたんですけど、何をするかは不明だなと」などといった声が聞かれた。
一方で、二階総務会長は、一億総活躍社会について、徳島県の阿波踊りを例に挙げて、「『一億総決起』みたいなパワーを持った方がいい」と述べた。
二階総務会長の発言について、加藤一億総活躍担当相は「(二階総務会長は12日)『みんなで一緒に頑張っていかなければならない』という趣旨のことも。そこに、二階総務会長の気持ち、考えがあったのではないかと受け止めている」と述べた。
二階総務会長は13日、発言の真意について、「激励だ。頑張れということだ」と周辺に説明している。
最終更新:10月13日(火)18時53分Fuji News Network

875とはずがたり:2015/10/14(水) 00:43:45

2015.10.13 18:01
自民・野田氏「なんじゃこりゃ」 自民、公明両党でTPP対策検討会合
http://www.sankei.com/economy/news/151013/ecn1510130029-n1.html

 自民党の果樹農業振興議員連盟(野田毅会長)は13日、党本部で総会を開き、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)が果物などの国内生産に与える影響や対策について議論した。野田氏は「なんじゃこりゃ、という中身だ。政府がやったことに、全部賛成というのは違う」と述べた。出席議員からは、政府に対し徹底した情報公開と、十分な国内対策を求める声が相次いだ。公明党も同日、国会内で農林水産部会を開き、TPP対策を議論した。

876とはずがたり:2015/10/14(水) 00:50:14
解散で権力は強まり改造で弱まるって本当ですねぇ〜。
岸田派には不満渦巻いてるし二階もなにやら不穏だ。

877名無しさん:2015/10/14(水) 07:20:09
>>873

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151014-00000002-jnn-pol
平沼・園田氏復党、党内に「政治的公平さ欠く」の声も
TBS系(JNN) 10月14日(水)0時37分配信
 かつて自民党を離党したベテラン議員の復党が、今月初め、相次いで認められたことについて、党内からは「政治的公平さを欠く」「明確な基準を作るべきだ」といった声が上がりました。

 自民党は2日の党紀委員会で、離党していた平沼赳夫衆院議員と園田博之衆院議員の復党を了承しました。これについて、13日の総務会では「政治的な公平さを欠くご都合主義」という指摘や「復党について明確な基準を作るべき」といった意見が出ました。

 また、自らの派閥に他の党から入党した議員や復党を希望する無所属議員を含む二階総務会長は、こう話しています。

 「本人たちが選挙も当選し、しかも一生懸命党の方針に従って協力している、努力しているわけですから、いいところで関係者がみんな成り立つようなことで結論を見出すということに執行部が努力することは当然だと思う」(自民党・二階俊博総務会長)

 二階氏は「党紀委員会だけの判断でいいのか、若干疑問として残る。党執行部がどういう決断を下すかということがあってもいい」として、復党問題に積極的に取り組む姿勢を示しています。(13日14:18)
最終更新:10月14日(水)0時37分

878名無しさん:2015/10/14(水) 20:34:16
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151014-00010002-shincho-pol
自民党大幹部に「ポピュリストの王様」と陰口された「小泉進次郎」代議士〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月14日(水)8時1分配信

「大胆な変人」と呼ばれた父親とは対照的に、小泉進次郎代議士(34)は「繊細な凡人」とされている。ところが最近は繊細さが影を潜め、少々お口が滑り気味。名指しこそ避けたものの、党の大幹部を批判の槍玉に挙げているのだ。が、今や逆に「ボピュリストの王様」と陰口を叩かれる有様だ。

 ***

「俺が傲慢だって? 小泉進次郎風情が、あいつこそ傲慢じゃないか。あいつはポピュリストの王様だ!」

 9月30日の夜、憤懣やる方ない様子で周囲に怒りをブチまけたのは、自民党の高村正彦副総裁(73)だ。

 理由は進次郎氏による、高村氏への相次ぐ“ダメ出し”にある。30日昼に東京・麹町で講演した際、国民の安保法案への理解が進まない理由を問われ、次のように答えた。

「自民党にも責任がある。例えば、憲法学者の長谷部さん(恭男・早大教授)。自民党が呼んだ方が(違憲と)言っているなら、真摯に受け止めるべきだと思う。その後、一部のベテランから出てきた声は“国家の平和や国民の安全に責任を持っているのは学者じゃない、政治家である”と。そういう姿勢も国民から権力の驕りと捉えられた面がある」

 この“一部のベテラン”とは高村氏のことだ。当時は法案成立に向けて指揮を執っており、進次郎氏が槍玉に挙げた言葉で「安保法案は違憲」と批判を強める野党に反論していた。

■党内野党宣言
 進次郎氏はこの5日前、9月25日付の神奈川新聞のインタビュー記事に登場していた。そこでも先の講演と同様の質問に高村発言を引っ張り出して、

「私は傲慢だと思う。国民から見たら、自分たちが呼んだ方が言ったことなのに、何を言っているんだ、という印象も大きかったと思う」

 と、やらかした。知名度はあっても、所詮は当選3回の陣笠議員。高村氏の怒りはごもっともで、冒頭にご紹介した発言は、

「政務官として政府に籍を置くヤツが後ろから鉄砲を撃つか? 親父には少なくとも信念があったが、進次郎は常に世論におもねっているだけだ。一度でも世論に逆らって自分の信念を発言したことがあるのか?」

 と、むしろ、ヒートアップする一方だったのである。同じ自民党の中堅議員も、苦々しげだ。

「復興政務官としての実績は皆無のくせに、全く関係してない安保法案を批判するなんて、何様のつもりかねえ。最近も総理側近が“あいつはどうして直接、高村さんに言わないんだ?”と撫然としていた。安全保障委員会のメンバーたちも、“法案を分かっていないヤツほど、国民の理解だなんだと形式論ばかり口にする”と、呆れていますよ」

 これまで進次郎氏は長老を始め、先輩議員に可愛がられてきた。それがどうして、大幹部に斬りつけるような発言を重ねているのか。

「これは、事実上の党内野党宣言でしょう」

 と見るのは、進次郎氏を長年取材しているライターの常井健一氏だ。

「遅くとも2018年には、安倍政権が交代の時期を迎えます。それを見越して現政権と一線を画し、今からフリーハンドを確保しておくという意図を感じます。ただ、高村さんに向けた言葉は政府の一員としては不適切で、彼らしくないですね」

 党内野党どころか、党内孤立化しそうな勢いなのだ。

「ワイド特集 ふとどき者と人のいう」より
※「週刊新潮」2015年10月15日神無月増大号

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879名無しさん:2015/10/14(水) 20:34:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151013-00000056-mai-pol
<自民党>主な役員人事決定 副幹事長を復活、下村氏に
毎日新聞 10月13日(火)19時24分配信

 自民党は13日、幹事長室や政務調査会、国会対策委員会の主な役員人事を決めた。内政外交の諸課題に取り組む特命担当の副幹事長を約1年ぶりに復活させ、下村博文前文部科学相を充てた。

 官房副長官に起用された萩生田光一氏の後任の筆頭副幹事長には松本純衆院議員が就任する。棚橋泰文幹事長代理、塩谷立政調会長代行、小此木八郎国対委員長代理らは留任した。

880名無しさん:2015/10/14(水) 21:24:27
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151014/k10010269271000.html
「南京事件」記憶遺産決定で自民が決議文
10月14日 12時48分

自民党の外交関係の合同会議は、ユネスコ=国連教育科学文化機関が「南京事件」を巡る資料の「記憶遺産」への登録を決定したのは中立・公平ではないとして、政府に対し制度の改善を働きかけることなどを求める決議文を取りまとめました。
ユネスコが中国の申請した旧日本軍が多くの中国人を殺害したなどとされる「南京事件」を巡る資料を「記憶遺産」に登録すると決定したことを受けて、自民党の外交部会などの合同会議は14日午前、会合を開き意見を交わしました。
この中で出席者からは「今回の決定によって、中国が今後も政治的な利用を繰り返すことが懸念される。なぜ阻止できなかったのか」といった批判や「国際社会への情報発信をもっと戦略的に行うべきだ」といった指摘が出されました。
このあと合同会議は、ユネスコが日本の意見を聞くことなく登録を決定したのは中立・公平ではないとして、政府に対しユネスコに登録の撤回を提案することや記憶遺産制度の改善を働きかけること、さらにユネスコへの分担金や拠出金の停止など、関係の見直しを早急に行うことを求める決議文を取りまとめました。合同会議はこの決議文を近く政府に提出することにしています。

881名無しさん:2015/10/14(水) 21:28:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101400786
中小企業の反発懸念=自民「混乱起きる」-軽減税率

 2017年4月の消費税率10%への引き上げと同時に軽減税率を導入する方向で検討作業が進むことになり、自民党は来年夏の参院選への影響を懸念し始めた。党の重要な支持基盤である中小企業事業者がかねて、事務負担が増えることを理由に軽減税率に反対しているためだ。首相官邸は公明党との選挙協力を重視して早期導入を打ち出したが、中小企業の反発は避けられそうにない。
 安倍晋三首相は14日、自民党の宮沢洋一税制調査会長と首相官邸で会い、軽減税率導入を検討するよう指示。この際、「商工業者への無用の負担になるようなことは避け、混乱しないように現実的な解決策を考えてほしい」と注文を付けた。だが、党内では「混乱はかなり起きる」(若手)との見方が強い。
 軽減税率の導入には、事業者が商品ごとに税率や税額を記載するインボイス(税額票)の発行が不可欠とされる。だが、中小企業の声を代弁する日本商工会議所(日商)は、9月に発表した16年度税制改正への意見で「全ての事業者に影響が及ぶため、インボイス導入には断固反対」と表明。軽減税率に慎重な自民党税調のある幹部は「官邸も公明党も日商を説得できるのか。やれるものならやってみればいい」と突き放した。
 官邸が軽減税率の導入検討へ動きだしたのは、公明党への配慮を示し、参院選での手厚い支援を引き出す狙いがある。首相自ら自民党税調に指示したことを受け、公明党の斉藤鉄夫税調会長は記者団に「これまで公明党が訴えてきたことを自民党に理解していただいたという意味で、大変大きな感慨を覚えている」と歓迎した。
 だが、自身の支持基盤に影響しかねない政府方針に、自民党議員の心境は複雑だ。来年、改選を迎える参院議員の一人は「税理士会も中小企業もみんな反対だが、官邸が決めたことだから支援者に説明するしかない」と諦め顔だ。(2015/10/14-19:29)

882チバQ:2015/10/15(木) 22:42:06
http://www.sankei.com/politics/news/151015/plt1510150010-n1.html
2015.10.15 00:47

小泉進次郎農水部会長で調整 自民党、TPP大筋合意を受けて

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「篠原文也の直撃!ニッポン塾」で参加者の質問に答える小泉進次郎内閣府政務官=30日午後、東京・平河町のホテルルポール麹町(酒巻俊介撮影)
 自民党は14日、大筋合意した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)対策などを議論する党農林部会の部会長に、小泉進次郎元復興政務官を起用する方向で調整に入った。複数の党幹部が明らかにした。今後、国会の常任委員長人事などと合わせて最終判断する。

 発信力と国民的人気の高い小泉氏の起用には、TPPに対する農家の批判を和らげ、来年夏の参院選対策とする面もありそうだ。将来の首相候補といわれる小泉氏に経験を積ませる狙いもある。

 小泉氏をめぐっては、7日の内閣改造・党役員人事の目玉として、一時、首相補佐官など政府要職への起用が取り沙汰された。ただ小泉氏は先月30日、「自分には、まだかけるべき『雑巾がけ』の期間がある」と述べ、党内での処遇を求める考えを示していた。

http://www.sankei.com/politics/news/151015/plt1510150002-n1.html
2015.10.15 05:00

自民党「1億総活躍」で総裁直属機関を創設 関係部会横断、緊急対策提言へ

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官邸に入る加藤勝信1億総活躍担当相=13日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)
 自民党は14日、第3次安倍晋三改造内閣の目玉政策「1億総活躍社会」の実現に向け、月内にも安倍首相(党総裁)直属機関の推進本部を立ち上げる方針を決めた。近く党総務会で正式決定する。推進本部は平成28年度予算案の編成に間に合うよう、子育て支援などに関する緊急対策をまとめ政府に提言する。これに関連し、加藤勝信1億総活躍担当相は14日、政府の「1億総活躍推進室」を15日に発足させると発表した。

 首相は来年夏の参院選で「1億総活躍」を選挙公約の柱に据える考えだ。党でも厚生労働や財務金融、文部科学など関係部会を横断する機関を設け、公約に盛り込む政策立案を進める。機関を総裁直属とすることで、組織の縦割りの弊害を減らし、効率的に政策を練り上げる狙いがある。

 予算案編成にも反映させるため、希望出生率1・8の実現を目指した子育て支援策のほか、「介護離職ゼロ」に向けた施設整備や介護休業制度の充実などに関する議論を急ぐ。

 一方、政府の1億総活躍推進室は専従職員20人態勢でスタートする。室長に杉田和博官房副長官、室長代理に古谷一之官房副長官補を充て、実質トップとなる室長補に厚生労働省の木下賢志官房審議官を任命する。

 加藤氏は、具体的な政策パッケージとなる「ニッポン1億総活躍プラン」を策定する「1億総活躍国民会議」の構成員について、議論の重複を避けるため、経済財政諮問会議など政府内の有識者会議のメンバーを入れる方針を表明した。関係閣僚も含め二十数人規模になる見通しだ。

 これに先立ち、加藤氏は官邸で、安倍首相に国民会議の運営方針などについて報告。首相は「スピード感を持って取り組んでほしい」と指示した。

883名無しさん:2015/10/15(木) 23:09:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101500253
自民農林部会長に小泉氏

 自民党は15日、政務調査会の農林部会長に小泉進次郎前内閣府政務官を充てる方針を固めた。党関係者が明らかにした。環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意を受けた国内対策に関し、地方でも知名度が高い小泉氏の起用により、農業関係者らの理解を得る狙いがあるとみられる。
 小泉氏に関し、党内では先の内閣改造で閣僚就任を求める声も出ていたが、小泉氏自身は「まだまだ雑巾掛けの期間がある」として党務復帰を希望していた。(2015/10/15-20:08)

884名無しさん:2015/10/15(木) 23:16:33
>>883

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151015/k10010270671000.html
小泉進次郎氏 自民党農林部会長に起用へ
10月15日 13時13分

自民党はTPP=環太平洋パートナーシップ協定交渉の大筋合意を受け、国内農業対策などを検討する党の農林部会の部会長に小泉進次郎前復興政務官を起用する方向で調整を進めています。
自民党は第3次安倍改造内閣の発足を受けて、政務調査会などの人事を調整しています。このうち、TPP=環太平洋パートナーシップ協定交渉の大筋合意を受け、国内農業に影響が出ないようにするための対策などを検討する党の農林部会の部会長に小泉進次郎前復興政務官を起用する方向で調整を進めています。
党幹部によりますと、小泉前政務官は「党で政策に取り組みたい」と希望していたということで、来年の参議院選挙に向けてTPP対策などで小泉前政務官の発信力に期待するねらいもあるものとみられます。
これに関連して自民党は、TPPへの対策を検討する新たな組織として、政務調査会の下に「対策本部」を設置することを決めました。

885名無しさん:2015/10/15(木) 23:24:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015101500722
参院選候補ネットで選出=茂木氏「政治家の卵を発掘」-自民

 自民党は15日、「18歳以上」の選挙権年齢が初めて適用される来年夏の参院選の比例代表候補をインターネットで選出すると発表した。同党初の試みで、記者会見した茂木敏充選対委員長は「ネットメディアを入り口に日本の未来を担う政治家の卵を発掘し、育てていく。これが自民党が提示する新しいデジタル民主主義だ」と訴えた。
 同党は11月1日から党ホームページで候補者の募集を開始。書類選考と面接により10人に絞り込んだ上で、来年4月にネット投票を実施し、最多得票者を公認する。投票資格は原則18歳以上で、党員でなくても事前登録すれば投票に参加できる。事前登録を通じて新たな支持層を開拓する狙いもあるとみられる。
 選挙権年齢の引き下げをにらみ、各党とも新たな有権者となる若年層への浸透に知恵を絞っており、茂木氏は「ネットメディアの活用に積極的な若い世代に参加してほしい」と呼び掛けた。 (2015/10/15-17:13)

886とはずがたり:2015/10/16(金) 09:54:42
TPP推進の政権側と下積み真面目にやってると見せかけたい小泉側の意向の一致やね。

ぞうきんがけ志願の小泉進次郎氏、党農林部会長に
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/82/a644303a08ef816271a67ec5dafa9004.html
(朝日新聞) 05:20

 自民党は党農林部会長に小泉進次郎前内閣府政務官(34)を起用する方針を固めた。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意を受けて議論が過熱する党内の農業対策のとりまとめ役となる。日の当たる閣僚ではなく、「ぞうきんがけ」を望んだ小泉氏に最適のポストとなるか。

 複数の党幹部が明らかにした。小泉氏は内閣改造前、講演などで入閣の可能性を問われ、「勘違いはしない。自分にはまだまだかけるべきぞうきんがけの期間がある」と語っていた。

 官邸側は、小泉氏の「汗をかく仕事がしたい」との希望にも沿うとして同部会長への起用を強く要望。父親譲りの構造改革論者である小泉氏が、農業対策のための歳出圧力をどうさばくのか注目されるが、党内の農林族は、部会長就任を「若い時に農業の世界を知っておけば損しない」と早くも待ち構えている。

887名無しさん:2015/10/18(日) 11:50:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015101600857
商工業者の負担軽減に重点=官邸主導に困惑も-自民税調

 自民党税制調査会の新体制が16日始動した。安倍晋三首相が2017年4月の消費税率10%への引き上げと同時に軽減税率を導入するよう宮沢洋一会長に指示したのを受け、党税調は商工業者の負担を軽減するための簡易な経理方式など制度設計の検討を加速させる。ただ、商工業者が混乱しない制度を短期間で整備するのは容易ではなく、官邸主導の強まりに戸惑いの声も出ている。
 軽減税率を導入すると、商工業者は税率10%の品目と8%の品目に仕分けして税額を計算し、申告する必要が生じる。この手間は、欧州各国などで採用されているインボイス(税額票)を発行する方式を採用しても、公明党が主張する簡易な経理方式を採用しても同様だ。
 宮沢会長は16日に行われた非公式幹部会の後、17年4月に軽減税率を導入した場合には、インボイス方式と公明党の方式のどちらを採用しても「かなりの混乱が生じる」と指摘。周知と準備には「相当な時間が必要だ」と述べ、税調内での取りまとめが難航するとの見通しを示した。(2015/10/16-22:51)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015101600231
参院執行部も留任=自民

 自民党は16日の参院議員特別総会で、現執行部を担う伊達忠一幹事長、吉田博美国対委員長、鶴保庸介政審会長の留任を決めた。任期は1年。溝手顕正参院議員会長(任期3年)が提示、了承された。同党は来年夏の参院選に現体制で臨む。 (2015/10/16-10:48)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151018/k10010273931000.html
自民 参院比例の候補者選考にネット投票も
10月18日 4時47分

自民党は来年夏の参議院選挙で、選挙権年齢が引き下げられ18歳以上になることも踏まえ、比例代表の候補者選考の一部にインターネットによる投票を取り入れることになりました。
自民党は、来年の参議院選挙から選挙権年齢が引き下げられ18歳以上になることも踏まえ、若者や無党派層への支持の拡大を図りたいとしています。そして、こうした若者や無党派層の意見にも耳を傾けるとともに、支持を集める多様な人材を発掘する必要があるとして、参議院選挙の比例代表の候補者選考の一部にインターネットによる投票を取り入れることになりました。
具体的には、書類選考や面接で最大で10人の候補者を選び、党員や事前に登録した一般の有権者がインターネット上で投票を行い、得票が最も多い人を公認候補者として決定するとしています。
自民党によりますと、こうした候補者の決め方は世界的にも珍しいということで、茂木選挙対策委員長は「この国を前に進めたいという気概を持つ多くの人に応募してもらい、日本の未来を担う政治家の卵を発掘したい」と話しています。

888名無しさん:2015/10/18(日) 16:30:07
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151016-00010003-shincho-pol
ラグビー人脈でフィクサー気取り! 「森喜朗」元総理の老害〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月16日(金)8時1分配信

 トカゲの尻尾を切っても、似たような尻尾が生えるだけ――。新国立競技場計画を進めた日本スポーツ振興センター(JSC)。森喜朗元総理(78)の子飼いの理事長が事実上、引責辞任したが、新しい理事長も森氏直系。政界を退いても相変わらずフィクサー気取りの森氏だが、なすべきは、ご自身が即刻退くことである。

 ***

 なにしろ、“ザハ案”が白紙撤回になった責任を問われて、事実上、詰め腹を切らされたJSC前理事長、河野一郎氏(68)は、

「もともと筑波大のスポーツ医学の教授で、五輪の日本選手団のチームドクターを務めたほか、自身も東京医科歯科大ラグビー部出身。ラグビーの医学的サポートにも尽力してきた」(五輪組織委員会関係者)

 という絵に描いたような森氏の子飼い。後任の大東和美氏(66)も、昨年2月までJリーグのチェアマンだったから見逃されがちだが、やっぱりラグビー人脈なのである。

「早大ラグビー部では主将を務め、住友金属工業に入社後はサラリーマンとしても大活躍。九州支社長などを歴任したのち鹿島アントラーズに入り、社長としてJリーグ初の3連覇を経営面から支え、10年、Jリーグのトップに就きました」

 と、大手紙のサッカー担当記者。もしや、そんなに手腕があるなら、森氏の影響を受けにくいだろうか。

「大東さんはひたすら体育会系で、大先輩である森さんには頭が上がらないどころか、何かを頼まれれば絶対に断れないタイプ。操られる危険性があります」

 政治ジャーナリストの山村明義氏によれば、

「見かけによらず臆病で、自分の周りに息のかかった人を置きたがる」

 という森氏。組織委員会会長として、競技場とエンブレム、2つの問題に最も責任を負う立場であっても、これまでの姿勢を変えるつもりはないようなのだ。

■ラグビーW杯を観戦
 さて森氏、五輪をめぐるこのゴタゴタの最中に何をしているのか。

「9月19日の南アフリカ戦、23日のスコットランド戦では、観戦している姿を見かけました。とりわけ23日は、一般席の下のほうの貴賓席に座り、イギリスのアン王女らと肩を並べ、誇らしげな表情で試合を眺めていました」

 と、ラグビーW杯の開催国イギリスに滞在中のジャーナリスト。だが、19日といえば、かつて自民党清和会をともに支えた塩川正十郎氏が亡くなった日で、23日は通夜の当日、告別式の前日である。盟友の“命”が失われても、“ラグビー命”であるらしい。

 ご本人は、大東氏を古くからよく知っていることや、塩川氏の葬儀を欠席したことを認めたうえで、

「国民のみなさまの信頼と理解を得ながら、大会を成功に導くことが、私の果たすべき責任と考える」

 と回答するが、なぜそれほど厚顔でいられるのか。

「資金を集める能力に長けているからだそうですが」

 と、スポーツ評論家の玉木正之氏が言う。

「資金調達なら裏方として支えても十分にできるはず。今、テレビが彼を批判しないのは、五輪の各競技の放映権をどこにするか、組織委員会に決定権があるからでしょう。しかし、2つも大問題が起きても、いまだに居座り続けるのは本当に恥ずかしい。一刻も早くお辞めになってほしいです」

 若い活力で魅せる五輪に、老害は最もふさわしくない。

「ワイド特集 ふとどき者と人のいう」より
※「週刊新潮」2015年10月15日神無月増大号

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889チバQ:2015/10/19(月) 22:26:43
http://www.sankei.com/politics/news/151019/plt1510190016-n1.html
2015.10.19 17:09

石破地方創生相「次を考えないのは無責任」 ポスト安倍へ改めて意欲

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 石破茂地方創生担当相は19日、都内で講演し、「いかなる政権といえども、未来永劫(えいごう)続くことはあり得ない。次をどうするのかを誰も考えていないのは、すごく無責任なことではないか」と述べ、安倍晋三首相(自民党総裁)の後継となる「ポスト安倍」への意欲を改めて示した。

 石破氏は、首相が9月の党総裁選で再選したことにふれ、「無投票になったからには党員、われわれ国会議員は、全員でこの政権が続く限り責任を持て。そういう当たり前の話だ」と指摘。

 その上で、自らが会長を務める石破派(水月会)などの党内各派閥の役割について「(次期政権に)選んでいただくに足るだけの、少なくとも自分が納得するだけの政策を出すのは、自民党の政策集団が日本国に対して果たすべき責任だ」と述べた。

890名無しさん:2015/10/20(火) 00:08:03
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151019-00045895-gendaibiz-pol
小泉進次郎の入閣漏れにはこんなワケがあった〜首相が漏らした意外な「ホンネ」
現代ビジネス 10月19日(月)7時1分配信

これが自民党流「英才教育」
 先の内閣改造・自民党役員人事で、自民党衆院議員・小泉進次郎に対する関心の高さに改めて驚いた。テレビ番組が安倍政権の陣容ではなく、今ひとつ根拠がはっきりしない小泉の入閣話で盛り上がったからだ。

 結果は私が予想した通り、自民党政務調査会の部会長だった。

 小泉が就任した農林部会長は、部会長の中でも議員の意見がとりまとめにくい部会だ。今回はとくに、環太平洋連携協定(TPP)対策という難題を抱える。小泉はなぜ農林部会長に起用されたのか、また、小泉はこの試練を乗り切れるだろうか。

 小泉が入閣する可能性はテレビや新聞でたびたび報道された。その極めつけは日経新聞8日付朝刊「検証 内閣改造 ▽上 幻の『進次郎氏入閣』」だった。

 《首相「できれば内閣に入ってもらいたい」
小泉進次郎氏「まだ早すぎます」
9月、復興政務官だった小泉氏に首相は入閣を打診した》

 日経以外の新聞・テレビは、「小泉入閣の話がある」という程度の報道だった。具体的にそのやり取りを書いたのはこの記事だけだ。その真偽を小泉と会って確認した。

 「びっくりしました。火のないところに煙は立たない、という言葉がありますが、あの記事は火のないところに煙が立った記事です。あのような話はまったくなかった」

 小泉は全面否定した。念のため、首相・安倍晋三とふだん話している首相官邸要人にも問い合わせた。要人は「あの記事はひどい。具体的に見てきたように書いてあったけど、閣僚にするなんて話はなかった」と否定した。

 私の取材力が不足しているのかもしれない。ただ、日経以外の新聞・テレビもこのような報道をしていない。

 安倍に昨年、小泉に対する評価を直接聞いたことがある。安倍は「将来の首相候補だと思う」と高く評価した上で、次のように語っていた。

 「彼は、党の部会長をやってみるといいんですよ。部会長をやると、役所と調整して党内をまとめる技術を覚えますから。私も厚労部会長を2年やりました」

 安倍は小泉をじっくりと時間をかけて育てようとしている。小泉が「人気者」であることのプラスマイナスを十二分に考え、あえて陽の当たるポストには置かず、自民党議員としては必須の、多種多様な議員の意見をとりまとめるのに必要な忍耐、議員への根回し、落としどころを探る能力を培おう、というのが今回の人事の意図である。

 言い換えると、自民党流の「英才教育」の一環と言える。

891名無しさん:2015/10/20(火) 00:08:44
>>890

進次郎はいきなり難問に直面する
 農林部会長起用は、政調会長・稲田朋美が官邸と相談して決めた。前任の農林部会長は小泉と同じ当選3回の斎藤健。斎藤は就任時当選2回だったので、小泉は斎藤よりも遅れて部会長に就任したことになる。

 斎藤は元通産省の官僚ながら、農協改革やTPP交渉を党側でまとめる過程で農林族のインナーとして認められるようになった。斎藤は今回の人事で農林副大臣に就任した。

 小泉の前に分厚い壁が立ちはだかる。TPP対策だ。

 参加12カ国による交渉は難航の末に今月5日、大筋合意に達した。当初、コメ、牛・豚肉、乳製品など農産物重要5項目に注目が集まり、安倍は「交渉の結果、農業分野において、コメ、牛肉、豚肉、乳製品といった小品目を中心に、関税撤廃の例外をしっかりと確保することができた」と胸を張った。

 ところがその後、日本に輸入される果物、野菜、水産品にかかる関税がほとんど撤廃されることが次々と明らかになった。そのたびに生産者は不安にかられ、自民党議員は生産者の突き上げに会っている。

 それらの声が束になって小泉に向かい、小泉は一人ひとりを説得して理解を得なければならない。

 小泉の父である元首相・純一郎は、小泉についてこう語ったという。

 「壁にぶち当たってみるといい。そこで失敗するのも大事な経験だ」

 小泉はこの試練を乗り越えられるだろうか? 敬称略)

田崎 史郎

892名無しさん:2015/10/20(火) 22:48:51
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151020-00010000-shincho-pol
岸田外相「憲法9条」発言に安倍総理は怒髪天!〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月20日(火)8時0分配信

 子の親離れ、親の子離れは、現代日本が抱える課題の1つだが、血の繋がりがない「親」と「子」でも、事情は同じ。

 10月5日、岸田文雄外相(58)は、会長を務める宏池会の研修会で、こんな挨拶を行った。

「宏池会は憲法に愛着を持っている。(中略)当面、憲法9条自体は改正することを考えない。これが私たちの立場ではないか」

 自民党の派閥の中では「リベラル」に位置づけられる宏池会の政策を再確認したわけだが、これに怒髪天を衝くほどの反応を見せたのは、安倍晋三総理(61)である。

 自民党関係者によれば、

「“憲法改正は党是となっているのに、どういうつもりだ!”と、激怒したのです。自分の悲願にケチをつけたからという理由もありますが、それ以上に安倍総理の気に入らなかったのは、この発言の裏に宏池会の古賀誠名誉会長の存在があったこと。何でも岸田さんは、挨拶をする前に古賀さんと話し、宏池会の歴史や政策、スタンスについて篤と聞かされたのだそうです。つまり、岸田さんの発言は、古賀さんの御高説を踏まえたものだった」

 それこそが安倍総理の神経を逆撫でした。政治部デスクが続ける。

「奇(く)しくも、安倍総理は先の総裁選を巡って、無投票再選に一役買った岸田さんにとても感謝していたのです。古賀さんが野田聖子さんを担ごうと、宏池会の議員を集めて会合を開こうとしていたところへ、彼が別の会合をセッティングして動きを止めた。それで安倍総理は、“ようやく岸田君は古賀離れができた”と喜んでいたのに、あの発言によって、未だに自立できていないことが露呈したというわけ」

 これでも岸田氏は配下を持つ領袖の立場にいるのだから、全く面目ない。

「宏池会の所属議員からは常々、安倍さんと古賀さんとの間をたゆたう岸田さんの頼りなさに、疑問の声が上がっていました。ポスト安倍を目指すにしても、自立は急務」(同)

 まごまごしていると、自分の「子」が離れていくぞ。

※「週刊新潮」2015年10月22日号

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893名無しさん:2015/10/20(火) 23:00:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151020-00000061-mai-pol
<自民・小泉進次郎氏>「真価が問われる」 農林部会長内定
毎日新聞 10月20日(火)19時24分配信

 自民党の農林部会長に内定している小泉進次郎前復興政務官は20日、「ゼロからのスタート。真価が問われるだろうし、自分にできることは何かしっかり考えながらやりたい」と意欲を語った。農林水産関係の部会に出席後、党本部内で記者団の質問に答えた。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意を受け、農業団体などとの交渉の矢面に立つことになるが「ないものは全部身につける思いでやらないと、理解や支持を得ることはできない」と強調した。

894名無しさん:2015/10/20(火) 23:02:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151020-00000054-asahi-pol
小泉進次郎氏、幹部席辞退 「手続き経るまでは」と恐縮
朝日新聞デジタル 10月20日(火)18時1分配信

 本当にゼロからのスタートですから――。自民党農林部会長への就任が内定している小泉進次郎前内閣府政務官が20日、党本部であった農林部会と農林水産戦略調査会の合同会議に出席した。農水族のベテラン議員の西川公也元農水相から幹部席の「ひな壇」に座るよう促されたが、「まだ何も決まっていません。正式な手続きを経るまでは」と恐縮した様子で辞退する一幕があった。

 小泉氏は10月の内閣改造・党役員人事で閣僚などより「ぞうきんがけ」の役職を望んでいた。農林部会長という役職について、小泉氏は会合後、記者団に「自分でも予想外の立場。真価が問われる。先輩方がいっぱいおられるので、一歩一歩、自分にできることは何か考えながらやっていきたい」と語った。小泉氏の同部会長就任は、23日の党総務会で決まる予定。(岡村夏樹)

朝日新聞社

895名無しさん:2015/10/20(火) 23:06:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151019-00000541-san-pol
石破地方創生相講演要旨 「水月会は怪しげな非合法集団ではない」
産経新聞 10月19日(月)17時17分配信

 石破茂地方創生担当相は19日、東京都内で講演し、先月立ち上げた石破派について「怪しげな非合法集団ではない。自分が納得する政策を出すのは、日本国に対して政策集団が果たすべき責任。その責任を果たす」と述べ、改めて「ポスト安倍」への意欲をにじませた。講演の要旨は以下の通り。



 「要は1億総活躍というのは、一人一人が幸せを実感できる社会なんだと思います。急に感情的な話をするみたいですけど、ああしたいな、こうしたいなってこと、いっぱいありませんか。でもなんでこうなっちゃっているんだろう、よく分かんないねということ、ありませんか。

 一人一人のもちろん、いろんな思いがあるでしょう。1億総活躍というのは、みんなもっと働けという話ではありません。働きたい人はそういうような状況をどうつくるかです。女性の方は、女性の方の生きがいがある。男性には男性の生きがいがあって、それを阻んでいるものは何なのか。政治が取り除けるものは何なのかです。

 今まで手を付けてこなかったこと。実は実態がよく分からなかったこと。こうしたいなと思いながら「これを言うと票が減る」とか「これを言うと選挙に落ちる」とか言って、ちゃんとていねいに説明しなかったこと。それをやるかやらないかが、われわれの政権に与えられた課題だと思います。

 なにも水月会というのは、怪しげな非合法集団をつくったわけではなくてですね。ただ、初めて気がついたんですけど、今、細田派から石原派から額賀派からいろんな政策集団がありますが、全てそのルーツは昭和31年まで戻ります。自民党が結党されたのが昭和30年で、初めて総裁選をやったのは昭和31年。そのときに石橋湛山総裁が誕生している。

 あのときにはいろんな派閥があった。大野伴睦派とか、石橋湛山派とか、緒方竹虎派とか、なんか歴史の本でしか読んだことないなみたいな、そういうのなんですけど、今の派閥は全部そのときの政策集団、派閥に端を発していて、全くそういうルーツを持たない政策集団は水月会が初めて。だからいろいろと、あの…何でしょう。何て言ったらいいのかな(笑)。いろんな話題になるわけでございますが。

 私は思うんですけど、安倍さん(晋三首相)が(9月の総裁選で)再選しました。無投票でした。ということは、みんなで責任を持てという話なんです。無投票になったからには、自由民主党員、なかんずくわれわれ国会議員は、全員でこの政権が続く限り責任を持て。そういう当たり前の話です。これが1つ。

 もう1つは、いかなる政権といえども未来永劫(えいごう)続くことはあり得ない。党則(で総裁の任期)は2期6年と決まっているが、未来永劫続くことはあり得ない。じゃあ、次どうするのってことを誰も考えていないのは、すごく無責任なことじゃないですか。

 自由民主党に政策集団がたくさんある中で、もちろんうちのみならず、清和(政策)研究会(細田派)もあれば、宏池会(岸田派)もあれば、近未来(政治研究会、石原派)もあれば志帥会(二階派)もあれば、いろんな政策集団があるわけですね。で、日本の国をどうしますかというビジョンを作るのは、そんなに簡単なことではない。まして今の時代はそんなに簡単なことではない。

 中曽根(康弘)先生(元首相)のところにごあいさつに行ったときに「君ね、首相になれるかもと思ったときから10年間、ずっと政権を担ったらどうするか、どんな政策をどのように実行するか、ずっと考え続けてきた」。中曽根元首相のお話でございました。

896名無しさん:2015/10/20(火) 23:06:55
>>895

 選ぶのは自民党員の皆さん方です。党員であり国会議員です。だけど、選んでいただくに足るだけの、少なくとも自分が納得するだけの、そういう政策を出すのは、わが自由民主党の政策集団が日本国に対して果たすべき責任です。

 私たちはその責任を果たしていかねばならないのであって、安倍政権を続く限り支えるということと、いつの日か来るであろう次の政権を選ぶとき、外交をどうする、安全保障をどうする、社会保障をどうする、農林水産をどうする。そういうことを、「豊かで自由で楽しく生きがいが実現できる国を目指します」みたいなふわっとした話じゃなくて、法律をどうするか、税制をどうするか、経済運営をどうするか、国際法をどうするかまでを含めて示すことは責任です。政策集団が日本国に対して果たすべき責任です。

 私はそういう自由民主党でありたいと思っています。そして「勇気と真心を持って真実を語る」というのは、渡辺美智雄先生(元副総理)に私が議員になる前、お教えいただいたことです。真実を見付けるって、決して容易なことではありません。真実はだいたい受けが悪いことに決まっています。それを語るには勇気が要ります。

 それを「あいつが言うことだったらきいてみようか」と思っていただくためには、有権者お一人お一人に、国会議員たる者、あるいは自民党の議員たる者、「あいつの言うことだったら」という思いを持ってもらわなければ、ハードな政策なんてできるはずがない。ハードな政策をやらず、国民に政治がおもねったとき、国は必ず倒れると私は思っております。

 政治を信じている人って、ほとんどいないでしょう。街中で「あなた、政治を信じていますか」ときいて、「信じています!」と言う人は、かなり希有(けう)な存在だと私は思ったりするのでありますが、逆に政治家は国民を信じていますか。

 「これを言ったってどうせ分からないよな。これを言ったってどうせ嫌われるよな。これを言ったら選挙に落ちるよな」と言って、本当のことを語らない政治家が国民を信じているとは私は思わないし、国民を信じない政治家が国民に信用されるなんてことは考えられないことだ。…というようなことを考える昨今であります。

897チバQ:2015/10/21(水) 22:42:24
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151021/k10010277851000.html
自民 野田前総務会長 次回の総裁選立候補に意欲
10月21日 20時26分

自民党の野田聖子前総務会長は名古屋市で講演し、「次回の自民党総裁選挙では、きちんとスタートラインに立って、オーソドックスな選手としてゴールしたい」と述べ、安倍総理大臣の後継を目指して、次回の総裁選挙に立候補したいという考えを示しました。
この中で野田前総務会長は、先月の自民党総裁選挙で、みずからが立候補を模索したことに関連して、「次の総裁選挙まで、じっくりと腰を据えて、広がりのある仲間をつくりたい。次回はきちんとスタートラインに立って、皆さんをどぎまぎさせないようなオーソドックスな選手として、ゴールしたい」と述べ、安倍総理大臣の後継を目指して、次回の総裁選挙に立候補したいという考えを示しました。
そのうえで、野田氏は「これからの子どもたちが、この国で生きていくためのインセンティブ作りをしなくてはならない。子どもたちを育て、子どもたちが歩ける道を残していくということを、やり遂げていきたい」と述べ、子育て支援の充実や人口減少対策などに積極的に取り組む考えを示しました。

898チバQ:2015/10/21(水) 23:30:58
http://www.sankei.com/politics/news/151021/plt1510210001-n1.html
2015.10.21 01:00
【政界徒然草】
石破派(水月会)が早くも資金難…事務所に常駐職員も置けず 心酔する「角さん」流に近づけるか?





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「水月会」結成を発表する石破茂地方創世担当相=9月28日、東京都千代田区永田町(斎藤良雄撮影)
 旗揚げしたばかりの石破派(水月会、会長・石破茂地方創生担当相)が早くも資金難に直面している。東京・永田町の国会近くにある派閥事務所に常駐の職員を置けず、毎週木曜の例会以外は閉まったまま。活動費の工面もままならぬようで、他派閥からは「人集めよりも、金集めでつまずくのではないか」と冷ややかな声も漏れている。

 国会のほど近く、弁護士事務所や公認会計士事務所などが入るオフィスビルの一室に、石破氏は派閥事務所を構えた。だが、日中でも入り口のドアはロックされ、中はひっそりとしている。

 「所属議員にはそれぞれカードキーが配られた」

 石破派の若手議員は、自嘲気味に語る。「用事があるときに、勝手に使ってくれ」ということのようだ。

 他派閥も国会周辺に事務所を構えており、いずれも常駐の職員を置いている。派閥の資金管理に来客対応、パーティーや研修会の準備などをこなしている。石破派幹部の一人は「これから最も大変なのが資金集めだ」とこぼす。

 他の7派閥をみると、一番の集金力を誇るのは最大勢力の細田派だ。平成25年分の政治資金収支報告書によると、細田派(当時は町村派)の収入は2億923万円。2位は岸田派の1億9116万円で、それに1億5987万円の二階派が続く。各派とも大きな資金源は年に一度開催する政治資金パーティーだ。

 石破派も来年からパーティーの開催を検討しているが、派内に難色を示す議員もいる。「1人200枚」といったパーティー券販売のノルマが課せられるからだ。販売ノルマを敬遠して派閥に加わらない議員も多く、石破派がパーティーを開催すれば、派内で離反者を生む恐れもある。

 もともと石破氏は、田中角栄元首相が率いた田中派(現額賀派)の事務所職員として政治の世界に飛び込んだ。石破氏は「派閥事務所で田中先生にお仕えしているときに政治の何たるかを学んだ」と周囲に語る。かつて産経新聞のインタビューでは、田中氏の思い出をこう振り返っている。

 「私が派閥事務所で働いていたころのことだが、ある方の葬儀が終わったときに、田中先生から『初七日のときにも花を出せ』といわれたことがある。私が『葬儀にも行かれたし、花も出したし、香典もお包みしているから、もういいのではないですか』と答えたら、『だからお前はダメなんだ』と叱られた。『葬儀のときはみんな気が動転している。親類や知人がたくさん来てガヤガヤしているから、悲しみに暮れる時間もない。初七日とか四十九日とか、みんながいなくなったあとに初めて、ああ死んじゃったんだと悲しさを実感する。そのときに花は出すんだ』と」

 田中派は田中氏の卓越した気遣いと桁外れの集金力で、所属議員が最盛期には140人を超えた。田中氏はロッキード事件で受託収賄罪に問われた後も絶大な影響力を維持し、私邸が東京・目白にあったことから「政治は目白御殿で動いている」といわれたほどだ。

 その田中氏は求心力をどう高めていったのか。石破氏はインタビューでこうも語っている。

 「田中先生がカネだけであの地位まで行ったとは思わない。先生は人を大切にした。だから、心酔した人たちがいっぱいいた。しかし、あまりに偉大すぎて、私にはとてもまねできない」

 田中氏の薫陶を受けた石破氏が立ち上げた新派閥。在りし日の田中氏と「派閥領袖」という同じ立場に立ち、「首相」のポストを狙う石破氏が、まねすべきことは少なくないはずだ。

(政治部 力武崇樹)

899チバQ:2015/10/21(水) 23:39:57
http://www.sankei.com/politics/news/151019/plt1510190003-n1.html
2015.10.19 07:19
【砂防会館物語(上)】
長老が暗闘する伏魔殿 安倍首相の総裁選無投票再選でも…

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故田中角栄元首相や中曽根康弘元首相ら大物政治家が事務所を構えてきた「砂防会館」。老朽化のため建て替えられることになった=8月、東京・平河町(画像を一部加工しています、酒巻俊介撮影)
 今年結党60周年を迎える自民党を、陰で支えてきた建物が国会近くにある。田中角栄、中曽根康弘両元首相といった自民党の大物政治家が事務所を構えた「砂防会館」(東京都千代田区平河町)だ。かつては党本部も置かれ、権力闘争の舞台ともなったが、本館は建て替えのため来年4月以降に取り壊される。長老たちが暗闘し、明暗を分けた“権力の牙城”をめぐるドラマを証言で振り返る。

■ ■

 「志帥会に入りたいという議員の希望はあるが、数ばかり増やしてもしようがない。一致結束が大事だ」

 自民党二階派(志帥会)の会長である二階俊博総務会長は8日、内閣改造直後、同派の在京議員懇談会でこう語った。表情には、総裁選で派閥として結束して素早く動き、林幹雄経済産業相のポストを勝ち取った自信がうかがえた。

 二階派は事務所を砂防会館本館2階に置いている。

 二階氏は9月の党総裁選で無投票再選の流れをつくった立役者の一人だ。4月に再選支持を早々と表明。8月の派閥研修会では同派議員35人の署名を集め、推薦状を作成し、安倍晋三首相に手渡した。出馬を模索した野田聖子前総務会長に対しては7月に出馬を思いとどまるよう促した。

 これに対し「無投票は国民の失望を招く」として野田氏の出馬を模索したのが、平成24年に衆院議員を引退した後も砂防会館本館4階に個人事務所を置く古賀誠元幹事長だ。

 岸田派(宏池会)名誉会長として同派に影響力を持つ古賀氏は派内中堅・若手はもちろん、他派閥へも野田氏の推薦人になるよう働きかけた。

 しかし、同じ砂防会館に陣取る二階氏に先手を打たれ、古賀氏の党内工作は難航した。一時、立候補に必要な20人の推薦人を野田氏が集めたとの情報が永田町を駆け巡ったが、総裁選を行うことで首相の「1強」状態を牽制(けんせい)するという古賀氏の構想はついえた。

 二階氏は周辺に、古賀氏について「影響力を発揮したいなら、引退しなきゃよかったんだ」と冷ややかに語ったという。

■ ■

 「派閥は戦う集団でなければダメだ。ただの寄り合い所帯では人の役にも立たない。来年は戦う集団になってほしい」

 9月26日に東京都内のホテルで開かれた額賀派(平成研究会)研修会の懇親会で、笹川堯元総務会長は派閥運営に苦言を呈した。

 額賀派はかつて砂防会館に事務所を置いて「鉄の結束」で一時代を築いた田中派の流れをくむ。だが、橋本龍太郎元首相を最後に総裁候補を欠いている。

 会長の額賀福志郎元財務相と砂防会館本館3階に事務所を置く青木幹雄元参院議員会長の間では、総裁選のたびに、こんな会話が交わされているという。

 額賀氏「総裁選に出たいと思っているのですが…」

 青木氏「まあムリだわね。カネはあんの?」

 額賀氏に総裁選出馬経験はない。9月の総裁選でも、額賀派は首相に再選支持を伝えるのが8月27日まで遅れ、二階派のような注目を集められなかった。

■ ■

 第2次安倍政権発足以降、「反安倍の拠点」として砂防会館がにわかに耳目を集めた時期もあった。

 というのも、政権奪還前の24年の党総裁選で二階、古賀、青木各氏はいずれも安倍首相以外の陣営にくみした。同じ総裁選で石原伸晃元幹事長を支援した森喜朗元首相も一時期、砂防会館本館4階に個人事務所を構え、青木氏らとの交流が取り沙汰されていたからだ。

 首相は二階氏を総務会長として重用することで「戦略的互恵関係」(二階氏周辺)を確立し、外相には岸田氏を起用して古賀氏との分断も図った。森氏はその後、事務所を移転。「反安倍勢力」の拠点はもはや砂防会館にはない。

■砂防会館■

 一般社団法人全国治水砂防協会(会長・綿貫民輔元衆院議長)が本部を置き、管理運営する。本館は地上5階地下2階建てで、昭和59年には別館A、平成5年には別館Bが完成。協会の事務局や会議室などのほかは、主に貸事務室などとして運用されている。

900チバQ:2015/10/21(水) 23:40:40
http://www.sankei.com/politics/news/151020/plt1510200002-n1.html
2015.10.20 07:00
【砂防会館物語(中)】
「今太閤」田中角栄首相を生んだ戦後政治史の舞台

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ロッキード事件で、砂防会館の田中角栄事務所を家宅捜索する東京地検の係官ら =昭和51年7月27日、東京・平河町
 砂防会館は、東京・永田町の自民党本部から国道246号を隔て、歩いて数分のところにある。昭和32年8月に完成した地上5階地下2階の本館に、2棟の別館が隣り合っている。このうち本館が、平成23年の東日本大震災で窓ガラスが割れるなど耐震性に問題が生じたため、今年2月に立て替えが決まり、30年度中に新会館が完成する予定だ。

 砂防会館本館には完成まもなく、資金繰りの関係もあり、昭和30年の保守合同で誕生した自民党が2、3階に入居した。自民党を取材する記者クラブを「平河クラブ」と呼ぶのは、砂防会館の建つ東京・平河町に由来する。

 昭和41年、自民党が現在の党本部に移転すると、空いた2階、3階に中曽根康弘、田中角栄両元首相が派閥事務所を構えた。田中氏の後援会「越山会」のほか、4階には中曽根氏の個人事務所もあった。後に首相となる両氏が事務所を構えたことで、砂防会館は戦後政治史の暗闘の舞台となることを宿命付けられたといってもいいだろう。

 43年に中曽根氏の秘書となった与謝野馨元官房長官(77)は、「第1次角福戦争」といわれるポスト佐藤栄作を、田中氏と福田赳夫元首相が争った47年の自民党総裁選の激しさを覚えている。田中氏は同年5月、69人で事実上の田中派を結成し、砂防会館に入居していた。総裁選を前に田中-中曽根会談が極秘裏に行われたのは、4階の中曽根事務所だった。

 与謝野氏によると、会談は1時間弱行われた。会談後、中曽根氏は「田中氏は早口で、『ほとんどみんなが自分を支持している』と紙を見ながら説明していた」と話したという。総裁選は当初、田中、福田両氏が互角だった形勢が、キャスチングボートを握っていた中曽根派の支持を得たことで田中氏が優位に立ち、後に「今太閤」と呼ばれる田中首相が誕生した。

 与謝野氏によると「当時、同じ建物にあっても、両事務所は一切、付き合いがなかった」という。会談当日は、休日で記者の姿もなく、田中氏の早坂茂三秘書から「水を用意してください」といわれたことを不思議と覚えている。会談で中曽根氏は田中氏支持を明確にしなかったが、与謝野氏は「会えば、それで支持ということだったのだろう。政治家同士が会談するということの意味の大きさに驚いた」と振り返った。

901チバQ:2015/10/21(水) 23:40:58
 田中氏は首相就任から約3カ月後の47年9月、中国を電撃的に訪問、日中共同声明を発表し、日中国交正常化を実現した。そのころ、砂防会館では、田中氏の秘書を23年間務めることになる朝賀昭氏(72)が、個人事務所の私室に、家庭に普及する黎(れい)明(めい)期(き)にあったビデオの録画装置を持ち込んでいた。“親(おや)父(じ)”の雄姿を録画するためだ。

 朝賀氏は「当時の機械は机ほども大きくて、運ぶのも録画するのもひと苦労だった。留守の親父の部屋で秘書みんなで、当時の中国の周恩来首相と飛行場で握手しているところなんかを『緊張しているね』なんて言いながら見た。たかがビデオなんだけど、生まれて初めて録画したのが歴史的な場面ということで、感慨深かった」と語る。

 帰国後、録画された映像を砂防会館の個人事務所のテレビで見た田中氏は、「いい顔しているな。この機械は、(映画を映す)幻灯機みたいなもんだ」と満足げだったという。

 しかし、首相としての田中氏の栄華は長くは続かない。49年、金脈問題で総辞職し、51年7月27日、ロッキード事件で東京地検に外為法違反容疑で逮捕された。このとき、砂防会館にも、東京地検の強制捜査が入った。朝賀氏は当時の様子を「戦場のようだった」と表現し、振り返った。

 「地検はなにもかもを持っていった。でも、いくつも部屋がある中で、検事が最初、親父の私室の捜査令状を持ってないのに入ろうとしたから『令状はあるか』という話になって、ひともんちゃくあって小一時間捜査がストップした」

 逮捕後、田中氏は個人事務所を砂防会館から引き払い、近隣のビルに移した。側近には「俺は責任を取って出ていくが、お前たちは残れ」と言い残したため、田中派の事務所などは砂防会館に残った。

 ただ、田中氏はこの年12月の衆院選では16万8522票でトップ当選。選挙の強さと砂防会館に残る田中派の鉄の結束を背景に、むしろ“闇将軍”として政界への影響力を強めていくことになる。

902チバQ:2015/10/21(水) 23:41:52
http://www.sankei.com/politics/news/151021/plt1510210009-n1.html
2015.10.21 14:00
【砂防会館物語(下)】
主役は田中派から中曽根派へ 派閥の象徴 歴史に幕

ブログに書く1




(1/4ページ)

ロッキード事件で、砂防会館の田中角栄事務所を家宅捜索する東京地検の係官ら =昭和51年7月27日、東京・平河町
 自民党の派閥政治の栄枯盛衰を見つめてきた砂防会館(東京都千代田区平河町)。昭和から平成にかけ、田中派から中曽根派へと主役が移り変わった舞台は、今静かに歴史の幕を下ろそうとしている。

 ■田中曽根内閣

 「協力したこともあれば相反したこともあるが、際立った政治家だった」

 中曽根康弘元首相(97)は平成21年12月の記者会見で、首相就任までの経緯を脳裏に浮かべつつ、田中角栄元首相を述懐した。

 昭和49年12月に発足した三木武夫内閣では、田中氏は三木降ろしに動き、中曽根氏は政権側。54年、田中氏の強い影響で「角影内閣」と呼ばれた大平正芳内閣では、大平降ろしを目指した中曽根氏と田中氏が「四十日抗争」といわれた政争で相まみえた。

 両氏が再び交じり合ったのが、中曽根氏や安倍晋太郎元外相ら4人が争った57年の自民党総裁選だ。田中氏は中曽根氏支持を決め、派閥に支援を指示した。

 砂防会館を運営する全国治水砂防協会会長の綿貫民輔元衆院議長(88)は当時、田中派に所属。「当時派内では、過去に反目した経緯などから、反中曽根が多かった」と振り返る。

「後に副総裁になる金丸信氏が『親父のいうことに反対のやつは出ていけ』と締めた。砂防会館の本館の玄関にみんなが集まったところに中曽根氏が来て、『みんなで応援しよう』と。あれで勢いづいた」

 ■必勝、田中派選挙

 かつて田中派は「田中総合病院」「田中軍団」と呼ばれた。石破茂地方創生担当相(58)は58年3月、田中氏の誘いで事務局職員となった。

 石破氏は、壁一面に北海道から沖縄県までの選挙区に自民党候補者の名前を書き、田中派の候補を赤い枠で囲うよう指示された。派閥幹部による応援演説のため、全国の新聞を取り寄せ選挙区情勢を分析した資料作りも命じられた。

 石破氏は「歩いた家、握った手の数しか票は出ないという田中氏の教えを、秘書まで徹底していた。自分が自民党幹事長のとき、これを根付かせたかった」と体得した政治哲学を語る。9月28日に立ち上げた石破派の事務所も、一時砂防会館に置くことを検討した。

903チバQ:2015/10/21(水) 23:42:10
 一方石破氏は、61年に初当選後は中曽根派に所属。重鎮の江藤隆美元運輸相から「ワシらは地鶏じゃ。エサは自分で探して歩かなくちゃいけんのじゃ」と諭され、面倒見のいい田中派と自主自立の中曽根派との文化の違いを感じたという。

 ■田中派が分裂

 58年12月の衆院選を経た後、田中派は最大の121人にふくれあがり、59年4月には手狭になった派閥事務所を砂防会館の別館に移した。最盛期を迎える裏で、派内では若手を中心に、大平、鈴木善幸、中曽根各氏という別派閥の首相を担ぎ、自派の後継者を育てないように見えた田中氏への不満が渦巻いていた。

 不満は60年2月、竹下登元首相らを中心に発足した派中派勉強会「創政会」として爆発する。小沢一郎氏といった子飼い議員も参画すると、田中氏は同月、脳梗塞を発症。田中派は62年、二階堂進氏のグループと、竹下派に分裂した。

 綿貫氏は「分裂時に砂防会館事務所の取り合いになり、全国治水砂防協会会長だった西村英一元厚相が『どちらも出ていけ』と一喝した」と語る。その後は両派が田中派の“正統後継”を主張して砂防会館に出入りしたが、平成6年4月の小渕派の退去で、田中派の流れをくむ派閥はすべて姿を消した。

 ■中曽根氏の栄華も…

 田中派の崩壊とともに、砂防会館の象徴は中曽根氏となった。しかし、63年にリクルート事件が直撃し、渡辺美智雄元副総理が中曽根派を継いだ後も、平成6年の村山富市首相指名の際に渡辺氏自身が造反するなど迷走し、派閥は10年に分裂。中曽根氏も15年10月、砂防会館の事務所を訪ねてきた小泉純一郎首相(当時)に事実上の引退勧告を受け、21年には砂防会館の事務所を閉鎖した。

 現在、砂防会館に派閥事務所を置くのは自民党の二階俊博総務会長(76)が率いる二階派のみで、かつてのにぎわいはない。

 石破氏は建て替えについて「派閥政治の象徴だった。ひとつの歴史が終わる」と遠くを見つめる。1年生議員時代、田中派に属した二階氏もこう語る。

 「政治の歴史の大きなページを占めただけに、感慨深い。新しい立派な砂防会館が建立され、新しい政治の一ページを開くだろう」

(この連載は沢田大典が担当しました)

904名無しさん:2015/10/22(木) 07:22:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015102000948
鴻池氏、安倍首相と会食し「陳謝」

 安倍晋三首相は20日夜、安全保障関連法を審議した参院特別委員会の与党メンバーらと東京都内の焼き肉店で会食した。出席した鴻池祥肇委員長によると、首相は「(安保法成立で)世界的にも日本の評価が上がった。皆さんのおかげだ」とメンバーをねぎらったという。これに対し、野党に配慮した委員会運営が目立った鴻池氏は「官邸の悪口を言ったり、いろいろとすみませんでした」と応じた。(2015/10/20-22:41)

905名無しさん:2015/10/24(土) 15:18:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151024-00000001-asahik-soci
(時時刻刻)首相の改憲戦略“白紙” 推進本部長、船田氏から森英氏へ 参院選で争点化、回避
朝日新聞デジタル 10月24日(土)5時30分配信 (有料記事)

 安倍晋三首相がめざす憲法改正の旗振り役となる自民党憲法改正推進本部長に、「専門家」ではない森英介・元法相が起用された。来夏の参院選をにらみ、国論を二分する改憲の争点化を避けようと、「色がついていない」人物を選んだ。ただ、野党との合意形成で改正論議を進めようとした前任の船田元衆院議員が更迭されたことで、首相の改憲戦略も「白紙」に戻った形だ。

 ■党幹部「あえて憲法の素人選んだ」
 「万機公論に決すべし。やっぱり、合意形成に重点を置くというのが、僕が選ばれた理由だと思う」
 憲法改正推進本部長への就任が決まった森氏は23日昼、党本部で記者団に語った。……
本文:2,354文字

906名無しさん:2015/10/24(土) 16:32:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2015102100913
文科部会長に木原稔氏=「報道圧力」の処分終了で-自民

 自民党は21日、政務調査会の文部科学部会長に木原稔衆院議員を充てる方針を固めた。木原氏は6月に安倍晋三首相を応援する有志勉強会「文化芸術懇話会」を主宰。報道機関への圧力を求める発言が出た問題で党青年局長を更迭された。役職停止1年の処分も受けたが、その後3カ月に短縮され、処分期間は終了した。 
 同党はこのほか、財務金融部会長に上野賢一郎、厚生労働部会長に古川俊治、外交部会長に橋本岳、法務部会長に丸山和也の各氏をそれぞれ内定。小泉進次郎氏の農林部会長起用と併せて23日の総務会で正式に決定する。(2015/10/21-22:05)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015102200900
船田憲法本部長更迭へ=後任に森元法相-自民

 自民党は22日、船田元憲法改正推進本部長を交代させ、後任に森英介元法相を起用する方針を固めた。先の通常国会で、衆院憲法審査会の参考人として船田氏が推薦した憲法学者が安全保障関連法を「憲法違反」と批判。同法成立の障害になったとの見方から船田氏の責任を問う声が党内で根強く、事実上の更迭とみられる。 
 一方、安倍晋三首相が打ち出した「1億総活躍社会」実現の具体策を検討するため新設する「1億総活躍推進本部」の本部長には、逢沢一郎前衆院議院運営委員長を充てる方針。いずれも23日の総務会で決定する。(2015/10/22-21:26)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015102200646
自民岸田派が政策勉強会=存在感アピール狙う

 自民党岸田派(宏池会)が22日、定期的な政策勉強会を始めた。保守色が強い安倍政権下で、リベラル勢力が集う同派には埋没を懸念する声がある。先の内閣改造で同派の閣僚が会長である岸田文雄外相のみにとどまったことへの不満もあり、勉強会を通じて存在感をアピールしていく狙いがありそうだ。
 初会合では、同派の山本幸三衆院議員が景気対策について講義。終了後の在京議員懇談会であいさつした岸田氏は「宏池会としての思い、考え方を定義し、共有していく試みを続けていきたい」と呼び掛けた。今後も講師を月1〜2回のペースで招いて勉強会を続ける。(2015/10/22-16:58)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015102300903
「反省なき民主」と批判=石破氏

 石破茂地方創生担当相は23日付の自身のブログで、共産党との選挙協力を検討する民主党に関し、「なぜあのような政権しか運営できなかったのかとの反省のないままに、選挙のみに目を向けた野党連携を模索するのだとすれば、自殺行為に等しい」と批判した。さらに「野にある時こそ政策を磨き、支持を広げる好機だということを忘れてはいないだろうか」とも記した。(2015/10/23-21:28)

907名無しさん:2015/10/24(土) 16:32:27
>>906

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015102300895
「経済で結果出す」=自民ポスター

 自民党が内閣改造を受け、新たなポスターを製作することが23日、分かった。来年の参院選を見据え、「経済で、結果を出す」がキャッチコピー。ポスター下部には、「1億総活躍社会へ」と、安倍政権の新たな看板政策を記した。27日に発表する。(2015/10/23-21:18)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015102300756
党人事も官邸肝煎り=小泉氏起用、船田氏更迭-自民

 自民党は23日、小泉進次郎前内閣府政務官を農林部会長に充てる人事を正式決定した。国民的人気の高い小泉氏起用は、首相官邸の強い意向が働いており、環太平洋連携協定(TPP)交渉の大筋合意を受けた「攻めの農業」実現への役割を期待する。一方、党執行部は船田元・党憲法改正推進本部長を事実上更迭し、改憲論議を仕切り直すが、野党側との合意形成に向けた展望は開けていない。

 菅義偉官房長官は23日の記者会見で、小泉氏について、「(TPP対策を通じ)守るべき点は守りながら、攻めの農業も展開したい。そういう意味ではうってつけの人事だ」と期待を寄せた。
 小泉氏自身は農林部会長を希望していなかったとされるが、自民党の稲田朋美政調会長が菅長官と相談しながら人選した。党内からは「絶妙な人事。彼はTPP推進論者だ」(若手)と評価の声が上がる一方、農家対策の最前線に立つことから執行部の一人は「人気だけでどうにかなる仕事ではない」と述べ、力量が試されると指摘した。小泉氏に党内調整で汗をかかせるのは、「将来の宰相候補」として経験を積ませる意味合いもあるとみられる。
 一方、船田氏をめぐっては、安全保障関連法をめぐる国会審議で憲法論争を過熱させた「A級戦犯」として党内で責任を問う声が多かった。衆院憲法審査会の6月の参考人質疑で同法を「違憲」と断じた憲法学者の人選に関与したためで、首相周辺は「事件の責任を取らせた」と明言した。 
 船田氏の後任には森英介元法相を起用。森氏は記者団に「国民の合意形成に最重点を置いて臨みたい」と意欲を語ったが、安倍晋三首相が経済最優先の姿勢を示していることから、憲法改正は「しばらく動かない」(中堅)との見方が強まっている。
 船田氏は野党との協調路線を重視してきた。民主党幹部は「船田氏と野党との信頼関係はどうでもいいということだろう。森氏とは一切話に応じない。話は全て船田氏を通じて聞く」と述べ、自民党をけん制した。(2015/10/23-18:28)

908名無しさん:2015/10/24(土) 16:32:54
>>907

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015102300753
自民の新体制

 自民党が23日の総務会で決めた主な人事は以下の通り。(敬称略)
 幹事長代理 末松信介▽経理局長 吉川貴盛▽国際局長 田中和徳▽団体総局長 西村明宏▽地方組織・議員総局長 坂本哲志▽女性局長 高階恵美子▽青年局長 牧原秀樹▽労政局長 森英介▽遊説局長 堀井学▽両院議員総会長 尾辻秀久▽党紀委員長 山東昭子▽政調会長代理 愛知治郎、野村哲郎
 〔本部長〕憲法改正推進本部長 森英介▽1億総活躍推進本部長 逢沢一郎
 〔部会長〕内閣 中根一幸▽国防 大塚拓▽総務 橘慶一郎▽法務 丸山和也▽外交 橋本岳▽財務金融 上野賢一郎▽文部科学 木原稔▽厚生労働 古川俊治▽農林 小泉進次郎▽水産 長谷川岳▽経済産業 田中良生▽国土交通 秋元司▽環境 森雅子(2015/10/23-18:27)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015102300430
1億活躍本部長に逢沢氏=部会長人事も決定-自民

 自民党は23日午前の総務会で、安倍晋三首相が掲げる「1億総活躍社会」実現に向けた具体策を検討する「1億総活躍推進本部」を新設し、本部長に逢沢一郎衆院国家基本政策委員長を充てる人事を正式に決めた。船田元憲法改正推進本部長は交代させ、後任に森英介元法相を起用した。
 政務調査会の各部会長人事も決定。環境部会長に森雅子元少子化担当相、農林部会長に小泉進次郎前内閣府政務官、文部科学部会長に木原稔衆院議員をそれぞれ充てることを決めた。 
 このほかの部会長人事は次の通り。(敬称略)
 内閣 中根一幸▽国防 大塚拓▽総務 橘慶一郎▽法務 丸山和也▽外交 橋本岳▽財務金融 上野賢一郎▽厚生労働 古川俊治▽水産 長谷川岳▽経済産業 田中良生▽国土交通 秋元司(2015/10/23-12:20)

909名無しさん:2015/10/24(土) 17:16:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015102300852
再稼働「どうかしている」=小泉元首相

 小泉純一郎元首相は23日、横浜市内で講演し、原発再稼働について「中間貯蔵施設もなかなかできない。再稼働させたら、また捨て場所がない。どうかしている」と述べ、安倍政権が進めるエネルギー政策を改めて批判した。
 また、2016年4月の電力小売り全面自由化に触れ、「風力も太陽光もあり、当然、原発を電源にした電気より安い料金が出てくる。国民も企業経営者も安い方を買い、原発会社の収益が上がらなくなる」との見方を示した。(2015/10/23-19:59)

910名無しさん:2015/10/24(土) 18:29:52
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151021/k10010277851000.html
自民 野田前総務会長 次回の総裁選立候補に意欲
10月21日 20時26分

自民党の野田聖子前総務会長は名古屋市で講演し、「次回の自民党総裁選挙では、きちんとスタートラインに立って、オーソドックスな選手としてゴールしたい」と述べ、安倍総理大臣の後継を目指して、次回の総裁選挙に立候補したいという考えを示しました。
この中で野田前総務会長は、先月の自民党総裁選挙で、みずからが立候補を模索したことに関連して、「次の総裁選挙まで、じっくりと腰を据えて、広がりのある仲間をつくりたい。次回はきちんとスタートラインに立って、皆さんをどぎまぎさせないようなオーソドックスな選手として、ゴールしたい」と述べ、安倍総理大臣の後継を目指して、次回の総裁選挙に立候補したいという考えを示しました。
そのうえで、野田氏は「これからの子どもたちが、この国で生きていくためのインセンティブ作りをしなくてはならない。子どもたちを育て、子どもたちが歩ける道を残していくということを、やり遂げていきたい」と述べ、子育て支援の充実や人口減少対策などに積極的に取り組む考えを示しました。

911名無しさん:2015/10/24(土) 18:35:39
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151023/k10010279741000.html
自民 憲法改正推進本部長 船田氏を交代
10月23日 12時14分

自民党は、先の通常国会の衆議院憲法審査会で、党推薦の学識経験者が安全保障関連法は憲法違反にあたるという認識を示したことを巡って、党内で責任を問う声も出ていた船田元憲法改正推進本部長を交代させ、後任に森英介元法務大臣を充てることを決めました。
自民党は、第3次安倍改造内閣の発足を受けて党内の人事を進めていて、23日の総務会で主なポストの人事を決定しました。このうち、憲法改正推進本部長は、船田元元経済企画庁長官を交代させ、後任に森英介元法務大臣を充てることになりました。
船田氏を巡っては、先の通常国会で行われた衆議院憲法審査会の参考人質疑で、船田氏が人選に関わった自民党推薦の学識経験者が、安全保障関連法は憲法違反にあたるという認識を示し、法律の合憲性に焦点があたり法案審議に影響を与えたとして党内で責任を問う声も出ていました。
また、安倍総理大臣が掲げる「一億総活躍社会」の実現に向けた具体策を検討する「一億総活躍推進本部」の本部長には、谷垣幹事長に近い逢沢一郎元国会対策委員長が就くことになりました。
このほか、TPP=環太平洋パートナーシップ協定交渉の大筋合意を受け、国内農業対策などを検討する農林部会長に小泉進次郎前復興政務官を、環境部会長に森まさこ元少子化担当大臣を、それぞれ充てることなども決めました。
船田氏「事実上の更迭」
今回の人事について、船田氏は記者団に対し、「先の通常国会で、安全保障関連法に関する議論が厳しくなった引き金を引いた責任は私にあり、事実上の更迭と受け止めなければならない。集団的自衛権の一部行使容認は合憲と思っているが、ぎりぎりのラインを模索したものであって、国民的には非常に分かりにくい議論になってしまったのではないかと強く思っており、今後、政府・与党で国民に説明を続けていかなければいけない。憲法改正は自民党だけではできず、後任の森氏には、自民党だけで先行して走ってしまうのではなく、各党の意見もしっかり聞きながら改正準備を進めてほしい」と述べました。
森氏「相当な覚悟持って臨む」
一方、船田氏の後任の森元法務大臣は、党本部で記者団に対し、「突然のことだが、憲法改正はいちばん大事な課題であり、相当な覚悟を持って臨まなければいけない。国民の合意形成をはかることに最重点を置いて臨みたい」と述べました。

912名無しさん:2015/10/24(土) 20:52:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015102400163
自民・岸田氏、池田元首相しのぶ=「経済への大転換実現」

 自民党岸田派(宏池会)会長の岸田文雄外相は24日、広島県竹原市で開かれた宏池会創始者の池田勇人元首相の没後50周年記念式典に出席した。岸田氏はあいさつで、「戦後の歴史において、政治の時代から経済の時代という大転換を実現し、所得倍増計画を実行して高度成長期へと進んでいった。スケールの大きさを改めて感じる」などと池田氏をしのんだ。
 自民党内でリベラル勢力と目される岸田派は、保守色の強い安倍政権の下で存在感が希薄とも指摘される。式典で岸田氏は「今のわれわれはどうあるべきか、ぜひ思いをめぐらせていかなければならない」とも語り、独自色の発揮を誓っていた。(2015/10/24-15:49)

913名無しさん:2015/10/24(土) 22:22:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151022-00000002-sasahi-pol
鍵握る小泉純一郎&進次郎 電力自由化で脱原発シナリオ〈週刊朝日〉
dot. 10月22日(木)7時8分配信

 福島の原発事故以来、閉塞した状況を一変させる可能性を秘めた“ビッグバン”が来春に迫る。8兆円の市場をもたらすとされる電力完全自由化だ。だが、最大のリスクは再稼働を急ぐ安倍政権の原発回帰政策──。小泉純一郎、進次郎親子はそれに待ったをかけられるか?

 原発の電気を優先して流し、地域間の連携も不十分なために太陽光などの再エネ業者の新規参入が電力会社によって制限されてきたことは、本誌がくり返し報じてきたとおり。ルールづくりがなかなか進まず、状況が改善されるかも不透明なため、参入に踏み切れない再エネ業者も多いという。

 正念場を迎える公正なルールづくりの最大の障害になりそうなのが、安倍政権の原発回帰政策だ。安倍政権は7月に、30年度の電源構成を正式決定したが、依然として原発をベースロード電源とし、原子力の比率を20〜22%と定めている。

「この比率を維持しようとすると、必然的に原則40年の運転期間を超えた10基前後の老朽原発を動かさざるを得ない。安倍首相は口では『電力自由化、原発依存度の可能な限りの低減』と言いながら、逆行している」(経産省関係者)

 小泉氏はそんな安倍政権の政策を10月14日の講演でこう批判した。

「国が支援してくれないと原発が成り立たないと、推進論者が言っているんですよ。国民の税金の支援がなかったら原発はもうやっていけない。そう白状したのも同じです」

 露骨だったのが、10月の内閣改造の人事だ。党内の数少ない脱原発・再エネ推進派とみられていた河野太郎衆院議員が行革相・国家公安委員長として入閣。同時に、歯に衣着せぬ言動で政府のエネルギー政策を批判してきた同氏のブログ「ごまめの歯ぎしり」が閲覧不能となり、リニューアルされたブログからは、以前の記述が削除された。

 もう一つ注目されたのが、国民的人気を誇る小泉進次郎氏をめぐる人事だ。安倍首相は進次郎氏を復興政務官から退かせ、自民党農林部会長という「雑巾がけポスト」に異動させた。

 進次郎氏は人事直前の9月末、東京都内の講演でエネルギー政策について「どう原発をやめていけるのかという方向性で考えていくべきだ」と、安倍首相の原発回帰路線に異を唱えたばかり。そんな進次郎氏を、事実上“干した”格好だ。

 なんとも寒々しい流れを変える術はないのか。進次郎氏の父・純一郎氏と共闘し、脱原発運動に取り組む河合弘之弁護士は語る。

「世界の潮流を見れば、脱原発と再エネの普及は表裏一体の関係。再エネが普及すれば、脱原発も実現する。ドイツやデンマークであれほど脱原発政策が進んだのは、国民や経済界が再エネに対し、安全で経済合理性もあると十分信頼しているからです」

 それにいち早く気づき、主張してきたのが小泉氏だと河合弁護士は言う。

 確かに、小泉氏が続けている全国行脚のルートを見ると、単に脱原発を訴えるだけでなく、再エネにゆかりの地を選んでいることがわかる。昨年11月には大分県の九州電力八丁原地熱発電所を視察。今年3月には福島県の太陽光発電会社「会津電力」の招きに応じて喜多方市内で講演した。

 6月には、鹿児島市七ツ島で京セラ子会社が運用するメガソーラー施設や、新潟市で県と昭和シェル石油が共同プロジェクトで運用する「新潟雪国型メガソーラー」を精力的に視察した。

 今月29日には新たに、北海道函館市で再エネについての講演を行う予定だ。

「函館から津軽海峡を挟んでわずか23キロ先には、建設中の大間原発がある。事故が起きたらあっという間に放射性物質が飛んでくるため、函館市の工藤寿樹市長が建設差し止め訴訟を起こしています。小泉氏の函館訪問はその激励の意味もあります」(事務局関係者)

914名無しさん:2015/10/24(土) 22:22:59
>>913

 小泉氏の講演のタイトルは決まって「日本の歩むべき道」。再エネの普及が進めば、おのずと原発は不要になるという「道」を、一貫して指し示しているのだ。

 小泉親子が再び表舞台に躍り出る日は来るのか。『小泉純一郎・進次郎秘録』(イースト新書)の著書があるジャーナリストの大下英治氏がこう語る。

「自民党も10年先を考えたら人材がいない。福島に誰よりも通った進次郎氏は、いずれ堂々と脱原発を主張し始めるでしょう。その点で方向性は純一郎氏と一致しているが、政治で親に頼ろうとは思っていない。進次郎氏は自分が中心になって古い自民党を内部から変えるつもりでしょうが、それでも変わらないなら党を去り、脱原発も主張の一つとする新党をつくることもあり得るかもしれない」

 小泉氏は9月に伊方原発の再稼働阻止のため、愛媛県松山市へ乗り込んで行った講演後、本誌に語った。

「進次郎は毎月、被災地へ出かけ、事故後の悲惨な状況をよくわかっています。私が原発ゼロだからと言って強制はしませんが、進次郎はよく私の講演を聴いているようですね。ああ、わかっているのかということで、あえて、言わないようにしています」

(本誌取材班=小泉耕平、上田耕司)

※週刊朝日 2015年10月30日号より抜粋

915名無しさん:2015/10/24(土) 22:39:23
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151022-00045958-gendaibiz-pol
進次郎「2021年決起説」を追う!〜安倍内閣と距離を置いた自民党のプリンスの複雑な胸の内
現代ビジネス 10月22日(木)7時1分配信

「執拗」な安倍首相
 10月7日に行われた内閣改造は、安倍首相の執拗な「封じ込め人事」が目立ったという一言に尽きる。

 ライバルの石破茂地方創生相や、政権批判発言が目立つ河野太郎内閣府特命担当相、それにポスト安倍の一人とも言われる岸田文雄外相・谷垣禎一幹事長らを内に取り込むことで、動きを封じ求心力や忠誠度を高め、「一強」をより強固にしたのだった。

 内閣改造が迫った9月末、自民党の若手議員がこんなエピソードを明かしてくれた。安倍首相の人事について自らの経験を踏まえての見通しだった。

 「かつて自分が雑誌でほんの少し政権批判したら、安倍さん本人や側近から圧力があって、『選挙で協力しないように団体などに言う』と脅されたことがあるんです。私のような一人前にもならない小さな敵でも徹底して潰すという手法で、いま党内でリベラル派が黙っているのもそれが分かっているからでしょう」

 つまり、「小さな敵も容赦せずに潰す、あるいは封じ込める」という徹底した「したたか人事」が、安倍首相の真骨頂だとこの若手議員は言うのだ。私はある派閥領袖からもこうした手法についての話を聞いた。その領袖は「外で考えている以上に、党内はみんなが怖がっている」ともつぶやいた。

 そうした視点で見ると、第三次安倍改造内閣人事の意図はわかりやすい。たとえば石破地方創生担当相の留任。石破氏はかつて総裁選で決選投票までもつれ込んだ「最大のライバル」だが、国会終了直後に石破派(水月会)を立ち上げ、今後は首相を狙うことを宣言した。

 実は、安倍首相はこのとき激怒し、側近らに「(石破は自分と)戦うつもりなのか」と話したという。にもかかわらず、留任させたことが、「したたか人事」の骨頂だと、安倍首相に近い自民党ベテラン議員が解説する。

 「『安倍vs石破』は踏み絵の応酬でした。まず仕掛けたのが石破さん。『派閥を立ち上げ宣戦布告したこの私を登用する勇気があるか』と。これに対して安倍さんは留任という逆踏み絵を返した。

 『留任要請を断って党内で非主流派になる勇気があるのか。あなたについてきた19人も全員干し上げることになる』と暗黙のプレッシャーをかけた。最後は、仲間にも迷惑をかけることをおそれた石破さんが留任を受け入れ、安倍さんの勝ちとなった。今後石破さんの発言はかなり抑え込まれることになりますね」

916名無しさん:2015/10/24(土) 22:39:53
>>915

河野太郎入閣の「本当の理由」
 留任させた岸田文雄外相に対しても、安倍首相のきついお叱りと圧力がかかっているのだという。改造前は5人の閣僚を擁した岸田派だが、激減してたった一人しか入閣できなかった。そこにも安倍首相の「執拗性」がみられるのだ。

 自民党幹部が言う。

 「岸田外相は今回の総裁選で早くから安倍首相を支持していましたが、前の派閥オーナーの古賀誠元幹事長が、岸田派の若手に『野田聖子(元総務会長)の推薦人になれ』と働きかけました。

 岸田氏は必死で収拾を図りこれを阻止しましたが、安倍首相はそんな騒ぎを起こしたこと自体を問題視しています。入閣が一人にとどまったのは、『岸田さん、日ごろからもう少しちゃんとやってくださいよ』という信賞必罰と見ていい」

 そして、反原発などたびたび安倍政権を批判していた河野太郎氏が公務員改革担当相・国家公安委員長として入閣したことも、巧妙な「封じ込め」だという。

 「太郎氏の後援会はお父さん(洋平氏)の時代から続いていますが、彼らは太郎氏に『お父さんのように自民党を飛び出さないこと』『自民党の中で出世して欲しい』と伝えてきた。河野さんもそうした年配の後援会の人たちの声にずっと縛られてきたところがある。

 そんな情報が安倍首相の耳に入り、入閣を打診すれば太郎氏も後援会への気遣いから受けざるを得ないだろうし、内閣に入れば今後原発再稼動が続く中で反原発の過激な発言も抑えざるを得なくなる、という計算があったと言っていい」(自民党選対関係者)

 なるほど、「恐ろしいほど見事な人事カードの使い方」(前出ベテラン)であり、権力闘争は大勝利。党内基盤を封圧人事でますます固めたことで、安倍首相にとっては今回の内閣改造は成功なのだろう。

 ただし、その安倍首相でさえ扱い切れなかったのが、小泉進次郎衆議院議員の処遇だ。

「自民党批判」を繰り出した進次郎の狙い
 今回首相周辺は、「支持率を上げるためにも、過激な言動を抑えこむためにも、進次郎氏の入閣はありだ」と9月ごろから漏らしていた。

 だが、進次郎氏は改造を目前にした9月末に、突然、講演会の場や地元紙のインタビューで、安保法制での自民党の驕りを批判したり、原発政策に言及したりして、政権批判ともとれる発言を繰り出したのだ。

 「本人は入閣するつもりはまったくなかった。そこからが進次郎氏の駆け引きのうまさですね。もし安倍首相が入閣を打診したあとにそれを断るようなことになれば、安倍首相が恥をかくことになる。

 ならばその前に、間接的な場所と表現で、『私は入らない』とはっきり表明し、おまけに首相への気遣いも見せつけたのです。そこまでやられては安倍首相も諦めざるを得なくなる」(自民党若手議員)

 なぜ進次郎氏は入閣の道を選ばなかったのか。

 本人は「実力が伴わない」などと謙遜しているが、私は、これまで取材・ウオッチしてきた中で、進次郎氏はいまの安倍政権が進める政策や理念とは明らかに違う路線と時間軸をしっかりと持っているからだと推察している。それがある以上、安倍政権下に組することはできない、ということだ。

 進次郎氏は、2011年の震災で自主的に被災地に入って以来、復興に取り組むことがライフワークとなっている。永田町で「震災の記憶」が風化する中、彼はいまでも被災地に通い続けている。

 11年の暮れに、進次郎氏は私に、「被災地に通って政治の原点が分かりました。困った人を助けるという当たり前のことなんです。私は10年間通って復興に結果を出したい」と語り、その姿勢をずっと通している。

 そんな中で、昨年ごろから「進次郎・2021年決起説」なるものが、進次郎氏と交流のある地方議員やシンクタンク関係者の間でまことしやかにささやかれるようになった。東京五輪の翌年にあたるが、進次郎氏自身、「五輪後に日本は人口減や景気後退で大変なことになる。自分たちの世代の出番」と話している。

 さらに2021年は、くしくも震災から10年という節目の年でもある。進次郎氏の時間軸がすべて合致する年、というわけだ。その時、進次郎氏は暗澹たる日本の未来をどうするか、仲間たちとともに政権構想をまとめ、決起すると私は思っている。

917名無しさん:2015/10/24(土) 22:40:19
>>916

安倍首相の「反撃」
 その中身は恐らく、少子高齢化対策や、地方自治体再編、税収の落ち込みをどうリカバーするかといったものになるはずだ。もちろん被災地東北の原発は廃炉、そしてエネルギー政策は「反原発」だ。

 また幸福や生き方の概念もしっかり考え直し、厳しい現実を直視し身の丈に合った未来の日本を構想するはずだ。もちろん、安倍政権が掲げる「時代錯誤の成長」や「強い日本」などは幻想だと切り捨てるだろう。

 「成長戦略は見通しが甘いし、原発についても進次郎氏の本音は反原発で、とにかくいまの自民党とは明らかに方向感が違う。自らの世代の政権構想が自民党に受け入れられない場合、党を飛び出して『この指とまれ』で新しい政治勢力を作る可能性もある」(前出若手議員)

 ただ、今回の進次郎氏をめぐる改造人事の応酬には続きがある。

 結果的に入閣を固辞された形の安倍首相サイドは、結局、進次郎氏を党の農林部会長に就けた。進次郎氏も「二度は拒否できなかった」(前出若手議員)ようだが、このポストは、TPPの合意によって今後予想される国内の農業関係者などの反発を一手に引き受ける役目だ。失敗すれば来年の参院選で批判票になってしまう。「安倍首相の仕返し。厳しいポスト」(同)ということだ。

 進次郎氏は「現場主義者」であり、世論に真摯で敏感。しばしば感度の鈍い安倍政権や自民党そのものに批判を向ける稀有な存在だ。見据えているのはさらに先の日本。これからも制約された役職に甘んじることなく、次世代の旗手として進んで欲しいものだ。

鈴木哲夫

918名無しさん:2015/10/25(日) 11:26:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151024-00050073-yom-pol
岸田氏「ポスト安倍」意欲…派閥の統率力は課題
読売新聞 10月25日(日)9時22分配信

 「ポスト安倍」の候補とされる岸田外相が自民党内の足場固めに腐心している。

 自ら会長を務める名門派閥「宏池会」が頼りだが、派の統率力には課題も残る。

 「政治で大切なものが二つあると言われている。一つは政策で、もう一つは政局だ」

 岸田氏は24日、広島県竹原市で行われた宏池会創設者・池田勇人元首相の没後50年記念式典でこう述べた。「敵を作らない性格」(若手)とされる岸田氏なりの表現で、首相候補としての意欲をにじませたとみられる。

 しかし、岸田氏が率いる宏池会は一枚岩とは言い難い。9月の自民党総裁選では、安倍首相再選を支持した岸田氏と、野田聖子前総務会長の出馬を画策した前会長の古賀誠元幹事長らがさや当てを演じた。この日の出席者は、宏池会の議員45人のうち、林芳正前農相、宮沢洋一・自民党税制調査会長ら17人にとどまった。

 ◆宏池会=池田勇人元首相が、1957年に創設した自民党の派閥。「軽武装・経済重視」のハト派路線を歩み、池田、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一の4首相を輩出した。麻生派、谷垣グループも宏池会の流れをくむ。


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