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自民党スレ

866チバQ:2015/10/13(火) 21:21:30
 古賀氏にも、その後1カ月の間に3回会いに行き、関係修復に努めた。そのうち2回は外遊のお土産を持参。9月下旬のロシア訪問から帰国したときはウオツカを差し入れ。内閣改造を2日後に控えた10月5日には国連総会で訪米した際のお土産として古賀氏の好きな高級ブランド「エルメス」のネクタイを贈った。その日は内閣改造に伴う一連の人事について話し合った後、「いつももらってばかりだから」と逆に古賀氏からエルメスのマフラーを2枚もらったという。

 それでも「2人の関係は修復できていない」との見方が依然消えない。古賀氏がネクタイより高価なマフラーをくれたのは「ネクタイを突き返されたも同然。『そんなものは受け取れない』という意思表示だ」と分析する岸田派議員もいる。「古賀氏は執念深い。“孝行息子”だと思っていた岸田氏にないがしろにされたという思いが強い」ともされる。

 一方、10月9日の副大臣・政務官人事では、激減した閣僚数とのバランスがとられたのか、岸田派から前回より2人多い5人が起用された。ただ、その顔ぶれがさまざまな憶測を呼んでいる。総裁選の対応をめぐり岸田派に退会届を出した木原誠二衆院議員が外務副大臣に就任。古賀氏に近い藤丸敏、古賀篤両衆院議員はそれぞれ防衛政務官、総務政務官となった。

 「ともに国会議員秘書の経験を持つ古賀氏と菅義偉官房長官は緊密な関係にある。岸田氏への怒りが収まらない古賀氏が菅氏に言って彼らをねじ込み、自分の力を誇示したのではないか」

 「総裁選でぎくしゃくした議員と古賀氏との関係修復のため、岸田氏自身が彼らを優先的に起用するよう官邸に求めたのではないか」

 そうした分析とともに、岸田派内には「官邸が岸田氏の派内での求心力を低下させるため、首相と距離がある古賀氏の思惑にあえて応えたのではないか」との見方まで出ている。内閣改造の2日前に行われた岸田派研修会で「当面、憲法9条自体は改正することを考えない。これが私たち(岸田派)の立場ではないか」と発言したことが、憲法改正を目指す首相の逆鱗に触れたとみる向きもある。

 ただ、そもそも岸田派がこれまで厚遇され過ぎていただけで、今回の内閣改造で閣僚数が減ったのも意識的な冷遇ではなかったのではないか。しかし、岸田氏への疑心暗鬼、古賀氏への畏怖、官邸に対する不信感など、さまざまな感情が岸田派内に渦巻いている。岸田氏はそれらをどう整理し解消するのか。「ポスト安倍」候補の一人として足もとを固めるためにも、派閥領袖として手腕が試されることになりそうだ。

(政治部 豊田真由美)


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